阿部「挿入のままー 穴にー出すよ」

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458セクサロイド384
最後一気に投下する気まんまんまんだったけど過疎だし進まないし書いた所まで投下
※人外パラレル とんでも展開注意 この先エロなし 設定破綻・矛盾ありの可能性大
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1197655942/841

こいつが来てからもう8ヶ月。
そっちにも色々と都合があるだろうが、何で今更と思った。
ここから三橋を抱えて逃げようとすれば出来たかもしれない。でもそれは何の解決にもならないのだ。
未来のオレに迎えが来るまで三橋を預かってくれといわれていた以上、彼らの指示に従うしかない。
オレは三橋と手を固く繋いだまま男達の後に着いて行った。

行き着いた先は住宅街を抜け、賑やかな市街に近いファミレスだった。
クリスマスツリー、軽快なクリスマスの曲、サンタ帽を被るウェイトレス。今のオレの気分には全てそぐわないものだ。
いかにも怪しい男達とともに窓際の4人席に座り、ようやく落ち着くと話がすぐに始まった。まずは未来の俺について。
「弾圧…?」
新聞やニュースでは聞きなれているワードであるが、身近な事のように扱われると違和感を感じた。
「三橋廉を生き返らせることを最重要項とされて作られた384はアンドロイドと疑われるほど精巧に作られている。
 感情、肌質その他…一部では人間以上に人間らしいとも言われ、世界中の賞賛を浴びた。
 しかし簡単に人間と同等の存在が出来てしまうと人権尊重派の議員が黙ってはいなかった。
 ここまで精巧なアンドロイドの存在は人間の尊い命の重みと倫理を破壊するかもしれない。
 こう危惧する動きがすぐに国内に広まり、反対派の者が研究所へ押しかける事もあった。」
男の口から淡々と語られる非現実的な話。しかし、俺の手を握るこの手があるのは紛れもない現実だ。
「384がこちらにきて数日後、ついに政府が博士や研究員などを匿う動きを見せた。今も博士は政府の施設に匿われたままだ」
「パパ…」
父親の名前を呟いた三橋の声は沈んだものだった。同じ状況になったら誰だって親の事を案ずる。アンドロイドであろうが三橋も同じだ。
男達がいうことが本当なら無事ってことだろう。顔を俯かせてテーブル上のコップへ視線を落とす三橋の手を握り
「きっと無事だ」と囁くと、彼は下唇を噛みつつ控えめに首を縦に振った。
三橋の緊張がやや解けたのを確認した後、俺は男達へ向き直る。
「そうすると三橋は弾圧から逃れるためにコッチへ…」
「いや、最初はその理由とばかり考えていたが…コレを見てくれ」
部下らしい男はスーツのジャケットの中から手帳を取り出し、そのまま三橋へ渡した。
牛革の表紙の端がボロボロになっているところから結構使い古されたものだろう。俺と三橋は寄添って手帳を開いた。