http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1211248180/958 そういや絵、書いてくれた俺、ありがとう。嬉しい。なのに一晩経ったらお礼言ってないの忘れてた。ごめん。
*
「え?何すんの?」
「ぶっちゃけて言えば、浣腸して『出す』って事をトレーニングするんですよ」
手の中のピンポン玉大の浣腸を見せながら言うと、浜田さんは後ろの棚を指差す。
「ええええ、ちっせー!
浣腸って、そこの注射器みたいなの使って5リットルくらい入れるんじゃないの?」
……はあ?おいおいおいおい勘弁してくれよ。
「イヤ、無理っす。大人でも5リットル入れられたら、うっかりしたら死んじゃいますよ」
「またまたあ。大袈裟な」
勘弁してくれこのエロゲ脳世代の若人たちは!俺はにこやかに、でも懇々と説教する。
「大人でも150ml程度で十分なんですよ」
「でも、かなりの量入れてる場合、あるよ?」
「そういうプレイでも最大量で2リットル程度ですよ。
ましてやスキヲ君だったら体も小さいから、500mlでも入れ過ぎな位です。
大体、今は純粋に浣腸が必要だからするんで合って、そういうプレイじゃありません」
俺の言葉に、浜田さんは速攻に食いついた。
「そういうプレイの講習、オプションである?」
ウ……。俺は敗北感に打ちのめされながら答える。それもこれも貧乏が悪いんだ。
>>106 「……あります」
「じゃあ今からそれを付けて!」
俺は首を振る。
「今は、無理です。もうちょっと肛門自体を拡張してからでないと。
せめて半月は待ってください」
「じゃあ半月後、予約、お願いします!」
「は、はい」
色んな性癖の人と知り合う職業だから、馴れたんだけど、時々空しくなっちゃいますですよ。
怒涛の勢いで予約まで持っていった浜田さんに、それじゃあこれを、と浣腸を手渡す。
大人しく俺達を待っていたスキヲ君を見て、浜田さんは喉仏を上下させて唾を飲み込む。
「スキヲ、パパ、頑張るよ」