三橋「きょ、今日は何の日でしょう!?」

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255代理・偽りの螺旋
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1210954950/69
片方をレンに渡す。どうしていいか困るレンの前で「飲む事」を実践する。
レンはすぐに真似して飲みだす。あっという間に飲み干してしまい、こちらを見た。
確かに1時間以上に渡って風呂場でイチャコラしてたら喉も渇くよな。
俺は自分の分も飲み干したので、机の上に置かしてまた両方に麦茶を注ぐ。
俺が一口飲む前にレンは飲み切って、机の上に勢いよく湯呑を置いた。
「おい、割れんだろ、もっとゆっくり優雅に置けよ」
「う、うん」
レンはもう一度、ゆっくりと起きなおす。
うん、まあいいだろう。俺が頷くのを見て、レンはにっこり笑う。
あー俺ももう1杯欲しいかも、麦茶。
レンの置いた湯呑の隣に並べる。折角なんでレンにヤカンを渡す。
「注いでみな」
「うん!おれ、おれ、ちゃんと注ぐよ!」
ブルブルと震えながら注ぐレンに俺の方が緊張してくる。
一応、成功したとは言っておこう。
両方とも表面張力の限界に挑戦している状態だけれどもさ。
結局、二人で顔を付き合わせて、机の上に置いたまま、湯飲みを啜る。
そんな俺の顔を見て、レンが噴出す。
至近距離で麦茶の直撃を食らって、コイツ、今から本気で泣かせてやると決意した。


俺の部屋に入ると、レンが物珍しげにキョロキョロ辺りを見回す。
そんな広くないから、見るものなんてないだろ。
ベッドと勉強机、カラーボックスくらいしか家具ないし。
後はパソコンと仕事関連の本だけの色気の無い部屋だ。
俺は掛け布団を除ける。どうせ、蹴落とすだろうし最初から取っておこう。
ようやく好奇心が満足したのか、レンがこちらを見る。
俺は飽きて、遺伝子工学の本の続きを読んじゃってたよ。
まったくもう!レンのお尻に入れた薬剤、後1時間くらいしか効果ないじゃない!
脳内のツンデレちゃんが怒るのを無視する。
まあ1回射精すれば、状態も確認できるし、1時間で十分だろ。