http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1214664769/724 エロなし
1レスだけ 四○半はNGワードでお願いするです
「大学生って今夏休みだよな。また野球しねーか?阿部も誘おうぜ。知り会いに声かけて人集
めるからさ」
「…オレはいいけど、阿部君バイトしてるから、どうかな」
「阿部は野球バカだから乗るだろ。そういえばウサギ返してもらったのか?」
「あ、ううん、まだ阿部君ちにいるよ」
「バイトしてんのに大丈夫なのかよ。この暑さでへばってんじゃねえの?」
「オレ、見に行ってるし、阿部君クーラー買ったんだ。それもあってバイト、してるんだけど」
「へえー、そうなのか…、まあ阿部はあれで面倒見はいいからなあ。あっ、そうか、阿部のと
ころに行った帰りなんだな」
おれがそう言った途端に三橋は顔を赤くして、ウロウロと落ち着きなく視線をさまよわせた。
なんだなんだ、今の会話のどこに三橋がキョドる部分があったんだ?
「あ、あ、あの、田島君…ヘンなこと、聞くけど いい、かな…?」
三橋の言う「ヘンなこと」ってなんだろう。おれは心の準備をしてニカッと笑いかけた。
「いいぞ、なんでも聞いてくれ!」
「…田島君は、ホモって、気持ち悪い?」
…ホモか、ホモね。う〜んん…。
「えーと、身近にいないからわかんねーけど…。三橋がホモに迫られたってこと?それとも、
三橋がホモだってことか?」
どっちもありえない話じゃないような気がするけど、とりあえずそう聞いてみた。
「…阿部君に、同じことを聞かれたんだ…。『三橋、ホモは気持ち悪いと思うか』って…」
三橋はおれの問いには答えず、さらに混乱させるようなことをさらりと言う。