俺「三橋は大切なものを盗んでいきました」

このエントリーをはてなブックマークに追加
65模擬せっくす
か、改行・・・・
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1196343300/l50/356


帰り道、途中のコンビニで、約束通り阿部くんはガリガリ君を買ってくれた。
でも、オレのはハズレで阿部君のはアタリだった。
なんだか泣きたくなって、本当に泣いてしまったら、阿部君が呆れた顔しておまけのアイスを半分食べさせてくれた。

オレ達はまったくいつも通りだった。
あんまり上手く会話は出来ないけど、ギクシャクもしてない。
あんな事があったのに、不思議だな、って思う。

「お前、本当にアイス好きね。」
「う、うん。」

阿部君はアイスを食べてるオレをじーっと見てきた。
なんでだろう、って思って食べるのを止める。

「ど、した の?」
「いや、なかなかいい舌遣いしてっからさ。チンコ舐めて貰えばよかったってさ。ちょっと後悔。」
「ち・・ちん・・・。」

目の前のおじいさんがギョッとしてこっちを振り返る。
阿部君、こんなところで堂々とそんな事言っちゃ ダメ だ!
と思ったけど、阿部君はオレがカレーを食べてる時でも、うんちの話を平気でするから、無理もないか、と思った。