【姉しよ】きゃんでぃそふとSSAAスレ14【つよきす】
1 :
パンジャの仔:
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ きゃんでぃそふとSSAAスレの星5つの誓い
┃1つ、スレはむやみに上げない
┃2つ、作者への感謝を忘れずに。読者への感謝を忘れずに。
┃3つ、SS投下とのリアルタイム遭遇では支援を推奨
┃4つ、気にいらないからって荒らさない
┃5つ、荒らしにストレートに反応しないこと
┃
┗━━━ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━
_ < ここはテンプレの村です 、,
'´, `ヽ\_________ '´ '`´ ゙ヾ
!爪リリ从)ゞ { ソ从从シ}
ノwリ゚ ヮ゚ノル  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ メ(リ;-__-ノリ
⊂)个iつ 既にセリフが \ ノ,'くj `i´lヽ
. く/_|j〉 パターン化しちまったな>(( ll_ハ_iJ
し'ノ ________/ ゙ i_7、」
_)___
'´ ヽ_ヽ
l、lノノ八l ) <柊家の長女、皆のお姉さん
´\ リl|.゚ ヮ゚ノ<⌒> 柊雛乃である。
( ● ⊂[ .ヽソ/ ]⊃ .疑問にずばり答えてやろう
. ヽ/ .└|--|┘
. . ノl__」
Q、職人さんのSS投下最中に張ってある支援とか、C、私怨etcってなんですか?荒らし?
A、うむ。あれは総じてしえんと呼ばれるものである。
世の中には荒らし対策用の連投規制なるものがあってな。時間によるのだが、
だいたい3回くらい連投すると、規制がかかってしまうのじゃ。これにかかると職人さんが、
続きを書き込めなくなってしまうのでな。すれ住人による手助けが必要になってくるわけじゃ。
お主がりあるたいむでSSが投下される瞬間に出会った時には、是非支援をして差し上げるが良い。
Q、スレにあるSS、AAだけじゃもの足りないです。
A、で、あるか。お主も欲張りな奴よのう。そういう奴のために
>>1に書いてあるように、
過去すれのSS、AAを集めた保管庫というものがある。
保管庫の中の人に感謝を忘れずに読みふけるが良い。それでも物足りなければ、
いっそ自分で書いてみるのも我的には面白いと思うがのう。
Q、お嬢ちゃん賢いねー。ほら、キャラメルをあげよう。
おぉ・・・これがまた美味でな・・・って違うわ!我をあなどるでないぞ
__
| |  ̄ `ヽ
||_ ` 、 粛清……淘汰……
__)_∩ `ヽ l
〃 ,^i^ ヾ l i
i ,ノノ八)〉 i i ガッ
. ゙ヾl#"-ノゝ l .人_∧∩
/ヽソ _ン. ノ< >Д´)/
l_/r==l l ´-‐'∨ /
く/l_ゝ
【投稿ガイドライン】
1.テキストエディタ等でSSを書く。
2.書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
投下の際は2分以上間隔をあけないと連投規制にあって書き込めなくなるので注意。
名前の欄にタイトルを入れておくとスマート。
なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイトです
3.SSの書き込みが終わったら、名前の欄に作者名を書きタイトルを記入して、
自分がアップしたところをリダイレクトする。
>>1-3みたいな感じ。
4.基本的にsage進行でお願いします。また、長文uzeeeeeeと言われる
恐れがあるため、ageる場合はなるべく長文を回した後お願いします。
5.スレッド容量が470KBを超えた時点で、
ただちに書き込みを中止し、次スレに移行して下さい。
6.書き手の方々へ。
心構えとして「叩かれても反応が無くても泣かない」位の気概で。
何を書こうが作者の自由。どんな反応を返そうが読者の自由。
的確な感想・アドバイスレスをしてくれた人の意見を取り入れ、更なる作品を目指しましょう。
5ゲットニダ ━━<ヽ`∀´>@∀@)`ハ´)´Д`>━━!!!!
/V!
! ゚・゚)
ミZ)__ノ
〃 ,^i^ ヾ
|、ノノ八)〉
!リ(l*゚ヮノリ <
>>1飴をやろう♪
/ ヽソ´|)∞
レ~/==トJ
. 〈/l_ゝ
____
γ ヽ
(' ノ)ノ)ヽ )ヽ<
>>1 cool Job!!
ヽbl ´ー`ノ n
 ̄ \ ( E)
フ /ヽ ヽ_/ /
gj
-9月14日-
ねぇやとねーたんがこっちに引っ越してきて慌ただしく過ぎていった夏も終わり
あれから2週間以上も経っていた。
俺とねぇねぇは着実に絆を強めていった…。
あのエロ親父も少しは改心?したらしくねぇねぇとの時間も少しづつ作っているようだった。
最も2人ともまだまだぎこちなかったりしているようだったが、それでもねぇねぇが口では不満を
言いながらも見せてくれる笑顔を見て、俺は親父に嫉妬をしつつもその笑顔に幸せを感じている。
俺の方は親父の会社を継ぐために準備をしろと言われつつ、やはり上に立つ者として最低限の教養
は身につけろという事でお姉様と姉貴によるスパルタ特訓と海お姉ちゃんのレッスンを受けながら
過ごす日々だ…。お姉ちゃんは言わずもがなだがお姉様と姉貴も最初は文句を言いつつも熱心に教
えてくれてはいる………だけどそのせいでねぇねぇと遊ぶ時間も少なくなっているのも悲しい。
「あぅ…空也、こっちの準備…終わったんだけど…」
「ごめんごめん。ちょっと考え事しちゃってて…」
俺とともねぇは現在お月見の準備をしている所である。(主に食料調達だけどね)
「月見かぁ…やっぱり屋根の上でねぇねぇと見たいなぁ…」
『にゃー、美味しい団子に月見酒、たまらないにゃー』
『えへへ、結構苦労したんだよ ねぇねぇに満足してもらう為に…』
『勿論クーヤにはきちんと感謝してるよ』
『じゃあ俺もそろそろご馳走を頂こうかな…』
『あっ…あん クーヤ…大胆すぎるよぉ♪』
「あぅ…またどこかにいっちゃてる…」
途中妄想で3時間ほど費やしてしまったがともねえのおかげもあり無事準備を終え月見の夜が
やってくるのだった。
「ほらくーや、あーん」
「たまには皆で月見というのも悪くはないわね」
「うーん団子が美味いにゃー、タカのもいただき!」
「あーそれ私の団子、イカ、私にアンタのよこして追加持ってきなさい」
「あぅ……皆…仲良く」
「綺麗な月夜であるのぅ」
なんだかいつもと変わらない光景だがみんな楽しんではいるみたいだ。
ピンポーン
ねぇやとねーたんが来たようだ。
「ちゃお〜☆」
「この度は…お招き頂きありがとうございます…」
「よく来たのぅ。今日は優雅な宴というこうではないか」
「わ〜美味しそうな団子 遠慮なく頂くわ」
「あなたは遠慮した方が良くなくて また増えるわよ」
「うーこんな時まで言うかな 根暗女すぎるよ〜」
「なんですって」
「ええ加減にせぬか お主ら」
「一緒に……お月様……見ないかい」
「うん…」
いつもの冷戦のさなか初憂いしいともねえと歩笑ねーたんだった。
よし…俺も。
「ねぇねぇ 屋上で一緒に月を見たいんだけど」
「うん…いいよ」
屋上へ登ると月がより一層綺麗に見えた。
そしてねぇねぇと2人きりでいるんだなと思うと胸をドキドキしながらねぇねぇを見ると
俺は固まってしまった…。
月の光に照らされたねぇねぇは…月の女神だった…本当に綺麗だ。
「にゃー、美味しい団子に月見酒、たまらないにゃー」
やっぱりねぇねぇはねぇねぇだった。そこもたまらなく好きなんだけどね。
「結構苦労したんだよ ねぇねぇに満足してもらう為に…」
おどけた風に言いながらねぇねぇを見るとそこには真剣な顔をしたねぇねぇがいた。
「クーヤ…本当にありがとう…ショウと仲良く慣れたし…クーヤのおかげで…」
「ねぇねぇ…何言ってるのさ 当たり前だよ。大好きなねぇねぇの為だもん」
「本当はずっと寂しかったのかも…ショウとの事も皆とも違うって事も」
「でも…あの時、ショウが来てくれた事…皆が心配してくれた事…本当に嬉しかったよ」
「ねぇねぇ…」
「でも…やっぱり一番クーヤが居てくれるのが嬉しい」
「クーヤ…私クーヤが大好き」
「俺もだよねぇねぇ」
「ねぇクーヤ…その団子ちょうだい」
上目遣いで意思表示をしてきたねぇねぇに俺も応え団子を自分の口に入れる…
そしてねぇねぇの唇に…。
「んっ……」
そして俺は更なるステップに…
「そこまでじゃ」
気が付くと下にいるねーさん'sが厳しい目で屋上を見上げていた。
「黙って聞いていると…不愉快な真似をしてくれる」
「あぅ……」
「イカのくせに盛ってんじゃないわよ」
「お姉ちゃんもくーやと月見キスしたいよ〜」
「みーみー、 私も同じぐらいスタイルいいのに」
「クー君はやっぱり脂肪の固まりが良いという…」
何故だか分からないがもの凄く殺気に渦巻いてるような気がする…。
「あの…これは」
「うるさい、黙れよ」
ダメだ…聞き耳もってくれない。
「柊家領主として判決を言い渡す 降りてきて刑に服すがよい」
もうダメだ…カナちゃんごめんね。 逝くときは一緒だと言ったのに…。
ねぇねぇの方を見るとその笑顔を俺に近づけて囁いてきた。
「次は………」
「うん!」
今日は大変だったけど…ねぇねぇと過ごしたかけがえのない思い出の一日となった。
初めて書いてみたけど難しいね…
いつも書いてくれてる職人さんに多謝
訂正で
>>11の
優雅な宴というこう→いこう に訂正ということで…
GJ すごい入りやすかった。
──週刊ドラゴン特別企画! 竜鳴館の有名人たちに個別インタビューしてみよう!
第3弾! 花の妖精の化身?、2−Cのマスコット?、『蟹沢きぬ』さんです!
蟹沢きぬ(以下きぬ)「オイコラ、何で疑問系なんだよ!」
──本日はよろしくお願いします。
きぬ「無視すんな! もう一度ちゃんと紹介しろ!」
──紙面の都合で無理です。プロフィールなんかは(ry
では質問していきますんで答えてください。
きぬ「お、おおよ! 答えてやろうじゃねーか!」
──オーストラリアにある世界一の一枚岩の名前は?
きぬ「シドニー」
──8×8は?
きぬ「66」
──縄文式土器が使われていたのはいつ?
きぬ「大昔」
──酸素を発生させるには二酸化マンガンに何を反応させる?
きぬ「オキシジェンデストロイヤー」
──……ある意味凄いですねこれは。
きぬ「あん? ボクがスゲーのは羞恥の事実だろうがよ」
──それを言うなら周知ですよ。殺気が二つほど発生し始めたので次に行きましょう。
蟹沢さんと言えばカレー好きですが。
きぬ「オウヨ。もうボクといえばカレー、カレーといえばボクってなぐらいだもんね」
──それは胸を張って言うようなことなのか……? どのくらい食べられるんです?
きぬ「オアシスのメニューなら制覇できるぜー」
──その小さな体のどこにそんなにいっぱい……あべし。
きぬ「人の身体的特徴を指摘してんじゃねーよ、このドグサレがッ!」
──し、失礼しました。実はコンピュータ関係にはめっぽう強かったりする、との情報がありますが。
きぬ「ウン、ボクのパソコン自作のものだし、プログラミングも少しぐらいならできんよ。今も勉強してるし」
──おおー、それは普通に凄い。
きぬ「ガッコの勉強はあんま好きじゃねーけどさ、コンピュータは好きだから勉強も結構楽しいぜ」
──好きなことはどんなことでも面白い、ですね。将来もそっち関係に?
きぬ「応(おう)。ボクの夢は、ずばりゲームクリエイター!」
──へー、どんなゲームを作りたいんですか?
きぬ「んー、まだ具体的には固まってねーけど、まだだれも手をつけてないモンを作りたいぜ」
──その時を楽しみにしています。
さて、男女問わず人気者の蟹沢さん。某情報屋からの情報によりますと、撃墜数はもう8人にもなるそうですけど?
きぬ「まあ、ボクって花の妖精みたいに可憐だから」
──でもオーケーしたことはないんですよね?
きぬ「ボクの理想はアスベストよりも高いかんねー。告ってくれたみんなにはワリーけどさ」
──それを言うならエベレストですね。いつも一緒にいる対馬レオさんはどうなんです?
きぬ「こやつめ、ははは。冗談はフカヒレの人生だけにしてくれよ。
レオはヘタレでチキンだからボクが一緒にいてやらなきゃ全然ダメなんだよ。
服のセンス悪いからボクが選んでやってるし、髪もボクが切ってやってるし、ほんと、ボクがいねーとどうしよーもねーんだよ」
──ソウデスカ。人気者の蟹沢さんですがやはり天敵はいるみたいですね。えーと、1年の椰子なごみさん?
きぬ「あんのココナッツはいつかぜってー殺る! あの単子葉植物が世界を胞子で汚染する前に退治しねーとな!」
──単子葉植物は胞子じゃ増えませんよ。
でもいつも頬引っ張られて泣かされてるみたいですけど? 証拠写真あり。
きぬ「な、泣いてない、泣いてないもんね!」
──ああ、手をばたばた振らんといてください。
ではその椰子さんも含めた各人からのコメントをどうぞ。
「面白いクラスメートね。カニっちみたいな胸もなかなか……」(2年・こんなんでも生徒会長)
「いつも元気があって楽しいクラスメートです」(2年・クラス委員長)
「元気があるのはいいが、もう少し勉強にも力を入れたらどうだ?」(3年・いばりんぼのお姉ちゃん)
「お前はシメる」(1年・宿敵)
「極上のバカ。それ以上でもそれ以下でもねえな」(2年・怪奇サメ男)
「たまにドキっとするようなことを言ったり、何気に器がでかかったりするんだよな。
ま、何も考えてないからだろうけど」(2年・悪友兼幼馴染)
「オモロイ友達や」(2年・清楚ではない)
「見てるとこちも元気になるネ」(2年・カタコト)
「いっつも、対馬と喧嘩してるべ」(2年・あんまりカラミが無い)
「オイ、西崎の頭を気軽に叩くな」(2年・村山)
「いつも、たのしそうで、いいな」(2年・何気にいろいろ特技あり)
「2−Cがやかましい元凶の一つね」(2年・同じ中学)
「もう少ししっかり勉強してくださいな。さもないと、南国行きですわよ?」(教員・授業は厳しい)
「何度も言うが、我輩はオウムだ!」(鳥類・もはやインコ)
「元気があるのはいいが、勉学にも励めよ」(この人はきぬと呼ぶ)
「蟹沢さんは腐った性格してやがりマース。だが、それがいい」(ペンシルヴァニア出身?)
「あれ、嫁にもらってくれない?」(松笠の呂布)
「5つの誓い、忘れんじゃねーぞ」(2年・付き合いは一番長い)
きぬ「みんなあんがとよ! だがココナッツ! おめーは絶対倒す! 覚悟しとけやぁ!」
──喧嘩は終わってからにしてくださいね。ではラストの一言どうぞ。
きぬ「あー、なんつーか……。欲しいもんは欲しいから手に入るんじゃねーよな。
ガンバるから手に入るんだと思うぜ。……欲しがったものとは違うかもしんねーけど、
でも、あきらめずにやってりゃ、いろんなものが手に入るんじゃねーかな。あー、よくわかんねーや」
──本日はありがとうございました。
いきなりこんなことを言うのはなんですが、LIVE A LIVEはもっと評価されていいと思います。
サブタイトルは「活力の嵐」。カニはサクサク書けていいですね。
現在ココナッツを書いてますが詰まりました。投下に間が空きそうです。畜生。
最初の問題の答えは、エアーズロック、64、縄文時代、オキシドール(過酸化水素水)。
カニっぽい答えを書けたかはちょい不安。
>>21 乙。
カニっぽくといういことなら、最初の紹介で名前を呼ばれた時点で
「名前を呼ぶんじゃねーよ!」とか
インタビューなのではしゃいだり嬉しそうに答えながらも
言葉の端々の悪意に疑問を感じたり怒ったり、というのがカニっぽい希ガス。
なごみんに激しく期待。ハァハァ(*´Д`*)
楽しければ、それでいいじゃん。
オチが無いのは仕様です。
ヒロインズとレオ、スバルは割りとまじめにやる予定なんで。
フカヒレ、イガグリなんかはネタ全開でやります。
トンファーとかマナとかをどうしようかと思案中。
>>23 いかにそれらしくキャラを引き出しているかどうかだと思うんだが
オチじゃなくてその途中が全てじゃねーの?
よっぴーは黒?のーまる?
28 :
名無しさん@初回限定:2006/08/30(水) 21:05:50 ID:GuvEmNvd0
黒希望
黒をちらつかせるのがいいんじゃね?
30 :
霧夜エリカは支配したい(1):2006/08/30(水) 22:10:11 ID:sSmKaG6O0
「ふぅ…」
よっぴーと私しかいない生徒会室。 私は机に頬杖をついて溜め息をした。
「どうしたの、エリー?」
「よっぴー…胸揉ませ……やっぱりいいわ…」
「ぐ、具合でも悪いの? 胸を揉ませてって言うのを途中でやめるなんて…」
よっぴーが心配そうに見つめてくる。
確かに、今のはいつもの私と明らかに違うわよねー…何だか気乗りしないというかなんというか…
「悩み事なら…あ、でもエリーは悩み事なんて抱えないよね」
「うーん、悩み事というかなんというか…聞いてくれる、よっぴー?」
「うん。 もちろんだよ」
やっぱり持つべきものは友達よね。
それじゃ、ここはよっぴーに打ち明けてみようかしら。
「実はね…最近レオとのプレイがつまんなくなってきている件について」
「え…ええぇぇぇぇええぇ!?」
「なんかねー、こう出したり入れたりでハイ終了ってのがねー。
もちろん、色々やったわよ? お尻だってやったしー、パイズリだって…
レオがやりたいって言ったら、とりあえずやってあげたわよ」
「エ、エリー…そんなの、女の子が言うセリフじゃないよ…」
「いいじゃない、ここには私とよっぴーしかいないんだし。
この前なんか『レオのお尻も開発したげよっか?』って言ったけど完璧に断られたし…」
「も、もういいよぅ…もう……」
「それは霧夜さんの心の問題ですわね」
突然、扉が開いて祈先生が入ってきた。
「私が相談に乗ってさしあげましょうか?」
「そうねー、ここは男性経験豊富そうな、祈先生にお願いしようかしら」
「それでは、相談料を納めてくださいな」
「えー、そんなこと言うんだったら先週にラブホ前で撮った先生の写真、ばらまこっかなー」
「…霧夜さん、そのうち天罰が下りますわよ」
「…ということなんですけど」
「そうですわねぇ…」
よっぴーはすみっこのほうで仕事をしてる…ふりをしてる。
こっちの話に聞き耳たててるの、まるわかりよ。
よっぴーったら、しょうがないんだから。
「霧夜さんは対馬さんを支配したい、そう考えていますわね?」
「もちろん」
祈先生は少し考え込んだ。
「今までの話を聞く限りでは、霧夜さんはどちらかというと、対馬さんに支配されていますわね」
「えっ!? そ、そうなの?」
「やりたいって言ったからやってあげる、それではそのようにとらえられても不思議ではありませんわ
対馬さんのわがままに霧夜さんがつきあっているのですもの」
そ、そうだったのか…この私が……なんたる不覚なのかしら。
「対馬さんのお尻を開発しようとしても拒否され、それで結局やめたのでしょう?
普段の霧夜さんなら、強引にでもやってしまえばよろしかったのですわ」
うーん、でも私だってお尻は最初すごく痛かったしなー。
それでレオが目覚めちゃったらそれはそれで…あ、伊達クンとのからみってのも……
「自分の中では対馬さんを支配したい、でも現状は逆になっている…
それがつまらなくなってきてるかもしれないという気持ちに繋がってくるのですわ」
「それじゃ、これを打破するためにはどんな方法がいいんですか?」
「私は童貞にしか興味ありませんので、いつも私が攻めるという形になるのですが…
それではいっそのこと、それの程度を上げてみてはいかがでしょうか?」
「と、いうと?」
「それは…」
土曜日、松笠公園。
レオと待ち合わせをして、そのままデートを楽しんで、それからまた公園まで戻ってきた。
「あ、あのさ…家、乙女さんいないんだけど…」
「そうねぇ…でも今日はパス」
「え?」
あ、そのがっかりしてる顔。 とってもいいわよー。
「そのかわり…こっちに来て」
レオの手を引っ張って、そのまま公衆トイレの裏へ。
「ど、どうしたんだよ…うわっ!」
「レオは動かなくていいからね」
レオがしゃべるのを遮るかのように、私はレオのズボンを下ろした。
そのままパンツまで下ろすと、見慣れたレオのモノが曝け出される。
「うふふ……んぷっ…」
「な、何を!? …うぁっ」
私はそれを口に含んだ。
突然の事であまり大きくなっていなかったものが、次第に力強く大きくなっていくのが口の中でわかる。
「んっ…んぶっ……ちゅっ…」
「くあ…エ、エリカ…人が来るかも……」
感じてるレオの顔…何だかゾクゾクしちゃう。 可愛いんだー。
「あふっ…うふふ、大丈夫よ。 私に任せて…出そうになったら言ってね」
さらに続ける。 口でしていたのが手に変えて、そのまま激しくしごいてあげた。
ちらりとレオを見ると、すごく感じてくれているのがわかる。
これまで何度もしてあげてることだし、レオの弱点はわかってるつもりよ。
「どうかしら…私の手、気持ちいい?」
「うん……」
気持ちいいって言ってくれるのは、素直に嬉しいわ。
「このまま続けてあげるわね」
先っぽを舌で舐めまわし、出てきた汁を舐めとってあげた。
周りが気になるせいか、いつもよりもカチコチになってるわね。
33 :
名無しさん@初回限定:2006/08/30(水) 22:19:19 ID:XXV1LJLx0
支援
それまでこらえていたレオがうめき声をあげた。
「うう…エリカ……も、もう出る……」
レオのモノがピクピクしている。
どうやらガマンの限界のようね。 だったら…
「そう。 じゃ、今日はこれでおしまい。 さっさとズボンを履きなさい」
私は舐めるのをやめ、そのまま立ち上がった。
これで出しちゃったりしたら、計画がムダになっちゃうものね。
行為をやめると、レオはものすごく困った顔をしてくれた。
「そ、そんな…このままじゃ俺……」
いやん、子猫みたい。 すっごく可愛いわ、今のレオ。
「ダメなものはダーメ。 あ、帰ってから自分でするのもナシだからね」
「ええっ!?」
「そのかわり…来週までガマンできたら……ね?」
「うう…ま、まさかそれまでずっとってことか!?」
「そうよ。 学校で同じように毎日したげるから、次の土曜日までガマンするのよ?」
「そ、そんなぁ…」
「またね、レオ」
別れ際に耳元に息をふっと吹きかけてから、私はその場を後にした。
正直なところ、いくらなんでもレオがそこまでガマンするとは思えない。
でも、焦らして焦らして焦らしまくって、そして土曜日になったら私がレオをリードしてエッチするの。
それが一番重要。
こうして上下関係をハッキリさせて、私がレオを支配してやるんだから。
それから平日はずっと、昼休みや放課後に人気の無いところに呼び出して、レオのモノをいじめてあげた。
ピチャピチャと音を立て、レオのモノを舐めまわす。
そして、もう出そうだと思ったらハイそこまで。
これが今日まで続いた。
「エリカ…」
「はいはい、ガマンよー。 明日になるまでガマンしなさいな」
水曜日ぐらいから、私を見るだけでギンギンにしているのがイヤでもわかった。
顔を赤くして、ものすごく困ったような顔をしているレオを見るだけで、私も興奮してきちゃう。
ああ、ホントにガマンしてるんだと思う。
自分で処理する事も無く、ひたすらガマン。
だって、本当にいつもギンギンのガチガチなんだもの。
今のレオ、どんな気分なんだろう?
きっと今すぐにでも私とエッチしたいに違いない。
でも、それは明日までガマン。
そして、主導権は私。
明日もレオをいじめて、そしてようやく出させてあげる。
「うふふ…明日が楽しみね♪」
そして土曜日。
乙女さんがいないことは承知済み、それでは作戦開始ね。
私は携帯を取り出し、レオに電話をかけた。
プルルルル…プルルルル…
「ハーイ、レオ」
『エリカ…』
「今ね、生徒会室にいるの。 だから…き・て」
『ああ、わかった…』
でも、実は私はレオの家のすぐ近くに隠れている。
電話を切ると、しばらくしてからレオが家から飛び出していった。
レオがいなくなったことを確認して、家に忍び込む。
レオの部屋に杯って、ベッドに腰掛けた。
生徒会室には『ゴメン、レオの部屋で待ってるね』と書いたメモを置いておいた。
ここでも徹底的に焦らす。
あの様子を見る限り、仕掛けはうまくいっているみたい。
レオはもう私の体を触りたくてしょうがないんだろうけど、それでも理由をつけて触らせない。
それでようやく…という時になって、私が馬乗りになってレオのを挿入するの。
ここでも簡単には出させてあげないんだから…
「あ…ん……ハッ! いけないいけない」
ついつい手が下にのびてた。
ここで自分でしてたりなんかしたらあまり意味が無い。
でも、おあずけくらってたのは私もそうなんだし…
やだ、ちょっと濡れてきちゃった…
「うん…私もガマンしないと」
すると、玄関のドアが開く音がした。
レオが帰ってきたんだ。
どたどたと階段を駆け上がる音がする。
そして勢いよくドアが開けられ、レオがすごい息切れをして部屋に入ってきた。
「エリカ…」
「おかえり、レオ。 フフフ…私を抱きたかった?」
ベッドの上で、レオにおいでおいでと手を向けた。
すると、レオは突然私に飛び掛り、強引にキスをしてきたのだ。
「んん!? ん…ちゅっ……んふんっ! んんん!」
レオの舌が無理矢理私の口の中に侵入し、互いの唾液が混ざる。
よく考えたらキスするのも1週間ぶり…あっ!?
「ん! んふうっ!? んんんん〜〜〜!」
イッちゃった? キスだけで? この私が?
そんな…そ、そんなに私も溜まってたっていうの?
「はー、はー…あふっ……」
「ふー、ふー……」
えっと…私、何をするんだっけ……
そうだ、私が主導権をとらないといけないんだ。
「ダメよ…まだ私にさわっちゃ……あ、あああぁぁ!」
私の言う事なんて一切聞かずに、私の上着を半ば無理矢理に脱がしてきた。
左手で片方の胸を揉み、もう片方の胸の乳首を舐める。
右手は下着の中へと吸い込まれ、私のアソコをぐりぐりといじっていた。
「あはぁっ! んん…あんっ!」
ものすごく強引。 もう私も何も考えられない。 計画なんてどうでもいい。
いつの間にか服が全て私の体から離れ、全裸となっていた。
アソコから汁がどんどん溢れ出てくるのが自分でもわかってしまう。
レオが指を出し入れすると、ちゅぷちゅぷといやらしい音が部屋の中に響いた。
「ああぁ…あんっ……レオ…その…私も舐めたい……」
「うん…」
レオも服を脱ぎ、そのそそり立ったモノを私の前に出した。
すごい、いつも以上に大きくなってる…
「レオの…大きい……んぶっ、んぶっ…ちゅぶぶ、ずるるる……」
「くぅ…」
私は本能のままにレオのモノを激しく……
「んくっ…あはっ、ぐぷっ……あはぁ!」
「うぅっ! エリカ!」
「ん!? んぅぅぅぅぅ!!」
レオは叫ぶと同時に私の頭を押さえつけ、そのまま大量の精液を口の中に放出した。
「はぁっ…げほっ、げほっ! くふぅ……」
むせ返るぐらい勢いがよく、ネバネバする濃い精液。
このまま飲んでしまおうかとおもったけど、そうはいかなかった。
レオは私のことなどお構いナシに私の股を開き、自分の剛直を私のアソコにあてがった。
「い、今出したところじゃ……はぅぅ!!」
出したばかりだと思えないぐらい、信じられないほど固いモノが私の中に侵入してくる。
ああ、やっとレオと繋がったんだと、ちょっとホッとしている自分がいた。
「あっ、あっ、あっ、あっ……も、もっとゆっくり……」
1週間ぶりのエッチ。
それがこんなにも愛しいものなのかと思ってしまう。
別に毎日ヤッてるわけじゃないのに、この感覚は何なの?
レオのも私の中でどんどん大きくなっている。
「あはっ、んん…あん、ああぁぁ……」
凄まじい勢いのピストンが私の中に叩き込まれる。
レオのが私の子宮の壁にゴツゴツと当たるたびに、私の中を貫くような強烈な快感が襲ってくる。
「ああっ!! あはぁっ! レオ、ゆっくり…あ、あぁぁぁあああぁぁ!!」
あっけなく私はイッちゃった。 それでもレオは突くのをやめようとはしない。
「あはっ! んんぅ! あぁん!!」
今度はバックから突いてきた。 部屋の中をパンパンと音が響く。
凄まじいほど激しく腰を振って、レオが私を犯している。
途端に、レオのがさらに大きくなってきた。
「エリカ!」
「きてぇ! レオので私をいっぱいにしてぇ!!」
「くぅぅぅぅ!」
「あはぁぁぁっぁぁ!」
レオは私の膣に精液を思い切り出し、それと同時に私もイッてしまった。
「ふぅ、ふぅ…」
「はぁ、はぁ……え、ちょ、ちょっと!?」
もう私は体がいうことをきかないというのに、レオはさらにそのまま腰を動かし始めた。
精液で膣がぐちゃぐちゃになってるのに、まだするの?
「あんっ、あんっ、あんっ、あはぁ!!」
快感が止め処なく押し寄せる。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。
また向かい合って、とにかく激しく腰を動かすレオ。
本当はもう少しゆっくりしてほしいけど、気持ちよすぎてそこまで頭が回らない。
「レオ、キス……あぁん! はあぁぁ!」
「んぶっ…エリカ…ちゅっ……」
「んんんっ……あはぁ!」
熱烈なキス。 またイッてしまいそうになる。
とにかく激しいレオ。 野獣のようなレオ。
もう何も考えられない、今はすごくアナタがほしい!
「あはん! ああっ、ああっ、ああっ、ああっ……」
「うぅぅ……エリカ、もう……」
「出して、あはぁっ、レオの、あはん! 出してぇ!」
「いくぞ、エリカ! くあっ!!」
最後にドスン!と強烈な一撃を叩き込んで、レオは精液を放出した。
「あぁぁぁああぁああぁぁあ!!」
それと同時に、私も果てた。
レオのモノからドクドクと吐き出されているのが伝わってくる。
抜き出した後で、私のアソコから精液が溢れ出てきた。
ティッシュで拭き取ろうかと思ったけど、もうそんなことはどうでもよかった。
体が宙に浮いてしまうような余韻を、私は感じていたのだから。
結局、その晩はすごかった。
とにかくお互いを求めあった。
休憩して夕食を外で食べてから戻ってきて、お風呂場でエッチ。
それからレオの部屋で深夜まで激しくエッチ。
特に抜かずの6連発はすごかった。 今日が安全日でよかったわ。
部屋は私とレオの匂いで一杯になって、さずがにちょっと気持ち悪かったかも。
窓を開けると、心地よい風が入ってきて気持ちよかった。
「なぁ、エリカ」
「ん? どしたの?」
「どうして今日まで、こんなにガマンさせたんだ? きつかったんだぜ?
乙女さんの特訓よりもきついよ」
「あー…えっと…」
そうだ、私がレオをベッドの上で支配して…ま、もうどうでもいいか
「…えっとね、私が楽しみたかったから、かな」
「ふーん…エリカってスケベだなぁ」
「な、何よ。 それってどういうこと?」
「言葉通りの意味」
「もう…」
ふふ、何だか幸せ。 こうして一緒に気持ちよくなれるのって、すごく幸せなんだ。
お互いが幸せなら、支配するとかなんてどうでもよくなってくるわね。
「レオ」
「なんだよ」
「大好きよ。 ちゅっ」
私はレオに軽くキスをしたのだった。
43 :
シンイチ:2006/08/30(水) 22:40:57 ID:sSmKaG6O0
皆さんお久しぶりです。 sageミスってすみません。
以前に『エロ物が読みたい』という話があったので、今回はエロ物に初挑戦させてもらいました。
完全に手探りの状態でやった結果なのですが…いかがだったでしょうか?
機会があればもう一度…できるかなぁ?
>>43 なかなかですな GJ
あえぎ声にもう一工夫欲しい心太
>43
蝶GJ
ひっさびさのエロで北都声が完璧に脳内再生された罠。
まぁ、44の言うとおり、喘ぎがマグロっぽかったけど
気になるほどではなかったかな。
グッド
知らぬ間にティンコいじくってた
姫の焦らし…yabasu
でも姫てアナル許さなげだし、ストーリー上もいらない気が
どうせなら
アナル描写欲しかった
エロに興奮して完全に忘れていた
GJ!!!
作品別から転載
125 2006/08/31(木) 03:46:23 ID:iAO6Zxgn0
名無しさん@ピンキー(sage)
/, _,.-‐ \
/{/ / , \
/ハツ ./ ヽハ
{ ミ/ / / } }、 ヽ
r'彡ト/ / ノ / /}./ ./ i }
_ ト{ (|. /ナ7┼ナァナ} 、 ノ} } i i
∨ `ハ弋ソ/,イぅZハヽ/´/ ,. 入! /l / /
〉::_>个 } 弋仏ツ / / ,r==、\ / .ノ
,.-‐' ̄ .l.l iハ """"" '´ {トィjツ.ゞレ /
/ 、l.l {レハ { `゙゙´/‐//
{ l.lヽハ ∧ __ ´ ""/´フ'´ `ヽ
i }.}. \_ \ ` _ イ,彳 }
i 、, ト{ ヽ ` ‐ ノ ト} i
} ノ // l.l /
{. / // 、 l.l、r'´ /
/ /゚{ Y / rb| Y /´
{-イ 人 レ 冫人 }/
i i ヽ : / `}
ゝ \. \. ノ{. / /.ノ
`ヽ-──--=-'´ ゝ、__/_/ _ノ
 ̄  ̄
FD記念にグラビアっぽいよっぴー置いときますね
>>43 神キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
909 :まとめ :2006/08/31(木) 13:41:16 ID:fSES5uen0
9月29日 つよきすドラマCD2 2,940円
9月29日 マジキュー4コマ つよきす 1 マジキューコミックス 819円
9月30日 トレーディングマスコットコレクション つよきす 400円
10/25 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.1 近衛素奈緒 1680円
10/25 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.2 鉄乙女 1680円
10月25日 つよきす番外編4 秋の魔術(仮) 924円
10月30日 つよきすアナザーストーリー霧夜エリカの場合 935円
11/02 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.3 蟹沢きぬ 1680円
11/02 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.4 霧夜エリカ 1680円
11/10 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.5 佐藤良美 1680円
11/10 つよきす〜Mighty Heart〜 オリジナルキャラクターソングシリーズ Vol.6 椰子なごみ 1680円
12月予定 『みにきす 〜つよきすファンディスク〜』 6090円
冬 『姉、ちゃんとしようよっ!2』ドラマCD4
冬 つよきすドラマCD3 2,940円
54 :
悲観物注意:2006/08/31(木) 19:40:36 ID:fmjWWAiu0
※かなり悪趣味な話なので要芽姉様と海お姉ちゃんファンの方はお気をつけください
-12月23日-
「頼む!金なら出す。わしの地位の為なんだ」
「お断りします。お引き取りください」
また私の美学と反するつまらない依頼だった。最近はそういう依頼が多いのも困りものだ。
「全く、私の美学と反するわ…いるか、ミントティーを入れてきなさい」
「は、はい。すぐに入れてきますよ」
やはりこういう時はいるかでもからかうのに限るわね。
そう思いながらふと魔周君の方を見ると何か私に対して不思議に思っている様な顔をする。
「どうかしたの摩周君?」
特に意味もないが暇でもあるので問いつめてみる。
「いえ…、いつもならもっと不機嫌になっていらっしゃるようですが、今日は特に
気にしてらっしゃらない様なので…」
なるほど、言われてみればいつもならもっと当たりちらしていてもおかしくはないだろう。
「野暮ですね〜私には分かりますよー」
丁度いるかがミントティーを作ってやってきて話をはじめる。
「お姉様は空也さんと結ばれてから凄く機嫌がいいんですよー
だからちょっとしたぐらいでは怒ったりしないんですよ
いいですよねー、ホント正に熱々カップル成立ですよー」
(ぴしっ)
いるかが調子に乗りだした…最近確かに甘すぎたのだろう。
確かに空也に満たされて嬉しい日々なのは確かだがこのままいるかに
調子に乗られるのはむかつく。やっぱりしめとくべきね。
「黙れよ、いるか…しばらく貴方の相手をしてなかったわね…
丁度いいわ、今日は午後も暇そうだからたっぷりと貴方の
相手をしてあげるわ」
「あわわ…すいません言い過ぎました。許してくださいー」
55 :
悲観物注意:2006/08/31(木) 19:45:04 ID:fmjWWAiu0
ようやくいるかも危険を察したようだけど…遅すぎね。
「あら、私は最近機嫌がいいんでしょう。ちょっとしたぐらい
で怒らないんだし何の問題もないじゃない」
私がそう言うといるかは青ざめた顔をしながらさらに慌てはじめる…相変わらず滑稽ね。
「摩周君、今日は遅くなると柊に電話をしておいて頂戴。
それと午後の用事は全て任せたわ」
「はい、かしこまりました…」
いるかを心配しながらも了解する摩周君。これもいつもの事…そう考えるとよっぽど最近の私は
変わっていたのかしら……全く空也が可愛すぎるからいけないのよ。
久しぶりにいるかをいじめてたらすっかり夜になってしまっていた。
6時間ぐらいで解放はしたけど甘すぎたかしら。家に帰ってこの事を話したら空也は嫉妬するのかしら。
嫉妬してる空也の顔も見てみたい。そしてからかいながら空也の反応を見る。
すねた空也が見たい。甘えながら謝りたい…そして空也の笑顔でやさしく抱かれたい。
あの笑顔に包まれるだけで幸せになれる…ちょうどあんな風に…。
「えっ……」
空也がいる……夜の街なかに。私は思わず隠れてしまった。
落ち着いてよく確認して見ると空也は女と一緒に歩いている…一緒に居る女は……。
「うみ………」
そう一緒に居るのは私の妹の海だった…。私は思わずほっとしてしまった。
海は未だに空也にべったりと接している。でもそれは私にもわかる気持ちだったし行き過ぎない限りは
私も許容しようと思っている。勿論今回の件の事はうやむやにはしないが。
ついつい2人が気になって私は2人をこっそり覗きながら尾行をしてしまった…。
「ほんと…何してるのかしら私は」
私は空也を愛することで少し変わったのかもしれない…呟きながらもそう思った。
空也と海はそれからレストラン、ゲームセンターに行き楽しんでいた……これはデートよね?
(これは2人ともお仕置き決定ね)
そう思いながら尾行を続けると2人が立ち止まった。そして建物へと入っていく……この建物は…。
「嘘………」
2人が入っていったのはラブホテルだった……私は怒りよりも呆然とするしかできなかった。
56 :
悲観物注意:2006/08/31(木) 19:47:42 ID:fmjWWAiu0
気付くと私は自分の部屋で泣きじゃくっていた…今でも夢であると信じたい。
しかしこれは現実……。私は一晩中泣きながら色々な思いを葛藤しながら疲れて眠ってしまった。
-12月24日-
気付くと朝になっていた…日付を確かめる。12月24日…聖夜で私の誕生日だ…。
しかし夢じゃなく現実だったという悲しみで私はいっぱいになる…。
あれだけ泣いたのにまだ涙が流れてくる…心が痛い…痛すぎる。
私は弱くなってしまった…。凍らせようと、凍らせようと思っても凍る事ができない
空也と結ばれる前までは空也と私の家族の間で結ばれるならそれでもいいと思っていた…。
結ばれない苦しみを避ける為にわざと遠ざけて酷い事をしてきた…。
その報いが来たのだろうか。だとしても…痛すぎる…痛すぎるよ。
「空也…心が痛いよ…嫌……貴方が…貴方がっ」
私は必死に痛みに耐えながら家族には調子が悪いと言い、事務所には仮病を使って休んだ。
家族が…そして空也が私を心配しにくるが私は決して誰も部屋に入れなかった…。
誰かの顔を見ると自分が自分で無くなってしまいそうで……恐かった。
そしてその夜……
「姉様…大事な話があるんだ…」
・選択肢
グッドエンドが見たい
→バッドエンドが見たい
57 :
悲観物注意:2006/08/31(木) 19:49:09 ID:fmjWWAiu0
→バッドエンドが見たい
「姉様…大事な話があるんだ…」
空也が私の部屋の前で真剣な声で話しかけてくる…
「入りなさい…」
私は覚悟をして空也を部屋に入れる…
「体調は大丈夫なの…?」
「体調は全く問題ないわ…それより空也…」
言わないと…聞かないと……誤解かもしれない…いやそうであってほしい
「昨日海と一緒にホテルに入ったとこを見たの…」
空也はぴくっと反応し……そして私に告げた。
「大事な話があるって言ったよね。………ごめん姉様…
辛いんだ…不安に潰されそうで…もう終わりにしよう」
聞きたくなかった…わかってても…わかってても…。
「うるさい、出てけよ」
私は凍っておくべきだった…一度解けたのがダメだった…
結局私は全てを失った…
・
・
・
「嫌だ、空也を失いたくない!!」
夢?だったのか…私はいつ眠ったんだろう…
携帯に目を通すと日付は12/23だった
バッドエンド「氷の決壊」
58 :
悲観物注意:2006/08/31(木) 19:52:28 ID:fmjWWAiu0
→グッドエンドが見たい
「姉様…大事な話があるんだ…」
空也が私の部屋の前で真剣な声で話しかけてくる…
「入りなさい…」
私は覚悟をして空也を部屋に入れる…
「おめでとうーー×10」
クラッカーをポンポンさせながら海がドッキリ大成功!という看板を持ちながら
みんなが部屋に入ってきた…。これは…。
「ごめんね要芽お姉ちゃん〜 最近あんまり2人が見せつけるからさ〜
ちょっとだけ意地悪しちゃった〜(・ ε ・)」
「ごめん、姉様。皆にどうしてもやろうと言われちゃって… 本当にごめん!!」
そう言って空也は私を強く抱きしめてきた…1日しか経ってないのに凄く暖かさが懐かしい…
「悪趣味な余興ね……。許すと思ってるの?空也」
怒りは結構あるけどそれでも私はほっとしている。
「1週間2人きりで旅行に行くこと…これで許してあげるわ…もう本当に焦ったんだから…」
グッドエンド「グッドエンド?」
浮気したのに殺さない姉様なんて
>>60 当初
バッドエンドでは心中を考えてたんだけどさすがにグロすぎるかなっと思いました
>>61 死亡バッドエンド耐性は皆だいたいあるはずだw
ていうか、てっきり殺しはしないけど「切り落とす」と思ってたよ
まだまだ姉様をわかっていないな。
心中程度でグロなんて言ってたら姉様のファンはやってられんよ。
姉様ならじわじわ痛めつけた挙句男として再起不能にするぐらいはやってのけるはずだ。
>>62-63 確かにご指摘通りな気してきますね
ハーレム失敗エンドの時はマジビビルぐらい恐かったし
携帯からじゃ見にくいんだがどうにかなりませんかな?
無茶いうなぁ
パソコンも買えん厨房はROMってろ
つよきすは誰も死なないけど
姉しよは雛乃姉さん以外のバットエンドは空也殺されたりするからな・・・
姉様⇒釘でめった打ちされる
ねぇねぇ⇒絞め殺される
ともねえ⇒化け物に骨ごと食べられる
姉貴⇒恋のライバルにトドメさされる
お姉ちゃん⇒手料理で毒殺される
その他⇒腹わた切り裂かれた上に首チョンパされる
ダークよっぴーより怖いな
直接空也に手を下すのは4人か……。
ひなのん・ともねえ・姉貴が、(改めて)無害な人間に見えてきたよ。
ねぇや⇒尻で圧殺
人殺しばかりや(((( ;゜Д゜))))
昨日
>>54-58を投稿したものですが指摘してくださった方々にお礼を言うのを
忘れてたので指摘くださった方はありがとうございました
改めて見てみても指摘どおり姉達の性格やキャラを上手く掴めてなかったと
思うので次回書くことがあれば参考にしたいと思います。
選択肢・バッドエンドの方は脳内削除でおねがいします。
注意:人物設定については保管庫にある前作をご覧ください。
雨が降りしきる中、スバルの父親の葬儀が行われた。
俺となごみ、カニは勿論、それに加えてフカヒレが忙しい中、ずぶ濡れになって駆けつけてくれた。
乙女さんも仕事を休んで、こっちに来てくれた。
花輪には俺たちの名前や、陸上関係者の名前が連なっていた。
他には親類の人たちの名前が少々。
死因はアルコール中毒に起因する心血管系の異常だという話だ。
近所の人が数日間、音沙汰が無かった事を気にして部屋に入ったところ、
倒れているのが見つかったらしい。死後1日以上経過していたようだ。
そして数時間が過ぎた。
スバルは表情一つ変えず喪主としての勤めを果たした。
そして次の日――
対馬、伊達両家の総出でスバルの父親の部屋の片付けが行われた。
今日も暗い雨が降りしきっていた。
「ここがおじいちゃんが住んでいた部屋なんだ」
「わー、いっぱいメダルがある――♪」
隼人とのぞみは物珍しそうにキョロキョロしていた。
スバルは子供達が生まれても父親のことは一切話さなかったらしい。
死後、初めてスバルはお祖父さんがもう一人いることを教えたというわけだ。
カニによれば、隼人とのぞみはその事実を隠していたスバルに何も言ったわけでは無く、ただ事実を受け入れたという話だ。
棚にはメダルやトロフィー、賞状が並んでいた。それはスバルの物ではなかった。
なごみもカニもせっせと荷物をまとめ、俺とスバルで外にあるトラックに運び出した。おかげでビショビショに濡れた。
吼太、ほのか、隼人、のぞみもふざける事なく小物を箱に詰めていた。
スバルの意向で遺品は全て持ち帰らずに処分することになっている。
荷物が片付き、掃除も終えて、帰ろうとしたが、スバルの姿が見えないのに気が付いた。
「あなた、どうしたの?」
「いや、スバルがいないんだけど」
「ん? 奥の方にいるんじゃねーの? ボクが見てくる」
なごみもカニも既に靴を履いていたので、俺が見に行く事にした。
「いや、俺がいくよ」
奥の部屋にいくと、スバルがただ立ったまま、何もない部屋を見渡していた。
とても広い背中を俺に向けて、スバルは肩を少し震わせていた。
その時、暗い部屋の中で光った雫が一つ、滴り落ちた。
泣いている。あのスバルが。
声を押し殺して泣いているのか、それとも声を出して泣いているのか。
雨はさっきにも増して強くなり、声らしいものは全く聞こえない。
「……スバル」
すると、スバルは目の周りを袖で拭い、こっちを向いた。
「さーてと、帰ろうぜ? レオ」
いつもと同じスバルだった。
俺はこの事をカニにも誰にも話す事は出来なかった。
あれから何年も経ったが、雨になるとあの部屋での出来事を思い出す。
雨が降る日、俺は2人きりで杯を酌み交わした時は、決まってあの事を聞いてしまう。
だが、何度もあの日、その時の事を聞いても、何も答えてはくれなかった。
その度に、親友はただ笑って返すだけだった―――
〜おわり〜
76 :
TAC:2006/09/01(金) 22:29:14 ID:O3/eERXw0
外伝第三弾というわけで、本編第4章にあったスバルの父親の葬儀の話です
スバルが泣くとすれば誰も見ていないところなのかなと思いました
それを目撃するの古くからの親友であるレオしかしない。
そう思って書いたSSでした
乙
何かもう一つ物足りないようなモヤモヤが
正直つよきすである必要が皆無な内容だった
オリジナルで進めたモノの外伝だからとか
そういうレベルの問題じゃないくらいに
乙
>>79ではつよきすで有る必要皆無と言ってますが、
自分としては、ゲーム後の一つの解答としては有りだと思った
これ以降を知りたいかどうか?と言われると微妙だが
カニスキーの俺としてはorz
つよきすで書きたい
はいok
闇に溶けていく 海へ海へ
眩しい日に昇る 空へ空へ
──週刊ドラゴン特別企画! 竜鳴館の有名人たちに個別インタビューしてみよう!
第4弾! 孤高の一匹狼、黒髪ロンゲな生徒会会計『椰子なごみ』さんです!
椰子なごみ(以下なごみ)「……なんであたしが」
──本日はよろしくお願いします。プロフ(ry
ちなみにこのインタビューは学園命令ですので。
なごみ「……つまりこういうことですか? あたしはこのインタビューを終わらせないと帰れない……」
──Exactly(そのとおりでございます)。
なごみ「チッ……」
──ものすごい舌打ちが聞こえましたが質問していきましょう。
ではまず生徒会執行部に入ったきっかけですけど。
なごみ「……生徒会の人に借りを作ってしまったんで」
──どなたにですか?
なごみ「答える必要はありません」
──ほう、副会長の対馬レオさんに借りを作ってしまった、と。
なごみ「……なんでそんなことを知ってるんですか」
──某情報屋からの提供です。これもその情報屋から聞きましたが、その対馬さんに弁当を作ってきてるそうですね?
なごみ「あれはただ弁当の味を評価してもらっているだけです。それ以上の意味はありません」
──その割りにはとても楽しそうだという情報がありますが。
なごみ「ガセじゃないですか」
──さっき対馬さんと話をしたんですけど、椰子さんの弁当を褒めてましたよ。とってもおいしい、って。
なごみ「え……」
──何そのめがっさ嬉しそうな顔。
なごみ「ハッ……!」
──いい顔いただきました。ニヤニヤ。
なごみ「(ギロッ)」
──怖。料理といえば、先の体育武道祭で竜汁を作っていたんですね。あれとてもおいしかったです。これは冗談抜き。
なごみ「……どうも」
──とても料理が上手な椰子さんですが、独学ですか?
なごみ「いえ、父に教わりました」
──お父さんに。どんなお父さんだったんですか?
なごみ「……優しい父でした。料理だけでなく、いろんなことを教わりました」
──いいお父さんですね。
なごみ「ハイ……」
──……空気の読める私は話題を変えます。ミス竜鳴館にエントリーされそうだというくらい美人な椰子さん。
野球部期待のルーキーである某S君に告られてフッたそうですが。
なごみ「?」
──記憶に無いのかよ。ひでえ。そういった恋愛関係の話は無いんですか。
なごみ「ありません。興味無いです」
──よく対馬レオさんと一緒にいるみたいですけど?
なごみ「それは……、弁当の味を評価してもらっているから、ただそれだけです」
──そうですか。で、なんで対馬さんなんですか?
なごみ「他に都合のいい相手がいなかったんで」
──ほう、体育武道祭でフォークダンスを一緒に踊った対馬さんは都合がよかった、と。
なごみ「……それとこれとは関係ありません」
──失礼。休みの日に一緒に過ごしたりする対馬さんなら都合がいい、と。
なごみ「それ以上プライバシーを侵害するなら潰しますよ」
──うわあ、スイマセン。
なごみ「って言うかなんでそんなことまで知ってるんですか」
──某情報屋からの情報です。
なごみ「誰ですかそれは」
──情報元は明かせません。口が裂けてもあだ名が中華料理の高級食材なヤツだなんて言えませんよ。
なごみ「そうですか、ククク……」
──笑い方が怖いなあ。
じゃあ、そろそろ学校その他の各人からのコメントを見ていきましょうか。
「ちょっと生意気が過ぎるかしらねー。だから私に揉ませなさい」(2年・ポニーテール)
「なんか、私嫌われてるっぽいなあ……」(2年・海老頭)
「礼儀正しくてマナーもきちんとしているが。もう少しみんなと話してみてはどうだ?」(3年・おにぎりなら負けん)
「テメーだけは絶対にシメテやる! 月の無い夜は気をつけるんだな」(2年・カラフル2年生)
「お、俺のギター褒めてくれたんだよなあ。これって、フラグ立ってない?」(2年・この後ボコボコにされる運命)
「一人がいい、なんて言ってっけど、人は必ずぬくもりを求めちまうもんさ。一度ぬくもりを知っちまったならなおさら、な」(2年・同類っぽい人)
「俺はお前の料理のファンだからな。俺が必要なら呼んでくれ。どこからでもすっとんで駆けつけるよ」(2年・ライオンハート)
「料理の腕はたいしたもんネ。ウチに欲しい人材ネ」(2年・実は結構重要な役どころじゃね?)
「なんか近寄りがたい空気をかもし出してるべ。対馬はよく平気だなぁ……」(2年・ファンブックじゃズタボロにされていた)
「くー……、かっこいいけど、こわい……」(2年・カメラマン)
「生徒会の人でしょ。よく知らないわ。え……、対馬が助けたのがきっかけで生徒会に? そっか、そうなんだ……」(2年・ピーナッツバター)
「やんちゃなお年頃、ですわね」(教員・古臭くは無いですよ)
「まあ、それもほとばしる青春ってやつだ」(鳥類・非常食)
「ドッジボールでは見事なチームプレイを見せたな。生徒会連中をカンヅメにしたかいがあったわい」(お髭モッサモッサ)
「コ、コイツ! この私と互角に張り合えるとは……。なかなか骨のある小娘だねぇ……」(バーゲンセールは戦場です)
「素質はありますが、まだまだヒヨッ子デース。調子ノンなよスカジャンヤンキー!」(ペンシルヴァニアは心の故郷だよね?)
「お店も家事も、手伝ってくれてありがとう〜。でもね、なごみちゃんにはもっと自分のやりたいことをやってほしいわ〜」(親子丼はありません)
なごみ「なんで母さんまで……」
──ウチの広報が一晩でやってくれましたから。じゃ、最後の一言、お願いします。
なごみ「……。人の夢は儚いものです。でも、だからこそ、掴む価値がある……」
──本日はありがとうございました。
サブタイトルは「静かな情熱」。
なんかインタビュアーに姫分が入ってきました。
ココナッツは自分から動くキャラじゃないから難しい……。
次はyp。これがまた難しい……。
88 :
名無しさん@初回限定:2006/09/03(日) 18:34:48 ID:MmMY/DSV0
>>87 GJ
ダークが垣間見えるypを希望します
あれ?村西のコメントなくねぇ?
西別府なんか空気以下の存在なんだからいらなくね?
>>89 そのキャラとあんまり関連がなさそうなキャラのコメントは省く方向でいこうかと。
無理に書いても変になるだけだし。例外もちょこっとありますが。
田村君の名前ぐらい覚えてあげようぜ
93 :
名無しさん@初回限定:2006/09/03(日) 22:41:42 ID:MmMY/DSV0
お前ら何言ってんだよ・・・。田代が可哀想だろーが・・・。
はいはい、名前ネタNG
てか普通にうまくて悔しいなぁ
ほんとGJ
age sage
100 :
名無しさん@初回限定:2006/09/07(木) 23:45:03 ID:LIBwLS1N0
age age
保管庫更新されてますよお前ら
>>102 さんくす!
管理人さんもほんとよくやってくれてて感謝です!
AAの更新ないねー
あの職人さんはドコへ言ったのやら
静かだ…
作品別のつよきすスレでいくつかAAが上がってるぞ
長らく間があいてしまったけど、前スレの『椰子VS乙女』完結編です。
いやぁ、PCクラッシュって怖いねぇ…
一歩、二歩。俺が歩みを進められたのはそこまでだった。
足が止まる。
真っ先に頭に浮かんだのは、背を向けたもう一人のこと。
俺が選ばなかったことでどうなってしまうのだろう。俺のことを嫌いになるんだろうけど、仕方な
いよな… 二人は同時に選べないんだから。
そして、俺の目の前には。
「…センパイ…… センパイっ!!」
堪えきれずに大粒の涙をぽろぽろとこぼしたなごみがそばまで駆け寄ってきた。
すぐ後には乙女さんがいるというのに、いつものなごみではなく… 俺と二人きりのときだけに
見せる、あのなごみが確かにそこにいた。
「ずっと信じてました…」
搾り出すようにそれだけいうと、あとは俺の胸の中で声を押し殺して泣くばかり。
俺はといえば、そんななごみを優しく抱きしめてやるくらいしかできなかった。気の利いた言葉な
んて何一つ浮かびやしない。
「レオ… それがお前の決断なんだな……」
乙女さんの声に、力は全く感じられなかった。
「お、乙女さん…」
「何も言うな。私はこのような事態も想定していた。いや、むしろこうなる可能性の方が高いのでは
ないかとさえ思っていた… 結局は、私の一人相撲で終わってしまったか」
諦めたように息をつく乙女さんの声だけが聞こえる。
…乙女さんも泣いているのだろうか。
いきさつはどうであれ、自分がフってしまった相手の顔を見たいとは思わない。
だけど、見なきゃいけない気がした。それが、俺に出来る責任の取り方の一つだと思った…
「振り返るな!」
首をほんの少しだけ向けようとしただけで、乙女さんは俺のしようとしたことがわかったのか、鋭い
声で制してくる。
………
しばらくの時が過ぎ、どうにかなごみが落ち着きを取り戻した頃。
意を決して再び振り向いた俺の視界に、乙女さんの姿はなかった……
土曜日が過ぎ。
日曜日が過ぎようとしていた。
だが、この二日間… 乙女さんの姿は一度も見ることができなかった。当然、連絡もない。
…乙女さん、今頃どうしてるんだろうか?
「……センパイ?」
不安げな俺の表情を察したのか、ベッドの中で寄り添うなごみが声をかけてくる。多分、考えて
ることはばれてるだろう。それでも、心配せずにはいられなかった。
…実を言うと、こうしてゆっくり乙女さんのことを心配できたのは今が初めてだったりする。
なごみにとっても今回の一件はよほどだったのだろう。この週末は今まで以上にべったりで、俺
の側を片時も離れようとはしなかった。エッチの時にもそれは顕著に顕れていて、昨晩はこれ以
上やったらやばいんじゃないだろうか? というところまで執拗に愛されたくらいだ。
……一度こんな状況になって、改めてわかったことがいくつかある。
自分を信じ、愛してくれている人を心配させ、涙を流させることがどれほど酷いことなのかを。
テンションに流されずに物事を判断していけば、全てうまくいくと思いこんでいたこと。
そして、それはこと人間関係… 特に男女間のそれにおいて何の役にもたたないことを。
いつもなごみを子供扱いしていたが、存外俺も子供な部分が多くてがっかりした。でもいいよな、
まだ高校生なんだし。俺はスバルみたいにゃなれないし、スバルがいるからこそ俺は俺でいられ
るみたいな部分もある。あいつにはいくら感謝しても足りないくらいだな。
「これで、よかったんだろうか…」
思わず言葉が漏れる。
確かに、俺はなごみを選んだ。だがあの時一瞬頭をよぎったのは…… 今考えればとても恐ろし
いことだった。もう思い出すのはやめよう、このことは俺一人の胸のうちで闇から闇へ葬ってしまう
べきだ。
「センパイ… お願いですから、そんな顔をしないで下さい」
俺の腕に伝わる柔らかで暖かい感触が少し強くなる。
「つらいことがあったら何でもいってください… あたしにできることなら何でもします。センパイのそ
んな顔だけは、見たくないです」
「なごみ…… すまん。またお前に心配させるようなことしちまったな」
瞳の端に涙を浮かべるなごみの頬を優しくなでてやる。
駄目だな、俺は。
sien
…終わりは、あっけないほどに唐突に訪れた。
「レオ… 私はこの家を去ることにした…… お前のお姉ちゃんでいられるのは、今日で最後という
わけだ。お前のご両親に頼まれ、私なりにお前を鍛えなおしてきたが、それも終わりだ。 …お前
は強くなった。守るべきものを見つけ、心の強さを手に入れた。後は私の教えを守って日々の鍛錬を
怠らなければ、身体の強さはいずれついてくる。私は… もうお前にとって必要のない存在だ…」
え? いきなり何言い出すのさ乙女さん?
「できることならまだお前のそばにいてやりたいと思う。だが、こんな気持ちのままではいずれ同じ
過ちを犯してしまうだろう。それは、私にとってもお前にとっても不幸な結末しか生まない……」
「乙女さん…」
「…もう、お前の顔はしばらく見たくない。今みたいにそんな顔をされては…… 抱きしめたくなる
衝動を抑えられる自信がない。お前は罪な奴だな…」
自分の左手を右手で抑えつけるようにしながら乙女さんが呟いた。いつものことだが、俺の周
りでは物事が急に流れすぎな気がする。
どうしてなのかと自問したところで、答えがでるわけはない。だけど今はそんなことを悠長に考え
ている時ではない。今まさに俺の家から去ろうとしている乙女さんをなんとかしなければ…
……何とかする? 何とかって、どうすればいいんだ?
「案ずるな。これで今生の別れというわけではないんだぞ? …もっとも、今までどおりというわけ
にはいかないだろうけどな」
違う、そういうことじゃないんだ。
じゃあ、どういうことなんだろう? なんで俺は乙女さんに、この家に残って欲しいんだろう…
もしかして… 俺は?
「乙女さん、ちょっとだけ待ってくれないか? 俺… 少し混乱してるみたいだ」
「…すまないレオ。私はまだお前を困らせているのだな… お姉ちゃん失格だな」
寂しい笑顔を浮かべる乙女さん。その顔に、どくんと胸が高鳴った。
「乙女さん… 俺、乙女さんにまだこの家にいてもらいたい。ずっと、いつまでも…」
…言ってしまった。
「センパイ……」
その声にはたと振り返る。もちろん、そこにはなごみの姿が。
…そう、俺は言ってしまったのだ。なごみが見ている目の前で。
乙女さんへの、自分の想いを。
………
(……なんつー夢を)
次の瞬間、俺の目には見慣れた天井が映っていた。
イヤな汗をたくさんかいた気がする。少なくとも額にはその感触があった。
ベッドには俺一人。なごみはこれからは常に俺の家にいたいと言っていたが、俺たちはまだ
学生。あまり学校受けの悪いことはしないほうがいいということで、今日のところは何とか説得
して帰ってもらった。
…正直なごみに目いっぱい甘えられると、断る時に胸が痛む。
あのシュンとした顔は卑怯だぜ、なごみ。今度家に来たときはいっぱいかわいがってやらな
いとな。
んー、名残惜しいがとりあえず布団からは出よう。
そういえば、乙女さんは結局昨日かえってこなかったんだよな。俺も結構遅くまで起きてた
んだけど…… 大丈夫かなぁ…
「おはようレオ、今日はちゃんと起きれたようだな」
一階に下りてキッチンに目を向けると、そこには乙女さんの姿が。
んー、まだ夢続いてたりする? 起きたつもりだったんだけどな…
「どうした? 私の顔に何かついているか?」
おにぎりをせっせと握りながら軽く微笑む乙女さん。
「え? だって乙女さん、土曜日…」
「む、朝から答えずらい事を聞く奴だな…… まあいい。まずは顔でも洗って目を覚ませ」
そうか。ここで俺が顔を洗ってすっきりすると、目が覚めるってカタチなんだな。
よし、そんじゃまぁちゃちゃっと顔を冷水で… っと。
ふう。さっぱりした。なんとなくぼやけていた視界も脳もクリアになったぜ。
…やっぱり夢じゃないでやんの。
「よし、しっかり起きたようだな。さあ、朝ご飯だ。遠慮なく食え」
いつものように出される大皿いっぱいのおにぎり。
俺が先に一つ手を取るのを見てから、乙女さんがゆっくりと口を開いた。
「結論からいうとだな… 私はこの、レオの家に今しばらく留まろうと思う。勿論お前の気持ち
が最優先されるから、私がここにいることで居づらいと感じるようなら遠慮なく言ってくれ」
おにぎりは一口だけ。つーか、喉なんて通りませんよ…
「レオと私、そして椰子との間にいらぬ波風を立てた私が言えた義理ではないのだが… 私は
元々レオのご両親に頼まれてここへ来ている。自分の至らなさが原因で幾人にも迷惑をかけ
たままでは示しがつかない。本当は、ここを去るつもりだったんだがな……」
口調こそいつもの乙女さんだが、表情は明らかに曇っていた。
緩やかに湯気が上る湯呑みから少しだけお茶を啜って、言葉を続ける。
「ムシのいい話かもしれないが、どうか私にレオのご両親の意思を貫かせてはくれまいか?
それが今の私にできる… レオ、お前へのけじめだ」
「…けじめ」
「そうだ。私は、お前のお姉ちゃんなのだ」
『お姉ちゃん』という言葉にしっかりと力を込める乙女さん。
「これからは… 私はレオのお姉ちゃんとしてお前の成長を見守り、お姉ちゃんとして… お前の
幸せを願っていこうと心に誓った」
きゅっ、っと何かを堪える様に、胸のあたりで軽く拳を握りしめて。
わが事ながら、乙女さんの切なさが痛いほどに伝わってくる。俺にとって乙女さんは… 本当の
姉のようだと思っていたから、正直告白された時は戸惑いの方が強かった。
だけど、本気の乙女さんに接していくうちに… 俺は心を揺らがせてしまった。
正直あの場面に立たされるのがもっと後だったら… 果たして俺は迷わずなごみを選べた
んだろうか? なごみへの想いを真っ直ぐ貫けただろうか…
「レオ… 私は、まだお前の側にいてもいいだろうか……」
酷な問いを投げかけられた。朝からディープ過ぎるよ乙女さん。
種をまいたのは俺だけどさ。
でも、俺は最初からこの問いにだけは答えを決めていた。正確には、ついさっきまで見ていた夢
を思い出してからだけど…
自分で言うのもなんだけど、俺は結構ヘタレなところがある。そんな俺が出す答えは…
「乙女さん… 俺は勿論乙女さんにいてもらいたい。もう何ヶ月も一緒にいるのに、ちっとも根性
なしから脱出できないままに見捨てられたりしたら、それこそ男がすたるしね。自分がどこまでや
れるかはわからないけど… こちらかもお願いするよ。乙女『姉さん』」
もっともらしく言葉をつづってみたけど、本当に言いたかったのは最後の一言だけ。
乙女さんは、俺のお姉ちゃん。その関係さえ保ちつづければ、乙女さんとはこれからもうまくやっ
ていけると思う。乙女さんには悪いけど、俺としては頭の上がらない存在の一人であって欲しいと
思っている。スバルといい乙女さんといい、甘ったれな俺を叱ってくれる存在は素直に嬉しい。
いろいろあって、心が近づきすぎた時もあったけど、それはいつか若き日の甘く苦い思い出に
なってくれると信じてる。
いつかはみんな別れ別れになっていくんだろうけど、もうすこし… 今だけは。
「……レオ…」
最初は驚いたような表情をみせた乙女さん。
その顔はすぐに満面の笑みへと変わり… そこで急にうつむいてしまった。
「ありがとう… ありがとう…… レオっ! ……っ」
「……乙女さん?」
顔は見えない。だけど様子を見てすぐにわかった。いや、にわかには信じられなかったので
そうだと認識するのに少し時間はかかった。
乙女さんが泣いている…… えっ、ちょっ?!
俺が、乙女さんを、泣かせた?
いやいやいやいや。俺は決して乙女さんを泣かせるようなことをいったつもりは…
「レオ… ありが…… とう…」
はっきりそれとわかる涙声に混じって、幾度も『ありがとう』といい続ける乙女さん。
どうやら嬉しくて泣いてるっぽいんだけど… イヤだな。女の人の涙を見るのは。
…土曜日はなごみに思いっきり泣かれて。
今日は乙女さんに泣かれて。
どっちも自分のせいだと思うと、余計に胸が痛くなる。泣かせるほどつらい想いをさせてしまった
自分がイヤになるよ、まったく。しかもどうすれば一番よかったかなんて今ですらさっぱりだぜ。
そして、今の俺にできることといえば、乙女さんが泣き止んで落ち着くまで見守ることくらいしか
思いつかない。ああ、スバルならこんなときに気の利いたセリフを言えるんだろうけど。
支援?
…最後に涙を流したのはいつだったろうか? もはやそれすら思い出せない。ひょっとしたら
私は、物心ついてから今日まで一度も泣かなかったのではなかろうかとさえ思えてくる。
だけど、久しぶりに泣いて… スッキリしたのも事実だ。レオに椰子を選ばれたときでさえ涙は
でなかったというのに、嬉しさに感極まって涙腺を緩めてしまうとは、まだまだ未熟だ、私は。
レオは本当に優しい奴だ。その優しさが私には結局あだになってしまったのだが、それはレオ
の良き長所だと思う。
私は今でもレオのことが好きだ。この気持ちはもう変わることはないだろう。だが、レオの側には
椰子がいる。だから… 私はレオの姉として見守っていこうと思う。姉としてレオを好きになる分に
は問題にはならないはずだ。後は私がしっかりと自制さえすればいいんだ。
「…すまない、みっともないところをみせてしまったな。まったく、お前は文字通りお姉ちゃん泣か
せな奴だな」
涙はもう止まった。今ならいつもどおりの顔をレオに向けられる。
レオは相変わらず複雑な表情で私を見ている。ええい、優柔不断な奴だ。お前にそんな顔を
されては私まで…
「ごめん乙女さん。俺、多分乙女さんの……」
「だめだレオ、それ以上いうな」
お前の言い訳は聞きたくない。聞けば折角の私の決心がまた揺らいでしまうではないか。
「どんな言い訳をするか知らないが、それを私が聞きたいと思うのか? 忘れるなよ、レオ。お前は
お姉ちゃんである以前に、一人の女としての私を… 鉄 乙女をふったのだぞ?」
自らの敗北宣言を口にするのはつらいな。だがレオにはこれくらいはっきりいってやらねば気づく
まい。難儀な弟だ、本当に。
「お前がこれから共に支えあう相手は椰子だ。私は姉として… 二人を見守っていこうと思う」
これでいい。私は血縁者としてレオの幸せを願い、応援してやろう。それ以上はもう望むまい。
それにしても、想いが叶わずに終わることがこんなにもつらいとはな… おかげで雷以外に克服
しがたいものが一つ増えた気がするぞ。きっとこの先、誰かを好きになるたびに、この痛みが思い
出されるんだろうな… なんとも厳しい経験をしたものだな。
…っと、そろそろ時間だな。相変わらず心は重いままだが、公私の区別はしっかりつけねばな。
昨日はセンパイに圧されて家に戻ったけど… いつまた鉄先輩が、カニがセンパイにちょっかい
をかけてくるかわからない。鉄先輩とは一応決着はついたけど、あたしは油断しない。
センパイはあたしの全て。絶対に失いたくない。
だから、少しだけあたしのわがままを許してください、センパイ。これからはセンパイの側を片時も
離れないでセンパイに尽くしますから……
「…やはりくると思っていたぞ」
そんな決意を秘めて朝からセンパイの家にお邪魔しようとしにきたあたしを、まるで待ちわびてい
たかのように声をかけてきたのは、そのセンパイの家からちょうど出てきた鉄先輩だった。
「とはいえ、私は単に風紀委員として早めに登校しようとしただけだから、待っていたわけでも何で
もないのだがな」
「……まだセンパイの家にいたんですね。てっきり居づらくなって実家に戻ったのかとばかり思って
いましたよ」
「相変わらず攻撃的な奴だな。安心しろ、レオはお前を選んだんだ。最早私はそれをどうこう言うつ
もりはない… 但し、少なくとも卒業まではレオの家に住むつもりだ。レオ自身からそう言われては、
姉として断るわけにはいかんからな」
えっ?
「…つまらない嘘を言うなんて鉄先輩らしくないですね。まだ懲りてないんですか?」
「だからそうすぐにつっかかるなというんだ。話は最後まで聞け」
だったらそんな思わせぶりなところで一旦切らずに一気に話せばいいじゃないですか。まだセン
パイに気があるから、そうやってあたしの気持ちを逆撫でするような話し方になるんですよ。
「私がレオの家に留まるのは、あくまでレオのご両親に頼まれてのことだ。そもそも私はレオの姉
として自堕落な生活をしていたレオの根性を叩き直すために一緒に暮らし始めたのだ。姉弟とし
ての感情はあっても、それが男女の仲になることなどない…… と思っていたのだがな」
鉄先輩はばつが悪そうに苦笑する。
「ふたをあけてみればこのザマだった、というわけだ。今朝レオと話したことで、私の中でこの事
については決着をつけようと思う。だから…」
そこまでしゃべったところで姿勢をぴしっと正して、あたしの目をまっすぐに見つめてくる。
「レオの『姉』として頼む。あいつの側で… あいつの心を支えてやってほしい」
あたしは… こんな言い方をするのは正しいのかどうかわからないけど。
勝った、んだと思う。
鉄先輩に。
センパイを巡った戦いで。
…なんだか、ほっとしたような、拍子抜けしたような。
でも、素直に喜ぼう。これであの時センパイに図々しくも横槍を入れてきた相手のうち、強敵
だと思っていた方がいなくなってくれた。あとは小うるさい甲殻類だけだ。どうにでも料理できる。
横歩きしかできない存在がどうあがこうともあたしとセンパイの間に入れるわけがない。
まあ、カニはバカだからしっかりわからせてやらないといけないと思うけど。
………
だけど、あたしはこの先に起こることを何一つ予測できていなかった。
あたしの戦いは山場を過ぎたんじゃなくて、単なる前哨戦が終わったに過ぎなかったことさえも。
勿論、どんなことがあろうとも、あたしのセンパイへの想いは変わらない。
センパイ… 愛してます。ずっと、いつまでも…
対乙女編・了
>>118 乙かれさんです。
ギャグあってこそつよきすだけど、これはこれで有りなのかな?
>>108-118 これにてなごみと乙女さんの確執は一応の決着になります。
冒頭で乙女さんを選ぶパターンも考えたのですが、なごみが余りに可哀想な
展開しか浮かばず、涙で前が見えず粗筋と言わせようとしている科白を幾つか
考えただけで止まっています。
一応この先はカニVSなごみになるのですが… それはまたいずれ。
GJ
なごみを選んだのは英断だと思うよ
なごみんの場合はあんま想像したくないが振ったらよっぴーより酷い事になりそうな気がするんだ・・・
要芽姉様みたいに性格が歪みきる可能性があるし
情けない男
GJじゃないか
決めた道なら前だけを見つめる、それが対馬レオ
最初に迷ってる段階でレオじゃねー
GJ!
だけど、乙女姉ちゃん大好きな俺としては辛いよ・・・
アニメの影響かキャラの偽物が多いな
遅まきながら支援サンクスでした&読んでくれた人ありがとです。
そして自戒のひととき。
・偽者多いね…いやもぅ返す言葉がございません。キャラへの理解が足りてないのと
書く能力自体の未熟さに恥じ入るばかりです。もっと修行してきます。
ちなみに、アニメは放映してない地域なので見たことないです
・ギャグなくね?…もう少し軽い話にしたかったんですが、気がつけばこんなことに。
私もつよきすは多少のギャグ要素があってこそ、と思ってます。
確かになごみんは要芽に通じる濃さがあるな。根暗ぶりもそうだけど。
そこっ!タカヒロが引き出し少ないからキャラが被ってるだけとか言わないっ!!w
ま、ここの住民も被ってる品
なんだと!俺は抜けている!
ハゲカワイソス
>>127 GJ!!!
キャラの性格をちゃんと捉えていたと俺は思う
こういうSSでギャグは要らんだろ
次回も期待してるぞ
>>128 姉貴と素奈緒がモロ被りだなんて
誰も言ってねぇよw
>>120 「もし○○が〜〜だったら」
というのはSSの基本形の一つだけど
それでシリアス路線で行くのなら
「○○が〜〜だったらこうなりました」
だけではなく何か一つテーマが欲しいですね
何か一つそういうものが表現されているとよくなるですよ
たとえば
>>124さんの言うような
「決めた道なら前だけを見つめる、それが対馬レオ」
といったものですね
姉貴と素奈緒は外見だけ似てるけど性格は結構違うけどな
デレても姉貴は相変わらず口悪いし人使い荒いけど
素奈緒は言葉使いは割とまともだしデレたら相手にとことん尽くしてあげちゃう性格だし
まあどちらも熱くなりやすくて扱いやすい性格なのは変わりないけどねww
・言葉使いの悪さ
素奈緒の場合
『近衛素奈緒って言ってるだろがっ!あーもー、トサカにくるわねっ!!』
高嶺姉貴の場合
『うるさい!調子こきやがってこのクソが!体中に穴あけて人間サイコロにしてやろうか!?』
『ひざまずけっ!土下座しろっ!流血するまで踏みまくってやるっ!そしてブタの真似をするのよっ!ドイツの肉屋に売り払ってやる!』
姉貴はなごみんより言葉使いが悪かった・・・
そして弱かった・・・
200のカニAAなど
つよきすスレに神が降臨していた模様
至急転載されたし
213 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 21:02:50 ID:YuhYIwTR0
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240 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 22:37:46 ID:YuhYIwTR0
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〈人 `/{ {てリ ' レl//,rォ、}ハ /ノ}|
ヽ `f |. `‐'‐ fぅリ }.ノ / /
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ト-ー─'´iiiiiiiiiiiii,.-‐'´ .| 个.、_iiiiiiiiiiiハ
}iiiiiiiiiiiiiiii,.-‐'"´ ヽ、 | ハ. ノヽ、__,..'´
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もうどうにでもなれ
よっぴー
253 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 22:52:48 ID:YuhYIwTR0
>>249 _ _
___,.-' ´ ._,.- 、``丶、
_,.f/人ヾ/ ヽ
{ / i{ / / ヽ
| {!. ハ/ ./ `、
| ハ.ヽ{ 斗‐ナメ ,. }
∧⌒}ハ.,ィォz‐ト/l;/ ノ 人ノ /、l
〈人 `/{ {てリ ' レl//,rォ、}ハ /ノ}|
ヽ `f |. `‐'‐ fぅリ }.ノ / /
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_,-‐ー‐-人、.ハ ヽ f⌒ ァ ´""イ/}
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ト-ー─'´iiiiiiiiiiiii,.-‐'´ .| 个.、_iiiiiiiiiiiハ
}iiiiiiiiiiiiiiii,.-‐'"´ ヽ、 | ハ. ノヽ、__,..'´
ヾ-─‐イ´l i ノ| ハ´ |
i i ヽ | | '冫
194 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 19:37:31 ID:YuhYIwTR0
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_/ ⌒ `ヽ ヽ
/ ヽ ハ ノト、
. / / r 、. ヽ .Y人ト、
{ / ト ト、ト、入トハ ト〈{Y{Y}
ト、.{ r {ハ\ { 冫fて心、}ハ {. }ヽY{r-、
{ハ トハ .≧ォ、ヽ! 弋kリ. トハ/)ノ r-Yく
ヽ、トハ 弋リ :::::::::::::::とつ}ハr‐〈`爪
`|ハつ 丶 __,.ャ、 ノi人トノ
{ヘrトヽ ヾ-‐' /∨ノヾ'´
ヾ{ ` フ ' \
_,-,イ _/{丶‐-、
r'´ /┤` ´ /二| '.
{ /二| ノ´ニニ{ i
〉'´ニニ{ /ニ二二.i. i
f.ニ二ニ.l./=ニ二ニ=、Y} i
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`Y´  ̄ ̄`‐=く二ニノi i
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i 〈 i l
} ! ヽl. l
i ' ヽ l
水着カニ
213 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 21:02:50 ID:YuhYIwTR0
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./ / ノ⌒/ レ _,.-‐' -'´⌒\
カニの出来は微妙だった…
ので乙女さん
255 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/08(金) 22:55:02 ID:Qdcmg5CX0
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_,.f/人ヾ/ ヽ
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| {!. ハ/ ./ `、
| ハ.ヽ{ 斗‐ナメ ,. }
∧⌒}ハ.,ィォz‐ト/l;/ ノ 人ノ /、l
〈人 `/{ {てリ ' レl//,rォ、}ハ /ノ}|
ヽ `f |. `‐'‐ fぅリ }.ノ / /
{ \{i、 、""" i ゞ' /.ノ´
_,-‐ー‐-人、.ハ ヽ ヾニァ' ´ イ/}
`Y::::::::ー-∨/ ヽ ヽ ,. ィ´ノ}//
}/`‐‐く´:く /、´:::`ァ /´ ´
_,. '"´ 、 \\ r、::ヽハ
とりあえず まぶしっ の人の口付けてみた
注:141の言葉は職人さんの言葉 乙女さん2回は意図的なもの
295 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/09(土) 00:16:44 ID:i+5fUCwI0
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/ '´ `ヽ --/ ヽ
/ ヽ /ハ`、
. / i i 、 ヽ \ くノ}. }
. / / l .ハ ト、 \ ヽ. `Y´ヽト、
l l i ト、 ,. ヽ弋十--ヽ个.}), } }
|トiヽハ ,イ\ ヘ. '´{仏ぅ}. YKノ 人
. }ハ ヽく代:k、`ヾ ゞ-' }トイ.ノ .} _,.ィ
` \{`ヽ.ゞノ """" /i/ /〈. /:::::ハ
{.ヽ""ヽ _ / }ハ.ノ,.;-'" ⌒ヽ:ヽ_
ヽハ丶. ´‐' ィ }! ,イ Y::{
\ヽ ` ‐.イ .ノ ノl{ }'
` ‐=三ノ r´/:ハ. i
,.-‐' ´イ ._ノ´.:.:.:.::ヽ}. i
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295 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/09(土) 00:16:44 ID:i+5fUCwI0
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/ '´ `ヽ --/ ヽ
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. / i i 、 ヽ \ くノ}. }
. / / l .ハ ト、 \ ヽ. `Y´ヽト、
l l i ト、 ,. ヽ弋十--ヽ个.}), } }
|トiヽハ ,イ\ ヘ. '´{仏ぅ}. YKノ 人
. }ハ ヽく代:k、`ヾ ゞ-' }トイ.ノ .} _,.ィ
` \{`ヽ.ゞノ """" /i/ /〈. /:::::ハ
{.ヽ""ヽ _ / }ハ.ノ,.;-'" ⌒ヽ:ヽ_
ヽハ丶. ´‐' ィ }! ,イ Y::{
\ヽ ` ‐.イ .ノ ノl{ }'
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r'´.:.:.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.::::l l
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|::::::::::::::::::::ノ ゞ、::::__:::::ィ.:.::ハ |
. ゞ:::::::::::::ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:......:.:.::ハ. l
`ヾr-、:::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.......:.:.:.:.:.〉. |
| ヾ::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.......:.:.::/ |
i. `Y:::::i.:.:.:.:.:.:.:.......:.:./ ノ
| }:::::}.:.:.:.:.:.:.:.......:.:| /
. } l::.:.::::.:.:.:.:.:.:.....:::i. 人
| |::::::::::.:.:.:.:.:......:::i /.:.:.::ヽ
544 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/06(水) 02:50:11 ID:nxpp7SKQ0
_,. --─- .-‐ ─- 、 _
r´ ___、 ,___ ヽ
/r'´ ̄ ´ ` `ヽ ヽ
/ / i 、 ` ヽ i、
/ / ./ .| ヽ ハ人
/ { / { | } | ハ ト、
/ / | | ,i i ト. i i ト.§
i i ._i斗‐‐ハ トr-┼-、 | ト§
/.| .{-‐'´| ハノ i 、i ヽ .ト、ト、`ト ハ.§
bヲi i r| ト、.ハ!--. ヾ、 i 弋}ヾハノi ノトb§
○b人ト、l i r===='" ヽ! ヾ====、 レr'r トミ、○
イ{○}´ )!\.ハ⊂⊃::::::: ::::::⊂⊃/i_ノ'Yト○爪
レ爪○) / ハ""" i. """/ i f○)`爪
` 爪ハト、i ヽ - / ! .レ'Y爪`ヾ
⌒ ヽト、 i .\ イノ} レ´ ヾ'´
从ト、ト,`iヽ __ ィ レくノ从ノ
,.-‐'彡} |ミ::`丶、
イ:::::::f-‐'´ r‐-、_ `丶、::::::`ヽ、
,.-'"´::::::::::人 r'´ ヾト、 /::::::::::::::::/入
,.-'ヘ:\\:::::::::::::::Y _,.-ニ二\::::::::::::::::// \
r'ヘ \\:\::::::::{ /´ _,.-‐'"´ト、::::::::// ヽ
200スレ記念、カニ
ごめん144史食った
668 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/06(水) 21:01:35 ID:nxpp7SKQ0
____
,.- '_´ー--- `ヽ‐-、
/ // ヽ
/ / r i | 、 ハ
ノ-'´! / ノ i } } i ! ハ
f //{ / ,..-┼ナメ .ハ斗、_ } }i
.冫/ rY i ノ,r==r、 }ノ ノ==、ノ } ハ}
〉 .{ (W .| .{kて} ´ fて} .l从ノ
{Y入 | i ゞ-' ゞ-' ハ/
Yくハ .ハ ' / |
`ゝ,ハ. ト `─' イ l
`人 ゝ` 、_ /`7 ノ
ノ´<ヘ. ハ ト、 `ヽ从ノ
/ \トゝ .{ } Y个、
/-、 \- '´i. |:::l ヽ
../_ __. \ `\} {::::l |
.f'´ `ヾ:::::\ /个` ‐':::::{ i
{ Y::::::::ヽ-´::;;;;;;、:::::::::::::::ヽ .ハ
.i ヽ}::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::ヽ `、
. ヽ レ:::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::Y.`、
} |::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i `、
EDのカニ
930 名無しさん@ピンキー sage 2006/09/07(木) 21:07:19 ID:vc1PRmre0
| .,. -‐'"´ ̄  ̄``丶、
,.-‐‐'‐、 / \、 ヽ、
´ ̄ ハ / r / ./ ヽ \}'ヽ
ヘ. -ノ.´ ̄7 { {. ∧ ト、 、 iYYゝ
::ヘ / / r斗i `T7ーヽ┼、 ト、 } }Y}{Y}
 ̄\/.. ../イ / .i K{ ハ | '.イ仍k、`ヽトi. ノ、ノゝ`}
{ハ { ト、.|ィf心.\| ┴‐‐' ノ i /ヽ}〇}{〇
{ハ ∨.l ゞ┘ ::::::⊂⊃イ トニ´ノ从从ノ
f ̄  ̄ ̄| r‐/ ハ⊃` """"/ .ノ‐'´ | ,、ノ
,ィy' 二 Z__Y }. ヽ 丶‐' レ/ iノレハ
rイヽヽ_,.-‐‐Z 从ト、ハ.\ , ∨ノ'/
ハ ヽヽ ヽ' ̄-' `´ヾ`|. 丶 _ ィ ´ ハ、_
/ ヘ ヽ ヽ i入 .| ,.ハ ∨) ヽ、
.| \\\\)-、.──‐|-'´::::::r〉 /::::::::::\
i \勹' ̄` ゝ─‐┘::::::::{_ _/ :::::::::::::::::::\
i / / ̄⌒ヨ\:::::::::::| ` '/::::::::::::::::::::___,.-==\
l ヘ /´ _,.-‐=ヽ、::::::::::l /::::::::,.-‐'ニ"´ー──、ノ}
\ Y/〃/ ハ==、{/-‐‐ '´ ./ }
\ .|Y ./ \凵 ̄ ̄/ l
\ _人/ `〈. / ,ィ /
/ ヘ Y / ハ__ /
/ ヘ ` /イr、._ ̄||イ
i. ヘ ,彳 ゚<o〈//
== 、___./ 人 || ト、 ゚}/ ./
::::::::::::}:::/ /. \ ||└'/ ./
__ノ/ / .| \ フ´ .〈
軍艦島でのカニ
職人さん勝手な転載ごめん
住人の皆さん連投ごめん うざsとか言わないで
軍艦島?
元スレの職人さんが素で間違えた
そこは転載するときに直してあげてくださいw
カットするとかよおwww
153 :
柊VS犬神?:2006/09/10(日) 00:05:48 ID:WT5O8IIh0
それは突然に(いやある意味恒例にか)親父の思いつきから始まった。
「ピーナッツ、お前バイトしてこい」
いきなり帰ってきて何を言い出すんだ、このエロ親父は。
「訳わかんねーよ、ちゃんと説明しろ」
勿論、いちいち親父の言うことをその気にしてたら身が持たないので理由を尋ねる。
「うむ。上に立つものは色々と社会を学んでおくべきだ。すでにバイト先は
決めてある。今日の夜9時からだからしっかりといってこいよ」
また強制かよ。しかも親父の言う時間まであと1時間しかない。
「1時間後からって何だよ。俺はやらないからな」
「大丈夫、迎えの車を用意してある。初日だけだからなこんな楽な移動は。
存分に感謝しろよ」
ダメだ…、この親父何かが間違っている…。
「いきなり何言ってやがる、もっとちゃんと説明し…」
ずさっ
このエロ親父…いきなり入れてきやがった…ちくしょう……。
そのまま車にまで運ばれていく…。
「ふ…何故人間とは素直になれないのだろう……」
「何をごまかしているのです、きちんと説明なさい」
「親父殿、ちと強引すぎるであるぞ」
「う〜〜くーやが心配だよー」
薄れ行く意識の中、親父が責められている声だけが聞こえてきた…ざまみろ
「うーん」
気が付いたらそこは全く見知らぬ部屋だった…
「よう坊主、目が覚めたかい」
話しかけられた方を見てみると顔立ちが良い男が立っていた…
おまけに声が美声すぎる…こういう男がきっと世の中の美女を大量に狩っていく
のかと思うと……こいつは敵だな。
「急に連れてこられた割には元気そうじゃねえか」
「そりゃどうも」
やられるのは慣れているからね………いや鍛えてるからだな うん。
「大丈夫そうだし、とりあえず 仕事の説明に入るがいいか?」
仕方ない、今日だけ働いてさっさと帰ろう。ここまで来た事だし金を貰うのも悪くはないしな。
3時間後
まさか親父が見つけてきたバイトがこんな仕事だとは思わなかった…。
「お〜い○○、こっちに入ってくれない」
「はい、今行きます」
呼ばれて俺はヘルプに入る………そう親父がもってきたバイトはホストだった。
「まあ基本のルールだけ教えるから 後はノリでやればいいぜ」
起きた時そばにいた奴に仕事を教えもらいながらやってみたが、自分でもなかなか上手くいっている
と思う。普段から甘えたいオーラを出しているのか?指名してくる客はお姉さん系だらけだし俺もな
んだかんだいって甘えるのには凄く慣れている。
(この人はとことん甘えるのが良いな 海お姉ちゃんみたいに)
(誉めて威厳を持たせてみるか 雛乃姉さんみたいに)
(ひたすら媚びっておこう 姉貴みたいな人だな)
等と若干失礼な事を考えつつも、順調に仕事をこなしていた。
「今日は楽しかったよー、またいつでも甘えてきてねー」
「ありがとうございましたー」
ひょっとして自分はこの仕事向いてるかもと思いながら、満足していると店長も
「なかなかやるじゃないか。良いよ、うん」
と認めてくれて、よーしもっと頑張るかと思っていた矢先…そう事件は起こるのだった。
「うわー中はこうなってたのね、一度入ってみたいと思ってたのよねー」
ドアを開けて入ってきた客を見て思わず俺は固まってしまった…。
「帆波ねぇや…なんで此処に……」
そう……入ってきた客がよく知っている帆波ねぇやだった…。
やべ…目があった。
「あら〜☆空也ちゃんじゃない、何でこんなとこにいるのー?」
「バイトだよ、バイト。それよりなんでねぇやがこんなとこに?」
見つかってしまった以上仕方ない…というより無視したら潰されそうで恐いし。
「私は取材よ、今度のドラマでホストと恋する役を演じるの。でも丁度良かったわ、
空也ちゃんが居てくれて」
果てしなく嫌な予感がする…。
「店長〜私この子指名しまーす☆」
「なっ、ねぇや何を言ってるんだYO」
嫌な予感は的中するものだった…
「あら〜空也ちゃんは私と他の男がいちゃいちゃしてるのを見たいの〜?」
「そ、それは……我慢できないけど」
「うーん、素直な空也ちゃん好きよ。さ、行きましょ☆」
そのまま連行されて流される。
「空也ちゃん〜口移しで飲ませてあげる〜」
「ちょ、ちょっとねぇや」
その後はややセクハラまがいの事を挟みつつもねぇやの相手をしていて
いたが悲劇は正にこれから始まるとはその時思いもしてなかった。
それから30分ぐらい経ったのだろうかその日最大の悲劇は訪れる。
「空也ちゃん〜」
ダメだ……この人すっかりできあがってますよ…。
「何をやっているのかしら」
ぴしっ 辺りの空気が凍り付く…この声……まさか………。
「あら〜要芽ちゃんじゃない、ちゃお☆」
振り返るとそこには女神の様な美貌と氷の様に冷たい目をした要芽姉様が立っていた。
やばい…完全に怒っているよな…なんでた。
「なかなか帰らないから迎えに来てみれば…この女といちゃついているなんて…」
「違う姉様、誤解なんだよ」
「黙れよ、ここだと目障りなのが居るから家に帰るわよ」
やばいこのまま家に帰ったら、いや下手したら外に出た時点で殺られるもとい犯られる
「根暗な人って嫌ねー、周りの事を考えないし、店に入ってお酒一つ飲もうとしないなんて」
ねぇや…煽らないでください。
「なっ、………いいわ。客として居てあげようじゃない」
そういって姉様は俺の横に座る…ねぇやと挟み合うように…。
両手に華のはずなのに…威圧感に押しつぶされそうだ…。
「えっとじゃあ僕はどこかのヘルプいってこようですかな…」
「はぁ、何か言ったか?」
「いえ、ナンデモナイデス、是非付き合わさせてもらいますよ」
その後は本当に地獄だった…。
「空也ちゃん〜このお酒で飲ませて〜」
「は、はい」
ねぇやにグラスを持っていく。
「違うでしょ〜さっきみたいに…ここで!」
ねぇやは指を口に当て、反対側からもの凄い殺気を受ける…うう。
「貴方…取材で来たならそろそろ遠慮した方がいいのじゃないかしら。次のドラマは
豚とホストが恋する役だったかしら?」
ぴしっ、重かった空気がさらに重くなっていく…。
「空也、私にミントアイスを持ってきなさい。」
「は、はい」
姉様の前にミントアイスを持っていく…。
「ホント美味しいわ…、前に変な女が居なければさらに良いのだけど」
「根暗な人って頼み方や食べ方まで暗いのね〜、空気が読めないってどう思う空也ちゃん」
「何ですって……」
だ〜〜、頼むから俺を巻き込んでふらないで、2人とも。
その後も2人は熾烈にバトルを繰り広げる…そして遂に姉様が痺れを切らしたのか立ち上がった…。
「空也、いい加減に帰るわよ」
俺の手を引いて帰ろうとする。
「待ってよ、姉様、ここで抜けちゃうと仕事が半端に……」
朝になったら海お姉ちゃんを呼ぶ……それまで俺の安全は公共の場?しかないのだ……きついけど。
「そうだ〜そうだ〜。邪魔な外野はさっさと帰っちゃえ〜」
「いいわ…なら仕事を終わらせてあげる」
そういって姉様は店長を呼び寄せる…。
「この店で一番高い酒を入れるわ、そして空也を連れていくから…いいわよね」
「しかし…それは一千万もしま…」
「黙れよ、払うからさっさと持ってきなさい」
「は、はい。ありがとうございます!! 空也君、この方についていきなさい」
さすが姉様……喧嘩で一千万ってナニデスカソレ。
「ちょっと…嘘でしょ…そんな額…」
さすがにねぇやも驚いている…。
「あら…安物じゃない……折角だから貴方に飲ませてあげましょうか?太るかもしれないけど」
「く〜〜、仕方ない…今日の所はひくわね」
お約束?をしつつねぇやは去っていく。
支払いを済ませた姉様はねぇやの負け姿に満足したのか俺を連れて機嫌良さそうに出ていく…。
今だ、今のタイミングしかない。そう思った俺は姉様の機嫌を伺う。
「いや〜姉様格好良かったな〜、それに迎えに来てくれるなんて俺すっごい嬉し…」
「うるさい、黙れよ」
どうやらまだ怒りを残していたらしい……。
「どうやらホストが気に入ったようだから家でじっくりやらしてあげるわ、柊のホストをね」
俺の本当の試練はこれからのようだった………。
>>153-157 前置き長すぎたかなーと思いつつ、当初のプロットと全然違う出来になって
いましたがなんとかできあがり……キャラの特徴をつかむのがやっぱむずい
ですね
>>158 GJ
帆波ねぇや好きとしては、リベンジを希望
>>160 言われてしっくり来た
脳内でスバルの声が再生されたよ
読んでくれた方サンクスです
>>159 リベンジ…ねぇやが勝つ所というとオンラインゲームかな(ぇ
>>160 するどい。その通りです。
坊主なんて言う奴ぁそうそういないっての
>>164 「そこのメガネ猿君、おしりにきゅうりいれてみて?」
「ひっ!ひぃぃぃぃ!は、はいりませんよぉぉぉぉ!」
ってな感じになるなw
オンラインだとうみゃがしゃしゃりでてきててんやわんやになるんじゃないか?
空也ってスバルより年下だったっけ?w
もしやスバルは年上でさえ坊主呼ばわり……
だがそれがいい!!
594 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/10(日) 02:13:04 8k3VSUbI0
,. 、
r'´ ヽ、
/ /r‐ヽr-‐ ー -、
/ /人゚ ノ‐ '´ ̄`ヽ `ヽ
/ /{:゚./ ヾ丶
/ i`Y ,. ノ ヽ__
. / f´/ ./}ナメ、 ヽ:ト、
i i トイ ,/r==ミく./ヽ / .Y:)}
/ i. ト/.レ/.{トィハノ ` レ / ノ/ i i/
,イ l. {/ / ゞ- '´ ノ/ /レハ. / l'
´.レi. i .| ∧つ ´ ̄.,ィfてノ冫ノレ ィノ
从}.ハ 个N/| 、 r=.、 ' ヒツ'/イ / /}!
/ `' {/ ハノ \ヽ.{__,. '´ .⊂ン /z-イ/ノi
./ ハ _,..-}冫ニニニ7 ´ ./ ´ .{
l /i_ニ| }。ル | ノィィ |
| /{:×}`丶|__|レ ∨ノ ィ /) }/
| /:::: ̄::::::::::{:x:} ヽ7'´/ノ´ !
ロリカニ
ねぇやなら…やってくれる筈だ!
>167
空也は童顔だし、精神年齢的にもスバルの方がお兄さんぽい。
柊家の末っ子で潜在的に弟だしw
事実はエロゲ並みに奇なり
660 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/10(日) 14:57:01 8k3VSUbI0
‐=ニ=Σヽ、
,.-'"´:::::::::::::::::::  ̄ `ヽ
/´ィ.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::::.、::ヽ
/.:/.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::ヽ、
/:/:::/::::::::{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::i::::::::::::::::ト}
//:::イ:::i::::∧.:.:.,イ.:.:.:/:::∧.:.::::::::::::|
}/レ'::ト、ハ_{. {::::iハ::::/}:://、.:.::::::::::::i
!レト{.f弋ヒ、ヾ{├/ナメ、〉ヽ:::::::::/
}:ハ. `"´ ´弋歹' .ノ::〉::::/}!
/ハ."" ,. """" ./:|ノ:::/´
N:ゝ 、_ _ ィ::::≦´
{ハ::ト、ヽ、 ゛ ,ィ /::ノヽ-ヽ__
rヘハ / / ´ /// /‐-./ヽ
ト、 ン}个、 ノr'‐r} / / `、
. i | |::|冫 l |.'イ {. `、
}. | |::|〈 .r'} }/:| i ::`、
. i. l. |::| { 〈 r|::::|__ヽ ::: `、
ィ Tヽ|. |::|ハ. / /::::| ̄ ヽ. :: `、
{.|. |⌒ニ=::| ヘ/ .i::::::! ヽ. :. `、
ヽ { 、ヾ- ゝ 〉 i:::::::| ヽ : `、
\-、ミニ=ヽ〈 i::::::::| ヽ, `、
\_ i 〉.i:::::::::| {|:/ `、
} / .i::::::::::| iY }
i } .ト、::::;イ / | /
} 〈 .ト、`',/ } i /
スバル
675 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/10(日) 17:26:11 8k3VSUbI0
_,.. -‐─ ─- 、 _
,.-'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::,::::ヽ::::::ヽ:、::::::ヽ
/.:.:.:.:.:.:./.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.人::::/゚冫::::}:::::::::i
/.:.:.:.:.:.:../.::/::/.:.:.:.:.:.:.:.ト、冫 /.:.:./。〉::::::.:!
,イ.:.:.:.:.:.:.:.{.:.::|:::i.:.:.:.:.ィ:/i{. \く\::/ /:个::::::i
. }イ:::::::イ:::::/!:::{:::レ.:.:、/_{_|{._ \::/ /=、_l:__ .|
i::i:::::l::::十ナ'ハ:::::::ハ/`!「`二ニニト、:::::::}‐丶}
从、:入:ヾて心.ヾ::| } ,イう心. }' i|::::::::|) 人
`} ヾ/:::i.弋Zリ. ヾ! 弋ヒzリ' .|:::::::::}./::トヽ、
i:i:ハ .::::::::..、 ...::::::::::::.. !:::::::/,、:从} r=、
|;i::::ヽ 、 __ _ /::::ィ/ 7´ ̄ ̄`゚K´ト、_ _
_}:ハ::从_ヽ ヽ=‐' ,.ィ/::/}/ ./,. Lゝ|
r─‐'´ }ハヾ}'´} `丶-‐. ´ /从ノ ./ i , {}. i
, -─┤ /ト 人/ィ゚トヽ _ノ '´ / { / /___
| ヽ/o .r' ゝ/ ト、ノ / o /´ i }}.i
| rテ-r、-〈/__ || ノ .‐Y 7ー‐-- 、./
-‐  ̄|_____,-ト===}} ./K_xY7/`テ=、} /
〈_ノ /Kヘ、/ .ト-、_/、 -' ノ
ノ /_,ゝく/ {__/ 〉-'´
幼乙女さん
なんでSSAAスレよりつよきすスレのほうが新作AA多いんだよと思うんだが・・・
まぁあっちの方が人多いだろうからな
幼乙女さんはまだ改良の余地があると思う。
174がいまいちという訳ではなくて潜在的な魅力がまんs
748 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/10(日) 23:15:05 8k3VSUbI0
,.-‐' ´ ̄ `ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::、.::ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::ヽ
//,. '"´ /.:P/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、::::::::F}:|
/'⌒´ /.:.:.::{:/:::イハ::::、::::::\::::〈::l、
/ }イ::r{:/|/ト、_{、::|>メヾ::::ト)ゝ
/ {ハ::トハ弋ぅソ ヾ! 弋ン/ヽイ}
/ _,. ‐'Tニ冫::ハ 、 /::::爪-、_
/ _,.t‐‐'"´ ヽ人::从ヽ. - ‐ .ィ/イノ从::::::::>、
/rn^ヽ-、 __, .-‐ ' ´ ̄ ̄ `´ ヽミ.l ヘ:::{ハ{':::ハ.` ‐.´ /{ハ}ノ'´::::/ |
_________∠__{゚..゚ニ} }.ハ ヽ _. ヽヽ:::::::ハ` .'7:::::レ'::::://,. ,、.ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄フ ̄ ̄k.r、.ト' _,.-‐─── -- ‐ -‐‐ '´ ̄ヘ}ハ ,.-'个‐===.,∨=====-‐'´ }´。ムl
/ `´`‐' ∨ハ .,.‐' ´ / .f=| }/ ∨゚レ〉\
/ ヽ'´ {. |::::! }  ̄/ /
/ ヽ. |::::! ハ____/,イ
./ r、ノハ、._ |:::::| ノトr-ヽ-‐ r´ `、
/ ノ´:::::::::冫、`.|::::::| ̄ ´ 人}::::`7 | }
r‐'´─---Y\. |:::::::ト- /::::::Tヽ_{/ /
ED乙女さん
-----------
>>177の続きです
文字数制限に引っかかったので分割してます
757 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/09/10(日) 23:48:30 TxvkAKCx0
、′ 、 ’、 ′ ’ ; 、
. ’ ’、 ′ ’ . ・
、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・”
’、′・ ’、.・”; ” ’、
’、′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
’、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′・
、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人 ヽ ,.-‐' ´ ̄ `ヽ
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::、.::ヽ
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ ,[] ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::ヽ
‘: ;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒..//,. '"´ /.:P/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、::::::::F}:|
`:::、 ノ ...;:;_) ...:/'⌒´ /.:.:.::{:/:::イハ::::、::::::\::::〈::l、
/ }イ::r{:/|/ト、_{、::|>メヾ::::ト)ゝ
/ {ハ::トハ弋ぅソ ヾ! 弋ン/ヽイ}
/ _,. ‐'Tニ冫::ハ 、 /::::爪-、_
/ _,.t‐‐'"´ ヽ人::从ヽ. - ‐ .ィ/イノ从::::::::>、
/rn^ヽ-、 __, .-‐ ' ´ ̄ ̄ `´ ヽミ.l ヘ:::{ハ{':::ハ.` ‐.´ /{ハ}ノ'´::::/ |
_________∠__{゚..゚ニ} }.ハ ヽ _. ヽヽ:::::::ハ` .'7:::::レ'::::://,. ,、.ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄フ ̄ ̄k.r、.ト' _,.-‐─── -- ‐ -‐‐ '´ ̄ヘ}ハ ,.-'个‐===.,∨=====-‐'´ }´。ムl
/ `´`‐' ∨ハ .,.‐' ´ / .f=| }/ ∨゚レ〉\
/ ヽ'´ {. |::::! }  ̄/ /
/ ヽ. |::::! ハ____/,イ
./ r、ノハ、._ |:::::| ノトr-ヽ-‐ r´ `、
/ ノ´:::::::::冫、`.|::::::| ̄ ´ 人}::::`7 | }
r‐'´─---Y\. |:::::::ト- /::::::Tヽ_{/ /
爆発があるほうが使いやすいと思うんだ
---------------
>>180の続き
>>179の言うとおり、つよきすスレとSSAAスレじゃ文字数二倍違うんだよね…
しかし、ネタとしてとは
つかいにくいAAばっかだな
腕次第、だ
SSやってるときにカットインで使うとか
_ _
___,.-' ´ ._,.- 、``丶、
_,.f/人ヾ/ ヽ
{ / i{ / / ヽ
| {!. ハ/ ./ `、 保管庫の中の人
| ハ.ヽ{ 斗‐ナメ ,. }
∧⌒}ハ.,ィォz‐ト/l;/ ノ 人ノ /、l 更新いつもお疲れ様です
〈人 `/{ {てリ ' l ォ、}ハ /ノ}|
ヽ `f |. `‐'‐ fぅリ }.ノ / /
{ \{i、 """" i ' /.ノ´
_,-‐ー‐-人、.ハ ヽ 、 __ ´ イ/}
`Y::::::::ー-∨/ ヽ ヽ ,. ィ´ノ}//
}/`‐‐く´:く /、´:::`ァ /´
_,. '"´ 、 \\ r、::ヽハ
. / 、 \\ ,-}::::| `.ヽ
{ 、 \\ /::::| `ヽ
| 、 \_Fノ / |
. | `ヽ-、ヽY´._ノ |
| 、 /⌒Oヽ、} |
| !::. ヽ 入イ´ |. K ヽ
| |::::... /iiiiiil_ハノiiii\ Y
l l::::::::.... _,.-‐' ´iiiiiiiiii/| \iiiiiiiiiヽ--‐|
ト-ー─'´iiiiiiiiiiiii,.-‐'´ .| 个.、_iiiiiiiiiiiハ
}iiiiiiiiiiiiiiii,.-‐'"´ ヽ、 | ハ. ノヽ、__,..'´
ヾ-─‐イ´l i ノ| ハ´ |
i i ヽ | | '冫
741 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/13(水) 01:45:30 RLlGfjMA0
:r‐{:::}:.... ...::::ヾ:::ノ:::::::‐'ι......;)、 ..::::::::、::::::......::::::::::/ // ./ ,.-‐' ´ ̄ `ヽ/////////
:::::)/ く::...::::::::..ノノ:::::::r-'`ゞ-、:::::ゝ .:;.二Y:::⌒}::::::〈 // / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::、.::ヽ. ///////
ヾ:r.... ` )=ゝr‐'`{. }:::〈 、__)'´ `ゝ.ノ{::n:.:}/ ./ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::ヽ.///////
.....:`ヽ_...:::...::::ノ::::::'´ ヾ_〈._..r':::::ノ ..r':::} ``ノ.... ヾ \/ /.:P/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、::::::::F}:|///////
゛`ヾ'.}r‐、:::.ノ:ハ..... }::r:(....::(::::、〈:r'´ ..⌒}.. 〉´.ヽヽ. /.:.:.::{:/:::イハ::::、::::::\::::〈::l、 .//////
ヾ'~.Y、,-〈:::::ノ:::::ゝ.. ノ〉- ゞ.. 〉'´r´ ノ r'{... ){.. ::ノ }イ::r{:/|/ト、_{、::|>メヾ::::ト)ゝ.//////
:::::::::::ノ.. )'´` ヾ-、....., ゝ .ノ)'´..::...ヽ、..ノゞ::::ノ:ヽ:::::ヽノ、.::;;r'゙. {ハ::トハ{弋ン ヾ! 弋ン/ヽハ} .//////
'"`ヾ〉‐-ノ.. 丶、)....r'ノく '⌒ヽr' `ヽ...._}メj'´ ヽf´ヽ{::::}. _,. ‐'Tニ冫::ハ 、 /::::爪-、_ /////
r':ノ. .... ........._〉(::... ..:::{::}.. .::::)r' _,.t‐‐'"´ ヽ人::从ヽ. - ‐ .ィ/イノ从::::::::>、 .///
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__________{゚..゚ニ} }.ハ ヽ _. ヽヽ:::::::ハ` .'7:::::レ'::::://,. ,、.ヽ //
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄kr、.ト' _,.-‐─── -- ‐ -‐‐ '´ ̄ヘ}ハ ,.-'个‐===.,∨=====-‐'´ }´。ムl .//
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ED爆発乙女さん
---------
2048バイト縛りはきついな
37 名前:名無しさん@ピンキー 本日のレス 投稿日:2006/09/13(水) 21:33:24 RLlGfjMA0
_ __ _
,. ' "´ ` `ヽ -、
/ , `ヽ
,イ / 、 ヽ
ハヽ. / 、. ヽ 、ハ
ト、 `ヽ{ }, 、 } ハ ヽヽ
| 、\ ! | ト、 !ハ ハ }ヽ}
! `ヽヽ! i ハ ハト、 ハト、}. } | }
. Y ヽ、 ハ ノ,/ | /!} }ハ ,/斗}' !ノイノ
/.Y´ ̄`! /.从-レ---' } ノfヒりア /}ハノ
/ ./ ハ 〈 ( 介´弋fてリ}.` !/ ゞ-' K、 ノ
. Y、 r‐、 .、-从. ゞ=-'´ 、 .!ハ \
ヽn〉 `ヽ{トハ ' / } } }
人 |iヽヽ ,. -‐' ,イ l. |
〈ヽ ` ヽ. \` 、. / }/
. _,. -‐─-{、>、 /´ ̄\ `ィ - '  ̄ フ /
.\::::::::::::/::::::::::冫 _,.-‐‐-ヽ. ハ:::::::::::::::`ソ-、_
ヽ/‐-、____|_/ ヽ. }::::::::::::::::::::::ノ`ヽ
/, -──--,/ }、 !:::::::::::::://r .}
. 〈'´ `ヽ ∨::ヽ::::,.-'´-‐' .レ .{
. ヽ, ! ヽ‐{Rヽ \r┤
ヽ l 〉 Y´ハ \〉
人 l { |:::::::ヘ. ヽ
レ'ハ. ! | l::::::::ハ }
\ ! | l:::::::::::} ノ
190 :
改変してみた:2006/09/14(木) 10:17:32 ID:l9U5mhRT0
’、′・ ’、.・”; ” ’、
′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′・ ,.-‐' ´ ̄ `ヽ
’・ 、´⌒,;y'⌒((´ ノ、"'人 ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::、.::ヽ
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ) ;⌒ ;; :) )、 ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:::ヽ
( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒`.・ ヽ ,[] /.:P/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、::::::::F}:|
゜+° ′、 . ´⌒(,ゞ、⌒..//. '"´ /.:.:.::{:/:::イハ::::、::::::\::::〈::l、
` 、 ノ ) .:/⌒´ }イ::r{:/|/ト、_{、::|>メヾ::::ト)ゝ
/ .{ハ::トハ弋ぅソ ヾ! 弋ン/ヽイ}
/ _,. ‐'Tニ冫::ハ 、 /::::爪-、_
. / _,.t‐‐'"´ ヽ人::从ヽ. - ‐ .ィ/イノ从::::::::>、
/rn^ヽ-、 __, .-‐ '´ ̄ `´ ヽミ.l ヘ:::{ハ{':::ハ.` ‐.´ /{ハ}ノ'´::::/ |
______∠__{゚..゚ニ} }.ハ ヽ _. ヽヽ:::::::ハ` .'7:::::レ'::::://,. ,、.ヽ
 ̄ ̄ ̄フ ̄ ̄k.r、.ト' _,.-‐───- ‐-‐‐ '´ ̄ヘ}ハ ,.-'个‐===.,∨=====-‐'´ }´。ムl
/ `´`‐' ∨ハ .,.‐' ´ / .f=| }/ ∨゚レ〉\
/ ヽ´ { |::::! }  ̄/ /
. / ヽ. |::::! ハ____/,イ
rノハ、._ |:::::| ノトr-ヽ-‐ r´ `、
ノ´ ::冫、`.|::::::| ̄ ´ 人} :`7 | }
待機
192 :
妄想:2006/09/15(金) 16:40:46 ID:VdIw+EWI0
今私とクーヤが共にいる…クーヤが私と一緒についてきてくれている…。
その事が私にとってたまらなく嬉しい。
今私たちは2人でラスベガス…そしてヨーロッパを旅してきている。
まあ途中ラスベガスで少しだけ問題があったけど私の中ではそれはさしたる
問題ではなかった。クーヤと一緒ならその苦労も楽しい…。
私の孤独をクーヤが癒してくれるから…。
そんな事を考えながらクーヤをじっと見つめていたのか、クーヤが不思議そうにしている。
「ねぇねぇ、俺の顔何かついてる?」
「いんや、クーヤが私好みの顔してるから熱〜い視線を送ってるだけだよ」
私がそう言うとクーヤは顔を真っ赤にしてうろたえている。その仕草がそそられるから
からかいたくなってくる…というよりからかっている。
そうしているとクーヤが何かを決心したような顔で私を見てきた。
「あのさ…前から聞きたいなーっと思ってた事があるんだけどさ…」
クーヤが真剣な顔をして聞いてくる。
「にゃにかな?発情した?」
「俺ねぇねぇの事好きだし…今も凄く楽しいけど…なんで俺だったのかな
って思ったから…。前にねぇねぇは遊び友達としてという感覚で俺を連れて
遊ぶのが好きって言ってたけど…その…」
「何々?男ならきちんと単刀直入に言え」
「だから…ねぇねぇは俺をいつからどんな所を好きになってくれたのか知りたいんだ」
いつからねぇ…勿論あの時からに決まってる…
193 :
妄想2:2006/09/15(金) 16:43:10 ID:VdIw+EWI0
「どうして…どうしてママは私を置いていって…日本に送らせたの…」
日本になかば荷物扱いで送られてきた私は夜に柊家でこっそりと泣いている事が多かった。
夜こっそりと というのは勿論弱みを人に見せたくなかった…というのもあるが
何より自分だけが違う環境に孤独を感じ…誰にも相談なんてできなかった…。
親父だと思われる男は子供と認め、家に迎え入れてくれているが、やはりどこかで違う。
他の子供達も私をやさしく受け入れてくれたが(変な髪形はしめてやったが)それでもやはり私とは違う…。いつかこの人達もママと同じで私をおいて消えていく…、私だけが孤独になっていく…、そう考えると不安で仕方なかった。
喧嘩では誰にも負けなかった、それだけが確かなものと感じる事もあった。
心でも誰にも負けたくなかった…だけどそれは見せかけで私は常に孤独に泣いていた…。
そしてあの日あの男の子…クーヤに泣いている所を抱きしめられた時
私はホントに救われた…。クーヤも違う血を持った家族なのに…クーヤは気にしない。
家族として、優しさで包んでくれた…。
それから私が空也に惚れ込むのに時間はかからなかった。
しかしわかっていた…クーヤが要芽姉が好きな事…一途にクーヤの目は要姉に向けられていた。羨ましかった…そして何より怖かった…クーヤが消えていくのが。
クーヤを私のものにしたい…私と一緒に居させたい…
だから私はある夜決心した…。
「クーヤを手に入れるためには…これしかない」
母親が私に残してくれたメモは日本での生活を勧めるものともうひとつだけあった。
セロリーヌへ
どうしてもだいじな人ができ、それをなくしたくない場合の方法をここに書いておき
ます。(以下略
私は昼間クーヤを連れ遊び、そのせいかクーヤは死んでいるみたいにぐっすりと寝ている。
チャンスは今しかない。私はクーヤの布団にこっそり入りこむ。
194 :
妄想3:2006/09/15(金) 16:46:53 ID:VdIw+EWI0
注意:エロシーン書けないんで このPart3部分をカットしても読めるように
してあります。
「大丈夫 ちゃんとメモに書いてあったし…我慢するもん」
そう自分に言い聞かせながらクーヤのズボンをパンツごとずりさげる。
そこにはメモ通り、私と違うモノがきっちりとついていた。
「これがクーヤのお(ピー か」
しばらく観察をした後、触ってみる。
「うわ、ふにゃふにゃしてる」
さらにメモの内容を実行し手でソレを揉んでみる
そして覚悟をしてソレを口にくわえた。
「んううっ(なんか…苦い」
メモに書いてあった通り飴を舐めるようにしながらそれを愛しながら
ピチャピチャとなめていく。
「ぴちゃっ、んっ んっんん」
次第に固くなってきたそれを私はさらに舌でなめていく
「う、うーん…」
クーヤも僅かながら反応を見せてくれた。
「んん じゅるっ…んぱっ」
私は仕上げに入る為、下で押し出すように口からクーヤのソレを出す。
メモには次は物凄く痛いから覚悟をしておけと書いてある。
でも孤独の痛さが嫌だった私は躊躇なく股を開きクーヤの腰にまたがって…
一気に覆いかぶさった。
「!?いたっ、いたいー!!!」
物凄い痛みと共に血が流れでてくる…
その後は痛みを我慢しながら腰を振ってみてもメモ通りにクーヤのそれから
白い液体は出てこなかった。
血を拭いて処理した後疲れた私はそのままクーヤと一緒に布団で横になる。
195 :
妄想4:2006/09/15(金) 16:50:55 ID:VdIw+EWI0
「でも…大丈夫だよね。これでクーヤを…」
「うーん…せろりねえさん…」
「クーヤ?…」
一瞬どきりとしたが寝言のようだった。
しかしその後のクーヤの寝言の続きに私はショックを受ける
「かなめねえさん…すきだ」
私は逃げ帰るように自分の部屋へ戻っていった…。
いつでもこの事を打ち明ける事はできた…。
でも私はしなかった…、クーヤの気持ちは要芽姉に向いていたし、私が勝手にした行為で
クーヤは全く気がついてなかったから…。
クーヤが私を優しく受け止めてくれたのに私が勢いでやってしまった事が、純粋な目で想い合っているクーヤと要芽姉に負けたとも思った。それが凄く悔しかった…。
だけど私は諦めた訳ではなかった…。
だからクーヤが沖縄から帰ってきた時は本気でアプローチし、今度はクーヤに私を覚えさせる、堂々とするんだ。そして…今クーヤは私とともにいる。
「だから…ねぇねぇは俺をいつからどんな所を好きになってくれたのか知りたいんだ」
「本気なんだ、教えてよねぇねぇ!!」
痺れを切らしてクーヤは私に迫ってくる。
「私とクーヤはね…ずっと前から一緒に繋がってるんだよ」
「答えになってないよ ねぇねぇ!」
今が幸せだから…私は孤独じゃないから…クーヤよ一緒に…
>>192-195 最後の最後でミスってた すみません
クーヤよ一緒に
↓
クーヤと一緒に
です
ねぇねぇが誰かと最初に結ばれたのが悔しくて書いた。
反省と批判は覚悟してます。
処女厨乙
非処女は中古
乙。だが正直微妙。もっと腕を磨け。
まぁ明るくリードしてくれる人は必要だからな。
要芽が相手じゃどうしても暗い方向に行きかねないし。
でも実際ねぇねぇの件には賛否両論あったようだな。
で、2ではその反省を活かして作られたのが帆波ねぇやだったと。
つよきすしかやったことないから
姉しよの中古と新品リストをくれ。
だが断る
>201
手打ちと半殺し、どちらで潰すか決めろよ
姉しよ2の時点では中古率高いよ
姉しよ(1作目)では……。
中古……要芽、瀬芦里
新品……ひなのん、巴ねえ、ツイン、うみゃ
だったハズ
正直、中古の奴は個別ルートいらない
つよきすのよっぴーもなんか秘密を抱えてる描写だったから
ひょっとしたら中古なんじゃないかとガクブルしてた
処女厨は世間を知らん童貞
大きな心で許してやってくれ
了解
いいんじゃない別にどっちでも。嫌いな人もいれば好きな人もいる。
好きなものを肯定するのはかまわないが
嫌いだからってここで否定すんなってことでしょ
>>207 ぶっちゃけエロゲーマーに世間がどうとか言われたくないw
そう言うお前が一番駄目人間
祈「処女じゃなきゃダメだなんておこちゃまですわ〜」
スバル「(童貞厨のアンタに言われたくない)」
このスレで雑談ケンカするな
エロゲとギャルゲの違いもわからぬまま、
薦められるままに買ってしまったが
結局やらずに8ヶ月放置してる。
そのままHDDに優しくしてやれ。
SSじゃないけど小ネタってことで一応ここに…
つよきすキャラをプロ野球12球団に例えてみた。
テンションに身を任せて確認なしで書き上げたんで
誤字脱字及びその他至らない点はご容赦ください。
あと贔屓球団がネタにされてても怒らないで(><;)
乙女 ・ソフトバンク
レオ ・西武
なごみ ・日本ハム
カニ ・ロッテ
村田 ・オリックス
フカヒレ ・楽天
エリカ ・巨人
よっぴー ・中日
真名 ・阪神
祈 ・ヤクルト
豆花 ・横浜
スバル ・広島
まずはセリーグから。
エリカは巨人。
その有無を言わさぬマスメディア独占、唯我独尊ぶり。
貪欲に有名選手を集めるも機能せず…ぬかったー!
アンチ巨乳も巨乳ファン。
よっぴーは中日。
地味な実力者。エリーの腰巾着なんかじゃないよぅ?
やる時は親友さえも出し抜き気付けばブッチギリ優勝。
でも根は純なんだってばホント、味噌言わないでよぅ…
真名は阪神。
「関西弁だから」って安易な選考じゃないんだからね!
何気に高いポテンシャルを持つ隠れ萌えキャラ。
ただもう少し周りにも気を配ろう、な?
祈ちゃんはヤクルト。
慌てず騒がず、柳のように…
優勝するでもなく最下位に落ちるでもなく…
真ん中あたりをフラフラしてるけど油断ならんですよ?
豆花は横浜。
中華街があるから…とか安易な選考じゃな(ry
本拠地近くの地元竜鳴館でも人気者!
「何故、優勝できない」との声も多数。
スバルは広島。
対馬ファミリーから距離を置き…近いけど遠いセパの壁。
足りないものを探すため、今はただ練習あるのみ。
また、いつか笑って(日本シリーズで)会える日まで…
続いてプレーオフ間近、今注目のパシフィックリーグ!
支援!
乙女さんはソフトバンク。
今年こそ戦力低下気味だが正攻法で右に出るものはいないッ!
そんな無敵球団かと思いきやいざって時に優勝かっさらわれたりする。
不器用なお姉ちゃんだぜ。
レオは西武。
万年Aクラスの安定した、かつ地味な感じが。
でもやるときゃしっかり優勝してみたり…
ごめんなさい、ぶっちゃけ名前で決めました。
熱血モード(松坂登板)時は手がつけられないぞ!
なごみは日本ハム。
地域密着で線の外(津軽海峡より下)にはツンツン。(容赦しません)
線の内側(道内)でのみ、デレデレ。(ファンサービス凄い)
でも線の外にも安らげる場所が(東京、鎌ヶ谷)あったりもする。
カニはロッテ。
跳ねる跳ねる!やかましいけど心地良い応援から。
調子に乗った時の瞬発力はアジアチャンピオンになるほど凄まじいが基本的に弱い?
隔年でココナッツと熾烈な3位争い。今年は惨敗…泣いてないもんね!
村なんとかはオリックス。
西崎(近鉄)とセットになってお得な感じのチーム。
ところでお前ら、下の名前が出てこないだろ。言えるか?
『バファローズ』だぞ。バッファローズじゃないんだぞ。
某主力選手の奥方が村雨の妹の1人にそっくりともっぱらのウワサ。
フカヒレは楽天。
各球団からカモ扱いされる高級食材。
だけどやるときゃやるんだぜ?乙女さんにも勝っちゃうよ?(一年に数回は)
その愉快なチームカラーから他球団ファンからも愛されるヘタレ
シャーク様の時代はこれからだ!
…ふぃー
投稿慣れてないやら改行規制やら連投規制やらエライ目にあった…
>>220と
>>222は219の様にくっつけるつもりでした。スミマセン。
人の少ない深夜で良かったんだか悪かったんだか…
奇跡の支援ごっつぁんです。
あまりの稚拙さに恥ずかしくて死にそうですが
ちょっとでもプロ野球に興味もってもらえたら嬉しいです
224 :
懺悔2:2006/09/18(月) 05:49:38 ID:0Jauy9LF0
うわっ!
ざっと見たけど中日よっぴーのコメントうぜぇw
小さい「ぅ」と「ぉ」が逆です!中日ファンの方ごめんなさいorz
それから名古屋と言えばエビフリャーですよね。ネタにしそこなった。
他にもまだまだあるけど、これ以上恥の上塗りする前に消えます!
やっぱ今度から確認してから書き込もう…
GJ!
期待せずに読んだら意外とよく出来ていて驚いたw
みくびっていた俺を罵ってくれ
GJとしか言えないw
面白いよ GJ
及第点をやろうGJ
野球人気低迷はファンにとっちゃつらいよな
乙女さん頑張れ
GJ
GJ!
阪神の逆転Vはマナにかかっている!
と思ったら、諦めムードだったけどいま少し応援する気になった。
・・ところでイガグリは?
GJGJ
自嘲がウザすぎて
それを許容できないようじゃ(ry
出来なかったらなんだよw
人の思いにいちいちケチつけんな
俺のために争うのはやめて
死ね
>>230 いがぐりは四国リーグなんじゃない?
シダックスとかでもいい
もう消えるチームなところがイガグリらしいわな
──週刊ドラゴン特別企画! 竜鳴館の有名人たちに個別インタビューしてみよう!
第5弾! 生徒会の清涼剤、巨大海老の恐怖、よっぴーこと『佐藤良美』さんです!
佐藤良美(以下よっぴー)「よっぴー言わないでくださいよぅ」
──本日はよろしくお願いします。
良美「あ、はい。よろしくお願いします」
──プロ(ry
では質問していきますので答えていってください。
キワモノぞろいの生徒会の中で、唯一まともな人と言われている佐藤さん。
そんな中にいてお仕事は大変じゃないですか?
良美「エリーや対馬君や他のみんなで力を合わせてやってるからそんなに大変じゃないです。
あと、みんなのことをキワモノって言うのはやめてください」
──おっと、失言でした。
生徒会のなかでは主にどんな仕事をしているんですか?
良美「えっと、エリーの補佐、資料や書類の整理・作成、その他雑用、お茶くみ、マッサージetc……」
──なんか最後の方ツッコミどころ満載なんですけど。
良美「あ、あはは」
──姫の補佐って、ものすごいきつそうなイメージがありますけど?
良美「エリーは普段は色々あれですけど、仕事はきちんとするんです。だからそんなに大変じゃないです」
──なるほど。
では、2−Cの委員長も兼ねてますけど、個性派ぞろいの2−Cの委員長なんて大変じゃないですか?
良美「えっと……、楽しくやってます」
──スルーされた。まあいいや。
では佐藤さん自身のことを聞いていきましょう。えっと趣味は家事全般、ですか。
良美「はい。お料理とかが好きです」
──いいですねー。家庭的な女の子。
良美「言われることのほどではないですよぅ」
──いやいや、校内でも有数の正統派美少女ですから。
一度でいいから手料理食べてみたいなぁ。得意料理は?
良美「セミのからあげとムカデの塩茹でです」
──……え?
良美「冗談ですよぅ」
──あ、冗談、冗談ね。あー、びっくりした。
では気を取り直して。校内では非常に人気の高い佐藤さんですけど、彼氏とかいないんですか?
良美「えっと、いないです」
──そうなんですか。執行部の男子とかはどうですか? 例えば伊達スバルとか。
良美「伊達君は……、ハンサムでセクシーだとは思いますけど」
──ほう。では、対馬レオはどうですか?
良美「!」
──一緒に登校してるとこや、下校してるとこが目撃されてますね。
良美「あ、あの、その、えっと」
──2−Cの者からも、傍から見てると付き合ってるように見える、なんて情報が寄せられてますけど。
良美「そ、そう見えるのかなぁ……」
──そう見えるみたいですね。
良美「あ、あはは……。そんな仲じゃないですよぅ……」
──ふむ。えーと他は……。
良美「えっ」
──なんですか?
良美「あ、いえ。なんでも」
──? えーと他、そう、フカヒレは……。
良美「その名前聞くと耳が腐るからやめてくれる?」
──ヒィッ!?
良美「冗談ですよぅ。鮫氷君はただのクラスメートです」
──(イマネ、トテモコワイカンジガシタ)
じゃ、じゃあ各人からのコメントを見ていきましょうか。
「よっぴーだけはガチ。だから揉ませてね」(2年・親友)
「うむ。料理も出来るし勉強も出来るし。いい後輩だ」(3年・さらし)
「よっぴーはすげーいいやつだぜー」(2年・バカ(女))
「なんか、苦手ですね」(1年・本能的に感じてます)
「ま、人間いろいろあるよな」(2年・誘われても断ります)
「ハァハァ……。よっぴーって萌えるよなぁ……」(2年・バカ(男))
「よっぴーはええヤツや」(2年・アホ毛)
「ウチのクラスをまとめるのは大変ネ。ご苦労様ネ」(2年・バイト先が同じ)
「可愛くて、家事も出来て、男を立ててくれそうな女の子を嫌うヤツはいねーべ」(2年・グリ)
「同じクラス委員だ。なにかあったら遠慮なく言ってきてくれ」(2年・フォークダンスでは振られました)
「くー……。こわい……」(2年・被害者?)
「真面目でとてもいい友達です。でもなんで姫と仲がいいのかわからないわ。対馬とも仲がいいように見えるし……」(2年・ルート強奪)
「成績優秀なので基本的にはお気に入りですわ」(教員・バスト90)
「せめて我輩とよっぴーだけは常識を守らねばなるまい」(鳥類・必殺技は3つ)
「クラス委員や霧夜の補佐など色々と大変ではあるだろうが、しっかりやってくれ」(モチーフは関羽)
「泣きたいときには泣けばいい。笑いたいときには笑えばいい。ただそれだけのことなんだ。考える必要なんて無いんだ」(2年・ヘタレ返上)
良美「みんな本当にありがとう。……鮫氷君そろそろ息止めてくれないかな」
──はい、本性を出すのは後にしてくださいね。では、ラストの一言どうぞ。
良美「私は、幸せになりたいんだ。日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中ぐらいの幸せを感じ、
たまに大きな幸せを感じられる可能性がある人生。それだけで、いいの。
そして……、私が幸せになることがあの人への最高の復讐……」
──本日はどうもありがとうございました。
そんなこんなでypです。遅くなりました。yp書くの苦手なんです…。
次は祈ちゃん。仕事が忙しくなってきましたので次も間が空きそうです。
最後の一言はスペインのことわざ。まあypは復讐のために幸せになりたいんじゃあ無いでしょうが。
サブタイトルはまんま「四葉のクローバー」
せみのから揚げとムカデの塩茹では確認できませんでした。
こおろぎのから揚げとか焼きカブトムシとかはあるようですね。
>>242 イナゴの佃煮は普通に美味い。
あと蜂のから揚げなんかも
じゃなくてGJ。続き楽しみにしてる
オーストラリアでは食用ゴキブ(ry
>>242 gj
GJ!
ルート強奪ワロタw
佐藤良美(以下よっぴー)とあるのに良美になっとる
簡単に黒いとこ見せすぎ
スレの議論は最後の方でかろうじて許されることは承知してますが
早めに議題を提供しておいて、なるたけ多くの人に参加を促したいです。
・みなとソフト新作”君が主で執事が俺で” (略称”がでがで”?)のSSAAはスレ違いになるのか?
意見はいろいろあるとは思いますが、スレ番700ぐらいから始めてもいい議題ではないでしょうか?
定期的に告知していきたいと思います。
新作情報がガセだったら忘れてください。そんな議論いらないという人が多ければ、告知もやめます。
中段の’スレ番’を’レス番’に直して読んでください。
スレ番て…orz
>>249 あくまで「きゃんでぃそふと」SSAAスレだからな。
間違いなくスレ違いだろう。新スレ立てな。
誘導はいいかもしれんがな
スレ違いと言うまでもないだろ
いい歳してんだからそんぐらいわかれよ
先に言っときますがみなとそふとの分もやる気満々です。
中で分けてしまうか、今みたく混在させるかわかりませんが、
別垢取るのも面倒なので同居はまず間違いないかな。
懐の広いとこ見せましたな
乙
さすが中の人のケ○の穴はでかいねー
>>254 乙です
スレタイのほうを変えればスレ違いにもならないし
新しいスレタイ考えるほうがいいんじゃない?
じゃあタカヒロ抜きの飴が新作出した場合の扱いはどうするのん?
タカヒロ作品SSAAスレ
ではどうか。
それはそれこれはこれ
ンッン〜名言だな
みなとそふとはみなとそふとで別スレ立てるべきだろ
それでも保管庫の人が管理してくれるのならいいことだ
別スレになろうと統一スレになろうと私としてはどっちでも問題ないです。
でもみにきす以降のきゃんでぃそふと作品に対して今までと同じように
愛情を注げるか、それはちょっと心配。
ま、どちらにしてもしばらく先の話ですが。
まあ今後の状況次第ってことだね
議論を今するのか後でするのかという
>>249の後の意見はスルーされて
議論されているがこのまま議論でいくの?
266 :
249:2006/09/20(水) 02:32:09 ID:U8UxL1lJ0
>>251〜253その他のいうように当然スレ違いだと思います。
棲み分けも重要だと承知しております。ただ絶対ではないはずです。
私は飴・みなと作品混合SSAスレもありだと考えます。スレ終盤で議論を戦わせることを許してください。
もちろん この考えに固執してるわけではないので、大多数がスレ違いということであれば、諦めます。
いまのところ新スレ立てろという意見多数ですが。
一度俎上に載せさせてください。とりあえず、定期告知はすることにします。
SSAA作り手の方、流れ切ってすみませんでした。
まあいいでない?発売日は春だから気長に待ちましょうよ
今は絶望から希望に昇りつめた気分だよ
個人的にはタカヒロ新作(君が主で執事が俺で)の出来が
姉しよ&つよきすクラスに匹敵するなら迎えいれてもいいんじゃないかとも思う
>>254 保管庫の中の人にもはや
SSAAスレの館長と呼びたいくらいの漢をみた!!
>>267 禿胴
飴の中の人は気に入らないだろうけど俺ら関係ないしな
単純に
きゃんでぃそふと/みなとそふとSSAA
じゃ駄目?
飴がタカヒロ色無くした新作発表したら分割考えるとかじゃマズいですかねー
まだ作品が出たわけでもないんだし、出た時に考えればいいでしょ。
今は楽しく行こうよ。
Have a Pleasant Time!!
>>266 みなとそふとから入った人は何で飴作品と混ざってんのかと不思議に思うんじゃね?
タカヒロが飴から派生した人間とはいえタカヒロが全てというわけじゃないし
みなとそふとのみに興味がある奴が今後必ず現れるだろうから
今のうちにしっかり住み分けしたほうがいい
飴対港という解り易い光景がすぐ浮かぶ
固執してないのなら職人が投下しにくい空気になるんだから議論は終盤まで控えようや
定期告知が何をする気なのかも知らんけどスレ終盤以外じゃやめとけ
まぁ企画立案 制作進行 シナリオ キャスティング全部やってる時点で
タカヒロと白猫がすべての気もするが
>>272 >不思議に思う
それで興味をもってきゃんでぃ作品にも手を出してもらえれば
それこそ願ったりかなったりだよ
>飴対港
それは姉しよ対つよきすでもあり得たけど
住み分ける理由にはならないと思うよ
>議論は終盤まで控えようや
自分の意見出すだけ出してそれ以後の反論封じちゃうのはどうかと思うよ
まあ自分はもう控えるけどねー
そんなことよりサメの話でもしよーぜ!
276 :
249:2006/09/20(水) 22:16:06 ID:U8UxL1lJ0
>>272すみません説明不足でした 定期告知は
100スレごとくらいに終盤にそのような議論をしたいとの旨をつたえ、多くの人の参加を促す告知です。
アリでもよさそうな人も私だけではないようなので、告知はすることにします。
具体的な意見は出さずに、立場表明と終盤に議論をすることへの承諾に限り、
議論を呼び起こさないようにしたつもりでした。すみませんでした。
そんなことよりサメの話でもしよーぜ。してください。ごめんなさい。職人さんカモン
巴×スバル
・・・言ってみただけですよ
普通に格闘トーナメントだと思った
某スレの影響で「普通に○○」という表現を見ると
ムカムカするようになった俺ダルシム
普通にツンデレな素奈緒
ホス
ピタル
普通はわりとって意味、ってNHKで言ってたんだぜ?
議論早いうちにしといたほうがいいんじゃない?
もちろん、議論はこのスレにとって、あくまでおまけだってことはわかるけど
転換期だし、妄想SSもそろそろ出てくるかもしんないし
きっと作り手も投下より議論を優先してくれるはず
わすれてはいけないのは このスレをより良くってこと 現状がベストなら現状維持
なんでこのスレでみなとそふとのネタ扱うどうのこうのやる必要があるんだ?
既にみなとスレ住人が形成され始めてるんだからむこうで勝手に作るだろ
必要はないよ。上のレス見てると少なからず需要はあるわけで
姉しよ・つよきすから移ってくる人も結構いるだろうし、
ここの住民もやる人多そうだし、このスレの活況目的としてもいいんじゃない。
保管庫の人の手間が減るし。
保管庫の人は自分のことは気にしないでいいみたいなこといってたから、全然理由にならないけど
ついでに飴・港SSAAスレとしといても、住人は飴と港が仲良くしてくれることを願っている
という意思表示できていいんじゃない
少なくとも意見が割れてるんなら議論しておいた方がよくね?
>きっと作り手も投下より議論を優先してくれるはず
議論のために投下ができないなんて
本末転倒ってもんだろうがよ。
>住人は飴と港が仲良くしてくれることを願っている
意味がわからない。
俺はあんましみなと好きじゃないんだけどな…
普通につよきすが面白かったから入り浸ってただけで
タカヒロ信者ってわけでもないし。
>>288 わかってるよ。そんなこと
だって擁護するポイントないんだもん。
かといってスレ違いにする点も無いんだけど
スレ名変えればいいだけだし、まとめたらダメだってのもわからない
本末転倒ってのもわかるけど 妄想SSはどこに投下すればいいの?
まぁ要するに議論しておいた方がいいんじゃねってこといいたかっただけ
一点目の論点として。
ようするに、意見の対立があるときは議論せざるを得ないわけだよ。
(A)「議論なんかしなくていい」という意見と、
(B)「議論すべきだ」という意見
に分かれて対立した場合は、当然、議論しなくちゃならんのだ。
二点目の論点として。
どのタイミングで議論すべきか、なのだが。
(A)このスレでの扱いを今すぐに決めておくべき
(B)このスレでの慣習に則り、スレ埋めのタイミングでいい
(C)作品投下時
(D)みなとソフト作品発売直前直後
という4つくらいしか選択肢はないと思う。
「議論をいつ行うべきか」という命題を、あえて「議論は最低、いつまでに行っておかねばならないか」
という命題として解釈し直してみれば答えは(C)だが、SSはともかくAAはできあがるのが早いので議論
する日もそんなに遅くはなるまい。
「議論をいつ行うべきか」という命題を、「いつ議論をしておけば創作意欲が増すか」
という命題として解釈し直してみれば(D)かな。
実際のこのスレの運用としては(B)(C)(D)併用でよいと思う。
今、このスレでもめて議論したとしても、誰かが勝手に作品を作って「みなとSS」スレを立てて投下をはじめたら
このスレでの受け入れ準備など無駄になるのだから、少なくとも最初のみなと作品AAが現れるまでは議論は不要と思う。
三点目の論点として。
みなと作品SSAAをこのスレで扱うかどうかだが。
このスレはきゃんでぃそふとスレでありながらタカヒロスレでもあるので、
スレッドタイトルを変更すれば継続的に扱うことに何の違和感もない。
ただし、実際にみなと作品に準拠したSSAAが現れるまでは議論自体、不要と思う。
そりゃ誰か港スレ立てるでしょう。
タカヒロが絡んでるからってわざわざここでする必要ないと思うよ。
>>289の言うように、皆タカヒロが好きなだけでここに居るわけじゃないだろうしね
>>292 逆にタカヒロ作品がすきでここにきた人もいるだろう。
ここでする必要はないが、しちゃいけない理由も無い。一緒にしてもいいと思ってる人がいるんだから議論がいる
そもそも つよきすSSAAだってここでする必要はなかった。
作品ごとに括るか、ブランドでくくるか、作者でくくるかってとこだろ
黒歴史さえなければここのはずだったんだし
、 ヽ i /
,' / ヽ/「t~~Vヽ {
,'/ \_/ ヽi:':'|
/ ,,--' ヽ\ ヽ:':'} ,,-'~
/ / ,__ヽ |l ト' ,,--'~~
./ / /'  ̄ ̄\i|/ ,/´
~~\ / /ノ / ミ `ヽ~
`r{ / ミ / ,、 ,≡≡, ,,ヽ
`ヽ、{ ミl ヽ,,':-…-〜' ).|
ノ i ,,,,i `'``',三,,,'`~ ヽ、
{ ':': l {: : } , `'~~(~~'} ヽヽ
) :':イ`iヽ: :iヾ:´ 丶 ; | ,, ト:} 逆に考えるんだ
):':':':':|'人 }: :i ,ニ、ヽ, ; |丶ニ .ヽ) 「まだゲーム自体でてないんだから
く ':':':':':i.V'人ト ぇ,-Fテ`,/}}}`f士 ,|´,,_ とりあえずこの問題は棚上げしておこう」
/':':':':':';='ミ\‐-ニ,, ̄-<´{~`ヽ-一ミ,_,';';) そう考えるんだ
~くミ川f,ヾヽ ヾ~ヾヽトシヽ| }': ,〈八彡'';')
>,;;`` ヽ丿川j i川|; :',7ラ公 ,>了
~) 〃ヽヽ` `;ミ,rffッ'ィミ,ヽWiヽミ
ゝ ,,〃ヽヽ``` ``'' ,彡'~\リ}j; fミ
~~`{ ;;`` 彡彡 i 、S`
\_, 三彡/-v'`~
'--‐冖,___,--'
すでに妄想SS投下する気満々です
もう少し素材揃ったら書き始めるよ
250 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/09/24(日) 22:50:53 ID:fb3D7K8J0
105 :はちさん ◆hachi1HAJI :2006/09/23(土) 16:46:41 ID:UuO8uqCy
-――‐ -
/ 丶 `ヽ
/,ィ≠====== X \
///.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l lヘ
/ |/ ,ィ≠=¬i〒==x≧| r=ト、l___
/{ |//:i l | |l | l\ヽ | ヾV|ト ! `》
lハ |i l{_|_j_| :l |l_jィ{弋ヽヽ| |^l|='’
((ハ{{ |ト从 lN___lヽ厶斗允7: |.}j|\
ヾ 小ヘ弋f乏 ┴一'│ |ノ| ヽヽ
〃| lハ , │ | | l│
, -――─ j j-、ヘ ヽ , j: │ | l |
/ -‐/ハヽ } \  ̄ /′ | | l |
/ >く_ /仁jノ∧ }>> 、__ イ / | | l!
/ / //¨/:├-<う'’ ____r1ー─/ | | ヽ>
/ / 〈/ イ|: | :i |.:.:.:.∨∧ :/ j!.│
/ /_/^ヽ-‐ 7 __j /i | /(゚_∧/ 〃 ̄ ヽ、
/ /厂:`ヽ.:.:.\.:.:└┴<オ'/ / i |__l __/.:.:.:.:.:.:.:.:. \
/ / ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: >'´.:.∠// /l |フー'´ ̄ヽ.:.:.:.\.:.:.:.:.:.:.:.:.l
. / / | .:.:.:.:.:.:.:.: /.:(シ/`ヽく__/_/_|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:|
ゝ、 ______|.:.\.:.:.:.:/.:.:.:.:. /ミ三ヲ/=キ必.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.\.:.:∧
/.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.: / //  ̄|!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.\_j\
もうAA来てるし・・・
森羅サマキター!!
まとめサイトも出来てたな
>>296 空白が左側って、使いづらいんだけどな・・・
最近ねぇやは仕事が詰まっているらしく、疲れていた。部屋においてある予定表も黒く塗りつぶされてオフの日がほとんどない状態だった。
どんなに疲れてる?って言葉をかけても、大丈夫、ぜんぜん平気よとしか答えが返って来ない。
だからきっかけがほしくて、相談なら何でも話してもらいたくて、ねぇやを夜の海に連れ出した。
「夜の海ってなんか怖〜い」
ねぇやがしっかり俺に腕にいがみついてくる。まあ、お互い密着を楽しんでるのは置いといて。
「夜だから何も見えないね」
「そうね、もしかしたらそのへんでアベックがいちゃついてるかも」
「あんたは、もう!」
いや、まてよ、それはそれで面白いのでは、今は何にも見えないけどずっと見続ければ段々見えてきて。
神経が視覚に集中する。草むらの中はまだ見えない。しかし変な感じだ、違和感がある。草むらではなく、もっと身近で。
視線を下に落とす。ねぇやの手が円を描くように俺の股間を撫でていた。
「あんたは、なんばしよっとね!!」
「いるかもしれないわよ、こ.こ.ni!」
俺はあわててねぇやの手を振り解いた。ここでそんなことやられたらこっちの理性が持たない。
「もう、誰も見てやしないわよー」
「カメラで撮られたらどうすんだよ」
「私は公認でもいいわよん」
いや、そういう問題じゃないし。それはそれで俺は柊の方でどんな仕打ちをうけるか、たまったもんじゃない。
「ちょっと、まってよぅー。空也ちゃん」
「やだよー。ねぇやが変ないたずらするからー」
「もーしないー」
ぜってい嘘。しかも半分起ってたなんて口が裂けてもいえないし。
「みーみー」
かまってよ光線出してもだめ。こんなとこで馬鹿やってる場合じゃないし、俺はねぇやと距離をとって歩こうとした。
「えい☆」
突然視界がブラックアウトした。顔のところに固い感触がある。血が口の中ににじんでいる。どうやら俺は前のめりに倒れたらしい。
「あら、これしきのことで倒れちゃうなんて情けないわよ、空也ちゃん」
「なにがあったの?」
自分としてもあまりにも理解しがたい状況だった。
「私がさびしいから、おんぶしてもらおうと思って空也ちゃんに飛び乗ったの」
そりゃ無理だよ、ねぇや。だってねぇやはけっこう重いから、いや、発言は控えておく。俺はその場で勢いよく起き上がった。
「きゃ!」
「おんぶなら先に言うでしょ。おんぶじゃなくてボンレスだよ今の!」
「ボンレス?……ボボボボ、ボンレス?、プロレスならまだしもボンレス?、ひっどーい」
「いや! それは、その」
うつぶせの俺の顔のすぐ横にねぇやの二の足があって、頭に浮かんだ単語が出てしまった。しかもすぐ頭上でものすごい殺気を感じる。
俺は一目散に逃げ出した。
「もう、ゆるせない。姉に対する不敬罪よーー! 極刑よー」
「こんなんで不敬罪ならこっちの身が持たないよー」
「まちなさーい!」
「やーだよーだ!」
それから二人は海まで全速力で駆けていった。
「はぁ、はぁ、……」
二人とも久しぶりに走ったので、わき腹とかの激痛でしばらく砂浜にのたうちまわっていた。
「なかなかやるわね、空也ちゃん」
「ねぇやこそ」
もう目の前が海というところまできていて、逃げる場所なんてなかったが、同時に二人も走る気力を失っていた。
「最近のねぇや、素直じゃなさすぎ!」
「なによ、それー!」
「疲れてても、だいじょうぶとか無理してるし」
「無理してなーい」
「そばで見てればわかるんだぞ」
「空也ちゃんがいるから大丈夫よー!」
「それはやせ我慢だー」
「私はふとってなーい!」
「ちがーう!」
俺は起き上がって、ねぇやの方を向いた。
「家族として、あんなに働いてるのに夜中までネットゲームやったり、お菓子食べまくってるのは心配だよ」
「アー、アー、キコエナーィ」
「遅くまで電気つけてて、眠れないし」
「誰が! ネトゲ廃人よー」
「聞こえてんじゃん!」
「じゃあ、 何。私に小学生みたいに早寝早起きを推奨しようってわけ?」
「うん」(あっさり)
「ひっどーい。夜行性の私がそんなことできるわけないでしょー!」
「させる」
「ムーリー」
「最優先事項です」
「えー」
ねぇやはいじけて人差し指でつんつんし始めた。でも俺はこれ以上この人の夜更かしに付き合うことはできない。
そうすればこの人の生活自体が壊れていくかもしれないから。
「私だって、やらなきゃいけないことぐらいわかってるわよ、でも、家族としての空也ちゃんじゃやなのー」
なに?ってことは今ここでムード作れと。かなり無理ディスヨ、ソリェアァラ!
とりあえずぎこちない腕で、後ろからねぇやのことを強く抱きしめた。
二人黙ってしまった。下からの暖かい砂の温度をすごく感じた。やさしい潮騒の音も鳴っている。
失敗だったかな。正直思った。でも今は何も見えない暗闇の中で抱きしめるしかなかった。
「私ね、空也ちゃんがいなくて沖縄でずっとさびしかったのよ」
「うん」
「他人に空也ちゃんどうしたのって言われるたびについていけばよかったって思ったわ」
「うん」
「それから空也ちゃんには柊のお家があって幸せなのかなって思おうとしたの。でもそんな青写真を描くたびに胸が辛くて張り裂けそうになったわ。
ぽえむちゃんも同じだった見たい。やっぱ私たち姉妹ね。正直沖縄とここは近いようでものすごく遠かったわ。地球儀だとあんなだったのに。
でも私は空也ちゃんに会いたいってずっと思ってた。会ってまた暮らしたいって願ってたわ。私たちは誰がなんと言おうと家族だから」
「うん」
「一緒の家に住んでるだけじゃ、家族じゃないのよ。家族だから必ずしも仲がいいってわけでもないし」
「大丈夫、仲のよさならどこの血のつながった家族にも負けないよ」
「そうよ。私は空也ちゃんのことが大好きよ」
「俺だってねぇやのことが大好きだよ」
「でも夜早く寝ろとか言われるの、やー」
「それはそれ、これはこれ」
「朝早く起きろといわれるのもやー」
「じゃあ、朝魚の骨抜いてあげないよ」
「じゃあ、毎晩もっと愛してくれる?」
「いいよ」
なんか俺、今ものすごい約束しなかったか?ねぇやの前に俺が干からびて死んだりするかも。
「そういえば、なんかこの体勢姉としては結構不満なのよね」
「でも、まだこうしていようよ」
「そうね、たまにはこんなのも悪くはないわね」
しばらく江ノ島の薄いシルエットを眺めていた。
「ねえ、空也ちゃん。さっきは悪かったわ」
「なに?急に」
「だから帰りは疲れたからおんぶして!」
「わかったよ。しょうがないなぁ」
結局最後にやせ我慢をするのは俺のほうだった。体持つかな?
おんぶというのは後半戦がものを言うらしい。前半はうまくいくからといって調子に乗ってはいけない。
後半になるにつれて、
「一キロ一キロ、一歩一歩疲れが体をむしばぶっ!」
「こら! 思ってることが口に出てるわよ。空也ちゃん、男の子でしょ!」
おぶる男にも体重が重い場合拒否する権利があると思うけど。
「やっぱこの体勢なのよね。姉と弟は! ずっと抱きしめててあげるわ!、もう離さないわよ☆」
いきなり恥ずかしい台詞を言われて、不覚にも赤面してしまった。
急いでうつむいて、街灯に照らされたコンクリートのタイルを数えながら家に帰った。
その夜、俺は制服姿のねぇやに夜這いされた。
どうやらねぇやは俺の言ったことをまったくもって理解してなかった。
てか同じベッドに寝てるのに夜這いってなんだよー!!
おわり
306 :
ちくわ:2006/09/25(月) 16:33:39 ID:TYjAHats0
声優さんが復活なされてほんとによかったと心からおもいます。
言いたいことはたくさんあるが、「てか」はないだろ
そうですね
gj
>>306まったく
いいことは全然ないが、「てか」はないな
gj
>>306 復活したんなら鳩ねえはみなみおねいさんにやってほしい
レオは三年になって風紀委員長と地獄蝶々を乙女から受け継いだ
去年と比べ乙女の日々の鍛錬により熱血モード六割増し(蟹沢きぬ談)の状態となり
対馬ファミリーや生徒会メンバーと共に日々の学校生活を楽しんでいた。
そして今日は竜鳴館名物の一つ体育武道祭の初日。
レオは明日の格闘トーナメントにスバルと共にエントリーしていた。
レオは本来今年のトーナメントに参加する気は無かったのだが村田に
「対馬、去年は不覚を取ったが今年は負けん。
なにエントリーしないだとふざけるな勝ち逃げは許さんぞ」
と顔を合わせるたびに言われ続けてきたので
しょうがなくエントリーすることになったのだ。
「お前も大変だな、坊主」
「正直あそこまでしつこいとな」
「俺としては洋平ちゃんよりレオと決勝の舞台で戦いたいな」
「勘弁してくれ。俺がスバルに勝てるわけ無いだろ」
「なんだ、今でも毎日乙女さんと鍛錬続けてるんだろ。
この一年でお前ずいぶんとたくましくなったぜ」
「まあ、そうでもしなきゃ乙女さんの後釜として
風紀委員長なんやってられないからな」
そう俺は今でも乙女さんと共に暮らしている
乙女さんの大学は実家からのほうが近かったのだが
俺のことをまだまだ鍛えなければならないらしいので俺の家に残ったのだ。
しかしそれは家族を納得させるための建前であり
本音は俺と離れたくなかっただけだと後で伝えてくれた。
「おいレオ。そろそろ始まるから陣地行こうぜ」
「ああわかった」
「イヨッシャァァやぁぁぁってやるぜーーー!!!!」
「この私がいるからには西軍に敗北は許されないわ」
「うちらの力東軍に見せたろ」
陣地に行くと血気盛んな2-Cの面々が気合を入れていた
「しかし、あいかわらずこのクラスはにぎやかだな」
「お、レオにスバル。お前らも気合入れてけよ。今年も絶対勝つからな」
「フカヒレお前そんなに勝負事に熱くなるタイプだっけ?」
「ふっふっふよくぞ聞いてくれた。実は今年から賭けに優勝する軍を
当てるのも追加されたんだ」
「なるほどな。それでお前は俺たちに頑張ってもらって自分だけ儲かるって寸法か」
「そ、そりゃ俺も頑張るけどよ、やっぱり俺からしたらお前やスバルは頼りになるんだよ」
「まあまあ良いじゃねえかレオ、どの道優勝目指してやるわけだしよ」
「スバル」
「フカヒレ!その代わり優勝したらなんか奢ってもらうぞ」
「ちぇ、わかったよ」
そんなこんなで体育武道祭が始まった。
伊達スバル、男子徒競走一位
「まっ当然だな」
蟹沢きぬ、女子障害物一位
「見たかーーーこれがボクの実力だーー」
イガグリ、ホームラン競争一位
「丸刈り!!去年のカリは返したべ」
西軍は3-Cの活躍もありポイントを稼いでいるが
東軍も村田、西崎さんを中心に西軍より常に上にいた。
「ちくしょークーのやつあいかわらず運動神経良いぜ。徒競走負けちまった」
「おいレオ。次借り物競争だぜ」
「ああわかった」
「ふっ来たか対馬」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「なんだその‘あっやっぱりいたか’という顔は」
「いや、普通思うだろ。お前何種類の競技に出てんだよ」
「無論一人が出れる限界までさ。僕は負けることが大嫌いだ。そして対馬。特にお前にはな」
「だからってわざわざ借り物競争まで出なくていいだろ」
「う、うるさい。とにかく対馬貴様には絶対に負けん」
「そこまで言われたらこっちも全力でやるのが礼儀だな」
「位置についてよーいドン」
「ふっっ」
「おらぁ」
「おっレオのやつ洋平ちゃんと互角だぞ」
「ぶっちぎれーレオー」
「がんばってー対馬君」
2-Cの声援を受けて走った俺は村田と同時に紙までたどり着いた
「僕の紙は・・ちっこれなら探せば何とかいるか。」
「村田の奴は客席に探しに行ったか。俺のは・・こ、これは」
俺はこの時脳裏には一人の人物しか思い浮かばなかった
あいつなら、あいつならきっと館長と祈先生をいや、
この学校すべての人間を納得させることができる。
「フカヒレ!今すぐ俺と来てくれ」
「俺か?よし任しとけレオ」
村田も西崎さんを連れてきたが一目散にフカヒレの元に
向かった俺には後一歩及ばず俺らが先にゴールテープを切った。
「ふむ。それでは紙を審査するぞ」
館長と祈先生が紙を見る。
「合格ですわー。文句のつけようがありません」
「くそ負けたか。対馬お前の紙にはなんて書いてあったんだ見せろ」
村田が俺の紙を凝視する
「ふっこれなら館長も納得するか。対馬この種目は負けたが次は負けん」
村田は捨て大詞を残すと西崎さんと共に戻っていった。
「レオーその紙なんて書いてあるんだ?」
「ああ、それはお前にぴったりの言葉さ」
「じゃあイケメンとか?いやー照れるなーいくら俺ほどの男だからって祈ちゃんもあそこまで
勘違いしてるフカヒレはほっといて俺は陣地へと戻った。
「おいレオ。あの紙本当はなんて書いてあったんだ」
スバルに俺は無言で紙を渡した
紙を受け取り内容を確認したスバルはしかめっ面となった
「そりゃまあその通りだけどよ。躊躇無くフカヒレを連れて行ったお前がすごいわ」
レオがスバルに渡した紙には漢字二文字でこう書かれていた。
「童貞」
どうもはじめて書いたこのSS皆様に楽しんでいただけたら恐縮です。
当然ですがまだ続きがあります。
このまま二日目のドラゴンカップに行くと思いきやまだ一日目が続きます。
次はある球技で勝負させようと思って日々執筆しています。
ちなみに乙女ルート後なので乙女さんも出番があります。
それでは失礼します。
ときどき改行が見づらい気もするけどgj
一年後の話なのに2−Cと間違えて書いてるのを除けば面白いです。
319 :
310:2006/09/25(月) 22:29:17 ID:x9RCtzcr0
言いたいこと が いいこと になってた 訂正
>>316 誤字は読む気を奪う場合もある
一度見直してから投稿するといい
次回に期待
>>309 >>310 gjありがとうございます。今後の励みにしますね。
個人的にはねぇやの底知れない感じが好きです。
なにげに保管庫が更新されてる件について
中の人は「がでがで」派らしいw
千春が酷いことになってて吹いたw
そういえばちょっと前に書いてた
乙女さんとなごみんとカニが
レオを取り合うやつどうなったんだっけ?
>>323 こ れ は 酷 い
ごめん直しました
< とか > はずれるの忘れてた
>>322 君が主で執事が俺で→がでがで→gdgd は
タカヒロが垂らした釣り針にしか見えなかったので素奈緒に食い付きました
素奈緒→素直
orz
名前ネタNG!
流石だよな、中の人
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) 素奈緒が辞書登録なんだろな
( ´_ゝ`) / ⌒i
/ \ | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
第3次スパロボαで対馬ファミリー小隊を作ってみた。
一条輝(VF-1S・Sバルキリー) → レオ(野島健児)
コウ・ウラキ(GP-01フルバーニアン) → フカヒレ
ムウ・ラ・フラガ(エールストライクガンダム) → スバル
ムウをゼクス・マーキス(トールギスV)orガムリン木崎(VF-17Sナイトメア)に変えても可。
カニはいない
>>328 流石兄弟久々に見たwwww
そういやマダムは母者のイメージがある…w
>330
流石スレあるのに・・・
>>222 乙女さん今年もピンチだね。
新戦力は去年の椰子に続いて今年はカニにまで取られるし…
不遇すぎて見てらんないよ…とかいうレオも共犯者。
>>332 確かに先輩はもっと同情されてもいいような…特にマスコミの扱い酷くないか?
でもまぁ、そもそも同情されるような人ではないか、鉄先輩は強いからな。
と蚊帳の外な村崎が言っております。
(流石に応援したくなるわあのザマじゃorz)
>>329 スパロボにスターゲイザーが参戦すれば、村田がストライクノワールに乗って参上するぜ。
多分。
335 :
名無しさん@初回限定:2006/09/27(水) 22:09:42 ID:UqC3HcX60
村田の中の人も人気が出てるよな。タカヒロがファンブックで
特に熱心にやってくれていて感謝してるとか言ってたから
注目してたけど
336 :
名無しさん@初回限定:2006/09/28(木) 09:38:44 ID:nnd6vsSP0
村田の中の人ってスウェンなんですか?初めて知りました!!
改めてつよきす(ゲーム)の男性声優陣の豪華さを思い知りました
スウェンってラグナロク(マイナーライトノベル)の小僧しかしらない
このスレで雑談するんじゃない
村中はローゼンでもえんじゅ(←なぜか変換できない)もやってたんだっけか?
まぁ、スバルやら館長やらフカヒレ辺りから比べるとまだまだヒヨッコだろ
,、 ,、
´「&'^⌒ヾ&フ
/l ノr从从リト、)
ノノvノ゚ ロ゚ノ ))<それはそうと、アニきすは最低だったわね!
(( (とス) ((
く/_|j〉
し'ノ
僻地妖怪カジキ
地方妖怪マグロとは血縁関係らしい。
マダム?
342 :
絆:2006/09/30(土) 18:29:02 ID:8zVai5En0
寄る深い、縁側に座る女と膝枕される男一人。
「もう夏も終わりね」
降りしきる雨の中姉様が呟いた。右手でうちわを仰ぎながら左で俺の頭をなでている。
「もう何度目かしら」
「いや、まだ一回目ですけど」
「そうね、今年は忙しすぎて楽しかったわ」
頬に微笑を浮かべる。ご満悦のご様子だ。
「春はあけぼの、夏は夜、秋は夕暮れ」
「春はくーや、夏もくーや、秋もくーや、冬もくーや」
ちょっと疎ましい表情で姉様が後ろを振り返る。
「ちょっと、よしなさい。海」
やさしい口調で諭した。お姉ちゃんが隣に座る。
「く〜や〜」
「お姉ちゃ〜ん」
ガシッ
なぜだろう身体が勝手に反応してしまう。思いっきりお尻をつねられているのに。
「まったく、しょうがないわね」
「だって私は生まれたときから空也と二つで一つだし〜」
「そんなこと言ってるんじゃないわ、常識の問題よ」
「あ〜、要芽おねえちゃん、ジェラシズム〜」
姉様の強気に対してお姉ちゃんはまったく引こうともしなかった。
「そんなことないわ。あくまで空也はみんなのものよ」
姉様があくまで平和的に所有権を主張した。いや、俺はものと違うんですけど。
「じゃあ、私の部屋で添い寝してもらっていい?」
「可能ならばどうぞ」
「しぼむ〜」
さすが姉様、お姉ちゃんのアタックにも毅然としている。
343 :
絆:2006/09/30(土) 18:29:48 ID:8zVai5En0
しばらくしないうちに姉貴とともねえが居間に集合していた。
「ところで瀬芦里はどうしたの?」
「さっきキャラメルコーンのピーナッツが歯に挟まったとか言って、
台所に来たけど、そういえば見ないな。……心配だな」
「心配なんかする必要ないわよ。巴姉さん。しかも下品な話ね。ドラ猫らしいわ」
「でもさっき高嶺お姉ちゃんのケーキの箱ゴミ箱に捨ててあったよ」
「あんの、ドラ猫! こんど会うときはただじゃおかないわ!」
実はそのケーキは俺とお姉ちゃんでいただきました。おいしかったです。
「あれはこうして、これはああして……」
雑誌を読みながら目が怪しく光っている。ああ、何でこの人は頭の良さをこんな不実な
ことに使うんだよう。脳みそが入る器を間違えたよね。
「なあ、高嶺。明日ぽえむちゃんと買い物行くんだけど、いっしょにいく?」
「いいわ、遠慮しとくわ。二人でどうぞ」
「あう……。そんなこといわずに」
「アタシと行っても面白くないわよ。アタシも忙しいの」
「ご、ごめん。また今度行こうな、高嶺」
「ふん!」
姉貴は面白くなさそうに雑誌のページをめくった。
「ねえ、お姉ちゃん。姉貴がものすごく強がってるよ」
「そうだね〜。これだからツインは」
「そこ 別に髪型関係ないだろ!」
「ふん! ほんと素直じゃないんだから」
お姉ちゃんが姉貴の声をまねした。
「なに! アタシの声で勝手なこと言ってんのよ!」
「やっぱり高嶺。明日一緒に行こう」
ともねえが姉貴の手を握り締めた。
344 :
絆:2006/09/30(土) 18:31:53 ID:8zVai5En0
「いーかーなーい。断じて行かないわよ。アタシは」
「ともねえ。姉貴を無理やり連れてった方がいいかも」
「なに入れ知恵してんのよ、イカ! アンタなんか巨大蟻地獄に食われればいいのよ!」
「悪質な荒らしのため焼きそばチェッカーズは本日を持って終了しました」
「なに、さっきからアタシの声で妙に核心突く発言してんのよ、海!」
「不器用な末っ子の愛情表現として寛大に受け取ってほしいなー」
「末っ子関係ないし! しかもどこに愛情があるのよ!どこに!」
「ここーだよ!ここ」
お姉ちゃんはその場で自分の胸をもみ始めた。もちろん姉貴の神経さかなでられた。
「ああ、もうくぇrtふぁsdf! そこのサイズは関係ないだろ!!」
「そこってどこ? 私はサイズじゃなくて場所のことを言ってるんだよー」
姉貴は自分の髪を掻きむしりながら、泥沼にはまっていく。
「アタシの血のにじむような努力もお前は知らんのかい!」
「ごめんねー。別に巴お姉ちゃんと私で取りすぎちゃったよー」
「なんでアンタがそこであやまんのよー! アタシが惨めじゃないのよー!」
ちょっと姉貴はムキになりかけていた。そろそろお姉ちゃんも引くはず。
「だいたいあのぽえむって餓鬼にむかついてんのに! あんなやつっ!」
その発言に、あたりが静まり返った。だれもそこに火種が飛び火することは思っていなかった。
「ちょっと待って、高嶺。高嶺はぽえむちゃんが嫌いなの?」
ともねえは部屋から出張してきたぬいぐるみを抱きしめた。ちょっと涙目だ。
「いや、それはその、」
「もしかして」
「アタシはまだなんもしてないわよ」
姉貴はただ気まずそうに目を落とし、黙ってしまった。珍しく動揺している。
「ぽえむちゃんはいい子だよ」
345 :
絆:2006/09/30(土) 18:40:58 ID:8zVai5En0
「アタシは……上に膜の張ったコーンポタージュを飲んでる感じだわ」
「高嶺、それ答えになってないよ」
「アタシも、無理に伝わればラッキーとは思ったけどね」
二人とも一度困ると黙ってしまう人だから、長く沈黙は続いた。
それから二人別々に部屋に戻ってしまった。いつのまにか海おねえちゃんもいない。
「心配しなくても大丈夫よ」
「でも」
「いいの。あれがあの二人のペースだから」
「お隣も迷惑かと」
「二人は、私たちが思ってる以上の固い絆でつながっているわ、ただ口には出さないけど」
姉様は静かな声で懐かしそうな顔をした。思わず俺の胸が震えてしまった。
「このまま仲が悪くならないかな?」
「ありえないわ。しばらくはぎくしゃくするけど必ず今までよりも仲良くなるわ、きっと」
「いままでより」
「そう、もうとっくに二人の気持ちに整理はついてるわ。でも口に出すのが下手なのよ。特に高嶺はね」
「姉貴が?」
346 :
絆:2006/09/30(土) 18:41:34 ID:8zVai5En0
姉様はこくりとうなずいて俺を抱き寄せた。かすかに桔梗の花の香りがした。
「高嶺は、昔からよくしゃべる子だったわ。でもいつも本音が言えなくて困ってたわね」
「姉様にも?」
「ええ、悪い言い方だけど私に対して憧れ以外の感情も持ち合わせていたと思うわ。
私もいつも不憫な思いをさせてるんじゃないかと不安だった」
「そういえば姉貴って姉様と同じ学校だっけ?」
「そうよ、くらべられるってことは周りが思っている以上に本人にとってプレッシャーなのよ。
だからいままで何度もつらいことがあったはずだわ」
「なんかそう思うと、姉貴ってたくましいね」
「くすっ、そうね。あなたみたいにとっても素直でがんばりやさんなのよ」
でももうちょっと普段の態度を改めてほしいな。不器用なのにいじめすぎだ。
「糸は一度切れたら、元には戻れないけど、絆は切れても長い時間と気持ちをかければ、今まで以上に強いものになるわ」
「しばらく様子見ってことで」
「ええ、心配ないわ、今までもうまくやってきたし、柊にとって必要な二人なのよ」
「誰か一人欠けたらいやだもんね」
「そう、だから私はあなたを離しはしないわ」
なんか最後は熱烈なラブコールだった。
「結局そこ?」
「だめ?」
二人で腰に腕をかけて軽くキスをした。
終
乙
でもともねえは「なあ」なんて呼びかけない
あぁともねえだったのか
乙
冒頭はやっぱり「夜深い、」のつもりなんだろうなあ・・・
解読に30秒くらい悩んだ
で、この後ツインはねぇねぇにフクロ叩きにされました、と
パァン!!
「ただいまの種目をもって体育武道祭初日を終了とする」
体育武道祭初日が終わった
「ふー。とりあえず初日が終わったな」
今日終わった段階で東軍と西軍はほかの軍を圧倒的に上まっている状況だが
西軍は東軍に負けているので明日巻き返さなくてはならない。
「明日も気が抜けない状況ってわけだ」
「おーいレオー。明日の必勝を願ってカレー食いに行こーぜ」
「普通は勝つにかけてカツを食べないか」
「別にいいだろ。他の奴らも誘ったんだけどさ、まだスバルしか一緒に行く人決まってねーんだよ」
「それは皆遠慮してんだろ。恋人同士二人で行ってくりゃいいだろ」
「う、やっぱりそうなのか」
「ほらな言った通りだろカニ坊主」
「げ、スバル」
「皆俺達のこと思ってくれてんだよ。食べに行くんならさっさと行こうぜ」
「わぁったよ」
「そんじゃなレオ。また明日がんばろうぜ」
「じゃあなレオ」
「ああ、じゃあな」
俺はスバルとカニに別れを言って帰路に着いた。
スバルとカニは去年の十月あたりから付き合い始めたそうだ。
詳しいことは分からなかったが幸せそうなのでとてもよかったと思う
「ただいま乙女さん」
「おかえりレオ」
そして俺たちは軽くキスをする
「っふう。レオ、体育武道祭はどうだった」
「東軍と西軍がほかの軍よりかなり上にいる」
「そうかみんな頑張っているようだな。それじゃレオ、夕食準備しておいたから食べるとするか」
「ありがと、それじゃいただきます」
乙女さんはいろいろあったがこの一年で料理の腕を上げてくれた。
それでも一週間の半分はおにぎりという状況なのでもう少し精進してもらいたい。
「そうだレオ。明日の体育武道祭応援に行くことができそうだ」
「え、本当」
「ああ、格闘トーナメントは村田や伊達が出るのだろ。
日々の鍛錬の成果を見るのにちょうど良いからな」
ははは、やっぱりそう言う事ね。
「もちろん純粋にレオたちの応援もするぞ。
去年私は東軍だったが卒業した今では関係ないからな」
「まあ、乙女さんの応援があれば百人力だよ」
「ふふ嬉しいことを言ってくれるな」
「ごちそうさまでした」
「お風呂沸いているぞ。しっかりと疲れを取って今日は早く休むんだぞ」
「わかった、ありがとう乙女さん」
俺は風呂に入りしっかりと疲れをとる。筋肉痛で明日うごけなかったら話にならないからな
「お風呂あいたよ乙女さん」
「そうか、だが私は少しやることがあるのでもう少し後で入らせてもらう」
「それじゃあ俺寝るから。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
「明日は学園生活最後の体育武道祭か、悔いの残らないよう全力でやるだけだ」
そうしてしばらくして俺は眠りについた
支援なのか?
体育武道祭二日目
「今日もいい天気だな」
「絶好のスポーツ日和ってね」
「でもよー今日予報だと気温七月中旬並だってよ、暑すぎね」
「あきらめろフカヒレ、文句言ってもしょうがねえよ」
「おい、てめえら競技始まるぞ」
「やれやれ、それじゃ行くとしますか」
順調に競技は消化され相変わらず東軍と西軍の一進一退の攻防が続いている
そして残すところあと二種目となった
「次の種目は学年別男女混合球技対決か」
「たしか三年の種目はサッカーだったよな」
ちなみに対戦相手は上位同士の争いをさせるため全学年東軍対西軍になっている。
「この種目勝たら2000億ポイントあるね」
「東軍とのポイントの差はないで」
「ってことは優勝するには最低一勝はしなきゃならねえわけだ」
「言い換えれば、全部の学年すべてが東軍に負ければ優勝は無くなりますわー」
この人はなんでプレッシャーをかけるようなことを言うのかな。
微妙な空気がこの場を支配する。
「あーもう、ようは私たちがサッカーで勝ってドラゴンカップで
対馬君とスバル君どちらかが勝てばいいんでしょう。
皆なんか考えてるけど私たちが戦える種目は
もうこれしかないんだから全力でやるだけの話でしょ」
「エリー」
さすが姫だ、がらっと空気が変わった
「確かに姫の言う通りだな。よし、皆絶対に東軍に勝つぞ!!」
「おおーーーー」
でも俺とスバルにプレッシャーかかるのは考えてないのかな。
「それでは只今からルール説明を行う」
たしかグラウンドの関係上全学年一緒に種目はできないんだよな。
「ルール自体は既存の物と変わらん。
ただし男女混合なので最低女子は四人入れること。
そして特別ルールとしてチームを組むさい誰でもいいので
二人までチームに入れることができる」
「館長それはどういう意味ですか?」
「もちろんそのままの意味だ村田よ。
ほかの軍から連れてくるのもよし。
別の学年からつれてくるのもよし。
そこはお前らの自由だ」
うーん、このルールはかなり重要だな。
「それではルール説明を終了する。皆の健闘を祈る」
「さてそれじゃあチーム編成といきますか」
「とりあえずボクとスバルとレオと姫は決定だよね」
「ちょ、カニっち。サッカー部のうちを抜かすってどういうことや」
「あっわりぃ忘れてた。そんじゃ真名も追加な」
「よし俺も参加するぜ。ここで活躍すればハーレムへの道が開かれる」
「対馬。おらも参加するべ」
「フカヒレとイガグリ追加と」
あとの男子の残りは適当なサッカー部とある程度運動ができる奴で構成した。
「女子の残り一人はどうする」
「よっぴー出場する?」
「い、いいよ私は」
「豆花は?」
「ワタシも遠慮しとくね」
「しょうがないわね。それじゃあ、あの子に頼むか」
「え、姫誰か候補がいるの?」
「もちろん。こういう時のための特別ルールでしょ」
「それで私の所に来たんですか」
その声はあきらかに不機嫌そのものだった。
「そうよなごみん。なごみんの運動能力なら全然大丈夫よ」
「お断りします」
「はや、即答!!」
「私が出る義理なんてありませんから」
「そんなーあんなに生徒会で面倒見てあげてるのに」
「そんな思い出ありませんけど」
「おいココナッツ。てめー先輩がせっかく誘ってやってんだからおとなしく出ろよ!」
「だまれカニ、お前に言われる筋合いは無い。というかむしろセンパイたちと
一緒に私がこいつの面倒見ているような気がするんですが」
まったくもって正論だ
「それに私のほかにももっといい人がいるんじゃないですか」
「ん?ちょっと待て、それは違うぞ椰子」
「センパイ?」
「他にいい人材がいれば姫は間違いなくそっちに行くぞ。
お前のところに来たのは本当にお前を信頼しているからだ」
「で、でも」
「だから頼む椰子。試合に出てくれないか」
これが俺の限界だ。これで了解してくれなければ他の人を探すしかない
「はぁ、わかりました。試合出ます」
「ほんとなごみん」
「はい、あそこまで言われて出なかったら私が悪役になりますら」
「お前はもともと悪役だろこの単子葉類」
「うるさい甲殻類」
そう言うと椰子は思いっきりカニの頬をひっぱる
「うごぉ、へ、へぇめえやめろ」
あいかわずだなこいつらも
こうしてめでたくメンバーも集まり東軍と西軍がコート上に集まる
「ふ、大体予想道理のメンバーと言ったところか」
村田がこちらのメンバーを見て口を開いた
「伊達に対馬、そして女子は姫をはじめとして蟹沢、サッカー部の浦賀、
それにあれはたしか生徒会の。く、女子に関して言えば隙が見当たらないな」
「洋平ちゃんにそこまで言ってもらえるとは、嬉しいね」
「だが、それはこちらも同じことだ」
俺は東軍のメンバーを見た。女子は西崎さんは当然として二人見慣れない人がいる
「あの二人は」
「知ってるの浦賀さん」
「あれ二年のサッカー部員や。ちなみにどっちもポジションディフェンスやで」
「二人ともレギュラー?」
「そうなんや。一年のころからレギュラーでそうとうウマいで」
むむむ、これは不安要素だな。
あともう一人の女子は・・・げっ!あ、あのツインテールは
「対馬あんたには絶対負けないから」
「こ、近衛!?」
「何よその反応は」
「いやちょっとな」
「去年は負けたけど今年は絶対に西軍には負けないわよ・ってなによその同情の眼差しは」
「近衛、お前には真実を話しておこう」
「なによ真実って」
「実は作者はPS2版をやってない。だからお前のキャラをつかめていない」
「まじ。嘘でしょ」
「本当だ。だからお前の出番は正直ほとんど無いと思ったほうがいいぞ」
「っていうかなんでそんなことをわざわざ言うのよアンタは。トサカ来る」
「俺の最大限優しさだ、素直に聞いておいたほうがいいぞ」
「名前ネタ禁止!!!!」
「おい近衛なにやっている、もうすぐ試合始まるぞ」
「ちょ、ちょっと待って村田。まだあいつに言うことが、あーもう対馬試合覚悟しなさいよ」
そう言いながら近衛は村田に引きずられていった
東軍対西軍のコートの周りには報道陣や観客で溢れかえっている
先ほど北軍対南軍のコートを見たらギャラリーはほとんどいなかった
「確かにこっちの試合のほうが見てる分には面白そうだもんな」
実際、当事者になると何が起こるかわからないので怖い
「おいレオ。始まるぜ」
「ん、ああ悪い悪い」
「それでは試合始め!!」
館長の合図によって試合が始まった
「さあみんな行くわよ」
姫にボールが渡り試合が組み立てられる
俺たち西軍の布陣はFWが俺、スバル、浦賀さん
トップ下には姫という超攻撃的フォーメーションだ。
そしてカニとフカヒレは両サイド、椰子はボランチだ。
「さーてどうやって攻めるか・・・ん?」
「こい!おれにもってこい!」
「フカヒレ?」
「まーた調子こいてんなあのやろう」
「でもまあ、始まったばかりだし別にいいか」
姫のパスを受け取るフカヒレ
「フカヒレごときすぐ止めてやれ」
東軍の選手たちフカヒレに襲い掛かる
「ふん!」
だがフカヒレは鮮やかに二人抜いてしまった
「え」
「まじで!」
皆驚いている。当然だろう、だってあのフカヒレだぜ
「お前…フカヒレだろ!?違うのか…!?」
「違うな、俺はスーパーフカヒレだ!!」
「「「「「「「ダサッッッッッッッッ!!!!!!」」」」」」」
ある意味皆の心が一つになった瞬間だった
その隙にフカヒレはシュートレンジに入る
「くらいやがれこれがスーパーフカヒレ様のビックバンアタッ・・ってぎゃー」
「フカヒレ君ふっとばされた!」
フカヒレは女子サッカー部員のタックルでふっとばされた。って実況ノリいいな、チャーリーか?
「まっやっぱりって感じかしら」
「結局はフカヒレだもんね」
「役にたちませんわね」
散々だなフカヒレ、だが同情はしないぞ。
「甘い」
「しまった」
よし、椰子がボールを奪った
「おっしゃぁぁーーココナッツさっさとボールよこせ!ボクの華麗なる個人技見せてやる」
「っち。ほら行くぞカニ、しっかり取れよ!」
椰子から強烈なパスがカニに向かう
「へぶう」
そしてカニの顔面にぶち当たりサイドラインを割ってしまった
「痛ててて、ココナッツてめぇ何様のつもりだあぁん!」
「すいません。カニの身長考えるの忘れてました。普通の人なら胸の高さなんですけどね」
「身体的特徴のこといってんじゃねえよこのダボがぁ!しかも敬語だとさらにむかつくんだよ」
あの二人は試合中でも相変わらずだった
「なあスバル。この試合こんなんで大丈夫だと思うか」
「正直だめかもな」
「「・・・・・・・はぁ」」
>>293そこはいがぐり口調ではなく乙女さん口調でいけよw
_,.-‐'"´  ̄  ̄ ̄` 丶、
_,.-´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::/:::::::::::i:::::::、:::::::::::\:::::::ト:::::::`、
/::::/.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:ハ.:.:、::::::::\::|::::::::::::i す、すまない。
. /.:.:/.:.:..:l:::::::|.:.:.:.:.:.:.l.:.:、.:.:ヽ.:.\.:.:.:弋つ::::::::i
l.:.:.:|.:.:.:.:.!:::::::|.:.:.:.:.:.:.ト、:ト、::::::\::\_\l::::::::l 早合点してしまった。
. l:::::::{:::::::::|ト::::{〉、:::::::.├弋i弋:卞、_:.\つr‐、:::|
l::::::::i:::::::::l K::| {ハ:::ト、:l ヽ{ \〉_,`ト、.\} !::::l 悪かった。
{、::::::l::::::::.ハ从`` \::ヾ ‐==='"´ l::::::`Yノ;:::::l
}ト从 、::::if=='"´ ヾ、 ...::::::::::.. /::::::::::|;;;;;::}::|
\N;ハ..::::::: , i::::::::::::|;;;;::ハノ
|::i、;;ハ. ヽ ノ::/:::|::::|/iハ}
|:i:::;;;;;;;\ r‐=、 /l::i::::::l::Y
|:l.:::;;;;;;;;;:rfヽ. ` ‐’ / /:/:::::/i::|
|:ハ:::f从{ `ニi ´ |//::::::ト|/
}ハ::ハ} }_,.-'"´:_,.} /ノi:/ヽ::|ヘ
__ _,.-≦{´::::::::::::/ ノ l/≦:::::::::::\
/\ ト、:::::::::::::::{ ヽ -‐/:::::::::::::::::::::::::::::>、_
|. Y |ハ.:::::::::::::i /:::::::::::::::::::::::::::,.-‐' / ⌒ヽ
/ } .{ \:::::::::|. /´:::::::::::::::_,.-‐'彡" / |
. / .レ ヾ=ニ≧:|/_,.-─‐‐'"´ ,‐'´ / ト、
/ / /R.Y‐-----‐‐'´ / _,.-─ヘ
./ / ノ⌒/ レ _,.-‐' -'´⌒\
激烈体育武道祭、まだ終わりません!!
正直な話自分は書くのが遅く前に
投稿してから一週間近くたってしまいました。
それでも日々地味に書き続けていますので
楽しみに待っていてくれる人がいたら幸いです。
それでは失礼いたします。
ごめん、とんでもない時に誤爆してしまった。支援
そういや昔読んだな〜。忘れたから保管庫いってくるノシ
あ、追記です。
ポジションは下のような感じで
DF 鮫氷 レオ
イガグリ DF 椰子 姫 伊達
DF カニ 真名
DFは名も無き3-Cの男子たちです
まあ乙
>>○○からの続き
と冒頭にアンカーを入れておくとわかりやすい
とりあえず言わせてくれ
全 部 作 っ て か ら 投 稿 し ろ
じゃあ俺は
>>366の意見に賛成です。
わざわざ前のを探すの面倒だからな
ひとそれぞれペースがあるんだから
そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないかなあ。
>>361 カニの顔面トラップは面白かった。
たとえば20レスを越えるような長編の場合は切ってもいいけど
切ったそれぞれにまとまりがあって、切ったところで
「続きはどうなるんだろう」という気持ちを読み手に持たせるようでないと
ただ切りました、って感じになっちゃっうね
あと、せめてアンカーはつけようよ
確かにそうだなー。
作品自体は悪くないから投稿するときにいろいろ考えたらもっと良くなると思うぞ。
>>361 乙
句読点や感嘆符、文章の切り方、改行の位置などを考えて書くと
読みやすくなってずっと良くなると思うよ
氷もほっときゃ流れるぜ
さめタリホー
カニクロマニオンズ
ナイスハバネロ!
港スレ立ってるんだな
──週刊ドラゴン特別企画! 竜鳴館の有名人たちに個別インタビューしてみよう!
第6弾! 天然巨乳女教師、占いの的中率は100%、『大江山祈』さんです!
大江山祈(以下祈)「よろしくお願いしますわ」
──本日はよろしくお願いします。プ(ry
先に言っときますけどこのインタビューはボランティアですので。
祈「……つまりこういうことですか? このインタビューはノーギャラ……」
──Exactly(そのとおりでございます)。
祈「……このネタ2度目ですけど気に入ったんですか?」
──Exactly(そのとおりでございます)。
祈「どうでもいいですわ。ノーギャラだとわかった時点で私の心は冬模様ですわ……」
──お茶菓子にうまい棒を50本ほど用意しましたけど。
祈「なんでも聞いてくださいな」
土永さん「相変わらず変わり身の速さはフライ級のボクサー並だな、祈よ」
──まあ答えてくれさえすれば細かいことはどうでもいいんですけど。
ところでなんで土永さんがいるんですか? 今日は祈先生の単独インタビューだから邪魔なんですけど。
土永さん「オイオイ小僧、我輩と祈は切っても切れぬ魂の絆でつながれているのだぞ?
それを断ち切ろうなど抜かす輩には、この我輩のあえて刺さらないように鋭く研がない分
硬度と重量を増加させて突くより破壊することを目的とした玄人好みの扱いにくすぎる嘴の研無嘴でつついてくれるぞ?
ちなみにこの研無嘴は使いこなせないとヒヨコの嘴よりも弱いただの飾りみたいなもんだって言うのに
なんだってこの我輩は?」
祈「無駄に長い説明ですわね」
──しかもなんで最後が疑問系?
土永さん「とにかくだ。我輩と祈は一心同体。それを引き離そうとする輩は、臓物をブチ撒けろ!」
──祈先生、なんとか言ってください。
祈「お呼びじゃないですわよカス野郎」
土永さん「紅に染まったこの我輩を慰めるヤツはもういない……」
──あ、血の涙を流しながら飛んでっちゃいましたね。ちょっと言い過ぎたかな?
祈「大丈夫ですわ。おなかが空いたら戻ってくるでしょう」
──そうですか。ならインタビューを始めますか。
えーとではまず……、教師なのに遅刻回数が校内でダントツのトップな件についてですけど。
祈「その件は免責事項ですわ」
──じゃあ次。ミスまつかさの先生の住んでる場所が横浜な件については。
祈「プライバシーに関わることはお答えしませんわ」
──じゃあ、童貞狩りをしている、なんて情報が流れている件について。
祈「ガセですわね」
──PS2版ではルートが消えていた件について。
祈「……なんのことやら理解不能ですわ」
──人気投票でヒロイン枠で最下位だっただけでなく某サブキャラにすら負けていた件について。
祈「……(プチッ)」
土永さん「くぉらぁ小僧! それは禁句だ!」
──のわ痛ぁ!
祈「あら土永さん。もう戻ってきたのですか?」
土永さん「我輩は涙の数だけ強くなれるからな。それより祈よ。この小僧、ちょっと調子に乗りすぎではないか?」
──いや、これは仕事で……。
祈「……そうですわね。先のインタビューを見てもプライバシーに関わることに突っ込んでますし……」
──いやだから仕事……。
祈「問答無用ですわ」
──え? え?
土永さん「くく、こいつ年取ったように見えるぞ。とても10代の若者には見えん」
──あ……? あ……?
祈「質問ですわ……。補習か? 追試か? あててみてくださいな」
──ほ……、補習でカンベンしてください。
祈「NO! NO! NO! NO! NO!」
──つ……追試?
祈「NO! NO! NO! NO! NO!」
──り……りょうほーですかあああ〜。
祈「YES! YES! YES! YES! Y E S !」
──もしかして島流しもですかーッ!?
土永さん「YES! YES! YES! “OH MY GOD”」
──わはははははははははははーーーーーーッ!! 夢だ! 夢だ! バンザイーッ!
祈「あらら、壊れちゃいましたわね」
土永さん「インタビュアーがウィルソン・フィリップス上院議員と化してしまったので我輩が後を引き継ぐぞ。
では、各人からのコメントを見てみよう」
「なんてゆうか苦手なのよね。底がしれないっていうか。だから揉ませてください」(2年・おっぱいは聖域)
「教師なんですからもっとキッチリしてください!」(3年・てっちゃん)
「うーん、ちょっとやりにくいかな」(2年・そろそろツライ季節)
「教師っつーか友達みてーなもんだよ」(2年・自称妖精)
「反面教師」(1年・スカジャン)
「あの胸はかなりのもんだよ」(2年・巨乳好きでブルマ好きで母子相姦好き)
「巨乳ってさ、もはや国宝にしてもいいよね」(2年・931)
「なんか……不思議な人だよね。興味を引かれる……」(2年・ああゆう生き方が理想像)
「あの胸はスゲーべ」(2年・本名不明)
「普段はおもしろいけどネ、授業は厳しいネ」(2年・人気は上です)
「あかん……、また補習やで……」(2年・空気が読めない子)
「授業のレベルは高いですけど、もうちょっとちゃんとしてください」(2年・ルート強奪2)
「遅刻した分は給料から引きますからな」(人外・童貞)
祈「橘さん……お給料を減らすのは……」
土永さん「遅刻ばかりしてるからだ祈は。では最後の一言で締めてもらおう」
祈「……私達は皆運命の奴隷ですわ。しかし私は皆さんが『眠れる奴隷』であることを祈りますわ。
目醒めることで……、何か意味のあることを切り開いていく『眠れる奴隷』であることを……」
土永さん「では、またな」
てなわけで祈ちゃん。サブタイトルは「運命の車輪」。
祈ちゃんは何聞いてもかわしそうなのでそれならいっそ、ってことでネタに走りました。
最近ようやくジョジョ以外のネタも出てくるようになって来ました。
とはいってもジョジョネタが使いやすいんですが。
ウィルソン・フィリップス上院議員と斬ネタが使えたので満足。
次はヒロインズ最後の素奈緒ですね。素奈緒は書きやすいから間を置かずに投下できそうです。
カラオケでは最初に必ず紅を熱唱します。
乙
だがネタがちょっとくどい
ジョジョを重ねすぎだな
オチてないし
このシリーズ好きだけど 今回のはあんまり
祈ちゃん今回の投票結果も同様の結果になりそう
なんせ俺のコメント3つ全てコメント欄でみれるからな
祈スキー orz
競争率低くていいじゃんw
GJ 土永さんの嘴の講釈はちょっとくどいな。
JOJOネタもストレートすぎる。
俺はJOJOネタ大好きだけど、こういうのは「わかるヤツにだけわかってニヤリとできる」
くらいの使い方が最良で、定番オチになってくるとちょっとつらくなってくるのだよ。
辛目の寸評になってすまんが、このシリーズは好きなんで、質のやや落ちるのが混じるのが残念なのだよ。
388 :
382:2006/10/04(水) 12:06:12 ID:05Dr+BEI0
んー、実は投下後、辛目の批評がくるかなー、とは薄々思ってました。
祈ちゃんはヒロインズの中でも異端なので他とは違うようにしようと思った結果がネタに走るだったんです。
ypのときに一切ネタを使わなかった反動がモロに出ちまったっていうのもあり。
まあ何はともあれ反省ですね。
次祈ちゃんメインを書く機会があったらいいものを書けるように精進します。
素菜緒では従来どおり、正統派でやります。
にしても斬ネタはやっぱ扱いにくすぎる・・・。
389 :
名無しさん@初回限定:2006/10/04(水) 12:54:03 ID:/NFy7hHeO
私はつよきすの本編を買ってないのですが、どなたか本編のなごみのHシーンをそのまま書いていただけないでしょうか?
>>1乙と己と巳は似て非なるものだな
.,,--ヘ/ ヽ
/7,,r、 ____ ヽ
/ // / .:;;''';;''''--,ii山,,,-'''~~ ~'';、 ;
´.// ./ //_」.i__ _ :::i `、 .i
. // i /ノ.__| | | ::::!,, .} |
!.i i /.',, ¬ ,= | ,,,, } |
. |.| _i 〕,:iiii;;, | | ヽ. / ,,,,,;;..〕 rT':;,_
..|.| ./ .~| l. '!_!.|ニ=;;_! ./,,,;;;;ヒ二;;;''~^ } レ\i
..|| .l .{` | |l. ^==='' .ト--ノ''~_.'‐ヾ┴'^ | |ノ ./ノ
..|| ヽヽl |! ,, __| ヒ_ニ_/ニ二ニハ..,`;'';_ _.,,,:::' | ヒニ/
. | |`il .!、.-=幵-‐'ヽ. | |:: 7' ―'''- ル .レ'~ !
. | | .ハ.ヽ |.| _,イ. | | ヽ,,,.. /ヽi ヽ
. ! | i .ヽ !_,|i,,;;´,,!ヽ(__)_;;;ii,,,,,,,,,... / ハ ハ N
ノ .! | ハ./////////从ミミミ彡ミュ.リ i. | i\ ヽ
_,! | レ.!, .i 'ー------―'''~~_.i |; | | i ~''\_ヽ
. _,,-'''~/ .| .!''‐_,,;;;;iii彡/iiミミiii;;;,,,_''~,ル"; .| | i ~''
~ ./; ノ / ハ"~ ハン ||| || ;;;~";;;;;;
./ノ / / / ソ ノ | | .,,;;;;;;;;;;;;
// ./ .ノ.〈 ;;;;;;;;;;;;;;;;
././ / ./ .ノ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;
後場繰真下
エライ遅い乙だな
743 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/10/03(火) 16:54:39 ID:qZ7ChSWO0
「もう一人の自分」がいた場合。
カニは、カニと仲良くできるだろうか?
スバルはスバルと仲良くできそうだが。
744 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2006/10/03(火) 17:06:14 ID:w+QC2HEiO
姫とよっぴーは自分が二人いたら互いが互いを蹴落としてそうだな
なごみんはお互い干渉しないので問題なし
乙女さんはお互い一気投合して修業に励む仲に、だがレオは家を飛び出す
フカヒレは二人いた所で何も変わらない、同じ狙った女をナンパしようとして不毛な喧嘩したりする
素奈緒はお互い真面目なので演劇部部長の仕事や手伝いを分担する
多分ヒロインキャラでは乙女さんか素奈緒くらいしか上手く仲良くできないと思う
レオ*2はボトルシップ与えれば無問題
そして、いつしかボトルシップを巡る骨肉の争いが…
骨肉織り成す 奇怪な調べが
時空を飛び越え オレなりの部屋なり
\
-‐  ̄ ヾ 、: .
/: : : :_: :-─┬-))、: : :\
/: : : /: : __ -┘∠_: :ヽ : : \
/: ::::/-‐≠  ̄ 厂 '  ̄\: \:::: 丶
/: : ::::// / / //,. ヾ \_j:::: : .
. /: : ::::::レ / / // / l /i ',:::::: : ',
/: : : :::::/i / / / / ィ/ / ィ ! i刈::::: : : i
/: : : ::::::川 l l ム┴ </从 ノ i l l l j:::::: : : |
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. ′ ! ./r‐--Wヾ┘>一-‐廴レ‐-- 、 >一 、
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ノ/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:└…<:.兀.:≧ ┘:.:.:.:.:.:.:', \.、 マジカルともねえ
CC?
告知です。
スレ終盤にかけて
みなそそふと作品SSAAはこのスレで許容できるかどうか
を議題として議論を行いたいと思います。奮って参加してください。
また、議題に関しての現時点での意識調査を実施します。
1.許容できない。又は、許容すべきでない。
2.どうでもいい。スレの雰囲気に任せる。どちらでもかまわない。
3.許容してもいい。又は、許容すべきだ。
レスの最後に番号を書いてください。ご協力よろしくお願いします。
もちろん、調査に協力するしないは自由です。
コテの人は回答しない方が無難だと思いますが、各自の判断でお願いします。
この調査は、あくまで参考であり、議論の根拠とはなりえません。あしからず。
4.みなとそふと住人が決めればそもそも議論の必要無し
403 :
401:2006/10/09(月) 19:17:17 ID:kIRmUPnE0
議題部分訂正
みなそそふと→みなとそふと 見直したんだけどなぁorz
>>402意識調査なので。仮にみなとSSAAスレが出来たとしても、このスレでの許容は可能です。
可能であるだけですが。よって3択にしました。
>>402 あっちで決めたとして、ここに来ることになって、住人同士で再び議論勃発とか
住人同士ケンカになるのだけは避けたいな……
あっちの住人が別にスレを立てればここではスレ違いになるし
立てなければここでやればいいと思う
みなとスレが経つのは、まあ時間の問題だろうから分ければいい
問題は、公式、半公式でクロスが出てきたときだな。
既にクロスされていた罠
メーカーで区分する必要もないし、タカヒロで区分する必要もない
どっちも取り込んだらいい
すでにps2つよきす〜みにきすの流れがある以上、非タカヒロきゃんでぃそふと作品
が今後現れたときにも受け入れられるスレタイにしておけばよかろう
【タカヒロ】きゃんでぃそふと・みなとそふとSSAAスレ14【雪月陽花】
「姉、ちゃんとしようよ」「つよきす」「君が主で執事が俺で」「みにきす」
と、それらのクロスしたSS&AAネタ投稿スレッドです。
★保管庫
きゃんでぃそふと SS&AA保管庫 (過去ログも保管)
ttp://yellow.ribbon.to/~nechan2/
──週刊ドラゴン特別企画! 竜鳴館の有名人たちに個別インタビューしてみよう!
第7弾! 正統派ツンデレ、ツインテールオブジャスティス、『近衛素奈緒』さんです!
近衛素奈緒(以下素奈緒)「よろしくお願いします!」
──本日はよろしくお願いします。プ(ry
ではサクサクっと質問していきましょう。
えー、演劇部部長を務めている近衛さん。先の大会ではいい成績を残せたようで。
素奈緒「はい、部のみんなが頑張ってくれているので。これに慢心しないで更なる躍進を目指したいです!」
──おおー、気合入ってますねえ。
素奈緒「乙女は気合が肝心ですから! 鉄先輩もそう言ってました!」
──でも気合入りすぎじゃあないんですか?
素奈緒「え?」
──『近衛は一人で突っ走りすぎて周りが見えなくなった挙句自爆することがある』なんて
対馬レオさんが言ってましたから。
素奈緒「うぐ、あのヤロ〜! 大丈夫です! 同じ轍は踏みませんから!」
──ってことは実際そういう失敗があったんですね。
素奈緒「あ……。ま、まあ、確かにありましたけど……、けど同じ轍は絶対に踏みません!」
──『そう言って結局突っ走って自爆するのが近衛』って対馬レオさんが言ってましたけど。
素奈緒「うぐぐぐ、アイツトサカ来るぅぅぅ〜! 大丈夫です! 大丈夫ったら大丈夫です!」
──そうですか、ならいいですけど。あ、水どうぞ。
素奈緒「あ、どうも。んぐんぐんぐ……、ぷはぁ」
──ワイルドな飲み方ですねえ。落ち着いたところで次の質問行きましょうか。
素奈緒「ちょっとその前に! なんでアイツの名前が出てくるんですか!?」
──アイツといいますと?
素奈緒「だ、だから、対馬、ですよ」
──ああ、取材協力を頼みましたから。同じ中学だったんでしょう?
素奈緒「そ、そうですけど……、なんでアイツに……ブツブツ」
──じゃ、質問を続けますよ。近衛さんの気合の源は?
素奈緒「それはモチロン毎日のピーナッツバターパンと豆乳です!」
──なるほど。対馬さんからの情報通りですねえ。
素奈緒「ま、またアイツ……」
──尊敬する人は?
素奈緒「鉄先輩です! 乙女の見本です!」
──ほうほう。対馬さんの言った通りですねえ。
素奈緒「うぐ、また……」
──2−Aでは美少女(だが口煩さがそれを相殺しまくっている)と評判の近衛さん。
彼氏とかいないんですか?
素奈緒「え、あ、いや、そういうのは……」
──じゃあ、好みのタイプは?
素奈緒「え? え、えっと……その……」
──……対馬さん、とか?
素奈緒「な、ななななななななななななななな何を言ってるのよ!
そそそそそそそそそそそそそそそんなことあるわけ無いでしょう!?」
──ものすごいオーバーリアクションですね。
素奈緒「あ……、い、いや……その……。っていうか! さっきからなんでいちいち対馬の名前を出すのよ!?」
──それは対馬さんの名前を出すたびにアナタの顔が赤くなっていくからですよ。
素奈緒「え……!? ウソ!?」(と言って鏡を見る)
──ええ、ウソですよ。マヌケは見つかりましたがね。
素奈緒「!!! 畜生〜!!!」
──アナタは次に『ぐうう〜〜! トサカに来る〜〜〜〜!!!』と言う。
素奈緒「ぐうう〜〜! トサカに来る〜〜〜〜!!! ……ハッ!?
……って! なんでノッちゃうのよアタシは〜〜〜!!!」
──近衛素奈緒・所持スキル『ツッコミ』『ノリツッコミ』『セルフツッコミ』
素奈緒「勝手に人に妙なスキルを持たせるな!」
──元気ですねえ。……にしても西崎さんの言った通りだな。
素奈緒「ハ? 紀子がなんて言ってたのよ」
──当初取材協力は2−Aに人に頼もうとしたんですけどね。
『ナオのことはつしまくんにきいたほうがいい』『ナオにきくときはつしまくんをからませるとおもしろい』と。
素奈緒「の〜り〜こ〜!!!」
──では各人のコメントを見ていきましょうかね。
「誰だっけ? ああ、あのツインテール。からかうと必死で面白いわね」(2年・コイツの胸には興味は無い!)
「ナオちゃん、胸のサイズが平均より下で魅力が無いのを気にしてるようだけど、
そんなことは無いから大丈夫だよぅ」(2年・仲良しですよ?)
「可愛い後輩だな。気合も入っていて実に乙女らしくていいぞ」(3年・乙女の見本)
「近衛ねえ。レオもどうかとは思うけど、あそこまでウルセーのもなあ」(2年・僻地妖怪カジキ)
「近衛先輩ですか。口煩そうですね」(1年・B87)
「近衛か。いい女だと思うけどねえ。英語にするとグッドガール」(2年・背中を任せられる男)
「しっかりしすぎというか、話すとつまらなそーだよな。あんま胸もないし。ってことで俺はパス」(2年・ドブメガネ)
「2−Aのヤツは気に喰わへん」(2年・空気読めない子)
「ウチの屋台に来てくれたネ」(2年・ピーナッツバターラーメンあります)
「胸は無いけど、セクスィーな生足は魅力だべ」(2年・丸刈とはライバル)
「口煩いが、なんだかんだでいいやつなんだよな」(2年・リチャード)
「すなおじゃ、ないな!」(2年・天然悪女)
「鉄さんに似て口煩いから苦手ですわー」(教員・B90つよきす内最高値)
「トサカもねぇくせにトサカに来るなんて使うんじゃねぇ! まさにトサカに来るぜ、あぁん!?」(鳥類・永遠のライバル?)
「演劇部では優秀な成績を残してくれたな。更なる精進を期待する」(人外・竜鳴館は文化系はどうなんだろ)
「いつでも突っ走ってやがるなあ……。……フォロー、してやらないとな……」(2年・結局テンションに流されます)
素奈緒「うぐ、アタシだって好きでこんな胸してるわけじゃ……」(←と、胸を触りながら言っている)
──ハイハイ、最後の一言お願いします。ヒロインズの最後ですし、ビシッと決めてくださいな。
素奈緒「オ、オホン。人間結果だけを求めてると本当に大切な真実を見失うわ。そしてやる気も失せていく。
大切なのは真実に向かおうとする意思。そしてその意思さえあれば何度でも立ち上がれる。
そして、いつかはたどり着く。向かい続けているのだから、ね……。……そうでしょ、対馬……」
──今日はありがとうございました。
そんなわけで素奈緒とレオの誕生日です。ハッピーバースデー。
サブタイトルは説明せんでいいでしょうが「強い心」。
ypのコメントは我ながら言い出来だと思います。
次はサブキャラズに入ります。なぜかイガグリを予定。
みなと作品に関しては1つのほうが面倒が少ないんじゃないっすかね。
問題が出るようなら分ければいいし。
おもろいw gj yp黒いなあw
GJ!!!よく読めていい。そっか今日誕生日だったな
PS盤やってみようかなぁ
訂正
よく読めていい→テンポよく読めていい
乙
まだ続くのね
よっぴーがわざとらしすぎる
次はフカヒレかな・・・
>>413 2本3本は面白かったが、ここまで同じパターンが続くと正直飽きる
同じインタビュー形式でも何か違うパターンが欲しいところ
無理矢理すぎるジョジョは痛い
>>421 同意はする
けど最近投下の少ない中で定期的に書いてくれる413はGJ
でもいきなり皮っても
わかんないけどね
飽きてないよ〜読み手に従っちゃダメだよ〜
おもしろく読めてるから気にしちゃダメだよ〜
>>422すなおのは祈ほど無理してないと思うがな>JOJO
十分面白いからシリーズ続行希望
ただし、ワンパターンだとクレクレ厨から不満が出るので
どうしても後から出す分はそれなりの個性が必要になってくるわな
2ちゃんというツールで投下する以上、これも避けては通れない問題だ
>>222 乙女さん今年もまた…
ほんと毎年引き立て役だなぁ…
パリーグの連中はお姉ちゃんに感謝するんだぞ。
つまりなごみんはやはり1番だと
人気投票でも1位だといいオチなんだが
しかし
>>222のやつホント上手いなぁw
野球を見る目が変わったよ。
よっぴーvsなごみんか。
D-ypを発動させないうちに勝負をつけたいとこか?
ypが上手だが、なごみんファンの応援には凄まじいものを感じる
あの乙女さんでさえなごみんファンの応援に気圧されてたもんな。
お姉ちゃん意外と打たれ弱いからな…みてらんなかったぜ (´・ω・)
今、乙女さんとなごみんがスタンド化してJOJO3の承太郎VSダービー弟
みたいな野球をやってる幻影が見えたわけだが
そろそろこの雑談もSS化されなければスレ違いだな
もしかして執行部でエポック社の野球盤やるのか?
出塁中のランナーに殺人打方が・・・
公式サイトのつよきすシチュエーション募集の最終選考まで残ったけど
落選しますた…
残念
知らせキタのは9月末ですけど
>>435おう、すごいやん。
落選したんやったらどんなネタか知らんがSS化しようじゃまいか。
自分で書くの?
>>436 (企画原文)
竜鳴館文化祭において、ミス竜鳴コンテストが開催されようとしていたが、今年は一風違った企画として、「イメチェンコンテスト」が開かれる事になった。
出場者は、きぬ、乙女、エリカ、良美、なごみ、素奈緒……と美人ぞろい。
他には紀子、豆花、真名など他多数が出場する。
優勝者にはドラゴンチケットが3枚も進呈されるのだ。
髪型を変えたり、イメージと違った服装をしてみたり、彼女達は試行錯誤して当日を迎える事になる。
(コンセプトとしては、ファンサービスに近い)
…
欠点は「絵」に頼ることになる事か。
ノベルやドラマCDじゃビジュアルで表現しづらいからかねえ。
アイデアを出すのは得意だけど構成する能力がないorz
それはここで磨けばいいと思うよ
>>437 どうしても、一枚絵だけでなくキャラ立ち絵からかえなきゃならんと思うぞ、その企画
やっぱり、スタッフが抜けている状況だとそのネタはファンディスクでは通らんと思うぞ
面白いとは思うけどな
見た目なんかは、逆に文章の方が無理が利くから試しに一人分だけでも書いてみれば
>>437 姫や乙女さんのように「校内で広くイメージが定着している人」でないと
イメージチェンジなのかどうかわからないからね
ゲームをプレイしてる人間には確固たるイメージがあっても
それがゲーム世界の中でも通用しているかというとまた別なわけで
素奈緒は演劇部の部長だからほかの人には逆のイメージが付いてそうだな
ほどいてみたカニ
横結びにしてみた乙女さん
ショートななごみん
ツインテールにしてみた姫
ストレートロングのよっぴー
ポニーにしてみた素奈緒…
そして誰が誰だか見分けられないレオ
しかし、目隠ししておっぱいの感触だけで全員誰か当ててしまうレオ
それ姫
姫「えーっと・・・この適度なもみ心地・・・うん、よっぴーね
ふむ・・・・カニっちにしてはやわらかすぎる。。。しかし・・・・えーっと、演劇部の部長かな?
この素晴らしい弾力はなごみんね、間違いない。
あ、これは簡単。カニっち一択、まな板乙
・・・・・・・・に、に、に・・・に・・・しざきさんだっけ?名前忘れちゃった。
こ、この感触は!この大きさでありながら垂れないこの不思議おっぱいは!祈先生ね!」
スバル「すげぇな、いまんとこ全問正解だぜ。ていうか祈ちゃんのまで触ってんのか姫は」
豆花「流石竜鳴館一のおっぱい星人、伊達じゃないネ」
フカヒレ「テラウラヤマシス・・・」
乙女「しかし・・次はどうかな・・・」
姫「・・・こ、この感触は・・・ば、ばかな!私が障ったことのないオッパイがあるなんて!」
レオ「残念、それはわたしのおいなりs・・・・ちにゃ」
ごめん、無理でした
よくレオ引き受けたな
握りつぶされるぞ…w
いや、それより姫におっぱいと錯覚させる
レオのおいなりさんはどんなんだ
うわぁ…レオのおいなりさん、あったかいナリ……
僕の息子が潰された
そういうのはフカヒレの役どころだろう
いやいや。姫にタマ握られるなんて快感フカヒレは味わえない
俺やると言った瞬間、スバルに蹴り上げられて悶絶するのがふかひれ
人気投票1位記念のなごみんSSマダー?
ってかトンファーがあんなに上にいるのがびっくりだ
なかの人がおなj(ry
458 :
名無しさん@初回限定:2006/10/21(土) 21:48:42 ID:+nLoZSep0
なごみん一位とったのにypに負けたな 鬼神井端
下げ忘れごめん
なんでく〜があんなに低いのよ
ありえんだろ
今日は土曜日。乙女さんも帰省していて、なごみが家にやって来た。
俺達はリビングでお茶していた。
「公式HPの人気投票1位だったんだってな! おめでとう」
「そんなの嬉しくないですよ…」
「嬉しくないって…お前。他作品のキャラとか姫とかを抑えたんだぜ?
彼氏として鼻が高いよ」
俺は褒めてるつもりなんだけど、なごみはプイっとそっぽを向いてしまった。
「"線の外側"の人間のなかで1位になんかなりたくありません。キモイです」
「人気があるのはいい事なんじゃないのか?」
「良い事なんかじゃありません!」
珍しく顔を真っ赤にしてちょっと怒っていた。まあ、周りに誰もいないからだろうけど。
「私は……"センパイだけの1位"でいればそれでいいんです…」
怒ったかと思ったら次は俺の胸に顔を埋めてきた。
俺はそっとなごみを抱きしめた。
「そんじゃあ俺の1位の可愛いにゃごみにはご褒美あげちゃおうっかなあ〜?」
「え? なんですか?(わくわく)」
「それはだな…」
「――んんっ!?」
俺は強引にキス攻撃。
強引に押し倒し、「俺のプレゼント」攻撃が始まろうとしていた。
……
「忘れ物を取りに来たらこれか。慣れってものは恐ろしいものだ…。
平気でいる私自身が恐い…」
さっき乙女さんが帰ってきてた気がしたけど、気のせいか?
〜おしまい〜
462 :
TAC:2006/10/23(月) 01:05:07 ID:TvTfvA8z0
なごみさん人気投票1位記念SS。
なごみのキャラが違う気がしますが、ご容赦ください。
もう少し別のプレゼントはないのか?w JOB
乙女さーんw
465 :
メカニカ:2006/10/23(月) 16:36:38 ID:Vp1MK/yg0
「おーい、レオーあけろー」
カニが何度も窓をたたいてうるさい。入れるのはいやだが凍死されても困るのでいれてやることにした。
なんて俺は慈悲深いいいやつなのかと感心してしまう。
「あー。さみーっての! 半そでじゃ無理だよ」
「いつまで半そででいる気だよ。 もう11月だぞ」
カニが自分の体をさすりながら、震えた声を出す。腹見えてますけど、もうちょっと女の子らしくしたらどうですか?
「衣替えがめんどいんだよぉ! まあ、困ったらレオの借りればいいし」
「ちょ、おま。なんか俺の秋服がないと思ったら」
「うん、僕の寝巻きにちょうどよかったから借りた。まあボクも一緒に選んでるわけだから
所有権を主張してもぜんぜん問題ないじゃん」
「まて、ひとのもの勝手にかりたらめーなの」
「あそ。ほんじゃ、今着てるから返すよ」
そういって服を脱ぎ始めた。そのとき俺はあわてた。初めてみる女の体がカニという事実は絶対にいやだった。
「お前待て」
「じゃーん。なに?ボクがこれ一枚しか着てないと思った?おい坊主、あおいなあ」
カニが俺のほほをつんつんしながら、からかっている。正直見たくなかったから取り押さえようとしたのに。なんか急に気持ちが冷め始めた。
「真剣にお願いすればレオくらいなら見せてやってもいいぜ」
「いや、いいよ」
「んだと、こらー!!てめぇ! そこは俺だけ?とか赤面するとか何とかして場をもたせろや!」
「しらんよ、そんなの。 早く服着ろ」
たんすの中のトレーナーをカニに投げつけた。もちろん汚されていいやつ。
なんのプライドもなくカニはそれを着用した。
「ていうかレオさー、家で虐待を受けているボクに対してやさしくないよね」
「お前のせいで俺がドンだけ苦労してるか知ってんの?しかもお前が家で虐待されている事実はない」
466 :
メカニカ:2006/10/23(月) 16:37:38 ID:Vp1MK/yg0
「あるね、第一衣替え手伝ってくれんないじゃん。あと、このまえ出前でそば食ったときに
勝手にざるそばにさせられて、しかも一番上ののりの部分母親に食われたんだぜ。
どーよ、これ!だから腹いせにつゆをざるそばにかけてかけそばにして食ってやったぜ」
「お前今、自分で自分の器の小ささを露呈したな」
「ちくしょー! 人の唯一の楽しみを奪いやがってぇ!」
もはや俺の話など聞いていない。さっきから俺の枕が縦横飛び交っている。
「思い出した。この前もうなぎのときに、うなぎが足らないからって
ボクのどんぶりだけ半分がはんぺんで埋まってたんだぜ。食感が近いからとかいっちゃってさ、信じられるかよ」
「なんだよ、それでうなぎだけ食ったのか?」
「ううん。それがさぁ、たれ掛けたら味がクリソツでさあ、びっくりしたよ。まあ、くやしいは悔しかったけど」
こいつ馬鹿だと思ってたけど、やはり頭だけじゃなかったんだな、こいつには絶対に料理をさせんとちかった。
「だからさ、明日からボクとレオとスバルで交代交代で晩飯作ろうぜ」
「は?」
「材料はうちとレオンんちの冷蔵庫と買い足しで何とかなりそうだしさ。スバルにもokもらってるし」
「俺はきいてないぞ!」
「スバルが断るわけねえじゃん。けっこう乗り気だったぜ」
スバルを利用すろなんてわりぃ奴だ。おらぜってい許さねぇぞ!
まあ、でもこれで三人で食べれるならそれもいいかな。一人で食べるとなんとなくさびしいし。
「さっそく明日はボクの当番ですよ、たのしみだなぁ〜、なにつくろうかなぁ〜」
でもなんとなく不安なわけで、食えるかどうか心配なわけです。
467 :
メカニカ:2006/10/23(月) 16:39:31 ID:Vp1MK/yg0
翌日午後8時
「じゃあ、いただきま〜す」
「ちょっと待とうか」
カニがあげたてのから揚げに手をつけようとした瞬間、手で割り箸をつかんだ。
「待とうかじゃねぇ〜よ! なに人の箸を手づかみしてんのさ。泣いてわびろや!」
「ここへ来たときにスバルが料理を作り終えていて正直どう思った?」
「え、それは正直にスバルえらいなと」
「お前当番だろ」
「まあ、レオ。そんなにおこんなよ、いつもと変わらずオレが作ってんだからさ」
「俺は失意と憤りを禁じえないわけですよ」
「カニのそれは今に始まったことじゃない。さあ、子蟹ちゃんさめないうちにくっていいぞ」
「おお。サンキューー!スバル。やっぱ持つべきものは友だちだぜ」
俺のむかつきをよそにカニは夕飯をがつがつ食べ始めた。
「スバルがカニにだけ妙にやさしい件について」
「まあ、これも愛情のひとつだ」
「?」
「まあ、どんな風に捕らえてもかまわないぜ」
それからスバルはとたんにしゃべらなくなった。このとき俺はスバルの真意を読み解こうとはしなかった。
いや気づきもしなかった。これから始まる微妙な三角関係を誰も……。
それは松笠のろ、呂布がこの部屋に攻め込む5分前の出来事だった。
終わり
>>465 誤字があったり漢字変換が足りない感じがして微妙かな。
投下する意志は認めるけど、もうちょい確認をしたほうがいいかな。
ネタは嫌いじゃないから次回に期待してます
>>467 GJ!
やっぱカニSSは癒されますたい(*´ω`)
ここは竜鳴館の海が見える大食堂。
その場所を貸しきって、あるパーティーが始まろうとしていた…
『えー、今回の司会進行役を任されることになりました、シャーク鮫氷です』
「ひっこめー」
『うるせぇ! …ゲフン。
さて先日、某所にて行われた人気投票にて、我々の仲間が見事1位の栄光を勝ち取りました!
それでは早速、今日の主役を紹介しましょう!
竜鳴館1年・椰子なごみさん! どうぞ壇上へ!』
フカヒレの紹介の後に、椰子がめんどくさそうに現れた。
ライトアップも本当に迷惑らしい。
明らかに嫌そうな顔をして壇上に上がり、そしてマイクの前で一言。
『こんなことされても迷惑なんですけど』
……しーん……
一瞬にしてこの場が凍り付いてしまった。 我が恋人ながら、なんつーことするんだよ。
すると、カニがずかずかと壇上に乗り込んできた。
『オイコラ、空気ぐれー読めよ! こんなとこであんな挨拶するの、あとはマナぐれーだぞ!』
「ちょっと待てやカニっち! ウチかてさすがにそこまでいかへんわい!」
「そうは思えないのが、マナの悲しいところネ」
豆花さんがやれやれという顔をした。
『こんなところで喧嘩をふっかけてくるお前もお前だがな』
『なんだとー! ふ、ふぁなせー!』
『ククク、相変わらずよく伸びるな』
マーベラス蟹沢が炸裂し、周りがなんとも言いがたい空気に包まれてしまった。
何もこんな時にやらなくてもいいのに…
『え、えっと、それではささやかながら料理を用意しておりますので、皆様存分にお楽しみください』
半ば無理矢理に進めようとするフカヒレ。 まぁ、仕方がないのかもしれないが。
「しょうがないな…カニをひっぺがえしてくるよ、姫」
「そうしてちょうだい。 まったく、カニっちにも困ったものねぇ」
肉を持て行って説得すると、ようやくカニも落ち着いたようだ。
食料をやっておけば静かにしてるから、今はこれでいいだろう。
ちょっとなごみのじと目が気になる。
「海軍カレーはコチラデース!」
「中国4000年の歴史、たっぷりと堪能するネー!」
「俺からはスタミナたっぷりのバーベキュースペシャルだ! 遠慮せずにたっぷり食えよ!」
「おにぎりはここだぞー! 中身は食べてからのお楽しみだ!」
何故に乙女さんがこのラインナップに参加しているのかは甚だ疑問だが、意外と人気があるらしい。
やはり日本人は米が大好きなようだ。
俺はスバルのところから串を2本持って、なごみのところへ行った。
「まったく…いちいちこんなことをするなんて、迷惑です」
「そういうなよ、なごみ。 ほら、見ろよ。 お前のためにこんなに集まってくれたんだぞ」
「でも…あたしは、センパイだけに祝ってほしかった…」
「そっか…だったら、後で二人だけでやろう。 な?」
「は、はい!」
「よし、今は楽しもうぜ!」
なごみの手を引っ張って、俺はみんなのところへ行った。
みんなからなごみに様々なお祝いの言葉が投げかけられる。
次第になごみの表情も穏やかになってきた。
なんだかんだ言って、心の底のほうでは嬉しいんじゃないかな。
支援
『えー、それでは今回の人気投票で2位と3位に入りました鉄乙女さんと近衛素奈緒さんより、
お祝いの言葉があります』
パーティーが中間ぐらいになったところで、次のイベントが始まった。
なごみは既に壇上にいた。
佐藤さんに促されて、まずは近衛が壇上に現れた。
『あー、テステス…コホン。 今回は椰子さん、おめでとうございます。
残念ながらアタシは3位でしたが、今回の結果をバネにして、さらに上を目指すつもりです』
こんなカンジで延々と真面目な言葉がずらずらと続いた。
さすがに一部はうんざりしたような顔をするようになってしまったが…
「ナオちゃん、そろそろ…」
『え? あ、ごめんなさい。 なんだか堅苦しいことを…そ、それではこれで終わります』
そして乙女さんの番に回ってきた。
『椰子、本当におめでとう。 上級生たる私が2位に甘んじる結果となってしまったが…
これも勝負の世界だ、仕方がない。 それよりも、私は嬉しいぞ。
これならば安心してレオを任せてやれるというものだ』
「ちょ、ちょっと乙女さん!」
う、何だか刺々しい視線がいくつか…
その後も乙女さんは俺のことについての使用上の注意(のようなもの)を語り始めた。
その間ずっと俺は嫌な気配を……特に佐藤さんから発せられていたのは気のせいか?
『えー、それではみなさん、3人に盛大な拍手を!』
金銀銅の3人がみんなの拍手に包まれ、退場していったのだった。
その後もパーティーがお開きになるまで、どんちゃん騒ぎが続いた。
館長も、のどかママも、みんなが椰子を祝うために集まってくれて…
なごみは本当に幸せ者だぜ。
「あ、あの…センパイ……後で二人で…」
「ああ、わかってるって。 …今夜は寝かさないからな?」
「は、はいっ!」
「ところで姫、こんな変なものを見つけたんだが」
「ナメンジャ、ナイワヨ」
「なにかしら、これ?」
「さぁ…私には見当がつかないんだが…」
「う〜、みんなで楽しそうにしてる〜」
「こっちのことなんて、まるで気にしてないわね…まったく」
「本当にけしからんですよねー、お姉様」
「まさか我らがエースのモエが4位になっちゃうなんてねー」
「あぅ、でも私はこれでいいよ。 みんなと仲良くできれば…」
「何言ってるの、巴ちゃん! これはワタシ達の受けた屈辱なのよ!?」
「そこまで言う事はないと思うけど…ちょっと羨ましい……」
「そーよ! これはもう徹底抗戦しかないわ!」
「た、高嶺まで…」
「皆の者」
「お、ひなのん」
「確かにともえは4位に甘んじる結果となった…しかし!
これは敗北を意味するのか!? 否! 始まりなのだ!」
「そうだそうだ!」
「皆が愛してくれたともえは敗れた! 何故だ!?」
「それはトモちゃんが甘いからじゃない?」
「悲しみを怒りに変えて、立てよお主達よ! ともえはお主達の力を欲しているのだ!」
「「オオォー!!」」
「あぅ、別に欲しくは…」
「ジーク、巴! ジーク、巴!」
「あうぅ…」
「…お姉ちゃん達、何やってるんだ? いるかちゃんや透子さんまで混じって…」
475 :
シンイチ:2006/10/23(月) 23:19:50 ID:R5C9NCsT0
久々の登場となりました(いつもだけど)。
とにかくなごみんおめでとう。
さて、次の投下はいつになるやら…
476 :
シンイチ:2006/10/23(月) 23:22:12 ID:R5C9NCsT0
よく見るとところどころで『なごみ』と書くべきところを間違えてる…
反省。
あからさまな議連の演説にちょっと違和感。
ひなのんよりはかにゃめの方がやりそうな気がする。
>>475 ガンダムネタわかんないので、普通に楽しみました。
ガンダムに手を伸ばすと帰って来れない気がする。きっと面白いんだろうけどなー
GJ!です
GJ! 重箱の隅だが気になったので
×ひっぺがえす
○引き剥がす>引っぱがす>ひっぺがす
*設定はカニエンドです。嫌な人は注意*
フカヒレ(以下フ)「(はぁーあ、郵便の配達なんて面倒だなぁ)」
子供(以下子)「ゆうびんのおじちゃん」
フ「(早く帰ってマルブちゃんとデートしたいぜ(←ギャルゲーの話))」
子「ゆうびんのおじちゃんってば!」
フ「だーれが、おじちゃんかぁ!」
フ「俺はなぁ『大きな声で、下品な女だ』とか言っちゃうくらいピュアな青年なんだぞぉ」
子「これ、とどけて」
フ「手紙?いいかクソガキ、手紙ってのはなぁ、切手を貼ってポストに…」
フ「って、いねーじゃん!」
フ「ん、なになに『ぼくのおよめさんになってください』ってラブレターかよ!」
フ「あのクソガキー。ん?『ふらわーやしのおねぇさん』って、椰子かよ!」
フ「…ってーことがあったんだけど、どう思う?」
レオ(以下レ)「勝手に読むなよ」
カニ(以下カ)「つーかー、ココナッツにラブレターってアホですか」
フ「破って捨てちまおうと思うんだけどいいよな?」
レ「いや、ダメだろ」
カ「まぁ無駄だとは思うけどさぁ、いちおー届けてやろうぜ、おじちゃん」
フ「お前までおじちゃん言うんじゃねーよ!同い年だろぉ」
レ「そうだぜ、フカヒレのフカヒレはまだ何も知らない少年なんだぜ?」
カ「?」
フ「友人の優しさに、目からしょっぱい汁が止まらないよ…」
フ「ってーことで、はいコレ」
なごみ(以下な)「はぁ。揃いも揃って暇人なんですね」
カ「まぁどーせ破って捨てちまうんだろーけどさぁ。わざわざ届けてやったわけですよ」
な「誰がするか。いつまでたっても失礼な甲殻類」
カ「てめぇーに言われたくねぇんだよ!単子葉植物がぁ!」
レ「で、どーすんのそれ?」
な「…ちゃんと返事しますよ」
カ「はっ、なにいい子ぶってんですかこの子わ。キャラちげーんだよ」
な「ちっ、お前は黙ってクロダイの餌にでもなってろ(頬を引っ張りながら)」
カ「むがが、はにをふうははせー(なにをする離せー)」
フ「あ、まーた泣いた」
カ「ないふぇないないふぇないほんね(泣いてない泣いてないもんね)」
な「くくっ(解放した)」
カ「はぁ、はぁ、はぁ…」
カ「てんめぇー、花に囲まれて永眠できるとはいいご身分ですねぇーおい!…むぎゃっ」
レ「話が進まないからちょっと黙ってなさい(手で口と鼻を押さえながら)」
フ「でも意外だなぁ。椰子は『キモイ』とか言うのかと思った」
な「子供相手にそんなこと言ったら最悪だと思うんですけど」
カ「むがむがむが…」
レ「でも返事って言ってもなぁ、なんて?」
な「…それは秘密です」
カ「ガブっ!!」
レ「いってー!噛むなよなぁ」
カ「愛妻を窒息させながら、なに普通に談笑してんだダボがぁ!」
な「相変わらず騒がしい先輩達だこと」
な「…そーいえば、最近また駅前で弾いてますね」
フ「あぁ、週末とかヒマな時だけだけどな」
な「くすっ、今更また夢見ちゃってるんですか?」
フ「いや、そんなんじゃねーよ」
な「?」
フ「俺はさぁ、音楽で有名になったり金稼いだりしたいわけじゃないって…」
フ「ただ演奏したり、誰かに聞いてもらったりするのが好きなんだって」
フ「そう気付いたからさ、また演奏することにしたんだよ」
な「…」
フ「なんだよ。どーせキモイとか言うんだろ。でもさ、俺は楽しいから。それでいいんだ」
な「…」
フ「あ、てめーはあん時のクソガキ」
子「ばらください(100円を手のひらに乗せながら)」
フ「おいおい、100円じゃ1本も買えないんじゃねーの(小声)」
レ「まぁ、椰子がなんとかするだろ(小声)」
カ「(ハラ減ったな)」
な「はい、どーぞ(綺麗に包装したバラを1本手渡しながら)」
子「ありがとう!おばちゃん」
な「な!?」
レ「!」
フ「おばちゃんってお前…」
カ「ぎゃははは、おばちゃんだってよ!ココナッツ」
のどか(以下の)「あらあら〜、みなさん〜、お揃いで〜」
子「おねえさん!これ(のどかにバラを手渡しながら)」
の「あらあら〜、これを私に〜、ありがとうねぇ〜」
子「じゃあ、またね(赤面しながら)」
の「まぁまぁ〜、かわいい子ねぇ〜。おねえさんだなんてぇ〜」
レ「ってことは…」
フ「ラブレターも椰子宛てじゃなかったのか…」
カ「ぶわははは、勘違いしてやんの!あぁ、恥ずかしいなぁココナッツー」
な「うるさい!潰すぞ」
な「だいたい、フカ…先輩達が勝手に」
フ「な!俺のせいかよぉ」
カ「ロマーン、アクション!」
フ「!」
レ「来たぞフカヒレ、何年かぶりのRAだ。華麗に決めて、ピンチをチャンスに変えるんだ」
フ「俺の愛の宛名は永遠にお前だけだぜ☆」
な「キモ過ぎ。もう帰れよお前ら(ギロっ)」
フ「ひいぃぃ!」
フ「うわーんお姉ちゃーん、お医者さんごっこでホントに切ったり縫ったりしないでよぅ」
レ「さすがフカヒレ、秒殺伝説再びだな」
カ「ホント、相変わらず使えないゴミですねぇおい」
な「(フカヒレ先輩か…ちょっと見直したのにすぐコレだ)」
フ「ちっくしょー、いつか絶対ぜーったい幸せになってうやるぅー」
484 :
こま:2006/10/24(火) 15:40:24 ID:se3Agh/a0
こーゆーの、初めて書きましたがどうでしょうか。
違和感なく読んで頂けたら幸いです。
カニエンドでは、フカヒレもなごみんも夢を諦めてしまったようですが、
プロにならずとも、あの2人には好きなことを続けて欲しいなと。
ただ、フカヒレとなごみんがくっつく事は…ないんでしょうw
対馬ファミリーは、やっぱ4人じゃないと展開させずらいです。
かんばーっく、スバルー。
>>484 gj
セリフの内容で誰だかわかるので頭の「な」とかはいらないと思う
あと( )でくくって説明するのも別になくてもよさそう
カニエンドである必要がなさそうなのでスバル出してもよかったかも
放課後、2−Cの教室。
俺は、一人窓の外を見ながら、ボーっとしていた。
「ん……、フゥ」
思いっきり伸びをして、机に突っ伏す。
今日は生徒会は無い。スバルは部活だし、カニは女子達と一緒にいるのだろう。フカヒレは……知らん。
……今日は一人で過ごせそうかな。
椰子の言葉ではないが、俺だって一人で過ごしたいこともある。
毎日があれほど騒がしいのだ。安らげるはずの家に帰れば乙女さんが何かと構ってくるのだ。
こういう時間は俺にとっては、実は貴重だったりする……のだが。
「対馬君、ちょっといいかな」
神様は俺にそういう時間を与えてはくれないらしいのだ。
「山田君……? 何」
今、フカヒレやイガグリあたりが声を掛けてきたのなら、
『失せろ』
と、赤髪の海賊並みの一言と睨みで撃退するのだが、山田君はいい奴だ。ちょっとコンピュータにうるさいのが難点。
まあそんなものは趣味の範疇だし、自分の主張をことさら押し付けてくるわけで無し。
そんなわけで邪険に扱おうとは思わない。
「どしたの? ……部活の、時間じゃないの?」
そう、山田君は竜鳴館演劇部に所属している。演劇部は、アイツが部長を務めている。
演劇部関連の話には、出来るだけ関わりたくないのが本音だ。
「いや、今日は報告会だから部活は無いんだよ。……対馬君」
山田君は何か周りをうかがってから、俺の肩をガシッと掴んだ。……なんか、ただならぬ様子だ。
「な、何?」
「僕達は、友達だよね?」
……何を言い出すんだ、コイツは?
「えっとまあ……、友達だよ」
正直スバルやカニ、あとフカヒレとは比べるべくも無いが、まあ、大事なクラスメートではある。
「よし。君を友達と認めて、相談したいことがあるんだ」
「……相談?」
何か重要なことだろうか。いつもの山田君とはちょっと違う。俺も少し気を引き締めることにした。
「何? 俺に出来ることなら、力になるけど?」
「うん、実はね……、……がいるんだ」
「え、何? 聞こえなかった」
山田君の声が小さくて聞き取れなかった。これは、それほど秘密にしたい相談事なのか。
そして、山田君は周りをよく確かめた後、さっきより少し大きい声で、言った。
「実は、僕、……好きな人がいるんだ」
俺は一瞬、何を言ってるのかわからなかった……。そして、理解した。
「な、何ィーーーーーーーーーーーーーーーーッ!?」
「シィーーーーーーーッ、こ、声が大きいよ対馬君」
あ……。しまった、つい大声を出してしまった。まだ教室にいたやつらの何人かはこっちを見たが、
すぐに自分達の話へと戻っていった。どうやら、さっきの言葉を聞いていたやつはいないらしい。
「そ、それは……正直すんごい驚いたんだけど」
「うん、僕のコンピュータも対馬君が驚く可能性は80%と出ていたよ」
はあ……、山田君がねえ……。コンピュータが恋人、みたいなイメージがあったけど。やっぱ年頃と言うことか。
ん? ってことはだ。
「相談ってのは……」
「うん、今のままじゃ告白しても上手くいきそうに無いから、アドバイスが欲しくて」
ってそんなん言われても……。
「いや、俺、彼女とかいないし、そういう話にはあんまり力になれないよ」
「いや、対馬君けっこうモテてるじゃないか」
「え、そんなことないよ」
そんなんだったらとっくに彼女できてるっつーの。
「……もしかして自覚が無いのかい? 対馬君って実は鈍感……、いや、天然、と言うべきかな……」
「なんか失礼なこと言ってる?」
「そんなことないよ。とにかく対馬君は君の思っている以上に女子達から好意を寄せられていると思うよ。
それで、どうしたら女子から好かれるのか聞きたいと思うわけなんだけど」
つってもなあ……。
「……やっぱり俺はそういうことには力になれないよ。誰か他の人に……」
『話は聞かせてもらった』
『だ、誰だ!?』
「ボクがモテ塾塾長、蟹沢である!!」
「そういうことなら、ウチらにまかせときーな」
「全力でサポートするネ」
「大船に乗ったつもりでいて、みたいな」
……バッチリ聞かれていた……。
…………………………………………
「それでは第1回山田君の恋を成就させる委員会作戦会議を開催するぜー」
パチパチパチパチ。
カニが壇上で仕切っている。
結局、聞かれていたのは、カニ、浦賀さん、豆花さん、吉田さん(女子生徒Z)の4人だ。
とりあえず山田君は聞かれていた4人を協力者として引き入れることを選択した。
噂が広がるのは時間の問題である。特に浦賀さんを放置しておくと、噂は今日にも広がってしまうだろう。
だったら、味方に引き入れてしまうのが最善だ、という判断だ。俺もそれが正しいと思う。
(余談だが、吉田さんはカニ2日目では吉村となっていたが近衛ルートでは吉田になっている。今回は後者を採用した)
「んじゃ、ターゲットはどんなヤツだ、ヨシ?」
「はい、カニッち。事情聴取の結果、ターゲットは私や山田君と同じ部活、つまり演劇部所属、みたいな」
ドキッとした。まさかとは思うが、アイツじゃないだろうな……。
「1年生で、口数はあんまり多くないけど、可愛らしい子、みたいな」
1年生、か。あれ? 何ホッ、としてんの、俺?
「それと、話し方がかなり特徴的で、単語を並べてしゃべるタイプ、みたいな」
「つまり近衛さんルートの1年女子Cネ」
「身も蓋も無い説明だね」
だけどそれでわかってしまう俺もまた身も蓋も無い。
「ほー、山田君が年下好みとは知らなかったぜ」
「どんなところが好きになったんや?」
「ま、まあいいじゃないか。それより、今告白しても成功する確率は20%以下と僕のコンピューターもはじき出してるんだ。
どうすれば成功するか、アドバイスが欲しいんだよ」
「20%以下か……。確かに厳しいな、それは」
「なんや、そんなに仲が悪いんかいな」
「同じ部活のヨシから見てどう思うネ?」
「ウチの部活はみんな仲よくやってるから2人の仲は全然悪くない、みたいな。
でも、Cが山田君を男として見ているかと言えば……」
「僕のコンピューターの自己分析でも、Cは僕のことを部活の先輩くらいにしか見てない、って結果が出てるよ」
「あー、そのC、やっかいなパターンやな」
「あれだね、今、そのCってヤツに告白しても『あなたはいい人だけど』と断られる感じだね」
「でも、Cの山田君への好感度は結構高いと思うみたいな」
「つまり、そのCさんに山田君を男として見るようなきかけを起こせばいいというわけネ」
と、こんな感じで会議は進んでいるのだが……、いるのだが!!
「なんでみんなその1年生をCと呼んでいるんだ!!」
「大人の都合ネ」
…………………………………………
そして校門前。
「おいマナ、いい作戦ってなんだよ」
俺達は、浦賀さんがいきなり「ええ作戦があるで」と言ったので、校門前にぞろぞろと来ていた。
「ふふん、簡単や。対馬、Cをナンパしてきてーな」
「ハァ!?」
いきなりな浦賀さんの発言につい、素っ頓狂な声を出してしまった。
「な、なんで俺がナンパなんかしなきゃいけないんだよ?」
「わからんか? つまりこういうことや。対馬がCをナンパする。そこに山田君が現れてCを助ける」
あ、そういうことか。
「おおー、マナにしてはいい作戦じゃねーか」
「最近メモリを増設した僕のコンピューターもいい作戦だと判断したよ」
「せやろ? せやろ?」
「うん、とっっっってもいい作戦だと思う、みたいな」
なぜか吉田さんがものすごく力を入れて肯定した。
「男ってのは非常時の行動で真の価値がわかるからね……、みたいな」
「……? よ、吉田さん?」
「(ボソボソ)……あれネ、ヨシと小松君まだ冷戦中みたいネ」
あー、野犬騒ぎのあれをまだ……。
「それに私も、とある人に危ないところを助けられて以来その人にずっと恋をしてる、って人を知ってるみたいな」
「へー、そうなんだ」
「……やっぱり気づいてない、みたいな……」
「? 何吉田さん」
「なんでもないみたいな」
「ってなわけで、頼むで対馬」
ポンッと肩に手を置かれたが。
「俺、ナンパなんてしたことないんですけど」
「だいじょーぶやって。ちょっと声かけてしつこく付きまとうだけでええから」
「いや、でも」
「テンメー、友達甲斐のねーやつだな。山田君のために気合入れろや」
「カニ、お前楽しんでないよな?」
「あ、あたりめーだろ。ほら、山田君もなんか言ってやれや」
「頼むよ、対馬君」
ぐ……。山田君にそう言われるとなあ……。でも、しかし……。
──その時である。その場に、一陣の風が吹いた……。
「どけ、貴様ら」
「ああん? なんだテメー」
「俺が本当のナンパの仕方を教えてやる」
『!!』
──風とともに現れたそのお方は。
「シャ、シャークさん……!? なんでこんなところに……」
「に、偽者じゃないのか……」
「ナイスブルマナイスブルマナイスブルマナイスブルマナイスブルマ」
「こ、これは、シャークさんにしか出来ないという1秒間に10回のナイスブルマ……!?」
「ナイスブルマナイスブルルルァッ!?」
「あ、舌噛んだ」
──そして、舌を噛んだシャークさんは帰っていった。
「何をしたかったんだ……?」
「多分、作者がDMCネタをやりたかただけだと思うネ。このSS、パロネタ少ないから」
閑話休題。
「あ、Cが来たみたいな」
「ゲ、心の準備がまだ……」
「いいから行けやぁ!」
「山田君も準備するネ」
…………………………………………
ナンパ。どうやって? クソ、仕方ない。山田君のためだ。漫画やドラマで見た知識を最大限生かすしかない。
ちょっと深呼吸。よし、覚悟完了!
「……何?」
この子がCか。なるほど、結構可愛い娘だ。ああ、そんなこと考えてる暇は無い。ウザイナンパ男といえば……。
「オレ、対馬レオ。略してツシレオ。ヘヘ……付き合ってよおねーさん」
「こ……困ります……」
よし、うざがられている。後は山田君が出てきてから、ちょっと絡んでやられればミッション終了だ。
「こらー!!」
よし来たな……。
「ウチの部員になにやってんのよ!!」
「って近衛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
「近衛部長……」
なんで近衛が!? 山田君は!?
『ゴメン、出るタイミング外した』
なんて顔してんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
「ちょっとアンタ、ウチの部員に……って、対馬……!?」
しまった! ツッコミに気をとられて逃げるの忘れてた!!
「あ……う……、と、とにかくほら、アナタは早く行きなさい」
「近衛部長……感謝」
Cは行ってしまった。この隙に俺も……。
「待 ち な さ い」
捕まった。なんかものすごい力で肩を掴まれてます。
「アンタが……腐ってしまったとは思ってたけど……対馬がここまで堕ちていたなんて……」
「あ、いや……これはだな、事情が……」
「……の……カ」
マズイ、この状態は……。
「このバカ! このバカ!! このバカーッ!!!」
うわぁッ! 噴火したぁ!
「いや、話を……」
「バカバカバカバカバカバカバカバカバカーーーッ!!!」
うわ、駄目だ、今の近衛には何も通じない。仕方ない。強引に振り切……、あれ、うごかない。
「お前はもう見る、聞く、考える以外の行動はとれない」
この声は……! この、大魔王のような威厳に満ちた声は……!
「あ、く、鉄先輩!」
お約束万歳!!
「どうしたんだ近衛。レオが何かやったのか? 詳しく話してみろ」
……俺、何か悪いことしたのかなぁ……。
「レオ……。私は本当に情けないぞ……」
山田君のためにやっていたことなのに、どうしてこうなったんだろう……。
「今日はお前の根性を一晩で叩き直してやるからな」
「鉄先輩、私も手伝います!」
「ん、よし、一緒にウチに来い」
つーか、アイツラ助けろよ……。
「ごめん、失敗しちゃったよ」
「まぁ、過ぎたことはしゃーないわ。にしても……どないする?」
「対馬君連れて行かれてるネ」
「でも、あの状態の近衛部長には何を言っても無駄、みたいな」
「それに乙女さんのとばっちりは喰いたかねーし」
『そんなわけで……』
『さようなら渋井丸レオ……』
『無茶なこと、しやがって……』
敬礼。
「敬礼なんてしてんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「やかましい!! 黙って来い!」
「そうよ、覚悟しなさい! 今日は、わ、私が、ずっっっと横で説教してあげるわ!」
「ちくしょう……、ちくしょおおおおおおぉぉぉぉ……」
──尾を引くレオの叫びが空しく鳴り響く。だが彼らは決してあきらめることはない。
なぜなら彼らはようやく登り始めたばかりなのだから。この、はてしなく遠い恋愛坂を……。
未 完
イガグリインタビューを書こうとしたがネタを思いついたので書いた。
基本的にサブキャラ好きなのでございます。
後1本書きたいネタがあるのでインタビューシリーズを心待ちにしている方にはスマヌ。
あと、このSSでは近衛の気持ちがヨシにバレている設定ですが……。
まあ、村ryやくーにはばれてるっぽいし、その辺はご容赦を。
ドラマCDではもう周囲にバレててもおかしくないくらいのものだし。特に2巻の夜の王。
ドラマCD、なかなか面白いんでオススメです。
ヲチがちょっとビミョー
ていうか
「俺が本当のナンパの仕方を教えてやる」
これが書きたかっただけですね?w
いいねいいね〜活気づいてきたね〜
>>493 超GJ!!!
俺もサブキャラスキーなんで嬉しかったw
シブタクネタに吹いて親から怪しまれたほどGJ
>>484 GJ
オチまでもうちょっと引っ張ったほうがいいかなとも思う
>>493 最後のほうで山田君があまり話に絡まないため
話の焦点がぶれてる感じがある
いつも思うのだが
ネタを織り込むことに気を取られすぎなのでは?
>>484 台詞前に人名を付けるのは微妙、地の文で表現できるように頑張って
>>493 何故かレオのナンパが成功してそこに乙女さんと素奈緒が来た方が面白かったかも
>>493 おもしろかったよ。
フカヒレによるナイスブルマの連呼は半角のほうが
早口で言ってる感じが出たかも。
どうして俺のねぇやがあんな順位なんだろう
おまいさんの情熱が足りなかったからだ
ガラガラッ…
いるか「回診終わりました〜」
要芽「お疲れ様。特に異常はなかった?」
いるか「はい〜。特に異常なしですっ」
要芽「ならいいわ。いるか。みんとアイス持ってきてちょうだい」
いるか「かしこまりました〜」
いるか「そういえば昨日入院してきた柊さんなんですけど…
お姉様もう見ました?」
要芽「柊…あぁ…あの両手両足骨折したって患者ね。
そういえばまだ見てないわね。」
いるか「お姉様の好みに合いそうなイケメンですよ♪」
要芽「ほぅ…午後にでも挨拶に行こうかしら」
病室にて
海「空也〜お姉ちゃんより先に逝くのはだめだよ〜!!」
空也「いやいや…死んでないよ。でもねぇねぇのバイクで2人乗りすることがあんなに危険だとは…
あれはもはやバイクの動きじゃなかった…」
セロリ「にゃはは〜私のテクでイキそうになったみたいだにゃ♪」
空也「反省の色なしっすか!!」
午後
空也「お姉ちゃんたちも帰っちゃったし…ヒマすぎる
両手両足骨折してるから息子を鍛えることもできないか…」
ガラガラッ
要芽「柊さん調子はどうですか?」
空也「特に変わりはないですよ〜……!!」
空也(ウホッ!いい女!)
要芽(ほぅ…なかなかのイケメンね)
要芽「では安静にしていてくださいね〜」
(今夜あたりに…)
夜中…
カラカラ…
要芽「柊さんこんばん…」
いるか「あぁっ!き、気持ちいいですっ!腰が勝手に動いちゃいますぅ」
空也「いるかちゃんっ!そろそろイクよっ」
いるか「わ、私もイっちゃうぅぅ!」
ビクビクッ…
空&いるか「ハァハァ………あっ!」
要芽「(´A`)」
空&いるか「こっちみんなwww」
久々に書きました
過去に数本書いてますが
連続規制を初めて知りました
会話文の末尾に「。」をつける人はうんこもらせばいいのに
なんか要芽→女医 いるか→看護師に見えてしょうがないのだがgj
>>509 gj
細かいことだけど、姉様の「ほぅ…」にちょっと違和感。
「ふぅん…」とか「へぇ…」な感。俺だけ?
>>512 俺も「ほぅ…」に違和感を感じた
俺的にお姉さまは「フヒヒヒ…」というはずだ
>513
「フヒヒwwwサーセンwww」って言ったら嫌じゃね?
サーセンて何?
会議中……
姫「今年度の生徒会のポスターのことなんだけど
個人的にはなごみんの水着姿なんてどうかな〜って思ってるのよね」
椰子「いやです」
カニ「こんな奴の水着なんて見たら世の中の男子たちは嘔吐必死じゃね?」
椰子「なんだと…」
ギュッ!!
カニ「ムガムガプオ」
椰子「フフフ…なかなかいい顔ですよ」
乙女「こら、会議中だぞ」
椰子「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwww」
一同「!!」
お姫様まだ世界制覇とか言ってるんッスかwwwwwww
普通にwがうざいんだけど
「結婚しませんか、祈先生」「イヤです」
考えて考えて一晩考え抜いて
かなり思い切って告げた対馬レオ一世一代のプロポーズは
ゼロコンマ3秒で拒否られてしまった。
……予想はしてたけど、ちょっと凹む。
が、凹んでばかりもいられない。
「いや、もうちょっと考えましょうよ?」
いつもなら無理強いしないのが俺たちの流儀だが
今日ばかりは「そうですか」と引き下がるわけにも行かない。
「……今のままでは、いけないんですか?」
「いけなくはないですけど、男としてのケジメというかですね」
「私は、今のままの対馬さんで十分満たされてますわよ?」
むう。ときどきこういう嬉しくなっちゃうようなこと言うんだよなこの人。
でも、だからこそもっと俺はこの人を幸せにしたいわけで。
「だいたい、祈先生だってもうじきさんじゅ……」
「それ以上言ったら別れます」
暖かな雰囲気が一瞬で氷点下に。気にしてるんだよな、意外に。
「まあご両親を安心させるという意味ででもですね?」
「両親には、もう孫は期待してない、と言われましたわー」
あんまりです、お父さんお母さん。
「それに……そんなに幸せでなくても、いいんです」
「……は?」
「だってそうでしょう?
憩は、恋愛も何も知らないまま行ってしまったのですもの。
ほどほどの幸せで、私はいいんです」
いまだに。
祈先生は過去に囚われている。
それを忘れろとは言わないけれど
今はもう……自分一人のことじゃないはずだ。
「……俺は、どうすればいいんですか。
俺は幸せを求めてはいけませんか。
結婚して、家庭を築いて、子供を育てる
そんな普通の幸福を、望んではいけませんか」
「普通の幸福、ですか……素敵でしょうね。
でも、それは私には荷が重すぎます。
私のような女を愛したのが運の尽きと思って
諦めてくださいな」
「……今、『素敵でしょうね』って言いましたよね?
祈先生だって、憧れてるんじゃないですか?
本当はもっと……」
「ええ、憧れていますわ」
「だったら……!」
「憧れてなお、それを諦める。それが、私が私に与える罰、です」
「お話がそれだけなら、そろそろ私、帰りますわ。
こんなことしている場合じゃないので」
ちょっと、カチンときた。
思わず声が大きくなる。
「いや、こんなことってねぇ!?大事なことでしょ!?
プロポーズですよ結婚ですよウェディングベルですよ!?
人生の一大事ですよ!?それより大事なことって……!?」
「……土永さんの具合が、悪いんです」
「……へ?具合悪いんですか、あのオウム?」
このところ祈先生と一緒にいないんで
また喧嘩でもしてるのかと思ってたけど
具合が悪かったのか、アイツ。
「はい、もう……危ないかもしれません」
……そりゃ一大事だ。
「わかりました。この話はちょっと保留ってことで
とりあえず俺も土永さんのお見舞いにいきます」
「……はい」
つきあいだした頃は自分の部屋に俺が立ち入ることを嫌がったものだけど
7年間の交際期間を経て
今では合い鍵すら持ちあうようになっている。
繁華街に立ち寄って、土永さんの好物の焼き鳥を買うと
俺たちは少し足早に祈先生の部屋へ向かった。
「……ただいま帰りました」
玄関のドアを開け、祈先生が探るような目つきで中を伺う。
と、奥の部屋から聞き慣れた声が
少し力無く聞こえてきた
「お〜ぅ、早かったな〜。
今日は小僧と逢い引きじゃなかったのか、あ〜ん?」
「その小僧が、今日は一緒だ」
「ん〜?なんだ、小僧も一緒か〜?」
トテトテと奥の部屋から土永さんが出てくる。
……普通に歩いてるじゃん。
「お〜、よ〜く来たな〜。
また部屋の片づけでも頼まれたのかぁ〜?」
「いや、具合が悪いって聞いたもんだから。
これ、お土産の焼き鳥」
「ほ〜う、ちったぁ気が利くようになったじゃねえか。
まあここじゃなんだ、上がれ上がれ」
土永さんがまたトテトテと廊下を戻っていく。
その後ろ姿を見ながら、声を潜めて祈先生に尋ねる。
(なんか、あんまり変わらないですよ?
普通に歩き回ってるじゃないですか)
(ええ……歩いてますわ。もう、空を飛べなくなってるんです)
好きなはずの焼き鳥もさして食べることもなく
早々に土永さんは床についた。
眠りについた土永さんを起こさないよう
小声で俺たちは話し合う。
「医者には?」
「本人が嫌がりますので、まだ。
それに……病気、というわけではないようですし」
「飛べなくなるほど衰弱してるのに?」
「寿命……なのかもしれませんわ」
そういえば、やたら長生きしてるような発言を頻繁にしてたな。
見た目では鳥の年齢はわからないし
ハッキリ何歳なのかは祈先生も知らないけど
ひょっとするとすごい年寄りだったんだろうか。
「最近は、わがままもなるべく聞いてあげたりしてますの」
「そう、ですか」
思えば
鳥のくせにやたら生意気だったりもしたけど
俺たち二人の7年間をずっとそばで見守ってくれていて
時にはアドバイスを、時には小言を言われたりして
そんな土永さんが、いなくなろうとしているわけで。
「俺もこれからはときどき様子を見にきます。
……焼き鳥を持ってね」
それからは数日おきに土永さんを見舞って祈先生の部屋を訪れ
そして訪れる度に土永さんは衰えていって
とうとう床から起きあがることができなくなって
祈先生は学校を休んで見守って
俺もつき合って仕事を休んでそれを見届けた。
「……のり……祈……」
かすれた声で、土永さんが呼びかける。
その目はもう何も見えていない。
ただ、俺たちがいる方へうつろな目を向けて。
「はい、なんですか?お水?」
「言っておくことが……ある……」
「水晶玉を割っちゃったことなら、もう許してあげますわ」
「バカたれ……そんなことじゃ……ないわい……
我が輩な……我が輩……お前と一緒で……
幸せだったぞ……」
胸が詰まる。だけど、目は逸らさない。
「……至らない飼い主だった気もします」
「だからな……だから……
もう、いいんじゃないのか……?」
「何がですか?」
「お前が幸せになっても……いいんじゃないのか……?」
支援
一瞬、表情を固くしてから、穏やかに祈先生が答える。
「……私に、そんな資格があるのでしょうか」
「資格なら……あるだろう……
お前は……我が輩を救ってくれた。幸せにした……
それでもう……償いは済んでるはずだ……
それでもう……いいんだ……いいんだぞ……」
「……土永さんがいなかったら!
私、幸せになれませんわ!
救ってくれたのは!幸せにしてくれたのは、貴方なのに!」
「無理言うな……それに……もう、お前には小僧がいるじゃないか……
おい……小僧、小僧……いるのか……?ここに、いるか……?」
「ああ、いるよ」
「後を……頼んでいいか……?
後は……任せていいか……レオ……?」
バカヤロウ。この期に及んで『レオ』なんて呼ぶんじゃねえ。
いつもみたいに小僧って呼べよ。
でないと、泣き出しそうで返事ができねえじゃねえか。
「あ、あ……俺が……必ず幸せにするから……
だから……だから、もうちょっと頑張れよ!
結婚式にも出てほしいし新婚旅行も一緒でいい!
子供ができたら一緒に遊んでやって……!」
だけどもう返事はなくて
静かに時間だけが過ぎていった。
ガラーン……ガラーン……
よく晴れた秋空にウェディングベルが鳴り響く。
親しい人だけを呼んで開かれた
俺たちのささやかな結婚式は滞りなく進み
皆に祝福されながら手を取り合って教会を出る。
と
バサバサッ
音を立てて何かが頭上を通り過ぎる。
声がした。そんな気がして二人して見上げるけれど
見上げた空が眩しくて
通り過ぎたのが何なのかはわからない。
ただ
舞い落ちてきた緑色の羽根が
それは幻ではなかったと教えてくれたから
だから聞こえてきた『あーばよー!』という懐かしい声も
きっと気のせいではないんだろう。
舞い落ちてきた緑色の羽を
二人手を伸ばして受け止める。
それは消えることなく、確かな温もりを残して。
祈が手にした羽根に語りかける。
「……心配性ですわね。
大丈夫です……私、幸せですよ……」
(Fin)
少し鬱な話なので事前にその旨書くべきでした
読んで鬱になった人スイマセヌ
>>528 GJ
ラストが爽やかなのでそれほど欝じゃないっす
>>528 土永さん…… ・゚・(つД`)・゚・
ラストに救いがあってよかった。GJ!
しかし、祈ちゃんのウェディングドレスか……
似合うようなビミョーなようなw
>>518 美容師スレを見てみようぜ
>>528 心の汗が止まらない件について 。・゚・(ノД`)・゚・。
オウムは80年から100年は生きるらしい。
土永さんは懐古する時代+日本語マスター期間も考えると
本当に充分妥当な年だったのかもしれない。
祈ちゃんSSキターー!!!11
GJ
>>528 しんみりGJ
ほんとラストに救いがあってよかった
> 「後を……頼んでいいか……?
後は……任せていいか……レオ……?」
ここでちょっときた。
>>528 GJ。
>椰子「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwww」
一同「!!」
ここでかなりきた。
>>516 GJ。
537 :
名無しさん@初回限定:2006/10/28(土) 22:42:15 ID:7mNqfo2m0
>>528 な、泣いてないもん、泣いてないもんね!
。・゚・(ノД`)・゚・。 ⊃GJ!
VIPPER椰子テラモエス
先輩、ウザイっすよwwwwwwww
会議中……
姫「今年度の生徒会のポスターのことなんだけど
個人的には対馬クンの水着姿なんてどうかな〜って思ってるのよね」
レオ「な、なに言ってんだよ姫!?」
フカヒレ「こんな野郎の水着姿なんて見たら世の中の男子たちは目がつぶれちまうよ」
レオ「…フカヒレに言われるのはムカツクが、俺の水着なんかに何の価値があるんだよ?」
スバル「別にいいんじゃねーの? 女装も似合ってたし」
レオ「そういう問題じゃないだろ! だいたい女装ならお前も似合ってただろうが!」
スバル「・・・・・・・・・せっかくレオの水着が見れると思ったんだがな・・・」
レオ「スバル・・・それ冗談だよな!?」
スバル「さあな?」
レオ「お、乙女さん、どうにかしてくれよ」
乙女「甘ったれるな!と言いたいが・・・たしかに男のレオにやらせるのは、
かわいそうだからここは私がやろう!」
椰子「いえ、それなら私がやります」
佐藤さん「対馬君の代わりならわたしがやろうかな?」
姫「よっぴーもやるなら私もやるわ」
カニ「よぉーし! ここでプリチーな妖精な僕がやってもいいぜ」
スバル「しょーがねえな、ここはレオのために一肌脱ぐかな」
フカヒレ「俺でもいいぜ!! あ・・・いや、すいません大きな声出しちゃって」
レオ「や、やっぱり俺がやる」
一同「どーぞ、どーぞ」
レオ「なっ!? お前ら謀ったな!! 謀ったのかシャ○!?」
バタン
祈「道が混んでて遅くなりましたの〜」
一同「フヒヒwwwwwサーセンwwwwwww」
祈「!???」
そもそも元のネタがわからない俺にはサッパリだ
まあ一発ネタみたいなもんだからな>フヒヒwwwwwサーセンwwwwwww
ヒント:VIP
>>513 冗談でフヒヒヒヒって言ったのに結構流行ってて笑った
つよきす番外編4の女装の話に萌えたのは俺だけじゃないはずだよな? な!?
午後の犬神家。
俺はお茶をしながらねーたんと小説に使えそうな資料の整理。
ねぇやは茶菓子を摘みながらときどき茶々を入れたりしていたが
やがて大きく一つ伸びをすると椅子から立ち上がった。
「さてと、それじゃ私は部屋に戻るわね。
空也ちゃんは歩笑ちゃんとどうぞごゆっくり」
「ねえさん……またネトゲ?」
「だって、期間限定アイテムが明日までなんだもん」
「いいけど、ほどほどにね」
「は〜い」
ねぇやがリビングを出ていくと
ねーたんは軽くため息をつく。
「最近……ねえさんはゲームばかりしている」
「ああいうのって中毒になるっていうけど
その辺大丈夫なのかな?」
「中毒かどうかはわからないけど……
なんだかゲームの中にカッコイイ人がいるらしい。
ねえさんは今、その人に夢中」
「なんですと!?」
「なんでも『シャークさん』という人らしいよ。
今度、オフで会う約束をしたらしい」
数日後。
「空也ちゃ〜ん、何かいいアルバイトないかしら〜」
「バイト?なくもないけど……
ねぇや、またお小遣いが足りなくなったの?」
「それもあるけど……
って、なんでオデコに手を当ててるのよぅ」
「……熱はないな」
「失礼ね。せっかく人がやる気出してるのに」
どういう心境の変化か、ねぇやが自ら生活態度を変えようとしている。
そういえば……昨日例の『シャークさん』に会いに行ったんだっけ。
「それってアレ?『シャークさん』に会ったのが原因?」
「……まーねー」
「なんでビミョーな顔をしますか」
「ま、色々あったのよ」
ふむ。誰か知らないが、ねぇやが変わるきっかけになってくれたのなら
その『シャークさん』とやらに感謝せねばなるまい。
「……人間、ああなっちゃったらオシマイよね」
(Fin)
不人気ヒロイン救済SS第2弾
ネタにしにくいよねぇや……
>>551 GJ
タイトルと1の『シャークさん』でヲチがなんとなくわかってしまうがw
しかし保管庫見てもねぇやSSは少ないな
ねぇやは空也ちゃん一筋の筈だ……うん
意気投合したから会ってみただけだろ。
でも多分フカヒレのことだから「本人の顔」とか言ってレオの写真出したんじゃね?
ほれ、レオと空也って似て(ry
レオは硬派、空也は軟派。
だが時として空也はレオ以上に男を見せる
しかし熱血時にはおよばない
空也ってある意味邪気眼だよな
つまり、空也はイタイ人っていう解釈で、いいのかな?
愛すべきバカ
イケメンなフカヒレ=空也?
たとえ顔がよかったとしても絶対にモテないのがフカヒレ
でも、ありえないカップリングのSSも読みたいかも?
フカヒレ×カニとか。
誰かが投下したら叩かれそうw
ありえなさそうなカップリング
乙女さん・赤王センパイ
姫・イガグリ
カニ・館長
なごみん・スバル
よっぴー・土永さん
祈ちゃん・フカヒレ
なごみん・スバル以外はゲテモノすぎて想像するのも気分が悪い
>>566 > 乙女さん・赤王センパイ
体育会系だし、気は合いそうだ。恋人関係には間違ってもならんだろうが
> 姫・イガグリ
なんか、主従関係しか想像つかない
> カニ・館長
親子にしか
> なごみん・スバル
以外に面白そうかもしれない
> よっぴー・土永さん
よっぴーなら、よっぴーなら何とかしてくれる!!
> 祈ちゃん・フカヒレ
祈ちゃんの条件には当てはまってるんだけどね(顔と性格除く)
っていうかそもそも祈ちゃんはほかに何人手を出しているんだ?
こんなのはどうだろう
乙女さん・村西
なごみん・テンチョー
カニ・姫
祈ちゃん・館長
よっぴー・スバル
間違えた
カニ・土永さん
姫・トンファー
むしろ間違えた
>>569の
>カニ・姫
のほうが萌えw
>>569 スバルは非童貞だし、館長は童貞だけど今まで手を出されてないからな。<祈ちゃん
乙女さん&村西、よっぴー&スバルならなんとか
スバルがその気になればレオ以上に(乙女さんと姫以外の)大概だれでも落とせるとおもわれるが
SS化しないならこれ以上は雑談だぜ
最近は雑談もありだと思う世になってきた。スレ最初の方は雑談ばかりだったし、
投下する人も気にしない傾向にあるような気がするし。まぁやりすぎるなら本スレgoという話
>>573 でもカニはレオを排除しないと無理だぜ。
レオがデレた場合はそのままカニルート状態になるし、
レオがデレなくてもレオに彼女でもできない限りカニの方からはじかれるだろう。
それから雑談は作品が見辛くなるから禁止されているのであって
投下も少なくなってきた今制限するのは本末転倒だろう。
何のための2chか。
なに、レオ。SSAAスレで雑談が止まらないだと?
逆に考えるんだ。「雑談の中からSSやAAのネタが生まれるなら雑談もおk」
そう考えるんだ
>>577おまいさん ここの住民じゃないだろ 失せろ
スレチか既出か
とにかくスマソ
>>572 前者は面白そうだけど後者はパーツが同じだから逆にダメそうだな
ここで唐突に
フカヒレ&くー
スバル&姫
なごみ×スバルをそのまま書くとなごみん好きに怒られそうなので
なごみの従姉妹のなごみのそっくりさんを登場させようかと思うのだが
名前は
やわげ
やわらか戦車
吉田戦車
怪獣戦車
こういうのは雑談でさえも無い。
みにきす出たら職人も戻ってくるかねえ。コテ付きも減ったなあ。
クソコテが戻ってくるくらいなら名無し職人だけの方がマシ
>>588みたいな口の悪いバカ読者がいるなら
確かにコテ名乗らないほうが安全だとは思うが
コテが書いてるときには逃げてるんじゃないの>バカ読者
コテの作品だと安心感を持てる俺としては588みたいなレスはやめて欲しい
コテが悪いんじゃなくて
コテつけてる変なヤツが居るってことじゃないのか
ただのコテ叩きだろ
お前らこそイラネ
くーやのくーはクールのくー、餅つけ
596 :
名無しさん@初回限定:2006/11/03(金) 15:34:31 ID:pAFiHG/10
ssは見る側なんだけど・・・書いてみっかなぁ。
(いやまて、雰囲気に飲まれちゃだめだ。目立たずにクールに生きろ俺・・・
ここで誰かが叱ってくれたら書くのにな・・・)
書いてみたらいい
なんでも数をこなさないと物にならないぞ
,..-─‐-..、
/.: : : : : : : .ヽ
R: : : :. : pq: :i} < さっさと書く!
|:.i} : : : :_{: :.レ′
ノr┴-<」: :j|
/:r仁ニ= ノ:.ノ|! _
/:/ = /: :/ }! |〕) コツン
{;ハ__,イ: :f | /´
/ }rヘ ├--r─y/
/ r'‐-| ├-┴〆 _, 、_ '⌒ ☆
仁二ニ_‐-イ | | ∩`Д´)
| l i 厂  ̄ニニ¬ ノ ⊂ノ
>>596 ,ゝ、 \ \ __厂`ヽ (__ ̄) )
/ /\_i⌒ト、_ ノrr- } し'し′
└-' ̄. | |_二二._」」__ノ
599 :
なごみの浮気対策1:2006/11/03(金) 16:14:10 ID:pAFiHG/10
・・・テンションに流されるのは、これが最後だからな。
初めての投下、びびるな!俺!
私は危ない女だろうか?愛する人のためなら仕方ないとか、
周りに美人がいすぎだとか。いいわけならいくらでも有るけど。
・・・盗聴器は、やりすぎたか・・・
いずれ料理の修業の為に海外に行くかもしれないし、
先輩のいないところに行くかもしれないし、一人には慣れたほうが良いかも知れない。
そんなことを言いながら、フカヒレルートから手に入れてしまった。
「なごみ、がんばってこい。」
好きな人にこんなことを言われ。
「なごみちゃん、お母さん、寂しいけど、
なごみちゃんのやさしい料理いっぱい食べさせてきてあげてね。」
期待してくれている母にこんなことを言われ。
「へん!ココナッツは泣いて逃げてくんのがお似合いなんだよ!
そしてこのボクの胸に飛び込んできて尊敬すべき先輩に土下座すんだよ!」
カニを泣かせ、
「泣いてないっていってんだろ〜!離せよ〜!」
尊敬すべき父のいる仏壇に手を合わせ。
少し罪悪感を感じながら
私は少し遠くで行われる料理大会に参加することにした。
600 :
なごみの浮気対策2:2006/11/03(金) 16:31:29 ID:pAFiHG/10
泊まりになりそうだったので先輩もついて来てくれると言ってくれたけど
前日に気合といろいろを挿、じゃなくて注入してくれたし(///)
我慢して一人で行ってみることにした。
が、ここで心配なのは私よりもむしろセンパイ。
鉄センパイもお姫様もツインテールセンパイも・・・そして一番恐ろしい佐藤センパイも
最近センパイの周りをうろちょろしてるし。センパイが手を出すようなことはないだろうけど・・・
押し切られたら・・・そんなことを考えての安全策。
「がんばってこいよ。俺はお前の料理のファンだから誰よりも応援してるぞ。」
「ハイ、センパイ。あの・・・わたし、頑張ってきます!だから・・・」
(センパイは頑張らないでください!)なんて言えない。
「わかってるよ。」「えっ?」
「キスだろ?昨日あんなにしたのに・・・かわいいやつめ・・・」
いい笑顔。こんなにかわいいのにあんなに男らしいなんて。
「ちゅっ」
「「・・・」」
そしてしばらく見詰め合って、「行ってきます!」「おう!」
私は家を出た。浮気対策はしておいたし、料理に専念しよう。
でも、このときは、それが元でいろんな人に迷惑をかけるとは、思ってなかったのだ・・・。
601 :
なごみの浮気対策3:2006/11/03(金) 16:36:19 ID:pAFiHG/10
椰子が出かけた。
これをチャンスと感じてしまう自分が嫌だ。修行が足りない。
しかし・・・最近していないし、たまにはいいだろう。
この役割は最近すっかり椰子に奪われてしまった。昔はレオも喜んでくれたのに・・・
私はレオが好きだ。しかしそれはいけない。そんなことはわかっている。
でも、椰子がいない間に少しでもレオと・・・
嫌な女だ、私は。
道具を準備して、私は階段を上って行った。
なごみが行ってしまった。一緒に行きたかったのに。
「センパイがいるとセンパイの事で頭がいっぱいになって料理に
集中できないんです。」
なんていってくれるし、かわいいやつめ。
妄想していると昨日の事を思い出してきた。
あ〜なごみ〜早く帰ってきてくれ〜おれはなごみに
こんな思いをさせてたことがあったのか。
帰ってきたら謝って、かわいがってやんなきゃな フヒヒヒヒ
「おーい、レオー。用があるんだー。開けてくれー。何かしてるのかー?」
あれ?乙女さん、何だろう?まいいや。恥ずかしい妄想してたなんていえない。
俺はドアを開けた。・・・
支援
あとsageれ
603 :
なごみの浮気対策4:2006/11/03(金) 16:51:29 ID:pAFiHG/10
(盗聴器に残っていた声)
「何乙女さん。」
「いやなに、久しぶりに、その、あれをだな・・・」
「あれ?」
「手に持っているものを見ればわかるだろ。ほら。」
「え、でも、いいよ乙女さん。昨日もなごみがしてくれたし。たったの1日。
それはいいって。それに乙女さんはもうしてくれなくていいよ。」
「それは・・・」
「いや、乙女さんにやらせちゃったら悪いし。
あ、でもなごみにやらせるのも悪いとは思ってるよ。」
「わたしに、用はないと、そういうことか?」
ぐすっぐすっ
「え、そういう意味じゃないけど!」
「いや、もういい・・・強引にでも・・・」
ガシャン!
「うわっな、何すんだよ乙女さん!ふざけんなよ!」
「すっすまないこんなことをするつもりではなかったんだ!・・・」
「ひどいよ乙女さん!」
「くそ・・・最後まで・・・するしか・・・」
ザーザザー
(何らかの原因で盗聴器が故障したようだ)
テンションに流されちまった。すんまそん。
続き
わたしはこれを聞いて自分の中に憎しみが燃え上がるのを感じた・・・。
許せない!センパイを!私のセンパイを!
料理大会では優勝こそできなかったもののいい成績を収めることができた。
先輩に喜んでもらえると思ったのに・・・
電話にも出なかったから、変だと思って
盗聴器に残っていた声を滞在先のホテルから聞いてみたら、
こんなことが・・・
早く家に帰って、センパイのところへ!
そして・・・あいつを!殺す!潰す!
電車で帰ろうと思っていたのに早く帰りたくてタクシーで帰り。
わたしは母さんへ連絡することよりも、
父さんに報告することもと忘れ。先輩のうちにたどり着いた・・・。
センパイの部屋の前に、アイツがうずくまっていた。
「センパイは、どうしたんですか?」
「部屋から、出てこない・・・傷つけて、しまった。」
殺す!まだ義理の姉のようなものだと思っていたのに。嘘だと思ったのに。
私は包丁を持つ手を振りかぶって・・・振り
「なごみ!」
え?拍子抜けした。予想外に明るい声。
センパイは私以外の女に犯されても、いいって言うのだろうか?
「お帰り!どうだった?寂しくなかったか?」
「え・・と、賞、もらえました・・・優勝、できなかったけど・・・」
「いいんだよ優勝しなくても!頑張ってきたな。」
どうやら先輩は私が暗いのは優勝できなかったからだと思っているらしい。
「あの・・・レオ・・・」
「あ、乙女さん、ボトルシップ壊したの、もう怒ってないよ。」
ボトルシップ?壊した?
「く、鉄センパイ。昨日ボトルシップ壊しちゃったんですか?」
「?そうだが、なぜ私が昨日ボトルシップを壊したと知っている?」
ギク!ぎ、疑問文を疑問文で返すなと、ていうか混乱しているのは私のほうだ!
「いや、なごみ昨日こんなことがあってさ。」
と、先輩は話し始めた。
乙女さんが部屋に入ってきた。
「何乙女さん。」
「いやなに、久しぶりに、その、あれをだな・・・」
乙女さんらしくない。もじもじして。
「あれ?」
「手に持っているものを見ればわかるだろ。ほら。」
ほうき、たたき、バケツ。
それは完全にお掃除セットだった。
「え、でも、いいよ乙女さん。昨日もなごみがしてくれたし。たったの1日。
(めんどくさがりな事はよくないかな?でも、昨日してくれたし。)
それはいいって。それに乙女さんはもうしてくれなくていいよ。」
年上だし、姉さんだし。一応婚約者もいるし。
「それは・・・」
なぜかしょんぼりする乙女さん。
「いや、乙女さんにやらせちゃったら悪いし。
あ、でもなごみにやらせるのも悪いとは思ってるよ。」
男女平等化社会だもんな。うんうん。
「わたしに、用はないと、そういうことか?」
ぐすっぐすっ
乙女さんは、泣き出してしまった。
「え、そういう意味じゃないけど!」
よくわからない・・が、もしかしたら。
乙女さんは今まで俺のために色々やってくれた。
掃除も、料理も、洗濯も。
忙しくても、主婦のように充実していたに違いない。
ところが最近はなごみが家にやってきてすべてやってくれる。
姉としては寂しいところもあるのだろう。たぶん。
「いや、もういい・・・強引にでも・・・」
乙女さんがちょっと怖い。そしてこっちに来た。そのとき
棚に肩がぶつかりボトルシップが落ち
ガシャン!
「うわっな、何すんだよ乙女さん!ふざけんなよ!」
乙女さんが!おれのっボトルシップをっ壊した!
「すっすまないこんなことをするつもりではなかったんだ!・・・」
謝るのはわかるけど、掃除するだけでこんなことを・・・
「ひどいよ乙女さん!」
「くそ・・・最後まで・・・するしか・・・」
乙女さんは俺を気で動けなくして、追い出し、部屋を掃除し始めた・・・。
「と言うわけだ。なごみが帰ってきたんだ。
もうボトルシップのことはいいよ。機嫌よくなっちゃったよ。」
「そ、そうか」
盗聴器が壊れたのは、気のせいだったのか・・・(洒落でなく)
・・・顔が赤い。
嫉妬と言うのは恐ろしいものだ。
やさしいはずの義理の姉に対してこんな感情を抱いてしまうとは・・・
しかし、
「さぁ行こうレオ。帰ってきた椰子に手間はかけさせられないからな。
晩ご飯は私が作っておいたんだ。」
鉄先輩が女の顔をしている。
なんだろう。少しの間無視され続けたせいで
大切なものであると認識してしまったのか?もしくは前から・・・
「?どうした椰子。お前も来い。」
いや、そんなはずは・・・。
「いいよ乙女さん。先いってて。」
「む、そうか、なら仕方ない。」
でも態度は姉のものだったし・・・
「乙女さん行ったよ。1日ぶりにキスを・・・なごみ。なごみ?たく、しょうがないな。」
・・・考え事をしていた私の意識は、
センパイに抱きしめられて現世に帰ってきた。
「う・・・センパイ・・・(///)」
「おかえりなごみ、今夜また後でしような。」
これだ。もう、素敵過ぎる。私は知らずに笑顔になっている。
「なごみ、愛してるぞ・・・。」
「私もです。センパイ。」
(浮気対策は、しばらく続けることにします・・・)
ずっと、傍にいてもらうために・・・。
終わりです。駄文で長文スマソ。
いやいやむずかしい。
いろんな人に迷惑かけてないし。
やっぱりテンションに身を任せるもんじゃないのか・・・
近衛・・・
(///)はきめぇから止めろって言ったのに学習しないヤツだ
何のための文章なんだか
>>606で乙女さんが泣き出してしまうところとか
>>607でボトルシップを壊してしまったあと
それでも掃除を続けるのもちょっと違う気が
まあ乙
癖なんだろ、
まあ、流れが変になるんでSSで顔文字は
やめた方がいいな
表現の自由
嫌ならそこで読むのやめればいいし
多くの人に読んでもらいたければ使うのやめたらいい
なるほど、半端な顔文字はやめたほがいいですね。
勉強になりますた。
(///)ぐらいなら許容範囲内
むしろ(///)は脳内でイメージに変換しやすい
>>611乙。前に(///)を使ってたやつと同一人物なのか?
前のときはぜんぜん意味がわからなかったのだが
今回は顔を赤くしてるんだなとわかったから許せた。
他の使用事例を知らんので世間的にどの程度認知されうるのか
推測もできないが、まあ別に叩かねばならないほどのものでもないかな。
>>615に同意。
ボトルシップを壊されたらレオはもっと逆上しそうだけど
>>611乙
初っ端から浮ついてる奴の文章は最初から読む気にならん。
>>620 読む気になれないのならレスしなければいいんじゃね?
浮ついてないお前のSS読みたいもんだ。
>>611 GJ
VIP暮らしが長いせいか俺はむしろ好きだけどな。コレ→(///)
しかしブラコン乙女さんがなごみの居ぬ間に掃除したがるのはありそうでいいんだが
なごみちゃんがいざ…しに行くのはキャラ違くないか?
>>622 VIP暮らしが長くても、全ての笑みを「フヒヒwサーセンww」で済まされるよりはな!いいよな!
ねぇやマダー?
更新乙です
スレが草くなるのは勘弁
_, ._
( ・ω・) やめてよね、刈り取るの俺なんだから
○={=}〇,
|:::::::::\, ', ´
、、、、し 、、、(((.@)wwwwwwwwwwwwwww
>>629 _, ._
( ・ω・ ) なんでそうなるの
○={=}〇,
|:::::::::\, ', ´
、、、、し 、、、(((.@)wwwwwwwwwwwww
文句だけ言ってるバカに対して、「じゃあお前がSS書け」て言う奴もよく分かんね。
ブー垂れる奴が自分から何かやることなんて無いだろうにさ。
>>631お前もお前で無駄にからむな。もう雑談禁止に戻せ
瀬芦里「みんな仲良くしないとぶちころすぞ!ってモエが言ってた!」
ともねえ「あぅ・・・言ってない・・」」
さげsage
SSD氏とSeena氏とシンイチ氏のSSマダー?
書き溜めてんだよ、きっと。このさい、時給255円まだー?
時給はこれくらいの扱いは軽く流してくれそうなフカヒレキャラだったはず
この際、みなと議論でもしちゃうか?
時給野郎だけは(゚听)イラネ
名無しでだけどときどき書いてる元コテもいますので
なるほど
あの作品はあの人が書いたんだろうなというのがいくつか想像できるが
面白いもの書いてもらえれば誰でも大歓迎
俺はがでがでが投下されてもなにもいわんから
SS投下きてー
>>643いらねーのっておまえのことか?
ま↑は冗談だが
待ってる人もいるんだから余計なことは冗談でも言わないで欲しい
>>644 ろくなもん書けないやつほど妬むもんなんだよ
>>646 とりあえずお前は罪があるからもうこのスレにはいらないよ
はいはいw
また例のヒガミくんか…
アレ?
なんかID変わってら
なぜだろう・・・
>>647 じゃあ例のクソコテももういらんよな。
名無しで書き込んでたとしたらキモすぎるぜ
>>649 何をヒガむ必要があんのよw
イミワカランな
>>652 スマンw
確かにw
悪かったね、「例の荒らしクソコテ」さん
今このスレで一番要らない存在=ID:Fv848HyB0
いや、このスレじゃあ二番目だ
わかった、わかった。
ただなあ、あんなマネしといて、謝罪もせずにのうのうと書き込んでたらと思うと、
その厚顔無恥さに恐れ入るよ。
まあ俺の心配しすぎだろうけどな。
おまいら少しはマターリしる
仕方ないのでネタにもならないネタ投下
つ indexmnt.html
>>660 え、ネタなのこれw
ともあれGJ!風邪ひかないようにねw
GJ
純正みなと住人に絡まれる心配の無い設計だな
や、試しで作ってみただけのものなので、もしスレが統合されるなら
それなりの作りにしますけどね。念のため。
中の人乙
みんなSSけえへんからイライラしてるなw
やっぱ元ネタが追加されな、二次触発されへんから創作意欲につながらんわな
みにきす出るまで一休みしよう
スレが伸びてSS投下かと思って開いてみたら雑談だった時の絶望
あるあるw
ねーよwww
カニと子作りできるのはいいが
肝心の孕ませる過程がスキップされてるのがどうしても納得いかん。
670 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:10:39 ID:oqOergTZO
…目が覚めたら、頭が痛かった。喉も痛い。寒気がする。
オマケに周りがぼうっとしてやがる。
「う………風邪ひいたのか?」
声を出してみたが、自分でもびっくりするほどがらがらの声になっていた。
額に手をあててみる…。
とても熱い。
間違いない。風邪確定。
「…ついてねぇな、せっかく土曜日だってのに」
ポツリと呟く。休みが来た途端にこれかよ。
「今何時なんだ…?」
時計を見ると、既に10時をまわっていた。
こんなに寝ていたのか…。
乙女さんは昨日の内に実家に戻ってしまったし、家が静かだから、
なごみも来ていないのだろう。
つまり今、家に誰もいない。
つらいな…。なごみに『看病してくれ』と頼んでみようかな。
少し気が引けるが、彼氏なんだし、何より今困ってるんだから別にいいだろ。
…多分、文句一つ言わずに看病してくれるだろうし。あいつは優しいから。
671 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:15:16 ID:oqOergTZO
そう考えた俺は、
『風邪ひいちゃったよー。
助けて、なーごみーん』
と危機感が全面に押し出されたメールをしたためて、なごみの携帯へ送信した。
これで一安心だ。なごみなら、なごみなら何とかしてくれる………。
…安心したら喉が乾いたな。体が重いが、我慢して階下に水を飲みに行くことにした。
しかし、ベッドから降り、部屋のドアへと向かおうとしたその時…
「オーッス、レオーー!!遊ぼうぜー!」
クソうるさい甲殻類が窓から乱入してきた。
「カニ…」
「なにパジャマ来てんだよ、早く着替えろよ。ボクと遊ぼうぜ!」
いつも以上にカニがハイテンションだ。風邪の身には少し辛いぜ。
「いや…今日はちょっと…」
早く帰れこのバカ。伝染すぞ。
しかし、頭がぼうっとしてうまく意思を伝えられない。
「はやくしろよウスラトンカチが!遊びに逝〜く〜ん〜だ〜よ!!」
672 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:18:00 ID:oqOergTZO
そう言いながらカニが俺の服を掴んで揺さぶる。
「や、やめろバカ……うぉっ」
引っ張られた俺はバランスを崩した。
いかん、倒れる…。
バタン!
「ぐっ!」
「うぎゅっ!」
ち、畜生…痛え。
「痛たた………って…!!お、おいレオ!」
「…ぅあ?」
「ぅあ?じゃねぇよ!は、はやくどけって!」
言われてみてびっくり。
俺はカニを押し倒しす様に倒れていた。
「うぐ…すまん」
「すまんで済んだら殺し屋はいらねーんだよ!いいからどけ!」
いきなり殺すのかよ…。さっさとどくか。
しかし、風邪で体力を奪われた俺はなかなか起き上がれなかった。
「わ、悪いカニ、すぐどくから…」
「う……ん?レオ、オメー熱あるのか?」
「…ああ、風邪ひいててな…あんまり力がでなくて」
「はあ…ったく、仕方ねーなー。肩貸してやるから、せめて上から退けよ」
「すまん…」
674 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:25:01 ID:oqOergTZO
そう言われて、俺はなけなしのちからを出してカニの上から移動しようとした。
だがしかし。その時。
バーーーンッ!!
「センパイ!!大丈夫です……………か………………………」
扉をぶち破るような勢いで、なごみが部屋に飛び込んできた。
事故とはいえカニを押し倒して倒れこんでいる、俺がいる部屋に。
「……………よぅ」
「………ココナッツ………」
「…………」
しばらく、この部屋の時が止まった。
……………………
「……話はわかりました。要するに、風邪で倒れたセンパイの容態をカニが悪化させていた、と」
「どう話聞いたらそうなんだボケ。レオが、ボクに!のしかかって来たんだよ!!」
「お前がセンパイに無理させたのが悪いんだろう。バカなカニが」
この二人が出会ったらこうなるしかないのだろうか。
二人は喧嘩を始めていた。
「へへ、ココナッツがボソボソ何か呟いてやがるぜ。ちっとも聞こえねーなー」
「その若さでもう耳が逝ったか…それでもお前自称18歳以上か?」
「は?なに言ってんだよ、ボクはじゅ……」
675 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:28:11 ID:oqOergTZO
「バカ、ここはエロゲ板だ、ギャルゲ板じゃない!」
「お察しください。」
くそ、風邪で体が辛いのにツッコミをいれてしまったぜ。
「なごみ、漫才はもういいから看病してくれよぅ」
「あ…す、すいませんセンパイ。ほらカニ、お前は邪魔だ帰れ」
「ああん!?誰が邪魔だとぉー?ボクだって看病くらいできるんだぜ!お前が帰れよココナッツ」
喧嘩をやめて…
「貴様…あたしに喧嘩を売る気か?センパイの看病を貴様にやらせるわけにはいかない」
「へへ、ボクだってオメーにやらせる気はないもんね」
「………」
バチバチと火花を散らせる二人。
なんでもいいから大人しくしてくれよ…。
「じゃあ、まず熱を測りますね」
「あ、ああそうしてくれ」
急にクールダウンしたなごみに言われて、パジャマのボタンをはずす。
俺とカニとの接し方の差がすごすぎる…。相手がカニだからかもしれないが。
やみゅてー
ケンカをやみゅてー(AA略
677 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:43:41 ID:oqOergTZO
てゆーか多分そうだ。
「それにしても随分はやく来てくれたんだな…」
「あんなに危機迫ったメール見ちゃったら急ぐしかないですよ…」
「そうかそうか…良い子だな、なごみは」
「えへへ…」
なごみを褒めてやる。
くそぅ、その笑顔は反則だぜ。
「おーいボクの
てゆーか多分そうだ。
「それにしても随分はやく来てくれたんだな…」
「あんなに危機迫ったメール見ちゃったら急ぐしかないですよ…」
「そうかそうか…良い子だな、なごみは」
「えへへ…」
なごみを褒めてやる。
くそぅ、その笑顔は反則だぜ。
「おーいボクの目の前で桃色空間展開しやがったらカニ光線喰らわすぞー」
「(ハッ)う、五月蝿いな。そうやってつったってる事しか出来ないカニはうちに帰れ」
「だ、誰が帰るか!ボクも看病するもんね!」
「黙れ、満足にお粥も作れないカニに看病をする資格はない」
「! ち、チクショ〜〜!!」
本当にカニは帰ってしまった……窓から。
「いつもより容赦ないな、なんだか」
「あいつがいると調子狂うんですよ……ハタキたくなる」
「あ、そう…」
「それに……センパイに押し倒された女ってのも気に入りません」
う…まさか怒ってるのか?
679 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:47:29 ID:oqOergTZO
「…38度5分…少し高いですね」
「…けっこうあるな…」
「待っててくださいね、いまタオルと水持ってきます」
そう言ってなごみは部屋からでていった。
なごみ…ちゃんと話をしたのにヤキモチ焼きなやつだな。
気をつけなくては。
それにしても、看病を頼んでからテキパキとこなしてくれる。
良い彼女を持ったな、俺は。
そんなことを考えていると…
「クケケケケ、いまココナッツのヤローはいねーな」
イヤな笑いと共にカニが戻ってきた。
「さーて、幼馴染みパウアでレオの看病でもしてやりますかねー」
「い、いやなごみにして貰うからいいって」
「レオ二等兵、君に拒否権はない」
だそうですぜ。アニキ。
「みろ、あのバカ女が馬鹿にしやがったからお粥つくってきてやったぜ!感謝して悶え泣きな」
681 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:51:57 ID:oqOergTZO
「な…!?」
戻ってきたカニは、手に妖しい臭いを放つ物体エックスを所持していた。
「な、なんだその地球外生命体は?」
「お粥だっつの。生命体ってなんだよ」
綺麗な器に盛り付けられた自称お粥《識別コードVIOLANTE》は、食べ物の常識を超えた姿をしていた。
真っ黒の表面は息をするように隆起を繰り返し、
時々紫のガスを吐き出しながら「くふしゅう〜」と息を漏らしている。
「こ、これを俺に食えと申すか」
「ふっふっふ…ボクが食わせてやるぜ、ありがたく思え!」
それだけはマジで勘弁だ。まだ死にたくない。
「さあ、年貢の納め時だぜ、レ〜オ♪」
「ち、ちょっと俺は食わねぇって、食わねぇヨォ…ウワーン!」
動けないのをいいことに、地球外生命体を俺に食わそうとするカニ。
いかん、これはマジで命の危機に関わる。誰か助けて。
683 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 02:58:42 ID:oqOergTZO
ガチャ。
「いま冷やしてあげます、センパ…って、貴様ぁ!!」
俺が食わされそうになった正にその時、なごみが部屋にやって来た。
ナイスだなごみ!
「うわっビックリした!」
カニが驚いて器ごとお粥?を落とす。
するとお粥?が落ちた床がブスブスと音を発しながらこげ始めた。
なんという恐ろしいものを………
「おい!ボクが丹誠込めて作ったお粥が食えなくなったじゃないか!
どうしてくれんだ単子葉類」
「自分で落としたんだろうが!それにどこがお粥なんだ!?
なんか這いずり回ってブツブツ呟いてるぞそれ!」
「う…うるせーー!でもレオはこいつを食いたかったんだよ!そうだよな、レオ」
いまコレじゃなくてコイツって言ったよな…
「バカ言うな、冗談じゃない」
「………!!ち、チクショ〜〜〜!!フカヒレにでも食わせてやる〜〜〜〜〜!!」
支援。 毎度毎度こっぴどくフられてますなw
685 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 03:01:17 ID:oqOergTZO
ガチャ。
「いま冷やしてあげます、センパ…って、貴様ぁ!!」
俺が食わされそうになった正にその時、なごみが部屋にやって来た。
ナイスだなごみ!
「うわっビックリした!」
カニが驚いて器ごとお粥?を落とす。
するとお粥?が落ちた床がブスブスと音を発しながらこげ始めた。
なんという恐ろしいものを………
「おい!ボクが丹誠込めて作ったお粥が食えなくなったじゃないか!
どうしてくれんだ単子葉類」
「自分で落としたんだろうが!それにどこがお粥なんだ!?
なんか這いずり回ってブツブツ呟いてるぞそれ!」
「う…うるせーー!でもレオはこいつを食いたかったんだよ!そうだよな、レオ」
いまコレじゃなくてコイツって言ったよな…
「バカ言うな、冗談じゃない」
「………!!ち、チクショ〜〜〜!!フカヒレにでも食わせてやる〜〜〜〜〜!!」
686 :
風邪ネタ:2006/11/16(木) 03:03:57 ID:oqOergTZO
そう言って、カニはお粥?を鷲掴みにして帰っていった。
触っても大丈夫なんだ、あれ。
「ありがとうなごみ、助かったぜ」
命の危機を乗り越えた俺は、なごみに感謝していた。
「センパイって…以外と押しに弱いんですね…」
「え?」
「さっきもカニを押し倒してましたし、今だってお粥を食べさせられそうになって」
………なごみん?
「…風邪を治すついでに…そのヘタレ病も治してあげます」
ジャラリと手錠を取り出すなごみ。な、なんかキャラが違ってるぞ。
「お、おいなごみ。やめろよ似合ってないぞ」
「カニに寝とられるくらいなら……いくらでも自分を変えますよ、あたし」
「さあ、手を出してください、センパイ……」
「いやあああああああ」
続きはまだか…読破するまで眠れぬ…!
最初のカニ押し倒しがかなり効いていたのか、なごみは調教モードに入っていた。
その後なんとかなごみを説得し、普通に看病してもらったが、
結局のところカニの料理の恐ろしさとなごみの嫉妬の怖さを心に刻みこまれただけだった。
2日後、とりあえず風邪が治った俺は学校へ。
「へぇ、そんなことがあったのか」
スバルにこの間の苦労を聞かせる俺。
「なごみがあんなことするなんて……きっとコレを書いてるやつの頭が足らなかったに違いない」
「いーや、女って以外となにするか分かんないぜ?」
畜生。カニのせいだ。カニのバカタレめ。
「そういやフカヒレいないけど、どうかしたのかあいつ」
「なんでも原因不明の腹痛で病院に運ばれたらしいぜ…原因なら予想できるけどな」
「恐ろしい…」
「ま、今度お前が風邪をひいても、オレが看病してやるさ」
「ビクッ」
ガクガクブルブル…
「なんだこいつ…看病がトラウマになったか…可哀想に」
もう看病はいいっちゅうねん。
乙。もう少しなごみんに甘えたかった・・・。
落ち着いて投下することをお勧めしますわ〜
>>670-675 >>678-683,686-688
何度もミスしてすまん。
最近投下がないから自分でかいてみた。
そしたら、最初保管庫にあるような優しいネタ目指してたのに脱線してグダグダになった。
おまけに規制にあいまくってしかもミス二回。
こんな駄作に支援くれた椰子マジでありがとう。俺は風邪気味なので寝る。
乙でしたー
カニって本当にレオのこと大好きなんだなw
乙でした
スバルって本当に(ry
乙でしたー
姫って本当に俺のこと大好きなんだなw
695 :
名無しさん@初回限定:2006/11/16(木) 20:01:13 ID:B5I3nlLgO
ウホッ!!久々のSS投下キター!!
なごみんの調教モード……萌えスw
最後になったが
>>691乙。
>>691 GJ
投下ミスがあったのが残念でならない。まぁテンポガ少しずれるだけなんだが
エロゲ板ワロてシモた
GJだ!
>ハタキたくなる
何となくなくワロタ
理科室。薬物を調合する美女が1人。
「コレで完成……ですわ」
小瓶には薄桃色の液体が満たされている。
「……まずは誰かに試してみたいですわね」
そこに、理科室前の廊下を歩く人影1つ。
「ふわ〜あ、眠い……」
「伊達さん……。ちょうどいいですわ」
…………………………………………
「あー、腹減ったな……」
レオからなんかせびるか。竜宮にいるかな。
ん?
「……なんだ?」
「どいてくださいカニさん!!」
「うわぁ!!」
今のは……祈ちゃん? 何爆走してんだ?
「こら待て小僧! 祈に手を出すことは、この我輩が許さんぞ!」
「どけこのインコ野郎!」
「お手紙ちょうだい〜ぃ……」
あれ、土永さんが吹っ飛ばされてきた。あれは……スバル!?
「待ってくれ祈ちゃん! 俺の愛を受け止めてくれ!」
「しつこいですわ〜」
???? なな、なんだ? スバルが祈ちゃんを追い掛け回してんのか?
「なんなんだ?」
とりあえず追うか。面白そーだし。ん?
「……あれ?」
これは……祈ちゃんが落としていったんかな。
薄ピンク色の液体が入った、小さな小瓶だ……。
…………………………………………
「鉄さん、助かりましたわ。もう少しで押し倒されるとこでしたわ」
「何をしたんですか、祈先生。伊達がこんなことをするとは私には思えないんですが?」
「鉄さん、あなたは被害者の私よりも加害者の伊達さんをお信じになられるのですか?」
「はい」
「そうきっぱり言われると返って清々しいですわね。実は…………でして」
「あ・い・の・く・す・りを試した〜!?」
「ええ、そうです。平たく言えば媚薬ですわね。飲んだ人は飲ませた人を好きになってしまうという恐怖の薬……」
「いちいち説明しないでいいです! 何でそんなもの作ったんですか!」
「暇でしたから」
「暇つぶしでそんなもの作らないでください! とにかくそれは没収します。こっちに渡してください」
「うう〜仕方ないですわね……。あら」
「? どうしました?」
「どこかに落としたみたいですわね」
「大変じゃないですか! 誰かが使ったらどうするんですか!」
「……まあ、大丈夫ですわ。副作用は無いし、効果もじきに切れますし……」
「そういう問題じゃないでしょう! 探しますよ!」
「はいはい。……そんなにうまくいくもんではないですわよ」
…………………………………………
聞いちまった。
今ボクが手に持っているもの。
この薄ピンク色の液体が入った、小さな小瓶。
これが……媚薬。
媚薬って、あれだ。ほれぐすり、ってやつだ。
スバルが祈ちゃんを追い掛け回してたのは、媚薬を使われたからだ。
スバルがあんなになっちまうくらいだから……すげえ効果なんだな。
……使って、みようかな。
いや、でも。……でも。
…………ちょっとだけなら。
レオ、竜宮にいるかな。
…………………………………………
いた。レオが、いた。ちょうどいいことに、1人で仕事してやがる。
なんだろ、すっげえ緊張する。
なんてこたーねー。いつもレオの飲みもんに酒を仕込んだりしてるじゃねーか。
そう、それと同じこと。
ちょっとしたイタズラ。
……ちょっと落ち着いた。よし。
「オース……なんだレオだけか」
「なんだとはなんだカニ」
いつものように隣に座る。レオは……何も飲んでねー。
「ボクのど渇いたー。茶淹れてくれ、茶」
「へいへい。俺も一服するか」
よし、自然だ。どっこも怪しくねー。
「ほらよ」
「サンキュー」
……あとはレオの茶にコイツを仕込めばオーケーだ。
さすがに目の前で仕込んだら怪しまれる。隙をつくらねーと。
大丈夫。何度もやってきたじゃねーか。ボクなら、できる。
「レオ、腹減った。菓子出してー」
「自分で出せ」
……ここで引くわけにはいかねー。
「ああん!? テメーボクの頼みが聞けねーってのか? いいからだせー」
「おらよ」
……そういやコイツいつもビスケットを持ってたっけか。
普段ならありがてーが、今は邪魔でしかねー。
「今はビスケットよりも煎餅が食いたい気分なんだよ」
「ったく……」
ブツクサ言いながらも取って来てくれる。そういや、いつもボクのワガママ聞いてくれるな……。
だからボクは……。
って、そんなこと考えてる暇は無え。
レオが戸棚を探してる隙をついて小瓶を傾ける。
どんぐらい入れればいいのかわからねえ。
とにかく半分くらい入れることに成功した。
「ほらよ」
「さ、さんきゅー」
……入れた。入れちまった。もう、あとには引けない。
なんだ、胸がドキドキしてやがる。鼓動が聞こえてきやがる。
もしかしてレオにも聞こえてるかもしれねー。
とにかく落ちつきたい。煎餅を口に入れる。……何の味もしない。
「ふう」
あ。
飲んだ。
薬入りの茶を、レオが、飲んだ。
あいのくすりを。レオが、ボクを好きになっちまう薬を。
飲んじまった。
「う!」
「ななななななんだ、どうしたレオ」
「いや、何かこの茶、変な味が」
「そそそそ、そうなんか、ボクはそんなっことねーぞ」
「? 洗った湯飲みを使ったはずだがな……」
「き、気のせいじゃねーか」
「そうかな」
……やべー。ドキドキが止まらねー。
体があちー。なんか、自分の体じゃねーみてーだ。
落ち着け。落ち着けボク。茶を一気飲み。
「げほっ、げほげほげほっ」
「何やってんだお前」
! レオが背中をさすってくれてる。
距離が近い。また体が熱くなってきた。
息苦しくもなってきた。
「大丈夫かよ」
「あ、ああ。だいじょうぶ……」
落ち着け。落ち着けボク。
深呼吸。
よし。ちょっと落ち着いた。
レオの様子は……いつもと変わらない。効果が出るまで時間がかかるのかな。
……もしかしたらきっかけが必要かもしれねー。
「なあレオ」
「あん?」
「今日のボクを見て何か感じねーか?」
レオがボクをジッと見る。目を合わせるのにも、集中しねーとやばかった。
「……いんや別に。いつもの馬鹿顔だ」
……なんでだよ。祈ちゃんが使ったときは、あんなに効果があったのに。
祈ちゃんとボク。……色気とか、そういうのが必要なんか? だったら……。
「お前さ」
!! 来たか? ちょっと待て、まだ準備が……。
「熱あるんじゃないか? 顔も赤いし……」
「え?」
「うん、やっぱちょっと熱いな。風邪でも引いたか? 通りでちょっと変だと思ったら」
……へん? 変になってるのは、ボク?
薬が効いていたのは、ボクのほう?
「チース、ちゃんと仕事してる?」
「こんにちはー」
「あ、姫、佐藤さん」
「カニっちと対馬クンだけか」
「どうしたの? 対馬君」
「ああ、カニが熱あるみたいでさ。保健室に連れて行ったほうがいいかなって」
「あら。カニっちでも風邪引くのねー」
「大丈夫、カニっち? 一緒に保健室行こっか?」
「え、ああ、ああいい。1人で大丈夫だからよ」
「無理すんなよ」
……そんなに心配そうに見んなよ。見ないでくれよ。
「いいからいいから、じゃ、今日はもう帰る。じゃな!」
逃げるように、飛び出した。
笑えるぜ。ボク、何やってんだろ。
情けねー。泣けてくる。……本当に、泣けてきやがるぜ。
F-2支援戦闘機
これは期待膨らみまくりんぐ
「……祈ちゃん、どこかな」
…………………………………………
「あらカニさん。どうなさったのですか?」
祈ちゃんは保健室にいた。
ベッドにはスバルが寝ている。乙女さんに吹っ飛ばされたんだろうな。
「……祈ちゃん、これ」
「あら……。カニさん、使ったのですか?」
コクリとうなずく。怒られると思った。今は怒られたかった。
でも。
「しょうがないですわね。ま、いいですわ」
優しい笑顔。……大人の女の顔、ってやつかな。
「土永さん、鉄さんに知らせてきてくださいな。見つかったって」
「了解だ、祈」
「さて……。うまくいかなかったのでしょう?」
「え、う、うん。わかるの?」
「ええ。仕込むのに苦労したでしょう?」
「うん。茶に半分くらい入れたんだけど……」
「2、3滴で十分ですわよ」
「そうなんだ」
「ええ、左右に1滴ずつで」
「そっか。……え?」
左右に?
「これは、EYEの薬ですわ。つまり、目薬」
「ええええええええっ!?」
思わず叫び声を上げちまった。
「う、う〜ん……」
スバルが寝返りを打つ。
「もう少し寝ててくださいな」
その鼻をピン、とはじく。
スバルはまた、寝息を立てだした。
「ですから、飲ませても効きません。目に差させないと」
「そっか、そうなんだ……。あ、でも」
「ん? ああ、伊達さんですか。彼、眠そうにしてましたから、目がパッチリとさえる薬、と言ったのですわ。
まあ、うまくいく方が稀ですけどね。……で、どうします?」
「え?」
「もう1度使いますか? 今度は正しい使い方で」
……そんなの決まってる。
「いいよ、いらない」
「正解ですわ。ではもうこれはいらないでしょう」
そう言うと、祈ちゃんは薬をゴミ箱に投げ捨てた。
「ではカニさん、1つ頼みがあるのですが……」
…………………………………………
「なんで俺までやんなきゃいけねーんだよ!」
「うるせー! つべこべ言わずにやれ!」
翌日。ボクとレオは、祈ちゃんの命令で資料室の整理をしていた。
「逆らうと島流しなんだぞ!」
「くぅ、ちくしょう。……あ、カニそこ危ないぞ」
「うわっ」
「おっと。大丈夫か」
「ああ、サンキュー」
レオがよろけたボクを受け止めてくれた。
……コイツは何とも思っちゃいねーんだろーなー。
でもいつか必ず。
そう、ボクだけの魅力で。必ず。
「ふいー。あと少しだなさっさと終わらせるぞ、カニ」
「おう!」
待っていやがれよ、バカレオ!
投下中にいきなりPCにトラブル発生。解決したからいいけど。
結膜炎になりました。目薬差してると思いついたんで書きました。
軽い叙述トリックも使ってみました。難しいもんです。
だれを主役にするかで多少迷いましたが、やはりこういう話はカニが一番似合うでしょう。
俺のSSにしては珍しくパロネタが1個しかありません。
たまにはこーいうのもいいもんですね。
今長いのを書いてます。長すぎるんで再構成してます。みにきす出るまでに書き上げたいなあ……。
おー!
こういうオチだったか。
やっぱ一途に想ってくれる女の子はかわいいなぁ。
GJ!!
祈ちゃんはどら○もんなみに便利なキャラだw
「起きろ、レオ。朝だぞ」
朝。乙女さんに起こされて、眠い目を開く。いつもの光景だ。
でも、今日は少しばかし違っていた。
「誕生日おめでとう! レオ!」
パァン! とクラッカーが耳元で鳴る。
そうだ、今日は10月10日。俺の、誕生日だ。
「さあ、起きろ。せっかくの誕生日に遅刻して怒られたくは無いだろう?」
乙女さんの声に押されるようにして身支度を済ませる。
「今日は盛大に祝ってやるからな。朝はまあ、さしあたってこれぐらいで我慢してくれ」
降りてきた俺の目の前には、てんこ盛りのおにぎり。……朝からコレを全部食えと?
まあでも、その心遣いがうれしい。クラッカーまでわざわざ用意して……。乙女さんらしい。
「なあ、レオ」
食べていると、唐突に乙女さんが話しかけてきた。
「今日はお前の誕生日だが、もう1人誕生日の奴がいるんだ」
俺は、心が一瞬だけ凍りついたのを自覚した。
「近衛もお前と同じ誕生日なんだ」
そう、アイツも。俺と同じ日に生まれた。
でも、ただそれだけ。
「だから、一緒に祝わないか?」
乙女さんは俺とアイツの不仲を知っている。だから、だろう。……でも。
前々からクラスメートが祝う準備をしてくれている。それをいきなり計画変更ではみんなに悪い。
それに、アイツにも予定とかあるんじゃないか?
もっともらしい理由を並べる。でも、本当の理由は。
……俺は、アイツに会いたくないんだ。
「……そうか、そうだな。いや、すまない。急にこんなことを言って」
心底申し訳なさそうに、乙女さんが謝ってくる。
ああ、そんな顔をしないでくれ。こっちが悪いことをしたような気分になる。
……俺は今、どんな顔で乙女さんに向かっているのだろう。
ただ、同じ日に生まれた、それだけの、偶然。……嫌な偶然だよ、まったく。
…………………………………………
「よっ、誕生日おめでとう、レオ」
「オメーもまた1歩死に近づいたな」
「今日はオレの全てを懸けて祝ってやるからな」
登校。
幼馴染達が三者三様の祝いの言葉をかけてくれる。
……1人バカがいるが、まあカニなりの祝いなのだろう。多分。
「対馬君、おめでとネ」
「対馬、おめでとさん」
同級生達も祝いの言葉をかけてくれる。
さわやかないい気分になる。今日1日、こんな気分で過ごしたいものだ。
「ナオちゃん、誕生日、おめでとう」
ふと、後ろからそんな声が聞こえたような、気がした。
……振り向くな。俺には関係無い。
話したところで、お互いが、憂鬱な気分になるだけなのだから。
自分に、そう言い聞かせる。
言い聞かせる? それはつまり、アイツを意識しているのか? 俺は、アイツに……。
……やめよう。考えるのはやめよう。
「どうした、レオ? なんか考えてる風だけどよ」
なんでもない、と告げ、前を見て、歩き出す。
そうだ、せっかくの誕生日に、憂鬱になるようなことを考えたくは無い。
今日は、みんなが祝ってくれる。ただ、それだけでいい。
…………………………………………
放課後になった。
今日はみんなとカラオケで盛り上がる、そういう予定だ。
もう、みんな校門前に集まっているだろう。
急いで祈先生から頼まれた所用を終わらせる。ついでに駄菓子を貰った。
校門に急ごう。
だが、その時、前から最も会いたくない人物が歩いてくるのに気がついた。
……最悪だ。嫌な偶然とは、連鎖するらしい。
こちらに向かってくる、ツインテール。向こうもこっちに気がついたようだ。
お互いの距離が縮まる。でも、目は合わせない。
このまま、すれ違ってしまえば、いい。
「……対馬」
瞬間。思わず足が止まった。
……聞こえた。確かに、聞こえた。アイツの声。
心臓が、大きく跳ね上がるのを自覚する。そして、俺は、立ち止まって。
「つし」
「対馬君!」
あ。
「もうみんな待ってるよ。早くいこうよぅ」
佐藤さん。
俺はそのまま、佐藤さんに引っ張られて、その場を後にした。
……アイツは、何か俺に言おうとしていた。何を言おうとしていたのだろう。
…………………………………………
クラスメート達とのカラオケは大いに盛り上がった。
プレゼントをくれる人もいたりして。本当にうれしい。いい日だ。そして、時間が来たので解散。
「じゃあ、俺らは先に行ってるからよ」
「うまいメシ作ってやるからな」
「今夜はトコトン盛り上がるぜー」
幼馴染達は一足先に俺の家に帰って、2次会の準備。
俺たち4人に、今年は乙女さんが加わっての宴会。
……疲れそうだな。でも、こんな疲れなら大歓迎だ。
準備が整うまで少しかかるだろうから、のんびりと帰路につく。
……少し、公園にでも寄っていくか。
海風が少し寒いだろうが、カラオケで溜まった熱気を冷ますにはちょうどいい。
公園には人気は無かった。もうこの季節になると暗くなるのも早い。
……いい月だ。満月ではないが、それでもきれいな月だった。
月は人の心を狂わせるというが、この月を見てるとそれもわかる気がする。……俺も詩人だね。
これならずっと眺めていられるような気がする。
しかし10分も眺めていると首が痛くなる。月も雲に隠れたし。
……そろそろ行くかね。
そう思い、足を公園出口に向けた。
「あ……」
! ……近衛。
……こうまで続くと、作為的なものを感じるな。
どうにせよ、俺には何の関係も無い。話すことも無い。わざわざ憂鬱になるつもりも無い。
早くこの場を離れて、みんなの待っている所へ行こう。
歩を進める。目を合わせず。すれ違えば、もう目に映らない。
ふと、また月が目に入った。
…………月は、人の心を狂わせる、か。
距離が縮まる。立ち止まっている、近衛の横を通る。
風が吹いた。
「Happy birthday」
…………聞こえたのかね。
もう何も言えない。月もまた、雲に隠れてしまった。
今はこれが精一杯、だ。早く家に戻ろう。
「対馬!」
後ろから俺を呼ぶ声。どうやら、聞こえてたようだな。
「誕生日、おめでとう!」
……んなでかい声で叫ぶな。恥ずかしい。
でも、いい気分、かもしれない。少なくとも憂鬱ではない。
振り返りはしないけど、応えておこう。アイツは目がいいはずだから、見えるだろ。
明日は、挨拶くらいしようかな。
とりあえず感謝しとこう。
この場で会えたことと、近衛と同じ日に生まれたことへの、偶然に。
朝起きる。いつものように起きて、気合を入れて髪を整える。
髪は乙女の命。中途半端は許されない。
鏡の前でにっこりと笑顔。うん、いい感じ。
朝ごはん。食パンにたっぷりとピーナッツバターをつけて、豆乳とともにいただく。
うん、力がみなぎってくる。
今日は10月10日。アタシの誕生日。
とっても嬉しい日。
そして、悲しい日。
…………………………………………
登校。
秋も深まりだして、枯葉が道に積もっている。
さくさくとする音が妙に心地いい、秋晴れの日。
クラスメート達が寄ってくる。
「おはよう近衛。誕生日、おめでとう」
「おめで、と」
「ナオちゃん、誕生日、おめでとう」
祝いの声をかけてくれる。
とっても嬉しい。いい気分。
「対馬、おめでとさん」
! ……対馬。
アタシと同じ日に生まれた、あいつ。
でも。
ほんの数十歩しか離れてないのに、それがとても遠く感じる。
「近衛、誕生日おめでとう」
鉄先輩。
憧れの鉄先輩から、祝ってもらったのに、どこか心が沈んでいる。
やっぱり今日は、悲しい日。
…………………………………………
放課後になった。
誕生日といえど、当然部活はある。
こういうときだからこそ、もっと気合を入れねば。
部室に向かう。
あ。
対馬。
向こうも気がついてるはずなのに、目を合わせようとしない。バカ。
まただ。心が沈みだしてる。
……わかっている。アタシは、あいつに祝ってもらいたいんだ。
そして、あいつを祝いたいんだ。
でも。
たった一言でいいのに、一言でいいのに。
その一言が、口から出ない。
畜生。
でも1番バカなのは、アタシ。嫌になる。意地っ張りな自分が、嫌になる。
でも。
あの時から、毎年そう。この1日が終わるまで、悲しい思いをしている。
そんな思いをするのは、もっと嫌。だから。
「……対馬」
搾り出すように、声を出す。
あと少し。
そう、その調子。一言でいい、一言でいいのだから。
今だけ、意地っ張りな自分を抑えて、心のままに。素直に。
「つし」
「対馬君!」
え?
「もうみんな待ってるよ。早く行こうよぅ」
この声。佐藤さん。
あ、対馬……。行っちゃった。
…………バカ。
やっぱり今日は、悲しい日。
…………………………………………
部活が終わった後、みんなが祝ってくれた。
村田や紀子、鉄先輩も来てくれて、ささやかだけど、楽しい時間を過ごせた。
楽しい時間は過ぎるのが早い。
もう暗くなっている。
家に帰れば、親がケーキとご馳走を用意してくれている。
早く帰ろう。
……え?
今のは。
見間違いかな。でも、確かに。公園に入っていった。
アタシは、公園内に足を進めた。
……いない。やっぱり見間違いか。
こんな見間違いをするなんて。なんだかいっそ笑えてきちゃう。
ふう、と溜め息をついて空を見上げる。
きれいな月ね……。
誰もいないみたいだし、叫んじゃおっかな。
「あ……」
見間違い、じゃない。
対馬。
いた。本当に、いた。
これって、運命、かな? それとも、ただの偶然?
いや、そんなのどっちでもいい。
これが、最後のチャンス。
言おう。一言、言おう。おめでとう、って。
心臓の動きが早くなってる。体が熱くなってる。
足が震える。のどがカラカラだ。口の中が乾いてる。
対馬が近づいてくる。行っちゃう前に、早く。
素直に、素直になって、ただ、一言。
対馬、誕生日、おめでとう、って!!!
……………………ハァ。アタシの、バカ。
風が、冷たい……。
「Happy birthday」
え?
今。聞こえた。
聞き間違いじゃない。確かに、耳に、体に、心に、響いてる。
対馬の声。
瞬間、アタシの心が弾けた。
「対馬!」
体の底から。心の底から。
自分の素直な気持ちを、想いを、対馬にぶつける。
「誕生日、おめでとう!」
聞こえたかな? 伝わったかな?
あ。
手を上げてくれた。右腕を軽く。
聞こえてた。伝わってた。
振り返りはしてくれないけど。それも対馬らしい。
なんだか、とってもいい気分。
さ、早く帰ろう。
今日は10月10日。
アタシの誕生日、対馬の誕生日。
今日は、とっても、嬉しい日。
長いのが詰まってるので、書きかけだったのを完成させました。
つよきすで1番ツンデレなのはレオだと思うわけですよ。
今回はパロもギャグも抜き。こういう話も好きですけど肩が凝るのがキツイです。
そしてこの手法は初めてです。うまくできたでしょうか。
近衛は過去がある分使いやすいです。
雰囲気はあるけどどうもよくわからん…… (´・ω・`)
>>721 近衛スキーとして楽しませていただきました
乙です
乙
YPは狙ってあのタイミングで来たんだろうな
レオはツンデレというより元々ヘタレなだけだと思う。
フカヒレが近くにいるおかげで目立たないけどw
>>717は1/4なんだな
うーんこれが〜
だがGJ
GJ
729 :
名無しさん@初回限定:2006/11/18(土) 09:36:57 ID:M53Mei9W0
YPが素敵ww
GJ
よっぴー鮮やかに阻止
ねぇやマダ―?
ねぇやはねぇや
誰がうま……くもねーか
エロとかないの?
まぁ面白ければ、エロじゃなくてもいいんだがな。
かなりの古参だがこのスレではエロ入る方が珍しい
実はエロ書いて成功させるほうが難しいからな
新番組・竜鳴戦隊ツンレンジャー
『竜鳴戦隊ツンレンジャー!』
素奈緒『今日も元気だ!ツンレッド!!』
なごみん『油断大敵!ツンブラック!!』
乙女さん『百花瞭乱!ツンブルー!!』
蟹『食前食後にツンイエロー!!』
よっぴー『みんな仲良し!ツンピ・・・
ニュースキャスター『えー、番組の途中ですが緊急ニュースです。
熊が山を降りたついでに竜鳴館館長・江田島平蔵氏に勝負を挑んだ所、あっけなく撲殺された模様ー』
レオ『クマ調子乗りすぎ』
誰だ江田島平蔵って
素で間違えました
江田島平蔵→橘平蔵
あと出て来てない姫はツンゴールド(司令官)として秘密基地『竜宮』に待機してます
司令官のセクハラが心配だw
姫レッドだとおも
カニイエローは納得
ypはホワイトかブラックか第6の戦士
で裏切る
裏切ったのは姫じゃん。
レッドは乙女さんだろ・・・常識的に考えて・・・
「年上の私がリーダーに決まってるだろう」
とか言って
大丈夫だ、レッドがリーダーという決まりはないぜ。
>>744 その後、チラと祈先生を見て
「…私は白にしておこう。清潔感があるしな!」
と言い直す乙女さん萌え
ヒーロー物のリーダーってブルーだと思ってた
今不意に
黒髪ロングの古めかしいセーラー服着た女の子が乙女さんに
「くろがねええぇぇぇ!」
とすごい形相で迫るシーンが脳内に
蟹『で、リーダーは誰にするよ?やっぱ元気ハツラツのこのボクがぴったりだよね〜』
なごみん『はぁ?てめぇは怪人の方がお似合いだよ、怪人カニータ』
蟹『な、なんだとゴルァ!怪人ココナッツ!!
てめぇは一話でやられる雑魚がお似合いだぜ!』
なごみん『潰すぞ、カニータ・・・』
素奈緒『やっぱりリーダーは鉄先輩ですよね!知的で乙女の清純を表す青、まさに先輩のそのものです』
乙女さん『いやぁ照れるなぁ・・・それまで言うなら私がなってやらんでもない。』
姫『当然私もリーダーがやりたいけどリーダーに関しては鉄先輩に渡すわ。
いくら正義の戦隊でも上司はいるし、わたしは命令されるの嫌だから司令官のままでいいかな〜』
乙女さん『それでは決まりだな!・・・ん?そういえば佐藤はどうした?』
よっぴー『ぐすっ・・・わたしだけ・・・セリフ言えてない・・・セリフ言えてないよぉ・・・うう』
姫『ダークよっぴーが発動しちゃってるわね・・・そっとしておきましょ』
>>747 宮内のことかー
カクレンジャーはホワイトがリーダーでした
>>748 なごみんが古めかしいセーラー服か…
妙に似合いそうだ
>>751 いや、それは要芽お姉さまの役目だからw
検事:鉄乙女
弁護士:柊要芽
飴天裁判
ypがブラックじゃないの?
姉しよの方で戦隊物やると悪役がすんなり決まるな
ねぇねぇ「はーい!わたしアクの帝王やるー!」
ねぇや「オモシロそうだからわたしもー!」
いつのまにか全員悪側に回ってて一方的に嬲られる役の姉貴
ツイン「ふざけんなぁー!」
そしてピンクの空也
くーや「もうおムコにいけない・・・・」
そこですかさず海お姉ちゃんが
『お姉ちゃんがお嫁さんになるから大丈夫だよ〜』
と言うのが姉しよクオリティー
空気読んでなくてスマンが、保管庫漁ってたら、しらないAAがあった
,rー-r'`ヾ´ ̄ ̄``ー-、
/ ∧ }ソ /ヽ ヽ、ヽ\
/ リ /ミト、i|/r'ヽjト、 } |! }、
/ t/`゙"`ヽ'´"゙'l| i! | l i|
/ i| {レ,' _i| |、i| } l
{ |! || {'´ ̄` ´ リ リ| |} |
|l {| i | |_,.::: - i!| ソr lr、 i|
|| |;i ハト !""` """''‐} ノ|)ノ !|
|ん ソ| , } |´ |. /i
|r´ヾ-| ヽ、 ` _.. / r'l| |!. //
|! i ヽ ヽ、ノ ,/レ'゙"イ | { //
} | |iヽ、 , '´ | | ト、l| | r、/イ Have a pleasant times !
|ノ レ| , '´ .| | | ヽ| l|、 !//i |
,- リ ト/ ヽ / | ィ|\r-、 |} ⊥/| i
r' { | ``ヽ、 k' | 〉レ´ 〈 `ヽ`ヽ i
| | _|,,-"´ 〃リ/ノ,/ 〈`ヽ ノ
,イ´ |,/{、 / /
/ li 、, ,/ | ,、 / \
/ ヽ、 / / } / ''-、レ./
{ `゙ヽ、_ |_....--ー" | / /
ヽ ~ / / /
これ描いた奴出て来い!なんか感動した!がもうちょっと改良してくれ
竜鳴戦隊・ツンレンジャー第二話
『竜鳴戦隊ツンレンジャー!!』
なごみん(ツンブラック)『敵は採石場へ逃げ込みました・・・』
乙女さん(ツンブルー)『よし、みんな!そこへ出撃だ!!』
素奈緒(ツンレッド)&蟹(ツンイエロー)『イエス!レッツGO、ツンレンジャー!!』
姫(ツンゴールド)『ちょっと待って!よっぴーの名乗りまだ終わってないわよ?』
よっぴー(ツンピンク)『う・・・う・・・うう・・・(ダークよっぴー発動中)』
蟹『でも敵んトコ早く行かねえとまずくない?』
よっぴー『う・・・まだイッテない・・・まだイッテないよぉ・・・ぐすっ・・・』
乙女さん『しょうがないな、では佐藤のためにもう一回やるか』
なごみん『・・・しょうがない先輩ですね』
姫『では気を取り直して・・・とおっ!』
『竜鳴戦隊ツンレンジャー!!』
素奈緒『悪を打ち砕く!ツンレッド!!』
なごみん『因果応報・・・ツンブラック』
乙女さん『桜花絢爛!ツンブルー!!』
蟹『旅のお供にツンイエロー!!』
よっぴー『みんな仲良し!ツンピ・・・
ニュースキャスター『番組の途中ですがここで(ry』
怪人フカヒレータ『・・・どうでいいけど出番まだ?』
つづくぅー!?
続かれてもな
じゃあ蜜柑ということで
ていうか素奈緒レッドはありえねえ
素奈緒は敵の雑魚兵士だろ
>>762 素奈緒には露出度の高い敵女幹部キボンヌ
戦闘員は西崎で
「クー!」
戦闘員を庇いながら戦う怪人よーへーちゃんが見える。
巨大ロボはやっぱりレオパルドンなんだろうか
>>763 素奈緒「私は、ツインテール・ス=ナーオ! 幹部として貴方達を迎え撃つ!」
姫「……んー、顔は可愛いし露出サービスも良いけどいかんせん胸がねー」
よっぴー「アハ、必死だねw」
こうですか分かりません(><)
素奈緒「対馬レオの身柄は預かったわ!
……べ、別に対馬がどうとかじゃなくて
レオパルドンの秘密が知りたいだけなんだからね!」
330 :名無しさん@ピンキー:2006/11/23(木) 08:23:04 ID:EtoTfcut0
>>175 _,.-‐'"´  ̄ ` 丶、
_,.-´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::/:::::::::::i:::::::、:::::::::::\:::::::ト:::::::、
/::::/.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:ハ.:.:、::::::::\::|:::::::::::i そんなに褒めてもらいたいのか?
. /.:.:/.:.:..:l:::::::|.:.:.:.:.:.:.l.:.:、.:.:ヽ.:.\.:.:.:弋つ::::::::i
l.:.:.:|.:.:.:.:.!:::::::|.:.:.:.:.:.:.ト、:ト、::::::\::\_\l::::::::l 仕方ないな、合格おめでとう
. l:::::::{:::::::::|ト::::{〉、:::::::.├弋i弋:卞、_:.\つr‐、:::|
l::::::::i:::::::::l K::| {ハ:::ト、:l ヽ{ \〉_,`ト、.\} !::::l いろんな人がいるがちゃんと誠実に仕事するんだぞ
{、::::::l::::::::.ハ从`` \::ヾ ‐==='"´ l::::::`Yノ;:::::l
}ト从 、::::if=='"´ ヾ、 ...::::::::::.. /::::::::::|;;;;;::}::|
\N;ハ..::::::: , i::::::::::::|;;;;::ハノ
|::i、;;ハ. ヽ ノ::/:::|::::|/iハ}
|:i:::;;;;;;;\ r‐=、 /l::i::::::l::Y
|:l.:::;;;;;;;;;:rfヽ. ` ‐’ / /:/:::::/i::|
|:ハ:::f从{ `ニi ´ |//::::::ト|/
}ハ::ハ} }_,.-'"´:_,.} /ノi:/ヽ::|ヘ
__ _,.-≦{´::::::::::::/ ノ l/≦:::::::::::\
/\ ト、:::::::::::::::{ ヽ -‐/:::::::::::::::::::::::::::::>、_
|. Y |ハ.:::::::::::::i /:::::::::::::::::::::::::::,.-‐' / ⌒ヽ
/ } .{ \:::::::::|. /´:::::::::::::::_,.-‐'彡" / |
. / .レ ヾ=ニ≧:|/_,.-─‐‐'"´ ,‐'´ / ト、
/ / /R.Y‐-----‐‐'´ / _,.-─ヘ
./ / ノ⌒/ レ _,.-‐' -'´⌒\
910 :名無したちの午後 :2006/11/23(木) 01:45:56 ID:MpvJ2puq0
今、ナトセに入れようとして寒気が走った
どうも嫌な予感がする
ナトセはともねえよりもYPに近いと俺の直感が訴えている
あの眼帯をするに至ったトラウマ・・・・
幼少期をエクアドルの内戦地帯で過ごし、生き残るために強くなったナトセだったが
すさんだ大人たちに血みどろの陵辱を繰り返し味あわされてきた過去は
眼帯をはずされてしまった瞬間に発動し、男を憎む衝動が見境なくそこら中にばらまかれる
もうだめだ
こわいよナトセ
912 :名無したちの午後 :2006/11/23(木) 01:53:28 ID:hikZQHXO0
| I I ___ I I
| | -、 /
|\ | _|_ _|_ _|_ _|_ /
| ___| /」 /」 /」 /」 _/
、′ 、 ’、 ′ ’ ; 、
ボォォン . ’ ’、 ′ ’ . ・
、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・”
’、′・ ’、.・”; ” ’、 ドガッァァン
’、′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
’、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′・
、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人 ヽ
、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ
>>910 ( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ ,[]
‘: ;゜+° ′、:::::. ::: ´⌒(,ゞ、⌒) ;;:::)::ノ ヽ/´
`:::、 ノ ...;:;_) ...::ノ ソ ...::ノ ゝ
'´ ``ヽ
ル/ ノ从リ)
'ヽ(リメ-゚ノリ
く〉 Y )>
. 'r´i`!
し'ノ .
まとめ
一見平凡な男子学生・対馬レオの体内には
父である科学者・対馬博士の開発した超空間回路が埋め込まれていた!
回路を狙う悪の秘密結社・ニィエーから対馬レオを守るため
5人のメンバーからなる竜鳴戦隊ツンレンジャーが組織された。
レオの感情の昂ぶりをスイッチに作動する回路によって超空間が開き
そこから召還される対馬博士建造のスーパーロボット・レオパルドンを武器に
ツンレンジャーは今日もニィエーやその改造怪人と激しい戦いを繰り広げるのだった!
とかかな。
秘密結社のボスは姫が適任な気がしてきた。
>>773に追記
>レオの感情の昂ぶりをスイッチに
もちろん性的な意味で
>>770 それ俺のレスだけど新作AAじゃなくて保管庫にあったのを引用
戦隊ものや姉しよじゃなきゃ投下しちゃだめってんじゃなかったら、
ひとつ投下したいんだが…今誰かいる?
少し長い上に携帯だから時間かかるが
恋。自宅PC仕事の俺が支援してやる。
779 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:04:35 ID:CTDj2HeSO
「皆で百物語やらない?」
姫の唐突な一言で、俺たち執行部は百物語をするために、
わざわざ山奥にあるという古寺を目指して山道を歩いていた。
「それにしても、いきなり百物語とはな…」
「季節感とか気にしないのかな」
乙女さんも流石についていけてないようだ。
俺も自然に愚痴をこぼしてしまっていた。
「ム、なによー。文句あるならついて来なきゃ良かったじゃない。
それに、少なくともここは八月上旬よ、今のところは」
ここってなんだろうと思ったが気にしないことにした。
「ついてこなきゃって…。強制参加と言ったのは姫だろう」
「ごめんね、みんな…。エリーこの前タ〇リさんの番組の
再放送を観ちゃって、触発されたらしくって」
糸目になった佐藤さんがみんなに謝っていた。
苦労人だな…
「だからってこんな山奥まで来なくても」
781 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:07:43 ID:CTDj2HeSO
「まあ、やるからには本格的にやらないとね。ここのお寺…」
「出 る ら し い か ら」
姫がわざとらしく一息ついてから言った。
「うぉぉ、出るって何が!?ボ、ボクの幽霊センサーがビンビン反応してるぜぇ…」
カニは“出る”に異常に反応して怖がっている。
「相変わらず怖がりだなー、カニは」
「こえぇんじゃねーよ、気配がすんだよ!あー霊感ない奴がマジ羨ましいぜ。
レオ、その霊感の無さをボクにくれよ」
「無いものをどうやってやるんだよ」
本日もいい感じでバカだぜ、ナイス蟹。
椰子は「くだらない…」とでも言いたげな顔をしてそっぽを向いていた。
「なんか自殺の名所が近くにあるらしいし、
他にもぽんぽこタヌキが集会していたとか、
悪魔召喚の儀式が行われたとか、
黒い服の人々が男と鞄を交換していたという噂があったりなかったりするわ」
「もうなんでもありですね…」
「もはや怖くもなんともねぇな」
782 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:10:06 ID:CTDj2HeSO
椰子とフカヒレが口々に漏らす。
「いや、最後のは違う意味で怖かった気がするけど…」
佐藤さんがまともな意見を口にした。
この人がいないと俺までおかしくなりそうだ。
「自殺の名所か…。おいココナッツ、あっちの茂みでお仲間が呼んでるから
ちょっと行ってきたらどうだ?」
「は?なんだいきなり」
「ネクラオーラ出しまくりのゴーストどもがオメーを待ってるぜー」
「…お前はそんなことしか言えないのか甲殻類」
「いちいち喧嘩売るなバカ」
相変わらず仲が悪いな椰子とカニは。もう少し仲良く出来ないのだろうか。
と、そこへ…
「まったく、子蟹ちゃんは仕方ねぇな」
「うわっ、どっから湧いて出た」
急に俺の横にスバルが現れた。
「お、スバル君来たなー。遅かったじゃない、もしスバル君じゃなくて
フカヒレ君がそれやってたら殺してたわよ」
「悪い悪い姫、ちょっと用事があってな」
「おい俺今とんでもないこと言われなかった?」
784 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:16:04 ID:CTDj2HeSO
最初集合したときは、スバルはいなかった。
この集まりは強制参加なので、スバルも勿論来るはずだったのだが、
何故かいつまでたっても現れなかったので俺たちだけで先に行くことにしたのだ。
まあスバルが来たならそれに越したことはない。
「ん?よくココが分かったな、オメー」
「まあ、俺はレオが居る場所ならすぐに駆けつけることが出来るからな」
「気持ち悪いこと言うな」
マジで。
「おかしいわね、もうすぐ着くはずなのに…」
「…なあ姫、もしかしてこっちの方なんじゃないか?」
スバルが指差した先をしばらく進むと、古びた寺が見えてきた。
「あ…、ホントだ」
「地味名寺…?」
「パッとしねー名前だなおい」
古めかしい門に架けられた寺の名前が掘られた木(名前なんぞ知らん)
には、以下にも地味そうな名前が書いてあった。
しかし、苔むした外壁や雑ぜんとした参道と中庭、
そして長い時間そこに立ち尽くしていたのだろう、
786 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:18:42 ID:CTDj2HeSO
うち捨てられた本堂はボロボロにみずぼらしくなっており、
なにかしら嫌な予感がする
素敵なリフォームを実現していた。
....一言で言えば、いかにも『出そう』な雰囲気だ。
「んー、いい雰囲気じゃない。怖い話にはうってつけだわ」
「す、凄い場所だね…」
「はーはは、笑うしかねーや」
皆がこの心霊名所に各々の感想を漏らす。
その横で、「レオの山籠りに良いかも知れない…」とか呟いている
体育会系がいたが、今は楽しい夏休みなので聞かなかったことにした。
ふと周りをみると、カニが震えていた。
「うー…霊気がそこらを包んでやがるぜ…」
「なんか言ったかカニ」
「な、なんも言ってねーよ。そら耳じゃね?」
ますますビビってるなこいつ。
俺がカニの様子を生暖かく見守っていると、椰子が近付いてきた。
そしておもむろに、
「あ…センパイ、いまそこの草むらに人影ありませんでした?」
と、普段は出さないであろう声のボリュームで俺に……ある意味カニに?話しかけてきた。
「うぇっ!?どこどこどこ!?」
それを聞いた途端、カニがこれでもかというくらい挙動不審となった。
788 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:24:03 ID:CTDj2HeSO
カニびびりすぎ。
「そういうことはやめとけ、椰子…」
「さっきの仕返しです。ここまで効くとは思わなかったけど」
仕返しです、か。気持は分かるがガキっぽい奴だな。
「落ち着けカニ、そっちには幽霊なんかいないから」
スバルがカニを落ち着かせていた。
「は?う、嘘かよ…」
「……フッ」
「ああ!?なに笑ってやがんだココナッツ!!」
「そこまでビビってくれるとは思わなかった。
いい顔いただきました、蟹沢先輩」
「なに言ってやがんだテメー!?テメー近眼の癖に
ボクがどんな顔してたかわかんのかよ!」
なんでこう喧嘩になるかね…。
「対馬クンたちなにやってるのよ。はやくお堂にはいりなさい」
姫が呼んでる。もう始める気らしい。
「あ、ああ今行くよ。ほらバカやってないでさっさと行くぞ」
「がるるる」
「ククク…」
姫に呼ばれ、スバルは唸るカニを。
俺は嘲笑うヤンキーを連れて本堂へと入っていった。
789 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:27:02 ID:CTDj2HeSO
「へぇ、ボロボロのわりに中はまだしっかりしてるな」
「き、気味悪いこと言うなよ!誰かが手入れしてるみたいじゃねーか」
「考えすぎだぜ、子蟹ちゃん」
カニビビりすぎ。
「つ、対馬くん、こっち座りなよ」
「あ、ありがとう佐藤さん。ほらお前らもこっち来い」
「あう………」
…………………
辺りが薄暗くなってきたころ、山奥の古寺で、
ひっそりと執行部百物語が始まった…。
「それじゃ、始めましょうか。第一回、執行部百物語大会〜」
「いえ〜」
大会だったのか……。
「フフフ…今宵は私のとっておきの怖い話で
みんなを発狂させてあげるわ。覚悟しなさい!」
姫が物騒なことを言う。
「ほう…発狂させる程怖い話ができるのか。面白い、楽しみにしていよう」
乙女さんは余裕綽綽のようだ。
姫たちが話している横で、佐藤さんが百本のロウソクをコトリコトリと
ひとりで並べていた。
791 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:30:02 ID:CTDj2HeSO
手伝おうかと言ったら、
『大丈夫、対馬くんは座っててよ』
と言って健気にまた並べだした。
いい娘だな………。
「ヘヘへ、昨日ネットで片っ端から怖い話を集めてきてやったぜ。
みんなビビらせまくってやる」
フカヒレが呟く。いつになくやる気で満ち溢れているようだ。
「お、フカヒレやる気じゃねーか」
「あたりまえだろ!
そして、怖くなったよっぴーとかが俺に抱きついてくるんだぜ?
いいじゃん、超グッジョブじゃん姫、ナイス怪談!」
「………」
まあガンガレ。
「じゃあ早速行きましょうか。誰からいく?」
「まあ、自信あり気な姫は後回しとして、先ずは私から行こう」
乙女さんが名乗りをあげた。
「おっし行け!風紀委員!」
「乙女センパイはなんか怖そうなの知ってそうね」
「wktk」
みんなが期待の眼差しを送る。
うー、眠たい…が…支援…
793 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:36:38 ID:CTDj2HeSO
「ふふ、お前たち夜中にトイレに行けなくなっても知らないぞ?
いいか、これは小さい頃爺様から聞いた話でな…」
「…」
………乙女さんは自信満々の顔で首なしライダーの話を始めた。
…………
「…まあ、乙女さんは怖いと思ったんだから仕方ないよね」
「ガキの頃聞いてたら怖かったはずだぜ、うん」
「いきなりメジャーなので来たわね…」
乙女さんは散々に言われていた。
「いいんだ…確かに怖くないがお前たちは知らないと思っていたからな…」
やっぱり怖くないんだ。乙女さんは落ち込んでしまった。
「あー…き、気をとり直して次行こうぜ、次ー!」
フカヒレが場を持たせようと四苦八苦している。
すると。
「じ、じゃあ、私がいこうかな…」
なんとよっぴーがなのりをあげた!
794 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:38:10 ID:CTDj2HeSO
「おーよっぴーキター!」
「佐藤か…手堅くやってくれそうだな」
「それってまたメジャーってことじゃね?」
「あはは…」
カニの台詞に困った顔をする佐藤さん。可哀想に…。
「えっと…出来るだけ、頑張るよ。あのね、これはある男の子が
都会から田舎の村に引っ越したときの話なんだけど…」
……だけどちっとも可哀想じゃなかった。
「…わけなんだけど、真相はまだわかってないの……
って、どうしたの、みんな?」
佐藤さんの話は怪談と言うより、陰惨な殺人事件のような話だった。
「…ガクガクブルブル」
「な、なんだよ死んだら楽って…」
「えーん、よっぴーがいじめるー」
「さ、佐藤…どこでそんな話聞いたんだ…」
個体差があるがみんなびびりまくっていた。
フカヒレなんか素で椰子にひっつこうとして、足蹴にされていたくらいだ。
796 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:39:43 ID:CTDj2HeSO
「み、みんな大袈裟だなぁ。本で読んだんだよ」
「なんだ本か…」
最近は雑誌なんかも物騒だな。
「あーもう意外なところで大活躍するわねよっぴー」
「あはは、まあね」
「でも怪談じゃなくてただの人殺しの話だったので、罰として後で
乳揉みの刑ね」
「えっ!?なんで?」
佐藤さんは乳揉みを宣告されてしまった。
「うぅ…折角頑張ったのに…」
「運命ってやつね。諦めなさい」
あー…佐藤さんが段々どんよりしてきた…。
「まあまあ姫。ここは俺が一発とびっきりの話を聞かせてあげるから」
フカヒレが名乗りをあげる。
「フカヒレ君つまんなそうだからパース」
「なんでだよー!?」
798 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:42:43 ID:CTDj2HeSO
フカヒレは5秒で撃沈した。
「姫、フカヒレだってきっと怖い話くらいできるよ。一応人間なんだから」
「おい、それ俺に対しても怖い話出来ない人に対しても失礼だぞ」
フカヒレうるさい。
「うーん…でも悪意と劣情を含めたくだらない話で場を
しらけさせるのが目に見えてるし」
「…どさくさ紛れに抱きつこうとしましたからね」
「鮫氷君、ごめんね、気持ち悪いよ」
「…………グスッ」
フカヒレは沈黙した。
「さあさあ、誰か私と一緒に怖い話をしようっていう
豪気な人はいないのかしら?」
フカヒレは人とすら認識されてないのか?
ついでに誰も名乗りをあげなかった…。
「あー、暇だしお前やれやココナッツ」
唐突にカニが椰子を名指しした。
「は?なんであたしが」
ひめ横暴だー
800 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:48:27 ID:CTDj2HeSO
椰子はいやがっている…当然か、もはや。
「オメーのネクラパワーできっとだせぇ話も陰湿な怪談に早変わりするぜ」
「ふざけるな。自分でやればいいだろう」
「えー私なごみんの話聞きたいなー」
「椰子、こういうのは一年も参加するものだ」
しかし姫と乙女さんがそこにとびついた。
これではいくら椰子でも断れないだろう。
「………わかりました」
「よーしわかりゃいーんだよわかりゃな」
「くっ………」
カニに言われて顔を歪ませる椰子。本気で嫌そうだ。
「…椰子、なんか簡単な話でもいいんだぞ」
「センパイには関係ないです。
…そうですね、では山のなかでするのもなんですが、海にまつわるお話を…」
「おーキタキター」
椰子はぽつりぽつりと語りだした。
「あるところに…あるところにっていうか松笠なんですが、
年のわりに小さい女の子が住んでいました。
その女の子は…
wktk
802 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:50:53 ID:CTDj2HeSO
そうですね、仮にK沢さんとしましょう。
K沢さんは、年が1X歳にもなるのに背が低く、
また頭も奇跡としか思えないくらいよくありませんでした…」
「おいこら、どっかで聞いた名前だなおい」
「…まあ最後まで聞こうぜ」
「K沢さんはある日、誰もいない海岸で頭にカニを乗せながら
カレーを食べていました。
そしておもむろに、
『あーカニになりたいなー』
と意味もなく呟いて横歩きを始めました」
「バカ通り越して可哀想だなその娘」
「するとどうでしょう、横歩きをすればするほど
K沢さんの体が固い殻で覆われていきます。
K沢さんは遂にカニになってしまいました。
大きさはそのままなのですが、もともと小さかったので
サワガニくらいしかありませんでした」
「どれだけ小さいのよK沢さん…」
「本当にカニになってしまったK沢さんは驚いて、
803 :
ツン寺:2006/11/24(金) 02:55:02 ID:CTDj2HeSO
横にしか歩けない事も忘れて全力で走り出しました。
もちろん有り得ない方向に曲げられた手足はボキボキと折れてしまい、
道路の真ん中くらいで立ち往生になってしまいました。
そして、しばらくしてやってきた戦車に踏まれて蟹沢さんは
還らぬカニになってしまいました…おしまい」
椰子は語り終えると微笑みながら十字をきる真似をした。
「ひでえ…」
「何故戦車?」
「てゆーかなんだよ今の話は!K沢さんって誰だよ!?つーか
最後おもいっきり蟹沢っつってたじゃねーかテメー!!」
「……?なんだこの子供は。こころなしかK沢さんに似ている…」
「うぐああぁぁぁぁ!ふざけんなよ畜生こうなったら
ボクも怖い話するもんね!
あるところにココナッツがいました!そしたら頭に椰子の実が落ちてきて
ココナッツはくたばりました!おしまい!!」
「…低脳」
「どぉぉぉぉぉぉい!?」
カニは余程悔しかったのか、意味不明な雄叫びをあげると
ちょこまかと暴れだした。
「あーもうカニっち五月蝿い。だれもまともな話できてないじゃない!
企画倒れもいいとこだわ」
企画したのはあなたです、姫。
どぉぉぉぉぉぉい
805 :
ツン寺:2006/11/24(金) 03:02:44 ID:CTDj2HeSO
「そういや姫はなんの話が出来るのさ」
気になったので訊いてみた。
「いや、実は乙女センパイにやられちゃったのよね。ぬかったわ…」
「って、首なしライダーかよ!」
カニが突っ込む。
「あーあ、テレビで面白そうにやってたからやろうかと思ったのに…
これじゃ収穫ゼロね。外も暗くなっちゃったし。損したわー」
姫は心底残念そうだ。
姫が流石にやる気をなくしてしまい、
このままお開きになるか、と思ったそのとき
「まあまちな、姫。まだ俺の番が残ってるぜ」
スバルが名乗りをあげる。
「んー?スバル君?何かできるのかしら?」
「まあ…すくなくとも今までのやつより怪談らしいのは、な」
「をお!?自分からハードルあげやがったぞコイツ」
「これは、期待しちゃっていいかもね」
スバルの自信気な態度に、みんなある程度活気が戻ってきた。
806 :
ツン寺:2006/11/24(金) 03:05:04 ID:CTDj2HeSO
「ま、語らせてもらうぜ」
「伊〜達!伊〜達!」
「いけ!竜鳴番長!」
そして、スバルはロウソクを一本手にとると、ぽつりぽつりと語りだした…
「そうだな…えーと。
…ある学校の部活仲間七人が、山のなかに入りました。
その人たちは、ただお寺を探していたのですが、
何故だかお寺とは反対の方向に進んでいました。
誰もそれに気付いていません」
「………」
「………」
なんだか周りの空気が変わった気がした…
「そこで、その様子をみていた親切な×××が、その人たちを
お寺まで連れていってあげようと思いました。山に人がきたのは
久しぶりです。その程度の親切ならいいだろうと、
その×××は考えていました」
「…ス、スバル?」
「………伊達?」
「でも、途中で彼は気がつきました。
確か、この先のお寺は既に取り壊されてもうないはずなのです。
807 :
ツン寺:2006/11/24(金) 03:07:33 ID:CTDj2HeSO
お寺まで連れていってあげることが出来ません。
だから彼は、七人を別の場所に案内したのでした…」
ふいに、どこからか風がふいて、九十九本のロウソクがフッ、…と消えた。
「ひっ」
「きゃあっ」
となりにいた佐藤さんが俺に飛び付いてきた。
普段ならまたラッキーかとのぼせていただろうが、今はそれどころじゃない。
「おいスバル、なに言ってるんだお前?」
「…お前ら、今日の教訓。
目に見えてるものだけが現実じゃありません。おしまい」
スバルはそういうと、自分の持っていた最後のロウソクを吹き消した。
その瞬間、俺は意識を失った。
…………………
「………クン、対馬クン、起きなさい」
「……んう?」
…姫に起こされた。
「あれ、姫…何で俺寝て…」
「…よくわからないわ。私たちもさっきまで寝てたのよ」
落ちに期待。
ふと辺りを見渡す。東の空がうっすらと白くなり始めていた。
…………空?
「あれ、お寺は!?」
お寺がない。俺たちは、森のなかの少しひらけた場所で
靴を脱いで座りこんでいた。
「びっくりしただろう?私も山籠もりとか色々やったがこんな経験ははじめてだ…」
乙女さんが少し疲れたように言う。
「しかもお寺がないだけじゃないわ。さっきからスバル君が見当たらないのよ」
スバル…?そういえば、あいつが変な話をしだして、
それで俺が気絶きこんでみると…
8/XX
スバル
[件名]
[本文]
すまん、陸上の練習はいっちまった。
悪いがお前らだけで行ってくれ。
「………………」
「……マジで?」
それで俺が気絶きこんでみると… ? 携帯から乙
ふと辺りを見渡す。東の空がうっすらと白くなり始めていた。
…………空?
「あれ、お寺は!?」
お寺がない。俺たちは、森のなかの少しひらけた場所で
靴を脱いで座りこんでいた。
「びっくりしただろう?私も山籠もりとか色々やったがこんな経験ははじめてだ…」
乙女さんが少し疲れたように言う。
「しかもお寺がないだけじゃないわ。さっきからスバル君が見当たらないのよ」
スバル…?そういえば、あいつが変な話をしだして、
それで俺が気絶して…
「おーい、みんな。ちょっと聞いちくり」
突然カニが半笑いで呟いた。
ちょっと顔が青ざめている。
「……どうした、甲殻類」
「…スバル探したときに携帯使おうとしたら、
メール来てたから…見てみたんだよ。そしたら…」
カニが携帯を差し出した。
812 :
ツン寺:2006/11/24(金) 03:16:57 ID:CTDj2HeSO
覗きこんでみると…
8/XX
スバル
[件名]
[本文]
すまん、陸上の練習はいっちまった。
悪いがお前らだけで行ってくれ。
「………………」
「……マジで?」
「じゃああの伊達はなんだったんだ…」
ザザザザザザ……
少し強めの風がふいて、辺りの木々がざわめきだした………。
「お、おいやめようぜこんな終り方!これ書いた奴自分で書いた気に
なってるけど、きっとなんかのアニメかマンガのパクリだぜ!
なんかオチがあんだろ、な?な!?」
「カニっち…実はもうネタが無いらしいわ…」
「ヤダーーーーー!!」
俺たちは、実体験という最恐の怖い話を手に入れてしまった。
支援はコメント不要
あまりビビらせると子蟹ちゃんおトイレ行けなくなっちゃうじゃない!
乙でした。
>>779-807 >>811-812 ごめんオチがない駄作だ。執行部に雑談してほしかっただけなんだ。
そしてミスしてすまん。本当にごめん…
考えてみれば乙女さんがニセモノに気付かないわけ無いしな。
支援くれた人たち、本当にごめん。
ありがとう。ゆっくり寝てくれ…
いや、よくまとまってると思うぞ。GJ
椰子の話に爆笑したw
乙女さんでも気付かないことも有ろうよ
霊的ものだし
GJです
駄作じゃないよGJ
>>813お前さんもそれにレスしちゃったじゃないの、すこし反省しろ
他の支援者もコメントは控えてくれ、すこし猛省しろ
って、一回はなんか議論されてた気がするけど、結局どうなったんだっけ?
GJ なかなか面白かった
惜しむらくは季節感かw
全員にちょっとずつ話をさせるより
一人に長く話させて他は説明にとどめるほうが
内容も濃くなるしまとまるよ
みんなありがとう
>>820 どうしても椰子にバカ話させたくてな…
もし次書くことあったら短く濃くなるように努力してみる。
次があればだが…。アドバイスありがとう
『竜鳴戦隊ツンレンジャー』第三話
よっぴー『なんで!なんで私だけ名乗らせてくれないのよーっ!!』
乙女さん『佐藤、今はそんな事をしてる場合ではないと思うぞ・・・』
蟹『敵が採石場で待ってるんだぜ?よっぴー』
なごみん『今のうちロボ呼んどきますか?』
姫『うん、じゃあそうしておいて・・・』
よっぴー『どうせ私なんか!私なんかーっ!!』
素奈緒『じゃあ佐藤さんから始めたらいいんじゃない?名乗り』
よっぴー『え・・・?』
なごみん『なるほど、その手がありましたか』
姫『へぇー、小さい胸の割の癖に良い事思いつくじゃない』
素奈緒『胸は関係ないでしょ!トサカに来るわね!!』
よっぴー『ほ、本当に私から始めていいの・・・?』
乙女さん『別に順番は気にしてないぞ。思い切り名乗るといい』
よっぴー『みんな・・・みんな有難う!!』
姫『それじゃあ仕切り直して・・・』
『竜鳴戦隊ツンレンジャー!!』
よっぴー『みんな仲良し!ツンピン・・・
ドシャーン!!!!(レ○パルドン到着)
なごみん『ロボ到着です・・・』
素奈緒『あ・・・あれ?佐藤さんはどこ?』
蟹『よ・・・よっぴー、下敷きになっちった・・・』
第1部・未完!
怪人キタベップー『ちょっと待て!ぼ、僕の出番は!?』
いつも思うんだが北別府って何だw
原型留めてねぇじゃねーかよw
ロッテの村田と広島の北別府?
リーグも違うしイミフwwww
つよきすのみんなが免許を取りに行ったら
乙女さんは、不器用なくせにMTを取りに行って乗り越ししまくるも、なんとか免許は取れました
(ちなみにハンドルは十回くらいもぎました)
姫は、MTを取りに行って全部一発ストレートで通りました
(ただし、高速教習で150km出して怒られました)
なごみはAT限定を取りに行くはずが蟹の挑発に乗ってMTになりました。が、乗り越しも殆どありませんでした
よっぴーは無難にAT限定だったのですが、実はハンドルを持つと性格が変わるタイプだったため、何気に乗り越し回数は多いです
カニはなごみを挑発した手前MTを取りに行くが持ち前の運動神経で運転技術は問題ありませんでした。
が、ルールを覚えられないため未だに卒業できてません
素奈緒は散々挑発されるものの、我は曲げずにAT限定で無難にとりました
彼女らしく、いつでもどこでもマイペースの安全運転です
一方、祈ちゃんは免許をとりにいこうとすらしませんでしたとさ
乙女さんに車は不要だと思う今日この頃
>>828 逆に考えるんだ、祈ちゃんはすでに免許を持っているから取りに行く必要がないと
乙女さんの運動能力ならなまじ車など不便なだけ
民家の屋根伝いにまっすぐ走れば10分でつくところ、車だと30分かかったりする
今いろいろとメンテ中です。
古い作品を中心に一部はURLも変わりますので、
もし直リンクしてる場合はご注意を。
あと極力ないようにはしてますがリンク切れがあったらごめんなさい。
以上連絡でした。
中の人、乙です
>>833 あ、いや、ダメ……そこはまだ触らないで……あ、あああんっ!
>>833 知識がないからよく分からないが、つまり保管庫の整理をするってことですよね。
中の人さん乙です。
838 :
名無しさん@初回限定:2006/11/28(火) 12:34:06 ID:ZAyn3I0F0
>>2 のテンプレなんだが、次回の時に5つを何とか4つに圧縮して、
5つ目に「いつも笑顔でいること」とかつけられないだろうか。
下げ忘れました。
つってきます。。。
それなんてベルメールさん
こんなかな
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ きゃんでぃそふとSSAAスレの星5つの誓い
┃1つ、スレはむやみに上げない
┃2つ、作者への感謝を忘れずに。読者への感謝を忘れずに。
┃3つ、SS投下とのリアルタイム遭遇では支援を推奨
┃4つ、気にいらなくても荒らさない、荒らされても反応しない
┃5つ、いつも笑顔でいること
┃
┗━━━ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━
_ < ここはテンプレの村です 、,
'´, `ヽ\_________ '´ '`´ ゙ヾ
!爪リリ从)ゞ { ソ从从シ}
ノwリ゚ ヮ゚ノル  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ メ(リ;-__-ノリ
⊂)个iつ 既にセリフが \ ノ,'くj `i´lヽ
. く/_|j〉 パターン化しちまったな>(( ll_ハ_iJ
し'ノ ________/ ゙ i_7、」
423 :名無したちの午後 :2006/11/28(火) 21:20:57 ID:8iuIft0I0
95 名前:530 ◆530SPECaOc 投稿日:2006/11/28(火) 21:17:39 ID:rDzjKOXx0
君が主で執事が俺で ◎ by みなとそふと ◎
※久遠寺 森羅
_
,'´/ニニヽ
卯|iノ从リリ!
|i(|!゚ ー゚ノi|
ノノく)Å)>ヽ
(( (/l_||_ゞ))
`(_j_j´
※朱子
. ,-‐、
〃ィ^i^i^ト、
<ン,ノ^`^ヽ>
i_ノノノ从リ!ゞ
| !(|!゚ ー゚ノi|
ノノく/}Å{7>、
'((((/_UUjヽ,))
`~しヲ~´
424 :名無したちの午後 :2006/11/28(火) 21:22:02 ID:8iuIft0I0
96 名前:530 ◆530SPECaOc 投稿日:2006/11/28(火) 21:17:54 ID:rDzjKOXx0
※久遠寺 未有
___ _ __
}フ'´ ^v^ヾ<{
f´iミi从゙'从リi
ノノ`(|!゚ ー゚ノi|ヽ
(( く」卯i〉 ))
ヾ9 / i:_:iヽeノ
`じヲ´
※上杉 美鳩
. ,ィ^i^i^ト、
《y'/^V^ヽ'
ノノノ从从バゝミ彡
. ノリkj゚ ヮ゚ノj /
'(((く/}Å{iつ/
/ !__j ヽ
`~じヲ~
425 :名無したちの午後 :2006/11/28(火) 21:22:33 ID:8iuIft0I0
97 名前:530 ◆530SPECaOc 投稿日:2006/11/28(火) 21:18:11 ID:rDzjKOXx0
※久遠寺 夢
_ _)
,'´, ヽ
l><!|ソノi」ハri}
ハi(|」゚ ヮ゚ノjゝ
ノ⊂)大iつ
(( (く/_|j〉 ))
. し'ノ
※南斗星
_,
'´, `ヾ
. イ! |iノリ从バ
. 'ゞ(|l"ー゚ノl|
/」 Y )〉
f T |
i__j_」
がでがでもここになったか???
投稿減ってるからここでええんとちゃうかな?
と思うのだが
がでがでをどうするかってまだはっきりして無いから、AA転載控えてたのに…
どうする次スレ立てて議論する?
まだ慌てるような時間じゃない
竜鳴館の2年生はとにかくイキがいい事で知られている。
その代表格、2−Cと2−A。この2クラスは、それぞれ問題児クラス、優等生クラスとして度々争ってきた。
時にはハデにやらかしたりもするが、竜鳴館自体の校風がアレなので放置されてきた。
だが。
「お前達……。多少やりすぎだ」
その限度を超えてしまったらしい。
「今度の土曜日、お前達2クラスをこの儂が直々に指導してやろう。覚悟するがよいぞ」
そんなわけで俺たち2−Cと2−Aのメンツは、バス2台に分譲させられ、とある所にやってきたのでした。
竜鳴館から10キロほど離れたとあるスポットで、俺はここに何度か来たことがあった。
「着いたな。では今日行うことを説明しよう。お前達には……釣りをしてもらう!」
やはりか……。
「車内でくじを引いているであろう」
そう言われ、俺は車内で引かされたくじを見る。26、と数字が書かれていた。
「そのくじは2−Aの者、2−Cの者、お互いがペアになるようになっておる。ペアによる釣り大会だ。
ペアで釣りでもしながら語らいあい、お互いをよく知るがよい」
今回の趣旨はそれか……。正直メンドクセェ。みんなもそう思っているようで、不平不満が聞こえている。
「釣果が1番のペアにはドラゴンチケットを進呈しよう」
みんな、俄然やる気が出るのであった。俺もやる気出てきた。
「ビリのペアは帰りは歩きだからな」
……マジで負けられなくなった。
にしても2−Aのやつとペア、か。正直気が進まない。
西崎さんあたりにでも当たってくれれば気楽にやれるのだが。
「オレのパートナーは西崎さんか。よろしく頼むぜ」
「くー♪」
スバル&西崎さんペア結成。
「僕のパートナーはフカヒレか。言っとくが足を引っ張るなよ」
「チクショウ、女じゃねーのかよ……。ま、ドラゴンチケットのために頑張るとするか」
フカヒレ&村田ペア結成。
他にも次々とペアができている。
さて、俺の相手は……。
「26番の人、誰ー?」
「あ、俺26ば……」
…………………………………………
「ここでいいか」
「ええ。いいわよ」
俺のパートナーはツインテール・コ・ノーエこと近衛でした。最悪。
とりあえず適当なポイントに陣取り、準備を始める。
「お前、釣りの経験は?」
「少しあるわ」
なら大丈夫か。配られた竿や針を用意し、餌をつける。
……生理的嫌悪をグッと我慢し、釣り針にセット完了、と。よし、準備はオーケーだ。
近衛は……。
「う……」
……? 餌と格闘してるのか? ……ふう。
「近衛」
「なによ」
「貸せ。餌つけてやる」
「い、いいわよ! 自分でつけるわよ!」
「そうか。じゃ、頑張れ」
「ぐ……。う……」
じーっ。
「ぬ……。く……」
……時間がもったいないな。
「いいから貸せ」
「あ……」
ちょいのちょいのちょい、と。
「ほれ」
「あ……あり、がと」
「ああ」
男ってのは大変だ。にしても近衛にもこういうところがあるんだな……。
「……なによ」
「いや、別に。それより早く始めよう。ビリは絶対に免れたい」
「アンタに言われなくてもわかってるわよ!」
見れば周りも釣り糸を垂らし始めている。
ここは釣りスポットとしては結構な穴場で知られている場所だ。
防波堤も磯もあり、場所も広く、魚の種類も豊富で、初心者から玄人まで幅広く好まれている。
「いよっしゃぁぁーーー!!!」
カニの声が響いた。早くも1匹目を釣り上げたらしい。
俺も近衛も早速キャスティング。アタリが来るまで待とう。
10分経過。アタリ無し。会話も無し。あるのは波の音と、周りの声のみ。
……………………空気が重い。アタリでもくれば幾分、空気も軽くなるだろうが……。
…………駄目だ、沈黙に耐えられん。
「近衛」
「……なによ」
「歌、思いついた。作詞作曲・対馬レオだ。聞きたいか?」
「……随分暇そうね」
「聞きたいか? 聞きたくないか? どっちだ?」
「……じゃあ、聞きたいわ」
「そうか、よし、タイトルは『おにぎりの歌』だ。ン、歌うぜ。
おにぎり・うめぼし♪ おにぎり・うめぼし♪ うめうめぼしぼし♪ うめうめぼしぼし♪ おにぎり・うめぼし♪
…………つぅー歌だ……。……どォよ?」
「……………………」
「どうだ? どうなんだ?」
「……いいわ、対馬、気に入ったわ」
「マジすかッ!」
「あっ、ヤバイ、すごくイイ! 激ヤバかもしれない! 耳にこびりつくわ、うめうめぼしぼしのとこが。
……クセになるわ、地中海あたりでなら大ヒット間違いないかも」
「マジすか!! マジそう思う!?」
「ええ」
「実はもう1曲あるのだが……」
「聞きたくないわ」
「だよな」
……………………。
「釣れないなぁ……」
「そうね」
……釣りに集中しよう。
…………20分経過。まだなんのアタリもこな……!?
「……! 来たァ!」
「えっ!?」
俺の竿がしなる! グッとした手ごたえ! こいつは来たぜ! 落ち着いて糸を巻いてゆく。よし、魚影が見えた!
「近衛、網!」
「は、はいッ!」
網で海上に上がってきた魚をすくう。こいつは……デカイ!
「よおおーーーし!」
魚はピチピチと跳ねている。活きもよさそうだな。
「これはクロダイね」
近衛が支給されていた釣りマニュアルの魚辞典を見て調べてくれた。
「おお! ってことは結構ポイント高くね?」
この釣り大会はポイント制で、魚種、大きさなどで評価される。
「ええ、これなら5億ポイントぐらいもらえそうね」
数字も豪快だ。
「イエーイ、やったな!」
「ええ!」
思わずハイタッチ。
「ほほう、なかなかの大物を釣り上げたようだな」
「見事なクロダイですわね」
「あ、祈先生と土永さん。いたんですね」
「ええ。あなた方のペアはいささか心配でしたが、お2人とも仲良くやっているようで安心しましたわ」
「え、あ、いや、別に仲良くなんて……」
『イエーイ、やったな』
『ええ』
ハイタッチ。
「な、何してんのよこのオウム!」
「先ほどのお前達の再現だが?」
「いちいちやらなくていいのよ! トサカくるわ!」
「ああ〜ん!? トサカも無いくせにトサカくるなんて使うんじゃねえ!」
オウムと本気で喧嘩するツインテール。滑稽な光景だ。
さて、時間ももったいないし、続けるか。
「何1人クールぶってんのよ!」
「イテッ!」
………………………………
いろいろごたごたしたが、釣り続行。
空気もだいぶ軽くなった。雑談もするようになった。天気もいい。だが。
「よし来た!」
「えっ! ……なんだ、また小物じゃない。やっぱりさっきのはマグレかしらねえ」
「1匹は1匹さ」
あれから2時間。来たのはポイントになりそうに無い小物ばかり。
うーん、不調だ。場所を変えることを検討してみるか……。
「ハーイ対馬クン。調子はどう?」
「姫」
姫が現れた!
「姫、何しにきたのよ!」
「ちょっとみんなの様子を見にねー。えっと……」
「近衛素奈緒よ! 名乗るの何度目よ!」
「あー、ハイハイそうだったわね」
……修羅場の予感がするなあ。
「で、対馬クン達はどれぐらい釣れたの?」
「いや、まだ3匹」
「あら、でも大きいのがいるじゃない。立派なものね」
「姫は?」
「んー、確か6匹ほどかしら。ほら」
そう言ってバケツを差し出してきた。
「うわ、でかいのばっか! スッゲ!」
「2匹ほど館長にさばいてもらおうかと思って」
そう、一応昼食は支給されるが、余裕があるのなら、釣りたて新鮮な魚を食べてもいいのである。
そして、その魚を館長がさばいてくれるというのだ。単に自慢の包丁セットを見せびらかしたかっただけのようであるが。
「ところでさ、この3匹、対馬クンが釣ったの?」
「え、ああ、うん。全部俺が釣った奴だけど」
この時俺は、何も考えずに、正直に言っただけだった。そして、それが姫の狙いだった。
「へー、すごいわねー。……ってことわぁ〜、このツインテール、まだ1匹も釣ってないのぉ〜!」
「あっ、アンタ、そんな大きい声で……」
……時すでにおそし。
「ああん? 近衛はまだ1匹も釣ってないのか。レオも大変だな」
「ナオ、がんばれー!」
「近衛、まだボウズか。難儀な奴だ」
「よかった、俺以外にもまだ0匹の人がいてくれた。救われた気分だぜ」
「うはははー、まだ0匹のヤツがいるってよ」
「この周辺って、結構簡単に釣れるんやけどなぁ……」
「運が悪すぎるネ」
「もう、エリーったら……。ごめんねぇナオちゃん。頑張って、1匹ぐらいは釣ってね」
そして姫はご機嫌で去っていった。
「うぐぐ……、畜生! 何でわざわざ大声で……!」
「うーん、姫のモットーは『他人をほめるときは大きな声で、悪口を言うときはより大きな声で』だからなあ」
「トサカきたわ!!! こうなったら、姫よりももっと大物を釣ってやる〜!!!」
「落ち着け近衛。とりあえず昼飯にしよう。取ってくるから」
そう言って鼻息の荒い近衛をなだめ、昼食を取りにいく。
ついでに周りの人たちの様子もうかがってみたが、みんなかなり釣れているようだ。
このままじゃ、本気でやばいかもなぁ……。
とりあえず昼食タイム。弁当のおかずは館長が今しがた素潜りで取ってきたものらしい。(許可は取ってあるっぽい)
……どこまで行ってきたのかは聞かないことにした。
食べながら場所変えのことを提案してみる。
「うーん……、でも周りのみんなは結構釣ってるわよ。ここらに魚がいることは間違いないんじゃないかしら」
「そっか……。じゃ、もう少し粘ってみるか」
再開。だが1時間粘っても何のアタリも来ない。やっぱ場所を変えるべきか……。
「……うん? え、あ、あ、来たーっ! ついに来たわ!」
おお、近衛の竿に初ヒット! しかも、これは……!?
「う、うわ、何コレ、すごい力……!!」
見る見るうちに竿がしなり、糸が引っ張られていく。コレは相当な大物だ!
これは俺もフォローに入ろう。横から近衛の竿を握る。
「大丈夫か、近衛」
「え、あ、う……ち、近い……」
「あらあら、仲のよろしいことで」
「2人の初めての共同作業だな」
「なななななな何言ってんのよ、このオウム!」
「近衛! 集中しろって!」
「わ、わかってるわよ!」
くうぅ……、2人がかりだってのに持っていかれる……。
だが、こんな千載一遇のチャンス、見逃せるか。足に力を入れ、懸命にふんばる。が。
『うおわっ!』
糸のほうが持たなかった。
「ち、畜生……、もう少しだったのに……」
「くぅー、こいつは悔しいな……」
「次こそは釣ってやるわ!!」
「……そうだな、よし。なんとしてもアイツを釣ってやるぞ!」
「……へぇ」
「何だよ」
「珍しくやる気ねぇ」
「今から場所変えたってどうにもならんだろ。それにアイツを釣れば一発逆転できるかもしれん」
「そうね」
「よし、いくぞ、近衛」
「……うん!」
残り1時間を切っている。あいつを釣ることに集中する。
そして、残り15分。ついにその時が来た。
「……来たわ! う、うわ、この力、アイツだ!」
「! マジか!!」
すぐさま自分の竿を放り、近衛の後ろから手を廻し、竿を握る。多少恥ずかしいが、気にしてられん。
竿がしなる。糸が持っていかれる。このままではさっきの二の舞だ。
一旦リールを巻く手を弱め、向こうの隙を誘う。力を弱めた隙に、一気に引っ張る!
そうした一進一退の格闘が続く。
「クソッ……、コイツ、手強い……」
「が、頑張りなさいよ……」
「わかってるっての!」
「ウン。もう少し、もう少し……」
残り3分。
「影が見えたわ!」
「よし、せーので一気に引き上げるぞ! せーの!」
『うおおおおぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおぉおぉぉぉぉ!?』
…………。
……………………。
…………………………………………。
『………………………………………………………………何してるんですか、館長』
「いや、ゴミ拾いをしとったらふんどしに何か引っかかってだな」
……対馬・近衛ペアの本日の釣果……
クロダイ1匹、雑魚2匹、館長1人(無効)。結果、ビリ。帰りは歩き、決定。
…………………………………………
「では儂らは先に戻っておる。何かあったら連絡するがよい」
みんなを乗せたバスは行ってしまった。
「はあ、結局ビリかぁ」
ちなみにトップはスバル・西崎さんペアだった。2人ともかなりの数を釣り上げたらしい。
個人でのトップは姫だったが。
「じゃあ、行くか。暗くなる前に着きたいからな」
「……」
さっきから近衛が大人しいな。
「どうしたよ?」
「……ゴメン」
ゴメン? 思わず耳を疑ったぞ。
「何で謝る?」
「ビリになったのはアタシのせいだわ。自分の非はちゃんと認める、コレ正論よ……」
「俺だってあんまり変わらんよ」
「でも……」
はあ、なんでコイツは1人で抱え込むかねえ。まったく。
「それに、見ろよ」
俺が指差したのは、海。
「結構いい景色だろ」
夕日が海を赤く染めている。海だけじゃない。空も、浜も、森も、俺達も。
「こういう景色を見ながら歩くってのも結構いいかもしれんぞ?」
「……対馬」
「じゃ、行くか」
「うん。……ありがと」
「? なんか言ったか」
「別に何も!」
? まあ、いいか……。
2人並んで、夕日で染まった道を歩く。
「お前、顔赤いぞ」
「夕日のせいよ。アンタこそ顔赤いじゃない」
「夕日のせいだな」
──赤く染まった、夕日の世界。全てが赤く染まっている。全てが赤く、1つに。
前2作がシリアスだったせいか、今回はあんまり何も考えずにノリで書いてます。
釣りについては初心者レベルですんで、細かいことは気にせんといてください。
このスレにきて早1年。多分長いのも短いのも含め全部で26本くらい書いてると思います。多いんだか少ないんだか。
TODとみにきすやるんでしばらく去ります。次は年明け以降ですかね。では。
おつかれっす
乙っす
みにきす後には、また素奈緒SS見たいです
GJ それだけ書いてるなら、もうそろそろコテハン名乗ってくれてもいいんじゃないか
TODってなんだっけ? 敵対的買収・・・・じゃないよな?
>>863 株式公開買付 Take Over Bid 、又はTender Offer Bid の頭文字からTOB
相手の会社の同意を得てするのが友好的TOBで、許可を得ないでするのが敵対的TOB
TODのことも書いてやれよw
テイルズオブデスティニーか
発売日直前に延期とか
それなんてエロゲ?なことをやってたようだが
30日になったのね
以上、スレ違いのマジレスでした
魔法先生ネギま風つよきす
はい、申し訳ありませんでした
すよきすVSキミキス
868 :
ラストダンスはあなたと:2006/11/30(木) 14:41:55 ID:d+gpuK1m0
前スレくらいでダンスパーティーの話を投下したいとか言ってた者です。
11月も最終日なので投下させて頂きます。
一話:恋愛二重奏
「ダンスパーティー?」
冬が駆け足でやってきたような10月半ば。外は寒いが竜宮の中はひどく暖かい。
そんな中で会話をするのは対馬レオと霧夜エリカ。竜鳴館会長副会長コンビだ。ちなみに後ろには侍女のように佐藤良美ことよっぴーが控えている。
「そう。来月にある他校と合同開催の行事よ。生徒会執行部は毎年この行事にも借り出されるの」
「無駄に顔が良いのもそのため?」
「それもあるけど、9割は私の趣味ね」
「ハハハ……。でもさ、俺やスバルとかそんな社交ダンス的なの踊れないぜ」
「知ってる。だから特訓するのよ」
ずずい、という効果音に相応しい様子でレオに近づく。相変わらずエリカのアップに弱いのか、純粋な少年の顔は朱に染まる。
「アハッ、対馬クンかわいー。でも乙女さんには怒られないようにね」
「ひ、姫がからかうからだろ! それよりも特訓って……」
「生徒会執行部たるものダンスも踊れなくちゃいけないの! 特に私達は最初に真ん中でダンスを踊るのよ」
「へー。……って真ん中!? 何その羞恥プレイ!?」
「学園の代表だもの。だから対馬クンにもきちんと踊ってもらうから。覚悟しなさい」
射抜くように真っ直ぐな視線でそう言うエリカ。その視線を受け、レオは無意識で首を縦に振っていた。
「よろしい! じゃあ皆が来たら早速特訓開始よ!」
「特訓って……どうも乙女さんみたいだなー」
後ろで苦笑するレオにエリカは口元だけで笑ってみせる。
「あ、そうそう。竜鳴館代表は生徒会長と副会長だからね、対馬クン」
「もしや、8行上の『私達』って執行部役員全員ってコトじゃなくて……」
「そう。私とつ・し・ま・ク・ン!」
瞬間、レオの顔から血の気が引いた。そして、弱音を吐くために開かれた口から音が発される前にエリカは高らかに言う。
「言っておくけど、無理、とか言うのはナシ」
「で、でも俺……初心者だし」
「だから特訓するんでしょう?私が二週間で立派なジェントルマンにしてあげるわ。あ、でも」
話が勝手に進んでいく中、エリカは一端言葉を区切る。そして優雅に紅茶を一口飲んで言った。
「ラストダンスくらいは譲ってあげるわ、折角だもん」
「ラストダンス?」
「えっ? 対馬くん知らないの?」
驚きの声を上げたのは良美であった。そして穏やかに微笑んでから説明を始める。
「竜胆館時代からの言い伝えで、ダンスパーティーのラストダンスを踊った二人は永遠に幸せになれるっていうのがあるんだよ」
「そ。私の予約はもうよっぴーで埋まっちゃってるから。対馬クンもちゃんと誘いなさいね」
「えっ!? 予約なんてそんなの初耳だよぅ」
「だって今はじめて言ったんだもーん」
そう言いながらエリカは良美に対してセクハラを開始する。そしてレオは室内での軽犯罪行為は気にせず、窓の外を見ながら一言呟いた。
「ラストダンス、か」
*****
対馬レオと鉄乙女が付き合いだして早2ヶ月。思春期カップル・イトコ同士・同棲というフラグがあれば一通りのことが済んでいるのはお分かりであろう。
明確な告白の言葉もあった、手をつなぎお互いの気持ちも語り合った。お互い、十分に満足はしているはずだ。
「でも、乙女さんもこういうの気にするのかなぁ……」
清く正しく美しくそして誰よりも強い、ある意味猟奇的な彼女は「乙女なのだから当たり前だろ」という趣旨の台詞を良く言う。
今回も似たようなことを言うかもしれない、そう思いながら彼は愛の巣の扉を開けた。
「ただいまー」
「おお、おかえり。待っていたぞレオ」
そう言いながら乙女は花のような笑顔を振りまく。
「え、ど、どうかしたの乙女さん」
先ほどのエリカ達との会話が蘇り、ぎこちなくそう返す。すると乙女は彼の腕を引いて台所まで行く。
「焼きおにぎりを作りたかったんだがどうやら壊れてしまったみたいでな。電気屋に電話をして修理を頼みたかったんだが……」
「……ウチの電話も壊れちゃってんだっけ?」
「ああ。ちょっと急いでボタンを押しただけなのになぁ……」
そう言いながら「機械というものは軟弱だな」と呟く乙女。そう呟く姿も可愛い、などと思っていると、乙女は怪訝な目付きでレオを見た。
「どうした? 何か考え事か? それとも誰かに苛められたのか?」
「い、いやそうじゃなくってさ……。あ、そういえば今月はダンスパーティーがあるね!」
まさか『貴女に見とれていました』などとヘタレオが言うわけもなく、無理矢理な話題転換をする。
そして乙女は少しだけ困った笑顔を浮かべながら言った。
「ああ、そうだな」
「あれ? 乙女さん乗り気じゃないの? 行事とか好きなのに」
「そうなんだがな、どうも誘いが多くて全員と踊り切れそうに無いんだ」
さらりと言われた乙女の発言に、レオは鞄を床に落とすというベタなリアクションで応えてしまう。
「む。どうかしたのか? レオ」
「い、いや。乙女さんの今の発言にサプライズした件について」
「何がだ?」
「その、全員と踊るとか誘いが多い、とか」
少しだけ震える声を抑えて、レオはなるべく動揺が伝わらぬよう努力をした。そして乙女は、けろりとした顔で言う。
「そうだぞ。全く……私を男だと思っているのかもな、奴らは」
「……へ?」
「いやだから、女子からの誘いが多いんだ。まあ毎年のことだがな」
そう言いながらレオの落とした鞄を拾う。そのままレオの表情のを見てから微笑む。
「安心しろ、レオ。私がお前以外の男と踊る訳ないだろう?」
「そ……っか。ゴメン、ちょっと驚いちゃって」
「で、だな。……その、レオ。お前もなるべく……で、くれ」
「えっ?」
普段の乙女らしからぬような小さく消え入る声。聞き取れずにレオが顔を覗くと、いつもの強気な視線でレオを捉えて言う。
「お前もなるべく他の女と踊るな、と言ったんだ!」
強気な視線は崩さず、しかしその頬は朱色に染まっている。
「うん、なるべくね。でも俺、竜鳴館代表で姫と踊らなくちゃいけないんだ」
「それはまあ、勤めだから仕方無いな。……いや、でもな……」
そう言いながらブツブツと乙女は呟きだす。そしてレオはひとつ息を吐いてから真剣な眼差しを愛しい彼女に向けた。
「乙女さん、あのさ……」
「む、何だ?」
「ラストダンスは、俺と踊ってくれないかな?」
二話:サブキャラ協奏曲
「ラストダンス? 何だソレ、うめぇの?」
季節は11月に差し掛かり、学校全体が浮かれた雰囲気になっている。
文化祭、の次にあるダンスパーティーは近隣の学校と合同の行事なので、学校全体がお祭りムードなのである。
それはこの2−C3人娘も同様なようで、ダンスパーティーの話が話題に持ち上がっていた。
「カニチはそういう情報には疎いネ。ラストダンス有名な話ヨ」
「せやせやー。ダンスパーティーでラストダンス踊ったカップルは永遠に幸せになれるらしいでー」
「へー。興味ねぇや」
「何でやー。こういうのにときめいてこそ! 乙女っちゅーもんやないか」
その言葉に、きぬの表情は曇りだす。しかしながら空気の読めない少女は追い討ちをかけるような言葉を繰り出そうとしていた。
しかし、フォロー上手の少女がこの場にはいた。豆花なら、豆花なら何とかしてくれるはずだった。
「マナはその前に彼氏見つけるネ。ダンスの伝説知ててもおどてくれるヒトいないヨ」
軽くマナをヘコませつつ、豆花はきぬを気遣うような視線で見つめる。しかし、さして気にする様子も無いようだ。
その様子に安堵しながら豆花はそれとなく話題を逸らした。
「そういえば文化祭もあるネ。うちの部は今年超包子作るヨ」
「そりゃちょっと版権無視ってねーか? トンファー」
「わー。でも何やウマそーやなぁ。楽しみにしとるでー」
意識はダンスパーティーから文化祭、正確に言えば出店に移ったようだ。きぬは、笑顔で同意をしたがそれ以上話題は発展しなかった。
「ラストダンス、ねぇ。何で女子共はそんなに必死になるのか」
「必死なのは女子だけじゃねぇよ!これだからモテモテ野郎は!」
「……オイオイ、当たるなら俺にじゃなくてレオにだろう」
体育の授業中。季節は冬になろうが鉢巻先生はブルマ鑑賞を推奨している。今日の競技は棒高跳びの見学だ。
背面飛びをする女神達を鑑賞するのに場所は関係無い。正面だろうが横だろうが美しく、そして非常にきわどかった。
全員が心の中や口に出して「ナイスブルマ!」と崇めつつも話題は時期的なものへ移っていく。それは男三人も例外ではなかった。
「そっかー。レオはもう決まってるもんなー。チックショー、俺も彼女欲しいなー。テレビから三次元に飛び出してこないかなー」
「まずはその穢れきった根性をどうにかしないとな」
「レオまで乙女さんみたいなこと言ってるじゃねーか!」
「ハハッ。俺もこればっかりはフォロー出来ねぇな」
「スバルまでひでぇよ!」
半泣きになる新一をなぐさめつつ、レオはスバルに問いかける。
「なあ、スバルは誰か誘わないのか?」
「……そーさねー。どうしたもんか」
「スバルなら楽勝だろ。大抵の人間ならオッケーするんじゃないか?」
「じゃあレオ。俺とラストダンスをや ら な い か ?」
「却下」
会話が聞こえていないはずなのに、霧夜エリカの視線を感じた気がするのは気のせいであろう。
「ラストダンスねぇ、紀子も伝説信じてるの?」
「くー♪」
「……ああ。聞くだけ野暮って感じね」
浮かれた雰囲気になるのは2−Aも同じだった。女子も男子も、文化祭かダンスパーティーの話題で盛り上がっていた。
「……くー」
「まだ誘ってないの? っていうか、気付かないアイツもアイツだけど」
机を挟んで、西崎紀子と近衛素奈緒も話題に乗っていた。そして紀子は俯いてから言う。
「でも……ナオ、こそ……イイの?」
「は? 何が?」
「つしま、クン……さそう」
「さささささ、誘わないわよあんなヤツ! っていうか第一、アイツ鉄先輩と付き合ってるじゃない!」
「ふつう、の……ダンス」
「踊んない! 踊るわけないじゃない! っていうか、私よりも紀子のが大事じゃない!」
話を摩り替えられたことに気付き、素奈緒は紀子に強く言う。しかし、口下手な少女は首を横に振る。
「ナオ、のが……だいじ」
「でも、私のは見込みゼロだし、紀子は見込みあるじゃない。だから……」
「く!」
少し強めの口調でそう言う紀子。その様子を見た素奈緒は一瞬だけ何か言おうとしたが、すぐに躊躇った。
「ゴメン。でも……私みたいに、紀子には後悔して欲しくないの」
「……ナオ……」
そこまで言ったところで、素奈緒は自分がとんでもない発言をしていることに気付いた。
先ほどは否定した対馬レオへの慕情を匂わせる発言をここできっぱりと言ってしまったのだ。
「まあこの話は置いといて! 置いといてね! 次の授業の準備よ! さー、次は何かしら!」
突然慌てだした素奈緒を不思議に思いながら、紀子は彼女に付き従った。
放課後の竜宮ではダンスの特訓が行われていた。生徒会役員である椰子なごみも嫌々ながらそれを受けている。
嫌な理由は役員を早く辞めたいという感情は勿論のこと、講師を務めるのが会長であるエリカだったからだ。
「うん、なごみんスジが良いわね。飲み込み早いわー」
「さり気なくお尻とか触るセクハラ行為をやめて下さいませんか?」
「それはホラ、趣味だもん仕方ない」
「エリー……」
「……まっ、なごみんも理解してくれたみたいだしこれくらいにしとこっかな」
そう言いエリカはなごみとのダンスの体制をといた。
「明日は男性のステップと基本的な踊り方を伝授してあげるわ」
「……これでもあたし、一応女なんですけど」
「うん、知ってるわ。でもでもー、なごみんあのポスターの影響で女子から人気高いんじゃなーい?」
楽しそうに言うエリカの発言は図星であった。彼女にとって迷惑でしかなかった生徒会役員募集のポスターの過去が蘇る。
あの時スーツを纏い鋭い眼光を向けたなごみは、以降女子からの人気が爆発的に高い。
まああからさまに憧れられ崇められるエリカのようではなく、影で人気の高いスバルのようなモテ方ではあるが。
「まあ、女子からの申し込みもあるだろうしね。乙女センパイほどじゃあ無いだろうけど」
「……鉄先輩、そんなに人気あるんですか?」
「鉄先輩の人気は凄いんだよ。去年もだけどラストダンスの時間が押しになるくらい人気で、今年から抽選になるんじゃないかって位」
良美の補足を聞き、なごみは眉をひそめる。そしてエリカはなごみに対し別の話題を降った。
「そういえばなごみん、ラストダンスとか申し込まれたり誰かと踊るか決めたの?」
「……意外ですね。お姫様でそういう俗っぽいこと気になさるんですか」
「んー、伝説とかじゃなくってなごみんが男と踊るのかなって」
「興味無いです」
「あららー。ドライだね」
「というよりダンスパーティーに興味も無いし出たくないです」
「クールねぇ。まあ、執行部の恩恵をちょっとでも受けてるなら必須だから」
薔薇の花がほころぶが如くエリカは微笑む。その笑顔を見てなごみは思わず舌打ちをする。
「でも、ラストダンスの時になごみんが囲まれるのもちょっ見たいかなー」
「その前に抜け出すつもりなんで」
「それなら、良い場所をお教えしましょうか?」
今までソファーで石像のように動かず、気配すら消していた大江山祈が不意に口を開く。
この時期は文化祭とダンスパーティーの準備があるはずだが、『生徒会顧問』を口実に竜宮でのうのとサボっていた。
「……どうしてですか?」
「私は去年そちらでサボっていましたの。教えるのは少々癪ですが、今年は面倒なことに司会に選ばれてしまったので」
「先生、サブキャラだもんね」
「出番確保のためとはいえ……」
「煩いですわー。最初しか出番が無かったくせにー」
飴を舐めながら糸目で嘆く祈。そしてなごみを見ずに言った。
「場所は大学食の海側。少々寒いですから羽織るモノを持っていくことをお勧めいたします」
「どうも」
「あ……でも椰子さんにとってウザめなものが来る可能性はありますわー。でもダンスの申し込みではありません」
「おっ、祈先生の占いね」
「祈先生のは当たるからねー」
「……そうですか」
大した興味もなさそうにそう言うなごみ。そしてエリカは別の話題を振った。
「じゃ、ドレスの採寸しようかー。なごみんのスリーサイズ測定〜♪」
「手をわきわきさせないで下さい。あとその笑いは不快なのでやめて下さい」
エピローグ:月光小夜曲
ダンスパーティーは滞りなく進んだ。
代表のダンスではエリカのリードによりきちんと仕事をこなしたレオはほこらしげな表情でいた。
それを乙女は褒め、対馬ファミリーの面々はからかい、他の生徒会やクラスメイトは笑ってそれを見た。
相変わらず新一はダンスを申し込むもフラれ、スバルやなごみは壁の華に徹し、他の面々は新一を除きダンスを楽しんでいた。
素奈緒はレオにダンスを申し込んだ。最初はぎこちなかったが二、三言葉を交わした後は少しはわだかまりも解けた。
乙女は複雑な表情でそれを見守っていたが、すぐに他の女子からダンスを申し込まれて二人は視界から消えてしまった。
時間は刻々とラストダンスへと近づいていく。
なごみは会場をそっと抜け出して月を見上げた。しかしそこには女に振られまくって黄昏ている新一の姿があった。
見つからないように場所を移動する途中で見つかってしまったが、すぐに睨みをきかせるとどこかへ行ってしまった。
素奈緒は親友の行方を壁際で見つめていた。ドレスアップした紀子は洋平に近づき、その手を差し出した。
男装をしたエリカは良美を伴い会場内に現れる。女子生徒が何人か倒れてしまったようだ。
スバルは料理のコーナーに居たきぬに近づき、頬についたソースをぬぐってやる。そしてそのまま、誘いを口にする。
そしてレオは未だ女子に囲まれている乙女に手を伸ばし、女子生徒の反感を買いながらそのまま愛しい彼女を連れ出した。
『それでは、ラストダンスとなります。皆様、それぞれパートナーお手をお取り下さいな』
司会者である祈の声と共に、ワルツが会場の中に響き渡る。
ラストダンスは、あなたと。
終わり?
以上です。途中何度か規制を食らってしまいました。
支援をして下さった皆様ありがとうございました。
反省点としては、くーを喋らせすぎた所です。
それでは、いつかまた。
>>882 乙
ちょっと表現がくどくてテンポが悪いね
盛り上がりに欠けるしまとまりがない感じ
もっと絞ったほうが良くなると思う
>>882 乙
だいたい
>>883と同じだけど
エンディングは結構好き
最後のはセリフとして
「……ラストダンスは、あなたと」
のほうがよさげ
885 :
名無しさん@初回限定:2006/11/30(木) 18:45:19 ID:rwL9Lklp0
ヘタレオにそんなセリフが吐けるかなぁw
GJ
青春だなぁ…
>>882 久々の乙女さんSSキター!!GJ!!!(`・ω・)b
終わり方はイイと思ったけど
俺個人としてはもうちょっと乙女さんとの甘〜いシーンが見たかったw
>>859 『うおおおおぉおおおおおぉぉぉぉぉおおおおぉおぉぉぉぉ!?』
で釣り上げたのが館長だった所でリアルに吹いちまったww
889 :
名無しさん@初回限定:2006/12/01(金) 09:20:49 ID:hTnfmtTW0
>>859 あの館長を釣り上げるとは!
愛の力やね…、俺も青春してー
ところでSS投下のときみんな版権物の名前とか伏せ字にしてるが、
もしかして伏せ字にしなきゃいけないのか?
と前に投下でモロ名前を書いてしまってビビりまくりの俺が聞いてみる。
俺はチキンだ…
チキンと自覚してるなら、「今後一切何もしない」のが一番利口だと思うぜ、メーン!
仮に、「きゃんでぃそふと」という商標をSS内に書き込むことによって
(A)「きゃんでぃそふと」のイメージを悪くしたりする悪意が認められた場合
営業妨害の罪に問われたり、損害賠償を要求されたりすることもあるだろう
(B)「きゃんでぃそふと」と自分が関係あるかのように見せかけて、同人誌を
売るなどの利益をあげたりすれば詐欺罪や商標に関する権利侵害に問われるだろう
それらに注意すれば、特定商品の名前を使用してもいちいち問題になることはないが
SSを気持ちよく書き、読むのならあえてそこまで「本当の名前」にこだわらなければ
ならないかどうかを自分の胸に問い直してみたらどうよ。
ここで書かれているものは、さほど肩のこらないものだから、むしろフェイクでよくないか。
真実に近づくための真剣な偽装が必要なクソマジメな小説でないならば、むしろ
ディズニーランドがネズミーランドになっていて、そっちのほうが心地よいのではないかいな?
特に考え無しに書いちまったからな…。
参った。
他のとこで聞いてみる。つまんないこと書いて悪かった
まぁとりあえずクワガタの話でもして落ち着こうぜ
| 0M0)
898 :
名無しさん@初回限定:2006/12/02(土) 23:48:07 ID:2F/KCCT10
>>896 クワガタて味噌漬けが上手いよな
他になんかうまい食い方知ってるか?
カラリと揚げて甘酢あんかけ
>>898 幼虫の腸を丁寧に伸ばして茹で、麺のように食べる習慣がどこぞにあったと思う
お前らの悪食ぶりにはマグロさんもビビって逃げ出すぜ。
そんな話するくらいなら
みなと議論に入りたいのですが、次スレたてますよ。2人くらい賛成いたら次スレ立てるよ
そもそも今の状況で議論する必要あんの?
今の状況をどう認識されているのかわかりません。
現状は、がでがでの、発売日まで時間は有る。みなとSSAAスレは存在していない。
みなとAAは投下されている。港合併に反対、賛成共にいる。
SS書きたいとのレスもあった(これは論拠にはなりえない、あくまで参考) だと思います。
許容出来る人もいれば、許容できない人も居る。いろんな意見があると思う。
反対にせよ、賛成にせよ、意見は早めに出しておいた方が良い。
それに、このスレの消費ペースは3ヶ月半と見てよいと思う。消費速度も落ちていっている。
次スレで、議論がまとまらない、もしくは行われないとすれば、次次スレでは発売日を過ぎてしまう可能性が大きい。
早めに議論しておいても問題ないと思われます。どうでしょうか?
もちろん、独断でみなとSSAAスレたてる輩がでてくれば、議論はいらなくなるけど、
現段階では、AAもSSも多いとは思えないからdat落ちすることが予想できる。
暫定的に認めるにしても、問題がでてくるかもしてないので、はっきりしておいた方が良い。と考えています。
ぶっちゃけ、妄想SS読みたいだけなんですけど
つまんねえ議論<雑談
まあ、クワガタの話でスレをつぶされるよりはマシだ。
次スレたてて議論するんじゃなくて、次スレたてるまでに議論しとこう。
「がでがで」を入れるならスレタイは少しいじらなアカンようになるから。
俺は投稿も住人も減ってるから「がでがで」もここでいいと思うよ。
***********************テンプレ案**************************
【きゃんでぃそふと】SSAAスレ14【みなとそふと】
このスレでは「きゃんでぃそふと」と「みなとそふと」が提供する作品のSSAAを取り扱います。
主な作品は
・姉、ちゃんとしようよ(1・2)
・つよきす(みにきす)
・君が主で執事が俺で
みなと作品を投下したい奴はすりゃいいけど
みなとスレにこっちに誘導すべきでは無いんじゃねぇの
スタッフが同じだろうと会社は別だしきゃんでぃも解散したとは決まってないんだから
とりあえず次スレまでは作品投下待ちますね
909 :
転載:2006/12/03(日) 14:58:20 ID:E3Z78ZfW0
840 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/11/25(土) 14:44:45 LMTHlYV40
,. - ´ ̄ ̄`丶、
// ,. -─‐-、 \
/ '⌒ ′ \ \
/ \ \ノトゝト、
r'´ l \ \ ∨nヾ`≧r‐、
| ! ,.-‐弋\ト、 ト、V〉ヾ,〉‐、イゝ
| ヘ. ヽ\. ,.-==、\.| V〉ハトイゝ
ヽ ,斗\._ \>′⊂つ|. ヽ |i,VK|
. ヽ \ヽ ,.-= ̄ヽ l Vハトrイ
ト、 ヽ{ ,.っ ,.、 ′ 〉 ト、〉
. ヽ.`Y/\ ` く.:.:j / | ,ハ
( )| ` ┬- ィ レハ__
イ,ハ、{W/ ,.-‐| ,h;:.:`丶、
,イ´.:.:l´、 ,‐/:∧∨.:.:.:.:>、
,イ.:.:\.:.! /.:.:.:.:.:.:〉 Y⌒ト,/⌒ヽ
∧廴ヽ.__l/__,. -r' ノ ヽ `}、 }
| } `7R/ ̄ ̄ ̄| ⌒ / 人/Y!
! ノ /::::| ,ヘ,. '´ / ,/`Y^!
l { l:::::::| く´-一 '´ / | ハ
l i i::::::::| 〉___/ ト<\
/ ヽ. l:::::::::|. 〈 ヽ. ̄}
′ }/::::::::::! \ |
′ |'::::::::::::| \ )
〈 ∧:::::::/! ヽ .′
/\ 〈:∧//! ト, /
/ `ト、::/:/ | ト、___,/
/ ハ / ヽ}
} 〉 /.|
/ .′ ヽト、
. / ′ | ヘ,
正直スレタイを変える必要ないかと
発売日にスレが立たなかったらこっちでやるとかは?
立ったらそっちでやってもらう
きゃんでぃそふと、みなとそふと云々で議論するなら
タカヒロ作品SSAAスレにすればいいんじゃないかと思うのは俺だけか
>>912 それを言っちゃあおしまいよ
作品別に立てたらいかんの?
みなと住人がスレを立てた時点でこんな議論は関係なくなるんじゃね?
どうせこっちでまとめてやるとか言っても必ず単独スレ立てる奴は出る
スレタイ継続に賛成
絶対別にスレは立つだろうし、無理矢理こっちに持ってくる必要も無い
400あたりでも話してたが、港vs飴の可能性だってある
わざわざそんなリスクを背負ってまでする事はないだろ
みなと作品には興味無いんだが
公式でクロスが出てるんだから一緒でいいと思うんだがな。
一方的な意見ばかりでまとまる気配すらないな。俺は港許容派だが
おそらく、いずれ別スレは立つだろうな。915の言うように、無理にここでやる必要はないし、住民同士の争いはありうる。
904のいうように、状況では港SAスレは立ってないし、しばらくの間、このスレで港SA受け入れを許すか許さないかということでは?
テンプレに、港SAスレが本格的に動き出したら、そっちにいきましょう みたいなことかいて
ここからは完全に個人の意見だけど、飴港SAスレと港SAスレは両立できると思う。917をテンプレに乗せとけば
ここの作家さんで、新しいスレの雰囲気があわないという人や、ここの方が投下しやすいとかあるかもしれないし。
住民として、俺はスレの活況は望ましいとおもってるし、しかし、みにきすが材料としてどこまで働くのか疑問である。(PSで出てるし)
次スレのテンプレに港作品の取り扱いを明記することを前提として話さないと次スレたてらんね。
919 :
名無しさん@初回限定:2006/12/04(月) 13:43:10 ID:tMsWeTXH0
>>918が一番現実的かな
今の時点でみなとSSAA専用スレ立てても、はやすぎて作品投下はそう頻繁に
ないので無意味な保守を頑張るのがメンドイ
作品が発表になるまで、とりあえずコネタの類はこっちで受け入れておこうや
発表されてからみなとSSが本格的に大量生産されるようだったら、だれかが
専用スレたてにいくだろ
逆に、誰も専用スレたてにいかないほど投下数が少ないようだったら
このスレで引き続き取り扱うしかなくなる
スレの分離は定義の分離ではなくてSSAAの数次第ということ
次スレは、スレタイは継続で、テンプレの中にだけ暫定的にみなとを許容する旨
一行書き込んでおけばよかろう
ついでに味も見ておこう
きみあるの体験版が出るまではこっちでもいいんじゃね?
どうでもいいんじゃね
なるようになるよね
ボクたちフリーダムな人間だもんね
街路樹の葉も落ちきった十二月。
姉貴が急に「焼き芋が食べたくなったわ。アンタ、買って来なさいよ」と言いだして、
わざわざ駅前の焼き芋屋の屋台まで買いに行くハメになった。
他のお姉ちゃん達の分も買ったので、いま抱えてる紙袋の中には芋が大量に入っている。
寒空の下の帰り道、紙袋と長袖を通して肌に伝わる芋の熱がなんとも心地よい。
家の前まで差し掛かると、ともねえが玄関の前できょろきょろしている。
「どうしたの?ともねえ。何か探してるの?」
「あっ、空也。そっ、それがね、携帯が見つからないんだ」
言いながらも不安そうに辺りを見回すともねえ。
「家の中は?」
「なかったよ。姉さん達や妹達にも聞いたけど、し、知らないって・・・・・・。
要芽姉さんに電話してもらったんだけど、家の中で着信音が聞こえないから、
どこかで落としたのかなって」
「いつ無くしたのに気が付いたの?」
「つ、ついさっき」
「最後に確認したのは?」
「午前中に買い物行く前に……」
「買い物行ったあとは?」
「家でお昼作って、ぽっ、歩笑ちゃんちに遊びにいって、編集の人が来るからっておいとまして、
それから庭のそっ、掃除してて、気が付いたんだ」
「そうだな・・・・・・」
ここで俺は難しそうな顔をして顎に手を当てて推理を始めた。
ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・ポク・・・
チーン!
「何も思い浮かばないや」
「あう・・・・・・」
「ごめんね。俺アホだから」
しょんぼりしているともねえに謝る。
「取りあえず、ねーたんは今仕事してるだろうから後回しにして、
今日行ったところを辿るしかないんじゃない?」
「や、やっぱりそうかな?」
「そうだよ。もう後一時間もしたら日も沈むし、俺も手伝うからさ。
それに家の中でも一度探した所から、ふと見つかるかもしれないし」
「うん、ありがとう」
「あっ、イカ!遅いと思ったらこんなところで何やってるのよ!芋はどうしたのよ!?」
俺の帰宅を待ちきれなかった姉貴が玄関先まで出てきた。
「おっ、姉貴ちょうどいいところに」
さっと姉貴の後ろに回ってツインテールをつかむ。
「何やってんのよアンタ。返答の次第によっちゃ殺すわよ」
「ダウンジング……」
メメタァ!
「あう!空也!」
・・・
「それでは詩子先生、今日は失礼します」
「はい、じゃあ、またよろしくおねがいします」
担当の人が帰って行って、自分の机の上を見る。
昼間、巴さんが忘れていった携帯・・・・・・。
それを横目に見ながら、いつも密かにつけている日記のファイルを開く。
----歩笑日記.txt----------------------------------------------------------------
今日、巴さんが昼間遊びに来てくたけど、編集の人が来るのですぐ帰ってしまった。
巴さんが帰った後、巴さんが携帯を忘れていったのを見つけた。
担当さんが来るまで時間があったからすぐに教えてあげればよかったんだけど、
ついつい着信履歴とかチェックしちゃった。
携帯をこっそりチェックしちゃうなんて、なんか巴さんの彼女になったみたい・・・・・・。
チェックしてる途中要芽さんから電話かかって来てびっくりしたけど、もっとびっくりしたのは
巴さんのアドレス帳に柊家の全員と姉さんと私の番号しか入ってなかった事。
くす・・・・・・でもこれで巴さんが他の人に取られる心配もないよね。
携帯は明日にでも巴さんの所に遊びに行って、こっそり返してこよう。
携帯チェックしたのは、勿論私だけの秘密。
928 :
SSD:2006/12/06(水) 17:48:44 ID:qcjuCBwt0
お久しぶりです。
まだ姉SSの需要はあるのでしょうか?
久しぶりなのでリハビリということでコレぐらいでご勘弁を。
スレの最初のほうでおいらの名前が・・・…なんかうれしいです(*´д`)
とりあえず一言。
GJ!!
ともねえ友達少ないよ( ´Д⊂
なんかよくわからん話だな
需要はあるよ
書き手が少ないだけで
というわけでGJ!
姉貴の部分が全然関係ないなw
しょせんツインだしw
透子先生もメモリに入ってないの?
938 :
SSD:2006/12/07(木) 09:36:41 ID:fDLR5jFa0
>>936 ぐふっ!
すっかりわすrうわ何をするやめgふじこlp
魔法先生イノり!
もち土永さんにはカモくんのような役割をやってもらおう……………
誰か挑戦しない?
だから自分で書けというに
敗者なんです…
真の失敗とは!
開拓の心を忘れ、困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちのことをいうのだ!
このスレに失敗は存在しない!
存在するのは冒険者だけだ!!
もう一度頑張ってみる!
蟹
>>941 なんてHなIDだ
そういや七夕には殆ど触れられなかったね本編
神奈川には七夕の風習がないからな。
試験してたんじゃなかったっけ>七夕
カニ・・・
カニが愛おしくてたまらん…
69 :名無しさん@ピンキー:2006/12/11(月) 22:51:36 ID:as781zpt0
/, _,.-‐ \
/{/ / , \
/ハツ ./ ヽハ
{ ミ/ / / } }、 ヽ
r'彡ト/ / ノ / /}./ ./ i }
_ ト{ (|. /ナ7┼ナァナ} 、 ノ} } i i
∨ `ハ弋ソ/,イぅZハヽ/´/ ,. 入! /l / /
〉::_>个 } 弋仏ツ / / ,r==、\ / .ノ
,.-‐' ̄ .l.l iハ """"" '´ {トィjツ.ゞレ /
/ 、l.l {レハ { `゙゙´/‐//
{ l.lヽハ ∧ __ ´ ""/´フ'´ `ヽ ろ、69だよ、69・・・。
i }.}. \_ \ ` _ イ,彳 }
i 、, ト{ ヽ ` ‐ ノ ト} i
} ノ // l.l /
{. / // 、 l.l、r'´ /
/ /゚{ Y / rb| Y /´
{-イ 人 レ 冫人 }/
i i ヽ : / `}
ゝ \. \. ノ{. / /.ノ
`ヽ-──--=-'´ ゝ、__/_/ _ノ
よっぴーがなんかエロいこと言ってる!
yp=エロい
954 :
名無しさん@初回限定:2006/12/12(火) 17:56:29 ID:kZDPweyc0
232 :名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 15:46:05 ID:xk5RaFqW0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∫+ 。・ ☆ 乙 女 さ ん お 誕 生 日 お め で と う ☆ ・。+∫
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w(■ )w(■ )w(■ )w(■ )w
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≧(■■);(■■)(■■);(■■);(■■)≦
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|=========Congratulations!!========|
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乙女さんにはこっちの方がいいだろうw
むしろおにぎりの中にケーキやいちごをwwww
266 :名無しさん@ピンキー:2006/12/12(火) 19:56:35 ID:hb9jhGUl0
_ _ ___
/´ ___ `ヽ
/ '´ `ヽ --/ ヽ
/ ヽ /ハ`、
. / i i 、 ヽ \ くノ}. }
. / / l .ハ ト、 \ ヽ. `Y´ヽト、
l l i ト、 ,. ヽ弋十--ヽ个.}), } }
|トiヽハ ,イ\ ヘ. '´{仏ぅ}. YKノ 人
. }ハ ヽく代:k、`ヾ ゞ-' }トイ.ノ .} _,.ィ
` \{`ヽ.ゞノ """" /i/ /〈. /:::::ハ
{.ヽ""ヽ _ / }ハ.ノ,.;-'" ⌒ヽ:ヽ_ お、おめだよ、おめ・・・。
ヽハ丶. ´‐' ィ }! ,イ Y::{
\ヽ ` ‐.イ .ノ ノl{ }'
` ‐=三ノ r´/:ハ. i
,.-‐' ´イ ._ノ´.:.:.:.::ヽ}. i
/ ./::::`´;;::::.:.:.:.:.:.:.:ハ l
| /´.:.:.:.:::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ |
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r'´.:.:.:.:.::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.::::l l
. {.:.:.:.:.:.::::::::::::::::{::::::::::::::::::::::::ハ. l
|::::::::::::::::::::ノ ゞ、::::__:::::ィ.:.::ハ |
. ゞ:::::::::::::ィ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:......:.:.::ハ. l
`ヾr-、:::::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.......:.:.:.:.:.〉. |
| ヾ::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.......:.:.::/ |
i. `Y:::::i.:.:.:.:.:.:.:.......:.:./ ノ
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. } l::.:.::::.:.:.:.:.:.:.....:::i. 人
| |::::::::::.:.:.:.:.:......:::i /.:.:.::ヽ
そろそろ新作AAほしいなー
職人さんカモン
間に合った、乙女さん誕生日おめでとう!!!そして俺も今日が誕生日ww
>959
おめめ
>>959乙女さんと同じ誕生日か。奈良県からおめでとう。
※久遠寺 森羅
_
,'´/ニニヽ
卯|iノ从リリ!
|i(|!゚ ー゚ノi|
ノノく)Å)>ヽ
(( (/l_||_ゞ))
`(_j_j´
※朱子
. ,-‐、
〃ィ^i^i^ト、
<ン,ノ^`^ヽ>
i_ノノノ从リ!ゞ
| !(|!゚ ー゚ノi|
ノノく/}Å{7>、
'((((/_UUjヽ,))
`~しヲ~´
※久遠寺 未有
___ _ __
}フ'´ ^v^ヾ<{
f´iミi从゙'从リi
ノノ`(|!゚ ー゚ノi|ヽ
(( く」卯i〉 ))
ヾ9 / i:_:iヽeノ
`じヲ´
※上杉 美鳩
. ,ィ^i^i^ト、
《y'/^V^ヽ'
ノノノ从从バゝミ彡
. ノリkj゚ ヮ゚ノj /
'(((く/}Å{iつ/
/ !__j ヽ
`~じヲ~
※久遠寺 夢
_ _)
,'´, ヽ
l><!|ソノi」ハri}
ハi(|」゚ ヮ゚ノjゝ
ノ⊂)大iつ
(( (く/_|j〉 ))
. し'ノ
※南斗星
_,
'´, `ヾ
. イ! |iノリ从バ
. 'ゞ(|l"ー゚ノl|
/」 Y )〉
f T |
i__j_」
誰?
⊃『君が主で執事が俺で』
『姉、ちゃんとしようよっ!』と『つよきす』のシナリオライターと原画家
タカヒロ&白猫コンビの新作
知らんかった
わざわざ携帯から乙
これここで扱うかどうか
揉めたなぁ
んで結局ケ・セラ・セラになったわけだが
別に揉めた記憶は無いなぁ
書き込んで受け入れられればそれでおkなわけだし
結局「スレタイは変えないけどみなとで立つまでは適当に受け入れますよ」
でいいんだっけ?
たぶんアンチみなとが勝手にみなとSSスレ立てて「出て行け」って言うんじゃないの
それでいいんじゃない?テンプレに「みなとの本スレが立つまでは受け入れ可ですが
立った場合はそちらに移行してください」的なこと書いとけば
それと出来れば前言ってた
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ きゃんでぃそふとSSAAスレの星5つの誓い
┃1つ、スレはむやみに上げない
┃2つ、作者への感謝を忘れずに。読者への感謝を忘れずに。
┃3つ、SS投下とのリアルタイム遭遇では支援を推奨
┃4つ、気にいらなくても荒らさない、荒らされても反応しない
┃5つ、いつも笑顔でいること
┃
┗━━━ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ━━
って奴だな
そこまでみなとSS拒否る理由がわからん
スレタイ変えればすむことなのに
ここも昔は「姉、ちゃんとしようよっ!SSAAネタスレ」だったんだがな
一時的だけどオッケーって言ってるわけだし、いいんでない
俺もここでやってくれると嬉しいけど
スレ立て780かな
おーい
>>780、呼んでるぞー
スレ立ててくれってー
今だってつよきすしかやってないヤツとか
姉しよしかやってないヤツだっているだろうけど
別につよきす派と姉しよ派で対立とかないよね
まあ今の住人で混ざって嫌だなんていうやつはほとんどいないと思うけどね。
まだgdgdは発売日も決まってないわけだしとりあえず次はこのまま立てて、
その次以降は今ここで決めんでも流れで決まっていくだろうて
民族対立ってこんな感じなんだな。多分。
979 :
780:2006/12/14(木) 01:49:33 ID:W2juhzRB0
きゃんでぃってタカヒロ&白猫のゲーム+その他、いやむしろ2人の印象しかないのに
なんでみなとを拒否る奴がいるのだろう。わけわかんねーな。その他にこだわりのある
クリエイターでもいるのだろうか
スレ立ては流れ的に780に任せるよ。