恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの外史演義〜

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1名無しさん@初回限定
ヘ:::::::::;;: -‐''''""( )1
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  i!ゝ!::::     ‐/リ
  i::/:、 :::、  /''ii'V
  ̄ハ:::::\ "''il|バ''
諸葛亮 曰く
「は、はわわ、こんな所まで来ちゃいました」

http://www.tactics.ne.jp/~baseson/

ぷち姫†無双(携帯向けサイト)
http://www.tactics.ne.jp/~putihime/

恋姫†無双〜ドキッ☆乙女だらけの三国志演義〜 24(実質26)
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1170281194/

外史より生まれ落つる外史。
その無限に広がる可能性を書き綴る場です。

幾たび終端を迎えようとも、
それは千代に八千代に続く恋の物語。
2名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:45:43 ID:2s40YlRr0
乙一
3名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:47:01 ID:eNF3dgt2O
>>1
4名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:47:29 ID:obLXNheJ0
1乙
5名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:47:41 ID:JeDZ+27k0
6名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:48:02 ID:7wuA2SU/O
>>1 乙なのだ♪
7名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:49:49 ID:VsVdsj4F0
乙ですぞ、>>1 >>1 >>1
8名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:50:17 ID:jkjr+Qev0
>>1 心から乙
9名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:50:19 ID:JeDZ+27k0
一刀と 関羽と張飛と許緒諸葛亮と曹操と荀ケと孫権と孫尚香の超修羅場SS希望
10名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:50:20 ID:PySlzKsr0
     / ̄⌒⌒ヽ
      | / ̄ ̄ ̄ヽ
      | |   /  \|
    .| |    ´ ` |
     (6    つ /   >>1乙しなきゃだぁめよぅう〜♪
    .|   / /⌒⌒ヽ
      |    \  ̄ ノ
     |     / ̄

 __,冖__    __冖__   / //       ,. - ―- 、
 `,-. -、  └- 、-'、 〔/ /    _/        ヽ
 ヽ_'_ノ)_ノ    └-、,--'    / /     ,.フ^''''ー- j
  __, __    ヘ,       /  ,ィ     /      \
 `,-. -、   ヽ二二   7_//     /     _/^  、`、
 ヽ_'_ノ)_ノ   __冖__      /      /   /  _ 、,.;j ヽ|
   n    └- 、-'    /.      |     -'''" =-{_ヽ{
   ll     ヘ, ヽヽ   /   ,-、  |   ,r' / ̄''''‐-..,フ!
   ll     ヽ二二   {  / ハ `l/   i' i    _   `ヽ
   l|       __       ̄フ.rソ     i' l  r' ,..二''ァ ,ノ
   |l     に 二l    / { ' ノ     l  /''"´ 〈/ /
   ll     r-゙ ゙ー;    >  >-'     ;: |  !    i {
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   |l      (_・_,`>    トー-.   !.    ; |. | ,. -、,...、| :l
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   ll     | | ヽヽ   iヾ  l     l   ;: l |  { j {
   |l      |└-  ̄   {   |.      ゝ  ;:i' `''''ー‐-' }
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  o  o  o      ,へ l      :.         |
           /   ヽ      :..         |
11名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 21:51:57 ID:xdJCZTY20
よっしゃハムの投下。
推敲とかまったくしてない素人ssだからあまり期待しないでね。
12ハム子の:2007/02/04(日) 21:53:14 ID:xdJCZTY20
「あーあ。別に覇道なんかに興味は無いのにあいつときたら………。
 さて、こりゃいよいよ絶体絶命ってとこかな?」

外からは矢が放たれる音、剣が合わさる音、そして断末魔の悲鳴が絶え間なく聞こえ続ける。
残された最後の牙城。
しかしその門はすでに打ち破られ、袁家の軍勢によって落とされようとしていた。

「でも、ただじゃ死んでやらないからな………袁紹!!」

人々の心は荒み、野党の類が猛威を振るうこんな世の中なのだ。
だからこそ、守りたい物がある。
それは、自らの誇り。
それは、こんな自分に仕えてくれた者たちの義。
それは、友への想い。

「悪いな、北郷………。どうも俺はここまでみたいだ。
 でもせめて、三国統一なんて馬鹿みたいな夢を持っているあんたのために、少しでもあいつを足止めしてやるよ!」

鋼の決意を胸に。
雄雄しき刃は腕に。
凛々しき想いはその眼差しに。
彼女は高らかに叫ぶ。

「聞け!我が名は公孫賛!この城の主なり!」
13ハム子の:2007/02/04(日) 21:53:58 ID:xdJCZTY20
「聞け!兵たちよ、将たちよ!
 袁家の者達は大儀もなく、自らの損得のみでこの大陸に戦乱を巻き起こそうとしている。
 このような事が許されて良いのか、いや、良い筈がない!」

「………………ず、随分と言ってくれるじゃありませんか」
「でも、否定できないのが何かなー」
「そうだねー、文ちゃん」

「我らが街に押し入り、住民をも盾にして戦った袁家に天命は無い!
 勇者たちよ。たとえ勝てずとも、正義を示さねばならないのだ!
 公孫賛の名に於いて命ずる!
 戦い、死ね!その姿は明日の袁家の滅亡に繋がるだろう!
 全軍、突撃ーーーーっっ!!」





「あーあ、もう。ウチの兵たちの士気は落ちるし、向こうの士気は上がるし。
 あちらさんもなかなかやるなー」
「そうだね。でも、数ではこちらのほうが圧倒しているわけだし、じきに勝負はつくよ」
「だろね、つまんねーの。………ん?姫、どうした?」
「ぬ、な、なななななななな何なんですの、まるでこちらが悪のような言い分は!」
「………じゃあさ、何で姫は戦争なんて仕掛けたの?」
「そんなの決まっているではありませんか。
 群雄割拠のこの時代において、覇を握るのはこの三国一の名家である袁家をおいて他ならないからですわ。
 おーーーーーーほっほっほっほっほっほ」

辺りに寒い空気が流れた。
ある意味予測できた、というより予測できたとしても信じたくなかった理由ど真ん中そのもの。
さすがにこれには忠実(?)な将達も揃って閉口する。
14ハム子の:2007/02/04(日) 21:58:02 ID:xdJCZTY20
「もう、何を黙っているのかしら?」
「いや、まあもうどうでもいいや。で、袁紹さま。どうせ全軍突撃させるんでしょ?」
「当たり前ですわ。何と言っても、三国い………」
「いや、それはもういいですから。で、どうするよ?」
「そうだね〜。私と文ちゃんで公孫賛様を仕留めたら全体の士気が上がるから、それでいいかな?
 というより、全軍突撃じゃこれ以外にできそうな策は無くて………」
「あいよ、りょ〜かい。じゃ、袁紹様。いっちょ行ってきまーす」
「私も行ってきますね。袁紹様、お気をつけて」


(でも、数の差に比べて意外と粘ってる。
 この形じゃ援軍が来たら側面を突かれちゃう。さっさと終わらせないと!)


バトルパート
勝利条件 10日間耐え切る


「報告を!」
「よし、言え!」
「我が軍勇敢に戦いしも、やはり数の差はいかんともしがたく前曲は限界に達しています」
「ならばここにいる部隊も全部出せ!全てだ!」
「しかし、それでは前曲が破られた時の最後の守りが………」
「その前曲が破られそうになってるんだぞ!
 どっちみち前曲が破られたらここに敵兵は殺到する。
 この程度の数などあっという間に踏み潰される!」
15ハム子の:2007/02/04(日) 21:59:22 ID:xdJCZTY20
必死に抵抗を続けるも数の暴力に押しつぶされてゆく兵たち。
もはや文官たちの間でも諦め気味な空気が漂っていたがそれでも公孫賛は戦い続けた。

「構わん!城の一部などくれてやれ!
 我らの正義、我らの意地、我らの魂を最後まで見せつけてやるんだ!」

しかし、それでも終わりはやってくる。
望もうと望まなかろうと。

部屋の扉が吹き飛ばされる。
そこより現れたのは、嘘のように巨大な大槌。
そして、見覚えのある女二人であった。

「まったく………弱い奴ばっかだぜ」
「そういうこと言わないの。どうも、公孫賛様。どうか大人しくお縄についてくれませんか?」
「はっはっは。それは無理だな。兵たちが命をかけて戦っていると言うのに、何故私だけ投降できる?」
「………あなたは十分に戦いました。誰も笑いは………」
「くどい!俺は俺の誇りに誓ったんだ!最後まで公孫賛として、勇敢に戦うとな!」
「へへっ、よく言ったよ。なら、その誇りに免じて楽に終わらせてやるよ!
 ううらああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

襲い掛かる暴力の嵐。
大剣が振るわれるたび、大槌が薙がれるたび、次々と命が散ってゆく。

「ぐあっ!」
「がっ、ぐう」
「あべし!」
「ふん、弱いぜ。ほらほら、関羽並みに強い奴はいねえのかよ」
「どいて………くれませんよね。ならあなた達も討ちます」

主を守ろうと挑みかかっては死んでゆく忠義の兵たち。
しかし、必死の抵抗も一騎当千の将の前では僅かな時間稼ぎにしかならなかった。
16ハム子の:2007/02/04(日) 22:00:50 ID:xdJCZTY20
「さて、あとはあんただけだぜ」
「………みたいだな」
「あの、あなたを愚弄しているわけじゃないんですけど………どうか、投降してくれませんか?」
「優しいな、あんた。でも無理。私は皆と共に逝くことにするよ」
「そうですか………では!」

迫ってくる大槌。
引き伸ばされる最後の時間。
思い出、記憶。
外より聞こえる悲鳴と雄たけび、名乗りと銅鑼の音。


………………名乗りと銅鑼の音?


大槌は、その役目を果たす直前に巨大な戦斧によって防がれた。

「………ご主人様が守れって言った。守る。」
「げぇ!呂布ぅ!」






戦況は一変していた。
天の御遣い率いる軍の参戦により袁紹軍はすでに後退を始めていた。
17ハム子の:2007/02/04(日) 22:05:10 ID:xdJCZTY20
「張飛隊、馬超隊はそのまま突っ込んで敵を横撃してください。
 関羽隊は城へと向かって、公孫賛さんの脱出を援護してください」
「「「応っ!!!」」」
「頼む!あの子を死なせたくないんだ!」
「お任せください、ご主人様。あなたの望みは私が必ずや叶えて見せましょう!」
「それでは、全軍突撃してください!」

いずれも一騎当千の将に率いられた精兵揃い。
もはや袁紹軍にこの場で抵抗する術は無かった。

「ムキーーーーーーー!!悔しいですわーーーーー!!」

「あーあ、また姫が癇癪おこしてるよ」
「あはは、でもお互い生き延びる事ができてよかったね」
「そうだな。何でか知らないけど呂布が見逃してくれたしね」
「うん………文ちゃんが死ななくて本当に良かった………」
「………あー、もう!可愛いこと言って〜、このこの」
「きゃ、もう。文ちゃんったら〜」
「あはははは」
18ハム子の:2007/02/04(日) 22:06:19 ID:xdJCZTY20
夕日が長く伸びる影を作り出す中、2人の男女が向き合っていた。

「北郷、まずは例を言おう。助かったよ」
「うん」
「で、だ。お前………どういうつもりだ!」
「!?」
「何で助けに来たんだよ!おかげで私は死に損なった。兵たちの忠義に応えられなかったんだ!」
「………」
「それにお前たちだって、こっちが攻められている間に兵力を増強することができたんじゃないか!?
 ていうか、普通自国を確実に守るためにもそうずるだろ!」
「………確かにそうかもしれない。でもさ、伯珪。それでも俺たちは伯珪を見捨てたくなんかなかったんだ」
「っ!そんなのはそっちの都合だろ!俺は………」
「本当に忠義に報いたいなら死を望んではいけない。兵たちは、死んでもらうために戦ったんじゃないんだ」
「………!」
「まだ死んじゃいけない。償いたいなら、俺たちと共に戦ってくれ」
「………甘いよ、北郷。死んでほしくないから助けるなんてさ」
「恩人一人救えないようで、三国統一なんてできないさ」
「そうだな。私はあんたに命を救われたんだ。そういうふうに言われちゃ是非も無いさ」
「じゃあ!」
「ああ、俺も厄介になるよ。よろしくな、北郷!」

こうして北郷軍に新たに仲間が加わった。
そして、彼女が一刀と共に新たな外史に向かったかどうかは定かではない。
19ハム子の:2007/02/04(日) 22:08:07 ID:xdJCZTY20
終わりー。
ハムかわいいよハム。
あー、何で仲間にならなかったんだろ………
20名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:08:51 ID:CpieRhth0
やっぱり一行はひでえよな実際の所さ。

何にせよGJだぜ。
21名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:10:47 ID:JeDZ+27k0
GJですよ
華雄と公孫賛との3P希望
22名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:13:44 ID:MCr3GLCg0
「げぇ!呂布ぅ!」でフイタw
ハムさんGJ。そしてスレ建て乙
23名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:14:21 ID:7/gd91Fw0
GJ!ハムかわいいよハム
一刀この後間違いなく手篭めにしそうだがw
24名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:17:42 ID:XXzA+sJZ0
何も考えず呂布に挑もうとする文ちゃんを必死に止める顔良が思い浮かんだ
25名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:19:06 ID:PySlzKsr0
その後
公孫賛ルート

1 助けたお礼にと、一刀乗馬を教わる
2 趙雲と揉めた公孫を慰めてつつ、初キス
3 初H 騎乗位
4 趙雲と和解するも、結局からかわれる
5 2回目H フェラ 騎乗位
6 馬超と模擬戦
7 3回目H 騎乗位
8 一刀と遠乗り
9 四回目H ここでやっと正常位
10 白馬で相乗り 


これを望む
26ハム子の:2007/02/04(日) 22:19:43 ID:xdJCZTY20
おまけ

「おーい、ほn
「ご主人様!何処へお出かけですか!?」

「ほんご〜、ちょっとい
「一刀。ちょっとこの私に付き合いなさい。拒否権?そんなもの無いわ」

「ほn
「一刀!その、今から市にでも行かない?二人だけで………ダメかな?」

「h
「ご〜〜〜〜〜〜しゅじんしゃま〜〜〜〜〜。
 相変わらずいい男ね〜ん。股間がう・ず・く・わ〜〜〜ん」



「………ぐすん」
27名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:21:54 ID:PySlzKsr0
>>26
萌えたwww
28名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:23:31 ID:MCr3GLCg0
>>26
ハムカワイソスwwwでも萌えたぜ
この空気っぷり、真EDルートだと復活イベントないからスルーされそうだぜ・・・
29名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:28:45 ID:YIGdtU9k0
>26
>「………ぐすん」
萌えた俺も(w
30名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:34:08 ID:xHeC7d5I0
ちょwww
ハムルートがいつのまにか支持されてる
割とてきとーに考えたんだが

31ハム子の:2007/02/04(日) 22:37:40 ID:xdJCZTY20
みんながハムを愛しているということさ

まあ本スレの些細なネタから生まれた外史が一杯集まるようになればいいな〜と思う
32名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:41:51 ID:ATCkJlCv0
カユウの親衛隊兼メイドネタも乗せておきたいんだが、かってにコピペして
いいのじゃろうか?
33名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:42:33 ID:4dO74mK4O
「だ……駄目……」
「いいじゃないか李典、俺我慢できないよ」
「あっ……ん、本当に駄目……新野の城に攻める作戦前なんだからっ……
それに、曹仁様に見られたら……」
「大丈夫だよ、新野城には2000、こちらには25000の兵、負けるわけないよ
曹仁に見つかっても見せつけてやればいいよ、李典のエッチな姿をさ」
「やぁ……駄目ぇ…」
「本当に駄目なのかな?李典のここ、もう随分濡れてるみたいだけど」
「うう、そ、それは汗、汗なんだよぉ」
「うむ、そうか!では」
ペロペロペロペロ
「やぁぁ、そんなところ舐めないでぇ…」
「なにを言っているんだ、こんな汗かいてたら汚いだろ、それに唾液には消毒作用もあるんだ
ハァハァ、それにしても、李典のここ…どんどんエッチな汁出てきてまるで水責めだよ」
「ううっ……グスッ、違う……違うよぉ」
「李典、もう辛抱ならんこの水責めを止めるため余が君のエッチな部分に突撃しよう」

(´∀`)ry
34名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:55:26 ID:MCr3GLCg0
>>32
いいんじゃないか?というわけでコピペ

169 :名無しさん@ピンキー:2007/01/31(水) 13:35:08 ID:UQVcRePw0
[シ巳]水関攻防戦において、董卓軍の奇襲を受けた一刀。
その指揮を取った武将が華雄である事を知り、一刀はその軍才に感嘆した。
演義では関羽との一騎打ちに敗れて戦死する華雄を生かすべく、華雄捕獲作戦を発動。
諸葛亮の手で綿密な計画が立案され、北郷軍は華雄を捕らえる事に成功した。
一刀の必死の説得により、華雄は北郷軍に寝返るのである。
董卓・賈駆に先駆けて、北郷軍メイド第1号が誕生した瞬間であった。
以後、華雄は一刀親衛隊とでも言うべき「戦闘侍女部隊」を率いて各地を転戦する事となる。

華雄「……この衣装は何とかならんのか?」
一刀「え、いいじゃん。メイド服」
華雄「敗軍の将とは言え、私にも誇りと言うものが……」
一刀「すごく似合ってるよ。可愛いし」
華雄「か、可愛い……そうか……?」
一刀「ああ、掛け値なしに。華雄の場合、可愛いと言うよりも綺麗と言った方が適切かもしれないけど」
華雄「う……」(顔真っ赤wwwwwwwwwwwww)
一刀「……どうかしたか?」
華雄「い、いや。何でもない。ただ……」
一刀「ただ?」
華雄「か、一刀がどうしても望むのであれば、この衣装でも構わないと……」
一刀「そうかっ、気に入ってくれたか! いやー、よかったよかった!」
華雄「ええっ!? べ、別に気に入ったとまでは言ってな……」
一刀「華雄隊全てにメイド服を支給するよう手配してくる! それじゃ、また後で!」
華雄「あ、いや。ちょっと、人の話を聞けーっ!」


さて今日中に華雄ネタは書き上げられるか・・・・・・
35名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 22:59:47 ID:itrqgdW10
てめえ・・・
こんな妄想読ませられたら押入れから無双4猛将伝引っ張り出して立志モードで公孫伯珪作るしかねえじゃねえか

モーションどれにしよう(´∀`)
36名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:01:15 ID:xHeC7d5I0
>>ハム子氏
なるほど
外史を作りやすくしてみる 


一刀に騎馬戦術について相談されるハム

ハム「騎馬戦では、誰も負ける気がしない」
それを愛紗と星と翠に聞かれる

怪我をされたら適わないと一刀が
純粋な馬術勝負と言うことで
ハチマキの取り合いを提案

一刀「これが俺の国の騎馬戦をやる時の正装だ」
体操服+ブルマを渡される四人

翠が星を、愛紗をハムが倒す

翠との一騎討ちを制するも、セキトに乗った恋乱入し
恋「セキトが一番」
美味しいところを掻っ攫われる

恋に負けて落ち込んでいるところを
一刀に慰められる



ごめん、酒が入って変な電波がきた
37名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:02:23 ID:CpieRhth0
>>36
ちょwwwwセキト殺す気か貴様wwwwww
38名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:04:20 ID:MCr3GLCg0
>>36
流石にセキトには乗れねぇwwwwww
39名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:07:26 ID:ATCkJlCv0
>>36
セキト単体が乱入し、鉢巻ゲットして
恋「セキトが一番」
ならまだわかるがww
40名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:07:40 ID:VsVdsj4F0
この板って初めて来たんだが、エロネタもOK?
41名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:10:31 ID:xHeC7d5I0
>>37
>>38
電波だ気にするな

しかしおまいら

体操服とブルマはスルーなんだなwwwww
42名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:13:47 ID:PySlzKsr0
>>41
平仮名で「こうそんさん」ってかいてあるんだ
これで問題ないだろ
43名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:14:52 ID:z5a/wxl20
>>40
板名をよく見よう
44名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:20:00 ID:9RbPLyz90
公孫賛って、劉備と同門で机を並べた膣内なんだよなぁ。
ということは、学園編では同じクラスで机が隣同士で(ry
45名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:29:35 ID:NN5dlaFK0
>>44
それだ!
ハムソンさんは実は一番美味しい役どころだったんだよ!!!










学園編では orz
46名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:30:16 ID:U+jXovFK0
>>35

猛将伝はやったことないがエンパで公孫賛作ったぞ
モーションは>>44にもあるけど同門という意味で劉備にした
学問の同門であって剣術が同じ流派とうわけではないが
47名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:31:59 ID:VsVdsj4F0
>>43
肯定と考えていいのかな?
さしあたってエロ有りの周瑜生存する外史を妄想中
48名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:33:52 ID:CpieRhth0
猛将伝のハムは凄かったんだぞ!!

絶対落馬しない馬に乗ってる上にハイパー化してたもんだから
下手すりゃこっちが瞬殺されたんだ!
49名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:34:01 ID:Ty5BgoXG0
流れに乗って公孫賛の絵でも描こうかなぁ
どこにうpしていいかわからんけどw
50名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:42:48 ID:PySlzKsr0
そんなハムなら袁召に負けなかったろうに

まけなかったろうに・・・・orz
51名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:44:44 ID:z5a/wxl20
>>47
肯定でいいんだけど、ローカルルールくらいは事前に読もうね
52名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:45:45 ID:MCr3GLCg0
なんとか間に合ったか。華雄の投下
多少おかしいとこあるかもしれんが、まあその時は脳内変換で頼む
53華雄:2007/02/04(日) 23:47:00 ID:MCr3GLCg0
「魏軍、呉軍、共に後退していきます!!」
「まず、このままじゃ前線で孤立す――「城門が開きました!敵軍、突出してきます!!」っ!!」
「このままでは私達に攻撃が集中しちゃいます。一度後退しましょう!」
「でも歩いてる兵隊さんは、そんなにすぐに後退なんてできないよ!」
「くっ、ならどうすれば――」
「鈴々、朱里、ご主人様を頼む!」
「愛紗、どうする気だ!?」
「直衛部隊と共に殿を務めます。その隙にご主人様は下がってください!」
「なっ!ダメだ、殿なんて危険すぎる!」
「ふふっ、ご主人様。私の名は関羽。幽州の大地より出でし大徳を守る最強の矛。その矛があれしきの兵に屈するはずがありません」
「愛紗・・・」
「ここは私にお任せを。行け、鈴々!」
「うんっ!」
大きく頷いた鈴々が俺を引っ張って走り出す
―確かに、史実において関羽は華雄を一刀の元に切り捨てている。だからこのままでもなんとかなるかもしれない。けど―
「待ってくれ、鈴々!愛紗を!」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん!愛紗は絶対、無事に帰ってくるんだから!」
「鈴々ちゃんの言うとおりです。だからご主人様は安心して後退してください」
「いや、そうではなく・・・朱里、愛紗が敵の攻撃を受け止めている間に横から迂回して挟撃出来ないか?」
「え?」
「確かに魏軍と呉軍が引いたことで士気は落ちて纏まらないかもしれない。でも両軍が引いた分兵の展開で混乱することはないはずだ」
「それは・・・いえ、そうかもしれませんね」
「援護射撃しつつ鈴々部隊と本陣を両脇に回り込ませて挟撃する。敵もあまり出てきていないようだし、どうだろうか?」
「いける、かもしれませんね。幸い敵はまだ突出してきたばかり、早めに敵大将を倒せば敵も混乱するし、その隙に下がれば」
「よし!軍師のお墨付きだ!早速行動に移ろう!」
「はいっ!両翼の皆さん、弓を持っている人はすぐに構え、合図と共に一斉射してください!三、二、一・・・発射です!」
「これで少しは敵の進撃速度は落ちるかな。鈴々、いけるな?」
「任せるのだ!」
「鈴々隊は前方の関羽隊の影に隠れるように前進、本陣はその後ろから前進です!関羽隊と敵部隊が激突してから左右に展開します!」
「待ってろよ、愛紗!」
〜中略〜
54華雄:2007/02/04(日) 23:48:34 ID:MCr3GLCg0
「武において私を愚弄するなど、断じて許さん!我が武の器は無比!我が武は無双!貴様等に遅れは取らん!」
「ふっ」
「哂うなぁぁぁ――――!!」
「これしきの挑発に乗るとは愚か。だがその心根こそまさに武人。その素晴しき武人の魂に、我が力の全てを籠めた一撃を―」
「うわぁぁぁぁ!!!」
「「!?」」
「そこまでだ!」
「な!?ご主人様!?何故ここに!!」
「鈴々もいるのだー!」
「愛紗は俺達の大切な仲間なんだ。ここで失うわけにはいかないからな、策を使ったって訳。そういう事で、降参してくれないか?」
「くっ、誰が貴様などに下るものか!!」
「っ、ご主人様!!」
「今です!」
朱里の合図と共に網が投げられ、華雄を捕捉する
「くそ、卑怯者め!こんなもの!!」
「鈴々!」
「合点承知なのだ!」
「おの・・・れ・・・・・・」
鈴々が気絶した華雄に縄をかけ、本陣へと運ぶ
「ご主人様・・・」
「すまん、愛紗。だけど愛紗に怪我をして貰う訳にはいかないんだ」
「・・・・・・分かりました。ご主人様が私の為に、と悪役になってくれたのですからね」
「う、手厳しい」
「ふふ。それでは戻りましょうか。今なら敵も混乱してますし、簡単に下がれそうですね」
55華雄:2007/02/04(日) 23:50:57 ID:MCr3GLCg0
それから、本陣での会議において、水間での戦功第一を理由に捕虜の処分を任された
捕虜になった一般兵、将の内恭順するものは自軍に編成するよう朱里に頼んだ
従わないものは解放した。無理強いはしたくないし、それで足を引っ張られても困るからだ
そんな俺は華雄を監禁している場所へと足を向けた
史実においては猪武者としてあっさり殺されてるが、初戦の伏兵やこちらが孤立した途端、瞬時に討って出る等只の猪武者とは思えない
56華雄:2007/02/04(日) 23:53:30 ID:MCr3GLCg0
「と、いうわけで俺達の仲間にならないか?」
「何がと、いうわけで、だ。卑怯者の情けなどいらん。さっさと殺せ」
「う、痛いとこを。だけど、それに対応出来なかったそっちも悪いんじゃないか?」
「うっ。だがあの状況で士気が落ちて、敵の一部隊だけが突出してきたら誰でも後退すると思うだろ」
途端、横を向いて不貞腐れた
(クールで大人な女性がこんな子供っぽい仕草をするのを可愛いと思うとは。これが萌えか及川よ!)
「しかし、誰でもそう思うって事はこっちでは釣り野伏は有効そうだな。後で朱里に言ってみるか」
「釣り野伏?」
「ん?ああ。起源はわからんが、俺の故郷、というのかな?薩摩隼人の人達が扱った事で有名な策さ」
勇猛果敢で豪胆な薩摩の武士や侍の異称。その人達が使った戦術として最も有名なのが釣り野伏
少数の囮兵を敵軍に攻撃させ、後退することによって自軍の伏兵陣地におびき寄せ、突出した追っ手を伏兵で包囲殲滅する戦術
「これに加えて薩摩隼人の豪胆な性格を多くの人が知っていた為、誰もこのような策だとは思わず、本当の撤退と思い追撃して痛手を受けた」
「なるほどな。関羽ほどの猛者が殿として残った、と意識した時から策に嵌っていたか・・・」
「まあ、それは置いといて。もう一度言う。仲間になって欲しい」
「・・・・・・」
「華雄が仲間になってくれれば俺達はもっと強くなれる。強くなれば守ることの出来る人達が増える」
「・・・・・・」
「俺はこの連合に参加して他の勢力の強さを知った。それを知った上で、今の俺達じゃ幽州の人達を守れないと思った」
「・・・・・・」
「俺達は強くならないといけない。俺達を信じてくれる人達を守るために。否応無く戦いに巻き込まれてしまうかもしれない人達を守る為にも」
「本気、のようだな。だが私は敵将だぞ。例え傘下に入れてもいつ裏切るかわからんぞ?」
「その時は俺に落ち度があったか、天が見放したかしたんだろうよ」
「ふっ、天の遣いとやらが天から見放されることがあるとは、笑えんな」
「そうだな。だったら、笑われないようずっと仲間でいてくれよ?」
「それは貴方次第だな、主殿」
「う・・・」
「どうした?」
「いや、なんでもない。これからよろしくな、華雄」
(その笑顔は反則だろう・・・)
57華雄:2007/02/04(日) 23:54:04 ID:MCr3GLCg0
おまけ

朱「あの、ご主人様・・・」
一「ん?どうしたんだ朱里?」
朱「はい、華雄さんの部隊のことなんですけれども・・・」
一「何か、あったのか?」
朱「いえ、これを」
一「これ?どれどれ・・・」

華雄
武神豪撃
歩兵 90% 重歩兵 10% 弓兵 0%
鋒矢の陣 ―
魚鱗の陣 ―
車掛かりの陣 ―
八門禁鎖 ―
釣り野伏 ☆
鶴翼の陣 ―
衛範の陣 ―
雁行の陣 ―
イ?月の陣 ―
方円陣 ―
58華雄:2007/02/04(日) 23:55:39 ID:MCr3GLCg0
一「・・・・・・」
華「おや、主殿に軍師殿」
一「いや、華雄、これって・・・」
華「ん?・・・ふむ。これがどうかしたのか?」
一「いや、どうかしたのかって、流石に極端すぎないか?」
華「な、そんなことはない!極端とはこういうものをいうのだ!」

呂布
天上天下唯我無双
歩兵 100% 重歩兵 0% 弓兵 0%
鋒矢の陣 ―
魚鱗の陣 ―
車掛かりの陣 ―
八門禁鎖 ―
釣り野伏 ―
鶴翼の陣 ―
衛範の陣 ―
雁行の陣 ―
イ?月の陣 ―
方円陣 ―

一「・・・・・・・・・」
華「ふ、理解して貰えたかな主殿」
一「50歩100歩だろ・・・」
59名無しさん@初回限定:2007/02/04(日) 23:58:31 ID:xdJCZTY20
50歩100歩だww
そしてかゆう可愛かったぜ
GJ!
60華雄:2007/02/04(日) 23:58:56 ID:MCr3GLCg0
以上
そしてこの突撃癖を直させるためにメイド服部隊を、なんて外史を考えてみる
ハムもいいけど華雄も仲間になって欲しかったなぁ・・・真EDでも出番ないし
61名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 00:15:59 ID:6RAEi1V/0
なんというか、ハムとか華雄に飢えた奴は多いんだなやっぱり
62名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 00:52:52 ID:SjT9Bq9Y0
そりゃゲーム内での扱いには酷いものがあったからな
63名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 01:16:42 ID:ogSsiyx80
二人とも立ち絵とふいんき(ry)がいいだけになあ
64名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 01:57:21 ID:3B8Zde3M0
ハム伝おもろかったよ、何故呂布が助けにきたのかが謎だが
そこはユーの好みだろうなw何にせよ全然ありだよw
65華雄:2007/02/05(月) 02:30:49 ID:kVSpT3fH0
なんとなくおまけの続編っぽいのを投下してみる

「・・・・・・・・・・」
「うぉ、なんだこの雰囲気は」
「あ、ご主人様」
「朱里、一体何が?」
「えっと、華雄さんが・・・」
「華雄が?」
部屋の片隅に体育座りをして何かを呟いている華雄がいた
「・・・何があったんだ?」
「今日の部隊訓練の時に華雄さんの部隊だけ毎回全滅になってしまって、それで戻ってきてからずっと」
「毎回全滅・・・マジ?」
「はい、関羽隊、張飛隊、超雲隊、馬超隊、黄忠隊、諸葛亮隊、全てと戦って全滅なんです。陣営としては勝利している事が多いのですが・・・」
「あー・・・家の連中全員武とそれなりの知謀あるから真正面からだけだとまあありえるなぁ・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「それで、兵隊さん達にも華雄隊は死神部隊だ、とか言われてしまったらしく・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「サンダースかよ、いやなんでもない。しかし、兵の士気に関るとなると早急に対処しないと」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「可愛そうですけど、当面は城の守衛ですね。なんらかの形で兵に示しを付けてもらわないと」
66華雄:2007/02/05(月) 02:31:31 ID:kVSpT3fH0
「守衛か・・・今はそうするしかないけど、正直華雄の武は戦いで必要なんだよなぁ」
「(ピクッ)」
「そうですね。水関の時は苦戦しましたし、あの時からいる兵隊さん達は皆華雄さんのことを認めていますし」
「(ピクピク)」
「そうだ!あの話があるじゃないか!(・・・幸い愛紗もいないし)」
「どの話ですか?」
「んっと、昔、ある戦乱の大陸の中、一つの国にとある猛将がいたんだ」
その猛将は武勇においてその国1,2を争うほどの猛将だったが教養は全くといってよいほど無かった
しかし君主から教養の大切さを諭され、勉学に励んだ
その後、勉学に励んでいた彼はその国の参謀に認められ、後を継いでその国の為に大きな功績をあげた
彼は勇敢であるとともに軍略を知る、単に武将であるだけに留まらない人物と称され、後の歴史にその名を刻んだ
「という話さ」
「その方は、凄い努力家さんなんですね」
「ああ、そうだな」
67華雄:2007/02/05(月) 02:32:16 ID:kVSpT3fH0
「むぅ・・・」
「どうした愛紗?」
「いや、良く分からないがこう、今すぐ殴りにいってやりたい衝動に駆られて」
「はぁ、いきなり何を。それに、誰を殴る気なのだ・・・」
「東の方、だな。私にも良く分かっていないが、兎に角苛々する」
「東・・・ふむ、呉の方角か。ああ、あの国の軍師達は紫苑に負けないほどだからな、敵対心を持つのも仕方ないか」
「ちょっとまて星、何を勘違いしている?」
「いやいや、気にすることはないぞ愛紗。きっと主も愛紗くらいの大きさが丁度良いと言ってくれるだろう」
「だから、勘違いをするな!私が言っているのはそういうことではなく―
68華雄:2007/02/05(月) 02:40:22 ID:kVSpT3fH0
「で、どこへ行く気だ華雄」
「え?いや、えーっと・・・そうそう、守衛をやるのであれば引継ぎに行かなければならないからな、うん」
「守衛、ねぇ。そこまで勉強するのは嫌なのか?」
「当たり前だ!あんなものは頭を壊す悪魔の言葉なのだ!」
「そこまで言うか・・・」
「というわけで私はこれ「じゃ、逃げたら華雄の服は今後一切メイド服だけな。戦闘服も私服も」それは嫌だ!」
「じゃあ大人しく勉強なさい。朱里、先生役頼めるかな?朱里の教え方なら分かりやすいし」
「いや、だからといって「はい、任せてくださいご主人様」あ、いや朱里殿?」
「あ、逃げたしたらすぐメイド服な。月に言って用意しておこうか。後でそっちに持っていくよ」
「分かりました。それでは早速」
「しゅ、朱里殿!?私はそんなことは、って首は痛い!しかも外れない!?ああ、なんだか首が絞まっていくような気が―」
「大丈夫ですよ、華雄さん。別にこの間の本を台無しにされて怒っているわけではないんですから」
「いや、絶対怒っているでしょうこの絞まり方は!主殿たす「少し黙ってくださいね」ハイ・・・・・・」
ドナドナが頭の中を流れていく。朱里が怒るとこれほど怖いとはなぁ・・・まあ本云々より勉強を罵倒したほうが問題かね?
69華雄:2007/02/05(月) 02:41:39 ID:kVSpT3fH0
「なあ、なんでこうなるんだ?」
あれから数日、久々に見た華雄は憔悴していたが俺を見ると自信満々に勉学の成果を見せてやる!と息巻いていた
「ん?だから朱里殿から習ったことを実地しようと」
「だからってなんで俺が縛られてるんだよ!!!」
そう、成果を見ようと俺の部屋に入った途端どこからか取り出した縄で一瞬にして縛られ、ベットに転がされた
「いや、これで合っているはずだ。教本にも書いてあったぞ」
そういって教本を取り出す華雄。その本には好色艶本触手淫獣の巻と
「いやいやまてまてまて、それは違うも「ふっ、問答無用」ちょ」

「シクシクシクシク」
「はぁ・・・気持ちよかった・・・ん、まさか勉学にこのようなものがあるとは。ふぅ、少し見方を変えねばならんな」
「シクシクシクシク」
「ふふ、では私は再び朱里殿に教えを請うてこよう。無論、会得した際には主殿にも協力して頂かなければな」
70華雄:2007/02/05(月) 02:44:30 ID:kVSpT3fH0
途中エラーでて焦ったがなんとか完了
昼は鈴々や翠のように、夜は紫苑のように、そんな一粒で2回美味しいキャラを妄想してしまったようだ(・∀・)
71名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 02:46:13 ID:cFwaH3yz0
>>69について詳細な描写を要求する!
72名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 02:46:35 ID:Y+SA+j+N0
>>70
GJ!
華雄、あんま興味なかったけど、これは(・∀・)イイ!!
73:2007/02/05(月) 03:20:54 ID:7WCT34k20
空を見上げる
冬空に輝く月は美しく、そして冷たい

「・・・・・・」
あの日、月明かりの下で交わした約束からどれほどの月日が経っただろうか?
「・・・主」
鏡が割れ、主と愛紗が消えても私たちの世界は消えなかった。剪定者とやらの言葉を
信じるなら、まだこの世界が消えることを願わない人々がいるということか。
だがそれも詮無いことだ。この胸の空漠を埋める足しにはならない
「主も夜空を見上げているのでしょうか?
 主のいる世界の月は、ここより綺麗に輝いていますかな・・・?」
74:2007/02/05(月) 03:41:17 ID:7WCT34k20
誰もいない川辺で、一人呟く
「私は決して諦めませぬ。皆と共に主と愛紗のいる世界にたどり着いて見せます。
幸い豹蝉も未だこちらの世界にいる。手がかりは零ではない」
そう、決して手の届かない夢物語ではない。きっといつか、主と再会できる日がくる
はずだ
しかし・・・
「寒いのです、主
 あなたがいないこの世界が
 あなたを求めるこの心が
 まるでこの世が明かりを、色を失ってしまったかのように寒々しいのです」

ああ、今日の私はどこかおかしいようだ。いつもなら、例え一人きりのときにも
涙をこぼすことなどないというのに

この月夜のせいだ
きっと、あの日の月にあまりにも似ている夜空が私の心を素直に吐露させているのだ
75:2007/02/05(月) 03:55:28 ID:7WCT34k20
「主・・・っ!主ぃ・・・っ!」

ならば今日は特別だ。心の内に秘めた想いを、すべて吐き出してしまおう
たまにはこんな夜があってもよいだろう

「会い・・・たいっ!お会いしたいです主っ!!
 主っ!主っ!主ぃっ!
 ある・・・じっ・・・」

あの方の顔を覚えている
あの方の手を覚えている
あの方の声を覚えている
あの方のぬくもりを覚えている

ですが私は怖いのです。いつか時が流れ、あなたのことを忘れるかもしれぬ未来が!
あなたと再び見えることのできるかもしれぬ未来が!
76:2007/02/05(月) 04:04:49 ID:7WCT34k20
だから───

さあ、涙を拭こう。そして顔をあげよう
そしていつもの強い私に戻ろう

「この日の月夜に、もう一度誓います
 主、あなたのもとへと必ずたどり着いてみせると」

私を川面に映す月明かりは、あの日と同じ
美しく、そして冷たかった───
77名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 04:09:26 ID:7WCT34k20
ごめん、前置きなしでいきなり始めてしまった
星のシリアスSS
ハーレムエンドじゃなくて個別エンドの後の話
あの世界が消えてなかったら・・・という妄想で書いてみたり
78名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 04:12:11 ID:nPigmMwW0
もつでつ
早くコンプせねばついていけなくなっちまうぜ
79名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 04:15:44 ID:Y+SA+j+N0
>>77

切ねぇ(つД`)
80名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 05:59:31 ID:h4i4mPGbO
ハムでSS書くと絶対ギャグになりそうだw
81名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 06:20:36 ID:3B8Zde3M0
>>73-76
乙也
マジで切ないねぇ…そっか、そーゆー可能性もあるんだよなぁ
うわ、不覚にも目頭が……
82名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 11:16:07 ID:kVSpT3fH0
>>77

真ED以外残され組がなぁ、切なすぎる(´・ω・`)
83名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 11:41:18 ID:S0QbMU5g0
え?ここからデモベの瑠璃トゥルーエンドのごとく、燃え展開が始まるんじゃないの?
84名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 13:30:26 ID:kVSpT3fH0
真名に関しての小ネタを投下

それは袁紹軍を撃退し、華北を制圧して今後の戦いに備えた内政を行っていたある日のこと
「そういえば・・・」
「?ご主人様、どうかなさいましたか?」
「ん、ああどうかしたかといえばどうかしたんだが・・・」
「主殿、我が隊の訓練の成果を・・・」
「お〜い北郷、よかったら一所に遠乗り・・・」
「華雄と伯珪の真名ってどんな名前なのかなー?と。あ、丁度いい所に」
「「・・・・・・・・・・・」」
「ってどこ行くんだよ2人共!」
「そういえばまだ訓練の途中だったな。失礼する」
「あ〜、私も馬の世話がまだだったな。またな北郷」
「おい、ちょっとま・・・行っちゃった」
「ふむ。どうやら主はまだあの2人から真名で呼ぶことを許可されてないようだな。よかったな、愛紗。まずは1歩有利というところか」
「星、お前は何を言っているんだ・・・」
「(´・ω・`)」

華雄って真名どころか字もないんだったけなぁ・・・
85名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 13:38:26 ID:9zsUANgE0
ウィキペによれば、華雄の字は雄起らしい。
しかし名が「華雄」というのは誤りで、実際は「葉雄」なんだそうだ。
さすが三国一のかませ犬。適当だぜ。
86名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 15:15:52 ID:GOzRx5HXO
>>84
なんか和んだ。
GJ!
87名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 15:16:55 ID:7WCT34k20
お、星シリアス感触良さげ?
星のネタは一周目が終わってからずっと温めてたんだが
どうだっただろうか?
初めてSSなんて書くからすげー緊張したよ
この外史創ってくれた>>1

>>83
ごめん、しんみり行きたかったから燃えでない
そのネタも考えてみるわ。銀英伝ネタかDBの「セル」ネタ
が先に出そうだけど
88名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 15:27:59 ID:DRtBEgM90
>>85
「益徳」と「翼徳」みたいなもんだ
89名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 19:49:40 ID:p+cVza970
>>83
あのルートは震え上がった
俺のエンドランキング中5位に入る名エンド
90名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 20:06:46 ID:3nF8JP3E0
普段SS書かないと本当に駄目だな。
物書きで飯食ってる人って凄いや。
エロゲにここまでハマったのなんて初めてなんで1本投下。
まぁ玉石混合って事で頼みます。
91荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:08:31 ID:3nF8JP3E0
「この鬼畜!それ以上近寄らないで!」

…ええと荀ケさん。
顔を合わせて第一声がそれというのは、正直いかがなものでしょうか。

「何よ北郷。華琳様なら今日はいないわ。手篭めにするつもりなら他を当たりなさいよ」

しかし荀ケはいつ来てもこの酒蔵に詰めているような気がする。
薄暗い蔵の中に背丈よりはるかに高い木桶が乱立しているここはいつ来てもまず視覚で圧倒される。
そして漂ってくる酒の匂い。愛紗ならばこの匂いだけで酔ってしまうだろう。

「今日も一人なのか?荀ケは」
「そうよ。何か文句でもあるの?」
「いや、そりゃ文句はないんだが…」

改めて見回してみれば、だだっ広い蔵の中は確かに完全に無人のようだ。
俺は酒については素人だからよく分からないが、むしろ毎日ここに詰めている荀ケは何をしているんだろう。
やっぱりアレか?ドモホルンリンクルのCMみたいにじっと見つめているってやつなんだろうか?

「何をじろじろ眺め回しているの。探したって謀反のための武器なんて出て来ないわよ」
「相変わらず話がとんでもない方向に飛躍するな……」
「ちゃんと見つからない所に隠しているもの、あなたの眼力では無理よ」
「しかも本当に隠してんのかよ……」
「華琳様がその気になった時の備えよ。当然でしょう?」
「なると思うか?」
「無論よ。 もっとも、あなたが健在なうちはそうならないでしょうけれど?」
「う……」
92荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:09:20 ID:3nF8JP3E0
軍師の顔でそういう事をさらっと言われると実に心臓によろしくない。
曹操も孫権も皆も、初めて会った頃からは随分と変わってきている。
俺がいなくなってもそう簡単にまた戦争を始めるはずはないと思う。思いたい。
…というかどうして俺は自分の死後の事とか考えてるんだ。

「……いや、まだ当分は死ぬつもりとかないしな」
「護衛もなしで街をふらふらする男が、また随分な自信ね」

…はい、昨日も愛紗に怒られてきました。

「で、何か用なの?北郷」
「いや、いつも通り怠業…じゃない息抜きに。最近、大体の逃げ場は愛紗に抑えられてるんで」
「……で、今日は私を犯そうっていうのね。この変態」
「は?」

また変な方向に…というか被害妄想もここまで行くと凄いな。

「あなたの息抜きって、大体がそれじゃないの。所構わず相手構わず…。発情期の犬の方がいくらかは慎み深いわ」
「見てきたように言いやがって…」
「反論があれば聞くわよ」
「生まれてきてごめんなさい」

開戦1秒、北郷軍における奇跡的なスピード決着である。

「…で、北郷」
「何だよ」
「犯さないの?」
「いやだからそういうのはしないって言ってんだろ?」
「だってあなたは華琳様を無理やり…!」
「食物連鎖で言うと、大体は俺が華琳に食われる側デスヨ?」
93荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:10:01 ID:3nF8JP3E0
見るな。だからそんなに恨みがましそうに見るな。
華琳とも好きでやっているわけじゃ……、ええと、割と好きでやっていますが主導権が俺にあったことはあまりないし。

「実際、いじめるとか向いてないんだよ俺」
「何よ。けだものの本能が赴くままにいつも股間を膨らませてるくせに」

割と否定できないな。
そうやって値踏みするように股間を見られると反応してしまうのが男の性。

「それでもまぁ、俺だけじゃなくて相手にも気持ちよくなってもらいたいから。桂花はそういうのが好きなんだろ?」
「私が好きなのは華琳様が愛して下さる事よ。それと真名で呼ばないで」
「ん、だから華琳にいじめられるのが好きなんだよな?」
「…本当に察しの悪い男ね。お仕置きをしたりされたりするのがお好みなのは華琳様。私じゃないわ」
「……されたり?あの華琳が?」
「そうよ。まさか気付いていなかったの?」

言われてみれば心当たりがないでもない気はする。
そもそも初めての時も華琳から縛ってくれと言ってきたんだっけ。

「……勝手に華琳様を想像して鼻の下を伸ばさないで頂戴」
「ん、ってことは華琳が桂花に奉仕するなんてのも…」
「ぁは……それは素晴らしいでしょうね…」

矛逸らしは成功したがある意味大失敗か?
できれば本気のイっちゃった瞳で呟かないで頂きたい。
マゾなのかと思ってみれば、桂花はどっちもいけるのか…
うん、まぁ多分そんな事を口にすると、曹操から空箱とか届くんでやめておいた方がいいぞ王佐の才。
実際の趣味はどうあれ、華琳ってそういうの指摘されるとキレそうだし。
94荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:27:41 ID:3nF8JP3E0
「魏武の王として己を張り詰めていらっしゃった華琳様が、雄飛の翼をひととき休めて己をあらわにされる時。
 お傍に侍るこの荀文若へ存分に愛を注いで下さるの!
 初めはうたた寝する私の唇をついばむ程度だけれど、次第に大胆に愛を注いで下さる華琳様!
 ふぁ…。嫌だなんてそんな訳がありません華琳様!
 桂花は、桂花は華琳様がして下さるならばどんな事でも!」

また始まった。
相変わらず桂花と話すと俺は置いていかれるなぁ。
さすがに立って見ているのも疲れて来たし、どこかに椅子は……
「あぁ。椅子なら奥の木桶の陰よ。北郷」
「おぅ、悪いな」
よっ…と。まぁ帰るのもアレだし荀ケが落ち着くまで待つか。
自分の世界に入り込んでるのかと思えば割と見てるのな。

「…ぁは……駄目ですよ華琳様。そこはまだおあずけですから…
 今日は駄目と言っても聞きませんから、責められて可愛く泣く華琳様をいっぱい見せて下さいましね…?
 ほら、感極まって出してしまわれたお小水をご自分の喉で味わって……んふ…」

盛り上がってるなぁ。一人で。
ある種凄いが、俺に見られているっていう前提でやってるんだから分からん。

「ふふ…。果てると共に気絶してしまわれて…。
 なんて、なんてお可愛らしい。
 あぁ、やはり私には華琳様しかおられないのだわ!!」
95荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:34:38 ID:3nF8JP3E0
自分の胸を抱きしめて感極まる荀ケ。
ここまでできる情熱は凄いが正直見習いたくはない。
「あー、終わった?」
「やりとげましたっ!!」
Vサインを出して応えて来る荀ケ。だからどうしてアンタはそんなに誇らしげなんだ。
前後を無視して、頬を紅潮させ息を荒げている姿だけを見れば十分に可愛いんだが。

「ねぇ、色情狂」
「なんというか、今はその称号を献上したい気もしますが。何?」
「華琳様と口づけしたっていうのは本当?」
「う……変なタイミングで切り込むなぁ。いや、嘘を言っても仕方ないから白状すると本当」
「しかも華琳様が奪ったというのも?」
「ん、それに関しちゃ恥ずかしいんだけど……。うん。華琳から」
だからそんなキツい目で見られても困る。
「…そう。本当に甲斐性無しね。じゃあ今度返してもらうからいいわ」
「今度?」

と、俺が言うか言わないか。蔵の入り口から差し込む光が、人影に遮られて光量を減じた。
そういえば開けっぱなしで良かったんだろうか。
「桂花はいるかしら?」
「華琳様! 桂花はこちらに!!」
小動物の本領発揮。
あっという間に猫を被った桂花が歩み寄ってくる華琳に応える。
いつも思うんだが、あれって華琳の前でも切り替わるからあまり意味がないよな。
96荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:38:39 ID:3nF8JP3E0
「あらあら。北郷もいたのね」
「はい。先日の酒の味が忘れられないとかで…」
はい?
そんな話をした覚えはちっともないんだが。
「あら。それで昼間から呑んだくれる名君様のご感想はどうだったのかしら?」
「はい。いくら国の主といっても華琳様の御意思を伺ってからでないと確約はできかねると、馬鹿を嗜めておりました」
「そうよねぇ。まっすぐ私の所へ来ればよかったのに、残念だわ」
……微妙に機嫌が悪いのは何故なんだぜ?
「……馬鹿ね。あの南征以来欲しがらないから、気にしてらしたのよ」
「あぁ…。なんだかんだ後処理で忙しかったからなぁ」
そんな事を囁かれても、元々星と違って晩酌の習慣とかないし。
華琳の酒どころかアルコール自体しばらく口にしてないや。
「何、を。 ひそひそ話しているのかしら?」
「この外道。華琳様に一度ご主人様などと呼ばれたのをいいことに勘違いをしているのですわ」
「あら。北郷にも分かるように道理を正しておやりなさい。桂花」
「はい。華琳様の私財で作られた物を我が物と思い、無断で召すなど言語道断。未遂とはいえ賊には賊らしき処断が必要かと」
「その通りね。もっとも、未遂なのだから。処断は頼み方次第ということにしましょう」
……桂花の前だといつも必要以上に威厳を見せようとするな。
そういう所も可愛いんだが正直対応に困るというか。
良い酒を褒めるって何と言えばいいんだ?
「ん……。普段はあまり酒とか飲まないんだけど、思い出したらついふらふらとさ。華琳の所に押し掛けて酒を出せというのも何かと…」
「……まあいいわ。 案外、桂花に鼻の下を伸ばしていたのではなくて?」
「そんな事をしたら額をカチ割ってやります!」
「華琳は可愛いっていう話ならしたけどな」
「…な。そうなの桂花?」
「いえ…、ではなく、はい……。私がいかに華琳様をお慕いしているかについて、少し…」
睨まれても知らん。
先手先手と打たれても結構空回ってるんだ。思い知れ。
97荀ケネタ:2007/02/05(月) 20:40:21 ID:3nF8JP3E0
「その件については後で桂花から聞くわ。酒については今夜にでも人に持たせるけどいいわね?」
「折角だし、華琳の部屋に行っても差し支えないかな?」
「そ、それは……。いいけれど」
「どうせなら旨い酌で飲みたいから、頼むよ」
お膳立てされるのは癪に障る部分もあるが、好意と思って受け入れておこう。
「あぁ、それと桂花。隠している武器は後で朱里と相談して没収な」
「……何それ。あれは冗談よ。あなた馬鹿じゃないの?」
ほぅ。
「華琳」
「何かしら?」
「桂花に仕置きをしたい件があってさ。詳しいことは今夜に呑みながらでも話すから」
「そう、それは楽しみね。桂花にも同席させた方がいいかしら」
「そこは任せる。華琳について色々思うところがあるようだったから」
「では、それまであえて何も聞かずにおきましょう。桂花、良いわね?」
「……はい………」

その晩は、桂花を肴に色々楽しい夜となった。


ーーーーーーーーーーー−−−−−−−−−−−−−−−
連投規制に泣いて後半大胆に削ってしまったお( ^ω^)
軽い妄想のつもりだったのにテキストで15k超えてて俺キモスwwwwwww
殺して、もう殺してーー!!
98名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 20:42:51 ID:Oe4UwhZM0
可愛いすぎじゃねえかよ!
GJ!
99名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 20:46:15 ID:kVSpT3fH0
GJ
なかなかにいいキャラだぜ桂花
100名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 20:50:44 ID:7WCT34k20
>>91-97
GJ!
桂花がこんなに可愛く見える日が来るとは思わなかったぜ!
101名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 20:52:15 ID:owJwr9lu0
>>97
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )
     /    /

その後半合わせたのを、うpしてくれEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

102名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 21:19:54 ID:S3vaeq6N0
>>97
GJ!
おまいは生きてもっと外史を創造するべきだw
103名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 21:44:42 ID:O/WduelV0
>>97
GJ!
だが、削らなかった後半部分を付け足したものをtxtでうpしてくれればもっとGJ!w
104名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 21:58:23 ID:Y+SA+j+N0
>>97
       グッジョブ    ∩   グッジョブヨォォォ!
゚*:。..   _n        ( ⌒)    ∩__
     ( l.  ∧_∧ /,. /_∧  i ,,E) ..。:*゚ヨカッタヨ
      \ \´∀` ) | | ‘∀‘)/ /∧∧
 . ..。:*゜   \ ⌒  ) ヽ     ,/ (*'∀')b アリガトォ
        /    /  |    |   (|  /´   ゚*:。..

ぜひとも大胆に削った後半を読みたいYO!
105名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 22:08:51 ID:DRtBEgM90
桂花可愛いよ桂花
106ハムルート:2007/02/05(月) 22:39:11 ID:D37eQ29U0
ハム子氏の後に続いてみる


1 一刀、伯珪に乗馬を教わる
――――――――――

「ふー・・・、」
ため息を付ながら、馬から下りた。

時間は早朝
ただいま乗馬の練習中
日本にいた時には、一度も乗ったことは無かった
まぁほとんどの日本人はそうだろう
車や電車で移動するのが当り前。
けど、今は三国時代
『馬に乗れない』
そんなことは言ってはいられない
特に、この時代の平均より、体力が劣り、足も遅い俺が
歩いて従軍なんて出来るはずも無い。
そこそこ乗れるようには、なってはきたものの
まだまだみんなには劣る
それに大将が、満足に馬に乗れないなんて
かっこ悪いことこの上ない
だからみんなに見られないように、
こっそり練習中
だけど、自己流で上手くなるはずも無く悪戦苦闘
ため息の一つも吐きたくなる
もう一度馬に乗り、走らせようとすると
「まったく・・、何やってるんだ北郷」
そんな声が聞こえてくる
振り向くと、其処には公孫賛が立っていた。
107ハムルート:2007/02/05(月) 22:39:37 ID:D37eQ29U0
「朝早くから、何をやってるのかと思えば、乗馬の練習か?」
「・・・おはよう」
見られたくないものを見られたもんだ。
バツの悪そうな顔をしていると、こっちに近寄ってくる
「しっかし、下手糞な乗り方だな」
呆れながら、ため息をつく伯珪
「うっ・・。どうも乗馬は苦手なんだよ」
負けじと言い返すも、事実なので強くは出れない
すると伯珪は
「まったく、そんな乗り方じゃ馬が可哀想だ。」
そんなことを言いながら、よっと言う声と共に俺の後ろに飛び乗ってきた
「ちょっ、あぶないって!」
突然の事で、一瞬馬が暴れそうになるが、
それを伯珪が後から手を回して手綱を握り、上手くなだめ、
「なんだ、だらしがないな北郷、これぐらい平気平気」
そう言いながら、馬をゆっくり歩かせる。
後から腕を回されているから、かなりの密着状態
首ににかかる息が妙にくすぐったい
「少し遠乗りするか」
そういわれて断る理由は無かった
108ハムルート:2007/02/05(月) 22:40:13 ID:D37eQ29U0
「そういえばさ、北郷の世界に馬はいるのか?」
「如何した突然?」
川の側で一休みしているとそう尋ねてきた
「いるよ。でもまぁ、牧場とか競馬場にだからなぁ。
 普段見ることは余り無いな」
「そうなのか?それじゃあ遠くに出かけるときとか如何してるんだ?」
「自動車やバイクかな。
「なんだそれ??」
「まぁ言うならば、鉄で出来た馬車と馬って思ってもらっていい」
「鉄で出来た馬ねぇ・・・。イマイチピンと来ないな」
不思議そうな顔で首をかしげる伯珪
そのしぐさがとても可愛かった
「そうだろうね。ところでさ伯珪の真名ってなんて言うんだ?
 良かったら教えて欲しいんだけど・・」
俺たちは仲間を真名で呼びあっている
だから伯珪もやっぱり真名で呼びたい
そう思って聞いてみたのだけど
「うー・・・、ごめん。真名を教えるのは、家族になるやつだけだって決めてるんだ」
帰ってきたのはそんな答えだった
109名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 22:43:35 ID:yty+yGhK0
支援いる?
110ハムルート:2007/02/05(月) 22:50:53 ID:D37eQ29U0
「そっか・・、それなら仕方がないな」
「ごめんな。」
「いいって、きにしないでいい」
すまなそうな顔をして頭を下げる伯珪
気まずい雰囲気になってきたのを感じて
そろそろ城に戻ろうと提案した
伯珪もそれに同意し、城に向かった




「いつかさ・・、北郷に真名を教える日が来るかな」
「ん?何か言ったか??」
「いや、なんでもない」


――――――――完


111ハムルート:2007/02/05(月) 22:51:09 ID:D37eQ29U0
おまけ

愛「お帰りなさい、そしておはようございますご主人様」
一、公「!!」
愛「朝からどちらにいらしてたのですか?」
一「いやそのかくかくしかじかで」
愛「なるほど、そういう理由で朝から遠乗りですか」
一「そうだ、なぁ」
公「ああ・・、やましいことなんて何も無かったぞ!」
愛「わかりました。」
一&公(ほっ)
愛「ところで話は変わりますが、危機管理のたりないご主人様達に。
  凄腕の暗殺者が襲い掛かってくるという訓練を、はじめようかと思うのですが、よろしいですね」
一&公「!!」
愛「それじゃあ、行きます」
一&公「ちょ!!」
愛「問答無用!!」
一&「ぎゃーーーーー!」

――――――――完

112ハムルート:2007/02/05(月) 22:54:55 ID:D37eQ29U0
SS書くのに必要なのは勢いダナと思った
113名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 22:58:57 ID:cFwaH3yz0
くっ、先を越されたか!
俺には勢いが足りないし、何より速さが足りないようだ!
114名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 23:01:35 ID:7WCT34k20
>>112
GJ!
そして激しく同意。今書いてるけど失速気味orz
115ハムルート:2007/02/05(月) 23:04:28 ID:D37eQ29U0
>>113
>>114
お前達に足りない物、それは!
情熱、思想、理念、妄想、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何よりも!煩悩が足りない!!
116勝手にここだけフランチェスカ ハム編:2007/02/05(月) 23:05:37 ID:mIeeOdyqO
流れ読まずに勝手に投下

フランチェスカでの生活にも慣れ、平穏無事に過ごす公孫賛。
しかし、馬が身近にいない生活には堪えられない。
そこで学園には無い乗馬部を設立するため奮闘するのであった。
117勝手にここだけフランチェスカ ハム編 その2:2007/02/05(月) 23:10:29 ID:mIeeOdyqO
やぁ、俺は一刀。フランチェスカに通う普通の高○生。
ただ一つだけ人と違う所を挙げれば、
俺がチンコの遣いってことだ。
さて、そんなわけで今日も公孫賛の乗馬部設立を
手伝いに来たのだが……。
「ウホッ!いい厩舎。」
118勝手にここだけフランチェスカ ハム編 その3:2007/02/05(月) 23:16:36 ID:mIeeOdyqO
目の前にそびえ立つのは、クソでもなく、ましてやいい男のイチモツでもない。
立派な厩舎が建っていたのである。
一昨日までは、そこに耐震強度を明らかに満たさないトタン屋根の小屋建っていた。
まさに墨俣一夜城である。
119名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 23:27:07 ID:yty+yGhK0
ケータイでSS投下とは、ムチャシヤガッテ・・・
120勝手にここだけフランチェスカ ハム編 その4:2007/02/05(月) 23:29:32 ID:mIeeOdyqO
そして、そこには先客が4人。
我らが乗馬部部長、公孫賛。
副部長の馬超、翠。
後の二人は……、
「どーだ?我が生徒会の力は?
同性愛者の名ばかりの変態生徒会にはこうもできまい。」
「ふふふ、公路さん。さすがです。」
自称生徒会会長でさらに自称学生のオッサン、袁術。
と、その保護者、袁胤。
「い、いや、建ててくれたのは有り難いのだが……。
なぁ、馬超?」
「……。」
ちなみにこれは、ビルの一室のでも、玄関の出来事ではなく、
ちょっと世間ズレしたお嬢様が集まる学園一場面である。
121勝手にここだけフランチェスカ ハム編:2007/02/05(月) 23:41:17 ID:mIeeOdyqO
「せ、折角の厩舎だが受け取るわけにはいかない。」
「いーじゃん。建てちゃったんだから。
受け取れよ。金とるわけじゃないし。」
馬超は呆然として言葉も出ない。
その隣でポニーの公孫越と馬岱がのんきに草を食べている。
オッサンいい加減に帰れよ。
「あ〜、いっ、一刀!
ちょうど良いとこに助けてくれ!」
「げぇっ!」
オッサンがいかにも嫌そうな顔をしてる。
嫌そうな顔をするのは俺の方だ。
「うーん。金とらないんだよな?」
「とらんよ。」
「じゃあ貰っていいんじゃないか?」
「い、一刀!」
「やっぱあいつらのこと考えると厩舎は必要だ。」
「そうだな……。」
公孫賛は納得してないようだが、やっぱり厩舎は欲しい。
「ウヒヒヒ、じゃあ話は決まったな。
厩舎はお前らにやろう。
しかし……。」
まだ言うかこのオッサン。
122名無しさん@初回限定:2007/02/05(月) 23:45:11 ID:p+cVza970
か、一刀?
123勝手にここだけフランチェスカ ハム編 その6:2007/02/05(月) 23:57:59 ID:mIeeOdyqO
「そこの二人!今からワシとお茶に来い!」
「お 断 り だ !」
俺達三人の心が通った初めての瞬間だった。
「えっ……?」
オッサンは明らかに動揺してる。
「い、行こうよ?」
「それも良いかもしれない、だ が 断 る!」
今日は奇跡の連続だ。
「つ、ついて来てよ……?」
オッサンは泣きそうだ。
お願いだからこっち見んな。
「じゃあ、公路さん。
私とお茶しに行きませんか?」
「えっ!良いの!?」
「公路さんがよろしければ……?」
僅かに頬を染め、いじらしく上目づかい。
コイツやるな。
「じゃあ、黎明館行こ!
黎明館!
オイッ、大切に使えよ!」
「それではごきげんよう。」
124勝手にここだけフランチェスカ ハム編 その7:2007/02/05(月) 23:58:57 ID:mIeeOdyqO
「ハァ……。」
ひとまず、オッサンに泣かれなくて済んだ。
あの顔は夢に出る。
「なぁ、一刀?」
「ん?」
「これどうする?」
今度は公孫賛が涙目だ。鼻水出てるし。

「20年経てばこっちのもんよ。」

翠は馬岱に何やら話し掛けている。
先程のことなど無かったように晴れやかな笑顔だ。

空は秋に相応しく高く、碧く、澄んでいた。

終われ
125勝手にここだけフランチェスカ:2007/02/06(火) 00:00:47 ID:IUtpD32kO
荒らしてスマンカッタ。
後悔はしていないが、反省はしている。
126名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:09:05 ID:KSd4D3wN0
初めてSSを書いてみた。
ここまで衝撃受けたゲーム初めてだ。

妄想だらけだが、そこは素人なんでよろ。
真END後のお話と思って笑ってくれ。
というわけで投下。
127連華@女子高生:2007/02/06(火) 00:10:13 ID:KSd4D3wN0
これは、ある外史でのお話
北郷一刃が作り出した、乙女だらけの学園生活での話である。


(今日、一刃が初めて家にくる・・・)
「どうしよう、部屋はきれいに片付けたし、服も着替えたわ」
(一刃気づいてくれるかな・・あなたがくれた初めての贈り物。水色のワンピース)

時間がこんなに長く感じるのは初めてだった。
時計の針の進みが遅く感じる。
約束の時間まであと10分

(毎日学校で会っているのに、少し会えないでさびしいと思うなんて・・・)
「我ながら普通の女の子になったものね、ふふ。」
「私でいいのかしら。。」
(一刃の周りには、可愛い女の子ばかり、愛紗、朱理、鈴々・・・私じゃ敵わない)
「一刃は私のこと可愛いって言ってくれたけど・・・いいの?私で・・」

一刃のことを思うと、胸が熱くなる。
勉強も運動も何でも一番になる自信はある。
でも、一刃のことだけは・・・自信がない。
一刃の好みの女の子になりたいと思う。そのための努力は何だってする。

「かずと・・・。」

指が唇に触れる。
心なしか熱くなっているのを感じる。

「あなたのせいなのよ。かずと。」
(あなただけなの。私を普通の女の子として扱ってくれたのは)
(あなたのおかげで私は変われた。あなたの前でなら普通の女の子でいられる)
128連華@女子高生:2007/02/06(火) 00:11:16 ID:KSd4D3wN0
ぴ〜んぽ〜ん!

(どき!!)
「は、は〜い!、今出ます。」
(何を考えているんだろう、私ったら。まったく!かずとのせいだわ)

顔を赤面しつつ、急いで部屋を出て、階段を下りる。
鏡の前で身だしなみを確認。

「うん!おかしなところはないわね」

自分の心を落ち着かせようと深呼吸
顔に出ないように、顔に出ないようにと心に念じながらドアを開ける。
と、そこには。

「やっほ〜お姉ちゃんただいま〜♪」
「や、やあ連華」

うれしそうにはしゃぐ孫尚小と困った顔で見つめる一刃の姿
(なんで、二人一緒なの?)
と驚きのあまり立ちすくんでいると

「今日は一刃がシャオに会いにきてくれたの〜♪」
「ち、違うだろシャオ!」
「え〜だって、シャオは一刃の未来のお嫁さんだし〜妻と夫が一緒にいるのは当然じゃない♪」
(妻?夫?)
「いや、これは違うんだ。連華。単なる偶然。本当に道でばったり会っただけ!」
「連華に用事があるって言ったら、つれてきてくれたんだ。本当だから!」
「道で出会うのも運命よね〜♪やっぱり、一刃とシャオは夫婦になる運命なのよ♪」
(夫婦??)
「ち〜が〜う〜〜〜」
129連華@女子高生:2007/02/06(火) 00:12:03 ID:KSd4D3wN0

内心の動揺、怒り、嫉妬を顔に出さないようにするのは大変だった。
そして、勤めて冷静な声音で言った。

「あら、北郷くん。良く来たわね。打ち合わせは私の部屋で行うから上がって。」
「え〜、用事なんて後でいいじゃない。一刃は私と遊ぶの!ねっ〜か〜ず〜と〜♪」
「ははは」
(か〜ず〜と〜♪じゃないでしょ!一刃も何よはっきり断りなさいよ!)
「北郷くんは学校の用事で来てるの!シャオは邪魔しないで!」
「ぶ〜、そんなに硬いといつまでたっても恋人できないよ。おね〜ちゃん♪」
「シャオ!!」
「じゃ、また後でね〜一刃♪」

孫尚小は連華に怒られまいと一目散に自分の部屋に逃げ込んだ。
後には一刃と連華

「上がって、北郷くん」
「は、はい。お邪魔します。」
「部屋は二階の一番奥だから」
「は、はい。。。」

130名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:12:22 ID:DEV4Sg1A0
>>125

>>115
見るがいい!これが俺の全力全開!
先に謝っとく。ごめん
131連華@女子高生:2007/02/06(火) 00:15:51 ID:KSd4D3wN0
張り詰めた緊張感の中、一刃を先頭に連華の部屋に入る。
連華が後ろ手で部屋の鍵をしめる。
ガチャ!
一刃は音に驚いて後ろを振り返ると

「お・・うっ、ちゅ、ん。ん」
「ちゅぱ、んっ。ん〜ん」

連華が一刃の口を塞いだ。
舌でお互いの挨拶を交わし、二人の唾液が混じりあう。

「んぐ、れろ、ちゅぱ」
「れろ、ちゅぱ、っちゅ」

お互いの咥内をまさぐりあったあと、ゆっくりと唇を離した。
離すと粘液の糸が二人の口を結んでいた。

「かずと」
「なに?連華」
「あなたには私を女にした責任があるのよ」
「っう」
「他の女の子に目移りするのもいいけど」
「・・・。」
「ちゃんと責任とってよね♪未来の旦那さま♪」
「任せておいてよ、連華」
「愛してるわ、か・ず・と♪」

その後、呉家では震度3の揺れを観測したらしい。
これが地震かどうかは定かではない。

132名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:16:48 ID:KSd4D3wN0
お目汚しすまそ。
では、romに戻る。
133名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:18:57 ID:DEV4Sg1A0
>>132
ごめん、邪魔したorz
気をつけんと重なるのな
134名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:19:03 ID:sS+IBmEU0
がんばって書かれたSSで主人公の名前が間違えられていく様はとてもとても悲しいものだ。
135名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:21:32 ID:DEV4Sg1A0
では改めてage
パロディだから「何だこれ?」と思っても温い目で見逃して欲しい
136名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:22:06 ID:pKBFQCfX0
>>132
がんばって書かれたSSでヒロインの名前が間違えられていく様もとてもとても悲しいものだ。

連華×
蓮華○
137若本:2007/02/06(火) 00:22:35 ID:DEV4Sg1A0
「ハァッ、ハァッ、ハァッ」
夜の城内を死ぬ気で走る
体は休息を求めて悲鳴をあげているが、今立ち止まれば俺は終わりだ
愛紗たちともはぐれてしまった
「くそっ、何でこんなことになったんだ!」
答えが出たって何の助けにもなりはしない。でも問わずにいられない
何なんだ?なにが起きた?
なぜ俺はこんなに走り回ることになってんだ?

背後から、ヒタヒタと、裸足で床を歩く音が聞こえる

ぞっとする悪寒と共に振り向く

暗闇に瞳を爛々と光らせて

奴がそこに居た

「くそっ!」
舌打ちをしてさらに加速。なんで走ってるのに引き離すことができないんだ!?
とりあえず身を隠せる場所か、武器のあるところへ向かわなくては!
「まぁ、あいつに攻撃が通用するかは分かんないけどな」
細めの通路に飛び込む!
奴の大きさなら入ってこれないはずだ。とりあえず時間は稼げた
みんなはきっと貯蔵庫にいるだろう。あそこなら食料もあるし、頑丈な扉もある
身を隠すにも篭城するにも最適な場所だ。事情を話せば衛士も鍵を開けええてくれるはず

「ぶるるるるぁぁぁぁぁあああああっっっ!!!!」
背後から、化け物の───豹蝉の悔しそうな雄叫びが聞こえてきた
138若本:2007/02/06(火) 00:24:05 ID:DEV4Sg1A0
異変の前兆はあったんだ
ただ、豹蝉はいつも変だったから見逃していただけで



豹「おはようございます、マインカイザー」
一「うぉっ!?どうしたんだ豹蝉!ついに頭までおかしくなったのか?
  後その高級軍人っぽい格好はどうしたんだ」
豹「これはこれは、なかなか手厳しいお言葉ですな。しかしこの豹蝉
  今も昔も、カイザーへの忠誠心はいささかも曇りはしておりませぬ」
一「会話しろよ」
豹「いいかミッターマイヤー、女という生き物はな、男を裏切るために
  この世に生を受けたんだぞ」
一「もう何がなんだか・・・」



一「お、馬超と豹蝉じゃないか。何してるんだ?」
馬「あ、ご主人様、助けてくれ!豹蝉のやつ変なんだよ!」
豹「変?変と言ったのかい君は?すべてを僕のせいにして、
 あの二人で過ごした熱い夜を無かったことにしたいと言うのかい!?」
馬「な、変だろ?」
一「確かにおかしいな。全身黄色いし」
豹「さあ!もう一度あの夜のように熱いひと時を過ごそうじゃないか!
  この胸に!飛び込んでカモーン!」
一「ほっとこう」
馬「・・・そうだな」
139若本:2007/02/06(火) 00:30:32 ID:DEV4Sg1A0


豹「フグ田君、お疲れ」
一「誰がフグだ」
豹「今日あたりどうだい?(クイッ)」
一「今度は顔からはみ出すほどのタラコ唇か・・・」
豹「おいおいー、最近付き合いが悪いじゃないか
  何かあるのかい?僕でよければ相談に乗るよ」
一「とりあえずお前に相談することは何もないが」
豹「おっといけない!今日は早く帰らないとカミさんから怒られるんだった
  すまないね、フグ田君。飲みに行くのはまた今度で」
一「・・・」

30分前
豹「・・・」
一「どうした豹蝉、今度は何だ?」
豹「私は、すべての女を吸収して完全体になる」
一「は?」
豹「ぶるぁぁぁぁぁああああ!!!」
一「!?何か今度のはやばい!みんな逃げろ!」
豹「ぶるぁぁぁぁぁああああ!!!」
全「うわぁぁぁぁぁ!!」
140名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:31:30 ID:Hh1Bio+g0
孫堅(真名は大蓮と勝手に決めた)×一刀を思いついたが、イマイチ面白みにかけるのでやめた
141名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:31:54 ID:9wlFeYj80
戦国ランス風の公孫賛を作ってみた。疲れた…
ttp://up.spawn.jp/file/up0394.gif.html
142若本:2007/02/06(火) 00:33:11 ID:DEV4Sg1A0
そして今、必死で逃げてるって訳だ
貯蔵庫に着いた。みんな無事に逃げただろうか
でも鍵を開けようとして気づいた

鍵が壊されている

背筋に冷たいものが伝う
「ま、まさか・・・」
そんな馬鹿な!さっきまであいつは俺を追いかけてきてたはず

ギィィィ・・・

触れてもいないのに扉が開いていく
そして俺を待っていたのは

「あら、遅かったわねご主人様」
143若本:2007/02/06(火) 00:34:41 ID:DEV4Sg1A0
見たことも無い美女だった!
「お・・・お前はだれだ?」
「私は豹蝉。愛紗たちを取り込んだ、これが私の本当の姿」
「なっ!みんなをどうしたんだ!?」
「心配することはないわ。愛紗たちならほら、そこに」
「ご、ご主人様・・・」
「うぅ〜、お兄ちゃ〜ん」
「はわわ・・・」
「あ、主ぃ・・・」
「あうぅ〜」
「はふぅ・・・」
「みんな!
 ・・・なんで裸なの?」
「言ったでしょう?ご主人様?私は彼女たちの精を吸収して完全体になったの」
「ということは、まさかここであんなことやこんなことを・・・?」
「ええ。ご主人様も誘おうとしたのに逃げちゃうんですもの」
少し膨れてみせる豹蝉。ただそれだけなのにクラクラするほど可愛い顔だ
「な、何てことだ!俺はみすみすこんな美味しいチャンスを・・・っ!!
 しかし豹蝉」
「なぁに?ご主人様?」
「お前、声が変わってないからやっぱキモイわ」


完!
144名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:36:56 ID:IUtpD32kO
>>141
GJ
145名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:37:05 ID:KSd4D3wN0
>>134
>>136
スマンかった。よくみると主人公も違うし・・・もうdmp
気悪くしたらごめん。
勢いで投降しちゃいかんね。

>>143
146名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 00:39:16 ID:yiEQQcwl0
>>141
LV低すぎワロタww
だがGJ!
147若本:2007/02/06(火) 00:40:12 ID:DEV4Sg1A0
書いてみたはいいもののorz
あ、ネタバラシしておくと
朝 銀英伝のロイエンタール
昼 しのぶの音速丸
夜 穴子
最後 セル

星の時にはポンポン場面が浮かんできたんだがな・・・今回gdgd
アーーーーーッ!!orz
吊られてくる
148名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 01:11:59 ID:/PtCzN2L0
>141
ワラタ。でもGJ!!
149名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 01:36:47 ID:/yzS68hU0
スゲー。
皆大した文章力と妄想力だなw
150名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 01:42:45 ID:IhO23ib20
625 名無しさん@ピンキー [sage] 2007/02/05(月) 23:54:44 ID:zEW1FyWb0

拠点イベント一覧表
ttp://nigauri.sakura.ne.jp/src/up9526.txt.html
疑似拠点イベント回想モードデータ
ttp://sageupload.s1.dxbeat.com/cgi-bin/5upload/src/sage5_0104.zip.html
ダウンロードパス:musou

SS書くときの資料用に疑似拠点イベント回想モード作ってみました。
見たい拠点イベントがすぐ見られます。
せっかくなので、よろしければ使ってみて下さい。
151名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 02:13:18 ID:aKqp5vXY0
>>145
すまない
追い討ちをかけるつもりはないんだが、もう一人違うんだ
孫尚小じゃなくて孫小尚なんだ
実は全員名前が間違っているんだ
152名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 02:15:58 ID:Jw/+liLd0
さらに言えば孫小尚でもなく孫尚香なんだ。
153名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 02:28:12 ID:KSd4D3wN0
正直スマンかった  OTL
154名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 02:35:39 ID:CS6sLFNU0
>>153
ドンマイ。
こういうもあるからさ。

三国志人名辞書 MS-IME版(データ / 文書作成)
ttp://www.vector.co.jp/soft/data/writing/se090024.html

これテンプレに入れてもいいかもね
155名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 02:42:43 ID:SrJ5qM2U0
>>150
乙です、早速使わせてもらいました
でもそのまま使うとクリアデータが消えるんで注意されたし、ってとこかな?
SAVE__.LCSだけはしっかりと残しとくといいかも
156名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 03:24:22 ID:QpU9vzQx0
SS書く人でキャラ名や呼称間違う人って結構多いよね
作品知らないで書いてる人もいるようだけど好きで書いてるならキャラ名くらいは間違えないで欲しいと思う
まぁ間違えたからって別に責めたりはしないけど
157名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 03:33:02 ID:LYb4lBM5O
今は勢い重視で細かい事は抜きにしようぜ。
皆GJさ。
158名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 03:40:31 ID:DEV4Sg1A0
>>156
変換しても出てこないから似た漢字で代用してるんですヨ
読みとか細かいことは置いといて
カタカナで名前表記したら雰囲気壊れる気がするし
>>153
ドンマイ。そして乙
159名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 03:41:26 ID:QpU9vzQx0
つっこまれたからレス返すけど、人によって考え方は違うと思うが細かい事ではないと思うぞ
1カ所程度の間違いなら全然問題ないが、大部分での間違いとなるともはやそのキャラは別人の粋だし
160華雄:2007/02/06(火) 03:41:32 ID:7edoZ5FO0
また妄想による外史が出来たので投下する


「ばかな、ここまで押されるなんて・・・・・・」
「伝令っ!張飛様、馬超様が討ち取られました!両隊は壊滅状態です!」
「な・・・鈴々が・・・翠が・・・」
「か、関羽将軍!黄忠隊と超雲隊が敵の勢いに押され後退、我が部隊は孤立しかけています!」
「くっ、黄忠隊と超雲隊の援護を、孤立する前に急いで合流するぞ!それと、本陣に援軍要請を」
「た、大変です!本陣が後方から奇襲を受けています!」
「伏兵だと!?少人数だからと油断していたのか。6倍差の兵数を持ちつつ負けるなんて・・・」
「うわぁぁぁ!!」
「どうした!?」
「敵本陣の突撃です、兵達の動揺著しく防ぎきれません!!」
「これまでか・・・だが、私も武人の端くれ、やすやすと首を取られる気は無い。全軍突撃!!誇り高き北郷軍の意地を見せよ!!!」
「「「「「おおおおおおぉっ!!!!!」」」」」
161華雄:2007/02/06(火) 03:43:16 ID:7edoZ5FO0
「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」
「うぉ、なんだなんだ、一体何があったんだ?」
「あ、北郷。いや、実はさっきの模擬戦でちょっと・・・」
「模擬戦で?あそこまで落ち込むほどのことがあったのか?」
「うん、まあ・・・流石に24000対4000で負けるとね」
「24000対4000!?おいおい、まじで何があったんだよ・・・」
「ふ、主殿、これが生まれ変わった私の力です。驚きましたか?」
「華雄・・・生まれ変わったって、流石に変わりすぎだろう・・・・・・」
「あー、北郷、これ」
「ん?どれどれ」
華雄
武神豪撃
歩兵 0% 重歩兵 0% 弓兵 0%
鋒矢の陣 ☆
魚鱗の陣 ☆
車掛かりの陣 ☆
八門禁鎖 ☆
釣り野伏 ☆
鶴翼の陣 ☆
衛範の陣 ☆
雁行の陣 ☆
イ?月の陣 ☆
方円陣 ☆
162華雄:2007/02/06(火) 03:43:53 ID:7edoZ5FO0
「・・・・・・伯珪、これマジ?」
「ああ、朱里の奴だからな、事実だろう」
「ふふふ。これで私が名実共に北郷軍一の武将だという事が分かっていただけたはず」
「あー、うん、ソウダネ」
「ふむ、些か反応が薄いのが気になるところだけど、まあいいでしょう。私は今とても気分がいい」
「ソウダネ」
「日頃から私を馬鹿にしていた詠や星もこれで何もいえまい。ふふふふふ」
「ソウダネ」
「では主殿、この良き日に褒美を頂くとしましょうか」
「ソウダネ」
「ふふふふふふふふ」
「北郷、逃げろ!」
「ソウd、へ?あ、あれ?」
「あーあ、ぼーっとしてるから・・・」
「ちょ、縄!?動けないし、なんか物凄い嫌な予感がするんですけどー!!?」
「うふふふふふふふふふ」
「いやー!縛られるのも入れられるのも嫌ー!!伯珪!たすk」
「触らぬ神に祟り無しってね。悪いけど私じゃ助けられないよ・・・・・・・・・少し羨ましいなぁ」
163名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 03:50:56 ID:QpU9vzQx0
>>158
代用するくらいならコピペすればいいのに
本スレのテンプレ(修正案)とかに真名も含めてキャラ名載ってるんだしね
辞書登録が面倒な時は俺はそうやって難しい名前や用語をコピペしてSS書いてるよ
164華雄:2007/02/06(火) 03:55:31 ID:7edoZ5FO0
「んぅ、ふぁぁ」
「zzz」
「主殿・・・ふふふ、可愛い寝顔ですね」
ピラッ
「あら?この紙は・・・」
華雄
武神豪撃
歩兵 90% 重歩兵 10% 弓兵 0%
鋒矢の陣 ―
魚鱗の陣 ―
車掛かりの陣 ―
八門禁鎖 ―
釣り野伏 ☆
鶴翼の陣 ―
衛範の陣 ―
雁行の陣 ―
イ?月の陣 ―
方円陣 ―
「夢・・・・・・あ、あははははははは・・・・・・・・・orz」
165華雄:2007/02/06(火) 03:57:19 ID:7edoZ5FO0
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あー・・・朱里、今度は何があったんだ?」
「えっと・・・今日の模擬戦で「なんとなく分かった」そうですか・・・」
「あー、やっぱり落ち込んでるか」
「伯珪、模擬戦どうだったんだ?」
「ん、私達の負け。いやー、星はほんとに強いね〜」
「ふむ。確か今日は愛紗と鈴々と翠と伯珪だっけ?」
「そそ。星の伏兵にみんなやられてねぇ、私もまだまだだ、と痛感したよ」
「そっか、お疲れ様。ん?じゃあ華雄勝ったんだよな、なんであんなに落ち込んでるんだ?」
「それは・・・鈴々と華雄が派手に戦ってて、その隙を星がついたんだけど」
「うんうん」
「押されてるから私達が援護に出た時、流れ矢が華雄の乗馬に当たって落馬して」
「ありゃりゃ、ついてなかったんだな」
「・・・・・・私の白馬陣でプチっと・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「あ、あは、あはははははは・・・・・・」


連投規制つらいわー。そしてなんだか華雄とハムがオチ担当になりつつある件
コンナハズデハ
166名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 04:00:26 ID:DEV4Sg1A0
>>163
ごめん、コピペのこと指摘されるまで頭の中に全く無かった
俺頭悪過ぎorz
次からそうやって書くよ
>>160-162
GJ。全陣形☆てどんな特訓したんだ華雄
167華雄:2007/02/06(火) 04:02:19 ID:7edoZ5FO0
>>166
つ「教本:好色艶本触手淫獣の巻」
168名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 04:07:28 ID:DEV4Sg1A0
>>164>>165
そしてこのオチに続くのね。さらにGJ!
「主殿」って呼び方いいなぁ
ここのSS読んでるとまるで本編に華と公がいるかのようだww
愛されてんなー
169名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 04:11:58 ID:DEV4Sg1A0
あら返レスが。連投スマソ
>>167
さすが絶版になる本は効果が違うな。ハッ!まさか魔導書なのか!?
170名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 10:10:05 ID:j1LYlENuO
>>141
討ち死に防止のお守りワラタw
171華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:14:43 ID:SRzOsH5d0
「やれやれ、ようやく終わったか。」
今日は、一段と仕事の量が多かったな。
まぁ、昼間に抜け出して、街へ遊びにもとい警邏へ行かなければ
もっと早く終わってたんだろうけど。
それにしても、こんな時間までやっていたせいかあまり眠くならないな。
「ふむ・・・」
何かないものかと部屋を見回してると、ベッドの近くの徳利が目に付いた。
「この間、華琳からもらった酒で月見酒でもするかな。」
そう決め、徳利と杯を持ち部屋を出た。

「んー、やっぱり城壁の上かな。」
飲む場所を決め向かっていると
「あら、誰かと思えばあなただったの。」
前の方から声が聞こえてきた。
「ん?ああ、華琳か。どうしたんだ、こんな時間にこんなところで。」
向こうのほうから歩いてきた華琳を見つける。
「それは、こちらのセリフよ、ここの主ともあろう人がこんな時間に何をしているの?」
「さっきまで仕事をしていてね。終わったのはいいんだけど、
こんな時間までしていたせいか、眠気が沸かなくてね。」
「それで、その脇に抱えたお酒で一杯やる気ってわけね。」
「ご名答。華琳からもらった酒なんだがな、あまり飲む機会がなかったしな。
この機会に月を肴に城壁の上で一杯やろうって思ったってわけさ。」
脇に抱えた徳利を手に持って見せる。
「んで、華琳の方はどうしたんだ?」
「孫子の注釈書の編纂をしていたのよ。つい夢中になってしまってね、
こんな時間になってしまったってわけ。」
「ああ、前に暇つぶしでやっているって言っていたあれか。」
「そうよ。まぁ、完成したら見せてあげるわ。」
「ん、楽しみにしてるよ。」
つっても、俺には読んでもよくわからないんだろうが・・・
172華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:15:17 ID:SRzOsH5d0
「さて、そろそろ部屋に戻ろうかしらね。」
「なんだ?付き合ってくれないのか?」
「私は、少し外の空気を吸いに来ただけよ。」
「いいじゃないか、ここで会ったのも何かの縁だ。
それに、一人で飲むより二人で飲んだほうが酒もうまいし、
華琳と二人だけで飲む機会ってのも中々ないしな。」
いつも、春蘭達がいるしな。たまには二人でいたいとは思う。
「ふふふ、この私に酌をさせる気?」
「もちろん、俺もするさ。」
「ふっ、まぁいいわ。でも、私は杯を持ってないわよ。」
「部屋に一回戻ってとってくればいいんじゃないのか?」
「そうしてもいいんだけど、桂花たちがついてくるかもしれないわよ?」
「ぬ・・・」
それは、あまり好ましくないな。特に桂花が来ると酒が飲めるか怪しいな。
色々言われて、華琳に酌をするだけになってしまうかもしれない。
どうしたものかなと考えていると、
「ああ、そうだわ。酒蔵の中になら杯があるわね。」
酒蔵のある庭の方を見ながら言う華琳。
「よし、んじゃ、先に蔵に行って杯をとってこよう。」

「うあ、さすがにこの時間じゃ中は真っ暗だな。」
月明りも酒蔵の中まではさすがに届いてない。
「問題はないわ。自分の蔵ですもの、どこに何があるかなんて把握してるわ。
しばらく待ってなさい。」
と言って、蔵の中に入っていく華琳。
「わかった、気をつけてな」
・・・・・・・・・・
ふむ・・・しかし、でかい酒蔵だな。
華琳が戻ってくるまでもう少し時間あるだろうし、
少し回りを見てみるか。
173華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:16:21 ID:SRzOsH5d0
「あら、一刀、どこ行ったの?」
「ああ、こっちだこっち」
辺りをきょろきょろ見回している華琳に上から声をかける。
「あなた・・・どうやってそんな蔵の上になんて登ったの・・・」
「そっちの横の方に登れそうな場所を見つけてね、試しに登ってみたんだが、
中々いいぞ、華琳も登ってこいよ。」
「やれやれ、この私にそんな事させるなんてね。」
「ぶつぶつ言いながらしっかり登ってきてるじゃないか。」
「ふん。それで、城壁の上で飲むのじゃなかったの?」
「そのつもりだったんだけどね、こういういい場所をせっかく見つけたんだ。
今日はここで飲もう。」
「そう、それじゃあ、早速私に酌をしなさい。」
「おいおい、俺が先にするのかよ。」
「構わないでしょう、この私をわざわざつき合わせたんだから、
そのくらいの事はすべきよ。」
「まったく」
と言いながら、酌をしてしまう、自分が微妙に情けない。
「ありがと、それじゃ、私も酌をしてあげるわ。
この私が酌をするなんて普通はないんだから、ありがたく思いなさい。」
「ん、ありがと。」
華琳から注いでもらった酒を一気にあおる。
「ふう、やっぱりこの酒は旨いなぁ。」
「当たり前でしょう。この私、曹孟徳が作ったんだから。」
「ああ、そうだったな。こんな旨い酒が造れるんだ。
いっその事、杜氏にでもなったらどうだ?」
「杜氏?何よそれ?」
「ああ、こっちではそう呼ばないのか、
んー、お酒を専門的に造る人たちだよ。」
俺も専門的な知識がある訳じゃないから、詳しくは説明できないな。
「嫌よ、酒造りなんて興味があったからしただけだもの。
こんな事に一生をかけるなんて絶対に嫌だわ。」
174華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:26:49 ID:SRzOsH5d0
「あら、一刀、どこ行ったの?」
「ああ、こっちだこっち」
辺りをきょろきょろ見回している華琳に上から声をかける。
「あなた・・・どうやってそんな蔵の上になんて登ったの・・・」
「そっちの横の方に登れそうな場所を見つけてね、試しに登ってみたんだが、
中々いいぞ、華琳も登ってこいよ。」
「やれやれ、この私にそんな事させるなんてね。」
「ぶつぶつ言いながらしっかり登ってきてるじゃないか。」
「ふん。それで、城壁の上で飲むのじゃなかったの?」
「そのつもりだったんだけどね、こういういい場所をせっかく見つけたんだ。
今日はここで飲もう。」
「そう、それじゃあ、早速私に酌をしなさい。」
「おいおい、俺が先にするのかよ。」
「構わないでしょう、この私をわざわざつき合わせたんだから、
そのくらいの事はすべきよ。」
「まったく」
と言いながら、酌をしてしまう、自分が微妙に情けない。
「ありがと、それじゃ、私も酌をしてあげるわ。
この私が酌をするなんて普通はないんだから、ありがたく思いなさい。」
「ん、ありがと。」
華琳から注いでもらった酒を一気にあおる。
「ふう、やっぱりこの酒は旨いなぁ。」
「当たり前でしょう。この私、曹孟徳が作ったんだから。」
「ああ、そうだったな。こんな旨い酒が造れるんだ。
いっその事、杜氏にでもなったらどうだ?」
「杜氏?何よそれ?」
「ああ、こっちではそう呼ばないのか、
んー、お酒を専門的に造る人たちだよ。」
俺も専門的な知識がある訳じゃないから、詳しくは説明できないな。
「嫌よ、酒造りなんて興味があったからしただけだもの。
こんな事に一生をかけるなんて絶対に嫌だわ。」
175華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:28:46 ID:SRzOsH5d0
「そういや、前に春蘭達ともっと楽しい事するって言ってたけど、
何かすること決めてるのか?」
「そうね、あなたの側女なんてどうかしら?」
ぶっ! 思わず酒を噴き出してしまう。
「何よ、汚いわね。」
「げほっ!けほっ! そっちが変な事言うからだろうが!」
「あら、変な事なんて言ってないわよ。あなたの側女なら
それなりに楽しそうだもの。それとも、この私じゃご不満からしら?ご主人様。」
「いや、そんな事はないけど。俺は、華琳との子供は欲しいし。」
ぷっ! 今度は華琳が噴き出す。
「どうした、もったいない。」
「あ、あ、あなたが変な事いうからでしょ!
わ、私とのこ、ここ、子供が欲しいなんて・・・」
顔を真っ赤にしている華琳。うむ、可愛い。
「そんなに変な事いったか?好きな人との子供が欲しいなんて
当たり前の事だろう?」
「あ、当たり前の事って・・・あなた、自分が何言ってるかわかってるの?」
「華琳との子供が欲しいって言っただけだぞ?華琳だって前に言ってたじゃないか。
あなたの子なら産んでもいいわって。」
「あの時とは違うのよ!あの時はただ・・・あなたがこの大陸の覇王になるかもしれないから、
その子供ならもう一度魏を再建できるかもしれないって意味で欲しかったのよ。」
「ふむ?もう王には興味ないから子供はいらないって事か?」
だとしたら、寂しいな・・・
「違うわよ。むしろ逆よ、私もあなたとのこ、子供は欲しいと思ってるわ。
ただ、私はあなたの敵であった元曹魏の王で敗軍の将よ。
そんな私があなたとの子を産むなんて、おかしいでしょう?」
月明かりに照らされた華琳の顔に涙が浮かんで見えたのは気のせいだろうか。
「子供が欲しいなら、関羽や朱里にでも言いなさい。そのほうが国の為にもいいわ。
私は行為を楽しむだけの存在。そう思いなさい。」
176華琳ネタ:2007/02/06(火) 10:30:38 ID:SRzOsH5d0
俺は、我慢できなくなり、華琳に口づけをする。
「ん!?、んん! ぷはっ!いきなり何するのよ!」
「華琳があまりに悲しそうな顔をしてるんでね。慰めようと思っただけさ。」
「か、悲しそうな顔なんてしてないわよ!」
「それに、俺も悲しかったんでね。俺はただ、純粋に華琳との子が欲しかっただけなのに、
そんな風に言われるとね。」
「ふん、王としてなら当たり前の考えよ。」
「ここの王は俺だよ、華琳はもう王じゃなくて俺の大好きなただの女の子さ。
好きな人との子を産んではいけないなんて間違ってるよ。
元曹魏の王だろうとなんだろうと何も問題ないさ。」
「そうだったわね。ここは大甘のあなたの国で私はもう王ではなかったわね。」
華琳は嘆息しながら、しかし、どこか嬉しそうに
「そういう事ならあなたとの子供を産んでもいいわよ。
どうせ、苦労するのはあなただろうしね。」
「まぁ、その前にもっと華琳としたいっていう気もするし、
子供も勝手にできちゃいそうな気もするけどな。」
「ふん、このヘンタイ。」
そういった華琳の目にはさっきとは違った涙が浮いてる様に見えた。



遠征から帰ってきた後を考えてみたSSです。
気に入ってもらえたら幸いです、駄文失礼しました。
177名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 12:14:24 ID:SrJ5qM2U0
乙です!重複してる点以外はすんなり受け入れられました
華琳は1番すきなキャラなのでこのSSは嬉しかったなぁw
178名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 13:58:19 ID:/yzS68hU0
GJ!
179名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 15:02:27 ID:DEV4Sg1A0
GJ!YEAR!!
華淋さま来たー!こういうやり取りいいなぁ
180名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 15:59:00 ID:LYb4lBM5O
桂花書いた者です。
レス一杯付いててびっくり。感謝。
恥ずかしくて後半など消してしまったわ俺の馬鹿め!!
他の書いてるんで調子に乗ってまた投下します。

甘甘な華琳様可愛いよ華琳様ヒャホーイ、グジョーブ
181名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:29:26 ID:MM3oLIhN0
ええ外史ばかりや…。ということで一つ投下。
小蓮の話で、公式の紹介通りだったら、という話。
まさかあそこまで違ったものだとは思いませんでしたので。
182名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:30:25 ID:MM3oLIhN0
「天の御遣い?何それ?」
晴天の下、以前より笑顔が満ち溢れ活気盛んになった市の屋台で、年端もいかぬ少女が不思議そうに尋ねる。
「何だい、知らないのかい嬢ちゃん。ほれ、あの名高い関羽将軍や張飛将軍を従える幽州の英雄さ」
屋台の主人はまるで我が事のように嬉しそうに話を続ける。
「黄巾党の征伐から始まり、虎牢関ではあの呂布を退けて、あの暴君董卓を処刑したお方さ。
 そんでもってここらを支配してた袁紹を倒して、代わって治めてくれてる方だよ」
「最初はどんだけ恐ろしい人かと思ったけど、略奪もしないわ暴政もしないわ素晴らしいお方だよなぁ」
今人々が憧れる話題とあってか、次々と周りの人間も話に乗ってくる。
「俺たち下々にも気兼ねなく話しかけて下さるし、税金もきつくない。前の袁紹とは段違いの方だよ」
「ああいう方が治めて下さるから、安心して商売も出来るってもんさ」
心の底からの笑顔でワイワイと賑やかに話が弾む。
こんなにも嬉しそうな人々の笑顔は見た事がない、と少女は思い、そして沸々と興味が湧いてくる。
「ねぇおじさん、その人今どこにいるか知ってる?」
「へ?うーん、まだ幽州にゃ戻ったって話は聞かないからまだここらの町の近くにはいらっしゃるとは思うが…」
「ありがとっ!お金ここに置いておくね!」
その言葉を聞くや否や、時間が惜しいとばかりに走りだす。
雰囲気の悪い家を飛び出してからこれほど面白そうな事はなかった。
「英雄かぁ…、ふふっ、どんな人なのかな?」
武人みたいな厳つい人なのかな?それとも詩人みたいな優しそうな人なのかな?
そんな事を考えながら少女は、町の外にいるお付のモノの元へ向かっていった。
183名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:32:22 ID:MM3oLIhN0
鬱蒼とした森の中、しかしそこだけ陽の光が入る場所に男が一人入ってくる。
少年と青年の境目であろう年頃の男は腰に徳利を下げたまま、苦笑いをしながら歩いていく。
その歩みは腰ぐらいまでの岩の前で止まる。自然に落ちている岩ではない。人目を忍ぶようなそれは石碑のようである。
「やぁ、伯珪。遅くなってごめんな。事後処理で色々ゴタゴタしててさ、わりぃ」
男―北郷一刀はそう言って岩の前に腰を下ろす。
そう、この石碑は墓碑。袁紹に敗れた公孫賛の墓。
その人柄を慕っていた人達が袁紹の目を隠れてこっそりと建てたものである。
「こんな所にあるなんて知らなくてさ。たまたま耳にしなかったらもっと遅くなってたかもな」
少し昔を懐かしむようにぼやく。まだ自分の傍に愛紗と鈴々しかいなかった頃。
素っ気無い口ぶりながらも黄巾討伐を助けてくれたり、反董卓連合でも何かと気にしてくれた少女。
素直に礼を言えば恥ずかしがる様子は年相応の少女のものでとても可愛らしかった。
だが皮肉にも彼女の存在が、自分が荒れた乱世の世界にいるのだと気付かせてしまった。
少しばかりの連勝で浮かれていたのか?
自分を知る者、そして自分が知る者があっけなく死んでしまった事に自分がいかに甘かったかを痛感させられた。
戦死の報を聞いたあと、一人、部屋で後悔した。
184名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:38:47 ID:U30ii8f+0
援護いるか?
185名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:40:31 ID:MM3oLIhN0
自分が駆け付ければ助けられたなどと自惚れる気はない。だがもしも――と考えてしまうのも確かだった。
「伯珪は俺たちを助けてくれてたのに、助けられないで…ごめん。何にもお礼が出来ずホント……ごめん」
うつむかせた顔から涙が地面に零れ落ちる。
今や一大勢力の主となった自分は、本当はこんな涙など見せてはいけない。
  けどいいよな?周りには誰もいないし、少しぐらい弱みを見せても許してくれるよな?
しばらく悲しみに浸り、そして意を決したように涙を拭い、精一杯の笑顔を見せる。
「いつまでも泣いてちゃ、伯珪に怒られそうだもんな。『ばーか』って何度も言われそうだしな」
だから一通り泣いた後は笑っていよう。それが彼女の為にもなるだろうから。
「ほら、上等なお酒持ってきたんだ。あとで星に『何で仲間外れにしたんです!』って言われるかもしれないけど、一緒に飲もう」
二つの杯に注ぎ、岩の前に置く。
「俺、頑張るから。みんなと一緒に、伯珪に『ばーか』って言われないような世の中にするからな」
杯の中身を口に入れ、もう一つの杯を墓碑にかける。
何となく彼女の笑顔が見えた気がした。
186名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:42:09 ID:MM3oLIhN0
援護どーもです。しかしエロパロ板とは違うんですな。
長くなりがちなのでうp形式にしときます。すんません。
187名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:47:32 ID:MM3oLIhN0
ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime9284.txt.html
そんなに長くはなかったか…。続きです。
あとエロ話っているものかね?
188名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:47:55 ID:U30ii8f+0
お役に立てたようでなにより。
しかしまた気になるところで‥‥‥w
189名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:56:23 ID:cTvnsa9J0
>>187
乙です!これはいいね、小蓮の性格をバッチリ掴んでるし
でもハムの扱いがちょっと可哀相かもwでもGJです!!
190名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:57:08 ID:nIfBro5U0
>>187
GJ!
面白かったぜ
191名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 16:58:16 ID:M3T5j7Z50
ろだにうpるのはいいんだけど、早々に流れて消えるけどいいのか?
192名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 17:13:02 ID:MM3oLIhN0
そういやそうですな。もって一週間ぐらいだもんな。
次の時にまた揚げなおしたりして、続きは一回一回投下するようにしますわ。
193名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 17:18:58 ID:U30ii8f+0
>>187が落とせない‥‥‥。
パスが間違ってるのか?
194名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 17:24:54 ID:M3T5j7Z50
>>192
誰かがまとめサイトでも作ってくれたらいいのにな

こういう事書くと言い出しっぺの法則とか言われそうだけどw
195名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 17:32:43 ID:fNkyNgXS0
>>194
そうか、やってくれるか
196華雄:2007/02/06(火) 17:51:22 ID:7edoZ5FO0
>>187
GJ
ようやっと規制解除。巻き込まれツラス(´・ω・`)
本スレの光栄三国志ネタを見て浮かんだの投下開始

「やばい、おわんねぇ・・・」
「あはは、流石にこの量はきついね。この量をいつも朱里ちゃんと紫苑さんで済ませていたなんて、凄いなぁ」
今日も今日とて内政の日々。だが今日はいつもと事情が違った
黄巾の残党と袁紹軍の逃亡兵がこの幽州に集まってきているという動きがあるのだ
皆が言うにはこの国は内政に力を入れているので他所よりも民が豊かである、という理由で狙われてしまったらしい
無論、そんなことを許す訳ないので即座に鎮圧の為の兵を出した
しかしここで問題が発生
先日の演習で翠と鈴々が軽症とはいえ負傷してしまったので戦いに出す訳にはいかない
華雄もショックで寝込んでおり、恋も行方不明(夜には帰ってきた)とあって愛紗、星、紫苑、朱里が出陣していった
その結果数日とはいえ内政要員がいなくなってしまったのだ
ご主人様権限で詠に手伝って貰ってはいるがあまり表には出せない為ほとんどがこっちに回ってくる
書類に埋もれた惨状を見かねて伯珪が手伝ってくれたものの、全体から見ると氷山の一角を解消したところか
「やはり戦いは数だよな伯珪」
「でも翠さんなら兎も角鈴々ちゃんや恋さんには無理じゃないかな?」
「う〜〜、あの2人には無理だし、以外に翠もこういった事は苦手だからな。これ以上詠に任せるのも無理だし」
「そうだよね・・・みんな早く帰ってきてくれないかなぁ・・・」
そうぼやきながらも腕を止めない伯珪。流石に元一国の領主だけあってこういったことは慣れているようだ。ぶっちゃけ俺より処理早いし
「愛紗達が帰ってくるのは早くて20日後だろうな。規模はまあ、それなりだが距離がな・・・」
こうして俺達の戦いは始まった
197華雄:2007/02/06(火) 17:52:07 ID:7edoZ5FO0
それから数日・・・・・・
「う、あぁ、ほ、北郷、も、もう、だめぇ・・・」
「ちょ、しっかりしろ伯珪!後やばい声出すな、そっちも色々とまずいって!」
書類の山は山脈を築いている。あまりの事に月も詠も少しは手伝ってくれているが焼け石に水
翠と鈴々と恋は、まあ予想通りというべきか・・・仕事を増やしてくださいましたorz
「だ、だってぇ、もう三日間徹夜なんだよ?だるいし眠いし・・・あぅぅ〜」
「辛いなら先に休んでいいって言ってるだろ!だから頼むからその声と表情はやめてくれーー!!」
さっき机に勢い良く倒れこんで赤くなっている顔、隈は見えるがそれを無視しうる破壊力を持つ潤んだ瞳、疲労によりとろんとした表情
さらに荒い呼吸に行き絶え絶えな声。いろんな意味でヤヴァイ。主に息子が
「うぅ、ごめん北郷。どうやらここまでのよう・・・・・・」
「伯珪ー!!」
倒れた伯珪を俺のベットに運ぶ。君のお陰で大分楽だったよ、ほんとにありがとう。今は安らかに・・・・・・
「・・・・・・何をしているんだ主殿?」
「ん?ああ、華雄。もう大丈夫なのか?」
「う・・・大丈夫だ、二度とあのような遅れは取らん」
照れながらも気丈に返すその姿にマイサンは暴走寸前。・・・あかん、俺もやばいかもしれん
「それにしても凄い書類だな・・・・・・ふむ、私にも出来そうなのはあるな、少し手伝わせて貰うぞ?」
「え?ああ、出来るなら頼む。もうネコの手も借りたいぐらいの忙しさなんだ」
「承知した。しかし、ネコに頼むのはダメだ。どうせならセキトに頼むといい」
「・・・・・・頼んだことあるのか?」
「・・・・・・恋より役には立ったな・・・・・・」
「・・・・・・続けよっか・・・」
「・・・そうだな」
一体何をしたんだセキトー!
198華雄:2007/02/06(火) 17:53:28 ID:7edoZ5FO0
その後復活した伯珪も加わり一気に片付いた。やはり戦争は数だね
「ふいー、これで一段落か」
「そうだな、お疲れさん」
「ありがと。あ〜〜!体が痛いぜ。休むのは少し動いてからにするか」
「私も部屋に戻って休むよ。ここのベットは占領されてるし」
「zzz」
予想外の活躍を見せてくれた華雄は「私に出来ることはもうないな」といって俺のベットで先に寝ている
「・・・俺どこで寝りゃいいんだ」
「はは、いっそ一所に寝たらどうだ?」
「いや、それは流石にまずい。特に今は」
「そっか。なら私のとこに来るか?」
「へ?」
「あはは、冗談だって、冗談」
「だよな、びっくりしたぞ。さて、それじゃ少し散歩してくるわ」
「ああ、途中で倒れるなよ〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・冗談なんて言わなきゃよかったかもorz」

「は〜、太陽が眩しいぜ!」
久しぶりの日光を浴びた気分は吸血鬼。体がとろける〜
「あら〜ん、ごしゅじんさま、こんなとこでそんな格好してると襲われるわよ〜ん?」
「げぇ!貂蝉っ!」
「いきなり酷いわねぇ。折角労いのお酒を届けに来てあげたのに〜」
「あ、ああ、ありがとう。そしてさようなら」
「いや〜ん、そんなつれないところもス・テ・キ」
199華雄:2007/02/06(火) 18:02:04 ID:7edoZ5FO0
「労い、ねぇ。大丈夫なんだろうかこれ?」
部屋に戻りながら渡された箱に注意を向ける。まあ大丈夫・・・・・・だよな?
「ただいまっと。華雄はまだ寝てたか」
起こさないように静かに部屋に入り、落ち着いた所で箱を開ける
「そういや、華雄が内政出来るとか結構以外だったよなぁ・・・ん?なんだこれ?光栄三国志]?」
    統率  武力  知力  政治  魅力
関羽  96  97  76  64  93
張飛  86  98  33  22  44
諸葛亮 93  37  100  98  92
趙雲  91  96  75  65  81
馬超  89  96  43  23  82
黄忠  86  94  66  58  74
呂布  95  100  26  13  32
華雄  81  93  52  39  57
公孫賛 85  84  67  66  79
番外
劉備  78  72  73  78  99
「・・・・・・以外、なんだなぁ・・・・・・」
「zzz」


いじょ。張飛は兎も角馬超より知力政治上だったのは驚いた
そして1,2箇所飛びぬけてるのが多いからハムの平凡さが・・・能力的には優秀なのにね(´・ω・`)
200名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:07:18 ID:y1OwVjsrO
>>187
うpローダー使い方が今一わからんからおとせない…orz
201名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:10:07 ID:pKBFQCfX0
テスト終わって帰ってきたら豊作やねぇ
みーんなGJ!
にしても、華雄のでセキトが何をしたのか凄く気になるなw
202名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:11:14 ID:R9hJLs960
まとめサイト作りたい気持ちはあるけど、運営している他のまとめが忙しくて時間取れそうもないなぁ・・・・
203名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:12:08 ID:pKBFQCfX0
>>200
パス入力欄にパスを入力
  ↓
表示されるページ内の「ダウンロード」の文字をクリック
  ↓
(゚д゚)ウマー
204名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:16:31 ID:hrHbOLL90
カサマツがそんなに早く流れるわけないだろ…
常識的に考えて…
205名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:18:17 ID:IIrpR4Kz0
206名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:19:29 ID:fNkyNgXS0
>>205の優しさに泣いた
207名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:48:41 ID:DEV4Sg1A0
>>205
あんたいい人だね!
でもPSAAが分からんですorz
musouでもkoihimeでも0000でも落とせん・・・
208名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:51:44 ID:y1OwVjsrO
>>203
>>205
サンクス。

そして>>187、GJ!!

つくづく小蓮萌えな自分がいると思ったょ。
209名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:54:19 ID:SVVU0ER40
>207
落ち着け、PSAAじゃない、PASSだ。
PASSは187のメル欄 sageのあとの3文字だ。
210207:2007/02/06(火) 18:58:16 ID:DEV4Sg1A0
ゴメン、解決した
>>187
>>196-199
GJ!
211名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 18:59:03 ID:G9AKvEzf0
>>210
キミ初心者過ぎるよw
212名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 19:00:07 ID:/PtCzN2L0
>199
GJ!
三国志]か・・・舌戦楽しいからなぁ・・・恋姫の中で面罵持ってそうなキャラは

・・・やめとこう。
213名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 19:02:28 ID:DEV4Sg1A0
>>211
こういうトコ来るようになってまだ浅いんで、
知らんことが多いんですわ自分orz
>>209
サンクス!教えてくれてありがとう 
214名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 19:03:21 ID:ysXSDS8E0
イラっとしたけど205に免じて何も言わないどこうw
215名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 19:33:40 ID:7edoZ5FO0
>>212
いるじゃまいか、詠とか華琳とか桂花とか
216名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:24:49 ID:SRzOsH5d0
華琳ネタ好評のようで嬉しいですw
重複はすみませんでした。

秋蘭ネタができたんで、
これから投下しますね。
217名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:26:09 ID:SRzOsH5d0
「すまない、待たせたか?」
走ってきたけど、許可をとるのに少し時間が掛かってしまった。
「いや、構わないさ。頼んだのはこちらだ。
まぁ、姉者や華琳様なら怒るんだろうな。」
薄く笑いながら少し怖いことを言う。
「ははっ、相手が秋蘭で助かったよ。」
そう、今日一緒に出かけるのは秋蘭とだ。
何故こんな事になったかというと・・・


「よし、今日の執務は終了っと。」
さて、まだ日が落ちるまで時間もあるし、
町へ行って、遊びがてら見回りまるかな。
そんな事を考えていると
コンコン
とドアをノックする音が聞こえた。
「はい、開いてるから入っていいよ。」
「北郷殿、少しよろしいか?」
「あれ、どうしたの秋蘭?」
秋蘭が少し言い辛そうに
「実は、お願いがあるのだが・・・」
「お願い?」
秋蘭が言い辛そうにするお願い・・・
華琳が閨を一緒にする為に無理難題でもつけたのかな。
あれやこれやと無茶苦茶な考えが頭をよぎる。
218名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:27:10 ID:SRzOsH5d0
「北郷殿?」
「あ、ああ、聞いてるよ。それでお願いって?」
「すまないのだが・・・」
ゴクッ、思わず唾を飲み込む。
「私と二人で町へ行ってもらいたい。」
・・・・・・・・・
「へ・・・?二人って俺と秋蘭が?」
「ああ。」
「つまり、外出の許可って事?」
「ありていに言えばそうなる。」
「それは構わないんだが、何で俺と二人っきりで?」
今までは、春蘭らと数人で出掛けていたはずである。
「うむ、率直に言ってしまえば、姉者達と出掛けると
どうしても世話をしないといけなくなるのでな。
買いたいものだけを買うとはいかなくなってしまうのでな。」
「ああ、なるほどね・・・」
世話係りの秋蘭らしいな。
「わかった、これから町に行くつもりだったし、
今から平気かな?」
「私は平気だが、外出許可は平気なのか?」
「秋蘭だけなら平気だろう。」
春蘭や季衣とは違って暴れないだろうし・・・
とは、口に出さないで置く。
しかし、
「ふふ、姉者が聞いたら怒るぞ。」
口に出さなくてもわかってしまったらしい。
「ま、愛紗に外出してくるって伝えてくるから、
門のところで待っていてもらっていいかな?」
「了解した。」
219名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:29:53 ID:ffPL7/w80
(^ー゚*)b
220名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:29:54 ID:SRzOsH5d0
とまぁ、こんな訳である。

町へと向かう道中
「しかし、思ったより早く来たな。」
「そうか?許可を取るだけだから、もっと早く来れると
思ったんだが、愛紗に秋蘭と二人で町へ行ってくると言ったら、
危険だと言って、思ったより反発を受けてね。」
「ふふふ、妬いているのだろうさ。」
「妬いてる?」
「ああ、私が北郷殿と二人で出掛けるのが羨ましいのだろう。」
なるほど、道理で顔が赤かったわけだ。
「それで、秋蘭は何が欲しいんだ?」
「そういえば、言ってなかったな。本だよ。
姉者達がいるとゆっくり見て選べないのでな。」
確かに、春蘭達なら本を選んでるうちに何処かへ行ってしまうだろう。
「わかった。それじゃ、本屋に行こうか。」
「ああ、頼む。」

「ふあ〜あ」
っと、思わずあくびが出てしまった。
本屋に着いてから1時間くらいは秋蘭に付き合って、
本を眺めていたが、さすがに飽きてしまった。
秋蘭のほうはまだまだ時間が掛かりそうだし、
「どうしたものかな・・・」
あまり離れる訳にもいかないし、
少し向かいの店でも少し見てくるかな。
221名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:31:32 ID:ffPL7/w80
(^ー゚*)b
222名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:31:55 ID:SRzOsH5d0
「姐さん、少し見せてもらうよ。」
「これは太守様、どうぞごゆっくり見て行って下さい。」
「ふむ」
んー、どれがいいかな。
お、これなんかいいかもしれないな。
「姐さん、これもらうよ」
「はい、毎度〜」

それから、通りかかった人に肉まんを貰ったりしながら
待っていると、
「すまない北郷殿、だいぶ待たせてしまってたようだな。」
本を10冊ほど抱えた秋蘭が店から出てきた。
「いや、構わないよ。熱心に見ていた様だけど、
いい物はあったかい?」
「ああ、北郷殿のおかげでゆっくりと買い物ができた。」
「それはよかった。付き合ったかいがあったよ。
荷物持つよ。さっき肉まんをもらってね。
まだ温かいから食べな。」
「助かる。」
秋蘭から本を預かり、代わりに肉まんとさっき買ったものを渡す。
「ん?北郷殿。これは?」
「秋蘭を待つ間に向かいの店を見てきたら、
装飾品店でね。少し見ていたら、それが秋蘭に似合いそうだったんでね。」
「これは・・・耳飾?」
手に持ちながらじっくり見る秋蘭
「気に入ってくれると嬉しいんだけど、どうかな?」
ふっと笑うと、耳に着けてくれる。
「私は気に入ったが、似合っているかな?」
「あ、ああ、よく似合ってるよ。」
「そうか。」
と言って笑った顔は、本当にドキリとさせられるものだった。
223名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:33:23 ID:SRzOsH5d0
「さて、日もだいぶ落ちてきたことだし、急いで帰るとしよう。」
「そうだな、あまり遅くなると愛紗にまた説教されるしな。」
「それだけで済めばいいがな。」
そう呟いた秋蘭の言葉が気になる。
「どういう意味だ?」
「なぁに、こんな物を買ってもらったのでな。少し心配したまでだ。」
そう言いつつ、耳飾をいじる。
「もし、この事が愛紗達に知られれば、どうなるか、とな。」
・・・・・・・・・・・
「あの秋蘭さん、できればこの事は内密にお願いできますか?」
一瞬想像してみたが、恐ろしい事になりそうである。
「そうだな・・・また付き合ってくれるのなら考えてもいいな。」
さっきとは違う、少し意地の悪い笑みを浮かべながらそんな事を言う。
「それなら、全然問題ないよ。」
むしろ嬉しいくらいだ。
「そうか。では、またお願いするとしよう。」
「ああ、いつでも来てくれ。」
また行く日を楽しみにするとしよう。
  


秋蘭に個別あったらこんな感じかなと思って書いてみました。
224名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:49:00 ID:ysXSDS8E0
俺的にはうぷじゃなくてスレに書き込んでくれた方がいいかなあ
まあ100レスも使うような超大作ならしょうがないけどさw
225名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:49:39 ID:d3CAdD9m0
>>223
お主こそ真の豪傑よ!
つかマジGJ!
こんな個別あったら秋蘭に落ちてたな
226名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 21:58:00 ID:fNkyNgXS0
>>223
GJ!
秋蘭のセリフが完全に声付きで脳内再生される俺\(^o^)/
227名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 22:05:47 ID:7edoZ5FO0
>>223
GJ!
秋蘭カワイイよ秋蘭
228名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 22:11:06 ID:Zc2zyJKG0
>>226
むしろ始まったんだ
229華雄:2007/02/06(火) 22:18:21 ID:7edoZ5FO0
詠のあの日の小ネタを投下

「おはよぅ〜。ん?この雰囲気は」
「・・・・・・・・・・・」
「またか・・・まあ、昨日は大騒ぎだったからなぁ。あたた、まだ少し痛むや」
「あ〜る〜じ〜ど〜の〜」
「うぉわ!?か、華雄か、どうしたんだ?そんな幽霊みたいな現れ方して」
「昨日の騒ぎはやはり主殿が原因だったのだな。私の平穏な一日をよくも・・・」
チャキ
「わー、まてまて。説明を、説明を求むー!」
「昨日の大騒ぎの後始末、私一人で片付けた、とおっしゃればわかって頂けますか?」
「ハイ、ジュウブンワカリマシタ」
「それで、何は言い残すことは?」
「まてまてまてまて!誤解だ誤解!俺も巻き込まれた側だってば!!」
「・・・・・・いいでしょう「ほっ、助かっt」貸し1です「げ」」
華雄の貸しはコワイ。以前は縄と油で、いやもう思い出したくも無いあんなこと・・・・・・
「所で珍しく伯珪が落ち込んでるんだが何があった?・・・昨日の被害報告には来てなかったはずなんだが」
「まあ、言えないだろうな」
「何があったか聞いても?」
「ふむ、まあ主殿だけになら。2人で遠乗りに出た時、少し休もうと小川に向かって」
「ふむふむ」
「川について、馬から降りようとした時、伯珪の馬が止まらずに川に入ろうとしたので伯珪が体勢崩して投げ出され」
「それはまた・・・」
「起き上がろうとした所をそのまま踏まれていって」
「げ、自分の愛馬にそれやられるのは辛いな」
「うむ。白馬将軍と呼ばれるほど馬術に長け、馬を愛しているのにその仕打ち、落ち込むのも仕方ないな」
「orz」
230華雄:2007/02/06(火) 22:20:37 ID:7edoZ5FO0
「ところで、昨日詠に会ったか?」
「詠?ああ、伯珪と遠乗りに行くということを話したが、それが何か?」
「いや、それがな・・・」
―説明中―
「そんな事が・・・となると昨日のあれはやはりその影響なのか」
「多分ね・・・」
「ん?だが私はそれほど不幸を受けてないような気が・・・・・・」
「そうか?後片付け一人だけとか結構きつい不幸な気するが」
「確かに、言われてみればそうかもしれないが・・・最近似たようなことが良くあるからな、辛いとは思うが不幸とは思えん」
「・・・・・・不憫な(ホロリ)」


おまけ
「確かにな。だが本編や横山三国志の結末に比べればこれくらいなんともなかろう?」
「やめようね!この外史が消滅しかねないメタ発言は!」


ギャグだと動かしやすすぎるなこの2人。まさにオチ担当・・・
そろそろ芸風変えてみるか
231名無しさん@ピンキー:2007/02/06(火) 22:28:45 ID:Zc2zyJKG0
華雄氏、GJ
232名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 23:06:25 ID:cTvnsa9J0
>>217
読ませてもらったぞ、なかなか良い出来だ…飴をやろうw
233名無しさん@初回限定:2007/02/06(火) 23:52:26 ID:UNSl2zLG0
本スレより、埋もれさすには惜しいネタなので甜菜

256 :名無しさん@ピンキー [sage] :2007/02/06(火) 22:12:18 ID:c+zqDP38O
呂布と貂蝉のエチーが無いとはどういうことだ!

…まぁとりあえず
れんたんれんたんれんれんたん(´・ω・`)

268 :名無しさん@ピンキー [sage] :2007/02/06(火) 22:22:26 ID:TX7IM2h40
貂蝉「うふふ、別の外史ではあなた達二人が私を取り合うのね〜。私ってばどこの世界でも罪なオ・ン・ナ」
呂布「……(フルフルフル!」
董卓「…………」(卒倒

貂蝉「しかも続いてあなた達二人まで争うことになるなんて。 
    そして最後は私愛紗ちゃんに斬られちゃうのね……佳人薄命とはこのことかしらぁん?」
曹操「じょ、冗談は存在だけにしなさい!」
関羽「本当に斬るぞ……!」
234名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 00:19:49 ID:USmVbagl0
>>229-230
GJ!
>>232
雛乃姉さんキタコレw
235華雄:2007/02/07(水) 13:57:47 ID:j6kR79fs0
シリアス物出来たんで投下する
ただおかしいとこや違和感あるやもしれんがそこは脳内補完で頼む
236華雄:2007/02/07(水) 13:58:38 ID:j6kR79fs0
「よし、これで大丈夫だ。そっちは?」
「ああ、こっちも今終わった。しかし、これほどまで手配に手間がかかるとは。やはり重歩兵は慣れぬな」
「ははは。手間がかかったのはこっちも同じだけどね。やっぱり袁紹との戦いで馬が減ったのが痛いな」
「騎兵、か。朱里殿が今回の戦い次第でお前か翠の所か、どちらかの騎兵隊を強化するつもりのようだぞ?」
「ほんとか!?よぉし、皆に私の武を見せてやる!」
「張り切るのはいいが、猪にはなるなよ?」
「あはは、流石にそこまではしないさ、攻城戦だし。それに、そういうあんたこそ先鋒じゃなくてもいいのかい?」
「本当は先鋒になりたかったが、なんとなく今回はあの2人に譲った方がいい予感がしてな」
「ふ〜ん。ま、その予感が当たることを祈っておくよ?」
「ふ。私の武の前に意気喪失するなよ?」
「「はははははは!」」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「所で、そんなに騎兵増やしたいのなら主殿に頼めばいいのではないか?」
「それは勿論頼んであるよ。でも私だけ、って訳にはいかないさ。ここの内情は理解してるから」
「何、主殿の懐から出してもらえばいいのさ」
「懐からって、あいつの財布は愛紗が握っているだろう?」
「その難関を越えてでも出してやる、という気概を引き出せばいいのさ。例えば・・・・・・ふむ、これとかどうだ?」
「な、こ、これは・・・・・い、いいかもしれない・・・はっ!ダメだダメだ!!」
「ではこれは?」
「え?・・・あ、こっちのほうがいいかも、ってダメに決まってるだろ!というか、なんでこんなもの持ってるんだよ!」
「なんで、と言われてもな。朱里殿から貰った教本の一部、としか。これなら大丈夫か?」
「教本って、何教わってるんだよ・・・・・・んー、さっきのほうがまだ」
こうして夜は更けていった
237華雄:2007/02/07(水) 14:02:00 ID:j6kR79fs0
「ふん、この程度の敵なぞ恐れるに足らず!全軍前進!我らが武の力、天下に示せ!!」
「「「「「おおおおおぉぉ!!!!」」」」」
「弓を射よ!槍を突け!剣を振るえ!一気呵成に攻め立てよ!後曲に出番を与えるな!!」
空を覆う矢の雨、槍と槍、剣と剣による鬩ぎ合い、怒号と断末魔によって奏でられた狂想曲
辺りは斬られた体の一部、流れ出た血、既に帰らぬ者となった肉塊によって彩られる地獄絵図
そんな狂気な地でなんら臆することなく敵を屠る気丈な将
既に優劣は決した。もはや将の出番はない。前進する兵を見送り、周囲の状況を確認する
「脆いな、これが曹魏の兵か。これならば策等いらなかったかもしれん」
「あっさりしすぎだね。こりゃ策どころか私んとこの出番もない、なんてことに?」
「ちゃんと出て貰うからそう心配するな。っと、伝令が来たか」
「伝令!超飛隊、敵本陣に取り付きました!華雄隊はこのまま前進、敵右翼を分断せよ、と」
「わかった。伯珪、頼めるな?」
「勿論!公孫賛隊出るよ!」
未だ敵陣は動揺している。恐らく、この攻撃により敵は孤立し、壊滅するだろう
「随分待たせたな、これより我が隊は敵に突撃する!我が騎馬隊の力を思い知らせてやれ!!」
「「「「「おおおおおぉぉぉ!!!!」」」」」
「くらえ!これぞ白馬陣!!」
激しい勢いで攻め立てる。敵陣を突破し、再び背後から強襲する
騎馬隊によって空けられた空間へ楔を打ち込むように進軍する。このまま攻めればすぐに敵は分断され、壊滅するだろう
が、後一歩という所で敵陣が息を吹き返した
「ち、援軍が来たか」
「どうやら夏候惇のお出ましのようだ」
「夏候惇、か。伯珪、兵の指揮を任せてもいいか?」
「そりゃあ構わないけど、まさか突っ込む気?」
「ああ、頚を取ってくる。その隙に分断殲滅させといてくれ」
「やれやれ。あんたが頚になるんじゃないよ!」
「ありえん!」
238華雄:2007/02/07(水) 14:06:11 ID:j6kR79fs0
「季衣の奴、一人で大丈夫かな・・・」
「此処まで来て人の心配とは、随分な余裕だな」
「何!?・・・華雄か。生きていたのか・・・」
「ふっ、水間以来か。ああ、主と国に恵まれてな。こうして名を馳せる機会も貰えたよ」
「敗残の将が偉そうな口を。その頚、落とされたくなければ逃げるがいい」
「ほう。盲夏候は只の猪武者かと思ったが、なるほど、人並みには弁が立つのか」
「貴様!その名で私を呼ぶなー!!」
「この程度の挑発に乗るとは愚かな、冷静さを欠けばすぐに死ぬというに・・・・・・あれ、あの時の私、実は死ぬとこだったかもしれない?」
「何をごちゃごちゃと!我が魏武の大剣、その身に受けるがいい!!」
「くっ、なかなかやるな!だが、甘い!!」
「何っ!?」
「我が武の力に仰天せよ!!」
咆哮と金属音、そして大剣が弾き飛ばされ地面に突き刺さる
「しまっ!」
「これで終わりだ!!」
もはや夏候惇に防ぐ術はない。華雄の一撃により胴を斬られ、夥しい血が辺りに飛び散る
「ぐっ、夏候惇・・・将軍、どうか・・・ご無事・・・・・・で・・・・・・・・・」
「う、すまん、お前のお陰で助かったぞ」
「ちっ、邪魔が入ったか」
「援軍だ!援軍がきたぞっ!!」
「くっ、秋蘭が間に合ってくれたか。この勝負、預けておくぞ華雄!」
「逃げるか!その頚置いていけ夏候惇!!」
「将軍!ここは我々に任せてお下がりください!」
「ちぃ、雑兵が、私の邪魔をするなー!!」
239華雄:2007/02/07(水) 14:07:55 ID:j6kR79fs0
「華雄!後退の合図だ!一度下がるぞ!」
「分かっている!後一歩の所を!!伯珪、この借りは後で夕食一品で返して貰うぞ!」
「私が悪かったのか!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「そういえばさ、その剣、どうしたの?」
「ああ、これか。主殿が自分用に作らせたらしい剣でな、雌雄一対の剣というそうだ」
「ふぅん。北郷の奴、前出る気だったのかな?それにしても、良く貰えたね?愛紗とかが騒ぎそうだけど」
「いや、「これを上げるから貸し1勘弁してください」と土下座されて」
「・・・・・・・・・・・」
「思った以上に業物でな。武人としてはかなり嬉しいものだ」
「そっか、良かったな華雄(夕食一品で済んで助かった、と思うべき?)」
雌雄一対の剣効果で華雄の武力3アップ
好色艶本触手淫獣の巻(写本)効果で公孫賛の知力魅力5アップ



あれ?最後にオチが・・・どうやら2人のギャグ体質は改善できないようです(´・ω・`)
240名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:15:33 ID:3Bksivjl0
華雄の人がんばりすぎ。
241名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:23:36 ID:59wuox8u0
夏侯惇辺りは学校で進級できるのだろうか…?
242名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:34:51 ID:dm8yrg7A0
す、すまん…華雄氏の頑張りにはマジで頭が下がるんだが
台詞の前に真名を入れてくれると読みやすいんだ…
243名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:36:54 ID:18r5YjLJ0
読みやすいというか今の状態だと誰の台詞か考えて読まないといけないからかなり面倒だろう
244華雄:2007/02/07(水) 14:40:37 ID:j6kR79fs0
>>242
ふむ。次は台詞前に1文字入れてみるわ
さて真名の無い子達はどうしようかね(・∀・)
>>243
昔どこかで台詞前の名前うざい、とか見た記憶があってねぇ
とりあえず今までのは我慢してください・・・
245名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:41:43 ID:kvoLQrdd0
なんかハムの子と華雄が多いいな
俺的には前あったみたいに星のSSがみたいな
246名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:53:25 ID:dm8yrg7A0
>>244
注文つけてスマソ
真名ってのは重要視してないですから
華雄やハムってのでもいいさ、キャラが解れば問題ないです
247名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 14:59:36 ID:18r5YjLJ0
うむ、誰の台詞か分かればいいのだから真名だろうが武将名だろうが何でもいいと思う
名前なくても即座に脳内変換される人もいるだろうけど、そういう人ばかりではないしね

>>244
まあそれはスレによって違うからね
本スレで貼られるのは大半が名前付きだけどうざいなんて一度も言われてないから
深く考えない方がいいかも
それに台詞前でなくても、最初に登場人物は誰々と書くだけでも読みやすくはなるかも
248華雄:2007/02/07(水) 15:30:52 ID:j6kR79fs0
>>246,247
とりあえずキャラが分かりやすいように書いてみる
>>245
つまりはこんなのだな?


城陥落まで後一歩、というところで輜重隊が襲撃され、補給線が断たれてしまった
補給線を断たれたなら敵の輜重隊を襲い返して奪えばいいという案
二手に分かれて城の包囲を続行しつつ輜重隊襲撃部隊を撃退すればいいという案
全軍後退し被害を極力抑える案。と様々な意見が出た
そして今後の事を考え、全軍で撤退する事にした。何人か不満そうにしていたが・・・

「大変です!趙雲将軍が単独で反転、敵陣の中へ突入していきました!」
一「何だって!?」
愛「馬鹿な!星の奴、何を考えているんだ」
翠「ご主人様、星が敵に降ったとか聞いたんだが本当か!?」
一「そんなわけあるか!・・・あ、怒鳴って悪かった。だが星に限ってそんな事はない。何か、きっと事情があったんだよ」
翠「あ・・・ごめん、そうだよな。あいつがそんな事するはずないよな。少し、頭冷やしてくる」
愛「翠・・・・・・星め、散々人を心配させて。鈴々共々後で説教だ」
一「ははは、お手柔らかにね?」
249華雄:2007/02/07(水) 15:31:53 ID:j6kR79fs0
「前方に砂塵、旗には張の文字!張飛将軍のご帰還です!」
愛「無事で、よかった・・・」
一「そうだな。はは、お姉さんの目になってるぞ愛紗」
愛「もう、からかわないでください。鈴々!」
鈴「愛紗!お兄ちゃん!ただいまなのだ!」
一「お帰り。殿ご苦労様。無事でよかったよ、ほんと」
鈴「へっへ〜、鈴々は無敵なのだ〜!」
愛「無敵なのだ、じゃない。あまり調子に乗るなよ」
一「まあまあ、こうして無事に帰ってきてくれたんだからいいじゃないか。所で鈴々、星が何処にいるか分かるか?」
鈴「星?んっと、今までで一番怖い顔して張遼お姉ちゃんの部隊に切り込んでいったのだ」
一「切り込みって、止められなかったのか?」
鈴「う〜、止めようとしても振り切っていった星が悪いのだ。鈴々は悪くないもん」
一「いや、悪いと言ってる訳じゃないんだが・・・星、無事に帰ってこいよ」
250華雄:2007/02/07(水) 15:33:24 ID:j6kR79fs0
星「ふう、只今戻りましたぞ主」
一「星!何処に行っていたんだ。鈴々が張遼隊に切り込んでいったとかいうし、みんな心配していたぞ」
星「それは、申し訳ない。だが私にも引けない理由があったのだ」
一「引けない理由?」
星「うむ、これだ」
そういって星が懐から取り出したのは一つの壺
一「これは・・・壺か?だがこんなものなら後でいくらでも・・・」
星「こんなものとはなんだ!これは職人達の手で作り出された至高のメンマなのだぞ!」
一「メン・・・マ?」
星「そうだ!私が長年かけてようやく手に入れた一品、運が悪く直接手には入らなかったが輜重隊が預かってくれていたのだ。それをあの張遼が!」
10分ほど星によるメンマの賛辞と張遼の罵詈雑言が続く
一「あーっと、もしかしてこれ長坂橋の撤退戦と一騎駆けの奴か?だとしたら俺は阿斗の変わりにあれを投げ捨てれば・・・」
今の星は説教をしようとしている愛紗すら怯むほどの気迫がある。もしあれを壊したら間違いなくバットエンド
一「・・・・・・星、罰として今日の皆の夕食のおかずはそのメンマな」
星「な!?私がこれの為にどれだけ苦労したのか、今言っているではないですか!それなのに」
愛「元はと言えばお前があんな無茶をしたからだろうが!その程度で済んだご主人様の優しさに感謝しろ!」
鈴「え?今日の夕食は星の秘蔵の一品なの?すっごい楽しみなのだ!」
翠「ほんとか!よっしゃ、喰いまくるぞ〜」
星「ああああ、主?そ、そんな酷いことはしませんよね?」
一「愛紗、まだ夕食まで時間あるし、恋達も呼んできてくれ」
愛「分かりました、では早速」
星「う〜、主ぃー!主、主!」
キコエナーイ。今日の俺は何もキコエナーイ
251華雄:2007/02/07(水) 15:54:44 ID:j6kR79fs0
星SSなのに星の出番が少ないのはこれ如何に。だが反省も後悔も(ry


おまけ
空には満天の星、城楼から見おろす町並みも美しく、酒を飲むにはいい日だ
「これでつまみでもあれば完璧なんだが・・・ん?」
視界の隅でごそごそと動く物体を発見。誰だろうか?
「お〜い、そんな所で何やって・・・って星!?何してるんだそんな所で!」
「ああ、主か。ふ、何、あのメンマを失った時、私の全ては終わったのだ」
「全ては終わったって、そんな大げさな」
「後はあの世にあるであろう究極のメンマを求めて旅たつのみ。とめないでくだされ主よ」
「だー!止めるに決まってるだろうが!てかそれぐらいで死のうとするなよ!」
「そうするように仕向けたのは主ではないですか・・・・・・」
「いや、あれくらいでこんな事になるとは・・・分かった、あのメンマと同じのをどうにかして手に入れるからそれで勘弁してくれ」
「ほう、あのメンマをもう一度、ですか。私がどれほど苦労して手に入れたか、理解しておいでか?」
「う、うん。星が凄く苦労したのは分かってる。でもさ、それでも星の命には代えられないんだから、あの時の判断を間違ったとはいえない」
「主・・・」
「まあ、気長に待っててよ。この大陸を平定できたら、きっとすぐに手に入ると思うからさ」
「・・・分かりました、今日の所はこの酒で許してあげましょう」
「はは、ありがとう」
「では。この大陸に安寧をもたらし、ゆっくりと酒とメンマが味わえるであろう日々に乾杯」
「誰も悲しまず、みんなでゆっくりと過すことの出来る、そんな日々に乾杯」
252名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 16:30:09 ID:pQcW7Hrw0
一騎駆けSSグッドジョブ!
つか阿斗がメンマかいw
253名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 18:05:38 ID:eBjV4eeX0
俺も負けてられないぜ!と思って書き始めたんだが、
何故か大喬にみんなを寝取られる一刀と言うネタになってしまった。





ので、うpらない('A`)
254名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 18:05:55 ID:kvoLQrdd0
>>248
星SSサンクス
まあ星が無謀な事をするのはメンマがらみだろうなー
と思ってたけどまさか当たってたとはな
これからも頑張って
255名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 18:43:51 ID:kNB0cq510
>>253
なんて需要の少なそうなSSなんだ‥‥‥。
怖いもの見たさで見てみたい気もするが、上げるならロダか何かにしてくれると嬉しい。
256名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 18:49:26 ID:j4k7JQ9XO
寝取られスキーの俺が戦慄に震えた。
こっそりうPるなら皆が幸せだぜ。
蔵入りさせるならば月の無い晩には背中に気をつけてもらわないとならん。
257名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 18:59:38 ID:E6bL6MUSO
>>253
最後は一刀も……アッー!
258小蓮if話:2007/02/07(水) 19:22:44 ID:AhSX83zB0
>>187からの続きの話。イベント二回目ってことで。


幽州というのは中国でも北のほうに位置する。緯度的には東北地方辺りな訳だ。
つまり何が言いたいかと言うと、冬は寒い。それが言いたかったんだよ。
「あ゛〜〜、寒い」
この時代ヒーターやエアコンなどという文明の利器は存在しません。
少しばかり元の世界を羨ましくも思ったが、そんな思いに馳せても意味なき事。
まぁ昔から剣道をやっていたからある程度は寒さにも慣れている。二、三枚上から羽織ればそれで十分。
「雪も結構積もってきたなぁ。こんなに積もってると少しワクワクしちゃうな。なぁ愛紗、あとで――」
「駄目です」
文字通り一刀両断。まだ何も言ってないのに…。
「主の威厳はいずこに!?俺はただ――」
「どうせ『雪遊びでもしようか』などと仰るおつもりだったのでしょう?そんな暇はありません」
うぐ、ご明察。さすが読みが鋭いぜ。…俺が単純なだけか?
「冬には冬でやらなければならない事があります。農作物が取れない時期なだけに兵糧の確保により力を入れなければなりませんし。
 まぁご主人様が意見して下された家畜の放牧などで多少は余裕がありますけれども」
もっともな意見である。民衆を飢えさせては元も子もない。だがそれだけ今の時期に内政を整える絶好の機会でもある。
259小蓮if話:2007/02/07(水) 19:23:24 ID:AhSX83zB0
「と言うことはやっぱり魏の冬期侵攻はないみたい?」
「確定している訳ではありませんが…間諜からの情報と、積雪量から見れば可能性は少ないと思います」
冬の時期に軍を動かすなど愚の骨頂である。
相手だけではなく自然もが敵に回る。寒さは歩みを遅くさせるものだし、何よりも兵卒の士気は落ちるのみ。
かのナポレオンもそれを契機に没落していったものだ。
もっともそれは兵站を軽視していたという理由もあり、加えてロシアの焦土作戦があったからこそでもあるが。
「曹操がそんなミスをする筈もないがリスクを犯してまで攻め入ってはこない、か」
「? それに魏とてこちらだけに目を向けている訳にもいかないでしょうし」
ボソリと呟いたことは聞き流し、愛紗は現状を報告する。
「ん、そうだね。今更言う必要もないだろうけど、監視だけはよろしくね」
「勿論です。それではこれで失礼します。……しかし、今年はいつもより雪が多く、寒い気がします」
「そうなの?ま、女性はあまり体を冷やさないように。…何なら、一緒にお風呂でも入る?」
「ごごご、ご主人様!何を仰るんです!う〜、し、失礼します!」
ボンッと音でも立てそうなほど瞬時に顔を真っ赤にして部屋を出て行く。
「そんなに照れなくてもいいのにねぇ…」
260小蓮if話:2007/02/07(水) 19:24:03 ID:AhSX83zB0
さりとて政務ばかりに没頭出来るほど自分は聖人君子ではありません。
息抜きをしなければ頭は沸騰、意気消沈。いえ、決して息抜きばかりしてる訳じゃありませんよ?
そんな言い訳を誰に言うでもなく、いつもの散歩コースへ。
雪は10cm程か。歩く分にはそれほど苦労というほどでもない。
白い息を吐きながら雪景色を眺めていると、いつもと変わらず動物達と戯れている恋を発見。
「…ご主人様」
発見したのは向こうも同じのようで、こちらに体を向ける。それと同時にいつもより元気一杯のセキトが猛ダッシュ。
「おっと、セキト。何だか嬉しそうだなぁ、恋と一緒に雪遊びでもしてたのか?」
ワン!と一声鳴き足元をグルグル駆け回る。やはり犬は雪が大好きなようだ。
「恋も大変だな、こんな雪の中連れまわされて。って言うか寒くないのかその格好?」
いつもの格好にコートのようなものを羽織っているだけ。
「平気。濡れないようにしてるだけ」
コートは防寒目的ではない模様。さすが野生児、寒さは平気ですか。
「ご主人様は寒い…?」
「ん?まぁ寒いっちゃあ寒いけどこんだけ着てりゃ十分さ」
「寒かったらその子に抱きつけばいい」
恋が指差した先には白黒模様のあの動物。
「おお、パンダ!お前もいたのか。ふーむ、パンダは寒いのは平気なのか」
「ぱんだじゃない。大熊猫」
そう言われても昔からそう覚えこまされたものだからそうそう直せませんよ。ってか名前ないのか!?
だがあれからパンダ君も慣れてくれた模様。ふむ、物は試しに抱きついてみますか。
そう思い、抱きついてみたのだが――
261小蓮if話:2007/02/07(水) 19:28:03 ID:AhSX83zB0
「むぎゅ」
むぎゅ?何か変な音…声か?聞こえたのだがどこから?
と考えているとお腹の辺りがモゴモゴ動き始める。
「うおあっ!?で、出たな、妖怪モコモコ!」
「誰が妖怪よ!こんな可愛い子を掴まえて……くしゅんっ!」
「その声………シャオ、か…?」
端から見れば何かの着ぐるみにでも入ってるかのようにモコモコ膨れた物体。
しかしその顔の部分からはあの元気のいい蒼い瞳が見える。
「一体全体そりゃ何の格好だ?パンダに擬態してもいい事なんか何もないぞ?」
「寒いから抱きついてたの!う〜、何でこんなに雪が降ってるのよ〜」
そんなに丸々と膨れ上がってるのにまだ寒いんですか。というかこれはこれで可愛いな。
「そんなに寒いのが嫌なら部屋に居ればいいのに。何も無理して出かける必要はないだろうに」
「だってこの子が…くしゅんっ!外に出たがるんだもん。大体そんな薄着で寒くないの!?…くしゅんっ!」
俺のどこが薄着!?つーか、そんな可愛いくしゃみしないで!
「いや恋はともかく俺は普通だぞ?それはともかく寒いんなら無茶するなって。風邪でもひいたら大変だぞ?」
「う〜、でもぉ〜」
「パンダは恋に任せておけって。寒いの苦手なのは恥ずかしい事でも何でもないから。ほら、風呂にでも入って暖かくしようぜ」
そう言って物体モコモコを抱え上げる。ふ、服の分、重い…。
「じゃあシャオ連れてくから。恋、パンダの散歩よろしく!」
「…任された」
「あうぅ〜、顔に雪がぁ〜!」
少しは我慢しようよ!
262小蓮if話:2007/02/07(水) 19:28:38 ID:AhSX83zB0
OK、北郷一刀。冷静にこうなった状況を考えてみようじゃないか。
なーに、そんなに難しい事じゃないぜ。クールになれ。みんな言うじゃないか。
冷静になる為には素数を数えろってな。
「ふぅ…極楽極楽。まさに身も心も暖かくなるよー。ねぇ、一刀も早く入ろうよぉ」
モコモコ小蓮を抱えて風呂場に連れていったんだよ。まぁ道すがら侍女たちに奇異な目で見られてたけど。
それで服を脱がして、ようやく小蓮本体を拝む事が出来たんだ。そこまではいい。
「なぁ、小蓮」
「な〜に〜?」
「何で俺まで裸なんだ?」
「一人で入るのつーまーんーなーいー」
「それだけ!?」
何てわがままなお姫様なんだ。孫権さん、妹の教育はしっかりしようよ!?
「あー……もしかしてシャオの裸見たいの?…いいよ、一刀になら見・せ・て・あ・げ――」
「浴槽から出ないで!?」
「ぶぅー、じゃあ早く来てよぉ。そうじゃないとそっち行っちゃうよ?」
これはもう観念するしかないようだ。…いや、決して嬉しがってる訳じゃありませんよ?
「はいはい、分かりましたよお姫様。………ふぅ、こりゃ確かに気持ちいいや」
雪やなんやで冷えた体に熱が染み込んでいく。凍った体の芯がほぐれていくようでついつい顔も緩むってもんだ。
「だよねー。こんなにお風呂がいいと思ったの初めてだよ。
 体が冷えてから入るのがこんなに気持ちいいなら、この雪や寒さもそんなに悪いものじゃないかもね」
「まぁ江南と河北じゃ気候が違うって言うしな。ま、その内慣れていくって」
「ホントかなぁ…。はぁ〜ん、でもホント夢気分」
263小蓮if話:2007/02/07(水) 19:29:16 ID:AhSX83zB0
火照った顔と無自覚の色っぽい声。またもやドキリとさせられてしまい胸の動悸が早くなる。
「そ、そうだな、夢のような心地だよな」
少し声が上擦ってしまったか。悟られないように顔をあさっての方向に向ける。
それがいけなかったんだ。顔を背けなければ、小蓮がニヤリと笑ったのを見逃さなかったはずなんだ。
沈黙を不審に思っていると、ふとお湯の波紋が大きくなっていた。
「ふふっ、か〜ずとっ!えいっ!」
「のわああぁぁあぁっ!?」
小蓮の接近に気付いた時には既に後の祭り。体ごと乗っかられてる形になってはもうどうしようもない。
「わ、一刀って結構体つきいいね。胸板広いし…えへっ、スリスリ」
「しゃしゃしゃっ、小蓮!?いいい一体、なな何ばしよると!?」
「何か言い方が変だよ?でもこんな美少女にこんなことされてホントは嬉しいんでしょ?ほれ、もっとスリスリ〜」
オゥノゥ!そんな理性が吹っ飛ぶような真似はしないで!
「これだけじゃないよ〜?今度はこうだっ!」
ギャアー、当たってる、当たってる!?小蓮の潔いまでの小さな胸が(口には出せませんが)当たってるぅ!?
神様、これがいわゆる「あててんのよ」作戦ですか!?
「しゃ、小蓮!マズイって!女の子がこんな事しちゃ駄目だ――」
僅かに残った理性を総動員してやめさせようとしたのだが。
「…一刀はイヤ?シャオ……一刀以外にこんな事しないよ…?」
ハイ、もう無理ー。そんな涙目でそんな事言われちゃ残った理性は雲散霧消。つーか捨てました。
「ひゃんっ!?なんかお尻に当たっ…?……ははぁ〜ん、か・ず・と、興奮しちゃったのぉ?」
264小蓮if話:2007/02/07(水) 19:35:22 ID:AhSX83zB0
吹き飛んだ理性で体は欲望に正直に。まぁ要は俺のマイ・サンが元気になったって訳だ。
「うわぁ…こんなに大きくて固いんだぁ…。ひゃうっ!び、ビクビク震えたー!」
触らないで、こすらないで、さすらないで!?もう本当に獣になっちゃうって!
(いいじゃねぇか、本能のままに赴けって。この子もそれを望んでるぜ?)
頭の中の悪魔が甘い誘惑を囁く。
(駄目だ駄目だ!男が流されてどうする!男子たるもの、女子をリードすべき!)
天使!言ってることはまともでも中身は同じじゃねーか!
あかん、脳内バトルもこの事態を解決するとは思えない。ならば力づくで逃げるべし!
「きゃんっ!逃げないでよぉ〜、もうちょっと観察させてよー」
だが乗っかられてる格好ではそううまく行くわけもなく。浴槽から這い上がった所で体はキャッチ・アップ。
「こ、こんなに大きいのが女の子の中に入るんだよね…ゴクン」
風呂場の床にあお向けになり、その体の上には濡れた髪が体に張り付いている裸の美少女。
もはや我慢は限界突破。ロリコンと罵られようが構うものかよ!
「小れ――」
「これはまた…お楽しみの真っ最中でしたか、主」
「政務をほったらかしにして…何をしてるのかと思えば…!」
「ひぃっ!せ、星に愛紗!?」
行動しようとした矢先に響く、楽しげな声と地獄の底から響くような怒りに満ちた声。
さっきまでの火照った体と興奮はどこへやら。一気に冷や汗が吹き出してくる。
「ち、違うんだ!こ、これは様々な偶然と必然が濃厚なスープのように絡み合ってだな!
 け、決して俺の中の『ビバ!ロリコン魂!』が炸裂した訳でもなく!」
265小蓮if話:2007/02/07(水) 19:35:56 ID:AhSX83zB0
ああもう!何言ってるんだか!
「そうだ!シャオ、お前からも言ってやっ――」
「じゃ、お先に上がるね〜。ごゆっくり〜、か〜ずとっ!」
逃げ足早っ!?
「ちょ、ちょっと待てぇい!?こんな修羅場を作り上げてスタコラサッサかよ!?」
「他人のせいにするとは見苦しいですよ、ご・しゅ・じ・ん・さ・ま…!」
ど、どこから青龍刀が!?
「何となく事態は分かりますが…まぁ、こちらのほうが楽しそうですな」
星も槍を出さないで!?
「覚悟は…よろしいですね…!」
ハハ、ハハハ…逃げ道ナッシング。ああ、今まで敵さん、こんな方々と戦ってたんですね。見直しましたよ。
「ぎゃああぁぁああぁぁAAAHH!!」
ざんねん!わたしのぼうけんはこれでおわってしまった!

<二回目・完>
266小蓮if話:2007/02/07(水) 19:37:13 ID:AhSX83zB0
まぁまだ終わらないんですけどね。ではまた後程。
読んでくださった方どうもです。
267名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 19:43:59 ID:j6kR79fs0
>>266
GJ!
事態分かってるなら止めてやれよ星www
268名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 19:55:32 ID:Q+wRjQxXO
このスレ割と伸びがいいなw
269名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 20:14:38 ID:j4k7JQ9XO
何が上手いって主人公の語り口が巧の域だなw
説明台詞が口当たり軽い、これが読ませる技か。
270名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 20:22:02 ID:wCTHHUFC0
本当にうまいですね〜
俺には真似できませんわw
華雄さんもGJでしたw

とりあえず、華琳・秋蘭に次ぐ3作目がもう少しで
できるんで、九時過ぎくらいに投下しようと思います。

あと、誰の書いたネタかわかるように華雄さんみたいに
名前入れたほうがいいですかね?
271華雄:2007/02/07(水) 20:30:29 ID:j6kR79fs0
星といえばメンマと華蝶仮面(ゎ
そんなとこから少し小ネタを


朱「これはですね、ここをこうして・・・」
華「ふむふむ。これをこう、か。なるほどな。こっちは?」
朱「これは、んっと」
愛「朱里!事件だ!すぐに軍議を・・・」
朱「はわわわ、あ、愛紗さん!?な、何が起きたんですか?」
愛「ああ、街で華蝶仮面なる不審者が現れてな。つかぬことを聞くが、華雄はずっとここに?」
華「ん?私はここで朱里殿と勉学に勤しんでいたが?」
愛「そうか、失礼した。いや、お前の名とその蝶をあしらった服装でもしや、と思ってな」
華「蝶をあしらった服装であればお前も星も着ているだろうに」
愛「私はあのような馬鹿な真似はしない!」
華「そうかい。それはそれとして、そいつは強いのか?」
愛「・・・ああ。私と鈴々、翠の3人掛りでも押されていた。ご主人様の助言が無ければ危なかっただろうな」
華「ほう、それほどまで。よし、ではその華蝶仮面とやらは私が倒してこようではないか」

華「くそっ、華蝶仮面め!我が武を愚弄するなぞ、次こそあの頚落としてくれるわ!!」
一「あー、伯珪。今日はどうしたんだ?」
伯「ああ、今朝いきなりやってきて華蝶仮面なる賊を倒しに行くぞ、と言われて無理やり連れて行かれたんだ」
一「賊・・・・・・それで、負けたのか?」
伯「うん、まあ。去り際に随分と罵倒されてね、それでああなったんだ」
一「そうか・・・最近切れる事がなかったけど、よっぽどの事言われたんだろうなぁ・・・」
伯「所で北郷、あの華蝶仮面ってせ「それ以上言ってやるな。それが武士の情けというものだ」そ、そうか」
272華雄:2007/02/07(水) 20:39:43 ID:j6kR79fs0
俺の場合微妙に連作チックになってきてるから分かりやすいように、と思って
そこんとこ気にしないなら固定名いらないんじゃないかな?
273執念:2007/02/07(水) 20:41:48 ID:ZKImNcBf0
関羽エンド後


一「そういえば、三国志ってどうなったんだ?」

カチカチ

一「あっ、劉備の所が俺の名前にかわってる」

カチカチ
274執念:2007/02/07(水) 20:42:13 ID:ZKImNcBf0
天の御使い 北郷一刀 wukupudua

黄巾の乱の時
関羽雲長、張飛翼徳らの前に降臨し
幽州啄木にて、義勇兵らとともに挙兵、
乱を収めた後、県令となる
董卓の乱の時、
万夫不当の豪傑と言われた、
呂布奉先を捕らえ配下とする
その後、領地を侵略しようとし袁紹と戦い
逆に本拠地である南皮を落とす
その時、その人柄に惹かれ
趙子龍、馬孟起、黄漢升等が配下となる
その後
魏王曹操、呉王孫権など、
数多くの王たちと戦いそして勝利し、
その実力を認め配下にする、
三国を統一した後、各将に縁の地を治めるように支持し
関羽雲長と共に天に帰り、歴史より姿を消す

多くの人々は、北郷が去ったのを悲しんだと言う
彼の功績を称え、北郷が最初に為した黄巾の乱を鎮めたことから
『鎮黄(ちんこう)の使い』又は『鎮黄(ちんこう)大守』と呼んだと言う
そして、曹孟徳や孫仲謀らが建てた北郷を祭った廟は
『鎮黄(ちんこう)廟』と呼ばれ、平穏と良縁の神として現在も崇められている

275執念:2007/02/07(水) 20:44:44 ID:ZKImNcBf0
一「詠・・・。」

――――完――――
酔った勢いでやった
今は反省している
276名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 20:45:49 ID:dACxQUNW0
このスレにいると華雄に萌えてくるから困る
277名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 20:52:14 ID:j6kR79fs0
>>275
やってくれるwwwww史実に残されたチンコの遣いギガワロスwwwww
278朱里・穏ネタ:2007/02/07(水) 21:07:28 ID:wCTHHUFC0
>>272
そうですね、んじゃ、名前は特にいらないか。
では、投下します。

一「お〜い朱里〜」
んー、どこいるのかなぁ。この書類について
聞きたいんだが、どこ行ったのかなぁ。
一「やれやれ、仕方ない。部屋に戻って来るのを待つかな。」
と思い、自分の部屋に戻ろうとしている時、
一「お、あれは・・・あそこにいたのか。」
少し離れた日陰にいる朱里と穏を見つけた。
一「何をしてるんだろ?」
二人の様子を見るために静かに近づいていった。

一「(あれは、前に朱里と星がやっていたゲームだな。)」
朱「うぅ〜、穏さんやっぱり強いですぅ。」
穏「いえいえ、朱里さんもお強いですよ。」
朱「(でも、これくらいじゃ負けてられません!
何としても、あの方法を聞きださないと・・・)」
一「よっ!朱里に穏、対戦中かい?」
朱「は、はぅあ〜、ご、ご主人様!」
穏「これはご主人様〜、何か御用ですか?」
一「いや、向こうの方を歩いてたら、ちょうど二人が見えてね。
何をしてるのかなぁ、と思って見に来ただけだよ。」
朱里に聞きたい事があるんだけど、
まぁ、この対戦が終わったあとにでも聞こう。
それにしても、どうしたんだろ朱里は、
最初に星とやってる時に見たときは動揺して負けたけど、
その次は、動揺しなかったんだけどなぁ・・・
朱「(ま、まずいです。もしあの事がご主人様にばれたら・・・)」
279朱里・穏ネタ:2007/02/07(水) 21:08:32 ID:wCTHHUFC0
一「お〜い、朱里平気か〜?、」
朱「はっ、はい、私はいつも通りですよ。ご主人様!」
一「そ、そうか、ならいいんだ。それより、朱里の番みたいだぞ?」
朱「あ、はい。そうでした!」
朱「(とりあえず、穏さんに勝たないと。)」
朱「う〜ん、う〜ん、ここです。」
穏「はいは〜い、次は私の番ですね〜。」
う〜ん、見た感じ、朱里のが少し有利かな。
でも、相手の穏だって呉の軍師だったしな。
まだどっちが勝つかわからないな。
穏「それでは、ここに置きますね。朱里さんの番ですよ。」
朱「はい、えとそこに置かれるとこうなるから・・・」
ふむ、さっき俺が来たときには動揺していたみたいだけど、
いつもの朱里に戻ったみたいだし、もう平気だな。
急に俺が来たから驚いただけかな。
穏「ああ、そうだ。ご主人様。実はですね」
朱「ぷふぅ、の、穏さん!」
一「ど、どうしたんだ、朱里!?」
穏「どうしたのかなぁ、朱里ちゃん。私はただ、
連華様と小蓮様の姉妹ゲンカの話をしようとしただけなのに。」
朱「うぅ〜酷いです、穏さん。」
穏「何の事かしら〜、それより、次の手は決まりましたか?」
朱「う〜、ここです・・・」
穏「あらあら、そこでいいのかしら〜?それじゃ、私はここね。」
朱「はわ!ちょ、ちょっと待って下さい。んと、んと・・・」
ん〜? やっぱり朱里おかしいぞ。さっきとは違って、
慌てて考えてるみたいだしな。
一「朱里、大丈夫か?体調でも悪いんじゃないか?」
朱「いいい、いえ、そんな事はないですよ。
私はいつも通りです!はい。」
穏「くすくす、ご主人様、大丈夫ですよ。
朱里ちゃんと私でちょっとした賭けをしているだけですから。」
280名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:09:55 ID:wCTHHUFC0
朱「の、穏さん!」
一「賭け?何を賭けてるんだ?」
朱「た、たたたたた大した事じゃないですよ!?」
一「いや、その態度からするとすごい事にしか思えないんだが・・・」
穏「くすくす、それで、次の手は決まったのかしら〜?」
朱「そ、そうでした。えとえと、こ、ここです。」
穏「それじゃぁ、私はここ。」
朱「うぅ〜、ここです。」
何か、星の時と同じような感じがするな・・・
徐々に朱里の駒がやられていってる。
その後も、朱里の駒が徐々にやられていった。
朱「んと、ここです・・・」
穏「じゃ、ここね。」
朱「うぅ・・・ありません。ありがとうございました。」
穏「ありがとうございました。」
結局、その後展開をひっくり返せず、朱里の負けとなった。
一「それで、二人は一体何を賭けてたんだ?」
穏「それはですね〜、私が勝った場合は、ご主人様と二人で町に出掛ける。
という許可を朱里ちゃんが取ってくれるという賭けですよ。」
一「何だ、それだけだったのか。」
てっきり、もっとすごい事を賭けてるのかと・・・あれ?
一「それじゃ、朱里が勝った場合はどうなったんだ?」
朱「そ、それは、な、なな、何でもないですから!
ほんと!お聞きにならなくても全然問題ないです!」
ん〜、ここまで隠そうとすると逆に知りたくなるんだが・・・
一「穏、一体何を賭けたんだ?」
穏「それはですね〜」
朱「わー!わー!わー!穏さん言わないでください!!」
涙目になりながら穏に言う朱里。
う〜む・・・さすがに可哀想になってきた・・・
281名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:11:34 ID:wCTHHUFC0
一「わかったわかった。もう聞かないから」
朱「うぅ〜本当ですか?後で穏さんに聞いたりしませんか?」
一「聞かないから、泣き止んでくれ、な?」
朱「はい・・・」
穏「くすくす、良かったですね。朱里ちゃん。
それではご主人様、今度出掛けるときお願いしますね〜」
一「ん、わかったよ。」
穏「後、朱里ちゃん。今回はちょっと卑怯な手で勝っちゃいましたから、
また今度やりましょうね。」
朱「はい・・・お願いします。」
穏「そんなに落ち込まないの、私がやった訳じゃないけど、
聞いた事ある方法を教えてあげる。」
朱「えっ・・・」
穏「んとね、ゴニョゴニョゴニョ」
朱里に耳打ちをし何やら言っている穏。
ん?朱里の顔が赤くなっ・・
朱「穏さん!な、何を言ってるんですか!」
穏「あら〜?でも、本当にそういう話もあるんですよ。
それに〜、朱里ちゃんならやってくれる人もいるじゃないですか」
朱「うぅ〜・・・」
穏「それでは、私は行くので、ご主人様、では」
一「ああ、じゃあ・・」
鼻歌を口ずさみながら上機嫌で穏は去っていった・・・
一「あの、朱里?」
朱「で、ではご主人様、私も行きますので、それでは」
一「え、ちょ、朱里・・・」
思いっきり走りながら朱里は去っていった。
一「書類、どうしよう・・・」


朱里と穏の軍師対決です。
賭けたものは、読めばわかると思うのであえて書かないでみましたw
282名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:37:02 ID:dNMGKa4U0
>275
ハゲシクワラタ。鎮黄廟にはマララーが飾ってありそうだ。
それをみた愛紗の反応が見たい(w
283名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:41:20 ID:j6kR79fs0
>>281
GJ!
しっかし朱里といい穏といい桂花といい、色物軍師ばっかだなw
284名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:47:46 ID:DitdlMrd0
>>281
GJ!
しかし、賭けたものは一体……大体予想は付くがwww



ところで、私も外史(実は2作目だが、このスレではまだ投下したことない)を作ってみようとしたら……まぁ……orz
シリアスもの作りたかったのに……壊れギャグ的に……orz
つーか、メンマが絡むと……ね……orz
285名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:47:59 ID:F3bqzdmi0
GJって言うやつ多すぎじゃないか?
いや、悪いとは言わないけども、他に言い様がないのかw
286名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:51:27 ID:UmzBoj/J0
んじゃお前さんが批評してくれよ
287名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 21:53:02 ID:Lnxk118q0
エンディングの恋バージョンを書いてみようとがんばってるけど…
いやぁ、難しいね、妄想を形にするのって…
288名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:05:19 ID:dm8yrg7A0
飴をやろう
289名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:09:47 ID:DitdlMrd0
>>287
諦めたらそこで試合終了だよ
290名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:20:39 ID:KwMepCiI0
>>287
あきらめるなんてことは
しんだときにもすればいい
291名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:24:42 ID:Y77y2vv/0
違うゲームのシーンを恋姫キャラに置き換えるのはここでは『アリ』なのでしょうか?
292名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:32:58 ID:Lnxk118q0
エンディング間際のオート進行の部分をうまく一時停止にできる方法って無いですかね?
あれ見ながら台詞合わせしていきたいんだけど勝手に進むんで全然できない…(ノД`)
293名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:38:54 ID:DitdlMrd0
>>292
 裏技?
一度、フランチェスカに戻る所まで言ったら、そこで履歴を使う。
それなら、テキストだけは確認できる。(ちなみに、俺もそれで台詞あわせをしたことがある)
あとは、自分の記憶力勝負だよ
294名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:39:13 ID:j6kR79fs0
>>292
つ「録音再生」
え?だめ?自分でご主人様とかいうの鳥肌立つって?
295名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:39:26 ID:Gk4hpA/y0
まだ鋭意制作中なのですが、こんな感じになっていますがどうでしょうか?

ttp://kasamatu.o0o0.jp/pochi/src/hajime9358.jpg.html
DL:matome
296名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:40:29 ID:/HDMPkhU0
>>292
  ∧_∧_         __
 ( ・∀|[ニ:|ol         | i \ \
 ( つ ∩ ̄         | i  l =l
 と_)_)          | |__ノ  ノ
               | ̄ ̄| ̄ ̄|
297名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:42:22 ID:gg4hOTbS0
>>292
恋姫をウインドウ表示にしておいて
オートのところになったら
IEなどの別のウィンドウをアクティブにすると
とまったままになる
298名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:43:19 ID:j6kR79fs0
>>295
いいんじゃないかな?
一瞬本スレのテンプレ候補かと思ったのは秘密だw
299名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:44:35 ID:gg4hOTbS0
>>295
乙でござんす

本スレ27以前のdat必要なら
本スレにあげますか?
300292:2007/02/07(水) 22:46:41 ID:Lnxk118q0
皆さん色んな意見どうもです。
頑張ってエンディング恋バージョンを完成さしたいと思います。(出来はともかく)
301名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 22:50:30 ID:Gk4hpA/y0
>>299
いえ、ログは全て(多分)ありますので。SSと同様にまだスレ項目も制作途中なだけでして。
お気遣いありがとうございます。
302名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 23:41:47 ID:FpJEXBic0
朝から妄想してた孫堅ママネタを投下するぜ!
脳内では孫堅ママは蓮華ばりの純情未亡人なのでよろしく
303孫堅ママネタ:2007/02/07(水) 23:42:27 ID:FpJEXBic0
みんなで聖フランチェスカに来て約半年が経った。
最初はこの世界に慣れるのにみんな苦しんでいたようだが
半年経った現在では大体慣れてきたようで一安心だ。
華淋にいたっては先物取引や株で儲けてるぐらいだしな。
よきかな、よきかな。
などと一人ゴチながら学園の中庭をブラついていると
なにやら人だかりのようなものが出来ていた。
一「ん?なんだこの人垣は」
人だかりを掻き分けて進むと原因が見えてきた。
一「なるほどね、アレは近寄りがたいな」
中庭のベンチに腰掛けているのは
紫苑と璃々ちゃん、小蓮。
そして、小蓮の母親である孫堅だ。
俺は噂でしか聞いたことの無かった江東の虎。
彼女もまた公孫賛、華雄、冥琳と共にこの世界で甦った人間だ。
今では紫苑と共に学園で教鞭をとっている。
紫苑に負けず劣らずのスタイルと
蓮華とそっくりな清楚な微笑で学園中の男子生徒の憧れの的だ。
この人垣は紫苑と孫堅のファンだろうな。
304孫堅ママネタ:2007/02/07(水) 23:43:29 ID:FpJEXBic0
俺は人垣を突破して四人に話しかけた。
一「おっす、みんなで何の話をしてるんだ?」
紫「ご主人様、これは良いところに来てくださいました」
紫苑が柔和な微笑みを向ける。
孫「か、一刀様っ」
対照的に孫堅は少し慌てた感じで頬を染めている。
一「何だ?俺の話でもしてたのか?」
紫「当たらずとも遠からずといったところですわ」
小「一刀の子供の話をしてたのー」
璃「たのー」
一「こ、子供!?」
紫「ええ、ご主人様が璃々の妹か弟を
  授けて下さるとおっしゃった事を話しておりました」
ちょっと紫苑さん、そういう事は秘密にして貰えませんかね?
何か周囲から殺気らしきものも感じマスヨ?
ここに愛紗がいたら殺されそうだ…
305孫堅ママネタ:2007/02/07(水) 23:48:25 ID:FpJEXBic0
小「一刀との子供を一番に作るのはシャオだもんね!」
孫「こら、シャオ。はしたない事を言うものではありません」
小「だって一刀のお嫁さんは私なんだもん!
  お姉ちゃんにも負けないんだもん!」
紫「あらあら、私も負けてられないわね」
璃「おかーさん、まけるな〜」
あのー、皆さん。俺の存在無視して凄い会話は勘弁してもらえません?
紫「それに…」
俺はその時見た。紫苑が久々に見せた悪戯の微笑みを。
紫「孫堅様もライバルの一人みたいですし」
一・孫「!!!!!!!!」
小「えーーーーーーーー!
  お姉ちゃんだけじゃなくてお母さんもなの!?」
璃「ごしゅじんさま、すごーい」
306孫堅ママネタ:2007/02/07(水) 23:49:24 ID:FpJEXBic0
一「え、えーと。紫苑一体何の事を言ってるのかな?」
紫「ただ一ヶ月前に夜中にご主人様のお部屋から孫堅様が出てきて
  別れ際に熱い口付けを交わされてるところを見かけただけですよ」
一「み、見てたの?」
紫「はい」
孫「////////」
俺は思わず言葉を失い、孫堅は真っ赤になって俯いてる。
紫「愛紗ちゃん達もライバルだから誰が一番か競争ね」
小「わたしが一番だもーん」
璃「おかーさん、まけるな〜」
3人の無邪気な声を聞きながら子供もいいな〜
などと考えていると孫堅と目が合った。
恥ずかしそうにしながらもうっすらを笑みを浮かべてくれたのは
子作りOKという事だろう…
さて、今夜から一段と頑張らなきゃいけないみたいだな。
307名無しさん@初回限定:2007/02/07(水) 23:51:24 ID:FpJEXBic0
稚拙な脳内妄想でスマンが垂れ流させて貰った。
孫呉のメンバー最高!ビバ蓮華!
308名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 00:06:17 ID:q7cYuKtJ0
孫権ktkr!!
まさに蓮華の母だよこの人みたいな感じがよかったです
続きも期待してます!!
309名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 00:28:19 ID:c+xZkI4v0
>>307
美味しく堪能させていただきました。
次は是非ともがんばっているところをw

>>308
ソンケン違いだぞw
310295:2007/02/08(木) 00:37:32 ID:BWR9xp+q0
ところで、本スレで投下されたネタは発売前の分も載せた方がいいでしょうか?
かなりキャラが違っているのですが、需要があるのなら出来るだけ掲載しますが。
311名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 01:02:10 ID:rnrgUyxu0
295さん、霧夜エリカの字が間違ってますよ。谷じゃなくて夜でよろ
312名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 01:36:17 ID:BWR9xp+q0
指摘さんくす。でも私が間違えたわけではなく本スレのテンプレが(ryって言い訳スマソ
とりあえず本スレネタは発売後からのにしておきます。
313名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 01:36:45 ID:lzF3fsYTO
今書いてるの、朱理メインのギャグのはずなのに、なぜか星が活躍しっ放し。便利キャラにもほどがある。

星「むう。あれはまさしく○○」
一「知っているのか趙雲!」

一「戦艦の主砲並のビームだと!」
星「びぃむ? あの面妖な光はびぃむと言うのですか?」

ひっ、泣いて主人をKILLですかー!? た、助けて王平ぃ――!
星「落ち着きなされ、主」

星「これも孔明の罠か……。何やらこの一言で何もかも誤魔化されてしまいたくなりますな」
一「いや、違うから。それ違うから」

おかしいだろ? 朱理メインのはずなんだぜ?
314名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 01:45:57 ID:c+xZkI4v0
星の言葉使いが独特な為、書き易いからと思われる。
315華雄:2007/02/08(木) 01:59:51 ID:Fn2bTHlp0
ハムと華雄のSS投下〜
ただ今回のはちょい長いのでまったり待っておくれ
今回は台詞前名前1文字形式じゃなく先に登場人物宣言形式で
登場人物:ハム、華雄、朱里、特別ゲスト
316華雄:2007/02/08(木) 02:02:17 ID:Fn2bTHlp0
「はらへった・・・」
「咽乾いた・・・」
「・・・疲れた・・・」
突然ですが北郷一刀、異世界にて遭難中です
事の起こりは数日前、朱里の提案から始まった
「ご主人様、対呉防衛用に防御陣を作成しようと思うのですが、いいでしょうか?」
「対呉?・・・そうか、今度の魏との決戦に横槍入れられないように、か」
「はい。孫権さんの性格からこちらに侵攻してくることは無いと思うのですが、あの白装束の動きが気になるので」
「魏への奇襲もあいつらに台無しにされたしな。分かった、防御陣の構築は任せる。ただ出来ればあちらにあまり刺激を与えないでくれよ?」
「はい!お任せください!」
それから数日、華雄と伯珪と朝食後の茶を飲んでいた所に朱里がやってきた
「ご主人様!対呉防衛陣、完成しました!」
「対呉防衛陣?」
「ああ、曹魏との決戦に保険を、と思って」
「ふ〜ん、保険ねぇ。この間の白装束とかいう奴等の対策か」
BINGO。流石我が軍の知力4位
「奴等への対策なら主殿の護衛だけで済むのではないか?孫呉の兵等恐れるに足りん。あの程度ならいつでも倒せる」
水間での戦いを思い出しながら孫呉の兵を貶す我が軍知力ワースト4位
「いや、流石にあの頃のまま、ってことはないと思うのですよ?」
見た感じ孫権は堅実らしさを持ってたからなぁ、時間もあったし戦うことになったら厄介になるとは思うが・・・
「そうか?曹魏の兵は左程変わりない弱さだったが・・・まあ主殿が言うのなら警戒しておこう。無駄かもしれんが」
「相変わらずな・・・それで、どんな感じの陣になったんだ?」
「はい、呉をあまり刺激しないように、との事なのでちょっとしたからくりを使いました」
えっへん、といわんばかりに胸を張る朱里。最近軍師らしくない、と嘆いていたからなぁ・・・
「からくりかぁ、朱里ちゃん、どんなのか見に行ってもいい?」
「はい、構いませんよ。ご主人様も来て頂けますか?」
「おう、見にいくよ。ちょっと愛紗に言ってくる」
「では私も行こう」
317華雄:2007/02/08(木) 02:03:53 ID:Fn2bTHlp0
「到着しました!」
「こんな所に道があったのか・・・」
朱里に連れられてやってきたのは呉領に接する山の中。普通なら迂回するが秘密裏の奇襲になら行軍可能、といった所か
「だが、それらしいものは何も無いが?」
華雄の疑問は尤もだ。辺りに陣らしい陣は見えない。洞窟の入り口っぽいのが見えるくらい?
「はい。からくりを作動させない限りは普通の山道なんです」
「ふ〜ん、これじゃあここに防衛陣があるなんて誰も思わないね。あ、これなんだろ・・・」
伯珪が山肌にあるちょっとしたでっぱりに興味を持ち近づいていく。確かにあれは気になるな
「えっへん!これは八陣図と言ってですね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「「「「え?」」」」
山が振動した、と思った。揺れが激しくなり、立っていられなくなったとき、俺と朱里の間の地面から岩が生えてきた
「きゃっ!」「うぉ!?」
・・・・・・・・・・・・
揺れが収まり、辺りを見回す。唖然としている華雄に焦っている伯珪が見える。だが朱里の姿が見えない
「っ、朱里、無事か!?」
「だ、大丈夫です〜。ご主人様達は大丈夫ですか?」
ほっ、どうやら大丈夫のようだ
「ああ、大丈夫だ。それで、どうやって出ればいいかな?」
「・・・・・・一度作動したら出口に着く事で元通りになるってからくりなんです・・・」
「げっ、ってことは・・・」
「はい・・・後は愛紗さん達に来てもらってここを崩すかしか。ごめんなさい」
ってことは自力で脱出するしかないか
「おっけ、こっちはこっちでなんとか出口向かってみるよ」
「はい・・・・・・出口への道順ですが」
318華雄:2007/02/08(木) 02:10:58 ID:Fn2bTHlp0
「おっけー、覚えた。多分大丈夫だとは思うけど、万が一今日中に戻れなかったら愛紗達に助けてくれるよう伝えてくれるかな?」
「はい、分かりました。ご主人様、華雄さん、伯珪さん、どうかご無事で」
「ふ、私がこのような所で果てるものか」
「だいじょーぶだいじょーぶ、すぐに脱出出来るって」
この事態を引き起こした奴が言う台詞か?と小一時間問い詰めたい・・・
「さて、んじゃいきますか」
観光気分で八陣内に入る俺達。まだ昼前だし、夜には帰れるだろう

ところがどっこい、2時間くらい進んだ辺りで道に迷いました
似た様な地形多いし通った道の印付け忘れたし、遭難確定ですよハハハ
「はらへった・・・」
「咽乾いた・・・」
「・・・疲れた・・・」
茶を飲んでいた俺は腹が減り、茶菓子を食べていた伯珪は咽が渇き、愛紗達と稽古をしていた華雄は疲労が激しい
それでも出口を求めて彷徨い歩くこと数時間・・・・・・
「はぁ、少しこの辺りで休もう。疲れたまま動くのはまずい」
「そうだな。少し体を休めてから出口を探そう」
「み、みず〜」
流石の華雄も息は荒く、伯珪も倒れかけている
比較的涼しい岩場に腰を下ろし体を休める
(あー、やば。昨日遅くまで政務やってたからなぁ、眠気が・・・・・・)
319名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 02:14:11 ID:AoN4g1OE0
支援
320華雄:2007/02/08(木) 02:14:17 ID:Fn2bTHlp0
目を覚ますとそこは見慣れた町並み。背後には5人の完全武装の男達。どうやら警邏の途中みたいだ
(ああ、これは夢か。俺達はまだ迷ってるはずだしなぁ。お、あの桃旨そう・・・)
これは夢で、ここで食べても現実には変わりない。そう理解していても食べたくなるのが人の性
桃を売っている店まで歩く。途中、いきなり曲がり角から人がやってきた
慌てて避けようとしたが避けきれずバランス崩して転んでしまった
「あいたたた」
「あわわわわ、ご、ごめんなさいごめんなさい!」
見上げれば愛紗よりやや年上くらいの女性が少し怯えながら謝っている。まあ後ろがあれなら誰でも怯えるよなぁ・・・
「あー、怪我もなかったし、全然平気。君こそ怪我はない?」
「あぅ、はい、私は大丈夫です。少し急いでいたもので、本当にごめんなさい」
「いやいや、気にしなくてもいいよ。こっちこそ急ぎの用を邪魔してごめんね?」
「あぅ!いえ、気にしないでください。自分でも少しはしゃぎすぎていたって思いますし・・・」
「ふーん、何か良い事あったんだ?」
「あ、はい!自分でも良く出来たと思った物が会心の出来だ!って皆に褒められて。えへへ」
凄い嬉しそうに話してくれるからついつい俺まで嬉しそうになった。ああ、これこそまさに現実逃避の境地か・・・
「そうなんだ。おめでとう」
途端に顔を真っ赤にして慌てだす女性
「あぅぅ、ああありがとうございます。は母が待っているのでし失礼しますー!」
そう言ってあっという間に立ち去る女性。う〜ん、綺麗だったなぁ・・・・・・
321華雄:2007/02/08(木) 02:15:10 ID:Fn2bTHlp0
「お、太守様も玄ちゃんの美貌に骨抜きにされましたか。これは関羽将軍に密告しなければ・・・」
いきなり現れた商人がトンデモナイ事を言う
「わーわー!骨抜きになってないしそんな危ないこといわないでー!」
ただでさえちょくちょく愛紗の目を盗んで街に来てるのに!
そんなこと言われたら「そんな不埒な事のために街へ出ているのですか!?」とか怒られ外出禁止令が出てしまう!
「流石の太守様も関羽将軍には形無しですなぁ。はっはっは!」
「酷いぜおっちゃん・・・」
「まあまあ、耳寄りな情報を教えますからご勘弁を」
「耳寄りな情報?」
「ええ。玄ちゃんは元々黄巾の乱の時に公孫賛将軍に仕官したのですが、母が病にかかったと聞き出奔して戻ってきたのですよ」
「へ〜、親孝行なんだな」
「ですから、太守様が玄ちゃんの母の病気を治す、と言って治療して差し上げればきっとうまくいくはずですよ、はい」
「なるほど。確かにあの子は美人だし紫苑さん並みの色気と胸が、ってそうじゃないだろー!!」
フヒヒ、サーセンといいながら去っていく商人。どこでんなこと知ったんだよ・・・
「ったく。でも、伯珪の元部下か。後で聞いてみるかな?有能そうなら是非仲間になって貰いたいし」
322華雄:2007/02/08(木) 02:16:39 ID:Fn2bTHlp0
「ん、んぁ、うぅ、は、伯珪、んくっ、主殿が目を覚まし、んぁあ たからもうやめ、はぅ」
「んちゅ、ちゅる、むちゅ、ぺろ、はむ・・・」
目が覚めたらそこは桃源郷だった・・・
「って何をしてるんだお前等ー!!」
伯珪が座り込んだ華雄に圧し掛かり、裸に剥いて体中を舐めている
疲労によって抵抗できないのか、快楽に押されて抵抗しなかったのかは定かではない
が、体中舐められた事でエロイ光沢がっ!伯珪も伯珪でこっちにお尻を突き出す格好になっていて・・・
「あぁ、あ、主殿、あふ、伯珪を押さえてくだsふぁっ!」
さらにこんな艶声を聞かせられて我慢出来るとでも?いや、出来まい!
「と言うわけで俺も混ぜたまへ伯珪君」
「はむ、んちゅ、んん?ああ、一刀〜」
俺の声が聞こえ顔をあげる伯珪。胸元はだけ、色っぽい雰囲気を醸し出しているが目がやばい
俺を認識した途端標的をこちらに移し、飛び掛ってきた
「うぉ、ちょ、伯珪?」
「あふ、はぁ、はぁ、た、助かった?」
「一刀・・・ん、はむ、ちゅく、んぷ、ちゅ」
抱きつかれキスと共に舌が入れられる
「ん、ちゅる、んむ、ぷはっ。伯珪?大丈夫なのか?」
「んんぅ、ずるい・・・」
「え?」
「一刀、みんなとはこうやってしてるのに、私だけずっと置いてきぼり・・・何度か誘ってもすぐに逃げちゃう・・・・・・」
「う、いや、それは」
ほんとに冗談かと思ったり、てか誘われていたんだ俺・・・・・・
「私だって、一刀の事好きだもん・・・こうなりたいって、思ってたんだから・・・」
「伯珪・・・・・・」
「一刀・・・・・・」
お互いの顔を見て再びキス
気が付かなかった、とはいえ今まで悲しませてしまったんだ、ちゃんと答えてやらないと・・・
(この文は省略されました。続きを読むには各々の脳内で編集してください)
323華雄:2007/02/08(木) 02:21:41 ID:Fn2bTHlp0
「うう、腰が痛い・・・」
「まったく、だらしがないぞ、あれくらいで」
散々搾り取られ、最後の方は赤玉出かけたのにあれくらい、ですか・・・
「まあそう言ってやるな伯珪。お前だってお前だって漸く思いを果たせて本望だろう?」
「うん、まあそれはそうなんだけどね。でも気持ちよかったし、まだまだしたかったなぁ・・・」
ひぃ!また搾り取られる!?
「一度気絶した奴が何を言うか。ほら、主殿が怯えてるぞ」
「え?あ、あははー、ごめんごめん。嬉しいのと気持ちいいのでさ、全然止まらなくなっちゃって。あはははは」
俺のことを好いてくれるのは嬉しいし、男としてこういうことは好きだ
でも限界まで搾り取られるのは勘弁して欲しいな・・・・・・
「お、川の音がする。出口が近いかな?」
「ふむ・・・多分これだな。動かすぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
「お〜、外だ外だ〜。川も見えるし、水浴びしてから帰ろうぜ」
「そうだな、一度体を洗う必要があるし」
「うぉ、まぶしっ」
ああ、太陽が黄色いぜ・・・・・・

「で、人を散々心配させておいてなんですかこの甘い空気は。一刀、とは随分と親密になったのですね」
「あ、愛紗。お、落ち着きたまえ、これには海よりふかーい事情が・・・」
「問答無用!!!」
「ぎゃーーーーーーー!!!!」
324華雄:2007/02/08(木) 02:24:42 ID:Fn2bTHlp0
以上。特別ゲストは夢オチにするか登場させるか少し迷っている
ここまでやってると華雄とハムの真名欲しいなぅ・・・(´・ω・`)
FD発表&ルート追加を強く望む!!!
325名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 02:31:02 ID:DrJ4zmqt0
華雄の人すごはゃ
326名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 02:33:24 ID:omPDybsC0
公孫賛に萌えた俺としてはとても幸せ
ありがとうありがとう
327名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 02:55:43 ID:u7Ba2VUB0
すごす
予想外に活発なスレになったな
328華雄:2007/02/08(木) 03:23:06 ID:Fn2bTHlp0
322にツッコミがない件
何かに負けた気がするので全面降伏投稿
初エロなんで描写がおかしいかもしれんがそこはスルーするか脳内変換汁!


「完全に2人の空間だな・・・・・・・・・・・・」
思いを交わし、繋がりを求める2人
既に伯珪の秘所は濡れ、一刀のモノを受け入れる準備は出来ている
「あ、押し倒されたな・・・・・・」
一刀が押し倒され、伯珪が覆いかぶさる
喪失の痛みに耐えながらも愛する人と結ばれた事で幸せを感じる為か、苦悶の表情はすぐに消え、快楽に顔を歪める
「ん?これは水?この岩肌から滲み出ているのか・・・」
騎乗位で最初は一刀のみがゆっくりと、そして徐々に腰使いが早くなり、伯珪が嬌声を上げ始める
「そういえばあれから少し前、伯珪がこの辺りに何かしていたな・・・・・・」
一際大きい嬌声と共に伯珪の体は跳ね、涎を垂らし光悦とした表情で余韻を楽しんでいる
だが、これで後年「鎮黄(ちんこう)の使い」として名を馳せる彼が終わるものか?それはありえない
伯珪にキスをし、意識が戻ってくるのを確認してから再び動き始める
「ふむ、突然ああなったのはこれが原因か?・・・少し持ち帰って調べてみるか」
先ほどと違い、痛みはなく最初から快楽が襲い掛かってくる
あまりの快楽に、そしてずっと肌で感じている幸福感と共に再び絶頂、気を失ってしまう
329華雄:2007/02/08(木) 03:28:06 ID:Fn2bTHlp0
「まあこれくらいで十分だろう。ん?何か当たっていひゃぅ!」
伯珪が至福の一時を向かえ、気絶してしまい続けることが出来なくなった
しかし一刀がそれで満足できるはずはなく、近くで裸のまま岩肌に手をつき、腰を振っている華雄に襲い掛かるのは自明の理
「あ、主殿、ここはダメで、あぁぁぁぁ!す、すこしはなれ、ひゃぅ」
流石にこの奇妙な液体の近くで行うのは戸惑われるのか、そこから離れた岩肌に手を付かせ、後ろから突き入れる
そのまま腰を動かし、お世辞にも豊かとは言えない乳房を愛撫し、責め続ける
「んぅ、はげし、ふあぁ、もう、だめ、あ、ああああぁぁぁぁぁぁ!」
絶頂し、崩れ落ちる華雄。疲労と快楽とでもはや立ち上がることが出来ないでいる
一刀も華雄の中で射精し、余韻に浸っていた時、目を覚ました伯珪が一刀に近づき、モノを取り出して舐め始める
一瞬にして次弾装填されたモノを伯珪に入れようと覆いかかる、が反対に寝転がされ再び騎乗位となった
「はぁぁ、主殿、もっとぉ・・・」
ふらふらと起き上がり這いずりながら一刀に近づく華雄
そして一刀の顔の上にまたがり、腰を下ろして伯珪と抱き合い、お互いの唇を啄みながら胸を愛撫する
「ふふ、夜はまだ長いですよ主殿・・・」


いじょ。あれ?ハムメインのはずなのに何故か華雄が・・・・・・
公式の予約特典小冊子のハム&華雄テラモエス
330名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 05:40:35 ID:RuBBF5M80
華雄さんは以前に比べると、どんどん「小説」としての体裁が整ってきたな。
前みたいに台詞だけとか、カギカッコ前に名前付きとかやってたら、正直叩いてたw
331名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 10:38:18 ID:x1ZMqgFD0
>>330
カギカッコ前に名前付きってのはそういう要望があったからだと思うけど?

>>329
まあとりあえずGJ
332名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 12:27:49 ID:i8eUuR1l0
>>321
玄ちゃんって言われると蒼天のYさん連想してしまう…
333名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 13:36:20 ID:yvx2xGEO0
台詞に名前付けただけでうざいなどの理由で叩く奴って余程自分本位か心の狭い人間なんだな
読みやすさを追求するのも要望に応えるのも書き手の自由だろうに
334名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 13:58:28 ID:7ETrONTI0
叩くことはないがあると邪魔で読みづらいとは思うな
335名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 14:02:28 ID:yvx2xGEO0
しかし逆にないと読みにくいという意見が出てるからなぁ
今回はその中の1人から提案された登場人物紹介を採用したようだけど
336名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 14:03:33 ID:7ETrONTI0
結局のところ読み手がどう思うかはそれぞれだから
作者が自由にやるのが一番なのかな
337名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 14:13:58 ID:yvx2xGEO0
そうだろうね
片方の意見しか出てない状況なら精神的にも自由とか言ってられないかもしれないけど
実際に双方の意見が出てる場合は自分の書きやすいようにするのが一番かと

ちなみに要望の数=期待度 だと思うから、GJだけでスルーされる書き手よりは華雄氏は
作品数と比例してよっぽど期待されていると思う
338二喬:2007/02/08(木) 15:18:51 ID:ivbnIAT00
澄み渡った星空の下、呉の使者大喬は一人月を眺めていた。
「………はぁ」
孫策、雪蓮が亡くなってからたびたび一人で空を見上げることはあった。
ここ北郷軍にきてからさらにその頻度が上がったように思う。
しかし、そんな彼女の心を悩ませるのは今は亡き彼女ではなかった。
「なに暗い顔してるのよ、お姉ちゃん」
「あ、小喬ちゃん……」
声に振り返るとそには双子の妹が立っていた。
「まったく、一人でうろうろしてたら危ないでしょ」
そう言いながら隣に腰を下ろし、先ほどまでの大喬と同じように空を見上げた。
「うーん、なかなかいい月夜だねぇ」
小喬はこういう時、決まってなにも聞かなかった。
冥琳や大喬が一人で悲しげな顔をしているとき、誰を思っているかなんてわかっていたから。
へたな慰めに意味はない。当たり前のように隣にいることで
自分なりのやりかたで二人支えになりたいから。
339二喬:2007/02/08(木) 15:20:10 ID:ivbnIAT00
しばらく黙って月を眺める。
沈黙を破ったのは大喬の方だった。
「ねぇ、小喬ちゃん」
「何?」
話そうとして少し躊躇した。これから話そうとしていることは妹にとって
あまり愉快な話ではないことはわかっている。でも、聞いて欲しかった。
一番そばにいてくれた彼女には。
「小喬ちゃんは……一刀さんのことどう思う?」
「……………は?」
呆気にとられたような顔。大喬とって予想どおりの反応だった。
もともと答えを期待していたわけでもない。
「私ね、時々一刀さんの中に雪蓮様を感じるの」
小喬は何も言えなかった。正直なにを言い出すのかと思ったが
話し上手とは言えない姉がなにかを伝えようとしていることはわかった。
「たぶん心の真ん中にあるものが同じなんだと思うんだ。雪蓮様が一番欲しかったのは天下なんかじゃなかった。
 天下統一はただの手段で冥琳様や私や小喬ちゃんやみんなが笑顔で暮らしていける世界を求めてた。
 ここで色んな人の笑顔を見てるとね、思っちゃうんだ。雪蓮様が欲しかったのはこういう世界なんじゃないかって。
 雪蓮様の夢叶えられるのは蓮華様でも冥琳様でもなくて……一刀さんなんじゃないかって」
340二喬:2007/02/08(木) 15:20:44 ID:ivbnIAT00
「お姉ちゃん……」
「冥琳様を裏切るつもりなんて全然ないけど、一刀さんの邪魔もしたくないって思っちゃうんだ」
そう語る姉の横顔を見ながら小喬はなんとも言えない気持ちになった。
雪蓮や冥琳以外に彼女にここまで言わせる相手が現れるなんて想像もしなかったから。
「……もう遅いし、戻ろう」
「え、うん」
そういいながら立ち上がって部屋に向かう大喬の背中を見ながら小喬は思った。
(なんで嫌だと思わなかったんだろう……)
少し前なら一刀など冥琳と比べることさえおこがましいと思っただろう。
なのに今日は結局一言も文句を言えなかった。
(少しは認めてるってことなのかな)
北郷一刀を籠絡するために送り込まれた二人。しかしまだ二人は気づかない。
本当に虜になっているのは彼女達のほうだということに。

空に浮かぶ月はいつもよりやさしそうに輝いているように見えた。
341名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 15:47:24 ID:jjtv5anr0
乙、良い二喬でありました
342名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 15:58:32 ID:pdbhzXKF0
GJ!
本編では冥琳自害の時でさえ、出てこなかった二喬がかわいそうでしたので…
良い二喬分を補給させてもらいました(゚ー゚*)
343名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 17:14:18 ID:EdR+kF1X0
二喬って明らかに尺の都合で話切り捨てられた感じだったからねえ
周瑜が自決した時も、周瑜自身は孫策孫策で、二喬の事なんか完全に無眼中で逝ってしまったし
今回みたいなエピソードがあれば、評価も全然違っただろうになあ…と改めて思った
つくづくGJっす
344二喬:2007/02/08(木) 19:16:06 ID:ivbnIAT00
突然投稿ですみません。なんだか二喬の人気がないようなので
少しでもイメージアップになればと思ったのですが……なかなかうまくいきませんね。
345名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 20:05:17 ID:68RQcUND0
>>344
発売前は二喬萌えだったのだが、発売後は、あの扱いで萌えるに萌えられなかった・・・・


何が言いたいのかというと・・・・・





(´_ゝ`)b<GJ
346華雄:2007/02/08(木) 20:10:32 ID:Fn2bTHlp0
>>330-337
台詞云々に関しては地文使ったりで分かりやすいようにしてみる事にしたよ
それで逆に変になったらなったでまた変えて試してみる

ここで唐突に外史崩壊SS投下。完全ネタなんで地文なしだが勘弁してくれ


「孫仲謀の名において、北郷一刀の大徳、曹孟徳の器量を認めよう。曹孟徳、迅速なる履行を期待する」
「勿論よ。今晩にでも王印を持って貴方の部屋にいくわ」
「わかった。それにしても、曹操を操るほどの道士か。気になるな」
「そうだな。曹孟徳ほどの者が操られたとなると、他人事とは思えなんな」
「いきなり現れてすぐに操られたみたいだから、あんまり覚えてないわね。ああ、干吉と名乗っていたかしら」
「干吉って・・・確か江東の小覇王孫策を呪い殺したとかいう逸話の道士だったっけか?」
「何!?それは本当か北郷!」
「ん?ああ、俺の世界ではそういう話があったけど・・・」
「そうか・・・・・・この一件も解決した。私達はすぐに呉に帰らせて貰おう」
「え?もう帰るのか?お礼とかしたいんだけど・・・」
「礼などいらん。同盟国の義務を果たしただけだ。ともかく、私達は急いで戻らねばならんのだ」
「そっか・・・じゃあせめて見送りを」

「ふむ・・・・・・貴様、名はなんという」
「我が名は干吉。以後、お見知りおきを・・・・・・」
「何!?・・・・・・そうか、貴様が雪蓮を・・・・・・」
「おや?どうかしましたか?」
「黙れ下郎が!雪蓮の仇、討たせて貰うぞ!!」
「は?いや、ちょ、まっ」

「遅い・・・何をしているんだあいつは・・・もう夜明けだぞ・・・」
347名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 20:20:41 ID:q7cYuKtJ0
>>346
まーそーなるわなーwwwwwwww
348名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 23:35:13 ID:4E6ciy380
空きがなかったので間借りしました。
あと、キャストはかなり適当です。
補足追加・誤字脱字修正など、何かありましたらご連絡下さい。

ttp://shuffle-info.x0.com/koihime/
349名無しさん@初回限定:2007/02/08(木) 23:47:36 ID:CQspbJDj0
>>348
まとめ乙です!
350華雄:2007/02/09(金) 00:22:50 ID:T0IzLUvl0
>>348
まとめの人乙!
・・・さていきなりだけど仕事増やさせて貰いますよ・・・


今日も今日とて書類と格闘、なんとか一段落したので気分転換にと外へ散歩しに来た
孫呉と同盟し、あと少しで曹魏との決戦が待っている
兵糧や兵の補充の確認、制圧地の住民を混乱させない政策、等忙しそうではあるがほぼ確認だけなので楽といえば楽だ
だからいつもならこっそり抜け出している時間に堂々と散歩出来る。うむ、よいぞよいぞ
「お、ご主人様やん。何してんの?」
「ん?ああ、霞か。いや、書類が一段落したからちょいと散歩。霞はまた日向ぼっこ?」
「そや、昨日愛紗に怒られて当面城で大人しくしていろー言われてな。だから暇なんや」
あー、真名で呼ぶの許した途端暴走してたからなぁ、愛紗が怒るのも無理はない、のかな?
「主殿、恋がどこにいるのか知りませ、む?張遼か」
「ああー!華雄っち!あんた、ほんまに生きてたんやなぁ・・・」
俺に尋ねようとやってきた華雄を見た霞が騒ぎ出す。生きていたも何も戦場で戦ってなかったっけ?
「失礼な、人を勝手に殺すな。第一、昨日の戦場で戦っていただろう」
「あー、すまん。ウチ愛紗の事しか見てなかったわ」
「・・・・・・相変わらずお気楽な。まあいい、主殿、恋がどこにいるか知りませんか?」
「恋?うーん、今外でたばっかだから、いつもの場所にいないなら分からないや」
「そうですか。まったく、あいつは何処にいったんだ・・・」
恋の愚痴を呟きながら離れる華雄
「恋?もしかして呂布ちんのこと?」
「呂布ちんって・・・まあその通りだけど。あの2人、時々手合わせしてるみたいだよ?」
「へ〜、呂布ちんも無事だったんか。そだ、呂布ちんに会わせてくれへん?良いこと教えてあげるから」
「それくらいなら問題ないな。別に交換条件なんて出さなくていいぞ」
「そか?ならこれから呂布ちんを探しに行ってみるわ」
「おう、頑張れよー」
霞を見送り散歩を続ける。そしてふとある事を思い出す
「そういえば・・・・・・ふむ、後で探してみるか」
351華雄:2007/02/09(金) 00:25:32 ID:T0IzLUvl0
一度部屋に戻り、今日の分の書類を片付けた後茶の準備を頼み、霞達を探しに庭へ出る
丁度3人揃っているといいんだけど・・・
「お、いたいた。華雄ー、恋ー、霞ー」
「お、ご主人様やん。どうしたの?」
「ん、一所に茶でも、と思って呼びに来たんだ。2人は稽古中?」
霞の座っている所から少し離れた場所で華雄と恋が戦っている
「そや。ところで、酒も出るんか?」
「酒は流石にないって。まあ旨い茶と茶菓子なら・・・」
茶菓子、と言った途端聞こえた激しい金属音と苦悶の声、そして何かが地面に突き刺さった音
「・・・お菓子食べる」
いつの間にか目の前にやってきていた恋が袖を引っ張っている
「恋ちん、いつの間に・・・」
「あ、あはは、あはははは・・・・・・orz」
あ、落ち込んでる。うん、最初は反応に困っていたけど、なんだか最近は華雄の落ち込み見てると和むなぁ。もしかして俺って外道?
「・・・早く」
「あ、ちょっとまってくれ恋。おーい、いつものとこにいるからなー、早めにこないと華雄の分なくなるぞ〜」
恋に急かされ霞と共にいつもの場所へ。はてさて、あの2人もちゃんと待っていてくれるかな?
352華雄:2007/02/09(金) 00:27:36 ID:T0IzLUvl0
「遅い!人をお茶に誘っておいて用意を任せっきりにした挙句待たせるとはどういう了見よ!?」
「でも詠ちゃん、楽しそうに用意していたよ?」
「え?そ、そんなことないわよっ。きっと月の見間違いだわ」
用意して貰った場所に辿り着き出迎えてくれたのはいつものように罵倒と照れ隠しをするツン子、もとい詠と月
そう、詠と月、華雄に恋に霞は元董軍の幹部。月に聞いた話だと全員仲が良かったらしい
そこで!5人全員北郷軍に集まった記念、というわけではないが、こうして再開の場を作ってみたりしたのだ
決して俺の愛紗に手を出した霞を驚かせて意趣返ししたかった訳じゃないんだからねっ!
「月ちゃんに詠っち!?・・・そっか、あんたら無事だったんか」
「霞ちゃん・・・無事でよかった。私達はあの後ご主人様に助けてもらったの」
「ええ。貴方達のお陰であいつらから逃げて、その後こいつに捕まって現在に至るって訳」
「捕まってって、おいおい・・・」
感動の再開、という場面でも罵倒を忘れないその精神、流石だ詠
「まあそういう訳だから、この2人の事は当面真名で呼んでくれ。元々仲良かったらしいし大丈夫だろ?」
「いや、それは大丈夫やけど・・・なんちゅーか、ほんま器の広いやっちゃな」
少し呆れながら呟く霞。褒められてるのか貶されてるのかわからん・・・・・・
「モグモグ」
って早速食べ始めていますよ我が家の恋さんは
「はい、お茶です恋ちゃん。美味しいかな?」
「モグモグ・・・(コクッ)」
「良かったぁ・・・」
「月が作ったお菓子が美味しくないなんてありえないよ」
「へ〜、これは月ちゃんが作ったんか。ほな、頂くわ」
それを合図にみんな席に座って食べ始める
「うん、旨い。相変わらず茶も旨いが茶菓子も旨い」
「せやせや。これなら立派なお嫁さんになれるで〜」
「あうぅぅ、あ、ありがとうご主人様、霞ちゃん」
まだ来ていない華雄の分をとっておいて5人で分けて食べる。まあ恋が一番食べるわけだが・・・
353華雄:2007/02/09(金) 00:29:43 ID:T0IzLUvl0
「こーしてのんびり茶ぁ飲むのも久しぶりやなぁ」
「ん?魏にいたときはのんびりできなかったのか?」
「いや、のんびりできなかったって訳やないけど、ほら、あの国は孟ちゃんラブー!な子ばかりやったから」
「あー・・・霞も結構気に入られてたから、そういったのが?」
「まあそんなとこ。それに、ウチは元々敗軍の将やったしね、ここほど周りの空気がよくなかったってのはある」
「大変だったんだな・・・まあ、ここではそんなこともないだろうし、気楽にやってくれ」
「そやな・・・なあ、ご主人様」
「ん?」
月と詠と恋が作り出しているのほほん空間の中とは思えないほど真剣にこちらを見つめる霞
「流石に孟ちゃんらと戦うのはいややけど、それ以外ならいつでもウチの力、使ってや」
「・・・ああ、ありがとうな、霞」
「うう、そこまで嬉しゅうされると、なんか恥ずかしーわ・・・ああ、こら恋ちん、それウチの分やー!」
照れ隠しなのか視線を彷徨わせ、こっそり霞の分を奪おうとした恋の手を見てそちらへ向かう
「ははは・・・やっぱり、こんな平和が一番だよなぁ」
うん、頑張ろう。曹魏との戦いが終わったら、今度はみんなでこんなお茶を楽しめるように

その後華雄がやってきて6人でお茶を楽しんだ
月はずっと笑顔だったし、詠もいつもよりずっと素直だった
恋は相変わらず食べ物に夢中。でも話を振られてるとちゃんと答えてる
華雄と霞はこの戦いが終わったら星を巻き込んでの酒飲み競争を企画している
俺と詠が漫才もどきをし、月と霞が笑う
茶を少しこぼしてしまった恋の世話をする華雄。なんだか愛紗と鈴々を見ているみたいだ
そんな微笑ましい風景を見ながら俺は足りなくなった湯や食べ物を調達しに行く
今ばかりは俺が雑用しよう。久々に出会い、笑い会えたあの子達に水を差すのは無粋だから・・・

霞が仲間に加わった!
張遼 統率94武力92知力77政治64魅力79
354華雄:2007/02/09(金) 00:32:10 ID:T0IzLUvl0
もしも5人が再開できたら?ということで書いてみた
本編では4人揃ってるのに何もないからなぁ・・・
月と詠の描写が少ないのは正直すまんかった・・・


オチ
「そや、ご主人様、さっき言った良い事教えてあげるで」
「ん?ああ、そんなこと言ってたっけ。何々?」
すっかり忘れていたな
「実はな、恋ちんを登用したのは華雄っちなんよ」
「そうなのか?」
「な、霞!貴様何を言うつもりだ!」
「それでなー。あ、恋ちん、華雄っち抑えといてくれる?」
「・・・分かった」
「あ、こら恋離せ!」
流石に恋に羽交い絞めされてはいくら暴れても抜け出せないか
「・・・ダメ」
「な、何故霞の言うことは聞いて私の言うことは聞かん!ええい、離さんか!」
さりげなく恋の前に移動していた霞の茶菓子に気がつけ・・・
「この者は見所があるって言って、登用した後も色々教えてあげてたんよ」
「ほうほう、それでそれで?」
「ところがある日の稽古でな、2人が模擬戦をした時n「霞ー!それ以上主殿に言うなー!!」もう、煩いやっちゃな。恋ちん、口も塞いどいて」
「・・・(コクッ)」
「ん!?んんんんんーー!!んんんんんんんーー!!!」
あ、少し涙目になってる
355華雄:2007/02/09(金) 00:33:36 ID:T0IzLUvl0
「で、模擬戦した時に一撃で負けてもうてな。それで恋ちんが将軍に取り立てられて、一時期立場が逆転していたことがあるんよ」
「へ〜。そんなことがあったんだ」
「ぷはっ、霞・・・よくも・・・・・・」
「あ、あれ?どうやって恋ちんから逃れたん?」
「ふ、冷静になれば恋に言うことを聞かせるのは容易い。ふふふふふ、さあ、覚悟するがいい霞!!!」
「ちょ、どっからその剣だしたん!?あ、あかんウチ武器持ってないんやで!?」
「問答無用!死ねぃ、張遼!!!」
「わ、わわわわー!いやや!こんな事で死ぬなんて認めへん!ウチは生きる!生きて愛紗と添い遂げるんやー!!」

「仲がいいですね、霞さんと華雄さん」
「・・・月の目にはあれがそう映るんだ・・・・・・」
「喧嘩するほど仲が良いってことかねぇ・・・」
「モグモグ?」

ざんねん!かすみのぼうけんはここでおわってしまった!


以上。華雄が恋を登用したとかは無論模造なのでそういうのダメな人はスルーで頼む
356華雄:2007/02/09(金) 00:36:08 ID:T0IzLUvl0
ああああああああああああああああ致命的ミスが!
かすみじゃなくてシアな、確認してたのにやってしまったorz
357名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 00:57:13 ID:UHI+mfyP0
追い討ちをかけるつもりは無いが、模造でなく捏造。

ともあれ、口調とかもあるけど、
適度な地の文で読みやすいと個人的に思う
それに、こういう掛け合いは大好き
ということでGJ!
358名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 01:01:24 ID:E+Nz9CtV0
08MS小隊ネタにワラタ
359名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 01:59:39 ID:tZTOzPp80
つくづく本編では蜀以外での横の繋がりが薄かったのが悔やまれるぜ、GJ
360名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 02:34:48 ID:Yu2b2cqQ0
華雄氏の作品に時々入ってる「orz」だけが気になる。
しかしそれを華雄氏の色として捉えるならば
俺に出来るのは惜しみない賞賛だけだよ。
本編ではちょっとしか出てこない華雄を
ここまで掘り下げる事ができるのは本当に凄いと思う。

あと…まとめサイトの人、乙です!
361名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 08:52:56 ID:HoOP/wLs0
>>356
相変わらず面白かった。GJ!
月陣営の一人を除き全員集合しているのに何もイベントが無いのは納得できていなかったんで。
ただ、書類じゃなく書簡ね。
ゲーム本編で本とか平気で手にとって読んでる世界だけどさw
362名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 11:52:55 ID:obl9XClFO
物書きじゃないからよくわからんのだが、地の文ってなんのことだ?
ぐぐっても出てこないぜ
363名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 12:09:15 ID:UHI+mfyP0
俺は台詞外の文章、って意味合いで使ったつもりだが
364名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 13:02:49 ID:88fCvsJG0
 まとめサイトの人乙&要望?

 エロネギ版SS投稿スレッド11
 http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1163076407
 内に愛紗の恋姫SSと翠ネタ(ちなみに、後者の作者は私ですが)が1つずつ投下されてました。(当時、まだこのスレがなかったため)
 それの保存の検討をお願いします。
365名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 16:30:46 ID:bA2EORus0
まとめの色合いどこかで見たことあると思ったら
公式のを模してるのか、GJ

>>364
追加されてるみたいよん
366名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:06:04 ID:eZayH2Gz0
孫堅another投下

真ENDで別世界に飛ばされたあたりだと思いねぇ


「おい、思春。これは何の騒ぎだ?それにここはいったいどこなんだ?」
「あ、あなた様は、まさか。いや、あの方は確かに流れ矢にあたり死んだはずでは・・」
「そこにいるのは蓮華か。横にいるのはもしかして小蓮か?大きくなったなあ。
 冥琳や穏もいるのか。」
「母上!」
「なにを素っ頓狂な声を出しておるか。どうした?皆で不思議なものを見るような目をして」
「ねぇねぇお姉ちゃん、あのひとだあれ?」
「母上を覚えてないのか?まぁ、小蓮が生まれてまもなく戦死なされたから無理もないか。」


「なぁ、あの蓮華に似た人は誰だかしってる、愛紗?」
「いや、存じ上げませんな。似ているからには親族の方だと思われるますが・・。
 星は知っているか?」
「おそらくは孫堅殿であろう。しかし、戦死していたはずだが、はてさて」
「まぁ、伯珪や周喩殿までいるんだから、誰がいても驚かないけどね。
 多分、小蓮あたりがお母さんに会いたい、とか願ったんじゃないかな。」
367名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:06:35 ID:eZayH2Gz0
「大体の事情は飲み込めた。皆無事で何より。ところで雪蓮がいないようだが。」
「母上がいるという事はどこかにいるかもしれませんが、まだであってはいません。」
「ふむ、まぁ、無事ならそのうち会えよう。」
「母様母様〜」
「どうした、シャオ。」
「あのね、母様、シャオね、かずとと結婚するの。」
「へー、シャオはおませさんですねー。どんな人なの?」
「えへへー、かずとかっこいいんだよいつもシャオのこと可愛がってくれるの」
「シャオにもいるってことは、蓮華にも良い人はいるのか?どんなやつだ?」
「いや私は別に、まだ。。。」
「蓮華様もご主人様の事が好きなんですよねぇ。」
「なんだ、蓮華にもちゃんといるのか。積極的にいかないとシャオに先を越されるぞ。
 王たるもの世継をつくることも大事なのだぞ」
「だから、同じ人を好きでもう寝・・」
「穏、余計な事を言うな」
「ほーう、我が可愛い娘を手篭めにしている男がいるという事か?そいつはどこにいるのだ?」
「まだそこまでいってない、ってあわわ」
「その男の下へ案内せい!」

368名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:07:07 ID:eZayH2Gz0
あ、なんかこっちにきたな。挨拶はちゃんとしないとな。
「はじめまして。北郷一刀とも・・」
「キ サ マ 我 が 娘 に 手 を だ す と は い い 度 胸 し と る の う 。」
「ちょ、くるし・」
「おい、ご主人様に何をするか」
「アア、外野は黙ってろ」
「むぅ、さすがは江東の虎。すごい迫力だ」
「はわわ、ご主人様が大変ですぅ。」
「母上、おやめくだされ」「おかーさん、だめぇ」
「むぅ、お前たちにいわれては仕方がないな。
 すまぬ、つい力が入ってしまった。蓮華・小蓮の母だ」
ゲホゲホ。あー死ぬかと思った。
「どんな説明をされたのかは知りませんが、私が北郷一刀です。」
「ふむ、なるほどなるほど。よくよく見ればなるほどなぁ。」
なんか目踏みをされているらしい。
「とりあえず、ちょっとこの私に付き合え。周りの者もい い な?」
うは、すごい眼力。愛紗や鈴々がまったく動けないなんてこんな人もいるんだな。
「主よ、まぁ、がんばれ。」
「夜の分も残しといてくださいね、ご主人様」
星も紫苑もなんつうことをいいやがる。。

369名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:17:46 ID:eZayH2Gz0
「ちょうどよい部屋があるのう」
保健室か。何の話をするんだろう。
「って人のズボンを脱がして何をしようっていうんですかー?」
「お前が蓮華や小蓮に手を出したと聞いてな。ふさわしい相手か見極めてやろうというわけだ。
 それとも私では不満か?」
巨乳ではさまれている状況でどう返事しろと?
元気すぎるぜ、マイサン。
「それにあのまわりの者たちとも寝たのだろう?みんなに好かれているお主に興味があってな」
・・・・・・・・
それから何発抜かれたんだろう。
「もうでましぇーん」
「意外とだらしないのう。まぁ、今度また、という事で勘弁してやるか。」
「ここからは妾の独り言じゃ。口外はするなよ。
 お主は妾の夫と似ているのだ。容姿というわけではない。雰囲気がな。
 だから蓮華も小蓮もそちを父親とダブらせているのだろう。
 ここは我らのいた世界とは違うところのようだし、そちが頼りになろう。
 我が娘たちをよろしく頼むぞ。」
「任されますよ。できる範囲でね」
「泣かせたりしたらタダじゃ済まさんからな」
「努力する事にします。」
「まぁ、そちなら大丈夫だろう。それとたまには妾の相手もしてもらうぞ」
「それはかまいませんが、できれば蓮華たちには内密でお願いします。」
「ふふ、ではたのしみにしておるぞ」

370名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:21:42 ID:eZayH2Gz0
同じネタでもうまく書けば、303につなげる事もできると思うのだが、俺ではこれが限界だった。スマソ。

371名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 18:26:41 ID:W+FT8+yl0
すげえwwwwww

流れ矢で死んだ人とは思えんパワーだwwwwww
372小蓮if話:2007/02/09(金) 20:06:59 ID:AwUY5f3j0
まとめ人様乙です&華雄さんもハイペースですなぁ。今後も楽しみです。
>>370 自分のイメージした孫堅ママそっくりですわ。流石虎。
そして>>265からの続き。今回はギャグなしです。


こんなにもいい天気だってのに心のモヤモヤは晴れはしない。
ナーバスになるのは性に合わないってのに、しこりがいつまでも残って自分ではどうしようもない。
これが政務だの軍議だのならまだ頑張れる。それがみんなの、仲間の為になるんだしな。
けど今回の件だけはそう簡単に片付くものでもない。
そしてそれは顔にでも出てしまっていたのだろうか。
今日ぐらいはせめてゆっくりして下さい、とみなが言ってきてくれた。
こんな頼りない君主でもいなければいないで仕事が難しくなるだろうに。
「ホントに…みんなには世話かけっぱなしだよなぁ…」
申し訳なさがつのってしまうが、同時にありがたくも思う。
こんな自分でも頼りにしてくれているのだから、折角の休暇でこの陰鬱な気分を吹き飛ばしてしまおう。
独りでは余計な考えばかり浮かんでしまうが、今日の同伴者はそんな事をさせてくれそうもない。
そんな簡単に浮かぶこれからの事を考えて、つい笑いがこみ上げてくる。
こんな時の為と、少ない小遣いをやり繰りして買った上等の酒を腰に下げ歩みを進める。
つまみは必要もないだろう。何せ絶好の肴は既にあるのだから。
そんな自分を急かすように、前を進んでいた一人と二匹がこちらを呼びかける。
「ほらぁ〜、何モタモタしてるの一刀!?そんなんじゃ日が暮れちゃうよ〜!」
白虎にまたがる小蓮がプンスカと顔を膨らませて大声で叫ぶ。
「まだ太陽が頂点に達してないのにそれはないだろうよ…」
ほらな、言ったろ?こんな絶好の酒の肴があれば退屈はしないって。
373小蓮if話:2007/02/09(金) 20:07:39 ID:AwUY5f3j0
「ふわぁ〜、いい所だね〜!涼しくて風も気持ちいいしっ!んん〜っ!」
まるで猫が伸びをするように小さな体を目一杯伸ばし、川岸に近付く。
「おいおい、足元気を付けろよ?あんまはしゃいでると滑って転ぶぞ?」
「んもぅ、シャオそこまで子供じゃないもん!そんなおっちょこちょいな事しないよーっだ!」
そういう言い方が子供なのだとは、心の中で思うだけにしておこう。
こんな無邪気さと、時折見せる大人びた所が小蓮の魅力なのだから。
「だからこんな事しても平気…っとっと、わひゃあっ!?」
まったく言わんこっちゃない。すぐ助けられるようにしておいて正解だ。
すぐさま傍に寄り、川に滑り落ちそうな小蓮を腕に抱えて救出。
「アハハ……ありがとね、一刀。で、でもシャオが悪いんじゃないもん!この滑る岩が悪いんだもん!」
小脇に抱えられたまま言い訳しても説得力ありませんよ?
「はいはい、そういう事にしておきましょうね。ほら降ろすぞ?」
「むぅ〜、信じてないなぁ〜?」
わがままな子猫を地面に下ろして、足だけを小川につけて酒盛りの準備をする。
「ほらこうすると足の疲れが取れるぞ…って小蓮歩いてなかったな」
「む、人を怠け者みたいに。ま、いっか!………ホントだ、ヒンヤリして気持ちいい〜」
自分と同じように靴を脱ぎ、ちょこんと隣に座る。
その自分達のすぐ後ろには、どうぞ背もたれにして下さい、と言わんばかりに白虎が寝そべる。
「お、お前も気がきくねぇ。そんじゃ遠慮なく」
こんなのんびりしているとあんなにも悩んでいた事が馬鹿らしくなる。
やはり小蓮は騒がしくしてくれるだけでなく、こういう風に気持ちを安らげてくれる女の子なんだな、と再確認する。
これで以前の手酷い仕打ちはチャラにしてあげよう。
374小蓮if話:2007/02/09(金) 20:09:04 ID:AwUY5f3j0
「でもごめんな小蓮。最近あまり構ってあげられなくて」
「ホントだよ!…って言いたいけど流石に今回はしょうがないよね。城にあの二人がいるんじゃシャオから会いに行く訳にもいかないし」
そう、現在小蓮は自分達が用意した町のほうの家に住んでもらっている。
「俺としてはこうなったらもう孫権にも言ったほうがいいと思うんだけどなぁ」
「駄目だよ!シャオが一刀の所に世話になってるってお姉ちゃんが知ったら絶対怒られるもん…」
同盟を交わし、尚且つ大国魏が自分達に降った今ではもういいとは思うのだが。
「そんなもんかねぇ。俺としては孫呉と争う気なんてないから状況は変わらないと思うけどな」
「むっ、一刀の浮気者!そんなにお姉ちゃんのほうがいいの!?」
「ちょっと待て!そんな事は言ってないぞ!?………ただ、やっぱり姉妹は仲良くしてもらいたいしさ」
「それはそうなんだけど……あれ?」
そこで何かに気付いたように苦い顔から一転、あのいつものニヤリとした顔になる。
「ははぁ〜ん、なるほどなるほど。そうかそうかぁ〜、ふふっ納得」
「ど、どうしたんだよ」
こんな顔つきをした時はあまりいい目には合わないがそれでも気にはなる。
「もーっ!一刀も遠回しに言わないではっきり言ってくれればいいのにぃ〜。
 『小蓮に傍に居て欲しい』ってちゃんと言ってくれれば最初から納得出来たのに」
「んなっ!?」
ちょっと待てぇい!?どう言葉の行間を読めばそんな結論になるんだよ!?
「うっ…、やっぱダメなの…?シャオ…一刀の傍に居ちゃダメなの…?」
今度は泣き落とし!?小蓮め、いつの間にこんな高等テクニックを!?
375小蓮if話:2007/02/09(金) 20:16:23 ID:AwUY5f3j0
「い、いや、そんな事はないぞ!?小蓮は、その、俺の……えと」
どう言ったものか言葉に詰まっていると、小蓮は我が意を得たりと攻め立ててくる。
「『俺の』…なぁに?シャオ、はっきり言ってくれないとわかんないなぁ〜」
こうなりゃやけか。
「その、だな。小蓮は…俺の」
「うんうんっ!」
「俺の……傍に、居て欲しい…」
台詞がこんなにも恥ずかしいとは!今の自分の顔は真っ赤になってることだろう。
そうやってつい顔を背けたから、またも不意打ちに気付かなかった。
チュッ
唇に小蓮の瑞々しい唇が触れる。とっさの出来事に呆然としていると小蓮はそのまま川の中に歩いていく。
そして振り向いてから自らの想いを告白。
「えへっ、ありがと一刀っ!シャオも一刀のこと大好きだから、ずっと傍にいてあげるよっ!」
満面の笑顔。華開く笑顔とはこういうのを言うのだろう。
そしてまたも再確認。ああ、俺も小蓮の事が大好きなんだな、と。
376小蓮if話:2007/02/09(金) 20:17:20 ID:AwUY5f3j0
こんな事態で始まった休暇ではあるが、それでも自分達の関係は相変わらず。
一緒に小川で遊んでは、疲れを知らない小蓮を酒の肴にして、そんな自分を無理矢理引っ張り回して。
余計な事は考えずにシャオを見て!と言わんばかりに振り回される。
それでも悪い気はせず、むしろ楽しんでいる。
そうしてようやく疲れたのかわがまま子猫は今、自分の体に寄り添い寝転がっている。
「えへへっ、一刀の体あったかーい!ふわぁ…ポカポカして眠くなるぅ〜」
「寝ててもいいぞ?俺はどこにもいかないからな」
そう言って小蓮の髪を梳く。その感触が気持ちいいのか小蓮はますます顔を緩ませる。
「ん〜、それは分かってるけどぉ〜」
もっとお喋りしたいのか、それでも睡魔には勝てそうもなく目をゴシゴシさせる。
妹がいればこんな感じなのだろうか。
あいにく、自分はもうそう見る事は出来ない。小蓮はもう、一人の女の子としか見れないから。
そんな穏やかな気分でいると、小蓮がこちらを見ながら問い掛けてくる。
「…ねぇ、モヤモヤした気分はもうなくなった?」
「………いつからバレてた?」
そんな表情は極力隠していたはずだが。
「最初っからだよ?一刀のことでシャオの目は誤魔化せないもん。…何かイヤな事でもあった?」
本当に敵わないな、この子には。
「イヤな事って言うか…ちょっと考えちまってな。…俺がこの世界の人間じゃないってのは話したろ?」
小蓮は無言で先を促す。
377小蓮if話:2007/02/09(金) 20:18:12 ID:AwUY5f3j0
「俺を慕って、信頼して多くの人が付いてくる。でもその反面、俺のせいで多くの人が危険な目に合っていく」
ただ自分を殺す為だけに白装束は華琳を利用した。そんな大掛かりな真似までして生かしておきたくはないのか。
「決心したつもりだったんだけどな。……やっぱ考えちゃうんだよ。俺はこの世界にいていいのかって。
 本当は俺がこの世界を乱しているんじゃないのか…ってな」
決意が揺らいだ訳ではない。皆の願いは分かっているし、それを裏切るつもりは毛頭ない。
それでも考えてしまうものは考えてしまう訳で。
だがそんな悩みも小蓮はいつものように笑い飛ばす。
「なぁんだ、そんな事だったんだ。くだらないなぁ」
「くだらないとは失礼な。これでも俺は――」
「だって自分でもう答えを言ったのにまだ悩んでるんだもん。まぁ、それだけ真面目って事なんだろうけど」
小蓮は一体何を言ってるのか?俺がもう答えを出しているって?
「さっき言ったじゃん。『俺はどこにもいかない』って」
ストンと心に収まった気がした。そうか、そんなのでよかったんだ。
「ハハ、ハハハッ!そう…だよな、俺、とっくに答え出してたんだ」
「もぅ、変な所で鈍いんだから。……ふわぁ〜、もうダメ…限界、ふみゅう…」
スッキリしたのを感じ取ってようやく安心したのか、小蓮は体に身を沈ませ寝息を立てる。
やはりこの少女には敵わない。そうだよな、この寝顔が見られるんなら戦う理由はそれで十分なのかもしれない。
「ありがとな、小蓮」
穏やかな寝顔にキスをする。心の煩悶はもう、ない。

<三回目・完>
378名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 20:22:17 ID:dBVN01wf0
乙っぱい
379小蓮if話:2007/02/09(金) 20:23:55 ID:AwUY5f3j0
今回はほのぼの系という事で。これでようやくエロ話に持ってけます。
ではまた後程。
380鎮黄:2007/02/09(金) 22:00:29 ID:LowUUJ6j0
>>328
今気がついたんやけど
『鎮黄の使い』が使われてるw

381名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 22:52:16 ID:DHjvDocS0
外史制作しているスレはここですか?
とにかくGJ!
382ハム孫さん@出会い編:2007/02/09(金) 23:42:49 ID:8dthdYEQ0
もし、一刀が最初に出会ったのがハムだったらというIF話作ってみたので投下してみる。
かなり文章力ないんで、そのあたりはご了承願いたい。


「いや、えーっと……」
とりあえず、俺のおかれている現在の状況を簡単に説明しよう。
変な服装の三人組に蹴り起されて、身包み剥いで置いて行けと脅されている。
なんで外に居るのかは良いとして、絶体絶命な状況なのは間違いない。
「兄ちゃん、あんまイキがんな。まだ死にたくないだろ?」
そう言いながら、リーダー格であろう男が剣を抜き、俺に突き付けて来た。
そのときである………
「そこの黄巾党ども!!」
「「「!?」」」
三人組の男どもが振り返ると、そこには白馬に乗った少女が剣を抜いて臨戦態勢に入っていた。
「私達の領地で悪さをしようなんざ、この公孫賛が黙っちゃいないんだからねっ!!」
「ア、アニキ……どうしやす………」
「公孫賛相手だと三対一でも部が悪いな…ずらかるぞ!!」
「わ、わかったんだな」
「兄ちゃん、今日は運がよかったなっ!!」
そう言い残すと黄巾党と呼ばれた三人組は一目散に逃げていった。
383ハム孫さん@出会い編:2007/02/09(金) 23:43:00 ID:8dthdYEQ0
その様子を見てあっけに取られていた俺に、公孫賛と呼ばれた少女が話しかけてきた。
「大丈夫だったか?旅の人」
「あ、はい、おかげさまで…」
「最近ここいらは、黄巾党どもが徘徊してるって言うのに、よく今まで無事だったもんだ」
「はぁ………」
「でも良く見るとおまえ、旅をしてるって姿に見えないな」
「……………」
「装備も軽装だし、なんかこう、見ず知らずの土地に一人取り残されたって感じだな」
「……恐らく、そんな感じです」
「えっ!?」
「なんでこんな所に寝ていたのか、そして、此処が何処なのかもまったく解らないんだ」
「寝てたって、こんな場所にか!?」
「目が覚めたらなぜか此処に居たってのが正しいかもしれない…」
「…………」
少女はしばらくなにかを考えた後に、こう言って来た。
「とりあえず、いつまでも此処に居ても仕方が無い、私らが張ってる陣営で詳しく聞こうか」
「…………すいません」
「そういや、名乗っていなかったな。私は公孫賛、字は伯珪だ」
「えっ!?」
「ん?どうかしたか?」
「あ、いえ………」
(公孫賛だって!?公孫賛ってあの三国志の公孫賛か!?)
「それで、おまえの名は?」
「俺の名前は本郷一刀、改めてお礼を言わせて貰うよ」
「お礼なんて気にするな。こっぱずかしいじゃないか!!」
(なんか、可愛い娘だけど、ホントに三国志の公孫賛と同一人物なんだろうか…?)
「それじゃ、陣営に戻るから後に乗ってくれ」
そして俺は、公孫賛と共に彼女達が張っている陣営に向かったのだった…
384名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 23:55:29 ID:LibALe2y0
鎮黄の使いが、袁家三人の処女を頂いてしまうIFって需要ある?
385名無しさん@初回限定:2007/02/09(金) 23:59:09 ID:Bs1zX+rr0
はははなにを言うか



アリだ
386名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 00:00:33 ID:586FC3/D0
>>384
お前は何を言ってるんだ?




有るに決まってるじゃないか
387名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 00:01:48 ID:OagUgAyy0
>>384
お前は何もわかってない




大有りに決まってる
388名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 00:07:54 ID:VfwWmHQ90
>>382-383
そういえば演義では劉備とハムは友人設定だったな
続き頼む
389華雄:2007/02/10(土) 00:48:30 ID:wGQ4YeM40
>>380
すまん、勝手に使わせてもらった
だがナイスな表現だと思ってるんだがどうよ?
390名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 00:55:19 ID:U3GcvoMt0
鎮と黄とか、鎮三山の黄信を思い出しちゃうじゃないか。
391名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 02:48:35 ID:+laBtyxB0
>>384需要というか願望というか、とにかくも期待して待たしてもらおう。
392名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 04:53:05 ID:wfUZuYHJ0
郭嘉とか出てきたら良かったなぁ。
病弱なんだけど前向きに頑張っちゃう、そんな健気キャラで。
393名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 06:57:44 ID:wfUZuYHJ0
>かなり遅レス気味だが、魏延はこんな感じか?

こうですか、わかりません。
そんなわけでまとめスレの魏延ネタを読んで即興で書いたもの。
……一刀の性格が全然違うとかそういう類の感想は却下。
自分でも良く分かってるからorz


「やっぱり熱々の肉まんは堪らないな」
城を抜け出して肉まんを頬張りながら通りを歩いてると、女の子にぶつかってしまった。
不意を衝かれたのか、女の子は転んで尻餅をついた。
「あ……その……ごめんなさい」
褐色の肌をした女の子──歳は鈴々と同じくらいか──は、怯えた様に小さくなって俺に謝った。
「ごめん、俺がボーっとしてて……怪我とかしてない?」
「あの……その……ええと……はい、大丈夫、です……」
言葉を一つ一つ選ぶように、その女の子は答える。
「うん、それは良かった」
安心した俺が微笑みを浮かべると、女の子は真っ赤になって俯いてしまう。
……随分と恥ずかしがり屋な娘だなぁ。
「おや、太守様。また女の子に手を出してるんですかい?」
八百屋のオヤジさんが、そんな俺たちを見て茶々を入れてくる。
「『また』とはなんだ、『また』とは。大体、そんな話を愛紗に聞かれたら……」
「私に聞かれたらどうだというのです?」
……後ろから、凄く聞きなれた声。しかも、感情を無理に押し殺したような、硬質の声。
うん、振り向きたくない。凄く振り向きたくない。
「殿、こちらを向いてください」
394名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 06:59:59 ID:wfUZuYHJ0
意を決して振り向くと……そこにはやっぱり愛紗がいた。
その顔には素晴らしいまでの笑顔が浮かんでいる。超怖い。チビりそう。
「とりあえず、お話はお城に戻ってからいたしましょう」
「…………はい」
観念してうなだれる俺。
……ご想像の通り、その後こってり愛紗に絞られる事になりましたとさ、まる。

その頃、通りでは。
「太守……様?」
褐色の娘は、反芻するように、先程出会った青年の事を呟いていた。
何故なら彼女の知る「太守」には、彼のような人はいなかったから。
395名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:01:12 ID:wfUZuYHJ0

「あ、また会ったね」
前回と場所を変えて街の甘味処に逃げ込んでいたところ、こないだ会った女の子と出会う。
「太守……様……」
ビックリしたような彼女の反応に思わず苦笑する。
「ハハ……バレてるみたいだね
 でも、俺はそう呼ばれるの慣れてないからさ、出来れば名前で呼んでくれてるとうれしいな。
 そういえば、自己紹介もまだだったね、俺は北郷一刀。君の名前は?」
俺が自己紹介すると、彼女はおずおずと返す。
「そ、その……ぎ、魏延と……いいます」
「……魏延?」
魏延というと……三国志演義では蜀に不満を募らせて結局は裏切った将だけど……
「……あ、あの、私、なにか、粗相を……」
「あ、いやいや、なんでもない! なんでもないよ」
不安げな顔をして俺を見上げている魏延を安心させるように微笑む。
……この世界の魏延ちゃんはこの世界の魏延ちゃん。それで良いじゃないか。
月や恋たちだって、俺の知ってる「董卓」や「呂布」とは違うんだ
だが微笑んだ俺と眼が合うと、この間と同じように魏延ちゃんは真っ赤になって俯いてしまった。……やっぱり恥ずかしがりやさんみたいだ。
そんなことを思っていると……
「おら、オヤジ! メシ出せ、メシ!」
「酒もだ! とっとと持ってこい!」
「お、女もだな!」
いきなり大声をあげて入ってきた三人組のチンピラたちが、周りの客を押しのけて椅子に腰掛ける。
……すぐに警備兵や愛紗、星たちが来るだろうが、放っておく訳にも行かない。
そう思って声をかけようとすると、脇から軽く袖を引っ張られた。
見ると魏延ちゃんが上目遣いで俺を見ている
「あ、あの危ないと……思います……」
「そうなんだけどね、でも止めないと周りの人が怪我しちゃうからさ」
勘違いが混ざってるとはいえ、彼らに信頼されている。その気持ちを裏切りたくない。
それがどんなに小さなことでも。力が及ばなくても。
そう説明してチンピラたちの前に出ようと一歩前に踏み出そうとすると……
「私が……やります……」
396名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:16:42 ID:wfUZuYHJ0
魏延ちゃんにそう言って止められた。
「……え?」
「私……人より……少し、強いから」
言うが早いか、素早く男たちの所に行って彼女は声をかける。
「あ、あの……やめて下さい」
「あん?」
リーダー格の男が下卑た笑いを浮かべながら魏延ちゃんをなめつけるように見る。
「やめなきゃどうだっていうんだい? お嬢ちゃんが俺たちの相手をするってのかい?」
「その…………怪我します」
魏延ちゃんの言葉にチンピラは呆気にとられた顔をした。
「……は?」
「ハハハハハ」
「じゃあ、怪我させてもらおうかなぁ」
チンピラたちが魏延ちゃんの体に手を伸ばそうとした瞬間。
三人の体は宙を舞い、通りまで吹き飛んでいた。
何が起こったのかまったくわからない。止めに入る暇も無かった。
追い討ちをかけるように魏延ちゃんが通りに向かうのを追いかけたところで。
「何事だ! 何があった!」
愛紗の大きな声が店の中にまで響いてきた。
「貴様か! 貴様がこの騒動の元凶か!」
「え、いえ、その……」
魏延ちゃんは愛紗の詰問に身を小さくしている。
そしてその後ろでは先程の男たちがコソコソと逃げ……
「愛紗! 後ろの三人捕まえて! そいつらがこの騒動の大元だから!」
「と、殿!? どうして……あ、いえ、承知!」
俺が出てきた事に驚いた愛紗だったが、すぐに俺の言葉に反応してチンピラ三人組をお縄にした。
397名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:18:32 ID:wfUZuYHJ0
「で、魏延とやら」
「は……はイ!」
裏返った声で返事する魏延ちゃん。……やっぱり恥ずかしがり屋みたいだ。
「……殿を救って貰ったことには礼を言うが、暴れることには関心せんぞ」
「はい……」
うな垂れる魏延ちゃん。
「それは俺のせいだから許してあげて……でも、強いね魏延ちゃんって」
僕がフォローのつもりで言った言葉は、しかしそれは鋭い刃となって僕の胸に返ってくる。
「……家族の皆が戦で亡くなって……生きるためにはそうなるしかなかったから……」
………………ッ!
思わず息を詰まらせる。
……俺は分かってるつもりで何もわかってなかった。
戦っていうのは皆にこんな悲しみや苦しみを背負わせることなんだ。こんな小さい子にまで、関係なく。
「ごめん……」
そう思うと、謝罪が口をついて出ていた。
「あ、いえ、そんな、つもりじゃ……」
慌てて魏延ちゃんが弁明しようとするが、その言葉を遮り俺は一つの提案をする。
「行く当ては、あるの?」
「え……?」
俺の今からやる事はきっと卑怯で、偽善的な事だ。
398名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:20:27 ID:wfUZuYHJ0
「もし無かったら、俺らの城に来ない?」
「え……でも……?」
でも、彼女の寂しさや苦しみを一つでも減らしてあげたい。たとえそれが偽善といわれても。
「部屋も余ってるし迷惑とか考えなくても良いからさ。
 もちろん、戦いに参加してくれとも言わない」
「…………」
「駄目……かな?」
俺が問い直すと、魏延ちゃんはジッと俺の眼を見つめ、言った。
「……一つだけ、その……お願い、して、いいですか?」
「勿論。出来ることなら、何でも、いくらでも」
「私も、闘いに参加させてください。
……出来る事をしなかったら、きっと、後悔すると思うから」
ああ、俺の気遣いなんて必要なかった。
彼女は凄く強い。
そうだ。彼女はそんな苦しみにいながら尚、俺を助けてくれる程のやさしさを持ち続けてくれているんだ。
俺に出来ることは、ただ彼女の信頼に答える事。
そして、少しでも彼女を幸せにする事。それだけだ。

そして、この日。北郷軍には、新しい仲間が出来たのだった。

……まぁ、やっぱり愛紗にはその後コッテリ絞られたけど、それはご愛嬌という事で。


チラ裏イエー! ……その、なんだ。出来に関しては笑ってやってくれて一向に構わん
399名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:23:44 ID:s74tWORO0
愛紗が一刀のことを「殿」と呼ぶのはかなりの違和感が
それ以外はGJ
400名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 07:27:17 ID:wfUZuYHJ0
>愛紗が一刀のことを「殿」と呼ぶのはかなりの違和感が

オリジナルで書いてる奴と脳内で混ざった
ちょっと死んでくるorz
401ハム孫さん@出会い編:2007/02/10(土) 08:58:19 ID:CHuAe5530
遅レススマソ

>>388
一応続きの構想も練っているけど、演義と同じようにならないかもしれないので、
あらかじめ了承してもらいたい。





某光の国の住人だったときは、SSやらASの構想なんてすぐに思いついたんだが・・・
402名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 13:08:52 ID:sMkLgaPX0
>>400
チラ裏などと自己の言動に保険かけるぐらいなら、これ使え。
「メモ帳」を下回る低機能テキストエディタ
「チラシの裏」
ttp://yuukiremix.s33.xrea.com/chirashi/

堂々として全然OK。
403名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 13:29:51 ID:U3GcvoMt0
両脚羊からの派生で、袁家ご一行捕虜化ifとか……あるね?
404名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 15:55:40 ID:s74tWORO0
>>403
というか、あのイベントは一刀が袁紹達を助けて袁家が北郷軍に加わると思ったのは俺だけじゃないはず
拠点イベントなのにいきなり珍道中が始まるとは夢にも思わないじゃないか・・・
405華雄:2007/02/10(土) 16:57:05 ID:wGQ4YeM40
>>403,404
「旅人って、袁紹達だったのか・・・」
「ご主人様、どうするおつもりですか?」
「う〜ん・・・なあ、3人共俺達の仲間にならないか?」
「は?いきなり何をおっしゃるの」
「そうだそうだ〜。何を企んでるんだー」
「ぶ、文ちゃん、ダメだよそういう言い方は」
「二人ともお黙りなさい!」
「「はい・・・」」
「それで、どういうおつもりですの北郷一刀」
「どういうつもりもなにも、袁紹達が仲間になってくれれば河北の混乱も少なくなるだろうからね。俺達は別に領土とかが欲しいんじゃない、ただ民達を守りたいだけなんだ」
「・・・・・・本気ですの?」
「本気も本気。それで、答えを貰えるかな?」
「いいでしょう、そこまで請われればこの袁本初、答えなければ名が廃るというものですわ、おーっほっほっほ」
「「袁紹様・・・」」
「いきますわよ、文醜さん、顔良さん。まずはあの小娘のせいで混乱している子達を救いにいきますわ!」
「「はいっ!」」
・・・・・・・・・・・・
「良かったのですか、ご主人様?」
「うん。この間ので俺達の力を認めてくれたとは思うし、大丈夫だと思うよ・・・多分」

こうですか?わからないので適当だぜ
406名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 17:31:37 ID:5Dc8Tv7t0
そういやゲムで愛紗が主ってよんでるシーンはあったな。
星と混ざったのかなw
407名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 17:56:52 ID:4pmH4D+70
>>405
くッ… こうだったらどんなに良かったか
珍道中はそれはそれで面白いから困る
408名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 18:04:14 ID:U3GcvoMt0
>405
俺的にはこんな感じだと予想。

一刀「で、どうする? 朱里」
朱里「はぁ。すでにもう南皮は制圧していますし。元袁家軍の兵士たちもほとんどが我が軍に降ってますから
   下手に存在を公にして、処刑したりしても。士気が下がりこそすれ、上がることもないと思いますし……」
一刀「ということは、今さら捕らえる必要もないってことか」
顔良「うーん。それに私が言うのもなんだけどぉ、今さら匿ってくれそうな人もいないんだよねえ……」
一刀「ああ」    朱里「それは……」
袁紹「?」
全員((((人望無いだろうからなぁなぁ、こ(いつ、の人、の方)は……))))

文醜「ま、まぁ。何はともあれ。ということは……」
一刀「うん。行っていいよ。……このまま近くにいられても邪魔なだけだし」
文醜「だ、そうですよ! 良かったっすね、袁紹様。無事旅が再開できそうで」
袁紹「……何がよろしいんですの、文醜さん」
文醜「へ?」   顔良「え?」
袁紹「ここまでコケにされて! 役立たず呼ばわりされて! 一体何がよろしいんですの!? お二人さん!」
顔良「そ、そんなこと言われてもぉ」   文醜「どうしろっていうんすかぁ?」
袁紹「北郷一刀! ――決めましたわ。私が、この私が! 今から貴方の仲間になって差し上げますわ!」
全員「「「「えー!」」」」
袁紹「ほーっほっほっほ! お喜びなさい。名族たるこの私、袁本初が仲間になった以上、
   貴方がたの勝利は間違いなしですわ! ――さ、行きますわよ! 北郷一刀!」
文醜「えーっと……」    顔良「そういうことみたいなんで……」
二人「「よろしくお願いしますね」」
一刀「…………マジかよ」
409華雄:2007/02/10(土) 19:41:59 ID:wGQ4YeM40
>>408
GJ!こっちのが麗羽らしいw

現在メインのSSがちょいと躓いているので気分転換にネタSS書いてみた

今日は愛紗達と警邏中、例の華蝶仮面が現れ一騒動あった。愛紗と翠はそんな彼女が気に食わないらしく、直ぐに追いかけて行った
今は鈴々と共に警邏続行中。そして裏路地から事件の当時者である星が現れ・・・
「あ、星ー。華蝶仮面見なかった?」
「む?超絶美少女の華蝶仮面か?いや、見てはいないが今度はどんな活躍をしたのだ?」
自分のことをそこまでいうか・・・
「あ、太守様。先日はどうも」
鈴々が華蝶仮面の活躍を本人に話しているとき、この間の夢の中であった女性がやってきた
「ん?ああ、この間の」
あれ?もしかしてこれも夢・・・なわけないよなぁ・・・・・・うん、ちゃんと朝からの記憶があるし
「おや主、私達というものがありながら他の女性にも手を出していたのですか?」
「な、違うって。この人とは前警邏中にぶつかって・・・」
「ちちち違います。私と太守様が、そんな・・・・・・」
「そうか、それは失礼した」
「まったく。あ、知ってると思うけど俺は北郷一刀。君の名前は?」
「主・・・やはり手を出すつもりで?」
「出すかっ!」
「あ、あははは。えっと、私は姓は劉、名は備。字は玄徳です。玄徳と呼んでください」
「劉備・・・玄徳・・・・・・」
おいおい、劉備といえば三国志でも有名だし、関羽や張飛の義兄で君主だよな。もしかして俺がこの世界に来たことで表に出なくなったのか?
「むむむ、むむむむむ・・・」
「ん?どうした鈴々?」
鈴々が唸りながら俺と玄徳に視線を彷徨わせている。星も静かに何事かを考えているようだが・・・
「お兄ちゃん、ごめんなのだ・・・・・・鈴々はお姉ちゃんと一緒に漢王室を復興させなければならないのだ!」
「「は?」」
突然そんなことを言い出す鈴々に唖然とする俺と玄徳
「う、む。そうだな、鈴々私も同行しよう。何故かそうしなければならないような気がしてな。主、申し訳ない」
410華雄:2007/02/10(土) 19:42:35 ID:wGQ4YeM40
「え?ちょっと2人共急にどうしたんだ?」
「あぅ、太守様、2人が怖いです・・・」
俺の後ろに隠れる玄徳。それを見た2人はいきなり武器を取り出して・・・
「な!?鈴々、星、正気に戻れ!」
「鈴々は正気だよ。お兄ちゃんを傷つけたくはないのだ。大人しくそこをどいて欲しいのだ」
「私も正気ですぞ主。私とて主を傷つけたくはありません。どうか劉備様から離れてください」
マジでどうしたんだ、急に。2人はおかしくなるし玄徳は怯えてるし・・・
「あぅぅぅ、ど、どうなっているんですか」
「俺にもわからん。只ここは逃げたほうが良さそうだ・・・逃げれるかは兎も角として」
さらに俺の後ろに隠れる玄徳。それを見てじりじりと近づいてくる2人
「あっ!あそこで華蝶仮面が洛陽のメンマを食べてる!」
「華蝶仮面!?」「洛陽のメンマ!?」
「今だ!」
ダメもとでの引っ掛けが成功し、玄徳の手を引っ張ってその場から逃げ出す。とりあえず朱里に相談してみよう

城に辿り着き朱里を発見。兵を連れているが何かあったのだろうか?
「はぁ、はぁ、朱里、少し相談が・・・」
「いくらご主人様でもこれだけは譲れません!全員突撃!私のお魚さんを取り返してください!」
その号令と共に兵達が玄徳を捕まえようとする
「ふぇぇ、またなんですかー!?」
「だぁぁ、朱里もおかしいのか!?くそっ、どこへいけば・・・」
再び逃走劇を始める俺達。今度は敵に軍師が付き兵達も参戦。厳しいなおい
411華雄:2007/02/10(土) 19:45:04 ID:wGQ4YeM40
「この馬孟起、劉備様の下で働き、必ずや曹操の首を手に入れてみせましょうぞ!」
「翠!?復讐はもういいって言っただろうがー!」
「ひ、人殺しはだめですー!!」

「うふふふふ。私を年寄り扱いする子にはお仕置きが必要よね?」
「ちょ、紫苑、弓構えるな!うぉ、本気で撃ってきやがった!?」
「誰もそんなこといってませんー!!」

「あ、太守様、此処は誰もいないようです。ここに隠れましょう」
「ああ、そうだな・・・ん?琴の音が・・・」
「いい音色ですねぇ」
「待て、これは孔明の罠だ!!」

「ご主人様・・・このような時間からなんという不埒な事を。そこに直りなさい、成敗してさしあげましょう!」
「げぇ!関羽ぅ!」
「今までの人達よりも怖いですー!!」

「あれ?玄徳?どうしたんだ、こんな所で」
「あ、伯珪ちゃん、今急いでるからまた今度ね!」
「悪い伯珪、急いで逃げないとまずいんだ!」
「え?あ、ちょ・・・・・・・・・・・・いいもん、いいもん、どうせ私なんて」

「おや?主殿」
「あ、華雄!助け「邪魔をするなー!」か、華雄ー!!」
412華雄:2007/02/10(土) 19:46:17 ID:wGQ4YeM40
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、な、なんとか逃げられたか・・・」
「はぁ、はぁ、そ、そうですね・・・でも、なんでこんな事に」
それは俺が聞きたい。どうしてみんなおかしくなってしまったのか・・・
「も、もしかして私のせいですか?」
「んなわきゃないって、だから泣くな!」
もしや、とは思ったのは口に出さないでおく。今でさえ泣きそうなのに言ってしまえば確実に泣いてしまうだろう
「・・・ご主人様」
うぉ、この声は恋か?いきなりだったからちょっとびっくりしたぞ
「あ、恋、いいとk「義妹虐めるの、許さない」え?」
最後に見たものは見慣れない赤い馬にまたがった恋が方天画戟を振り下ろす姿だった・・・・・・

BAD END1 偽りの君主

「うわぁ!?・・・・・・ゆ、夢?なんつー夢だ」
ベットから跳ね上がり生きていることを実感する。夢でホントによかったよ・・・
それにしても、夢とはいえあんなことが起きるなんて・・・
大体みんながおかしくなる事も恋が俺の事殺す訳ないよな。はは・・・・・・あれ?何か殺気が・・・・・・
「あ、起きた」
「ちょちょちょ、ちょっと恋さん!?その方天画戟はなんでせうか!?」
「・・・・・・愛紗が殴ってでもって起こして来いって言ったから」
愛紗ー!そういうことは相手を考えて言ってくれ!!
「起きる、起きるから。はぁ、びっくりした」
「・・・・・・ご主人様、おはよう」
「ああ、おはよう、恋」
そういえば今日は愛紗達と警邏の日だったな。華蝶仮面がどうのこうの言ってたっけ
さて、今日も頑張りますかっ
413華雄:2007/02/10(土) 19:52:46 ID:wGQ4YeM40
以上
これからも劉備を勝手に登場させるか否か、かなり迷ってるんだがどっちがいいかね?
夢のままの住人にするか伯珪と絡ませるか・・・
それに今更だが珍道中3人組も絡めそうにないんだよなぁ、どこかで合流させるか放置か・・・
愚痴多くてスマソ
414名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 20:37:25 ID:IlAkwJRR0
さすが華雄氏
今回もGJだ
劉備はこれからも是非出してください
415名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 22:20:56 ID:DmfPdvgH0
>>409-413
残念無念。なぜに劉備が男でないのか。
寝取られスキーである私には非常に残念でならないw

とまあ冗談(?)はこれくらいにして、取り合えずGJ。
ハム孫さんが不敏すぎるけどw

劉備を出す出さないは華雄氏のご自由にってのが普通なんだけど、
出したら出したで話進めにくくならないかちょっと心配。
416名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 23:14:51 ID:U3GcvoMt0
>408からの流れで、顔良ルートの妄想。
タイトル元ネタは全部ジョジョ4部。

1.北郷一刀!顔良に会う    (顔料の生い立ち。真名で呼ぶことの許可)
2.華蝶仮面がやってくる     (常識人の壁。斗詩的に華蝶仮面はアリかナシか)
3.顔良は三国無双に憧れる   (愛紗と戦闘訓練。愛紗への苦手意識。史実ネタ。初H)
4.「斗詩」の大槌(ウォーハンマー)  (斗詩と訓練。いや、大槌ってどうよ?)
5.斗詩の料理を食べに行こう!(裸エプロンの斗詩を美味しく頂きましょう)
6.<探検>(ハンティング)に行こう (冒険編。顔良とペアで洞窟奥を目指そう)
7.顔良の新しい事情       (アンミラ風衣装の斗詩を美味しく頂きましょう)
8.私は苦労人           (秋蘭、思春、愛紗との愚痴大会)
9.猪々子は顔良が好き      (風邪引き文ちゃん看病編。文・顔と3P)
10.顔良は静かに暮らしたい   (完。私一人にあの二人を押し付けないでくださいね?)
417名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 23:18:21 ID:XSv3mi/Y0
武将名と真名を混在させるのはゲーム中だけで勘弁してくださいorz
418名無しさん@初回限定:2007/02/10(土) 23:47:16 ID:y1D5trNn0
つまり417はこう言いたいわけだ

ハムと華雄最高、と
419名無しさん@初回限定:2007/02/11(日) 00:27:38 ID:EIg6S5lg0
420名無しさん@初回限定:2007/02/11(日) 00:33:24 ID:JfW3Kfgd0
しかもとっくにまとめに載っているというオチ
仕事早すぎw
421名無しさん@初回限定:2007/02/11(日) 00:37:08 ID:Y3okffuJ0
何かSS書いてみたいけどコレだってネタが沸かない。どの程度の量が良いのかもわからんし。
もう年なんだろうかorz

>>419
良ぃーいハムだ(*´∀`*)
422名無しさん@初回限定
>>419

これでこそハムw