2!!
〃∩ ∧_∧
⊂⌒(´・ω・`) テンプレは以上です
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
梶尾真治の「ゑゐり庵綺譚」を読んだ。
ソバ屋が舞台のSFだが、固くなくてすんなり読める。
オモロイので見かけたら読んでみてくだされ。
そう言えば3ヶ月以上本読んでないな。
7 :
名無しさん@初回限定:04/01/16 22:31 ID:TPwMKb9X
横田濱夫
はみ出し銀行マンの家庭崩壊
8 :
名無しさん@初回限定:04/01/16 23:57 ID:1fs2+U+e
若い女が書いた現代の心の病を本当は純真で弱々しい魂を持つ孤独な少女の
過激な性を通して描いた小説はもうお腹いっぱい。
復活おめ。
忙しくて小説読んでる暇がなくて書く事はないんだが、
今度こそ落ちないことを祈ってるよ。
おいらは最近陳舜臣を読んでいる
ものがたり史記・ものがたり唐代伝奇が面白い
再建おめでとうございます
最近読んだのは「夏の庭」(湯本 香樹実・新潮文庫)
三人の悪ガキが「人が死ぬところを見たい」とかぬかして、
独居老人をストーキングする話。
萌え、エロはありませんが泣けます。
>>10 陳舜臣は「秘本三国志」を読んだような気がする
即死回避
夏の庭は厨房の頃の課題図書やったな…
陳瞬臣は「小説・十八史略」が最高に面白かった。
他にも戦国海商伝とか諸葛孔明、耶律楚材も陳瞬臣だったっけ。
とにかく、その辺を読んだ。
ボルヘス。なんだかエッシャーが小説を書いたらこうなるんじゃ
ないかって感じの不思議な感覚がヨイ。
とりあえず、前スレ
>>152 に予言者がいましたよ、ということで。
前スレつーか、前々スレ(第二書架)。
_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
デケデケ | |
ドコドコ < 皇国の守護者八巻 マダ━━━━ ?!>
☆ ドムドム |_ _ _ _ _ _ _ _ _ _|
☆ ダダダダ! ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
ドシャーン! ヽ オラオラッ!! ♪
=≡= ∧_∧ ☆
♪ / 〃(・∀・ #) / シャンシャン
♪ 〆 ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
|| γ ⌒ヽヽコ ノ ||
|| ΣΣ .|:::|∪〓 || ♪
./|\人 _.ノノ _||_. /|\
ここの初代スレで紹介されていた佐藤大輔の「皇国の守護者」
面白そうだと思って手を出したのが運の尽きだった。
こんなに待つことになろうとは…
村山由佳さんの「天使の卵」は既出?読んだのはエロゲ始める前だったけど、今から考えたら雰囲気がかなりエロゲ(純愛モノ)っぽかったような。
生まれて初めて小説で泣かされた作品だった。今は多分文庫本で売ってると思うんで、もし良かったら読んでみ。
舞城王太郎の「煙か土か食い物」を
読もうとしたんだが、独特な勢いにちと付いていけずに中断
積んでおくか読み続けるか・・・
講談社ノベルス系を楽しんでいる後輩を見て、アレについていけない自分は既にオールドタイプ
なのかと最近ちょっと鬱。
正直、なんかひどく疲れるというか、ぐったりするのよ……。
>>18 こないだ読んだなそれ。泣ける本スレに上がってたんで読んでみたんだけど
泣きはしなかったがそこそこ楽しめた。
もしどっかでエロゲー化したら、お姉さん属性と鬱ゲースキーに愛されるに違いない。
スレ違いだけど
たまにしか本読まない拙者に、何か皆さんのオススメを紹介してもらえないでしょうか。
最近やったエロゲが沙耶の唄なので、出来たら純愛ありグロもありなやつを・・・
>>21 菊池秀行のエイリアンシリーズ(朝日ソノラマ)はどうか?ラノベになるが。
ニトロゲーを買う人間の趣味、趣向のほぼ全てを備えていると思う。
魔界航路あたりはグロもあるし、菊池ものにしては主人公が無敵すぎないのも高ポイント。
しかしなにせ20年ほど前の作品になるから見つけるのが大変、でも面白くて続きが読みたくなる諸刃の剣
まあ参考までに…あ、それとエイリアンは魔人国までだから、そこからは存在しないから…。・゚・(ノД`)・゚・。
小林泰三「ΑΩ」角川書店
クトゥルーハードSFホラーウルトラマン。あんまりにもあんまりな展開に半泣きになりながら
燃えます。
それでいて主人公の動機は純愛系。
>>10 陳氏作品では『耶律素材』と『チンギスハーンの一族』が面白かったでつ。
南宋の王族の末路なんかが印象的ですた。
国は人が作り、人によって滅びるってのを実感しますたね。
「閉ざされた城の中で語るイギリス人」(マンディアルグ)を読んだ。
抜けねえ
最初読んだときはむちゃくちゃ興奮したのにな
どうやらエロに対する耐性があがっているようだ。
ところで皆の衆、"True Love"っつたらこのスレ的には古典ポルノだよな?
エロゲーマーなら、
「フェルマータ」
だろ!?
と、過去ログも読まずに書いてみる。いったい何度目だろね・・・
即死回避カキコ
シドニィ・シェルダン
「ゲームの達人」など世界的ヒット作を出した作者
彼の作品をすべて読んだ私は思う、こいつは「知的おねえさん萌え」だ
暇だったら読んでみ
31 :
21:04/01/19 03:43 ID:VGf3N7l7
>>22 >ニトロゲーを買う人間の趣味、趣向のほぼ全てを備えていると思う。
ニトロ厨としてはそんなこと言われたらもう買うしか。
ただ、続きがずっと出てないみたいなのが気になりますな。ハマった時後悔しそうだw
>>23 検索したら玩具修理者だの肉食屋敷がかかってガクガクブルブルでしたが
著者のHP見る限りはSF作家さんなのかな・・・
あらすじよみましたが出だしグロ、燃え、それでいて純愛ですか。イイナー
>>25 黒薔薇に賭けて誓う。決闘を勝ち抜き、薔薇の花嫁に死を!
ファンタジー物は昔読んだ幼女・・・じゃなかった妖女サイベル以来で
全くといっていいほど読んだことないんですが、これも何かの縁だと思って
大賞受賞や最高傑作と書かれた煽り文句に釣られてみたいと思います。
今度の休みにでもブクオフで探してみます。
レスくれた方ありがとうございました。読んだら感想書いてみます
>>32 紹介thx。意外と伸びてるな・・・
本は買ったその日に読み始める(2〜3日で読了)のに、
積みゲ(未開封)は増える一方だ(w
俺は流水大説しか読まねえ
「虚無への供物」
「ドグラ・マグラ」読んだ。
まあこんなもんか、位な感じだったが、
次は「黒死館殺人事件」か。
俺もいつか読もうと思ってからずーっと先延ばしにしてたドグラ・マグラ、最近読んだ。
それ自体は今読むとアレだけど、詰め込まれたアイデア群やスタイルなんかは新鮮。
というか、これが元祖なんだろか。
37 :
ETE:04/01/20 20:15 ID:Yo3t/PnY
「ドグラ・マグラ」私も最近読みました。
…読んでる途中、非常に夢見が悪かったです(悪口に非ず)
38 :
名無しさん@初回限定:04/01/20 20:32 ID:GK06fQU6
最近読んだのだと・・・
「442連隊戦闘団」矢野徹
「武将列伝」海音寺潮五郎
ノンフィクションと歴史物。これらのジャンルは結構読むな。
>>10 ( ・∀・)人(・∀・ )ナカーマ
陳舜臣だと、小説十八史略とか、中国傑物伝とかが面白いかも。
江は流れず(だったかな?)だと、日清戦争ものだから、ちょっと違ってくるけど・・・
ならば俺は古本屋で見つけたドグマ・マ=マグロを読もう。
今ブックオフの100円コーナーで買って来た北村薫の「ターン」を読んでるんだけど
なんつーかCROSS†CHANNELに酷似してるな(発行時期を見ると「ターン」の方が先だけど)
夢野久作って短編しか読んでないけど、けっこう好き。
美少女美少年多いので萌えます。昔の小説でも堅っ苦しくないし(娯楽だから当たり前か)。
そのほかは某マンガのせいもあって山田風太郎を何冊か読んでみました。
そのなかではくのいち忍法帳にはちょっとびびった。一部マニアには受けそうだが。
>>31 玩具修理者、全然怖くないよ〜
枚数少ないから、ショートショートみたいなもんで楽しめる。
微妙に姉弟設定が萌えます。いちおうこれもクトゥルフ絡んでる。
俺は小林泰三なら密室・殺人が好きだよ。
これはおもしろい。ミステリとしてはオーソドックスだが設定がね・・・どっきりんこ。
あ、検索したらその設定のネタバレ出てきちゃうからやめたほーがいいよ。
本多孝之のMISSINGは短編ミステリ集だけど、全部切なくてキューンとしちゃうので
初心者にも向いてると思います。
ターンって元はハードカバーで発売じゃ無かったっけ?
で、文庫おちで。
怖い怖くないで言ったら怖くはなかったけど
魅きつけられるものがあったなぁ > 「玩具修理者」
「人獣細工」も(・∀・)イイ!!
しかし最近活字エンタメ読んでないなぁ。そろそろ積んでるクビツリハイスクールでも読むか。
(ラノベはスレ違いだったらスマソ)
ナボコフ「ロリータ」
「エンタメ」という単語に何故か拒否感を覚える今日この頃。
西尾維新はあの新青春エンタメという煽りが気になって仕方ない。
>>31 沙耶の唄をやったんなら、ニトロスレでちょっと話題になってたブラッド・ミュージックは如何だろうか。
面白いよ。
47 :
diff.:04/01/21 00:53 ID:7kshI5sB
>>21 愛ありグロありといえば,13ページ程度の短編だけど川島誠「セカンドショット」に収録された
「電話がなっている」がかなりキタな.セッティングとタイミングが悪ければ,
例えばセンター試験受けるような年齢の頃に読んでいたらトラウマになったかも.
スタンダードな恋愛小説と謳っていながら,一話を除いてちょっと不思議な登場人物ばかり,
ぶっちゃけると能力者系の短編小説「FINE DAYS」(本多孝好)もお勧め.
表題作が何となくエロゲテイスト.
>>31 ブラッド・ミュージックはよいね。
その系統なら「ソラリスの陽のもとに」なんかも良いな。
しかし映画版は恐ろしく眠いので注意だ。
ニトロスキーにはキム・ニューマンの「ドラキュラ紀元」なんかはどうよ。
吸血鬼物の雰囲気に関しては最高の部類に入るぞ。
あとはディプトリーJrの本とか。
>>46 「新青春エンタメ」はしかし他に形容のない言葉ではある。
現代厨房の問題意識を織り込んだラノベ、と補足すれば分かりやすい。
西尾の「クビシメロマンチスト」はその意味で良くできていたと思う。
氏も最近妙な方向に走ってるみたいだけど、アレはアレでアリだろう。
宮城谷昌光とか好きですが
眼鏡っ娘司書さんと少年の冒険SF「天穹の羅針盤」、ずーっと待ってるのに全然出やがら
ねえ……。
最近は横溝の金田一を読んでるよ
八つ墓村が萌え小説だとは読んでみるまでわからんかった
小川一水の「導きの星」読了〜。
ラストの星間戦争云々はもう一巻くらい使って欲しかったな。
未プレイだけど、シヴィライゼーションとか好きな人にお奨めかも。
スワリス萌え(*´¬`)
隆慶一郎の「捨て童子・松平忠輝」も萌えだ。
というか、隆慶一郎は幼女老女萌えが多い。
55 :
Filtration The First:04/01/22 09:03 ID:Y/ce1y/L
おう。スレ立ってたのか。
今日から笠井潔の『オイディプス症候群』・・・まるで辞書のような分厚さのこの小説!・・・読み始めるぜ。
笠井潔、ヽ(´ー`)ノマンセー
みんな結構日本文学に凝ってるんだね。
私は日本の作品はあまり読まないんだけど、
ここには独文学ファンはおらんの〜?
ゲーテとかヘッセ、あるいはカロッサあたりは
エロゲーの世界観に通ずるものがあると思うな。
エロは足りないけど、いわゆる萌えはあるしさ。
ペリーローダンなら何冊か…・・・
あぼーん
ヘッセはデミアンとステッペンウルフくらいしか読んでないけど、
デミアンはBL、母属性だったりするかな(w
独逸の萌え小説ならトーマス・マンの「ヴェニスに死す」も。
美少年に萌え狂った初老の男のはなし…だっけ。
>>56 独文学って、現代(第二次大戦後)の作家でポピュラーなのが(日本でよく
読まれてるのが)少なくない?
どうしても、ゲーテやシラーあたりのドイツロマン主義から、T.マン、ヘッセ
くらいまでで、俺はその後の世代はグラスしか読んでない。
まぁ、ニーチェ、カフカ、ブレヒトもドイツ文学だけど、それは本流ではないような。
やっぱり、ナチズムへの反省から「知識人は合理主義に徹するべきだ」ってのが
自縄自縛になって、、、ヴィトゲンシュタインしかり、さらにはあのハーバマスなんて
ゴリゴリの合理主義そのもの、、、自由奔放な文学的冒険をさせにくい状況にある
のかしら?
そういう意味では、文学と哲学が交錯・相互境界的に生み出されたフランスとは
かなり対照的な気がするけど、、、単に日本で紹介されてないだけなのかな?
訳出者が少ないだけでねーの。
あと、単純に売れないから。
ユンガーとか国書で。
ありゃ戦後の作品、作家といえるのだっけ。あやふや
つかやっぱ戦後はペリーでしょ
>>62 >訳出者が少ないだけでねーの。
日本には独文学の研究者がゴマンといるのに?
日本は哲学においても文学においても明治以来、ドイツに傾倒してきただろ?
訳出する文学的スキルを持った椰子が少ないわけがない。
しかし、なぜか、研究者はみんな古典的文学者ばかりを研究対象とするし、
読者もまた古典ばかりを愛する。現代ドイツの作家たちが見えない。
たとえば、ググってみても、ほんとに見つからないんだよ、不思議なくらいに。
>あと、単純に売れないから。
それはあるだろう。日本の知識層が戦後においては一方では英米系に、もう一方
ではフランスに、傾倒してしまって「ドイツ」の市場的価値が下がってしまった側面
は否定出来ないからな。
ただ、じゃあなぜ売れないのか。難しいから?糞難しいフランス作家たちの本は売
られているのに?面白くないから?糞面白くないアメリカ作家たちの本は売られて
いるのに?
S.ハンターの極大射程…その他のシリーズかな。
スマン、腰を折って。
しかもエロゲ関係ないし。。。
お、読者がいた。
ユンガーは知ってるが、ペリーって知らなかった。、、って、ペリーって、○ぺのことじゃないだろうな?w
>>67 あ、極大射程は読んだことある。
このミスだかなんだかで評価良くていっちょ読んでみるかと。
上巻の半分過ぎまでは面白くなくて読むのやめようかと何度も
思ったんだけど話が転がり出したらすっごく面白かったよ。
でも海外ものはそれ以後読んでないのであった。
俺もカフカ、T・マン、ヘッセしか読んだことないなぁ。>ドイツ
ちなみにこの中ではカフカが一押し。
俺は筒井康隆が好きな作家で挙げてたんで読んだんだけど、
現実感というか確実さのない不思議な作品に惚れた。
寓話っぽいのもあるけど、寓意が何なのかよく分からんところがまたいい。
>67
それ、題名だけはよく目にすんだよな。
そしていつもエロい連想をしてしまう(w
>68
○ペのことですがなにか?数冊しかよんでないや。ポスビのあたり。
おいおい、誰か忘れてないか?と思ってんだが思い出した。M.エンデもいるじゃないか。
ま、少ないことには変わりないけど。。。
うーん、アドルノは「アウシュビッツのあとではもはや詩は書けない」と言ったが、やっぱり
そういう文化的重圧があるのだろうか。
>>71 ○ぺは俺も昔読んだが、あれなら、『グイン・サーガ』のが上だろ。
グッキーの悪口はゆるさん!
おまいら、ギュンター・グラスを忘れてますよ。
知らない人には「ブリキの太鼓」を読む事をお薦めしますよ。
>>74 なるほど。にしても、やっぱり売り上げ上位はカフカ、ヘッセ、マン、ベンヤミンあたりが来るわけねw
>>75 忘れてねーって<グラス
ところで、グラス絡みでおもろいもんめっけた。浅田彰。
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/asada/voice0001.html 1995年8月、ドイツの週刊誌『シュピーゲル』の表紙を異様な写真が飾った。
初老の男が分厚い本を引き裂いている。その男は「ドイツ文壇の法皇」とも言われる
批評家マルセル・ライヒ=ラニツキであり、本はギュンター・グラスの新刊『はてしなき荒野』だった。
ナチスによる焚書の記憶がトラウマとなっているドイツでかくも過激な写真が公表される(厳密には
モンタージュであるとはいえ)ということ自体、グラスの作品への反発の強さを物語るものと言えよう。
その後、文学者の政治化についての問題について語られている。
やっぱり、戦後ドイツの文化状況は重いんだな、と思った。
これは、同じ敗戦国である日本とも対照的だ。
日本が「アメリカ文化にレイプされて生んだ私生児」として、ハイ/サブ・カルを育て、いまや文化大国
となっている?というのは、うれしくはあるが。
ここは裏雑ではないのですが。
「エロゲーファンが読む小説」なんじゃないの?
この流れはエロゲに通ずる所がある〜とか、この小説は意外にもほんのちょっぴり萌え要素がある〜とか。
エロゲマーならではの視点っていうのかな。そういう形の方が葱板的には需要があると思うし、人も増えるかも。
>>61からの流れを見て思ったんだけど、純粋に文学について語りたいなら素直に文学板行った方がいいと思う。
濾過一に
何を言っても
無駄無駄よ
エロゲーマーなら萌えに徹しろ!文学なんて糞食らえだろ。
ひたすら萌えキャラノベルだけ読むのがエロゲーマとしてのあるべき姿だろう。
それより文学の中にも萌えを求める、って方が。
読んだ当時は気がつかなかったが、これって萌えキャラだったんだなあ、と
エロゲを知った今、思い返す事がある。
ショタな人なので「薔薇の名前」は
非常に楽しく読めた
_
| 人
| ´  ̄ ヽ ( γ~`´⌒~`⌒´⌒~`ヽ
|xl,ノノ)))〉 ( 狒々退治!? )
| l ゚¬゚ノ| 。o 〇 ` 、__,、__、__,_ノ
と{lI^)
|.ヒヨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|し' | ああ〜岩見重太郎〜 |
\_________ /
V
, '´ ̄ ヽ
l ノノ))))〉
,ヘ ((*´дノ!l ハァハァ
と〈(y(y)つε==3
小説じゃないけど、今日なにげなく図書館で鉄腕アトム借りてきたら、
「死んだ夫の意志を引き継ぎ部下の前では気丈に振る舞うけど、自室では死んだ息子に
似せたロボットを溺愛する、ちょっと壊れた女軍人(敵役)」
っつーのが出てきて、なんかキャラデザも含めてツボでツボで……。
手塚治虫はマジで神様だな……リボンの騎士とかもいいし……。
まあ最後にアトムが「女性は優しくあらねばならない」と説教するのは、時代だなー、という
感じだけどね。
86 :
56:04/01/24 02:16 ID:9YjjIQuL
独文学の話題を振ったものです。
話が盛り上がっているのは嬉しいのですが、
私も
>>79氏の意見に同意でして、なんだか申し訳ありませんでした。
掃き溜めの中で美しいことをひけらかす鶴になるよりは、
群の待つ泉で同じ仲間とともに語らうべきと思います。
ついでにエロゲーマーとして
>>82氏に同意。
厨房の頃読んだ漱石を最近読み直して、
「ははあ漱石は知的でわがままな女性萌えなんだな」と意識したりしました。
>>79の意見はわかるが、一口に「エロゲーファン」と言っても世代、来歴、趣味の違いはあろう。
俺には、「エロゲマーならではの視点」ってのがいまいちピンと来ない。小説読む時は、別に
エロゲマーとての自分や、アニオタとしての自分、という自己規定にこだわってないからな。
俺は「教養俗物」だと言うことは認めてもいいけど、自分は美しい鶴だ、などとルサンチマンぶつける
つもりはなかった。んー、スレの方向性はどんどん開放的に、Anything Goes!にしたほうがいいと
思うっていうのかな。みんな同じじゃ、つまらないでしょ。ただ、バランス感覚は大事だね、了解。
ナディア・モガール萌え。
「実存は、死に向かって先駆的に了解されることによって本来性を取り戻す。そんなの違う、愛なのよ」
リセエンヌってエロゲキャラ向きだと思うがな〜
なんだ、濾過一だったのか……。
まぎらわしいぞ。JAROにрオてくる。>Filtration The First
89 :
79:04/01/24 14:03 ID:LLJvSUSF
小説に「萌え」を見出す事ってエロゲマの感受性あってこそだと思うのよ。
と言うと聞こえがいいけど、要はエロゲで鍛えた無駄な妄想力っていうか。
文学について延々と語られると入り辛いし、
>>87が言ってるようにバランスが大切だと思う。
>>86 分かってもらえて何より。漱石は坊ちゃんしか読んだ事ないけど、静を脳内で2次元メイドに変換して萌えてたなー。
あと、記憶が確かならマドンナはNTR属性だったような。
名無しに戻ります。
今まであったこともない従妹にお兄様って言われたら萌えるべ
でもこの作品は嫉妬ですねる姉萌えが多いんだよな
選択肢がねえぇぇぇ!
分岐がねぇぇぇ!
一本道かよっ!
以上、ノベルゲー派の見方でした。
>今まであったこともない従妹にお兄様って言われたら萌えるべ
で、その従妹は婚約者で夜中に「ホトホト」壁を叩くんだよな。
えっ?ドグラマグラじゃないの?
太宰治「女生徒」が好きだなぁ。
下着の刺繍が上着に隠れて誰にも見えないことを
得意げになってる描写とかたまらなく萌える。
>>91 ドグラ・マグラといえば夢野久作だが。
『瓶詰地獄』は妹萌え小説な気がするんだがどうだろうか?
ドグラマグラは表紙が妙にエロかったので何だか買い辛かった。
今はカー読んでます、囁く影。
筒井氏の「家族八景」読了。
こんなユーモア溢れるエロゲがでねえかなあ。
>>95 面白いとは思うが…
あの、人の心を抉るような話がエロゲマに受け入れられるかというと(w
続編の『七瀬ふたたび』も良いですね。
西尾維新の「きみとぼくの壊れた世界」
シスコン主人公にブラコン妹等々
なんかエロゲチックだな〜、というのが第一印象。
主人公の妹の壊れた台詞聞いて
何故かwindのみなも問い詰めを思い出してしまった
のだった。
いーちゃんの好きなエロゲってなんだろ?
まぎらわしい
ミステリー板によると別の本には葉鍵ネタがいくつかあるらしいが、
きみとぼくの壊れた世界では目につかなかった。
「ディ・ノールト」
「お前の血は何色だ」
とか漫画ネタはいくつか。
講談社のミステリはエロゲくさいの大杉w
ハーレムくさい西澤保彦のとか、ふたなりなJの密室とか、姉系の記憶の果てとか。
大好きだw
うああ微妙にネタバレしてるうううううう!ダメだよ〜
あ、Jの神話、脳内でリリアン女学園に置き換えてまた読もうかな
>掃き溜めの中で美しいことをひけらかす鶴になるよりは、
そもそも文学の知識があることを「美しい」などと形容するのなら
その時点で文学的教養は欠如していると思われ。教養人を自認し
それに陶酔している「醜さ」があると思われ。
と、ホールデン・コールフィールドがおっしゃってます。
ネギ板は21歳未満立入禁止.
永遠の16歳であるホールデン君は(・∀・)カエレw
ラノベですまんが、電撃文庫で発刊されてる、秋山瑞人さんの作品群は
エロゲを嗜む(え?)人向けだと思う。
イリヤ読んだあと死にたくなったヘタレでつ。
そしてその後、魔法少女アイ1,2まとめてやって激しく癒されますた。
「アニレオン」や「天国に涙はいらない」みたいなメタフィクション系はエロゲヲタ的にはどうなんでしょ?
おおう、新スレ立ってたのか。
最近読んでるのは時代小説だな。
宮部みゆきの「本所深川ふしぎ草紙」とか。幼女もあるでよ。
「Mr.クイン」
主人公の悪党ぶりが (・∀・)イイ!
ここまで徹底してると逆に清々しいですな
>>111 虚淵も絶賛してたね
文庫の表紙がなんか主人公を上手く象徴してる感じでなんか好きだ
「Mr.クイン」は、作中の描写ではそんなに頭の良い主人公とも思えないのに
そんな主人公を、登場人物と作者が一丸となってワッショイしてる感じが鼻について積んでるなぁ。
なんとなく、よく在る「なんでこいつがモテるのかよく解らない主人公」が思い浮かんだり。
114 :
111:04/02/11 16:51 ID:6JlxrKas
>>112 そのインパクトが強すぎたせいか、
次の「わが名はレッド」はなんか物足りなかった。
主人公は確かに悪なんだけど、クイン程の悪じゃない、というか。
>113
馳星周も「Mr.クイン」は「主人公がアタマワルイ」とか何とか言って
あまり誉めてなかった記憶があるな。どこで見たか忘れたが。
クライム・ノベルだけど犯罪計画がいちいち迂遠だから、
読み手の好みも結構分かれるみたい。
俺は「Mr.クイン」より「わが名はレッド」の方が好みだった。
レッドの方は犯罪計画の迂遠さがキャラと合っていて印象的。
とりあえずクインの追い込みが臭作っぽくて好きです
そういうとこはエロゲっぽいかもしんない
サドはエロゲ的だよね
118 :
濾過一:04/02/17 08:11 ID:if911q6d
なぜか突然栗本薫の『ぼくらの時代』読み出した。
うーん、いいねぇ。カオルちゃん。時代の流れを感じるよ。
119 :
濾過一:04/02/18 02:33 ID:JEMpAuWY
『ぼくらの時代』、今、読み終えた。
おい、これってこんなに良く出来た小説だったの?・・・これまで読まないですんまそん。
って感じ。ミステリとしての凝った出来以上に、読み終えた後のなんとも言えない・・・
ほろ苦いというか、、、ジーンと残る余韻がいい。ぜひ読んでみたらいい本だと思ふ。
『時代』で留めて続編は読まぬが吉>ぼくらの
そっち系ミステリといえば『氷菓』や『愚者のエンドロール』の米澤穂信も。
高一で枯淡の領域な主人公がP17nの拙僧ぽくて良し。トリックよりもロジック萌え。
「折木さん、わたしとても気になry
121 :
濾過一:04/02/19 05:51 ID:q6XSakml
>>120 そうか。忠告に従って続編は読まないことにするよ。
これは栗本薫の原点、なんだと思って大切に記憶の底にしまっておく。
ミラン・クンデラの『存在の耐えられらない軽さ』を読み出した。
これって確か映画化してなかったか?
懐かしいな、MR.クイン
肥溜めにムニャムニャのところが嫌過ぎて印象に残ってるw
>121
今の温帯はなあ_| ̄|○
行きつけの古本屋で「終戦のローレライ」買ってきたー!
2冊セットで950円だった(゚Д゚)ウマー
問題は、読む時間がちっともないことなんだが…
ウンベルト・エーコ「前日島」読み中。
なんとなくドグラ・マグラっぽい。
でもエーコの割には読みやすい方かな。
ホラー系だが「夏と花火と私の死体」を読み終わった。
最初から最後まで緊張が途切れないでかなり(・∀・)イイ!!
死体を隠すというドキドキしたスリルを体験したい人お勧め
>128
読了乙一!
氏の作品だと「未来予報 あした、晴れればいい。」「しあわせは子猫のかたち」「きみにしか聞こえない-Calling you」「平面いぬ」とかも良いですな。
神林長平読みは軟派なんだろうか。
完璧な涙は読み切れずに涙し、ラーゼフォンは_| ̄|○で涙する。
言壷には負けた。
米澤穂信「さよなら妖精」(東京創元社)を読んだ
ユーゴから来た少女との交流を描いた日常ミステリらしいんだが……
最後は泣けたよ……orz
山田風太郎が面白いと勧められて柳生忍法帖を読む。
時代小説ってあんま読まないんだがこれは寝るのも忘れるほど面白かった。
主人公の柳生十兵衛がとにかくおっとこまえで格好いい。ヒロインたちも萌える。
一押しは未亡人のお圭。井戸のシーンで思わず(;´Д`)ハァハァ
敵の殿様は鬼畜でサイコ。展開が全然読めなくてエロい。
なんだか異様にハマってしまったので忍法帖シリーズ買い漁ってみようと思います。
>>132 「甲賀忍法帖」「伊賀忍法帖」辺りを勧めてみる。
もっと真面目で渋い忍者ものを読みたくなったら司馬の「梟の城」。
梟の城は真面目なのか…?
隆慶一郎の影武者徳川家康もいいぞ。
影か…‥いえ、やめときます。
>>132 重鎮ばかりってのもアレなんで、個人的には宮本昌孝の著作なぞをオススメしてみる。
とりあえずは長編で『剣豪将軍義輝』。加えて、個人的に『こんぴら樽』あたりを推薦。ええおいど。
煮締めたような老獪さこそないが、颯爽とした文体が非常にステキ。
……『タリオン』の続きは出ないけど……さすがにもうだめぽ?
>>131 イロコイ扱わない青春ミステリってのもまた妙な清涼感があるね。
氷菓や愚者のビターな味わいが保たれてるのも良かった。
素材に関しては文原と同じくあまりピンと来なかったけど、
その辺がライトノベルと中間小説との分水嶺なんだろうか。
138 :
132:04/03/02 23:26 ID:trerlMhh
いろんな時代小説のオススメ、ありがとうございます。
山田風太郎の本はあまり古本屋に出回らないと聞いたので早速古本屋巡りを開始。
「魔界転生」「甲賀忍法帖」「伊賀忍法帖」「風来忍法帖」「忍法八犬伝」「不知火軍記」を買ってきました。
で、「不知火軍記」読了。
・・・・・・不知火姫萌え。いや燃え。
とにかく面白い!この作者に惚れ抜きました。
調べればミステリーも書いてるようでこの方なら期待できます。
人生の楽しみが一つ増えました。
>>137 素材自体にはピンとこなかったけど、ヒロインが語るユーゴについては惹かれました。
テーマや素材を考えると、若者向けだけどラノベとはやはり違うのかもね。
この人の描く物語はミステリなんだけどミステリ色をあんまり感じさせないのがいいね(愚者はミステリ色強かったけど)
伏線を張りながら日常を描くのが上手くなってきているのが感じられるので、今年出す他2作も楽しみだ。
とりあえず、マーヤの「んー」は萌える
ヒロインの口癖を語るなら
「ふぃーん」
「さんくー」
のくーさま最強を主張する。
GOTH(乙一)
主人公・ヒロインともに病んでたが面白かった
143 :
125:04/03/12 20:51 ID:XpdL7aBk
終戦のローレライ、ようやっと読み終わったわけなのだが、
まさか太平洋戦争を舞台にした潜水艦モノで萌えがあるとは思わなかった。
いや、おもしろかったけどさ。
天
使
.と
悪
魔
水爆について学ぼうか
なんつーか、タイトルと腰巻きの「顔を削り取られた仏像」から
連想は可能といえば可能なんだが・・・
ホテルの名前が気になって、「色黒の坊さん」でまさかと思ったら、
案の定"C"だもんな。
結局天台の留学僧と「蟲聲經」のつながりも明らかにされない。
だいたいにおいて「蟲聲經」の成立は731年だろ、梵語訳、漢語訳の
経緯も描いて欲しかった。
ミステリーじゃない、ホラーじゃない、伝奇じゃない、
結論、あまり面白くなかった。
ネタバレにつき署名は「め」
147 :
125:04/03/18 11:22 ID:FLce2ng4
>145
らしいが、既出のストーリーの情報を見ていると期待できそうもねぇなぁ。
The S.O.U.P. っての読んださ。
MMORPGだったりサイバーテロだったりハッカーだったり。
インターネットの仕組みとかも出てきてホヘ〜とか。
01年の本だからたぶんもうすぐ文庫化すると思う。
すげー面白いから出たら読んでみ。
ひさしぶりに大槻ケンヂのステーシーをひっぱりだした。
泣き死ぬかと思った。大槻ケンヂはマジで天才だな、って思うココ最近の日々。
キチガイでグロくて美しくて悲しい独自の世界観もってますね。
ところで、質問さしてもらっていいですか?
書店に行ったらJDCシリーズでおなじみ、九十九十九が主役の探偵小説があって作者は清涼院流水じゃありませんでした。
これ、おもしろいですか?ミステリマニアの方がいらっしゃったら教えてください。
まぁ、清涼院流水を受け入れるミステリマニアは少ないとは思いますが(w
>149
作者は舞城王太郎だね。
読んだことないから答えられないが。
そういや流水って面白いの?
怖くて読めないよ。
そんなに数読んでないが、あざとさが鼻につかなきゃ面白い
……んだと思う。個人的には、嫌いってほどじゃないが
積極的に他人に推そうとは思わん、ってとこかなあ
>>151
「テイル館の謎」 「キャラバン 砂漠の愛」 ドロシー・ギルマン 柳沢由美子訳 集英社
たて続けに読んだんだけど、どっちも良かった。
テイル館の謎は、主人公が赤の他人と共同生活を営み、愛と家族について考えることになる。
ちょっと家族計画にも似たところがあるかも。読後感がいい一冊。
砂漠の愛は、16歳の少女カレッサが処女を喪失する場面でピンコだち。
自分を奴隷として買った男に抱かれる場面でピンコだち。
どちらの場面も表現はあっさりしてるが、それが逆にエロい妄想に繋がった。
ブクオフで100円だったので、気になる人は読んでみて
>>151 コズミックを読んでください。
おそらくこんなミステリはもう二度と出ない。
読者の8割が読了後にその本を壁にたたきつけるということで有名です。
わたしはぜひとも読んでいただきたいと思います。
コズミック壁叩きつけ、は全てのミステリファンにとっての通過儀礼だと思います。
>146
漏れはKさまの真言でふっきれたよ。むしろワラタ。もう好きにしてくれと。
てゆーかKさまはNだろ? なんで真言がCの詩句なんだ。いやそれももうどうでもいいが。
ついでに、正に釈迦に説法かもしらんが、中国産ではないかと言われている実在の
経典があるのはご存じか? 案外、A語->中国語もありかもと言ってみるテスト。
……蛇足ながらKさまはくーさまじゃないよ。勘違いした人は小一時間戯言喰らってきてね♥
>154
コズミック読んでない漏れはミステリファン失格ということか_| ̄|○
kさまと言われるとkagamiの方を先に思い出してしまうk様スレ住民の俺
……それ以外の何がっ?!
>151 >154
アンフェアというかちょっとずるい所があったり、
設定の割にキャラが立っていないという弱点はあるが、
あれは有りだと思った>コズミック
が、その次のジョーカーは予想を一歩も出ない作品だった
160 :
151:04/03/21 19:07 ID:IJsSFEWa
ブクオフ行ったけど無かった、何故_| ̄|○
コズミック最高!!
昨日、蟲忍買った。
まだ読んでねえ。
買った奴いる?この板で。
買って読んだ。古橋の新刊はほぼ一年ぶりかな?
ケイオスヘキサ三部作に近いノリだと思った。
こっこうこくっ!皇国の守護者が!8巻が!発売してましたよ!マジで!
おお、それは明日あたりにでも隕石が降ってこないか心配せねばならんな。
168 :
名無しさん@初回限定:04/03/29 01:22 ID:8PVy3wjk
急に、モンテクリスト伯=岩窟王が読みたくなった
「第六大陸」がよかったよ
最近流行の宇宙開発モノマンガに共感できるけど物足りないと思った人は是非
佐藤大輔作品
「焦土作戦」や「擲弾兵」みたいな戦記物(小説か?)
あとクトゥルー神話系や星新一とか。
このような軍ヲタだからどうも軍事的描写(兵器や戦術)がある小説・漫画・ゲームにはつい突っ込みを入れてしまうため、
素直に楽しめない・・・(なんでそこで逐次投入するんだよ!とかMG42の発射速度遅すぎだよ!とか)
先に出てた「終戦のローレライ」もなんつーかシュルクーフがモデルと聞いた瞬間にトンデモ設定を利用した非軍事小説ってイメージで
まだ読んでない・・・
星新一みたいなエロゲって やだな・・・(w
ヒロインとかみんなアルファベット。
星新一のショートショートだったと思うのだけど、女気のない独身男を不審がって大家かだれかが
部屋こっそり覗くと、壁掛けの絵から美女がとびだしたり、猫が美女に変身したりと、6人くらいを
とっかえひっかえ相手にしていて、ああこれなら恋人いらんわなと納得したというお話がじつに
エロゲ的でよかった。
>>170 おお同志よ。まさかこのような板で顔を合わせることになるとは。
中島敦は全集買うくらい好きです。特に「名人伝」と「山月記」が(・∀・)イイ!!
前者は弓の名人の話。後者は教科書にのってるくらいだから、有名だろうがある男が虎になるお話。
後者は、泣ける・・・(誰も俺に賛同してくれんが>泣ける)
後は、吉村昭の
「戦艦武蔵」「零式戦闘機」「海軍乙事件」「蚤と爆弾」なんかが良かった。
どれも、太平洋戦争(蚤は微妙か)ものだが・・・
檜山良昭の「ソ連本土侵攻」や「日本本土侵攻」なんかは、よく出来ているんじゃないだろうか。
まあ検証できるほどの知識は無いが・・・
リチャード・ハワードのハヤカワNV
「ナポレオンの勇者たちシリーズ」なんかは、マスケット・陣形好きだった漏れに大ヒット。
というか、あの辺の戦争小説って、なかなか見つからないのでそういう意味でも貴重。
おすすめ。・・・だが、もう三巻以降は出ないようだがな(´д⊂
英語を読めってのか、漏れに!
後は歴史小説を結構、戦記小説を少々・・・普通の小説はあまり読まんなぁ・・・(リアル鬼ごっこは読んだぞ。ワラタw)
矢野徹(SF作家?で有名らしいが)の442連隊ものを最近読んだが、面白かったな。
後、映画で悪いが、
「サハラに舞う羽根」
これは、オススメ。俯瞰から見た英軍のスクウェアで(;´Д`)ハァハァ出来るぞ。
長文スマソ・・・
星新一の文章って簡潔でスマートで好き。
筒井康隆萌え〜
何を今更だけど、新刊もでたしマリア様がみてるをすすめておくよ。
その際、レイニーブルーまで読むのがたしなみ。
その様子を見てニヤニヤするのが既読者のたしなみ。
兄弟愛みたいなのを書いた小説ありますか
勿論妹か姉でエロ小説以外で
さいきんよんだなかでは、
「記憶の果て」浦賀和宏(講談社)
小説ではないけど「耳袋の怪」がなかなか面白い。
原りょうの新作は一体いつ出るんだ。
『そして夜は甦る』をまた再読します。
181 :
178:04/04/03 21:44 ID:SB/rJdE3
>177へのレスね
鍵っ子に聞かせてやりたい名台詞ハケーン!
"……そういうことなんだよ。奇跡っていうのは、『起こるはずがないことがなぜか起こるこ
と』じゃないよ。『起こるはずがないとは思ってるけど、起きたらすごくうれしいことが、た
いした努力もせず、それに見合う代償も払わずに起こること』なんだ。
(中略)
まったく同じ、六千万分の一どころではない、「本来起こりえない現実」なのに、なぜ一方
だけを喜び一方を嫌うのか。
理由はいたって簡単。本来起こりえないかどうかなど、実のところ関係無い。重要なのはそ
れが自分に利益をもたらすかどうかだけ。それが奇跡の真実だ。
> 177
佐藤ケイの「LAST KISS」とか?
文脈無視で抜き出されてもな。
それ読んだだけなら、ただ当たり前のことだし。
>>182のことだろ?
俺も、文脈抜きにそこだけ読むと
あたりまえの、ラノベでもありふれてそうなお説教だと思うよ。
問題は文脈でしょ。どういうながれでそれを持ってくるか。
文脈しだいで深みや意味もかわってくるだろう。
つか、抜き出された部分だけだと、ガキでもわかることだし。
・奇跡はプラスの属性の絶望的な希望。
・その時の環境から期待される結果とは異なることが起きること。
確率は10%かもしれないし1%かもしれないが数値ではなく期待と結果の関係。
・粒子の次元では、箱をあけるまではそこに何があるか、次に何が起こるかはわからない。
実際のところ、先述の定義を無視すれば、すべてのことが奇跡と言い得るであり世界は
互いに干渉する奇跡の連帯である。
このくらいは腐るほど言われてると思う。
>183
1行目の文脈で読んでくさい。
>>186 いやそういうことじゃなくてさ。……困ったな(w
次行ってみよう次!
ああ、すれ違い。
∧_∧
(´・ω・`)
/J J
し―-J
>187
こっちとしても鍵っ子叩きのふりをしてマテリアル・クライシス新刊の宣伝したかっただけなので
マジレスされると正直困ってしまったのですた。
かの名作SDのバラード『結晶世界』積んでる。
もったいなさすぎるので読もうと思う。
おう、嫁読め。
195 :
193:04/04/05 23:33 ID:JkRWYuLe
すまん、SDって何だよ。SFな。
>194
明日から読むことにするよ。
厚くないしね。
西尾維新に初挑戦。
さてどうだろう。
>196
無難にクビキリから?
とりあえずくーさまに萌(ry
無難に......ダブルダウン勘繰郎?
>198
196ではないけど、初挑戦でそれに特攻して爆死しますた。
例えて言うなら、自称スパーハカーの厨房に対して周囲の大人が
まともに相手してやってるような感じというか何というか。
講談社ノベルスもラノベ出すんだと感激したよ>西尾
>200
流水御大が既にラノベでわ。
漏れは島田荘司辺りも(特に『眩暈』あたりから)ラノベってる気がする。
森のVシリーズとかもな。
ありゃん、講談社のラノベレーベルとなってしまったのかよ
新本格だと麻耶雄嵩が大好きだ。
短編だけど『遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる』とか最高。
女性キャラの描写とか、わりとエロゲマ向きの作家だと思う。
今となっては麻耶の奇抜さも大して目立たなくなってきたけど、
6、7年前、まだ俺が大学生やってたときは微妙に肩身狭かった。
同じ新本格スキーに「実は麻耶が一番好き」と言うと微妙な顔されたり。
何せ探偵が「厄介事に巻き込みやがって。ペーパームーン・ショーに遅れるじゃないか」
と死体に唾吐きかけたり、「愛ある限り戦いましょう、命燃え尽きるまで」とほざいたり、
しかも格好が燕尾服にシルクハットで、名前は「メルカトル鮎」だからな。
……今でも充分奇抜に思えるあたり凄いな。
京極とメフィスト賞以降の講談社ノベルスはライトノベルだと思う。
寝る前にチャンでも読むか。
どうでもいい。
今頃になって『戦士志願』(ロイス・マクスター・ビジョルド)。
いや、シリーズは一通り読んでるんだが、最近また読み返したもんで。
そういえば皇国の新刊が出たがここの住人は読んだか?
今月はA君の7巻も出るし、大ちゃん珍しく働いてるな。
連城三紀彦の『桔梗の宿』は何度読んでも泣いてしまう。
>>210 皇国を最近知り、1-8巻まで一気に読み終わったところ。
8巻の駒城篤胤って児ポ法反対みたいなこと言ってるねぇとか思ったら
……作者エロゲマなのか。
>213
『戻り川心中』に収録されてるから読んでみて。
昭和20年代で、新米警察官が担当した事件の話。
鈴絵タン…(つД`)
長年熟成させてた電撃文庫「ルームメイト」全3巻を読んだぞ。
どうということのない本だった。
感想ないや。
なんでこんなの買ったんだろうねえ、昔の俺。
ゲームも買ってないのに。
はてさて。
パーネルホールの本に出てくる情けない中年主人公に萌え。
共演した女優の胸がでかいとか奥さんに報告するし。
一冊目クビキリサイクル読み終えた。
ポップな印象があるけど、普通にミステリしてるのね。
ラノベってもう10年近く読んでないけど、
最近のラノベってこんな感じなのかな。
>>197-198 クビキリサイクルです、ハイ。
初めての作家さんの作品を読むときは
デビュー作から読むようにしちょりますノデ。
「匣の中の失楽」読了。
多重構造を読み勧めるのが結構めんどくさかったです。
解答編は結構理不尽感が強かった。まー流水ほどではないけど。
首切りcycle?
軛recycle?
「夏の口紅」どくりょー。
季里子かわいいよ季里子。
「撲殺天使ドクロちゃん」1〜2巻を読了。
まんまだが炉萌え殺伐風味。
雰囲気は悪くないんだが、萌えに関して食傷気味なのでちと厳しかった。
次は滝本竜彦「NHKへようこそ!」でも読むかのう。
>216
近場で新刊が手に入った頃はちょくちょく読んでたよ
空回りっぷりが楽しいよね
ずっと積んでた「極道記者」読了。
しばしば「麻雀放浪記」と並び賞される作品ではあるが、
なるほどこりゃ凄い。
実体験が(脚色はあれど)作品の空気に世界に活きてる、ってのは
ある意味反則ぎみだが、結局のところオモロイもんはオモロイわけで
ギブアップするしかないんだろうなぁ。
舞城王太郎
「煙か土か食い物」「暗闇の中で子供」読了。
口語文体が合わないかなーと「ドリルホールインマイブレイン」を読んだ時には思ったが、これは面白く読めた。
ハイテンション且つ疾走感があって大好きです。
次は
「ウロボロスの偽書」でも
竹本健治といえば『フォア・フォーズの素数』積んでるわ。
読まないと。
ウロボロス途中で挫折。
話がながったるくて、面白みもなんともない。多重構造も匣で飽きた。
事件もあまり起こらないから、匣の中の密室と比べて派手さがないし。
原りょうの新作が出るってんで、「さらば長き眠り」を読んだ。
未読の「天使たちの探偵」のネタバレ満載だった。
あと前二作のネタバレも満載なんで、素人にはオススメできない。
ダーティペア
ウロボロスというとE・R・エディスンしか思い浮かばん
このところ質の高い洋物ファンタジー見つからないなあ
麻耶雄高
「夏と冬の奏鳴曲」読了。
1回読んだだけでは分からなかったが、2回目ぐらいにようやく分かってきた。
個人的には傑作。つーか名作。
大破局の崩壊感が好きです。
心のリバイバルがやってきて、
安部公房の壁と箱男を読了。
この人は足フェチだとオモタ。
展覧会の絵
ムソルグスキー?
舞城王太郎
「世界は密室で出来ている」
まさに青春エンタって言葉がふさわしいと思った。
あと、どーでもいいようなトリックには笑ったw
送り雛は瑠璃色の
鷲は舞い降りた、読了。
キャラも立ってるし面白かったのだが、どうにも「梟の城」と被ってしまうんだよなぁ…
全然違うストーリーだし雰囲気も異なるのに、なんでかしら。
京極夏彦
「魍魎のはこ(←なぜか変換できない」「鉄鼠の檻」「絡新蜘の理」
まともな少女がいないんだが恨みでもあるのかと小一時間
うぉこの娘萌えるーとか思ってたら箱詰めとか悪魔被れとかすでに死体とか
いま「姑獲鳥の夏」を攻略中、なんだかんだいってこの人の作品好きだわ
>>239 漏れ漏れも
碧たんにチンコ踏まれて「このバカチンコ!」とか罵られたい。
>>239,240
わたしゃ加奈子萌え〜
でも碧タンにチンコ踏まれたいというキモチは共感できます、はい
川島誠の電話がなっているを読んだ。
本を読んでこんなに心が重くなるのは久し振りorz
最後のオチでどん底に突き落とされる・・・。
思春期に読んでたら本気でトラウマになるぞ。
やっぱり児童文学も侮れないよ。
うなぎマント作戦
>>242 そんな風に書かれたら、気になるじゃないか。
書き方うまいな、キミ。
ニワトリはいつもハダシ
■獅子の門 白虎編 夢枕獏
うーん。見せ場、のはずなんだが、いまいちガッと盛り上がらないのは
なんでだろう。完全に板垣ワールドをなぞってるだけ、とは言い過ぎだろうか?
決してつまらないわけじゃない、ってのがなおタチが悪い。
谷崎潤一郎の「春琴抄」「細雪」あたりがおすすめ、
日本的萌えが重厚で陰のベクトルをかけて凝縮されている。
血みどろ臓物ハイスクール
hage
「三浦綾子の氷点って義理の妹萌え小説ですよね」と
後輩に言われたことがある。いや、間違ってはいないんだが…
「メビウスの殺人」
なんだそりゃってオチだった。
我孫子って今書いてるのか?
さあ、書いてるんですかねえ?
俺が最後に読んだのがゲームの「かまいたちの夜2」だから。
御大はもうだめだろ・・・
257 :
名無しさん@初回限定:04/05/21 21:16 ID:ZNkI/kpF
ツルゲーネフ「はつ恋」。
甘酸っぱい青春&寝取られときたもんだ。
ドストエフスキー「罪と罰」
性格美人に萌えろ。
スタンダール「赤と黒」
たまには大時代な錬愛モノもいいのでは。
アゲちまった。
ブラックキャットがみつかんない。コバルトの棚は「マリみて」ばっかだし。
あと、小野不由美「東亰異聞」読み始めている。自分にとって「初」小野不由美だ。
>>260 たしかに受験生のときに読んだけどなw
そういえば浪人中に大量の古典を読んだというやつが
周囲に多いなあ。
辻真先・小説ルパン三世
「雪密室」
意外に感じたのは連続殺人じゃなかったこと。
>262
コバルト版カリオストロは明らかに宮崎御大に喧嘩売ってたよなぁ
ルパン3世の小説は「9ミリ弾の悪魔」「イーヴィルシティへようこそ」が良かったなぁ。
小説じゃないけどマイケルJフォックスのラッキーマンを読んだ。
たまには自伝も悪くないと思った。
スピンシティ再放送キボンヌ
>>246 面白かったけど、たしかに盛り上がらんな。
やっと5人が一堂に会してぶつかり合う展開なのに。
あと板垣の挿絵はやめて欲しい。
邪魔なだけだ。
麻耶雄嵩の新刊出たんで嬉しい。
ミステリーメインで読んでいたんだが、最近幻想小説に目覚めた
なんかオススメの幻想小説ない?
どの辺が好みかはしらんがハイファンタジーなら
指輪物語/シルマリルリオン/ホビットの冒険
エターナルチャンピオン サーガ(エルリック/紅衣の公子コルム/エレコーゼ/ルーンの杖秘録/ブラス城年代記)
ウロボロス
魔法の国ザンス
ベルガリアード物語/マロリオン物語 or エレニア記/タムール記
ハロルド・シェイ
アヴァロンの霧/ファイアーブランド/聖なる森の家
このあたりかな
絶版してるのがしこたまありそうだが
幻想小説といったら高野聖でしょう。
お勧めはできないが。
こうやひぢり?誰の作品?
幻想小説、ねえ。入手しやすく取っ付きやすいところで
久美沙織が書いたドラゴンクエストの小説をあげてみる。
4、5、6と「精霊ルビス伝説」って外伝。6はイマイチかな。
これが読めるならソーントーン・サイクルとかも行ける。絶版だが。
>271
泉鏡花のぢゃないか?
といいつつ、幻想ってのとはいささかずれるが叩かれ覚悟で
「嗤う伊右衛門」を勧めてみる。
ライトな奴だったらランドオーヴァーシリーズもお勧め。(こっちはほぼファンタシィ)
もっともこいつも古本屋街を探し歩くハメになるかもだが(--;
ファンタジーといえばブラッドベリ
俺の中では幻想文学とファンタジーには深い溝があるからして、
レイ・ブラッドベリを……と思ったら
>>274に言われたァ!
ゴーメンガースト三部作はどうよ?
>268が、何を読んで幻想小説に目覚めたか言ってくれればお勧めも選びやすいのだが。
277 :
268:04/05/26 23:10 ID:NT0YGcS7
目覚めた理由はイギリス幻想小説傑作集という本を読んだら意外と面白かったからかな
あとミステリーの不毛さにちょっと飽きが生じたのも
>>272 久美沙織のドラクエは一応全部読んだことがあるなぁ。
ドラクエのゲームはやってなかったけど意外と面白かった記憶がある。
>>273 嗤う伊衛門は読みました。当方京極ファンなモンでw
フリーマントル「城壁に手をかけた男」読了。
うーん。待ち望んだチャーリー・マフィンものなのに、なんか読後感が物足りない。
テーマから「狙撃」みたいなのを期待したのが失敗だったか。
次回作ではもっとチャーリーを活躍させてくださいフリーマントル先生!
燃えよ剣読み終わって、今は城をとる話を読んでいます。
燃えよ剣は北征編が面白かった。
一旦ミステリから離れたけど、最近恋しくなってきた。
黄金期テイスト香るコテコテの本格を、読みにくい翻訳以外で味わいたい。
ということで加賀美雅之の「監獄島」を心待ちにしていたが延期……onz
うそとパラドックスって本をなんとなく買って読み始めた。
俺の頭じゃわけわかめ
>>281 気になるタイトルなんでググってみたら、ゲーデルの文字が・・・。
読んでみて面白かったですか?
>>268 >269に輪を掛けて絶版が多そうだが、
ダンセイニ卿 全般
天沢退二郎 同上
山口泉”旅する人々の国”
”信ぜざる者コブナント”3部作
山田風太郎 ”笑い陰陽師”系の作品群
あたりを、FantasyというよりPhantasyな『幻想小説』として推薦しよう。
え、天沢退二郎ってファンタジーの人なんですか。知らんかった。
現代詩、宮澤賢治研究の人としか知らん。
「紅楼夢」
清代に成立、大ブームを巻き起こし現在も
中国人に親しまれている恋愛小説の決定版。
「金瓶梅」
エロい、巨乳、愛憎劇
>268
ミヒャエルエンデ(はてしない物語やモモの人)の「鏡の中の鏡 迷宮」(岩波)
ちょっと鬱な感じで 一応ファンタジーもの
笙野頼子「二百回忌」 鬱なような陽気なような 一応現代もの
佐藤亜紀(日本ファンタジー大賞受賞者) 「戦争の法」 ファンタジーな歴史もの(?)
この辺が個人的に好きだ。
287 :
283:04/05/30 02:56 ID:+O8Vi2/Z
何度か挙げられているが、谷崎潤一郎はいいと思う。
「少年」なんか、日本有数の変態マゾ小説。エロ過ぎ。
しかし、よくこんなの出せたよなあ…。
289 :
名無しさん@初回限定:04/05/30 10:05 ID:G8CXkwEt
良スレage
290 :
281:04/05/30 13:11 ID:wY/u9n48
>>282 コツを覚えれば徐々にわかってきた気になったけれども……
こういうのをスラスラ読める人を尊敬してしまう一冊でした。
>>290 レス感謝、読んでみようかな。
って、今積んでる本が20冊近くあるし……(;´Д`)
このスレの住人さんってエロゲも積んでるだろうけど
小説とかどのくらい積んでます?
300冊くらい…orz
俺は積んでるというか、ちょっと読んでみて趣味に会わなかったのが10〜15冊くらいあるよ。
もう読まないだろうなあと思いつつ売る気も無いので、一生棚の肥しになるんだろうな。
>293
そういうのあるなぁ。
学生時代は暇だったんで必ず立ち読みしてから買ってたけど、
今は面白そうと思ったらすぐ買ってしまう……立ち読みする体力もないし。
ちなみに今は10冊ほど死蔵中。
295 :
日本酒:04/05/30 22:18 ID:aUmmNPM5
エロゲと違って本は積みまくりでまだ300は軽く超えてる……。
5年以上積んでる本は処分する方向で検討しておりまふが。
これだけではなんなので、
スレの趣旨にそってお勧めなど。
『夢幻会社』J・G・バラード
ジャンルはSFとされているが、むしろ濃密すぎる幻想文学として読むべきだと個人的には
思っている。ある男が盗んだ飛行機で飛び立つも墜落、という粗筋だけ聞くとわけわからんが、
その熱帯的で奔放な想像群の羅列には、激萌えなヒロイン2人から同時に告白されたような
衝撃があって、私的には金髪ツインテールの勝気娘からご奉仕&折檻を受けて脳内麻薬
垂れ流しているような気分になれる一冊。
面白そうだと思っても後半からひどい出来でなんじゃこりゃあ、ってのならあったな。
(岩井俊二の「ウォーレスの人魚」とか。途中で小説じゃなくて脚本になってた)
エロゲに例えるならマブラブってとこかね。
ゴールディングの蝿の王が途中で止まったままだなぁ。
そっか、150冊ってまだ積み少ない方なのか。よかった。
(10年モノとか混じってるのが笑えますが)
>>291 50冊くらいはありそう。CDも本も積んでるなあ。
本は30ページくらい読んで止まってるのが何冊もある。
CDは一回か二回しか聴いてないのが何枚も…orz
服も一回か二回しか着てないのが何着も…orz
今は小説じゃないけど、ヴェルレーヌの詩集を読み返してます。
あるジャンルで面白い本を見つけるとそのジャンルの本を買い込むが、
だいたい途中でまた別のジャンルに目移りしてしまい、消化しきらない。
活蔵(読む気がある積)と言えるのだけでも500くらいはあるような。
死蔵している本の数はもう正確に把握できない。考えただけでゲンナリ。
5年ほど前に途中まで読んで投げ出してた
ケッチャムの「隣の家の少女」を読了
鬱打・・・
鬱ゲスレ住人でまだ読んでない人がいたらマジオススメ
上の方で山田風太郎の名前が出てたが、
妖異金瓶梅はエロゲだとオモタ
金瓶梅自体がエロ古典
>>303 (;´Д`)ギャー
ケッチャムは読もうかどうかずっと悩んでいたが、それだけでもうお腹いっぱい。
真・運タロ「《吊るされた男》、そして……」読了
久しぶりに読んだら、前後関係がこんがらがっていてしっくりこないなぁ。
《世界》が出たら一応決着が着くだろうから、それを読んでから考えるか。
麻耶雄嵩「鴉」読了。
ある程度のトリックは読めていた上、麻耶作品を全部読んでいたからオチまで読めてしまった。
要するに、他の自作をきりはりしたっぽいないようでした。
次の「木製の王子」に期待
糸井重里「家族解散」
麻耶雄嵩「木製の王子」「名探偵木更津悠也」
烏有のヘタレっぷり&香月の酔狂っぷりだけでおなか一杯
ウンベルト・エーコ「フーコーの振り子」再読。
二年前の初読時よりは読めていると思うが
まだ全然読めていない気がする。
テンプル騎士団について調べてみようとしたが、
世界史板によると日本語のまともな文献はあまりない様子だ。
並行して読んでた「アラブが見た十字軍」の方でも
暗殺教団とテンプル騎士団の政治的繋がりが触れられていたりして
なかなか面白そうなのだが。
ジェフ・アボット「さよならの接吻」読了。
この本、図書館長シリーズから随分イメージ変わってるなぁ。
「図書館長の休暇」から5年のブランクがあるらしいけど。
前シリーズの1〜3作目が好きなんでちょっと辛かったかも。
>>308 ある意味「深入りする衒学趣味への皮肉」のような部分もある
小説について深入りするのは、どうかな。
>>308 文庫クセジュの「テンプル騎士団」、ハインリヒ・ブレティヒャ「中世への旅 騎士と城」等いかがか?
世界史板で既にあがっているやも知れんが
「冷たい校舎の時は止まる(上)」 読了。
序盤はだるいがこの締めは卑怯(w
何がなんでも次買わなきゃならん。
今更ながら「十二国記」を読み始めた。
…チャンドラー大好きなんだが。
…ロス・マクドナルド好きですよ?
そこへチェスタトン好きじゃーとか言ってみる。
>316
チェスタトンいいねえ…。
文章が読みづらいのが難点だが、ブラウン神父のセリフに感動する。
あと、古典だとクイーンとかヴァン・ダインが好きだな。
バークリーは言うまでもなく。
「詩人と狂人たち」って今考えるとよく出版できたと思う。
そしてその和訳を出版し続ける東京創元社にチョト敬服。
あれは今日的にはラストのエピソードが一番ヤバゲ。
>317
バークリーは俺も好き。ユーモアの感覚がちょうどいい。
「毒チョコ」でハマったときは他作品があまり手に入らなかったけど、
最近は国書刊行会とか晶文社からたくさん翻訳が出てウハウハ。
古典はやっぱりカーかなぁ。「髑髏城」がツボにハマり過ぎる。
恩田陸「Q&A」
なんだか連載中に思いつきで突き進んだようなお話でしたよ。オチも適当くさい。
広告のコピー見たら面白そうだったんだけど。つまらなかった。
恩田陸のストーリーやオチで適当じゃないのなんてあるのか?
あの人のは雰囲気小説だからなぁ。
デビュー時からずっと言われてるね、オチが弱いって。
もはやファンの間ではオチの弱さが持ち味ということで処理されているらしい。
読んでいる間は面白いんだけどなぁ。「球形の季節」とか。
谷沢永一「聖徳太子はいなかった」
全然内容が頭に入らなかったけど、つまり、聖徳太子はいなかった。
と、いうことらしい。
あ、小説じゃなかった。やっぱバカだ俺。
なんかタイトル的に「アポロは月に行かなかった」系の
「と」な本?
すいません。俺ってば学が無くて理解力も無いので「と」なのかどうか判断できません。
なんでも研究者の間では聖徳太子は架空の人物ってことでほぼ定着してるとかなんとか。
そのへんの研究事情を素人さん向けに解説するよってな内容だったような。
西尾維新「クビキリサイクル」
遅まきながら、ついに西尾維新を初体験。
これが今風の講談社ノベルス流ミステリかあ。うふふ。
俺はふざけんなよと思う
時の流れを感じるよなぁ。
いや、あれはくーさまに萌えるための小説であって。
殺人事件? 謎解き? んなもなぁ飾りです。えらいひと(ry
>聖徳太子は架空の人物
鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか?」にそのネタを扱った短編があったな。
「聖徳太子はだれですか?」ってやつ。
「邪馬台国はどこですか?」は面白かったなあ。こういう推理モノも有りなのかって。
とは言いつつ、鯨統一郎の本はそれしか読んだことないんだけど。
維新やらなんやらはラノベとして見ると
もの凄く良くできてると思うので結構好き
ラノベの屑率が多過ぎると言うだけの話な気もするが
鯨統一郎の新刊のサッカーミステリのタイトル、『ハッとしてトリック!』はねえだろ…。
「空の境界」
ひねりも何もないが
図書館で借りることができて驚いた
>336
読んだら分かると思うけど全然エロ要素ないからね。
そりゃ借りられるでしょ。
ちうか講談社も何を考(ry
そりゃ出版社も儲かるならどんな本でも出しますよ(´ー`)
でもぶっちゃけ20万部も売れてるのは理解不能なんですけど
月姫人口だって全国でそんなにいるわきゃないと思うし
「異邦の騎士」
シリーズ何冊か読んでからだとイマイチになっちゃうな。
いまさら読むほうが悪いんだけど。
>>340 読み返すときはいつも日記を飛ばしちゃうよね。
斜め屋敷が好きかも。
>340
はじめて読んだ時は泣いた…
エッセイだけど滝本竜彦の「超人計画」
なんつーかここまで自分の駄目さ加減をネタにできる筆者を尊敬した
>>337 あー、うちの区の図書館はパラダイムノベルのKanonが全巻入ってるようだぞ?
>345
……トラップだらけの地下八階にエロ本を所蔵する
麻帆良学園総合図書館レベルを認定してあげやう。
今日買った本
「壺空」平谷美樹
「冷たい校舎の時は止まる(中)」辻村深月
「雪崩連太郎全集」都筑道夫
すでに持っている本でも店頭で見かけると読みたくなる。
で、ほんの墓場を漁るのもめんどいので新刊を買ってしまう。
くまったもんだ。
トリつけるつもりはなかった
英語配列キーボードだと@と#が隣なのだよ
そろそろ名無しも元に戻ってるんじゃないか?
初回限定トリップ。
ふむ、test
>215
ルームメイトの小説は結構出てるけど、そのたんびに
ヒロイン同じで主人公の描写が違うんで、微妙に寝取られ気分が
味わえるかもしれぬ(w
佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」読んだが、イマイチしっくりこなかった。
この時代に関する自分の知識が乏しいからなのか、相性の問題なのか。
まあ何はともあれ初っ端からおっぱいが出てくるとは思わなんだw
354 :
名無しさん@初回限定:04/07/26 19:01 ID:52aZ/UWs
筒井康隆の七瀬シリーズの七瀬萌え。
神々の山嶺
夢枕獏は初めて読むけど、こんな改行の多い人だったんだ。
や、読みやすいっちゃー読みやすいけど。
面白い。
中島らもが死んだな…。
まじだったんだ・・・思わず一般書籍版にすっとんでったよ。
オーバードゥーズ?と思ったけど違うみたいだね。
ガダラは面白かった。
>356
小説じゃないんだが、真っ先に「明るい悩み相談室」が思い出された。
死因からすると「今夜・すべてのバーで」辺りを連想するのが自然なんだが……。
保守
…ガダラ以外読んだことないがこれを機になんか読んでみるか。
ゲド戦記 影との戦い
小学校の時読んだままだったが、最近読み返している。
「嗤う伊衛門」
京極作品は初めてだが、サービス精神旺盛な作家だねえ。月姫が
子供だましに思えてきた。
茄子は京極から影響を受けたというよりパクリすぎ
ヴァレンシュタイン(新訳)
シラーの戯曲。翻訳が岩波とは思えないほどに読みやすい。
マクベスのドイツ30年戦争版みたいなかんじ。
タクティクスオウガとか好きな人におすすめかも。雰囲気は似てる。
>>364 月姫はそれが却って可愛かったりもしたが商業ではそうもいかんよな。
京極夏彦の京極堂シリーズって
モチーフに我輩は猫である、があるよね?
悩んだ末に空の境界を購入した。
アイデアをぱくるとかは割とどうでもよく、蒼崎青子がどんな人なのか知りたいという一点で購入。
上巻にはでてこないのね……
これから下巻に突入します。
>367
──止めを刺しておくとするか。
空の境界にブルーは出てこない。以上だ。
――― とか使うな
キモイ氏ね月厨
>>368 何打ttぇぇltぇlてぇっぇl3ぇ
……そうですか、ふぅ、やれやれ。
蠅の王
一月くらい前、かなり有名な作品なので読んでみたけど、読んでて居心地が悪かった。
でも、本物の少年たちが狂気に走ったらあんな風になるのかも、と佐世保の事件を思い出したり。
蝿の王、けっこうおもしろいよね
「ユリシーズ」
さっぱりわからん。おれ文学好きのつもりだったのだが・・・。
>>372 国書刊行会「文学の冒険」シリーズは
どれを読んでもげんなりするのでおすすめだ。
ジョイスは翻訳で読むとさっぱりわからないので
原文の方がまだまし(やっぱりさっぱりわからないが)
ジョイスは造語が多いからな。ユリシーズは文体がコロコロ変わるし
世界文学の流れを断ち切ってスマソが殊能将之「キマイラの新しい城」読了
地雷っぽい設定のくせに予想外に面白かった。
清水マリコの、ウソイモ、ウソデン、ゼロヨンイチロクを読んだ。
あれ、エロシーンがナイヨー?
乳首すらでてねー。
清水マリコは原作重視なわりに面白いんだがエロ薄なんだよな
あの人演劇畑の人みたいだね
嘘つきは妹にしておく
なんか鮮烈なタイトルだ。
乙一 「失われる物語」
コレ読んで感動するくらいなら、流水が出版されていることに感動した方がましだった
つーか展開がワンパターンすぎて、ホント実力ないなってことが分かる。
もまえらにとって「世界の中心〜」はどう?
正直、萌え系エロゲのシナリオと大差ないんだが。
泣けるものなのか?
ノルウェイの森の劣化コピーだし、
エロゲシナリオのが絶対に良いよ。
ようするに世間の奴らもエロゲやればいいんだよ。
すくなくともセカチューなんぞで感動してる奴に
エロゲを馬鹿にされる筋合いはねぇな。
「茨の城」、内容自体も良いが、結構エロくて(かつ変態気味で)良かった。
読んでないけど映画化でジャニーズ起用した時点でクソっぽいだろうと推測
↑「世界の中心〜」のやつ
ジャニーズつかってねぇだろ、世界の中心で・・・は。
森山君はいい演技しとったぞ。
ただ原作がアレなんでなんとも
なかなか素直になれないが、最近のグインが面白く感じられてきた。
なんだいよくわかんないけどセカチュウとやらは
加奈くさいな
略すな殺すぞ
セカチュウって新しいポケモンだろ?
質問セカチュウてなんですくわ?
蝿の王を読んでみたけど確かに面白かった。
393 :
名無しさん@初回限定:04/08/15 23:59 ID:SU+mKIn/
世界の中心で愛を叫んだゴキブリ
>>392 バトロワ、ドラゴンヘッド的なおもしろさだね。
つかノブオは蝿の王の声を聴いたんだろう。
俺はプリンセスブライドがイマイチだったから古本屋で見かけてもあえてスルーしてしまった。
今になって後悔してる。
>395
何の因果関係があるんだ?(w
プリンセスブライドは同名のエロゲーで興味を持った
ゲームよりもオリジナルのほうがましだった
……ああああ! 無知を晒してしまったorz
茶化す前 いっかいぐぐろう、みなのしゅう
399 :
名無しさん@初回限定:04/08/16 21:08 ID:Oqy4xFiE
小説よりエッセイ派です。お勧めは大原健士郎著「「職員室」の心の病」
井上ひさし「ブンとフン」
あほらしいのだが、思わず笑ってしまう。単にナンセンスなのではなく
なんというか、腰の据わったまじめなあほらしさというか・・・。
エッセイなら向田邦子が秀逸。古いのばっかだけど。
>>400 -------------------------------
のりしろ
-------------------------------
…こーゆー指定が入っている本は初めてだったなぁ
ブンはまっぱだかだった。
(この記述が少年少女の情操教育に悪影響を与えると思う父兄のかたは、
直ちに”大人の時間”カテゴリへ特定のサーバを購入して寄付すること)
久しぶりにゲーテの「若きウェルテルの悩み」を読み直してみた。
・・・ああ、これってサイコホラーだったんだ・・・
>>403 えっ、なんで?激情型純愛だろ?当時の倫理観から考えれば。
京極堂シリーズ、っていうか京極夏彦の本の出し方ってスレイヤーズの神坂一と同じやり方だよね。
内容も、割と被ってると思う。
ひょっとすると思うさまガイシュツなのかもしれんが……
「清涼院流水」って、”清涼飲料水”のもじりなのか?
と思ってぐぐったら正解だった。なんだかなあ。
有名な話では、
エドガー・アラン・ポーをもじったペンネームが・・・・
もう一つ、イーデス・ハンソン(ry
>>405 そうかぁ?
内容もかぶってないし、文体も作品の構成方法も違うと思うんだが。
アーサー・マッケンをもじったペンネームもあるぞ。
>>409 でも段々キャラ小説化してるのは確かだなあ。
この前姑獲鳥を読み返してみたら近作に比べて
随分「まとも」でびっくりした。
まぁ、キャラ萌えミステリなのは否定しないけど
キャラ萌えなだけで、スレイヤーズとか言われても・・・って
感じだったんでさ。
事件解決方法とかに同じものを感じるよ
パクりまくりなところも、パクってからのアレンジのセンスも
同じ感性の人間が書いてるんだと思う
そうか。
そこまで言うなら否定はしまい。
よぅぐ・そとほぉおおおおおす
そこまで言うなら俺も否定はせん。
うむ。
今ミステリ板で見たんだが、原りょうの新作がやっと出るらしいね。
10年か…。長かった(つД`)
みんな、『そして夜は甦る』読んでくれー。
むちゃくちゃしびれるぞ。
いやいや、俺は「私が殺した少女」がベストだな。
しかしまだ「天使たちの探偵」を読んでいないこの現状。
近所の本屋にゃ置いてねー
やっと出るといえば暗黒館。
「さらば長き眠り」も5年かかったが、今度は約10年か……本気で待たされたな。
そして麻耶雄嵩の新作も発売。まほろ市や木更津があったせいで
そんなに待たされた気しないけど、本格的な長編としては「木製の王子」以来4年ぶりだ。
ブクオフで中央公論版日本文学全集の山本有三の巻が 100 円だったから買ってきた。
今まで読んだことなかったけど、白樺派とかトルストイとか好きな漏れにはぴったりだわ。
要するに根がロマンチストなんだな〜( ´∀`)
エロゲ的には川端なんかいいと思うけど、過去ログにはほとんど出てないね。
『踊り子』で、少女が股間をさらけ出すシーンには(;´Д`)ハァハァせざるを得ないよ。
423 :
もともと:04/09/08 00:57 ID:xCifFRNq
過去に出てるかもしんないけど、
オーソドックな話すればドストエフスキーの作品には萌えキャラ多い。
『罪と罰』のソーニャとか。あと、バルザック『あら皮』に出てくる
ポリーヌは完全萌えキャラ。
官能小説もOKらしいので
『美少女パラダイス2』マドンナメイト文庫
前作『美少女パラダイス』のラストで
実の父娘がやってしまうからその続きかと思って買ったけど
全然違って鬱った。
ナポレオン文庫は何冊か買ったなぁ……炉系ばっか
十字軍艶征記、復刊して欲しい・・・
427 :
名無しさん@初回限定:04/09/13 14:14:08 ID:jyUs3qkK
筒井康隆の『エンガッツィオ司令塔』読んだんだがむちゃくちゃ面白かった(汚いが)。
次は『エロチック街道』だ。
エロシーンはエロゲでお腹いっぱいなので、純愛路線な
「歌う船」シリーズを再読
そして、存在を忘れていた「戦う都市」での濡れ場読んで(´・ω・`)
「夏の扉」はゲーム向きだよなあ。
幻魔大戦をエロゲーかギャルゲーにして欲しいな。
>>430 やりたいけど、ひとつ間違うとKURAUになっちゃうぞ・・・
>>429 「夏への扉」はループものの元祖と言えないこともないかもしれない気がする
しかし、ハインラインはああいう形の恋愛好きだな
「宇宙に旅立つ時」でも似たような恋愛を持ってきてる
「宇宙に旅立つ時」もエロゲ向きかもしれないけど、SFものはウケ悪いしなぁ
エロゲでSFものの受けが悪いというよりもしっかりかけてるものがなくね?ウヒョー
>>432 そのループ感をセーブ・ロードなどゲームシステムに重ねることができれば
YUーNOみたいなのができるかも。
>>433 制作費の問題。
SFでしっかりしたビジュアル設定をつくるには、人材と金がいるからなあ。
>>428読んで思いついたが、逆「歌う船」ってエロゲにできそうだ
自分が船で、ブローンだの乗客だのに船の機能使って色々エロいことやるの
>>435 それでは「歌う風俗店」になってしまふ。
保守
福井晴敏、結婚か〜
おめ。
ファンの女性と結婚、というとどうしても「ミザリー」を思い出してしまうわけなんだが。
>>439 そいつは俺のトラウマ本だ
カンベンしてくれ・・・
秋山瑞人をミザリーすればEGFが(ry
水野良とかもファンとできちゃった結婚なんだっけ。
ミザリーも映画ではもう少し後味よくなってたな。 ってか主人公五体満足で死んでないし。
スティーブン・キングといえば「キングダム」 あれどうなったの 本当に続きつくってんの?
ミザリー、小説版はクライマックスがジョジョばりの迫力だったな。
戦闘妖精雪風(改)
最初の2行読んで文章が綺麗だなと思い即買いした
これから読むので楽しみだ
シモ打過激作品をエロゲにしたら売れそうな予感
ベルガリアード物語あたりエロゲにぴったりな気もするが・・・
最近時代小説が俺ブーム。
藤沢周平の「蝉しぐれ」とか読んだけど、下級生2と比べるとシチュは似ているのにこの爽やかさは何だ。
時代劇のエロゲーができたら、ヒロインの髪はやっぱりピンクなのだろうか?
改めて見ると一応黒髪キャラが多いなぁ。
カモちゃんさんは別格として(笑)明らかに変なのはへーちゃんくらいか。
最近では飛浩隆『象られた力』が凄かった。
『グラン・ヴァカンス』もそうだったけど、
漏れのSF属性皆無バリアを貫いてぐいぐいと読ませる作品だった。
シェイクスピアのハムレット読了
いままで読んでた電撃文庫を投げ出しそうになったよ
もっとはやく読むべきだったorz
>>452 電撃を投げ出すほど面白いか?>ハムレット
確かに面白いけど、それでも電撃の面白いのは投げる気にならない
読み方が違うからな。山登りに例えれば
ラノベはロープウエー、古典は徒歩登山、
哲学書は冬の北アルプス、原書はアイガー北壁。
徒歩登山を退屈でしんどいだけと言う意見もわからなくも無い。
ライトノベルをたくさん読んできたからこそ、
細かな相違点にも目が行って却って面白く読めるというのもあると思うし。
どんな本でも読書体験としてまったく無駄になっているものはないかと。
1冊1冊が見えない血となり肉となり、既に自分の感性へ溶け込んでいたりするもんだ。
いや、効率の問題でしょ。駄作を1000冊読んだところで良作10冊分の
糧にすらならない場合もあり。
小説に娯楽性以外を求めていないので、糧になるための効率性とかどうでもいい。
逆を言えば純文学でも娯楽的な要素があればOK。その逆もまた然り。
まあ、古典と言ってもピンキリですし、『千夜一夜』と『罪と罰』じゃあ
それこそラノベと純文学並の差があるわけですからね。
ラノベだから楽しいというわけでもないし、古典だから堅苦しいというわけでもない。
電撃のドクロちゃんは数Pめくって封印した私ですが、
古代インドの性書『カーマ・スートラ』は大笑いしながら読めましたしね。
「マンゴー果の啜り飲み」とか、素敵すぎ。
>>459 よくドクロちゃんとか買ったよな
俺はもろドタバタコメディっぽいのがみえみえだったから回避した
でも、フルメタの短編はコメディなのに爆笑したんだよな、センスの違いか?
まぁ、これは授業中に読むものじゃないな、やばかった・・・
後、七瀬シリーズ面白かったよ
教えてくれたヒトありがと
小説で笑ったのって小松左京の短編くらいだな。
アントニィ・バージェスの諸著作はブラック・ユーモアが利いていて面白すぎる。
もっと読みてえ。でも古本で高いし、そもそも見つからない。
どすこいで爆笑できる漏れは安いのかねぇ。
第一話はまだ京極節でいこうという気概が見えるが
第二話以降はもういてまえーって感じの豹変具合がまたよろし。
>460
ドクロちゃんは「ギャグ小説」だけどフルメタ短編は「コメディ」だからではないかと。
ちなみに今「魔女と魔術の辞典」に夢中。さりげないエロネタが○。
この間亡くなった水上勉を数冊古本屋で購入。
竹人形のやつは美しくも切なくてよかった。飢餓海峡はちと長い。
465 :
名無しさん@初回限定:04/10/08 14:53:26 ID:rUE8UZD8
中村文則の『銃』は圧巻、ただ中盤の展開がアレで終盤がグズグズになってるのが惜しい。
次作の『遮光』はバランスのとれた作品だけど、『銃』のように力強さを感じる文体ではないな。
中村文則は『悪意の手記』が面白かった。書評ではバシバシ叩かれてたが。
三部構成で第二部がだるかったけど、第一部の「悪意」と第三部の葛藤が結構キた。
さぁて、シスアドも終わったしドグラ・マグラでも読むか
なんか2ちゃん内でも好評だからめちゃめちゃ楽しみ
小説ではないけど、正史三国志読んでると
〃〃∩ _, ,_ ヤダ
⊂⌒( `Д´) ヤダ
`ヽ_つ ⊂ノ ヤダ
ジタバタ
_, ,_
〃〃(`Д´ ∩ < 後宮にもっと綺麗どころ集めなきゃヤダヤダヤダ
⊂ (
ヽ∩ つ ジタバタ
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( つД´) < 宮殿(おうち)ももっと豪華にしなきゃヤダー
`ヽ_ ノ ⊂ノ
ジタバタ
〃〃∩ _, ,_
⊂⌒( ・∀・) <じゃ、朕は寝るから、後はよしなに
`ヽ_つ ⊂ノ
⊂⌒( _, ,_)
`ヽ_つ ⊂ノ zzz…
な、馬鹿殿への諌止の上奏文の婉曲さに笑える。
俺戦記ものは、なんかテンポ悪いし、辛気臭くてダメだ
そこでマハーバーラタですよ。
……あれ、テンポがいいと言うか?
まぁ韻律はバッチリだけど。
テンポか
ガリア戦記あたりはテンポ悪いけど全然気にせず読了したな
ドグラマグラを淡々と読み終えてしまった俺には感受性が足らんのかなあ
「読んだら1度は狂う」なんて煽られるから期待しすぎたのかもしれん
本読んだだけで狂うかよ。ちくまの解説によれば当時は中学生の間で流行ってたらしいってのに。
しっかしあの本を読了する中学生がたくさんいたんだ・・・ 感心するな。俺もその頃には読んでおきたかった!
他にメディアが発達してない以上、読書人口は必然的に多くなる。
しかし夢野久作は他作品もいろいろ読んでみるといいよ。独特の
狂気が渦巻いていることに気づくと思う。
狂気と言えばラヴクラフトとポーかな。ラヴクラフトは厨房のときに
読んで背筋が凍った。世界の見えざる暗黒面に気がついたような
気がした。
ドグラマグラは普通に面白いお話だと思いますよ。まぁ、遺言書の部分を除いて、ですけど。
それはともかく、山田風太郎「八犬傳」読みました。
古典的名作の伝奇小説「南総里見八犬伝」の山田風太郎版であり、原作者滝沢馬琴の
作家生活物語であり、山田風太郎による作家滝沢馬琴・南総里見八犬伝の
批評/研究でもあり。一粒で何度おいしいんだって感じですな。
「人生をかけて小説を書く」みたいなシチュに燃えを感じる人に特にお勧め。
多分損はしないと思うので。
名探偵の条件(東野圭吾)とか読んだ人とか居る?
結構面白かったんだが
名探偵の掟なら読んだけど。
その続編(?)である名探偵の呪縛は読んでないな。
名探偵の条件、ってそのシリーズの最新刊かい?
いや、多分掟だと思う
俺の勘違いでした=□○_
「名探偵の掟」か……あのあたりから東野の人気が上がってきたな。
東野の短編集は「天使の耳」(元のタイトルは「交通警察の夜」)が好きだ。
東野は「ある閉ざされた雪の山荘で」が一番好き。
泣きましたよええ。
東野といえば、クローズドサークルマニアなんで、ある閉ざされた〜と仮面山荘を
立て続けに読んでかなりガックリきたのを覚えてる。
それ以来読んでないなー。
や、それぞれ単品でみたら良い出来だとは思うけどね。
東野は「白夜行」が白眉の出来だと思う
まぁ、あくまでも個人的な見解なんですけどね…
東野作品はどこかドライっつーか乾いてる気がしてイマイチこう、
好きといえない。
作品そのものは面白いんだけど。
東野と言われると、「ミルキーピア物語」を思い出す
コンピュータをいじり始めた厨房の頃はよく読んでたもんだ
あれってJUNETをベースにしてたんよな
書いてる本人もここまで普及するとは思ってなかったろう
ページ11で微妙に続いてるみたいだけど、徳間デュアルだからなあ……
ANIX統合バージョン5か……なにもかも皆ナツカスィ
スニーカー大賞ってんで「タマラセ」読んだ
文中では鉄扇と書かれているのに絵ではどう見てもハリセンにしか見えなくて萎え
あとがき読んでると作者がDQNすぎて作品自体嫌いになりそうです
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;;
{;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;;
ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゙ 物書きなんてDQNがなる職業だ…
`Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が
,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゙: Y;;f 俺にもありました
~''戈ヽ `二´ r'´:::. `!
コリン・ウィルソンの『精神寄生体』買ったー。
これから読むよ。
CWの『賢者の石』は私的ベスト小説。
古いけど鈴木光司の「楽園」なるもの読んでみた。
ギャルゲですまんが久遠の絆で寝取られ描写があったら・・・と
思ってた身としてはコレダ!という感じでした。
寝取られスキーにはお勧め。
白夜行読んで「あー、螺旋回廊みたいだー」とか思ったワタシは間違ってますか。
四十七人の刺客、読了。
史実を曲解してストーリーを運ぶ、ってのは歴史小説の常套手段なわけで、
当然この小説でも行われているんだけど、どうにも受け付けなかった。
家康に都合の悪いことはすべて秀忠のせいだった「影武者徳川家康」は平気だったんだけど、何でだろうなぁ。
大石内蔵助に魅力を感じられなかったせいかも知れねー。
そして口直しに読んだ「魔界転生」がヤバいくらいに面白いワケで。
レ・ミゼラブル
えんえんと時代や街の説明文で人の会話がない
俺の世界はいまいる部屋が全てだ、こんな異世界旅行パンフ読ますな
桐野夏生の「玉蘭」。「たまらん」と読んでいたのはナイショだ。
>496
オサーン?(w
>>493 そんな感じることある、たまに。
家計とホテルニューハンプシャー、グリムウッドのリプレイとパンドラの夢とか。
自分の好きな小説ベスト10に入るような小説なので
家計やるときにうまく物語り入っていけなかった・・・。
「最近の18禁ゲームは、泣けるんだぞ。知らないだろう?」
>>499 青い炎キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
クリムゾンも天使も面白かったな、どっちもグロイけど
貴志だったら”黒い家”かなぁ…
ハモ斬り包丁持って追い詰めてくるオバハンが怖いの何の…
黒い家しか読んだことありません。
青い炎は読みたいですなー。
むしろエロゲオタ的には天使の囀りでしょう。
登場人物にそのまんまエロゲオタが出てくるし。
図書館から借りた硝子のハンマー積みっぱなし
そろそろ期限が来るから読まないと
ひぐらしやってて、主人公がKOOLに逝こうぜと呟いたとき「青の炎キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」と思った。
そのあたりで行くと「フリッカー式」はやめてけれゲバゲバやなー
やめてけれと言えば「アナザヘヴン」もですな
なんやねんマッドクック柏木千鶴ってw
>>506 あのレイプ種付けしまくり&切り裂きジャックの話か・・・
正直読んでて胸糞悪かった
それになんか、キャラクターの絡みがいまいちだったし
あんま面白くはなかったな
>>506 奴はヲタってモノを何もわかってない
例の禿ヲタ作家2名を見習え
二階堂禿人じゃね?
原りょの10年ぶりの新作買ったが、もったいなくて読み進められないよ…。
>511
分かる。何せ約10年ぶりだからな…
次はいつ読めるのやら。
滝本竜彦だろ
原ォの「愚か者死すべし」を読了。
巻末に9年かけて執筆能力を磨いていたとあったが、
9年分の微妙な変化があちこちにあって逆に寂しかった(´・ω・`)
たとえば細かい話だが、「わかる」という漢字が「解る/判る/わかる」と
3つに使い分けられてたのがなくなって全部ひらがなに統一されてたこととか。
>506
オタがオタを書いているんじゃなくて、オタをバカにしているオタが
バカにしている対象のオタを書いている感じだった。
オタがオタを書いてるというと・・・げんしけんとか桃組のヒラコーとかが思いつくけど、
小説だと思いつかないんだよなぁ・・・
>516
げんしけんとヒラコーはベクトル違うだろ。世代も違うし。
前回の進め以下略なんてモロだし。
くーさまは機械ヲタと言っていいんだろうか?
>>516 佐藤大輔の「虚栄の掟」とか「平壌クーデター作戦」とか・・・
まあ後者はオタが主役じゃないけど。
>>520 あれはやな描写でよかったな・・・日本の未来を思わず考えてしまったくらいw
522 :
名無しさん@初回限定:04/12/27 21:47:41 ID:uoe4wGPj
かなり下がってるんでage。
中島らもの『今夜、すべてのバーで』読了。
すごく良かった。
とくにラストがとてもいい。
月姫やった後に京極を読んだんだが……これは
これはってなんだ
似てないか?
月姫やったのがだいぶ前だから忘れちまったなぁ
京極もどすこいと豆腐小僧しか手元に無いし
順番が逆だったな。
京極読んだ後に月姫やるとほほえましい気分になれます。
京極もいろんな作品を模倣してるから一概にきのこ悪いとは言えないだろうけど。
ただどうせ真似るなら京極みたいに読み応えあるのにしてくれと。
京極はページレイアウトのこだわりが偏執的なあたりは少しひいたな。
文章が段と段、ページとページを跨がないようにとか。
>>529 まだ文章が頁を跨いでいた新書版姑獲鳥・魍魎あたりを読んで新鮮な気持ちになりましょう。
京極夏彦のどの本読めば似てるって感じるの。
読みゃわかるよ
京極読んだらもうそこらの糞ラノベなんか読めなくなった
痛々しくて
たしかにどすこいを読んじゃうと他のは読めないな。
月姫やったらもうそこらの糞エロゲなんかできなくなった
痛々しくて
ラノベやベストセラーものでないちゃんとした(この表現も語弊アリだが)小説と比べたら、
大半のエロゲ(もちろん月姫を含む)は痛々しいこと限りなくてやってられないと思うが。
比べることをやめて割り切るべし。
割り切る以前に比べる意味がないんだが。
文章の完成度が、必ずしもエロゲにおける売り上げと萌えに繋がるとは言えないしな。
新年記念カキコ
そうそう、あまりエロゲを陥れるのはやめようよ。
ここはエロゲも小説も好きな人達のスレでしょ。
陥れる?貶めるの間違いか。
それとも釣られたのか?
エロゲの受けてるラノベやエロゲが好きなミステリ作家だっているんだから
どっちが劣ってるとかじゃないだろ
好きなものを語るときに優劣を持ち込むのはアレだよな。
わざわざ序列をつけないと語れないわけでもないだろうに。
レベルの高い書物を、エロゲを楽しむ自分への言い訳にしてるのかね。
俺様は割り切って遊んでるだけであって、エロゲを本当に楽しんでる低レベル糞オタとは違う
本当は優れた本じゃなきゃ満足できないんですよ!
そんなこというなよ、俺達エロゲ仲間だろ?
ひどい文章でもキラリと光るものがあれば良い。だからこそ湧く愛着もあるかもしれない。
そういうのが好き。
昨日から読み始めたのがドロシー・ギルマンの「人形はみていた」
>545
おばちゃまシリーズが失速してから読んでないんだが、どんな感じ?
帰省途中に移動時間を使って獄門島とか読んだわけだが、
かしまし三姉妹なんかよりも金田一耕助のほうが萌えキャラっぽいのはどういうことだ。
「バカ、バカ、清水さんのバカ!」とかいうし。
>>546 おばちゃまは最初の飛び入りスパイが良すぎたから失速感があるわな。。
人形は見ていたのあらすじはぐぐって。んで感想ね。
ヒロインのジェンに萌えました。少女と大人のはざまくらいの16歳。クールビューティーな面あり、恋に恋する面あり。ツボにはまった。
また、反乱軍に捕らえられてた一週間のあいだ、同じく虜囚たちと心を交わらせていく。そのエピソードがジェンの少女と大人の感じを突いてた。
で、最初はいがみ合ってた7人。それぞれの心の弱いところ美しいところを描いてて、徐々に心を通わせ最後には大団円となるわけ。
血の繋がらない者たちの共同体モノ、私大好き。
そして付け加えておかなければならないのが、郷愁感があるということ。しんみりくるわけさ。
ラストはあっさりしてるのでもう少しその後を描いてほしいかな。
ドロシー・ギルマンだと共同体ものに「テイル館の謎」というのがある。これもいい。
しかし最高傑作は「キャラバン 砂漠の愛」だと断言する。
ブクオフで100円だと思うので読んでみて。
高村薫の『マークスの山』ハードカバー版を105円でげっつ。
ラッキー。
初高村です。
俺も初高村でそれ買ったけど積んだままだ
つーわけで高村読んだこと無い
感想しだいで俺も読む、頼むぜよ549
>549
いいぞー。漏れはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!だった。
レディージョーカーは余りの分厚さに上巻序盤で一旦リタイアしたがorz
マークスは文庫版でかなり手が入れられたらしいな。
おかげでエロゲメーカーばりに発売延期を繰り返した。
文庫版の方を読んだが、警察機構の陰険さが全編に横溢していて楽しかった。
「黄金を抱いて翔べ」は正直読むのが苦痛だったけど、こっちはそんなに疲れない。
「陋巷に在り」文庫で読破。
五六かわいいよ五六。
穆かわいいよ穆。
徴在かわいいよ徴在。
家族八景読み終えた。
つづけて七瀬ふたたびを読もうと思ったけど、もったいないので明日にする。
なんていうか、筒井康隆って読んだことなかったけど、エロイ人だね。
正直、チンコ勃っちゃった。七瀬ちゃんの肉体に絡みつく思考の渦みたいなのはやばいって。
それと、強姦しようとした油ギッシュなおっさんに言いたい。
あそこは無理矢理犯して、オッサンの卑猥な思考を七瀬ちゃんのかわええ口から言わせるべきだろうが。
そしてこれだけは言える。
七瀬ちゃんかわええ
もう一点気になったことがある。
メイド服とか割烹着ってことはないだろうけど、どんな格好をして女中をしてたのか知りたい。
>555
そのものずばり「家政婦は見た!」だろ?
富豪刑事ドラマ化で久々に単行本本棚から引っ張り出して読んでみたが
あの謎解きの爽快感はドラマで再現できるのか本当に疑問だ…
やっぱり主人公は大ちゃんじゃねーとなー。
富豪刑事は場面転換に段落分けがないんだよな。
ドラマでやるなら映画「スナッチ」みたいになるのかな。
何か面白いミステリーない?
東野圭吾とか京極良く読むけど
出来れば本格派的な物で
森ヒロシとか西尾とかのメフィストはNG
新作なら「生首に聞いてみろ」「硝子のハンマー」「螢」あたり。
>558
ここで敢えて今更マークスを勧めてみる
>558が求めるものとは全く違うだろうけど、「5分間ミステリー」が、意外と使い捨ての登場人物のキャラが立ってて面白い。
七瀬ふたたび読了。
家族八景のようなホームコメディの裏側を覗き見るような作品を期待して読んだけど、良くも悪くも超能力バトルものになってて、ちと残念。
途中で仲間を失うところでホロリときた。
七瀬ちゃんが家族を得、友情を築いたのもつかの間、そんなのありかよーと思いつつ、ラストで七瀬ちゃんにとっての永遠の国?に逝けて良かった良かった。
でそれなりに満足したんだけど、解説を読んで愕然とした。
三部作なのね。ていうか、その解説におもいっきりネタバレがあったのが許しがたい。
しょうがないからエディプスの恋人をさっそく買ってきた。
面白かったら新品で揃えなおします。
七瀬ちゃんエロかわええ
マークスの山を知らないのは問題。
友人から京極を薦められ、手始めに姑獲鳥の夏を読んでみた。
縦に置いても安心設計の京極本を目の辺りにして、最初は途惑ったが読み始めたら止まらない……
貴重でもない睡眠時間を削って一気に陰摩羅鬼の瑕まで読破してしまった。
しかし、キャラクター作りがうまいね、京極は。
妹の敦子とか加菜子とか織作四姉妹とか、もうハァハァしながら読んじまったよ。
あと、絡新婦の理と月姫って共通点が多かったが、きのこは影響でもされているのか?
なんとなく文の構成とかも京極に傾倒している感じだが、ファンかなんかかね。
確かに京極はキャラ作りがうまい
(逆にミステリとしてはイマイチなのだが)
エロゲーマーに受けがいいのは当然か…?
マークスっつーか、高村薫は個人的にどうも作風的に好きになれん…。
まだ宮部の方が好み。
エディプスの恋人読了。
こんな姑がいたら、たまりませんな。
七瀬ちゃん、こんな経験したら人生観変わっちゃうよね。
そして頼央さんがうらやましくもある。栄光と快楽。仕事に空しさはあるだろうけれども、トータルで幸せなんだろうな。
快楽だけでも私に経験させてくれないだろうか。ねぇ、神様。
大風呂敷を広げたわりには非常に楽しく読ませてもらいました。
ただ、彼についてもうすこし掘り下げてほしかったかな。意思の意向もあるんだろうけど、七瀬ちゃんが興味を持ったきっかけが弱いような。
ラスト、自分の存在について疑心暗鬼になりつつ彼のもとへ行こうとするのは、七瀬ちゃんの本心からなんだろうか……
恋する七瀬ちゃんもかわええが、苦悩する七瀬ちゃんはもっとかわええ
故・南條範夫氏の「駿河城御前試合」を読了。
さまざまな技を振るう剣士達の見事な造形もさることながら、全編を通して
読むことで殊更に無残さが強調される構成がお見事。
つか……これを「シグルイ」にアレンジ出来る山口貴由は狂人だと思いました。
五代ゆう「風と暁の娘」
やっぱアレだな。ノベライズ(っつーか、二次創作)の最も重要なところは原作に対する愛だな。
そういう意味で、実に愛に溢れた二次創作を見せてもらった。
東野圭吾「天空の蜂」
…えーと、劇場版パトレイバー2 the Movie?
ミステリーなら東野と両巨頭と目される真保裕一を勧めてみる。
>>568 まだ読んでいないのなら「パプリカ」を勧める。
>>570 いやたぶん劇場版パトレイバー2 the Movieは山田正紀の「三人の馬」
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ読了
NHKにようこそのついでに本書も購入。
自分の高校時代を思い出しながら読んだ。たしかに、無性にいらいらした時期もあった。
山本にちょっと嫉妬してるかもしれない。おおむね充実した高校時代を送ることができたが、平凡だった。
こんなありえない状況に陥ってみたかった。自分の快楽主義に従って、結果的に美少女を助けたかった。
でも、絵里のためならともかく、自分だけに具体的な敵のようなものが現れたら、戦っただろうか?いや、たぶん逃げるだろうな〜
絵里の書き置きの手紙でうるっときた。ああいうのに弱い。
軽いタッチの文章も自分好みだった。NHKが楽しみ。
>>571 了解。これを機に他の筒井作品に突撃してみます。
>572
個人的には筒井作品なら
初期:にぎやかな未来、俗物図鑑
中期:大いなる助走、俺の血は他人の血
後期:旅のラゴス、歌と饒舌の戦記、薬菜飯店
現在:残像に口紅を、わたしのグランパ
をお奨めしとくが。
乱歩の芋虫と孤島の鬼読んでくる。
さみしさの周波数読了
初めての乙一。けっこう面白かった。
未来予報。家が近所で同学年の異性を思い出した。なんかわかるよ、そういう距離感。
手を握る泥棒の物語。こういうおバカなの大好き。これって、エロゲ的にいうと手コキさせるべきだろう。いや、エロゲではないけどさ。
これだけでも近いうちに読み返そうと思う。
フィルムの中の少女。短編の内容よりも、手を〜→フィルムと続けたのが、トトロ→火垂るの墓みたいで印象的だった。
失はれた物語。音もなく、光もない世界か……考えただけで怖いよぅ
>>573 まだ10冊くらい積んでるので来月になるだろうけど、全部オススメされてみます。
『薬菜飯店』最高!
エロシーンもあるしw
筒井といえば、小6の時に『信仰性遅感症』を読んでしまって、
あまりのエロさに非常に興奮した覚えがある。
筒井長編でお勧め2
虚航船団 驚愕の曠野 虚人たち 朝のガスパール
>>573 のあたりを読んで筒井に慣れてからのほうがいいかも
筒井は基本的にエロイ 個人的に好きなエロは有名女優のダッチワイフを作る話
筒井はマジ天才
虚人たちは途中まで読んでわけがわからんかったんで
後書きの解説見たらこんな設定ありかよってほんとびっくりしたなぁ
朝のガスパールのメタっぷりもすげえが。
ドラマ富豪刑事の最後にちょっとだけ出てくる筒井タン(*´Д`)ハァハァ
失踪HOLIDAY読了
4冊買った乙一の2冊目。これもけっこう好きかも。
しあわせは子猫のかたち。女の子の幽霊の同居、自閉気味主人公の心が徐々に開かれてゆく。
この要素だけみるとすごい陳腐なんだけどね。肉付けの部分に柔らかな印象を受けて、そこが良かった。
それと35ページの挿絵、なんていうか、雪村さんに惚れた。私といっしょに暮らしてほしい。
失踪HOLIDAY。キャラクターがたってて、その行動も状況と心理状態に納得できた。マンガ的といえばいいのだろうか。
悪人はでない善意に満ちた世界。そこに物足りなさは感じず読後感が良いので、読み終えて登場人物と別れなければならないとき、少し寂しさを感じた。
ナオちゃんとクニコさんはいいコンビだよ。この一作だけなのが惜しい。
このところ個人的に外した本に出会ってないのは幸せである反面、こんな素直な自分でいいんだろうかと思ったり。
まぁ、ことさら厳しい目で見る必要がないんだけどさ。
>>582 個人的に乙一は、切ない系では『暗いところで待ち合わせ』が好き。
ホラー系?では『死にぞこないの青』かな。
前者は特にオススメなので、4冊の中に入ってなかったら購入検討されたし。
以上、文庫版しか買っていない貧乏人の独り言でした。
ホラー系だとやっぱし貴志祐介が好きかなぁ。
黒い家は五指に入るお気に入りの本。
俺もホラー系だと貴志さんだな
クリムゾン→天使→黒い家と順に読んで全部楽しめたよ
でも、新作は本格だし、次の予定はSFだし・・・
他にホラー系の本を出してる作家探さなきゃ
と言う事でオススメ教えてください
よしそこで中井拓志だ
レフトハンドはいいぞ。
>>585 この板にいるのなら青の炎をあげるべきだと思うぞ。ホラーじゃないけど。
最近のエロゲーは泣けるんだぞ!
龍臥亭幻想をゲーム化して神主プレイをしてみたい
借金や弱みを握って陵辱プレイ
金子光晴の
「どくろ杯」「ねむれ巴里」「西ひがし」
意外にエロイ。
石ノ目、きみにしか聞こえない読了
さすがに同じ人のを4冊連続で読んだら、なんか、飽きてきた。
いや、嫌いではないのだけど、むしろ感性は好きなんだけど、展開が読めるのが多かったからか……
時間をおいて他の作品を読んでみたいと思える作家さん。
はじめ。己の創造を具現化ですよ。これぞエロゲーマーに必要な能力ではないかと思ったわけですよ。
>>591 「はじめ」は面白いね。俺も乙一は好きだ。
でも確かに連続で読む作家じゃない。
俺も連続で何冊か読んだけど同じ感想を抱いた。
593 :
591:05/01/29 17:58:36 ID:QXz8y2Wb
×創造
○妄想
妄想って本来の意味をかんがみるとだいぶ危ないよな
関根勤がよく妄想って言ってるけどあんなの想像の範囲内だし
妄想してるやつは妄想って認めないからな
乙一はとりあえずベスト版の「失はれる物語」読んどけばいいのではないかと。
NHKにようこそ!読了
中盤までは辛かったけど、終盤は思ったより読めた。
自分も3ヶ月だけだけどリアルに引き篭もってた時期があった。
そのころは加奈を筆頭に泣きゲーとか鬱になるシナリオのゲームを中心にプレイしてた。なんか、そういう精神状態だった。
当然自殺も考えたし(自分が死んだときの周りの反応を考えただけ)、ふと意味不明な言葉をわめきちらしてみたり、はたから見ると発狂三歩前くらいまで逝ってたと思われる。
友達は少なく、数少ない友達は結婚し子供を作り、幸せを祈りつつも深い敗北感に包まれた。
一人暮らしが辛い。寂しい。人のぬくもりが欲しい。自分に未来はない。もともと存在しなければいいのに。ヘドロの沼でもがいてるような日々だった。
貯金残高2万円になってからそれを機にバイトを始めた。陰鬱な自分を隠し、明るく振舞った。心まで交わらなくてもいい、表面的でもいい、人と言葉を交わしたかった。
大嫌いな奴から心配してると声をかけられた。礼儀上そう言ったのかもしれない。でも、涙がでそうだった。
そんなことを思い出しながら読んだ。
そういえば宗教勧誘のおばちゃんは何度も来たけど、岬ちゃんのような美少女は一度も訪ねてこなかった。
もしかすると、誰かのために死ねるチャンスがあったら自分は命がけになれたかもしれない。しかし、そんなチャンスはなかった。
佐藤君、きみはラッキーだよ。そんな経験してみたいよ。
とりあえず頑張ってみようと思えた一冊でした。
五分後の世界読了
知人がすすめたので読んでみた。初めての村上龍。作者自身が最高傑作といってるのか
第4章戦闘、すげぇ。ひたすら描写。改行しないことが読者に圧迫感をあたえてる。ページいっぱいの文字文字文字。
夢枕獏あたりなら、第4章だけで上中下巻だせそうな。
これまで見てきた戦争映画、映像、画像、死体動画、写真などがめまぐるしく俺の頭の中を駆け巡った。
アンダーグラウンドの設定はやや都合がいいような。それを差し引いても迫力がある。
地下潜伏だとビンラディンの生活が気になるところだけど、どんなんだろ?
ラストは週刊少年誌の第一部・完みたいなものを連想してしまったのはご愛嬌だろう。締め切りが1ヶ月先ならどこまで書いたのかと考えてしまう。
日本人はこうあってほしいみたいな願望を感じたんだけど、村上龍ってそういう思想がかった人なの?
エロゲ的にはマブラヴか?
終戦のローレライ、文庫になってた1、2を読んだ。
リヴァイアスのノベライズ待ってたけど、もうこっちでいいや。つかこっちのほうがいい。
フリッツ死にませんように。
禁涙境読了。
何か今一消化不良……残酷号を後編にした二部作なんかな?
しかし残酷号って激しく暴走壱号機やなー
隣のドッペルさん読了
イラスト描いてる高橋慶太郎目当てで購入。この人が描く女の子が好きなのだ。絵師買いなんてエロゲでもあまりしない。
で、内容は正直つまらない。続編?おおきなお世話だけど、やめときなさい。
女の子の一人称は良い。女の子の語りは好きだ。でも、いきなり男の子とつきあってるのが良くない。
本編が終わる頃に恋愛関係に発展していくようにしたほうが良かったのではないだろうか。いや、これは自分の好みですが。
そして日本刀を持つ美少女の存在。この組み合わせは扱いを間違えると、とたんに陳腐になる。ふと、IGの吸血鬼のアニメを思い出した。
ネコソギラジカル読了。
うーあーまた萌キャラに死亡フラグがー。
頼む、7年ちゃんと生き残ってくれ。
「駿河城御前試合」復刊ドットコム交渉開始キター!
てか今復刊せずにいつするよ、って感じだしな。
「食卓にビールを」読了。
主人公が人妻なのに全然エロく無いな。
まぁいいや、剣康之のイラストは可愛いかったし、16歳の若奥様(主人公なのに最後まで名前不明!!)は
お茶目で萌えたし。
相変わらず笑わせてくれるよなぁ小林めぐみ。
住宅展示場で物件に入って営業の話を聞いてたらいつの間にか宇宙にいて
ゼロヨンレースに巻き込まれるってどういうこったよw
,,r::::::::::::〈:::::::::) ィ::::::ヽ
〃::::::::::::;r‐''´:::::::::::::::::::::ヽ::ノ
,'::;'::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::::::::::::::l::::::::::●::::::::::::::●:::::ji
|::::::::::::::::::、::::::::::::::( _●_)::::::,j:l クマー!
}::::::::::::::::::::ゝ、::::::::::|∪|_ノ::;!
. {::::::::::::::::::::::::::::`='=::ヽノ:::::/
';::::::::::::ト、::::::::::::::i^i::::::::::::/
`ー--' ヽ:::::::::::l l;;;;::::ノ
【ラッキーレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
亡国のイージス読了
面白かった。
ていうか、如月行ってツンデレだよね。そんなことをふと思ったらすごい萌えてきた。
文庫でローレライ買ったけど、4巻でてから買えばよかった。
606 :
名無しさん@初回限定:05/02/16 09:22:59 ID:YCvsixRc
>601 ネコソギラジカル出たんだ。やっと。
スマンsage忘れた。
角川スニーカーの『氷菓』というのがお勧め。
608 :
605:05/02/16 11:46:58 ID:nDD9tlti
スマン、アマゾンで知ったけどローレライの文庫は4巻すべてでてるんだね。
どこの本屋いっても1、2巻しか置いてなかったからさ。
3,4は15日発売だったらしい。
買ってくる。
もう売ってるのか。
1、2巻積んだままだ。
映画公開前に読まなきゃー。
カート・ヴォガネット・ジュニア「タイタンの妖女」
幼女ではありません。念のためw
田中啓文「蹴りたい田中」
作者の才能の無駄遣い・・・これで全部だったらあとは出涸らし?
コードウェイナー・スミス「ノーストリリア」
猫人萌え。
夏と花火と私の死体読了
ようやく乙一のデビュー作が読めた。
あぁ、これは、なるほど、と思える。俺が審査員でも推すわ。
少女五月の淡々とした語りが不気味でならない。
これを16歳で書いたんだ……俺が16のときはオナニー三昧だったぜ。
佐藤賢一の「カエサルを撃て」が読み終わった。
なんかこの小説のエロシーンでちょっと勃っちゃった。
エロゲとはまたちょっと違った興奮な気がする。
ローレライの3、4巻読み終わり。
面白かったけど、映画はどうしようかな…。駄作だったら悲しい。
それと黒幕の人、説得力も含めて、いまいち弱っちい気がしたかな。
体制の矛盾をついて決起×それを阻止する側→未来を若人に託す、の繰り返しで
結局、組織と個人の問題って解決することはないのね…。
とりあえず見ようかなと思ってる。
今年は福井脚本の映画が他にも亡国と戦国自衛隊があるし。
全部見て比較してみたい。
フリッツがいないんだよな映画版……まあ、仕方ないんだが
ほんとでつか、個人的に一番萌えキャラなのに。それはおいといても、
フリッツの視点があるから、みんなが「一蓮托生」な伊507の空気が活きてくるのになあ。。
…でも気になって、見に行くことになるんだろうけど。
映画版のサイト見たけどだいぶ違ってるな。
原作は意識しないで見た方が良さそうだ……
まぁ、もともとローレライ自体が
映画向けに持ち込んだ企画を小説化したものだったらしいから、
映画のほうが無駄な贅肉がない娯楽作品になっているかもしれん。
小説はちょっと長くてダレた記憶があるので。
ローレライは話のパターン違うの?なら読んでみたいのだけど
憂国演説は不可避として、今まで読んだの、ほぼ全部
ドロップぎみオサーンと青年工作員の心の交流、みたいな話でちと飽きた
そういうところもある。
登場人物が多いので、他にも焦点が当たってる分、いつもよりは目立たないけど。
どすこい。読了
京極先生、もっと肉小説書いてください。
終戦のローレライ読了
亡国のイージスから間をおかずに読んだからすごい満腹。むしろ胸焼けした。
でも、終章はさらっとお茶漬け感覚で読めたから読後感はよかったな。
∀ガンダム読もうと思ったけど、しばらくしてから読むことにする。
ロス・マクドナルド「縞模様の霊柩車」読了。
寝ようと思って読み始めたのに・・・もう朝じゃねーか・・・。
「さむけ」も凄かったけどこっちも凄いわ。
読み終えて思わず呻いてしまった。
マーシーの夏読了
なんか、サクセスしすぎでケツがムズムズしてくる。
でも、そこに漂うさわやかさが(・∀・)スキなんだけどね
笑うな読了
筒井康隆ってこんなショートショート書くんだ、とか思ったり。
2ページのはことごとくつまらなかったけど、笑うな、座敷ぼっこ、産気などは好きだ。
座敷ぼっこはちょっと切ない系なので、そういうのが好きなひとはたまらんだろうな。俺はたまらんかった。
産気のオチは一瞬理解できなかったくらい斜め上だった。そうか、こういうのもありなんだと感心したよ。
なるほど。ではこれから、エロゲ/ギャルゲを情痴ゲーと……呼ぶと据わりが悪いなやっぱ
小説エマ読了
コミックビーム連載エマの小説化のアレ。
それなりだったが、原作の特徴であるエマへの執拗なまでのカメラワークがいまいちあらわしきれてなかったような。
エロチック街道読了
インタビューイ。アナウンサーが「おえ」って、すげぇワロタ。
ジャズ大名。これは良かった。俺も参加してトリップしたいわ。
ベストセラー小説の書き方読了
小説を書くかどうかはともかく、たいへん面白かった。
エンターテイメントとはこうだ!という、クーンツの信念がみられたよ。
……グイソ100も読了。
まぁ16年もトマトだったからこの先もトマトでいるよ。ハハハ……
なんにせよ、ひとまず温帯乙
>631
そうか、ついに100いっちゃったか……ああ、なんてとおい(ry
漏れはもう乾燥トマトだが、あと何巻くらいで終わりそう?w
うあ、ついに100いっちゃったのか。
巻末の後書きだけ読んでくるかねぇ。
自画自賛で埋めつくされてるだろうけど。
終わりのクロニクル読書中。
作者の中の人エロゲーマーだろう。何だ病弱な義妹の物語が26話分って(w;
某スレで話題に出てたROOM No.1301を読んだ。
こんなエロゲー出ないかな……現代学園ハーレム(純愛系)ってあんまり数我がない気がする。
639 :
hoge:2005/04/10(日) 14:17:22 ID:ZtkivKuf
涼宮ハルヒの憂鬱・溜息と続けて読みました。
憂鬱は面白かったけど、溜息は物語に引き込まれることなく気づいたら読み終わってた感じ。
シリーズ続けて読むかどうか迷い中。
1点気になった点があるんですけど、
なんで語り部の発言に括弧が付いてない部分が多いんだろう。
シリーズ通した伏線なのか、単に作者がそういうスタイルなだけか…。
>638
あんなエロゲー出て欲しいというかあれをエロゲー化して欲しい。
ギャルゲでも可。姉エンド希望。姉エンド希望。姉エンド希望。
>639
溜息は谷川流儲の間でも一、二を争う程評判が悪い巻です。
ハルヒに限らず既刊全部含めた中で。
儲の間では4巻目の「消失」でシリーズ及び作者に対する評価が
一気に跳ね上がった巻があるのでそこまで読んでから判断することを
お薦めします。
語り手の発言が地の文になってる箇所があるのはあのシリーズの文体。
他の作品でもたまに出てくるけどあれほど極端ではないです。
641 :
hoge:2005/04/10(日) 20:44:08 ID:REZ6eDHM
>640
薦められるがまま4巻まで読んでみることにします。thx
文体については、慣れるしかないようですね…。
シリーズ通した伏線、などと考えてしまうのはミステリ好きの悪い癖のようですw
涼宮ハルヒは巻を重ねるごとにつまらなくなってると思う
電撃の「せんぱいとぼく」も毎回毎回先輩の実は不安なんです語りに投げた
琴姫みのり先生の本はどこから出てますか?
永遠の仔・上巻読了
ずっと気になってたけど、ブクオフで105円だったから速攻買った。
面白い。上巻を読んだだけでは、話の落としどころの予想すらつかなかった。
優希ちゃんの全裸で海水浴?とか、親の愛を求める優希ちゃんとか、森の中ですやすやと眠る優希ちゃんに萌えたんだが、12歳はエロゲ的にまずいよね〜
645 :
hoge:2005/04/17(日) 18:36:04 ID:BEwDNxi4
>641で言ったとおり、シリーズ4作目の涼宮ハルヒの消失まで読んでみました。
消失はたしかに評価が一気に跳ね上がったというのもわかる面白さでした。
二転三転する展開に脱帽。久しぶりに本を読んでてワクワクしました。
1〜4作目の中ではピカ1だと思います。
電撃文庫 終わりのクロニクル、4下巻まで読了。
登場人物から展開までヤケクソにラノベ要素を突っ込んで暴走している小説。
言葉遣いがやたらとクドいのは好みが分かれそうだ。漏れは気に入ったけど。
佐山と新庄のラブコメエロエロが楽しい。作者曰く「まロい」らしい。
さとやすの挿絵も萌えぷにエロっぽい路線で良い。
所有せざる人々 読了。
色々考えたり、わからなかったり、
時代背景から邪推したり、エロシーンを想像したり、
いろいろした。
文章の構成上、固有名詞が頭に入りにくかったけどあまり気にならなかったのは
主人公のための小説だったからか。
最後の流れがちと早過ぎる気もするがオチはかなり気に入った。
風の十二方位をどこかで手に入れねば。
筒井康隆『残像に口紅を』読了。
すごいな…。
『虚人たち』はもっとすごいのか?
永遠の仔・下巻読了
あぁ、重い話だった。また、エロエロしくもあった。
上巻でほのめかされていたが、やはり優希ちゃんは父親に性的暴力をうけていてへこむが、下半身は元気になった……orz
この俺が「きれいだよ」とか、「優希ちゃんは悪くないよ」とか言ってあげたい。そしていっしょにワンワンごっこやろうよ。
ハリー・ポッターと賢者の石読了
映画は途中で挫折したが、原作は思いのほか良かった。
ただ、ハリーにいまいち感情移入できないのと、状況説明が不足してるように感じたのは個人的にマイナス点。
ハーたんは存在だけでプラス点です。
続き読みたいけど、続刊は105円じゃ売ってなかったし、図書館行くのもめんどいな……
涼宮ハルヒの憂鬱読了
ずーっと気になってたし、上でも読んだ人がいるので突撃した。
素直に面白いと思ったよ。ほんと。
私が、神を扱う大風呂敷を広げたSFなどを評価するとき「自分の存在の危うさについていかに考えてしまうか」というのがある。
この世界は3年前に誕生したのではないか、なんてセリフでぞくぞくしましたよ。えぇ、たしかにその可能性は自信を持って否定できませんよ。
で、設定は好きなんだけど、ぶっちゃけ他の文章の上手い人に書いてもらいたいと思った。
一人称だと損だよ。もっと重厚に、もっと読み応えがあるようにできるのではないだろうか。
もちろん、この軽さがいいというのもわかるけど。
勢いで〜の暴走まで新刊で購入した。読むの楽しみ。
涼宮ハルヒの溜息、退屈、消失読了
2、3巻はSFとしてよりも、キャラクターの掛け合いを楽しむ目的ならそこそこ良かった。それだけだったけど。
で、消失。
キョンくんのあせる気持ちとか、自分でも知らなかった気持ちとかに納得。だよねぇ
でも後半に進むにつれて緊張感が薄れていったような。
時間移動ってあまり多用するとなんでもアリになるからそう思ったのかな。ハルヒも活躍しなかったし。
シリーズを通してどのキャラクターにも全く萌えることができなかったけど、長門さんの今後に期待。
キョンくんとハルヒに恋愛感情とかそれに近いものが芽生えるかどうかも楽しみ。
あと、なぜハルヒなのか。なぜキョンくんが選ばれたのか。シリーズ完結までに納得できる理由を期待しておく。
涼宮ハルヒの暴走読了
このシリーズを読んでてときおりデジャヴにかられることがあるんだが、暴走を読んでようやくわかった。
これって、スタートレックTNGに似てるよね?
いやまぁ個人的に思いついたのがスタートレックなだけで、TNG自体が過去のSFからの影響は多々あるんだろうけどさ。
玉石混淆なところとか特に。
性格はまるで違うけどピカード=ハルヒでどう?
ピカード?
オレは、イーガンの万物理論に影響受けてると思った>ハルヒ
モサラ=ハルヒってのはどうよ。
ヴァイオレット・モサラってハルヒっぽくね?
二十代の天才物理学者、自信家でメチャメチャ強気。
宇宙創造理論を纏め上げるトコも、自分の万物理論が宇宙を作り出すことに気付いていない所もハルヒそっくり。
キーストーンとなる人物が「モサラではない」ところもハルヒシリーズそっくりだ。
万物理論の出版は1995年なのでハルヒ作者がこの本を参考にハルヒ書いてんのは間違いないと思うんだが。
656 :
653:2005/05/04(水) 15:28:15 ID:PVV8KWN6
あぁ、ごめん。
性格というか、その存在の在り方というか。
ピカードの場合は1話でQに出会い認められる特異な存在だったので思いついただけ。
お話ではパラレルワールドとか繰り返される時間とか。
モサラは知らなかったので、今度読んでみる。
追伸
観測されているということでいえば、グイン=ハルヒも考えられなくもないが、考えたくない
ちょっと探してる話があるんだが
・本土から少し離れた島が舞台
・萌え
・渋澤達彦か江戸川乱歩か…
昔のスレor日記サイトで挙がってて読もうと思ったんだが
今はこれだけしか覚えてない
当時は瓶詰地獄読んでたんで夢野久作かもしれん
もし誰か分かったら教えておくれ
今更ながら終の空の影響でカント読もうと思うんだが、
どれ読めばいい? ……って小説ではないか。
>659
あんまりしらんけど有名どこでいいんジャマイカ。「純粋理性批判」とか。
>659
永遠平和のためにを推してみる
>>659 漏れも「純粋理性批判」を推す。
ちなみに、こだわるなら篠田訳(岩波文庫)より宇都宮訳(以文社)がいいらしい。
……ただし後者はちょっとびっくりするくらいの値段だけど。
カントと聞いて哲学板からすっとんで来ました
>659
岩波文庫のカントは訳の悪さでは定評がある
岩波から新しくカント全集がでてるからそっちのがいい
ただしいきなり三批判書とか読もうとしても挫折するぽ
はじめて読むなら『人倫の形而上学の基礎づけ』とか『嘘論文』とか軽いやつのがいいかも
永遠平和のためには睡眠薬にはさいk(ry
665 :
hoge:2005/05/07(土) 16:31:28 ID:5H8Vrwvh
村上春樹「神の子どもたちはみな踊る」読了。地震に関連した連作集。
彼の作品を読むといつも個性的な文体に引き込まれます。
中でも一番印象的、というからしく感じたのは「かえるくん、東京を救う」です。
動物つながりで羊男を連想して、どこか懐かしい気持ちにもなりました。
そして次に読もうと考えてるのは筒井康隆作品。
初筒井は上でも読んでる人がいた家族八景が無難かなぁ
時をかける少女の原田知世表紙の奴を古本屋で探すとか。
667 :
hoge:2005/05/08(日) 12:02:19 ID:4PNogtQ1
家族八景買っちゃいました。エディプスの恋人まで読み終わったら探してみようか
筒井康隆でおすすめは、『笑うな』か『にぎやかな未来』あたり。
さっき筒井の『関節話法』再読したとこ。
やっぱ笑える。
今読んでるのはコリン・ウィルソンの『精神寄生体』。
クトゥルフもの。おもしろい。
これ終わったら、カート・ヴォネガット・ジュニアの『スローターハウス5』を読むつもり。
金閣寺読了
ハルヒの反動で初三島。
心の描写が実に繊細で、鉢巻きまいてる三島の姿しか知らなかったからすごく感心してる。
しかし、いわゆる文学によくある読了後の「だからどーした」的な感想もバッチリあてはまってた。
涼宮ハルヒの動揺読了
全く満足できない一冊だった。次は長編だということなので、そっちに期待。
物語を進ませてください。
671 :
hoge:2005/05/21(土) 12:09:52 ID:uV7W36LF
家族八景の毒気に当てられたのと、近所の本屋に七瀬ふたたびが無いので「ファウスト」を。
これ、ゲーテの完全オリジナルってわけじゃないのね。知らなんだ。
あと、読み終わった今でも私の中ではメフィストフェレスは色黒な幼女です(エロゲ脳)。
>671
いわゆる雌フィストフェレスという奴ですな。
つまり青山ゆかりボイスな訳だな?
村上龍「希望の国のエクソダス」を読了。
アメリカのアフガン侵攻の前にパキスタンのテロリスト〈?〉たちに注目した眼力は
なんなんだろうな、と思う。作者もあとがきで呟いてるけど。
あと主人公の一人であるポンちゃんが、ny産み出した金子とだぶって仕方がなかった。
既成の秩序の外側に存在しなおかつ卓越した才能を持ちながら、その能力を
危うい方向にばかり発展させていく結果になった、そのやるせなさが。
まあポンちゃんは金子よりはずっと建設的だけど。
傑作といってもいいかもしれないけど、経済がらみのところの専門用語乱発が玉に瑕か。
たぶん橋本治みたいに易しく経済を解説してくれる人の本と、対にして読むべきなんだろう。
675 :
hoge:2005/05/23(月) 08:14:48 ID:U9iBDCiQ
>672-673
要するに、そういうことです。
小説のセリフが声優ボイスで聞こえてくるスキル欲しい(*´Д`)
>>665 かえるくんはラジオドラマになったね。
原作はそれに載っているのか。
懐かしいから読んでみよう。
>>676 「青の炎」とかなら脳内再生されるんじゃないか。
>678
妹:
幼馴染み:
母:
ダメだ(;´Д`)クソ映画のせいでもはや妄想できん
妹がとんでもない豚だったな。
上のほうで三島を読んでいる人がいたのでなんとなく踏ん切りがつき、「春の雪」読み始める。数時間かけて読了。
……なんかヤヴァイ。すごく面白いかもしれない。ページを繰る手が止まらなくて徹夜したのひさしぶりだわ。
内容はある種かなり燃えゲー風味かも。主人公の変化振りは「僕と、僕らの夏」裏ルートを思わせ、
ヒロインの感情の豊かさにはPortraitのルカ先輩をほうふつとさせ、友人本多の熱さは
腐り姫の青磁やClose2Uの男連中に通じるものがある。
一言でいうと、すげえ面白かった!伊達に一人の作家が腹切る前に生んだ作品じゃないや。
三島が読みたくなった奴。
ノ
>>682 ノ 例に挙げられたエロゲーは一つも遊んだことないけど、そこまで燃えるだの面白いだの言われるとね。
ノ
ネタバレなしでこれほどその作品を読んでみようかという気に
させられる文章を書けるというのは凄いと思う。
686 :
681:2005/05/31(火) 21:38:02 ID:Tc4o054X
わざわざ褒めてくれてありがと。無論凄いのは俺じゃなくて三島のほうだけどな。
あとヒロインにべた惚れになる前の主人公は、相当根性悪の難物だったとも付け加えておく。
詩人肌でとろくて女にコンプレックス持ってる癖に、妙に突っ張りたがる金持ちのボンボンって
代物だから、現実にクラスメートにいたりしたら尻っぺたを蹴り上げたくなりそうだ〈w
ともあれ続巻もあるようなので、注文する予定。
またなんか面白いのあったら頼むぜ
気が向いたらでいいんで
>>658 おそレスだが乱歩の「孤島の鬼」ではないかと
ん?パノラマ島の方か?
乱歩は倒錯もの多いよねー
「盲獣」盲目のおっぱいフェチ
「陰獣」奥様マゾ萌え
「人間椅子」奥様抱っこハァハァ
乱歩は芋虫がエロすぎた。
690 :
名無しさん@初回限定:2005/06/26(日) 14:20:19 ID:ofYuWgza
かなり下がってるんで一旦age。
埴谷雄高『死霊』再読中。
やっぱいいね。読んでて知的にわくわくする。
フランス書院の凌辱巫女奴隷
保守
筒井康隆の「秒読み」再読。
すげー好きだこれ。あんま筒井っぽくないけど。
「青の炎」いいよ。
クラスメイトと妹萌え〜。
サーラの冒険の新刊が出てた。思わず目を疑った。
買って帰って即読了。おおう。こういうオチか。
…これでまた10年待たされたりするのかなあ…
今更ファイズ正伝読了。
長田さんコワイヨ長田さん(((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
# 実は長田さんよか木村沙耶がやたら怖ひ
# つーか啓太郎の分際でHRたぁ何様のつもりだorz
サマー/
タイム/
トラベラー
綾辻行人イッキ読。
ツマンネーツマンネー思いつつ読んでたけど
これで見切りつけようとおもって読んだ霧越邸は面白かった。
媚びる事を覚えたのか著作を重ねるにつれ美少年美少女の配置が多くなって結構。
秘本三国志
グイン103読了
読み続けてきたトマトだけがわかる、グラチウスvsイェライシャの全力戦闘の興奮。いや、俺だけかもしれんけど。
温帯のことだからそのうちグラチウス×イェライシャになるかもしれないという不安もあるが、今回は良かった。
>>699 グインまだ続いてたのかよ……
読みつづけるお前に萌え!
>>699 えええええええい、お前は俺か!
まったく同じことを考えてしまった俺も乾燥トマト。
>>699 くそぅ、忘れてたものを思い出させるようなこと書きやがって……新刊読みたくなってきたじゃないか
703 :
名無しさん@初回限定:2005/08/24(水) 13:14:14 ID:uL/42+6b
ここですかエロゲノベルスレは?
>>704 おおっ、これはご親切に。失礼いたしました。
706 :
名無しさん@初回限定:2005/08/31(水) 22:48:08 ID:C2RXH82/
「半島を出よ」読了。おもすれー( ^ω^)
最近、今読んでいる内容を、脳内でエロゲの画面に置き換える作業をしている。
現実離れした内容だと変換しやすいし、楽しい。
「百年の孤独」
百年の後、その村に初めて愛による子供が生まれた時、永年の謎は始めて解き明かされる。
と書くといかにもハッピーなお話のようであるが…。ノーベル賞受賞作などというと堅苦しく
感じるが、本好きなら苦も無く読める。ラスト数ページは言いようの無い衝撃を受けること請け合い。
ただし萌えは無いよ。
>>707 なんか紹介文できゅぴーんと来たのって初めてだ。
明日買ってくる。
たしか3,000円ぐらいするハードカバーでしか出てないんじゃなかったっけな。
お金を節約したいのなら古本もしくは図書館だね。純文学だし結構長いから、
読破には時間がかかると思う。
ガブリエル・ガルシア・マルケスだっけ。
筒井康隆の日記で名前だけ覚えた。
仮面の告白、読了
友人曰く、三島の最高傑作とのことなので読んでみた。
自伝的小説らしく心の掘り下げは素晴らしいのだが、ぶっちゃけわけわかめな描写もあった。
人の心だもんな。それを完全に理解するのも難しいのかもしれない。
前半のウホッな展開は興味深い。
個人的には金閣寺のほうが面白かった。
あと、初恋の近江君が再登場したほうが話的には盛り上がる。
吉原御免状、読了
脱童貞してからの誠一郎はロリやら敵方やらにモテまくっててそれなんてエロゲ? って感じだった。
あ、あと年増園もあったか。
おしゃぶ、高尾、勝山、八百比丘尼、義仙だな。
涼宮ハルヒの陰謀読了
新キャラがでるなど巻を重ねるごとにどんどん話が広がってるが、きちんとまとめてくれるのだろうかと少々不安。
以前の話の解決エピソードを巻頭にもってくるのは極力やめて、連続性を持ちつつ一巻ごとに完結してほしい。読みづらかった。
とりあえず、アニメ化と再マンガ化に期待
「スプートニクの恋人」読み終えた。
なんかアレに似てるけど、気にしないでおこう。
(´-`).。oO(アレって何だろう……)
生理のことだろ
「ROOM NO.1301」(新井輝)の既刊分読了。
エロくて萌えた。
>720
ホタルは最高の姉だと信じて疑わない。
というかあらゆるフィクションのキャラの中で最高。
「駿河城御前試合」、読了。
シグルイの原作本として(俺含む一部の人間にとっては)待ちに待った復刊だったわけなんだけど、
小説単体としてみた場合、そんなに評価できないなぁ。
剣士たちの因縁が作品の大部分なんだけど、ほとんど同じようないきさつなもんで、
途中から読むのが辛くなってきてしまった。
シグルイの副読本として読むのが正しい読み方なのかな。
たったいま「暗黒童話」(乙一)を読了。
記憶に関する話は大好きなので記憶のメカニズムについて野暮なツッコミを入れたり
あるいはその独特の描写に納得したり面白がったりしながら読んだ。かなり面白かった。
ところでいつも思うのだが、この人の作品のちょっとしたトリックはなくてもいいと思う。
せっかく題材からして十分異様なのに、そんな普通の小説みたいなことしなくても……と。
途中までは「暗黒童話」を読んでたのに、読み終わったら「暗黒童話という小説」だった気がする。
虚航船団読了
第一部、第二部ときて、第三部「神話」でもの凄いカタルシスが得られるかもーっ☆
と第二部を読み終わって、本気で思ってた自分がいました。
句読点をつけず改行をしないという文体は、ラリってるかやばいクスリでもやってるようになるのね。
読んでるこっちも変なテンションで読んでたよ。勉強になりました。
第三部で本音とか愚痴をこぼしてるけど、こういうふうに自由に書けるのは筒井康隆だからなのかなぁ。
と、ひととおり読み終えた今も想像し辛いのが登場人物の姿かたち。
文房具としての特徴を残しつつ、人間のような身体機能もあるってどんなんだ?その上、鼬と交尾もできるってさ。
また時間をおいて読み返す。
>文房具としての特徴を残しつつ、人間のような身体機能もある
この一文だけで「宝貝じゃん」と思ってしまった漏れはろくごまるにの新刊を待つ者_| ̄|○
今やっと新刊出るんだからガックリする事はもうないぞ……多分。
来月本当に夏が来るとは限りません。
店頭に並んでても信じません。それは夢です。
読み終わってもまだ信じません。それは妄想です。
周りがみんな読んでいても信じません。それは集団催眠です。
次の新刊が出て漸く、夏が過ぎたことを実感できるのです。
決断力、読了
羽生の将棋を通して得られた経験や日常の心構えなどが書かれてる。
たとえ話はちょっと強引かなと思われるものもあったが、納得できる部分も多い。
特に感銘を受けたのが、深く読みに没頭しすぎると《戻ってこれない世界》の扉が見える云々の記述。いつもはそこで引き返すとのこと。
電波ゆんゆんな発言だが、その道の第一人者だからこそ許されるともいえる。
そういった領域は、一流のアスリートやとてつもない才能を持った人にも別の形でみえるんだろうな。
盗作疑惑のある本書だが、読んでみる価値はある。
>深く読みに没頭しすぎると《戻ってこれない世界》の扉が見える云々の記述。
加藤一二三は扉に入っちゃうから序盤で長考するのかなあ・・・などと考えてしまった。
730 :
名無しさん@初回限定:2005/11/03(木) 00:15:45 ID:DUatoMtk0
〉728
その手の神がかった発言って、一流の作家とかにもちょくちょくお目にかかるわな。
「五分後の世界」で物語の設計図が見えたと喝破した村上龍、言霊使いを名乗る平井和正、
「書くことの秘儀」ってエッセイをしたためた日野啓三、ほかにも何人かいるみたいだが。
そういやONEなんか、まるっきりそのお話ともいえるな……雫の気違いもそうか。
二重隔離板の扉の剥こう側の良ブランドの出世作が、両方ともこのテーマにかかわっているとは如何に。
731 :
名無しさん@初回限定:2005/11/03(木) 00:18:22 ID:DUatoMtk0
○向こう側 ×剥こう側
○両ブランド ×良ブランド
役立たずのIMEが( ´д)=3
ここ二週間あたりで読んだ本の感想でも
天使のナイフ(薬丸岳)
ちょっとご都合な展開が目立ったのとラストの展開が速すぎる気がしたけど読みやすかった。
少年法云々が好きなんで多少は贔屓目。でも久々の江戸川乱歩賞の良作だと思う。
秘密(東野圭吾)
泣いた。それ以外に言葉は要らない
半落ち(横山秀夫)
俺も梶さんのようなおっさんになりたいものだ。
締めかたは映画の方が好き。
これからは、白夜行(東野圭吾)、犯人に告ぐ(雫井脩介)、ホワイトアウト(真保裕一)あたりを読もうと思ってる
富豪刑事、読了
構えなくて読めるし、筒井のユーモアセンスも回を重ねることに光る。
解説のインタビューで続編はないというようなことを言っていたが、もったいないな。
まぁ、そこは作家としての意地もあるのだろうけどね。
残念なのはドラマを見逃したことか。生筒井を見てみたかった。
エロゲ的にいうと喜久右衛門を鬼畜にしとけばいろいろやれそうな。
そうなると鈴江さんはやられちゃってるんだろーなー
七瀬シリーズのドラマとかで演技を見たことあるが、正直(ry
東野圭吾、最近の暗すぎて微妙
虚航船団の逆襲、読了
昭和50年代のエッセイ集。
あたりまえなんだろうけど、俺のような一般人と日本語に対する意識がまったく違うのね。
日本語をいかに大切に使ってるか。小説家ってすごいよ。
これからはストーリーだけに気をとらわれずに、ちょっとした表現にも注目しなければなぁ。
本書を読んで、エロゲのライターさんもエロに命かけてる人も多いのだろうなと、勝手に想像して感動した。
エロゲのライターは命かけてない。
生活というか人生かけてる奴はいそうだけどな・・・
筒井といえば、『笑うな』で、タイムマシンの描写を
仕事場の隅に、タイムマシンがあった。
の一行で済ませてるのがすっげええええと思った。
凡人には書けん。
残像に口紅を、読了
徐々に音(おん)が消えていく世界の中、ここが虚構だと認識している筒井の日常?を描いた作品。
娘の名前の音なくなりひとりずつ消え、やがて妻も消えるのだが、妻だけは「妻」という概念だけ残るのが秀逸。
普通の作家ならこのまま切ない感じをおしていくだろうけど、その世界を楽しんでる狂気じみたものも垣間見える。
また、なにがすごいって半分近く音が消えても文章がそれほど不自然じゃない技量。
言葉遊びの一種といえる本作品を実際に書き上げる筒井に脱帽ですよ。
某スレの影響で「ROOM NO.1301」「Dクラッカーズ」それぞれの1巻を読了。
マリみて以来、久々にラノベで続きが待ち遠しいと思わせる物に出会ったよ。
はてさて、どう混沌としていくのかな。
あと、「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」も童話っぽくて面白かった。
そろそろ、未読の鈴木いづみでも読もうかね。
火車、読了
もちろん、こういうラストシーンもあるとうことは十分わかってるけど、感覚としては以下の感じ。
足コキしてもらって、イキそうなのに寸止め
作品としては正しいんだろうけどね。
宮部みゆきは時代小説以外を10冊くらい読んで、一番面白かったかな。
この人は読みやすいしそつがないし、こんな作品書きつつも幽霊とか超能力モノとか書くので割と好き。
でも、なんだろう、自分の心に突き抜けるものがないというか、トキメキがないというか。
部屋で彼女とこれからってときに親が帰ってきた心境か?
内田春菊「ファザーファッカー」読了。
この前に、これの元になった短編「田中静子14歳の初恋」も読んだけど、
どっちもきっついな…。
内田春菊の実体験だもんな。
東山彰良「逃亡作法」読了。
……で、インド人は結局どっちの手でちんこしごくんですか。
ハインライン「夏への扉」今更読了。
1970年がかなりの未来で2000年がとんでもなく未来ってのがなかなかにじぇねれーしょんぎゃっぷ。
(1957年の作品だしなぁ)
しかしこの主人公のダメっぷり……頭の出来を無視すれば他人とは思えねぇw
747 :
名無しさん@初回限定:2005/12/04(日) 10:21:47 ID:V/R6H6s30
ラバウル烈風空戦録外電。
突撃空母伊吹がでる
749 :
名無しさん@初回限定:2005/12/04(日) 22:13:00 ID:Sb6LcGTYP
最近ゲーテにハマった。小難しい文学作品しか書いてないと思っていた俺がバカでした。
まず本人の生涯からしてエロゲ的なのには驚いたよ。
というか74歳で17歳に求婚って、エロゲでもやらねーよ。
ま、それはおいといて作品の話でも。一応言っとくけどネタバレあるから注意な。
最初に読んだのは「ファウスト」だったな。
黒3に影響されて読み始めたからメフィストは女の子だと思ってたんだが、
これが実は男だと知ってちとしょんぼり。でも代わりにグレートヒェンがいたからよしとするか。
そういえばグレートヒェン兄は強烈なキャラだったな。
妹が悪く言われる元凶であるところのファウストを殺そうとして襲いかかって、
逆に殺されて妹に暴言吐きつつ死んでいくなんてエロゲでもやらねーよ。
ま、ここは2人がかりで反撃したファウストが卑怯な気もするが。
ラストでグレートヒェンがぶっ壊れるところ、あそこはまさに鬱ゲー的展開。
鬱ゲー好きな俺としては欠かせない場面だな。
「ハインリヒ、ハインリヒさん」のセリフで終わる余韻がなんとも。
第2部はラスト以外はあんまりパッとしなかったな。へーレナも萌えとは違ったし。
だがラストは良かった。ファウストが死ぬときに言うセリフは泣けたよ。
泣きゲも好きな俺としてはなかなかパーフェクトな作品だった。
次に読んだのは「若きウェルテルの悩み」。
シャルロッテの萌え度が神がかってた。あんな清純キャラエロゲでもいねーよ。
ウェルテルの思想も俺の好きなセカイ系ラノベに通じるところがあって共感できたな。
ラストも変に突飛な方向に持っていかなかったからか綺麗に終わってて良かったよ。
で、この前読んだのが「ヘルマンとドロテーア」。
古本屋で50円で投げ売りされてたからどんなもんかと思ったが、とてつもなかった。
ドロテーアに萌えまくり。かなりやばい。清純派快活キャラかと思いきや、それだけじゃなかった。
襲い掛かってきた男の腰からサーベルを抜いて反撃して勝利ってナコルルより強いよ。
この話は他と違って完璧にハッピーエンドだから、読後感も最高。これおすすめ。
そういえば、噂によると「兄妹」という戯曲も題名そのまんまでエロゲ的展開らしい。
全集に入ってるらしいから今度見つけたら買って読んでみよう。ゲーテ万歳
なるほど
ゲーテは侮れないな
ぼんくら読了
誰もが振り返る、「瞳の潤んだ すごい 美少女」みすずちゃんが真のヒロイン。
ツンな一面を魅せつつ、わがままお嬢様な一面も魅せつつ、ドジっ娘な一面も魅せつつ、わかりやすい料理下手な一面も魅せつつ、短い出番で私の心を奪っていった泥棒さんの一面もあり。
ていうかここまで描かなくてもいいんだけど、たぶん宮部的萌え満載の萌えキャラなんだろう。
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
短編5本ではられた伏線をひもといていく構成なんだけど、登場人物が実に個性的。
このままのキャラでゆるーい話の連載をしてほしいが、謎はそれを許さないのだ。
螺旋を描くようにゆっくりと真相に近づくのだが、切ない。
長屋の住人に対する、鼻毛抜き抜き平四郎のぶっきらぼうな真心に泣きました。
そのうち日暮しも読むだろうが楽しみでたまらん
「天球の音楽―ピュタゴラス宇宙論とルネサンス詩学」読了。
いわゆる天球の音楽幻想の本かと思ったらガチガチの哲学研究書だった。勉強にはなったが。
しかしこりゃ興味ある人以外には勧められんなあ。専門的すぎる。
同時並行で角川スニーカーの「円環少女」も読了。
ヒロインが小学生ですがどう見ても魔術伝奇バトルなエロゲです。本当に有り難うございました。
>>750 「私は野に咲く花になってあの少女に踏まれたい(大意)」って詩を書いてる程だからな、ゲーテ。
「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」
バッドエンド一直線。正直あらすじと1p目よんだだけで鬱シナリオだと予想していたが予想通りだった。
>>753 それより前に出た「推定少女」とセットで読めばある意味笑えもする
「何かが道をやってくる」、名作と呼ばれているらしいがよくわからん。
扱っているテーマやらブラッドベリが言わんとしていることは理解できたんだけど、
ストーリーが理解不能。
火星年代記はわかりやすかったのになぁ。
少女には向かない職業
これってミステリじゃないだろ…
ネコソギラジカル中下
西尾維新はどうもなぁ…ダッシュが多すぎて詠みづらい。ついでに話もあんま面白いと思わなかった。
757 :
749:2005/12/13(火) 02:11:52 ID:MOMvY7bZ0
というわけで「兄妹」を読んでみた。それなんてエロゲ?を地で行く展開だった。
妹の名言をいくつか書き出してみよう。一応ネタバレ注意で。
「朝、目がさめると私、もう兄さんは起きたかな、と耳をすますんです。
なんのけはいもしないと、さっと起きて台所へ行って、火をおこして、
女中が起きるころにはお湯がぐらぐら沸いているように、兄さんが目をさましたら
すぐコーヒーを出せるようにしておくんです。」
「もし兄さんがいなかったら、私この世の中でなにをしていいのかわからないと思うわ。
私だって自分自身のためにもいろんなことをしてはいるんだけど、すべて兄さんのために
しているような気がするの。自分のためになにかしているときにも、いつも兄さんのことを
考えているんですもの。」
「私は半時間もじっとすわって兄さんを見つめていても飽きないんです。
あまり美男じゃないな、と思うこともよくあるけれど、兄さんを見ているだけでとても楽しいの。」
「いつまでも兄さんのお世話をするわ、いつまでも、ずっと。―――このちょっと先にも
おじいさんとおばあさんの兄妹がいっしょに暮らしているけど、私ときどき冗談半分に
考えるの、自分もあんなに年をとってしわだらけになったら、でもああしてふたりいっしょに
暮らしてさえいたら、なんて。」
「私ほど兄さんを愛しているものはいない。これほど愛することはだれにもできない。」
ゲーテって時代の最先端(;´Д`)
>>749 ファウストは漏れの座右の書
いいよね・・・ファウストはどちらかというと、燃えゲーの要素があると思うが。
ファウスト熱いぞ、あの無謀さ
久しぶりにバロウズ読みたくなってきた
>>757 妹萌えっつーよりも、サイコな妹萌えな感じのセリフな
金庸は幼馴染寝取られとツンデレの宝庫
「荊の城」を読了。
古城、メイド、偏屈な城主、世間知らずのお嬢様とエロゲ的要素がてんこもり。
エロゲを読んでるような感覚だった。
ミステリとしてもなかなか。一章終わりのどんでん返しが特にいい。
ウォッチャーズ読了
ベストセラー小説の書き方の著者だけあって、実にソツがないつくりで、そんな本だしてると知ってるから逆に面白みが薄れてるような気がしたり。
予定調和が好きな人にはいいかもしれない。
唯一気に入らなかったのが、ラストバトルはトラヴィスvsヴィンスvsアウトサイダーの大乱戦であるべきだったのに、そうでないのはもったいない。
そのせいで変態殺し屋ヴィンスの存在価値が一気に下がってる。
エロゲ的にいうとアウトサイダーのような孤独感を持ってるヒロインとかおおいんだろうな。
俺はアウトサイダーに同情し、萌えた。
>>765 >ベストセラー小説の書き方の著者だけあって、実にソツがないつくりで、そんな本だしてると知ってるから逆に面白みが薄れてるような気がしたり
クーンツの作品はどれもそんな感じだよなあ。
上手いし面白いんだが、仕事が職人的すぎる。
767 :
名無しさん@初回限定:2006/01/06(金) 20:54:56 ID:+XBF2Kvy0
まぁ同人で食うのも(委託書店含む)、2006年〜2008年を目途に著作権法
の抜本的な改正が進められてるから、その改正内容次第だな。
現法が手本にしたドイツの著作法が改正された時のように大胆な改正が
行われるかはワカランが、少なくとも、「契約・利用、ライセンシーの保護、
契約規定全般の見直し、登録制度の見直し、間接侵害、損害賠償・不当利得」
という基本事項が改正されるのは、審議会等で必然的とされているからね。
まあ、世間ではデジタルコピーの件しか、騒がれてないような節があるけど
現法は親告罪となっているが、ネット社会を考慮してどうなるやら・・・
キングの作品だとこないだ読んだゴールデンボーイが面白かった。
塀の中のリタヘイワース目当てに買った文庫だったが、思わぬ掘り出し物だった。
>768
それなら「死のロングウォーク」もすすめておく
死のロングウォークはバトルロワイアルが話題になってたころに俺も読んだ。
キャラクターを突き放して書いてるためか、いまいち感情移入ができなかった記憶がある。
でも、こういう設定のえげつなさは好き。
>>765-766 「売れない小説に意味はない」、「売る気がないなら小説家なんてするな」
とか豪語する人間だからな……(『ベストセラー小説の書き方』より)
売るためのテクニックは確かに凄いし、作品が面白いことも認めるんだが、
いまいち心に残るものがないというか、典型的なハリウッド映画を見ている気分になる
しかしアインシュタインは一生そばにいて欲しい>ヲチャーズ
わたしのグランパ読了
人物の表層的な行動や心理を追うのに終始して深く掘り下げてない。物足りない、というのが率直な感想。
ではつまらないかというとそうではないんだけどね。
今更「刃を砕く復讐者(下)」読了
……「ではまた」じゃねーよ「ではまた」じゃ!! これでまた次まで5年掛かったら見捨て……られねぇ(つ´д`;)
レタス・フライ読了
もうだめやね
エディングスのベルガリアード物語を再読中。
セ・ネドラはいいツンデレですね。
>>776 性生活を補完する同人小説があってもいいよな
>777 寺山修司のサザエさんの話を思い出した
今日図書館で某小説を借りてきたんだが・・・。
あれってタイトル「からの――」だったのか、今の今まで「そらの――」だと思ってたよ。
ベルガリアード物語、新装版で再読終了。
デレ期に入ってもツンツンの要素を残したままのセ・ネドラは
本当にいいツンデレだと思います。額縁に入れて飾りたい。
>>777 もちろんロリと女王モード完備で。ポルガラも補完してくれたら完璧。
野阿梓「武装音楽祭」読了。
……あー、こりゃ確かに絶版になるわ。
凄まじく面白いんだが、作中の仕掛けがあまりに手が込みすぎ。もうちょっと手心加えてくれよ。
主人公が「レモン・トロツキー」、革命集団「狂茶党」だもんなあ。
しかしタイトルは実に魅力的。エロゲでこのタイトルがあったら即買してしまいそうだ。
ポルおばさんがケコ-ンしたのがマジでショックだった俺様降臨
自分の母親が再婚したみたいな気がした
つーかエディングスは誰も彼もケコ-ンさせすぎじゃ
>>780 その勢いで「バベルの薫り」へGOだ。
とある学園に潜入する女工作員、あやしげな美少年、学園を支配する謎の女性・・・と、ネタてんこ盛り。
クローゼットの中の修道女読了
内容そのものは可もなく不可もなくといったところ。差別問題やらなにやらが盛り込まれてるのが、この作者らしいといえばそうかもしれない。
特筆すべきはストーリーではなくキャラ造形。
イケイケのシスター・ジョンと幽霊が大の苦手なシースター・ヒヤシンスは長年の女子修道院生活でとにかく世間知らず。
二人の妙にズレた会話の内容もたまらんのだが、それ以上に興奮したことがある。それは丁寧語。
いざ文面になってみるとシスターたちは清楚で禁欲的であるということをかもしだし、逆にエロく感じて勉強になった。
エロゲだったら二人は調教されちゃうよ。絶対。
懺悔室でさんざん卑猥なことを告白してもいいかもしれん。
34歳だけどな……orz
「隣の家の少女」読了。
……orz(お察し下さい)
>>784 俺はそれ途中で放り出したけど、最後まで読んでもorzなのか……。
ケッチャムがダメだという方々にゴーリーを薦めてみる。
短いのにサクサク読めない絵本。お子様にはお薦めしません。
「かぶいて候」読了。
いつもの隆慶一郎。
新しいのは憎まれ役が秀忠から家光になっているくらい。
だがそれでも読ませる。練達の文章力は矢張りただ事ではない。
ガイシュツかも知れないが綾辻行人著「水車館の殺人」は、
天涯孤独になった9歳の美幼女を引き取って、半ば幽閉し純粋培養して、
16歳に成ったら即結婚して、現在19歳の幼妻という殆どエロゲ同然の設定だぞ!
本文自体も「白いネグリジェに身を包んだ美少女」とか萌え萌え
>>789 「シャワー、浴びてきます」とかいう台詞もあったな。
何処のエロゲだ。
そういや星新一だったかに少女をペットにしてる金持ちの話があったな
外部から完全に隔離して言葉も教えずに純粋なまま育てるっていう
エロいというより美しくて悲しい話だった
それを読んで排泄物はどうしてるんだろうと真っ先に考えた俺は鬼畜だった
ああ、あったな。その金持ちが死んでしまって、その人から直接でないと食事をしなかったから
そのまま死んでしまうとか。
月の光だね。
>>791 果物とか甘いものしか食べてないから、
排泄物の代わりに甘くていい匂いの「何か」を出すよ?
ハ_ハ
/⌒ヽ ( ゚∀゚)') デター
{ (/⊃ ノ ___
ヽ (__⌒ワ') (三(@
に二二二)
_) r'
└───`
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ 出すよ!
ヽ 〈
ヽヽ_)
パプリカ読了
筒井の日本語独特のはっちゃけたところはなく、かわりに内容が後半になるにつれぶっとんできた。
なんだってー(AA略の展開が続いてワロタ
マンガ化するなら永井豪がぴったりだろう。
逆ハーレムなので、エロゲ化するなら性別逆に。
筒井のマンガだったら本人が直接描いてる奴があるだろう。
小説家がマンガ描くのというとこれとケンペーくん以外何あったかね?
小松左京の一連の作品…‥つーのはちょっと違うか。小説家転進前の話だし。
逆パターンは割と見るんですけどねぇ。菅谷充とか。
竹本健治もウロボロスの基礎論に漫画書いてるね
藤原伊織 シリウスの道 読了
ほぼ同じキャラ設定 ほぼ同じストーリーの流れ方なのに読んでしまう・・・
頼むから死なないでくれ 少なくとも手のひらの闇2だけは書き上げて。
京極夏彦がマンガ描いてるのを見た事あるよ
801 :
名無しさん@初回限定:2006/02/18(土) 17:38:41 ID:BLrIUhkj0
東京タワーってすごく評判いいみたいなんだけど
エロゲーマーが読んでも感動しますか?
主人公と主人公の母のやりとりが印象的だった事しか覚えてない
終わりのクロニクル全7巻読んだが、これエロゲにしたら相当バカ売れするんじゃねーのかと思った。
さとやす氏の絵がエロいえろい(特に尻が・・・)
Fateみたいな薀蓄バトルノベルものがFD合わせて33万本近く売れてるんだし
エロゲオタの心に直撃の内容だと思う。
終わクロは作者自体がゲーム会社の中の人だしな
長年期待してるけど実現する様子はないね・・・>エロゲ
伊賀忍法帖読んだけど
これなんてエロゲー?
>>803 その昔メルティランサってゲームがあってな(以下略
懐かしいな
演歌好きの僧侶みたいな娘がいたのを覚えてる
シャナ
>>803 最終巻で4カップル分のエチシーンきたらどうしようかと思ってたが
1組分だけで安心・・・した矢先に、とんでもない連戦だったから驚いた。
Fate方向で受ける狙いなら、エチシーンに本来とは別の目的・意義を込める展開の
都市シリーズのほうがエロゲに向いてる気がする。
>>805 山田風太郎は何書いてもたいがいそんな(ry
メフィスト賞の、乾くるみとかいうやつの本を読んだら、まんまレズふたなり女学園
モノじゃんか。レズしかいない女学園にヒロインが入る。もちろんこいつも百合属性。
とうぜんレズな親友ができる。で、生徒会は当然のごとくレズのフタナリ乱交会。
ヴァルキリーにあるようなチンコ寄生生物が出てきたり、戦闘シーンでは探偵のレズ女が
パンツ下ろしたままの女学生を数人、階段から落としたり。
最後はヒロインの女ふたりがよろしくやってて終了。ひたすら痛かったです。
ありがとうございました。
Jの神話だっけ?
ミステリからSFになるってのはよく見るからいいんだけど
さすがにありえなさすぎる超展開がアホスって感じだったな
つーか最近のメフィスト賞ってどうなの?
最近のメフィスト賞は良くも悪くもトンデモ感がない作品ばかり。
乾くるみは「イニシエーション・ラブ」とか「リピート」とか、
新作が割合面白かったな。話としてはちょっと退屈だけど。
清涼院流水とか賛否両論で結構盛り上がってたあたりが楽しかったメフィスト賞
俺はこういうのもアリだなと思ってたな、ゲームっぽくて新鮮な感じした
まあこの人のせいでホントに何でもアリになっちゃったけど
メフィスト賞でエロゲーといえば西尾維新。
Kanonのように「うに〜」など不自然な口癖を入れてキャラを特徴付ける手法、
主人公以外のキャラクターがほぼみんな美少女、無礼で悩んでばっかのロリコン主人公が
なぜかモテモテなどの要素はあるものの、第1作は「比較的」萌えからは離れていたけれど、
2作目からさらにグッといっちゃっいました。文体がエロゲの影響受けすぎ。
どこかのスレでもみたけど、19才であれだけエロゲじみたスクリプトが書けるのだから、
デビュー前(高校時代)はny厨でエロゲー落としまくってやってたんじゃないか?
ワロス
>>816 講談社にとっちゃ今かなりのドル箱作家だし、ひろいもんだったよな
戯言ですけど
>>816 まぁとりあえず西尾クロニクルでも読んどけ
十全です
西尾維新は初期のミステリーぽかったたのが懐かしい。
いまじゃただの三点リーダーが多いバトルもの。
正直、エロゲテキストの小説なら、エロゲのほうが絵がある分だけいいよなぁ
小説らしく書いてくれと思う今日この頃
流れぶった切って太宰治の人間失格、グッド・バイ、如是我聞の3つを読了。
陰鬱だけど一気に読めて、なんというか妙な好感が持てる。
個人的には太宰は「晩年」の才気走り過ぎてる辺が好きだった記憶がある。
先日子供が借りてきた絵本を読む。
ツインテールで男の子にも負けない強気な女の子。お勉強も、運動も得意。
女の子「(友達の猫の写真を後ろ手に隠して)男子には見せない」
男の子「いいもーん、俺の家にだって、柴犬がいるもーん」
女の子「柴犬、いいなー、家でも飼いたいけど」
男の子「見に来るか」
女の子「え♪・・・と、だ、誰があなたんちになんて」
男の子「今なら子犬もいるんだけどなぁ」
女の子「しょ、しょうがないわね、そ、そ、そんなにいうんだったら、みにいってあげてもいいわよ」
※多少違うかもしれません
これはツンデレ?いや、ほんとはちょっと違うんだけどね
ますだくんとまいごのみほちゃんより
825 :
名無しさん@初回限定:2006/03/28(火) 07:31:20 ID:CK6/70xO0
レム、死んじゃったねえ…
偉大なSF作家がまた一人………
ソラリスしか読んだことねーや
初めて読んだのはヨン先生(子供向けに書いてあった奴)。それと完全なる真空の人だよね。
ソラリス、読んでなかったり(天邪鬼)そのうち読もう。
むかし図書館で『虚数』を手にとったけど、
よく分からなくてすぐ返してしまった記憶があるな。
話は変わって、『白昼の死角』(高木彬光)読了。
刑法の共謀共同正犯の概念がよく分かる……
という触れ込みで読んだが、そういうの抜きで普通に面白かった。
法律という土俵で知能犯と切れ者検事が対決するっていう
そのシチュエーションだけで燃えるものがあるね。
>>828 虚数はレムの理系SF魂が炸裂してるからなあ。
あれよりも「完全なる真空」のほうが解りやすいと思われ。
とりあえず、『ソラリスの陽のもとに』をもう一回読もうと思います。
エアフレーム―機体
工房のころ買って、今になってもう一度読み返したらメチャウマだったからよォ、嘘じゃねぇよ
少女地獄
戦闘装甲猟兵の哀歌
まで読んだ
833 :
832:2006/04/09(日) 02:48:41 ID:5HQJE08N0
orz
戦闘装甲 --> 装甲戦闘
それなんてメロウリンク
それメロウリンクじゃなくて鋼鉄の虹だお
Crescendoの人
クロイツェル・ソナタ読了
寝取られ(;´Д`)ハァハァ
キスまでの距離 途中放棄
内容が薄っぺらいので感情移入できず読む気が失せた。
村山由佳は天使の卵とか天使の梯子がおすすめ。
あと、すべての雲は銀の・・・もそこそこよかった気がする。
840 :
名無しさん@初回限定:2006/05/05(金) 20:06:19 ID:zammnzcD0
野沢尚「ステイゴールド」再販されてたので10年以上ぶりに再読。
さすが海外G1取っただけあっていい話ですねぇ。
…‥つか野沢作品とは知らんかった。てっきり少女漫画のノベライズかと。
図書館戦争
書いたもん勝ちな気がするけどまぁまぁ。
ヒラコーもこの手の「表現規制後の世界で戦争」モノ描くらしいね。
ヒラコー?
843 :
名無しさん@初回限定:2006/05/06(土) 14:48:38 ID:AXBUCIKbO
平野耕太=ひらこー
844 :
名無しさん@初回限定:2006/05/06(土) 14:51:47 ID:AXBUCIKbO
ヒラコー=平野耕太
>>841 アレは一発ジョークネタじゃないのか。
というか大同人物語は(スレ違い
神林長平のファン。
ハードSF感とライトノベル感を上手く中道で行っているのが良い。
>846
つい一昨日「帝王の殻」読み終えた俺が来ましたよ。
「膚の下」買おうか買うまいか……ハードカバー高えよ(つ´д`;) (でも文庫待ちも辛い……)
>>845 えぇと、スレ違いを続けて申し訳ないけど
漫画を読むと、容姿が醜くなりますよ!スポーツをしなさい。スポーツを。
で、ググって、結果から相応と思われるサイトで「インフォ」を読んで。
昔、華氏451って小説があってだな
「神様から一言」 荻原浩
かなり面白かった。
貴志の青の炎もそうだけど、それなんてエロゲ?
>>849 知ってますがな・・・華氏911がそれをもじったタイトルなのも。
現代日本がその手のが書かれる状況だって事がですね(ry
最近、浅田次郎「霧笛荘夜話」読んだけど
それなんてエロゲ?とか思ったな。
なんでこんなすげえ姉萌え小説書けるのかと小一時間…
山田風太郎「風来忍法帖」
麻也姫様モエス
ドラキュラ紀元三部作を再読
ジュネ可愛いよジュネ
>>850の荻原浩つながりで「コールドゲーム」
たまたま目に止まった本だったが、マジで面白かった・・・・・
856 :
名無しさん@初回限定:2006/05/17(水) 00:38:33 ID:lwnHEc590
最近エルフから出てるゲーム“花と蛇”をやってみて
おまけでついてきた文庫版を読みついでに本屋で何冊か買って読んでみた
小説の方を読んでみてふと思ったのが、
結城彩雨先生の小説もエロゲに向いてそうな気がした
走れエロス
今さら天童荒太の永遠の仔読了。
…ああ、まずい、これすごい鬱だ。
ネグレクトに、虐待、性的虐待、そろいぶみ。
次は軽いの読もう…。
opローズダスト
色々と日本が行き詰まってるのにいらだってるのはよくわかった
でも描写くどすぎ
860 :
名無しさん@初回限定:2006/05/26(金) 00:55:39 ID:/3OuaxqE0
age
ハンス ウーリッヒ ルデルの急降下爆撃
いい本だ
チェーホフ「桜の園」
映画→漫画→小説と逆コースで辿り着く。
熟女嗜好も極まったのか、成金ロパーヒン視点で奥様を妄想することに終始。
小作農の倅にも(気まぐれなのか)優しく接してくださった奥様への憧れ。
その奥様の桜の園を買ってしまった際のやっちまった感。
映画・漫画での女子校の雰囲気、
エロゲでも味わいたいが性描写で台無しになってしまう儚いものなんだろうなぁ。
「ダンス・ダンス・ダンス」と「スプートニクの恋人」を読んで確信した。村上春樹は耳フェチであると。
「ナナ」と「制作」を読んで確信した。ゾラは腹フェチであると。
864 :
名無しさん@初回限定:2006/05/29(月) 23:24:53 ID:MsLzfNBU0
age
865 :
名無しさん@初回限定:2006/05/30(火) 00:27:08 ID:IKtNlqi/0
高橋和巳『邪宗門』
……もうやだ、永杉
司馬遼太郎の「北斗の人」上巻読んだ。千葉周作の話。
口下手な主人公の周りに
師匠の娘でツンデレな許婚と奉公先のツンデレお嬢様(デレてないか)と
下宿の無邪気系妹キャラが出てきた。
司馬さんは、本筋とは無関係なところでも
とりあえずヒロイン出すみたいなサービス精神あるな。
出したけど、そのまま置き捨てみたいな事も多いが。
グレッグ・イーガン「宇宙消失」を読了。
イーガンっていつもそうだけど、書きたいSF的仕掛けや主人公のアイデンティティに
こだわりすぎて、というか夢中になりすぎて、他の小説としての伏線や道具立てを
ほったらかしにしてしまう癖があるんだけど、これもそう。
とは言っても、地球をすっぽり包み込むバブルなんていう大仕掛けや、脳内ツール、
量子論、観測者問題をぐるりとひっくり返して解決するところなんかはまさに
センス・オブ・ワンダー。でも前半はちょっと長すぎだよね。
ところで「最果てのイマ」スレには田中ロミオとイーガンを
やたら並べて語りたがる人がいるらしいですが、マジなのかしら。
北村薫 - 街の灯
ベッキーさんにハァハァする本です。
上の方で神林ファン名乗った俺ですが、「猶予の月」を読了。
姉属性の衒学系エロゲとしてありな気がした。
逆説的だけどエロゲってこのテの異常世界が好きだよな。
D・シモンズの「ダーウィンの剃刀」を読んだわけだが。
超人的な主人公マンセーな人なら楽しめるかな、と思った。
小道具や社会背景の描写は悪くないと思うんだけれども。
>>870 それ、途中に挿入される「そんなのありかよ」って交通事故?の話がメチャ面白かった。
話はなんというかスティーブン・ハンター系列の王道冒険小説?だったね。
コニー・ウィリスの「ドゥームズデイ・ブック」を読んだ。
「聡明な美少女史学生が中性暗黒時代にタイムマシンで送られて四苦八苦」という一行で
終わる単純なプロットだが、よくもまぁ1700枚分の大作にしあげたものだ、という感動?の作品。
前半は淡々と進むが、後半が怒濤の展開で涙なしには読めない(大げさ?)
暇な時に飽きないようにつらつら読むにはオススメ。
長野まゆみの「僕はこうして大人になる」(新潮文庫)
あらすじは文庫の裏表紙を読むとして、エロゲーマとして
・幼少時に年の離れた兄姉から女装趣味を強要
→自分は女だと思い込んだ過去から異性(♀)より同性(♂)に目覚める
これだけで、主人公の脆さと大人への成長に'`ァ'`ァできます
この作者にしては、めずらしく起承転結のはっきりしたお話しです
西尾維新の戯言シリーズというのを読破した。
俺は読み始めたものを、気にいらないときに見切るのが下手だ。
もしかしたら俺のそれまでの認識を覆す面白さがでてくるのかも、
とか思っちゃうんだな。
文章のところどころにセンスは感じるが、全体としてはとても評価できない。
少なくともこのシリーズに関しては集団で中二病を発症したやつらが
ご大層な二つ名で呼び合いながら大騒ぎしてるだけ、としか感じられなかった。
ミステリをラノベ化させた罪は重い
ミステリをラノベ化させた功績は。
まぁ赤川次郎もライトノベルみたいなものではある
「亜空間要塞」と「亜空間要塞の逆襲」を続けて読んだんだが
半村良ってこーゆーノリなんだなと思っていい?
というかメフィスト賞自体の功罪を問うべきだと思われ
ミステリー好きなら西村京太郎を全部読破しよう。
いや最初はミステリーとしても十分面白いんだが後になればなるほど色々と辛くなるw
十津川警部ってやつか。
数年前毎日新聞日曜版に連載されてた。ありゃだめだった。
簡単に内容の説明。
約四十年前に父が死んだのは、殺人だった! といって警部の同僚が
父親が死んで得した奴らを殺し&関係者を誘拐して立てこもりをする。
何か言おうとして東京に出てきた奴らなんかも殺されたりしちゃってる。
同僚に同情する部分もあるし、俺の推理小説としての興味の焦点は、
同僚への死に場所の与え方と、四十年も前の証拠などいくらでもばっくれられるから、
どうやって十津川警部が証言の矛盾をついて殺人実行の言質を取れるのか?
ということに絞られていた。
……あっさりとどちらも警部の活躍と関係のないところで終了。なんだこりゃ。
>>877 「岬一郎の抵抗」を呼んでから判断しても遅くは無いと思いますよ
最近の西村京太郎は文章枯れてる。
なんかテンプレでもあるのかって感じの文章になってる気がした。
もう名残も無いけど初期作品は面白かったんだけどね
内容の劣化も凄いけどそれ以上に
「今の、西村京太郎は、読点が、あまりに多すぎて、イライラする」、と、言った。
884 :
名無しさん@初回限定:2006/07/17(月) 01:22:29 ID:Jscvzt6m0
読点の感覚はその人の呼吸の長さに比例
という事は息がやたら短い西村京太郎はそろそろ……
喘息持ちか。
>西村
京都で頻発するカップルの死。
果たしてこれは心中か、それとも殺人なのか……
というあらすじでタイトルに「殺人事件」が付いてるのはどうかと思った。
爆笑させんなw
おもっくそネタバレだなそれ。
一般向けの西村京太郎、赤川次郎より、
同じメジャーでもまだ西村寿行のほうがエロゲー派には合うんじゃない
女は淫乱か聖女、ヒロインが捕まればとりあえず後ろからレイプ。
ミステリー要素は薄いけどそれなりに読みやすい文体だし。
西村寿行とはまたえらく渋いエロース趣味だなぁ。
勝目梓とかの(エロ)ハードボイルドものをよく読んでたよ。
ミステリってーと京極とか森とか宮部とかあの辺って普通にエロゲヲタにも受けそうだな。
んで、ミステリとまったく関係無いが
ピーター・S・ビーグル「心地よく秘密めいたところ」読了
現代ファンタシーの隠れた傑作とされてる作品。
ニューヨークの共同墓地を舞台にした、現世に適用できない生者と、死から無へ
緩やかに滑り落ちていく途中の死者の話。
愛の永続性だの、生と死の差異だの難しいこと色々語りながらもリリカルな
雰囲気で読んでて心地良い。
綺麗で切ないラブストーリーでもあるんで泣きゲ好きなら是非、
登場人物の年齢高めだけどね。
>>883 名探偵シリーズとか殺しの双曲線とか良かった。
>>883 それそれw
読点や「と言った」とかは文字数や改行稼いでるのかなあ。
名作と名高い"嵐が丘"を読んだ
……キャシーの設定はあかんだろうw
半端無い癇癪持ちで驚いたぞ
帰郷していた甥っ子に勉強を教えてたんだが、
舞姫の主人公ってかなり鬼畜だよな
>>897 鬼畜というか、鳴海級のヘタレといった方が合ってる気がw
坂東眞砂子の『狗神』マジお勧め。特に伝奇物エロゲが好きな奴。
デフォでエロシーンあるのでそのままエロゲのシナリオになるような内容。しかも近親相姦。
メインヒロイン(=主人公)の年齢が40超えてるのがネックだがエロゲマなら
実年齢など飾りだということはよく知っているだろう。
こういうことだな。
モンテ・クリスト伯=プリンセスメーカー
「猶予の月」読了
……かつてこれほど夢もチボーも浪漫もへったくれもないHRがあったろうか……
(いやルードが母性全開なのは結構燃えるのだが)
猶予の月は最後の「落ちていく」シーンがもう綺麗で泣けて凄かった。
ヴィリエ・ド・リラダン「未來のイヴ」読破
(設定自体はエロゲっぽいんだが・・もぅすこし主人公と絡ませて欲しかった
内容の半分は、主人公の愚痴とのろけ話だからな
しかも旧漢字・旧仮名遣いってふざけてるよ
クリス・ライアンの「暗殺工作員ウォッチマン」読了。
元SASがどんな小説を書くのかと思って読んでみた。
戦闘描写は本職だっただけあって中々。
話の筋はなんとなく読めてしまうが…。
ツンツンする女が出て来るが例によって最後に(ry
ジェイン・オースチンのせいで、イギリスの女はみんなツンデレだと思っている
ショートショートみたいなエロゲってないかな
もうなんか長いと疲れるし
>907
はじるすを一日一話、一話完結と考えれば短編集?
……んなこたーないわなw
て言うか何で小説スレでゲームリクエストなんかしてんの?
>>793 それって中国のマニアック食だったけ?
果物のみで育てた少女の尿っての。
「らくえん 〜あいかわらずなぼく。の場合〜」にやたらはまったんだが、
なぜだろうと考えたら俺は大のヴォネガットファンだったということに気づいた。
ヴォネガットみたいなノリのエロゲってあんまりないなあ。
二昔前の青春のバイブルみたいなものなのに。
まぁ今更だけど邪魅読了。
相変わらずレイープネタ率高いなぁハァハァ
レイープシーン想像するだけでご飯3x2杯はいけますよ。
……え、邪なことをすると死ぬ、ってあんただrftgyふじこlp;
「ロクメンダイス、」読了。
良いか悪いかは別にして、なんともすごい言語センスの持ち主だ。
読了するだけで精一杯。疲れた……
黒白キューピッドおすすめ。
ハリーポッターと賢者の石〜謎のプリンス読了
ハマッた。びっくりするくらいハマった。
こんなにハマったの中学の頃読んだグイン1-30巻以来かもしれない(あくまで30巻まで)
少年マンガ誌的王道といってもいいだろう。
ハリーvsヴォルデモートを軸にいろいろなテーマが絶妙にからまりあってなにもかもが魅力的に輝きだした。
あーやべー最終巻発売日に買うだろうなぁ、仕事も休むかもしれねぇ。
エロゲ的にいうとハーマイオニーとフラーとチョウと若い頃のハリーママと5Pで問題ないな。
でも、原作の内容を発展させると寝取ったり寝取られたりするので、そっちでもいいかもしれん。
(;´Д`)ハァハァ続きマダー?
「剣客商売」は男装ツンデレ美少女萌え小説
>916
しかしあっさり人の嫁にorz
俺的には1巻ラストで田沼が白玉を美味そうに食うシーンがヨカタ
# 腹減ってるときに池波の食事シーンは毒だw
児童文学だが「ちびっこ吸血鬼シリーズ」(今はリトルバンパイア)のアントンとアンナの関係は
エロゲオタ的思考回路で発展させるとシリアスな泣きゲーシナリオになりそう。
吸血鬼と人間の道ならぬ恋、一方は子供のままで一方は成長する
結ばれるためには吸血鬼になるしかないが好きな人を吸血鬼にしたくないというジレンマ。
そもそも子供の吸血鬼ってことはその歳で死んでるってわけだから
重いよこりゃあ。
919 :
名無しさん@初回限定:2006/10/28(土) 15:24:00 ID:aKs9SSEy0
age
E.ブロンテの『嵐が丘』を推しておく。
彼女はまさに奇才だ。
これしか発表してないみたいだけど。
野村美月の「文学少女シリーズ」@ファミ通文庫をプッシュしてみる。
文学書籍を食べたいくらい愛してると言いつつ
文字通り食べてしまう妖怪もとい文学少女・天野遠子と、
賞に応募した小説がたまたまベストセラー化してしまった事を契機に
好きな子に死なれトラウマを負っている元作家な少年・井上心葉のお話。
話自体はライトミステリー調で、話の進行モチーフに文学作品が
使われているのが特徴。
今の所モチーフ作品は結構重い作品
(1冊目は太宰治の人間失格、2冊目は内緒)なので
クライマックスなんかは重いけど、
文体や普段の遠子と心葉の掛け合いが軽い調子なおかげで
結構楽に読めるのがポイント。
ちなみに1冊目「"文学少女"と死にたがりの道化」は、
2006ライトノベル板大賞上半期3位。
推すなら最低限ネタバレはやめれ…
と、一巻前半部分で積んでる俺が言ってみる
>>922 タイトルの件なら一応言っとくと、
「初っ端の引用からして原文のメジャーフレーズで、
結構早い段階でタイトルも出てきていて、
紹介した所で話に支障はなくネタバレの範疇ではない」
そう判断したから書いた。
(言い換えるとそうでないから2作目のは伏せてる)
でも気に障ったらすまなかった。
て言うか読もうぜw
もし読み始めても何か退屈だから積んでるというなら、
多分読み切った時には評価は反転してると思う。
924 :
922:2006/10/29(日) 00:59:22 ID:3BcLkJGa0
いや、俺がネタバレって言ったのは男主人公の作家業辞めた理由の方。
その設定が物語にあんま掛かってないんなら結果的にみれば気にする事も無いんだろうけど、
少なくとも冒頭では隠してたっしょ。
とは言えせっかくだし続き読んでみるよ。
>>914読んだ。
「黒白キューピッド」読了。
“So……きみは薔薇ballAになる”なんて素敵文章も出てくる中村九郎デビュー作。
相変わらずよくわからない描写で読者を置いてどこかへ行ってしまう。
個性というには毒が強すぎる。
でもフグの肝食う人だっているんだから是非そのままでいてほしい。
俺はもう絶対読みたくないけど。
>>925 本当に読んだのか……
ムチャしやがって…
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三三 三三 三三 三三
三三 三三 三三 三三
京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」読了。
なんというか姑獲鳥の夏を単純にしたというか。
ひとつの事柄の為にひたすら筆を費やしてる。
余分は無し。燃えも萌えも無し。
正直エロゲーファンにはどうかと。
皆してラノベラノベ言うから……
キャラクター性が強いだけでラノベになるらしい。
正直京極のは、あんなエグくてグロい話なのに
キャラクター性が高いだけで燃え萌え言ってるヤツの気が知れん。
一冊読むだけで肉体的にも精神的にも恐ろしく疲れるから萌えなんて感じてる暇無いっての。
俺が敏感なだけか?
>>929 萌えヲタというのはそう言う所しか見ない人種なんだよ。
でも森博嗣がライトノベルだと言われてもあまり反論する気力がおきなかった。微妙微妙
高校の頃は森博嗣めちゃ好きでよく読んでたけど今はあんまり読む気しないな
すべてがFになるとか、笑わない数学者とかホント最初の頃のが好きだった
>929
すまん、織作さんちの碧タソにはマジ萌えたorz
あと敦っちゃん。
>>932 大学時代、友人に面白いと言われて読んだが、
森博嗣は「すべてがFになる」で十分だなと思った。
それ以降の話はなんというか同人誌に感じた。
そんな漏れにお勧めの本を教えてください。
ユリシーズ
二階堂黎人大先生がいいんじゃまいか。
ゲドババァ(意味不明)
ドグラ・マグラ読み終えたわけだが
何か拍子抜けしたのって俺だけですかそうですか
>>937 ドグラ・マグラ読んだなら
「ジサツのための101の方法」ってゲームお勧め
東野圭吾の「手紙」読んだ。
社長の言葉や後書きなど考えさせられる部分もあった。こういうのは鍵っ子が好きかもしれんね。
AIRが駄目な人は多分これもつまらないと思う。ワサビのない寿司みたいなストーリー
「邪恋」読破
・・・エロス
途中で書き込み押してしまったすまない
君望好きな人なら読む価値ありかも
七回死んだ男 西澤保彦
C†Cスレのテンプレに載ってたから読んでみた。
何かラノベよりラノベっぽいぞ、これ。最終章の種明かし後がなあ、種に不満は無いけれど。
>>942 西澤保彦は主人公の男が情けない感じの奴多いんだよなー。
女性上位というか。そういう性癖でもあるのかね作者。
「七回〜」の主人公は体験してる時間が他人より長いから外見より大人びてるとかいう話だっけ。
逆に「ナイフが街に降ってくる」では主人公の周りの時間止まるから戸籍上より歳取ってるんだよな、確か。
アラレのセンベイさんみたいだな。
test
ミステリ系ならおそらく既出だろうけど
殊能将之 「ハサミ男」 はおすすめ
この人のほかの作品はアレだけどこれだけは別
>946
確かに「ハサミ男」は別格だよなー。石動シリーズ? を同じ人間が書いてるってのが信じられんくらい……
「黒い仏」読んだときはもうポカーソ
「おいおい、こんな○○とか出てきたんじゃまるでCの付くアレじゃねーか」ってホントにCものだったしorz
メフィスト賞って今迷走状態?
どういうの出てるんだろ
よみがえれ〜
950 :
名無しさん@初回限定:2007/01/04(木) 00:41:14 ID:7UE11cEr0
文学少女シリーズ3巻「”文学少女”と繋がれた愚者」読了。
メチャメチャ意表を突かれて戦慄した。
色んなメディア通じて、今一番続きが楽しみな話になった。
>>924 今更ながら、色んな意味で、悪かった。
>946
>947
禿同
「ハサミ男」は会心の出来なんだけどその後の作品がイマイチ…
「美濃牛」までは楽しめたんだけねえ
今は「邪魅の雫」を読むかどうか悩んでる。読んだ人いる?
>>951 邪魅の雫読んだけど感想は「ああ京極だなあ」で終わった。
>952
だ、だれがうまいこと言えと(つ´д`;) > ああ京極だなあ
>>953 いや別に洒落とかじゃなくてな、
読み終わってもそれしか感想がうかばんのよ。
だから京極分が不足してきたと感じたら読めばいいんじゃね?
間違ってもシリーズを最初から読み直してはいけない。
>954
いや、俺も洒落とかの積もりじゃなくて、
「あ……ほんっっとにそれだけだったなorz」と今更に気付かされたのよ……
一夢庵風流記を読んだ。大変面白かったけど
だがそれがいい
があとがきの作者の言葉だったということが一番の衝撃だった
957 :
952:2007/01/06(土) 15:28:29 ID:tlU/UHCwO
>953
なるほど
最近は西尾維新とかしか読んでなかったから久々に京極分を補充してきます
959 :
名無しさん@初回限定:2007/02/01(木) 14:57:01 ID:oBXeFZ6H0
>>956 隆慶作品はいいよな。
「見知らぬ海へ」の続きが読みたい……
沙耶の唄みたいな異性物との狂った愛がある小説ないかな?
古典も古典、「夏への扉」の3年前に書かれたファーマーの「恋人たち」
国産なら「妖聖記」かね
異生物というか無機物だし、愛かどうかは微妙だけど狂ってはいる
キングの「クリスティーン」
雨月物語の蛇性の淫
ゲイルスバーグの春を愛す、はある意味ホラーだと思った
山田風太郎 柳生忍法帖
作者はじめて読んだ。燃えた
島田荘司 帝都衛星軌道
小説誘拐モノとしての完成度は高いけど
あんまりサプライズは無かった。面白いかったが。
Ann Radcliffe The romance of the forest
読みにくい。あと陳腐。おもしろいとは思うけど。
GKチェスタトン 詩人と狂人たち
詩人が狂人の行動をそれっぽく説明するっていう流れのミステリーなんだが、
かなり気に入った。他にこんなの無いかな。
ラドクリフかよ!
イタリアの惨劇は陳腐だけど結構面白かったな。びっしり細かい文字でハードカバー6ページに
渡って、ハゲのデブ男が美少女に愛の告白を演じるところなんて良くできたギャグにまで至ってる。
970 :
967:2007/02/11(日) 16:10:48 ID:mgcmmSio0
いま気づいたんだけど、ラドクリフって古典なんだね。
Classicsとか裏に書いてあるし。1791年じゃん
古典に陳腐とか読みにくいとか
自分の知識の無さにあきれる。
つか、めちゃ恥ずかしい
図書館に洗脳されて「海の底」読破
有川浩って人物の心理描写がくど過ぎる気がする
972 :
名無しさん@初回限定:2007/02/14(水) 22:14:50 ID:+fiQFqfiO
山手樹一郎「江戸名物からす堂」の、お紺さんがツンデレな件は、誰も知らないか。
古典ミステリのウィルキー・コリンズ『月長石』読み中。
めちゃ厚いからまだまだ時間かかりそうだ。
でもやっぱ古典ってのはいいもんだ。
まあ、軽いところで白倉由美の小説とか。「きみを守るためにぼくは夢をみる」「おおきくなりません」「しっぽでごめんね」
「QED河童伝説」
ん〜、それこそ「コンテキストの裏読み過ぎ」かも知れんが、これって邪魅への回答なのかね?
泥田坊を一つ目妖怪の一つにリストアップしたのも深読みするとアレだよなー
桑原(高田)は「零落せる神」の系譜に連ねたが、多々良(京極)はあれを遊里の背景で読んだわけで……
ttp://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070310b 県央部の男子中学生が「ネット被害」 一時体調崩し、登校困難に
インターネット上で他人を中傷するネットトラブルが、県内の学校現場でも顕在化してきた。
県央部の中学校では、実在する中学3年の男子生徒の名前が、
ネット上のポルノ小説の投稿サイトに主人公として書き込まれる問題が発生、
生徒は一時体調を崩し、登校が困難になった。
小説は既に削除されているが、生徒の両親は「あまりに卑劣で陰湿」として、
名誉棄損などでの刑事告訴も検討している。
小説の主人公は男子生徒と同姓同名の「中学校3年生」という設定。
女子生徒5人に校内などでみだらな行為を繰り返す内容だ。
3章立てで構成され、文字数は400字詰め原稿用紙で24枚前後に上る。
学校側は昨年12月中旬、生徒や両親の訴えを受け、調査を開始。
生徒10人以上から話を聞き、同11月に携帯サイトでたまたま
この小説を知ったという3年生の男子が、ほかの何人かに教えたという事実を突き止めた。
小説の登場人物が実在する生徒名であることから、
学校は小説を投稿したのは「学校の事情を知り得る者」とみているが、
実際に誰が、いつ書いたのかは分からないという。
(2007/03/10 09:44 更新)
げんしけんみたいだな。
「リボン記念日」 五百香 ノエル
これってエロゲのノベライズ?って思うほど('A`)
「銀月のソルトレージュ」
久々に富士見FTで期待できそう。もう一化けしないかな。