阿部「三橋、ニンジンに歯ぁ立てんじゃねぇ!」

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487めばえちゃん
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191254525/427,431

「降りろ」
オレの腰を押して促されたので、阿部くんの股から膝を下ろして自分で立つ。
前に同じ体勢で、つまり阿部くんがトイレに座っていて、その太ももの上にオレが膝立ちになっていろいろしてたんだけど、いろいろってのは、よーするにエロいことだ。
ともかくそんなカッコをしてたとき、オレは良かったんだけど後で阿部くんが大変だった。
部室で着替えるとき、ふと阿部くんの太ももを見たら青あざがくっきり、
ちょうどオレが乗ってた場所に浮かんでいて、オレはすごい申し訳なくなってしまい
テンションが落っこちて投球にブレが出たもんだから、また阿部くんに怒られた。
こんなの痛いわけないだろって怒る。
でも見るからに痛そうでそんなわけないと思う。いろいろしてる最中はやせ我慢してたんだろう。
でもその後も泣き言を一切口にしないし、オレが悪いとは阿部くんは一回も言わなかった。
だから、本当はオレから気を遣わなきゃいけないんだろうな、っていつも思うんだけど、実際は全然ダメなんだ。
阿部くんに優しくするのとかって、オレにはとても難しい。
488めばえちゃん:2007/10/02(火) 22:53:53
>>487

オレが降りたら、阿部くんはズボンのポケットからハンドクリームを取り出した。
「あ、それ、オレ、知らない」
「ん?」
携帯用のハンドクリーム、部室にある部員共用のの赤ちゃんみたいなちっこいやつ。
「前のと違うね」
「ああ、あれはさ、なんかゴムを溶かすからやめた」「へ えー」
「昨日、一昨日って連続して先が裂けただろ?
 鉛筆の尻の方だから尖ってるわけじゃねぇのにおかしいだろって思って
 ネットで調べたんだけどさ、油性だと溶けちまうんだと」
「野球部専用、のとおんなじだ?」
「ああ、部室でこっそり試してみたけど、これなら実用に耐えるだろ」
とか言いながら、阿部くんは人差し指に填めたぶかぶかのゴムにハンドジェルを塗り込んでいる。
不透明なコンドームはオレンジ色の指サックにしか見えないけど、
透明なジェルでテカってますますミカンぽくて、なんかうまそうだ。
ちんちん丸出しでただ突っ立ってるのが何となく嫌だったので、意味もなくしゃがんだ。
お尻丸出しだと、すーすーして、やっぱりなんか不安だなぁ。