>>951 山崎の 妹を想い 萌え出して ホントにいるの? ヌイて後悔
ねがぽじを 思い出したよ ヌイた俺
果てしなくみずいろい、この空の下で…
あがけ
終わりゆく 詩歌のスレは 閑散と 散りゆく葱に 一人ヌクかな
思い出の 眼帯置いて 白い道 死後の世界で 永遠に
書棚から みつけた夫のやおいゲー
ネタ買いなのか そうでないのか
埋め立て1
埋め立て2
埋め立て3
埋め立て4
なにも、一分おきに…
記念っすから
埋め立てる 過去スレ埋めて 次のスレ
オマエガナー
オマエモナー
オマエ、モネ?
もねもねー
もね萌え
過去スレを
埋めつつ囃す
オマエモナー
では自分も埋め立てに参加します。
4か月も経っていまさら何だとお思いの人もいるでしょうが、お許しください。
◆佳作◆
>>793 >ヒロインの
>五人に一人は
>病気持ち
>不治の病にゃ
>奇跡が効きます
回りくどく刺せば皮肉となるところを、まっすぐに切り込み、病弱にまつわる
暗さを祓う。二人は幸せに暮らしました、と結末が予告されるとき、ゲームの
感動は浅くなるかもしれない。その詩の文学性は低くみられるかもしれない。
だとしても、元気が出る。それは嬉しい、いいことじゃないか。
◆入選◆
>>794 >あしぬけの 隈取りの目の シナリオの 苦々しいよう ひとりCOME ON!
語句のかかりが分明しないさまが、煮詰まった脳の混濁を示すか。捩れた文
法の不快と、本歌をこなした音調の快が、絶妙の混ざり具合で読む者の腸を捻
り、苦悩と疲労をじんわり伝える。
柿本人麿
「あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ」
◆入選◆
>>796 >第75回記念全国選抜ヲタ野郎選手権大会歌「ヲタありて」
>
>新しいエロゲ発売日に 新しいヲタが集いて
>座り込むメッセの店頭 声高な萌の語らい
>嗚呼 秋葉原 二次元に萌え立ち
>発酵する汗は 欲望の息吹か
>ヲタありて 0時も店を開く
>ヲタありて 行列も連なり始める
>
>未だ残る緑の廃墟 幾万のヲタの思い出
>妄想は過ぎて浪漫に 花吹雪く地図に負けじと
>嗚呼 日本橋 電脳の街並
>膨張する腹は 現実の逃避か
>ヲタありて 0時も店を開く
>ヲタありて 行列も連なり始める
深夜販売に費やす青春を臆面もなく歌い上げた。実を詰めた言葉が、一分の
緩みもなく強く漲る。美化に走らず、すべて真実で押し通すとき、発酵する汗
さえも誇らしい。「妄想は過ぎて浪漫に」とは、なんと感動的なフレーズだろ
うか。秋葉原を、日本橋を揺るがす大会歌を、皆と斉唱したいものだ。
(承前)
選抜高校野球大会歌『今ありて』
作詞:阿久 悠 作曲:谷村新司
新しい季節の初めに 新しい人が集いて
頬染める胸のたかぶり 声高な夢の語らい
ああ甲子園 草の芽萌え立ち
駆け巡る風は 青春の息吹か
今ありて 未来も 扉を開く
今ありて 時代も 連なり始める
踏みしめる土の饒舌 幾万の人の思い出
情熱は過ぎてロマンに 花吹雪く春に負けじと
ああ甲子園 緑の山脈(やまなみ)
たなびける雲は 追いかける希望か
今ありて 未来も 扉を開く
今ありて 時代も 連なり始める
◆入選◆
>>798 >秋葉原に逝つたのなら
>エロゲを数本買いませう
>初回は心を打つでせう
>テレカも少しはあるでせう
>
>家に着くなり積むでせう
>箱から滴る鉄の音は
>可笑しいものに聞こえませう
>━━━無数のエロゲの杜切れ間を
>
>メーカースレも覗くでせう
>少しはネタバレあるでせう
>彼ら新作する時に
>積みゲは無常にあるでせう
>
>あなたはなほも、語るでせう
>出生の秘密や大オチや
>洩らさず私は見るでせう
>━━━けれど積みゲはやらないで
>
>秋葉原に逝つたのなら
>エロゲを数本買いませう
>初回は心を打つでせう
>テレカも少しはあるでせう
無感動な独白が沁みる。猛き実存の営みに疲れ果てた虚無。経験で練磨さ
れた頭脳が、新たな感動を妨げる。新作も火を点すことができないのに、それ
でも失われた熱を望む心がどこかに残り、抜け殻の足と手を動かす。あまりに
も現代的な心理と言うか、あるいは近未来的な心理と言うのか。
中原中也「湖上」
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
沖に出たらば暗いでせう、
櫂から滴垂る水の音は、
昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、
あなたの言葉の杜切れ間を。
月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇する時に
月は頭上にあるでせう。
あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言や、
洩らさず私は聴くでせう、
けれど漕ぐ手はやめないで。
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
夜はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。
◆入選◆
>>800 >ゆきは暖かくほほえんだ 凍えるワンルームのヲタに
>ゆきの冷たくふりつもり 薪の尽きた独りの夜に
>
>だからそのヲタは 踏みつけることができないのだ
>黄昏ごとにひらりおちる うずたかく積み上がった葉を
探索したが元の詩がわからず、引っかかり続けて四か月経った。どこか
で見たはずと感じたのは、この詩を繰り返して読んだための錯覚なのかと
疑うに至る。葉をリーフとしてよいなら、ゆきは「ホワイトアルバム」の
森川由綺、黄昏は「誰彼」となるのか。だが、当て嵌めるのを躊躇わせる
森々とした響きがここにはある。半可通の評もどきはやめて、寒空のどこか
にいる寂しきヲタの孤独を思いたい。
◆佳作◆
>>802 >おろしたて
>ぱんつぅ(゚∀゚)ぱんつぅ
>決戦日
>
>バタフライ
>ぱんつぅ(゚∀゚)ぱんつぅ
>踊り子さん
>
>ふりふりの
>ぱんつぅ(゚∀゚)ぱんつぅ
>アンスコかい!
(以下略)
Cadath「DAバンツ!!」は、斬新とした言いようがないスカートめくりシステム
と、ぶっきれた主題歌で話題を呼んだ。「PAPAPAPAPANTSU〜だってパンツだもんっ!」
と対をなすこの歌で、発売を寿ぐ。理性を振っ切った楽しさにくらくらする。
◆佳作◆
>>805 >美しい 女(ひと)も心は 三次元 二次元キャラも 同じなのかな
>>806 >偶像に リアルの入る 隙は無し
二つあわせて読み解きたい。思いつきを素直に言葉にした805の疑問を、
806がぴしゃりと封じた。慰めるようでありつつ、口調にちらりと威圧がある。
疑問を持つな、この世界で満足しろ、と言うが如し。「かな」で結んだ805の
幼さとの対比で、思わぬ効果が浮かび上がった。
◆佳作◆
>>808 >
>腐り姫 箱ふってカラカラ 初回版
>
>嘘スレで 良作評価が 火に油
うそつき(Liar)を名にとったライアーソフトに、いつも付いているのが嘘
でなくバグというのはよく知られた事実である。二つとも、あることをその
まま言葉に固めて写生したもので、正鵠を得た表現が光る。
最初の句は、腐り姫初回版の判定法である。中に修正用フロッピーディス
クが入っているので、箱を振ればわかる。
次の句は、「キャノンボール」であろう。厄介至極なインストーラーへの
怒りが、内容への絶賛で三倍増しである。
◆入選◆
>813
>吹き荒む 白い大地を 凛とゆく
> 胸に薫るは いざないの声
題材はSNOWとされるが、ゲームに想を得た普遍の歌と観じたい。傍注に
支えられる必要もなく、三十一文字の外にある人と世界を、この歌一つが支え
ている。
「吹き荒む・・・」を「凛とゆく」で鋭く切り返し、そこから「胸に薫るは」と暖かさ
に転じる。語を区切るたび急端を切る温度差は、遠景から接写に切り替わる
視点の変化であり、かつ思いの切実を映す。どんな理由でかを問わずとも、
共感は我が胸に通う。
◆佳作◆
>>814 > ∧||∧
>( ⌒ ヽ 雪降りて 吊りが消えつつある昨今
> ∪ ノ 雪解けの如く スレの意味消ゆ
> ∪∪
>
>吊りを知らない新参が嫌い
>ネタを忘れた古参が嫌い
>吊りAAが好き
>バイバイ
力の抜けた挫折感が、吊りの心をよく伝える。どんなときにも喜びを知らな
かった。否定を叫ぶ力もなかった。荒らし・風紀もネタにして、ひたすら鬱に
浸り、吊り続けた。発売の報に、生きる希望を取り戻した人から取り残され、
ここに一人の住人が消えていく。
後、36まで続いたSNOW吊りスレは、エロゲ板へと帰っていった。
キユ 『週刊少年ジャンプ』 2000年44号の作者コメント
>痛みを知らない子供が嫌い。
>心を無くした大人が嫌い。
>やさしい漫画が好き。
>バイバイ
◆入選◆
>>819 >「萌え〜」
>「萌え〜」
>さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
>秋葉原の通りに集う漢達が、今日も天使のような無垢な笑顔で、
>キャラのポスターの門をくぐり抜けていく。
>シャバを知らない心身を包むのは、くすんだ色の制服。
>ジーンズの色は薄れているように、チェックのシャツを重ね着するように、
>パンパンのリュックをかつぐのがここでのたしなみ。もちろん、ファッション雑誌に
>載っているようなスタイルの漢など存在していようはずもない。
>千代田区秋葉原。
>明治三十四年に開設されたこの地域は、もとは電化製品メインで作られたという、
>伝統ある電器専門街である。
>東京都下。電器街の面影を未だに残している店舗の多いこの地区で、ヲタに見守られ、
>パソコン機器からヲタグッズまでの一括購入ができる漢の園。
>時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、十八年間通いつづければ
>温室育ちの純粋培養ヲタクが箱入りで出荷される、という仕組みが未だに残っている貴重な地域である。
改変コピペとは、戯作・落書の類に現れ、最近になって名を付けられた詩形
で、比較的長い詞を範にとり、その書き換えを味わうものをいう。
本作も、他の同類と同じく、まずは異なものを並べることにより可笑しさを
誘う。だが真骨頂は、対極にあるものが実は通いあっていると仄めかしたとこ
ろにあろう。お嬢様学校の余韻をほどほどに残し、それを純粋培養オタクと重
ねてみせた。気持ち悪いのか、これはこれでいいのか。
(承前)
今野緒雪『マリア様が見てる』冒頭から
「ごきげんよう」
「ごきげんよう」
さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の制服。
スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、
ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。もちろん、遅刻ギリギリで
走り去るなどといった、はしたない生徒など存在しようはずがない。
私立リリアン女学園。
明治三十四年創立のこの学園は、もとは華族の令嬢のためにつくられたという、
伝統あるカトリック系お嬢様学校である。
東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、神に見守られ、
幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、十八年通い続ければ
温室育ちの純粋培養お嬢様が箱入りで出荷される、という仕組みが未だ残っている貴重な学園である。
◆佳作◆
>>822 >幼き日
>二世を誓ひし
>をとめごは
>一体全体
>何人いるんだ?!
エロゲには必ずあるけれど、現実には全然ないのが、幼馴染の女の子と、都
合良く思い出される約束である。・・・いや、だが、本当にいないのか。ひょっと
したら、意外と、しかしわからない。疑問形には意味がある。
◆入選◆
>>824 >エロゲやるのは エロゲヲタ アニメ見るのは アニメヲタ
>どうすりゃいいのさ この私
>俺は夜しごく
>
>十五 十六 十七と 私の人生 ギャルゲヲタ
>過去はどんなに 暗くとも
>俺は夜しごく
>
>昨日マブラヴ 今日スノー 明日はLOVERS クラナドか
>恋ははかなく 過ぎて行き
>俺は夜しごく
>
>リアル女は 嘘(うそ)の雌 テレビアイドル 嘘の雌
>嘘を肴(さかな)に 同人誌
>俺は夜しごく
>
>ナンパするよな 柄じゃない ソープ行くよな 柄じゃない
>エロゲしてたら 童貞だ
>俺は夜しごく
>
>一から十まで ヲタでした リアルにゃ未練は ないけれど
>忘れられない 女子高生
>俺は夜しごく
>俺は夜しごく
リアルな恋愛と性への懐春を、ことさら否定する繰り返しは、どうにも負け
惜しみでしかない。渦巻く濃い情念が続く詞の中で、「俺は夜しごく」がむしろ
救いに聞こえる。繰り返す行為と、振り払えぬ情欲と、届かぬ願望と。沈殿し
た感情の汚泥が重い。
「圭子の夢は夜開く」 作詞 石坂まさを、作曲 曽根 幸明、唄 藤 圭子
赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花
どう咲きゃいいのさ この私
夢は夜ひらく
十五、十六、十七と 私の人生 暗かった
過去はどんなに 暗くとも
夢は夜ひらく
昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージか ケン坊か
恋ははかなく 過ぎて行き
夢は夜ひらく
夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花
嘘を肴に 酒をくみゃ
夢は夜ひらく
前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない
よそ見してたら 泣きを見た
夢は夜ひらく
一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練は ないけれど
忘れられない 奴ばかり
夢は夜ひらく
夢は夜ひらく
理智恵タンハァハァ・・・
◆佳作◆
>>839 名前: ◆MEMOle.Xuk
>あかあかやあかあかあかやあかあかや
>あかあかあかやあかあかや猫
あかとは、ねこねこソフト「朱 -Aka-」のこと。昨年からの長々しい期待の
連なりを詠む。いまだ形にならぬものを待つ身では、何を、と具体的な描写に
は踏み切れない。それがわからない人にはこの歌も通じないだろう。言葉な
らぬ気持ちは、言葉以前に通じている人にしか通じない。
その朱も13日に発売される。月日の巡りは遅いようで早い。
明恵上人
「あかあかやあかあかあかやあかあかや
あかあかあかやあかあかや月」
995 :
名無しさん@初回限定:03/06/07 20:06 ID:iNCI/J+F
理智恵タンハァハァでセンドリシタイよ!
センズリならもう(;´ρ`)チカレタヨ・・・
996 :
名無しさん@初回限定:03/06/07 20:06 ID:iNCI/J+F
理智恵タンのアナルを味わいたいよ〜
997 :
名無しさん@初回限定:03/06/07 20:07 ID:iNCI/J+F
センドリは他の人に譲るからセンズリネタ寄越してくれさいたま
2月の評は以上です。3月号は3スレめに上げることになるかと思います。
いろいろと間が悪く、1-975さんごめんなさいな気持ちです。
作者の皆さんに感謝します。
↓お疲れー
ありー
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。