http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191617052/904 ※エロ無し注意
僅かな物音にも反応して、尻尾?の攻撃に備えてみたが、何も起こらない。
一度本能に火が付くとちょっとやそっとでは鎮まらない。
…この昂ぶりをどうすりゃいいんだ? まさかまた廉を引っ掻くわけにはいかねーし。
そうだ、さっきの白いやつ! あれは怪しいぞ、調査しねーとな。
床に飛び散った白いものは動かなかった。動物とかではなさそうだ。
匂いは、かなり変な匂いだ。けどよく嗅ぐとかすかに廉の匂いも混じってる。
ってことは、これも廉なのか…? 人間って変わってるな。
おそるおそる前足を伸ばし、白いものに触れてみる。
ぬるっとした感覚が肉球に伝わる。
気持ち悪っ! あわてて前足を離す。うわ、なんかぬとって糸引いてる。
あまりの感覚の気持ち悪さに固まったまま、廉に首根っこを捕まれ持ち上げられた。
こうされると抵抗できねえ…。前足を紙で拭われて、ベッドに戻された。
廉は床に広がる白いものを紙で拭っている。
ん? あれって縄張りの目印みたいなもんじゃねーのか? わざわざ消すのか?
やっぱ人間ってよくわかんねえ。
床をすごい勢いで拭いていた廉が掃除を終えてベッドに入ってくる。
廉に体温を分けてやろうと裾からTシャツの中に潜り込む。
風邪とか引かせたら悪いもんな、ちょっとは罪滅ぼししとくか。
放送設備の保守・整備のためしばらくの間放送をお休みいたします。