おやすみはし。
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1216205571/730 マヌケな顔で舌を出したままのレンは自分の唇を舐める。
「うん、挿れちゃった。ダ、ダメ?」
小首を傾げたレンに田島は首を振る。
「ダメじゃない。えっと、あー好きっ」
唇をぶつけるようなキスをする。今度は田島からの攻勢だ。チュバヂュパと五月蝿い。
顎から涎が垂れるほど口付けに夢中になっていたと思ったら唐突に
「レンッ」
田島はレンを力一杯抱き締める。一瞬呆けたレンもすぐに抱き締め返す。
お互いの肩に自分の顎を乗せて、全身で相手を感じあう。
「すっげーレンの心臓ドキドキ言ってる」
田島の囁きにレンはフヒッと笑った。
「タジ、ユーイチローの心臓もだよ?」
「ホントだ」
相手の胸に手を当てて確認し、クスクスと笑う。
「ね、ねえ。ベッド、腰掛けよ?」
「ああ、うん。そうだな」
手を繋いだまま、ベッドに乗り、正座して向かい合った。そして、両手の指を絡め合い、見詰め合う。
「俺、レンのこと、もっと好きになった」
「あ、ありがとお!」
上ずった声でレンが礼を言う。田島はレンの名前を叫びながら、ベッドへ押し倒す。
「あひあぁあああ!」
相変わらずなレンの悲鳴と共に、二人の体がスプリングで撥ねる。
それでも、二人の手は離れることはない。