阿部「三橋!今日こそ結婚すんぞ!」

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317めばえ
過疎だ!チャンスだ!!
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191692992/74,77

「どんな感じ?おれの指」「ぇと、ね」
未知の感覚に意識をとぎ澄ませてみる。
お尻の入り口の輪っかをぐりぐり押し広げている。その動きと連動して、関節のところで折れてるとこで、骨の固いのがクイクイって右側だけ、当たってる。
そこが一番苦しいかな。あ、でも苦しいとか言っちゃいけない、よね。言葉選びには気をつけなきゃダメだ。
「えっと、ゴムが、入り口んとこ で、ヨレてて、」
「あれ、マジで?」
ぐいっと阿部くんがオレを引き寄せたので、オレのちんちんが阿部くんの襟元に当たった。
つるん、てジェルが誘導するように阿部くんの首を滑って、うひゃぁっ、てオレは小さく声を上げてしまった。
ちんちん気持ちいいよー!ちんちんの横腹を阿部くんの首根っこに押しつけた。
「ホントだ、小指だとゴムが長けも幅も余っちまうんだよ。こうやって出し入れしてたら、よれちゃうか」
オレ腰をだっこするみたいに抱きかかえて阿部くんが後ろでなんか確認していたけど、見れないからよく分からない。そうなのか。
三橋、って呼ばれて見下ろすと、阿部くんはオレの下腹に顎を押しつけながらこっちを見上げていた。
「どーよ、今日の調子は。異常なしか?」
「うん、異常ナイ、な」
そーか!って阿部くんはにっこり笑った。オレもつられて頬がゆるむ。
「んじゃ、もう一本入れてみようぜ」
ちゅるるるんて何か言うまもなく小指がオレの中から引き抜かれて、その時、なんていうか、総毛立つ感じがオレの全身を貫いた。
「ひぃぅわあっ!!」
自分でもわけわかんない声が出てきて、かなりびっくりした!
阿部くんの肩に乗ってた指にぎゅうぅぅっ、すっごい力が入ってしまい、多分、阿部くん相当痛かった。実際うぅって唸る声が聞こえたような気がする。
そんくらい手に力が入ってたのにオレはうっかり左足を阿部くんの膝の上から滑らしてしまい、つられてオレのちんちんも阿部くんの胸を滑った。
その短い間、ひっひっひぃってオレはその気持ちよさに声を引き攣らせてた。
普通に息をしようとしたのに、なんか間違って声が出ちゃったみたいな感じだった。字じゃ書きにくいかも。
阿部くんは体勢を崩したオレをなんとかギリギリで引き留めて、オレはすっかり阿部くんの上に膝立ちみたくなってはーっと息をしてた。
「何、今の」
たずねられてもよく分からない。首をフルフル振るしかなかった。
「気持ちよかった?」
ちょっと考えてみた。ていうかさっきの感覚を思い出してみたんだけど、やっぱりよく分からないなと思った。
気持ちよかったのはちんちんの擦れる感じの方が強くて、お尻のアレは一体なんだったんだろう?
318めばえ:2007/10/08(月) 12:45:58
>>317

「ぞっとした。声が出ちゃった、ね」
なんとなく片手を後ろにまわして、まだオレのお尻を触ってる阿部くんの手首に触れてみた。
手首の骨がでっぱってて、とても固い。そろそろと指先へと輪郭線をたどってゆく。
肌の意識だけで想像する阿部くんの手は大人のもののようだ。これがオレの中に入ってたのか、思うとなんかエロい。
けっこうあっけなく入っちゃうもんだな、って思いながら指の一本一本を確かめてたんだけど、あれ小指にコンドームはまってないぞ。これは親指じゃない、よね。
じゃあさっきからお尻の穴に、なんかまだ残ってる感じがしてたの気のせいじゃなかったんだ。
「お前の反応、ほんっとう面白れぇな。好きだよ」
褒められてるのかなんなのか、どう返事すればいいのか迷うんだ、こういうときって。
「まだ、お尻になんか、入ってる?」
「ああ、ゴム入ってんな。また指入れるけど平気か?」
阿部くんが体を揺すってちんちんを擦ってきたので、オレはいいよいいよ、来て来て!って気軽な気分になった。
ちんちんがキモチイイんであって、お尻は気持ち悪いということを忘れてしまっていた。
だってガマンできるなら、阿部くんの指は味わっておくべき、なんだろう。たぶんそうだ。
どっちにしろ今のオレは阿部くんに中毒している。阿部くんに触ってもらわないとイヤだ。
ガマンは苦手だけど、もっと楽しいことがあるって知ってるから頑張れる。なにより阿部くんはオレに無理言ったりしてないって分かる。
「うん、平気だ。阿部くんの、好きにしていい」
阿部くんの手が背中を下側からサーッと撫で上げて、オレはぞくぞくした。
それで肩と背中も撫でてくれた。阿部くんの手と指がさっと肌の表面を滑るとき、指が曲がってるところだけ隙間が空くんだけど、その軽やかな感じも好きだ。
本当は何も着ていないともっといい。もっとくっつきたいと思うのはこんな時だ。
「んじゃ、入れます」「ぅ、 はぁい」
ごくんと唾を飲み込んでその瞬間を待つ。下から見上げてくる阿部くんの目は細く笑っていて、少し意地悪そうだった。