うおお毛フェチがきたああああ!!
※ピョアでスイーツ風味注意
「あっちいなー‥‥」
「あつい ね‥‥」
ギラギラと太陽が照りつける中
オレと阿部君はふうふうと息をついて坂道を登っていた
手にはコンビニの袋。中身はアクエリとアイスと、それから花火。
学校は夏休みに入ったけど、オレ達は相変わらず練習漬けの毎日を送っている
それはそれで楽しい毎日なんだけど、せっかく夏休みなんだから
なんか思い出に残ることしたいな、ってオレは思ってた。だから…
「あ?花火?」
「う、ん。だめかな…?」練習後の着替え中に、思い切って阿部君に言ってみた。
部室はまだ、着替えてるみんながいてにぎやかだ。
「うーん、そうだなあ…。」
ごそごそとTシャツに着替える阿部君の返答を
オレはどきどきしながら待っていた。