阿部「三橋が淫乱だから毎日抱いちまうよ」

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32西浦コンビニに強盗が入った
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1210344875/746

そのまま強めに三橋の頬を擦りあげて目を覆い隠した。
これでなにも見えない。
少なくとも三橋の目にはなにも映らない。
真っ暗な世界しか三橋には見えないはず、だ。
片手で三橋の目を覆ったまま、反対側の手を持ち上げる。
見えなくても気配でわかるのか、さっきほどじゃないけど三橋が身構えた。
オレが容赦なく振り下ろした手がぶつかったのは赤い頬の部分。
白い部分に色をどんどん上塗りするみたいに、叩けば叩くほど三橋の体は赤くなる。
どんなに叩いても、叩いても叩いてもいずれ痕は消えてしまう。
だから少しでも強く、少しでも長く痕が残るようにオレは力を入れて三橋を痛めつける。
「ひ、あっ……あ、あべく……あ、あべくん」
「なんだよ」
皮膚と皮膚がぶつかりあう度に悲鳴があがって、その合間に三橋が掠れるような声でオレの名前を呼んだ。
ぎりぎりのところでブレーキがかかるのは、ほんの些細な三橋の動きがきっかけ。
段々と叩く力が強くなってきたところで、今日もストップがかかった。
だらりと振り上げていたゆっくりと腕をおろす。
ごめんなさい、と意味もなく三橋が小さく呟いてからぱくぱくと口を動した。
喋ろうか、喋るまいか、迷ってる風な仕草に苛立ちが募る。
「言いたいこと、あんならさっさと言えよ」
「う、くっ」
喉元を片手で押し付けるようにして締め上げると呼吸がひゅっと詰まるような音が聞こえた。
力を緩めるのと同時に三橋が咳き込む。
「オレが怖くてなにも言えない?」
「う、う……」
唇は震えるだけで、薄く開いたそこからはなにも音は出てこない。
喋れないならこのまま握りつぶしてしまおうか。
オレのそんな考えをまるで読み取ったみたいに、震える三橋の手が喉に押し当てたオレの手に重なった。