http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1203164125/777 IT課の同期に聞いた店には、先輩の山さんと一緒に行って話を聞いた。
しかし、取り立てて怪しい者は来てないそうだ。
ま、確かに見て判るほど怪しいやつなんてそうそういないしな。難しいもんだ。
一応、映像から写真もプリントしてみたんだが、馬のマスクを被ってるから、パン屋の店主夫婦は二人とも首を振った。
店主が振り向く。
「ちょっと、田辺さん」
「はいっ?」
レジでバイトをしていた田辺さんと言う女性に声を掛ける。
ちょうど手隙だった田辺さんがやってきたので、話を聞く。
「で、こんなんだから判らないと思うけど、この男に見覚えは無いかな?」
「ん?」
期待はせずに出した写真に
「知ってます」
と、返事が来た時は、
「そうか、ありがとう。じゃ」
意外過ぎてそのまま帰ってしまいそうになった。
「え?えええええ?知ってるの?」
「はい!この手首が太くて指が長くて骨ばってる手!鞭が似合いそうっていつも思ってたんです!」
「鞭?」
「ええ。胸板も厚くて腰がキュッとしてて、お尻がプリッとしてて、私いつも彼にぶたれる事を想像するとムラムラするんです!!」
鼻息荒く語る彼女に、多少腰が引けつつ、質問する。
「えっと、じゃあ、よく来るんだね?」
「ええ!週に1,2回は来てますね!」
そこに山さんが声を掛ける。
「それなら、モンタージュに協力してくれるかな?」
「無理です!顔は見てないから!」
ズコーと言うAAが脳裏を過ぎる。
「私いつも彼の下半身を集中的に見てるんです!」
「そ、そう」
パン屋の店主夫婦もドン引きになっている。もう勘弁して。