http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1218011337/918 三橋なんてどれだけ傷つけてもいいと思っていた。
俺に懐けば懐くほどその裏側でこいつを手ひどくいたぶる空想が果てしなく膨らんだ。
そして今、閉じられていた三橋の瞼が上がったが、眩しかったのか目を細めて2,3度またた
きを繰り返した。
「……あ」
全く知らない人間が自分を組み敷いている状況を三橋は瞬時に理解できたのだろうか?
おそらくは驚きかあるいは恐怖で三橋の顔からは血の気が引いた。
目を限界まで見開き、口が叫び出す寸前の形になる。
すかさず口を押さえると、こちらを向いた三橋と目が合った。
ゆっくり手を離したが、叫び声は上がらなかった。
三橋は俺を見た。色を失った瞳で。
混乱と絶望の直中で三橋は俺に何らかの救いを求めている。
時間にしたら10秒もないわずかな間に、三橋は文字通り天国から地獄に突き落とされたのだ。
三橋に挿入している男が腰を力強く突き上げた。
そうだ、まだこいつはイッてなかった。
「……っ、ぐ」
三橋が喉の奥で呻く。
もはやそれは快楽の証ではなく、苦痛による呻吟に近かった。
顔を引きつらせて歯をガチガチ言わせながら三橋は弱々しく「…ゃ、…ゃ、…」と首を振りな
がら拒絶する。
男は動きを止め、(いいのか?)というように俺に視線を寄こした。