阿部「三橋……君 ちょっとさ掘られてみない?」

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47fusianasan
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1198764963/462
ミハジンはまた、珍輪の精・畠に頼んで、女の子にした魔法使いもお目にかけました。
「こ、これでも、魔法使いのチンコを挿れられる者も出ませんっ!」
 それからまた、昔のような楽しい日が続きました。

 しかし、まだもう一つミハジンに心配が残っていました。それは、アフリカの魔法使いの弟・石油王パートUも、やっぱり魔法を使っていたからです。
そして、その弟は、兄さんよりももっと絶倫な悪者だったからであります。
 はたして、その弟が敵討ちのために、群馬へやって来ました。
ミハジンを酷い目に遭わせて、魔法のバイブを無理矢理尻から抜いて来ようと決心して来たのであります。
そして、群馬へ着くとすぐに、こっそり、まずナカムラという坊さんを尋ねて行きました。
そして、上着とベールとを、無理矢理に貸してもらいました。
坊さんは必死で抵抗しましたが、全ての着物を剥ぎ取られて、陵辱された乙女のようにシクシク泣きました。
魔法使いの弟は、このことが他の人に知られてはいけないと思って、坊さんをツムラと言うお金持ちに奴隷として売り渡してしまいました。
その後元坊さんが奴隷仲間のムトウとご主人様の寵愛を争う事になるのですが、それもまた別のお話。

 さて、この悪者の魔法使いは、坊さんの上着とベールとをつけて、ミハジンの御殿の近くの町を通りました。
町の人々は、本当の坊さんだと思って、跪いてその上着にキッスしました。
 まもなく、王子様は、ナカムラが町を通っているということをお聞きになりました。
それで、すぐ御殿へ来てくれるようにと、使いをおやりになりました。
王子様は、ナカムラを始終見たい見たいと思っていらっしたものですから、坊さんが来た時、大変丁寧にお持て成しなさいました。
そして大広間へ連れておいでになって、同じ長椅子に腰掛けながら、
「この部屋がお気に召しまして。」と、お聞きになりました。
 魔法使いはベールを深く被ったままで、
「本当に、目が醒めるほどお綺麗でございますな。
ですけれども、私このお部屋に、たった一つ欲しいと思うものがございます。
それは他でもございません、ロック鳥の卵が、あの高い天井のまん中からぶら下がっていたら、もう申し分なしだと思います。」と、答えました。
 これをお聞きになって王子様は、何だか急に、この大広間が物足りないように思い始めになりました。
そして、ミハジンが入って来た時、大変悲しそうな顔をしていらっしゃいました。
ミハジンは、何事が起ったのですか、と尋ねました。王子様は、
「オレ、この天井から、ロック鳥の卵がぶらさがっていなきゃあ、何だか悲しいんだ。」と、おっしゃいました。