朝起きたら、妹に その10

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1Y ◆cf6.GAJsFA
(Y兄と相方クリスでお送りします。)
新スレ建てるよ、お兄ちゃん♪と言われた。…もう建ててるのか?
「そういうお兄ちゃんも…こんなに大きくなってる…うふふ♪」
「…クリス…orz」

もはや10スレ目のこのスレッド。
「お兄ちゃんとボクの関係のように、
 このスレッドはまだまだ終わらないよ♪」

―お兄ちゃんと私たち妹との3つのお約束―だよ。
1.荒らしや煽りをするような人には、関わらないでね。
2.sage進行で、こっそり、楽しもうね、お兄ちゃん。
あ、でも…ageちゃっても気にしないでね。
私はスリルも好きだよ♪…でも、…故意にageるのはやめてね♪
3.480Kb位になったら、新スレを建ててね。
「SS書きさんはトリップ推奨だよ。読者さんは、ネタを書いてくれると嬉しいな。」
「推敲を忘れないでね♪<特に悠兄。 (気をつけるよ…orz)」
私たちの愛は、永遠に不滅だよ♪
2名無しさん@初回限定:2005/06/18(土) 22:52:35 ID:W7QSSbyJ
にーげっと ぬるぽ
3名無しさん@初回限定:2005/06/18(土) 22:58:30 ID:sBLj8W0N
Y乙!
4Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/18(土) 23:29:52 ID:1pNVAw+R
前スレ その9
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1108966868/
現ログ置き場
www.geocities.jp/asaimo0/

他ありましたら補完お願いします。
5Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/19(日) 01:10:02 ID:ktLZxLdW
即死防止兼ねて、超短編を3本。

その1:朝起きたら妹が、朝シャンしてた。
気づかずに洗面所に入ったら、「…兄ちゃんのエッチ…。」と言われた。
…あまり嫌そうじゃなかったのは気のせいだろうか。
「…一緒に入る?…洗いっこしたり、…したり…。」
「いいのか?」
「…恥ずかしいけど、お兄ちゃんとなら、いいよ…。」
…甘えたモード発動中のようだった。

その2:朝起きたら妹が、なにやら録っていた。
「…だ、だめぇ…っ…んくっ…とまら…ないよぉっ…」
聞こえるのはただ、ビデオカメラが回る音と妹の喘ぎだけ。
「…。」
「…。」
「…あ、おはよ…お兄ちゃん…///」
……欲求不満?

その3:朝起きたら妹に、嘗められていた。
…どうもイチモツが気持ちよくて、目が覚めた。
「…んむっ…んっ…ちゅ…ちゅ…ぢゅっ…ぢゅぢゅ…」
…バキュームって、こんな感じなんだろうか?と思う位気持ちよかった。
「……んんっ!…んく…んく……んく…ぷはっ…おはよ、兄貴♪」
…平然としているのとは裏腹に淫靡な視線と、
すこし恍惚とした目が、たまらなかった。
「…おはよ。」
「……どうしたの?がっくりしちゃって。」
…確かに唯のテクもうまかったのだが、
早すぎじゃないかとかなりへこんだのだった。
「…早撃ちな訳じゃわけじゃないんだぞ?…唯がうますぎるから…。」
「…えへへ…。」
単純に褒められたと思っているらしい。…全く、素直な子だと思った。
6名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 06:59:43 ID:4ea1DcRn
>>5
(′Д`;)ハアハア
7名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 10:37:42 ID:8pxWabIO
Y氏乙。
8名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 11:09:36 ID:sK0VueXW
妹は保守党
9名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 11:20:45 ID:iE5s48UH
こっちに投下があったんですね。Y氏おつです(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹の太股に顔がはさまれてた
10池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 11:48:55 ID:TL+Rqoau
スレ立て乙です。

さて、覚えている人はいるでしょうか。
前スレ>>545-553>>593-598で投下した、『朝起きたら、妹に男根が生えていた。』の続き。

・前回までのを読んでいない人はそれを読んでから。
・覚えていない人は、
 あらすじ:ふたなりっ娘な主人公ヒナが、
 お兄ちゃんと喧嘩して学校いってオナって帰ってきてまた喧嘩して、なストーリー。
・エロあり、ギャグなし、ストーリー重視。
・何でも食べられるガッちゃんのような人のみお読みください。
11池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 11:50:56 ID:TL+Rqoau
「ん……」
眩しい。閉じた瞼の内側が紅く血の色に染まっている。
――朝……か……
昨日の夜カーテンを閉めるのを忘れてしまったのか。
私は光から顔を背け、腕で顔を隠しながら時計を確認した。
時計の針は、五時半を少しまわったくらい。
目覚ましのセットしてある時間より、一時間半も早く目覚めてしまった。
眠りが浅いのは、昨日の夜のことの所為か。
睡眠時間は短いはずだが、不思議とあまり眠気はない。
このまま起きれば、学校へ行くまでの時間がかなり長く取れるだろう。
私はまだ役目を果たしていない目覚し時計を軽く叩いて停止させると、
パジャマのボタンに手を掛けた。

一人で朝食を食べていると、間もなく兄が起きてきて、
「あ、おはよう」
いつものように私に挨拶をし、私の正面に座った。
服は既にワイシャツ姿で、馬鹿みたいに目立つ黒地に紅のクロスの入ったバッグを椅子の脇に置いた。
医療関係の仕事に行っているらしく(薬剤師、とか言っていた)、赤十字をイメージしたそうだ。
「……おはよう」
私は兄のほうを向かずに挨拶を返し、食事を続ける。
「今日は随分早いな。なんか、用事でもあるのか?」
兄が問い掛けてくる。
「ん、まあ……」
私は適当な返事を返す。
勿論用事なんてないし、ここで嘘をつく必要も全くなかったが。
兄は別に不自然に思った様子もなく、続いて問い掛ける
「朝練?」
私は一瞬黙って、直ぐに、
「何でもいいでしょ? 私が早起きしちゃいけないの?」
いつもに増して刺々しいな、と自分でも思った私の返事に対し、兄は何も応えなかった。
少し溜息をついて、そのまま黙って食事を始める兄。
そのまま暫く、会話が発生しないまま食器の音だけが響いていた。
12池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 11:52:25 ID:TL+Rqoau
/「そういえば、今日の飯なんだが……」
気まずいなあ、とちょうど思っていたところに、兄が話題を切り出してきた。
私は沈黙を守ったまま、眼だけをそちらに向ける。
「昨日の夜は、お前の気に入らなかったみたいだからな……」
兄はやや疲れたようにそう言って、
「今日は久し振りに、出前でも取るか?」
私は少し考えて、
「……何を?」
お寿司ならいいな、とか少しだけ思いつつ聞いた。
夜とはいえ、あまり油っこいものを食べたい気分ではない。
兄は私の顔をちらっと見て、
「そうだな……じゃあ、ケンタのチキンでも」
明らかに好反応を期待しているような、そんな顔。
意見が合わないのはいつもの事なのであまり驚きはしなかったが、
よりによって、私の予想から最もかけ離れたものを提案してきた。
現在の気分とか、今日の体調とかに関わり無く食べたくない。
しかし、幸いまだ朝だ。取り消しはいくらでもきく。
なにも本当にアレを食べなければならないわけではないのだ。
「……言ってなかったけど――」
言おうとして、途中で止まる。
油っこいのは食べたくないとか、ただ一言言えば良かったのに。

「――……私、今日友達と食べに行く約束してるから」

私はそう言って雑に立ち上がり、自分の食器を音を立てて重ねていく。
「なっ……、そういうことは、早めに言えよな……」
不機嫌そうな様子をあらわにし、私のことを見上げる。
「もう出るのか?」
「だから、用事があるって言ったでしょ?」
言ってなかった気もしたが、私はそんな事は気にせずに玄関へ歩き、
――バタンッ
『行ってきます』は、言わなかった。
13池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 11:54:52 ID:TL+Rqoau
上履きに履き替え、体力の無い私は最上階の五階まで軽く息を切らせながら昇り、
階段の目の前にある教室の扉を半ば勢いに任せて押し開けると、
「おは――」
教室には、誰も居なかった。
「――よ……う……」
虚空に向かって続きを言って、わけも無く顔が熱くなる。
私はそのまま自分の机の上にバッグを放り、時計を見上げる。
始業まで、まだ一時間強もあった。誰も居ないのも頷ける。
一人きりだとやけに広い教室を軽く見回してから、私は外を見ようと窓の近くまで歩み寄った。
野球部が白いユニフォームを着てノックをしているのを眺めてみるが、
ここからでは誰が誰なのかも分からないため、5分も時間潰しにならなかった。
他にやっている部活は……

「――ふあぁぁ……」
30分。よくこんなに時間を潰したと思う。よく頑張ったよ、私は。
まだ残り半分も残っているのだが、そろそろ校門を通る生徒の影もちらほらと現れ始めた。
私の教室にも、既にクラスメイトが2,3人。もう残りの時間を過ごすのはさほど苦ではないだろう。
と、そんな時。
「ん……?」
校門の前に、一組の男女連れ。それだけなら別に目を引くような光景でもないのだが、
――あれは……お兄ちゃん……?
細長く縦に伸びたシルエットに短めの黒髪、それに、真っ赤なクロスの入ったバッグ。
服装だけ見れば兄そっくりなその男が、この学校の女子と一緒に歩いている……。
目を凝らして見ようとすると、二つの人影は門の前で軽く手を振って別れ、すぐに視界の外に消えてしまった。
私は暫くの間、二人の立っていた空間を見つめ、呆然としていた。
――お兄ちゃんの彼女……? いや、人違いかも……?
今までは、彼女がいるような事を聞いたこともなかったし、いるはず無いと信じていた。
――でも、いても不思議では……
「――あら、今日は早いねヒナさん。どうしたの?」
突然の声に慌てて振り返ると、詩織が教室に来ていた。
私はすぐにでも話そうかと思ったが、……今の教室には、少し人が多過ぎた。
「ちょっと、ね……放課後に話すから」
14池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 11:59:39 ID:TL+Rqoau
「悪いのは、やっぱりヒナさんの方よね」
放課後の教室、事の顛末を聞いた詩織が、ズバリと言った。
教室には私達のほかに生徒は居ないが、念のため扉と窓は閉めている。
その密室で、私は昨日の帰宅後からの兄とのやり取りを、詩織に伝えた。
……ただし、今朝学校で見たものについては、とりあえず言わないで置いた。
「なんでよ」
私は椅子を揺りかごのように揺らしながら、不服そうに言う。
脇に立った詩織は机の上に手をついて、
「だって。いつまで経っても好きって言えないんじゃ、誰かに取られちゃうわよ?」
「好きじゃないし、取られてもいいし」
投げ遣りに、少なくとも私はそう聞こえるように、言った。
好きでないのなら、こんな相談するはずも無いのだが。
私の返答に、彼女は少し私の眼を見つめてから、
「……好きじゃないの?」
確かめるように、問い掛けた。
「前から何度も言ってるでしょ?
 私はお兄ちゃんなんか好きでも何でもないし、お兄ちゃんにとっての私も全く同じよ」
「兄妹で意見が全く同じなんて、素敵じゃない」
本気で言っているのか、冗談で言っているのか。
「……じゃあ」
「ん?」
「ってことは、お兄さんを誰かに取られちゃっても平気なの? 怒らない?」
『取られるも何も、もう既に誰かに取られちゃってるから』
……というのが本心だったが、とりあえず言わない。
「実の兄を取られて怒るなんて、健全な女の子のする事じゃないでしょ」
詩織は満足がいかないというような顔をして、溜息をついた。
「……そろそろ、私にくらい話してくれてもいいと思うんだけどねー……」
憂鬱と、軽い諦めが混ざったような複雑な表情で、私に微笑む。
「……好きな人のことなんて、姫様の方こそ話してくれないでしょ?」
私が切り返すと、詩織はゆっくりと首を振り、

「――『好きな人』の事もそうだけど。……私が言いたいのは、『女の子』、の、方」
15池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:00:41 ID:TL+Rqoau
ついさっきまでダレにダレていて、
そろそろ相談しても仕方ないから帰ろうかなーなんて思っていた私の心は、
詩織の今の一言で、一気に凍りついた。
私は座ったままで目を見開いて、それからすぐに元の表情を作り、
不自然のないように詩織のほうを向いた。
「え、何が?」
とぼけた顔で聞き返す私の顔の裏で、内心はかつてない焦りを感じていた。
――今、詩織は何て言った? 『女の子』と、そう言った?
私が純粋な女の子ではない事は、両親以外の誰も知らないはずだ。
詩織には勿論言ってないし、兄さえも知らない。
今までだって一度も気付かれた事は無かったし、着替えの時だって常に細心の注意を払ってきた。
……だから、きっと、ただの私の聞き間違いだったんだ。
「……まだ、とぼける?」
彼女の表情には、問い詰めるような強さも、責めるような恐さも微塵もなかった。
ただ悲しそうに微笑んで、私の眼を見つめている。
詩織は私の背後にゆっくりと歩いていって、
私はそれに合わせて身体を捻って詩織の姿を追う。
椅子に座った私を高い位置から見下ろす詩織。
私はプレッシャーに堪えかねて自分も立ち上がり、
「ど、どうしたの? 姫様。何のことか分かんないってば」
軽く笑って私は言うのに、固い空気は崩れない。
暫くの後、詩織の口が動いた。
「……今、何時だと思う?」
「え?」
私は後ろを振り返って壁に掛かった時計を見る。
時計によると、今はだいたい4時30――
「――きゃあぁっ!?」
背後から伸びた腕が私の身体を縛る。
「ちょっ、何すんの!?」
声をあげて抵抗する私に向かって詩織の口から放たれた言葉は、何故か、妙に説得力があった。

「……静かにしてないと、……人、来ちゃうよ?」
16池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:01:46 ID:TL+Rqoau
私は慌ててドアが閉まっている事を確認し、口をつぐむ。
人が来ると警告すると言う事は、
私が人に見られたくない秘密を持っていることを、知っているという事の裏付けになった。
私は声を出さないままなんとか腕を振り払おうとするが、
彼女の不意打ちの前に、体育の授業にほとんど出ない私の華奢な腕は全くの無力だった。
「昨日はおっぱいしか触れなかったけど……」
耳元で詩織がとんでもない事を囁いた。
――触れなかった『けど』!? 『けど』って何!?
左腕一本で私の両腕ごと身体を縛り付けた詩織は、右手を私の胸元にそっと置いて、
「今日は誰も居ないから……下まで、行けちゃうね?」
置かれた手を、ゆっくりと撫で下ろしていく。
――やめて……止めて……!
カチカチと小刻みに変な音がする。
詩織の手は、私の鎖骨の抉れを、胸のふくらみを、ウェストの括れを、そして、
「……ねえ」
……手が、止まった。
「は……え……!?」
慌てて下を向いて、まだ腰骨のあたりに置かれた指先を確認する。
「ねえ……そんなに怖がらないで」
言われて、私は自分の肩がどうしようもないほど震えてしまっているのに気が付いた。
両膝は壊れたようにガクつき、口の中で奥歯がぶつかり合って音を立てていた。
詩織の言葉、『怖がらないで』というのが、急に優しく聞こえ、私の体から緊張が幾分か抜けた。
背後の声は、更に囁き続ける。
「――今更どうした所で、私がヒナさんのこと、知っているって事に変わりないんだから」
……優しい声なのが、余計に怖かった。
私は震える身体を抑え付けて、なんとか声を絞り出す。
「いつ……から……?」
「ん?」
詩織は私が声を発したのに反応し、そうねー、と呟いてから、
「中学の頃にはなんとなく気付いてたかもね。……でも、」
詩織は一旦言葉を切って、
「確信をもったのは、昨日かな」
17池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:10:16 ID:TL+Rqoau
「昨日……?」
少し意外だった答えに、私は繰り返した。
「そう、昨日」
詩織はわざわざ降ろした右手をまた上に持ってきて、私の胸の上に置いた。
私は身体をピクッと震わせるも、この状況だったので我慢する。
突然耳元に暖かい風がかかり、詩織が顔を近づけてきたのだと分かった。
詩織はごく小さな声で、
「昨日の休み時間、……昼休みだったっけ?
 ヒナさん、いきなり具合悪そうにして教室出てっちゃうから、私心配になって」
昨日の……昼……
「……!」
「授業始まっても戻ってこないから、ちょっと様子見ようと思って、
 教室抜け出してきたんだけど……」
急に、詩織の声質が変わった。
耳元で囁く声が、甘い、なんだか熱っぽいような声で、
「すごかった、よ……ドア開けた途端に、なんか、吐息みたいな声が聞こえて……
 私、隣の部屋に入ってみたんだけど、布が擦れたみたいな音とか、ちゅくちゅくって音とか……」
……顔が一気に真っ赤になるのが、自分でもわかった。
緊張とか恐怖とか、そういうものを全て打ち消して、ただ羞恥心が私を支配した。
小さく震えるような吐息が、私の頬にかかる。
「私、ほとんど壁に耳つけて聞いてたの……そんなことしなくても、聞こえたんだけどね。
 暫く聞いてたら、ヒナさんがちょっと苦しそうな声上げたから、……ああ、イったんだなって」
詩織の手が、ゆっくりと私の胸を撫で回し始めた。
「ヒナさんの、……匂い、すっごい濃いんだね……
 隣の部屋なのに、部屋一杯精液臭くって、私も、なんだかボーっとしてきちゃって……」
身体がいっそう強く抱き寄せられて、詩織との密着度が高くなる。
「ヒナさんがしてる隣で……私も、オナニーしちゃった……。
 だって、仕方ないよね……? ヒナさん、すごい気持ち良さそうだったんだもん……」
熱い息遣いが、鼓動が、私の背後から、伝わってくる。
「ね、ヒナさん……? その大っきくなってるの、いっぱい擦って、気持ちよかったよね……?」
……下を見るまでもない。
私のそれは、もう、完全に勃起し、隠しようが無いほどにスカートを持ち上げてしまっていた。
18池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:11:38 ID:TL+Rqoau
「……は……ぁ」
耳から入ってくる言葉と、身体を撫で回される感触と、かすかに香る甘い匂いと、
背中から伝わってくる体温と、……それから、私自身の自慰の、鮮明な記憶とが、
私の身体を、性に駆り立てる。
「一回イったのに、ヒナさん、まだ続けてたよね?
 精液が泡立ってる大きな音立てて、すっごいえっちな声、抑えもしないで出して……」
身体に力が入らない。
――駄目……だ……
「……私も、その声聞きながら、スカート捲し上げて、始めは指でパンツの上から弄って……
 授業中にこんなことしたの、初めてだったけど、……それが、余計気持ち良くて……」
今まさに行為の最中であるかのような、蕩けた声。
私の胸を自分のもののように扱う詩織の揉み方は、私なんかとは比べ物にならないほど、上手かった。
服の上からだというのに、膝が立たなくなりそうになる。
「……私、直ぐぐしょぐしょになっちゃって……
 喘ぎ声聞いて、精液の匂い嗅ぎながら中に指入れてしてたら、
 ほんとにえっちしてるみたいで……」
――もう……我慢が……
「……姫……様ぁ……」
半開きになった口から、涎が垂れ落ちる。
「……なぁに?」
「お願い……もう……離して……」
懇願する私の声は、もう、半分泣きそうだった。
……早く解放されないと、狂ってしまいそうだ。
ガクガクの身体を捩じらせて逃れようとしても、当然できるはずも無かった。
詩織はピタリと動きを止め、
「あ……ごめん……やめて、欲しかった?」
少し不安そうな声で問い掛ける。
私はそれに対して、首を大きく振った。……横に。
もう、羞恥心も何も、私には残されていない。
私が望むものは一つ、もう決まっていた。
「――これぇ……もう触らせて……! お願い……」
19池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:13:43 ID:TL+Rqoau
「早く……逃げたりしないからぁ……おねが――ひっ!?」
不意に、詩織の手が私の胸の先端を強く捻り上げる。
その刺激で、ビクビクッと、スカートの前が跳ね上がった。
「はっ……ぁ……!」
「……ふーん……」
詩織は私の軽い痛みの残る乳首を、ほぐすように揉みまわした末、
「……ちょっと待ってて」
そう言って、私の手を強引に体の後ろに引っ張った。
そしてそのまま何かしたかと思うと、
「はい、どうぞ」
手を放して、私の前に回りこんだ。
私は直ぐに解放された手を使おうとするが、
「あっ、痛っ……? え……?」
手が、動かない。前に持ってこようとしても、手首が固定されてどうすることも出来ない。
「な、なん……」
「軽く縛っただけだから、無理しなければ後は残らないはずよ」
「し、縛っ――!? ――んんっ!」
手の自由を奪っているものを振り払おうと身体を動かした影響で、
私の大きく膨れ上がったそれが、スカートの内側のサラサラした生地に激しく擦れる。
「――くっ、ぁっ……!」
意識の中から薄れつつあった男性器への欲求が、一気に最大まで蘇る。
「……っは、ぁ……も、やぁ……」
身体を捩じらせてなんとか耐えている私の顔を、詩織は楽しそうに覗き込む。
「……我慢できない?」
私は目に涙を浮かべながら、何度も首を頷かせる。
詩織は軽く微笑むと、私のスカートのふくらみを指差し、
「――これ、……私がしてあげようか?」

「そんな……事……」
――姫様の手で……そんな……私の……姫様が……私を……

……私は、顔を背けながら、小さく首を頷かせた。
20池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:20:03 ID:TL+Rqoau
後ろ手に縛られたまま立つ私の前に、膝立ちになる詩織。
「じゃ……このスカート、どけるね?」
詩織はスカートの裾を指先でつまみ、私の眼を軽く確認するように見てから、
まるで危険物を扱うかのような仕草でゆっくりとスカートを持ち上げていった。
冷たい空気が、私の足の間に流れ込む。
徐々に露わになっていく私の股間に、詩織の眼は釘付けにされたようになっていた。
……顔が燃えそうなほど熱い。
「……」
やがて、スカートが完全に上まで持ち上げられる。
焦らされ続け、最大限にまで膨張した、他人に初めて見せる私のそれ。
グロテスクなピンク色の亀頭から、
男の子のものとはちがって何もついていない根元、その先の、下着に隠された『女の子』の部分まで、
透明な先走りの汁が線を引いている。
「ぅわ……!」
詩織が驚嘆の声を漏らした。
私のそれの先端から、持ち上げられたスカートに、つーっと透明な糸を引いたかと思うと、
それは重力によって千切れ、床へと落ちる。
その様子を詩織にまじまじと見つめられてしまい、私は恥ずかしさで死にそうになる。
「……そんな……見ないで……」
「あっ、ご、ごめんね? ……え、えーと……」
詩織はスカートを捲くったまま私の性器に引っ掛けるように置くと、
「……こ、これ、触ってもいいの?」
確認するように聞く。なんだか、不安げな様子だ。
……たぶん、女の子の身体に付いているのなんて、見たことなかったからだろう。
突然様子の変わった詩織に少し動揺しながらも、私は黙って頷く。
私の頷くのを確認して数秒後、
「それじゃ……」
右手でそっと私のものを掴む詩織。
「んっ……!」
ビクッと跳ね上がる私の男性器。
――もうすぐ、もうすぐもっと気持ちいいのが……
これから与えられる快感を想像した私の鈴口から、つーっと粘液が垂れた。
21池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:21:42 ID:TL+Rqoau
「……熱い……」
私に向かって言うでもなく、詩織はただ小さく呟いた。
そのまま暫く何もしないで見つめていたかと思うと、ようやく手をゆっくりと上下させ始めた。
皮を握ったまま上下に伸縮させる、私がいつも自分でしているやり方。
手の動きに従って皮が先端にかぶさって、そしてにゅっと剥けていく様を、
詩織はじっと見つめながら、聞いてきた。
「……どう?」
「ふぁっ……ん……」
私の口からは、返答ではなく、甘い吐息が漏れる。
ゆっくりと身体の内から溶かされるような、待ち望んでいた刺激。
……でも、まだ足りない。
「……ぁ……おねが……もっと、強く……」
私がもっと強く擦るように促すと、手に入る力が若干強まった。
「……んんっ……も、もっとぉ……」
早く強い快感が欲しかった私は、どんどん詩織に催促する。
詩織は一瞬だけ困ったような顔をして、
「ん……こ、これでどう?」
――ゴリュッ
「――ひっ……! あっ……い、いぃっ……!」
私が求めていたのより遥かに強い、ぎゅっと握りつぶすかのような力で扱かれ、
皮の内側の肉の、細かな凹凸がごりごりと擦れるような感触と、
それと連動した不意打ちのような強烈な快感が走る。
「んぅっ、……あっ……ふぁっ……!」
ねっとりとした動きがカリの部分を通過する度に、弾けるように体が反応する。
「ねぇ……気持ちいい?」
私のものへの視線をようやく逸らし、私の顔を見上げて問い掛ける詩織。
徐々にペースを取り戻してきたのか、もう、いつもの余裕たっぷりの表情に変わっていた。
「ん、く……い、いいっ……きもちいよぉっ……!」
なんの恥じらいもなく、自分の本心を叫ぶ私。
「ふーん……」
詩織は視線を再び目の前の男性器に戻し、一定したリズムで手を上下させ続ける。
心なしか、その顔は紅く、静かに興奮しているようにも見えた。
22池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:22:47 ID:TL+Rqoau
私が快楽に浸っていると、詩織は突然私のものを掴んだままで立ち上がった。
そしてそのまま私の背後に立ち、後ろから手を回すような形で私の胸を揉みながら扱き続ける。
「ねえ、ヒナさん……前、見てみて……」
「ぁっ……え……?」
突然耳元で囁かれ、私は顔をあげる。
さっきまで全く意識していなかった目の前には、教室の窓が。
視界の中には、部活をする生徒や、下校をしようとしている、同級生達の姿。
そして、それに重なるように、窓に半透明に映し出された、私の痴態。
「ねえ、わかる……? みんなが真面目に生活してる前で、ヒナさんこんなにしてるんだよ……?」
羞恥心を掻き立てるような言葉を、快楽に酔った頭の中に注ぎ込まれる。
「ぁっ、そっ、そんなぁっ、こと……!」
――みんなの……前で……見られるかもしれないのに……
ゾクゾクッ、と、得体の知れない興奮が背筋を昇る。
「んっ、く、……ぁっ!」
急激に押し寄せる射精感。
「……イっちゃうの? 教室で」
耳元に吹きかかる熱い息。
詩織も私の状態の変化に気がついたのか、手で扱く速度を一気に加速させる。
「やっ、ぁっ、だめっ、でちゃっ、――!」
息が苦しい。
腰の奥が、昇ってくるもので満たされていく。
亀頭が、今まで以上に血で張り詰める。

「……イって」

「あっぁ、やぁっ……ひっ、ぁ、あ、あっ――!」
全身が激しく痙攣し、首を反らせるような姿勢になりながら、私は絶頂に達した。
尿道を熱い体液が噴出し、目の前のガラス窓を何度となく打ちつける。
「っあぁ……! っん、やぁっ……! ぁっ……!」
脈動を繰り返す私の肉棒を、詩織はなおも扱き続け、射精を促す。
――頭の中っ……溶けちゃう……! すご……もう、死んじゃ……!
涎が垂れ落ちるのにも気付かずに、私は口を開きっぱなしにして喘ぎ続けた。
23池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:26:06 ID:TL+Rqoau
「あっ……は、ぁ……ゃ……!」
長い射精を終えた後も、少し小さくなった私のものはビクビクと痙攣を続け、
精液の残滓を吐き出し、詩織はそれを絞り出すように竿を扱いていた。
強すぎる快感に朦朧とした視界の中で、教室の壁や窓に、
幾本もの半透明な白いラインが描かれているのを見て、自分の出したものの量を認識させられた。
「ずいぶん……出したね……」
ちょうど自分で思っていたのと同じことを指摘され、私は今更恥ずかしくなる。
絶頂を人に見せ付けておいて、もはや恥じる事などない気もするが。
詩織は私のものから手を放し、窓のほうへと歩み寄った。
「すっごい……固いんだ……全然垂れてこない……」
窓についたものや、自分の手にかかった精液を眺め感想を漏らす。
それから、指先についた分を舌で舐め取る。
「臭いも、……味、も……ドロッとしてて……」
惚けたような表情で、指を口の中にくわえてねぶる。
その様を、私は荒い息をつきながら眺めていた。……が、
「……ふぁっ、あ……!?」
足がガクガクと笑い、手の使えない私は床にペタンと座り込んでしまった。
「ヒナさん……」
足の立たない私を見る詩織の眼は、想定していたものとは違って、心配の色は、見られなかった。
その代わり……そこにあったのは、私が普段発情してしまった時の眼と、全く同じ色。
「ヒナさんの……気持ちよくしてあげたんだから……今度は私の番よね?」
甘い声で問いかけながら、詩織はゆっくりと、自分のスカートを持ち上げる。
「あ……え……?」
詩織の透き通るように白い太腿が目の前で現れていって、
そしてそこには、一本の濡れて光る線が引かれていた。
「私も……もう我慢できそうにないから……」
徐々に徐々にスカートが上がっていき、それが足の付け根まで行った時、私は思わず声を上げた。
「え……!?」
そこに当然あるはずの下着はそこにはなく、そこはただ薄い陰毛に隠されているだけだった。

「……舐めて」
詩織は、ただ静かに呟いた。
24池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/06/19(日) 12:28:49 ID:TL+Rqoau
ここまで。
即死防止ということで。……遅い?
25名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 13:50:13 ID:IydWzqUM
池魚氏、乙。 そしてGJです 朝起きたら妹に、ホテル行こうよ♪ と言われた。
26名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 13:59:56 ID:YaIr5QkV
Y氏スレ立て&短編投下おつです!
池魚氏GJ!(;´Д`)スバラスィ…

朝起きたら妹が妹がダークバージョン
27名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 20:17:36 ID:QLTdqL0J
28名無しさん@初回限定:2005/06/19(日) 21:27:37 ID:euKMGQhY
朝起きたら双生児の妹がソーセージ食べてた
29名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 01:03:05 ID:gmoQAR9H
なんかもう、みんなまとめて乙。
今週はいいことありそうな気がしてきたよ。

朝起きたら妹が、スイカ割りの練習してた。
30名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 01:07:24 ID:pJCU+4Q/
と思ったら、
激シブBOYSの「O・TO・GA・MEハート」を真似して「それは僕さアウチィ!」の練習だった。
31名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 09:33:35 ID:w/rXN71n
一気に投下が来ましたね。
池魚氏乙です!
えろ過ぎ(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹が媚薬の開発に成功した
32名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 12:50:40 ID:Kvz8iwtj
ラスト、姫様の方もふたかと思った
33名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 17:26:10 ID:zqOE7dLB
それはそれでエロ(・∀・)イイ!!
自称雑食派の俺としては池魚氏のSSは残さず全部美味しく頂いております。
34名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 19:01:32 ID:MdfUy0ee
朝起きたら、妹が蚊と格闘中だった
35名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 19:36:31 ID:udEoAa6f
>>24
久々の投下お疲れ様です。そしてgood job!!
予想外の展開にどきどきしながら続きを期待してます。
36名無しさん@初回限定:2005/06/20(月) 23:10:49 ID:e9bse3E6
朝起きたら、妹が暑さのあまりパジャマを・・・


誰か過去ログ持ってない?
持ってたらうpキボン
まとめスレのだと何故かフリーズしまくり・・・orz
読み直して改めて職人さん達の偉大さを知る今日この頃
37突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/21(火) 00:53:42 ID:4/9vZvTZ
>>36
苺の2、up12954.zipだよ。
これで2〜8は全部あると思う。


ンな事してる暇が書け……という突っ込みはなしという方向で(汗
38名無しさん@初回限定:2005/06/21(火) 18:59:06 ID:vYUbtpQL
>>37
dd
これでしばらくはゆっくり読める(*´д`)
では、逝って参ります(`・ω・´)b
39名無しさん@初回限定:2005/06/22(水) 20:58:53 ID:4/x4wLbL
保守
40突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/23(木) 01:28:15 ID:rSGggaF7
どっす〜〜〜んっ!

それはそう、例えるなら………隣の部屋の奈留がベッドの上で唐突に立ち上がり、妙な電
波を受信しながら踊っている最中に足がもつれ、フローリングの床に顔面から落下した時
の様な盛大な激突音で目が覚めた。
「……………奈留、開けるぞ? ええな?」
とりあえず着替えを済ませ、部屋の前で深呼吸をして、それでも物音も反応もないのを確
認してからゆっくりとノブを回す。基本的にどの部屋にも鍵は突いていないので実質的に
踏み込みは何時でも出来るのだが、『盗っ人にも三分の理』を適用した最大限の譲歩であ
る。本来なら安眠妨害の時点で即、強制査察だ。
ぎ、ぎぎぃ〜!「………奈留。生きとんのか?」
当然の事だが、軽く力を加えただけで扉は簡単に開いた。そして、そこには………

『朝起きたら、妹が暑さのあまりパジャマを……』

「な、奈留………?」
(ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜ん)
「む、むぎゅ〜〜〜………………」
部屋の主にして嫁入り前の筈の奈留は、何故か下着姿で奇妙なうなり声を発しながら転が
っていた。というか正確に表現するなら………
「………飛び込み台から飛んだ瞬間にプールの水を全部抜かれて、そのままプールの底に
激突してめり込んだ猫のトムかお前は……?」
飾り気のない淡いピンクのブラに、お揃いのショーツ。我が家の長女の今のお姿は、二昔
前のトゥーン並にお間抜けだった。それはもう携帯で撮って剣道部の………
「………健ちゃん、それ実行したら……明日の晩ご飯覚悟しときや……」
41突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/23(木) 01:29:58 ID:rSGggaF7
「な、なぁんのことかなぁ〜?」
……人様にはとてもとても、お見せできないよな艶姿ですとも。はい!
(ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜ん)
「そ、それはさておき……」必ず作動音がするっという最近の小賢しい携帯を仕舞いな
がら改めて目の前で半裸で大の字になっている妹に問いかける「……お前、朝の早よから
なにやっとんねん? マッケンサンバの練習かなんかか?」
部活以外では壊滅的に不器用な奈留坊だが、その絶望的な運動神経の無さを補って余り余
って大気圏脱出しそうな程の好奇心も持てたりするのだ。そしてその『とばっちり』は何
故か常に本人以外にして本人に最も近い人間に降り掛かっている。
「け、健ちゃん! いくら私かて朝からマッケンサンバの練習はせえへんよぉ!」
(ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜ん)
「お前、それやと……いや……」
朝じゃなかったらしてるのかと言いかけたが、答えが怖くなってやめた。
「……健ちゃん?」
「とにかく、朝っぱらから何騒いどんねんお前は?」
「え………あれ………そういえば………え〜とぉ………」
(ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜、ぴと!)
「……………………………………………………」
「………………あーっ! 思い出した、思い出したで健ちゃん!」
と突然ガバッ、と上半身を腕立て伏せの要領で持ち上げて叫ぶ義妹。ちなみに、さきほど
から突っ伏したポーズのままで俺と会話していた。
「蚊ぁや蚊! 蚊ぁがおってん! 健ちゃん、この部屋、蚊ぁがいてんねん!!」
(ちぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪)
「………それは、もしかして所謂『縞蚊』とか言われとるヒトスジシマカ、体長5o程で
都会の木のしげった公園ややぶに多い白と黒のしま模様の小さな蚊。とくに日かげに多い
が家の中にはあまり侵入してこない。空き缶などにたまった水に卵を産むのでどこにでも
いる……の事なんか?」
42突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/23(木) 01:31:32 ID:rSGggaF7
「………え、え〜とぉ……?」
「だから、全身黒ずくめで尻尾の方にだけ白の縞が入ってる奴やないのか?」
「あ、あはは………全然ジッとしてくれへんから、よう判らへんけど。『ぷ〜〜ん』って
音出しながら飛ぶ奴やけど……」
いや、だからお前、蚊は全部羽音を出すんだって!
………俺の知ってる範囲では。
「ほんでねほんでね? 夜中に耳元で『ぷ〜〜〜〜〜〜〜ん』って音がしたから目が覚め
てね? もし刺されたら痒くて寝られへんやん? だから退治したろ思て音を頼りにして
一生懸命追っかけててん!」
「………………………………………………で?」
「んでねんでね? 蚊ぁもやっぱり進歩してんねんね。私の連続攻撃に恐れをなして天井
の方に逃げよとしよったから『逃さへんで!』って思ってベッドに乗ってね?」
(ちぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪)
なるほど、その勢いで落下したと………というか連続攻撃?
「早よやっつけへんかったら、健ちゃん起こしてまう思ってね? こうパシン、パシンっ
て連射………」
「……………植物並の反射速度しかあらへんのか? お前は?」
「うぐっ! ひ、酷いぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
やまかしい! 泣きたいのはこっちだアホめ!
「それで、結局蚊は潰せたんか?」
「うぅ〜〜〜、ま、まだぁ〜〜!」
だろうなぁ、目の前で暢気に朝飯食ってるし。
「………そんなら、手伝ったろか?」
「ええっ! ほんまっ!?」
とまぁ途端に嬉しそうな顔になる単細胞奈留さん。小馬鹿にされた過去など既に星の彼方。
「正直だるいけど、乗りかかった船みたいなもんやしな。」そして、ここで一気に主導権を握って、
ついで恩まで着せてしまう俺「……で、どないしたらええ? 見つけたらどうするんや?」
43突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/23(木) 01:35:34 ID:rSGggaF7
「そんなんきまってるやん! ばっちーん、って潰したって!」
ぐぐっ、と握り拳で気合いを入れる奈留。
………四つん這いのままだが。
「………速攻で潰せ、ゆーことやな?」
「当然やん! 私、四ヶ所も噛まれてんで! よくも乙女の柔肌にぃ〜〜〜〜!!」
「そ、それは……」寝てる間に噛まれたのか追いかけてる間に噛まれたのかが非常に興味
深かったが、辛うじて思いとどまる「……潰すんやな? それでええんやな?」
重ねて念を押す俺。既に目標はロックオン済みである。昔から夜討ち朝駆け飯時を狙うの
は兵法の基本。悪く思うなヒトスジシマカよ。
「うんうん♪ 天誅や天誅ぅ!!」
ノリノリになりながらも、何故か起きあがろうとはしない奈留。お前が『お間抜け』で
本当に助かったぜマイシスター!
「……あいわかった、では……」柔らかそうな奈留の肌に嘴(?)を立て、吸えるだけ吸
ったのか腹が膨れあがったヒトスジシマカ(♀)。俺は慎重に右手を振り上げて「お命、
頂戴つかまつるーーーーーーっ!!」
ぱっしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!


「よっしゃ、これで一件落着………って、奈留……さん?」
「………………………健、ちゃん?」
「な………」やばい、これは殺気?「……なんやろ〜〜?」
「け、健ちゃんの………………………アホーーーーーーーーーーーーーっ!!」
ぱしぱしぱし、ぱっしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!
その後、奈留は押入から冬服のスカートを引っ張り出して学校に行った。
そして俺は両頬に残った紅葉型の痣で消えても……尚しばらくの間ネタにされ続けたのであった。
44突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/23(木) 01:37:27 ID:rSGggaF7
パジャマを……が殆ど生かされてませんでした(汗
45名無しさん@初回限定:2005/06/23(木) 08:58:14 ID:rR09v/LM
突発屋氏GJ!
このシリーズ大好きです!
46名無しさん@初回限定:2005/06/23(木) 22:04:28 ID:Ms6DCcfB
やっと活気付いてきたかも…(*´д`)
突発屋氏GJ!


朝起きたら妹が汗だく
47名無しさん@初回限定:2005/06/24(金) 01:43:09 ID:jmGIQvcp
朝起きたら妹がちんちんおっき
48名無しさん@初回限定:2005/06/24(金) 20:18:28 ID:4EROlwo0
朝起きたら妹に、「兄貴のH…」と言われた。 恥ずかしそうな、嬉しそうな、妙に恍惚とした顔だったのが気になった。
49名無しさん@初回限定:2005/06/25(土) 01:06:14 ID:O8mKAld1
朝起きたら妹に、胸をHカップに改造されていた。
50名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 02:01:49 ID:mwqriWmk
朝起きたら妹の手帳の中から俺の写真が出てきた
51名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 20:37:53 ID:+HjZzK7l
朝起きたら、妹がいなかった
52名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 21:43:28 ID:AERAnvNo
>>51
もともといないんだよw
53名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 21:55:38 ID:kEiKb06l
朝起きたら妹が、お兄さんがイイの…と言っていた。 …どんな夢見てるんだ、おい。
54名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 00:44:11 ID:ME5vSVNx
朝起きたら妹に、エアコンを破壊されていた。
55名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 02:11:57 ID:jelb3sYA
朝起きたら妹が、みさくら語しか話せなくなっていた。
56名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 02:29:41 ID:pJwpVloi
朝起きたら妹が小菅にいた。……また迎えに行かなきゃいけないな。
57突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:38:41 ID:HtJ1ODa+
「な、なな……なんですってぇーっ!?」どん、と食卓に叩き付けられたコップの中で透
明な冷酒が大きく揺れる「いくら何でも、それって酷すぎない!?」
「そうか? 一応、褒め言葉のつもりだったんだが………?」
「それの何処が褒めてるってのよ! 『変わらないなー』なんて子供とかおばさん相手の
挨拶でしょ。こっちは年頃の女の子なんだから、何て言うか、もうちょっと違う言い方あ
るとか思わない!?」
こうして兄妹で膝つき合わせ、杯を交わせる日が………などと最初は感慨に耽っていた浩
介だったが、彼のささいな(不用意な?)一言で里佳子が瞬間沸騰。家族の団らんから一
変した六畳間では二人の声が弾丸の様に飛び交っている。
「違う言い方ったってなぁ。それってどんなんなんだよ、例えば?」
ちびりちびり、と今日のために少々奮発した純米酒を舌の上で転がしながら答える浩介。
開けたばかりの筈の一升瓶の残りは、既に半分弱。
「そ、それは……」と両手で包むようにコップを持ち直した里佳子、アルコールで染まっ
た頬で、どこか恥ずかしそうな小声で答える「き、綺麗になったなーとか、すっかり大人
になったなーとか、あと………もう一人前だなーとか………と、とにかく色々あるでしょ
っ!?」
何故か最後は逆切れである。
「なんだよそれ? それこそガキ相手の社交辞令じゃねーか。」
ゆらゆらとコップを揺らしながら諭すような口調の浩介。兄貴としての立場と、同じ社会
人としてのささやかな年期の差と、摂取したアルコール量の違いが辛うじて彼の冷静な思
考を維持させていた。
「だいたい、半人前だと思ってたら酒なんか振る舞ったりしないって。こうやって一緒に
呑める年になっても、昔の良いところは無くしてないなって思ったんだよ。つまり可愛い
妹が、可愛いままに新しい魅力を身につけてグレードアップしたって意味だと思えば良い
んだ。そうすりゃ腹も立たないだろ?」
「なっ………」一瞬の硬直「………へ、へへ、下手な口説き文句で………」
「ん? なんか言ったか?」
「なんでもありませんーん!!」
58突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:40:57 ID:8qmUrDi8
「………へぇ、そりゃ大出世だな………」
「でしょでしょ〜?」と得意げな里佳子、段々と饒舌になってくる「確かにプレッシャー
もあるけど、任せて貰える仕事が増えるって言うのは結構嬉しいかな。なんていうか努力
が認められたって事でしょ?」
「そりゃまぁ、そうだろうなぁ。」
「でしょ〜! だから最近は意欲? もどんどん湧いてくるし仕事も結構楽しくなってき
たし、もう公私共々充実した日々を送ってるわ。」
クイッと景気よくコップを傾ける様子からして、すっかり出来上がってご機嫌らしい。
「それで? 兄貴の方はどうなの?」
「まぁ……ぼちぼちって感じだな。地位も名誉も金も無いけど好きなことをやらせて貰っ
てるからな。少なくても不満は無いよ。」
そう言いながら、普段呑むよりも高い酒を口に含むようにして味わう浩介。
「……………なーんか煮え切らないわね。その言い方。」
そして、その暢気な様子が気に入らない里佳子。幼い頃から優等生気質で何事も真面目に
真剣に一生懸命に打ち込まないと気が済まない彼女にとって、焦らず急がず自分の快適な
ペースで物事を進める兄の生き方は『いいかげん』に映ることが多い。いまもそうだ。
自他共に認める才能を持ちながら、何故か積極的にそれを売り込んでいかない様子が、も
どかしくて苛立たしくて、ついでに悔しい。
「兄貴、本当にやる気あるの? もうちょっとアクティブにやってかないと、誰も認めて
くれないでしょう。そういうのって、空しいとか思わない!?」」
「他人は他人、俺は俺。別に褒めて欲しくてやってる訳じゃないから良いよ。」
「な……なんなのよそれはっ!?」ガバッと身を乗り出して更に力説「それじゃ何? 兄
貴は自己満足の為に生きてるっての? 自分のやってることが誰かの役に立ちたいとか、
自分の成果を他の誰かと分け合って喜び合いたいとかって思わないの? そんな張り合い
無い生き方で時間とか才能とか浪費してて良い訳ないでしょーがっ!?」
「まぁ、その辺は価値観の違いと言うことだな。押しつけられる覚えは……」
「もんどうむよーーーーーーーっ!!」
ダンッ、と再びコップが卓上に叩き付けられる。
正直、割れたり溢れたりしないのは奇跡だな、と思ってしまう貧乏性の浩介。
59突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:42:26 ID:8qmUrDi8
「というかお前、酔ってるだろ?」
「酔ってないっ! 酔ってる訳無いっ!!」とコップの中身を一気に呷る「昔っからムカ
つくのよ、兄貴には! あんた、自分が認められないって事は自分を認めてる人間も認め
られないとか失礼だとか申し訳ないとか思ったこと、これっぽっちもないでしょ! ちょ
っとくらいは期待に応えてくれたっていいんじゃないのっ! 人のこと馬鹿にすんのもた
いがいにしなさいよねっ!!」
「………やっぱり酔ってやがる……」
「あーもー悲しいやら情けないやらっ!!」
これじゃ呑まなきゃやってらんない、とばかりに残り少なくなった一升瓶に細い腕を伸ば
す里佳子。一方妹が心配………というより、ンな飲み方で残りを取られてはかなわんと
間髪入れずに手を伸ばす浩介。
「こらリカ! お前呑み過ぎだって!!」
「うっさいうっさいうっさーいっ! あたしに命令すんなーーーっ!!」
そして勝敗は………アルコール摂取量が決していた。
「あーーーん! あたしのお酒ぇ〜〜〜!!」
「アホか、俺の金で買った酒だ!」
瓶を逆さに振る勢いで一気に自分のコップに注ぎ込んだ浩介。追い縋ってきた里佳子から
取り上げるように、透明な液体で満たされたコップを頭上まで持ち上がる。
「ちょっと兄貴、半分こ! せめて半分こにしよ? 小さい頃はお願いしたら何でも半分
分けてくれたでしょ〜?」
「却下。欲しけりゃ自分の財布で買ってこい!」
ちなみに近所の酒屋が全部閉まっているのは承知の上だったりする。
「けちけちけちぃ〜! じゃあ一口だけでも………って、ああああああ!!」」
「んぐんぐんぐんぐ………」
なおもしがみついてくる妹を振り払い、すっくと立ち上がった浩介は左手を腰に当て、良
くテレビに出てくる『牛乳飲み』のポーズで一気に中身を胃の中に流し込む。彼自身こう
いう飲み方は不本意極まりなかったが、酒の楽しみ方も知らない小娘に横取りされるより
は、という打算が弾き出した結論である。
「っぷはーっ!」
「わ〜〜〜〜ん! お兄ちゃんのケチ! しみったれ! 人でなし! 早漏っ!!」
「だから偉そうに言うなら自分の金で………って最後のは撤回しろー!!」
60突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:44:02 ID:8qmUrDi8
「うっさいうっさいうっさーーーーい! 童貞は黙ってろーーー!!」
「だから女の子がそう言う言葉を………おいリカ、何処行くんだよ!?」
「お酒、まだ有るでしょ隠してるでしょ? 腹いせに兄貴ん家のお酒、全部飲み干してや
るんだからっ!!」
すっかり平衡感覚まで狂ってしまった里佳子、よろよろと危なげな四つん這いで、腰を下
ろした兄の横を通り過ぎて隣の台所へと向かう。浩介自身も酒が回ってきたのか、ゆらゆ
らと目の前を通過してゆく妹のヒップ(無論、中身はスカートに隠されているが)が動く
様が何とも扇情的に見え、慌てて目を擦る。
「ビールくらいならあるでしょ? 何処? 流しの下? 冷蔵庫の中?」
が、気になりだしたら止まらない。布越しでも足の動きに合わせて微妙に変化する双丘の
引き締まったフォルムをから目が離せない。
「ない、ない、ない、なーーーい! じゃあ………」
「………や、実は本当に無いんだ………」
と顔ではなくヒップに返事。
「へ?」
「俺、普段は殆ど呑まないから買い置きなんてない。さっきので全部だ。」
正確に言うと、酒に回す金が殆ど存在しない。
「………まじで?」
こいつ、尻は案外小さいのな、と感心。
「大マジ。だから家捜ししても片付ける手間が増えるだけ。ついでに断っとくが、この辺
の酒屋は九時過ぎると閉まるから車………あ。」
「………………どこ見てたの………?」
小さな手がにゅっ、と伸びてきて谷間のラインの辺りを覆い隠す。その白い腕の根本へと
視線を動かしていくと、そこには不機嫌そうに眉を寄せた妹の顔が。
「あー……まー……なんだ、リカも随分成長したなぁと………」
「えっち!」
何故か四つん這いのまま向きを変えた里佳子、可愛い怒り顔で浩介に詰め寄ってくる。
「兄貴、頭おかしいんじゃないの? いくら酔っぱらってるからって、よりにもよって
妹に欲情したりする普通?」
61突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:54:41 ID:Qr+9kreM
うわ、こいつ酒臭! などと悠長に考えてる余裕は無い。咎める視線を顔に浴び、嫌な
汗が体中から噴き出す。
「いや、別にそれほど酔ってる訳じゃないが……」
「じゃあ、素面であたしのお尻に興奮してるわけ? そっちの方が深刻よね?」
「う、うぐ………」
「ふーん、認めるんだ? この変態! どすけべ! 甲斐性無し!!」
流石に今の状況では『最後のは……』とはツッコめない浩介。だが先刻の一気飲みでア
ルコールが急に回ったのか、申し訳ないとか恥ずかしいとか反省している横から何やら
別の感情がムクムクと湧き上がり始めてきた。
(なんで飯を振る舞って高い酒も呑ませてやってってのに、ケツを見てたくらいでここ
まで罵詈雑言を浴びなきゃならんのだ……?)
「兄貴、もしかして溜まってるんじゃないの? あたしの見たところ女の子とは無縁そ
うだし、ろくな仕事も出来ないから欲求不満なんでしょ? でなきゃ、いくら何でも妹
のお尻見ただけで『押し倒したいー』なんて思うはずないもの。ほんと、ケダモノ並み
の節操なしよね。兄貴みたいなのと血が繋がってるって思っただけで………」
(そうだよ、別に手を出した訳でもないし出そうと思ったりもしてない。ただ単に眺め
てただけじゃないか。だいたいリカの方だって悪いぞ。いくら兄妹だからって無警戒に
も程がある、。年頃の女の子なんだから、もうちょっと………)
「………という訳だから兄貴、今晩は床の上で寝て頂戴ね?」
「………………………………はい?」
「だから、妹に欲情するような変態兄貴と一緒じゃ安心して眠れないから、兄貴は床
で寝てねって言ってるのよ。」
「……お前は………
「本当は酔ってるんじゃないの? 兄貴のベッドで寝るに決まってるでしょ? 寝間着
って言ったってロングシャツ一枚しか持ってきてないんだもの。それに寝るときはブラ
だって外すから、ショーツとシャツだけになっちゃうでしょ? そんな格好で同じベッ
ドに入るなんて飢えた猛獣の前にサキイカを………」
「………泊まる、のか? ここに?」
「当然でしょ。」里佳子のあっけらかんとしか口調に、思わず毒気を抜かれてしまいそ
うになる浩介「………何よ悪い? 文句有るの!?」
62突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:55:15 ID:Qr+9kreM
「いやだって、そんな話は全然聞いてないし………」
「呆れた……」と今度は負け犬を見るような目になる里佳子「……ほんと、バッカじゃ
ないの? こんな時間に一人で帰れるわけ無いでしょ? 物騒だし、今から帰ってたん
じゃ睡眠時間が全然足りなくなるもの。暢気な誰かさんとは違って、こっちは客商売な
のよ? 少しくらいの肌荒れとかだったらメイクで隠せても、寝不足の目でお客様の前
に立つなんてフロアチーフとして許されないわ。あたしは責任有る立場なんだから、常
に他の子達の見本でいなきゃいけないの、わかる!?」
「………………………………」
言葉が出ない、とか言う以前に目の前の妹の思考回路が理解できない。なにを考えてる
んだこいつは、と頭の中で呟くのが精一杯。
「これでわかったでしょ? 兄貴と一緒に寝たら、絶対悪戯とかされそうだもの。何せ
あたしのお尻見ただけで、あそこをカチンカチンにするような兄貴なんだし。きっと童
貞な上に精子をパンパンに溜めまくって………」
「してないっての!」
「………きっと夜中に………え?」
そして里佳子の余りに高飛車な態度が、いつの間にか罪悪感を覆い隠していた。
「だから、お前ケツなんかで興奮するかっての! 単に『背ばっか伸びても肝心な所は
ちっとも成長してねぇな』って呆れてただけだ。男を誘惑したいんだったら、肉付きと
色気を蓄えてから出直してこい、わかったな!?」
「う、うう………」ぎりぎりぎり、と歯軋りの音がしそうな顔「……してたもん! 兄
貴、あたしのお尻をいやらしそーな目で見てたもん! 絶対絶対、あたしのお尻で興奮
してたんだからぁっ!!」
「だから、してないって!」
「してました!」
「してないっ!!」
「してたったらしてたのっ! その証拠に………」ふにゃ「………あ…あれ? あれあれ?」
「………………………」
「おかしいな、さっきは確かに…」もみもみ、もみもみもみ「……もしかして兄貴…その、不能?」
「………それが、兄貴のナニを揉みながら言う台詞か……?」
かくして、酔っぱらった里佳子の自爆にて浩介の安眠は確保されたのだった。
63突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/27(月) 06:55:48 ID:Qr+9kreM
とりあえず前編カナ?前編カナ?
64名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 08:33:21 ID:rYKY+4Mv
突発屋氏GJ!
65名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 10:08:28 ID:sWQzlYbB
やばい…まだ前編なのに興奮してきたw
突発屋氏GJ!
66名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 12:18:33 ID:O51zltwX
突発氏GJ!
でも、二回言うな!
栗スレへ帰……

られると続きが読めないので帰らないでくださいorz
67名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 12:56:03 ID:ugMMf7O1
〉突発屋氏 なんでカナ?なんでカナ?…もとい、GJです。
68Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/27(月) 14:28:20 ID:rqRbyWeO
突発屋氏、GJです。

朝起きたら妹が、調合していた。

69名無しさん@初回限定:2005/06/27(月) 22:22:49 ID:G9G6iLaQ
朝起きたら、妹にコンビを組んで漫才をしようといわれた。
70Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/27(月) 22:41:39 ID:rqRbyWeO
そういえば、これを忘れてました。
朝起きたら妹が、
「6月に結婚する事<ジューンブライド>は乙女の憧れって、よく言われますね…」
と言っていた。

…とりあえず、メモだけです。 すみませんorz
71突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:39:04 ID:qix+NIFa
んだば、>>62からの続き風味です。


「絶っっっっ対に嫌! 脱ぎたての下着に悪戯でもされたらたまんないもの!」
と言うわけで先に風呂を終えた浩介は、続けて入った里佳子のを待ちつつベッドに腰掛け意味も
なくとテレビを眺めていた。その画面に集中できない理由は当然の如く妹である里佳子の事。突
然の電話と共に押しかけてきたかと思うと暴虐無人な振る舞いに加えて挑発めいた怪しげな言動、
更に浩介の神経を逆撫でするような罵詈雑言の連続。
「確かに昔から生真面目っつーか……」
同じ遺伝情報を何割かでも持ってるのが不思議に思えてくるくらいの堅物だったが、それ故に理
不尽な理屈を振りまいて他人を困らせるような事はしない妹というのが里佳子に対する認識であ
る。が、それが今夜に限っては……
「ねぇ、兄貴ぃ〜?」
「あ〜? 今度は一体何………ぶっ!?」
「着替え、忘れちゃったみたいなんだ。何か着るもの貸してよー。」
目の前を、風呂上がりの素肌が通り過ぎてゆく。その体から発散されてる温度と、石鹸の匂いと、
わざわざ用意してきたらしいトリートメントの香りと、女性特有の甘い体臭が……
「……お、お前、なんつー格好……」
「うっさいなー! 仕方ないでしょ、着替え持ってくるの忘れたんだから。」
これまた持参したらしいドライヤーで整えた長い髪をサラサラと揺らしつつ、どうみてもバスタ
オル以外は身につけていない妹が部屋の中を歩き回っている。
「だいたいここ、兄貴の家(マンション)でしょ。だったら、妹のあたしの家も同然。別に裸じ
ゃなんだから、自分の家で家族の前でどんな格好してたっていいじゃない。それよりも着替えは
どこー?」
やっぱりリカの奴、誘惑してるんじゃないのか? 次第に膨れあがってくる疑念を必死に押さえ
込みながら、いや一応筋は通ってると自分を納得させる浩介。その葛藤と同様が顔に出ていない
ことを祈りながら。
「パジャマだったら、二番目の引き出し……」
72突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:40:51 ID:qix+NIFa
「嫌!」と仁王立ちのポーズで振り返る香奈子。その引き締まった表情の下、バスタオルで巻か
れ寄せられた胸の膨らみは半分近く露出し、そして素肌の谷間が「……ワイシャツ……ううん、
Tシャツが良い。インナーシャツじゃ乳首が透けそうで嫌だし、兄貴が履いたズボンなんか使っ
たら、妊娠しちゃいそうだもん!」
「だ、だったらパジャマの上着だけでも……」
「い・や・だ!」またもや一刀両断「普段からTシャツだもん。只でさえ環境が変わって、しか
も兄貴なんかと同じベッドで寝ないといけないのよ? その上寝間着まで変えちゃったら本当に眠
れなくなっちゃうかも知れないじゃない。寝不足になったら責任とってくれんの!?」
「………一番下だよ………」
「ふ〜ん、ここね?」
と、今度は背中を向けて屈伸運動みたいなポーズでガサゴソと箪笥の『一番下の』引き出しの中
を物色し始める里佳子。そんな格好になると、上半身の動きに引っ張られてバスタオルが持ち上
がり、スベスベと健康的で柔らかそうな太股の付け根の方まで………
「んげっ!?」
流石に足をぴったり閉じているために肝心な部分が見えてしまうことは無い筈である。だが見え
るか見えないかという状況が逆に想像力を刺激してしまい、見てもいないモノを見てしまった錯
覚に陥ってしまう。
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な〜? っていうほども持ってないんだね兄貴。それじゃ一枚
借りるわよ?」
そして手近にあったらしい白いTシャツを持って立ち上がったかと思うと、無造作にバスタオル
脱ぎ(?)捨てて。
「!!!」
露わになった背中、肩胛骨が浮き上がった華奢な上半身と程良くくびれたウエスト、そして脇の
間から見えるバストの形。幸か不幸か予めショーツは穿いていたようだが、年頃の妹が身に付け
ている白く透けた下着は最低限の隠蔽機能しか持っておらず、張りのある臀部のほんの一部しか
覆い隠せていない。ましてや足の付け根から太股、膝、脹ら脛までの淡い産毛に包まれた血色の
良い素足は全て蛍光灯の光に晒されてしまっている。
73突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:42:08 ID:qix+NIFa
「んしょ、んしょっと………」
相手は間違いなく妹だ。何年間も家族として一緒に暮らしてきた『異性ではない異性』であり互
いに全幅の信頼と最大の親近感をを寄せ合って生きる運命共同体であり、そこに劣情の割り込む
隙がないからこそ他の誰よりも安心できる触れあえる相手でなければならない。
だが先刻から続く里佳子の『あからさま』過ぎる開放感と、浩介を小馬鹿にしたような言葉によ
る挑発の繰り返し、そしてアルコールがもたらす非現実感に焚き付けられた浩介の本能は理性と
か倫理観とか呼ばれる表層意識の下に潜み、力を蓄え、その衝動を一気に噴出させる機会を虎視
眈々と伺っている。そんな気配が、とても恐ろしくなってきていた。
「ほら、兄貴。」
そんな浩介の葛藤など何処吹く風。身だしなみを終えた里佳子は何の躊躇もなく兄の隣に腰を下
ろすと、良く冷えたビールの缶を差し出し………
「って、お前、これどうした!?」
「買ってきたに決まってるでしょ?」ばっかじゃない、と言いたげな声「兄貴がお風呂入ってる
間に、ちょっと駅前まで原付で行ってきたのよ。冷蔵庫に入れといたんだけど、全然気づかなか
ったの? もしかして?」
「………………………」
それ飲酒運転じゃないのかとか、駅前まで往復するくらいなら実家に帰れるんじゃないのかとか、
疑問が次々と浮上してきて言葉につまってしまう浩介。 
「何よ? せっかく買ってきてあげたのに呑まないの? それとも…………ひょっとして、もう
ダウン寸前? 男の癖して情けないんだぁ〜♪」
「ば、馬鹿言うな、そんなはず無いだろ!」
「へえー、本当にぃ?」と更に小馬鹿にした笑顔「じゃあ、かんぱーい♪」
「…………乾杯。」
缶を軽く合わせてから二人一緒に冷えたビールを喉に流し込む。
74突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:45:26 ID:ZzUBmOJQ
「えへへ、おいし♪」
「……………………………………」
まだ一緒に住んでた頃と変わらない無邪気な声。だが視線を向けたが最後、明らかに大きすぎる
襟周りから覗く湯上がりの素肌の質感だけで、もう頭の中が真っ白になってしまう。普段……い
や本来なら色気も何も感じたりするはずがない程度の露出なのだが、さっきから何度も垣間見え
る半裸体と『ブラ着けない』とか『乳首が透けちゃう』言ってた声が頭の中にこびり付き、襟元
から見える膨らみの一部やシャツ越しくっきりと出ているバストの形だけで、よりによって妹に
興奮してしまうのだ。
「何よ? お尻の次は胸?」
「…………え、えぇっ!?」
「童貞の兄貴が知らないのも無理ないけど、視線には敏感なんだよ、女の子は?」
いつの間にやら、今度は勝ち誇った瞳で睨まれていた。
「なぁに? もしかして、あたしのおっぱいに興味有るの? っていうか揉んだり吸ったりして
みたい訳? さっきから舐めるような視線がぬるぬる、ぬるぬるって乳首の辺りを這い回ってる
んだけど、あたしの勘違いじゃないよね?」
里佳子の言葉に反応して改めて注目してみると、僅かだが乳房の先端の尖りがシャツの上に浮き
出している。もしかして勃起してる………のか?
「うわ、今度は乳首見てるんだ? 兄貴の視線チクチク感じるよぉ?」
ぞくぞくぞく、と鳥肌が立つような快感に身を震わせる里佳子。視線を感知した先端部が更に硬
度を増し、シャツを押し上げる程になっている。
「り、リカ! 何を考えてるのか知らんが、冗談もいい加減にしろよ!」
「………冗談? なにがぁ?」
「だ、だから………」
75突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:45:58 ID:ZzUBmOJQ
弄ばれてる、と判っていても里佳子の真意が測れない状態の今でははイニシアチブの取り返しよ
うがない。そもそもこいつ、何がしたいんだ? 徐々に崩壊を始めている理性にを総動員して誘
惑を断ち切ろうともがく浩介だが、彼自身も決壊が時間の問題である事実は否定できない。
「なになに? もしかして、本当に妹を押し倒したいの兄貴は? 兄貴の事を信頼してるリカの
こと、メチャメチャに汚したいんだ?」
「…………………」
「でも無理よね、兄貴には? だって童貞なんだもん。押し倒した後、どうして良いか判らない
なんてバレたら恥ずかしいもんね? ほんと、最低だねー。」
更にグイっ、とビールの残りを飲み干す里佳子。そして缶から口を離し、浩介に見せつけるよう
に舌を伸ばして唇に残った水滴を嘗め回す。
「…………………」
「なんなら、あたしが慰めてあげても良いよぉ? 兄貴に女の子の扱い方、手取り足取り教えて
あげようかなぁ〜?」
「…………………」
落ち行け落ち着け、俺もリカも酔ってるだけなんだ。念仏のように何度も頭の中で繰り返しな
がら、砂みたいに崩れてゆく気力を両手で掻き集めてるが、押し寄せてくる波の勢いはそれを
遙かに凌駕している。
「それにしても、妹より初体験が遅いなんてお笑いよねー。兄貴みたいなダメ男のこと、何て
言うんだっけ? ヤラハタ? 格好悪ーい!」
「……………………」
そんな胸の内を知ってか知らずか、里佳子の罵声は更にエスカレートしていくばかり。
76突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:46:31 ID:ZzUBmOJQ
「ほらほら、あたしのおっぱいが欲しいんでしょ兄貴は? 妹の体を好き勝手にいじくり回し
てみたいんだよね? だったらほら、特別に恵んであげても良いよ? あたしってば優しくて
お兄ちゃん想いの良い妹だからさ………」
「…………………………………………」
「………だからさ、土下座して言ってみてよ? 『お願いします』って?」
そして里佳子は、最大最悪の地雷を踏み込んだ。
「そしたら 可愛い可愛いリカちゃんが………きゃっ!?」

どすっ!!

いきなり視界が反転した、と思った次の瞬間には里佳子は小さな肩を掴まれ安物のベッドの上
で仰向けに押さえ付けられていた。兄の腕力と体重を一身に引き受けた肩関節が早くも悲鳴を
上げ始めている。
「ちょ………ちょっと兄貴、なにすんのよっ! 痛いじゃないの離してよっ!!」
体を左右に揺らし逃れようとするが、その程度で振りほどける訳がない。
「…………リカ。」
「な、なによぉ………」
「いますぐ謝ったら、許してやる。」
「謝る? なんであたしが兄貴に………痛!」
組み敷かれる、ただそれえだけの物理的優劣で形勢は完全に逆転していた。
「もう一回だけ言うぞ、謝ってくれ。でないと………」
「……なな、何よ! ちょっと腕力に訴えたくらいで勝ったとか思わないでよね! どうせ甲
斐性なしの兄貴なんかには何も出来………んんーーーーん!?」
じたばた、じたばたじたばた!
「……………………………」
「んんんんんんっ!!」
したばたじたばたじたば…………ぱたん。
「……………………………っ。」
「んんっ………ぷはぁ、けほっ、けほっ………!」
「…………リカ?」
「けほっ、けほけほけほっ……!」
77突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:49:27 ID:MkXT7Don
「リカ………」妹の唇を一方的に奪い味わったことで僅かながら落ち着いた浩介は、あるこ
とに気づいた「……お前、その、してる間は鼻で息する事知らないのか? お前、もしかして
さっきのが初めて……」
「な、なな………」かぁ、と熱くなる頬「………んな訳けないでしょ! 何で下手くそなキス
で偉そうに言われなきゃいけないの! あたしはぁ、兄貴なんかと違ってモテモテなんだから
キスくらいは星の数ほど経験済みよっ! ささ、さっきのは不意打ちだったから……その……」
「…………………………………」
「だからっ、そんな同情するみたいな顔して見ないでってばっ! 変な勘違いしてる暇があっ
たらあたしを満足させなさいよねっ! ちゅちゅ、中途半端なキスだけで逃げられると思った
ら大きな間違いなんだから! 童貞って言われて怒るんだったら、その、あの、証明って言う
かリカのこと納得させて………」
「リカっ!」
「な………なに………?」
「とりあえず目を瞑って力を抜け、もう痛くはしないから。それから無理して自分から舌を使
わなくても良いから、最初は俺の真似をして動かしてみろ、いいな?」
「…………う、うん………」
「それじゃ、目を閉じて、深呼吸して。」
「……………………すー………はー………」
「それじゃ、優しくしてやるからな……………んんっ。」
「ん…………ん……………」
唇を合わせ、そっと撫でるように刺激されると、それだけで頭の中が溶けてくる。やがて、
ゆっくりと差し込まれた舌を受け入れ、言われた通りに動かし、絡めてみる。
「んん、んんん…………」
しばらくすると、互いの唾液が混ざり合う水音が何故か遠くから聞こえてくる。大きな舌で
口の中を撫でられる度に、全てを任せ委ねてしまいたいと思えてくる。
「リカ……」そっと口吻が解かれ、優しい声が直接頭の中に染みこんでくる「………飲んで
ごらん?」
「んん……………んくんっ!」
兄妹の唾液が混ざり合って出来た熱い液体が喉を下り胃に達して、そこで灯った小さな火が
不思議な暖かさとなって全身に広がっていく。
「もっと………したいか?」
「うん………」逸らした顔から、小さな呟きが漏れる「……しても、良いよ………」
78突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/06/28(火) 14:52:33 ID:MkXT7Don
お、おお、終わんねぇーーっ!!
前後編だけじゃ、全っ然片付かねぇ!!

………というわけで、まだ続くぞっっっっっっ!!(汗
79名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 15:49:37 ID:yi+9YZwg
突発屋氏GJ!!! (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
80Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/28(火) 17:11:59 ID:Vf9FKj60
突発屋氏、GJ!そして乙です。
4話1組 もしくは 上中下になりそうな勢いですねw
またまたネタメモです。…すみません……orz
朝起きたら妹に、「疼いて眠れないよぉ…。」 と言われた。…どこor何がだよ。
81名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 17:34:22 ID:1Fy49GYA
生き殺しですか!?(*´д`)ハァハァ
突発屋氏GJ!
82名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 20:55:08 ID:RmTRXfbs
>突発屋氏 GJ!続き、待ってます。 朝起きたら妹が、生殺しは辛いよ…。と言っていた。 幾らメンスでコトに及べないからって、 この場で自慰を始めるのはどうかと思った。 …なにより、一番辛いのはこっちなんだよ…orz
83名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 21:48:20 ID:2x+f8F18
>>82
ファ板住人?w
84名無しさん@初回限定:2005/06/28(火) 23:30:54 ID:A8bICMJ+
兄の結婚が決まり、明日は新居の引越し。
今日は二人で「秘密の時間」を過ごす最後の夜だった。

「…これ?…ふ、…キツ…」
「…あ、すごい…すごいよお兄ちゃん!…ちゃんとお尻に入ってるぅ…」
「入ってる?…ハ、…さすがに慣れた、な…、…く、でもやっぱキツ…」
「待って…!あ!あんッ!今動かないでぇ!」
「まだ、か…?…く、ぅ…っ。…ハハ…お前、…これからは彼氏に
シてもらうようになるんだろ、な…」
「…彼氏には無理だよ!…こんな恥かしい事…お兄ちゃんだけだよ…!」
「…馬鹿、…それじゃ俺が変態みたいじゃないか…っ!ふぅッ!」
「…あぁ!ぅごいちゃ駄目ぇぇぇぇ!!!!」
「も、我慢できないっ!グハ!腹筋死ぬ肩外れる!明日引越しだっつってんだろうがよ」
「…えぇー?最後なんだからいいじゃんよー。もうちょっとだけ!
まだ途中なんだよー!もう一回だけマジでお願い!」
「お前、この体勢自分でやってみろ?(お尻で体重支えて膝を自分で持ち上げてる格好)」
「…いやー…やっぱ背面座位、がっつんがっつんやられてる受けで、っつったら、
しっかり入ってる感じでポーズ出来る男なんて、お兄ちゃん以外にいないわぁ。
才能だと思うわーすごいわー(記憶で補完しながらデッサン中)」
「……俺が家に居なくなっても、絶対にお前の友達に言うなよ?
同人誌で書くのも駄目だからな?」
「あ、大丈夫友達には言わないし同人誌にも書かない。信用してよ〜ん」

だってここ2ちゃんだし。

結婚オメ!(telincoが*に入ってる受けのポーズがたくさん出来る)素敵な兄よ。
末永く幸せにねーノシ
…彼かぁ…どうにか言いくるめられないかなぁ。腐女子と知られないように…。
出来れば今度は裸で、それから写真も撮りたいなー。
85名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 00:03:37 ID:ChrowSCM
(゚д゚;)!?
8682:2005/06/29(水) 07:23:43 ID:nc9gv3AW
>84 いや、小説のネタですが…。(下もネタです。)  朝起きたら妹が、「恋する妹は切なくて(略)」と言っていた。…昔、二次制作が好きな『彼女』でも出来たのかと思ったら、ただの欲求不満だったようだった。
87名無しさん@初回限定:2005/06/29(水) 07:27:05 ID:nc9gv3AW
84じゃなくて>83でした。…アンカーミス…orz
88Y ◆cf6.GAJsFA :2005/06/29(水) 17:05:49 ID:1mOwmV14
そしてsageついでに小ネタ投稿。

今日は流石に、兄貴もしてくれそうになかった。
それなのに…私の体は、快楽を期待してしまっている。
『兄貴としかしないから、私を貰って下さい。』
百合から足を洗う覚悟さえ出来ていた、告白した時の私。
それ程に私は兄貴を愛し、兄貴無しではいられなくさえなっていた。
寂しい時はいつも、自分を慰めた。『 恋する妹は切なくて、か…。』
同人好きな女の子とデートした時、そんなゲーム見掛けたなぁ…。
…なんとなく昔を回想し、気をまぎらわせよう。と思ったのだが、
一向に無駄なようだった。

やむを得ず、やっぱり始めてしまった私なのであった。
『… んっ…ハァ…んくっ……兄、貴…。』
兄貴に見られてる…と思うほど、どんどん溢れてきて、 気持ちよくて…。
89Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/01(金) 17:12:00 ID:frVYX3JP
で、これが82に繋がります。以降はまだ製作中ですorz
90名無しさん@初回限定:2005/07/01(金) 17:16:27 ID:TbJQoQSY
朝起きたら妹が脱衣麻雀しようと言い出した
91名無しさん@初回限定:2005/07/01(金) 21:54:57 ID:6zumd6OA
朝起きたら妹が光る風を追い越していた。
92名無しさん@初回限定:2005/07/01(金) 23:34:12 ID:qgQ0PgXW
朝起きたら妹に、メイド服を買ってとねだられた。
93突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:10:39 ID:9uUjBF5O
これが『火照った』という状態なのだろうか?
ほんのりと熱を帯びた肌の神経全てが愛撫による快感を欲しがっているのが判る。体全体を
包むヴェールのように薄く汗が浮き、敏感になった毛穴は僅かな空気の振動にすら反応して
快感信号を送り込んでくる。その中でも一番感じるところ、血が集まってパンパンに張った
乳房の上を十本の指先がスケートみたいに滑らかに縦横無尽に動き回っている。触れるか触
れないかの微妙なタッチで途切れることなく同時に送られてくる十個の快感。それだけで両
足の筋肉は勝手に痙攣し、熱い吐息と共にイヤラシイ声が喉の奥から湧き上がってくる。
「うぐ、ぐぐぐ………くぅぅぅぅぅぅぅん……!」
「ほらほら、我慢してると辛いだろ? 別に恥ずかしい事じゃないんだから、気持ちいいん
だったら素直に声出していいんだぞ? リカ?」
「ぐぐぐ………んんんんっ……」
「ったく、強情な奴だな。じゃあ……ふ〜っ。」
「き、きき、気持ち良くなんて………きゃぁん!?」
柔らかくて熱い息が耳へ、その一番奥まで侵入され、全身が震えてしまう。我慢に我慢を重
ねていた嬌声もひっくり返り、余計に恥ずかしい声になってしまった。
「ひ、卑怯よぉ……」
我ながら苦しい抗弁だとは思うが、小声でこう言い返すのが精一杯。
「別に良いんだよ。ヤってても声出さない女なんて嫌われるだけだぞ? 感じてるのを認め
ないより、きゃんきゃん可愛い声で鳴かれた方が嬉しいんだよ、男は。」
「そ、そういうものなの………?」
「そういうものなの、少なくても俺はね。ああ、そういえばリカさんには彼氏もいるんだっ
たっけな? どうですかね彼氏は? その辺?」
「あうっ、ああん! そ、それはぁ………」
「それは?」
「う、うう、うっさいなぁっ! こんな時に他の男の話なんてどうでもいいでしょ! 兄貴
は黙ってあたしを満足させれば………って、いやぁぁぁぁん!」
94突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:13:16 ID:9uUjBF5O
ベッドの上、後ろから抱きかかえられたポーズは挿入されてたら『背面座位』とか言うんだ
ったろうか? 脇の下から伸びてきた手で包まれるように胸を揉まれ、両の人差し指で固く
なった乳首を弾かれた瞬間、更に大きな声が………って、あれれ?
「ちょ、兄貴、何勝手に脱がしてるのよっ! ずるいじゃないっ!?」
「なに言ってんだ? 『直接触って欲しいか?』って聞いたら頷いただろ? それに『脱が
せてやるからバンザイしろ』って言ったら素直に言うこと聞いたし。」
「え? うう、嘘よっ!!」
正確に言うと組み敷かれてキスされて、その後シャツの上から胸を揉まれながら更にディー
プなキスの仕方を教えられた辺りからの記憶が無い。ついでに言うと、なんでこんな体勢に
なっていたのかも全然わからない。
「嘘、ねぇ………?」
「そそ、そうよ! あたし、そんな風に男に『お人形さん』みたいな扱われ方して黙ってる
ような女じゃないもん! ば、馬鹿にしないでよねっ!?」
「そっかぁ。じゃあ………勝手に脱がせた俺が悪いって事で良いのかな?」
「そ、そういうことになる……かな? だってあたし、悪くないもん!」
「そっかー、じゃあ、仕切り直しますかね? リカさん?」
「……………ふぇ?」
「だから、最初からやり直そうか? 要するに勝手に脱がされたのが嫌なんだろリカは? 
だったらもう一回シャツ着て、キスからやり直そうぜ? 今度は……そうだな……三十分く
らい服着たままゆっくりキスとかして胸とか軽く触って、んで改めてリカに自分で脱いで
貰おう。それなら良いだろ?」
「え? ええっ!?」
「異論はないみたいだな、それじゃ……」
「あ……」すっ、と、それまで快感を送り込んでくれていた大きな手が去ってしまう。兄の
体温が消え去って外気の冷たさに触れた途端、欲望で一杯に膨らんだ乳房が切なく疼き始め
る「……あ、あの……兄貴……」
また最初からということは、果たしてこの熱い肌に直接触って貰えるのは何分後のことなん
だろう。スイッチが入った以上、里佳子の体はもうキス程度では鎮まらない。ジンジンと疼
く乳首をもう一度布で覆い、しかも『おあずけ』状態のままで過ごすなんて到底我慢得きる
ものじゃない。
95突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:13:49 ID:9uUjBF5O
「ほら、リカ?」と里佳子の内心を知ってか知らずかベッドから降り、シャツを拾って渡し
てくる浩介「自分で着れるよな? それとも着せてやった方が良いか?」
「う、うぅ……!」泣きそうになりながらも渋々シャツを受け取ってしまう自分のプライド
の高さが恨めしい「うぅ〜!!」
「おーい? リ……」
「もういいっ!」プイと横を向きながらシャツを放り出す、それが里佳子の精一杯「そ、そ
んなことしてたら夜が明けちゃうでしょっ! 時間がもったいないからいいっ! 仕方ない
から特別に許すっ!!」
それからチラリ、と目の前に立つ兄を涙目で睨む。なにやらエッチが始まった途端に主導権
を取り返えされてしまった妹のささやかな抵抗。
「ふ〜ん? 本当に良いのかな?」
「だから良いって言ってるでしょっ! そんなことより兄貴はリカのおっぱいに悪戯したい
んじゃなかったのっ! させたげるって言ってるんだから、さっさとしなさいよっ!!」
「そっかそっか。じゃ、お言葉に甘えて……」
「す、すす、好きにすれ……ひゃんっ!?」
にゅるり、と濡れた舌で突然乳首を舐め上げられ、全身が感電する。
「リカの胸、甘いな……」
「ちょ、な、なにしてるのよっ!?」
「それに綺麗な色してる。まるで『初めて』みたいな色だ。」
「ううぅん! くうぅんっ! う〜〜〜〜〜〜ぅっ!!」
肌色よりも少し桃色がかった小さな乳首。それでも快感を求めて一生懸命に突き出たそれを
舌の上で右へ左へとまんべんなく転がされ唾液塗れにされ、初めて知った快楽が一気に意識
を乗っ取ろうとしてくる。このまま兄の頭を抱きかかえて胸に押しつけ、ツンツンに尖った
部分を口に含んで唇で吸って欲しい。そんな本能的で恥ずかしい欲求を握った拳を振るわせ
ながら耐え、固く目を閉じて戦う。
(あ、兄貴ってば、なんでこんなに上手いのよぉ〜っ!?)
焦らすように舌だけで唾液を塗り付け、更に反対側の乳首も唾液を絡めた親指と人差し指で
押し込み、つまみ、引っ張って転がす。自分の体から的確に快楽を引き出す兄は一体、何処
の誰を相手に経験を積んだというのだろう。
「………けど、ちょっと牛乳みたいな味もするぞ? もしかして母乳かな?」
「ば、馬鹿に………そ、それ乳……液……の、ああんっ!?」
96突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:16:51 ID:63/RTSER
ひたすら身を任せて兄の愛撫にどっぷり浸かってしまいたいと思う反面、大切に守っていた所を好き
勝手に弄ばれ一方的に感じさせられているのがこの上なく悔しいのも事実。このままマグロでいるの
はプライドが許さないのだが、いかんせん刺激に翻弄されるばかりで反撃のチャンスすら掴めない。
「さて……」と不意に兄の体が離れる気配。無理に声を抑えて呼吸もままならなかった里佳
子は大きく息を吸い込み、今の内に体を落ち着けようとするが「……そろそろ、こっちも触
って良いかな? リカさんや?」
「ひゃんっ!!」
今度はショーツの上から指先で秘裂をつつつ、と撫で上げられ、またしても情けない声を上
げてしまう。反り返るように跳ねた背中が、ぼふっとバッドに落ちる。
「ん? どうした? もしかして、リカにはちょっと刺激が強すぎたか……?」
「そ、そんなわけ……」息が詰まって上手く喋れない「……ないでしょっ! ふふ、不意打
ちだったから、ちょっと驚いただけよっ!」
「ほーぉ、なるほどぉ………」
笑いたいのを堪えてるような兄の自慢げな声が癪に障る。飢えたケダモノみたいにがっつか
れても確かに困るが、こうまで一方的に攻められ為すがままになってしまうと悔しいのを通
り越して腹立たしくなってくる。里佳子自身の予定としては、その中間というか、もうちょ
っと初々しい展開を期待していただけに……
「な、なによぉ……!」
「もう濡れてるみたいだし、そろそろ入れてやらないと我慢できないんじゃないかなと思っ
てた訳なんだが……?」
などと余裕の顔で言われてしまうと、思わず言い返してしまうのが里佳子の性分。
「ぬ………濡れてなんかないもん! 兄貴の下手くそなペッティングなんかでっ!!」
「………といわれても、ショーツに染みが出来てるぞ?」
「な……うそ!」
「嘘じゃないって………ほら?」
ちゅぷっと膣口の辺りを人差し指で軽く押し込むと、なにやら粘度の高い液体を大量に含ん
だコットンが大陰唇の内側を擦って………
「ひぃぃぃぃぃぃん!!」
嬌声だか悲鳴だかわからない格好悪い大声を出してしまう。
「……………な?」
「あ、汗だもん!」
「……汗、ですか……」
97突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:17:24 ID:63/RTSER
「そうなの! 汗なの! リカが汗っていったら汗なのっ!!」
「……………………………」
「なな、なによなによっ! 自分が下手だからって、あたしのこと疑わないでよねっ!!」
「汗、なんだな?」
「そ、そうよ……」
「俺が下手だから濡れない、ということだよな?」
「ま、まぁね………」
なにやら嫌な予感はするものの、今更ここで『ごめんなさい嘘です本当は濡れ濡れです』と
言い出せない里佳子。罠へと誘導されていると判っていても、もう進むより他に道は残され
ていない。
「そうか………んじゃ、舐めてやるよ。」
が、浩介の言葉は里佳子の想像の斜め上を言っていた。
「え………えええっ!?」
「だって、俺が下手な所為で濡れないんだよな? だったら責任もって濡らしてやるから安
心しろ。唾液だけでも結構スムーズになるし、リカも経験済みだから、挿入した後に自然と
分泌されて濡れるから心配ないって。それに唾でもなんもいいから塗っといて濡らさないと
凄く痛いって、リカは『処女じゃないから知ってる』よな?」
「それは………えっと……」
「それにほら、俺『童貞らしい』から、事前にじっくりと観察して確かめとかないと、間違
って別の穴に入れちまうかも知れないぞ?」
「べ、別の穴っ!?」
「そうそう、尿道とかアナルとか。そういやリカはアナルセックスの経験は有るのかな?」
「あ、あ……あああああああああああ………あなるせっくすぅ……?」
「という訳で脱がすぞ。ほらリカ、尻を浮かせてくれ。」
「あ………え………えっと、その………」
「それとも………見られたり指入れられたりすると困るこ事でも?」
(びくっ!)
「手で開かれて、内側まで舐められて、指を一番奥まで差し込まれたら、何か不都合でも
あるのかな? リカさんは?」
(びくびくびくっ!!)
98突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:19:34 ID:63/RTSER
「ないよな? なら早速……」
「ま、待って……」こうなっては形振り構っていられない。もしや、という場合も想定し
て用意しておいた唯一のカードを切る里佳子「………そ、それだったら……その……リカ
が、お兄ちゃんのを………してあげる……から………」
「ん?」
「だから……リカが………舐めて……あげてもいいかなって……」
「リカが? フェラしてくれるのか?」
「だからしてあげるって言ってるでしょ馬鹿兄貴っ! 初心者の兄貴でも入れやすいよう
にリカが、その……塗ってあげるのっ! わかったらボーッと突っ立ってないで準備しな
さいよね準備っ!!」
99突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:23:42 ID:JQr3gZ48
「あー………リカ………?」
「あーーん。」
「だから………リカさん?」
「あーーーーーーーーんっ!!」
ショーツ一枚のままベッドの上に正座し、Oの字に口を開いた里佳子。怒ったような悔しが
ってるような恥じらっているような複雑な顔のままきつく目を閉じ兄の男性器が口の中に
挿入されるのを待っている。
「なぁリカ? これは『リカが舐めてあげる』っていうのとは少し違わないか……?」
「あーーーーーーーーーーーーーんっ!!」
とブーイング混じりに催促され、溜息混じりにズボンとトランクスをおろして既に準備万端
のペニスを取り出す。女の子が、ベッドの上で、裸になって、口を大きく開いて、イラマチ
オを受け入れてくれるというのは確かに興奮するシチュエーションなのだが、明らかに経験
不足(というか未経験?)の里佳子の場合は開いた口の中から白い歯が覗いているのが非常
に怖い。すると言った以上は作法くらいは知っていると思いたいのだが、万が一にでもあの
歯で敏感な部分を擦られたりしたら逆に萎えてしまう。ここはやはり……
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!!」
………どうやら許しては貰えないようだ。
「いいか、入れるぞ?」
たらり、と脂汗を浮かべながらも頷く里佳子。はっきり言って準備万端の自分よりも緊張で
固くなってしまった妹の性器の方を先に潤しては方が絶対良いと思うのだが、里佳子の頑固
さは折り紙付きである。それにまぁ、こちらに里佳子の唾液をまぶすというのも間違った考
えではないと思われた。
「ゆっくり……ゆっくり入れるからな?」
まるで処女の膣内に挿入するかのような慎重な動きで、浩介の勃起が里佳子の口の中に侵入
され満たしてゆく。流石に目一杯開いた口の中は充分に広く、唇にも舌にも歯にも口内粘膜
にも触れることなく、無事に亀頭部分までが里佳子の体内に収まった。
「……どうだリカ? 苦しくないか?」
「……………………」(ふるふるふる)
100突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:25:31 ID:JQr3gZ48
「………で、だ。」
「?」
「そろそろフェラらしいアクションを起こして欲しいんだが……」
「………………」
「………………(汗)」
「………………」
「………………(汗汗)」
「お前、やっぱりフェラしたこと無い……………わけなんてないよな、うん!」
凄い目で睨まれて……というよりは噛み付かれそうな顔をされて思わず語尾を修正してしま
う浩介。しかし言い出しっぺである里佳子の方が吸い付く、舐める、しゃぶると言った奉仕
をしてこないことにはフェラは成り立たない。そして浩介の方から腰を振って快感を得よう
にも初心者丸出しの里佳子が耐えられるとも思わない。いくらなんでも無理矢理に口の中を
かき回す趣味はないし、苦しそうに涙を浮かべる妹の口に出し入れをしても射精どころか絶
対に萎えそうなのだ。
というか今の状態でも徐々に萎み始めている。
「……リカ?」これは駄目だ、と判断した浩介は里佳子の髪に手を置き、ゆっくりと腰を引
いて僅かに唾液の絡んだモノを引き抜く「……リカの気持ちは良ぉく判ったから、やっぱり
ここは………っておいっ!?」
「んーんっ、んんーーーんっ!!」
突然の吸引力。逃げる兄を追いかけるように首を伸ばし、一気に半分近くまで飲み込んだか
と思うと唇で強引に締め付けた里佳子。半泣き顔の瞳で『するって言ったらするのー!!』と
力説されてしまっては引くに引けない。
(ぺろぺろ、ぺろぺろぺろ)
そして恐る恐る伸びてきた舌先が最先端部、尿道口でもある鈴口を拭うように細かく動き始
める。一杯になってしまった口の中で唯一舌が届いて、更に形状の把握しやすい部分に奉仕
をしているだけなのだろうが、その丁寧な動きは肉体的な快感以上の満足感を与えてくれる
ものだ。しかも恥ずかしそうに瞳を伏せ、顔を赤く染めた妹が化粧っ気のない小さな唇で無
骨な男性器を頬張り、もごもごと控えめに頬肉を動かしている様子はこの上なく淫靡で背徳
的な刺激となって脳神経を揺さぶる。
101突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:26:04 ID:JQr3gZ48
「……………………………………ぷはっ!」
が、懸命のご奉仕も数分間が限界だった。もとより慣れない行為で、しかもペース配分も何
も考えず意地と勢いだけで酷使させた舌と唇は痺れ始め、キスの時に教わった鼻での呼吸法
だけでは息も続かない。
「リカ、大丈夫か?」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
ちゅぽっ、と吐き出されたペニスからは唾液とカウパー氏腺液が混ざった透明な粘液が名残
惜しさを代弁する橋のようになって里佳子の舌先まで伸び、半開きのままの口から漏れる吐
息まで亀頭部に熱い。
「リカ、もう良いからな……?」
「………やだ………」と伸びてきた小さな手が唾液塗れになった浩介の根本を包むように握
る「………兄貴、まだイッてないもん……」
そのままクイ、クイと手首のスナップで前後にしごき始める。疲労と酸欠で朦朧としなが
らも舌を突きだし先っぽの部分を嘗め回す姿がいじらしい。
「だから、無理に口だけで最後までしなくても良いんだって。リカのフェラ、凄く気持ち
よかったから、な?」
「………やだ……やだもん………」
「い、嫌ったってなぁ………」
「リカ、子供じゃないもん一人前だもん。だから最後までするっ。」
「り、リカぁ………」
「あむ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ぺろっ………」
気持ちがこもっていても、未熟は未熟。健気に奉仕を続けてくれてもリカの技術で浩介を
射精まで導くことは出来ない。やはり酸欠の所為か幼児退行化したっぽい妹が一生懸命に
吸い付いてくれるのは嬉しいが、このままでは……
「…………しょうがない………リカ?」
「れろ、れろ………うん?」
「どうしても、俺をイかせたいか?」
「………うん。」
「じゃあリカは、咥えて吸うだけ。あとは俺が自分で動くから。」
「で、でも……」
「それが嫌なら却下。いますぐ本番!」
「…………………わかったぁ。」
102突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:31:15 ID:VqZqnUNH
ちゅぷ、ちゅぷ、と肉棒が出入りする度に白く泡立った唾液が隙間から漏れ、里佳子の
細い顎を伝う。言いつけ通りに吸い付き飲み込もうとする妹の頭を両手で抱え、浩介は
セックス並の速度で腰を打ち付け続ける。乱暴な事はしたくなかったが、里佳子の体を
考えると短期決戦で一気に絶頂に達するしかないのだ。
「うっ、うっ、うっ、うぅぅぅ……!」
「リカっ、もう少しだからな!?」
里佳子は文字通り、口内を蹂躙されている。固定され身動きとれない口の中に太くて固
い兄の分身が激しく出入りを繰り返、内側からあちこちと突いてくる。
(あたし、兄貴に口を犯されてるんだぁ……!)
そう思う度に胸が苦しくなり、子宮が疼く。切なさを訴える膣内では熱い液体が次々と
生み出され、同じくらいに分泌された唾液を兄の分泌液と混ぜ合わせて兄の男性器の味
溶かし込み、飲み込むだけで頭がくらくらしてくる。
「ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ!」
皮肉なことに、浩介という男性に性的に翻弄されるる事によって里佳子の本能は女とし
ての幸せを得始めていた。兄のモノになり、支配され、独占欲を誇示するように乱暴に
扱われる。そんな倒錯的な行為が心を満たしてゆく。
(兄貴っ、兄貴っ、リカの事、もっと無茶苦茶にして!!)
美味しい、そんな言葉が表層意識を支配してゆく。これだけでもこんなに美味しいんだ
ったら、中から溢れてくる精液は果たしてどれだけ美味で刺激的な味なのか。脳内麻薬
の分泌で唇の痺れも麻痺し、肉体から遊離した意識の片隅で里佳子は兄の射精が間近に
迫っていることを感知していた。
(欲しい、いっぱい欲しいよぉ!)
「お、おいリカ! 離せって! もうやばいんだぞ!?」
そんな声が遠くから聞こえるが、もう里佳子には関係ない。
(出して! リカのお口の中、汚して!!)
「リカっ!?」
「!!!!!」
自ら兄の腰を抱き寄せ、放たれた欲望をダイレクトに喉の奥へと流し込みながら、里佳
子の意識は真っ白な絶頂の中に沈んでいった。
103突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/02(土) 03:32:36 ID:VqZqnUNH
すいません、超長いです……

当初の予定では、この後本番プレイもあったんですが、
リカちゃんが『保たなかった』ので急きょカット。
次回投下分で終了の予定です。
104名無しさん@初回限定:2005/07/02(土) 06:15:11 ID:S6unrsyz
(;´д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ
105名無しさん@初回限定:2005/07/02(土) 08:08:51 ID:SCIJBznV
休日の朝からいいもん見ますた(*´д`)ハァハァハァハァ
突発屋氏ぐっじょぶ!

朝起きたら妹とクーラーで涼んだ
106名無しさん@初回限定:2005/07/02(土) 09:39:51 ID:m1AnWchm
突発屋氏超GJ!


  ∧_∧
 ( ;´∀`) <おっきしちゃった・・・
 人 Y /
 ( ヽ し
 (_)_)
107名無しさん@初回限定:2005/07/02(土) 10:55:42 ID:ioapCHb4
>>103
>リカちゃんが『保たなかった』ので急きょカット
リカちゃんが『壊れる』ところまで見てみたかったので
かなりもったいない感じがします。
108名無しさん@初回限定:2005/07/02(土) 12:16:40 ID:WYcrjVRE
>>107
同意。俺も最後まで見たい。
無理にとは言わないけど、両バージョン書けるなら書いて欲すぃ…
109突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:47:44 ID:ozICSUW5
(ぱふっ。)
伸ばした腕は空を切り、そのまま『もぬけの殻』となったシーツを叩いた。そこには俺の期
待していた柔らかい肌は存在しない、という事になる。
「……………リカ?」
まだ重さの残る頭を軽く振りながら上半身を持ち上げてみると、隣で丸くなって眠っていた
筈の妹の姿が消えていた。既に角度を増しつつある日差しが窓から差し込む我が家。ベッド
の左半分に残っていたのは里佳子の残り香だけだった。
「便所、いや………」用を足しに行ったのか、或いは甲斐甲斐しく朝飯でも用意してくれて
いるのかも知れない、という楽観的観測はものの数秒で霧散した「……出勤か。」
安物の丸い壁掛け時計の針は一般的な飲食店の開店時間間近、つまり妹の職場がとっくの昔
に営業準備を開始していることを冷静に告げていた。するとリカは(どうやったのかは謎だ
が)俺を起こさないように俺より早く起きてベッドから抜け出し、きちんと身だしなみを整
え寝不足を誤魔化すための軽い化粧をし、恐らくは朝飯を済ませてから、昨夜乗ってきた原
付で職場へと直行したものと思われるのだが。
「………タフな奴だな。」
単純な睡眠時間だけならば、確かに失神してしまったまま後始末を全部俺に押しつけたリカ
の方が長いに違いない。が、そこに至るまでの過程で考えれば断然、リカの方が消耗し疲労
していた筈である。だというのに………
「ん?」
…………と、起きあがろうとして持ち上げた毛布の上から何かが転げ落ちた。丁度手帳くら
いの大きさの長方形のライトオレンジの物体。見覚えのないそれは。

ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ、ぴぴぴ!

今度は枕元、サイドテーブルの上で充電していた携帯からのお呼び出しである。どちらを先
に取ろうかと数秒悩んだが、せっかちな発信者の叫びを代弁するかのような耳障りな電子音
で催促する方を優先に。案の定、液晶には『里佳子』の文字が表示されていた。
110突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:48:19 ID:ozICSUW5
『おーい、ぐーたら兄貴ー? 起きてるー? 世間様はとっくに就業時刻だよー?』
「…………おはよう、リカ。」
とりあえず、お得意の皮肉は軽く流しておく。
『えへへ〜』と、片手で余る程度の睡眠時間しか無かったとは思えないご機嫌な声「あ・に
・き・の、エッチぃ〜♪』
「…………………念のために聞いておくが、いま何処だお前?」
『ばっかじゃないの、お店に決まってるでしょ? 開店準備も大方終わったから、どっしょ
もない兄貴に可愛いモーニングコールを送ってあげようかなって思ったのよ。どう? 嬉し
いでしょ光栄でしょ有り難いでしょ〜?」
前言撤回、単に寝不足でナチュラルハイになっているだけらしい。どことなく恥ずかしそう
な嬉しそうな、それでいて妙に満足げで恍惚とした顔が目に浮かぶ。
「というか、言ってて恥ずかしくないかお前?」
『だいじょーぶだって、みんな押しつけた仕事で手一杯だから♪』
「……………………………」
それは『大丈夫』とか言って良い事なのか里佳子さん?
『………ちょっとぉー! 兄貴聞いてるー? もしもーしっ?』
「あー聞いてる聞いてる。」
『それでさぁ? 昨日はアレだったよねー?』
「あ…アレって?」
『だ、だから………アレよ、アレっ! ちょっとくらいは察しなさいよぉ!!』
「ああ、アレね、アレ。」
『…………………………………』
「…………………………………」
『…………………………………』
「…………………………………」
「………で?」
『へっ?』
「お前が下着の中に潮吹きながら気絶した事が………」
「しし、潮なんか吹いてなーーーーーーーーーーいっ!!』
111突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:48:51 ID:ozICSUW5
耳から波動砲でも撃ち込まれたような衝撃が脳を貫通して、一瞬クラっと来てしまう。
『………え? なに? あー気のせい気のせい、そんなこと言ってないって! それよりもそ
こ、テーブルクロスが曲がってるじゃない! はい至急直すっ!』
「………………………………………」
『(がたん、ごとごとごと、かたかたかた、ぱたん)………あ、兄貴……?」
「おー。」
『何考えてんのよっ! こういう時にそういう冗談はやめてよねっ!?」
と打って変わって小声になるリカ。
「いや冗談も何も、風邪引くかと思って脱がせて拭いてやったの俺だし。あのずぶ濡れ加減か
ら言いって潮吹いたんじゃないとしたら小便………」
『………そそ、それはともかくっ!』
「…………………………………………」
『き、昨日のことは、その、えっとぉ…………』
「…………………………………………」
『………だから、なんていうか、その、要するに、アレは………』
「………ひょっとして、精液飲ませるまで吸い付いて離れなかったことの方か?」
『あ、あれは兄貴がっ! あたしの口の中に無理矢理出してたんでしょうがっ! 兄貴がどう
してもって言うからっ、仕方なく飲んであげただけよっ!!』
「……………まぁ、リカがそう思いたいんだったらそういうことにしておいても………」
『あ…………ち、違う違う! これ兄貴からだからっ! そうそう、お酒の話よお酒の。そん
な、別に好きな相手のじゃあるまいし、しかもあたし達兄妹なんだよ、あたしがそんな汚いモ
ノ喜んで舐めたり飲んだりするわけ無いじゃない。ほ、ほんとだってば! もーやだなー瑞
樹は。あは、あは、あははははは……』
「……電話越しでも笑い声が引きつってるのが丸わかりだぞリカ?」
『うっさいうっさーいっ、酒に酔って妹押し倒すよーな変態兄貴には発言権なんて存在しない
のっ! そっちこそ、電話で顔が見えないからってそうやって余裕こいてる振りしても無駄な
んだからっ! だいたい昨日だって兄貴の方からキス……って、そこぉ、瑞樹ぃ! こそこそ
聞き耳立ててないでさっさと持ち場に着けぇーーーーっ!!』
112突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:52:19 ID:4YUCSX+D
「……………………………………」
『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……』
「……………………………………」
『……………………で、何処まで話したっけ?』
「何処までもなにも、代名詞と指示代名詞ばっかで話が全然見えないんだが?」
『あ、あぅー……』と気まずそうな唸り声『…だ、だから、昨日の……』
「だからイマラチオと口内射精だけで、触ってもないのにお前がイッちまってショーツの中に
潮吹きながら気絶………」
『「いまらちお」って何………じゃなくて! あたしが言いたいのは、そのぉ……』
「その?」
『い、いいいいいいいいい、い………』
「イイ? そんなに良かった?」
『う、うーん……するまでは「おしっこの出るところ舐めるなんて変態だぁ」とか思ってたけ
ど、やってみると案外快感って言うか、「お兄ちゃんのがイイの」って思えて来たりして。あ、
あと想像してたよりも結構美味し…………って、それも違ーーーーーーうっ!!』
「そ、それで………?」
そろそろ先に進ませないと、鼓膜が破れて耳から血が吹き出しそうだ。
『だだ、だから、いいいい………』
「…………………………………………」
『いいいい、一回くらい抱かれたからって、あたしが兄貴のモノになったとか変な勘違いしな
いでよねっ! あれは同情って言うか気まぐれって言うか慈善事業って言うか………とにかく
彼女作れなくって悶々としてる兄貴が可哀想だと思ったから仕方なく慰めてあげただけで、そ
の……』
「その?」
軽い(?)オーラルセックスをしただけで抱かせて貰った訳じゃない、という言葉は飲み込ん
で先を促す。まぁ確かに気持ち良かったし。
『………その……ああ、あたしってば実際、甲斐性無しの兄貴なんかには勿体ないくらいの良
い女で、本当なら兄貴が逆立ちしたって手が届かないコだから、だから………』
113突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:53:44 ID:4YUCSX+D
「………だから?」
ひょい、と手を伸ばして先程ベッドの上から落ちた物体を拾い上げてみる。
『だから、あの、その、だから、えっと………』
(ぺらり)
「……………………リカ?」
『な、なに?』
「今度、休みの日にでもドライブに連れてってやろうか?』
『え……えぇっ!?』
「だから、二人で遊びに行こうかって言ってるんだよ。もっとも金が無いから、モテモテのリ
カを満足させるほどの豪遊は無理だけどな?」
『ば、馬鹿にしないでよね! あ、あたしはっ、物でデートの価値を決めるみたいな心の狭い
ケチな女じゃありません!!』
「そっかそっか、じゃあオーケーしたと受け取って良いな?」
『こ、この年になって兄貴と遊びに行くなんて恥ずかしくって気が進まないけど……あ、兄貴
がどうしてもって言うなら、他に誘う子もいない兄貴が可哀想だし特………』
「どうしても。」
『って即答っ!?』
「ど・う・し・て・も・!」
『わ、わかったわよぉ……』とまんざらでもないご様子『……で、でも勘違いしないでよね。あ
たしは別に兄貴の彼女とかそんなんじゃなくって、妹として兄貴に付き合ってあげるだけなんだ
から、その、余計な思い違いっていうか自惚れは迷惑なんだからねっ!』
「わかってるわかってる。んでリカは、他のデートの約束とかないんだな?」
『ある訳……じゃなっくて! その日は空いてるわよ。たまたまだけど……』
「ほぉ、そりゃラッキーだな。」
ちなみに、まだ日付指定はしていないぞリカさんや?
『それと、また兄貴が変な誤解しない様に念のために断っておくけど! その、あたしは軽薄っ
ていうか慎みがないっていうか、てて貞操感の貧弱な馬鹿女じゃないから、えっと……』
「どうしても、リカと、したい!」
『うわうわっ!?』
114突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 02:55:29 ID:4YUCSX+D
「で、お返事は?」
『………それは………リカ以外に、したい相手が居ないから?』
「そうそう。一度リカとしちゃったら、もう他の女じゃ満足できそうにないんだよな〜。」
『う、うぅ〜……』と再び唸るリカ『……しょ、しょうがないなぁ兄貴は。リカ以外と出来なく
なって、溜めすぎて病気にでもなったら可哀想だし後味悪いから……リカが、その、助けてあげ
てもいい、かな。』
「そうか? 悪いな? リカが可愛くて優しい妹で、ほんと嬉しいよ。」
『え、えへへ……♪』
「それで、リカは何時が良い?」
『お店の定休日だったら何時でも良いよ。本当は出来るだけ兄貴に合わせてあげたいけど、いま
は昇進したばっかだから暫く有給は………って何よ? いま取り込み………え? まじ? もう
そんな時間?』
そういや、そろそろ開店時間だったか。
『ごめん兄貴、また電話するから。それから朝ご飯用意してあるから温めて食べて。あと時間無
かったから私の服洗濯籠の中に入れっぱなしだけど勝手に触ったら殺すよ。それとそれと冷蔵庫
に………ってああん! わかったわかったからぁ! じゃあ兄貴……』
「頑張ってこい、愛してるぞ〜!!」
『ば、ばばば、馬鹿ぁーーーーっ!(ぶつっ)』
(つーつーつーつーつー、ぴっ。)
「ったく、落ち着きがない奴だなぁ。」
リカが忘れていったパスケース。その中に大事に挟んであった写真の中の自分の姿を見つめなが
ら、俺はしばらくの間、ちょっとした優越感と幸福感を味わっていた。
115名無しさん@初回限定:2005/07/03(日) 03:08:26 ID:VzEfZIAQ
リアル遭遇してますた(*´∀`)
ツンデレリカたん(*´д`)ハァハァ
突発屋氏おつです!
…自分も壊れたリカたん見たいですw
116突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/03(日) 03:12:45 ID:4YUCSX+D
ご覧頂ければ判ると思いますが、実は今回の最終話が本命。
それまでの話は全部『前振り』に過ぎなかったりしますw
里佳子のキャラ性を固持したかったのも、この辺りが理由な訳でして……(汗)


>>103>>104
と言うわけで、ちょっとご期待には……
117名無しさん@初回限定:2005/07/03(日) 03:13:53 ID:HoJRa9dA
突!発!屋! 突!発!屋!
激GJ! 「あーーーんっ!」にクラクラきましたよ。
こんな時間まで起きてて超ヨカタ。
118名無しさん@初回限定:2005/07/04(月) 00:04:52 ID:pCkd6y6+
朝起きたら妹が突然ビーチフラッグをしようと言い出した。
で、俺は勝ったんだが……何故か妹は嬉しそうだ。
「……私のフラグを……」
……どういうことだ?
次の日から妹の態度が妙に思わせぶりだ。
俺より先に起きて弁当作り出すし、登校もべったりくっつくし。
……言わなきゃ、いけないよな……。
俺には……彼女が……。



っていう話キボンヌ。
119名無しさん@初回限定:2005/07/04(月) 02:17:52 ID:s9mr421p
朝起きたら妹ルートに入ってた…

…しかもいきなりHシーンかよ!
120朝起きたら、妹ルート?:2005/07/04(月) 07:42:00 ID:VZim8RiO
「…んくっ…ぁんっ…んっ、兄貴…。」…妙に恍惚とした妹の声で、目が覚めた。 「…兄貴…、ぁあっ…イジワル、…んあっ…。」「………飛鳥、ナニしとんのや。」 「………兄貴のノベル読んどったら、我慢できんくなってん…」「 ……。」
121名無しさん@初回限定:2005/07/04(月) 07:46:13 ID:VZim8RiO
…駄ネタでごめんなさい…orz
122名無しさん@初回限定:2005/07/04(月) 22:09:05 ID:zd7ayeer
宮崎重明を思い出した。
123名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 00:10:11 ID:ri3imB0z
朝起きたら妹に攻撃目標を指示された
124名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 03:01:07 ID:cFLfDw4i
朝起きたら妹が自分は義理の妹だといいだした
125名無しさん@初回限定:2005/07/05(火) 06:56:30 ID:hnlWx3jM
>>123
「トラックナンバー2184、連合艦隊旗艦大和」
妹よ、お前は菊○三佐か
126Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/05(火) 17:40:08 ID:TGLAt8jL
「で、何を読んでたんや?」 「…………。」
「…ん?」 「…コ・コ・ロ…。」 「……orz」


アアルさん、どうされたのでしょうか。(by雪那)
127名無しさん@初回限定:2005/07/06(水) 22:04:19 ID:N0ODQlpT
朝起きたら、妹に握り潰された。
128名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 00:30:37 ID:iYlAEMWw
朝起きたら妹が短冊に願いを書いていた。
129名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 16:51:14 ID:ri6pgUeF
『兄さんと血のつながりがなくなりますように』
130名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 20:02:57 ID:PCBvBsVq
『アニキといつまでも一緒にいられますように』
131名無しさん@初回限定:2005/07/07(木) 22:31:05 ID:iYlAEMWw
『お兄ちゃん大好き』
132名無しさん@初回限定:2005/07/08(金) 00:33:05 ID:jhFu61Xy
『同性結婚が認められるようになって、お姉様と結婚できますように。』……雪那…orz
133名無しさん@初回限定:2005/07/08(金) 09:58:08 ID:ZuU6y1dj
妹多発テロ発生。
134突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/08(金) 17:31:54 ID:oS+Cs8mY
「あれ、兄貴?」
よっ、と挨拶しながら目が点になっている妹の顔を堪能。飯を集りに来た、という建前で数
ヶ月ぶりに訪れた実家。折角だから少し驚かせてやろうと思って、不意打ちで里佳子の部屋
をノックしてみたわけだ。
「どど、どうしたの? 突然?」
緩みそうに顔を必死で引き締めながら警戒感丸出しを装うと難儀している妹だが、残念な事
にその迷いがそのまま表情に表れているらしく、ひくひくと微妙に引きつった何とも締まり
のない笑みが出来上がってしまっていた。
我が妹ながら、馬鹿正直な奴め。
「ん? たまには家庭料理って奴で栄養価のバランスを取り戻そうかと思ってな。それから
ついでに寂しくて死にそうになってるリカとも遊んでやろうかと。」
と言いながら頭に手をおいて、柔らかい髪をなでなでしてやる。
「あ……あたしは……犬か何かじゃありませんーん!!」
文句を言いつつプイと横を向くが、決して逃げようとしない辺りがリカらしい。何だかんだ
言っても本質的に子犬ちっくな奴なんだよな、昔から。
「あ、そうそう!」そんな様子を暫く眺めていたかったが、いまは本命が優先である「友達
が遊びに来てるぞ。たしか井口さん……だったっけ?」
「………瑞樹が?」
「ああ。何でも忘れ物を届けに来たとか言ってたぞ?」
「へ? なんで? 明日にでもお店で渡しくくれればいいのに……」
変なの、と首を傾げるリカ。もちろん、俺の差し金だとは知る由もない。
「ま、それなりに事情があるんだろ?」
「そう……そうかもね……」
「………………………………………………」
「………………………………………………」
「……………………………………………で、兄貴?」
「うん?」
「手、そろそろ離してくれないと動けないんですけど……?」
「おー、そっかそっか。リカの髪の手触りがあんまり良いから忘れてたよ。またあとでタッ
プリと撫で撫でしてやるからな?」
「いい、いーりーまーせーんーーんっ!!」
135突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/08(金) 17:33:15 ID:oS+Cs8mY
兄貴のすけべーっ、と耳まで真っ赤に染めたリカの豪快な足音が階下へと去った事を確認し
てから部屋の中に忍び込む。今日は七夕。ああ見えて実は少女マンガ好きで夢見る乙女を地
でやっているリカのことだから、口には出しにくいお願いなんかを短冊に書き出してる可能
性が非常に高い。やはり兄貴としては、そういうニーズもしっかりとリサーチして適当に叶
えてやらなければなるまい。
「どれどれ………っと、やっぱり書いてやがる。」
やっぱ『お兄ちゃん大好き』とか『アニキといつまでも一緒にいられますように』 なんて
可愛いこと書いてやがるのかな? それとも『お兄ちゃんのお嫁さんになれますように』と
か『私の想いが届きますように』とか読んでる方が恥ずかしくなるみたいな……

『兄貴のぐーたらが治りますように』
『早く兄貴が社会復帰しますように』
『兄貴のセンスの悪さが少しでもマシになりますように』
『妹として恥ずかしくない兄貴になってくれますように』

がちゃ。
「…………うわ兄貴! 何勝手に部屋に入ってるのよっ!?」
「……………………………………」
「しかもなに? 無断で短冊読まないでよ……………って兄貴?」
「う、うう………」
「……え? なに? どうしたの?」
「ううっ、うううううっ………!」
「やだ、兄貴泣いてるの? ど……どうして?」
「なになにリカりん? 一体何が………って、えぇっ?」
「兄貴、兄貴ってばぁ!!」
「…………もしかして、リカりん?」
「ちっ、違うって! あたし何もしてないよぉっ! だから……ちょっと兄貴ぃ!?」
136突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/08(金) 17:35:07 ID:oS+Cs8mY
「うわー、こりゃ確かに凹むわぁ……」
「違……っていうかこれは下書きなのよっ! まだ釣ってもないのに勝手に誤解して人のこ
と犯罪者見るみたいな目で見ないでよねっ!!」
「お兄ちゃんは深ーく傷ついたぞ、リカりん?」
「兄貴までリカりん言うなぁっ! あれは完成品じゃないって言ってるでしょうがっ!?」
「………というか、マジでこれを釣る予定だったのかあんたは……」
それから数分後。やっとのことでダメージから立ち直った俺とリカ、そして井口さんの三人
で即席のティータイム。リカが煎れたアイスティーと井口さんの手土産のマドレーヌを囲ん
で、この場で最もいじり甲斐があるリカを肴に座談会。
「べ、別にいいじゃない。あれはあくまでも家の笹に付ける分なんだから。まさかお店のに
あんなの釣ったりはしないわよっ!」
「うわ開き直ったぞこいつ。」
「しかも逆切れ起こしてるし………」
「う、ううぅ………!!」
「なぁ井口さん? こいつ、仕事中でもいつもこんなにツンケンしてるのかな?」
「うーん、確かに万年生理不順みたいな子なんですけど……お店ではここまで酷くはないで
すね、さすがに。」
「せ、せせ、生理不順って………」
「ほーお、それは大変そうだなぁ……」と、ささやかな下ネタでバグりつつたるリカの頭に
手を置いて撫でながら言葉を継ぐ「……でもまぁ、根は良い子だけど手が付けられない堅物
で、おまけに短気なのは昔からなんだよ。仲良くしてあげてくれよな。」
「ええ、それはもう! 私も高校時代からの付き合いなので、ちゃんと心得てますから。」
「な、な、ななななな………!!」
「でも、あれですよ? 最近は、ちょっと変わってきてまして。」
「へぇ、どんな風に?」
137突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/08(金) 17:36:31 ID:oS+Cs8mY
「えへへ、ここだけの話ですけどね……」と悪戯っぽい表情で内緒モード「……ここ最近は、
何かというとお兄さんの話ばっかりなんです。『ちょっと聞いてよ、兄貴ったら……』とか
『兄貴がねぇ……』とか『ほんとにうちの兄貴はさぁ……』って、愚痴半分自慢半分のノロ
ケ話ばっかり聞かされてましてね、こっちはホントお腹いっぱいですよ〜。」
「そうなんだ? 俺はいっつもいっつも説教されてばかりなんだけどなぁ?」
腕に少し力を加え、髪を掻き混ぜるようにして撫で続ける。
「……だだ、だから本人の前でそんな嘘を………」
「嘘もへったくれもないでしょ。なんなら証人集めてみようか、お店で?」
「う、ううう………!」
「と言うわけで学生の頃から『その気』があるのは薄々感じてましたけど、リカりんったら
実は根っからのブラコンなんですよね。理由は知りませんけど。」
「そっかそっか、実はリカはお兄ちゃん大好きっ子だったんだ?」
「う、ううう〜!!」
「だけどこの子、昔っから人褒めるの苦手なんですよ。だからどうしても……」
「っだーーーーっ! だから、本人の前でネタにするなーーーーーーっ!!」
リカ大爆発。俺の手を振り払って立ち上がると、大魔神のような形相で俺と井口さんを見下
ろす。すかさずグラスを待避させる二人。
「ちょちょ、調子こいて自惚れないでよねっ。あたしは兄貴が格好悪くって甲斐性無しで
優柔不断で鈍感で、そのくせ変な事だけ妙に上手いから怒ってるのよっ! それに瑞樹も勝
手に話を膨らませないでよねっ! 私は兄貴の事が情けないから愚痴ってるだけで、別に兄
貴のことなんて、その………」
出だしこそ勢いがあったが、だが後先考えず感情にまかせての声は尻つぼみに。
「…………じゃ、お兄さんのこと、興味ないんだ?」
「…………嫌い………」
「全っ然、気にならないんだ?」
「……き、嫌い嫌い、大っ嫌いっ!!」
「それって意識しまくり……って、うわっ?」
「あんた喋りすぎ! 強制退去っ!!」
「痛い痛い痛いってば。ちょっと離してよ、リカりん落ち着いて………」
「だからっ、人前でリカりん言うなぁーーーーーっ!!」
「それじゃお兄さん、また遊びに………」
「人の話聞きなさいよっ! っていうか二度と来んなぁぁぁぁぁぁ!!」
138突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/08(金) 17:38:24 ID:oS+Cs8mY
そして後日談。あの子必死に筆跡誤魔化して、しかも誰にも見えないように隠れて一番上に釣
ってましたけどね、と井口さんが密かに回収して持ってきてくれた短冊には。

『良い子になれる魔法が欲しい』
『もうちょっとだけ、胸が欲しい』

……と、小さな字で恥ずかしそうに……
「没収っ!」
「ああリカ、胸だったら好きな男に揉ませて女性ホルモンを分泌させれば………ごふっ!?」
139名無しさん@初回限定:2005/07/08(金) 17:39:46 ID:9rjQU1wQ
突発屋いつもながらグッジョ――――――――――――――――――――――――ぶ!
140名無しさん@初回限定:2005/07/08(金) 18:17:04 ID:DKm4A4u2
はやいよw
141突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/09(土) 16:48:31 ID:j90yawrI
なんか食い付きが少ない……。
やっぱ、プチえちぃの以外は評価されにくいのか俺は?w
142名無しさん@初回限定:2005/07/09(土) 17:01:41 ID:rPBbvTwZ
いや、もぅ、GJでしたよ>突発屋氏
143名無しさん@初回限定:2005/07/09(土) 22:18:53 ID:YYeWurqN
いらないラジオ終わった
144名無しさん@初回限定:2005/07/09(土) 22:21:15 ID:YYeWurqN
スマン、2ch初誤爆。忘れてやってくれ。

朝起きたら妹が机の引き出しにつっかえてた。
145名無しさん@初回限定:2005/07/09(土) 23:06:52 ID:JBRGfaDG
朝起きたら妹に、「アニキのアホ…ウチはずっと待っとんやで…」と言われた。
146名無しさん@初回限定:2005/07/10(日) 02:28:20 ID:xB0qdVf7
http://anizoku.net/library/etc/not.html

無理。妹は、攻略できんよ。
147名無しさん@初回限定:2005/07/10(日) 07:33:51 ID:Q1RPdtiD
今は実妹もOKなのよ♪
148Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/10(日) 23:54:26 ID:HvNz3wtT
朝起きたら妹が、PC復帰できた!ありがとう!と言っていた。
…そんなわけで、とりあえず生存報告です。
149突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/11(月) 00:24:38 ID:W5QFNTao
Y氏、生存報告乙です。

では、そのネタで一本書いてみますかw
150Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/11(月) 01:38:03 ID:SfL07+sy
朝起きたら妹に、「アニキのアホ…ウチはずっと待っとんやで…」と言われた。
…待て、落ち着け、くぁwsdrftgy(ry……うちの妹の雪那は、発情したら僕以上に色情魔のようだった。
ちなみに、雪那は新たな妹(妹系?)キャラとして生み出しました。
…寧ろこっちで書いて頂けたらなぁと(マテ…)冗談ですorz
151名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:07:54 ID:MRRmjjJL
朝起きたら妹に、リファインされていた。
152名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:11:37 ID:CAY3UjyZ
朝起きたら妹に、フィリピンされていた。
153名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:37:28 ID:U3tMYao/
暇なので書いた時期遅れの七夕ネタ
朝でもなんでもないとかあざといネタだとかは勘弁してください(ノ∀`)

「さーさの葉さーらさらー 軒端に揺れる……」
家の門扉の前で、そんな歌を聞いた。流水のようになめらかで、そしてほどよく冷えた声。
俺がもしここの家の人間じゃなかったら、きっと立ち止まってしばし耳を傾けたに
違いない、そんな歌が夕刻の大気に流れている。
「ただいま」
俺は門扉を抜け、庭先の妹に声を掛けた。
「おーほしさーまーきーらきらー きーんぎーんすーなーごー……
おかえり兄さん。遅かったね」
一応歌い終えてから妹……水月は振り返った。肩の上で切った、というか「切り落とした」
という感じの髪が頭の動きに合わせてさらりと揺れる。
「ああ、まーな」俺は適当に頷いて、「でだ水月。単刀直入に聞くが」
「うん。なに?」
「……ソレ、何?」
これ? と水月は傍らのソレを見た。そしてこちらに向き直り、
「見ての通りに笹じゃない。兄さん、目が悪かったっけ?」
んなことは見りゃ分かる。
「そうじゃなくてな。……ものっそいゴテゴテに飾られてるところ」
「見ての通りに短冊」
まあ、見ての通りには違いないんだろうが……。
俺は笹のところまで歩いて、なにやら妙にでかいソレを見上げた。
なるほど、どうしてこんなでかいのが立っているのかと思ったが、樋に紐で結んで立てたのか。
この手の作業を俺に頼んでくれなかった水臭さは感じるが、しかし問題はそこではなかった。
154名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:38:28 ID:U3tMYao/
「いやな、水月。クリスマスの飾りじゃないんだから」
そう、この笹はまさに『クリスマスツリー』と喩えるのが最も相応しいように思われる有様に
なっていた。
もう短冊だらけ。五色の短冊が嫌がらせのように、さもなくば笹の筋力トレーニングに貢献し
ようとしているかのように結ばれまくっている。
笹は精一杯に枝を垂らしているが、既に色々な面で限界のように見える。
「一つに絞れよ、願い事」
我ながら非常に的確な指摘だと思ったが、水月は何を言う、とばかり眉をひそめた。
「何を言うのかなあ兄さんは。せっかくの七夕なんだから、願いはするだけ押し付けて
おかないと損じゃない」
「織姫彦星の猥褻タイムの妨げになるだろ。ちょっとは勘弁してやれよ」
「神様だもの。大丈夫よ」
根拠ゼロだが水月はそのフラットな表情を変えもしない。こいつはマジだ。
「それに、もし仮に織姫と彦星が互いの肉欲を貪りあうのに夢中になって、願いを一つしか
叶えてくれなくても大丈夫なようにはしてあるの。わたしに抜かりはないんだから」
前半にこの春女子高生になったばかりの女の子がしてはいけない表現があった気がしたが、
兄の情けでスルーしてやることにした。
「で、その対策ってのは何だよ?」
「あれ」
言って、水月がぴしりと天を指差した。
残照のオレンジと蒼の残骸が混在した、曖昧な色の空しかないようだが……。
いや、違う。それだけじゃない。
俺も空を指差し、
「一番星みーつけた!」
「笹の先端を見なさい愚物」
155名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:39:51 ID:U3tMYao/
どうしようもないほど辛辣な突っ込みが入った。
軽くへこみつつ笹の先を見ると、目に付くものが一つ。
「短冊?」
よく見ると、とんでもない量の短冊は笹の下から中ほどまでで、上のほうにある短冊はほと
んどない。先端近くともなると、一枚すら見当たらなかった。先端の一枚だけが、神に捧げ
られた供物のように孤独に揺れている。
「優先順位の高いお願い事は空から見えやすいように上に配しているってわけ。神算鬼謀って
感じじゃない?」
「賢しらな猿知恵ってとこだな」
「ひど……」
軽く傷ついたらしい。無表情ながら、落胆オーラが少し出た。
「あー、嘘だよ嘘。まあロマンチックな観点から見ればなかなかさ」
ぽんぽんと頭を撫でてやる。
「子供扱いは好きじゃない」
こいつが目を伏せて何かを言うときは嘘を言っているときだ。今はどうかなどは言うまでもない。
しかし、こいつは何を書いたのだろう。少し気になったので手近な一枚を手に取ってみた。
――『世界平和』。
……こんなに優先順位低いの? マジで?
別のを手に取る。
――『兄さんの浪費癖が治りますように』。
……まあ何だ、ごめんなさい。
――『兄さんの寝相が悪いのが治りますように』。
……俺は小学生か。
――『兄さんがギリギリにならないと試験勉強を始めないのをどうにかしてください』。
「って、ちょっと待て!」
156名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:41:59 ID:ghhOfJjU
「ん、なに?」
「おまえ俺の欠点改善ばっかり願ってるのか!?」
「そんなことないよ。ちょっとは他のもあるし」
ちょっと!?
俺は内心で戦慄しつつ、片っ端から短冊の文言を読み漁った。
『兄さんのものぐさが治りますように』『兄さんの記憶力がどうにかなりますように』『兄さんが
いい加減にピーマンを拒まなくなりますように』『兄さんが……』
――いや、これ以上読み進めるのはよそう。
自我が崩壊しそうだ。
震えながら、背を向けたままに俺は訊く。
「水月。……俺はそんなにも欠点だらけですか?」
んー、と首をかしげている気配が伝わってくる。
「……聞きたい?」
「……いや、やっぱりいい」
「果てしなく欠点まみれだよ」
「拒んだんだから言うなよ!?」
人生でかつてないほどいたたまれなくなった俺は家に飛び込んだ。
目が熱いのは気のせいだと思いたい。


兄が家に飛び込んでいくのを見届けると、その場に一人残った水月はゆるく微笑した。
「ふふっ」
滅多にない声つきの笑いを漏らすと、制服のポケットから短冊を一枚と筆ペンを取り出し、さらりと
一筆。出来上がるのは、『兄さんの打たれ弱さが治りますように』と書かれた短冊だ。
それを笹の下のほうに結びつけると、彼女は空を見上げる。
157名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 21:43:22 ID:ghhOfJjU
残照は既に山の向こうに去り、空を満たすのは濃い蒼と、徐々に現れだした砂浜の石英のような星々だ。
梅雨時とは思えないほどに高く抜けた空は、年に一度しか逢瀬を許されない恋人たちにとっては、絶好の
逢引日和だろう。
逢えて嬉しいのは分かるけれど、せっかくだからわたしの願いも叶えて欲しいな、とだけ水月は思い、
家の中へと足を向けた。母が遅くなると連絡を入れてきたから、今日の炊事当番は彼女なのだ。
「よろしく……ね」
ぱたん、と扉が閉ざされれば、夜の近い住宅街に残るのは静寂と、熱を失っていく大気だけだ。
ざあ――と風が笹を揺らす。
短冊が早瀬に惑う木の葉のように揺れた。
風は一番上の短冊も漏れなく揺らしていった。
それが、下を向いていた短冊の表を空に向けた。
短冊に書き込まれた字は、何度も重ねて書かれたせいか酷く稚拙なものに見えた。

『兄さんとずっと一緒にいられますように』

空の神さまは、それを見ただろうか。
158名無しさん@初回限定:2005/07/11(月) 23:52:37 ID:UMv10ojm
グッド!
いじめっ子な妹イイ!
159名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 17:04:26 ID:IC+VM/Nt
朝起きたら、妹が変身ヒロインだった。

「というわけで情報提供者には報奨金が出ます。
 知っていることがあったらすみやかに吐くように」
まて、寝起きの頭を使って考える。
妹よ。経緯から説明するように。
「バイトの時給アップを交渉、上級職の紹介。
 適正審査に合格、変身ヒロイン誕生。OK?」
まてまて、お前のバイトはファミレスのウェイトレスだろうが。

…まさか宿敵のアジトがこんな身近にあったとはな…

いや、なぜ俺に聞く?こんな朝っぱらから?
「昨日のダークユキエの市街襲撃。兄上は驚いてはいたが冷静だった」

…あの混乱でなかなかよく観察してたじゃないか。こりゃ迂闊なことは言えんな…

それにしても変身ヒロイン?何の冗談だ。まだ寝ぼけてるんじゃあるまいな。
話を逸らしてみる。時間を稼いですぐに頭をハッキリさせないと。
なるほど、低血圧な俺の弱点を突いたわけか。
「百聞は一見にしかず、目ン玉かっぽじってよく見る」
むむ、指輪とピアスを合わせて…?
160名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 17:05:46 ID:IC+VM/Nt
キュバッ!

をを!光が一閃。エプロンドレス姿の戦闘服で世間にお馴染み、
アサルトエンジェルストライクマジカルバスター山猫チーム、
略して通称ウェイトレスさん戦隊の格好じゃないか!

おいこら、変身途中で裸になるお約束はどうした!
途中をすっ飛ばすなんてそんな美しくないことをするんじゃない!
いや、そうしたら他の男共に妹の裸を見られてしまうじゃないか!
そんな破廉恥なマネ、お兄さんは許しませんよ!
というわけで例外的にヨシとする!

「気は済んだ?」
うん、まあ。それよりもそのピアス、親から貰った体に傷を付けるなんて
兄さん感心しないな。
「兄上は人のこと言えない」
しまった、この前一緒に風呂に入ったときに両肩に入れた刺青を
見られているんだった。ファッションと誤魔化したが実は幹部の証なんだ。

まさかダークユキエさんの妹、フォービドゥンハルエさんの色香に惑わされて
ホイホイついて行ったらいつの間にかゲヘナ振興会に入会してたなんて、
兄の威厳にかけて決して言えない。

しかし…
ウェイトレスさん戦隊の中の人がホントにウェイトレスだったなんて、
判り安過ぎて逆に分からなかった。盲点だった。

「それより情報提供。なにか知っていることがあるはず」
むむむ、いつも通りの無愛想ヅラだが、こちらを探るように睨んでくる。
兄さんはその視線に弱いんだ…さて、どうしたものか…
161名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 17:22:22 ID:IC+VM/Nt
前スレの966・975です。
なかなか筆が進まないので、とりあえず思いつきの短編投下してみました。
だいたいの粗筋を決めて主要な人物達を配置したところで、
自分にはキャラクターの名前が思いつか(け)ないことに気がつきました。

そんなわけでこの兄妹たちは名無しになりましたが、
皆さんのお好きなように(脳内で)名前を付けてあげてください。
162突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/13(水) 20:54:59 ID:8lmzdMJ0
「目標、接近中の戦闘機群。ESSM諸元入力開始ぃ!!」
「………………………………」
前々から思っていたことではあるが、一度、こいつの頭かち割って中身を見てみたい物だ
と改めて感じた或る朝。相変わらずの下着姿で布団を蹴散らし、嫁入り前の半裸心を惜し
げもなく大の字で披露してくれている我が家のご令嬢は、やはり今朝も豪快に寝過ごし妙
な寝言を口走っていた。
「射程圏内に入り次第一次攻撃、六機を発射ぁ。続けて第二次攻撃の照準………」
「三佐、四時の方角より魚雷推進音四、 距離二千。」
と、こういうのを見せられてしまうと悪戯をしたくなるというのが人情である。柔らかそ
うな耳に唇を近づけ、小声で夢の世界に割り込んでみる。
「う、うぐぅ……」すると、涎が垂らした口の端が微妙に動く「……急速潜行ぉ。深度二
百五十、進路二二八ぃ。七番八番にデコイ装填、注水開始ぃ……」
おいおい、潜行って……イージス艦じゃなかったのかよ? というか魚雷発射管が八本も
ある潜水艦なんて………作者繋がり?
「七番八番、発射管開口。デコイ発射と同時に機関停止ぃ。」
っとと、ンな事考えてる間も夢は進行中らしい。
「攻撃源と思われる不明艦を探知しました。距離三五〇〇。更に十二時方角にも新たな艦
影を捕捉。」
ほれほれ、包囲したぞ奈留坊?
「う、ううう〜!」
「前方の不明艦の魚雷発射管注水音も確認。後方より、更に推進音多数。」
163突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/13(水) 20:55:28 ID:8lmzdMJ0
「うううぅ〜……」更に歪む寝顔「……あ………アステロイドベルトを後方に展開。ショ
ックカノン一番二番、直接照準。艦首ミサイル、全段発射ぁ……」
あるてろいどべると? しょっくかのん? なんだそりゃ?
「………コスモタイガー全機発進。前方二万宇宙キロに展開ぃ!」
………………宇宙戦艦ヤマト?
「………続けて拡散波動砲チャージ開始ぃ。電映クロスゲージオープン。総員対ショック
対閃光防御………」
しかも白色彗星編………というか待てや! 戦闘機隊を全滅させる気かお前は?
「艦長代理、機関部に被弾! 波動エンジン出力低下!」
「む、むぐぐぐぅ………」
まぁ奈留坊の夢の世界の住人にそこまで気を遣う必要もないとは思うが、やはり自艦の艦
載機を手前の主砲で消滅させたとなっては後味も悪い。艦長代理には悪いが波動砲の無分
別な使用はご遠慮いただこう。
「………ではスールーぅ、フェイザー砲発射中止ぃ。艦首光子魚雷装填。チェコフ、速度を
ワープ3からワープ5へ増速……」
「……………………………………………………」
「………スコットぉ、フェイザー用のエネルギーを全て全面シールドにまわせぇ……
「……………………………………………………」
「スポック、恒星R22の重力を利用して回避運動……」
「……………ていうか、ええ加減に目を覚まさんかいボケェっ!!」
「は、はぅ〜〜〜〜〜〜〜っ!?」


「健ちゃん、最近優しさが足らへ〜〜〜〜ん!」
「知るか! それよりも奈留。」
「うん?」
「お前実は、昭和一桁生まれだろ?」
「???」
164突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/13(水) 20:58:06 ID:8lmzdMJ0
小ネタです>挨拶w

>>161
乙です。
次の投稿をお待ちしてます。
165名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 22:53:22 ID:eBB7lHrC
独りよがりのネタって恐ろしくつまんねぇ・・・。
書いてる奴の趣味丸出しってキモいよ
166名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 22:58:13 ID:e6z05IJ0
167突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/13(水) 23:12:30 ID:8lmzdMJ0
>>165

うぐぐ、精進しますぅ……(汗
168名無しさん@初回限定:2005/07/13(水) 23:35:18 ID:mCdUabGU
>>167
分かりづらいネタは万人受けしないということで。
反応があるうちはまだまだ読んでいる人がいるということでもありますが。
169名無しさん@初回限定:2005/07/14(木) 00:59:25 ID:stSNYZAq
完全に万人受けするのは無理。
とは言えど範囲が狭すぎるのも考えもの。
難しいところだ。
170名無しさん@初回限定:2005/07/14(木) 07:43:05 ID:iCizDvr6
三十代なら判るんじゃね?
ワシはワロタが。
171名無しさん@初回限定:2005/07/14(木) 10:00:44 ID:1UdasvlY
めいっぱいワロタ私は40代
172突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/14(木) 22:45:04 ID:fYwLM2Pa
と言うわけ(?)で気を取り直して一本。
一応、予告編みたいな感じで読んでいただければ幸いです。

「あら、お兄様………お出かけですか?」
ジャギーがかったミディアムロングに穏やかな曲線を描く眉、そして深みのある大きな瞳と程
良い血色の小さな唇。化粧という単語とはおおよそ無縁で年に似合わない落ち着いた雰囲気を
持つ小柄で色白で、何処か儚げな美少女。濃い紺色の髪と瞳の妹は、やはり簡素で飾り気のな
い半袖の制服姿で、夏の日差しを避けるように木陰の下をしずしずと歩いていた。
「ああ千歳、今日は早いんだな?」
「はい、そうですけど……」不思議そうに首を傾げると、その後を追うように耳を覆うミディ
アムロングの毛先がサラリと揺れる「………でも兄様、今日は締め切りの日で安田さんがいら
っしゃるのでしょう? お迎えして差し上げなくて宜しいのですか?」
「そ、そうだったか? 明日だったような気もするが?」
そして、そんな視線に耐えられず目を背けてしまう俺。
「いいえ、今日です。今朝、雪乃さんに伺って…………まさか、兄様ぁ!?」
「うん?」
「もしかして、また逃げてらしたんですか?」
つかつかつか、小刻みな足取りで間合いを詰めてくる千歳。
「いや、別に逃げてきた訳じゃないぞ。ただ、ちょっと煮詰まったもんで、その、気分転換に
外の空気でも………うわっ!?」
「安田さんにお会いにならないんだったら、同じじゃないですか!」至近距離、俺の胸までも
届かないながら『めっ!』と言いたげな瞳で下から睨まれてしまう「兄様のお仕事がとても繊
細で、なかなか予定通りに進まないのは良く存じているつもりです。ですが、それでも締め切
りに間に合わないからと言ってコソコソ抜け出したりして、残った雪乃さんに全部押しつけて
しまうなんて殿方らしくない卑怯な行いだと思います!」
千歳はいつでも真っ直ぐだ。決して自己主張が強い子ではないが、自分が正しいと思っている
限りは常に正面から相手の目を釘付けにし、凛とした声で意志を訴えてくる。その中でも事俺
に関しては、千歳の主張が実に顕著になる。
173突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/14(木) 22:45:59 ID:fYwLM2Pa
「それは、あー…………すまん。」
そんな正論をストレートにぶつけてくる千歳に逆らえるわけもない。
「に、兄様……」
「煮詰まっちまったのは本当なんだ。だから少し考える時間が欲しかったんだが、どうも安田
君の困った顔を見ちまうと反って焦りが先に立ちそうでね。だから一人で頭を冷やしたかった
んだよ。雪乃さんにも安田君にも申し訳ないとは思うんだが……」
「……………………………………………」
「本当に不甲斐ない兄貴だな。申し訳ない、千歳!」
「に、兄様……」目上の存在である兄に頭を下げさせてしまった、もしかしたら少し責めすぎ
てしまったのではないかという困惑と後悔で大きな瞳が揺れる「……千歳は、別に兄様を困らせ
たかったのではありませんから………」
そう言いながら、自分の方が困ってしまって視線を泳がせている姿が何とも愛らしい。
「後で家に電話を入れることにするよ、安田君にもちゃんと謝る。」
「は、はい……」
「それで許して貰えるかな、千歳?」
「ち、千歳は、兄様を嫌ったりなんかしていません。」頬を染め、今度は自分が逃げるように
俯き加減になる妹「それに、兄様が一生懸命にお仕事をなさっているのは千歳が一番良く存じ
ています。兄様は、まだ独り立ち出来ない千歳を養って下さっているのですから。」
「お……おいおい、前から言ってるけど兄妹でそんな……」
「兄妹だから………足手まといは嫌です………」
『…………………………………………」
「ですから、千歳も兄様のお手伝いをしたいです。兄様は、少しだけ考えをまとめる時間が欲
しいだけなのですよね?」
「まぁ、そんな感じかな?」
「でしたら、千歳が安田さんにお話します。兄様が良いお仕事をするための時間を頂戴出来る
ようにお願いしてみます。」
「…………千歳が?」
まぁ、それで引き下がる安田君とも思えないので先に電話交渉しておく必要はあるだろうが。
「はい、でも………」と照れ臭そうな笑み「……これっきり、ですから……」
174突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/14(木) 22:48:37 ID:fYwLM2Pa
フォローしてくださった皆さん、ありがとうございます&恐縮です。
続きは近日中に………
175名無しさん@初回限定:2005/07/15(金) 00:01:53 ID:2IBRomGH
朝起きたら妹が暴露ウィルスに感染していた。
「これは昔お兄ちゃんが出したラブレターよ。しかも私に」
「そういう暴露はやめろー!」
176名無しさん@初回限定:2005/07/15(金) 18:15:51 ID:xfDDLc4o
>>174
フォローに甘えて精進しようとしない。
救いようがないね ┐(´ー`)┌ヤレヤレ
177突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/15(金) 18:41:57 ID:MDIxwRex
>>176
むむむ、これまたなかなかに手厳しいお言葉が………
出来ましたらご意見、ご指南等頂戴できますか?

178名無しさん@初回限定:2005/07/15(金) 19:41:58 ID:DT+cm3S0
今回ネタに走ってるわけじゃないじゃん。

コテ叩きたいだけの荒らしじゃね?
179名無しさん@初回限定:2005/07/15(金) 20:58:32 ID:6yvdcG1c
書きたいように書いてください。
俺は文句言いませんから。

ってかむしろお願いします。
180名無しさん@初回限定:2005/07/15(金) 21:50:20 ID:SgO5sdXW
突発屋氏が居なくなるとさびしくなる(´・ω・`)ショボーン
181名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 00:25:31 ID:qaPN7GMd
>>176
>フォローに甘えて精進しようとしない。
(´-`).。oO(・・・あの2行のレスからどうやればそんな結論が導き出せるんだろう・・・キ○ヤシ論理か?)
182名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 00:33:04 ID:g2wFb6S6
>>181
>>1にあるように『荒らしや煽りをするような人には、関わらない』
これ原則。
183名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 09:56:59 ID:VOIk2J3/
夏だからね。しょうがないよ。
184名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 17:28:14 ID:Mluwxfad
葱のスレを荒らせるような暇NEETに季節は関係ないよ

それはそうと、久々に桐莉兄氏の電波を受信したい気分
気が向いたら投下キボン
185名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 20:31:03 ID:jWV/tzAS
まったりとネタ投下

朝起きたら妹が海行こうと言い出した
186名無しさん@初回限定:2005/07/16(土) 21:05:58 ID:C5MpfnY7
>>185
心なしか、去年の今頃も同じネタが投下された気が……
ま、ワンスアゲインってのも良いよね!
187名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 12:05:39 ID:40LuAW9i
朝っぱらから妹が花火。
188名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 17:31:12 ID:JsuGj5/8
と思ったら信号弾
189名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 18:28:39 ID:YFaBvkuk
と思ったら妹と姉の間に火花が散ってた
190:2005/07/17(日) 20:57:47 ID:ymWn7jSd
 拝啓 実家の父上、母上へ

 先日のお手紙にありました、姉と妹がこちらへ遊びに来るとの件ですが、昨日の遅くに二人が到着
し、一夜明けた今朝には朝も早くから花火をして遊んでおります。
 なぜこのような早朝から花火をと思いつつ、近くに寄りて見まするに、どうやら二人は花火で遊んで
いるのではなく、お互いの目頭から火花を散らしあっているようでございます。家の中で花火とは随分
に酔狂な事をするようになったと思った矢先だったので、大いに納得致しました。
 それにしても、なぜ二人が火花なんぞを散らしているのかといいますと、どうやら朝食の用意をする
役目を競っての事の様です。
 姉は既に朝の用意を始めるつもりだったらしく、前掛けを身に纏い、手には杓子を握って居られます。
しかし、どうにも姉が身に纏って居られる前掛けを見ますと、むしろ前掛けしか身に纏っていないので
はないかと思われるほどに肌の露出が激しい衣服であり、男の身のわたくしからしますと非常に目の
やり場に困りますが、いま都会の方ではそのような服装が流行されているのでしょうか?
 対します妹は、姉に先を越されたと見えまして、寝間着をはだけるようにしながら一心不乱に姉を睨み
付けております。慌てて帯を解いた後のようで、帯は床に散乱し、寝間着の裾ははだけ、姉とはまた違っ
た意味で女性らしい体の緩やかな曲線や、白い陶磁のような肌で覆われた股座なぞが僅かに覗き、ま
た私を困らせます。
 わたくしが必死に理性を効かせて、「こらこら、君も女なのだから、意中の男の前以外では肌を見せる
ことは感心しないよ」と言って聞かせますが、妹めは「兄様は黙っていてください」と姉を睨み付けながら
私を怒鳴り、わたくしはあんなにおとなしかった妹の成長を喜ぶと同時に、少しだけ悲しい気持ちになりま
す。
191:2005/07/17(日) 20:58:19 ID:ymWn7jSd
 姉は姉で、妹を挑発するかのようにわたくしに抱きついて来たりする始末で、それを見た妹の怒り心頭に
発する様は、筆を走らせずとも察して頂けると思います。
 挙げ句の果て、妹までが姉に対抗するかのごとく、乱れた寝間着姿のままでわたくしに抱きついて来ま
して、その後わたくしの体をつかんだまま暴れる二人を宥めるのに四苦八苦した様子は、ご想像にお任せ
したいと思います。
 たかだか朝食の用意をするために、ここまで喧嘩をする二人を見て、「こんなにも仲が悪かったかな」と
疑問に思うと同時、二人の滞在する予定である一週間、楽しいものに期待をしつつ、乱筆ながらここにて
筆を置き、ご報告を終えたいと思います。
                                                           拝具

 追伸
 二人が「はだえぷ」だの「つるぺた」だの、訳の分からぬ事を二、三申しておりますが、これも都会の
言葉かと考え、もし意味を御存知でしたら、お返事にて御教授頂ければ幸いです。
192名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 20:59:55 ID:ymWn7jSd
実にお久しぶりですが、小ネタを

古っぽい言葉でキチンとした手紙なんぞ書いたことはないので、文法や用法、活用は滅茶苦茶でしょうが
生暖かく無視してください

姉? だめ?
193名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 21:16:59 ID:rK/V6uP2
GJ。
笑わせて頂きました。
194名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 21:46:47 ID:CqWF9XiY
姉もたまにはいいですな〜(*´Д`)ハァハァ
ぐっじょぶです!
195名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:24:48 ID:L+LFQ5F7
朝起きたら妹が海行こうと言い出した

「海行こうよ、おにーちゃん」
起き抜けでそんなことを言われて、すぐに理性的な反応をできる人間は日本に何人くらい
だろうか。正直、あまり知的レベルの高い人間ではない俺には難しい話だった。
しかしながら話に応じる必要性は感じた。眉間をもんで無理やりに眠気を飛ばす。
「あー、ちょっと待て。……よし、で? もう一回言ってくれよ美空」
「だ、か、ら!」寝たままの俺にずい、と膨れっ面を近づけ、「う・み!」
「海がどうかしたかよ」
「行こうよ!」
「……あのな」
俺は身を起こした。ちらりと窓の外に目をやれば、今日もまた神様が間違えて青の絵の具
をぶちまけちゃいましたゴメンねテヘっ、みたいな青空が広がっている。太陽も皆様の御
支援のもと絶賛核融合中です! みたいなツラをしているに違いない。
「またクソ暑くなるのが予想できるのに、俺が外になんか行くと思うか? いいか美空、
お前もいい加減文明に染まって生物種として堕落していく道を選ぶべきなんだよ。最終的
にはホコリ一つで重病になるような人間に俺はなりたいんだ」
「そんな反応に困ること切々と語られても」
俺の正論に美空はひるんだ風だったが、しかし退く気はないのか、再び突っかかってくる。
「ダメ! おにーちゃん大学からこっちに帰省して、ずーっと部屋に篭ってるでしょ!」
「当たり前だろ」
「うう、この当然フェイスは辛いなあ……」ううん、と勇を鼓すように首を振り、「そん
なのは不健康です! 大学生なのにそんなに枯れてるのはダメ! ここは是非わたしと海
に行くべきだよ!」
「海行きたいなら一人で行けよ」
196名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:25:56 ID:L+LFQ5F7
「普通は保護者同伴! ほらわたしってばまだ中学生だしー」
「そういやお前、今年受験だろ? 遊んでて良いのか? 勉強ならアドバイスできるけど」
「おーにーいーちゃーんー」
顔こええよ。
「話を逸らさないの! とにかくっ、お父さんとお母さんはもう枯れてるけど、」
「ひでえなお前……」
「けど!」
あ、黙殺した。
「精神的にはともかく肉体的にはおにーちゃんはまだぴちぴち! 保護者としては最適! 
よって同伴すべし! わあ水も漏らさぬ金城鉄壁ロジックだよね!」
「どこかだよ、決壊寸前の堤防みたいだぞ」
俺は立ち上がり、南の窓に歩み寄った。
からからとサッシを滑らせてベランダに出て外を見れば、まず家の前の控えめな幅の道路
が目に入る。さらに視線を先に移動させれば、年月を色というカタチで染み込ませた黒ず
んだ堤防、そして――砂浜。
当然その先にあるものといえば無限の塩水、すなわち海だ。
「家から海まで何メートルだよ。今日び幼稚園児でもこれくらいの距離じゃ迷子にならん」
「むぅ、うう……」
「ま、それでも心配っつーなら見張っててやってもいいけどさ。……うは、まだ早いのに
人増えてきてんなー。元気なこって」
この潮風の集中砲火を受け続ける我が家の唯一のメリット、それはそこそこ大きな海水浴
場がまさに目と鼻の先にあるということか。おかげで、うん、中高時代は友達連中のベー
スキャンプみたいな扱いだったな。まあ過ぎてみれば良い思い出だけど。
「つーわけで俺はこのクーラーガンガンな部屋でのんびり……と……」
えっと。
197名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:27:50 ID:L+LFQ5F7
なんだか正体不明のプレッシャーを放っているのは何故ですか、美空さま。
「――ああ、もう! おにーちゃん、彼女はいないね!?」
「な、なぜそんなことがわかる!?」
「いないんでしょ?!」
すげえ圧力が襲い掛かってきた。これが美空のものだとは俺にも信じられない。ガラスび
りびり言ってるし。
「ま、まあいないけどな」
「そうだと思った! ああよかった! ……ごほん、今のは違うよ?」
何がだ。
「とにかく、ここまで女心のわからないおにーちゃんに彼女が出来ないのは自明! いい
こと、わたしが言いたいのはね、おにーちゃん。……七文字でいうと、『わたしと遊んで
!』ってことだけです! 久しぶりに帰ってきたと思ったら妹にも構わずごろごろしてご
ろごろしてごろごろし倒す兄にどれほどの失望をわたしが感じたことか! 普通は四ヶ月
ほどの別離を埋め合わすべく妹に構うのが兄だというのに!」
「そうなのか?」
「そうですそして構わない兄は兄に非ず!」無闇に力強く断じ、「それとも何!? わた
し的には結構辛かったこの四ヶ月は、おにーちゃんにとっては妹のことなんかどーでも
よくなっちゃうほどの充実した日々だったってわけ!?」
「正直微妙」
「なればこそ妹を構いなさい! 構うべし! 構わずんば――首を落とす!」
それこそ妹が兄へ向ける言葉かと言いたい。
……しかし、『結構辛かった』か。
確かに四ヶ月程度の別れといえばそうなのだが、俺たちの間にはその四ヶ月すら今まで
存在していなかったのだ。美空が辛く思ったとしても無理はないかもしれない。
それに、白状すれば、俺だって辛かったし。
198名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:29:18 ID:L+LFQ5F7
高校時代、家に帰るとだいたい美空は俺のベッドに寝転がって人の漫画を勝手に読んでい
た。それが半ば当然の風景となっていたから……アパートに戻ったときは、何もない
ベッドがどこか空虚に見えた。
だから、久しぶりに帰省して、自分の部屋のドアを開けたときはひどく安心した。
そこには人のベッドで勝手に体を丸めて眠る、美空がいたから。
全く仕様のない兄貴だ。こんな掛け替えのない家族を放っておく理由になるほど、クーラー
万全の生活は甘美だったのか?
「……いや、甘美だった」
そこは否定できない自分が悲しい。いや、だって東京暑いんだもの。部屋に冷房ないし。
俺はおもむろに立ち上がり、タンスから服を引っ張り出し始めた。
「こらそこ! 説教はまだ時間にして十時間分は残っているぞ!」
殺す気か。
美空に振り向き、ただ問う。
「なんだ、海行かないのかよ」
「……ぐ、卑怯モノ。そ、そう言えばわたしがお説教をすっぱり止めて、ほいほいついて
行くとか思ってるでしょ……ついて行くけどね!」
「くるのかよ」
「いきますとも! おにーちゃんなんてヘロヘロになるくらい泳ぎまくってあげるから覚悟
してよね!」
「おまえこそ覚悟しとけ」
水着はと……よし、あった。
「夏休み中遊びまくって、おまえの宿題やる暇なんて全部奪ってやる」
受験生相手だから、むろん手加減はするつもりだが。
「俺と遊ぶ量の一生ぶんをこの夏休みでやってやる」
「へへっ」
199名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:30:55 ID:L+LFQ5F7
……こいつめ、鼻で笑いやがった。
「おにーちゃんは一生わたしと遊ぶんだから、この夏休みで全部なんて論理矛盾だね」
「俺の人生の用途を著しく限定しないように……行くぞ」
言って、部屋から出ようとすると、ごく自然に美空が横に並んだ。
「うん、楽しもうね」
水のようにさっぱりとした笑顔だ。
なんだか、改めて帰ってきたって感じがした。

鮮烈な明るさで満たされた外とは裏腹な家の中を歩き、玄関の引き戸を開けた。
突き刺さるような、あるいは挑発してくるように過激な太陽の光が目をくらまし、セミのデス
メタと海水浴客の歓声が耳をくすぐる。
「うみー!」
一気に駆けていく美空。空に浮かぶ雲のように真っ白いワンピースがはためく。
さて、遊ぶとしますか。
200名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:32:40 ID:L+LFQ5F7
まあこんな感じで。
いつも思うけど、短編って難しいですね
201名無しさん@初回限定:2005/07/17(日) 23:34:10 ID:rK/V6uP2
GJ!
202突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:24:36 ID:21bL1JTf
>>173の続き。
なんか最近、長くなる一方です………

「………と言うわけで、千歳に説得されるフリをしてくれないかな?」
『それはまぁ、この際構いませんが……』と電話の向こうの安田君は心底呆れた口調『……ほん
とうに、あと二日で仕上げてくれるんですね間違いないですね天地天命神に誓って確約してくれ
るんですね先生っ!?』
「無論だとも安田君、大船に乗ったつもりで安心したまえ! なんならニュージーランド沖合の
南緯47度9分、西経126度42分に……」
『締め切りさえ守らせてくれるんだったら何処の悪魔でも神様でもいいですからっ! ちゃっち
ゃと書いちゃってくださいよちゃっちゃと。それじゃ、また明後日に!』
(ぶっつん!)
「………なんか釈然としない物が残るが、まぁこれで千歳の顔も立つし由とするか。」
ぴ、と千歳には内緒で買った携帯のスイッチを切る。妹と別れてから数分後、当面の段取りを片
付けた俺は、日が傾いて尚衰えない暑さから逃れるために手近なショッピングモールの自動ドア
をくぐることにした。
「ふぅ……」
千歳は昔から、必要以上に自分の幼さを気追ってしまっている部分がある。お袋の連れ子で半分
しか血が繋がっていないという事実に加え、養われている現実にいつも気を遣って生きているの
だ。内外通して完璧な優等生を目指しているのも、小うるさいほどに俺の世話を焼きたがるのも
全て俺に対する遠慮の裏返しなのだ。せめて兄妹二人(プラス一名)という生活でなければ、少
しは状況も改善されるというのに、と遠い空の下の親父とお袋に怒りのテレパシーを送る俺。
(……って、止め止め止めっ! もちょっと前向きな事にエネルギー使うべ!)
中にはいると、程良く調整されたエアコンの冷気がやんわりと体を包み冷やしてくれる。この微
妙に人工臭い空気で四肢を癒せるだけでも来た甲斐があるというものだが、流石にこのまま此処
に立っているわけにもいかない。かといっても家事は雪乃さんに任せっきりで、ファッションセ
ンスに至っては千歳に頼り切っている俺が自分で買う物などそう多くはないので、足を向ける先
は自然と限られてしまう。
203突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:25:11 ID:21bL1JTf
「ただいま戻りましたぁ……」
からからから、とやや古風な引き戸を持つ平屋一戸建ての中は木造家屋が持つ独特の涼気で全身
の素肌に汗の滴をまとわりつかせた千歳を迎え入れてくれた。少し高めの天井に加えて風通しの
良い設計なので扇風機と換気扇だけでも『それなり』の気温を保つ事が出来るのだ。
「はい、おかえりなさい。」
そして、いつになくイソイソと靴を脱ぐ千歳出迎えてくれたのが、住み込みの家政婦にしてこの
家の主婦である安藤雪乃。クリーム色のサマーセーターにジーンズ、そしてライトグリーンのエ
プロン姿の雪乃の年齢は、実は千歳と六つしか違わない。元々兄のファンで、知人同士であった
親の紹介で住み込んで世話をすることになったらしい、という大雑把な経緯だけは父から聞いた
ことがある。ふわふわとしたロングヘアを首の後ろで結い、それだけで相手を安心させてくれる
柔らかな笑顔を絶やさない雪乃は、いまでは千歳にとって姉同然の存在である。
「はい、ただいまです♪」
ただ、どうしても気になってしまうのは兄と雪乃との関係。正直、年の近い成人男女が同じ屋根
の下で寝起きを共にしていて何も起こらないとは思えない。増してや雪乃は兄に対して尊敬とい
う特別な感情を持っているのだ。それに関しては過去に数回、それとなく聞き出そうと試みたこ
ともあるのだが………
『ファンで家政婦で愛人……ですか? それって、なんだかドラマの主人公みたいで少し格好い
いですね。ちょっと憧れちゃうかも♪』
………と普段と変わらない笑顔で軽く受け流されてしまった。この時ばかりは年期という厚い厚
い壁の偉大さを思い知らされたものだ。
「ところで千歳ちゃん、ご近所で先生を見かけませんでしたか? 先程お部屋を覗いてみたんで
すけど、また窓からお逃げになってしまったようで……」
「あ、あはは……」これはもう、笑って誤魔化すしかない「……そういえば安田さんがいらっし
ゃる日でしたね。きょ、今日は兄様に代わって千歳がおもてなしするから大丈夫です。すみませ
んけれど、これから着替えてくるので雪乃さんにお茶の用意、お願いしてもいいですか?」
204突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:26:00 ID:21bL1JTf
俺が彼女を発見したのは、俺の数少ない買い物場所であるモール唯一の書店の店先でだった。
「……………………(きょろきょろきょろ)」
この辺りでは最大手と言うこともあって、この書店の蔵書量は俺が知っている中でも最も多い
部類に入るだろう。その結果、どこぞの国営図書館並の高さと数を誇る書棚が倒されるのを心待
ちにしているドミノ倒しのドミノのように立ち並んだ中、白いブラウスに黄色いリボンタイに焦
げ茶色のスカートと白い靴下という千歳と同じ制服に身を包んだ少女が所在なさ気に店の一角で
視線を右往左往させていた。
「……………………(おろおろおろおろ)」
どうやら目指すコーナーまではたどり着いたものの、余りに膨大な書籍の中から自分の探す物が
見つけられずに戸惑っているご様子。上から下へ、下から上へ、右左、左右と瞳と首を盛んに回
しながら背表紙のタイトルを目で追っている。
「………………(おろおろおろ、あせあせあせ)」
どことなくだが、捕食される側の小動物的でコミカルな動作。なんだか気になって、少女が落ち
着かな気に捜索を続けているコーナーのタイトルを遠目から確認してみると。

『コンピュータ関連書籍』

なるほど、確かに女の子には少し取っ付きにくいジャンルかも知れない。というか、あの手の本
って『今日初めてパソコン触りましたー』という超初心者向けや『専門用語くらい常識だぜバカ
ヤロー』的な専門書の二種が大半で、しかも似たような内容の物ばかりという傾向が強いので実
に選びにくい。かくいう家の千歳に関しても、パソコンについては全て俺が教えてる。
………素人が知っている範囲内、ではあるが………
「……………………………(あせあせ、あせあせあせ)」
んでもってパソコンの質問って店員には聞きにくいんだよなぁ、妙なところで複雑だから。しか
も押しが強そうな子には見えないし。
「……………(あせあせあせあせ、ぴた)あ……!」
お、何とか役に立ちそうな本を自力で発見したか?
「んーーーーんっ、んーーーーーーんっ!!」
と思ったら爪先立ちになって手を伸ばし……だから横に踏み台有るし、と言うか店員呼べよ!
(ひょいっ、ぽろ……………ばらばらばら……)
「………きゃ……!!」
205突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:26:27 ID:21bL1JTf
「ああもう、見とれんっ!!」
流石に辛抱出来なくなって駆け寄る。なんていうか、見ているだけでイライラしてきた。
「わ、わ、わわわ………!」
「とか騒いでないで早く拾えって! ほら、手伝ってやるから。」
「は、はいっ!」
近くに店員が居なかったのが幸いした。棚から崩れて転がった十冊近い本を急いで集めて、すぐ
横で平積みにされてる雑誌の上へと積み上げる。
「………ふぅ〜っ………」
「うにゅ、す、すみません………」
千歳が清楚というなら、この子は可憐と言えばいいのか。口元を小さな拳で隠しながら上目遣い
で見つめられると、思わず無条件で慰めたくなってしまうタイプ。垂れがちな目に小さな鼻、弾
力がありそうな髪は腰まで伸び、その緩やかなカール所為か、全体的に丸っこいパーツの集合体
のようなの印象を受ける。千歳に負けず劣らずの美少女だと思うのだが全体的に呑気……という
よりもトロそうな雰囲気の少女は舌っ足らずな小声で礼をしてくれる。少し栗色がかった前髪
の下でまん丸な瞳がウルウルと揺れていて、やっぱり保護欲を刺激されそうに……
「………まぁ、困ったときはお互い様だよ。で?」
「はい?」
「どの本だったっけ、君が取ろうとしてたの?」
「あ……………………」
「………………………………………………………」
「……………え、え〜とぉ………」
「……………………………………………………」
「えとえと、えっとぉ………………………」
「………………………………………………………」
「………………ど、どれだと思います?」
「って俺か? 俺に聞くのかっ!?」
「ひゃ………!」
思わずキレそうになってしまった。
206突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:27:08 ID:21bL1JTf
「………その症状じゃ、OSの上書きした方が早そうだなぁ。」
「あぅ、や、やっぱりそうですか………」
それから数分後、近くのベンチに並んで座ってる二人。ちなみに彼女の奢りの缶コーヒー付き。
「………そ、それで、データの方は……?」
「まだ辛うじて動いてはいるんだよね? だったらセーフモードで立ち上げて、ネットに繋いで
サルベージソフトの試用版を………」
「………せ、せーふもーど……? さるべーじ?」
「………………………………………………」
「………………………………………………」
「………………………………………………」
「………………………あは、あははははは………」明らかに引きつった笑みで間の悪さを紛らわ
そうとする姿が何だか哀れに見えてしまうのは俺だけだろうか「………ごめんなさい、全然わか
らないですぅ………」
「………念のために聞くけど、自分でOS入れたことは?」
「そ、それもなくって………す、すみません……」
「まぁ、女の子だし仕方ないか。」
「う、うにゅ………」
上目遣いで『お、お願いできませんか?』と訴えてくる視線を左肩辺りにチクチクと感じてし
まう。この子、天性の世渡り上手かも知れない。
「あー、えー………」そして俺は生まれながらの兄貴だったらしい「……家、この近く? 良か
ったら手伝ってあげようか?」
「え? い、いいんですか……?」
「まぁ乗りかかった船だし、口で教えただけだと流石に難しいだろうからね。」
この時点で、俺は自分が殆ど全ての作業を行うことになるであろう未来を確信していた。
207突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:27:41 ID:21bL1JTf
更に数分後、俺達はモールを後にして少女の自宅へと向かっていた。
「あの、その、本当にすみません。お仕事中だったのに……」
「良いよ良いよ、どうせ急ぐ仕事じゃないし。」
いや、本当は切羽詰まっていたりもするが。
「……………そう、なんですか……?」
並んで歩くと、千歳より少し背が低いことが判る。それに応じて歩幅も小さめなので合わせて歩
くのに少々気を遣ってしまう。
「まぁ、ね。」
「でで、でもお給料は時給とかですよね? 大丈夫なんですか?」
「……………………時給?」
「それに黙ってお店から離れちゃって、あとで怒られませんか?」
「お店………?」
「それからそれから、崩れた本の……………にゅ?」
ぴたり、と二人の足が同時に止まる。
「君、えーと………」
「あ、申し遅れました! 私、藍って言います、藤枝藍。」
「あ、ああ、藤枝、さん……?」
「はい?」
「なんか勘違いしてるみたいだから言っとくけど、俺は本屋の店員じゃないから。」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………へっ?」
「いや、だから、俺は本屋とは無関係で、単にりすががっただけの親切な一市民………って、急
に間合いを取るなっ!」
ずざざーっと砂塵でも巻き上げんばかりの勢いで後退する藤枝さん。やはりというかなんという
か、予想通りに壮絶な勘違いをしていたようである。
「あ、あはは……え〜とぉ……」
しかも、猛獣か何かを見るかのような目をしてますよお嬢さん?
208突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:28:13 ID:21bL1JTf
「………お邪魔するの、止めとこうか?」
「え〜っと、え〜っとぉ……」ついでに、唇の端っこをヒクヒクさせ脂汗流しながら微笑んで貰
っても全然フォロ−にはならないと理解していただきたい「……ちゃ、ちゃんとお母さんもいる
し、二人っきりって訳じゃないから……」
しかも、それでは『あなたのことを、全く信用してません』と断言されたようなもので……
「そ、それにやっぱり『背に腹は代えられない』っていうか『覆水盆に返らず』っていうか『
虎穴に入らずんば虎児を得ず』っていうか、えとえと、やっぱり私の方からお願いしたことで
すし、えーと、直らないと困るし……」
うみゅ、と可愛く唸りながら再び上目遣いのウルウル。ただ、先程と違い三メートル程の距離
を開けて、であるが。
「大丈夫だいじょーぶ、機械以外には指一本触れないよ?」
しかし俺、なんで此処まで言われて尚見ず知らずの娘のために進んで骨折ろうとか考えてしま
うんだ? この子が発してる保護欲刺激フィールドの影響か? それとも単に、この日差しの
所為で脳回路がショートでもしたか?
「い、いえ、お茶くらいはお出ししますので、是非………」
それは『是非とも来てください』という意味なのか『お茶位なら飲ませてあげますから、存分
にカップをベタベタ触っていってください』という意味なのか………あかん、なんか頭ン中が
煮立ってきたような気もしてきた。
「そ、そう………?」
とりあえず空調か冷房のある場所に…………早く涼しい所にいかないと、耳の穴から何かが溶
「け出しそうだ。
209突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:29:01 ID:21bL1JTf
「あ、こ、ここです。」
と、熱暴走寸前の頭脳でも何とか辿り着いたらしい分譲型一軒家の門が目の前に。最近流行(?
)のカメラ付きインターフォンの上には確かに『藤枝』の文字。
「た、ただいま、です……」
そして、何やら恐る恐ると中の様子を伺いながら控えめに扉を開く、こちらの娘さん。なんか
妙な雰囲気なのだが? 親と喧嘩でもしてるのか、この子?
「あ、藍ちゃん? お帰りなさ〜い♪」
と、次の瞬間には俺の杞憂など何処吹く風の脳天気な声が。
「あ、は、はい。あの、お母さん……?」
「な〜に〜ぃ?」
「今日は、その、ちょっと、お客様が一緒なんですけど……」
「え? なになに? 藍ちゃんのお友達?」そういやこの声、何処かで「そう! やっと藍ちゃ
んもお友達を連れてきてくれるようになったのね! それじゃ、ご挨拶しないと……」
「あ、いえ、そんな、気を遣って頂かなくても……」
「いーからいーから、お母さんにも見せて♪」
「で、でも………」
とたとたとたとた、と中から軽快な足音。ところで、俺は何時になったら中に入れて頂けるんで
しょうか藍ちゃん?
「いらっしゃい、藍の母です。暑いでしょうから……」がちゃ「………って、けい……!?」
「なっ!! お、おお、おふ………!!」
「へ? 何、お母さん? え?」
210突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:29:34 ID:21bL1JTf
「せんせ、おはようございます。」
「ん〜ん? 雪乃さん?」
「はい、おはようございます。お電話ですよ?」
「電話ぁ〜? こんな時間にぃ〜? 誰だ一体………」
「さぁ? とても可愛らしいお声のお嬢さんで藤枝さんと名乗ってらっしゃいますけど、ファン
の方ですか? それとも、先生の愛人二号さんかしら? いえいえ、ひょっとしたら、先生が悪
い遊びをお覚えになってお金で若い子を………」
「………今度、ちゃんと埋め合わせしますから虐めないでくださいよ……」
「うふふっ、それはそれは良いこと聞いちゃいました♪ では、どうぞ。」
「どうも……………もしもし?」
『あ、ふ、藤枝です、おはようございます。もしかして、まだお休みでしたか………?』
「あー……いや………まぁね。」
『にゅ、す、すいません。PCが復帰できましたので、お礼だけでもと思って……』
「そっかそっか、それは良かった。」
『それで、あの………また困ったことがあったら、相談させて貰っても良いですか……?』
「あー、わかる範囲ならね。良かったら遊びにおいで。」
『は、はい、ありがとうございます。それじゃ、そろそろ学校に行く時間なので………』
「うんうん、勉強頑張ってね。
『あ、はい、ありがとうございます。では、また。』
「うん、いってらっしゃい。」
『はい、行ってきます。』
(ぴっ)
「……………………………………………………………………『また』?」
211突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/18(月) 01:42:15 ID:21bL1JTf
あんま面白くなかったかも……(汗
とりあえず、眠いので落ちましゅ〜………………。
212名無しさん@初回限定:2005/07/18(月) 02:20:32 ID:IrVjhTbK
新シリーズ続き期待してまつ(・∀・)♪

朝起きたら妹と我慢大会するはめに…
213名無しさん@初回限定:2005/07/18(月) 04:13:52 ID:CgYjfFDm
イイヨ(・∀・)イイヨー
214名無しさん@初回限定:2005/07/18(月) 11:15:23 ID:hkZCHfvo
GJ!!! 続き期待〜

それはともかく, 半分血が繋がってて, 妹の方が連れ子なの? お兄ちゃんでなく?
オチは, 出て来たのが自分の母親だった? だとしたらちょっと分かり難い気が...
215名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 02:57:57 ID:q0ZfSQLD
名無し職人さんも突発屋氏もみんなおつです!

では海といえばとのことで…
朝起きたら妹の水着を買いに行く事になった。なぜか俺がついていく事になった。
216名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 16:04:40 ID:itaYEMaX
朝起きたら妹の水着になっていた。
あまりのことに興奮したら生えてきた。
217名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 16:35:37 ID:WOXP0QgQ
>>216
つ[へんし〜ん]
218名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:04:09 ID:jxX5syWz
朝起きたら、妹がラフ・メイカー

本当にちょっとしたことだったのだ。
夜通しで泣いて、気づいたら朝だった。
いつの間にか眠ってしまったらしい。
時計は朝の9時を指している。
俺は泣き過ぎて痛い頭をベッドから起こし、カーテンを開けた。
外はスコールのような大雨だった。

気に入らない。何も空まで泣かなくたっていいじゃないか。
窓ガラスを殴りたいほどのいらつきを覚えながら、
俺はまたベッドの上に座り直す。

思い出されるのは、昨日のこと。
些細なことを発端にして、俺は散々凹まされて夜更けに帰ってきた。
もう何時かも覚えていない。とにかく泣いた。
こらえようとしたって無理だった。
溢れ出る涙を止めることは出来なかった。
それを物語るかのように、グショグショに濡れている俺の枕。
おそらく顔はひどく晴れているだろう。目も真っ赤になっているだろう。

219名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:04:41 ID:jxX5syWz
またじわりと涙が出てきた。
どうやらこいつは当分止まってくれる気がなさそうだ。
どうせ今日は休みだし、気が済むまで泣こう。
そんなことを考えた矢先、ドアをノックする音が聞こえた。
「あの、お兄ちゃん? 起きてる?」
妹だった。
「起きてる。何だよ?」
「あのさ…、昨日お兄ちゃん、遅くに帰ってきて、それからずっと泣いてたよね。
 だからね…、その…、お兄ちゃんに笑って欲しいなぁって思って、
 元気にしてあげたいなぁって思って…」
「冗談じゃない! お前に何が分かるんだよ!
 俺に構うな! どっかに言ってくれ!」
語尾を遮るように、俺は怒鳴る。
情けない涙声で、俺は怒鳴る。
妹はそれっきり黙ってしまった。
俺はまた、声を上げて泣き始めた。
220名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:05:16 ID:jxX5syWz
人間って、どうしてこんなに泣けるんだろう。
以外にも涙は涸れず、俺は小一時間も泣き続けた。
と、そこでまたノックの音がした。
「あの、お兄ちゃん? 大丈夫?」
「何だよ! どっか行けって言ったじゃないか!
 何様のつもりだ! 二度とここに来るな!」
…言ってしまった。勢いに任せて言ってしまったが、
さすがに言い過ぎたかもしれない。
「っ、お兄ちゃんの意地悪! そんな言い方しなくてもいいじゃない…」
案の定、妹は涙声になっていた。
「どうしよう、わたしまで泣いちゃいそう…」
俺にはどうすることも出来なかった。

やがて、俺たちは二人揃って盛大に泣き始めた。

ドアを挟んで背中合わせになり、俺たちはずっと泣いていた。
お互い、もうすっかり泣きつかれてしまった。
時間的にもう昼も近い。
朝から何も食べていないから腹も減ってきた。
そしてなにより、もう泣くのをやめたいと思うようになってきた。
221名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:08:14 ID:jxX5syWz
「なぁ。お前、まだ俺を笑わせる気でいるのか?」
俺はそう問いかけた。
「…っひっく、だって、お兄ちゃん笑わせるってきめたんだもん…ひっく、
 笑わせるまで、ここどかないもん…ひっく」
しゃっくり混じりの情けない答えが返ってきた。
「俺、もう泣くの疲れたよ。お前が笑わせてくれるんならそれに頼ろうかとも思う」
「え…」
「鍵なら開けたから、入ってきてくれよ。な」
「わかった…」
そう言って俺はドアを開けようとした。が、
ガチャガチャ
「…あれ?」
ガチャガチャ
「…はぁ?」
ガチャガチャガチャガチャ
「…マジで?」
「どうしたの?」
「いや、ドアが開かない。なんでだろう」
222名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:10:04 ID:jxX5syWz
「ひょっとして、お兄ちゃん乱暴にドア閉めなかった?
 昨日の夜すごい音したけど」
…そうだった。すっかり忘れていたが、
イライラも手伝って俺は夕べとんでもなく乱暴にドアを閉めたんだ。
「もしかして、壊れたってやつ?」
「そうかも…」
「うーん、とりあえず、そっちから押してみてくれよ。
 案外開くかもしれんし」
俺は助けを求めた。だが、いくら待っても返事が無い。
「おーい、どうした?」
問いかけてみる。だがやっぱり返事が無い。
「おい! どこ行ったんだよ!」
怒鳴ってみる。でもやっぱり返事は無い。

つまり、予想外の展開に裏切られたようだった。
223名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:11:05 ID:jxX5syWz
「ふざけるな! なんだよ、人のこと笑わせるとか言っときながら! 冗談じゃないよ!」
俺はかんしゃくを起こした子供のように、
壊れたドアに向かって部屋中のものを投げつける。
でもドアはビクともしなかった。
まったく開こうとしないドアにイライラは最高潮になり、
枯れかけた涙が再びにじみ出す。

と、その時、
ガッシャーン!という凄まじい音が後ろ側から響き渡った。
全く予想もしていなかったことにビックリして振り向くと、
そこには泣きはらした腫れぼったい顔で、金属バットを右手に持った妹の姿があった。
224名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:13:41 ID:jxX5syWz
そのまま妹は窓から俺の部屋に入ってきて、
スリッパで飛び散ったガラスをジャリジャリと踏みながら俺のほうにやってきた。
呆然としている俺に向かって、妹愛用の小さな鏡を突きつけてきた。
そして、彼女は笑いながらこう言った。
「お兄ちゃんの泣き顔、すごい笑えるよ」

あきれた。笑わせるとか言っておいてその程度かよ。
とか思って何気なく鏡に目を落とした。
するとそこには、泣き過ぎてパンパンになった顔、
ウサギのように真っ赤な目、
よだれの跡や目ヤニ、
極めつけは爆発したような壮絶な寝癖、と、
自分の顔でありながら思わず吹き出してしまった。
なるほど、そういうことか。

そしてしばらくは、二人で大笑いをしてましたとさ。
225名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 19:16:21 ID:jxX5syWz
初投下です。って言っても半分パクりみたいなもんですが…。
アドバイスなど頂けたら幸いです。
以上、藤原基央でした(違
226名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 21:30:45 ID:c1NvqYs0
オマエの恐ろしくつまんねぇ。
もう書かなくて良いよw 出直してきな!!
227名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 21:55:43 ID:gzzA3Jw6
バンプ知ってるオイラはまあまあ笑えました。だけど知らないと面白くないかも…
初めのうちから上手くいくことはないので挫けずにがんがって下さい。
朝起きたら妹がラブメイカー…もとい恋のキューピッド役やると言い出した
228名無しさん@初回限定:2005/07/19(火) 23:01:59 ID:TanjKxfI
まんまじゃん
チロッとでも構えばだいぶちがったと思う。
曲知らなかった人にはどうなんだかわからんけど
でもまーなんつうかそういう妹もいいと思った
229桐莉兄:2005/07/19(火) 23:21:49 ID:NJIsB6oE
ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/
カサマツさんうpろだ 1M ichi5985.zip *朝芋スレ住民宛物資 に拾い物ラフメイカーふら投下。
pass  『 kiriri 』 で。
230名無しさん@初回限定:2005/07/20(水) 00:00:09 ID:2s+we0O0
ここで桐莉兄氏キター!!
231桐莉兄:2005/07/20(水) 00:04:10 ID:iCf6UdOZ
あ、いや、俺の電波作品じゃないよ。
拾い物のラフメイカーflash。
歌ネタ解からなくて気になってる人だけ落として聞くヨロシ。

・・・・・・ぬぅ、最近電波が飛んで来ないのよん。
抗鬱剤飲み始めたんだが、鬱でないと電波出ないのか???
232名無しさん@初回限定:2005/07/20(水) 00:09:17 ID:2sOcURhw
ごめんなさいorz
233突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/20(水) 02:37:23 ID:qjBVlc40
「……………んあ、リカ?」
「『んあ、リカ?』じゃないでしょっ、朝から気合い抜けた声出してんじゃないわよっ!」
「や、リカりん? それって勝手に鍵開けて部屋に押し入って、熟睡してるとこ問答無用で叩き
起こした人間が言う台詞じゃないような気が………」
「だから兄貴の前でリカりん言うなぁ! っていうか何してんのよ瑞樹、あんたは外で待ってて
って言ったでしょぉっ!?」
「だぁって、見てて面白そ……………じゃなくって一人で居ても落ち着かないもん。」
「だからって、勝手に人の兄貴の寝室に入って良い道理がある訳ないでしょう! あんたの頭に
はデリカシーって単語はないのか!?」
「だから、その台詞そっくりそのままリカりんに………あ、おはようございますお兄さん。勝手
お邪魔しちゃってます。もちろん、リカりんの合い鍵で。」
「………みたいだね、リカ?」
「な、なに……?」
「すぐに着替えるから、コーヒーでも煎れといてくれ。井口さんの分もな?」
「は、はぁ〜ぃ………」
「うわ、めっちゃ素直! いつの間に調教されて………」
「調教とか言うなぁっ! 良いからあんたも一緒に来なさいっ!」
234突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/20(水) 02:38:20 ID:qjBVlc40
「…………というわけで、兄貴に一緒に来て欲しいのよ。」
「そりゃま、一緒に居れば虫除けくらいにはなるが……水着ぃ?」
「そ、そうだけど……?」
「こう見えてもこの子、部分的には成長してるんですよ? 特に最近は妙に気合い入れてジョギン
グとか始めたらしくって、お尻の辺りとかが、こうキュッと………」
「だーーーっ、んなことベラベラ喋れなんて言ってないでしょうが!  たた、単にお給料も上が
ってきたから今年は新調してみようかなーって思っただけ!」
「それはともかくだ。向こうでお前らが選んでる間、俺はどうすんだ?」
「ど、どうって………自分の選んでればいいじゃない?」
「いや、俺は別に新調する必要なんてないんだが。」
「心配しなくても兄貴の分くらいは出してあげるって。その、付き合って貰うんだし。」
「それにしたって、男の海パン選びなんても物の数分だぞ? それじゃ………」
「じゃ、じゃあ、アレよ…………」
「……アレ?」
「そ、そう、アレ! アレなの!」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「…………な、なによ……!?」
「井口さん?」
「はいはいっ♪ 純情可憐な妹さんはですねぇ、実は…………」
「ぅわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
「………………………………………」
「………………………………………」
「っはぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
「………お兄さんの好みの水着を着たいので是非とも一緒に選んで欲しいけど、恥ずかしくて言え
ないわけなんですよこれがっ!」
「っっっっっっっっっっっっっっっっっ!?」
235突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/20(水) 02:38:53 ID:qjBVlc40
「そうかそうか、リカは俺に水着姿を褒めて欲しいのか。なるほどー?」
「ち、ちちち、違…! あたしはただ、救いようのない兄貴のセンスを、あたしと一緒に水着を選
ぶことで少しでも改善して……………って、そこぉ! なに二人揃って俯きながら肩を震わせて笑
いを堪えてんのよっ、人の話最期まで聞きなさいよっ!!」
「うぷぷぷぷぷぷっ、だぁってリカりんてば真っ赤っかぁ♪」
「な、な、なななな………!!」
「わかったわかった、じゃあリカに色々教えて貰うことにするよ♪」
「わ、分かればいいのよ分かれば。兄貴がだらしないから、特別なんだからね………」
「で、リカ?」
「…………………………なに……?」
「もしかして、話はそれだけなのかな?」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「…………………え、えと……」
「うん?」
「……その……」
「うん。」
「だ、だから………」
「なんだか言いにくそうだなリカ? じゃあ井口さ……」
「あ、兄貴に一緒に海に行きたいのっ! リカと一緒に行って欲しいのぉっ!!」
「………………………………………」
「………………………………………」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
「………………………………………」
「………………………………………い、いま『リカ』って……?」
「ああ、こいつ昔っから俺に甘えたい時に自分のこと『リカ』っていう癖があるんだ。こう言う所も
含めて、なんだかんだと結構可愛い性格なんだよな、素直じゃないけど。」
「し、新発見………」
「よしよし、ちゃんと自分で言えたなリカ。偉い偉い♪」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」}
236突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/07/20(水) 02:50:06 ID:qjBVlc40
>>225
乙です。
ネタ物って扱いが難しいんですよね。私も先日失敗しましたしw


>>桐莉兄氏
こちとら逆に安定剤飲まされてますw
残念な事に私にゃ電波の受信能力が皆無なので、貴殿みたいな作品は無理なんです。
またいつか、書いて頂ければ嬉しいカナ?嬉しいカナ?

>>214
この家庭は、かなり複雑に設定したので。
また機会が有れば、徐々に紐解きたいと思います。


>>200
ですねー。
下手に長くなると、読む方が大変だし。
わかっちゃいるんですけどね………(汗


>>192
姉妹揃ってれば問題ないかとw
かくいう私も結構姉妹ネタ振りまいてるしw
237桐莉兄:2005/07/20(水) 05:06:54 ID:iCf6UdOZ
一体何をやらかしたのやら、校内放送で桐莉が職員室に呼び出されていた。
丁度俺が下足室で下靴に履き替えて帰宅しようとしていたところだった。

『うぉ〜い、兄ちゃぁ〜んっ!桐莉はもうだめぽだぁ〜っ!桐莉の事は気にせずに先に逝けーっ!』

一年C組の学級委員らしき男子学徒に襟首を引っ掴まれて、後ろ向きにズルズルと引き摺られて行きながら桐莉が叫んだ。
どうやら妹のお許しが出たらしいので、俺は一人で先に家へ帰る事にした。
と、七華に呼び止められた。
久々に一緒に帰ろうと誘われたので、二人並んで校門を出た。
いつもなら七華と一緒に居る筈の由紀の姿が見えない。
どうやら七華に気を利かせて姿を消しているらしい。
気配だけが背後から一つ、無言でくっ付いて来ているのが判る。
あれやこれや他愛も無い会話を交わしながら、七華の家の前に着いた。
ここで七華と別れる。
七華のやつ、久々に二人きり(っても背後に姿を消した由紀は居た筈なんだが)で帰れたのが相当嬉しかったらしい。
鼻歌交じりの上機嫌で、何故か脱ぎ立てのぱんつをくれた。

『……いや、俺にこれをどうしろと?』
『たかくんも男の子だもん、全部は言わなくてもいいんだよ。ちゃんと分かってるから』

以上、回想終わり。
っつー訳で、今、俺の手の中には温もり覚めやらぬ七華の脱ぎ立てぱんつが収まっている。
使い道なんて一つしか無い。

OK。
幼馴染の期待に応えるのも主人公としての務めだ。
俺は自分の部屋に篭もると、ドアの鍵を閉めてズボンを下ろした。
ぱんつを裏返して、湿り気の残る股布に鼻を近づけ――ワォ、強烈ゥ!
七華のやつ生理が近いのか、かなりの量の澱物がこびり付いていて、芳しいかほりがクンクン、すはぁー。

「……やるか」
238桐莉兄.:2005/07/20(水) 05:07:56 ID:iCf6UdOZ
誰に言うともなしに呟くと、俺は七華の下着を嗅ぎながら、やおら自慰行為に耽・・・・・・

ドンドンドン!ドンドン!

・・・・・・えーと、ドアの外がうるさいようですが、この部屋は只今貴様のようなイエローモンキーに対しては一切開放されておりません。
すはぁ、すはぁ、くんくんくん。
はぁぁ・・・・・・しこっ、しこっ。

ドンドンドン!

「開けろ、兄ちゃんっ!今すぐここを開けるんだっ!」
「もう何だよ、どちらさま?」
「名乗るほど大した名じゃないが、とりあえずラブ・メイカーって名前なのス!」
「ハァ?!」
「兄ちゃんにおかずを持って来た!寒いから入れてくれー!」
「ラブ・メイカー?冗談じゃない、そんなもん呼んだ覚えは無いぞ!」
「桐莉がおかずなのス!兄ちゃんっ、早く扉を開けるーっ!」
「構わず消えてくれ、其処に居られたらイけないだろ!」

イェーィ♪る〜ららる〜ら〜♪る〜ららる〜ら〜 (*´Д`)ああん 

ドア越しにひしひしと感じる気配。
妙な威圧感と存在感をもって桐莉が其処に居るせいで気が散って仕方が無い。

「うぅ…兄ちゃんが冷たいのス。こんな事を言われたのは生まれてこの方初めて……でもないスね」
「いいから大人しく森へお帰り!兄ちゃんにだって一人になりたい時はあるんです!」
「でも泣かないと話が進まないのス。とりあえず泣いとくのス。アイーーーーーーーッ!!!」
「う、うるさい……」
「アイーーーーーーッ!!!アイーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
239桐莉兄@キリ:2005/07/20(水) 05:08:55 ID:iCf6UdOZ
「だーーーーっ、分かった!分かったから泣くな!」
「兄ちゃんとイキたいのス!それだけが生き甲斐なのス!」
「いや、寧ろおまえ、そりゃキ○ガイだから……」
「アイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!」

仕方が無い、桐莉を部屋に入れた方が得策っぽい。

「おい、桐莉。ドアの鍵開けたぞ」
「………………(しーん)」
「桐莉!……桐莉?」
「………………(しーん)」

何だよ、おい、まさか!
冗談じゃないぞ、散々邪魔しときながら今更俺一人置いて構わず消えやがったー!?
桐莉ー!冗談じゃ――

がしゃーん☆

逆側の窓を叩き割る音。(←必然性皆無)
釘バット持って泣き顔で

「兄ちゃんの……アホーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
「ひでぶーっ!?」

ごしゃ!ぐしゃごきめきょっ!




ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー☆
240名無しさん@初回限定:2005/07/20(水) 07:55:51 ID:dAUIgNlS
あんた最高だよ…。
ネタも完璧に消化して自分のものにしてるし、
とどめがドクロちゃんなんて予想もしなかった。


俺はもう、ダメぽなのス…ocn
241名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 00:32:12 ID:hMirpZZA
桐莉兄氏ひさびさおつです!!

朝起きたら妹が暑いからと下着姿でうろうろしてた
242名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 01:05:24 ID:uEeYXZIX
職人さんたちGJです。
最近は投下するネタさえ思いつきません。

朝起きたら妹が、ネタに詰まってorzしていた。
243名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 16:58:56 ID:ATRRkmGI
リアル義妹話がリアルエロゲ生活スレで展開。なんか修羅場ってた。
244名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 17:54:08 ID:mnZ/gQUV
誰かアレを元にしてハッピーエンドを
あの性格じゃ間違いなく後味悪いバッドエンドに進んでしまう
せめてSSでは幸せに
245名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 18:14:59 ID:1tDFJTho
>>244
まとめっつーか、大雑把な流れだけでも書きこんでみれば?
そしたら、誰かマトモな(?)話に書き直してくれるかも知れないぞ。
246名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 19:41:14 ID:/jRlQZHn
朝起きたら、妹が宙に浮いていた
247名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 21:17:24 ID:a1Bmt1TJ
遅くなりましたが突発屋氏、桐莉兄氏ぐっじょぶです!
>>242
私は個人的な欲望などをネタにしておりますw
朝起きたら妹を肩車するはめに。妹はスカートはいてるのに…
248名無しさん@初回限定:2005/07/21(木) 22:57:48 ID:6F6pu2eD
>>244
今途中まで読んでみたが、おもしろそうだな。
現在進行形だし、原作付なら書くのも楽だし。
だが、他人のネタで(しかも改変して)書いていいのか?
俺、普段は向こうの住人じゃないからなんとなくアレだ。
249Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/22(金) 02:33:43 ID:u43+NDSc
めずらしく、早く目覚めた、とある休日の朝のこと。
妹が、ネタに詰まってorzしていた。

(…あの人との百合百合な実体験書いたら、某先輩が怖いし、
兄貴とのヒメゴト書く訳にもいかないし…どうしよう…orz)
「…雑誌に投稿でもするのか?」「うん…。」
「…相手にも了承得なきゃだめだぞ。」
「…ん…私ね…兄貴との初めて話でも投稿しようかなって思ったの…。」
「…そりゃまた随分前のことだな…高校卒業後?」
「…そうそう…お祝いパーティーで、私がお姉さまと兄貴に酌した後に…」
「……よく覚えてるな…;」
「…だって、いい思い出だし……あのときの兄貴…たまらなかった…(恍惚)」
「…おーい、夕月、帰ってこーい!!……だめだこりゃorz」

(※あくまでもネタです。)
250名無しさん@初回限定:2005/07/22(金) 09:05:17 ID:S6gzn1bV
Y氏とかはリアル生活すれとかいくの?
251名無しさん@初回限定:2005/07/22(金) 12:16:06 ID:Arp7mHqp
相当数の住人がかぶってる希ガス
少なくともY氏は以前トリ付きで居たことがあったな
妹ネタが出ないときは向こうで妄想するのも気分転換になっていいんじゃまいか

と投下キボンしてみるテスト
252Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/22(金) 16:41:08 ID:u43+NDSc
>リアル生活スレ
最近行ってないですね。
以前はロムで○ーくん関連の書込みを読みに行ったり、
ややハードっぽいネタの時に、向こうに確認取りに行ったりはしましたけど。
(といっても僕のは純愛ネタ中心なんで、大したことはないですがね。)
253名無しさん@初回限定:2005/07/22(金) 20:50:09 ID:12K0IWJU
朝起きたら妹とカラオケに行くことになった。
254名無しさん@初回限定:2005/07/22(金) 21:40:31 ID:S6gzn1bV
>>252
行ってみたらどうだろう。新しいネタはたくさんそろってるみたいだよ。
255名無しさん@初回限定:2005/07/22(金) 22:12:15 ID:DZRyBwPL
気になったんだが、248は仮に書いてOKだったらSSに起こしてくれるのか?
256Y@携帯から:2005/07/22(金) 22:20:32 ID:G7LTD6z0
○―くんの話をそのまま改変というわけにはいかないですが、似たようなネタなら僕が保留しておいた中に有りましたけど…。
257名無しさん@初回限定:2005/07/23(土) 13:29:49 ID:uPwIi4EG
朝起きたら妹がサンタクロースを生け捕りにしてきた。
258名無しさん@初回限定:2005/07/23(土) 21:06:57 ID:rNa5Tzos
|ω・`)


|......( ´・ω・)


           G.Poe観察記録観察記録
           http://watch00001.blog17.fc2.com/
           シス兄察記録
           http://watch00010.blog17.fc2.com/
           姉ちゃんに財布の中のコンドーム発見されたスレ観察記録
|   (´・ω・`)つ http://watch00011.blog17.fc2.com/
           佳乃観察記録
           http://watch00100.blog17.fc2.com/
           ヘーベル工場長観察記録
           http://watch00101.blog17.fc2.com/
           糸コン観察記録
           http://watch00110.blog17.fc2.com/



|彡サッ
259名無しさん@初回限定:2005/07/23(土) 21:25:01 ID:BLuRhPaZ
朝起きたら、妹が冷やし中華をはじめていた
260名無しさん@初回限定:2005/07/23(土) 23:46:22 ID:C1Eo1JEm
>>259
朝起きたら、妹が魔法少女をはじめていた
261名無しさん@初回限定:2005/07/23(土) 23:59:05 ID:HUX5M/tM
朝起きたら、妹が魔法中華をはじめていた。
262名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 00:05:30 ID:YhyRigfc
朝起きたら、妹が魔法少女ちゅうかなぱいぱい!のコスプレをしていた。
263名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 01:11:00 ID:hEzB+ThK
>>258
知らんかった。ちといってくる(*´д`)

朝起きたら妹が魔法使われた…
「私のことがすきにな〜るすきにな〜る」
264名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 01:21:27 ID:dDxK2VjK
朝起きたら妹の、「お兄ちゃんに対する告白等行為の完全妨害作戦」が開始された。
265名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 05:09:00 ID:Z9X2HD1c
朝起きたら妹の、「お兄ちゃんに対する告白等行為の完全妨害作戦」により富士から戦車教導団到着。
266名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 07:29:56 ID:dcG/JxpK
某スレで美味しいネタを仕入れたので、うまいこと書けたら投下しまつ。

朝起きたら妹に、将来の道が決まったことを報告した。
2671:Loveless ◆cf6.GAJsFA :2005/07/24(日) 09:05:32 ID:lSp3v0DY
 愛ってなんだろう…。…好きな人ができても、愛するすべを知らなかった。
だから、私は孤独だった。…唯一の救いは、クラスの友達にや先生に恵まれ、
いじめられたり、仲間はずれにされることはなかったこと。
…幼いころの、両親との記憶がない私。友達との記憶もあるし、
歳の離れた姉や兄との事も、伯母やいとことの事も覚えているのに…。
268Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/24(日) 09:12:54 ID:lSp3v0DY
※256で言っていたネタの、冒頭部分を投下。
このネタは、○ーくんとは 一切関係ありませんが、幸せを祈ってます。
>突発屋氏>桐莉兄氏
GJ!そして乙です。…遅レスですみませんでしたorz
269名無しさん@初回限定:2005/07/24(日) 22:04:30 ID:rMRJmLHb
|ω・`)


|......( ´・ω・)


           姉妹に戦慄するスレ観察記録
           http://watch01001.blog17.fc2.com/
           可愛すぎる、美味しすぎるスレ観察記録
|   (´・ω・`)つ http://watch01010.blog17.fc2.com/
           リアルで姉ちゃん居るんだが…スレ観察記録
           http://watch01011.blog17.fc2.com/
           オレに告白してきた妹を振ったら妹が屋上から飛び降りましたスレ観察記録
           http://watch01100.blog17.fc2.com/
           リアルに姉が好きで告白したスレ観察記録
           http://watch01101.blog17.fc2.com/
           近親厨観察記録(作成中)
           http://watch01110.blog17.fc2.com/


|彡サッ
270名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 00:03:41 ID:51+AXLca
朝起きたら妹に、俺のスレを立てられていた。
271名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 00:33:52 ID:4rh52XJK
朝起きたら妹と賭けをした。負けた方が何でも言う事を聞かないといけないらしい。
272名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 00:51:18 ID:NQ6MLpdZ
「お兄ちゃんに対する告白等行為の完全妨害作戦」発動から22分後、お兄ちゃんの登校を確認。
第1小隊ゆきな、状況開始。不可視モードでの追跡順調。
273名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 01:03:18 ID:ShqhFZlz
ステルス迷彩か!
274名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 14:43:05 ID:rHMu0qUD
朝起きたら、妹の姿が見えなくなっていた。
275名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 16:35:31 ID:LH4gQLjQ
朝起きたら妹が、
「お兄ちゃーん! 私生理来たよーーー!!!」って言ってきた。
大声でそんなこと叫ぶなって注意したら、
「お兄ちゃんが避妊してくれないのが悪いんでしょっ!」
と三軒向こうまで聞こえるような声で怒鳴られた

…ヤバイヨ、オレ
276名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 16:39:49 ID:0/yooAXP
朝起きたら妹のことを誰も覚えていなかった

キミは一人っ子だったはずだよと皆が言う

でも嘘じゃない。僕は、妹に
277名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 17:08:14 ID:rHMu0qUD
朝起きたら、妹に良く似た人形が隣に………
278名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 20:59:37 ID:W1dbC9aT
こちら第2小隊かおる、校門横に展開中。お兄ちゃんを肉眼で確認。
現在、あきら先輩が校門前にて待機状態にあり。
おそらくお兄ちゃんに朝の挨拶をすると同時に近接誘惑攻撃を仕掛けるものと思われる。
「お兄ちゃんに対する告白等行為の完全妨害作戦」統合本部、指示を。
279名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 20:59:42 ID:oNbjrDEk
朝起きたら妹ができたと言われた
のみならずオヤジとオフクロは兄妹で俺は養子だったとも言われた
俺はどうすればいいんだ…
280名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 21:10:23 ID:kU0G4pok
>>278
よし、とりあえず膝までパンツを下げろ。
281桐莉兄:2005/07/25(月) 22:10:45 ID:P74eypcG
みぃーんみんみんみんみんみんみん
 じーこじこじこじこじこじぃぃぃぃぃぃーーー。

只でさえ暑い真夏の空気を、蝉の声が余計に暑苦しく感じさせてくれる午後。
何気無く時計に目を遣ると、二時前だった。
まだ飯を食っていなかった俺は、階下へ降りてチキンラーメンでも食おうかと思っていた。

と、ダイニングの壁に張り紙が出ている。

『冷やし中華始めまスた』

ほほぅ、桐莉のやつ、冷やし中華を始めたのか。

「最近暑いスからね〜」
「気が利くじゃないか、桐莉」
「兄ちゃんも冷やし中華食べてけ〜」
「よし、一つ頼もうか」

桐莉は暑いからか裸エプロン姿で、いそいそと台所へ消えて行く。

「ちょっと時間が掛かるのスよ」
「ああ、全然構わないぞ」
「出来たら呼ぶから、二階で漫画でも読んでろ〜」

つー訳でだ、俺は一旦自分の部屋に戻って蒼天航路を読んでいた。
買ってきた最新刊を読んでしまってもまだお呼びが掛からない。
仕方が無いので、一巻から読み直す。
282桐莉兄.:2005/07/25(月) 22:11:36 ID:P74eypcG
ちっくたっくちっくたっく、時計の針は進んで行く。

気付けば俺は、壮大な中華の歴史を再度半分近く追体験してしまっていた。

「そうか、冷やし中華の歴史は四千年か」

じゃなくて。
桐莉のやつ、何時まで待たせるつもりだ?
幾ら何でも遅過ぎる。

「おーい、桐莉ー!飯はまだかー?」
「ぬー、そろそろ出来てる頃スかねー?」
「そうか!兄ちゃんは既におなかペコペコの準備万端バッチオーライで待っているぞ!」
「団員用の業務用特大冷蔵庫に入ってるから、勝手に食べるー」

セルフサービスとは、今風のお店だなぁ。
……兄ちゃん、ちょっと寂しいよ。

時計は既に三時半、昼飯っつーかおやつの時間だな。
とっとと食わないと夕食に差し支える。
283桐莉兄@キリ:2005/07/25(月) 22:12:51 ID:P74eypcG
「楽しみだな。桐莉のやつ、どんな冷やし中華を作ってくれたのかな〜?ルンルン♪」

俺は一階に下りると、団員用冷蔵庫の無駄に重たい扉を力一杯引き開け・・・・・・がちゃこん。





















「だがぐん、ざむいよ・・・たずげて〜・・・(ガチガチガチガチガチガチ)」
「いやぁぁぁぁぁぁ!冷やし七華ーーー!!?」
284名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 22:20:32 ID:DUsK1vyE
すごいな、ヲイ
285名無しさん@初回限定:2005/07/25(月) 22:35:18 ID:hCpmMLcS
思わず伊右衛門吹いたじゃねえか!
桐莉兄氏最高ー!

あと、スレの主旨には反するけど、たまには七華も愛してくだちい。
286名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 00:49:08 ID:eR1yktFI
>桐莉は暑いからか裸エプロン姿で、

さりげなく変態だな
287桐莉兄:2005/07/26(火) 01:23:13 ID:Le+7KI99
朝起きたら妹が冷やし中華を食べていた。

「お、美味そうだな。どれ、兄さんにも一口……」
「馬鹿を言うな、貴様にくれてやる冷やし中華などあるものか」

……ぐはっ。美咲タン、相変わらずきっついなぁ。

「何をじっと見ている?貴様にその脂ぎった気持ちの悪い顔で、じっと見詰められていると食欲が落ちる」
「そ、そうかそうか。だったら兄さんが一口……」
「早々に私の視界の半径20m圏内から消え失せろ、このピーよりも下劣な救い難い最下等生物め」

……うはぁ。僕、赤痢アメーバ以下でつか?

「しくしくしくしく」
「泣くな、ウザい!」

ちゅるちゅちゅ、ちゅぽん。
涼しげな音を立てて、妹の花弁のような唇の中に吸い込まれてゆく冷やし麺。
嗚呼、僕もあの麺になりたい……。

「……本気で鬱陶しい奴だな。何時まで観ていようが、貴様には一口たりともくれてやるつもりは無いぞ」
「いいよ。美咲が食い終わったら、お皿に残ってるおつゆを啜らせて貰うから」

がごす!

僕の茶碗が飛んで来て額に減り込んだ。
288桐莉兄.:2005/07/26(火) 01:24:24 ID:Le+7KI99
「い、イタイ……」
「貴様は変態か!恥を知れッ!」

……美咲タン、きっついなぁ。

「変態違う、変態チガウヨ?」
「妹の食い残しを淫らな視線で虎視眈々と狙う不貞の輩を世間様では変態と定義するのだ!貴様のその蛆の湧き掛けたド低脳に良く良く叩き込んでおくがいい!」
「嗚呼っ、せめてお箸を!美咲タンの唾液が付着したお箸をレロレロ!レロレロと嘗めさせてくれっ!」
「き、気持ち悪い……」
「何を言う!俺達は同じ血を分けた兄だ――」

ちゃきんっ☆

「それ以上一言でも無駄口を利いて見ろ、有無を言わさず叩っ斬る!」
「やめて美咲、斬馬刀はやめて痛いのイヤなの」

ぶんっ――。

「ヒィィィィ!」
「……ふん、小心者め」
「そんなもの振り回されたら誰でも恐がると思うな?……うな?」
「いいか?言っておくがな、私は貴様を血の繋がった実の兄だなどと認めるつもりは断じて無いからな!」
「それはつまり、『愛するお兄様と血の繋がりがあるなんて、結婚出来ないなんて、美咲は絶対に認めないもん!』という意味だね?美咲〜っ」
「………死ぬるか、兄上?(ニッコリ)」
「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」
289桐莉兄:2005/07/26(火) 01:25:47 ID:Le+7KI99
ちゅるるる、ちゅぽんっ。
嗚呼、最後の麺の一本まで綺麗に平らげちゃったよ、美咲……。

「あ、後片付けは僕が――」
「要らん。貴様に触れられたら私の食器が腐る」

自分で後片付けをする美咲。
エプロン姿が可愛い。ハァハァ……

「ふむ、室温と湿度が上がったか?今日は微妙に不快指数の高い日だな」

嗚呼、畜生。
美咲のお箸(と言うか具体低には唾液)が洗剤に汚染されていくよ……。
勿体無い!飲み残しのおつゆが排水溝にィィ!

ちゃぱぱぱぱぱ――きゅっ。

「……あああ」
「おい」
「……美咲タンの冷やし中華」
「おい!私が呼んだら返事をしろ!」
「は、はひっ!」
「貴様の分は冷蔵庫に入れてある。貴様如き下郎に私の極上手料理を食わせてやるのは本気で惜しいが、施しも富める者の務めだ」
「マジッスか、美咲タン!?」
「食いたいか?」
「食いたいです!」
「なら、三度回ってワンと鳴け」
「ワン!ワン!ワぅーン!僕は美咲タンの忠実なわんこだワン!」
「……本当にプライドの欠片も無い男だな、貴様は」
「プライドなんてゴミクズだワン!」
「………ふん。食っていいぞ、ポチ」
「ワンワンワキャーン☆」
290桐莉兄@キリ:2005/07/26(火) 01:31:12 ID:Le+7KI99
冷蔵庫の中には…おぉぅ!マジで入ってるよ、美咲タンのお手製冷やし中華〜♪

「いっただっきまーす!」
「(……じー……)」
「はぐはぐがつがつふぐふぐもぐもぐ」
「(………じー………)」
「がふがふんぐんぐんがぐぐ」
「おい、美味いか?感想くらい口にしたらどうだ?」
「美味い!美味いよ、美咲ぃー!」
「そ、そうか?本当に美味いか?嘘じゃなかろうな?」
「本当に美味いでつ!」
「……ふむ、それならば良し」

ぉ?美咲タン、微妙に俺の反応気にしてる?
もしかしてアレですか?
普段は兄に冷たい妹、だけど素直になれないだけで、本当は俺の事を?

「――隠し味に下剤を少々入れておいたのだが、貴様が気に入ってくれたのなら問題無しだな」
「んごふぉ!?」

……美咲タン、ホンマにきっついなぁ。
291名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 01:47:32 ID:fjppUCtZ
>>280
かおる了解。あきら先輩の攻撃阻止のため、『ぱんつズリ降ろし攻撃』を直ちに開始する。
第3小隊はるか、お前は先に自らのぱんつを膝までズリ降ろした状態でお兄ちゃんに接近、
目標の注意を引き付けろ。その隙に不可視モードのゆきなが背後にまわって攻撃する。
ゆきな、ぱんつズリ降ろすついでにローターの2、3も突っ込んどいてやれ。
292名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 09:23:14 ID:lFVl9S5H
桐莉兄乙

うわん美咲タン股間にドギュンときたお
293名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 09:50:21 ID:zNhYEeIC
朝起きたら、妹が冷たくなっていた。
294名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 11:05:43 ID:1qj0Dv7D
朝起きたら妹がおはようって



…約一年ぶりに挨拶してくれた(泣
295名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 15:07:38 ID:dFIq/ePB
>>269
次貼り付けたら他でオマエが貼ったのもまとめて通報するから
296Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/26(火) 22:30:13 ID:1h+7s+Lu
佑季「激情家でお兄ちゃんを独占したがる、積極派な妹」
悠月「…照れかくしに、からかいながらも受け入れてくれる妹」
「「…あなたならどっち?」」
朝起きたら妹が、某料理番組のようなノリで質問してた。
僕にか?って聞いたら、このスレの皆さんに、と。
…埋め用アンケート向けなネタでごめんなさいorz
297桐莉兄:2005/07/26(火) 23:08:12 ID:Le+7KI99
桐莉「毒電波で兄ちゃんをゆんゆんしたがる奇天烈な妹と!」
七華「練乳浣腸大好きなだよもん系幼馴染!」
由紀「…あなたならどっち?ボクはななねぇ一押しだけど」

PS。由紀や霧佳、ヤマモトさんとかでもいいでつよ?
因みに、桐莉贔屓に見えて作者自身は結構七華や由紀も好きだったり。
298桐莉兄:2005/07/26(火) 23:11:11 ID:Le+7KI99
>>Y氏
んでー、もしも書くなら暴走するキャラの方が書き易いし、書いてて面白いんで、激情家の方を。
でも実際に自分がつきあうなら、まったりした関係の方が好きですんで後者を。
……でもうあき性だからねぇ、どっちも捨て難いっつーか。
自分を好きだーって積極的にアタックされるのに弱いんで、もしかしたら押しが強い方に転ぶかも。
299名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 23:30:05 ID:/cULTQpH
朝起きたら妹のおもちゃにされていた
300名無しさん@初回限定:2005/07/26(火) 23:36:04 ID:/uhaaCeP
朝起きたら妹がおもちゃで遊んでいた
301Y@携帯から:2005/07/26(火) 23:40:50 ID:8weK2Mmv
そうですね…桐莉兄氏の持ちキャラの中から選ぶなら、由紀ちゃんでしょうか。 桐莉兄氏に合いそうなのは…僕の持ちキャラなら寧ろ、296の両方が当てはまるクリスティの方ではと勝手に推測してたみたり。
302Y@携帯から:2005/07/26(火) 23:51:51 ID:8weK2Mmv
朝起きたら机の上に、妹直筆のアンケート用紙があった。 僕の持ちキャラ、キャラバラエティは少ないですが小説用に用意してる妹キャラの人数は最早シ○プリ並になりました…orz
303名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 06:09:40 ID:DYjLr/+O
朝起きたら妹がおもらししていた
304名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 08:56:56 ID:dTcZPguj
理想の妹っつーと、やっぱふたっ娘だろ。
……なんて。
305名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 11:10:09 ID:dB4DAFe2
ふたっ娘って双子の女の子の略だよな?
そうだと言ってくれ…
306名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 11:28:28 ID:YKvQArFK
ふたなり?????
307名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 12:13:58 ID:/iObNfkA
そういえば、双子は今まで無かったかな?
308名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 12:44:05 ID:bXInFa/9
ひとつのボディーに頭が二つ付いてるんだよ。
やきもちが大変だな。
309名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 14:33:10 ID:Xd0ZXbwz
朝起きたら、妹が大人のおもちゃを……
310名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 17:35:29 ID:rvv3fK8m
双子……あれはいいものだ。

しかもアレだろ?
する時はお互いに取り合うから平等にしてやらなきゃいけない。
だが他の女には共同戦線を張って手を出させない。
そんでしょっちゅう片方が抜け駆けを企んで、もう片方を諫めるとばっちりから回数が増える日々。

ん?昔、某スレにこんな奴居たような……?
( ´・ω・`)ウラヤマシス
311名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 19:10:11 ID:leyiT1MH
いたなあ・・・エロゲ生活スレ。
彼は今頃どうしているんだろうか。母親も食べちゃったのかな。
312Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/27(水) 22:04:39 ID:cSgCzRe4
朝起きたら妹が、抱きついてきた。
「…もう、兄貴とじゃないといや…」という、佑季の声が痛々しかった。

…267の続き(2話目)を構成中です。
313名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 22:55:43 ID:LVLXQEMO
朝起きたら妹が、「うれしいな、きょうはわたしとおるすばんだょ♪」と言った。
314名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 23:08:15 ID:xMBPdyhn
それもいいが…
朝起きたら妹が「お父さんとお母さん海外に転勤だって。私達だけ日本に残るみたい…」
と慌てて報告してきた。


エロゲって両親いないの定番?('A`)
315名無しさん@初回限定:2005/07/27(水) 23:20:32 ID:rvv3fK8m
エロゲだと何故か不在。
現実だと同居しながら毎日のように。
家庭によってはむしろ両親が推奨してくる。
おいィィィィ!どうなってんだァァァァ!

俺だって家事が得意でしっかりした可愛い妹の依存寸前な甘えっぷりに負けて毎日ベッタリくっついて過ごしたいっつーの!
そんで何するにも一緒でイチャイチャパラダイス希望だっつーの!


実際は妹の「い」の字も無いけどな!
('A`)ハァ…
316名無しさん@初回限定:2005/07/28(木) 00:07:24 ID:tBAc2CQs
そういえば漏れ幼稚園の頃から「料理のできる妹」が欲しいと思ってたこと思い出したw
ガキの頃から妹萌えかよ…産まれてきたの弟だったけどな('A`)


朝起きたら妹が料理の勉強してた
317Loveless ◆cf6.GAJsFA :2005/07/28(木) 06:33:54 ID:y1wQvbAq
1.揺れる心

「ねぇ、悠兄…愛ってなんだろう…。」
これが、かつての私の、口癖だった。
…例え好きな人ができても、…兄を愛するようになっても、
愛するすべを知らない私は、応えることも求めることもできず、孤独だった。
…唯一の救いは、クラスの友達にや先生に恵まれたので、、
いじめられたり、仲間はずれにされることはなかったこと。
…幼い頃の、両親との記憶がない私。友達との記憶もあるし、
歳の離れた姉や兄との事も、伯母やいとことの事も覚えているのに…。
中高の6年間ずっと気になっていた、私の悩みだった。
…でも、その理由は、知らなかった方が幸せだったのかもしれない。

ひたすら勉強し、大学部へ入学を決めた私に、伯父からの電話があった。
戯れで買った宝くじが当たり、伯母と海外旅行をすることになったと。
「佑季…もしも何かあったら、…叔父さん達を頼りなさい。」
…伯父がそう言ったのは、今では某国立大学の大学院を出て、
研究に明け暮れているという兄や、OLとして頑張っているという姉に、
迷惑をかけるわけにはいかないからだと思っていた。
「伯父さん、ありがとう。…新婚の頃を思い出して、楽しんできてね」
そう返事して、電話を切った。
そして、まさにその日に、地元の役場に行って、戸籍謄本を取りに行った。
318Loveless ◆cf6.GAJsFA :2005/07/28(木) 06:51:40 ID:y1wQvbAq
2.三日月のシーソー

「…お父さんの連れ子?」
…再婚同士で、私は父さんの前妻の忘れ形見だったのだ。
…悠兄のことは、実の兄だからと諦めてることにしていた。
それなのに…血の繋がりがなかったなんて…。
しかも、その父と母は…。「行方不明」
そして、昔から不可解だった私の首筋の傷痕…
……すべてが、繋がった気がした。

―昔も、悠兄の事が好きだといった事があった。
―父も母も、なんだか取り乱していた。
…悠兄は…なんだか複雑そうな笑顔を絶やさなかった。
あれは多分、両親の手前、実は本当のことを知っていたのを言い出せず、
しかも、私も、既にそれを知っていると思ったからなのかもしれない。

…過去を思い出し、物思いに耽っているうちに、眠ってしまったようだ。
目が覚めたときには、とっくに夕日が沈んでいた。
今日は、月齢3日。三日月だ。
そう思ってベランダに出た。
……月が、赤かった。そして、何かを訴えかけてくるような気がした。

赤い三日月は、私にとって、特別だった。
紅い色が血を、三日月はシーソーを連想させるのだった。
319Y ◆cf6.GAJsFA :2005/07/28(木) 06:57:02 ID:y1wQvbAq
ここまでひたすら一人語りなのは、佑季の過去回想という一面が強い為です。
すみませんorz
真実を語る「悠兄」サイドを含めて、8〜10話位になる予定です。
…依存症、2人暮らし、両親の不在に伯父伯母の海外生活。
…なんか…ありがちですね。
320 ◆LhZ6bN5GV6 :2005/07/28(木) 21:11:30 ID:RrGof/bP
初めてSSSを書くけど、下手だったらスマソ

朝起きたら、妹が微熱をだしていた。
「彩也夏、風邪?」
「うん。・・・・たぶん。」
「病院行く?」

そして、近所の病院に行った
「ただの風邪でしょう。3日分お薬だしときますね」

三日たっても、熱は下がらなかった。
というわけで、拘束ハズを使い鹿大病院へ向かった。

精密検査を受けた結果・・・・白血病だった。


---------------------------------
あー、妹に会いたい・・・・・・orz
いまから行ってきますわな。

明日続き書きまふ。
321名無しさん@初回限定:2005/07/28(木) 21:34:17 ID:rh9GPvB3
拘束ハズは高速バスでいいのか?
322名無しさん@初回限定:2005/07/28(木) 21:55:29 ID:m4O5fWNk
鹿大病院は医科大病院でいいのか?
323 ◆LhZ6bN5GV6 :2005/07/28(木) 23:06:49 ID:RrGof/bP
>>321-2
うん。
というか、正確に近所の病院は、診療所・・・・orz
324名無しさん@初回限定:2005/07/28(木) 23:41:53 ID:Bn+GmqVQ
正確には……だよな。
書き込む前に推敲しような?
325名無しさん@初回限定:2005/07/29(金) 00:08:05 ID:dpTGZ+7S
先にメモ帳に書いて、それからコピペしたほうが間違いが無くてオススメ。
特に誤字脱字、文脈の乱れがチェックできて良い。
更にまとめて大量に投下できるので、名無しさんも幸せ。
何よりも、自分のPCに残るので実力のLVアップにつながる。
など。


デメリットとしては、ある程度まとまるまで投下しづらいので間隔が開きやすい。
書いた次の日になると気恥ずかしくて投下中止したくなる。
リアルタイム添削じゃないので独り善がりな作品になることもある。
など。


概してメリットは大きいので次回は是非。
326名無しさん@初回限定:2005/07/29(金) 00:15:12 ID:eyN5jVnM
いい方向で活性化するのは我々にもいいことだ。今日も元気ネタ投下

朝起きたら妹が暑さで倒れてた
大変だすぐ服を脱がして涼しくさせ(ry
327320祥 ◆LhZ6bN5GV6 :2005/07/29(金) 13:27:45 ID:VLoVadDo
320の続き。
で、骨髄移植をするために、親と、漏れの3人を探してみたが、
不適合だった。

病室で、彩也夏と一緒にテレビをみていた。
漏「この子、彩也夏に似てかわいいよね」
彩「うん。・・・・・あ!」
漏「?」
彩「おかーさーん。」

漏れは、すっかり忘れていたのだが、義母の離婚当時彩也夏に
7つ離れで姉がいた。離婚した際、彩也夏は母方につき、姉は父方(というより
上京中)だった。

漏「そーか姉がいたんだな。。」

と、彩也夏は公衆電話で電話してるみたいだ。
「うん。おねぇって、私のドナーになれるかなぁ・・・・。」
328名無しさん@初回限定:2005/07/29(金) 18:04:41 ID:tjxeBk21
とりあえずSSの中で漏れはやめようぜ…
329名無しさん@初回限定:2005/07/29(金) 22:42:33 ID:MBo5WKeS
あとカギカッコの前に名前書くのもちょっと
330名無しさん@初回限定:2005/07/29(金) 23:26:24 ID:/h/ClwRz
実話?
331名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 00:15:22 ID:geKFV1Fi
実話ならいきなり骨髄移植ってアリエナス。

>>326
日射病か熱射病かで対処の仕方が違うぞ。
気を付けろw
332名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 00:19:24 ID:KXuINZLM
朝起きたら妹にオナニー見られた


実際に見られた奴いたよなあ…
333名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 00:24:24 ID:iMLE6tvu
〇ーくんのことかー!
334名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 01:00:02 ID:RL8fW5FV
アイナブリッジ大佐のことかー!
335名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 09:45:10 ID:HPm3a6xP
336名無しさん@初回限定:2005/07/30(土) 13:02:07 ID:tla+xzEs
>335
詳細よろ
3373:蕩ける理性(前)612:2005/07/31(日) 06:31:22 ID:F5oMDohW
…悠兄…。私は…どうしたらいいのだろう。
すべてを知ってしまってから1週間後のこと。
いつものように夕飯を作って、呼びに行こうと思ったときの事。
どこからか、私を呼ぶような声が聞こえてきた。
だからだろうか、いつもいつもなら「悠兄、ご飯できたよ〜。」
と声をかけるだけなのに、ドアに耳を当ててしまったのは。
「…佑季…佑季…。」
荒い吐息と、上ずったような、悠兄の声が、聞こえてきた。
「……悠兄…取り込み中に、ごめんなさい…夕飯できてるよ。」
ドア越しに伝えて、その時はそそくさと戻ってしまったけれど、
私は、何か…恥ずかしさよりも、強く疼くものを感じていた。
338名無しさん@初回限定:2005/07/31(日) 10:21:32 ID:2RT1T377
取り込み中とか言われると余計惨めっぽいなw
339名無しさん@初回限定:2005/07/31(日) 20:48:57 ID:PseGR6So
所詮、男が書いてるもんだし・・・
340名無しさん@初回限定:2005/08/01(月) 00:14:44 ID:gsTVpjix
そんなこと言ったら世の中のエロゲの何割が消え去ることか
もしかしたら女かもしれないじゃないか
女なら女で腐女子はカエレになるわけだが
書き手の性別など飾りだよ飾り
341名無しさん@初回限定:2005/08/01(月) 00:22:15 ID:qsTkcSdw
この世には…顔を表に出さない方がいいことってあるよな('A`)


朝起きたら妹に「一人でばかりやってると…馬鹿になるって聞いたから良かったら私が…」
迫られた
342Y@携帯から:2005/08/01(月) 21:29:35 ID:7u7XM31U
そういえば、○―くんはみつかったのがきっかけでしたね…orz
343名無しさん@初回限定:2005/08/01(月) 23:54:54 ID:gsTVpjix
朝起きたら妹に見込まれた。
「はい、この特製鍋に入って!お兄ちゃんにしかできないよ、頑張って!」
うむ、何だか風呂気分だ。いや、ちょ、熱、あああ熱い!熱い!!
344名無しさん@初回限定:2005/08/02(火) 01:55:40 ID:2b6vVUP2
年の離れた妹に告られた。そして泣かれた。「兄妹なのにごめんね」だって。
…気付いたら、妹を抱きしめてキスしてた。
345名無しさん@初回限定:2005/08/02(火) 19:23:50 ID:dUGdL2mr
朝起きたら妹とマターリ過ごした


…最近物凄く暑いから話の中だけでも夢見させて('A`)
346名無しさん@初回限定:2005/08/02(火) 20:23:43 ID:ca54CL+o

         , - ― -  、
       /::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、
     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::ッV∧V∧V∧V∧V∧V∧V∧V∧V
     ,':::::::::::ィ、::::::::::::::::::::::::::::::::::≫ >>345さんになら抱かれてもイイ!≪
.    i:::::::::/__,、ゞハ;ノヽj;;::イ ┬'≫ィ//〃//〃//〃//〃//〃//〃//
     !::::::,'  '''''''''     '''''''' ノ/
    f⌒ij.. (●),   、(●) | )
    ゞ_ィ  `ー ,,ノ(、_, )ヽ、,,. ノ_'´      ,r'' ~''‐、
   _,.-::::人   `-=ニ=-.   ハ:: ``丶、 { . ..:. ::j ::::::::
 ∠'''- '´/`-、  `ニニ´. , ィ'   `ヽ'''  ::::::` 、_ ノ:::::::::::::::
:(⌒)::::: /      ` ー- ' ´        i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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347名無しさん@初回限定:2005/08/03(水) 12:49:50 ID:igcEMOTO
あまりに暑いのでシャワーを浴びようと思った
弟が先にいたが気にせずに入ったら男のはずなのに付いてなかった

朝起きたら弟は実は妹だった
348Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/03(水) 19:58:29 ID:v/tlJ9Ez
今は4話目を製作中です。

朝起きたら妹が、「プール行こうよ♪」といいながら抱きついてきた。
…決まったわけじゃないのに水着に着替えてるのかよ…。
349名無しさん@初回限定:2005/08/03(水) 22:45:56 ID:0Itwo9Ws
Y氏いつもおつ〜

↓ついでに定番そうなネタも置いてく
朝起きたら妹が一緒に夏祭りに行こうと誘ってきた

誰か萌えるのたのむorz
350第4話予告編 ◆cf6.GAJsFA :2005/08/03(水) 23:55:54 ID:v/tlJ9Ez
お兄ちゃんにはあんな事を言ってしまったけれど、
…見ちゃったわけじゃないんだし…。うなされてただけかもしれないし…。
…どうしよう、どうしよう…。―気になって仕方がなくなってしまった。

351& ◆oTv8OwbLFo :2005/08/04(木) 22:40:06 ID:V6ohHYNN
まだまだ執筆中。…どうつなげようか迷ってます。
352Y@携帯から:2005/08/04(木) 23:39:46 ID:HFHIL6oJ
351は僕です。…トリップが崩れてしまった…orz 朝起きたら妹が、「この服どうかな?どうかな?」と聞いてきた。…なんでカナ坊?なんでチューブトップ?
353Y@携帯から:2005/08/04(木) 23:54:13 ID:HFHIL6oJ
351です。…トリップが崩れてしまった…orz 朝起きたら妹が、「この服どうかな?どうかな?」と聞いてきた。「(…なんでカナ坊?)…露出多すぎやしないか?」「…チューブトップにミニスカって結構兄さんの好みっぽいっと思ってたのに…。」
354名無しさん@初回限定:2005/08/05(金) 00:03:40 ID:6FAPZxcy
今度は重複…吊りたいorz 朝起きたら妹が、「兄貴と恋人になれない位なら死んでやる!」と言っていた。…某スレ主の妹かよ、と思った。
355名無しさん@初回限定:2005/08/05(金) 19:01:17 ID:ItOfuOkj
朝起きたら妹がオタク検定やってた

ttp://www.otaken.jp/
356Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/05(金) 20:45:04 ID:gbocXigx
朝起きたら妹が、やたら上機嫌なので理由を聞いてみると、
「今日はお父さん達いないから、いくらでもできるね♪」と言ってきた。
俺ってそんなにしたそうに見えるのか?と思ってると、朝ご飯を持ってきた。
今日はひつまぶしか…朝からウナギはきついからやめてくれ…orz
……と、こんなのどうでしょうか。
357名無しさん@初回限定:2005/08/06(土) 01:33:19 ID:Ekxecrss
朝からウサギに見えた(マジで)
最近エロい妹が居なくてサミシス
358名無しさん@初回限定:2005/08/06(土) 03:01:08 ID:EbTgguat
朝起きたら妹がオタク検定やってた。妹は…重度の秋葉系ヲタ。影響を受けたのは俺だけで無く、両親までも…

検定試験二日前。
「みんな、何やってんだ?」
「「「うるさい!!!」」」
うわ。異口同音とは違うが、見事に揃ってやがる。見たところ、何かの勉強をしているみたいだ…
「…オタク検定試験?」
「そう。高得点を取るには今までの復習が必要だからね。」
両親は黙々とシャーペンを走らせている…ほっとこう
「…まあ頑張れよ。」

検定試験当日
「さて、頑張ってくるか!」
意気込んでいる妹は、目の下にくまができていた…心配だ…

結果は…妹:95点、父:84点、母:98点。
どうやら俺は不幸な家庭に育ったらしい…どうすればいいんだorz

「大丈夫!次回はお兄ちゃんも強制参加だから(はぁと)」
「受けてたまるか!」
359名無しさん@初回限定:2005/08/06(土) 16:21:22 ID:/Ymn9pJO
朝起きたら妹がエロゲ原画家デビューしてた
360名無しさん@初回限定:2005/08/06(土) 18:44:07 ID:iTSpppZx
朝起きたら妹に
「何で兄貴はすぐイってしまうん?」
って言われた…orz
361名無しさん@初回限定:2005/08/08(月) 12:31:05 ID:NxUv2asJ
朝起きたら妹が保守。
俺は補習。
「お兄ちゃんが毎日のように朝からするから遅刻が増えるんだよ」
じゃあ股から昨晩の精液垂らしながら裸エプロンするのはやめろと後ろから挿入れつつ言ってみるテスト。
「だ、だって、時間が無いも、んっ、んぁぅっ!」
最奥を何度か突くと簡単に達する妹。
「今日は何回イクかな?」
「ダメぇ、激し、ああっ!」
ならば、と抜いてやる。
「え、ぁ……」
「じゃあ補習行ってくるぜ。疼いても一人でするなよ?」
「そん、な……」
帰宅した時が楽しみだ。

続く?
362名無しさん@初回限定:2005/08/08(月) 17:00:59 ID:jewXqj4u
やばい…エロ分が足りないから短くてもハァハァしてしまいますた(*´д`)
そんな意味も含めて↓

朝起きたら妹に焦らされた
363名無しさん@初回限定:2005/08/09(火) 00:45:59 ID:yYHMjMat
朝起きたら妹が、
飼い犬にのしかかられながら「お兄ちゃん・・・だめ・・」と寝言を言いつつ自ら服をはだけさせてた
364名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 12:16:38 ID:mFF6rG0D
そろそろ終わりかな。
思いつきで立てられた割に長生きしたな。
まあ、楽しませて頂きましたよ、と。
しばらくは保守やら単発やらで残るだろうけど、次スレは厳しいかな?
今までの職人諸兄、GJ!!
ありがとう、そして、さようなら。
365名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 12:43:54 ID:/sKzxzMM
日記はチラシの裏に書け
366名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 14:02:00 ID:KHpoaJnl
チラシがもったいないと言ってみる

朝起きたら妹に未来日記を渡された
367突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/10(水) 14:31:46 ID:SvpPQ/Ad
「おはよーございますっ!」
勝手知ったる他人の家、とか言う以前に鍵のかかっていなかった高橋邸の玄関をく
ぐり、そのまま居間へと向かう梓。いわゆる『近所の幼馴染み』で日常的に出入り
を繰り返しては兄妹の世話を焼いていた彼女が目にしたのは、やはり日常的で『い
つも通り』の風景だった。
「おっす。」
「おはよ、ケンちゃん。奈留ちゃんは?」
インスタントのコーヒーを脇に、一人でバタートーストを頬張っている健一の横を
通り過ぎ、この家の家族構成とはおおよそ似合わない大きな冷蔵庫から牛乳のパッ
クを取り出し愛用のコップに注ぐ。
「……………ケンちゃん?」
「言うまでもないやろ?」
がたがたと椅子を引いて、不機嫌そうに朝食をとつ健一の前に座る梓は精一杯の作
り笑顔で場を和まそうとするが、それが報われた試しは一度もない。
「あ………あはは〜……そうやね……」
この家のもう一人の住人、奈留の寝起きの悪さは折り紙付きである。それでいて学
校の部活の朝練には一度も遅れたことがないのは、ひとえに健一と梓の努力の賜に
他ならない。
「………で、でも、そろそろ起こさなくってええの……?」
「そうか? んじゃ任せた。」
「え、え〜とぉ……」ひくひくひく、と口の箸が引きつる梓「……私やあかんよぉ。
やっぱりケンちゃんや無いと……」
普通に考えれば奈留はお年頃。寝相どころか寝顔を異性に見られるのには抵抗を感
じてしまうのは想像に難しくないし、勝手に部屋に入られるのだって嫌がると考え
るのが当たり前。この場合には同性で年も近い梓が起こしに行くのが常識的な判断
なのだが、残念なことに梓の『腕力』では奈留を起床を促すことは出来ない。
「だるい、気が進まへん。」
が、当の健一は興味なさ気な顔のまま。
「だ、大丈夫やてケンちゃん。今日はね、秘密兵器が有んねんから。」
368突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/10(水) 14:33:52 ID:SvpPQ/Ad
「すぴぴーっ。」
「………………………………」
「………………………………」
「ぴよよよーっ。」
ベッドの上、掛け布団を蹴散らし大の字になって惰眠を貪る奈留の姿に言葉を失っ
てしまう二人。むろん、部屋に入る前にノックもしたし声もかけたのだが。
「………ほ、ほんま気持ちよさそうやね、奈留ちゃん……」
「っつーか、脳天気な顔しおってからに。」
「うにゅうにゅ………くーっ……」
「で? そいつの出番なんか?」
「え? あ、うん、よいしょっと……」先日譲って貰った……らしい……雑種の子
犬をベッドの上、奈留の足下の辺りに降ろす梓「………ゆっくり、ゆっくりと…
…よし、いけっ。」
「……噛み付いたり、しないんか?」
「大丈夫大丈夫、大人しい子やから。」
そんな会話を理解しているのか居ないのか、よちよちとパジャマの上を歩いて顔を
目指す子犬。
「う、うぅ〜〜〜〜ん……」
「わ、ちょっと寝苦しそうになった………」
「……でも、目は覚まさんのなアイツは。」
「むにゃむにゃ………」
やがて奈留の枕元に到着した子犬、まずはその場でスンスンと鼻を鳴らして対象人
物の臭いを確認する。
「人懐っこいやっちゃな?」
「犬って、元々ド近眼やねんて。それに生まれた時から飼い犬やったから人間は無
害やと思ってるんとちゃうんかな?」
「ふーん……」
369突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/10(水) 14:36:01 ID:SvpPQ/Ad
「くぅん?」
臭いから初対面の人物だと判断したらしい子犬、好奇心に後押しされたか更に鼻先
を近づけて再度臭いを確認。そして……
(ぺろり)
「うわ、舐めおった!」
「うぅ〜〜〜〜〜ん………!?」
「………でも、やっぱり起きへんね………」
(ぺろり、ぺろぺろぺろ)
「………うう、健ちゃぁん……また健ちゃんなん……?」
(ぺろぺろぺろ)
「………………………………………いま、『また』って……?」
「誤解だ。」
(ぺろぺろぺろ)
「あかん……あかんてぇ……健ちゃぁん、私、朝からなんか嫌やぁ……」
「……………………………」
「だから誤解だと。」
(ぺろぺろぺろ)
「やぁん……せやから耳は弱いからあかんて言うてるのにぃ……」
「ひつこい様やが誤……」
「……………わ、私ケンちゃんを信じてるもん、うん。」
「と言いながら音もなく距離を取ろうとするな!」
「……もぅ、しゃーないなぁ健ちゃんはぁ………」
(ぷつん、ぷつん、ぷつん)
「わ、わ! 今度はパジャマのボタン外して……」
「………念のために断っとくが、時々全部脱ぎ散らかしおって下着姿に……」
「で、でも奈留ちゃん……あれってノーブラやないの……?」
「……………………………………………い!?」
はらり、とはだけたパジャマの下から現れたのは普段から胴着に包まれて日焼けと
は無縁の色白のバスト。張りのある膨らみの頂点には色素の薄い突起がプリンの
デコレーションの様に佇んでいる。首筋からヘソ、そして薄黄色のショーツに隠さ
れたウエストにかけて染み一つ無く滑らかな絹の素肌が寝息に合わせて小さく上下
している様子が朝の日差しの中ではっきりとわかる。
370突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/10(水) 14:37:24 ID:SvpPQ/Ad
「………奈留ちゃん、実は着痩せするタイプなんかも……」
「ほんま、頭と体の成長が噛み合ってない奴っちゃ……」
「う〜ん、う〜ん、健ちゃぁん………」
(ぷるん、ぷるるん)
「………ゆ、揺れるモンやねんなぁ、実際……」
「あ……あれだけあったら揺れるに決まってるやん。私も寝る時はブラ外そうかなぁ。」
「なんや、お前は揺れへんのか?」
「な、奈留ちゃんが反則気味やだけやもん! 私は普通………ってケンちゃん!」
「ん?」
「なに呑気に観察してるんよ! 出てけぇぇぇぇぇっ!!」


(ぺろぺろぺろ、ぺろぺろぺろ)
「やんっ、くすぐったぁ〜い♪」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………あれ? 梓ちゃんも健ちゃんも元気ないやん? どないしたん? もう『ご
ちそうさま』なん?」
「あー、奈留?」
「奈留ちゃん?」
「うん? なぁに?」
「後で一緒に目覚まし(時計)買いに行かへんか? 俺、出したるから?」
「わ、私も一個、買ったげるし……」
「………………………? う、うん、ええけど……」
『はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ………』
「???」
「くぅんくぅん!」
371突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/10(水) 14:43:46 ID:SvpPQ/Ad
いや〜暑は夏いですねぇ〜。
ちょっと雑な仕上がりですが、生存報告の代わりと言うことで(汗

ところで次回作ですが
1.(色んな意味で)ハードなの
2.少しスレ違い気味でソフトなの
のどっちが良いでしょうか?

レスが無ければ勝手に決めますがw


>>361
出来ましたら続きをキボンヌ

>Y氏
ちょっと語尾が違うんじゃないカナ?違うんじゃないカナ?
……と言いながらチューブトップは私も考えてましたw
372名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 15:15:07 ID:8BnuhxrO
GJ!!! ごちそうさまですw

>2.少しスレ違い気味でソフトなの

に一票。

んで、できたらレズ分も補給したいなーとか。
別にハードなレズでも良いんですががが…。
373名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 15:16:40 ID:y9fUBHih
>>突発屋氏
2で。しかしエロは十分に。
374名無しさん@初回限定:2005/08/10(水) 17:41:10 ID:KHpoaJnl
突発屋氏ぐっじょ!微エロもたまらんです(*´д`)ハァハァ

自分も2でエロいのおながいしまつorz
375名無しさん@初回限定:2005/08/12(金) 19:42:00 ID:DrTVwjIE
ネタが不足してるのか
それとも職人が不足しているのか・・・
376名無しさん@初回限定:2005/08/12(金) 20:21:31 ID:37urZPpC
色々都合があるんじゃね?
スパロボとかエロゲとか。
377名無しさん@初回限定:2005/08/12(金) 20:23:19 ID:bLYcOQ/n
お台場出陣やもしれぬ。
378名無しさん@初回限定:2005/08/12(金) 22:45:18 ID:14qgAmvW
グとかリネとかかもしれん。
379361:2005/08/14(日) 00:05:14 ID:ZsyfyJ6y
こっそりと……書けたので続きを。完了or連投規制で停止します。

「ふう、すっかり遅くなっちまったな」
補習は午前中の数時間だけなのだが、クラスメイトたちとの雑談で昼時をはるかに過ぎてしまった。
今から昼飯だと、晩飯に差し支えそうだなぁ、などと考えながら玄関を開けると、
「お兄ちゃん……遅すぎだよ……」
「悪い、すっかり忘れてた…」
朝から焦らしたまま放置しておいた妹が待ち構えていた。
「でもよ、焦らし放置プレイって分かってたハズだろ?遅いほうがいいんじゃないか?」
「そうだけどぉ〜、限度があるの!」
この様子からすると、もしかして、
「……待ちきれずに一人でシちゃった、とか?」
「――!」
ハッと息を呑む妹。どうやら図星のようだ。
「限界まで焦らして一気に達するために、せっかく朝途中で止めたのに……」
俺だって治まるまで大変だったんだからな。
「うぅ〜〜だってだってぇ〜」
「何回シたんだ?素直に言えばその分またシてやるぞ?」
「……じ、じゅ、っかい…シちゃった…」
10回もシたのか。俺が家を出てから5時間だから、30分に1回か。
「こりゃ、お仕置きだな。言うこと聞かない妹にお仕置きだ」
お仕置きと聞いて期待に目を輝かせる妹。だが、今回のはキツいぞ?
そうと知らない妹は、待ちきれないとばかりに着衣をはだけ始める。
「おいおい、こんなところで脱いだら後が大変だぞ?」
「え?後が……って?」
妹が怪訝な表情で手を止めたので、引き継いで脱がせてやる。
「お兄ちゃん、後って…ん、んんっ」
何か言いかけた妹の口を俺の口で塞いで黙らせる。
舌を入れようとしたが、妹の方が先に絡ませてきたので応えてやる。
ぴちゃぴちゃと玄関に淫靡な水音が響く中、服が床に落ちるパサリという音が妙にはっきり聞こえる。
380361:2005/08/14(日) 00:06:00 ID:ZsyfyJ6y
何度か深い口付けを交わすうちに、妹は再び自分から積極的に脱いでいった。
最後にショーツだけが残った時点で、俺は手を止めて体を離した。
「んふ、ぁ…お、お兄ちゃ、んっ…も、っと…」
キスのし過ぎで意識が蕩けたのか、焦点の合わない目を向けて続きをせがむ妹。
「それじゃ、部屋に行こうか」
このまま本能のままに玄関で及んでも良かったのだが、あまり派手にできないのが問題だ。
特に今回は妹の俺への依存度を高める絶好のチャンスなので、手は抜けない。
妹の肩を抱きかかえるようにして、地下の防音完備専用プレイルームへ。
……などという気の利いたシロモノがあるわけがない。せいぜいが住宅用ミニシアターだ。
最低限の防音ができれば何とかなるし、個人の住宅ではこれが限界である。
備付のソファに妹を横たえ、腰を浮かさせる。
「……もう、すぐに挿入て欲しい?」
ショーツを妹の足から抜き取りつつ、答えの分かった問いを俺は敢えて行う。
「う…ん、もう、挿…入、て…早く、ぅ…」
もはや我慢できないとばかりに自ら秘所を広げて俺を求める妹。
その痴態に満足した俺は、ゆっくりとズボンを下ろし、剛直を宛がう。
「そういえば、今日は、いいのか?」
妹の周期は把握してるつもりだが、一応確認しておく。
「え…っと、多分…ギリギリ、セーフか、な」
「じゃ、このまま挿入るぞ……っくっ」
ニュルリと亀頭を挿入した瞬間、ビクビクと激しく痙攣しながら締め付けてくる、妹の膣内。
朝から散々待たされたためか、妹は全力で精を求めて俺の剛直を攻めたてる。
この様子だと、普段と同じように動くとお互いすぐに達してしまうだろう。
だが、俺は射精すわけにはいかない。だからといって、妹を達させないわけにはいかない。
俺の剛直は萎えないように、妹は何度も達するように、ゆっくりと出し入れするのが今回の目的。
もちろん、先に自分だけ射精すといった、はしたない行為ができようはずもない。
「ほらっ、ここだろ?奥のここがいいんだろ?」
妹の一番弱いところ、子宮寸前の最奥に剛直を突き入れたまま腰をグラインドしてやる。
「んあっ、ああっ!そこ、そこぉっ、そこなのぉっ」
何度も押し寄せる快感の大波に全身を翻弄され、飛びそうな意識を必死で繋ぎとめる妹。
381361:2005/08/14(日) 00:07:00 ID:ZsyfyJ6y
しかし、妹の性感帯を知り尽くした俺の攻めに、その努力の甲斐も無く絶頂が訪れる。
「うあぁっ、も、う、いっちゃ、い、いっ、く、うぅぅっ!」
寸前、ズルリ、と妹の膣内から剛直を引抜き、絶頂に至らせない。
「ひっ、いっ、あ、な、なん、で」
若干妹の昂ぶりが治まったところで再び奥まで剛直を突き込む。
「んくぁっ!あっ、ああっ!」
幾度かそれを繰り返したところで、俺は今回の目的を妹に告げる。
「言っただろう?お仕置きが必要だ、って。一人で10回シたんだから、その分は耐えてもらわなきゃ」
「やぁっ…そんな…、あっ、ああ、んんっ」
当然、ただ10回焦らすだけじゃない。10回寸止めして1回イかせる、を10セットだ。
妹が達しそうになる度に、動きを止めて体位を換えて、挿入角度や速度も変える。
何回かイかせる頃には、妹はもうぐったりとしてしまい、反応が鈍くなってきた。
体力を使い果たした上に神経回路も快感に慣れてきたのだろう。しかし、この程度なら想定の範囲内だ。
まだ半分も終わってないのに先に果て尽くす、なんてことを俺が許すわけがない。
俺は結合部に手を伸ばし、クリトリスに刺激を与える。
「ひぅっ、や、はぁっ、ダメ、お兄ちゃん、そこ、ダメぇっ」
たちまち元気になって可愛い嬌声を上げる妹。余裕があるようだから、ペースを上げてやろう。
「まだまだイけるじゃないか。たっぷり愛してやるから、失神するまで頑張ろうな」
「そんな、あっ、あうぁ、ふぁっ!あふぁっ!うっ、くゅっ!」
他にも、妹の開発済ポイントを徐々に使用しながらお仕置きを進めていく。
耳たぶ、背中、お腹、二の腕、踝……あらゆる場所を攻め立て、更に新たな拠点の開発も怠らない。
……最後の10セット目の絶頂を迎えるまでに、妹は何度失神しただろうか。
終盤は絶頂と同時に失神し俺が覚醒させる、を繰り返す状況だったので、多分7〜8回、というくらいしか分からない。
最後の1回の時に、「これが最後だよ」と妹に教えてやると、一際強く達した後、深く失神してしまった。
俺はまだ射精してないんだが…まあいいか、このまま眠らせてやろう。そろそろ空腹も限界が近いしな。
時計を見ると、既に19時を回ろうとしていた。これはもうカップ麺かも分からんね。


昼〜夕方編、終了。続く……のだろうか?
382名無しさん@初回限定:2005/08/14(日) 00:15:30 ID:brF4nH3c
>>361
GJ
本編最後の一行にワロタw
3831/6:2005/08/14(日) 00:52:50 ID:rupHtldi
362 名前:名無しさん@初回限定 投稿日:2005/08/08(月) 17:00:59 jewXqj4u
やばい…エロ分が足りないから短くてもハァハァしてしまいますた(*´д`)
そんな意味も含めて↓

朝起きたら妹に焦らされた

「お・に・い・ちゃ・ん」
 一文字ずつ噛み締めるように僕を呼ぶ妹の声で目が覚めた。
「……ん? なんだよ、眠ってたのに」
 寝ぼけ眼をこすりながらベッドの上で上半身を起こすと、僕は不機嫌な顔を作る。寝ていたのを邪魔さ
れ、ちょっとだけど機嫌が悪いのも事実だ。
 でも、そんなことを知ってか知らずか、妹はベッドの脇に両膝をつき、布団の上に両肘を立てて組ん
だ指の上に細い顎を乗せて、悪びれた風もなく僕を悪戯っぽく見上げている。
 僕は、どきりとした。
 妹の目の中に、やけに大人びた蟲惑するような光を見つけたことにも増して、広く開かれたパジャマの
胸元から覗く、柔らかなふくらみを見てしまったからだ。
「あ、あ、暑いなぁ……」
 起き抜けというだけじゃなく、やけに乾く咽喉から白々しい台詞をしぼり出す。
「ん。そだね。暑いねぇ」
 妹は胸元をさらに開くと、手で扇いだ。
 僕はとっさに目をそむけようとして、だけど実際にはつい横目で妹の胸元を覗き込む。
 窓から射し込む淡い月明かりを受けて、ぼんやりと白く輝く肌。緩やかな曲線を描き、男の劣情を煽り
立てずにはいられない豊かなふくらみを作っている。そして、どこまでも吸い込まれそうな胸元の影の中
にうっすらと見える先端のふくらみ。
 ゴキュッと唾を飲む音がやけに大きく聞こえた。
「どこ見てるのかなぁ、お兄ちゃん?」
 答えを知りつつあえて尋ねる妹の声に、僕は我に返った。それでも胸元を隠そうともしない妹から慌て
て目をそらす。
3842/6:2005/08/14(日) 00:53:33 ID:rupHtldi
「……えっち」
 とがめるというより、まるで誘うような声。
「か、か、か、勘違いするなよ! 暗いんだから見えるわけないじゃないか!」
「ふ〜ん。見ていたことは否定しないんだ」
 顔を真っ赤にする僕は、いいように妹に翻弄される。
「い、いったい何なんだよ!? うわ、もうこんな時間じゃないか。こんな遅くに何のようだよ?」
 必死に話をそらそうと、ちょっと不自然なくらいに話題を変える。
 でも、妹の顔はそんな僕の浅はかな考えなんてお見通しといったように微笑んでいた。たぶん自分の
掌を必死になって飛び回る孫悟空を見ていたお釈迦様もこんな顔をしていたんじゃないか、という変な想
像が頭に浮かんだ。
「ゴメンね、お兄ちゃん」
 ずいっと妹が顔を寄せてくる。ベッドの上に横座りになった妹のお尻の下で、キシッとスプリングが小さ
な音を上げた。
「でも、お父さんやお母さんが寝入るのを待ってたから」
「な、なんで……?」
 妹がしゃべるたびに、甘い吐息が僕の鼻をくすぐった。妹が愛用する歯磨き粉の香料が、まるで麻薬の
ように僕の思考をとろかせる。
「なんで?って。だって、お父さんやお母さんが起きてちゃ、こんなことできないでしょ?」
 最後の言葉と重なるように、いきなり妹が僕に飛び掛ってきた。実際は飛びついたというほどでもない
んだけど、僕にとってはパンサーが樹上から獲物に飛び掛ったのにも匹敵する衝撃だ。
 そして、僕の両肩に両手を突き、完全に僕をベッドに押さえつけた妹の笑顔は、まさに獲物を捕食する
寸前の猛獣そのものだった。
「何をするんだよ!」
 妹をとがめる声は、どうしようもないほど震え、そしてあまりにも小さかった。
「うふふ……。エッチなこと」
 予想していたのに、とてつもない衝撃が頭を揺らした。
3853/6:2005/08/14(日) 00:55:05 ID:MCiJwCRV
「あたし、知っていたんだから。最近、お兄ちゃんはあたしのことをチラチラ見てるでしょ? ほら、あたし
が薄着になってから、特にね」
「それは、勘違いだ……よ」
 自分自身さえも騙せない僕の嘘を妹は鼻先で笑う。
「あたし、感じてたんだから。脚もお尻もおっぱいも、体中お兄ちゃんの視線で犯されてるって」
 たぶん、それは本当。妹を見ていたときの僕は、すごくいやらしい妄想を抱いていた。
「だからね。仕返しすることにしたの。今度は、あたしがお兄ちゃんを犯してあげるってね」
 そういうと、僕の反応をうかがうように、ゆっくりと妹が顔を近づけてきた。
「まずは、いけない嘘をつくお口から」
 ぷっくりとした妹の唇が、僕の唇に押し付けられた。そして、驚きで硬直している僕の歯の間をこじ開け
るようにして舌を差し込むと、歯のひとつひとつから上顎、舌の先から根元までなぶるように舐めまわす。
それは妹が言うように、まさに犯しているとしか思えない乱暴で、とてつもなくいやらしい口付け。
 たっぷりと僕の口内を堪能した妹がようやく唇を離すと、満足げにため息を漏らす。
「やっぱり、逃げなかったね」
 悪戯っ子をとがめる母のような口調に、僕は息を詰まらせる。
 たとえ肩を押さえられても、顔を背けるなり、口を閉ざすなり、いくらでも口付けを避けることはできたん
だ。でも、僕はそれをせず、ただ妹の口付けを受けるだけだった。
 そのことを見透かし、断罪する妹に、もはや僕は逆らえない。
 いや、逆らわない。
 なぜなら、それは僕も望むことだから。
「素直な子供には、ご褒美をあげなくっちゃね」
 今度は唇を僕の頬から顎まで滑らせつつ、舌先でゆっくりと舐めていく。その間に手は器用に僕のパ
ジャマの胸元を開いていった。
 もはや抵抗する気を根こそぎ奪われた僕は、ただひたすら妹の舌先が送り込む快感に翻弄され、熱い
吐息を漏らすだけ。
 その間にも、妹の唇は咽喉を伝い、薄く汗ばむ胸を蹂躙する。
「……あっ!!」
3864/6:2005/08/14(日) 00:55:43 ID:MCiJwCRV
 舌先が乳首を触れたとたん、それまで必死に押さえつけていた声が漏れた。
「あは。お兄ちゃん、感じちゃったんだ」
 あざけるような妹の声に、僕は羞恥に顔を赤らめる。
「情けないのぉ。女の子みたいに、乳首舐められて感じちゃったんだ」
 そこが僕の弱点だと見抜いた妹は、徹底的に乳首を攻め始めた。
 舌先で軽く先端をなぶり、ザラザラとする表面を押し付けるようにして舐め上げ、唇で痕が残るほど吸い
上げる。
 そのたびに、僕の唇から押さえきれない快感のうめきが上がる。
「ホント、女の子みたい。お兄ちゃん、女の子に生まれた方がよかったんじゃない?」
 妹の嘲笑も、すでに僕の興奮を高めるスパイスでしかなかった。
 もはや僕の意識は、妹になぶられる乳首だけにしかない。
「女の子なら、こんなもの邪魔でしょ!」
 だから、いきなり妹の手がズボンにもぐりこんだことも、その手が熱くたぎったペニスを掴まれるまで気
づきはしなかった。
「うふふ。女の子なのに、なにこんなものをおっ勃ててるの?」
「だ、ダメだよ……そ、そこは……!」
「どこがダメなの!?」
 力いっぱい握られた僕は、握りつぶされてしまう恐怖と、それ以上に妹に握られている興奮と快感に言
葉を飲み込んだ。
「こんな、ビンビンにして! なに? 実の妹に握られて興奮しているの? 変態! このド変態!」
 僕をののしりながらも、妹の手は激しく上下し、ペニスを刺激し続ける。
「ヤダ! この節操のない棒! 先から変な汁が出てきた! どうするのよ、あたしの手がベトベトするじゃ
ない! この早漏! 早漏の変態!」
「や、やめ……! で…射精しちゃう!」
 言葉とは裏腹に、妹の手が動きやすいように僕の身体は股を開いて腰を浮かす。
 でも、いきなり妹の手が止まった。
3875/6:2005/08/14(日) 00:56:56 ID:MCiJwCRV
 絶頂の直前まで高められた興奮が、行き場をなくして僕の下腹部をグルグルとさ迷っている。睾丸付近
にたまった熱が、外に出たいと暴れている。
「な、なんで……!?」
「あら? お兄ちゃん、どうしたの?」
 焦燥感に顔を引きつらせた僕に、妹が満面の笑みを浮かべた。
「なんで、途中でやめて……」
「何のことか、あたし、わかんなぁ〜い。うふふ、なにを途中でやめたのかなぁ?」
 明らかに込められたあざけりの口調に、僕は妹の意図していることがわかった。
 続きをして欲しかったら、浅ましく実の妹に懇願しろ。
 情けなく、みじめな声を上げて、実の妹に肉の欲望を解放させてくれと訴えろ。
 そんな妹の考えがわかっていながらも、僕は言わずにはいられなかった。
「お願いです。射精させてください! 僕のチンコをしごいて、射精させてくれ!」
 妹は軽蔑しきった眼差しで僕を見下ろすと、
「ウジ虫。妹の手でしごかれているだけでも情けないのに、お願い? ウジ虫どころか、それ以下だね。ウ
ジ虫以下の分際で、あたしに射精させて欲しい? 気持ちが悪い! あなたなんか、肥溜めに突っ込ん
で射精すればいいのよ! それなら肥溜めが気を悪くするだけですむもの」
 妹の罵倒に、ペニスがビクビクと震えた。
 そんな情けない僕の姿に、妹は慈母のような笑みを浮かべると、
「でも、かわいそうだから、今回は特別にいいわよ。やってあげる」
 そういうと、それまでの遅れを取り返すような勢いで激しく手を動かし始めた。
「ほら、射精しなよ、お兄ちゃん! ほらほら!」
 もう押さえきれない喘ぎ声が僕の口から断続的に飛び出す。
 股間に集まった熱がこれでもかというほど高まり、今にもペニスを突き破って飛び出してしまいそうだ。
 このままこの快感を永遠に感じ続けていたのに、その終わりが音を立てて近づいてくる。
「……! ……!」
 声にならない声で妹の名を叫ぶ。
「ほら! お兄ちゃん、射精しちゃえ!」
3886/6:2005/08/14(日) 00:59:34 ID:MCiJwCRV
 その声を合図に、僕の股間が――

「お兄ちゃん、起きろぉー!」

 僕の意識が一瞬で覚醒する。
「ほらほら、朝だぞ。さっさと起きる!」
 え? え? え!?
 ……い、今のは夢ですか?
「それと、朝っぱらからあたしの名前を大声で呼ぶのはやめてよね。寝言? どんな夢みてたのよ?」
「ぞ! がうふあhつあううだ!」
「……あにいってんだか、わかんないよ。それより、早く起きる!」
 妹がシーツを奪おうとするのに慌てて手で押さえる。
 何しろ僕の股間は現在とてつもなくヤバイ状況。
「ういはいうふだああえあ!!」
「うわ! わかったから、奇声をあげないでよ」
 不意に妹の顔がしかめられ、おもむろに鼻をクンクンと鳴らし始めた。
「……!」
 そう言えば、なんだか股間の辺りがネトネトしているような気がするし、さっき妹にシーツをめくられたと
き、独特の臭いが漏れた気が……。
「ぎghふぁdsygぢうfがいあwgひえうr!」
「あたっ!! なにいきなり物を投げるんだよ! いた! もう、なにするんだよ!」
「ででででででで出てけ! 出て行け!」
「わかった! わかったから!」
 妹を部屋から追い出してから、ズボンの中身を確認すると、トランクスがじっとりと濡れている。
 やばかった。本気でやばかった。
 今さら冷や汗がダラダラと流れてきた額をぬぐった。
「……あ、あせったぁ……」

「朝起きたら妹に焦(あせ)らされた。」END
389名無しさん@初回限定:2005/08/14(日) 01:03:48 ID:MCiJwCRV
久々に投稿
たかがこのオチで6レスもつけてしまうとは。相変わらず展開が冗長だと反省。
もう少し短くキリッとまとめられないものかと。
お目汚し勘弁してください。
390名無しさん@初回限定:2005/08/14(日) 01:08:06 ID:VGcfIggX
起きてて良かったです、ぐっじょぶ(*´д`)ハァハァ

朝起きたら寝ぼけて妹の胸揉んでしまった
391名無しさん@初回限定:2005/08/14(日) 22:33:48 ID:035CEX1D
おお、久しぶりに家に帰ってきてみたらいろいろ来てる。GJ
392名無しさん@初回限定:2005/08/14(日) 22:44:20 ID:uYMKvnqm
朝起きたら、運動会に行く準備をしていた妹が部屋に入ってきた。
ブルマ姿にちん○んがおっきおっきしてしまった・・・orz
393突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/15(月) 01:04:07 ID:U63sRxQh
「ね? ね? この服どうかな? この服どうかな?」
フリフリの縁取りとレース模様が可愛いチューブトップの白いワンピース姿で嬉し
そうにターンしてみせる妹『彼方』。その動きに合わせて長い髪が舞い、ベルト代
わりにウエストを締めている大きな蝶々結びが揺れる。
「駄目に決まってるでしょ?」が、姉である『一美』の反応は冷たかった「そんな
下着みたいな格好で外を歩くつもりなの? もう子供じゃないんだから、女の子ら
しい慎みとか恥じらいを持ちなさいって何回言えばわかるの? 肌を出せば可愛い
っていうものじゃないのよ?」
きっと肩や腕がむき出しになっているのは気にくわないのだろう。紺と白のチェッ
クのブラウスにジーンズ地のキュロットに着替え終わったばかりの一美は、姉とい
うより保護者の顔で妹を睨んでいる。
「ぶーーっ、お姉ちゃんの意地悪っ。ちゃんとカーディガンも着るもん!」
が、姉の威厳も彼方の成長と共に徐々に力を失い始めていた。という以前に、本気
で怒っている訳ではないのがわかっているのだ。
「約束よ? それと帽子も忘れないように。」
「うんうん、約束約束っ!」楽しげに繰り返しながら、やれやれとベッドの上に腰
を降ろした一美の隣に寄り添うように座る「それでねそれでね、お姉ちゃん。この
服可愛い? 可愛くない?」
身を乗り出し、下から見上げてくる無邪気な瞳。これは質問ではなく確認、あるい
は疑問という衣を纏った詰問。姉としての一美に求められている返答も許されてい
る返答も一つしかない。
「もう、しょうがないなぁ彼方は……」自然と緩んでしまう頬、可愛い妹の精一杯
の抵抗には、いつも敵わない「……似合ってるわよ、うん。凄く可愛い。」
「ほんと? やったやったー! お姉ちゃん大好きー!!」
「あ、こら、抱きつかないの。ちょっと、彼方ぁ?」
「えへへ〜♪」
「ほんと、しょうがない子ね。」
腕に抱きつき押しつけられる妹の体温と柔らかさに、ちょっとだけ癒されてしまう
一美だった。
394突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/15(月) 01:06:38 ID:U63sRxQh
次の日の早朝。
「一美、おっは〜っ♪」
「きゃ………!?」
朝練を終えて着替えようとしていた更衣室、いきなり背後から抱きつかれ胸
を掴まれる。こんな事をする奴は………
「妙子、あんたって子は……!」
「いいじゃん、減るもんじゃ無し。あ〜ん、あたしの手にジャストフィットなサイ
ズがたまんな〜い♪」
(もみ、もみもみもみ)
「だ、駄目だって妙子、みんな見てるでしょ?」
「よいではないか、よいではないか、苦しゅう無いぞよ〜?」
野々原妙子。一美のクラスメイトにして同じ部に所属している所謂『親友』。明る
く屈託がない……というよりは『あっけらかん』とした性格で表裏無く幅広い交友
関係を持つ人気者。一美自身は生来、真剣さに欠ける人間を相手にするのは苦手だ
ったりするのだが、こう見えて妙子は優等生であり頼りになる相棒であり物事の境
目だけはキチンと区切りをつける事が出来る人物だったりするので多少の喧嘩を繰
り返しつつも一番の友達として付き合っている。
「妙子っ、いい加減にしないと怒るよっ?」
「うっわぁ、怖〜い! じゃあ次は………お前らだぁ〜!」
「きゃ〜っ♪」
「せんぱーい、お先に失礼しますぅ〜っ♪」
そんな妙子の最大の欠点がコレ、やたらと女の子の胸を揉みたがると言う不可解な
性癖(?)である。女子校ならともかく共学でそんなセクハラ紛いのイタズラを炸
裂させた日には瞬く間に悪い噂が広まって………というが常識だと思っていたのに
何故か妙子の『それ』だけは問題にも悪評にもならず、被害者の子達もキャーキャ
ー騒いでる割には何処か嬉しそうにしているのだ。実際、一美から離れた妙子が襲
いかかろうとした下級生達も皆、笑顔で逃げていった。
「あ〜あ……一美ぃ、私振られちゃったよ〜。」
「知りません!」
「かくなる上は、やっぱ揉み慣れた『まい・ぷれしゃす』な一美のおっぱいで♪」
「って、きゃーーーっ!?」
395突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/15(月) 01:07:40 ID:U63sRxQh
「おおっ、乳首立ってるじゃーん♪」
「だからそれは生理現象で………ちょっとぉっ!」
矛先が下級生達に向いたと思って油断したのが拙かった。いつもながらの早業でブ
ラの上から掴まれ、手慣れた動きで揉み解されてしまう。
「いいないいなぁ。私もこれくらい欲しーい!」
「あん! やん! 駄目だってばぁ!」
「ほれほーれ。口で嫌がっても躰は正直じゃのぉ? わたし、こう見えても一美の
こと昔から好きだったの。だからぁ、もっともっと深ぁい関係にならなぁい?」
(もみもみもみっ)
「昔からも何も、知り合ったの去年でしょ! 私は妙子と違ってノーマルなんだか
ら………あぁん!」
「愛に時間は関係ないのよっ。それに一美だって実は女の子好きなんでしょぉ?」
「ち、違いますっ!」
(こりこりこりっ)
「違わないもん。私、見ちゃったもん。昨日、年下の可愛い子とデートしてたでし
ょ? この子ってば早くも二股かぁ〜っ?」
「二股って何よ二股って! それに、あれは彼方……」
「………彼方…ちゃん? もしかして妹の?」
ぴたり、と動きが止まった瞬間を逃さず腕の中から脱出。乱れたブラを直しながら
間合いを取って対峙。
「そう……だけど?」
「………だって映画館から出てきたよね? 手ぇつないで?」
「あの子、甘えんぼうなのっ!」
ちなみに、妙子は彼方と会ったことがない。というか面が割れないよう一美が必死
に庇っていた。姉として、この変態娘の毒牙からは何としてでも守らねばと心に固
く誓っていたからだ。
「しかも、その後喫茶店に入ってパフェ頼んで『あ〜ん』とかしてたよね?」
「………………………一回だけね。」
「そんでそんで、食べた後、今度は腕組んでなかった?」
「し、姉妹で仲良くして何か悪い? というか妙子、あんたなんでそこまで………」
「んな事ぁどーでもいーのっ!!」
396突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/15(月) 01:09:13 ID:U63sRxQh
「お姉ちゃん、一緒にお風呂入ろ♪」
「………………………………」
「………お姉ちゃん?」
「え? あ? お風呂? す、すぐ行くから先に入ってて?」
「………………う、うん?」
一美の頭の中、消えない木霊となった妙子の声が何度も何度も響いていた。


「あんた、それ普通じゃないって! 拙いよヤバいよ明らかにっ!!」
「そんなこと………ないと思うけど……」
「だって高校生にもなってだよ? 姉妹でそこまでベタベタするって無いよ普通?」
「そんなこと………ないと思うけど?」
「あるってあるって! 依存症……っていうんだっけ? はっきり言って一美は彼方
ちゃんに体許しすぎ! きっと二人とも駄目になちゃうよ間違いが起きちゃうよ?」
「間違いって………」
「だから、そんなことが起きちゃう前に………ね?」
「……………………………うん。」
「どうせ同じ女の子に走るんだったら、妹の彼方ちゃんじゃなくて私と……」
「って、それがオチかぁっ!?」
「きゃ〜〜っ、お助け〜〜っ♪」

「おねーちゃーん?」
風呂場の方から聞こえてくる呼び声、少しくぐもった彼方の声で現実へと引き戻され
た一美。軽く頭を振って、迷走しかかってる思考を一旦打ち切る。
「あのねあのねー? 新しい石鹸持ってきてくれるー?」
「うん、わかったー。」
妙子の『いつもの』冗談に決まってる。この程度のことで動揺するなんて私らしくな
いぞ。そう呟きながら一美は着替えを持ち、彼方が待つ風呂場へと向かった。
397突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/15(月) 01:12:17 ID:U63sRxQh
>>389
>>381
乙っす!

毎度ながら、眠いのでまた後日〜(汗
398名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 03:00:25 ID:rmMi2vLC
>突発氏GJ!
さわやか系ゆりりんですな。
399名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 07:46:13 ID:nKARtIlE
    /⌒\  /⌒\
   ((    ; 三    ,,))
    ヽ   (  /    ミ        キイテ チンポリーナ♪
    キ   .メ   ./     ('A`)  チョット イイニクインダーケド♪
     乂      ノ     /<< )   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


     /⌒\  /⌒\
   ((    ; 三    ,,))
    ヽ   (  /    ミ         キイテ チンポリーナ♪
    キ   .メ   ./     ('A`;) オマエハ ツカワレルコトハ ナインダヨ♪
     乂      ノ     /<< )   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


   , ー−─-、             キイテクレテ アリガト♪
 /⌒      ヽ        (A` ) チンポリーナ……♪ 
(   _, -‐、   ヽ_     /<< )
400名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 20:24:32 ID:Xc0vEM27
朝起きたら、妹に「おまえのチンポなんて一生使われないんだよ、この童貞野郎!」といわれた
401名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 21:27:05 ID:IYyx6wKg
さらに「どーせ使われないなら私が使っていいよね…?」と聞かれた


名無しさん突発さんぐっじょぶっす!
402名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 21:59:02 ID:mj0BNFSn
「おまえのチンポなんて一生使われないんだよ、この童貞野郎!」 
「はあ?」
 朝一開口一番よりにもよって、というセリフを吐きながら俺を見下す妹を見ながら、ベッドから身を起こす。
 朝っぱらから謎のテンションを振りまく妹は、控えめというのも甚だしい胸を得意げに突き出しながら腕を
組み、上半身を起こして寝ぼけた頭を掻いている俺を見下している。
 ………………あれ? 俺って実家出て一人暮らししてたんじゃなかったっけ?
「おい、お前何で……」
「分かったか、クソ兄貴。もう一度言うぞ、おまえのちんぽなんて一生使う機会無いんだよ! このオタク野郎!」
 お、ヲタ!? いや、確かにオタだけど、大きなお世話だろ。
「いや、だからさ、お前何でここに……」
「オタで無精で唐変木で昼行灯な兄貴なんかに靡く女の人なんて絶対いないんだから! 分かってるの!? この
童貞オタククソ兄貴!」
 何なんだそのエロゲで良く出てきそうな主人公形容ワードベストスリーみたいな連中は。というか、お前いつの間に
俺のこと兄貴とか言い始めたの?
「お前さ、カギ……」
「フン!」
 妹は俺の疑問の言葉を跳ね返すようにして鼻を鳴らし、横を向く。そして僅かに口をもぞもぞさせたかと思うと、
「いい、クソ兄貴。今、私にはちょっと好きな人がいるの! でもその人は兄貴と同じで、あんまり女の人と……その
……いちゃいちゃすることに慣れて無さそうな人なのね! 女遊びとかしなさそうな、凄く真面目そうな人なの!」
 ……へえ、遂に俺にも義弟が?
「そこでね、よく聞け童貞クソ兄貴! 私はその人をリードしてあげたいと思うの。だから、実験台になりなさい」
「お前さ、どうやってこの場所知ったの?」
「ほら、脱ぎなさいよ、兄貴。このかわいい妹の私と出来るんだよ? 嬉しくないの?」
 そう言いながら妹は、着ていた白のワンピースの肩ひもを落とす。
「……ブラは?」
 妹はノーブラだった。
「ちっちゃくて合うサイズg………違うの! 何でもないの! 早くおに……クソ兄貴も脱げ!」
403名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 22:00:07 ID:mj0BNFSn
 俺はまだ微妙に寝ぼけている頭で考えていた。何でディンプルキーのハズの玄関が破られたんだろう、と。
下手すりゃ大家に追い出されるんじゃ無いんだろうか、これは。
「早く脱いでよ、クソ兄貴! それとも嬉しくないの!? 私は抱けないって言うの!? 私の初めてが貰えるんだよ?
この童貞兄貴! 駄目なの? 私じゃ駄目なの!?」
「いや、あのさ……」
「兄貴も童貞捨てられるんだよ? ねえ、抱いてよ! 胸が小さいから駄目なの? まだ毛も生えそろって無いから駄目
なの!? ねえ、抱いてよお兄ちゃん!」
「あのさ、何か誤解があるようなんだけど」
「何よ!」
 これは言って良いのか?
「俺、童貞じゃ無いから。あと、どうやってこの部屋入ってきたの?」
「………………」
 あ、固まった。
「………………………………お兄ちゃん、彼女いるの?」
「うん」
「…………………っ」
 あれ、泣いてる?
「……………………………………の」
「……………………………………の?」
「お兄ちゃんのバカーーーーー!」
 地面に落ちたワンピースをつかんでダッシュ。なんて瞬発力。
「っかさ、おい、カギ」
「qあsうぇdrftgyふじこlp;@:「」
 共通廊下からは、妹の悲鳴が聞こえた。
404名無しさん@初回限定:2005/08/15(月) 22:00:35 ID:mj0BNFSn
ごめん、2レス目あたりで力尽きた

前にも同じ様な事言った気がするけど、コミケ行ったらなんだか創作意欲が沸いてくるよね?
ということで、もっと頑張ろう俺
405前々スレ687:2005/08/15(月) 22:01:02 ID:fvF8BIcr
朝起きたら妹がかえってきていた
 
「ん……」
 ふと寒気を覚えて目を開けると、目の前に妹の顔があった。
「よう」
「ただいま、お兄ちゃん。今年も帰ってきたよ」
 もうそんな時期なんだな。夏休みがない生活が数年続けば、夏なんて暑いだけだ。日付の感覚も狂おうというもの。
「おかえり。元気してたかってのはおまえに訊くべきじゃないか」
「まあね。むしろこっちの台詞。お兄ちゃん元気してた? 部屋を見る限り、典型的な独り暮らしの男の部屋よ。ちゃんとご飯食べてるの?」
「いまどき自炊なんてしなくてもいいものが食えるんだよ。そんなに心配ならおまえが作ってくれればいいんだ」
「できないってわかってるくせに。去年も同じようなこと言ってたっけ」
「そうだっけか。憶えてない」
 起き上がって着替えつつ、妹の姿を確認する。
 去年どころか数年前から変わらない子供っぽい顔つき。この季節には暑苦しいセーターとスカート。
 年に一度の兄妹の再会は、毎年同じ形で行われる。俺の着替えにも無反応。
 まあ、いい年齢した男の裸なんぞ見ても面白くないか。
「そういえばさ、また老けたよね。お腹も出かかってるし」
「そうか? 白髪もないし、周りの人にも言われたことないぞ」
「毎日みてるとわからないもんだよ。私は1年ぶりだし」
「できれば老けたんじゃなくて、オトナの男のオーラを纏っているとかにしてくれ」
「じじくさいだけじゃん。今年でいくつだっけ」
「まだ28だ」
「また差が開いたんだねー」
 しみじみと言う。確かに、永遠の17歳であるところのこいつからすれば、差は開く一方だろう。
406前々スレ687:2005/08/15(月) 22:02:07 ID:fvF8BIcr
「まあ、不毛なやり取りはこのへんにしよう。折角かえってきたんだし、今年は何をする?」
「なにか面白いことの当てがあるの? 近所に遊園地ができたとか」
「ないな。というかあっても遊べないだろおまえ」
「なにか面白い話の当てがあるの? カップ焼きそばをお湯を捨てずに食べたとか」
「ないな。というかおまえは俺がそんなベタなことをすると思ってるのか」
「なにかしばらく話せそうなネタでもいいんだけど。彼女ができたとか」
「ないな。というか俺に彼女ができたらネタになるのか」
「ダメじゃなーい。折角年に一度の妹の帰省なんだから、楽しませるためのネタの準備くらいしといてよ。
 ま、今日帰ってくるってことも忘れてたみたいだけど」
 あてつけがましい。日付の感覚くらいはなくさないようにしとかないとなあ。
「そんなに言うんならそっちにもネタぐらいあるんだろうな?」
「あっちには話して面白くなるようなものはないよ。それに、話しちゃだめってことになってるし」
 寂しそうにする。正直なところ、こいつのいる場所のことには興味が尽きないが、そうそう知らせていいものでもないだろう。
「ま、お兄ちゃんとだべってるだけでもいいや。ということでしばらくやっかいになるね。
 毎年のことだし、邪魔にもならないからいいよね?」
「いいけど、戻るのを忘れないようにしろよ? 戻り損ねて迷ったらことだぞ」
「うんうん」
 正直、俺のところより実家のほうが待遇もいいだろうが、こいつは毎年、俺のところにかえってくる。
 その理由は初めてかえってきたときに聞いた。親父たちには、こいつのことが見えないのだ。
 話しかけても無視される。さすがに実の親にそんなことをされてはいくら待遇が良くてもかえる気にならないだろう。
「なんで俺にだけ見えるかね」
「絆の力だよ」
 そんなに仲良かったか?
 まあ、折角かえってきたのだから相手をするのも悪くない。本来ならば何年も前に果たせなくなった再会なのだ。
 交通事故で死んだ日のままの姿で笑う妹とともに、今年も盆がやってきた。

朝起きたら妹が還ってきていた
407前々スレ687:2005/08/15(月) 22:06:22 ID:fvF8BIcr
あぶなく割り込むところでした。
お盆だったので時事ネタ。先祖だけじゃなく妹も還ってくると思う。
オチがありきたりとか言わないで下さい。
408名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 00:06:27 ID:YQg3C+F4
なんだか知らんが目がぼやけてきたよ・・・
409名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 00:26:32 ID:sxYOMn5S
交通事故で死んだ妹か……
実は実家の両親にも見えていたが、あまりにもグロ……うわやめろなにをすあqwせdfrtgひゅじこlp;@


「馬鹿め、妹は死んだわ!」
「……ツー、ツー」
410名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 00:34:46 ID:JnFshB6f
妹は滅びぬ。何度でも甦るさ! 妹の「萌え」こそ、お兄ちゃんの夢だからだ!!
411名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 02:13:26 ID:dCmj6i5q
おお、今までの過疎化が嘘のように投下が…
みなさまおつです


朝起きたら妹が今の私は裏のもう一人の私だと言ってきた
…暑さで気でも狂ったか?
412名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 03:22:59 ID:9Ir3+Z5e
朝起きたら、妹が強盗ごっこ
413名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 05:03:52 ID:MIn5X0Es
>>409
ひゅじこにワラタw
414Y@携帯から:2005/08/16(火) 07:46:27 ID:sJDBUBxv
朝起きたら妹が、「お兄ちゃん…愛してるの…唯那だけのお兄ちゃん…。」なんて言ってきた。「…お兄ちゃんは…悪くはない…でも…鎮められないの…」
415Y@携帯から:2005/08/16(火) 07:47:42 ID:sJDBUBxv
蕩けるような唯那の声、熱に翻弄されているような眸…そしてなにより、僕を幾度となく狂わせてきた唯那の柔らかさとぬくもり。我慢できるわけがなかった。
416名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 13:40:54 ID:BXq6xaAQ
そう、我慢できなかった・・・・・今まで我慢してきた尿意だけは・・・














この日の朝、妹の目の前でお漏らしをしてしまった俺だった・・・
417池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:44:32 ID:+5A9vIn7
さて、覚えている人は……もういないか?
前スレ及び>>11-23で投下した、『朝起きたら、妹に男根が生えていた。』の続き。

・前回までのを読んでない人はそれを読んでから。
・前回までのを覚えてない人は、
 あらすじ:ふたなりっ娘でお兄ちゃんラヴな主人公ヒナが、
 どうしてもお兄ちゃんと仲直りができずにごたごたやっていたなか、
 ケンカしたまま学校にいってみたらお兄ちゃんが女と歩いている所を目撃してしまい、
 親友の詩織、あだ名は姫様に恋愛相談しに行ったところ、
 ふたなりであることを知られてしまい本能のままドロドロに、なストーリー。
・エロあり、ギャグなし、ストーリー重視。
・もはや女でなくても萌えられるハイパーな人のみお読みください。
418池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:45:55 ID:+5A9vIn7
両手を後ろ手に縛られ座り込んだ私の前に、
スカートを捲り上げ、下着の無い陰部を晒したまま、足を開いて立つ詩織。
「ねえ……見て……」
小さな声でそう言って、自らの片手でその肉を軽く開く。
「あ……」
初めて見るその性器は、クリトリスや陰唇は赤く充血し、
ドロドロの肉は濡れて光って、それは、明らかに発情してしまっていた。
――姫様……こんな……
私の眼前10センチで見せ付けられるそれ。
その襞の一本一本までもが視界に焼きついて、
その発せられる濃厚な雌の臭いが、私の頭の奥を痺れさせる。
「ヒナさんが、……ヒナさんのが、あんまりえっちだから……。
 私をこんなにさせたの、ヒナさんなんだよ……?」
ヒクヒクと軽く蠢いたその孔から、溢れ出した粘液が私の膝の上へと垂れ落ち、染みを作る。
私はそれに、ただ、目を奪われてしまっていた。
――すごい……やらしい……
一度収まっていた鼓動が、再び高まっていく。
「ね……早くしてよ……我慢するの辛いの、わかるでしょ……?」
――私……


「ひぁっ、あっ、ヒナさ、……!」
気が付いたら、私は熱い肉の中に顔をうずめていた。
口の中一杯に広がる、彼女の味。
普段だったらとても考えられない事だけど、私はそれが、ただおいしく感じられた。
「……ふぁむ……ぢゅ、ぷ……」
手を縛られたまま、犬のように股間に顔を突っ込んでいるという、
その行為自体が、私を更に興奮させる。
私は夢中で詩織の身体を舌で、唇で、感じ続けた。
肉を掻き分けるように舌を走らせたり、キスをするように吸い付いたり、
自らの暴走した本能に身体を任せ、ただ彼女を貪っていた。
419池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:47:41 ID:+5A9vIn7
頭の中に、粘液質な水音と、快感に喘ぐ声と、自分の荒い息遣いが、一杯に響いている。
「ぁっ……あ、ぁ……も、もっとぉ……!」
詩織は肢体をくねらせてよがりながら、私の顔を片手で股間に押しつける。
「んぶっ……! ん……じゅ……じゅぶ……ぴちゃ……」
私は、もう顔中愛液まみれになるのも気にせず、
それに応えるように舌を肉の奥へと割り込ませていく。
「んんっ、……あっ……そ、そうっ……!」
……もしかしたら、顔が汚れるのを気にしていないのではなく、
顔面が彼女の愛液で汚されるという状況に、逆に興奮していたのかもしれない。
その証拠、とでも言うかのように、詩織は小さく笑って、私に言った。
「んっ……ヒナ、さん……それ……、……」
私は、反論も疑問も口にせず、黙ってそれを聞く。
言われるまでもなく、自分で分かっていたから。
「っ、そんなに……ぁっ、く……それ、触りたい……?」

一度精を放出し、もう収まったはずの、私の『男の子』。
私が姫様を口で感じている間に、少しずつ大きさを取り戻し、スカートを押し上げてしまっていた。
そして、それの影響か、同時に膨れ上がっていく、性欲。
「ヒナさん……んっ……そこ、そんなに擦りつけて……ねえ、触りたい?」
「ん……ふむ……ちゅ……」
自分で気付いてはいても、そのものを指摘されると、少し恥ずかしい。
脚をぺたんと開いて座り込んだ姿勢で、私は無意識で……たぶん無意識で、
腰を揺らして足の付け根を床に擦りつけるようにして、ほんの少しでも刺激を得ようとしていた。
「……ん……じゅ……」
私はそれを指摘をされても、それでもなお彼女への奉仕を続けた。
恥ずかしさを紛らわすためが半分、……体が、止まらなかったのが半分。
女の子にえっちな事をしたいという、男の子としての欲望が、もう、押さえ切れなかった。
「……答え……たくない、かな?」
私が黙っていると、詩織は回答を求める事を諦めたらしい。そして、
「じゃ……もう一回、質問」
詩織は私の頭に置いた手を、髪を撫で下ろすように優しく滑らせる。
「……それ、私がしてあげようか?」
420池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:49:17 ID:+5A9vIn7
「あー、やっぱりこんなに大っきくして」
結局私は、誘惑には逆らえない。というより、断る理由も、もうなかったのかもしれない。
ドロドロの顔を晒したままの私のスカートを、さっきより一歩下がって見る詩織。
さっきの私を跨ぐような体勢では、やはり脚で隠れて見えなかったのだろう。
息をつきながら、スカート越しの私のそれを見つめる詩織は、少し、嬉しそうにも見えた。

「早くスッキリさせてあげないとね……」
小さな子供を世話する母親のような声。
ただ一つ違うのは、その声が、明らかに熱を帯びていたこと。
詩織は色のある顔で、自分の愛液が付いた指先を、舌を出してねっとりと舐め取る。
何度も味わうように舐めあげるその姿に、私は思わず喉を鳴らした。
――私のも……あんな風に……?
その光景の淫猥さそのものより、その先に浮かぶ自分の姿に、
私は期待を抑え切れなかった。
私の身体は、隠そうともせず馬鹿正直に反応を表す。……特に、男の子、とかが。
詩織はそんな私の様子に気付いて、……いや、多分最初から狙ってやったのだろうが、
「ん? ……今度は手じゃなくて、こっちの方がいい?」
最後に、ちゅっ、と軽く指先を吸って私に問い掛け、私が返事をするのを待たずに、
「じゃ、……そうね……そのまま横になれる?」
断るはずがない、と思っているのだろう。実際間違いではないが。
「ん……」
私は小さな声で応じ、何も疑わずに後ろに背中を倒そうとして、
「……」
一瞬迷ってから、膝を立てて仰向けになる。
手が痛まないように手を平らに伸ばしたが、
それでも腕の厚みで、腰を突き上げるような形になってしまっている。
「壁……邪魔かな……?」
詩織は足元の壁を見てそう呟くと、私の頭側にまわり、私の両肩の横に膝をついた。
私の身体に、逆向きに覆い被さるような姿勢。
そしてそのまま、詩織は私のスカートに手をかけ、捲りあげる。
ここから自分の下半身は見えないが、ひんやりとした空気が流れ込んできて、それが分かった。
「それじゃ……して、あげる」
421池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:51:04 ID:+5A9vIn7
固く勃起した私の男性器に、柔らかい指が再びそえられる。
「んっ……」
「うわ……すごい……熱……くて、どろどろ……」
詩織は恍惚としたような声を漏らしながら、私のものを味わうように手でゆっくりと撫で上げる。
「さっき出した時……ちゃんと拭いてあげなかったからね……
 精液が……まだ……いっぱい……」
先ほどの射精の後、そのまま放って置いてしまったため、
いまだに鈴口や裏筋の辺りには精液がべっとりとついてしまっていた。
詩織はそれを指先で塗り広げるように弄る。
「うっ……く……!」
一応少し休んだとはいえ、射精から幾分も経っていない
敏感になった亀頭を遠慮なく擦りあげられ、
快感、とも少し違った、腰が引けそうになる感覚が走る。
「ひぁっ……ちょっ、姫さ……や……!」
強すぎる刺激に、私は声を途切れさせながら抗議する。
「あ、ごめんごめん……」
息も絶え絶えな私に対し、詩織は軽く笑って謝り、
「それじゃ……お望みどおり」

――ちゅぷっ
「――ひっ、ぁ……!」
突然、敏感な私の性器の先端が、血のように熱くて、驚くほど柔らかくて、
そして粘液でぬるぬるとした感触に包み込まれた。
「んっ……ぁ、ひ、姫様……!?」
それがあまりに急だったのと、……それがあまりに気持ちよすぎた所為で、
私は私のものを包み込んでいるのが唇と舌であると理解するのに、数秒かかった。
私がその感触に戸惑っていると、詩織は私のものを咥えたまま、精液を舐め取るように舌を這わせる。
「ふ……んむ……」
「やっ、あ……!」
詩織は私のものを大雑把に舐め上げると、やがて口を離して、呟いた。

「……おいし……」
422池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:52:22 ID:+5A9vIn7
口を離した詩織は、今度は私の竿の部分にそえた手を軽く上下させ始める。
「ヒナさんの、味、濃くって……この、形も……」
ゆっくりと、愛でるように手を動かし、
「……透明なの、溢れて……」
舌先で、鈴口に溜まった透明な粘液をチロチロと舐める。
「んっ、ひっ……ぁっ……!」
ただでさえ敏感な私のものの中でも、最も弱い所に舌をねじ込まれ、電撃のような感覚が走る。
「ぁむ……ちゅっ……ふふっ、どんどん溢れてくる……」
嬉しそうな声。
もう、私は一方的におもちゃにされているような、そんな状況に陥っていた。
「それじゃ……全部、吸い出してあげる」
亀頭の先端に口付けをされたように、柔らかい唇の感触が触れ、そして、

――じゅっ……ぢゅちゅぅっ……

「――ひぁ、ぁ、あぁっ!」
一気に尿道の中身が吸い出される、初めて味わう感覚に私は身体をビクビクと震わせ、
すぐにでも射精してしまいそうになるのを必死で耐える。
そしてそんな私にお構い無しに、詩織は私の体内を吸い続ける。
「ぁ……く……ひ、姫様、そんなしたら……!」
私が息を詰まらせていると、詩織は、んー?、とはっきりしない声を出し、ようやく口を離した。
「ふうっ……。……『そんなにしたら』、なぁに?」
甘い声で問い掛ける詩織。
言いながら、いまだに舌先で鈴口を責め続けている。
「え……そんなしたら、……」
この人は、分かりきった事を人に言わせるのが好きなのだろうか。
すぐイっちゃう、とか、快感に完全に蕩けた頭だったら簡単に言えたのだろうが、
口で吸い出されるのも止められた今、残念ながらまだそこまで理性が消えていない。
しばらく答えられないでいると、その間も詩織は舌先での責めを休める様子がなく、
いよいよ本当に射精してしまいそうなほどに性感が高まってきた。
……仕方ない。
「……うー……、そんなしたら、……すぐイっちゃうから……!」
423池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:53:34 ID:+5A9vIn7
イキたくなかったわけではない。
むしろ、もはや恥ずかしがる事などないのだから、より強い快感が欲しいくらいだ。
でも、それなのになんで詩織の責めを拒んだのかというと、
……男の子は、射精してしまえば、それでもう終わりだからだ。
私はまだ、終わりにしたくなかったのかもしれない。


「いいよ、今すぐイっちゃっても」
私の意思に反して、詩織はこんな台詞を言った。
「……何度でも、イって」
そう続けて、詩織は鈴口に再び口をつけ、軽く二三度吸い上げた。
「――ひぁっ! あっ……ぁ、あぁっ!」
軽い不意打ちに、身体を抑えきれずに反応してしまった。
私が身体を痙攣させて息を切らせている間に、
詩織は、キスをしたような形になっていた唇で、そのまま私のものを包み込んだ。
「っ――!」
――また……これ……!
さっき最初に一回受けた、口の中にふくまれて嘗め回された時の記憶が蘇る。
いままで受けていた舌先での責めでも、私には強すぎるくらいの刺激だったが、
口の中でされるのはそれとはまた違う、ゆっくり溶かされるような快感があった。
「ふぁむ……ん……。 ……んー、……」
私のものを咥えたままで、考え事をしているような声を出す詩織。
声帯の振動で、口の中がビリビリと震える。少し、気持ちいい。
やがて詩織は口を離し、
「……ふうっ……、んー……さっきと同じ、ってのも、アレかな……?」
独り言のようで、さりげなく私に語りかけているような声調で呟いて、再び唇をつけた。
「え……? ――ぁっ、ひぁっ!?」
私が詩織の言っている事を理解しようとしている間に、
今まで想定していたのと全く違う刺激が走る。
根元まで一気に柔らかい唇で包まれたかと思うと、すぐに頭を大きく上下させ、
口腔内の粘膜や舌、唇で、根元から先まで一気に扱き上げられる。
――すご……ゆっくり溶かされる、なんてレベルじゃないじゃない……!
424池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:56:53 ID:+5A9vIn7
柔らかくて、熱い。それで、唇は強く締め付けられ吸い付いてきて、
口の中では、舌が亀頭やカリ裏を、休みなく擦り回している。
詩織の責めは、手加減無しに私の一番気持ちいいところをついてくる。
「あっ、んっ……ひ、ぁっ……!」
声を抑えるのが、辛い程に強い快感。
まだ知らないけど、女の子の中って、こんな感触なのかもしれないと思った。
目を瞑って詩織の口の中を感じていると、突然、頬に何かが落ちる感触が触れた。
反射的に目を開ける私。
目の前には、ちょうど私の顔の上に広がった、詩織のスカートの内側が開かれていた。
私の頭の両横に膝をついているのだから、それは当然といえば当然の事だった。
更に目を凝らすと、そのスカートの暗くてよく見えない奥からは、
……私の頬に向かって、透明な糸が垂れてきていた。
「あ……」
最初の一瞬は、詩織がこんなに濡らしているのが、少し驚きで、同時にその光景が凄くいやらしく見えて、
そして次の一瞬には、

「――んっ、んぅっ……!? っ、ヒ、ヒナさん……!?」
次の一瞬には、詩織の熱く濡れたそこに、口をつけ舌を這わせている私がいた。
背中を曲げ、肘で上半身を支えるようにして、顔の高さをあわせる。
詩織は一瞬戸惑って口を離したようだったが、やがて小さく笑うと、
自ら腰を下げて私が舐めやすいように体勢を変えてくれた。
私はそれに応えるように、いっそう強く吸い付く。
「ぁ、んんっ!
 ん……お返し」
詩織は再び私のものを唇で扱き始め、
次の瞬間、私の身体に、今までのものとは全く違う、強烈な快感が走る。
「ひぁあっ、あっ、はぁっ! そ、そっちは……!」
股間にそえられた指。
グショグショになった私の下着の上から、私の『女の子』の方を、擦りつけてきた。
全く予期していなかった快感に、私は頭の中が蕩けそうになる。
「あっ、んっ……ぁあっ!」
――両方同時になんて、こんな……初めて……
425池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:57:55 ID:+5A9vIn7
「ふぁむ……んっ、んぅぅっ!」
「んっ、はぁっ……んっ、じゅっ……!」
放課後の教室には、淫猥な声と水音、衣擦れの音だけが響いている。
「ひっ、ん、んっ、んんっ……!」
腰の奥が、熱く張り詰め、性器がいっそう熱くなる。
詩織も、私がもう終わりが近いことを察したのか、
口内を吸い上げ、舌で激しく擦りつけてきた。
一緒にイキたいからなのか、私も、詩織の中まで舌を挿入し、掻き出すように舐めあげる。
「ふむっ、んっ、ふぁっ、んん……!」
快感が、身体の中で増幅していく。
必死に我慢をしようとしても、もう抑えきれないのが、自分でもわかる。
「んんっ、ぁっ、くっ……」
「じゅっ、じゅちゅぅっ……!」
……身体の中身が、一気に吸い出される。

「――ひぁああぁっ!」
背筋を弓ならせ、腰を激しく痙攣させて、射精する私。
「んっ、んん!」
喉に粘液を突然流し込まれた詩織が苦しそうな声をあげる。
「んあぁっ……! は、ぁああっ! っ、ぁ、ぁああっ!」
快感で頭が白み、目の前が全く見えない。
ただ性器の感覚だけが鋭敏で、尿道の中を塊が通り抜けていく感覚と、
詩織の熱い口の中に、精液を満たしていく感触が、私の全てだった。
「ひっ……! ぁっ、く……! は……!」
「ん……んく……」
まだ身体の痙攣が収まらない。
当然、男性器もいまだビクビクと脈動を繰り返し、精液を垂れ流しているような状態だ。
詩織はそれを口に咥え、溢れ出てくる精液を喉を鳴らして飲み下している。
「はぁ……ぁ……、ん……」
身体が、徐々に徐々に落ち着いていく。
快感の波が、ゆるやかに引いていく。
……目の前が、暗くなっていく。
426池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 20:59:43 ID:+5A9vIn7
「ぅ……ん……?」
濡れた服の纏わりつく気持ち悪さと、全身を包む倦怠感の中で、私は目を覚ました。
遠くからは、野球のバットの心地良く響く音と、湧き上がる歓声が聞こえてきたが、
どこかはっきりしない、フィルターを通したような風に聞こえた。
目を開くと、紅く光る窓に、詩織の立つシルエットが映っていた。
影はこちらを振り向くと、安心したような声で言った。
「あら、気が付いた? 案外早くてよかった」
私はどうやら、あのまま気を失ってしまったらしい。
起き上がろうとして身体に力を入れると、腕が想定外の動き方をして、
近くにあった机に手首を思いっきりぶつけてしまった。
「――ぅあっ、痛っ……! ……あ、手ぇ、これ……」
後ろ手に縛られていたはずの腕は、私が気絶している間に解かれていたらしい。
それに気が付いて、私はなんとなく身体を見回す。
腕以外にも、捲れあがっていた私のスカートはちゃんと正され、
ドロドロだったはずのスカートの中も綺麗に拭かれている。
愛液まみれだった顔を撫でてみても、少しべたつくが指が汚れたりはしない。
ただ汗で制服は湿ってしまっているが、それは仕方の無い事だ。
私が身体の点検をしていると、詩織が、
「パンツは、これ……どうしようもなかったし、履かせたままにするのもアレだから……」
「あ……うん……」
私は言いながら力なく頷いて、詩織の顔を見つめ、一度窓の外を見て、やっぱり俯いて、
そして深く息をしてから、言った。
「……驚いた?」
「あんまり」
即答だった。
前から勘付いていたからなのか、私に気を使ってなのか。
私はもう一度下を見て、今度は立ち上がって、言った。
「……秘密にしてたの、怒った?」
さっきと違って、暫くの間があった。
「……誰にでも、秘密にしてることはあるからね」
僅かに悲しそうな、切なげな表情に見えたが、
……きっと、この夕日のせいだろう。
427池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:01:09 ID:+5A9vIn7
「じゃあ、さ。今回は私の秘密を明かしたわけだから、今度は姫様のマルヒ情報でも」
あまり重い空気を保つのは好きじゃない。
服の埃をポンポンはたきながら、軽い調子で私は言う。
「私の? ……とりあえず今はまだ内緒で」
詩織は意味ありげな、少なくとも私にはそう感じられる発言をした。
「今回のだって、ヒナさんが自分から明かしたわけじゃないんだから、
 私の秘密を知りたければ、自分で頑張って暴いてよ」
詩織はそう言いながら、教室のドアの方に向かって歩いていく。
「あ、どこ行くの?」
詩織は首だけ軽く振り返って、言った。
「もう学校に残ってる意味、ないでしょう?」


二人で並んで、学校の門をくぐる。
横目には、部活を終えた運動部の生徒なんかが、教室に戻っていっている所だった。
「お兄さんのことなんだけど……」
詩織が、歩いたまま、こちらを向かずに言った。
私はその単語だけで、急に鼓動が速くなるのを感じた。
詩織が続きを言う。
「告白、しないのなら、諦めちゃった方が楽じゃない?」
「え……」
私は返答に詰まった。
真剣そうな声で言ってくる詩織に、答えをはぐらかすのも出来ない。
なんで今こんな事を言うのだろう、なんて考えていると、詩織はすぐに、
「……それは無理? ……諦めるのも、告白するのも」
私が答えやすいようにだろう、選択肢を与えてくる。
私は少し迷って、
……答えはもう決まっていたが、それを口に出すのを迷って、
「……うん」
小さく頷いた。
「そっか……」
また、沈黙が続く。
428池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:02:18 ID:+5A9vIn7
5、6分も歩いたところで、詩織は再び口を開いた。
「そういえば」
さっきの発言の例もあるので、私は何も言わずに続きを待った。
「さっき言ってた、朝のケンカの件、このまま家に帰っちゃって大丈夫なの?」
私は何のことなのか、少し考えて、
「……あ」
間抜けそうな声をあげた。
そういえば確か朝、兄と夕飯のことで意見が合わなくて、
今日は夕飯を友達と食べてくる、って言って出てきたんだっけか。
「……忘れてた」
私の返答に、詩織は小さく溜息をついた。
「今、帰るわけにもいかないよね……。 ……じゃあ、これでどう?
 今日はもう諦めるとして、明日の晩御飯は、ヒナさんが作るようにするの。
 今日、そこの図書館行って、時間を潰すのと同時に料理の本でも探せば」
図書館は帰宅路を少し横に行けば、歩いてすぐの所にある。
空調も効いているし、快適なのは間違いない。
案外、いいかもしれない。
「ん……じゃあ、そうしよっかな」
「じゃ、そこの角で」
詩織が応じた。
そのまま何を言う事もなく、私たちは道を分かれ、軽く手を振ってさよならの挨拶をした。

図書館までは2、3分。私は夕方の涼しげな風を浴びて、道を歩く。
急に話し相手がいなくなると、今日の出来事が、物凄い密度で思い出されてきた。
朝起きた時は、兄と仲直りをしよう、なんて事を考えていた。
でも、顔をあわせると、どうしても言葉が刺々しくなってしまって、
よく分からないまま、一方的に怒っていた気もする。
それから……学校に行ったら、窓から、兄が女の人と歩いているのを見てしまって……
その事を詩織に相談しようとしたら、よく分からないけど、あんな事になっちゃったんだ。
そして、……この後、家に帰ってからは、私はどうしよう。
私には、とても無理だ。
諦めるのも、告白をするのも。
429池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:03:32 ID:+5A9vIn7
「さ、て、と」
図書館の入り口に立って、老朽化で反応の遅い自動ドアが開くのを待つ。
どんな本を借りようか。
最近は和食を食べていないな……。
でも、普通の和食ぐらいなら本を見ないでも作れるし、ここは一つ豪華なものを――
――って、流石に遅いな?
いつまで経っても開かないドアに、私は顔を上げる。
そこには張り紙、そして、不吉な紅い文字。

『本日定休日』

だそうです。
図書館の前で立ち尽くす私。
もう一度見てみても、張り紙の文字は変わらない。
私は図書館の窓を覗き込んだり、日付けを何度も確認したりして、
……諦めた。


「まったく……」
私は悪態をつきながら、帰路へとつく。
――でも、姫様が悪いわけじゃ、ないか……
さっきから考えていたが、何故詩織があんな行動に出たのか、ようやく分かってきた気がした。
私の身体が、少なくとも正常ではない、女の子ですらないというのに、
それを隠して今まで生活してきたということを、最もダメージの少ない形で、共有の秘密にしたのではないか、と。
例えば面と向かって秘密を暴露されたとしたら、
もう、私は今までのように彼女と接する事が出来ないだろう。
私の秘密を知っている、『敵』か、『脅迫者』として。
それが、今はもう、いつも通りの会話を交わしていた。
これから彼女に接する時は、もう、いままでのように秘密を隠す必要も無い。
――感謝、した方がいいのかな……
――でも、正面からお礼を言うのもな……
一人でにやにやしながら、私は道を歩く。
430池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:08:27 ID:+5A9vIn7

/家の前。
結局いつも通りの時間に帰ってきてしまったが、何も言い訳なんかを考えていなかった。
やっぱりヤメになった、と言えば、大丈夫だろうか?
私は少し迷ってから、音を立てないようにそっと扉を開く。
「……ただいまー……」
絶対に自分にしか聞こえないだろう声で挨拶をして、抜き足差し足玄関へと入る。
と、足に何かぶつかる感覚があり、私は反射的に下を向く。
――これは……
足元に置いてある靴が目に入る。
小さな、黒の女物の靴。
……私の、ではない。
――まさか……朝の女の人の……?
急に心臓が高鳴る。気になっていたことの真実が、もう分かる事になるとは。
あれは、見間違いではなかったのか。
だとしたら、その人とは、一体どういう関係なのか。
私はそっと靴を脱ぎ、息を殺して足音を立てないように廊下を歩く。
廊下の奥の部屋には明かりが付いていて、中に人がいることがわかる。
部屋のすぐ手前まで行った所で、私の足は止まった。
「……だめ……と……」
部屋の扉の奥から、小さな声が聞こえる。
兄の声と、……女の人の声。
「……まずいって……アイツが……俺は……」
何かを拒む兄。
「……大丈夫です……まだ、しばらく……来ませんから……」
……よく聞こえない。
「……ですか……私と……」
話の内容は分からないが、少なくとも、中に兄と女の人が二人っきりでいることは間違いない。

ここで黙って聞いていても、事態はなにも変わらない。
扉を、開ける……
……しか、ないのか……
431池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:10:34 ID:+5A9vIn7
私は一度深呼吸をし、扉に手をかける。
中に入っても、はぐらかされてしまってはダメだ。真実を、聞こう。
台詞を決めて一度小さく頷くと、心の中で、カウントダウンを始め、

――ガチャッ
「お兄ちゃ――」


                なんで?


落ちかけた夕日に、紅く染まった部屋。
ソファにもたれかかった兄。
その上に覆い被さるようになった、女。


「あっ、おっ、お前帰ってきてたのか!?」
慌てている様子の、兄の声。

「あらあら……」
余裕のある、女の声。

「もう、ばれちゃったか……」
それは、さっきまで、何度も聞いていた声。

「ね、ヒナさん」
抜群のスタイルに長い黒髪が特徴的な少女は、私に告げる。


                         なにこれ

「――諦めて」
432池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/08/16(火) 21:13:47 ID:+5A9vIn7
ここまで。
もう少しで二ヶ月放置。キャラとか違っちゃってても気にしない。
433名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 21:26:02 ID:ip4iqkFD
>池魚氏
GJっす!
お元気そうで、なによりです。

やはり、初代スレ頃の職人方は違いますね。
一気にレベルが上がるので、こちらもヤル気が出てきます。
ただ、次の自分の投稿が恥ずかしくなってしまうのが………w
434突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/16(火) 21:26:55 ID:ip4iqkFD
あやや、嬉しさの余りコテハン付け忘れ……(汗
435名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 21:27:19 ID:QF+DUGrf
ゆっくりでもいいので絶対書き上げてください
たまんねーす
436名無しさん@初回限定:2005/08/16(火) 22:50:39 ID:0HFCWNi8
ここにきてNTRドロドロかーorz
しかし続きが楽しみ、GJ!
437Y@携帯から:2005/08/16(火) 23:50:34 ID:sJDBUBxv
池魚氏乙そしてGJです。…まさか、姫さまだったとは思いませんでした…。最近、DUELSAVIORにあらためて嵌ってるのですが、ジャスティスじゃない方の箱に描かれてる二人、個人的にはお気に入りです。
438414‐415の続きです。:2005/08/17(水) 00:16:54 ID:aPEFw3Es
「…んっ…ぃやぁ…ぃやぁ…そこ…っはっ…ぁんっ…堪忍…堪忍やぁ…兄貴…」「…夢か…」「…どないな夢見はったんや…唯那の…ウチの…兄貴は…」朝起きたら妹が、何故か隣にいた。「…寝惚けてウチの胸を揉むなんて…兄貴のH…」…なんだか嬉しそうだった。
439名無しさん@初回限定:2005/08/17(水) 11:28:15 ID:mlRSDhiR
>>431
ストーリー重視って書いてある意味がようやくわかった気がする…しかしドロドロ系とは…

定番パターンとしては転んで抱き着いちゃったところを偶然目撃とかだけど……
440名無しさん@初回限定:2005/08/17(水) 17:26:29 ID:CEfz92+n
濃いエロの池魚氏だけに、両手に花の兄貴ルートを希望
441突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/18(木) 01:17:33 ID:r286EpjN
列車から降りた俺を最初に迎えてくれたのは、山並みを覆い尽くさんがばかりの
蝉の大合唱だった。今時珍しい木造の駅舎は時代遅れの象徴。色違いの二両編成
で俺を此処まで運んでくれた『お下がり』の列車は、数えるほどしか残っていな
い乗客と共に、その身を小刻みに揺らしつつ次の駅へと向かって走り出した。
「都会よりゃ少しはマシかと思ってたんだが………」
見渡す限りの田んぼ。車の排気ガスやらエアコンの放射熱とは果てしなく無縁そ
うなド田舎とは言えど、天頂近くまで上り詰めた太陽からの直射日光を遮るもの
すら存在しない盆地では期待したほどの涼しさは望めないらしい。老朽化してク
ッションの効きまで悪くなった座席に座ったままの数時間ですっかり固くなって
しまった体を解し、最低限の着替その他諸々が詰まったボストンバッグを背負い
直した俺は、これから始まるであろう憂鬱な数日間で重くなる足を引きずりなが
ら、改札を抜け数年ぶりに故郷の大地を踏みしめた。
「………大地……さま?」
最初に目に入ったのは黒塗りの高級車、そしてその横に立つ和服姿の少女。サラ
サラとした長い頃髪、紺に五月(?)をあしらった着物に赤い帯、小さな両手を
体の前で合わせ遠慮がち……というよりは畏れを含んだ上目遣いで問いかけてき
た彼女には、確かな見覚えがあった。
「………小夜、かな?」
強い日差しも立ち上る陽炎もものともせず、しっかりと背筋を伸ばして出迎えて
くれた美少女。その小さな体から漂うお淑やかさ、真っ直ぐに相手を見つめる大
きな瞳、そのどれもが懐かしい。
「はい、大地さま!」少しだけ穏やかになる表情「長旅でお疲れでしょう? お
迎えに上がりました。どうぞ、お荷物を。」
「お、おいおい自分の荷物くらい自分で運ぶって。」
「ですが………」
バッグを預かろうと伸ばされた手を遮ると、途端に悲しそうな顔になってしまう
年の離れた義妹。強引に奪うわけにも行かず、それでも「はいそうですか」と割
り切ってしまうことも出来ず、泣き出しそうな顔で固まってしまう。
「………トランク、開けてくれるかな?」俺の胸元程度しかない背丈。その小さ
な頭の上に掌をのせ、出来るだけ優しい声で助け船を出してやる「とりあえず早
く出発しよう。小夜も暑いだろ?」
「は………はいっ!」
442突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/18(木) 01:19:46 ID:r286EpjN
「それにしても綺麗になったな。今年で確か……?」
「十四、です。でも、小夜はまだまだ子供です。」
ほんのりと頬を染め、俯き加減で視線を逸らす小夜。二人並んで後部座席に収ま
り、エアコンの快適な冷気に包まれると、ようやく余裕が出てきた。
「そう言えるってこと自体、小夜はしっかり者で一人前だって事を証明してるん
だぞ。自分で自分の事を大人だって言い張る奴こそガキなんだよ。」
「あ、いえ、そんな、えと………」
肯定するのは高慢に思えて、けれど否定するのも失礼というか無礼に思え答えに
困って更に赤くなってしまう小夜。言葉に詰まってあたふたとパニックを起こし
かけている顔を見ていると、自然と手が伸びてしまう。
「悪かった悪かった。無理に答えなくても良いから、な?」
昔、まだ一緒に住んでいた頃のように優しく髪を掻き混ぜてやる。すると……
「だ、大地さま……」
……困ったような嬉しいような、複雑な顔をしながらも喜ぶ。そして手櫛で一生
懸命に前髪を直しながらも笑顔になってくれる。
「それに俺は『お兄ちゃん』だろ? 小夜にまで『大地様』なんて呼ばれたら窮
屈で息が詰まりそうになりそうだ。」
「で、でも若菜さまが………」
「ここには若菜は居ないだろ? 二人っきりの時くらいは、ちゃんと妹になって
くれよ?」
「ですが……」
「お兄ちゃんの言うこと、聞けない子なのかな? 小夜は?」
「う、うぅ………」まさに板挟み。俺の要望と家での躾、どちらを守ればいいの
か分からなくなり唸る「………で、でで、では、に、『兄様』で……?」
「ま、いいかな。じゃあ、俺が居る間、二人っきりの時は必ずそう呼ぶこと。」
「は、はい………………兄様………」
俺達を乗せた車は山間を縫うような舗装路を走り、かつての我が家へと向かった。
443突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/18(木) 01:21:12 ID:r286EpjN
とりあえず、予定を変更して別作品のプロローグ部分をw
444名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 02:03:14 ID:+uQwHf3G
池魚氏もY氏も突発屋氏もみんながむばれと応援してる住人でつ
…最近桐莉氏とエロ兄氏みないな、水泳とか陸上とかでネタの宝庫だった希ガスが…


朝起きたら妹が暑いからと俺のTシャツと短パンと下着履いてた
「これ涼しいね。代わりに私の着ていいよ〜(・∀・)ニヤニヤ」
445名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 09:03:30 ID:ogUdZrMu
>池魚さん
エロエロかつシリアスな展開にどきどきしてます。
なんかヒナが可哀想な気がしなくもないですが、
最後には想いが報われることを期待してます。
446445:2005/08/18(木) 09:12:06 ID:ogUdZrMu
ちなみにNTR・修羅場展開も楽しんでます(w
447名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 16:36:49 ID:mBBh6sCo
 朝起きたら妹が暑いからと俺のTシャツと短パンと下着履いてた

「これ涼しいね〜♪」
「ちょっ、おまっ、それ俺の服じゃねーか!?」
「うん」
「……何故?」
「いや、これがなかなかスースーしてまして」
「脱げ」
「変態!?」
「いや、失礼。
 俺が暑がってる中、お前だけ涼しそうな顔をしているのが気に食わなかったもので。
 逆なら良かったが」
「最低だなコイツ……。
 悔しかったら、代わりに私の着ていいよ〜」
「着る」
「ド変態!?」
「よこせ」
「マジかコイツ……。
 あの、私冗談で言ったんだけど」
「あー、でも涼しくなるかもしれないだろ?」
「たぶん一生涼しい生活することになるよ」
「なんでだ?」
「そんくらい自分で理解しろニート。
 いや、だって貴方は男でしょう? そして私の服は女性用。これはやばいでしょう」
「今凄い辛辣な言葉を聞いた気がした」
「気のせいよ」
「そうか?
 えーと、……うむ、俺は男か……」
「そうよ」
「なるほど、俺は男。
 そして、……男に二言は無い……!」
「何故そうなる!?」
448361:2005/08/18(木) 19:14:42 ID:qcrkgJeS
あ、あれ?これで終わり?
もっと続きキボンヌ!
449名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 19:15:19 ID:qcrkgJeS
どこのスレのレス番やねんorz
450Y@携帯から:2005/08/18(木) 21:23:00 ID:mPb0A+6N
「お兄ちゃんの服、涼しい」「…なんで悠奈が僕の服を?」「…もしかして…着替え、これで最後の一組?なら、私の着る?…心配しなくて大丈夫、秋兄は女の子にも見えるし…」「…そういう問題か?…orz」
451Y@携帯から:2005/08/18(木) 21:25:44 ID:mPb0A+6N
「…違うの?…サイズも大丈夫だし…何も問題はないよ?」キョトンとした顔の悠奈。…こっちの気持ちも考えて欲しいのだが…というか、根本的な事に気付いてないのだろうか。思わず脱力してしまった。
452名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 21:35:38 ID:pw2aIIi7
ついでに脱力したとき脱糞してしまった。
453名無しさん@初回限定:2005/08/18(木) 21:38:41 ID:4y1WxVC7
>>Y氏
いつもおつー。スカート履くと変な気分になるんだよな…。
それと、携帯でも改行できますよー。
454突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/19(金) 01:51:00 ID:BEx3ADhL
>>442の続き。

(にゅるっ。)
異様な感触を下半身に感じ、急激に意識が覚醒していく。
『な、なんだ………!?』
何だか頭の中に靄がかかったようなに思考が纏まらない。目は覚めているはずな
のに、意識が指の間からこぼれ落ちてゆくみたいに定まらない。何処か遠くから
匂ってくる甘い香りの中に漂いながら、揮発してゆく記憶を必死に掻き集める。
『確か、小夜と一緒に家(実家)まで来て、若菜にも出迎えて貰って、それから
部屋に通されて………』
そして久しぶりに家族全員……俺と若菜と小夜、それから美佐さん……が揃って
の夕食が始まって、それから………
「……それから………どうしたんだ……?」
その先の記憶が全くない。目が覚めたと言うことは、今まで眠っていたと言うこ
とを意味するのだろうが、そこに至るまでの過程が全くの空白だった。
(にゅるる、にゅるっ。)
「っ!?」
熱くて柔らかいて濡れた何かが俺の男性器を呑み込んで、愛撫する。無防備だっ
たところに更に送り込まれた快感で体が震え、声にならない呻きが吐息と共に漏
れてしまう。
「………………さん? にいさん?」その声は、耳のすぐ側で発せられた「にい
さん? 目が覚めた?」
「………若……菜?」
「はい、兄さん。」性器への刺激とは別に、ちゅ、と唇が頬に触れる感触「どう
かしら? 気持ちいいでしょう?」
(ちゅ、ちゅ、ちゅ)
(ちゅぱ、ちゅぱ、じゅるる……)
若菜、俺の双子の妹。頬に吸い付いた唇の隙間から舌先が突き出され、そのまま
唾液の跡を残しながら顎へ、首筋へ。敏感になった肌は、それだけの刺激でピリ
ピリと静電気のような快感を脳へと送り込んでくる。
455突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/19(金) 01:53:20 ID:BEx3ADhL
「若菜、やめ……」
「止めて欲しいの? そんな訳ないわよね兄さん?」ぼんやりと霞む視界の中、若
菜の声だけが何故かハッキリと聞こえる「だって体は『気持ちいい』って言ってる
んだもの。そうよね………小夜?」
(ちゅぷっ。ちゅぷっ。ちゅぷ……)
「……私は聞いているのよ、小夜!!」
「ちゅぷぷ……きゃ……!」不意に途絶える下半身への愛撫「……痛………は、は
い、若菜さまの仰るとおりです……」
「それじゃわからないでしょ、この役立たず! お前の口で、兄さんのがどうなっ
てるのか説明なさい!」
『小夜……!?』
いまだ焦点が合わない意識の中、必死に状況を確かめようとしても指一本すら満足
に動かせない。
「え、でも、若菜さま……」
「なに今更純情ぶってんのよ、この淫乱!」
「……あ……う……」
「ねぇ兄さん、知ってた? こいつ、大人しそうな顔して小学生の頃からオナニー
漬けだったのよ? 毎晩毎晩、まだ毛も生えてない様なアソコを自分の指でいじっ
ってグチョグチョに濡らしてたんだから。ほんと、親が親なら娘も娘よね。呆れち
ゃうわ。」
「うぅ、ぐすっ……」
「なにそれ? 今度は嘘泣き? 下らない猿芝居で媚売ってる暇があったら兄さん
にご奉仕して差し上げなさい! ずっと、しゃぶりたかったんでしょ? 舐めたり
吸ったりしたかったのよね、兄さんのを?」
「わ、若菜さま……!」
「さっさと咥えなさいって、言ってるのよっ!!」
「んぐぐぐっ!?」再び体内に吸い込まれる感触。だが強引に頭を押さえ付けられ
た所為か、僅かに前歯が掠り小さな痛みが走る「……んぐ、んぐ、じゅるる。」
「………どう兄さん? この子の口、気持ちいいでしょう?」その声に混ざり始め
る、明確な嫉妬の色「この変態はね、兄さんに勉強を教えて貰った日の夜は必ずオ
ナニーに耽ってたのよ? 『大地さま、兄様』って何度も繰り返しながらね。自分
の指を兄さんのに見立ててチュパチュパ音立てながらヤッてたのっ!」
456突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/19(金) 01:55:14 ID:BEx3ADhL
唾液と空気が混ざり泡立つ卑猥な音をBGMに、若菜の言葉が続く。
「だから、私が教えてあげたの、私の足の指をしゃぶらせてね? こんな小娘の口
だったら、別にその辺の何処の馬の骨とも知れない連中のを舐めさせても良かった
んだけどね、でも最後は兄さんに使って貰うんだから他の男ので汚す訳にはいかな
いものね? だから私の足で練習させたの、特別にね?」
「うぅっ、うううぅ……!」
「もう少し嬉しそうに出来ないのあんたはっ!? 何勝手な勘違いしてるの
か知らないけど、本当なら兄さんとヤれる様な身分じゃないのよ! 分をわきまえ
なさいよ分をっ!!」
「んぐーーーーっ!?」
「うぁっ!」根本近くまで一気に呑み込まれ、意志では動かないはずの体が勝手に
跳ね上がってしまう「わか……な………なんで……?」
「あら? まだ言ってなかったかしら?」
(ちゅる、ちゅる、ちゅる……)
聞いたも何も、俺は盆の供養の為に戻っただけだ。数日間だけ、こっちで親戚の相
手やら近況の報告とかを聞くだけ聞いて、すぐに帰るつもりだった。
「実は最近ね、分家の連中が妙に五月蠅くなってきたのよ。何かを言い訳をこじつ
けて、私とかコイツに縁談を持ちかけたりしてね。生意気にも私達を使って本家を
乗っ取ろうとしてるみたい。救い難い馬鹿よね、ほんと。」
(あむっ……ちゅ、ちゅ、れろれろ……)
「そこでね、兄さんには悪いけど……」吐息と共に耳元で囁かれ、全身に悪寒が走
る「……コレをあげるから、孕ませて、結婚して貰いたいの。兄さん、昔からコレ
はお気に入りだったみたいだったし、そんなに悪い話じゃないでしょ?」
コレ……って、小夜の事か?
「……どれどれ、そろそろ良いかしら………小夜!」
「………んんっ。は、はい………」
「いい加減、あんたの方も準備は出来たでしょ。兄さんにお願いして、子種を頂戴
しなさいな。」
「………………さ、よ……!」
「だ、大地さま……」諦めたような、達観したような、年に似合わぬ静かで抑揚の
ない声「………小夜に、お情けを下さいませ……」
457名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 02:37:08 ID:dPSAFSOI
>>突発屋氏
GJ
そして続きを期待しながら待っております。

孕ませ孕ませ
458名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 14:09:01 ID:HqIkgNS/
ダークやなぁ・・・・・・好きだけど
459名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 14:50:14 ID:gwPOr/6w
凄い展開・・・・・・好きだけど
460名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 16:00:18 ID:8/3eOzlo
孕ませキター(゚∀゚)GJ!

朝起きたら妹が「いつもゴミ箱から変な臭いがするんだけど…」と言ってきた
461名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 17:26:01 ID:mG9Q54bg
待て待て、年令が引っ掛からないか?
462名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 18:58:40 ID:LRvSHUBy
 朝起きたら妹が「いつもゴミ箱から変な臭いがするんだけど…」と言ってきた

朝だ。
真っ白に輝く太陽と、そのわりに涼しく吹いているそよ風と、そのわりに微妙な表情をしている妹と。
「なんだ? どうした?」
「いや……その……」
何故か視線を合わせない。
しばらく視線を泳がせた後、妹は部屋の隅にあるゴミ箱を指差して、言った。
「なんか……いつもゴミ箱から変な臭いがするんだけど…」
「お前……いつもゴミ箱の臭い嗅いだりしてんのか……?」
「嗅ぐかッ! その目を止めろ! ゴミ捨てする時に臭ってくるの!」
必死そうに怒鳴る妹。いやだなぁ、冗談ですよ。
「そりゃお前、変な臭いのしないゴミ箱なんて女子寮ぐらいにしかないぞ」
「いや……そういう意味じゃ――」
「うむ、むしろ女子寮の方がなにかと混沌としてそうな……?」
「聞けぇッ! ……そういう、普通の生ゴミとかの変な臭いじゃなくて、……んー、なんていうか」
顔を赤らめ、ホッペを指でかきながら、言葉を捜す妹。
「赤ワインの匂いとかか?」
「そりゃそんな匂いがゴミ箱からいつもしてたら疑問にも思うわ。
 ……なんていうか……その……イカ臭いっていうか」
言葉を慎重に選びながら言う。
「……つまり、何の臭いだと言いたいんだ?」
「……つまり、アンタの精液の臭いだと」
顔を真っ赤にしながら言う、純な妹。
「……イカ臭い、って、言ったよな」
俺は溜息を一つつくと、ゴミ箱の中に手を突っ込む。
「イカってこれか?」
ゴミ箱の中からおもむろに取りい出したりますは、生のイカでございまぁす。
「なっ、なんでそんな所にイカが……ッ!?」
「ふふ、俺はネタの為には命をも惜しまないのだよ。
 お前への嫌がらせ用に、一月前から仕込んであったのだ」
「い、痛んでる……? もういやだこんな生活……」
463名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 19:20:04 ID:mFH3XiZS
いやむしろ栗の花とか。
というかGJです。
4644-1:Lunatic passion ◆cf6.GAJsFA :2005/08/19(金) 21:03:56 ID:7SZOrclF
今日は満月。…いつもなら、生理が重なったりしてできないので、
正直…欲求不満でたまらない時だ。…まして私の場合は……。
周期の関係で月に2回(1日と31日とか)来てしまうことや、
本当の親が色情魔なこともあって、普通の女の子たちよりも…強欲なのだ。

でも、やっぱり…誰とでも良いという訳じゃない。
…お金に困ったら、選択肢の一つにする位は良いけれど…
でも、せめて最初位は好きな人としたい。
…だから私は…踏み出した。
…まだ真実を知らないお兄さんにとっては「禁断」の扉を開けるために。
465Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/19(金) 21:20:50 ID:7SZOrclF
ここで一区切り。4話目は前中後編の予定です。
…ついさっき、野暮用で出かけてたのですが、月が綺麗でした。
朝起きたら妹が、
「満月の夜が近うなるとな〜月に呼ばれとるような気がするんよ…。」と言ってきた。
…暑さでやられたんだろうか、それとも電波か超能力かと思った。
466名無しさん@初回限定:2005/08/19(金) 21:25:06 ID:8/3eOzlo
>>462
ハゲワロスw
てか自分の部屋が臭いという罠


朝起きたら妹が洗濯機にいれたはずの俺のシャツに顔埋めて寝てた
467名無しさん@初回限定:2005/08/20(土) 04:08:07 ID:5GJr/ur4
朝起きたら妹が転職していた。
「何の職業になったんだ?」
「もち、遊び人」
「……人として、どうなんだ……?」
「ん、結構いいよ。ほら、おっしりー」
さわさわっ
「う、うわっ!何を!?」
「あら照れてる。兄さん案外純情ね」
朝起きたら妹が悪女に……orz
468名無しさん@初回限定:2005/08/20(土) 23:23:08 ID:ooAz6PBb
朝起きたら妹にきんた枕されていた
痛いはずだよorz
469名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 03:37:43 ID:UNTq8XlV
朝起きたら妹に、腹に百科辞典落とされた。
470名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 07:54:43 ID:rAvSRFd0
その衝撃で糞がロケット噴射した
471名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 20:46:35 ID:LDDB5LSS
朝起きたら妹の性格が180度変わってた
472名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 21:07:47 ID:1I168HAD
ツン→デレ
であることを願うのみ
473名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 21:13:21 ID:sCV/nPCB
朝起きたら妹がイメチェンしたいと相談してきた
…で何で俺の好みを聞いてくるんだ?
474名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 22:15:55 ID:IeUHSsZK
 朝起きたら妹がイメチェンしたいと相談してきた

朝起きて部屋を出てみると、扉のすぐ前に妹が立っていた。
「ん、……どうかしたか?」
「実は……あの、頼み事があるんだけどね」
「頼み事?」
コイツが俺に頼み事とは珍しい。というか、滅多に話し掛けてさえ来ないというのに。
普段なら、『話し掛けんな、オタ』みたいな。
「いっ、いや、ホントはアンタみたいな奴に頼みなんかしなくてもいいんだけどねっ?
 こんなオタ丸出しな兄貴しかたまたま居なかったから聞いているんであって……」
手をバタバタさせながら、物凄い慌てた様子で言う妹。なんだコイツ。
「で、頼みって何だ?」
「……それが、私イメチェンしようと思うんだけど」
「すりゃいいだろ」
妹は俺の言葉に困った様子で、しばらくゴニョゴニョ呟いたあと、
「あの、ね……さ、参考にさっ、一つの参考として、
 アンタの好みでも聞いて――あー、例えばアンタだったらどんなのがいいのかなーなんて」
……なんだコイツ。
「……別にいいが」
「ほっ、ホント!?
 それじゃ、まずは……」
質問攻めに答えまくる俺。
「……なるほど、髪が黒のストレート、白系のシンプルな服で、装飾品も無い地味めな方がいい……
 ……あっ、ありがと、それじゃ」
メモを取ると、早々に行ってしまった。……なんなんだアイツは。


次の朝。朝食を食べに居間へ行くと、そこには、
……茶髪でジャラジャラな派手系おねーさんが立っていました。
「えっ……お前、……妹?」
「話し掛けんな、オタ! お前みてーなのに好かれたくねーんだよ!」
……当分、女性恐怖症になりそうです。
475名無しさん@初回限定:2005/08/21(日) 23:06:04 ID:sCV/nPCB
ワロスwだけどなんか(´・ω・) カナシス
476突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 03:53:08 ID:r+5DXGPS
口内から解放された性器が、今度は小さな両手で包むように握られる。そのまま
ぎこちない動きで上下に扱きながら、小夜が俺の腰を跨ぐようにして膝立ちにな
るのが手の角度の変化でわかる。
「そう言えば小夜、あんた男の人とするのは初めてなのよね?」
「は、はい………若菜さま……」
「そう……そうよね……」独り言のように呟きながら離れてゆく若菜の声「……
だったら、兄さんにもちゃんと見ていただかないといけないわね。形だけとはい
え一応籍だけ入れる間柄だから初夜は初夜なんだし、初体験でいきなり自分か
跨ってら食い付いて、よがり声上げながら腰を振る淫乱小娘の正体を兄様にも知
って頂きたいもの。」
「そ、そんな………!」
きききぃぃ……と気がきしむ音と共に体全体を心地よい空気の流れが包み、まと
わりつく様な熱気を少しだけ追い払ってくれる。同時に周囲に満ちていた甘い香
りが薄らぎ、山間の緑の生気に満ちた香りが鼻腔をくすぐる。
「別にいいじゃない? どうせこれから毎日、孕むまで何度も何度も自分で搾り
取るのよ? それにあんた、見られて罵られた方が感じる変態じゃない。」
「そん………な……」
「何よ? 違うの? この私を嘘つき呼ばわりする気?」
「え……あ……」
「だったら、無理に言うこと聞かなくても良いのよ? あの女とふたり、無一文
になって好きなところに行きなさいな。言っておくけど私に逆らった以上、この
街に居場所なんてないからね? 二人で歩いて山を越えて、身寄りも居ない新し
い土地で一からやり直して自由に生きれば良いんじゃない?」
「う、うぅ……」
「どうしたの? お返事は?」
「……………………です……」悔しさと悲しさが入り交じった震えが小さな掌か
ら伝わってくる「……私は、若菜さまが仰るとおりの淫乱……です……」
477突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 03:55:18 ID:r+5DXGPS
新鮮な空気のお陰か、頭の中のモヤモヤが徐々に晴れてくる。まだ体は動かせな
いが、力を取り戻してゆく視力で少しずつ周囲の状況が分かり始めてきた。
「う、ううぅ………ぐすっ………うぅ……」
にちゃ、と互いの粘膜が触れあう。唾液と先走りに塗れた俺の先端部が、小夜の
愛液に包まれてゆく。このままでは取り返しの付かない事になってしまう。その
一心で体中の力脳に集めてゆくと、僅かづつだが目の前にかかっていた靄が晴れ
てくる。
「……小夜!」
そこは見たこともない場所だった。四方を囲まれ密封された屋内だと言うことは
古びた空気の臭いで分かるが、明かりらしい明かりが無く絶対的な光量が足りな
いために見える範囲が非常に狭いのだ。そんな俺が最初に目にしたのは、溢れ出
す涙の粒を止める術さえなく流し続けながら限界まで脚を開いて俺の腰に跨り、
握った剛直を今にも自分の体内に呑み込もうとしている義妹の裸体だった。
「……大地……さま……」
色白で、お世辞にも肉付きが良いとは言えない小夜のバストは未だ大人のそれと
比べるには余りに未熟で、色の薄い乳首に至っては部屋の暗さも手伝って周囲の
肌色に紛れて殆ど見分けが付かないほど小さい。ウエストからヒップにかけての
ラインも情勢特有の丸さに欠け、骨格の形が浮き出してしまうのではないかと思
える程に頼りない体で成人の男性器を迎え入れるなど、到底無理としか思えない
くらいに弱々しい。
「……小夜、俺の声が分かるか? もう良いから止めなさい。小夜はそんな事を
しなくても良いから。」
「大地さま……」一瞬、義妹の瞳に生気が戻る、が「……いいえ……いいえ、こ
れは小夜が自分で決めたこと……ですから。ずっと、お慕いしておりましたから、
小夜は平気なんです……」
「……小夜……!」
出来ることなら今すぐにでも小夜を引き離してやりたいが、未だ体の自由は戻ら
ない。まなじ目が見え声が出せるのが悔しくてたまならい。
「別にいいじゃない、兄さん。コレが自分で『兄さんとセックスして兄さんの子
を孕みたい』って言ってるんだし、兄さんだってとりあえず射精はしたいんでし
ょ? だったらコレの中に思いっきり出しちゃえば?」
「若菜!!」
478突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 03:57:13 ID:r+5DXGPS
「あら、恐ぁい……」動けない俺を挑発するように、視界の外から頬にキスをし
て胸板を手で愛撫する妹「……でも、何も出来ないでしょ兄さんは? 抵抗って
言っても、せいぜい痩せ我慢して射精を遅らせる位かしら? だったら兄さんも
被害者で、責任なんてこれっぽっちも無いんだからって割り切って流されちゃっ
てよ、ね?」
「勝手なことを言うなっ、小夜は……」
「……まだ子供、とでも言いたいの? それとも半分だけでも血が繋がった妹だ
から? 中学生だから駄目? そんなの、私の手にかかったら何の意味もない事
だって知ってた、兄さん?」
濡れた舌が横顔を這い回り、そこから耳へと移動し中へと侵入してくる。密着さ
せてきた肌は既に熱く火照っており、弾力のある膨らの谷間に二の腕が呑み込ま
れてゆく。
「先生にお願いしたホルモン注射のお陰で、コイツもう一年前から生理が始まっ
てるのよ。それに戸籍上はあの女の『私生児』だから結婚だって出来るし、お腹
膨らませて学校行ったって、コイツが『有馬』の姓を名乗っている限り誰も馬鹿
にしたり文句を言ったりなんてできっこない。ましてや強制退学なんて私が許し
やしないから安心して?」
「……お前……」
この時俺は、目の前にいる双子の妹に初めて『恐怖』を感じた。
「それとも、まさかコレが痛がるとか壊れるとかって心配してたの? それなら
それも大丈夫よ。もう処女膜なんて欠片も残ってやしないから初体験でいきなり
盛りの付いた犬みたいな声だして悦んじゃうわよ。でも勘違いしてガッカリしない
でね? 他の男には指一本触れさせてないから。私が指で破って、兄さんが気持
ちよくなれるサイズまで広げたげただけよ。」そうして小夜に向かって悪戯っ子
の様な声で問いかける「そ・う・よ・ね?」
「………はい、若菜さまの指で弄って頂いて……大地さまにご奉仕できる体にし
て頂きました……」
淫唇を掻き分け、鬼頭の先端が小夜の体内に呑み込まれてゆく。熱い粘膜が押し
広げられ、自ら吸い付くようにして絡み付く、が……。
「う、うぅ……うぅぅっ……!」
479突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 03:59:26 ID:r+5DXGPS
息を止め、自らの体重で俺を受け入れようと腰を下ろす小夜の表情が次第に苦し
そうになってきた。若菜の指でどの程度慣らしたのか知らないが、男性器との形
状や太さの違いは歴然である。それにもまして最も大きい鬼頭部分を受け入れる
為に広がってゆく膣口が悲鳴を上げ始めているのかも知れない。いや、例え性器
に能力があるとしても、限界まで押し広げられる感触に精神の方が耐えきれない
と考えた方が良いだろう。裂けちゃいそう……そんな恐怖感が小夜の動きを鈍ら
せ停滞させてしまっていた。
「……ちょっとぉ……!」苛立ちを隠そうともしない若菜には、同性としての小
夜の心境が理解できないのだろうか「なにモタモタしてんのよ! さっさと咥え
なさいよね!」
「……はい……は……い………くぅっ……!」
「自分の立場ってものが本当にわかってんの? 泣いて謝るから箒は勘弁して直
接兄さんのを食べさせてやってんのに、これじゃ全然意味が無いじゃない。少し
ぐらい切れたって子宮さえ無事だったら良いんだから、さっさとヤっちゃいなさ
いよ!!」
「はぃ、若菜さま……ぐ……うう……!」
既に先端の半分近くまで受け入れた小夜だが、拭いきれない恐怖感が肉体側にま
で伝播してしまったらしく、遂に内壁が収縮を始め愛液の分泌まで殆ど止まって
しまった。既に付着している液のお陰で最低限の潤滑性だけは維持されているも
のの、括約筋は侵入してきた異物を懸命に押し返そうと動き始めている。
「ほんッと、使えない餓鬼よね!」
俺の体から離れた若菜が、脂汗を流し不安定な姿勢のまま固まってしまった小夜
の後ろに回り込む。当然ながら俺と殆ど身長が変わらない妹の髪は顎の高さで綺
麗に切り揃えられており、中性的な顔立ちの中の我が強そうな部分を見事に引き
出している。グラマーと言うほどではないにせよ無駄なく健康的に育った裸体が
発散する魅力は、貧弱な小夜の体型が引き立て役となっている所為か双子の兄で
ある俺すらドキリとさせてしまうほどに強烈だった。
「も、申し訳ありません若菜さま、いますぐ……」
心が焦っても体は反応してくれない。ギチギチと音がしそうな程に強ばった膣壁
で初めての、しかも騎乗位のセックスなど出来るはずがない。
480突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 04:00:34 ID:r+5DXGPS
「………いま、すぐに……!」
勃起を握りしめた両手の内側にも汗が噴き出し力が加わっている。
「あのね、小夜……」震える義妹の首に後ろから抱きつき、見せつけるように伸
ばした舌で柔らかそうな頬を舐め上げる若菜「……そんな言い訳、もう聞き飽き
たのよっ!!」
(ズンッ!!)
「い……いぎぃぃぃーーーーーーっ!?」
それは純粋な痛み、だった。準備の整っていない膣内を問答無用で貫かれた小夜
の言葉にならない悲鳴が響き渡った。
「ぐぐっ!!」
絡み付かせた腕を小さな肩に食い込ませながら、若菜はありったけの力で小夜の
体を押し込んだ。無理矢理に内壁を押し広げてゆく摩擦は、俺の方にも相応の苦
痛となって伝わってくる。それでも小夜が受けた痛みに比べれば……
「あ……が……っ!?」
涙と唾液を垂れ流し、陸に引っ張り上げられ呼吸が出来なくなった魚のように呆
然と口を動かす小夜。過剰な締め付けで動くことも出来ない俺にも、義妹の痙攣
がダイレクトに伝わってくる。
「あらら? 何処も切れなかったんだ……」肩越しに覗き込むようにしながら結
合部分を指で確かめていた若菜が、付着した液体を目で確認しながら意外そうに
呟く「……思ってたより丈夫なのね。ふぅ〜ん。」
「若……菜、お前……!!」
「あら兄さん、妹の初体験を奪った感想はどう? 膜がなくってもキツキツだか
ら初めてだって判るでしょ? ご覧の通り、これでコレは兄さんのモノになった
んだから、後は好きなように犯しても………って、そう言えば兄さんまだ動けな
いんだったかしら? それじゃあ、コレに正気に戻って貰わないと困るわねぇ。」
「小夜………おい小夜っ!?」
皮肉なことに、放心してしまっている小夜の体内は僅かに弛緩して勃起を程良い
強さで圧迫している。そしてセックスによる損傷を防ごうとする防衛本能に従っ
て快感の有無とは無関係に愛液の分泌も再開されていた。更に侵入している『俺』
の姿形を確認しようと内壁も律動を始めている。
481突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 04:01:10 ID:r+5DXGPS
「ほら、いつまで呆けてんのよ。早く腰振りなさいよっ!」
苛立った声でぺちぺちと妹の頬を叩く若菜。
「……若菜、お前一体どうしちまったんだ……?」
「え? 何が?」
叩く手は止めないまま、若菜の瞳が俺の方へと動く。
「小さい頃は小夜と一緒に遊んでたろ? 俺が出て行く前は二人とも仲良くして
たじゃないか? どうして妹をそんな………物みたいに……扱えるんだ?」
「妹ぉ? コレが?」残った片手でふにふに、と薄い胸を揉みながら狐につつま
れた様な表情になる若菜「私、こんなのが妹だなんて思ったこと、一度もないん
だけどなぁ?」
「だって、お前……」
「私は次期当主の兄さんが『仲良くしろ』って言ったから仕方なく構ってあげて
ただけよ? 『妹だから』って言われたから家族ごっこに付き合ってあげてただ
け。兄さんの命令がなかったら、こんな薄汚い淫売の娘なんかに触れらるのも嫌
だったわ。」
「な……!!」
「勘違いしないで欲しいわね、心外だわ。」その顔に浮かんだのは………侮蔑と
嫌悪感のみ「あの頃は兄さんの言うこと、聞いてあげてたけど今は違うわ。兄さ
んが逃げ出した以上は私が当主なの。もう兄さんは命令『する側』じゃなくって
『される側』なの。この土地に居る以上、私の命令は絶対よ。兄さんだって逆ら
えないし、逆らっても誰も助けてくれない。でも安心してね。私は兄さんのこと
今も大好きだから虐めたりはしないわ。兄さんが愛してくれるんだったら、全部
受け入れてあげても良いのよ。『あの時』言ったのと同じように、ね?」
「若菜……」
「う………うぅ……」
「あら? お目覚めかしら小夜?」
「若菜! 小夜はまだ……」
「ええ、兄さん。」首に回していた腕を抜き、今度は脇の下から両手で乳房を包
むように抱きかかえる若菜「最初で壊れちゃったら台無しだものね? だから今
回は特別に私が手伝ってあげることにしたわ。だから、コレが大事だったら早く
射精しちゃってね?」
「そうじゃ無………くぅっ!?」
482突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 04:04:24 ID:r+5DXGPS
姉妹で体を密着させ、そのまま前後に揺さぶるように動き始めると予想外の快感が全
身を包む。出入りこそ殆ど無いが、狭い小夜の膣内で擦れる圧迫感が、たまらなく心地よい。
「ふあ……ううん……くぅん……」
「あらあら、意識もないのに感じてるの? ほんとに生まれついての淫乱ね。」
鼻から漏れるような小夜のあえぎを嘲笑う若菜。その熱い吐息に煽られて火照っ
たのか紅潮した顔で更に大きなモーションで妹の体を揺さぶる。
「ふぁ……ふぁ……ふぁあ…!?」
「ほらほら、もっと可愛い声で鳴きなさい? お兄ちゃんに跨って、腰をふりふ
りしながら気持ちいい顔見せるのよ……うぅん、うううんっ!」
小夜の小振りな膨らみを微妙な力加減で掴み、円を描くように揉む。素肌同士を
擦り合わせ一緒になって腰を振り続ける若菜の瞳は潤み、舌なめずりするかのよ
うに開いた唇からは妹と同じ熱い息が漏れだしている。
「ふぁああっ、ああん、ああん!!」
「なによ淫乱! こんな薄っぺらい胸揉まれて感じてるのっ? 初めての癖して
男に跨ってよがってるのっ? 背中に乳首、押しつけられて悦んでるんだっ?」
「ああん! や……や……やぁぁっ!」
「若菜、もう……いい加減に……!」
「あら兄さん? もうイッちゃいそう? 妹の膣内に出しちゃいそう? じゃあ
可愛い可愛い小夜ちゃんも一緒にイかせてあげようね?」
「あ……!? ああんっ!」
「気持ちよすぎて目が覚めた? お兄ちゃんので感じてるの? じゃあ、ここで
コリコリの乳首を爪で抓られたらどうなっちゃうのかな?」
「駄目……駄目……駄目ぇ……!!」
三人の息遣いと体温と、撒き散らす様々な体液の匂いだけが世界を満たし塗りつ
ぶしてゆく。もはや屈伸運動並みのグラインドとスピードで上下し擦りあげてく
る小夜の膣壁が、脳組織がショートしそうなほどの快楽を送り込んでくる。歯を
食いしばって耐えようにも、限界はすぐそこに迫っていた。
「イッちゃいなさい、変態っ!!」
光悦とした顔の若菜が、僅かに突きだしていた乳首を爪で挟んで引っ張った瞬間。
「い………あぁぁぁっ………!!」
その未熟さに似合わない締め付けに耐えきれず、俺は小夜の中にありったけの精
液を注ぎ込んでいた。
483突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/22(月) 04:06:25 ID:r+5DXGPS
あと一回、おつきあい下さいませ。ぺこり!

>>461
だから『孕ませて、結婚』の順番なんですよ。
要するに、誰かに横取りされる前に既成事実を……w
484名無しさん@初回限定:2005/08/22(月) 04:13:25 ID:HcX/gaji
>>突発屋氏
GJ!
次も楽しみに待ってます
485名無しさん@初回限定:2005/08/22(月) 04:31:18 ID:OS10R62K
朝起きたら妹が「…ウチって、兄貴にとって魅力ないんかな…」と言ってきた。…何の話だろうと思った。
486Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/22(月) 05:41:29 ID:YHb9G19C
朝起きたら妹に、女装させられていた……orz
ウィッグとワンピースだけだったのが、せめてもの救いだった。確かに、
体格もほぼ互角なので「サイズも問題ないよ」と妹が断言するのも頷けるが…。
「…だって…お兄ちゃん、ウィッグつければ女の子なんだもん…。」
せめて、中性的な顔って言ってほしかった…。
「……そんな顔しないでよ……襲いたくなっちゃう〜」
…ついでに、悠奈はバイでSだとわかった。
「…でも、加虐趣味ではないよ…女の子が好きなだけ。…あぅ…可愛い…。」
『男の子より寧ろ女の子にもててた』って悠奈は言ってたけどな…orz
487Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/22(月) 06:10:35 ID:YHb9G19C
突発氏、GJ!そして乙です。ハードなのは、
書くのも読むのも心が痛むのは僕だけでしょうか。
あと、主人公の兄が街を出て行った原因が気になりました。

486は、450-451のつづきです。(言うまでもないですが…。)
488名無しさん@初回限定:2005/08/22(月) 07:46:41 ID:bmPmBsdS
>>481が気になってしまう……
当時お疲れでしたか?
何はともあれ、突発氏GJ!!
489名無しさん@初回限定:2005/08/22(月) 08:12:44 ID:OS10R62K
朝起きたら妹が、ホームページを作っていた。…プロフィールの好きな漫画の欄が、僕の好きな漫画とほぼ同じだった。
490名無しさん@初回限定:2005/08/22(月) 23:38:23 ID:C1fYdZz5
突発氏Y氏乙です!
続き気になりまつ(*´д`)


朝起きたら妹が惚れ薬つくってた
491Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/23(火) 18:40:04 ID:2PTNaQI4
朝起きて、いつものように台所に向かうと、妹が、何やら調合していた。
「…何作ってるんだ?」「…滋養剤。お兄ちゃんに頑張って欲しいから…」
「…頑張るって何をだよ…。」「……言わなきゃわかんない?」
…その意味深な、妖しげな笑みは何なんだorz
492名無しさん@初回限定:2005/08/23(火) 20:04:32 ID:Nce28YKm
突発屋氏、Y氏乙&GJです!

朝起きたら妹と体が入れ替わっていた
493名無しさん@初回限定:2005/08/23(火) 21:53:22 ID:vlzSI55I
朝起きたら妹と手錠で繋がれてた
494名無しさん@初回限定:2005/08/23(火) 22:30:08 ID:RvzEQxHB
朝起きたら妹と姉で挟まれてた
495桐莉兄:2005/08/23(火) 23:45:25 ID:AFa1UQr7
久方ぶりです、桐莉兄でつ。

久々に沸いて出たのに桐莉話じゃなくて申し訳無かとでつ。
つーか、桐莉兄のリアル妹の話な訳でつが。

ええ、例の桐莉兄を徹底的に嫌って蔑んでいる妹でつ。
俺はぶっちゃけ妹が大好きな訳ですが。

そんな事より>>1よ、ちょっと聞いてくれよ。
スレと結構関係あるようで無い話なんだけどさ。
桐莉兄は友達も居なかとです。
いや、ネッ友の一人や二人は居ますよ?
バイトの都合で一緒に遊べる友達が居ないだけですよ?
うちみたく月曜日休日のとこって少なかとです。
元より鬱だし、引き篭もり気味だしね?
神様、俺に翠星石下さい…じゃなくて。
ここ一年くらい、家族と仕事先の人とコンビニのおっちゃん以外と顔合わせて無かとです。
遊びに行くにも金掛かるしね。
んでもこう、たまには桐莉兄も遊びたかとですよ。
ぶっちゃけ、飲み食いして、好きなだけ同人とかゲームとか漫画とか買い漁りたかとです。
思う存分、使役する側の人間になりたかとです。
お金という媒介項を挟めば、みんな優しくなるとですよ。
そんでも卑屈に相手の目線を伺いながら買い物。
暗くても鬱でもキモくても、とりあえずお客様で居られる時間。
好きなもので鞄を一杯にしたかとです。
496桐莉兄.:2005/08/23(火) 23:46:19 ID:AFa1UQr7
年に何度かは一人で外に出て、少し贅沢に行きつけの中華街の屋台で安くて美味い餃子が食いたかです。
無駄遣いして贅沢気分を味わいたかとです。
そんで、昨日は休みで、最近鬱が酷くて、気分転換がしたくて、
でも一緒にオフ会行く友達も居なくて、だから一人でブラリと出かけたとです、中華街。神戸の。
朝早起きして、いやいや、わくわくして夜は寝付けなかったとですけど、昼前に起きたの久々だったとです。
家族に出掛けると告げると、奇異な目で見られたとです。
そんでから、餃子食いに行くって言うと、友達と出掛けるのかって聞かれたとです。
え?友達?いや、俺、一人。
答えたら、哀れみの目で見られたとです。
月曜日休みの友達なんていねーんだよ!俺だってたまにはお天道様の光に当たりてーんだよ!灰になるけど。
んで、妹に言ったとです。
可哀想だと思うなら、俺と一日デート汁!
そしたら、言われたとです。
……お前とだけは絶対にイヤ。
更に追い討ち。
つーか今日デートやし。
お袋が言うとです。
彼氏と京都やてー。
……やめろぉぉぉ俺をそんな目で見るなぁゥ穴が開くゥゥゥゥ!
孤独じゃなかとです!世俗の女に興味が無いだけでつ!
例えばでつよ、空腹な時に飯を食うと幸せですよね?
満腹だけど眠いときに飯出されても、それよりベッド欲しいって思うしょ?
空腹だけど飯が無いから惨めなんでしょ?
俺は女より同人!だって現実じゃ猫耳生えたメイドだのロリっことのえっちだの血縁の実妹とのチョメチョメとかありえねーじゃん!
奇跡は起きないから奇跡って言うんですよ、エターナルカノン!
ほんで俺は中華街回って豚足食ったり、虎の穴でネギとかローゼンとかひぐらしとかのエロ同人仕入れたり、TOKの後編買い込んだり、
或いは本来の使用上限オーバーして財布叩いてベレッタM84シルバーモデルなエアガン買い込んで幸せになったとです。後で泣いても幸せだからいい!
松茸入りの肉饅頭も食ったとです!一人で……。
豚足屋のオバちゃんと仲良くトークもしたとです!
497名無しさん@初回限定:2005/08/23(火) 23:47:24 ID:Ol1Ypy6M
全米が泣いた
498桐莉兄:2005/08/23(火) 23:49:07 ID:AFa1UQr7
んでから……その幸せを誰かと共有したくて、家族にもささやかな土産を買ったとです。
財布が寒くてもよかとです。
ラグナロクオンラインが大好きな弟には、ベトナムの傘買ったとです。頭装備。
健康と美容に煩いお袋にはプーアル茶を買ったとです。大量に。
妹は硝子細工が好きだから、硝子のフクロウと、クリスタルガラスのペンダントを買ったとです。
妹だけ二つなのは買いたくなったのが二つあって迷ったからであって、別に妹だけ特別扱いって訳ではなかとです・・・。
妹だけ購入金額が大きめなのも、たまたまの偶然ってやつだす。
妹だけウケ狙いじゃなくておまけに日常いつも身に付けてて貰えそうなの選んだのも只の兄貴心ってやつだす。
大量の同人誌抱えて、STRの低い桐莉兄は歩行速度が半分になったりしたり。
ああ、幸せの重み。
重いけど幸せだからいい、でも重いしかさばるし、巫女絵馬で小さくしたい!
そんなゲーム的思考回路をゆんゆんさせながら孤独に帰宅。
そして家族にそっと土産を手渡したとです。
母さんは複雑な表情で喜びながらお茶を受け取ってくれたとです。
決して河に放り投げて『剣を捨ててまでお茶を買って来た息子を喜ぶ母とお思いか劉備!』なんて罵ったりしないいい母上だす。
弟には鼻で笑われて呆れられたとです。
兄は…兄は喜んで傘を装備して外を出歩いてくれる弟が欲しかったとです…。
最後に妹にペンダントとフクロウを渡したとです。
何時もは土産物なんて喜ばない妹・・・それでも買っちゃうのが兄貴だす。
珍しく妹がまともに受け取ってくれたとです。
お袋も、趣味がイカレた兄にしてはまともな物を買って来たと認めてくれたとです。
ここまでが昨日の話。

今日もいつものバイト先でお仕事。ちょっといいことがありそう(はぁと)
ひぐらしのレナレナ風。そこ、キモいとか言うな。
ロリな桐莉兄は寧ろ沙都子萌え。にーにーと呼ばれたい。
ぶっちゃけ体調最悪。
気分は悪くないけど頭が痛かとです。
そんでも昨日さんざん遊んで、しんどいとかほざいたら家族に絶対零度の眼差しで見詰められちゃうとです。
ああ、頭が割れるゥ。うへ、うへへへへ。
499桐莉兄.:2005/08/23(火) 23:50:00 ID:AFa1UQr7
お仕事を終えて帰宅したとです。
桐莉兄は十一時過ぎになって晩飯なのだす。
へろへろになって夕食を楽しみに帰宅。
そしたらなんか、お袋がまだ帰って来てないのでつよ。
ええ、当方二十五。月々二万円程度しか入れてないのに飯食わせて貰ってるだけでもありがたかです。
冷蔵庫の中にはちゃんと冷凍食品置いてってくれてるし、お袋も仕事で忙しかですよ。
贅沢は敵だ!欲しがりません勝つまでは!……一生?(泣)
で、それは何か、イモとかベーコンとかコーンがごっちゃになって凍り付いてて、味付けも済んだ塊だったとです。
炒めて食べるらしい。自分で作れと。かあちゃんのあったかい手料理が食いたい。
桐莉兄は料理が出来んとです。
カップ焼きそばでも引っ繰り返すくらい下手。
炒めるだけ、炒めるだけ、失敗なんてぶっちゃけありえなーい!
桐莉兄は意を決して中華なべに冷凍塊を放り込んで火に掛けたとです。
何か、冷凍された上の方が全然解けなくて、下の方が焦げ臭いのでつ。
慌てて引っ繰り返しても、凍り付いた焦げ臭い塊が。被害拡大。
500桐莉兄@キリ:2005/08/23(火) 23:51:38 ID:AFa1UQr7
そしたら妹が降りて来て、呆れ顔で言うとでつ。
油引いた?
え?いや、ってゆーか油って入れるものなん?
ハァ?常識やろ、そんなん!油も入れんと焼いたら焦げて当然っつーか!解凍もしてへんやん!
解凍って、弟が鍋で炒めるだけって言ってた……
アホ!常識無さ過ぎや!
……ゥゥ、だってほら、俺料理せーへんし。お前お菓子作るし、弟は自分で料理してるやん、たまに
私かて炒めもんなんて普段作ってへんわ!常識で解かるやろ!
油…油…これ?(ジュゥゥゥゥゥ)うわじゃじゃじゃ!は、跳ねる跳ねる!兄さん火傷しますたよ!?
菜ばしで混ぜるな!あーもう退け!
妹がフライ返しみたいなん持って来て、鍋の中身攪拌し始めますた。
でもって手際よく皿に引っ繰り返して、
ご飯は炊飯器の中!あと二階の冷蔵庫にサラダの残り入ってるから!
……むぅ、見事な手際。嫁に欲しいぞ
お前の嫁にだけはならん!
いやいや、誉め言葉ですよ妹。
つーかあの妹が混ぜるだけとは言え俺のために夕食作ってくれますたよ?
しかも口調きっついけど、微妙に照れながら上行きますたよ?
昨日のペンダントも装備してくれてますよ?
ひょっとしてアレ?フラグとか立てちゃいますたか?うはwwwww
で、夕食を堪能しながら『おもいでをみる』でたった一枚しか埋まってない妹ルートの手料理(?)イベントの画像を脳内再生してたとです。

……ええなぁ、妹、ええなぁ。
501名無しさん@初回限定:2005/08/23(火) 23:56:55 ID:RvzEQxHB
つまらんなぁ・・・。
かえってええよ。
502Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/23(火) 23:58:10 ID:2PTNaQI4
>>桐莉兄氏
乙です。ツンデレ系?リア妹のイベントですか。……うらやましい限りです。
現スレ>>1ことYです。…リアル妹とは、全く普通の関係です。
特別良くも悪くもありません。というか最近会う用事すらないです。
……そんなわけで、僕が書いてる小説は全てフィクションです。
503桐莉兄:2005/08/24(水) 00:04:35 ID:AFa1UQr7
いや、つまらんでスマソですよ。
あまりに嬉しかったんで・・・・・・。
うちの妹、かあいいけどツンだけでデレが無いもんで。
つーか普段人に優しくされる事なんて全然無いんで。
・・・・・・寧ろ存在を否定されることばっかなんで・・・・・・。
504突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/24(水) 00:14:46 ID:QyzoBrsw
まぁ普段投稿して頂いてるわけだし、スレに一回くらいはいいんじゃない?
うちのリアル妹は………・煙草吸うんすよ〜〜〜〜っ!!(滝涙)
………所で神戸の餃子と肉まんが激旨ですよ実際。
関東の方は如何ですか?


しかし媚薬、手錠、板挟み………やっぱ先を読まれてる?
過去に関しては余り気にせんでください。
書いてる本人にはエッセンス程度ですからw

>Y氏
や、私も嬉々として小夜を虐めてる訳じゃありませんから。
でも良さげなネタとして浮かんだ以上は………ねぇ?(汗
でも若菜の台詞書きは結構楽しかったりしてw
505名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 00:20:40 ID:9quj6L2Q
職人さんパレードキテター(゚∀゚)


桐莉たんの投下もまってまつよ〜(・∀・)ノシ
506名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 02:30:13 ID:EdyS4gvF
>桐莉兄
せんべいが湿気た!25になって炒め物が出来ないって痛いよ!
やっぱり才能ってのは突出ではなく欠落なのか!でも乙。
507名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 08:31:20 ID:Bfepa1Fx
銀河系まで泣いた
508名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 10:21:00 ID:uWQgA4M+
ボン・ジョヴィの「In These Arms」を聞きながら読んだらぐっときた。
いい家族ジャマイカ。そんな幸せな環境にいるお兄ちゃんがウラヤマシス。
509名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 12:02:16 ID:llM9Nbdo
くそぉ、羨ましいぜ…
妹のいない俺らが妹を作るには姉妹の姉と結婚して義妹にするしか…

朝起きたら、妹と黒服の男たちとの会議に出くわした
「…で…戸籍を…して…」
「この作戦さえうまくいけば兄さんは私のものよ…」
何が起こっているんだ?
510名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 13:11:18 ID:uuLfjrE6
>桐莉兄氏
俺の中で全米が泣いた(ノД`)
めげずに頑張れ!
511名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 14:22:38 ID:XCTqqP2v
漏れもコンビニ・職場・エロゲショップ・自宅の4ヶ所を巡回する生活を送ってるな。
妹も友人もいないけどw
512名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 17:27:21 ID:Bfepa1Fx
朝起きたら妹が牛乳飲んでた。
「おはよう」
「お゙ばゴボゴボ」
うわあ、口周りが真っ白!
「早く拭け!」
「……萌えた?」
「萌えるかっ!」
513名無しさん@初回限定:2005/08/25(木) 17:24:34 ID:ULysijZE
朝起きたら妹がhttp://j.pic.to/1l9rpになっていた…(ノ_・。)グスン
514Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/25(木) 17:48:37 ID:JCUGfeTJ
朝起きたら妹が「萌え○レ!の作者さんって…」と言っていた。
…何のことかと思った。顔文字ね…。

漫画家と言えば、影乃いりすさんとか刹奈さんとかも好きです。
515名無しさん@初回限定:2005/08/25(木) 23:28:26 ID:QP54zUZH
「出張で3日も会えないなんて寂しいな…今日、帰ってくるんだよね?…いつも頑張ってくれている兄さんの為に、特別メニューを用意して待ってます。」朝、メール着信音に目を覚ますと、妹からのメールが届いていた。
516名無しさん@初回限定:2005/08/25(木) 23:40:13 ID:dbNtCoQg
朝起きたら妹が「台風キター(゚∀゚)」とはしゃいでた


お前前回も同じこと言ってなかったか?
517名無しさん@初回限定:2005/08/25(木) 23:54:21 ID:YPg4h2pW
>>516
それ書いた覚えが…。
518Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/26(金) 06:34:11 ID:OmMbIYmK
朝。出張で利用している某市のビジネスホテルで。
着信音に目を覚ますと、妹からのメールだった。
>大好きな兄さんへ…from雪那
「3日も会えなくて寂しいです…でも、今日帰って来れるんですよね?
いつも頑張ってくれてる兄さんの為に、特別メニュー用意して待ってます。」
朝、メール着信音に目を覚ますと、妹からのメールが届いていた。
「(追伸)…え?『スペシャルメニューって何?』…ですか?
…帰って来てのお楽しみです(クスクス)今日もお仕事、頑張ってください。」

スペシャルメニューか…。楽しみだな。今日も頑張ろうと思った。(続きます)
519妹からのモーニングコール。:2005/08/26(金) 08:17:08 ID:fhWAnP+B
兄さん、おはようございます。ご飯できてますよ。…結奈さんが『兄さん呼んできますね♪』って、楽しそうに上がって行きました。何されるかわかりませんよ?…気を付けて下さいね♪唯那より。」
520妹からのモーニングメール。:2005/08/26(金) 08:18:01 ID:fhWAnP+B
兄さん、おはようございます。ご飯できてますよ。…結奈さんが『兄さん呼んできますね♪』って、楽しそうに上がって行きました。何されるかわかりませんよ?…気を付けて下さいね♪唯那より。」
521Y@携帯から:2005/08/26(金) 08:21:55 ID:fhWAnP+B
朝起きたら妹に「…二重投稿するなんて…気を付けてよ…兄ちゃん…」と言われた。…すみませんorz
522名無しさん@初回限定:2005/08/26(金) 11:55:57 ID:6TnkCsG+
今、兄さんのうしろにいます。
523名無しさん@初回限定:2005/08/26(金) 13:19:36 ID:DdZ6PPTv
朝起きたら妹に「うほ!イイ男」と言われて飛びかかられた
524Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/26(金) 13:42:57 ID:OmMbIYmK
ちなみに、投稿するつもりだったのは520です。
SSに作り直してUP予定です。

朝起きたら妹が迫ってきた。……寝ぼけてるのか?
「私がこんなにエッチになっちゃったのは…お兄ちゃんのせいなんだよ…。」
525名無しさん@初回限定:2005/08/26(金) 22:39:41 ID:Ct8GSu8c
朝起きたら、
長女「お兄ヶ島へお兄ちゃん退治にいくぞ〜!」
次、三、四女「お〜!」
という声が…。
桃太郎ですか?
526名無しさん@初回限定:2005/08/27(土) 01:57:17 ID:ENuZit+h
朝起きたら妹が「夏休みも最後だしどっか行こうよ♪」と言ってきた
行った事ない僕に聞かれても…orz と思ったが、「…彼女と行ったらどう?興味あるって言ってたらしいじゃないか。」「…じゃあ…ダブルデートって事で…。」「…3人なのに?」「ん…私は…3人ででも良いよ。」
528名無しさん@初回限定:2005/08/27(土) 13:31:10 ID:IZ3l4dTg
待て、それは妹に彼女がいるってことか!?
529名無しさん@初回限定:2005/08/27(土) 21:00:59 ID:6RhecHEx
一番の親友同士、互いをおどけて「彼女」と呼びあっている
…とでも思ってくだされば。…注書きしておけば済んだ事ですけどね。
すみませんでした…orz
実際、僕の脳内妹のほとんどが、百合にいくらかは興味を持ってます。
…5人に1人は相手を本気で愛してますがそれは本当に好きな兄を
(或いは過去の恋人や思い人を)忘れようとしているからという裏設定です。

朝起きたら妹が…
追伸…出先からなので、名無しで投稿失礼します。byY ◆cf6.GAJsFA
530朝起きたら妹が…友達と戯れていた。:2005/08/28(日) 04:28:52 ID:0C+cfx8n
……邪魔しちゃかわいそうか。と思って寝たふりしていたら…何やら下半身がスースーしてきた。
531520の続き:2005/08/28(日) 04:35:14 ID:0C+cfx8n
「…兄さん…から…夫…って……クスクス」「……でも…………かも…」「……かもね……あ……って…みる?」「…え………し…………んないよ………んむ……に………のに……意地悪…。」……途切れ途切れに聞こえる声に、ますます起き辛くなってきた。
532531は530の続きでした…(汗):2005/08/28(日) 12:28:38 ID:0C+cfx8n
「僕のせいって…あんまりじゃないか?…」「クスクス…ごめんなさい…でも…きっかけ作ったのは…お兄ちゃんでしょ…?」…可愛い顔してズバズバ言うなぁ…相変わらず…と思わず苦笑いしてしまった。
533532は、524の続きです。:2005/08/28(日) 18:48:11 ID:0C+cfx8n
朝起きたら妹が、「…しませんか?」と言ってきた。「…胸元開いた服でそのセリフはやめなさい。」「…奈都さんにも言われましたが…何故です?」
534名無しさん@初回限定:2005/08/28(日) 19:00:33 ID:Tqo3kV8Z
見難い。
535名無しさん@初回限定:2005/08/28(日) 19:33:17 ID:nAaYJZjN
つーか纏めなさいよ。迷惑ですわよ。
536名無しさん@初回限定:2005/08/28(日) 20:21:01 ID:6XxGLrcl
>>534-535
まぁそう言うなきっと携帯からの投稿だったんだろう
537名無しさん@初回限定:2005/08/28(日) 21:59:14 ID:Tqo3kV8Z
携帯でも改行は出来る
538名無しさん@初回限定:2005/08/29(月) 00:05:56 ID:1kmjDlgy
つうか並行して進められた上に、どれの続きか間違えられたんじゃ訳ワカランよ…
せめて名前欄は前回のレス番だけにして、余計なこと書いてくれないほうが見やすい。
539名無しさん@初回限定:2005/08/29(月) 02:14:40 ID:dzmCWi1M
流れぶったぎってネタ投下

朝起きたら妹が「何でも言うこときくから宿題手伝って〜(泣」
泣きついてきた…
540名無しさん@初回限定:2005/08/29(月) 03:07:44 ID:s6FrDYga
朝起きたらもう1人の妹が「そんなの自業自得、放っておきなよ。それよりお兄ィ、あたしと遊んでよぅ」と言いながら布団に潜り込んできた

…長げぇ
541突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/29(月) 03:46:00 ID:bhraOA81
ちょっと遅くなりましたが>>482の続き……の筈です多分(汗

「おはよう兄さん、ほら見て見てっ♪」
朝食に顔を出した途端に腕を掴まれ、そのままテレビの前に。
『……20号は強い勢力を保ちつつ北上を続け、今日の午後には関東地方に上陸を……』
「………………台風?」
「うん、そう! 大変だよねー、また停電しちゃうよー♪」
「この調子だったら……ここら辺に来るのは夜中かな?」
「そうだねー、恐いよねー♪」
「島津さん、一応、懐中電灯とか用意しておいて貰えますか?」
「あ、はい、分かりました。」
「勿論、俺も帰ったら手伝いますし。」
「ねぇ兄さん、確か去年は学校が休みに………」
「それじゃ、行ってきます。今日は早く帰りますから。」
「………って、待ってよ私の話聞いてよぉ! ちょっと兄さーん……!!」


「………………………………………で?」
「え? なにが?」
「その小脇に抱えた枕は何だ……?」
「てへ♪ 一緒に寝ようかなって♪」
「あのなぁ………」
「だ……だってだって、うちって夜になったら殆ど人がいないでしょ? もう風も強く
なってきてるし、一緒にいた方が安心するし何かあっても大丈夫だと思うの。」
「……………………………」
「それとも兄さん、生まれる前から一緒だった私が可愛くないの? それとも私に床で
寝ろとでも……ああ、なんて不憫な私、よよよよぉ!」
「わかったわかった! わかったから芝居じみた泣き真似は止めなさい。」
「わーい、お兄ちゃん大好きっ♪」
「いまさら可愛い声作ったって無駄。今晩だけだからな?」
「うんうん! それじゃ、お邪魔しまーす♪」
「ったく、しょうがな………って、お前…………小夜はどうした?」
542突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/29(月) 03:47:22 ID:bhraOA81
「さ、小夜は一人でも平気、ですから………」
若菜に連れてこられた小夜は、もじもじと視線を漂わせながら小さな声で呟いた。新し
く増えた家族、白い浴衣に包まれた十歳の妹は、未だに俺達には馴染みきらず、使用人
か何かのようにこっちの顔色を伺っている所がある。この小さな妹が一人で、しかも台
風の夜に大きな部屋の中に取り残されて平気な筈がない。
「なーに偉そうなこと言ってんのよ。兄さんが一緒に寝てあげるって言ってるんだから
素直に言うこと聞きなさいよねっ。」(ぺしっ!)
「あうっ……!」
「若菜っ!」
「ああもおっ、じれったいなぁ!」俺の叱咤を無視し、小夜の両の脇の下から腕を差し
込んだ若菜、そのまま軽々と妹の体を持ち上げ、俺の所まで運んでくる「あんたが言う
こと聞かないと、私まで寝られなくなっちゃうでしょ? 子供の癖して妙に偉ぶってな
いで、さっさと甘えなさいよっ!」
「え……で、でも……」
すとん、とそのまま降ろされた小夜。布団を捲って促す俺と、腕を組んで見下ろす若菜
の顔を交互に伺いながら困り果てている様子を見ていると、何だか頬が緩んでしまう。
「……えと………えっと………」
「ほら、小夜?」
「小夜っ!」
「は、はいっ。」ぴくん、と震える小さな体「……じゃあ……あの……お邪魔します…
…大地さま……」
とうとう観念したのか、湯気が立ちそうなほどに顔を染めゴソゴソと懐に潜り込んでく
る小夜。触れあわなくても、その子供特有の体温の高さだけで布団の中の温度が一気に
上昇したような気がする。
543Y ◆cf6.GAJsFA :2005/08/29(月) 03:48:03 ID:3zDawsxp
>>534-535,537-538
…帰ってきてPCで見て実感…こりゃひどいですね…見辛くてごめんなさいorz
携帯から無理に投下して迷惑かけてしまったようなんで、
長めのネタや小説はPCで投稿しますね…。ちなみに、携帯はauのA5503SAです。
544突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/29(月) 03:48:32 ID:bhraOA81
「………小夜?」
「は、はい……」
布団の中、丁度腹の辺りから聞こえるくぐもった声。
「顔、出さないと息苦しいだろ? それに丸まってたら寝にくくないか?
「さ、小夜は……平気ですから……」
「でもなぁ、それじゃ……………って、うわっ!?」
今度は若菜が背後から侵入して、抱きついてきた。パジャマ越しに『これでもか』とノ
ーブラのバストを押しつけ脚まで絡ませてくる。ここ数年、過激になる一方の異常とも
言えるスキンシップ。
「う〜幸せ〜。私、良い夢が見れそうだよ〜♪」
「………こっちは不眠症になりそうだ……」
「じゃあ、朝までお話しする?」
「駄目。お前はさっさと寝なさい。」
「ぶーーっ!!」

そんな会話を意識の隅で聞き流しながら、小夜は布団の中で兄の匂いをゆっくりと吸い
込んでみた。
「………大地さま……」
更に腹部と思われる辺りに顔を寄せ、くんくんと鼻を鳴らして汗の香りを嗅いでいる
と、それだけで胸の中が満たされていく。兄の体温に包まれているだけで、優しく抱き
しめられている様な安心感が心に満ちてくる。そのまま舌を伸ばして分泌物の浮いた素
肌を舐めたくなる衝動を辛うじて抑え、熱くなってきた自分の下腹部に手を差し込む。
「………ん………!」
若菜の命令で下着は脱いできた。浴衣の下で剥き出しになった割れ目に中指の先で触れ
てみると、むず痒さに似た違和感と共に小さな電気が走る。
『私のも………あんな風になっちゃってるのかな……?』
余りに異様な味と臭気に、最初は嘔吐しそうになってしまった同性の分泌液。若菜に舐
めるよう命じられたときに初めて知った、粘っこくて甘酸っぱい姉の愛液の味と匂い。
それが何かであるかは、その後に若菜に教えられ知った。
『私も、あんな液を出してるのかな………?』
それを確かめるのは簡単だ。少しだけ開いて指を差し込めばいい。姉のそれと同じくら
いに溢れ出しているのなら、それだけで分かるはずだ。
545突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/29(月) 03:49:45 ID:bhraOA81
『………でも………』
恐かった。若菜によれば弄るだけで出てくる物らしいが、では弄ってもいない自分の性
器が濡れていたら? 兄である大地の匂いを嗅いだだけで、姉と同じようになっていた
ら、自分はとんでもなく淫らで汚らしい子だと言うことになる。単なる好奇心だけで渡
ってしまうには余りにも危険な橋である。
『………嫌われちゃう。そんないやらしい子だったら、私嫌われちゃう……!』
「う……」好奇心と罪悪感、まだ知らぬ快感への期待と絶望。板挟みになった小夜の瞳
から涙が溢れ出してくる「ううぅ……!」
「……小夜?」と、上から伸びてきた大きな手が髪を撫でてくれる「……眠れないのか?」
髪の上を滑るように、何度も上下に動く優しい手。
「………大地、さま?」
「そういう時はな………よっと!」
「きゃ……!?」
ぐい、と強引に胸の中へと抱き寄せられた。少し冷たい肌と触れ合い、背中を抱きしめ
られ、頭が沸騰しそうになってしまう。
「だ、大地さま、あの、そんな………!」
「こうしないと、若菜に蹴られちまうぞ? こいつ、結構寝相悪いんだ。」
「で、でも………」
「それに、小夜を独りぼっちには出来ないからな。本当は恐いんだろ?」
「さ、小夜は………」僅かな戸惑い、だが「……は……はい。」
若菜からの反論はない。どうやら早々に寝付いてしまったようだ。
「よしよし、良い子だ。」ぽんぽんぽん、と背中を軽く叩きながら諭すように話す優し
い声が素直に染みこんでくる「こう言うときは、何も考えないで心臓の音を聞いてると
眠れるらしいから、試してみな?」
「は、はい………」
眠ってしまったのであれば、もう怒られる心配もない。導かれるまま広い胸に顔を寄せ
て、その確かな心音を聞きながら目を閉じると、本当に安心できる。
「……どうだ? 眠れそうかな?」
「………………………………はい、兄様……」
それが自分の初恋だと気付いたのは、もう手が届かなくなってしまった後の事だった。
546突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/08/29(月) 03:53:20 ID:bhraOA81
私の方もPCが飛んでしまうわ、KOTOKOさんのライブで燃え尽きてしまうわ、
妙に多忙な数日間でした>言い訳

すいませんが、先日の予告は撤回です。
あと一回追加で………w

>Y氏
どうやらPCはご無事のようで安心しました。
いや〜夏は辛いですよね。特に3D中毒のゲーマーにはw
547Y@携帯から:2005/08/29(月) 20:20:45 ID:M3Dc3P0B
GJそして乙です。あと、投稿中の割込み失礼しましたorz>突発氏
548名無しさん@初回限定:2005/08/29(月) 22:44:31 ID:Lfk/SqiH
>>547
オマエはいつも余計なことばっかするな・・・。
549名無しさん@初回限定:2005/08/30(火) 02:19:49 ID:5WZvQuZs
突発屋氏GJ!!!!
マターリなのもいいですな。和みました(*´∀`)

朝起きたら妹が胸囲計ってる場面に出くわした。
550名無しさん@初回限定:2005/08/30(火) 19:29:04 ID:lkLb4IpN
朝、起きたら妹の結婚式だった。

「どぉ、綺麗っしょ?」
「馬子にも衣装だな」
「ひっど〜。でも似合ってるよね?」
「まーな。しっかし、お前もようやく結婚か…」
「まだ二十だっつーの!兄ちゃんこそ相手見つけろ!」
「そうだな…暇あったら探すか」
「…マジでさ、兄ちゃん…もういいよ。わたしに構わなくてもさ。
 兄ちゃん頑張ってきたもん。お父さんとお母さん死んじゃってから、ずっとさ」
「んなことないって。当たり前のことやってただけだってばよ」
「毎日遅くまで仕事やってさ、遊びにも行かないでお金貯めてさ、
 何に使うんだと思ったら……こん、な…綺麗なドレス…買ってくれ、るしさ…」
「あーあーあー、泣くな泣くな。メイク崩れるだろ」
「お兄ちゃん…一個だけ、言わせて…」
「なによ、言ってみ」
「わたしね、お兄ちゃんがお兄ちゃんで…ほんとによかった…」
「…俺もよ、お前が妹でよかった。目一杯幸せになれよ、――」
「お兄ちゃん……うん、わたし、幸せになるからね!」


ちょっと脚色加えたリアル話。
結婚式の準備はほんと疲れまつよ
551名無しさん@初回限定:2005/08/30(火) 20:10:26 ID:4wOEU0xT
俺が泣いた
552名無しさん@初回限定:2005/08/30(火) 21:40:09 ID:6s+UPzsA
>>550
 〃∩∧_∧
⊂⌒(  ・ω・) はいはいワロスワロス
 `ヽ_っ⌒/⌒c
     ⌒ ⌒


「リアル話」とか説明いらないから、マジで
553名無しさん@初回限定:2005/08/31(水) 02:08:27 ID:2dQtplP+
>>550
全米が泣いた
>>552
煎餅が釣られた
554名無しさん@初回限定:2005/08/31(水) 13:17:56 ID:HmHSvJ6H
朝起きたら、妹が親父になってた
555名無しさん@初回限定:2005/08/31(水) 13:25:53 ID:j4ByB8JV
上空サプラァイズ!
556名無しさん@初回限定:2005/08/31(水) 14:01:02 ID:pR0vqJxQ
朝起きたら妹が酔ってた。
「まいやひーまいやふーまいやほーまいやはっはー(゚∀゚*)」
「うわ、酒臭っ!」
「あ、ほ兄ちゃんら」
「夏休み最後だからって朝から飲んでんじゃねーよ」
「そんらこと言わないでほ兄ちゃんも一緒に飲ま飲まイェイ!!(・∀・)」
「うわ、引っ付くな胸があうっ……まて…げぼっ……………やめr」

マイヤヒねたあったけ?
なかったら誰かエロくなくてもいいんでキボン
557桐莉兄:2005/09/01(木) 04:08:13 ID:Tgla6sYn

「まいー」
 「あひぃんっ…」
「まいー」
 「あふぅ…」
「まいー」
 「あ……ふっ…ぉ」
「……まい」
 「あ…は…っ…ふあぁ…っ」

朝起こしに行くと妹のまいが、マイヤヒー(の空耳ソング)らしき歌を唄っていた。

 「あらん、おにたま〜はろはろん〜♪」
「えーとだなぁ……黄色い救急車、呼ぼうか?」
 「ひゃぁん、それはあんましなご挨拶〜ぅ♪」
「ベッドの上でくねくねしながらエロ声出してる妹をどうしろと」
 「うんー、そーだねぇ。この歌ってぇ、なぁんかやーらしくていーよねぇ〜♪」
「……とりあえず、股間いぢくりながら兄と会話するのはやめぃ」
 「うん、やめきゅ〜♪……て、おなにーちゃうもんっ、マイヤヒーの振り付けだよぅ〜♪」
「あと語尾にいちいち『♪』付けて喋くるのもやめて……」
 「ぇぇー、なぁんでぇ〜?♪」

なんつーか、パジャマの前とかはだけて、胸見えてるし。
下はパンツ丸見えの……

 「さわる〜?♪」
「うわぁぉ!?」

いきなしっ、手ぇ掴まれて妹の胸がむにゅっと、むにゅっとぉ〜!?!
558桐莉兄.:2005/09/01(木) 04:09:04 ID:Tgla6sYn
 「ぃぇへへ〜、どぉ〜かな?おにたまぁ、ボクの胸、きもち?♪」
「きっ、きもちよくなんか……ありますっ(涙)」
 「ぅーしっ、そんじゃ次は下、イッてみよ〜♪」

ズポンッ☆

「って脱がされるのは俺の下〜っ!?」
 「ぅわぁぉ。おにたまのすげぇ〜、おてぃんこびんびんだぁ〜♪」
「ひゃ、やめっ、触るな……いや、触って、じゃなくてぇぇぇ」
 「ひゃぁん、固い〜ってゆぅーかぁ、えろいよ、おにたま?♪」
「ぅぁ、たんま〜!しこしこしたらあきまへんねん〜っ!」
 「先っちょ塗れて来た〜…。これだけかちかちならー、うん〜…入る…?」
「いや、兄妹だしそれはヤバ――はぁぁ!?」
 「ちゅ…ぺろんっ」

うぁぁ、妹が俺の上に圧し掛かってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!?

 「指で唾塗してぇ〜♪」

ぬりぬり

 「……ぱんちら♪」
「ぱんちら違うよ!?思いっきり目の前どアップだよ!?君、さぁびすし過ぎでつっ!?」
 「れろんっ」
「ぁぅぅっ」
 「れーろんっ♪」
「すげ…ぇ」
 「うん、いきそー?じゃ、簒奪びぃふ♪」  ※簒奪−強引に奪い取る事。股間の肉棒(びぃふ)とか。
「うぁぅ、うご…くなぁっ」
559桐莉兄@キリ:2005/09/01(木) 04:09:55 ID:Tgla6sYn
にゅるりっ、にゅるりっ♪

 「は…んっ、おにたま…ぁ、きすぅ〜…♪」
「すご……ぃ肉っ、絡み付いて…」
 「合体ぃ、してるのぉ、兄妹なのに、ボクぅっ…おにたまと合体ぃ〜」
「合体じゃなくて人の道を脱線してる気が〜」
 「むぅ〜、更に肉ぅっ☆」

じゅぽぉっ、じゅぽっ♪

「うぁー、だめだってちょ、もう出る、射ちゃうぅ〜っ!」

びゅるるっ、ぶびゅびゅーーーっ☆

 「精か!?精子かっ♪飲ま呑まイェイ!飲ま呑まのまいェィっ☆」
「はぁぁぁっ、妹に膣内射精ぃー!」
 「あはっ、まだ固いよ〜♪キープてぃむてぃむ預かりDAY♪」
「並ペースでお願い笛入れ〜(壊)」

560名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 07:07:49 ID:wwb1Lvis
乙であります!
エロいであります!
561名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 07:36:43 ID:wlmtG0wV
桐莉兄氏乙っス!!
えろいよえろいよ(*´д`)
562名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 20:16:17 ID:gI2O2jZG
朝起きたら妹が………………………………………………………………………………………………………………いないんです
563名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 20:16:57 ID:amsqejLW
そんな時は夢の中へダイブだ!!
564名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 22:02:23 ID:cdq6kvXj
桐莉兄氏ぐっじょぶ!!

朝起きたら妹が歌ってた↓
ttp://pya.cc/pyaimg/pimg.php?imgid=16420
565桐莉兄:2005/09/01(木) 23:15:52 ID:Tgla6sYn
バイト、くびになったよ…ふふふ…_| ̄|○
566名無しさん@初回限定:2005/09/01(木) 23:27:55 ID:5w5bALDc
イ`
567名無しさん@初回限定:2005/09/02(金) 08:26:45 ID:EaAU7/Wg
(つд`)ガンガレ桐莉兄
568名無しさん@初回限定:2005/09/02(金) 10:25:05 ID:axkqcIlU
【大阪】中学生の妹を脅して淫らな写真を撮り自サイトで公開していた19歳の兄逮捕
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1124361427
569名無しさん@初回限定:2005/09/02(金) 14:45:23 ID:b6M2d22+
釣られた…うほw
570桐莉兄:2005/09/03(土) 03:56:57 ID:sl9UH9/S0

「うぁぁぁぁぁぁんっ、兄ちゃぁぁんっ!」

どだだだだだだだだだがちゃばたんずどーんっ!

「ぐぽぅっ!?」
「兄ちゃぁぁぁんっ、桐莉を助ける〜〜っ!」

朝起きたら妹が、泣きながら助けを求めて来た。

「泣くな妹よ、妹よ泣くな」
「これが泣かずに居られるかなのス!」
「まずはおちけつ。そして兄に事情を話してみろ」
「ひぐっ…宿題っ、まだ…ひっぐ、全然っ、終わってないのス……」
「全部って、どれぐらいの全部なんだ?」
「……白紙に戻そう遣唐使」
「うわぁ……」

ぴらり。
宿題の一覧表と、真っ更なノートや真っ白なプリントを、俺の目の前に次々と広げて行く。

「これは酷い」
「うぁぁぁんっ、自分でピーを広げて放尿して見せるよりも恥ずかしげな気持ちなのス!」
「お前、今日が何日だか知っているのか?」
「知っているのス!知ってるからこそ口にしたくもないのス!」
「夏休み期間中、毎日何をしていたんだ……」
「忙しく遊んだり、一生懸命遊んだり、必死こいて遊んだりしてたのス!」
「君は実に馬鹿だな」
「十五歳の夏は一度っきりだーっ!」
571桐莉兄.:2005/09/03(土) 03:58:01 ID:sl9UH9/S0
今日は夏休みの最終日だ。
今から二人掛りで徹夜でやっても到底間に合いそうに無い。
自由研究とか、どうすりゃいいんだ。

「1.諦める 2.諦める 3.諦める。さぁ、好きなのを選べ」
「諦めるなーっ、諦めたら其処で試合は終了なのだスよーっ!」
「っつってもなぁ、どう足掻いても無理なものは無理だと思うんだが」
「駄目なのス!駄目なのス!桐莉は明日から学校に行けなくなってヒキコモリになってしまうのス!」
「まぁ、落ち着け。桐莉、お前今幾つだ?」
「都合上十八歳なのス」
「ホントは?」
「だいたい十五歳くらいなのス」
「去年は?」
「多分十五歳なのス」
「一昨年は?」
「十五歳……ぬぁ???」
「因みに、学年は?」
「高一なのス。去年も一昨年も高一だったような気がするのス」
「うむ、そーゆーことだ」
「そーいえば兄ちゃん、大学受験の勉強はどうしたのスか?」
「桐莉、成績なんて気にするな。宿題なんて真面目にやってもしんどいだけだぞ?」
「き、桐莉は今、絶対に気付いちゃいけない事に気付こうとしているような気分なのス!世界の真理とか……」
「もう一度聞こうか。1.諦める 2.諦める 3.諦める。さぁ、好きなのを選べ」
「ぅぁぁぁ、駄目人間の論理だぁぁぁ……」
「とか何とか言っちゃって。本当は心の何処かでホッと一安心してるんじゃないのかぁ?」
「違うのス。違うのス。桐莉は真面目な良い子だから、宿題やらなくて済みそうで安心なんてしてないのス」
「……ま、因みに俺は七華に見せて貰って、自分の分の宿題は終えているけどな」
「ぬがっ!?」
572桐莉兄@キリ:2005/09/03(土) 03:58:52 ID:sl9UH9/S0
「ほら、成績や進学の心配は無いが、宿題をやらないと母さんが……色々と恐い」
「い、い、い、嫌なのス!イやなのス!桐莉はまだ死にたくないのス!」
「はっはっはっはっは。同じ学年の真面目な奴が近所に居る俺は実に幸運だったとしか言い様がない!」
「うぁぁぁんっ!うぁぁぁぁんっ!兄ちゃぁぁぁんっ、桐莉の宿題手伝えェェェーーーっ!!」

ずりっ。
ズボンとトランクスを引き摺り下ろし、俺のおてぃむてぃむを引っ張り出す桐莉。
何だ何だ、色仕掛けでもしようってか?

「兄ちゃぁん、兄ちゃぁぁんっ、桐莉の宿題ぃ、手伝えぇ〜?」
「だが断る!この九曜隆浩が最も好きな事のひとつは、兄など色仕掛けでどうとでもなると思ってる妹に『NO』と断ってやる事だ!」
「兄ちゃぁぁぁぁん、いいからぁ、桐莉の宿題ぃ、手伝えぇぇ〜?」
「だから断ると………って、ちょ、桐莉さん桐莉さん、そのカッターナイフは何ですか?」
「こーやってクニクニすると、兄ちゃんのちんぽは勃起するのス」
「桐莉さん桐莉さん、ナズェカッターナイフをちきちき言わせているのディスかァ!?」
「こーやって兄ちゃんのちんぽの根元に当てて、左右にキコキコ動かすのス」
「桐莉さん桐莉さん、ちょ、やめ、いた、うわそれはあびゅ、ゴルァ、ゴルァァァァーーー!?」
「息子〜息子〜大事な一寸法師〜♪」
「桐莉さァん桐莉さァーん、STOP!カッター!ナイフ!STOOOOOOPP!!!」
「失くしたりしたら大変よ〜?(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
「oh!ナシノツブテデスカァ〜!!?」

573名無しさん@初回限定:2005/09/03(土) 04:22:05 ID:v4Pp6AgNO
ひぃっ!
見てただけで何だか股間が痛いィーッ!?
久しぶりの電波系乙!
574名無しさん@初回限定:2005/09/03(土) 09:48:56 ID:QM1z3yS0O
桐莉たんテラコワスw
桐莉兄氏おつです


朝起きたら妹に「仕事と私どっちをとるの?」と言われた
575名無しさん@初回限定:2005/09/03(土) 20:50:31 ID:PazsSzui0
「精子のまのまいぇい」
ttp://aploda.com/dl.php?mode=pass&file_id=0000025859
576名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 03:08:58 ID:hHVzpiFoO
朝起きたら妹からエロい写メールが送られてきた
577突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 14:52:41 ID:N/EQzTUf0
あー………>>482の正式(?)な続き、なんですが……
10レス以上占拠しそうな量になったんですが、投下して良いスか(汗


>桐莉兄氏
連騰、乙です!
私も転職を繰り返してる身分なので、辛さは良く分かりますです(苦笑)
578名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 15:23:28 ID:Dzd6UiS80
支援は任せてくだされ
579名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 16:59:55 ID:Oi5jXhXPO
10レス占拠ぐらい、けっこうみんなやってる気が
580名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 17:25:39 ID:CUkD/55TO
今なら好きなだけ投下しても平気じゃない?
581突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 17:51:42 ID:N/EQzTUf0
ありがとうございます。
では、最終話ということで……………


「ん! んん………くぅ……んっ……!!」
腕の中で義妹の華奢な体が震え、哀れな小動物の断末魔の様に手足を伸ばし背
中を反り返らせた格好で固まる。これが小夜が絶頂を迎えた時の反応。何度も
何度も幼い躰を弄び、全てを味わい尽くした若菜にとっては見慣れた光景である。
「へぇ……ほんとに初めてでイッちゃったんだ……」
だが、自らの指で妹の純潔を奪い、その血を啜った若菜にとっても初めて男性
器を受け入れた小夜が絶頂に至るほどの快感を得ることが出来るとは正直意外
だった。恐怖に歪む顔を見たくて『この箒の柄なんか広げるのに丁度良いんじ
ゃない? 動かすの楽だし手が汚れないし』と脅して遊んだ事こそあるが、実
際に小夜が経験したのは若菜の指二本まで。てっきり初体験では串刺しになっ
た鮎か何かのようになってくれるものだと期待していた彼女にとっては、少し
物足りない幕引きになってしまった。無理矢理に挿入を促したのも、後ろから
抱きかかえて揺さぶったのも、絞められた鶏みたいな声を出しながらこの世の
終わりのような顔で涙と涎を垂れ流す表情を拝みたかったからだというのに、
これでは小夜が気持ちよくなるのを手伝ってしまったも同然だ。
「………ま、それでも目的は果たしたんだし………って、やだっ!」
くらり、と頭が揺れたかと思うと、小夜の体が倒れてくる。きっと収縮を終え
た性器の弛緩と同時に全身から力が抜けてしまったのだろう。糸が切れた人形
のように崩れ落ちる妹を仕方なく受け止め、汗まみれになった素肌を絡みあわ
て抱きしめると互いの体臭が混ざり合った甘いような酸っぱいような独特の匂
いが体を包み込む。余り認めたくはないが、若菜自身はこの香りが結構気に入
っていたりする。そして妹の様々な分泌液の味も。
582突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 17:52:23 ID:N/EQzTUf0
「…………ん、ちゅ、あむ………」
吸い寄せられるように後ろから首を伸ばし、細い肩吸い付きに浮いた汗の滴を
舐め取ってみる。少ししょっぱくて、けれど高級な甘味料のような澄んだ甘さ
を持つ妹の味。もっと欲しくなって、今度は温かくて柔らかい頬に舌を這わせ
る。その味だけではなく、あどけなさの残る愛らしい顔が汗と涙と唾液の混合
液でヌルヌルになってゆく様を見ているだけで酔ってしまいそうなる。まだ朦
朧としていてお人形のように『為すがまま』の少女を自分の唾液で汚すのだ。


「……わかな……さま………?」
やっとのことで小夜が初体験の余韻から抜け出したのは、それから数分後の事
だった。まだ固さを失わない未熟な乳首をそれぞれの掌で転がし、半開きの唇
を嘗め回していた姉の潤んだ瞳が、目に入った最初のものだった。
「ほんとうにイッちゃうなんてねぇ?」蔑むような笑みで細くなる目。胸から
離れた若菜の右手が、這うように素肌の上を滑って下へ下へと伸びてゆく「役
立たずだと思ってたけど、実は脳みそが足りない分、ここだけは大人になって
たって事かしら?」
「っ!!」
まだ挿入されたままだった兄の分身。広がったままの膣口を指先で弄られ軽い
ショックが走る。イッた直後で敏感になりすぎている性器からの信号は快感を
通り過ぎて痛みに近い。
「……ほら、ご覧なさいな?」
目の前に差し出された姉の指に絡み付いた白濁液。固まりかけの糊みたいに粘
つくそれは、指の開閉にあわせて重たそうな糸を引いている。言われるまでも
なく分かる、愛液と精液の混合物。
「知ってる?」にちゃ、にちゃっと音をさせ見せつけるように粘液を弄ぶ若菜
の声には、小夜の痴態を嘲笑う独特の響きがありありと感じられる「……これ
って、興奮すればするほど粘っこくなるんですって。つまり、口では嫌とか駄
目とか言ってたみたいだけど………ねぇ?」
それは自分の愛液だけじゃないから、と言う反論も一瞬浮かんだが、口に出す
わけにはいかなかった。兄を引き合いに出して逃げることなど出来るはずもな
いし、それで若菜が逆上する可能性もある。
583突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 17:54:23 ID:N/EQzTUf0
「気持ち、良かったんでしょ? 初めての癖に?」
優しい声で囁かれ、全身に鳥肌が立つ。親指と人差し指で小さな乳首を摘み、
催促するかのように何度も引っ張る左手が、姉が望む答えを口以上に雄弁に訴
えている。答えないわけにはいかないのだ。
「…………は、い……きもち、よかったです……」
「初めてなのに?」
「初めてなのに………です……」
「まだ十四の癖に?」
姉の楽しそうな声。自分を辱める時だけの声。何度も何度も聞いているのに慣
れない。涙が出そうになるのを止められない。
「じゅ、十四歳なのに……です……」
「しかも自分から、兄さんに跨って?」
「じ、自分で大地さまに、跨って……」夕食に盛られた薬の副作用か疲労から
か、初めての人になってくれた愛しい義兄は小夜の下で目を閉じ微かな寝息を
立てている「………小夜は、大地さまの……で、感じてました……」
「違うでしょ、小夜?」
「ひぅっ!」
ぬるり、と耳の中に侵入してきた熱く濡れた舌の感触で全身が震える。
「『大地さまの』じゃなくって、『お兄ちゃんの』、でしょ?」
引っ張られた乳首が、そのまま指の間で転がされる。意識を失って尚、硬さを
保ったままの兄が自分の体の中で、まだ微かに脈動しているのを感じる。
「……い、淫乱な小夜は……」ごくっと、生唾と一緒に嗚咽も呑み込む「……
淫乱な小夜は、お兄ちゃんの上に跨って……イッてしまいました……」
「うふふ、そうよね? ほんと、とんでもなくイヤラシイ餓鬼よね?」
「う、うぅ………ひくっ……」
「でも、良かったじゃない? 兄さんに奉仕するしか能がないの淫乱でも、本
当の役立たずじゃないって証明だけにはなるんだから? あむっ。」
「あ……!」
満足げな顔で白く汚れた右手を頬張る若菜。ちゅくちゅくと音がするのは、き
っと小夜に聞かせるためにわざと出しているから。唾液でいっぱいになった口
の中で舌が動き回る卑猥な響き。
584突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 17:57:13 ID:N/EQzTUf0
「…………ふぅ、ほんとにイヤラシイ味……」
綺麗に舐め取られた抜き出した指が、今度は唾液でテラテラと光っている。口
の周りに残った残滓も念入りに舌で味わい、満足げな吐息を漏らす若菜、そし
て再び……
「くぅっ!!」
「さぁ、小夜ちゃん? 小夜ちゃんもぉ、お姉ちゃんのと一緒のを舐めてみな
い? 美味しいわよ? 小夜ちゃんの味と兄さんの味が混ざって、ね?」
そして差し出されるドロドロの右手。何回も舐めされられた若菜や自分の愛液
は気泡を含んだ透明の液体で唾液程度の粘度だったが、口元の『それ』は明ら
かに違う。腐りかけのヨーグルトを無理矢理固めようとして失敗したかのよう
な性交の残滓に恐る恐る舌を伸ばし、先端で軽く舐め取る。
「どう? 美味しいでしょ?」
「お、おいしい………です……」
不思議と味は感じなかった。兄様のだから、そう念じながら口を大きく開いて
姉の手を受け入れる。口の中を掻き回そうとするかの様に動き回る指に順番に
舌を絡み付かせ、ちゃぷちゃぷと漏れる音を頭の片隅で聞きながら丹念に拭い
吸い取ることだけに集中する。
「そう、その感じ………」妹の熱い口内、小さな舌が唾液と一緒に指の間を這
い回る感触がゾクゾクと全身を駆けめぐる「……良い子ね、良い子……」
自分の指をしゃぶり続ける小夜の髪にキスをして、香りを嗅ぐ。言いつけ通り
に自分と同じシャンプーとトリートメントを使っている小さな体を更に抱き寄
せ、白い耳たぶを唇で噛むと、家族と性的に愛し合っているいう甘美な背徳感
がジワリジワリと脳内に染みこんでくる。
585突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 17:58:36 ID:N/EQzTUf0
「………小夜………」ちゅぷ、と小さな口から手を引き抜き、顎を摘んでこち
らを向かせる「……あーん、って、してごらん?」
「で、でも……………」
高圧さを感じさせない柔らかい声、愛しい者を見つめる瞳。若菜が自分に『ご
褒美』を与え愛でようとしているのを、一つ一つの仕草から感じ取ることが出
来る。が、小夜は素直に応じることが出来ない。そんな戸惑いが、そのまま表
情にあらわれてしまう。
「いいから、ね。あーん、して?」
「あ………」だが、やはり逆らい続けることもできない。目を閉じて従属的に
口を開く「………あー………んっ、んんん………」
「あみゅ、んくっ、んん………………………」
歯の間をすり抜けてきた長い舌が小夜のそれを捕まえ、赤子の手を引くように
優しく導く。溶け合うように重ねてきた唇が、やわやわと小夜を愛撫しながら
甘いと吐息と唾液を運んでくる。
「ふぁ……ふぁ………んんんっ……」
「あむ、あむ、んくぅん。」
正に飴と鞭。こうして口付けを交わしている間の若菜は全てを委ねたくなって
しまう程に優しい。想いのこもったキスで、他のどんな行為でも得られない快
感を流し込んできて瞬く間に小夜の心を溶かしてしまうのだ。誘われるままに
姉の口の中に迎え入れられた小夜は、甘い吐息に包まれ全身を慈しむ愛撫に溺
れ、もっと求めたくなる衝動に流されそうになってしまう。
『ダメ、ダメなのに、ダメになっちゃうのに……………!』
586突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 18:00:14 ID:N/EQzTUf0
力を誇示されての隷属なら、仕方がないと諦めることも出来る。他にどうしよ
うもないのだからと自分と納得させるのも簡単だ。だが快楽による懐柔を受け
入れてしまうのだけは嫌だ、認められない。それは小夜にとって堕落以外の何
物でもないからだ。それに………
「んんっ。わ、若菜さまぁ……!」
「……大丈夫、大丈夫だから、もっと気持ちよくなってね……?」
「で、でも私………ぁんんんんんっ!」
汚い言葉で罵り性的に虐げる姉と、何も語らずに甘いキスだけでたっぷりの愛
情を与えてくれる姉。どちらが本当の姿なのか分からないのが恐い。自分を性
の玩具に仕立てようとしているのか、倒錯していても純粋な愛の形を教えてく
れようとしているのかが、まだ幼い小夜には判別できないのだ。ただただ交互
に痛みと悦びを与えられる度、抗う術すら見つからないままに体が何処かに沈
んでゆくような見えない恐怖に戦(おのの)くばかり。
「ん……………」
だが、そんな迷いすらも洗い流すような温かくて甘い唾液が小夜を包み、ゆっ
くりと小夜の中に流れ込んでくる。
「………んん………んくっ、んくっ、んくん……」
そして口が喉が勝手に動き、若菜が注ぐ全てを心から嬉しそうに嚥下してしま
う。伸ばした舌が、雛鳥みたいに『おねだり』をしてる。なんの判断もつかな
いまま浮遊している小夜の心を嘲笑うみたいに、細い腕が姉の首に巻き付いて
一滴も逃すまいと貪る。
『……私、壊れちゃいそうだよ……』
初恋の相手であり誰よりも愛しい兄と最も深い部分で繋がったまま、小夜の未
熟な本能は小手先だけの快楽に屈しようとしていた。
587突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/04(日) 18:01:46 ID:N/EQzTUf0
やっぱ多いので、ちょと休憩w
皆さんの厚意に甘えて、今晩中に全部投下します。
588名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 18:17:31 ID:Dzd6UiS80
突発氏、いつも乙です!
今晩中、だったら寝るの何時になるやらw
589名無しさん@初回限定:2005/09/04(日) 23:59:25 ID:UpAzEMkzO
age
590突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:35:35 ID:xbios6yK0
目が覚めたとき、俺の体……いや、正確には俺の両腕は妹達にロックされてし
まっていた。全裸のまま、左右からそれぞれの腕を胸に抱き幸せそうに目を瞑
る姿に、先ず逃げ出そうとする意志は完全に砕かれてしまった。
『………どうせ、逃げきれやしないだろうしな。』
四方を山に囲まれ、住人達は有馬の当主である若菜には絶対服従。それに、残
される小夜がどんな目に遭うか想像も出来ない。何らかの方法を見つけて若菜
を説き伏せない限り、逃げるに逃げられないのだ。
「…………どれ…」
気付かれないように、そっと脚に力を入れてみる。大丈夫だ、膝も踵も問題な
く曲がる。首も回る。これなら腕も動かせるだろうと確信した俺は、右腕に抱
きついたままの若菜に気付かれないように周囲を見回してみる。
『ここは…………………………倉?』
高い天井に、広々とした空間。最低限の明かり取りに据え付けられた小さな窓
には格子と金網が取り付けられていて、ガランとして黴臭い木造の内部を点々
と照らしている。昔住んでいた頃には満足に調べたこともなかったので確証は
持てないが、恐らくは屋敷の裏に立ち並ぶ古い倉の一つだと思われる。受け継
いだ若菜が中の物を全て移動させた、と考えて良いだろう。
「しかしまた、何でわざわざこんな所に……?」
「決まってるじゃない。一番簡単だったからよ。」
「若菜……!」
「おはよ、兄さん♪」ちゅ、と脳天気な笑顔で頬に吸い付く双子の妹「昨日は
出すモノ出して、気持ちよく眠れたでしょ? それも可愛い可愛い小夜の中に
タップリ。どう? 美味しかった?」
「……………『一番簡単だった』って、どういう意味だ?」
自分の優位を確信して疑わない若菜の挑発には乗らず、少し強めの口調で返し
てみる。まずは話題を作るべきだろう。
「どうもこうも、一目瞭然なんだけどな?」
すりすりと胸に頭を擦り付け、上になっていた左腕を解いて部屋(?)のあち
こちを指さし得意げに喋る若菜。
591突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:42:03 ID:xbios6yK0
「箪笥でしょ、ちゃぶ台でしょ、机に、明かり。ちょっと埃が積もってたけど
綺麗に掃除して防虫剤も蒔いたから大丈夫よ。畳だって最初から敷いてあった
のを消毒したし……………ほら、太ぉい格子まで標準装備。」
「こ、格子だとっ!?」
「きゃ!」
「うぅん?」
予想しもしていなかった言葉に慌てて上半身を起こしてみると、今まで視界に
入っていなかった足下の方角だけが、俺の腕くらいの太さはありそうな木の格
子で完全に塞がれていた。二十畳程の広さの残り三面は壁。窓も高すぎる上に
に塞がれている。つまり………
「………座敷牢……か?」
「みたいね。私も最初見たときは驚いたけど、どうもこの倉だけは初めからこ
ういう目的で建てられたみたい。まぁ人目には付きにくいし監視も楽だし逃げ
出すのは無理だろうし、便利っちゃあ便利よね、実際。」
「な…………何を考えてるんだお前はぁっ!?」
「だ、大地さまっ! 駄目ですっ!!」
余りに常識外れな妹に掴み掛かろうとしたが、咄嗟に腰にしがみついた小夜の
制止で届かずに済んだ。そんな俺の前で悠々と立ち上がり、勝ち誇った笑顔で
見下ろしてくる若菜。
「どうこもうもないでしょ? 兄さんが他の連中を口八丁で手懐けないように
隔離しただけよ? まだ兄さんの影響力もゼロじゃないものねぇ?」
「く……!!」
「お止め下さい、大地さまぁ!」
立ち上がろうとした俺を再び小夜が引き留める。
「ちょっとは落ち着きなよ、兄さん……」呆れた、と言いたげな溜息を漏らす
若菜「……誰も、死ぬまで閉じこめるとか言ってる訳じゃないでしょ? 昨日
も言ったけど、ソレさえ孕まして籍を入れてくれたら良いんだから。その後ポ
イ捨てして出て行っても良いし、産んだ後だったらセックスドールにしよーが
ペットにしよーが兄さんの自由。この家で飼う分には好きに扱っても良いって
訳。私的には、残って助けてくれると嬉しいんだけどな?」
592突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:43:39 ID:xbios6yK0
「………………………………………」
触れあった部分から小夜の怯えが伝わってくる。そうだ、いまは自分よりも小
夜を気遣ってやる時じゃないのか? これじゃ逆じゃないか!
「それなら、お前の代わりに俺がか当主になる。それならどうだ?」
「それが出来れば、一番楽で良かったんだけどねぇ……」
「………分家の連中か?」
ゆっくりと腕を解き、小さな体を抱き寄せて背中を撫でてやる。
「そゆこと。いまさら戻ったって許してくれるもんですか。手っ取り早く手を
打たないと、難癖探し出して引きずり下ろされないとも限らないし、そうなっ
たらソレも………ねぇ?」
成人の若菜なら、いざとなっても伝を辿って俺同様に他の土地で生きることも
出来るだろうが、小夜はまだ……
「……………………………小夜?」
「は、はい……」
「小夜は、その…………我慢できるか? 嫌じゃないか?」
「小夜は……」恥じらいながらも、身を任せてくる妹「……大地さまとな
ら、平気です。ちち、小さい頃から、あの、えっと、お慕いして……」
「そうそう! その『大地さま』っての、耳障りだからそろそろ止めてくれな
いかしら? ねぇ小夜?」
「え? あ、あの……?」
「あらら、聞こえなかったのかなぁ!? それとも私を馬鹿に……」
「若菜っ!」
「さ、小夜は平気ですからっ!」
「く………!」
「ふんっ!」
「で、では……」頬を染め、それでも真っ直ぐに見つめる瞳「きょ、今日から
は………その、兄様と、お呼びしても……?」
「ああ、良いよ。」
「………しょうがないわね……」その代わりね、と続く言葉「……あんたは私
の所有物だって事、忘れないでよね? 兄さんと一緒に居られて可愛がって貰
えるからって、妙な勘違いは御免よ? どれだけ大事に扱われても、あんたは
あくまでも子作りの容器で、道具として重宝されてるだけなんだからね!」
593突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:45:19 ID:xbios6yK0
「は、はぃ………」
「に、兄さんもよ! そうやってベタベタ甘やかすのは勝手だけど、ソレは本
家を守るための必要な道具なだけで、子宮以外に価値は……………そうだ!」
びくり、と何かを思いついた若菜の声に反応する小夜。すっぽりと腕の中に収
まった肉付きの足りない体を更に小さく縮ませて、若菜の視線から逃れるよう
に胸の中に顔を埋める。
「……………小夜?」
「そう……そうよね。私の言ってることを理解してるって、ちゃぁんと証明し
て貰わないといけないわよね。ちょっと兄さんに庇ってくれるからって、私の
手が届かなくなるとか思って付け上がったら困るものね。」
「………………………!!(びくびくっ)」
「ねぇ、兄さん?」再び戻る勝者の笑み「……この部屋、何かが足りないとか
思わなかった? すっごく大事な何かが?」
「………遠回しな言い方は止めろ。何を要求する気なんだ?」
「もぅ、ノリが悪いなぁ……」ぷぅ、と軽く頬を膨らませながらも優位を崩す
ような隙は決して見せない若菜「……いま、思い出したんだけどね? 兄さん
、あんまり可哀想だからそこの隅に今風の水洗便器を取り付けてみたたんだ
けど、まだ水道の元栓を開けてないのよ。つまり物はあっても使えない状
態なの、わかる?」
「…………それで?」
「それで………って、ここまで言ってもわかんないの? だからぁ、私が水を
出せるようにするまで、他の便器を使わないと駄目よねって言いたいの。ねぇ
小夜ちゃん? 小夜ちゃんは賢いから分かるわよねぇ?」
「ひ………!」
「仲の悪いお姉ちゃんのだって飲めたんだもの。大好きなお兄ちゃんのだった
ら、悦んで飲むわよね? わざわざ命令しなくても?」
「……………………………」
「お前、どこまで………」
「ペットみたいで可愛かったわよ。全身ずビショビショになりながら、四つん
這いで一生懸命に舌を動かして、ぺちゃぺちゃ飲んでる格好。子犬チックって
言うのかな? ほんと健気なのよね〜♪」
594突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:47:34 ID:xbios6yK0
「わ、わかりました……」従う他無かった。二人のために「……兄様? 小夜
に、兄様のお小水を……飲ませて頂けますか?」
「小夜……」
「小夜を、兄様のものにしてください。何でも言うことを聞きますから、中も
外も兄様で汚して、犯してください。そうすれば、小夜は兄様だけのものにな
れますよね……?」
立ち上がった兄の前に跪き、祈るような瞳で見上げる小夜。半勃ちにモノには
触れず、その下の睾丸を恭しく両手で持ち上げて尿道口を口元に導く。
「あ…………ん。」
卵の形に開いた口の中から桃色の舌が伸び、先端部の割れ目を優しく丁寧に刺
激する。咥えてしまっては逆効果だと判断したのか、目を閉じてソフトクリー
ムを舐めるような動きで丹念に愛撫を繰り返す。
「うあ、ほんとに美味しそうに舐めるのね。横から見てるだけの私までしたく
なっちゃいそう。やーらしいんだぁ……
「ん……ん……ん……」
姉の茶々も耳を貸さず、仕える者が持つ敬虔で落ち着いた表情のまま奉仕を続
ける幼い妹。差し込む朝日の反射で仄かに光る産毛と起伏の余り無い細身の裸
体。そしてどれだけ汚されても損なわれない愛らしさに見とれてしまいそうに
なった若菜は慌てて首を振り、精一杯の野次を絞り出す。
「そうそう、パクってしちゃ駄目よ? 兄さんのオシッコでコレの可愛い顔が
グチャグチャになるとこ、見逃したく無いもん。」
「……小夜、そろそろ……」
「はい、兄様……」にこり、とはにかむように微笑み、待ち侘びるみたいに舌
を差し出して呟く「……小夜に、いっぱいいっぱい飲ましてください。」
(ちょろ、ちょろちょろちょろ……)
そうして始まった放尿。薄金色に輝く液体の筋が小さな舌に降り注ぎ、薄い唇
の内側へと流れ込んでいく。妹を気遣っての限界まで蛇口を絞っているものの
放たれた全てを小夜の舌で導くことなど出来るはずもなく、その殆どが端正な
顔に降り注ぎ、唇の端から溢れて顎から首筋、胸、そして内股を伝って足下の
畳を濡らすばかり。だがコクコクと鳴り続ける喉が、彼女が兄の排泄物を確実
に味わい体内に取り込んでいる事実を物語っている。
595突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:49:55 ID:xbios6yK0
「ちょっと………もしかして、ほんとに………美味しい………の?」
いつの間にか口の中に溜まった唾液を呑み込む若菜。自分のを無理矢理飲ませ
ていた時には決して見せなかった満たされた横顔と『ほんのり』染まった頬を
見ていると、何故だか自分の方が損をしているような錯覚に陥りそうになって
しまう。
(ちょろちょろちょろ、ちょろちょろちょろ…………)
「んく、んく、んく、んく……」
絞ってしまったが故に、なかなか終わってくれない。汚してしまうのを恐れす
ぎて、逆に小夜を苦しめてしまっているのかも知れない。果たして妹の息がい
つまで続くのかが分からず不安になってしまう大地だが、今更止めることも出
来ない。
(ちょろちょろちょろ、ちょろ……ちょろ……)
「あ………!」その声は、若菜の口から漏れた「……あ、あの……小夜?」
「んく、んく、んく、んく……」
「………少しだけ、その………口の中に溜めて……欲しいんだけど……」
(ちょろ………ちょろ………)
「………あむっ、ん………」
最後の数滴、そして尿道に残った全てを咥え込むことで吸い取った小夜。言い
つけ通りに一滴も漏らすまいと唇を窄めながら兄の性器を解放する。心なしか
膨らんだ頬の形で、その小さな口の中に『それなり』の量が蓄えられ残されて
いるのはハッキリとわかる。
「………そのまま、こっち、来て……?」
「わ、若菜……?」
「い………いいじゃん! 別に誰の物って決められてる訳じゃないんだし、ち
ょっとくらい良いでしょ!」
真っ赤になりながら弁解する若菜のすぐ前。眉一つ動かさずに歩み寄った小
夜が正座して次の指示を待っている。
「……ちょっと……目………瞑ってて?」
「………………………………………」
「そ、それじゃ………お姉ちゃんにも、少し、頂戴……ね……?」
596突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 01:57:08 ID:xbios6yK0
大地が呆然と見守る中、若菜と小夜は互いの唇を絡み合わせ、卑猥な水音と共
に彼の排泄した液体を分け合い味わっている。
「んむ、んむ………」
「ん………ん………ん………」
熱っぽい瞳で吸い付く姉と、その全てを受け入れる妹。もごもごと動く頬の内
側で、二人の舌が相手の中をまさぐり、愛撫しているのがわかる。
「んむ…………っくっ、っくん……!」
「ん………ん………じゅるっ、じゅるっ……」
「っくん、っくん、んん、ちゅぱっ……は、はぁ……不味ぅい……」
酔ったような顔で呟きながら口元を拭う若菜の顔には、『まんざらでもない』表情が浮か
び、小夜の乳房に残った名残をペロリと舐め取っては不気味に微笑んでいる。
「さ、小夜は……兄様のだと思えば………平気です……」
「ま、まぁ良いわ。」何故か妹の小さな声が勝利宣言のようにしか思えなかっ
た若菜、立ち上がって牢の出口へと向かう「どど、どっちにしてもアンタと兄
さんとには子作りに励んで貰うんだからねっ! 小夜っ!!」
「え……?」
「何ボーッとしてんのよ! まさか学校さぼらせて貰えるとか勘違いしるんじゃないでしょうね? 
出来損ないでもアンタは有馬の名字を名乗ってるのよ! 名前を汚すような成績は許さない
んだからね! さっさと自分が漏らした後を掃除して、体を清めて朝ご飯食べて学校行きなさいよっ!」
「は、はいっ!」
「兄さんは……信用しない訳じゃないけど一応、此処に閉じこめさせて貰うわ
ね? あとでお湯を持ってくるから体を拭いて、どうすれば一日でも早く小
夜を妊娠させて自由になれるか、考えておいて頂戴。」
「…………くす♪」
「な、何が可笑しいのよ…………小夜っ!!」
「い、いえ……」
いそいそと畳を拭く小夜の目に映るのは、頬を染め狼狽する若菜。笑みが溢れ
たのは可笑しかったからではなく、ようやく自分が輪の中に加えて貰えたよう
な気がしたから。やっと居場所を与えて貰えたような気がしたからだ。
『兄様の………赤ちゃん………』
それが新しい絆になるかも知れないという予感で、小夜は満たされていた。
597突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/05(月) 02:01:43 ID:xbios6yK0
ここまでです。

正直、中だるみになっていないか心配なのですが、
如何でしょうか?(汗
あと、最後の締めも少々弱くなってしまいましたし……

次回は、一応>>396の続きが書きたいなーと思っております。
では♪
598名無しさん@初回限定:2005/09/05(月) 02:14:48 ID:6/tRqBDf0
GJ!!!

言われる様にちょっと落ちが弱い気もするけど、精神的に立場が逆転している
風な所は面白いですね。
599名無しさん@初回限定:2005/09/05(月) 02:31:14 ID:oKfW61ZAO
突発屋氏おつっす!
最初スカかとびびりましたw


朝起きたら妹が俺をデッサンしてた
「うわ、人を半裸にして何してんだよ!?」
「動かないで!次のイベントのネタにするんだから!」
600名無しさん@初回限定:2005/09/05(月) 16:21:47 ID:TYDlabdxO
GJです!そしてお疲れ様でした!
一美と彼方の続きもみたいですが、大地と若菜と小夜の後日談もみてみたいです!

これからも頑張ってください!
601名無しさん@初回限定:2005/09/05(月) 20:55:01 ID:xt3ECSU0O
テラエロい
602名無しさん@初回限定:2005/09/06(火) 00:40:24 ID:8P/68FriO
ぐっじょぶです(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹がコロッケ作ろうと言ってきた
台風くるのか
603名無しさん@初回限定:2005/09/06(火) 16:08:28 ID:IQImXuAl0
698 名前:名無したちの午後[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 15:24:25 ID:6u8czqj40
。・゚・(ノД`)・゚・。 ヒドスギル

妹を保険の先生に寝取られました
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news7/1124869866/

1 名前:私事ですが名無しです[] 投稿日:2005/08/24(水) 16:51:06 ID:F0peY/hU
妹が電話で話ながらオナニーしているのを見てしまったんです。
会話の内容から、相手は保健室の養護教諭です。
妹は中学三年生です。僕も通っていた学校なので保険の先生も知っています。
凄く仲のよかった妹で、二人で出かけるとデートだねなんて言ってくる奴だったんです。
受験についての悩み相談をしに保健室に行くうちにどうもやられちゃったみたいなんです。
最初のうちは妹が「凄くいい人で」なんて言っていたので信用していたんですが、
まさかあの先生がレズだったなんて・・・。
もう死にたいです。
でもその前にどうにかしてあの女を懲らしめて妹を正気に戻したいんです。
手伝ってください。
604名無しさん@初回限定:2005/09/06(火) 17:55:59 ID:yZcLui+70

専ブラ使わなくても釣りだって分かるな
だって、news7だもんwww
605名無しさん@初回限定:2005/09/06(火) 20:22:49 ID:lGKAQVRY0
彼女を釣ろうとして下半身裸で寝てたら…

朝起きたら妹が釣れていた
606突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:31:19 ID:vdtjPNSE0
まだ残暑の続くその朝は、屋敷中に響く怒声で始まった。
「小夜っ、小夜はどうしたのッ!?」
日課の禊ぎから戻った現当主。まだ二十歳を少し過ぎたばかりの若菜が行衣か
ら普段着に着替え、乾ききっていない髪を揺らし鋭い視線を周囲に撒き散らし
ながら板張りの廊下を大股で進む。生来整った容姿を持つ若菜は成長と共に凛
々しく育ち、成人する頃には有馬の家名を背負うに相応しいだけの美貌と気品
と教養と存在感を身に付けていた。そんな非の打ち所がない長女が本家を継ぎ
更なる自信と威厳を纏ってしまっては、もう敵う物など存在しない。腹違いで
一回り程も年が離れた次女、小夜に対する厳しさには異様なものを感じてはい
るものの、皆揃って目を逸らし姿を隠すばかりで若菜に意見する者など一人も
存在していないのが現状だ。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………!!」
乱れた息遣いと共に近づく駆け足の音。本館を横断し、一族の寝所が並ぶ渡り
廊下にさしかかった時、ようやく若菜は探していた相手を見つけることが出来
た。半袖の白いブラウスに紺のリボンタイとスカート、右手に下げた通学鞄を
大きく振りながら息も絶え絶えに走る小夜は、白い紐で結った長いポニーテー
ルを棚引かせながら気力だけで脚を運んでいる状態だった。
「………………………」
「はぁ、はぁ……………あ……!」
心臓まで凍り付きそうな冷たい視線。離れていても、姉が相当怒っているのを
肌で感る。押しつぶされそうな威圧感で萎縮しそうな心臓を手足を必死に動か
し、最後の力を振り絞って若菜の元に駆け寄る小夜。
「も………も、申し訳ありません若菜さま。あっ、あの、今朝はと……」
パシーーーーン、と屋敷どころか敷地全体に響き渡るような音と衝撃で小夜の声
は遮られた。家中の者が隠れ、息を潜めて見守る中で、小夜の体がその場で崩
れ落ちる。
607突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:33:19 ID:vdtjPNSE0
「私は、言い訳が聞きたい訳じゃないのよ小夜……」腰が抜けたようにへたり
込み、まだ整わない息を繰り返す妹の顎を片手で持ち上げ、覗き込むように顔
を近づける若菜「………わかるわよね?」
「あ………あ………ああ………」
カタカタカタ、と歯が鳴る音と共に小さな体が震え始める。これがもっと幼い
頃の小夜だったら失禁をしてしまっていたに違いない。いや、現に小夜の白い
下着には小さな染みが出来ていた。
「さっさと立ちなさいよっ!!」
顎を掴まれ、高圧的な視線で釘付けにされたまま、震えが止まらない膝を踵を
動かし内股気味でヨロヨロと立ち上がろうとする小夜。目の前に立ちふさがる
恐怖が全てを凌駕し、体を動かしていた。
「う、うう、ううぅ………!」
「………………………………」
「うううぅ、うぅっ……」
「………泣いたら、もう一発叩くわよ……!?」
「ひ………ひくっ!!」
二人の身長差は五十センチ近い。釣り上げられた蛙のような無様な姿勢で立ち
上がった小夜だったが、それでも姉の手からは逃れられない。
「……あんた、私の妹って自覚あるのかしら? 目覚ましまで用意してやった
って言うのに一人で時間を守って起きる程度のことが出来ない。はしたない格
好で家の中を走る。その上なぁに? ちょっと叱っただけで下着を汚してい臭
いを撒き散らしてるの? ほんと、救いようがない役立たずよね?」
「ひくっ。も…申し訳ありません申し訳ありませんっ………」
「………そんな台詞は、もう聞き飽きたんだけど……?」
「ひ、ひぐっ、ひぐっ……!」
『いくら妾の子だって言っても、まだ子供じゃない……』
『女の子の顔を叩くなんて………』
『小間使いみたいに一日中引きずり回して顎で使って……』
『昔は本当の妹みたいに可愛がってたのに……』
そんな呟きが、屋敷のあちらこちらで交わされている。当然、それ聞き逃す程
度では有馬家の当主など務まらない。
608突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:34:05 ID:vdtjPNSE0
「島津ッ!!」背筋を伸ばし、振り向かないままで背後に檄を飛ばす若菜。全
て分かっている、という威嚇の意味も含めた命令「……玄関に私の車を回しな
さい! あと、お昼の時間が無さそうだから幾つかご握りを包んでおいて!」
背後で人々が動き出す気配。あちらこちらから覗いていた野次馬連中も蜘蛛の
子を散らすに皆、逃げ出したようだ。ほんとうに鼻持ちならない連中なんだか
ら、と口の中で罵った若菜が未だ震えが止まらない小夜の細い手首を乱暴に掴
んで引っ張る。
「あんたも、いつまで腰抜かしてるのよ! ほら、歩きなさいよっ!!」
「ひ……ひくっ……」
フラフラと足下も覚束ない妹を引きずるようにして屋敷の中を進む若菜。引っ
張られるまま、押し込んでなお漏れる嗚咽を唇を噛んで殺し、溢れる涙を鞄を
もった手の甲で拭いながら従う小夜。姉妹はやがて、私室並みの設備が整えら
れている若菜の応接間兼執務室へとたどり着いた。
「まったく、手間がかかる……!」
廊下に面したドアを閉め鍵を掛け、着替えや飲み物や洗面所も備え付けてある
控え室い小夜を放り込み、てきぱきと準備を始める。
「ひくっ、ひくっ……」
「泣くなって言ったでしょっ!」
「ひ…………!!」
「そんな調子じゃ使用人に舐められるわよ。あんたの恥は私の恥なんだから、
もう少し有馬の子だって自覚を持って貰わないと困るんだけど……!?」
「ぐすっ………は、はぃ……」
「ああもぉっ、背筋を伸ばすッ!!」
「はいっ……!」
思わず絨毯の上でピンと正座した小夜の後ろに回り、髪紐を解いてドライヤー
とブラシで長い髪を梳き直す若菜。
「まったく、こんな髪で学校に行くつもりだったなんて、馬鹿にも程があるわ
ね。勉強だけ出来てれば良いってものじゃないのよ?」丹念に丹念にブラシを
通して整えてゆく「………それで? なんで寝過ごしたの?」

609突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:34:36 ID:vdtjPNSE0
「そ、それは、えと………」
「……………………………………………ん?」
「えと………えっと……きっと……小夜が……」
「はっきりしなさいっ!!」
「ひ……! さ、小夜が……」びくびくびく、と背中が震える「……小夜が、若
菜さまに買って頂いた時計に……電池をいれるのを忘れて……」
「…………誰かが、こっそり抜いたのね?」
再びポニーテールを結い、制服の乱れをチェックし、懐から取り出した洋服ブ
ラシで丁寧に汚れを取る若菜の唇から溜息が漏れる。
「わ、わかりません。もしかしたら小夜が………」
「んな訳ないでしょ? 全く、足引っ張ることしかできない無能な奴らに限っ
て人を妬むものなのかしらね。呆れちゃう……」
もはや本家の直系は若菜と小夜のみ。そこに割り込もうとする輩が数年前から
小夜に狙いを定め始めたのは薄々感じていた若菜だが、こんな姑息で下らない
嫌がらせを繰り返すほどに肝が小さいとは思ってもいなかった。
「わ、若菜さま……」
「ほら、立って?」
「は、はい……」
恐る恐る立ち上がった妹の前髪を細い指で整え、ハンカチで目元を拭き、軽く
パウダーを振って涙の跡を誤魔化す。更に襟元も直してリボンタイを結び直し
、汚れを拭き取りながらスカートの乱れも確かめる……が……
「………小夜、ちょっとスカート捲ってみて。」
「え………」すっと血の気が引いていく小夜「……で、でも若菜さま、こんな
所でなんて、小夜は………」
「ちっ………違うわよ! いいからさっさと持ち上げなさいっ!!」
「は、はぃ………」
そろりそろり、と頬を染めてスカートの裾を持ち上げ自らの秘部を姉の目にさ
らす小夜。まだまだ発育途中で貧弱な太股が見え始めると、若菜は迷わずその
内側に顔を差し込んで妹の純白の下着に口を近づける。
610突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:38:17 ID:vdtjPNSE0
「あ………ふぅぅん……!」
薄いショーツ越しに姉の吐息を感じ、甘い声が漏れてしまう。侵入してきた姉
が更に脚を押し広げ、観察する視線が愛撫のように『こそばゆく』て気持ちい
い。小夜の性器は、既に年相応ではない感度にまで開発されていた。
「……やっぱり匂う……わね。」
「もも、申し訳………きゃ!?」
慣れた仕草でショーツの両端に指をかけた若菜が、そのまま足首の辺りにまで
一気に引き下ろした。少し冷たい外気が触手か何かのように素早く潜り込み、
剥き出しになった小夜の性器を撫でる。そして引き下ろした純白のショーツの
内股部分には
「あ………やだ……やだぁ……!」
少し黄色い染みと………粘着性の分泌液が付着してキラキラと卑猥な輝きを放っている。
「…………あ、あんたって子は………触っても無いのに……」
「も……申し訳ありません申し訳ありません! ぐすっ……」
「だ…だから、泣くなって何度言わせるのよ! お化粧が落ちるでしょ!?」
「ひ………ひくっ!」
まだ完成しきっていない小夜の秘唇は色素の沈殿もなく肉厚も薄く、周囲と同じ肌色のま
ま、淡い産毛に包まれしっとりと清楚に佇んでいる。若菜が主に膣内の発育を目的にして
育てたためにクリトリスも小さく、この程度の興奮で包皮の中から顔を出すような気配もな
いし、形を崩さないよう気をつけながら丁寧な挿入だけで快楽を与え続けた入り口や周囲
の丘も一見した限りでは処女のそれと遜色ない初々しさと清潔感を保っているように見受
けられる。が、若菜の視線に反応した子宮は既にサラサラと透明な愛液の分泌を命じてお
り、脚を開くことで露わになってしまった秘部の一番奥では小さな口が切なげに開き美
味しそうな粘液をジワジワと溢れさせ始めている。
……………(ごくっ)」
何度も舐め、吸い、啜っても飽きることのない妹の果汁。分泌された液が陰部
特有の汗と混じり合って放つ甘酸っぱい香りが瞬く間にスカートの中を満たし
柔らかい腕のように若菜の首に巻き付き引き寄せようとする。ちょっとだけな
ら、ちょっとくらいならと伸ばした舌先に、糸を引き垂れ落ちてくる蜜の味を
感じた若菜は迷うことなく『それ』を唾液と混ぜ、口の中いっぱいに香りを広
げてからゆっくりと喉を鳴らして飲み込んだ。
611突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:39:42 ID:vdtjPNSE0
「ううっ、ううっ、ううううんっ……!」
全身の毛穴が開き、神経という神経が性感帯と化して空気の揺らぎすら快楽信
号に変換してしまう。だが達することは出来ない。脳へと殺到する無数の快感
で白濁化する意識の片隅で子宮だけが絶頂を拒絶しているからだ。まだ内部へ
の刺激を受けていない性器は頑として終演を認めず、ひたすらに愛液を分泌さ
せて挿入をねだる。
「うふふっ♪」そんな小夜の様子が手に取るように分かる若菜は尚、中途半端
な愛撫を続けて妹を弄ぶ「イきたいの? イきたいのね? 体中がピリピリ痺
れてたまらないでしょ? でも足りないのよね?」
「くぅぅぅぅぅん! い、意地悪……しないでくだ……あはぁん!!」
「じゃあ、イかせてあげよーかなー?」
だがタダで、という訳ではない。もはや前後不覚になりつつある程の乱れぶり
に付け込み、片手をそっと妹の股間に差し込む。
「は、はい! はいっ! は………………ひゃっ、そこ……!?」」
「そこって………どこ? どこの事かなー?」
「う………あ………それは……」
「言えないと、このまま止めちゃうよー?」
「あの………あのっ………おし………おしり……」
「んふふーっ♪」
「さ、小夜は………お尻の穴は嫌………ああんっ!!」
こちょこちょこちょ、と菊座を指先で引っ掻かれ信じられないような嬌声を上
げてしまう小夜。受胎が目的である以上は無関係だと思って放っておいた若菜
だが、ここに来て何故か弄ってみたくなってしまったのだ。
「そっかそっかー。じゃ、ここの処女もお姉ちゃんが貰っちゃう。大嫌いなお
尻の穴に指入れられてイっちゃおうね、じゅるるるっ!」
「ひあっ! ひ、ひ、ひ、ひ………!?」
愛液の泉に問答無用で吸い付き、内臓まで溢れだしてしまうのではないかと力
で吸引され小夜の全身が痙攣する。突然に襲いかかった強烈な快感を受けた膣
が反射的に収縮、弛緩し括約筋で繋がった肛門も広がる。誰の手も触れたこと
が無く何者の侵入も許すはずがない小夜の最後の砦が陥落する瞬間を、若菜は
見逃さなかった。
612突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:40:16 ID:vdtjPNSE0
「それっ♪」(ずぶぶぶっ!)
「あ、あ………!」
有り得ない刺激、排泄器官を逆行して直腸を犯す固くて長い指。その衝撃は本
来なら強烈な痛みとなって小夜の脳髄に届く筈だったが、焦らしに焦らされギ
リギリの所でバランスを保っていた躰は突き上げる苦痛で総崩れとなり、膣壁
すらも裏側から一気に挿入され強引に擦りあげられたショックで混乱を起こし
子宮に快楽信号を送ってしまった。
「それ、お尻でイッちゃいなさいっ!!」
「ひ………ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
「うわっ!」
電気ショックでの浴びたかの様に小夜の全身が激しい痙攣に見舞われ、根本ま
で肛門に挿入した指が食い千切られるかと思うほどの力で締め付けられる。吹
き出した愛液がシャワーとなって顔に降り掛かるが、そんなことを気にしてい
る場合ではなかった。
『ゆ、指が………折れるぅ〜!?』
落下したスカートの裾で目の前が真っ暗になったと思った次の瞬間には、指を
咥え込んだまま小夜の躰が崩れ落ちてくる。このまま真下に崩れ落ちたら間違
いなく折れる。そう感じた若菜は急いで妹の脚の間に躰を割り込ませ、寸での
所で受け止めることに成功した。
「……………小夜?」
「っはぁ、はぁ………は、はい……」
「大丈夫? 立てる?」
「も、申し訳ありません、すぐ……すぐに……」
くくく、と膝が動くが、のしかかった重さが軽減される気配はない。
「………………………」
「………………………申し訳ありません……」
「ううん、無理しなくても良いよ。それよりも………さ?」
「はい?」
「指、抜いて良いかな?」
「………………………………………………どうぞ。」
613名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 01:40:32 ID:kbP8tOm90
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614突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:41:20 ID:vdtjPNSE0
「ちょっとぉ、もっと早く歩けないのかしら……!?」
「も、申し訳ありませんっ!!」
通学鞄に加えて若菜の荷物まで押しつけられた小夜が、ヨロヨロと頼りない足
取りで必死に姉の背中を追いかける。言いつけ通りに車庫から若菜の愛車を出
して玄関先で待っていた使用人が運転席側のドアを開けながら深々と頭を下げ
る。そんな様子を当然と言いたげに見下ろし座席に滑り込む若菜と、それに遅
れまいと荷物を抱え直し慌てて助手席に乗り込む小夜。いつもながら姉妹とは
思えない姉妹の動きに眉を潜める家人達一同。やがて二人を乗せた小型のスポ
ーツカーは砂塵だけを残して屋敷を後にした。
「………これ………」少し気まずい車内で先に口を開いたのは若菜「……学校
に着いたら食べなさい。朝ご飯、まだでしょう?」
「あ…………」
自分の昼食用にと作らせた握り飯の包みを差し出され、思わず姉の顔色を伺っ
てしまう小夜だが、当の若菜は真っ直ぐに前だけを見つめて運転に集中してい
る様に見えた。
「……で、でも、お寝坊してご迷惑をかけたのは小夜ですし、小夜は……」
「『平気』な訳ないでしょう?」溜息と共に、少し呆れたような笑顔で妹を見
つめる若菜「あんた、タダでさえガリガリなんだからご飯くらいはしっかりと
食べなさい。それに、あんたが学校で倒れでもしたら『有馬のお嬢様は妾の子
にはご飯も食べさせてない』なんて妙な言い掛かりを付けられるでしょう。そ
うなったら私が困るの。だから食べなさい。」
「は、はい………」
再び運転に戻った若菜の横顔をチラチラと伺いながら、受け取った包みを大事
そうに鞄にしまう小夜。
「………それにね、明後日には兄さんが帰ってくるのよ? いまから体力を付
けておかないと大変よ?」
「あ………」赤く染まる頬「………はい。」
「あんたの年じゃ、出産どころかセックスだけでも凄い負担になるの。お薬で
何とか準備だけは整えたけど、耐えきれる保証なんて無いし……」
615名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 01:41:30 ID:kbP8tOm90
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616突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:42:06 ID:vdtjPNSE0
「そ、それは………………小夜が、自分できめたこと、ですから……」
「………そっか……そう、そうだったわね……」
近隣では唯一の国道にして舗装道路である二車線。見渡す限りでは他に車の
姿はない。窓の外には遠くまで続く山々。その下には青々とした田畑が広が
り点々と立つ家屋はどれも昔ながらの農家ばかり。時代に取り残されたよう
な、何処か懐かしいような風景の中。信号どころか標識さえ殆ど無いアスフ
ァルトの上では自分が運転する華麗な色の外国車が場違いの様に思えて仕方
がない。
「正直、言うとね………」
「?」
「………余裕、無いのよ。自分のことだけで精一杯、自信がある振りをして
見栄を張るだけで、もう限界。あんたの事だって、こうやって厳しく監視し
ながら扱き使う以外に守ってあげられる方法も思いつかない。あと五年、う
うん、三年だけでも時間が貰えたら……」
「……………………………」
「……ごめんね、頼りにならないお姉ちゃんで。」
自嘲気味に笑う若菜。小夜ですら殆ど見たことのない気弱な姿。
「いえ、小夜は……若菜さまや大地さまと一緒にいられるだけで……」
だが小夜には、一緒にいる筈の若菜がわからない。姉にとって自分はどのよ
うな存在で、何故大事にされているのか? こうして素顔を晒すことが出来
る妹だから? お気に入りの夜伽の玩具だから? 大地さまを繋ぎ止めてお
くために必要だから? 有馬の本家の子で利用価値があるから? それとも
同性愛の対象? 答えが出ないから素直に甘えることが出来ない。足下が見
えないから、どこで落とし穴が待っているのかわからない。唯一確かだと思
えるのは、姉に従っている限りは安全だという現実だけ。そして気がついた
時には名実共に姉の奴隷になっていた。
617名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 01:42:24 ID:kbP8tOm90
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618突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:42:55 ID:vdtjPNSE0
『私、本当は…………』
「…………夜? 小夜?」
「え? きゃ……」キキキ、とタイヤを鳴らしての急ブレーキ。前へとつん
のめりそうになった体にシートベルトが食い込む「…は、はいっ!」
「何だか心此処に非ずって感じだったけど、考え事?」
「い……いえ…………」
思わず俯いてしまう小夜。
「じゃあ………何か悩み?」
「……いえ………」
「小夜………」煮え切らない態度に苛ついたのか、若菜の目がスッと細くな
る。そして……「………こっちを向きなさいっ!」
「は、はい! わか…………ううんっ!?」
「ん……………」
「んん……ん………ん……」
「んん………んん……ん…………はぁ………小夜?」
「………は、はい。」
「あんたって、実は凄く恐い子よね?」
「え…………?」
「なんでもない。」ふーっ、と漏れる溜息「ただの独り言だから。」
「???」
「それよりも小夜、今晩からは私と一緒に寝なさい。部屋は隣に用意させる
から、毎晩ご奉仕に来ること、いいわね?」
「毎晩………ですか………?」
「そうよ。もう今朝みたいな騒ぎは御免ですもの。」
「で、でも、そんなことしたら…………」
「何度も言わせないで頂戴。今晩から、小夜は私のベッドで私と一緒に寝る
の! わかったわね?」
「……………はい、若菜さま……」
「良い子ね? じゃあ、そろそろ行きましょう。」
姉妹の乗った車は再び動き出し、軽快なエンジン音とともに小夜の通う地区
で唯一の中学校へと向かって走り出した。
619突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/07(水) 01:45:18 ID:vdtjPNSE0
>>600
アフターだと普通すぎて面白くないので、ビフォーにしてみました(w

さて、次回はエチ無し………になるのかな?
620名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 01:45:25 ID:kbP8tOm90
ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりぶりー
ぶりゅ              ∬   ∬            ぶりゅ
ぶりゅ             __,,....) , 。  ∫          ぶりゅ
ぶりゅ         ∧∧'´   );'・ミ∵;,、 。 ;,         ぶりゅ
ぶりゅ       と(*゚ワ゚)Uてノ゙`;ヾ;,、`●;.'';,,         ぶりゅ
ぶりゅ                 ""''`゙∵";;゙'         ぶりゅ
ぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
______∧________________
今、しぃたちはぶりゅぶりゅぶりゅぶりにあっていますぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
虐殺されたり糞を食わされたりぶりゅぶりゅをねだらされたりぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
けれどしぃたちがそのようなことぶりゅぶりゅぶりゅぶりしたわけではぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
虐殺厨、モララー厨などのぶりゅぶりゅぶりゅぶりなどですぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
でもそのようなぶりゅぶりゅ達が描いたしぃが定着していますぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
ぶりゅぶりゅぶりゅぶりしぃ作品の代表『ぶりゅぶりゅぶりゅぶり』などはぶりゅぶりぶりー
そのイメージをぶりゅぶりゅする画期的なものでしたぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
でもイメージが変わることを恐れたぶりゅぶりゅぶりゅぶり同盟はぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
そのスレを徹底的にぶりゅぶりゅぶりゅはじめましたぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
このままではぶりゅぶりゅぶりゅぶりの描いたしぃがしぃと思われてしまいますぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
ぶりゅぶりゅぶりゅぶりのみなさん、しぃ達をぶりゅぶりゅぶりゅぶりしてくださいぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
おながいぶりゅぶりゅぶりゅぶりしますぶりゅぶりゅぶりゅぶりー
621名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 08:41:20 ID:UoC2u3wpO
(;´д`)小夜かわいいよ小夜ハァハァ
アフターもおながいしまつ
622名無しさん@初回限定:2005/09/07(水) 19:09:53 ID:BwXl7Q5hO
突発屋氏おつです!
若菜はかわいいところもあるのか…
それにしても小夜たん(*´д`)ハァハァ
623突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/08(木) 00:18:40 ID:dlw6J1EX0
うわ投稿ミスってる! >>610>>611の間に↓が入ります。
624突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/08(木) 00:19:10 ID:dlw6J1EX0
「うふふ、いやらしい味ぃ……」
「そ、そんなこと………ああっ!?」
べろり、と敏感な部分を無造作に舐められ小さな体が跳ね上がる。まだ姉の指
での丁寧な挿入以外を受け入れたことのない小夜の性器は処女のそれと比べて
も遜色ないほどに幼くて美しい。淡い産毛に包まれ閉じたままなの秘裂の奥か
ら溢れ出す愛液は、瑞々しい水桃から染み出す甘酸っぱい蜜のよう。我慢など
出来るはずも無かった。
『このまま学校に行かせる訳にもいかないものね。私のなんだから、私が鎮め
てあげないと………!』
身勝手な屁理屈で自分の性欲を正当化し、若菜は小夜という目の前の御馳走に
貪りついた。一番奥でヒクヒクと物欲しそうに蠢く妹の入り口からとろりとろ
りと湧き出る愛液を丹念に舐め取り、喉を鳴らして嚥下する。粘りけのあるそ
れが、ゆっくりと喉を通り胃に収まってく感触すら興奮してしまう。
「やだ………若菜さま………駄目、です……」
「いいからっ! しっかり立ってなさいよ!」
もぞもぞと腰を揺らしながら自分の下着も下げ、更に没頭する。朝日が差し込
む部屋で、立ったまま、しかも制服姿で犯されるというシチュエーションが媚
薬となって性感も増しているのか、小夜が上り詰めてゆく速度が普段よりかな
り速い。バルトリン腺液が混じり始めた愛液は白濁化して『しょっぱさ』も強
くなり、チーズのような味になり始めている。妹の絶頂が近づいてきたと気付
いた若菜は、内側への愛撫をねだる膣口の中を舌先で浅く軽くなぞり、包皮の
中から顔を覗かせている小さなクリトリスをわざと皮の外から鼻の頭でくすぐ
って焦らしに焦らす。部屋の中は喘ぎを必死に殺す小夜の悩ましい息遣いと若
菜が立てるペチャペチャと水っぽい音、そして姉妹の汗とフェロモンが混ざり
合った濃厚な香りでいっぱいになっている。
「あ……あ……あ……ああぁ………!!」
小夜の『女』を覚醒させ、ここまで育てた若菜は妹の性感帯を全てと言って良
いほどに知り尽くしている。ここで一気に……というのも良かったのだが、若
菜は『ちょっとした』悪戯を思いついていた。もはや立っているのも難しくな
ってきた妹のスカートの中に四つん這い顔を突っ込んだまま、ひたすら舌の動
きだけで小夜を高めてゆく。
625突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/08(木) 00:27:44 ID:dlw6J1EX0
どうも悪者を書くのは苦手みたいです(汗
まるで質の悪い姑みたいだった若菜は単なる両刀遣いの「S」になちゃったし。

>>622
当初の予定では、若菜は最後まで悪役だったんですが………
多分、何年経っても初々しい反応をする小夜の姿に悩殺されているのでしょうw

>>621アフターは………多分無いかと。
この話で、ある程度は未来像も見えると思いますので(汗

補足………っつーか追記?w

『美佐さん』は兄妹の乳母、使用人だが食事の同席を許されてる。
また今の若葉にも意見できる唯一の人物w
ちなみに最終話の冒頭で若菜が怒っていたのは、朝食の席に小夜が居なかったから。

あと、粗相と蜜でベトベトになった小夜のショーツを脱がせて、自分が穿いていたのを
そのまま穿かせるシーンをカットしました。コトが終わった後、若菜が小夜のショーツで
甲斐甲斐しく(嬉々としながら?)拭き拭きして後始末をし、自分の汗と匂いを吸った下着を
小夜に着けさせます。途中で下着を降ろしたのは、汚さないため。それとアナルから抜いた
指を美味しそうに(見せつけるように)しゃぶるシーンも取りやめ。
理由は………察してくださいw



ところで最近、Y氏の書き込みをお見受けしませんが、お元気ですか?
626Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/08(木) 04:55:31 ID:nOVG99nN0
>>突発屋氏
乙そしてGJです。僕は、体調についてはなんら問題ないです。
627スペシャルメニュー?1 ◆cf6.GAJsFA :2005/09/08(木) 05:40:47 ID:nOVG99nN0
(518の続きです。)
雪那曰く「スペシャルメニュー」を楽しみにしながら帰って来ると、
裸エプロン姿の雪那が迎えてくれた。
「…あ、お帰りなさい!」
しかも、玄関を開けるやいなや抱きついてきた。
呆然としてそのままでいると、
「…ど、どうかな。やっぱりベタ過ぎ…かな?」と、離れてしまった。
「…いや、似合ってるよ。突然のことでびっくりしただけだから。」
「…ごめんなさい…嬉しくてつい…。ところで…。」
「ん?」
「…ご飯もお風呂も用意できてます。…どうしますか?」
…そう言いつつ期待の眼差しを僕に向ける雪那。
…好色なのはお互い様、何も言うまい。
「…お互い様って言いますが…まぁ、確かに血筋も血筋ですけど…。」
「ん?」
考えてたことがばれてるのかと思った。
「…私が覚醒してしまったのは、兄さんが…きっかけ作ったんですよ…?」
覚醒というあたり、雪那らしいな、と思った。
「話がそれてしまいましたね。…ご飯ですか?お風呂ですか?」
「それとも…」以降はベタ過ぎると思ったのだろうか。
「…楽しみは後にとっておこうよ…な?」
風呂はいる、と言って
628Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/08(木) 06:28:19 ID:nOVG99nN0
一度自室に向かった。 

疲れを拭い落とすように洗ってのんびりと入っていると、
「♪〜」
…すりガラス越しに、鼻歌を歌いながら服を脱ぐ雪那が。
「『…ストリッパーじゃあるまいし;』って?」
…エスパーかよ。
「…えっと…お兄ちゃん…お背中、流しましょうか…?」
「……クロハか?クロハなのか??」
「…私はさしずめ、玲亜?……泡姫降臨?」
「…やっぱりプレイ済みか…。」
「短大生だったとき、友達が貸してくれたの。」

<※ここまでが627の投下予定。書込ボタンを誤って押してしまいました…orz>
629名無しさん@初回限定:2005/09/08(木) 15:55:31 ID:bLqJG8w9O
>>突発屋氏
突如場面飛んだのは表現法なのかと思ってますたw
>>Y氏
エロそうなので期待待ち(*´д`)ハァハァ


朝起きたら妹に財布の中に入れていたコンドームが見つかってしまった…
630名無しさん@初回限定:2005/09/08(木) 17:49:13 ID:dPDN327UO
しかもバナナを入れて遊んでいた。
「見て見て〜!へ・ら・ち・お(はぁと」
とりあえず足腰立たなくなるまで犯しておいた。
これでしばらく……と思いきや、翌日もだった。
631名無しさん@初回限定:2005/09/10(土) 08:11:43 ID:piBiY3WzO
age
632突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/11(日) 01:51:42 ID:DKneQh6U0
久々にネタで投下。
ちなみに>>57以降で登場した『リカちゃん』です。

(がちゃがちゃがちゃ………きぃ………)
「おはようー兄貴。起きて………る筈ないか。よいしょっとぉ。」
(ぱたん。きゅ、ぺたぺたぺたぺた。きぃ)
「あ〜あ、またこんなに散らかして……ほんと、男って幾つになってもガキ
よね。はぁ〜、どうしてこんな状態で平気なんだろ、信じらんない。」
(ごそごそごそ、ごそごそごそごそ……)
「やっぱ、こうやって週に何回も片付けに来たりして甘やかすからドンドン
駄目になっちゃうのかなぁ? でも放っておいたら半日で地雷原みたいにな
っちゃうし………………って何この洗濯物の山! 朝ご飯食べたら、私が掃
除してる間に全部兄貴にや………(ぽとっ)…………………あれ?」
(ひょい、しげしげしげ……)
「こ、これって、まさか…………まさか……!?」


「………にき、兄貴? 朝ご飯出来たよ? いい加減起きてよぉ!」
「んあ? ふぁ〜あ……」ここ最近、妹の里佳子が遊びに来る回数が加速度
的に上昇する傾向にある。まぁ要領良くて生真面目で、しかも結構世話好き
な性格の里佳子が来ることで部屋の中が一気に片付くし旨い飯は作ってくれ
るしで助かることは助かるが「……リカか? いま、何時?」
「もう十一時。昨日、何時に寝たのよ?」
「四時………かな? 暑いから夜の方が捗るんだよ。」
「だ、だからって、そんな生活態度じゃ駄目よ! ちゃぁんと朝起きて夜寝
る習慣を付けないと、後で苦労するんだから!」
これだ、この説教癖だけが困る。自分だけでなく周囲の人間の常に真面目に
一生懸命に健全に生活してないと安心できないタイプの典型。身内贔屓を差
し引いてもモデル級の美人だというのに男が寄り付いたためしがないのも、
ひとえにこの性格の所為だろう。
633突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/11(日) 01:53:26 ID:DKneQh6U0
「はい着替え。早く朝ご飯食べよ?」
テーブルに並ぶ茶碗と味噌汁と小鉢、そして簡単な煮物と漬け物。洋食屋で
働いてる割には得意料理は全て和風だったりする。
「あの、さぁ? 兄貴……」と、向かいに座った里佳子が何故か微妙に頬を
染め、箸を咥えたまま訪ねてきた「……今日、何か予定あるの……?」
「………えーと………」
「………………………………………………っ!」
「………って、何を眉間に皺寄せて睨んどるんだ、お前は?」
「ど、どど、どうだって良いでしょっ! それより誰か来るの!? 誰か
と待ち合わせしてるのっ!? 一体どっちなのよっ!?」
がるるる、とか唸りが聞こえてきそうな形相になっても、それはそれで可愛
いのが美形の得してる所。出して貰った餌が食べたいのに間に立ち塞がった
烏が恐くて近づけず、泣きそうになりながらも精一杯の威嚇で所有権を主張
している子犬っぽくて愛嬌まであったりするのだ。
「どうなのどうなのどうなのどうなのよっ! 私が作ってあげた朝ご飯で精
付けて、私が居なくなってから何をするつも………」
「……ないぞ、予定なんて。」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………………………………………」
「………へっ?」
「いや、だから今日は予定なんてなかったと……」
「嘘っ!」
「って早! じゃなくて何故!?」
「だってだって、リカ知ってるもん! お兄ちゃんの嘘つきっ!」
「だから一方的に嘘つき呼ばわりするな! だいたい知ってるって何を!?」
「それは、お兄ちゃんのお財布に……お財布に……ああもぉっ!!」
「あ……こら、暴れるな! 味噌汁が溢れるっ!」
634突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/11(日) 01:56:18 ID:DKneQh6U0
「ほんとーに、誰かと約束してないのね?」
「してないと何度も言ってる訳なんだが……?」
「じゃあじゃあ、リカが一緒にいても困らないんだ?」
「まぁ………な。」
あ、いま、少し考えた!
「………………………」
「な、なんだよ?」
「じゃあ、朝ご飯食べたらお洗濯ね? 兄貴がお洗濯してる間に、リカが徹
底的にお掃除するよ? いいよね?」
隅から隅まで家捜しして他の女の子の痕跡探すよ、と暗に仄めかして反応を
伺ってみる。ここで動揺して馬脚を現したら即、有罪だ。
「そこまで気合いを入れるほどの広さはないが、好きにして良いぞ。」
「う……」瞳孔反応も毛細血管反応もないし、脈拍が急激に変化した兆候も
無し、とは言っても相手は兄貴だ。軽率な判断は許されない「……それじゃ
あ、押入の中とかも片付けちゃうからね? う、嘘じゃないからね?」
「……いいぞ、今更見られて困る物もな………リカ?」
「な、何かな?(わくわく♪)」
「この前貸したエロビ、参考になったか?」
「あ……ああ………」酔った勢いだけでも何とかなるだろうと迫って大失態
を演じてしまった初挑戦。せめてフェラチオ? だけでも上手くなって見返
してやろうと固く決意はしたが、いかんせん方法というか技法が皆目分から
ない。だが見栄とプライドが邪魔して友人や本人に『教えて』などとは言え
ず、かと言って本やビデオといった教材を自力で入手も出来ない。仕方がな
いのでこの部屋を家捜しして発見したビデオテープを無理矢理に強奪して参
考にさせては頂いたのだが「……あ、あれは借りたんじゃなくって没収した
のっ! とっくの昔に処分しました! 他人がエッチしてるとこ見て喜ぶな
んて不潔よ不潔っ!!」
「いや、今度のは女優のオナニー………」
「そう言う問題じゃないでしょっ! リカに『あんなコト』しておいて他の
女で興奮するなんて発想自体がサイテーなのっ! 不謹慎よっ!!」
「……言われてみれば確かに……その通りだ。俺が悪かったかもな。」
635突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/11(日) 01:58:09 ID:DKneQh6U0
「そ、そうだもん。リカ、悪くないもん……」
「リカはキスもペッティングもフェラも初めてだったもんな。大切にしたい
気持ちはわかるよ。ごめんな?」
「そうよ、兄貴が初めて………じゃないっ! リカは処女じゃないしお口で
したことだって何回もあるもん! 何回言えば分かるのっ!?」
「おお! そうだったそうだった!」
「うぐぐ………」何もかも見透かした笑顔が無性に悔しい。それにも増して、
隠しきれずに頬を染めてしまう自分が恨めしくてしょうがない「……お、お
洗濯が終わったらお一緒に買い物! 兄貴は荷物持ち! お米とかお味噌と
かお醤油とか重たい物いっぱいいっぱい買うんだからね! 兄貴の部屋の冷
蔵庫、空っぽじゃない!」
「いいぞ。どうせ車で行くし。」
「そ、それだけじゃないもん! 今日は一日リカと一緒だからねっ! 帰っ
たらハンバーグ作って冷凍して、それからお漬け物作って、それから……そ
れから……」
こうなったら丸一日独占してやる。というか自分が帰った途端に他の女を呼
び出そうとするかも知れない不安が拭いきれない。エッチが妙に巧いという
だけでもショックだったのに、今朝は財布の中に………
「………………………リカ?」
「……えっと……それから……えっとぉ、それから………」
「………そこまでリカがやってくれたら、もうすること無いな。だったら退
屈だし、帰りにビデオ屋でも寄るか。リカも一緒に観るか、映画とか?」
「……………………………………」
「ん? 嫌か、だったら別に良いぞ? 無理に誘ったりは……」
「み……観る観るっ! リカも一緒に観るっ!!」
これが犬だったら、フサフサの尻尾を甲子園の応援旗並の盛大さで振り回し
ているだろうという笑顔がヒマワリのように花開く。真っ暗の部屋の中、寄
り添う様に(理想的を言えば、膝の間の特等席の方が良い)絨毯の上に座っ
てブラウン管の仄かな明かりに照らされる二人、という何ともロマンティッ
クな夜を実現すべく、里佳子の脳はフル稼働を始めていた。
636突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/11(日) 02:00:21 ID:DKneQh6U0
薄々感づいてる人もいるとは思うが………・松永雪希さんでヨロ!w
637名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 03:15:36 ID:re9mjguXO
突発屋さんがキテター(゚∀゚)!!!!

生殺しですか?続き期待してまつ、全裸でw
リカタン(;´д`)ハァハァ
638名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 12:20:20 ID:gbCR3C7X0
突発屋氏GJ!!
リカタンの行動する時の擬音とか呼び方が兄貴から
お兄ちゃんに変わっちゃうところとか萌え
(*´д`)ポワワ
639名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:42:03 ID:6HbN3NIuO
よしこぉぉぉぉぉぉっorz
640名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:42:06 ID:8uSw2bLy0
641Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/11(日) 22:45:24 ID:5zbL8YSO0
突発屋氏、GJ&乙です。
…さて、僕の近況ですが、PCようやく復帰しました。
HDDにバックアップ残しておいてよかった…と思いました。

朝起きたら妹が、「お風呂、一緒に入ろうよ♪」と言ってきた。
…せっかくリフォームしたんだから…いや、でも…。
642突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/12(月) 01:17:13 ID:nb8lrxZn0
里佳子の話は、またアイデアが固まり次第と言うことでご了承を。

やっぱり自分自身「これは面白いんじゃないカナ?ないカナ?」
と書きながら錯覚できる位の思い込みがないと、読んでくださる
方々に何も伝わらないと思うので。
………とか言い訳してる事自体が己の未熟さを露呈してるんだよなぁ(苦笑)


>Y氏
どもです♪
こちらは酷使しすぎたらしいグラボがご臨終。
開き直ってマザボごとPCI−E仕様のと換装しました。

………ちなみに私は、円華先輩に餌付けされたい派でだったりしますw

最近買ったマンガ。
ワイルダネス4巻(出てるの知らなかった……)
貧乏姉妹
少女セクト

最近読んだ文庫。
亡国のイージス(映画はしょぼかった……)
隣のランドセル(汗汗)
回想のビュイック8(明日から下巻、実は大ファンです)
643名無しさん@初回限定:2005/09/12(月) 01:20:55 ID:Yfc9BsNHO
朝起きたら妹が…裸エブロン姿で朝ご飯を作っていた。
644名無しさん@初回限定:2005/09/12(月) 01:37:44 ID:SSXo/fcpO
突発屋氏乙っす!
朝起きたら妹が寝ぼけて襲ってきた
645名無しさん@初回限定:2005/09/12(月) 01:44:13 ID:2oASHefJ0
朝起きたら妹が寝ぼけて撃ってきた
「右対空戦闘 CIC指示の目標、撃ちぃ方始めぇー」
ちょwwwwwwおまwwwww俺はドーントレスじゃねぇwwwwwwww
646名無しさん@初回限定:2005/09/12(月) 15:04:49 ID:Fj+6T31/0
夜、妹が寝ぼけて俺のベットに入り込んできた。
せまいので仕方なく妹の部屋で寝たら、
朝起きてきた妹に、
「何でお兄ちゃんが私のベットで寝てるのよっ!?」って怒られた。
「じゃあ一緒に寝ても良かったのか?」って聞いたら
顔を真っ赤にさせて黙りこくってしまった。

・・・可愛いヤツ
647マユラ:2005/09/13(火) 02:14:41 ID:VD6+rfrL0
朝起きたら妹が…裸エブロン姿で朝ご飯を作っていた。
「ふぁ・・・おはよ・・」 『お兄ちゃんお早う、卵は今日どうする?』
「今日は目玉焼きにして・・・って何してる!?」
妹は裸エプロン姿で目玉焼きを焼いていた
『何って・・朝ごはん作ってるんだけど?』
「違う違う!!なんで裸にエプロン一着のみなんだよ!!」 『ん・・・・サービス♪』
「ただいまお兄さんはそういうサービスは受け付けておりません」
『別に兄妹だし減るものでもないでしょ?』
「減りまくるよ・・そりゃ減りまくるのだよ」 『・・・何が減るの?お兄ちゃん』
「・・・俺の妹に対する信頼度、好感度が減るのだよ?妹よ」
『それはいけない!じゃあもっと頑張らないと!!』と言ってエプロンを脱ごうとする
「何やってんだ!この・・」
『・・・・私の体じゃお兄ちゃん嬉しくない・・?』
「・・・それ以前の問題」 そう言うと妹は涙ぐむ
『じゃあ私はどうすればいいのよ!!体張っても駄目なんて!!!』
逆ギレですか
「兄と妹がこんな状態になる事事態がおかしい!それに俺は
そんな妹に興奮するような性癖は持ってない」
『・・・・・・馬鹿・・』
「・・・馬鹿はお前だよ・・早く服着な・・そろそろ親も降りてくるぞ」
そう言った後妹が抱きついてきて
『・・・このままの状態で親が見たら私達どうなるかな?』 「何を言ってるんだ・・・」
648マユラ:2005/09/13(火) 02:15:36 ID:VD6+rfrL0
『やっぱり私今こんな状態だしお兄ちゃん困るよね・・?・・・朝だからちょっとアレ大きくなってるし・・』
「・・困るから離れろ」 『・・・嫌』
と言って俺のアレを服の上から触ってくる
「ちょ・・・やめろ!!」 『・・・じゃあ今ここでキスしてくれる?』
「だから駄目だって・・・」 『・・・・じゃあ・・・こうする』
そういって直接俺のアレを触ってきた
『・・・そういう性癖持ってないんじゃなかったっけ?お兄ちゃん?』
「馬鹿野郎・・・・触るな」
何度も妹の体を離そうとはするが離れない・・力が入らない・・
『気持ちいいの?お兄ちゃん?でもこのままだとまずいよね?
お父さん達もうすぐここに来ちゃうもんね』
「だから・・やめてくれ・・」
『私にキスしてくれたらやめてあげるよ・・・それともこのままもっとしてあげようか?』
今更気づいたが・・・脅迫されてるのか?・・俺はキスでこの脅迫が終わるのならキスくらい・・嫌・・・駄目だ!!だけどこのままだと余計地獄にはまる気がする・・それにこんな所親に見られたら俺は立ち直れないほどのダメージを受けるのは確実だろう・・・
「・・・・キスしたらやめてくれるのか?」 『・・・・・・うん』
顔を赤らめて妹は返事をした・・・・不意に可愛いと思ってしまった・・・俺の馬鹿野郎
649マユラ:2005/09/13(火) 02:16:52 ID:VD6+rfrL0
「じゃあ1秒だけだからな・・・早く手を離して目を潰れ」 『・・・・うん・・・』
妹は顔を赤らめつつ目をつぶって待っているそして俺はキス・・・というより唇を軽く合わせるだけですぐ離れるようにするつもりだった・・・しかし・・
「・・・・・・んーーーーーー!!???」
妹は舌入れてきやがったしかも十秒近くも離れられなかった
『・・・・お兄ちゃんの唇・・・』
「このボケ!!何舌入れてるんだ!!約束と違うじゃないか」
『・・・・・・・・えへへ・・・』
妹は顔を赤らめながらボーーっとしている
「約束守ったんだから早く服を着ろ!!」『うん♪でもお兄ちゃんって押しに弱いんだね』
「・・・・・(//////)早く服を着ろ・・そろそろ親も降りてくる」 『はーい♪』
そういうと妹は服を着替えに部屋に戻って行った
「・・・俺・・判断これでよかったのか?」
今日妹とキスをしてしまった(しかも舌入れられた)親にこの場面を見られなかったのが唯一の幸いだがこれ以上妹にこういう事をされないよう気を張っていかなければいかないなと思ったこの後妹は普通に服を着て家族と一緒に朝御飯を食べ中学校に行った
俺も少し早めだが高校に行きこの朝の出来事はもうなんかの間違いだと思い
珍しく勉強に励んだ・・・・
しかし兄は押しに弱いと言う事がわかった妹の兄に対するアプローチは
日に日に激しくなった・・。
             続(続かないでby兄)
おそまつ
 こういう文章初めて書いたのですがエロも萌えも少なく申し訳ないです
650名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 03:24:15 ID:KRUaouOIO
>>649
もっと続いてくれ

期待してます
GJ
651名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 08:32:06 ID:I9Ubdy0UO
朝からハァハァさせやがって(*´д`)GJ!

朝起きたら妹が朝食にぁゃιぃ薬を盛っているところを見てしまった
652Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/13(火) 21:08:00 ID:oTBMnOoF0
>>突発屋氏
少女セクトですか…。僕も買おう買おうと思ってはいるんですけどね…。
なかなか見当たらないんですよ、地元では…orz
私用ついでに行った日本橋では、
予算オーバーになりかねなかったので買えずじまいでした。
653名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 22:32:06 ID:Pr0DDsEmO
朝起きたら妹がいた。

「ほら、お兄ちゃんだよー」
「……いやさ、俺も二十四歳にもなって妹できるなんて思わなかったよ」
「ははは。お父さん頑張っちゃったからねー」
「……」
「父さん…」
「……可愛いな」
「…鼻の下伸ばして俺のデジカメで激写しないでくれ」

本日、二回りほど年が離れた妹が産まれましたorz
654名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 23:47:54 ID:gyzO6VpE0
>>653
おめでとう







将来のためにツンデレに育ててやってくれ
655名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 23:56:02 ID:KRUaouOIO
>>653
おめでとう






我が家にくれ。
656名無しさん@初回限定:2005/09/13(火) 23:57:17 ID:OyTkRtTBO
朝起きたら妹に、「秋と言えば、何の秋ですか?」と聞かれた。
657マユラ:2005/09/14(水) 00:21:06 ID:3GaUc6650
>>647からの続きです
 ガチャガチャ・・・よし・・・これで大丈夫かな・・?
『何してるの?お兄ちゃん』
「寝てる間に俺の部屋に妹が入ってこないようにドアに工夫って・・何でここのいるんじゃお前!!」 『ん・・・後ろの窓から・・気づかなかった?』
・・・気づかなかった(泣)俺の1時間返せそもそもどうしてこんな状況になってしまったのかそれは数日前のあの朝の出来事からだ・・・あの日以来ずっと妹からの妙なアプローチが続いてる。
俺の弁当に「お兄ちゃん大好き♪」と言う文字が書いている可愛いらしいものから夜風呂に入っていると髪を洗っている最中に後ろから裸で抱きついてくるディープなものまで・・最近になると俺が寝る布団に入ってすでに熟睡しているというものまで・・
その日俺は仕方が無いので妹の部屋で寝た・・妹の部屋で寝ている俺を親が見て
大騒ぎになった事は言うまでも無い。
『何でこんな手の込んだ事するの?お兄ちゃん』「俺が自分の部屋で安眠するためだ」
『いいじゃん・・一緒に寝ようよ♪』「嫌」
『裸エプロンでキスもした仲じゃん♪』「あれは俺の意思じゃない」
『一緒にお風呂入った仲じゃん・・ね♪』「俺は恥じらいの無い女はタイプじゃない」
『・・・・・・・・そんな事言うけどいつも恥ずかしいんだからね・・私』
「・・・もういいから今日は自分の部屋にお帰り」
『ねえ・・・あれからいつもお兄ちゃんの布団で寝てるけど何もしてこないよね』
「何で手を出さなきゃいかんのだ?」
『そりゃあお兄ちゃんの愛する私がお兄ちゃんの布団で寝てるんだよ?
少しぐらい手を出してもいいじゃん』
658マユラ:2005/09/14(水) 00:22:37 ID:3GaUc6650
「待て待て・・文法おかしいいつ俺がお前を愛した」『・・・愛してないの?』
「そりゃあ家族としては大事だし愛してるよ」『・・それ以外は無いの・・?』
「・・無いよ・・妹は妹だよ」『・・・・・私いつも寂しい・・』
・・・寂しい?あまりそういう風には見えなかったが・・・
『小学生の頃までは私達同じ部屋で一緒にいたのに中学に入ってから部屋が別々になって一人でで寝るようになって・・・寂しいよ・・』
「・・・・・・まあ別々になって俺も少しは寂しいとは思ったよ、でもいつまでも兄妹が同じ部屋で寝てるなんておかしいだろ?」
『それでも・・私は寂しいよ・・最初は自分の部屋をもてて嬉しかった・・けど夜一人で寝てると小学校のとき寝る前に一緒に話したり遊んだりした楽しかった時を思い出してくると寂しくなって・・私・・・やっぱりおかしいのかな?お兄ちゃん・・』
・・そう言われると俺は弱い確かに生まれてからずっと一緒だったお互いどちらかと
いえば内向的な人間で兄妹でいた時間が多い事は確かだ、だからそういう風に言われると
昔から俺は妹には逆らえない・・だからこういう時はいつもこう言うのだ
「・・・甘えんぼだな・・」『・・・お兄ちゃんにだけだよ』
「もう夜も遅いから寝るぞ」『・・・・(///////)ふふふ・・・可愛がってねお兄ちゃん』
「言っとくけど俺は床で寝る」『・・・え〜一緒の布団で寝ようよ・・たまにはいいじゃん』
「お兄ちゃんは自ら茨の道に行くほど愚かじゃありません」『・・・天国かもよ?』
「今から出て行ってもいいんだよ?ドア今開かないから窓から出てけよ?」
『謹んでお兄ちゃんの布団で眠らせていただきます』「よろしい」
659マユラ:2005/09/14(水) 00:24:16 ID:3GaUc6650
『お兄ちゃんの布団ってお兄ちゃんの匂いがするからいつも落ち着いて寝れるんだ』
・・・・・・匂いフェチですか妹よ
「わかったから早く寝なさい、俺は床で寝るから」
『うん・・じゃあ・・お休みのキス・・・』「ドント・タッチ・ミー!!」
『・・・・・キス・・』「そんな目を潤ませても駄目」
『・・・わかった・・お休み・・お兄ちゃん』「ああ、お休み・・ちゃんと寝ろよ?」
・・・・・・・まったく妹はどこでどう間違えたのか・・・
・・・・まあいいや・・疲れた・・寝よう・・・・・
『・・・お兄ちゃん・・・寝ちゃった・・?』「・・・・・・ぁ・・」
意識はあるが返事をするのがおっくうになってきた
『お兄ちゃん・・・寝ちゃったよね・・・?』「・・・・・・・ぅ・・」
『お兄ちゃん・・お兄ちゃんの布団に入っちゃうよ?』「・・・・・・」
やめろとは言いたかったが眠気で意識が混濁としてきて動けなかった
『お兄ちゃんの匂い・・・落ち着く・・・それにあったかい・・』
抱きついてはいるがいつものような貞操の危機は感じなかった
『・・・・ずっとこうしてたいな・・・』「・・・・・・・・・・」
俺も不思議と心地よく落ち着いて寝れそうな雰囲気だった・・・しかし
『お兄ちゃん・・・寝顔可愛いな・・耳たぶ噛んじゃおうかな♪』「ヤメンカコラーーー」
一瞬で完全に目が覚めた  『きゃ・・起きてたの?』
「途中まで心地よかったけど耳で目が覚めたよ!!」『途中まで心地よかったの?』
「・・・聞くな」『・・・心地よかったんだ・・♪』
「・・・わかったよ・・別に同じ布団で寝ててもいいから絶対何もするなよ?」
『ん・・・わかったよお兄ちゃん今夜は何もしないから寝てる時手繋いでくれる?』
「・・・・それくらいならいいから・・もう寝かせてくれるかな?明日も学校あるし」
『うん・・・わかった・・じゃあお兄ちゃん』と言って
少し恥ずかしそうに手を差し出してくる 「わかったよほら・・」と言って手を繋ぐ
「じゃあもうちゃんと寝ような?」『うん♪お休みお兄ちゃん』
・・・・・・・・・・・・
660マユラ:2005/09/14(水) 00:25:36 ID:3GaUc6650
『・・・お兄ちゃん・・・もう本当に寝ちゃったみたいだね・・あのね・・いつも嫌がってるけど私のわがまま最後はちゃんと聞いてくれてありがとう・・嬉しい・・』
・・・・・・・・・・・・
『・・・・・今日も私のわがまま聞いて一緒に寝てくれてありがとう・・大好き・・
お兄ちゃんは私を妹としてしか愛してくれないかもしれないけど・・』
・・・・・・・・・・・・・
『私は昔からお兄ちゃんを愛してる・・・中学生になって自分の部屋をもって別々に寝るようになってから気づいたの・・これは寂しいという感情だけじゃないって』
・・・・・・・・・・・・・
『・・・・ちゃんとお兄ちゃんに言いたいんだけど・・私こんなキャラじゃないし・・
結局ふざけながら本音を言ったりすることしかできないんだよね・・・』
・・・・・・・・・・・・・・
『何もしないって約束したけど・・破ってごめんね・・』と言って兄の頬にキスをする
『いつかはお兄ちゃんからキスして欲しいな・・この前は舌入れちゃったけど♪』
『じゃあ・・・お休みお兄ちゃん・・・』

「ふぁ・・・あまり疲れが取れないな・・」『・・・・・・すぅ・・』
「・・・寝てるか・・・まあ黙ってれば可愛いんだけどな・・」『・・・・ん・・・』
「まだ手繋いでるのか・・ほら・・そろそろ起きな」『ん・・・ふふ・・』
妹は寝ぼけてるのか寝ぼけてるふりなのかそのまま抱きついてきた
「こら・・・もう朝だよ・・そろそろ起きて朝ご飯作らないと遅れるぞ」
『・・・・・・・・や〜だ♪・・・お兄ちゃんから離れたくないもん』
「・・・何もしないって言ったじゃないか」『今夜はね、もう今朝だよ♪』
「じゃあ仕方ないな〜ってこのボケ!!遅刻するっての」『は〜い・・・』
「後な・・たまにならまた一緒に寝てもいいからもう勝手に部屋に入るなよ?」
そう言うと物凄く嬉しそうに『本当!?』と言ってきた・・いかん・・普通に可愛い
「たまにだからな?それに絶対何もするなよ?それが約束だからな?」
『うん♪わかった!!一緒に寝てる間は何もしないよ!!』
661マユラ:2005/09/14(水) 00:27:04 ID:3GaUc6650
そう言うと妹は窓から部屋を出て自分の部屋で着替えているようだ
この細工したドアも無駄だったと言う事だ・・
その日の朝ご飯の目玉焼きは今朝の言葉が嬉しかったのか
俺の奴だけ二個焼いてくれていた・・そして今日のお昼のお弁当は妹の手作り
だった・・しかもお弁当の中身は全部俺の好きなおかずだった・・・嬉しいが複雑だった・・・
そんな日々が続く中そんな日常を覆す出来事が起きてしまった
「どうしたの?間宮さん・・こんな所に呼んで・・」
『克哉君・・・・私・・貴方が好きです』
「・・・・え?」
続く
  名前は今まで出してませんでしたが兄は「克哉」妹は「夏美」です
前の奴も読んでいただき感謝します 私の書くものはエロ少ないです・・ごめんちゃい
あと「・・・・・」が多いですね反省
662名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 00:43:23 ID:BaFPyHu80
乙なんだが。
会話文1つごとに改行入れようよ。
複数続けられると読みにくいよ。

それと自分でもわかってるようだが、いくらなんでも「・・・・・」多く使いすぎ。
もひとつ言うと、メールじゃないんだから「・・・・・(//////)」はやめたほうが。
SSなんだからその辺はちゃんと言葉で表現しようぜ。

偉そうなこと言ってるとは思うが、内容は悪くないんだから
こういうので読んでもらえなくなるってのは損だと思うぞ。
663Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/14(水) 00:43:37 ID:jLrZnAgx0
僕の小説の妹の場合、天然受けにしても…積極的な子にしても、
性におおらかな感じの妹キャラが多い気がしますね。
最近は、悠里とかみたいにちょっとダークな子もいますが(汗)
…暇ができたら、まとめサイト引き受けるのも良いかもと思ってます。
>>マユラさん
いやいや、処女作とは思えないです。GJです。
664名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 00:44:56 ID:1L+R0ugeO
おつです!
今後の展開にワクワクテカテカします


朝起きたら妹が「秋といえば性欲の秋だよね…」と潤んだ瞳でこっちを見ている
665突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/14(水) 00:45:19 ID:VYi6yuj40
>>マユラ氏
ようこそ&乙です!
よろしくお願いします。

>「・・・・・」が多いですね反省
私も多いですのでご安心をw

失礼ですが、改行のおかしい部分が時々あるような?
もしかして、携帯からの投稿ですか?

>>Y氏
私も散々探しました>少女セクト
こーゆーの真似したいなー、って思うシーンが結構多いっすw
666突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/14(水) 00:55:13 ID:VYi6yuj40
書いてる間に投稿が……(汗

私が主に演出したいのは兄妹ならではの『インモラル』さですね。
特に血が繋がってる場合には背徳的っつーか異常性癖的な部分。
日常との境界線というか、紙一重で『あっち側』の世界に片脚を踏み込んだって感じ。
よって、割と異常な性癖を持ったキャラを多くしてます。

この辺りは、キング氏の作品群に感化されたのかも知れませんね(苦笑)
667突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/14(水) 00:59:07 ID:VYi6yuj40
ミスった……

× 特に血が繋がってる場合には背徳的っつーか異常性癖的な部分。

○ 特に血が繋がってる場合には背徳的っつーか『犯罪臭』的な部分。
668名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 01:35:57 ID:P0OuP3pQO
乙であります
続きが楽しみ

>>662
同意
そこを修正したらより良い作品になると思う
669名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 03:49:48 ID:lPuULYSeO
プロの方ですか?
670名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 08:39:25 ID:AYxBF730O
頭に動きや会話が浮かんでも、それを言葉にしてSSとして表現する作業は難しい。
違和感なく自然に読ませる作品は、それだけで力量が必要。
それだけに、絵的で簡単な顔文字に走られると読み物としての価値は一気に下がる。
まぁ、人に言えるような人間じゃないが、忌憚の無い意見ってことで。
671名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 22:54:03 ID:kmSEPiyq0
>>662
『・・・・・・』については、それが多いこと自体はあまり問題にされない気が。
過去ログ読んでも、数だけなら>>419あたりとか相当多かったし。
まぁ、あっちも問題だったのかもしれんが。

あとは句読点、改行、地文の量、絵文字表現とかに気をつけて続きを書けば、
ストーリー性とかは結構考えられているみたいだし、
台詞回しも「今夜は〜」とか結構好みだったし、なかなかかも。
期待してます。
672名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 23:04:09 ID:nZVs4rk20
まぁ、内容もそうだが読みやすさも意識してくれと言いたい。
673名無しさん@初回限定:2005/09/14(水) 23:58:48 ID:BaFPyHu80
三点リーダ(…)と中黒(・・・)の差もあるかも知れんね。
中黒だとゴツイぶん目立つし。

三点リーダで検索かけると、文章書くときの色々なお約束とか
ずらずらと出て来るから、これからSS書こうって人には参考になるかも。

漏れは書いてみようと思って挫折したから、人のこと言うのもなんだけどw
674Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/15(木) 00:59:46 ID:tUhT6wYR0
>>マユラ氏
うまく使えば雰囲気出ますが、使いすぎは冗長の元…使い方が難しいですね。
僕も>>673さんに同意です。
個人的には『…』を使った方が幾分かマシなのでは?と思ってます。
見た目も割とすっきりしますしね。 期待してます。
>>突発屋氏
最近、後藤羽矢子さんのインセストへブンやシスコな2人にはまってます。
近親相姦をテーマとしつつも読みやすいライトな絵とのギャップが好みでw
前言っていた影乃氏の漫画では、ぷちっとや誰よりも蒼い空でしょうか。
675マユラ:2005/09/15(木) 01:22:28 ID:fwRI8CXL0
前の続きです
 『克哉君・・・私は貴方が好きです』 
 「・・・・・・え?」
この子は確か、「間宮 由加」さん、見た目は長髪でほっそりとしていて
顔立ちはよいのだがあまり感情を出している所は見たことが無い。
よく言うと「寡黙・品の良い美少女」ともいえるが悪く言うと
「仏頂面の朴念仁」とも言われている、だがそれが良いと密かにマニアがいる、
だが俺はあまり面識も無く好きといわれる理由がよくわからない。
『・・・・・』
「・・・あの?間宮さん?」じっと見ているだけで何もしゃべらない
しかしじっと見られるとなんだか恥ずかしくなってくる、
間宮さんの目を見ると何か吸い込まれるような魅力がある。
『・・・これ・・・見てください』
「手紙?どうして?」手紙を渡してくる
『・・・見てください』
「・・・はい」妙な迫力があり俺は逆らう事ができなかった
『では・・・また明日』
「・・・・・・え?」間宮さんは帰ってしまった。
なんだったんだろうでも「好き」だって・・・人に好かれるのは嬉しい
でも面識がほとんど無いし明るい子の方が俺は好みなのだが・・・それでも嬉しい
手紙は家に帰ってから見る事にしよう、間宮さんは同じクラスではないのだが
それが幸いして恥ずかしかったがあまり動揺する事無く授業も終わった。
 家に帰る途中手紙を読む前に不安に思う事があった、勿論妹の存在だ。
仮にこの手紙を見られたらどうなるのだろうか?怒るのだろうか?
悲しむのだろうか?とにかくこういう手紙は誰にも見せたくない、
夜こっそりと見てしまうのがいいだろう。
676マユラ:2005/09/15(木) 01:25:00 ID:fwRI8CXL0
そして家路に着くそして帰ってくるなりエプロン姿の(今回は裸ではない)
妹が突撃してきた、『お兄ちゃんお帰り〜♪』
「・・・ナイスなタックルだな」
『そう?えへへ♪』
「おかげでお昼食べた弁当がリバースしそうだよ」
『それは駄目だよ、今日のお弁当は私の愛がこもってるんだから』
「吐いてもよかですか?」
『駄目〜!!』
「はいはい・・・」何とか吐き気を抑え部屋に戻る。
「・・・で、なんでついてくる?」
『ちょっと真面目な話になるんだけど今日の
宿題わからないところあるんだ、教えてくれないかな?』
「ああ、いいよそれくらいなら」
『やった!!ありがとうお兄ちゃん!!』
「・・・で着替えるから出てってくれるかな?」
『・・・見てちゃ駄目?』  「駄目」
『見てるだけだよ?』  「駄目」
『もう・・・じゃあ宿題持ってくるからお願いね』 
「ああ、俺が着替えてから来いよ」
10分後妹がお菓子と宿題を持ってやってくる
『お待たせお兄ちゃん』
「何がわからないんだ?」
『食塩の濃度の問題だよ、文字だとチンプンカンプンで』
「ああ、それは問題をよく読んで、数字をちゃんと出せば・・・」
妹はまじめに宿題を解いていた。そして休憩に入った
677マユラ:2005/09/15(木) 01:25:41 ID:fwRI8CXL0
『よくわかったよ、お兄ちゃんありがとう!』
「ちゃんと問題を読めば簡単だろ?」
『うん、ねえ、このお菓子おいしい?』
「うん、おいしいよこのビスケット」
『このお菓子昨日作ったんだよ』
「へぇー・・・変なもの入れてないよな?」
『お兄ちゃんたまにひどい事言うよね』
「そういう性格なのだよ、俺は」
『でも、私の頼み事いつも聞いてくれてるよね』
「兄妹だろ?当然だよ」
『ふふ・・・』妹は微笑んで俺のホッペにキスをする
「・・・不意打ちは卑怯だぞ」
『いつもありがとうお兄ちゃん♪』
「そろそろ休憩は終わりにして残り終わらすぞ」
『は〜い』 できるだけ動揺しないように俺は言ったが
やはりこういう事は慣れるものではない、動揺したら負けだ・・・ん?
「なあ、ちょっと気になったんだが」
『何?お兄ちゃん』
「今気が付いたがスカート短くないか?」
『そう?別に普通だけど』
「いや、普段はもっと長かった気がしたが」
『そうかな?気のせいだよ』
678マユラ:2005/09/15(木) 01:27:06 ID:fwRI8CXL0
と立ちあがってスカートの丈を確かめている「いや、立って確かめないでも」
『・・・気になる?』
「気になるから座りなさい」と俺が言うと妹は微笑みながら
『見たい?』 「見たくない」
『え〜』 「いいからはよ座りなさいな」
『私ってやっぱり魅力無いのかな?お兄ちゃん』妹は不安げに聞いてくる
「そんな事は無いと思うぞ客観的に見ても」と言うと妹は微笑みながら
『そっか♪ねえねえお兄ちゃん私最近足の長さ測ってみたんだけど』
「うん・・・それで?」
『そしたら座高と比べても足のほうが長かったんだよね、結構嬉しい♪』
「へぇ〜それはよかったな」ちなみに俺は座高のほうが長い悲しき日本人体系
『無駄な毛もないし自慢なんだよ♪』とスカートの裾をつかみながら自慢げに言う
「こらこら、はしたないからやめなさい、見えるって」
『これぐらいしか自慢出来る所無いから見て欲しいな』ちょっと悲しげに言ってくる
「というか下着が見えるからやめなさいと」出来るだけ落ち着いて言う
『別にお互いもう一緒にお風呂に入った仲じゃない♪私は別に見られてもいいよ
勿論足触ってもいいよお兄ちゃんなら』
「それは兄妹だからであって、男女の仲というわけではないから・・・ヤメイ!!」
『別にお兄ちゃん彼女もいないでしょ?妹の下着くらい見てもバチは当たらないよ』
「彼氏彼女の問題って・・・」と言おうとした瞬間昼の出来事を思い出した
『克哉君・・・私は貴方が好きです』 間宮さんの言葉を思いだす。
彼女は俺を好きといってくれた、だが俺は彼女と面識があまり無い、どうすればいい?
そういえば・・・手紙を渡してくれたな・・・後で見てみよう。
『お兄ちゃん?』   
「ん・・・なんでもないよ、とにかく今はちゃんと宿題をやりなさい」
『・・・うん』 少し寂しげに言って宿題の残りをやり始めた。
679マユラ:2005/09/15(木) 01:29:02 ID:fwRI8CXL0
そして宿題も終わり妹は部屋を出て行った、そして夜になり
「・・・さて手紙を見てみるか」俺は間宮さんがくれた手紙を開けてみてみる。
『お昼休み校庭の銀杏の木の下で待ってます  
間宮 由加』
  「なんじゃこらーーーー!!??」
思わず叫んでしまった・・・コレダケデスカ
間宮さんは確かに俺を好きと言ってくれた、彼女は普段物静かで
話すのが苦手だから手紙で俺のどこが好きになったのかを
伝えるのだろうと思った、しかしまた呼び出し・・・どう言う事だろう?
俺密かに手紙の内容期待していたのだが・・・
『お兄ちゃんどうしたの!?』しまった叫び声で反応してしまったか?
「えっと、なんでもないよ?夏美ちゃん♪」
『・・・なんか怪しいな』  
「そんな事は無いよ?」明らかに動揺している俺そこを妹は見逃さなかった
『・・・ね、お兄ちゃん、それは何?』ヤバイ、見つかったか?
「えっとただの紙だよ」とりあえずごまかす
『・・・見てもいい?』  「えっと・・・ヤメテ?」
『・・・これ何?』 「えっとなんだろう?」
『・・・これどう見ても告白だよね?』・・・もうされてますが
『行くの?お兄ちゃん』 
「うん、呼ばれたし行かないわけにはいかないよ」
『・・・もし告白されたら付き合うの?』
「・・・わからない」本当にわからないのだから仕方が無い
680マユラ:2005/09/15(木) 01:29:40 ID:fwRI8CXL0
『付き合うかもしれないんだ・・・』
「・・・わかんないよ」間宮さんの真意もよくわからない
『そっか・・・お兄ちゃんを好きになる子なら見る目あるよね』
「夏美・・・」そう言うと妹は部屋を出た
夏美は特に何も言わず出て行った、しかし、今までの行動を考えても
何も無いとは考えにくい、だけどとにかく今は明日の事を考えよう
とりあえずもう疲れたから寝よう・・・
 しかし明日は今日以上に疲れることが起こるとは兄はまだ予想できなかった
続く

前の奴の意見ありがとうございました、言い訳になってしまいますが
改行の部分は普通に掲示板に書いたら「改行が多すぎます」とかかれ
台詞をつめてしまいました、思うがままに文を書いているため
これからはできるだけ読みやすさも気をつけようと思います文章はむずかしいっす
>>突発屋さん
こちらこそよろしくお願いします、一応PCなのですが文の改行などの
使い方が慣れていないため慣れるまでは寛大にしていただけるとありがたいです
                             マユラ
681名無しさん@初回限定:2005/09/15(木) 08:22:07 ID:GD44dGscO
改行は確か38行くらい
先に微調整すると楽
作品は上手いと思うので、あとは構成次第
682名無しさん@初回限定:2005/09/15(木) 11:39:58 ID:/coPjO9UO
マユラ氏おつ!
続き楽しみにしてますね


朝起きたら妹の部屋で俺のエロ本が見つかった
683名無しさん@初回限定:2005/09/15(木) 12:14:40 ID:PE92hXjRO
朝起きたこととあんま関係なくて笑ってしまった
684名無しさん@初回限定:2005/09/15(木) 16:55:27 ID:xOMcZ+/U0
>>マユラ氏
以降の展開に期待してまつよ ノシ

朝起きたら妹が寒いからと俺のパジャマの中に潜り込んでた。
「お兄ちゃんあったか〜い」
「ちょwwwおまwwwパジャマやぶれるて…お前自分のパジャマどうした?」
「ここに潜るために脱いだよ…下着もつけてないし」
「今俺に押しつけられてるのは生かよ!」
685突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/16(金) 01:52:13 ID:CgGcb3jH0
「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
その朝は、隣室の悲鳴から始まった。
「おお、おね、おね、お姉ちゃんっ! これっ!!」
「しっ、兄貴が目を覚ましちゃうでしょ!」
「でで、でもでもでもでもっ!」
「わかったから大きな声ださないでって。これ、兄貴の部屋から黙って
拝借してきたんだから、バレるとヤバいの。わかるでしょ?」
「これ……お兄ちゃんの?」
「そうそう、これが兄貴の趣味って訳。それペラっとな♪」
「ひ……!!」
「……って、そんなボールパイソンかダイオウサソリかグリーンイグア
ナ相手みたいな拒絶反応を示さんでも………ただの紙でしょこれ?」
「で、でも……でもぉ……」
「なぁんだ、なんだかんだ言いながら指の間から見てるじゃん。それに
して凄いよねー実際。これって、ウチの制服に似てるし。」
「せ、セーラーだから仕方ないと思うけど……」
「しかもこのセット、窓の外に山と空しかなくって妙に田舎っぽい所も
ウチの学校に似てるよ。」
「き、きっと地方の廃校か何かで撮ってるんだよ……」
「それからブラの色! あたし、これと同じの持ってる!」
「……それって、嬉しそうに言うことじゃないと思う……」
「でもアレよね。この胸は異常よね。どう見たって『なんちゃって』に決
まってるじゃんー、て感じ? なんか顔も化粧してるっぽいし、あたし達
の年でこんなミサイルみたいに発育してる筈………って何よ? その同情
と哀れみに満ちた視線はぁ!?」
「…………別に………」
「なぁんか微妙にムカつくんだけど………ってま、良いか。それよりも、
これよこれ!」
「う…わぁ………」
686突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/16(金) 01:53:43 ID:CgGcb3jH0
音を立てないように着替え、足音を忍ばせて部屋を後にする。隠すつもり
があるのか無いのか知らないが、廊下に出ても会話は丸聞こえだった。
「べろちゅー、だよねぇ? これ?」
「わ、わかんないよぉ……」
「聞いた話なんだけどさ? 女の子同士って、男相手よりも唇とか舌とか
柔らかくって気持ちいいんだってね。あと口紅の感触も結構悪くないとか
なんとか。」
「そんなの知らないよぉ……」
「しかも次のページじゃあ………それっ♪」
「わ、わわ……!!」
「これって、脱がしちゃったら意味無いのにねぇ? 童顔のモデルにリボ
ンしてロリっぽい雰囲気出してれば良いとでも思ってるのかなぁ?」
「お姉ちゃん、そこ、注目する所が違うと思う……」
「ん? ああ、そうだよねぇ。こんな体位でエッチしようとか普通は思わ
ないよねー。机の角で背中痛くなっちゃうよー。」
「そそ、それも違くて………その……女の子の胸、舐めてる………」
「あー、こんなの普通だよ、ふつー。レズプレイって奴よね。キスするく
らいなんだから乳首吸う程度は平気なんでしょ。それにほら、ここ。指が根
本までずっぽり。二本は入ってるねー、これは。」
「い、痛くないのかな……?」
「あのねぇ、男のナニが入るんだから女の子の指くらいは楽勝なの。逆に
気持ちいいのかもよ、クネクネと中で動かせるし。」
「……くねくねって……その言い方、なんかいやらしい……」
「実際、やらしーの見てるんだから当たり前っしょ? しかし兄貴がレズ
物好きだったとは意外だなー。」
「う、うん………」
「でも考えようによっちゃぁ都合良いよね? あたしらのオカズにも使え
るし、毛むくじゃらの男ケツ見なくて済むしー。」
「わ、私はお姉ちゃんと違って普通だもん! 女の子の裸でしたりしないもん!」
「や、あたしも別にレズって訳…………というか今まで気付かなかったけ
ど、あんたもイケナイ遊び覚えたんだ? オカズはなぁに?」
687突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/16(金) 01:54:39 ID:CgGcb3jH0
「え? あ、そ、そんなのどうでも………」
「どうでも良くないよー。姉として、妹の性知識が間違った方向に進まないよーに
手取り足取り腰取りながら教育指導してあげないとねー♪」
「ちゃ、ちゃんと保健の授業で勉強してるし………」
「教科書だけじゃ分からないこともあるのよ〜? さぁ力を抜いて? お姉ちゃ
んに全部任せましょうね〜?」
「お、お姉ちゃん、なんか笑顔が恐いよぉ………」
「ふっふっふっふ〜♪」(がたがたがた……どたん!)
「あーん! お姉ちゃんヤだよ、ヤだよぉ〜!」
「うっわぁ〜! ほんとに柔らかぁい、ぷにぷにだよー!」
「い、痛い! そんなに強くしたら痛いよ〜!」
「うーん、まだ芯が残ってるみたいね。でも感度は良いんだ? ほれほれ乳首が硬
くなってきてるぞぉ?」
「やだやだやだやだ〜! や、ぁぁぁぁん!」
「きゃー色っぽい顔! 可愛い〜!!」

なんか微妙に踏み込み辛い展開になってきている。というか朝っぱらから何をや
っとるんだあいつらは?

「お姉ちゃ…ほんと……だめ……」
「この反応の良さから察するに、さては胸だけでオナってるな貴様? そんなに発
育させてお姉ちゃんを追い抜きたいのか、この姉不幸者っ、それそれそれっ♪」
「だめ、ほんとにだめ………あ、やだ、恐い、来ちゃうっ! 何か来ちゃうっ!!」
「ほれほ〜れ、我慢しなくてもいいよ? イッちゃえイッちゃえっ♪」
「ん! く………く……んんんんーーーーっ!!」
(ごきっ!)「ぐげっ!?」
「………………はぁ、はぁ…………お、お姉ちゃん?」
「……………………」
「お姉ちゃん? どうしたの、しっかりしてっ? お姉ちゃん!?」
悪いが、何も聞かなかったことにさせて貰おうと心に決めつつ階下へと向かう俺。
その日の朝、我が家では約一名が朝抜きで登校する羽目になったとさ。
688突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/16(金) 01:56:39 ID:CgGcb3jH0
>>マユラ氏
ご苦労様です。

別に非難とかしてるわけではお気になさらずに。
以前、携帯から投稿されてる猛者がおられたものですからw
689Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/16(金) 03:00:15 ID:GmLADPjr0
>>突発屋氏
GJ!&乙です。姉妹百合ですか…かなりレアですよねw
…クリスティとルナ姉は一応連れ子同士なので…。

最近、書いては消し…という感じです。どうにもまとまりません…orz
690スペシャルメニュー?2-1 ◆cf6.GAJsFA :2005/09/16(金) 04:26:41 ID:GmLADPjr0
「…って、また話そらした…兄さんの意地悪…カギャク趣味…。」
…ちょっとだけ顔を赤らめて、あんまりなことを言ってきた。
「…その表情でそのセリフは反則だぞ…」
顔を赤らめてはいるが、照れ笑いかと思いきやむしろ小悪魔な微笑みだった。

―閑話休題。

結局、雪那の好意に甘えて洗ってもらうことにした。
「兄さんが発注しておいてくれたから、2人でも楽に入れるようになったよ♪」
雪那が入ってくる前、つかってて気づいたのだが、以前に比べ、かなり広い浴槽になっていた。
「出張に行っている間にか。」
「…ん…配置の関係上、…ぁん…若干洗い場は…狭くなったけどね…。」
泡沫で刺激を受けたからなのか、ボディソープが冷たく感じたのか、妙な声を上げはじめた。
「…無理しなくて良いから…。」
少し残念に思いつつも、妹の様子を見て自分で洗うからというと、
「…んぁ…だめぇ…私が、洗うの…。」というので、少々不安に思いつつ頼むことにした。
―結局、洗ってもらえたが、背中につぶれる大きめな胸の感触と
ツンとした先端がつつっと這う感覚…そして洗ってる最中の雪那の吐息に
…出張疲れにもかかわらず、欲望と男の象徴がムクムクと膨らんでしまった。
「…んくっ…あぁっ…んはぁっ…こすれて…気持ちいぃよぉ…」
雪那も、僕の背中にこすり付けてるうちに理性が飛んでしまったらしい。
「…そうだ、前も洗ってあ・げ・る」
甘えるような、蕩けた声。熱っぽい視線を向ける妹の瞳は、妖しく恍惚と光っていた。
691& ◆RSZUak/nBI :2005/09/16(金) 04:44:33 ID:GmLADPjr0
とりあえず、まとまった分だけでも投下しておきますね。

>>マユラ氏
GJ&乙です。続き、楽しみにしてます。
692691:2005/09/16(金) 15:34:25 ID:yN+lZOTcO
トリップ乱れた…orz
693名無しさん@初回限定:2005/09/16(金) 20:28:57 ID:aZMZf+Z+0
朝起きたら、妹に「お兄ちゃん…わたし、もっと乱れてもいいかな?」と言われた。
694Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/16(金) 21:24:16 ID:GmLADPjr0
朝起きたら妹が、とてつもなく寝乱れていた。…こんなに寝相悪かったっけ?
695名無しさん@初回限定:2005/09/16(金) 22:36:28 ID:OTNsx0yR0
朝起きたら、妹の部屋のエントロピーが増大していた。
「だって…自発的反応はエントロピー増大するんだよ?」

…エネルギー使って片付けてください。
696名無しさん@初回限定:2005/09/16(金) 23:34:59 ID:5Cg1CLW+O
突発屋氏&Y氏おつです
つ旦~旦~


朝起きたら妹がやたら胸を強調してくる
697名無しさん@初回限定:2005/09/16(金) 23:37:59 ID:CvJ2+mBi0
朝起きたら妹が、リスを飼いたいと言ってきた。

「……リスって、何食べるんだ?」
「とりあえず栗でも食べさせようと思うの」
「なぁ、もしかしてお前」
「もちろん、狙って言ってるのよ」
698マユラ:2005/09/18(日) 01:17:26 ID:Ye7dU6s90
昨日の続きです
 朝がくる・・・寝苦しかった、なんか背中が重い・・・年か?
いやいやそんなはずは無い俺は16、若いはず、考えても仕方が無いから
ちゃんと目を覚まそう、と意識をはっきりとさせても背中が重い、
「・・・悪霊か?ゾンビか、エクソシストか?」 
『・・・悪霊は失礼じゃないの?』と背中にくっついている妹
「助けてオーメン!!」びっくりして何故か意味不明な言葉をはっした俺  
『まだ寝ぼけてるの?お兄ちゃん』少々あきれ気味で俺をみる見る妹
「と言うかなんで俺の背中に張り付いている?」
『・・・一緒に寝てもいいっていったじゃん』微笑みながら言ってくる
「俺はたまにならと言ったはずだけど、昨日の今日じゃないか」
『だって、この頃寒くなってきたし・・・暖かいからいいでしょ?』
「まだ9月、暑いくらいだよ、」
『もう、ああ言えばこう言う、でも気持ちいいでしょ?』
「気持ちよくは無いけどなあ」重いとしか感じないのだが
『もう!普通後ろから抱きしめられてたら胸の感触とか感じないの?』
「・・・・・・・え?いや何も感じないんだけど?」夏美胸無いからな
『・・・こうやっても駄目かな?』といって俺の上着を脱がせてくる
そしてさっきとは違った感触が背中に感じた
『・・・これならどうかな?お兄ちゃん』勿論妹も上裸でくっついてくる
「・・・あのな・・・なんでこんな事」
『前みたいな裸エプロンよりこうこういうスキンシップを
じわじわやった方がお兄ちゃんその気になってくれるかなと』
「ならん」一言で一蹴する俺
『だってもしその間宮さんっていう子と付き合ったら私の事なんか
見てくれなくなるから・・・』
699マユラ:2005/09/18(日) 01:18:24 ID:Ye7dU6s90
「だからわからないって・・・」わからないのだからそうしか言えない
「それにもし仮に彼女とかできても
お前をほっとくとかそんな事は絶対無いぞ?」
『それでも嫌だよお兄ちゃんが他の女の子と一緒にいる所なんて・・・』
「そんな事言ってもいつかはお前も彼氏もできてそのうち結婚するだろう?」
『・・・お兄ちゃんだけいればそれでいい』なんか電波っぽいな夏美
「おいおい・・・手紙貰ったくらいでそんな極端な話しになるかな普通」
『あのね、恋なんてすぐ発生するんだよ?お兄ちゃんみたいな
押しの弱い受身の人間なんてすぐ犯されちゃうよ!!』
えらい事を言い始める妹
「犯されるって、そんな事考えるのはお前だけだって」
『お兄ちゃんの事好きならその内そう考えるよ!!』
・・・間宮さんでその場面を想像してみる・・・
イメージに合わないな・・・というか想像できるほど俺は彼女を知らない
のが現状だしかも手紙の内容も「お昼休み待ってます」とそれだけ
「あまり間宮さんを変に言うなよ」と妹をなだめる、しかし
『お兄ちゃんにはわからないよ!!好きな人がほかの人と
付き合うかもしれない辛さなんて!!』・・・確かに辛いとは思うが・・・
『ねえお兄ちゃん、今日一緒に学校休もうよ・・・』
「おいおい・・・風邪でもないのにそんなわけにはいかないよ」
『いいじゃん・・・今日はずっとこうしてようよ』
「駄目だよ、約束もあるし親もいるんだぞ」
『お父さん達はすぐ仕事行くから二人っきりだよ』
「駄目だ、サボってたりしたら親に悪い折角俺達の為に働いてるのに」
『今日だけだよ・・・お願い・・・』
「駄目、俺にはそんな理由の無いサボリはできない」
700マユラ:2005/09/18(日) 01:18:57 ID:Ye7dU6s90
『ねえ・・・お兄ちゃん・・・行かないでその人の所に』
「・・・あのな、わがままもいい加減にしろよ」少しイライラした口調で言った
『・・・馬鹿・・・馬鹿!!』
そう言い怒った妹は服を着替えて出て行った・・・
「しょうがないだろ・・・」俺は自嘲気味に呟いた
その後の朝食の準備を妹がしていたが今日の朝ごはんの目玉焼きは俺のだけ
4分の1だった・・・俺の朝食は妹の機嫌で決まってしまうのか?なんてこった!!
しかし・・・俺もできる範囲とできない範囲があるからな
そして高校へ行きお昼になった勿論手紙に書いてあったとおり
校庭の銀杏の木の下に行った、間宮さんはすでに木の下にいたって・・・早過ぎないか?
「あの、遅くなってごめん」とりあえず謝る
『・・・いえ・・・』間宮さんはそう言うと座り始めた
「・・・え?あの・・・?」状況のわからない俺をおいて間宮さんはお弁当を食べ始めた
『・・・一緒に食べましょう』一緒に弁当を食べたいから呼んだのだろうか?
とりあえず俺も食べようと座り弁当箱を開けてみた
「・・・・・・・・」弁当の中身は白米の上に海苔で『馬鹿』と書かれていただけだった
しかも平仮名で無くて漢字で書くとは・・・手が込んでるな。
「あいつ・・・」おそらく妹の機嫌が悪いからこうなったのであろうなんてこった!!
『・・・変わったお弁当ですね』 「今日は妹の機嫌が悪くて・・・」
『・・・妹さんに作ってもらってるのですか?』
「うん、そうだよ機嫌が悪いとおかず無しなんだよ」ため息混じりにつぶやいた
『・・・よかったら私のおかず食べますか?』
「え?」 正直白米だけじゃ辛いためできればおかずも食べたいなと思っていたが
ふと間宮さんのお弁当を覗いてみる・・・こ、これは!?
「おいしそう・・・」思わず俺はつぶやいた見た目も綺麗でとても食欲をそそるのだ
『・・・おいしそうですか?』と俺の目をじっと見て聞いてくる、ドキッとした
「うん、ちょっと欲しいな」と言うと間宮さんは弁当を差し出してくる
「じゃあ、いただきます」と言っておかずを取ろうとしたら
首を振って弁当をお預けされた。
「・・・え?」ちょっと意地悪だなと思った瞬間
『・・・どうぞ』と言い箸でおかずを取り俺の口に持っていく
701マユラ:2005/09/18(日) 01:21:52 ID:Ye7dU6s90
っここのシチュエーションは「はい、あ〜ん♪」といういわゆるあれだ、あれ
新婚コント!!って違う、こんな状況妹以外では初めてだ・・・ちょと嬉しい
『・・・いらないのですか?』心なしか悲しそうな表情で言ってくる
「じゃあ・・・いただいます」とりあえず食べてみた
「美味しい・・・」本当に美味しかった定番のから揚げ玉子焼きといい
この少し醤油を染み込ませたカツオブシを茹でた小松菜でくるんだ物といい
本当に美味しかった。味に感動しつつ白米を食べていたら何事も無かったかのように
間宮さんはお弁当を食べていた、よく考えたらその箸俺が口つけた奴だけど・・・
これって間接ではないのか?
『・・・どうしました?』とキョトンとした表情で俺を見てくる、
気にしてはいないのだろうか?
『・・・おかずが気に入らないのですか?』
「そ、そんなことは無いよ!!」本当においしかった、妹のお弁当より味は良い
『・・・そうですか、よかった』そう言って間宮さんは微笑んだ、
「・・・・・・」俺は普段見ない間宮さんの微笑みに魅入ってしまった
『・・・・・・・』間宮さんはずっと俺を見ていた
「あの、ひとつ聞きたいんだけど」ずっと思っていた疑問を聞いてみる
『・・・なんですか?克哉君』表情を変えず言葉を返す
「ずっと疑問に思ってたんだけど俺のどこが好きになったの?」
『・・・ぁ』何かを言おうとした時
キーンコーンカーンコーン・・・お昼休み終了のベルが鳴る
『・・・時間ですね』
「うん・・・そうだね」
『では・・・また明日ここで待っててください』
「・・・え!?」何も聞けず混乱する俺
『・・・楽しかったです』そう言うとさっきより
心なしかよく微笑んで間宮さんは去っていった
「・・・間宮さんがよくわからない」少々あっけにとられたが
彼女の微笑みが俺の心の中に残った。そして教室に戻ると
クラスは妙に騒いでいた、よくよく考えてみたら校庭の銀杏の木の下は
702マユラ:2005/09/18(日) 01:23:38 ID:Ye7dU6s90
家のクラスからよく見える場所なのだ、あんな所見たら騒ぐのは当然だろう
「おい、克哉、あの子あの間宮さんだろ?何やってたんだ?」
いろいろな質問があったが俺はそれとなく流して答えて
その話題はとりあえず収まった、今度は別の場所にしてもらえるよう頼もう、
恥ずかしすぎる、実際。
そして学校も終わり家に帰った、いつもなら妹が先に帰ってるはずなのだが
今日は帰ってきてなかった。
まあ、すぐ帰ってくるだろうと思って宿題と予習でもしながら待っていたが
7時過ぎても妹は帰ってこなかった、家は親が帰ってくるのが両親とも8時過ぎ
の為できるだけ早く帰って二人で帰ってきたときに「おかえり」と言えるよう
にするというのが妹と約束事なのだが・・・
「遅いな、本当にどうしたんだ?」俺は家を出て妹を探す事にした、
妹がいそうな所、いつも通っている八百屋か?それとも公園?
・・・そういえば家以外の妹の行動なんて最近全然知らないな・・・
・・・あれは、確か妹の数少ない遊び友達の加奈ちゃんだったな・・・
「おーい加奈ちゃん〜」
『あ・・・克哉さん!?』少しびっくりした様子で俺に返事をする
「ねえ加奈ちゃん、夏美見なかった?今日まだ帰ってきてないんだよ」
『えっと、途中まで一緒に帰って家が近くなってそこで別れましたよ?
もしかしてまだ夏美帰ってないんですか?』
「うん・・・どうしたんだろう」
『今日も特に変わったことは無かったのですけど・・・私も一緒に探します』
「うん・・・頼むよ、普段夏美どこに行ってるか知らないから」
『・・・なら、もしかして・・・』
「え、わかるの?加奈ちゃん」
『何回か夏美につれてってもらった所があるんです
なんかとても大事なところで、私の事大事な友達だからって言って
連れてってもらった所があるんですよ!!』
「じゃあそこに連れてってくれるかい?」
703マユラ:2005/09/18(日) 01:24:13 ID:Ye7dU6s90
『じゃあ行きましょう!!』そう言うと俺の手を引いて一緒に走って行った
・・・・?別に手を引いてもらう必要も無かったのでは?
『ここですよ!!』少々息を切らしながらその場所に着いた
この場所に見覚えがあるぞ・・・だが何処なのか思い出せない・・・
しかし、そこに夏美はいた、「お〜夏美〜!!」
『お兄ちゃん!?どうしてここに!?』夏美はびっくりしていた
「夏美・・・」俺は安心して夏美に近づいた
『お兄ちゃん・・・』夏美は少し怯えた顔で俺を見ている
「夏美・・・探したぞ」
『・・・ごめんなさいお兄ちゃん・・・今日の事考えてもしその手紙の人と
付き合っていあらと考えてたら帰れなくなっちゃって・・・怖くて
それにお兄ちゃんにつまんない仕返ししちゃったし』
「馬鹿・・・心配させるなよ」と言って夏美を抱きしめる
『・・・ごめんなさい・・・』そう言って夏美も俺を抱きしめる
『あの・・・私も見てるんですけど・・・』と加奈ちゃんが少々呆れながら言ってくる
「あ・・・ごめんね、折角一緒に探してくれたのに無視しちゃって」
『いえいえ・・・仲の良い兄妹なんでうすね、羨ましいですよ』
『加奈ちゃんも探してくれたんだ・・・ごめんね心配かけて』
「俺からもお礼言うよ、ありがとう、加奈ちゃん!」と言うと
『じゃあお礼に今度デートでもして下さいよ♪克哉さん♪
駅前においしいクレープ屋が出来たんですよ!』
「うん、お礼に今度ご馳走するよ」
『むう・・・お兄ちゃん私にも!!』
「お前は迷惑かけたから今回は自腹だよ」
『むう・・・馬鹿〜』
そう言いながら三人で家路に着いた
「今日は本当にありがとう、加奈ちゃんが居なかったら
見つからなかったかもしれなかったよ」
『いえいえ、よかったですよ、見つかって、私も心配でしたから』
「本当にありがとう」もう一回お礼を言うと加奈ちゃんは小声で
『今度、クレープ屋忘れないでくださいね♪』
704マユラ:2005/09/18(日) 01:25:23 ID:Ye7dU6s90
「うん、忘れないでちゃんと覚えとくから」そう言うと加奈ちゃんは帰っていった
『ごめんね迷惑かけちゃって・・・』
「本当にそうだぞ!加奈ちゃんも凄く心配してたぞ」
『うん・・・反省する・・・で今日は告白されちゃったの・・・?』
核心を聞いてくる妹
「えっと・・・一緒にお昼ご飯食べたよ」
『それだけ・・・?』
「うん・・・それだけ」本当にそれだけだった
『ほんとーに?』
「うん・・・それだけだよ」
『そっか♪ならまだ大丈夫かな?』
「何が大丈夫なんだ?」
『ん・・・いろいろとね』と微笑みながら俺に言ってきた
「まったく・・・もう今日みたいな事はやめとけよ?」
『うん・・・それについては本当に反省してるからもうやらないよ』
「そっか、信じるからな?」
『信じてくださいな!』と敬礼をしながら言ってくる
そう言って家に帰るがまだ親は帰ってきてないため兄妹二人で親に「ただいま」
と言う約束は守れそうだ、そして今日は朝とお昼のお詫びと妹は
いつもより少し豪華な夕食を作ってくれた、そして今日は少し反省しているのか
今日は別々の部屋で寝た、今日は結構疲れたが最後はゆっくりと眠れそうで
終わりよければすべてよしだなと思える日だった。
ただ間宮さんの事は少々疑問に残ってしまうのだが・・・明日も会う約束したし
それは明日考えよう・・・
続く
705マユラ:2005/09/18(日) 01:31:41 ID:Ye7dU6s90
 4日ぶりになりましたが続きです色々と考えると話しが広がってしまって
結構長々とした話になってしまいましたがまだ続くのでよろしくお願いします
   /⌒⌒\
   (′从 从)  こういう話ししか書けませんが
  (( ヽゝ゚ ‐ν)) これからも見てやってください・・・
 ┏━∪━∪━━━┓ 次の話しはそろそろいっぱいになってきたので次スレで・・・
 ┃  マユラ    ┃
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
706マユラ:2005/09/18(日) 01:48:26 ID:Ye7dU6s90
   /⌒⌒\
   (′从 从) 
  (( ヽゝ;゚ ‐ν))読み返してみたら誤字とおかしい部分が
 ┏━∪━∪━━━┓
 ┃  マユラ    ┃
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
付き合っていあらと考えてたら帰れなくなっちゃって・・・怖くて ←×「いあら」 ○「いたら」
いあらって・・・
兄妹二人で親に「ただいま」←×「ただいま」 ○お帰り です
今度出来るだけ気をつけます
707名無しさん@初回限定:2005/09/18(日) 08:31:49 ID:xzp5kMjLO
乙です!続き楽しみにしてますよ!
長編なので、そろそろトリつけたほうが良いかも?
708マユラ:2005/09/18(日) 16:40:00 ID:MohSRJNT0
   /⌒⌒\
   (′从 从) 
  (( ヽゝ;゚ ‐ν))スイマセントリップってなんですか?
 ┏━∪━∪━━━┓ 検索してみたのですがよくわからないので・・・
 ┃  マユラ    ┃
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
709突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/18(日) 17:02:56 ID:ErBfpwyV0
「突発屋 ◆63./UvvAX」の「◆63./UvvAX」の部分。

例えば名前部分に『突発屋#******』という感じで******の部分に
使用者が決めた任意の文字列や数列を入れると上記のように変換されて反映、表示されます。
この変換は常に固定され変動しないので、使用することで本人と偽者の区別が付けやすくなります。
710名無しさん@初回限定:2005/09/18(日) 17:37:11 ID:1YIDS9Al0
全角とか平仮名とか使えたっけ?
どうせ使う事はないだろうけど一応。
あと確か、4文字程度だと解析されやすいとかあったような?
711 ◆oZ4M2QGUgU :2005/09/18(日) 18:01:16 ID:FY+IpTEL0
↑こいつは捨て鳥な訳だが・・・キーは「#朝妹スレ」なw

>>710
漢字もひらがなも使えるよ。


任意の文字列として使えるのは8バイト目までなので全角文字だと4文字までしか使えないから
「#朝妹スレ」 と 「#朝妹スレの名無し」(例だから突っ込まないで)は同じトリップになるよ。
712マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/18(日) 19:58:22 ID:bgR9of1z0
テストしてみます
713マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/18(日) 19:59:59 ID:bgR9of1z0

    '⌒⌒ヽ
   (′从 从) 
   (( ヽ*゚ ‐ν)) 出来ましたありがとうございます
 ┏━∪━∪━━━┓
 ┃  マユラ    ┃
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛
714ハル ◆cf6.GAJsFA :2005/09/18(日) 21:10:02 ID:4tlbE9to0
仮で決めていなかったHN作りました。Y改めハルです。
これに伴ってトリップも近々変えようカナ?カナ?(2回(ry と思ってます。

ネタメモ:朝起きたら妹が、マイヤヒを歌いながら…
…既出ですけど、ちょっと思いついたので纏め次第Upします。
715名無しさん@初回限定:2005/09/19(月) 01:29:51 ID:Iy3MfVTNO
朝起きたら妹がメイドさんでご奉仕してきた

このスレの住人的には影乃いりすタンはどう思われているのですかい?
716& ◆L47/9ryBO6 :2005/09/19(月) 05:46:53 ID:8dYv9s4Z0
>> 715さん
スレ住人の皆さんの意見はどうなんでしょうか…。
個人的には、結構好きなんですが、
少しハードなプレイが多い?(…僕はそんな気がします)
前期の作品は読んでて少し心が痛みますね…。
717ハル ◆cf6.GAJsFA :2005/09/19(月) 06:01:59 ID:8dYv9s4Z0
まただ…orz ♯は半角(シフトキー+3)じゃないと、トリップ崩れるんですね。…気をつけます。

朝起きたら妹が、僕が隠してたはずの漫画を読んでいた…orz 
「研究」らしい。
718名無しさん@初回限定:2005/09/20(火) 19:01:25 ID:4EA7hhRy0
朝起きたら妹が仕事から帰ってきた。

>>716
ちんじゃおろうすはどうだろうか
719マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/20(火) 23:56:51 ID:D/qgmkG20
短編 番外編1
朝起きたら妹が仕事から帰ってきた。
 『ただいま〜お兄ちゃん』夏美が仕事から帰ってきた
「お仕事お疲れ様、夏美ご飯にするか?それともお風呂にするか?」
『今日はご飯にするよお兄ちゃん』
「うん、じゃあ今すぐ用意するからな」俺は朝御飯の用意をする
『〜♪いいにおい』
「さあ、できたぞ、夏美」俺は用意した朝御飯を並べる
『いただきま〜す!!……うん!おいしいよ!お兄ちゃん』
「そうか?うん、よかった」俺は美味しそうにご飯を食べる夏美を
見て嬉しくなった。
『ご飯の後はデザートにお兄ちゃんを食べたいな…』
「夏美…」俺は静かに目を閉じたそして俺と夏美の唇が重なる…
『お兄ちゃん…愛してる』
「…俺もだ…夏美」もう二人に言葉はいらなかった
そして世界は二人だけのものに…
・・・・・・・・
『と言うのが私の将来の夢というか、未来予定図?』
「……変な妄想はやめれ、と言うかなんで俺が嫁なんだよ」
『でもこのまま行けば二人は新世界だよ?』
「一人で行ってろ…」
『私たちずっと一緒だって約束したじゃないお兄ちゃん〜!!』
「知らん」
いつもの日常は続く…

>>718の題を使って短編です
720名無しさん@初回限定:2005/09/21(水) 00:56:47 ID:2DHS2F/dO
いいよーいいよー!
寂れ気味の今、短編でも投下してもらえるのは嬉しい。
というか、短編の合間に長編っていうパターンが多いしね。


朝起きたら妹にキスマークをつけられていた。
721桐莉兄:2005/09/21(水) 03:12:15 ID:DtkpHrZ00
ちゅん…ちゅんちゅん…。
軒先の雀の鳴き声に目を開く。

がらっ――。

「あさー、あさだー!爽やかな朝なのスー!」
「お前は何処から入って来るんだっ!?」

俺の部屋の窓から桐莉が入って来た。
華麗に窓枠を乗り越えて、俺のベッドに着地。
ちなみに、俺の部屋は二階だ。

「気にするな、兄ちゃん。桐莉は仕事帰りでお疲れだー」
「普通に玄関から出入りしろよ」
「何を言ってるのスか。サンタクロースが煙突から出入りするように、怪盗は窓から出入りしなきゃならんのス」
「怪盗?」
「うぃス、バッチリお仕事して来たのスよ?」

言われてみれば桐莉のやつ、レオタードならぬスクール水着に、渦巻き模様の風呂敷と、手拭いのほっかむりを身に付けて、

「確かに怪しい。盗むかどうかは置いといて」
「けーさつに何度か職務質問されたのス。夕べは坂崎さん、大活躍だー」
『ぐぇふ。満腹ですぞ、満腹ですぞ。くけぇ…』

部屋の隅っこの方から、姿の見えない怪人カメレオン男の坂崎さんの声がした。

「ぬふふ。桐莉は悪の組織の首領なのス。たまには悪らしい事もしないといかんのだスよ」
「悪の組織だから悪事を行うんじゃなくて、悪事を行うから悪の組織だと……」
「世間の常識なんて知ったこっちゃねーのス」
722桐莉兄.:2005/09/21(水) 03:13:20 ID:DtkpHrZ00
どさっ。
桐莉が背中に背負った風呂敷包みを下ろすと、かなり重たそうな音がした。

「いっぱい盗んだのス、そりゃもう、えげつないくらい盗みまくったのス」
「一体何を盗んで来たんだ?」
「桐莉は大物の大悪党だから、チンケな盗みはしないのスよ」
「まぁ夕べは爆睡してた訳だから、『それは兄ちゃんの心なのス!』なんてオチは無さそうだが」
「もっともっと。街を揺るがしかねない凄いもんを盗んで来たのだス」
「美術館から宝石でも盗んで来たか、それとも米軍基地から核兵器でも――」
「じゃじゃーんっ、これが桐莉の仕事の成果だぁーっ!」
『首領様はとんでもないものを盗んで来ましたよ……くけけぇ』

勢い込んで風呂敷包みを開く桐莉。
中身は大量の缶詰。
牛の絵が描いてある……まさか……(ごくっ)。

「練乳!練乳!」
『それは…街の平穏です』
「やっぱりかーーーー!」

ビカッ☆ ちゅっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおんっ。

突如地面が揺れて、窓の外に激しい閃光が走った。

『ダァァァァヨォォォォォォモォォォォォォォォンッ!!!』

びーばしゅぅっ☆ ごっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ。

慌てて窓に駆け寄りカーテンを開けると、人型をした巨大ロボットらしき物体が、山を一つ吹っ飛ばしているのが見えた。
723桐莉兄:2005/09/21(水) 03:14:14 ID:DtkpHrZ00
「七華のか!?七華の練乳を盗んだのか、お前はッ!?」
「あれは地球防衛軍の秘密兵器、ダヨモンベインっスね♪」
「いやぁぁぁぁ、街がー、街が壊れるーーー!」
「いけいけ、焼き払うのスー!この街は腐っているーっ!!」
『くけっけっけっけ、いけませんいけません、正義の味方がこんな真似をしちゃぁ…くけっ』
「うしっ、逆さ縛り首団が暴走している七華姉ちゃんを見事止めてみせるのだス!」
「暴走させたのはお前だろっ!」

ぎゅぃぃぃぃぃん、ちきちきちき。
ボウエンモード。レンニュウハンノウアリ。モクヒョウホソク。

『ミィィィツゥゥゥケェェェタァァァァ!!!(ぎゅぴーん☆)』

「うぉっ!?何かこっち向いたぞ!?目ぇ光ってるぞ!?」
「ま、まずいのス!もしかしなくても練乳盗んだ犯人が兄ちゃんだってバレたのス!」
「俺じゃないっ、お前だっ!」
「兄ちゃん…桐莉には七華姉ちゃんを止めて、この街を守る重大な使命があるのス」
「なら早く止めろバカ何か秒読み開始してるってゆーかヤバまじで死ぬ死ぬ殺されふじこ」
「おちけつ、兄ちゃんっ!兄ちゃんが今するべき事は何だっ!」
「今すぐここから逃げる!」
「逃げるなばかーっ!」

ばきぃっ☆

……殴られた。

「辛いのは兄ちゃんだけじゃないのス!地球の全人類が怯えているのス!だけど、闘わなきゃ未来は切り開けないんだっ!」
「いや、つーかこれ全部お前のせいだろ!」
「愛する桐莉を守るため、戦う兄ちゃんカコイイ!」
『くけっくけぇ、逆さ縛り首団ばんじゃーい!』
724桐莉兄:2005/09/21(水) 03:25:00 ID:DtkpHrZ00
「つー訳で兄ちゃん、桐莉の代わりに囮になれー!!」
「やめうわゴルァ何をするきさまらーー!?」
「練乳を塗りたくるのス!そして縛り付けるのス!」
「やめろー!やめてくれー!」
『くけっけー、メカヤマモト壱號機、発射準備くけ』
「…………」
「お、おいっ、ヤマモトさんっ!黙ってないで助けてくれーっ!」
「無駄なのだス、兄ちゃん!役立たずのヤマモトさんはマシン化改造で使い捨てミサイルのメカヤマモトさんに生まれ変わったのであったー!」
『さらば地球よ〜旅立つ船は〜♪』
「…………」
「何とか言ってよヤマモトさんっ、宇宙戦艦ヤマモトにされちゃうよ!?」
「アディオス、兄ちゃんっ!大好きだ〜っ☆」
「やっ、ヤマモトさぁぁぁぁぁんっ!!!?」

ぎゅぅぃんういぃんういぃん、ばしゅぅぅぅーーーっ!!!

ヤマモトさんに括り付けられた俺は、練乳塗れで七華の目の前に射出される!

「ししがみ様、お鎮まり下さい!ししがみ様、お鎮まり下さい!」
『はぅ〜っ、練乳塗れのたかくんキタキタキタキタキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ッッッ!!!!!』
「いやぁぁぁぁぁ、なんか触手出てるーーーーーゥっ!?」
『レロレロ!レロレロ!レロレロ!レロレロ!』
「ひっ、ひぃぃっ!」
『逃げようとしても無駄だもんっ!』

巨大ロボットの手で全裸に剥かれて触手で身体中嘗め回される。

『この触手は特別製で、私の味覚と繋がっているんだよ♪』
「やめてください勘弁してください俺の心を犯さないで〜〜」
『あれれー?たかくんのおちんちん、むくむくって大きくなってきたよ?もしかして、感じちゃってるのかな?……かな?』
「きっ、桐莉っ、桐莉ーーっ!早く兄ちゃんを助け――」
725桐莉兄@キリ:2005/09/21(水) 03:27:43 ID:DtkpHrZ00
地面を見下ろすと、逆さ縛り首団の団員達が人文字を作っていた。
『グッドラック、兄ちゃん!』

「って、ゴルァ!?ゴルァァァァァーーー!!?」
『たかくんかぁいいよ〜…はぅ…』
「かーさんっ、かあさーーーーんんっ!助けてくれーーーーーっ!!」

地面を見下ろすと、母さんが十本のイカ足で手旗信号を送ってきた。
『今夜の夕食ははなまるハンバーグよ、がんばれ☆』

「母さん!夜のおかずなんて聞いてないよ母さん!」
『たかくんの練乳ぅ〜、一番搾りぃぃ〜☆』
「いにゃぁぁぁ、あにゃるにごんぶと触手キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!?」

ペントラペントラスペースピープル
天翔る超神性電波様に問い詰めたい、小一時間問い詰めたい!
何で俺は巨大ロボットに公衆陵辱されているのですか!?

「はうっ!」(びっくんびっくん)




―――――

「――そう、首塚は全くの無傷だったのね」
         「解りました。本時点をもって作戦を終了とします」
    「……」

726名無しさん@初回限定:2005/09/21(水) 08:25:13 ID:2DHS2F/dO
久々の大型電波キタ━━(゚∀゚)━━!!
乙桐様でございます。
727名無しさん@初回限定:2005/09/21(水) 15:39:11 ID:SsgJTLIjO
マユラ氏短編乙です!
桐莉兄氏電波受信しますたw


朝起きたら妹が作戦を練っていた
728名無しさん@初回限定:2005/09/21(水) 19:07:01 ID:yZ/cA26k0
マユラ氏桐兄氏乙です!
両方ともおいしくいただきました。
729マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/22(木) 00:23:09 ID:ZBPVuvgi0
番外その2
 駅の前で俺は人を待っている
『克哉さん!!お待たせしました!!』
「ううん、大丈夫だよ、今着たばっかりだから」
今日は前に夏美を一緒に探してくれた「三嶋 加奈」ちゃん
と前に約束した駅前のクレープを一緒に食べる約束を果たしに
今日駅前で待ち合わせをしていたのだ、勿論夏美に内緒で、後がうるさいから
加奈ちゃんは妹の数少ない遊び友達で俺も少し面識があったが
こうやって二人でいるのは初めてだ、夏美はあまり髪が長いほうではないのだが
加奈ちゃんは髪が長くツインテールで顔もあまり意識していなかったのだが
よく見ると愛嬌があって可愛い顔をしている、旗から見るとデート中のカップル
に見えるだろう…。
『じゃあ今日はクレープご馳走になりますね!』
「うん、俺も食べた事無いから楽しみだよ」
『あんことクリームのクレープが美味しいみたいなんですよ』
「そっか〜じゃあ俺もそれ食べるよ」
そう言い二つ分のクレープを購入しそれを持ってベンチに座る
『美味しいです、克哉さんご馳走様です!』
「うん、いいよ、このくらいの御礼しかできないけど」
ふと気になったので加奈ちゃんに聞いてみた
「そういえば、いつも夏美とどんな事して過ごしてるの?」
『そうですね…まあ普通におしゃべりしたり遊んだりですよ
あ、夏美いつもお兄さんの事話してるんですよ!』
「あ…そうなの?」
俺のことばかり…なんか変な事話してないだろうな…
ここの所いろいろあったからな…
『いつもやさしいし私の我侭も聞いてくれて大好きって言ってるんですよ』
「…そうなの」
ヤバイ…かなり恥ずかしい
730マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/22(木) 00:23:48 ID:ZBPVuvgi0
『でも、そういうお兄さん持って夏美は幸せだなと思いますよ』
「…そうかな?でもそう言われると悪い気はしないよ」
『今日だって私のお願いもこうやって聞いてくれましたし
夏美がちょっと羨ましいです』
「いやいや、それは買いかぶりすぎだよ加奈ちゃん」
『私にも弟がいるんですけど、言う事ちっとも聞いてくれないし
私を困らせてばかりなんですよ…』
「その辛さはよくわかるよ加奈ちゃん」
『だからそういう仲のいいお兄さん私も欲しかったですよ』
「そっか〜、俺も加奈ちゃんみたいな騒がしくない妹欲しいよ…」
『あはは、夏美学校でも結構はしゃいでるから
家だともっと凄いんでしょうね…』
「家はまあ、大人しいときと騒がしい時と緩急をつけて
ネチネチザワザワと…」
『あはは…凄そうですね夏美』
「凄すぎて落ち着かないんだよ…」
と夏美の話で俺達は話が盛り上がった。
『結構話し込んじゃいましたね』
「そうだね、何か予定あったの?加奈ちゃん」
そう言うとすこし間をおいて
『いえいえ!そんな事無いですよ!克哉さんとこうやって
お話しするの初めてで嬉しいですし…機会無かったから』
「俺もこうやって話すの初めてだから楽しかったよ」
『あの・・・克哉さんに聞きたい事があるんですけど』
「ん?何かな?」
『あの・・・夏美とは・・・何も無いですよね?』
「ん?質問の意味がちょっとわからないんだけど…」
そう言うと少し顔を赤くしながら
731マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/22(木) 00:26:57 ID:ZBPVuvgi0
『あの…夏美がたまにお兄ちゃんと一緒にお風呂に入ってるって
言うから…もしかして変な事になってないかなって…』
ギャーーーーー夏美の野郎!!!とんでもない事いいやがって!!
「あのね、お風呂は小さい頃一緒に入ってただけで今は
勿論入ってないよ加奈ちゃん…」
最近風呂に乱入された事は黙っておこう
『っそ、そうですよね兄妹で今も入ってるって事はないですよね…』
「まったく夏美の奴…誤解を招く事ばかり言いやがって」
『本当にお兄さんの事好きなんですよ…』
限度ってものを考えて欲しいよ夏美には
『毎日克哉さんと一緒で羨ましいですよ…』
・・・・・・?なんか話の流れが妙な事に・・・・
「えっと…それはどういう意味かな…?」
そう言うと顔をちょっと背けながら
『…えっとそのままの意味です…』
…そのまま…それってもしかして?
『…変な事言っちゃいましたね、困らしてごめんなさい』
「いやいや、そんな事ないよ」
『そうですか…今日はありがとうございますあの、もしよかったら
また二人でこうやってお話ししませんか?』
「うん、またお互い暇になったらいいよ」
『後…もう一つお願いがあるんですが…二人のときお兄さんって
呼んでもいいですか?夏美の話聞いてると羨ましくて…』
・・・・・・なんですと!?まあ二人の時なら別にいいか
「うん、二人の時だけだよ?特に夏美が居る時はやめてね」
『はい!ありがとうございます!私お兄さんに憧れてて夏美の話を聞いてて
克哉さんみたいなお兄さん欲しかったんです!!』
「そっか…まあ二人っきりの時はそう呼んでもいいよ」
俺も加奈ちゃんみたいな子にそう言われると結構嬉しい
732マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/22(木) 00:28:46 ID:ZBPVuvgi0
『じゃあ…今日は遅くなったのでまた今度よかったら
二人でお話ししましょう克哉さ…いえお兄さん…』
少し恥ずかしそうな顔をして俺に挨拶すると加奈ちゃんは
帰っていった…
しかし、夏美の奴はどこまで加奈ちゃんに話してるんだ?
いい機会だ、全部加奈ちゃんに聞いてやるか…
そして何事も無く家に帰り今日ずっと一緒にいれなかったからと
残りの時間夏美に引っ付かれていた
終わり?
書いている最中に人大杉と出てビビりました
   /⌒⌒\
   (′从 从)  妹とのお話しではないので
  (( ヽゝ゚ ‐ν)) 番外扱いで書かせてもらいました
 ┏━∪━∪━━━┓ 本編は次スレで書きます
 ┃  マユラ    ┃ それにしてもハァハァしないSSですまんです
 ┃          ┃
 ┗━━━━━━━┛

733名無しさん@初回限定:2005/09/22(木) 00:33:46 ID:pryXBidiO
マユラ氏乙であります
本編のほうも期待しております

マユラ氏のあとがきのAA見ると80タンを思いだす…
734名無しさん@初回限定:2005/09/22(木) 00:50:39 ID:0BGHd+/AO
あれは番外への伏線だったのか…マユラ氏GJ!
80たんもナツカシスだw
最近姿見掛けない方多いですが…


朝起きたら妹が俺のコンドームに針で穴開けてた…orz
735名無しさん@初回限定:2005/09/22(木) 07:07:12 ID:u0Jf/BoCO
人大杉は専ブラで回避
736マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/22(木) 23:30:01 ID:LhmAon960
朝起きたら妹が俺のコンドームに針で穴開けてた
「…お前何やってる」
『…内職だよアニキ』
「何が内職だ、俺のになんで穴あけるんだよ」
『どうせこんなの用意するだけで使わないんでしょ?
意気地なしだもんねアニキは』
「うるさいな、彼女とはラブラブだからその内使うんだよ」
『もう、うるさいなアニキは!しょうがないから私のあげるよ』
「私のって…っておいどこに行くんだよ」
俺にコンドームを渡した後妹はとっとと出て行った
「何だよ、ってこれは」
『妹専用コンドーム彼女には仕えませんのであしからず』
「いるかいこんなの!!」
そう言って俺はとっとと渡されたコンドームを捨てて
彼女とのデートに向かった…
『アニキの馬鹿…』捨てたコンドームを拾って
デートに向かう兄を恨めしそうに妹は見ていた…
終わり
>>734さんのネタ使わせてもらいました
本編のやつとはまったく関係なく
10分で作ったものでスマンですが小ネタです
737名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 01:11:14 ID:7SJk6H8lO
>>マユラ氏
・゚(つд`)・゚イモウトガ…
何はともあれ乙です


朝起きたら妹の上に『キスで起こしてね』
と書いた紙が張ってあった
738名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 10:42:39 ID:2ay5skth0
朝起きたら、妹のブルマが無くなっていた
739マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/23(金) 13:50:48 ID:2qPQU61+0
朝起きたら妹の上に『キスで起こしてね』
と書いた紙が張ってあった
「・・・・・・・・・・」
『(フフフ…お兄様起こしてくれるかな?
キスで起こしてくれたらもうそのまま…フフフ)』
『(ってなんか脂っこくて生臭い匂いが…)』
「ほらほら兄の愛だ!!存分に喰らっとけ!!」
『キャーー!!お兄様何をするんですか!!』
「キスで起こして欲しいのだろう?喰らえ!!
キスのてんぷら!!キスフライ!!キスのお刺身!!
生のキスそのもの!!」
『嫌!!脂っこくて生臭い!!やめてお兄様!!』
「何だよ!!折角お前の望みどおりにしてやってるのに!!
そうらとどめはキスのつみれ汁だ!!」
『熱い!!お兄様の愛が熱いです!!』
「そうだろう!そうだろう!これに懲りたらもう
こんな事書くなよ?」
兄は去っていった
『……ぐす…お兄様…』
妹はその後キスまみれになった部屋を掃除した後もう一回寝た…
そして眠りながら三回泣いた…
終わり
ベタベタです、くだらないネタですいません
740タタタ人:2005/09/23(金) 17:30:26 ID:lVX8DkgF0
朝起きたら、妹のブルマが無くなっていた
コンコン、コンコン・・・『お兄ちゃん、ねえお兄ちゃん』
「ん〜・・・ふあぁぁぁ〜。なんだよ日曜の朝っぱらから・・・」がちゃ
「どうした〜春香?」
『えっと、昨日洗濯しておいたブルマが無いんだけど・・・』
「無いんだけど、って言われてもなぁ。俺は知らないぞ?」
『ほんと?』
「なっ何だその疑いの目は!俺が盗んだとか思ってんじゃないだろうな?」
『・・・・・・』
「いやいや、そこは否定しろって!だいたい俺が妹のブルマ盗んでどうすんだよ?」
『に、匂い嗅ぐとか・・・それに、何かお兄ちゃんのあそこ勃ってるし・・・』
「へ?あっ!違うこれはその何だ・・・いや、これはえっと男の」
『べ、別に怒ってないからいいよ。けど・・・欲しい時は、一応言ってね?』
顔を真っ赤にしながら、春香は自分の部屋へ足早に戻っていってしまった。
「おいちょっと春香待てって・・・!」
「完全に誤解されてる・・・つーか欲しい時は言ってね、って・・・ねだればくれるのか!?」
結局スクール水着をねだってみようかと考えてしまった俺であった。
           おわり
初挑戦です。マユラ氏に触発されて>>738さんのネタを使わせてもらいました。
内容はしょぼいしベタだし短いですが、初って事で勘弁して下さい・・・orz
>>739
乙です。ベタでも十分楽しませてもらいましたです。
741張り紙注意報:2005/09/23(金) 19:03:20 ID:B54Unmty0
「ふむ?」
 早朝、妙な感覚に刺激されたか、いつもより早く目が覚める。
「むむ……?」
 それが普通の朝だったら、何も気にせず大あくびをしながら背伸びして下に降りるが、今朝は違っ
た。
「…………うぬ?」
 さっきから口をついて出てくるのは、語尾にクエスチョンマークの付いた微妙な声にならぬ声。
「………あれ?」
 ようやくひねり出した普通の言葉も、疑問の声。なぜなら、今自分は全裸だから。
「ってなんだよこれ!」
 慌てて布団をめくる。ぱんつ履いてない。グッモーニンマイサン。
 顔の筋肉を引きつらせつつ、一気に意識がこっちの世界に引き戻されるのを感じながら視線を横に
向けると、多分この現象の元凶と思われる奴が眠りこけていた。

 朝起きたら隣で寝てた妹の上に、『キスで起こしてね』と書いた紙が張ってあった。
742張り紙注意報:2005/09/23(金) 19:03:54 ID:B54Unmty0
 俺のベッドは広い。
 これは一種のこだわりのようなもので、広々としたクイーンサイズ以上のベッドで寝るのが好きな
だけ。それ以上特に深い意味はない。特段寝相が悪いとか、一緒に寝る相手がいるとか、そういった
理由の為では無く、単に広い寝床が好きなのだ。
 それだというのに、何故か今日はこのベッドに同伴者が居る。いや、実を言うとしょっちゅう居る。しか
も今日は、奇天烈な張り紙付きで。
 とりあえず、脳内会議の結果0.1秒で放置決定。キスで起こせ? 勘弁してくれ。
 頭の中で軽く状況を整理しつつ、全裸のままで居るわけにもいかないので、ひとまず服を着ることに
する。
 そろりとベッドを抜け出し、クロゼットを目指す。しかし、全裸で寝るなんて経験が今まで無かった為、
ベッドがから出るだけでも何故か恥ずかしい。
「………いかん」
 何か目覚めちゃいけない世界に目覚めそうだ。
 既に秋口を過ぎた最近は、朝が意外と寒い。というよりも、今までが暑かった分の反動だろうか?
 何故自分の部屋で抜き足差し足をせねばならないのかは分からないが、とにかく音を立てないように
慎重にクロゼットに近づき、扉を開けた。
 一瞬呆気にとられる。中身は空だった。
「………………」
 更に手を伸ばした引き出しにはカギが掛かっている。ついでに紙が貼ってあった。
 "お兄ちゃんの衣服は預かった&封印した。カギが欲しくば、まずねっとり濃厚なキスで私を起こした
後に頭を優しく撫でながらおはようと言いながら私のおしりを強く叩いて雌奴隷のように強く…………"
 最後まで読む前に扉を閉じる。妙に長いし、何よりも読む気が失せた。
 無言なのでセリフはカットするが、とりあえず6行ほど上のセリフと同じセリフを言いながら、今度は足
音をズンズンと立ててベッドに近づく。
 そして妹の寝る場所と反対側からシーツの裾を持ち上げ、
「はっ!」
 という掛け声と共に思いっきり持ち上げ、妹をベッドの外に押し出す。
 裾を少しずつ巻き取りながら、ベッドの上に足を掛けてどんどんと妹をベッドの外へ追いやる。やがて、
ベッドの隅に達した妹は、そのままくるくると回りながらベッドから落ちていく。
743張り紙注意報:2005/09/23(金) 19:04:27 ID:B54Unmty0
「ふみっ!?」
 同時にドゴッ、と小気味良い音を立てて、地面とキスする妹。これで希望通りだろう。なにやら可
愛い悲鳴が聞こえた気がするが、あえて無視。とりあえず今はぎ取ったシーツで身をくるみながら、
標的の落下地点へと進行する。
「マユ、おとなしくカギを渡しなさい」
「痛い…………お兄様! 私が希望した目覚めに対してこの仕打ちは何です!?」
「俺の目覚めが悪かった仕返しだよ。ほら、カギをよこしなさい」
「お兄様、私の書いたお手紙を最後まで読んでいませんね? "もしベッドから突き落とす場合は、
落とした後に徹底的に嬲る"って書いておきましたのに!」
 微妙に怒りながら言う妹。そんなことまで書いてあったのか、あれ。
「とにかく、マユの性癖カミングアウトはどうでもいいからカギをよこしなさい」
「チッ……しくじりましたか。分かりました、お兄様。カギをお渡しします」
 そう言うと妹は、渋々といった表情で自分のパジャマに手を掛け、
「ってコラ。何で服を脱ぎ出すんだ」
 止める間もなくズボンをずり下ろした。
「…………」
 そしてマユは、無言で自らのお腹を指さし、
「鍵は女の子の一番大切なト・コ・ロに隠してあるの。お兄様がお探しになって?」
 とか言い始めた。
 しかもご丁寧に、パジャマの上着のボタンを下からいくつか外していたので、スベスベのお腹と
ローレグの下着が丸見えだ。本気でそこに隠しているのかどうかは分からないが、とにかく今は目の
やり場に困る。
 ひとまず俺は体ごと後ろを向き、ため息。
「マユ、俺は後ろを向いているから、さっさと鍵を取り出して渡しなさい」
 と言う。すると、今度は背中に体を擦りつけてきた。
「お兄様、そんなつれないことを仰らずに、お兄様の逞しいもので私の中をお探しになって?」
 再度ため息。
 マユは機嫌の良い猫のように、スリスリとその薄く柔らかい体を擦りつけてくる。
 背中に当たる感触が本物の猫のように気持ちの良いマユの誘惑にかなり頭をやられつつも、何とか
この状況を打破する手段を考える。
 ふと、枕元の携帯電話が目に入った。一瞬悩んだ後、茹だった頭がそれしか方法が無いと決断を下す。
744張り紙注意報:2005/09/23(金) 19:10:21 ID:B54Unmty0
「…………いい加減にしないと、サナを呼ぶぞ」
 瞬間、ピシリと背中の感触が凍る。効果は抜群の様だ。
「お、お兄様? ほ、ほ、本気ですの? そんなことをなさると……お兄様も危険ですのよ?」
「やむを得ん。それがイヤなら、早く鍵をよこしなさい」
「そ、そのような脅しには屈しません! さあ、お兄様。私の体を痛めつけて!」
「南無三」
 もはや説得が不可能と判断した俺は、携帯の短縮ダイヤルを呼び出す。後ろでマユが息を飲む音が
聞こえたが、もはや遅い。既に携帯の1コール目は掛かっていて、1コール掛かってしまえば止める手
だては無い。
 やがて、コールから5秒と経たずに部屋のドアがノックされる音が響く。それを聞いて、後ろではマユ
が固まっている。かく言う俺も、こんな状況を見られたらどうなることか分かったものではない。
「サナです。ドアを開けてください。開けられないのですか? それでは失礼して」
 まだ何も言ってないのに、サナは勝手にドアの鍵を解除して入ってくる。見事に鍵をこじ開けられた
ドアの向こうには、まるで鏡を取り付けたかと思うほど背中の人物と同じ容姿の人間。その鏡の中から
抜け出してきたような人物が、ゆっくりこちらへ歩み寄りながら口を開く。
「緊急のコールを聞いて飛んできました。ご無事ですか? お兄様」
 破壊されたドアからやってきたのは、マユの双子の姉、サナだった。
745言い訳 ◆518YLv.Xnc :2005/09/23(金) 19:10:58 ID:B54Unmty0
連投規制厳しいですね。

どうも、お久しぶりです。
いろいろあったので、むしゃくしゃして書きました。
今は反省しています。

続きは考えていますが、書いていません。
需要がありそうだったら書きます。
無かったら消えます。


職人諸氏、いつもGJです
相変わらずレベルの高いスレのようで、何よりです
746マユラ ◆8DUQQcaha. :2005/09/23(金) 19:20:45 ID:uU3FWC8S0
<<740
ネタ乙です
私も素人のペーペーなのでお互い頑張りましょう

言い訳さん初めまして
そして乙です
連続規制の厳しさは私もよくわかります
480KBになったのでとりあえず次スレができたら
書いてみてはどうでしょうか?
747名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 19:54:54 ID:MuoVxfOjO
帰ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
おかえりなさい、GJ!!
そしてドゾーつ旦
748名無しさん@初回限定:2005/09/23(金) 20:13:35 ID:iloy5NxoO
うぉ!ひさびさの帰還、乙です。
そして良作の予感!


GJ!
749& ◆L47/9ryBO6 :2005/09/23(金) 21:00:19 ID:SMnc2Ind0
おひさです。名前変更しました、Y(仮)改めハルです。 新スレ立てますね。
…改名後の初仕事がスレ立てというのもあれですが…。
750Y ◆cf6.GAJsFA :2005/09/23(金) 21:08:02 ID:SMnc2Ind0
立てました。
朝起きたら妹に、その11
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1127477148/
751名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 16:08:31 ID:Lbsx5kWd0
新人さんと古参さんGJですた
続きも待ってまつ
↓恒例の舞台裏開幕
752名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 16:42:41 ID:C2W5ZyLX0
無理して舞台裏せんでもいいんじゃね
自然な流れで
753名無しさん@初回限定:2005/09/24(土) 20:43:21 ID:xlaUwB6h0
あー、やべえ。今スレ2回しか長編投下してねえ。
残り4投下分くらいシナリオあるのに、これは連載終わるの次次次スレぐらいかな。
754Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/25(日) 08:47:57 ID:c9EpfoxV0
朝起きたら妹が、「マイヤヒ」を歌っていた。ノリノリだった。
「マイヤヒ〜♪マイヤフ〜マイヤホ〜マイヤハッハーン」…ハッハーン?
「お兄ちゃん、ハロハロ〜…だって、ハッハーンって聞こえるんだもん…」
「何でわかった?というか、うちにサンルームなんかあったっけ?」
「…すごいよね…私たちが大学行ってる間に、だって。入る?」…ちなみに、扉越しの会話。

「ビブロ♪指でマ○ふくらまして♪…って、どうしたの?こめかみ押さえて」
「…恥ずかしくないか?その替え歌。」
「…え?…お兄ちゃん…?…やだなぁ…そんなこと…えへへ…」
…昔から孤独だった私を、本当の意味で救ってくれたのは…兄さんだけだった…
だから、弓矢で射抜かれたように惹かれちゃうんだ。

「すごいな…ピカソのゲルニカ…って、この模写、唯が書いたのか?」
「…うん。でも…私に絵描きは向いてないよ。…わかるでしょ?」
…心を簒奪されてしまったけど、ちっとも嫌じゃなかったのは…
私も好きだったからかな?兄さんのこと。
…そんな風にぼんやりしてたからなのか、心配そうな兄さんの顔。
……ダメ、そんなに顔近づけないでよ…キスしたくなっちゃう…。
すごいディープなのを…でも…今までの関係崩れて、脱線しちゃうよね。

サラミ、ビーフ…私は…唯は…本能というか、欲望に正直なのだから…。
…ましてや昨日…。マイヤヒ歌いながら日本酒飲んじゃってたしなぁ…。
「米さ米酒さノマノマイェイ♪って」
「…どした?さっきからだんまりだったけど…。」
「…なんでもない。ノマノマイェイ♪ノマノマノマイェイ」
―兄さんを追っかけてついていくよ、あの菩提樹の木の下まで…
そんな恋心を秘めて、私は生きてるんです…。
兄さん以外に好きな人なんていないけど…それじゃぁ寂しいから
つい、親友たちを「彼女」なんて言って…百合に走りさえもしたけど…
やっぱり、忘れることなんてできなくて…。
…聞いて、兄さん…私が接吻(キス)したいのも…気持ち良いことしたいのも…
チェルシーみたいに甘い恋してるのも…兄さんだけが好きだからなの…。
755Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/25(日) 08:55:12 ID:c9EpfoxV0
Y(仮)改めハルです。主に文字化け対策のため名前欄ではローマ字ですがw
…思いついたマイヤヒの替え歌と、フラッシュで有名な空耳と、
本来の歌詞の意味(某日本語訳からです)を混ぜて作ってみた短編です。
…ギャグなのかなんなのか訳分からない代物になってしまいましたが…orz

埋め立て兼ねてということでお許しください。
756Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/25(日) 19:48:45 ID:c9EpfoxV0
朝起きたら妹が、書類をかき集めていた。…なになに、アンケート?
…そんなわけで、埋め立て兼ねたアンケートです。
1.最近発売された(発売後2ヶ月以内程度を目処にお願いします。)
ゲームでいいなぁと思った妹or妹系キャラは誰ですか?
2.お好きな漫画家または原画家はだれですか?
757池魚 ◆KSWDn0UBZs :2005/09/25(日) 23:29:31 ID:/RhsE2Fy0
好きな絵師、みつみ美里とか。


で、流れを無視して悪いが、突発屋氏へ。
もし良ければで構わないんだが、
まとめサイトの方に、連載中の長編だけでも置いて欲しい。
こう何スレにもまたぐと、自分でログから読み返すのが大変になってきたってのもあるんだが、
一応自分ではなるべく最初から読んで一本の物語になるように作っているつもりなので、
読む人にも1から通しで読んでもらえるような環境が欲しい。
新規参入の人もだいぶ多いようだし。
勿論過去投下分を纏めたりするのはこちらでやるつもりだが、
俺の分だけ特別扱いするのがまずかったり、
更新がそちらの負担になるようならこっちで他のスペースを借りてやるので構わない。

まぁ、勝手な願い出だから、深く考えずに断って下さい。
758518 ◆518YLv.Xnc :2005/09/25(日) 23:38:21 ID:ogzRXcaU0
好きな絵師
のり太氏
大槍葦人氏
松竜氏
その他多数

ときに、張り紙注意報の続きと新しいのとどっちの方が見たいかをお尋ねしたいのですが
いかがでしょう?
759名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 00:24:43 ID:3jqsE8ux0
    /⌒\  /⌒\
   ((    ; 三    ,,))
    ヽ   (  /    ミ        キイテ チンポリーナ♪
    キ   .メ   ./     ('A`)  チョット イイニクインダーケド♪
     乂      ノ     /<< )   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


     /⌒\  /⌒\
   ((    ; 三    ,,))
    ヽ   (  /    ミ         キイテ チンポリーナ♪
    キ   .メ   ./     ('A`;) オマエハ ツカワレルコトハ ナインダヨ♪
     乂      ノ     /<< )   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


   , ー−─-、             キイテクレテ アリガト♪
 /⌒      ヽ        (A` ) チンポリーナ……♪ 
(   _, -‐、   ヽ_     /<< )
760Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/09/26(月) 00:27:28 ID:SYxQCB9E0
>>池魚氏
お久しぶりです。…何でしたら、今までのデータをまとめて
新(まとめ)サイトを作って、コテハンで共同運営というのはどうでしょう?
そうすれば負担は分散されるでしょうから、
今までより更新頻度も上げられると思うのですが。
761突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/26(月) 15:40:16 ID:k9otYAAH0
>>池魚氏
元々「次の方が現れるまでの繋ぎ」程度の発想で作ったので(汗
更新頻度も速度も保証できませんが、この程度の物で良ければ………

ttp://www.geocities.jp/asaimo0/index2.html

最近発売されたゲームでいいなぁと思った妹or妹系キャラ
うわ、やってねぇ!w
もちょっと前なら、明日香(パルフェ)とかセラ(桜待坂Stories Vol2)
エレーネ(魔女っ子アラモードDVD)、初音(カルタグラ)あたりかな?
……「gift」「_summer」「夜明けより瑠璃色な」「秋色恋歌」は全部積んでます……

好きな漫画家または原画家
カーネリアン氏とか、きみづか葵氏かなぁ。
漫画家なら、士郎正宗氏、伊藤明弘氏、二昔(『紅い牙』辺り)前の柴田昌弘氏、
高橋留美子氏の短編物と『人魚』シリーズ
エロマンガは全然知りませんです(汗
762名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 22:25:21 ID:mjmeFYyZO
要望なんですが、まとめサイトを携帯からでも見れるようにできませんか?
763名無しさん@初回限定:2005/09/26(月) 22:54:24 ID:um3WaOG40
それは贅沢杉かもわからんね。
俺も生きてるスレは携帯から見る派だから気持ちはわからんでもないけど。
764突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/27(火) 00:32:32 ID:xACT8YXn0
う〜、携帯用とか全然知らないんですよ。
やぱ、作り方とかタグとか違うんでしょうか?

765名無しさん@初回限定:2005/09/27(火) 20:59:11 ID:0mwAoug00
一緒でしょう。多分。
766突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/27(火) 23:56:17 ID:pos2L8OM0
>>職人諸兄(諸姉)方
駄目なら駄目で、ご意見を頂戴できないと辛いのですが……(汗

>>760
それぞれご自分で掲載して欲しいデータを、こちらでお願いした方法でまとめて
送っていただく、という方式な結構楽にはなると思いますw

>>765
恥ずかしながら、私が最初にホームページを作った当時にはWEB対応携帯
なんぞ無かった物ですからw
いまも全部、キーボードでタグ打ってる状態です。
767池魚@携帯:2005/09/29(木) 06:47:17 ID:1/I6iHL5O
>>突発屋氏
レス遅れました。
そんな形式でやってもらえるのなら、是非に。

携帯から見るのは、まとめサイトという特性上不向きだと。
一応、携帯版Googleで『asaimo0』で検索をかければ、
携帯用に変換されたページが見れる。
768突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/29(木) 06:51:04 ID:D5vj1D/v0
>>池魚氏
了解です。
では、試験的に私の作品で作ってみます。
あと、捨てアドも用意しますねw
769突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/09/30(金) 18:48:30 ID:0XI5Kr/70
隅っこの方にデータ投稿の要領をまとめました。
少し偉そうな文調になってしまったかも知れませんが、ご容赦を(汗

ご不明な点や、ご意見ご提案などは次スレかメールにてお願いします。
770名無しさん@初回限定:2005/10/01(土) 13:12:56 ID:ZUzXgn+s0
朝起きたら妹に、「今日の体育祭、応援に来てね!」って言われた
ああ、行くともさっ!
この最新式のデジタルビデオでお前の動くたびに自己主張する成長著しい一部分を思う様記録してやろう!!




…カメラ壊されました
771突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/03(月) 04:04:03 ID:wc7oZPOZ0
うう、鈴菜編仕上げたいのに仕上げたいのに………腕が足らん……
772名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 17:50:33 ID:XMOFHEyX0
773名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 22:21:55 ID:UC0l7hpy0
「胸が足らん」と読んでしまった自分に乾杯。
774名無しさん@初回限定:2005/10/05(水) 23:33:45 ID:Or3Xpuar0
>>773
同じく
775突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/05(水) 23:41:05 ID:ZTiRaqDS0
実は79A………くらいw
776突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/06(木) 03:47:50 ID:zkso8kN50
「う、う〜ん……。これは、サイズ合わないし、こっちは……ショーツと合わ
せると値段が……うぅ、あと3センチあれば………」
「鈴ぅーっ、鈴ぅーっ! これなんてどうかな?」
「これって………きゃ……!」
「ほら、可愛いでしょ可愛いでしょ? 鈴は色白だし、ピンクも結構似合うと
思うよボク。」
「で、でも……生地が薄くない? なんだか透けちゃいそうだよ?」
「そんなことないよー。ささ、早速試着試着っと♪」
「そ、そんなことよりも唯は自分の探さないの? せっかくだし新調したら良
いんじゃないかな? 私はほら、一人でも大丈……」
「駄目だよー! 鈴は初心者だし男の子を悩殺できる下着なんか全然分からな
いんだから、ボクが付いて先輩を一撃粉砕出来る下着を選んであげないと駄目
なんだよ。ほら行こ行こ♪」
「わわ、私、そんな『はしたない』こと全然考えてないって! きっと兄さん
だって、自分から下着を見せたり下着で誘惑する様な女の子なんて……」
「もー、やっぱり分かってないなー鈴はぁ! 男の子なんて単純な生き物なん
だから、ちょっとヒネって演出するだけで飢えたオオカミさんに大変身なんだ
よ? きっと『がおー!』とか言いながら鈴の事求めてくれるって。」
「そ、そんなのはちょっと……。やっぱり優しくして欲しいって言うかムード
が……それから私、別にエッチな事は……」
「わかってるわかってるって。ボクにお任せだよー。ほら着いたっ♪」
「ひ、ひぃ〜〜〜ん!」
777突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/06(木) 03:48:17 ID:zkso8kN50
「それじゃ、ボクは外で待ってるから。付けたら呼んでね?」
「うぅ〜〜! ぴ、ぴんく……」
(がさがさ、がさがさがさ………)
「ボク的に言えば、白は駄目だね。清潔感が有りすぎてマイナス。それから緑
とか青系もイマイチだと思うな。エッチっぽく無さ過ぎだよ。」
「………そ、そんなことは考えてないんだけど……じゃあ唯だったら何色良い
と思うの?」
「それはモチロン、淡ぁ〜いピンクか黄色かな。赤とか黒ほど過激じゃないけ
ど、白ほど取っ付きにくくもないからね。清純っぽくって、でもお堅いイメー
ジを与えないっていう意味で薄い色が良いんだよ。それでね?」
「う、うん………(ごくり)」
「チラチラって、ちょっとずつ出し惜しみしながら見せるのがいいんだよ。少
し薄手のシャツとかネグリジェで浮き出る輪郭だけ見せるとか、わざと大きめ
のパジャマとかワイシャツとかで襟元から肩紐だけみせちゃうとか。それだけ
でもう、イチコロだよっ♪」
「そ、そんなので良いの……?」
「良いの良いのっ♪ 男の子って、本物と同じくらいに想像でも興奮しちゃう
生き物だからね。少し見せただけでも、勝手に下着姿とか裸とか全体像のイメ
ージを頭の中で膨らませてドキドキになっちゃうんだよ。そうなったら、もう
こっちのモノだね。『他の所はどうなってるんだろ』とか『もっと見たい』と
か考えだして頭の中が鈴で一杯になっちゃったら、他の子なんて目に入らなくな
っちゃう事請け合いだもん!」
「そ、そうなんだ………」
778突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/06(木) 03:49:34 ID:zkso8kN50
「そうそう! 好きな人の視線を独り占めって、快感だよぉ〜?」
「し、しせんを、ひとりじめ……」
「それでそれで、わざと下心に気付いてないフリしながらいつもより優しくし
てあげたり、無邪気に甘えたり、すぐ側で笑っていてあげるだけで、もう鈴
以外の子なんて完全にアウトオブ眼中だねっ♪」
「あ、あうとおぶがんちゅう………」
「そうそう! どう? 終わったかな?」
「あ、うん、一応……」
「じゃあ、お邪魔しまーす!」(しゃ……しゃっ!)「わぁ可愛い! 似合っ
てるよ鈴、すっごく可愛い!!」
「そ、そう………かな?」
「うん、とっても良い感じだよぉ! 鈴は背が高いからシックなのも似合うん
だよね。うらやましいなぁ……」
「で、でもほら、胸は唯の方がゴニョゴニョ……」
「そんなの関係ないよー。普段は服着てるしから、あんまり見た目は変わらな
いし、制服の上からのバストサイズなんて誰も気にしないもん。だからスラッ
としてる鈴の方が有利なんだよねー。」
「で、でも脱いだら……」
「そうなったら、もう男の子は大きさなんて気にしてる余裕無いよー。好きな
子の胸に触れるってだけで大満足なんだから。あ、鈴、ブラはフロントホック
以外駄目だよ。先輩、きっとフロントホックじゃないと全然外せないと思うか
らね。」
「そ、そうなんだ………」
「うんうん、似合ってるよー! これで鈴の勝負下着は決まりだねっ♪」
「う、うん………そう、だね………」
779突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/06(木) 03:50:08 ID:zkso8kN50
埋め立て代わり……ということでw
780名無しさん@初回限定:2005/10/06(木) 23:32:45 ID:3FHke33V0
ムッハー
781名無しさん@初回限定:2005/10/07(金) 01:37:22 ID:dAZ+a6hP0
モヘー
782名無しさん@初回限定:2005/10/07(金) 01:46:43 ID:8gX3PySf0
このスレって今、名前付き妹何人くらいいるんだろう
783Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/07(金) 03:13:25 ID:6OKQeBuY0
僕の場合…ルナ姉はその呼称のとおり義姉なので…クリスティ、悠里、悠那、
唯奈、雪那…まだネタ段階の小説のを合わせれば、12人にも届きそうです。

突発屋氏、GJ!番外編(?)も乙です。
僕は、最近は、ゆびさきミルクティーも読んでます。
最新刊から買うという、変則的な読み方をしてますけどねw
少女セクト、やっと買えました。悔やまれるのは、初版じゃないことです…orz
「まーや」も可愛いなぁと思うのですが、いかがでしょうか?(w>突発屋氏
784名無しさん@初回限定:2005/10/07(金) 03:13:32 ID:8idHmPX30
>>782
そうだなぁ・・・。まず俺だろ
785突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/07(金) 03:36:10 ID:/t0U+43P0
>>782
手前の娘の人数さえ、満足に把握できてません(汗
最近では、内容以上に名前の模索に一苦労です。

>>Haru氏
おお、やっと入手されましたか!>少女セクト
なんか設定は色々ありそうですが、いまいちキャラの掘り下げが甘い様な……
登場人物よりもシュチとかムードが好きな作品ですね。

エロ系ですが、古ーい作品で「ドラゴンピンク」シリーズなら持ってました。
あれって、「SecretPower」以降は出てないんですかね?


>>以降、チラシの裏
勉強のために『美少女文庫』なるものに手を出してみる。
………青橋由高氏、いいなぁ、揃えてみようw

ついでに「ジオブーダーズ」の番外編も購入。
やっぱ最高の悪役だよな、大蔵省(厚生省)の入江君はw
ジャンルは違えど、ああいう作品も作ってみたいと思う今日この頃。
786Haru ◆cf6.GAJsFA :2005/10/07(金) 04:18:21 ID:6OKQeBuY0
>>突発屋氏
シチュも良いですが、やっぱりキャラありきですよw
麒麟嬢といい、「まーや」といい、好みのキャラ多くて嬉しかったです。
「ドラゴンピンク」も、「SecretPower」も初耳です。
 Dreamsoftの最新作、ベラドンナの体験版やってますが…
やっぱり、純愛ルート以外できそうにないので正直購入は迷ってます。
…なにより、鬼畜で有名なNaturalシリーズのアナザーストーリーですからね…。
787突発屋 ◆63./UvvAX. :2005/10/08(土) 00:04:49 ID:lY4fMczm0
>>Haru氏
「Natural」シリーズの主題は『異質な(歪んだ?)愛の形態』ですからね。
ある程度過激な内容になるのは当然かと。

シリーズは全て網羅してますが、特に気に入ってるのは「空(2)」と「水緒(AO)」の二人。
理由は………よくわかんないけどw
788名無しさん@初回限定:2005/10/08(土) 00:34:09 ID:VIsPFO1x0
最近あったリアルネタ・・・

朝起きたら、妹に

「ウwwwプwwwプwwwプwwwプwww」
と笑われていた。片手には開いた状態の携帯・・・あー何か撮られた。
前に撮られたのは・・・あれか、「枕を股に挟んでタンスとタンスの隙間に頭突っ込んでる」・・・orz

『アツイゾォーゥ、アツイゾォーゥ(以下繰り返し、総時間一分)』・・・ナンスカコレ
俺、寝言でこんなに微妙な台詞吐いてたの?冗談だろ?

しかも格好がトランクスイッチョで左腕がゴムの内が(ry

そういえば生まれて早二十云年、知っている限り一度も夢精とか朝立ちとか経験してないなぁ・・・
789名無しさん@初回限定:2005/10/08(土) 00:35:56 ID:h0S9W/TT0
実は女とか言うオチでない限り、朝勃ちすらないってやばくね?
790名無しさん@初回限定:2005/10/08(土) 00:43:48 ID:b18Hc6Yj0
妹に恥ずかしい写真を取られないと立たないと言う特殊な調教をされたとか
791名無しさん@初回限定:2005/10/08(土) 01:00:31 ID:DDwZ/dRt0
諸君、落ち着いてこの部分をよく読んで欲しい。

>朝起きたら、妹に

>「ウwwwプwwwプwwwプwwwプwww」
>と笑われていた。

この箇所からも解るように、妹は>788が目を覚ます前に部屋に入って来ている。
途中諸々すっ飛ばしてこの文章から求められる結論はひとつ。

>788が目を覚ます前に、妹が毎日処理していたんだよ!!!
792788:2005/10/08(土) 01:07:38 ID:VIsPFO1x0
そんな事よりもエロゲやフィギアなど所謂「アキバ系」な代物がゴロゴロあるお部屋に
お年頃なお嬢ちゃんが入ってくるって段階で問題なわけで・・・

調教・・・あ〜、剣道二段のの猛者だからなぁ・・・
ここの板の住人程度ならムカついたら普通にボコりそうorz
漏れ自身は消防の頃から拳法やってたお影で何とか流せるけど・・・

そういえば街中でパンチラとか目撃してもムラムラ来ないんだよな
それよりも旅行とかで風景見てて気がついたらオッキッキとか・・・('A`)
793ハル@携帯から ◆cf6.GAJsFA :2005/10/08(土) 08:16:04 ID:nkP2dWrxO
ベラドンナのミステリー要素には惹かれますし…展開はプレイヤー次第との事ですが、迷ってます…>突発屋氏
794名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 01:19:03 ID:6aM5ICSV0
そろそろ埋めるか

朝起きたら妹に首から下を地面に埋め込まれていた
795名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 08:27:24 ID:cYTXYn7c0
そろそろ埋めるか

朝起きたら妹に首から上を地面に埋め込まれていた
796名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 10:31:10 ID:m1tRSd4g0
朝起きたら、妹に首から下を埋められていて、顔におしっこをかけられた。
797名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 12:05:05 ID:/i73tFBMO
朝起きたら、妹に全身埋められていた。
そろそろ死にそう。
798名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 12:14:56 ID:/TXR2GwN0
朝起きたら芽が出ていた。
光合成で酸素補給。助かった。
あー、妹が、妹が、ちょんぎらないでー、早く芽を出せ柿の種ーっ!?
799名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 19:45:37 ID:7jyhDI/f0
朝起きたら妹に芽を摘まれていた。

「お兄ちゃんは一生このスレで埋まってるのがお似合いだよ♪」

だそうで。
800名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 20:41:22 ID:aBC9C0W4O
朝起きたら妹の芽を摘んでいた。
などというお約束なネタは出さない。
801名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 22:24:50 ID:xZiMEJbd0
朝起きたら妹の目を突いていた。
などという二番煎じなネタは出さない。
802名無しさん@初回限定:2005/10/09(日) 22:27:07 ID:Md4AdJgq0
朝起きたら妹に目つぶしを喰らった。
「ふふふ、これでお兄ちゃんは一生私に頼って生きていくしかないね」
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
803518 ◆518YLv.Xnc
「あ、お兄ちゃん、おはよー」
「ん、おはよ」
 朝起きて目を擦る。だが、習慣として体に染みついたその動作に、わずかな違和感を感じた。
 ゴシゴシ…
「ん〜? あれ? おかしいな、寝ぼけてて目が見えない?」
 ゴシゴシ……
「へ? 何言ってるのお兄ちゃん。私が見えないようにしたんだから当たり前じゃん?」
 ゴシゴシ………
「は?」

朝起きたら妹に目つぶしを喰らった。

「ふふふ、これでお兄ちゃんは一生私に頼って生きていくしかないね」
「笑えん冗談を……を?」
 ゴシゴシ…………
 ふと、気づいた。違和感の正体。
「俺の目が………無い?」
 なんで?
「だ・か・ら! 私がお兄ちゃんの目を潰しちゃったの。これからは私がお兄ちゃんの目になって
手取り足取り、なんなら上のお口や下のお口も使ってお世話してあげるからね〜?」
「( ゚д゚)ポカーン」
「お兄ちゃん、目が無いから正確には( д )ポカーンだよね?」
「いや、おかしいぞ。俺の目がないのもおかしいけど発音不可能な言葉で会話してる俺たちも
おかしいぞ?」