http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1209391428/918 ※男女エロ描写注意 適当注意
「じゃ三橋さん、これ読んで下さい」
俺はとっておきの笑顔で両手の間に挟んだ雑誌を渡した。
表紙はロリっぽい巨乳ちゃんが深い胸の谷間を見せつけているものだが、爽やかな感じのせ
いか三橋さんはためらわずに受け取った。
「え、こ、こ、これ…」
最初の方をペラペラとめくった三橋さんは水着やら下着やらの女の子の開脚開マン(残念な
がら修正済み)写真に顔を引きつらせて俺を見た。
「ああ、時間ないから後ろの方にある小説を読んでもらいたいんです」
「しょ、小説…」
今度は後ろから雑誌を開くと、ちょうどリアルなセックスシーンのイラストが目に飛び込む。
「…!!」
三橋さんはぱっと雑誌を閉じて「よ、読めません…」とギブした。
これは予想の範囲内。
「そんな……三橋さんも男ならわかるでしょ。俺もう溜まっちゃって溜まっちゃっておかし
くなりそうなんです。早く退院したいのに、気が散って治るのが遅くなるんじゃないかっ
て思うんですけど、そういうこともありますよね!」
無茶苦茶な理屈をこねると、三橋さんは天井を見て目を泳がせてからようやく答えた。
「あ、あ、あの、オレ、忙しいし、ちょっとだけでいいですか…?」
「ありがとう、三橋さん!やっぱり三橋さんは優しい看護師さんだ!」
俺がことさらでかい声で言うと、三橋さんはビクッと体を震わせた。
これだよこれ、このビクつき具合がたまんないんだよなあ。
三橋さんは10人の男たちに取り囲まれ、居心地悪そうにしながら雑誌を開き直して一度咳
払いをした。
「よ、読みます…い、淫虐、処女調教師…〜花びら崩し…」
タイトルを読んだだけでおおーとどよめきが上がる。
三橋さんの顔はすでにほんのり赤くなっていた。