阿部「アホの一念岩をも通す」

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236偽りの螺旋・巣山の場合 代理
1周年わっふるわっふる。
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1212668456/644
「た、だいまぁ」
入ってきたのは全身びしょ濡れのレンだった。
「ちょっおま、何で濡れてんだよ。傘持ってっただろ?」
辺りに水滴を撒き散らしながら、濡れた服を脱ぎだしたレンは俺の言葉を聞いていない。
「チヨッ」
「はいっ!」
俺の意を察したチヨが素早く乾燥扇を手に取るが、その頃にはレンはパンツ一丁になっていた。
マリア見立ての白ブリーフは濡れてピッタリと肌に張り付いて、形がくっきり浮き出て、透けている。
これが女の子なら楽しいんだがな……と思う間もなく、千代の乾燥扇は瞬時にレンの水滴を吹き飛ばす。
「おおっ!」
驚くレンに俺は呆れる。
「何で驚くんだよ、午前中にも冷やか……お客様が普通に乾燥扇使ってただろ。
それより、傘はどうしたんだよ?」
フヒッと笑いながら、目を逸らすレンを眺める。