わっふる今回だけ縦解除。解除しても話進まないってどんだけ
※暴力注意
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1191225858/315 見る間に三橋が力を失って行く。俺はそれをどこかしら恍惚とした思いで見つめていた。
手のひらに伝わってくる振動はさざ波のような震えから次第に、小さな痙攣へと移行していて、
流石にこれ以上はヤバいか、思って俺は、気道を締め上げている手を緩めてやる。
「…っは」
三橋は物凄い勢いで酸素を取り込み、そして物凄い勢いで咽た。げほげほと咳き込んで、
その衝撃で涙が飛び散る。ぽつ、と飛沫が、俺の腕にも飛んできた。
「…っく、ん っ」
安堵の色をちらちらと浮かばせた瞳が、咳き込みながら俺を見上げてくる。その、瞬間を狙って
俺は三橋を張り飛ばした。
酸欠でまともに動けない三橋の身体は簡単に吹っ飛ぶ。畳の上に這いつくばったその姿を見て、
俺は昂ぶる感情を自覚した。
「安心、してんじゃねえよ」
歩を進め、三橋の傍に寄る。今だ咳き込みながら、それでも俺の言葉に反応して顔を上げようとする三橋の、
健気なんだか律儀なんだかわからない、たどたどしい仕草に背筋が痺れる。
やっぱり、これだ。これが俺をおかしくさせるんだ。
俺は大声で笑いたくなる衝動を宥めて、涙と唾液と血と鼻水、そんなものに塗れてぐちゃぐちゃの三橋の顔を、
髪を掴んで引き上げる。
「ひぎ、っ」
三橋はまるで漫画のような呻き声を発して、痛そうに瞳を歪める。きつく寄せられた眉根に、俺はぞくりとした。
寒気に似ていて、けれどそれとは全く異なるこれは、快、だ。純粋な、快楽。
「お前、最高」
脳髄をビリビリと刺激してくる三橋のその様に、俺は思ったままを言葉にして告げた。
三橋は更に痛そうに顔を歪める。瞳は既に濡れそぼっていて、止まることを知らない涙が次々に溢れてくる。
それ、わかっててやってんの?だったらお前、マジで最高だよ。
言えば、三橋は初めて、「ゃめ て」と小さく、制止の音を刻む。ここへきて初めて。
三橋は俺を拒絶した。