※性的な展開よりも動物を愛でたい枯れた俺ら向き注意
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1196576720/410 >>973 ←したらば安価
こちゃごちゃ考えながら見つめていたら、視線を感じて目が冴えたのか、みはしは
また物言いたげにモジモジそわそわしだして、挙動不審に視線を彷徨わせ始める。
全裸で木から降ってきたり、自動ドアをやたら怖がったり。
臆病で恐る恐るやってるかと思えば風呂で人様のちんこを平気で触る。
いつもの事とはいえ読めない行動で、今日は風呂を出てから特に落ち着きない気がする。
「…まーいいや、そろそろ寝ようぜ。」
阿部は、みはしがかぶっている布団を片手で ずるーっと剥ぎ取りながら、
「今日はベッドで良いけど、鳥ン時は潰しそうで怖えから、ちゃんと そっちで寝ろよ。」
と付け加えて横になる。
「アッ!あああ、の… あのあの…」
「あ、そうだ。明日練習早く終わっから。」
布団を掛けている途中で明日の予定を思い出し、寝転がりながら頭だけ みはしを振り返る。
西浦まで しょっちゅう練習を見に来ているのなら伝えておいた方が良いだろう。
「えっ、あ… ウン。」
みはしは先程までの勢いはどこへやら、蚊の鳴くような小さな声で頷いた。
「キャッチボールくらいならつきあってやるよ。」
「――ほ、ほんとにッ!?」
目を真ん丸にして硬直した後、みはしは身を乗り出して伸び上がった。
あまりにも分かりやすい喜怒哀楽の表現に、ついこっちまでニヤけてしまいそうになる。
「おう。曇ってなけりゃ良いけどな。」
「うん!!」
*