ttp://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1196576720/356 舐め取った後の涎だかとおれのザーメンで濡れた両手を上に伸ばし、こっちに見せつけてくる。
「阿部君の、で、びっしょりだ」
ぶへへっとブサイクに笑うと両方の小指をいっぺんに口の中に飲み込んだ。
赤ん坊みたいに音を立てて指を吸う。根本まで飲み込み、左右の手が別々に動いた。
三橋の二本の小指、その先に埋め込まれた白い爪は硬く、けれどその端は下流域まで流れてきた石のように滑らかで、三橋の口壁につっかかっても傷つけることはないんだろう。
肉と爪のほずかな隙間に詰まったおれの精液を三橋の舌が擦り出す。舌が隙間に挟まる。
まるでペニスの皮の間に詰まった恥垢をほじくりだすように、舌の先端がぐりぐりとねじ込まれる。
脱力した体はぼんやりと赤い部屋の中で肉が躍動している様を想像していた。目の前の三橋の白い顔の中に開いた、熱くしめった穴蔵。
三橋が指を口から抜き出すとき、ぺちょっと音が跳ねた。唇から糸を引く涎を舌先で丁寧に舐め取り、三橋は下唇も舌で拭き取る。
軽く曲げた指を鼻に押しつけて、おれに向かって笑いかけてくる。
「大体、食べれた」
返事をしようとして、おれは口の中に唾が溜まっていたことに気づく。
ごくりと飲み込んでこたえた声は低く掠れていた。「そう」
「いっぱい出た ね。オレのフェラチオ は、どーだった?」
デスカ、とたずねてくる三橋の顔は赤かったが、それはずいぶん前からなので、多少ともなり恥じらいが混じっていたかどうかは分からない。
「…………気持ち、よかったよ」
はーっと一息つく間の三橋の顔は少し緊張していて、感想を耳にしたした途端にふやけた。
「よ、よかった!オレ、これからも頑張るよっ。オレの」
ともう一度、手の平をおれに示す。
「体に出してね、阿部君。気持ちよくするの、上手になるよう、頑張る。だから、いっぱいしよう」
興奮した口調で一気にまくしたてると、三橋もさっきのおれのように、ゆっくりと息を吐き出した。
「お、オレ、もっと練習して、なんでも出来るように してみせる、よ」
「少しずつでいいよ。今でも十分、気持ちいいから」
「だって、もっとやることあるよっ。オナニーで、乳首クニクニして、触って、それで綿棒とか指とか入れて、もっといろいろ阿部君としたい!」
目の前にあったおれの膝に手を置き、身を乗り出して三橋は言った。
「ちんちん入れるんだよ。あと、もっと、いろんなことしよう。オレ、阿部君の精液も飲む!エロいことしよう、なんでもしよう!」
訴えてくる三橋の顔はさっきおれがぶちまけたザーメンでテカっていて、その下で色白の肌が血色よく動く様を見ていたら、出したばっかのチンコがぴくりと反応した。
頭が持ち上がってきたそれに三橋はすぐに気づいてしまう。ぅお、と緩い口から声が漏れて、十本の指がさわさわと竿を握り込む。口元どころか顔全体をとろかして三橋はおれの顔を見上げた。
「そういえば、ストローのとこ、残してた?の、飲んでも イイ?」
「なんでそんなに嬉しそうなんだよ」うへへへと三橋はニヤニヤしてばかりでムカツク。