あのねのね
>>1 スレ立て乙〜。なんで前の3、突然消えちゃったんだろう…。
新スレ乙鰈〜
漏れもdat落ちしないように保守します
>1 モツカレー。
即死判定かからんようにとりあえず保守。
お年玉以来SSっぽいもの来てないし(容量制限で出せずに居た可能性もアリか)
そろそろ何か来て欲しいかな
俺、ネタの切れっ端しか思いつかないから一本の話にまとまってくれないんだよね(´・ω・`)
あぼーん
ネタは無いが保守。
12 :
名無しさん@初回限定:03/01/15 22:40 ID:mVENLMjm
即死はイヤ保守。
しっかりしろよと〜介抱し〜hosyu
15
16
ほしゅ
職人さん待ちつつ保守
19 :
名無しさん@初回限定:03/01/16 01:06 ID:efmHV9/x
おまいら
30分ごとに保守してどうしますか?
あぼーん
あぼーん
業者に保守をゆだねるオペラツィオンでつか?
瑪瑙くんの おしえて?お姉ちゃん先生(ジュエリー)
なるゲームがあるようだけども、どうなんだろ。
ヒロインの姉は「蛍」というそうですが。
ほたる「わ、わたし……?」
多分違うと思われ。
ほたる「しゅん……」
ちなみにロリ+ショタゲーっぽい。
ほたる「(がーん)……ろり、なの?」
あなたの事ではありません。
24 :
大事な言葉:03/01/16 06:20 ID:geSxd2xs
まだ弟が小学生の時だった。
私が学校から帰ると、弟がニコニコして玄関に立っていた。
「芹奈お姉ちゃん、おかえり!」
「?…ただいま」
そこに遙姉さんがリビングから出てきた。
「あ、芹奈ちゃんお帰り。この子ね、ずっと待ってたみたいだよー」
遥姉さんも笑顔だ。…まぁ、遥姉さんはいつも笑顔だけれど。
「…?…ただいま」
「見せたい物があるんだってー」
「見せたい物?」
私は弟の方を見た。
「うん!えっと、これ」
弟は後ろに持っていた紙を私に手渡して言った。
「この前やったテスト、国語だけ今日返されたんだ」
私はそのテストを見た。
「…80点?」
私がテストを見ていると、遥姉さんが一緒にテストを覗き込んだ。
「ね、すごいでしょー。これ見せたくてずっと待ってたみたいだよ」
弟は笑顔で私の様子を見ている。
「…ここ、この前教えた所、間違ってるわね」
「…あ、えっと…」
弟の顔が一瞬にして暗くなった。遥姉さんも少し困った顔をしている。
「もっとちゃんと勉強すれば、このくらいのテスト満点は取れたんじゃない?」
「う、うん…」
「私の弟なんだから、やればできるはずよ。次は頑張りなさい。わからなかったら教えてあげるから」
弟にテスト用紙を返した。
「つ、次は頑張る!!」
そう言って、弟は部屋の方に戻っていった。
「…えっと、芹奈ちゃん?」
黙って聞いていた遥姉さんが口を開く。
「『次は』って、あの子いつも頑張ってるんだよ?芹奈ちゃんに誉めてもらおうと思って」
「私が誉めなくたって遥姉さん達が十分に誉めてます。それに誉めて貰う為にやったってしょうがないです」
「でも…」
「…私はこういう風にしかできなから…」
翌日
いつもより遅く学校から帰ると、えらく姉や妹があたふたしていた。
「どうかしたの?」
聞くと、弟がこの時間になっても帰ってきていないらしい。
それに今日の授業は午前だけだったはずだった。
皆で探しまわって1時間後、いつき姉さんが弟を連れて帰ってきた。
こんな時間まで何をしていたのかたずねると、ずっと近くの公園に一人でいたらしい。
学校で返された算数のテストの点数が30点で、帰るに帰れなかったそうだ。
それを聞いた私は頭にきて言った。
「姉さん達や私に、こんなに心配させて何を考えているの!?
テストの点数で怒られるのがそんなに怖かった?そんな事だからダメなのよ!
あなたは私の弟なのよ?」
「…うぅ…ご…ごめんなさい…」
泣くのを必死で堪えているようだ。
「そんな事していて、いつ周りから見捨てられても知らないからね!」
弟はその言葉を聞いて、びくっとしたかと思うと走って部屋に入ってしまった。
…なんで逃げるのよ…。
「芹奈、あんた言い過ぎよ。そりゃあんたにあれだけ言われるんだから怖くもなるわよ」
いつき姉さんに鋭い目で睨まれた。怒っているようだ。
「……私にはこういう接し方しかできないから…」
「…いつもそうやって言い訳を……はぁ、もういい」
私はリビングを出て部屋に戻った。
間もなく、いつき姉さんが私の部屋に来て、ドア越しに話かけてきた。
「ちょっと、いい?」
「…はい」
「あの子はテストの点数で怒られるのが怖かったんじゃないんだよ」
「…え?」
「芹奈に見捨てられるのが怖かったんだって」
「…どういう事ですか?」
「さぁね。あんたは私達と違ってあんまりベタベタしないし、誉めてもくれないからね。
嫌われてるんじゃないかって思ってんじゃないの?」
「そんなことあるわけ…」
「そんなことないって、わかってても心配になるんでしょ?あの子も…あんたもね。
たまには、ちゃんと言葉に出して認めてあげないと、いつかあの子に嫌われるわよ」
「……」
私は何も言えなかった。
「言っとくけど、あの子をいじめて泣かせてもいいのは、私だけなんだからね。
これ以上泣かせたらキレるわよ」
しばらくして私は弟の部屋に来た。謝らなきゃいけない。追い詰めたのは私だから。
「え、芹奈お姉ちゃん?な、何?つ、次はもっと頑張るから!だ…から、…嫌わないで…」
「…ごめんね」
私は泣きながら弟を抱き締めて言った。
「え、なんで謝るの?お姉ちゃんは悪くないのに…」
「…ごめん…。私は……………から。私は…………………から…」
…あれ?私は何て言ったんだろうか?
「んんっ〜。あれ…夢?」
勉強の途中で眠ってしまったようだ。
それにしても何年も前の事を夢で見たのは何でだろう。夢の内容はよく覚えてないけど。
「…テスト…」
ふと思い出した。今日は弟の期末試験が返される日だ。
時計を見ると、もう19時になっていた。もう帰ってきているだろう。
私は弟の部屋に向かった。
「入るわよ」
弟の部屋に入ると弟は急に慌て出した。
「芹奈姉さん!!?な、ななな何か用?」
「?何を慌ててるの?別に用という用でもないわ」
「そ、そう?」
「ただ試験の結果を聞きに来ただけよ」
「!!??」
弟の顔が真っ青になった。
「見せなさい」
「……はい」
…試験の結果は、
「……全教科50点満点中、平均34点……はぁ」
私は弟を睨んだ。
「そ、それでも学年平均よりちょっと上なんだよ!」
「言い訳はそれだけなの?」
「え?えっと……でも、姉さんは絶対に俺の事見捨てたりしないよね?」
「そんなこと言ってても誤魔化されないわよ。少なくとも今のままでは認められないわね。
その内、周りから見捨てられるわよ」
「…ごめん。……それにしても、なんか妙に機嫌良くない?」
「…いつも通り怒ってほしいのかしら?」
「……遠慮しときます」
「全く…しょうがないわね。ちょうど明日は休日だし、今からずっと勉強ね。
私の部屋に来なさい、ちゃんと見てあげるから」
夢で私が言った言葉…
「…ごめん…。私は絶対にあなたを見捨てたりしないから。
私はあなたが好き、ずっと見ていてあげるから…」
職人さん待ちつつ場繋ぎ。
職人さんキタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ってあなたが職人さんじゃないですかぁ(′Д`;
芹奈姉さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
でも、いつき姉さんもいい味だしてる
31 :
山崎渉:03/01/17 06:55 ID:W9UpuMic
(^^;
>>31がもっと早く出てきてたら旧3スレは落ちなかったかも知れないのに…
ちょい質問。
エルシスのお姉さん方は、主人公と血がつながってるの?
俺としては、「血がつながってなけりゃただの女」なんだけど。
>>33 基本的につながってると思います。
SSによってそれぞれ設定の違いはあるかもしれませんが。
>33
どちらとも取れるように書いてるとか言ってたような。
つまり遥姉さんとエロい事した弟は血の繋がっている場合でも義理の場合でもどちらでもOK。
お久しぶりです。 いつのまにか新スレですねー
SS保管サイト更新しました。
>28さん
大切な言葉転載させていただきましたー
>33さん
私の書いてるのはすべて実姉です。
過去「17姉1弟」と「1姉1弟*17」の2通りの解釈があったけど
どちらも多分実姉弟ではないかと。明言はされてないが。
えろいはなしとか。どっちでもOKなように書きました。実か義理か。
そういうのは萎えるかもしれないけども。
どっちかって明言するのならそれはそれでやり方があるのではないかと思い。
つまり失敗している訳ですが。
いや、響姉さんが義理でも実でも萌えるし。葛藤も変わってくる訳で。
そんな訳で義理でも実でも楽しみ方があるのではないかと。
エロゲーでも多分。
実姉か義姉か………
それを聞くのはヤボってもんだぜ(苦笑
○月×日
今、ふと考えた。
弟は私がいなければ何もできないのはわかりきってる事だけど、
私があの子の面倒を見ている時間が明らかに少ない気がする。
それは何故か…それは他の姉妹が世話を焼いてしまっているから!
それなら私はどの姉妹にも勝って、弟の全てのお世話をしてあげなきゃ!
VS唯姉さん
唯姉さんが弟にしている事といえば、料理!
早朝に起きて、朝食、お弁当を作っている。
朝食くらい私にだってできる!
そのためには朝早くに起きなきゃ………無理かも。
そ、そうよ、前日から寝なきゃいいじゃん。一日くらい寝なくたって大丈夫!
あの子の為だもの!
朝4時…唯姉さんより先に台所に行ければこっちのものよ。
今日はお休みの日だし、さすがに唯姉さんもこんなに早くは起きてないだろうし。
さぁ、頑張って作るぞーっ!
「って、ゆ、唯姉さん!?なんでいるのよ!?」
「ふぇ?なんでって、朝ご飯作ってるんだよ?亜紀ちゃんこそ、こんな早くどうしたの?」
「え、えっと、その…朝食を……」
「えっ、まだできてないよ…」
「うん、そうじゃないんだけど…私が朝食作ろうかと思って」
「え…?…それだと、私の仕事が…」
「…ごめんなさい。二度と言わないから包丁向けないで」
唯姉さん戦×。0勝1敗0引き分け。
VS奈々ちゃん
眠ー。あ、でもそろそろあの子が起こす時間だ。
私は弟の部屋に入った。
「あれ?亜紀ちゃん、今日は早いね」
中で奈々ちゃんが弟を起こそうとしていた。
「うん、まぁ、ちょっとね」
奈々ちゃんは弟に声をかける。
「ほらっ、もう起きなさい!」
弟は「…あとちょっと」と言って寝返りをうった。
「ダメ!休みの日だからって生活リズムを崩しちゃダメ!」
「うぅ…眠い…」弟が目を擦りながら起きあがった。
「「…か、かわいい」」
私と奈々ちゃんの声が重なる。
「亜紀ちゃんもそう思う?寝ぼけてる顔が可愛いよね!」
「うん!すっごく可愛い!」
「…何年経っても毎日飽きないね。それに可愛いって男に言う言葉じゃ…」
「毎日見ても飽きないよー。可愛くてしかたなんだから。ね、奈々ちゃんもそう思うでしょ?」
「うん。思う思う!」
「……マジですか…」弟は呆れ顔で言った。
「そんなことはいいから、しゃきっとする!ほら、着替えさせて上げるから」
奈々ちゃんが弟の服に手をかける。それじゃあ、私も…。
「な、いいよ!自分で着替えられるから!!
…ってなんで亜紀ねぇはズボンに手をかけてるんだよ!」
「ほら、我侭言わないの!」
「そうそう。ほんと、私達がいないと何にもできないんだから…」
奈々ちゃん戦△。0勝1敗1引き分け。
VS礼子姉さん
弟を連れてリビングに行くと、礼子姉さんがいた。
「ふわぁあ、眠む…。あ、礼子姉さん、おはよ」弟はまだ眠いようだ。
「おはよう。まだちゃんと目が覚めていないようね。ほら、顔洗って歯磨してきなさい!」
「はい…」弟は目を擦りながら洗面所に向かった。
「あ、じゃあ、私が顔洗って歯磨してあげてこよ♪」
「ダメです!亜紀さん達が甘やかすから、あの子はいつまで立っても自立しないのよ!!」
「えーいいよー自立しないで。それに自立しなくても大丈夫。一生私が面倒みるから♪」
「何言ってるの!姉としてそんな事ではダメでしょ!!これだから亜紀さんは…はぁ」
礼子姉さんは溜息をついた。
「あ、ひどい!…そんな事、胸の小さい人に言われたくない」
「な、何ですって!!それとこれとは関係無いでしょう!!?」
「あの子だって胸がない人より、ある人の方が好きだと思うよ」
「私は着痩せしてるだけです!!そっちこそ寄せて上げるやつとか使ってるんじゃ…」
「つ、使ってないもん!!」
「…朝から何?…こっちは二日酔いなんだから気を使ってよね。あー頭痛い…」
麻琴姉さんが起きてきた。
「「……」」
私と礼子姉さんは無言で麻琴姉さんの胸を見る。
「…何よ?」
数秒、間が空いて、麻琴姉さんが私達に近づいてきた。
―――ムニュ 「「!?」」
麻琴姉さんが私達二人の胸を触る。
「…そんなにかわりゃしないわよ。じゃあ、私はもう一回寝るから…」
そう言い残してリビングを出ていった。
「……女は胸の大きさじゃないよね、礼子姉さん」
「……そう、胸の大きさなんて関係ありませよね、亜紀さん」
「礼子姉さん、色々言ってごめんなさい」
「私こそごめんなさい」
礼子姉さん戦△。0勝1敗2引き分け。
VS智萌姉さん
弟が部屋に戻っていくのを見て、私も弟の部屋に入った。
部屋に入ると、弟が部屋をキョロキョロと見まわしていた。
「何してるの?」
「うん、さっき智萌姉さんが俺の部屋に入ってったような気がしたんだけど…
何か用だったのかなって」
「いないよ」
「みたいだね。いつも、いても隠れちゃうから用がなくても来てくれたら嬉しいんだけど」
「じゃあ、私が用がなくても来てあげる!」
「亜紀ねぇは来すぎ」
弟はそう言って部屋を出た。
「…ょぃしょっと」
智萌姉さんがどこからか出てきた。
「…一体どこに隠れてたの?」
「……内緒よ」
「……」「……」
「…何してたの?」
「……カメラの調子がおかしくなったから、取り替えてたの」
「カメラって…そんなの撮ってるだけでいいの?あの子話したがってたよ。それは智萌姉さんもでしょ?」
「……わかってるけど……いいの、うまく話せないから…」
「…まぁいいけど…とりあえず、撮ったビデオ、ダビングしてくれないかな?」
「ダメ」
「……」「……」沈黙。
私は部屋のドアを開けてさっき部屋を出た弟を呼ぶ。
「智萌姉さんいたよー!」
「え?…え?」
智萌姉さんはいきなりの事で困惑しているようだ。
弟が戻ってきた。結構、早かった。
「あ、智萌姉ちゃん、いたんだったら言ってくれれば良かったのに」
「……ぇと、ぇと…その…ぁの……ごめんね…」
「うん、いいんだけどさ…」
「…………」
「えっと、同じ家に住んでるのに話したの何日かぶりだね。なんかちょっと嬉しいかな、なんて」
「……ぅん…ぅれしい…よ………私も…」
智萌姉さんは真っ赤になってあたふたした後、私の後ろに隠れてしまった。
「あ、やば。芹奈姉さんに勉強しろって言われてるんだった」
「…ぇと、それじゃぁ……」
智萌姉さんは部屋から出ていった。私もそれに続く。
「……ありがとう、亜紀…」智萌姉さんが一度深く息をついて言った。
「うん。別にいいんだけどー。撮ったビデオ、ダビングしてくれる?」
「……いいよ」
ある意味勝利!
智萌戦○。1勝1敗2引き分け。
VSあすか姉さん
あすか姉さんがニヤニヤしながら歩いていた。
「…あすか姉さん、何してるの?」
「あ、亜紀ちゃん。フフフ、あの子に新しい衣装を着てもらおうかと思って」
「…きっと着ないと思うよ」
「んーいつきちゃんも見当たらないし…亜紀ちゃん着せるの手伝って!」
「…」
少し間があってあすか姉さんが言葉を続ける。
「ここに脅迫用の、私といつきちゃんで撮った…もちろん智萌ちゃんでさえも持っていない、
あの子の恥ずかしい写真があるけど…」
「手伝う」
あすか姉さんの手をしっかりと握って即答した。買収されたみたいだけど、まぁいいか。
あすか戦×。1勝2敗2引き分け
VS陽子
「ダメだよ!」
突然現れた陽子が言った。
「あ、陽子ちゃんも来る?」
あすか姉さんが悪びれずに言った。
「ダメ!あの子、今勉強してるんだから。邪魔したらボクが許さないからね!」
「う、うん、わかったから。……って、弟のコスプレを見るためなら、こんなとこで諦めないわ!」
あすか姉さんが走って陽子を突破しようとした。
「あ、ダメだってば!!」
――ビシッ!
…ノックアウト。
「あぁっ!、つい条件反射でやっちゃったよー。だ、大丈夫?」
「…あすか姉さん…しばらく目覚めないと思うわよ」
「えぇ!?どうしよう…。………あれ?これ何?写真?」
陽子はあすか姉さんが落とした、写真の束を拾った。
「………」
陽子の顔が湯気が出そうなほど真っ赤になった。
「な、ななななっっ」
「陽子?それ私がきちんと処分しとくから、か、返してくれる?」
写真さえ手に入ればそれでいいのよ!
「ダ、ダメだよ!こ、こここれは、ボボボクがっ、捨てておくくからっ!!!」
「そんなこと言って自分の物にするつもりじゃ…」
「そ、そそんなことしないよ!!ぜ絶対、しないもん!!」
陽子は写真を持ったまま走り去ってしまった。
「あぁ、私のになるはずだった写真が……」
陽子戦×。1勝3敗2引き分け。
VS真緒
「写真見たかったな……あ、真緒、何してるの?」
「亜紀姉さん、えっと、今からあの子に勉強を教えに行くところなんです」
「勉強?芹奈姉さんは?」
「自分の分を先に終わらせておかなきゃいけないから、少しの間だけ見てあげてって頼まれまして」
「あ、じゃあ、私が代わりに行くよ!」
「え?でも…私が頼まれた事ですし…」
真緒が困ってる顔になった。
「いいの、いいの、私がきちんと教えるから」
「…え、その、でも……」
「ん?何か言いたそうだけど…」
「え?…いや、その……亜紀姉さん、勉強はあんまり得意ではないですよね…」
「……」沈黙。ま、まぁ得意とまではいかないけど…。
「…そ、それでは」
真緒が歩き始める。むむっ、なんとかしないと…。
神様、私に何か良い策を!…って、神様は真緒の味方になっちゃうかも…。
この際、誰でも、麻琴姉さんでもいつき姉さんでもいいから良い策を………それだ!
「真緒ちゃ〜ん」
「え、他にも何か?」
「ダメだよ〜弟とはいえ男と二人きりなんかになっちゃ。何されるかわからないんだから」
「『何されるかわからない』って何かされるんですか?」
「そうよ!いつ襲いかかってきて、……な事や、……な事されるかわからないんだから」
「な!?なな何言ってるんですかっ!!ふ、不潔です!!」
「心配してるんだよ……私なんてあの子と二人きりになったばかりに……無理やりあんな事や、そんな事を…クスン」
「なっ、なななっ、そっっ!!???????」
顔が真っ赤になっている。もう一押しかな?
「……それにあきたらず、(自主規制)したり……(自主規制)な事まで……グス。嫌だって言ったのに……クスン」
「あぅあぅっ、あっ、はわわわわっっ」
―――バタンッ。真緒は目を回してその場で気絶してしまった。
…ニヤリ。
「真緒ごめんね。私が代わりに行ってあげるから、心配しないで寝てていいからね」
真緒戦○。2勝3敗2引き分け。
VS芹奈姉さん
よし、気を取り直してっと。
あの子の勉強を見てあげるのも私の務め!というわけで、弟の部屋に突撃っ!
「亜紀ねぇ!?突然なんだよ!?」
「ちゃんと勉強してるみたいね。えらいよー」
私は弟の頭を抱き締めた。う〜ん、シ・ア・ワ・セ。
「なに?邪魔しないでくれよ」
「あ、そうそう勉強教えにきてあげたんだった。ほら、わからないとこがあったら何でもおねーちゃんに言いなさい」
「いや、別にこのくらいの問題わからない所なんてないよ」
弟はまた問題集に顔を向けた。真剣な顔がカワイー!
「……」
沈黙の後、弟がちらっとこっちを見た。
「何?わからないところあった!?」
「え、と、…うん」
「もーやっぱり私がいないと何もできないんだからぁ」
そう言いながら私は問題集を見る。……えっと、何これ?ちょっと難しくない?
「…姉ちゃん?もしかしてわからない?」
「そ、そんなことあるわけないじゃないの!私はお姉ちゃんなのよ!」
「……」
「そうよ!これがこうなって…ここが……で……」
私が弟に教え始めた時、「その子に適当な事教えないでくれますか?」
芹奈姉さんが現れた。
弟はさっさと芹奈姉さんが立っているところまで行くと
「芹奈姉さん!ちょっとここがわからないんだけど…」
「何、こんな簡単な問題も解けないの?」
「…ごめん」
「はぁ…しょうがないわね。この問題集と机の上の参考書持って私の部屋に来なさい」
「あ、うん」
弟と芹奈姉さんはさっさと行ってしまった。
…何よ、でれでれと芹奈姉さんに付いて行っちゃって。あームカつくー!
芹奈姉さんさえ来なければ、私にだって勉強くらいどうってことないのに。
芹奈姉さん戦×。2勝4敗2引き分け。
VS響姉さん
っていっても、響姉さんに勝つって何で勝てばいいの?
あれ、あの子、勉強終わったのかな?弟が響姉さんの部屋の前にいた。
「ねぇっ、ちょっといい?」
私は用もないのに声をかけてしまう。
「あ、ごめん。今、響姉さんに昼食持ってくるところだから」
そう言って、そのまま歩いていってしまった。
……ふられたのかな…もしかして不戦敗?
響姉さん戦×。2勝5敗2引き分け。
部屋から響姉さんの声が聞こえた。
「…私の事なんて……放っておいてくれればいいのに…」
「…響姉さん、それはあの子の前で言っちゃダメだよ。…すごく悲しむと思うから」
私は響姉さんの部屋から離れた。
「……放っておいてくれれば…こんな気持ち……ならなくてすむのに…」
VS華奈姉さん。
「華奈姉さん」リビングでソファーに座っていた華奈姉さんを呼んでみる。
「亜紀ちゃん、なんですか?」
よく考えて見れば華奈姉さんって、あの子の世話なんてできてないよね。
「亜紀ちゃん?」
「…子供だもんね」
…そう華奈姉さんなんて子供だし。私の勝ち。ロリには負けないわ。
「……ひっく…うぅ」
…口に出してたみたい。
「亜紀ねぇ!また華奈姉さん泣かしたのか!?」
どこからか弟が登場した。
「…ひっく、子供じゃないもん!おねーちゃんなんだから!!」
…子供じゃん。
華奈姉さん戦○。3勝5敗2引き分け。
VSいつき姉さん
いつき姉さんや、絢乃の弟いじめからあの子を助けてあげれば、
あの子も自分にとって亜紀お姉ちゃんが必要だってことに気付くでしょう!
「コラ!待ちなさい!!」
早速、絢乃が何か怒ってるし…。
あの子の部屋の前で逃げてきたあの子がいつき姉さんに何か言っている。
「いつき姉ちゃん!ひどすぎだって!何で俺が絢乃姉ちゃんに怒られなきゃいけないんだよ!?」
「フフ、そんなの絢乃に聞いてみれば?」
「いつき姉ちゃんがある事ない事、絢乃姉ちゃんに話したからだろ!?」
弟の目が潤んでいる。あぁ、なんて愛らしい弟。
「いつき姉さん!!」
私は弟といつき姉さんの間に立つ。
「亜紀、何か用?」
「私の可愛い弟をいじめないでよ!」
「……いきなり何よ?それに『私の』って言い方がきになるわね」
「あんまりいじめてると、そのうちこの子に嫌われるよ?」
「う………。わ、私にとってだって可愛い弟なんだから」
「いつき姉さんも君が可愛いってさ」
私は弟の方を向いて言う。
「わ、私、あすかちゃんに呼ばれてるんだった。それじゃ」
いつき姉さんは私の迫力に圧倒されたのか、さっさとどっかに行ってしまった。
これも私の弟を想うおねーちゃんパワーね。
VS絢乃
「あ、ここにいたのね!」
絢乃出現。弟がびくっと身を縮ませた。それを見て私の胸がキュンとする。
「絢乃はおねーちゃんがなんとかしてあげるから、部屋に戻ってなさい」
弟を部屋に押し込めた。
「亜紀姉様どいてください!」
「ダメよ」
「何でそうやって甘やかすんですか!私はあの子にはもっとしっかりして欲しいだけなんです!」
「それだったら逆効果なんじゃないの?あの怯え方は異常よ。
絢乃がそうやって話も聞かずに怒ってばかりいるからいけないんじゃないの?」
「…そんなこと」
「そんなことないって言える?あんまり怒ってると本気で嫌われるよ?」
「……」
ふふ、勝った。やっぱり私のおねーちゃんパワーは偉大ね。
「とにかく今回は許してあげる事!」
「…わかりました」
絢乃はその場から離れた。
私は弟の部屋に入る。
「ほら、もう大丈夫よ」
「あ、ありがとう。助かった…」
「じゃあ『お姉ちゃんありがとう。大好きだよ』って言ってみて」
「…はい?」
「助けてあげたんだから、ほら。それとも何、絢乃に引き渡して欲しいの?」
「!?…脅迫?」
「おねーちゃんに向かって人聞きの悪い事言わないの」
「くっ……お…姉ちゃんありがとう。……だ…い…好き…」
「カワイイー!!」
私は弟を思いっきり抱き締める。
「…くっ…拷問だ…」
いつき戦○。絢乃戦○。5勝5敗2引き分け。
VS麻琴姉さん
麻琴姉さんのお色気に勝つには先制攻撃を…あの子と一緒にお風呂!これしかない!!
ふふふ、一緒にお風呂…ふふ…。
「な、何よ亜紀、ニヤニヤして気持ち悪い…」
「ふふ、麻琴姉さん、負けないから」
「はぁ?なんか知らないけど…まぁ、頑張ってね」
あの子は今、お風呂。さて、バスタオル巻いて私も入ろっと♪
「な、ななな、あ、亜紀ねぇ!?な、何入ってきてんだよ!!?」
「ん?そりゃあ、ちゃんと体を洗ってあげるためよ」
「は、入ってくんなよ!狭いだろ!!」
顔真っ赤にしてるーカワイイー!
「別に狭くないじゃない。この家、お風呂は結構大きいし。ね♪」
「『ね♪』じゃなくて!!…ま!?」
「ま?」
「麻琴姉ちゃん!?」
後ろを振り向くとタオルを巻いた麻琴姉さんがいた。
「へぇ、やっぱりそういう事だったのね。亜紀、私にかなうと思ってるの?」
「く、負けないから!」
私と麻琴姉さんは争いながらくっつく。「ちょっ、来るな!!」
弟が何か言っているけど、そんなに気にする事でもない。
「そんなペッタンコな胸じゃ私に勝てないわよ」
「な!?麻琴姉さんこそ、最近胸以外に脂肪が付いてるんじゃないの?それじゃあただデブよ」
「うるさい!!この貧乳!」
「礼子姉さんよりは大きいもん!!」
礼子姉さんごめんなさい。でも事実だから…。
「…頼むから、勘弁してくれよ…」
弟がなんか言ってるけど、気にする事はなし。逃げようとしてるみたいだけど、絶対逃がさない。
VS遥姉さん
「なんか楽しそうだねー。私も入っていい?」
声がしたかと思うと遥姉さんまでもが入ってきた。
「遥!?」
「遥姉さん!?」
私と麻琴姉さんは同時に声をあげた。
「ぶっっ!!なんつー格好してんだよ!!」
弟が急に立ち上がった…が、そのまま倒れた。頭に血が上って気を失ったみたい…。
「え?大丈夫ー?のぼせちゃったのかなー??」
遥姉さんが弟の所に寄っていく。
「…そんなことより遥、あんた…」
「え?何?」
そう、私と麻琴姉さんが気になってるのは、
「遥姉さん…何でスクール水着なんて着てるの…?」
「えっと、皆でお風呂で遊んでるんだったら水着着てるのかなって思って」
「…それはいいとして、何でスクール水着なのよ?一部サイズ合ってなさそうだけど」
「え、うん、ちょっと胸がきついんだけど。私これしか水着持ってないよー」
…何故?
麻琴姉さん戦△…決着つかず。不意打ちでの遥姉さん戦×…なんでスク水…。
5勝6敗3引き分け。
VS千鶴:VSほたる
「うぅ…」
気を失っていた弟が目を覚ます。
「気付いた?」
「…あれ?ここ俺の部屋?今、何時?」
「うん。そうだよ。もう22時」
「…あれ?夢だったのか…?」
「何が?」
どうやらまだ意識がはっきりしていないようだ。
「…えっと、遥姉さんがスクーr」
「夢よ」
「……」
「……何?」
「えっと、まだ夢見てるのかな…」
「何よ」
「…亜紀ねぇ、なんで千鶴姉さんとかほたる姉さんみたいな服着てるの?」
「あすか姉さんから(内緒で)借りてきたの♪どう?おねーちゃん、可愛い?」
「……まぁ、ちょっとだけ」
恥ずかしがっちゃって!もうっなんていうか、大好き!
「千鶴ちゃんや、ほたるちゃんよりも可愛いと思わない?」
これで千鶴ちゃんや、ほたるちゃんより可愛いと言われれば私の勝ちよ。
「…あ!そうだ!千鶴姉さんとほたる姉さんに、この前の物語の続きを聞かせてもらう約束してたんだった」
「…なんで微妙に説明口調なのよ」
「ははは、それじゃそういうことで」
…逃げられた。
数十分後、千鶴ちゃんとほたるちゃんの部屋に聞き耳をたててみる。
千鶴ちゃんとほたるちゃんの声が聞こえる。
「あら?眠ってしまったみたいですね」
「……うん。……疲れてたの…かな」
「そうかもしれません。…あ、お布団をかけてあげないと風邪をひいてしまいますわ」
布団をかけたような音がした。
「………かわいいね」
「そうですね。こうして寝顔を見れるのは幸せです」
「…うん」
…千鶴戦△、ほたる戦△。
5勝6敗5引き分け。
…そんなことより、もう我慢できない!私は千鶴ちゃんとほたるちゃんの部屋に入った
「「…亜紀ちゃん?」」
千鶴ちゃんとほたるちゃんが驚いていたが全く気にしちゃいなかった。
「可愛いー!!寝てる時ってなんでこんなに可愛いんだろ?いつも可愛いけど。
もうっギュってしたくなるっていうか!あぁもうっ!!」」
「……もうギュってしてる…」
「……そうですね…ギュってされて苦しそうですわ…」
長くてごめんなさい。
16人全員分は(・∀・)イイ!!
…スク水遥姉さん(;´Д`)ハァハァ
今までSSが少なかった亜紀姉さんがイパーイ出ててお腹いっぱいでつ
つまり言いたい事は
>>56氏は偉大という事で
個人的に唯姉さんに激しく萌えてしまった。(;´Д`)…ハァハァ
絵師様!
スク水遥姉さんを描いてください
>60
初めて801板行ったけど…すごいねw;
これが腐女子の実態なのか…
なんだか今日は様子がおかしい。
亜紀ねぇは部屋に閉じこもって何かのビデオ見て、キャーキャー言ってるし。
礼子姉さんは、麻琴姉ちゃんや遥姉さんを見ては溜息ついてるし。
自分の部屋にいると、どこからか視線と人の気配を感じるし。
麻琴姉ちゃんは体操服やらスク水やらマニアックな服で誘惑してくるし。
真緒姉さんは、俺が話し掛けると「ふ、不潔です!」とか言って逃げようとするから、
手を掴んで何の事か聞こうとすれば「ダ、ダメ!私は姉なんですよ!」とか言ってくるし。
「そりゃ、真緒姉さんが姉だってのはわかってるけど?」
「わかってて、そんなことするなんて、天罰を受けますよ!」
「…はぁ?」
意味がわからん…。
…俺、何かしたのか?
うーん。陽子姉さんとか何かしらないかな。
「陽子姉さん、入っていい?」
ドアの前から声を掛ける。
「え?え、あ、うん。い、いいよ」
部屋に入ると陽子姉さんが立っていた。
「ちょっと聞きたい事があるんだけど…」
「えっと、何かな?」
「…陽子姉さん、なんか顔赤くない?大丈夫?」
「あ、うん、全然平気だよ」
ふとベッドの上に写真が置いてあるのが目についた。
「写真見てたの?何の写真?」
「あ、ああっダメ!!ち違うの!何でもないから!!」
陽子姉さんはすごいスピードで写真を取ると手に持ったまま後ろに隠した。
「?」
「そ、それで聞きたい事って?」
「あ、そうだった。なんか今日他の姉さん達の様子おかしくない?」
「え?そ、そうかな?ボクは別に気にならないけど」
「…というか、陽子姉さんも様子おかしいよ」
「な、全然そんなことないよ!!ほら、いつも通りだよっ」
陽子姉さんの手から写真が落ちた。
「あ、写真落ちたよ」
写真を拾おうとする。
「あ!ダメーーーっ!!!!」
俺の体は突き飛ばされて吹っ飛んだ。
「……いつも通りだ…悲しいほどに……ガクッ」
「だ、大丈夫!?ご、ごめん、ごめんね!」
陽子姉さんの声が響く中、俺は気を失った。
気が付くと俺は縛って吊るされていた…って何で!?
「ど、どこだ!?ここは!?」
「あれ、ようやく気が付いたの?ここは私の部屋よ」
いつき姉ちゃんが冷たく笑っていた。
「な、なんだよこれ!?」
「陽子に、私が介抱しとくからって言って回収してきたのよ
昨日は亜紀のせいで逃げられたからね。フフ、いじめたりないのぉ」
ぞっとする笑顔だ…。体が無意識に震える。
「そうそう、絢乃の部屋にあった鞭なんかも持ってきたから」
…絢乃姉ちゃん…そんなもん部屋に置いておかないでくれ…。持ち歩かれても困るけど。
「ちょっと待った!か、可愛い弟なんだよね!?昨日言ってただろ?だったら…」
「だから、可愛がってあげるって言ってるのよ。…フフ、色んな意味でね。
あ、ちなみに誰も助けに来ないから。響と今日は何故か亜紀も部屋に篭ってるし、他の皆はどっか出掛けちゃったから」
……真緒姉さん、これが天罰ですか…?神様、俺は何か悪い事しましたか……?
保守ついでに
前の書き込みの時は、
長くなるのと亜紀姉さんがメインじゃないからと思ってカットした部分を
ハァハァしてくれた人に感謝しつつ、調子に乗って書き込んでみました。
SS保管サイト更新しました。
亜紀激闘記録
激闘の翌日
転載させていただきましたー
それでわ
えー、乳を流体物と仮定した場合、圧力をかければ自ずと出口となる方へ流れるわけで…
などと考えてしまう俺は萌えきれないのか…
とりあえず、スク水なら下には逃げ場が無いはず!とくくって脇からはみ出してみましたが実際にはどうなんでしょう?
遥姉さんの魔乳ってもっと大きいと思います?
微乳好きとしては想像するのが大変でした(´・ω・`) 俺的には葉っぱの千鶴さんみたいなのが(′Д`;ハァハァ
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Ink/5436/sukumizu.jpg >59
というわけで描いてみました
やっぱり遥姉さんハァハァなので巨乳も描けるように頑張ろうw
>>67 遥姉さんのスク水ハミ乳…(;´Д`)ハァハァ
まさか自分が書いたシーンを絵に描いてもらえるとは思ってもみませんでした。
感動しました。
>>66 ありがとうございます&いつご苦労様です。
>>69の書き込み
「いつ」じゃなくて、「いつも」でした(;´Д`)
>67
ふふふふふふふふ。
スク水は今にもはちきれそうでぱっつんぱっつんになってる乳も良い物なのだよ…。
魔乳…
魔姉…
イマジネーションをかきたてられる言葉だ…w
74 :
ファルコン:03/01/25 00:40 ID:yQyXg5Ke
姉弟のベストタブーって何かな?
弟が学生で、姉がシスター(教会のね)。
もしくは、弟が学生、姉が担任教師、かな。
どちらも近親タブーに加えて、職業性タブーだから2倍・・・かな?
あっ、キリスト教系の学校なら、姉がシスターで担任教師という設定も
ありえるかも・・・。そうすると近親タブーに、聖職者タブー、
教師タブーの禁忌だらけだな。
他にもあるかな。
すんまそん。くだらないネタで・・・。
姉が悪の組織のエリート幹部で、弟が正義のヒーロー。
もしくは姉が変身ヒロインで弟が悪の幹部。
後者だと単に弟がお仕置きされて終わりという気もするが。
単に背徳ってだけなら、男装好きの姉と女装好きの弟。究極の組み合わせ。つーかエロ漫画か。
一姉一弟で、「友達」なだけであまり登場しない千鶴姉さんがいる、
一番最初に出た奴みたいなほたる姉さんのSSをキボン。
できれば非血縁で。
なんてクレクレは怒られますか。
>もしくは姉が変身ヒロインで弟が悪の幹部。
>後者だと単に弟がお仕置きされて終わりという気もするが。
それは、あすか姉さんの同人誌の内容でつか?
>74
俺は近親というより身近な存在に憧れる「幼なじみ属性」の延長にあるので
近親禁忌というより近親である安心の方が強い
やっぱ普通は近親禁忌で萌えるもんなのかな?
いや、「普通」ではないだろうけどw
>76
そういや最近ギャグで萌えても、元のほたちづマンセーな感じがうすくなってきましたね…
前スレ埋め立て完了です。
なんか、無駄にageた香具師が絢乃姉さんに叱られてますた。
あなたは知らない。
だってあなたは、私を見てくれないから。
姉という私、本当の私、、意味も知らずに。
私を見せてないから、私がみせてないから。
誰も責められない。
だから……あなたは知らない。
-----------------
「千鶴姉さん、お茶」
「ありがとう」
あなたが運んでくる午後のひととき。
「姉さん調子はどう?」
「……うーん、どうかしら?」
これはこれで幸せかもしれない。
姉としての私、弟としてのあなた。
最近いけないことを考えてる自分がいる。
少し手を伸ばせばこの景色は変わるのだろうか?
少しだけ……我侭になれば。
「姉さん? どうしたの?」
「……うん? 少し考え事をしてただけですわ……」
「ふうん」
「……」
「そういえばほたる姉さんがさぁ……」
そう、姉。
私にはあなたしかいないのに、あなたにはたくさんいる。
-----------------
私は物語を書く、ずっと書いてきた。
あなたがくれた幸せ、あなたがくれたもの全部詰め込んで。
ただの逃避、そんなふうに思いたくなかったのに……
知ってるんだ。物語は現実ではない。
物語の中には私はいない。
だけど。
私は汚いお姉ちゃんだよ?
他の姉達に嫉妬するし、ほたるちゃんにも……
まっすぐな想いには勝てないから。
私は歪んでしまったのかもしれない。
ずっとあなたへの想いを書いてるうちに……
-----------------
小さな小さな世界で少女は震えてました。
まわりには誰もいません。
どうしてここに来てしまったんだろう?
じっと考えました。
思い出すのは弟のこと。
全部、すべて。
……そうだ、私は……
光が見えました。
それはすべてを司る神。
恋する少女は神様に言いました。
「私は恋をしているの、だけど……それはいけないことなの……」
神様は答えない。
少女は神様に言いました。
「あの子は……弟だけど、だけど、どきどきするの、うれしくなるし、かなしくなるの
、へんだよね……」
神様は答えない。
「ずっと考えてたよ、これはいけないことだって、このままじゃいけないって、
なんとかしなきゃいけないって、でもね……ずるいよ、私だけ……私ばっかり
どんどん好きになって」
神様は答えない。
「わかってるよ、弟だから……あの子は私を見てくれるし、お姉ちゃんだからあの子
のそばにいれる、だけど……ずるいよ」
神様は答えない。
「もうできないの……お姉ちゃんとしてあの子のそばにいることが……できないの」
神様は答えない。
「私はこんなに変わっていくのに……あの子は……ずるいよ」
神様は答えない。
「全部なくしてもいい、……なにもいらない、私が私じゃなくなってもいい……」
神様は言いました。
「そこまで言うのなら選ばせてあげよう、家族として永遠に消えない絆を得るか、
恋人として消えるかもしれない絆か……幸せは自分で決めなさい」
目の前に光る道。
ふたつの道。
歩かなきゃいけない道。
愛し方も愛され方もまだ知らない少女は、
選ぶ。
その選択は、正しいのだろうか?
まだ諦められないの?捨てられないの?
夢だとわかってるくせに。
混濁したもの。
理想と現実。
でも、少し手を伸ばせば……
「千鶴姉さん、お茶」
「ありがとう」
あなたが運んでくる午後のひととき。
「姉さん最近はどんな物語書いてるの?」
これはこれで幸せかもしれない。でも、
「……私たちってどうして姉弟なのかしら? 考えたことある?」
「うん? うーん……? 俺が後に生まれたからだろ?」
幸せは私の心が決める。だから私は……
「たとえば……ね、私があなたを弟に選んだとしたら?」
「えっ? 選べるものなのか!?」
「そうですわ、私があなたを……弟として望んだの」
じっとみつめる。
「……」
「うふふっ、今、そういうお話を考えてるの、面白そう?」
「……なんだよ、びっくりした、目が真剣だったから、それで具体的にはどんな話?」
「弟か……恋人か……、選択肢がふたつあって、……どちらか選ぶのですわ」
「こっ、恋人?」
「面白そうでしょ?」
じっとみつめる。
「う……うん」
私の選択は?
>67さん
遥さんの絵転載させていただきましたー
最近更新スピードが遅く申し訳ないです。
久々に千鶴さんのお話書いたんですがどうでしょうか?
でわ
千鶴姉さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
やはりこう、ドキっとする発言がイイね
姉弟愛=恋愛と認識してる俺はダメ人間でしょうか(′Д`;ハァハァ
突然だが、
真緒姉さんは「私立リリアン女学園」に通ってるor通っていた!
と、言ってみるテスト
真緒姉さんに「タイが曲がっていてよ」
……されてぇーーーーーーーー!!
突然だが、
真緒姉さんは「ベルナーレ学院」に通っているor通っていた!
と、言ってみるテスト
((((;゚Д゚))))
突然だが、
姉弟(スール)の儀式によって結ばれた擬似お姉ちゃんという設定での
エスプリもなかなかオツなものではないか。
と、言ってみるテスト
>92
女装。これ最強
>>89 亜紀姉さん
「タイが曲がっているわよ。もぅ、私がいないと何にもできないんだから。かわいい(はぁと)」
絢乃姉さん
「タイが曲がっているわよ。本当にだらしが無いんだから。だいたいあなたは・・・(以下小一時間)」
亜紀姉さんに「タイが曲がっているわよ以下略」と言われて
子供扱いされた事にムカつき、タイを直してくれる手を振り払って反抗。
ショックを受けて泣いてしまう亜紀姉さん。
そこを絢乃姉さんに見つかり小一時間お仕置きされ、泣きながら拗ねている所を
ほたちづコンビに慰められた後、やっぱり亜紀姉さんが可哀想になって謝りに行くという展開がいい。
のちにこの話をモデルにして18禁要素をふんだんに盛り込んだ同人誌があすか姉さんによって(略
>>95 容易にその光景が想像出来てしまう…特に最後の一行(;´Д`)
97 :
ファルコン:03/02/02 00:29 ID:chwHCz2j
>>97 義姉じゃないと攻略不可だと思われ・・・
でも、お姉さん的キャラって他には
・先輩(学校・部活・バイト先)
・近所のお姉さん
・従姉
・若い叔母
・宇宙人
て感じかな?
スレ違いスマソ
皆さん、前スレがdat落ちしますた。
おめでとうございます。完走です。
…いや容量オーバーで既にストップしてたけど。
突然ですが皆さんは姉キャラのどんな所に「姉」を感じますか?
自分は
「大丈夫、お姉ちゃんが傍に居るからね」(ぎゅ)
というようなシチュに激しくハァハァです。
故に遥姉さん(;´Д`)ハァハァ
>413 名前:名無したちの午後 投稿日:03/02/04 08:05 ID:cSJ1UkEF
>ところで、ザウス【吟醸】から「痴漢者トーマス」の後に年上のお姉さん
>萌えゲーの「チョコレートDays」なる作品が出るみたいだね。
徐々に姉萌系ゲームが増えてる悪寒
まさにここは、伝説の地か!?
そ し て 我 ら は 伝 説 の 目 撃 者 に ! !
トラビュランスからでた「教えてあげちゃう」
思いっきりバカゲーだけど、年上、姉フェチにはたまらん展開続発。
>104
そうなの? 年上ゲーなのに全然教えてくれないという評判聞いてたけど。
亀レスだが
>>67のスク水遥姉さんに対抗できるのは、スク水華奈姉さんだけだ!
ごめん、うそです。
>100
俺は「お姉ちゃんがお姉ちゃんが」と何かと構ってくれて、それでいて一生懸命過ぎて墓穴を掘る
それを見てかわいいなぁと思いつつも、何か大事な事があった折りには、年上の分達者な言葉で弟の一枚上手に諭す
こんなお姉ちゃんがいいなぁ
故に華奈坊…もとい華奈姉ちゃんがいい!
といいつつ遥姉さん(゚Д゚;ハァハァ
>106
妄想の種(SS)を下さい!是非!
そしたら描きます! ・・・多分
>105
まあ、確かに教える、いう感じではないかもな。でも母系キャラ、おっとり系の姉系キャラ、
しっかり系の姉系キャラ、美人担任、と年上属性はかなり押さえている、とは思うけど。
トラビュはシナリオがねえ・・・
俺はもう二度と買わないよ
>>98 ・学校の先生
・保険医
・家庭教師
を追加してください
111>>のたら◆gzmiNX88EM女史が17お姉ちゃんズならどんな対応するか…
>>111のスレで190がクリティカルな質問してるね
弟に肉親以上の感情を抱いているのでは?と行間で問いただしてる
191はそれとは気づかずに答えてるみたいだけど、返答を見た限りではやはりそのよう
自分自身の気持ちに気づかないまま、弟に過剰に接しようとする姉・・・
萌えもえだっ
SS職人さんたちのヴァレンタインSSを期待しつつ保守sage
最近SSが無くてつまんないよー!
うわーんお姉ちゃーん!
>115-116
ほたる姉さんのでよければバレンタインまでに投下予定。
というのはこれから書くという宣言ですよ。
…いっとかないと多分書かないから。
>117
おぉ!神降臨
裸で正座して待ってます。
119 :
名無しさん@初回限定:03/02/14 00:26 ID:xL6x6ZWr
姉が弟のオナニーを手伝う(手コキやフェラ)と言うのは良くありますが、
姉のオナニーを弟が手伝うのはダメですか?
下着姿の姉を後から抱きしめて、手は胸と下に添えて準備OK。
この際弟は声は出さず、手のみ。キスなどもダメ。
ただし、スタート時に『僕のことを想像して・・・姉さん』と
だけ言える。
姉もただ身を任せるのみ。コレってここの住人的には
NG?っていうかスレ違いかな?
バレンタインか……
今年こそは私も……
手作りで贈りたい。
【絢乃】「また悪さばっかりしてこの子はっ!! 待ちなさいっ!!」
【弟】「ごっ、ごめんなさいぃー」
【芹奈】「騒がしいわね、ゆっくり本も読めないじゃないの」
【弟】「芹奈姉さん、助けて……絢乃姉ちゃんが」
【絢乃】「芹奈姉様っ!? 邪魔しないで下さい、またこの子が悪さを……」
【芹奈】「……何があったの? 絢乃さん」
【絢乃】「お姉様、この子がまた……お風呂を覗いたんです」
【弟】「違うよいつき姉ちゃんに入れって言われてそしたら絢乃姉ちゃんがいて
でもいつき姉ちゃんがだから絢乃姉ちゃんを覗いたわけじゃなくて見え
てないし見えたけど……」
【芹奈】「はぁ、落ち着きなさい、句読点もないじゃないですか…… あなたにも落ち
度があったんでしょう? ちゃんと謝りなさい」
【弟】「ごっ、ごめんなさい絢乃姉ちゃん……でもいつき姉ちゃんが……」
【絢乃】「また言い訳してこの子はっ! お尻叩くよ!!」
【芹奈】「……絢乃さん、もういいでしょう?」
【絢乃】「でもっ!! 甘やかしてばかりじゃ……」
【芹奈】「絢乃さん、ちょっと来なさい」
【絢乃】「はっ、はい?」
………………
…………
……
【芹奈】「絢乃さん、近頃、あの子にきつく当たりすぎじゃないですか?」
【絢乃】「でも、私はあの子の為を思って……」
【芹奈】「……飴と鞭という言葉を知ってますか?」
【絢乃】「えっ? 知ってますけど」
【芹奈】「人を支配したり教育したりする際に、褒めたり褒美を与えたりする
ことと、厳しいノルマや罰則を与えることの両方をうまく使い分け、
相手を思い通りにコントロールしようとすることです」
【絢乃】「はぁ……」
【芹奈】「世界中で古来より、動物に芸を仕込むには『飴と鞭』が最も一般的な方法
であるといわれています」
【絢乃】「……お姉様……あの子は動物じゃ……」
【芹奈】「絢乃さん、人類がサルやキツネザルなどの擬猿類と同じ霊長類のヒト科の
動物である事は、現実に存在するのがホモサピエンス1種類であっても、
これは真実であって否定することはできないのですよ」
【絢乃】「はぁ……」
【芹奈】「だから飴と鞭を効率的に使い分ければいけないのです、わかりましたか?」
【絢乃】「……はい、しかしどうすれば……」
【芹奈】「そうね、そういえば明日はバレンタインね」
【絢乃】「そうですね、お姉様」
【芹奈】「ふふっ」
【絢乃】「……?」
………………
…………
……
【芹奈】「というわけで唯姉さん、キッチンお借りしますね」
【唯】「うん、いいよー、芹奈ちゃん」
【絢乃】「……お姉様、私……チョコなんて作ったことないんですが……」
【唯】「そういえば絢乃ちゃんて料理できないんだよねー」
【絢乃】「……う」
【唯】「だいじょうぶだよー、簡単だし、教えてあげる」
【芹奈】「唯姉さん、手助けは無用です」
【絢乃】「お姉様? 作れるんですか?」
【芹奈】「大丈夫よ、私に任せなさい、生成法は暗記しています」
【絢乃】「……生成??」
【唯】「そうなのー、じゃ、がんばってねー」
……10分後
【芹奈】「うーんそうねぇ、同流体及び液相中での化学反応への圧力効果を……
いや、この場合気相孤立分子の光分解とこれにつづく2次反応のダイナ
ミクスを生成物の状態分布やベクトル相関を基礎として……」
【絢乃】「おっ、お姉様??」
【芹奈】「いいえ、違うわ、きっと乱流燃焼の巨視的状態は,化学反応を伴った非定
常三次元空間の流れ場において作動流体である多数の化学種からなる混合
気体の熱力学的および運動学的な物理量によって……」
【芹奈】「(ほっ、本気だわ……)」
……さらに10分後
【芹奈】「完成ね」
【絢乃】「……完成……ですか? でも……色が……」
【芹奈】「ああ、それはきっと『以下略』よ」
【絢乃】「そっ、そうですか……」
【芹奈】「さぁ、飴を与えに行くわよ」
【絢乃】「はっはい、お姉様」
………………
…………
……
【弟】「うわーん、お姉ちゃんごめんなさいぃー」
【絢乃】「どうして私の顔を見るだけで謝るのっ!! またなにかしたのっ!!」
【弟】「なっなにもしてないよ、って叱りに来たんじゃないの?」
【芹奈】「ふふっ、今日はなんの日かわかる?」
【弟】「へっ? 今日? なに?」
【絢乃】「はぁー、この子は…… 今日はバレンタインでしょ? だからお姉様と
チョコを作ってみたの」
【弟】「えっ? まじ?」
【芹奈】「毎年既製品ばかりだったでしょ、だから……」
【弟】「……芹奈姉さん……ありがとう、うれしいよ」
【絢乃】「あの、私も手伝ったんだけど?」
【弟】「うわーん、お姉ちゃんごめんなさいぃー」
【絢乃】「だからなんで謝るのっ!!」
【芹奈】「ふふっ、まぁ食べてみて」
………………
【弟】「……青い……よ?」
【芹奈】「ああ、それは『以下略』よ」
【弟】「……『以下略』?」
【絢乃】「なにっ、お姉さまの作ったチョコが食べられないというのっ!?」
【弟】「……たっ食べるよー、……バクッ……」
【芹奈】「……」
【絢乃】「……」
【弟】「……」
【芹奈】「……どう?」
【絢乃】「……おいしいの?」
【弟】「…………」
【芹奈】「……っ、絢乃さん、きゅ、救急車」
【絢乃】「はっ、はい、お姉様」
【弟】「………………」
………………
…………
……
【芹奈】「ごめんなさい、……大丈夫」
【弟】「……大丈夫だよ、ちょっと走馬灯が見えたけど……」
【芹奈】「駄目な姉ね、私は……チョコレートもまともに作れないなんて」
【弟】「そんなっ、姉さん……あのっ、うれしかったよ……」
【芹奈】「……ふふっ、ありがとう」
【弟】「姉さん……」
【芹奈】「……でね、このままじゃいけないと思って……」
【弟】「えっ? 何が?」
【芹奈】「……失敗したままじゃね、姉としていけないと思うの」
【弟】「……うっ」
【芹奈】「はい、新しく作ったの……食べてくれる?」
【弟】「……うっ、うわーん、お姉ちゃんごめんなさいぃー」
【芹奈】「……??」
絢乃ちゃんをだしに手作りチョコを贈る芹奈さんでした。
>>124 たとえ『以下略』でも、そのチョコ食べたいっす。
芹奈姉さんと絢乃姉さんの手作りチョコ…(;´Д`)ホスィ
――ゆうぐれの、かえりみち。
「そういえば、もうすぐバレンタインデーですわね」
ちづるちゃんが、ふとそんなことを言いました。
「……うん」
いままで、バレンタインデーは、わたしにはすこししか、かんけいがないことでした。
「――ねえ、ほたるちゃん」
だから、ことしも、きっとそうなんだろうなと、おもっていました。
「なぁに?」
ひみつにしているきもちを、すこしだけ、出すことがゆるしてもらえる。
「難しいものですわね」
ほんのすこしだけ。ちょっぴりだけ。気もちを込めることができる。
「…………」
あの子との、きずなを、たしかめることのできる。
「ほたるちゃんの想い人は、ほたるちゃんの――義理の弟さん」
バレンタインデーは、ちょっとだけ、うれしい日でした。
「……ちづるちゃん、それは言っちゃだめ……」
おねえちゃんからのただのプレゼントだと、ごまかせるからです。
ほんとうは、べつのきもちがこもっているのに――。
「難しい、ですわ。本当に」
ちづるちゃんは、さっきからそればかりです。
「どうして……?」
わたしのことばに、ちづるちゃんはこまったかおをして。
「どうしたらほたるちゃんが、という事ですわ」
どうしたら――。
「――どうも、しないよ? お姉ちゃんだから」
それでもわたしは。
おもわず、うつむいてしまいました。
「その意地っ張りのほたるちゃんをどう動かそうか、難しい難しいと悩んでいるのですわ」
そんなわたしを見て。ちづるちゃんはほほえみながら、
「私の見立てでは、とてもお似合いの二人なのに」
おにあ――
「ち……ちづるちゃん!」
「ほたるちゃん。何年あなたたちとお付き合いがあると思ってるのかしら? あなたたち二人の気持ちぐらい、千鶴お姉ちゃんにはお見通しなのに」
ちづる――おねえちゃん。
なつかしい、ひびきでした。
「千鶴お姉ちゃんには、ちゃんと分かっているの」
むかしは、ずっとむかし、ちいさいころ。
にがつうまれのわたしは、そのはんとしまえに産まれたちづるちゃんのことを、おねえちゃんみたいにおもっていました。
「あの子も、ほたるちゃんの事を」
なんでもおしえてくれる、いろいろなおはなしを聞かせてくれる、ちづるおねえちゃん。
「…………」
おかあさんが亡くなったあと。ちづるおねえちゃんは、わたしの、ささえでした。
「お姉ちゃんは、あなた達をちゃんと見ているんですから」
そのあと、わたしに、義理の弟ができて。
「あの時のバレンタイン」
わたしは『お姉ちゃん』になってしまって。
それから、いろいろどうしていいか、分からなくて。
こまっていたときにおとずれた、バレンタイン。
わたしは『しんあいのしるし』として、あのこにチョコレートをあげた。
ちいさなチョコレート。
おこづかいをもらっていなかったわたしがあげることのできた、せいいっぱい。
「ほたるちゃんから貰ったそれを、あの子は本当に嬉しそうに」
それからわたしたちは、どこに行くのもいっしょで。手をつないで。
「それから、あなた達の間には、姉弟の関係を越えた“絆”が芽生えていって」
でも。何時の間にか、手をつながなくなっていました。
「お互いに、恋をしている。でも、あなた達はそれをけっして口にしようとはしないの」
「こい……?」
「ええ。あの子とほたるちゃん、おんなじですもの」
おんなじ――。
それは、やっぱり。わたしたちのお姉ちゃんである、ちづるちゃんだけに、わかることなのかもしれません。
「二人はおんなじ。ほたるちゃんとあの子は。手をつないでいた頃から、ずっと。あなた達がお互いには気付かない、なにかがある」
おたがいには気付かない、なにか――。
「年々、それは大きくなっていっている。でも……二人の間にある姉弟という関係が、それを見えなくしているって、私には分かるわ。――本当はね、二人とも、もう見えても良い、素直になって良い筈なのに」
ちづるちゃんは、ためいきをつきました。
「ほたるちゃんも、本当は……それがなにか分かっているのでしょう?」
「…………」
――わかって、います。
「きっと、大丈夫。だから……ね? 勇気を出して、ほたるちゃん」
「…………」
「これ以上、ほたるちゃんが、想いを秘めて辛そうにしてるのは……お姉ちゃんとして見てられないもの」
でも。
「ちづる……ちゃん」
そういうちづるちゃんのかおは、さびしそうに見えました。
だから。わたしには。
「――ほたる、ちゃん?」
ちづるちゃんを、ぎゅっと、だきしめてあげることしか、できませんでした。
「……ごめんね」
それが、わたしのこたえでした。
「…………」
ほんとうは、うらやましくて。
わたしのことが、うらやましくてたまらないのかもしれない。
ちづるちゃんが、お姉ちゃんなら。
わたしは、妹で。
お姉ちゃんが妹と弟のことをちゃんと見ていたのなら。
お姉ちゃんにずっとくっついていた、妹だって。お姉ちゃんのことをずっと見ていた。
「お姉ちゃん……ごめんね。そして……ありがとう」
しあわせなひとだけができるような、ことだから。
お姉ちゃんの気持ちを、知っているから。
だから、こんなことされたら……いやがるのかもしれない。
でも、それでもわたしは。
「ほたるちゃん――」
ちづるちゃんを、だい好きなお姉ちゃんを、抱きしめたかった。
「……ばか」
お姉ちゃんがそう言い、わたしのみみもとでわらったのがわかりました。
「頑張って。……大丈夫、見守ってるから」
「――うん」
ことし、わたしは。
バレンタインデーに、だいすきなふたりに、チョコレートをあげようとおもいます。
ひとりには、はちきれそうな、わたしのをきもちをつたえて。
もうひとりには、かぞえきれないぐらいの『ありがとう』を、つたえたいとおもいます――。
ほたる姉さんオンリーネタにするつもりが結局ほたちづネタになりました。
ほたちづはどちらが姉だろうか、という訳で。
…ちょっと別の姉ネタになってしまった。
話が掴み難いだけでなく、読み方によっては。
「……ちづるちゃん」(ぽっ)
「え? ほ、ほたるちゃん?」
「……好き」
という、かなり別のネタになりかねないような。
そんな訳で、バレンタインなネタでした。
>124
>「うわーん、お姉ちゃんごめんなさいぃー」
…条件反射であやまる弟に萌えてしまった漏れはオシマイでしょうか。
漏れもどんな味でも良いから芹奈姉さんと絢乃姉さんの手作りチョコ…(;´Д`)ホスィ
>>130 ええ話や!(⊃д`)
>>別のネタになりかねないような。
…それもまた良しですw
今、俺は家に急いでいる。
何故なら今日がバレンタインデーという日だからだ。
普通なら、誰かからチョコをもらえるんじゃないかと期待して、
学校帰りはゆっくり歩いてみたりするだろう。
それに俺の場合、早く帰っても姉達に
『姉以外からチョコもらえないなんて、ちょっとねー』などとからかわれる。
だが、遅く帰るわけにもいかない。
早く帰れば、からかうくせに、遅く帰ろうものなら尋問と所持品検査だ。
いつかのバレンタインなんて、からかわれるのが嫌で遅く帰ったら
『お姉ちゃんのチョコなんていらないんだよね…』と泣かれたり、
『どこ誰!?大切な弟をたぶらかしたのは!!?』と怒鳴られたり、
『まぁ、そういう年頃だからねー』と言いながら拳を強く握ってたり、
『不純異性交友はいけません!まだ子供なんですから!』と説教されたり、
『えーっと、洗濯物干してくるねー』といつも通り笑顔だったり、
…ちなみにその日は朝からどしゃぶりの雨だった上に、もう夜になる時間だった。
それなら、からかわれる方がマシだと思う。
だが、早く帰っても危険はある。
家に帰って他の姉に会う前に、いつき姉ちゃんに会ってしまったらお終いだ。
そうなると得体の知れないものを食べさせられ、気を失ったところを監禁され、助けは来ない。
さらにそれが終わった後は、姉達から『どこにいってたの!?』と尋問開始だ。
もちろん何を言っても言い訳にされる。
とか言ってる内に着いてしまった…。覚悟を決めてドアをひねる。
「さっきから何やってんのよ?入らないわけ?」
…終わった。
「い、いいいつき姉ちゃん、いや、入るよ。それじゃ…」
「ち、ちょっと待ちなさいよ」
いつき姉ちゃんが少し下にうつむきながら制服の裾を引っ張る。
「い、急いでるから」
「家に入るのに急ぐ必要ないでしょう?」
いつき姉ちゃんに腕を掴まれ、家の裏まで引っ張られた。
「な、なな何?」
「…何怯えてんのよ」
「お、怯えてないって」
「…まぁいいけど。こ、これっ!」
いつき姉ちゃんは綺麗に包装された小さな箱を差し出した。
「何これ?」
「何って、チョコに決まってんでしょっ!!さっさとここで食べちゃってよ!恥ずかしいんだから…」
…嘘だ!チョコじゃない!『ここ』で食べろなんておかしい!罠だ!
「あ、後で食べるから」
「恥ずかしいって言ってるのよ!さっさと食べなさいよ!」
「チョコじゃないだろ…。絶対罠だ!」
「な、なな何よそれ!?」
目に見えて動揺してる。
「こ、今年は引っかからないからな!」
いつき姉ちゃんの顔が赤くなったように見えた。…罠…だよな?
「…バカ。最悪よ!そんなこと言うんだったら返してよ!!捨てるから!!」
絶対罠だ。絶対…多分罠だ。きっと罠だ。
「返せって言ってんでしょ!?返しなさいよ!!」
……罠じゃなかったらどうしよう。
「…ごめん。食べる」
「別に無理して食べなくていいわよ!」
「…無理しないで食べる」
「…『いつきお姉様のチョコを食べてもよろしいでしょうか?』でしょ?」
…罠じゃないよな?
「言えないんだったら返しなさい」
「…いつきお姉様のチョコを食べてもよろしいでしょうか?」
「フフ、まぁいいわ。ゆっくり味わいなさい」
包装を取り、箱を開けると…チョコ…だと思われる…得体の知れない物が入っていた。
「無理しても食べなさい」
…だ、大丈夫だよね?はめられたわけじゃないよね?一生懸命作ってくれたんだよね?
チョコを作る材料だったらいくらなんでも気を失ったりしないよな…しないと思う。
覚悟を決めて口に入れる。
…ほらな思ったとおり
―…罠だった…―
俺はその場倒れた。
遠くから声が聞こえる。
「あ、あれ?」
「いつきちゃんやったね!」
「え?あすかちゃん」
「すごかったよ、あの演技力!」
「フフ、まぁこんなもんね」
「それにしても、すごい威力ね。何入れたの??」
「あぁこれ?秘密よ」
「この子も毎年、よくこれが食べれるよね。これどう見てもチョコじゃないのに。
騙されやすいんだよねー。そこが良い所なんだけど♪」
「……そうよね、毎年よくこんな物食べれると思うわ…。それよりさっさとここに転がってるの部屋に運ぶわよ」
「あ、それもそうだね」
そこまで聞こえた後、完全に意識を失った。
私といつきちゃんは弟をいつきちゃんの部屋まで運んできた。
「あすかちゃん、そこの本棚ぶつからないように気を付けて」
「あ、うん」
ぶつからないよう気を使いながら弟を部屋の奥に運ぶ。
「キャッ」
―ドンッ
少しバランスを崩して本棚にぶつかってしまった。
―バサバサッ!
本棚の上に積まれてあった本が頭の上に落ちてくる。
「あいたた…いつきちゃん、本ちゃんと立ててた方がいいよ。上に積んでると落ちてきちゃうし」
「………」
「えっと、何の本?なになに…『大好きな人に喜ばれる手作りチョコレシピ』…』
……周りの散らばってる本を見ると…
『誰でもできるチョコの作り方』、『美味しいお菓子』、
『チョコはどこに行った』、『もし世界が100人のチョコだったら』
…なんか変なタイトルのもあるけど、チョコ作りの本が十数冊。
「……見たわね」
…いつきちゃん、目が怖いよ…。
「え?みみみ見てないよ??」
「…あすかちゃん、嘘ってよくないわよ」
…どうしよう、このままじゃやられる…。
「え、ええっと…誰にも言わないから!♪」
いつきちゃんはどこからか小さい箱を取り出した。
「怖がらなくても何もしないよ…。あすかちゃんにもチョコあげるね。
捨てようと思ってた失敗作の方だけど」
「…し、失敗作の方って…も、もしかして、この子が食べたアレって成k」
慌てて自分の口を押さえた。も、もしアレが成功した手作りチョコだったら、失敗作って…
((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
「大丈夫よ。1週間分の記憶が飛ぶくらいだと思うから」
気付くと俺はいつき姉ちゃんの部屋にいた。
「あ、やっと目が覚めたの?」
「…舌が痺れてる…俺が食べたのって一体何だったの…?」
「あんたがチョコに見えなかったんだったら、チョコではないんじゃない?」
「…それで、いつき姉ちゃん、これから俺は何をされるのでしょうか…?」
「は?別に何もしないわよ。自分の荷物持って出てっていいわよ」
「…い、いいの?」
「いじめてほしいの?」
「…遠慮します」
俺はさっさと荷物を持って部屋のドアを開けた。
「あ、そういや、気絶した時あすか姉さんの声が聞こえたような気がしたんだけど…」
「気のせいよ」
いつき姉ちゃんは不敵な笑みを浮かべた。
いつき姉ちゃんの部屋から出て自分の部屋に行く時に他の姉達に見つかった。
「帰ってきてるなら帰ってきてるって言いなさい!!」
絢乃姉ちゃんが怒る。
「ご、ごめんなさい」
俺のせいじゃないんだけど…反射的に謝った。
「何か怪しいです!そのバッグの中見せなさい!」
華奈姉さんがそう言ったかと思うと後ろから、麻琴姉さん達にバッグを取られた。
「あ、ちょっと!何もないって!!」
「だったらいいじゃない」
麻琴姉さんがバッグを漁る。
「慌ててると、ますます怪しいよー」
は、遥姉さんまで…。
「あ、なんか出てきた……ラブレター…?」
麻琴姉さんがバッグの中から、ハートのシールが付いた手紙らしきものを見つけた。
「!!??違う!!そんなのもらった覚えないよ!!!?」
姉さん達の視線が突き刺さる。
「えーっと、何て書いてあるのかしら?」
姉さん達は手紙を開けて読み始めた。
『毎年、私作ったヘタクソなチョコを受け取ってくれてありがとう。すごく嬉しいです』
…誰だ!?
「毎年って……僕たちにはずっと内緒でもらってたんだね…」
陽子姉さん、俺そんなのもらってないよ!
「…私達に隠してたその人は、どこの誰なんですか?」
芹奈姉さんも完全に疑ってる…。
「なんだか、すごく寂しい気持ちになりますね…」
「…うん。寂しい」
千鶴姉さん、ほたる姉さんまで…。
「ふ、不潔です!」
真緒姉さんが顔を真っ赤にしている。
…そうだ。智萌姉さんなら、俺が潔白だってわかってるはず
「……私の…知らない事が…あったなんて……」
…と、智萌姉さん…。
「黙ってないで何か言って…」
「そうそう!何か言いなさい!」
奈々姉さん、亜紀ねぇ…この状況じゃ何を言えばいいのかわかりません…。
…そもそもあんな手紙いつどこで……あっ!
「そうだ!いつき姉ちゃんだよ!いつき姉ちゃんがまた意地悪を…」
「あんた、姉のせいにするなんて最低よ?」
い、いつき姉ちゃん!?なんで勝ち誇った顔してるんだよ…。
「違うと言ってますよ…。人のせいにするなんて恥を知りなさい!!」
礼子姉さん怖い…。
「私、どうしたらいいのかなぁ…」
…唯姉さん?と、とりあえず包丁をどこかに置くのが良いと思います!
「……」
「あ、響姉さん!助けて!!」
響姉さんは部屋のドアから少し顔を出したかと思うとまた戻ってしまった。
…もう誤解を解けるのはいつき姉さんだけだ…。
「い、いつき姉さん!お願いします!助けて!!」
いつき姉さんは俺に近づいて小さな声で言った
「チョコの怨みは怖いのよ?せいぜい苦しんで私を楽しませなさい」
おねえちゃん……
いつきのバレンタインチョコレート
転載させていただきましたー
でわ
立て続けに3作も‥やはりバレンタインは偉大だw。
SS職人's、乙〜
ドタバタスラップスティック系は面白いけど萌え話に比べると感想が浮かびにくいな
芹奈姉さんのビジュアルに浅川声の黒づくめがちらついて離れない…。
それはともかくとして、エロゲ板に姉スレにエロゲ姉の話題が取られて、
ここはいよいよエスプリオンリーと化してきた訳だが、
葱とエロゲ板の相互関係を考えたらこれが自然な形なのかね。
ああ、別にこの状態が悪いとは思ってない。SS職人様はがんがってください。
まあエスプリ好きは間違いなく姉好きだけど
姉好き=エスプリOKとは限らないからな。
つーかきゅうりさん最近見ないな。
職人様乙でつ
個人的には他の姉から逃げて二人っきりになろうと奔走するシチュとかに萌えるかも…
と思いついたときには既に遅し…
ところでおまいらに質問です
オリジナルの小説やゲームを作ろうと思ったとき
・実の姉であることを強調しつつ、エロは無いけどキスしたり一緒に寝たりと
(逝きすぎてはいるものの)あくまで姉弟愛をうたった話
・義理の姉でいくところまで逝く話
のどっちが良いですか?
ど っ ち も 好 き で す (w
が、敢えて選ぶなら後者の方で。
ああでも寸止めえちもやはり捨て難い…ケッキョクドッチヤネン!
俺もどっちも好きだけど、義理の姉でイケナイ世界までいっちゃう話は
エロゲとかでも(玉石混淆とはいえ)結構あるので前者が見てみたい。
案外無いよね、実姉が甘やかしてくれる話は。
ここの住民はエロが嫌いなのか?
いや大好きだが。
でも実姉でエロはソフ倫的に禁止なのでなかなか想像できん。
アナルファッカーかageが実姉ゲー出してくれんかな(w
>145
ほたる姉さんとか奈々ねえさんとか、そんなカンジになりそうな二人だなぁ。
前者は『心の支え』という感じか。
>>149 確かメディ倫だと実妹・姉OKだったような気が。
ニトロプラスに頼め。
つまり同人なら
実 姉 で ヤ レ っ て こ と で す ね
このスレちょっとピンチか?
エロゲ話をエロゲ板のスレに取られちゃった以上。
…上のほたちづネタ、間違った方向でほたちづハァハァとか妄想しちまった。
|-`) ダレモイナイノカナ…
「あんた、酔ってんの?」
俺が家に帰ると姉ちゃんが玄関まで出てきた。
「…酔ってねぇよ」
「酔ってんじゃん…」
「別に関係ないだろ…」
…誰のせいだと思ってんだよ。ちくしょう…カッコ悪い…。
「とにかく部屋まで連れてってあげるから掴まって」
「え?ずいぶんやさしいじゃん」
「まぁ、姉として当然よ」
…『姉として』…か。
姉ちゃんに掴まってゆっくりふらつく足元に注意しながら歩く。
「にしもさ、姉ちゃんってブラコンだよな。普通こんな遅くまでおきてるか?」
「あはは、そうかもね。あんただってだって人の事言えないんじゃない?」
「ん?俺はシスコンなんかじゃないよ」
…シスコンとかそういう事じゃないんだ。
「えー違うの?…おっと」
倒れそうになった俺を支える。
「…はぁ」
「まったく…酔いすぎよ」
言ってしまったら、姉ちゃんはこんな風に話してくれなくなるのだろうか。
「俺、姉ちゃんの事好きかもしんない」
「やっぱシスコンじゃん。私も好きだよ?」
姉ちゃんは笑いながら言った。
違うってわかってる。姉ちゃんが言ってる『好き』は弟としてだって事。
俺の部屋に着き、姉ちゃんは俺をベッドに下ろそうとする。
俺はそのまま姉ちゃんを掴んで姉ちゃんごとベッドに倒れこんだ。
「…違う」
「…痛たた。どうしたの?」
言ったらこの関係は壊れてしまう。俺から離れていってしまう。
…それでも、もう限界なんだ。
「違うんだ!!好きなんだよ!!姉とか弟とかじゃなくて!」
「え?」
「好きなんだ!もう、どうしていいかわかんないんだよ!!」
「……」「……」
黙らないでくれ…何か言ってくれ…。
「まったく…男の子が泣くんじゃないの!」
気付くと俺の目からは涙が出ていた。
「…ちくしょう…カッコ悪い…」
「だから泣かない!ほら――チュッ」
姉ちゃんの唇が俺の唇に触れた。
「…え?」
「今日はここまで。とりあえず寝て落ち着きなさい」
「…それってどういう…」
「私だって…酒臭いキスなんて嫌よ」
「いや、だから…」
「だからじゃないの!とにかく何も考えないで寝なさい!!落ち着くまで一緒に寝てあげるから」
姉ちゃんの抱き締められた。
「…わかった」
どういう事なんだよ。姉ちゃんは何を考えてるんだ?
「…心配しなくても、ちゃんと考えてあげるから。今度は酔っ払ってない時に言ってよ。そしたら、きちんと答えてあげる」
俺は姉ちゃんに抱き締められながら眠りに着いた。
朝、窓から日が差し込み、俺は目を覚ました。
あれ?酒飲みまくって、その後どうしたんだっけ?
自分の部屋にいるって事は一応帰って来れたみたいだけど。
「頭痛い…」
「そりゃそうでしょ。あんだけ飲んでたら」
「な!?姉ちゃん、何で俺の部屋で寝てるの!?」
「あー覚えてないんだ?ここまで運んでくるの大変だったんだから。お姉ちゃんが一緒に寝てくれないと嫌だってぐずりだすし」
「……マジ?」
何も覚えてないぞ…。
「あんたってさ、昔から全然変らないよねー。悩むだけ悩んだら、何も考えずに行動しちゃうの」
「何それ?」
「小学生の頃、ケンカした時も何も考えないで家出しちゃったでしょ。
で、私はどうやったら仲直りできるのか考えて、君を探して、慰めて…ってね。
考えて答え出すのはいつもお姉ちゃんだったよ」
「?急に何?」
「…まぁいいんだけどね。悩むだけ悩みなさい。私は答えてあげるから」
「何の話だかさっぱりなんだけど…?」
「んーっと、そのうちわかるよ」
姉ちゃんはそう言って微笑んだ。
|-`) …
|)彡 サッ
>154 お姉ちゃんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
凄い、凄いよこのシチュエーション こんなに萌えたの久しぶりだ!
そう、そうなんだよ 姉に恋してそれを優しく受け止めてくれる
しかも言葉では姉に叶わない 最強です!
正確にはそういう行動を取ってくれる弟に萌えなのかもしれんが…
というわけで隠れないで〜>158
>158
( ´∀`)⊃旦 お茶どーぞー
すっげえー、萌えつきました。
姉ちゃん最高っ。
163 :
ファルコン:03/02/22 01:58 ID:89a+glaG
停滞ぎみなのでチョイト質問。
皆さんは姉を攻略する際、何番目にクリアしますか?
オレはヒロインが5人いたら最後だな。でもそれまでに他のキャラ
の攻略で何度も同じシナリオを読むことに飽きてるから
既読スキップを使っても面白さが半減なんだよね。個別シナリオって
短いからね。じっくり長くやりたい。
なら、一番最初にクリアすれば良いのかもしれないが
最初にクリアすると他のキャラをやらなくなりそうで無駄になるんだよね。
『食べ残しはしない』と『好きなものは最後に』がポリシーなので
できるなら、最初の方でシナリオが分岐してくれるのが良いんだよな〜。
基本的にお目当てのキャラしか攻略しません。したがって姉キャラが最初。
好きな物真っ先に食べるのでクレシェはあやめ姉ちゃんしかクリアしてない罠。
秋桜は会話が面白すぎて全キャラクリアしたが俺的には奇跡に近いな。
俺も最初に好きなキャラから攻略しますね
で、とりあえず2回目までやってみる
それでいて食べ残しをさせないほど魅力あるストーリーなりシステムを持ったモノが名作と呼ばれるんじゃないかと
名作を目指してクリエイターは作るわけだし、強く求められるわけで
そういう全体的な魅力を作るのはクリエイターの義務みたいなモンじゃないのかな?
俺もやはり好きなキャラからです。
他のキャラを最初にやってたら、
好きなキャラが気になってしょうがなくなるので。
167 :
ファルコン:03/02/23 23:38 ID:7iY5Tzml
<<164−166
好きなキャラからですか。まぁ、自分も姉キャラ以外の
好きなキャラからやっていくので分かる気もしますが・・・
でも、やはり姉は最後ですね。
166さんのおっしゃる通り、姉が気になるんですが
そこは焦らしとして我慢してます。大抵5日間くらいで姉キャラに
入るのですがそれまで焦らしに焦らしてますね。そこでまで行ってから
姉を攻略するのがキモチいい〜んですよ。
風呂上りの一杯のような感じ(?)です。
ただし、これらは全部良作でないと激しく後悔するんですけどね。
自分も姉キャラは最後にしている。
というか、スタート時に主人公との距離が近いキャラは後回しにする。
何故なら、こういったキャラは序盤〜中盤の共通部分に多く顔を見せるため、
時間をかけて萌えを蓄積していけるから。
他のヒロインとくっついた時の反応も萌えポイントの一つだが、先に姉キャラのEDを見てしまうと
後ろめたさが増してくるから、悪いと思いつつ後に回す。
たまに、同居(やそれに近い)設定でも他のヒロインのフラグに乗ると全く顔を見せなくなるゲームがあって(´・ω・`)ショボーン
保守
そういえば、来月でエルシスが始まって1年になるね!
アネもネ4/4に延期だそうな
すごい勢いで過疎化が進んでるな
みんなエロゲ板の方に行っちゃったか
しっかり見てはいるんだが、書くことも見つからず
なんかSSのネタ考えよ〜っと
174 :
名無しさん@初回限定:03/02/28 23:05 ID:ARQyBV8Y
あぼーん
176 :
名無しさん@初回限定:03/03/01 06:19 ID:CkuiVlfn
やはり、広告だったか…
(´・ω・`)ショボーン
>>174 (・∀・)姉ゲーラッシュ年なやかーん!
最神扇道氏ってデボ2と凌辱ゲリラのゲンガーやな。
エロ期待大!
>>174 やばい、禿萌えDA!
でも、重度のデンパだったりしたら…ハピレスの二の舞は勘弁だ〜
個人的には長女と末姉をプッシュ!
あのぉ、こちらはエスプリ以外のSSもOKでしょうか?
だまされてデートに誘われた弟が、待ち構えていた悪友の笑いものになる
窮地を救う姉、というシチュで書いてみたんでつが。
>>181 問題ナシです。
というか、ここエスプリ専用スレじゃないし…
どしどしうpしてください。
ここの住人ってYBB?
ちなみに漏れもなー
ん?書けるようになったのか?
保守しつつ
>「アネもネ」つきましては、当初4月4日発売予定としておりましたが、
>このたび発売日を5月2日に変更させて頂く事になりました。
>お客様、および販売店様にはたいへんご迷惑をおかけいたしますが、
>今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。
また延期かよヽ(`Д´)ノ
>>173 ガンガレ〜
しかし、SS書ける人が羨ましい。
漏れはネタ(というか妄想)は浮かぶが、文章にできない。
>>174 「思ったより、愚鈍よな」(罵倒レベル2)
「ほんと、頭悪いわね!」(罵倒レベル4)
「情けない!」(罵倒レベル?)
すげーな、このゲーム(藁
しかし、これだけ見てると「姉萌=マゾ」って感じがする。
それにしても、やっと書けるようになったよ
>>187 バックナンバーでは、添い寝してもらってるけどね。
見る限り、甘やかし系と罵り系で6人を分割してる気がする。
しかし、このページ鯖不安定だよな…
昔「姉企画通った〜」と言っていた人のうちのどれかが
「姉しよ」とか「アネもネ」だったりしないのかな?
とか言ってみるテスト
ちなみに俺も姉企画通りました 同人で
>190
ああ、いたねぇそういえば。
もしその人の企画がこのどちらかだったらこのスレの住人の嗜好は
研究済みだろうからかなり期待できるな。楽しみだ。
アネモネをプレイするにはWindouws98/2000/Me/XPが必要らしいけど、どこで入手すれば良いの?
>>192 いずれもパソコンソフトを売ってるお店で買ってください。
WindowsXP Professional は30〜35k円(店によって違う)です。
>>193 Windowsで良いのなら普通に店で買うのですが、どうもWindouwsでないとダメらしいんです。
俺の買いたいゲームとは違うようだし、Windouwsが手に入らなくても
俺的には問題ナッシング。
どこで入手すれば良いの?
「アネもネ」も「姉ちゃんとしようよ!」も姉6人なんだな
そういや、エルシスで6人選ぶとしたら誰?見たいなレスがあったと思うけど
それってどれだっけ?
>>199 Σ( ̄□ ̄;制作者でつか
てことはやっぱり「姉企画通った〜」ってのは…
202 :
198:03/03/14 23:53 ID:SHFjI9jh
>201
サンクス!
みてきます。
最近ジワジワと姉しよ!のともねぇに心惹かれて毎日OHP覗いてしまう自分・・・
アネもネの方も更新してほすぃ・・・発売伸びた事だし。
姉しよ!の人気投票、優しい姉といじめ姉とで人気が二分されてますな。
世の姉属性者達の傾向も、この二通りで丁度二分割されるという事か?
どちらかというと優しい姉に人気があるようですな。
かく言う自分も甘やかされたいのでともねえ(;´Д`)ハァハァですが。
S系の姉も愛を持って苛めてくれないと辛いタイプっす。
Σ( ̄□ ̄;気がついたらホワイトデー終わってる!
職人様にホワイトデーSSキボンヌというのすら忘れてた。
次はエルシス1周年記念SSキボンヌと言ってみる。
むしろ海のような見るからに甘やかし系の人を本気で怒らせて叱られてみたい。
そんでもって雛乃のつるぺた胸に無理矢理埋もれて甘えてみたい。
>>200 エロゲメーカーのほとんどは2ch見てるんだし、ましてやマイナーな姉ゲー出す様な
所だったらどこもこのスレ位はチェックしてるんじゃないか?
209 :
名無しさん@初回限定:03/03/16 00:05 ID:0GpB7hh/
>>208 もしそうだったら、またひとつ2chの美談が増えたな(一部の者に対してだが)。
あまり美しくないような・・・w
みんな、エルシスにはもう飽きたの?
>211
いや、今ホワイトデーネタ書いてるよ。
多分『姉しょ』の影響でエロゲ板の方に流れてしまったんじゃないかと。
エルシスは『こんなお姉ちゃん萌えなんだがなぁ』って妄想を手伝うためのテンプレ、みたいに思ってるんだけどなぁ。
214 :
名無しさん@初回限定:03/03/16 18:16 ID:/Zb5SRWa
俺にはイッちゃってるようにしか見えん・・・
それに知能指数低そうでガキくさい姉はキライだ。
ぐわ、ageちまった。スマソ。
俺はダダ甘は苦手
自分が年長の家族である事をきちんと自覚して、
無制限に甘やかすのは家族の愛情ではないことを理解している方が姉としては好き
すずねえは俺の中では幼馴染キャラであって姉キャラではなかった
逆に、幼馴染として見れば最高クラスの萌えキャラではあるのだが
エロゲの姉キャラとしては、甘えを受け入れたい女心と突き放して自立させたい姉心の葛藤に揺れてるのが良い
まあつまりあやめ姉ちゃんな訳だが(藁
でもあやめ姉ちゃんも、かなりギリギリだよなあ。
同じ水無神作品のせんせい3はある種ベタ甘な年上物で、
陵辱されても(・∀・)イイ!! って感じで少し引いてしまったが、
あやめねーちゃんも両親の死への罪悪感とかなかったらそんな感じになってたろうなあ。
まあそのギリギリ自分を保ってる感じが良いってことだね。
事の起こりは一ヶ月程前。
「はい、チョコレート」
帰り道。姉さんに、笑いながら渡されたソレ。
「ちょこっと高級なので味わいながら食べること」
指を立てながら姉さんは言う。
「あ、私のは一番最後にすること。いーい? 他の女の子から貰ったのは、先に食べないと駄目。おなかいっぱいになったら、私のはとっといていいから」
――なんて言われても。
その日貰ったチョコレートは、それ一個だけなんだけど……。
「――正直、どうしたものかなぁ」
呟いてもどうしようもないのはわかってる。
明日は三月十四日。菓子メーカーの陰謀後編、白い日だ。
俺の姉、奈々姉さんから貰ったチョコレートは外国高級菓子メーカーのソレだった。
『私より、他の女の子に貰ったのを優先してお返しするように』
……貰ってませんて。
かといって、男としてのミエとかいう物がなくもない俺は。姉さんへのお返しをどうするか、困っていた。
奈々姉さんは俺の財布の中身を熟知している。この歳で『おこづかい帳』なる物を俺に付けさせ、それは月一できちんとチェックを入れられる。
……おかげでへそくりの作り方をしっかり会得する羽目になった。エロ本とかの購入費用を誤魔化すためだ。……ちなみにみつかったら怒られて没収。頬をつねられる。
下手に値段が高いと、財布の中身なんかはバレバレだから『誰からも貰わなかったの?』と、必殺同情した目でお姉ちゃんなでなでとかいう目にあう。それは男としてちょっと情けない。
……かといって値段が低いと、それはそれで高級チョコを貰った手前、後味が悪い。他にも買った、という事にすればへそくりもできて問題無し、かもしれないけども。
あの人には頭が上がらない俺に、そんな事ができる訳なかった。
そんな訳で、何か良い手はないかなぁ、と。学校帰りにデパートに来てみた。
――しかし。
俺は、ホワイトデーという奴を甘く見ていた。
つまり――。
「……ほとんど残ってねぇ」
ホワイトデー特設コーナーの代物は、まともな物はほとんど消えてなくなっていた。
世の男どもが逆に『受け取って下さい』とかやるのもOKなのかホワイトデーは。それとも多くのヤローが貰ったという事なのか。
……あるいは何も分かってないお子様が、ホワイトデーコーナーのぬいぐるみやお菓子を欲しがったのか。
「参ったなー……」
広告で多少よさげと思ったチョコマシュマロの詰め合わせとか、そんな辺りが良いんじゃないか。なんて風に、目星がついてない訳じゃなかった。
だけども。
何だよ、大半売り切れって。
残っているのは、
「……どうしたもんかな」
何故かホワイトデーコーナーに置いてある、巨大なクマさん。4980円。
「…………」
他の選択肢として、青いパッケージや缶の紅茶とかなくもないけども。
それを買ってプレゼントした場合。姉さんは間違いなく、数日おきにその紅茶を俺と飲む。
『だって、君がくれたプレゼントなんだもの。ちゃんと使わないと勿体無いし、私一人で使うのはちょっと勿体無いし』
勿体無いお化けかあんたは。家計を預かっている姉さんは、そんな感じで貧乏性。
……正直こっぱずかしい。数日おきにされたとしても。
「やっぱこの熊ちゃんしかないのかなー……」
バカデカくて、バカ高い。一メートル以上ある。でも姉さんは、こういうのが好きだ。
……持って帰れるか?
その場合、姉さんが先に家に帰ってたらバレずに隠せるか?
「横幅も随分あるけど、家に入るかな?」
「……そだよなぁ。どこにお……って」
姉さんが俺の隣で、買う物を物色する。そんな事はよくある自然な事。あまりにも自然な事だから。
「やっ」
思わず順応してしまった。俺の隣で微笑んでいる人に気付かず。
……なんか、姉さんの犬みたいだ。
「これはちょっと、止した方が良いんじゃないかな。学校に持っていけないし、持っていったとしても相手にちょっと迷惑かも」
「まぁ、そう言われればそうだよなぁ……。……ところで姉さん、部活は?」
「今日は元々なくって、友達の付き合いだったんだけど。キミが見えたから」
「友達……?」
「うん、亜紀ちゃんの付き合い」
「亜紀さんは女だから……ホワイトデーな訳、ないか」
「いや、その、亜紀ちゃん、ほら、アレ」
俺の言葉に姉さんは苦笑する。
「例の子から貰えるかな貰えるかなって、今日一日中上の空だから気晴らしにと思って」
まぁ、無駄な努力だったんだけど……と付け加える姉さん。俺の姿をみつけたら、例の自分の弟が気になって猛スピードで家に帰っていったそうだ。
「ところでね。あのね、こういう所で良い物を選びたいのなら、もっと早くに来ないと駄目よ」
姉さんが指を立てて、俺にむかって言う。
「良い物はどんどんなくなっちゃう。キミが何人から貰ったかは分からないけど、ちゃんと揃えるためにも早く見に来ないと」
「まぁ……そうだけど」
結局一人からしか貰ってないのはともかく。正論だ。
「しょうがないなぁ。お姉ちゃんが良い方法教えてあげる」
「――は?」
何だそりゃ。
「さ、行きましょ」
言うなり奈々姉さんは、にこにこ顔で歩き始める。
――あの顔は、弟に何かをしてあげるという事への、喜びの顔だ。“母親代役のお姉ちゃん”らしい。
「……仕方ないなぁ」
あんな顔されたら、もう自分の意思とかそういう問題じゃない。
……俺はポチだ。お姉ちゃんにお手と言われたらお手をする。伏せといったら伏せをする。そして、
『良い子ねー』
なんて、なでなでしてもらうことが一番の喜びなんだ。
…………。
言ってて、滅茶苦茶悲しい。
食品街で箱入りの何かとか、ラッピング用の子袋等よく分からない物を買い込み。
家に帰って、夕食を食べた後。エプロン姿の俺は、同じくエプロン姿の姉さんの指導で台所に立っていた。
「あっ、だっ、駄目っ!」
慌てて姉さんが飛び寄ってくる。
「も〜、駄目よ駄目。煮立てちゃったらゼラチンが固まらなくなるの。ちゃんと、砂糖が溶け出した所だって言ったでしょう」
ちょっと目を離すとこれなんだから。と、ぷんぷん顔の姉さん。確かに俺は……不器用だ。
「これじゃ多分……やりなおしっ」
姉さんに背中をぱしっと叩かれ、俺はコンロからミルクパンを下ろした。
その後も、
「あぁっ、泡立てすぎっ! 分離してるっ!」
「え? でもしっかりって……」
「やりすぎって言うのこういうのは」
と呆れられたり等、七転八倒で事は進んだ。
「ゆっくりね。いい? ゆっくりゆっくり……」
流石に慎重に、俺の隣で姉さんは指導する。
「……これでいいの?」
「――うん。後は冷やすの。ちゃんと裏返すタイミングを忘れちゃ駄目よ?」
「はいはい……」
ひとまず、作業は終了した。
調理器具を洗って片付けた後、姉さんはソファにどかっと座り込んだ。
「あーもー、疲れたっ。不器用なんだからー」
「……何ていうか、ここまで苦労して手作りの物渡すって何なのかなぁ」
何となく、俺も姉さんの隣に腰を下ろす。
「何言ってるの。きっと相手の娘、よろこぶよ?」
「…………」
何と言ったものか。
「相手の娘……ねぇ。でもさ、姉さんがくれたようなチョコみたいに高級じゃないけど」
「だって毎年手作りのあげてたでしょ? でもキミももう高校生だから、今年は本物の味を味わって欲しかったの。美味しかったでしょ?」
「まぁ、そりゃ……」
確かに貝形の奴とか美味かった。
「要は相手のことをどれだけ思えるかっていう気持ち」
「それを込めればね、嘘だって本当になるんだから」
「……何、それ」
「バレンタインと違って、ホワイトデーは本当にお菓子メーカーの戦略で生まれた日だけども」
微笑んで、姉さんは言う。
「相手の事を想って渡すそれは、きっとちゃんとした返事」
何となく。夢見がちな、姉さんらしい理屈だと思った。
「さてと、お風呂お風呂。動きまわったから寒くても汗じっとりなんだよね〜」
そして姉さんは、風呂場へと歩いていった。
姉さんが長風呂している間、俺は作っている物を裏返したり、取り出して粉を払って。そしてラッピングしたりと。
明日に備えて、プレゼントの作成に勤しんだ。
そして、3/14日の夕方。
「どうだった?」
姉さんが俺に話す。
「あ――うん。まぁ……、まぁまぁ、かな。」
「上手くいったの? よかったわねー」
にこにこ顔で言う姉さん。それを見て、俺は一瞬ためらう。
「……ほら、これ……姉さんの分」
結局あの時。ラッピング用の小袋は、一つも使わなかった。だからつまり。
「あ、ありがとう……ん?」
作った数は、確か――。
「――っ」
姉さんはまじまじと俺を見て、そして吹き出した。
そして、俺の背中をぱしんと叩く。
「な、なんだよっ!」
「何でもないない。帰って一緒に、このマシュマロ食べようね」
「そ、そういうこっぱずかしいの何とかならない!? 元々俺、そういうのが嫌で紅茶とか止めたんだから!」
「あ、紅茶買って帰ろうか。そして、来年こそはチョコレートが今年より増えますよーに祈願!」
「紅茶とマシュマロなんかに願かけてかなうんなら、俺はとっくに部活のレギュラーです」
そう言う俺に、姉さんはちっちっちと指をふり。
「昨日も言ったでしょ? 気持ちを込めれば、それはきっと本当になるって」
「――はいはい」
「何よその返事。お姉ちゃんの言う事は『はいっ』てしっかり返事しないと駄目でしょっ」
「あーはいはいはいはい」
「はい、は一回!」
「……はい」
「よろしいっ」
何となく。
この人に、こういう事を言われないようにならないと。来年もチョコレート一コ、マシュマロ渡す相手は一人だけになるんじゃないかなぁ。
そんな予感が何となくだけども、過ぎていった。
そんなわけで、世話焼きのしっかりとしたお姉ちゃんと、モテない弟の話でした。
…デカい熊のぬいぐるみはぽけぽけお姉ちゃんの弟が買ってプレゼントするとかそんなことを妄想したりもしましたが。
理想のお姉ちゃんのイメージとすると『ちょっとだけ背中を支えてくれる人』とか思ったりして。
上手く言えないけど。
多分色々な形での姉と弟のバレンタインとホワイトデーがあるのだろうけど、その一つでした。
225 :
213:03/03/17 22:05 ID:TYXOjndC
>>214 >>216 >>217 幼なじみ属性ですずねえ経由の姉属だとつまりは
「隣のお姉ちゃん」属性だったというわけか…でも納得
とはいえあやめ姉さん最強だったり藤原マナみたいな設定が好みだったりと
やっぱり好きだったりw
>>218 久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
やっぱ世話焼いて欲すぃ…
そしてぽけぽけお姉ちゃんの波乱も気になる〜♪
>>218 イイです!
ああ、漏れもこんなねーちゃん欲しかったなぁ。。
相変わらず脱字等が多いので泣けてくるというか。
おかんに萌えてる場合じゃなかった……。
そんなわけで頑張ってエルシス+姉萌えSSの二本を数日中に投下予定。
後者はオリジナルの姉萌えSS。
「あんた暴走しすぎや」と言われたらセーブします。ハイ。
皆様のオリジナルやエルシスのSSもっと見たいです。
というか千鶴姉様のエ(r
>227
いえいえ、暴走どころか
☆ チン マチクタビレタ〜
マチクタビレタ〜
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ __\ (\・∀・ ) < 姉萌SSマダ〜
\_/⊂ ⊂_ ) \_____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
|_______|
のAAを張ろうかと思ってたところです。(ていうか張ってるし)
ガンガンうpしてください。
勿論、ほかの職人様の作品もキボンヌです。
しかし、お皿を敲くと絢乃姉ちゃんに怒られそう。
>227
>おかんに萌えてる場合じゃなかった……。
そこらへんの話をじっくり聞かせてもらおうか…
おかんに萌えれる奴はマジ神だと思う。
俺、オカンて言葉だけで発射直前でも萎えるよ。しおしお。
姉なら全然okなんだがなぁ(ウザイリアル姉居るにもかかわらず)
まぁ、それはそれとして
あねもね と 姉ちゃんとしようよ
を混同していたのは俺だけですかそうですか
>227 >230
おまえの姉をみせてみろ!(w
あっちもスレの勢いはすごいやね。
漏れの姉は見せる程のもんでは(;´Д`)
233 :
名無しさん@初回限定:03/03/19 20:37 ID:EXeM7zXp
おひさです。
>224さん
白い日
転載させていただきましたー
でわ
めっちゃageてしまった。
ごめんなさい。
あぼーん
あぼーん
皆おねきゅーには期待してるの?(つД`)
>237
情報があまり出てこないから何とも言い難いんだよなぁ。
明確な分漏れは姉しょに期待している。
唐突に、ほたる姉さんはGOTHに該当するのだろうか。
などと怪しい妄想をしてしまった。
長い黒髪、黒い服、黒い靴、黒い下着…(;´Д`)ハァハァ
まぁ、実際GOTHだったら色々怖いけど。
ちょっとスレ違いかもしれぬが、ジョディ・フォスターの昔の映画で
「君のいた夏」というのはかなり漏れが気に入っている姉映画です。
主人公である野球好きの少年が、ずっと好きだった従姉との思い出を
振り返るという映画で、なかでも主人公の初体験を喜ぶフリをする場面
はかなり萌えますた。なんかエロくないけどエロゲっぽいシナリオの映画
だった。
姉しよ
“「姉属性オンリー」は伊達じゃない!!”
言い切ってます。
>>239 興味持ちますた
今度探してみようかな・・・
>240
よほど自信があるのか、もしくはこのスレでのあまりの好評ぶりに
舞い上がってるのかのどちらかw
ここの住人的には、ショタで生意気な弟を姉が犯すというシチュのSSはだめでせうか?
あと、長さはどの程度までならOK?
>243
俺的にはアリ、というかめっちゃツボ、是非書いてください(w
10レス以上使う長編もあったから長さは気にしなくて良いかと。
つーか雑談がエロゲ板に持ってかれた以上、SSの長さで悩む必要があろうか。(いやない)
>長さはどの程度までならOK?
なんなら次スレ立てますが何か?(W
ガンガン来てください!
246 :
243:03/03/23 02:43 ID:+v03hNkL
>>244 >>245 年齢差はどの位がお好みすか?
航校姉vs厨学OR商学弟くらい?
あと、シチュとかでリクエストがあればどうぞ。ご期待を100%満たすのは
難しいかも知れませんが。
>246
大学生VS厨房なんてのがお好みなんですが駄目でしょうか。
アレです。
足コキひとつ(えー
248 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/03/23 20:48 ID:fMyy7Fsa
hpsyu
249 :
245:03/03/23 22:55 ID:o2wzBZhO
年齢は特にありませんが、とりあえず弟が
皮 を 被 っ て い れ ば O K !
です。
250 :
243:03/03/24 01:17 ID:JxiHpC/g
申し訳ないです。今晩は前編だけです。
姉 野崎 ユミ 20歳 大学2年
弟 野崎 ヒロカズ 14歳 中学2年
〜7年前〜
僕は泣いていた。理由は分からない。
真っ白な部屋の中で、一人きりで、ベッドに横たわって。眼に入るモノ、耳に
届く音、それらは僕にとってなんの意味も成さなかった。いや、見えるものも、
聞こえるものも、何もかも僕の頭を素通りしてゆくような気がする。
もう、なんにも判らない。それでも僕は涙を流していた。
何か悲しいことがあったような気がする。何かは思い出せないけれど。
ドアが開き、真っ白だった部屋にやわらかな光が差し込む。続いて現れたのは、
白い服を着た大人の男の人と、制服を着た、女の子。
女の子は僕よりずっと年上で、見覚えがあるような気がする。
僕は涙で溢れた目を細め、静かに二人を見た。
「ご両親については、お悔やみ申し上げます。前のトラックの荷台に積んで
あった鉄骨が飛び出して、フロントガラスを突き破ったので・・・
運転席のお父様と後部座席にいらっしゃったお母様は即死、でした。」
「弟はどこを怪我したのでしょうか?」
「弟さんはどこも負傷されていません。10cmの差で、鉄骨は弟さんの脇を
抜けたんです。しかし・・・」
「え?」
「心理的なものだと思いますが、まったく外界の刺激に反応しなくなっています。」
「どういう意味ですか?」
「つまりですね、五感には全く障害を負っていないはずですが、脳が反応しないんです。
見えても、聞こえても、ほとんど理解していないようなんですよ。」
・・・声は聞こえても、僕には何を言ってるのか理解できなかった。
女の子が僕に駆け寄ってきた。肩にかけていた大きなスポーツバッグを床に
下ろして、呆然として僕を見つめる。
「・・・一種の記憶障害のような症状です。それも、かなり重度の。」
つり目がちの大きな瞳が、僕をじっと見つめている。
ゆっくりと、女の子の瞳の端から涙がにじみ出てきた。
そしてきれいな形の唇が開いた。
「ヒロ、ごめんね。一人にさせちゃって。」
女の子は、僕の背中に両手を回して抱きしめてくれた。
ちょっと痛かったけれど、あったかくて、とてもいい匂いがした。
「ヒロ、ごめん。ごめんね、もう絶対にヒロを一人になんてしないから。」
僕は抱きしめられたまま、ぼーっとしていた。なぜかはわからないけれど、
女の子の匂いはどこか懐かしい感じがして、そしてますます涙が溢れてきた。女の子は僕を抱いてベッドに起こしてくれた。そしてじっと僕の顔を覗き込む。
「ヒロ、これからはお姉ちゃんが守ってあげる。ずっとお姉ちゃんがヒロの
そばにいてあげる。」
そう言って僕の頭をそっと胸に抱き締めてくれた。
「おそらく、心理的な傷は一時的なものだと思いますが・・・。
その歳で、相当ショッキングな光景を見てしまったんです。
とにかく回復には親族の方がそばについて、あらゆるケアをして
あげることが重要です。」
女の子は頬ずりしてくれる。 温もりが伝わって、とても温かかった。
〜現在〜
一学期の終業式の日、野崎ヒロカズは、学校の帰りにCDショップに寄った。
最近FMラジオで聞いた洋楽が気になって、わずかな手がかりを頼りに探そうと思ったのだ。
レジのすぐ前、新譜コーナーに並ぶジャケットをひとつひとつ、ほっそりした手にとって眺める。
そのとき、ヒロカズに声がかけられた。
「あ、野崎君だー。」
自分の名を呼ぶ、ちょっと間のびした声に少し驚きながらも、振り返る。
そこには、同じ学園の制服を着た、見知った顔のややぽっちゃりした少女が立っていた。
「あぁ、大田さん。偶然だね」
大田トモコはヒロカズと同じクラスで、同じ学園の中等部2年生だ。
小学校も一緒、中学受験のための塾も一緒だったということでお互い顔は知っていたが、
同じクラスになる今年まで会話を交わしたことは無かった。
どことなくのんびりした雰囲気で、気さくな性格の彼女は、
クラスの中で異性からも同性からも好かれる存在だった。
それでも人付き合いが苦手なヒロカズはあまり積極的に話かけようとはしなかった。
何か探してるの?」
トモコは、小首をかしげて尋ねる。
「・・・うん。」
「なんて曲?」
「それが・・・タイトルもアーティストもわからないんだ。」
トモコは軽く吹きだした。
「それじゃあ探しようがないじゃん。」
「それは、そうなんだけど、ね。」
ヒロカズは苦笑した。小柄で、ほっそりした体型、
たまに笑うと細い瞳がいたずらっぽく輝くこの同級生の少年に、
トモコはすくなからぬ好感を抱いていた。
「なんでその曲を探してるわけ?」
「先週ドラマの主題歌で聞いてさ・・・。
それは日本のアーティストのカヴァーバージョンで、僕は元の曲のほうを
探しているんだけど。」
「ふ〜ん。他に手がかりは無いの?歌詞とか、さぁ。」
ヒロカズは華奢な顎を人差し指と親指で撫でながら考え込む。
白く透き通るような頬や、少し茶色でストレートの前髪、瞳に影を落とす
長いまつげを見ると、なんだか女の子みたいだな、とトモコは思った。
『いつも汗臭くて、にきびだらけで、ぎらついた目つきでしか女の子を
見ないほかの男子生徒とは大違いだ・・・。』
「・・・あのね、オープニングでね、子供の合唱で『ステップバイステップ』って言うんだ。」
「はぁ?それ全然新曲じゃないよ?すんごい昔の曲だよ?」
「大田さん知ってんの?」
「うん。」
トモコは大きく頷いた。
「それマルティカのトイ・ソルジャー。うちにCDあるよ。」
二人は店を出た。頭が痛くなるような夏の日差しが容赦なく降り注ぐ。今日は午前で学校も終わったので、時刻は13時。日差しも一番きびしい時間帯だった。
「今度CD持ってきてあげよっか?」
「あ、貸してくれるならすごくうれしいんだけど・・・明日から夏休みだから。」
「そうだったね。野崎くんは補習とかで学校行くこと無いの?」
「・・・無いなぁ・・・。」
しばらく会話が途切れる。少年少女は俯いて、酷暑の街をゆっくり歩いた。
「いいなぁ。野崎くんは頭いいからなぁ。」
トモコはヒロカズの横顔をチラッとみて言った。
「別に、そんなことないけど。期末もけっこうぎりぎりだったし。」
あーあ、と言ってトモコは大股で歩き出した。
「今日もらった成績、おとーさんとおかーさんに見せたら怒るだろうなぁ・・・。」
間の悪い沈黙があった。なにも気づかないトモコに、ヒロカズは話題を戻した。
「大田さんって、洋楽好きなんだ?」
「まぁね。でもCDはほとんどウチの兄貴のものだよ。」
「・・・お兄さん、いるんだ・・・。」
「うん。すんごいうざくてさ。ちょっとオタク入ってるって感じ。今年高校受験だけど、毎日プレステで遊んでて大丈夫かなぁ。」
ふと、トモコは足を止めるとヒロカズの顔を覗き込むようにして無邪気に尋ねた。
「野崎くんには、兄弟とか、いないの?」
トモコに合わせて立ち止まったヒロカズは、なぜか顔を背けている。さすがにトモコも、今度の間の悪さには気づいた。数瞬おいて、ヒロカズはちいさな声で答えた。
「・・・ウチは・・・姉貴がいるよ。」
「あ、野崎くんちはお姉さんなんだ。なんかわかる気がするな。いくつぐらい離れてるの?」
「6つ上。」
「あっ、そうなんだ?じゃ、今は大学生?」
「・・・うん。2年。」
「いいなぁ。あたしもむさい兄貴よりもお姉ちゃんがよかったなぁ。大学生だったら何でも教えてくれるでしょ?」
ヒロカズの背中がびくっと震える。
「ひょっとして野崎くん似?」
「いやあ、あんまり似てないんじゃないかな・・・自分じゃわかんないよ。」
トモコは何気ない感想を漏らした。
「それだけ年が離れていると、おかあさんが二人いるみたいだね?」
トモコの無邪気さにいたたまれなくなったヒロカズは、ゆっくり歩き出した。あわててトモコも後を追う。ヒロカズはやっと聞き取れるくらいのかすれ声で答えた。
「ウチは、両親はいないんだ・・・。昔、事故で死んじゃって。今は姉貴と二人暮らしだよ。」
やっと空気を感じ取ったのか、トモコは小さく「あっ・・・」と呟いてあわてて言った。
「ご、ごめんね?ホントごめん。あたしすごく鈍感だから、さ。ホント謝るから・・・野崎くん、許してね。」
少し困ったような顔をするヒロカズ。
「別にいいよ。太田さんももちろん知らなかったんだし。僕は別に慣れっこだから。」
そして少年少女は再び肩を並べて歩きだした。なるべく、親兄弟の話題に触れないように、好きな音楽やマンガやTV番組、クラスの同級生の噂を・・・。
257 :
243:03/03/24 01:44 ID:JxiHpC/g
変な投稿の仕方で申し訳ないです。
しかもぜんぜん途中だし、読みづらくてますます申し訳ない。
続きを御所望でなければおっしゃってくださいませ。
続きを御所望です。
気になるよぅ
259 :
きゅうり:03/03/24 11:48 ID:sn+HxZMM
姉さんの化学実験〜俺は実験台?〜
机の上にはビーカーやいろんな薬品、大量のレポート用紙が散乱した部屋である実験が
進められていた。そしてその部屋の中を右に左に動きまくり、時には、
「あー失敗だぁー」「ふむふむ・・・」「やばっ・・・」「テストテスト・・・」
など一人言の絶えない研究室で一人の女が今日も研究をしていた。
「か、完成だわ・・・」
完成した事がかなり嬉しかったらしく女はその完成した液体の入ったビーカーを眺めるように
見ていた。
「これで、・・・・ウフッ、あの人も・・・」
なにかとんでもない事を想像しているのだろうか?女はニタニタしっぱなしだった。
と急に何か思い付いたようで考え事を始めた。
「う〜ん・・・データー上では間違ってないし動物実験も成功してるけど・・・
やっぱりテストしたいなー人間で。」
女は考えていた。が、それも3秒で終わった。開き直った感じで
「まっ、また剣ちゃんでいっか!」
女は早速行動を起こした。鼻歌を歌いながらリズムに乗って部屋を出で行った。
ウォォォォォォォォォォォォォン、ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォン
7・・8・・・9!アップ!ウォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ
前にはだれも走っていない、オールクリアーだ。よし!いける・・もうすぐいつものコーナーだ。
・・・・よし!ウォン、ウォォォォォン ギアを2速落とす。そしてブレーキで微調整。
マシンを倒す、フルバンク。視線は出口立ち上がりの所へ。・・まだ、まだ、まだ・・・
・・・よし! アクセルを開ける、グンッとGが掛かる、そしてタコの針は一気に上昇する。
「くぅぅぅぅぅ、決まったね!きっもちいーーー」
ヘルメットの中で思わず叫ぶ。ここはお気に入りのコーナーでここを通る時は必ず攻めている。
ただ交通量は多くはないが前に車が走っている事が多いので攻める事ができるのは運しだいだ。
だからここを攻める事ができる日は運がいい日だと思っていた。
「なーんかいい事あっかな〜」
とウキウキ気分で家を目指してアクセルを開けた。
260 :
きゅうり:03/03/24 17:42 ID:sn+HxZMM
「よっと」
バイクから降りてバイクを見つめる。おもわずニタニタしてしまう。
「う〜ん、やっぱカッコイイよ、俺のGSX-R(ジスペケ)は」
バイクを見つめたまま玄関の方へ行く。ドアノブに手をかけ回して家に入ろうとする。
「おっかえり〜」
「うわわわわわぁぁぁぁぁ!・・・ってねーちゃん脅かすなよ」
バイクの方に集中していたので突然のねえちゃんの登場に驚いてしまった。
「別に脅かそうとしてないわよ!だいたいあんたが・・・ははーん(キラーン)、あんたまた
バイクに・・・このバイクフェチ男!」
「う、うるせー!違うわい、それにあいつは俺の大事な相棒なんだ!相棒の事を思ったりする事は
当然の事でい」
「はいはいはい、解った解った、もーいいから入んな。おやつ用意してあるから食べな」
そー言ってねーちゃんは台所の方へ消えて行った。悔しさが残るがいつもの事だ。残念だが
口喧嘩ではねーちゃんにはかなわないし。とりあえブツブツと言いながら俺も台所へ向かった。
261 :
きゅうり:03/03/24 17:53 ID:sn+HxZMM
「ほらこれ、食べな」
ドンっと自分の前に置かれる。円状と棒状の・・・パンみたいだった。一口サイズの小さな物が
山盛りで。
「・・・なにこれ・・・こんなにも・・・パンなの?」
「ピンポーン、正解。春ねーちゃん手作りパン。その名も・・・甘円棒(あまえんぼう)」
「あまえんぼう〜?変な名前だ・・・」
ピチッ! 急に頭の辺りに激痛が走る。・・・おでこが痛い。どうやらデコピンをくらった
みたいだった。・・・結構・・・・・
「いってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「ねえちゃんの作品にケチを付けたわね。何よ、何がおかしいの?甘くて円状と棒状のパンでしょ?
だから頭文字とって甘円棒なのに・・・このセンスが解らないとはあんたもまだまだね」
「いてて・・だからと言ってデコピンはないだろデコピンは。重たいのくらわせがって」
「なに?まだ文句言うつもりなの?次は結構本気で打つわよ・・・フフッ・・・記憶飛ぶかも・・・」
「うっ・・・なんにも無いです・・・いいんじゃないっすか、解りやすい名前で」
「解らばいいの。さっ、焼きたてなんだから早く食べな。」
ねーちゃんは俺の前の席に座り肘を机の上に立てて組んだ手の所に顔を乗せ、なぜか微笑んで
俺の事を見つめていた。正直・・・照れる。
食べようとしようとしたが気になる事があったのでパンに手が伸ばせなかった。
「ねーちゃん・・・今回はなに入れたの・・・なんの実験なの?」
そう言うとねーちゃんは俺から視線を外した。その時聞こえた、「ちぃっ」と。
やっぱりかと思った。なぜなら以前もあったからだ。ねーちゃんが何かを作って
俺に食べさせ・・・・・・・・・・・・・・なにか変な物を入れて実験する事は。
262 :
きゅうり:03/03/24 19:07 ID:sn+HxZMM
「フフフッ・・・よく気付いたわね。さすが私の弟。ねーちゃん嬉しいわ。
そーよ入ってるわよ。ねーちゃんが発明したクスリが。なに?いけないの?」
「なに開き直ってるんだよ!たくっ、また俺を実験台にしようとしたな」
「なに言ってんの!この春香博士の実験台になれるのよ!!感謝されたいぐらいよ!!!」
「だったらなりたい奴にやらせればいいだろ!」
「時間も無いしすぐに試したかったのよ!なに!文句あるの!」
「おおありだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
家の両親は科学者でその世界ではかなり有名らしい。そしてその娘であるねーちゃんも
有名だ。だがねーちゃんは、<私は私の道を行く>考えらしく人とは違った研究をしている。
でその研究内容はかなり凄いらしく開発された物はかなりの評判らしい。
しかしその開発された物はマニア向け物なんだけど。
「な・に・ぎゃ・く・ぎ・れ・し・て・ん・だ・よ・!」
「あ・ん・た・が・へ・ん・な・こ・と・言・う・か・ら・よ・!」
「当然だぁぁぁ・・・・・・・・・・フゥ〜ねーちゃん以前俺になんの実験したか
覚えてる?」
「以前?う〜・・・・あ!あれね。猫耳ニャンね。かわいかったねー♪」
「かわいかったねー♪じゃねーよ!おかげで大変な目にあうし変な噂も立つし」
以前ねーちゃんの実験で俺は・・・猫にされた。と言っても姿は人間だ。猫の性格と
耳とシッポが生えていた。なんで耳とシッポがあるのかと聞くと
「だって猫耳とシッポはだれもが憧れるアイテムでしょ!萌〜」
その日はその姿で学校に行く事に。帽子を脱げと先生に注意されたり(気迫で追い払った)
授業中は寝てばっかだし、名前を呼ばれた時にニャンと答えてしまうし、一番酷いのは
スカートのヒラヒラを見てうずうずして捲ってしまった事。おかげでビンタンくらうは
回りから白い目で見られるで・・・・
263 :
きゅうり:03/03/24 20:21 ID:sn+HxZMM
「ハハハハハッ・・・いやー懐かしい思い出ね。そんな事もあったわね」
「懐かしい思い出じゃねぇー。・・・俺にとっては消し去りたい記憶だよ」
「まーそのおかげで貴重なデーターもとれておかげで完成したし。おかげさまで
評判いいわよー」
「ひでえよな。人を実験台なんかにしやがって。悪の科学者め」
「悪ですってーなに言ってんのよ、きちんと報酬は払ったから問題ないてせしょ!」
「うっ・・・・たしかに・・・」
そう、俺はねえちゃんから報酬を貰っていた。GSXのマフラーとセッティングだ。
マフラーはヨ○ムラチタンサイクロンにねえちゃんのインジェクション改SPセッティング仕様。
これが恐ろしくいいのでかなり気に入っている。
「もちろん今回も報酬はだすわよ」
その言葉に体が固まる。
「ほ、本当に?」
こくりと頷くねーちゃん。頭の中に24Lタンク、ST-1カム、○ーリンズサス・・・
ねーちゃんの方を見るとねーちゃんは微笑んでいた。もう結果を解っているんだろう。
・・・畜生、相棒の為だと自分に言い聞かせて僕はパンに手を伸ばした。
口元まで持って行くがなかなか食べれない。やはり怖い。
「・・・ねーちゃん、ちなみにこれ食べたらどーなるの?」
「うん?いや、それ言ったらつまんないでしょ」
「・・・やばく・・・ないよね」
「あっ大丈夫。今度は変身とかはしないからへーきへーき」
へーきへーきと言う言葉は全然信用できなかったが・・・これもGSXの為だと思い
一気に口の中に放り込んだ。
264 :
243:03/03/25 00:44 ID:knHbGhlX
おー、きゅうりさん降臨ですか。なんだか差し挟むようで恐縮ですが、今晩は
中篇をお送りさせて頂きます。
「・・・あのさ、こんなふうに二人で話すのって、初めてだよね?」
駅についてホームで電車を待つ間、トモコはそんなふうに言った。
「そういえばそうかもね。」
「小学校も塾も一緒だったじゃん?でもおんなじクラスになったのって、初めてだね。」
「あれ、そうだったっけ?」
気づいてはいたが、少年の照れがそう答えさせる。
「そーだよー。」
トモコはヒロカズの顔を見ながら、にっこりと笑う。
その純粋な笑顔に少しドキッとして、ヒロカズはトモコから目をそらしてしまった。
けれどトモコは、そんなヒロカズを見て、ちょっと嬉しそうな表情を浮かべた。そして、彼女にしては珍しく、ためらいがちに話かける。
「あのね、あたし・・・。本当はもっと早く、野崎くんとこんなふうに話をしたいなって思ってたんだ・・・。」
うつむいたトモコには、ヒロカズの表情を窺い知ることは出来ない。
「ね、野崎くん? 私さぁ・・・。」
「あれっ・・・。」
だけどそのトモコの言葉は、ヒロカズのもらした声に遮られてしまった。
「姉ちゃん・・・」
ぎょっとした表情のヒロカズから声が漏れる。
「え?」
トモコは顔を上げると、おびえたようなヒロカズの視線の先を追った。
二人が立つホームの乗車位置、その2つ隣の乗車位置に、一人の少女が買い物袋を手に立っていた。
ちょうど少女から女へと変身する境の、微妙な年頃と見えた。
ヒロカズよりも10cm近く高い身長を包むのは、なんのプリントもされていない白いTシャツに
洗いざらしのジーンズとスポーツシューズ。Tシャツから覗く腕と、ぴったりとしたジーンズから
浮かび上がる脚のラインは、引き締まって良く鍛えられた肢体をうかがわせる。
肩できれいに切りそろえられた黒髪は、ホームの風に軽くなびいていた。
全体に、飾り気の無い、シャープな雰囲気が漂う年上の少女だった。
その彼女がヒロカズとトモコの方を向いた。
風になびく前髪から覗く顔には化粧気は全く無い。
だが間違いなく美少女・・・いや美人と呼ばれる顔立ちだった。
ちいさく尖った顎、つり目がちの大きな瞳、薄く小さな唇。
確かにヒロカズの親族であることを納得させる顔立ちだった。
それに長い手足とTシャツを持ち上げる胸が、スタイルの良さを何より雄弁に物語っている。
だが、前髪の間から二人を見つめる、瞳は・・・。
『・・・えッ?』
一瞬視線が交差したトモコは、周囲の気温が5度ほど下がったような感覚を覚えた。なんというか、肌がひんやりする感覚。
しかし先に目をそらしたのは少女の方だった。ふらっと反対側を向くと、さらに離れた乗車位置へと歩み去ってしまった。
「・・・野崎くん?」
トモコは、ヒロカズの横顔を見つめる。
だけどヒロカズはトモコの方を見ず、ただ先ほどの年上の少女を見ていた。
「・・・あの・・・?」
話しかけようとしたトモコを遮るかのように、電車がホームに滑り込んできた。
トモコとヒロカズの家は同じ町にある。だから最寄駅も同じで、トモコの目論見としては、
電車から降りて駅の喫茶店でスパゲティでも食べてから別れるつもりだった。
しかし電車から降りると、トモコとの別れの挨拶もそこそこに、ヒロカズは落ち着かない様子で足早に去っていった。
トモコは別れ際に、ヒロカズに手を振ったが、彼はそれに答えてくれなかった・・・。
結局、トモコと分かれてからの帰り道で姉の姿を目にすることはなかった。
どうやら先に帰ったらしい。駅から家までは、自転車だった。ヒロカズは住宅街を必死に走った。
「ただいま・・・・。」
玄関でヒロカズはつとめて明るい声でそう言ったが、返事は何もなかった。
姉と弟が二人きりで住むには、一戸建ての家は広すぎた。
下を見ると、姉が履いていたスポーツシューズが、乱暴に脱ぎ散らかされていた。
「・・・はぁ。」
ヒロカズは軽くため息をつくと、その姉の靴をきちんと並べておく。几帳面な姉は普段ならこんなことはしない。
ヒロカズは自分の靴を脱ぐと、その横に並べた。そしてそのまま家の奥へと向かった。
廊下を歩くと、ドア越しにリビングに置いてあるテレビの音が聞こえてきた。時折入る笑い声からすると、昼時のバラエティ番組らしい。少しためらったが、意を決してヒロカズはリビングのドアを開け、中に入った。
「姉ちゃん、ただいま。」
リビングのテーブルに頬杖をついてTVを見ているのは、先ほどの美少女だ。しかし彼女からの応えはなかった。その端正な顔には、なんの表情も浮かんでいない。その眼差しはTV画面の遥か彼方を見つめているようだった。
画面ではみのもんたが人生相談をしていた。
「荷物、僕が持ったのに。」
・・・やはり、返事はなかった。
ヒロカズの姉、野崎ユミは去年都内の大学に合格した。もうすぐ20になる。
ヒロカズが7つ、ユミが13の時に、彼らの両親は交通事故で死んだ。
それからというもの、ユミは姉としてだけではなく、親代わりとなってヒロカズの面倒を見てきた。
生活費は保険金や慰謝料、親類からの援助である程度はなんとかなったが、
足りない分はユミがファミリーレストランでアルバイトをして補っている。
ヒロカズは再び軽くため息をつくと、学校指定の鞄をいつも座る椅子に置いた。きまり悪そうに手を握ったり開いたりしながら、じっと立ち尽くす。
時折テレビから流れる笑い声だけが、リビングの白けた空気の中を流れていた。
「・・・さっきの娘。」
ようやく、ユミがぼそっと呟いた。ヒロカズはユミを見つめたが、彼女はそれ以上何も言わなかった。
仕方なく、ヒロカズは姉に説明する。
「あの娘、大田さんっていうんだ。同じクラス。CD探したくて店に入ったら偶然会っちゃって。小学校も一緒だったし、家近くだから、一緒に帰ってきたんだよ。」
ユミは何も言わない。相変わらず、見てもいないTV画面に、視線を向けたままだ。
「・・・姉ちゃん。大田さんは、ただのクラスメイトで・・・」
「・・・ヒロ。」
唐突にユミが遮った。小さいが、威圧感のある、良く通る声。とたんにヒロカズはびくっとして話すのを止めた。
「わたし、そういうこと聞いてないよ。」
そういうと、ユミはまっすぐヒロカズの顔を見つめた。痛いくらいの眼差しで。クーラーが効いてるにも関わらず、ヒロカズは背中にじっとりと汗をかくのを感じた。
「あの娘、あんたの身体に触ったの?」
「いや、そんな・・・そんな関係じゃないって。」
二人の間の空気が張り詰める。触れれば血がでそうな緊張感は耐え難い。
「・・・あんた、あの娘に向かって笑ってたでしょ。わたし見てたよ。」
「そっ、そりゃ大田さんがおかしなこと言ったりするからだよ。」
「・・・違う。」
ユミの顔にかすかに表情らしきものが浮かぶ。それは・・・まぎれもない嫉妬。
「な、何が?」
姉の眼差しに気圧されまいと、やっとの思いでかすれ声で返事する。
「ヒロは、わたしの前であんな顔して笑ったことない。」
ユミがTVを切って立ち上がった。ヒロカズは思わずあとずさりした。
「・・・わたしに見せない顔で、他所の女の子と付き合うんだ、ヒロは。」
ヒロカズはシャツの前をつかんで、緊張のあまりぶるぶる震えている。
ユミはその様子をしばらく見ていたが、ふっと視線をそらせた。そして力を抜いた穏やかな声で優しく言った。
「外は暑かったでしょ? ご飯にするから先にシャワー浴びてきなさい。」
小さく頷くと、ヒロカズは着替えを持って足早に浴室に向かった。
浴室のドアを閉め、制服のシャツを脱ごうとして目の前の鏡を見る。ユミに見破られるのも当然で、そこにはおどおどした少年の顔があった。
『明日から夏休みか・・・。家には居たくないな・・・。』
シャツの第一ボタンを外した時、カチャリという音が背後でした。振り返る間も無く、突然空中に浮いたような感覚がヒロカズを襲った。
そして何が起こったのか理解できないまま、ものすごい力で両腕を捕まれて、浴室の壁に押し付けられた。
彼の姉、だった。
ユミはヒロカズの後ろにまわって背中から抱きしめ、耳元で囁いた。
「ヒロ、判ってるよね・・・お姉ちゃんとの約束を破ったらどうなるか。」
ユミは弟の耳を噛み、その中に舌を這わせた。ヒロカズの肌が逆立つのがユミにも伝わる。
「やっ、やめようよお姉ちゃん・・・。もうこんなことやめてよ・・・。」
「ヒロが悪いんだよ?」
力なく叫ぶ弟の耳の中で、ユミは囁いた。
「・・・めちゃくちゃにしちゃうよ、ヒロ・・・」
272 :
243:03/03/25 01:05 ID:knHbGhlX
今晩はここまでです。なんかこの辺までくると描写力の無さが露呈しますね。
きゅうりさん申し訳ないです。
皆様も『もーいーよー、やめろよー』とおっしゃるならば止めますが、続き
をご所望であればそろそろショタ責め展開に移行したいと思うしだいであります。
273 :
きゅうり:03/03/25 02:25 ID:OfsPJ3Hi
>>243さん
割り込みなんていえいえ。ご飯食べてNS観てたら寝てました。
えーみなさんこんばんは。お久しぶりです。
仕事の忙しさやアクシデントなどでななかなか書き込みできなくてすいませんでした。
二人のの姉さんの方は頭の中ではできていますが・・・いまいちな感じなのでもー少し
待ってください。俺は実験台の方はすぐ終わるSSです。でも今週忙しかったらごめんなさい、
また来週になると思いますので・・・すいませんがまたお付き合いください、では!
きゅうりさん久しぶり。
激しく続き期待しています。
243氏のショタ責めもオチが気になって仕方がないッス。
嫉妬に狂うブラコン姉さん萌え〜ハァハァ
>>234さん
なぜだろう、ずいぶん感情移入してしまったようで、怖いくらいでしたw
>272
なんちゅうトコで止めてくれるかな(w
続き激しくきぼんぬ!
>きゅうりさん
読んでて声を出してワロてしまいますた。こちらも続き激しくきぼんぬ!
きゅうりさんはスズキファン?
は、早く後編を (*´Д`*)ハァハァ
279 :
243:03/03/26 01:41 ID:j0VeK7OU
えー、では続きです。
申し訳ございませんが、
>>271の直接の続きではなく、回想みたいなエピソード
です。
姉ものって、背景とか心理描写が重要ですよね。それがないとただの年上の
女と年下の男の話と変わりなくなっちゃうし。難しい・・・
昔のユミは優しくて綺麗な姉だった。
両親の死のショックから立ち直れないヒロカズは、しばらく幼児退行のような状態に陥っていた。
もう母の温もりは無いのだ、と否応無く思い出して、夜になるとよく泣いた。
そのたびにユミはヒロカズを優しく抱きしめて、朝まで一緒に寝てくれた。
ヒロカズが麻疹にかかったときも、学校を休んでずっと傍にいてくれた。高熱による悪寒で震えると、ベッドの中に入って暖めてくれた。
ヒロカズがまだ小学生の頃、高校の制服を着たユミと待ち合わせをして下校途中によく買い物したものだった。
街で会う同級生達がまぶしそうに自分の姉を見るたび、ヒロカズは誇らしい気分になってユミの手をぎゅっと握り締めた。
小学校5年の時、ヒロカズはいじめられた。姉に余計な心配をかけまいとヒロカズは隠し通そうとしたが、結局ユミの知るところとなった。
激怒したユミは小学校に踏み込み、文字通り半殺しになるまでいじめっ子に仕返しをした。間に入ろうとした担任教師にも殴りかかった。
去年の暮れ、予てからバイトで少しずつ貯めていた金でユミは自分用にフォーマルドレス、ヒロカズには英国製のスーツを買った。
そしてクリスマスイブに、ユミはヒロカズを誘って予約制のレストランで正装して食事をした。
横浜ランドマークタワーの最上階にあるそのレストランには、着飾った女が大勢いたが、ユミはその誰よりも綺麗だった。
「遅くなっちゃったけど、中学入学おめでと。」
蝋燭の炎のゆらめきの中で、髪をアップにしたユミはそう言って微笑んだ。フォーマルドレスを着たユミは、まるでドラマか映画の登場人物のようだった。
ヒロカズは本当に、心の底から、今のお姉ちゃんは世界で一番綺麗な人だ、と思った。
何か言いかけたヒロカズは、泣きそうになって俯いた。2,3度鼻をすすると、涙声だったが、なんとか答えることが出来た。
「お姉ちゃんも、大学合格おめでとう。」
「・・・ありがと。」
しばしの沈黙。静かな店内の中で、美しい少女と年下の少年は見つめ合っていた。姉のまっすぐな視線に、ヒロカズはなぜか真っ赤になってしまった。
「わたしね、こんなふうにヒロとクリスマスにお出かけしてみたかったんだ。」
「・・・なんか、デートみたいだね。」
「うん。デートだよ・・・。」
運ばれてきた食事は高額なものだったが、ヒロカズはその味をほとんど覚えていない。だが、その時ヒロカズは生まれて一番幸せだった。
「あのね・・・。」
「ん?何?」
「ヒロは・・・さびしくない?」
「どうして?お姉ちゃんがいるから大丈夫だよ?」
「・・・よかった・・・。」
「お姉ちゃんは?」
ユミはフォークを置くと、何か言いかけて口ごもった。
「あのね・・・。もしよかったら、ウチ帰ってからわたしの話、聞いてくれるかな?」
「もちろんだよ。大事なコト?」
「うん・・・。とっても大事な、話・・・。」
その時ヒロカズは、多分おじさんについての話だろう、と思った。しばらく前から、そろそろ援助は打ち切りたい、とユミに本音を漏らしていたのだ。
『でも、そんな話じゃなかった。結局僕はお姉ちゃんにすがってばかりで、お姉ちゃんにも誰かすがる相手が必要だっていう簡単なコトに気づかなかったんだ。
それで、僕はお姉ちゃんを傷つけてしまった。』
「わたし・・・ヒロが好き。」
ヒロカズはきょとん、としていた。今更何を?
「僕だってお姉ちゃんのこと、大好きだよ?」
向かい合って座るユミの肩がかすかに震える。
「そうじゃなくて・・・わたし、ヒロとこのままずっと一緒に居たい。」
ヒロカズはどう答えていいか判らなかった。今までにこんなに思いつめた姉を見たことは無かった。
「僕は・・・」
何か言わなきゃ、と思ったが、その前にヒロカズの頬をユミの両手がそっと包んだ。そして呆然とするヒロカズに、キスをした。
唇と唇が触れ合う、本物の、生々しいキスを。突然のことに硬直する弟の唇に、姉の唇はしっかりと触れていた。
永遠とも思える数秒が過ぎ、唇を離したときユミの目に映ったのは、
まぎれもないヒロカズの嫌悪の表情だった。
拒絶、嫌悪、悲しみ・・・。少年の淡い思慕の情は、少女の欲望によって打ち砕かれた。
瞬時にしてユミは悟った。自分の儚い思い込みと醜い欲望が、これまでの全てを破壊してしまった、と。
『これで終わりだ・・・。』
ヒロカズは自分の部屋に駆け込み、鍵をかけた。
そのクリスマスの晩は、ユミにとって一生でもっとも長い夜だった。
どんな顔をしてヒロに会えばいいんだろう。最初にまず、なんて言えばいいんだろう?
12月25日の朝、ユミは一睡もしていなかったが、努めていつもとおなじように、明るく「おはよう」とヒロカズに声をかけた。
「あ、あぁ、おはよう、お姉ちゃん。」
明らかにヒロカズはユミを避けていた。二人っきりの家の中で、顔を合わせないわけにもいかないのだが・・・
朝の食卓で、姉弟は終始無言だった。食べ終わると口を開いたのはヒロカズのほうだった。
「お姉ちゃん、僕、学校の寮に入ろうと思うんだ。」
皿を洗っていたユミは硬直した。
「僕も、いつまでもお姉ちゃんに頼ってばかりいるわけにもいかないし。佐伯のおじさんがもう援助できないって言ってきてることも知ってるんだ。」
ヒロカズに背を向けたまま、ユミは弱々しく言った。
「そんな・・・別に大丈夫よ。わたしのバイト代もあるし・・・。」
「僕がいないほうが、お姉ちゃんももっと贅沢できるしね?」
ユミは黙っていた。
「寮だとさ、学校にも近いし、それにお姉ちゃんも僕の弁当作らなくて済むし。」
ユミの頬を涙が伝った。
「・・・それで、寮に住んでる友達のところに、今日行こうと思うんだ。」
『どうしてこの子はこんなに残酷なことを、平気で言えるんだろう?』
「下見してみて、良かったらそのまま手続きしてこようと思う。」
『こんな仕打ちを受けるなんて・・・これまで6年間、すべてを尽くしてヒロを育ててきたのに・・・。
ただ、ヒロにもわたしを受け止めて欲しかっただけなのに。』
ユミは皿洗いを途中で止めたまま、リビングで立ち尽くしていた。
「じゃ、僕着替えるから。9時になったら行ってくるから。」
ヒロカズは2階の自分の部屋に入った。鍵をかける音はしなかった。
ユミはエプロンを脱いだ。血がにじむほど、ぎゅっと拳を握り締め・・・決意した。
外は雪がちらつき始めたので、ヒロカズはコートを探していた。
そのとき、ユミが部屋に入ってきた。ユミはどこか苦しそうな表情をして、喘いでいた。
「どうしたの?お姉ちゃん。」
ユミは黙ってヒロカズを見下ろしている。お姉ちゃんは具合が悪いのかもしれない、ヒロカズはそう思った。
「・・・ヒロ。ごめん。」
ユミはヒロカズの肩をつかんだ。
「ごめん、許して、ヒロ。」
ユミはそのままヒロカズを押し倒した。
「もうどうしようもないの、許してね、ヒロ。」
ユミは涙声だった。
12月25日の一日中、ユミはヒロカズを犯し続けた。
少年の純潔は、姉によって汚された。
すべてが終わってから、ヒロカズはユミに誓わされた。
・・・一生、ユミのそばにいること。
・・・ユミ以外の女の子に、体を許さないこと。
286 :
243:03/03/26 02:03 ID:j0VeK7OU
すいませんが、今夜はここまでです。
次は
>>271の続きですので・・・
これ、実はむかーし同人サークルで作ろうとしていたゲームのシナリオなんですよね。
ショタ責めをメインにダークな姉ものを目指そうとしていたんですが・・・
サークル解散してパーでつ。まあ、こんなシチュじゃ萌えんですわなあ。
いや、萌え燃えだ。
萌えまくりだ。
素晴らしい。
つうかやりたいぞ、こんなゲーム。なんで解散したんだ
今からでも作ってくれ。
タイトルは「お姉ちゃんの惨状(おねーちゃんみぜらぶる)」でひとつ。
290 :
243:03/03/27 21:36 ID:7f9F3EwI
>>288 >>289 絵描き担当が定職についてしまったのが原因で解散しちまいまちた。
絵が無いと話になんないすからね。
自分、絵が描けないもんで、絵描ける人はホントに尊敬するですよ。
エルシスのサイトにもあるみたいなおね〜ちゃん絵、いいすよね。
で、
>>271の続きは今リライトしてますが今晩あたりうpできるといいなあ〜
291 :
243:03/03/28 01:10 ID:nOVF9B/z
すいませんが、とりあえず書き直したところだけ。
浴室に入ってきたユミは、高校の頃から部屋着にしているグレーのタンクトップに黒のスパッツという格好だった。
ユミはヒロカズの背後から両腕を回して抱きしめている。その力があまりにも強かったので、ヒロカズは全く身動きできなかった。
身長差が10cm近くあるうえに中高6年間をずっと水泳部で鍛え、県大会優勝経験もあるユミに、ヒロカズは筋力では絶対に敵わなかった。
「・・・今日は覚悟してよ、ヒロ・・・。」
耳元でそう囁くとユミはヒロカズの顔を振り向かせ、その口を自分の唇で塞いだ。そしてすぐに舌を絡ませた。
「ん!・・・っんん!」
息苦しさにうめく弟を無視して、ユミは相手を求める狂おしいキスを延々と続けた。
舌と舌が絡み、くちゅくちゅと音が浴室内に響く。二人の唇から唾液が糸を引いて床まで垂れる。
ヒロカズが抵抗しないことがわかると、ユミは執拗に唾液をヒロカズの口内に送り込んだ。
顔をねじられている無理な体勢からして飲み込める状態ではなかったが、ユミはお構いなしだった。ユミの唾液は二人の口から垂れ、ヒロカズの頬を伝っていく。
ヒロカズは怖くて閉じていた目をうっすら開けた。ユミはまっすぐにヒロカズを見ていた。
見つめられると心の底まで見透かされそうな、ややつり目気味の大きな瞳。きれいな、そしてさびしそうな切れ長の二重。
目が合うと、ユミは片手をヒロカズの頭に回してさらに激しく舌を絡ませた。
「んっ!!んんんっ!!」
あまりの苦しさに、ヒロカズは必死に顔を振ってなんとか唇をもぎ離した。飲みきれなかったユミの唾液が、どぷっとこぼれる。ヒロカズは咳き込んだ。
「ちゃんと飲んでよ、ヒロ。」
ユミの口調はぞっとするほど冷酷だった。ヒロカズはなおも咳き込みながら、きれいな柳眉を顰めたが、一言、
「・・・ごめんなさい。」
とだけ小声で言った。
ユミは近くに吊るしていたタオルのひとつを手に取ると、何も言わずにヒロカズの両腕を後ろ手に縛った。ヒロカズは覚悟を決めて、今日はひたすら耐えようと思った。
ユミは右手をヒロカズのシャツの下に入れた。ヒロカズの体がびくっと震える。そのまま人差し指と親指でヒロカズの乳首をつまむと、揉み潰しながら責め始めた。
「あ・・・ぎぃ・・・はっ・・・」
思わずヒロカズはうめき声を漏らしてしまう。
「どお?これは、気持ちいい?」
ユミの声は興奮で上ずっている。ヒロカズの乳首に、爪を立てる感触が伝わる。
「嫌っ!・・・やめて、痛いよ・・・」
ヒロカズの痛みに怯えた声をユミは愉しんだ。そして乳首の責めに捻りを加える。
「はううっ・・・」
涙を浮かべてヒロカズは耐える。
ユミは右手で乳首を責め続けたまま、左手をヒロカズの下半身に伸ばした。器用に片手でベルトを緩めると、ボタンを外し、チャックをちーっと降ろす。
ヒロカズはユミのなすがままだった。ユミは脚を折り曲げてヒロカズのズボンのウェストラインにつま先を引っ掛け、そのまま足を戻してパンツごと脱がした。
下半身が露出し、ひんやりした外気に曝される感覚にヒロカズはうろたえた。
ユミの眼前に、ヒロカズのすっきりと伸びた白い脚が、折れてしまいそうなほど細い腰が、股間に収められている繊細な男性器が暴露されてしまった。
「ヒロぉ・・・だい、すき・・・」
ユミは思いを搾り出すようにゆっくり囁いた。・・・実の弟への、決して満たされない、ゴールの無い、不毛な思いを篭めて。
ユミはヒロカズの首筋に唇をつけた。そのまま噛み付いて、息を吸い込み歯を食い込ませた。
「い、痛いぃ!いたいいたいいたあぁいいい・・・!!」
もがくヒロカズを難なく押さえ込み、たっぷり1分間そのまま吸い付いた。唇を離すと紫色のキスマークがヒロカズの首筋についていた。
「ふふっ・・・ヒロは、わたしのもの・・・」
ユミは軽い征服感を味わった。同時にあくまで従順なヒロカズへの加虐心が抑えようもなく膨張してゆく。
「ヒロ・・・わたしのこと、嫌いでしょ?」
そう言いながらユミはたっぷりと唾液をまぶした手を、ヒロの股間に前から挿し入れて、尻の間に指を入れる。
「そんな・・・僕は、お姉ちゃん、好きだよ・・・」
かろうじてヒロカズは応える。
「そお?あんたもかわいそうだね。わたしみたいな酷い女の弟に生まれちゃって。」
ユミの濡れた指はヒロカズの尻の谷間の中をぬるぬると上下に動いてくすぐる。
その感触にヒロカズは目を大きく見開いて息を呑んだ。
肛門の位置はすぐに分かり、指がへりの皺をなぞると可愛らしく窄まってヒロカズの背中が震えるのも分かる。
「こんなことされても?わたしのこと、好き?」
姉の中指が幼い弟の肛門を、ぐりぐりと押しつけるようして刺激する。
「お姉ちゃん、好きだから、大好きだから、そこはやめてお願いっ!」
潤んだ目が姉に哀願する。
ユミはしばしその目を見つめ返し、今度は冷たく突き放す。
「・・・ホントに?お姉ちゃんのこと、嫌いだから裏切るんじゃないの?」
ユミはヒロカズの窄まりをくすぐって弄ぶ。ヒロカズは完全に勃起していた。
「・・・そんな・・・お、お姉ちゃん・・・すっ、好きィ・・・だからぁ。」
「お姉ちゃん、今日みたいなことがあるとヒロのこと、信じてあげられないな・・・」
ユミの中指が第一関節までずぶり、とヒロカズの体内に沈んだ。
「それすごく苦しくなっちゃうから、お姉ちゃんお願いだから、お尻はやめて・・・」
ヒロカズは必死に懇願した。
「ヒロぉ・・・どうしてヒロはお姉ちゃんを裏切るのかなぁ・・・」
ユミは執拗に尋ねる。それは別にヒロカズに答えを求めてのことではない。
そして一気に、中指をその根元までヒロカズの肛門に沈めた。
「も、もぉやめて・・・お姉ちゃん・・・お願いだからもお・・・絶対約束守るから・・・。」
「どうして?どうしてヒロは、これがいやなの?」
ユミはそのまま指の腹を軽くうごめかす。ヒロカズは体の内側を愛撫される異様な感覚に身震いした。
「ぼっ、僕のそこ、汚いから・・・お姉ちゃんが汚れちゃうから、です・・・。」
「ヒロに汚いとこなんて、無いよ・・・」
ユミは嬉しそうに言うと、くいっと肛門に沈めている中指を曲げた。
弟の体を知り尽くしているユミは、ちょうどそこが前立腺を刺激するところだとわかっている。
「ぎゃっ!!」
さすがにヒロカズは目を剥いて絶叫した。もうちょっとで射精しそうになって、ペニスがびくびくと震える。
「・・・今日は、嘘つきのヒロを苛め抜いてやる。」
ユミはタオルを留めていた洗濯バサミを、ヒロカズのペニスの根元に挟んだ。
「ヒロ、泣いちゃうかもよ?」
ユミは笑っていた。
酷く残忍で淫猥で、他人には決して見せない嫌な笑みを・・・。
296 :
243:03/03/28 01:31 ID:nOVF9B/z
いや、ほんと申し訳ないです。
ここまでしか書き直せませんでした。続きはまた明晩にでも、
でも姉がぶっ壊れる過程(
>>283-285)をもちっとちゃんと描写しないと、
近親もののSSとしては失格でつ・・・
萌え萌えののエロエロっす!
明晩が楽しみ
いや、実に良いです。
299 :
243:03/03/28 21:50 ID:8Fazt1rE
ところで、結末は何通りか用意してたんですけれど、
皆様ハッピーエンドがよろしいでしょうか?
そりとも救いの無い終わり方?
両方。
と我侭な事を言いつつ300ゲトー
個人的には救いが無い方のEndを見てみたい・・・
苦いのよりは心に染みる柔らかな香りを希望。
読者におもねる事は無い。自分が一番と思った終わり方にすれ。
それが自分が生み出したキャラクターに対する責任でもある。
304 :
243:03/03/29 16:17 ID:UyFSgm8i
では、今日で最後です。後半続きを〜〜
ユミはヒロカズの背中に豊かな胸を押し付け、片手でヒロカズの肛門を責め、もう一方の手はペニスをやわやわとしごき始めた。
姉の身体しか知らないそのペニスは未だ成熟しておらず、ヒロカズの身体の他の部分と同様に白く陰毛すらろくに生えていない。
勃起しているといってもその先端は皮がむけ切らずに、ちょこんとピンクの亀頭が頭を出しているだけだった。同年齢の少年達と比べても、ヒロカズの体は未成熟だった。
去年ユミがヒロカズと強引に関係を結んだ時、ヒロカズはオナニーすらしたことはなかった・・・。
ユミは一気に皮をカリの下までひっぱった。にゅるん、と亀頭が露出する。
「うっ!」
ヒロカズはもっとも敏感な部分に加えられた刺激に小さくうめいた。ユミは薄笑いを浮かべると、亀頭の先端を軽く掌で擦るように愛撫した。
同時に、ヒロカズの下腹部に埋め込んだ中指を軽く折り曲げ、ぐりぐりと前立腺を圧迫する。ヒロカズの息が荒くなり、頬に赤みがさす。
「あの娘・・・大田さんだっけ?あの女の子と、ヒロはどうしたいの?」
ユミはわざと冷静を装ってヒロをなぶる。実際のところは、興奮のあまりユミのスパッツの股間にははっきりと目に付く黒い染みが出来ている。
それほど広くない浴室には、ユミの甘酸っぱい匂いが充満していた。
「別に・・・ただ、CDを借りたいだけ、・・・だよ・・・。」
ヒロカズは喘ぎながら、必死に答える。ユミは中指をひねりながら、ヒロカズの肛門を抜き差しするように前後させた。
「うそ。いやらしいこと、したいんでしょ?」
ユミは中指に加えて、人差し指をヒロカズの肛門にねじ入れる。
ユミが好んで行う肛門責めは、終わってもしばらく下腹部がじんじんとしびれるような感覚が残るのでヒロカズは特にいやがった。
「いやらしいことなんて、したく、ない・・・。」
ユミはそろそろと二本の指を沈めてゆく。
そして、根元までいっぱいに埋め込んだ二本の指で円を描くようにヒロカズの腸の内側を愛撫する。その効果は強烈だった。
「くはあああっ、あああっ! いやああぁっ、くはぁっ!」
ヒロカズの悶絶ぶりはすさまじい。そのしみひとつ無い、少女のような素肌はじっとりと脂汗をかいていた。
「そんなおっきな声出すと、近所に聞こえちゃうよ?実のお姉ちゃんにいやらしいことをされて、よろこんでいる変態弟がココにいますよ、って。」
ユミの言葉責めは容赦ない。今やヒロカズの華奢な肉体は、ユミの指によって完全に操られていた。
「じゃあ、ヒロがいやらしいことをしたい相手は、誰?」
ユミは肛門への抜き差しのピッチを早めた。同時に、ペニスをしごき上げる。
身体の内側と外側から射精のボタンを弄られて、ヒロカズの下腹部に疼痛にも似た強烈な射精感が溜まっていく。
「ひッ!・・ああ・・で、出ちゃう・・・!!」
「出させてあげないよ。コレがあるからね。」
ユミはペニスの根元をきつく挟む洗濯バサミをつまはじいた。
尿道を駆け登る射精感にヒロカズは両目を大きく見開き、再びその華奢な肉体をギクンと反り返らせた。
「で、誰としたいの?ヒロは?」
「お、お姉ちゃんです!お姉ちゃんとしたいです!!」
ユミは悦びと切なさと、悲しみが入り混じった表情でヒロカズの顔に頬を寄せた。その間も弟の股間への責めは休めない。
「そう・・・お姉ちゃんとヤリたいなんて、ヒロってどうしようもないド変態だね・・・。」
ユミの瞳が潤むヒロカズの瞳を射抜く。
「・・・でも、ヒロをそんなにしちゃったのは、お姉ちゃんなんだよね?」
そしてユミは指をぐいッとねじ込むと、ヒロカズの直腸内のある一点を指の腹で強く突いた。
「おっ、お姉ちゃんん!おうううーっ!!」
ヒロカズの睾丸がきゅうッと持ち上がる。もはや耐え切れない精液の噴出を感じて少年は思わず腰を突き上げた。
だが、放出されるはずの精液は全て根元でせき止められてしまった。
「ひ・・ああ・・・あああ・・・・」
イキたくてもイケない苦しさにに身を震わせて、耐えるヒロカズ。ほとんど傷みにも似た苦痛に、顔を歪めて悶える。
「ヒロのつらそうな顔、素敵・・・」
ヒロカズとは対照的に、うっとりした表情を見せるユミ。
「まだまだだからね、ヒロ・・・。」
ぬぽっ、と肛門から指を引き抜くと、ユミはヒロカズを向き直らせる。制服のシャツは汗でぐしゃぐしゃで、
いつもならさらさらしたストレートの前髪がべっとりと額に張り付いている。
激しく息を喘がしているヒロカズは、確かに性が分化しきる前の少年特有の色気を濃厚に漂わせていた。
「ヒロ、足、開いてよ。」
壁にもたれて震えながらヒロカズは立っているのもやっとの足をそろそろと開く。脛毛が全く無く、薄い筋肉で包まれたヒロカズのほっそりした足は少女のそれのようだった。
ユミは跪くと、ヒロカズの股間にその端正な顔を落としていった。責めの連続に勃起したままのヒロカズのペニスに、艶々と輝く真っ赤なユミの唇が吸い付く。
ユミは、がくがくと震えるヒロカズが倒れてしまわないよう、両腕を腿に回してホールドした。
弟へのフェラチオで夢中な姉に気づかれないよう、ヒロカズは今にも泣き出しそうな顔で天井を仰いだ・・・。
『どうしてこんなことになっちゃたんだろう・・・』
中学受験の時には、夜中まで勉強を教えてくれた頭の良い姉。
夏の市民プールで、きれいなフォームでクロールを教えてくれたかっこいい姉。
自転車の後ろに乗せて、日曜の夕方に良く買い物に連れて行ってくれた、優しい姉。
この世で、たった一人の家族である、美しい姉。
・・・その姉は、今、ヒロカズの部屋で、全裸で膝を抱えてじっとしている。
外はもう夕方で、本格的に積もりだした雪はすべての音を吸い込むようだった。
ようやく解放されたヒロカズは、ぐったりした体をなんとか起こして周囲に散らばる自分と姉の服を拾った。
のろのろとズボンを穿き、とりあえず素肌にセーターだけを着ると、姉に服を差し出した。
「・・・風邪ひいちゃうよ、お姉ちゃん。」
ユミはちら、と弟に目をやると、顔を膝の間に埋めた。
「わたしのこと、警察に通報していいよ。犯罪だもんね。」
ユミのくぐもった声が、膝の間から漏れてくる。
「・・・許してなんて、言えるはずないよね・・・。」
先ほどまで受けた衝撃をなるべく意識の外に押し出しながら、今、目の前にいるのはいつもと変わりない自分の姉なのだ、と思い込もうとする。
「ごめんね、お姉ちゃん・・・。」
組み敷かれた直後は激しく抵抗したが、自分の腰にまたがって狂ったように腰を振る姉の、真っ赤に泣きはらした瞳を見たとき、ヒロカズはすべてを理解した。
すくなくとも、ヒロカズは自分の気持ちよりも先に状況を理解する、頭の良い少年だった。
「どうして、ヒロが謝るのよ?」
泣きながらユミは顔を上げた。ヒロはいつも姉がしてくれたように、ユミの頭を撫でた。
「・・・着飾って、好きな男の子をクリスマスイブにデートに誘って食事して告白して、ふられたらやけになって押し倒すなんて最低の女だよ、わたし・・・。」
そして、決定的な一言。
「しかも、ずっと好きだった男の子が、自分の実の弟なんて・・・わたし、死んだほうがいい・・・。」
「そんなこと言わないでよ。僕はお姉ちゃんがどんなに苦しいか、ぜんぜん考えもしなかった・・・。いっつも頼ってばっかりで・・・。」
ユミは激しく嗚咽した。ヒロカズは一瞬躊躇したが、ユミの背中に手をまわしてそっと抱いた。
「わたし・・・わたし、すごく怖かった。ヒロが遠くに行っちゃって、わたし一人になったら・・・」
「大丈夫、大丈夫だよお姉ちゃん。寮なんかに行かないから。」
ヒロカズの頭にあるのは、とにかく二人っきりの家族の絆を回復することだった。
姉もまた女だというあたりまえの現実を理解するには、ヒロカズは幼すぎた。
「ずっとお姉ちゃんのそばにいるから。」
「ホント?」
ユミがヒロカズの目を覗き込んだ。そのつり目気味の、大きな切れ長の瞳で・・・。
「うん。ずっと二人で暮らそうよ。」
「ヒロぉ・・・」
ユミはヒロカズを抱きしめた。ヒロカズはびくっとしたが、結局なされるままだった。
「もうひとつだけ、約束して。」
「どんなこと?」
ユミの瞳は真剣だった。瞬きひとつせず、ヒロカズを見据えて言う。
「・・・絶対に、他の女の子と、こんなことしないって。」
ヒロカズには、その約束が何を意味するか、まだ良く判らなかった・・・。
ユミは、剥き出しになったカリ首のすぐ下を丁寧に舌先でなぞっていった。ヒロカズはひいっ、と悲鳴を上げる。
「ヒロのここ、わたしが一番良く知ってるんだ・・・」
同じ場所を執拗に舌でちろちろとなぶるユミの責めに、ヒロカズは懸命に歯を食いしばって堪えた。
「こうすると、ヒロはすごく弱いんだよね?」
再び指をヒロカズの肛門に沈め、知り尽くした弟の前立腺を探る。
「ひあぁぁぁぁ・・・もう、許してよお姉ちゃん・・・」
息も絶え絶えのヒロは呻く。その表情を上目づかいに観察しながら、ぐにぐにと前立腺を押し込んでゆく。
「ああ・・・うう・・・ひぅ・・・ううう・・・」
みるみるうちに高められてゆく、ヒロカズ。弓なりに身体を浮かせて、切れ切れの喘ぎ声が浴室に響く。背面で縛られた手がばたばたと壁を叩く。
「いッ・・・くぅぅぅぅ・・・」
ユミの顔を吸い付けたまま、ヒロカズの腰がビクン、と持ち上げる。だが精が尿道を駆け上ることはできず、前回同様根元へと押し戻されてしまう。
「はあぅ・・あ、あぁ、うあぁぁぁぁ・・・。」
のたうつヒロカズを押さえ込み、ユミは容赦なく唇と舌を使った責めを続ける。その執念は、ほとんど憎しみがこもっていると感じるほどだった・・・
・・・ヒロカズはその後数回にわたって、苦痛に近い絶頂を味わった。もはやペニスは紫色に腫れ上がり、成熟した大人のそれのように血管が浮き上がっていた。姉による陵辱は、3時間近く続いていた。
「そろそろ許して欲しい?ヒロ。」
肛門とペニス、責めていた2箇所からユミは身を離す。ずずずっとヒロカズの体が壁づたいに崩れ落ちるのを優しく受け止ると、ユミはヒロカズを壁にもたれてあぐらをかくように座らせた。ヒロの目には涙が溜まり、潤みきった目で姉を見上げた。
「・・・お願い、もう許して・・・お姉ちゃん・・・。」
ユミはふっと笑って、立ち上がった。そして無造作にタンクトップを脱ぎ捨てた。いつものように下着はつけていなかったので、見事なプロポーションの上半身がいきなり露になった。
水泳で鍛えたやや広めの肩の下には、豊かにその存在を誇示する釣鐘型の乳房があり、そのさらに下にはきゅっとくびれたウェストと引き締まった腹筋で覆われた平らな腹部が、そして臍の深い窪みがあった。
同世代の少女達と比べるとやや大人びて、美しく凛とした端正な顔立ちと相まって、その筋肉質で健康的な体は圧倒的な性的オーラを放っていた。だが、間近で目にすることを許された異性は実弟だけなのだ・・・。
ヒロカズは焦点の定まらない目でぼんやり姉の裸体を眺めていた。
「じゃ、これで終わりにしてあげる。」
汗と溢れる体液で、肌にぴったりと張り付いてしまった黒のスパッツには、ユミの股間の脹らみどころか割れ目まではっきりと浮かびあがっている。
ユミは弟に見せ付けるように、ゆっくりと、スパッツを脱ぎ下ろした。
ひっそりとした股間の黒い茂みはべったりと濡れそぼっていて、頭が痺れるような甘酸っぱい匂いがひろがった。
ユミは大きく足を開いて、ヒロカズの股間、びくびくと震えるペニスの直上で膝立ちになった。そのまま、片手で入り口を広げ、空いた手を弟のペニスに添える。
「お姉ちゃんのここで、ヒロを楽にしてあげる。」
ユミはすうっ、と息を吐きながら下腹部の力を抜いて、体を沈めていった。
先端がはまると、十分すぎるほど濡れた姉の膣は弟のペニスをずるずると飲み込んでゆき、洗濯バサミで締め付けられた根元まで降りた。
「ああっ、ヒロぉ・・・」
「・・・うっ・・・くうっ・・・おねえ、ちゃん・・・。」
ユミはヒロカズの首と背中に腕を回し、唇をむさぼりながら腰を使いはじめた。
二つの切なく荒い息遣いが、浴室に充満している。それにも増して、ジットリと汗を溶け合わせて絡み合う二つの肉体は、実に淫らで背徳的な光景だった。
―――年上の少女に犯されながらも、必死にその思いを受けとめてやろうとする幼い少年・・・。
少女も、少年も、それぞれ魅力的で美しかった。しかし、そこに漂うのは、血の繋がりの禁忌を踏みにじるという猟奇的な雰囲気なのだ。
二人の関係は、世間から忌み呪われることは間違いないが、同時にある種の不思議な純粋さ、美しさもあった。
「あっ・・・熱いよ、お姉ちゃん・・・!」
今や、ユミも顔を上気させて切なそうに喘ぐ。
「・・・ヒロ、お姉ちゃんの中は、あったかいでしょ?」
「うっ・・・うん・・・。」
「この温もりでヒロを包めるのは・・・この世でお姉ちゃんだけよ・・・判って、ヒロッ!!」
ユミの愛液にまみれたそこは、ヒロカズの幼いペニスをぎゅっ、と締め上げる。
じゅぽじゅぽと音をたてて肉を擦り合わせ、さらに奥へ届かせようと腰を激しく切なく打ちつける。
「あっ・・・あああっ・・・お姉ちゃん!」
ヒロカズの身体は耐え切れず、爆発しそうになる。だがやはりそれも、せき止められて苦痛と悶えに変えられてしまう。
「ああ・・・ごめん・・・わたし・・まだ・・・・まだ、もうちょっと・・・」
ユミの腰は止まらず、悦びに歪んだその顔で幼い弟を責め続ける。
「ふうっ!!」
ユミは下腹部に力を込めた。腹筋が浮かび上がり、その中に収められたヒロカズを激しく締め付ける。
「ぎゃっ!や、やめてっ、ちぎれるぅ!!」
ヒロカズの目の縁から涙がこぼれ、思わず腰を突き上げてしまう。
その初めての自発的な反応に、ユミはたまらなく愛おしさを感じた。
「苦しいでしょ?ヒロ・・・まだ、まだあと少しよ・・・」
ビクビク震えるヒロカズ。その心臓の鼓動は、重ねられた乳房を伝ってユミにも伝わる。
快楽に気が遠くなりそうな頭で、ユミは、最後にもう一度苛めてやろう、と思った。
股間の結合部に手を伸ばし、洗濯バサミをわずかに緩める。
途端にヒロカズは目を大きく見開いて絶叫した。
「ううううわぁあああ!!!でっ、出ちゃうよ、お姉ちゃん!!!!」
「いいよ・・・ヒロ・・・好きなだけわたしの中でお漏らししちゃって・・・」
ヒロカズは今更気づいたように慌てた。
「ま、まずいよっ!いつもは着けさせてくれるじゃないか!!これで僕出しちゃったら・・・」
この期に及んでも、愛する姉の身体をいたわろうとする弟。
ユミの筋肉質の脚が、ヒロカズの細身の腰をしっかりと絡めとる。そして、ユミはヒロカズが悲しむことを言う。
「赤ちゃん出来ちゃうかもね・・・。お姉ちゃん、ヒロの赤ちゃんなら、いいよ・・・。」
「いやっ、だめっ、お姉ちゃん、そんなのだめだってっ!!」
ヒロカズは姉の腕の中で、必死にもがいた。
だが膝の上に跨られている体位である上に、ただでさえ華奢な身体を長時間の責めで消耗しつくしていたので容易に押さえ込まれてしまう。
「ほらほら、中で、いいよ?楽になれるんだよ?」
凄絶なほどの淫猥な微笑みを浮かべて、ユミは実の弟に言う。その手は洗濯ばさみをぐりぐりとねじって、今にもはずそうとしている。
『・・・確か、今日は安全日のはず・・・でももし孕んじゃっても・・・いいや・・・』
「わたしがヒロの赤ちゃんを孕んじゃったら・・・そのときはヒロも、わたしだけを見てくれる?」
恐怖に駆られたヒロカズは、ユミがこの場で一番聞きたくない言葉を口にしてしまった。
「・・・だめだよっ、僕たち、姉弟なんだよっ?」
ユミの顔がみるみる悲しみに染まってゆく。ヒロカズの目を見つめながら、ユミは無言で洗濯バサミを一気に引き抜いた・・・。
・・・姉の胎内で、弟のペニスが限界まで膨らみ・・・。
「うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
ユミの腕の中で大きく反り返ったヒロカズは、白目を剥いて絶叫した。
「・・・うっ・・・。」
責め抜いたあげく、溜まりに溜まったヒロカズの射精の、そのあまりに凄まじい勢いに、ユミは呻き声を漏らしてしまった。
胎内で噴き上がった精液は、激しく子宮頸部へと叩きつけられる。
一瞬、下腹部が突き破られるのでないかと錯覚して、ユミは臍の下に片手を当てて押さえた。
ヒロカズは姉の胎内に出して、出しまくってしまった!びゅっ、びゅっ、というヒロカズのペニスの脈動は、ユミの腹部から身体全体へと広がってゆく。
しかし驚くべきことに、ヒロカズは長々と射精しながらも懸命に姉から身を離し、埋められたペニスを必死に引き抜こうとした。
だが、ユミは弟を離さなかった。抱きしめた腕と絡めた脚でヒロカズを引きつけ、どくどくと注がれる精液を最後まで子宮で受けた。
「あっ、ああっ・・・出ちゃったよぅ・・・」
自由を奪われたまま、ヒロカズが果てた。尿道口から噴き出した精液は、姉の奥深くまで届き・・・ヒロカズはそれを肌で感じて気を失った。
長い射精を終え、失神したヒロカズをユミはそっと抱きしめた。
激しい交わりに少し疲れたので、そのままヒロカズを抱いたまま浴室に横になる。
浴室のひんやりしたタイルが、行為の後の火照った体を心地よく冷やしてくれた。
ほどなくしてユミの膣口から萎えたヒロカズのペニスがぽろり、と抜け落ち、放ったばかりの精液が逆流してユミの太股を伝ってこぼれた。
ユミの腕の中で、裸のままのヒロカズが、規則的な寝息を立てはじめた。どこか近くでセミが鳴いていた。
ユミは、腕の中に収まる少年の寝顔を、ぼんやりと眺める。
弟は姉の胸に身をまかせ、疲れ果てた顔で眠っていた。軽く閉じた瞼の淵に、涙が浮かんでいる。
「ヒロ・・・」
静かに、声をかけてみる。
しかし返事は無く、ただそのゆったりとした息づかいだけが、ユミの胸に伝わるのみだ。
後ろ手に縛っていたタオルをユミが解くと、細い両腕がだらりと床に垂れた。
そんなヒロを起こしてしまうことがないよう、弟を抱く腕に、そっと力を込める。
重なった肌から、心を落ち着かせる温もりが、ユミの身体に染みこんできた。
『わたしは・・・』
自問する。
何故、こんな事になってしまったのだろう。
何故、いつもこうしてしまうんだろう。
何故、こんなにもひどく酷い気分になってしまうんだろう。
ずっと守ると約束したのに。
ずっと傍にいると約束したのに。
両親がいなくてもりっぱに育てると誓ったのに。
世界中の何よりも大切で、誰よりも愛している弟なのに。
『わたしはヒロが他人に向ける笑顔が許せない・・・。』
最近はヒロカズがユミに向かって笑いかけることはめったに無い。
そしてこの先、その機会は確実に無くなるだろう。それでも。
『それでも、わたしはヒロを手元に置くことを選んだ。あの時に。
どんなにヒロに憎まれようと、恐れられようと、ヒロが傍にいることを選んだ。』
ユミを受け止めるには、精神も肉体もヒロカズはあまりにも幼すぎた。
『ヒロはわたしを哀れんでいる。哀れんでいるからこそ、わたしの求めに素直に応じてくれる・・・。』
ヒロカズは頭の良い少年だった。そして、とても優しい少年だった。
自分の秘めた思いを隠し、ヒロカズにとって母であり、姉であろうとして・・・ユミは壊れてしまった。
もうヒロとの姉弟という絆は取り返しがつかないほど破綻してしまった。それでも。
『たとえ体だけの繋がりでも、ヒロがわたしの腕の中にいるというこの感覚は、何物にも替えられない。』
絶対に反抗しようしない弟。優しいヒロカズは、狂気に近い姉の思いを、諦めと共に受け入れた。
そして、力ずくで実弟と関係を結んだことへのうしろめたさを押し殺すため、日増しにユミの責めはエスカレートしてゆく。
『そんなわたしをヒロはいまだお姉ちゃんと呼び、好きだと言ってくれる。』
弟の白くほっそりとした首筋を、そっとなでてみる。
ヒロの髪の匂いと、汗の匂い、夏草のような体液の匂いが、ユミの鼻腔をくすぐる。
そんなことで安心できたのか、彼女にも眠気が浮かんできた。
・・・このまま眠れば、また明日がやってくる。
今日と、全く変わらない明日が。夏休みが。
そして今日と同じように、明日もまた実の弟の身体を貪るのだろうか・・・。
『ヒロ・・・』
ユミは、目を閉じる。
『ヒロがよその女(ヒト)のものになってしまうくらいなら・・・姉ちゃん、あんたを壊しちゃうからね・・・』
ユミは深い眠りに落ちていった。いつか必ずわが身に訪れるであろう、破滅を想いながら・・・。
「・・・お姉ちゃん。」
「どしたの?」
「おとーさんとおかーさん、今日も遅いね・・・。」
「仕方ないよ。ウチ共働きだもん。」
「トモバタラキ?」
「・・・おとーさんもおかーさんも、外に働きに行ってるってこと。」
「でも、今日お姉ちゃんのお誕生日だよ?」
「・・・いいよ、別に。ヒロがいるから・・・」
「ボクおなかすいた・・・」
「じゃさ、お姉ちゃんが何かつくったげよっか?」
「えー、お姉ちゃんの作るご飯マズイからやだよぉー。」
ゴチッ。
「いってぇ。」
「せっかくヒロのために頑張ったげようと思ったのに。何よそれ〜。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・やっぱおなかすいたから、お姉ちゃんご飯作って。」
「あたしの言うとおりにする?」
「・・・どうするの?」
「あのね、新婚さんごっこするの!」
「シンコンさん?」
「ヒロが、おとーさんで、あたしが、おかーさん。」
「・・・それで?」
「ヒロは、あたしを名前で呼ぶの!」
「・・・ユミ。」
「でねでね、ヒロが『お〜い、帰ったぞぉ〜』って玄関で言うと、
あたしが『あなた〜、お風呂にする〜?それともご飯にする〜?』っていうの!!」
「ふーん・・・」
「でね、ヒロはご飯食べながら『う〜ん、ユミの作る飯はいつもうまいなぁ〜〜』って言うの!!!」
「・・・言わなきゃダメ?」
「新婚さんごっこに付き合ってくれないと、ご飯作ったげない。」
「お〜い、ユミ〜、帰ったぞぉ〜〜・・・」
「帰りなさい、あなたぁ〜〜・・・。」
「・・・おとーさんとおかーさん、まだ帰らないね・・・。」
「ヒロ?」
「なぁに?」
「キス、しよっか?」
姉は、弟を愛していた。
弟も、姉を愛していた。
二人に、その思いはあまりに純粋過ぎた・・・。
野崎ユミシナリオ 終
322 :
243:03/03/29 17:00 ID:ilY9QhRH
では、長々と駄文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
イイ!
グッジョブ!
きゅうりさんの続きをハァハァと待ちつつ。
こういう姉ちゃんとの関係も激しく燃え萌え。
というより大好き。
>230
そうです、角煮のおかんスレのことです。
>243
激しく萌え! 激しく萌えェェェェェェェェッ!!
ってか素敵過ぎ。
…本当にとてもイイ!!
で、以下は遥姉さんのホワイトデーSSな訳ですが…。
ネタが二転三転したり別のSS書いて桜のなんのでおかんSSになってしまったり。
ここ数日の超萌えSS連続の中では姉萌え味が薄すぎると思われますハイ。
でもちょっと時間がないので一応完成品、これ以上時期逃してもアレだし。
あまり期待しないで読んで頂ければ幸い。
…本当は千鶴姉様のエロ書きたいのに引越しのなんので時間がないょぅ。
千鶴姉様のエロSSきぼんぬ>職人様方
困った。
僕の目の前には、今、巨大な熊のぬいぐるみがある。
その大きさは『巨大な』と例える程だから、当然ビッグサイズな訳で。一メートルを余裕で越していた。
「困った」
口に出す程だからつまり僕は困っている。決して混乱している訳じゃない。この程度で混乱なんかしていたら姉さんとは付き合ってられない。
この熊との出会いは昨日。
まず徹夜してしまったらしく、机の上で目を覚ました僕は。肩に毛布と人の腕が乗っかっている事にまず気付き、右を見たら姉さんの「くぅー」という寝姿に遭遇した。
僕に毛布をかけようとした直前に睡魔に襲われそのまま僕に抱き着いて眠った……という他に説明のしようがないような現象に遭遇。
そして姉さんを前みたいにベッドに寝かして、デパートに夕食の材料を買いにいった。
そこで僕は……"ホワイトデーコーナー"に、遭遇した。
そんな日の存在、すっかり忘れていた。一ヶ月前に姉さんから貰った手作りのトリュフチョコの存在は覚えていたのに。
……で。何でこんなデカい熊を買ったのかというと。
目にした瞬間、これを抱いて喜んでいる姉さんの姿が浮かんでしまったから――。
「これじゃただの痛い奴だ」
椅子の上に腰掛けた熊を見て、僕は頭を抱えた。大体、姉さんの好みとか好物って言ったら、チーズおかきのチーズ部分のみとかたこ焼きのソースと鰹節と青海苔が混じった所とか
ハリセンボンとか。
そんなのばっかりだし。
――今気付いたけど何で僕はこんなに詳細に覚えてるんだろう。
……今まで認めたくなかったけども。
僕は、シスコンなのだろうか。
「痛い奴って、怪我をした人のこと?」
「え――うわぁっ!」
唐突に背後からした声に振り向くと、珍しく黒い服を着て何気なくラインが強調され気味の姉さんがいた。
「ね、姉さん何時からそこに!?」
「何時ってずっとごはんだよーって呼んでるのに来ないんから、昔みたいにおねーちゃんが迎えにこないとやだやだーって言ってるのかなぁ、って」
確かに、僕は自分の事で考えすぎて姉さんの声なんか聞こえなかったのかもしれないけど……。
迎えにこないとやだーってのは姉さんが卒園した後の幼稚園の頃の僕の話だ。どうしてこう余計な事ばっかり覚えてるんだろう。
「今日はほっかほかのシチューだから、ね? 我侭言わないで食べようね?」
「誰が何時何処でどう我侭を言ったんですか」
「大丈夫だよ、ブロッコリー入ってないから」
確かに僕は、シチューに入ったブロッコリーが嫌いだけど……なんて反論はこの人の笑顔見ていたらどうでもよくなってきた。
「あぁもぅ。ご飯でいいで……」
と、その時。姉さんの視線が、僕の背後へと移っていた。
そこにあるのは。
机の前の椅子の上に座った、大きなクマちゃん。
それを見た後、姉さんは僕に視線を移し。
僕の肩をぽんぽんっと叩いて。
「何も言わなくても、私には分かっているからね? くまさん、欲しかったんだよね? 怒らないからね、私は。自分で好きな物を買っても良い歳だもの」
「ち……ちがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうっ!!」
熊のぬいぐるみの手を掴み、僕は姉さんに差し出した。
「え……?」
「ホワイトデーのプレゼント、姉さんにあげるためにこれ買ったんだよ!」
姉さんの反応は無い。見れば目を点にしている。
数拍の間を置いて、姉さんは目を点にしたまま首をかしげ、こう答えた。
「ホワイトデーって、白い食べ物を食べる日じゃなかったの?」
――そうきたか。<br>
だが僕は遥姉さんの弟をもう十九年以上やっている。小学一年生の時友達百人できるかなを素で実行したり中学の時僕の体操服を間違えて着て出席したような人の弟を。
「姉さんあのね、ホワイトデーっていのうはね、男性がバレンタインデーのお礼を女性にする日なの。まさか二十数年生きてきて」
「知らなかった」
「……って言ったりしないよね? って言おうと思ったのに」
先手を取られた。
「そうだったの……。ごめんね」
「いやぼくは……」
姉さんは差し出された熊のぬいぐるみをぎゅっと抱きしめ。
「ごめんねくまちゃん、プレゼントされるために買われたくまちゃんの気持ちも考えないで」
「……そっちかい」
良く言えば純真。悪く言えば……多分天然。
でも、この人にとっては、きっとそれが『素』なんだろうなぁ……。
「じゃ、くまちゃんも一緒にシチュー食べようね」
「いやそれ無理だって」
「それと、ね。とっても嬉しい。ありがとう」
そう言い、姉さんはにっこり僕に向かって微笑んだ。
「……別に。僕は、買っただけだし」
姉なのに。
微笑に、どきっとしてしまう自分が――
「さ、シチュー食べよう」
熊を両腕で抱えたまま、姉さんが僕の手を取ろうと動かす。
「ん……」
僕はそれに答えるだけだった……。
その後熊のぬいぐるみは、姉さんの『たいせつなもの』に加えられ。
「……くん。みずぎまちがえちゃだめだよー……くー……」
「――ある種の虐待だ、これは。ってかどんな夢だよ!」
僕の名前の平仮名読みをつけられ。
姉さんが昼寝する時、抱かれている……。
329 :
243:03/03/30 05:56 ID:bYrXR3b0
お楽しみいただけましたようで、ありがとうごじゃりますですよ。
でも改めて過去スレのSS読み返してみると、姉萌えは平凡な日常の
描写が肝だなーと思いましたでつ。
で、その他のENDや他のシナリオは、そのうちHPででも
ひっそりと公開するですよ。とりあえずおいらは同人で近親げー作る
新たな仲間を求めて旅に出るですよ。
243の今後に激しく期待
331 :
243:03/03/30 16:53 ID:bMMeB/dr
>>330 そんなこと言ってくれちゃうと、おとーさんがんばって
>>326-328風味の
まったりエピソードをボーナストラックで書いちゃうぞー
なんて言ってみるテスト。
>>331 素敵(・∀・)イイ!
是非よろしこお願いすます。
334 :
きゅうり:03/03/31 11:29 ID:cNLdjR7b
スズキのバイクは世界一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさんこんにちは。やはり先週は忙しく書き込みできませんでした。
>277 スズキのバイクは大好きだす。LOVE〜・・・・え、乗っているバイク?もちろん、スズキ
だよなって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホンダ・・・・・・・
で、でも四輪の方はスズキ!・・・・・・・・・・・・・と提携している所の車です・・・・
では、姉さんの化学実験〜俺は実験台〜の続き書き込みます。ちなみに直書きなので
時間かかりますが割り込みなんて気にしないで結構です。
335 :
きゅうり:03/03/31 12:45 ID:cNLdjR7b
>>263の続きです。
モグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグモグ・・・・
「あ、あまぁぁぁ-----・・・ねーちゃん、これ甘すぎるってー」
「そりゃー甘いわよ。だってふうゆうふうに作ったんだから。甘いの嫌いじゃないでしょ」
「嫌いじゃないけど・・・フルーツ系の甘さならOKだけどこれおもいっきりチョコ系の甘さだよ。
チョコ系は嫌いじゃないけど、これ、クドイ・・・口におもいっきり残る甘さたわ・・・」
とりあえず飲み物で口の中の甘さを流そうとして冷蔵庫に向かおうと立ち上がろうとした。
「こら、まだ一つしか食べてない、に〜げ〜る〜な〜」
そう言ってねーちゃんは俺の服を捕まえ逃がさないようにする。
「ち、ちがうって、飲み物飲み物」
「あっなんだ。じゃ用意して上げるから座りなよ」
ねーちゃんは立ち上がり台所の方へ行く。俺は席に戻ってパンを見つめながら考えていた。
---これは全部は食いきれんぞ。不味くないけどあの甘さじゃなー・・・どーやって
逃げようかな・・・う〜ん・・・---
「はいっどーぞ」
「あっありがと。じゃ・・・ゴクッ・・・・・・・・・・・おいねーちゃん・・・」
「うん?なに」
「水じゃんこれ・・・」
「?なんか問題ある?」
「パンに水は違うっしょ。普通はジュースとか紅茶だろ?カレーをお茶で食べるぐらい変だって」
「あんたワガママねー、ねーちゃんは全然平気だけどなー・・・けど今は水で我慢しなさい。
余計な成分とかが混じるのはイヤだし安全性の保証もできないからね」
「ううっ辛い・・・じゃ全部は無理だから残すからね」
「あれーーーいーのかなーーー・・・・・・相棒」
「うっ・・・うううっ・・・ちきしょー!・・・食うよ、食ってやるよ全部!」
「はい、どーぞ。水のおかわりが欲しかったら言ってね」
相棒の為にと強く自分に言い聞かせ俺は目の前のパンの山に突撃した。
336 :
きゅうり:03/03/31 14:02 ID:cNLdjR7b
「うー・・・辛ー・・・ふぅー・・・」
全部食べきれた。やはり中盤からあの甘さに負け、そこからは水で飲みきるとゆう戦略
に切り替えた。以前大食い選手権を観て知った知識が役にたった。
「とりあえず・・・今は動きたくね〜」
「はいはい、お疲れ様。さーてと、どう剣ちゃん?なにか変化ない?」
「う〜変化〜・・・腹が苦しい事と口の中にまだあの甘さが残ってる事とねーちゃんには味覚
のセンスが無い事がわかった事とねーちゃんの飲み物は水でOKな事とねーちゃんには
鬼畜の性格がある事がわかった事とねーちゃ・・・・・痛い痛い痛いって!」
「はいはいはいはいはいはいはい!他に解った事はなにぃー グリグリグリ・・・」
ねーちゃんは俺の後ろに立ちグリコ(地域によっては梅干とも言う)を喰らわした。
「いたたたたたたっ・・・あー無い、無いよって、とくに変わった事は無いよ」
「そう?う〜ん・・・即効性ではないか・・・動物実験では・・・でも・・・かな・・・」
ねーちゃんは何か考えているらしく、ひとりでぶつぶつ言いながら自分の席に戻った。
「ぅぅぅぅ・・・効く・・・痛・・・」
頭がじんじんする。それに加え苦しい状態なので横になりたかった。
「ねーちゃん・・・横になってもいーいー」
「うーーーーーーん・・・・」
なにやら深く考えているようだった。この時の顔は真剣で科学者らしく何かを頭の中で
いろいろな事を考えまとめているようだった。
これ以上声を掛ける事はしないようにした。こうやって考えている時に邪魔されるのは
イヤだろうし俺はこの科学者である時の真剣な顔をしている時のねーちゃんが結構好き
だからでもある。素直にかっこいいと思えるからだ。・・・・研究内容はアレだが・・・
337 :
きゅうり:03/03/31 14:04 ID:cNLdjR7b
「どう今。何か変化感じられる?」
「えっ・・・・うーん・・・特に何も無い・・・かな?」
「よし!」
ねーちゃんは立ち上がり部屋を出で行こうとする。
「ねーちゃん研究室に戻るからさ。なにかあったら連絡して」
「りょーかいー連絡する・・・ちなみにさー教えて欲しいんだけど。
どんな変化なの?」
「秘密って言ったでしょ。楽しみにしてなさい。とにかくいつもと違った感じに
なったらすぐ連絡ね。あとしばらくの間飲み食い禁止。あと外出も」
「もー満車だって。しかもこんな状態で遊び行ったら漫☆画太郎のキャラみたい
になっちゃうよ」
ねーちゃんは、それはそっかとゆう表情をして部屋を出で行った。
俺も自分の部屋に戻ろうとしたが・・・
「・・・階段上るの辛いな・・・」
それに今すぐに横になりたかったのでリビングのソファーに倒れこんだ。
「あー辛。・・・でもこれでGSXのパーツ新しいの装着できるなー。なーに買って
もらおっかなー・・・」
といろいろ考えている内に睡魔が襲ってきて俺はそのまま眠る事にした。
338 :
きゅうり:03/03/31 19:26 ID:cNLdjR7b
カタカタカタ・・・・カタカタ・・・カタ・・・
キーボードを叩く音が部屋に響く。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フゥ」
ため息が重い。レポート用紙とPC画面を何度も読み返しては考えて、そしてそれを
また繰り返す。もうかなりの時間同じ事を繰り返してる。
「うーーーーん・・・おっかしいなー」
腕をくみ上げ天井を眺めてまた考える。ブツブツと語り始める。
「データー、記録を見ても間違ってない、動物実験でも成功している。理論上はいける
はずなんだけど・・・うーーーん、どっこがいけないのかな・・・」
ちらりと時計を見る。22時前ぐらいだった。頭をポリポリ書きながら考え、そばにある
ケータイに手を伸ばす。
「連絡、無かったなー・・・変化なかったのかな・・・ハァ〜・・・帰ろ」
立ち上がり部屋を出る。歩いてる最中もため息が止まらない。
「今回のは・・・成功させたかったのに〜あーあー・・・私の計画パーじゃん」
家に帰る間はため息が止まらなかった。
「ただいまぁぁぁぁ・・・・ふぅ・・・・」
体が重い。いや、精神的にまいっているんだろう。自信があっただけにショックが大きい。
「あーあー・・・もう寝よ寝よ。あいつのは明日でいいわ」
自分の部屋に向おうとするとリビングから何かが聞こえた。
「うん?あいつリビングにいるの?」
明日のつもりだったが冷蔵庫からビールを取り出したかったので予定変更で会う事にした。
「あー・・・今夜はたくさん飲めそうね・・・」
リビングに向う。真っ暗だ。
「おーい、居るのー」
電気を付けようとするが点かない。元の所で切ったんだろう。中に入りひもを手探りで探して
いるとなにやら音が聞こえる。
---鼻をすする音?・・・泣いている声?・・・なに?・・・---
手探りをしていた手にひもの感触が伝わる。怖かったので即座にひもを引っ張った。
339 :
きゅうり:03/03/31 20:25 ID:cNLdjR7b
明るくなった部屋。そしてソハァーの上には剣ちゃんが丸くなって寝ていた。
「あんたねー・・・怖がらわせないでよねー」
科学者とゆう立場から幽霊とかは信用していないようにしているが・・・やはり怖い。
「ほら、こんな所で寝ないで自分の部屋で寝な」
と肩を揺すろうと触った所、
「やだぁぁぁぁぁぁぁぁやだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉこわいーーーーーーー」
大きな声が響き、丸くなっていた体はさらに丸くなった。
「ちょ、ちょ、ちょっとーーー!なにデカイ声だしてんのよー」
反射的に頭を叩く。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!やだよやだよ、殺されるよーーーーーーー!」
また大きな声が響く。まるで小さい子供のようだった。そしてすぐおかしいと感じた。
「おねえちゃーーーーん、おねえちゃーーーーん・・・グスグス・・・」
あっと思った。演技にはとても見えないし。そしてすぐ一つの考えも浮かんだからだ。
試してみる。
「剣ちゃん、剣ちゃん。おねえちゃんここに居るよ。ほら、春香おねえちゃんだよ」
そう言うと顔がそっとこちらを向いた。捜していた物をみつけたような表情になり、
そしてまた、泣いた顔に戻ったが、剣ちゃんは私の胸に飛び込んで来て泣いた。
「おねえちゃーん、おねえちゃーん、グス、僕ね僕ね、とっても怖かったんだよ。
起きたら真っ暗で呼んでも誰も返事してくれないし・・・うえぇぇぇぇぇん・・・」
胸の中でわんわんと泣く剣ちゃんをやさしく頭を撫でで落ち着かせる。
---あれーーー?なにこれ。なんでこうなっちゃうの?クスリのせいなのは間違いないんだ
けどこんな結果にはならないんだけど?予定と全然違うじゃん----
私が作ったクスリは人に甘えたくなる薬だ。これを使うとどんな人でも甘えたくなってしまう
とゆう物だ。この薬は私個人でも使用したかったのでかなり研究して作った。
私の研究室にいる硬派教授に使用して甘えさせたかったからだ。面白そうなので。
しかし今そのクスリの効果が効いている剣ちゃんは予定と違う。甘えてはいるが
なんか小さい子供のようだった。ここが引っかかる。こんな効果は予定にない。
また考えこんだ。そして一つの質問をしてみる事に決めた。
340 :
きゅうり:03/03/31 21:06 ID:cNLdjR7b
先程から泣いていた剣ちゃんはようやく落ち着き、泣き止んだ。
私は剣ちゃんを肩に手を置き体を離して顔を覗いた。たくさん泣いたから目が真っ赤だ。
「剣ちゃん?ちょっとおねえちゃんに教えて欲しいんだけどいーかな?」
「うん!いーよ」
「剣ちゃんは今何歳かな〜、教えてほしいなー」
「えーおねえちゃん、僕の歳忘れちゃったの〜ひどいなー」
「ごめんごめん。ね、教えて」
「僕は6歳!小学校一年生だよ!」
考え込む・・・・・・・・・一つの結論に辿り着いた。
---このクスリはその人の一番甘えん坊の時になっちゃうみたい---
思い出してみる。この子が一番甘えん坊だったのはたしかこの頃だ。
違うかもしれないが今時点の結論はそうだと思う。
「・・・おねえちゃんどうしたの?」
「えっ、あー・・・なんでもないよ。そっかー6歳か。うん、もー忘れないからね」
「絶対だよー・・・・・・・・・ ハァァァ〜」
「大きなあくびして。なに、眠たい?」
「うん・・・」
「そっか。じゃーもー寝よっか。部屋行こうね」
「おんぶして・・・」
「だーめ」
「うんんん・・・」
「ほら・・・駄々捏ねないの。ほら、手つないであげるから」
「うんんん・・・解った・・・」
中身は6歳でも体は大人だ。そんなのおんぶして二階まで上がれる力なんて無理。
繋いだ手が私の手より大きい事を感じながら二階へ上がっていった。
341 :
きゅうり:03/04/01 00:23 ID:9LpzS4Xa
すんません・・・違う事してたらこんな時間になってしまいました・・・
また来週・・・すいません。
342 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/04/01 21:03 ID:5MZr6c9N
保守
あぼーん
あぼーん
>>345 既出かもしれないけど、そこのサイトでオススメの姉ものは
・あたしの弟【あたしのけらい】
・『せつ・げつ・か……』
でした。
あぼーん
>>345 おお、投稿したのね・・・って、まさか243以外の人間が勝手に投稿したとかじゃないよな・・・
349 :
数字の人 ◆389954xa8. :03/04/02 19:44 ID:rd1shaaR
さぁ、4月11日には待ちに待った
「チェリーボーイにくびったけ」が発売だぁ。
姉キャラ萌えにはたまらない〜。
あぼーん
数字の人 ◆389954xa8さん申し訳ないがsageてくれ!
変な広告が入ってかなわん
352 :
243:03/04/03 00:34 ID:Ye3/z8sC
>>348 >>345 ちとエピソード書き加えて修正したんでつが、ここにうpするとまただらだら
続いて他のSS職人さんに迷惑かけるかもしれませんし、うざいと思われるかも
しれませんので、投稿サイトに入れてみますた。よろしければ御笑覧くださいまし。
こっちではもっときゅっと締まって萌えッとしたSSをぽつぽつとうpしますんで。
>投稿サイトに入れてみますた。
URLキボン
かぶっただけじゃ?
ありがちな設定だし。
それを言うなら「姉妹ラプソディ」だってパクラレ元という事になるかと。
あ、でもよくよく読むと文章のディティールまでそっくりだな・・・。
これは一体どういう事?>243
公開停止になってる。認めたってこと?
事実確認できるまで公開停止するってよ
ケリがついたみたいだね
投稿先の掲示板より
>#0260 公開中止のお知らせ 名前:イマージ Home (4月4日(金)22時04分58秒)
>先日、掲載させていただいた「Boys and Girls」は、
>別サイトの作品の模倣作であったことがわかりましたので、
>公開を見合わせることにしました。
・・・
少しでも雰囲気を変えるために小ネタでも…
「シスコンの弟を持つと姉は大変だねぇ」
「俺はシスコンじゃない」
姉ちゃんがしみじみと呟く。
俺と姉ちゃんは家に帰るために、夜道を歩いていた。
…なんで俺がこんな夜中に出歩かなきゃならんのか。
今日の朝、姉ちゃんは友達と遊びに行くと出掛けていった。
で、夜中になっても帰ってこないから、『弟として』心配して
携帯に電話したら、「近くの駅前で友達と飲んでる」というから迎えに行ったわけだ。
女友達数人だけかと思ったら、男も数人いた。
その男が「どういう関係?」とか聞いてきたから…
「『彼氏です』とかいうから、私ちょっとびっくりしちゃったよ。」
「男がいるなんて聞いてねぇし」
「言わなかったもん。何、もしかして妬いた?」
「誰が妬くか!!ちょっとした嫌がらせだよ!」
そう嫌がらせだ。断じて妬いたりなどしていない。
「こんな弟がいるからお姉ちゃんには恋人もできないんだねぇ。責任とってよね」
「とらん!」
「なんだ、つまんない」
「つまってたまるか。ブラコンの姉ちゃんのせいで俺には彼女ができないんだからな。
何度邪魔されたことか。…はぁ、思い出しただけでも悲しくなる」
「だって、姉に彼氏がいないのに、弟の方がに先に彼女ができるなんておかしいでしょ?」
…は?俺はそんな身勝手な理由で彼女もつくれないわけですか?
「それっておかしいだろ!」
「それに私に彼氏ができるまでは、君が私の彼氏代理なんだから。浮気は許されません!
『彼氏です』って言ったでしょう?」
…彼氏ができれば、俺は平和になるってことだな。
「…今すぐ戻れ。今の男は姉ちゃんに気があった。そいつを姉ちゃんの彼氏にしよう」
「あ、ひどい!自分の利益のために、お姉ちゃんをどこの馬の骨ともわからん奴に売るのー!?」
「…姉ちゃん、ひどい事言うね」
「大体ね、私の彼氏になる人は、美形で足が長くて頭が良くてスポーツ万能で強くて収入が高くて真面目で
センスがあって優しくて決断力があって私の事を一番に考えてくれて家事なんかも全部やってくれる人じゃなきゃダメなの。
じゃなきゃ私みたいな優しくて美人で可愛い娘と釣り合わないでしょ。」
…どうしようもないな、この人は。
「…そんな人いませんよ。いたとしても、いくら姉ちゃんが可愛いからって、
そんな人が姉ちゃんの彼氏になってくれるわけないし」
「ん、君はお姉ちゃんの事を可愛いって思ってるのかな?」
「姉ちゃん一生彼氏できないよ」
「あ、無視したな。…ま、彼氏ができなかったら彼氏代理で我慢するか。浮気しちゃだめよ」
姉ちゃんはハートマークを飛ばしながら言った。
「あのなぁ…」
「彼氏代理だもんね。お姉ちゃんに彼氏ができなかったら責任取って一生一緒にいてくれるんでしょ?」
おいおい、この人は物凄く恥ずかしい事言ってないか?
「ん?」
姉ちゃんが俺の顔を覗きこんだ。
な、なんか俺が恥ずかしくなってきた。
「…か、考えとく」
姉ちゃんは満足そうに微笑む。
「あ、家見えたよ!」
そう言っていきなり俺の手を掴んで走り出した。
ハァハァハァハァ…ツヅキヲハゲシクキボンヌ…
同じくキボン
ホノボノラブラブ!!
370 :
363:03/04/07 00:01 ID:gIfNIJYq
>>367,
>>368,
>>369 ありがとうございます。
俺なんかが書いたものでよろしければ、
つづきも少し考えてみます。
期待にそえないかもしれませんが…。
えっちぃシーンとかあった方が良いのでしょうか?
371 :
きゅうり:03/04/07 10:29 ID:xNub5hiT
>>340の続き
「予定とは違っているけど・・・面白い効果が出たわね。ふふ〜ん♪・・・
さー燃えてきたわよー」
部屋に入ると即座に机に向った。先程の事で一気にハイテンションになったので眠気など無い。
すぐにいろいろ調べたかった。本格的な事は実験室に行かなければできないがこの部屋にも資料や
データーはある。駄目だと思っていた物が成功(?)していたので嬉しかった。
ビール缶に手を伸ばす。飲む、飲む!飲む!!飲む!!!の・・・
「パァァァァァァ・・・あ〜、お・い・し」
こうゆう時のお酒は美味しい。飲むスピードも早い。一本目を早くも飲んでしまった。
二本目にも手が伸びる。今度は一気ではないが半分ぐらいは飲んだ。
コン、コン・・・
その音はドアをノックする音だった。小さなノック音で普通だったら聞き逃していただろう。
けど今はテンションが高いお陰で五感が敏感になっていて気付く事ができた。
返事をする前にドアが開き、そこには剣ちゃんが立っていた。
その目は弱弱しく、なにか助けを求めているような感じだった。
「どーしたの剣ちゃん?」
・・・返事が無い。しかも下を向いてしまった。
「なにかあった?ほら〜言わなきゃお姉ちゃん解らないよ。さっ言ってごらん」
「・・・・・・・っしょ・・・・」
「うん、なに?聞こえないよ。ほら、ちゃんと言ってごらん」
「う、うん・・あ、あのー・・ね、・・・一緒に・・寝ていい?」
「えっ!!えええっと・・・ね、寝れないの?」
「うん・・・その・・・怖くって・・・ふとんの中に潜っても全然眠れなくって・・・」
あいかわらず下を向いたままだったが、それよりこちらも驚いてしまった。一緒に寝てって・・
たしかに今の中身は6歳むだが体は大きいままだ。抵抗があるとゆーか恥かしさがあったからだ。
きゅうりさんイイ!
ツヅキカボソヌ
気をとりなおして。
たまには貧乳お姉さまのエロきぼんぬ。
あ、礼子お姉さまその手に持った鞭はやm
礼子姉さんまで鞭を装備したのか!? いつのまに……
あう絢乃姉さんごめんなさいすぐ寝ますからぶたないd
鞭はお姉ちゃんズ共用と言ってみる
誰かがMに目覚めt
姉萌って基本的にMだろ
俺は決してMではない!
…いつき姉さんのSSキボn。
379 :
376:03/04/11 01:59 ID:hQYImr4V
言葉が足りなかった(汗
要するに、お姉ちゃんズの誰かがMにめざめt
「姉さんはいちいちうるさいんだよ!宿題やったのかとか、何時までには帰ってこいとか!」
僕の声が響く。少し帰るのが遅くなり、いつものように礼子姉さんにうるさく言われて、つい怒鳴ってしまった。
「な、なんて事言うの!私はただ心配で…」
いつもだったら、言い返そうものならもっと強く言われるのだが、僕がこんなに怒鳴ったのは初めてだから礼子姉さんは少し戸惑っているようだ。
「だからそれが嫌だって言ってるんだよ!僕がやる事なす事全部に口出してくんな!」
「そういう言い方はないでしょう!?いい加減にしなさい!!」
「姉さんはいつもそうやって怒るだけだろ。お隣の遥さんが姉だったら良かったのにな」
遥さんは家の隣の家の住人で、少し天然だけど優しくていい人だ。
「え?」
「だから、遥さんが姉だったら良かったって言ってんだよ!優しいし、美人だし、姉さんと違って胸も大きいしな」
僕は吐き捨てるように言った。
「……」
礼子姉さんは僕をキッと睨みつけた。目が少し潤んでいるように見える。
「な、なんだよ」
「そういう事を言うんじゃありません!人を身体的な事で馬鹿にするなんて最低よ!謝りなさい!!」
「……」
僕は黙って自分の部屋に入ろうとする。
「あ、待ちなさい!」
言葉を聞き終える前にドアを閉め、ドアの鍵まで閉めた。
僕の部屋のドアには鍵が付いていたが、使った事はほとんどない。
礼子姉さんがガチャガチャとドアを鳴らす。
「こら、鍵を開けなさい!まだ話は終わってません!」
「うるさいな!どっか行ってくれよ!」
ドアが鳴り止み、沈黙する。
「…ねぇ」
「なんだよ!」
「…どうしてこういう風になっちゃうのかしら」
僕は何も言えず沈黙する。
「私は、ただ心配で…私だって本当はこんなにうるさく言いたくないのに。喧嘩なんてしたくないのに…。
一生懸命やってたつもりなんだけど…姉失格よね。全然優しくないし。別の人が姉の方が良かったって思われてもしょうがないのかな…」
姉さんの声が少し震えていた。
僕のせいで泣いてるのかな。姉さんを泣かせたのは2度目か。
「…ごめんなさい。僕、そんなつもりじゃ…。少し頭冷やしてからもう一度謝るから、しばらく一人にして」
「…わかったわ。私も取り乱してごめんなさい」
ドアの前から姉さんの気配がなくなる。
全く何やってるんだ僕は。
子供の頃も喧嘩して同じように泣かせたよなぁ。
「お姉ちゃんなんていらない!」とか言って同じように部屋に篭って…。
何も進歩してないな…こんなだから心配かけるんだよなぁ。きちんと謝ろう。
部屋から出て礼子姉さんの部屋に行く。
「さっきは本当にごめんなさい!」
「いいのよ、気にしてないから。全く…昔から全然変らないんだから」
礼子姉さんはそう言って優しく微笑んで、僕の頭を軽くなでた。
>>380-381の続きといえば続き。
僕は部屋を出て、礼子姉さんの部屋に向かう。さっきまでの喧嘩の事を謝るためだ。
「姉さん、入るよ」
礼子姉さんの部屋のドアを開けた。
「あ、待ちなさい!」
「……な、何やってんの?」
姉さんは下着姿にワイシャツを羽織った格好で、ブラの上から胸を寄せて鏡を見ていた。
姉さんの顔が真っ赤になる。
「な、何でもありません!着替えの途中だっただけよ!それより何か用なの!?」
ワイシャツを引っ張って胸を隠す。
「い、いや、さっきの事謝ろうと思って」
「もう頭は冷えたの?」
「まぁ一応。さっきは本当にごめんなさい!」
姉さんは微笑んで、胸を隠していたのを忘れて僕の頭を軽くなでた。
「いいのよ、気にしてないから。全く…昔から全然変らないんだから」
姉さんの胸元が目に映る。
「…姉さんもほとんど変ってないけどな」
「…どこ見て言っているのかしら」
「あれ、気にしてたの?まさか、それで寄せて上げたりしてた?」
「…な、それはその…やっぱり男の人は胸は大きい方が良いのかなと思っただけで…」
…誰か気になる男がいるのか?なんか、妙にムカつく。
「そりゃそうだよね。だから姉さんくらいの胸じゃ相手にされないかもよ」
何言ってるんだ…これじゃあまた喧嘩に。
「そう…よね。…遥さんみたいに大きい方がいいのわよね」
普通に落ちこまれると、余計にイラつく。そんなにその男が気になるのか?
「姉さん全然胸ないもんな」
「な!?す、少しはあるわよ!」
「どうだか」
「…なんなら、触ってみる?」
「ぼ、僕に触らせたってしょうがないだろ」
「そう…やっぱり大きい方がいいものね」
そう言って俯く。
「…僕は気にしないけどさ。好きな人だったら関係ないと思うし」
「だったら、触りたくないの?私の事は嫌い?」
姉さんが胸の大きさとか気にしてるのは僕のせい?さっき喧嘩した時に言った言葉のせいか?
「ね、姉さん、好きな人とかいないの?そういう人に触らせたら?」
「…いるわよ」
姉さんは僕の手を取ってブラの上から胸にあてる。手のひらに小さな膨らみが触れた。
…柔らかい。トクントクンと胸の鼓動が伝わる。
「…姉さんの好きな人って誰?」
自分の心臓の音が聞こえる。好きな人が僕だったらいいのに。
「…言えない。言ったらどうなってしまうかわからないもの」
「僕は…姉さんの事が好きだ」
「…それでも私からは言えな……んんっ」
姉さんの口をキスで塞ぎ、そのままベッドに押し倒す。
唇を吸い、舌を入れてむさぼるようにキスをする。
「んっ、ちゅ……あっ…ちゅ、くちゅ…。…ぷは、キスしていいなんて…言ってないわよ」
その言葉を無視して、姉さんの背中に手を回しブラのホックをはずした。
仰向けになってさらに小さくなった膨らみに、ピンクの乳首がぷっくりと立っていた。
「…む、胸、触るよ」
「あんっ」
乳首を指ではさんで、わずかな膨らみをやわやわと揉む。
「あっんっ」
姉さんが甘い声を上げる。
我慢できなくなり、乳房にしゃぶりつき乳首にちゅぱちゅぱと音をたてて吸いつく。
「んんっ…ふふ、赤ちゃんみたいね。…でも、胸小さいから触っても面白くないわよね」
僕は口を離すのが惜しくて、何も言わず、乳首に軽く歯を立てた。
「あっダメぇっ」
姉さんの体がビクっと痙攣する。軽くイったみたいだった。
「姉さん、僕、もう我慢できないよ…」
手を姉さんの下半身に持っていき、ショーツの上から指で秘所をなぞる。そこはしっとりと濡れていた。
「んっそこは絶対ダメっ!」
姉さんは僕を払いのけた。
「姉さん…」
僕は体勢を直してその場に座った。
「…ごめんなさい。…あ」
姉さんの目が一点に止まる。僕の股間がズボンの上からでもわかるくらい膨らんでいた。
「あ、いや、えと、これは何でもな…」
「…そうよね。このままじゃ苦しいものね。本番はダメだけど、きちんと処理してあげないと…」
姉さんが僕の足の間に入ってカチャカチャとベルトをはずしてズボンを脱がし、トランクスから俺のいきり勃ったモノを取り出す。
柔らかい手が、露出されたモノを優しく包む。それだけで今にも射精しそうな感覚に襲われる。
「あうっ…ね、姉さん…」
「…すごい…こんなに大きくなるものなの?固くて…熱い・・よ?」
柔らかい手が僕のモノを軽くなでる。
「あっ…」
「…く、口でした方が気持ちいいのかしら?」
姉さんはそう言うと、しばらく間をおいて、舌先でモノの先っぽをちろっと舐め上げた。
「ああっ!」
「気持ち…いい?」
姉さんはそのままキャンディーでも舐めるかのようにペロペロと全体を舐め上げる。
「んっすごくいいよ…」
姉さんは僕のモノを、あむっと口に咥えて頬張った。
舌を絡ませ、頭を前後に振る。僕は無我夢中で腰を振っていた。
「んっんっんっんっ」
ちゅぽちゅぽという卑猥な音に、姉さんの吐息がまじる。
苦しくなってきたのか、姉さんが一度口を離す。
「あ、もっと…」
僕は情けない声で言ってしまった。物凄く恥ずかしかったが、そんな事はどうでもよくなっていた。
「全くしょうがないわね」
姉さんは再び僕の股間に顔を近づけ、チュっとモノの先っぽにキスをした。
「あぅっっ!」
唇の柔らかい感触が全身を駆け巡り、耐えられなくなった僕のモノはビクンっと脈打って射精した。
「きゃあっ」
突然の事に姉さんは驚いて顔を離す。モノはビクビクと発射を繰り返し、姉さんの顔や胸を汚した。
「ご、ごめんなさい!」
「いいのよ。あとは、きちんと綺麗にしないといけないわね」
姉さんはもう一度口に含み直し、ちゅっちゅっと残った精液を吸い上げた。
「はい。終わり」
姉さんは口を離し、顔や胸についた精液をティッシュで拭き取った。
「……」「……」お互いに言う事が見つからず妙な沈黙流れた。
沈黙を破り、僕は姉さんをぎゅっと抱き締める。
「…姉さん、僕は姉さんの事が好きだ。だから…」
「…ダメよ。あなたにはきっともっと可愛い娘が見つかるから…ね」
姉さんは僕をなだめるように言う。その声はわずかに震えているような気がした。
「姉さん以外の人なんて考えられないよ…」
「…今はそうでも、きっと好きな人ができるわ。だから…だから…ダメなの。離して…」
最後の方は完全に声が震えていた。
「僕は姉さんが好きだ。絶対に離したくない。ずっと姉さんと一緒にいたい」
「……困らせないで…。そんな事言われたら……私…あきらめられなくなる…」
姉さんの体が震える。泣いているのがわかる。
「…姉さんは僕の事どう思ってる?」
「…え…う…」
「言って…」
言ってくれなければ、僕はこれ以上何もできくなる。姉さんが望まない事はできない…。
姉さんの口が開いて、何かを言おうとするが言葉はでてこない。
言ってよいのか迷っているみたいだ。
息苦しい沈黙が姉さんの言葉で終わる。
「…………………き……よ…どうしようもないくらいに、好きなのよぉ…」
「…僕も姉さんが好きだ。…いい…よね?」
僕は姉さんのショーツを脱がそうとする。
「な、す、少しは雰囲気を考えなさい!女の子に嫌われるわよ!」
姉さんはそう言いながらも脱がせやすいように腰を浮かせる。
「姉さんは嫌わないだろ?…あ、すごく濡れてる」
綺麗な足からショーツをぬき、秘所に手を触れるとグショグショに濡れていた。
「う、うるさいわね!…だって、好きって言われると…じんときちゃって…」
なんだか姉さんは気持ちを吐き出して、少し吹っ切れたみたいだ。
「い、入れるよ?」
はぁはぁと息が荒くなる。
「…いいわよ」
モノをあてがい挿入しようとしたが、うまく挿入することができなかった。
「…あ、あれ?あれ?」
うまく挿入することができず、段々あせってくる。
「もう、こういう時くらいちゃんとしなさい!」
「…そ、そんな事言われても…」
「焦らないの。慌てなくてもさせてあげるから…落ち着いて」
「う、うん…」
落ち着いて、ゆっくり挿入していった。
「んんっ…っつぅ…」
姉さんの顔が痛みで歪む。僕はあまりの気持ち良さに何も考えられなくなっていた。
僕のモノが少しづつ挿入され、やがて全て飲み込まれた。
「入ったわね…」
姉さんは目に涙を滲ませながら、笑顔で言った。秘所からは血が流れている。
「あぅ…締め付けられて…す、すごく気持ちいいよ…。う、動かしていい?」
「…んっ、しばらく待って。痛いんだから…あまりがっつかないの」
「ご、ごめんなさい。何も考えられなくなってた…」
数分の時間が流れる。僕はすぐにでも腰を振りたい気持ちに必死で耐えていた。
「フフ、辛そうね」
「…そ、そんなことない。姉さんに比べたら全然」
「…動いてもいいわよ」
「…いいの?」
「ゆっくり、優しくしなさいね」
ゆっくり腰を振り、モノを出し入れする。グチュグチュといやらしい音が部屋に響いた。
締め付けがきつく、今にも射精してしまいそうだった。
「姉さんっ気持ちいいよぉっ」
「んっ、んっんっあっんっ…ちょっっとっ…あっ…動くの速いっ」
最初はゆっくり腰を振っていたが、だんだん頭の中が真っ白になり、いつのまにか動物のように腰を打ちつけていた。
「あぅっ…痛いっ…あっ…あんっ…っつぅ……はっ…激しすぎるよぉ…ああっ」
「…あ…も、もう出そう……中に…出すよ…?」
「あんっ、だ…ダメぇ…」
「…お願い…お姉ちゃんっ…中に出させて…」
「ず、ずるい…あっ…わよ……そんな風にっ…んっ…言って…断れないの…わかってるくせに…あんっ…今日だけ…だからね」
「…も、う…我慢できない……出ちゃう…出ちゃうよぉっお姉ちゃんんっ!!」
「ああぁっあっあっ………」
僕は体を痙攣させ、姉さんの中で果てた。
「もう何考えてるの!優しくって言ったでしょう!?」
二人でベッドに横になって抱き合いながら、僕は姉さんにお説教されていた。
「えっと…その…ごめんなさい」
「大体何?『お姉ちゃん』なんて甘えた声出して」
…それについては、顔から火が出るくらいに恥ずかしくて、本気で後悔している。
「…ごめんなさい」
「……それで、なんで謝りながら、お姉ちゃんの胸を触ってるの?」
僕の手は姉さんの胸をムニムニと揉んでいた。
「…いや、その…小さいのもいいんだけど…揉んだらもう少し大きくならないかなぁ…なんて」
「…おしおきするわよ?」
今までにないくらいの鋭い目付きで睨んでくる。
「……ごめんなさい」
貧乳礼子姉さんエロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
多分隣の弟も、
「僕の姉が隣の礼子さんだったら、こんなに苦労しなくても良いかもしれない」
とか思ってるのではなかろうか。
彼の場合は遥姉さんが支えになってる部分も結構多いのではないかと思うけども。
いや俺もムニムニしたいです。駄目ですかそうですね。
俺も同じく
貧乳礼子姉さんエロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
やっぱ小さ目のほうが色々面白くていいな(ぇ
>375
おらぁ千鶴姉さんの鞭SSが見てみテぇっす!
いいなあ……冒頭みたいな姉弟喧嘩してみたい。
8割方怒られて泣いて終わるんだけどたまに逆ギレして姉ちゃんを泣かせてしまうみたいな。
で、俺は遙姉さんに鞭持たせてみたいわけだが。どうなるか想像つかんが
>391
鞭でほたる姉さんを調教する千鶴姉さんを思い浮かべてしまった…そんなの千鶴姉さんじゃないやい
ほた「いいよ……千鶴ちゃんになら……ぶたれても……」
それはそれでハァハァ
微乳のほうが感度が良い予感
>395
そういえばこんな話があったな。
>「なるほど。でも胸はそこそこだねー」
> と、あすかさんはほたるさんの胸元に手をやりふにふにと。
>「きゃぅ……っ!」
感度の良い微乳のお姉ちゃんハァハァ
>376-379
姉萌=Mというのは極論だが、基本的に姉=攻・弟=受という設定のほうがしっくりするような気がする。
某妹姫では「兄に何かしてあげたい」というのはあまりいない(飯作るのと、守りたいぐらいか?)が、
お姉ちゃんたちは「弟に何かしてあげたい」または「弟を何かしたい」というスタンスが多いと思う。
(それが弟のためかは別問題)
この辺が姉キャラと妹キャラの違いじゃないかな?
そろも極論のような(w
あぼーん
あぼーん
>>364-366の続き
「姉ちゃん、なんで俺の部屋にいるの?」
風呂から上がり、自分の部屋に戻ると、パジャマを着た姉ちゃんが俺のベッドの上に寝転んでいた。
「ん?」
きょとんとした目でこっちをみる。
「いや、『ん?』じゃなくて、俺もう寝るから出てってくれない?」
「久しぶりに一緒に寝てあげようかと思って来たんだけど」
なんで、『寝て「あげよう」か』なんですか
「…姉ちゃん、もしかして怖いとか?さっきまで一人でホラー映画見てたし」
「ぜ、全然そんな事ないよ。君が怖がるんじゃないかと姉心で…」
姉ちゃんはベッドの上に座り直す。
「俺は見てませんけど?」
「…そんなこと言うんだぁ。彼氏代理なんだから一緒に寝てくれたっていいじゃないかな?」
それって数日前の話だよなぁ。
「数日前の話を持ち出されてもね…」
「…ひどい、私はもう過去の女なのね」
そう言って悲しげな顔をする。
こういう顔されると困るんだよな…でも、困ったような素振り見せると完全に姉ちゃんの思うつぼだ。
「過去の女でもなんでもいいから、出ていってくれませんか。大体、姉ちゃん自分の歳いくつだと思ってんだよ」
「女の子にそういう事聞いちゃダメ!」
「聞かなくてもわかってるけどね。さぁ出てけ」
俺は姉ちゃんの手を引っ張って、部屋から追い出そうとした。
「ちょ、ちょっと、彼氏だったら部屋から追い出したりしないわよ普通!」
「俺は彼氏じゃないから」
「一応、代理でしょ?」
「…つーか、母さんのとこ行けば?」
「…は、恥ずかしいから」
「弟のとこに来るのは恥ずかしくないの?」
「全然」
きっぱりと言い切る。
さて、どうしたものかな。
「弟にしても彼氏代理にしても、俺は一応男なんだけど」
「ん、気にしないから大丈夫。胸触るくらいだったらいいけど?」
「誰も触らん。…もう、好きにすれば」
俺は姉ちゃんから顔を背けてため息をついた。
「そうそう、そうやって最初から素直にしてればいいのに」
「あのなぁ素直も何も…」「ありがとっ」
姉ちゃんの方を向いた瞬間、唇に柔らかい感触がした。姉ちゃんの顔が目の前にある。
次の瞬間には柔らかい感触は離れた。
…は?俺、何された?
「あ、いきなりこっち向くから口にキスしちゃったじゃん。お礼に軽く頬にするつもりだったのに」
「………」
「あれ、顔真っ赤だよ。もしかして照れてる?」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
と、とにかく落ち着け俺!
「だ、誰が照れるか!たかがキスだろ。初めてってわけでもあるまいし」
「まぁファーストキスだったとしても、たいしたことじゃないし照れなくていいよ」
姉ちゃんがケタケタと笑いながら言う。
「照れてないって!初キスが姉だったら笑い話にもならん」
「じゃあ笑い話にならないね」
「……ちょっと待て。俺の初キスは姉ちゃんとじゃないぞ」
「ん?……私の知らない娘とキスとかしたんだ」
姉ちゃんは複雑そうな顔をした。…姉ちゃんのせいでフラれたんだけどな。
「いや、まぁ、その…ごめん」
「ま、いいや。ファーストキスいつなの?」
「いいのかよっ!…2、3年前だけど」
「あぁ、それじゃあやっぱファーストキスは私とだよ。君が小学生の時だもん」
「………マジ?」
「あはは、ごめんね。あの時はあまりにも可愛かったもんだからつい」
俺はそんな昔から汚されてたのか。
…俺のほろ苦い青春の思い出を返してくれ…。
なんか、どっと疲れてきた…。
「…俺、もう寝る」
そう言ってベッドに横になる。
「あ、拗ねないでよ。私も寝るから」
姉ちゃんは電気を消して、俺の隣にもぐり込んできた。
「おやすみ」
「うん、おやすみ」
年の離れたお姉さんがいた元・彼。
両親が共働きで、お姉さんが彼の面倒を何かと
見ていたせいか、とんでもないシスコンだった。
デートの内容はもちろん、
デートの日取りでさえお姉さんに相談する始末。
デートをすれば、「お姉さんがこー言った、
あー言った」という話ばかり。
嫌になって別れ話を切り出した日の夜、
お姉さんから電話がありました。
「弟のどこがいけなかったんですか?
弟は泣いています。
何とかよりを戻してくれませんか?」と。
>405
すずねえに育てられたら本気でそんな感じになりそうだな……
一日以上カキコ無しか・・・寂しいなあ
>>401-404 GJです。まだ続くのでしょうか?期待してます。
elder sister princess〜お姉ちゃんの事好きなの?〜
このタイトルから妄想できる内容って。
年下の弟にお姉ちゃんが視線をあわせて、
「お姉ちゃんのこと好きなの?」
「う……うんっ」
なーんてのが思い浮かぶ漏れ。
やっぱりおまいら、憧れるとかいてほんわかするお姉さまってのはエルシスの千鶴姉さまみたいな人ではないでしょうか。
「お姉ちゃんのこと好きなの?」
なんて小さい頃は言われて。大きくなったらベッドの彼女の隣でそんなことを笑い話にするのですよ。
いや明日をも知れない命の人とセクースして子供できて色々ハッピーエンドってのも萌えですが。
何にせよ年上の優しそうな女性というのは萌えなのです。
>>409 ここで萌え理論語られてもなぁ…。
もっと語って下さいお願いします。
お前ら、そんな年してまだ甘えたいのか!?
俺も甘えたい
むしろこんな歳だから甘えたい。。
おねえちゃんだけが甘えさせてくれるんだ!という魂の叫び。
>>397 遅レスだけど、妹姫は『男−女』でかつ『兄−妹』と二重になってて強固な保護−被保護の関係が出来てるんだと思う。
対してエルシスは、『男−女』だけど『弟−姉』で妹姫よりずっと保護−被保護の関係が不安定。
この差が前述のスタンスの違いを作っているのかと。
あ、『男−女』が保護−被保護ってのは物語の中での単なる一般論です。念のため。
>保護−被保護の関係が不安定
保護−被保護の関係っていうのは、
『もう、しょうがないなぁ』で面倒を見てしまう奈菜姉さんと、
『……ぽつん』って感じで思わず手を取って引きたくなるようなほたる姉さんと。
多分色々違うのだろうなぁ、と思うのだったりする。
お姉ちゃんの場合、『男−女』が保護−被保護の立場が逆転、というのもあるのかもしれないけど。
それに答えようとする、っていうのがあるんじゃないかと。
つまり『目上の人を超えたい』って奴。
言いかえるなら『お姉ちゃんのような人になりたい』という奴か。
個人的には小さい頃からおどおど気味だったほたる姉さんを、
右往左往して考えた結果サポートする立場におちつきたい。
そして「うん……ありがとぅ」なんて漏れだけのために微笑んで欲しい。
話は変わるが某『天国に涙はいらない』の次の萌えネタは姉らしい。
お姉ちゃんの時代が少しずつ近づきつつあるッ!
>某『天国に涙はいらない』
詳細キボンヌ
ぐぐれば一発です。
次の天国に涙はいらないのネタだけど。
でもよく見たら「お姉さん」だった。
「姉」でなく「お姉さん」……。
……間は果てしないよなぁ。
では姉とお姉さんの違いとは何だろう?
♪年長系年長系 姉が好き
年長系年長系 姉が好き
炉リで(;´Д`)ハァハァし〜なくても
年長系 ホッホッホッ 姉が好き♪
419 :
山崎 渉:03/04/20 04:28 ID:qaJK2dSG
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
ほたる姉さんは弟を支えにしたり支えられたりしてるけど。
そんな人が頑張ってお姉ちゃんな所を発揮してくれるのはとても萌えると思うがどうだろう。
…いや、弟のために頑張って早口言葉を言えるようになるほたる姉さん、というのが何故かあたまに浮かんだのだけど。
どんなシチュだろうそれは。
>418
>420
藻前ら最高です!
比較対象として妹姫が出てるから思い出したけど、アニメの兄の航クンって
>413の理屈で言うと全然「兄」じゃないな。
もっともあの作品は航クンの成長物語なところがあるから、いいんだけど。
しかし、航クンが十二妹の兄じゃなくて十七姉の弟して放り込まれたらどうなるか?
年長者に保護されてマターリするのか、それとも姉に頼ってばかりじゃだめだと、
自立するのか?
まぁ、とりあえずあのせりふは言ってくれるだろう。
「そんなバカな!?」
早口言葉を言うために千鶴姉さんに相談して特訓するほたる姉さん萌え。
なのだが本当になんのために特訓をするのだろう。
「お姉ちゃん」でいるためにも特訓が必要ということなのだろうか?
>422
しつけ担当のこわーい方々もいるから多分大丈夫でしょうな。
十二妹より殺伐とすることは多分確定ですが。
鞭でしばかれて「そんなバカな!?」
縄で縛られて「そんなバカな!?」
確かに殺伐としてるな
あー。
おねえちゃんの。
お姉ちゃんによる。
弟のための。
エロきぼんぬ。
ありそうで今までなかった人達のなんかを。
この間は貧乳を堪能…あお姉さまその鞭はなn
↑に期待しつつ保守↓
シスプリの話が出てたので思ったが、シスプリの反対って、
姉沢山じゃなくて、兄沢山だな。
それで萌るかどうかは別だが
おまいらおねえちゃん沢山が嫌なのか?
なら二人三人のお姉ちゃんがいるとしたらどうよ。
ほたちづみたいなやさし〜ぃおねえちゃん達もあり、遥&礼子姉さんのような振り回されまくりもアリですよ。
いや俺は奈菜姉さん一人いてくれれば良いのだが。
リアル姉は一人でも持て余すんだが、
こっちなら何人でも(ry
>428
そういう企画のサイト、昔あったね。
いつのまにかつぶれたけど。
>430
禿剥堂
「きれいなおねえさんは、好きですか」というキャッチフレーズは今思えば神だったなあ
何のCMだったのか覚えちゃいないんだがw
実家の近所の「きれいなおねえさん」が、正月に帰省して3年ぶりに会ったら
「きれいなおかあさん」になってたよ…
いやまあ、俺とどうにかなるなんて端から考えちゃいなかったのではあるが、何かやるせない気分だった
松下電工の美容器具
そういや結構前だがシャンプーのCMで
「うちの姉貴は〜」みたいな歌詞の歌歌いながら踊る姉弟でてくるのあったよね。
あの二人が何となくいい雰囲気で好きだった。
僕が小学校低学年の頃の事だ。
僕は遥姉さんをさがして、屋根の上にのぼった。
「遥お姉ちゃん、やっぱりここにいた」
「ふにゃー?」
遥姉さんは昔から高い所が好きで、晴れた日はよく屋根の上でひなたぼっこをしていた。
「こんな所で寝てると危ないよ」
お姉ちゃんは目をゴシゴシとこすって、僕の方を見る。
「おはよー」
「…お姉ちゃん、今もうお昼過ぎだよ」
「こんにちは?」
「……寝ぼけてるの?」
お姉ちゃんが両腕を上にあげて「んーっ」と伸びをする。
「…あれー?何か用?」
「用はないけど、なんとなく」
「そっか」
そう言いながら、チョイチョイと僕を手招きする。
不思議に思いながらお姉ちゃんの所に近づいていくと、突然ギュ〜っと抱き締められた。
「お、お姉ちゃん?」
「えへへ〜、それじゃあ一緒にひなたぼっこしよ。ぽかぽかして気持ち良いよー」
ニコニコと笑うのにつられて、僕も笑う。
お姉ちゃんと一緒にひなたぼっこをしていると、段々気持ち良くなって眠ってしまった。
「んん…」
「あ、おはよー」
僕はお姉ちゃんの膝の上に乗って、後ろから抱き締められていた。
「あれ…僕、寝てた?」
「うん。気持ち良さそうだったよー」
膝の上から降りて
「足、しびれた?」
と聞いた。
「え?足痺れちゃった?膝枕にしてあげればよかったかなー?」
「…えっと、僕じゃなくて、お姉ちゃんは足しびれてない?」
「うん。お姉ちゃんは全然平気だよ。じゃあ、そろそろ降りよっかー」
お姉ちゃんが立ち上ろうとして少しバランスを崩す。
「あ、お姉ちゃんっ!」
とっさにそれを支えようとしたが、逆に自分がバランスを崩して屋根から転がり落ちた。
気付くと、落ちた場所で遥お姉ちゃんに膝枕されていた。
「うぅ…ひっく…ごめんね。ごめんね」
お姉ちゃんはポロポロと涙をこぼして、僕に謝っている。
そんな所で目が覚めた。
ソファーで眠ってしまったらしい。まだ昼過ぎだ。
ボーっとしながら、頭が覚めるのを待つ。
なんで小学生の時の事なんか夢に見たんだろ。
ちなみに、あの後僕は念の為病院に連れて行かれたが、結局かすり傷程度で他は全然大丈夫だった。
そういえばあの時に初めて遥姉さんが泣いてるの見たなぁ。
いつも笑ってるから、泣いてるのを見たのは自分が落ちた事よりショックだった。
後から他の姉から聞いた話だが、僕が病院で診察を受けていた間、遥姉さんは普段からは想像もできないくらい取り乱していたらしい。
病院から帰った時、目が赤くはれていたのを思い出す。
頭も段々覚めてきた。
…なんか随分と肌触りが良くて気持ちが良いクッションだな…クッションを撫でてみる。
「んっ」ピクンと少し動いた。
…さっきから頭撫でられてるし…。
頭を上に向けてみると、遥姉さんがニコニコと微笑みながら僕を見つめていた。
「…遥姉さん、何してるの?」
「膝枕だよー」
これが原因であんな夢を見たのか。
バッっと起き上がると、姉さんは少し残念そうな顔をした。
「…なんで膝枕してるの?」
「クッションも枕もなくて、寝難そうにしてたから可哀想だなーって思って」
…まぁ、それはいい。…問題なのはその短いスカートだよ、遥姉さん。
「…で、どうしてミニスカートなの?普段、そんな短いの穿いてないのに」
目をそらしながら聞く。
「えっと、これは、麻琴ちゃんが高校の頃の服出して
『ああっ何で入んないのよっ!このスカート!!太ったなんて絶対嫌ぁーっ!』
って言って投げてたから、いらないのかなぁって思ったんだけど…変かなー?」
…似てた。ちょっと驚いた。
それにしても麻琴姉ちゃん…高校の頃の服は入らないだろ。今の方がスタイルもいいんだから。
…遥姉さんは穿けるみたいだけど。
「遥姉さん…それ、麻琴姉ちゃんに見つかる前に脱いだ方が……」
「変?」
「変じゃないけど…」
麻琴姉ちゃんを慰めるの面倒だし…。
「そっかー」
「………白………って、今脱ぐなっ!」
「え?あ、うん」
脱ごうとしたスカートを穿き直す
「ほ、他の姉さん達は?」
こんな所を見られたら、それこそどうなるか…。
「みんな出掛けてるみたいだよー。しばらく帰ってこないんじゃないかな」
……いないのか。
…
「…えっと、遥姉さん?」
「ん、何?」
「…いや…あの……」
「いいよー」
「…は?」
「膝枕」
ぽんぽんと膝をはたく。
…なんでわかったんだろう。
「……えっと…」
「はい、どうぞ」
ニコニコしながら言う。
僕は寝転がって、姉さんの脚の上に頭を乗せた。
姉さんは僕の顔を眺めている。
「…そういえばさ昔から思ってたんだけど、さっき膝枕してる時とか僕の顔ずっと覗いてた?」
「うん。見てたよー」
「見てて飽きないの?」
「飽きないよ。寝言とかたまに言ってて面白いよー?それに…みんながいると、あんまりこうやってできないから…」
遥姉さんは少し照れながら微笑んだ。
「昔より胸が邪魔で、顔が見え難くなっちゃったけどねー」
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ は、遙姉さんの膝枕・・・
435-439
すばらすぃ。。こんなお姉ちゃん欲しいー!!
>>425 ありそうでなかった人のエロに挑戦してみました。
期待に添えないかもしれませんが、絢乃姉さんのを。
「絢乃姉ちゃん、寝るんだったら部屋に行きなよ」
絢乃姉ちゃんの体をゆする。疲れていたのかイスに座ったままテーブルに上半身を預けて眠っている。
全然起きる様子がない。…部屋まで運んでいくしかないかな。
どうやって運んでいこうか…とりあえず、姉ちゃんの腕を肩にかける。
で、そのままお姫様抱っこなどしてみたり。
すぅすぅと寝息を立てて、幸せそうに眠っている。
…改めて近くで見ると本当に美人だと思う。寝顔がメチャクチャ可愛い。
いつも怒った顔ばっかしてるからなぁ。
あーなんていうかもう……好きかもしれない。
姉ちゃんの部屋に入り、ベッドに下ろそうとする。
――ぎゅうぅ
…え?
姉ちゃんが抱き着いてきた。下ろせないんですけど…。
体勢がきついので、とりあえず自分も一緒にベッドに横になる。
離してもらいたいんだけど、起こしたら、勘違いされてまた怒られるよなぁ。
手を剥がそうとしても剥がれない。
どうにか離れようとしていたら、手が胸に当たってしまった。
「んんっ」
寝ている姉ちゃんが悩ましげな声を上げる。…柔らかかった。
「姉ちゃん?起きてないよね?」
軽くゆすってみる。…起きなさそうだけど。
……少しだけ触ってもばれないかな。
鼓動が早くなる。
絢乃姉ちゃんの胸を軽く触り、ムニュムニュと揉んでみる。
「あっ、…な、何してるの!」
「え?」
起きてしまった。血の気が一気に引いた。
「……」
姉ちゃんは沈黙しながら、じっとこっちを見つめてくる。
「え、あ、その、ご、ごめんなさいっ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
きっと軽蔑された。嫌われる。一番嫌われたくない人に嫌われる…。
「ち、ちょっと、落ち着きなさい」
「ごめんなさいっ!その、なんていうか、つい……だから嫌わないで…」
頭が混乱している。
「落ち着きなさい!」
「は、はいっ!…で、でも」
「…嫌ったりしないから、落ち着きなさい」
「…う、うん」
姉ちゃんは怒るタイミングを見失ってしまったようだった。姉ちゃんは少し考えて言葉を発した。
「………えっと、こういう事は、好きな人にさせてもらいなさい」
「ごめんなさい…。でも、触ったのは…絢乃姉ちゃんが一番好きな人だから…」
…頭の混乱はまだ回復していないみたいだ。なんでこんな状況で告白してるんだろう。
「…え???」
姉ちゃんも突然すぎて混乱したみたいだ。
「…だから、その…絢乃姉ちゃんが好き…なんだけど」
「え、わ、私たち、姉と弟なのよ?言ってる事わかってるの?」
「…それでも…好きだから」
「本当なの?」
絢乃姉ちゃんが困ったような顔をした。
「…変な事言ってごめんなさい…も、もう絶対言わないし、しないから…」
自分が情けなくてしょうがない。
「そうじゃなくて、あぁもう泣かないの!だって…いつも怒ってばかりだったから、そんな事言われるなんて。
………あの…その……私も…好き」
数分後
二人で服を脱ぎ抱き合い、ベッドに横になる。
姉ちゃんの胸に手を当てる。
大きすぎず、小さすぎず、手にすっぽりと収まるサイズの胸の感触が心地良い。
「んっ」
姉ちゃんは僕をじっと見つめる。
「な、何?」
「…何でもないわよ…全く」
そう言って目を閉じた。
「絢乃姉ちゃん…」
柔らかい胸を揉みながら、綺麗なピンクの乳首を口に含み、ちゅぱちゅぱと音をたてて吸いつく。
「ひゃっ!ち、ちょっと、ちがっあんっ」
「…ね、姉ちゃんのオッパイおいしいよ」
「何言って……ひゃうっ」
乳首に軽く歯を立てると、姉ちゃんはびくっと反応する。
「…脚開いて」
息が荒くなる。
「えっ?あ…」
姉ちゃんの脚を持って開く。姉ちゃんのそこは濡れてテラテラと光っていた。
「姉ちゃん…綺麗だ」
そのままそこに顔を近づけ、舐める。
「あっこら、やめな――あぁっ」
顔を押し当て溢れ出る蜜を吸い、舐めまわす。
「んんっバカぁっ!きたな…あんっ…ダメって言って…あっあっ」
姉ちゃんは押しつけられた頭を離そうと、手で頭を押す。
…脚に力が入れてはさみこんでたら無理だと思うんだけど。
「あぁっダメっダメだってばぁっんっあっあっ!ふああぁぁっっ!!」
姉ちゃんの体がビクンッと大きく痙攣し、力が抜ける。
僕のモノはこれ以上ないくらいにいきり勃っていた。
「い、入れるよ」
顔を離し、モノを秘所にあてがう。
「……あ……ま、待って…」
はぁはぁと肩で息をしながら、言葉を発する。
「我慢できないよ!」
「やぁっ…だって…まだキ………あうっ」
僕はモノをそのまま一気に押しこんだ。
「絢乃姉ちゃんっっ!!」
熱く、絡みついてくる。それに締め付けが物凄く、食いちぎられるかと思うほどだった。
挿入しただけでどうにかなってしまいそうだ。
「ひうぅっ……いたぃ…抜いてぇ」
「ああ、姉ちゃん……すごすぎる……気持ち良すぎるよ…」
無意識のうちに腰を振ってしまい、あまりの快感に意識が飛びそうになる。
「…んんっ…あうぅ…まだキスもして…ないのにぃ……」
姉ちゃんが泣き出した。…そういえば、まだ一回もキスしてない。
…胸に触り始めた時に目を瞑ったのって、もしかしなくてもキスの合図だったのかも…。
「ご、ごめんなさいっ」
姉ちゃんは涙目で僕を睨む。
「ひっく…バカっ……変態っ……早くキスしなさいっ」
姉ちゃんの体を起こして、対面座位とかいう体位になる。
唇と唇が触れ合う。
「お、お姉ちゃん、動かすよ」
「…うぅ…ファーストキスが初体験の後なんて…。………もっといっぱいキスして」
再び唇を触れ合わせ、舌を絡めながら、腰を動かし突き上げた。
合わせた唇から姉ちゃんの甘い声が漏れる。
「んんっ……ちゅ…んっ…んぅっ……くちゅ…あんっ…あっ…んっ…」
「ん…絢乃姉ちゃん…も、もう出そう…」
腰の動きを早める。
「んちゅ…んあっ…あっんっ…んっ、はぁんっ!あああぁぁっっ!!」
「で、出るっ!!」
ギリギリのところでモノを抜いて射精した。
本当はそのまま中で出したかったけど、そんな事したら後でどうなるか…。
「……はぁはぁ…キスして…」
僕は姉ちゃんにもう一度キスをした。姉ちゃんはキスするのが好きなんだろうか。
お互いに呼吸を整えようとしながら喋る。
「……ねぇ…姉ちゃん?ものは頼みなんだけど…」
「…な…何?」
「舐めてくれないかなぁなんて…」
僕はそう言ってモノを指差す。
「絶対に嫌よ」
即答だった。
「…どうしても?」
「舐めたら、その後にキスできるの?」
…それはちょっと嫌かも。
「…ごめんなさい」
そんな馬鹿な会話をした後、抱き合いながら眠った。
翌朝。
目を覚ますとなにか息苦しい…。
…目の前に絢乃姉ちゃんの胸がある。
姉ちゃんは僕の頭を抱えるように抱き締めていた。
ふと見上げると、姉ちゃんと目が合った
バッ!と手を離しすぐに離れる。
「…おはよう、絢乃姉ちゃん」
絢乃姉ちゃんに声をかける。
「え、えと、お、おはよう」
絢乃姉ちゃんは布団の端をギュっと握りながら、顔を赤くにしながら答えた。
…やばい。その反応を見たら、勃ってきた。
「……」
「な、何?言いたい事があるならはっきりと……キャっ」
「お姉ちゃんっ!!」
絢乃姉ちゃんに襲いかかって抱きつく。
――バシッ
…引っ叩かれた。
「コラッ!調子に乗るんじゃないの!!」
「…姉ちゃん、ひどいよ…何も本気で叩かなくても」
「自分のせいでしょう!ごめんなさいはっ!?」
「…ごめんなさい。…それで、その…またしたいんだけど…」
「またって………………えっ?えっ?」
姉ちゃんの顔が真っ赤に染まっていく。
「…姉ちゃん?」
「うるさい!!い、いい一回させてあげたくらいで調子に乗らないの!!我慢しなさい!」
物凄い早口で叫ばれた。
「そんなぁ…。姉ちゃん、僕のこと嫌い?」
「そんな事言ってもダメなものはダメッ!好きだからこそ、甘やかしたりしません!それと明日からは、また自分の部屋で寝る事」
「え、一緒に寝たらダメなの?」
「一緒に寝たら……その…えっちなことするでしょう…?」
「……する」
「はぁ……全く。月1回だけ一緒に寝てあげる」
「…少ない。僕はもっと姉ちゃんと一緒にいたい。というか、したい」
また引っ叩かれる覚悟して言ってみた。1回味を覚えてしまったものを月1回で我慢できるわけがない。
「……バカ。…2週間に1回だけよ。わかった?」
…姉ちゃん、なんか少し甘くなってるし。
「できれば毎日でも…」
――パシンッ!
またもやビンタをくらった。調子に乗りすぎた。
「…き、キスだったら毎日してあげてもいいわよ」
姉ちゃんはそっぽを向いて、拗ねたように言った。
「姉ちゃん、キス好きだね……昨日も…」
「それ以上言ったら、おしおきね…」
「SM?」
「他に言いたい事はないのかしら?」
メチャクチャ冷たい目で睨まれる。
絢乃姉ちゃんの手には、どこからともなく現れた鞭が握られていた。
「えと、その……そういうプレイはちょっと」
「違うでしょう?『ごめんなさい』は?』
背筋も凍りそうな声で囁かれた。
「…ごめんなさい」
それ以来、絢乃姉ちゃんからの説教も少なくなり、日々イチャイチャして過ごしている
…わけも当然なく、以前より厳しくなってるような気がする…。
書き込み数(?)の数え間違いしてました。…すみません。
絢乃姉さんは難しいです…。
>>451 うわあああああああああああああああ
萌え死にそうだぜ、ド畜生が。
ど、ど、ど…………
ド畜生!!
ファック!!シット(嫉妬)!!
……すいませんちょっと興奮しすぎ(汗
お見事です、萌え尽きました。
このSSのせいで今朝の夢に絢乃姉ちゃんが出てきてしまったじゃないか……
入れる前に顔に思いっきりかけてしまっておしおきされるオチだったが
>>454 それイイですね…ハァハァ。
レスつけてもらって嬉しいので、
調子に乗って、麻琴姉さんのも書き込んでみます。
僕が風呂に入っていると、そこに麻琴姉ちゃんがバスタオルを体に巻いて入ってくる。
「お待たせ♪」
「ま、待ってない!」
なんで、姉ちゃんと一緒に風呂に入ることになってしまったのか…。
数分前
「ねぇ、お風呂一緒に入ろっか♪」
僕が風呂に入ろうとしてたところで麻琴姉ちゃんが突然言い放った。
「嫌だよ」
即答する。ここで慌てると姉ちゃんの思うつぼだ。
「えーたまにはいいじゃない」
「一緒に入るような歳じゃないしね」
後ろを向いて目は合わせない。合わせると迫ってくる可能性が高い。
「…そっか、そうだよね。」
「そうそう」
「お姉ちゃんの事、そういうえっちな目で見てたんだ…」
「なんで!?」
いきなり意味不明な事を言うもんだから、つい振り向いてしまった。
目が合った。
「だって、そういう目で見てるから一緒にお風呂入れないんでしょ?」
「どうしてそうなるんだよ!」
「そういう事したくなっちゃうもんね。でも…したくなったら…しても……いいよ。…する?」
俺の事を無視して、勝手にもじもじしながら何か言っている。
「誰がするか!!」
「…だって、私の事そういう目で見てるんでしょ?」
「見てない!絶対に見てない!!」
「じゃあ、全然大丈夫。そういう目で見てないんだもんねぇ?一緒に入ろ♪」
……はめられた。
その後も色々と罠にはめられ、そのまま押しきられて一緒に入ることになってしまった。
二人で向かい合って湯船につかりながら、僕の目は麻琴姉ちゃんの胸に釘付けになっていた。
「どこ見てるのかなぁ?」
姉ちゃんはニヤニヤしながら聞いてくる。
「べ、別にどこも見てない」
僕は顔を横に背けた。
「お姉ちゃんのおっぱい見たくないのぉ?見せてあげよっか?」
「な、何言ってんだよ!」
「タオル、取っちゃおうか?」
姉ちゃんは体に巻いているタオルを少しめくる。
ついチラッと見てしまった。
「ほら、やっぱり見たいんでしょ?」
「そ、そそそんなわけないだろ」
「ふーん、なんだ。素直に見たいって言ったら、すっごく気持ち良い事してあげようと思ったのに」
…気持ち良い事……つ、つい妄想してしまう。
頭に血が上って顔が赤くなっていくのがわかる。
「あれぇどうしたのかな?顔赤くしちゃって」
「の、のぼせてるだけだよ」
「真っ赤になっちゃって、可愛いなぁ。そのうち襲っちゃうわよ」
「…いつも襲われてると思うんだけど」
「あ、そんな事言ってると本気で襲うわよ?」
そう言うと姉ちゃんは急に俺にのしかかってきた。
胸が顔に当たって息苦しい。
「な、何!?や、やめろよ!」
「ふふふ、言ったでしょ。本気で襲っちゃうって。ほら、イイコトしてあげるから大人しくしなさい♪」
姉ちゃんがお湯の中で俺の股間をまさぐる。
「姉ちゃん、あっやめてよ!」
「あ、大っきくなってきちゃったよ?ホントにやめてほしいんだったら逃げればいいんじゃないかなぁ?男の子なんだから力は私よりあるでしょ」
…確かにそのはずなんだけど、やめてほしくても力が入らない。
よく考えると、今まで襲われたときに僕が自分の力で逃げきれた事は一度もないような…。
…もしかしたら僕の体は姉ちゃんを拒絶できないようになってるのかも。
「やっぱり私とイイコトしたいんだよね。お姉ちゃんの事、好きだもんねぇ?」
「……そうなのかも。す、好きなのかもしれない」
「…えっと、なんか随分素直ね。…ま、いっか、うん」
「…姉ちゃん、反応うすいね…」
なんだか妙に悲しいような…。
「もしかして拗ねた?」
「別に」
「ほら、お姉ちゃんがチューしてあげるから機嫌直して」
姉ちゃんの顔がふっと目の前に来て、柔らかい唇が触れる。
「んっ!?」
舌で唇をなぞられ、こじ開けられた。
姉ちゃんの舌が俺の口に入りこみ、舌を絡め、唾液がまざる。
頭がボーっとしてきた。
「んんっちゅぅ…くちゅ……んっ…ちゅぷ……」
唇が離れると、唾液が糸を引く。
「はぁ。機嫌直った?」
「…………え?」
ボーっとしていて、よく聞いてなかった。
「ん、まだ足りないのかなぁ?それじゃあ……胸見せたげようかぁ?」
「…み、見る」
「しょうながないなぁ」
姉ちゃんがタオルをゆっくりはずすと、大きく形のいい胸がプルンと揺れ、ピンク色をした乳首が顔を見せた。
自分の息があらくなってくる。
我慢できなくなって両手を胸に伸ばし、いきなり揉みしだいた。
「あん♪もうっ、えっち」
すごく柔らかい。揉むとそれに合わせて形が変り、指が離れると元の形に戻る。
ずっと揉んでいても飽きない。
しばらく揉んでいると胸の先端部分が固くなってきた。
「ね、姉ちゃん、あの、えっと…」
「なぁに?おっぱい舐めたいのかなぁ?」
「い、いいかな?」
「どうしよっかなぁ♪…麻琴お姉ちゃんって呼んでみてよ」
「え?」
「ほら早く。そうすればお姉ちゃんの甘〜いおっぱいを舐めたり、吸ったり好きにできるんだよぉ?」
「…ま、麻琴お姉ちゃん……これでいい?」
「フフ、いいわよ。んんっ!」
許可を得た瞬間、胸にしゃぶりつく。乳首をペロペロと舐めまわし、吸いつく。
「あっんっ……お姉ちゃんのおっぱいおいしい?…んっ…あんっ」
息をするのも忘れるほどに、無心に麻琴姉ちゃんの胸をしゃぶった。
「もっと気持ちイイコトしてあげよっか?」
「…う、うん」
僕は姉ちゃんの胸を揉みながら答える。
「じゃあ、お願いして。『もっと気持ちイイコトしてください』って感じで」
「ま、麻琴お姉ちゃん、もっと気持ちイイコトしてください」
「湯船から出てそこに立って」
僕は湯船から出て、壁際に立った。
「すっごく大きくなってて、苦しいでしょ?」
姉ちゃんは僕の勃ったモノと自分の胸に石鹸を塗る。
「お姉ちゃん、な、何してるの?」
「慌てなくても大丈夫だよ」
そう言って僕の前に膝で立つ。
「はぅっ」
頭の中が真っ白になるくらいの快感に襲われる。
お姉ちゃんの胸の間に、僕のモノが挟み込まれ姿が見えなくなった。
柔らかい感触がモノを包みこみ、両側から締められ、しごかれる。
「どう?お姉ちゃんのおっぱい気持ちいいでしょ?」
「す、すごいっ…気持ち良いよお姉ちゃんっ」
僕はあまりの気持ち良さに、無意識に腰を動かしはじめた。
「出したくなったらいつでも出していいからね」
「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんっ出るっ」
勢いよく射精し、精液が姉ちゃんの顔や胸を汚した。
「あっ!……こんなにいっぱい。ちゃんと抜いてる?言ってくれたらもっと早くしてあげたのにぃ」
僕はその場に座りこんで、肩で息をする。
「ちょっと待っててね。シャワーで体流したら、本番させてあげるからね♪」
姉ちゃんは後ろをを向き、蛇口をひねるため前屈みになる。
僕の目に、姉ちゃんのお尻と性器が映る。
「お姉ちゃんっ!」
今すぐそこに挿入したいという衝動に駆られ、後ろから思いきり抱きついた。
姉ちゃんはバランスを崩して、壁に手をつく。
「やんっ♪もう、せっかちなんだからぁ」
後ろから手を回し胸を揉み、自分の股間を姉ちゃんの股間に擦りつける。そこはもう十分に潤っていた。
そして、股間のモノを一点に狙いを定め、思いきり突き込んだ。
風呂場にシャワーのお湯が跳ねる音と、姉ちゃんの声が響く。
「ああぁっっ!」
「す、すごいよぉお姉ちゃんっ!熱くて、絡みついてきて、締めつけられて…気持ち良すぎるぅっ!!」
「ひゃぅっ!…んっ……あっあっ…んぁっ……くぅっ……あんっ」
僕は本能のままに激しく腰を振り何度も何度も出し入れを繰り返し、思いきり腰を打ちつける。
「そ、そんな…んぁっ……もうっそんなに激し…くしたら…あんっ……壊れちゃうぅっ!」
体中が物凄く熱くなり意識が飛びそうになるが、気持ち良すぎて腰の動きを止める事ができない。
「も、もう気持ち良すぎて我慢できないっ……お姉ちゃぁんっっ!!」
「んっ…んっ…も、もうダメぇっ……ああっ!んぁぁぁぁっっ!!」
頭の中が真っ白になって意識が飛んだ。
「…あ…れ?僕どうしたんだろ?」
気が付くとパンツだけ穿いた状態でソファーに寝かされていた。頭に水で濡らしたタオルが置かれてる。
「やっと気が付いたみたいね」
麻琴姉ちゃんが下着姿で目の前に立っている。
「もうっ、大変だったよ。私の中に出したのと同時に鼻血出して、顔真っ赤にしてぶっ倒れるんだもん」
「……」
「んふふ、お子ちゃまの初体験にお姉ちゃんの体は刺激が強すぎたかな♪」
「えっと…その…」
何て言えばいいんだろうか。
「それにしてもさぁ、初めての女の子にいきなりバックで突っ込むのはどうかと思うなァ?」
困ったような顔をしながら、チラっと僕を見た。
「え!?」
「しかも自分勝手に腰を振りまくるなんて……ひどい」
姉ちゃんが泣きマネをする。
「は、初めてだったの?」
「フフ、さぁ?どっちかなぁ。どっちがいい?好きな方でいいよ」
「なっ!本当はどっちなの?」
「な・い・しょ。その代わり、これからは私の体好きにさせてあげる」
「……う、うん」
顔がカァっと熱くなる。
「お姉ちゃんが今日よりもっとイイコト、たくさんしてあげるからね♪」
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ピクピク
:∩:
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
麻琴姉さんエロキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!
この調子で全姉コンプリートキボンヌ(えー
ところで保管庫管理人さん、最近見ないね
∩
( ⌒) ∩_ _
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /" .
./ / _、_ / ノ'
/ / ,_ノ` )/ /
( / good job!
ヽ |
\ \
お久しぶりです、なんちゃって保管庫管理人です
色々たまってた分転載させていただきましたー
>465さん
PCの調子が少し悪かったので……
でわ
作家さんも管理人さんもお疲れ様です
最近活気が戻ってきて嬉しい限りです
SSが書けるわけでも支援活動が出来るわけでもなし
出来るのは応援くらいのものですが
469 :
465:03/04/28 03:27 ID:rPL7Vj0t
>467
うおぉ〜
即レスされてしまった。
こちらこそお久しぶりです
GWはSSざんまいか!
めでたくて踊っちまうぜ
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧
(・∀・∩)(∩・∀・)
(つ 丿 ( ⊂)
( ヽノ ヽ/ )
し(_) (_)J
ふと妄想した。
801小説を見つけ、表紙を見ては気絶し。
1ページめくっては気絶しを繰り返す真緒姉さん。
一年くらい後に読み終わり。
「ふっ、不潔ですっ!」
と言いながらも、また読み返してしまう。
SSかけないのでシチュだけ妄想
芹菜姉さん
@弟の成績が良かったのでご褒美にセクース。
A性欲がたまって成績の悪くなった弟の性欲を発散するためにセクース。
Bお勉強でたまったストレスをオナーニで発散する芹菜姉さん。
そしてそれを目撃してしまった弟。
その後なし崩し的にセクース。
あすか姉さん
@エロ同人誌執筆中に行き詰まり、「やっぱり体験しなくちゃ」といって弟とセクース。
A801同人誌執筆中に行き詰まり、「やっぱり体験しなくちゃ」といって弟とアナルセクース。
初体験がアナルセクース&逆レイプ&近親相姦でトラウマになる弟。
奈々姉さん
朝起こしにきて、着替えさせようとしてパジャマのズボンを脱がせようとすると
朝勃ちしたナニに引っかかって脱げない。その後いろいろあってなし崩し的にセクース。
他の姉は他の人よろしく(W
全姉コンプリートは難しいですね
えっ、ベタですか?すいません
ほたる姉さん
1.お互いに支えあう内に依存度が高くなり過ぎてセクース
2.たまにはお姉ちゃんらしいことをしてあげようと頑張って弟の脱童貞手伝い
千鶴姉さん
1.海外のヤバい小説を読みその気になってしまった千鶴姉さんに懇願され慰める。
互いに禁忌と分かっていながらも結局以下略
2.病気で命の灯火が消えかかってる千鶴姉さん。互いに思いあっていた彼女と弟は一つになりたいとセクース。
数ヶ月後弟の元にかかってきた電話は姉さんが亡くなった…ではなく妊娠して元気になったという事だった。
とか妄想したりする。
陽子姉ちゃんはやっぱ、
「だ、駄目だよっ、汗臭いからっ!」
という台詞が無いとイカンと思うのです。
>>474 あすか姉さんワラタ
亜紀姉さん
1.無理矢理いっしょに風呂に入り、バスタオルが落ちる等でそのままセクース
2.一人寂しくしてる所に弟が慰めに来て、色々あってセクース
真緒姉さん
1.セイカクハンテンタケを食してセクース
うわぁんお姉ちゃん、2以降が思い浮かばないよお!
>477
それ反則(W
何かの拍子で麻琴姉さんと真緒姉さんの人格が入れ替わる。
で、真緒姉さん(中身は麻琴姉さん)とセクース
これも反則?
無難に寝ている真緒姉さんに弟がムラムラ来てイタズラしちゃうとか・・・
先生、同意の上では難しいです!(;´Д`)ノ
真緒姉さん、弱点を克服しようとして弟と特訓しているうちに・・・
てのはどうよ?
>479
しかたがない。同意無しの方向で
やっぱり一日一日、少しずつ積み重ねて絆を深めていく二人なんかが良いと思うぞ真緒姉さんは。
でなきゃスクールの御友人方に手伝ってもらうかだ(えー
真緒姉さんは赤ちゃんはコウノトリさんが運んでくるものと信じてる人だからなあ……
セクースの意味も知らないと思われ。身体を求めてくる弟がいとおしくて意味も分からずに応じてるうちにニンシーン
とりあえず陽子姉さんは“野外!”ってイメージしかない。
と流れを変えてみるテスト
>>482 スクールの御友人方ってやはりマリ見てみたいな方々ですか
真緒姉さん、そういう学校通ってそうだし
と流れを戻してみるテスト
3Pを妄想汁!
と斜め上なことを言ってみるテスト
>486
遥姉さんと麻琴姉さんの巨乳コンビにはさまれるというシチュを妄想してしまいました。
すまん、漏れが妄想したのは17人のお姉ちゃん全員との17Pだった。
ハーレムだが別の意味で死ねる。
漏れはほたちづだけでいいけど。
>489
17Pだと一人足りないぞ(17姉+弟)
はっ、お姉ちゃんたちのからみをみてハァハァするんだな(W
↓それにしてもやっと半分か
>>489 18P…一人を少しでも長く相手にしてたら、
後で、他の16人の姉におしおきされそうですね。
漏れは絢乃姉さんといつき姉さんがいいなぁ。
>491
それはハーレムなのか?
>491
一晩一姉ずつ相手にすると提案してみる
しかしそれだと次は17日後か・・・
ちと長いな
>>493 一晩三人とすると、5〜6日周期になる。
そして次のローテーションでは面子が変わる
所で17人の年齢順が分からない
1-華奈 16-陽子 17-絢乃 までは確定だけど、
他の14人はSS全部読んでも
遥>響>麻琴,智萌>唯,いつき,あすか,芹奈>礼子>奈々,亜紀,千鶴,ほたる,真緒(ただし亜紀>真緒)
ってとこ位までしか判別出来なかった。
いつきとあすか・奈々と亜紀・千鶴とほたるはそれぞれ名前で呼び合ってるし…
教えてお姉ちゃん!
ちづちーとほたほたは同い年っぽいな。
>>495 このスレの人がそれぞれ考えてる年齢順は違ってるかもしれませんよ。
SSによっても違いがあるでしょうし。
私の中では、1-華奈 15-真緒 16-陽子 17-絢乃
遙,麻琴>唯,いつき,あすか,智萌>芹奈>礼子,響>奈々,亜紀,千鶴=ほたる
になってたりします。
自分の好きな年齢順でいいんじゃないでしょうか。
>>496 ちづちーΣ(´・ω・`)
ほたほた!?Σ( ̄□ ̄;) 師匠と呼ばせてください
500ゲット記念に絢乃姉ちゃんの唇は貰った
>>500 お前なんか鞭で打たれやがれ!
と嫉んでみる本気
これからはキリ番毎にお姉ちゃんズから何か貰えるのですか?
じゃあ600ゲットして遥姉さんに膝枕してもらうか
>>477 放任主義の奈々姉さん
相手にしない亜紀姉さん
指図しない礼子姉さん
料理ベタな唯姉さん
運動音痴の陽子姉さん
優しいいつき姉さん
勉強できない芹菜姉さん
腐女子じゃないあすか姉さん
スケベな真緒姉さん
だらしない絢乃姉さん
饒舌なほたる姉さん
理系な千鶴姉さん
恥ずかしがり屋な麻琴姉さん
しっかりものの遥姉さん
大人っぽい華奈姉さん
あとをつけない智萌姉さん
社交的な響姉さん
皆、彼女らしくない。人それぞれ個性というものがある。
しまった!元ネタも姉萌野郎だ!
視力が良すぎる千鶴姉さん
千鶴姉さんと仲が悪いほたる姉さん(ライバル関係)
貧乳の遥姉さんに真琴姉さん
逆にゴイスバディの華奈姉さん
弟嫌いの智萌姉さん
…変にネガティブに考えてしまった。
理系の千鶴おねえちゃんはちとだけ怖いというか女王様風味な気がするのは漏れだけだろうか。
っていうか
みんな弟嫌いになってしまうではないか!!
反転初音が「耕一、愛してるぜベイベー」とか言ってたから好き嫌いは変わらないだろう
姉萌野郎に手を出すと銀河帝国だろうとアボーソだぜ
>>507 “姉萌野郎に手を出す”って801?
姉に手を出すとだろ
セイカクハンテン弟。
絢乃姉ちゃんに絶対謝らない。
礼子姉さんの指図を受けない。
あすか姉さんの着せ替えにつき合ってやらない。
いつき姉さんに虐められない。
……無敵じゃないか
>509
奈々姉さんに手間をかけさせない。
亜紀姉さんを完全に無視する。
ほたる姉さんを放置する。
す、すまん…漏れはSになりきれない。
この三つだけは絶対に無理だ…。
>>509 唯姉さんの料理に辛口批評(海原雄山っぽく)。
智萌姉さんにストーカー(のぞきはデフォで)。
麻琴姉さんに先制攻撃(むしろ日頃やられてることへのカウンターパンチ)。
……なかなか面白くできない。
千鶴姉さんの作品を酷評する
あすか姉さんの作品も酷評する
>>513 むしろ、あすか姉さんの作品をベタ褒めする
>>513+
>>514 「なんだよ千鶴姉さん、こんな作品は。もっとあすか姉さんの作品を見習わなきゃ!」
といわれて作風を変更する千鶴姉さん
>515
そして801小説やほたる姉さんとのレズに走る千鶴姉さん。
…どんどん「こんなお姉ちゃんは嫌だ!」になっていってしまう。
>>516 でもお姉ちゃんは弟を愛してるんだよね。
なんか
>>1さんと八頭身の関係みたい
こんなお姉ちゃんいやだ
リアルの姉
こんなお姉ちゃんいやだ
お嫁に行っちゃった幼なじみな隣のお姉ちゃん
他人のモノになっちゃう姉ちゃんなんかいらないもん。いらないもん……
デビルマンレディー観て姉キャラに目覚めた漏れの逝きつく場所は…?
そろそろSSキボンヌと炒ってみる
じゃあお前が書け!と言われそうだが、俺は妄想できてもSSは書けん。
どっかにSSの書き方を指南してくれるスレorサイトがないかな
>522
そういうところは自己流の方法しか書いてないぞ。
いいから思うままに妄想を形にしてみて頑張って文章にするんだ。
奈々お姉ちゃんハァハァとか言ってぱんちされるとか。
そう。すごく短いのから挑戦すると良い。
一日、誰の書き込みもなくてちょっと寂しいっすね。
亜紀姉さんのエロでも書き込んでみます。
「はい、あーん♪」
亜紀ねぇが食事を僕の口に運ぶ。
「毎回毎回よく続くね」
「…何よ。反抗期?…お姉ちゃん悲しい」
「反抗期とかそういう問題でもないと思う…」
「でも、その手じゃどうせ食べられないでしょ?だから、あーん♪」
…その通りだけど。
それは数日前の事。
「ねぇ、それお姉ちゃんが持ってあげよっか?」
部屋の片付けで出た捨てる物を持って階段を降りようとしていると、亜紀ねぇに声をかけられた。
「別にいいよ。結構重いし」
「いいの!持ってあげる!」
「いいって!」
「あ、反抗期なの?お姉ちゃんの言う事聞けないの?」
亜紀ねぇは無理やり荷物を奪おうとしてきた。
「ちょっと、危ないって………のわぁっ!!」
そのまま階段から転げ落ちた。
そんな感じで、僕は腕を骨折してしまった。
「…あれは亜紀ねぇのせいだと思うんだけど」
「だから、お姉ちゃんがこうやって食べさせてあげてるの!」
笑顔で再び食べ物を僕の口元に運ぶ。
「そのわりには亜紀ねぇ喜んでない?」
「色々してあげられて嬉しいよ。これからも一日中お姉ちゃんがお世話してあげるからね♪はい、あーん」
箸をこっちに突き出す。…服のたるみから胸の谷間が見えた。
「あ、どこ見てるの?えっち」
「べ、別に。じゃあ、僕はやることあるから」
僕は立ちあがって、さっさとその場を離れた。
「あ、逃げないでよー」
その日の夜中
寝ている時、人の気配を感じて目が覚めた。
布団ははがれ、目の前に亜紀ねぇがいた。
「あ、亜紀ねぇ!?なんで……んぐっ」
口で口を塞がれた。
「んんっ……ん…」
舌と舌が絡まり、吸いつかれる。
…やばい…最近、抜いてなかったせいか、キスされただけで勃ってきた。
「…っはぁ、な、なに!?」
「手、骨折してると一人えっちするの大変でしょ?」
「えっ!?」
「今日、お姉ちゃんの胸…じっと見てたし。だから、お姉ちゃんがしてあげる」
「そ、そそそんなことまでしなくていいよ!」
「ほら、もうこんなに固くなってるよ?」
亜紀ねぇは手で僕の股間をまさぐる。
「ひ、人の話を聞けって!」
「…大丈夫、お姉ちゃんにまかせて」
亜紀ねぇは僕のズボンとパンツを脱がして、勃ったモノを取り出した。
「ち、ちょっと何するの!?」
「怖くないよ。痛い事しないから」
亜紀ねぇの頭が僕の下半身に近づき、モノをペロっと舐め上げた。
「あうっ」
「フフ、可愛い♪」
亜紀ねぇは上目使いで僕の顔を覗いて笑い、そのままペロペロと丁寧に舐め始めた。
「あぁっ」
「お姉ちゃんがいっぱい気持ち良くしてあげる」
「あっ、だ、だめっ!」
亜紀ねぇの口がモノを咥えこんだ。
「んっ…んっ…ちゅぷ…んくっ………どう?」
「…き、気持ちいい…」
「んふふ、んん…くちゅ……ちゅぱ……」
唇で締めつけ、舌を絡めながら吸いつかれる。
「…くぅ……あぁっ」
我慢できなくなり口に射精してしまった。
「ん…んんっ…んー………んぐ……けほっけほっ」
亜紀ねぇは咳き込んでモノから口を離した。
飲んでしまったみたいだ。
「…はぁはぁ」
頭がボーっとする
「んーなんか変な味…。それと、ちょっと早いと思うなぁ」
「………」
「あ、気にしなくていいよ。そんな事で嫌いになったりしないから安心してね」
「………」
…そんな事言われたら、ものすごく気にしてしまう…
「綺麗にしてあげるね……ちゅぅぅ」
亜紀ねぇはそう言って、再びモノ咥え、残った精液を吸い取った。
「あぅ…」
「あはは、またおっきくなっちゃったね。…もっといいことしてあげよっか?」
「…え?」
「コレをお姉ちゃんの中に入れさせてあげようか?」
柔らかい手が優しくモノに触れる。
「………」
「どうしたの?お姉ちゃん、君のお願いなら何でも聞いてあげちゃうけどなぁ」
そう言いながら、亜紀ねぇはスルスルと服を脱ぎ出す。
「………」
「ほら、お姉ちゃん、もう脱ぎ終わっちゃったよ?」
亜紀ねぇの綺麗な体があらわになった。
「……して…」
「………んー」
「…あ、亜紀ねぇ?」
「あぁっもう可愛いっ!」
亜紀ねぇは満面の笑みで僕を抱き締めた。
胸が顔に押し付けられる。
「…え、えっと…その…」
「心配しないで。お姉ちゃんが全部してあげるから、そのまま寝てていいからね」
亜紀ねぇは僕のモノを秘所にあてがって、ゆっくり腰を落としていく。
「あっ、く…」
これ以上ないくらいに勃ったモノが、熱く柔らかい肉に包まれる。
「つぅっ……ん……全部、お姉ちゃんの中に入っちゃったよ」
亜紀ねぇの目には涙が滲んでいた。
「あ…う…」
あまりに気持ち良すぎて言葉が出なかった。
「…ん……こ…れで、もう、君はお姉ちゃんだけの物だからね」
「…う…ん」
その返事を聞いて亜紀ねぇが微笑み、抱きついてくる。
そのまましばらく抱き合ったままでいた。
「…じゃあ、動くよ…」
亜紀ねぇが腰を動かし始める。
「あっ…んうっ……」
「んんっ………あ…んぅ……んっ…んあっ……ねぇ…んっ…気持ち……いい?」
「き、気持ちいいよ…く…すごく…」
きつく締めつけられ、しごかれるたびに快感が襲う。
「あんっ…良かった……それじゃあ…んんっ…もっと良くして…あげるね」
亜紀ねぇが動くのを速め、腰が激しく打ち付けられる。
「ああっ…亜紀…お、お姉ちゃん…は、激しすぎるよ……」
「・・ん…くぅっ……あぁっ……んんっ…」
「…そ、そんなにされたら…出ちゃうぅっ…」
「あんっ………出して…いいよ……はぁんっ……あっ…あっあぁっ……ふぁっ…んぁっ」
「あっ…出ちゃう……お姉ちゃんっ……あっああぁぁっ」
モノがビクビクと脈打って全てを放出し、全身の力が抜けていく。
「ふあぁぁっ……あっあっ……ん…すごい……中でビクビクしてる……熱い……」
亜紀ねぇがモノを抜いて、僕の隣に横になった。
「……あ、亜紀ねぇ?」
「ん?なぁに?」
「…えっと、中に出しても大丈夫なの?」
「ああ、今日は多分大丈夫」
「多分って…」
「だって、あんなに出すから…中から溢れちゃうくらいいっぱいなんだもん。もしかしたら、できちゃうかもしれないでしょ?」
「そ、そっか」
「でももし赤ちゃんできちゃっても、責任取って赤ちゃんも君も二人とも面倒みてあげるから、何も心配しなくていいんだよ」
そう言って、亜紀ねぇはニコニコしている。
「…責任取って面倒みるって僕の台詞だと思うんだけど……」
「そんなこと気にしない気にしない」
翌朝
「はい、あーん」
亜紀ねぇがいつものようにニコニコしながら、朝食を僕の口元に運ぶ。
「…」
僕は黙って口を開けた。
「もうっ、私がいないと何もできないんだからぁ」
亜紀ねぇは満足そうに微笑んだ。
…少し前ならここまで好き勝手にされないのに…骨折してるから仕方ない。
「着替えてくる」
「うん」
僕が立つと、亜紀ねぇも席を立った。
「…亜紀ねぇ?なんでついて来るの?」
「だって、着替えさせてあげなきゃね」
そう言って、僕を脱がそうとして手をかけた。
「な、着替えくらい一人でできるよ!」
「大丈夫、お姉ちゃんがしてあげるから」
…何が大丈夫なんだろ。
「できるって!」
亜紀ねぇから離れる。
「あ……なんで?お姉ちゃんの事嫌いなの?」
亜紀ねぇが怒った顔をして睨んできた。
「ち、ちがうよ!」
「お姉ちゃんとあんな事までしたのに、お姉ちゃんの事避けるの?」
「…それは…その……避たりしてるわけじゃ…」
「プ、あははは」
亜紀ねぇは急に笑い出した。
「え、何?」
「困った顔も可愛いっ♪」
「…亜紀ねぇの方が可愛いって」
などと言ってみる。
「……」
しばしの沈黙。
…黙られると恥ずかしくなってきた。
「…だ、黙るなよ」
「ん?もしかして自分で言って照れてるのかなぁ?」
「て、照れてなんかないって!」
「もうっそういうところも可愛いんだから♪」
亜紀ねぇが僕の頭を優しくなでる。
もう僕は完全に亜紀ねぇの物になってしまったみたいだ…。
妻みぐい2の遙が結構、いやかなり良かった。
>526
GJ!
久々のSS堪能させていただきました。
こうしてみると亜紀ねぇもすずねぇっぽいところがあるように感じる日曜の午後。
亜紀姉さんイイ!!
>532の着替えるところでもう一回戦あるのかと期待してしまった。
これで本番6人、寸止め1人、自慰2人か・・・
>526
(;´Д`)ハァハァ
亜紀ねぇってやっぱりすずねぇと同じ属性持ちなんだろうなぁ。
>536を見て思ったこと。
そういうことに無縁そうな遥姉さんを虐めてみようと、遥姉さんの胸を揉んだりする真琴姉さん。
…疲れてんのかな、俺。
で、初心に戻ってほたる姉さんゴスロリきぼんぬ。
保守
>>401-404 の続き。ネタもないので一応これで終わりです。
「ただいま」
姉ちゃんが家に帰ってきた。
俺は返事をしない。
「…えっとね、いるんだったら返事してほしいな」
「おかえり」
仕方なく答えた。
「感情こもってないし…。ご機嫌斜め?こんなに遅いと、いつももっと心配してくれるのに」
「帰りが遅くて心配される年齢じゃないだろ」
「そう言いながらいっつも私が帰ってくるの待ってんのは誰かなぁ?」
「彼氏と一緒だったんだなら心配する必要なんてないし」
「ん?何言ってるの?」
…しらばっくれるのか。
今日、俺はせっかくの休日なのにすることもなくて駅前をぶらついていた。
その時に道路を挟んで向かい側に姉ちゃんが男と歩いているのを見てしまった。
しかもその男が背が高くてカッコイイっぽいのが余計に腹が立つ。
別に妬いてるわけではないが、俺に『彼氏代理』とかなんとか言っておきながら姉ちゃんは彼氏と楽しく遊んでるわけだ。
そりゃもうムカつく。
「今日、駅前で歩いてるの見た」
「え、それなら声かけてくれれば良かったのに」
「道路挟んでて結構遠かったし、それに男といた」
「んー?」
姉ちゃんは口元に手をあてて、何か考え始めた。
「背が高くて細身の男。彼氏だろ?」
「あー、あれ。彼氏じゃないよ、友達」
「友達のわりにはベタベタしてたように見えたけど。人のこと『彼氏代理』とか勝手に言っといて、そういうのちょっとムカつくよ」
「…あ、そういうことね。妬いてるんでしょ?」
姉ちゃんは俺の隣に座って、ニヤつきながら言った。
「誰が妬くか。妬くとかそういうのじゃないけど、彼氏なんだったらはっきり言って欲しいかな」
「んーまぁたしかに、美形だし足が長いし頭良いしスポーツ万能だし真面目だし優しいし家事なんかも全部やってるみたいだし、理想に近いかもしんない」
「ほらな」
これで俺も自由。
女の子と一緒にいたって邪魔されないし、彼女だって作れる。
何故かちょっと複雑な気分だけど…。
「もうっ、そんなムスっとした顔しないの。あの人、女の子だよ?」
…なんですと?
「…何て言った?」
「だからぁ、一緒にいたのは女の子。男だと思ったなんて言ったら怒られるよ、あの子気にしてんだから」
「…ほんと?」
「ほんと。遠目に見たら男の子っぽく見えちゃうかもしんないけど」
「いや、いくらなんでも女と男を見間違うわけ…」
「なんで男と思うかな?男の子っぽい格好はしてたけど、結構美人だよ。なんなら今度会わせてあげようか?」
えっと…思い出してみよう……道路の向かいに姉ちゃんを発見して、姉ちゃんの隣に背の高い人がいて、
…姉ちゃんがベタベタしんてんの見て、妙にムカついてさっさとその場を離れた。
……姉ちゃんがベタベタしてたのは印象に残ってる。そっちばっか見てた。
相手の方はよく見てなかったかも。背が高かったって印象くらいしかない。
…もしかして相当恥ずかしい勘違いをしてた?
「…あはは」
「なに笑って誤魔化してんの。バカなんだから」
姉ちゃんは鼻で笑った。
…姉ちゃんに彼氏ができて、姉ちゃんから解放されるってのも複雑な気分だったけど、
本当は彼氏でもなんでもなくて、まだ姉ちゃんから解放されないってのも複雑な気分…。
「なんだ。彼氏だったら俺もやっと彼女作れると思ったのに」
「そんな事言っちゃって。妬いてたくせに」
姉ちゃんは妙にニコニコにしている。
「妬いてないって」
「……」
姉ちゃんが黙って俺の方をじっと見つめてくる。
「な、なんだよ」
「こんなヤキモチ焼きが傍にいたんじゃ、恋人なんかできるわけないよねぇ」
「だから妬いてなんかないって」
「まぁ、そんなに私の事想ってくれるんだったら、彼氏も必要ないかな」
「…姉ちゃん」
「だから、やっぱりずっと一緒にいてもらわないとね」
物凄く機嫌が良くなっているらしく、ハートマークを飛ばしながらくっついてくる。
「…人の話聞いてる?」
「聞いてるよ、ちゃんと。じゃないと、また誰かさんが拗ねちゃうから」
そう言って姉ちゃんは笑った。
誰が拗ねるか。
文句でも言おうかと思ったけど、姉ちゃん嬉しそうに笑ってるし…まぁいいか。
542 :
番外:03/05/14 04:24 ID:j5K3y9LH
姉】「ただいまー」
【弟】「姉貴、おかえり」
【姉】「まだ起きてたの?心配しないで、先に寝てれば良かったのに」
【弟】「いや、心配なんかしてないよ。テレビ見てただけ」
・・・
【弟】「おい、この間はなんだ。黙るなよ」
【姉】「嘘でも心配だったって言えないの?女の子がこんなに遅くに帰ってきてんだから」
【弟】「心配しなくてもこんなでかい女、誰も襲わないって」
【姉】「……気にしてるんだから、そういう事言わないでよ」
【弟】「気にしなきゃいい」
【姉】「今日、私の友達が言ってたんだけど、その子の弟はその子が家に帰るまでずっと待っててくれるんだって」
【弟】「俺も待ってたじゃん」
【姉】「テレビ見てただけで、あんたは心配して私を待っててくれたわけじゃないでしょ」
・・・
【姉】「なに黙ってんの?」
【弟】「…きっとあれだよ。その友達って弟が心配するくらい可愛かったりすんじゃないの?」
【姉】「…そうだけどさ……私だって少しくらい心配して欲しいし。こんなじゃなくて女らしくなりたいよ」
【弟】「ん、姉貴は十分女らしいと思うけどね」
【姉】「え?」
【弟】「美人といえば美人だし、家事とかだってできるし、仕草も女の子っぽいし、性格もそんなだし」
【姉】「…そっかな?」
【弟】「そうだよ。ただ背がでかくて胸がないだけ―――って、痛っ!なんて叩くんだよ!」
【姉】「…あんたがバカだから」
>>407さんに「期待してます」と言われて、
調子に乗って書いてしまいましたw
期待はずれだったらごめんなさい。
「天国に涙はいらない」の姉萌えっぷりはどうだったよ?
遅れながら。
>539-541も激しく萌えだけど、個人的には542の二人もかなり気になるな。
朝は慌しく始まる。
「姉さん!」
縦縞パジャマを着た彼は、階段を勢い良く駆け上がり。姉の部屋の扉を開く。
彼の頭は寝起きのままで、乱れていた。
「またギリギリだー!!」
ベッドの上には、すーすーと寝息を立てている少女がいた。が、その睡眠は弟が運び込んだ喧騒により打ち切られ。
「……んっ」
彼女を現実の世界へと、引き戻す。
「姉さん、遅刻だよ遅刻! 俺も姉さんもまた二人とも目覚まし止めて寝ちまった!」
姉さんと呼ばれた少女は上半身を起こし、ゆっくりと目を擦り。
サイドボードに置かれた、停止ボタンの引っ込んだ目覚まし時計を持ち上げ。
ゆっくりと、それを目にして。
「……ちこく、しちゃう」
困った顔をして、そう告げた。
「そう思うんなら、早く着替えて髪とかして……」
「うん……」
のそりとベッドから起き上がり、彼女は服を脱ぎ始める。露になりかけた胸元を見て、弟は慌てて戸を閉めた。
「……寝ぼけてるとこれなんだから」
とある田舎町だった。
一時間に一本しかないバスに乗り込み。
「姉さん、もうすぐ着くよ」
「……うん」
十分近く揺られて、無人の駅に。
「もう田植えの季節か」
「――むぎ、つくっているところも、あるね」
さらに数十分揺られて数駅。
県庁所在地でもないのに、都会じみたような町に辿りつく。
駅前には喧騒が広がるこの街に、二人の通う中学はあった。
駅から更に、バスに乗って十数分。
「むり、しないで?」
バスはバス会社の意向なのか、バス通学の生徒数にを無視し、車は一台しか来ない。
そしてこの路線は乗り降りが前方からだけ。よって、席に座れなかった者達はいつも寿司ずめ状態、店員過剰オーバーになる。
一人用の席に座った姉の前に立ち、箱寿司の具のようにぎゅうぎゅう圧力をかけてくる者達から姉を守る。彼女がこの中に巻き込まれたら、出てくる時はふらふらになって今日一日どころではない。
それを知っている弟は、彼女を頑張って隔離していた。
他の席では寿司ずめ状態に巻き込まれる者や潰されている者達などがいた。最早男女なんて関係ない。
ちなみにこの状況が改善されるのは弟が三年に進級、姉が高校に進学した時だった。
中学前のバス亭でバスが止まり、疲れた顔をした生徒達が降りてくる。
「……だいじょうぶ?」
「もう慣れた」
中学生になってから、そうやってずっと、わたしをまもってくれているなぁと、姉は思った。
ついこの間まで、やんちゃな小学生だったのに。
弟の成長を嬉しく思い、彼女は微笑した。
彼等の通う国立中学は、朝の時間に朝の部活活動、校門前や下駄箱担当の者達は朝清掃と呼ばれる朝の掃除時間。それから授業が始まる。
朝清掃の担当ではない姉は、描きかけの大型スケッチブックを前に木炭を動かしていた。
彼女にとって昔から、絵は特別な物だった。そして彼女が描く物は、俗に『抽象画』と、呼ばれる物が多かった。
風景や人物を柔らかく描くことが、できない訳ではない。
ただ、彼女にとっては、絵は『言葉の形』であって。普通に表現するよりも、抽象画のような形にする方が彼女にとっては想いを形にしやすい。それだけの話だった。
それを正確に理解してくれるただ一人の人物は、今の所弟ただ一人。その彼は今、サッカーボールを追いかけている。
週末にはスケッチブックを持ち帰り、弟に一週間分のクロッキーや思いついたキーワードを、"形に"してみた物を見せ、感想を貰う。それが少しだけ、彼女の楽しみだった。
ただ。
美術室内で楽しそうな声が交差するのは、時折あることなのだが。
その中に、自らは絶対入っていけない。
入ろうとしても。
言葉がたどたどしくなってしまい、会話にならない。
他人の前に、出られないタイプの人間だった。
そして、そういう事があると。必ず絵に出てしまい「何かあったの?」と弟に聞かれてしまう。
お姉ちゃんなのに。弟に依存している。
――お姉ちゃん、らしくない。
いつの間にか。
クロッキーを持つ指が、少しだけ震えていた。
「ぁ――」
その振動は、スケッチブックの端に小さな汚れを描いた。
震えによって産まれた小さな線に、彼女はそっと指を触れた。
――弟をたよりにしてばかりのわたしが、お姉ちゃんでいて、いいのかな?
>551
書き逃げしてごめん。ほたる姉さんのつもりだったりする。
一般に言われる「お姉さん」属性の一部が反転したような、彼女について書いてみたいとおもって。
続きます。
紛らわしいことしてすまん。
このスレ初見なんだけど、ひとつ質問。
弟の外見性格その他設定は書き手まかせになっているのかな?
>553
えるしすの話だよね?
お姉ちゃんが何人いるか、義理か実か、弟の設定、とか。
そういうのは書き手の自由になってる。
だから色々なパターンとかシチュの組みあわせOK。
お姉ちゃんと弟一対一の微妙な関係とか、複数のお姉ちゃんに甘やかされる弟とか。
ゲイナー君みたいなふりまわされ系の弟がいたかと思えばショタな弟でも良いという事だろうね。後者は見たことないが。
分かりにくい説明だったかもしれないな。スマヌ。
上の>548-550だと、ほたる姉さんと弟は中学生として書かれてるけど。
書き手や話によって色々変わる。
いろんなお姉ちゃん萌えを探していこう、という感じかな、と思ったりしてる。
>>546 とても良かったよ。
ロリコン天使もお姉さんの魅力に気づいたし。
つ〜か、あれこそがお姉さんキャラだろうと思う。
いや、キャラクターがお姉さん、というべきか。
めっ!
とかされてみたい・・・
>>554 >>いろんなお姉ちゃん萌えを探していこう、という感じかな、と思ったりしてる。
なんかイイ!
>555
同じく読んだ
すずねえで血縁かどうかなんて関係ない状態の俺にはもう(′Д`;ハァハァ
年齢の垣根までふっきれますた
ホントに、関係だけがお姉ちゃんじゃないんだなと実感
姉キャラは姉キャラとしての素質で成り立ってるんだなぁ(´・ω・`)
いいこ、いいこ
とかされてみたい…
>>554 17人もお姉ちゃんがいれば、女っぽくなってしまうか逆に男らしくなってしまうか
ところで、お姉ちゃんズの設定のうち姉(というか年長者)じゃないとだめなのって
あまり無いような・・・
同年齢や年少者でも代用がききそうな・・・
などと天に唾吐くようなことを言ってみるテスト
しかし華奈姉さんだけは年上じゃないと無理だな(w
>>558 >ところで、お姉ちゃんズの設定のうち姉(というか年長者)じゃないとだめなのって
>あまり無いような・・・
>同年齢や年少者でも代用がききそうな・・・
年長者じゃないとだめな設定って、難しくないっすか?
どんな設定持つ姉だとしても、その中でどれだけ姉らしさを出せるか。
それが全てだ!と、わけのわからん事を言ってみる。
>>559 >年長者じゃないとだめな設定
母乳が出るとか
>>558 「姉(年長者)である」というのはあくまで弟(主人公)との関係から相対的に生じる事実であって、
それは彼女らの根本的なキャラ組みに制約を課すものではない、と思う
この場合「姉らしさ」と言うのは弟への接し方という極めて一面的な彼女らの人間性の発露でしかない訳だから
「姉らしい設定」に拘るよりも、
「こんな設定の姉」が弟に対してどんな台詞を吐くか、どんな関係を構築したがるかを描写する事に意味があるんだと思う
最後にもう一つ
兄嫁という関係を考慮して良いのであれば、「姉である」という設定すら彼女らに年長者である事を絶対的に要求していないんだよね
ゴチャゴチャ書き連ねたけど結局
>>559の主張こそ姉モノ創作に肝要なことなんだろうと思う
お説教担当の方々は姉じゃないとダメ……でもないかな。
「もう、お兄ちゃんったらだらしないんだから」とかいうのもアリだからな
妹(゚听)イラネ
ぽつん、と一人。
図書室内を、うろついている姉の姿があった。
食後、まともに話せる友人が少なく、会話に入って行き辛い彼女は、図書室など『一人でいても、不思議に思われない』場所に、よく来ていた。
昼休みだったが、無足に広く、私語厳禁に図書委員が目を光らせる図書館内は静まり返っていた。
一人ぽつんと、図書室にいるのを弟に見られたことは、まだ無い。
一度、二度ならともかく。何度も見られたら、どう思うだろう? 毎日昼休みは、図書室で一人というのは。
しんぱい、かけちゃうかな――。
溜息。そしてそこで、自分も変だと思う。
どうしてこんなに『お姉ちゃんでいる事』が、気になるのだろう、と。
近頃、そんなことばかり考えている。
絶対に、自分にその資格は無い。らしくないから。年上であっても、何処か情けない所ばかりだから。そう、思っているためだろうか。
いつもは、そんなことを一人考えている。
だが、事情としては違ったことで、彼女はここにいた。
少し前に、この図書館で腕時計を無くしてしまったのだ。
最も、学校に腕時計を持ってくる事は禁止されている。それでも、バスや電車に乗る関係上密かに持ち歩いている者は多い。彼女もその一人だ。
いつも図書室の時計が見えない場所にいるため、次の時間に遅れないようそっとポケットに腕時計を忍ばせていた。
気付いたら、それがなくなっていた。誕生日に貰った、大切な物だった。
誰かに聞くことはできなかった。教師に知られ、叱られるのが怖かったから。
図書館の落し物箱にたまに、似たような理由か、時計が混じっていることがあったが。その中には彼女の物は無い。
なら、誰も見つけてないか、あるいは……。
そんな事を考えていたその時。ふと辺りを見回すと、図書室にいる者は誰もいない。
鍵をかけるために残った図書委員の少女の、「閉室しますよ」という声が、彼女一人残された図書室に響いた。
昼休みの終わる五分前だった。慌てて、取り残されないために声を出し。目の前に置いた本を片付けに走った。
夕方。
部活動の時間が終わると、後は再び満員バスだ。矢張り専用バスでなく市内線なため、朝と同じく満員バスと化す。
帰りは、弟と食材を買って帰るつもりだった。
両親の帰りが遅いため、それも彼女の日常的の一つだった。
昇降口前で、弟を待っていた。
待っていた。
だけども。
ふと、空を見上げる。
見上げた西の空は、山の向こうに太陽が沈みつつある。
「……どうしたのかな」
ぽつりと呟いた彼女は、弟のクラスの下駄箱へと向かった。
弟の名前のシールが貼られた小さな蓋を開く。
見覚えのある、弟の靴があった。
「あれ――れ?」
首をかしげた。
遅くなるとは聞いていない。
それでも、約束したのだから、と、蓋を閉じ。再び昇降口の前で、待つことにした。
しかし。夕日が山の向こうに沈んでも、弟は来なかった。
時間が経つごとに。彼女の顔は、困ったものになっていった。
時間が経てば経つ程、バスの本数も減り。店は閉まり、帰宅のためのローカル線の先のバスにも乗り難くなる。
何より、心配だった。
もし、何か用事ができたのだとすれば、教えに来てくれるような弟だと思っている。
それとも、教える必要がないと思われているのだろうか。
そう考えて、ゆっくりと首をふる。
それは、多分無い筈と。
そして彼女は、自らの下駄箱に何か知らせのメモでも入ってないかと見に行くが、あったのは彼女の上履きだけだった。
再び弟の下駄箱を覗くと、相変わらず、一昔前の流行の靴がある。弟の靴だ。
「……しんぱい、してるんだからね」
不安げに台詞を呟くと。自分の鞄から一枚ルーズリーフを取り出し、何事かを書き弟の下駄箱に入れて。彼女は走り出した。
しかし、弟は何処にもいなかった。
校庭、弟の教室。思い当たる所は大体探したのだが。彼はみつからなかった。
一度下駄箱に戻ってみたものの、先程から変化はなかった。
「どうしたのかな――」
弟の部活動の教師は、既に帰宅済みだった。残っていた先生からは「もうすぐ閉めるから、早く帰りなさい」と言われてしまった。
正直な所、帰りたいのは山々だ。だけどもそれ以上に、弟が何処に消えたのか。
家族の一人として心配だった。
暗くなった校舎の中は、はっきり言って怖い。電気を勝手に点けて良いのか分からないので、結局点けずに進んでいる。そして、小さな声で弟を呼びながら歩く。
もうすぐ見回り担当の先生が、全ての扉を閉めてしまう筈だった。それを考えるのなら、昇降口でずっと待っていた方が良いのかもしれないが。
何故か、嫌だった。
「……なんでかな」
ぽつりと、呟いたその時。
ふと、気付いた。そこは、既に閉館している筈の、無駄に広い図書室の前。
その扉の下の隙間から、光が漏れていた。
「……こんにちは」
扉をあけて、そう呟いた時だった。
「あったっ!」
聞き覚えのある声がした。続いて、聞き覚えのある声が聞こえた。確か、図書委員の少女の声だ。
「――おじゃまします」
少し迷った後、彼女は図書館へと入っていった。
奥に進むと。本棚の間から、彼女の弟が顔を覗かせた。
「あれ、姉さん?」
「なにを――してるの?」
恐る恐る、問う。
すると、弟はにやっと笑って。
「これ、なーんだ?」
「……!」
図書委員の少女によると。部活動終了後からずっと探していたという。
本の間や本棚の後ろなど、ありとあらゆる所を探して。隅の方で、誇りまみれになった時計をみつけたのだという。
汚れているけど、壊れてはいなかった。
弟からそれを受け取った後。彼女はそれを、ぎゅっと胸元に抱きしめ。
「……ありがとうのまえに」
「え?」
弟にすっと近寄り。
「いてっ」
弟の鼻を、指で弾いた。
「な、なにすんだよっ」
「しんぱい、したんだよ。来ないから」
「――姉さん?」
「したんだから、ね――」
心配もしたけど。
一生懸命になってくれた事。それが、とても嬉しくて。
「あ――ね、姉さん!?」
姉の目から、ぽろぽろと、涙が零れていった。
その後、三人は見回りの教師に叱られた。
「これじゃ、買い物できないなぁ。帰るのがやっとだよ」
帰宅用の時刻表メモをポケットにしまい、弟は呟いた。
図書室から出てきて、下駄箱に向かう所だった。図書委員の少女は鍵を職員室に戻しに行っていた。
「――わたしが、チャーハンぐらいなら」
「……チャーハン?」
こくんと、姉はうなずく。
「あまってるもの、あったはずだから」
たまごとか。
「……もうちょっと、頑張ったご褒美みたいなものの方が」
そう言われて、姉は考え込む。そして。
「ごほうびみたいな、チャーハン?」
「……もうそれで良い」
ため息をついた弟に、彼女はぽつりと呟く。
「――めいわくばかりのおねえちゃんで、ごめんね」
その言葉に、。
「何言ってるのさ」
と言い、弟が下駄箱をあけたその時。
「なんだ?」
靴の上に、一枚のルーズリーフが乗っていた。
「あ、だめ」
慌てて静止する。しかし遅かった。
そこには弟を心配している旨と。探しに行く、という事が書かれていた。
慌てていた時に書いた事を後から見た人間は、大概それを恥ずかしがるのと同じように。
彼女もまた、顔を真っ赤にしていた。
――弟をたよりにしても。それでも、お姉ちゃん。がんばろう。
そんな想いを込めて。
その後彼女は、弟のためにチャーハンを作った。
「うわー……」
という声が漏れるほど、綺麗な黄色と、大きく盛られたチャーハンだった。
ヘタレな続きでした。
ほたる姉さんのつもりで。
厨房なのは、高校ぐらいになったらこんな風に悩む頃は過ぎてるかなぁ、とか考え。
彼女なりに「それでも、お姉ちゃんです」ってなってるのではないかと思い。
>563
その事を書きたかったのだけども。
結局あまり上手くいかなかったなぁ、とか思う私です。
>564
>もう、お兄ちゃんったらだらしないんだから
そういわれるのと、
「いつまでもだらしなくしてないで、きちんとなさい!」
とでは、どう効果が違うか、とか思うのですがどうか。
>>566-570 ほたる姉さん(・∀・)イイ!!
とくに
>弟にすっと近寄り。
>「いてっ」
> 弟の鼻を、指で弾いた。
>「な、なにすんだよっ」
>「しんぱい、したんだよ。来ないから」
このあたりなんてもぅ!
しかし図書委員が千鶴姉さんに見えてしまった駄目な俺・・・
そしてこの図書委員(千鶴姉さんに変換済み)の弟もどこかで
心配しながら待っていたりする。と脳内補完
>572
多分この辺りが切欠で孤独なほたる姉さんにもおともだちができるのです。
>>566氏に図書委員の千鶴姉さん&その弟で番外編を書いてほしい
575 :
566:03/05/21 01:33 ID:yquP+Ppl
近頃百合が人気な訳ですが。
百合なお姉ちゃん二人の弟が、
「お姉ちゃんのこと、好きなの?」
なんてくすくす笑われながら聞かれたら。
どうすればいいんだ。
>572
千鶴姉様でもよかったのだけど(というかそうしかけた)、メインがほたる姉さんと弟のつもりだったのであえて書かず。
…それでも関わったりと名残はあるけど。
>574
暇があれば頑張ってみようかと。
他の方々の書く千鶴姉さん&弟も見たいなー。
>>576 声付きリメイクは正直好かないのだが…畜生、これだけはレジストできねぇ(藁
上手い声が付いた時の破壊力をつい先日味わったばっかりだからなあ
そういやこっちのスレでゲームの話題が出たのは久々だなw
>575
ほたちづっぽいといきなり思ってしまった。
礼子&芹奈のようなクール系でも良いのだけど。
それだと、
「私達の事、好きなの?」
「あら、どうしましょうか」
などと微笑まれたりして。
…………。
あぁ、そんな夢のようなことがあったらなぁ。
>>575 カップリングといえば
千鶴×ほたる
奈々×亜紀
いつき×あすか
芹奈×絢乃
のような同系統や
麻琴×遥
のような同形態なカップリングがあるが、俺としては
遥×響
のようなカップリングが大好きなわけで
姉ちゃん情けなくて涙出てくらあ
583 :
名無しさん@初回限定:03/05/24 22:39 ID:+r2t6gxv
あぼーん
585 :
名無しさん@初回限定:03/05/25 01:46 ID:7/aVVEox
586 :
名無しさん@初回限定:03/05/25 03:14 ID:7/aVVEox
http--psyco.jp-amty-girlsfile-imagebox-index.html
どう?これ。
保守
だいすきです。
姉しよスレから流れてきますた。ここはパラダイスなインターネットですねハァハァ
>589
いらっしゃいませ。
共に色々なお姉ちゃん萌えを探していきましょう。
…海お姉ちゃんのような優しいお姉ちゃんっていいよなぁ。
おいで、抱き枕
って麻琴ねえねえに言ってほしい
ところで諸君。我等が心のバイブル、Crescendoのフルボイスバージョンが7月11日に出るそうだが。
>591
すまん、鼻血出た。
594 :
589:03/05/29 02:25 ID:Qwoxvv7b
遙をイメージしてプロット立ててたらオリジナルなスメルがむんむんと……
あのぅ、エスプリでSS書く時って、弟に名前付けたらあかんのでしょうか。
めちゃくちゃ書きにくいのですが(w
>594
問題ないと思われ。
色々なパターンの弟もおねえちゃんもアリだyo
名前付きは萎える。
しかし書くとき名前無しだと本当に書きづらいぞ
脳内変換しる
名無しくんでいいんでない?(w
君、キミ、あなた、貴方、あんた、に名前を脳内変換しても違和感のないSSキボンヌ。
じゃあ700ゲットして麻琴姉さんに抱き枕してもらうか
かぐやは姉萌えではなくただの年上萌えとして制作してそう・・・
>>604 瞳=奈々
みちる=亜紀+礼子
だな。
エスプリの設定をまんまパクってるし。
露骨すぎだ(w
超先生が潜伏してると思われ
公式設定じゃないだろ。
エスプリ自体どっかにありそうな設定じゃん。
設定というより文章がコピペだし……
でもかぐやのHPじゃないんだね
まぁ、それだけエスプリが良く練られてたってことなんだろうね。
広報に渡す資料には気を付けましょう(w >企画
さてSS書きに戻ろう……
よく練られたというか萌えそうな要素を搾り出したってことだろ
残ってんのって障害者しかいねーじゃん
盲目のお姉さん
聾唖のお姉さん
車椅子のお姉さん
エロゲ的姉キャラの公約数みたいな設定だからな<エスプリ
メーカーが企画として拾い上げてくれたことを喜ぼうぜ
いやまあ、キャラ紹介文がコピペなのはどうかとは思うんだが(苦藁
6月末から2週おきの姉ラッシュか…
姉キャラの公約数どころか、まんまシスプリの反転なキャラも居るわけだが
エルダーシスプリだからね
615 :
死にゆく瞳に(1/7):03/06/02 02:33 ID:TCmHlXNF
「いやっ、いやぁ……」
ようやく聞いた。高く低く、湿った声。
姉さんの喉から生まれた拒否の言葉が、僕の細い背筋を滑り落ちた。尻の辺りから頭
が真っ白になって、それがペニスの快感といっしょくたになって、僕は震えながら哀願する。
「もっと、声、聞かせて――」
猛り狂って姉さんの中に突き込むと、鮮血のようにぬめった液体がほとばしる。姉さん
はずっと弛緩したままだけれど、時折電気が通ったようになる。
動物番組で見たことがある。チーターに追いつかれた手負いのインパラ。
長い黒髪が空に踊る。
「いや、やめ……っ、やめて……」
わななく手で僕を押しやろうとすることもある。姉さんの力は強い。こんな時でなかった
ら、僕はあっさり放り出されるかもしれない。二本の腕をかいくぐり、大きな胸に顔をうずめ
るようにして、姉さんの体に強く抱き着く。どこにも空気が入らないように、真っ白くて温か
い、女の人の肌にぴったりと包まれる。姉さんはうまく腕に力を入れられなくなって、仕方
なくぴしゃりぴしゃりと僕の肩や背中を叩く。僕は興奮して、そのままの体勢で腰を激しく
動かす。姉さんは慌てて顔を覆う。
「あっ、いやぁぁっ、だめよぉぅ……っ」
耳の奥を愛撫される感覚がする。ペニスのことしか考えられなくなってくる頭を強引に横
へ向け、鼻先で揺れている乳房を吸った。
きめの細かい肌とたわわな脂肪の感触。手を伸ばし、その胸を掴もうとする。でも姉さん
の胸は僕の手には全然余ってしまう。握ろうとする僕の指から、乳房はつるりと逃げていく。
乳房だけじゃない。姉さんの体は大きくて、僕の力は弱い。姉さんが協力してくれないか
ら、別の体位にすることも出来ない。姉さんと最初に関係を持ってから、僕は毎日腕立て
伏せをしている。でも疲れるだけで筋肉は付かなかった。僕は姉さんの体を持て余してい
る。
目を上げると姉さんが僕を見つめていた。死んでいく草食動物みたいな、潤んだ黒い瞳
で。
体が熱くなった。細いペニスで襞を掻き分け、狭い最奥に力一杯突き立てた。両方の手
で両方の乳首をつまみ、捻りあげる。姉さんは目を強くつぶり、長い呻き声を上げた。声が
唐突に止まると、姉さんは跳ね起きて、僕の頬を平手で打った。
「あッ」「あ」
一瞬、二人は呼吸も止めて静止した。
逃げられてしまう。僕はそう思った。
姉さんは、僕を見つめていた。濡れた唇を半開きにして、僕を打った手もそのままで。
ぴくり、と僕のペニスが震えた。途端に、姉さんの膣が不規則に締まった。
「で、出るッ」
「だめぇ―――――っ」
尿道の奥から精液が迸り出て、腰が震えた。快感で、脳髄が虚空に吹っ飛ばされる。屈
辱感も劣等感も散り飛んだ。僕の体は、勝手に姉さんの子宮に潜り込み、白熱した粘液を
ぶちまけ続けた。膝がガクガクと笑う。
「うあ、あ……き、気持ちいいよ、姉さん……」
「……は…ぅ……。ダメ、なのにぃ……」
「くっ、すごいっ」
「いや……まだ出て…る……」
姉さんの膣は、言葉とは裏腹に、精液を搾り取るみたいに僕のをぎゅうぎゅうと締め上げ
た。太股に力が入らなくなって、覆い被さるように倒れ込む。その拍子にまた奥を突いて、
姉さんは眉根を寄せて小さく震えた。
窓から射し込んだ赤い夕日が、向かいの壁を赤く染めていた。僕はのそりと起きあがって、
姉さんの中から引き抜いた。白い粘液が流れ出て、尻の方に垂れ落ちた。
姉さんは僕から顔を背け、窓を向いたまま、ぴくりとも動かなかった。
ティッシュを取って、自分のペニスを拭いて捨てた。タオルケットを、長い脚に掛けてやる。
名残惜しく、その肌に触れる。汗が冷え始めている。
「……ごめん、姉さん」
姉さんは答えない。
「夕食、作るから。もう行くよ。――からだ、冷やさないで」
偽善もいいところだ。
僕は拳を握りしめる。
「仕方ない……じゃない」 ぽつりと、低い声。「してしまったことは、どうしようもないよ。そう
でしょう」
「うん……」
姉さんの顔は見えない。僕は服を拾い上げて、可愛いホワイトボードが掛けられたドアを
開けた。
「いつまで謝り続けるつもりなの?」
部屋を後にしても、姉さんの最後の声が頭から離れなかった。
……腕を抱えて歩いていた。辺りは暗い。ひどく遅くなった。髪の毛、おかしいだろう
な。と、今になって気付く。鞄を持ち直すと、小指の爪が痛んだ。空いた方の手の平で、
ぐしぐしと髪の毛を直す。
道路の反対側を歩いてきた女子生徒が、あからさまに視線を逸らす仕草を見せる。
僕は、つとめて気にしないことにした。
一面に足跡の付いた制服なんて着ていたら。白マジックで悪戯書きされた靴なんて
履いていたら。そりゃあ奇異の目で見るだろう。
抵抗すればいつかは、とか、めげずにいれば、とか、そういうのは嘘だ。何も知らない
連中の戯れ言にすぎない。僕は今でも頑なに抵抗し、まともな連中に声を掛けようとし
ているけれど、誰も引き下がらないし、誰も友達になってくれない。そういうものだ。内申
も、評判も、将来を最初から見切っている彼らには、まるで関係がない。だから僕にも
行き場はない。
ゲームはいいよな。選択肢があるから。現実には選択肢なんて無い。
あるいは姉さんなら、と僕は思い直した。姉さんなら選択肢が見つけられたのかも知
れない。
物心付いた頃から、僕はずっとあのひとを見つめてきた。姉さんはほとんど僕に構っ
てくれなかったけれど、僕はいつも遠くから姉さんを見ていた。いつも友達に囲まれて、
頭一つ高いところから笑っていた小学校時代。一度だけ、休み時間にファウルボール
を投げ返してくれた。ハイコントラストなセーラー服を体の一部みたいに着こなして走っ
ていた中学校時代。運動部に入り、嬉々として巨大なスポーツバッグを背負っていた。
高校に入ると髪を伸ばし、鏡に向かって長い時間、細かい化粧に気を使っていた。
小学校といえば、帰りがけに僕がいじめられている所に、偶然――初めて――行き
会った時は凄かった。人が驚きで飛び上がるのを初めて見た。次の瞬間には、赤いラ
ンドセルからビームサーベルみたいに30cmのプラスティック定規を引き抜いて特攻し、
奴らの目や耳を狙って容赦なく振り回した。殺してやる、って本気で叫ぶ人も初めて見
た。本気だってことが、僕には分かった。そうだ殺しちゃえ。僕はそう思った。姉さんに
は誰にも勝てない。血溜まりの上で日本刀を引っさげた姉さんの後ろ姿が目に浮かん
だ。もちろん現実にはそうはならず、でも似たような光景があった。無人となった河原
で仁王立ちに呼吸を荒げていた姉さんが、くるりと振り向いて僕に駆け寄ったのだ。あ
んな風に抱きしめられたのは、あれが最初で最後だった。
――そんな姉さんを、僕は汚した。
何故、僕はそんなことをしたのだろう。何故、姉さんはそれを許したのだろう。理由も、
原因も、やはり何も分からない。それ以来、姉さんの姿は霞んでしまって、僕の目か
らは見えなくなった。ただ全ての記憶よりも艶めかしい、あの肌の感触と体温、そして
あの声が――。
僕は立ち止まり、制服の袖に手を入れて、自分の腕をさすった。砂まみれで、ざらざ
らの、木の肌のような皮膚。まるで違う。
そうだ、僕は確かに姉さんと肌を重ね、姉さんを犯した。毎日。ずっと。多分、産まれ
た時から。
歩き出す。歩調が上がる。
最後には走り出していた。住宅地の一角。時々、街灯が足下を照らす。息を切らせて
坂を駆け上る。むなしい表札が並ぶ中に、たった一つ。僕の家。姉さんがいる家。
ステップを登る。玄関のドアを開ける。
「ただい…ま……」
声は力無く消えた。ゆっくりと足を踏み入れた。
しんと静まりかえった廊下。明かり一つ無い居間。夜空よりも暗く、冷え切った空間。
玄関に取って返す。見慣れたローヒールが、一組欠けている。
ふらつく足で部屋から部屋へ回りながら、僕はもう疑わなかった。来るべき時が来た
のだ。
あのひとは、いなくなってしまった。
笑おうと思った。こんな時、笑うものなんじゃないのか?
でも、口は動かなかった。はは、と声を出してみる。ははは。それは、とうてい笑い声
とは聞こえない、乾いた叫び声でしかなかった。泣こうとして、それも無理だった。顔を
しかめ、喉をひくつかせても、漏れるのは枯れ葉のすれるような音ばかり。
呪いだ、と僕は思った。人間をやめた獣には、吠えることしか出来ないのだ。
足から力が抜け、尻餅を付いた。膝を抱え、廊下に丸くなった。
はは。
出口のない感情に押しつぶされ、僕の心は働きを止めようとした。
だから、姉さんが玄関に立っていたのが何時のことなのか、良く分からない。その言葉
が、姉さんの最初の言葉だったのかも。
「なに、してるの」
僕は数秒経って、そちらに首を回した。「……姉さん?」
「ちっとも帰ってこないから、私が買い物行って来たんじゃないの。スーパー閉まっちゃう
とこだった――」 明かりを付け、「――ちょっと、それ!」
姉さんは買い物袋を取り落とし、僕に駆け寄った。
「大丈夫だよ、いつものことだから」
「バカ、違うでしょ、頭見せなさいよっ」
「え? ……っつ」
「ひどい、こんな……」
呆然として身を起こした姉さんの片手に、べっとりと赤黒い血と髪が付いていた。姉さん
は有無を言わせず僕を風呂場に連れて行き、バスタブに僕の頭を突っ込んでシャワーを
浴びせた。袖をまくったブラウスが濡れるのも構わず、丁寧に僕の頭の傷を洗い、石鹸で
慎重に汚れを落とした。バスタオルを髪の一房ごとに当てて、水分を拭き取った。
洗い終わると、居間のソファに座らせられた。姉さんは中学時代から少しずつ揃えた自
前の救急セットを、十秒で部屋から持って来た。包帯を取り出して、言った。
「じっとしていなさいよ」
僕はぼうっとしたまま、姉さんの動きを見ていた。不思議な匂いがした。姉さんは、視界
の上で、包帯をくるくると巻いて僕の頭を締め付けていく。何周かした後、最後に鋏を入れ
て、端を丸めてピンとテープで留めた。
「よし」
頭のてっぺんを軽く叩いて、満足そうに微笑んだ。
僕の心臓がぎくりと痛んだ。
少し潤んだ、黒くて優しい、草食動物の母親の振りをした瞳。
僕がそれに耐えられないことを知っているのに――。
姉さんは手際よく道具をしまいこむと、再びこちらに振り向いた。僕の顔を怪訝そうに
伺う。
「どうして泣いているの?」
泣いている? 僕が?
僕は自分の顔に手を触れた。確かに、僕は涙を流していた。
「違う……違うんだ……」
「何が違うの?」
僕が泣いているはずがない。泣くことは許されていないんだ。
「いいよ、泣いても」
「違うんだ……大切な人だったのに……」
「そうじゃないでしょう。そんなところに閉じこもらないで」
姉さんは、口元を吊り上げた。見る者を、それだけで切り裂いてしまう笑み。僕の胸に
当てていたひんやりとした手を、ゆっくりとずり下げていく。僕は身震いをする。見たくな
い。目を閉じる。声がかすれる。
「どっちが……。どっちが、本当の姉さんなの」
「あなたの勝手なお姉さん像なんて、私は知らない。気持ち悪いだけ」
「たった二人の姉弟なのに、ひどいよ。どうして」
「そうだよ。たった二人なのに」
無理やりに唇を奪われる。そう、初めて誘惑された時もこういう感じだった。
「貴方は私をちっとも知らない。子供のころ、夜中に貴方の部屋に忍び込んでオナニー
していたのにも気付かない。貴方に触れられるのが怖くて、触れられて壊れてしまうの
が怖くて、夜中に泣いていたのにも気付かない。
「今日こそ。……今日こそ、本当の私を見て。本当の貴方を見せて。貴方のコレでッ―
―」 伸ばした手で、僕の勃起したペニスを制服越しに思い切り掴んだ。「貴方の幻想を
壊して。私が演ずる貴方を滅茶苦茶に食い殺して。私を……」
姉さんは僕の耳を甘噛みした。湿った黒髪が頬を撫でる。
「気持ちよくさせて」
僕が口をだらしなく開いたまま、こくりとうなづくと、姉さんは立ち上がって僕の手を引い
た。
どこで、 だれが、
なにを、取り違えたのだろう……
姉さんは振り返って、あの瞳で僕を見た。
「足もと、気をつけなさいよ」
僕たちは階段を上り、姉さんの部屋に入った。扉が静かに閉じた。
>>615-621 sage失敗に、ありがちなネタ。激しく激しくスマソ。
(´-`).。oO(遙さんを書いていたはずが……)
(´-`).。oO(なんでこんな話になったんだろう?)
(´-`).。oO(次回こそほのぼのを……)
>622
(´-`).。oO(この湧き上がってくる気持ちは…)
(´-`).。oO(黒い話万歳、姉萌えを感じた…!)
624 :
:03/06/02 02:57 ID:JSNWhhDr
>>615-622 おつかれ。
ほのぼのもいいけど漏れはこういう読みながら
心に『ゾクッ』と来る作品が好きだ。
なんか暖めてた響姉さんネタをまた書きたくなった。
でもやっぱここはほのぼの推奨なんかな?
>624
色々なお姉ちゃん萌えがある訳だからほのぼのでなくとも良いと思われ。
ダークな話は前にも何度かあがってたし。
煤i ̄□ ̄lll)。oO(遙さんだったのか……)
(´-`).。oO(……でも……)
(・∀・)イイ!!
Good Job!!
イヤ
God Job!!
文章上手いですね。
普通の小説みたい……。
保守
保守
初めてここに来たんだが、
藻前らに言いたい事がある。
ここ最高の良スレ。
>>630 そう思うならSS書ける奴や萌え絵描ける奴にも啓蒙して
保守
>632
なんか随分近い間隔で保守しているようだけど、そんなに早くはいらなかったと思うよ
まさかとは思うが、遙ネタ急かされてんのかなw
出張先で徹夜仕事中なので、もうちょい待って下さい。
#弟は何とか名無しで済ませられそうです。
ダークでも受け入れられて良かった。ありがとです。ほっとしました。
自分、あんまりダーク書かない人なのでビクビクしてました。
>>627 どもでつ。うれしいっす。
でも、今どきこんな文章クソ真面目に書いてたら、恥ずかしくて売れないだろう罠……
ところで遙というのが、
えるしすにでてくる乳がデカくて頭がパーで優しいぽよぽよなお姉ちゃんのことであれば。
名前が多分違うとです。
保守
保守するなら◯◯姉さん(;´Д`)ハァハァって書けよ。
つまらんぞ。
遥姉さんは話によって名前が変わるのです。
ぽよぽよな時は遥で、ダークな時は遙。
>>638 一人称も変わったりして
遥→あたし
遙→わたし
ところで“遼”と間違える人いないね
640 :
名無しさん@初回限定:03/06/06 00:53 ID:z+lQ9VYA
妹の場合→春歌
641 :
_:03/06/06 01:00 ID:f+b+ehO4
>>642 かなり萌えた。ぱんつ履かない姉ちゃん……
ほたちづハァハァでsage保守
料理得意な唯姉さん覚えてますか⊃ДT)sage
>645
唯姉さんは俺の姉ですが何か(*´Д`*)
>646
漏れの奈々姉さんが言ってた「友達の弟」とは君のことか
648 :
名無しさん@初回限定:03/06/10 00:49 ID:voJCAxqz
「姉、ちゃんとしようよ」の公式ページでともねえ特集してたが。
萌え殺された。
>>474-495 唯姉さん
1.朝鮮人参とかスッポンとかマムシとか精のつく料理を作って、食べた弟に食べられる。
真緒姉さん
1.お酒飲んだらエロエロになる。もちろん酔った間のことは覚えてない。
>649を合体
弟風邪ひいて寝込む
↓
唯姉さん「風邪引いたときは、精力のつくお料理だよねっ」
↓
看病役の真緒姉さん玉子酒味見、えろえろモード発動(料理口移しはデフォ)
↓
様子見にきた唯姉さん巻き込んで3P
↓
弟の風邪が2人にうつり、3人そろって寝込む
ベタだ
だが、それがいい
最近出番なかったしね(泣
全姉エロコンプリートを目指して、
少し長くなりましたが唯姉さんのを。
昼頃、僕はリビングでソファーに座ってテレビを見ていた。
「お昼ご飯できたよー。そっち持ってくね」
台所から唯姉さんの声が聞こえてくる。
姉さんが昼食を運んできた。
……
「な、、なな、なんて格好してんだよ!?」
「へぁ?何?」
唯姉さんは、フリフリの付いたエプロンだけを着ている…裸エプロン!?
「ふ、服着て!」
「ふぇ?服は着てるよ?ほら」
姉さんが後ろを向く。
…服着てた。でも、すごく丈の短いスカートとかで、正面から見るとエプロンだけ着てるようにに見える。
…少しがっかり。…してどうする。
「あーびっくりした」
「ごめんね…。そんなにがっかりした?」
「あの…びっくりしたって言ったんだけど」
「こ、今度、思い切って挑戦してみるねっ!」
…人の話、聞いてないのね。
「…それにしても、その服、露出が多すぎない?」
「えっと、でもあるものは着なきゃもったいないし…」
「そんな服で外に出たらダメだからね。変な男が寄ってくるから…」
「大丈夫だよ。そんな人が寄ってきても、お姉ちゃんが守ってあげるから」
…それ、なんか違う。僕が守られてどうするんだ。
「…うーん」
「あれ?どうしたの?お姉ちゃん、変な事言ったかな?」
「…まぁ、いいんだけどさ。とにかく!その格好で外出ないでね」
「出ないよー。こういうのは好きな人の前じゃなきゃ着れないよ。だから、着るのはお家の中だけなの」
それって、どういう意味かわかって言ってるのか?
「……それならいいんだけど」
唯姉さんが作った昼食が、ソファーの前のテーブルに並べられた。
「相変わらず、気合入ってるね」
「えーそんなことないよ」
姉さんは照れながら微笑み、僕の隣に座った。
他に座る所はあるのに、唯姉さんはいつも必ず僕の隣に座る。
「それじゃ、いただきます」
「はい、どうぞ」
僕は目の前に置かれたものを食べ始めた。
姉さんが少し不安そうに僕をじっと見つめている。
いつもいつもそんなに見つめなくても、美味しいに決まってるのに。
「うん、美味しいよ」
「そう?良かったぁ」
姉さんは満面の笑みを浮かべる。僕はこの笑顔が好きだ。
「そんなに嬉しいものなの?僕なんて美味しいって言うだけで、全然気の利いた事言えないのに」
「すっごく嬉しい。君が美味しいって言ってくれるのが一番嬉しいよ。
一緒にいる時はいつも幸せだけど、その中でもこうやって喜んでもらえるのが一番幸せ」
「…そんな事、言われると照れるんだけど」
「そうなの?」
「そうだよ」
食事を終える。なんとか全部食べきったけど、もう食べられません。
「食後のデザートもいっぱい作ったよ」
「デ、デザート?」
「うん。色々あるから好きなの食べて」
…デザートっていっぱい作るものなのか?
「…あの、姉さん…ちょっと食べられないかも…」
それを聞いて姉さんは今にも泣き出しそうな顔をした。
「…」
姉さんは黙って俯いてしまった。
「姉さん…?」
「…うん、いいよ。ごめんね。お姉ちゃんがいっぱい作りすぎちゃったから…」
いいんだったら、そんな顔しないで欲しいんだけどなぁ…。
「えっと、その、やっぱり食べる」
結局、いつものパターンになった。
「えっと…無理しなくてもいいんだよ?」
「無理なんかしてないよ。デザートは別腹だから」
姉さんの顔が明るくなる。
「すぐに持ってくるね!」
「ま、待って!」
姉さんが立ち上がろうとしたが、それを止めた。
「…?」
「ぼ、僕が持ってくるから」
姉さんに持ってこさせたら、作ったものを全部持って来そうだ。さすがにそれは…。
「そう?」
「うん」
……
「…?立たないの?」
姉さんが首を傾げる。
可愛い……じゃなくて、あれだけ食べた後に動くのは辛い。
援護必要かな?
「す、すぐ持ってくるよ」
「好きなの全部食べていいからね」
「わ、わかった」
僕は立ち上がり、台所の方に行こうとしたが
「うわっ!」
「ふぇっ!?」
足がもつれて姉さんの上に倒れてしまった。
…目の前に姉さんの胸のがある。
「あ、ご、ごめんっ」
僕はソファーに姉さんを押し倒したような格好になっていた。
「…」
姉さんは黙ったまま、僕をじっと見つめる。
…顔が少し赤くなってる。
「姉さん?」
「……お姉ちゃんのこと…好きなの?」
いきなり何を言い出すんだ。
「…え……す、好きだけど」
「………お姉ちゃんを…食べちゃうの?」
…唯姉さんがとんでもない事を言い始めた。
「な、何言ってるの!?」
「……君だったら…いいよ…」
僕の言葉は耳に入ってないみたいだ。
姉さんが目を瞑る。
「姉さん!?ちょ、ちょっと!」
僕は慌てて姉さんから離れた。
「…お姉ちゃんのこと好きじゃないの?」
姉さんは起きあがって、悲しそうに僕を見る
「いや、だから、…好き…だけど」
「ほんと?」
姉さんが顔を目の前に近づけてきた。
「…うん。……んっ!?」
姉さんの柔らかい唇が僕の唇に触れた。
「んんっ…」
唇が離れた。
「…」何が起こったのかよくわからなくて、沈黙してしまう。
「…お姉ちゃん、キスしたの初めてだよ」
「…僕もそうだけど」
「同じだね」
姉さんはニコニコと微笑む。
「…」どんな反応をすればいいのかわからない。
「……お姉ちゃんの部屋行こっか」
姉さんは立ち上がり、僕の手を引いて姉さんの部屋に向かった。
手を引かれて、姉さんの部屋に入る。
「……お姉ちゃん初めてだから…優しくしてほしいな」
「…そんな事、言われても…僕だってしたことないし…」
「ふぇ?…そうなの?」
「…まぁ」
…キスしたことなかった奴がそんなことしてるわけがないと思うんだけど。
「んー、じゃあお姉ちゃんがしてあげるね」
姉さんはもじもじしなから言った。
「へ?」
「大丈夫、お姉ちゃん頑張るからっ!」
「……あの」
「えいっ!」
姉さんは僕をベッドに押し倒した。
「じっとしててね」
姉さんは僕のシャツを脱がし、ズボンに手をかける…が、途中で手が止まった。
「…?」
「カーテン閉めた方がいいよね?明るいと恥ずかしいもんね」
そう言って、姉さんはカーテンを閉めて戻ってくる。
…そういえば、まだ昼だった。
再び姉さんの手が僕のズボンにかかり、脱がされた。
…なんか立場が逆のような気が…。
パンツも脱がされ、勃起したモノが姉さんの目の前に晒される。
「ふぁ…大きくなってる…」
…この状況だったら大きくもなります。
「…この子がお姉ちゃんの中に入るんだよね?」
そんなにじっと見られても…どんな反応をしていいかわからない。
「…こんなの入るかなぁ…。…ふぇっ?もっと大きくなっちゃったよ?」
…いちいち説明しないでほしい。
「…えっと、いいこいいこ」
「!?あっ…」
姉さんの指がモノに触れ、撫でる。
「…固くて…ぴくぴくしてる…」
「…お、お姉ちゃん……口でして…」
「?お口でしてほしいの?」
姉さんは僕のモノをパクっと咥え込んだ。
「痛っ!」
…噛まれた。
「ふぁっ、ご、ごめんねっ」
姉さんは口を離し、モノを撫でる。
「ごめんね…痛かったよね…」
そう言って、モノを撫でながら噛んだ所をペロペロとぎこちなく舐め始めた。
「…ん…お姉ちゃん…もっと裏側を付け根の方から舐めて…」
「んっ……こう?」
姉さんは言われた通り舌を動かす。
「……気持ち…いいよ…」
「…今度は…噛まないようにするね」
姉さんは再びモノを咥え込んだ。
舌を絡め、口全体を使ってしごかれる。
「…んん……ちゅ…んっ…んんっ…」
「…く…あぅ…」
僕は我慢できずに腰を振り始めた。
「んくっ…んっんっんんっ」
姉さんは苦しそうな顔をしながら、舌を絡ませる。
「…くっ…お姉ちゃんっ……僕…もうっ!」
「んぅっ!?んんっ……」
モノがビクビクと脈打ち、放出する。
「…んく…ん」
姉さんは咥えたまま離さない。
放出が止まってから、やっと口を離した。
「…はぁはぁ」
「んんーっ?」
姉さんは精液を口の中で転がしている。
「…あの…姉さん?」
「…ん…こんなに…いっぱい出たよ…」
口を開け、口に溜まった精液を見せてきた。
「み、見せなくていいから!ほら、ティッシュに吐き出して」
「んくっ…んんっ……けほけほ」
姉さんは口の中の精液を飲み干す。
「…けほ…んー…これって何か栄養あるのかなー?」
「え?し、知らないけど」
「そっかー」
何か考えてるようだ。
…あるって言ったら、どうするつもりなんだ。
…沈黙。
突然、姉さんがベッドから降りて立ちあがる。
僕は上半身を起こした。
「…姉さん?」
「…脱ぐから向こう向いてて」
「う、うん」
僕は頷いて顔をそむけた。
「…いいよ」
姉さんの方を見る。
「……あの、脱いでないと思うんだけど」
姉さんはさっきまでと同じ格好だった。Tシャツにミニスカートにフリフリのエプロン。
「…だって、全部脱ぐの…恥ずかしい…」
ふと姉さんの足元を見ると、白い布みたいなのが落ちていた。
…その…つまり、パンツだけ脱いだわけですか…。
姉さんが僕の上に乗ってきた。
僕のモノと姉さんの秘所が触れ合う。姉さんのそこは既に濡れていた。
「ん…」
姉さんはスカートの下から手を入れモノをあてがった。
僕の体がビクっと反応する。
「大丈夫だよ…怖くないからね」
…それ姉さんの台詞じゃないと思う。
姉さんが僕をギュっと抱きしめ、ゆっくり腰を落としていく。
僕も姉さんを抱きしめた。
熱く絡みつくような感触に包まれ、締め付けられる。
「くっ…」
「…つぅっ…んんっ…いたぃ……」
姉さんの目から涙がこぼれる。
…服着たままだと、妙に興奮するな…。
「…ん…姉さん…全部…入ったよ」
「んぁ……おっきいよぉ…」
姉さんの声を聞いて、さらに興奮してきた。
「ふあぁっ!?またおっきくなっ…あぁっ…」
ゆっくり腰を動かし始める。
「…うぁ……姉さん…すごく…いいよ…」
「あんっ……体が…んっ…変だよ…痛いのに…んぁ…気持ち…いい…」
「あ…く…姉さん…」
無意識のうちに腰の動きが速め、激しく打ちつける。
「あっんんっ……そんっなに激しく…んぁっ…したら…おかしくなっちゃうぅっ」
「んんっ…姉さんっ姉さんっ」
「あっあっんんっやぁっ…ふぁっイっちゃうよぉっ」
「姉さんっ僕…もう出るっ!」
僕は姉さんを思いきり突き上げた。
「んぁっあっあっ!ふああぁぁぁっっ!!」
姉さんがイった瞬間、食い千切られそうなくらいきつく締め上げられる。
モノがビクンビクンと痙攣し、何度も精液を吐き出した。
姉さんを上にして、そのままベッドに倒れこむ。
「はぁっはぁっ」
頭の中は真っ白だ。
「…ん…中が熱い……」
姉さんは目をとろんとさせ、呟いた。
僕達はそのまま眠ってしまった。
「…んん……あれ?」
姉さんが目を覚ます。
「……姉さん、どうしたの?」
僕は目を擦りながら聞いた。
「あっ、もうこんな時間だよ!晩ご飯の用意しなきゃ!」
姉さんはベッドから降り、立ち上がる。
「ふえぇ腰がガクガクするよ…」
そう言って、急いで部屋を出ていった。
…唯姉さん、パンツ穿くの忘れてるよ。
そんなことを思いながら、僕はまた眠りの中に落ちていった。
その日の夜
「姉さん…量がとんでもなくなってるような気がするんだけど…」
テーブルにとてつもなくたくさんの食器が並べられている。
「…食べたくないの?」
…そんな顔しないでよ。
「…食べるけどさ。……この甲羅みたいなのがあるのは何?」
「あ、これはスッポンさんだよ」
…えっと、どう反応すればいいんだろ…。
というか、そんなものいつ用意したんだ?
「他にもね色々あるんだよ。こっちはね…」
「聞かなくていいや」
「そう?」
「…うん」
「お姉ちゃん、明日からも頑張ってお料理するから…」
「?」
姉さんの頬が赤く染まる。
「今日から毎日一緒に寝ようね」
…毎日って…
「…あの、それでスッポン?」
「ふぇ?何?」
「…その、だから、そういう意味なのかなって」
「…??」
姉さんは本気でわかってないみたいだ…。
「…ごめん、なんでもない」
「そっか」
「それじゃ、いただきます」
「うん。いっぱい食べてねっ」
保守
n n
(ヨ ) ( E)
/ | _、_ _、_ | ヽ
\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ /
>>653-665good job!!
\(uu / uu)/
| ∧ /
>「………お姉ちゃんを…食べちゃうの?」
骨の髄まで萌やしつくされますた
ピクピク
:∩:
⊂⌒~⊃。A。)⊃
>>670 いいなこれ。ずっとお姉ちゃん呼ばわりしてきた隣のお姉さんって感じか。
呼び捨てにさせようとしたら
「ちっちづちづちづちちづ……乳擦る」
「擦らないよそんな所。擦るほど大きくないし」
「ちっちづちづち……ちづちー」
「それは恥ずかしいよ」
「ちっっっっちちちづる! …………姉さん」
「ハァ……もういいよ普通で」
とかなるのかな
>670
恋人になったから眼鏡外したのか、千鶴姉さん……。
残念な眼鏡派の俺。
綺麗にねぎだく食べるほたる姉さん萌えというか回想のほたる姉さんぷりちーだなぁ。
>>669 たしかに多いですね(;´Д`)
次から気を付けます。
>>670 千鶴姉さんもほたる姉さんも可愛くてイイ!です。
悩んでる千鶴姉さん萌え。
お久しぶりです、保管サイトの人です。
転載させていただきましたー
最近更新頻度が遅いですが頑張ってますよ
多分
>>674 お疲れ様です。
またお時間ある時にでも670さんの絵もよろしくです。
いつもみてます
がんがって(*´д`)ハァハァ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 姉で萌えて!!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 姉でコイて!!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 漏れで抜いて!! |
|________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
>>678 「あっ!? お姉ちゃん、恥ずかしいよ! や、止めてぇ!」
「ふふっ……入れるよ………」
ずぷぅ………
「うあっ!? あはあっ………あくっ……」
「あんっ……あっ……いい……いいよぉ……太くてぇ………か……かたい……」
ぐちゅ、ぐち、ぬちゃ………
「うっ……はあっ……くっ……」
「おくぅ……きてる……だめっ……だめぇ……や……あああん!」
ぐちゅ! ぐちゅ! ぐちゅ!
「お……お姉ちゃん! 出るよぉ………出ちゃう!」
「いいっ! いいよぉ! あっ……あっ……出して……な……中に……」
「お………お姉ちゃん!」
どく! どく! びゅく……
「んあっ……あああああんっ!!」
楽しいよ。
そう言われた。いつもだったら疑って当然。でも、その時の俺は受験勉強に
煮詰まっていて、発散の機会があれば何にでも飛びついてしまう、そんな心
境だった。
だから行ってみた。
罠だった。
「っきゃぁ〜〜っ。かっっっっっわいいぃぃぃぃぃっっっ」
「あたしの自慢の弟よん」
「ちょうだいっ」
「あげないー」 遥姉さんは綿菓子のような声で答えた。
女子大生になっても、女子高生みたいな叫び方をする人がいるんだな、と
思った。あるいは姉さんの友達だからだろうか。おっとり風味の三つ編みメガ
ネさんが、ほんのり頬を赤らめて俺を重心に半径50cmの周回軌道を描く。
「あの、そろそろ勘弁し――」
「ねっねっ、これ、会場行く前にアキ達にも見せよっ」
「あ、いいねー。ようし、弟よ、こっちへ来るのだー」
な、何っ!? ここここ、この格好でおんもへ出ろと? ていうか会場って何!?
「いやだっ、断固反対! 欲しがりません勝つまでは! 厨房はカエレ!」
「おねーちゃん、それ、良く分かんないよ。それに、あんまり駄々こねると、ま
ずいんじゃないかなー」
「何がだ……何がですか、姉さん」
「いつきがね、こう言うんだよ――」「分かりました。ご同行させていただきます」
即答する俺に、遥姉さんはショートカットを揺らして微笑んだ。
「良かった」
いつき姉さんの名前を出されては仕方がない。
大学祭、楽しいよ。そう言われたのだ。一度、来てみてよ。出店とかさ、演劇
とかさ、出店とかさ、占いとかさ、出店とかさ。
出店ばっかりですね。
遥姉さんは、ぷうっと頬をふくらませた。
珍しい実験とか、研究の展示とかもあるよ。すごいんだよ。
姉さんはそれを見に行ったんですか。
コスプレ大会とかもあるよ。
話を逸らすな。
いいからさぁ、来てみてよ。緩めのジーンズ姿であぐらをかいた遥姉さんは、
上半身を揺らめかせながら、ぽつぽつとした言葉で辛抱強く俺を誘った。勉強
の息抜きになるよ。ほら、大学生活の参考にもなるかもよ。大学、案内してあ
げるよ。
姉さんがそんな風に熱心になることは珍しかった。思いつきじゃなくて、ひょ
っとすると、本当に来て欲しいのかも知れないな、とまで感じさせる顔つきに、
俺はほだされ始めた。実際に勉強疲れが見えて来ていたことも、無意識にそ
れを後押ししていた。
ね? と、遥姉さんは上目遣いをした。
俺はついに笑い出してしまった。仕方ないなあ、姉さんは。分かったよ。行き
ますよ。
やった。
悪びれもせず、姉さんはにんまりと笑みを浮かべた。
少しは悪びれろ。今の俺は心底そう思った。裏道をこそこそ歩きながら、小
声で尋ねる。
「このふりふりは何なんだ、姉さん」
「可愛いでしょ」
「そうではなく」
「あれですよ」
と、三つ編みメガネさんが一枚の立て看を指さした。
『女装コスプレ大会(飛び入り歓迎)』
「帰るっ! 断固帰りますっ!」
「だめです帰しません逃がしません」
メガネさんに引っ掴まれた細身のベルトが、みぞおちに食い込んだ。息が止
まるかと思った。体をくの字に曲げたまま、恨めしげに遥姉さんを見上げる。
「……姉さん。騙しましたね。遥姉さんだけはそういうことをしないと思っていた
んですが」
「ごめんねー」 罪悪感皆無のにこにこ顔。「どうしても、どうしても君を呼びた
かったんだ。そしたら、いつきとあすかが考えてくれた」
「最悪コンビです、それは。第一、俺を呼ぶのにこんなものに巻き込む必要な
んて無いでしょう」
「えと、交換条件……かな?」
かな?
「遥さんは、サークルの出し物をあすかさんに代わってもらっているのですよ」
と、メガネさんが助け船を出す。「あすかさんも学外の方ですから、ちょっと大
変だったみたいですね」
言っちゃダメだよー、と遥姉さんはぶーたれる。やれやれ。取りあえず、遥姉
さんが小細工を考えたわけではなさそうだ。でも、事情を聞いただけでは気が
収まらない。だから、少しキツめに言ってやった。
「じゃあ、遥姉さんはタダでおもちゃを手に入れて美味しいトコ取りか」
「タダ?」 姉さんは目をぱちくりさせて俺を見つめた。「そんなことないよ?
いっしょに頑張ろうね」
……はい?
「それじゃあネクスト、ナンバーラッキー7っ、おおっと今度は姉弟で登場だ〜
〜っ。ていうか姉妹だ〜〜っ」
「やっほーい!」
「……や、やっほー」
会場、既に爆笑の渦。
「お姉ちゃん、ほらもっと元気良くっ」 と、遥姉さん。
俺はやけくそになって叫んだ。「み、みんな元気してるぅー?」
笑い死にが出るかも知れない。そう思った。それぐらい笑われた。本当に人
間って笑い死ねるんだろうか。死人が出たらどうしよう。やっぱ俺の責任だろう
か。
遥姉さんが耳元で囁いた。ほらほらお姉ちゃん、現実逃避しない。
仮設ステージの上で、俺と姉さんは全く同じ、黒尽くめフリル全開の堕天使
ゴシックロリータファッションに身を包んで立っていた。血も涙もない陰謀であ
る。二人とも、ゴスロリを着るには微妙に柄が大きいところが、また笑いを誘う
絵面という仕掛け。むろん、遥姉さん自身が素で美人だからこそ成立する大技だ。
友人たちへの顔見せの後、ちょっと着替えに、と言って出て行った姉さんは、
30分かけて俺と同じ格好に変身した。同じかつらをかぶり、鏡に並んでみて
驚いた。俺と姉さんは驚くほど良く似ていた。姉さんがハイヒールを履いて、俺
が喉元にチョーカーを巻き、二人でナチュラルメイクを施すと、完全に姉妹に
しか見えなくなった。背の高さで俺が姉ということになる。
アホだ。
「お姉ちゃんはー、今日は学校はどうしたんですかー?」
「って、姉さ――遥が誘ったから、こっちに来たんじゃないの」
「サボったんですね?」
「う、うん」
「しょうがないお姉ちゃんですねー」
「俺かよっ!」
何がおかしいんだか、みんな笑う笑う。遥姉さんは、かつらの下から悪戯っ
ぽい光を瞳に浮かべてこちらを見上げた。
「お姉ちゃんには罰が必要ですねー」
「はぁっ!?」
「みなさーん、お姉ちゃんにはどんな罰がいいと思いますかぁー」
会場、笑いとどよめき。歌え、踊れ、とすかさず黄色い声が飛んだ。脱げ、と
いう声がまた爆笑を呼ぶ。
その中で、聞き捨てならない声が聞き捨てならないことを叫んだ。
「遥とキスしろ〜っ!」
「ば、ばか、いつき姉さ――」
うぉぉぉぉ〜〜〜っ、と、一気にボルテージが上がる。
ちょ、遥姉さん、これはヤバいって! 俺は小声で囁くが、姉さんは両手を広
げてはっきり言った。
「はい。お姉ちゃん、どうぞっ」
うぉぉぉぉ〜〜〜〜っ。
「や、あのですね? そんな、目を閉じて唇を突き出されてもですね?」
「目、開いている方がいいですか?」 ぱっちり。
「それはもっとやりにく――そうじゃなくて。まずいよ、これは」
「お姉ちゃん……」 姉さんは俯いた。上目遣い。「遥のこと嫌い?」
しーん。
っておい、どうしてそこで固唾を飲むか、お前ら!
「き、嫌いって」
「嫌い?」
「そんなわけないけど……」
「じゃ、好き?」
はあぁ?
「可愛い妹、好きじゃないですか?」 小首をかしげる。
そ、そういう意味ですか。「好きだよ」
「じゃあ、キス」
「いやだからそのあの」
「お客さん、みんな待ってます……」
姉さん、なりきりまくりですね。
「待ってるぞーっ」
「いつき姉さんは黙っとれ!」
はははは。と、小さい笑いの波。
その、何だ。たわいないイベントとは分かっていてもだな。キスってそんな簡
単にしちゃっていいものなのか? 彼女や女友達とだったら、別にいいのだろ
うけど。彼女なんていないけど。
……遥姉さんがキス?
俺と?
いいのかよ、ノリでこんな大勢の前で。嫌じゃないのか?
「そんなに考えなくていいよ」
「え?」
いつの間にか、遥姉さんはふんわりとしたいつもの顔になって、俺を見てい
た。普段通りの声音で、ぎりぎり観客に聞こえないように。
「今の君は女の子なんだよ? 女の子同士のおふざけなんだから、別に深く
考える必要ないんだよ」
「……いいんですね?」
――そんな屁理屈を信じたわけではないけれど。
「いいよー」 そして舞台の顔に戻って、「はい、お姉ちゃん」
仕方ない。だったら、せいぜい女の子になってやろう。覚悟を決めた。俺は、
再び目をつぶって両手を広げた姉さんに二歩近寄り、両方の手で丁寧にその
頬を包んだ。上気して、けれど子供のように滑らかな肌。悪いことをしている気
になってしまう。
かがみ込んだ。
信じられないほど整った睫毛。赤い唇の隙間から漏れる温かい息の味。
女の子の気分、女の子の気分。頭の中で呪文を唱え、姉さんの唇に口を寄
せる――。
せ、せめて端っこにしておこうかな。
そう思った一瞬、5cm先にあった姉さんの二つの目が開いたかと思うと、に
やん、と音を立てて笑った。広げていた両手でガッチリ俺の頭を抱え、真っ正
面から容赦なく俺の口を吸った。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
ちょっ。
ちょっと意識飛んだ。
唇に、濡れた姉さんの感触。
息ができない。肺を吸い取るおつもりか、このひとは。
仕方がないから鼻で呼吸をした。唇の感触を忘れさせるぐらい強烈な女性
の匂いに、思いがけず夢中になりかけた。姉さんも苦しそうな短い呼吸を繰り
返している。
鼓動、伝わってしまっているだろうか。
気付けば、会場はゴスロリルック同士のディープキスという濃ゆいシチェー
ションに大興奮らしく、そこかしこでカメラ付き携帯や使い捨てカメラのシャッ
ター音が響きまくっていた。
いつき姉さんも撮ってるんだろうなぁ、あすか姉さんのハイエンドデジカメで。
その画像を見て、真緒姉さんやほたる姉さんが卒倒するんだろうなぁ。そんで
もって絢乃姉さんが……なんて想像も、遥姉さんの舌が上顎の天井をくすぐり
だすに及んで完璧に吹っ飛んだ。
「っ! 姉さっ、遥っ」 慌てて引きはがす。
「あ……」
あ、あれ? え?
俺が気付くよりも早く俺の心臓が気付いた。大きく一つ脈を打つ。
熱を帯びた頬。暖かく潤んだ瞳。開いた唇の奥で、切なくわななく舌先。
でも、それらは一瞬で掻き消えた。判断とかが起きた感じではなかった。
スイッチが入ったみたいに、ぱちりと自動的に、最初からそういう生き物で
あったみたいに消えてしまった。
「えへへ。はい、罰ゲームおしまいっ」
そこにはもう、似合わない服に身を包んだ、陽気な女性が立っているだけ
だった。
遥姉さんのことは、嫌いじゃなかった。
さりとて、好きというわけでもない。
特に嫌いになるのは、友達に「お前んとこの天然系グラマーのねーちゃんを、
この前○○で見た」と報告される時だ。たいてい何かやらかしている。アホだ
からだ。アホな上に、グラビアモデルのような体をしている。駅の改札を出る
と、冗談のような確率で黒ラメ男に声をかけられる。止せばいいのに会話を始
めてしまう。ちょっといいバイトがあるんですよ。へえ、そうなんですかー。お姉
さん、意外と遊んでないタイプでしょう。そうでもないよー。あれ、そうなの、じゃ
あモデルの仕事とかも経験あり? 良く誘われるけど、みんなが反対するから
やらないー。
素直に答えてどうするか。それと、遊びという言葉の定義の違いに気付け。
幼少のみぎりから武勇談には事欠かないひとだ。子猫を助けに木に登って
自分が降りられなくなった、などという可愛らしいお約束をリアルにやってのけ
たのを皮切りに、自分だけ一年前の教科書を使っているのに半年間気付かな
かったとか、バスの終点でも≪降りる≫ボタンを押すのだと高校まで信じてい
たとか、お付き合いしてくださいと言われ、どこに? と聞き返したとか……
とにかくアホなのである。
それでも、現在に至るまで、嫌いにはなりきれなかった。
あのことがあるせいだ、と俺は思っている。
俺の誕生日だった。まだ小学校に上がったばかりだった。礼子姉さんが注
文したケーキを、遥姉さんが学校帰りに持って帰ってくる手はずだった。だが、
帰ってきた遥姉さんは手ぶらだった。落とした、と言った。雨が降っていた。車
の水しぶきから守ろうとして傘を動かしていて、よろけて落とした。泥水でぐ
ちゃぐちゃになった、と。
今までになく巨大と聞いていたケーキを、俺は目にすることも出来なかった。
当時の俺は、物心付いたとも言えない純然たるガキんちょで、貧弱な語彙の
隅まで使って遥姉さんを罵倒した。役立たず、くそったれ、信じられねぇバカ、
さっさと死ね。
姉さんは泣かなかった。ただその場に膝をついて、じっと耳を傾けて、そうし
て俺の言葉を全て、小さな自分の体の中に入れてしまった。俺が泣き疲れて
しまうと、俺の手を取って、目の中をじっと見つめて、言った。
おねーちゃんも楽しみにしてた。
死にたい。
やばい、と思った。そんなに真っ暗な瞳を見たことがなかった。
俺はこのひとを、ここまで傷つけることができてしまう。
それから俺は、何事に付け遥姉さんとは距離を置くようになった。このひとと
一緒にいると、また同じようなことが起きるかも知れない。ボケっぷりを眺めて
いるぐらいで丁度いい。
幸か不幸か、うちは大家族。個人間の多少の扱いの差は最初からあった。
しばらく経って、実は遥姉さんはあまり笑わないとも知った。確かに表情とし
ては、睡眠中も含めて一日の90%以上は笑顔で過ごしている。でもそれは、
あらゆることを「のほほん」でやり過ごしているだけだ。遥姉さんが、本当の意
味で驚くことは、とても少ない。そして、本当の意味で喜ぶことも。
不思議なひとだ。とらえどころが無くて、アホで、飄々として、でも繊細で――
ただの女装大会で、ここまでやった奴は地球上にそういないと思う。むしろ、
いてほしくない。
あの後、突如現れた怪人集団に姉さんはさらわれ、俺にはメガネさんによっ
て旧式モーゼルが二挺手渡され、ゴスロリがゴスロリを救いに戦う、訳の分か
らないアクション寸劇が展開された。
特撮ヒーローショーかってーの。
どたばたやる内に、段々と分かってきた。要するに、これは全部、いつき姉さ
んやあすか姉さん、それにメガネさんなんかがグルになって仕組んだ、超絶大
仕掛けの罠だったのだ。俺で面白おかしく遊ぶためだけの。その辺はもう、匂
いで分かる。
そしてもう一つ、今日初めて知ったことがあった。
「お姉ちゃん、早く助けてーっ」
「待ってて、遥っ。すぐに行くっ」
「もう漏れちゃうぅぅ」
「何でやねん!」
遥姉さんが、舞台の上で飛び切り輝いて見えることだ。
タレントになる? そんなこと、あのひとに期待しちゃだめだ。めんどくさい、っ
て放り出すに決まってる。
でも今、遥姉さんは呼吸をするように会場を支配している。あのひとが何か
するたびに観客は笑い、驚き、息を飲む。思えば、最初の罰ゲームだって、一
瞬でみんなの心を掴んで巻き込んだのだ。
それぐらい、今時ふつう? いやはや、あの姉さんに限って「ふつう」なんて
あり得ない。
ひょっとすると、天然ボケで周囲を振り回す、普段のアレの延長なのかもし
れない。そうだとしても、それは姉さんの才能だったんだ。
何の役にも立たないけれど。でも、確かに才能なんだ。
女装大会を見事優勝で終えると、俺たちはようやく『交換条件』から解放さ
れたらしい。俺の着替えを待つのももどかしそうに、姉さんはぴょんぴょん飛び
跳ねて俺を呼んだ。
「はやくっ、はやくっ」
「わ、ちょっと姉さん、靴、靴が脱げるっ」
「いいじゃん、そんなのー」
「良くないですっ」
姉さんは、かかとを直した俺に近寄り、ひょい、と腕を絡めた。ゴスロリを脱ぐ
つもりは無いらしい。それほどまでに時間が惜しいのか、単に気に入ったの
か、忘れているだけか。
「へへ。お姉ちゃん?」
「もう、お姉ちゃんじゃないよ」
「おねーちゃん」 と自分を指差し、次いで俺を指差して、「お姉ちゃん」
「お姉ちゃんが二人……とでも?」
首がもげそうなヘッドバンキング。
「アホですね」
「!!」
埴輪に変化した。
「どこから見に行くんですか」
「……?」
「大学祭を見に来た……んだよね? 俺?」
再び頭を縦に振った。姉さんはあっという間に笑顔を取り戻し、こっち、と言っ
て俺の手を引っ張った。
「楽しいよ」 彼女は子供を諭すみたいに人差し指を立てた。
姉さんの誘い文句は、実に的確に自分の大学祭像を表していたようで、俺
たちは、あちらの焼きソバからこちらの大判焼きへと巡り歩いた。程よく食欲
が満たされると、今度は占いをのぞき(無理矢理占わされた姉さんとの相性
は……まあ言わずにおこう。姉さんは喜んだ)、演劇の最終回を観劇した。そ
れからちゃんと研究室の展示も見た。姉さんは、理解している振りをすることを
遂に諦め、俺と一緒に、ふんふんと無意味にうなづいていた。
夕方。祭りのムードはそのまま打ち上げムードにシフトし始めていた。俺たち
は正門に程近い芝生の上でソフトクリームを食べていた。
ふと会話が途切れたところで、俺は切り出した。気になっていたことがあっ
た。
「良かったんですか、姉さん。一日中俺の相手なんかしてて。友達とか、サー
クルとか、大丈夫だったんですか」
「うーん」 彼女は唇をすぼめて考える素振りをし、やがて肩をすくめた。「多
分、だいじょうぶ」
多分、て、おい。
「一回ぐらい、へいきだと思う」
「……意外に悪い子ですね、姉さん」
「そう?」 小首をかしげる。「えへへ。悪い子、かっこいい?」
「アホですね」
ムンクの叫びみたくなった。転げ落ちかけたソフトクリームを、慌てて俺が支
えた。「冗談ですよ」
「うちの大学祭、どうだった? 楽しかったでしょ?」
「ええ。……年上ばっかりで緊張したけど」
「いつものことじゃん」
「確かに」
「楽しかったんだ」 満面の笑み。「じゃあ、入りたくなった?」
「え?」
「うちに入りたくなったでしょ!」
頭がくらくらした。
そうか、そういうことだったのか? 最後の最後に遥バクダン炸裂?
「あの、つかぬ事をお伺いしますが、それが目的で誘ったんですか? 同じ大
学に来させるために?」
「えと。えへへ。そうなるかなー」
「お断りします」
「! ど、どうしてっ?」
「姉さんの大学には重大な欠点があります」
「なに?」
「女子大です」
姉さんは最後のコーンを食べ終わると、ポケットからビロードのチョーカーを
取り出し、俺の首に巻き付け始めた。
「大丈夫だいじょうぶ」
「あはは、そうかそうかその手が――って、そんなわけあるかぁ!」
乱暴に腕ごと引っぺがすと、彼女は寂しそうに手に持ったチョーカーを揺らし
た。唇をとがらせる。やっぱり駄目かー。頑張ったのになー。残念だなー。
「いやその、ね。姉さん。何事にも限界はあるわけで」
俺の弁解を聞きもせず、ぽつり、と彼女は呟いた。
「じゃあ、やっぱり行っちゃうんだね……」
子供のような、どこかで聞いた口調だった。
落としちゃった。
汚れちゃったの。
「……どこに?」 俺は辛うじてそう聞き返した。
「遠いところ。君の志望してる大学」
それから姉さんは、幾つかの大学の名前を順番に告げた。
名前だけではない。各キャンパス所在地、その最寄り駅と、加えて今俺たち
が住んでいる家からどのぐらいかかるかまで、全て淀みなく説明してのけた。
「それ。俺が模試の希望大学欄に書いた奴、全部……」
「針灸の学校があるなんて知らなかったよ。君が針師さんになりたかったなん
て」
「それは冗談で書いたんだ」
「分かってるよ」
「……全部、調べたんですか」
「うん」
「……アホですね」
姉さんは小さく笑った。
「うん」
派手なスカートをわさわさとかき集めて体育座りをする。「遠いとこばっかりだ
ね」
「三時間ぐらいのところもあるけど」
「行っちゃうのは寂しい」
「ご、ごめんなさい。でも……」
「ううん。り、立派だと思うよ。君には、君の行きたいところに行ってほしい」
彼女は膝の間にあごを乗せ、目を細めて夕焼けを眺めていた。細い眉が大
人びていた。朱色の光がもろに当たって、滑らかな肌を彩っている。間近で見
るその横顔が眩しくて、俺は芝生に視線を落とした。
姉さんは強くなっていた。
空気を操る魔法使いみたいだった、舞台の上の姉さんと、
俺の手を引きずるようにして、構内中を案内してくれた姉さんと、
こうして芝生に座り込んでゆっくり話す姉さんが、入れ替わり脳裏に浮かん
で消えた。
……姉さんはここで生きているんだ。
ぼんやりと、そんな風に思った。姉さんは、きちんと自分の世界で生きてい
た。
このひとに認めてもらえて、嬉しい。
このひとの考えることは、相変わらずよく分からないけれど。
「そう言えば、遥姉さんとこんな風に話すことは、あまりなかったかも」
「そうだね」 彼女は言った。「たまには、いいよね」
「いいですね。たまには」
「うん。ふふふ」
俺は何気なく言った。
「今日、楽しかったよ」
その途端、五本の細い指が俺の腕を掴んで乱暴に揺すり、次いで勢いよく叩いた。
「やっと、やっと言ってくれたー」 姉さんは、困ったようにも見える笑顔で言っ
た。「迷惑だったかと思ってたよー」
「そんなわけない……泣くなよ、このぐらいで」
「泣いてなんかないもん」
「俺、言わなかったっけ? 楽しかった、って」
「言わなかった!」
俺は唖然とした。姉さんが感情任せに叫ぶなんて。泣くほど嬉しそうにして
小躍りする遥姉さんなんて、見たことあっただろうか。俺が「楽しい」と言っただ
けで、それほど?
「誰かと賭けでもしてたんですか」
情けないことに、真っ先に思いついたのはそれだった。
「賭け? うーん、そうかも。自分と賭けをしてたんだね」
「はあ」
姉さんは、言おうか言うまいか悩む様子で、でも俺の物問いたげな顔を見
て、結局しゃべり出した。
「あたし、」 おねーちゃん、じゃなかった。「ちゃんとしたい、って思ったんだ。
君に呆れられて、嫌われたままなんて、そんなの辛いもん。君が家を出て行く
かも、って知って、最初は泣きそうだったんだ。でもね」
話の展開が飛び飛びで、何だか姉さんの頭の中を直接見ている気分になっ
てくる。
「沢山考えて、あたしじゃ引き留められないんだって、分かったの。あたしの言
うことなんか聞いてくれない、って。だけど、悲しいままは絶対嫌。アホなのは
仕方ないけど、だけど、ちゃんとしたい。君に避けられたままは嫌。君が、ちー
っちゃい頃と同じように、ちゃんとあたしを見てくれないと嫌……なの……」
赤面した姉さんは、片手で俺の手をおずおずと握った。
「楽しかった、って言ってくれたよね」
「うん、言った」
「じゃ、じゃあさ」 ごくりと息をのむ。「あたしと居ても、楽しかったんだよね?
悲しいこと、無かったよね。大丈夫だよね、あたしと居ても。二人でお話、し、しても
いいよね?」
姉さんは芝生に目を落としたまま、矢継ぎ早に尋ねた。
このひとは……全部自分のせいだと思っていたのか。
俺は、自分自身を怖がって、それを人のせいにしていただけなのに。
ガキなら誰でもやるような行き過ぎを、いつまでも引きずっていた腰抜けなの
に。
まったく、このひとのやることは、どこまでがボケでどこからが愛情なのか……
「あは、あはは」
「ひどい、おねーちゃん真剣なんだよ!?」
「あ、あのチョーカー、まだ持ってます? そう、それ、ちょっと貸して、早く」
もちろん、全部愛情に決まってる。姉だとか弟だとか何も考えてない、純粋
でアホ丸出しな愛情。そんなものをぶつけられて、これがないと、本当に超え
てしまいそうだから。これは愛を合法化する手段。
するすると、黒く滑らかな布を喉元に巻く。
姉さんの手を取り、顔を上げさせた。目元に涙が浮かんでいる。
「今まで、ごめん。俺も、姉さ……遥と一緒に居たい。色々話そう。遠くに住ん
だとしても、それでも、一緒だから……」
キザ、かな。でも、いいや。本当だから。
顔を寄せた。姉さんの目が見開かれ、うっとりと閉じる。涙が押し出され、頬
をこぼれ落ちる。
夕日の落ちた芝生の上。長く、丁寧なキスをした。
その様子が何故かあすか姉さんのデジカメにばっちり収められていたり、当
然ながら家に帰ったらそれを全員が見ていて大騒動になっていたり、あまつさ
え、何故かキスの途中でチョーカーがほどかれていたせいで、もはや言い逃
れのしようもなかったりしたのは、まあ別の話だ。
FIN
>>681-696 つ、疲れた……
またキャラ違う気もしますが、ていうか色々ボロボロですが、
そしてクソ長いですが、勘弁してください。
>>674 管理人様
あ、ありがとうございます。
で、ですがその、あれを遥ということにするのはかなりアレな感じですので、
というか途中から諦めてオリキャラと考えてましたんで、できましたら
その方向でお願いしますです。紛らわしくて済みません。
33行でアウトか……次回(があったら)はうpろだ探そう……
>>681-696 グッジョブ!
でも呼び捨ては(・A・)イクナイ!
あと遥姉さんはもっとぽよぽよで間延びした喋り方だと思われます。
>>698 初期設定から大きく逸脱しなければ、キャラ違ってもいいのでは・・・
700
麻琴姉さんの抱き枕になる権利はもらった!
呼び捨てなのはチョーカー巻いてお姉ちゃんモードだからだろ
702 :
699:03/06/16 13:15 ID:rmcGblKI
!
しまった、忘れていた
ちょっと待てば700Getだったのに
こうなったら800Getしてほたる姉さんにあたまなでなでしてもらうぞ!
弟が姉さんを呼び捨てにするのは(・A・)イクナイ!
〜100ゲット履歴〜
500ゲット 絢乃姉さんの唇
600ゲット 遥姉さんの膝枕
700ゲット 麻琴姉さんの抱き枕
800ゲット ほたる姉さんにあたまなでなで
900ゲット 未定
1000ゲット 何か凄いこと
705 :
697:03/06/16 20:59 ID:8sLYZ46z
口調の拒否反応は予期してた(ので駄目元で一応、シフトしていく過程を盛り込んだ)が、
呼び捨ての拒否反応は考えてなかった(w
>>701 その通りですが、それでもダメな人にはダメと見ました。
ポリシとして、姉は生まれながらにして姉なのではない、姉になるのだ、みたいな(w
「姉性」を探る所で勝負しているので、記号を打ち破れなかったのは正面から大敗北でつ。反省。
では800まで潜水します……
>>707 なんだか、とてつもなくオイシイ権利をいただいたようですね。
そうか…こんなに良いものだったのか…。
麻琴姉さん(;´Д`)ハァハァ
>>704 前スレ827レスで容量オーバーなんだけどな
>707
今更ですが、麻琴姉さんに萌えました⊂⌒~⊃。Д。)⊃
>>709 もし900ゲト可能ならば、
案1.真緒姉さんの「ほっぺにちぅ」
案2.陽子姉さんの全力抱擁 (別名さばおり)
なんてどでしょ?
>711
それでは800ゲットできずに悔しくて嘆く者が決めるという事で
なでなでしてほすぃ・・・(*´Д`*)
ほたる姉さんには、俺の亀頭をなでなでして欲しい
亀頭って・・・
(゚Д゚≡゚Д゚)今このスレには俺しかいない
お姉ちゃんズを独り占めするなら今のうち(;´Д`)ハァハァ
┼─┐─┼─ / ,. `゙''‐、_\ | / /
│ │─┼─ /| _,.イ,,.ィ' ─────‐‐‐‐ 。
>>715 │ | │ | | | イン ,'´ ̄`ヘ、 // | \
__{_从 ノ}ノ/ / ./ | \
..__/}ノ `ノく゚((/ ./ |
/, -‐===≡==‐-`つ/ ,.イ  ̄ ̄// )) / ;∵|:・.
_,,,...//〃ー,_/(. / /ミノ__ /´('´ / .∴・|∵’
,,イ';;^;;;;;;;:::::""""'''''''' ::"〃,,__∠_/ ,∠∠_/゙〈ミ、、
/;;::◎'''::; );_____ @巛 く{ヾミヲ' ゙Y} ゙
≧_ノ __ノ))三= _..、'、"^^^ \ ! }'
~''''ー< ___、-~\( ,' /
\( ,'.. /
717 :
715:03/06/21 10:18 ID:3SBAkB1H
,-=;,
{__7!
〔_ラレ ,、_,-‐y;
`y"l rヲレへシ'"
iト-ヘ、 (_;フイ r;_/iレソ
l 'ヽ ル || し ン′
ヽ ヽ レ' ||! 人_フ
V ヽ, | |.| r‐-、=‐-、 _/ /
ヽ ヽ, ト = }{i y=‐'~Y__ 〉 / /
`i 、, ヽ, }- ルハjト'`_ント∠-r'" シ´ ← 実は一人じゃなくてうれしい俺
V `;| i∨  ̄~7 ン〈___/
V丶 | リ >, ( <_/ ,_
ヾ { ソ レ ン ;_ン'" ,r"<rn ゞミヽ
ゝ、ゝ = 〃ソノ__/ / y'"J | \` ヽ
rn, rfレ`ー-=-‐''~ ̄ /`7 `、| ヽ-'ヽ
rJllル7 rnh; l´ ´'リ ,rn / r'ン==ト、!__ V ヽ
〉__ソ ヾヽ``ij'l 〉 /、,ハjjj し'l mhレ' /f" |リレ7,,m〉 | |
| { rfjn ,;'V _ン',/ //〉r>,、__//リリ ト 〈 }'=‐' ソ 〉トii,_/ j それを祝う
.| i _,-;ゝ_ソ {' ' 'V V /'ハ~ ' ノヽ ヽ,;ヾ レ'⌒jー'-ン Λ'ー'~ヽ, / ←お姉ちゃんズ一同
! V;;;ゞ''~ ̄ヽ_〉_j,;| ヽ/レ_>' ラ';;/;-‐-{〉⌒|! / / 〉"
馬鹿ネタを一つ。
「恋するお姉ちゃんは切なくて弟のことを想うとすぐHしちゃうの」
…これが一番似合うのってほたる姉さんだろうなぁとか思い。
スカートの裾を加え涙浮かべながら、一人Hしているほたる姉さんの姿が思い浮かんだ。
問題はその現場を弟に見られてぴーんちっ! な訳だが。
俺の妄想だと…その後弟がエロい気分になってほたる姉さんをいじってイかせてた。
>>718 その様子を影で見守り優しく微笑む千鶴姉さん。
>>718 なにげに智萌姉ちゃんも似合うかも。
弟の写真でクリトリスを擦って愛液でへにゃへにゃにふやけてたり。
「恋するお姉ちゃんは切なくて弟のことを想うとすぐ襲っちゃうの」
なら当てはまるお姉ちゃん多数
>>720 智萌姉さんは写真がダメになるような事はしないと思う。
写真見ながらとかはありそうだけどw
>>718 その元ネタ
「恋する弟は切なくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの」
もありだろ(攻略対象に弟あり)
あすか姉さんが大喜びしそうなシチュエーションだな
「ただいま」
夕方。今日は普段より学校が早く終わり、いつもより早い時間に帰宅した。
それぞれの学校に近く、通いやすいからという理由で、姉さんとこの家に住んで数1ヶ月ほど経った。
いつも通り奥から姉さんが出てくる
「おかえり。あ、ごめんね、こんな早く帰ってくると思わなかったから、ご飯まだできてないの」
…いつも通り…だ。いつもこうだ。いつもいつも。気になってはいた。
…なんでこの人は僕が帰ると、いつも家にいるんだ?
どんなに早く帰っても、どんなに遅く帰っても必ずこうやって出迎えてくれる。
それにどんなに遅く家を出ようと、それより早く家を出る事はない。
休みの日でさえ、僕がいる時はどこかに出掛ける様子もない。
だからといって、決して、学校に行ってないとかじゃない。
僕はこの家で一人になった事がない。
…おかしいよ。
友達と遊びに行ったり、学校で遅くなったりで僕より遅く帰る事だってあるはずだ。
それがない。
僕は部屋に入り通学用のバッグを置いてから話し掛けた。
「…姉さん」
「何?」
「姉さんは、なんでいつも僕が帰ると家にいるの?」
「え、なんでって、どういう意味?」
何を聞かれているのかよくわからないようで、不思議そうな顔をする。
「姉さんは友達と遊びに行ったりしないの?」
「うーん。お姉ちゃん、友達少ないから」
「…学校で俺より遅くなる事とかないの?」
「そういう時は、適当に理由付けて早めに帰ってるよ」
「え?…そんな事して、何も言われないの?」
「元々体も強くないし…それにお姉ちゃんはね、こうみえても成績は学年トップなんだから」
姉さんはえっへんと胸を張った。
そのまま話を続ける。
「だから別に何も言われないよ。…まぁ、よくは思われてないと思うけど」
「……」
沈黙。言う言葉が浮かばなかった。
「あれ?どうしたの?大丈夫だよ、心配しなくても。お姉ちゃんは絶対に君を独りにしたりしないから」
その言葉を聞いてわかった。それが理由。そんな事のために。
全く…姉さんは…。
「はぁぁ…」
「あー、なんで溜息つくの?」
僕と姉さんは二人して苦笑した。
「姉さん、僕だって子供じゃないんだから。一人になったって平気だよ」
「んー、いいよ、私はこうやって待ってるから」
「待ってなくていいって。友達と遊びに行ったりしたいだろ?明日休みだし、友達誘ってみれば?」
「え?…えっと、じゃ、じゃあ、二人でどこか遊びに行かない?」
…何故、僕を誘うんですか。
「姉さん、僕を誘ってどうするんだよ。友達誘えって言ったんだけど」
「…あ…そうだったね」
姉さんは視線を逸らして俯いてしまった。
しばらく沈黙が続いた。
「…友達いないの?」
「……」
姉さんは黙ったままだ。僕はそれを肯定と受け取って話を続ける。
「…だったら、やっぱり僕のために無駄な事しなくていいよ。そうすれば友達だって作る暇ができると思う」
「無駄な事なんかじゃないよ」
姉さんは視線を逸らしたままつぶやいた。
「無駄な事じゃないとしても、そこまでしてする必要のない事だろ」
「必要ある事なの…独りは寂しいから、そんな思いして欲しくないから…」
…僕の為か。…わからない。姉さんの考えてる事がわからない。
「そんなの…姉さんは何の得にもならないじゃないか」
「お姉ちゃんの事は気にしなくていいから」
「…おかしいよ…変だよ…。そんな事してくれなんて頼んでないだろ!?なんでわざわざそんな事するんだよ!?」
「……そく……し……から」
姉さんが小さく呟く。聞き取れなかった。
「僕がいるから?」
「…え?」
姉さんは顔を上げて僕の方を見る。
「僕がここにいるから、姉さんは僕の為にそこまでするんだろ?」
「…何?何言ってるの?」
このままじゃ、姉さんはダメになる。僕がいるから。だったら…
「家に帰るよ。ここ出てく」
僕は玄関に向かった。
「ま、待って。どうして?」
姉さんは僕を引き止める。
「耐えられないから」
…自分が姉さんにとっての障害物になっている事に耐えられないから。
「お姉ちゃんの事、嫌いになったの?」
ずるい。そう聞けば、そんなわけないって答えるしかないじゃないか。
それをわかって聞いてるんだ。
「…嫌いだよ。今の姉さんは嫌いだ」
振り向かずに答えた。声が震えているのがわかった。
僕はそのまま逃げるように家を飛び出した。
好きだと言ってはいけなかった。姉さんはそれを受け入れてくれるだろうから。一人で苦しんでしまうから。
数時間後。
情けない。財布を通学用バッグに入れたままだった。電車にも乗れない。これじゃ帰れないじゃないか。
家を出た後、頭を冷やして落ち着くまで近くをうろついていた。
しばらくは姉さんを傷つけたんじゃないかとか、ひどい事言ったよなとか考えていたけど。
考れば考えるほど、後悔するほど辛く悲しくなってきたから、考えるのを止めた。今度、謝ればいい。
そんな事を考えた後、電車に乗ろうと思った時に財布を忘れた事に気が付いた。
…一度、財布を取りに戻るか。しばらく考える。…よし、戻ろう。今、きっと姉さんは家にいない。
姉さんの事だから、数十分ほど悩んだ後に僕を捜しに出ているはずだ。
姉さんは、僕が何処かで泣いてるんじゃないかとでも心配して捜している。現に僕は、すぐに実家に帰ろうとはしなかったんだから。
だから、家には誰もいない。
家に戻り、鍵を開け、中に入る。ちゃんと鍵をかけてるところが姉さんらしい。
「…ただいま……って、いないよな?」
家には誰も居なかった。
予想がはずれて、姉さんが家にいたらどうしようかと思ったけど。
姉さんにひどい事言ったから、しばらくは会わせる顔がないし……ほっとした。
…だけど、何故か悲しかった。
バッグから財布を取って、再び出ていこうとする。
気付くと頬を涙がつたっていた。…自分勝手だけど、いて欲しかった。
…僕が帰ってくるのを、いつものように待っていてくれるのを何処かで期待していた。
もし姉さんが待っていたら、多分気持ちが押さえられなくなっていたかもしれない。
それでも、それを期待していた。
涙が溢れてくる。好きなのに…なんで言ってはいけないんだろう。
…いや、言うのが怖いだけか。
…言ってしまう事によって姉さんを傷つけるのが怖い。
姉さんが苦しむのを見て自分が傷つくのが怖い。
姉弟なんかじゃなければ良かったのに…。
僕は1ヶ月過ごした家から出た。
「…約束…したから」
私は聞こえないくらい小さな声で呟いた。
「僕がいるから?」
「…え?」
突然の言葉に一瞬何を言ってるのか、わからなかった。
「僕がここにいるから、姉さんは僕の為にそこまでするんだろ?」
「…何?何言ってるの?」
なんでそんな事言うのだろう。
私はただ悲しい気持ちになって欲しくないだけなのに。
「家に帰るよ。ここ出てく」
弟は玄関に向かう。
なんで?どうして?出ていって欲しくない。頭が混乱する。
「ま、待って。どうして?」
「耐えられないから」
…『耐えられない』…
「お姉ちゃんの事、嫌いになったの?」
嫌だよ。嫌わないで。姉でいる事も許してくれないの?
「…嫌いだよ。今の姉さんは嫌いだ」
弟は震えた声でそう言って、出ていった。
涙がこぼれる。私は…私は…どうしたらいいの。
その約束をしたのは小学生の時だ。
両親が共働きでいつも家にいなかった。
ある日、家に帰るのが遅くなった。家に入ると、弟が隅の方で座りこんで泣いていた。
「どうしたの!?いじめられたの?大丈夫?」
私は慌てて弟に駆け寄った。
弟は顔を上げて、私に抱きついた。
「…うぅ…ぐすっ……帰って…こないのかと思った……」
たった数時間の間だったけど、いつもの時間に帰ってこない私を待っていて寂しかったのだろう。
私は弟を抱き寄せた。
「…ごめんね。お姉ちゃん今度からは絶対に君を独りにしたりしないからね」
「………ホント…?」
弟がじっと私を見つめる。
「うん。ホントだよ。お姉ちゃんはね、嘘つかないよ」
「……お姉ちゃん…」
「これからは帰ってきたら、お姉ちゃんが『おかえり』って言ってあげる」
「…うん」
「そのかわり、君は絶対お姉ちゃんが待ってる所に帰ってきて『ただいま』って言うんだからね」
「…うんっ、絶対お姉ちゃんに『ただいま』って言う」
「うん。ずっと待ってるからね。ほら、指切りしよ。約束」
…捜しに行かなきゃ。あの子は声が震えてた。きっと私のせいで傷ついてる。
あの子は優しいから、私に言った事を後悔して悩んでるかもしれない。
独りにしないって約束したのに……悲しませたくないって思ったのに…。
だから、捜して謝らなきゃいけない。
…好きだから…もしこのまま会えなかったら、今言えなければ、言うのが怖くなる。
姉弟として側ににいるために、言えなくなる。私は急いで捜しに出た。
…家にのドアの前に立つ。いくら捜しても見つからなかった。
本当は見つかるまで捜すつもりだったが、家にいなきゃいけない気がして戻ってきた。
ドアノブを引くと、鍵が開いていた。
あれ?私、鍵閉めたよね?…ふと昔の事を思い出した。
はっとして、急いで中に入った。中には誰もいなかったが、一度帰ってきた事はわかった。
涙が溢れた。嗚咽が漏れる。私はその場に崩れて座りこんだ。
「…うぁ…ぐす……約束…破っちゃった……待ってなきゃいけなかったのに…わかってたはずなのに……」
あの時、約束を破った記憶。守れない約束をした記憶。
その日は私の誕生日だった。
いつものように弟を待つ。けれど弟はなかなか帰ってこなかった。
私は心配になって、家の鍵を閉め、捜しに出た。
何時間も捜しまわって、結局見つからず、家に戻った。
閉まっているはずのドアが開いていた。慌てて私が中に入ると弟が帰ってきていた。
私は声を掛けた。弟は泥だらけになっていたが怪我はなさそうだ。
「…よかった。お姉ちゃんね、すごく心配したよ。心配で捜しに行っちゃった」
弟は私を睨んだ。目から涙がポロポロとこぼれている。
「…うそつき」
「え?」
「待ってるっていったのに!」
ちぎたれて2枚になった紙と、どこかから取ってきた花を投げて、家の奥に走っていってしまった。
そうか…待ってるって約束したんだ。なのに私は待てなかった。
私はその紙を拾い上げた。それはちぎられたバースデーカードだった。
私はすぐに弟の所に行った。
「…ごめんね。…お姉ちゃん、約束破っちゃった…」
私は泣いていた。私の為に、泥だらけになって花を取ってきてくれたのに、待っていられなかった。
弟は、私が泣いたのに驚いてあたふたし始めた。
「……え、あ、お姉ちゃん?……あ、う、ご…めんなさい」
弟が泣きながら謝った。
「…え?」
「…でも……お姉ちゃん待ってるって言ったのに……約束したのに…いない…から…」
「……ごめんね…」
「…ぐす……もう…絶対にいなくならないでね……一緒にいてくれないと嫌だ…」
「うん。絶対にいなくならないよ」
私は笑顔で答えた。
それを聞いて、弟は泣き止んで笑顔が戻った。
「あ…それ…」
弟が千切れたバースデーカードを見つめた。
「大丈夫だよ。テープでくっつければ直るから。ありがとう、お姉ちゃんこれ大切にするからね」
「…僕、大きくなったらお姉ちゃんをお嫁さんにする。そしたらずっと一緒にいてくれるよね?」
弟が突然そんな事を言った。結婚すればずっと一緒にいられるとでも思ったのかな…。
その時にだって、わかっていた。
「…うん。大きくなるまで待ってるね」
「絶対だよ?…いなくなったらダメだからね?約束だからね?」
わかっていた。無理だって事。その時だってお姉ちゃんは君の事が好きだったけど、
それ以上に…こんなに好きになるなんて思わなかったんだ。
「うん。約束。今度はちゃんと待ってるからね。絶対に守るからね」
絶対に果たす事ができない約束。
でも、その約束の通りにずっと待っていれば…待っている間は一緒にいられたのに…。
待っている時間は一緒に過ごせたのに…離れる事はなかったのに…。
好きだから…待てなかった。
おかしいよね…好きという気持ちが一緒に過ごす事の邪魔になるなんて。
お姉ちゃんは、お姉ちゃんだから一緒にいられない。
ごめんね……誰よりも好きなのに……一緒にいれなかった…。
私は時が流れるのを忘れて泣き続けた。
書いてたらバッドエンドになってしまいした('A`)
(+д+)マズー
誰か続きを書いてハッピーエンドにしてください。
共依存って結局お互いを不幸にするだけなのだなあ……
などと偽アカデミックな分析しとる場合じゃない!
誰か続き書いて幸せにしる!
739 :
735:03/06/24 04:42 ID:vv0Jrsse
実家の前に着く。…親になんて言えばいいのか。
『帰ってきちゃった。テヘ』とでも言うか。
『何があったのかわからないけど女の子の一人暮しは危ないんだから、一緒にいてあげてよ。
あんただってその方が食事とか不自由しないでしょ?』
とか言われて追い返されそうだ。
…そんなのその場になればどうにかなるか。
僕はインターホンを押す。
…
反応がない。もう一度。
…
あれ、いないのか。もう帰ってても時間なのに。
鍵持ってたかな。今更、姉さんの所には帰れないし。
まぁなくても、すぐ帰ってくるだろうけど。仕事場、家に近いらしいし。
服のポケットを探ってみる。あった、これだ。
鍵を開け、僕は家に入った。
電気をつけ、リビングに入る。
「ただいま…やっぱり誰もいないか」
僕はソファーに横になった。
僕の部屋は姉さんと二人一緒の部屋だから、そこは使いたくない。
今日はあんまり姉さんの事、考えないようにしたい。
…今日はちょっと精神的に疲れた。明日、明後日は連休だし、親が帰ってくるまでこのまま寝てしまおう。
日が差し込み、目が覚めた。
朝まで眠ってしまった。両親は帰ってこなかったらしい。
泊まりこんでまで仕事してるのか。相変わらず、家にいつかない人達だな…。
子供の頃から帰っても誰もいない、待っていても帰ってこない。全く何も変りゃしない。
「朝食…どうしよ」
いつもは僕が起きると姉さんが朝食を用意してくれていた。姉さんがいないと何もできないんだ。
妙に悲しくなる。何もかも姉さんにまかせてるだけだ。
こんな気分でいたってしょうがない。外で何か買ってこよう。今日は親達も帰ってくるだろう。
翌日の朝。
昨日も両親は帰ってこなかった。出張にでも出てるのか?
そういえば姉さんが何か言ってたな…って、また姉さんか。
今日も家で待ってる必要もないか。駅前でもぶらついて遊んでこよう。
僕は家を出て、近くの駅前に向かった。
できるだけゆっくり色々な所を回って時間を潰す。
そんなこんなで、もう夕方も近い時間だ。
どこに行っても姉さんに連れて来られた場所ばかりで気持ちが沈むばかりだった。
今まで気付かなかったけど、本当にいつも姉さんに頼って生きてたんだと実感した。
姉さんは僕の為にここまでしてくれてたのか。
そんなこともわからずに『嫌いだ』なんて言ってしまった。
「もういいや。姉さんの事考えるのは疲れた。帰ろう」
家に帰っても誰もいないんだろうな。
「…姉さんの所に帰ろう。そうすればこんな気持ちにならなくて済む」
僕って意思が弱いな。姉さんの言う通りだった。独りは寂しい。
僕は、姉さんにどう謝ろうか考えながら電車に乗った。
家の前に立ち、鍵を開ける。
「た、ただいま…」
中に入り、声をかけるが返事は返ってこない。
姉さん、いないのか。
「待ってれば帰ってくるかな」
僕は姉さんの帰りを待つことにした。
だが、何時間経っても姉さんは帰ってこない。いくらなんでも遅すぎる。
人を待つのってこんなに苦しいものだったんだ。
人が帰りを待つ寂しさは知っているけど、人が帰らないのを何かあったのかと心配になったのは始めてだ。
姉さんはいつもこんな気持ちで待っていたのだろうか。
「…捜しに行かなきゃ。もしかしたら捜してる間に帰ってくるかもしれないし」
僕は家を飛び出した。
家に戻ってくる。全然見つからなかった。
ドアノブを回すとドアが開いた。急いで家の中に入る。
「姉さんっ!」
中には誰もいなかった。…そういえば僕、出る時鍵閉めなかったじゃないか。
ふと電話に留守電が入っている事に気付いた。
捜して戻ってくる数分前だ。
留守電を再生するが、何も入っていなかった。
僕は再び家を出た。
一昨日、弟は実家に帰ってしまった。
私は昨日は一日中家にいた。一日中、あの子がどうしているか考えていた。
そして今日もずっと、そんな事を考えている。
お父さんもお母さんも、今日はできるだけあの子を独りにしないであげて欲しい。
「あれ?そういえば…」
そういえば、両親はしばらく出張でいないはずだ。
それじゃあ、あの子は昨日からずっと独り?
私はいてもたってもいられず、家を出た。
駅まで来て、切符を買う。
改札口に行こうとした時、弟が改札を通っているのを見つけた。
え?なんであの子が…。
弟は改札を通りすぎ走って行ってしまった。
…戻ってきてくれたの?嬉しくて泣きそうになる。
私も早く帰らなきゃ。またあの子を待たせてしまう。
私は急いで家に戻ろうと走り出そうとしたが、思い直して足を止めた。
こんなだから、いつもあの子の為にって思ってるから、あの子が私を嫌いになるのかな。
あの子は私がいなくなったら、私の事心配してくれるのかな。
少しだけでも…心配してくれたらいいな。そしたら私の気持ちもわかってもらえるかも。
そんな事を考えてしまった。
私はそのまま電車に乗って実家に向かった。
実家に着いた。鍵を開け中に入る。
リビングに入ると、コンビニのお弁当が食い散らかしてあった。
「もう…食べたらちゃんと片付けるようにっていつも言ってるのに…」
私はそれを片付け、ソファーに座った。
昨日、一昨日とまともに寝ていなかったせいか、急に眠気が襲ってくる。
私はそのまま眠ってしまった。
目を覚ますと、もう暗くなっていた。
あの子、どうしてるかな。
私は家に電話をかけたが、すぐに留守電に切り替わる。
…いない。私の事捜してくれてるの?それとも、帰って来てくれたと思ったのは私の勘違い?
私は何も言わず電話を切った。
しばらくしたらもう一度電話してみよう。
それに、もし私の勘違いだったとしても、あの子はここに帰ってくる。それは少し寂しいけど。
どっちにしても、あの子に謝る事はできる。
それでその後は、もうあの子に心配かけたりしない。
あの子が安心して一緒にいられるお姉ちゃんにならなきゃ。
それからしばらく経った。
もう一回電話しよう。今度は、いなくてもきちんと留守電に入れておかないと。
そう思った時、ガチャっとドアが開く音がした。
「はぁ…はぁ…。姉さんっ!!」
弟が息を切らしながら走りこんできて、私に抱きついた。すごく驚いた。
何故、私がここにいるとわかったのだろうか。
私を捜してくれていたとしても、ただ家に帰ってきたのだとしても、どちらにしても私がここにいる事は知らないはずなのに。
「良かった…。いてくれた…」
弟がポロポロと泣き始めた。
「え、え?な、泣かないで…」
私は弟の頭を優しく撫でる。
「…良かった……どれだけ心配して捜しまわったか…」
「…ごめんね。これからはもっとしっかりしたお姉ちゃんになるから。でも、少しはお姉ちゃんの気持ちわかったでしょ?」
「うん…ごめん…。…待ってるのも…独りでいるのも…辛かった…」
「そうでしょ?お姉ちゃん、これからはもう待っててあげないからね。
今度からは今日みたいに、独りが辛かったら自分からお姉ちゃんを捜して、私を迎えに来るんだよ?」
「うん…約束する…もう二度と姉さんにあんな想いさせないから」
「約束はしなくていいよ。お姉ちゃんみたいに約束ばかりに捕われちゃうから」
約束を守るのは大切だけど、破ったらそこで二人とも傷ついてダメになるなんて嫌だよ。
約束なんかなくても、お互いを想いあって一緒にいられるようになりたい。
私の目からも涙がこぼれた。
「え?」
私は顔を見られないように、弟をぎゅうっと抱き締める。
「これはお姉ちゃんの我侭なんだから、聞いてくれなくてもいいの。聞いてくれたら、嬉しいけど」
「…」
弟が黙って私の言葉を聞いている。
「…また一緒にいてくれる?」
「うん」
私はその返事が何よりも嬉しかった。
「えと、それで何でお姉ちゃんがここにいるってわかったの?」
姉さんが僕に尋ねてきた。
「…あはは……家の電話、番号表示されるじゃん」
そう。留守電を再生した時、実家の番号が表示されていた。
両親は出張で家にいるはずないんだから、電話をかけてくるとしたら姉さんか幽霊だ。
「あ…そっか」
姉さんがきょとんとした顔をする。
「姉さん馬鹿だなぁ…」
「あ、ひどーい」
「僕も馬鹿だけどさ。だから、こんなめんどくさいことになったんだ」
「もうっ、それはいいから」
「…」
「帰ろう。私達のの家に」
姉さんが僕の頬に手をあて、優しく微笑んだ。
「…うん」
>>740-745 グッジョブ!!
_,,../⌒i
/ {_ソ'_ヲ,
/ `'(_t_,__〕
/ {_i_,__〕
/ ノ {_i__〉
/ _,..-'"
/
>>746 ありがとうございます。
受け入れてもらえて安心しました。
>>747 朝から(・∀・)イイ!! ものをありがとう。
堪能しました。
実はバッドエンドも(・∀・)イイ!!と思ってしまった
なんちゃって管理人です
めっちゃ更新しましたー
色々転載させていただきました。
>697さん
遅ればせながら少し変更しました。
そういえばここに書き込んで一年ほどですね、私
最近は全然お話かいてませんが、またぼちぼちかこうかな
と思っている今日この頃です。
…
でわ
姉萌えとしてはハッピーエンドだけど
人間としてはバッドエンドだよなぁ
>>751 保管庫管理人さん乙です〜
力作期待してます
>>752 藻前ら、いい年こいて姉萌えって段階で終わってるからいいじゃん
もっとも
>>745のあとにエチシーンを脳内補完した漏れが一番終わってるけどな
この甘美な世界のためなら全てを捨てる!
"姉萌は阿片なり"byマルクス(嘘
共依存の美しさと、あるべき家族像を語るイデオローグを比べれば、
当然、共依存を選びますが何か?
小難しいことはよくわからんが、
スレタイに答えて、「大 好 き で す」(大きな声で元気良く)
姉、ちゃんとしようよの某お姉ちゃんが予想以上に怖かった……
遙姉さんの胸に埋まって癒されてきまつ
このスレも「姉しよ」の影響を受けそうな予感
>>757 姉属性持ちのスレなんだから両方見てる奴も多いだろ・・・。
でも今までの傾向から、呼び出されなけりゃ過疎のままで平穏に済むと思われ。
空気読みつつワイワイやる分には、
別に毛嫌いしないでもいいと思うが。
ここはエルシス&姉SSスレとしてエロゲ板と棲み分けが上手くいったなあ
とはいえ、こっちで姉ゲの話題を振られても別に問題はないけど
>>757 ほたる姉さんがライダーに変身したりするの?
>>757 いつき姉さんが玉袋に釘……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
/(∞))∧
(´<_` ∬
∧_∧ ∬ヽ__ノ∬ )
( ´_ゝ`) (::::†:::::::/| |
/ \ ):::::::::(. | |
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/;:::: ⌒ヽ|
__(__ニつ/ FMV /;:::;:::;::::::⌒ヽ
\/____/ ̄ ̄ ̄
エルシス同人化という奇跡
>>757 17姉妹に囲まれてたらダメになるからという理由で沖縄に飛ばされる弟。
>>767 芹菜姉さんに勉強を習い
絢乃姉さんに躾けられ
陽子姉さんに鍛えられ
真緒姉さんに敬虔な心を学び
麻琴姉さんに女の扱いを手ほどきされ
あすか姉さんにヲタクな知識を学ぶ
完璧超人の誕生ですか?
>>764 エルシス読参という奇跡!
と書いて、ふと「HAPPY☆LESSON」は最初は姉萌物として企画されたんだけど
「妹の次は姉か、安直だな」といわれて、ママ先生なんて無茶な物を
ひねり出したんじゃないかと邪推してみる
>>763 この姉者は胸にクロスがあるということは真緒姉さんですか?
過去スレに「姉企画が通った」というレスがあったけど、これって「姉しよ」のこと?
あの書き込みは11月だったが、姉しよ企画は7月に出したとスタッフ日記に載ってた
だから多分過去スレのアレはアネもネじゃない?
アネもネスタッフらしき人物の書き込みもあったし
>755
どちらにせよこのスレでリサーチした成果は全く反映されてなかったがな。
>>770 「企画が通った」と「企画を出した」は微妙に違う。
通るまでに4ヶ月もかかるものか知らんが姉しよの可能性も捨てきれない気がする
それを言い出せばオネキューやドキ姉もあり得る罠
・・・というか、最初の書き込みから無しのつぶてな所を見ると
途中で開発中止にでもなった可能性もすてきれない・・・。
長女=ロリは参考にしたのかな?
華奈姉さんが年長なSSが結構あるから
つまりあれか。
エルシスエロゲ化きぼんぬと。
…その時はほたちづとの3Pきぼんぬ
俺は遥姉さんと麻琴姉さんの巨乳サンドイッチキボンヌ
というかそういうシチュのSSを誰か書いてください
>>776 いくらなんでもエロゲで17人は人大杉じゃないか?
やはり姉しよみたいに6人前後がちょうどいいんじゃないか?
そうすると、誰を選ぶかが問題だな
亜紀ねぇに一票
dat落ちした方の3スレ目でそんな話題出てたな
カラフルキッスが12人だから17人ぐらい何とかなるんじゃない?
それより今の流行は電波ソングだ!(ごめん、うそ)
782 :
名無しさん@初回限定:03/07/02 21:05 ID:0ueafr4G
会ーいたいアイアイアイアイのに 会ーえないアイアイアイ・・・
784 :
名無しさん@初回限定:03/07/02 23:54 ID:Q0Hrmwri
785 :
名無しさん@初回限定:03/07/02 23:59 ID:GT75njHS
786 :
_:03/07/03 00:00 ID:qTxnqmwS
787 :
名無しさん@初回限定:03/07/03 01:07 ID:E9Mix6RV
ちょいと孟宗
実は弟はその世界では有名なスペシャリスト
しかし、家ではお姉ちゃんズに、いじめられたり、甘やかされたり
怒られたりしている。
どの世界よ?
エロゲ
縄師
792 :
788:03/07/05 23:50 ID:ZOZ+gcSD
ちょっと言葉足らずだったかな?
俺としてはスプリガンの御神苗優見たいなイメージだったんだな
外ではハードに戦ってるけど、家に帰るとお姉ちゃんにいいように
いじられるって感じ
棹師
竿師
字、こっちだっけ?
教えて芹菜姉さん
お姉ちゃんにハァハァしつつ保守
エスプリ電波ソング。歌い手は奈々姉ちゃんwithその他お姉ちゃんズ。CVイメージ・任意
爽やかな朝 窓を開けると(朝よー! 起きなさーい)
眠たそうな横顔 お日様が照らしてる(おはよー、ジョギング行こうよ!)
トースト口にくわえたまま 慌てて駆け出しちゃ駄目(お行儀悪いわよ、しゃんとしなさい)
女の子とぶつかるお約束 お姉ちゃん的に見過ごせない(こ、こ、恋なんて早すぎますっ!)
ネクタイ締めてハンカチ持って 背筋伸ばして手繋いで(私の弟だもの、当然ね)
さあ行こうねお話しながら 教室までは付いてけないけど(隠しカメラで……記録……)
elder sister princess
ねえ聞こえてる?(聞いてるのっ?ちゃんとお姉ちゃんの目を見なさいっ!)
君がいる ただそれだけで(居てくれる……だけでいいから……きゅぅ)
シマイがキョウダイに変わる不思議(そっかー君が居なかったらキョウダイはオシマイなんだねー)
できるなら 男の子になる前に(奪童貞モノは売れるのよねー)
弟のまま 君を閉じこめたい(おねーちゃんは弟のおねーちゃんなんです!)
君が羽ばたいて行く前に(んー、今日は鳥料理かなー?)
もう少しだけ見守らせて(っていうかイジめさせなさい! 泣け喚け!)
elder sister princess
ねえ感じてる?(感じた? コーフンした? このおねーさまバディにー!)
君といる だから時々(時々でいいから……逢いに来て……)
sisterじゃ不満になる理不尽(事実は不条理文学より奇です)
elder sister princess
いつの日か誰かが 君のprincessになるのかな……
(吐血
死にそうだ。グッジョブ。
God Job
次はEDテーマもキボンヌ。
音楽は当然I'veなんだよな
さぁ、ほたる姉さんにあたまなでなでしてもらえ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
亜紀ねえさんと思われる台詞が無いのは仕様ですか?
>>800 メインボーカルが奈々姉さんだから
(朝よー! 起きなさーい)が亜紀ねえさんじゃないの?
ところで800おめ
>900は浴衣の千鶴姉さんに怪談を読んでもらえます
792で思い出したが、御神苗も弟だったな・・・しかも姉(性格には従姉だが)には
頭が上がらんのよね。地上最強の特殊工作員のくせに。
お姉ちゃんズにないしょの特殊工作員じゃなくて、国や組織などのなにかに仕える家系と邪推してみる
弟はお姉ちゃんズにいいように弄ばれてるが、一朝ことが起こったときは出て行かなければならない
ゆえに厳しい系のお姉ちゃんは厳しく育て、甘やかし系のお姉ちゃんはついつい甘やかしてしまう
で、いざ弟が出発する時には厳しい系のお姉ちゃんは
「私はあの子を厳しく育てました。でも、時々思うのです。あの子が誰の役にもたたない役立たずならと。
そうすれば苦労はしても私の目の前にいる。」
とモノローグしつつも、口ではしっかりやれと送り出してしまう
なんて妄想しつつ保守
しかし66時間34分も書き込みが無いなんて
>804
すまん、ほたる姉さんと背中合わせで座り込んでぽーっとしてたもんで。
六十時間。
>>804 すまん、遥姉さんの膝枕で寝てたもんで
六十時間。
>>804 すまん、いつき姉さんの乳枕で寝てたもんで
六十時間。
ほたる姉さんの尻と遥姉さんの足といつき姉さんの乳は
血行不良で細胞壊死して腐り落ちてるだろうな、今頃。
>>804
すまん、あすか姉さんにつかまって亀甲縛りされてた
六十時間
>>804 すまん、絢乃姉さんにつかまって鞭でしばかれまくってた
六十時間。
麻琴姉さんの抱き枕になってた俺はどうなりますか?
六十時間
それにしても急に活気づきましたね。
六十時間が嘘のようだ。
>>804 すまん、陽子姉さんと海水浴してた
六十時間
なんか周りの看板が将軍様だらけなんですけど・・・
>>804 すまん、常時背後に智萌姉さんの気配を感じてた。
60時間。
816 :
山崎 渉:03/07/15 09:09 ID:4aav3fLJ
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>>804 すまん、唯姉さんの料理を食い続けてた。
六十時間。
>>814 どこまで泳いでんだよ(藁
ちなみに俺は芹菜姉さんとお勉強してました
六十時間
ちなみに科目は保健体育です(ムフ
>>804 すまん、真緒姉さんに神の愛について語られてた。
六十時間。
一度始めたネタは最後までやり通さないとお姉ちゃん達に叱られます。
千鶴姉さんのお話を聞いてました
六十時間。
あと出てないのは
奈々姉さん
亜紀姉さん
響姉さん
礼子姉さん
華奈姉さん
>>804 礼子姉さんにお説教されてました。
六十時間も…
>>804 響姉さんと引きこもってました
60時間も…
>>804 亜紀姉さんと風呂に入ってました。
六十時間以上…。
>>804 華奈姉さんに自分がいかに大人であるか説明されてました。
かれこれ60時間以上……。
でも華奈姉さんは子供だと思う。
>>804 奈々姉さんに
>>796の電波ソングを延々聞かされ続けてました。
六十時間。
自分がメインボーカルなのが嬉しくてたまらないらしい。
>805-807 >809 >811 >813-825におねえちゃんをとられたので一人でいました。
(つд;)
 ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | / -- ̄
--------------------------------- 。 ←>805-807 >809 >811
_______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >813-815 >817-825
∧ ∧ / / | \ イ
( ) / ./ | \ /
_ / )/ / | /|
ぅ/ / // / | / .|
ノ ,/ /' / |│ /|
_____ ,./ // | / .─┼─ |
(_____二二二二) ノ ( (. | / ┼┐─┼─
^^^' ヽ, | | /. ││
これでお姉ちゃんたちは独り占め
やヴぁい。やヴぁすぎる。
やっぱ 「なかよし」 って凄すぎる。
講談社 野村あきこ 「倫敦館夜想曲」 (ロンドンかんノクターン) 2000.8/24発行 390円 (少女漫画)
義弟の前だは性格変えてる姉も良いんだが、何より義弟が可愛すぎる。
「僕と姉さんは運命の赤い糸で結ばれているんだーーーッッ!!」
なんて可愛く叫ぶし。
脇役に巫女さん出るわ幼馴染も出るわフリル系の少女も出るわ。
本当に少女対象の漫画だったのか?
姉や妹と一緒に読んでいる男の子を狙っていたんじゃないか?
ラストもスゴイ綺麗に終わるし。
今の姉好きは絶対これの刷り込みの影響だ。
┼─┐─┼─ / ,. `゙''‐、_\ | / /
│ │─┼─ /| _,.イ,,.ィ' ─────‐‐‐‐ 。
>>828 │ | │ | | | イン ,'´ ̄`ヘ、 // | \
__{_从 ノ}ノ/ / ./ | \
..__/}ノ `ノく゚((/ ./ |
/, -‐===≡==‐-`つ/ ,.イ  ̄ ̄// )) / ;∵|:・.
_,,,...//〃ー,_/(. / /ミノ__ /´('´ / .∴・|∵’
,,イ';;^;;;;;;;:::::""""'''''''' ::"〃,,__∠_/ ,∠∠_/゙〈ミ、、
/;;::◎'''::; );_____ @巛 く{ヾミヲ' ゙Y} ゙
≧_ノ __ノ))三= _..、'、"^^^ \ ! }'
~''''ー< ___、-~\( ,' /
\( ,'.. /
お姉ちゃんズはみんなのもの
ここに出入りしてる姉塩厨に告ぐ。とっとと自分の巣に戻れ。
他のスレまで来てはしゃいでんじゃねえよブォケ。
>831
おちつけ。
該当者がはしゃいだのは>828ぐらいにしか見えないぞ。
>>831 だったらてめーがネタ振ってみろやゴルァ
3P
姉塩厨よ・・・
┼─┐─┼─ / ,. `゙''‐、_\ | / /
│ │─┼─ /| _,.イ,,.ィ' ─────‐‐‐‐ 。
>>830 │ | │ | | | イン ,'´ ̄`ヘ、 // | \
__{_从 ノ}ノ/ / ./ | \
..__/}ノ `ノく゚((/ ./ |
/, -‐===≡==‐-`つ/ ,.イ  ̄ ̄// )) / ;∵|:・.
_,,,...//〃ー,_/(. / /ミノ__ /´('´ / .∴・|∵’
,,イ';;^;;;;;;;:::::""""'''''''' ::"〃,,__∠_/ ,∠∠_/゙〈ミ、、
/;;::◎'''::; );_____ @巛 く{ヾミヲ' ゙Y} ゙
≧_ノ __ノ))三= _..、'、"^^^ \ ! }'
~''''ー< ___、-~\( ,' /
\( ,'.. /
お姉ちゃんズはみんなオレだけのもの
ここでそういう事を言うと我が儘言うんじゃありません!と怖いお姉ちゃんが
お姉ちゃんが大好きだー!!
と、ふと叫びたくなったので叫んでみた。
ふと思ったんだが、絢乃お姉ちゃんっていつきの濡れ衣着せとか
麻琴の逆セクハラとかが無かったらそんなに怒りんぼじゃないんだろうなあ
1姉1弟式なら普通に良いお姉ちゃんかもしれない
今日(もう昨日だが)やってた堂本兄弟見た人いる?
ゲストの山咲トオルのお姉ちゃんは、弟がいじめられたら
教室に乗り込んで弟が思わず「もう許してあげて」と
言うほどぼこぼこにするそうな
いや、ただそれだけの話なんだが
>>838 絢乃姉ちゃんはポッケに手を入れるだけで怒るので、あまり変わりません
>>839 モーニングでたまに載ってる姉弟入れ替わり漫画もそんな感じだった。
絵がへたっくそで全然萌えないけど。
>>840 モーニングにそんな漫画あるの?
タイトル教えて、今度読んでみる
俺としては麻琴姉ちゃんと入れ替わってレイープされたい
>>841 滅多に載らないんでタイトル忘れた。
スマソ。
あー、エリートヤンキー三郎の作者が書いてるヤツか
>>841 ギャグマンガだし、萌えとかそういうの期待してみると
激しく後悔するかも。
阿部秀司 「おとこ女おとこ男」のことか?
真緒姉さんと入れ替わったら真緒姉さん(中の人は弟)卒倒するだろうな
846 :
845:03/07/22 23:16 ID:5kmDVDJ6
訂正
×真緒姉さん(中の人は弟)
○真緒姉さん(外見は弟)
良スレにつき保守
未踏の900目指しつつ保守
千鶴お姉ちゃんの浴衣で怪談をゲトするのは誰なのか?
いやそれ以前にゲトしたい香具師はどのぐらいいるのか?
ノ
怪談は苦手だけど、千鶴おねえちゃんの浴衣が見られるなら・・・
あぁ、でも、怖いのはイヤだし
夜に一人で眠れなくなっちゃうよ
そうか!
そのまま千鶴おねえちゃんといっしょにねればいいのか!
そして夜中にトイレ行きたくなってちづちーに手を引いてもらって行くんだな!ハァハァ
千鶴姉さんの浴衣ゲト
浴衣の浴衣ゲトしたい(;´Д`)ハァハァ
浴衣の浴衣ってなんだ………?素で間違えた。
浴衣の中身をゲトしたい(;´Д`)ハァハァ
ここは7/25戦線の報告が全くないのね(;´Д`)
エロゲ板の姉スレとかDOスレはかなり盛り上がってるみたいだが。
ここの住人で例の3本に特攻したヤシはいないのか?
そんな漏れはクレフルボイスを買ってしまった。無印持ってるのに・・・。
ドキ姉もおねQも良さげなんで欲しいなぁ。
お姉ちゃんきゅーぶはあくまでギャグゲーと思った方がいい。面白いけど。
痴女的な甘やかせっぷりが鼻につかない人なら良いカモ。
戦争するならエロゲ板の姉スレで思う存分やってくれ。
ここに争いを持ち込むな。
857や858が戦争に見えるというのはどうかしている
エロゲ板姉スレの影響受けすぎ
ちょうど一ヶ月前、768で
ふと「HAPPY☆LESSON」は最初は姉萌物として企画されたんだけど
「妹の次は姉か、安直だな」といわれて、ママ先生なんて無茶な物を
ひねり出したんじゃないかと邪推してみる
なんて言ってたのを思い出した
1ミクロンもママじゃ無いしな。確かに姉の方がまだ
しっくり来る>はぴれす
ここ、最近寂れてるね・・・
漏れは荒らしが住みつくよりはいいと思う……。
夏といえば、水着や浴衣ですよ。
あるいは遥姉さんのエロいことですよ。
…なんか間違ってる?
夏といえばあすか姉さんと一緒に某イベントじゃ?
あすか姉さんレイプSSキボンヌ
陽子姉さんと海で命果てるまで泳ぐとかは?
実は泳げないとかいう弱点ないよね?
>>865 SS職人さんや絵師さんが来なくなったからね
したらばにエスプリ板出現。
>>870のしちゅより脳内妄想劇場開幕
@弟が溺れて人工呼吸イベント発生(※誰が犯ったかが問題だがあえて放置)
A陽子姉さん責任感じてショボーン
B弟回復後、陽子姉さんを慰めてるうちにイィ雰囲気に
C(;´Д`)ハァ-ハァ-ハァ-(゚∀゚;)ウッ!
D他姉ピーピング(一部卒倒)&ラウンド3終了後乱入→らぶこめえろまむがオチだな・・・
>874
だがそれが(・∀・)イイ
つー事で>874氏、他文才のある方のSSキボンヌ!
コミケ前だから職人諸氏は忙しいのカナ?
>>872 一瞬信じそうになった。嘘をつく子は……
お姉ちゃんと寝る、というと、エロシーンよりも
お姉ちゃんに腕枕”されて”寝るシーンの方が…
遥姉さんの胸に抱かれて眠りたい。
880 :
山崎 渉:03/08/02 00:58 ID:pRxd/epw
(^^)
腕枕より膝枕キボンヌ
できれば前田慶二方式で
保守
>>864 ハピレスの五人のママ先生がお姉ちゃんだと想像してみる
結構しっくりするような気がする
逆にエスプリの17人のお姉ちゃんがママ先生だと想像してみる
結構(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>884 響姉さんどうするよ(w
そういえば前スレに、華奈姉さんの仕事を教師と妄想したやつがいたな
・響ママ先生
引きこもりだけど毒電波で直接放送波ジャックして通信教育で教えるオカルティックママ先生。
・真緒ママ先生
リ○アンみたいなキリスト教系学校で毎朝ごきげんようとかゆってるシスターママ先生。
・芹奈ママ先生
進学校特別進学クラスのエリートママ先生。キツそうだけど学歴より大事な事もちゃんと教えてくれる
・智萌ママ先生
ストーカー的調査力でおはようからおやすみまで生徒達をみつめる生活指導ママ先生。
・あすかママ先生
四天王うづゴブファッ!
・陽子ママ先生
五箇条さつゲヴロァッ!
・絢乃ママ先生
た、体罰はよくないと思います!ごめんなさいもう大綾真理先生とか言いまパシーンパシーンパシーン
・遥ママ先生
まいっちんぐ遥先ムギュウゥッ
>ムギュウゥッ
かなりワロタ
888 :
名無しさん@初回限定:03/08/04 11:14 ID:ZF8KCBJe
ホッシュホッシュ
>888
ほしゅのときはハアハアしる!
真緒姉ぇにえっちなことしたいYO(;´Д`)ハアハア
890 :
sage:03/08/04 17:20 ID:n7kJbFaZ
>>889 真緒姉さんをどうやってハァハァな展開にもっていくんだよ
腕ずくか?
891 :
_:03/08/04 17:30 ID:1ErwACaq
892 :
絢乃:03/08/04 20:01 ID:aKWetdWm
>>890 名前欄とメール欄を間違えるような子はおしおきです(怒
893 :
名無しさん@初回限定:03/08/04 23:22 ID:EQxJM7it
×シュミレーション
○シミュレーション。
>886
・ほたるママ先生
四天略先生とかぶりそうな気がするが美術教師。
がんばった人には分け隔てなく「いいこいいこ」と、なでなでしてくれる。
・真琴ママ先生
魅惑のおねーさま教師。組んだ足の隙間から見える魅惑の世界や胸元から漂う色気にハァハァ。
>890
えっちなことと気付かせないように上手くやるんだよ。
どれくらい敏感かが問題だがな・・・
でも腕ずくも・・・(;´Д`)ハァハァ
もしくは嘘教えるとか。
悪魔憑きを装うとか。
「へっへっへ、こいつの男根を通じてお前の身体に乗り移ってやるぜ」
「そ、それで弟の身体から離れてくれるんですねっ……!?」
「安心しな、悪魔は嘘つかないぜ。さてまずは悪魔毒で腫れあがったコイツを……」
……違う、エスプリの弟はこんな悪い子じゃない(涙
900が真緒姉さんにえっちなことをするうまい方法を発表します
ご褒美は「浴衣の千鶴姉さんに怪談を読んでもらえます」です
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
逃すかっ!!
>>900は逃げようとする真緒姉さんを無理やり押し倒した
902 :
900:03/08/05 22:32 ID:yKAsUQEn
うまい方法ですか・・・
・寝ぼけ眼(それか催眠状態)の真緒姉さんに弟が神になりきってお告げをする。
・弟が「神様から啓示があった。」と言う。→「神の御意思なら・・・」と真緒姉さんも納得。
難しいですね、スイマセンもう少し考えます。
903 :
901:03/08/05 22:50 ID:fvB6drdd
>>902 言ってみただけなんであんまり気にせんでくださいw
さぁ、浴衣姿の千鶴姉さんの怪談話で好きなだけハァハァしてくれ
904 :
900:03/08/05 23:01 ID:2BvnHKHe
>>901 すまん じっくり考えて900踏むべきだった。(狙ってた弟たちゴメンナサイ)
折角手に入れた権利、今夜は怖がって千鶴姉さんに甘えまくります!
真緒姉さんにだって弟への愛はあるだろ。
900の方法だとなんか虚しいYO!
まあ俺は真緒姉ぇにえっちいことするうまい方法が出てこなくて
踏まなかったチキンだけどな!TДT
>904
Σ(゚Д゚)ハッ!そうか!悪霊を見たと言って真緒姉さんの胸に飛び込む!コレだ!
安易だがな。やっぱり触る以上は無理っぽいな。真緒姉ぇ〜(;´Д`)ハァハァ
900超えたけど、次スレはいつ立てる?
このペースじゃ970あたりでも問題ないかな?
420KBだから容量オーバーも無さそうだし
男らしくストレートに「真緒姉さん、愛してる!」と告るのだ。
神の教えを取るか弟の(男としての)愛を取るか。窮極の踏み絵に戸惑う真緒姉さん。
>>907 真緒姉さんには愛=セクースとは結びつきませんよ
真緒姉さんは子供はコウノトリが運んでくるとか思ってるんだよな。
つまりセックルが具体的にどんなものかは知らないと思われ。
弟「違う、子供は男女がしかるべき手続きを踏まないと産まれないんだ!」
真緒「違います! 子供は神様が愛する二人に授けてくださるものです!」
麻琴「っさいなあ〜何恥ずかしい口論してんのよ。実際試してみる、これが一番!」
という流れで3Pに……
910 :
名無しさん@初回限定:03/08/06 22:40 ID:JhE/+W2p
913 :
名無しさん@初回限定:03/08/08 02:38 ID:itWV9mOj
あげてみよう
「違う、子供は男女がしかるべき手続きを踏まないと産まれないんだ!」
「違います! 子供は神様が愛する二人に授けてくださるものです!」
「じゃぁなんで俺と真緒姉さんのところには子供が授からないのさ!?
もしかして真緒姉さんは俺のこと愛してくれていないの?」
「! 何をいっているの! 私があなたのことを愛していないわけないでしょう」
「それなら子供授かっていてもおかしくないじゃないかっ!」
「そ、それは……そうよ。きっと私たちが結婚していないです」
「真緒姉さん、結婚しよう。俺は真緒姉さんの事、愛してるし、子供も欲しい」
「あのね?そういう事は簡単に言っちゃいけません。一番大切な人にしか言っちゃいけませんよ」
「一番大切な人にしか言ってない!真緒姉さんが……一番大切なんだっ!」
くそっ……涙が出てきた。なんでわかってくれないんだろう。
こんな顔姉さんに見せられない
――――ぎゅっ
姉さんに背中を向けた瞬間、背中が温かくなった。
「ね、姉さん!?」
「ほらほら、涙を拭いて。キミはそんなに想ってくれていたんですね。
……ありがとう」
真緒姉さんが抱きしめてくれた。
「姉さん、ちょっと腕、放して」
「あ、ごめんなさい。嫌でしたか?」
すっと離れていく姉さんの温もり。
「嫌なわけないじゃないか」
姉さんの瞳を覗き込みながら、今度はこちらから抱きしめる。
「姉さん、愛してるよ……」
「私も、キミの事を愛していますよ」
おずおずと姉さんも腕をまわしてくれた。
見つめ合いながら、いつしか唇の距離が狭まり……
「……キス、しちゃいましたね」
「ん」
「これはもう、責任をとってもらうしかありませんね」
ん?積極的だ。実は姉さんも興味があったのか。
「言っただろ?結婚しようって、さ」
「くすっ。そうでしたね」
ついばむキスから、ステップアップ。姉さんの唇をなめてみる。
「ひゃっ!?」
少し開いた口の中へ、進入、蹂躙。
舌の絡む音と呼吸の音しか聞こえない。
しばらく続けていたら、姉さんが後ろにあるベッドへ倒れこんだ。
「姉さん……いいの?」
「……」
「姉さん?ちょっと!?」
真緒姉さんのブレーカーが落ちたらしい。
「そんなぁ〜。コレ、どうすりゃ良いんだよ〜!」
その後、真琴姉さんが部屋に入ってきて静めてくれたり、
それを復活した真緒姉さんに見られて、3人で……
とかいう事は全くなかった。
雑文&ヘタレでスマソ
漏れにはこれ以上はむりですた
誰かちゃんとした奴書いてくれ
>>237 いい加減亀レスで悪いが
ベタベタギャグの繰り返しを楽しめる人間以外には薦めない。
シナリオ・キャラ・H・システムどれもCランク、ギャグのみB採点
俺はメーカーごと地雷認定
あんなに(リアルで)萎えるHシーンは初めてだ
ヒロインと一緒に俺のキャラ観まで陵辱された気がした。
237じゃないが評価はエロゲ板の姉スレで散々見たからさすがにお腹いっぱいだな・・・
今頃になっておねきゅーを批判する
>>920が滑稽で面白すぎる。
>>922 スマンな。
昨日1キャラED見たんだよ。
もうアンインスコしますた。
次は積んであったドキ姉に行こうかと思ってるよ。
久々SSキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
>915-918
萌えさせていただきましたGJ!
俺が姉さんを保守(まも)るんだっ!
>>919 中途半端、ですか・・・
次は完全に勃つ用に、がんがります
いや、エロは無理だけどね(´・ω・`)
>>923 いや、まだまだだよ。
コレで神だなんていわれたら、先人に申し訳ない。
つか、初めて書いたSSなんで粗だらけさ。
>>925 萌えてもらえて幸いです。
漏れも、
最近SSないなぁ・・・じゃぁ自分で書いてやれ
な思考だったんで、
>>925もガンがって書いてみてくだされ。
「唯姉(ゆいねえ)、腕、離せって」
腕を組まれるのは、嬉しくない訳じゃないが照れくさい。…柔らかいところが当たり、
どうしても意識してしまう。
「ふふふっ、そういう台詞はお姉ちゃんを倒してから言いなさい?」
そんな俺の思春期の心情(と体の状態)を無視するかのように、いつになく上機嫌な姉。
しかも言ってる意味、分かんないし。
夕暮れ時のスーパーは主婦でごった返し、半ば戦争の様相を呈している。
それを口実に、学校から早く帰ってきていた俺は唯姉ちゃんに拉致されたのだった。
「ねえねえ、私たちって、熱々ラブラブの新婚さんに見えるかな? 見えちゃうかな?
見えちゃうよねえ? 困ったなあ。えへへへへ」
全然困った表情をしていないのは、仕様ですか?
絡めた俺の腕を取り、唯姉が訊ねてくる。その腕をほどき、買い物かごを持ち直す。
「いや、制服だしな。二人とも。せいぜい、姉と弟くらいにしか思われないんじゃないか?」
「ふんふんふーんっ♪ 恋人さーんはっっ♪ 弟くんっっっ♪」
俺の答え、聞いてないし。自作の唄、歌ってるし。俺の手に、手を重ねてくるし。まあ機嫌が
いいならいいか、と思い直した。ふと、買い物かごに何も入っていないことに気がつく。
「なあ、唯姉。今日の献立はどうすんだ?」
唯姉は人差し指を形の良い唇に当て「んー」とひとしきり唸ったあと、「どうしよっか?」と
困った顔で答えた。
「わたしもキミも、今回のテストは成績良かったしね。何でもリクエストに応えちゃうよ?」
そういって唯姉は腕まくりのポーズ。
「そういうことなら、たまには唯姉手作りのコロッケ、食べたいな」
ふかしたジャガイモをつぶし、衣をつけて揚げる。それだけなんだけど、唯姉の作った
コロッケは本当に美味しい。去年の学園祭でも大好評だった。俺以外の男が食べると
いうのは、少し癪だったが。……ああ、どうせシスコンだよ、悪いか。
「了解! では隊員一号、美味しいジャガイモ調達へゴー!」
唯姉はさっきからニコニコ顔だ。拳を突き上げてる。
「らじゃー」
「声が小さーいっ! もう一度」
「らじゃーっ!」
俺も、拳を突き上げる。往年のテレビ番組を真似るのはいつものこと。
「ふふふふっ」
「はははっっ」
そして、二人で顔を見合わせて笑うのも、いつものことだった───。
レジを終え、サッカー台へ買い物かごを運ぶ。合計三つ。
「少し買い込みすぎたかしらねえ」
普段はあまり量を気にしない唯姉も、さすがに多いと思ったようだ。
「数日分はあるから、いいんじゃない?」
そう答えて、生鮮食品と割れやすいもの、野菜など重いものを分け、テキパキとビニール袋へ
入れていく。
「唯姉は、軽い物担当ね。はい」
小さいビニール袋を渡す。唯姉は「え? あ、うん」と不思議そうな顔をして受け取った。何だろう?
と思ったが、スーパー内は込んでおり、空いたサッカー台を狙ったお姉さま方(表現を軟らかくして
みました)がうようよしているので、ビニール袋を二つ持ち、唯姉の背中を押して外へ出た。
帰り道。住宅街を縫って、唯姉と俺は肩を並べ、ゆっくりと歩いていた。俺のちょうど顎の辺りの
高さが唯姉の頭だ。歩くたびに規則正しく揺れる髪はいつもの通りだったが、先程から無言で
うつむく歩くその姿はなんだかとても寂しそうに見えた。普段は少しうるさいくらいに、今日学校で
あったことなどを話してくれるのに。俺がなんかしたんだろうか? と考えていると、唯姉が口を開いた。
「あのね、さっき。ビニール袋の軽い方、持たせてくれたでしょ?」
そう言って、ビニール袋を持ち上げる唯姉。俺は無言で頷いた。
「ちっちゃい頃、覚えてる? わたしとキミでお母さんのお買い物、頼まれたとき。あの時も、
わたしに軽い方を渡して、自分は重いビニール袋、持とうとしたんだよ?」
結局重くて、持てなかったんだけどね。と唯姉は苦笑して付け加えた。
「あー、うん。そういうこと、あったかも。お前は男なんだから、お姉ちゃんを守ってやれって、
父さんからしつこく言われてたしなあ……」
「それでも、ね。優しく育ってくれて、お姉ちゃん嬉しいよ…」
唯姉はこちらへ向き直り、俺の胸に顔を埋める。
腕を背中へ回し、抱きしめられる。
「いつの間にか背も高くなっちゃうし。昔はお姉ちゃんの方が高かったのにね…」
甘いささやき声が、俺の脳味噌に直接響くような感覚。
「……何で、俺が背伸びたか、分かる?」
ビニール袋を持ったまま、唯姉の背中に手を回し、抱きしめ返す。
なんだこの急展開は! こんなの、ドラマでも滅多にないぞ! さっきまでは普通の姉と弟だったのに!
ダメだ、俺! 止まれ、俺! これ以上言ったら、ただのシスコンじゃなくなっちまう!
「……?」
唯姉は顔を上げる。くりっと大きく潤んだ目に二重まぶた、長いまつげ。鼻筋が通っており、
化粧をしなくても整った顔立ち。そして、慎ましやかな、唇。全てが、愛おしかった。
「唯姉を守りたかったから、だよ」
現実感がない。まるで夢の中みたいだ。少し強めに腕の中の唯姉を抱きしめる。答えを促すように。
「…アリガト」
目を閉じ、顎を心持ちあげる唯姉。えっと、この状況はつまり、アレをするしかないわけで。
パニクった頭と、妙に冷めた心がない交ぜになったまま、唇を近づける。そして地面に伸びた
影が、あと1cmで一つになる、その時。
「ぐぅ〜〜〜〜」
俺の腹の音だった。
バフッと、唯姉の持っている小さいビニール袋が俺の顔に叩きつけられる。
「ちょ、痛いって、唯姉」
何度も、何度もぶつけられる。
「もう知りません! ムードのない人なんて嫌いっ! 罰として、今夜はコロッケ抜きですからね!
キャベツでご飯食べなさい!」
笑いながら言っても、説得力ないよ、唯姉。
「ごめんって。キャベツご飯は勘弁してよ」
「んー、じゃあその代わりに」
ぐいっと俺の手が捕まれ、強めに引っ張られる。女性の力とは言え、すっかり油断していた俺は
よろけてしまった。そこへ唯姉の顔が近づき……。
「……あ」
「こ、これで許してあげるんだからね! 今回だけだからね!」
強がったような唯姉がとても可愛くて。
「ははっ」
思わず笑みがこぼれる。
「もう、なによ、笑ったりして。やっぱりキャベツご飯決定!」
そう言って、唯姉が俺達の家へ向かって、走り出す。
「あ、ずるいよ、唯姉。待てってば」
俺もビニール袋を持ち直して、唯姉の後を追いかける。
夕暮れ時。大きな橙色の太陽は、俺達二人をいつまでも照らしていた───。
ヤマなくてすみません。オチがなくてすみません。イミがなくてすみません。
ここのスレはROMばかりだったんですが、一念発起して書いてみました。
唯のキャラクターがあまりつかめずに苦労しました…。結局、オリジナルっぽく
なってしまいました。こんなオチで良かったんだろうか(汗)。
good job(AA略
感想としては「良い意味で王道」ですな、こういうのには本当に弱いんよ俺。
>>932 いやはや、堪能させていただきました。
唯姉の言動が、いちいち萌えるのですが・・・(;´Д`)ハァハァ
光景がすんなりイメージできる文章ですな。
参考にさせてもらいます・・・
唯姉さん一筋の俺を萌え殺すおつもりでしょうか?
⊂⌒~⊃。Д。)⊃<GOOOOOOOOOOD JOB!!
n n
(ヨ ) ( E)
/ | _、_ _、_ | ヽ
\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / good job!!
\(uu / uu)/
| ∧ /
937 :
928:03/08/14 23:57 ID:Gneu31Se
>933-936
thxでつ。
『良い意味で王道』という言葉を聞いてハッとしました。いつもの他スレでは一ひねり
加えたオチにしているので、こんなに『王道らしい王道』は久しぶりに書いたのです。
そこで、>932の「こんなオチで良かったのだろうか」という心配へとつながっている
ことに気付きました。無意識のうちに飢えていたのかも(w
王道が書きたくなったらまた来ますのでよろしくお願いします〜。
938 :
山崎 渉:03/08/15 11:59 ID:hnw1eVIW
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
唯姉さん(;´Д`)ハァハァ
この速さなら次スレは970でいいかな
できれば次スレの1はキャラなりきりキボンヌ
次スレはいきなり796のコピペから始まって欲しい
その後何事も無かったようにテンプレ貼って開始
>941
それ (・∀・)イイ!!
やはりテンプレもなりきりお姉ちゃんズで
>>941 796ってなにかな?
スクロール
抱腹絶倒
個人的には「いちげんさんおことわり」に近い、閉鎖的なスレの立て方はよしてほしいなぁ。
もーちょっと、どんなお姉ちゃんネタでもおっけーですよー、みたいな、ソフトな方面から入って欲しいと思う。
945 :
928:03/08/20 19:06 ID:4E/CFEIJ
ある姉さんとある姉さんとある姉さんのSSを途中まで書き進め、休憩に
このスレを全部読んでみたんですが
_| ̄|○ ネタが被ってる……
プロット(オチ)が似通っていたり、『そこ』へ至るまでの課程が似通っていたり…。
もう一度妄想の山へ引き籠もって修行してきます。難しいなあ…。
「あ、華奈姉ちゃん、お帰り」
学校から帰ってきてお皿を洗っていると、華奈姉ちゃんも帰ってきた。カバンをソファへ
どさっと投げる。いつも家にいるときは華の咲いた笑顔全開の華奈姉ちゃんが、いつになく
無愛想な顔をしている。こういうときは、たいてい学校で何かあった場合だ。そして、
ぶっきらぼうに華奈姉ちゃんが口を開いた。
「ただいま。コーヒー飲みたい」
我が家の女王様がコーヒーを飲みたいと仰せですよ? 今まで一度も飲んだことも、
飲ませたこともないのに?
「…そりゃ作るのは構わないけど。いきなりどうしたのさ?」
「クラスのみんなに言われた。華奈はお子さまだからコーヒーなんて飲めないよって」
みんな、言うことは直球ストレートだなあ。意地悪で言ってるわけじゃないんだろうが…。
華奈姉ちゃんがコーヒーなんて飲んだら…、容易に想像がつく。眠れなくなって、一晩中
話に付き合わされるに決まってる。
ストレートな発言はいいけれど、ご機嫌取るのはいつも弟の俺なんだから、勘弁して欲しい。マジで。
「あっっ、いま『その通りだ』って思ったでしょっ!」
「いっ、いい、いいえ、そんなことは」
「もうっ、いいから早く作って! うーんと濃くしてね!」
「でも、濃いのって苦いよ?」
「………」
あ、考えてる。
「濃くてもいいもん! ブラックコーヒーは大人の味って言ってたもん!」
説得失敗。というか、大人なら語尾に『もん』を付けるのはやめていただきたい。
「じゃあ、ちょっと待ってて、華奈姉ちゃん」
「は〜や〜く〜〜!」
いや、大人なら足をジタバタさせるのはやめていただきたい。
:
:
「お待たせ」
華奈姉ちゃん用のブラックと、自分で飲むためのカフェオレを持ってきた。
「もう、遅いよーー」
いや、大人なら頬を膨らませて拗ねるのは(以下略)
「いただきます」
「はいどうぞ」
「………」
華奈姉ちゃんは両手でカップを持ち、黒い液体を見つめたまま固まってる。
「どうしたのさ?」
「本当に飲んじゃうよ?」
こちらを見て、必死に訴える姿が、どうにも可愛らしくて。少し意地悪をしてみた。
「はいどうぞ」
「う〜〜、止めるなら今だよっ!? お姉ちゃんが死んだら後悔するよっ!?」
「いや、コーヒーくらいじゃ死なないって」
と答えたら華奈姉ちゃんの顔が半泣き。これはやばいサインだ。
「う〜〜〜〜っっっ!」
いや、大人なら口を尖らせて唸るのは(以下略)。
仕方ない、ここは俺が大人になるか。
「あっ、華奈姉ちゃん、俺急にブラックが飲みたくなった! こっちのカフェオレと交換してよ」
「えー、どうしよっかなーー。わたしもブラック飲みたいしーー」
華の咲いた笑顔全開の華奈姉ちゃん。
「な、頼むよ、この通りだから」
両手を合わせてお願いすると、いかにも仕方ないなあって感じで。
「そこまで言うんなら、いいよ。取り替えてあげる」
「アリガト、華奈姉ちゃん!」
誰だよ、こんな姉に育てたのは…。父さんか!? 母さんか!? いや、俺が
一番影響してるのか……。
「じゃ、いただきまーす」
「いただきます」
お互いに向き合ってぺこりと一礼。華奈姉ちゃんがそっと口に付けるのを待つ。
「うん、美味しいね、カフェオレ! 甘くてミルクっぽくて」
「そりゃどうも」
「お姉ちゃんはお家にカフェオレ専属職人がいて良かったなあ。明日みんなに自慢しちゃおうっと」
それは勘弁していただきたい。何せ華奈姉ちゃんの弟兼兄兼保護者としてクラス中に
知れ渡ってるんだから。
「えへへへ」
…ま、いいか。華奈姉ちゃんが笑顔で話す『今日学校であった出来事』を聞きながら、
ブラックコーヒーの苦みをそっと味わった。
:
:
夜。俺の部屋を『コンコン』とノックする人がいた。こんな時間にここへ来るのは、一人しかいない。
「華奈姉ちゃん、どうしたの? もう寝るんだけど」
キイッとドアを開けて、華奈姉ちゃんに訊ねる。
「あ、あのね? キミがコーヒーの飲み過ぎで眠れなくなってるんじゃないかと思って、お話を
しに来てあげたんだよ!?」
どもってるし。語尾がやけに甲高い声になってるし。
「カフェオレ一杯で、眠れなくなったの? 華奈姉ちゃん?」
「ち、違うもん! 眠れないのはキミでしょ!?」
バフッと俺に枕をぶつけ、一生懸命反論する華奈姉ちゃん。
カフェオレ、かなり薄くしたんだけどなあ…。やっぱり子供っぽいよなあ。
「あっっ、いま『子供っぽいよなあ』って思ったでしょっ!」
「いっ、いい、いいえ、そんなことは」
こうなったら、もう華奈姉ちゃんはてこでも動かない。仕方ない、ここは俺が大人になるか。
「華奈姉ちゃん、偶然だなあ。俺眠れなくなっちゃってさ。良かったらここで話し相手になってよ」
「えへへへ。もう、仕方ないなあ。うちの弟はいつまで経っても甘えん坊なんだから」
俺かっ! 俺なのかっ!? 華奈姉ちゃんのご機嫌を取りながら、心で世の中の不条理について
訥々と語り合った俺だった。
「もう、ちゃんと聞いてるのっ!? こっちを向きなさい! 向ーくーのーー!」
「か、華奈姉ちゃん、首強引に曲げないでっ! 痛い痛いっ!」
949 :
928:03/08/21 22:23 ID:1HaWHYG6
>945を書いたら一日以上スレッドがストップしてしまったので、即興で書きました。
保守ならもう少し時間を空けても良かったか…?
>949
いや、ナイスだ。鼻血出た。
>カバンをソファへどさっと投げる
…素でランドセルを想像した。おねえちゃんごめんなさい。
>こっちを向きなさい! 向ーくーのーー!
弟をおもちゃのようにあっちに引っ張ったりこっちに引っ張ったり…っっっっっっ(・∀・)イイ!!
ああ、俺もこんな風に扱われてみたい(′Д`;
弟兼兄兼保護者って凄いな……
俺に任せてください
>>952 お前に任せるから、
姉で妹で被保護者な姉を俺にくれ!
最近、弟は学校から帰る時に女の子と歩いている。先月中旬あたりから10回一緒に帰ってる。
最初に見た時、あの子がその女の子と楽しそうに話しているのを見ていたら胸が苦しくなった。
彼女とかではないのは知っている。いつも見てるから。付き合っていたとしたらすぐにわかる。
だけど…こんな気持ちになったのは初めてだ。今まではただ見てるだけで幸せだったのに。
嫉妬しているのだろうか。私はあの子とあんなに楽しそうに喋った事がないから。
私はあの子が話し掛けてくれて、少し話すだけでも嬉しいけど、あの子は全然楽しくないんだろうな…。
そんな事を思いながら、私は机の引出しから出した弟の写真を見つめる。
「他の女の子とあんな風にされると、お姉ちゃん寂しいよ」
写真の弟に向かって話し掛けた。写真に写ってるあの子にだったら、普通に話し掛けられるのに。
姉なんだから、あの子の事を見守って 色んな話を聞いてあげて、あの子が幸せに過ごせるようにしてあげたい。
それなのに弟と顔を合わせると恥ずかしくて何も話せなくなってしまう。
この写真だって隠し撮りで、写っている可愛い笑顔も私に向けられてるわけじゃない。
あの子は鈍感だからこんな私に気付いていないけど、こんな私の事をどう思うだろうか。
気持ちが落ち着かない。とりあえず考えるのはやめよう。
あの子の部屋に行ってみようか。まだ学校から帰ってきてないみたいだし。
私は頻繁に弟の部屋に行く。弟がいない間にだけど。
弟の部屋で、あの子のベッドで枕をぎゅうっと抱き締めてゴロゴロしたり、部屋の片付けをしてあげたり、そうしているとあの子を近くに感じられるから。
私は写真を引出しに戻し、自分の部屋を出て、隣の弟の部屋に入った。
少し来なかった間にまた少し散らかってる。
「やっぱり私がいないとダメだね」
もしかしたらその内、私がいなくても他の女の子が片付けてくれるようになるのかな。
私は弟の部屋を片付け始めた。
あの子の物の配置の仕方や、部屋のどこに何があるかは全部記憶している。
あの子の事だったら何だって知ってる。好きな事も、嫌いな事も。
…他の女の子になんて渡したくないな。
部屋の片付けを続けていると、エッチな本が出てきた。
そこに隠してあるのは知っていたけど、今日は何故か複雑な気分になった。
あの子も、もうそういう歳なんだ。男の子だから、女の子の体に興味があるんだよね。
やっぱり、そういう事したいのかな。
あの子は誰としたいと思っているのだろう。この本の人みたいな人?一緒に帰ってるあの女の子?
私の事はどう見てるの。
「ただいま。智萌姉さん、何してるの?」
後ろからあの子の声が聞こえた。私は驚いて、すぐに持っていた本を元の場所に戻した。
「ぇ…ぃや……その…片付け」
「あぁ、散らかってたもんね…片付けさせちゃってごめんなさい」
「ぇと…それじゃあ」
私は立ち上がって部屋を出ようとした。
「智萌姉さんっ」
「…ぇ?」
「ありがとう」
弟が私に微笑んでくれた。すごく可愛い笑顔だ。カメラ持ってれば良かった…。
「ぅん」
私は自分の部屋に戻った。
夜中、ベッドに横になった私はなかなか寝つけないでいた。
弟の写真が入った写真立てを手に持って、それを見つめながら夕方の事を考える。
可愛く微笑んだあの子の顔が頭から離れない。私だけに向けられた笑顔。
いつかあの笑顔を一人占めする女の子が現れるのかな。あの同級生の女の子そうなるのかもしれない。
誰にもあげたくない。他の女の子に取られるくらいなら私だけの物にしたい。
自分がこんな嫉妬心や独占欲を持ってるなんて思わなかった。
…誘惑してエッチな事とかしてあげたら私から離れられなくなるかな…。
想像して体が熱くなる。…私は何を考えてるんだろう。
無意識に手が脚の付け根に伸びていた。
下着の上から大切な所に指をあてる。
「んっ…」
濡れちゃってる…。
「ぁ…んんっ…」
どうしよう…止まらなくなってきた。
左手で写真立てを抱き締めながら、右手を下着の中に入れ、そこを指でなぞる。
「ん…ひぁっ…んっ…」
あの子の事を考えながら指を動かす。くちゅくちゅといやらしい音がする。
「んっぁ…んぅっ…」
指を少しだけ中に入れてみた。
…ここにあの子のが入るんだ…あの子のを奥まで入れられて…。
「ふぁっ…ひんっ…んぅ……ぁん…」
…それで、あの子とキスして…胸も他の所も触られて……
…何度も出し入れされて…いっぱい気持ち良くなってもらって…。
「はぁっ……くぅんん…あっ…んっあっ」
…したいことは何でもさせてあげる……してもらいたいことがあったら…お姉ちゃん、何でもしてあげる。
「んん…あっ…っ…んっんんぅっ……もっと…して…」
…好きな所に出していいからね…胸でも、口でも………その…中でも…。
「んくっ…あんっ…ふぅ……んぁっ」
あの子は私の弟。だから、私のもの。…それが今だけであっても。
「んっあっあっ…んぁっ…ふあぁぁっ!」
絶頂に達し、体がビクビクと痙攣する。
「ん…はぁ…はぁ…」
写真を両手でぎゅうっと抱き締める。ごめんね、こんなことして…。
「…着替えなきゃ…」
汗で濡れてしまった下着を脱ぎ、別のに着替えて、眠りについた。
あの子の夢が見れるといいな。
弟が学校からの帰り道を歩いている。私はそれを後ろから見ていた。
…また同級生の子と一緒だ。何か話してるみたいだ。
どんな事話してるのかな。
もう少し近づいてみようかと思っていると、あの子の同級生の女の子がこっちに近づいてきた。
「あなたがストーカーですか?」
唐突にそんな事を言われた。
「…何の事?」
「向こうの男の子をつけてたんでしょ?ストーカーじゃないですか」
女の子は、さっきと同じ場所に立っているあの子を指差して言った。
私の弟を指差した。…この女の子、嫌い。
「私は…ただあの子を見守ってるだけ」
「そういうのをストーカーって言うんです。『見守ってる』って何様ですか?」
お姉様です。とは、あえて言わない。こんな子と話なんてしたくない。
「あなたには関係ない」
「関係あります!」
「…あなたにあの子はあげない」
「なっ!?言ってる事がおかしいです!私達より年上なんでしょ?そんな事してたら嫌われるってわからないんですか!?」
やっぱり、この女の子は嫌いだ。
私はあの子に嫌われるような事は絶対にしない。だって、嫌われるのは困る。嫌われたら、あの子の成長を近くで見ていられなくなるから。
それにあの子だってお姉ちゃんを嫌ったりする子じゃない。そうだよね?
ふと気付くと弟はこっちに走ってきていた。
「もういいから、先に帰って」
弟が女の子に言った。
「え、でも…」
「いいから!」
女の子は弟に言われて帰った。
弟が私の方を見る。一瞬、怒るかなと思ってしまったが、この子はいい子だからお姉ちゃんを怒ったりしない。
「智萌姉さん、ごめんっ。何か嫌な事言われなかった?」
ほら、いい子。だからきっとさっきの女の子や、それ以外の人にも好かれてしまう。お姉ちゃんとしてはその辺が心配。
いつ他の女の子に取られるんじゃないかと思うと眠れなくなるくらいに。
「あの、姉さん?怒ってる?」
弟は私の顔をじっと見ている。どうやら私は黙ったままだったみたいだ。
こんなに見られてると恥ずかしいけど、何か言わなきゃ…。
「ぇと……大丈夫…怒って…ないよ」
「良かったぁ」
弟が安心したように微笑む。
さっきの女の子にもこんな風に笑顔を見せてるのだろうか。
嫌だな。私にだけ微笑んでほしい。
「…さっきの女の子の事…好きなの?」
変な事を聞いてしまった。もし好きだって言われたら、私はどうするつもりなんだろう。
「え?」
「ぁ、ぃや、その……ごめんね…」
「姉さんが謝る必要ないよ!さっきの子はたまたま帰り道が同じだけだから!」
いきなり大声を出されたので、私は少し驚いてしまった。
「だ、だから、好きとかじゃなくて、ただの友達で、僕はその、姉さんだけが…ってそうじゃなくて、だからあのっ」
弟が妙に慌てながら喋っている。その慌てている様子が可愛い。
弟のそんな反応がなんだか嬉しかった。
妙に長くなってしまったので、保守代わりに最初の方だけ。
後編は弟視点で前編の倍あったり…。
先にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!と言っておく
じゃ、今から読んできます
961 :
名無しさん@初回限定:03/08/25 23:23 ID:tuQbwBHd
(・∀・)イイ!! お姉ちゃんの良さを再確認しました!
勃起してごめんなさい。
sage忘れすまん。
コンコン……
「誰?」
「僕。入ってもいい?」
「……うん」
また、来てくれた。唯一信じられる人。
その彼は、壁に背を預け私と並んで座り込む。
二人だけの空間。
いつものように、取り留めのない会話が始まる。
といっても、私から話し掛けることはないのだけれども。
「ねぇ、姉さん。今日、蒸し暑くない?」
「暑くない」
「そっか」
――確かに夏だし、気温は高い方だろう。
でも、私はそれを『暑い』とは感じない。
この子は暑いのだろうか?何故、エアコンがないこの部屋へ来たのだろう?
……ワタシニアウタメ?
何を馬鹿な。
「姉さん、天気いいよ」
「そう……」
「ちょっと散歩にでも行かない?」
「行かない」
「そっか」
私と一緒にいても楽しいわけがない。
それでも彼はここに来て話をする。
私が姉だから?義務感?
「今日ね、福引してきたんだよ」
「……」
「またティッシュだろうと思ったら、違ったよ」
「そう……」
「ホテルのプール招待券でね。二人までいけるらしいんだよ」
「……」
「姉さん、一緒に行こうよ」
「他の人誘いなさい」
つい、反射的に答えてしまった。
外に出たら、他の姉さんたちがこの子を奪うから。
よく考えたらホテルのプールには皆いないのに。
「え!?えっと、姉さんたち、皆用事あるみたいだよ」
「そう」
「で、どうかな?」
「……水着、買ってくる」
皆の代用品でもかまわない。この子と一緒にいられるなら……
「じゃぁさ、これから買い物して、そのままプール行こうよ!」
「……うん」
この子はどんな水着が好きなんだろう?わからない。
「選んでくれる?」
「え?あぁ、水着だね。わかったよ」
この子が選んでくれるものならば、どんなものでも着よう。
布地が少ないビキニでも、スクール水着でも。
……がんばる。
二人で買い物なんて何時以来だろう。もっと行けばよかった。
選んでくれているけど、どんなのかな。
「ん〜……これなんかどうかな」
セパレートでスカート付き。かわいい。
「これで」
「え?もう決めたの!?」
この子が選んでくれたものだし、さらに私も気にいった。
「これが、いい」
「そっか」
会計を済ませ、水着の入った袋をぎゅっと抱きしめる。
この子が私の為だけに選んだ水着。この子の為だけに着よう。
「ではでは、いざプールへ往かん!」
「……なにそれ」
「いや、楽しみで楽しみで、それを表現してみました」
とても楽しそう。私も楽しみ。こんな気分は久しぶり。
「あぁ〜!」
デパートを出ようとした時、声をかけられた。
「ん?……げっ。麻琴姉ちゃん」
「あんた、今日あたしの買い物付き合うって話は?いつのまにかいなくなってるし。
かわいい女の子連れて、デートなんてしてる!」
声の主は麻琴姉さん。
やっぱりこの子はとられるんだ。
これなら部屋で二人、話をしていた方が良かった。
独占できたから。
「麻琴姉さん、この子……返す」
「へ?響ちゃんだったの。笑顔がかわいい子だなって……」
聞かず、振り返り、家へと向かう。
「え?あ、ちょっと待って!」
かわいい?笑顔?誰の事?
そうか。麻琴姉さんの用事って、この子と買い物なのか。「…!」
プール、行きたかったな。「…ん!」
せっかく選んでくれたのに、ね。
「姉さん!どこ行くんだよ!」
「え?」
麻琴姉さんと買い物……用事……デート?
「麻琴姉ちゃんの買い物はまた今度。今日は姉さんとプール行くんだからさ」
「……麻琴姉さんが先約」
「いや〜実はすっかり忘れててさ。またの機会にしてもらったよ。
せっかく水着も買ったんだし、今日はプール行こうよ」
振り返ると麻琴姉さんが手を振っていた。
「……うん」
「麻琴姉さん……用事なくなったから、プールいけるのに」
「え?いや、そうなんだけどさ」
この子の反応をみて、唐突に気づいてしまった。
皆、用事なんてなかったのだろう。この子は私と……
「麻琴姉さんの埋め合わせ、ホテルのプールとかどう?」
「勘弁してよ〜気づいてるんでしょ?」
きっと今私は笑顔なのだろう。
かわいいとのお墨付きをもらった、とびっきりの笑顔で言う。
「お姉ちゃんはね、キミのことならなんでもお見通しなんだよ」
あ〜・・・難しい。
>>959氏
GJ
後編も楽しみに待ってます。
>968
>「お姉ちゃんはね、キミのことならなんでもお見通しなんだよ」
ああっ、ちくしょうっ、萌えるじゃねえかっ! Good job!
と言うわけで、次スレよろしくお願いします。さて、埋め立て用にSS書くか……。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
_ -――-,-―- 、
_/ ヽ _
/ , , ヽ ヽX 7ヽ、
i' / // / / | ヽヾ. 、 ヽ ヽX X ゝ
/| | | | |_⊥」| || | |.|」⊥_ | iミミ、X /
V| | || i|_⊥、W./ヽ|,|⊥_||ヽ|≡= x/
ヽNヽ| ,|し.j _|し.jl|` |T Τ7 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |.{  ̄ .'_,  ̄ || | | ||+ヽ < あははーっ
| | i\ .1 | | | || +| \_______
| | | i : エ エ :´ : | | | | ||++|
| _ | | |´  ̄只 ̄ ヽ| | |_| ||++|
/ || | ノ || ヾ | | | ヽ| |++|
| || |- ´ i | | i `ー| | | | ||++|
| | | | | .| | | | | | || ̄
このスレ見てたらなんだか姉萌になりそうだ。まあ、リアル姉にはちっとも萌えない
わけですが。
975 :
名無しさん@初回限定:03/08/28 14:28 ID:RIDoKQB+
977 :
974:03/08/28 18:31 ID:dDIJ44/w
>>976 新人...ってことになるのかな。そこは見たことないっすね。
>976
広告かとオモタ
979 :
名無しさん@初回限定:03/08/28 20:17 ID:6HSInR+2
では、スレ埋め立て恒例の「18人目のお姉ちゃん」を語り合いますか
レズな姉さん。主人公のライバル
殺人鬼。ちょくちょく夜出歩いては弟に心配される。
……ただし、弟はその事実を知らない。
幽霊。弟にだけ見える。
…いや、むしろ弟にだけ見えない。
暗殺者。大家族の家計を支えるために、闇の世界で生きる。
……人をあやめようとする度に、その目からは血の涙が流れ落ちる。
音楽系のお姉ちゃんいないよね?
ピアノ教室の先生とか。
いかにも“関西人”な姉
笑いに厳しく、金にがめつく、阪神をこよなく愛する
世界征服を企む悪の姉。
その最終目的は宇宙の覇者となって弟を独占し、甘やかしまくる事だ!
覇権を握った暁には弟に近付く女は誰であれ粛正、淘汰……
アンドロイドなお姉ちゃん
989 :
名無しさん@初回限定:03/08/31 00:22 ID:1UJ4y9aG
お姉ちゃんだけはガチ!
姉萌えの元祖ってなんだろ?
天照大神
もう、スサノオったらわんぱくばかりしてっ! 姉さん、そんな子はもう知りませんからね!
泣いて謝るまで出てきてあげないんだから、うんと寂しがれば良いのよっ!
かくして日本最古の萌姉は天の岩戸へ……
>>991 天照大神って女だっけ?
しかし993まできてもマッタリだな、このスレ
だがそれがいい
995 :
37:03/08/31 13:37 ID:HFPobwsy
天照と月読は女神だったはず
神話は近親ネタ多いからねぇ(′Д`;ハァハァ
適度なまったりはいいよ〜
姉、天照
弟、月読&スサノオ
☆ チン
マチクタビレター
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・) < 1000取りまだ〜?
\_/⊂ ⊂_ ) \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
>>992 わんぱくばかりって・・・あんたレイプされとるがな、弟に。
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。