栄口「三橋は三星時代、空気の様に扱われてたのか」

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91偽りの螺旋・三星の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1218303057/419
その言葉に俺はハッとなる。
「チョイ待ち。一応これやっときな」
声を掛けて、二人を制止すると、戸棚に置いてる物を取りに行く。
レンに向かって放った挿入用の潤滑ジェルチューブは畠選手の手の中にあった。流石キャッチャーと言うべきか?
「これは……?」
「保険です、一応もう大丈夫だと思いますけど」
怪訝な顔の畠選手からチューブを受け取り、レンはニュルリンと手にたっぷり搾り出した。
体をずらし、目の前に現れたそれに丁寧にジェルを塗りたくる。
「すごいっ、こ、これが、オレ、の、中、入るんだねっ」
ウットリとした顔で笑ったかと思うと、素早く元の位置に戻る。
畠選手の肩に手を置き、至近距離でこれから自分へ挿入する相手の顔を見詰める。
「じゃあ仕切りなおしで、お願いします」
「ああ」
俺の言葉に二人は頷く。畠選手は自分の片手をレンの腰に、片手を自分の一物にと添える。
「いき、ますっ」
レンの太腿がゆっくりと収縮していく。
その上に座れるんじゃないかとうっかり思う程の畠選手の性器にレンは腰を下ろす。
尻に触れるとレンの降下が停まる。ふぅーふぅー。大きく深呼吸をする。一際、大きく息を吸った。
「んんっ」
入った!先っちょだけだけど、確かに入った。
この為にここ何日間も拡張してきたんだから当たり前だけど、良かった。
俺はいつの間にか止めてた息をゆっくりと吐き出した。
「あぁーーーーー」
レンがか細い声を上げながら、身を沈めていく。
その動きは、まるで停まっているかのようにゆっくりと、しかし確実にその身へ灼熱の棒が埋まっていった。
「ううう」
畠選手が呻く。初めての熱さと締め付けだろう。
幾ら拡張したと言ったって、レンの括約筋の柔軟性は半端な代物ではない。
中途で射精しないようにね、と温かい眼差しを送る。
レンが鼻を鳴らして、ウットリと呟く。
「きもち、いーーーーー」