三橋「傷付いたから癒して…」

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ここで空気を読まずに阿部と三橋のピョアスイーツ風味

そんなわけで、オレと阿部君はミーティングが終わってから
2人で花火をするべく、コンビニ立ち寄った。
2人であれこれ言いながら(ほとんど阿部君の意見だけど)花火を選ぶ。
なんだか、すごくわくわくしてきた！阿部君も笑顔だ。嬉しい、な。
ついでに熱いから飲み物とアイスも買おうぜ、て阿部君が言うので
オレは目を輝かせながらアイスのクーラーボックスを覗く。
(うーん、ガリガリくんと、チョコモナカ、どっちにしよう、かな…)
うんうんと唸りながら悩んでいると
いつの間に会計を済ませてきたのか、阿部君が隣にいた。
｢まだ決まんねーのかよ。｣
｢うお、っ！こ、これにしますっ！｣
ちょっと不機嫌さを含んだ声に
慌ててオレはクーラーボックスからチョコモナカを取り出す。
｢俺外で待ってっからー。｣
足早にレジへ向かうオレへと声を掛ける阿部君に、こくっと頷く。