1 :
名無しさん@初回限定 :
03/01/15 08:24 ID:4+P/TS8b
2 :
1 :03/01/15 08:26 ID:4+P/TS8b
それでは早速。 前スレで話題になった「亡国のイージス」、ようやく読了。 女よりもおっさんを取る行はマンセーするべきなんだろうか?(w
このところ読んでないが、昔読んでいたシリーズものを。 「おばちゃまは飛び入りスパイ」 ミセス・ポリファックスシリーズは10巻くらい?発行されてるのかな。 あらすじは、CIAがあまりにも普通のおばちゃまをスパイとしてスカウト。 そして世界各地でスパイ活動をするという話。 たしか柳なんちゃらという人が訳していたんだけど、実に読みやすかった。 1巻が一番面白かった罠だけど、以降もそこそこ良かった。
>1 乙。 あと、即死回避のためにカキコ。 最近「ハルカとイーヴァ」を読んだんだけども、イリヤも読むべきですかのう。
ナルニア国物語。
昨日に「ドラキュラ崩御」を読了。次は「マリア様がみてる」シリーズに突入か・・・
D.エディングスの作品は今でもお気に入り。 「ベルガリアード物語」(全5巻) 「マロリオン物語」(全10巻) 「エレニア記」(全5巻)※ 「タムール記」(全6巻) 以上ハヤカワFT文庫(※のみ角川スニーカー文庫) しかし、指輪やハリポタで盛り返してきてはいるが ファンタジーものは一昔前の勢いがなくて悲しい。
モンテ・クリスト伯読了・・・ 次は、前に途中で力尽きたガリア戦記の続き行こう。
高慢と偏見(自負と偏見) ジェーン・オースティン サマセット・モームが世界十大小説の一つに挙げているそうですが、とにかく面白い。 五人の娘がいるベネット家の近所に金持ちでハンサムなビングリー氏とその友人の ダーシー氏がやって来る。ベネット家の次女エリザベスはダーシー氏の高慢さに反発 するが・・・・。勝気で聡明なヒロインのエリザベスがとても魅力的です。 高慢と偏見 富田 彬 訳 岩波文庫 自負と偏見 中野 好夫訳 新潮文庫 他
即死回避 最近小説読んでないので、昔のだけど、「惑星カレスの魔女」 萌える。次女タンが次女タンが。 なぜかうちにアリソン(電撃文庫)が積んであるのだが 崩すべきなのだろうか。
>>10 ロリSFの代表的な作品ですな。
やっぱりゴスがかわいい。
表紙に釣られて買う人も多そう。
おれも5年くらいまともに本を読んでない。
12 :
ごっち :03/01/15 21:53 ID:sjinIN72
>7 タムール記の第4巻だけ持ってない・・、ガッデム早川。 R・E・フィーストもいいね。 リフトウォー・サーガ シリーズ。 「魔術師の帝国 上・下」 「シルバーソーン 上・下」 「セサノンの暗黒 上・下」 さらに続編もあったような。 でも全部廃刊。(怒
ここでは、お初です。よろ。 SFならば、「ヴァーチャルガール」 E.トムスンだけか? 人じゃないがw 「大宇宙の魔女(ノースウェストスミス)」 C.L.ムーア とか。妖しとはコレだと思うなあ。 「火星のプリンセス」〜 バローズの火星モノは、やっぱ餓鬼のころ読んだので好き。 数年前に、合本になって復刻されますたね。 ヴァカSFかもしれないけど「ダーティ・ペア」シリーズは好きですた。あのスペオペな 感じが。 エロゲの匂いは でんでん無いけどなーw 70年代の日本SF作家物はほとんど読んだけど、すごいなあと思ったのはガイシュツだけ ど、筒井先生様。でも、懐かしいのは、ハチャハチャのヨコジュン様とか。「超革中」とか は、当時漏れは厨房だたくせにワラタ。えちぃくて、ヴァカらしくて。 いじょ。ああ古いw
先入観無しに読んで、のけぞるほどの衝撃を受けたのは、 異形コレクション』シリーズ初期の『侵略』(短編集)に収録されていた、 『命の武器』かなあ。 たぶん孕ましスレの住人にとっては、デフォルト読破作品なんでしょうな。
16 :
q :03/01/15 22:21 ID:AajnR7Q3
ヨコジュン。懐かしい名を聞いた。鏡明とのからみが良いんだよね。 銀河帝国の弘法も筆の誤り、の人が後継者なのだろうか。ハチャハチャの。 ロリSFといえば軌道通信にとどめを刺すな。おれとしては。 あと美葉とか。夏への扉も意外にそうかも。
18 :
謎のX :03/01/15 22:33 ID:7an9LqEP
Missing(電撃文庫)が一番好きですね。 でも周りの人は誰も知らない・・・。(泣
>17 おお、反応してくれる人 いたのか!<ヨコジュンw よかた〜w 「弘法も・・・」は読みますたが、そうでつねえ、そうかも。でも、大きな 流れからすると、あの「ハチャハチャ」って呼ばれてたモノは、あの時代と 一緒に生まれて消えていった徒花?みたいなものかもしれませんね。 >15 あ、読みますた、それ。てか、そのアンソロシリーズ、殆ど持ってまつ。 確か セイーシが、飛んでくるヤシwでは? >18 読んでません。探そうかな。お勧めでつか?
いまさら筒井康隆の『朝のガスパール』を読んでみたり。 いまの2ちゃんであーゆーことできないもんかね。
21 :
56481 :03/01/15 22:59 ID:JdJm4FPt
弘法も・・・はナンシー・s・ゴードンの あまりのバカらしさに笑ってしまいました。 かまいたちの夜2でも同じようなノリでしたが、かなり不評でしたね。 本編はともかく、あのくだらないネタ(誉め言葉)は良いと思うんですが。
度々w >20 当時、新聞で連載してたヤシですよね? 漏れは、ガイシュツの「霊長類 南へ」とかが好きですた。あと、毒w一杯の 「くたばれPTA」(だっけか?)とか。 「朝のガスパール」は、カナーリ意識 した実験ものだったと。あのシステムは、もしかしたら、確かに2chとかで 再現可能かも? >21 >かまいたちの夜2でも同じようなノリでしたが、かなり不評でしたね。 >本編はともかく、あのくだらないネタ(誉め言葉)は良いと思うんですが。 そういう読み方があったか。当方、アチコチつまみ食いの乱読派なもので。 「かまいたち」も買ってきて読み比べてみようかな?
23
24 :
日本酒 :03/01/16 00:39 ID:CQMhx8y7
新スレおめ。 ずいぶん昔に読んだうえに前スレでも書いたような気もしますが、 バルビュスの『地獄』がお勧め。 田舎モノの男がが都会で一人暮らしを始めるものの、なんと隣の部屋が覗ける状態に。 思わず男は毎日毎日覗きをして暮らしてしまい、引きこもりと化すのです。 ……という内容のひきこもり覗き小説(誤解気味解釈ですがw
前スレでも何度か名前が挙がってたみたいだが、星新一が好きだ。 簡潔な文章とセンス・オブ・ワンダーの塊の組み合わせが実に心地よく、 くどくどした本を読んだ後は知らず知らずのうちに手を伸ばした時期もあった。 気に入った文があればノートに書き留めておく習慣があって、星新一作品はたくさんある。 と、久しぶりにそのノートを読み返してたところ。
26 :
名無しさん@初回限定 :03/01/16 14:15 ID:w+aIeiF4
村上春樹
昨日、大日本帝国陸軍がジュラパックシークするという素晴らしい小説を買いました。
28 :
名無しさん@初回限定 :03/01/16 18:45 ID:TUVsc6uf
俺はまああれだ。テリー伊藤のお笑い北朝鮮が好きだ
あぼーん
佐々淳行。 ちなみにオレは22歳だ。
あぼーん
32 :
名無しさん@初回限定 :03/01/16 21:46 ID:HGINziqA
昨日、織田信長が実はフタナリ美少女だったという素晴らしい小説を買ってきました。。
>>33 「信長あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」ですな。
本屋で見かけて気になってはいたんですが、内容の方はどんなもんですか?
文章が読みづらくて途中で敗退しました
36 :
33 :03/01/17 00:24 ID:Cjzg/Yrw
>34 個人的にはかなり面白かったです。 秀吉の「草鞋を暖めてたんスよ」つう逸話を萌えエピソードとして書くとは思わなかった(w 恥じらう信長タン萌え。
即死は回避できたのか? >36 そうすると光秀の謀反はNTR関係? 鯨統一朗のせいで信長というと欝の燃え尽き症候群親父 のイメージが拭いきれない……
貴様らエロゲ者のくせして「野菊の墓」があがっとらんとは何事だ。 ……いや、葉鍵向きかもな、スマソ
最近読んで面白かったのは 「昏き目の暗殺者」「戒」「アフリカン・ゲーム・カートリッジズ」あたりかな。 昏き目〜はパルプSF+斜陽サーガ。割と長め。 「盲目の暗殺者と舌を抜かれた生贄少女のロマンス」という作中作に 期待すると肩透かしだが、老女の淡々とした回想譚が、 最初はややダルいものの、読み進むにつれ面白くなってくる。文章も魅力的。 戒は架空の国(たぶん)を舞台にした中国時代ロマン。 作者は22歳と、まだ若い人だけど文章はこなれている方。 キャラの心情や真意を説明しすぎるきらいはあるが、 時代物に苦手意識のある俺も素直に楽しめる内容だった。 アフリカン〜はちょっとライトノベルの要素が入ったガンアクション。 「銃を虚空から取り出すことができる」能力者のドンパチを描いており、 思想面での拙さは鼻につくものの、痛快なB級小説としては問題ない出来。
40 :
山崎渉 :03/01/17 06:54 ID:W9UpuMic
(^^;
41 :
56481 :03/01/17 09:42 ID:i4qM6sSc
>>2 行が仙石に惹かれてゆく過程は、
不幸系ヒロインが主人公に心を開いてゆく過程と同じですな(笑
42 :
1 :03/01/17 16:51 ID:pz+VUycG
>41 そうそう、そうなんだよな。 仙石のおっさんはおっさんで行の挙動にどぎまぎしてるし。 お前等、男同士だろヽ(`Д´)ノ
笠井潔の「バイバイ、エンジェル」を積み中……早く読まないととは思うんだけど。
イリーガルエイリアンを買ってきました。 ハイペリオンとともに積まれるのだろうな…… 早く読まないととは思うんだけど。
45 :
名無しさん@初回限定 :03/01/23 21:14 ID:HjwixcxE
スティーブンEアンブロースの「バンド・オブ・ブラザース」を読んでマス
石原郁子「月神祭」というのを読了。 先日はじめて知った作家だが、 三年に一度巡り会えるかの逸材だなと感じ、今日という日に感謝。 的確な文章からつむぎだされるイメージが幻想絵画みたいだと思った。 そのあと日野啓三のエッセイ選集と小松左京「お召し」をぼちぼち。 何度読んでも面白い。特に日野氏は純文なのがもったいないほど。
即死判定は免れてたみたいっすね。 では、マターリと。 前はSFに偏ったんで。別の分野。 特に「何のジャンル」ではないけど、 「ハートブレイク・カフェ」 ビリー・レッツ は、現代モノのある意味「普通の 小説」として、結構おもろかった。 「深夜特急」文庫で6巻 沢木耕太郎 も、まあ有名どころだけど、単なる 紀行・体験ノンフィクションに収まらず、好き。 「エグザイルス・ギャング」 ロバート・ハリス は、ちょとスカしてる匂いが あるけど、どこかフィクションとノンフィクションの狭間にあるっぽい内容 が気に入ってまつ。 この著者って、J−WAVEでナビやってる人? でつよね? >44 ハイペリオンは、面白かったっすよ?(長いけどw) >45、46 知らない本でつ。 46氏のは興味引かれたから、ぐぐってみようかな?
久々に「フィネガンズ・ウェィクT・U」を引っ張り出してみたが、 やっぱりあたまがオーバーヒート(w これを読了した香具師がいたら個人的に神認定。
49 :
45 :03/01/24 10:23 ID:4F7dfe8C
>47 第二次世界大戦の戦史もの>バンド・オブ・ブラザース−男たちの深い絆− 去年の夏WOWOWで放送していた同名のドラマの原作デス 雰囲気は映画「プライベートライアン」をスケールアップした感じかな? コレが読み終わったら、年末にまとめ買いした神林長平の小説に手を付けます。 余談だけど昔、ログインに掲載されていた短編モノを文庫化してくれないかなぁ?>神林作品
御手洗潔シリーズを読み返してみたりする。 やっぱ島田荘司作品の中では異邦の騎士が最高だと思う。 しかし以前読んだのは無印で、今回は改訂版を読んだのだが どこが変わったのか判らん。
>45=49 わざわざありがとー。 その雰囲気からすると、結構シリアス物?そういうの、さり気に好きなので、 そちらも探してみまつ。>バンド・オブ・ブラザース。 第二次大戦期を背景にしたヤシなら、「仮想戦記、海洋物、ちと男臭いw」 って風味で、 「巡洋戦艦リライアント」 ダグラス・リーマン というのを読みますた。 傑作ではないけど、趣味のあう人ならそこそこ楽しめるかと。 でも、無理やりな感じの恋愛要素は、無いほうがよかたなあ。
司馬遼太郎の「義経」を拾ったので読んでる。 なんといいますか、脚色されてるとはいえ、この時代の男どもはみんな、 ランス並にオレ様最高&無敵&女好き、なのかなぁ…。 古典って大嫌いだったから、こんな風に読んでみると、けっこう新鮮でいい感じ。
>12 リフトウォーは廃刊になってましたか・・・。 続刊は3つある模様。 『王国を継ぐ者』 Prince of the Blood ISBN4-15-020208-7 『国王の海賊』(上)(下) The King's Buccaneer ISBN4-15-020215-X、ISBN4-15-020216-8 『帝国の娘』(上)(下) Daughter of the Empire ISBN4-15-020126-9、ISBN4-15-020127-7(フィースト&J・ワーツ共著) 共著者(ついでに訳出者も)が女性なせいか、そこはかとなく 艶のある文体の「帝国の娘」がちょいお気に入り。
>>47 沢木耕太郎なら「一瞬の夏」もお勧めですな。
天才と呼ばれながら大成せず引退した元ボクサーのカムバックに
著者自身が関わっていく、ちょっと変わったノンフィクション。
「カシアス・クレイになれなかった男」(「敗れざる者たち」収録)を先に
読んでおくとなお良し。
沢木耕太郎のスポーツ物全般に言えることですが、文中から伺える
敗者に対する著者の複雑な思いが良いです。
>45=49 買てきますた <バンド・オブ・ブラザース これ…、いい、いいよ! てか実録戦記物(?)だたのね。小説だと勝手に 思い込んでたんだけど。テーマから想像してたより内容、渋いねえ。渋くて、何て 言うか、凄まじい? そこそこ厚めだから、ちょとずつ読んでまつ。 thx! でも一緒に探した>46氏の「月神祭」はハケーンできず。本屋さんで「在庫切れだから もう絶版扱いかも?」とか言われた。 しゃあない、古本屋街漁りますか。 >54 >沢木耕太郎のスポーツ物 この分野は殆ど読んでないんで、今度読みますわ。お奨めの「カシアス…」から。 >12 >53 リフト・ウォーのようなメジャーFtじゃないけど、「眠れる龍(邦題)」て、知てます?
スポ−ツものなら山際淳司がお勧めです。 「スロ−カ−ブをもう1球」あたりからどうぞ。 「アルスラ−ン戦記」を買おうかと思うですが、これは「七都市」や「龍騎兵」や 御大の☆やパシストと同じ運命を辿りそうですか? 辿りそうならやめときます。 (つω・`).。oO(だって皇国と信長で手一杯・・・・・・)
57 :
46 :03/01/27 22:53 ID:pdNJSpDX
>55 「月神祭」興味があるならネット通販のAmazon探してみ。 スポーツものなら沢木・山際は定番だけど俺のお勧めは岡邦行。 前スレで推薦されてた「風よ。龍に届いているか」を読了。 確かに面白いわこれ。ただラストはもっとはっちゃけてたほうが好みだったが。
>>56 アルスラーンはとりあえず第一部で止めておく、という手が使えなくもない。
多分無理だけど。
灼熱の竜騎兵はシェアードワールド化してからは割とこまめに刊行してるからそうでもないと思うけど。
でも田中芳樹だからな。
油断は出来ねぇ。
個人的にはタイタニアの続きが読みてぇ。
>>58 ありがとう
マベ−ル買って我慢しまふ
とりあえず酒見の「ロウコウにあり」に特攻することにしますた
酒見賢一の「双頭の鷲」、ようやく読了。 野郎キャラが萌え萌えなのに対して、女性キャラの扱いの酷さはなんじゃー。 萌え少女が終盤でマナマナ化するしさー。
61 :
日本酒 :03/02/01 02:47 ID:0ep1+JO9
PKディックの「ザップガン」読了。 訳者の大森望はあとがきで誉めまくりだが、構成がかなりいいかげんだとか、ディックものとしては現実についての 考察が足りずにあちこちで挫折しているのを見れば、かなりどうでもいい作品。 「流れよ我が涙、と警官は言った」とか「高い城の男」に比べると駄作にしか思えないぞ。 17歳の美少女兵器ファッションデザイナーとの恋愛を誰かエロゲにしてくれw
>55氏 『眠れる龍』知ってますよ。日本での知名度はめっちゃ低いけど、 なかなか野心作でした。 サブヒロインが(メール欄1)で、話の終盤近くでメインヒロインといっしょに (メール欄2)など、初読時は衝撃を受けつつハァハァしてたもんです。 原書は二巻以降も出ているそうなので、あのエロさが持続してるならば ペーパーバックを売ってる書店で捜してみようかな? 蛇足ながら、似たタイトルの『眠れる竜ラヴァンス』(ゲームブック)も 実に名作なのに、二巻以降が出てねえ!ウキーッ!!
>>61 「ディックはタイトルが長いやつの方が面白い」
D.O.のクレシェンドでこの台詞が出てきてワラタ。
佐藤賢一か。 鬼畜好きなら「赤目のジャック」。 燃え路線なら「傭兵ピエール」(←純愛&鬼畜もカバー) だな。 でもやっぱり「王妃の離婚」が一番良いという罠。
>>65 じゃあ、おバカ路線なら「カルチェ・ラタン」ということで。
>>66 ならば「ランス」ファソには「カエサルを撃て」ってことで。
>>67 えーと「ジャガーになった男」は…何向けだろう?
(佐藤先生の著作の中では一番エロゲとかに近いかも、なんだけど?)
>62
…、同じところに食いついてますな、同志w 特に「うわ、ひで〜」と思いながら
メール欄wは、ある意味シンプルな描写が逆に劣情を誘ったという。
後で「漏れって最低」と思いましたがw いえ今なら何も考えずハァハァですがw
そうですか、邦訳ではヤパーリ続刊出てなかったんだ。
>57=46
thx! 検索してみますた。古書関連で引っかかるもより。懐具合と相談しつつ
購入を検討中。
で、>45氏推薦の「バンド・オブ・ブラザース」継続中。ふっと時間ある時に読む
感じで読み進めてますが、かなり良質の実録物かと。
SFネタに戻して、「ヴァーミリオン・サンズ」 J・G・バラード は漏れ的ベストSF
の一つw 個人的には同著者の「結晶世界」より完成度高いと思ってます。
あの何とも言えない虚無的な時間感覚と、乾いた「祭の後」的なストーリーが
堪らん。あれに近い非現実的な世界観でオムニバスのエロゲ、できないものか?
69 :
56481 :03/02/03 10:57 ID:kU0CSBXt
小説というか絵本ですが、 エドワード・ゴーリーの「不幸な子供」は素晴らしいですね。 ぼーっと眺めてると心地よい鬱が味わえます。
ああ、俺も見た。 その勧め方性格悪いよ(w
71 :
キング萌え :03/02/04 00:56 ID:wzE+R+kf
S・キング「ドリームキャッチャー」1巻読了。今のとこかなり面白い。 子供の頃からの親友4人組の話と、「IT」、「スタンド・バイ・ミー」が好きな 人間には堪りません。 ネタ的にもどっかで見たことある、というか過去作の再構成風味ですが。 (「トミーノッカーズ」、「デスペレーション」、「デッド・ゾーン」あたり) なんか暗黒の塔も絡んできそうな悪寒もとい予感。 2巻も買ってあるけど、今読んじゃうと生殺し状態になりそうなので、 3・4巻出るの待って最初から読み直すことにしようかと思います。
モエかんのスキップ中の時間を使って「撃墜魔女ヒミカ」(荻野目悠樹)読了。 大日本帝国を下敷きにした架空世界での戦闘機+奇妙な味の連作で、 ダールの「飛行士たちの話」をリスペクトしたとのことだが、 狙いが不透明なうえ盛り上がりに欠き、可もなく不可もなくといった出来。 更に時間が余ったので「紙葉の家」(ダニエレブスキー)にも手をつける。 メタ・フィクションか何かかな? 前情報はほとんどないのでよく分からない。 しかし「序文」を読んだ感じ、ヒシヒシと面白そうな雰囲気が伝わってくる。 モエかんコンプしたらすぐSNOWに行くつもりだったが、もうちょっとこれを読み進めるとする。
73 :
日本酒 :03/02/04 02:24 ID:uSW8SBMd
>>63 あはは。
かなり正しい意見だね〜。
そうすると、「ヴァリス」が面白くないということになるのが少し残念だがw
黄泉がえり購入 映画で泣いたクチなので楽しみです。 同時購入 獅子の門 群狼編(バク) 死人花(オトギリソウの人のやつ) 乱読ゆえ、購入したものに共通項がない。
神保町で、式貴士の”吸魂鬼”を古本で安く購入。 蘭光生の名前の時とカナーリのりが違う。(当たり前か) 短編集なのだが、その内の一編”触覚魔”は、 colorsスレ住人が泣いて喜びそうな快作ですた。 まことに作風がお気に召したので、今度は図書館で”鉄輪の舞”を 借りてきたのだが、帯の宮部みゆきの推薦文にビビって 明後日の昼間まで封印中…。
中島みゆきの小説「この空を飛べたら」数回目の再読終了。 リア工のころ初めて読んだときはさっぱり良さがわからなかったが、 読者側が年を食うにつれ、作者のおそろしい懐の深さが仄見えてきた。 ますます彼女に惚れていきそう。 山本夏彦「『豆朝日新聞』始末」も読了。これも再読だったわ。 賢すぎると人間不幸にしかならないって事実が、痛いほどわかる。 老賢者に幸あれ。
「紙葉の家」読了。久々に夢中の読書というものをした。 「外側より内側が長い家」にまつわる架空のフィルム について書かれた原稿が青年の日常を狂わせて行く。 筋そのものより、ただ単純に文章を読むのが面白かった。 息抜きに「竹田くんの恋人」(桜庭一樹)を読む。 ラノベ版「Realize Me」。いかにもキナ臭い設定だが、 割とまっとうな構成をしていて、普通に面白い内容だった。
約束破って絆箱やったり、ハイペリオン、エンディミオンを 今年中に全部読もうと思いつつ、マリみてに手を出してしまいました。 ごめんなさい。僕はもうダメです。 マリみてはあとがきで言ってる通り、ケーキバイキングのような印象。 なんかくすぐったいけど心地いい。
「暗いところで待ち合わせ」(乙一)読了。 良かった。表紙以外は、実に良かった。 サクっと面白い話を読みたい人にお薦め。
タイトルだけ聞くと「暗闇でどっきり」(どうでもラブラブ文庫) に通じるものがあるな
メガテン3やってて、久しぶりに神話系の本を読みたくなり、 小説と言えるかどうかはわからんが井村君江の「ケルトの神話(ちくま文庫)」を読んだ。 おそらくまだ十代前半のクー・フーリンが倒した女戦士を許す代りに孕ませちゃう話しや、 敵だったはずの戦いの女神モリグーがクー・フリーンの死の際に付き添った話しが激しく萌える。 やっぱ神話は下手なラノベよりよっぽど萌えるわ。とか思う俺は変なんだろうな。
84 :
名無しさん@初回限定 :03/03/13 02:21 ID:iKkBobt0
渡瀬草一郎のパラサイトムーン(・∀・)イイ! 特に4巻から6巻での派閥同士の思惑の絡み合いなんかは エロゲじゃ中々ないタイプの話だと思う。 また適宜伏線張りとその消化があるので、改めて読み返すのが 楽しい作品だったりもする。 幼馴染属性があるならそれで行ってみても面白いかと。 作者はどうも幼馴染作家っぽい(w
>82 そんな貴方にランドオブザギルティ。 個人的にいのちのおくすりとか果たされざる贖罪とか辺りは特にくるモノがある。
あぼーん
マリみてと北方謙三を一緒に買ったら、ダチに怪訝なツラされた。 そんだけ。
>>87 男くさいのと女くさいのの両極端かよ (w
以前Rumbleを勧めてやった友人から、「お前の好みに合いそう」と 尾鮭あさみ『舞え水仙花』とスタパ斎藤『PC道』を推挙される。 なんていうか、圧倒された。Rumbleみたいな言葉の奔流が好みなやつなら 大絶賛するかも。アクがつよすぎるので万人受けはけっしてしないだろうが。
おお、あのシリーズ漏れも好き>舞え水仙花 悟空燃えなので、続きが非常に気になる。 いまでも再開を待ってるんだが…
というかスタパ斎藤が来るかそこでw。 いや異存はないが。
まさかこの板で尾鮭あさみの名前を目にするとは…。 あのパワーで押し切る感じがすごく好きだ。
2週間ぐらい東南アジアに一人旅してたんだけどさ。 もっていった本が「アルジャーノンに花束を」と「青の炎」。 夜中に列車の中で読んでたら滅茶苦茶ブルーになっちゃったよ…
アルジャーノンは劣化真琴シナリオだしな・・・・・・。
いや、真琴が劣化アルジャーノンかと。
>>95 不快なオチに共感できない分アルジャーノンの方が質が悪い。
XX…XX友達を作るのはXXXXのあたりは反吐が出る。
山田風太郎『人間臨終図巻』を読む。偉人たち何百人かのの死に様を暴露した作品。 笑いどころも考えどころもたらふく詰まっているが、 たとえば武者小路実篤が八十八歳時に、ゴッホの自画像について記したエッセイというのが―― >彼はその画をかいた時、もう半分気がへんになっていたろうと思う程神経質な顔に >なっていたように神経質な顔をして、この顔を見ればもう生きていられないような、神経質な >顔をしていた。僕はこれでは生きていられないと思った。実に神経質な顔をしていて、 >もう生きていられない程神経質な顔をしていた なんていうか、超先生もかたなしというしかない(w
「青の炎」劇場版見た人、どうよ? 二宮はちゃんと「最近のエロゲは泣けるんだぞ」って言ってた?
コリン・ウィルソンの『賢者の石』がスゲー好き。 萌え要素はまったくもって無いが。 何度読んでも面白いんだよなー
梶尾真治の「サラマンダー殲滅」 「黄泉がえり」の原作者が書いたSF 入手難なので見つけたら読んでみてください
>101 俺は読んだ。やりきれないんだよね。 カジシンは占星王の続き書かないのかな。 >97 でしたね。間違えてました。 暗闇でまったりってのもあったな。
「暗闇でドッキリ」と言うのがジャンプで連載すると言う話で、少年漫画板の一部では不評爆発。 板違いスマソ。
ダークな児童文学が大好きで、特に天澤退二郎の「光車よ、まわれ!」が 目を閉じるとそこかしこの印象深いシーンが瞼の裏に浮かぶくらいハマった。 この作者の「オレンジ党」シリーズは、「光車〜」を上回る暗闇の傑作という評判を聞き、 すさまじい入手不能っぷりに絶望しかけていたのだが、天澤氏が何かの文学賞の 授賞式で、「オレンジ党」の新作の構想がある、と述べられたと噂に聞き、 新作と一緒に旧刊も再版されんだろうか、と仄かな望みを抱えておりまする。
オレ、なんだかんだ言って、このスレで出てくる本は大体読んでるなぁ。 ヨコジュン。カジシン。山際淳司。天沢退二郎。懐かしい……。 マリ見てと北方、おっけいですよ〜。 エディングス、いいですよね。ファンタジー版水戸黄門。
クィネルの「ブラック・ホーン」を読んだ。 「燃える男」と比較すると劣るが、ジンバブエの 描写なんかは良かったと思う。
サルトルの「壁」 読み終わって気がついたら汗かいてたっていうのはこの作品が初めて
トリニティ・ブラッドRAM4巻 なんとなく読んでる。相変わらず驚きのないどこかで見たような展開。 でもそれがいいってゆーかそれでいいってゆーか。 このスレの人たちは小難しそうなのばかり読んでるみたいだが 俺はこんなもんだ。ライトノベルばんざーい。
そか。じゃあ微妙なの出しちゃる。 「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ(全3作)ダグラス・アダムス ノリはマジカルランドに似ている。 あと先日他界した宮脇俊三。歳取ってから紀行文書き出す人は全員面白い。 一応、微妙にエロイ部分もあり。
漏れもライトノベルは好きだがよりによってトリブラか。 初期Dかトライガン読んだほうがなんぼか…まあ全巻持ってる漏れが言うことでもないが。 カート・ヴォネガットの「チャンピオンたちの朝食」を読み直してみた。 相変わらず救いのねー話だ。
112 :
名無しさん@初回限定 :03/04/08 18:25 ID:+c18t6KB
とりあえずあまり低い位置にいるのも何なのでageましょう。
あぼーん
トリブラはROMとRAMのそれぞれ1だけ読んだ。 一応全作買ってるが、ROMもRAMも2だけ行方不明で続きが読めん。 ライトノベルで最近面白かったのは「カオス レギオン」かな。 物凄くオススメってわけじゃないが、結構楽しめた。
無頼船長トラップ。
東郷隆「定吉七番」シリーズ。関西人にジェームス・ボンドをさせるパスティーシュ小説。 笑えて泣ける。ライアーソフトに芸風は似ているか? 昔、安永航一郎が生活が最も苦しかった頃にこれのファンだと言って、文庫の表紙絵描きになったのがなつかしい。
えっと、昔のやつでいいですか? 宇能鴻一郎の「十四世礼法教授淡月斎」シリーズ。月刊小説CLUBとかのエロ小説誌に連載してた。 簡単に言うと、ルパンに出てくる石川五右衛門がエロくなって、斬りまくりのヤリまくり。 特に挿入するときの「図武利」という擬音が今でも印象に残っている。 すごく読み返したいが、単行本は古本屋でも見たことがない。 一応、劇画化もされたはず。
D・モフィットの「星々の聖典」「星々の教主」 イスラム文化を背景にしたSFです。 主人公が惑星規模の権力闘争に巻き込まれていく 様が描かれてます。 女好きで小心者の主人公ですが、実は彼は炉(ry 続きは読んで確かめてください。
119 :
山崎 渉 :03/04/20 04:34 ID:VMBXZWug
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
西尾維新が軽くて読みやすいから好きなんだけど。
大石英司「アメリカ分断」 SARSとタイミングが合ってて、妙な臨場感が(w
じゃあ、佐藤大輔。エロゲ向きなのは「皇国の守護者」か。
葱の月スレにも書いてしまったが、エロゲ界に超実力派のライターが出てきたら面白そうとか思った。 たとえばエルロイとかw というかホワイトジャズみたいなトチ狂った文体のゲームがやりたいだけかも。
一見して狂ってるのもいいけど、北村薫みたいな、 地味だけど超絶技巧、なのもいいな。
アリスの夜を読んだ 純真無垢な少女娼婦と多額の借金を負った男の逃亡劇 なんかエロゲーのシナリオに出来そうな内容だった。 内容的に破滅へ一直線な感じだが、ハッピーエンドとは 言えないが救いのあるラストとなっていてオススメ
エミリー ザ・ストレンジ 宇多田ヒカルが訳した最近有名な絵本。 正直、「宇多田ヒカルとか言ってるけどさぁ・・・」って感じで穿って見てた。 見本の本をぱっと開いて出たページの「エミリーは高望みしない」という台詞と絵を見た瞬間、 メガストアと一緒にレジに持っていってしまった。 これ原作の文をそのまま訳したのか、 それとも宇多田ヒカルが独自の感覚で訳したのかで自分の中の宇多田光るの評価が変わる。 兎に角、絵本だから立ち読みするのも楽なので、暇だったら読んでみては? ところで、どうしてもタイトルを知りたい小説があるんだけど ここで聞いても良いですか?
今気付いた。 俺小説のスレなのに絵本紹介しちゃったよ! 申し訳ない。逝って来る・・・
>127 逝かんでよろし。過疎スレなんで,多少フランクでも良いかと。 「アバラット」(クライブ・バーカー)読了。信者なんで、オモロイとしか言いようが無いが 作品世界そのものにパワーのあるファンタジーってのは、やっぱ引き込まれるなぁと痛感。 それよりも、ディスニーが映画化ってなんですか。バーカーとディズニー。 ……わさび味のチョコレートが出来そうなヨカーン
アバラットはまだ未読なんですが、 パーカーと言えば同性愛&スプラッタのグチョグチョな人だと思ってたんで ディズニーそれでいいのか!?と思っちゃいましたね。 血の本の、村人が合体して巨人になるところをホモカップルが目撃する話とか(笑
前スレで紹介されていたH2Oを読了。 主人公の復讐心(?)の描写が弱いように感じたが、 他は概ね満足。熱いね、漢達が。 原ォの「私が殺した少女」もついでに購読。 なかなかの固茹で具合で面白かった。
久美沙織のドラクエ小説は好きだったなあ、と書きつつ保守。
ジャック・ヒギンズ「鷲は舞い降りた」購入。 ……購入しただけ(当然のように積読) 時間さえ、時間さえあればッ…
↑完全版だと、後日談がちょい増えてお得っす。
「亡国のイージス」読みました。 あらすじに「すべての日本人に覚醒を促す〜」解説「日本人が生れ直すために」 なんて書かれちゃってるもんだから読むのを後回しにしてたんですけど、 キャラ重視のおもしろ小説でした。大満足。 ついでに如月行萌え〜 「死のロングウォーク」 スティーヴンキングの小説は初めて読んだんですけど面白かったです。 ちょうど軽く死にかけて(軽くね、下痢で)「死」について あれこれ考えてた時期に読んだんですけど、そういうときに考えるようなことが 悉く書かれてて、スッキリしたというか整理できた感じです。
>亡国のイージス 最新刊の「終戦のローレライ」も面白いぞ。 ちょっと長いし、ラストだれるけど。
オーフェンが唯一読んでるラノベ。 次で最終巻だと思うと寂しいねえ。
むしろ、まだ続いていたことに驚愕>オーフェン
そんなこと言わないでくれ。 俺が読み始めたのは中2からだったなー。 リア厨だった俺はオーフェンの言動と魔術の設定がカコイイと入れ込んでた。 今はそこまでじゃないけど、やっぱ好きだ。
そういえばガルディーンの3巻を先日古本屋で 発見したときは驚愕した。 1巻買ったときはリア厨だったんだよなあ。 まさかあのころはこんなに待たされるとは思ってもみなかった。
↑3巻ってどんな内容だったか、とっさに思い出せなかった。流れた月日を感じる……。
赤毛のアン8巻まで読み終わった。 んー、やっぱり面白いのは1〜3巻かな。 「友だち」と「めぐる人々」は面倒だからもういいや(; ´Д`)
スティーブン・クーンツの「キューバ」読了。 この作家の新刊、いったい何年ぶりだよ… 来月はリチャード・ハーマンJrだぜー
笹本祐一の本が好きだ。「妖精作戦」から「小娘オーバードライブ」まで、全部好き。 「星のパイロット」の4巻にわくわくし、最新「ARIEL」19巻にどきどきする。
スティーヴンキング「骸骨乗組員」に収録されている「霧」を読みました。 霧。湖畔。ラジオ。異形。夢。記憶。殺虫スプレー。 というわけで、内容を一言で説明すると「サイレントヒル」ですね。 う〜ん、もったいない。かなり面白いんですけど(メル欄)なんですよね。 まあ、サイレントヒルと合わせて脳内補完しました。
147 :
名無しさん@初回限定 :03/05/15 17:42 ID:l6Bylko0
舞城王太郎「煙か土か食い物」最初ワイルドでやりまくり(しかもインテリ)の 主人公に反感覚えたけど、読み進むうちに憎めなくなった。 次回作では可愛いとまで思えるほど。あとカタカナ英語が印象的。 「アイルソウアップヨアマザファッキンアス!」とか
148 :
名無しさん@初回限定 :03/05/15 17:44 ID:tyCxBqzI
>>143 > スティーブン・クーンツの「キューバ」読了。
そういえばこのシリーズの何作目かで、主人公が
フセインをブチ殺してたような覚えがあるな…勘違いかな
あぼーん
>>100 は賢者の石のどこが面白いと思っているのかちょっと聞いてみたい。
別にあおりというわけではないんだけど。
>>98 晩年の武者小路のいかれっぷりを堪能しようとして、
彼のエッセイを買ってみたら、案外普通だったので、
がっかりした覚えが。
151 :
100 :03/05/15 18:38 ID:rLng7r/U
>150 異常に理論的くさい文章と衒学趣味、楽天主義かなあ。 ただ、「シェイクスピア=ベーコン」論の部分だけは嫌いだ。 つまらん。 >武者小路 昔「友情」を読んだけど、あの主人公、今だったらストーカーなんじゃ…。 いや、小説自体は面白かったけど。
>150 >151 横レス スマソ。 「賢者の石」は、文庫版(?)解説とかにもあるように「全体小説」とか呼ばれる 一品らしい。 独自の世界観とか物語 っていうより 独自の世界システム=世界哲学(?)みたいな モノを縦軸に「一般のとは違った目から見た、(ウィルソン流)世界解説」を主人公が 織り上げてく構成している・・・っぽい。 実は漏れも初読の時、とっつき難くて投げ出しかけたのよね。今でも「読んで楽しい」 っていう一冊じゃない、個人的には。 でも、このテのが好きなヤシには堪らんらしいですな。
アバラットは読んでないけど、バーカーの信者っす。特に「血の本」、 「ダムネーション・ゲーム」がいい。誰かああいうエロゲ作ってくれないかなあ。 真の18禁ゲームになると思うけど。 あとS.ハンターの「極大射程」で、男とはなんぞやということを学んだ。 ライトノベルなら、最近は「BLOOD LINK」。御歳9才の小悪魔ヒロインに 骨抜きにされますた。ダークで鬱な話だけど。 あと、「賢者の石」は俺は大好きです。
S.ハンターは狩りのときもいいね タイム・トゥ・ハントだ。ってセリフに魂が震えました
156 :
143 :03/05/17 00:43 ID:LV/uzP+i
>148 「ザ・レッドホースマン」だっけ? ワシもよぅ覚えちょらんき。
157 :
名無しさん@初回限定 :03/05/18 18:04 ID:irgSh7Sv
全ての男は消耗品である 村上龍 エッセイなんで小説読みなれてない人でも読みやすいと思う。 ただし読んだあと軽い鬱になるかも。 作者と自分のギャップがきついね 人間失格 太宰治 まぁほとんどの人が読んだことあると思うから多くは語らない、 けど日本最高の傑作だと思う。 ボディーレンタル 佐藤亜有子 かな〜りエロイよヌケル!いやヌイタ!(笑) でも表紙の作者の写真みて萎える
やっぱ「LastKiss」は既出でしょうか? 妹系のお陰で「蛍の墓」読んでも「妹モノ!!」と反応してしまう漏れ
「黄金の羅針盤」読み終わり 続き気になれど図書館で貸し出し中なのはハメだ イオレク・バーニソン萌え
最近読んだなかでは創元推理文庫の「フィーヴァードリーム」がおもしろかったです。 美形吸血鬼と中年で醜い蒸気船船長の友情モノなんですが、 善と悪の対決、異株族間の友情、自分の船を最速の船にしたい船乗りの夢と 熱いテーマを扱っていてかなりおすすめです。 ちなみに、この吸血鬼はドラキュラ崩御にもちらっと登場していたりします。
161 :
日本酒 :03/05/24 02:51 ID:1X/8Izs5
>>160 フィーヴァードリームはたしかに萌えでした。
吸血鬼ものとしても、現代的解釈のスマートさが目立ちます。
SF作家ならではの筆使いかと思われ。
162 :
山崎 渉 :03/05/28 13:30 ID:ylMFNEMA
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
>>158 LAST KISSも良いけど笑える方が好きだから、ヲタク系ダメ会話満載の天国に涙はいらないの方が好きだなぁ
>>761 「あーゆー生き物」「仲間を増やせない」って設定だと
ドラキュラ紀元シリーズだと肩身狭そうですね(笑
同じ作家さんの七王国の玉座も気になるんですが、
一冊3000円近いので迷ってしまいますね。
最近はジョー・R・ランズディールのハップ&レナードシリーズを読んでおります。
中年白人とゲイの黒人コンビの熱い友情&超お下品トークが素敵です。
主人公達に迷惑をかけられた警察署の署長のセリフが
「おまえたちのおやじさんが、いく前にチンポコを抜いてくれりゃよかったと、わしは本当にそう思うよ」
で、全編こんな感じです。下品トーク以外もちゃんとおもしろいし、これもかなりおすすめ。
ジョー・R・ランズディールといやぁ、こないだモンスター・ドライヴインとかいうの読んだな。 たしかに下品で、お下品版蝿の王って感じだったな(w
モンスター・ドライヴインも下品かつ馬鹿馬鹿しくてよかったですね、 あれで続編があるというのもすごいです。 ただ、角川方での翻訳者の鎌田三平の方が、 ランズデールと同じお下品スピリットを持ているのか(笑、ノリが良いような気がしますね。
前スレで好きな小説が片っ端から挙げられてしまい 中々書き込むことが出来なかったのですが やっと前スレと被らない小説を見つけてきました 森村誠一「星の陣」 老残を晒していた六人の老人がやくざに復讐していく話 隠していた旧陸軍の武器を使って(w 話は小林サッカ−+七人の侍+ロバ−ト=ロドリゲス(w 要はトンデモアクションです 特にヤクザが事務所に迫撃砲打ち込まれてギニャア−と恐慌に陥るあたりとかが最高です
前スレ読めないよ・・・。
169 :
167 :03/06/05 01:14 ID:JkqGVK4X
>>168 スマネ
前スレは別に保存してたからそれを見た
これだけでは何だからついで
北村想(だったと思う)
「怪人20面相伝」
少年探偵団シリ−ズを20面相からみた話
なにより二代目明智小五郎となった小林少年の無知無能、
それでいて傲岸不遜ぶりが藁える
確か今年は完全版が出るはずだったけどどうなったのやら?
カー(ジョン・ディクスン・カー/カーター・ディクスン)萌え〜
レイモンド・チャンドラー「長いお別れ」、読了。 この年になって初めて読んだけど、キザだな〜、というのが第一印象だったりw でもハードボイルドの原点と呼ばれるだけに、後にお約束となった要素がタプーリで、そこがまた面白かった。 ギムレットには早すぎる。
火刑法廷だけだろ。 真のミステリといえるのは、と倒置法を使っていってみるテスト。
エロゲーマー的にはニューゲイトの花嫁。 高慢な美女を屈服させる。
創竜伝13読了。 小早川女史が大変なことに。 っていうかアレかーっ!? 作者も収拾つかなくて無理矢理コジツケたってヤツですカ?
それ以上書くな。まだ買ってないんだから〜。
>>174-175 そんなの読んでて恥ずかしくないですか?
高校の授業で国語の先生がみんなに勧めてて
頭がおかしいと思ったのを思い出しました。
いちいちこんなところで他人の読んでいるものに 文句をつけるほうが恥ずかしい。
>177 そいつぁ 釣餌だw 放置しる(藁
このスレで釣りがあるなんて久しぶりだな。
>>176 うちの高校時代の古文の教師(60近かった)なぞ源氏物語の本編部分と外伝の説明するのに
「『スレイヤーズとスペシャル』『グインサーガとその外伝』みたいなものですね」
なんて説明してたぞ。
蓮コラを見ていたら、筒井康隆の「顔面崩壊」 を読み直したくなったのは俺だけではないと思うが どうか。
「顔面崩壊」は、曹植が七歩で詩を作れと言われた時のエピソードで思い出したが。なぜか。
ああ……豆を炒るからか。 エロゲで詩歌スレで得た知識が役に立つとは。
小説 悪童日記(アゴタ・クリストフ) 読了。 舞台はWW2の東欧らしく。 有名どころではアンネと対照評価でき そうだが、こちらはあくまで小説。 極めて不思議な読後感。傑作かどうか判断できるほど見識は持って いないが、佳作以上の作品だとは断言できる。 戦争期を背景にした市民の生活などを題材に扱う小説が嫌いでない 人で、若干のエロ、グロ描写が需要できる人は一読を勧める。 ふと。ここ数日姦しい児ポ法弾圧強化(敢えて弾圧とする)が決され、 施行の暁にはこのような作品も 焚書 の対象なのだろうな。 あまりの愚劣さ、無知蒙昧の輩の暴挙に呆れ返り、憤懣やるかた無し。
前スレやっとHTML化されたよ。読めるようになった。
186 :
名無しさん@初回限定 :03/06/18 22:00 ID:aLmsVmlk
エロゲヲタなら「GOTH」を読んで夜たんにハアハアするべきだろう。 ・・・え、萌えるよね? 結構・・・>読んだ人
あぼーん
>188 イクナイ
190 :
186 :03/06/18 22:32 ID:aLmsVmlk
>>188 Σ(゚ロ゚)
ていうか、あの作者も結構狙ってるんではないだろうか・・・。と。
けどまあ、狙わずに自然に生み出されたキャラだからこそ萌えるという考察も以下略って感じだが。
そういえばコミック版の「GOTH」が出ているらしいが、夜たんは巨乳らしい。
・・・・・・・・・(;´Д`)
ありえねぇ・・・森野タンは貧乳だろ・・・
綾辻行人が好き。
>>48 フィネガンズウェィクの名前をここでみるとは・・・
訳のほうかな?
僕は仕事で翻訳やってるんで、
日本語訳よりむしろ原文のほうが読みやすかった
わざわざ解説のぞかないで一回最後まで目を通しちゃったほうがいいよ
で、気が向いたら解説だけよむとか、照らし合わせて読むとかね
亀レスだな
柳瀬尚紀ハケーン
ってフィネガンズ・ウェイクの翻訳の仕事をしたって意味だと勘違いした。 なにがしたいんだ、俺は。
ものすごいおもしろい小説みつけたけどおしえない
教えろ
ロバート・ゴダード「闇に浮かぶ絵」読了。 けっこう長い話だったけど、一気に読んじゃった。 ゴダード初めてだったけど、面白いというかスゴイな、この人。 早速「蒼穹のかなたへ」を購入。じっくり読も。
ゴダードはいい。たしかに。 どれを呼んでもストーリーの組み立て方にうならされる。 でも半年たつと中身をすっかり忘れてる。なぜだ。
誰か平山夢明読んでるヤシはいないのか・・・ あのイカレっぷりにしびれてるんだが。
>>201 漏れの中でメルキオールの惨劇は大傑作だ。
怖い話と都市伝説のやつは揃えてるんですが、小説も書いてる人なんですか。 今度読んでみまつ。
>201 「SINKER」。グロシーンはそんなにキツくなかったが、 なんか、やけに生理的嫌悪感を催す話だった。 クソガキどもが片目の女の子の(メール欄)とか。 読んでて気分が悪くなった小説としては二十指くらいに入る。
SINKERって絶版になってる? 読みたいのに売ってないよ・・・(´・ω・`)
復刊ドットコムで投票受け付けてますよ。 9ヵ月経って3票しか入ってないんで望み薄だと思いますが。
207 :
199 :03/06/21 08:48 ID:G5sfnWqb
SINKER? ああ、デイトンの…… あ、ありゃSpy Sinkerか、失礼しましたー。 SS-GBと電撃戦でも読み直すか。
208 :
201 :03/06/22 01:20 ID:pJhy4f7U
藻前等、「オメガの聖餐」と 「怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男」も嫁YO! グロさは相変わらずだが、SINKERに比べると生理的嫌悪感は薄い。 「メルキオール」に至っては何故か後味サワヤカだったり。
SS-GB上巻しか持ってないよー。 しゃーない、電撃戦だけ読みかえそ。
210 :
名無しさん@初回限定 :03/06/22 11:00 ID:8NMMe8xn
「聚楽 太閤の錬金窟」 宇月原晴明著 新潮社(ハードカバー) 以下のような人にお勧め。 ・はったりの効いた伝奇小説好きの方。忍者物好きも含む。 ・「デミウルゴスの娘」あたりでグノーシス主義に興味を持った方。 ・「異端宣告!」なんて言葉にビクッとくる方。
あぼーん
212 :
名無しさん@初回限定 :03/06/22 11:42 ID:CWgm2WMP
「ねじまき鳥クロニクル」 読み物としてかなりの面白さだが物事の信用性をつい疑う変な癖がつく
あぼーん
「悪意銀行」都築道夫 ルパン三世か、これは? いづれにせよ、永らく入手困難だった都築道夫の諸作が再び店頭で見られるのは 喜ばしいことだ。 で、自室の本の墓場を漁るより新刊を買うことを選ぶわたし。
>214 名前、正しくは「都筑」じゃない? 細かくてスマソ。 よく「都筑道夫」と「土屋隆夫」がごっちゃになる…
216 :
214 :03/06/23 16:20 ID:IGp8coca
>>215 ご指摘ありがとうならいもむしはたち、むかでじゅうごでよめにゆく
217 :
199 :03/06/23 21:55 ID:LXvsEs0I
ゴダード「蒼穹のかなたへ」読了。あー面白かった。 新しい本欲しいけど、金無ぇーなー。しゃあない、古い本読み直そ。 つーわけで本棚から何冊か引っぱり出す。 モルデカイ・ロシュワルト「レベル・セブン」 ルシアン・ネイハム「シャドー81」 フレデリック・フォーサイス「第四の核」 タイトルに数字が入ってる本でまとめてみますた。なんの意味があるんだ?とは訊かないで。
ブライアン・ヘイグ「反米同盟」読了。 タイトルと内容がかみ合ってないよママン。(´Д`) このタイトルで実は法廷サスペンスであると誰が想像できようか。 いやtライトノベル並に読みやすいし面白いからいいけど。 新潮の編集者はもう少し邦題をつけるときに考えていただきたい。
>217 それブクオフで100円で買って積んでるわ。 しかし俄然読みたくなったよ。
マトリックスやら秋山瑞人やらBALDR FORCEやらに影響されて? ギブスンの『ニューロマンサー』読んでいるんだけど、 ライトノベルばかり漁ってきた身には壮絶に読みにくい訳文だ……。 5W1Hがさっぱり把握できネーヨ。SF読みのセンスが無いだけ?
いや、普通。 サイバーパンクだったら、スターリングの方が読みやすい。 (以上はすべて伝聞と推測)
まず短編読んでギブスンの世界観に慣れてからの方が 読みやすいかも。>ニューロマンサー三部作
>220 >SF読みのセンスが無いだけ? そうではないと思う。あれが読みづらいだけ。ガンガレ。 しかし私は黒丸信者だが。 浅倉久志や福島正美が訳した物は読みやすいと思う。
福島正美じゃなくて正実どすな。 氏の文章が読みやすいというのには賛成。 どうでもいいけど「エンダーのゲーム」も 翻訳があれで読みづらかった気が。
225 :
199 :03/06/25 21:36 ID:5morMjdZ
俺はマクリーンの「さらばカリフォルニア」がすげー読みずらかった記憶があるなぁ。 もう手元には無いから、調べてみたら矢野徹氏だった。 俺の読解能力が低いだけなんだろけど。
外国小説は翻訳でかなり印象が変わるなあ。 特に複数の出版社から別々の訳で出てる古典小説なんかは 数ページ立ち読みして比べてから買うのが無難かと。
厨房だったころニューロマンサーに手を出して挫折、 以来翻訳物はキングやクーンツあたりしか読まない軟弱者になたーよ。 そのくせリア小の時に「青の騎士ベルゼルガ物語」読んでんだよな・・・ スレの流れとは変わるが「もういない天使の黄昏」お勧め。 タイトルがハズいうえに、姉御肌の幼なじみやら謎めいた言動の美少女やら ギャルゲーばりの小道具を揃えつつも、鬱くさい内容が淡々と続く 「持たざる者の青春」を描いた佳作。エンディングの独白が特に美しい。
229 :
199 :03/06/27 22:11 ID:dYCBQlHH
フォーサイス「第四の核」読了。 フォーサイス作品の中ではやっぱこれが一番好きだなぁ。 そーいえばこれTVムービー化されたのビデオで見たけど……あんまりな出来、だったな。
求む、日本核武装化計画についての情報 当方新バンド(違
>>229 それ読んだことないや。
今度買ってみるよ。
俺は「戦争の犬たち」が好き。(一番最初に読んだからか?)
232 :
199 :03/06/30 21:59 ID:KQk6xWMP
>>231 「戦争の犬たち」もイイ!よね。
特にラストでシャノンがスパニッシュ・ハーレムを口笛で吹きながら去るシーン。
シビれたねぇ、あれは。
次はル・カレのスマイリー物かフリーマントルのマフィン物でも再読するかな。
J・P・ホーガン「星を継ぐもの」読了。 いやー、面白かった。 SFっていまいち食指が動かなかったんだけど、こういうふうな謎が謎を呼ぶ展開は大好きだなぁ。 惜しむらくは、登場人物が野郎ばっかりで色気ゼロだってことか。
>>202 先程メルキオールの惨劇読了。
ただダークなだけじゃない、巧くて独特展開だたよ。
面白かった。
西尾維新のヒトクイマジカルとか。 ……あー、その、なんだ。 クビツリハイスクールの時にも思ったんだけど、 西尾はもっと萌えキャラを大切にするべきではないかと。 ……あの死に方はないだろ……。
冲方丁『マルドゥック・スクランブル』「圧縮」・「燃焼」立て続けに読了。 ある事件を経て電子干渉能力を得た”雛料理”の少女と、 万能兵器な”煮え切らない”ネズミとが己らの存在理由を求め戦うお話。 ニトロばりのガンアクションやら賭博ものの醍醐味やら読みごたえは十分。 殺伐とした舞台の中で、少女とネズミの奇妙な交流が一服の清涼剤に。 『レオン』にインスパイアされただけあって、あの手のロリータ趣味がツボでした。 Dr.イースターはデモベの西博士のイメージで。最終巻が待ち遠しい。
>>235 ∧||∧
( ⌒ ヽ出たばっかりの本をネタばれすんな。ミステリーは
∪ ノ
U U
(と微妙に思ったり)
御大の彩紋家殺人事件はいつんなったら出るんだ
239 :
235 :03/07/06 23:41 ID:jemIeJ3V
>237 心底すまんかった。
>>235 あぶねえ、俺もうっかり読みそうになっちっまたじゃんかよう。注意しる。
>>233 三部作なんで続きも読んで見れ。女っけは無いままだが、やっぱおもろかった。
242 :
ナナシ :03/07/09 22:00 ID:0aQ/WcVN
ひさびさにかきこ 神様のパズル 機本伸司 角川春樹事務所 読みました。 典型的な理数系小説でした。 情緒もへったくれも無い安易な描写。 明らかにねらったマッドサイエンティストのダウナー系少女。 ガンバリマショウ、モット。
森博嗣路線?
森センセ前はすっごく好きだったなー 笑わない数学者好きだった 高校生のときに読めて良かったこれは なんか今じゃ楽しめない感じがする
若いときに読んでたら楽しめただろうなって本あるね。 逆に年取ってないと楽しめないだろうなって本もあるが。 あとそういう境遇を体験してないと楽しめない本とか。 ・・・俺何言ってんだ?
NHKにようこそ!はそういう意味で心に染みた
247 :
199 :03/07/13 00:24 ID:cvAepuER
W・T・タイラー「あるスパイの挫折」挫折! どーしても読み進められない。物語を把握できない。ツラすぎる。サラバ。 古本屋の100円均一ワゴンを漁ってきた。なかなか豊漁だった、と思う。 ロバート・リテル「ルウィンターの亡命」(「最初で最後のスパイ」は面白かった) ロバート・ゴダード「千尋の闇」(上下巻で200円。こりゃお得) アーサー・C・クラーク「2001年宇宙の旅」(読んでなかったんだよねぇ……) 原田宗典「十九、二十」(エッセーは好きだけど、小説はどうか?) ジャック・ヒギンズ「双生の荒鷲」(新刊で見た時、気にはなってたんだが) さて、ヒギンズからでもいきますか……
久しぶりに小説を読んだので書いてみる。 西澤保彦「七回死んだ男」 同じ日を九回繰り返してしまう特異体質の少年久太郎が 何度繰り返しても殺されてしまう祖父を救う為に悪戦苦闘するというSFミステリー。 話しはギミックに富んでて面白かったし、少年×大人の女性の組み合わせが好きなんでけっこう萌えれた。
オースン・スコット・カード「死者の代弁者」 人類が初めて遭遇した知的生命体を行き違いから滅ぼしてしまったことを後悔し、 第二の知的生命体ピギーに対して同じ誤ちを繰り返すまいと厳格な制限下の交渉を始めたのだが、 そんな中、ピギーによる殺人事件が起ってしまい、その真相を明らかにする為に「死者の代弁者」が呼ばれるというSF。 前作「エンダーのゲーム」の終わり方は姉スキーの自分としては大満足だったんだけど、 今作で姉が結婚しちまってって(´・ω・`)ショボーン。いや、話し自体は相変わらず物凄く面白いんですけどね。 特に主人公がルジタニア星に到着して以降はぐいぐい惹き込まれる。なので 読まなきゃ良かったと思う姉スキーの自分が半分に絶賛したい自分が半分という複雑な心境ですわ。
舞城王太郎『土か煙か食い物』読了。 心臓を貫かれてとかムラカミ作品とか思い出したり。 そんな暗さを吹き飛ばすかのような爆走感とノリの良さ。 畳みかけるような「文圧」ってのがよくわかりました。
251 :
250 :03/07/13 18:48 ID:UaD8e/wy
うあ、『煙か土か食い物』でした……。
煙か土か食い物 ってタイトルがいいね。 中身は知らんのだが読んでみるかな。
>煙か土か食い物 説明されなくてもなんとなく意味が分かる題名やね。 舞城は最近やたらとあちこちの雑誌で見かけるな……。 野沢尚の『殺し屋シュウ』を読了。 連作形式。作者が映像方面で活躍しているせいか連ドラっぽいノリ。 センチメンタルで仕事を終えるたびに行きつけのバーで酔い潰れる、 そんな脆い殺し屋を主人公にした7編+エピローグ。 主人公のキャラが希薄だが、それゆえ読み易い。 どの話も新鮮味は欠いているが、そこそこバラエティがあって楽しめた。
254 :
199 :03/07/14 23:37 ID:KqM/k7Ol
ヒギンズ「双生の荒鷲」読了。面白かったねぇ。 「鷲は舞い降りた」はさすがに越えられなかったけど、ってのは贅沢言い過ぎか。 狂言廻しが作家の「わたし」になってる所はヒギンズ本人も「鷲は〜」を意識したってことなのかなぁ? イメージとしてはラングレー「北壁の死闘」に近いか? 自分勝手な感想だけどね。 さて次はクラーク「2001年宇宙の旅」だ。「宇宙のランデブー」を越えてくれ! とまたしても勝手に希望。
>さて次はクラーク「2001年宇宙の旅」だ。「宇宙のランデブー」を越えてくれ! 無理。
256 :
199 :03/07/14 23:44 ID:KqM/k7Ol
あんたそんなあっさりと……
257 :
山崎 渉 :03/07/15 09:15 ID:IBZIc0Wm
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
村山由佳が直木賞を受賞したんだそうな。 おいしいコーヒーの入れ方くらいしか読んだことないから解らんけど、 そんなに面白い小説、この人書いてたっけ?
直木賞なんて小松左京にも筒井康隆にも星新一にも 賞をあげられなかった程度のものだから、大した事はにゃーい。 大体半村良に賞をやったのはまあいいとして、なんで雨やどりなんて 大して面白くもない作品で……。妖星伝にやっておけよ……ぶつぶつ
>>258 直木賞取った小説最近読んだけど、これならスニーカー文庫とか電撃文庫とかに
書いてる人でも取れそうだと思った。
>>236 マルドゥック・スクランブル、3ヶ月連続刊行と聞いていたので
最終巻が出たら読もうと思っていましたが、我慢できずに読んでしまいました。
バロットがおずおずとウフコックとドクターに心を開いていく姿が可愛らしかったです。
はやく最終巻読みてー!
ちなみに私の中のドクターのイメージはヘルシングのナチ三人組の博士でした。
グレッグ・イーガンの新作短編集デター。 「祈りの海」はすごい作品だった。
264 :
258 :03/07/18 01:42 ID:zAfGk1+T
>259 まぁねぇ。SF作品で直木賞は無理だったんだっけか? 今はどうなんだか知らないけど。でも村山由香、村山由香かー… >261 そうなのかー。 「おいしい〜」以外では「翼」とか読んだんだけど、正直微妙だったよ。(読んだことすら忘れてた) しかし、ラノベ板のスレを見たけど、みんな半信半疑な感じだったなぁ。
S.バクスター「プランク・ゼロ」「真空ダイヤグラム」 ジーリーシリーズ復刊してくださいおながいします。
267 :
名無しさん@初回限定 :03/07/28 22:14 ID:GcV6ZDwc
カラ保守キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
金城一紀「GO」 在日ポップノベルらしい。 帯にそう書いてあったけど本の中では在日って呼ぶなって書いてあった。 内容は直木賞ってこんなんで取れるのかって感じだけど在日朝鮮人に関する レクチャー部分は新鮮で面白かった。
269 :
名無しさん@初回限定 :03/07/29 08:53 ID:W1MSVWEf
村上春樹:女子大生人気NO1って誰かいってた。
とりあえず、エロゲマーなら『ノルウェーの森』から読んだらいいのかな?
部分的に抜粋してきても誰が書いたかわかるぐらい独特の文章。読みやすいしお勧め。
宮本輝:全部読みやすい。お勧めは、『青が散る』
あとは、
>>268 が挙げているように直樹賞関係がお勧めかな。読みやすいのが多い。
村上春樹つったら、草タンが大ファンだった記憶が。 漏れのおすすめはアレだ。「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」。 書淫の元ネタにもなった良作。
ONEの元ネタでもあるな
直木賞なら原りょうの「私が殺した少女」がいいな。 村上春樹は読んだことない。読んでみよう。
村上春樹か・・・コーヒーと煙草が無性に欲しくなるのは私だけでつか?
だいぶ前に人から借りて一度読んだきりだった
「ダーティホワイトボーイズ」(S・ハンター)を購入&再読。
根っこからの悪党ラマー、いい味出してます。
>>272 原ォは私も好きです。
あの固茹で加減がたまらんのです。
豪快な悪党であると同時に親分肌のラマーは、 死んだ部下のかみさんとうだうだ不倫してるバドなんかよりよっぽど、 「家族の父親」としても頼もしく格好よかったですね。 ブラックライトで判明したあの事実は、 なるほど、どうりで強いはずだと納得しました。
分水嶺(森村誠一) だいぶ昔の社会派の推理小説なんだが 結末がエロゲーの凶悪バッドエンド並にキツい内容 主人公の葛藤なんかもよく表現されていてお勧め 今ならBook Offで100円で買えると思う
いちご同盟(三田誠弘/集英社文庫)読了。 オーソドックスな泣きゲー的展開……てか、こっちが本家か。 ヒロインの微妙に歪んだ性格に萌え。 妹じゃないけど、加奈とかLAST KISSとかが好きな人は読んでみたらどうか。
279 :
山崎 渉 :03/08/02 00:48 ID:1u9MLYQn
(^^)
>277 森村誠一の本だったと思うけど、「むごく静かに殺せ」。 すげーかっこいいタイトルだと思った。
魔少年なら読んだが
>>280 森村誠一の本のタイトルはテキトーに辞書をめくって
気に入った単語を3,4つ繋げているというのをなんかのあとがきで読んだ事がある
>282 ( ・∀・)つ〃∩ヘェー ヘェー ヘェー 金田一耕助ものが好きだ。 あのおどろおどろしい雰囲気と、いやらしい人間関係がたまらない。
つーか個人的には森村誠一あたりは 小説の内容もそんな感じで作っていそうな気がする。 関係ないが昔は半村良・西村寿行・森村誠一が 小説界の三村とかなんとか呼ばれていたような。
連城三紀彦が書いたシナリオのエロゲーがしたい。 「恋文」いきなり秋からドラマ化。
意外と推理小説が好きなヤツが多いとみた ミステリ板にもおたくは多いから、共存していてもおかしくないと思われ
漏れは根っからのSF者だが? つか、たぶん体質が受け付けないてか、ミステリーは全く読まないな。 以前、きっと面白いんだろうと思って友人知人に教えてもらった オススメミステリーを何冊も読んでみたが…。 ミステリーの面白さ というのが全っ然理解できなかった。 漏れは、ミステリーには選ばれなかったヤシなんだ、きっと…。
>>287 様は「星を継ぐもの」についてはどうおもっているニダ?
ウリも実は同意見ニダが……。
SFほとんど読まないです。おもしろい印象がない。 最近読んだのはマイノリティリポート。ビデオ観る前の予習で。面白くなくてビデオも観てない。 でも「星を継ぐもの」はミステリだという話なのでいつか読んでみたい。 ブックオフとかで100円で売ってないか今度探してみる。 自分の今度ってのはまあ半年くらい先なんだけど。
290 :
287 :03/08/11 21:54 ID:Eglgj6Jk
>288 「さま」ではないのですがw ありゃ、SF読みの目で見ちゃうと「SF系のミステリー」としてではなく、 よく言われるセンス・オブ・ワンダー的な興味から読んじゃうのですよ。 SF分野で言うと、古典的な「鋼鉄都市」や「2001年〜」も一緒。 「ミステリーの謎解き」的なワクワク感じゃなくて、「SFの種明かしを 見せつけられた」的なドキドキ感が先行しちゃう、みたいな? まあ、アタマが固いんだろうな、漏れは。
なんていうか、SFだから〜とかミステリだから〜とか、ジャンルってそんなに 大切なものですか? 面白ければ何でもいいじゃん、と思うんですが…… 『星を継ぐもの』と『ガニメデの優しい巨人』は面白かったけど、それ以降はあんまり……
>286 ミステリ板はおっさんは多いと思うがオタクはどうかなあ。 メフィスト系は確かに多そうだけど、ライトノベル板に比べれば全然少ないと思う。 まあ俺はミステリー好きだけどなw
「Fはその最もよいものよりもむしろ最も悪いものによって評価されている唯一のジャンルである、 ということだ。「ミステリーの話をするときには人は」、記憶によると彼はこう語った、「『マルタの鷹』 や『大いなる眠り』を挙げる。ウェスタン小説なら『西部への道』や『シェーン』だ。ところがSFの ときには「あのバック・ロジャーズみたいなもん」と言い、「SFの90%はクズだ」と言う。ごもっとも。 SFの90%はクズだ。何でも90%はクズだが、クズでない10%が重要なのだ。 そしてクズでない10%のSFが、他のどこで書かれたどんなものとも同じぐらいいいものであるか、 それらより優れている」
>293 スタージョンですな
エロゲ板の中で一番スケベなスレはここですか?
「星を継ぐもの」読了と書こうと思ったらちょうど話題になってる…… 途中でネタが読めてちょっと拍子抜けしたが、まずまず楽しめた。 あとはG・ベアの「ダーウィンの使者」 コレははっきり言って微妙。ただ、「女王天使」は文体が合わずに積んだままだというのに、 こっちは結構すんなり読めたのが不思議。やっぱ訳者の違いか?
297 :
山崎 渉 :03/08/15 12:13 ID:1WA9lFlB
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
そうか、ハードボイルドスキーと冒険小説スキーはいないのか……
ハードボイルドって何読んだらいい? レイモンド・チャンドラー?あとはマルタの鷹とかさむけとか 俺はその辺の探偵小説くらいしか思いつかないんだけど 他になんかいいのありますか?
「リモート・コントロール」で(;´Д`)ハァハァするしか能のなかった俺は そっち方面にかなり弱い。ペレケーノスあたりは結構好きだが。
SFだけどジャック・ヴァンスの魔王子シリーズなんかは?
>298 |_・)ノヒギンズスキー
ジョナサン・レセムとか。 SFだかミステリだかよくわからんけど、珍妙な世界観がイカす。
イリヤ最終巻読了。 どうしたもんだか。
306 :
ごっち :03/08/21 19:14 ID:Hv+DLq4h
>>299 ハヤカワだったらスペンサーものとか。
ロス・H・スペンサー、私立探偵チャンス・パーデューシリーズ「哀愁のストレンジャーシティ」。
超笑える。
パトリック・ロビンソン「原潜シャークの叛乱」読了。 相変わらずキロ級大活躍。 次はリチャード・ハーマンJr「ワルシャワ大空戦」にしよう。
ハイペリオン映画化なんだけど、主演がデカプリオなんだよなあ…
カッサード大佐役なんですかね、若い男の主用キャラとなると。
310 :
:03/08/22 01:23 ID:UNT0gUZC
領事でしょ?
実は中身はエンディミオンでした、という可能性は?
たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 早川書房) つーSFを電車の中で読んでて泣いてしまいました… 周りに人がいなくてすげー助かった
私は泣けなかったなあ…。 ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のラストでは泣きそうになった。 激鬱にもなったが。
ローラ・ヒレンブランドの「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説」買った。 もともと馬好きでもあるのだが、今アメリカで映画になってるし、来春日本で 公開予定ともあったので予習で買ったのだが・・・アメリカンドリーム(・∀・)イイ!!。 ちなみに馬券の勝ちはエロゲに化けることが多い(w。
>>302 古本屋で5冊セットで見かけたのでなんんとなく買ってみて今読んでいますが、
これってデアボリカやタニスリーの小説みたいな
魔王子と呼ばれる強力な魔族の怠惰殺戮怠惰殺戮な日々を描いた作品じゃなかったんですね。
今まシリーズ名だけしか知らなくて勘違いしてました。
飛浩隆『グラン・ヴァカンス』(ハヤカワJコレクション)読了。 千年間放置された仮想リゾートに暮すAIたちと、突如現われた破壊プログラムとの攻防を描くSF。 こんな鮮烈で美しい文章書ける人がYA系にいたのかー、と。ややブランクの長い作家だったのね。 人の生々しさに踏み込んだ描写が多い一方で(衝撃度の割にあまり嫌悪感を覚えないのが不思議)、 昨今のエンタメで流行りの仕掛けをいろいろと汲み取っていて、売れ線を狙った周到さも窺えるけど。 廃園の天使シリーズ三連作の第一巻ということで、以降にも期待してみる。
>316 俺は冒頭のパンを噛むシーンだけでもキてしまった。 SFは苦手気味だったが、表紙につられて正解だった。 SFマガジンに前日譚「夏の硝視体」と番外編「蜘蛛の王」が載ってる。 第二弾は「空の園丁」というタイトルらしいが、刊行日は未定。 来年あたりにでも出てくれればいいなぁ。
エロゲやったあとに花村萬月の小説を読むと、あまりのギャップに眩暈すら覚える。 そんな俺のお薦めはブルースと鬱。 あとミステリなら舞城王太郎とかトマス・H・クックもGOODです
谷川流「学校を出よう!」1・2巻を読み終わったよ。 ジャンル:偽京極堂 シナリオ:エロゲー これからは双子じゃよー
320 :
316 :03/08/24 17:03 ID:OMwWOnPX
>317 おお、ありがとさん。昨年の10月、11月号所収作品やね。 うちの本棚には今年の2月、5月、そして7月号だけが入っている。 何故だかは推して知るべし(ミーハー
「不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ」(ハヤカワSF文庫) 友人が絶賛してたけど漏れはダメだった。代わりに 「神聖ローマ帝国」(講談社現代新書) を読んでる。こっちの方が漏れにはあうみたいだ。
国書刊行会の「虚数」読了 やっぱレムはすげえや
>>323 懐かしいな。「完全なる真空」は読んだか?
個人的には現代実験小説になる前のいかにもSFの方が
好き。
メタフィクションで何かおもしろい物はないでしょうか?
>>325 既出のでは
>>210 が個人的にお勧め。
この著者の前作、「信長あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」(新潮文庫)も併せて。
(話が直接つながっている訳ではないので、順に読む必要は無し。)
内容等はググればゴロゴロしてるのでそちらで。
ありがとー さっそく買います。
>>324 当然。漏れはSFより虚数とかのほうが好きだな。レムの思弁的な面が上手く出てると思う
とかいいつつ今度は山尾悠子作品集成を手に。
流石は言葉の魔術師。素晴らしい。
329 :
名無しさん@初回限定 :03/09/07 01:10 ID:JmZOItRB
寝取られのある小説ありませんか? 例えば、主人公の彼女や姉がさらわれて、誘拐犯が電話してきて「お前の女もう7人目だぜ」 彼女が「助けてー○○君!」とか言ってるのに、電話越しに何も出来ない主人公。 てな感じのありますか?
332 :
名無しさん@初回限定 :03/09/12 01:26 ID:UDdronar
たまには上げてみるか。 先日の火星接近に合わせて「火星年代記」を読んでみたり。 SFの皮を被った諷刺小説だった。 ロケットの夏、ってこの小説から来てたのかー。SFは読まないから知らなかったよ。
看護婦スキーな人間に「強救戦艦メデューシン(小川一水/ソノラマ文庫)」をすすめてみたり。
悲惨な戦場に向かわされる看護兵ナース話だが、萌え描写ほぼゼロでひたすらシリアスな戦争の現実を描く
のが逆に萌える。あとおまけでショタ
人肉食からBC兵器まで、ナースものでここまで悲惨かつ読後感爽やかなのは初めて見た。
>>85 まさかこのスレでブレイドオブアルカナなネタを見るとは思わなかったYo
新耳袋第四夜。角川文庫版。 タイトルだけは聞いてたので買ってみた。 裏表紙にシリーズで一番怖いみたいな事書いてたのでいきなり第四夜。 俺の感性では怪談を楽しめないことが分かった。 もう感性鈍すぎ。想像力とか働かない。駄目だ。
>>334 新耳は巻を重ねるごとにダメになってるので注意
宝島社の「鳥肌口碑」をお勧めする
マッハ堕ちで絶版になってたバーカーの「イマジカ」、約2年ほど探してたが、 ふとした偶然で在庫持ちネット書店発見。なにかに騙されたような気分で注文完了。 イァァァフゥ!! 空だって飛べるさ! ……しかし、なんで沖縄かな。>書店
>334 文庫落ちしたことだし、現代民話考を薦めてみる。 怖いかと聞かれると自信ないけど。
と言うか単に民話と言うか民俗学っぽいのが肌に合わないだけじゃないかと。
つかこうへいの飛竜伝がおもしろかった。 全共闘40万を率いる女委員長と機動隊隊長と野心を持つ寝業師の 愛と友情の話。 アリスソフトに出てくるようなキャラばかりで素敵だった。 特に委員長に惚れて機動隊とデモ隊の衝突の最中、委員長に迫る機動隊隊員を 片っ端から片付けていく機動隊隊長の山崎が笑えた。 隊長「委員長(*´Д`)ハァハァ」 委員長「キモイヨ-」 もちろん委員長は眼鏡ッ娘(`・ω・´)
ミラーの『北回帰線』を読了。 なんつーか、こういうエロゲがあってもいいんじゃないかなという気がした。 延々と続くダメで下品な乱痴気騒ぎの青春ストーリー。
「クリスタル・コミュニケーション」(あかつきゆきや/電撃文庫) 悲劇系シナリオの好きなエロゲヲタなら手を出してみるといいかも。
ローマ人の物語1。 なんとなく気が向いて読んでみようかと試しに一冊。 何度本開いたまま眠ってしまったことか。 薄いくせに全然ページが進まない。 まいった。たまに普通の本読むとこれだもの。
3あたりまでいくとおもろいぞ。
ローマ人の物語は毎年、年末年始に立ち読みしてるな。 ハードカバーだから長時間の立ち読みは疲れるので、数日かけて。 文庫版で揃えるつもりだが、ハードカバーがあと4冊の予定だから、最低でも4年後まで揃わない。
教科書よりは詳しいが、専門書に遥かに及ばない記述で 中途半端だと思うです。> ローマ人の物語 食いたりない。もう少しつっこんだエピソードとか欲しかった。 つーかあれ小説じゃねーだろ。 塩野七生ならばロードス、レパント、コンスタンチノーブルの3部作あたりがよさげ。 これらもほとんどノンフィクションなんでアレだが。
筒井康隆の「走る取的」いま読了。 これは確かに怖い…。
>346 お前は俺か(w 俺も今まさに『メタモルフォセス群島』を読んでたよ。
348 :
346 :03/10/05 14:14 ID:FHkO2C63
>347 うわっ…すげータイミングw 今「メタモルフォセス群島」読み始めたとこ。 筒井だと、「にぎやかな未来」が一番思い入れあるなあ。 10歳くらいのとき、初めて読んだ筒井の本だから。 以来、「メビウスの輪」とか聞くと、かならず「腸はどこへいった」を思い出すようになってしまった。
ローマ人の物語はハンニバルハァハァ&カエサルハァハァできるので楽しい。 はよ文庫版のカエサル出無いかなあ…
>>349 「勝者の混迷」文庫版が出たとき、刊行予定は2004年
筒井なら「霊長類、南へ」が大好きだ そういや終末もののエロゲってないな。終末の過ごし方はともかく。
352 :
347 :03/10/16 14:51 ID:J3FNIZfe
>348 せっかくレスもらったので今更ながらレス。 「腸はどこへいった」というと俺はクラインの壷を思い出す。 メビウスの輪と一緒に図解してたような記憶があるなあ。 それより「にぎやかな未来」では「亭主調理法」のショックが忘れられない。 あれで筒井康隆=無茶苦茶というイメージができあがってしまった。
>349 文庫版5巻の50ページからはハンニバルハァハァの頂点だよな。
ラグナロクEX.の新刊読んだよ。 いつになったら本編の続きが出るんだろう。早くして。
全然文学的教養がない自分だが、最近、ファンタジーのつもりで読むと(藁)西洋古典が大変面白い ことに気付いた。 シェイクスピアは、とりあえず台詞が格好良すぎ。確かについつい引用したくなる。 テッド・チャン「あなたの人生の物語」(ハヤカワ文庫SF)も読了。 面白いけど、ちょっと食い足りないかな。ラッカーみたいな物語を破綻させるほどの暴走とか、イーガン みたいな「バカ」がつくほど真面目な煮詰め方がもうちょっと欲しかった。 ちょっと「綺麗にまとめやがって」と思う。
俺も最近、純文学が楽しめるようになってきた。ぶっちゃけ、エロゲと純文学って親和性が高い気がする。
失われた時を求めてを読むタイミングがつかめへん・・・・
>357 常に枕許に置いて、 寝る直前もしくは寝起き直後の夢か現実かわからないときに読みはじめるべし。
新潮社版は絶対に読むな。 というかあれは日本語ではない。読めない。 ちくま文庫版を嫁。
ドスト読んでソーニャたんやネリーたんにハァハァしれ。
小難しいのは嫌い 純粋に感動できる話が好き
佐藤大輔の鏖殺のフッケバインが文庫本になっていたので買ってみました。 いやーおもしろい。 誇り高きドイツ兵が謎の新兵器を賭けてアメリカやら露助やらと 対決する仮想戦記系かと思ったら、まさか 誇り高きドイツ兵vs(ネタバレ・メール欄)軍団だったとは…。 鷲は舞い降りた+メール欄モノって感じでとても楽しめました。
好きなエロゲーは 二重影 終の空 ファントム お薦めの小説ありますか?
順列都市。
>363 「黙示の島」がまあまあ面白かったんで読んでみたが、 「(メール欄)かよ」と突っ込みたくなった。でも割と好き。 >365 スティーヴン・ハンターの「真夜中のデッド・リミット」。
ネギ板にフッケバインとフナムシ読んだって書いたのは誰かね?
積木鏡介の魔物どもの聖餐、ラストが気持ち悪くて良し てゆうか全体的に病んでる感じが良し
>>360 妹萌えな自分はソーネチカよりドゥーネチカ派です。
質問あります。 みなさん一時間に何ページ位のペースで読んでます? 自分はすこぶる遅くて、30ページいったり行かなかったりなんですけど。 まぁ、一冊の本で長持ちして良いですけどね…
「僕はイーグル2」
いやー分厚い。京極ほどじゃないけど。
これタイトルに僕ってあるけど風谷くん主人公じゃないよ。
私のファルコンだっけかそれと引っかけただけで意味無いね「僕」に。
主題じゃないけど韓国中国とそれに対する日本の描写に笑ってしまった。
これ出た当時に読んでたらそんなアホなと興ざめしたかも知れない。
今は笑えるくらいになってしまった。とくに2ちゃんねる覗いてると。
>>370 同じくらい遅いよ。上記のイーグル2って新書版二段組みで500ページ以上
あるけど、これ読むのにえらくかかったもの。1週間くらいかな。
面白かったけど、しばらく本読みたくない。疲れた。
>>370 平均すると100弱くらいだと思う。
集中力にもよるけど。
速い人は200ページ以上行くんじゃないかな。
>>370 本の種類によるけど、50〜150/hくらいだと思う。
まずばーっと読んでから、もう一度今度はじっくり時間をかけて読む派。
さて、マリみて新刊読み直すか……
速読を本格的な訓練なんかやらずとも、 ・頭の中で声を出さない。 ・文節ごとに読む。 これさえ意識していけば結構はやくなります。 あとは量をこなすこと。 でも俺はじっくり読みたいなぁ。 プルーストの「失われた時を求めて」だとか ユリシーズなんか読むときはある程度の速さがないとだれるけど。
音読しないと速読できるのはわかるけど、 (俺も仕事の資料読むときは音読しない) 音読すると文章のリズムが味わえて楽しい。 ゆっくり味読するのもいい!
>370 海外翻訳モノだと大体1ページ一分くらい。バリバリのハードSFとか、レトリックがややこしい 作品になると気力の減退も含めて1ページ2分。 日本の普通小説だと、一時間100ページくらいかな。 自分も結構遅い方だと思う。一般書籍板とか行くと、すごく速い人が多そうで驚くよね。 ちなみに、自分にとって平均的に一番するすると速く読めるのは上遠野浩平。
>370 ページ密度にもよるけど1分につき1〜3ページ。 夢枕獏の文庫とかは1時間で200ページくらい行く。 で、俺からの質問だけど、最長の連続読書時間ってどのくらい? トイレ行ったり片手で食う物用意したりといったことを抜くとして。 俺の場合は6時間。「霧越邸殺人事件」、あと「荒野に獣 慟哭す<完全版>」で。 ゲームは12時間やったことがあるけど、活字はそれくらいが限度かな。 今は単にそれだけまとまった時間が取れないから、挑もうとしても挑めないんだが。
>370 大体100ページくらい。 ライトノベルならちょうど1冊の半分くらいやね。 ワシはむしろ四コママンガ雑誌を読む方が時間かかるくらい。
>377 京極堂の女郎蜘蛛でほぼ八時間強喰われたのが通しでは最大かな。 寝る前に読み始めたもんだから結局眠れやしねえ。
黒死館殺人事件で10時間少々だっけかな…。途中何度も挫けそうになったが。
センター試験の前日に『薔薇の名前』を15時間ぐらい読んでた記憶が…。 あれで自己採点720点だったんだから我ながら呆れた(w
「ヴァ―ンスの死闘」 少しばかり期待して読んだが… 銃・アクションの描写はいいが、ストーリーは(゚Д゚)ハァ? な出来で残念(´・ω・`)
やっぱり速い人は凄まじく速いですねぇ。 読むのに時間がかかる原因として、これは小説に限らず漫画とかでもそうなんですが 自分の場合、気になる表現なんかがあると考え込んでしまうんですよね。 答えが出るまでは読み進められなくて、しかも考えている内に別の疑問が浮かんでくる。 で、その考えの整理がつく頃には最初の疑問がなんだったのか、どんな答えを 出そうとしていたのかもう朧げで。それを思い出そうとしている内に… これに嵌ると結構時間喰われますね。 >377 亡国のイージスで確か10時間ほど。 気が付いたら朝でしたよ…(←これが結構気持ち良い)
『ソリトンの悪魔』で12時間が最高かなぁ。
塗仏、7時間立ち読みを二日連続。