看守「可愛い三橋を頂いたぜ〜ヒッヒッヒッ!」

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948偽りの螺旋・浜田の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1212494387/795
「大丈夫か?」
「う……は、い。だいじょぶ、です」
赤いほっぺたに潤んだ瞳で気だるげに、だけど健気に俺が差し伸べた手に掴まって起き上がる。
「ど、どうするんですか?」
「いや、普通に、これから製造1週間目のメンテナンスですよ。
最初の予定表に書いてあったでしょう?」
「はぁ。……あっ!じゃあスキヲのお尻の中に出した俺の精液はどうなるんですか!?」
本気で慌てる浜田さんに返事をせず、俺はスキヲ君の方向を向く。
「どう?排泄感、ある?」
ううん、と、首を振るのを確認し、俺は頭の中で予定を組み立てる。
「まあメンテて言っても短いものですし、もし途中で催しても、機械もすぐ洗浄するから大丈夫ですよ」
「そおじゃなくって!スキヲと俺の初めての行為の結晶ですよ!そんなゴミみたいに!!」
いや、排泄物って言ったら十分、ゴミでしょう……とも言えないのが客商売の辛いところです。

結局、俺は15分後に催したスキヲ君が排泄するのを待ってから、メンテを行う事になる。
メンテ自体は簡単だ。
ナノマシン入りジェルで満載されたメンテ機に突っ込んだら後は機械任せだ。
ナノマシンが表面を、スキャンで体内を確認し、生体に故障がないかを確認してくれる。
フルメンテだと1時間以上掛かるが、今回は表面上の確認だから、ほんの10分ほどだ。
先程の性行為での反応を見ても当然だが、スキヲ君には何の問題も見つからなかった。
その待ち時間に浜田さんはレンから甘夏ジュースを出して貰ったついでに、ちゃっかり「オモテナシ」をされていた。
メンテナンスは準備の時間を込みでも20分弱の事なのに、大した男だ。
俺はこの人には敵わない気がする。敵対する事はないだろうが。
スキヲ君はメンテが終わった後、外で待ち構えていたルリに服を着せられて応接室で待っていた浜田さんの元に戻る。
上気した頬のレンがそそくさと俺用のコーヒーを取りに行く。
俺と浜田さんはスキヲ君の事を中心に愛玩人の生活の注意を絡めた他愛ない話をする。
あれ?と言う浜田さんの声にスキヲ君が眠っている事に気付く。
「ああ、疲れたんですね」
「あー疲れたのかあ。馴れたら、平気になるのかな」
「なりませんよ。年齢固定タイプの愛玩人は極端な肥満もない代わりに、トレーニングしてもほとんど筋肉が付きません。
変わりませんよ、スキヲ君はずっと今のままです」