<ストーリーを書いてくれる方へのお願い>
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いてください。 勿論、要望に挙げられていないゲームでも自由に書いて頂ければ大歓迎です。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書きください。そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意思表明し、予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
・書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しをお願い申し上げます。
・予約は2週間のあいだ音沙汰がない場合、自動的に取り消されます。
参考:未解決一覧
http://wiki.livedoor.jp/esosmw658/d/%cc%a4%b2%f2%b7%e8%b0%ec%cd%f7 <リクエストする方へのお願い>
・リクエストするときはできるだけ正確なタイトルでリクエストしてください。中には難解な読みのタイトルもあるので、そのような場合は読みも書いて頂けると幸いです。
<このスレの利用者へのお願い>
・一方的に批判をするのではなく、書き手さんに感謝しましょう。
・誤字、脱字、修正点等がありましたら、wikiへ収載する際に大変助かりますので、アドバイスとして宜しくお願い申し上げます。
ふむ
マジコイSお願いします
>>4 主人公はヤドカリしか愛せない体になってしまった
今日もヤドカリ見つつ自慰行為
迷宮出るまでに時間なくて間に合わない・・・。
グリザイアの果実の天音と由美子とみちるをお願いします。
前スレ927だけど脅迫3投下します。できるだけ要約したけど多分10レス
脅迫3〜遙かに響く光と影の淫哀歌(うた)〜
公式
http://www.ail-soft.com/kyo3/pro_kyo3_top.html げっちゅ(キャラ紹介)
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=713378 売り出し中のアイドル、沢口遙 (さわぐち はるか)は、
美しい容姿と明るく真面目で優しい性格から、実力とともに着実に人気が出始め、将来を期待されていた。
そんな矢先、遙が所属するE+Sプロダクション社長、宮本が婦女暴行容疑で逮捕される事件が起こる。
遙は宮本の人柄をよく知っており何かの間違いだと信じていたが、事件は事実でアイドル活動の自粛を余儀なくされる。
そんな時、大手芸能事務所ミラーバーンズから移籍の話を持ちかけられる。
どうしても歌いたい遙は駆け出し当時からの付き合いで信頼するマネージャー、相馬 亜矢乃 (そうま あやの)の薦めもあって
お世話になったE+Sプロダクションを後にし、亜矢乃と共にミラーバーンズへの移籍を決意した。
移籍した遙はそこでミラーバーンズの社長である加賀見 隆二 (かがみ りゅうじ)より
ミラーバーンズの所属タレントで売れっ子の南雲 勇那 (なぐも ゆうな)と
遙の同級生にしてミラーバーンズのアイドル候補生であった安藤 レミ (あんどう れみ)と
ユニットを組まされ、ユニット名“NUDE LIPS(ヌード・リップス)” として売り出すことを告げられる。
元々人気のあった遙、勇那に加え、露出度の高い衣装も受けてNUDE LIPSは瞬く間に人気を得ることになるのだが…
いつも通りレッスンを終えたある日
遙は家に帰るところを、突然何者かに後ろから羽交い絞めされて気を失う。
目がさめると拘束され、身動きが取れない状態でレイプされている途中だった。
男はストッキングを被り顔は分からなかったが、遙の抵抗も虚しく処女を奪われ犯され続けてしまう。
遙は恐怖と苦痛から再び気を失い・・・次に目が覚めると自分のベッドの上にいた。
あれは夢?と思ったのも束の間、下腹部の痛みは残っておりレイプされた現実を受け止めるのだった。
支援
精神的なショックは残るものの、アイドルとして笑顔を絶やすわけにはいかず、元気を装って活動を続ける遙。
それからしばらくして、自分にそっくりなアダルトビデオが流出していると噂に聞く。
ネットで調べてみるとそれはまさにあの時の、レイプされた時に撮られたビデオだった。
遙は社長室に呼び出され、加賀見にビデオを見せられ「黙ってAV出演をしたのか?」と詰問される。
レイプされたと本当の事を言おうとした遙だが、
アイドルのレイプ事件、アダルトビデオ出演など事務所からすれば言語道断である。
このままでは活動は停止、解雇されれば入院中の母の治療費も払えなくなる、と言葉が続かずにいた。
加賀見は一つ提案を出す。
アイドルを続けたければ、あえてそっくりな別人としてアダルトビデオに出続けろ、と。
新作が出まくれば世間はまさか現役アイドルがAVに出続けているとは誰も思わない、
このまま時間をおけばおくほど、マスコミにも本人である疑いが掛けられるだろう、
拒否すれば公開と解雇は免れない、賠償金も支払ってもらう、と遙を脅す。
追い詰められた遙はどうすることもできず、アイドルを続けたい一心でAVに出演することを承知する。
こうして遙はアイドルとしての沢口遙と、AV女優"ハルナ"の二つの顔を持つようになる。
オフの日に重い足取りでAV撮影に向かう遙だが、そこで会ったAV男優に違和感を覚える。
それはレイプされた時に自分を襲った男に体格や声がそっくりだった。
この男に間違いない、何かがおかしい、と遙は感じるが、撮影への嫌悪で考える余裕はなかった。
2本目のAVが発売されたところでネットの評判を見ると、
加賀見の思惑通り、遙とハルナが別人と認知されていた。遙は複雑な気持ちになりながらも安堵する。
これでもうAVに出る必要はない、と3本目の出演を拒否するが、
それが加賀見の逆鱗に触れ、今度はマネージャーの亜矢乃が犯されビデオを撮られてしまう。
断れば亜矢乃にまで被害が及ぶ、と遙はAV出演を続けていく。
ある日、感傷に浸りフラっと立ち寄ったコンサートホールで、遙は前事務所の社長、宮本に会う。
宮本は被害者の女性とは示談が成立したらしく釈放されていた。
遙は事件こと聞くが、宮本はその時かなり酒に酔っていて全く覚えがないらしかった。
しかし直前まで一緒飲んでいた相手は加賀見だったことが判明する。
遙は自分の移籍と宮本の事件との関連性が気になり出す。
そんな時、家の前で張り込んでいたフリーライター兼カメラマンの尾田 哲也 (おだ てつや)が現れる。
尾田は加賀見をマークしていた時に偶然撮った、宮本事件の現場写真を持っていると言ってくる。
遙は見せてと欲しいと頼むが、情報は交換条件といわれ断られる。
が、遙の移籍の一件は加賀見が裏で仕組んだことであるだろうと教えられる。
そして遙のマネージャーである亜矢乃は昔アイドルデビューを目指していて
その時の亜矢乃のマネージャーは加賀見だったという過去が明かされる。
この上ない信頼関係の自分にもアイドルであった過去を何故話してくれなかったのか?
と遙は亜矢乃に疑問を持つ。
しばらくアイドル活動とAV撮影が続いたある日。
遙はAV撮影事務所の前で、そっくりさんAVの存在に苦情を言いに来た勇那とばったり会ってしまう。
AV女優ハルナに成りすませてごまかすが、勇那は遙本人だと気付いてしまう。
遙は加賀見にハルナがバレたかもしれないと報告、
加賀見は勇那を眠らせて遙と同じようにレイプさせビデオを撮り口止め脅迫する。
遙は勇那を巻き込んでしまったのは自分の責任だと謝罪しながら
自分が移籍しレイプされてから起こったことを全て勇那に話す。
勇那は怒りながらも何とかしようと協力してくれることになりひとまず収まる。
遙は再び尾田に会い、宮本事件の現場写真を見せてくれるように頼む。
その為なら自分の体を交換条件にしてもいいと言い出す。
尾田は気迫に押され無条件で写真を見せることに。
そこにはホテルに入る寸前の宮本と、自分のユニット仲間である安藤レミが写っていた。
尾田はこれ以上は危険だから首を突っ込むなと遙を諭すが、
遙は自分に起こったことを全て話すかわりに尾田が知っている全てを教えて欲しいと食い下がる。
そして尾田からの情報により、加賀見は昔亜矢乃のマネージャーをしていたが、
その時亜矢乃はユニットを組んでいて、もう一人世話をしていた人物がいると聞かされる。
それは沢口洋子、遙の母だった。
レミを呼び出し写真を見せて婦女暴行事件の経緯を聞く。レミは泣きながら白状する。
あの夜、レミは加賀見にデビューさせてやる代わりに宮本と寝ろと指示されていた。
酒で酔っている宮本と強引にセックスし、膣出しさせて確実に証拠を残すようにと。
断ればレミのアイドルとしての今後はないとまで脅されていた。
当時ミラーバーンズの研修生としてデビューを夢見ていたレミは断ることができず
自ら処女を捨て宮本を訴えたのだった。
ここで一つ疑問が沸く
でっちあげ婦女暴行事件による遙の移籍、AV出演が全て計画的に仕組まれたモノとして
リスクを背負ってまで加賀見がやりたかった目的は何だったのか?
憎んでいるから?怨んでいるから?しかし移籍するまで遙と加賀見は接点すらなかったはず…。
真実を知る手がかりがあるとすれば加賀見の過去…、と遙は推測する。
遙は亜矢乃に母と知り合いだったことを何故黙っていたのか?と問質すが、
亜矢乃は「楽しい話でもないから…」とお茶を濁すだけだった。
遙は入院中の洋子に会いに行き、過去の話を聞く。洋子は驚いた顔をするが話始める。
洋子と亜矢乃、加賀見は3人でアイドルデビューの夢に向かって進んでいた。
しかしやっとの想いで売れ始めた頃に、突然洋子が二人の前から姿を消した。
理由は優人(旦那、現在は死別)と結婚するため。
夢を追う二人には話すことができず、悩んだ末に駆け落ちしたという。
加賀見はずっと洋子のことが好きだったらしい。そして亜矢乃は加賀見に惚れていた。
遙は話の中で加賀見の目的が洋子にあると感じとっていた。
遙は洋子に自分がAVに出演していること、その経緯を全てを話す。
すると洋子は直接加賀見と会って、何の為にそんなことをしたのか話を着ける、と言い出す。
遙は母と加賀見を会わせるべきか悩むが、そこで一つの打開策を見出す。
加賀見の屋敷で洋子と加賀見が対峙する。
案の定、加賀見は遙のAVを洋子に見せ「娘を助けたければ俺の物になれ」と迫る。
全ては洋子を手に入れる為だけに!と加賀見は吼えるが、洋子はその言葉を拒絶。
そこに遙、勇那、レミが集まり、尾田が入ってきて加賀見に「サヨナラ」と告げる。
脅迫内容を聞かれたくらい加賀見にとっては痛くも痒くもないことだが、遙たちは切り札を用意していた。
それはある人物から入手した機密書類で、
加賀見と暴力団との繋がりや人身売買など裏取引を集めた証拠を尾田が警察にリークしていたのだ。
生気を無くしていく加賀見を一人残し、皆は屋敷を跡にした。
それから加賀見を始めミラーバーンズの重役、暴力団関係者数人が逮捕された。
遙のAVに関しては表沙汰になることはなかった。
加賀見は万が一AVがばれた時のために、自分が関与していない体を作っていたのだ。
AV事務所とは契約もしていなければマージンも受け取っていない。
わざと証拠を残さないようにしていたことが、結果的に遙を助けたのだった。
しかしこのままハルナが不自然に消えると、社長逮捕との関連を疑われるので引退作を作った方がいいと言われ、
遙はその後も3本のAVに出演した。ハルナの引退作はその年の業界最高売上となったらしい。
数ヶ月が経ち、加賀見の逮捕で延期となり一時危うくなったNUDE LIPSのコンサートが
ファンの要望もあり、スタッフ、関係者の頑張りで無事成功する。
コンサート後、亜矢乃がマネージャーをやめると言い出す。
亜矢乃は遙を苦しめるために加賀見に力を貸していたと告白する。
亜矢乃も加賀見と同じように夢を見て潰えた一人である。
洋子を脅すためなら、遙の脅迫材料など最初の1本だけでも良かった。
ここまで回りくどいことをしたのは憎悪や嫉妬から。
アイドルとして成長していく遙が眩しすぎて、汚したかったという理由だった。
遙が、芸能界という世界が、全てが憎かったのだと亜矢乃は言う。
しかしそれでもあの時尾田に、加賀見の悪行の書類を提供してくれたのは亜矢乃だった。
遙は優しい顔で「嫌って、憎んで、でも離れることはできなかった。それは好きだったからですよ」と告げる。
亜矢乃は少し微笑み、そして去っていった。
それから数年が経ち、ユニットNUDE LIPSは解散
遙はアイドル続け、勇那は結婚し、レミもソロで活動を続けている。
亜矢乃とはあれから一度も会っていないが、どこかで活躍を見てくれている気がした。
【Ending1】
【Ending2】
レミが加賀見の部屋を訪れ抱いてほしいと迫る。
そしてきっちり中出しさせ、宮本の時と同じように被害届を出し
今度は加賀見を婦女暴行容疑者にしたてあげるのだった。
『遙ちゃん、迷惑かけてばかりで、ごめんなさい…』
【Ending3】
尾田が加賀見に捕まり監禁され殺されそうになる。最後にと遙は尾田とセックスする。
「俺が消えれば加賀見の悪事を集めたデータが世間に流出をする」と
尾田は遙のAV出演をやめさせる条件を付けて脅す。尾田は釈放され遙の前から姿を消す。
加賀見にとっては洋子を脅す材料さえあればいいので遙のAV出演はその後なくなった。
時が経って遙が妊娠する。あの時の尾田の子供である。
遙は生むつもりで隠し通し、お腹の膨らみはもはやマスコミに誤魔化せないくらい時期が経過していた。
加賀見は激怒するが、すぐさま吉川という影武者を立て、世間では出来ちゃった婚として公表し
すぐに離婚させるというシナリオが立てられた。
一方、洋子が加賀見と再婚。
遙のAVで脅されて再婚したのだが、本当はもう出演していない事実を洋子は知る由もなかった。
遙は加賀見の言いなりになる洋子の姿を見て言葉を失う、そして逆らうことができず遙も交えて3Pへ。
『どうしてこんなことになってしまったのか?…私は…きっとどこかで間違えた…』
【Ending4】
遙は洋子が昔、突然失踪した真相が気になっていた。
あれだけ優しい母が何も言わずに亜矢乃を置いて駆け落ちするはずがない。
遙はそこで一つ気になることを思い出す。
それは自分の知っている父の血液型と亜矢乃の手帳にあった父の名の血液型が一致しないことだった。
過去、洋子は加賀見に犯されていた。
アイドル引退を切り出す際に、逆上した加賀見にレイプされていたのだった。その時にできた子供が遙である。
洋子は加賀見に会い、遙と今後会わないように頼みこむ。
しかし加賀見は遙のAVを見せ、洋子が俺のものになればと遙には本当のことは話さないと脅迫する。
洋子は自分犯した償いとして、病弱の体で加賀見とセックスし、3日後に息を引き取る。
洋子を失った加賀見は酒に溺れ遙を洋子の代わりに犯す。
亜矢乃が止めに入るが、その際に加賀見の悪行の証拠が入ったUSBを落とし裏切りがバレてしまう。
亜矢乃は監禁され裏社会関係者の肉奴隷として扱われることに。
遙は加賀見の物となり自分の父に犯され続け、理性を失い狂気に目覚める。
『この世界は、狂っている−』
【Ending5】
END4と同じ流れから
加賀見が遙を犯す寸前で亜矢乃が助けに入る。
数日後、亜矢乃が手に入れたデータにより加賀見と暴力団との資金流出が新聞に乗り加賀見は逮捕される。
遙のAVに関しては加賀見個人によるもので、契約関係はなかったので表に出ることはなかった。
しばらく時が経ちアイドルを続ける遙、しかしAV女優としての仕事も続いていた。
ハルナが不自然にいなくなっては疑われるとの理由だったが
本音は亜矢乃が遙の汚れていく姿を見たいがために続けさせられていたのだ。
『もっとその姿を私に見せてちょうだい、どこまでも汚されていく私のアイドル…』
【Ending6】
AV出演を承知したもののやはり気分が重く、撮影本番でも暗い表情の遙だったが
「やるからには本気でやらないとこっちの関係者に迷惑がかかる」と言われ、
遙はプロ意識から、AVが売れるために演技指導を受け、毎晩調教させられる。
そんなある日、勇那に撮影の為にホテルに入るところを目撃され問い詰められる。
本人ではないと否定はするものの、AVが汚らわしいとは思わない、と遙は言ってしまう。
方法は違ってもファンを喜ばせることはアイドルもAV女優も変わらないと反論。
勇那は呆れ返ったようにわかったといいその場を去る。
こうして遙は徐々にAV女優としての資質が芽生え、変革していく。
ハルナとして行ったサイン会のイベントで、我慢できずに同学年の気になる男の子を誘惑し筆卸する。
遙はセックスの気持ち良さ、見られる喜びから抜け出せなくなってしまっていた。
しばらくして加賀見と洋子が結婚すると聞かされる。
洋子は遙のAVをやめさせるために脅されて結婚するのだが、
加賀見が出演をやめていいという前に、既に遙は自らAV出演を望むようになっていた。
二年後、洋子は加賀見の子供を孕んでいた。
遙は今でも遙とハルナ、二つの顔を使い分けている。
今日は久しぶりにハルナとしての仕事が入っていた。
相手は以前筆卸をした気になっていた男の子、彼はハルナを追いかけてサオ師になったらしい。
体を重ねカメラを回されながら快楽に溺れる。
『私のエッチな姿、観てくれてますか?』
【Ending7】
遙のAVが本人だと確信した勇那は加賀見を問い詰めるが眠らされしまう。
気が付くと拘束され、口封じのためにレイプビデオを撮られる。
会社に損害を与えれば今度はレミだと脅される。勇那は遙と共に仕方なくAV出演。
しかし勇那と恋人関係であったリョウにAV出演がバレてしまい、勇那は恋人にまでレイプされてしまう。
勇那は精神がボロボロになり、コンサート会場でオナりながらAV出演をファンとマスコミに暴露する。
これが芸能界、アダルト業界を巻き込んでの大騒動となる。
ユニットは解散し、事務所も倒産に追い込まれ、遙らも世間の目から逃げることとなった。
数ヵ月後、遙は行き場所がなくなりソープランドで働いていた。
精神が砕け散った勇那は自ら望んでホームレスたちの肉便所となっていた。
『そこは快楽と狂気に満ちた−彼女だけの世界−』
【Ending8】
CMを提供してくれる広告代理店社長、田ノ前に遙のAVのことを言われ勇那が逆上してしまう。
お得意様を怒らせた賠償としてレミがAV出演させられ、時には3人でAV共演させられる。
遙、勇那、レミはお互いを慰めあうが、解決には至らず加賀見の言いなりになる。
しかし勇那がリョウに振られたことで精神が崩壊し裏社会に落ちる。(END7参照)
行き場のなくなった3人は闇オークションで競り落とされた金持ちの老人に飼われ、孕ませられる。
『死んだように生きながら新しい命を生み出す、ここだけが、私の居場所なのだから…』
【Ending9】
勇那がリョウに振られ精神が崩壊する。(END7参照)
隠し事をしてアイドルをやることに意味を見出せなくなっていた勇那に
嘘でもいい、それでも誰かを喜ばせるために嘘を突き通す、と遙がなだめる。
3人はAV出演を続け、次第に快楽に溺れ堕ちていく。
そんな3人を尻目に加賀見は自分の目的を果たすべく連絡を付けるのだった。
『−では待っているぞ、洋子』
脅迫3以上です、規制うぜぇw
2個目だけトリップ後に番号ふっちゃっておかしくなりました。スマネ…
乙
乙です。
テンプレ確認したら脅迫は1もまだなのね…w
需要があるなら当時やったから書いてあげたいけど、
もう何分昔すぎてほとんどきれいさっぱり忘れてしまったorz
ナデナデ ナデナデ
∧_∧
.∧_∧( ・ω・)∧_∧
( ・ω・)U)) (・ω・ )
⊃)))(´∀`)
>>20 (⊂
.∧_∧∩))((∩∧_∧
( ) ( )
ナデナデ ナデナデ ナデナデ
乙、脅迫3ただの抜きゲーかと思ったらちゃんとシナリオあるんだな。
後、前スレで書かれた神咒神威神楽何ですけど要約し過ぎてプレイした人じゃないとわかんないと思うんですけど。
長い奴を自分がもう一度書いても問題ないですかね?
支援
脅迫3は元々は脅迫ってタイトルで作ってた話じゃないとか何とか聞いた
>>25 同じ作品で複数別の人が書いてるのあるし、別にいいんじゃね?
了解
1ヶ月以内に書きます
喰ヒ人をお願いいたします。
30 :
名無しさん@初回限定:2012/02/20(月) 02:26:14.24 ID:th/rxbO90
前スレ
>>933-935>>937 テンプレ確認したら『学園ソドム』でよければ、個別のエンディングや
話の流れはそれなりに記憶に残ってるから、だいたいの流れでよければ書こうか?
細かい台詞回しまではちょっと覚えてないけど、それで力になれるんなら、手伝うよ。
ゴメン上げてしまった…
訂正
細かい台詞回しや個別のエンディングは覚えてないけど
でした。度々失礼。
天使と悪魔とエルフがお嫁にきました!〜みんな孕ませラブイチャハーレム♪〜 を頼みます。
虐襲4 + EXTRA SCENARIO をリクエストします
恥感 お願いします
36 :
名無しさん@初回限定:2012/02/21(火) 20:56:39.97 ID:SZ3Lyq5a0
脅迫3乙です。誰か1と2も書いてくれないかな。
カミカゼ☆エクスプローラー!いきます。
前のルートで説明したことを一部省いたりしてるんで
できれば順番通りに読んでくださるとわかりやすいと思います。
●あらすじ&共通
十数年前に急激な海面上昇が起こった近未来の世界。
海面上昇前後から、一種の超能力である『メティス』を使える者たちが現れ始める。
メティスは「想いの力」であり、それぞれ特徴的な波動である『メティス波』を持つことが知られているが、
その全容は未だに解明されていない未知の力であり、今も各地で研究が進められている。
物語の舞台である上ヶ瀬市は水没した都市を埋め立てた上に作られたメティス研究の最先端を走る学園都市。
その中にある澄ノ江学園は各地からメティス能力者を特待生として集め、メティス能力者の研究と育成を行っていた。
主人公・早瀬慶司(はやせ けいじ)は一度興味を持ったことには強い情熱を注ぎ続ける男子学生。
最近の興味の中心はメティスであり、学園側からのスカウトを受け澄ノ江学園に転校してくる。
当初は自分の能力すらわからなかった慶司だったが、メティス能力者たちとの触れ合いの中で
自分のメティスが能力者かメティスそのものに触れることで相手のメティスを使い捨てコピーする《ジョーカー》であることを知る。
些細なトラブルに巻き込まれたことをきっかけに、慶司は学園都市調査研究会、通称『アルゴノート』に加入。
様々な出来事の中で自分の真の能力を隠しながらメティスを理解していく日々の中、慶司は一人の女の子に興味を抱いていく。
●沖原琴羽
さばけた性格の慶司の幼馴染である沖原琴羽(おきはらことは)。
昔は水泳に情熱を注いでいたが、水中活動を可能にするメティス《マーメイド》に目覚め
学園都市に引っ越してからはメティス能力もあって水泳は楽しむだけで本気にならないようになり、
今では水泳の他ファッションなど女の子らしい学生生活を送り、去年の「ミス澄ノ江」に選ばれる有名人になっていた。
早瀬兄妹とは別の学校に進学していたためしばらく離れていたが、澄ノ江学園への転校によって二人は思わぬ再会を果たす。
ある日、琴羽と慶司が二人で喫茶店に行ったところを雑誌記者に撮影され、「恋人同士」と喧伝されてしまう。
その事をきっかけに慶司は琴羽への好意が幼馴染としてのものか女性としてのものかを真剣に考え始め、
琴羽は周囲への遠慮から慶司への想いを水泳やファッションなどという形で押し込め逃避していたことを自覚。
二人の気持ちを察した周囲の後押しにより、最終的に二人は皆の前で互いの想いを告白し恋人になる。
その後、アルゴノート一同と琴羽は学園都市の近くにある水没ビルの調査に向かう。
だが、調査の途中で地震が発生。ビルが半壊したうえ、もうすぐ津波が押し寄せビルが跡形も無くなる危機に陥る。
それぞれの能力を駆使してなんとかビルの屋上へ辿りつき救助されるが、救助ヘリの上昇中に琴羽と慶司が海に落ちてしまう。
絶体絶命の状況でありながら、二人はこれまでの経緯を話し始める。
琴羽がいくら逃げても、二人の『腐れ縁』は離れることを許さなかった。
自分たちが今ここに居るのは自分たちを取り巻く人々のおかげ。
今すぐにも終わるかもしれないこの命。それでも、絶対に諦めたくない。
『みんなとの未来を諦めたくない』と強く想った琴羽はマーメイドの進化系・『第二段階(セカンド)』である《ハルキュオネ》に覚醒。
ハルキュオネの「周囲の水を凪にする」能力により津波は収まり、学園都市は救われる。
後日、アルゴノートの面々と海底探索に来た慶司と琴羽。
『腐れ縁』で繋がった友人たちに冷やかされながらも、二人の絆はますます強まっていくのだった。
●早瀬まなみ
幼い頃から慶司一筋のブラコン妹である早瀬まなみ(はやせ まなみ)。
そのブラコンぶりは慶司が学園都市への転校で離れてしまうことを嫌がり、必死な自主トレーニングにより
棒状の物体にエネルギーを込め、あらゆるものを貫くメティス《ペネトレイター》を目覚めさせ慶司についてきたほど。
慶司本人の前では強がったりして素直になれないが、慶司もまなみを大切にしており、二人は非常に仲のいい兄妹だった。
一途に慶司を想っていたが、妹という立場から踏み出すことのできなかったまなみ。
だが、学園生活の中で次々に現れる恋のライバルたちに焦りを感じ、想いが抑え切れなくなったまなみは慶司に告白。
慶司もまなみの想いを受け入れ二人は兄妹でありながら恋人同士になる。
しえん
恋人としての幸せを満喫する二人。
そんな中、アルゴノートの活動の一環として島の近くにある水没ビルを調査することになる。
水没ビルでは結局何も見つからなかったが、そこを秘密の実験施設にしていた集団に危険視されてしまい、
後日慶司が拉致され行方不明になってしまう。
慶司の行方が知れないことに気づいたまなみを始めとしたアルゴノートの面々は、
まなみのペネトレイターと、慶司が拉致される直前にコピーしていたペネトレイターの共鳴を利用して慶司を探すことに。
まなみは慶司を強く想い、慶司も意識を失わないよう必死にまなみへの想いを高めていく。
その時、2つのペネトレイターの共鳴によりまなみは慶司の許へとテレポートしてしまう。
ペネトレイターの本質は物体の強化ではなく障害の突破。
障害となるものを貫き突破することこそがペネトレイターの能力であり、
高まった二人の想いが物理的な距離すらも突破することを可能にしたのだった。
拘束を解かれた慶司はペネトレイターで周囲を制圧。
慶司を拉致した一派も軒並み拘束され、事態は収拾される。
冬休み。帰省した慶司とまなみは両親へ二人の関係を告白しようと決断。
不安はあれど、二人ならどんな障害も突破できると信じるのだった。
●姫川風花
天然気味なクラス委員長にして、学年最高のメティス能力者である姫川風花(ひめかわ ふうか)。
彼女のメティスは空気圧を操作し戦車以上とも言われる強度の不可視の盾を形成する《アイギス》。
高い物理的防御力に加え、展開範囲内のメティスを無力化させることから『絶対防御』の異名を誇っていた。
風花は無自覚な一目惚れから転校してきた慶司の世話を焼き、一緒にアルゴノートに入り、慶司と触れ合っていく。
一緒の時間を過ごすうちに二人は徐々に互いへの想いを自覚していき、慶司は風花に告白。二人は恋人になる。
甘い時間を過ごす二人。だが、そんな時に学園都市の運営組織のひとつであるCSCの過激派が学園都市の通信インフラを掌握。
さらに、メティス能力者を拉致して人体実験を行うという非道な行為に巻き込まれ、風花が拉致されてしまう。
通信インフラを押さえられているため外部からの応援到着までは時間がかかる。
アルゴノートの面々は風花の救出のため敵の本拠地へと乗り込む。
だが、そこでは人体実験の被験者の一人、触れた機械を操作するメティス《タッチパネル》の能力者が暴走し、
防衛システムから掃除ロボットまであらゆるコンピュータを搭載した機械が無差別に人を襲っていた。
しえん
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
激しい戦闘の中、やっとのことで風花を救出した慶司だったが、アルゴノートの面々に追い詰められたことで
《タッチパネル》が自らの精神を機械に憑依させる《ハロー・ワールド》に変質。
《ハロー・ワールド》で戦闘機を乗っ取って学園都市へ無差別攻撃を仕掛けようとする。
風花とその両親は3年前に事故に遭っており、風花の両親は最期まで風花を守れたことを喜びながら死んでいった。
両親を失ってからの風花は両親に報いるために周りに気を使い続け、表面だけの笑いを貼り続けたまま生きてきた。
だが、澄ノ江学園に入ってからはたくさんの人々に出会い、本当の意味で幸せに笑えるようになった。
アイギスは「両親が自分を守ってくれたように誰かを守りたい」という思い出への憧憬から生まれたメティス。
「大切な人々と、大切な人々と出会えた学園都市を守りたい」という想いを明確にしたことから、
二人はアイギスのセカンド、学園都市全てを包み込む巨大なアイギス《パラス・アテナ》を覚醒させる。
パラス・アテナに取り込まれたことでハロー・ワールドは解除され、戦闘機は無力化。
CSCの過激派もアルゴノートおよび到着した応援により軒並み制圧され、事態は収拾される。
正月。慶司は風花を両親に紹介するために実家へ連れて帰る。
両親も風花を気に入り、風花は早瀬家の一員として認められる。
新しい家族とともに、二人の時間はこれからも続いていくのだった。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
●宇佐美沙織
風紀委員の生真面目で小柄な先輩、宇佐美沙織(うさみ さおり)。
彼女は影を実体化させて擬似生命体『イドロイド』作りそれを操るメティス《アンブラ》の能力者で、
風紀維持の立場からアルゴノートと衝突することも多かったが、慶司たちとも適度な交友関係を築いていた。
ある日、謎の発光現象と焦げたラクガキが発見される事件が起こり始め、
その事件解決を巡って風紀委員とアルゴノートの衝突が激しくなる。
そんな時、慶司は沙織が読書をしているところを目撃。
互いのメティスへの勉強熱心さに好感を覚えた二人だったが、
慶司がアンブラを褒めたことで何故か沙織は機嫌を悪くしてしまう。
その事から慶司はアンブラに強い興味を抱くようになる。
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その後、風紀委員へのスパイとしてアルゴノートから風紀委員会へと送り込まれた慶司。
慶司は沙織に自らのメティス《ジョーカー》の秘密を教えてアンブラのコントロール法の教えを請い、
沙織は「二人の間に秘密を持たない」ことを条件としてそれを承諾。
さらに、沙織の提案で「慶司と接触することによる高揚がアンブラのパワーアップに繋がるかもしれないから」
という実も蓋も無い名目で二人は交際することになる。
交際するけど恋人ではない、という妙な関係が始まった二人。次第に慶司の気持ちは本物になるが、
デートもする、キスもする、お互い好き合っている、だが沙織は慶司の告白を受け入れない、そんな関係が続く。
慶司がその理由を問うと沙織は自らの過去を語り出す。
沙織は最初期のメティス能力者のひとりであり、子供のころはメティスへの偏見が強かった。
娘の能力を気味悪がった両親は離婚したうえに沙織を捨て、沙織は親戚の家に引き取られた。
家族を壊してしまったから、自分のアンブラは絶対に残したくない。だから恋愛もしないのだと。
そんな沙織の告白に、慶司は沙織の望む交際の形にとことん付き合うことを宣言する。
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その後もデートしたり風紀委員の仕事をしたりしつつ、一緒にアンブラのコントロールを練習する慶司と沙織。
二人の能力はどんどん高まっていくが、ある日慶司のアンブラが『闇』へと変質する事件が起きる。
沙織によるとその闇は《ペルセポネ》といい、沙織ともう一人しか知らない《アンブラ》の深淵に存在するものらしい。
ペルセポネの正体を疑問に思う慶司だったが、そんな二人の前に武装したCSCの警備員が現れる。
「宇佐美沙織を確保しろ。ペルセポネは我々が管理する」と言って二人に襲い掛かる警備員たち。
慶司と沙織は奮戦するものの力及ばず、沙織はあやうく拉致されかけるが、その場はアルゴノートの面々の乱入により事なきを得る。
自分を命がけで守ろうとした慶司の姿に、沙織は自分の恋を素直に受け入れる決心をし、二人はついに本当の恋人同士になる。
意を決した沙織は慶司に自らの過去とペルセポネの真実を語る。
沙織の親友であった淡島エリ(あわしま えり)は、指先を光らせるメティス《ルミエール》の能力者。
そんな些細なメティス能力でも、きっと発展する余地があると考える前向きな性格で、
自分の能力に対してネガティブだった沙織を引き込んで特訓を続けていた。
沙織の本好きも、風紀委員になったのも、アンブラの操作技術を今のレベルまで成長させたのもエリの影響だという。
1年前、エリのルミエールが暴走して爆発的に膨れ上がりすべてを飲み込みそうになった時、
その力を止めようして沙織は初めてペルセポネを発動し、エリのメティスを食らった。
ペルセポネはあらゆるエネルギーを食らうブラックホールのようなもの。
そしてメティスは想いの力。エリのメティスを飲み込んだ瞬間に沙織はエリの中に存在した
自分のメティスへのコンプレックスや沙織の成長への嫉妬と打算、沙織を大切に想う友情などすべての感情を叩き込まれる。
そのショックで制御を失ったペルセポネはエリのメティス能力のほとんどを食らい尽くし、エリはその後失踪してしまう。
メティスによって孤独になった沙織の寂しさを埋めるために他者を貪欲に求めすぎ、
そのためにまた孤独になる悲しきメティス。それがアンブラのセカンド、《ペルセポネ》の正体だった。
支援
後日、沙織を拉致しようとしたCSCの過激派の正体が判明する。
一派の中心人物、黒瀧(くろたき)はCSCの資金を横領し、違法なメティス研究を行っていた。
だが、CSC本部が動いたことで表立った活動ができなくなったため、現在黒瀧一派は行方をくらませているという。
そこに黒瀧一派が水没ビルに潜伏しているという情報が入り、水没ビルに向かう慶司たちとアルゴノート一行。
だがその途中で淡島エリの姿をしたイドロイドに襲われる。
物理的な攻撃が通用せず、車を容易に破壊するほどの圧倒的な火力のビームを放つイドロイドに対抗できるのは
メティス自体を食らえるペルセポネのみ。慶司は不完全なペルセポネを発動しイドロイドを食らう。
イドロイドを食った慶司の中にエリの記憶が流れ込む。
圧倒的な感情の波に自他の境界すら曖昧になりかける慶司だったが、
沙織への想いを強く意識することでエリの感情と分離し、なんとか自意識を取り戻す。
一時は精神混濁状態にまで陥った慶司だったが、収穫はあった。
エリは失踪後、黒瀧の許で人体実験を受け、メティス能力を飛躍的に強化させた。
現在のエリの能力は《ポスポロス》。ルミエールが変質した、光線を操るメティス。
そして、エリは黒瀧を「パパ」と呼んでいた…
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先の事件を受け、エリとペルセポネに向き合う決心をした沙織は、
「慶司にペルセポネを使うことで恋が終わってしまうのが怖い」と慶司に別れを告げて一人消息を断ってしまう。
沙織を探す慶司だったが、その中で怪我をした黒瀧を発見。
慶司が黒瀧を問いただすと、黒瀧はすべての真相を話し始める。
エリは沙織と同様差別意識の強かった最初期のメティス能力者であり、黒瀧の娘。
異能者の娘が黒瀧の将来の足かせにならないよう、妻は娘を連れて黒瀧の前から姿を消した。
妻と娘を失った黒瀧は偏見を生んだ世界を強く憎み、メティス能力者を新人類とした新しい世界を目指すようになる。
そして、1年前にやっと発見した娘を最強のメティス能力者にすることで、その世界の頂点に据えようとしていた。
だが、脳の一部を破壊してメティス能力を強化する禁止薬物『物質D(マテリアル・ディー)』の影響により
エリは正気を失い、極端な感情のままに暴走するようになってしまった。
そして、黒瀧もまた自らに物質Dを投与していたことで、極端な考えに蝕まれていたのだった。
その夜。沙織はエリとの戦いに挑み、戦闘音を聞きつけた慶司もその場に駆けつける。
エリの激しい感情のままに振るわれるポスポロスに押される沙織のペルセポネだったが、
風花のアイギスをコピーしてきた慶司が、アンブラの操作訓練で培ったコントロールで
空気圧を精密操作することでレンズとした偏光シールドを展開。
シールドにひるんだ隙を突き、沙織のペルセポネがエリを飲み込む。
壊れかけたエリの心を受け入れる痛みに苦しみながら、自らもペルセポネの闇に沈もうとする沙織。
だが、慶司はそんな沙織を自分ごとコピーしたペルセポネで飲み込んでみせる。
闇の中で、慶司と沙織の中に互いの記憶、互いへの想いが流れ込む。
ペルセポネはただ飲み込むだけの暗黒ではなく、伝え合うことができる。
そして、ひとりじゃないからこそ、無明の闇の中でも自分を見失わず立ち上がることができた。
ペルセポネもメティスであり、その骨子は沙織の心の中、記憶の中に存在する概念。
沙織の好きな天体の本に乗っていた理論によれば、ブラックホールには出口がある。
ならば無限にも思えるペルセポネの闇にも必ず出口がある。
慶司と沙織はエリを連れ、闇からの脱出に成功する。
事件後。黒瀧は逮捕され、エリは正気を取り戻したもののメティス能力を失った。
メティスは失ったものの、エリと黒瀧は親子の絆を取り戻していた。
相手のことをもっと知りたいと思うからこそ、恋は成立する。
ペルセポネを使えば、相手のすべてを知ってしまう。
だから、ペルセポネは恋を殺す。そう思っていた沙織。
だが、ペルセポネで伝え合えるのはあくまで一瞬の影。
人は変わる。全く同じでいることなどありえない。
二人の恋はいつまでも続いていくのだった。
支援
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●祐天寺美汐
学園都市の有力な出資者である祐天寺グループのお嬢様である祐天寺美汐(ゆうてんじ みしお)。
彼女は鉄をも融解させる炎を発生させる強力なメティス《プロミネンス》の能力者であり、『アルゴノート』の部長。
初対面から慶司を知っている様子で、慶司をアルゴノートに勧誘したのも彼女。
普段はイメージ戦略のために凛々しい姿を見せているが、地は友達想いで心優しい少女だった。
ある日、美汐は慶司との本当の出会いを語る。
幼い頃から大人に囲まれ神童だ天才だと言われていた美汐だったが、人形のように生きてきたため、子供の輪に入れないでいた。
そこに現れた慶司に「本当にしたいことなら、怖くても踏み出すべき」と声をかけられたことで救われたのだという。
慶司もそれを覚えていた。美汐は自分を覚えていてくれたことに感動して涙を流す。
美汐の涙に、慶司は友達以上の感情を覚えていた。
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程なくして美汐は慶司に告白。慶司は彼女をずっと支えようと決意し、二人は恋人になる。
美汐の付き人にして参謀の近壕菜緒(こんごう なお)は主の恋人になった慶司に学園都市のあらましを聞かせる。
この上ヶ瀬にはかつてメティス研究所があった。
だが、幼かった美汐がプロミネンスのセカンドを発動、暴走させたことで研究所が焼失。
そのためにメティス研究が急がれ学園都市が築かれた。
美汐はその事を覚えておらず、同じ事故を繰り返させないように、
菜緒は美汐に能力を定型化して制御させることを徹底して覚えさせた。
前回は奇跡的に人的被害は無かったが、次に暴走を起こせば大災害を引き起こす危険があるのだという。
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その後、アルゴノートの面々は水没ビルの調査に向かうことになる。
調査の結果、水没ビルの電気・水道が生きていることがわかり、
水没ビルを根城にしている存在がいるのではないかという疑惑が生じる。
調査を進めるにつれ、様々な事件の裏側にCSCの黒瀧一派が関与していることが濃厚になる。
疑惑を確信に変えるため、アルゴノートは水没ビルの徹底調査に踏み切ることに。
だが、その時情報インフラがハッキングされ外部と連絡が取れなくなってしまう。
一行は情報封鎖解除と水没ビル調査でチーム分けし、慶司たちアルゴノートは水没ビル調査に向かう。
水没ビルには確かに研究施設があり、違法な実験の隠れ蓑になっていたことが明白になった。
慶司たちはそこに取り残されていた研究員から重要な情報を得る。
もうすぐ学園都市に津波が押し寄せ、この水没ビルは跡形も無くなる。
そして今回のハッキングは黒瀧一派が津波の混乱に乗じてメティス能力者を拉致するためだという。
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慶司たちは脱出を開始するが、水没ビルに仕掛けられていた爆弾により慶司と菜緒が分断されてしまう。
慶司はなんとか菜緒に合流するが、菜緒は傷を負ったうえに瓦礫に身動きを封じられていた。
そこで菜緒は慶司に自分の過去を語り出す。
自他共に認める天才である菜緒は、かつてメティス研究の第一人者だった。
だがその研究の中で『物質D』を作り出してしまい、それ以降は研究への情熱を失った。
それ以降は自分以上に輝く可能性を見出した美汐を正しく育て導くことを自らの生きる道としてきたのだという。
慶司は菜緒を助けようとするが、コピーしたメティスのない状態の慶司にできることはない。
菜緒は自らのメティスを使って美汐の許へ行けと慶司に命ずる。
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一方、美汐たちは慶司の「大丈夫」の言葉を信じ水没ビルを脱出していたが、
既に学園都市では黒瀧一派とCSC本部および祐天寺の私兵の戦闘が始まっていた。
アルゴノートも戦闘に参加し、数の差もあって黒瀧一派は追い込まれていくが、
そこにエリのイドロイドが現れ、風花に命に関わるほどの重傷を負わせる。
目の前で友達を傷つけられたこと、慶司と菜緒を失ったかもしれないことが美汐の心を絶望で蝕んでいく。
美汐は覚悟を決め、無意識に封じられていたプロミネンスのセカンド《ヘリオス》を発動。
圧倒的なヘリオスの炎はエリのイドロイドを容易に焼き尽くす。
ヘリオスは自らを炎そのものに変化させるメティス。
今の美汐は精神も肉体もすべてがメティス波となっており、
自己の唯一性や距離の概念すらも超越した『メティス波存在』、いわば『神』だった。
だが、ヘリオスは強力すぎて美汐にも制御できず、美汐はもう戻れない覚悟を決めていた。
そこに菜緒の空を飛ぶメティス《イカロス》をコピーして飛んできた慶司が合流。
意を決した慶司はイカロスで太陽のような炎の塊となった美汐に飛び込む。
慶司はジョーカーでヘリオスをコピーし、美汐の炎と同化することに成功する。
私怨
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ジョーカーは慶司のメティスへの強い好奇心が生んだ、メティスを理解するためのメティス。
『メティスをコピーし理解する』ことがジョーカーの能力であり、コピーしたメティスを使えるのはその副次効果。
そのため慶司は元の持ち主である美汐以上の速度でヘリオスを理解していき、美汐にヘリオスの制御法をレクチャーしていく。
優しく強い美汐の心が生み出すヘリオスの炎は再生のための炎。
二人はヘリオスの膨大なエネルギーにより各地の戦闘を鎮圧するとともに負傷者の傷を治療、
被験者たちの物質Dによる脳組織の破壊をも再生させ、誰も傷つけずにすべてを終わらせる。
その後。怪我をしたまま水没ビルに取り残されていた菜緒はヘリオスの治療を受けており無事脱出していた。
エリは正気を取り戻したものの未だ治療中。だが今は沙織がエリの側についている。
津波は学園都市に到達したが、最新鋭の水害対策システムもあり被害は最小限に抑えられた。
とはいえ、津波で寮が半壊してしまったため学園は臨時休校になり、慶司は美汐を伴って実家に帰省する。
両親も美汐を気に入り、いつ結婚しても婿入りでも構わないと全面的に二人の仲を認められる。
初恋が実り、大切な友人たちに囲まれ、美汐の未来は明るく輝くのだった。
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支援
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支援ありがとうございました。
未解決にまだあったんで手慰み気分で書いたんですがいかがでしょうか?
細かいミス修正
5 「島の近く」→「学園都市の近く」
8 「『イドロイド』作り」→「『イドロイド』を作り」
WA2のほうもほぼ書きあがってはいるんですが、
まとめちゃうと面白みがなくて、まとめないと長すぎるジレンマに苦しんでます。
諸事情もあるんで3月まで待ってもらえるとありがたいです。
>>121 いかがと聞かれたから率直に言うが
よくわからない
>>121 お疲れ様です
なんであれ、あらすじの投稿数が増えることはスレとしてはありがたいことなので、
全然気にしないでください。
投稿が増えるのはありがたいが
投稿者が構ってになってくると荒れるんだよねいっつも
普段過疎ってるのに何処から集まってくるのか
苦労して書いたんだから「乙」以外の感想が聞きたい気持ちもわからんではないがなー
まぁ投稿者もスレの為とか誰かの為じゃなく、オナニーと割り切った方がいい。そうじゃなきゃやってられんて
>>121 カミカゼはそれだけ読んでも新規さんはイミフだろうなぁ
世界観がややこしい作品だから、1から10まで説明したら倍以上は必要だと思う
別に書き手さんが悪いって言ってるわけじゃなく、興味あるなら予備知識を調べる努力も必要って話なだけで
>>121 WA2書いてるのも私ですよとアピール素敵です
投稿したけど乙すら言われなかった俺に隙はなかった…
久し振りにwiki見たら未解決で分かるのがあったんで書いておく
冥色の隷姫(Jエンド)
実はwikiにあるエンドI の内容がエンドJ
なのでエンドI を書いておく
優先度が一番低いくさいエンド。ある意味バッドエンドか。
戦禍は一向に収まらず、広がっていくばかりだ。
イグナートを諫めるシルフィだが、魔人は聞く耳を持たず、配下に号令を下す。
戦火に身を投じるもまた一興と、イグナートは玉座で笑みを浮かべた。
猫撫ディストーション
お願いします
嫌です
136 :
名無しさん@初回限定:2012/02/26(日) 00:14:12.52 ID:OZDoU24A0
はつゆきさくら
お願いします
それも嫌です
寝言に返事するなよ
女子校生→フタナリへと矯正された少女達の記録〜ふたなりクリニック総集編をお願い申し上げます。
巨乳人妻がキモ義弟のオナホ嫁に!〜飲まないで!母乳は赤ちゃんのものよ…こんな形で次の子が出来ちゃうなんて…〜を頼む。
euphoria(CLOCKUP)おねがいします
牝アイドル 〜デビューした彼女が、男たちに密着マークされている件〜
を是非とも頼む
おはようございます。
「学園淫辱輪舞曲〜純潔の乙女が淫らな牝へと堕ちるまで〜」
をリクエスト致します。
[華麗に悩殺♪ くのいちがイク!〜桃色ハレンチ忍法帳〜]をおねがいします。
同棲ラブラブル をお願いします。
はつゆきさくらをお願いします
獄城の跪姫リーナ〜お前には白濁のドレスがよく似合う〜をお願いします
最近誰もかいてくれない><
淫薬依存学園〜もっと…もっとちょうだい!〜 をおねがい。
>>152 シナリオなんてねーよ
イチャイチャイチャイチャイチャ
淫獄女学園〜用務員の卑劣な罠〜をリクエスト致します。
双淫セレブ妻 狂乱の果て を頼みます
Wanna. SpartanSex Spermax!!!、何卒宜しくお願い申し上げます。
グリザイアの迷宮お願いします
夜勤病棟 零 をおねがいします
BUNNYBLACK 2 を頼みます。
プリズマティックプリンセス☆ユニゾンスターズを頼む。
学☆王 -THE ROYAL SEVEN STARS-、よろしく頼む
ふたあね・Hs 〜若葉とあやめのLOVEエロ物語〜をリクエストいたします。
おはようございます。「昏き祟りの森で」をリクエスト致します。
『お尻っ娘ヴィーナス』リクエストします。
169 :
名無しさん@初回限定:2012/02/29(水) 08:29:45.14 ID:OH3HSNwR0
すたどる!
を要望いたします。
はつゆきさくらさくらをお願いします
ひよこストライク!をお願いします
雷光の退魔師ナナホ 限定パック〜PCゲーム+ビジュアルBOOK&CD〜をたのむ
wikiと前スレ見てきました。
「WHITE ALBUM2〜closing chapter〜」について中途半端なとこで終わってる
と思いますので、前スレで書いた方か、あるいは他の人でもいいので
続きをできればお願いします。
リクエストですが
放課後マニア倶楽部
お願いします
176 :
名無しさん@初回限定:2012/03/03(土) 23:26:54.67 ID:V1mRFSA80
ソラニカエレ頼む
177 :
名無しさん@初回限定:2012/03/05(月) 19:15:53.05 ID:eBXG/gbA0
すまんなHomefrontにはまってはつゆきさくらやる気にならんのだよ
WHITE ALBUM2でメインの二人まだ?
雪菜とかずさのシナリオはよ
ジブ4と戦国ジブリールも。
182 :
名無しさん@初回限定:2012/03/07(水) 12:38:01.95 ID:1TmIA+ZO0
エロゲで泣いたことないわ
古い泣きゲとかやらないのもあるのだけど
さてHomefrontやるか
「パペットプリンセス 〜傀儡姫。わたしは、操り人形〜」で泣いた。
186 :
名無しさん@初回限定:2012/03/08(木) 18:11:01.73 ID:8B08mWck0
ウルウルっときたのはあるけど、涙が流れるまではないな
プリーズ・レ○プ・ミーの各ルートの流れ教えて
WA2のまとめ待機
すっかり忘れてたわ
早くしろよ……
真夏の夜の雪物語 -MIDSUMMER SNOW NIGHT-をお願いします
「僕の彼女はガテン系」をリクエストします
NTRの皮をかぶった純愛ゲーと言う評価を頻繁に目にするものの、
どうしてもNTRゲーをやる勇気が出ません。
一体なぜこのような評価を得るに至ったのかがものすごく気になります。
194 :
名無しさん@初回限定:2012/03/14(水) 17:44:30.19 ID:5mOhy7Qy0
はつゆきとホワルバ2早くしろよ
古いけど「夏ノ雨」
[060526][千世]七彩かなた −夏休み!ドキラブバカンス夢冒険!−
(なないろかなた)をリクエストします。
レイコ −囚われし女捜査員−を頼む。
獣ノ躾 〜本能と理性の狭間で悶えるケモノ〜をおねがいします。
「魔法美少女まじかる☆萌えりん♪S」 をリクエスト致します。
JKとエロ議員センセイ〜旧家のお嬢様JKを愛人にしてヤリたい放題〜
をリクエストします。
JKとエロ議員センセイ〜旧家のお嬢様JKを愛人にしてヤリたい放題〜
をリクエストします.
DKとエロ議員センセイ〜旧家のお坊ちゃんDKを愛人にしてヤリたい放題〜
をリクエストします.
OH!ステルス紳士 〜隠密ザーメン公開中出し学園〜 をお願い。
エロゲーしようよっ!を宜しくお願い申し上げます。
soleilの逸脱をお願いいたします
無印 カラー編
前作「戦国ランス」の戦いで最愛の恋人(本人はただの奴隷だと否定してるが)シイルを魔王の呪いによって氷付けにされた冒険者ランス。
彼はシイルの呪いを解くためにカラー(いわゆるエルフ)の女王パステルを尋ねるが可愛かったのでレイプしてしまう。
元々人間嫌いのパステルはこれに激怒しランスに禁欲モルルンという強力な呪いをかける。
これは「高レベルの女性以外とはセックス出来ない」という性欲魔人のランスにとっては死刑宣告とも言うべき呪いだった。
パステルに呪いを解かせるため、そしてセックスをするためにランスの高レベル美人を探す冒険が始まった。
(これ以後、様々なクエストが発生しかつての仲間達と再会してセックスしたり、新たな女達と出会ってセックスしたりする)
一方、レイプされたパステルはよりにもよってランスの子供を妊娠してしまった。
彼女はカラーの掟に従い生まれた自身の子供であるリセットにランスを殺させる事で名誉の回復を行おうとしたが
(カラーの子供は成長が早く、数ヶ月で6歳前後の大きさにまで成長する)
リセットはランスに懐いてしまい父親を殺そうとしない。
ブチキレたパステルはカラーに伝わる最強の秘宝を装備して自らランスを殺そうと目論むが
ランスを誘き寄せる前に謎の人物に秘宝を奪われてしまう。
秘宝はカラーにとって最強の装備であると同時にカラーの村を侵略者の手から守る結界の維持装置でもあった。
結界の消失と同時にカラーの額のクリスタル(非常に高価)を奪おうと集まったヘルマン軍が侵攻を開始。
結界の加護を失ったカラー達はヘルマンの兵士達に次々と犯され殺されていく。
そこへカラーの村侵攻の報を聞いたランスが駆けつける。可愛い女の子は全て俺様の物。
自分の女(予定)たちを傷つけられたランスは激怒しヘルマンの将軍達を次々と撃破。
結果的にパステルも認めざるを得ないカラー達の救世主となってしまう。
この功績により遂にシイルの呪いを解いてもらえることになったランス。
しかし魔王によってかけられた呪いは呪術のエキスパートであるパステルにすら解くことが出来なかった。
シイルは永遠に元に戻らない。
その現実を突きつけられたランスは自暴自棄になり女達を乱暴に犯すだけの鬼畜王へ変わっていく。
このままではランスは壊れてしまう。彼の身を案じるヒロイン達はランスの為にある嘘をつく。
内戦が噂されるヘルマンの地には魔王の呪いすらも解くことが出来る幻のレアアイテムが存在すると。
ランスはその言葉に目を覚まし一人ヘルマンの地へと旅立つ。
同時にランスを愛する女達もまた行動を開始する。
ランスがこの優しい嘘に気がつく前に、シイルを本当に救う方法を見つけ出すために。ランス9ヘルマン編へ続く。
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マグナム追加シナリオ AL教会編
ランスのパーティに新たに加入したヒーラー、クルックー・モフス。
その正体は大陸全土を支配する世界最大の宗教組織AL教の司教だった。
彼女は教会の最高幹部の一人として次期法王を決めるムーラテストに参加。
法王の地位には興味がないが敬虔な信者である彼女はテストの規定に従い世界の秩序を乱すというバランスブレイカーを回収していく。
(パステルからカラーの秘宝を奪ったのもクルックー)
彼女がランスに近づいたのも彼自身が「バランスブレイカーを引き寄せるバランスブレイカー」で
ムーラテストの得点を稼ぐのに利用できる格好の駒であったから。
しかしランス達と冒険の日々を過ごすうち、クルックーは乱暴で身勝手だが実は結構優しかったりもするランスに好意を抱くようになり
ランスと魔剣カオスの回収という重要任務を放棄。そのままムーラテスト最終日を迎え、彼女はランス達の前から姿を消した。
ランスはこの事態に当初は怒りを隠さなかったがクルックーの身にライバル司教達の魔の手が迫っていることを聞くと
自分を騙した罰としてお仕置きエッチをすると称してAL教の聖地である川中島へと突入。輪姦されていたクルックーを救出する。
救出されたクルックーはムーラテストに合格し法王となった。
しかしその結果、彼女が得たのはあまりに残酷な世界の真実だった。
AL教が崇める女神ALICEは慈愛の神などではなく、創造神ルドラサウムの命に従い
大陸に適度な殺戮と混乱を生み出して「面白い世界」を作り出す(人間にとって)邪悪な存在だった。
幼い頃からAL教の教義を信じてきたクルックーは絶望するがランス抹殺や大量虐殺を命じてくる女神から
何度となく殺害と復活の拷問を受けながらも「少しでもマシな世界」を勝ち取るため法王として1人で闘い続ける道を選ぶ。
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そんな中、「導く者」と呼ばれるテロリスト集団がパステルを誘拐する事件が発生する。
世界を絶望に染め上げようとする彼らのリーダーの名はアム・イスエル。
かつて法王の地位に登り詰め、クルックーと同じく世界の真実を知ってしまった聖女である。
彼女は神に懇願し譲歩を引き出すのではなく、傲慢な神を滅ぼす道を選んだ。
全ての生命は創造神ルドラサウムの一部であり、そうであるがゆえに人も魔王も絶対に創造神に勝つこと出来ない。
その枷を逃れるためにアムは自らの魂を汚すことで汚染人間となった。
汚染された魂はルドラサウムの円環の輪から外れた「別の存在」
何千年、何万年とかけて大陸の生命を汚染していくことで神の力を弱め、そして倒す。それがアムの計画だった。
アムは世界の真実を知った同志としてクルックーに仲間になるように呼びかける。
あなただってこんな世界は嫌でしょう?しかしクルックーはアムの誘いを拒絶する。
神も世界の行く末もどうでもいい。
だがランスが生きている今の世界を破壊するのは許さない。
交渉は決裂。汚染人間を生み出すバベルの塔で最後の戦いが始まる。
激しい戦いの末、アムを倒したクルックーは彼女を封印(汚染人間は理から外れた存在のために不老不死)した。
誘拐されたパステルが戻って来たことでシイルの呪いが解かれる時が来た。
パステルの力とAL教に封印されていた呪術ブースターの力が合わさり氷は溶け、シイルが復活する。
ランスは大喜びで彼女を抱き「もう二度と離れるなよ」と呟くが直後にシイルが震えはじめ、氷の呪いが復活する。
カラーの女王とバランスブレイカーの力をもってしても呪いを完全に解くことは出来なかったのだ。
落胆し絶望する一同。しかしランスだけは「一度は解けたんだから何とかなるだろう。俺様は英雄だからな」と笑い
再びシイルの呪いを解くための旅に出ることを決意する。行き先はヘルマン。
北方の軍事大国でランスの新たな冒険が幕を開ける。ランス9ヘルマン編へ続く。
捕捉事項
無印とマグナムでは展開が一部異なるがどちらがランス9に繋がる正史となるかは明らかにされていない。
(無印が正史となった場合、ムーラテストは継続中で導く者たちも暗躍したままヘルマン編を迎えることになる)
以上です。支援ありがとうございました。
乙
乙
大筋をシンプルにまとめててわかりやすいね
こういう書き方が一番読みやすいな
完璧だわ
乙。
やっぱり脇道部分が多くて本筋の分量が多くない作品は
本筋だけ取り出すと分かりやすいね。
「かみのゆ」をリクエストします。
「グリザイアの迷宮 -LE LABYRINTHE DE GRISAIA-」をリクエスト致します。
ツクモノツキを頼む
太陽のプロミア Flowering Days を宜しくお願い申し上げます
銭湯の男湯に入浴させられる人妻〜清楚巨乳妻がオヤジの群れの粘着責めで牝喘ぎ〜
をたのみます。
不良にハメられて受精する巨乳お母さん 〜イキ地獄に堕ちた家族のゲーム〜
をたのみます。
「ホチキス」をリクエスト致します。
お姉さまは保健医「弟が好きすぎて、泣き叫ぶほどいじめたくなっちゃうの」 をたのみます
リクエスト:寝取られ看護学生〜未優 白衣の下の牝肉は、知らぬ間に開発されていた…
性春☆ダイナマイトっ!!をお願いします
セーエキ!ぶっかけ牧場! 〜お汁いっぱい、精霊達をHに飼イク!〜
をリクエストします
マリッジブルー「婚約者がいるのに、どうしてこんな男に……」、をたのみます。
リクエスト:「チョコレート・プリンセス! 〜淫獄の!? ホームステイ〜」
気長に待っていますので、よろしく。
ハードコア・ティーチャー 〜絶対服従へのロジック〜 をお願いいたします。
濁悪催眠180秒 〜目が覚めたら非処女になっていた〜、を頼みます。
ヤキモチやきの義妹は、いつでもどこでも発情中 をよろしくたのむ。
処女と魔王とタクティクス 〜魔王争奪戦〜 をリクエストします。何卒宜しく頼む。
濁悪催眠180秒 〜目が覚めたら虫になっていた〜、を頼みます。
ヤキモチやきの義父は、いつでもどこでも発情中 をよろしくたのむ。
需要なんか無いかもしれないけど、なんとなく低価格帯の作品何本かまとめてみる。
こういう投稿もありなのかな?
誰かいるかな?
試しに1本投下してみる
「妻交換 〜あいつのワイフと俺の嫁〜」(ブルゲLIGHT)
(登場人物)
新井田 拓海:主人公 妻の芽衣との行為がマンネリ気味
新井田 芽衣:主人公の妻 主人公の事を愛してはいるが、行為のマンネリにはやや嫌気がさしている
中嶋 宏則:隣家の主人 気さくな性格だが行為は力技で、妻の涼子との関係は冷え込み気味
中嶋 涼子:隣家の妻 宏則のことは愛しているが、行為だけは合わず最近行っていない
(内容)
妻、芽衣と結婚して3年。新井田拓海は行為のマンネリ感を感じていた。
それは芽衣も同様なようで、明らかに反応が鈍くなっているのを拓海は気づいていた。
倦怠期なのだろうかと悩む二人。そんな折、二人の家の隣に中嶋夫妻が引っ越してくる。
二人と中嶋夫妻は無関係ではなく、夫の宏則は芽衣の元上司、妻の涼子は拓海の元同級生であった。
そこで歓迎会を開くことにした新井田夫妻。中嶋夫妻も快く出迎えてくれ、
知り合い同士ということもあり話も弾むが、次第に宏則と芽衣が眠ってしまう。
さらに、涼子が昔好きだったと拓海を誘うようなそぶりを見せ、そのまま二人は関係を持ってしまう。
眠った二人はこれに気付くことはなかったが、拓海には罪悪感が残る。
そのため翌日この件の謝罪をしに涼子のもとを訪れるが、またしても涼子に誘われてしまう。
その夜、拓海は罪悪感に悩まされながら眠りに就くのだった。
こうして中嶋夫妻が引っ越してきて数日、拓海は、学生時代の恩師が亡くなったとの連絡を受ける。
その葬儀に参列するため家を空けた拓海。しかし、帰ってきたとき芽衣の姿はなかった。
どうやら中嶋家を訪問しているようなので、実家から持って帰ってきた酒でも振舞おうと拓海も向かうが、
そこで拓海は信じられない光景を目にする。
なんと、芽衣が宏則と関係を持っていたのだ。しかも、芽衣は拓海に見せたことのないような乱れ方をして。
自分との行為では得られないものを宏則となら得ている。そんな悔しさを感じた拓海は、
その夜の芽衣との行為で、宏則のやり方を参考に今までしたことのなかったやり方を試すのであった。
宏則と芽衣の行為を目撃して落ち着かない拓海。と、そんなある日涼子から電話がかかってくる。
宏則が出かけるので遊びに来ないかと言うので、その誘いに応じることに。
その際涼子に芽衣の浮気について相談すると、拓海も自分と浮気しているではないかと行為を誘われる。
ところが、その間に宏則が帰宅。慌ててクローゼットに隠れる二人だったが、
宏則は友人宅に遊びに行ったはずの芽衣を引き連れており、そのまま行為を始めてしまう。
芽衣の浮気相手とは宏則のことだったのか。これには涼子もショックを受けるが、
見ていると我慢できなくなり、結局こちらもそのまま行為に及んでしまうのだった。
夫婦交換のスワッピングが発覚して数日。拓海は、宏則と話をするため中嶋家を訪問。
自分が涼子と関係を持っていること、宏則と芽衣の関係を見たことを話した拓海。
涼子を寝取ったことになるので殴られる覚悟もしていたが、逆に宏則から謝罪されることに。
聞けば、中嶋夫妻も関係がうまくいっておらず、より行為を楽しむ方法はないかと考え、
二人は合意の上でスワッピングを行っていたのだという。先日のクローゼットからののぞき見もすべて仕組んだことだったのだ。
しかし新井田夫妻の方は二人ともこの計画を知らず、宏則は芽衣と関係を持っているのを拓海に知られ殴られても仕方がないと思っていたが、
その時すでに拓海も涼子と関係を持っていたため、お互いさまだったのだという。
かくして拓海にも知るところになったこのスワッピング。そのまた後日には、おたがいの行為を見せ合うことになった。
その過程の中で芽衣も知ることになる。混乱しながらも芽衣も受け入れ、4人ともスワッピングに合意することとなった。
このスワッピングを経て、今までの行為のマンネリの原因が判明した両夫妻。
その原因も解消され、関係が改善されたが、4人ともすっかりスワッピングにはまってしまった。
相手を本来のパートナーに戻しても十分な満足が得られており、妻交換があったからこそ関係が改善できたと実感する4人であった。
おわり
otu
実際、こういう低価格抜きゲーって需要あるのかな?
あるよ
虜讐〜女学生調教〜をお願いいたします。
リクエスト:
くびわ学級 ボクは幼なじみ様のしもべです
はつゆきさくら お願いしたい
>>251 乙です
たまに低価格でもストーリーにとんでもないどんでん返しがあったりするので構わないかと
>>257 OK。
タイトルから誤解を招きそうな作品を中心に、何本か今執筆してるよ。
「魔法少女沙枝でらっくす」をリクエスト致します。
完成
スワンの「桃色調教 〜目指せエッチなお嬢様〜」
このゲーム、調教と言うほどきついものじゃないんだよね
若干性に貪欲になるって程度で。
次のレスから投下していくよん
(登場人物)
前田 智和:本作の主人公 幼馴染の祈梨とは仲が良い一般人
深沢 祈梨:ヒロイン1 主人公の幼馴染でお嬢様
藤代 絢:ヒロイン2 祈梨のお付きのメイド。二人から一つ上の幼馴染
(内容)
幼馴染の祈梨、絢との日常を送る智和。祈梨は甘えん坊で、いまだに一緒に入浴していることも少なくない。
この日も一緒に入り、別々に部屋に戻っていると、自分を想って自慰をしている絢を発見する。
見られたことに気まずくなる空気に、逃げ出すように帰る智和だった。
別の日、重要な話があると二人に呼び出される智和。話を聞くと、祈梨に縁談が持ち上がったというのだ。
智和との別れを想像し涙ぐむ祈梨。智和は、何とかならないかと考える。
(ここでこの話を阻止するか否かの選択肢が出ます。阻止する場合祈梨ルート、しない場合絢ルートへ)
(祈梨ルート)
祈梨の気持ちを組まない縁談など絶対に認められない。断固阻止を誓う智和は、
はぐらかしつつもずっと一緒だと祈梨に告げ、この日は家に戻る。
その後、どうすれば祈梨の縁談を壊せるか考える智和は・・・
(ここで絢の協力を仰ぐかどうかの選択肢が出ます。一人でいけば祈梨単独ルート、協力すればハーレムルート)
(祈梨ルート確定後)
ここで智和は、自分の気持ちを祈梨に伝える決心をする。
ずっと自分を慕ってくれていた女の子。いつも一緒にいたあの子。いつしか自分も彼女に愛情を持っていたんだ、と。
そして、自分たちの気持ちが繋がっているのは、縁談阻止の大きな武器になるだろう、と。
そして翌日、智和は祈梨に改めて告白。二人は正式な恋人どうしとなる。
後日には唯一の理解者である絢にも報告。万全の態勢を整えることに。
こうして付き合い始めた二人だが、しばらくすると祈梨はある疑問を智和にぶつける。
これまで会えば行為にいそしんできた二人。だが、祈梨からすれば「体だけの関係なのでは」という疑念が浮かんでいたのだ。
これを聞き、智和は「祈梨の気持ちを理解していなかった」と反省し、体だけの関係ではないことを示し、一掃気持ちを結び付けるのだった。
ところが、気持ちを通じ合わせたのもつかの間。新たな問題が発生する。
絢以外のメイドに逢引の現場を目撃されてしまったのだ。当然、深沢家は大混乱に陥り、二人は祈梨の両親に呼び出される。
会うなり、祈梨の父親は「智和ならこんなことをしないと信頼していたから任せていたのに」と苦言を呈し、
「縁談がハチャメチャになる」と苦々しく吐き捨てる。
が、これを聞いた智和は、我慢の限界とばかりに猛反論。「祈梨本人の意思を無視して、本当に祈梨のためになると思うのか!」と。
さらに、ここに祈梨が口をはさむ。「トモちゃんのことがずっと好きだった。関係を認めてほしい」と。
さらには祈梨の母親もこれを支持し、「跡継ぎとしての英才教育を受けるなら認めよう」と、二人の関係を許すのだった。
とりあえず名前欄に作品名入れといてくれ
エンド1
こうして親公認の関係となった二人。智和は、学校の後跡継ぎ教育を受ける多忙な生活を送ることとなった。
しかし、二人の未来のためならば苦しいことではない。智和は、二人の未来のため頑張るのだった。
エンド2
あれから数年。無事一流大学への進学を果たし、祈梨との婚約も正式に決まり、大学卒業を待って籍を入れることになっていた智和。
だが、そのプランに一つの変化が起きていた。それは祈梨の妊娠である。
急な妊娠に周りはあわただしくなるが、本人たちは至ってマイペース。パパとママになる喜びに浸るのだった。
そして数ヵ月後、二人は結婚式を挙げた。祈梨は臨月となっており、誰にも忘れられない式にするため、この時期に合わせたのだ。
祝福の声の中、二人は、これからの幸せな未来に想いを馳せるのだった。
(絢ルート)
自分だって嫌だ。でも自分には何もできない。そんな無力感にさいなまれ、とぼとぼとその場を後にする智和。
しばらく深沢家と距離を置くことにした智和を、絢が訪ねてくる。
そして、祈梨の意思を重視するため、縁談が延期されたことを告げる。
だが、「なぜ自分でやらなかったのか」と絢を失望させたことは確か。その信頼を取り戻そうと、智和は考えるのだった。
一方、帰宅した絢も様子がおかしかった。あの時止めなかったのは祈梨から智和の気持ちが離れたことだと考える絢は、
本来嘆くべき主の失恋に、安心感を覚えている自分に気づいていた。そう、絢もまた智和に想いを寄せていたのだ。
数日後、深沢家を訪れていた智和
だが、祈梨のあまりに明るい笑顔に気後れし、部屋を飛び出してしまう。
そこに絢と遭遇。絢は、そんな智和の様子を見かね、自室へと案内することに。
祈梨の気持ちは智和に向いていることを指摘し、智和の本心を問いただしたのだ。
だが、ここで智和は、絢のことが気になると答える。動揺する絢だが、自分の本心は智和が好きだと答える。
気持ちは通じ合わせたものの、当面正式に付き合うのは控えようとする二人
だが、態度の変化から、すぐに祈梨に感付かれてしまう。絢は、メイド失格だとたまらず逃げ出してしまう。
祈梨から連絡を受けた智和がすぐ見つけ出し、このままの関係ではまずいと、祈梨に話をつけることを決める。
だが、祈梨はすでに二人の気持ちに気付いており、気持ちを爆発させ号泣するも、何とか受け入れるのだった。
その後、祈梨は両親に直談判。自分の相手は自分で見つけると、縁談を破棄させたのだ。
そして、祈梨に対する絢の遠慮もなくなり、二人はようやく恋人らしい生活を送りだすのだった。
(ハーレムルート)
祈梨の縁談を壊す。そう決めたものの、具体的な手段が思い浮かばない智和は、絢に相談することに。
すると絢は、「祈梨に特定の相手がいる既成事実を作ってしまえばいい」と提案する。
さすがに躊躇する智和だったが、生半可なことでは説得など不可能と、そのまま行為に及ぶことに・・・
と思いきや、祈梨が「それなら絢も一緒に」と提案。絢の気持ちを知っていた祈梨は、自分のために我慢などして欲しくないというのだ。
智和への想いを否定しなかった絢もこれを受け入れ、3人で行為に及ぶのだった。
こうして3人で人生を共にすることを決め、縁談破棄のための作戦会議が始まった。
そして、両親への説得の日。きっぱり縁談は嫌だと言い切る祈梨に、両親は驚きつつも反対をしなかった。
と言うのも、今回の縁談は先方の強い頼みの元行われていたもので、祈梨にその気がなければ断るつもりだったというのだ。
こうして何の杞憂もなくなった3人は、1年と言う時を過ごした。
このころになって、二人にはある変化が。そう、妊娠していたのだ。
3人は、生まれてくる子供のことを考えながら、不自然ながらも幸せな生活を送るのだった。
おわり
乙乙
ってことで以上でおわり
>>264 普通に忘れてた。すまん。
「兄妹秘哀 〜イヤなのに、カンじちゃう〜」をリクエストします。
「嘘と真琴にお仕置きを」をリクエスト致します。
団地妻となう。 を頼む
初恋前線。 を頼む
お姉×ショタ を宜しくお願い申し上げます
リクエスト:「死神のテスタメント 〜menuet of epistula〜」
………よろしく頼む。
ネブ*プラス を宜しくお願い申し上げます。
「猫撫ディストーション Exodus」
これを是非とも頼む。
ホワルバ2の雪菜とかずさまだー
ホワルバ2の雪菜とかずさ、予約します。
Princess Evangileをリクエストします
「ドM男探偵がイク 勝手にイッたらオシオキよ!」をリクエストします
認知しなさいっ! をお願いします
独り占め をリクエスト致します。
プリンセスXFD 〜許嫁は終わらない!?〜をリクエストします。
グリザイアの迷宮
・過去編
雄二が市ヶ谷に書類(昇級関係だったけな?)を渡しに行ってJBと会話しながら回想に入る
(書類の下書きをシュレッダーにかけたが万能メイド幸により修復され、ヒロイン達も雄二の過去を見てる)
父は闇商人のようなもの
母は昔水商売をしていた
雄二と一姫はそんな家庭に産まれた
一姫があまりにもの優秀すぎたため親の雄二に対する態度は悪かった
一姫は雄二にやさしくしてくれたが雄二は一姫を恐れていた。
そして交通事故により一姫は死んだ
一姫によって構成されていた家族は崩壊していった
酔いつぶれな父を見た母は雄二をつれ家出を二回するが、二回とも父に見つかる
二回目にはもう一度一姫みたいのを作ればいいとか言う狂った父に母は犯される
この時酒を買ってこいと言われて買って帰ってきた雄二はひどい姿になった母を見て父に殺意を覚える
そして、酒瓶で父を殴る、この時まだ父は死んでいない
母に逃げなさいと言われて一度は家を出た雄二だが母の事が心配で戻る
しかし、家の周りには人だかりがあった
警察を押し切って中に入ると
首を吊っている母がいた
警察によると父を殺してから母は首を吊ったようだが雄二は自分が殺したと思い込んでいた
雄二には身よりがなく、父の商売相手だったヒース・オスロにやしなわれる
最初は普通にかわいがれていたがある日来客を殺してしまい
雄二には殺しの才能があると思ったオスロは雄二を「学校」に連れて行く
訂正 雄二には殺しの才能があると思ったオスロに雄二は学校に連れて行かれる
つ【 支援 】
ごめんちょっと飛行機のゲートオープン始まったから12時間後ぐらいにまた書き込むわ
あと新作ネタトリつけ忘れたすまん
すいません眠いんでまた今度書きます。
ピチふぇち!だぶる!! 〜競泳姉妹と中出し孕ませにゅるにゅるデート♪〜 をお願いいたします。
リクエスト:淫欲特別教室〜お嬢様姉妹がクラスの共用淫肉教材に!〜
鋼殻のアイ〜潜在意識へのメス豚刻印〜
をお願いいたします
誰かwiki更新してくれ
チースッ285DEATH☆
乙女が紡ぐ恋のキャンバスの怜奈√終わったんで書きます。
グリザイアの迷宮はちょっと思い出せない部分あるんで再プレイするんでお待ちくださいな☆
【共通】
主人公瑞木信は姉の画家の瑞木把虎とアトリエで暮らしていた
把虎は老若男女が知っている高名なアーティスト
ある日姉といつも通り暮らしていたらテレビにエッチな姿&女装している自分のフィギュアが!?
しかもそのフィギュア41億!?
信は把虎に「目の保養になる」「美的感性をくすぐる」とか言われて女装させられていた。
もちろんエッチな姿はした事はないしそれを作っていいとも言っていない
しかも今度はヌード写真がいいかと言われ自分の貞操を盗まれそうになる信
近くにあった塗料を投げて脱走
ちなみに信は外に出た事がない
家に帰るわけにもいかず途方に暮れていたら
危なっかしそうに木材を運んでいるょうじょっぽい女の子が見えので
信は手伝いに行くが不審者がられる
そしてまた途方に暮れる信
仕事を探そうにも何処に行っても断れる
ビルの玄関に黒服の人が居たので仕事はないかと聞くが
門前払いされる
信が去った後に黒髪のロングヘアの女の子の姿
「あの姿何処かで?」
眠いで寝ます
続きは多分明日書きます。 た、多分
で、電波だー
297 :
296:2012/04/15(日) 18:35:38.51 ID:BfePJ/LX0
すまない、誤爆だ
うわID変わってない
失礼しました
なんかグッピー飛んできたので空港を眺めてたら
(信は視力6.0)警備?の女の子に狙撃されそうになったりしたりして
無我夢中の逃げ回ってたら
キューティーな女の子がリムじんべえから降りて来た(怜奈)
いろいろ会話してたら狙撃して来た女の子と遭遇(千晴)
千晴に斬られそうになるが怜奈に助け舟を出される
そして美術館に連れていかれる
なんか巨乳な女性に会う(アナタシア)
その後なんか絵を別のとこに持って行く人を見た信はついていく
そしたら強盗犯だったらしく絵と一緒に誘拐される信
そして犯人にその盗んだ絵は偽物だと言って(本当に偽物)油断させて逃げようとする信
無理だったので諦めてたら千晴が助けてくれた
あの偽物の絵よく用意しましたねと言ったらライバル社の密偵と思われ
お屋敷の怜奈の部屋で尋問されるがメイドのお姉さんに助けられる(昭江)
昭江に風呂を進められ入ろうとしたら手伝おうとした昭江に入られ男バレする
事情を説明したら理解してもらえた信
怜奈に仕事を凱旋亜してあげると言われていたがなんとメイドにさせると言う事らしい
【共通終了】
補足
・信は普通の女子の倍以上家事ができる
・信は芸術の知識がかなりすごい
・なんで千晴は信を狙撃しようとしたかというと
危ないから家に帰って欲しかったから撃ったのはゴム弾
・なんで斬ろうとしたかというと所謂おとりみたいな事
リムじんべえについては気にしないでちょんまげ
基本的に私は文を書くのがとても下手なので質問あったら言ってください
つ【 支援 】
誰かwiki編(ry
マテリアルブレイブ をリクエスト致します。
CARMINEの「空蝉に触れるもの」をお願いします
Friendsをおねがいいたします
JK処女妹の淫欲調教 〜妹の妄想は、現実へと喘ぎだす… を頼む。
「乱姦倶楽部」をリクします
リクエスト:ちゅぴちゅぴ男の娘 〜家庭教師と双子のひみつの授業〜
何卒宜しく。
淫落痴漢電車〜恥辱姦状線〜 をリクエストいたします
ぜったい猟域☆セックス・ロワイアル!! 〜無人島犯し合いバトル〜
をリクエストいたします。
Remember 最愛の妻が他の男の腕の中で微笑む、もう一つのIFを頼む。
しりこん☆まじっく 〜生まれる前からあなた専用?!〜 をリクエストいたします。
何卒「水の都の洋菓子店」を宜しく願う。
超光戦隊ジャスティスブレイドZERO 〜大首領の敵は大首領〜 をリクエストします。
それでもオレはやってやる! 乱獲編 をリクエストします。
リク:性狂育 〜モンスターペアレントの理不尽な要求〜
烙印姫ルーンドプリンセス をお願いいたします。
Thief and TROLL をお願いいたします。
次のリクが俺のやったことあるゲームだったら書く
毒舌クールな妹を性的に可愛がる!〜兄さんの変態、ド変態!責任とって孕ませてよね!〜
をお願いします。
処女卒業っ!〜私で童貞捨てませんか?〜 をリクエストいたします
[放課後☆エロゲー部!〜エロゲー制作のため女の子たちとえっちしまくりな毎日〜]を是非とも宜しく。
リクエスト:ぷちぷちアイドル候補生 〜早くシてよ!マネージャーでしょ〜
野外学習2 をたのむ
リア充催眠〜リアルが充実する催眠生活はじめました。〜 をたのみます
次のリクが俺のやったことあるゲームだったら書く
「褐色アナメイト 〜桃尻っ娘を堕とせ♪〜」をたのみます
悪の女幹部 フルムーンナイト をおねがいします。
果汁戦隊☆フルーツレンジャー をリクエストします。
デカくてエッチな俺の姉 をたのむ
Strawberry Feels〜ストロベリー・フィールズ〜
をお願いします。
乙女が紡ぐ恋のキャンバスをリクエストします。
書いている途中での寸止めは堪忍してくれ。
「‘&’-空の向こうで咲きますように-」をよろしく。
英雄*戦姫 を是非に、是非に頼む。
屋上の百合霊さん も是非に、是非に頼む。
[再掲]
屋上の百合霊さん も是非に、是非に頼む。
[再々掲]
屋上の百合霊さん も是非に、是非に頼む。
恋めくりクローバー をたのみます
ヴァンパイアクルセイダーズ をリクエストさせていただきます。
345 :
300:2012/05/01(火) 03:55:43.08 ID:VGuurJ4N0
>>335 待っててちょんまげ
ここ最近めっさ忙しいから5月の終わり頃になる
DRACU-RIOT! をたのむ
Princess-Style をリクエストします。
孕ら みん!! 〜催眠中だし子づくり宣言〜 をリクエストします
じゃあBUNNYBLACK2を簡単に。細かいところは記憶違いがあるかも。
平和だった魔王の森は突如として天界軍の侵攻を受け、その半分が占領される。
しかもセキュリティの虚を突かれて居住区にも侵入され、被害は甚大。
これに怒った現魔王・ダークスは、
「奪った命は産んで償え」と、捕虜の天界兵(女天使型)を全員犯して種付けする。
と同時に、魔王自ら精鋭を率いて攻め込む作戦を敢行する。
まずは天界軍の切り込み大隊長&副隊長のマリーアリス&フィリアネを捕らえ、
犯しまくって寝返らせる。
二人の情報から、元凶は天蓋の城(空中要塞)にいる三領主と判明。
天蓋の城に進入し、三領主の一人・炎神族のパニバーナを撃破。
犯し倒して屈服させた後、わざと開放する。
「俺を撃退したことにして知らん振りしてろ。但し俺の命令には従うこと。」
パニはツンデレの気があり、その後何かと手助けをしてくれる。
三領主の二人目は水神族のイザナ。
実は勇者オタクで、冒険者を勇者研究の材料に使っている。
魔物を連れ回していて目立ったダークスは、
イザナに拉致され、清廉潔白な勇者に洗脳されてしまう。
そこでダークスの娘、コゼロットを中心に救出部隊が編成され、
洗脳を解くにはショック療法よ、とばかりに勇者ダークスを撃破、
さらに女性陣の煩悩攻撃でダークスを正気に戻す。
怒ったダークスはイザナを撃破、
犯し倒して屈服させた後、わざと開放する。
「俺を撃退したことにして知らん振りしてろ。但し俺の命令には従うこと。」
ここで三領主の上司、かつ天蓋の城の領主であるオルデウスが登場。
不在中に勝手に始まった戦闘を終わらせるため、
天蓋の城の最大兵器・要塞砲で魔王の森を吹き飛ばした後、和解することを命じる。
そうとは知らないダークスはオルデウスと遭遇し瀕死の重傷を負うが、
イザナの治療にて復活。要塞砲の件を聞かされる。
急ぎ、要塞砲の封印の解除にあたっていたカーシャ(オルデウスの娘)を撃破。
一件落着かと思いきや、オルデウスの惨殺死体を発見。
「三領主の残る一人・光神族のウルティニアの仕業か?実はメチャ強いんじゃね?」
何だかんだでウルも撃破し陵辱。実はウルはドMで即落ちする。……あれ?
今度こそ終わりかと思いきや、天蓋の城は魔王の森の真上まで移動し
要塞砲の封印解除も継続中。
ダークスにオルデウスを殺されたと思ったカーシャの仕業だった。
カーシャを撃破し犯した後、崩壊し始めた天蓋の城から脱出。
要塞砲は結局発射されなかったが、天蓋の城は魔王の森に落下し
迷宮第三層までを圧壊。なお住民は早期に避難していたため無事。
本当に終わりと思ったら、ダークスの妻で先代の魔王・フォーゼロッテが倒れる。
フォーゼも天蓋の城も、魔力吸収機能を持つが、
より規模の大きい天蓋の城に、フォーゼの魔力が吸われているのだ。
そこでダークスは天蓋の城の中枢部へと進入。
道中、ダークスにだけ見えていた小さな娘・パーシが、
天蓋の城の自己制御システムの一部だと知る
(オルデウスを殺したのはパーシ。自分に優しかったダークスをボコった報復として)。
パーシから情報を得た上で、ダークスは暴走した自己制御システムを破壊し、妻を救う。
(エピローグ)
魔王の森は復興に大忙し。元・三領主も、天界から魔界へと所属変えし、
幹部(迷宮長)として働くことに。
また捕虜の天界兵・約1000人と、メイド・幹部の一部がダークスの子供を懐妊・出産。
コゼロットを含めて大家族になる。
コゼロットが成長して、魔力吸収機能が発動されると、肉親以外だれも近づけなくなる。
そのための準備であった。
ちなみに(パーシの知識からダークスが教えてもらった)事件の真相は、
フォーゼを自分の同類とみなしていた、天蓋の城の自己制御システムが、
フォーゼが発する幸せオーラを感知・嫉妬し、それを取り込もうとしたことによるもの。
そのため三領主の意識を操って魔王の森を攻撃させた、とのこと。
さて、ようやく平和を取り戻したので、ダークスが幹部達と乳繰り合っていると、
部下「新たな空中要塞がこちらに向かっています!」
ダークス「幹部も増えたし、慌てなくてもいいんじゃね?」
部下「3つ同時に来てます!」
おしまい: 途中の細かいエピソードは省いてます
354 :
300:2012/05/03(木) 03:15:08.12 ID:Im7Lp+tA0
数多の英雄が時代を超えて集い戦う混沌世界。
記憶喪失の主人公チハヤ(デフォルトネーム。自由に変更可能)はそんな摩訶不思議な大地に召喚された青年。
ふとした偶然から山賊に襲われていた邪馬台の女王ヒミコを助けたチハヤは彼女の恩人として邪馬台の客人になる。
ヒミコはかつて視た「破滅の予言」を回避するために大地が闇に飲まれる前に世界を一つにするべく世界征服を目指しているのだという。
しかし預言者としては一流でも戦争の才能はないヒミコは連戦連敗で世界どころかジパングを統一することすら出来ていなかった。
チハヤはそんな彼女を助けるためにヒミコ軍の一員として戦うことを決意する。
天の御使いと噂されるチハヤの加入で士気の上がった新生ヒミコ軍は勝利を重ね遂に分裂していたジパングを統一寸前まで迫る。
そんなある日、ヒミコの姉貴分でありチハヤの剣の師匠であるジパング最強の剣士ヤマトタケルが倒れてしまう。
タケルはかつて自分がジパングの王であったこと、ある日突然記憶を失いその時から自分の心臓が動いていないことを告げ
限界の近づく自分に代わりヒミコを見守って欲しいとジパングの王だけが扱えるという草薙の剣をチハヤに託す。
織田信長との激戦を制し、ジパング統一を果たしたヒミコ軍。
しかし凱旋した彼女達を待っていたのは炎の海と化した邪馬台の町だった。
ヒミコが
愛する国を焼いた敵の名はヤマトタケル。
彼女は人が変わったかのような冷酷な凶暴性を発揮しヒミコ達に襲い掛かる。
ジパング最強の英雄の力の前に次々と倒れていく仲間達。
チハヤもその圧倒的な武威の前に一度は諦めかけるがタケルから託された約束のために必死に立ち上がる。
その瞬間、草薙の剣が光輝く。剣はチハヤを主として認め、その真の力によりタケルを退けた。
タケルの突然の裏切りに呆然とするヒミコ。
チハヤは何か理由があるはずだと慰め、立ち止まることなく3人で誓った世界統一の夢を叶えようと彼女を励ます。
ヒミコもその声に応え、ヒミコ軍はジパング軍へと名を変え草薙の剣に認められたチハヤを王として世界征服を開始する。
戦争と戦後の融和政策によって各地の英雄を味方にしながら勢力を拡大していくジパング軍。
その過程でチハヤ達はこの世界に暗躍する秘密結社イルミナティの存在に気づく。
彼らはタケルをはじめとした各国の英雄達をペンダントによって操り争乱を巻き起こしていた。
そしてその毒牙はジパングの同盟国にして世界最強の国家ブリタニアにまで及んでしまう。
イルミナティの支配者ムーに操られたブリタニア王アーサーはジパング討伐を掲げ戦争を仕掛けてくる。
魔術師マーリンの力を借りチハヤは激しい戦いの末アーサーと円卓の騎士たちの洗脳を解くが
彼女達を使ったジパング攻撃すらムーにとっては時間稼ぎに過ぎなかった。
イルミナティの本当の目的はキャメロット城の地下に封印されていた巨大な闇の力の回収。
その力でムーは失われたムー大陸を復活させ世界を更なる混沌に沈むようとする。
神に匹敵する力を持つ古代英雄を操るムーは強敵だったがジパング軍は各国の英雄達の力を結集し遂にムーを滅ぼした。
これによりジパングは名実共に世界征服を達成。
ムーに操られていたタケルもチハヤ達の下に戻り平和な時代が訪れるかに思えた。
しかしそんなチハヤ達の前に創造主を名乗る邪神ナイアラルトホテップが現われる。
彼女は邪悪な笑みを浮かべながら衝撃的な真実を告げる。
お前達が滅ぼしたムーこそがこの世界の救世主だったのだと。
ムー大陸の中心に存在するワールドコア。
これを扱う者こそが文字通り世界の支配者としてあらゆる願いを叶えることが出来る。
ナイアトラホテップはこの力を使いこれまでも世界を好き勝手に私物化してきた。
普通では考えられない科学技術を唐突に「設定」してみたり。
全く別の時代の人間達を同じ時代に生まれるように仕組んだり。
本来ならば男であるはずの英雄達を女として生み出してみたり。
飽きれば全てを破壊しまた世界を巻き戻せばいい。
ヒミコが見た「破滅」の正体はムーではなくナイアトラホテップだったのだ。
ムーもまたヒミコと同じく世界を支配するナイアトラホテップの存在に気がついた古代英雄の一人だった。
しかし幾度となく戦いを挑んでもワールドコアを持つナイアトラホテップは全てを「無かったこと」にしてしまう。
リセットのたびに全ての記憶を失い、何も覚えていない仲間たち。
ムーは次第に壊れはじめ「どうせまた全てを忘れるのだろう」と他者に理解を求めることを諦め
英雄達に協力を呼びかけるのではなく、自らの人形へ変えてナイアトラホテップとの戦いの駒にするようになった。
ナイアトラホテップは狂いながらも世界を救おうと足掻くムーとチハヤ達の戦いは楽しかったと笑い
しかし世界が平和になってはつまらないからまたお互いに殺しあえと命令する。
激昂し拒否する英雄たち。ならばゲームをしようとナイアトラホテップはムー大陸を占領。
自分の下まで辿り着いてみせろと姿を消す。
つ【 支援 】
そして最後の戦いが始まった。
ナイアトラホテップが操る太古の神々を古代英雄たちの力を借りて突破したチハヤ達は遂に邪神の前へと辿り着く。
数多の戦いによって成長したジパング軍の英雄の力は創造主を追い詰めるが
管理者権限を持つ彼女は英雄達の存在そのものを消去してしまう。
ただ一人残されたチハヤは死んだムーの代わりに新たな玩具となれと命じられる。仲間達を返せと足掻くチハヤ。
しかし両足を潰され胸に草薙の剣を刺されたジパングの王を尻目に世界のリセット作業が始まる。
絶体絶命の状態。チハヤを救ったのはかつての救世主ムーだった。
善なる英雄の魂を封じる草薙の剣。その刀身にムーは消滅する前に取り込まれていたのだ。
ムーの力を借り管理者権限を奪ったチハヤは仲間達を復活させ、今度こそナイアトラホテップを消滅させた。
かくして世界に本当の平和が訪れる。
だが統一国家ジパングの王であるチハヤは仲間達の前から姿を消す。
ムーとの対話でチハヤは自分の正体が人間でないことを知ってしまった。
彼は異世界から召喚された来訪者などではなかった。
ナイアトラホテップによって幾度となく破壊され巻き戻される世界が望んだカウンターシステム。
世界を平和にしたいと願う預言者の少女が生み出した救世主。それこそがチハヤという人の形をした光だった。
全てを知ったチハヤは草薙の剣に宿ったムーと共に旅に出る。
人ならざる自分がどう生きるべきか。その答えを出すために。
仲間達が心配するなか短くない歳月が流れ、チハヤの旅はやがて終わりを迎える。
始まりの地、邪馬台。最愛の少女ヒミコの下に英雄王は帰還した。
補足事項
ムーが世界に争乱を起こしていたのはワールドコアの起動には大量の闇が必要だから。
闇は光の力を持つ英雄達が活動することで増えていく。
逆に闇が強くなると光の存在が生み出される。マーリンやチハヤはそうしたバランスの下に生み出された。
タケルの心臓が動いていなかったのはリセット前の世界でムーと相打ちになっていたから。
普通ならばそのまま存在を初期化されるのだがナイアトラホテップが余興で大量の闇を注ぎ込みリビングデットにした。
こっちの方が苦しいし面白い悲劇が見られるだろうという演出。
ムー大陸での決戦の際に駆動源である闇を失ったタケルはそのまま死ぬはずだったが
闇の力で動くなら光でも同じことが出来るはずとチハヤが力を注ぎ込み蘇生させた。
以上です。支援ありがとうございました。
355の妙な改行は私のミスです。wiki転載の際には修正して頂いて構いません。
支援
>>360 乙です 「またニャルかよ!!」な話なのね…どこでも愉快犯だなあ
「桜花センゴク 〜信長ちゃんの恋して野望!?〜」をリクエストします
>>365 「戦獄学園」から主人公「明智光秀」に入学の推薦状が届いた。
貧乏で学生生活に憧れていた主人公はその誘いに飛びつくが、
そこは転生した戦国武将の通う学園であり、主人公に推薦状が届いたのは明智光秀の生まれ変わりだと勘違いされたからであった
そして入学早々織田信長ちゃんにしめられ学園統一の手伝いをすることに
(略)
主人公は明智光秀の転生ではなく濃姫でしたEND
JKとエロリーマン2〜姪っ子JKをもう一人ラブホに連れ込んで、さらにヤリたい放題〜
をお願いします。
はつゆきさくらのまとめすげーな
[またにてぃもんすたぁず! ハクア&オオコ編]をたのむ
はつゆき来てるのか
最初のルートは読めたが、それ以降は会話の羅列できついな。
こんなこと書くとまた少し荒れかねないが……。
「危険日OK!孕んでシスターズ」をたのむ
>>372 荒れそうついでにいっとくが
BUNNYBLACK2も結構印象が違うとだけ述べておこう
「置き場がない!」をリクエストします
「診断の結果、それは恋の病です」をリクエストします
>>373 俺が近親スレに上げた駄文で良ければ
773 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 06:25:30.67 ID:o1GhMPan0
危険日OK!孕んでシスターズ
ttp://masterup.net/hina-soft/moe_hina/kikenbiok/index.html さっそく早売げっと
再婚相手の連れ子疑惑あったけど
はっきりオレの実の姉妹って言ってたから姉妹とも母とも血が繋がってる
大きく分けて姉ルートと妹ルートあって選ばなかった方と浮気することでまた分岐
姉選ぶと妹から浮気のお誘いが二回
一回目で転ぶと妹破瓜その後どっちからも嫌われて終わり
もう一度最初から選択すると母入れたハーレム
姉妹腹ボテに父激怒するも母が宥める、その後黙ってるから私も入れてと母
母は中出しされて妊娠しちゃうと心配されても今夜父ともやるから問題ないとか
あと初精通でガビガビになった息子のパンツを回収した疑惑有り
妹2回目で転ぶと露出癖のついた姉を治す?ために妹と一芝居打つ
目が覚めると家で縛られてる姉
目の前には妹と覆面した主人公がいて、以前妹に隠し撮りされた姉との露出Hをネタに覆面が妹を脅迫
その場で破瓜、終わってからネタばらしして姉反省。妹がお姉ちゃんがHできない間は私が相手してあげる
そんなのダメよみたいな感じで終了
妹と浮気しないと妹の企みで姉がTV局のスタッフに輪姦される
姉の露出癖を治す荒療治だったということで目が覚めた姉が主人公に謝って終わり
774 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2012/03/30(金) 06:25:51.60 ID:o1GhMPan0
妹を選ぶと妹破瓜、その後お風呂で妊娠検査のために姉の見てる前で主人公が妹の膣刺激して放尿
姉の浮気のお誘い(妹妊娠しててHできないから代わりに〜)乗ると姉破瓜
その後姉の密告?で妹が副学園長と保険医の男二人に捕まって、クスコ拡張で膣検査とカテーテル挿入で尿で妊娠検査
家に連絡行って妹の腹ボテで父激怒
堕ろせという父に主人公がキレて近親相姦バレる
お前は実の妹を妊娠させたのかと怒る父を、私達夫婦の子にもできるんだからと母がなだめる
姉は妹の処分を取り消すためTV取材と称して学校に乗り込み、陸上部員4人に妹を輪姦させて学園長と副〜に見せる
姉は妹が部員達に輪姦されて妊娠したと主張
黙ってるから妹の安全を保証しろと要求して学園長達了承
あなた達の為なのよと姉は言うがもちろん兄妹は納得できず、良くて停学処分で自棄になった部員達に姉輪姦
最後は文句言い合いながら仲良く帰宅して終わり
姉の浮気の誘いに乗らないと妹親バレの後姉は同様に学園に乗り込む
わざとらしく妹が妊娠してることを主人公のクラスの生徒に聞く
姉「その赤ちゃんのお父さんって誰なのかしら?」
男子「そいつだよ多分孕ませたの…自分の妹を」
女子「御倉くん本当に妹さんのこと好きなんだよ、だから」
みたいなやり取りでクラス中に実兄妹の孕ませ薄々バレてるも好意的
学園側から妹に堕胎させるか退学するか迫られてることをばらして、憤慨したクラス皆を巻き込んで撤回させようとする
妹が副〜と保険医に拘束されて堕胎手術されそうな所へ皆で乱入
身の安全を保証されて妹とラブラブ腹ボテセックスして終わり
破瓜は妹3パターン、姉2パターン
お漏らしは妹4回姉2回かな
色々とスゴイ話だった
絵が受け付けなかった
まぁコピペご苦労
輪罠IIお願い
>>379 依頼する前に普通公式で絵くらい確認するもんじゃないか?
シナリオが良ければ絵は気にならない人か
382 :
名無しさん@初回限定:2012/05/16(水) 05:50:11.08 ID:RfP0e2Wm0
はちゅちゅきの項目気合入りすぎワロタ
>>381 依頼なんてしてねーよ
ここの文章よんで公式みただけだ
このスレでリクエストと乙してるのはいつもの荒らしだから、へたに紛らわしいレスはしないほうがいいよ
ご苦労とか言ったのがまずかったんだろうね
近日中に「いろとりどりのセカイ」挙げようと思います FD発売近いし
設定や伏線が膨大なゲームなんで、かなりの長文になりそうですが
だからなんだよ?
388 :
名無しさん@初回限定:2012/05/18(金) 22:34:51.85 ID:TYx2ursH0
ここのスレって、よく「本文が長い」って忠告が出るんですけど
上限で一行何文字で、何行まででしたっけ?
389 :
名無しさん@初回限定:2012/05/18(金) 22:42:33.47 ID:TYx2ursH0
一応、前作のセレブ影武者学園ストーリーの補足を入れて、
今春発売の某海上カジノ都市伝説を書きたいと思っているのですが、
現在10数行程度で既に規制にひっかかって書き込めません。
390 :
名無しさん@初回限定:2012/05/18(金) 22:49:27.69 ID:TYx2ursH0
ちなみに新作の吸血鬼シナリオは共通、
以下仮称して自称マゾっ子Mちゃん、猫姫、モルモットのZEROニー○レス、共食いバニー、
煙草の主成分みたいな名の隠れ巨乳、
そして各ヒロインのアフターの計11に分かれていて、なにぶんCHAPTERが多くまとめに時間が掛かりそうです。
10数行なら行数は問題無い。
文字数は全角で1000文字程度に抑えれば大丈夫だと思う。
容量が表示されるAAエディタを使うと便利かも
AA使うわけじゃなくても案外役立つ
393 :
名無しさん@初回限定:2012/05/19(土) 18:58:17.36 ID:QEQPbE7+O
>>390 煙草とはニコ朕のことか?とにかく早よプリーズ!
爆乳女教師は僕の精液便女 〜全裸授業にキモ受精実践!世界一ヤリたい授業がここに!!〜 をお願いいたします。
ママのさくらんぼ狩り♪
を頼む。
「繁触学園 〜少女達を餌に繁触が始まる〜」を頼む
或ル家族ノ姦系図 を宜しくお願い申し上げます。
398 :
名無しさん@初回限定:2012/05/20(日) 08:46:10.49 ID:T2+RPkFDO
>390
ド、ド、ドラクリオ、はよ。
DE・JA T&Uをよろしくお願いします。
はつゆきクリアしたけどもうまとめきてるなら今週の家族部に英気養っておく
詳細希望ってんじゃないんだが
現代っぽい世界で妖怪と付き合ってくんだか戦うんだかってエロゲしらないかい?
バッドEDでヒロインがサキュバスになったり魚人になったりするヤツ
>>401 つ 月神楽(既出)
アクティベーションかけたままメーカーがトンズラしたから
現在新規プレイ不可能だが
或ル家族ノ姦系図をリクエストします
388の人も言ってるけど、このスレって一行何文字までなん?
全体が1000文字ぐらいなのは分かったけど、
よく長すぎる行があるからダメって言われちゃうけど
最大32行・2048bytes
http:// を使うとリンク作られるからサイズも増える
クッキーの保持によって最大容量が384bytes〜2048bytesの間で変化する
407 :
ninja!:2012/05/23(水) 22:28:50.58 ID:GXtDDs3N0
忍法帖によって1レスの容量が変わるのでは?
あれ、忍法帖レベルが出ない?
>>404 事実上続編の神楽道中記、神楽幻想譚、神楽早春賦も
ヒロインが妖怪化するバッドエンドがある
幻想譚と早春賦は舞台が昭和初期だが
あとまだ発売してない紅神楽にもそういうバッドエンドがある可能性が高い
エスクードの「あかときっ!」をお願いします
411 :
名無しさん@初回限定:2012/05/26(土) 19:49:59.91 ID:MTJJfK0I0
すみません、やはり「文章が長すぎます」って出ちゃいますね。
文字カウントで全体が1700文字だったのを4分割、5分割しているのに、結果は変わりません。
分割すると1回400字にも満たないと思うのですが、本当の規定はそれより少ないということでしょうか……
412 :
名無しさん@初回限定:2012/05/26(土) 19:54:28.81 ID:MTJJfK0I0
上で言われている「クッキーの保持」が関連しているとしたら、どこか設定を弄ったら問題が解決できるでしょうか?
ちなみにfirefoxですけど、やり方が分かりません。
413 :
名無しさん@初回限定:2012/05/26(土) 20:32:55.66 ID:MTJJfK0I0
これって投稿してキャリアーを持つほど、書ける文章の量が増えるということでしょうか?
専用ブラウザなら一目瞭然…なハズ
「忍法帖」でぐぐって2ちゃんブラウザを導入するのが手っ取り早い
名前欄に !ninja で忍法帖レベルが確認出来る
416 :
名無しさん@初回限定:2012/05/26(土) 22:27:08.40 ID:MTJJfK0I0
忍法帖のWikiを拝見したのですが、一日一回の書き込みでレベルがあがり、書き込める文字数が増えるということしょうか?
Wikiに「BBS_MESSAGE_COUNTの○○倍」ってありますけど、具体的に各レベル何文字でしょうか?
まとめwiki変酋長、どこいった?
418 :
名無しさん@初回限定:2012/05/26(土) 22:37:16.39 ID:MTJJfK0I0
とりあえず、ゆずソフトはレベルが上がってからまとめて投稿するつもりです。
最強の不良が女体化!ツンデレ俺口調の美少女に!? 〜馬鹿!中に出す奴があるかっ、俺が妊娠なんて有り得ねえ!〜 をお願いいたします。
愛する妻、真理子が隣室で抱かれるまで〜あなたが知らない事、彼がたくさん教えてくれました〜
を頼みます。
「未亡人日記〜憧れのあの女と一つ屋根の下〜」をリクエストします。
422 :
名無しさん@初回限定:2012/05/27(日) 06:20:04.66 ID:ewUTbRsX0
設定でcookieを消したら、やっぱ忍法帖もリセットされますか?
吾輩はお嫁サンである 〜奥サマは教え子JK!〜 を頼む。
「ちちみこ!! プラス1 〜祖母と娘の搾乳ハーレム〜」をたのむ
○りの夏休み〜おじさんかんさつにっき〜を宜しくお願い申し上げます。
牝贄メイドアイドル 亜衣 〜淫縛の性処理契約〜 をおねがいします
乱交コンパ★〜新入社員にHなご褒美〜 をよろしく頼む。
428 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/05/27(日) 20:41:39.21 ID:ewUTbRsX0
こうですか?
「ボクスキ! 男の娘を好きって言ってよ!」をよろしくおねがい。
>>428 名前欄は !ninja!nanja
メール欄は sage
431 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2012/05/27(日) 21:00:58.31 ID:ewUTbRsX0
このスレのBBS_MESSAGE_COUNT値っていうのはどれぐらいですか?
2048
433 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 !ninja:2012/05/27(日) 21:57:03.48 ID:ewUTbRsX0
>>432 つまりその0.5倍ということは1024文字ということですね?
434 :
!ninja!nanja:2012/05/27(日) 21:58:16.55 ID:ewUTbRsX0
ninjaとnanjaを間違えました
王様従属メール いいなりの学園 をお願いします。
>>434 !ninja も !nanja も、相変わらず不安定なようですね
>>434[追記]
レベルを上げたいのなら、平成24年4月27日(金)発売の作品で自分好みの作品をリクエストされてみては?
花散る都と竜の巫女
を頼む。
「アネ×ヘヴン」を何卒宜しくお願い申し上げます。
デモニオン 〜魔王の地下要塞〜 をリクエスト致します。
むりやり!? オトメDAYS をリクエストします。
リクエスト:SHINY DAYS
『ふたりはマイエンジェル』をたのみます
ものべの -MONOBENO- をたのむ。
電マ女と性感男 をリクエストします。
虹翼のソレイユ−vii’s World−をリクします
447 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 【Derog1338031811483638】 :2012/05/28(月) 21:41:15.32 ID:N9uWG4ci0
>>437 4月27日の1日に限定するのは、何かルールがあるのでしょうか?
えらく古いゲームですが・・・「マロングラッセ」(DUEE)をお願いできませんでしょうか。
「妹が僕を狙ってる」をリクエストします
>>447 発売後一月経ったリク可能ソフト全部書く荒らしが常駐してるだけだ
誰も相手にしてないし相手すんな
ずっとつくしてあげるの! をたのむ
>>451 というか、その荒らし以外ほぼ誰もいないんじゃねーの?
肝心のシナリオ投下も滞ってるし、そもそもこの状況では書く気も生まれないし。
「GRAND LIBRA ACADEMY」をリクエスト致します。
VenusBlood -FRONTIER-、をよろしく頼む。
リクエストばっかだと思ったら
現状答えてくれる人が一人しか居ないのか・・・
「ゆきいろ 〜空に六花の住む町〜」を何卒宜しく。
リクエスト:俺の彼女のウラオモテ
規制用にクルくるPSS投下してきた
星空へ架かる橋AAをたのむ
はるまで、くるる。
をたのみます
「氷華の舞う空に」をリクエストいたします。
AngelGuard を何卒よろしくたのむ
465 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 リクエスト:2012/05/29(火) 22:00:26.25 ID:NaBVljNL0
こちらからも、「はるまで、くるる」を是非お願いします。
466 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/05/29(火) 22:02:18.07 ID:NaBVljNL0
ところで、海上都市の吸血鬼を書くとしたら、5人の中で優先順位は誰からチョイスした方がいいでしょうか?
それとも順番は問いませんか?
好きにしたら良いとおもうけど俺が書くなら
梓≧美羽>エリナ>莉音
魔王スルトの孫で人生勝ち組だったけど父ちゃんが家族の為に亡命しようとしたせいで
スルトに父ちゃん殺されて母ちゃん幽閉された不遇の天才ロキ君が主人公。
ある日スルトが女神の秘宝「ユグドラシルの心臓」を手に入れたヤツに魔王の座を譲ると言い出した。
ロキ君は魔王だけが使える魔剣セイ・ギャールン手に入れて親父の仇スルト殺そうと計画。
後継者戦争に参加する。ロキ君はすごく頭がいいので女神達の軍隊は作戦でどうにか倒せるんだけど
神様ならではの反則的強さを発揮する女神にはスペックが違いすぎて歯が立たない。
しかしもうダメだ殺されるって時になって母ちゃんから貰った神具があるのを思い出して発動。
「可能性世界から最強の自分を呼び出す」というチート能力で最強のロキ、ヴェズルングに変身。
母ちゃんに似てる春の女神ティルカを倒す。
こうして切り札を手に入れたロキ君は怒濤の勢いで女神やライバルの従姉達を捕らえては触手レイプ。
自分の性奴隷兼配下として戦力を増強していき遂に女神達の国、浮遊大陸ユグドラシルを統一する。
でも最後に残った後継者候補イミル兄さんはロキ君と同じくらい頭が良かったので
「ロキは女神達を部下にして反逆を企んでる」とスルトに奏上して大将軍の地位を確保。
魔界から大軍を率いてロキ君をしばき倒す。
これで後継者戦争は決着。魔王の座はイミルのものかと思いきや
イミル兄さんが言うにはスルトに魔王の座を譲る気なんて全くないらしい。
この戦争の目的はずばりロキ君が母ちゃんから貰った神具「ユグドラシルの心臓」の覚醒。
そう、ユグドラシルの心臓は最初からロキ君が持っていたのです。
ロキ君の母親、女神シンモラが魔界にもたらしたこの神具は世界の創造すら可能な力を持ってたんだけど
過去の戦いでその力は殆ど失われていた。
だからシンモラの子供であるロキ君を戦争の極限状態に置くことで神具を活性化させ
その真の力を復活させようとしていたのがこの戦いの舞台裏。ロキ君マジ道化。
スルトは代わり映えのない世界に飽きたんで世界滅亡させて新世界を作ろうとしてるらしい。
世界滅亡はいかんでしょという事で不本意ながらロキ君はイミル兄さんと共闘してスルトと戦うことに。
ロキ君と女神達で時間稼いでイミル兄さんが心臓の力で「最強のイミル」になってスルト撃破。
だがスルトは老人の姿からロキの母ちゃん、女神シンモラの肉体に乗り換えて復活。
女神と魔王の力が合わさり最強となってしまう。最強のイミル兄さんも瞬殺される。
絶対絶命の大ピンチ、どうするロキ君。ここから覇道、治世のポイントによって3ルートに分岐。
ノーマルエンド
「ロキ、お母さんに心臓を渡しなさい」と微笑むスルトに
俺の母ちゃんの身体を弄んでるんじゃねぇよとロキ君がマジギレ。
ユグドラシルの心臓の力を限界を超えて引き出してスルトを滅ぼす。
だがその代償は大きく、暴走したロキ君の炎は敵味方全てを焼き尽くし
ロキ君自身も全ての記憶と力を失ってしまう。
それから数年。ロキ君はユグドラシルの大地を記憶喪失のまま放浪していた。
それを探し出した女神ティルカによって保護された後、彼女の国の執政官として活躍。
また魔界との新たな戦乱の際には名軍師としてユグドラシルに数々の勝利をもたらしましたとさ。
ロウエンド
お前母ちゃんの姿してるけど母ちゃんじゃないとロキ君は心臓の譲渡を拒否。
大好きだった母ちゃんの姿をしたスルトに対して刃を向ける。
だが女神の力を手に入れたスルトとロキ君では格が違いすぎるのだった。
スルトは殺されたロキ君の父親フェルバを蘇らせ二人がかりでロキ君と女神をボコり心臓を奪う。
その力でスルトは魔界をユグドラシルの上空へと召喚。これを落として世界滅亡だーとはしゃぐ。
ロキ君は何とかスルトを倒す方法はないかと考え母ちゃんの肉体を封印していた宿命棺レ・ギャールンに目をつける。
これと魔剣セイ・ギャールンの力を組み合わせることでロキ君はスルトの力を超えるのではなく
相手の力を吸収、増幅して跳ね返すことでスルトを撃滅する。
スルトを倒したロキ君は地上に墜落した魔界と浮遊大陸の両方を統治する覇王となった。
戦争から建国へ。ロキと仲間達の戦いは終わらないぜ!!
カオスエンド
知謀を極めたロキ君でも武力を極めたヴェズルングでも魔王スルトには勝てない。
ならば変身するのではなく合体すればいいとロキ君とヴェズルングと一つになる。
これにより力も強くて頭もいい真に最強のロキ君が誕生。
その圧倒的な強さでスルトを滅ぼしめでたしめでたしと思いきや
スルトとの戦いで疲れ果てた瞬間を狙って性奴隷になったはずの女神達の主神オーディンが裏切る。
彼女はロキ君からユグドラシルの心臓を奪うと浮遊大陸を創造する以前の「全盛期の自分」を復活させ
「魔族も愚かな人間もいない、妾が認めた者だけが生きることを許される世界の創造」をブチ上げる。
そんな世界、俺は許さないし他の女神達ですら認めねーよとキレるロキ君。
妾に従わぬのなら女神すら不要じゃとオーディンはティルカ達女神を初期化して自我のない人形へと変える。
仲間だったはずの女神に裏切られたロキ君は涙目逃走。
上等だよそれなら今度は裏切ったり出来ないくらいに徹底的に再調教してやんよと
一時の潜伏の後、大規模な反攻作戦に打って出る。
各地の女神達を捕らえては徹底的な触手プレイで自分に服従させたロキ君。
あとはお前だけだとオーディンと決戦。激闘を制して絶対神を撃破した。
魔界と神界の頂点を倒したロキ君はそのまま二つの世界を支配する魔王として君臨。
玉座の前に自分の性奴隷達を侍らせながら更なる野望を燃やすのであった。
以上です。
おちゅおちゅ
乙
このザマじゃギブ&テイク制も検討すべきだな
474 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2012/05/30(水) 22:50:23.78 ID:uluXrUoZ0
「妹選抜総選挙」をリクエストします。
>発売後一月経ったリク可能ソフト全部書く荒らしが常駐してるだけだ
というかこのうんこマンをどうにか下水に流せないものか
その荒らしのせいでどれが荒らしでどれが本物のリクなのか分からなくなり、
結果、投下してくれる人はほぼ全滅し、スレが機能停止に陥ったと。
これじゃあ「エロゲのストーリーを教えてもらうスレ」ではなく
「1か月前のエロゲのタイトルを列挙するスレ」じゃねーかよ。
投下したらしたで
>>379みたいに難癖つけて荒らす原料にするだけだしな
「蜜壺〜兄さん……わたしこんなに大きくなりましたよ〜」をリクエストします。
リクする際に
なぜその作品のストーリーが知りたいのかその理由を切々と記載する
ことを義務付けでもするか?
書き手の方も真剣味のある依頼だけ受けてその他は無視すれば良いし
依頼の取捨選択は書き手に任せる
新作に #新作ネタ てつけるみたいに
リクエストなら名前にリクエストてあったら見やすいのにな
>>480にやや賛成かな
義務付けろとまでは言わんが知りたい理由に共感できればやる気でるかもしれない
タイトルコピペするだけの荒らし対策にもなる
>>483 >タイトルコピペするだけ
それでリクエスト扱いになるのか。
承平クンのHANI神ライフ☆
>>485 いちいち語尾変える手間が減って良かったな
>>487 もう開き直っていちいちID変えるのも止めれば?
ところで、wikiの変酋長はいつになったら更新作業をするんだ?
491 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/06/03(日) 22:10:03.46 ID:NLMGjkCC0
レベル確認投稿。
492 :
のーぶる☆わーくす:2012/06/03(日) 22:17:54.19 ID:NLMGjkCC0
とりあえず、ある程度忍法帖のレベルが貯まったので、新作を書く前に前作で端折り過ぎた蛍先生の詳細を加えます。
基本的によいしょよいしょで飛ばすので、どこの位置のシナリオかは既にある共通ルートを参照してください。
このルートに入るには、一度ゲームをクリアして再プレイすると出現する分岐選択、これら全てを選ぶ必要があります。
(一度違う選択肢を選んだら以降の選択肢が消えるためルートに入るのは不可能)。
1、通学初日のお昼時に「誰もいないところで休む」→「校舎の外を探す」
庭園で蛍とばったり会い、食欲が優れないから昼食はまだと説明したら、病み上がりはきちんと栄養を摂るべきと心配される。しかも食堂は学生無料だから、もっとおおいに活用しろと。
だが食堂は教師からは金を取るからと、金欠な蛍自身は拘りの安物カレーパンでお昼を済ませていると愚痴を溢す。
同じ庶民出身の朱里(匠)は、今度是非食べさせて欲しいと彼女に話を合わせ……
2、暫定的な影武者最終日(選択肢なし強制パート)
放課後に朱里(匠)を引き止めた際、来週の検査報告と、今度カレーパンを食べさせる約束をしてくる蛍……
3、転校したてで右往左往するひなたの転校理由が気になり「先生に訊いてみる」
ところが事情を訊こうとすると、蛍に「興味本位で他人の秘密を他者からの口伝で得ようとするのは不謹慎だ」と怒られてしまう。
そして蛍はその謝罪を許した後、丁度よかったと庭園で先日約束したカレーパンを朱里(匠)にご馳走。
しかし飲食禁止であることをうっかり忘れていた彼女は、通りかかった理事長に減給処分を下されて……
493 :
のーぶる☆わーくす:2012/06/03(日) 22:22:58.56 ID:NLMGjkCC0
4、勉強を教えて欲しいというひなたに「他の人(麻夜)を紹介」→彼女のこと麻夜に任せて「食事に向かう」
廊下で会った蛍がまだ昼食前だったということで、テラスに誘って手作り高級弁当をプレゼント。
先日のパンの礼にしては不釣合いと戸惑う蛍を説得して食べさせると、舌包みを打ってご満悦。
そこで気になって蛍の事情を聞くと、彼女は別に給与が貧困というわけではなく、その給料の殆どを奨学金の返済に回しているらしい。
かつて教師になりたいという夢のために借金した奨学金。
その自分の夢が叶った今は次代の子どもたちの夢を応援できるよう、できるだけ奨学金を早期に返したいと自ら返済ペースを早めていたのだ。
そんな若者の為に努力する蛍に、朱里(匠)は思わず感服する(あと苦学生であることに強く共感)。
5、休日に静流から電話がかかり(共通ルートにおける)「誘いを受ける」を選択
静流とのデート中、誘拐犯2人組の気配を察知した朱里(匠)。
彼らを撒くために、静流と合流の約束をして一時的に別れると、偶然居合わせた蛍が朱里(匠)を隠して匿ってくれた。
誘拐犯が去った後、蛍に彼らに狙われていると事情を説明すると、「生徒を守るのが教師の務め」と言わんばかりに勝手に護衛を申し出、静流も帰らせて兼元家まで引率してくれた。
朱里(匠)はそんな恩人に客人と称して、灯里たちとの夕食に同席させ……
494 :
のーぶる☆わーくす:2012/06/03(日) 22:23:51.62 ID:NLMGjkCC0
6、下着ドロ疑惑がかけられて精神的に病み「そそくさと帰る」
廊下で会った蛍が、朱里(匠)への疑惑は先日呼び出しをした自分たちに落ち度があると謝ってきた。
その横で、ひそひそと朱里(匠)の陰口を響かせる女子たち。
すると突然蛍が彼女たちに怒鳴りだし、朱里(匠)が無罪なのは既に証明済みだから、そんな発言するなと一喝する。
そして朱里(匠)の相変わらずな俯いた態度を心配した蛍は、そのまま彼を無人の庭園に連れ出す。
不安な気持ちの朱里(匠)の支えになりたいという自分の本心を理解して欲しいという蛍は、朱里(匠)を優しく抱擁し……
7、下着ドロ捕獲のために麻夜の召集を受けた後(選択肢なしの強制パート)
朱里(匠)のことを心配した蛍が、また声をかけて来た。
まだ不安なら、また同じようにしてあげると再び庭園で強く抱擁。
誰かに見られたら困ると朱里(匠)は恥じるが、当の本人は「そんなことを恐れて生徒を救えないのは教師失格」と一向にやめようとしない。
むしろ抱き心地がいいから、これからも下着ドロに関係なく抱き続けてもいいかと訊いてきて……
……あとはパーティーの夜にHシーンに入って終了です。以上。
今後一ヶ月程度は、最新作のシナリオについて投稿しようと思います。
495 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/03(日) 22:28:02.58 ID:NLMGjkCC0
制作:ゆずソフト
発売日:2012年3月30日
今春に発売された最新作。
過去作と違いシナリオがchapterで区切られてるので、書く間隔はそれにならっていきたいと思います。
あとchapter横のタイトルは勝手につけたものなので、気にしないで下さい。
<プロローグ>
海に臨むモノレールに乗車する主人公・六連佑斗。
彼は親友・倉端直太が特賞で当てた眠らない海上都市「アクア・エデン」へのペアチケットの誘いを受け、彼とともに旅行に来ていたのだ。
この日を首を長くして待っていた2人。だがお互いに大きな勘違いをしていた。
食い倒れを楽しもうと食費を節約していた佑斗、対して童貞を卒業するために風俗目的で楽園に向かう直太。
しかも直太は学生である身分を誤魔化すため、兄の保険証で偽造していて……
<前半共通ルート>
1-1、「おはよう」
直太に呆れながら取りあえずアクア・エデンに到着。
周囲に変な目で見られるも、奮起する直太のために風俗店を目指すが、土地勘がない2人は早速迷子。
そこで偶然近くを歩いていた少女、矢来美羽(ヒロイン1)をナンパし、道案内を頼むことに。
目的が風俗だと分かるや、童貞をからかってくる美羽、にも関わらず本人が赤面している。
そんな捻くれた小悪魔でありながら、中身は純情な性格の彼女に案内をしてもらい、一礼をして分かれる2人。
ところがその直後、美羽が怪しい集団に誘拐されてしまった。
急いで佑斗は誘拐グループを追跡、直太に警察に連絡するよう指示。
そしてとある倉庫まで追跡して潜伏した佑斗。だが見張りに気付かれ、直太とコンタクトしている隙をつかれて自分も囚われてしまう。
496 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/03(日) 22:31:38.86 ID:NLMGjkCC0
拘束されて美羽と再会。自分を助けるために無謀なことをした佑斗に美羽は「巻き込んですまない」と謝ってきた。
お互いに「自分が君を守る」と強がりを見せる両者、しかし何故か美羽どこか余裕の表情。
そんな時、今回の誘拐を依頼したらしい取引相手が登場。しかし実はそれは囮捜査でその人は「陰陽局風紀班」主任・枡形兵馬だった。
そして彼の号令とともに武装隊が出現、犯行グループを一網打尽にする。
しかも美羽もグルで故意に捕まったに過ぎず、無駄な努力をした佑斗は落胆。
ところが逮捕されたグループの女が突然抵抗、近くにいた佑斗を羽交い絞めにして人質にとり、そのまま彼の首筋に牙を突き立てて血を吸い取った。
女の正体は「ここじゃ珍しくない」吸血鬼だった。
さらに女は何故か銃で自傷、だがその行動の真意を知った主任たちはより緊迫する。
そんな中、負けず嫌いの佑斗は抵抗し、不自由な体で犯人に噛み付く。咄嗟に警告した美羽の声を聞き取ることもできずに……
刹那、激しい悪寒に襲われて意識が朦朧とする佑斗。直後に女の合図で倉庫が巨大な炎に包まれ、彼女は佑斗を抱えて逃亡する。
だが、この炎が妙なことに気付いた美羽は、主任にある許可を求めて……
佑斗を抱えた逃走犯に追いついた美羽。女は発砲して応戦するが、突然美羽の前に不可視の力が働き、銃弾を停止させた。
さらに美羽の力に呼応して瞬時に鎮火する大火災。実は大火災は女の「能力」で作った「幻影」だった。
女は驚愕と逆上の顔で「同族」の癖に何故自分らを虐げるエデンに従うのかと抗議するが、美羽は「あんたみたいな下衆野郎がいるから私たちが蔑まされてる」と一蹴し、強力な止めを刺す。
無事に事件が解決したと思った美羽、だがその横で佑斗は次第に意識が薄れていく。
必死に呼びかける美羽たちの声も消えていき、彼が眠りについたとき、その体内で何かが「目覚めて」……
し
つ【 支援 】
つ【 支援 】
【 支援 】
501 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/03(日) 22:41:16.55 ID:NLMGjkCC0
1-2、新しい人生?
佑斗は病院で目を覚まし、それに気付いた美羽は担当医を呼び出す。
気だるい佑斗は、カーテンを開けて気持ちよく日光浴……のはずが、強力なレーザーに焼かれ(たような激痛に襲われ)る。
そして応急処置を施した担当医の扇元樹(←注、同性愛者)が衝撃の事実を告げる。
佑斗は吸血鬼になってしまったのだ。先ほど日光で苦しんだのもそれが原因。
聞けば、史実の吸血鬼の特徴や弱点は史実と異なる誤情報らしい。
摂取する血液は定期的に微量で充分、特別な方法でなくとも人間と同じ死因を持つ、致命的なのは日光と海水のみ。
そして最大の誤りは実際は「吸血鬼の血を飲んだら吸血鬼になる」こと(曰く「感染」)。
佑斗は吸血鬼になったのは、昨日の犯人の血が原因である。
そして人間でない佑斗に厄介な問題を言い渡される。
本来なら未然に吸血鬼化を防ぐためのワクチンが無効化されて人間に戻れないこと、吸血鬼という存在になったらこの「アクア・エデン」から出られないこと。
話が終わって現実味がない佑斗は、無視していた直太の連絡に気付き急いで合流。
どうやら直太は昨日の通報の時に身分詐称がバレ、強制退去を下されたらしい。
吸血鬼として島から出られなくなった佑斗は、「ここでしか治療できない病にかかった」と嘘をつき、直太を単身で帰らせる。
明るく「帰る俺の分存分に楽しめ、また遊びに来るから」と挨拶して去る直太に、どこか安心感が生まれる佑斗。
その様子を見ていた美羽と夜の町を歩く。
美羽は、自分が事件に巻き込ませたのが彼の吸血鬼化の要因だと責任を感じていたのだ。
だが吸血鬼になった自覚や恨みが無い佑斗は、首を突っ込んだのは自分の方、事件が無事に終われば結果オーライだと諭す。
そしてこの町で暮らすことを決心して、「先輩」に改めて挨拶し……
502 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/03(日) 22:45:05.77 ID:NLMGjkCC0
2-1、月長学院第二寮
入院生活3日後、佑斗は連日続く扇のセクハラに、次第に精神を蝕まれていた。
(それでも吸血鬼IDをくれたり、元人間であることを隠すよう忠告したりと善意的な処置もしてくれるが)
何とか平穏を取り戻したいと美羽に泣いて縋り付き、彼女に引率されて自分の住居を探すことに。
しかし水面下にある吸血鬼への偏見には成す術なく、どの不動産も拒否されてしまう。
すると、何を思ったのか美羽は誰かと連絡をとったあと、カフェバー「アレキサンド」に佑斗を連れ込む。
そこで働いていた大房ひよ里に席に案内してもらい、美羽はドリンクを持ってきた稲叢莉音(ヒロイン3)に佑斗を紹介。
軽い会話の後、「この件に反対はしない」と謎の意見を美羽に言って戻る莉音。
(ちなみに出されたドリンクは高濃度アルコールだが、吸血鬼にはアルコール、煙草、薬物に耐性があるらしい)
その後、美羽が住む場所がないなら自分のとこで暮らさないかと提案してきた。
戸惑いながらも美羽についていくと、着いた先は「月長学院」の寮だった。先ほどの莉音とのやり取りは、同じ寮生の彼女からの賛否確認だった。
寮長である布良梓(ヒロイン2、同時に美羽の同僚であるので佑斗の事情も知っている)に出迎えられる佑斗。
美羽たちは在寮しているはずの寮生を呼ぶと席を外す。
独りでリビングに待機していた佑斗は、風呂上りでバスタオル1枚のまま現れた、歩く下ネタ図鑑、エリナ・アヴェーン(ヒロイン4)の豪快な姿に絶句。
彼女と性知識と羞恥心について論争していると、戻ってきた美羽たちに目の前の光景を問い詰められて……
503 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2012/06/03(日) 23:08:18.32 ID:NLMGjkCC0
すいません、「バイバイさるさん」に引っかかったうえ、こちらの時間の都合により、本日はここまで。
続きはタイミングを用意し次第、おって投稿します。
すみませんが、創刻のアテリアルをお願いします
506 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 08:07:19.93 ID:9tlGvMzo0
2-2、吸血鬼の業
目覚めた佑斗は一瞬、謎の目眩に襲われたが、あまり気に留めず莉音たち寮生に挨拶。
昨晩は出勤中で挨拶できなかった中二病患者、ニコラ・ケフェウス(サブヒロイン)にも自己紹介。
その時、突然の来訪者。あの変態医師が、勝手にいなくなって寂しかったと飛びついてきた。
一応定期通院はすると、とりあえずはホモ医者を説得。
だが扇は、それとは別の大事な話があると佑斗ともに美羽、梓を病院に招き……
働き口を希望した佑斗が3人と相談すると、吸血鬼(になった元人間)という立場状職場が限られていること、
美羽たち知人がフォローした方が安心ということで、彼女たちの所属する「風紀班」に入ることを選択。
そして本題に入った扇は、「今回は許可している」と美羽にある依頼をする。
その真意を理解した美羽たちは困惑しながらも了承。
そして扇は佑斗にも「彼女に頼んだのは君に必要不可欠な業」だと言い放ち、病室を去る。
美羽たちは話し合いの末、「場所」を考えて学院に移動。
美羽が体育館の使用許可を取りに行っている間、梓先生からアクア・エデンの住民に課せられたローカルルールをご教授。
507 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 08:12:13.61 ID:9tlGvMzo0
1、吸血鬼の存在は無闇に外部に洩らしてはいけない。(万が一の場合は工作班が動くらしい)
2、市長の方針によりエデンに暮らす向上意識を図るために働かなければならない。
そして……
3、許可無く吸血をしてはいけない
とくにルール3は重要で、これには人間側の不安を作らないと同時に、「能力の乱用を防ぐ」という理由もあった。
吸血鬼は人間の生き血を口にすると、特殊な異能を発動するのだ(例えば美羽はサイコキネシス、祐斗が吸血鬼化した原因となった女は幻覚)。
今回美羽が扇に任されたのは、佑斗に吸血経験をさせること、そして海上都市が吸血鬼を管理するためにそれによる彼の能力を確認することだった。
(ちなみに冒頭の目眩は、吸血を怠った際の体調不良)
梓の血を摂取することになるが、まるで初キスのように異性であることに緊張する2人。
その横で美羽がした助言を曲解した佑斗は梓を口説き、吸血ととも彼女を昇天させる。
赤面して一時その場を離れる梓を見送り、残った美羽と佑斗は能力の確認。
実感がない佑斗は、美羽の助言で「あの時の美羽のような凄い力が使えれば」と強く念じた。
すると見えない力で、美羽の服のボタンを外れて肌蹴るハプニングが発生。
佑斗は彼女にセクハラ扱いされてしまい……
508 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 08:16:26.24 ID:9tlGvMzo0
2-3、初登校と初出勤
学院始業式の日。起床した佑斗は、美羽から合成血液(パック状の人工血液で、人間の生の血ではないので摂取は違法にはならない)を渡され今後定期的に飲むように指示される。
登校時、校門で先日の事件を指揮していた主任と再会。月長学院は吸血鬼を管理するために教師は彼ら陰陽局が担当しており、主任は美羽たちの上司であると同時に担任だった。
そして始業式とHRを終えた後、主任に呼び出された佑斗。
自分のチームに入るなら即戦力として今日から見習いとして入れと、早速出勤するよう言い渡される。
初めての風紀班のお仕事は町の見回り。二手に分かれることになるが、美羽と梓のどちらをバディにするかと……(☆選択肢1)
巡回中、ある店で若者と泥酔のおっさんとの喧嘩の仲裁に入る佑斗。
しかし、若者の方は佑斗たちの背格好を知ると顔色を変えてその場を逃げるように去ってしまった。
何故逃げたのか分からない佑斗だったが、彼が落とした鞄に謎の「錠剤」が入っていた。
事務所に戻り、男と薬の報告。
主任は違法薬物売買の可能性があるとして、捜査本部を立ち上げるが……
509 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 08:54:33.11 ID:9tlGvMzo0
2-4、佑斗の謎
学生食堂での団欒で、揃った皆の職場を聞く。
ひよ里、莉音は「アレキサンド」、エリナ、ニコラは「町のカジノ」、美羽と梓、そして佑斗は「風紀班」とそれぞれの職場を持っていた。
廊下にて、風紀班の3人は主任に呼び止められ、放課後に例の薬物の件で「アレキサンド」に向かえと勅令を出される。
聞くところによると、アレキサンドの支配人、淡路萌香は陰陽局の監督班(風俗やカジノの管理担当)であると同時に、様々なことに精通する情報屋らしい。
着いた佑斗は改めて自己紹介して淡路に薬の件を聞くが、彼女でも現段階では提供できるような情報は持ち合わせていなかった。
進展がないことに困った主任は、せめて男性だけでも見つけるようにと、入門ゲートの監視カメラをチェックするよう佑斗と(上述の選択で選んだ)ヒロインに指示。
密着して気まずい中、佑斗はついにカメラの映像から人物を特定する。
被疑者の情報を割り出し、売買の可能性があるとして被疑者の潜伏先に配置する風紀部隊。
しかし監視に気付いた相手の売人が暴走、薬の中毒者なのか銃を持って錯乱してしまう。
主任は状況の打開を梓に指示、彼女の精密なスナイプ技で犯人の銃を打ち落とすことに成功。
だがそれでも犯人は足掻いて車に搭乗して暴走、梓に目掛けて突っ込んできた。
咄嗟に梓を庇って車の餌食になる佑斗。しかし彼は無事だった、「衝撃に耐えればいい」と瞬時に梓の血を吸って体を強靭な肉体にしていた。
何はともあれ「能力が硬化でよかった」と安心する主任。だが、その言葉を聞いた美羽は不意に顔を曇らせる。
佑斗の力は別物のはず、まさか彼は吸血鬼喰い?、そんなはずない、あんなのがここにいるわけが……
意味深な独り言で怯え出す美羽の横で、結局衝撃を完全に殺せず腕が複雑骨折した佑斗で……
支援
511 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 08:58:35.37 ID:9tlGvMzo0
2-5、再入院
前回の骨折で、佑斗は天敵の扇がいる病院に逆戻り。
結局、例の薬物は非公認だったとはいえ、単なる勃起不全の治療薬だった。まさに「骨折り損」である。
ただしこの売買にルートの組織にはまだ違法薬物の可能性があるとみて調査は続けるらしい。
昨日の美羽の様子が気になった佑斗は扇に、吸血鬼が能力を複数使えるのは異常なのか、「吸血鬼喰い」とは何かと訊く。
深刻な顔をした扇は、医者の自分よりもその話に詳しい市長に聞いたほうがいいと言い、その人物とのアポを約束。
ただしこの件は公言しても宜しくないので、他言はするなと釘を刺してきた。
そして見舞いに来た美羽と梓。
自分のために無茶をしたと泣き騒ぐ梓の横で、やはり佑斗を避けるように挙動不審な美羽で……
512 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:05:44.27 ID:9tlGvMzo0
3-1、吸血鬼喰い
エリナと莉音が見舞いに来た。
会話中、エロナが胸の好みを聞いてきて……(選択肢2、巨、貧、美、胸に興味ない)
2人に美羽の様子を聞くと、何か思いつめて調べ物をしているらしい。何かあったのかと心配して質問を返す2人だが、深刻な事実にはっきりと答えることができない佑斗。
そしてエロナの差し金で、(よく意味を理解しないまま)佑斗のオナニーを手伝いたいと莉音が立候補してきて……
数日後、約束通り扇に連れられて市長と面会する佑斗。市長室にいたのは車椅子の女性と和服の少女。
当初は女性が市長かと思ったが、違和感を感じる佑斗。説明のつかない威圧感を感じたことで、実は少女の方が市長だったことを見抜く。
市長の荒神小夜、その側近のアンナ・レティクル。
彼女たちは再生系の能力者で細胞の老化が遅く、前者は200年(と公言しているが実際は不明)、後者は100年を軽く生きているご老体。
佑斗は本題に入り、「吸血鬼喰い」について質問する。
吸血鬼喰いとは「ライカンスロープ」と呼ばれる吸血鬼の王のこと。
その名の通り、仲間であるはずの吸血鬼を食し、その能力を自分のものにしてしまう怪物。
複数の能力が使えるのも、史実ではこの捕食能力がある彼ら、それも「既に何者かを喰った状態」でしか確認されていない。
自分がライカンなのかと不安になる佑斗だが、小夜は佑斗が最近吸血鬼になったこと(過去に吸血鬼を食べたことがないこと)、
今でも仲間を食う衝動がないこと、吸血鬼になった原因の女誘拐犯がライカンではないことを述べ、グレーゾーンに近いシロだと言い渡して安心させる。
あくまで「複数の能力」という部分しか一致していないと諭され、佑斗は扇の指示で先に送迎の車に戻る。
しかし彼が部屋を去った後、3人はやはり佑斗というイレギュラーな存在に疑念を抱く。また政府と厄介事になりそうだと嘆く小夜で……
支援
514 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:11:52.51 ID:9tlGvMzo0
3-2、莉音?orエリナ?
ギブスのまま退院し、食堂で梓、莉音、エリナが食べさせてくれるご奉仕に恥ずかしい佑斗(周囲からの男子からの嫉妬が痛い)。
その横で、やはり彼に歪な態度を取る美羽。
今夜は皆シフトで寮は怪我人の佑斗独り、すると不安だったニコラたちが自分たちの職場を遊びに回って時間を潰さないかと提案してきた。
約束通り、アレキサンドに来店。ついでに佑斗は、淡路に先日の事件で協力してくれたお礼を言う。
人をこき使って礼の一つもない主任とは大違いと愚痴を溢しながら喜ぶ淡路、そして「礼」なら莉音をデートに誘ってお礼してはどうかと提案してきて……(選択肢3)
(デートに誘った場合)
淡路から退勤の許可がおり、デートする2人。
莉音の楽しみたい所に行きたいからと、エリナのカジノは中止して映画鑑賞。
映画を見終わって散歩していた莉音は、美羽と佑斗の間に何かあると勘付いて、2人に仲直りをして欲しいとお願いしてきて……
(断った場合)
莉音に送られてカジノへ。
エリナとブラックジャックをするが、彼女の圧勝で全く歯が立たない。
そしてエリナからの「美羽に謝ること」という罰ゲーム。
決心した佑斗を見送るエリナだが、ニコラにイカサマだったことを看破されていた。
内緒にしてとお願いするエリナ、友のためにやれやれと肩をすくめるニコラで……
515 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:15:49.59 ID:9tlGvMzo0
3-3、仲直り
無事にギブスも外れ、完治した佑斗。意を決して、美羽にメールを送るが返信はなし。
だが、深夜の町を歩いていたら彼女に呼び止められて一緒に歩き出す2人。
やはり美羽が佑斗を避けていたのは、彼が吸血鬼喰いであるという疑惑を抱いたから。
けれど彼女が本当に恐れていたのは、佑斗が吸血鬼喰いであることよりも、その事実で佑斗を含めた皆が不幸になることだった。
エリナたちが言っていた「調べ物」も、全ては佑斗の吸血鬼喰い説を否定するために、必死に過去の資料を漁っていたのだ。
自分のことをこんなにも心配していた美羽に感謝するが、当の彼女は無神経な自分を殴れを言ってきて……(選択肢4、殴るといって頬に手を当てるか、却下するか)
無事仲直りして、ヒロイン(莉音かエリナ、上記で選んだ方)にありがとうメール。
直後「仲直りできてよかったね」と返信が来て、はにかむ佑斗で……
4-1、これも仕事です
傷も癒えて現場に復帰した佑斗は、美羽たちと取引現場を取り囲んでいた。
犯行グループを取り押さえるため、突入して激しい銃撃戦。佑斗も絆を取り戻した美羽とのコンビネーションで逃走犯を捕まえる。
そして犯人確保したお次は押収品を拝借。
そのブツは、なんと無修正DVD。
仕事だからチェックしないとと箱を漁る佑斗に、彼を惑わす美羽、そんなDVDに目を向けることができない純情な梓で……
支援
ネタなんだろうけど唐突にエロナとか言われると初見の人は?ってなるとおもうぞ
517 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:22:37.88 ID:9tlGvMzo0
4-2、「梓、発狂する」の巻
食堂で皆に前回の無修正DVDの話をする佑斗たち。
最近はこんな恥ずかしい仕事ばっかりだと梓は嘆くが、大事はのは「些細なものでも違法ルートを潰すこと」、そして「存在が示唆される違法薬物を見つけ出すこと」。
しかも暴力団とのドンパチの可能性があるから、主戦力の梓を外すわけにはいかない。
その後の任務も、アベックの売春やハプニングバーと梓には刺激が強い現場ばかり。
次第にエスカレートする仕事に錯乱して銃を構える彼女を抑えるのに、必死な佑斗たちで……
4-3、やっぱりラッキースケベ
問診中に扇に違法薬物の相談をすると、彼から本土の方がメリットがあるのに、流通が難しいここを選ぶのは変だと見解を受け、それを一意見として主任に進言。
長期に渡る勤務で佑斗は疲労がMAX。せめて洗濯物をしようと思った矢先、本土の直太からの電話が入って応答する。
そのまま油断していたら、洗濯場(脱衣所)で全裸になっていた莉音と目が合って互いに硬直。
何があったのかと携帯越しに聞いてくる直太の通話を切り、莉音に謝る佑斗。
だが心優しい彼女は、佑斗への罰がなかなか思いつかず、2人で話し合っていつか莉音の代わりに料理をしてあげるという約束をして収束した。
そのまま解決したと思いきや、結局莉音が口を滑らして皆にバレて、笑顔と殺意を持った赤鬼と青鬼に問い詰められる佑斗。
そんな彼の知らないところで、電話を勝手に切られた悪友はある決心をして……
518 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:30:06.93 ID:9tlGvMzo0
4-4、予期せぬ迷惑な来客
ゴールデンウィークを利用して、連絡も無しに直太がやってきた。
真昼間なのに(吸血鬼は生活サイクルが昼夜逆転してる)騒がしいと、寝ぼけ眼の美羽たちがリビングに集合。
こんな美女に囲まれて暮らしているのかと直太は佑斗に激しく嫉妬する。
そんな彼は、今回は風俗ではなく純粋に観光を楽しみたいから案内を佑斗に希望(今回は正規の身分証明で、風俗ではブラックリスト入りしているらしい)。
主任に相談するが、ここ数日根を詰めすぎだから羽を伸ばしたほうがいいと美羽たちとともにアッサリと休暇の許可が下された。
(あと例の調査報告で、流通は本土ではなくアクア・エデンに限定される可能性があるという不審な点が判明)
話し合いの結果、思春期の直太はプールに食いつく。仕事があるから不参加のニコラに代わってひよ里を誘い、みんなでレジャープールへ移動。
皆の水着姿を堪能していたら、エリナが日焼け止めを塗って欲しいと言ってきて……(二重選択肢5)
(言われた通りに塗る)
残りのメンバーは莉音に泳ぎを教えると移動。美羽はエリナに日焼け止めを自分にも貸してと言って来て……(選択肢)
(→美羽にも塗ろうかとからかう)
自分で塗れると断る美羽。その肢体がオイルに覆われるのがちょっとエロティック。
見られた程度じゃ何も感じないと彼女が強がりを言うものだから、それに対して佑斗は彼女をしっかりと視姦。
結果プレッシャーに負けた美羽の方が、心が折れてしまい……
(→美羽には声をかけない)
美羽に貸すのは後回しで、言われた通りにエリナの横に座りオイルを塗ってあげる。
背中に手を入れたら、水着のフックが取れるハプニング。
でもやっぱりエリナはそれをかえって楽しみ……
支援
520 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:34:30.91 ID:9tlGvMzo0
(エリナのお願いを断る)
じゃあ一緒に塗り合いっこしようと、エリナは美羽を捕まえて百合フィールドを展開。
助けを求める美羽を無視してその場を離れると、今度は莉音が泳ぎを教えて欲しいと言って来て……(選択肢)
(→自分一人で教える)
プールで莉音の手をとってバタ足を教える佑斗。
だが「そのまま(の調子で)」と横から来る梓のアドバイスに天然な莉音は息継ぎを放棄し、ドザエモンに……
(→念のため梓をサポートにして教える)
何とか莉音の泳ぎを教え、休憩のためにプールから上がることに。
ところが先にプールに上がった梓の尻に見とれてしまい、梓本人も視線に気付く。
恥ずかしい彼女は、こんなみっとも無いお尻でゴメンナサイと謎の謝罪を残して走り去って……
プールの帰り、直太は宿泊ホテルで寝ると別れ、寮に戻る吸血鬼たち。
佑斗も今日一日の疲労が溜まり、血液パックを口にする。外の世界の住人である直太には「見せるわけにはいかない」合成血液を。
その瞬間、佑斗の脳裏に事件に関するひとつの仮説が浮かび……
つ【 支援 】
522 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:49:04.39 ID:9tlGvMzo0
4-5、みんなのアイドル、ユート・ピュア(仮)
祐斗は、流通している薬物が「吸血鬼用」の新薬かもしれないと述べ、今まで人間用として調査していたのが盲点だったと、主任や美羽たちに報告する。
元々吸血鬼はその辺の薬物には強いはず。だがだからこそ中毒になりたい、実際に中毒になるか試したいという感情を持つ同族がいても不思議ではない。故にこの町だけの流通にこそ意味がある。
ある程度ルートの目処がたった結果、主任は佑斗に囮捜査として犯人の顧客役を命令する。
自分が候補から外されたと梓が拗ねるが、たしかに佑斗だけでは心細いと主任は彼の補佐役を用意すると約束。
寮に戻り、変装の格好を皆にチェックしてもらう佑斗。
しかしあまりにも似合わないと不評を受け、いつの間にか悪乗りした寮生たちに虐められ、派手な女装に大・変・身。
一生の恥と悔いる佑斗の横で、完成品を自画自賛するエリナたち。
結局、主任に確認をとると「遊ぶな」と冷淡に却下されてしまった(こっちから願い下げだと心で叫ぶ祐斗)。
「任務」のため直太に遊べないと電話で詫びを入れると、個人で観光すればいいから気にするなと返してきた。
その電話を切ると莉音とエリナが出てきて、自分たちが佑斗の代わりに直太の案内をすると言い出して……(特殊選択肢6)
((莉音かエリナに)それじゃあ頼むと一声かける)
(やっぱりいいと直太の件を断る←美羽か梓のフラグが高い場合は自動的にこちらが選択され、必然的に「直太は独り」という状態になる)
523 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 09:57:27.26 ID:9tlGvMzo0
4-6、四則
当日、ニコラの服を借りて客人に扮装する佑斗。風紀班が裏方でサポートに回り、淡路のブリッジで闇の商人「高野」との取引を準備する。
その時、例の「パートナー」がやってきた。その人物はなんと小夜市長本人。
(美羽と梓は市長と初対面、主任はあくまで適役を派遣する依頼をしただけでまさか本人が来るとは思って無かった)
彼女の提案で、佑斗に「学生の身分で薬物をばら撒き、二次性徴前の幼女を薬漬けにして侍らせる鬼畜」という設定を追加(主任たちも「その発想はなかった」と納得)。
ヤク中の演技をする小夜をつれて、高野と取引する佑斗。なんとか相手先の信用を得ようとアドリブをしていたら、その声を盗聴して佑斗の方便が本当の性癖ではないかと疑ってしまう梓たち。
そして交渉、高野により謎の新薬「L」を紹介される。だがカマカケに引っ掛かってしまい、風紀班であることが露見、戦闘体勢に入る。
年季のある小夜とのタッグで応戦し、危険になっても突入してきた美羽たちの援護で回避。
高野は仲間を見捨てて逃走。やけになった売人による足止めを美羽たちに任せ、佑斗は単身高野を追跡するが……(以下ルートにより確定)
(美羽)
佑斗に追い着かれた高野は、通りすがりの直太を人質にとり、さらに彼の血を吸血してしまう。高野も吸血鬼だったのだ。
しかし吸血後に突然、高野は見逃すよう命乞いをしてくるが、何故かそれを間に受けてしまう佑斗。
実はそれこそが彼の能力「言葉による催眠術」だった。しかし善悪の価値観を無理矢理操られていたと自覚した佑斗は、暗示を克服。
技を破られて驚愕する高野だが、今度は追いかけてきた美羽、人質の直太に「佑斗が犯人」という暗示をかけ、自分の操り人形にしてしまう。
すると、佑斗はこれしかないと無防備の美羽のおっぱいを揉みまくる。
屈辱とともに正気に戻った美羽、まだ操られたままの直太は高野のお望み通り佑斗が引き受け、操られた恨み(というか胸を揉まれた腹いせ)を抱いた美羽の必殺技が高野に炸裂する。
犯人を確保して一段落する佑斗だが、胸を揉む以外に方法があったでしょうと、美羽の逆鱗に触れてしまい……
524 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 10:04:26.11 ID:9tlGvMzo0
(梓)
(前半は美羽と同じ)梓、直太が高野の傀儡になってしまう。
そこで佑斗は梓には幼女好き宣言、直太にはホモホモォ作戦で精神にショックを与えて正気に戻す。
そんな裏技で催眠を破ったことに動揺した隙をつき、佑斗は一気に接近して高野を撃破。
しかし、催眠は解けても心が壊れた2人をケアするのが大変で……
(莉音)
このルートでは、直太ではなく莉音を人質にとった高野。
事情を知らない直太がいると都合が悪いので、エリナに頼んで口実でその場を離れるよう指示する。
緊迫した空気の中、莉音を解放するよう交渉するが、意外な展開へと発展。
「悪い人だったら、ちゃんと捕まえないとだめじゃないですかぁ、こんな風に……」と無垢な顔で高野に投げと関節を決める莉音。
彼女は「悪い虫が付きそう」と懸念する美羽の薦めで、合気道を習っていたのだ。悶絶する高野に思わず合掌。
しかし、抵抗した高野は莉音に発砲。銃弾は咄嗟に佑斗が庇い、高野自身は莉音の怒りの一撃でトドメを刺される。
そして自分を守るために怪我をしたと、心配する莉音は佑斗の傷口をペロペロ舐めて……
(エリナ)
莉音がジュースを買いに行っている間、エリナの前で直太が高野の人質にとられてしまう。
何とか親友を助ける方法を模索する佑斗。するとエリナが自分が力になるからと、「目を閉じてこれからすることを怖がらないで」と言い出した。
意味が理解できなかったが彼女を信じて目を閉じると、首に細い痛み。直後、激しい閃光とともに高野と直太の絶叫が木霊する(アレ?)。
エリナの能力は「電撃」、十万ボルトを流して効果は抜群だ(人質の直太にも大ダメージ)。
しかし、佑斗に痛覚があったのはエリナが彼の血を吸ったということ。
エリナは人間ではなく同族の血を吸って覚醒する変異体だった……
525 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/06(水) 10:12:57.70 ID:9tlGvMzo0
4-7、一難去って「おめでとう」
事件は無事解決。
直太も人質になったことや吸血鬼の存在も、陰陽局の事後処理として記憶から抹消されていた。
何も知らずに挨拶した佑斗に見送られ、本土へ帰っていく親友。
(エリナルートのみ突入)
直太と別れると町でエリナを見かけて声をかける。
彼女の心情を察した佑斗は、客が少ない時間帯のアレキサンドの席を借りて2人きりの話し合い。
エリナは生まれつき吸血鬼の血を飲む特殊体質だった。秘密を知られた彼女は「私は吸血鬼喰いだね」と悲しい笑顔を見せる。
美羽との一件でその言葉の重さと、目前のエリナの表情から彼女の苦悩を理解した佑斗は、その必死に告白した勇気に応えようと自分からも元人間であった秘密を告白。
エリナが驚愕する横に続けて、どんな異質でも怪物とは思わない、もしも怪物扱いするなら寮に入った時点で最初から皆を拒絶していたはずと諭す。
佑斗の優しさを受けて彼の胸の内で泣き出したエリナ。祐斗はそんな彼女の髪をいつまでも撫で続け……
寮に帰ったら、何かの準備をしていた寮生たち。
ひよ里も訪問し、佑斗の入寮1ヶ月記念パーティーを開催する。
自分のために催し物を企画してくれた親友たちに、佑斗は感謝の念とともに乾杯の音頭を取り……
共通ルートはここまで。以降からは個別ルートに入ります。
なお、ルートが決定しなければこの時点でゲームは終了します。
526 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2012/06/06(水) 10:13:46.31 ID:9tlGvMzo0
また本日は、ここまで。
次からは美羽ルートに入ろうと思います。
乙。
>>517 赤鬼と青鬼か…………。誰かは言わなくても想像できるなwwwwww
>>522 ユートピアは、「エデン」と掛けてるのか?
sage使うかどうかは、タバコを吸うかすわないかみたいに個人の自由じゃないのか
スレの最初にも「メアドにsageを書け」なんて一言もないし、義務って訳でもないし、メリットもない
ルールブックにあるのは
"・一方的に批判をするのではなく、書き手さんに感謝し"
531 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 09:29:51.04 ID:hUIHTFTc0
<美羽ルート>
5-1、熱源
入浴中の美羽は、物思いに耽っていた。
あの日、高野に操られて佑斗に胸を触られた時から、胸の奥底から言葉では表現しきれないもどかしさが芽生えていたのだ。
この体の芯からこみ上げて来る”熱さ”は一体……
5-2、美羽の悩み
何か思い悩んでいた美羽を気にした皆は相談に乗ろうとするが、何故か莉音やエリナの胸を揉んできた。
学校でも同じように、ひよ里を初めとした女子たちの胸を断りを入れて揉みまくる。
気になって声をかけた佑斗の胸にも手を当てるが、それでも彼女は1人納得がいかない様子。
佑斗はニコラたちと会議するが、美羽の性格上直接事情を聞くのは難解。
すると、外出先で遊んで気を紛らわせ、さり気なく聞くのはどうかという案が出てきた。
そんな時、先生(主任)に呼び止められた佑斗は、風紀班の初任給を手渡しで受け取る。
その金を手に、ある案を思いついた佑斗は、美羽に休日の2人の非番を利用して一緒にお出掛けしなかと誘ってみる。
それをデートと誤解した美羽は、服の新調を考えて……
532 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 09:38:24.74 ID:hUIHTFTc0
5-3、美羽とデート
お出掛け当日。まだ起きない美羽の様子を見に行くと、大量の下着を散らかして爆睡していた。
前日で服が選び切れず、そのまま寝入ってしまったらしい。自分の下着を見られて、冷静を装いながら焦る美羽。
そして2人でショッピングモールへ。佑斗の真意は初任給を使って、エデンの知人たちへの日頃の感謝を込めたプレゼントを買うこと。
デートが本音でなかったことに美羽は不機嫌になるが、勿論美羽にも一番感謝しているという言葉に照れを見せる。
そしてふとプレゼントから両親の話に……
孤児だった佑斗に対し、美羽は純血な吸血鬼。ただし両親はアクア・エデンの思想には賛同できず、美羽を置いて世界のどこかを転々としているらしい。
美羽は両親を恨んではいないが、エデンの素晴らしい部分も見て欲しいと願望を語る。
ある程度のプレゼントを用意し、次は美羽の分。何かいいかと考えたら、些細な佑斗の冗談から下着に決定し、ランジェリーショップへ。
しかも試着を観て欲しいと、更衣室に引きずり込まれ、男女で密着して空間で過ごすひととき。
帰り道、佑斗は本当の目的だった美羽の悩みについて話しかける。
だが直接は内容を聞かず、悩みがあるなら味方の自分がいつでも相談に乗ると安心を促す程度のもので、赤面した美羽はまた照れで高圧的になってしまった。
そして帰宅後、更衣室で密着した記憶が頭から離れない佑斗は……
533 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 09:38:58.82 ID:hUIHTFTc0
5-4、美羽とデート・改
学校で美羽を褒めたら、やはり逆効果で不機嫌にさせてしまう。
そんなヒビが入ったまま、陰陽局へ出勤。今回の任務は巷で被害が多発しているスリの逮捕。
犯人を探すため、佑斗と美羽は偽造カップルを演じるよう命じられる。
顔を赤くしながら手を繋ぎ、被害地域の1つであるアレキサンドへ。
淡路にデートっぽく見せるならキスぐらいしたらと言われ、余計に気まずさが増してきた。
そして本日はホシが店を訪れないと判断して近辺を散策するが、それでも戦果は無かった。
本部へ帰還し、すっかり手を繋ぎっ放しだったのを忘れてて羞恥心がまた戻る2人。また痴話喧嘩かと、主任は呆れて……
帰宅後、疲労MAXで共同リビングで合成血液を飲みかけたまま熟睡してしまった佑斗。
それが目に入った美羽は、淡路に言われたキスを気にし、意識が無い佑斗に口付け……しようと思ったがニコラが帰宅して未遂に終わる。
自分が今何をしようとしたのかと、徐々に後悔が生まれ……
つ【 支援 】
535 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 10:07:21.76 ID:hUIHTFTc0
5-5、路地裏のファーストキス
美羽が佑斗を意識するように、佑斗の方も次第に美羽に惹かれて深層心理で彼女と過ごす夢を見る。
だが、そこに根付いた感情は生易しいものではなく、「彼女の全てを独占したい」という謎の欲望だった。
扇の問診時に相談するが、それはやはり異性への好意が夢で形になったものだと指摘される。
美羽との楽しい日々に、気がつけば扇が懸命に調べていてくれた「人間に戻る方法」を忘れるほど、海上都市に充実していた。
本当に好きなら告白すればと扇は助言するが、佑斗はやはり擬似的とはいえライカンスロープである自分は、混沌の元凶となる可能性があるから結ばれるべきではないと葛藤。
しかし、佑斗が満足しているように周囲も佑斗の存在に満足している。
どんな逆境でも、大切な人はそんな佑斗を支えてくれるはずだ、とさらに扇からアドバイスと受ける(ちなみに扇はその対象が自分だと思い込んでいる)。
今日の任務も、昨日と同じ偽造カップル。だが美羽のことを意識するようになった佑斗は、昨日以上に距離を置くようになる。
その不自然を美羽は、昨日キスしようとしたことがバレたと誤解。
アレキサンドのメンバーも、2人の雰囲気に不安を隠せない。
そして何時までもギスギスした自分の不甲斐なさに苛立ちを募らせた美羽は、謎の追っ手がいると騙して佑斗を路地裏に誘い込み、遂に唇を奪う。
突然のことに戸惑う佑斗に、早とちりだと知り恥じる美羽。それでも美羽は告白を続ける。
佑斗は自分の能力が美羽を不幸にすると後ろ向きだったが、そんなの承知の上だと諭されてキスを返し、晴れて恋人になる。
正式にカップルになった記念にディープキスを繰り返す2人。でも公衆の面前であることを忘れてて、我に返るとギャラリーだらけ。
帰還直後も、通報を受けた主任からの大目玉を受けてしまう。
しかし謹慎命令が下されても、こみ上げてくる嬉しさに2人は笑い合い……
536 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 10:12:28.96 ID:hUIHTFTc0
5-6、自分じゃ不満?
バカップルの噂は瞬く間に広まり、クラスメイトの女子たちにも話題になっていた。とくに顕著なのか寮生+αである。
あの日。2人の深いキスを買出し中のひよ里が目撃
→アレキサンドにUターンして報告
→知識が無くて話に置いてきぼりの莉音が「ディープキスって何?おいしいの?」と梓にメール
→結果寮生に情報が蔓延。
謹慎中の2人に代わり、単身で梓がスリ事件を追っていた。しかし最近は手掛かりどころか被害も為りを潜めて足取りがつかめないようだ。
忽然と消息を絶ったことを不審に思った佑斗は「スリをする=金を作る必要がなくなった」のではという仮説を梓に提案する。
謹慎のため2人で寮に帰る佑斗たち。そのまま自室で寝る佑斗に対し、美羽は自分を犯さない彼氏に物足りなさを感じていて……
5-7、美羽の大作戦
またも美羽の態度に違和感を覚える皆。エリナが佑斗が美羽とセックスしないのが原因と言い出し、ジョークが過ぎると笑うニコラと佑斗。
しかしエリナの予想は的中し、謹慎が終わりかけになっても手を出さない佑斗に不満を持った美羽はある作戦を思いつき……
微熱があると休んだ美羽。実は留守中に佑斗の部屋を物色しようという魂胆だった。
そうとは知らずに登校した佑斗側も、美羽を心配し主任に「恋」という理由をつけて早退する。
佑斗がどんな卑猥な本を隠し持っているかといろいろ漁っていると、箪笥から彼の下着を発見。ついつい匂いを嗅いだ美羽は欲情。
そんな美羽の自慰行為にタイミング良くも悪くも佑斗が鉢合わせして……
(Hシーン1)
537 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 10:16:29.25 ID:hUIHTFTc0
6-1、悪夢再び
謹慎解除の日。昨日の「行為」で爽快になった美羽は、うって変わってご機嫌。
そして久々の風紀班。佑斗の憶測通り、スリは大金を何らかの方法で手に入れ、エリナたちのカジノで豪遊していたことが発覚。
だが被害届も紛失届もない大金は、このスリ以上に怪しい。
とにかくまずはスリを逮捕するため、またも美羽と張り込み。ニコラたちの支援でカジノにいたスリを監視する(バニーエリナに佑斗が見とれたことに嫉妬する美羽)。
賭博の経験もないスリは負けが続き、次々と大金を注ぎ込む。
その姿に佑斗はカジノの支配人と結託してある作戦を思いつき……
いくら注ぎ込んでも一方的に負けるスリ。すると対戦相手の酔っ払いは店員に酔い過ぎだからと、帰路を促される。佑斗の作戦は、スリから金を勝ち取ったその一般人を囮にすることだった。
案の定、腹いせに酔っ払いから財布をくすねようとした現場を押さえ、現行犯で逮捕に成功。
そして本部で容疑者の供述から押収した鞄の中身を確認。
ところが、中身を見た主任は突然言葉を失う。
そこにあったのは他でもない、かつて佑斗たちが追っていた違法薬物「L」であった……
6-2、扇からの提案
アレキサンドで扇や淡路と情報を確認する。
扇の成分分析により、やはり例の薬はLだったと判明。彼によるとLは吸血鬼の三大欲求を引き出すものらしい。
出所を掴もうにも、現時点では淡路の情報網にも有効な流通ルートも無くお手上げ状態。
すると扇が、スリがしていたように拾った大金で豪遊したら、「敵」からの何かリアクションがあるんじゃないかと、その大金の「噂」を流すよう進言し……
支援
つ【 支援 】
540 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:23:14.04 ID:hUIHTFTc0
6-3、美羽の嫉妬
扇の提案した作戦により、囮捜査でカジノで豪遊する佑斗。
来る日も来る日も大金を使いまくり(当然勝つこともなく)、美女たちにチヤホヤされ、さらに美羽の嫉妬を招いてしまう。
鬱憤が溜まった美羽は、エリナに勧められて独りプールで泳いでストレス発散。帰り道、まだ帰ってないことを知った佑斗が迎えに来て、2人で帰宅。
そして美羽は、自分より他の女を見た「負債」の返済を求めて……
(Hシーン2)
6-4、不穏な動き
アクア・エデン、某所。
とある研究所にいた女性の耳に、部下からの「大金」の噂が入り……
支援?
美少女天使エリナちゃんルート先だろうが
543 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:28:58.76 ID:hUIHTFTc0
6-5、ドラッグ・Re・王
(事件的な意味での)収穫もなく、タクシーを呼んで帰る佑斗。
しかしそのタクシーこそが敵の変装で、そのまま研究所へ拉致されてしまう。
一方、佑斗がいつまでも本部に戻ってこないことに、美羽らも異変に気付いて捜索に出る。
拉致された佑斗は、Lの製造者、三大寺清実と対峙。三大寺は秘密を知られた証拠隠滅を兼ねて、佑斗を新薬実験の被験体にしようとする。
咄嗟に三大寺を人質に抵抗するが、一瞬の隙からLを投与されてしまう。しかし意識が薄れる中、大切な美羽への想いを頭の中で叫び続け……
佑斗を探していた美羽は、どこからか彼の必死に呼ぶ声を聞き取る。最初はその正体が理解できず困惑していたが、声を信じて梓や風紀班に指示。
その後、佑斗は辛うじて自我を保ち続けていたものの、Lの実験体として過剰な量を体内に打ち込まれていた。
疑問に思う研究者たちの横で逃亡を図ろうとするも、千鳥足で近くにあるダンボールを倒してしまう。
そこにあったのは市販の合成血液に偽造したL、連中はこれを秘密裏に正規のものと混入させ、アクア・エデンを混乱させようとしていたのだ。
そうなってしまっては、寮や学院の皆、そして大切な美羽が大変なことになる。
すると突然、佑斗は強い破壊衝動に駆られて暴走。本人の意思を無視して、高圧的な能力を発動させて研究所を瞬時に地獄絵図に変えてしまう。
駆けつけた現場を見て絶句する主任や美羽たち。三大寺も自首でも何でもするからと彼らに命乞いをしてきた。
まだ薄く意識が残っていた佑斗は、再び心の声で美羽に自分を止めるよう訴える。
その真意に気付いた美羽は梓に指示、自分の念動力による援護で佑斗を押さえ、梓の銃弾がその肉体に撃ち込まれて……
544 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:35:10.48 ID:hUIHTFTc0
6-6、第4の欲求
気がつくと、毎度の如く病室で目覚めるが、周囲の様子に違和感を覚える。
やってきた扇によると、大量のLを投与されて暴走した佑斗の危険性を考えて隔離状態にしたとのこと。
だが、あれだけLを投与されて何故無事だったのか?
すると扇が佑斗に話していなかったという事実を語り出す。
三大寺の供述から、Lの主成分はライカンスロープ因子と非常に近い構造を持つことが分かった。
それを摂取して変異しなかったのは、元々因子が体内にあったから、つまり佑斗は人間だったときからそれを保持していたのだ。
ワクチンを無視して吸血鬼化したのも、その後複数の能力を行使できるのもその説明で合点がいく。元々休眠状態だった因子が、吸血鬼の血を引き金に覚醒し、ライカンスロープになった。
さらに扇は、あの研究所での暴走は、Lの投与で濃くなった因子が「仲間(吸血鬼)を守りたい」という佑斗の願いに過剰反応して、手段を選ばない「本能」を表に出したものだと仮説づける。
しかし、何故そんなものが自分の体にあったのか?今となっては調べようがない。
でも美羽という存在があれば、やはり人間に戻る欲はもうどうでもいいと語る佑斗。
そして安心した扇により、ずっと心配して待っていたという寮の皆との面会を許可され、部屋に招き入れた。
ところが、その中の梓を見た途端に佑斗が急変。彼女への強力な吸血衝動を抱くようになる。
佑斗は必死に理性で抑え、皆の処置と合成血液で何とか安定させるが、自分の診断ミスだと詫びを入れる扇。
彼の見解によると、Lが最も強く引き出してしまう欲求は、吸血鬼故に存在する第4の欲求、すなわち吸血衝動だった。
佑斗の様子から大丈夫だと誤算したが、実際は人間(梓)を見ただけで禁断症状になるほど深刻なものだった。
どうすればいいかと話をする美羽と扇。すると他の欲求を満たすことで衝動を中和できるのではと、美羽は扇に提案とともに席を外してもらい……
(Hシーン3)
545 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:37:11.00 ID:hUIHTFTc0
6-7、小夜による処置
市長室にて、小夜たちは主任からの偽造パックの報告を受けていた。
これ以上の混乱を未然に防ぐため、彼女は主任にその存在を秘匿するよう指示を出す。
そして主任が部屋を出たら、今度は佑斗についてアンナと小話。
結局ライカンスロープだと証明されてしまったが、彼はアクア・エデンの生活に従順している。
ならば自分たちは、1人でもそんな民が安心して暮らせる楽園を守るだけだと、その生活の保障を誓う。
何より、Lの災厄を無事回避することができて安心する2人。
しかしその時、彼女たちを驚愕させる電話が入り……
7-1、いまだ入院中
念には念をと、未だに佑斗は合成血液を飲んで体内に蓄積されていたLの効果を薄める治療を続けていた。
メールのみ許可されたが、面会謝絶で会えないことに美羽は恋煩いをして……
エリナちゃん支援
547 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:40:27.97 ID:hUIHTFTc0
7-2、寮生は見た!?
本当にLの効果が無くなり、無事に退院できた佑斗。
久々に寮に戻ると、佑斗の退院を祝ったおかえりパーティーが企画されていた。
寮の様子は、自分が入院する前とは何も変わっていない。
強いて言うなら皆が佑斗を心配していたこと、そして最近合成血液の流通が厳しくて困っていること……
パーティーを終えると、自室に美羽がやってきた。今まで放置されていた彼女の欲求不満を理解した佑斗はハグ。
そしてさらに過激な行為……にいこうとするが、部屋の外で固唾を飲んで覗いていた梓たちの気配に気付き、未遂に終わる。
納得がいかない美羽に、佑斗は休日のデートに誘い……
7-3、美羽とデート・パート2ダッシュ
正式にカップルとなってからのデート当日。
緊張で寝起きは本調子じゃない両者。とくに美羽は顔はノーマルでも、手先が痙攣するほど重症(笑)。
そんな美羽に、佑斗は自分が知った町の記憶を、大好きな美羽と一緒に過ごす時間で更に「上書き」したいと語る。
他のアベックのキスシーンに見とれていたら(女を見てると)怒られたり、口移しでケーキを食べたり、充実した時間を楽しんだ2人。
しかし、そのデートの最中に主任から非番の彼らに召集がかけられる。
暴動が発生したとのことだが……
(´・ω・`) 思縁
支援
550 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:45:44.25 ID:hUIHTFTc0
8-1、アクア・エデンの震撼
連絡を受けた佑斗たちが現場である学院に着くと、ここ数日の合成血液の不足に不満を募らせた吸血鬼たちがデモ運動をしていた。
Lの1件による流通ルート規制が発端だが、それを知らない彼らには本土の政府が裏で糸引いているのでは?という疑心暗鬼が相乗し、デモは拡大。
小夜は皆の前に出て、流通が滞っているのは自分の不手際で偽造品の流入を許してしまっていたからだと謝罪して説得する。
重役が頭を下げたことに、デモ隊も僅かに沈静化するが、それでも政府への疑惑は消えず、再び活性化してしまう。
だが、彼らの言葉は単なる被害妄想ではなく、デモの存在を知った政府たちは、目の仇であるアクア・エデンに向かって、ある非情な決断をし……
デモ隊の勢いはさらに過熱し、吸血鬼の存在を知らしめようと、本土への進攻を唱える者も出てきた。
そんなとき、突然の大地震。直後、謎のテロ組織によって唯一の連絡橋を破壊されたと報道が流される。
本土から隔離され、さらにパニックになる人々。
突然怒りを露にする主任を始め、小夜は「テロリスト」の正体に心当たりがあるようだが、言及はせずに兎に角避難を最優先として、交渉していたはずのデモ隊のリーダー格にその指揮権を任せる。
緊迫した中で、主任やアンナたちの指示が行き交う本部。
そして彼らの先ほどの様子といくつかの不審な点から、美羽たちも「テロリスト」の正体が、政府の自演だということに気付く。
その時、心配した直太からの電話。無事を報告するが、通話中に忽然と回線が切れてしまった。それも佑斗の携帯だけでなく、主任たちの連絡網も突然凍結して混乱する。
第2の攻撃として、島内の電波が全て遮断されてしまったのだ。
そして、アクア・エデンの遥か彼方を進行していた潜水艦から……
うーにゃー
552 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:49:39.20 ID:hUIHTFTc0
8-2、がんばれ、エリナ!
遂に小夜はアクア・エデンの放棄を宣言。
「こんなこともあろうかと」と秘密裏に用意されていたコンテナ船を避難経路とし、出航準備を指示する。
佑斗が避難民の様子を見に行くと、寮の皆が避難せずに留まっていた。
聞けば、突然エリナの気分が悪くなり、どうすれば分からないのだという。
佑斗はエリナの異変が電波障害の発生時刻から起こったこと、彼女が電気系能力者であることから、その体質が妨害電波に過敏に反応しているからではと推理する。
するとエリナは自分も役に立ちたいと、その苦しさを逆に利用して妨害装置を探知する手伝いをしたいと言い出した。
彼女の意思を組んで、主任に進言した佑斗は、美羽とともにエリナを連れて出撃。
苦しみが増すエリナを懸念しながら、彼女の誘導で装置を発見。それを護衛していたテロ組織を鎮圧して装置の破壊に成功する。
一方、実はもう1件の妨害装置があったのだが、「久々の運動」と称する単身の扇により制圧されていた。
しかし扇に倒された「自称テロリスト」は、もう次に命令された攻撃が始まっている頃だと言い始め……
553 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 21:57:32.11 ID:hUIHTFTc0
8-3、崩れ行くもの、積み重ねてきたもの
エリナの護送中、突然道が爆ぜた。しかしそれは佑斗たちを直接狙った攻撃ではない。
次の攻撃とは混乱を仰ぐための無差別爆破。佑斗が合流した地帯でも再び爆発が発生し、避難民はパニックに陥る。
その混乱の中、ある少女が人に突き飛ばされた衝撃で倉庫が崩壊。不幸中の幸いで大半は巻き込まれなかったが、少女と彼女を庇うために咄嗟に飛び込んだ佑斗の2人が瓦礫に埋もれてしまう。
佑斗が瓦礫を支えて少女を守っていられるのも、覚醒タイムが切れるまでの時間稼ぎに過ぎない。
そんな危機的状況でも、佑斗は泣き出した少女を慰め、外の大切な人たちが必ず助けると安心の言葉をかける。
一刻も早く佑斗を救い出そうと能力を使おうとした美羽だが、デモ隊のリーダーに制止されてしまう。
こんな時に異能を使えば、人間たちに余計に畏怖され、混乱がさらに過激になる危険がある。
しかし美羽はそんな警告を無視し、自分が後でどう見られようが今は大切な佑斗を助けるだけと、梓から血を摂取。
彼女に続き、ひよ里、主任たちの血の提供を受け、莉音たちも救助に向かう。
自分を無視したことに唖然とするデモリーダーに、小夜がこれからの救助劇で本当にパニックが起こるのかどうか賭けを持ちかけてきた。
もしもパニックになれば小夜もデモを支援する、ならなければ彼の方がデモを止めてエデンの運営のために働く。
こんな状況に至っても「積み重ねてきたもの」を信じるという小夜の言葉に、揺り動かされたリーダーもその賭けに乗る。
そして美羽たちの救出作戦。すると前線で協力して瓦礫を退かす彼女たちの行動を観て、人々の心境に変化が起こった。
人を救えるならいくらでも自分のを使えと、血を差し出す人間たち。
自分の能力なら力になれるかもと、歩み出す吸血鬼たち。
混乱どころか同じ楽園の住人を救うため、種族を超えた結束がなされた。
皆の力で、無事に救出され再会を喜ぶ佑斗と少女。彼らを救った後も、それまでとは打って変わって避難する人々の団結力が強まっていた。
デモリーダーも賭けによる負けを認め、小夜に従うと約束をする。
しかし、その安心も束の間、血相を変えて駆けつけたアンナと淡路が小夜を呼び出し……
支援
555 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 22:02:16.05 ID:hUIHTFTc0
8-4、僅かな希望、危険な賭け
混乱を避けるために人目を離れて密談する小夜ら。気になった佑斗たちも、その対話を盗聴する。
「テロリスト」の最終目的は、文字通り島を「沈める」こと。そのために海上の潜水艦からミサイルが発射されたことが判明した。
何としてでも楽園を守ろうと奮起する小夜。その言葉に感銘を受けた佑斗は、あの「危険だが島を救える唯一の方法」を求め、その場をこっそり抜ける。
しかしそれに気付いた美羽も、「私の所有物の分際で許可無く命を賭けるな」と一喝し、同行してきた。
そんな2人の存在に気付かず、小夜は主任にミサイルの知識がある人員を収集、淡路に本部からのミサイル位置を特定するハッキングを命令する。
梓たちも、盗み聞きしていた内容に驚愕するが、ふと佑斗たちが消えたことに気付き……
8-5、最後のあがき
小夜の作戦は、またも秘密裏に用意していた迎撃ミサイルでミサイルを撃ち落すこと。
用意周到にも限度がありますと呆れる主任が隊員を扇動、淡路が特定したミサイルの座標に射出する。
結果、ミサイルの迎撃に成功……したかと思われたが、1発だけ逃れていた。
よくここまで頑張ったと、小夜から退避命令を受けた淡路は本部から撤退準備。
しかし、そこに佑斗たちが現れた。彼らの目的は能力を回復させるための淡路の血、そして……
最後のあがきも成し遂げた小夜は、最後まで自分が残るとアンナにも避難を煽る。
だが小夜様こそが生き永らえるべきと、アンナは扇が開発したという吸血鬼用の睡眠薬を打ち込み、小夜を眠らせる。
ところが自己犠牲を覚悟した彼女の前に、ミサイルの話を聞いた梓たちが駆けつけ、佑斗たちがいなくなったと聞かされ……
556 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 22:07:06.57 ID:hUIHTFTc0
8-6、楽園を守るために……
着弾予想地帯に着いた佑斗は、本部から持ち出した押収品である「L」をありったけ自分の体に打ち込む。
すると、聞こえてくるアクア・エデンの人々の声。梓たち親友のものだけでなく、名前も知らない島の人々が声を掛け合って頑張る姿も浮かんできた。
必死に生きようとする彼らを守りたい……
何よりも鮮明なのは、傍にいる一番大切な人の呼び声。
美羽の声によって正気を保った佑斗は、Lの力で最大限まで引き出したライカンスロープの能力を開放。
手を取り合い、佑斗が出力、美羽がその制御を行い、恐怖心を克服した2人の合体技でミサイルを消滅させる。
ミサイル作戦が失敗に終わって動揺する政府群。そこへ突然、謎の男からの連絡が入る。
こんなことをして、まともな人生を歩めるなんて思うなよ。お前たちは生贄になってもらう。
そう脅し文句を入れて通信を切った男は、ミサイルも止めるなんてやっぱ「僕が惚れた男」は凄いなと、鋼の花火が散った夜空を見上げて……
爆発の衝撃で怪我をした美羽をお姫様抱っこする佑斗。
迎えに来た梓たちを見つけた彼らは、彼女たちと合流するまでの永遠とも感じる僅かな時間の中、いつまでも相手への愛を叫び続け……
9-1、美羽エピローグ1
あの事件から2週間。まだ復興の目処は立たず、島の運営は大忙し。
無論、島の中心人物である小夜も多忙な日々であるが、自称テロリストという政府の弱みを握れたとハイテンション。
一方で、薬を打ち込まれたことを延々と根に持ち、自分より先立とうとしたアンナに嫌味を呟いてはからかったりもしていた。
しかし、彼女にも思うところがある。
今回の事件は、自分たち吸血鬼側のエゴも原因ではないのだろうか?
そして騒動によりアクア・エデンが半分崩壊した今こそ、これまでの姿勢を見直す転機ではないのか?
そうアンナに説いた小夜は、会合のために彼女とともに部屋を後にし……
557 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/09(土) 22:11:06.83 ID:hUIHTFTc0
9-2、美羽エピローグ2
雨降って地固まる。
あの救出劇で1つになった人間と吸血鬼の絆はまだ繋がっており、復旧に勤しむ日常にてそれが顕著になっていた。
事件を解決した佑斗を診察する扇。無事だったとはいえ、諸刃の剣のLは自殺行為だから自分の方が心臓に悪いと警告。
そして佑斗の診察を終えると、次の患者の元へ……
9-3、美羽エピローグ3
無事に平穏を取り戻したことで、またも寮で記念パーティー。
だが、一介の吸血鬼がミサイルを止めれるわけもなく、とうとう佑斗は皆に問い詰められる。
これ以上皆を騙し続けることができないという罪悪感と、美羽に諭された安心感から、遂にライカンスロープであることを告白。
聞いた時はキョトンとしていた一同だが、「佑斗は吸血鬼喰いなんかじゃなくて親友だ」と、受け入れてくれた。
直後、チャイムが鳴り玄関に出ると、先日の瓦礫から助けた少女、ユカが母親に連れられてきた。
ユカの母親は自分の娘を助けた佑斗を彼女と結ばせるよう虎視眈々と狙っているようで、彼女に吹き込まれたユカちゃんが佑斗に軽くキス。
その浮気に美羽は病んでしまい……
9-4、美羽エピローグ4
2人きりになってもまだ美羽は怒っていた。
でも一番好きなのは美羽独りだけだと口説き……
(Hシーン4)
まだ引きずっている美羽に、この島で自分と出会ってくれたこと、自分を好きになってくれたこと、そして自分の彼女になってくれたことへの感謝の言葉をかける。
そして、人間と吸血鬼が共存するアクア・エデンに、自分たちが笑い合う未来予想図を重ねて……
(美羽ルート完)
558 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2012/06/09(土) 22:16:00.38 ID:hUIHTFTc0
本日はここまで。
途中の私用でパソコンから離れたため、時間を開けて申し訳ありませんでした。
なお佑斗のライカンスロープ化など、このルートでのいくつかの謎は莉音ルートで補完されます。
では、次回は梓ルートにいきます。
:J・さいろー(梓) 姫ノ木あく(莉音) 天宮りつ(美羽、エリナ)
乙であります
>>543 ドラッグ・Re・王→ドラッグリオウ→ドラグリオ→ドラクリオ
ハッ!!(°□°;)
あかべぇの
こんな娘がいたら僕はもう
を頼みたい
アテリアルって既出だっけ。
無いなら書くけど。暇だし。
こんな娘がいたら僕はもう
じゃなくて
「そ」んな娘がいたら僕はもう
で探してたらしい履歴があった(´Д`)
書き忘れてたけど分量未定だから名前欄に(x/y)みたいに全体の分量表示できないや。申し訳ない。
全体の終わりになったらそう明示するからそれでご容赦を
・序章:
謎の男女二人組がどこかの世界でドンパチやってるその裏で妹と一緒に生きてる主人公、仙崎秀哉。
自身と妹の患った難病治療のためをきっかけとしてMHIという超大企業の世話に何かとなるようになった彼らは
難病治療と同時期に失踪した両親のことを(少なくとも表面上は)あまり気にする様子もなく、
同じくMHIが運営する学園でごく平凡に暮らしていた。
そんなある日、親友の樋口海斗が女性に送るプレゼントを買いに行きたいということで、同じく親友の北河アカリと共に
ショッピングモールへと買い出しに出かける。
プレゼントを送る相手が母親ということでアカリとともに海斗をいじりつつも目的のものは買って帰路についている途中
謎の現象に見まわれ彼らの意識は暗転する。
・第一章(注1):
目を覚ますと、そこはビルの中だった。
ビルの中を徘徊している明らかに化け物と思しき生物群に驚きつつもはぐれた海斗と合流し、
化け物に襲われているアカリを救出する。
その後ビルの出口へ向かうが、そこでひときわ大きい化け物に襲われる。
その最中に秀哉の血を操るという超能力が目覚めるが、理由は分からないまま。
ともかくもその化け物を倒すと、謎の声とともに現実世界へ戻される。
とりあえずその場は解散して翌日もう一度倒れた現場に向かうと、倒れた脇にあったビルが黒い霧に包まれて消滅していた。
その後些細なことがいろいろあった後、昨日の世界にもう一度行けないかと
誰も居ない時を見計らってこっそり親友三人でもう一度現場に向かうことに。
そこには案の定黒い門があり、そこから昨日の世界に出入りできることを確認する。
ついでに昨日見ることのできなかったビルの外の世界を歩きまわってみるが、その途中で海斗が能力に目覚める。
その後外にいたデカい化け物を倒す途中でアカリが覚醒したり、化け物を倒したあとヤバいことになったので後始末したり
勢いでアカリの処女を奪ったりと色々あった末、とりあえず現実世界へ戻ることにした。
*注1
実際の数字表記はローマ数字ですが、ローマ数字は一応機種依存文字のため、この場は漢数字で書いてます。
つ【 支援 】
・第二章:
現世へ戻った後、三人は学園の先輩で生徒会長──柏木鳴海に門のあるところへ呼び出される。
彼女はMHIと肩を並べるほどの相当でかい企業(三鷹)のご令嬢であり、昨日こっそり門をくぐったのがばれて
目をつけられたんじゃねと恐れる三人だが、そもそも初日に三人を現世へ帰したのはこの人であり
元より三人のことはバレバレであった。
鳴海は自分も能力者であること、この世界──歪秤世界のことは前から知っていたことを三人に明かし
歪秤世界のことは知らなくてもよかったけど知っちゃったんだし実力もそれなりにあるから
しょうがないねということで、近いうちにショッピングモールがこの世界に落ちてくるらしいので
そのための対策を手伝ってほしいと先輩に頼まれる三人。
初日に自分たちを帰してくれた謎の声の正体が彼女であったということもあり、とりあえず了承して三人は帰宅する。
秀哉は口酸っぱく(確信は隠しつつ)落ちてくる当日にはショッピングモールに近づくなと妹に警告するが
逆に変な勘ぐりをした妹とその親友二人の手により、妹は当日親友もろともショッピングモールごと歪秤世界に落ちてくる。
現場では天使と悪魔というファンタジー生物がドンパチやっている様に驚きつつも三人に先輩を加えた四人は
一般人を救出していくが、その途中で妹も歪秤世界に落ちた事実を知った秀哉は
途中でギレゼルという変態悪魔と出会ったりしつつ、四人組は途中まで妹+その親友二人(妹ズ)を守ってくれていた
源鴉鳥という知己の少女と共に青い鎧の天使を撃退しする。
途中、鴉鳥と別れたり、妹と一緒に風呂に入った挙句怪我した所を舐めてもらったりといった
けしからん事態を挟んだりしつつ、現世へ戻るために一同は自分たちがやってきた門へと妹ズを引き連れて向かうのだった。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
トリップつけ忘れてた。まこと申し訳ない。
・第三章:
門へと戻ると、それは跡形もなく消えていた。
ついでに自分たちが住んでいたところ自体がまるごと歪秤世界に落ちてきていることを知り、茫然とするが
かと言ってこんなところにいつまでもいるわけにはいかないということで、マンモス学園なことが幸いして
食料備蓄もあるしとりあえずの避難場所としては最適だろうと学園へ向かうことにした一行。
その途中で丹生真黄という天使を信仰する秀哉の知り合いと出会ったり、妹ズの二人が能力に目覚めたり、
クリエイターという歪秤世界に生息する生物の成れの果てにレイプされかけていた風波まどかという学園の先輩(無能力者)を
助けたり、椎名沙夜音という無能力者のくせに鬼強い屈強執事を引き連れたMHIのご令嬢(自身は無能力者)が
どこかに行くのを見送ったりしつつも学園に到着する。
学園は悪魔に包囲されているもののバリアのようなもので守られておりとりあえずは無事であったが、
そのバリアのせいで一行も入ることができない。
そこで、沙夜音が学園のどこから外に出てきたかを推論した秀哉はまどかに学園に通じる地下トンネルへの案内を頼んだが
その現場をギレゼルにばっちり目撃されており、後を追ってギレゼル一味が学園へ侵入してくる。
何とか撃退する(注2)一行であったが、戦闘後、首魁であるギレゼルから自分たちと手を組むことを要求される。
また、天使側の使者として学園にやってきた青い鎧の天使──メヒーシャに天使の保護を望むかという問いかけをされ、
彼らは今後の身の振り方について否応なく決断することになるのだった。
*ここから悪魔ルート、天使ルート、人間ルートに分岐
*注2:負けることも可能。その場合、分岐は悪魔ルート一択で拒否すると即ゲームオーバー。
とりあえず今日の所は悪魔ルートの本筋のみを。
・第四章(悪魔ルート):
ギレゼルと手を組んだ一行は、物資確保のために彼のもたらした情報を元に市内にあった米軍基地へと向かう。
元兵士のクリエイターの巣窟と化していたそこは既にヴァザという小物臭漂う中級悪魔の拠点となっており、
それを討伐するための天使軍がやって来ていた。
妹ズ最後の一人があるクリエイターの助力を得ることになったり(注3)といったことがありつつも
クリエイターと天使を退けつつ倉庫まで行くが、先客──沙夜音の手により目ぼしい物資はあらかた先取されていた。
仕方なくこれで満足するしかねぇとばかりに残り物を漁って帰ろうとする一行であったが
帰路、沙夜音一行が配下の悪魔を殺しまくったことにご立腹のヴァザの手によって沙夜音は拉致される。
見捨てるわけにもいかないと秀哉はギレゼルとともに救出に向かうが、ヴァザは俺様ご立腹だから
この女に痛い目あわせなきゃ気がすまないんだよと沙夜音を殺しかねない勢いで息巻いていた。
そこでこの小物を落ち着かせるため、ヴァザの目の前で沙夜音をズコバコして彼女を屈服させた(ように見せた)ことによって
ヴァザに満足してもらい、とりあえずこの場は事なきを得る。
形だけとはいえ秀哉とギレゼルに屈服した事になった沙夜音は、悪魔の目をごまかすためにも
ひとまずは学園へ身を寄せることになったのだった。
*注3:どのルートでも同様の内容のイベントあり。以降、同イベントの記述は省略します。
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
・第五章(悪魔ルート):
学園に戻った彼らだが、現実世界に帰る方法は相変わらず見つからないままでパンピーどもは不満たらたら。
沙夜音からMHIが今回の事態に深く絡んでいること、帰還手段もおそらく知っているだろうころ、そして本社ごと
この世界に来ているだろうことを聞かされるものの、肝心のMHIが落ちてきた場所は不明であり、
コンタクトを取る手段はないまま。
そこで、まずはギレゼルの口添えで悪魔の大ボスセルベルグへ謁見し、
彼から何かしらの帰還手段に繋がる情報を引き出そうと試みる。
しかし、情報を引き出すことは叶わず、逆に軽くあしらわれた感じの一行。
実力主義の悪魔社会においては功を立てないと実のあることを引き出せないと考えた彼らは、何とかして功を立てようと
とりあえず天使の勢力圏下である北の旧市役所に天使の情報を集めに行く。
沙夜音に焚き付けられた妹ズと4Pしたり沙夜音に性魔術というセックルを通じて力を与えたり奪ったりという
技法の素養があることを告げられたりして準備を終えた秀哉とその他ご一行は、旧市役所へ忍び込む。
その場で失踪した母親と出会い、話を聞こうとする秀哉、だが、それは天使の巧妙な罠だった。
悪魔に与しているからという理由で話し合いの余地もなく問答無用で襲ってくる天使を目の当たりにしたご一行は
天使を見限り、全面的に悪魔に協力することを決意する。
その後、悪魔の本拠で天使領への侵攻が企画され、秀哉たちは市役所周辺の戦場地へと出撃する。
その場で天使側の指揮官ルファディエルを捕縛した彼らは、意気揚々と大手を振って学園へと帰還するのであった。
・第六章(悪魔ルート):
成果報告のために再びセルベルグの元へやってきた面々は、ルファディエルを捕縛した功績によりセルベルグに目をかけられる。
その後、話し合いの結果により天使領のさらに奥深くにまで食い込むことにした悪魔軍であるが
政治的な判断により学園の面々は奪取した市役所周辺での戦場地での留守番を命じられる。
作戦開始を前に謁見に同席していたシェヒラ、エルンスト、キノールラザといった上級悪魔の面々や
おまけのヴァザに挨拶回りを終えると、MHIからの使者である鴉鳥が学園へとやってくる。
彼女の養父であり、MHIの創立メンバーの一人でもある宮原権三博士から学園へ協力するように告げられていた彼女は
そのまま一行の仲間に加わる。
そして作戦は開始されるが、悪魔軍は統率された大量のクリエイターの介入により分断される。
ヴァザはクリエイターに包囲され、キノールラザはクリエイターの猛攻により撤退するという状況の中
エルンストの軍のみが攻略拠点へ肉薄する。
そこで彼女の宿命の相手であるラグダスという白熊天使と決戦を行おうとするが
捕縛していたルファディエルを使った沙夜音の情報操作を疑ったメヒーシャの救援により、
エルンストの軍もまた壊滅状態に陥る。
救援に駆けつけた秀哉は、部下を失った上包囲され絶体絶命のエルンストを救出。
彼女に性魔術で力を与えると、共にラグダスを撃破する。
祭りの後、ルファディエルは帰る方法が見つからないがために絶望し心が壊れた男たちにマワされる真黄の姿を見とめる。
そして、彼らをどうにかして救わなければと心に誓うのであった。
・第七章(悪魔ルート):
ルファディエルとラグダスを撃破したことにより長きに渡り拮抗していた戦局は悪魔側に大きく傾き、
情勢はひとまずは悪魔側の優勢で落ち着きを取り戻した。
そこで、この機を見計らってMHI本社へ向かうことにした学園の一行(注4)。
同時期に天使とその元へ避難していた人間たちもMHIに招待されるが、そちらは実験材料の確保を狙ったMHIの巧妙な(ry
MHIに捕縛されたヴァザを撃破したり、力を求めてMHIと手を組んだキノールラザを撃破したり
MHIの罠から抜け出した真黄を保護したり(注5)、天使側の大ボスノルファザと交戦したり、
以前から薄々考えていた自分たちの異能にMHIが絡んでいたという確たる証拠を掴んだり、
仙崎兄妹の恩人であり、宮原の助手でもある丹生真朱と再開したりと色々ありつつ再奥へ向かうと
そこでは今回の事態の元凶、宮原権三が彼らを待ち構えていた。
彼は現世への帰還方法──歪ノ門の一つがここにあることを告げると、自身が執心していた
操血の力を持った秀哉を取り込んで一行へ襲いかかる。
何とかこれを打ち破った一行は秀哉を救出するが、その隙を突いたノルファザの策略により
メヒーシャはMHIにあった歪ノ門をその身に取り込み、女神として覚醒するのであった。
*注4:MHIに行く前に秀哉の父親の居場所をエルンストに聞くことができます。
父親は母親と同行中のため、現場まで行って放置するとおかんがクリエイターにコマされます。
この救出は必須イベントではありません。まあ悪魔ルートだから仕方ないね。
*注5:放置可能。その場合、真黄と真朱が性魔術と言う名のエロシーンを通して合身します。
・最終章(悪魔ルート):
女神となったメヒーシャは、歪ノ門の力でMHIにいた避難民たちを現実世界へ送り返すと、その足でセルベルグを撃破。
魔城にあったもう一つの歪ノ門をもその身に取り込む。
一方、セルベルグがメヒーシャに撃破されたと聞いたご一行はメヒーシャのハイパーパワーに恐れおののきつつも
天使の目的が悪魔の殲滅ならばそれに与した自分たちを許すはずがないと交戦を決意。
真朱にメヒーシャの現在地の調査を依頼した秀哉は、居場所のセルベルグという悪魔の頭領を失い
まとまりを失った悪魔たちを束ねつつ(注6)、判明したメヒーシャの居城へ乗り込みメヒーシャを撃破。
毎度おなじみの性魔術で歪ノ門の力を根こそぎ奪い、その力を行使して現実世界への帰還に成功する。
人の手には到底余る有り余る力を持ったまま現世へ戻った秀哉は、この力をどう使ってやろうかとほくそ笑むのだった。
*注6:省略可能。省略しなかった場合の報酬はエロシーン。
・(悪魔ルート限定後日談):
しばらくの後。
シャバでは普通のモテモテナイスガイで通っている秀哉くん。
しかしその実態は日本に名だたる両大企業MHIと三鷹のご令嬢をチンポ奴隷にし日本を牛耳る日本の裏番だったのだ!
ついでに他のヒロインズもあまさず手篭めにした彼は、己の持つ歪ノ門の空間跳躍の力を使い
次はどの世界を引っ掻き回してやろうかとギレゼルと共に作戦会議を行っているのであった。
今日の所はこんなもん。
残りのルートと個別、おまけはまた後日。
*大筋はこれでいいはずだけど、記憶に頼って書いてる部分が多いんで
イベントの順番がずれてたり細かいところがおかしかったりというのはあるかもしれない。
細かい必須イベントも結構端折ってるし。
まあその辺はよく覚えてる方が修正してくれるとありがたかったり。
でもどうするかねー、個別は。
特に沙夜音とかメヒーシャなんてあってないようなもんだし。
「熟女保健室〜淫らな巨乳に誘われて〜」をお願いいたします。
>>490 先日はつゆきがうpされたから、次の更新はもっと先じゃね?多分中旬辺りとか
ほい続き。
今回は天使ルート。
第三章までは共通なんで省略。人間ルートの時も省略決定。
・第四章(天使ルート):
メヒーシャの提案を了承し、学園を放棄して無能力者を護衛しつつ北の旧市役所までやって来た学園の一同。
秀哉は旧市役所内で天使の下に身を寄せていた母親(千尋)と再開するが、色々あって千尋は秀哉に拒絶される(美來とは和解)。
その後、メヒーシャの上司ルファディエルの情報でMHI本社が落ちてきている場所を知った一行は、
現実世界への帰還の手がかりを求めてメヒーシャと千尋の護衛付きでMHI本社へ向かう。
道中にあったヴァザの砦をついでに制圧したりする道程で人間に不信感持ちまくりのツンツン天使メヒーシャと
ちょっと仲良くなったり、仲間のとりなしで秀哉が千尋と和解したりしつつ、一行はMHI本社へたどり着く。
そして、その様子を好機とばかりに見下ろす一人の少女と一人の男、一人の悪魔の姿があった。
・第五章(天使ルート(1/2)):
MHI本社にたどり着いた一行が見たものは、社内にクリエイターがうようよしているという光景であった。
さらに進んだ先のクリエイターが社内のカードキーを落としたことや社内にあったパソコンの情報から
MHIは独自にクリエイターを作り出し、制御しているという確信に近い疑念を持つ一行。
途中で偵察部隊として自らが先行することを提案した千尋と別れなおも先に進むと
MHIの私兵隊(ソルジャー)が襲いかかってきたので、それを撃退するとまたもカードキーが手に入る。
道中で宮原権三の使いである鴉鳥に自分たちへの協力を要請もされ、一行はいよいよ先に進むよう誘導されている考えつつも
他に道もないため仕方なく先へ進む。
やがて千尋との予定の合流地点にたどり着くが、そこには彼女の姿はなく代わりにソルジャーズが待ち伏せていた。
その中で、千尋は自分たちが殺したというソルジャーのブラフにまんまと引っかかって頭に血が上った秀哉をかばって
まどかは左腕を吹き飛ばされる。
ソルジャーズが撤退した後、自分のせいでまどかの左腕が吹き飛んだという事実に自己嫌悪に陥る秀哉であったが、
仲間や当のまどかから発破をかけられとりあえずは立ち直るとさらに奥へと進む。
一方の千尋は宮原権三の助手である真朱に保護されていたが、真朱との会話から宮原権三が仙崎兄妹の操血の力に
執着していることを見抜いた千尋は、真朱に道中で自分も同じ素質を保持するに至ったことを明かし
自分が兄妹の身代わりになる代わりに真朱に兄妹の見の安全とまどかの代わりの腕の確保を約束させる。
・第五章(天使ルート(2/2)):
MHIの最上階、最奥の歪ノ門研究施設では当然のごとく宮原権三が待ち構えていた。
だが、彼らはそんなことよりも脇にあった培養槽に千尋が投入されていることに驚愕する。
MHIにある歪ノ門は不安定なので千尋も持つ操血の力を利用して安定させなければ使いものにならないと語る宮原は
千尋を助けたいならば自分たちに協力するよう要請する。
その内容は、悪魔の主セルベルグが隠し持つ、もう一つの歪ノ門の奪取。
二つの門を重ねあわせて完全で安定な門にすることで、千尋の力は必要なくなり解放されるが、それは当然宮原のものになる。
また、その道程上悪魔との全面対決が不可避になるものの、天使に協力しているのならばどの道それは避けられなく
そもそも他に千尋を救出しつつ無事に現実世界へ帰るための代案もないため、一同は宮原の話を了承しいったん旧市役所へ帰還する。
一同が去った後の歪ノ門研究施設には、胴体を真っ二つにされた宮原の死体が転がっていた。
その傍らに立つのは、一人の少女──椎名沙夜音。
宮原を殺したことでMHI本社を掌握した彼女は、自らの野心のために部下を引き連れて本社の地下へと消えて行くのだった。
支援
・第六章(天使ルート):
かなりデレてきたメヒーシャに挨拶したり腕を失ってなおも変わらないまどかの様子を見たりした後、
秀哉はとりあえずMHI本社の様子を見に行くが、社内は打って変わってもぬけの殻。宮原の姿もない。
唯一残っていた真朱に話を聞くが歯切れは悪く、落ち着いたらまどかを連れてこいとの連絡を受けて彼女との会話は終わる。
仕方ないので旧市役所に帰還した秀哉の下に、MHI本社から天使やクリエイターに追撃されながらも
天使領に向かって移動している人間がいるとの情報が入る。
その人間がMHIの変化について何かしらの事情を知っていると考えた秀哉は天使の目を掻い潜りつつその人物を救出する。
その人物──鴉鳥はMHIに起こった事態の経緯を彼らに説明し、彼女は真朱から預かってきたという
二つの歪ノ門を統合するための“鍵”を性行為を通じて秀哉に受け渡すと、その後の話の流れで一行の仲間になる。
その後、約束通りにまどかを連れてMHI本社に向かうとクリエイター技術を使用して作られた機械の義手が
彼女にプレゼントされたり、開戦の前に天使側の旗印の一つとして祭り上げられることとなった秀哉が
ルファディエルに促されるまま完全にデレたメヒーシャと守護天使の契約という名のセクロスを通じて
メヒーシャを自分の守護天使にするというイベントを挟みつつ、一行は悪魔との本格的な開戦に至る。
その橋頭堡として上級悪魔キノールラザの守る前線基地タルダルム要塞の攻略を企画した彼らは
その道中で同じく上級悪魔の睡魔女王シェヒラの妨害にあいつつも見事タルダルム要塞を攻略、
キノールラザを打ち取るのであった。
595 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2012/06/11(月) 20:38:36.50 ID:WFpCQpWK0
支援
・第七章(天使ルート):
キノールラザ撃破後、より対悪魔の前線に近いという理由で本拠地を旧市役所から無人となったMHI本社に移した天使陣営。
悪魔の本拠である魔城へ肉薄するために超えなければならない二つの壁──シェヒラの守る“死魔の産所”と
“大蛮族”という独立部隊を率いる上級悪魔エルンストの守る“大蛮族の領地”。
これらを超えるための策として、エルンストにご執心されている白熊天使ラグタスの部隊が大蛮族を引きつけ
その間に秀哉たち別働隊が死魔の産所を攻略、大蛮族の背後に回りこれを挟撃・撃破するという策を実行する。
色々会ったものの概ね予定通りに死魔の産所を攻略しシェヒラを追い詰めるものの、彼女は突如現れた
一人の悪魔──ギレゼルの手により連れ去られる。
シェヒラを取り逃がしたものの死魔の産所自体の攻略を完了した一行はとりあえず予定通りに
大蛮族の領地へ向かうものの、そこでは自らの野心のため悪魔に与する沙夜音の指揮する、
MHI本社内ドックに帰港していた航空要塞“八葉”の介入により、天使側の戦線は大きく崩壊していた。
宿命の対決に水をさされてご立腹のエルンストは八葉を追いかけ、その胴体に風穴を開ける。
その間にこれ以上の第三者の介入を阻止しようとするエルンストの世話になっていたという
仙崎兄妹の父親──龍司を蹴散らしたり負傷したラグタスを救出したりしつつ
エルンストに追いつき、彼女と決着をつける。
対決に敗れた彼女は消滅するが、八葉はその場に留まったまま。
なおも続く爆撃を阻止するために仙崎兄妹とメヒーシャは命を賭した結界を張ろうとするが
それには及ばないとばかりに現れた天使側のボス──ノルファザの手によりばらまかれた爆弾は全て無効化され八葉は撤退した。
そうして、今回の戦いも天使側の勝利に終わり、仙崎兄妹もまた生き別れた両親との合流を果たすのであった。
一方、八葉の中で会話を交わすシェヒラと沙夜音。
悪魔の王セルベルグへ謁見するための口添えの一つとしてシェヒラを助けたと語る沙夜音は
魔城への道案内を彼女へ依頼するのであった。
・最終章(天使ルート):
主だった上級悪魔の領地を全て攻略し、セルベルグ座する魔城への攻略路を確保した一行は
セルベルグにはノルファザが、八葉には秀哉たち別働隊があたるという二正面作戦を軸に
満を持して魔城の攻略を開始する。
ルファディエルが戦場で設置した転移魔方陣を使い、エルンストが開けた穴から八葉に乗り込む別働隊一行であったが
そこには沙夜音たちの姿はなく、代わりに沙夜音の指揮下に入ったソルジャーズが待ち構えていた。
彼らの周到な罠を潜り抜け八葉を攻略した一行は、ホログラムとなって姿を現した真朱と再会する。
そして、彼女の導きにより八葉ごと魔城に突っ込み、切っても切っても手応えのないセルベルグを相手に苦戦中のノルファザを
援護に向かう。
その道中で捨て身のシェヒラを打ちとった一行は最奥でセルベルグと対峙するが、その瞬間、彼らは白い光に包まれ意識を失う。
目を覚ました秀哉を待っていたのは、歪秤世界での出来事が嘘であったかのような現実世界の日常であった。
そこは両親も仲間たちもいて、幸せに満ち溢れた彼の理想の世界。
それに溺れそうになる秀哉であったが、彼はその世界の矛盾に気づく。
まどかの左腕が生身のままであると。そして、守護天使であるメヒーシャがそこにはいないと。
その矛盾を足がかりに現実世界への帰還を果たした秀哉は、仲間たちを目覚めさせセルベルグの纒う幻影を打ち払う。
そのまま隠されていた魔城の最奥のさらに奥へと進み、セルベルグの本体と対峙した一行はこれを撃破。
目的であった魔城の歪ノ門を奪取し、“鍵”の力によりこれをMHI本社の歪ノ門と統合し完全な歪ノ門とする。
また、千尋も救出し、現実世界への帰還を前に恩人であった真朱の隔離場所へと向かう秀哉であったが
そこに彼女の姿はなく、代わりに彼女自身から告げられたのは彼女が八葉の生体ユニットと化しているという事実なのであった。
・後日談(天使ルート):
現実世界に帰還した一行は歪秤世界に落ちた前の学園とは別の学園に通うこととなり、
仙崎一家も家族揃って充実した日々を送っていた。
だが、完全な歪ノ門の力で二つの世界が繋がった影響により、天使が現実世界にも現れるようになった。
MHIを解体するために現れた彼らは鳴海の実家である世界的大企業の三鷹を仲介することで
ひとまず大きなは混乱を引き起こすには至っていないものの、かねてより天使を信奉していた真黄が
この事実を足がかりにテレビ番組内で天使教という宗教団体の立ち上げを発表したりと、
今後も一悶着ありそうな予感を抱えつつ、ひとまず物語は終焉を迎える。
そして、テレビ画面越しに響く真黄の弁舌を冷めた目で見つめるのは沙夜音とギレゼル。
歪ノ門の完全化を予見していた彼女たちは、秀哉一行の隙を伺い秘密裏に現実世界への帰還を果たしていたのだ。
歪秤世界にてMHIの中心人物であった宮原を屠り、現実世界のMHIもまた三鷹──鳴海に告発され、彼らと天使の手により
解体されていることで、ひとまずは念願であったMHIへの復讐(注7)は果たした。
だが、その後の世界の覇権を握るのは誰なのか──。
彼女は自分たちしか知らない歪秤世界と現実世界の繋がりに思いを馳せつつ、今後に向けての方策を練るのであった。
*注7:このあたりの事情は人間ルート内で説明あり
今日のところは以上。
続きは例によってまた後日。
悪魔ルートに比べてだいぶ分量増えたけど、悪魔ルートって
色々問題のあるこのゲームのシナリオの中でも比較的スッカスカだしなあ。。。
基本多人数エロスと陵辱分補給のためのルートだし。
乙
俺も書こうとは思うんだけど、全ルートクリアしないまま終了することが多いんだよな
乙
クリアしたけど、あまりのシナリオの酷さにスキップ多用したから
ありがたいわ
日付が変わったばかりでほい続き。
テンション高いうちに一気に書いたからあんまり推敲とかできてないけどすまない。
謝るくらいなら推敲してから落とせって思うかもしれないけど時間が経ったら確実にめんどくなるからこれで勘弁。
・第四章(人間ルート):
天使と悪魔、双方の助力を断った学園一同は、状況分析により学園が天使と悪魔の根拠地の中間に位置しており
天使と悪魔双方がこの橋頭堡の奪取を目指し互いを牽制しているがためにひとまずは平穏を保っているという
危ういパワーバランスのもとに置かれている実態を把握する。
そこで、秀哉たちは今後の身の振り方を考えるために、天使と悪魔それぞれの勢力圏下での情報収集を行うことにした。
天使領内で天使が現実世界への帰還方法の情報を持っていないこと、
悪魔領内で物資倉庫である物流センターの所在を突き止めた彼らは、一度状況整理のために学園へ帰還する。
だが、領内の悪魔を刺激しないために何も持ち帰らずに物流センターから撤退した彼らに
無能力者の一般生徒はあからさまな不満をぶつける。
鳴海のとりなしでその場は事なきを得たものの、それらも含めた日々の激務により鳴海に疲労の色が濃く見えるようになる。
彼女はそれをひた隠しにし気丈に振る舞うが、一般の学園よりも権限の大きいこの学園の生徒会の長という立場から
なし崩し的に学園生の取りまとめ役になったという側面もあり、その心体に渡る疲労は推して知るべきものであった。
そこで、鳴海の慰労と誕生祝いを兼ねたケーキ作りがまどかにより提案され、一同もこれに賛同。
かくしてショッピングモールで材料を集め、慰労は実施された。
彼らに感謝する鳴海であったが、その彼女のもとに暴発した一部の学生たちが生徒会の指示を無視して
物流センターへ向かったという報告が入る。
鳴海は立場上、規律引き締めのために公衆の面前では彼らを見捨てようとし
それに反発した秀哉たちが独自に救出に向かおうとするが、鳴海自身も本心はそのようなことをするつもりはなく
後に秀哉たちと合流して物流センターへ学生救出に向かう。
そうして孤立した学生たちを救出した秀哉たちは、胸を撫で下ろしつつ彼らを引き連れて学園へと帰還するのであった。
・第五章(人間ルート):
場所は変わって、南の悪魔領域内。
椎名沙夜音は、全幅の信頼を寄せる執事──田沼藤二郎を引き連れてMHI所有の軍事施設へと向かっていた。
道中、彼女は回想する。
自分は父により、彼のよりよい道具となるためだけに生かされてきたことを。
父が自分に自由というものを与えなかったことを。
そんな境遇に自分を置いた父を、そして、そんな彼が作り上げたMHIという会社を心底憎んだことを。
そして、生まれてはじめて与えられた仮初めの自由の中、人の心を捨てきれなかった鬼──田沼藤二郎と出会ったことを。
藤二郎は、自身の命をもって沙夜音個人に忠誠を誓う執事であると同時に、彼女の父代わりでもあった。
彼女が自ら必要としたことを、彼は全て彼女に教えた。
そうして、今の彼女は彼女としてあるのである。
主君の信頼に応えるように道中のクリエイターをなぎ倒していく藤二郎。
そんな彼を引き連れた沙夜音は道中に小さな砦があることを認め、そこの城主を屈服させ手駒にしようと目論む。
不在であった城主の留守を預かる悪魔を打ち倒し、玉座に座して城主の帰還を待つ沙夜音。
そして帰ってくる城主──ギレゼル。
彼から学園が天使とも悪魔とも手を組んでいないという話を聞いた沙夜音は、自分の目的のために悪魔の力を借りるなど
言語道断と思い直し、ギレゼルを放置し再度MHI軍事施設への道程を歩む。
そうしてたどり着いたMHI軍事施設内で、藤二郎は旧知の人間と出会う。
それは、かつて自分がMHIに所属していた頃に指導を施した教え子であるソルジャーたちと、
自身のライバル──ソルジャーの隊長であった。
彼らを退けつつ軍事施設の最奥へ進んだ沙夜音は、そこに停泊していた八葉の内部で目的の人物──宮原権三と出会う。
彼から今回の事件を引き起こした目的と現実世界への帰還方法という二つの情報を引き出した沙夜音は
用済みとばかりに宮原を始末しようとするが、それを予見していた宮原の指示による鴉鳥の奇襲から
自分をかばった藤二郎を負傷させてしまう。
狼狽する沙夜音。その後、程なくして彼女の視界は暗転した。
・第六章(人間ルート):
再び場所は学園に戻り、一行は再び物流センターの捜索へ向かっていた。
そこで、彼らはクリエイターと融合した異形の男と出会う。
一行と刃を交え男は姿を消すが、その動きから正体が三鷹で研究者をしていた自身の兄であるということを知った鳴海は
激しく狼狽する。
だが、彼の真意がクリエイターと化した自分を打ち倒してもらうことであると推測した秀哉は彼女を励まし
鳴海と彼女の兄を打ち倒すための特訓に励むのであった(注8)。
そうしているうちに、最近学園を守るような形でクリエイターが動いている(注9)ことにより学園を危険視した天使と悪魔双方が
それぞれ学園確保のために動き出すという情報を手に入れた一行。
学園を巡って天使と悪魔がぶつかるその戦いに介入し、学園に近づく前に双方を疲弊させることで
両陣営を撤退させようと迎撃に出る。
戦場地での学園一行の意図しないクリエイターの動きもありその目論見を成功させる一行であったが
学園へ帰還した彼らを出迎えたのは、八葉とその操縦者──椎名沙夜音であった。
注8:兄貴は人間ルートだと強制的に関わってくるくせに鳴海の個別を最後まで進めないとその後は最後まで放置プレーです
ていうか、都合上とはいえあれだけご執心だった当の先輩まで放置プレーを気にした素振りすら一切見せないのが。。。
注9:天使と悪魔の魂確保を狙った宮原の差し金
・第七章(人間ルート(1/2)):
沙夜音はMHI本社に現実世界への帰還手段があることを学園生に告げ、そこまでの輸送のためにと八葉への搭乗を促す。
学生会が未だ現実世界への帰還方法を見つけられていないということもあり、無能力者の学生たちは
こぞって八葉に乗り込もうとするものの、沙夜音がMHIの手先になっている事実を訝しみつつ
過去の経緯からMHIが信用ならない組織であると感じ取っていた鳴海は八葉へ乗り込まないよう学園生たちを説得する。
だが、今回の事態に三鷹が一枚噛んでいる事実を隠匿していたという沙夜音の告発により鳴海は学園生の信用を失い、
結果的に学園生が八葉に乗り込む流れとなってしまう。
茫然自失となった鳴海を慰めるために彼女の下へ向かった秀哉は、流れで彼女と一夜限りの契りを結ぶ(注10)。
その後考えを改め、MHIが現実世界へ帰還する何らかの手段を持っているのは間違いないと考えた彼らは
虎穴に入らずんば虎児を得ずとばかりに自分たちも八葉に乗り込むことにし、ノリでついてきたギレゼルを仲間にしつつ
内部で予想される策略に備えて秀哉の能力を利用した連絡手段も用意した。
そして、案の定、八葉に乗り込んだ彼らはソルジャーたちの手により眠らされ分断隔離されることとなったのであった。
注10:この時点までにヒロインが確定していない場合はその限りではない
ん
・第七章(人間ルート(2/2)):
目を覚ました秀哉は、なぜか沙夜音に逆レイプされる。
だが、行為を通じて今の沙夜音が宮原の手により別人格を植え付けられたものであると知った彼は
彼女をイかせまくることにより別人格を消滅させ、敵の敵は味方ということで正気に戻った彼女と手を組むことになる。
同じ部屋に監禁されていた鳴海とギレゼルと共に監禁場所を脱出した秀哉たちは、まずは八葉の司令部へ向かい、
別の場所に監禁されている仲間たちの居場所を突き止めることにする。
そしてたどり着いた司令部で、MHIの首脳に連なる人間のみが指揮権を有する八葉の特性を利用し、
MHIの令嬢である沙夜音が八葉から秀哉の仲間たちと藤二郎の監禁場所の情報を引き出す。
そして、まずは藤二郎の救出に向かうことにした一行。
だが、彼もまた精神操作を受けており、一行の姿を見とめるなり問答無用で襲い掛かってくる。
そんな彼を戦闘で打ち倒し落ち着かせた秀哉が出会った人物は、秘密裏に八葉に忍び込んでいた彼の母親──千尋であった。
場所は変わって、美來たちの監禁場所。
彼女たちを救い出したのは、これまた八葉に忍び込んでいた彼女の父親──龍司であった。
彼とともに監禁場所を脱出し、秀哉たちとも合流した一同は久しぶりの親子の再会を懐かしむ暇もなく
MHI島にたどり着いた八葉から脱出する。
そして、彼らを待ち受けていたのはホログラムの宮原権三であった。
彼は秀哉たちが抱いていた疑問に一通り答えると、人間こそが天使も悪魔も凌駕した全ての生物の
頂点に立つべき存在であるという彼の持論を現実のものとするため、これまでに蓄えてきた天使と悪魔の魂を使い、
第二位の智天使ガノエル(注11)の身体にして箱舟であり、ソロモンの72柱(注12)をも従える力を持つ“天示殻”を呼び出し
無数のクリエイターを従えて歪秤世界ごと天使と悪魔を殲滅するべく動き出すのであった。
注11:後述の鴉鳥個別でのみ出てくるロリババァ天使。本編には一切絡まない
注12:今作で出てくるのは後述の鴉鳥個別で出てくるハァゲンティのみ。やっぱり本編には一切絡まない
・最終章(人間ルート(1/2)):
天示殻へ宮原にヤキ入れに行こうとするものの護衛のクリエイターが多すぎて近づくことすら無理ゲーと考えた一行は
天使と悪魔の助力を得て、彼らに天示殻までの道を作ってもらおうとする。
まずは天使と悪魔、それぞれの本拠地を襲う宮原配下のクリエイターとそれらを指揮していた鴉鳥およびソルジャーズを退ける。
そして、交渉の結果、歪秤世界の消滅を避けたい天使と心から混沌を好む悪魔双方の助力を取り付けることに成功する。
かくして、宮原という強大な敵を前にした天使と悪魔の合従という前代未聞の事態により、ともかくも天示殻までの道を確保し、
秀哉たちに天使と悪魔の精鋭を加えた主力部隊はそのまま天示殻内部へと乗り込む。
内部では完全にクリエイターと融合したソルジャーズに藤二郎が引導を渡したり、宮原と運命を共にする決意を秘めた真朱が
仙崎兄妹へ別れを告げに来たりしたといったイベントを挟みつつ、秀哉たちは宮原の元へ向かう。
そして、来る高層で一行と雌雄を決するべく待ち構えていた宮原。
天使と悪魔の融合体を従え、また、自らもそれらと融合することにより強大な力を得た宮原を何とか退けた一行は
核を失い崩壊する天示殻から一路脱出の途に就く。
その道中で迫りくるクリエイターを食い止めるため、
メヒーシャが、ギレゼルが、エルンストが、ラグタスが、ヴァザが、キノールラザが、次々と道半ばで脱落していく。
そうした彼らの犠牲のもとに、残った一行は天示殻を脱出。
歪ノ門があるとされたMHI本社へ向かい、そこで培養液漬けにされた学園生たちを発見するが
彼らが無事なことを確認し胸を撫で下ろすのであった。
・最終章(人間ルート(2/2)):
一方、崩壊する天示殻に留まる宮原には敗北してもなお自身の思想に揺らぎはなかったが、
それでも究極の力を手に入れたはずの自分がただの能力者に敗北したという事実を通じ、
自身のしてきたことはどういうことだったのかと思考を巡らせる。
そんな彼の目の前に現れたのは、満身創痍の鴉鳥。
自らの死を前にしてもなおどこまでも彼を慕い、彼に殉じたまま息絶えた彼女を目の前に、
彼は自らが道具としてきたその存在に一抹の救いを見るのだった。
そして、そんな彼らを見守っていた真朱。
彼女は、事の次第を確認し終わると天を見上げて何者かに語りかける。
それに応えるかのように響く声に、彼女はこう求めた。
「望む。招聘ではなく、誘いを」と──。
そして、彼女の世界はぐにゃりと歪み、暗転した。
支援?
・後日談(人間ルート):
宮原の手により縮小し荒れ果てた歪秤世界を見限った天使と悪魔双方が歪秤世界から撤退することにより
歪秤世界を舞台にした彼らの争いは終わりを告げた。
その後、何者かによって(注13)安定化処理を施されていた歪ノ門により現実世界へと帰還できることになった一同。
現実世界に色気を見せるシェヒラとルファディエル。
思い思いに現実世界に戻った後の今後について語る学園の一同。
現実世界ではただの無職である自分たちの今後の身の振り方について家族会議を行う千尋と龍司。
それぞれがそれぞれの希望を胸に、彼らは事件の当事者としての厄介事も待ち受ける現実世界へと帰還するのであった。
注13:本編では件の人物にまったく言及無いけどこれを行ったのは真朱……らしい。自信はない。
これで大筋3ルート全部オワタ。
残りは細々したものだけ。とりあえず寝る。
>>611 ちょうど最後に連投規制に引っかかったんで助かった。ありがたい。
あ、しまった。
人間ルートで沙夜音がMHIの軍事施設に向かったのは宮原に会うためじゃなくて
八葉を確保するためで、宮原にあったのはマジで偶然なだけだった。
もう遅いけど、これが仮に
途中で送信しちまった。
まあとりあえず、これが仮にwikiに載っちゃうならそのくだり修正しないとなあってことで。
Wikiの編集お疲れ様です
しかしハツユキノサクラだっけ?何か消された?
昨日全部読んだのに今日ないような…
かなり詳細で俺は感動して泣きっぱなしだったんだが…
書いてくれた人ありがとう、かなり名作
あんな感じで詳細だと感動して泣きます、また良かったら別作品もお願いします
すまん
は行になかったので消えたと思ってたら
Wiki内検索したら見つかった
あれ新規まとめに入ってないから見つける人少なそうでかわいそう
長文の書き手さんなのに
ほい続き。
夜の分と違って推敲は一応やったから内容は大丈夫……のはず。
ヒロイン個別シナリオ。名前の横のカッコ内は攻略可能ルート。
個別は鴉鳥除いてテキスト量の割に内容が超ペラいんでまとめると以下のようになって
味気なく見えるけどそれは作品自体の仕様ということで勘弁。
*予め補足しておくが、沙夜音、メヒーシャ、鳴海に関してはそれぞれ
悪魔ルート、天使ルート、人間ルート全体が個別シナリオのようなものなので
それ以外の部分を抜き出すと書けることがほとんどない。
都合上、何とか書くことひねり出してるけど。
・美來(天使、人間):
実の兄妹なのに恋愛感情持ったことに思い悩むけどやっぱり結局ヤッちゃって
その後は大した諍いもなく友人からも両親からも
コングラッチュレーション……! コングラッチュレーション……! されてありがとうなエロゲではとてもよくある話。
・杏里咲(天使、人間):
子供の頃に事故って一部欠損した脳の機能を生体チップによって補っている彼女。
年月が経ってチップにガタがきてるのか、最近ちょくちょく記憶が消えるということが起こっている。
でもそうとは知らない秀やんは拾ってきたそのチップの情報が入ってるらしいMHIのCDを話の流れとはいえ彼女に解析させ、
その過程でチップに過負荷がかかって記憶が一部飛ぶ。
妹ズにその事実を暗に責められたりもしたけど、最終的には恋人同士になって記憶も戻って
ついでに子供もできてめでたしめでたし。
・シャネオルカ(天使、人間):
過去にDQNに絡まれているところを秀哉に助けてもらったことがきっかけで彼のことを好きになっていたシャネオルカ。
現実世界ではその想いは一向に伝えるには至っていなかったものの、歪秤世界でシロちゃん(仮称)というクリエイターに
出会ってから、それを通じて距離を縮める彼女と秀哉。
で、色々あってついに両思いに至るものの、ある日力が集まりすぎたせいで暴走するシロちゃん。
やむを得ずシロちゃんを粉砕する秀哉であったが、よくわからない理屈でシャネオルカはシロちゃんを吸収し
ついでにセクロスしてたら性魔術パワーでシロちゃんも復活してめでたしめでたし。
・ヒロイン個別(2/2)
・まどか(天使):
まどかが幼いころから、彼女の周囲では彼女に関わる人間の不幸が絶えない。
それはいつも幸せそうな彼女にパルパルし彼女に取り付いていた悪霊の仕業だったのだ!
その悪霊の存在は今まではさっぱり分からなかったものの、彼女がクリエイター製の義手を手に入れたことにより
悪霊とその義手が反応して悪霊が発現し、その事実が明るみに出る。
で、発現した悪霊を退治して、まどかと悪霊が最終的に和解してとりあえずはめでたし。
・アカリ(全ルート):
歪秤世界に来た後、クリエイター化した新体操部の後輩ちゃんを冥土へ送ったりして距離を深める秀哉とアカリ。
ある日、秀哉はアカリが自分の名前を呼びながらオナヌーしている現場を偶然出歯亀し、気まずくなって逃げようとするものの
見つかってしまい、色々問答があった末好きな人じゃないと処女なんて捧げなかったという当然至極なアカリの告白を前に
覚悟を決めて両思いになる。
その後は順当過ぎてつまらないけどとりあえずお似合いカップルだねということで周囲に祝福されておしまい。
・鳴海(天使・人間):
物流センターで兄貴と出会って特訓するところまでは人間ルート第六章を参照(天使ルートでは能動的に倉庫に行くことになる)。
その後、その過程を通じて秀哉と結ばれ、特訓の甲斐あって兄貴を討ち果たした鳴海は
現実世界に帰ったら三鷹の持つクリエイター技術を放棄するよう働きかけることを心に誓うのであった。
・沙夜音(悪魔):
数々の責めたり責められたりの行為を通じるうちにいつの間にやらにか心を通わせるようになった秀哉と沙夜音。
現実世界に戻った彼らは、沙夜音率いる新生MHIの拡大に邁進しつつ
表では沙夜音が主で秀哉が従、裏ではその逆という二重生活を大いに楽しんでいるのであった。
・メヒーシャ(天使):
メヒーシャと守護天使としての契約を結んだ(天使ルート第六章)秀哉であったが、戦いを通じて
それ以上の感情を彼女に抱くことになる。
そして、その想いを彼女にぶつけ、同様の想いを胸に秘めていた彼女もまたそれに応え二人は両思いに。
戦いの後、メヒーシャは現実世界に向かい天使であることを隠しつつ仙崎一家の家族として
秀哉と共に現実世界での日々の生活を満喫しているのであった。
・鴉鳥(全ルート。ただし最短で三週目以降限定):
*ヒロインではあるが個別内で記載の事情によりEDはない。
というか主体としての夢ルート(非正式名称)があってその中に鴉鳥個別が組み込まれてるって表現したほうがいいような。。。
秀哉たちが商業区の化け物を倒したしばらくの後(第一章後)、秀哉は自分の故郷の一つである丹生学習園へと足を運んでいた。
そこで眠気に誘われ目を閉じた彼に、一人の男が語りかけてくる。
見た目が某慢心王にちょっと似てなくもないこともない、ハァゲンティと名乗るその男は秀哉に問いかける。
「この世界の真実を知りたくはないか」と。
それに頷き返した秀哉を、彼は真実の世界へと誘った。
秀哉が目を覚ますと、そこは見知らぬ大地であった。
ハァゲンティが“夢境”と称したその土地は、彼の導きがないと瞬く間に道を見失ってしまうという。
彼の導くまま夢境の奥へと足を踏み入れる秀哉が見たものは、一人の少女──智天使ガノエルの姿であった。
それを真実に至るための“試練”と称したハァゲンティは、彼女を倒すよう秀哉へ促す。
ハァゲンティと旧知の間柄であるガノエルは秀哉との交戦を拒み、彼にこの魔神の作りし世界からの退去を勧告するが
それをよしとしないハァゲンティの手により彼女は精神操作を受け、彼女の偽りの人格──シャドウが発現する。
ハァゲンティに唆されるまま彼女は秀哉に襲いかかり、やむなく秀哉はこれを撃退するが
それを確認したハァゲンティはこれが機とばかりに彼女と秀哉を融合させようとする。
秀哉がそれを拒絶すると融合は止まり、元に戻ったガノエルは秀哉に警告を発するとその身を消した。
事情が未だ飲み込めない秀哉に、ハァゲンティは秀哉の世界が変質を迎えるその“時”が来たらまた会おうと言い残し
秀哉を現実世界へと引き戻す。
そして、目覚めた彼が自覚していたものは、頭に残るほんの少しの違和感のみであった。
支援
鴉鳥個別(2/6)
“時”は来て、歪秤世界が秀哉の日常をまるごと飲み込んだ頃。
そこで、秀哉は丹生学習園もまた歪秤世界に飲み込まれていたことを見とめる。
そして、いつかのように眠気に誘われ目を閉じた彼が見たものは、あの男──ハァゲンティと
思いもかけない人物たち──丹生真朱と源鴉鳥の姿であった。
本来のハァゲンティとの契約者──宮原権三の望むまま、強さを求めてこの世界に来るようになったという鴉鳥と
秀哉は真実に至る道程と数々の試練を経て心を通わせるようになる。
そして、秀哉と身体を重ねることで戦闘能力が向上するということを“可能性”の世界を垣間見て知っていた彼女は
秀哉に関係を迫り、彼もその決意の強さに否定を返すことはできず、彼女と関係を持ち、その絆は屈強なものへとなっていった。
さらに足を進める秀哉に、ハァゲンティの言う“融合”の前触れとして、突如他人の感情が入り込んでくる。
宮原に人造生物として作られた、自己の感情と宮原に与えられた使命の境目に戸惑う鴉鳥の感情が。
宮原を含めた人間全てが救われることがあり得ない世界の“可能性”に思い悩み、それを切り開くための方策として
ハァゲンティと契約するに至った真朱の感情が。
ハァゲンティは語る。自分の目的は、宮原権三と丹生真朱との契約に従い、救済を求める真朱の魂と強さを求める鴉鳥の魂を
秀哉という“鍵”を通じで結合させることにより、人の進化を促す存在──“女神”を誕生させることであると。
そして、進んだ先で再びガノエルと相対する秀哉。
彼女がその力の大部分を使いハァゲンティを閉じ込めるために作り上げた檻──夢境の中で、彼女は語る。
女神による人の急激な進化は、それまでの人の全てを破壊し得る極めて危険なものであると。
・鴉鳥個別(3/6)
そして、最後に女神の素体である三人は垣間見る。秀哉であり秀哉でない、どこかの世界の秀哉が持つ“可能性”を。
それは即ち、彼が悪魔と手を組んだ未来であり、天使と手を組んだ未来であり、自分たちの力で歩いた未来である。
無論、そのどれもに彼と鴉鳥が結ばれる結末はなく──。
現実世界の彼女が宮原を信奉するMHIの人間である以上、MHI、ひいては事の元凶である宮原と彼が現実世界で
対立しないという未来がない限り、その可能性は永遠に叶わないものであるが故に。
そうして“融合”は最終段階を迎えた。
これを完成させるべく足を進める一同の前にまたしても姿を表すのは、ガノエル。
夢境の奥地で力を蓄えていた彼女は、一行を足止めするべく強固な結界を張る。
だが、それはハァゲンティにとって打ち破れないものではなく、彼は三人へしばしの解除の時間を要求すると、
彼らを現実世界へと導いたのであった。
時は過ぎ、再び夢境へ向かうと言葉通りに結界は消滅していた。
そして、向かった再奥で一行は融合を阻止せんとするガノエルを討ち果たす。
かくして下準備は完了し、ハァゲンティは“世界を構築する力”たる天示殻を呼び出し、その力を三人の融合体へ
注ぎ込もうとするが、その鍵たる秀哉が例にもよってセックスを通じてガノエルの力を得た上で
それを拒絶した(注14)ことにより、融合は失敗する。
だが、ハァゲンティは保険として融合の儀式を通じて残りの二人に蓄えておいた秀哉の力を使い融合を続けると宣言し
二人を引き連れて天示殻へと飛翔する。
秀哉はそれを阻止するべくガノエルを引き連れて天示殻へと侵入し、その道中でこれまで夢の世界で培ってきた絆により
鴉鳥を説得することに成功する。
鴉鳥を加えた彼ら三人はなおも足を進め、あくまでも女神の誕生を目指す真朱とハァゲンティに招かれ姿を現した宮原を打ち倒し
最上階に佇むハァゲンティの下へとたどり着く。
*注14:受け入れるとバッドエンドという名のゲームオーバー。
・鴉鳥個別(4/6)
ハァゲンティは語る。今わの際、契約者である宮原と真朱が別の可能性を見出したことで自分の役目は終わったと。
それを知って、それでも元凶たる彼を討つ選択をする(注15)秀哉たち。
そうして彼らは、人型の、そして彼の本来の姿たる四つ足の本来のハァゲンティを討ち果たす。
そして、敗れた彼はかつて自分を支配した、自分が求めてやまなかった人間の存在をその夢に描き、跡形もなく消滅した。
ハァゲンティ亡き今、役目を果たした夢境は崩壊する。
それは同時に、互いに心を通わせた秀哉と鴉鳥の二人の関係──夢の中でしか有り得ない可能性の終わりも意味していた。
それを感じていた二人は、泡沫であり、そして今この瞬間だけは確かな互いの想いを改めて確認し合う。
*注15:倒さないこともできるけど例にもよってバッドエンド。
その際、ハァゲンティが天示殻を使っていとも簡単に歪秤世界を消滅させるという
本編って何だったんやな光景を拝むことができる。
支援
・鴉鳥個別(5/6)
訪れた最後の刻。
鴉鳥は秀哉に告げる。
「いついかなる時も、私の心はお前と共にある」と。
それが、この夢の世界を離れれば永遠に叶わない想いであると理解していても。
そして、消えゆく鴉鳥の姿、消えゆく世界、消えゆく秀哉の意識──。
かくして、役目を終えた夢は、覚めるべくして覚めていった。
真っ暗な丹生学習園。
そのベンチから身を起こす秀哉を襲うのは、途方も無い喪失感。そして頬を伝う涙。
だが、その正体が何であるのかつかむことはできず、時間が立つほどにその気持ちは薄れていく。
彼は思う。この場所を去る時には、その気持ちも完全に消え去るのだろうと。
「行こう。僕を待つ人達の元へ」
そして、彼は歩き出す。
一歩踏み出す際に胸に過ぎった、誰かの姿を思い出すこともなく──。
それは泡沫。夢幻の中でしか触れることの叶わない、どこまでも夢の世界の物語であった。
つ【 支援 】
・鴉鳥個別(6/6)
・鴉鳥個別、その残滓(実質後日談・天使ルート限定):
天使ルートを経て、紆余曲折のあった末学園一同の仲間に加わることとなった鴉鳥。
最終決戦を前に、彼女はふいに秀哉へ指切りを求めてきた。
それに応じた彼が見た彼女の顔は、遠い世界の何かに思いを馳せているようでもあった。
そして、ふと彼の胸を過ぎる何かの感情。錯覚かもしれないが、確かにあったかもしれない何かの感情。
だが、彼がその影の正体を掴むことはない。
彼女は言った。
「いついかなる時も、私の心はお前と共にある」と。
それに冗談めかした答えを返した彼に、彼女は微笑みかける。
初めて見たはずの、彼女の笑顔。
それはなぜか、彼を懐かしい気持ちに導いた。
程なくして、彼女は満足したようにその場を去る。
彼は思った。その小さく冷たい手を握りしめ。温めてあげることができたらと。
だが、今、どのような言葉をかけてもきっと彼女は泣いてしまう。
そんな確信めいた予感が、彼にはあった。
そして、彼はその場に立ちすくむしかなかった。
その小さな背中が消えるまで、自分の胸に過ぎった何かが消えるまで、じっと彼女の姿を見送りながら──。(注16)
*注16:この時点までに強制的に他のヒロインでヒロイン確定済み。
つ【 支援 】
次、AP01シナリオ。
*予約特典のアペンドディスク内データをインスコすると見れるイベント群。
・AP01・その一(エウシュリー過去作キャラ編(1/2)):
ある日、行きつけのゲームセンターに“だの様”と呼ばれる凄腕ゲーマーが姿を現したという情報を
海斗より入手した秀哉は、早速件のゲームセンターに向かってだの様を粉砕する。
また会おう的なことを言い残して去っていった彼女だが、翌日、だの様その人のハイシェラ(注17)と名乗る保険医が
学園に赴任してきたことを知る秀哉。
彼女と交流を深めていったある日、オークランドなるテーマパークができたという噂を立ち聞きし
早速そこに向かい、そこの支配者を自称するまおーさま(注18)を撃滅して帰宅する秀哉。
その翌日、やはりとばかりに学園へ転入してきたまおーさまは妹ズにいじられまくる。
そうして日々が過ぎ去っていき、今度は夜な夜な学園の木工室から声が聞こえてくるという噂を耳にした秀哉は
例にもよってその真偽の調査に向かう。
そこで出会ったウィルフレド(注19)と名乗った先輩はアイテム制作に打ち込みまくるあまり授業に出ることもなく、
留年しっぱなしらしい。
アイテム製作を生業としているだけあって、日常の品物から果ては有人打ち上げロケットまで個人で制作してしまうという
トンデモなスキルを持つ彼は、ある日何をどうしたのか7つ集めるとどんな願いも叶うという
ドラゴンボール的な力を持ったカードを制作してしまう。
それに目をつけたいじられヘタレキャラがすっかり定着したまおーさまはその力を使って世界征服を目論むが
そんな邪な目的を持った奴にカードを渡すわけにはいかんざきとばかりに割り込んできたハイシェラの介入にあう。
このままでは埒が明かないと思ったウィルフレドは、製作者権限で件のカードを今度学園で開かれる文化祭の
カード争奪戦というオリエンテーション用景品として提供してしまう。
*注17:戦女神ZEROの登場人物。ただし、アテリアル内の同名人物とは別人の設定。
*注18:姫狩りダンジョンマイスターの主人公。本名はエミリオ。もちろんアテリアル内の同名人物とは別人設定。
*注19:神採りアルケミーマイスターの主人公。言わずもがなの別人設定。
・AP01・その一(エウシュリー過去作キャラ編(2/2)):
カード奪取を狙う二人と面白そうだからという理由でついでに参加を決めたウィルフレドは、
オリエンテーションのルールに則ってチームとしての出場を目指すのだが、ヘタレのまおーさまだけは
開始直前になっても一向にチームが決まらない。
そんな彼を見かねた妹ズがチームメンバーとなることで何とかエントリーにこぎつけたまおーさまは
同じ急造チームのウィルフレドチーム、優勝候補と目されたハイシェラチームを打ち破り
まさかのダークホースとして優勝を果たす。
集めたカードでどんな願いを叶えてやろうかを期待に胸を膨らませるまおーさま。
文化祭ももうすぐ終わりだけどキャンプファイヤー禁止だったっけなどと会話を交わす学園一同に目をくれる様子もなく
熟考の末、彼はカードへ世界征服の願いを告げようとする。
だが、美來が横から「キャンプファイヤーがしたい」と割り込んだことにより、希望はあっけなくも崩れ去るのであった。
目論見破れ肩を落としつつも、せっかくなのでキャンプファイヤーを楽しむまおーさま。
そんな彼らを見下ろすのは、ハイシェラとウィルフレド。
彼はハイシェラに告げる。あのカードは正当な持ち主が本当に心に思ったことのみを叶えるものなのだと。
それを聞き、ハイシェラはさも満足そうに口の端を釣り上げるのであった。
(ここまでイベント終わらせると第三章で過去作キャラ三人組を仲間にできるけどその辺は一言イベントなんで省略。
その後は彼らに関するイベントは一切無し)
つ【 支援 】
・AP01・そのニ(スパランド編):
ある日海斗によってもたらされた、アカリが最近できたスパランドに入浴しているという情報。
そこから、彼らの長きに渡る挑戦は始まったのであった。
秀哉はヒロインズの裸の激写を自分が最も信頼する親友である海斗に任せ、
彼を妨害するために派遣された藤二郎の監視を幾度となく潜り抜けつつ、
彼はそれに応えるように、最新式のカメラを駆使しヒロインズの裸体を次々と余すところなく激写していく。
アカリを皮切りに、鴉鳥、妹ズ、まどか、鳴海、沙夜音、そしてメヒーシャ。
全てのヒロインの裸体をデータに収め、海斗の孤独な戦いは終わりを告げた。
そして、全てのヒロインの裸体データを海斗より提供された秀哉。
彼はその写真を出力すると、ヒロイン全員が自分の妹で自分を取り合っているという設定の
キングオブダメ人間な妄想で一人悦に浸るのであった。
色んなおっぱい見てきたけれど、最後に私が言いたいことは
女性を胸で判断するのはよくないことですよ
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
以上、これで予定の分は終わり。
終わってみれば分量45kbも費やしてしまって反省しきり。パンピーが仕事の合間に三日間で書くような分量じゃないわな。
全体的に言えることは、シナリオの好みや許容幅は人それぞれとはいえ
このゲームに関してはシナリオに過度な期待はしちゃいけないということかねえ。
説明・説得力不足は言わずもがな、超展開もそこそこ多いし。
最後に主要な疑問点に関するQ&Aでもまとめておこうかと思ったが
粗が多くてキリがないんで気になったことは各自でググるようにしておくれやす。
あと、他のヒロインズとは明らかに別格で明確で長大な専用シナリオ付きで展開される多分このゲームの真ヒロイン鴉鳥の個別。
全体的にアレなこのゲームのシナリオの中でも取り分け超展開や説明不足のすごいこの個別というかルート、
風の噂で聞くにはどうやら戦女神シリーズに連なるいつものエウシュリー世界観に繋がってるぽい。
ハァゲンティが仕えてたっていう人間もエウシュリー世界観の人間みたいだし。
でも、エウシュリー作品あんまりやってない俺には正直よく分からん。知ってる奴はよければ補足頼む。
>>465 実は主人公たちがいたのは、地下深くの巨大シェルター。
そこは特殊技術で、有機無機全てが半年に1セットで老化と幼化(記憶もリセット)を繰り返し、内部環境も毎回春になる「春までクルル(ループ)」
何故、彼らが地下にいるかというと、2000年代後半から氷河期に突入し、人類たちが滅びたくなかったから、そのためのノアの箱舟。あと、男子は主人公しかいない。
でもって当時の人類が地球そのものをロケットに改造して太陽系を脱出さして、他の銀河の第二の太陽に接近して氷河期を終わらせようとしていた。
最後は、意を決したみんなで地上に出る。
彼らが地下で過ごした時間は優に70世紀、西暦10000年代の地球は既に氷河期も終わっていて満開の桜が咲いてた。
だから「(地球の)春まで来るる」。以上。
ちなみに老化(通常時間)と幼化(リセット)は各々3ヶ月ごとに行われて、単位は「カーネーション」。
毎回カーネーションごとに全員が記憶喪失で目覚める→合流→自然の環境からきっと春休みだ→略→みんなでいちゃいちゃを繰り返してた。
あと、あるヒロインだけが幼化の影響を受けない外部装置を使って、リセットされずに70世紀分の記憶を保持していた。
うがああああ
支援
>641
なるほど、エクソダスギルティーの未来編よりは昔の話だったんだな
補足説明。
正確には地下施設が完成したのが2715年、主人公が真実を覚えてたヒロインに事実を聞かされたのが10012年…
以上、説明終わり。
648 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/06/16(土) 19:12:15.98 ID:U1e5YEyx0
すいません。
予告していたカジノ特区の吸血鬼物語(巫女さんルート)は話が長くて書き込むのが明日か来週になりそうなのですが、その次に書くルートは誰がいいでしょうか?
逃亡犯。
生物兵器。
中二巨乳。
の中でお選びください。
おっと、コテハン消し忘れ。
まあ、俺はやったことあるんでストーリーはまるっと知ってるんだが
そいつを他人の目でまとめるとどうなるのかということについては興味あるな。
ポケット彼女 〜白濁人形〜 をお願いいたします。
「匣の中の痴情」を頼みます。
褐色の性戦士アイシャ を頼みます。
>>648 莉っP知ってるよ。次にスレに書き込んでくれるのは、莉っPだってこと。
たとえ、特典イラストが少なくたって………
658 :
忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2012/06/22(金) 22:47:17.47 ID:ASyPy68D0
長らく待たせてしまって申し訳ありません。
一応多数決で
莉音
>>650 (複数票)
>>652 >>657 の計3票
エロナ
>>650 (複数票)
の計1票
ニコラ
>>649 >>655 の計2票
……ということから
以降は、梓→莉音→ニコラ→エリナの順でいきます。
とりあえず、明日に二人分できればなと、思っておりますので……
にしても、意外とバニーの人気がないとは……
660 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 16:53:36.59 ID:/4FfEhyt0
<梓ルート>
5-1、卑猥な上映会
島に住んで早2ヵ月。風紀の仕事に慣れてきた佑斗は、梓とバディを組んでいた。
彼女きっての希望らしいが、その理由は未だに信じている「佑斗の幼女好き」を更正するため。
そんな梓は人脈を活用した地域密着型。開発地区で露天商を開く吸血鬼の女性・カリーナから情報を貰い、地元警察との共同戦線で犯罪組織を制圧する。
本部に戻って戦果を報告し、主任に2人のタッグが様になってきたと評価を返される。
そしてその主任は、組織の情報が隠されてるかもしれないと、押収した無修正DVDのチェックを佑斗たちに内職として命令。
帰宅後、エリナや莉音たちに悟られないようにオドオドする梓。美羽に助け舟を求めるも、彼女の方も薬物関係の調査が回って手が付けられない。
DVDの前に報告書を作成。すると梓がカリーナの詳細を伏せているのに佑斗は気付く。実は彼女は吸血鬼用のIDを持たない不法滞在者だった。
そこで久々に梓先生からのレッスン。アクア・エデンには吸血鬼が暮らせるよう環境を設けると同時に、彼らを管理するためのIDを義務づけている。
しかし需要に供給が追い着かず、実際はカリーナのようにIDを持てない人、一種の「難民」たちがごまんといるらしい。
形式的に彼らは法に反する存在だが、梓や現地の風紀班は善良な彼らと助け合って治安を守り、均衡を保っていた。
レッスンを終えた佑斗は「梓が相棒になった本当の理由は自分の教育係としてなのか」と再び尋ねるが、曰く「人間と吸血鬼の間にいるような不思議な感じがする存在だから」らしい。
報告書も書き終えて、佑斗の部屋でDVDチェック。純情な梓は取り乱しつつも、先輩風を吹かせて無理にでも映像を凝視……でもやっぱりパニック状態で呂律が回らない。
その悲鳴に、DVDのことを一番知らせたくないロシア人が乱入。佑斗たちの注意も気にせず、彼女も強引に上映会に加わり……
661 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 16:54:40.46 ID:/4FfEhyt0
5-2、招かれざる客
DVDで寝不足の2人。放課後、心配してくれるひよ里と別れを告げる。
ところがその直後、彼女が去った方角から悲鳴が発生。駆けつけると、ひよ里の傍で女性が倒れていた。
彼女の証言によると、謎の吸血鬼集団が女性を吸血し、彼女も押し倒されたらしい。
主任に報告して犯人の追跡を試みるが、うまく撒かれてしまう。しかしその場にいた警察から、不審なボートが漂着していたと知らされて……
佑斗は、犯人たちが島の住人ではなく、漂流して飢餓状態だった外来種ではと推理。そんな彼の洞察力を梓は褒め、ついでに今回の報告書にチャレンジしてみないかと提案してきた。
本部に戻って報告書を作成。しかし主任から、不本意ながら書の署名には「人間のもの」が必須だからと、先に寮に帰った梓のサインを求められる。
今頃になって吸血鬼ならではの疎外感を自覚してしまう佑斗。
その話ついでに、主任は佑斗の提案した(犯人が潜伏していると思しき)開発地区の調査を了承してくれた。
アクア・エデンの吸血鬼にとって、今日の事件は他人事ではない。
帰宅した寮でも、莉音やエリナたちが物騒で景観が悪くなると不安を隠せずにいた。
そして署名を貰いに梓の部屋に行くと、美羽と2人で無修正DVDの鑑賞会の真っ最中。
どうやら「佑斗を一人前にさせる」と主任の期待を掛けられていた梓が、またも先輩風を吹かせて無理に努力しているようで……
662 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:00:27.01 ID:/4FfEhyt0
5-3、最強の男
ところが佑斗の提案は翌日の作戦会議で大きく歪み、開発地区を一斉摘発するローラー作戦が下されてしまう。
流石にこれは主任の意思ではなく、より上に座す陰陽局の決定。何かの陰謀を匂わせる連中の指示だが、下級兵の自分たちには拒否権がない。形式だけ従って穏便に済ませるのが妥協点だ。
しかし現地に着くと蛻の殻。一斉摘発の情報が漏洩したのか?
疑問に思った主任は、佑斗、梓を連れ込み、小夜の元へ。
当然ながら彼女とアンナも、リークされた情報のことも、消えた不法滞在者たちのことにも心当たりがなかった。
だが主任に向かって「抑圧は逆に闇を深めてしまう」と、謎の警告をするアンナ。
そして帰る矢先、小夜たちがふと気がつく。いつもアンナの問診に来るはずの扇が無断遅刻らしく……
市長の下を去ると、美羽から犯人を尾行中という連絡を受けて現場に急行。
倉庫に突入し、犯人グループと交戦する。
佑斗は半ライカンスロープである故か、何故か相手の能力が「声」を介して手に取るように分かり、美羽らとの連携で全員制圧。
だが善戦に出ていた最中、突如異様な威圧感とともに謎の男、ジダーノが乱入してきた。
何故か彼の「能力」だけ佑斗は理解できず、梓の睡眠弾を相殺して撃ち落としたり、いつの間にか佑斗に銃口を向けて不意打ちする射撃能力に翻弄され、犯人グループの逃走を許してしまう。
だが、彼らが逃げてもまだ残る人の気配。そこでは扇が気を失っていて……
5-4、指令「アンナ・レティクルを護衛せよ」
ジダーノの銃撃を受けた佑斗は、事情聴取を得た扇の診察を受ける。昨日の彼は犯罪者とは知らずに奴らの仲間の治療を頼まれ、その後理不尽に襲われたらしい。
扇の証言によるとジダーノ率いる連中の正体は北欧からのテロリスト、そしてその目的はアンナ・レティクルの暗殺。
強敵を前に、アンナを護衛するという新たな目的が生まれる風紀班。
すると梓が、寮でアンナを匿えば敵の目を誤魔化せるのではと進言。
彼女の主治医である扇についても、彼女ではなく佑斗の診察という形式にすれば滞りなく対応できる。
しかしアンナのことよりも、佑斗は自分の操の危機を察知しており……
663 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:10:13.16 ID:/4FfEhyt0
5-5、新たな入寮者
寮では本日迎えるアンナのことで持ちきり、偉大な人の役に立てるとニコラやエリナたちも興奮していた。
どんな性格の吸血鬼でも、アンナ・レティクルは彼らに一目置かれる存在なのだ。
そして佑斗の部屋をアンナに貸し与えることになるが、護衛中の佑斗はどこで過ごすべきかと、あたふたする梓の横で次々と同棲を立候補してくるヒロインたち。
論議の結果、アンナは佑斗のではなく美羽の部屋を利用してもらい、美羽は梓と部屋を共有する方針に固まったが、その会話の中にいつのまにか紛れ込んでいたアンナ本人。
度肝を抜かれた皆の前で、彼女を引率していた扇は恋人の部屋を見たいと佑斗を鷲づかみにして彼の部屋へ連れ去る。
その様子を呆けて見送る皆、そしてやはりアンナもそれに混じっていた呆然としていた。
最初は困惑して堅苦しくなる一同だったが、自分の趣味が通じるニコラはご満悦。
砕けた態度を取ったアンナは、佑斗たちの護衛対象として美羽の部屋に引き篭もることになり……
5-6、詳細はウィキペディアで(byアンナ・レティクル)
佑斗はジダーノによる負傷を口実に学院を休み、皆を見送った後に自宅警備員としてアンナを護衛する。
アンナから聞き込みをするタイミングを覗っていたが、それを知ってか彼女の方から会話を持ちかけてきた。
ジダーノは、彼女が20数年前に出会ったかつての戦友。当時の吸血鬼は人間から迫害され、彼女たちは同胞を守るために人間と戦争をしていた。
現在のアンナは、市長の説得でこのアクア・エデンでの人間との共存の道を選んだが、ジダーノは未だに人類と敵対する姿勢をとっていた。
彼ら強硬派にとって、アンナは裏切り者に他ならない。
寮生たちによってアンナの歓迎会。盛り上がった皆はアンナへの質問タイムに突入。
好きな料理(莉音)、酒(美羽)、魔王(ニコラ)、そして体位(エリナ)……全てに丁寧に答えていき、アンナは小難しい話題を降ってこない子どもたちに微笑みかける。
その後、美羽の部屋で扇の診察を受けながら彼とジダーノについて密談するアンナ。
「自我を制してしまう「記憶」というのは厄介なものだな」と呟くアンナに、「嫌なら「忘れればいい」んですよ」と扇が答え……
664 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:16:32.55 ID:/4FfEhyt0
5-7、アンナ・レティクルは小悪魔ですか?
アンナは当初こそは皆に緊張されてはいたが、趣味の通じるニコラやエリナの話し相手になったり、莉音の料理にアドバイスしたりと、次第に彼らの生活に欠かせない寮の一員と認識され始めていた。
皆が揃って団欒では、どのような話題をしても必然的に行き着くはアンナによる「吸血鬼」の話。
アクア・エデンのように合成血液がない外の世界には、未だに吸血鬼が追われる地域も存在する。
彼らのような者が平穏に暮らすには「恋人」を作ること、吸血衝動は人間でいう「性癖」に近いもので、それを受け入れるパートナーを見つけるのが最善の手らしい。
アンナは小夜の思想に賛同しているが、その根本となる考え方が違っていた。
例えば合成血液。学院での講義などでは「この発明で人間の生き血を吸う(襲う)必要が無くなった」とされている。
一方で彼女の持論は「人間の生き血に依存する必要が無くなったから独立できた(襲われないようになった)」というものだ。
吸血鬼が人の生き血を必要とするのに対し、逆に吸血鬼の存在が必須ではない人類は種族の天敵。
アンナは自分たち吸血鬼が弱者側だと主張する。
(ちなみに団欒中の美羽によるとカリーナらが戻ってきたらしい)
改めて佑斗が部屋を訪れると、アンナは「ろくろくメモリアル」という携帯アプリをプレイ中(←「影武者」になってお嬢様と一緒に暮らすだけの簡単(セレブ)なギャルゲーです)。
普段の凛々しさと趣味とのギャップに驚く佑斗に、アンナは梓の話題を振る。
彼女が寮長なのは、風紀班として吸血鬼たちを監視するため。だが当の本人はそんな使命を意識せず、単に両種族を平等の目で見る、人間にしては珍しい性格だ。
そしてアンナは、ほかの吸血鬼の美少女たちがいるのにわざわざあの人間を好いたのかと佑斗を茶化す。
しかも同じように梓側にも話題を振ったら、佑斗に似たリアクションをしたらしい。
そんなことを聞かされて以降、佑斗と梓は互いのことを余計に意識し始めて……
z
667 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:23:10.81 ID:/4FfEhyt0
5-8、気まずい2人
未だ尻尾が掴めないジダーノに業を煮やした陰陽局は、本土からの「増援」を用意した。
寮では登校前にまたもアンナ様の吸血鬼弱者論を傍聴。すべての吸血鬼が平和に暮らせるには、世界各地に人間たちと共存できる地帯、この「アクア・エデン」ができること。
しかし人間側が容易に受け入れないのが、現実でこの島が唯一存在する理由である。
だがアクア・エデン……というよりこの寮はそんな共生という理想世界が縮小されたような素敵な空間だ。
そんな真剣な話をしている横で、梓のことが気になる佑斗は心ここにあらず。
様子が変だと思った皆は、恋の病と解釈(そして予想された相手は扇先生)。
どっちが「受け」か「攻め」か、もしや扇ではなくて主任が相棒なのかと、アンナを含めた腐女子たちの白熱トーク。
そんな話題に耐えかねた梓が発狂して逃亡、調子に乗り過ぎたと美羽たちは佑斗に謝るが……
梓の自分への態度が気になった佑斗は、登校前に美羽個人を呼び出して相談。ところがそれはお互い様で、佑斗の視線も梓に意識し過ぎだと指摘される。
美羽は、梓が佑斗自身が思っている以上に好意を寄せていると断言。
その理由は「初めての後輩」だから。今まで風紀班で下っ端の新米だった彼女には、佑斗という弟分がこれ以上ない喜びだった。
(ついでに美羽から、彼女と主任の尽力でジダーノの子分が捕まったことを知らされる)
一方、下校時の梓側もエリナに相談。
扇×佑斗の話は結局でっちあげだったが、では護衛として傍にいるアンナはどうなのか?
そんなことを心配する梓に、エリナは一方的かつストレートに佑斗が好きなのか梓に訊き、仕事があるからと返答を求めずに去ってしまう。
梓は帰宅後もニコラや莉音たちの会話で、佑斗とアンナの仲良し度が気になり彼らの元へ。
だが、そこにいたのは風呂上りの全裸佑斗(扇による検査のために使った薬品ジェルを洗い流すため)。
異性の裸体に慌てた梓は、佑斗に気付かれると必死に謝りながら逃亡し、莉音の前で力尽きて卒倒。
そんな騒ぎが静まった寮の一角で、再び扇とアンナの密談。
ジダーノの件もそうだが、同時に「今は”ただの吸血鬼”である少年」のことも気になっていた。
まだ本人すら気付かない、彼が巡る「過酷な運命」を案じながら……
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670 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:37:12.37 ID:/4FfEhyt0
6-1、吸血鬼の性(さが)
佑斗は梓の血を吸う夢を見て、これまで感じたことの無い快感から夢精してしまう。
早起きして下着を洗っている最中、本物の梓が起きて挨拶。
昨日の風呂の謝罪や、ジダーノの部下の報告とか、話をしてくる彼女に夢で感じた吸血欲求が再発。
気になった梓が相談に乗ろうとするが、気持ちの整理がつかない佑斗は「言葉にできないから今はいい」と拒否。
玄関前で、佑斗との関係が空回りすることに独り苦悩していた梓。その彼女に声をかける謎の少女が。
少女は梓と同じ「里」から来た人間、楓。対ジダーノ戦のための増援に来た挨拶をしに来たかと思ったら、何故梓がこんな島にいるのかと罵声を唱えて去っていく。
佑斗はアンナに、ジダーノの舎弟を捕まえたが本命の居場所が突き止めれないことを報告。
増援の話をすると、アンナは本土も物騒になってきたと懸念する。
梓も悪化する現状を憂い、吸血鬼と人間の共存は不可能なのかとアンナに問う。
アンナは答える。エデンと種族全体は別、例えばこの寮でも梓が監視役という建前がなければ成立しない。
その発言を聞いた梓は、同意していると強く主張。アンナはそんな吸血鬼のことを想う彼女を、種族の希望だと励まし……
友好的なアンナだが、佑斗は彼女に一種の恐怖心のようなものを感じていた。
寮生の誰とでも打ち解けるということは、それは相手を自分の思想に巻き込むカリスマ性も内包しているのだ。
そんな不安を抱く佑斗の横で、梓は皆に突然「新しいルール」を作ってみないかと言い出す。
ただ監視するための陰陽局(人間)が一方的に定めた規律だけでなく、住民(吸血鬼)の声も反映したい。
だが別に今の生活に困ってないからと、エリナたちはあっさり却下。
その後、帰宅した美羽に薦められ、アンナの護衛を彼女に任せて梓とともに佑斗は久しぶりの外出。
先ほどのルール作りは、梓なりの考えがあったから。空回りに終わって落ち込む彼女に、佑斗は焦らなくてもいいとフォローする。
そう和んでいると、梓への吸血欲求が再発。その気持ちが伝わったのか、梓も自分の首筋を差し出した。
けれど戸惑いが消えなかった佑斗は、その不純な関係に梓の厚意を拒絶。
その代わり突然銃の技術を教えて欲しいと頼み……
┌( ^o^)┐
673 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:42:52.13 ID:/4FfEhyt0
6-2、レッスン開始
学院の体育館に設置された訓練場で、早速銃のレッスンを受ける佑斗。
意外と梓先生のレッスンはスパルタ、ひよっこの佑斗は初日だけでは著しい成果はなかった。
帰宅して自室に休んでいると、久々の直太からそろそろ帰ってくるようにと催促メール。
吸血鬼としてこの島で生きる決意をした佑斗は、まだ帰れないからそのうち、という曖昧な返信を送る。
しかし吸血欲求に悩む彼は、逆に吸血鬼としての自分にいまだ抵抗を感じていて……
6-3、エリーナの憂鬱
また護衛任務の休憩中に体育館で練習。
佑斗が銃を志願したのは、「人間と吸血鬼の間にいる」という彼女の存在とは別物になりなくないという願望だった。
そう決意した練習中、ラストスパートで閃光談を誤砲して2人が失神するハプニング。
帰り時、梓は佑斗に何故銃を志願したのかと問いかける。
うまく答えが出せない佑斗は、逆に梓がいつから銃を習得していたのかと質問返しするが、「話すと長くなる」と保留扱いに。
一方で梓の方も、佑斗というパトーナーのお陰で精神的な成長をしていた。先日美羽からも、以前よりも下世話な話にも動揺せず、より仕事に努めるようになったと評価されたらしい。
もどかしい気持ちを解消したい2人は、梓側の提案で以降は下の名前で呼び合おうと約束。
帰宅後、名前の呼び方を変えたと、エリナに報告する梓。
しかしそんな無駄の報告をする必要があるのかとエリナに返された梓は、ここ最近佑斗が気になっていることを相談。
彼の風呂上りに出くわしたり、彼のパンツを手に持ってしまったり……
事情を聞いたエリナは、それはラッキースケベ(女子ver)だと返答。佑斗も同じように梓を意識しているから、きっと「おかず」にしてくれてるはずと、下ネタを含めた奨励する。
その会話で、梓は生まれて一度も1人Hをしたことがない事実が判明。それは年頃の女には異常だと忠告(極論)され、梓は例の無修正DVDの塊で勉強するよう指導される。
梓の部屋を出てリビングでため息をつくエリナに、彼女の悪巧みを察知した美羽が声をかけてきた。
どうもあのヘタレカップルに自分がもやもやすると言うエリナに、美羽も同感。
そこに、休憩がてら部屋から目を回した梓がやってきて……
( ´-ω-)
676 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:46:47.91 ID:/4FfEhyt0
6-4、共存のための第一歩
ある日、寮にアンナ宛の郵便物が届く。早速彼女に見せると、君の掛け替えのないパートナーに朗報だと言い出して……
開発地区に向けて胸躍らせながら向かう梓。アンナの元に来た手紙は、役所から送られたカリーナのID申請書だった。
申請書を受け取ったカリーナは感涙し、傍にいた吸血鬼の子ども・あきらも梓おねえちゃんにお礼を言う。
だがあきらは、最近増援に来た新しい風紀の人たちの雰囲気が怖いと不安になっていた。
梓はそんなあきらを元気付け、事件が終わればまた楽しい毎日になると約束する。
その帰り、行く時とは間逆にどこか暗い梓。カリーナの件は共存のための大きな一歩だが、言い換えれば今回の成果はたったの「一歩」に過ぎない。
人間でありながら共存を夢見る梓に興味を持った佑斗は理由を聞こうとするが、その時謎の殺意を感知する。
楓が2人の前に現れ、吸血鬼である佑斗を罵倒、さらに同じ里の出身である梓にも失望したと卑下して去っていく。
あからさまに吸血鬼を敵視する人間と遭遇して困惑する佑斗に、梓は話をしたいから周り道をしようと言って来て……
(○)(○)
678 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:53:15.34 ID:/4FfEhyt0
6-5、狩人
自室で扇の診察を受ける佑斗は、最近人間(梓)の血が無性に吸いたくなったことをカウンセリング。吸血鬼でも特異なケースの自分の本能は異常なのか?
だが、扇曰くそれは健全な男子が誰でも抱える性欲と同じで微々たるもの。理性で抑えれるレベルなら気にする必要ないと返される。
回想(前節の続き)。梓は、その昔に人を仇なす吸血鬼たちを討伐していた「狩人」の末裔だった。
その経緯を知るのは美羽や主任、皆の天敵であることなど莉音たちに話せるわけがない。むしろ本人もその事実を無意識に忘れようとしていたほどだ。
佑斗はそんな回想に思い浸り、我に返って間近でニヤケル扇にビックリ!!
梓先生の部屋で、狩人についてより詳しい講義。
かつて人の生き血を吸っていた吸血鬼は狩人に追われる運命にあったが、合成血液が発明されたことで彼らに狙われる心配もなくなった。
一方の狩人は現陰陽局に技術提供を行った後、彼らと方針が合わなかったと一線を引いて里に戻り隠居するようになったそうな。
そして梓がアクア・エデンに来た理由は、一族のおばば様に命じられた修業。敵ではなくなった吸血鬼の本質を見定めるため。
ただし狩人の中には楓のように現在も強硬派の者がおり、折り合いがつかない梓は形式的に里を出るという形でエデンに永住する道を選んでいた。
里にも家族がいるのではと佑斗は両親のことを聞くが、幼い頃に事故でこの世を去り、会った事もないという。
孤児院育ちの佑斗も彼女の境遇に共感するが、両親どころか家族がいない佑斗に梓は淋しくないのかと質問。
佑斗は今いる場所で「仲間」を作り、自分の居場所にすればいいと答える。
すると、自分もその「仲間」に入るのかと再び問う梓の姿に、返答の言葉が浮かばない佑斗は誤魔化すかのように彼女の頭を撫でる。
より意識するようになった2人は皆の前で他人行儀。リビングで互いに避けるような挙動をエリナや美羽はクスクスと笑い……
外出中に悩み続けた佑斗は、アンナにメールで自分の状態について相談。吸血することに抵抗を持つ自分は吸血鬼としては半人前なのか?
アンナからの返信は、(梓が相手だと見抜いた上で)佑斗が彼女の血を拒むのは、吸血による優劣とは別の形で、相手と対等の存在でいたいという願望の表れ。
そう、そしてそれは吸血鬼と人間がともに同じ道を歩もうとする思想になっており……
(。◕‿◕。)
680 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 17:59:58.71 ID:/4FfEhyt0
6-6、カルチャー・ジャパン・ショック
またいつもの射撃練習。次第に佑斗も才能を開花させ、技術が上達していた。
その訓練中に梓に告白したいが、言い出すタイミングが見つからない。
それを知らない梓は呆けてた彼に注意し、弾丸についての説明を続ける。彼女の使用する銃弾も狩人の技術の結晶、吸血鬼に有効な成分が配合された特殊弾がいくつか存在する。
里ということはどこか自然に恵まれた集落なのだろう、と佑斗は先入観を抱いていたが、実は都市開発で住居を移転。
現在では団地に住んで現代人並みの生活を送っているらしい(曰くおばば様の住む場所が最上階801号室)。
そして練習再開後、今度は睡眠弾が誤って銃に装填されてしまい……
6-7、故意のキューピット・エロナ
不機嫌な顔で寮に帰宅した美羽。同僚でも狩人と吸血鬼は水と油。仕事先での彼らの態度の悪さに不満が溜まっていた。
そして持ち帰ってきたのは、彼らに一方的に押し付けられたいつものDVD。
すると梓が、違法品の流通を理解するために需要者の気持ちになりたいと、疲労の溜まる美羽を休め、警護中の佑斗をアンナの元に促し、単身で映像を調べると言い出した。
しかし、まだ免疫ができていない彼女は見てすぐにパニック状態。
落ち着かせようと洗面所に向かったら、また佑斗の入浴に(以下略)。
慌てて部屋に逃げ戻り、気を取り直して再び動画を再生(んでもって撃沈)。
長時間に渡って映像を見続けるが、やはりこれを求める男子の気持ちなど理解できない。そう思い悩んでいると、いつ間にかエリナが部屋に侵入していた。
エリナと美羽は梓が佑斗を意識していること、逆に佑斗も彼女に脈ありということを既に見抜いていた。
悩める子羊を救うため、エリナは恋愛のハウツーをご教授(虫の知らせか、悪寒が走る佑斗)。
人間よりもスペックが高い吸血鬼は、その精力も人間以上。同等と思ってセックスしたら、絶倫の吸血鬼側のペースに飲まれてしまう。
そこでエリナは、梓に自分のペースで奉仕できるフェラをDVDの中から重点に見せる。
エリナの教え通りじっくりと閲覧した梓は、仮眠中の佑斗を起こす時間になったので彼の部屋へ。
しかし、部屋には仰向けに勃起して熟睡する佑斗の姿があって……
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
<丶`∀´>
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
690 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:08:52.06 ID:/4FfEhyt0
6-8、DRACULA・RIOT
いつもの練習中に梓が密かに申請してくれたお陰で、遂に佑斗にも専用銃が渡される。
その帰り、先日の銃を習おうとした理由を再び問われ、佑斗は梓の血を吸う事への戸惑いと、梓の傍で戦いたい願望を語る。
言う側も、言われる側も照れくさかったが、佑斗はその気持ちを出し切ろうと、頬にキス。
その接吻で梓は困惑するが、その瞬間、突然の銃声が……
急いで寮に駆けつけるが、アンナどころか寮そのものは無傷。こことは別の場所での争いがあったようだ。
実は銃声の正体は狩人たち。過激な手段でジダーノを誘き出し、追い詰めたというのだ。
梓は傲慢な楓に反意を見せず、純粋に礼を言う、彼女たちによってアンナの危機が回避されたからと。
ところがその名前を聞いた途端狩人たちはザワつき、梓に一族の恥さらしという視線を向ける。
かつて吸血鬼をまとめて人間と戦争していたアンナは、狩人に取っても倒すべき最大の敵。
そして楓はジダーノに苦戦する仲間から援護要請の連絡を受け寮から去り、佑斗たちも警護を引き受けた美羽に促されてジダーノの元へ向かう。
その戦場は、なんと月長学院だった。
教室に着くと、先にジダーノと交戦していたはずの狩人が吹き飛ばされてきた。
彼らが束になってもたった1人の吸血鬼に手も足も出ず、防戦一方であった。
ジダーノは何故か以前の倉庫で対峙した時の冷徹さは消え、常軌を逸して戦闘本能剥き出しに暴れまわっていた。
楓たちを助けるため、佑斗は懐に飛び込んで肉弾戦に持ち込み、その隙に梓の射撃で攻撃。
不意をつかれたジダーノはその場から逃走する。
支援
693 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:11:51.70 ID:/4FfEhyt0
狩人部隊が全滅し、今戦えるのは佑斗、梓、そして深手を追った楓。
佑斗は非協力的な楓を説得し、呉越同舟の共同戦線を申し出る。
3人はジダーノを誘き寄せるため、食堂へ。
いまだに佑斗(吸血鬼)を敵視する楓に、梓は「吸血鬼をどうしたいのか」と問う。
それに対し、自分の親が吸血鬼に殺されたという恨みを吐露する楓だが、梓も自分も同じ境遇だと諭し……
突然の発言に佑斗は驚愕するが、そこにジダーノが襲来、3対1の攻防戦に入る。
ところが戦いの最中、佑斗は頭に響く謎の声に自由を奪われる。
RIOT!!
謎の4文字のキーワードで、身体の内側からくる衝撃に意識が吹き飛ばされそうになる佑斗。
しかし梓の銃弾がジダーノに直撃した瞬間それが緩和され、佑斗は彼に急接近。怯んでいる好機を見逃さず、渾身の一撃を与える。
ところが相打ちとなったのか佑斗は右腕が切断され、ジダーノは続けざまに来た梓の銃撃に再び怯み逃走。
救急隊が来るまでの間、梓は佑斗に自分の血を吸わせ、意識を保つように話し相手になる。
意識が朦朧とする佑斗は、好きになったことを告白。
外見で何%とか、性格で何%とか、理知的に百分率で評価して自分の気持ちを説明する。
それに答えるように、梓は佑斗の軽く唇にキス。彼女にも佑斗への気持ちがある。
しかし梓が自分の気持ちを出す前に、限界が来た佑斗は安心して眠ってしまい……
ん
696 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:17:56.85 ID:/4FfEhyt0
7-1、リベンジの戦果
扇の元で佑斗は緊急手術。吸血鬼たる自身の生命力と救急隊の手際のよさで、切断した腕は無事接合。また入院生活を強いられる。
この島に住んでから波乱万丈な死線を潜ってきてるねと、冗談交じりに佑斗に呆れる扇。
見舞いに来た美羽は、ジダーノ一派が島から逃走した可能性があると報告。
昨夜、とあるトラックが島を出る様子が監視カメラに捉えられたが、その運転手が今朝島の中で保護された。
しかも担架を積んでいる様子があり、変身能力を持つ部下が襲った運転手に成りすまし、瀕死のジダーノを連れて島の外に出たと推測できる。
この騒ぎで、アンナは念のために別の場所に移動し、狩人たちはジダーノを追って本土へ引き返した。
その報告中、美羽は梓がまだ病室に来て無いことに気付く。
美羽がフロアの受付に様子を見に行くと、大量の荷物を持って準備万端と気合いの入った梓の姿が。
しばらく学院を休むと言って佑斗の病室に向かう彼女の後ろ姿を、美羽は微笑みながら見送る。
梓は入院する佑斗のために、出来る限り看護する決意をしていた。
手を出せなくなったと嘆く扇の横で、小さな梓の存在を頼もしく感じるようになった佑斗で……
7-2、戦いの後の変動
寮生やひよ里が見舞いに来た。いつものごとく見舞い品に性玩具をプレゼントするエロナ。
そして美羽から、例のトラックが本土で捨て置きされたという情報が入り、やはりジダーノたちの逃亡が濃厚になった。
実は狩人たちがジダーノを追い詰めることができたのは、アンナの情報を意図的に流したから。
寮に匿われていることをジダーノ勢力に伝え、餌としていた。
自分たちが利用されたことに苛立ちを隠せない美羽。
そして話を切り替えた美羽は、梓の誕生日が近いことを佑斗に教え……
697 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:22:50.10 ID:/4FfEhyt0
7-3、XXXでプラス何%?
入院から1週間。病室で梓の手料理のたこ焼きを食べていた佑斗は、かがんだ梓の下着に目がいってしまう。
それを察知した梓は恥ずかしがりながら、これは先日の告白の「何%」に加わるのかと質問。
でも佑斗はそんな評価の必要なく、あの時のキスで「全部埋まった」と再び告白。
気を取り直そうとした梓は、果物を切るためにベッドで寝る佑斗の股間の上にトレイを置く。そうなると大体想像がつくピラゴラス○ッチ……
トレイが傾く謎の現象の原因に気付いた梓は、異性の性感帯の感度なんて知るわけなく、必死にトレイから零れた水を拭き取ろうと、布団越しに股間の上をゴシゴシ。
気持ちが高まった梓は、あの時の告白の返事だと、佑斗にディープキス。そしてその行動に興奮して再び勃起した佑斗の股間を見た梓は……
(Hシーン1)
照れながら去る梓と見送ると、入れ替わりで意気消沈した扇が入室。
まさか今さっきのフェラがばれたかと思ったが、扇が嘆いていたのは診察詐称が露見してしまったから。
この変態医師は、偽りのカルテで既に全快の佑斗の入院を不正に長引かせていたのだ。
扇を恨みながら、入院する必要もないならと、佑斗は本日付での早期退院を希望。
久々の寮に帰宅すると、学院を休んだ梓だけが残っており、2人で荷物の整理。
そして、2人きりという状況で再び発情した両者は……
(Hシーン2)
こうして結ばれたのもあの戦いがあったから、怪我の功名に感謝する2人。梓は佑斗にとって新たな「居場所」になった。
学院から帰宅して佑斗が戻っていたことに驚くエリナたち。ニコラに、正真正銘の不死身のヴァンパイアが風紀班にいるという噂を聞かされ、過大評価に照れる佑斗。
体力が全快な佑斗は、早速風紀班にも復帰して出勤。異常な速度の回復力に主任や美羽も驚愕。
そして、久々の佑斗と梓に与えられた仕事は、また例の如くDVDで……
c
700 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:31:11.76 ID:/4FfEhyt0
7-4、小さな大人
退勤して、ドーナッツを食べ歩く2人。
何か欲しいものがないか梓に聞くと、「お守り」をリクエスト。
「狩人の里」の演舞行事で吸血鬼に襲われる囮役を担う「姫」の梓は、自分に加護を与えるお守りを大切にする風習があった。
そこにエリナが合流、3人で寮に帰宅する。
帰宅後、梓はエリナとガールズトーク。梓の反応から、エリナに佑斗としちゃったことを看破される。
大人になれて良かったねと応援エールを送るエリナ。そして、興味を抱いた彼女は梓の経験談を聞こうと質問攻めをし……
7-5、退魔弾
久々の登校。かつてジダーノとの激戦を繰り広げた戦場だが、佑斗は緊張よりも梓と一緒にいられる気の緩みの方が強かった。
食堂で梓と雑談している時にも、冷やかしに入る美羽とエリナで……
そして射撃訓練の途中、吸血鬼の切り札「退魔弾」の話が出る。
退魔弾は狩人の技術によって作られた生物兵器。
吸血鬼に直撃すると、とある成分が体内のヴァンパイアウィルスを瞬時に死滅させる作用が働き、当たった吸血鬼は無事ではすまない。
その成分は、なんとライカンスロープの因子から作られた劇薬。狩人は祖先自体がライカンスロープという逸話があるほど、その手の知識にも卓越していた。
その帰り、やはり尋常じゃない回復力が気になった佑斗は梓と一緒に扇の元へ。
しかし、単に体質がウィルスに適合しやすいだけかもしれないと、彼も推測程度の解釈しか返答できない。
でも実はホモ医者は、先日切断された佑斗の腕から細胞をこっそり持ち出して独自に調べてたらしい。
扇は今は体質の異常よりも、吸血鬼の本能との向き合い方が佑斗にとっての課題だと指導し……
つーん
702 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:35:45.32 ID:/4FfEhyt0
7-6、あずにゃんの御奉仕
起床、勉強、家事、特訓……佑斗の身の周りで、梓はこれでもかと献身的にお世話をする。
美羽たち一同は、そんな一途な彼女に呆然。
本人はパートナーのリハビリのために必然的にしていることだと誤魔化すが……
7-7、熱々・ホットドーム・タンゴ
練習が実を結んだ佑斗は、訓練で全弾命中。自分より腕が上がった佑斗に梓は自信を無くすが、佑斗は彼女のおかげでここまでできたとフォロー。
帰り道、佑斗は単身で扇に呼ばれたと言って梓と分かれる。しかし、佑斗が合流したのは扇ではなく美羽。
実は梓に内緒で、今日は寮生たちで彼女の誕生日プレゼントを用意しようと決めていたのだ(アレキサンドでパーティーレシピを学習していた莉音を除く)。
ショッピングモールで模索する中、美羽、エリナ、ニコラは自分たちが選んだプレゼントの品定めを佑斗に委ねる。理由は梓の彼氏だから(皆にバレバレ)。
何はともあれ、人間の梓が吸血鬼の佑斗とカップルになってよかったと喜ぶ3人。
元々人間なのにこちら側にいると感じた彼女への仲間意識が、佑斗との恋愛成就でより強くなった。
帰宅後、佑斗は自室に籠ってプレゼントの「お守り」を彫刻刀で制作していた。その時、妙な暑苦しさが……
夏に入ったというのにエアコンが故障し、寮内が灼熱地獄と化してしまった。仕事から帰っても、まだ直らず。
体温調整できる吸血鬼はある程度我慢できるが、唯一の人間である梓には拷問。
ろくに睡眠もできず、限界が来た彼女はアイスを持ち込んで摂取。
ズボラな格好でドアを開けて換気し、ベットにもたれて団扇を仰いでいると、心配してきた佑斗が様子を見に来た。
梓は一緒にアイスでも食べるかと差し出すが、それ以前に佑斗は薄着の梓の姿に目のやり場に困っていた。
佑斗が部屋を去った後、赤面して叫ぶ梓。彼女としてみっともない姿を見せて恥ずかしい。
しかし、こんな姿でも自分の彼氏は欲情してくれるのかと思いつめ……
ぷーん
704 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:39:29.64 ID:/4FfEhyt0
風呂あがりの佑斗が先程の梓を気にして部屋の様子を見に行くと、(またドアを開けっ放しで)佑斗を妄想しながら自慰する梓がいて……
(Hシーン3)
歯止めが利かなくなったことを恐れた梓は、Hを自重するよう提案。
そして佑斗が部屋を去った後、タイミングよく梓の携帯にアンナから恋愛相談を受け持つというメールが入り……
エアコンが復活し、仲良く寛ぐ2人。ケーキを食べ合いっ子してたら、何故か指フェラする流れになってチュパチュパ。
快楽によって蕩けた梓は我に返り、理不尽に佑斗に逆切れ。
アンナから教えられた知識によると、弱い人間は強い吸血鬼に魅了され、性的な行為で無意識の内に吸血鬼の虜、悪く言えば性奴隷と化してしまう危険があるらしい。
勿論佑斗にその気はないが、そうならないために互いの自制心をもっと意識すべきと考え……
その頃、病院では扇がアンナの診察をしていた。
彼らが話すのは当然ながら佑斗と梓の恋仲の話題。自分の恋人はいつでも取り返せると豪語する扇に、アンナは微笑む。
そんなアンナはやはりジダーノが心残り。それを懸念する扇は、自分は吸血鬼の代表であるアンナにただ忠義を示し、彼女の永遠の生涯を願うと囁く。
「永遠」という重さに、アンナは笑いながら思いつめ……
つ【 支援 】
n´・ω・)η
707 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:44:30.36 ID:/4FfEhyt0
7-8、新しいルール
冷やかしは寮内だけでなく、職場の主任も笑いながら恋女房の元に帰れと佑斗に早期退勤を促す。
梓とともにHに対する向き合い方を議論。
手探り状態で先が見えないので今はとりあえず無制限で我慢し、「どこまで耐えれるか」という実験を兼ねたチャレンジをしてみることに。
そんな時、突如美羽から緊急招集。
急いでリビングに飛び出すと、クラッカーの一斉射撃を浴びる。
今日は梓の誕生日。そのために淡路やひよ里も加わり(無論、佑斗もグル)、パーティーを企画していたのだ。
彼らの善意に梓が感動する中、美羽たちは梓が提案した「新しいルール」を持ちかける。
それは「誰かの祝い事を皆で祝福すること」。誰かが直接言い出したことではなく、この企画を通して自然と纏まった結論。
人間嫌いと言われているアンナからも音声メールでお祝いの言葉が来たり、皆の厚意に甘えて羽目を外して楽しむ梓。
ところが、カクテルに酔った彼女は泥酔状態。
理性が揺れて佑斗とラブラブな事が露見(既にバレているが)し、恋人ならあだ名で呼び合えと「あずにゃん」とか「メラメラ」とか「らめぇ」とか美羽たちに名前をいじられる。
そして酔い覚ましに外に出た梓に、佑斗は手作りの「猫のお守り」をプレゼント。
喜ぶ彼女を見て感情が昂ぶった佑斗は彼女を思わず抱擁し、吸血鬼としての自分の心情を語る。
吸血鬼になった自分が、この島に住むようになった自分が、今ここにいる意味を見つけたい。人間の梓の傍で彼女の支えになることが、それを見つける道に繋がる。
帰宅後、また冷やかすエリナたち。実は先程のハグは寮の窓から丸見えでした。
佑斗と梓がイチャコラになったことに、皆は再び乾杯して祝い……
709 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:48:03.31 ID:/4FfEhyt0
7-9、M-69(水着・シックスナイン)
梓は今度はエリナではなく美羽に相談。佑斗に欲情するのは、やはり吸血鬼である彼に「魅了」されてるのか?
しかし美羽は、梓の気持ちは女子ならば誰でも抱く「異性への愛情」、そうなるのは当然だとフォローする。
そして口を滑らせた梓により、佑斗と「初めて」したのが病院と判明し、興味を抱いた美羽に迫られて……
その後の梓は、寮で軽く挨拶を交わした佑斗の事が気になり、風呂に行った彼の様子を見に行く。
そこで見たのは自分のことを思い浮かべてアソコをいじっていた佑斗の姿。
慌てて部屋に逃げる梓だが、冷静に考え、彼の方も自分と同じ気持ちに昂ぶっていると分析。
つまりやはり美羽の言っていた通り、この感情は吸血鬼の催眠ではなく正真正銘の愛情。
安心した梓は、水着姿で佑斗がいる浴室に足を入れ……
(Hシーン4)
一方その頃、やはり病院には仲睦まじい報告に嫉妬する扇に、それを笑うアンナの姿が。
佑斗と梓の関係は、彼らにとって何を意味しているのだろうか……
8-1、ジダーノ再来?
深夜。とある繁華街で通行人が何者かに襲われた。
駆けつけた美羽が目にしたものは……
そんな不吉な予兆にも気付かず、全裸で添い寝していた梓たちは寝坊。仕事に遅刻しそうになるも、起きたばかりで勃起した佑斗の股間に梓は……
スッキリして出勤するが、現在の風紀班では大事件を相手にしていた。
先程美羽たちが通報を受けたのはやはり吸血鬼による吸血事件。しかも被害者についた歯型がジダーノのものと言うではないか。
メディアも傷害事件として即座に発表。また「彼ら」も本土から来るのかと、美羽や主任は顔をしかめ……
ジダーノにリベンジができると奮起する佑斗に、またあんな大怪我はしないでと心配する梓。
そんな彼女は、この前のプレゼントに作ってくれたお守りの作り方を自分にも教えて欲しいと要望。
佑斗の他にも、アンナにプレゼントしたいらしく……
710 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 18:56:53.94 ID:/4FfEhyt0
8-2、魔女狩り
再び本土から来た狩人はジダーノ確保という名目で、開発地区に住む不法滞在者を有無を言わさず強制連行していた。
事件後のID取得者も対象としてカリーナも毒牙にかけるが、佑斗と梓の弁護を受けて見逃す。
相変わらず狩人代表である楓は吸血鬼に敵意を剥き出し、危険な彼らは人間社会から隔離でもして管理すべきと、主張を曲げない。
そして佑斗にも狩人の技術を以ってすれば人間に戻れると勧誘。
だが本人に「吸血鬼だからこそ梓の傍でできることがある」と拒否され、敵対した姿勢のまま去る。
狩人の動きによって、島に住まう吸血鬼たちにも不安が広がっていた。
月長学院で集団下校することになったエリナたちも、胸騒ぎがして……
8-3、亀裂と新たな謎
いくら島中のあちこちに足を運んでも、あの大男のジダーノが見つからない。
町でカリーナに声をかけた梓だが、以前の親しい雰囲気はなく、梓たちの姿を見た途端に怯えて去っていく。
あの狩人たちの騒動によって、吸血鬼たちと梓との絆にもヒビが入ってしまった。
その頃、事務職をしていた美羽と主任。主任がようやく手に入れた例の事件の診断書に、驚くべき事実が隠されていたことを述べる。
なんと歯型はジダーノのものだったが、被害者は実際には吸血されてなかった。
一体誰が、何の目的でこんな細工をしたのか?
佑斗が診察に来た病院でも、患者の何人かが狩人に攫われたと扇が落胆していた。
扇は、彼ら狩人の行動を黙認している陰陽局自体が、島の吸血鬼の暴動を煽っているのではと、皮肉の混じった推測をする。
そして、その気になれば自分ら吸血鬼は人類に勝つことなんて容易くできるが、敢えてしないだけだとブラックジョークを口にする。
そこにアンナがやってきて、狩人が気がかりだと話してきた。このまま行くと、抑圧された吸血鬼から暴動が勃発するかもしれない。
すると佑斗はジダーノとの戦いのキーワード、RIOT(=暴動)を思い出しす。あれは、アクア・エデンの最凶の未来を予言した言葉だったのか……
佑斗は病院を跡にし、情報収集のためにアレキサンドへ。でもやはり淡路も有益な情報を入手できていなかった。
ところが彼女の元に、小夜市長が忽然と姿を消したという連絡が入り……
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
715 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:05:16.26 ID:/4FfEhyt0
8-4、象徴たる禁忌
市長失踪から3日。表向きには伏せられているが、町の吸血鬼サイドはそれを認識しているのか、島の一部が不穏な空気となっていた。
一部では吸血鬼が風紀班に襲い掛かったというデマが流されるなど、一触即発の疑心暗鬼状態である。
風紀班でも、やはり小夜の行方不明が確定。事件の当事者である誰かに拉致されたのか。
そうやって会議をしていると、梓と佑斗にアンナからのメール。前者は小夜代理の声明だが、後者は何故か直の呼び出しで……
(回想)まだ市庁にいた小夜は、アンナに呼び出される。実は彼女を拉致したのはアンナら吸血鬼たちだった。
茨の道を進もうとするアンナの決心に懸念する小夜に、彼女はこの一件は自分にしか為せないと説明し……
市長代理となったアンナは、吸血鬼の代表格の集まる場所で自己紹介と演説。緊急を要する事態に、遂に人類への反乱を仄めかす言葉を出し、「その時」が来るまでの賛同する者の待機を命じて解散させる。
それを知らずに入れ替わりで来室した佑斗と梓。
アンナは佑斗に、これからする反乱の「シンボル」になって欲しいと懇願する、何故なら彼こそが「吸血鬼の王」たる存在であるから。
突然の発言に混乱する佑斗に、今度は扇が説明。実は扇が佑斗に施していたのは診察ではなく観察、佑斗は正真正銘のライカンスロープで、その暴走の危険を監視していたのだ。
自分が危険な存在と分かり、佑斗は梓の傍にいる事にも一瞬戸惑う。でもそれを受け入れて手を握る彼女の表情にやや安堵。
それでも、アンナたちは決定を佑斗と梓に迫る。もはや人間と吸血鬼との戦争は避けられない。
自分たちの側に美羽ら寮の皆も勧誘する予定だと話すアンナ、だが佑斗は吸血鬼でも陰陽局でもなく、唯一無二の恋人である梓と考えると否定。
2人が絆の固さにアンナは関心するが、それでは困ると扇が行動に出る。
咄嗟に突き出した梓の銃を振り払い、彼女を庇おうと前に出た佑斗と対峙。
刹那、なんと扇はあの言葉を呟いた。
RIOT!!
あの声の主は扇だった。不意打ちを受け、扇の魔法で意識がブラックアウトする佑斗。
支援
718 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:15:26.02 ID:/4FfEhyt0
必死に佑斗を起こす梓の横で、アンナは後一歩の理想郷が、人間側によって崩されたと残念がる。
梓は佑斗を返すようアンナに訴えるが、アンナは唐突に自分が梓の母親を殺めたと暴露。
愕然とする梓を、アンナは次は仇討ちをする覚悟をしてから来いと言い放して帰す。
夢の中に誘われた佑斗は、真相を悟る。自分がライカンスロープになった本当の原因は扇。彼こそがオリジナルの吸血鬼喰いだったのだ。
今まで点滴されていた成分は、彼の一部、彼の吸血鬼喰いとしての証、そして彼の記憶そのもの……
夢の中で佑斗は、因子によって齎された不思議な記憶を追体験する。
目の前に現れた吸血鬼の老人。彼は自分の人生に最期を与えて欲しいと、自ら扇(の記憶を遡る佑斗)に吸血され……
目覚めた佑斗は、夢を振り返る。あの謎の老人、扇、その2人と関わるキーパーソン、アンナ。
老人の正体を理解した佑斗は、同時にアンナへの恋愛感情を抱く。
すると、アンナ本人が現れたかと思うと、自分も梓を悲しませたくはないと、拘束していた彼の枷を外して脱出を促す。
佑斗はアンナに向けての「偽りの愛情」を抑え、言われるがまま逃走。
再び吸血鬼の精鋭たちを集結させ、人類への反旗を唱えるアンナ。切り札として自分たちは最強最悪のライカンスロープも手中に収めていると、彼らの士気を高める。
その発言に、このタイミングでライカンのことを曝すのかと意見する扇だが、アンナは佑斗に逃げられたとテヘペロ。
彼女の本音に気付いたのか、失笑した扇は、自らライカンスロープとして彼らを統率することを宣言。
その瞬間、突如市長室に狩人たちが襲撃してきた。吸血鬼たちがジダーノを匿っていると、強行手段に入ったのだ。
襲撃から命からがら逃走したアンナは、梓と出会う。
両者とも気が重かったが、それを打ち切るように梓は手作りのお守りをアンナに渡す。
母の真相を知りたいが、アンナを恨むことなどできない。
そんな心優しい梓に、アンナは佑斗を既に逃がしていることを教える。
安堵する梓だが、そこに扇と楓が乱入。夜の街に、楓の銃声が鳴り響き……
美羽とともに血眼になって佑斗を探していた梓は、遂に彼を見つけ出して保護。
佑斗を匿うため、3人でカジノに赴いてニコラに彼の身柄を預け……
支援
721 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:29:12.67 ID:/4FfEhyt0
8-5、「大丈夫」と「ありがとう」
寮に集合して、アンナの反乱、狩人の襲撃、そして扇の正体と、佑斗の現状を纏める皆。
温厚だったはずのアンナの蜂起を、にわかに信じられないエリナや莉音。
梓は昨夜のアンナのことを心配していた。楓が彼女に撃ち込んだのは「退魔弾」かもしれない。衰えたアンナは下手したらショック死する可能性もある。
でも梓は彼女が口にした母の死の真相も気になる。
佑斗は、あのタイミングでそんなことを言ったのは梓を巻き込みたくない彼女なりの優しさだったのではと解釈。
だがその時、ある可能性が脳裏を過ぎり、学院に手がかりがあるかもしれないと唐突に梓と美羽を呼び出して……
佑斗の真意が分からないまま連れて来られた美羽たち。佑斗は能力で発達した嗅覚を使い、学院の花壇に埋められていた異物を掘り起こす。
既に息絶え、変わり果てたジダーノの遺体を。
報告を受けた主任は、上機嫌に佑斗たちを褒める。彼の方も命令に背いて暴走した狩人たちへの武装解除の要求が通っていた。
佑斗は風紀メンバーの前で自分の推理を話す。再戦時のジダーノは人格が変わり、元々扇が仕掛けたはずの悪魔のスイッチ「RIOT」を使った。
そしてその扇は「どんな能力でも」行使できるライカンスロープ、つまりはジダーノに変身することなど容易いはず。
倉庫での初戦時のジダーノが本物で、彼は再戦の日に狩人の罠にかかって重症を負い学院に逃亡。そして扇に吸血されて記憶を引き継いだ彼と入れ替わっていた。
ライカンスロープは吸血と同時に相手の「記憶」をも奪ってしまう。
さらにジダーノの遺留品の携帯の記録を調べると、彼はギャルゲーに没頭していた。
凶悪犯が恋愛ゲームなんぞするのかと皆は眉を潜めるが、梓が重要なことに気付く。
その「ろくろくメモリアル」はアンナが寮で頻繁に遊んでたアプリだったはず。
サーバーを調べた結果。アンナとジダーノは、ゲームのユーザー間のメッセージ機能を介し、暗号化した指令を送受していたことが判明した。
アンナはジダーノの魔の手から逃れていると見せかけて、実は裏で糸を引いていた黒幕だった。
723 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:35:42.84 ID:/4FfEhyt0
寮に戻り、アンナの動機を考える佑斗・梓。理知的な彼女が単に小夜を失脚させて地位を奪ったり、簡単に人類に宣戦布告するような無謀なことはしないはず。彼女の目的は一体?
色々疑いを張り巡らす佑斗だが、その横で優しくアンナを信じてる梓。相反する意見でも大切な人と考え込むと不思議な気持ちになる。
その時、頭痛が走った佑斗は再び他人の記憶の幻覚を見る。
今度はあの老人の視点。アンナの「した事」を咎め、いくら呼び叫んでも声が届かずに自分の元から彼女が去っていき……
(回想)静寂の学院を訪れて溜め息をつく扇。この「力」は、自他ともに面倒なものだと自嘲する。
そして学内で瀕死だったジダーノの前に現れ、自分がアンナのために遺志を継ぐとして彼に最期を与え……
正気に戻って寮で待機していた佑斗は、周辺から来る殺気を感知。気付いた梓も銃を取り出して臨戦態勢に入るが、佑斗の銃は自室にあって取りに行く時間が無い。
そして1つの襲撃を合図に、扇が扇動する吸血鬼軍団が襲い掛かってきた。
扇の部下たちは梓が引き受け、佑斗は扇との因縁の対決に臨む。
だがオリジナルのライカンスロープである扇に、その分身である佑斗の攻撃は全て通用しない。しかもジダーノを吸収した彼は、人間への憎悪も動力源としていた。
扇はRIOTを発動し、さらに佑斗に追い討ちをかける。
そこに状況を打開しようと、梓は佑斗に向かって銃を投げる。しかし同時に丸腰になってしまい、戦っていた吸血鬼に囲まれてしまう。
佑斗は彼女を救おうと咄嗟に力を振り絞り、襲っていた吸血鬼らを払いのけて梓を抱き寄せる。
それでも扇のRIOTが続く。無抵抗に意識を奪われかけるが、横にいた梓が囁きかけた。
「大丈夫だよ」
彼女に紡がれた言葉で踏ん張った佑斗は受け取っていた銃を取り出し、扇に発砲。佑斗の訓練の賜物なのか、はたまたRIOTに集中してた扇の反射能力が鈍っていたのか、彼の顔面に弾が命中。
直後、苦しみ出す扇に反比例して佑斗の頭痛が引いていく。梓の銃に装填されていたのは退魔弾。
皮肉にも、ライカンスロープを原料に作られたものが、ライカンスロープにとっても猛毒だったのだ。
失神した扇の前に、吸血鬼軍団も戦意喪失。
支援
725 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:41:45.81 ID:/4FfEhyt0
だが今度は、彼ら吸血鬼の命を狙って命令を無視した狩人たちがやってきた。
佑斗は今度こそ自室から銃を持ち出し、突入してきた狩人たちを梓との連携射撃で返り討ちにする。
狩人も無事に退けたかと思ったら、匿っていたはずの吸血鬼がいない。まんまと混乱の隙に逃げられたようだ。
ひと段落着いたところで、佑斗は梓に事件の真相を語る。
アンナはジダーノや扇を裏で操り、小夜を監禁し、人間に不満を持つ吸血鬼たちを束ねてクーデターを起こした。
だが彼女はやはり敵なんかではない。
梓にその根拠を問われた佑斗は、扇の「RIOT」にシンクロして垣間見たある吸血鬼の記憶を話す。
その老吸血鬼は、アンナの恋人だった。2人の間に母と同じ不老の力を宿す娘が産まれたが、彼女は人間の、それも狩人の男と恋に落ちた。
当時、敵対していた人間と結ばれたことに老人は反対していたが、アンナは娘の幸せのために彼女を突き放して縁を切った。
里で暮らすようになった吸血鬼の娘の姓は「布良」、つまりアンナの正体は梓の……
梓だからこそアンナの真実が分かるはず。そう諭す佑斗の言葉に梓は思考を巡らす。もしも自分がアンナだったら……
梓への話を終えた佑斗が自室に戻ると、なんと気力を失った扇がベットに寝ていた。こんな形で好きな人のベットで寝れるとはと皮肉を口にする。
先程の退魔弾で衰弱し、人間になった扇。だがたとえ肉体が人間でも、自分の心は永遠に彼ら吸血鬼をまとめる王だと主張する。
ライカンスロープは吸血鬼を吸血すると同時にその記憶を受け継ぐ。
「記憶が自我を作る」という因果に反して今までその自我をも越える大勢の吸血鬼たちの記憶を取り入れた扇は、異質の存在となっていた。
そんな彼が、否、そんな彼だったからこそ、アンナの行動を支えていた理由。佑斗は残された真実を、彼の口から直接聞き出す。
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731 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:52:48.49 ID:/4FfEhyt0
娘はやがて不老であることから正体が露見、夫とともに里を追われる。
母・アンナの元に戻り保護されるが、娘は人間として生きたいと狩人の技術で人間となる。
しかし不老だった体質は人の肉体に耐えられず、瞬く間に老衰してこの世を去り、裏切り者の烙印を押されて捕獲された夫も後を追うように衰弱死した。
アンナは未来で不幸になることを知りつつ、敢えて今の幸せのために娘の願いを受け入れた。それが彼女が「梓の母親を殺した」真相である。
その間に生まれたアンナの孫は、半妖どころか吸血鬼の血を持たないただの人間の少女。
両親が事故死したと聞かされ、里の人間として暮らしていた。
扇がアンナに従っていた理由。それは老吸血鬼の「記憶」と同時に、彼の全てである「アンナを支えたい」という愛情を受け継いでしまったから。
元ライカンスロープも、既にこの世にいない老吸血鬼に踊らされた道化に過ぎなかったのかもしれない……
しばらくして、小夜が監禁場所から保護されたという連絡が入った。おそらくアンナは狩人と吸血鬼の戦いから守るために匿っていたのだろう。
ベッドで横たわるアンナが目覚めると、横には梓。
アンナの本当の目的は、自分が楽園の「禁じられた果実」になること。
自分に惹かれる(島に不満を持つ)吸血鬼たちを束ねて集団で亡命、さらにその前後で騒動を発生させることで、狩人を道連れにエデンから去り、
穏健派の吸血鬼だけ残して、小夜の理想郷の創造に貢献しようとしていた。
でも自分はそんなに優しくはないと続ける、当初のジダーノの一件では彼の誘いでいっそ反乱しようとも考えていたらしい。
しかし結局今のように気が変わった。何故なら、狩人と吸血鬼が恋に落ちたから。
猫のお守りの礼をしたアンナは急激に体調が悪化し、梓の前で眠るように息を引き取った。
必死にアンナの名前を呼びかける梓だが、やがてまだ熱が残るその手を握りしめ、笑顔で微笑む。
ありがとう、お祖母ちゃん……
732 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:56:55.84 ID:/4FfEhyt0
9-1、梓エピローグ1
命令違反した狩人たちを捕らえるのに集中していた風紀班は隙だらけ。
扇が率いる吸血鬼集団もその包囲網の緩みに乗じ、アンナの死没の時期に合わせてアクア・エデンから本土に逃走。
もう吸血鬼でない扇だが、彼の記憶にあるジダーノや老吸血鬼、そして故・アンナの遺志は消えることは無い。
その意思を受け継いで、彼は従える吸血鬼たちのための道しるべとなることだろう……
一方、今回の事件で命令違反をした狩人も、島の吸血鬼たちも「お咎めなし」という判決が下された。
ただし狩人はペナルティとして監視下での活動と武器の所有禁止が命令される。それでも扇らを追いかけると梓と佑斗に話す楓。
心配してくれる彼らの存在を認めたのか、楓は最後に礼儀正しく一礼して去っていく。
今回の事件を通じて、佑斗は吸血鬼としての自分がする行動にも、少なからず意味があったと感じる。
そして形から入ってみようかなと言い出して……
9-2、梓エピローグ2
「形から入ろう」とした佑斗は、ニコラ病に感染。寮のマントが2人になったと呆れる美羽や梓たち。
会話の最中、毎度の如くのろけ話に変わり、逃げ出す梓とそれを追うように出ていく佑斗。
それを見送る皆は、変わることがないこの寮の平穏が、いつまでも続くことを祈り……
<梓ルート>はJ・さいろーシナリオ
734 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 19:59:04.29 ID:/4FfEhyt0
9-3、梓エピローグ3
小夜復職後、事件の経験から吸血鬼とアクア・エデンのあり様を見直す動きが活発化。
事件の責任問題により陰陽局の上層部にも大きな人事異動が起きた。
その影響で主任は風紀班から市庁の監査委員に籍を移され、亡きアンナに代わる小夜の補佐として任命される。
期待に満ちた顔で、元主任は市長室の部屋を開け……
9-4、梓エピローグ4
佑斗と梓はショッピングモールを散策、新装オープンした店のたこ焼きを食べ歩く。
食べながら海を眺めて事件を振り返る。そういえばカリーナが、今度露天商からアイス屋にジョブチェンジするらしい。
てっきり扇らと島を出るかと思ったが、彼女のような穏健派はただただ島で平穏に暮らせれたらそれでいい。
吸血鬼たちの中でしがらみを持つ者たちが島から消え、この町に一時の平和が訪れた。
これもアンナ・レティクルの成し遂げた功績であろう。
梓は佑斗にやはり人間に戻りたいのかと気になって質問するが、佑斗は別にいいと返答。
元人間である佑斗と、元狩人である梓。自分たちのそのアイデンティティが、吸血鬼と人間の未来の可能性を秘めている。
もっとも自分は吸血鬼じゃなくてライカンスロープなんだけどね……
(梓ルート完)
乙
736 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:10:01.17 ID:/4FfEhyt0
<莉音ルート>
5-1、異変
微熱、動悸、そしていくら水分を摂っても決して消えない「喉の渇き」。
医者からそれが「奇病」だと伝えられ、「治療法」として「薬」を処方され……
昔の記憶を夢として見た莉音。時計を見ると寝坊していたことに気付く。
リビングにやってきた佑斗に挨拶して急いで食事の準備。
ところが手元が狂って手先に軽い火傷を負い、佑斗に腕を引っ張られて流水を当てる応急処置を受ける。
親切な厚意に莉音は照れ。さらにやってきたエリナが煽るから、美羽と梓がいらん誤解を抱いて……
でもそれとは別にどことなく莉音の調子がおかしい。
佑斗はそれが気になって皆と学校で相談。丁度本日は自分と莉音が欠勤だから、寮にいる間自分が面倒を見ると決意する。
家事をしてる莉音を見ると、やはり本調子ではない。
おでこに手を当てて熱を観ようとすると、莉音は赤面。
やっぱり熱があるんじゃないかと心配した佑斗は、先日の「侘び」として今日は自分が料理当番すると言ったら、さらに赤面(4-3参照)。
とりあえず炒め物でもしようと2人で買い物を済ませて調理。
その最中に、誤って包丁で指を切った佑斗。その切り傷を、莉音が急いで舐めて消毒する。
ところがその直後、何の前触れも無く莉音が苦しみ出し……
佑斗作の手料理を寮生の皆で堪能。いつもの莉音とは違う濃い味付けでも美味と好評。
しかし、皆の輪に混じって佑斗は莉音がまだ辛そうにしているのに気付く。
やはり体調が悪化したと、莉音を説得して美羽らとともにベッドに移動させる。
皆が寝静まった後、美羽に呼び出された佑斗(吸血鬼の知識を常識化しているニコラたちがいるとマズイので)。
美羽によると、莉音の状態は自分たち吸血鬼が持つ「ヴァンパイアウィルス」が一時的に機能が低下すると発生する典型的な症状らしい。
美羽の説明は佑斗を安心させるためにしたことだが、逆に佑斗の心配は増加。
先日の事件、そして今日の調理中に莉音が自分の傷を舐めたことを美羽に報告。
自分の異質な血液を口にしたから、ウィルスを弱めてしまったのでは。
流石にそれは杞憂だと美羽は答えるが……
<莉音ルート>は姫ノ木あくシナリオ
738 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:13:48.54 ID:/4FfEhyt0
5-2、莉音の秘密
再び「病気」だった頃の夢を見る。それは「吸血鬼化」というものだが、そもそも何で自分が通院していたのかすら覚えてない。
だがどのような境遇でも、莉音は誰かを恨んだことなど無い。
自分の病気を調べた病院の人や、育ててくれた上に環境の良いアクア・エデンを紹介してくれた孤児院の院長、そして美羽や淡路ら現地の温かい人々。
周囲にいる人々に対する想いは常に「感謝」で溢れていた。
またも無理して夕食を作ろうとした莉音を懸念して、佑斗は彼女と一緒に学校を欠席し、看病に専念する。
お粥を作ってあげたら、今度は背中の汗を拭き取ってほしいとお願いしてきた莉音。
「これはタプン(←巨乳)側ではない、タプンとは反対側にある背中だ」と自分に言い聞かせて、言われた通りに彼女の肌を拭き取る佑斗。
気まずい中、場を和ませる話題が欲しいと莉音が佑斗の過去を聞いてきた。
とりあえず知られると厄介になる核心は伏せ、触り程度に本土でバイト生活をしていたこと、親無しの孤児院育ちだったこと、そして幼い頃に病気を患って留年した事などを語る。
すると、突然歓喜の声を上げた莉音。実は彼女も本土の孤児院出身で病院通いをしていたというのだ。
初対面だった佑斗に最初から親しくできたのは、無意識の内にシンパシーを感じていたからだと独り納得する。
ただ喜びの余り、胸を抑えるのを忘れてて佑斗の目前でポロリと……
莉音の体調(と羞恥心)のことを考えて、少し時間をおいた後、扇の元に連れて彼女を診察させる。
佑斗は扇に美羽の時と同じく、莉音が自分の血液を摂取したことを話すが、やはり「可能性は低い」と否定される。
むしろ「病は気から」と、彼女が事件に巻き込まれた時のストレスが原因と仮説付けられた。
それでも心配する佑斗は、今後も莉音の診察を扇に依頼。
その帰り道。莉音は佑斗だけに聞こえる声で、実は自分が元人間で後天的に「覚醒」したという秘密を吐露し……
支援
つ【 支援 】
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つ【 支援 】
743 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:21:41.62 ID:/4FfEhyt0
5-3、変異
佑斗たちの介抱が実ったのか莉音は全快、久々の家事に励む。
しかし今度は新たな違和感が彼女を襲った。
今まで「軽々と」持ち上げていた掃除機が急に「掃除機程度の重さ」に感じるようになったのだ。
(回想)
アクア・エデンに在住することになった莉音は、入国審査としていくつかの検査を受けていた。
その審査官は風紀班の中でも同世代の美羽。
彼女が驚愕するほど、基礎身体能力が優れ、さらに吸血能力を確認したところ「怪力」と判明。
彼女の腕力はその能力の性質が常時肉体に反映されていたのだ(肉体強化型の能力者は非吸血時でもある程度身体スペックが高い)。
心優しい性格の莉音は、自分のそんな能力を拒み、他の能力は覚醒しないのかと美羽に尋ねる。
聞かれた美羽は通常は能力が1つしか持てないこと、例外となるのはライカンスロープという恐ろしい化け物だという知識を教える。
そして審査を終えた美羽は、審査官ではなく「同世代の親友」として莉音を歓迎。喜びの余り莉音は、「怪力」を忘れて激しく握手を返し……
(回想終了)
そんな莉音が語り出した昔話を懐かしむ美羽。先ほどの掃除機の件から話題に出した莉音だったが、実際には美羽にどう説明すべきか分からない。
そのため「何で親友になろうとしたのか?」と別の質問。その答えは美羽によると「危なっかしくてほっとけないから」。
お子ちゃまに見られていた莉音は少しショック。
そして復活した莉音による久々の手料理。
上機嫌な彼女は、佑斗の皿の盛り付けだけ露骨に贔屓して……
744 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:24:39.39 ID:/4FfEhyt0
5-4、パスタとセンパイと莉音の気持ち
莉音の料理は今も昔も、仕事疲れの寮生たちの心を癒す清涼剤になっていた。
その中で要望を聞かれた佑斗は、パスタをご所望。
一番過労だったのは風紀班の3人。いまだにLの全貌が掴めず、それに呼応してか巷では吸血鬼による凶悪な犯罪が増加していた。
美羽は、寮生たちに外での生活を警戒するよう忠告(とくに莉音)。
その後、佑斗のリクエスト通りパスタを作りながら、帰りが遅い彼らの帰宅を待ちわびていた莉音。
そこにエリナが現れ、莉音の態度は風紀班よりも佑斗個人を意識してると指摘し、図星の莉音は手を滑らせてパスタの皿を盛大にぶちまけてしまう。
そこにタイミング悪く帰って来た佑斗たち。
善意で溢してしまった料理の処分を手伝おうとする佑斗、その接近した顔に莉音は困惑し、掃除は自分たちだけでできると彼らを自室に追っ払う。
その後も、莉音は佑斗に対してギクシャクした態度を取ってしまい……
5-5、努・絡・莉・音
寮内、町中、果てはアレキサンドでも、佑斗との会話から必死に逃げる莉音。
本心ではないのに先輩を避けてしまう自分に戸惑う莉音は、その先輩が自分にとってどういう存在なのか再確認する。
看病してくれたり、同じ境遇だったことが分かったり、自分の裸を見られたり……
何よりエリナの余計な一言で佑斗を特別視するようになってしまった。
以前と同じような「関わり方」に戻りたいが、自分の気持ちに整理がつかない。
一度リフレッシュしようと睡眠をとってもスッキリせず……
つ【 支援 】
746 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:29:42.02 ID:/4FfEhyt0
5-6、絶望! 俺は嫌われ者!?
莉音に避けられてることを気にした佑斗は皆の元を回って相談。
優しい莉音がそんなことするはずない。むしろまた覗きとかして彼女に嫌われるようなことをしたのか?(美羽、梓談)
光と影が一対で存在するように、陰があることは陽があることを示す。(ニコラ談)
一気に押し倒せ!!(エロナ談)
周囲の相談相手は馬鹿ばっか。有効な情報は得られない。
佑斗の苦悩に同情したエリナは、莉音の部屋を訪問。佑斗への態度を何とかしろと忠告。
本心とは真逆の行動が出てしまう莉音は、さらに戸惑い……
5-7、似たもの同士の恋模様
佑斗は、今度はアレキサンドのひよ里に相談。
すると彼女から「優柔不断で「嫌い」と直接言える子じゃないから、こちらから距離を取るべき」ともっともらしいアドバイスを受ける。
そこに、淡路と何らかのやり取りを終えた小夜が登場。ここで会ったのも多少の縁だと、強引に酒の伴を命じられる。
市長たちは佑斗のために「蓮沢庄三郎」なる人物の行方を追っていた。
彼は自身が吸血鬼であると同時に、盲目的にライカンスロープのことを研究していたマッドサイエンティスト。
そんな者との接触に成功できたら、佑斗の治療にも光が見えるが、元々人との交流を避けていた孤独な科学者故、現在の所在が掴めない。
そして小夜は佑斗の悩みも看破して、強引に相談に乗る。
寮生に嫌われたかもしれないと嘆く佑斗に、「好きな女子に拒まれて気の毒だな」と冷やかす小夜。
佑斗はそんな相手じゃないと反論するが、今度はならどうして嫌われたくない?と返される。
考えが袋小路に入った佑斗に、小夜は「考えるのを辞めるのが近道」と助言して店を去る。
佑斗もアレキサンドを去ると、エリナから「自分を含めた皆に急に仕事が入り、寮が莉音独りになるから面倒を見て欲しい」と緊急連絡が入る。
急いで寮に戻り、エリナを見送る佑斗。しかし、それはエリナの作戦だった。
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755 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:38:05.84 ID:/4FfEhyt0
当事者である2人を除き、アレキサンドに緊急招集を掛けられたメンバー。
その頃、そんな彼らの密会も知らず、緊張して固まった佑斗たちで……
アレキサンドでは、ここ最近の2人の態度を分析。
エリナ、ニコラは既に真相に気付いており、話を進めている内に美羽たちも莉音の感情に気付く(そして自分が誤った知識を植えてしまったと焦るひよ里)。
というより、最近の佑斗に対する彼女の高待遇も、それで納得がいく。
となると、現在2人きりの寮は肉欲の館と化してないかと不安を募らせる梓、むしろヘタレ同士で精神と時の部屋に変質してないかと呆れる美羽。
正解は後者。食後も話す話題もなく、リビングでは時間を忘れて沈黙が続いていた。
何とか空気を変えようと口を開く。しかし台詞がハミングしたことで思わずお互いに吹き出し笑い。
緊張が解れ、佑斗は久々に莉音の笑顔が見れて良かったと安心し、莉音も今まで避けた態度を取ってゴメンナサイと謝る。
自分が嫌われたと思っていたと語る佑斗の言葉を、莉音は必死に否定。自分は一度も嫌ったことなどない。
それを聞いて安心した佑斗は、小夜の言葉から自分の本心が「莉音に嫌われたくない」という恐怖だったことを自覚。
意を決した莉音の方が、佑斗に自分の好意を告白し、同じ気持ちに気付いた佑斗も即OK。
恋人になった相手をハグする佑斗たちだが、それに興奮して飛び込んできたエリナ。
実は沈黙だった時に時間を忘れてスタンド「紅王」が発生。既に帰って来た皆に監視されていた。
畏まって祝福する美羽たちに続き、ひよ里が自分が間違えたアドバイスをしていたと謝り……
756 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:42:26.78 ID:/4FfEhyt0
6-1、デートしようよ!!
カップル成立の後日。2人の関係は恋人を越えてもはや亭主と女房。他の寮生に仲睦まじい風景を見せ付ける。
甘い空間で、佑斗は休日のデートを約束。恥ずかしさに湯気を出した莉音は、その日に特製弁当を作ると奮起。
エリナらの発言で場が混乱するが、妄想に酔いしれた莉音の耳にはもはや届かなかった。
教室で美羽たちがデートの確認をするが、鈍感な佑斗は無計画。
すると張り切ったひよ里が、先日の罪滅ぼしも兼ねて、デートプランは自分に任せろと言い出した。
その頃、莉音の方も食堂でエリナに声をかけられたが、デート自体の喜びの余り詳細な予定を立てていなかった。
このままではただの寮生同士の関係の延長に過ぎない。
そう焦りを感じた莉音は、エリナに恋人は彼氏のために何をすればいいかとご教授を頼んで……
6-2、危ない下準備
翌日、完成したデートのしおりを自画自賛して佑斗に贈呈するひよ里。
彼女の善意に感謝し、佑斗は自室に帰って読み漁る。
一方で、莉音はエリナから恋愛のお手本になるようにと彼女が持つ恋愛漫画の塊を渡された。
部屋を去るエリナに礼を言って、早速漫画に目を通す莉音。ところが、読み始めた莉音は小さな悲鳴をあげる。
そんなことに気付かず自室に戻ったエリナは、寝る前に読もうとした「エロ漫画」が紛失していたことに困惑。
しかし探す意思よりも、睡魔の方が勝り……
757 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:48:20.63 ID:/4FfEhyt0
6-3、一途で無垢な頑張り屋さん
当日、緊張する莉音の手を引いてデートへ。
最初は映画館。医者ならぬペット理容師がタイムスリップをしたという奇妙奇天烈(とはいえかなりの感動作のもよう)な映画を鑑賞。
映画を見終わって余韻に浸る2人。その横に実は一緒に見ていた扇も割って入り、作品を絶賛する。
扇と意気投合する莉音に、彼と同じ価値観だったことに気付いてショックを受ける佑斗。
ホモ医者と別れた次は、メインとも言える莉音のお弁当タイム。1つ1つの手作りのおかずに舌鼓をうつ。
すると、莉音の様子が変わり桃色のムード!!キスをすべきかと胸に期待を膨らませる佑斗だが、莉音は気合いを入れてその胸の谷間を曝し出した。
佑斗は弁当を吹き出した後に冷静さを取り戻し、何かに必死になる莉音に「恋人は自分たちのペースで進めばいいから焦るな」と説得。
弁当を食べて暫くしたら、今度はモール街でフランクフルトを食べ歩き。
で、お次はフランクフルトを嘗め回すようにする舌遣いを佑斗に必死に見せる莉音(本人も意味を理解していない)。
さっきから様子がおかしい莉音に事情を聞くと、異性の気を引くためにエリナの漫画で予習し、これらの行動が男性を惹きつけると根拠なく認識していた(つまりあいつの仕業か!?)。
やはりもう恋人だからそんなこと気にするなと佑斗は再度説明するが、一途な莉音はそれでも先輩のために何をしたらいいかと尋ねて来た。
このまま無知なままで迷惑をかけたら、彼女失格になってしまう。
でも佑斗はどんなことがあっても莉音は自分の彼女失格になんてならないとフォロー。
一番して欲しいのは、「普段の莉音らしい姿の莉音を見せてくれることだ」と慰める。
うーにゃー
759 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 20:52:56.40 ID:/4FfEhyt0
すると「自分らしく佑斗を楽しませられる方法」を思いついた莉音は、彼を誘ってアレキサンドへ。
時間帯の都合で客足が少ないことに溜め息をついていて淡路に、莉音が耳打ち。それを聞いて喜んだ淡路は莉音の要望を承諾。
佑斗が店内で待っていると、ウェイトレス姿の莉音が現れた。
「自分らしい姿」ということで、アレキサンドの制服で佑斗に奉仕するのが、彼女が導いた答えだった。
一途に佑斗に感謝する莉音、そんな莉音に佑斗もこの前の高野を捕まえたような合気道を自分にも今度教えてくれと依頼する。
気がつくと自分たち以外の全ての客が帰り、店は静まり返った。すると淡路は今日はもう店仕舞いだと、莉音たちの貸切状態にして帰ってしまう。
2人だけの空間に、やはり莉音は一途に佑斗との関係をもっと深めたいと求める。
佑斗は、その純粋な彼女の感情が、ストレートに恋に欲情しているものだと悟る。
そして彼女の要求に答えるように交わした唇から舌を入れて……
(Hシーン1)
気付くと店の外は早朝になっており、2人で帰宅。
佑斗たちの前にエリナが出迎え、デートはどうだったと感想を求める。
そして彼女の下ネタの冗談に莉音が直答したことで行為が発覚。
ところで、恋人でセックスまでしたのに、名前は苗字で呼び合っているのかとエリナに指摘され……
つ【 支援 】
761 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:06:00.04 ID:/4FfEhyt0
6-4、小悪魔エロナ
佑斗は不思議な夢を見た。莉音に出会えたことに喜ぶ自分、だが喜ぶのは心だけではない。身体、構成する細胞、そして遺伝子そのものがまるで……
そんな夢から覚醒した佑斗は、誰かが近くでブツブツ呟くのを察知する。
見回したら、前回エリナに指摘された莉音が、必死に佑斗を下の名で呼ぼうと練習中。
佑斗が凝視していたことに困惑した莉音だが、互いに決心がついて名前を呼び合う。
喜びの余りボリュームが上がる2人……の前に早くしないと遅刻すると催促に来たエリナ。
休み時間に体育館で莉音の弁当を堪能していると、莉音も佑斗と同じ不思議な夢を体験したことを告げる。
そして食事中の佑斗に向かって、莉音は朝勃ちの調子はどうかという突拍子の無い発言。
その処理は彼女である自分が手伝うべきと豪語する莉音、どうやらまた誰かさんの漫画で学習したようだ。
宥めた後に休憩の時間が余ったので、佑斗は約束通り莉音から軽く合気道の講座を受ける。
非力でも相手の力や流れを利用して、たとえ吸血状態の相手でも素手で対抗できる武術、莉音はその中で「一教」という投げ技を佑斗に実践する。
再度技をかけようとした莉音は、自分の手で佑斗の腕を胸に引き寄せているのに気がつき、思わず締め付けて……
下校時、風紀の仕事に向かう前に校門でエリナと会った佑斗は彼女を呼び出し、莉音の件に対する感謝とともに、吹き込む知識はほどほどにしとけと忠告。
了承したエリナが寮に帰ると、今度は莉音に部屋に呼ばれ、参考になった漫画を返される(そして漸く自分の凡ミスに気付く)。
もじもじした莉音を愛くるしく思ったが、あろうことかもっと卑猥な漫画はないのかと要求されて、「なんですと!?」。
佑斗と仲を深めたいという哀願の眼差しを向けられて葛藤するエリナ。しかし……
佑斗は莉音がどうなっても嫌いにはならない
→莉音の頼みを断れば自分との友情に響く
→莉音が変な行動で困る佑斗の姿を自分が楽しめる→即・決・定!!
大船に乗った気でいろと、エリナは胸を張って莉音の望みを聞き入れた。
762 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:13:46.20 ID:/4FfEhyt0
一方、風紀班ではLの大元を追っていた。
主任の元に集められた情報や流通経路によると、一部の材料はこの島で容易に手に入られて、小規模の施設で製造できる代物。
つまり本土ではなく島内で生み出されていると推測できる。
そこで島内の研究者を重要参考人としてリストアップ。その中に、佑斗は見覚えがある名を見つける。
それは小夜が教えた「蓮沢」。佑斗にそれを進言された主任は、研究関係者の足取りを掴むよう指揮をとり……
6-5、悩んだ時はベッドイン!
研究者たちの聞き込みに周ったが、Lはおろか、蓮沢の消息を誰1人として知るものはいなかった。
心を癒しにアレキサンドの莉音の元に訪れ、ついでに蓮沢について淡路に情報を得ようと思いつく佑斗。
でも蓮沢のライカンスロープ研究についてはまだ個人的な私事だから、有料なのでは?
そう思ったが、話をしている最中に横にいた莉音が照れを見せ、それをご馳走とばかりに淡路がチャラにしてくれた。
そのため情報収集をすんなりと依頼し、莉音とともに帰路につく。
しかしながら、佑斗は心のどこかで自分がライカンスロープに似て非なる異質な存在であることを、大好きな莉音にいつ告白すべきかと葛藤していた。
彼氏が悩んでいたことに勘付いた莉音は佑斗を部屋に誘う。
心の支えにできることなら自分が何でもすると言い出して……
(Hシーン2)
そのまま裸で添い寝した翌日。まだ真実を言い出せないものの、莉音の優しさに佑斗の心の靄は取れて……
763 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:18:52.44 ID:/4FfEhyt0
7-1、終わり無き陰謀
依頼した情報を求めてアレキサンドへ赴くが、淡路のネットワークは不発。
蓮沢は数年前から消息不明、しかし吸血鬼である彼が島を出るなどアクア・エデンが見逃すわけがない。
淡路によれば彼はヴァンパイアウィルスに関する研究チームから外され、何か「別の研究」をしていたようだ。
そして彼の弟子、というか信者となる人間が存在していた。女性の名は「三大寺清実」、数年前に蓮沢の下を離れて渡露し、向こうの研究所に在籍していた(そして彼女の方もその後の行方が分からない)。
淡路に礼をする佑斗だが、その時、梓たちからLの重要参考人を追い詰めていると救援要請が入った。
先を急ぐ佑斗は折角淡路が纏めてくれた紙資料を持ち帰るのを忘れ、慌てて店を飛び出し……
佑斗も合流した風紀チームだが、結局犯人を取り逃してしまった。だが、主任は連中の顔を美羽が覚えたことは大きな進展だとフォローする。
犯人のモンタージュのため居残りすることになった美羽を除き、佑斗、梓は帰宅。
リビングでは、莉音の美味しい手料理の香りが出迎えた。やはり莉音の奉仕は、仕事に疲れた彼らの活力になっており……
764 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:23:30.20 ID:/4FfEhyt0
7-2、三大寺清実
翌日、寝起きの佑斗の部屋に莉音が来た。昨日アレキサンドで忘れていった淡路の紙を届けに来たのだ。
部屋を出る莉音に礼を言うが、寝ぼけていた佑斗は書類を誤って床にばら撒いてしまい、プリントの内容を見ながら束ね直す。
本日の風紀班は、昨日美羽によって作られた犯人像を分析していた。その顔に佑斗は驚愕する。
そのモンタージュは、今朝ばら撒いてしまった書類にあった人物、三大寺清実その人だった。
主任に断りを入れた佑斗は、美羽とともに寮に帰宅、自室にあった資料を美羽に見せ、彼女が見た犯人と同一人物であることを確認させる。
即座に寮を出て仕事に戻る2人。彼らを見送った莉音は、手伝うことができない自分の無力さを痛感していた。
そんな彼女に、エリナは旦那が帰ったら食事に風呂にエッチとかするのが妻の務めだろと下ネタアドバイス。
しかしストレートにそれを納得した莉音に、逆にエリナが困惑し……
戻ってきた佑斗に、主任は彼の個人的な淡路への依頼を、正規の風紀班として扱うよう指示。同時に個人で情報を求めた佑斗に注意を促す。
数日後、ついに三大寺の潜伏先を発見。風紀班総がかりで突入する。
しかしそこは蛻の殻、またもや一足遅く逃げられてしまった。
再度悔しがる美羽だが、主任がフォロー。あのアジトこそが、Lを製造していた工場だったのだ。
そして現場に残された資料によれば、元々「L」は「何か」のために偶発的に作られた産物であるらしく……
765 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:31:28.92 ID:/4FfEhyt0
7-3、人造ライカンスロープ
翌日、いつもの日常としてご飯を作る莉音と会話を交わす佑斗。
エリナやニコラにからかわれながらも、彼女といることに幸福感を覚えていた。
しかし、その日の風紀班での出来事で、心に大きな闇を落とすことになる。
主任が纏めた経過報告によると、三大寺の研究の原型は「人造ライカンスロープ」を作り出すことだった。
しかし実物を知らないものを生み出すのには限界があり、彼女はどこからか入手したデータに従い、ライカンスロープ因子の段階から作り出そうとした。
その結果生み出されたライカンスロープ因子の模造品、それこそが「L」である。
Lの流通はドラッグとしてだけでなく、彼女による人体実験の一貫。
会議を終えて外で思い悩む佑斗に美羽が声をかける。
しかし佑斗の苦悩は消えない、こんなタイミングで、自分の目の前でライカンスロープ絡みの事件が都合よく起こるものなのか。
だが美羽も続けて説得する。佑斗自身が薬に手を出したわけでもないし、誰かが佑斗の身体に薬を混入させたわけじゃない。
入れるとしたら誰がいる?寮の誰か?風紀の誰か?それとも……診察した扇?
馬鹿げた話だと言う美羽の言葉に、佑斗も少し安心する。
一方、ある倉庫に逃げ延びた三大寺は、ある男と接触していた。
「男」こそ、彼女の恩師である蓮沢なのか?
「男」は、三大寺が喉から手が出るほど欲しがっていた「ライカンスロープの血液」を渡す。
そんな大層なものをどこから手に入れたのかと動揺する三大寺に「男」は答える。実はライカンスロープはこの島でごく平凡に暮らしていると。
「男」は嘆いた。可哀想な事に、彼らは「吸血鬼の王」たる可能性を秘めているのに、それを自覚せずに一般の吸血鬼と同等の生活を送っていると。
そう、「彼”ら”」は……
支援
767 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:38:09.85 ID:/4FfEhyt0
7-4、蓮沢の謎
淡路が用意した資料を調べて、腑に落ちない主任は頭を抱えた。
蓮沢の消息が判明している情報で最も新しいのは、数年前に彼が所属していた島内のとある施設。
そこはアクア・エデンの思想に反する「研究」がなされていたが、原因不明の火災にあって壊滅。多数の身元不明の焼死体が見つかっていた。
そうなると、その遺体の中に蓮沢が紛れていた可能性が高い。
何より、蓮沢が消息を絶ってから三大寺が帰国するまでラグがある。
蓮沢は事件に関与していないのか?でも、だったら三大寺はどこからデータを入手した?
ちなみに、その「反政府組織」は生み出した「人工ライカンスロープ」をカリスマとすることで吸血鬼の力を統一、その勢力で人類を支配しようとしていたらしい。
だがその組織も、その火災を最後に表立った活動はしていない。
しかしこれらを調べても、ライカンスロープに会ったことがない主任は伝承の存在だとして現実味がない。
たとえ存在したとしても、そんな奴は吸血鬼と変わらない、犯罪さえしなければどうでもいいと語る。
その言葉に安心と不安が生まれる佑斗、自分がライカンスロープでも本当に主任、ひいては皆が受け入れてくれるのか。
迷っていた佑斗の顔を見た主任は、仕事疲れと判断して休暇を命令。
ただし実働の代わりに例の研究所から入手した「ライカンスロープの研究資料」を味読するよう指示を出す。
帰宅して出迎える莉音。疲れた美羽と梓は寝に帰り、佑斗と2人きり。
しかし佑斗は彼女といることにも不安が募った。もしも「人造ライカンスロープ」の技術で後天的に誰かを化け物にさせることができるのならば、自分こそが……
つ【 支援 】
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773 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:45:41.22 ID:/4FfEhyt0
7-5、もう1人の……
翌日、学院は休み。仕事に行く皆を莉音と一緒に見送る。
気遣いよく紅茶を出す莉音の横で、佑斗は主任から渡された資料に目を通す。
「ライカンスロープは、多少の能力の優越があっても、普通の吸血鬼と特徴(人の血で能力を発動する)、弱点(日光と海水)が共通している。」
「最大の特徴として吸血鬼の血を吸った場合、その者の「能力」と「記憶」を奪う。」
「逆に不可能なこととして、肉体強化型の吸血鬼が常時発動する異常な身体能力が、彼らの場合は反映されない。」
様々なことが分かったところで一服し、莉音が作った料理を食べる。
その時、謎の電話が佑斗の携帯に入った。
「吸血鬼にして吸血鬼でない者よ。自分の正体が知りたくば誰にも言わずに1人で来い」
罠だと理解しつつも、佑斗は莉音に緊急呼び出しだと嘘をついて寮を出て行く。
しかし、その様子に胸騒ぎがした莉音も、佑斗に気付かれないよう尾行。
途中でひよ里も合流し、ただ事ではないとストーキング、もとい追跡を続行。
目的地に着いた佑斗は、尾行していた莉音たちに気付く。
しかし、突然「視覚」と「聴覚」をそれぞれ奪う謎の吸血鬼2人組に捕われ、車に積まれて誘拐されてしまう。
浮気ではなかったことと、危機的状況であることを漸く理解する2人。
莉音は咄嗟に助けようと飛び出すが、ひよ里が制止。
しかし彼女も彼を救うにはやはりこれしかないと決断。自分の曝した首元から莉音に吸血させて佑斗の救出を促し、自分は風紀班に通報する。
つ【 支援 】
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780 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:50:40.80 ID:/4FfEhyt0
ひよ里の血で覚醒し、佑斗を助けに疾走する莉音。しかしその救助方法は「異常」だった。
目にも止まらないスピードで加速し、追いついた車を見えない力で持ち上げる。
彼女の力に誘拐犯たちは恐れ戦き佑斗を置いて逃走した。
自分を助けてくれた莉音に感謝する佑斗。敵の能力で五感を奪われていた彼は、きっと美羽に匹敵する念動力を使ったのだろうと判断。
それを聞いてキョトンとする莉音。ひよ里の通報を受けた美羽たちが駆けつけ、先程逃走した誘拐犯を逮捕したと知らせを受ける。
一連の事件とひよ里の血を無断で吸ったことで事情聴取を受けることになる莉音だが、彼女は自分の能力を話すことにどこか消極的な様子。
佑斗はその時は、虫も殺さない彼女があんな凄い出力を持っていたことが拒んでいた理由だと解釈していたが……
独断行動で危険に晒されたことから主任にお叱りを受ける佑斗。
その後、事件に関わってあれやこれやしてボロボロの状態で帰宅する4人。しかし寮の様子がいつもとおかしい。
昨日佑斗を追いかけるために出た莉音が鍵を掛け忘れ、空き巣に入られたというのだ。
盗難品を確認すると、佑斗が読んでいたはずの研究資料が紛失していたことが判明。それでもまだ不審な点がある。
ニコラの棺桶や美羽のクローゼット、風呂の浴槽など、他に荒らされたのは「誰かが隠れそうなスペース」。
佑斗は呼び出して拉致しようとしたはずなのに、「誰」が「誰」を攫おうとしたのか……
つ【 支援交際 】
つ【 支援 】
783 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 21:57:59.82 ID:/4FfEhyt0
7-6、世界中の誰よりも心優しい怪物
翌日出勤すると、小夜とアンナがいた。
2人が来訪した真意を理解した佑斗は、主任に自分が複数の能力を所有することと昨日拉致された本当の理由を話す。
事情を聴いた主任は、佑斗に過去にこの島に訪れたことがあるのかと質問。
主任や小夜によると、例の「人造ライカンスロープ」の実験が、「本物」を被検体にして実際に行われていたらしい。
しかも皮肉なことに、人間たちとの共存を唱える小夜たちの目の届かない場所で、彼女らが統治するこの島で人体実験が行われていた。
だが彼女たちが関わることもなく組織は壊滅。
例の蓮沢の研究所の火災から、他の施設も「何者か」によって全て潰され、これらの重役も謎の「不審死」を遂げていた。
今残っているのは関連した企業や施設のブラックリストのみ、何かの情報が無いかとアンナからそれを渡された佑斗は戦慄する。
その中に入っていたのは、幼い頃に手術した病院。その頃既に、佑斗は人体実験を施されて吸血鬼喰いとしての種子を植えつけられていた。
結局自分が「化け物」だったと愕然とする佑斗。だが主任や小夜たちが諭す。
ライカンスロープはたしかに吸血鬼喰い、しかし必ずしも生きていくうえで吸血鬼を食べる「必要」がない。
佑斗という存在こそが、「吸血鬼とライカンスロープが共存できる」ことを証明していた。
小夜たちの言葉に立ち直った佑斗、でもやっぱり疑問は残る。
自分が当時から人造ライカンとして成功していたなら、何故敵は今になって動き出したのか?
実験に利用されていた「本物」のライカンスロープは今、どこにいるのか?
誰が彼らを滅ぼしたのか?
今はこれ以上何も分からない小夜は自身は「反政府組織」の追求を、佑斗たちに引き続き「L」の捜索を命じる。
つ【 支援 】
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790 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:02:41.17 ID:/4FfEhyt0
昨日の佑斗が襲われた場所で現場検証する皆。その時、美羽との会話から2人が認識する「莉音の能力」に食い違いがあることが発覚。
それに気付いた佑斗は、昨日の莉音の挙動不審が、「強い能力」ではなく「能力そのものを使えた」ことに困惑していたと納得。
そしてあの空き巣は自分ではなく莉音を狙っていた可能性があるとして急いで彼女の携帯に電話をかける。
しかし携帯に出たのは莉音ではなくエリナ。本人は携帯を置いて寮を出たらしい。
電話を切った後、説明を求める美羽に事情を話しながら莉音を探し始める佑斗。
一方、電話を切ったエリナも莉音を心配し、探し出そうと寮を出る。
今思えば、莉音も孤児院育ちで病院に通っていた。佑斗と過去の共通点があるなら、彼女も「同じ」かもしれない。
そして佑斗は、空き巣に入った人物の心理的な行動から、三大寺本人だと推理。
そんな矢先、主任からついに三大寺の集団を追い詰めたと2人への召集が来る。
だが美羽は佑斗と二手に分かれるよう提案、自分だけが主任の方に向かい、佑斗に引き続き莉音を探すよう指示する。
その頃、莉音は町を彷徨っていた。この島に来たときに美羽に聞かされた忌み嫌われる怪物「ライカンスロープ」、それが自分だった。
自分の周りにいる優しい皆はそれを受け入れてくれるかもしれない。でもそれは皆にとって迷惑かもしれない。
気がつくと海岸線を歩いていた。
吸血鬼にとって猛毒な海水、もしも人魚姫のように誰にも悟られずにこの中に消えることができたら、どんなに素敵だろうか……
必死に探していた佑斗は、ニコラのカジノにも訪れるが無駄足。何かあったら連絡してくれと別れる。
ニコラも佑斗に助太刀しようとするも、抜け駆けしようとしたところフロアマネージャーに止められてしまう。
しかし、マネージャーは不審な客がいるから彼らを監視して欲しいとニコラに指示し……
駅前に出た佑斗は、同じく莉音を探し始めたエリナと合流。彼女が学院に、自分はアレキサンドへと再び別れる。
アレキサンドを訪れると、淡路から裏ルートでLを報酬に自分と莉音がハンティングにかけられていたという情報が入る。
必死な佑斗に、淡路はひよ里は昨日莉音に吸われて貧血だからと、自分の血を提供。
能力が覚醒させて、ひよ里と一緒に莉音のことを託して見送る。
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797 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:07:33.91 ID:/4FfEhyt0
カジノで指示通り客を監視していたニコラ。単に態度の悪い集団かと思っていたが、彼らが「ユウト」と「リオ」という人物を狙うゴロツキだと分かり……
学院についたエリナは、遂にクラスメイトから莉音が海岸を歩くのを見たという目撃情報を入手。お礼は莉音の彼氏がしてくれると友人と別れ、即座に佑斗に連絡する。
その頃、逃亡犯たちを追っていた美羽と梓たちは、犯人の未知の「能力」に踊らされていた。
美羽はその能力が「幻覚」と「物質透過」の組み合わせだと推理。主任は、さらに班員に指示を促し……
エリナから連絡を受けた佑斗は、ライカンスロープの力で浮遊、町の外周の海岸線へ向かう。
一方、カジノから締め出されたゴロツキたちは、ニコラによって成敗されていた。
そしてニコラは「闇の住人のルールを守ってもらう」と半殺しにした男の1人から携帯を拝借し……
能力が続いている間、ひたすら海岸線に沿って莉音を探し続ける佑斗。遂に莉音の「匂い」を見つけるが、彼女は謎の集団に手をかけられる寸前だった。
すぐさま連中の前に立ちふさがり、様々な能力を見せ付けることで自分がライカンスロープであることをアピール、ゴロツキたちを脅して退ける。
無事だった莉音をハグする佑斗。もっと早く莉音の気持ちに気付けば、こんな怖い目に逢わせる事が無かったと謝る。
そして、例え自分たちがライカンスロープでも、小夜は今まで通りの暮らしを提供してくれる。皆も今までどうりに接してくれると諭す。
いやそれ以前に、自分たち自身が吸血鬼喰いそのものなのかも怪しい、もしかしたら自分と莉音は元々違う存在の可能性も……
だが莉音は答える。2人の正体が何であれ、きっと「同じ」に違いない、違うはずなんてない。
愛が深まった2人はより強く抱き合うが、それをジト目で眺める皆。
遂に三大寺を捕まえた美羽や梓に、縁の下で働いた淡路やニコラたち。
優しい皆に囲まれた莉音の顔に再び笑顔が戻り……
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つ【 支援 】346.36kByte
つ【 風呂落ち 】
805 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:14:00.17 ID:/4FfEhyt0
7-7、ひとときの……
長かった事件も無事解決し、安息の休みに入る寮生たち。
そして莉音は、佑斗と一緒に寝たいと……
(Hシーン3)
8-1、三大寺の供述
黙秘する三大寺から聞き出せたのは、単独でLを製造したこと。データは蓮沢が残したものだったこと。
そして彼女が単独で蓮沢、或いはそれ同等の何者かとコンタクトしていたことだった。
当事者である佑斗は、主任に三大寺の取調べを自分にさせてくれと依頼。
供述書によると、人造ライカンスロープ計画は三大寺がロシアへ飛ばされる時点で既に取り掛かっており、彼女は蓮沢に見切られていた。
Lの製造に走ったのは、帰国してそれを知った彼女の愛憎混じった愛しい人への復讐劇。自分の研究を認めされることで、蓮沢を振り向かせたいだけだった。
頭の硬い連中の恋心は理解できないと、ぼやく美羽。そんな時、主任から漸く聴取の許可が下りた。
三大寺と対面し、事情を聞く佑斗。
やはり佑斗と莉音の誘拐を企てた張本人だったが、彼らのことは「成功例」だと「聞かされた」だけで詳しくはしらないと語る。
端っから佑斗たちを知ってたら、Lなんて作るはずが無い。
つまり誰かが三大寺に情報を吹き込んでいた。だが消息不明の蓮沢本人が、生きている可能性は低い。
その発言を聞いて憤る三大寺の態度から、佑斗はやはり蓮沢本人が裏で操っていたと確信を得た。
誰かが蓮沢の名を使って自分を騙していたのなら許さないと語る三大寺。しかし本人も何故自分に研究を託したのかと師への疑念を抱いており……
帰宅後、毎度莉音絡みで冷やかしが発生。
赤面して部屋に逃げる莉音、妄想トークする美羽とエリナ、ヒステリーを起こす梓、彼女たちのフォローをニコラに任せて佑斗は莉音の部屋へ。
おかえりのキスをし、皆が寝静まってから自分の部屋でやっちゃおうと予約。
すると莉音は、やはり自分たちのことを皆に説明すべきではないかと言い始め……
簡潔に書けねーのかこのアホは
807 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:20:51.85 ID:/4FfEhyt0
8-2、カミングアウト
リビングに集まった皆に、自分たちが人造ライカンスロープだったことを告白する佑斗たち。
一連の事件で狙われたのは、自分たちが人体実験のモルモットだったから。
でもやっぱり寮の仲間だと受け入れる皆、むしろ2人は事件の被害者だと慰める(ただ約1名の中二病患者は設定がカッコいいと異常に興奮しているが)。
そして口を滑らせた莉音によって、さっきの部屋へのお誘いが露見、寮長にHを禁止されてしまい……
8-3、本物はどこへ?
平穏な学生生活に戻り、佑斗は莉音の弁当を食していた。
本日の予定を聞くと、自分の身体を調べるために扇の元へ診察を受けるらしい。不本意だが、佑斗も同行する約束をする。
放課後、莉音の彼女が来たと騒ぎまくる女子たちを気にせず、佑斗は本命を連れ出して下校。
莉音もクラスメイトのに見せた彼氏に羞恥と自慢の2つの感情が混ざっていた。
イチャイチャしていたら、自分たちが恐ろしい吸血鬼喰いであることなんか馬鹿らしく思えてくる。
その会話の中で、佑斗はあの残された疑問を思い出す。本物のライカンスロープは誰だったのか?
蓮沢が生きて暗躍していたのなら、彼が救助した説もある。
でも研究を嫌がったオリジナルのライカンスロープ本人が暴走して研究所を破壊したなら、目の仇である蓮沢が無事なはずない。
その瞬間佑斗は、ライカンスロープの可能性、「記憶を奪う」、「何でもできる」という特徴から、蓮沢の死亡説を裏付ける。
そして「何故、自分たちが今になって襲われたのか」という疑問も考える佑斗。
すると莉音が、自分がライカンスロープに覚醒したのが、(佑斗の血を飲んで)高熱で倒れた直後かもしれないと言い出し……
支援
>>806 <このスレの利用者へのお願い>
・一方的に批判をするのではなく、書き手さんに感謝しましょう。
・誤字、脱字、修正点等がありましたら、wikiへ収載する際に大変助かりますので、アドバイスとして宜しくお願い申し上げます。
批判だけ言ってる暇があるならお前が書けって話だ。
809 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:26:15.01 ID:/4FfEhyt0
8-4、元樹ともどき、新たなアダムとイヴ
病院についた佑斗は、大きな矛盾点を見つける。
莉音がライカンスロープの力を行使したのは、自分を誘拐犯から助けた時のはず。
なら三大寺は何で莉音がライカンスロープと見越して同時系列で寮に侵入したのか?
そもそも莉音本人も能力を使った直後まで、自分が覚醒した自覚がなかった。
確信に迫る中、恐るべき結論に達する。
いるじゃないか?唯一該当する人物が1人だけ。
2人がよく知り、2人に接点があり、なおかつ2人の「身体」の様子を熟知して、2人が自ら血液を提供してしまうような人物。
一緒に気付いた莉音もその真実を疑うが、2人の信頼を裏切るかの如く、扇が目の前に現れた。
しかも吸血した状態で普段の変態医師とは思わない禍々しい威圧感を放っている。
さらに最悪なことに美羽から緊急連絡、なんと三大寺が何者かに過剰に吸血されて殺害されたというのだ。
真実を前にした佑斗は扇に問い詰める。
彼が「本物のライカンスロープ」で、蓮沢の姿を借りて三大寺を操っていた真の黒幕。そして先程用済みの三大寺を殺害した。
素直に認める扇だが、1つだけ間違いを指摘。三大寺を殺したのは、既に本物の蓮沢の存在とともに行き場を失った彼女への救済だったと豪語する。
佑斗は自首を要求するも、扇は逆に佑斗たちを自分の下に引き込もうと勧誘。
2人は人造ライカンスロープの成功例。しかもツガイとなっている。新たな人種のアダムとイヴの間に産まれた子どもは、さぞや大きな可能性を秘めているのだろう。
自分を利用した蓮沢らの研究を引き継ぐのは不本意だが、佑斗たちという検体は興味深い。
むしろイレギュラーな存在は、島で迫害されるか自分と同じ実験体にされるだけだ。
810 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:32:24.84 ID:/4FfEhyt0
一方的に語られる夢物語を拒絶する佑斗たちだが、扇は能力という実力行使に出る。
だが突如、小夜が割り込んで妨害、彼女も扇が怪しいと睨んで様子を覗っていたのだ。
佑斗らを賭けて、小夜と扇の戦いが幕を開けた。
しかし老人が所詮規格外に敵うはずもなく、小夜は赤子のように弄ばれて一蹴される。
扇は自分がされた「研究」に目を向けなかったという「この島への怒り」を直接ぶつけるかのように、彼女の心臓を握りつぶしてしまう。
邪魔者がいなくなったと、再び佑斗たちを連れ出そうとする扇。吸血状態で覚醒したライカンスロープに対し、佑斗たちは能力が使えない。
避けるのに精一杯の中、咄嗟に莉音が佑斗に叫ぶ。かつて彼女に教わった「一教」を使えと。
合気道の教え……全くその通りに自分の力に過信して油断した扇は、佑斗の術中にはまり体勢を崩す。
美羽と梓が駆けつけた中で、必死に佑斗の束縛から逃げ出そうとする扇。刹那、佑斗はそれを阻止しようと扇の首下に噛み付いた。
それは1つの可能性、一か八かの賭け。
ライカンスロープが吸血鬼の変異体なら、同じようにライカンスロープの吸血能力でそれを奪えるはず。
だが無謀な挑戦にリスクはつきもので、吸い取った扇の血を通して、彼に内包された「記憶」までも佑斗の身体に流入してきた。
それらはどこにも善意や誠実などはない。扇の憎悪を中心に、彼に吸血された被検体の無念、それも非合法に用意された人材である故、元からの悪人だった者たちの感情。
強く膨大な記憶の中で、次第に佑斗は自我を失っていく。だが、必死に呼びかける美羽、梓、そして莉音。
心地よい声で現実世界に戻ることができた佑斗。しかし体力が尽きて倒れてしまい……
811 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:36:16.76 ID:/4FfEhyt0
8-5、「吸血鬼喰い」の正体
3日後に目を覚ました佑斗に、莉音が涙を流しながら喜ぶ。
彼女が扇に起こった事に顛末を話し始めるが、彼や蓮沢の記憶を持った佑斗はそれを理解していた。
「吸血鬼喰い」と呼ばれるライカンスロープの正体は、物理的に吸血鬼を食すのではなく、吸血した者の体内にあるウィルスを破壊し、「吸血鬼としての存在を失わせる」ことが由縁だった。
つまり佑斗に吸血された扇はもう……
佑斗が起きたことで、転がるように入ってくる皆。その中になんと小夜までも混じっていた。
昔は心臓ぐらいもっと早く治せたと老化を悔やむ市長(ここにいたよ。ライカンスロープ以上の化け物が……)。
佑斗は彼らの記憶を受け継いだが、扇のような憎悪はない。何故なら、自分の周りには心温まる世界があるから。
そして記憶を持った佑斗自身が全ての事件の証人になり……
8-6、莉音の決心
事件から一ヶ月。再び平和になり、小夜たちの処置で佑斗たちが人造ライカンスロープであることは秘匿。「ごく普通の」吸血鬼として暮らせる環境が提供された。
けれど未だに多くの記憶を抱えた佑斗が苦悩しているのを見て、莉音は心配する。
久々のデートの最中、莉音はある決意を佑斗に語る。
扇が言っていた通り、ライカンスロープ同士である自分たちの間に産まれた子は、自分も周囲も新たな不幸を呼ぶ。
でも佑斗の子どもが欲しいと願う莉音は、ライカンスロープの力の「相殺」を提案する。
ライカンスロープの「吸血鬼喰い」を互いに、つまり同時に2人のウィルスを破壊したら両方が人間に戻れるはず。
無茶な挑戦に佑斗は拒否しようとするが、実は莉音にはもう1つの動機があった。
佑斗が抱えている記憶は、1人の精神で耐えれるものではない。恋人である自分にその負担を分けて欲しい。
莉音の一途な思いを認めた佑斗。彼女の決意に答えるよう、自分からもプロポーズ。
しかし羞恥心が「結婚>>>>>>妊娠」という構図の莉音は、佑斗の甘い言葉に失神してしまい……
毎回最後が三点リーダーなんだけど、使い方がおかしいので
分かりづらくなっている
三点リーダーは使わないほうがいいよ
813 :
DRACU-RIOT! ◆l1l6Ur354A :2012/06/23(土) 22:40:20.78 ID:/4FfEhyt0
8-7、決行の前に……
小夜に面会し、莉音の計画を進言する佑斗たち。
本当にいいのかと小夜が確認するが、強く固まった2人の意思に否定の文字は無い。
そして佑斗は念のため、人間になった扇の記憶では鮮明さが薄れているのか確認を要請。
もしもライカンスロープの時よりも取り入れた記憶が曖昧なら、成功した時の負担が軽くなるはずだ。
そして約束の日を待つことになった2人。
ついでに佑斗の記憶も知ることが出来たら面白いかもと、莉音は期待に胸を膨らませ……
8-8、悔いの無い共喰いを……
扇からの証言を得て、皆の立会いのもと体育館で計画を実行。
互いの首筋に牙を立てると、記憶の移動とともに2人の心が繋がった。
膨大な記憶より先に認識したのは、相手が普段どんな気持ちで自分を見ていたのかという恋人の記憶。
そして佑斗が扇から受け継いでしまった数々の負の感情。莉音はこれほどのものを内に秘めて平常でいられる佑斗は心が広くで優し過ぎると涙する。
精神のリンクを終えて現実に戻った2人は、小夜の確認により無事人間に戻れたことを確信する。
喜ぶ2人だが、美羽たちは新たな問題を懸念する。吸血鬼で無くなった2人はアクア・エデンに留まる必要がないのでは?
でも佑斗たちはここに残ると即答。自分たちの家は、あの寮ただ1つなのだから……
9-1、莉音エピローグ
数年後、佑斗と莉音はアクア・エデンで結婚式を挙げていた。島の関係者だけでなく、本土の直太も招待して。
式中に男運が無いと独り落ち込む淡路に、美羽がフォローとして鈍感な主任を向かわせる。
2人は佑斗を寮に誘った美羽、莉音に変な知識を教えたエリナ、素敵な寮生活を提供してくれた梓たちに感謝の言葉をかける。
そして、小夜からも獄中からの扇の手紙。反省したのか、皮肉を込めたのか、文面は純粋に2人を祝福していた。
幸せの第一歩を踏みしめた六連夫人は、夫に手を引かれて歩み出し……
(莉音ルート完)
814 :
忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2012/06/23(土) 22:41:58.42 ID:/4FfEhyt0
時間になったので本日はここまで。
明日か来週には中二巨乳が書けたらいいなと思います。
それでは……
これだけ詳細にネタバレしてくれたらやった気になれて買う必要なさそうだな
長文の上に見辛くて読む気しないけど
まあご苦労
>>814 乙。文面だけだがクライマックスに感動した。
ここまで書いてくれたことにいろいろな意味で尊敬してる。
>>812 各章の〆に余韻を残してるって意味じゃね?
昔のゆずソフトにも似た使い方があったし。
どっちでもいいけどsageてくれないかな
あのさ、毎回長々と張りつけてる人さ
ここはストーリーを教えてもらうスレなんだからさ、ストーリーを教えてくれよ
抜粋したテキストを長々と張りつけたって意味ないだろ
あらすじを簡潔に書いてくれよ
「愛妻便女 〜清楚で貞淑だった妻がいつの間にか性欲処理便器に調教されていた〜」を頼む。
愛する妻が目の前で他人棒に貫かれ、よがり喘いでいく。 ゴメンなさいあなた。でも、私気持ちいいの……
を何卒宜しくお願い申し上げます。
リクエスト:
びっちンびーち 〜理性ぶっ飛び!ぶっかけ中出しハメハメあへ夏物語〜
爆乳令嬢×キモ男 変態嫁化計画〜潔癖クール会長が最下層の臭キモ精子中毒に!〜 をリクエスト致します。
白コキ黒コキ 〜黒タイツに責められるがそれぐらいでは白ニーソをあきらめない俺〜をリクエストさせて頂きます。
憎しみの連鎖 淫辱講義〜眼鏡古典教師 千尋編&女子大生家庭教師 楓編〜 をお願いいたします。
>>818 丁寧にカキコしたあらすじが【抜粋したテキスト】とかw ニホンゴワカリマセンカ?w
実際にゲームのテキストコピペたら、スレ1つじゃ収まんねぇだろ?
それとも
>>808 が警告してくれているような守って欲しい【お願い】が理解できないのかな?
イミフな批判をグダグダ言うような奴に、共感とか糞もないわけ
>>825 本人乙w
いくらなんでもあの文量は無いわ
もっと簡潔にまとめられるだろ
<ストーリーを書いてくれる方へのお願い>
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いてください。 勿論、要望に挙げられていないゲームでも自由に書いて頂ければ大歓迎です。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書きください。そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意思表明し、予約していただけると、投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
・書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しをお願い申し上げます。
・予約は2週間のあいだ音沙汰がない場合、自動的に取り消されます。
簡潔にまとめてください、なんて文言はどこにもないわけだが。
書き方は基本的に書き手の自由なんだよ。
>>828 というより「簡潔に」とかジコチュに命令する奴は、イコール「自分は国語1で読解力ないんです」て認めてるようなもんだな。
コレぐらいを読むことができないなんて、可哀想に。いや、読む力がないから初めのルールも頭に入んない?
読ませようとする気配りも無い文章なんて読む気無いわ
気配りwww
別に出版して販売しようってもんでもないのにwww
特に最近は書き手が激減してるから、
どんな形であれ書いてくれるだけで十分ありがたい存在なんだぞ
◆l1l6Ur354A「ちゃんと最後まで書ききってやるから黙って有り難く思えやタコ。そんなに簡潔がいいなら最初から自分で書けタコ。」
この手の輩に「自分で書け」って言ってもムリムリそんな能力無い
むしろ「プロ・アマライターさんに金払って自分好みにまとめてもらえ」って言うべきだ
簡潔を求めるならせめて投稿されたのを短縮してみたのを例示することで
削れることを実際に示せば説得力が生まれる
村正のときもこんな感じの流れになってたな
「決戦!乙女たちの戦場3 〜電撃作戦!戦果はエースの名のもとに〜」をリクエストします。
リクエスト:床屋のおばちゃん 丘の上のバーバー
牢獄学園〜性欲とくじ引きと鬼ごっこ〜
をよろしくおねがいします。
ベロちゅー! 〜コスプレメイドをエロメロしちゃう魔法の舌戯〜
をよろしくおねがいします。
「冬馬小次郎の探偵FILE 〜オペラ座の怪人殺人事件〜」をリクエストします。
「決戦!老武者たちの戦場98 〜電撃作戦!戦果は御隠居の名のもとに〜」を頼む
リクエスト:
OTL 〜だめぇ、仕事中なのに…絶頂がとまらないのぉ〜
リクエスト → 露西亜学園〜銃口と弾丸とルーレット〜
おとこの娘だってデキるもん! 〜ワンダフル孕ませライフ〜 をリクエストします
OTL 〜だめぇ、新幹線停車駅なのに…在来線快速がとまらないのぉ〜
をよろしくおねがいします。
義妹のネトリクリニック〜妻の知らない入院性活 をよろしく頼む
[ごっくん!おさな妻 〜黒髪ぷに巨乳な新妻との新婚LIFE〜]をよろしくたのむ
巨乳ファンタジー2 をリク致します。
「おしえて☆エッチなレシピ -アナタとワタシのあま〜いせいかつ!-」をよろしく。
俺が主人公〜ナカに入って俺がダす!〜をリクエストします
リクエスト<神がかりクロスハート!>頼む
「イブキノキセキ 〜琥珀の思い出の中で精霊は夢を見る〜」をリクエストいたします。
リクエスト:恋妹SWEET☆DAYS
この大空に、翼をひろげて をリクエストします。
リクエスト<俺が主人公〜あさま山荘に入って俺が捕る!〜>
紫の「しあわせ家族部」をリクエスト。
まとめwiki変酋長の手腕が問われる流れである。
「青空と雲と彼女の恋」をたのむ。
>>859 月一更新てペースで考えたら、次は来月の真ん中あたりじゃね?
しかしながら今回は、ドラクリとはるくるだけという安定の少なさ。このまま行くとドラクリも次まで間に合いそうだし。
>>861 同一人物か別人かはともかく、書きこまれるのはリクエストばかりで、
投稿者が圧倒的に少ないからね
2・3年前はもっと頻繁にストーリー投下があったんだけど・・・
Fortuna Rhapsodyを希望いたします。よろしく頼む。
Fortuna Rhapsodyは無理
四畳半プリンセス をリクエストします。
「桜ノーリプライ」をリクエストします
[愛奈−あいな−]をよろしくお願い申し上げます。
>>863 今の投下頻度を考慮して
いっそ次スレはリク休止中にしてみるとか
リクされてない作品でも書いて良いのだし
現状だとリク荒らしがまとめwiki編集者の負担を増やすという
デメリットばかりが目立つ
古いけど、魔界天使ジブリールシリーズをお願いします
えーどうしようかなー
実際このスレ、毎月の陸荒らしは別にして、
本当に知りたい!って人どのくらいいるわけ?
荒らしを除けば2・3人しかいない気がする・・・
で、本当に需要があるのなら、
投下を考えている作品があるからまとめに取りかかるんだが、
需要がないなら自己満にしかならんからやめとくつもり。
>>874 >本当に知りたい!って人
ノノノノノ
ノノノノノ
ノノノノノ
ノノノノノ
ノノノノノ
>>875 本当に需要があるとか考える時点で向いてないよ
やめとけ
>>814 「ドラクリ」を投稿してる人へ。
スレに書くとき、だまされたと思って【メールアドレス】に半角小文字で「sage」って書いてみ。
いちゃもんつける荒らしの対策になって、効率良く投下できるはずだから。
>>871 wiki見たら、未解決一覧は3月26日以降一切更新されてないから、
月末の連投リクは一切スルーしてるっぽい
でも新規投下分の記載はされてるから、更新作業自体は続けてるみたいだね。
>>879 >未解決一覧は3月26日以降一切更新されてない
変酋長、仕事しろ。
>>880 荒らしに反応する必要なしと考えたんじゃない?
もっとも、荒らしに混じって本当にリクエストしてる人がいたならとばっちりもいいところだけど、
現状では仕方ないかも。
>>880 以前はこのスレ内で定期的に未解決一覧をまとめている人がいた。
たぶんそれをコピペしていたんだろう。
掲載して欲しいなら、まとめ直してこのスレに載せればwikiにも載るんじゃね?
保証は出来ないし、自分は面倒だからやらんが。
リク荒らしのクソ野郎が死なないと無理だろそれ
<ニコラルート>
4-8、知らぬがアテネ
パーティーを終えたリビングに、すやすや眠るニコラの姿が。
莉音曰く、ここ最近本格的にディーラーの修業に励み始め、かなりハードなスケジュールを送っているらしい。
そんな過酷な日程の合間に自分を楽しませてくれた事に佑斗は感謝し、このまま寝かし続けるのも癪なので部屋に運ぶことに。
ところが寝ぼけたニコラは自分の寝床の棺桶を拒み、ベッドで寝たいと寝言で身勝手な要求をしてきた。
仕方なく自室まで運び、何でこんな奴と添い寝しないといけないんだと不満を口にしながらダブルベッドで就寝。
佑斗が寝ている真横で寝相が悪いニコラは、暑苦しいと服を脱ぎ始め……
4-9、天使の丘、悪魔の谷
翌日、目覚めた佑斗。
一緒に寝たことを思い出して一気にテンションが下がり、横で熟睡するニコラの身体を揺する。→そこには金髪グラマーさん(下着姿)が眠っていました。
(吸血鬼なのに)昨夜は酔っていたのかと、寝る前までの出来事を順を追って振り返る。→巨乳の少女が寝息を立ててました。
一旦部屋を出て自分の部屋であることを確認。→ベッドで2つの大きな丘が動いていました。
もしやと思った佑斗が声をかけて少女を起こすと、その反応からニコラだと確信。寝ぼけていたニコラは半裸な自分の姿を把握して悲鳴をあげる。
その声を察知して部屋に飛び込んだ美羽たちの目の前に映ったのは、恥ずかしい姿で泣き崩れるニコラ。
着替えさせた後、早速リビングで佑斗に事情聴取。
そこで佑斗は、ニコラが女性だったことに漸く気付く。
ニコラ本人も誤解に薄々気付いていたが、別に話す必要もなかったと黙り続けていて、こんな結果を招いてしまったと後悔。
佑斗は本当に女なのかとくどく確認。
あの普段の男装では目立たない胸が、露出するとあんな巨乳になるという究極の着痩せに納得がいかないと主張(ニコラ本人にも原理が分からない)。
言葉の綾で皆にセクハラ扱いにされる佑斗だが、ニコラの正体を理解した途端に昨日までとは視線の向け方が変わってしまい……
これ以上の追求は自分の方が恥ずかしいからと、自ら佑斗の不手際を「事故」として終わらせるニコラだったが、学院でも引きずって挙動がおかしい。
美羽に促された佑斗は、食堂でそんなニコラに話しかける。
先程のことで緊張していたニコラだが、佑斗はそんな彼女と打ち解ける話題として、男装の動機を尋ねる。
曰く彼女は欧州の片田舎に定住する没落貴族の出身。幼少から男兄弟に囲まれてやんちゃに遊んでいたことから、スカートを好まず今のパンツスタイルでいた。
そして本格的に男装するようになった理由は、日本に来てから見たとあるビジュアルバンドとアニメ。
娯楽が無かった地方で育ったニコラには強いインスピレーションが働き、その衝撃が普段のコスプレにさせていた。
話が深まったところで、佑斗は今まで女性だと気付かなかったことを謝り、ニコラもそれを教えなかった自分こそがやはり悪かったと謝り返す。
互いに謝り合ったら「らしくない」ということで佑斗はその中断を提案、ニコラも納得して件の話を終える。
ところが少女と認識したニコラを可愛いと褒めた佑斗は、顔を赤らめた相手にバカバカと罵声を浴びせられ……
仕事先で様子を覗った美羽にもニコラと同じく「可愛い」宣言すると、やはりバカと返された。
首をかしげる佑斗からニコラと同じことをしたと聞かされた美羽は、納得と不満を抱いて蹴りをお見舞い。
一方、カジノで悩んでいたニコラはエリナと話す。
胸を隠して、この島では誰にも「女性」として見られなかった自分。
今まで言われることが無かった「可愛い」という言葉に、戸惑いを覚え……
5-1、ニコラの夢
仕事を終えて寮に帰宅する佑斗たち。でも修業中のニコラだけが遅くまでカジノにいた。
食事も風呂も終えた佑斗が気になってリビングに行くと、帰ってきてお疲れモードのニコラ。
栄養だけは摂っとけと、佑斗は莉音の作り残しを温め直してニコラに食べさせる。
またニコラの話し相手となり、今度はディーラーを志望する理由を聞いてみた。
しかし彼女が言うには、とくに生涯の目的にするような動機はなく単に「自分の生きる道」を見出したかっただけ、そのために故郷を飛び出してきたというのだ。
大切な家族と平穏に暮らすより、刺激と楽しさに溢れている島の生活にニコラは充実していた。
一方でそんなニコラは皆を羨む一面もあった。自分は自主的かつ楽観的な気持ちで島に来たのに対し、周囲にいる皆は誰もが他人には話せない複雑な事情を抱えて努力している。
だからこそ、自分にも頑張って得られる「夢」を持ちたい。その意図に叶ったのがディーラーだったのだ。
佑斗はそんなニコラが抱く夢は決して粗末なものではないと応援、激励して部屋に戻る。
彼が去った後、その応援の言葉を受けたニコラは、自分の不可思議な体調に不安になり……
支援
5-2、ボクのヒーロー
放課後、ニコラが本日の予定は開いているのかと佑斗に声をかけてきた。
生憎風紀の仕事があるからと詫びると、じゃあいいとアッサリ引いてしまう。
よそよそしい彼女の態度に、梓からまた嫌われるようなセクハラをしたのかと疑われる佑斗。
さっきの様子が気になった佑斗は、主任に頼んで今日の巡回ルートをカジノ街に変更。
別に支障はないだろうと判断した主任の計らいによって、佑斗は班の女性と任意のパトロールに周る。
パートナーから今回の要請をした動機を話すと、ニコラが好きなのとからかわれる始末。
でもニコラへの好意を否定しようと必死に思考を巡らせるも、何故か褒める部分しか見つからず……
カジノに着くとエリナと対面。彼女によると、実は本日はニコラのディーラーデビューの日だった。
どうやら放課後は、そのために誘おうとしていたようだ。
だが調子がおかしい。対戦相手である客人のペースに飲まれ、ルーレットで賭け金を奪われ続けていた。
ルーレットに細工はされてないとしてイカサマを見抜けないエリナ。
だが佑斗はルーレットではなく、それに皆が凝視している間に賭けのチップそのものを摩り替えている手口だと看破。
エリナに説明し、後の処置を彼女に一任する。
佑斗は気をきかせ、自分が来たことを悟られないようにエリナに余計なことを言うなと釘を刺し、(佑斗とニコラを同性と思い込んだ)班員のお姉さんと退散する。
ひと段落したニコラにエリナが話しかけ、イカサマの真相を暴露。さっきのを見抜いたのは自分ではなく、実はこっそり来ていた佑斗。
「”余計なこと”を言うな」と言われたエリナだったが、ニコラにとっては「余計なこと」じゃないと屁理屈を掲げて、佑斗がした一部始終を説明。
キザな行動をして颯爽といなくなった佑斗を想い、ニコラはズルイと呟き……
6-1、中二病がかかった病(のろい)
起きて夕方の挨拶。今まで佑斗のことを下の名前で呼んでいたニコラが、どういうわけかここ最近苗字で呼ぶようになっていた。
曰く「なんだが恥ずかしいから」とのことが、しっくり来ないので元の呼び方に戻してもらう。
ニコラは勇気を出して昨日の礼を言おうとするも、後から起きて挨拶する皆の勢いに負けて言えず仕舞い。
学院でも佑斗を意識するニコラ。お礼を言いたいだけなのに、佑斗のことを考えると何も考えれなくなる。
その葛藤は末期症状まで来て、講義中の教室で突然錯乱。
その意中の相手である佑斗本人は、ニコラの行動が理解できず美羽とともに首を傾げ……
仕事先でも溜め息をつくニコラは、声をかけたエリナに自分の心情を相談する。
自分は「呪い」にかかった。佑斗のことを思うと心が乱れる。
そんな症状を、エリナは「佑斗に発情している」と指摘。
寮に戻っても、女子たちに満場一致の回答とともに祝福される。
だがニコラは躊躇していた。今まで自分は女性として見られたことがないし、女性として見なかった佑斗にどう告白すればいいのか。
するとまたもや団結した女子たちが、だったら佑斗にニコラが女の子だと再認識させればいいと提案。
美羽たちの計画に乗せられたニコラだが、あまりの恥ずかしさに必死に拒絶。だが膳は急げと背中を押され……
独り会議に省かれていた(と思い込んでいる)佑斗の部屋に、オドオドしたニコラが現れた。
ニコラは、昨日エリナから事情を聞いたことを踏まえて佑斗に礼を言う。佑斗側も隠す必要がなくなったと、ニコラのデビューを祝福する。
するとニコラは意を決し、「お礼」に一緒に休日はお出掛けしようと佑斗を誘ってきた。佑斗も「お祝い」という形で了承。
混乱したニコラは、部屋を出る時にドアの開け方を忘れてパニック。佑斗に助けられて、無事戦場から(リビングに)帰還する。
計画の第一段階は完了、でも本番のデートはどうすればいい?
すると自分に任せろと立候補してきたエリナを筆頭に、美羽たちがニコラのためにプランを立てて……
6-2、設定プランって!?
デート(お出掛け)当日。怪しい4×2の視線を浴びながら、佑斗は顔を赤らめたニコラと外出。
ショッピングモールに到着。様々な穴場があるが、何故かニコラの解説は誰かからの口伝のような「受け売り」ばかり。
そんな時、急にニコラは準備があると言って一時的に佑斗と別れてしまう。
長らく待機していた佑斗の目に飛び込んだのは、怪しいマントに身を包んで警官に職務質問されていた変質者、もといニコラだった。
思わず仲裁に入ってその危機を救う。
ひと安心し、「さ、行こうか?」と歩き出すニコラ。マントに包まったままで。
それに突っ込みを入れた佑斗の言葉でヤケクソになったニコラは、マントを脱ぎ捨ててワンピースを着込んだ可愛らしい姿を顕にする。
曰く、自分を女の子として見て欲しいコーディネートらしい。
改めて2人で町を歩き回る。ウィンドウショッピングしたり、ケーキを食べたり、お弁当を食べたり……やること全てを「プラン」と称するニコラ。
そんな過ぎていく時間に、寮の生活とはまた違った「楽しさ」を実感した佑斗は自分の想いに気付き……
ある程度時間が過ぎたら、ニコラはまだ(プランで)やってないことがあると言ってドリンクを買いに離れる。
しかし彼女の前にヤンキーが現れてナンパしてきた。
普段の男装時の凛々しさはどこかに消え、弱々しくなり断れないニコラ。
困っていた彼女の前に、佑斗が出てきてヤンキーたちを説得して帰ってもらう。
で、改めてやりたかったこととは、異性同士の「ペットボトルの関節キス」。
突然の要求に佑斗も恥ずかしくなる。けれどニコラの大根役者にそんな感情もどっかにぶっ飛んでしまった。
けれどそんな行動を取るニコラの真意に気付き……
そして外出を終えて寮の前へ。
モジモジするニコラに向かい、佑斗はついに自分の気持ちを告白。
意表をつかれ、自分から告白するはずだった計画が潰されたと嘆くニコラだったが、佑斗の好意を受け入れて恋人となる。
しかしキスをしようと思った矢先、謎の声が木霊する。見ると、強力な殺意を持った蝙蝠が飛び回っていた。
蝙蝠は佑斗に向かって突進。でも大した恐ろしさもなく軽い身のこなしかわされ哀れ撃沈。
一体何が起こったのかと未だに状況を理解できない佑斗の横で、ニコラはその蝙蝠に必死に声をかけ……
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
6-3、ご先祖様は大切に
翌日、蝙蝠はリビングで莉音から合成血液のおもてなしを受けていた。
彼の正体はニコラの一族の祖先で、他者に自分の意識を憑依させる「使い魔」という能力者。
自分の本体を既に失っても、別の肉体を使って代々一族を見守ってきた「おじい様」だ。
ちなみにニコラの能力も凄いのかと佑斗は聞いてみるが、彼女の能力は「獣化」。身体能力、感覚神経が脅威的に発達する単純な肉体強化らしい。
「おじい様」は、自分に一声もかけずに勝手に家を飛び出したニコラを血眼になって探していたという。
そこに外部から来訪した吸血鬼の確認という名目で、市長の小夜も登場。
どうやら2人は顔見知りらしいが、その関係は犬猿の中。一体市長は、過去にどんな過ちを犯したのか……
話を戻すと「おじい様」の目的は、ニコラを連れて帰ることだった。
(ちなみに何で今の今までニコラの元に来なかったのか理由を尋ねると、「いくら探してもニコラに似た美少年しか見つからなかった」らしい→全員納得)
小夜は時間稼ぎのために「おじい様」に島の出入りに関する正式な処置を勧め、「おじい様」もニコラの気持ちを整理する時間が必要だとして了承してついていく。
「おじい様」が去った後も、落ち込むニコラ。佑斗と離れたくないと……
(Hシーン1)
7-1、佑斗の意地
翌日、再び「おじい様」がニコラを連れ戻しに来た。
ニコラを守るため、佑斗だけでなく美羽や梓たち寮生も断固として彼女を帰すことに反対する。
そんな彼らに「おじい様」はこのアクア・エデンの危険性を説く。
島は小夜たちによって人間との共存が安定しているが、それはまだ人間からの「大きな反発」を経験してないから。
安全に見えて、実はいつ崩壊してもおかしくない不安定な世界、そんな危険な場所に愛しい子を置くわけにはいかない。
共存による積極的な発展か、隠居による消極的な衰退か。小夜とも思想が合わず、「おじい様」はこの島への偏見を主張し続ける。
頑固なご先祖に、美羽たちはニコラの変化を教える。ある1人の男によって、女の子というアイデンティティを持つようになったと。
皆に促されて「おじい様」に恋人として挨拶する佑斗。反対するかと思いきや、ニコラの男装癖を直したと逆に大喜び。
でもやっぱり連れて帰る気満々で、どうせなら佑斗も一緒に来いとまで言い出した。
中々決着がつかないことに苛立った「おじい様」は超音波の不協和音で実力行使に出て、小夜にも自分の権力を掲げて政府を後ろ盾に強請って来た。
音波攻撃で苦しめられる佑斗たちだが、それでも「楽園にはニコラの夢がある」と訴え、彼女を守ろうと立ち向かう。
そんな彼らに何故自分の命令を拒むのかと問いかけてくる「おじい様」。自分はただ家族を心配しているだけだ。
半ば強硬手段とはいえ、正論に反対する言葉が思いつかない佑斗。しかしある手段を閃く。
すぐさまニコラに梓の血を吸うように指示。言われて自ら首元をさらした梓の血液を摂取させ、彼女の能力を覚醒させる。
無駄な足掻きどころか、行動の意図が理解できない「おじい様」。だがその時点で佑斗の作戦は成功、彼の勝利は確定した。
佑斗は皆に「アクア・エデンのルール」を確認する。吸血鬼の存在の秘匿、労働義務……そして無許可の吸血の禁止。
ルールを破ったニコラは、形式的に保護観察処分として島を出ることを許されない。
佑斗は恋人を敢えて犯罪者にしたてあげるという荒業で、ニコラを守ったのだ。
とうとう佑斗の硬い意思に負けてニコラを諦めた「おじい様」。だったら偶にでも実家に顔を出せとニコラに一声かけて去っていく。
無事ニコラを守れて安心する一同。でも超音波攻撃を受けた全員が生きる屍になって満身創痍……
市長室にて小夜と雑談する「おじい様」。実は佑斗があんな作戦を立てる必要もなく、蝙蝠は途中からニコラを連れて帰る意思が萎えていた。
佑斗を初めとしたニコラの友人たちは、彼女を支えている。彼らにニコラのことを託しても大丈夫だろう。
だがこの都市がいまだ危険なのには変わりない。それをあえて認めた小夜は、蝙蝠に島の発展のための提携を掲げる。
「おじい様」は小夜ではなく、あくまで愛しいニコラのためだという口実でそれに同意。
自分を守り通してくれた佑斗に感謝するニコラ、でも一つ納得がいかない。
昨日の佑斗の「テクニック」が一級フラグ建築士並みにうまかった。もしかして自分以外にも経験があるのか。
でも佑斗は、実物じゃなくて(風紀で押収したりした)映像で勉強しただけだと説明、初めてもこれからもニコラ一筋だと……
(Hシーン2)
8-1、ニコラエピローグ
数ヵ月後、佑斗とニコラは島からの外出許可を得て駅前にいた。
ニコラの家族に挨拶をしに、彼女の故郷へ向かうために。
纏めた荷物を前に、突然不機嫌になったニコラは「忘れ物」があると指摘。
心当たりがなかった佑斗に、彼女は手を差し出す。「ボク」を忘れたらダメだよ。
言われてニコラと手を繋いだ佑斗。でも忘れるわけがないし、この手を離したりしない。
あの蝙蝠じいさんにも打ち勝ったんだ。もう2人を引き離せるものなんてどこにも無いさ……
(ニコラルート完了)
ニコラ乙
支援
つ【 支援 】
<エリナルート>
5-1、悶々、ロシアの白兎
自分の秘密を知っても、親友でいてくれる。
そんな佑斗のことを思うと、エリナは興奮して眠れない。
すると、また妙案を閃いて……
5-2、甘えん坊エリナ
佑斗が目覚めると、独りじゃ寝れなかったというエリナが添い寝していた。
起こしに来た梓に見つからないようにと彼女を布団に隠しても、その中から佑斗の身体に悪戯してくる小悪魔。
さらには夕食時に飛び込むように挨拶したり、食堂では「あーん」をし合おうと甘えてくる。
幾ら人懐っこくてもこれほど積極的な姿は見たことがないと、美羽たちも唖然。
今夜もまたベッドで悶々としていたエリナ。佑斗のことを思えば思うほど眠れない。
しかし突然喉の渇きと、胸の奥の不快感を覚えて……
支援
5-3、イタダキマス
やはり起床した佑斗の目に最初に入るのは、至近距離で寝息をたてるエリナの寝顔。
エリナは忍び込んだのはただ寂しいだけじゃなく、昨日から続く「喉の渇き」が何故か佑斗と一緒にいると消えるからと話す。
彼女は唯一自分の秘密を受け入れてくれた佑斗に依存していた。
軽く佑斗からお咎めを受け、はいはいと部屋を出て行くエリナ。その刹那、また「不快感」が彼女の胸を襲い……
佑斗も何となくエリナの体調不良に勘付いて皆と学校で相談。
美羽たちは、むしろここ最近彼女が慕う佑斗自身の方が解決に導けるんじゃないのかと、彼のコネによる扇の診察を提案してきた。
警戒しながらも佑斗は自らホモに連絡を取り、寮生の女子に僅かな異変があることを念のため伝える。
暫くして、エリナと同じクラスの莉音も佑斗を呼んできた。彼女の目から見ても、エリナの体調悪化は明白になってた。
心配した佑斗は皆に一声かけ、看病のために自分と一緒にエリナを早退させる。
背負って帰る道中、小悪魔の甘えは変わらず、胸を押し付けたり、耳を感じさせたりと悪戯し放題。
しかし急に様子が変わり、まるで佑斗が「美味しそう」と首元に顔を近づけ……
異変を感じた佑斗が呼びかけて正気に戻るが、本人はその前後の記憶を覚えていなかった。
自室まで運んで看病。
ウィルスの弱体化も考慮して、合成血液も摂取(特殊な彼女の場合は小夜から専用血液を直接提供されている)させるが、悪化は治まらない。
遂に意識を失いかけて倒れるエリナ。だがすかさず佑斗が受け止めるが、なんとエリナは佑斗の首に噛み付き、再び吸血してきたではないか。
エリナは即座に我に返るも、自分はこんなことを望んでいなかったと激しく動揺。
それだけ調子が悪かったんだろうと佑斗はフォローするが、彼女の心の混乱が消えることはない。
佑斗がどう言っても、こんな急に吸血をするような友人は怖いだろうし、自分だって不安になる。
一緒にいて欲しい佑斗に嫌われないようにと、エリナは気を引き締めるが……
5-4、兎の内に眠る魔獣
翌日、佑斗たちが居間に集まると高貴に振舞うエリナが出没。
昨日の病気が脳にまで転移したと、混乱する皆で救急車を呼ぼうとするが本人が逆切れ。
曰く、昨日のような心配をさせないよう、これからは自分の生活態度から改善するためらしい。
逆に違和感だらけだから今まで通りでいいと、佑斗に諭されて下ネタモードに戻るが、急にまた苦しみ出して誰にも悟られないようにその場から逃げて……
小夜からの血液パックを補充したいエリナは、佑斗たちの教室に赴きニコラに仕事に遅れるからと一時的な代役を依頼をしてきた。
その彼女が教室を出る瞬間佑斗が声をかけるが、手が触れた途端に過剰な拒絶反応。
驚く佑斗に謝りながら教室を去るエリナ。昨日のことが再発するかもしれないという恐怖が彼女を襲っていた。
これも小夜から合成血液を貰うまでの辛抱だと言い聞かせるも……
佑斗もエリナと一緒に小夜の元に行きたい。その願いが叶ってか、偶然にも主任からの「お遣い」で先日の事件の資料を市長に届けるよう命じられる。
小夜の部屋にやって来て、友だち感覚で図太く挨拶するエリナ(アンナへの態度とは大違い)。
供給の間隔が短くなったことを妙に思う小夜だが、部下に血液を用意させている間エリナと駄弁って時間潰し。
小夜は先日の高野がエリナの能力で捕まり、その流れで佑斗が彼女の体質を知ったことを見抜く。
エリナは口を滑らして佑斗が元人間だったことさえも言ってしまうが、それも認識していた小夜は「それだけ嬉しい相手なんだろう」と大笑い。
小夜の指摘通り、エリナにとって佑斗は自慢したくなるほど特別な存在だった。
だが、エリナは逆にそのことが「怖い」と呟き……
エリナが部屋を去った入れ替わりで佑斗が来室。佑斗は書類を渡した後、気がかりなエリナの秘密を小夜から聞き出す。
元々特殊体質の彼女がここで生活できるのも小夜の待遇があったから、ならばその体質以外の事情も知っているに違いない。
「エリナに笑顔でいて欲しい」という一心の動機を語るが、小夜にその具体性を聞かれて答えが浮かばない佑斗。
そんな彼の様子を気にせず、小夜は「昔話」を語り出す。
かつてのロシアでは、超人を生み出すための吸血鬼用の研究機関が存在した。
エリナはその中の被験者で、両親にも先立たれ、ただただ実験を受ける毎日を送っていた。
幸いなことに研究所の人間は良識人で、別にトラウマになるような虐待があったわけではない。
更に彼らは小夜との交渉であっけなく研究を凍結させ、同胞たちを解放してくれた。
しかしながら特異体質のエリナだけが身寄りも無かったため、小夜は留学生という口実でこの町に引き取っていた。
小夜は語る。今しがたのエリナはこれまで自分にすら見せたことの無いような笑顔をしていた。
自分が彼女をそんな顔にさせた相手であることに自信を持て。
その助言を受けて、佑斗はエリナをもっと大切にしようと奮起。帰宅するなり頭を撫でてあげる。
ところがそれを羨ましく思った莉音も、ニコラの入れ知恵で佑斗に撫でて欲しいと要求してきた。
その光景から嫉妬を感じた途端、またも強い「渇き」の衝動に襲われるエリナ。
急いで部屋に戻り必死に小夜から貰った血液を飲むが、いくら口にしても「渇き」が消えることは無い。
大切な佑斗のために必死に衝動を抑えようとするが、そうやって彼のことを想えば想うほど意識が遠のき……
5-5、獣の中の白兎
とうとう理性も失い、夢遊病のように佑斗の部屋に侵入してきたエリナ。
現状を察した佑斗は、一応はエリナを受け入れるつもりだった。
でもそれは「彼女の意思」を前提にしての話。今のまま血を吸わせたら、また正気に戻ったエリナがパニックを起こすかもしれない。
強い握力で押し倒された佑斗は、必死に呼びかけてエリナを正気に戻す。
やはりヒステリーを起こしたエリナは「佑斗に嫌われたくない」と涙する。
しかし佑斗は「笑顔でいて欲しい」から、今自分の意思が残っている状態で吸って欲しいと説得。
それでも拒むエリナを納得させようと、佑斗は自分の首をカッターで切りつけて「傷の消毒」を頼む。
そんな佑斗の優しさに触れたエリナは決意、傷の消毒なんて言い訳に逃げず堂々と吸血を行う。
泣きながら佑斗の言葉を受け入れるエリナを前に、佑斗は彼女の正体とそれに対する好意を自覚。
彼女の本心は寂しがり屋の「ウサギ」、自分の凶行で大切な佑斗との絆が切れるのではないのかという不安に怯えていた。
元気になったエリナは下ネタ復活。そんな彼女に、佑斗は扇の診察を受けるよう勧める。
こんなにも自分に身を挺してくれる理由をエリナに聞かれ、佑斗は遂に愛する気持ちを告白。
喜びとともに本調子に戻ったエリナは、じゃあ自分の彼氏になったことを後悔させるくらい「いちゃついてやる」と宣言し……
5-6、後悔よりも求めるもの
大好きな佑斗が「親友」から「恋人」になったことにエリナはご満悦。また佑斗のベッドに潜り込んだり、登校中に鼻歌を歌ったり。
その様子に何かを察した美羽は佑斗に近づき、彼女を悲しませないようにと背中を押す。その善意に佑斗も時期が来たら秘密を話すと約束を返す。
食堂に向かう一同の前で、佑斗を呼び出すエリナ。その真意を理解した佑斗は、皆と一時的に別れて人気のない体育倉庫に赴き吸血させる。
処置を済ませて皆の元に合流する2人。血を吸って肌色のいいエリナと、血を吸われて血色の悪い佑斗の様子を不審に思われ……
放課後、エリナの診察のために彼女を引き連れて扇の元へ。数少ない吸血鬼の医者である扇は、吸血鬼の中でも特異な人物を担当していた。
無論、佑斗の主治医になった理由もそれに起因するが、立場状エリナの入国時に簡易検査を担当したのも彼だった。
説明をしようとする佑斗だが、発言を全て変な方向に持っていこうとする扇、話を下世話に煽るエロナのタッグに話が進展しない。
状況を打開しようと、佑斗はエリナとの交際を宣言。それでも扇は「恋人が異性だなんて異常だ」と悲観し続ける。
とりあえず「佑斗の血液にしか衝動が抑えられない」という彼女の症状を説明するが、情報が少なすぎる今は佑斗の血を与え続ける現状維持が精一杯。
するとエリナが、自分がロシアに所属していた頃のデータを参考にしてはどうかと提案してきた。
了承して引き受けてくれた扇。でも佑斗を諦めたわけじゃないと宣戦布告(ダメだこりゃ)。
そんな扇を佑斗はこっそりと呼び、やはり自分の血液が件の原因なのではないのかと相談。
しかし扇は、それも情報が少ないから確証が無いし、いくら悔やんでも過去には戻れない。
大切なのはこれから先のエリナを不安にさせないことだと佑斗にアドバイスする。
そして自室のベットに寝たエリナ。血だけでなく、もっと積極的にアタックしたいが、佑斗の奥手ぶりに焦らされて……
支援
6-1、2人だけの秘密は……
本日も人知れず、物陰に隠れてエリナに血を提供。
戻って来た佑斗の様子を心配するニコラを始め、次第に皆も気に始めて……
6-2、あらぬ誤解を招いて……
またも教室を訪れたふらふらなエリナに誘われ、教室を出て行く佑斗。
そんな2人を見送った美羽たちは、やっぱり2人の関係が気になってしょうがない。
朦朧とした様子で佑斗を求めて帰ってくるとお肌がツヤツヤのエリナ、そして彼女に従って一緒にどこかに向かって精気を失って戻ってくる佑斗……
この条件下で導き出した答えに、ひよ里と梓は困惑。
確証もないし、暫くの間は静観しようとするニコラたちだが、同じような憶測が興奮するクラスの女子たちの間に飛び交っていて……
6-3、とんでもない事になっちゃいました!!
そんな毎日が続いたある日、佑斗もクラスの空気がおかしい事に気付く。
事情を聞こうとクラスメイトに話しかけるが、女子は傍にいたひよ里に佑斗を圧しつけて逃走。
的を向けられたひよ里によると、佑斗とエリナに不純異性交遊、さらに(病院への診察を目撃されて)妊娠疑惑という噂が学院内で飛び交ってるというのだ。
事実無根だと皆に弁解しているところに、また面倒事を起こされたと頭を抱える主任に連行される。
エリナも連れ出されて主任や学院長に無実を主張するが、彼女の秘密に関わる事実までは説明ができない。
結局謹慎命令が下され、2人だけで寮に帰宅させられるが、また何か好からぬ事を閃いたエリナ。
アホの子エロナは、秘密を隠さないといけないのに問題が起きたなら、いっその事その「フジュンイセイコウユウ」を事実にすれば丸く治まると言い出して……
(Hシーン1)
リビングで余韻に浸りながら生まれたままの格好でいた佑斗たち。そんな時、処罰が決まった主任からの連絡が入る。
電話に応答する佑斗だったが、放置されていた欲求不満のエリナは佑斗のイチモツを弄って悪戯。
我慢しながらも変に声を荒げる佑斗に、主任は「念のために偵察に行かせて正解だった」と呟く。聞くと、美羽たち全員を様子を見に寮に向かわせたらしい。
緊急事態に気付いた頃には時既に遅く、全裸で寛いでいた姿を皆の目に焼き付けてしまう(ニコラに庇われた莉音を除く)。
オカンムリの梓の怒鳴り声に、流石の主任も怖気づいて回線を切り……
その頃、小夜に呼ばれて市長室に訪問した扇。
小夜が調べたところ、かつて彼女が解体させたはずの研究所が何者かによって再稼動されていた。
そしてこちら側がエリナに関するデータを要求する動機を不審に思った向こうは、ある「条件」を掲示してきたらしく……
6-4、罰則
翌日、謝罪会のためにリビングに集合。
昨日の光景を記憶した皆の視線の冷たさに腰が引ける佑斗に対し、自分の立場を自覚していないのかエリナはハイテンション。
佑斗は、謝罪とともにエリナとの交際をカミングアウト。理解した皆も(節度さえ守ればと)歓迎してくれた。
(ついでにソファに染まった「初めての血」から、例の不純異性交遊の方は無実だと証明するエロナ)
そして本日は風紀に出勤。
よくよく考えたら2人だけの空間を提供することは謹慎にならないと今更気付いた主任や学院が下した結論は、「ボランティア」。
つまり保護観察も兼ねて、通常業務での労働を義務付けられた。
でもエリナの「病気」を心配する佑斗は、無理を承知でカジノ区での巡回を要望。
しかし主任は信用できる部下だからとあっさり要求に応じ、佑斗は監視役となる同僚のお姉さんに引率されて巡回へ。
すると町中で銃を隠し持つ不審な男を発見。佑斗が職務質問しようとしたら抵抗されたため組み伏せ、小競り合いとなる。
騒動の中、誤解に気付いた女性班員は大慌てで仲裁に入る。
実は銃を持った男は、ロシア大使の護衛に就いていたシークレットサービスだった。
車から顔を出した大使本人も仲裁に入り、互いに穏便に済ませよう言う彼の提案に、佑斗側も早とちりを謝罪することで事なきを得る。
その後、車で佑斗たちがいた場所から離れた大使は、早合点で揉め事を招いた部下に説教。
しかし、その警告に横槍を入れて護衛の失態を口だけで弁護する謎の男性。
大使よりも目上の存在と思しき、この男がアクア・エデンに来た目的とは……
-1、北の国からはるばると
本日は佑斗だけ昼間からの早期出勤。主任が言うには「とある客人の護衛」という小夜直々の命令らしい。
駅前に着くと、佑斗に興奮する扇にそれを制裁する市長。主任に席を外して貰った彼女が、今回のミッションを話し出す。
ロシアが求めたデータ提供の交換条件、それは機関の人間も治療の協力者という形で現地に赴き、そのデータの活用法を確認することだった。
しかしながら、そのエージェントがエリナの情報を悪用しないとは限らない。
小夜の作戦は彼女がロシア研究機関全体の監視、扇がゲストに来る研究者の監視、そして佑斗がエリナの監視をすること。すなわち本当の護衛対象はエリナ。
恋人の危機に畏まる佑斗だが、あくまで用心のためでそれほど警戒する必要は無いと和ます小夜。
そこに(建前上の)護衛対象となる金髪美女のロシア研究員、ソフィーヤ・イヴァーノヴナ・ヂェーヴァ(以下ソーニャ)がやって来て自己紹介。
明るい好人物と思いきや、疑り深い扇と天使のような悪魔の笑顔で相手の懐を探り合い……
ソーニャは早速顔見知りであるエリナの顔を見たいと要求するが、扇たちは患者のメンタルを考慮するという口実でそれを拒否。
自分の要望が一切通じず、ソーニャは不満を顔に出す。
彼女は何かを隠しているのか?
そして佑斗の頭に浮かんだもう1つの問題は、このことをエリナ本人に話すべきかどうか。
事務所で考えていると、班のお姉さんから助言され、恋人同士で隠し事をするのはよくないと決意を固める。
早かった出勤に合わせて早上がりの佑斗は、折角だからとカジノに来店。
エリナのバイト終わりを待つついでに彼女とのゲームに興じ、遊びながら佑斗は件の話題をエリナに教える。
聞いた本人も大方の予想がついていたようだが、別に困ることじゃないと答える。
佑斗は芯の強い彼女に関心するが、その言葉にエリナは拗ねてしまう。
実は彼女が平常心でいられるのは、佑斗自身が投げかけた(口説いた?)1つ1つの言葉を胸に秘めていたから。
エリナへの想いが常識化してそれらを忘却していた佑斗は謝るが、エリナは許すかどうかを勝負に持ち込み、結局圧勝。
しかしエリナはその見返りを後でしてもらうと言って佑斗を待たせ、退勤時間になるとバニーのまま彼を人のいない時間帯のプール施設に連れ込み……
(Hシーン2)
7-2、ヤ・リュブリュー
佑斗が起きるとまた添い寝していたエリナ。
恋人と寝ることに幸福を感じていた佑斗だったが、その彼女の下品な寝言で雰囲気が全てぶち壊し。
そして今日は2人の謹慎が解除される日。ニコラたちが本日の予定を聞いてくるが、2人は病院に直行するつもりだった。
というのも例のロシア人の対策を扇と一緒に練っていたら、エリナが実際に自分が本人に会って信用するに値するかどうか確認すればいいと提案したからである。
外出する2人を見送る寮生。しかし以前の不純異性交遊の噂が頭から離れなかった美羽は、今度は2人が病院に通うような理由を皆と一緒に勘繰り始めて……
病院に着くと、エリナに会わせろと一点張りのソーニャと必死に誤魔化そうとする扇が口論になっていた。
その声の主を察知してエリナが病室に入ると、再会を喜ぶ彼女とソーニャ。
実はソーニャはエリナが実験体にされていた頃に付き添っていた研究員。
でも研究員らしからぬ世話好きで、様々な娯楽をエリナに教えて伴に遊び、彼女に心を開かれ慕われていた姉のような存在だった。
意外な展開に呆ける扇、どうやらエリナの身体を悪用されると警戒していた彼のように、ソーニャもエリナが監禁されてなにか酷い事をされてないかと心配していたのだ。
お互いの誤解が解けたことで和解する医者と研究者、エリナの為にソーニャは改めて協力を約束してくれた。
そして佑斗もエリナの交際を宣言し、エリナの幸せを喜ぶソーニャだったが、では何故データを求めたのかという疑問を投げかけたため、扇たちが本題に入る。
彼女に起きた異変は「佑斗無しでは生きていけない身体になってしまったこと」(間違っちゃいないんだが……)。
早速採血されるエリナは、ソーニャに佑斗の好意を確認されて笑顔で即答する、「ヤ・リュブリュー!!」(大好き)。
しかしエリナの血液を調べた扇たちは、予想以上の深刻な事態に驚愕する。
提供された資料に記された本来のそれに比べ、現在の彼女に宿るヴァンパイアウィルスそのものが全く別のものに変質していたのだ。
何かの根拠が無ければ、こんな突然変異なんて発生しないはず。
扇が表情を曇らせたのを察知したソーニャは、他に隠し事をしていないのかと追及してくる。
迫られた扇は佑斗と確認を取り、佑斗もソーニャに「エリナを裏切らない」という絶対の約束を交わして自分の秘密を明かす。
それまで内緒にされていて何の話か分からず困惑するエリナにも、佑斗は複数の能力を所有する「ライカンスロープ」の特徴を持っていることを暴露。
ところが研究の一環で過去にライカンスロープのデータも閲覧したというソーニャの見解から、「らしきもの」ではなく「ライカンスロープ」そのものであることが確定してしまった。
ショックを受ける佑斗だが、ソーニャはライカンスロープの「吸血鬼喰い」は単なる比喩で実際に同族を食べるのは迷信であると説明し、佑斗を元気付ける(詳細は別ルートにて)。
必然的に導き出された答えは、やはり佑斗の血液を摂取したエリナの肉体が、そのイレギュラーな成分に汚染され変異したという事である。
佑斗はエリナが自身の身に起こった異常に混乱しているのかと思ったが、当の本人は自分がユート色に染まっているという超前向きな思想に至る。
またラブラブの2人を目を丸くして眺めるソーニャと、嫉妬の視線を向ける扇で……
その頃佑斗たちの知らないところで、ある男が上層部に報告していた。本来自分に課せられたソーニャの件はどうでもいい、しかしながらそれ以上の朗報を手に入れたと……
帰り道、親友のソーニャと再会したエリナは大喜び。でもその仲良し度にちょっと嫉妬する佑斗。
だったらもっと親密になろうとエリナは愛称で呼ぶことを提案し、佑斗にユーとニックネームをつけてみる(ちなみに言い出したエリナ本人の方は恥ずかしいからとエリナのまま)。
エリナが自分に好意を寄せるのは嬉しいが、それでもまだ不安が残る佑斗。自分がライカンスロープだと認識しても、本当に怖くはないのか。
すると自分の愛を証明すると宣言したエリナは、帰ってしばらくすると自分の部屋に佑斗を呼び出し……
(Hシーン3)
支援
その後、食事のためリビングに集合すると、何故か深刻な顔をした皆に囲まれ、その代表者である梓から大金の入った封筒を渡される。
即座にエリナを呼んで緊急小会議。皆の様子がおかしいが、これってもしかして……
状況を把握した佑斗は、皆にエリナは妊娠なんかしていないと説得。
でも誤解とはいえ2人のために尽くしてくれた皆に感謝。エリナも皆の期待に応えようと「ガンガン中出ししようぜ!」(←ダメじゃん)。
病室での扇とソーニャの会話。ロシアの超人研究所が再結成されたのは、国の軍事目的のため。
研究機関にとって希少価値のあるライカンスロープは、彼らの兵力を飛躍的に向上させる貴重な存在。
つまりもしも佑斗の正体が露見したら、エリナよりも彼の方が危険となるだろう。
そんな最悪な憶測は、彼らの気付かぬ内に静かに現実となっており……
8-1、検査と忍び寄る陰謀
ここ最近事件とも遭遇せず平和な日常に、風紀の仕事も滞りなく終了。
美羽と梓は鈍った腕を直そうと気晴らしに訓練に行くが、佑斗は病院に行くために誘いを拒否。
またエリナの検査。今回は対照実験のために彼女の吸血行動の前後の血液を採取する。
検査中、ソーニャが「血液だけでは反応しないのか」という疑問を抱いたため、佑斗は頭の片隅に置いて今度機会があれば実践してみると約束。
そんな中、突然気分が悪くなったエリナ。心配する佑斗たちだが、扇は電気系の彼女の身体が院内の医療機器から発する電磁波を過剰に感知していると分析。
対処法として外に出ると扇の理論通りエリナも回復し、そのまま扇たちと別れることに。
すぐに帰宅することに不満なエリナ、すると佑斗は明日の休暇に2人でデートをしようと提案する。
そして折角だからと更なる「チャレンジ」。互いの存在のありがたみを実感できるようデート本番までの「触れ合い」を禁止してみる。
当初は明日のデートにテンションが上がっていた2人だったが、どちらも人肌恋しくて悶々として眠れず……
8-2、初デート!!そして……
翌日、昨日の約束から互いの身体に触れられないと激しく葛藤する2人。
そんなバカップルの異様な光景に皆は冷たい視線を向けるので、事情を説明する。そして今日はエリナとの初デート。
すると今度は、あれだけ淫乱な関係になっておいて今頃デートかと佑斗の甲斐性無しを責められる始末。
折角だからもう行って来いとばかりに、皆に半ば追い出される形で見送られる。
ショッピングモールで軽食、そして漸く手を繋いでいろいろと周る2人。
そしてエリナが行きたいとおねだりするお店に行ってみると、そこは「(オトナの)おもちゃ屋さん」。
目を輝かせて陳列する品で遊ぶエリナに、お店の人に注意される恥ずかしさに顔を手で覆い隠す佑斗。
そんな異世界から脱出し、今度は2人だけの空間が欲しいと思った両者は、同時に観覧車を思いつく。
そして乗車したエリナは、以前にソーニャが口にした「血以外の体液」の反応を試すと言い出して……
(Hシーン4)
観覧車から降りて歩み出す佑斗だったが、その前後で同じ場所に立つ不審な人影に気付く。
単なる思い過ごしだと信じながら、佑斗は扇に血液以外(精液)では効果が無いこと、何者かに監視されてる可能性があることを連絡。
とりあえず怪しい人物に悟られないようにと扇から指示を受け、エリナとともに歩いて離脱する。
一方、今の佑斗の連絡と先日のエリナの不調から何かに気付いた扇は、来室したソーニャに命令、テレビの歌番組を大音量で流す(♪歌えない鳥は〜空高く〜大きく〜舞い上がる〜)。
その騒音に紛れて扇は病室から盗聴器を発見。どうやらロシアの連中がソーニャを餌に、彼らの周囲を監視していたようだ。
ということは、もう既に奴らは……
市長室で事務作業をしていた小夜とアンナの下に、主任と扇から同時に電話が入った。
切羽詰った彼らの緊急伝達はどちらも六連佑斗に関する一大事。一体、何か起こったのか……
エリナとともに帰ろうとしていた佑斗は、唐突に現れた警察に職務質問される。
様子がおかしいことに警戒していると、その仲間たちが突然現れて取り囲んだ。なんと佑斗にロシア大使の暗殺未遂の疑いがかけられたというのだ。
エリナの機転で包囲網を破った佑斗は、彼女の手を引っ張ってその場から逃走する。
佑斗の濡れ衣を知らされた小夜は警察本部に抗議。しかし警察に代わって、彼らを指揮するロシア人が応答した。
彼の名はイヴァン・ニコラエヴィチ・アドロフ。
ロシアの暗部である彼は、たった1人の市長ごときの言葉に耳を貸さず、彼女直属の風紀班の介入の余地も無いと拒み電話を切ってしまう。
何としても佑斗の身の潔白を証明しようと、小夜はアンナに指示を出し……
一方、風紀班でも不測の事態に混乱していた。佑斗が国のお偉いさんを襲ったなんて信じられない梓たち。
どうやら先日の罰則時にロシア大使と一悶着あった監視カメラの映像を利用して、彼の冤罪がでっちあげられたらしい。
心配になった美羽たちは職務放棄、主任に断りを入れて佑斗を探し出す。そして主任も「治安維持をしないとな」と言いながら別ルートで動き始め……
何とか倉庫まで逃げ切った佑斗たちは、自分たちに置かれた現状を把握する。
そこに小夜たちからの電話。佑斗の予想通りロシア側が攻めに出たようだが、その捕獲対象はエリナではなくライカンスロープである自分自身であることを聞かされる。
そして警察を裏で操るはアドロフという男。状況を打開するには、彼を止めるしか手が無い。
とにかく今は何とか逃げ切れと警告し、小夜は通話を切る。
その頃のアレキサンド。
突然店を早仕舞いする淡路を疑問に思う莉音とひよ里だったが、彼女が盗聴する警察の通信から佑斗が追われていることを知らされる。
そこに駆け込んだ美羽と梓、2人に連れられて莉音たちも佑斗を探しに店を出る。
その入れ替わりで淡路の元に主任から電話が入り、もう状況を理解しているんだろうと、とある頼み事をされて……
8-3、「友」として……
佑斗たちは遂に行き場を失うが、風紀の仕事と偽る美羽たちが警察を退き、漸く彼女たち保護される。
誰にも見つからない場所に移動して、心配していた皆に謝る佑斗。けれど美羽が怒っていたのはそんな理由じゃなかった。
それだけ困っていたのに、どうして自分たちに頼らないのか、自分たちの力は信用に値しないのか。
その憤る気持ちは梓たちも同じだった。
彼女たちの言葉に心を打たれた佑斗は、このままでは親友を利用しているだけという後ろめたさから、自分たちの正体を語る決意をする。
握ってきたエリナの手の温もりに勇気を貰った佑斗は、自分がライカンスロープであることを告白。
そのことは前に誤解という形で終結したはずだと弁護する美羽の言葉に感謝しつつ、もう証明されてしまったと続ける。
そしてエリナも佑斗の勇気につられて、自分が吸血鬼の血を吸う変異種であることを吐露。
それを聞いた美羽はさらに憤る。そんな秘密を教えられたところで、自分たちの想いが消えると思ったのか。
親友に囲まれた佑斗は、改めて自分たちを助けて欲しいと懇願。
どうすればいいか話し合っていると、佑斗は敵への苛立ちがこみ上げ、ある「作戦」を思いつく。しかしリスクが大きい。
佑斗はそんな危険な賭けにエリナを巻き込むべきかと不安になり、本当に一緒にい続ける気なのかと彼女に確認。
すると今度はエリナも怒り出した。今まで怯えて隠していた自分の秘密を話せるようになったのは、佑斗の存在があったから。
佑斗は自分にとっての希望の光、幸せそのものだ。そんな彼と離れるという選択肢を選ぶつもりは微塵もない。
説得された佑斗は、エリナとの絆をさらに強める。
佑斗からの電話で「作戦」を聞かされた小夜は動揺する。しかし彼の気迫に圧され、案を受け入れて助力することに。
彼女は扇に大使の診断書の調査を命じ、ソーニャには別の頼みがあると……
ああ
8-4、反撃開始
アレキサンドでは、現在の警察の動向を盗聴しつつ、主任と淡路が例のVTRの矛盾点を探していた。
淡路の分析によると、銃声が後から追加された細工であることが判明。
進展したと思った矢先、遂に佑斗を発見したという通信が入る。
ところが、その後の警察の通信網が次々と混乱。彼らの小隊1つ1つの連絡が途絶えていく。
もしかして佑斗たちが反撃に出たのか?
初めての共同作業(警察の公務執行妨害)を喜ぶエリナの横で、佑斗は気を失った警察から通信機を拝借。アドロフに連絡し、話し合いでの交渉を提案する。
佑斗の指示通りにカジノを訪れたアドロフは、佑斗の向かいの席に座る。
自分の陰謀を論破されても意に返さないアドロフ。
佑斗の弱みに付け込むとばかりに、その特異性が自分や周囲に迷惑な存在であると述べ、自分の元に来るよう勧めて来た。
そんな言葉を信用できない佑斗は近くのバニーに頼んでポーカーに興じ、勝敗でアドロフの言葉を信用するか否かを賭ける。
だがそんな要求を受け入れる相手ではなく、指揮下の警察たちを召喚して佑斗を包囲する。
追い詰められた佑斗、しかしそれこそ彼の計画通りだった。
実はカードを配ってたバニーはエリナ。彼女の高圧電流で、停電とともにアドロフの意識を奪う。
電気が復旧して再び佑斗を捕獲しようとする警察隊だったが、カジノの客に紛れた莉音とひよ里に爆弾が仕掛けられたと混乱を煽られ、逃げようとする群衆に行く手を阻まれる。
そして警官はターゲットとともにアドロフが忽然と姿を消したことに気付き……
佑斗たちはニコラの協力で、気を失ったアドロフの巨体を隠して裏方から運び出す。
いきなりライカンスロープやら誘拐の助太刀やら、冷静ながら思考が追いつかないというニコラ。
騒動が終わったら、説明ぐらいしてくれよと佑斗と約束する。
外で梓と合流し、彼女たちが用意してくれた車にアドルフと扇からの「贈り物」を積める。
美羽が風紀班としてカジノに閉じ込められた警察たちの注意を引いている隙に、皆に想いを託された佑斗はその場を走り去る。
そして市長室に集まった大人たちも、映像や診断書の矛盾点を見つけ、佑斗の冤罪になる証拠を集めていた。
いよいよ佳境に迫った中、小夜は誰かによる「幕引き」が必要だと呟き……
8-5、プロッシャイチェ〜永遠にさよなら〜
目を覚ましたアドロフに、佑斗は銃口を向ける。
エリナとの愛を守り通すには彼を、そしてその後もやって来るであろうロシアの刺客を排除し続けるしかない。
命の危機を感じたアドロフだったが、そこに小夜が割り込んで制止。他の解決策があると言って佑斗を説得し、銃を取り上げる。
銃を手にした小夜は、佑斗、エリナ、そしてアドロフを引きつれ、島の端まで移動。
あれ以外のどんな解決方法があるのかと佑斗は小夜に問うが、なんと彼女は手にした銃で佑斗に狙いを定めた。
彼を守り続けたらロシアからの刺客は未来永劫アクア・エデンに干渉し、引き渡してもそれはエデンに住む吸血鬼たちを守るという信頼を裏切ることになる。
思い悩んだ小夜が導き出した答えは、佑斗そのものを抹殺すること。
小夜はエリナだけはこっちに来るよう命令するが、佑斗の傍から離れたくないと叫んで拒否される。
ならばせめてもの慈悲だと佑斗とともに処刑を決断。
銃弾が直撃した佑斗はバランスを崩し、その身体にエリナはしがみ付く。哀れ吸血鬼の弱点とされる海へと落下。
呆けて見ていたアドルフに、小夜はせめてもの手土産だと、撃たれた佑斗が流した「血」を回収させる。
こうして市長小夜により、尊い2人の吸血鬼の存在が島から消されて……
8-6、♪大・成・功♪
本土に住む少年・倉端直太の家に、親友から電話が入った。
その相手は、彼女連れで居候させて欲しいという突拍子も無い要求をしてきて……
その少し前の市長室。
介抱されたアドロフは、小夜と軽く会話を交わした後、部屋を後にする。
アドロフが去って2人きりになった扇は、小夜に確認する。本当に佑斗を撃ってしまったのか。
すんなりと認める小夜……ところが、堪えることができずに大笑いして銃を乱射。
実はそれこそが佑斗が仕組んだ本当の「作戦」。
小夜に殺される一部始終をアドロフに見せ付けることで、彼を証人にしてロシア機関のブラックリストから佑斗の存在を削除させることが目的だった。
そして彼が持ち帰った「血液」も扇が用意した「贈り物」。エリナから採取した血液に細工を施した「ライカンスロープの紛い物」である血糊である。
お主も悪よのう。いえいえお代官様ほどではと成功に歓喜に至る2人。
そして当の佑斗たちは、今頃は「彼女」が拾っているはずだと……
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
>>880-882 ………という事はリク出ていたから大丈夫と思っていた作品も、再度リクエストする必要がある訳か。
8-7、さらば!アクア・エデン!!
真夜中の海をボートで散策し、必死に信号を送り続けていたソーニャ。
心配していた彼女の横から、突然エリナが顔を出した。
佑斗が小夜に撃たれた時。
→能力をフルに使って小夜の銃弾を防御(同時に血糊を巻く)
→さらに海に落ちたと見せかけて海面スレスレでバリアを貼って空中を移動
→エリナの感知能力で信号を送るソーニャと合流することができた。
ボートに乗り、寄り添って事件を振り返る佑斗たち。
皆にはいろいろと迷惑をかけた。とくにニコラには約束通り説明もしないといけないな。
そんな島への未練が残る佑斗にエリナが話しかける。
今まで自分は佑斗だけいればそれでいいと思っていたが、実際はそうではない。
大好きな佑斗がいて、美羽がいて、梓、莉音、ニコラ、皆と一緒にいる場所が本当の幸せだ。
ほとぼりが冷めたら島に戻るつもりだが、長く待たせて皆の気持ちが変わらないかと言う不安もある。でもきっと変わるはずがないだろう。
ボートを運転するソーニャの後ろで、またイチャイチャする佑斗たち。
下ネタエロナのトークに場が荒れる中、佑斗たちは誓う。必ずまた帰ってくると。
いつか皆と再会できるその日が来るまで、さらばアクア・エデン……
リクエスト
つ【 ‘&’-空の向こうで咲きますように 】
リクエスト
つ【 SHINY DAYS 】
リクエスト
つ【 ものべの -MONOBENO- 】
つ【 支援 】
つ【 支援 】
9-1、エリナエピローグ1
半年後。
寮、病院、アレキサンド、市長室。2人と絆で結ばれた皆は、彼らがいないことに虚無感を抱いていた。
佑斗たちを待ち続ける心は、今でも風化せずに残っていたのだ。
そしてソーニャは、遂にエリナの治療薬を開発。さらに副次的に新たな特効薬ができたと扇に進言して医学の進歩を喜び合う。
それでも帰ってこない2人を淋しく思っていた皆。その様子に淡路や小夜はもしかして知らなかったのかとふとした事実を話し、知らされた美羽たちは驚愕の声をあげる。
実は彼らが帰ってくるのが今日その日だった。佑斗は初めてアクア・エデンを訪れた時のように、海を臨むモノレールに乗車していた。
逃亡生活を懐かしむ佑斗。亡命した直後は直太の家に住み着いていたが、嫉妬する彼に追い出されてホテルを転々としてやり繰りしていた。
勿論、今から戻るアクア・エデンもエリナとの楽しい思い出が一杯だが、何故か振り返るとエリナとのドロドロでエッチな記憶しか思い出せない。
島に戻ったら、改めてデートしてもっとマシな思い出を作ろう。いや、その前に皆に挨拶しよう。
そしてモノレールが終着駅に到着し……
9-2、エリナエピローグ2
駅から出ると、そこは変わらない町並み。
とりあえず寮に向かおうとしたら、複数の影に行く手を阻まれる。
今さっき佑斗たちの凱旋を知らされて、大急ぎで駆けつけた美羽たちだった。
永らく待たせたことに怒ったり、再会にそれほど感動することはない。生きて無事に会えると信じていた美羽たちは以前と同じ気持ちで接する。
それこそがいつも通りの風景、自分たちの親友、変わらない心。
彼女たちを前に、佑斗は本当に帰ってきたと実感して歓喜する。
改めて2人の帰りを祝って迎える皆。
おかえりなさい。
ただいま。
そしてエロナは最後の最後に、2人の逃避行での淫靡な思い出を語り始め……
(エリナルート完)
<各ヒロインAfter Story>
美羽 After Story、セイゾンセンリャクってなぁに?
あのテロ騒動でユカのハートを射抜いてしまった佑斗。
来る日も来る日も、母親に吹き込まれたアプローチ(本人は自覚どころか意味を理解していない)を受けて苛まされていた。
呆れた皆は触らぬ神に祟りなしと修羅場を放置して学院へ。それに混ざる美羽は、冷血な視線を向ける。
何とか解決しようと、佑斗はユカちゃんに自分には矢来美羽という恋人がいることを教え、気の毒に思いながらもその恋路を諦めてもらう。
放課後を迎えた美羽は、授業が終わるや否や佑斗を無視して帰っていく。
同情した皆も、丁度本日は2人だけ欠勤だからこれから寮でじっくり話し合えとアドバイス。
言う通り寮に戻ると、美羽は部屋に篭もっていた。
必死に謝るが、ではその証拠を見せろと言い放つ美羽にベッドに束縛され……
(Hシーン)
そして翌日も、学習能力がなく(といっても自覚すらしてないが)再度アプローチするユカ。唯今、母に言われた「リャクダツアイ」に挑戦中。
エンドレスな修羅場に陥った佑斗の叫び声は、誰の耳にも届かず……
(美羽 After Story完)
ドラクリの人乙です
梓 After Story、一字違いで一・大・事!!
主任が去った新体制の風紀班では、メンバーの成績を掲示板で公表するようになっていた。
実力No.1の吸血鬼美羽に対し、縁の下の力持ちの梓は表立った成果もなく順位外。
エリート美羽に闘争心を燃やした梓は、佑斗に勧められて事件資料を漁り、とある強盗事件に興味を持つ。
早速現場に駆けつけると、同じ事件を追っていた美羽たちと遭遇。
吸血鬼になんか負けないぞと、好敵手に宣戦布告する梓。
早速彼女は、寮でエリナに情報収集。
広げてこじ開ける「パール(真珠)のようなもの」が何か心当たりはないか?
それを聞いたエリナは、梓に「パールのようなもの」を使用メモと一緒に貸し出す(何故持っていたし)。
梓は早速部屋に籠って道具を調べるが、初めて見る品に使い方が思い浮かばない。
参考としてエリナのメモを見ると、その用途が性玩具だったと知らされて絶叫。
しかし具体的な使用法までは書いておらず、自分の股間に挿れて弄って検証。
夢中になって次第に快感を覚えてきたところに、いつの間にかまた佑斗が見ていた。そしてそれは「後ろの穴」に入れるものだと説明され……
(Hシーン)
久々に佑斗と楽しんで梓はご機嫌。ちなみに梓が吸血鬼たちに囲まれても感染しないのは、狩人の里で育って免疫が付いているからだそうな。
幸せ気分に浸っていた梓だったが、当初の目的を思い出して叫び出す。
ところが佑斗によると、美羽によって即逮捕されたらしい。「バール(工具)のようなもの」を使って犯行に及んだ強盗犯が……
ようやく誤解に気付いて、恥ずかしがりながらエリナに道具を返却する梓。しかしエリナは佑斗に使うとどうなるんだろうと言い出した。
少し考えた梓は返却を延長。そして佑斗の部屋の扉を開けて……
(梓 After Story完)
莉音 After Story、筒抜けの欲望
2人が「人造ライカンスロープ」から人間に戻って暫くした頃。
今日は皆がまだ帰って来ず、寮では莉音と2人きり。
好きな人と一緒にいることに互いにニヤケテしまう両者。
どっちがニヤニヤしているのかと言い合い、以前記憶をリンクしたことで得た羞恥心まみれの記憶フォルダを使って相手に精神攻撃。
とくにあの「最後の吸血」で性的な知識も得た莉音は、以前自覚せずに言った自分の発言を今頃後悔して大ダメージ(3-1参照)。
これ以上は不毛の戦いだと、佑斗はアホらしい痛み分けを終了させる。
しかし「記憶」について何かが気になっていた莉音。
温厚な佑斗に促された彼女は、「佑斗が普段から自分の身体であんなエッチな妄想をしているのか」と質問。
言われて光速の速さで謝る佑斗だったが、「一緒に風呂に入る」という欲望なら今日叶えてあげれそうと言ってきて……
(Hシーン)
その後帰宅したエリナに目撃され、寮内で梓の法廷に立たされる佑斗たち。
カップルだからしかたないという皆の(やや諦めの入った)弁護に便乗してテンションがあがると、また寮長の逆鱗に触れてしまい……
(莉音 After Story完)
ニコラ After Story、迷子の迷子の……
放課後になり、手を繋ぎ教室を去る佑斗とニコラ。それを見送っていろいろ興奮するクラスの女子たち。
そんな光景を見ていた美羽と梓は疑問を話し合う。そういえば自分たち以外にニコラの正体を知る人はいたっけ?
そんな誤解も知らず、一緒に帰り道を歩く2人。
相変わらず学院で男装するニコラは、佑斗以外の男性にあの恥ずかしいスカート姿を見せたくないらしい。
そんな話をしていると、道の片隅にいた捨て猫を発見。
相談のためにアレキサンドを訪問し、ひよ里と一緒に可愛い猫と戯れる。その様子にニコラはヤキモチを妬いてしまう。
情報網を持つ淡路に飼い主探しを依頼し、正式に飼ってくれる人が見つかるまで佑斗が寮で面倒を見ることに。
寮生の皆も愛くるしい猫に釘付け、寮則を主張する梓もその愛嬌には敵わない。
とりあえず、拾ってきた佑斗自身が責任を持って世話をすることになるが、やはり猫に佑斗を取られて不機嫌のニコラ。
佑斗がひと眠りすると、あっさりと飼い主が見つかったという連絡が入り、淡路に猫を引き渡す。
猫を手放してどこか物寂しい佑斗。そんな彼を心配するニコラを見たエロナが、また良からぬことをけしかける。
そして佑斗の部屋に、金髪の「猫」が迷い込み……
(Hシーン)
また翌日の放課後。昨日みたいに「一緒に寝たい」と言うニコラのオネダリを了承する佑斗。
それに呼応して教室がざわめき、漸く自分たちが誤解されていたことに気付く。
佑斗の必死の弁解も聞いてもらえず、ニコラ自身もこのまま誤解されてたら浮気の心配もないだろうと放棄。
とあるライカンスロープの受難はまだまだ続きそうで……
(ニコラ After Story完)
エリナ After Story、♪ド・ド・ドラクリオ
佑斗とのセックスが倦怠期を向かえ、さらに梓に寮内Hを禁止されて鬱になったエリナ。
アレキサンドでひよ里と淡路に相談するが、端から見ればリア充の惚気話にしか聞こえない。
意外と変態な佑斗の気を惹くにはどうすればいいか。
そんな密会を察知したのか、寮で急に悪寒が走った佑斗。
異変に気付いたニコラは、またあんな事件は懲り懲りだと不安に駆られる。
淡路が提案するアブノーマルプレイはほぼ実証済み。マンネリ化したエリナに人生の先輩も手の施しようが無い。
では今度は矛先をひよ里に変えて問い詰めるエリナ。純情な彼女は質問を向けられてしどろもどろ。
そんな彼女が抱いていた「恋人を作ったら一緒にしたい」という願望は、お風呂に入ること。
それを聞いた淡路は、妙案を思いつき……
治まるどころか悪寒が悪化した佑斗の元に、エリナから呼び出しメールが届く。
寮を出て行く姿を見て、ニコラは佑斗の悪寒の正体を察して肩を竦める。やれやれ人騒がせな……
そして佑斗は、合流したエリナに連れられて……
(Hシーン)
(エリナ After Story完)
……以上で「DRACU-RIOT」の全シナリオを終了します。一ヶ月近くのご支援、ありがとうございました。
と言っても、長文で後になってからいくつかの誤字に気づいたため、暫くは訂正投稿をしようと思います。
また878の方。「sage」の使用法を教えて下さってありがとうございます。
お疲れ様でしたー!
と思ったら早速訂正箇所を見つけたので修正。
896
ニコラルート完了→ニコラルート完
911
-1→7-1
乙です!
ニコラは男装だったのか
一番嫌いなタイプのヒロインだ
>>942 乙!
ヘタするとラノベの半分ぐらいの分量だな。
だがしかし!!!これだけ書いても肝心な部分をあえて伏せてるとゆうことは、やっぱ買いに行くしかないのか
核心に迫らずにこの量ってんだから、
本編はどれだけボリュームあるんだよ・・・
>>916 かなりマニアックなネタだが、この歌知ってる人少ないだろ
投稿予告
SQUEEZ「炎の孕ませ」シリーズ新作発表を記念し、
過去の「炎の孕ませ」シリーズ(転校生、人生、同級生、どっぷり中出し、身体測定、俺の嫁)
の全作品の導入部ならびにエンディングのまとめを近日中に投稿することを予定
>>928 >リク出ていたから大丈夫と思っていた作品も、再度リクエストする必要がある
マジ、変酋長仕事しろ。
>>949 乙であります。
楽しみに待っています。
あっという間に出来上がった。
孕ませシリーズ投下してもいいかなー?
ノリよく「いいともー!」と返して欲しかったけど、そううまくいかないか。
まいいや。じゃあまず「転校生」から。
(プロローグ)
世界征服を夢見る主人公、田神辰也は「支配者は女性を侍らせている」という結論に達し、
世界中の女性を妊娠させるという目標を持つ。
だが、手当たり次第にやるのは不可能と、まずは学園のクラスの女子生徒を落とすことを決意、
男子生徒が少ない白樺学園への転校を果たすのであった。
果たして彼は、幼なじみの「水無瀬さやか」を含むこのクラスの女子全員を落とすことはできるのか?
(全員孕ませエンド)
40日間にわたる取り組みの結果、全員を孕ませることに成功した辰也。
卒業式の日、おなかが膨らんでピチピチの制服姿は圧巻である。
だが、彼にとってこれは大きな野望の第1歩にすぎない。
これからのさらなる野望に向けて、彼は奮起するのであった。
(全員攻略エンド)
40日間にわたる取り組みで、全員を下僕化することには成功した辰也。
だが、全員を孕ませることはならなかった。
こんなことすらできないようでは到底世界征服など難しいが、幸いにして進学先の大学もほぼ全員が女学生。
さやかも同じ大学に進学することが決まっており、さやかとともに更なる野望推進を目指すのであった。
(さやかエンド)
クラスの女子を次々に落としていく辰也だったが、幼なじみのさやかだけは落とせないでいた。
さやかに対して恋愛感情を抱き始めていたのである。
そしてある日、放課後の美術室にさやかを呼び出した辰也は、さやかに対する想いを告白。
さやかもこれを受け入れ、二人は恋人同士となるのだった。
その後、卒業した二人は同棲生活を始めていた。そして、いつしかさやかは辰也の子供を身ごもった。
ラブラブな毎日を送る二人。辰也は、世界征服などと言う野望は捨て、さやかと幸せな毎日を送るのであった。
続いて「人生」
(プロローグ)
何の変哲もないサラリーマンの主人公、田神辰也は、幼なじみにして恋人の藤沢葵に呼び出される。
いよいよ結婚話かと期待する辰也だったが、葵の口から出てきたのはその逆の別れ話であった。
こうして結婚を誓いあうほどだった恋人に振られた辰也は、自宅で義妹のふみかに愚痴をこぼし、
気分転換にドライブに出かけることにしたが、ここで事故を起こす。
踏んだり蹴ったりだと思う辰也だったが、気付いた時には意識はそのままに初学生時代に戻っていた。
しかしこれをチャンスだと考えた辰也は、以前のようなくだらない人生を放棄し、
自分の思い描くように人生をやり直すことを決心するのであった。
(ハーレムエンド)
葵とふみかを含め、初学生、修学生の時代で出会った述べ11名の女性を孕ませることに成功した辰也
しかも全員エッチが大好きになってしまったため、毎日が12Pの乱交状態になったのであった。
(葵エンド)
修学生時代、葵と積極的にかかわりを持っていた辰也。いつしか大人になっていた。
そしてある時、喫茶店に葵を呼び出す。ここは、前の人生で葵に振られた苦い思い出の場所である。
そして今度は辰也の方から話を切り出す。もちろん内容はプロポーズである。
これを受け、大喜びの葵。辰也は、ようやく人生が正しい道に戻ったと思うのであった。
そして、籍を入れた二人はラブラブ度を加速させ、幸せに暮らすのであった。
(ふみかエンド)
ふみかと親しくする中、辰也の父親とふみかの母親君枝が再婚を果たす。それによりふみかは義妹となった。
だが、それでも恋人関係と言う気持ちは変わらない。二人は仲良く暮らしていくのであった。
(葵&ふみかエンド)
大事な二人の幼なじみと仲良くしていた辰也だったが、ある日突然二人に呼び出される。
そして、「二人のうちどちらが恋人なのか」と詰め寄られたのだ。
しかしこれは簡単に決められる話ではない。悩み続ける辰也は、結局「選べない」との結論を出す。
一瞬呆れる二人だったが、それもありだと、3人一緒に歩むことにするのだった。
「同級生」 2レスに分かれるよ
(プロローグ)
父親の海外転勤に同行せず、学園の寮に入ることとなった主人公、加我見和也。
だがこの学園には男子寮は存在せず、女子寮に同居することに。
訪問早々、クラスメイトの奈々宮あかねの裸姿を目撃してしまい吹っ飛ばされるも、
同じく寮生でクラスメイトの北守千尋、海老原舞、ミーシャの同意もあり、和也はこの寮で暮らすことが正式決定。
和也は新しい生活を始めることとなる。
こうして引っ越しを経つつもクラスメイトとの日常を送る和也だったが、
身体検査の日にクラスメイト達の健やかに育った体を見て性欲が沸き立ち、
従兄弟(転校生の主人公)の伝説を思い出した和也は、自分も従兄弟のようにクラス全員をものにしようと考えるのだった。
(バットエンド・・・という名の明日香エンド)
40日にわたって挑戦してきたが、結局全員の攻略はならなかった。
これからは普通に暮らそう。そう考えた矢先、父親から「海外に来い」と呼び出される。
援助も打ち切ると兵糧攻めをされてはどうにもならぬと、和也は泣く泣く転校する羽目に。
翌朝誰にも言わずに空港に向かった和也だったが、ここで聞きなれた声が。幼なじみの明日香だった。
「押しまくった結果」と、さも当然のように和也の隣に座る明日香。一人じゃなくなったと、和也の心は救われるのだった。
(誕生会→エンド分岐)
全員の攻略を達成(あかねのみエッチはまだ)し、誕生日を迎えた和也。クラスメイトに呼び出されついていくと、
なんと全員で誕生パーティを開催してくれるという。
皆の気持ちをありがたく思う和也は、場が盛り上がる中、和也は差出人不明の手紙を受け取る。
(差出人が誰かによって各種エンディングに分岐します)
あかね:あかねの初エッチ、ハーレムエンドとあかねエンド解放
明日香:母乳グループのエロシーンを経てグループ別エンドと日常エンドへ
千尋:千尋のエロシーンを経て千尋エンド解放
(エピローグ)
全員の攻略を達成し、満足げな和也のもとに父親からの呼び出し電話が。
だが、空港へ向かうとクラスメイト全員が駆けつけており、皆の呼び掛けにより海外への転校はしないことを決断する。
こうして、また日常が戻ってくるのだった。
(各種エンディング)
通常ハーレム:卒業式の日、最後の思い出にと教室で全員でエッチ。
孕ませハーレム:1クラスだけ大きいおなかに注目を集めつつも卒業式を迎える。欲求不満なみんなにこたえ教室でエッチ。
母乳チームエンド:海水浴にやってきた一行。きわどいビキニを付けて、母乳を出しながら砂浜でエッチ。
爆乳チームエンド:爆乳を堪能しつつ教室でエッチな調教
あかねグループエンド:引っ越した先のアパートで5人で仲良し生活
奈月グループエンド:球技大会で5人のチアガールのエッチな応援
薫グループエンド:文化祭の中華喫茶でチャイナドレスの5人とエッチ
真綾グループエンド:スクール水着でプールサイドでの交わり
あかねエンド:新学期の朝、子供も出来てラブラブな二人。
千尋エンド:デート中にランジェリーショップで下着選び
日常エンド:進級したみんなと変わらない日常
「どっぷり中出し」正当な孕ませシリーズではないけども雰囲気は近いので
(プロローグ)
幼なじみの桃井琴音に起こされ、変わらない朝を迎えた主人公の魔神精也
転入する「乙女学園」への手続きも終え、新しい学園生活を始めるかと思われた。
ところが、琴音が胃薬の代わりに飲ませた「人類強化剤27号」のために性格が一変
内気でおとなしい性格が、強気で本能的な性格になってしまったのだ。
その勢いで琴音と交わり、何かあってはいけないからと同居することに。
そして精也は、学園の女生徒、女教師を我が物にしようと活動を始めるのであった。
(エピローグ)
こうして薬のおかげで学園にハーレムを築いた精也だったが、薬の効果が切れる頃、予期せぬ事態が発覚する
このままでは細胞に悪影響を与えかねない、というのだ。
それを解消するには、解毒作用に強化の永続性を加えた強化剤28号か、
体は元に戻るが強化剤27号服用中の記憶が完全になくなる解毒剤のいずれかを飲む必要がある。
精也は悩む。これまでの思い出は、自分を偽って作ったもの。だが、それでも忘れがたい大切な思い出でもある。
果たして彼の決断は・・・
(解毒剤を飲むと病院エンド、強化剤を飲むとそれ以外の各種エンドへ分岐していきます)
(病院エンド)
解毒剤を飲むことを選んだ精也。琴音も、駆けつけた麗美も、それに対して悲しみを見せる。
だが、自分を偽って生きていくのはいやだ。本当の自分で改めて関係を作っていきたい。
悩みながらもその思いを伝え、精也は薬を飲むのであった。
その後、薬の経過観察のため入院した精也。強化剤のうち性欲増強作用のみが生き残ってしまい、
見舞いに来た女の子たちと次々に関係を持つのであった
(強化剤を飲む場合)
例え偽りのものであったとしても、これまでのかけがえのない時間を忘れることなどできない。
それを手放したくないから新たな一歩を踏み出すのだ。その思いとともに、強化剤を飲む。
こうして、再び日常に戻っていくのであった。(以下エンディング選択画面)
教師エンド:5人の女教師を手中に入れた精也が、普段の授業とは逆に職員室で性教育を施す。
生徒会エンド:生徒会室から聞こえるあえぎ声。今日も学園制覇への道を歩み続ける。
ハーレムエンド:手籠めにした12人と乱交パーティ。次は生徒全員を目指す。
妊娠ハーレムエンド:制覇したその成果を見ながらボテ腹乱交エッチ
琴音エンド:恋人になった琴音とラブラブエッチ&プロポーズ
(プロローグ)
両親が海外旅行に行ったため、幼なじみの成咲紅葉と同居生活をしている主人公の御神雄也は、
他にも多数の幼なじみがいる学園で学園生活を満喫していた。
ところが、ある時男子トイレで謎の爆発事故が発生。巻き込まれた保険医から、代理を頼まれる。
雄也は飛び級で保険医免許を持っており、白羽の矢が立ったのである。
これを引き受けた雄也だったが、身体測定の際に幼なじみたちの育った豊満な体を目にし、唐突に世界征服を思い立つ。
その夜、ホラー番組を見て眠れなくなった紅葉と発体験をすることになり、雄也の計画は始まるのだった。
以下エンディング一覧、☆付きのものはヒロインが妊娠中。
ハーレムエンド:幼なじみたちを足がかりに世界征服を達した雄也。次は後継ぎが必要と、子作りに励むのだった
☆妊娠ハーレムエンド:世界征服をせずに幼なじみを妊娠させることに夢中だった雄也。楽園のハーレムを満喫するのだった。
紅葉エンド:医者と看護師にそれぞれ就いた二人。婚約を果たし、生涯を共にすることを誓うのだった。
雪姫エンド:雪姫の武道会に招かれた雄也。アイドルさながらのその容姿に見とれる雄也だった。
リゼエンド:同棲を始め、一緒に入浴する二人。ますますラブラブになった二人は、ここでもイチャイチャするのであった。
☆月衛エンド:結婚することになった二人。その式の前に、一足先に愛を誓う二人だった。
麗エンド:新婚旅行の行先をダイスにゆだねた結果、東京ー鹿児島の夜行バスに乗る羽目になるも、暗闇でいちゃつく二人だった。
絵留々エンド:ひょんなことから芸能デビューをした雄也。絵留々と恋人役で映画出演を果たし、いつものラブラブを披露するのだった。
☆ひかりエンド:なおレスリングを続けているひかり。この日も、雄也とエッチなレッスンに励むのであった。
奈緒エンド:アイドルデビューした奈緒。雄也もマネージャーに選ばれ、公私とも順調な二人だった。
花梨エンド:御神家に料理を作りに来た花梨。二人は、調理中にもイチャイチャするのだった。
☆あやめエンド:あやめだけでなく、お付きの静香まで孕ませてしまった雄也。だが気にすることなく、3人で仲良く暮らすのだった。
莉子エンド:漫画家デビューを果たした莉子。アシスタントとして雄也も手伝い、二人で作品作りに励むのだった。
ののみエンド:ののみの卒業旅行として温泉にやってきた二人。肩の荷が下りて、思い切りくつろぐののみであった。
☆転校生(千歳)エンド:産婦人科医になった雄也。今日の患者は妻の千歳。幾人もの妊婦を診た彼だが、自分の子供となると感動もひとしおであった。
☆まりなエンド:無人の教会で生涯を共にすると誓った二人。もうお互いに必要な存在になっていたのだ
上に書くの忘れたけどこの2レスは「身体測定」
最後の作品「俺の嫁」
「同級生」の明日香と「身体測定」の雪姫の後日談の短編集。
ひたすら日常の一コマを描いてるだけなのでシナリオらしいシナリオはない。
なのでここでは大まかな内容を箇条書きで紹介
(雪姫シナリオ)
・結ばれた二人の結婚式と新婚初夜
・裸エプロンでお出迎え
・スクール水着でお風呂サービス
・ビーチで海水浴
・夏祭りの屋台めぐりと花火観賞
・酔いどれ雪姫と、雪姫の両親の電話
・(ハッピーエンド)ファミレスでいちゃつく二人
・(妊娠エンド)生まれる女の子の名前は何?
(明日香シナリオ)
・二人の同棲生活
・学生時代の思い出回想
・一日デートとエッチ
・意識する結婚、そしてプロポーズ
・祝福された結婚式
・(ハッピーエンド)ラブラブな新婚生活
・(孕ませエンド)生まれる男の子の名前は何?
以上を持って孕ませシリーズ全作品投下完了
つ【シエンの血族】
だが、この投稿もカウントされて瞬く間に1000スレいきそうだが大丈夫か?
967 :
名無しさん@初回限定:2012/07/09(月) 07:11:36.16 ID:q7d6TW2s0
青空と雲と彼女の恋
よろしく
968 :
名無しさん@初回限定:2012/07/09(月) 12:30:38.40 ID:cBKUnw7bO
そろそろ新しいスレを作るタイミングだな
つ【 wiki編集もヨロ 】
やべ、サゲ入れるの忘れてた
>>969 言い出しっぺだが、自分も作成方法までは知らん。
誰かが作るまで他力本願で待つしかない
973 :
●:2012/07/09(月) 12:55:34.50 ID:vKBQJHIg0
魔法少女ピュア・セインツ〜負けちゃうたびに、どんどんエッチな正義のヒロインになっていっちゃうの〜 をお願いいたします。
「またにてぃもんすたぁず!〜純情な淫魔と清純な不純異性交遊!〜」をリクエスト致します。
熟母未亡人かずみ 娘の彼氏に抱かれて…
を頼む。
老婆未亡人ふたば 孫の彼氏に抱かれて をリクエスト
リクエスト:射精管理する姉[13cm]
>>976 大ボスの妄想キングの正体が、娘を犯す気満々の純粋プリンセスの親御さん。
マスクドと一緒にセインツもプリンセスも淫乱に「堕とした」後に地球を去って、残されたマスクドは学園を乱交ハーレムにして終わり。
(3種類あるけどどれも全員堕ちエンド)
淫魔の憂鬱 をたのみます