シュン「オレ好きなカンジだよ」

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354代理 偽りの螺旋・巣山の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1212829976/345
**ノンケの巣山注意*女の子注意**

あ〜レンの精液かあ。そりゃあんだけ股間を押し付けてたらそうなるよな。
俺はこっそり溜め息を吐く。
どうしようか迷ったが、幸いチヨがちょうど傍を通り掛かったので、染み抜きを頼む。

「じゃあどうしましょうか」
「ともかくあの乳首は芸術品です」
左様でございますか。
俺はオッパイ星人だけど乳首部員じゃないので、いまいち理解できない。
そんな俺の嗜好は関係無いので置いておいて、巣山さんと商談を続ける。
「だけど、俺、ホモじゃないんですよね」
「では、遺伝子はXY型でなくXX型にしますか?」
「うーん、あの子はXYなんですよね?」
指差す先のレンを見ながら、俺が頷くと、巣山さんはしばし考え込む。
「でもそうしたら、オッパイが膨らみませんか?」
「多少は膨らむかもしれませんが、ルリと言った−−ああ、この子位ですよ」
お茶を出しに来たルリの胸を示す。
「元々同じ遺伝子を元にしてるので」
俺の説明に巣山さんはギュッと眉間に皺が寄る。
「いや、XY型にします。確かにその子も良い乳首ですが、なんか違うんですよ。
ほんのちょっとの膨らみなのに、その差は歴然です」
おい、ルリ!『ほんのちょっとの膨らみ』に反応してお客様を睨むんじゃない!
幸い巣山さんは気付かなかったが、冷や汗が背中を伝う。後で叱らねば。
うーんうーん、でもチンコは要らないしとブツブツ呟く巣山さんに声を掛ける。
「じゃあXY型で性器だけを女性器にしますか?」
「そんな事出来るんですか?」
「ええ、大丈夫です」
晴れ晴れとした巣山さんに嬉しくなる。
「やっぱりマンコの方がいいですよね。
こう言っちゃ何ですが、ホモの気持ちが分かりません」
355代理 偽りの螺旋・巣山の場合:2008/06/08(日) 03:29:29
>>354
「まあ、女性器より肛門の方が締め付ける力が3倍強あるので気持ちいいですからね」
その言葉に巣山さんは真顔になって検討する。
「3倍……」
しばらく経って、真剣な顔で俺を見た。
「女の子の肛門ってどうなんでしょう」
「大丈夫ですよ。普通にアナルセックス用の薬剤を使えば、いけます」
俺の言葉でホッとする巣山さんに俺もホッとする。
「じゃあ好みの女性器とか、ありますか?
他の工房所有の遺伝子だったら著作権がもう1人分掛かりますが、うち所有の遺伝子だったら、どの娘のでも1人分の遺伝子で大丈夫ですよ」
巣山さんがもごもご言いながら、指で空になんか形を書いていくが、よく分からんので、ルリに目配せする。
ルリが心底嫌そうな顔をしながら、他の二人を呼びに奥へ行く。
「うちの愛玩人達の女性器を実際にお試し下さい」
「あ、そうですね」
巣山さんはかなりダイナミックな手の動きになっていたけど、よく分からん。
俺が先導してこういう時の為の個室に案内する。
そこにはもう3人の愛玩人達が待っていた。
「俺はさっきの部屋で待ってますので、決まりましたらお戻りください」
「はい」

小一時間後、戻ってきた巣山さんと商談を再開した。
順調に契約書にデジタルサインを貰う。
「それでは1ヵ月後、ですね」
巣山さんはレンに染み抜き完了した上着を着せて貰う。
「はい、ありがとうございます」
俺と最終確認の為に仕事を中断して出てきた親方と愛玩人達でお見送りする。
「では1ヵ月後、お待ちしております」


今日も無事仕事が終わった。ああ良かった。
仕事疲れは入浴で癒すに限る。
俺はマリアと湯船に浸かる。