http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1210948133/861 **ルリ注意**
俺達は居間兼食堂兼厨房に入る。
構造的に居間を通らないとどの部屋にも行けない為だ。
そこには先客がいた。ルリだ。裸で食卓の椅子に腰掛けて、泣いている。
もう、親方の確認が終わったんだな。
後ろから付いてきたレンは泣いてるルリを見て慌てふためく。
全身から生々しい事後の匂いが立ち上る。
全く親方、終わったらちゃんと洗浄くらいしてやれよ。
どーせ寝てんだろうなあ、こいつはまだ何も分からないんだから、せめて最初くらいは後始末してやれっつーんだ。
「おい」
声を掛けると、俺たちの存在に気付いてないのかビクッと体を震わせてこちらを見た。
レンによく似た顔は、レンよりもずっと可愛かった。
涙に濡れて擦った上でも頬が分かる程腫れている。
ああああーすんげー抵抗したんだろうな、出来る範囲で。
愛玩人は基本的にマスターに抵抗なんて出来ないんだけど、人格の設定段階である程度は左右されるわけだ。
そして、親方は性格キツメのお嬢様な性格が好きなんだ。
レンと同じく色の薄い乳首を濃い目の陰毛が目に映る。
貞操観念の強いお嬢様に無理矢理ってシチュエーションなんだろうなあ。
彼女の中ではお嬢様な自分と愛玩人な自分が微妙に絶妙なバランスで交じり合っている。
レンと同じ体なら、抜群の感度の筈だ。それは、きっと余計泣ける事なんだろう。
抵抗したいけど抵抗できない。抵抗できないけど抵抗したい。
で、したんだろうなあ。頬を張られる位には。
そのまま放って置くのも後味が悪いんで、俺はルリの手を掴んで立ち上がらせる。
眉を寄せてキッと睨む。うんうん、君みたいな娘、何度も会ってきたよ。親方の趣味だからね。
「来いよ」
言葉少なに今、出たばかりの風呂場に戻る。
そして、湯船に浸かるように指示して、俺の後ろに付いてきたレンを押し戻して、居間に戻る。
マリアを探して、湯船にいるルリの世話を頼んだ。
チヨは風呂の入り方をいまいち分かってないからな。
ひとまず勝手に乗せた肩の荷を下ろした俺は湯呑を二つ出してヤカンから麦茶を注いだ。