みなとそふと その3

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ナトセ「(´・ω・`)」
夢「あれ、ナトセさんどうしたの?しょんぼりして」
ナトセ「お腹がへったんだけど、ベニがいないんだ…」
夢「シンお姉ちゃん、まだ帰ってこないもんね。ベニスさんも…」
ナトセ「(´・ω・`)」
夢「他の皆も、まだ帰ってこないし…」
ナトセ「(´・ω・`)」
夢「・・・んー、うん、夢におまかせあれ!」
ナトセ「!」
夢「ナトセさんにはお世話になってるもん。腕にノリをかけて作るよ〜」
ナトセ「えぇ!夢の腕なんて、、、悪いよ、食べられないよ…(ちらっ」
夢「あはは、ヨリの間違いだね。うん、あんまり夢の腕をちらちら見ないでね。ちょっと怖い」
夢「まぁまぁ、まかせて!ナトセさんはくつろいで待っててね」
ナトセ「う、うん。ごめんね、夢」
夢「よーし、やぁってやるぜ!」
〜1時間後〜
夢「で、できたよ…さいこー傑作!」
ナトセ「すごいよ、夢!こんな形の食べ物みたことない…あと色もキレイ」
夢「フフフ、それだけじゃないよ〜角度を変えて見ると…?」
ナトセ「うわぁ、浮かび上がって見える!」
夢「ビ〇ックリマンシールのホロシール原理の応用だよっ」
ナトセ「すごいすごい!それで、これはなんていう料理なの?」
夢「うーん、ニイタカヤマノボレ一二〇八とでも名付けようカナ?」
ナトセ「長い名前だね!ねぇ、夢…食べて、いいかな…?」
夢「もっちろん!あ、味のレビューよろしくねv」
ナトセ「うん!いただきまーす・・・うん、おいしい、おいしいよ、夢!」
夢「そ、そう?えへへ…」
ナトセ「うん、ムグすごくムグおいムグしいよ!」
夢「もぉー、ナトセさん、レビューになってないよぉ(嬉」
6732/2:2006/10/02(月) 19:52:56 ID:u4nNPgg60
朱子「ただいまー…って!なにこれ!キッチンがめちゃくちゃ!?」
夢「あ、おかえりー」
朱子「それに何、この臭い…って、ナトセ、何食べてるの!?」
ナトセ「ベニ、おかえり!これスゴいでしょ、夢が作ってくれたんだよ」
朱子「…ということは、キッチンは夢っちの仕業か!」
夢「あ、ごめんー片付けるよぅ」
朱子「いや、とりあえず今はそれは別にいいわ…それ、それ何」
ナトセ「これ?えぇと…イヤヨイヤヨモスキノウチ…だっけ?」
朱子「!?」
夢「違うよ!ニイタカヤマノボレ一二〇八だよっ」
朱子「・・・どこと開戦する気よ。いやまぁ、それはいいわ…何、その色っ」
ナトセ「キレイでしょ?ほら、角度を変えて見ると…」
朱子「うわぁ、浮かび上がって見える!?」
夢・ナトセ(にこにこ)
朱子「キモっ、この食べ物、キモっ!というか、食べ物なの、コレ…?」
夢・ナトセ「(´・ω・`)」
ナトセ「・・・で、でも、美味しいんだよ!ね、夢」
朱子「ふーん…夢っち、味見、した?」
夢「え、、、してない…よ」
朱子「ふーん、ふーん…それじゃ、食べてみたら?美味しいんでしょ?」
夢「え、、、う、うん…」
ナトセ「なんだ、夢食べてなかったんだね」
ナトセ「それじゃこの部分、美味しそうだからとっておいたんだけど、夢にあげるね」
夢「・・・」
朱子「・・・」
ナトセ「・・・」
夢「ぱくり。ばたん。きゅー」
ナトセ「ゆめぇぇぇえぇええぇぇぇ!?」
朱子「・・・やっぱり・・・ね」
朱子は溜め息をひとつつき、半壊した異臭漂うキッチンをいかようにするか、物思いにふけるのであった(fin)