三橋「オレは生まれて良かったのか?」

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861偽りの螺旋 代理
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1210948133/808
「ひゃっ」
「動くなよ」
片手でレンの二の腕を掴み、俺とは反対に下半身から少しずつ水を掛けていった。
「おああーーー」
レンがにっこりと笑う。その顔にシャワーを掛けた。
「ぶべっばばばばっ」
レンが水を吐き出す前に頭頂から水を掛ける。
もう一度、俺も頭から水を被る。それでようやく、コックを閉じる。
「おおお」
「終わりだよ」
「おわり、なんだ!ね?」
「うん、そう」
むうう、と犬のように全身を震わせて、でも結局、頭の水しか飛ばせてない廉の頭を掴む。
「やめろって」
俺は、ドアを開けて、脱衣所からタオルを二枚取る。
そのまま、風呂場で1枚は首に掛けて、もう一枚をレンの頭に被せて、ゴシゴシ擦る。
「やああ!」
きゃっきゃっきゃっきゃっを笑うレンの頭から大雑把に水分を取ったら、体を拭く。
「次からは自分でさせるから、ちゃんと覚えとけよ」
「うん、オレ、覚える、よ」
途中でぼたぼたになったタオルを絞る。
そのままレンの全身を拭いて、俺は自分の体を拭く。
手早く拭いてると、レンが俺の股間を指差して
「ちんちんぶーらぶらー、ぶーらぶらー」
と歌いだしたので、でこピンをかます。
「うっ」
涙目でおでこを押さえても知らん!なんでそんな小学生男子のような反応なんだ、全く。
本当はそのまま俺の部屋まで行こうかと思ったのが、チンチンぶーらぶらで行くのもなんなんで、バスタオルを取って腰に巻き付ける。
ついでに、レンにもバスタオルを巻いて、脱衣所に入る。
洗濯物を拾って洗濯機に入れる。
レンも俺の後ろを付いてくる。