阿部「三橋、俺のデカマラ勝ってんぞ!」

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724fusianasan
チョコボキック
エロまで前置きが長い、嫌な俺はスルー、さらに三橋捏造の疑い
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191225858/248

蹴られたせいで、頭が真っ白になってキレた俺と、反撃を受けて転がった三橋との間に、
あの軽快な着音が流れる。
俺は三橋の髪から手を離す。音の方へと向かう。
お、おれくん…っ
後ろから三橋の声がする。どこか縋り付くような声だった。
三橋のかばんから携帯を取り出す。携帯を持ったまま、三橋の元へ行くと、
三橋はこちらから目をそらして、小さく首を振った。
不満を表現しているのだろうか、首振りと同時に体を小刻みに揺らす。
赤ん坊がぐずっている様子に少し似ている。
「阿部先輩からです。」
俺はそう言って差し出す。三橋は戸惑した顔を俺に向ける。
目が合う。三橋はゆっくりと視線をそらして、言う。
きっていいよ…
小さく、しかしはっきりと俺の耳にその言葉は届いた。だから俺は言う。
「三橋先輩の携帯です。切るなら、三橋先輩が切ってください。」
それに、と俺は続ける。
「出ずに切ると、不審に思うかもしれない。何かあったのかって。」