http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1216120885/132 俺だったら脱がないけど、よくよく思い返すと、大抵の客は脱いでた。
いやよく待て。アナルセックス、準備からやってる客はほとんどいなかったな。と言うことは……俺の灰色の脳細胞がフル回転する。
「好きにすれば良いよ」
考えた末の答えがこれだ。やれやれ。
「じゃあ脱ぐ」
ポーンポーンと、文字通り脱ぎ散らかす。浣腸器、俺が持つよと言う間もなく、田島は全裸になった。
そのまま、浣腸器を構えてレンの後ろに仁王立ちになる。
「レン、挿れるぞ!」
「うんっ!」
力強く、意を確かめ合い、俺の横に勢いを付けてしゃがみ込む。
「すげっ、ピンクだ、レンのここ」
「やっ見ないでぇ。恥ず、かしい、です」
無理言うなレン。かく言う田島はレンの言葉なんか耳に入らなかった如くしげしげと見つめる。
10cmも無いんじゃないかと言う至近距離でじっくり観察を終えた田島は俺の目を見る。
俺はゆっくりと頷く。田島は浣腸器を構える。
ゆっくりなと言った俺にウィンク一つくれて、田島はレンの肛門に浣腸器をそっと挿れた。
「もっと奥まで。この線まで」
「……うん」
ズズ、ズズズイッと浣腸器に印刷された線まで無事入る。田島は緊張した面持ちでシリンダーに手を掛ける。
「ちょっとずつ入れるんだ。1秒に3mm位の気持ちで」
「ああ……うん」
少しずつ体温よりもちょっと高い液体が入ってくる感覚にレンが、ふぁあっと声を上げた。
「大丈夫かっ」
慌てて動きを止める田島にレンが頭だけ振り向いて困ったような笑顔になる。
「あっごめ、オレ、平気だから。続けて、田島君」
ふいーと長く息を吐いて、田島は注入を再開する。程なく注入し終えた。
「終わったぞ、これからどうすんの?」
「じゃあ30分待ったら、挿入できるよ」
俺は壁に掛けられた時計を指し示す。ちょうど秒針が頂点を通り過ぎたところだった。
「後30分か。それまでどうしよう」
「あ、あのっキス。して。田島君」