1 :
前スレ268:
2 :
前スレ268:2005/05/20(金) 23:00:24 ID:mRw1gByh
HMに限らず、当時から現在に至るまでのエロ漫画界の変遷や、
オタ文化等に関する考察等も、広く語っていきましょう。
4 :
前スレ268:2005/05/20(金) 23:26:25 ID:mRw1gByh
スレ立てるにあたってイロイロ検索してたら、ここに版型が新しくなってからの
表紙が置いてあった↓
ttp://www.smilestudio-jp.com/design/hotmilk.html 表紙だけ見てもたいした迷走っぷり・・・オールスターキャストには違いないかも
しれないけど・・。
休刊当時、惜しむ声はいっぱいあったけど、それはHMという存在が消えるのが
悲しい・・みたいなカンジで、内容そのものだけで言うなら「休刊も致し方ないかな・・」
って意見が大半だったと思う。漏れもその口。
前スレにも書いたと思うが、版型が変わってからってよりも
0子さんが辞めてしばらく経って、看板作家があまり描かなくなったのと
入れ変わるように高尾右京とかきみおたまことか、それまでのHMカラーに
そぐわない作家が描き始めるようになった辺りに「ああ裏切られた」と
思ったな・・・って、新スレ早々こんな辛気臭い話でいいのか?w
ついに単独スレが立ったか。
乙。
>1
乙
おれもチラッと休刊スレに書いてた人間だが
単独スレをこさえるまでになったとは……
アンタ漢だよ。
HMを語るのは当然だが付随したネタ
(ジャンキーズとかコラムとか企画本とか)を展開してもいいのか?
>1 乙
「ばんがいち」ができて、そっちに作家を融通したのとかも影響してたのかも。>末期
>>5 うん、「どうして休刊にまで追い込まれたのか?」っていうのは漏れ的にも
はっきり知りたいコトの一つだし、語るコトで見えてくるコトもあるかなと。
ま、版型が変わったり、キューブになったりwしなきゃならなかったのは
やっぱり「売れなかったから」ってのが一番大きいんだろうけど、
じゃ、なんで売れなかったのか?ってコトなんだよね。
それまで美少女誌の代名詞的存在だったHMだけど、そのネームバリューが
通じない若い読者を引き付けるコトができず、古株読者にもソッポ向かれ・・・
確かにちと辛気臭いけどねw
O子さんが辞めたコトと看板作家が描かなくなったコト、例の「零式」の創刊、
白夜からコアマガ・・この辺りがどれほど関連してるのか・・
正直昔のコトなんで時系列すらはっきり覚えてないんだけど、その辺どうなんだろ?
>>7 >HMを語るのは当然だが付随したネタ
むしろ歓迎。特にジャンキーズは漏れ全然知らないんで聞かせて欲しい。
>>8 ばんがいちがもっとバカ売れしてたら逆にHMはもっと早くに休刊してたかもね・・。
>7
じぶんは1じゃないけどいいのでは?
というか、結果的に語らざるを得なくなるでしょう。
天声ちんぽまとめたのとか、結構増刊多いしねHM。
あとアリスの城〜アリスくらぶ〜ぷちみるくやショタキングも
間違いなくここで話題にするべき。
ジャンキーズや塩山コラムもね。
ただ、ばんがいちやHM継続誌、ストア系は余談にとどめたほうが良いでしょう。
ブリッコに関しては・・・まあ個人的には良いんじゃないかな〜?
誰もやらないならその辺の一覧、書き出してみた方が良いのかな?
忘れていたり読んでない人も多そうだしね。その辺は。
あと出来れば、ミルクケーキ収録のHM表紙&目次データを
誰かどこかに挙げてもらえると話が拡がるきっかけになると思う。
あれ以降については自分がしても良いしね。
(さすがに創刊号から全部スキャンするのは勘弁願いたい苦笑)
せっかく>1が立ててくれたスレなんだし、盛り上がって欲しいよ。
だから最初はデータ出しから始めるべきなような気がする。
なにせもう随分昔の話題だから。
>>10 >誰もやらないならその辺の一覧、書き出してみた方が良いのかな?
是非お願いします。漏れは手元に現物が無いので・・・。
>>10 データ出しを兼ねて言うと、天声ちんぽ(チンポだっけ)は
増刊としてはまとめられていなかったような。
休刊スレで出た情報によると、似たような企画モノでまとまったのは
「正しいエロ漫画の描き方」が『熱血!!まんが塾』に。
HMは充実した増刊が多かったね。制服ネタに特化したムックも2冊位
出てなかったっけ。『セーラー服探検隊』とか何とかそんなタイトルの本。
13 :
10:2005/05/21(土) 11:16:36 ID:qn+BpXLK
とりあえずHM2000年4月号の「特集〜HM15年史〜」をベースにして
1999年までのHMの歴史を年表にまとめてみましたよ。
http://erox.s7.x-beat.com/up/img/3237.zip もちろん暫定版なので色々不備があると思います。
2000年以降や増刊については押し入れに潜ってみないと(;´Д`)ウヘェ
お気付きの点がありましたら御指摘よろ。
>12
そうですね〜持ってるくせに勘違いしてました。
「セーラー服〜」も手許にあるけど、もう1冊のはどこかいったんだよなあ。
確か職業制服ネタだったような・・・。
あとあるのは「ランチBOX」の2ね。1は観た記憶も無いな〜(笑
他にもO石さん編集の人妻ネタの増刊があったような気がする。
>>13 激しくグッジョブ!
読んでると色々思い出されてくるなあ。懐かしい…。
乙です。O子さんが辞めるまでは参加してたんで、そのへんの事情なら。
なつかしいなあ、2年間ぐらい毎月イラスト描いて投稿してたなんて
今の俺からすると考えられない、当時は気力が有ったんだなあ俺(*´д`)
>>15 参加って、もしかして編集に関わった方ですか?
それとも作家さん?
>>13 GJ!
おつかれさまです。こうしてまとまったの見てるとやっぱりイロイロ忘れてるなあ・・
創刊からしばらくは「手直し」が何度か入るワケだけど、そういうレスポンスの早さ
ってのはやっぱり特筆モノだね。最初にネタにした3次グラビアの件でもそうだけど、
あれよあれよという間に読者好みと言うか、時代の要求したカタチになっていってる。
前スレでも話題になったけど、やはりO子さんが「普通の人」で、オタ的な好みが
わからなかったから、これほどまでに読者の意見が取り入れられたのかな?
ま、当時は今ほど情報が氾濫してなかっただろうけど、それでもそういう方針てのは
両刃の剣で、とりとめのないコウモリ雑誌になる危険性もはらんでるワケで・・
それにしてもレアな資料をたくさんお持ちのようで、ウラヤマスィ・・
>>15 参加ですか?愛宴かな?気になります
>>16 俺もイラスト投稿者だったよ。毎月は出してなかったけど…。
周りが上手い人ばっかりで、そんな人達と一緒に載るだけで
随分絵の勉強になったなあ。
>>13がまとめてくれたの読ませてもらったけど、HMの黄金期が始まる辺りと
有害コミック問題で騒がれた辺りが時期的に重なってたんだよな。
天竺のデビューがこの問題で延期になったみたいな事を当時0子さんが
読者ページでこぼしてた記憶がある。
>>19 投稿ハガキの採用率ってどんなもんだったの?激戦区だったんでない?
>>20 >天竺のデビューがこの問題で延期
ええと、それは天竺がまだ当時工房だったから延期になったのかな?
>有害コミック問題
抑圧されたから逆に盛り上がったって側面もあったような気がする。
>>21 工房だからと言うのは関係なかったと思う。
0子さんの文章では、内容的にまずいから、というニュアンスだった気が。
(都庁アタックのきつい時期だったろうし、その辺りの関係かね)
BN残してないので何とも言えんが・・・つか、俺も詳細知りたい。
それはそうと、ここはsage進行推奨?人を集めるにはしばらくageた方が良いような。
んじゃ100くらいまでageるか
24 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:09:49 ID:G1SGsMa0
そうしますか(age)
前スレから週末よりも、平日にレス伸びる傾向があるんでこれからかと。
>内容的にまずいから
どんなだっけ?セーラー服しか思い出せねえ・・しかしこれだけは言える
天竺・・・マセガキもいいとこだぞw
25 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 11:28:36 ID:/OIGL+Xp
版型が変わってから買わなくなったなー。
前版はだいぶ持ってたけど何処しまったかなー。
26 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 20:33:06 ID:eKTP+/LG
漏れは実家に置いてる。今度取りに行こう・・
まとめ読んでて初めて知ったのが「漫画番外地」・・前身雑誌があったのねw
ググッてみたら実話誌のスレで「まさかロリコン雑誌になるとは・・・」みたいに
言われてた。こういう風に名前を使いまわすのは、簡単に言うと「安上がり」
なんだよね?HMは新規かな?それだけ気合が入ってた!?
27 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:39:02 ID:9u0/dGVa
安上がりと言うか、雑誌コードは取るのが大変なので、新規で雑誌を
創刊する時はまず他の雑誌の増刊枠で様子見てから、が多いよね。
で、番外地の場合はたまたま不要になった雑誌コードが出たので、
もう一冊枠が欲しかった美少女系に流用したと。
(ちなみに元祖番外地は、今で言うと漫画ゴラクみたいな感じの雑誌だった)
ちょっと類似例が思いつかないが、全く無い訳でもないだろうね。
番外地が無かったら普通にHM増刊枠だったはずだが、番外地が元々
B5版でコンビニ販売ルートに乗っていたってのが決め手だったのかも。
HMの時は使えそうなコードが無かったし、ブリッコ廃刊以降の白夜には
美少女系の枠が無かったので、頑張ってコード取ったのかもしれんな。
28 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:08:23 ID:eKTP+/LG
なるほど、雑誌コードね・・平たく言えば登録商標みたいなもんかな?
「ばんがいち」なんて変わった雑誌名だなって思ってたんだけど、
そういうコトなら激しく納得。
>ブリッコ廃刊以降の白夜
んーと、ブリッコ廃刊からHM創刊まで、かなりの間があったのかな?
ところで「ホットミルク」ってネーミングについて、みんなの第一印象はどんなだった?
漏れは某有名アダルトアニメの二番煎じっぽい印象をそのときは受けたんだけど、
ま、わかりやすくていいかなとも思った。いつに間にか二次エロ物にはそういう
スイートなwネーミングが定番になってたし。
その点「ブリッコ」はねえ・・・ブリっ子なんてナウい表現、若い人には通じないし・・・
29 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:26:45 ID:FT5m7Zdq
番外地は名前の通り極道漫画誌だったような。
売れなかったのもあるんだろうけど、雑誌のテーマがやばくて早々に
リニューアルしたようなしないような。
30 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:31:51 ID:9+1NH3Nl
「ホットミルク」というタイトルは、当時としてはいかにもなネーミングで
いささか恥ずかしかったが、しかし平仮名表記でなかったからまだいい。
当時の雰囲気を考えると「ほっとみるく」になっていた可能性もある。
31 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:44:04 ID:g31iTPK5
せっかく由緒あるネーミングなんだから
いまからでもメガプラスを再度ホットミルクに改名しちまえばいいのに。
また旧誌名で復活したフラミンゴみたいにさ。
32 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:49:47 ID:oR29u6bQ
33 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 02:23:35 ID:cxjQ9Ytz
>>21-22 昔、現役女子高生でエロ漫画家、姉はヌードグラビアアイドルというのを
ワイドショーか何かで見た覚えがある。
何て名前だっけ?
都築真紀が読みきり書いたときだけ、買った覚えがある。
>>31 だけど正直、今のメガプラスには「ホットミルク」を名乗って欲しくないなあ・・・。
何つーか、A5時代のHMのような存在感に乏しい。
36 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 20:51:56 ID:c45GyTcg
>>30 >ほっとみるく
ありそう・・・当時の女の子がよく書いてた「丸文字」(漫画文字?)を思い出したw
>>31 >フラミンゴ
それは初耳。この雑誌も長かったよね?10年以上?
>>35 そだね・・存在感か、上手いこと言うね。
もう随分昔のコトなんで、自分の脳内で「よりぬきホットミルク」を勝手に作って、
そんで勝手に美化してるだけかも・・・って危惧がずっと漏れの中にあったんだけど、
>>13のまとめ見ると「ああ、やっぱスゲエ」って思うね。輩出した作家の数が
ハンパじゃない。
個性的な作家陣は編集側が「集めた」のかな?、それとも場の雰囲気に誘われて
「集まって」きたんだろうか?
個人的には後者だと思いたいけど・・美化してるかなあ(苦笑)
37 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:23:49 ID:HwzPkof2
つい最近、古本屋でホットミルクの創刊号を発掘したんだけど保護しといた方がいいかなぁ?
O子さん引退間際くらいまで定期購読してましたノシ
38 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 21:55:14 ID:aR3Ktk2P
>>36 >個性的な作家陣は編集側が「集めた」のかな?、それとも場の雰囲気に誘われて
>「集まって」きたんだろうか?
どちらが先か、というよりおそらくその両方が好循環を作っていたのでしょう。
何もない所に人が集まってくるという事はないだろうから。
それで思い出したけど、大暮が去年出した「NAKED STAR」巻末の天竺との対談で
「HMは他の雑誌とは一味違うから気になる存在だった」という事を言ってたね。
描き手側の人間が、自分から描きたくなる雑誌だったという事は言えるのではないかと。
39 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:25:23 ID:c45GyTcg
>>37 是非保護してあげて下さい。漏れもマメに探してるけど創刊号は無いなあ・・・
末期のデカイのなら沢山あるのにな・・・ウラヤマスイ
>>38 ああなるほど、相乗効果ってワケですな。納得。「ふぁんろーど」や「がろ」的な
役割をエロ方面で担ってたようなイメージあるなあ。
>NAKED STAR
おお、それはチェックしてなかった・・作家本人がそういうコト言ってるの聞くと
やっぱり嬉しい。天竺はもちろん、大暮も「HM魂」を忘れてない作家の一人だね。
こないだ「天上・・」読んでたら、妙にリアルに「歯」が描いてあって、
ああHM的だな・・ってw
40 :
13:2005/05/25(水) 01:32:22 ID:TYUYp6gI
>36
>個性的な作家陣は編集側が「集めた」のかな?、それとも場の雰囲気に誘われて「集まって」きたんだろうか?
O子さんのインタビューなどを読むと、まずHM創刊時にブリッコの人気作家がほとんど使えない(オーツカがダメ出ししていた)という事情があったらしい。
で、新雑誌用に即売会で色々捜しまわったところ、目に付いたのが例の
とろろいも軍団だった。
そこでその辺の同人系はO石氏に青田狩りさせて、O子さんは自身の人脈で劇画系や当時ロリコン漫画の第一人者だった森山塔などに声をかけた。
それが極初期HMのメンツとなっていったわけ。
それと同時に、ブリッコでもO子番頭として読者コーナーをやっていた流れで、HMでも比較的当初から投稿欄に力を入れていた。
そこにブリッコ時代から投稿していたるりあや後藤寿庵、小本田絵舞などが参加し始め、投稿のクオリティも上がり出す。
すると、それを観て既にSF漫画家としてデビューしていた唯登詩樹までもが「なんか楽しそう」という理由でハガキを投稿してきたり。
もちろんそんな才能達をO子さんが放っておくはずも無く、自ら手紙を書いてHMで漫画を描くよう、まめに勧誘したらしい。
結果的にこの辺が2年目以降のHMを支えるメンツとなっていった。
それ以降もだいたい同様で、読者投稿は新人参加で盛り上がり続け、
その中でこれはと目を付けた投稿者にO子さんがアタックをかける。
そうしてある者はHM誌上で、又ある者はアットーテキなどの他誌で
デビューをした後、HMでも執筆していった。
だから、>36の疑問への答えとしては「最初は「集めた」が、その後は
「集まった」といえる」だと思う。
実際、90年代にデビューしたエロ漫画家の中には、「いつかはHM」という人が少なくなかったのではないかと思うよ。
(何人かがそういうコメントをしていたのを見た覚えがあるので)
41 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 03:20:22 ID:lUg0CJhK
>>40 36ではないが、唯が投稿してたら誘われて、と言う話は
知ってたが他にもそんなにいたか。
その頃は読者ページへのイラスト投稿ではなく
漫画作品の持込や投稿によるデビューは少なかったのかな。
時代が下って天竺や末広、さらに大暮辺りになると新人賞上がりだよね?
(まあ末広は読者ページへの投稿もやってたのを見たことあるが)
42 :
13:2005/05/25(水) 14:52:22 ID:TYUYp6gI
>41
HM漫画大賞が始まる'88年の前は、恐らく持ち込み自体がほぼ無かったか
あっても即戦力とはいかなかったんじゃ無いだろうか。
しかし、受賞歴を改めて見てみると、大賞がほとんど出ていないことに驚く。
あの大暮でさえ入選止まりだからね。
多分、絵も話もエロも高いレベルで即戦力、が大賞の選考基準だったのだろう。
そして、どれか欠けたところはあっても、光る部分があれば入賞や佳作だったと。
そうして選ばれたのが天竺や末広や大暮だったことを考えると、
その良い意味での才能の偏り具合(それは作家のこだわりといってもいい)が
後のHMらしさにつながっていったように思える。
逆に言うと、今の作家はどれも平均点以上の才能があるのかもしれないが、
そういうこだわりの部分はやはり薄いのかもしれない。
43 :
41:2005/05/25(水) 18:40:32 ID:WudquTNN
>>42 俺は天竺が新人賞入選した辺りから読み始めたクチなんだけど
それ以前のHMに関してはよく知らなかった。成る程ねdクス。
こだわりのある作家…は今でもいると思うんだが、
不景気で版元側が安全パイを握りたがるからなかなか芽が出ない、
という事もあるような気がする。HMも含めて90年代後半辺りから
エロ漫画の世界は随分保守的になったなあと思うよ。
44 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 19:47:25 ID:YidHQXad
基本的にどこも大賞は出さない方針でしょ。
賞金にお金かかるし、大賞だからって今後大化けするとも限らないし。
佳作だけでなく、一応入選を出すHMは良心的だよね。
45 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 20:25:18 ID:BARD+R5Y
>>44 サメマロは大賞とってるよ。まあ実際サメマロはその後
HMの中核にはならなかった訳だが、大賞を出そうという意識は
HMにはあったのだろう。
46 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 21:44:44 ID:RaziaNZt
サメマロって全然記憶に無いのだがいつごろの作家?
47 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:21:22 ID:OMI4onTX
90年に大賞受賞、一回程ホットミルクに執筆したが結局同人に移行した模様。>サメマロ
新人賞前にもイラスト投稿者として活躍してたと記憶するが、
知らない人がいても無理はないかなあ。だけどしっかりエロな作品描いてたし、
同人に流れたのは少し惜しかった。
48 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:05:24 ID:He6TVM0S
>>43 >エロ漫画の世界は随分保守的になったなあと思うよ
うん・・つーかセコくなってきた気がする・・世知辛いっていうのかな、
他との差別化を図るために、別にレギュラーで描いてるわけじゃない有名作家の
名前を表紙にドーンと載せて、んで、ヒドイのになるとそれがイラストだけだったり・・
市場が大きくなったからそうせざるを得ないのかもしれないけどねえ。
しかしまあ、あえて売り上げ、発行部数等の側面から見たら、HMってどうだったんだろ?ネームバリューは確かに確固たるものがあったけれど、白夜が儲かってるって
ハナシも聞いたコトないし(当時ね)、O子さんが実績を認められてし大出世ってコト
も無かった・・・やっぱりペンギン辺りのほうが売れてたのかな?
49 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:16:17 ID:NtZaQscb
90年代前半〜中盤あたりのイメージで言えばなんとなく
ペンギンやキャンディータイムなんかのCH系=トヨタ
HM=ホンダ
っつー感じ。
最前線にはいなくても確実に実売を稼ぐのと
シーンを牽引はするけどシェアは実は取れてないのと。
(さらにいえば司=マツダ、漫画屋=ラーダ・ニーヴァ…かな?)
50 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:57:25 ID:b/UEd4hd
HM売れてなかったのかね。
当時俺んちの近くのふつ〜〜〜の個人経営の書店で
「漫画ホットミルク置いてあります」って
手書きの張り紙貼ってあったぞいやマジで。
人気ある雑誌なんだなあとその時工房の俺は思ったさ。
HMの判型は、いまでは見劣りするけど当時は結構多かったよね。ポップ、タッチ、ビート、
アットーテキ、アリクラもそうか。B5だとLP、リータ…でも総じて薄かったな。
いまの分厚いのを見ると。
0子さんについては、あの歳でwお子さんができたということで、これを僥倖として
退社されたんだが…しかしそれで雑誌が一変してしまったのだから罪作りではあったねw
52 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 13:22:59 ID:5fXEQ4PJ
いや、0子さんが引退して1年か2年位は旧路線は維持してた筈だから、
あの路線変更の判断は残された編集部独自の罪と思うが、
それにしてもあの路線変更に何の意味があったんだ・・・。
結局何度もリニューアルを繰り返したって事は、新路線は失敗だったって事だろし。
一度はいなくなった筈の中期看板作家を再び起用したりしてるし。
どうも大したコンセプトもない「変化の為の変化」でしかなかったのではないか
という疑念が未だに拭えん。
某スレで猫賀じゅんの活動を見た……うそーんなオチでした。
O子さんがいた時と辞めてからで一番変わったのは中の空気だな。
それまでのややピリピリした緊張感がなくなって馴れ合い天国になっちまった。
55 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 21:50:35 ID:ZRTm2eDw
>>54 掲載作品のことか?それとも編集部内wのことか?
56 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:05:08 ID:zc3jsgNa
>>49 車オタにしかわからんがワロタw
>ラーダ・ニーヴァ・・・ロシアだっけ?どーゆー例え?
>>50 漏れんとこも張り紙こそ無かったが、発売日に買いに行かないと(学生服で)
すぐ売り切れてた。
>>51 当時その版型といえば「熱烈投稿」等のライトエロ本?が多かった。
HMがそうなったのもその辺りを意識したからでは?
>あの歳でwお子さんができたということで
それは知らなかった!・・てっきり編集内部で軋轢があって、そのせいだと
勝手に思い込んでた。だから零式見たとき「O子さんが暗躍したのでは?」と・・・
若い漏れ想像力豊かすぎ・・・orz でもなんか安心した・・。
>>52 >0子さんが引退して1年か2年位は
そのぐらいの間は、漏れもそうだったが、内容云々より「HMだから」って
惰性で買ってた人も多かったんではないかなあ、
でも徐々に売上げは下がってしまい、編集が気付いた時にはもう・・
・・てなカンジなんだろうか。
>>53 >一番変わったのは中の空気だな
編集部内の空気?イイものを作るにはそれなりのテンションが必要らしいし・・
関係者の方ですか?もし事情をお知りなら教えてください。
O石さんは職人肌、No沢氏はオタっぽい感性で、それを人情味はあるけど
基本的にドライで、馬力のある0子さんが仕切るという図式だった。
やる気がある限り落としても切らない(怒るが)けど、そうでない作家には厳しかったあたりが
信用できる人だった。
というか作家のフォローやコントロール、読者欄まで実質的に彼女が見てた
からそれを引き継ぐのは端から無理だったな。むしろ彼女も、はがきや原稿を返却しちゃう
とか自分の痕跡をなくして、後輩のやりやすいように配慮したんだが、それが裏目に出た
のかな。
58 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:59:31 ID:aq59okG/
>>56 >内容云々より「HMだから」って惰性で買ってた人も多かったんではないかなあ、
どうなのかな。O子さんが引退してからも1年ちょい位は天竺とか鬼魔とか大暮とか
中期の看板作家がまだ描いてたし、大山田満月のようなHMらしい個性の強い作家が
登場したりして少なくとも俺は「HMだから」という理由で買い続けていたが…。
96〜7年辺りかな。大暮や鬼魔が一般に行き、天竺やりえちゃんが他誌に流れ
末広がコンスタントに描かなくなり…というのが立て続けに起こった記憶が
あるんだよね。その後を埋めるに足る作家も出て来ないしと、その辺りで
読者離れ起こしたんじゃない?
(大暮・鬼魔の一般行きは別として)上の作家の流れが本人達の意思によるものか
それとも編集によるイメージチェンジの結果なのかは判らんが、後者だとしたら
いかにも急ぎすぎだったな。
59 :
58:2005/05/26(木) 23:21:28 ID:PLF25+gp
>>57 長文考えてモタモタしてる間に興味深い書き込みが…w
ふうむ、O子さんが抜けた後の編集現場のバランスの変化も誌面に影響してたのかな…。
蜀みてーだな
61 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 23:57:35 ID:zc3jsgNa
>>57 おお、レス有難うございます。
そういう力関係?っていうのが得られたのは、ある種の偶然もあるのでしょうね。
まさに化学反応(ケミストリー)ってとこですかねえ。
O子さんはもう編集長というワクを超えて、O子さんにしかできない「O子さん」という
仕事をしていた、と。
>>58 あ、スマン、漏れはO子さんが抜けた時期が>96〜7年辺りだと思い込んでた・・orz
そのメンツなら十分魅力的だわ。
作家離れが読者離れを引き起こしたワケだから、
何故作家たちは離れていったのか?ってのがキモだよねえ・・
>大暮・鬼魔の一般行き・・は仕方ないよね、むしろ喜ばしかった。
>上の作家の流れが
単純にHMの原稿料が下がったってコトはないんだろうか?
>>13氏の資料によるとO子氏引退は94年11月号だから
O子氏時代からの流れは2〜3年は続いていたんジャマイカ
ちなみにB5版への移行は98年
>62当時O子さんに担当してもらってた側としては、その後の他の編集のあまりの
フォローの無さがなぁ…
64 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 09:47:41 ID:a5o0A3fn
ふむ、読者サイドからすると0子さん路線継承で
とくに問題なさそうに見えたんですが
作者さんサイドでは大変動だったわけですか
65 :
13:2005/05/27(金) 10:13:17 ID:Oz/1LezY
>57が書いているように、編集長自らが読者欄を担当していたという
O子さんのスタンスこそが重要だったのかとも思う。
それがあったから、ハガキ投稿からプロへのスムーズな移行が可能だったのだろう。
その連係が分断された時点で、HMの新人を育てるシステムはほぼ死んだのかも。
ちなみに>58の大山田満月は確かHM本誌よりも随分先にアリスの城で
デビューしているはず。つまりやはりO子さんの功績によるもの。
そして、その後のA5時代HM系作家の他誌移動に関しては、まずは
No沢氏による路線改革(ばんがいち成功により、女性作家を大量に投入した
ライトな誌面作りをHM本誌にも導入)による旧来のO子さん色の払拭と、
その路線に難色を示した(?)、大暮や天竺の4コマ常連キャラとしてお馴染みの
「元ばんがいち読者ページ担当のさくらだ女王」こと桜田女史編集の
HM離脱が大きいだろう。
66 :
13:2005/05/27(金) 10:46:54 ID:Oz/1LezY
桜田女史はまさしくO子さん直系の弟子筋に当たる編集で、恐らく
O子さんが担当していた作家の大部分を引き継いだものと思われる。
つまり、O子さん退社以降の数年間が辛うじて路線維持出来たのは
イコール桜田女史が編集部にいる間だったから、なのかも。
そして、HM離脱後は恐らくフリーの編集として、コミック零式の創刊に
一枚噛んでいたのだろう。
ちなみに零式に参加した元HM組は大暮、天竺(この二人は変名でも執筆)
すえひろ、新貝田、みほと、ぐれいす、鬼魔など。
この辺が私生活でも仲が良いのは、ぐれいすが出した「アリスの白」などの
それぞれの同人活動を追ってみると判る。
もしかしたら、そのグループの仲介役的役割も桜田女史がしている
のかもしれない。
他にもO子さんの薫陶を受けた編集には、元文章投稿者のコアイトウこと
伊藤氏や、同人出身のしょうじこと東海林氏がいるが、どちらも一度
HM編集長を経験しているにも係わらず、結局はO子さん時代を
超えることは出来なかった。
偉大な先輩の後を引き継いだ後輩というのは、やはり相当なプレッシャーが
あるのだろう。
67 :
13:2005/05/27(金) 10:54:00 ID:Oz/1LezY
ちなみにHM売り上げの話ですが、確か村田表紙時の全盛期の快楽天が
10万部クラスと聞いた覚えがある。
あれやペンクラのようにコンビニ売りが無いぶん、HMがそれ以上と
いうことは恐らく無かったはず。
でも、同時期に発売されていた同版型の類似誌(>51参照)の中では
やはりダントツに売れていたと思われ。
68 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 12:17:10 ID:tg5UTIFD
58ですが
>>62 58で「1年ちょい」としたのは記憶違いだったな…。
>>65 うん、大山田のデビューは知ってる。まあだからO子さん時代の匂いがまだ
残ってたと言う意味で。…それにしても、じゃあHMのあの路線改革はNo沢氏の
手による部分がやはり大きかったという事か(プラス派閥争い的な側面と)。
だけど、ばんがいちとHMじゃ読者層や読者が求める物が微妙に違うだろうになあ…。
69 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 05:35:41 ID:Eglk2MrU
>>65-67 ううむ、憶測の域を出ない部分もあるけど、流れとかなり符合してるし、
あとは裏付けがあればなあ・・関係者の証言待つしかないか・・
>HMの新人を育てるシステム
うん、これが核心かも。3大少年誌あたりだと大御所にアシ入りさせて
ノウハウと人脈を得させるっていう昔ながらの流れがずっと続いてるけど、
それだって「育成システム」を持ってるってコトに違いは無くて、
雑誌を存続させるために必要なコトの一つなんだよね。
ましてHMなんかのエロ誌だと、一般に引抜かれたり、他誌に移ったりするコト
も考慮にいれておかないとならないし、ますます不可欠ってコトに。
そういう独自の育成システムを確立したってのが、HMの偉大な功績で、
ついに追従者は現れなかったあたり、かなり稀有な成功例なのかも。
実際現コアマガは電撃系よろしく他の畑から刈ってくる手法をとってる・・。
ま、しかし、一介の投稿者を、いかに実力があるとしても、プロの漫画描きに
仕立て上げるにはかなりの労力が必要と思われ、あの時代、あの空気の中
でしかあり得ないコトだったのかなあ。
どこのスレかド忘れしたけど
「○○(漫画家・HMとは関係ない)はイラスト投稿してたのを誘われてデビューしたんだよ」
という書き込みに対して
「そんなんでデビュー出来る訳ないだろ。漫画家はそんなに甘くねえ」
と噛み付いてた奴がいたのを見かけたことがあるんだが
大昔のHM(つかエロ漫画)を知ってる身には別に珍しくもないんだよね投稿者スカウト。
まあ、噛み付く奴もいるぐらいに今じゃ珍しいやり方なんだろうな。
71 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 13:08:33 ID:uEQbB6Ba
というか、>13は憶測を装った関係者じゃないのか?
素人にしては編集部内にくわしすぎるぞ。
No沢は自分好みの女の作家ばかりえこひいきするって
当時から関連スレでは叩かれていたな。
まあブリッコの大塚もいまだに白倉由美とか押してるくらいだから
ある意味伝統に即しているとも言えるが(笑
72 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 13:09:51 ID:uEQbB6Ba
あ、ちがった。
13による>65-67の書き込みが、って意味ね。
73 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 13:21:36 ID:BKkM0ShP
>>70 うん。というか、現在は作家が飽和状態で編集側がそんなに血眼になって
作家を探し回ったり育成しなくてもよくなったってのがあると思う。
作家愚痴スレをROMってても、「売り込みに行った」とか「今月仕事無い」
なんてカキコよく見るし・・。まあ総じて作家のレヴェルって上がったと言って
いいと思うし、悪いコトでは無いと思うが、「育てる」っていう余裕が、
編集側にも、読者側にも、もう少しあってもいいかなとは思う。
「原石探し」ってのはマイナー系漫画読みの密かな楽しみの一つだったハズ・・
74 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 13:31:55 ID:BKkM0ShP
>>72 やっぱりそうなのかな・・・愛宴に出たりしてた人なのかも・・。
13氏、気にせずまたカキコよろです。
>No沢は自分好みの女の作家ばかりえこひいきする
そうなの?事実ならいただけないなあ・・そんなんじゃ潰れても仕方ないじゃん。
75 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 16:04:44 ID:A0OaRNoM
まあ、本当にえこひいきがあるのかどうかは判らんが、
ばんがいちのノリをHMに持ち込まれても読者としては困るよな。
ばんがいちみたいな漫画読みたきゃばんがいちを読めばいいんで、
俺達がHMを読んでたのはHMでなければ読めない漫画を求めてたから
なんだからさ。ばんがいちは2誌もいらない。
女好きというか、女流作家の書くものが好きってことなんだと解釈してる。
彼はそこまで腐ってはなかったと思う。
まあ、結論としてはオタ系の人はまぐれあたりはあっても、基本的には
編集には向いてないってことなんだろう。
雑誌の部数については、コンビニ売りと書店売りを区別しないと。
いまでも快楽天の公称部数は30万部なわけだし。
>まあブリッコの大塚もいまだに白倉由美とか押してるくらいだから
これは奥さんだからしょうがない。栗本薫のグインと同じ。
No沢氏は元々少女漫画ファンだと言う話を知り合いの作家から
聞いたことがあるんだけれど、それがホントなら女流作家の重用が目立つのも
そういうルーツがあるからじゃないかな。
それが妙に歪曲されて変な噂になったんだろうと思う。
79 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 18:24:30 ID:bvXjfJmy
栗本薫の旦那は、ずいぶん前に退職したんじゃなかったっけ。
エロじゃないけど、苺ましまろの作者は「イラスト投稿してたのを誘われてデビュー」だよな。
育ててるところ(雑誌)は育ててるよ。最近休載や減ページ多いみたいだけどな。
山文京伝も今じゃ掲載する方が珍しいくらいズボラになってる
81 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 20:15:42 ID:Sk4Qb6Jy
ま、別にNo沢氏を断罪しようってワケじゃないがw
後期HMの迷走がいったい何を意図して行われたのか?ってのが
一番知りたいところなんだよね。中期がそうであったように、老舗として、
何かブレイクスルーをもたらしたかったのかな?特にジャンキーズと
合流して880円?なんて値段付けて・・・売れようとしたとはとても思えない
んだよねえ。
82 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 21:23:41 ID:NdXc/L4a
ジャンキーズとの合流はかなり末期じゃなかったっけ。
迷走の意図。編集の蒼=更科の影響は関係ないか?
あいつ、いつだったか1P丸々使って
「HMは変わらなければならない!変わります!」
と宣言したことあるんだよ。例によって理念先行型の文章だったから、
何故変わらなきゃならんのか今ひとつ分からんかったが。
83 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:21:09 ID:4SFQ2REN
84 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 00:16:19 ID:fYQt8kpf
投稿云々で思い出したが、件の「とろろ塾!」で、たしかNeWMeNだったかが
新貝田にけっこうボロクソに叩かれてたことあったよね?
もう既に商業デヴューしてるプロ作家だったと思うが、どういうつもりで投稿したんだろうね。
とろろ塾は、絵を志す人にとって、激しく参考になったんだろうが、
逆にヘコんでしまった人もかなりいたんだろうなあ・・・と懐かしんでみる。
85 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 01:33:27 ID:oBEfPZHM
>82
蒼=更科の影響は例のハイエンド系作家起用などに見られるけど
(>13資料によると98年頃)迷走自体はそれ以前からすでに始まってたよな。
ヤツにしてみれば、自分が贔屓にしていた同人作家がメインストリームでは
完全に無視されていたのが気に入らなかったんだろ。
だからそれを、新しい才能を理解できない頭の固い編集や読者のせいにして
旧体制を駆逐する為にハイエンド系っつー打ち上げ花火を仕掛けたって訳だ。
さらにあわよくばそのおこぼれに自分も預かろうとしたと。
だが残念ながらヤツが贔屓にしていた作家の方こそ一過性の才能だった。
じっさい今じゃ誰も見向きもしてないだろ?あの辺の作家。
残っているのはむしろ昔のHMから出た作家の方。
>84
NeWMeNてあの時点でもうプロデビューしていたんだっけ?
まあ田沼のパクリみたいなのしか描いてなかったくせに
新貝田に生意気なクチきいていたらしいからな。
叩かれるのは当たり前だろw
NeWMeN程度じゃ叩かれて当たり前
スキャンする気も起こさず流し読みして捨てちまったよ
NeWMeNの件は、
とろろ塾への投稿ハガキの裏にNeWMeNが「どんな作家でも完璧なものは描けない、どこで妥協するかが大事」という内容の長文を
細かい字でびっしり書いていて、それを見て新貝田が「泣き言いう暇あったらもっと下描きに時間かけろヘタクソ」とコメント、
それに対してNeWMeNは次の投稿ハガキで「読者に喧嘩うってんじゃねーよタコ」と応戦、新貝田キレて
「なめんな小僧」と罵倒合戦に発展……という流れだった。当時はワクワクしながら見てたもんです(w
88 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 02:13:58 ID:oBEfPZHM
>「泣き言いう暇あったらもっと下描きに時間かけろヘタクソ」
正論過ぎてテラワロスwwww
>当時はワクワク
ポプコムの「最後の審判」って小説で
人気キャラの雪女のヌードイラストを投稿した奴にキレた奴がいて
「ふざけんな、ヌード描くな。誤れ!」
「オタ絵描く奴キモい!」
「俺の先輩はカッコイイのに絵がうまいわけだが」
とか月またいで戦争してたの思い出したw
編集部が一番面白がってたんだろうな
わざわざ荒れてる時にヌードイラスト第2弾掲載したりしてたしw火に油注いでるw
今じゃ新貝田もヘタレ作家だもんなぁ
91 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 09:47:45 ID:oMpbe072
>>85 ハイエンド系作家の起用が目立ってきたのは98年頃からだけど
更科自信は96年頃には既に編集部にいなかったっけ。後にやった事程
露骨ではないにせよ、あいつのいたずらな変化志向が編集方針に
何かしら影響を与えたんじゃないかと俺は踏んでるんだけれども。
いずれにせよ、先々まで見通す能力はなかった訳だが。
92 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 12:29:02 ID:Kzt5EFlI
>91
コラムページくらいならそういう影響も及ぼせたとは思うけど、
入ったばかりの新人編集が雑誌の傾向にそこまでかかわれるもんかね?
やはりようやく口が出せるようになった98年以降からが、
ヤツが本格的に悪影響を与えた時期だと思う。
93 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 13:03:43 ID:GxFoYxFf
>>92 そうなると、96、7年頃から始まった迷走はやはりNo沢氏主導によるものだったのかねえ。
例の宣言(ちなみにこれは雑誌事評とは別枠)はまだA5だった97年後半に見た気がするんだが
考えてみれば、更科はその頃になって発言力を持つようになったって事かも知らんな。
でなきゃ対外的な宣言など出せる訳もないか。
94 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 18:15:35 ID:qAvCStrZ
>93
おそらくそうだろう。
O子さん退陣後にまずNo沢が自分の趣味でHMをばんがいち化、
その方向に更科が自分がハマっていた新人をハイエンド系とぶちあげて追加、
迷走に拍車をかけたってところかと。
No沢の女性作家への身贔屓や更科のムーブメントのブチ上げなどは
O子さんというよりむしろ大塚っぽいよな。
編集者としてのダメダメっぷりも御本尊見習ってンのかwww
95 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 18:50:28 ID:Djqa69EG
>>95 休刊スレでも更科はちょっと話題になってたけど、そちらから転載(書いた人スマソ)
>335 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2005/04/17(日) 23:27:55
>線が細い絵でスレンダーキャラを描く傾向?>ハイエンド系
>私の中だとCHOCOとか大槍葦人とかSHあRPとか田中浩人とかだけど
>すぐに消えてしまった印象がある。個々人としては残っているとは思うけど。
HMに掲載された作家だと、高尾右京、たかしたたかし、A’sまりあ辺り?
とにかく更科が言っていた所によると、読者が中心となっている同人誌シーンにおいて
さらにその最先端を行く作家・・・という事らすぃ。
高価なパソコン(ハイエンドマシン)で絵にエフェクトかけるデザイナー気取りの同人作家、
というイメージがあるなぁ→ハイエンド系。
ハイエンド系作家の掟としては
mac使いであること(Windowsを見たら鼻で笑う)
QuarkXPress使いであること(Adobe Illustratorはデザインツールとして認めない)
えんぴつ描きの線画にはPhotoshopでガウスぼかし入れること(ラフでも格好つく)
などがあったと思う。
98 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:14:18 ID:qAvCStrZ
99 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 20:21:38 ID:CW+ZxpDG
100 :
95:2005/05/29(日) 20:52:53 ID:Djqa69EG
>>96-98 ありがと。えっと、で、その更科ってのは「ハイエンド系」がこれからは主流に
なるから、HMもそれに合わせて変わるべきだと・・・そういう主張をしたわけかな?
んんー好意的に受け取るならPC作画、特にカラーに関しては主流になってきてるが
オサレな絵柄ってのはねえ・・・
つまり、女流作家の繊細な絵柄が好みのNo沢、ハイエンドの更科と、段階的に
歪んでいったのかな。
>>98 そのスレ逝ってみたけどワケワカランよ・・・その更科ってのが創った雑誌なの?
ハイエンド系作家って言い方は
別にパソコン技術に頼った上手い人を指す言葉ではないと思ってたが
絵の上手い作家に皮肉を込めて
「上げ止まりだ」って揶揄した言い方、じゃなかったっけ?
・・・俺だけ勘違いしてたらゴメン
あー、ハイエンド作家の由来は諸説あるらしいですよ。
俺が気に入ってるのは、SHあRPとかA’sまりあみたいな「前髪の生え際が上げ止まり」な作家を
直接「ハゲ」呼ばわりするのは可哀想だから「(生え際が)ハイエンド」と呼んだという説。
……なんかだんだんホットミルクと関係ない話題になってきたな。
一水の多田さんは「はいEND」つって茶化してたねえ。
…ま、最終的には馬鹿にされる他なかったムーブメントだったつう事で。
今月発売の「ウラBUBKA」でエロ漫画特集をやっているのだが
今日に至るまでの歴史を振り返る年表のなかにも
当然のごとくハイエンドの「ハ」の字も出てこなかったな(コアの出版物なのに!)。
そろそろハイエンドネタは自粛しようか。
これ以上拡がりもなさそうだし。
後期ホットミルクを語るとなると、どうしても更科&ハイエンド系に
触れることになるが・・・まああまり掘り下げてもスレ違いになるか。
しかしそんな更科こと天氏も編集者になる前は「ごいんきょ」というペンネームで
ホットミルクに文章投稿していた、ただの善良なハガキ職人だったのですよ。
ちょっと横レスかもしれませんがO子さんっていくつでお子さんができたんですか?
108 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 15:33:19 ID:MM6irp3j
正確な年齢はわからんが、「高齢だし最後のチャンスっぽいから生んでおきたい」
みたいなコメントをしていたと思ったので40前後じゃないかな?
旦那さんも確か編集者(エロ系じゃないそうだが)なんだよな。
>>107-108 引退の翌年に生まれていたとしてもう小学校高学年か・・・コロコロとか読んでるん
だろうか・・・なんてなw
ハイエンド云々はともかく、それが原因で売れなくなって休刊になったワケでは
無いよね?結局作家に逃げられたってのが一番響いてるのかな。
>>63が証言してくれてるように、表からは見えないところで作家離れは始まって
たんだろうね。専業であれ兼業であれ、「エロ漫画家」という職業を続けるのは、
世間体を考えてもかなりの後ろめたさが付きまとうだろうし、ましてや創作系の
人はナイーブな感性を持ってる人が多かろう。そういったケアの面でO子さんが
担っていた部分が丸ごとでないにせよ無くなってしまったコトが、漏れ達読者が
考えるよりずっと、作家たちにとっては痛手だったんではなかろうか。
うあー、やっぱり天ネタが出て来るんだよな。
あれ端から観たらけっこういい迷惑だったんだよね。
何がハイエンドなんだか。おかげで浮かれちゃって
その後あぼーんな奴が何人いることやら。他人事じゃないか・゚・(つД`)
>>110 >端から観たら
HM以外の雑誌の作家さんが、老舗のHMがハイエンドなんて言い出したもんだから
尻馬に乗って画風を変え、その後あぼーんになった作家さんが多数いた、
ということでしょうか?
>>109 >ハイエンド云々はともかく、それが原因で売れなくなって休刊になったワケでは無いよね?
いや、作家はともかくハイエンド云々の流れが出てきた辺りで
HMを見限ったという読者は結構いるんじゃね?
作家が流出してもハイエンド系なんぞではなく、旧HM路線に沿った作家を
起用してれば読者離れを防げた可能性はあったと思う。
たしかに「何?ハイエンド?うるさいなー」っていうイメージがあったね。
HM読まなくなった原因のひとつなのは否めないよ。
ハイエンドもそうだし、その前のHMのばんがいち化にしても、
そんなの他の雑誌でもやれる事じゃんと思ってた。
HMにはHMにしか出来ない事を求めてるんだよぅ、ってのが
O子さん時代のHMのハードユーザーだった俺の気持ち。
良くも悪くもO子さんの雑誌だったんだよ、HMは。
編集長交代は、いうなら「伊集院光のUP's」から伊集院が引退して、構成の渡辺君がパーソナリティになるようなもん。
リスナーがついてくる筈ないって。
>>115 その意味ではホットミルクの看板を降ろしてメガキューブになったのは
いっそスッキリしたかもな。まあそれも長続きせずメガプラスとなり、
そのメガプラスもコアマガスレでは中途半端と言われ、なんかなあ…と思うが。
いわばハイエンド云々は最後のトドメを刺したってカンジかなあ。
もし、O子さん引退後も旧体制を維持する人材に恵まれ、初期の頃のように
柔軟に時代に則すコトができていたなら、今でも優秀な作家を輩出し、
新しいファンを獲得できていたんだろうか?
「たられば」話になってしまうが、それもなんだか実現の難しい絵空事に思えて
しまうなあ・・・・。
なんかネガティブな意見ばかりで100超えちゃったなw
逆にO子さん時代を知らない読者とか、以降の方がむしろスキ、
バッカ藻前らハイエンド最高じゃん!とかいう猛者はおらんのか?w
>>117 そうでもないんじゃない。O子さん時代のHMは個性の強い作家が多かった訳だけど
結局その事で当時の主流(当時ならCH系か)に飽き足りないという読者を
引き寄せるのに成功したという側面はあったでしょ。
さらに、そういう雑誌であるが故に例えば大暮のような作家も自分から
近づいていったりした訳だし(その辺天竺からサブカル好き?とからかわれていたが)。
主流に対する反動というのは何時の時代にもあるし、そういう反動を掬い取る事が
その後も出来ていれば生き延びる目は充分あったと思うけどね。
120 :
更科:2005/05/31(火) 17:55:25 ID:zrHgSmoc
バッカおまえらハイエンド最高じゃん!wwwwww
>>119 うん。確かに中期HMはそういうカンジでカッコ良かった。
これはあくまで漏れの主観だけど、ここ20年・・・つまりHM創刊から今までの間で、
後半10年=中期→休刊→その後ってのはホントに大きく漫画界が様変わりして、
HMはその波に飲まれてしまったっていう印象があるんだよね。
秋葉やコミケに集まるオタク達は年を追うごとに増えていき、ついに世間は無視
できなくなって「アキバ系」なんて呼び始め、「同人誌で家を建てた」なんていう
都市伝説?がまことしやかに流布したりして、オタクっていう言葉の言霊も
ずいぶん変わリ、呼応するように書店には多数のエロ漫画誌が並ぶようになって、
否応なしに競争をせまられるコトになるわけだけど、地味な版型、何回か買って
読み込まないと読者欄やコラムについていけない(内輪ノリ)等、皮肉にも
それまで培ってきた「オタク的魅力」が足を引っ張ってしまったんでないかな。
そもそも主流が移ってしまった時点で多くは望めないのだから(発行部数等)、逆に小ぢんまりまとまって、媚びない誌面作りを守り通した方が良かったかもね。
>>122 俺は、HMは飲まれたってより逆に自分から飲み込まれていった印象があるけどなあ。
そもそも96、7年時点のばんがいち化も、路線変更しなければならない理由って
特になかったよ。
>>67の言うように確かに売れてたしレベルも高かった。
読者の信頼も高かった。変わらなきゃならない必然性がまるで見えないんだよな。
やはり趣味レベルで路線変更しただけという感じが残る。
好意的に言えば、O子さんが去った後の編集部は、かつてHMが築いたブランド力を
読者が思うほどに自覚していなかったという事だろう。
>主流が移ってしまった時点で
いや、HMは主流そのものではなくて主流に相対するポジションだったから。
>>123 >HMは主流そのものではなくて
ああ、スマン言葉足らずだった。漏れの言ってるのは、初期から中期にかけては
エロ漫画といえばHMっていうぐらい主流で(つか、支流らしい支流も無かった)、
その後、口当たりの軽いCH系の台頭で自然と君の言うように主流に相対するカタチなったと。
でもそれはあえて選んだ方針というより、元々持っていた「本物志向」が即席作家
を排除した結果であって、HMに「競争力」なんてものはもともと無かったんじゃ
ないかなって思うんだ。その生い立ちを考えてもね。
>変わらなきゃならない必然性
んー逆に気負いすぎたのかなあ・・新たな変革を企てるより、老舗の威厳と風格を
堅持していくほうがよっぽど困難だとは思うけど。
A5他社誌と比較して売れてるかどうかではなくて、会社上層部的に満足のいく成績だったかどうかという問題も有るでしょう。
白夜(の他部門)は表向きはコアを分離するくらい業績がよかったので、それらと比較してコミック事業の
コストパフォーマンスが悪いと言われていたかもしれない。
他誌は2〜3人の編集部で2〜3誌みたいなところも多かったと思うが、HMは結構人がいた。
ばんがいちと2誌で5〜6人いたんじゃなかったっけ。
もっと売り上げを上げなければならないというプレッシャーは有ったと思う。
でも、だとするとその後編集部の人員がどんどん増えていったのが
よく分からんのだが・・・多い時で15人位になってなかったっけ?
ジャンキーズの編集作業量に応じた結果なのかも知れないが。
ジャンキーズは永山薫の企画だから氏の事務所が下請け編集でしょ。
HM編集部は仲介役程度の係わりだと思われ。
永山は典型だが、オタに商業編集や企画は無理。バランス感覚がないからな。
B5版が主流になってしまったことでA5版の一般書店での扱いが
目立たない感じになってしまい、部数が落ちていった…って話は
近しい他社の編集の人から聞いたことがあります。
あとはA5版だとコンビニ展開が望めないのが痛かったって話も。
B5でもマーク付きじゃコンビニ展開は無理だろ・・・。
そういやB5平綴じ誌が増えだしたのっていつ頃だっけ?
旧夢雅とかからだから98年頃だとおもう>B5平綴じ流行
それまでB5平綴じといえばレモンピープルかハーフリータ程度の
厚さだったのに、阿吽あたりから徐々に分厚くなり始め、
旧夢雅で質的にも量的にも月刊誌の限界に達した感じ。
バブル後の不況も手伝ってか、正にエロマンガの投げ売り状態だった。
片や中綴じ系では快楽天やペンクラがコンビニ売りの強みで
安定して売れ続けていた。
その中にあっては量でも勝負できずコンビニ効果も見込めない
A5雑誌はやはり主流派にはなれなかったのだろう。
でも今はB5平綴じ隆盛の反動か、またA5中綴じが増えてきているらしい。
アフタヌーンを例にして良く言われるが、あまりに分厚い雑誌は
個人のコレクションには向かないし、ゴミ出しの問題も付きまとう。
(個人的にもA5HMはほぼ残せてあるがB5平綴じ誌はスペースの
問題もあってとても取って置けない)
手頃なA5中綴じにもその版型なりの良さがあるのだ。
旧夢雅が成功して話題さらって、その影響で各社がこぞって
B5平綴じ誌出したっていう印象あるな。
98年HMのB5化もその流れで。
しかし何度かガイシュツのように、
コンビニ流通を認められた(しかし内容面での制約が厳しい)マーク無し雑誌と
一般書店での流通しか認められていない(しかし制約は緩い)マーク付き雑誌とは
別物として考えた方がよいのでは?
いやHMはB5時代に到ってもまだ成年マークはつけてなかったんじゃないか?
(手元に残ってたジャンキーズvol.4で、B5HM一号目の広告を確認)
いつの間にかつくようになったようだが・・・。
快楽天との競合を避けて96〜7年のHMは路線変更したのではないかと推測してみる。
方向性も客層も被っていたと思うから。冗談だが。
だけど快楽天自体は、あの方向性をほんの2,3年前までは続けてたんだよなー・・・。
>134
少なくともA5HM当時、コンビニ売り雑誌と非コンビニ売り雑誌とでは
今ほど内容に違いがなかった。(もちろん流通量は大きく違うが)
確かにコンビニ雑誌はロリや制服、ハードプレイはなるべく避けるような
編集方針がとられてはいたが、それほど厳格ではなく例外作もよく載っていた。
また逆に、非コンビニ雑誌も現在ほどハード一直線ではなく、言い方は悪いが
「ヌルイ」作品が多く載っていたはず。(そもそもハード専門誌など無かったし)
もちろん両方に跨がって描いていた作家も今より多かった。
その後、例の有害コミック→児ポ法→青少年保護条例などを経て
現在のような、内容による明確な住み分けとなっていったのだ。
作家も両方を掛け持ちするような人はめっきり減ってしまったしね。
なので、過去のHM時代の話をするなら別物とする必要は無いと思う。
>>137 まあ135が言うように、当時はまだ成年マークは付いてなかったという事だし。
個人的興味になるが、しかしそうなると、
「A5でコンビニ売りは出来ない、売上に困った」だから路線改革した、という根拠が
薄弱になるなあ。これって要は「B5にしてコンビニ売り出来る」ようにすれば
解決するって事でしょ?
96,7年における内容面での路線改革にまで踏み込む必要はないよなあ…。
最近はコンビニ誌はかなり淘汰されてきてるけど、当時は数も多く乱戦ぎみだった。
その中で勝ち抜けなかったら、他のコンビニ誌並まで価格を下げた分売り上げは下がるよね。
ばんがいちと食い合う可能性もあるから、コンビニ誌化は避けたんじゃないだろうか。
結局、路線変更問題はコンビニと関係ない気がするんだが・・・
編集部がきりしまビルのあの狭い部屋からコアマガのでっかいビルに移動したのが
マズかったんじゃねーの?風水学的に。
No沢氏が「O子さんいなくったってヤレる」ってことを
見せようと気負って裏目にでたんでは?
>141
きりしまビルw
懐かしいなー!
142に一票。B5の流行はもう少し後だし、読者側の空気は当時まだ
そんなに変わってなかったよ。
自分も
>>142のような気負いは少なからずあったと思う。
というか、読者側からしてすでに「O子さん抜きじゃ終わりだろ」的な
後継者に過剰なプレッシャーを与える見方が多数派だったと思うし。
あの状況じゃ気負うなと言う方が無理な話だろう。
あのままキープコンセプトで良かったと言う意見がここでは多いようだが、
多分それでは、例えO子さん自身が続けていようとも例の弾圧期やその後の
B5平綴じ隆盛に太刀打ちできなかっただろうね。
あの頃のコンセプトが活きたのは、多分にバブル景気という時代背景が
大きかった。まあこれも今だから分かる話だけどさ。
結局HMはある時代を築き、その役目を終えたからこそ消えたって事だ。
それ以外は全て後付けの理由に過ぎないよ。
136の挙げた快楽天などはかなり後々までHMと同ベクトルを維持していた訳だが
いや、旧HM色を払拭しようとしながらしかしその一方で
田沼や末広、山文を起用してたり、みかんRのような旧HMの
匂いのする作家を載せたり・・・というどっちつかずの部分が
「・・・あのままでよかったのでは?」と皆に疑わせる理由に
なってるんじゃないか?完全にカラーが変わったのなら
HMの時代は終わったと素直に納得出来るんだろうが。
>>145 >結局HMはある時代を築き、その役目を終えたからこそ消えた
うん・・せめて終わりがもう少し潔ければ印象はだいぶ違ってきたかもね。
現在のコアマガジンがあるのもHMの成功抜きには考えられないし、
HMが無かったら今のエロ漫画シーンもずいぶんさみしいモノになっていたんじゃ
ないかって思う。そんな記念碑的存在のHMを、なにもあんな無残な姿で
終わらせなくったって・・・みたいな思いはここに来てる人なら誰しもあるんじゃない?
潔く終わりを迎えるのも一つのあり方だと思うけど、漏れなんかは当時から
「HMだけは無くなるハズが無い」って思い込んでたし(コアにとって大事な看板で、
何かしらのカタチをとって残るハズだと・・)、売れなくなっても、同年代を過ごした
エロい香具師の心のオアシスとしてw残って欲しかった。
多少値段が張っても、妥協を排した本物志向の雑誌は生き残れるハズなので
(クルマ雑誌のCGや暮らしの手帳なんかそうだよね?)
アダルトカテゴリーのさらにアダルトな層を狙って・・・なんてな。
現ドルフィンの凋落ぶりに比べればまだ良かったけどな
A5中とじで華麗に復活して欲しい。フラミンゴみたいに。
仮に現在HMが復活するとして、どんな作家に描いて欲しい?
全盛期のHMのイメージを現在に置き換えたとして。
個人的には甘詰留太なんか、ストーリー作りの上手さを考えると
HMには似合ってるかなと思うんだが(ハードさは押さえて欲しいがね)。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 すえひろ!すえひろ!
⊂彡
>>151 おお、天詰留太いいなぁ。
あと思い浮かぶのはA浪漫我慢とか田中浩人とか。
鳴子ハナハルも雰囲気合いそうだけど一般誌にいっちゃったしなー。
もとHM投稿者ということで黒鉄絢なんかもアリかも。立ち位置はポストるりあ(w
んで毎年12月号の表紙だけは新貝田だったら完璧。
>天詰留太いいなぁ。 あと思い浮かぶのはA浪漫我慢とか
つ、釣られないぞw
>>153 >もとHM投稿者ということで黒鉄絢
そなの?いつごろのコトなのかな?
でもイイところ突いてるね。ホントにHMに描いてたらもう少し評価も違ってきたかも。
漏れはベンジャミンなんかイイと思う。大山ミみず系ってコトで。
やっぱり個性派に目がいくね。それと職人的にスレてないってのも条件かな。
飛龍乱や完顔あたりだと実力は認めるけど、いかにもHMには合わないカンジ。
そういう意味では最近の亜麻木もNGだなあ・・・
パピポで描いてるD.Pなんか、上手さと弾けぶりがHMにマッチしてね?
>>150 A5中綴じってなんかエロいよねwイメージ的に。
>>156 ポコなあ・・・もう少し陰湿な作風の方がらしい気がする・・パピポだと表紙の
美和美和が漫画描いてくれればかなりイイセンいくと思うんだけどなあ。
ところで現代版「とろろ塾!」を開塾するとしたら講師は?
漏れは 隅田かずあさ がまだ若いが適任かと。絵には一家言ありそうだし、
作家としては第二世代に当たるトコロも面白い。
というか、そもそもとろろ塾は結局誰が1番勝ったんだ?
5回防衛だっけ?達成した投稿者っていたの?
>>157 D.Pは、伊魔崎のようなポジションではどうだろう。
陰湿な作風でいうなら、初期短編の作風を今の絵柄で描くゼロの者なんてどうか。
一時落ち込んでいたようだが切れ味のあるストーリーが描ける作家だ。
160 :
37:2005/06/04(土) 12:31:48 ID:68PTYG/n
遅ればせながらホットミルク創刊号を無事に保護してきました。
この頃って漫画だけじゃなくって、熱烈投稿みたいな軽いヌードページが
あったりと変な構成だったんだね…
永田トマトとか海野やよいが普通にいたりと作家のラインナップも今見ると非常に微妙(w
自分は90年以降しかわからないけど、創刊何年位から雑誌の色が確立したのかなー?
>>155 黒鉄絢はO子さん引退の直前あたりから投稿してた筈。当時のペンネームは「鉄拳(くろがねけん)」。
同時期の投稿常連でプロ作家になったのは、のぞみ侑海、うおなてれぴん、あとは誰だったかな…。
>161 かがみ♪ふみお、とかもこの頃じゃなかったっけ?
>>159 >D.Pは、伊魔崎のような
ああ、そう言われたらそんなカンジだわ。エロはガチだけど全体にはオチャラケ系
ってポジションね。
>>161 ありがと。今度の休みに押入れ漁ってみよう。
投稿常連で「超戦闘魔人」って人のイラストが当時ツボだったんだけど、
この人のその後について知ってる人いるかな?
超戦闘魔神!覚えてるー!どうしてんだろ。ただの人かな。
>>161 昔花とゆめマンガスクールでのぞみ侑海の絵を見たときは驚いたな。
当時HMと花ゆめを併読してたのかオレ。
「超戦闘魔神」ね。自分も好きな絵柄だった。
O子さんが投稿コーナーを辞めてからも、
けっこう文章投稿では名前を見たように覚えているが。
今は絵描いてないのかねえ・・・。
>>158 >5回防衛だっけ
はて・・MISFITって人が三連覇したのは覚えてるけどなあ・・・
>>160 >創刊何年位から雑誌の色が確立したのかな
一年ぐらいで一応の落ち着きは見せてたかな。グラビアはしばらく続いてたけど。
創刊号大事にしてくれよ。
>>164 >花とゆめマンガスクール
ほう・・のぞみ侑海名義で載ってたの?この人ってHMでも、ばんがいちでも、
はてまた花ゆめでも浮かない稀有な人なんだよねえ・・。
とろろ塾といえば・・・
当時常連投稿者だった町野変丸に対して
「ん〜キミの絵は実に評価しづらい」
と書かれるの読んで笑ったの覚えてる。
>>167 >町野変丸に対して
あ、漏れもそれ覚えあるwでもそんときは「何で?上手い絵じゃん」
って思っただけだった。
そんで後に変丸の漫画見て「はあ、そゆコトか・・抑えてたのね・・」みたいなw
さすがに新貝田は隠し切れない「変さ」を感じ取ってたんだなあって
妙に感心したなあ。
押入れから1990年前後のHM発掘してきて、ザッと見てみたんだけど、
「ああ、いたいた」みたいなB級作家(失礼!)が逆に懐かしかった。
「早川 守」とかその辺w
あと、微妙に忘れてたコンテンツ・・・伊魔崎のゲームコラム、後藤寿庵の4コマ
講座?、今見ると続かなかった理由も良くわかる・・・ツマンナイ・・・orz
とろろ塾に対する新貝田の意気込みも今さらながら感心した。
あのコメント書くのにどんだけかかるんだろ。
早川守はその後一水で味のある作品群を発表してて好きだったんだが、
微妙にズレたセンスの為に好き嫌い別れそうだな。
考えてみればHMというのは個性の強い作家が多かったとは言え
一水等他社と比べるとズレたセンスの作家って実はあまり活躍してないな。
目立ったのはグレイスぐらいか?
早川もぐれいすも嫌いじゃない作家なので、
>>169のいう「ズレたセンス」というのがいまいちピンと来ない。
なんとなく悪い意味で使ってることは判るが。
ぐれいすといえば、O子さんがこの漫画編集が最後の仕事なのかと
頭を抱えたので有名な(笑)、例の楽屋落ち漫画が傑作だったな。
あの漫画のように、女子高生が編集長になった方が
HMももっと長生き出来たかもね〜(笑)
171 :
169:2005/06/07(火) 17:28:44 ID:e9M+7kZR
>>170 「ズレたセンス」ってのは、間(ま)の取り方や会話のテンポ、ひいてはモチーフやキャラへの
切り込み方が他の漫画と比べると独特だなあという意味。「オフビート感覚」っていうの?
読者の予想を外すと言うかそういうのを感じたってこと。決して悪い意味で使った訳ではないよ。
つか、「好きだった」と書いてるのに何で悪い意味で使うよ・・・
確かに「ズレたセンス」って誤解与えやすい言葉だけどさあ・・・・
早川はその朴訥さが逆に個性なんだよね。スレて無いって言うのかな。
投稿常連のイラストが載るのを楽しみにしてた雑誌って
後にも先にもHMだけだね。
上で挙がってる超戦闘魔神、KAT、花いちもんめ・・・それと目次イラスト!
不思議と、とろろ塾常連の変丸やMISFITあたりの投稿はスルーしてたなあ。
ところで、熱狂的ピュアガール信者の会津大学・宇佐見知尋はまだ生きてるんかねぇ(;´д`)
>>172 目次と編集後記のイラストはネタ師が多くて楽しみだった。
さたふけひぢ、甲申由、陣内ちからなんかが代表格か。
エロイラストは俺も、とろろ塾系の綺麗な絵柄よりも
M666っていうハードな責め絵描く奴が印象に残ってる。
キレイ系もアクが強い系も両方好きだった。
そんな振り幅の広さこそがHMメッセージでありHMだった。
結論
あの頃はよかったぬ… (´-`)y─┛
古いHM引っ張り出して「有名人の投稿無いかなー」って
つらつら見てたら、当時はスルー気味だったありすがわや早瀬たくみの
コーナーが今さらだけど結構面白いコトに気付いたよ(笑)。
そういや作家にQ&Aのコーナーってあったなって見てたら
「嶺本一美」って人が「もりばやしりんご」によく質問投稿してるけど、
これって「嶺本八美」とは別人かな?
絵は似てるとも似てないとも(笑)ってカンジだけど・・・
もし今HMが復刊したりしたら、上で挙がってる投稿常連達も
懐かしんで投稿してくれたりするのかなあ・・・
>「嶺本八美」とは別人かな?
同一人物だったはず
スルーしてた作家なんで自信ないけど
>>178 おおThx!
そうなのか、だとしたら当時嶺本は現役女子高生のハズ・・
懸命に「うるとらまん子」応援する女子高生ってのもなあ・・・
そういや「S.HATSUGAY」に当時結構期待してたの思い出した。
なんか就職云々であんまり描けなくなったんだったかな。
微妙に田沼っぽい絵柄だったけど、そのまま続けてくれれば色も出たんじゃないかと
思う。
田沼っぽいと言えば「平野耕太」を楽天かなんかで初めて見た時はてっきり田沼が
別ペンネーム使ってるんだって思ったよ(笑)
あんなに露骨に影響出てるのも珍しいが、新人作家にHM作家の影を見つけると
なんだか嬉しかったりするんだよね。
180 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 09:33:59 ID:TocAYZmm
S.HATSUGAYは少し前まで同人で頑張ってたのを覚えてるが・・・。
田沼風だとは思わないが癖のある画風だった。今も描いてるのかな。
影響といえば、新貝田の丸パクリみたいなヤツいなかったっけ?
電撃大王とかエースとかだったと思うけど、女の子とロボット出るやつ。
単行本の表紙とか大百科のモロパクだったので苦笑した覚えが。
あと、月マガだかでバイク漫画描いてたヤツ(その後エロゲンガーになったが)
も当時新貝田、というかHMからのパクリが酷かった。
超戦闘魔神のハガキまでパクっていたのにはさすがに呆れたよ(笑
181 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 09:43:35 ID:TocAYZmm
ageちゃったスマソ
ついでに有名ネタでいうと、江川達也の「東京大学物語」に絵理ちゃん
というキャラが出てくるが、これが一目瞭然でりえちゃん14歳の
影響をモロに受けた画風だったので、当時はけっこう話題になった。
まあそれだけ当時HMはプロ漫画家も注目していたって事なんだろうね。
連続でageてどうする・・・orz
>>180 たくま朋正かな。ライズだったかでエロ描いた後電撃大王で鉄コミュニケイション描いてたな。
今でも描いてるな。
まあいわゆる萌え絵系で当該世代なら、新貝田あたりからの影響は
避けられないんではないかと思われ。
当の新貝田が時代に合わせて器用に画風を変えていってるのとは
対照的だね。こないだまでパピポ載ってた炉漫画も、手抜きっぽいけど
やっぱ上手いもんね。
確か新貝田って、ナントカっていう戦隊モノなんかのキャラデザをする
事務所の所属だったってどっかで見たけど、詳細知ってる人いるかな?
とろろいも軍団って、基本的にはそこから生まれたのかなあ?
>>183 あーそいつだthx。なんだまだ描いてるのか・・・。
バイク漫画のやつも思い出したよ。武田ゆういちって漫画家だった。
>>184 事務所所属までいったかは不明だが、たしかライブマンだったかの
女型アンドロイドのデザインをやって、自分の漫画にもゲスト出演
させていたよな〜。
とろろいも軍団自体は、新貝田と田沼がデザイン系高校の先輩後輩
だったのが始まりじゃなかったっけ?
>>185 >デザイン系高校の先輩後輩
だった筈。田沼がインタビューで、凄い絵の上手い先輩がいて
それが新貝田だったみたいな事言ってたと思う。
>>180 武田ゆういちって「Go!go!爆走ハイスクール」だよね?
今ググッたらイロイロ出てきた、パクリの大家だったんだね(苦笑)・・・
・・・でもね、正直に言うと当時楽しく読んじゃったよ・・・orz
HMも読んでたんだけど、当時あんまそういうの気にしなかったんだなあ・・・
>超戦闘魔神のハガキまで
って、構図とかをそのまま使ったってこと?
パクリで思い出したけど、確か曽根崎新十だったかが「森山 塔のパクリだ!」
って読者から非難浴びたことあったね。今ならそんなの横行しすぎてて誰も何も
言わないだろうな。それだけオリジナリティが求められてたってコトかな。
>>186-185 ははあ、やっぱり本格的に絵とかデザインを学んでた人達なんだね。納得。
>>187 >今ならそんなの横行しすぎてて誰も何も言わないだろうな。
いや今だって元ネタが容易に確定出来るレベルのパクリは
叩かれるだろ・・・某椎野とか・・・
>>188 「元ネタが容易に確定出来るレベルのパクリ」ってのだったら、
一時期のコミックボンボン投稿欄は酷かった、
もうまんまジャンプ放送局のデッドコピー。
スレ違い失礼した。
190 :
180:2005/06/13(月) 13:09:50 ID:Rp9Bg6EX
>187
実家の押入れからHM発掘してきたので、現物観て判断してくれ。
ttp://lint.s1.x-beat.com/up/img/up9885.jpg 左が爆ハイ3巻165Pの扉絵、右がHM'88年7月号掲載のハガキね。
もちろんハガキの方が先に世に出たのはいう迄も無い。
あーあとついでなんだけど、せっかくHM発掘したんだし
とろろ塾でもスキャンしてみようと思うんだが、観たい人いる?
一応全部残ってるはずだけど。
夜にまた来るので希望があればよろしく。
>>190 ふと、思ったんだけど、
これは葉書のパクリというより、どちらも何か別のものを、
パクッたのでは……。
たとえば雑誌のグラビアとか写真集とかね。
>>191 どうだろなあ。
女の子が川?の中の岩場の中にしゃがみこんで、っていうシチュ自体
確かにグラビアにありそうだけど、絵描きが二人揃って同じグラビアを
参照する偶然ってどれ位の確立で起こるものか・・・それに
>>180によれば
武田ゆういちって他にもHM関係からのパクリが多かったらしいし。
>>190 右はロングスカートを膝裏で折り込んでしゃがんでいる描写が
見て取れるが、左はそれを把握していないように見える。
元写真があったとすれば、それぐらいは見て取れるだろう。
(濃い色だとよくわからないこともあるが、その場合は
ここまでしわの描写が似ている説明がつかない)
194 :
187:2005/06/13(月) 18:55:23 ID:jcBMyNWv
>>190 乙です。
つか、漏れどっちの絵も見たコトある・・・どっちにも「しゃがんでる女の子ってカワイイなー」って萌えてた・・・orz
この人、充分水準以上の画力があるのにこんなことしなくったって・・・
ハッ!?もしかして超戦闘魔神の正体は武田ゆ・・・・なワケないか・・
>とろろ塾でもスキャンしてみようと思うんだが
激しくキボン!手元には'89〜'90前後のしか無くてどうにも未消化なもんで(苦笑)
>>189 >コミックボンボン
投稿欄の記憶はイマイチ無いけど、「おふざけクミちゃん」のやまぐちみゆきが
ポケバイの漫画描いてたね。「抜くんだ!」
確かコロコロのファミコン漫画の人もエロ畑出身よね?なんだかなあ・・・。
195 :
180:2005/06/13(月) 19:54:47 ID:/TZNgj8n
>>195 おお激Thx!
いやあ懐かしいな・・ってNeWMeNいきなり投稿してんのな(笑)
でも初手からレヴェル高いなあ。
>それで武田がどんな漫画家かは
まんが塾に新貝田が描いてたキャラだね・・・でもこれはもともと吉田聡(と宮下あきら)へのオマージュだと思うが・・・
>>197 やれやれってカンジだけど、自分にそういう才能が無いって自覚した上で
やってるのかなあ。こういうのって訴えられたりしないもんなの?
ところでこの人、HMに投稿はしてないのかなあ(笑)
こういうのパクリとか言って喜んでるのって、いつぐらいからなんだろう
昔はああこの作者好きなんだなあ、とオマージュとして楽しんでたじゃん。
曽根崎新十がやった森山 塔の1作品をまるまる写したのとは話が違う
と思うぞ。
俺なんかは元々、絵のうまい人なんだから自分で描けば良いのに…って思うけど。
>>199 経験談?他にも居るんですか?
>>199 俺も一作品丸々パクリってのでなければまあいいんじゃないのって考える方だし
197のリンク先の漫画の一コマ一コマとか「これ位は許してやれよ」ってのあるんだけど、
超戦闘魔神のケースはそれ一枚で作品として成り立つ単独イラストだからなあ・・・。
202 :
180:2005/06/14(火) 19:36:16 ID:x1wLGWe3
>>199 >オマージュとして楽しんでたじゃん
うーん、もし武田ゆういちが、あえて「わかる人だけ笑ってくれ」的な意図で
方々にネタを仕込んでたっていうんならその通りなんだけどなあ・・
ま、今さら騒いでも仕方ないのは重々承知の上で、HMがいかに漫画家に
読まれていたかっていう一つの証拠として楽しんでればいいのかな、と。
確かにオマージュ、パロディはマイナーエロ漫画の特権みたいなもんで、
昔からいろんなカタチで笑わしてもらってるし、それによって作者に親しみを
覚えるってコトもあるよね。
曽根崎の件はオマージュと言うよりやはり盗作だったんだろね・・。
>>202 Thx!
変丸がどんどん変になっていく(笑)
204 :
180:2005/06/14(火) 21:36:04 ID:xwqAa4Uk
飯喰ってきた。
個人的には武田のアレはオマージュとは呼べないと思う。
あえていえばコラージュだが、そこに元ネタに対する敬意があまり見えないので
やはり揶揄されても仕方ないやり口だといわざるをえない。
(例えば、新貝田がとろろ塾で描いたのは確実に吉田へのオマージュだが、
それを丸々構図までトレスしただけの武田はやはりパクりというべき)
ただ、恐らくアレは普通に自分で構図考えて描くよりよっぽどめんどくさいと
思うのだが、なぜそこまでしてトレス絵のパッチワークにこだわっていたのかは
正直判らないな〜。それが奴なりのリスペクトの表明だったのかもしれんが、
だったとしたら180度方向間違えていたと思う。
まあいずれにせよパクリ云々はもういいんじゃない?
口火切った奴がいうのもアレだけど、
>>199や
>>201みたいなパクリの
定義問題までいっちゃうと、流石にHMと関係無くなりそうだしね。
(この話題を出した理由は
>>203がいってくれた事に近い)
でとろろ塾の話なんだけど、今回改めて観て気付いたのは、最初の頃は
毎月休まずやってたんだなw いや結構休みがちだった印象強かったので。
あと、なんとかboyってP.Nの奴はみほとこうじでいいんだよね?
結局正体ばらしはしないままだったかと思うが。
>>202 GJGJGJ!
これ見て完全に思い出した。
俺買い出したの、89年の9月号からだ。
この回のとろろ塾のみほとのイラストで
ほかのどの漫画作品よりも抜いたんだった。
この衝撃が以後HM読者たる自分を確立せしめたといっても過言ではない。
なつかしいなあハガキ投稿、自分の絵が載った号はほとんど残してるよ
O子さんが引退したのと同時に投稿もやめちゃったけど、締め切りに間
に合わねえ!って出勤前に高田馬場まで直接投函しにいった当時は熱意が
有ったんだな俺。
そういや毎年、年末の号の読者欄は「先着順」やってたよな。
どんなデタラメならくがきでも先着順で全部載せるって奴。
投稿者と言えば、この前メガプラスを読んでみたら
みのうさとみ氏が今でも投稿を続けていたことに驚いた。
三峯氏の影に隠れて目立たないがこの人も息が長いなー。
209 :
180:2005/06/15(水) 16:52:17 ID:YqesHiAp
>>209 乙です。是非続けてください。毎晩楽しみにしてますです。
さすがに一周年ともなるとメンツが揃ってきたね。なんてエロいページなんだ(笑)。
ただ、新貝田の好みもあるのだろうが、貧乳+制服のパターンが増えてきたね。
背徳感からエロさを演出しやすいのかな。そんな中、「かかってきなさい」だけはわが道を行ってるなあ(笑)。
上位の美麗な絵ももちろん好きだが、「みるつ」、「大月ウルフ」なんかの
中堅どころも毎回楽しみだったな。実際漫画を描くとなると、このあたりの人達の
方が上手いんじゃないかって勝手に想像してた。
今の段階だと、漫画家デビューしたのは「町野変丸」と「サメマロ」だけかな?
みほとは別にしてね(笑)。
212 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:40:11 ID:FZddEGnQ
213 :
180:2005/06/16(木) 00:00:29 ID:YqesHiAp
了解。まああと二日くらいなので最後まで続けます。
>>211さん(196、203、205も同じ人かな?)ありがとう。
プロデビュー組、NewMen忘れちゃ可哀想でしょw
他にも地味なところで東野六角が一応プロだし、この後うp分では
鬼魔あづさが投稿してる。
みるつは同人作家なイメージが強いなあ。(FOXだし・・・)
俺はみるつはポプリクラブ辺りで描いてた所から
一応商業誌作家のイメージ残ってるけど
見なくなったなあと思ってたら同人に移行してたのか。
>>212の本初めて知った。乙
>>212
>209
うp楽しませてもらってます。
休刊になった雑誌スレから独立するくらい、なんでHMって人気があるのかなって
新参者の自分は思ってたんだけど、うp見させてもらってわかった気がする。
プロ漫画家が誌面上で忌憚なくイラストを評価して、素人投稿者を育てるなんて
今ではほとんど見られないやり方だね。
同人作家があふれてる現在、もしこういうことやったら送ってくるひとはいるかな?
まぁ、評価に付き合ってくれるようなプロ漫画家が見つからないかもしれないけど。
次のうpも楽しみにしてます。
217 :
180:2005/06/16(木) 19:57:04 ID:gP51dqE8
>>217 誰が見ても正体バレバレだったけどなw>みほと
クロスレビュースタイルは評価ポイントを明確にする為の策だったんだろうが、
上位に入れば絵を大きく載せてもらえるという旨みがなくなったのは
投稿者側からすれば萎えただろうな。
>>217 毎度乙です。
大月ウルフこと嵐馬破天荒氏が懐かしい。今どうしてるんだろうな。
>>212 おお、読んでみたいな。
>>216 >評価に付き合ってくれるようなプロ漫画家が見つからないかもしれないけど
それもあるけど、当時新貝田は画力においてはまさに神扱いされていて、
プロ、アマ含め、絵描きは皆彼のノウハウを吸収したがっていた。
そんな背景だからこそ実現できた企画だったと思うんだよね。
今、画力に定評ある作家はたくさんいるし、全体のレベルは随分上がってる。
故に、あのときの彼のような孤高の存在もいないんじゃないかな。
誰を選んでもカドが立ちそうな気がする。
>>217と同じく、君のような「HMを知らない世代」がそんな風に言ってくれると
自分のコトのように嬉しい(照)
>>217氏 乙です。
クロスレビューになったコトに、個人的にはそんなに悪印象はなかったけど、
投稿する人にしてみればそうだったのかな。それか、上手い新人が増えたので
載らなくなったのかも・・・。
NeWMeNの件、今見ると若干両者間ですれ違いがあって、それさえなけりゃ
こんなにこじれなかったんでは・・・ま、いいけど(笑)
NeWMeNが言ってることも、新貝田が言ってることも、それぞれの
絵に対するスタンスだから、正解があるとかどちらが上とかいうレベルの
話じゃないんだよな。
争点はそこじゃなくて、一介の素人投稿者(この頃はね)が教えを乞うべき
講師に対して馴れ馴れしくタメ口聞いて、なおかつ塾の姿勢自体の否定まで
口にし始めたからだろう。
しちゃ悪いとは言わんが、それを塾生の立場で言っちゃダメでしょ。
まずプロデビューして、講師と並ぶくらいに評価されてからでないと。
(例えばそれこそ新貝田とは別方向で評価された田沼クラスにね)
そうでないと、やはり誰もまともに話聞かなかっただろう。
222 :
180:2005/06/17(金) 17:49:55 ID:JfmJJEqE
そりゃ新貝田がリスペクトする作家は江口だから、落とさないわけにはいかないんだよ
>>222 おつかれでした。
素直に田沼が引き継ぐワケにはいかなかったのかなあ。
最終回だけ覚えてるよ。読む側としてももう醒めてて、「あ、おわりなんだ・・」って
カンジだった。それよりも新貝田と田沼の合作同人誌のほうが気になってたな(笑)
結局読めずじまいだけど、ホントに出たの?脱線スマソ。
鬼魔あずさ、意外とハード路線のイラスト送ってたんだね。無理してたんだろうな。
NeWMeN、実は一番熱心な塾生だったのかもしれんね。
>>222 乙。まあしかし、投稿者に限らずとろろ塾見てエロ絵の描き方を学んだ、
見せ方など意識して描くようになったというアマチュアの絵描きも多かったろうし、
良コーナーであった。・・・
>>205ではないが俺もみほとの絵で抜きまくったしな。
226 :
180:2005/06/18(土) 12:01:58 ID:iTTzuRE5
皆さん一週間のおつきあいthx。
さて、一通り見返してみて感じたのは、まず思ったほど古びてないってことだな。
今観ても充分絵のレベルは高く、それぞれ個性的だとさえ言える。
それと、当時も雑誌一エロいページと呼ばれてたが、その理由のひとつに
消しが一切無いって点も大きかったのかもね。
今は当たり前のように無修正が見れるけど、あの頃は弾圧期でもあったし
かなり大きめの消しが標準だったから。
講師の新貝田は性器描写を重視しない作風だったが、とろろ塾がモロ出しで
エロ度を上げ、それが結果的に後の無修正全盛時代を準備したんだったら
これはなかなか皮肉な話だとも言えるw
とにかく、読者的には単純に良質なおかずとして歓迎されてたし、
描く側にとっても
>>225の言うような「エロ絵描き方講座」として、
自分が知る限りでは現在でも超えるものが無い、内容の濃さを誇って
いたように思う。
もう少し続いていれば「正しいエロ漫画の描き方」のように、増刊として
まとめられたかもしれないしな。かえすがえすも残念な話だ。
ところで、皆的には結局誰が塾生No.1だったと思う?
5連覇に一番近付いていたのはMISFITだが、仮に連覇したとしても
彼では講師陣には勝てなかったんじゃ無いだろうか。
その可能性があったのは、やはりみほとの方だったと思う。
それと、ATOGAがもっと早く参戦していれば判らなかったかもな。
個人的好みで言えば彼が一番だわ。
227 :
180:2005/06/18(土) 12:07:41 ID:iTTzuRE5
あ、それと。
とろろ塾はこれで全部だけど、他に観たいコーナーとかあるかな?
初期のは抜けてるのがあるけど、89年以降のA5時代は全部あると思うので
希望があればうpするけど。
ただ、単行本に収録されたのや現役作家の漫画イラストは勘弁してくれ。
基本的に、もう今ではスキャン以外に見る手立てが無いもの、に限るってことで。
>>226 >塾生No.1
俺はやっぱりみほとだな。今回の画像がなくてもずっと印象に残ってたし。
ATOGAも捨てがたいが。
>>180 とろろ塾乙。懐かしいとともに、こういう作家を育てる場があったというのが
古き良き時代を感じさせる。今だと難しいかもなぁ。やって欲しいけど。
うpキボンヌするとしたら目次とか。何が載っていたのか忘れてるので、話振り辛くて…。
>>180 No,1か・・そのままだけどMISFITかな。さすがに講師陣には
勝てなかったろうけどなあ。
結局この人って素人のままだよね?エロさかげんはたしかにみほとのほうが
勝ってるんだけど、絵柄的には好みだったな。
変丸もそうだけど、当時こうゆう洗練された絵柄が一般誌にも出だした頃で、
(ツルモクの人とか)すごくハイセンスな印象がある・・・つかひばりくんの人の
流れだから、新貝田の好みってことも多分にあるか(笑)
>他に観たいコーナーとかあるかな
うーんそうだね、「天声ちんぽ」はいつからだったかな・・・手元に’89〜’90くらいの
HMはあるんだけど載ってないなあ・・
コラムといえば「ありすがわなるこ」のコラム、この人って今で言う「腐女子」な
わけだけど、当時特に反感買うこともなく連載されてたね。
聖矢イラスト送る人もいたし、今なら非難轟々だろうなあ・・
いつから腐女子とアキバは相容れなくなったのかねえ(笑)
231 :
180:2005/06/19(日) 09:18:20 ID:4yjQCBqb
やはり人それぞれの贔屓があるもんだね。
それだけ個性的なメンツだったって事だろう。すごくHMらしい話だ。
さて、とりあえず次は
>>229のリクにあった目次でいこうかと思う。
確かにいつ何が載っていたか判らないと語りようも無いからな。
>>230の天声ちんぽは、それが載る号になってきたら合わせてうpするつもり。
で、今までは他所のうpろだ借りてたんだけど、今度は量も多いし
流れて観れなくなる恐れもあるから、専用の画像掲示板作ってみた。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk まず創刊2号(残念ながら創刊号は持って無い)から86年分をうp。
(折角なので、とろろ塾もここにうpし直しておいた)
抜けてる号は勿論補完キボンヌだし、それ以外でも手持ちで貼れそうな
HM関連画像があれば、ぜひ遠慮なく貼ってくれ。
引き続き、貼って欲しいコーナーなども希望があればよろしく。
スレ違い気味になるが226の無修正の話を受けて言うと
メガストアの消しが濃くなったってことであちこちのスレで
憤怒と嘆きの声が上がってるな…。
そりゃー消しは無い方がいいに決まってるが、消しの強弱がエロ漫画を
語る上でこれだけ大きな要素占めてしまうようになったってのも、
ホットミルク世代の読者としては寂しいものがある。
「ほぼ無修正」が一度当たり前になってしまうと仕方ないんだろうけどなぁ。
>>232 まああの魔女狩り時代経験者にとってみれば、まだレベルがナニ贅沢こいてんねんという希ガス。
あの頃は挿入が前の穴なんだか後ろの穴なんだか解らなくなるほどのデカさだったし。
現在の「ほぼ無修正」というのは、弊害として「シチュ(性器直描写無しで)で萌えさせられる」
という職人を絶滅危惧種に追いやってしまったのもあるから、何とも複雑である。
>>180 度々のうpご苦労様です。この時代は俺はまだHMの存在さえ知らなかった頃なので
話をしにくいんだけど、それにしても専用掲示板までつくるとは…あんたすげぇよ…。
消しの話題…他スレで騒いでるのを見ると>ナニ贅沢こいてんねん
というのも勿論だけど「それだけがエロ漫画の全てかよ」と
苛々してくるな。
>>231=180
GJ!です。この頃はまだ早瀬たくみがイラスト描いてるんだね。
編集後記もまだまだ初々しいね。目次イラストってこの後公式に募集されるん
だっけ?いつの間にか投稿ネタ・イラストになってたような・・・ま、これからの
楽しみだね。
修正の話を聞くと、「正しいエロ漫画・・・」で森山塔が、
「私はよくマンガの中に女陰を描きます」
「そしてよく消されます」
と言っていたのを思い出してしまう。何と言うか、エロ漫画家の業の深さを
感じる至言だと思うが・・・。
ストア読んでみたけど、修正の大小よりもまず読みにくいね(笑)。
これは作家側が消されないことを前提に描いちゃってるからだろうね。
そのうち新貝田よろしく「見せないエロ」を描く作家が出てくるかな。
236 :
180:2005/06/20(月) 20:25:10 ID:Tz5QpI2d
本日分うp。今日は87年分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk この年1月号から表紙がとろろいも1号(新貝田)にリニューアル。
編集後記に投稿ハガキが載るようになったのもこの頃。
2月号からはHMメッセージの先着順が開始。以後毎年恒例となる。
漫画でもFRED KELLY「さっちゃん」や芳賀露天「パンクちゃん」、
唯登誌樹の「かのみ」シリーズも掲載されて、初期HMらしい布陣に。
「正しいエロ漫画〜」では、とろろいも1号がその挑発的な内容
(表情が描けていれば性器描写はいらない)で賛否両論を巻き起こす。
性器描写の件ですが、「使う」ためには有った方が良いんだよね。
HMの頃は、一般誌の分野でエロ重視や萌え重視がジャンルとして確立してなかったから
「無くても良い」とも言えたんだろうけど、
準大手クラスの出版社が臆面もなくエロ漫画雑誌を出版し、一方で「萌え」メインの雑誌が成立する現在においては
エロ本メインの弱小出版社はそれなくしては戦えない状況になってると思う。
>>236=180
毎度乙。
何気に小本田のイラストが載ってるね。ここからあんなに化けるなんて
想像つかないなあ。
>とろろいも1号がその挑発的な内容
あれってHMメッセージで反論きたんだっけ?
後にもっかい番が回ってきたときにまったく逆のこと言ってるんだよねえ(笑)。
あ、例の武田にパクられたキャラが出るやつのコトね。
未だにはっきりわからんのだけど、大往生の正体って?
意味深なコトを言ってみただけかな、とも思うけど。
239 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 23:19:45 ID:fQHHtqtF
そういえば今月のコミメガに田沼が描いてたねえ。
…相変わらずデブ男子全面フィーチャーという
ニッチもいいとこのネタである意味納得。
エゴエゴのときもそうだったがこの人本質的に
デブショタ属性なのな。
>>238 >まったく逆のこと
新貝田本人は「あれは反面教師的に読者の目に映るように
わざとああいうことを書いたので決して自分の本心ではない」
というような事を単行本の作品解説で書いてたと思う。
そういう事をやらせるまでに「性器描写はいらない」論は
賛否を巻き起こしたのかね。
>>237 というより成年マークを導入してコンビニでは販売出来なくなり、
結果コンビニ誌とは違う売りとして何処の出版社も消しを
薄くしていったんだと思う。
性器描写重視はむしろゾーニングとコンビニ誌対策によるものではないか。
まあ、性器描写頼りの作家は飽きられるのも早かろうし、
それが前面に出てる雑誌も、メガ、ムジン、桃姫、ムガ程度だよな?
242 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:35:20 ID:KHxBNr49
Wネーム、蓮の知り合いのナツミのような女の子がいたら、
遊び回っているかも・…。
Hな感情を抱いても、俺はあまり語りません。
物語の概要も掴めてきました。
余談ですが、俺が好きなスポーツは、サッカー、野球、
バスケ、アメフト、アイスホッケー、格闘技全般、
モータースポーツ全般(ドリフトD-1、ル・マン24時間、
モトGP、エクストリームバイク、フリースタイルモトクロス、トライアル、ジムカーナ)です。
逆に、バレーボールは、サッパリです。ボールの奪い合いで、
非常に過激で凶暴な破壊力を誇り、ラフプレーが好きな俺が、嫌いなのは、明白です。
Wネームもいよいよ重要な局面を迎えますね。
天が、蓮の影武者を演じていたらしいですね。
243 :
180:2005/06/21(火) 23:00:11 ID:4jHS4vX1
ごめん、きょうはちょっと都合が悪いんでうpはナシです。
明日まとめてあげる予定。
>>239 >デブショタ属性なのな
あと精液フェチだね(笑)絵柄がずいぶんサラッとしたなあ・・・
洗練されたってのとはちと違うか。
>>240 >あれは反面教師的に
そうなのか・・だからエロ絵も本人が描いてないんだね。
なにかにつけて反骨精神豊かな人だ。
>性器描写重視
ふむ。ところで成年マーク付きになってからのHMって、やっぱり修正薄かったの?
漏れもう読んでなかったもんで・・。
>>243=180
無理しないでマイペースでお願いします。連ガキスマン。
>>244 >成年マーク付きになってからのHMって、やっぱり修正薄かったの?
俺もB5時代になってからは数冊しかHM買ってなかったので
正確なところは言えんがA5時代のそれと比べるとやはり薄くなってる。
(白消しの下にうっすらモノが見えるレベル)
しかし今のメガプラスのそれと比べるとまだ濃い。
マーク付き雑誌の薄消し競争は、この頃はまだ各社様子見しながら…
と言う感じか?本格的に競争が激化したのは2001〜2年頃からか。
247 :
180:2005/06/22(水) 21:56:31 ID:9si65bZ4
遅くなったが本日分うp。88年分の目次を11枚。(1月号だけ無し)
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk とろろいも3号こと田沼が「少女エゴエゴ〜」でデビュー。一躍人気者に。
前年に募集していた第一回HM漫画大賞の発表がなされ、そこから
りえちゃん14歳や銀仮面、モリス、S.HATUGAY、だっちY子などの
読者出身の作家が次々デビューを果たす。
(応募作は増刊の「ランチBOX2」に掲載)
HMメッセージでは、各地で投稿者が集まりO子さんと飲み明かす宴会、
通称「愛宴」が開催され、以後名物企画として定着してゆく。
(そこで知り合った投稿者による合同同人誌「イナゴみるく」も後に制作)
更に、文章組が小説を書き、それにハガキ職人が挿し絵を付ける
「読者による読者のための小説コーナー」もスタートするが、こちらは
結局定着しなかった。
へべれけやおーちゃんが活躍する4コマ投稿も妙な盛り上がりを見せていたw
>>245 thx。急ぐ理由もないのでのんびりいくつもり。
>>247=180
乙です。
>読者による読者のための小説コーナー
ああ覚えてる。たしか初回が「公園の水飲み場で思わず自慰してしまう女の子」
の話だったと思うが、個人的にシチュが濃すぎて引いてしまったんだよね。
投稿はかなり集まってたので、もう少し萌えるキャラが創り出せてればなと思う。
>>239が言うように田沼の新作がちょっとだけ「少女エゴエゴ」を彷彿とさせて
しまってるコトと今回の田沼デビューの目次を見たせいか、ふと、ジャンプの
残党組みたいに「少女エゴエゴReturns」とか「スーパーマリオンReloaded」なんてのを出すほど腐ってないよな・・・・と考えてしまった(笑)
けど、ちょっと見てみたかったりして(苦笑)。ああでも魔北葵で「C's 26」なんてのなら
・・・・・チラシの裏スマン・・・。
>248
ジャンプ全盛期漫画家陣によるパート2マンガの巣窟である
スーパージャンプに対抗して
「スーパーホットミルク」でも創刊するか?
巻頭から「魁!とろろ塾2」一挙掲載で。
…俺は「魔王の子供達New Generation」きぼんw
非エロのオタ系雑誌が増えた今こそ、新貝田はそういう雑誌で「スーパーマリオン」を描くべきなんじゃないかと思うのだが。
>>249 なんかVVが居るって時点でSJというよりバンチになりそうだが。<SHM
252 :
180:2005/06/23(木) 22:34:45 ID:ZgL40hCg
本日分うpです。89年分の目次を12枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 1月号で漫画家直筆のXマスカラーイラスト読者プレゼントが開始。
毎年の恒例企画に。
3月号で名物4コマ「おふざけクミちゃん」が終了。
翌月の舞井武依の新連載と合わせて軽いリニューアル。
表紙絵師が新貝田から毎月交代制に変更となる。
第2回HM漫画大賞は天竺浪人が漫画イラスト各部門で入選。
5月号で掲載される。
連載でも新貝田の「調教師びんびん〜」、田沼の「少女エゴエゴ〜」
「Go!Go!West」、露天の「パンクちゃん」、るりあの「イオ」が出揃い、
いわゆる中期HMらしい布陣が完成する。
投稿コーナーでは「魁!とろろ塾」がスタート。
HM随一のエロいページとして話題となる。
ちなみにこの頃は、巻頭と巻末はヌードグラビアとアニメ紹介の他に、
カラーのハガキ投稿コーナーが名物だった。
6月号からは巻末でりえちゃんのイラストギャラリー開始。
>>252=180
乙っす。
目次と言えど、随分洗練されてきたね。HMって、「大刷新!」と言えるほどの変化は
例の版型刷新まで無かったと思うけど、細かなリニューアルはマメにやってるんだよね。
露骨な「アンケートはがき」や「ご意見ご感想は・・・」みたいなインフォも確か無かった
のによく時代に対応してたと思う。
投稿ハガキや愛宴等、いろんなとこから情報を読み取ってんだろうね。
>いわゆる中期HMらしい布陣が完成する。
うん。やっぱり個人的にはこの辺りが一番好みかな。役者は揃ったってカンジ。
ところで、「HM掲載数最多作家」って誰だと思う?そういう集計あるのか無いのか
知らないけどどうなんだろう。毎月の連載枠を持ってる西秋ぐりんあたりが
持って行ってしまいそうだけど(笑)。
>>180がうpしてくれた段階だと、もりやねこ辺りが入ってしまいそうだ(笑)。
それとも、飛び飛びとはいえ、最初から最後までいる新貝田や田沼が強いかな。
>>249 スーパーロリポップを思い出してしまって不吉過ぎるw
作家はそれこそ誰でもいいから斎藤0子さんの作った雑誌をもう一度読みたいな。
今は何をされておられるんだろうか。やっぱり主婦業専念?
256 :
180:2005/06/24(金) 22:15:17 ID:OUvkM74L
本日のうp。90年前半分の目次を6枚。
それと、とろろ塾スキャンの時に見落としていたページがあったので
それも追加。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 意外な気もするが、3月号で後藤寿庵が「リアス式台湾」で初登場。
他にもどじ、いがらしゆう、かわはらしんなどが参加。
漫画大賞はサメマロが初の大賞受賞。季弘雅里(すえひろがり)が入選。
2月号のHMメッセージ先着順は大盛況でついに11ページにまで拡大w
とろろ塾も盛り上がりつつ2年目に突入。
>>253 最多掲載はやはり西秋ぐりんだろう。それ以外ならFRED KELLYなんかが
けっこう休まず描いていてたイメージがあるな。
>>255 禿堂。逆に今ならどんな作家を載せるのか興味があるね。
>>256=180
おつかれっす。
とろろ塾はホント丁寧だね。絵は素人の漏れでも新貝田のラフに感心してしまった。
この辺りの時期に、
>>256が言ってる「どじ」と、他に「KEN-G」って作家が参加してるんだけど、この2人の詳細知ってる人いるかな?2人とも美麗な絵で、もっと載って欲しかったんだけど、他誌からのゲストだったのかな。
>リアス式
「にゃーと鳴きます」ってのだけ妙に覚えてる(笑)
>斎藤0子さんの作った雑誌
うーん、漏れのイメージだと文章主体のシンポジウム誌みたいのを
創っちゃいそうなカンジ・・・HMメッセージをもっと濃くしたような(笑)。
259 :
180:2005/06/25(土) 08:37:43 ID:Uq7xg4if
>>257 KEN-GはFRED KELLYの同人仲間で、二人とも同時期に商業にも描き出した。
当時のレベルでは上手い絵だったので人気もあったと思うが(同人も
売れ線サークルだったし)遅筆だったから相方よりも知名度は低かったようだ。
その後サラリーマンになって、兼業でたまに漫画も描いていたんだが、
いつのまにかすっかり見かけなくなってしまったな。個人的にも残念だ。
今回スキャン時にぱらぱら見返してるんだけど、西秋ぐりん面白いな〜w
クミちゃんは当時も好きだったけど、ぐりんは結構さらっと流し見る
程度だったんだよな。
でも今見ると妙に面白いし、いわゆる萌え漫画としてもかなり良い。
今のエロ漫画誌に載ってる息抜き系のって、ほとんどがあずまんがとか
非エロ系オタ漫画での流行の稚拙なパクリみたいなのばかりだから、
このオリジナリティは逆にすごく新鮮な感じがする。
この辺が皆無意識に刷り込まれている「HMらしさ」なのかもしれんな。
>>258 中村博文とだけ言うと音やん描いてる人と誤解されてしまいそうだw
KEN-Gも同名作家いなかったっけ?で、そのKEN-Gも天声ちんぽで
一回復活したことあったな確か…
>>258>>260 有難う。きっちり勘違いして「へ?」ってなってたよ(苦笑)。
今見ても色使いが個性的でなんか安心した。
>>259 >KEN-GはFRED KELLYの同人仲間で
ほう。そうだったのか。またどっかで描かないかなあ・・。
>西秋ぐりん面白いな
禿げ同。若造の時はわからなかったよ(笑)。
しかしHM以外でどっか描いてたのかな・・・当時シュール・サブカル系といえば
吉田戦車や相原コージあたりが相場で、そういう意味では寿庵の方がスタンダード
だとも言えるな(笑)。一見サンリオ系を彷彿とさせる絵柄に、破天荒だけど
わかり易い展開、スゲエゼ・・。
中村博文はカラーインク使用者だけどCG全盛の今見ても
女体の表現とかやたらエロいんだよね。
今のメガプラスで4色4Pで何かやってくんねーかな。
263 :
180:2005/06/25(土) 19:10:27 ID:Uq7xg4if
少し早めに本日のうp。90年後半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 5月号増刊で人妻アンソロ「マダム・カクテル」が、8月号増刊では
制服アンソロ第一弾「セーラー服探検隊」が相次いで発売。
共にイラストなどにハガキ職人を起用するなど、本誌の好調ぶりを反映した勢い。
「少女エゴエゴ〜」は尻切れトンボな印象のラストだったが、単行本にて
大幅に加筆されることとなる。
「GOGO!WEST!」も続けつつ、11月号から「SEASON」をスタート。
るりあの「IO」も10月号で終了。
9月号で後藤寿庵の4コマ講座が始まるものの、続かずフェードアウト。
とろろ塾も新貝田が「調教師びんびん〜」を再始動させたため休講が目立つように。
>>263 >後藤寿庵の4コマ講座
あの手の不条理4コマって結局「人それぞれのセンス」次第って所あるもんな。
誰かが誰かを「講義する」ってよくワカラン。
>>263=180
乙です。
目次イラストもだいぶ奇をてらったモノが目立ち始めたね。
TAKERUって作家が一度表紙を描いたけど、この人って「桐嶋たける」と
同一人物かな?
田沼頑張ってるなあ・・当時この人が一番一般に行きそうなカンジしてたけど、
結局そんな話無かったね。新貝田より責任感あるっぽいし(笑)、面白い少年漫画
描けると思うんだけどなあ。
乙です。
ぐえ。自分の絵がある…すっかり忘れてた。というか、思い出した。
そんな時代もあったなあ。
>>265 田沼は少年キャプテンでシャイニングフォースやってたじゃん
コミックドラゴンでGO!GO!WEST(未完だったが)やってたじゃん
まあ今はショタ作家なワケだがorz
>>263氏、いつも乙です。
当時の目次を見ていて幻超二のSHAKERや白井薫範のハードボイルド探偵とかの
野郎が格好いい漫画も良かったよなと思い出した。
>>265 >TAKERUって作家が一度表紙を描いたけど、この人って「桐嶋たける」と
>同一人物かな?
そう。他誌だけど「でもカバ」好きだったなあ。
>>267 田沼はGO!GO!WESTを一般誌に移してやるっていうんで
HM誌上でそのことを劇団の劇場移籍に模した漫画にして
描いてたよね。GO〜を舞台の演目、キャラを劇団員に見立てて。
270 :
180:2005/06/26(日) 20:45:06 ID:zUfiVJNX
申し訳ないが、都合により日曜はうpもお休み頂きます。
田沼はSEASON完結後はあまり覇気がなく、しかも新貝田ばりに
原稿落とすようになってしまっていたが、ショタ畑でまた往時の
勢いを取り戻しつつあるな。
でも正直、ショタで頑張られてもな〜という感じもするがw
>>267 >田沼は少年キャプテンでシャイニングフォース
スマン。素で知らなかったよ・・・漏れがHMを読んでない空白期間に描いてたんだな。
>>270=180
次回うp楽しみにしてます。
>田沼はSEASON完結後
SEASONで相手役の男の子描いてる間にショタに目覚めちゃったのかねえ(苦笑)。
今号のコミメガで久々にこの人のエロ漫画見た。漏れなんかは「田沼らしさは健在だなあ」って素直に嬉しかったが、若い読者にはどう映るのか・・ロートル読者としては
心配だったりする(笑)。
田沼がらみでついでに教えて欲しいんだけど、「少女エゴエゴ魔法屋稼業」が
単行本では「PRINCESS OF DARKNESS」に改題されてるのは何故?
「少女・・・」ではなんかマズいコトでもあったのかな。
田沼のシャイフォは一見すると姫さんの巨乳が目を引いたが、
コミック版オリジナルキャラである主人公の親友(♂)がショタ
フェロモン撒き散らしてた記憶がw
シャイフォ、きゃんたまぶくろが下品だと編集者に言われた、とかいう話をどこぞで見た記憶が…
274 :
180:2005/06/27(月) 20:05:06 ID:XnFDWzP8
本日のうp。91年前半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 1月号で漫画大賞受賞のサメマロが、2月号で末広雅里が登場。
同月は一二三四五(うたたねひろゆき)も初登場だった。
3月号では町野変丸も初。末広共々、他誌デビュー組の凱旋だった。
同月増刊で制服アンソロ第二弾「制服なんでも探検隊」が発売。
5月号で新貝田「調教師びんびん〜」が完結。
りえちゃんのタコ型宇宙人漫画が賛否両論で話題にw
6月号の田沼「GOGO!WEST」は壮大な裏設定が顔を出し始め、
後の少年誌移籍を暗示するような内容に。
4月号の「瞳くんがんばる!」でもショタ趣味を暴走させていたw
先着順は12ページまで拡大。相変わらずの盛り上がり。
とろろ塾は休講が続き、編集後記にて担当O石氏の公式コメントが掲載。
他に特筆すべき点として、2月号新年イラストプレゼントで唯登詩樹が
早くもCG作品を発表していることだろう。
他にはまだ西秋ぐりんくらいしか美少女系ではCG使いが居ない時期
だったので、かなり珍しい印象だった。
275 :
180:2005/06/27(月) 20:22:31 ID:XnFDWzP8
>>271 最初は単発読み切りのつもりで描いたのに、だんだんと世界観が拡がって
しまい、きちんとした続き物にしたい欲求が強くなっていったんだろう。
(まあ田沼の場合、ほとんどの作品にこれがあてはまってしまうがw)
そうした作品へのスタンスの方向転換が、タイトル変更という形で
表れているんだと思う。
そういう意味では、後の大暮維人なんかまさに田沼と同じタイプだよな。
結局風呂敷拡げ過ぎてしまい、収拾つかなくなるところも一緒w
>>268 自分もぐんぱんのハードボイルド物は好きだったな。
ああいうのは今のエロ漫画誌じゃ絶対載せてもらえないだろう。
野郎が格好いいといえば大噴火五郎(電光石火轟)は外せないなw
単行本タイトルは、営業的な理由じゃないかなあ。
「少女エゴエゴ〜」だと長いし、某漫画のタイトルを若干意識してるし、ってことで。
森林林檎も「ウルトラM」に変更されてたよね。
りえちゃんのタコ型宇宙人は、俺は否定派だ…。
>>276 少女エゴエゴのタイトル元ネタは必殺シリーズの「必殺必中仕事屋稼業」かと思ってたヨ。
279 :
180:2005/06/28(火) 22:43:02 ID:QnhuN+QK
本日のうp。91年後半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 7月号でついに天竺浪人がデビュー。その独特な作風が話題に。
9月号でうたたねが巻頭カラーで再登場。
10月号では唯登詩樹が全くエロ抜きの「京都魔界案内」を掲載。
11月号には久し振りに芳賀露天が登場。
12月号は佐藤丸美が唯の「ヨーロッパの印象」のパロディ掲載。
11月号より移籍してきた塩山の「嫌われ者の記」も合わせて、単なる
直球エロに留まらない、幅広い作品の比重が増えてきた。
とろろ塾は休講が続いたせいで投稿数が激減し、結局9月号で終了。
ハガキ投稿自体は増々盛況で、カラーイラストは最大で巻末4ページ
丸ごと使うほどに。
漫画大賞は7月号で結果が発表されるものの、辛うじて入選1名という
不作ぶり。
>>277 そうか?自分は続編も含めて楽しく読ませてもらったものだが。
まあエロとしてどうかと言われると確かに問題あるかもしれないなw
>>279=180
乙です。
とろろ塾がヒマなせいか、目次イラストにATOGAが何回か登場してるのな。
こうやって眺めてみると、ネタ方向と美麗方向の間を周期的にいったりきたり
してるようなカンジかな>目次イラスト
>りえちゃんのタコ型宇宙人
単にこの人ってグロいのが描けない人なんだなって当時思ってたなあ。
清純イメージを壊されて怒ってた人が多かったのかな。
281 :
180:2005/06/29(水) 22:29:20 ID:6qUmdF+U
本日のうp。92年前半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 1月号では舞井武依がバイク事故で入院、換わりに寿庵が
巻末4コマを担当。(VVは4月号で復活)
2月号で縞玉羅とうたたねが巻頭巻末で見開き新年イラスト。
みほとが久々に漫画で登場。
3月号はりえちゃんのタコ宇宙人漫画の続編が。
表紙絵師には投稿者だった司淳や縞玉羅が参戦。
先着順は13ページにまで拡大。HMメッセージにはKATやみほと、
はては田沼までも投稿していてプロアマ入り乱れた混戦模様に。
まだデビュー前の鬼魔や石屋M、のぞみ侑海や邪狼明が常連だった。
>>280 いや、あれは別にグロとかを狙っていた訳じゃないだろ・・・
それこそ清純イメージを逆手にとった、りえちゃんなのにSFでしかも
まんまタコかよ!ってツッコミ狙いのギャグだったと自分は思っていたが。
目次イラストはネタ系のほうが印象に残ってるしHMらしくもあるなw
>>281=180
乙です。
うむ。充実の作家陣だねえ。
この時期の投稿職人はほんと原石ゴロゴロ状態だね。
先着順というアイデアは思いのほか効果的だったんだなあ。
>まんまタコかよ!
まあ、ありきたりの触手エロに対するアンチテーゼととれなくもないけど・・
ところでこの人、今でも現役の一人だけど、絵柄がさほど変わらないのな。
天竺、大暮、山文あたりなら、「洗練」と言っていい変化が見られるけど、
りえちゃんは少し目が大きくなったぐらいで、ほぼ変化なしw
そういう意味でも、掴み所のない作家だなあ。
>ありきたりの触手エロに対するアンチテーゼ
そこまで考えてないだろw多分たまには毛色の違うものを
描いてみたかっただけと思われ。
あと、初期のイラストメインで描いてた頃と比べると
さすがに結構絵は変化してる。アンニュイな雰囲気が
初期のりえちゃんの絵にはあったな。
284 :
180:2005/06/30(木) 00:48:45 ID:U8pxWadO
今は随分顔とかがアニメっぽくなり、体型も胸が大きくなった
デフォルメされた感じになってきてるよ。>りえちゃん
変わらないって事ではむしろ山文のほうが変わらん気がする。
ん〜今日のところでもまだA5時代の半分行かないくらいかな・・・。
まだまだ先は長いが、皆もそろそろ飽きてきた感じか?
他に見たいものがあれば、途中でも善処するのでリクよろ。
>>284 反応の少ないのを気にしてるのかも知らんが
現在このスレ、人の出入りが少なくなってるってだけでは?
反応待ちとして、うpは2,3日に一回位でいいかも。
俺は、みほとのサンタ漫画で抜きまくったの思い出せて良かったけどね。乙。
あの漫画、一月遅れの掲載になってしまったとO子さんがHMメッセージで
ぼやいてた筈だが、あのクオリティなら作業遅れも仕方ないわ。
とにかく綺麗且つエロかった…。
懐かしい気分で楽しませてもらってます
カラーイラスト投稿で180氏が気に入ってるのものなどあげていただけたら
それも話の種になりそうですね
287 :
180:2005/06/30(木) 23:12:02 ID:q6WFC9Le
>>285 反応の多少は別に気にしないのだが(自分の趣味でやってるんだし)
やはり全冊分となると長期戦になるからね・・・。
この頃は顔ぶれもクオリティも安定していた分、逆に語るネタに
困る時期でもあるから、余計中だるみし易いかなと思ってさ。
あとやっぱり直リンで画像貼れないのはまどろっこしいよね。
結構あそこ重いし、見てくれてる人達にはお手間で大変申し訳ない。
お言葉に甘えるのとゆっくり見てもらう意味で、今日はうp休みにします。
今後は1日おきにうpスケジュールもいいかもしれないな。
(まあ題材が題材だけに、これ以上書き込む人が増えるとも思えんがw)
みほとの漫画、Xmasネタなのに載ってるのが2月号(12月末発売)だからなあ。
近所の投稿者がアシに行ってたらしく、ハガキで進行報告してた。
でそれを見てO子さんがやきもきしていたりと、先着順ならではの臨場感w
今見てもトーンの張り込みとか流石だけど、後半は時間の無さがモロに
出ていて惜しいね。コアで単行本とか出さないのかな?
是非完全版で見たいものだ。
>>286 カラーイラストか・・・。それも毎号複数ページだから大変なんだよね。
(HMメッセージ自体のうpもそれで二の足踏んでるんだし)
それに、個人的趣味による抜粋では、記録にならないと思ってさ。
だから避けてたんだけど、それでもよければ考えてみます。
288 :
285:2005/06/30(木) 23:36:22 ID:zFOJI8GM
>>287 あー、分量問題と安定期故の話題の少なさか。確かになあ。
まあ…マターリやりながら、って感じかね。頼りきりのようで
申し訳ないが…それとも、たまにはageて人集める?
みほとの単行本、イラストやら零式やコミッカーズの原稿やら
かき集めれば本一冊分位ありそうなんだがな。
>>287=180
なんのかんの言っても10年以上前の話だしw
いまさら焦ることもないし、ゆっくり考察していきましょうか
たまに覗いてくれてるHMを知らない若者達がイメージを掴むのに
やはり画像があったほうが良いでしょうし、いつの日か、
「このスレ的ミルクケーキ」が出来上がるかもしれないw。
>コアで単行本とか出さないのかな>みほと単行本
このスレのみならず、方々で熱望されてるのにね・・・
原稿は1冊分ぐらいはありそうだし、足らなくても表紙絵やとろろ投稿分で
おぎなえるだろうに・・・ま、いろいろ事情はありそうだけど・・。
実にどうでもよかったコラム、「目下研究中」に載っていた林英一作
「大河一コマ連載」は完結したのかどうか?実は気になってたんだけどw
誰か教えてくれないかなあ。
290 :
289:2005/06/30(木) 23:46:00 ID:Pie0/h0Q
>>288 リロしてなかった・・話題かぶってスマン・・orz
メガプラスの編集後記をふと見たらNo沢氏の名前が載ってなかった件について
ばんがいちに集中するようになったの?
また一人黄金期のHMを知ってる編集氏がいなくなった…
>>291 プラス買ってないから知らなかったんだけど、逆に、「まだかかわってたんだ」
って思ったよ・・・・。
既出だけど、プラス、ストアの二誌はさすがに直系だけあって少しだけHMの
残り香がする。けどなんだかせわしないって言うのかな、競争に必死で
遊びが少ないんだよね。
HMの持ってた自由な場の雰囲気ってのは、当時明確な競走相手ってのが
いなかったから持ちえたモノだったかもしれないね。CH系が台頭してくる頃
になると多少の競走はあったかもしれないが、シェアを食い合う程じゃ無かった。好きな奴は両方買ってたしw。
>>292 メガストアはHMの直系とは言えないよ。
あそこの編集部はコアが他社の編集を引き抜いて
出来たトコじゃなかったっけか。
元HMの編集は関わってなかったハズ。
294 :
180:2005/07/02(土) 03:00:09 ID:kaY0Ji/7
遅くなったけど先日分のうp。92年後半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 時期的には山本直樹の「Blue」が不健全図書指定を喰らって事実上廃棄処分
になった頃で、美少女系は単行本発行点数が激減し、成年マークが導入された。
白夜からも単行本が出なくなり、換わりに10月号増刊枠で唯登詩樹作品集が、
アリスクラブの11月号増刊枠で「アリスの城」が刊行。
ロリ系アンソロの先駆として、その後も巻を重ねることとなる。
7月号で漫画大賞発表。今回は佳作3人のみ。
田沼の「GOGO!WEST」がコミックドラゴン移籍になり、同号に挨拶代わりの
短編が掲載。各キャラを小劇場の役者が演じるという劇中劇スタイルだった。
>>288-289 thx
ageてもあまり変化無いんじゃないか?興味ある人はスレタイ見れば
来るだろうし。まあ別に荒れそうなスレでもないのでお任せしますよ。
みほとは他所でも話題出てたりするのか。意外と知名度あるんだなw
個人的にはりえちゃんや天織が出したような、B5画集サイズでカラー多め
の作りだといい感じだと思うのだが・・・。今は色々難しいのかな?
「大河一コマ連載」は川崎ぶらのページに載ってたやつだっけ?
最初のリニュ時にそのコーナー自体が消えたように覚えているな。
まあ明らかにブリッコ時代を引きずっていたメンツだったからね・・・。
295 :
180:2005/07/02(土) 03:01:01 ID:kaY0Ji/7
>>291-293 今のコア漫画班は2つあって、一つはHM直系のメガプラス班(ばんがいちも同様)
もう一つはメガストア編集部を母体としたコミメガ班(Hもこちら)で、
こっちは293の言う通り、外から来た編集の混成部隊らしいね。
誌風自体も全然違うものだしな。良くも悪くも今風って感じだと思う。
No沢の名前がプラスに無いのは今月からだから、まだなんともいえないよ。
ばんがいちの方にも無いのなら何か動きがあったのかもしれんが。
まあ個人的には別にどうでもいいかもw
296 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 08:30:21 ID:f4M4OFoQ
んではたまにはageてみよう。
>>294 乙。そういやこの頃は綾坂みつねが活躍してる頃だな。
「HM作家」としてはあまり語られることはないが
キャラが絶妙に色っぽくて好きだった。
白夜は他の版元と比べるとコミックスへの成年マーク導入が
遅かったんだよな。会社の上の方が判断に迷ってたとか何とか。
>>294=180
乙です。
>山本直樹の「Blue」が不健全図書指定を喰らって事実上廃棄処分
気の毒だが、いろんな意味で常にパイオニアなんだね、と思ってみたり。
役所的には大御所を潰せばおとなしくなると踏んだのかもしれないねえ。
>>296 >そういやこの頃は綾坂みつねが活躍してる頃
うん。漏れも大好きだな、それまでの女流に比べて肉感的・・と言うと少し違うが
そんな感じだねw。一般行ってから少し縮こまった印象なのが残念だね。
この頃って安定してるけど、月によって随分ばらついてたんだね。
天竺、田沼が不在で魔北、綾坂がカンバン・・・の月もあれば、まさにオールスターの月もあり・・・水面下で世代交代が進んでるような印象。
またしても余談だが、「表紙、4Cレイアウト/長谷川??」
?の所なんて読むのか知ってるひといる?
長谷川チベットだったと思う。
それまでの女流に比べてってどういう意味?
>>297>>298 長谷川哲治。たまにPNとして使ってたのがチベット長谷川だったと思う。
それよりも、綾坂が女性だったと初めて知った俺ガイル
綾坂みつねは男。即売会で話したから。ちなみに「みつね」は男名前だそうだ。
歌人の号からとったとご本人が言ってた。
302 :
297:2005/07/03(日) 04:06:48 ID:woiSiTOc
みんなスマン・・・綾坂って男だったのか・・・orz
>>298>>300 有難う。長年疑問だったんだ。
コミックメガストアの編集は元CHで、ギガテック、ライズの編集だね。
藤田?
ギガテックとライズの編集って、ムカサじゃなかった?
有馬啓○郎の「編集王」って漫画で「女性漫画家をレ○プ同然に犯して、
ヤバくなったら本国に逃げ、ほとぼりが冷めると戻ってくる在日編集者」
と書かれてた人。
しまった。編集王じゃなく「エロ漫王」だった。訂正してお詫びしまつ。
307 :
180:2005/07/04(月) 17:40:22 ID:wW81bvZb
本日分のうp。93年前半分の目次を6枚。
(今後は月水金の一日置きにうpの予定)
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 2月号巻頭巻末の新年イラストは新貝田&田沼。
同号から綺羅星の「拳王MARIMO」がスタート。
4月号からは8周年突入に合わせて表紙絵師が司淳に固定。
HMコミックスも成年マーク入りで復活。(第一弾は末広)
昨年末に募集された、投稿カラーハガキからベスト3を選びそれを
テレカ化してプレゼントする新企画「HMテレカイラスト大賞」の
結果が1月号にて発表。のぞみ佑海・邪琅明・丘宮みえきの3名だった。
先着順は15ページまで拡大。(コミケ情報や目次没も入れれば18ページ)
4コマには小林少年や小本田絵舞が乱入。相変わらずの盛況ぶり。
ちなみにこの年4月号より漫画ばんがいちがリニューアルスタート。
千葉治郎・佐藤丸美・SHIZUKA・モリス・中島克揶・白井薫範・MARO
河野慎太郎・小本田絵舞・伊魔崎☆斎・天竺浪人・るりあ046・綺羅星
表紙/KATが第一号の顔ぶれだった。
>>302 綾坂はどうみても男の絵だと思うけどなw
>>305 そりゃ大○保じゃなかったっけ?そういやまだ業界にいるのかね?
>>307 大久保なら現在は宙出版のマンガ・ゲームセクションのまとめ役だろ確か。
よくもまあのうのうと戻ってきたもんだというか、逃げた当時おっかけてた連中は
何やってんだろうな。
>>307 そのイラストテレカは読者ページへの投稿で掲載されたら貰える奴だっけ?
俺それだったら邪琅明のテレカ、イラスト投稿で貰ったなあ。
>>303-307 >コミックメガストアの編集は元CHで
業界のコトは良く知らないけど、コミックメガストアって母体のエロゲ雑誌は
ほとんど関わってないのかな?
創刊された時は出るべくして出たって感じがしたなあ。
>>180 乙です。充実の安定期だなって思う反面、古株が遠のくカンジがして
当時少し寂しく思ったもんだなあ・・・特に新世代が多く載ってる月はね(苦笑)。
でもこの時点で既に「エロ漫画ってこんなところまで来たんだな・・」みたいな
感慨があったの覚えてる。
>漫画ばんがいちがリニューアルスタート
創刊号買ったけど、今のばんがいちのイメージからすれば濃すぎるメンツだねw
ま、しかし新しいステップだったよね。
>綾坂はどうみても
思い込みって怖いねってことでw・・粘着スマン。
311 :
180:2005/07/04(月) 20:44:04 ID:wW81bvZb
>>310 多分この頃は主力が綾坂・小林・冬魔・中島・かわはら・河野・MARO
あたりにシフトしてきたと思うんだけど、個人的にはその辺の人達は
ほとんど思い入れがないし、今見返しても何の感慨もないんだよな。
(ファンの人には悪いが)
当時はもう完全に投稿ページ目当てで買っていたような気がする。
そう考えると、後の衰退期の徴候はすでに表れていたのかもしれないな。
いやいやまだ大暮が登場してないさ!
男か女かといえば、のぞみ佑海と鬼魔あづさは女だったのか。
当時両方とも男だと思ってたよ。
>>311=180
うーん確かにこの頃って「看板不在」っていうのか、強力にシーンを牽引するような
作家がいないんだよね。天竺もストーリーテラーとしての本領発揮までまだもう少し
かかるし・・・
そもそもHMの魅力ってのが今日あるエロ漫画が出来上がっていく過程に
リアルに立ち会えたっていうことに尽きるわけで、
この段階でエロ漫画のフォーマットが一応の完成を見て、
載っている作家のほとんどがそれに乗っかるフォロワーばかりという状況なので、
まあ、中だるみ的なつまらなさがあったかな。
>>313-314 綾坂の件があるので自信ないが(苦笑)、のぞみは女、鬼魔は男では?
綾坂は女、のぞみ、鬼魔は男だと思ってた。
思ってただけでなんの根拠もないが。
317 :
313:2005/07/04(月) 23:35:32 ID:oKMtfxyw
アレっ?
このスレか、前の休刊スレでそう書いてあったような気がするけど。
勘違いかも知れない。
>>307 いつも乙。そうかーばんがいちって93年かぁ。
リニューアル直後のばんがいちは、SHIZUKAのPONPOこりんが無茶苦茶面白かった記憶がある。
>>318 たしかに。ライトだけど『読み物』としてのエロ漫画をのせてたよなぁ。
黎明期は。
初期ばんがいちはSIZUKA、平木、船堀あたりが好きだったなぁ。
>>304-305 シマダ。
ムカサはその前の編集だったはず。
>>319 >『読み物』としてのエロ漫画
SHIZUKAのこりんも面白かったし、ぐんぱんのZZ-R1100漫画や
天王寺きつねの眠り姫なんかもあったね。
気合が入ったラインナップで次号を買うのがすごく楽しみだった。
>295
なるほどー、為になる?なぁ。結構紆余曲折の歴史があるんだね。
でも、メガプラとかは正直風前の灯火っぽいので、コミメガとコミメガHに今後は
期待したい所だよなぁ。実際HMの遺産を受け継ぐだけの器はある訳だし、
作家陣も(HMから数えると)第三世代に刷新して出ないかな。
リニュってのは思いきってやった方がいいので、あんまり旧HMに関った作家は出さずに
現代版のHMを模索していって欲しい。
でも悲しいかな、HMの直系はメガプラスなんだよなぁ。
>>322 >実際HMの遺産を受け継ぐだけの器はある訳だし
えええ?俺メガストアは抜きツールとしては非常にレベル高いと思うけど
HMみたいに抜きツールに留まらないレベルの思い入れ抱いた事ないがなあ。
HMとは毛色が違い過ぎるよ。むしろメガプラスをどうにかした方が
まだ目はあると思う。
メガプラスは、コアスレでも指摘されてたけど今だに16P作品が多いってのがな…。
B5平綴じマーク付き雑誌と言うと今は24P基準が多いから、それと比べると物足りなく感じるのだ。
その辺の改善も現代版HMを模索する鍵かも。
それはどうだろうか?
逆に平均ページ数が多い雑誌ほど、抜きツールに特化する傾向があると思うのだけど。
>>323 直系だから良いと言う話ではないよ。
それじゃ二世タレントや議員がサイコーって太鼓もちと何も変わらない。
プラスは実際に市場に訴える力と器が兼ね備わっていないし、
何より今の目線で見ると、時代遅れだからな。
あまり良い例えがパッと思いつかないけど、例えば「仮面ライダースピリッツ」と言う漫画が
あるんだけど、これの作者は石ノ森プロ直系の人では無いけれど、時代に合った解釈や芸風で
石ノ森直系のアシさんが描く作品よりも結構な指示を得ていると聞きます。
>>324 それは個人の思い入れの問題で、器の話とは次元が違うでしょーが(^_^;)
>>325 同意。プラスは作りが古いんだよね。
やはり現代版HMを模索するベースとしては、コミメガとコミメガHしか
ありえないと思うよ。
いや、問題はそのメガストア編集部がHMのような
エロから非エロまで何でもありの路線を取り入れる
体質を持ってるかどうかだと思うのだが。
>直系だから良いと言う話ではないよ。
コレ、なんとなく分かる。
要は、Zガンダムは、直系のマークUの後継じゃ無くて、むしろリックディアスの後継機って事ね。
>328
あるんじゃない。
ストアがHM路線取ったら読者離れ起こしそうだけどな…
それ、HMには客を呼び止める力が無いって言ってるようなもんだぞ。
スレを根底から覆すような事言うなよ。
>>331 ああ違う違う。HMとメガストアじゃ読者が求めるものが全然違うんじゃないかって事。
HMとメガストアはやはり方向性違うと俺は思うんだが、メガストアはメガストアで
あの方向性は現状充分評価されてるんだからHMの後追いする必要ないじゃん。
現代版HM出すならストアともプラスとも違う枠で出した方がスッキリするって。
333 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:13:47 ID:40s8fNrw
ん?そのフォローは理解したが、今のスレの流れとは違うんじゃないかな?
新枠や復刊が実際ありえないだろうから、今次世代のHMを作るのに
適したベースは何かって話でしょ。
で、テイストを盛り込んで尚且つ実力的にもやっていけそうな場として
メガとメガHの話が出てる。
ギャアア!すまんアゲてしまった・・・
>>333 いや、そのベースとしてメガやメガHがふさわしいのかどうかって所で
そもそも意見が分かれてる訳だから。
これねえ、意見はどうしたって分かれると思うよ?
例えば327(コレは貴方?)は324に対し個人の思い入れと
言っているがそれを言ったら貴方の意見も個人の思い入れと
言えてしまう。まあこうして意見が分かれる位HMのキャパが
広かったのかも知れないけどね。
メガやメガHの読者さんは直球勝負のエロ漫画が好きそうな気はするね
>>332 >あの方向性は現状充分評価されてるんだからHMの後追いする必要ないじゃん
基本的に同意。ただ、雑誌名から受ける印象とは裏腹にPC関係のコンテンツが
今となってはオマケ程度になってしまっているので、逆に思い切ってHMを名乗って
みてもいいかもしれない・・・かな(冷汗)。
もちろんテコ入れはいろいろ必要だろうけどね。
プラスにせよストアにせよ根底にはHMの遺したノウハウがちゃんと生きてると思う。
ただ、たまにHM臭がしてしまうプラスは雑誌としては二流ってことなのかな・・
元のフォーマットを超えられてないって意味でね。
コアマガとしてはなんとかしたいのはプラスの方だろうから、変革が実際起こると
すればこっちだろうけど・・・・。
338 :
180:2005/07/05(火) 23:19:10 ID:X8PhciOc
なんか妙に盛り上がってるな。というかココこんなに人居たのかw
今日はいつものは休む換わりに、B5時代のHM2000年4月号に載った
「漫画ホットミルク15年史」とO子さんインタビューのスキャンをうp。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk プラスやコミメガがHMテイストを受け継ぐべき器かどうか、そもそも
いまさら受け継ぐ必要があるのか、O子さんのインタビューでも読んで
もう一度考えてみるのもいいんじゃないかね。
個人的には自分が思うところのHMらしさというのは、その大部分が
HMメッセージなどで垣間見れたO子さんの人柄に起因するものだと
考えているので、他人が受け継ぐのはほぼ絶望的だと思っているよ。
それ以外の、例えば直球エロ以外の幅広いエロス探究などについては、
現在は非エロ系オタ誌や大手青年誌、太田出版あたりに浸透拡散しているしな。
逆にいえばわざわざ18禁でやる必要もないんだろう。
(今の買い手はコストパフォーマンス重視で遊びは無駄と考えるみたいだし)
ただ、一つだけ欠けている流れがあるとすれば、絵描き/非絵描き問わず
引き寄せられ,、切磋琢磨してしまう場としての側面だろうな。
ネット全盛でタコツボ化が進む現在では無理なのかもしれんが、やはり
かつての熱気を覚えているものとしては、またあんな盛り上がりを
体験してみたい、今の若い人にも体験して欲しいと思うよ。
>>338=180
超乙です!。うあー読みたかったんだー・・・・けどもう寝ないとイカンので
明日レスします。有難うございます。
>>338 昨日あたりから人が急に増えてるね。
俺が考えるHMらしさはO子さんの存在よりむしろ各作家の弾けぶりだな。
勿論それを許したのはO子さんなんだろうが、当時はエロ漫画自体
マイナーなものだったし成長途上のものだったから逆に何でも
描いてやろうというそんなノリ(内実は判らんが)。
その点ではその文章の最後の段落と被る。
その意味では今の既存の雑誌でHMを再現出来るかと言えば無理だと思う。
かつてのHMのようなスタイル、ポジションの雑誌がありうるとすれば
今の時代なりの文脈から生まれた新雑誌という事になるだろうが、
おそらくそれは往年のHMとはまるで違うものとなるだろな。
あの当時は広い世間とつながろうとする自己表現手段はハガキ投稿ぐらいしかなかったからね。
同人誌市場もまだこれから規模が巨大化しようとしていた段階だったし、
自分の絵が印刷されるということ自体にある種の感動を得ていたように思う。
ネットという非常に手軽な場がある今、あの熱さを紙媒体でやるのは難しいのかな。
>かつてのHMのようなスタイル、ポジションの雑誌がありうるとすれば
>今の時代なりの文脈から生まれた新雑誌という事になるだろうが、
>おそらくそれは往年のHMとはまるで違うものとなるだろな。
そう!全くその通りだと思う、
そしてそれで良いんですよ。今更化石の様な雑誌を甦らせた所で、時代に通用しないだろうし。
それこそ大暮の漫画じゃないけれど、「100年?前の兵器が現役でいられるほど甘くない」訳ですから。
テイストを盛り込む=当時のノウハウを再現、では無いはずでしょ。
>338が言うように、「一つだけ欠けている流れがあるとすれば、絵描き/非絵描き問わず
引き寄せられ,、切磋琢磨してしまう場」だと思うわけで、
そう考えると、最も人が集まるのは最も賑わっている場所、ではないか?
その考え方からする俺もとコミメガとコミメガHが適任に思える。
>自分の絵が印刷されるということ自体にある種の感動を得ていたように思う。
これは微妙なんですが、地方ではやっぱり雑誌の魅力ってありますよ。
いくらネットが普及しても、印刷された製品としての魅力は薄れませんから。
同人にしてもそういう完成品が目の前にある魅力が大きいから、作る人が
後を絶たないのだと思いますよ。
HMらしさというのなら個性の強い作家を提供する、という部分だったと思うけど。
で、そのベクトルはメガプラスでもメガストアでもなく、実はワニの
快楽天や激漫が引き継いでいたと個人的に思う。
その快楽天はリニューアルし激漫は休刊したけどね・・・。
(あれって編集サイドのゴタゴタが影響したというウワサがあったけど本当か?)
>343
その辺も感性の差、なのかなぁ・・・・・・。
単純に個性が強いんなら、快楽天や激漫はMUJINや哀姫やLOなんかに
遠く及ばないだろうし。
上手さと実力を兼ね備えたと言う点では、現状ではやはりコア陣営に旗が上がると
多くの人が認める所だと思う。
そもそもコンビニ誌でそんな事をしても、電撃各誌がやっているものと
大して変わり映えしないものにしかならないだろうから、
存在意義が無いよねぇ・・・・・・。
>>344 感性の差でしょう。一口に「個性」と言っても
それをどこに見出すかは人によるから。
エロという観点から個性を考えるなら344の言う通りだが
エロ以外の側面で言うと343という事になる。
あと快楽天は電撃系とは違うっしょーw
例えば俺はさつきのそのいちなんてのが好きだったが
ああいう70年代的テイストというか文学的なのは
電撃系ではまずお目にかかれない。ニッチな
エロジャンルだからこそ出て来れた表現な訳で。
HMに話を戻せば天竺や町田ひらく(ちょっとこの二人タイプとしては似てないが)
のような作家の系統もHMらしさの一つだしね。見る所はホント人によって異なるよ。
電撃系で70年代的テイストが見られないのは、
単に読者層を意識しての作りだろうね。
作家陣を考えるとそういうのやりたがりそうな
年代層は多いはず。
やれないと言う事じゃなくて、
やっても意味が無いと判断されているんだろう。
あとは本当に感性の差だね。
これまでに上がった本全て毎月買っているが、
私は逆の考えで、
昔ながらの単純なエロ(犯るだけ)的には
メガプラやばんがいちの方が突出している様に思えて、
メガとHはエロ重視の中に読ませるストーリー等を
重視した傾向にあると思う。
HMだと宮川せいじ(だっけ?)辺りがメガ&メガHの
雰囲気を持つ作家の先駆かな。あと本は違うけど仁木ひろしとか。
メガプラ&ばんがい系だと、りえちゃん14歳が先駆っぽいね。
仁木ひろし懐かしいなぁ。ロリポップで「高速弾で脳を撃て」描いてた人だよね。
>346
俺がHM読み出したのってりえちゃんや天竺が気を吐いてた頃からだからなあ。
宮川せいじってそれ以前の作家?ちょっとよく覚えていない。
案外HMのイメージについて意見が割れるのはHM読んだ時期の違いに
よるかも知れないな。何しろ長寿雑誌だったし。
>>346 俺の印象だとメガ・メガHはエロの中でストーリーを展開するけど
HMはストーリーの中にエロを置くって感じがあった。
(どっちが上とか下とかって事じゃないよ。単に傾向の違い)
そしてメガプラスはその方向を継いでいて、しかし黄金期の頃の
ような才能を獲得出来てないように見えるが、といってあまり
「やるだけ」という印象もないなあ・・・本当に人によるね。
>>346 俺の印象だとメガ・メガHはエロとストーリーの融合で、
HMが正にその路線だった感じがする。
メガプラはエロとストーリーが独立した印象。
故に、メガ・メガHがHMの方向を継いでいるように見える。
ナルホド・・・人の数だけ意見があるものだなぁ・・・。
>>348にあるように何しろ長寿雑誌だったし色んなタイプの
作家さんが出入りしたからね…人の数だけイメージがあるんじゃないかなあ。
352 :
180:2005/07/06(水) 23:10:38 ID:54Tutv5T
本日分のうp。93年後半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 前回書き忘れたが、93年6月号で通巻101号となった。
(ちなみに100号は増刊にとられたらしいw)
7月号で鬼魔あづさが、8月号ではグレイス石川が登場。
すでにばんがいちに描いていたSHIZUKAも9月号から参加。
同号では石屋Mもデビュー。アンケートで圧倒的支持を得る。
11月号登場の智沢渚優はハーフリータからの移籍。
第6回HM漫画大賞では、遂に大暮維人が入選で登場。
同時入選の甲申由も9月号でデビューするが、結局はサメマロと同様、
プロにはならず終いだった。
年開けに新貝田単行本発売のお知らせが掲載されるものの、案の定
予定通りに発売されることはなかった・・・w
この年6月より編集部が移転。
9月号増刊のアリスの城vol.2発売に合わせて、読者からコラムを募集。
恒例の愛宴も毎月各地で50名超が集まるほどだったが、夜通し花火で
馬鹿騒ぎするなど、大人数参加者ゆえのモラル問題が表面化し出す。
大久保の話が上で出たのでついでだが、たしかこの頃に例のコミックコンプが
創刊。同時に新貝田の作品集をCD付きで発売するとアナウンス。
手付け金を取って予約を受け付けたが、そもそも新貝田自身が承諾してない
企画だったらしく即刻頓挫。コンプ本誌も1号のみで潰れることに。
その後の被害者への返金でも一悶着あったらしい。
(まあこの程度は大久保伝説の中では比較的笑えるレベルの話だがw)
353 :
180:2005/07/06(水) 23:31:36 ID:54Tutv5T
>>342 自分もHMの後継云々に関してはほぼ
>>340に同感だな。
ただ、今のコミメガ系に、HMにあったような描き手を引き付ける磁力が
存在するかについてはかなり疑問だと言わざるをえないね。
あそこは完成した作家が仕事場としては候補に入れても、まだ海の物とも
山の物ともつかないような未開の才能の持ち主が選ぶ場では無いからね。
(編集もそんなのにこられても困るだけだろう)
賑わっている場所がイコール育つのに最適な場所では無いんだよ。
>>343-345 その線で行くと自分が期待していたのはリイドの零式だったな。
初期の頃は相当期待していたもんだが・・・今でも残念だ。
>>346 宮内せいじのことだと思うが、あれコミメガっぽいかな〜?
当時の眼で観ても随分オールドスタイルだな〜とか思ったもんだがw
触れた時期により各自のHMイメージが違うってのは大きいだろうな。
>>349 プラスにはそもそも方向性なんて物が無いからな、今のところ。
今現在のコアの本とO子さんのHMとの違いは、
O子さんは一にも二にも作家の個性に重きを置いてたことだよ。
逆にいえば個性を打ち出せない作家は使わなかった。
ストーリー重視なのかエロ重視なのかという簡単なものじゃなく。
そこらへんが快楽天や零式やZIPや、一時期のHMのいわゆる「ハイエンド系」とも大きく違った。
>>353 >宮内せいじのことだと
オールドスタイルだったと思う。もし機会に恵まれたなら一般誌で普通の恋愛モノを
描くのが本人にとっても良かったと思われるが、いかんせん絵柄が古く、当時でも
HM以外に作品を発表する場は無かったんではないかな・・・
>>346の言うコミメガっぽいってのは?だが、みた森たつやがある意味その流れの
中にある作家だといえるかな。作風は全然違うけどね。
ただ、宮内せいじはそのある種の後ろめたさ・・・口を糊するために仕方なくエロを
描く・・・が逆にテイストにもなっていたのでホントその辺は難しいw
あ、宮内が仕方なくエロを描いてたかどうかは漏れの勝手な想像ね。
>賑わっている場所がイコール育つのに最適な場所では無いんだよ。
ふむふむ。漏れの印象では、初期で言えば、新貝田が美麗な線の正統派な
作家として存在していたので、田沼やみほとは各々の個性を磨くことになったんだ
と思うし、後期で言えば、大暮が出てこなかったら天竺もあそこまでストーリー
重視にはならなかったんじゃないかと思う。
まさに切磋琢磨という言葉がピッタリだけど、雑誌がそういう場になるってのは
稀有な例だと言えるだろうね。
>>354 と言うよりそうして各作家が個性を発揮した結果HMは様々な要素を孕むことになり、
その諸要素が分岐しつつその後の各雑誌に引き継がれていったという所だろう。
ここで皆が言っている事はそれぞれ皆正解なんだと思う。それだけHMは許容量の
大きい雑誌だったんだよ。ただ・・・俺はそれでも快楽天に一票入れるw
俺は男根平次にHMのアナーキーさを見たw
>>356 >俺はそれでも快楽天に一票入れる
うん。漏れも一票いれてもいいかなw。HM以降に雨後の竹の子のように
出てきたエロ漫画誌の中では一番上手くHMのエッセンスを取り入れた雑誌
だったと思う。HM持っていたサブカル風味ってのかな、そういうのを強調した
玄人好みっぽい雰囲気で読んでて楽しかった。
ただ、基本的にHMが熱血雑誌なのに対して、楽天は「熱くなるのカッコワルイ」
みたいな今どきの若者風wなところがあって、個人的にはのめり込むって程では
なかったね。
いや男根平次は熱い…というか暑苦しい…w
そもそも加藤礼次郎という作家チョイスがw
俺は死ぬほど好きですけどネ。
>357楽天は「熱くなるのカッコワルイ」みたいな今どきの若者風wなところがあって、
うんうん、分かるなぁ。
それがあるから快楽天はちょっと・・・と思っちゃう。
HMの場合は、時代的にも(末期は除く)エロマンガはアングラなもので、
本来コソコソ展開していたのが、「エロでも面白おかしく堂々と熱くなろうぜ!」
みたいな所が魅力だった。
そう言う視点で見ると、HMの正に対極にいるのが快楽天なんだよね。
「舞台はエロだけどさぁ、俺等ホントは違うワケよ」みたいな。
それだったら、ヤングアニマル嵐とかでいいじゃん、とか思っちゃう。
読者を金を落とす機械くらいにしか考えていない感じが伝わって来て、
読んでいてツライのよ。
故にマイナス一票って印象になっちゃう。
上の方で電撃系の話が出ているが、
電撃をベースにアダルトカテゴリーのものを考えた方が、良いような気がする。
361 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 10:43:46 ID:++WArACR
>>360 なるほどね・・・。
がっぷりよつに組むか、斜に構えるかの差って事か。
そう言われると分かり易い。
しかし色々読んでいると雑誌媒体で比較するのは無理がありそう。
次世代HMを作るならこの人!(但し次世代なので過去HMに載った作家は除く)な
作家20人を考えてみるとかの方が前向きかも。
その前にちょっとレスを…。
>>360 うーん、俺は逆だなあ…。
「例えエロでも明るくやろうぜ」というイメージは俺はHMには
あまり持っていなくて、その方向は当時で言えばむしろCH系の雑誌が
強力に打ち出していたと思う。
HMにもそうした方向は勿論あったけどそれだけには留まらなくて、
天竺浪人や末広雅里など暗かったり、エロならではのドロドロした
作風の物も主軸としてしっかり打ち出していた。
そしてそんな(いい意味での)「暗さ」のような物が
HMを当時主流だったCH系雑誌とは一線を画していたように思う。
(付け加えるなら当時CH系雑誌の新人賞募集要項では
「明るく楽しいH漫画」と明確に謳っていたが、一方HMでは
「明るいH漫画からHMでしか掲載不可能であると思われるような、
人間の深奥を抉るような暗い作品までOK」と打ち出していたと思う)
363 :
362続き:2005/07/08(金) 11:04:33 ID:RmGpghND
>>357の言う「サブカルっぽさ」と言うのはHMがそんな「暗さ」も
取り入れていた所に通じると思うんだけど、そんなHMの方向性を
お洒落な味付けでコーティングしたのが快楽天だったと思う。
(
>>357の言う「熱さ」というのは明るさの事ではなくお洒落っぽさの事かと…)
個人的な印象をさらに言わせてもらえば、今でこそこうした
「マニア向けで、暗くてエロ」というのは一般誌でも目にするが
HM当時はやはりエロジャンルでなければあまり目にする事はなかった
ように記憶している。当時の段階ではエロというジャンルがあったからこそ
成立した表現だったんじゃないだろうか。
うーんだから…暗さでもクールさでもいいんだけど、それはエロから
生じるだけの必然は当時はあったし、「エロじゃない」ってことは
無いと思うんだなあ。で、暗さのないHMはHMではないと俺は思うし…
>>360は天竺とかどう思う?
>>361 で、俺のそんなイメージからすると…世徒ゆうきとか?
364 :
362:2005/07/08(金) 11:12:27 ID:+TaKZrxs
あっと…今もう一度読み返してみたら360氏は「明るさ」とは書いてないね…。
まあ…HMもアングラさは持ち合わせていたし、その部分を快楽天は
引き継いだのではないかという趣旨という事で…(汗
俺はHMには垢抜けない泥臭さみたいなモノを感じてたな
後期になると妙にこざっぱりしちゃって食い足りない感じがあったかも
後期は女流作家の導入とハイエンド系の影響がなぁ・・・
アレで暗さとか泥臭さが薄まっちゃったな
うむ。ハイエンド系はコミックZIPに任せておけばよかったのだよ。
368 :
180:2005/07/08(金) 18:55:38 ID:3awEDpRP
本日分のうp。94年前半分の目次を6枚。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 2月号の巻頭巻末新年イラストは石屋Mとうたたね。
中綴じカラーでみほとのカレンダーイラストもスタート。
4月号で山文京伝がデビュー。にしき義統も初登場。
名物リレーエッセイ「天声チンポ」も開始した。(初回はKen-G)
同月増刊でアリスの城vol.4が発売。そちらでデビューした
大山田満月が6月号の中綴じカラーで登場。
ちなみにこの月から裏表紙のまんがの森広告が飯島愛になったw
先着順は15ページ。絵も文章もとにかく虫眼鏡必須な詰め込み具合w
第二回テレカイラスト大賞も60枚近い応募で盛況。
読者投票の結果、HIRO・PON、まるかた、のぞみ侑海の3人に。
HM作家の絵をハガキ職人が真似る「似てるぞ、H」のコーナーが
プロ参加+懸賞付きで盛り上がり出す。
5月号から始まったSMイラストハガキコーナー「ビザール705」も
開始早々人気コーナーに。
「似てるぞ、H」もそうだが、同人誌のコーナーも含めて
この頃からNo沢の誌面占有率がかなり大きくなってくる。
1ヶ月遅れの新貝田単行本発売に合わせて、ばんがいちとの
連動クイズ企画など、少々悪ノリが過ぎるものも。
369 :
180:2005/07/08(金) 19:02:46 ID:3awEDpRP
あれ?いま確認したら、前回の93年後半分うpしてないなオレw
スキャンだけしてあげ忘れていたようだ。スマソ
今日の分と合わせてあげときます。
>362
うむぅ、俺は逆だなあ・・・。
CH系は357や360氏が言うような若者風な部分があって、
アメリカンでライトな楽しさをHに打ち出していたと思う。
HMは確かにテーマ的にドロドロと言うか暗い思想的な
作品を他誌より多く載せていたが、それらは意図的に
サブカル的な本作りを目指したのではなくて、個々の作家や
編集O子さんが、361氏の言うような「がっぷり四つに組んだ」結果、
そういう物も許容して行ったのだと思うし、
そうした意味では、読者も作り手も最も熱くエロマンガを楽しめる舞台だったと思う。
そうして、この熱さこそがHMを当時主流を占めていたCH系とは
差別化する最大の要因だったのだろう。
そうした懐の広さや熱さが今の快楽天なんかにあるかと言うと、
醒めた感じはあっても熱さは全く感じられないんだよね。
371 :
362:2005/07/08(金) 22:47:08 ID:L/IFo4Cb
>>370 うーん俺の書き込みは360氏の文章を読み違えた上での物なので
幾らか先走ってしまった物なのだが(汗 本当スマソ
>>360 >それらは意図的にサブカル的な本作りを目指したのではなくて、
>個々の作家や 編集O子さんが、361氏の言うような「がっぷり四つに組んだ」結果、
>そういう物も許容して行ったのだと思うし、そうした意味では、読者も作り手も最も熱く
>エロマンガを楽しめる舞台だったと思う。
それは勿論勿論。ただ一方でCH系はHMが許していた暗さを
かなり念入りに除いていた感じがあって、その辺りのキャパシティの違いが
やっぱりHMとCH系を分けたなあと言うのが俺の印象なのよ。
で、その自由度の高さがHMの熱さを生んだと思うんだよね…。
俺が360氏の文に引っかかったのは、
>エロマンガはアングラなもので、本来コソコソ展開していたのが
という件がHMが暗さを除外してるように感じ取れたからなんだけど
そうじゃなくて暗さも含めて堂々とやっていたって事だったかも知れないね。
>そうした懐の広さや熱さが今の快楽天なんかに
でもこれは、うーん今の快楽天には全くないけど
かつては各作家が個性を発揮してたけどなあ。これ以上は
スレ違いになるからやめるけど。
372 :
357:2005/07/09(土) 00:29:27 ID:gHLJfpNb
うんうん。さすがみんなわかってるなあ。
O子さんのインタヴューにもあるけれど、それまでアングラ、オタク的で、
創り手側もどこか悪びれてマトモに向き合う人が少なかったエロ漫画ってものを、
「好きなんだったらマジでやりなさい」とけしかけてきたのがO子さんであり、
与えられた発表の場がHMだったってコトだね。
「明るいエロ、暗いエロ、なんでもいいからとにかくマジで」というのがHMの持っていた
「熱さ」で、それに引かれて様様な才能が集まってきたんだろうね。
CHにしても楽天にしても、「HM+アルファ」を狙った結果、そういう芸風になったんだろう。その辺がいかにも戦略的過ぎて鼻につくので、HM程のカリスマ性は得られなかったってトコかな。
まあ楽天に関して言えば、タカハシマコや夏蜜柑あたりのクールな女流作家は
逆にその醒めた空気だからこそ出てきたとも言えるし、新たな支流といったところ
かなあ。
>>368=180
乙です。昨日は何故かデータバンク重くてはじかれてたんで・・・
何というか、それまでに培った人材を総動員して、豪華さで読者を繋ぎとめようと
してるように見えるなあ・・・。
連ガキスマン。
つらつらと目次見てたら、93年11月号以降、なにげにセーラー服の女の子の
季節感あるカットが載っているが、これって?
>>180氏
余裕のあるときで結構ですから、「似てるぞ、H」をうpしてもらえないでしょうか?
374 :
370:2005/07/09(土) 02:10:09 ID:Y8pbAk/7
>>368 乙かれサマー
来てみろリンの時代か・・・アレ、良くも悪くもインパクトだけはあった・・・。
>セーラー服の女の子の季節感あるカット
これって、編集の人が描いてたんじゃなかったっけ。
376 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 09:50:31 ID:VlCSNTs4
>>375 確か名前は「みるくちゃん」だっけ
HMのマスコットキャラ
>>374 おまいそのコテ使うなら
>>371にもレスつけてやれ・・・
まー二人とも結果(熱さ)から見るか原因(暗さも認める度量があったか)から見るか
が違っていただけで結論は一緒に見えるけどな
あげちまったスマソ
結論一緒ならまあええやん
横からあまり刺激しないの
379 :
370:2005/07/10(日) 10:12:05 ID:RYVmZ1Jq
>>376 えと、372氏が上手くまとめてくれているので、十分かなと
思ったんですが・・・。
とりあえず、私は
>原因(暗さも認める度量があったか)から見る
と、言う考えでしたので、371氏ともほぼ同じ落とし所に落ちついて
一安心、と言うか、
やっぱり皆HMが好きなんやね、と>^_^<
とりあえず乙でしたー。色々熱い意見が聞けて楽しかったです。
380 :
180:2005/07/10(日) 21:11:21 ID:3x08tvJN
なんか綺麗にまとめられちゃってスレストしてますがw
本日は
>>373のリクで「似てるぞ、H」プロ編をクイズにしてうpしてみた。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 左上〜右下の順で、誰が誰の真似をして描いた絵か答えてみよう!
No沢のコメントにヒントがあるが、かなりカルト度の高い難問揃いだ。
答え見ないと流石にオレも2〜3人しか判らんw
もし全問正解者がいたら何か特典考えます。
来週からは目次と合わせて天声チンポもうpの予定。
>>379 371だけど何か恐縮だ…。
そうだねえ結局暗い作品に拘るかどうかの違いくらいで
最後に言いたいことはそんなに変わらないと思うし…。
だけどここ数日の流れ見返してみて、人によって
HMへの思い入れの形は色々あるなあと興味深かった。
HMのキャパシティの広さを改めて思ったな。乙。
>>376 俺はそんなに気にしてなかったけどwでもお気遣いありがとう。
>>380 乙です。元ネタになった絵は全部判るんだが…。
382 :
372:2005/07/10(日) 23:21:03 ID:EFmJiWdw
>>379>>381 議論することで少しずつ実像があらわになっていく過程は
なかなかにエキサイティングでしたよ。乙!
>>380=180
おお、早速有難う。
これって確かまったくの第三者の作家になりすましてる場合もあって、
見たままじゃないんだよな・・・・
左上が天竺浪人→小本田絵舞だと思われる以外ワカランw
あとNo沢氏が「H本」って言ってるのは何だっけ?
景品に同人本出してたんだったかなあ・・・。
今日は誰もいないな・・・連ガキになってしまう・・・
>>180氏、一晩明けてもっかい考察してみたけどやっぱりわからんw>似てH
それにしてもりえちゃん率が高いんだねw・・・真似しやすいのかな。
結構絵描きの間で人気のある絵柄だったり、とか>りえちゃん
りえちゃんの絵は好きってのもあるだろうけど特徴があって真似しやすいから
ってのもあるじゃないかな
意外と微妙なバランスで似せるのムズい気もする。
しかしまあこの企画>似てH、「とろろ塾のような盛り上がりをもう一度」
って意図があったんだろうけど、なかなか難しいよね。
眺めてる分には楽しかったけどねえ。詳細に各作家の特徴とかを解説してくれる
講師がいたりしたら、もっとイイカンジになったかもね。
とろろ塾は外部の読者も見てて楽しめたが
似てるぞHはなんか、「内輪向けの盛り上がり」という感が
どこか否めなかったからな・・・
一番楽しんでいたのは作家達だったかも知れない
389 :
180:2005/07/13(水) 02:16:25 ID:Izak3mQR
1日ずれましたが本日分のうp。94年後半分の目次を6枚と、
天声チンポの第1回〜6回までをまとめて。
〜HOTMILKデータバンク〜
ttp://i-bbs.sijex.net/imageBoard.jsp?id=hotmilk 7月号できみづか葵が、9月号では故アップルトンや朝月南、
アリスの城でデビュー済みの知恵袋一番もカラーで初登場。
田沼の「プリンセス・オブ・ダークネス」がドラマCD化。
第7回HM大賞は入選が2名。うち一人の江戸川童画はアリスの城で
デビュー、数回執筆するもののプロとしては続かず。
おしぐちたかしの海外マンガ紹介は「香港漫画最新事情」として
12月号より巻末カラーへリニューアル。
9月号では遂に「O子編集長、出産により円満退社」の告知が!
アリスの城vol.4が発売延期になったり、業界的に雑誌が不調な時期
だったこともあり、突然の電撃発表に読者は大きな衝撃に包まれた。
実質的な引退となる11月号のHMメッセージは、投稿者の別れを惜しむ
悲鳴とHMの今後を危ぶむ冷徹な分析が混在していて壮観。
(ちなみに最後のお題だった「どすこいO子番頭さんに100の質問!」
は結局32だけで、しかもほとんどどうでもいい質問ばかりだったw)
欄外で消息不明の投稿者に呼び掛けるなど、最後までらしい仕事ぶり。
湿っぽくなりがちなのを飄々とかわしての最後の花道だった。
ぐれいすの例の漫画は12月号掲載。新編集長にはNo沢が就任。
翌月からはフリー編集の結城らんながHMメッセージを引き継ぎ担当。
10月号からNo沢の新コーナー「下の人などいない」がスタート。
文章組開拓を狙ったが、意味不明すぎて笛吹けど誰も踊らずw
第3回テレカイラスト大賞も、50枚超える応募の中からおりりん、
みかん堂、甲申由の3人がベスト3に。
390 :
180:2005/07/13(水) 02:22:43 ID:Izak3mQR
「似てるぞ、H」クイズ、さすがに誰も判らないかw
もう少し頑張ってみる?いちおう答えは明日ね。
>>383、H本は同人誌みたい。
>387-388
今回は割愛したけど、途中からNo沢がうさ子って女性投稿者にあからさまに
肩入れし始めて、ほとんど専用コーナーと化していくんだよな。>似てるぞ、H
で、彼女が描いたハガキを読者に当てさせるんだけど、
それをあのバカはうさ子への求婚レースに例えたりしてるんだぜ!?
今見ても相当キモチワルイっつうの!!w
その辺が、オレがNo沢を毛嫌いする一番の理由なんだよな〜。
>>390 あー、似てるぞHってそういう顛末になっていくんだったっけ。
それは
さぶぅ
>>389 >欄外で消息不明の投稿者に呼び掛けるなど
カッコイイゼ!O子さん!
そして迷走期か・・・・・似てHでのNo沢の行動からしてもう胎動してたんだろうね。
作家陣がもうしばらくは安定してて、当時はそういうのに気付くコトもなく
楽しく読んでたけどね・・・。
393 :
180:2005/07/14(木) 14:47:48 ID:Bd+oqNW5
>>393=180
乙です。うあー全然わからんかった・・似てる似てないで言えば正直似てないのも
あるが(笑)、絵で食ってる人は違うね。そういや漏れ零式のE子P子の時もきっちり
だまされてたもんな・・・見る目ないなあ(笑)。
イラスト投稿のレヴェルで言えば、HM時代より今のメガの方がかなり高いし、
投稿数だってかなりのもんだろうと思われるのに、なんでHMの方が盛り上がってた
って思うんだろうね。あんなに読者コーナーを熟読した雑誌って思い当たらないよ。
イラスト投稿のレベルが高いとか低いじゃなくてアクの強い連中が
はがき職人してたからかな
独自の世界観を持ってる人が多いと感じてた
文章組も負けじとがんばってたし
>>395 なる。個性ね。確かに今コミメガをつらつら見てても、あれほどのアクは無いね。
ま、カテゴリ別にイラストが分けられているせいもあるかなあ>コミメガ白板
ただ、そんな中にも目を引く投稿者は確かにいて、「もしこれがHMだったらO子さんから
手紙が来てたんじゃ・・・」なんて考えてしまったりもする。
HM当時に比べて、プロと素人の間の線引きは随分濃くなって、そのせいで逆に
ハイレヴェルなアマチュアが出現したってコトかなあ。
>>396 >HM当時に比べて、プロと素人の間の線引きは随分濃くなって、そのせいで逆に
>ハイレヴェルなアマチュアが出現したってコトかなあ。
と言うよりもっとシンプルに、エロ漫画全体の画力のレベルが
アップしたからその影響でアマチュアも・・・という事じゃないかなあ。
90年代前半を境にしてエロ漫画の絵は随分レベルアップしたよね。
この辺りの影響関係にHMも一役買ってると思うけど。
そういう「ハイレヴェルなアマチュア」を作家として起用しなくなったのは、
今の出版社側は「実践力」「即戦力」という安全パイを求めてるから、とか。
イラストが上手いからと言って漫画も上手いとは限らんし。
確かに、アマチュアにしろプロにしろ、絵のレベルは当時より底上げされてる感はある。
まあ「上手い絵のお手本」は年代が下がるにつれて増えていくんだから当然といえば当然だが。
ただ、アクの強い作家や個性的な描き手は相対的に減った気がする。ネタ師不在時代って感じか。
>397
>そういう「ハイレヴェルなアマチュア」を作家として起用しなくなったのは、
>今の出版社側は「実践力」「即戦力」という安全パイを求めてるから、とか。
>イラストが上手いからと言って漫画も上手いとは限らんし。
「実践力」!それはありそうですよねー。
最近の作家さんにありがちな、一枚もののCGは上手いけど漫画は・・・?って
事もあるし、何よりハガキ投稿は、ネタもペースも自分の好き勝手に描けるけど、
プロとしてやっていくには、それじゃ通用しない。
そこら辺が分かっていない、同人の延長で考えている人が多くて危険。
って事なんでしょうね。
とは言うものの、そういう「経験の少ない頼りないアマチュア」を起用して、
多少アラはあっても、光るモノがあるなら生暖かく成長を見守って来たからこその
HMだったワケで、編集と読者の「見識眼」のレヴェルはむしろ下がっているのかも
しれないなあ。というかHMは基本的に編集=O子さんと、読者の、作家に対する「期待」
は同じ方向を向いていたけど、今は完全に生産側と消費側ってカンジで、
無難に走ってしまうのも仕方ないのかもね(苦笑)。
と言うか、作家の絶対数がまだ少なかった時代だからこそ
O子さんも「生暖かく見守る策」に出ていたんだろうなあ。
今は、プロも十分な数が居るので、やる気の無い奴の尻を
叩いてまでデビューさせようって考えにはならないんだろうね。
そこら辺の見極めのノウハウが、時代が進んだ事で蓄えられた結果だろう。
消費者からするとハズレを引く確立が減って助かるが、
口をボーッと開けて待っている夢見る絵師にはツライ時代だろうね(苦笑)
投稿者云々もだけど、安定した作家・作品の供給は有難いんだが
その一方で新人の無茶な冒険も見たいんだよなあ・・・。
今は編集が冒険させてくれないだろ、まず無理だよ。
安全パイしか考えてないからな…
そんな状況だからこそますます冒険に飢えてるのだよ・・・
出版不況とやらを脱して昔みたいに雑誌数が増えれば変わるかな状況。
受け皿である市場がそれを欲していないので難しいだろうね。
最近は受け手の嗜好が画一化してきて、専門店の売上を見ても
ロリ・ペド系が上位のほとんどを占めてしまっている。
その空気の中では、冒険的な新人は出てきても、あっと言う間に
潰されてしまうだろう。
そこまでのリスクを負ってまでやる意味は、クリエイター側も編集側も
見い出せないと思う。
(実際これを書いている私も、読者のワガママ以外に理由は無く、
納得できそうな解決策は、今すぐには提示できない)
受け手のロリ・ペド嗜好に何らかの形で(例えそれがロリ規制であっても)
ストップがかかれば、そこから飛び出してくる才能はきっとあると思うんだがね・・・・。
そんなにロリ系ばかりかなあ?
専門店のランキング見るとロリもありーの巨乳もありーので
結構ごった煮の感じするんだが…。
(俺はプラスに載ってるランキング表ぐらいしかチェックして無いけど)
ただ、ごった煮でありつつ売れる作家のパターンは何となく
決まっちゃってる感じはするね。
ランキング常連作家の顔ぶれもここ最近変わってない印象あるし。
読者も安定志向になっちゃったんだよ。
若い読者は自分で面白い新人を見つけて応援しようとか考えない。
売れてる作家にとりあえずとびついて安心する。
これは同人大手に群がる海鮮どもも同じだがね。思考停止ってやつだ。
>>407 20年前とは雑誌や作家の数も数倍には増えてるだろうしね。
その中から自分だけの眼で探そうというのはそりゃ大変だろう。
>>408 407ではないが、作家や雑誌の数じゃーなくて20年前と比べて
作家の幅が狭まってるor提供する作家の幅を版元側が狭めてる事が
そもそも問題になってるかと。で、それに満足してる今の読者層と。
絵柄ひとつ取っても、灰汁の強い作家はネットでボロクソに言われる。
いわゆる流行りの絵柄の作家しか容認されない傾向が強い。
変わった絵柄は「キモい」の一言で叩き潰される。この板を見ればわかるだろ。
ユーザーが作家の幅を狭めているんだよ。
>>410 よくわかるけど、一方で出版社側がそういうユーザー層を選んで
雑誌作りやってるって面もあるからなあ。自分達でユーザー層狭めてるっつうか。
旧夢雅が成功してからか?あの辺りから各社ハードエロに右倣えで
似たような雑誌が増えて、あれでエロ漫画の読者層が狭まった感じがしないでもない。
アク禁で書きこめなかったよ・・遅レススマン
>>401 >作家の絶対数がまだ少なかった時代だからこそ
うーんやっぱりそうなのかなあ・・・今O子さんが新たに雑誌創りをするなら
もうそんなことはしないのかな・・今風に青田買いして済ますんだろうか?
ま、投稿者から作家へという流れはちと今なら乱暴かなと思うけれど、
雑誌が作家を育てるっていうこと=作家の美点を見出して、伸ばしてあげること
っていうのは、雑誌編集者としてのO子さんのスタンス、言い換えればプライド
だったんじゃないだろうかと思うんだよね。
ただ、ただね、今、個性多きイキの良い新人さんって、同人を見渡しても
どれだけいるのかなって感はあって。
発信側ではない漏れの台詞ではないが、HMみたいな本は今作れるのかな、と。
0子さんはだからこそ、あの時代のカリスマだったのかも知れない。
HMという旗の下、殉じてもいいと思わせるパワーの源としての意味で。
イキのいい新人…というか志望者はいるとは思うけど(世の中広いし)
例えば大グレが「HMが好きだったから」HMに投稿したように
志望者が「狙い撃ち」したくなるような雑誌は今は少なそうな希ガス
HMはなんか男受け漫画が多かった気がする。
主力作家にそっち系の人が多いのでそんな印象が付いただけかもしれないけど。
>>413-414 むしろ好き勝手に個性を発揮できるのは、ある程度抜き漫画をこなして、
ネームバリューがついてからっていうカンジかな、今は。
同人でも、最初は自分なりの描きたい漫画を描いたけど売れなくて、
右へならえで二次創作描いたら売れて・・・みたいな話はよく聞くし、
と、いう事は、「今はガマンして抜きエロ描いてくれ、必ず描きたい漫画描けるようにするから」みたいなカンジに新人を上手く諭せる編集がいれば、
個性派もなんとかやっていける・・・ハズ・・。
>>415 連ガキスマン。可愛くてえっちに積極的な女の子っていうのは、
この時代が生み出した代表的なファンタジーの一つだし‥(笑)。
なんか話題尽きて止まっちゃったな・・・。
180のうpもO子さん引退で終りなのか?
A5版HMは一通り保存してあると言っていたような…
(180氏とは別の人だったかな)
O子さん引退後の迷走が始まる辺りまでは
確認したかったが(悪趣味)
個人的にはその「迷走」の極みの
コミックジャンキーズ併設時代まで見たいなあ…
HMもさることながらジャンキーズには極私的に多大な
インスパイアを受けただけに(いいにせよ悪いにせよ)。
ただ、あの880円というある意味ボッタクリ価格は
ジャンキーズ部分に興味ない人にとっては怨嗟の的だったろうな。
ジャンキーズはエロ漫画家のインタビューは好きだったな。
好きというかエロ漫画家のインタビューってあまり目にする事なかったし。
漫画評の方はいらなかったが…。
422 :
420:2005/07/21(木) 02:04:33 ID:ZEFaZwYk
>>421 漫画評は各レヴュワの個人的趣味が出すぎてて
「で、この本は抜けるの?どうなの?」という部分が
わかりづらいのが不満だったな、当時コキ盛りの若人としては。
そのへんはいまも反面教師にしてる。
それと同時に自分の趣味じゃない作家への目配りも
大切だということをも思い知らせてくれたが。
漫画家インタビューは好企画だった。
またなんらかの形で定期的に見てみたい。
ジャンキーズ、単体の雑誌だった頃は好きだったよ。
ただ、やはりエロ漫画はエロ目的が主で、漫画として楽しむ層は少数派だろうから
この路線では厳しいだろうなとも思った。
一般の漫画評にさえお客は金出し渋るんだからな。
HM本誌と抱き合わせになれば客も喜ぶだろうと考えたのかもしれんが、
それで1.5倍も値上げしたんじゃ本末転倒だ。
せいぜい1割、50円程度なら納得もされたろうに・・・。
まあ企画自体が少し早過ぎたんだろうな。
今なら間違いなくネット媒体でやる企画だもの。
アニメスタイルみたいな感じで復活しないかな。
と言うか漫画レビューは何もあそこまでの分量はちょっと…というのが
正直な所だったな。旧HMの永山氏のコラムのように2P程度なら
個人の見方、と言う所でそれなりに楽しめるんだが、その「個人の見方」が
ジャンキーズのようにあれだけの数大挙して押し寄せて来ると何かね…
「こんなには要らない」と言うか。
ロック雑誌のCDレビューのように雑誌の中で15Pとか20Pくらい、というのが
ちょうどいい分量だったんじゃないかなあ。
あとは複数の漫画家インタビューをメインに据えて何がしかの特集も添える。
おいおい、そもそもロック雑誌自体がジャンキーズだろ。エロ漫画誌はCD。
その例えで言うと「ロックに個人評以外はいらない。ロック雑誌とか無駄。
CDのブックレットに軽い感想とミュージシャンのインタビューがあれば充分。」
っていうのとかわらん。
たしかにそれでイイって言うやつも多いと思うが(特に若いやつに)
批評が地位を確立できないジャンルは、相対的な価値も確立できないぞ。
426 :
424:2005/07/21(木) 23:53:54 ID:4FjtXw4x
>>425 ん?俺はまさにロック雑誌=ジャンキーズという考えで424を書いたんだが…。
で、俺の例えでは
エロ漫画単行本=CD
エロ漫画単行本レビュー=CDレビュー
という位置づけ。
(エロ漫画誌は、俺はオムニバス盤だと思う。アーティスト一人の物ではなく)
>ロックに個人評以外はいらない
どうもこの形で引っかかるのが判らないなあ。ジャンキーズのレビューは
記名原稿だったしあれこそまさに個人評の集まりだと俺は思うんだが。
永山氏が旧HMでやっていた事を複数人が集まってもっと見やすい体裁に
整えたのがあのジャンキーズレビューだと思う。
君の考えではジャンキーズレビューは「個人評以外」だったの?
で、俺はレビューの存在は否定していない。ただああした細切れ批評は
「大量には」要らないと思っている。
俺の方もどうも言葉足らずで申し訳なかったが、批評は俺も必要だと考える。
ただあのレビューのような「細切れ」ではなく、どうせやるなら
もっとしっかりした形でやったほうがいいだろう、と思っている。
(ちなみに424で言っている「何がしかの特集」には批評も含む。
まあ今更言っても付け足しにしか感じられないかもだが)
427 :
424:2005/07/21(木) 23:59:36 ID:6wzajd2B
ついでに俺が批評と絡めて考えてるロック雑誌は「ロッキング・オン」ね。
渋谷陽一時代の。ROだってジャンキーズみたいにCDレビューだけで
雑誌の多くを占めるようなやり方はしてなかったべ。基本的にはインタビューと批評だ。
428 :
180:2005/07/22(金) 01:20:58 ID:FvuqJ8hY
429 :
180:2005/07/22(金) 02:28:19 ID:FvuqJ8hY
編集長引退後の95年、1月号から表紙絵師が天織龍樹に交代。
2月号恒例の新年巻頭巻末イラストはきみづか葵&司淳。
同月から二ヶ月連続で最後の大物、大暮維人がデビューする。
4月号で遂に10周年に突入。久々の田沼「少女エゴエゴ〜」と新貝田の新連載、
そしてるりあ等のHMらしい強力な布陣で記念号を盛り上げる。
しかし同月はあの阪神大震災がニュースを賑わせていた頃で、今思えば
後の衰退を予感させるような不吉さも。(新貝田連載は結局未完だし・・)
最古参の西秋ぐりん(VIRIDIAN)連載も今号でラスト。
5月号からの中綴じ2色はきみづかが担当。舞井武依も新連載や、
翌月の知恵袋、石屋、大暮と合わせて、徐々にO子編集長以降のHMの形が明確に。
先着順は12ページとそれなりに盛況で、まだO子引退の大きな影響はみられず。
各地で催される愛宴への参加も、結城らんなが引き継ぐ形に。
文章投稿出身の編集コアイトウ(峰)が担当する「ミニチチCLUB」もスタート。
4月より発行が白夜書房から新会社コアマガジンに移籍。
関連話題では、作者自ら体当たりヌードが話題の猫賀じゅんの単行本が発売。
唯登誌樹の初CG画集発売もこの頃だった。
ちなみにO子さんは11月に無事出産との報告あり。
430 :
180:2005/07/22(金) 03:06:39 ID:FvuqJ8hY
>>418-420 一応止めろと言われない限り、A5時代は最後までフォローする予定。
ジャンキーズ合流はB5時代に入っちゃうので全部は無理だな。(手元に無い)
まあはっきりとした迷走具合はB5の方が分りやすいんだけどなw
>>424-427 というか、そもそも巷に流通する批評って個人評の寄せ集めジャマイカ?
そしてその多数決意見がいわゆる「一般的な評価」ってやつになるんだろう。
永山は恐らく、当時増える一方だった発行点数に反比例して誰にも語られぬまま
読み捨てられるのみのエロ漫画の現状に危機感を抱いて、状況打破の一手として
「出版されるエロ漫画全レビュー」を目指したんじゃないのか?
それはそれで立派だと思うが、とても個人で続けられるもんでは無いし、
また個人的な視点のみでやって良いことでも無いだろう。
つまり問題点は、ロック雑誌なら色々選択肢があり雑誌ごとに意見も選べるのだが
エロ漫画批評ではそもそも選択肢が成り立たなかったってことだろ。
(同時に、批評を商売にさせられなかった自分ら読者の責任でもある)
これは、なぜ今HMみたいなエロ漫画誌が無いのか?にも繋がる問題だと思うぞ。
>>394 さすがにE子P子は見破ったやつの方が少ないだろw
431 :
180:2005/07/22(金) 03:11:00 ID:FvuqJ8hY
あ、あと余談だけど、ロキノンは単にロックに絡めて自分語りしたいやつの
感想しゃべり場だから。むしろ永山のスタンスにすげえ近いよw
>>431 知ってるw
ただ俺はそこも含めて個人評OKと思ってるしさらに渋谷陽一個人は
そこから離れて良質な批評をちゃんと残してるから。
何より渋谷は批評としてのインタビュー&批評そのものを雑誌作りの軸に
打ち出していて、ジャンキーズもその線で行けば良かったのにと
思ってたのよ。俺が首をかしげていたのはあくまで単行本レビューの「数」。
ジャンキーズvol.3数えてみたら150本前後もあったもん。あれだけの数の
分量割いて「数」で勝負するよりは作家論なりに絞って踏み込めば良かったのに、と。
あとインタビューもインタビュアー次第で批評として興味深いものになるしねえ。
まあ424の書き方はちょっとひどかったが。
批評はエロ漫画において成り立ちにくいとは思うがあそこでもう少し頑張れば
エロ漫画の批評も新たに打ち出せる可能性はあったんじゃないか。
HMみたいな漫画誌も頑張り次第ってとこあったと思うけどな。俺はアレ、
O子さん引退後編集サイドが「途中で投げちゃった」という感が強いし。
>>428=180
久々乙です。こっちはアクセス規制に巻かれて書き込めなかった・・。
目次はずいぶん洗練されてきてるけど、イラストへの一言コメントに毒が無くなったね。
あれってO子さんが書いてたのかな?言葉が丁寧と言えばそうだけど、
どこか他人行儀なカンジがしてしまうなあ。
天声ちんぽ、作家の「こだわり」を主張するページのハズだったと思うが、
なんだか愚痴っぽいコトを並べてるだけの回もあって、その辺ちとイマイチ
だったかなあ。
434 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 17:30:55 ID:jwp4Se7O
>>394 E子P子は簡単に見破れたけどなぁ・・・むしろアレは、何やってんだコイツラ感が強かった。
表情のUP一発でモロ分かりだと思うんだけど、
あれで騙された人なんているのかなぁ・・・。
まあ後だしジャンケンならなんとでも言える訳だがw
すまんな。俺も判らんかった。
かなりマニアックな読者でなきゃ分からんだろ>E子P子
438 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 20:46:20 ID:sy/NcDMb
1991年4月号のりえちゃん14歳の「Rain」は人生のマスターピースとなりました。
あの作品こそ俺をロリコンの道に貶めた一作でした。
古本屋でゲットして、回顧していました。
そういやりえちゃんは「天声」で、「ブルセラ・ロリータが好きで、そういう雑誌を
見ては絵を描いていた・・・」と語っているが、そうやって「自分のために」描いて
いただけだったってコトが、りえちゃんの真似のできない個性に繋がってるんだろうね。
「受けよう」「気に入られよう」とすると、どうしても最大公約数をとろうとしてしまうもんな。
もうペンクラが20周年になるらしいが、どうなのかな・・・もともとHM程
神格化されてなかったから、多少踏み外してもそれほど取り沙汰されず、
熱心な信者もそんなにいないものの、通りすがりにコンビニで買っていく人が
意外に多かったと、そんなカンジだろうか。
後期の迷走を非難する声は高いけど、雑誌として変革の必要に迫られていたって
いうのはホントの所だろうし、もし名前を捨てずに現在まで、変形しながら存続して
いたとしたら、結局ストア・プラスのようになっているような気もするなあ。
個人的には多少生き恥をさらしてでも、変革を遂げて生き残って欲しかったと思うけど。
変革の必要っても最初はNo沢の空回りが発端っぽいしな…
「変革」がイカンのではなく「変革の仕方」が良くなかったのでは>後期
No沢主導によるHMのばんがいち化と
ハイエンド系作家導入によるZipの後追い。
変わるにしても他誌の真似してちゃダメだろ。
「敢えてこの雑誌を買おう!」と思わせるだけの
独自性がなければそりゃ変革したって読者逃がすに決まってる。
>>441 うん、それはもちろんそう。ただ、仮にO子さんが続投し続けたとしても、
いずれは変革を迫られただろうなって思えるんだなあ。
>>442 >「敢えてこの雑誌を買おう!」と思わせるだけの
そうだよね、初期から中期はホントに「HMの提示するモノ、空気」が新しくて
作家も投稿者も読者も集まってたんだと思う。
けどいつのまにかエロもサブカルも馴れ合いも精進も、何でもHMに求めるように
なってしまって、さらに、読む人、投稿する人、作家志望の人、みたいに変な線引きが
できて来て、送り手と受け手の連帯が薄れてしまい、
それでもう伝統のHM路線を捨てて「普通のエロ漫画誌」化したのがキューブ
・・・ってイメージかな。
すみません、1990〜91年あたりのホットミルクで表紙がスポーツブラをした
女の子がアーチェリーを構えた絵の号で、「それでもあなたを愛して」
(タイトルはうろ覚え)を描いた作者の名前を教えて頂けないでしょうか?
古本屋をさんざん探しましたが、全くみつかりません・・・。
>>444 >何でもHMに求めるようになってしまって、
うむぅ。そこの所以下の流れがちと分かりづらい…。
え、何でもアリだとパンクして読者離れ起こすって事?
>ハイエンド系作家
懐かしい呼び方だよな。
あっという間に死んだムーブメントですから
450 :
444:2005/07/28(木) 22:06:31 ID:bZH65/eF
>>447 すまない、かなり言葉足らずだった。
主にとろろ塾等のコンテンツについての話なんだけど、初期の頃からHMは企画を
提示するだけで、それが軌道に乗るかどうかってのは出たトコ勝負みたいなスタンス
でやってたんだよね。180氏が目次をうpしてくれたおかげではっきりしたけど、
実は結構企画倒れが多いw
つまり何が言いたいかってーと、多少の迷走や規格倒れを容認する空気が当時は
あって、その上でHMは様々な試行ができてたってコト。
とろろ塾やHMメッセージあたりが成功例で、文章企画はたいがい失敗だったし、
巻頭のグラビアもそうだろう。
くりかえしになるが、HMはあくまで企画を提示しただけで、選択してそれを継続させた
のは読者や投稿者であって、決して初めから厳選された良質な企画があったワケでは
ないんだよね。
ところが年次が進むにつれて、「企画が良質なのはHMなんだから当然」みたいな
空気が支配的になってきて、精進も連帯も、与えられるものとしてとらえる人が
増えたのか、企画も続かなくなってたと思う。
なんだか上手く言えないんだけど、「建設的な意見が飛び交う良スレ」から
「ROMるばっかりでたまに{ネタふれや}ってカキコする香具師ばかりの駄スレ」
になってしまった・・・・みたいなカンジかなあ。
451 :
180:2005/07/28(木) 23:31:42 ID:aodzopdo
452 :
180:2005/07/28(木) 23:39:36 ID:aodzopdo
8月号で第8回HM漫画大賞結果発表。梶本シアン他1名が佳作。
(ちなみに審査員は今回から編集部員が担当)
初登場は8月に森永みるく、9月は船堀斉晃、林家志弦、10月号にきお誠児、
11月号は久我山リカコ、12月号が平木直利だった。
10月号からは久々に町野変丸が再登場。
11月号は表紙絵師でもある天織龍樹が漫画でも登場。
この時期は大暮、末広、天竺、山文などの連載ものが屋台骨を支えている印象。
止まっていた「アリスの城」も8月から値下げで再スタート。
各地の愛宴は、結城らんなが引き継いだ後も変わらず盛況だった模様。
この頃の投稿者に目黒三吉やルートSS、町田形の名前が・・・。
453 :
445:2005/07/28(木) 23:43:21 ID:qScB9l/Q
>>446 ありがとうございました。兄の持っていた本を盗み見たので、記憶が
あいまいでした。
>>451 180さん、1988年8月号のもりやねこの読みきりはホットミルクコミック
に未収録でしょうか?確か単行本の発売の時には広告が出ていた様
な記憶があるんですが・・・教えて君ですみません、どうしても本誌を
古本屋やオークションで発見できないので・・・。
>>451>>452 乙。
>この頃の投稿者に目黒三吉やルートSS、町田形の名前が・・・。
ルートや町田は覚えてるが三吉も投稿してたんだったか。覚えてない…。
好きな作家だったのに盲点だった…。
455 :
180:2005/07/29(金) 01:14:08 ID:Pkvsbm+H
>>432 う〜ん、オレはあの「数」こそ、永山の「エロ漫画の現状を漏らさずリポートする」
意志だと理解していたからな〜。(自分にとって要不要は別として)
つまりロキノンに対するクロスビートのディスクガイドみたいなもんか?w
まあそれはそれで批評の一つの形だと思うがな。
HM編集部が途中で投げた感は確かにあるが、やはりそもそも特定誌内でする企画じゃ
無かったんだろう。前にも書いたように、個人的にはネットでの仕切り直しを求むね。
>>433 目次のコメントもらんな女史じゃないかな?自分はそう思ってたが。
天声ちんぽは今回あげた分も含め、まだ話聞くに値しない新人も多いので、
相対的に企画自体の質が下がってるような感じがするな。
>>434-437 E子P子以降に2人が描いた作品見るとあ〜なるほどと思えるんだけどね。
まあ初見では判らんだろフツーw
>>439 りえちゃんの画風ってちょっと他の漫画家からの影響が思い当たらないからな。
あえて影響をあげるとすればおおた慶文とかだもん。
456 :
180:2005/07/29(金) 01:15:35 ID:Pkvsbm+H
>>440-444 >>450で言われているが、そもそもHMは当初から変革をくり返してきた雑誌なんだよな。
その中で淘汰された要素のみが、その都度「HMらしさ」として残ったわけで。
それが疲弊してきたのなら変革は当然だが、迷走期の変革はむしろ、ただ単に
旧体制を否定する、「変革の為の変革」にしか見えなかった。
O子さん引退は動揺するに充分な理由だったろうが、なにも長年培った「HMらしさ」まで
捨てる必要は今思えば無かったんじゃないかな。
だってそれは、O子さんと共に、漫画家や、何より読者が育ててきたものだからな。
でも結果的にNo沢体制は、一番重要な「読者を掴み、共に育つ」部分を断ち切ってしまった。
かつてHMを育て又育てられた旧読者は離れ、新規の読者開拓にも失敗した。
そうした空気が漂う誌面では、読者側から雑誌を盛り上げる気運は生まれ難いだろう。
今のプラスの投稿欄のヌルさを見ればそれは明らかだ。(投稿してる人がいれば失礼)
つまり、魔法はもう解けてしまったということだ。大変残念なことではあるがな。
457 :
180:2005/07/29(金) 01:25:45 ID:Pkvsbm+H
>>453 もりやはファンじゃなかったのでよく覚えてないが、あの金にがめつい奴のことだから
単行本に未収録ってことは多分無いだろうw
時期的にいって88年末の「シークレット・ラブ」(白夜刊)か、翌年の
「レオタードプリンセス」(ミリオン出版刊)あたりに収録されて無いかな?
ちなみに↑のデータはもちろん永山コラムから。
>>432よ、こういうデータベース的側面からも数で語るのは重要だと思うがどうかね?w
>>457 432だけど見てるよw
そりゃ批評でなくデータとして見るなら数でいいんだってばw
あまり俺、数による「リポート」には関心ないからなあ。
>456
>「変革の為の変革」
理由なき変革でも別にいいんだが、
それまでのHMらしさを捨てたなら捨てたなりの
結果を見せて欲しかったんだよな。
結果が迷走&休刊じゃやりきれんわ。
460 :
445:2005/07/29(金) 20:37:46 ID:OpXmy9od
>>457 180さん、どうもありがとうございました。探してみます!
>>451=180
乙です。確かに連載ものが多くなってるね。「長期連載エロ漫画」って
キャンタイあたりがどっちかと言うと先駆けだったかな?O子さんは基本的に
連載ものは載せないってインタヴューで言ってたよね。とするとCHの後追いか?
にしきの天声なんて本人が代原扱いだって言ってる・・・・やれやれ
>>455 >あえて影響をあげるとすればおおた慶文とかだもん
おお、禿げ同。あちらさんはゲージツ家だけど、美少女に対する想いは
きっと共通してると思われ。
462 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/30(土) 00:50:38 ID:4LwbQv0E
>>461 >美少女に対する想いはきっと共通してると思われ。
いや、さすがにそれは、おおた慶文氏に対して失礼だろう。
かたや、場末の消え去ったペドエロ作家、
対してもう一方は芸術家だもの。
その辺ゴッチャにしたら、いわさきちひろ(だったっけ?)とか
他の少女描いてる絵描きさんも皆ペド野郎になっちゃうよ・・・。
影響を歪んで受けたのだろうとは思うけど、同列に語ってはいけない。
スルーしよっか
俺は462に同意だけどな。
461的なエロマンガ中心の決めつけはちょっと・・・。
465 :
461:2005/07/30(土) 04:13:10 ID:qjBQSWuC
>>462-463 えースマン、別におおた慶文氏がロリだと言いたいワケじゃないんだ。
美少女に対して(2次でも3次でも)「美しい、可愛い」と感じ入る部分が
似てるって言いたかった。
りえちゃんがおおた慶文氏から影響を受けたのならそれは当然かも
しれないが、おおた氏の絵にある種のあどけない色香を(現実の少女より
誇張されて表現されてる)もっとストレートに、ある意味下品にデフォルメ
したような印象を受けたので。
芸術か、エロか、なんてコトを論じたいワケでもないし、職業の貴賤について
あれこれ言いたいワケでもないんだ。
そんなつもりは無かったが、確かに誤解されかねないレスだった・・・
気を悪くした人がいたならすまない。
そこら辺は難しい問題だね。
おおた氏の様な作家は、おそらく少女をモチーフの中の1つとして
捉えているだろうし、「美しい・可愛い」と感じても、それは
自分の娘を愛でる様な感覚だろう。
対して、りえちゃん氏の場合は、
少女を性欲の対象記号として描いているから、
「美しい・可愛い」と感じているにしても、
その感情が発生している源が違う所にあるのだろう。
そう考えると、両者は表層に出た表現物(作品)でこそ
見る者に近い印象を与えているかも知れないが、
実は全く別物であり、
例えは非常に悪くて申し訳無いが、
「カレーとウ●コ」が似ていると論じる様なものなのだと思う。
>>464 461の文章見る限り「エロマンガ中心の決めつけ」をしてるようにも
見えないけどな。ただ少女を軸に語ってるというだけで。
むしろ462の方がエロと芸術という二項対立を持ち込んで
芸術中心の決めつけをしてるように見える。おおた氏のファンなのかも知れないが。
俺個人は表現者の内に立てば芸術とエロは渾然としていて
二項対立的に整然と区分けできるような物ではないだろうと考えるけどな。
468 :
463:2005/07/30(土) 13:43:54 ID:jw/02Az7
>>465 レスアンカー464と間違えてないかいw
俺がスルー対象にしたのは462ね。
俺はあんたや180の意見に同意だよ。
>467
>462氏を読む限り、別に二項対立的にはなっていないと言う印象だけどな。
多少文章表現が偏っているので、誤解して捉えやすいが
源泉が違うと言う事を言いたいだけじゃなかろうか。
ソコイラ辺は>466氏がキレイにまとめているから、この意見で十分納得出来た。
横やりスマソ。
この板の住人じゃ無いけど
>>467さんの発言にちょっとだけ言わせて下さい。
「表現者の内に立てば芸術とエロは渾然としていて」
と、あるけど、
きちんと目的を持った芸術創作活動の前には、実際エロが
介入する余地は無い、と言う事です。
もちろん
>>467さんは個人の見解として述べていると前振りがあるので
全く問題無いんですが、これは多くの方が誤解されている問題の
ようなので説明しておきたかったのです。
例えば、ヌードデッサンをしている時に発情していては、正確な描画は
出来ませんよね。皆さんも物事に集中して、周囲の音などが気になら無くなった経験が
1度くらいはあるのでは無いでしょうか。
もちろんエロス的要素も芸術の一環であると考えますので、それらを別物として
分け隔てるつもりは毛頭ありません。ただ、エロスを喚起する事を前提に描かれた作品は、
目的がエロスな訳ですから、前述のものとは逆で、今度は別の要素が排除されて行くのでしょう。
そう、同じものでも見ている角度が違うのです。同じカテゴリーでありながら
そこには絶対的な壁があると言う事を伝えたかったのです。丁度、同じ人間と言う生き物で
ありながら人種によって慣習や風俗が異なるものと考えて頂ければ分かりやすいでしょうか。
蛇足ながら、
おおた慶文さんの作品に関しては、それほど詳しくは無いのですが、この方の活動は
純然たる画家のそれであった様に思います。これは私が知る限り
この方の作品に少女の裸体を描いたものが無い事から渾然たる余地が無いのだろうとの判断です。
以上、通りすがりの美大生のたわごとでした。
これ1回きりしかここに来ないので、流して読んでやって下さい。お一人でも
理解出来る方がいらっしゃれば幸いに思います。
>>450 これってラジオ番組方式だよね。いろいろ企画を立てて、読者の食いつきのいいもの
を残していくやり方。読者を集めて宴会開くとか、漫画家志望の読者を引き込むって
いうのはまるでラジオ。
でも、このやり方って雑誌自体が面白くないと成り立たない。
雑誌における読者参加って今も昔もあるけど、90年代前半に紙面の中にある程度のペ
ージを割いて、編集者が力を入れて取り組んでいたのは、HMか塩山さんの雑誌しかな
かった。一読者としては、HMよりも塩山さんの雑誌のほうがはるかに面白かったけど、
漫画の出来が……。
おそらく、当時のエロ漫画読者が文章なり絵を投稿するなら、その一番手は半ば自動的
にHMになったんじゃないかな。
HMがコアな読者をつかめた理由はそのへんにありそう。で、読者が離れていった理由も。
>>470 俺はエロ漫画家だけど、アイデア、ネーム時はともかく
下描きで形を追っている時は形を追うのに必死でやはり
雑念は入らんけどな。
>>467のはデッサン云々の話ではない希ガス。
いい加減スレ違いだが一応ね。
461の話は理想の女性(少女)を絵で追及するって話だよね多分。
実際イラスト中心で描いてた頃のりえちゃんを思い返すとねえ。
>>469 >>466の
>対して、りえちゃん氏の場合は、
>少女を性欲の対象記号として描いているから
というのもどうだろう?いかにエロジャンルとは言え
俺はりえちゃんの絵にそういうイメージあまり無いんだが。
まあ人それぞれのイメージなんだろけどなあ。
>>474 その辺は受け手の感性の差なんじゃないか?
ストライクゾーンを思いっきり外されれば、いかに書き手が
エロマンガですと言っても、全然使えないしな。
476 :
461:2005/07/30(土) 23:25:36 ID:qxeV3623
おお、これって盛り上がってるのかなw
ええと、漏れが思うに、りえちゃんとおおた氏は自身の内にある幻像の少女を
具現化するために絵筆を走らせてる、そのコトが共通しているんじゃないかと。
絵柄的に共通するところは無いし、
>>466の指摘のように視点の違いもあるのかも
しれない、けれど現実に漏れや
>>180、
>>463(アンカーミススマン)はりえちゃんの
イラストを見て、おおた氏っぽいと感じたわけで、その理由としてはそのあたりに
あるんじゃないかと思う。
あと、
>>474の言うように少なくともイラスト時代のりえちゃんはエロリビドーに
突き動かされて描いていたとは思えない。確かに所々エロい描写はあるけど、
それは掲載誌を考慮してのコトだったんじゃないかな。今はもう職業化してるのか
いかにもエロ漫画してるけど。
くどいようだけど、おおた氏をエロだと貶めるつもりもなければ、りえちゃんを芸術
だと持ち上げるつもりもないんだ。ましてや「エロ・芸術論」を交わすつもりも無い。
ただ、同じように感じる人がいてくれて嬉しかっただけなんだよ。
あいまいに「想い」と書いたことが誤解を招いたみたいだ、騒がせてすまない。
>>476 面白い議論になってるし461の考えを分かってる奴もいるんだからキニスンナ
ぶっちゃけりえちゃんのイメージは時期によって大幅に異なるだろうな。
初期の絵はエロに留まらないファム・ファタール的な雰囲気が確かにあったよ。
478 :
461:2005/07/31(日) 00:03:19 ID:oHZOsmjL
>>477 ありがとう。
ちなみにおおた氏の視点を父性の愛とするなら、初期りえちゃんのそれは恋心とでも
表現すればいいかな。最近はなんだかエロおやじ視点だけどw
>確かに所々エロい描写はあるけど、
>それは掲載誌を考慮してのコトだったんじゃないかな。
これが仮に事実だとすると、りえちゃんは掲載誌を
完全に間違えた、勘違い君って事になっちゃうな・・・。
ストリップ小屋で白鳥の湖を踊ってみても、世間の評価は
「エロダンサー」にしかならない訳だし・・・。
表現したいものが、もし別にあったのなら、あの時代だって発表の場は
他にもたくさんあっただろう。
個人的にはりえちゃんは、作家が群雄割拠する中で、
自分をアピールする為に、あえて少し外した変化球を
投げてきた策士だったと思うよ。
480 :
180:2005/07/31(日) 01:38:41 ID:/gDciuqQ
なんだ、妙にレスが伸びてると思ったら・・・。(苦笑
>>455のオレの何気ない一言がきっかけっぽいから一応レスするけど、
こんな議論は不毛だしくだらないと思うぞ?というか時代遅れですらある。
反論してるアートとエロスの二元論者、特に
>>470。君ホントに美大生かい?
>きちんと目的を持った芸術創作活動の前には、実際エロが介入する余地は無い
って、いまどき何処のピューリタニズムだよ!無邪気にもほどがあるぞ。
宗教画が裸婦像禁止時代の代用ポルノだった側面が指摘され、レンブラントや
ピカソでさえエロスをテーマにした作品を多く描いていたというのに。
むしろ人物画なら、人の根源欲求たるエロスは最も重要な「芸術創作活動の目的」だろうが。
あとヌードデッサン云々は全く的外れ。
>>472の言うように、エロ漫画家だって別に
発情しながら描いているわけじゃないだろ。(するとしたらネームの段階か)
エロス目的の絵にそれ以外の要素が無いことはあり得ないし、その逆もしかり。
そこには各作家ごとのバランスがあるだけで、アートとポルノの明確な分水嶺などない。
そんなものはエロ漫画長く読んでる人間なら、例の「わいせつ定義問題」でイヤってほど
思い知ってるはずだが?
あと
>>462なんかもう論外。結局両者の現在の社会的立場にしか論拠が無いし。
今後海外でりえちゃんがアートとして評価されるようなことにでもなれば、
真っ先に掌を返すタイプだろ。(実際されるかどうかは神のみそ汁だがw)
どうせならシーレやバルテュスはぺドだからアートじゃないとかいったら?
おおたが邪念を持ってwいるかどうかは、究極的には本人しか知りようが無いな。
父性と性欲は別に対立概念じゃ無いから、同居してても不思議は無いし。
ただ、全く文脈から切り離して(例えば両者を知らない外国人に見せるとか)
単純に絵そのものを評価すれば、間違い無く共通するものを感じ取ると思うぞ。
>>479 >表現したいものが、もし別にあったのなら
りえちゃんの表現したいものは何よりもまず「女の子」の存在感だったろう。
そして当時「女の子」を存分に表現出来る場は
「美少女漫画」(これも懐かしい響きだな)という分野以外に
あまりなかったのではないかな。
策士とか、そういうものでもないと思うね。
女の子描きたいならやはりエロじゃんと言われそうだが
エロを含めつつもそこからはみ出す存在感という形もある…
上手く説明出来ないが。
うおお、なんか難しい話でスレ伸びてるなあ(苦笑
まあ基本的に新ネタ追加のないスレなので、思う存分脱線してくれ。一段落したら
ネタ振ります。
483 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 02:39:59 ID:SvPrWTM0
180氏はこのスレをリードしてくれてる人だし、結構信頼?してたんだけど、
1回しか来ないと言ってる学生相手に憤慨して大人げ無いですよ・・・。
今までのを皆さんのを読むと、意見のぶつけ合いって感じだったけど、
今回の180氏の書き込みは、完全に他者の意見を叩き潰す
否定論ですよね・・・。
あまり気まずい空気に持って行って欲しく無いなぁ・・・。
本当に180氏本人?夏休み特有の荒らしにも思えるんだけど・・・。
しまった!うっかりあげちゃった。すいません。
ところで斉藤さんって今なにやってんの?
486 :
180:2005/07/31(日) 03:55:33 ID:/gDciuqQ
>>483 いや、期待を裏切るようで心苦しいが、
>>480は当スレの180本人で間違い無いよ。
元々大人気ないしw、体調悪くてイライラしてるのも手伝って荒っぽい口調なのは
反省するが、内容自体はできるだけ真面目に書いたつもりだ。
>>470が一度きりの書き捨てのつもりなら尚更だよ。
>>462と同様に彼はエロスを表現する作家を侮辱してるし、ましてやそれが現代アート界を
代表する意見のようにミスリードしている。勉強中の身であると考慮してもこれはひどい。
例えばエロに介入の余地は無い、絶対的な壁があるetc、断定してるのは彼の方。
「〜のように自分は思う」なら聞き流すが、そりゃ否定せんわけにイカンだろう。
そもそも自分でも「同じものでも見ている角度が違う」だけと、結局観る側のリテラシー
の問題と認めている癖に、でも絶対的な壁はあるとしてる。
自己矛盾してるんだよ。
壁は君や
>>462のような者の心の内にしか無いことに早く気づけ。
487 :
461:2005/07/31(日) 04:06:21 ID:bTrfdgXa
>>483 まあまあ、これ以上やっても本当に時代遅れの不毛な議論だし、
特に
>>470はもう一度来るようなら漏れも反論しようと思ってたし、
丁度良いケリになったんじゃないかな。
>>485 今のところ主婦らしいという話しか伝わってこないね。
488 :
461:2005/07/31(日) 04:25:35 ID:bTrfdgXa
>>486 おっとリロしてなかった・・・・体調悪いところ乙です。
あなたほど明快に論破する自信は正直無かったので助かりましたw
完全に同意します。
489 :
483:2005/07/31(日) 05:02:04 ID:VtzAVcRi
>486
>壁は君や
>>462のような者の心の内にしか無いことに早く気づけ。
あのー、何で私までひとくくりに言われなきゃならんのでしょうか???
私は180さんの文章マナーの悪さを指摘しただけのつもりなんですが・・・。
「君はそう言う意見なんだね。だけれども私はこう思う」で十分なんじゃないでしょうか?
「体調が悪く」とありますが、
その状態で尚ネットやっているのは180さんの不摂生ですよね。
そのイライラ感をここに持ちこまれても皆困ると思うんですが・・・。
又、学生さんの考えに賛同しかねるので
擁護するつもりはさらさら無いですが、
180さんも
>真っ先に掌を返すタイプだろ。
>間違い無く共通するものを感じ取ると思うぞ。
等のように、個人の感覚で断定した書き方をしておられます、
これだと学生さんと同じ穴の狢になっていて、ちょっと滑稽ですよ。
ま、487さんの言うように、これ以上論議しても
仕方ない内容なんで、丁度よいケリとしたいんですけどね。
>>489 俺は180ではないけど、「壁は君や
>>462のような…」の「君は」ってのは
483のことではなく470のことを言ってるんじゃない?
483の文はどう読んでも462と一括りに出来るような内容には読めないし。
>490
それ勘違いしてる。それだと483と470を同一視する事になる。
余計悪い。
>>492 え?俺は180が
>>486で470について書き込んでるうちに
180が興奮してw483へのレスの筈が470へのそれに摩り替わってしまったと
受け取ったけど。「気づけ」ってのは470に向けての物だと思うけどねえ。
まあ今は180の返事待ちだからその辺で…
>>493 尚更だよ・彼の方・あるとしている・等、いずれの段落でも
第3者への説明口調だから、一貫して483宛てだと思われ。
・480の意見はごく一般的で、むしろまっとう過ぎるくらい。
・オータケーブンがロリなのは画壇周知の事実。だからといって
彼の評価が下がる訳じゃない。
というか、こんなことで異論が出る方がわからない。
以上、某作家の独り言でした。
497 :
180:2005/07/31(日) 19:56:09 ID:/gDciuqQ
すまん、まだ全然体調良くならないので、頭が正常に戻るまでは控えようと
思ってたんだが。なんか誤解を呼んでるのでそれについてだけ。
>>486は確かに自分で読み返しても誤解を招く書きようだった。
書いた文意自体はオレ個人の意見として、いまさら撤回する気ないし出来もしないが、
再度不愉快な思いをさせた
>>483並び諸兄には深くお詫びしたい。
基本的に
>>490や
>>493が悪文にもかかわらず好意的に読み解いてくれた通りです。
最初の3行までは
>>483にむけて書いていたつもりだが、中段からスレ住人向け、
最後は「君」としてしまったところをみると
>>470に向けられているようだ。
自分で書いておいて「ようだ」もクソも無いが、そのぐらい誰向けか支離滅裂だし、
>>480ともども厨くさい非生産的な文章だからね・・・。人にどうこう言えた義理かオレorz
(たしか最下段は最後に勢いで付け足したンだと思う。ちゃんと推敲してれば
前後の文脈から言って「君」の部分はアンカーにしたはず)
だから
>>483にまで絡む意志は毛頭無いし、そもそも
>>483読んでも
>>470らのような
二元論的思考は読み取れないだろうことは理解してるつもりです。
重ね重ね正直スマンカッタm(_ _)m
498 :
180:2005/07/31(日) 20:02:44 ID:/gDciuqQ
というか、↑の書き込みも気を付けて推敲したつもりだが、
不手際があれば遠慮なく指摘してくれ。
ちょっと今の自分の文章作成能力に自信が持てんよ・・・。
>>496 いや、文意自体の問題じゃ無いから。間違い無くオレのケアレスミス。
でもthxです。
>>497 体調悪いと文章も崩れるよな。
とりあえずゆっくり休んでまたうp頼むな。
俺もいい加減人任せだがw
500 :
461:2005/07/31(日) 22:41:05 ID:+X+eyj+i
さて、一段落したようだし、いささか粘着だけどもう少し発言させてもらうかな。
そもそもの発端は
>>461での
>あちらさんはゲージツ家だけど、美少女に対する想いは きっと共通してると思われ。
に対する
>>462の
>いや、さすがにそれは、おおた慶文氏に対して失礼だろう
というレスなわけだけど、実はこの時点で後に180氏が展開したような内容のカキコを
しようかと迷ったんだよね。けど強者ぞろいのこのスレでそれはいかにも今さらだし、
ageで書いてるから荒しかもしれない、それに、おおた氏のような作風の作家の場合、
その作者そのもののイメージも大切にされていることが多いし、たとえそれが幻想
だとしても、論破して崩してしまうのもどうかなと。
もっとも、カキコしたとしても180氏のように説得力を持たせられたかは疑問だけどw
真理を知らずしてアートを「語る」ことは許されないけれど、「楽しむ」ことは自由だから
ね。もし
>>462がおおた氏を高潔な芸術家と崇めることで、より氏の作品を楽しんで
いたのなら悪いことしたかな、と。
>>470の発言に関しても、見ての通り、彼の主張は青臭い矛盾と自己防衛に
溢れていて、いかにも若者らしいw。自らの志す道が高潔であって欲しいと願う彼を
笑える者はそういないのではないかなと思う。書き捨てという卑怯さも含めてね。
だからこそ、
>>483氏は180氏を「大人気ない」と非難したのだと思う。
けど、今さらだがそういうあいまいな生暖かい気遣いが逆に彼の自尊心を傷つけて
いる可能性もあるわけで、結果として180氏のように叩き潰してあげた方が良かった
かなとも思ったりする。
501 :
461:2005/07/31(日) 22:57:03 ID:+X+eyj+i
で、180氏の荒っぽい論調についてだけど、氏も言っているように、いつぞやの
「わいせつ定義問題」は、既知のことだと思うが、本当に不毛で悲しくなるような議論があちこちの媒体で展開されたので、今さら躊躇している我々に対して「何やってんだ」と、そういう苛立ちがあらわれたのではないかな。
あと
>>483氏の
>そのイライラ感をここに持ちこまれても皆困ると思うんですが
についてだけど、
>>483氏の言うことももっともだと思うし、そうなるよう勤めるべき
だけど、我々はこの場で「議論・対話」を楽しんでいるのだから、相手の感情、体調等
も加味してレスをしてもいいんじゃないかなと思う。
それに、明け方のあの時間帯だし、
>>483氏もお疲れだったのではないかなw
つらつらとりとめなく書いたけど、この場でこんな議論ができて楽しい。
これからも皆さんよろしく。
>>471 放置してすまない。
>読者が離れていった理由も
そこのところ詳しく補完してくれないだろうか?
502 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 14:13:52 ID:I/WE10f4
>472
俺はエロ漫画家だけど
>496
以上、某作家の独り言でした。
作家様テラワロスw
ダレダコイツ?クリエーターなら名のってみー?
夏ですね
まぁこの状況を打破するには、俺らが『同人ホットミルク』を発行すればいいんだよ。
まぁ冗談はさておき、ホットミルクリスペクトな感じの本とか読みてぇなぁ。
ベクトルは違うけど、昔の同人、B5同盟みたくおっとエッジ効いてますね、
そんな風に思えるようなさ。
個人的な感覚で、やっぱホットミルクの良さってのは、感じるパウヮー、
お前らも機会があったらコッチこいよ的な勢い(純粋な読み手にすら)
だから。
>>504 ちょっと飛んでるが、言いたいコトはわかるよ。
その「パウヮー」はどっからきてたんだろうね?作家から?読者から?
個人的には、劇画やロリコン漫画に飽き足らなかった作家予備軍(そんときはまだ
読者)が、HMに「こういう漫画描いてもいいんだ」っていうある種のベクトルを
与えられて、それが合流してできた大きな流れが力を生んでたと思う。
漏れも一読者だったけど、なんとか参加できないかなって思ったコトは一度や二度
じゃなかったもの。
>>505 知らなかった、こんなのあったんだね。商業でやったら原稿料だけで大変だ(笑)。
>502
こんな所で、「俺〜だけど」なんて書くのは、
たいていインチキなんだから騙されるなよ。
この前から妙な流れがまじってんな…
まぁ、作家を語るようなのが現れちゃねぇ・・・。
夏だから仕方無いけど。
>>505 ホントミルク読んでみてぇw
これってただ各々の作家の作品がまとめてあるだけ?
ちょっとしたコラムとかないのかな?
>507-509
文句垂れ流すだけの奴がクリエーターを名乗るのって
語りの中でも相当に悪質だよね。
特にこういった、匿名ながらも各々が自分のポジションを
明示し理解しながら進んでいくスレにおいて
クリエーターである事のみを主張して、名を名乗らないのは
自分の書いたものに責任感がまるで無い証拠だもんなぁ。
次元が引く過ぎて嘲笑すらおきんわ・・・。
反応する必要ないし。
話題が一段落ついて書き込み止まってたから
ネタふったつもりなんだろw
その話題も厨臭いしw
515 :
514:2005/08/05(金) 22:05:03 ID:M46BNNEF
話題って作家云々のネタね
いろんな意味で夏休みだね。
最近ここでいろいろ語るようになって思うのだけど、最後の迷走期、当時はもう
見るに耐えなくて買うのやめてたのが、今になって、もう一度冷静に見たら一体
どんな印象を受けるのか確かめてみたくなってきた。
なんとか現物を手に入れて、再検証してみる価値はある・・・かなあ(笑)。
休刊スレから700レスくらいになるが、そういえば
後期も褒める感想って殆ど出てこないよな。
バッシングがきつくてここでは褒めづらいってのも
ありそうだがw評価の声も聞いてみたい所だ。
漫画ブリッコ
>>517 末期マンセーって意見はさすがに無さそうだけど、部分的にココは良かったみたいな
意見はありそう。
非常に屈折してるけど、末期にみるみる売上げが下落してると聞いて、
「ホラ見ろ、HM読んでる香具師はヴァカじゃないんだから、ちゃんと見てるんだぞ」
と、嬉し悲しかったのがなんとも・・。
520 :
180:2005/08/09(火) 19:01:02 ID:GABYf7bz
521 :
180:2005/08/09(火) 19:05:54 ID:GABYf7bz
1月号は司淳が4色中綴じで漫画初登場。表紙に知恵袋とあるが落とした模様w
2月号からは表紙絵師の天織がばんがいち担当だったぼく(睦)と交代。
逆に天織がばんがいち担当に。恒例の新年イラストは大暮&天織。
3月号は森永みるくとナークツインズが初登場。何故か天竺のは初期の没作品がw
大暮の「ピーターパン〜」は同月にて一応完結。
遂に10周年記念通巻150号となる4月号は天声チンポが二本立て。
新貝田の「エンジェルギア」もカラー増ページ。
5月号は梁川理央、カマヤンなどが初登場。久我山の担当しょーじ氏内輪ネタ漫画が
いつのまにか続き物に。変名でエヴァキャラのエロハガキ投稿までする暴走ぶり。
6月号は大暮の「青輝丸」が新連載。田沼の「SEASON」も久々登場。
女性投稿者の一ノ関りんや浦島礼仁が初登場。梶本シアンもようやくデビュー。
アリスの城vol.3が1月に発売。
3月号でHM・ばんがいち編集アルバイト募集の告知。
5月号でさくらだ女史が編集部から引退。ばんがいち投稿コーナーはフリーとして
担当することに。
95年冬コミでぐれいす編集の同人誌「漫画ホントミルク」が発行。
投稿者には馴染しん、にゃん MIC、鉄拳、KUROなどの名前が。
>>520>>521 乙。そして
>久我山の担当しょーじ氏内輪ネタ漫画がいつのまにか続き物に。
>変名でエヴァキャラのエロハガキ投稿までする暴走ぶり。
詳しく。どんなんだったっけ?
エヴァの頃までHMあったんだっけか。
HMあったの大昔のような気がするんだが、思えばエヴァも10年前か。
524 :
180:2005/08/09(火) 22:52:43 ID:1P4KCOay
>>522 久我山リカコが担当のしょーじ氏と喫茶店で打ち合わせしながら脳内妄想を語る
という筋立ての漫画で、その妄想よりもしょーじ氏の実体験のほうが一枚上手で
久我山がツッコむってのが恒例のオチになってた。
投稿はカラーハガキコーナーに「三鷹市/セル・フェラ男」名義でアスカや
加持さんのエロいイラストを送っていた。
ちょうどエヴァ放映中だった頃だから、まあハマっていたんだろうなw
>>520=180
復活おめ&乙です。
きみづか葵が一番精力的に活動してた時期だね。こういうロリとはまた違った
意味での少女趣味が出てる作家って最近はあんまり見なくなったね。
となみ むか なんかもそうだけど、こっち向きの作家も普通に載ってるってのも、
漏れ的にはひとつのHMイメージだなあ。
露骨なパロディ漫画があんまり載らなかったってのも、編集方針としては
あったんだろうかな?昔もりやねこが苦しいのを苦し紛れにやってたやつしか
覚えがないなあ。小ネタでちりばめたやつは結構あったけど。
>投稿者には馴染しん、にゃん MIC、鉄拳、KUROなど
KUROってLOでお耽美な炉漫画描いてる作家だよね?HMに描いて欲しかった・・
って後に描くのかな?知らなかったんでちょっと嬉しかった。
>漫画ホントミルク
内容知らないんだけど、これって変わり行くHMに対しての作家達のメッセージ
・・・・深読みしすぎかな(笑)。
526 :
180:2005/08/11(木) 14:52:35 ID:oHFZh7Dw
なんかホントミルクに興味ある方が多いようなので、先日のお詫びも兼ねて
いつものはお休みして抜粋をzipにまとめてみましたよ。
ttp://054.info/file/054_14938.zip.html 受信パスはオレの名前の数字3ケタで。
アリスの白はまたそのうちにでも・・・。
>>525 奥付を見ると、発行がO子さん引退の約一年後だからね。
No沢体制への明確な異義申し立てってほどではなかったと思うが、
やはり変化に対する違和感やHMはかくあるべきでは?みたいな思いは
参加した作家に共通してあったんじゃないかな。
やっぱ深読みし過ぎ?w
>>526=180
GJ! 堪能しますた。意外にも本格的な創りでびっくりした。O子さんのイラスト
なんて初めて見たし(笑)
なにかな、作家と読者、投稿者の溝が深くなってきたので、作家のためのHM
を創ってみたって印象を受けるね。程よいパロディ、程よい内輪ノリ、みたいな。
ちと話はそれるんだけど、こうしてHMについて語るたびに思うんだけど、
今ある雑誌のなかで、こうして何年も経った後に熱く語られるような雑誌って
あるんだろうか?いやもちろん今でも現役エロ漫画読みのつもりだけど、
なんていうか、若い多感な時期に読むのってやっぱ違うぢゃん?
今我々はワリと醒めた目でストア、プラスを見ているけど、心底ほれ込んで
読みこんでる香具師もいるはずなんだよねえ。
勝手に皆を年寄りにしてしまってるが(笑)若い人スマソ。
強いてあげるなら、少年キャプテン。
漫画読みとしてやっぱり、あの本は読み応えあったな。
悪い意味ではなく、実験的な漫画も含めてね。
もちろん、HMの作家が流れてるわけだがw
>>527 阿吽なんかは読者の愛情多く受けてそうな感じするんだが
俺はここ5年位あの雑誌読んでないので
現状がどうなってるのか知らない…。
今でもすきまは盛り上がっているんだろうか。
今でも阿吽は自社育ちの作家をメインにして頑張っているんだろうか。
自社育ちの作家が多く頑張ってる雑誌の方が
雑誌・読者・作家が共に育っていく感じがあって
思い入れし易いんだよね。
その点ストア、プラスはちょっと物足りない。
若い奴はどう感じるのか知らんが。
>>528 確かに漫画ってものの可能性のワクを広げた雑誌だったけど、
終わり方がねえ(苦笑)その後も語られるであろうことは確かだね。
>>529 >俺はここ5年位あの雑誌読んでないので
たまーに買ってるけど、それなりに愛されてる雰囲気はある。すきまも毒を抜いた
HMメッセージってカンジで好い。けど、他があまりにビジネスライク過ぎるだけで、
仮にも継続して刊行されてる雑誌なら、これぐらいがスタンダードなハズなんだよね。
>自社育ちの作家が多く頑張ってる雑誌の方が
同感。あと最近の少年誌なんかは別枠で育てて、安定してきたら本誌デヴューって
流れが多いが、それだと共感は呼びにくいね。多少の荒さがあっても始めから
載ってくれてる方がいい。デカい雑誌だとおいそれとできないが、マイナーエロ誌
なら可能なハズなんだよねえ。HMがそうだったようにね。
あのさ、今日ブクオフで、わんぱくの「つまさきだちおんなのこ」を見つけたんで
買ってきたんだけど、オビに
>漫画・イラスト etc……作家の魅力のすべてを満喫する
>SUZURAN COMIX α
>以下シリーズ刊行予定!!
>のりはる/十羽織ましゅまろ/天竺浪人/新貝田鉄也郎/みほとこうじ……
って書いてあるんだけど・・・・これって!?
2001年当時はマジだったのかな?詳細知ってる人いるかな?
532 :
180:2005/08/14(日) 23:54:05 ID:euOe7i3n
>>531 十羽織ましゅまろのは同シリーズで出てたと思うが、他はまだ出てないね。
時期的にいって零式に係わっていた編集が一枚噛んでいるのかもナ。
みほとこうじって今何やってるんだろ?単行本出るくらい原稿あったのかなあ?
みほとならmixiにいるね。他のHM系作家もけっこうあそこにいるみたい。
>>532 >時期的にいって零式に係わっていた編集が一枚噛んでいるのかもナ。
なるほど、もしそうならあながち荒唐無稽な誇大広告ってワケでもないのかw
>>533 >みほとこうじって今何やってるんだろ?
やはり単行本が無いせいか、そういう声は多いね。当時あんだけ露出も人気も
あったのに、出てないってのはなんかワケありなんだろうね。出てればそれなりに
売れただろうし・・・・。
宮内せいじみたいにちゃんとしたインフォがあればあきらめもつくかなあ・・。
>天声ちんぽ
森永みるくの「ギニャァァ」
ってトコだけ妙に覚えてるw
>>535 宮内せいじって結局どうなったんだっけ?
>>537 うろ覚えだけど、「事情があって宮内せいじは筆を折ることになった。編集部にある
原稿も全て処分した」云々のインフォがO子さんからあったと思う。
今回うpされた天声の中では町田ひらくが面白いこと言ってるね。
個性的な作家は言うことも個性的って言うのかな、とにかく人は人、自分は自分
っていう線引きがはっきりしてるよね。まあ文体も個性的なんでちょっと伝わってない
部分もありそうだけど(笑)描いた絵や漫画が、受け手の中でどういった化学反応を
起こすのか?そのことに対する興味や想像がモチベーションにつながるなんて、
ある意味テロリストっぽいかな(苦笑)
ところで、文中でひらくが影響を受けたと言っている「谷門六郎」なる絵師、
ググっても出てこないんだけど、劇画家かな?知ってる人おしえて。
>>539 「谷門六郎」ではなくて「谷内六郎」じゃなかった?
週刊新潮の表紙絵師だったような。
>>539 dクス。略字じゃなかったのね……。
しかしこの人の作品世界にバーチャ・インしてしまうとは……
>>541 町田氏の作品から時折垣間見えるセンスから
意外と氏が好きそうな世界ではある>谷内六郎
あの絵を見て色々思い焦がれてそうな。
いやロリ云々では無しになw
>>542 うん。憧憬とでも言えばいいかな、そんなカンジはする。
ま、純文学系エロ作家は少なからずそういう匂いがするなぁ。
544 :
180:2005/08/23(火) 23:42:50 ID:742w/7RA
545 :
180:2005/08/23(火) 23:46:10 ID:742w/7RA
8月号でHEAVEN-11の「地獄絵師・お炎」が、9月号で大暮の「青輝丸」が完結。
大暮は翌月から「JUNK STORY」がスタート。
第9回漫画大賞は大賞・入選共に無し。特別奨励賞の梅本泰君と
審査員特別賞のみみずしきは後にデビューすることに。
11月は月頭にコミック・ジャンキーズが創刊、
月末に10周年記念ムック「ミルクケーキ」が発売。
初登場作家は以下の通り。
07月号:NAO
08月号:河合二葉、まきの拳二
09月号:ナヲコ、島本晴海
10月号:園部一晶、玄田生
11月号:町田ひらく、高雄右京
12月号:高橋冴虎
読者の集い愛宴は相変わらずの盛り上がり。女子読者だけの会も開催。
投稿者には西E田、馴染しん、天野大地、鉄拳、わんぱくなどの名前あり。
>>544 乙。この辺から編集方針が迷いだした辺り…?
高雄右京ってそれまでのHMの流れからすると
違和感あるよなあ。嫌いな作家じゃないけどさ。
上手い事言えないけどHMの空気とは何か違うって言うか…。
>>544=180
乙です。天声はホント作家によって浮き沈みがあるなあ。
愚痴っぽいのは面白くないね。故アップルトン、SHIZUKAあたりの絵柄が
今見ると妙に懐かしい(笑)
>>546 >高雄右京ってそれまでの
うん。漏れもそう思う。ひらくのほうがHMっぽいかな、やっぱり(笑)
この頃おしぐちたかしがやってた「香港最新漫画事情」、
最初は「ほう、やっぱり微妙に違うもんだな」と、それなりに興味もあったが、
あんなに長くやってたのは今だに疑問。単におしぐち氏の趣味か、変な気負いが
あったのか(コレを載せてるのはHMだけ!みたいな)、当時「アレ?なんか変・・」
と思い始めたきっかけだったなあ。
この頃国産漫画が海外に露出しだした頃だっていう背景もあるんだろうけどね。
そういや、漏れが知らないだけかもしれないけど、海外産エロ漫画って見たこと
ないなあ。アメコミ調の半ギャグみたいのじゃなくて、HMに載ってるようなやつね。
548 :
180:2005/08/25(木) 18:17:05 ID:fZT929RI
>>546 改めてぱらぱら見返した印象では迷走というよりも、田沼や大暮のような既存組と
新規参入組との実力差があまりに大き過ぎて、雑誌としていびつな感じがするな。
既存組や新規でも上手い方の人が半分以上居れば、まだそう気にならないんだが、
上手いのは1〜2人で後は新規だったりすると、相当読んでてきつい。
新規組が完全に新規ならば、それはそれで新鮮さを売りにも出来るんだろうけど、
ほとんどがばんがいちとの二股だからな〜。描いてる内容も変わり無いものばかりだし。
どっち買っても大差ないなら、そりゃ安くてコンビニで買えるばんがいちのみに
客が流れても仕方が無かったろうなと思えるわ。
高雄右京はね〜、O子さんなら多分採用しないタイプだと思うよ、やっぱりw
うまくいえないけど、りえちゃんにしろみほとにしろ、HMらしい描き手には
やはりベースに三次の女の子の美しさみたいなものへの理解があったと思うのよ。
抽象度の高い鬼魔にしたって、生活感というか地に足の付いた感じは確かにあったしね。
高雄らはその辺の皮膚感覚が決定的に欠けてるんだよな〜。
まさに二次のみで育った二次フェチって感じで、そこが前世代との違いだと思う。
ハイエンド系ってのは、極論すればそういう感覚を肯定的に捉えたものなんじゃないかね?
549 :
180:2005/08/25(木) 18:38:45 ID:fZT929RI
>>547 おしぐちのコーナーは、ぶっちゃけまんがの森今月のイチオシ宣伝解説だからw
バイヤー自身が趣味を暴走させていて、それが商売になっているうちは良いけど、
客の志向とズレ始めたらそれはただの誌面の私物化だからなあ。
香港特集始めた辺りから、その辺の客観視が出来なくなってる感じはするね〜。
陳&平凡とかは成功した方だと思うけど、剣劇モノとかはどうだったんだろ?
結局アメコミほどファンはつかなかったんじゃないかな〜。
海外のエロ漫画といえばこの人が有名だよね。おしぐちも紹介してたしw
http://www.druuna.net/
>>548 あー、確かにこの頃のHMには作家間の実力の差といい
HM系作家と高雄等外部作家の間の感覚の差といい
誌面のバランスは欠いてたね。
何か妙にちぐはぐで「?」と感じてた記憶があるんだよなあ。
>まさに二次のみで育った二次フェチって感じで
そこがハイエンド系は何かね…。あれはあれでアリだとは思うんだが
何かその辺り「狭い枠の中に閉じこもってんなあ」という感じは残る。
HM作品の魅力は枠に留まらないパワーだったろうからねえ。
ふむふむ。ま、新しい流れが良くも悪くもできてきた時期でもあるってことだよね。
ホントのところはHMとばんがいちをきっちり差別化したかったんだろうけど、
HMらしい作家の数が足らなくて、苦し紛れにばんがいち作家を登用してた感は
ある。ばんがいち作家はHMに載れて嬉しかっただろうけど・・・。
HMとばんがいちを最終的に統合する気なのかと当時は思ってたよ。
人材不足もあるけど、既存組、特に大暮あたり、実力ある作家は大概そうだけど、
ただのエロ漫画に留まらないプラスアルファを盛り込もうとして、バランスを崩して
きた時期でもあると思う。
もちろん、ただの抜きツールに終わらない「漫画」としての面白さを備えているって
いうのはHM作品として必須の条件だけれど、大暮で言えば「青耀丸」あたりが
限界で、その後の「JUNK STORY」はなんだか・・・新貝田のマリオンに通じる
食い足りなさが残るんだよね。
今までとは毛色の違う新人作家、新たな境地へ向かい始めた既存実力派、
まとめるのは難しかったかな・・・(苦笑)
>>551 >ただのエロ漫画に留まらないプラスアルファを盛り込もうとして、バランスを崩して
>きた時期でもあると思う。
それはHM全体の問題というよりは「JUNK STORY」のような
作品単体での問題じゃないかなあ。
「JUNK〜」の単行本を読み返してみたんだが、エロからの逸脱がどうこうと言う以前に
「読ませる漫画」としての面白さにはやっぱり欠けてたよ。
設定を追うのに一杯一杯という感じで…おまけに未完だし。
そういう甘さを許してしまった点でHM側にも問題があると言えなくもないが、
どちらかと言うと俺は、そうしたHMの自由度の高さに応えきれなかった
作家側の力量不足の方をむしろ責めたい(大暮自身も単行本では反省してるけどね)。
あれ、もしちゃんと読ませる物が出来上がっていたなら
例えエロから逸脱していたとしても印象はまた違う物になっていたと思うよ。
で、この時期のHMの問題点はエロプラスアルファよりむしろ
180の指摘通り作家間の実力差と毛色の違いにあると思う訳で…。
雑誌全体のバランスを編集部側が見失いつつあった時期だと思うな。
作家を新規導入するにせよ、やりようってものがあった筈。
553 :
551:2005/08/26(金) 20:50:39 ID:0J2DFKsj
>>552 うん・・・確かにHM全体の問題ではないんだけど、ちょうどこの頃に既存組のなかで、
そういう脱皮を試みていた作家が目立ってたと思うんだよね。
それが単に作家としてのターニングポイントだったのか、新たな勢力に対して差別化を
図ろうとしたのか解らないけど、読んでて不安になることが多かったなあって話。
森山塔や唯登誌樹を横目で見ながら、一般誌行きを画策してるんじゃないかなって
つい思ってしまったり(笑)ま、実際一般に行けた作家は少なかったし、エロい人は
エロいままで残ったりしたんで杞憂だったワケだけどね(苦笑)
うまく言えないが、確かに土台が不安定な感じはあったと、その辺は
>>180>>552が
言ってる通りだと思う。
ちと脱線するけど、「ストーリー性のあるエロ漫画」ってどんなの?
個人的には、いろいろばらまかれたファクター(キャラクター、時代背景etc.)が、最終的にクライマックスの濡れ場で結実するってのが美しいと思う。
話の進行にとくに関係なく、言わば義務として濡れ場があるような作品もあるが、
正直邪道かな、と、いくら面白くてもね・・。
そういう意味で「正常進化」してきた天竺、すえひろ、山文あたりが今でもエロ漫画家で、脱線しがちだった大暮、綾坂、鬼魔あたりが一般作家だってのも今考えたら納得かなと。
ま、過渡期の微妙なバランスの作品も魅力があっていいけどね。
大暮だと「ピーターパン・・・」が一番好きだったりするし(笑)
>>553 >「ストーリー性のあるエロ漫画」ってどんなの?
一般的に評価されるのはまさに
>最終的にクライマックスの濡れ場で結実する
というものだと思うけど、でもそういうのって
>義務として濡れ場があるような作品
というのも認める土壌がないとなかなか生まれないような…。
大暮とか、るりあなんかの暴走wが前提になかったら
あそこまで成長しなかったかも知れんし。
555 :
554:2005/08/26(金) 22:42:11 ID:6eU4+hIH
あ、554の終わり2行、553の文章を誤読してる。
>最終的に
って天竺やすえひろのことだろうから大暮とは別の話だ…orz
その前の文章の意図は変わらないけど。
幅が無いと高みは望めんって意味で。
556 :
551:2005/08/27(土) 03:57:44 ID:wAaoDVP1
>>555 >幅が無いと高みは望めん
あーうん、逆に言うなら「エロシーンさえあればアトは何描いてもよし」的な
寛容さがHMにあったからこそ名作も生まれ得たって意味だよね?
確かに。そういうノリはエロ漫画だからこそ可能なノリだよね。
今語っている時期ぐらいまでは、エロ漫画誌ってのは漫画の最アダルトな部分・・・
エロだけじゃなくて、おおよそ青少れないようようなw・・・を担ってたと
思うんだけど、その後青年漫画誌にそれは移動していって、抜きツール的部分だけが
残って、今日のエロエロ誌になった・・・・ってのは極論過ぎか(笑)
557 :
551:2005/08/27(土) 05:43:20 ID:wAaoDVP1
>おおよそ青少れないようような
おおよそ青少年には見せられないような です。
スマン。
558 :
554:2005/08/27(土) 21:43:33 ID:6SACeWsf
>>556 >「エロシーンさえあればアトは何描いてもよし」的な
>寛容さがHMにあったからこそ名作も生まれ得たって意味だよね?
うんそう。あと俺は個人的に「エロシーンさえあれば」という作品も
結構好きなんで(モノによるが)そこもちゃんと認めたいってのもあるw
と言うか結局色んな傾向のものがあった方が楽しみのチャンネルは広がるし
そのジャンルが発展する可能性も高いと思うんで。
>その後青年漫画誌にそれは移動していって、抜きツール的部分だけが
>残って、今日のエロエロ誌になった・・・・ってのは極論過ぎか(笑)
いや、それはあると思う。でも一般誌に掬い取られたのって結局
美少女とか萌えとか直接的な濡れ場とか判り易い部分だけって気もするなあ…。
エロエロも含めて一般誌が掬い切れなかったものはまだまだ
エロ漫画に残されてるんじゃないかと思うんだけれども…。
559 :
551:2005/08/27(土) 23:30:22 ID:OGJBOyt8
>>558 >エロエロも含めて一般誌が掬い切れなかったものはまだまだ
>エロ漫画に残されてるんじゃないかと思うんだけれども
うん。つーか一般誌に載ってる萌えもエロも、「エロで食ってる」作家たちの
執拗なまでの求道っぷりに比べるといかにも上澄みだけってカンジで
全然食い足りない・・・まあ、あんまり濃すぎると逆にダメなのかもしれないけど。
これからのエロ漫画ってーと、個人的には一般からの出戻り組に密かに期待してる。
実力見初められて一般行ってみたけど合わなくて帰って来た作家ね。
最近だと米倉けんごとか東雲太郎とか、ハナハルもそろそろか(笑)
出戻る理由はそれぞれだろうが、漏れは笑ったりしない・・むしろ実力ある作家なら
自分の可能性を試してみたくなるのは当然だし、合わなかったからといって
ヘタレ扱いすることもないと思う。
特に最近ストアに載ってる米倉の保健室&図書室シリーズは
もうなんだか感動した(笑)タカピーでスレてるようでいて実は純で強がり・・・
そういう難しいキャラをセックスシーンを通して描ききってしまうなんて・・・
これぞエロ漫画でしかできないことだよね。ま、一般では理解されないだろうけどね。
>>559 あと、甘詰留多も豚汁の話のようなダークな要素は
一般誌での展開は難しいだろうなあという感じがするし、
少し前にここで話題に出た町田ひらくも後に一般でも描いたようだけど
基本的にあの作品世界はエロならではという気もするし…
別にダークだったりアングラっぽかったりというのが
エロの生命線だというつもりもないが
エロジャンルだからこそ出来る事ってまだあるよなあ。
ヨネケン。快楽天でエロ復帰した時に作家コメントで、一般誌の担当が
エロ漫画を馬鹿にするようなことを言ってて腹が立ったみたいな事
書いてたんだよな。(んな事公に向けて書くなよって気もするがw)
専用スレでは「本当は一般に憧れてる作家」と揶揄してるのがいるようだが、
あれはエロが好きで描いてる作家だと思うね。
>>560 ああ、甘詰留多も一般にはもったいないねw濃すぎて敬遠されそうで
ちと心配だったけど、結構いけるみたいだなあ。
「エロ描写がなければ描けない純愛」を上手く描いてるよね。
>本当は一般に憧れてる作家
「ラブひな」や「藍より青し」みたいなサクセスを目論んでるのが丸出しなのが
たまにいるのがイタイんだよなw
一般でもエロでも、結局はその作家の一番描きたいコトを描けるのが一番なワケで、
米倉も一度旅に出ることで自分の本分に覚醒したんだろうね。
一般に出てみたら、実際驚くほど自身がエロに特化されてるコトに気付く場合も
多々あるみたいだけど、個人的には井の中の蛙で全然かまわんからw
自身の道を求道して欲しいもんだと思う。
562 :
180:2005/08/30(火) 22:14:57 ID:xrXDYojJ
563 :
180:2005/08/30(火) 22:17:32 ID:xrXDYojJ
1月号から更なるリニューアル。表紙が大暮に交代。
コラムも電脳解放遊撃隊と雑誌事評(4月号より)がスタート。
2月号の巻頭巻末年賀イラストはナヲコ&ぼく。
鬼魔は「こねこ」シリーズから鉛筆画をスキャンした形でのデジタル作画に移行。
5月号のりえちゃんは間に合わなかったのか鉛筆コピーにベタのみの仕上がり。
船掘もカラー4ページでイクサー1じみた巨大ロボットもの予告編(エロ抜き)を描くなど、
「HMパワーアップ計画発動!」などと編集が煽るわりに悪い意味でのオタ臭さが強くなる。
6月号で大暮「JUNK STORY」はメジャー移籍の為一旦停止、結局未完のままに。
マシュマロくらぶは単行本形式のCOMICアリスくらぶとして再開。
ジャンキーズは最大3万部ほどは熟れていたようだが、4号で早くも休刊に。
初登場作家は以下の通り。
1月号:篁よしやす、ましみゆき(HM大賞出身)
2月号:梅本泰君(HM大賞出身)、結城らんな
3月号:茅薙隆裕、千葉治郎
5月号:森見明日、河澄翔
6月号:あづみあまね、たもりただぢ、
恒例先着順は10ページで遂に減少に。新人が増えないのが要因か?
愛宴も古い常連のみが内輪で盛り上がってて閉鎖的な印象。女子のみのお茶会も開催。
投稿ハガキにもCGものが増えてくる。ちなみに世間ではたまごっちが大ブームw
564 :
180:2005/08/30(火) 22:23:23 ID:xrXDYojJ
ちなみに今回の天声チンポ、本来はグレイス石川分が第36回に当たるのだが、
誌上(表紙でも)では35回と表記。翌月以降もズレたまま訂正無し。
この頃から目立つようになった裁断ミス(原稿と裁断の角度があってない)とあわせて、
徐々に杜撰な編集が目につくように。
梅本泰君は永らく見かけなかったが、今月のコミメガで久々に漫画描いてるね。
ちょっと絵も変わってロリ風味になったが、あいかわらず変なセンスw
それと、
>>180で話題に出した武田ゆういちが亡くなったそうだ。
http://www10.ocn.ne.jp/~comic/ ソースはこちら↑。とりあえず黙祷。
>>562=180
乙です。
やあ厳しいね・・大暮の表紙と田沼のSEASONくらいしか光るモノが
ないなあ。天声の顔ぶれ見ても、HMよりもばんがいちの方に勢いがあったね。
>この頃から目立つようになった裁断ミス
これって印刷屋サイドの問題じゃないのかな?
裁断ミスじゃないけど、表紙が2重になってる号があったよね。あれは驚いた、というかウケた。
>>566 詳しく。そういう号あったっけ?
裁断ミスは印刷所での断裁時のミスでしょうね。
568 :
180:2005/08/31(水) 17:41:11 ID:dxb6xdUp
う〜ん、一月だけなら印刷所のせいかなとも思うんだけどね・・・。
全く同じミスを数号続けるのはやはり編集の怠慢なんじゃないのかな?
さて、A5時代のHMも残りあと8冊分となりました。
多分次回で一気にうpできると思います。それでとりあえずはうp終了。
B5時代に関しては他の人が引き継いでくれると有り難いんだが・・・
今は3〜4人くらいしかここ居ないみたいだし、望み薄そうだなw
>>568 とろろ塾うpの辺りがスレ人口一番多かったかな?
その辺妙に衰退史と符合してるのがなんとも・・・
あ、でも読者数は中期よりも後期のほうが多かったかもしれないねえ。
冷静に考えれば、HMは漫画ってメディアが大きく躍進していく波に
上手く乗っかっていたって思える。ま、そこまでの狡猾さは編集側には
なかったろうけど、創刊の頃って確か、「電車の車内でイイ年をしたサラリーマン
が漫画を読んでる」みたいな投書が新聞に載ったりして、まだまだ子供の
モノっていう認識が社会にはあったよね。それを立派に文化として認められる
までに引き上げた立役者の一人だったと言えるんじゃないかな。
もちろんアダルト部門担当で(笑)。
>>569 >でも読者数は中期よりも後期のほうが多かったかもしれないねえ
もしそうなら休刊の憂き目は見ていませんと突っ込み。
まあ好きな作家が載ってる時は買うと言う浮動読者が後期には多くて
中期のような固定読者は後期は少なかったんジャマイカ。
このスレの後期HMについてのコメントの少なさと言ったら・・・。
後期に対する書き込みが少ないのはしょうがないでしょ。
このスレ、後期を語れる雰囲気じゃないじゃん。
スレの雰囲気作ったのは雑誌側の問題が大きいかと思うけどな。
しかしここでは後期について編集方針の曖昧さこそ批難の対象となっているが
個別の作家に目を移せば語りたくなる作家もいるだろう。
そういう部分ではスレの雰囲気など気にする必要もないので
まずは俺が挙げてみる。
瓦敬助の『奈々子さん』は大好きでした。
あのおっきなおっぱいとムッチリ太モモで抜いたことだってあるさ。
久しぶりにカキコ。
後期って印象薄いから書けることあんまりない…
後期にもKICOとか梅本泰君とかインパクト強い作家が出てきてるし
わんぱくを載せたりセンスいい所見せてはいるんだけどね。
それらがその後も持続しなかったのが何とも。
まあ持続しなかったのは作家側の事情もあるんだろうけど。
つまらなくなったから売れなくなったのか、
売れなくなったから、つまらなくなってしまったのか
576 :
569:2005/09/07(水) 22:44:31 ID:6UYLmQ9E
遅レススマン。規制に巻き込まれてた・・・
>>570 >もしそうなら休刊の憂き目は見ていませんと突っ込み
それもそうだね(笑)エロ漫画人口は確実に増えてたんだろうけど、
いかんせん競争相手が多すぎたね。そういう漏れも、当時続々と創刊される
雑誌をいろいろとつまみ食いしてたもんな。
>>572 >瓦敬助の『奈々子さん』
うろ覚えで時系列がはっきりしないが、確か同時期に快楽天あたりで
「ほたる」だったかを連載してたと思うんだけど、「ほたる」はふつーに
エロ漫画だったのに、「奈々子さん」はソフトえろ路線だったよね?
なんでそんなコトになってたのかが未だにちと疑問。
もちろんどっちも楽しく読んだけど、HMがエロ無しを許容できる雑誌だった
からかなと思ったりもする。
>>574 >まあ持続しなかったのは作家側の事情もあるんだろうけど
「同人やってるので、夏と冬は描けません」的なノリをHM側が
許さなかったらしい・・・というのをどこかで見た気がする・・・
でも今ストアは許してるしなあ(笑)。
>>576 >「奈々子さん」はソフトえろ路線だったよね?
>なんでそんなコトになってたのかが未だにちと疑問。
推測だけど、月8Pの枠ではいずれにしろ本格的なエロを展開するのは
難しかったってのはあるんじゃないかな
(瓦の仕事スケジュールの関係で8P以上は無理だった、とか)
で、それならいっそヌルエロでも面白い物を、と言う。
でも、そんな疑問だった?非エロでも面白いものを読ませようってのは
HMらしさの一つだと思うし、俺は違和感なかったけど…。
578 :
569:2005/09/09(金) 01:22:10 ID:xvli7u0F
>>577 >非エロでも面白いものを読ませようってのはHMらしさの一つだと思うし
や、もちろんそれはそうなんだけど、前述のように時系列がはっきりしてないが、
その流れだと、快楽天人気作家の瓦にHMが原稿を依頼して、
スケジュール調整の末、8pのヌルエロを連載ってことになった、と、
・・・なんだかその流れに激しく違和感を覚えるんだよね。それではいかにも
今のコアマガ手法ぢゃん・・。
無論、他誌デビューの作家なんて他にいくらでもいたし、なんで瓦だけが
そんなに引っかかるのか自分でも上手く言えないけど、
今にして思えば、事実上、自社での新人育成をHMがあきらめた瞬間だった
のかもしれないなあ・・・。
蛇足だけど、奈々子さんやほたるの出来栄えについては何の疑問もなく
素晴らしかったと思う。エロでもヌルエロでも独自の世界を描き出せる実力
はホンモノだよね。そういう意味では
>>574の言う通り、センスはあるんだなあ。
579 :
577:2005/09/09(金) 19:37:25 ID:CMYa1y85
>>578 うーん、仕事スケジュールって言い方は誤解あったなあスマソ
単純に俺は、瓦は筆が遅くてワニに加えてコアでまともに8P以上描くのは
きつかったのでは?と推測したまでで…。
>快楽天人気作家の瓦にHMが原稿を依頼して
これは実際時系列がハッキリしないと何とも言えないなあ。
俺の方は激漫(ほたるは楽天ではなかった筈よ)は読んでなかったし…。
577の主旨は、P数の制約が内容・スタイルに影響を与えたのではって事です。
エロをまともに展開するにはやはり最低16Pはないとキツイだろうなと思ったから。
そんで、その8Pという制約の中でああいう作品を生み出したんだから
実際瓦は「ホンモノ」なんだろうね。
580 :
569:2005/09/10(土) 18:59:33 ID:CJA2jmtO
>>579 >うーん、仕事スケジュールって言い方は誤解あったなあスマソ
大丈夫、誤解してないと思うw、でもまあ、ハタから見る限りそんな感じの
流れなんでないかなあ。当時そういう風に思った覚えがあるよ。
実際瓦が連載してた頃っつーと、そういうホンモノが登場してくるのを
心待ちにするっていうぐらいしかHMに期待することは無かった気がする・・。
ただ、どんだけ迷走しても、何故かそういう見識眼みたいのは失わなくて、
それが最後の砦だったかな。
後期の話をするなら、また不満話になってしまうが、
表紙にドラマ性が無くなったってコトが個人的に気になった。
HMの表紙って誰が描いたにしろ、一枚絵の中に楽しげなドラマが
描かれていて、それも他誌との明確な違いだったと思う。
CH系に代表されるような、可愛い女の子が微笑んでいるだけ、みたいな
ある種エロゲ的な表紙もありだけど「漫画って一枚絵でも漫画なんだよ」
みたいな無言の主張が込められているようなHMの表紙が好きだったので、
後期、特に大判になってからのエロいだけの表紙はどうも受け入れられ
なかったなあ。
そういや話は脱線するけど、一枚絵で多くを語れるような優れた漫画家が
描く絵ってのは、エロゲの原画としては使いにくいらしい・・・。
先のストーリーまでうっかり絵に盛り込んだりしてしまうそうだ(笑)。
582 :
180:2005/09/14(水) 01:49:54 ID:l+Tb9lNo
583 :
180:2005/09/14(水) 02:04:18 ID:l+Tb9lNo
98年の2月号新年イラストは天織と都築真紀。
この時期、表紙も担当しててエース扱いだった大暮が少年キャプテン→UJに
移動して連載開始。エロマンガの方は一線を退く形に。
HM漫画大賞も第10回の節目なれど、特筆する事は何も無い有り様。
初登場作家は以下の通り。
7月号:きりやましんご、江戸川春泥
8月号:きみおたまこ
10月号:秋宗、才谷ウメタロウ
11月号:馴染しん、広川犬介
12月号:水尾ろむ、弐式四拾六、As'まりあ、たかしたたかし
1月号:宇佐美渉、小町麗、藤倉和音
2月号:菊菜麗子、TAGRO
ジャンキーズは定着する間も無く一時休刊するもすぐに復活・・・がやはり休刊w 周知のようにB5判HMへ吸収される。
コミックアリスくらぶも2号で休刊、前後してショタキングが創刊。しかしこれも続かず。
そして2月号で大々的にHMリニューアル予告が掲載。
3月号からはA5判192ページ→B5判342ページへ。(定価はほぼ据え置きの560円)
初登場には板場広しとLAZY CLUBなど、従来の固定イメージ打破を狙った起用が
吉と出るか凶と出るか・・・?(というか結果はとっくに出てる訳だがw)
ちなみに97年4月、桜桃より同社初の美少女漫画誌コミック夢雅が創刊。
老舗のアットーテキ休刊、レモンピープル中綴じ化と合わせて、徐々に現在へと
繋がる業界の勢力変化が明確に。
HMリニューアルと同時期にリイドからも零式が創刊。旧HM系作家の受け皿的色合いが
強いイメージだった。(塩山著によれば、93年末頃からA5系は不調だったらしい)
リニューアル直前の先着順は11ページ。発表前なので混乱は見られぬものの、
常連からは「最近のHMはつまらん」的な意見が出始めていた。
愛宴は結城らんなが引退表明していたようだが、その後どうなったのやら・・・。
584 :
180:2005/09/14(水) 02:27:28 ID:l+Tb9lNo
以上、A5時代のHM個人的レビューでした。誤字脱字偏見見逃し平に御容赦。
しかし三ヶ月もやると疲れるね〜流石に(;;´Д`) ま、とりあえずオレGJ!w
>>569-573 確かにA5時代に洗礼を受けた読者が、後期ダメダメ言い過ぎてる部分はあると思うよ。
後期は後期で好きな作家目当てで買ってた人も多いだろうしね。
ただ、やはり今の眼で客観視してみても、雑誌自体が持つ熱気みたいなものの量が
桁違いだからな〜。相対的評価と言う意味ではキツくせざるをえないでしょう。
今回分あたりを読み返すと、とにかく編集側からのゴシップ的な内幕暴露や業界噂話が
うざったくてしょうがないんだよな〜。(苦笑)
あれじゃ内輪のオナニーと言われてもしょうがないだろうし、なにより真面目な読者を
バカにしてるわな。エロ漫画誌がエロ以外で読者スポイルしてどうすんのよw
だから
>>575の答えは「つまらなくなったから売れなくなり、根本理由に気付かぬまま
悪あがきした結果よけいにつまらなくなった」って感じでしょうね。
585 :
180:2005/09/14(水) 03:08:03 ID:l+Tb9lNo
>>572-580 瓦はB5時代に導入された、「それまでのHMイメージとは違う他社作家も積極的に
起用する」路線の一人だったと思うけど、それがプラスに働いた一例だよね。
個人的にはあのぬるエロ具合は、瓦のある種の挑戦なんだと思ってたよ。
それこそ当時の夢雅に代表されるような、ハードコアの対極でもオレは面白い作品に
してみせるぜ!みたいな。で、それをやれる、やらせてもらえる場所としてHMを選んだと。
(もしかしたら、あのノスタルジックな雰囲気は田沼のSEASONにインスパイアされたのかもね)
そういう姿勢はある意味すごくHMっぽい感じがするし、だから古い読者にも比較的
好評なんじゃ無いのかな。惜しむらくは、それが次に続かなかった事だろうね。
>>581 表紙のドラマ性ね・・・。なかなか面白い視点かも。
例えば新貝田の恒例Xマス表紙なんか、ものすごく背後のストーリーを想起させる
絵ばかりだったよね。みほとや司淳や睦といったリアル系も、今風の無機質な記号絵
とは違う、血の通った暖かみを感じさせる女の子だったし。
基本的には明るくてポップなんだけど、描き手の顔がきちんと見える感じがしたよ。
でも、単にドラマ性を狙ってると言うとむしろ今のコミメガやプラスの表紙だって
そうなんだよね。明らかに漫画かエロゲーの一場面として描かれているし。
とはいえそれにストーリーを想起させられるかって言うと全然そうでもないわけで。
その辺は難しいんだよね。解説され過ぎるとこちらの想像の入る余地が無い。
ちなみにプラスの表紙は相当ひどいよね〜。今月号なんか最悪だと思ったよw
586 :
180:2005/09/14(水) 03:11:02 ID:l+Tb9lNo
あ、あと言い忘れましたが、以降は特別用事が無い限り名無しに戻ります。
うp板は荒らし以外なら自由に使って下さいね。でわ。
>>582=180
激しくGJ!でした。途中体調を崩されていたようですが、もう大丈夫なのですか?
うp内容についてコメントしたいのですが、とりあえず一度落ちます・・
588 :
587:2005/09/14(水) 21:33:44 ID:AKBzS5Y8
>>582 改めて乙。
レイアウトのせいなのか随分事務的になった気がする>目次
大判になるにあたって、何か新企画を立ち上げて投稿を募集するとか、
そーゆうのは無かったんだったかな・・・無かったよなあ・・・
>林家志弦
後期作家の中ではワリと好きな作家だけど、それまでの漫画・・・古典から
現代まで・・・を読んできた人が読むことで初めて面白さがわかる、みたいな
個性があるような無いような作家だよね。自覚なしにパロディを描いてる
ようなカンジかな。
589 :
587:2005/09/14(水) 21:35:01 ID:AKBzS5Y8
>>583 ついに大暮が一般に!w
>零式が創刊
時期がも少しアトならまた話は変わっていたかもしれん・・・まだまだHMの
ネームバリューにしがみつく読者は沢山いたんじゃないかな・・。
>塩山著によれば、93年末頃からA5系は不調だったらしい
それが本当なら黄金期ってのはホントに少しの間だけだったんだねえ。
>>585 >あのノスタルジックな雰囲気は田沼のSEASONにインスパイアされたのかもね
うん。と言うより、「江戸川乱歩調浪漫派エロ漫画」ってHMに昔からよく載ってた
から、瓦的にHMイメージを描いたのかと思うけどどうかな。
>基本的には明るくてポップなんだけど>表紙
そこが大事な気がする。何も表紙で抜くワケじゃないんだし、明るくレジに
持って行きたいなあw
>ちなみにプラスの表紙は相当ひどいよね〜。今月号なんか最悪だと思ったよw
見てきたwあれは別に何号かにわたって連作になってるワケじゃないよね?
590 :
587:2005/09/14(水) 21:44:58 ID:AKBzS5Y8
結局のところ、後期〜メガキューブ〜メガプラスと未だに迷走は
続いてるんだよね。スゴイ体力だよホント・・・
今日何気にばんがいちを何年か振りに買ってみたんだよね。
昔からいる作家ってもうあんまりいなくて、新しい作家やヨソから来た
作家ばかりなんだけど、それでも未だにばんがいちらしさは保ってる。
HMもこんなふうに淡々と維持してこれなかったのかな?全盛期がデカすぎて、それでいろいろ足掻き過ぎたんじゃないかな?
・・・なんてちょっと思ってしまった。
>>589 >>あのノスタルジックな雰囲気は田沼のSEASONにインスパイアされたのかもね
>うん。と言うより、「江戸川乱歩調浪漫派エロ漫画」って
待てwそれは田沼のSEASONとG街奇譚を取り違えてやしないか?
SEASONは昭和50年代日本を背景にした少年少女の恋愛モノ・・・。
180の言ってるのは、ちょっと懐かしい80年代を舞台にした
奈々子さんもSEASONの流れではという。
今まで意識しなかったけど結構それはあるかも。
592 :
587:2005/09/15(木) 04:02:09 ID:paYFrUW1
>>591 >待てwそれは田沼のSEASONとG街奇譚を取り違えてやしないか
あ、大丈夫。取り違えてないよ。漏れが言いたかったのは、田沼にせよ
瓦にせよ、物語の舞台を過去にもっていくにあたって、作者自身と読者が
ほぼ同年代であることを前提に、その年代にしかわからないノスタルジー
をあえて描いて共感を得ているってコト。
SEASONと奈々子さんはどちらも自身がリアルに少年期や青春期を
過ごしたから用いられたんだろうし、G街あたりは当時学校図書なんかに
少年向けの江戸川乱歩のシリーズがよく置いてあって、
田沼もそれをドキドキしながら読んでいたクチだったんだろうと。
読者と作家の垣根が薄いHMならではの手法だと思ったので、
そう書いたつもりだったんだけど、イマイチ舌足らずだった・・・スマン。
>うん。と言うより、「江戸川乱歩調浪漫派エロ漫画」ってHMに昔からよく載ってた
>から、瓦的にHMイメージを描いたのかと思うけどどうかな。
この文章から>592の文意を読み取るのはさすがに無理があるだろw
594 :
587:2005/09/15(木) 22:41:07 ID:/TYscyp/
>>593 申し訳ありません・・orz
昨晩はどうしても「同世代に共通のノスタルジー」っていうキーワードが
浮かばなくて・・・
作家と読者がほぼ共通したノスタルジーを持っているという現象は
ホント成年誌ならではで、同人パロディの延長線なのかもしれないけど、
とても面白いと当時思った覚えがある。
露骨にパロディを持ち込む作家も多数いたけど、やっぱり一番効果的に
展開したのが田沼だと思う。SEASONはその集大成ってとこかなあ。
逆にGO!GO!WESTは同年代だと堺正明のアレやドリフの人形劇で「西遊記」
という物語に親しみがあるので楽しめるが、知らない世代だとイマイチだったん
じゃないだろうか。夏目雅子の凛々しい三蔵法師のイメージがあってこそ、
あの破天荒な二重人格も生きてくると思うしね。
余談になるけど、こないだ十歳くらい下の香具師と話してたら、
彼は「孫悟空」というキャラは鳥山明のオリだと思い込んでたよ・・。
ま、西遊記の下地が無くてもドラゴンボールは面白いっていう
逆説的証明になるのかなあ。
ホットミルクの88年8月号の表紙がもう一度見たいがために探し続けて丸1年…
状態が良けりゃ少々高くても買うんだけどなぁ…影も形もありゃしない。
>595
弓引いてる絵?
>>596 >>595じゃないけどそうだね。新貝田のやつ。
つか、弓にイルカのオブジェがあしらってあることに
17年経った今気付いたよw
HMメッセージのお題イラストが「めがねの少女」・・・秀逸だねえ。
めがねっ子って言葉はまだ普及してなかったかな・・。
>>595 ヤフオクでよくHM出てたけど、チェックしてるのかな?
>>595 なぜ数ある新貝田表紙の中であえてアレなのかが気になる
>>598 いや、単に気に入ってたからで深い意味はないんだが。
>>599 そうなのか・・・ちなみに漏れなんかは89年1月号の表紙が好きだ。
同じ新貝田でアイドル歌手みたいなやつね。
新貝田は器用に絵柄をコロコロ変えるので、年代によって
好き嫌いが出てくるんだよね。
86年ぐらいのHMで、安彦良和そっくりの画風で
タイトルがたしか「マリンスノウ」って作品。
作者名わかりませんかね?
>>601 あの当時でそんな芸風だった作家と言えば
電光石火轟じゃないか。
>>602 ちょっとぐぐったら間違いなくその人っぽいです。
どうもありがdございました。
電光石火轟は安彦のアシだったからな。似てるのも当然っていうか
狙ってやっていたんだろうな。
漫画家引退後は、スクエア、テクモとゲーム業界を渡り歩いて
こき使われ杉で失明寸前になって画業を完全引退したって聞いた。
サイトを見たところ、まだ仕事は受け付けてるみたいだが。
>>604 >漫画家引退後は
あの、すげえ悲惨なんですけど・・・冗談だよね(汗)
今でもHPあるし・・・。
つか、大噴火吾郎と同一人物なのね。あの頃のHMって、新貝田率いる
とろろ系と普通に一緒に載ってて、読むほうも普通に読んでたね。
お互いをどんな風に見てたんだろうねえ・・・。
ところで、「大噴火吾郎と大破壊組」って「本宮ひろ志とチューリップ組」の
パロディだよね?今さらだが・・・
おお珍しくかぶった・・・
ついでにだけど、生真面目な安彦作品の裏で、こんな面白いのが
アシやってたなんて、なんか笑える話だ。
>>597 弓にイルカのオブジェって、特撮ネタじゃなかったっけか。東映戦隊モノ。
それはそうと、電光石火轟と同時期に天野義孝っぽい絵柄でエロマンガ
描いてた幻超二ってのがいたと思ったんだが、今何してるんだろ。
>>608 失明したとか廃業したとか、そういう変な噂なら知ってるが
真偽のほどは不明>幻超二
え?でも、幻超二=電光石火轟じゃないよね?
2人とも失明の憂き目にあいかけたってこと?
そんなに漫画描くのって目に悪いのかなあ。
>>611 そら目に悪いでそ。
作家愚痴スレ覗いてみても
目に関する不安はたまに出てくるし。
>>595だが、ようやく88年8月号の表紙を見つけた。
…どうも脳内補正がかかっていたらしい。
思い出は美しいままにしておけばよかったのかもしれん。
>>613 そうかあ、それは残念だね・・・そういうのとはちと違うけど、
漏れもたまにHM引っぱり出して読んだりするが、さすがにもう使えは
しないね(笑)今と違って穴が空くほど読んでいたので、飽きてるせいも
あるだろうけど、「ズコズコ・・」みたいなSEX描写はいかにも前時代的で
なんかもう笑ってしまうなあ。
ま、適当につまんで読めば、エロ漫画の技術的変遷がよくわかるんで、
ある意味教科書だね、もう(笑)
さて、やっぱりと言うかなんと言うか、後期の大判時代に関しては
あんまり思い入れのある人ってここにはいなかったみたいだね。
そういう漏れもその一人なんだけどね・・。
つか、丁度この時期って一番エロ漫画が煮詰まってたように思うんだよね。
HMだけじゃなくてさ・・・・なんかこう新しい空気を欲してたのかなあ。
漏れの主観だけど、二次エロの主流が漫画からエロゲに
持っていかれてた時代だったと思う。
ワリと名のあるエロ漫画家が原画を担当して、それを売りにしたりしてるのを
横目で見てて、なんだか危機感を感じたりした(苦笑)
そうこうしてるうちにあっと言う間にエロゲー市場も飽和気味になって、
また漫画に流れは帰って来たような感じだけど、
それまでとは違う新しい要素を取り込んで帰って来たような印象なんだよね。
PC作画が代表だけど、それだけじゃなくて、なんかこう、
ずいぶんフェティッシュになって帰って来たよね(笑)
ま、絵描きとしてPCっていう新しいツールは魅力的だったんだろうし、
この時期が無ければ今のPC作画の隆盛はなかっんだろうと思う。
一度主流が出て行って、変化してまた帰って来たっていう、
妙な時代に居合わせたんだなと、最近思ったりもする。
フェティッシュというか、ものすごく記号化が進んじゃったなとは思うね。
「このコは眼鏡かけてるから引っ込み思案キャラですよ!ハイ萌えて!」
「人妻だから包容力があってしかも年中サカってる淫乱ですよ!迫られると即ヌレヌレ!」
みたいな感じで、属性と展開がもう最初っからワンセットメニューなのね。
読者の需要を突き詰めて純化させた結果だとは思うんだけど、いざそうなってみると
それこそ毎日好物ばかり食わされてるようで、そりゃすぐに飽きるってもの。
しかも、好きな人には美味しいかもしれないけど、純度が高いだけに好みじゃ無い
人には全く良さが判らないところもあるし。ぶっちゃけ袋小路だよね。
HM全盛期当時はまだそこまで嗜好の細分化が進んで無かったから、逆にどの漫画も
皆が楽しく読めていたって部分はあるんじゃないかな。
ロリ趣味無い人でも新貝田やりえちゃんは絵上手いなと思っていただろうし、
露出の気が無くても末広の漫画はけっこうドキドキさせられたしなw
そういう意味では、当時の方がより受け入れられる間口は広かったと思う。
>>616 >ものすごく記号化が進んじゃったなとは
うん。確かにそういう漫画を描く作家って多くなったよね。お約束通りに
展開して、それがお家芸みたいになってるような作家。
ただまあ、もともと漫画って記号的なモノで、読者の勃起フラグを様々な
記号を駆使して立てる技術が進んだってカンジなのかな。
けど、数は少ないが、そんな中にも自身のエロ・ファンタジーを
見事に作品として編み上げる作家も出てきてるんだよね。
不毛と解っていながらも、つい、「これはもう芸術じゃないのか!?」
なんて唸ってしまうようなね(笑)。
市場が広がってしまったことで、つまらなくなってしまった部分も
確かにあるけど、嘆くようなことばかりでもないねえ。
>HM全盛期当時はまだそこまで嗜好の細分化が進んで無かったから
同意。あるよねそれわ。あの時点で自分の嗜好に気付いてしまった人も
多いんじゃないかな。
細分化が進みすぎたのかもしれないが、かといって最大公約数的なエロ漫画
なんて読みたくないしなあ・・・・。
>>617 >細分化が進みすぎたのかもしれないが、かといって最大公約数的なエロ漫画
>なんて読みたくないしなあ・・・・。
616ではないが難しい所だよそれは。細分化が進み過ぎると閉鎖的になるという
弊害が無いではないし。勿論それを極めた所で出てくる凄みってのもあるけど
崖っぷちまで行っちゃうとそこから先はもう無いぞってのもあるからなあ…。
全盛期のHMはそういう一般性とマニア性のバランスが絶妙に取れてたんだろうな。
>難しい所だよそれは
うーん確かになあ・・・けど細分化・・・というよりも、「住み分け」はもはや避けられないように思う。
昔のHMのように、雑多な嗜好の漫画が各種載ってて、それを読者が前向きに
読んでくれる時代ではなくなったなあ・・。
>全盛期のHMはそういう一般性とマニア性のバランスが絶妙に
ふむ。そもそも昔ながらのエロ劇画やエロアメコミに飽き足らなくて、
内山亜紀あたりの所謂「ロリコン漫画」で仕方なくガマンしていた層が
さらに分化していく過程でHMは登場したんだと思う。
漏れはまだ若かったので、何も知らずHMで「入門」したクチで、
いろいろ示唆される様々な嗜好に柔軟についていけたけれど、
まだまだ飽き足らない、もしくは開発されて飽き足らなくなっていった層が
確実にいて、そしてさらなる分化が始まって・・・
全盛期ってのはそういう流れの中で一番バランスの良かった時代だったかな。
いやあ、自分は読みたいよ?雑多な嗜好の漫画が各種載ってる雑誌。
「うーむ、こっちの趣味は無かったけど、読んでみると案外悪く無いなハァハァ」
とか言ってみたいしw 守備範囲が拡がるのは大歓迎ですよ。
残念なのは、そういう読者を引き込めるほどの「一般的な漫画としての面白さ」を
ほとんどの作家が放棄せざるをえなくなっている現状や、その状況を後押しして
結局自分の首締めている読者(こんなトコでHM懐かしがってるあたりがその証拠)
の態度かな。
エロ漫画が詰まらなくなってるんだとしたら、それはとりもなおさず関わっている
書き手読み手全員の責任なんだよね、やっぱり。
>>620 >その状況を後押しして
>結局自分の首締めている読者(こんなトコでHM懐かしがってるあたりがその証拠)
いやあ全盛期のHMで育った読者は後押しなんかしてないと思うぞ…少なくとも俺はねw
後押ししてるつもりはないのに雑誌の方がどんどん狭量な方に変わってくんだもん。
ただこの流れを支えてるのはどう考えても読者側にある訳で、
コレは読者による後押しって言うよりは読者側の世代交代のせいじゃないかねえ。
この板とか見てると、趣味の幅の狭い読者が増えたかなあってたまに思う事がある。
>>620 >いやあ、自分は読みたいよ
うん。もちろん漏れも読みたい。近年そういうエロ漫画の楽しみ方は
すっかり下火になった気がする。初めから目差す嗜好をはっきりさせて
雑誌を選ぶ人が増えたんだろうね。
ま、しかし、LOのような「専門誌」が出てくる最近の流れってのは個人的には
非常に歓迎できる。炉陵辱系なんかになると、はっきりと嫌悪感を感じる
人もいるだろうしね。
無論、誰にも危害を加えずにそういった倒錯した世界を無限に描けるってのは
二次メディアの利点のひとつだし、マニアックロードを突き進むのも
もちろんいいけど、正直混載させるのは無理があると思うんだな。
希望的に過ぎるかもしれないが、そういった専門誌がいくつか具現化して
住み分けがある程度確立したならば、またHMのような「総合誌」が台頭
できる土壌になるんではないかなと、ちょっと思ったりもする。
余談だけど、絵柄は変わってきたものの、内容的に大きく変わってはいない
りえちゃんが、今やLOで落ち着いてるってのは、読者の受け入れ幅が
変化していることの一つの証明なんでないかなあ。
りえちゃんはLOで落ち着いてるのかね?
なんかHM以外ではどこにも落ち着けずにさまよってる印象なんだけど。
んーまあ作風的にはフィットしてるんじゃないかな。
前はドコ行ってもなんだか浮いてた感はあったけど。
ま、続くかどうかはわからんよね。
しかしLO自体、ロリブームが去りつつある今これから先どうなるかなあ。
(いやりえちゃんには頑張って欲しいが)
専門誌ってそのジャンルがブームの時はいいけれど、そのブームが去った後は
悲惨だろうなあと思うんだよな。
>>622をまぜっかえすようで悪いが、
そういう商業的リスク考えると、アンソロならともかく雑誌単位での専門誌化を
出版社がこれから先進める事はあまり無いだろうと俺は踏んでる。
実際ストアでもプラスでも他誌の多くは巨乳からロリまで一通りは揃えてるしさ。
商業誌としてはやっぱり保険は打っておきたいだろうなとは思うよ。
作家単位でのスペシャリスト化は確かにあるとは思うけど。
626 :
625:2005/09/30(金) 17:39:38 ID:oE556pnQ
で、そもそもの
>>616の提起っていうのは作家側の
スペシャリスト化を問題にしていると言うよりも
かつてのりえちゃんや末広のように、スペシャリストでありつつも
本来は「その気」のない読者まで引っ張り込むだけの力量を持つ作家が
減ったなあという事だと思うんだけど…その辺についてはどう思う?
>>622 俺個人は、フェチに走る以前の、漫画を描く上での根本的な基礎体力や
バランス感覚を持つ作家が減りつつあるなあと感じるんだが…
判る奴だけ判ればいいやっていう、そんな感じ。
スペシャリスト化は別にいいんだが、一方でバランス感覚も忘れないで
欲しいんだよなあ…。
627 :
616:2005/09/30(金) 18:31:17 ID:XKKux/zo
うん、自分の意見も
>>625に近いよ。
だから、たとえ「巨乳からロリまで」取り揃えようとも、それのみでは事態の解決に
ならんと思うのよね。それはスペシャリストのショーケースにはなるだろうけど、
イコール面白い漫画雑誌と言う訳じゃない。
逆に考えると、守備範囲外の読者まで引き込めるような作品を描ける人は、今じゃ
すぐに非エロ系に青田狩りされちゃうんだろうな。
青田狩りされないような人は、良くも悪くもエロでしか本領発揮出来ないタイプって事で。
つまり、そういう大きな枠組みでも住み別けが出来上がってしまってるんだね。
個人的にはそんな境界線はいっぺん取っぱらってぐちゃぐちゃにしちゃえば良いと思うよw
628 :
622:2005/09/30(金) 21:26:09 ID:6l/oyYdH
>>626 >本来は「その気」のない読者まで引っ張り込むだけの力量を持つ作家が
うーん、というか特にすえひろなんかの場合、今はどんなの描いてるのか
よく知らないんだけど、HMの頃って「まだ目覚めていない普通の少女(女)が、
恥じらいつつも快楽に抗えずに露出やMに覚醒していく」様を描いたものが
多くて、それってそういう気が無い人が読んでもとっつきやすいし、まだ理解
できるんだよね。
でも、最近の作家の露出や陵辱系って、もう初めからその気バリバリで・・・
ま、表向きは清純そうってカンジにギャップを狙う場合もあるけど・・・・
だから単純に比較はできないんじゃないかな。
あえて言うならば、「何も知らない素人をその道に覚醒させる(開発する)悦楽」
を描いたものがそれっぽいけれど、そうなってくるともう一般の人には受け入れ
辛いよね。
けれど、そういった嗜好の人にしてみればそうでないと満足できないワケで、
おのずと作家側も専門的にならざるをえない・・・
しかしまあ、揺れ動く微妙な心理をエロ漫画に織り込んで描ける作家となると、
正直数える程しかいないよね・・・。
結局のところ、エスカレートさせることでしか新鮮味を提供してこれなかった
から、そういう事態を招いてしまったんだろうなあ。
とは言え、今は読者側が即物的なものを求め過ぎて、
実験的なものには金を惜しむ傾向にあるからね。
揺れ動く微妙な心理を織り込む様な、長期連載を見越したものや、
1話辺りのエロ含有量の少ないものは、作家さんもやりたくても
出来ないだろうな・・・。
良くも悪くも、首を締めているのは読者自身って事か。
>>629 >実験的なものには金を惜しむ傾向にあるからね
あーそれはあるね。HMや初期快楽天にあったサブカル要素が
いつのまにか消えてしまってたのも、読者のそういった傾向の影響
なんだろうな。
エロ漫画に「新しいもの」を、以前は確かに期待していたはずなんだけどなあ。
そういう腰を落ち着けてじっくり取組むような作品は、やはり一般誌に期待
した方がいいのかな・・・。今の甘詰の作品なんか、あんだけエロければもう
「エロ漫画」だと言ってしまっていいだろうと思うし、描く舞台が変わることで
あれだけ作品の自由度が上がるのなら、もはやエロ漫画誌にこだわることも
あるまいと思うんだな。
上の方にも書いたんだが、俺的には一般での甘詰はイマイチ物足りない…
物足りないというだけで嫌いではないんだが、エロ漫画時代のダークさが
かなり薄まってるんで。だからエロ漫画でなければ描けない事ってのは
まだまだあるって。
愚痴スレや他の板のスレで知ったんだが最近単行本の売上が少しずつ
良くなってきてるんだって。勝ち組負け組の差が拡がってるだけという
可能性もあるが、ともあれこれが本当だとして、もしこの流れで
出版不況を脱することが出来たなら、また昔のように出版社が
色々お遊びを認める余裕が出て来るかもしれないよ。
それに現状には飽き足りないヒネクレ者wの作家や読者ってのは
いつの時代にもいるもんだしな。
実際俺も含めてここにいる奴は大なり小なり今のエロ漫画に
物足りなさは感じてるだろう?
>>631 一般での甘詰は物足りないどころか悪夢を見てるようだ。
往年の名選手がくだらないバラエティで媚び売ってるような失望感。
好きだからこそ余計にダメージは大きい。
ホームランバクチ系より安打製造器が重宝される世の中だから物足りないのかもしれないが。
633 :
630:2005/10/02(日) 18:59:08 ID:qfTtKBz5
>>631 >実際俺も含めてここにいる奴は大なり小なり今のエロ漫画に
物足りなさは感じてるだろう?
あーそれはもちろん。君の言うとおり遊び心が足らない気がする。
HMに来てた作家って、一般には無い自由さを求めて来た人が多かったと
思うんだけど(唯登誌樹とか、るりあもそうなのかなあ・・・・)、
今のエロ漫画って、愚痴スレを覗いて見たりしてる分には結構がんじがらめ
みたいなんだよね・・・一部の売れっ子は違うみたいだけど・・・
至極当たり前のことだけど、売れるために必要な条件を全て満たしてみた
ところで、売れるかどうかなんて解らないし、売れるための方法論を確立
しようとしたところでそれも無理。唯一頼りなのは才能を発掘するための
編集者の「第六感的な選別力」みたいなあいまいなものしかない。
それでも出版社は利益を上げねばならないので、少しでもカタい方へ、
堅実な方へと、まるで確率だけを頼りに進めるバクチのようなやり方で
シーンをつまらなくしていったんだろうと思う。
・・・・ってコトだよね?
>>632
634 :
630:2005/10/02(日) 19:10:50 ID:qfTtKBz5
>>632 >一般での甘詰は物足りないどころか悪夢を見てるようだ
甘詰はよく話題に上るわりにHMとは関係無いのでややスレ違いだけど(笑)
エロ時代の作品はディープな話のわりにキャラが純なので、なんかこう
猟奇的な雰囲気というのかな・・・明るい太陽の下で血まみれで笑ってるような
気味の悪さがなじめなかったんだよね・・・漏れがヘタレなだけなんだろうけど、
確かにエロ漫画でないと描けない世界ではあった。それは同意ですよ。
しかしまあ、甘詰を一般に誘った編集は結構スゴいかも。
635 :
632:2005/10/03(月) 13:22:11 ID:/2Ts9NDe
>>630氏
うーん、私的に「カタい方へ、堅実な方へ、確立重視」というのはバクチじゃなくて、
ガッチガチの石橋叩きなワケですよ、野球で言えばID野村みたいな。
本屋とかコンビニとかの仕入れで「売れ(て)る商品だけ残していってそれ以外は終了」
なんて事やってると、だんだん凡百な品揃えになっていって、完全に没個性な店になるというか。
「バクチ」はむしろ確立無視の「第六感的な選別力」という方が合っております。
まあ昔は「エロ+何か」を求めてHM等買ってたわけですが、
今はエロいかどうかでしか購買意欲が無いというのが悲しいですね。
そんな基準だから、(今月はイマイチなので)毎月買わなかったりもするし。
636 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 17:37:29 ID:vvKU7uXp
>そんな基準だから、(今月はイマイチなので)毎月買わなかったりもするし。
そう!
結局632氏に代表されるように、それだから
出版社が潤わない→冒険的な企画が出来ない→石橋叩き的に。
の3段スライド方式にハマる訳で。
この流れを立ち切る為には、結局源流であるユーザーが買い支えないとダメなんだよね。
自分が十分に満足できないからと言って買い控えていたら、悪くなる一方だよ。
アンケートハガキを出して意見をキチンと伝える為に雑誌を買うのだっていいだろう。
それが理解できずに、不満を垂れ流すユーザーが多すぎるのが1番の原因。
出版社だって会社なんだから、厳しい状況でバクチなんて打つわけが無い。
仮に自分の勤めている会社が、学生なら親がでもいいや、それが大バクチ打つなんて言ったら
どうよ?正常な神経なら猛反対するんじゃない?
自分のお気に入りの作家が掲載されている雑誌&その作家の単行本は
きっちり買っているし他の奴は知らんが俺はマメにアンケート出してるけどな。
あとsageろ。
初期HMの頃ってのは、アニメや漫画自体に可能性というかパワーがあって
作家がそういった何かを誌上で模索することが許されてた時代だよな。
考えてみれば、作家も読者も物凄く幸せな時代だったのかもしれないなぁ。
639 :
630:2005/10/03(月) 22:22:12 ID:vGGGGlfV
>>635=632
ええっと、
・シーンに対して大きな変革、もしくは流行をもたらすような力量のある作家
(だが逆シーンに大きく嫌われる、受け入れられないリスクも・・・・)
=ホームランバクチ系
・派手さはないが、流行を器用に取り入れて、無難にまとめることができる作家
(皆が皆そっちに走るとシーンは停滞してしまう)
=安打製造器
のつもりで書いたんだけど違うかな(汗)?
>今はエロいかどうかでしか購買意欲が無いというのが悲しいですね
ちょっと愕然としたよ・・・・ああそうだね・・いつの間にかそんな風になってしまってる。
購買意欲という事なら話は少しずれるが
HM全盛の頃俺は工房だったが、毎月三日の発売日には
万難を排して書店に向かいHMを購入してたもんだった。
HM買うのが毎月の生活サイクルの中心になってたって位に思い入れてたな。
今そこまで思い入れ込めて買ってる雑誌ないなあ…。
毎号買ってる雑誌もあるが発売10日後に買ったり2週間後に買ったり…。
実は全盛期のHMの空気を色濃く受け継いでいる雑誌はヤングキングアワーズあたりなんじゃないかとか思う今日この頃。
いやなんとなくだが。
いや俺は何となく分かる
一般的過ぎずマニアック過ぎずというバランスの良さ
ヒラコーにはHMがなくなる前に
一度描いてもらいたかったな
>>640 似たような青春をすごしてるなあ(笑)
>>641-642 それはつまり、HM→キャプテン→アワーズって流れかな。
イイ意味で普通よりオタっぽい漫画が多かったんだよねえ。
645 :
632:2005/10/05(水) 13:44:17 ID:MVsc1MJH
>>639 ええ、そういった感じです。
今のシーンの停滞って、エロ+何かの「何か」を無視して
「エロければ何でもいい」とばかりに、凡百なグラビアの羅列のような、
全編エロイラスト+少々のセリフで済ましてしまうような作品が
平気で幅利かせられるようになってしまったのも一因かも。
>>640 ハガキ出してたというのもありますけど、
入手のためなら雨が降ろうが槍が振ろうが
市内→隣市まで本屋をはしご出来ました。
地方なので数日遅れますけど、発売日になると
もう早く買いたくてケツが落ち着かなくてw
「何かを楽しみに待つ」という感情で、
あれ程狂おしく待っていたのはあの頃くらいかも。
今はもうそこまで思い詰める雑誌もなく、毎号買ってる系でも
見かけたら買うくらいで、買い逃してもバクナン通販かスルー。
>>642 ああ、まさにそういう感じかと。<全盛期のHMの空気
646 :
640:2005/10/05(水) 21:04:56 ID:M3L0gJeR
>644
おお。やっぱりHMはそれだけ吸引力の強い雑誌だったって事だね。
>645
俺は首都圏在住だったからすんなり近場で買えたけど
地方は大変そうだな…隣市かあ。
「万難を排して」ってのはその日は約束絶対入れないとかその程度の話で…負けたわ。
しかし俺も同じ状況なら同じ様な事やってたろーなー。因みに俺もイラスト投稿組。
因みに元HM読者は今どんなエロ漫画誌買ってる?
俺はポプリに純愛果実、美少女的快活力にパピポに快楽天。
あとピザッツもいいかなと親父臭さを醸し出しつつ(w
コアからは離れつつある…たまーに気が向いてプラスやストアを
買う程度。
>>646 両ストアは掲載作家によるけど結構買ってる。プラスはよっぽどのことがないと
買わないなあ(苦笑)。ポプリは最近イイ感じ。楽天は作家によるかな。
パピポ・・・も作家によるなあ・・・RINはちょっと期待してる。上手いことエロエロとヌルエロ
のスキマを埋めてほしい。
単行本はその作家を応援する意味で買うかな。最近あとがきとかで凝る作家も
あんまりいないね・・・。
648 :
640:2005/10/09(日) 08:23:55 ID:F5DS3K33
>647
遅レススマソ
RINって期待できるんだ、今度読んでみよう。
パピポは新貝田が描き始めたって言うので読み始めたらD.Pの方にハマッタっていう(w
快楽天はハナハルが一般行きしたんでそろそろ買うのも限界かなと思ってる。
一水の二誌は、ゼロの者のファンなので。
いや何でこの話を振ったかというと元HM読者はその後どんな雑誌に流れたか
何となく知りたかったからなんだ。レスどもです。
RINかぁ・・・好きな作家もいるから、たまに買うけど読んだ事無いなら
1つだけ。
ロリショタ属性が無いとあれはツライよ。8割以上はそれ系統だから。
因みに俺はデフォ買いは、快楽・メガHの2つ。
作家によって、ポプリ・パピポ・RIN・アニ嵐。
雑誌よりも、647さんと同じ意味あいで、最近は単行本の比率の方が多いかな?
自分も雑誌は一通りパラ見する程度でめったに買わないね。
単行本は定番に好きな作家の新刊以外も、良さそうなのをたまに試し買いするんだが。
雑誌を定期購読するのって、好きな作家が1〜2人いるってレベル以上のなにがしかの
+αが必要だよね、やっぱり。
今売られているエロ漫画誌で、そういう魅力を感じるのは残念ながら無いなあ。
>>648 >元HM読者はその後どんな雑誌に流れたか
というと漏れの場合、大判になったあたりからもう「その後」扱いになってしまうけど、
・とりあえず快楽天・・・女流作家がいい味出してた、夏蜜柑、タカハシマコetc.
・連載モノを楽しみにしてキャンディータイム・・・この頃は結構面白かった。
・しばらくして零式・・・良くも悪くも気負いすぎたし、期待もでかすぎたかもしれないね・・
作家陣も含めてね。
零式無くなってからは特に定期購読してた雑誌は無かったなあ。なんだか業界全体が
迷走してるカンジだった。
メガストアは本体のエロゲ雑誌の方を知らず、たまたま本屋で見つけて購入。
そのエロさに驚くが、同時に「エロ漫画ってこんなとこまで来ちゃったんだな」と
ちょっと引いてしまったのを覚えてる。けど、コンテンツが充実してて、ただの
エロ漫画誌に終わろうとしないところがちょっとHMチックで、コアマガやるじゃんって
思ったなあ。
ま、キューブ→プラスの流れの方は、最初の何冊かを買ってみただけで終わって
しまったけど(苦笑)。
>>648 自分もHMが大判になった辺りからは、その後感覚になっていったなぁ・・・。
もっともその頃には今の勢力図の基盤みたいなものは既に完成していた気もするが。
買わなきゃならないって言う、変な使命感は今は持っていないけど、
それでもやっぱり何冊かは買わないと落ち付かない。
・ペンギンクラブ・・・良くも悪くも老舗としての安定感がある
入手性の良さもgood
・コミメガH・・・正統派のエロ漫画誌として。
無印メガは、変な所に凝ってて青年誌と変わらなくなってるのでパス。
・真激・・・ちょいアングラっぽいが、若手の勢いだけで押しまくる作品が
意外に良。
・快楽天・・・安定株だけど、シール貼って専門店でも中身の確認が出来ないから
事実上バクチ買い。後悔も多いが・・・。
・パピポ・・・他の雑誌には無い独自路線なので一応。
おお、俺のネタにこれだけレスが。皆dです。
>649
忠告ども。俺はロリショタもOKなんで大丈夫(w
>650
>雑誌を定期購読するのって、好きな作家が1〜2人いるってレベル以上のなにがしかの
>+αが必要だよね、やっぱり。
HMみたいな雑誌を経験すると尚更な…。
とりあえず俺は単行本買うのとはまた別に、好きな作家の作品発表の舞台を
確保しようって意味で雑誌も買っておこうかと。
+αを求めるのは現状では半ば諦めてる…。
>651>652
俺も大判HM以降は「その後」って認識。俺はその頃にメインに買う雑誌は
快楽天と零式に移った。零式はもっと踏ん張って欲しかったな。
>・パピポ・・・他の雑誌には無い独自路線なので一応。
パピポは何となく雰囲気違うね確かに。
このスレの前半にも名前が出てたが元HM読者は快楽天とストア系に
流れたってパターンが多いんだろうか。加えて零式も強いか。
あとは各自の趣味によって分かれると…。
この辺からも何となくHMの性格が見えるね。
プラスの支持が無いのは…まあ仕方ないよな(w
うお、名前欄入れ忘れてる。653は640です。
655 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 03:34:13 ID:x9sLV2f1
保守
阿吽読んでるヤシは少なそうだな・・
MUJIN派もいないのかな・・・
>>656 阿吽は読者欄も含めて好感が持てるけど、何故か定期的に購読する気には・・・
「娘。」も正直好きになれないんだよね・・・リアルの方の「娘。」に興味が無いからかな・・
>>657 MUJINは良くも悪くも今の「粗製濫造エロエロ路線」の元祖と言えるので心情的に
どうもね・・・マメにチェックすれば新人発掘の楽しみが見出せそうな気はするけど。
あくまで個人的嗜好なので好きな人は気にしないで下さいね。
結局HM以降にHMを超える魅力を放った雑誌は無かったねえ・・。
O子さんが子育てを終了してカムバックしないかなあ・・・しないよなあ(笑)
気持は判るが、今のエロマンガ業界にO子さんは興味ないだろうし、
もし万が一戻ったとしても、かつてのHMのように時代を作るような雑誌は
もう無理だと思うよ。お客がそれを求めてないだろうからね。
>>659 や、もちろんわかってますよ(笑)ちょっとボヤいてみただけ。
しかしまあ「もう一度HMを読みたい」のか、
>「かつてのHMのように時代を作るような雑誌」が登場して時代が動くのを
期待してるのか、自分でもよくわからない今日この頃(笑)
ま、過ぎ去った時代のフレイバーを懐かしんでるってのは多分にあるかな。
>>660 かつてのファミコンフィーバーを知ってると、技術やスペックは桁違いなのに
何で今はこんなにクソゲーばっかかなぁという感じ?
エロを”好き”で描いてるヤシが少なくなった希ガス、大概が大手狙いかメジャー誌への腰掛けかというような。
モチベーションとしては否定しないけど、なんというか読後感がスッキリしない、本気で(魂がこもって)ないから…
>大概が大手狙いかメジャー誌への腰掛けかというような。
うーんどうだろう…。それにしてはHMのような
「オタク以外の読者にも楽しめる一般性」に欠ける漫画が多いような…
上にもあったけど力量不足の作家が増えたからそう見えるのかなぁ。
俺は現状を見るに、エロを腰掛け程度に考えてると言うよりは
自分のファンだけ相手にしてればいいやみたいな視野の狭さを
多くの作家に感じる。
末広とか天竺とか山文とかは、「色んな読者を引っ張り込んでやるぜ!」
みたいなパワーはやっぱりありましたよ。
>>661 魂がこもってないというのは俺も同感。
というか、HM全盛期の作家は自作のキャラに思い入れを持って描いてた希ガス。
エゴエゴの黒原まきとか、或いは読みきり作品のキャラにしても、ちゃんと「作者の分身」
だったり「作者が妄想する理想の恋人」みたいな感じが伝わってきてた。キャラに血肉を感じた。
最近のエロマンガはどうも使い捨ての人形がギシギシアンアンしてるみたいで味気ないんだよね。
連載作でも、この作者本当に自分の描いてるキャラのこと好きなのかよ、と思ってしまうのが多い。
田沼は確かに、読者を引き込んでやるぜ!!ってパワーを感じた。
しかし、末広とか天竺とか山文とかは寧ろ
読者置いてけぼり作家の元祖だと思うよ。
あの時代、突っ走ってブレーキが利かなくなる作家って
あまり居なかったし、ジャンル特化型作家のはしりだったね。
魂がこもってないっていうか、自分に酔ってるって感じかな。
ただああいう作風はある意味、今のエロ漫画シーンの基盤を築いたとも言えるね。
>>664 そうかな。かなり上の方のカキコだが
>>616が
>露出の気が無くても末広の漫画はけっこうドキドキさせられたしなw
と言ってるのを受けた話だが、確かに趣味違いの読者も巻き込まれる
魅力は末広、天竺、山文にはあったからね。実際俺は巻き込まれたし。
だから、パワーというか見せ方の上手さ?
あれと同じような事やって上手く描ける作家がどれだけいるか?
っていう疑問はあるよ。
・少年漫画のようにキャラをしっかり作り上げて読者を引き込むか(田沼)
・自分の世界を作り上げてそこに読者を引き込むか(末広、天竺、山文)
という方法論の違いだろう。
キャラと世界、どちらに魂を込めるかが違うだけで、
どちらも漫画の描き方として正解であるし
優れた作品であればどちらにも多くの読者は引き込まれるよ。
いずれのベクトルにせよこのスレの住人的には
今の若い作家の多くに魂の乏しさを感じる訳で。
>>666の区分でいうと、大暮は田沼型、町田ひらくは末広型だな。
どちらも後期HM作家なのに、ここでも評価高い理由はその辺かも。
最近の萌え系とか、エロゲから流れてきた作家群になると、
もうHM世代の作家からは断絶してる感じはするね・・・。
「仏作って魂入れず」って言うけど、今の若い作家が描くエロ漫画はまさにそれだな。
なんつーか、血が通ってないわ。
>>665 そうかな?
田沼については同意見だが、末広、天竺辺りは
なんか遠くの世界で好き勝手やってるなぁと言う印象しか当時
無かった・・・。
唯一良かったのは山文で、作品のセリフに説得力があったので
引きこまれる魅力があった。
この辺は個人の取り方の違いなんだろうね。
あえて例えると、田沼、山文がガンダムの様に理由付けをしっかり
やった虚構で、末広、天竺がその辺をふっ飛ばしてキャラの
勢いでみせるうる星やつら的な虚構だよね。
>>669 気持ちは分からなくも無いが、昔は良かったとか言ってるジジイの愚痴にしか聞こえん。
ここでの話は美化されてるから、仕方ないが
HM時代にだって全ての作家が最初から卓越していた訳では無く、その中に光る
原石を読者が一体になって育てていこうとしていたはず。
そういう気持ちが無いんなら、もう漫画から卒業した方が良いと思うなあ・・・
>>661 >技術やスペックは桁違いなのに
上手い例えだ。そんな感じだよねえ・・・しかしまあHMの初期から中期あたりの
充実ってのは、作家達がまだまだ兼業を余儀なくされるような状況で、それでもなお
眠い目をこすって描き上げた作品の放つ本気ぶりがもたらしたんだとも思える。
スペックが低く、制約が大きいハードしかなく、それでも創意と工夫で懸命に創りあげた
ゲーム達が持つ耀きってのはそれに似たものがあるよね。
規制や制限なんて、無い方がいいに決まってる。けれどそうした抑圧が、時に良作をもたらすファクターになったりする。なんだか中世の、宗教画になぞらえて描かれた裸婦像を
連想してしまうなあ・・・
そういった広ーい意味で、やはりゲームもエロ漫画も、アートの一つなんだなあと思ったりもする。
田沼は「漫画」重視、末広・天竺は「エロ」重視ということじゃないの?
(結局撤退しちゃったが)田沼は一般誌に進出したわけだし。
末広・天竺が描く非エロ漫画って、想像できない。
>>672 いや、だから
>>666の言いたいのは
ベクトルは違うけど絶対値は一緒ってことじゃない?
読者を引き込む絶対値は変わんないっていう。
田沼系も末広系もHMの二大看板潮流だったからねえ。
675 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 04:04:37 ID:OD45U3Jv
>>670に同意だな。
当時末広、天竺辺りに読者を引き込む力があったかと言うと
疑問が残る。それはどちらかと言うと、今の彼らへの評価とすりかわっている
感じだね。実際当時ムーブメント的になりえたのはHM組では
新貝田、田沼、くらいで、他は独自路線を突っ走ってはいたが、
周りに影響を与えてはいなかったのが当時の実際なんだよね。
>作家達がまだまだ兼業を余儀なくされるような状況で、それでもなお
>眠い目をこすって描き上げた作品の放つ本気ぶりがもたらしたんだとも思える。
昔の方が専業作家率は高かったんじゃないかな。
むしろ今の時代みたいに群雄割拠していない分、ライバルが少なくて冒険も
やりやすかったし、新たなジャンルや試みを試せる余地があったと思う。
オネアミスと言うアニメの言葉を拝借すると、
冒険し尽くして世界がくだらない場所になっちまった、のが今なんだろうな。
世界が狭くなって冒険の地も無いが、それ以上に
個性や才能の原石を一緒に探す楽しみを、今は読者側も放棄して
しまっている状態。
>ライバルが少なくて冒険もやりやすかったし、
>新たなジャンルや試みを試せる余地があったと思う。
黎明期ならではのアドバンテージはたしかにありそうだな。
うむそうか…俺は田沼と同じく末広や天竺にも話の展開その他で
普通にワクワクしてたし、それと
>>664の読者置いてきぼりというのに
少し引っかかって(w
>>665を書いたんだが、一般性って言葉は
言いすぎだったなあ…。
力量でもって引き付けた読者の数では田沼系も末広系も
(少なくともHMの枠内では)それ程変わらないんじゃないかと思ってさ。
>>675 いやさすがに周囲への影響って事ではそうだったと思うよ。
>>677 >いやさすがに周囲への影響って事ではそうだったと思うよ。
いや、亜流というのを生み出せ無かった点で、
影響という言葉の意味から考えると違うと思うよ。677さんが言ってるのは
考察すると商売として成功を収めたって話になると思う。
新貝田なんかが周囲への影響を与えまくっていたのは明白で、
いかにもインスパイヤされました的な作家が数多くいた。
それに対して天竺や末広に当時、影響されましたって作品は
見なかったなぁ。
(もちろん私も全ての作品を知っているわけでは無いので○○がそうだよって
いうのがあれば教えて下さい)
むしろここでは語られていない、るりあ046なんかの方が周りに与えた影響は
大きかった気がする。
そう考えると、クリエーター系に影響を与える、新貝田るりあタイプと、
固定読者の心をガッチリ掴む天竺末広タイプと言うのは、全然違う種類の
才能なんだろうね。
676氏の言う
「黎明期ならではのアドバンテージはたしかにありそうだな」
ってのは分かる話だ。
今アニメがまさにそうだよね。天使っぽいネタとかを哲学風に絡めると
とたんにエヴァンゲリオンに似てるとか言われちゃう。
アニメも漫画も、先人が後先考えず荒らしていった大地で生きていく
後進はかわいそうな気がするよ・・・
(ID変わってると思うけど)
>>678 え?いや俺は商売というか読者に食い込むって話をしてたんだけど、
それと周囲や後進の作家に影響を与えてメインストリームを
形成するっていうのはまた別だよなあと思って
>>677を
書いたんだけど…そんなに君の指摘と違ってないと思うけど…。
あの、何て言うかな、他に影響を与える才能と与えない才能と
二種類あると俺は思ってるんだよね(どちらが上とか下とかって
事じゃないよ。方向性の違い)。そして、影響与えないからと言って
読者にアピール出来ない訳じゃないよと…分かりづらいかな。
>>678の文章だと
>>677が戸惑うのは無理ないな。
>いやさすがに周囲への影響って事ではそうだったと思うよ。
と言うのは
>>675が示した「他への影響」という側面「では」そうだと
いう事を認めたもので(677の言ってる事とは)「違うと思うよ」
と言う。(そら違うよ677の示した側面ではないもん)
677は675とは別に「読者の獲得」という側面から発言していた訳だが
678は「お前の言っている事はそれではなくこれだ」と言いつつ
677が主張していたのと同じ内容を繰り返している。
そら混乱するって。俺もここまで読み進んで「え?」と思った。
>>681 いやおまいの解説もなんか混乱する・・・
678は677が「末広達は他に影響を与えた」と言ってると勘違いしたんだべ
677も言葉足らずだが
684 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 03:21:43 ID:7OhhPl+1
気持ちは分からなくも無いが、昔は良かったとか言ってるジジイの愚痴にしか聞こえん。
ここでの話は美化されてるから、仕方ないが
HM時代にだって全ての作家が最初から卓越していた訳では無く、その中に光る
原石を読者が一体になって育てていこうとしていたはず。
そういう気持ちが無いんなら、もう漫画から卒業した方が良いと思うなあ・・・
>>675 >冒険し尽くして世界がくだらない場所になっちまった
うん。現状はそんな感じかなあ。けれどそれはどんなジャンルのアートであっても
必ず訪れることで、音楽の「メロディ限界説」なんてのがそうなんだよね。
でもやっぱりそのジャンルを志す人はあとを断たないし、あっと驚くようなジャンプアップ
を示して見せる新たな才能は必ず現れるだろうと思う。
そういう意味では、エロ漫画はまだやっと第一段階を越えようとしている所で、
あせらずにこれからを見てみたいなと思うよ。
ちょっと89年頃のHMをパラパラ見てみたんだけど、基本的にこの頃の作品って
漫画としてちゃんとしてるよね。新人でもつたないなりに伏線回収やオチがちゃんと
してる。最低それぐらいでないと掲載されなかったんだろうけど、今みたいに
雑誌一冊買ったら「???」って思うような作品が必ず載ってるようなことは無いね。
上で皆が述べてるようなことも、もちろん不満だけど、個人的には今のエロ漫画に
一番足りないのはそういう漫画としての基本だと思う。
686 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 01:24:25 ID:6VGLX7v4
>>685 >個人的には今のエロ漫画に
>一番足りないのはそういう漫画としての基本だと思う。
分かるけど、それも今の読者が求めた結果なんだよね。
萌えやエロにしか反応しないで試し買いを控える傾向は、
我々読者サイドが
無感受性になるつつあるってことなんだろうね。
>>686 >それも今の読者が求めた結果なんだよね
実はそういうやり方にも問題があると思われ。
読者のニーズをリサーチして、それを作品に反映させたとして、それでは平均的なモノ
しか出来上がらないんじゃないかな。洗濯機や冷蔵庫のような工業製品を造るなら
それは有効な手段なんだろうけど、エロ漫画に限らず漫画は音楽ソフトのように
いわば嗜好品で、凡人には無い突出した才能に対して我々は対価を支払うのだから、
才能を見込んで、それに賭けるリスクを雑誌側が放棄して(逃げて)しまっているのが
現状の一番の問題なんでないかな。
もちろん、才能の片鱗を見出して、それを地道に応援するっていうことを今の読者は
しなくなってしまったのもあるけどねえ。
HM時代は確かに読者側にもそういう楽しみがあったと思うんだよね。
>>687 今のエロ及び一般紙の読者コーナーの寂れっぷりを見れば、
そういう感じかもしれない。多くの人間に見てもらうって事で言えば、
幾多の没を乗り越えて掲載される事よりも、HPかおえびで絵描いてたほうが楽だしな。
今の読者コーナーに掲載されても、殆どリアクションも無いし。
編集はもちろん、読者ですら「作家・投稿者(才能)を育てる」事を放棄してるような感じだ。
大昔、ハガキ投稿でHMにちょこっとだけ載ってた時があって、
初めて載ったときはそらもう跳ね上がって喜んださ。
で、しばらしくしてコミケデビューしたときに、来たお客さんの一人が
「○○(投稿PN)さんですか?」と聞いてきたときにはそりゃもうビックリしたのなんの。
当時、ネットはまだ無いパソ通はやってない、宣伝なんか思いも浮かばない。
手がかりはサークルカットと置いてある同人誌のPNくらいだってのに、
よくぞまあというかHMの浸透力スゲーというかもう何が何やら。
とにかく今まで生きてきた中で一番高揚した出来事だった。
ジジイの愚痴で構わん、もうあんな高揚感と感動には二度とめぐり会えないかもしれない。
現状がこうなのは読者がそれを求めたからだという意見はこれまでもチラホラ見てきたが、
逆に読者がそうなったのは出版社側が変化して自ら読者層を狭めてしまった面も大きいと
思うのだけどね。
90年代後半の猫も杓子もハードエロの時代に振り落とされた読者は随分いたと思うぞ。
690 :
687:2005/10/19(水) 20:16:55 ID:9O5Ye8cp
>>688 >「○○(投稿PN)さんですか?」
単なる一読者としてはうらやましい話だなあ。
>>689 >逆に読者がそうなったのは出版社側が変化して自ら読者層を狭めてしまった
うん、そう思う。というか作家が一番影響を受けたんじゃないかな。
前述のR&Dなやり方でなまじっかな成功が何例かあったせいで、
もともと職業として成り立たせるには水モノ的な不確定要素が多く、
いかにも浮き草家業な漫画家ってモノを生業にしようとしている人達に、
「そういうやり方さえすれば安定した人気を勝ち取れる」=「職業として安定する」
という錯覚を与えてしまったんじゃないだろうか。
自身の才能について懐疑的になっているような作家、むしろ生真面目な作家ほど、
このやり方にすがりついてしまうのではないかな。
本来なら同人、もしくは兼業でやるのが相応しい力量の作家が一時期の青田買いで
専業の看板をぶら下げてしまって、生活がかかっているもんだからさらにR&DR&D・・・
その結果が今のシーンだと思うんだよね。
>>690 それも雑誌側の作家・作品チョイスの結果ってとこあるんだろーな。
たまに志望者・新人スレROMるんだが
「今はテンプレエロ描かないと載せてもらえない」
という意見が多くて、余程雑誌からの縛りがきついんかなあと思うよ。
>>691 雑誌側からすれば、頼りなくて任せていられないって感じなんだろうかねえ・・・
実際の現場でどんな問題が噴出してるのか、そんでそれがどれだけ我々読者の
感覚とズレてるのか興味はあるなあ(笑)。同じってことはないだろうしね、逆に。
ま、なんにせよここ数年ぐらいが飽和のピークって感はある。電撃系なんて一足先に
飽和を迎えて、淘汰がはじまりつつあるんでないかな。たまにつまみ読みする程度
だけど、一時の萌え記号だらけからは脱しつつあるように思える。
まだそういうのもいるけどさw
>雑誌側からすれば、頼りなくて任せていられないって感じなんだろうかねえ・・・
ん〜しかしHMなんかは例え新人でも、結構逸脱したものでも認める度量なかった?
俺、コレはHMの後期になるけど梅本泰君とかKICOとかの強烈さって今でもよく覚えてる。
やっぱ業界全体に余裕なくなっちゃったのかねえ…。
>>693 うん。確かにあったと思うよ。その辺りは業界の余裕と言うより編集長が認めれば
新人でも好きにやらせるっていうHMならではの方針だったんではないかなあ。
今の雑誌はそこまで編集長の権限が強くないのかもしれないね。
ところで、編集長の権限といえば、ハイエンド事変の時のNo沢氏の暴走が、
逆に作用してしまったモデルケースだと思うが、結果がああなのでどうしても
ネガティブに捉えてしまうところがあって、なかなか賛同してもらえないだろうが、
「編集長がイイと思った方針をあくまで貫ける体制」そのものは、そんなに悪いこと
じゃないと思うんだよね。ばんがいち創刊の際もおそらく内外からそれなりの反対は
あったろうし、雑誌の方向性を明確にするには、外部の意見を聞かないことも必要だと
思う。
ただまあ、結果的には暴走、独走ににしか見えなかったのは事実で、その点やはり
諸刃の剣的なリスクも常に背負ってるワケだけれど。
今にして思うと、いろんな雑誌が一斉に読者のご機嫌取りを始めたのはちょうどその
迷走がたたって休刊になったあたりだったような気がするが、老舗HMの失脚を反面
教師にした結果だったんだろうかね。
つっても時系列に自信ないんで誰か証言してくれないかなあ(笑)
>695
ばんがいちは会社の都合で始まった、というのは知ってるよね?
>>696 えっと、コンビニ誌を創刊するのに、そんとき浮いてた劇画誌をリニュする
カタチをとったってことしか知らないけど、ああいう芸風の雑誌になった
のは、No沢氏の意向だったんじゃ…ないのかな?
世間の事情でヤクザ漫画誌としての「番外地」が出せなくなって、
しかしせっかくの雑誌枠遊ばせるのも勿体ないから
エロ漫画誌作れと会社がHM編集部に委ねて出来たのが
「ばんがいち」・・・じゃなかったっけ。
俺もうろ覚え。誰か詳しい人ヨロ。
特に反対を受けるような芸風ではなかったと思うけど。
700 :
695:2005/10/24(月) 23:33:21 ID:Is82ONgW
>>699 もちろん想像でしかないんだけど、当時コンビニ売りで主流だったCH系と比べて
ばんがいちのコンセプトって新しかったよね?発案段階で先が見えていない状態
なら、新しいということは冒険で、やはりそれなりの反発は受けるものなんじゃない
かなと思う。
ただまあ、後の迷走が止まらなかったことを思うと、当時のコアマガはNo沢氏の
イエスマンばかりだった可能性もなくはないんだけど・・・。
>>700 699ではないけどそういう話だったんか。
>>695読んで番外地→ばんがいちへのリニューアルがNo沢のゴリ押しに因るもので、
それがヤクザ漫画読者の反発を買ったという話をしてるのかと思った。
どうなんだろなあ。俺なんかはばんがいちはHMの姉妹誌という位置付けで
割とすぐ馴染んだし(HM作家も多かったからね)
CH系とは違うと言ってもその他多くの読者的には
「新雑誌が出た」ぐらいの認識だったろうと思うが・・・。
>当時のコアマガはNo沢氏の
>イエスマンばかりだった可能性もなくはないんだけど・・・。
HMの迷走についてなら、No沢は途中で編集長の座を降りたからなあ。
それでも迷走が止まらなかったのは、これはNo沢一人の問題ではなく
編集全体の問題もあるんじゃないか。
702 :
695:2005/10/25(火) 21:16:35 ID:fWqoeW3J
>>701 すまない。読み返してみたらそうも読めるか・・・・orz
まあ、ばんがいち創刊云々の話はどうあがいても想像の域を出ないんだけど、
コンセプトさえはっきりしてれば、多少毛色の合わない作品が載ってても雑誌の
カラーは保てるっていう好例だと思うんだよね。
んで、その「はっきりしたコンセプト」を打ち出すためには、やはり一人の筋が通った
人物による方向付けが必要で、ばんがいちのときはNo沢氏のコンセプトが上手く
市場に認められたってことだろう。それが偶然だったのかもしれないが、
ただの「エロ漫画サンプル集」以上の+αを持った雑誌を創るには、
独裁体制の方が向いているんじゃないかと思うんだよ。
だから、ハイエンド事変のとき、俺を含めて多くの読者が
「なにやってるんだ!No沢をやめさせろ!」と思ったハズだが、今にして思えば
あえて続投させた側の気持ちもわからなくはないかな、と。
HMの長い歴史の中には、似たような危機的状況があったハズで、O子さんを中心に
自らの方向性を信じて駆けてきた実績が、逆に作用してNo沢氏を過信してしまった
のかなって、最近は思ったりする。
更科が悪いんじゃね?
ハイエンド系作家の取り込みをHM誌上の雑誌時評でも
強力にアピールしてたのは編集の蒼=更科だからね。
No沢が進めたのはハイエンド系の前のHMのばんがいち化。
だから後期HMの路線変更が全てNo沢リードによるものとするのは少し違うかと。
むしろ後期HMはあっち行ったりこっち行ったりと
コンセプトのブレが目立ってたと思う。
だからこそ「迷走」と呼ぶ訳で。
>>695
とはいえ、更科もすぐ辞めて零式に移ってるからな。
その後は方向性のない迷走だから
具体的な叩きどころも見つからないのが困る。
やっぱ桜田女王様をNo沢が追い出したのがすべての元凶なのか?
O子さん→桜田で禅譲されてりゃ
大暮、天竺、末広あたりの流出もなかったんじゃねーかと。
706 :
695:2005/10/27(木) 22:54:05 ID:t7Zzd5Az
>>704 >だから後期HMの路線変更が
えっと・・・
No沢氏、HMをばんがいち化しようと画策するも失敗
↓
更科氏の提案(ハイエンド)をNo沢氏が支持、更科氏はりきる
↓
失敗、読者にそっぽ向かれる。No沢氏降板、更科氏後ろ盾を失う。
↓
方向性の是非はどうあれ、HMは明確な指針を失う。
↓
あっちこっち迷走
って流れだと思ってたんだけど違うのかな?確か更科氏は当時ヒラの編集員だった
ので、バックボーン無しにあれだけの暴走はさすがにできなかったと思うんだけど。
707 :
704:2005/10/27(木) 23:13:06 ID:Xt5hZWUM
>>706 いや概ねその流れでいいと思うけど
>>702の
>だから、ハイエンド事変のとき
以降の文見るとNo沢がHMの路線変更にあたってもあくまで自分のコンセプトを
貫き続けたと言っているように見えたもんで「?」と思ったんだ。
後期は次々コンセプトを出しては引っ込め出しては引っ込めしてたように見えたからね。
君の主張が違う所にあったのならゴメン。
それと更科に関してはこのスレの前半にもあったけどHM誌上で
「HMはこれから変わります!」宣言をやらかした事あったんだよ確か。
確かにヒラ編集だったけれども誌上を使ってこうした宣言を大々的に行える位には
当時部内での発言力を強めてたんじゃないかと。
No沢がそれを後ろから支えてたってのはあったかも知れないけど
実際的なハイエンド系作家のチョイス等は更科の意向が大きかったんじゃないかな。
708 :
695:2005/10/27(木) 23:46:22 ID:t7Zzd5Az
んーと、俺が
>>695で言いたかったのは、すくなくともNo沢氏降板までは
コンセプト上の迷いは見られなかったってことなんだな。
アイデアそのものは確かに更科氏のもので、実行したのも同氏だが、
認証を与えたのはNo沢氏だろうと思われるので、これはNo沢時代のコンセプトと
言ってしまっていいんじゃないかなと思う。もしこのコンセプトが当時の俺たちの琴線に
触れるものだったらどうなっていただろう?頼もしく思えたんじゃないだろうか?
その後の方向性の無い迷走期に、たまたま素晴らしいものが出てきたとして、
信じてついて行くことができただろうかって考えると、やはり明確な指針がある状態が
望ましいよね。
今さら言うのもなんだが、無論、更科氏が「空気の読めない痛い人」だったのは
異論の余地が無く、HMの輝かしい歴史に泥を塗った罪は大きい。
あそこであんなに読者の信頼を裏切ることがなければ、もしかしたら休刊をまぬがれた
かもしれないと、今でも思う。多少の迷走はあってもね。
>>705 「追い出した」のかどうかは定かじゃないが、その流れが理想だったと思う。
709 :
704:2005/10/28(金) 00:42:13 ID:zl7PayTp
>>708 >すくなくともNo沢氏降板まではコンセプト上の迷いは見られなかった
あ、そういう認識だったんだ。いや俺の場合(かなり大雑把な分け方だが)
No沢路線=ばんがいち化=少女漫画系エロ
更科路線=ハイエンド系=同人誌系エロ
と言う認識で、この二つは違う物と捉えていたからね。
ぶっちゃけた話、高雄右京やA'sまりあはNo沢のセンスではないだろうとw
(No沢のセンスだときみづか葵とか、そっちの方に傾くんじゃないかな)
だからハイエンド騒動の時はNo沢路線に取って変わりつつあるのかな
というのが俺の印象だった。これは受け手それぞれによるかなあ。
>やはり明確な指針がある状態が望ましいよね。
それは本当にそう思う。路線変更は別に構わないんだが
旧読者を裏切ったのなら裏切ったなりの骨っぽさを
やはり見せて欲しかった訳で。
いやしかし、細かい所にばかり突っ込んでいるようで何か済まんね…。
O子さん退社以降は、No沢氏の立場は一編集長というよりもコアのエロ漫画部門
(当時はまだメガストア系は無かったので除く)の統括者に近かったと思う。
よってHMばんがいち両誌と各種単行本ムックetc、全てにそれなりに関わらざるを
えなかっただろうし、その中であえて一番力を注いでいたものはといえば、やはり
立ち上げから主編集者であり、ほとんどの作家が自らの子飼いであるばんがいちで
あったろうことは想像に難く無い。
逆にいえばHMはNo沢氏にとって二の次であり、出来れば他の編集者に任せて自分は
オブザーバー的立場で行きたいと考えていたはず。
編集長交代以降の初期は、その人材が育つまでの一時しのぎ(だから新人を育てず
子飼いの作家でしのいでいる)であり、更科氏が台頭してからは実質的な編集方針を
彼に任せていたのだろう。
それがどんな結果を呼んだかは、すでに周知の通りである。
全くどうでもいい話だが
高雄右京を使うよりも撫荒武吉を起用しろと
当時思った俺ガイル
キャラの色っぽさやカラーの時の肌の質感は
武吉の方が数段エロかったからね
個人的に智沢渚優が好きで、ホットミルクといえば智沢渚優って
イメージなんだけど、これって少数派なのかな?
スレ内検索したらほとんど語られてないから、
あんまり好かれてない作家なんだろうか
主力作家にしても結構よそから移籍した漫画家が多かった雑誌だけど、
個人的には智沢渚優はそんなにHMの顔とかいうイメージなかったかな。
ホットミルクといえばHEAVEN-11と大山ミミずだと思うが。
俺は智沢渚優というとハーフリータを思い出すな。
智沢渚優は、なんていうか、こなれ過ぎてて逆にのめり込めないって
カンジかな。ペンギンの飛龍乱とかもそうだけど、キャラに作者の思い入れ
が感じられないんだよね。ソツの無い作品を量産していくタイプ。
そこまでひどいとも思わんが…>智沢渚優
語るには地味な作家だとは思うが俺は結構好きよ
まああんまり落としたりしないしな。
その辺は実に立派だと思うが。
因みに最悪なのはG=ヒコロウ。
7連で落とすってのは神経を疑う。
719 :
716:2005/10/31(月) 21:53:59 ID:sNrXgL/3
>>717 あ、いやいや、別に悪く言いたかったワケじゃないんだ。
>>718の言う通り、落としたりしないし、常に及第以上の作品出してくるし、
絵も上手いし、だから余計に上述したような職人的な部分が鼻につくのかも
しれない。贅沢かなあ(笑)。気を悪くしてたらゴメンよ
>>712 でね、ちょっと考えてたんだけど、ここの住人が「HM作家」って言うとき、
単に、「HMに作品を掲載していた作家」っていうだけじゃなくて、何かこう、
+αのニュアンスが含まれてるよね?少なくとも俺はそう。
じゃそれって何なんだろうね?例えば田沼雄一郎とすえひろがりは共に
「HM作家」と呼んでいいと思うけど、両者の作風にたいした共通点はないよね?
ちなみに智沢渚優だと・・・うーんギリギリHM作家って呼べるかなあってカンジ。
んで、HM以外の雑誌で、例えばペンギン作家とかキャンタイ作家とか、
こうして言ってみても「HM作家」以上の言霊は無いような気がするんだよね。
みんなはどうかなあ?
物凄くなつかしい…
はじめて買ったエロ本がこれでした
作家名とか全然詳しくないので是非聞きたい事があるのだが
リカちゃん14才だったか
リエちゃん14才だったか
って題名のやつこれに入ってなかったですか?
その作者と、今でも手に入るものなのかどうか、
教えてくださいエロい人。
721 :
エロい人:2005/11/03(木) 02:48:30 ID:PGprFcbu
>>719 個性の強さと実力の高さでないかい。
各HM作家は傾向・ジャンルはバラバラだったが
その各ジャンルの、他誌の作家と比べても
一歩抜きん出ていた作家が集まっていたのがHMって言う。
手元に残ってる数冊のBN読み返してみたんだが
今見ても面白かったよ。BNちゃんと残しとけば良かった。
>721
ありがとうエロい人!
そのコアマガジンのやつってのは
例えばどういった店で手に入る?
すまん、疎いんだこの世界。
>>723 なんのためのアマゾンへのリンクなんだよw
725 :
723:2005/11/03(木) 13:51:04 ID:IV/EN14D
スマソ、携帯からなんで見れんかったんよorz
とおもったら
>>721のリンクではエラーになるな。
おそらくアダルトジャンルだからだろうけど。
「和書 りえちゃん14歳」でサーチすれば一覧が見れるよ。
727 :
723:2005/11/03(木) 14:20:07 ID:IV/EN14D
>726
トンクス!
728 :
719:2005/11/03(木) 21:09:20 ID:XFjZz75Q
>>722 あー・・・うん、「いい作家の質の高い作品が掲載されていた」からHMは特別
っていうのももちろんあるし、それが「HM作家」って言葉が特別な響きをもって
る一つの要因ではあると思う。けどそれだけなのかな?って思うわけ。
それだけのことで、HMっていう名前はそんなに特別になれるかな?
「ジャンプ作家」なんてよく見かける言葉だけど、「マガジン作家」って
あんまり言わないし、言葉の持つ力もずいぶんあいまいで弱く感じるよね?
それはやっぱり、今は知らないけど、一時のジャンプが一世を風靡する勢いを
持っていたからなんだろうと思う。それからすれば、確かに一時のHMは他を
圧倒するぐらいの勢いはあったし、当時一番多感な時期を過ごしていた俺に
神通力めいた威光を植えつけるには充分だったのかもしれない。
けれど、それでもなんかスッキリしない。すえひろがりはHM作家だと思うのに、
智沢渚優はそうだとイマイチ思えないのは何故?古株でいくと、ほんの
チョットしか載らなかった「どじ」はそう思えるのに、「もりやねこ」や
「しのざき嶺」なんかは思えないんだよね。
ちなみに皆の脳内では誰を「認定」してるのか教えてくれないかなあ?
まあふつーに新貝田、田沼、末広、天竺。あと大暮か。
それ以外でも初期から中期に描いてた作家はオレ的にはHMの作家ってイメージの人多いけどね。
その頃はそれほど他の本読んでなかったから他の本で主力であったとしてもそれ知らないから。
みなみゆうことか白井薫範とかるりあ046とかフレッドケリーとか。名前あげるとキリないかも。
730 :
719:2005/11/03(木) 23:08:07 ID:XFjZz75Q
んー確かにキリないかな・・・じゃあ、
「結構よく載ってたのにHMイメージじゃない作家」はどうだろう?
俺的には もりやねこ まいなあぼおい みなみゆうこ(智沢渚優とイメージが
ダブる・・・そつなくこなすタイプ) 亜麻木硅 あと意外に唯登詩樹(なんか助っ人
ってイメージ)
けなしてるわけじゃないのでその辺よろしく。
>>730 「どじ」 どっちかって言うとその後の零式で台頭してきたイメージ
「田沼雄一郎」 個人的なイメージでいいんだよね?Hm時代も有名かもしれんが、
一般誌に顔を出すようになってからが真髄の感があるので
「天竺」 描いていないだろうけど、ガロとかそういう方面のイメージ
「大噴火五郎」 これも単にイメージで
「うたたねひろゆき」 これも一般誌、というか同人誌の印象が強いので
「銀仮面」 よく載っていた印象はあるんだが、作品の記憶が・・・
そんな感じかなぁ。
他での活躍のイメージが大きかったり、HM的な空気感から逸脱していたりすると
「違う」って思えるんじゃないかな?
「HM的な空気感」も人によって感じ方が変わるだろうからなあ…
俺は、みなみ、唯、田沼、天竺、大噴火にはHMらしさを感じるし…
(いや、ま、確かに個人的なイメージなんだが)
なかなか「コレ」と明言するのは難しそう。
他での活躍のイメージが大きいと「違う」ってのはあるけど。
733 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 16:55:57 ID:GpicCMmY
やっぱそうだよね・・・。
「らしさ」の感じ方は、人それぞれ違うし、どの時代のHMを
読んでいたかにもよるだろうから、
共通項を見出すのは無理なんじゃないかなぁ?
唯一、公約数的に述べられるのは、
「他で活躍していたか否か」って所だろうね。
ただそれすらも、他誌をどれくらいチェックしていたかで
印象は変わるだろうし・・・。
テーマが変わっちゃうけど、
今、もしO子さんが復活して、「最近の作家さんでの新生HM」を作るとしたら
どんなメンバーを集めると思う?
20人枠で、O子さんになったつもりで考えてみない?
>>733 考えれば考えるほど、全盛期には及ばないなって思えてしまうね。
ただ単にいい作家ばかり集めてもあんな風にならないだろうしね。
O子さんには作家のモチベーションを高める「人徳」みたいのが備わっていて、
それがあのときのあの勢いを作り出してた要因の一つだったんだろうと思う。
>>735 GJ!
>例えば、天竺浪人のHM大賞応募作見ても、他の処じゃ
>デビューなんか出来そうもなかったよね、当時のノリじゃ。
>同じく新貝田みたいな使いづらいヒトも、即干されるよね
>普通。いくら才能あるとはいえ。
>読者投稿にしてもそう。文章組へのマメなフォローとか、
>一見上手くはないけどセンスや味があるヤツに眼かけたり。
>その辺の「ありがちなオタ的規準からは絶妙に外れた」
>O子編集長の審美眼と人柄が醸し出す、誌風みたいなものが
>一番大きかったのでは?と自分は思います。
上記スレの中から抜粋。上手く表現してあると思う。5年前だからなのか
ネタが新鮮ってカンジがするw零式もまだ現役時代だし・・・
意外とみほとの評価が低いのな・・・もう読めなくなるなんてそういや思って
なかったもんなあ。
過去ログGJ
オレは投稿してなかったけど、HMのイラスト投稿はオレはこう描くけどどうだ!
みたいな切磋琢磨してるような熱さを感じたな。
やっぱみんな同じように感じてたんだなあ。
みほとは一時期表紙手がけてたんだからもう少し評価しても…
とは思ったが、過去ログ面白いな。元投稿者の生っぽい書き込みが多い。
過去ログ44より
>ちなみに大暮維人もとろろ塾生なんだぜ知ってた?
>信じるか信じないかはおまかせだけどね。(笑)
>バックナンバー持ってるヒトは是非探してみよう
これってホント?180氏がうpしてくれたの見てみたけど、それらしいのが
見当たらない・・・釣りなのかな・・・
>>739 当時の大暮はまだ地元=宮崎県だと思うので、あやしいのは塾生No.17と52だな。
ただ52はいくらなんでもないだろう。HM大賞作品みてもはじめっから上手かったし。
ということは、もしその書き込みがホントならNo.17の「田舎にトーンはない」
って人が大暮なのか・・・?
う〜ん、そう言われればそんな感じもするし、なんか違うような気もするし。
この人はこれ一枚なうえに、絵柄が判別しにくい構図なのでどうも断言しにくいな。
どこかで大暮自身か当時の関係者からの証言でもあったのか?
E子P子の時ならいざしらず、普通これ観てすぐに大暮だとは思わないだろうに。
>>740 見てみた。うーんNo.17があやしいかなあ・・・画力ありそうだし、どっかの
イラストレーター風なのも過渡期と考えれば合点がいくか。
けど確か、大暮って天竺よりも年下よね?っつーことは当時下手すれば厨房
・・・ちと洗練されすぎか!?逆にNo.52があやしくなってくるなw
ま、真偽の程はだれかの証言でも出ない限り闇の中だけど、無責任な憶測も
また楽しw
生で見ようと思ってHM引っぱり出して見てたら「郡是福助」っていうPNの
りえちゃんクローンの人がイラスト大賞(・・じゃなかったかな・・)貰ってるのが
目に留まった。結局誌面で作家として掲載されることは無かったと思うが、
ここまであからさまなフォロワーも珍しい。今なら見てみたいw
>>735 懐かしいなあ、そのスレの20俺だ
超遅レスだけど、とろろ塾のほうは何にももらえんかったな
塾生ナンバーのみだよ
>>741 大暮はデビュー前はたしか、サラリーマン辞めてパチプロみたいな生活してたとか
インタビューで語ってたと思うので、とろろ塾当時でもさすがに厨房ってことはないだろう。
それには昔のラクガキもいくつか載ってたけど、やはり昔から絵は上手かったっぽいな。
少なくともNo.52のような不安定な絵じゃなかったと思う。
>>742 おお!塾生No.は・・・聞いても教えてはもらえないかな?w
新貝田には厳しく叩かれた方?んでそれは上達の助けになったの?やっぱり。
>>743 >大暮はデビュー前はたしか
そうなのかあ・・・じゃNo.17が有力だね。新貝田のコメントも基本的には
誉めてるしね。
投稿組と言えば、「この人の漫画が読んでみたかった」って思える投稿者
いっぱいいたよねえ・・・とろろ上位のMISFIT、たんねんetc.
ハガキ職人だと超戦闘魔神、花一もんめ・・キリがないか・・
それから、投稿してたけど他誌デビューのPASTA(村田)、NeWMeN(ある意味
仕方無いかw)、嶺本八美(HMらしいはっちゃけた漫画描けそうだったのに)
あたりは今考えると残念。誌面を飾って欲しかった。
今HM見てて発見したんだけど、投稿者の「種馬季弘」って「すえひろがり」?
HM大賞入選の時は「季弘雅里」だけど・・・?
>>744 どちらもすえひろの元PNだな。元々が文学者の種村季弘の名前もじりだし。
http://www.asahi-net.or.jp/~jr4y-situ/refer/suehiro.html 異端の文学紹介で有名な人だから、すえひろもファンだったんだろう。
そういえば、PASTAは司淳と共に大阪勢、たんねんはSpa-Fとかと一緒の福岡勢
みたいな感じで、あの頃は地域ごとのカラーみたいなものがあったよね。
もちろん一匹狼も多かったけど、とにかく日本国中のどこからどんな才能が
出てくるか、全く予想が付かないワクワク感があの頃は感じてたよ。
しかも今みたいに、流行の絵柄で誌面が一色になるようなこともなかったし。
>>741がいってる郡是福助だってりえちゃんフォロワーなのは初めだけで
すぐにもっとベーシックな、少女漫画に近いスタイルになったように覚えてる。
あ、りえちゃんフォロワーといえば知恵袋一番もそうだったな。
出身自体がりえちゃん同様「熱烈投稿」などのブルセラ誌のハガキ職人だしね。
あとみかんRも。元は回輪鬼畜ってPNのモロりえちゃん風の漫画家だった。
でもどちらもすぐに独自のスタイルになった。これは結構すごいことだと思うよ。
>>745 ほほう。どれも初見の情報だわ。Thx!。
>とにかく日本国中のどこからどんな才能が
それそれ。どの投稿者が漫画デビューを飾ってもおかしくなかったし、
期待も応援もしてた。
まずは好きな作家の模倣から、そしてオリジナリティー確立と、
どんなジャンルでも基本の流れなんだろうね。
りえちゃんフォロワーが意外と多いんだな・・・みかんRは意外だなあ。
そういや初期大暮はどことなく吉田聡風だし、魔北葵なんてモロに車田正美系
だよね。あと作家名忘れたけど初期→中期あたりに高橋留美子系の絵柄の
作家いたなあ。
HM作家リスペクトを前面に出してる作家と言うと平野耕太⇔田沼雄一郎が
思い浮かぶけど、他にいるかな?
最近多いのが「執筆スケジュールが新貝田」の作家ね・・・・悪い前例作ったよね
彼は。
初期→中期あたりで高橋留美子系の絵柄っつーと、銀仮面か宮内せいじ…辺りかなぁ?
748 :
746:2005/11/10(木) 23:09:24 ID:2LkrZsbk
>>747 気になったんで漁ってきた。「中島克揶」だわ。
モリスだろ?
HMで高橋留美子系の絵柄と言うと俺はもりやねこを思い出す。
アレは確信犯的にパロディやってたんだと思うが。
もりやねこは高橋留美子というか、その漫画が原作のアニメ的な絵柄だろう。
じぶんはSHIZKAなんかが高橋留美子っぽいと思うな。
もりやねこはねえ・・・なんかワザと同人ノリを出してウケをとろうとしてるように
見えたなあ、当時。
まあ、高橋留美子の影響力は絶大で、特にラムちゃん世代はどうしても
にじみ出てしまうってことだろうか。
あんまり関係ないが、古典漫画の名作は軒並み文庫化しているけど、
そのうちエロ漫画もそうなるのかな・・・確か小判のHMコミックスはあったと
思うけど・・・あれはどうなったんだろうね。続巻してないよね?
>>744 嶺本八美はHMには投稿してないよ。
かなり前のほうに話題になってたけど
嶺本一美と嶺本八美は別人。
当時、"嶺本一家"っていう、嶺本一美が大元になって
嶺本○○ってP.Nで揃えた投稿者グループがいたんだよ。
>>744 そうなのか・・・見つけたときスゲエ嬉しかったのにな・・・残念。
>当時、"嶺本一家"っていう
うーん覚えがないなあ・・・HMに皆投稿してたの?
>>755 全巻かあ・・・出品者27才ってことは多分業者なんだろうね。
ま、確かに全巻手元に置いておきたい気持ちはある・・痛いトコついてるなあ(笑)
全巻じゃないじゃん。
俺も、八美の初期の絵が一美に似ていた記憶があったんで
両嶺本は同一人物だと思ってたんだが・・・
似てると思ったのは俺の記憶違いだったんだろうか。
759 :
758:2005/11/18(金) 01:03:38 ID:HmAT/5nt
スマソ。BN確認してみたが
やはり俺の記憶違いだったらしい・・・orz
つか他誌で見た八美の投稿とごっちゃになってたようだ・・・。
他誌には投稿してたのか>八美
同人やらないから、そういうのもやらないのかと思ってた。
BNマメにチェックしていけば、まだまだ発見ありそうだね。
今さらだけど、先号のLOに中村博文(どじ)がイラスト描いてるのな。
相変わらずの独特な色使いと世界観。ちょっとうれしかった。
>♪昔番頭さん、今は女王様か、出世してもんだという、誠に明快なお言葉を読者に
>いただいたO子です。
〜中略〜
>HMが増ページできるのは紙質を落としたせいである。今現在、O子もとても不安で
>あるのだ。 〜後略〜
気付かなかったなあ・・・今見るとこの号あたりから黄ばみがヒドいような気がする・・
>>759 件の嶺本一家は確か「一美」とか「四美」といった風に番号順になっていたと思うので
、八美はもしかしたら八番目、もしくはそれを気どっているのかもしれないね。
そういえば投稿者にも横山ちちゃとか縦川ぷちゃ(だっけ?)とかいたな。
ちゃちゃちゃぶらざーすという名前で同人もやってたはず。
ふむ。同人といえば、つい考えてしまうんだけど、同人のあの盛り上がりが無かった
ら、やっぱりHMの盛り上がり、ひいてはエロ漫画の今日も無かったんだろうなと思う
反面、変に儲かるせいで作家が怠惰になっちゃったかなと思ってしまう。
もちろん作家によりけりで、そういうヌルい環境でなければやっていけない作家も
マイペースで活動できるから、本来なら日の目を見なかった作品も世に出るように
なったとも言えるんだし、キチンと両立してる作家もたくさんいるよね。
でも確か、初期HMの頃って、同人作家といえば、自由な発想で、ヤバいネタでも
躊躇せず披露してくれる新世代の作家ってイメージだったはずなのに、いつの間
にか、「同人上がりは考えが甘く、すぐ原稿を落とす上に、パロディしかできない」
みたいなマイナスイメージがついちゃったんだよな・・・。
こういうイメージ持ってるのって俺だけかなあ。皆は「同人」というと、どんなイメージ
抱くのかな?
同人?新貝田やぢたま某が購入予約者から金だけ取ってバックレるものだろ。
正直、本が出ないのは仕方ないが金は返せといいたい。
新貝田の話は、どこぞの会社が画集出すつって予約金とって結局あぼーん…
というのだったら聞いたことある。けどアレはその会社に問題があったのであって
新貝田自身はバックレ行為にタッチしてないんじゃなかったっけ。
それともコレとは違う話が他にあるのか?ぢたまの話は知らない。
同人誌のイメージは、上のような話は個人レベルの犯罪行為だからさておいて、
特にプラスイメージもマイナスイメージもないなあ俺は。
「同人上がりは考えが甘く、すぐ原稿を落とす上に、パロディしかできない」
といっても、そりゃ作家各人の姿勢次第だろう?って思うし…。
というか、代表的なHM作家にそもそも同人上がりって誰かいる?
大暮でさえ同人はメジャーになってからだったと思うが。
768 :
764:2005/11/29(火) 21:39:09 ID:5oKV15KL
えーと、ダラダラ長文書いたわりには質問の核がはっきりしてないね・・・スマン。
俺が皆に聞いてみたいのは、同人にせよエロ原画にせよ、漫画家が本業の漫画
以外に大きな収入源と自由な表現の場を手に入れたことによって起きた功罪につ
いてなんだよね。
・・・・って何か大仰だけど、なんていうか、生活が掛かっているからこそ生まれる
真剣味や、それに伴う技術や発想の凄みを称して「プロ」という言葉は使われている
んだと思うし、それ故に起こる競走、淘汰の厳しさはあってしかるべきだと思う・・・
思うがしかし、その厳しさに淘汰されてきた才能の中には、そういう環境では開花
できない惜しい才能もたくさんあって、同人っていう「副業」を得たことで、
それまでは「プロ漫画家」になれなかったであろう作家達も、職業としてやっていける
ようになり、その影響を良くも悪くも一番最初に受けたのはエロ漫画ジャンルだと思う
んだよね。
作家の層が厚くなったことは歓迎すべきことだったし、それまでの商業誌には無かっ
たナルい雰囲気も最初は良かった。それに、偏執的とも言えるほどのコダワリを前
面に押し出した作家が現れたりしたことも、同人があったからこそだと思う。
ゴメン、続く。
769 :
764:2005/11/29(火) 21:54:03 ID:5oKV15KL
続き。
反面、前述したような「厳しさ」がなくなって、ナルさと言うより「逃げ」を作家に
許してしまうようになり、逆に厳しく追い詰めた作品ってのがあまり見られなく
なってしまったかなと思う。
エロ漫画といえど、クリエイティブな行為には産みの苦しみは必ずつきまとうし、
そこで適当にお茶を濁してしまったらそういう程度の作品しかできない。
今氾濫してるのはまさに「そういう程度の作品」達ではないかなと。
俺的結論としては、同人は今まで日の目を見なかった作家達を救い上げてくれたが
、あまりに膨れ上がりすぎて質の低下を招いてしまった。
ってな感じなんだけど、皆はどうかな?
うう・・長くなってすまない。
>>767 新貝田&田沼から既に同人上がりだけどねw
でもるりあや寿庵、唯といった初期勢や、それ以降のりえちゃん、変丸、みほと、
知恵袋、鬼魔、天竺、すえひろ、大暮なんかは、確かに投稿者ではあっても同人
出身てわけじゃないし、実際出していた同人誌にしても、元ネタにおんぶにだっこな
パロディオンリーなものは少なかったように覚えてるんだがな〜。
だから、質問の核というより、なぜその質問をこのHMスレでするの?って感じだよ。
>>764
771 :
764:2005/11/30(水) 21:42:26 ID:KCuGeBiS
えーと実を言えば、自分でも自分の意見が上手くまとまらなくて、人の意見が
聞いてみたくてああいうカキコをしたんだけど、いや・・・スレ汚しで大変申し訳
ない・・・。でもちょっと聞いてくれないかな。
上で語られてることだけど、HMの魅力の一つに、「エロさえあればあとは何描いても
OK」的なスタンスがあるよね。実際ただのエロ漫画に留まらない魅力的な作品群が
掲載されていたんだけど、逆に言えば「エロのみ」の作品って載らなかったと思う。
ま、代原なんかで載ってしまったことはあるかもしれないが、作家達も「HMに描く
以上は安直なモノは描けない」的なプライドがあったんじゃないかと思うんだ。
だけどそれによって掛かる作家への負担はかなりなものだったろうと思われ、
初期中期あたりで、兼業しながら頑張ってみたものの続かなかった作家が結構い
たのもその志の高さ故なんじゃないだろうか。
順当に行けば、HMはその質の高さを維持しながら、老舗のカンバンを守っていけ
るハズだったんだろう。けれど結果は休刊。無論その直接的な原因は例の2人に
あるわけだけど、今考えてみるとその少し前から、それはHMだけに限らずエロ漫画
全体として、歯止めの効かない妙な流れが始まっていたと思うんだよね。
続く。
772 :
764:2005/11/30(水) 22:22:28 ID:KCuGeBiS
HMが、HMのカンバンを維持できなくなってしまった理由は多々あるだろうけど、
俺的には作家の質が保てなくなってしまったのが一番大きいんじゃないかなと。
当事次々に創刊されていくエロ漫画誌の中で、次第に目に付くようになっていった、
抜きツールに特化したストーリー性の無いエロ漫画・・・実際人気もあって、HM的な
深く練り上げた作品はあまり評価されなくなっていってしまい、苦労してそういう
作品を描こうという新人もなかなか現れない・・・そりゃ楽に人気がとれるんなら
流れはそっちに行ってしまうのも無理はなかったと思う。
じゃ、その、「エロのみの漫画」って何?それを一番露骨に体現してるのがいわゆる
エロ同人だと思う。
>>770氏が挙げているような実力のある作家がお遊びを披露するのは健全な同人
の姿だと思うし、そういうのは問題ないんだけど、設定やキャラを原作に依存した上
で、エロいとこだけ描く安直な手法は、おそらくそういったエロのみ漫画の原点なんじ
ゃないかと俺には思える。
けど、よく考えてみたら、同人ってものがあれだけ一般に流布していくきっかけを
作ったのはHMなんだよね。新貝田をはじめとする、新しくて柔軟な若い作家達を
最初に評価して、誌面上でも同人誌の紹介を積極的に行って、コミケの宣伝も
許してた。俺の知る限りでは、そういうのはHMが初めてだったと思う。
さらに続く。
長すぎ
774 :
764:2005/11/30(水) 22:47:44 ID:KCuGeBiS
けれど、そういう同人啓蒙活動を積極的に認めていたものの、ある種の「けじめ」
もちゃんとあったと思う。それが編集側のこだわりだったのか、作家たちの自粛
だったのかは知らないが、先述したように安直な同人的作品は載らなかった。
あくまで漫画として成立していることが必須で、そのために精進せよと、そういう
感じだったよね。
HMはそういうけじめを実践していたものの、やはり全体としてのイヤな流れを
変えることはできなくて、あがいた末に休刊・・・仕方なかったのかもしれないが
それでも何か道は無かったのかと今でも考えてしまう。
有望な新人は減っていたけれど、それでも少しはいたし、中期後半の田沼、天竺、
大暮の作品群は出色の出来で、もう少し頑張ればあれらに触発された若い才能が
出てきたかもしれない・・・。
でもまあ、飽和状態も徐々に淘汰体制に移行してきて、エロ漫画もだいぶ細分化
されてきた感はあるので、いつの日か、在りし日のHMが指標したような、
「エロ漫画にしかできないこと」に特化した「大人のエロ漫画誌」が創刊されないかな
と、いいかげん十数年もエロ漫画を読んできた俺は思うのだった。
御清聴有難うございましたw
よければ遠慮なく意見を聞かせてほしいんだな。
開き直って検証サイト作ってそっちに誘導したら?
ただ流れて消えていくスレよりよっぽど資料価値がある。
ここで理屈こねてるよりはなんぼかましでそ。
俺は別に、特に資料価値は求めてないしここで理屈こねてもまあいいんじゃないかって
考えなんだが…
…でも
>>764。「エロのみの漫画」が大勢を占めるようになった原因がエロ同人だとする
捉え方は俺には馴染めないなあ。
あれは「ポルノの原点」への回帰現象みたいなもんで、同人云々とは関係ないのでは?
同人以前からポルノってのは存在してる訳だし、エロ中心ってのは同人の専売特許という
訳ではないでしょ。
何だかんだ言ってポルノの世界ではよりエロ度の高いものが喜ばれるのは昔からの事だし、
それが不況下において「よりハッキリした」、だから業界全体がそっちに流れたって事で、
同人はそんなに関係ないと思う。
HMが「エロのみの漫画」に押されたって所まではかなり同意なんだけど、
その「エロのみの漫画」が同人から流れてきたとする前提の立て方は
少し勇み足じゃないかなあ?少なくとも俺はその前提に違和感あるよ。
777 :
764:2005/12/01(木) 23:33:07 ID:M3BAtMtp
>>776 >その「エロのみの漫画」が同人から流れてきたとする前提の立て方は
少し勇み足じゃないかなあ?少なくとも俺はその前提に違和感あるよ
うん。正直俺も自信ないんだw証明しようもないしね。ポルノの話が出たけれど、
例えば映画で言えば、エロスをテーマにした作品(愛のコリーダとかそのへん)→
ある程度ストーリー性を持たせているが、それはエロを行うためのシチュの提示に
とどまる作品(チャタレイ、エマニエル、にっかつロマンもそうかな)→もうエロエロ(
AV系全般)みたいに流れていくわけだよね?なんでそうなっていくかっていうと、
世俗の要求と営利が結びつくからだね。で、ちと視点を変えると、コリーダ時代、
純粋に映画ファンとしてこの作品を楽しむ人たちよりも、エロシーンだけを「使う」
ような即物的な人たちの方が、この映画を商業的に支えていた皮肉があったらしい
んだよね。それはひとえにこの時代にヌケる映像(動画)があんまり無かったからで
、もっと即物的なメディアが出てくれば皆そっちへ流れるわけだ。
俺が思うに、HM全盛期にも実は似たような皮肉を内包していて、俺達のように、
前提として漫画好きで、エロ漫画に魅かれた輩よりも、即物的な抜き目的の人達
が多数いて、それがセールス的には効いていたんじゃないだろうかと。んで、次なる
即物メディアがエロ同人なんではなかろうかと思うんだ。
だから、同人が原因でエロエロがはびこったんじゃなくて、一足先にポルノ的流れが
同人の方で起こり、金になると踏んだ商業が追従したって感じかなあ。
778 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:49:51 ID:GNBGGQz9
回顧主義なくだらないジジイの愚痴はともかく、
>「エロ漫画にしかできないこと」に特化した「大人のエロ漫画誌」が創刊されないかな
この考えだけは賛同出来るよ。
どの出版社で、どの作家を集めようか?
20人くらいあげてみー
779 :
764:2005/12/01(木) 23:49:57 ID:M3BAtMtp
補足。
エロ同人が爆発的に膨れ上がった要因として、いわゆる同人作家と呼ばれる作家
達が、正統的な漫画文法(それこそ手塚御大あたりから受け継がれてきたような
漫画家としての基本的なスキル)の流れの中に無く、今までタブー視されてきた
(それはもうプライドの問題かもしれない)エロのみ作品を、悪びれずに描いたと
いうことがあると思う。純粋営利目的の同人というのも、それまでは邪道視されて
いたはずなんだよね。
重ね重ね長文スマン。
780 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:50:32 ID:GNBGGQz9
回顧主義なくだらないジジイの愚痴はともかく、
>「エロ漫画にしかできないこと」に特化した「大人のエロ漫画誌」が創刊されないかな
この考えだけは賛同出来るよ。
どの出版社で、どの作家を集めようか?
20人くらいあげてみー
おお、懐かしい…と思って覗いて見たらえらく難しい話してんだな
俺の下手なイラスト、10枚位投稿して6枚位載せてくれた太っ腹な雑誌だった
テレカ全部未使用のまま持ってるけど、どうしたものか…
そうそう。イラスト掲載されるとO子さんの手紙と一緒にHMオリジナルテレカが
送られて来たりしたんだよな。俺も田沼雄一郎とのぞみ侑海のテレカ持ってる。
O子さんの自筆メッセージは短文だけど洒落が効いてて、貰うの楽しみだったな。
783 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 16:16:09 ID:r+ngTXgs
>>780 とりあえず、エンタ−ブレインに参入してもらいたい
テレカ12枚もあった。w
そういえば今頃って早い者勝ちの季節だったねぇ。
>>781 >>782 >>784 スゲエうらやましい・・・
>O子さんの自筆メッセージは短文だけど洒落が効いてて
よければどんなことが書いてあったのか教えてほしい。
エンターブレインってエロ雑誌やってた?
記憶に無いんだけどなぁ・・・
E−LOGINってエンターじゃなかったっけ?
アスキーの頃かな? ちと曖昧でスマン。
誰か覚えてる人いる?
テックジャイアンもエンターブレインじゃん
コアマガスレで気になる噂が出てるけど本当なのかね・・・?
もし本当なら、またずいぶん勢力図が変わるだろうな。
メガストア編集移籍の件か。どうなんだろ?
とりあえず、本当にコミメガがダメになったとして、
残った元HM=プラス編集部は「今度こそ」本気出さないとヤバイだろうな。
いや、むしろメガストア編集部移籍→コアエロ漫画撤退の方がありえそうだぞ
(笑・・・えないなこりゃ
>>791 撤退まではいかないんじゃないか?
プラス・ばんがいち班でもレンリとかゆきやなぎとか、そこそこ売れてるっぽいし。
ただ、ストアの穴を埋めるとなると「そこそこ」じゃ駄目だろうなぁ・・・
プラスって、どうも「そこそこでいいや」感が濃厚だったからなぁ。
793 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/08(木) 14:49:53 ID:OVwhakdH
まあ、これを機会にメガプラスの方々には頑張ってほしいものですな
これ以上プラスのレベル下がるんなら、流石に見切りをつけちゃうぞ
今のプラス陣で贔屓にしてる作家いる?
巧い作家もいるとは思うけど、プラスといったらこの作家!
…と言えるような看板がいない印象なんだよなあ。
なんだかんだ言っても直系だけに皆気をかけてるんだね。
最近表紙変わってからは少し上向きだったと思うんだけどなあ。
>>795 確かに看板不在のまま来ちゃってるよねえ・・。
>>795 神寺千寿は割と好きだけど。元々快楽天作家ではあるが。
>>796 11月に出た号ではJUNNYを載せたり、今までとは違う事やろうと
してる感じはした。
きお誠児が上手いと思うんだけどな。ちょっと地味かな。
>>795 大黒柱的な看板不在ってのがそこそこ感に繋がるのかもね。
すごい下手な作家はいないけど、突き抜けた作家もいないというか。
俺は読み終わったあとも印象に残るのはみかんR、神寺千寿あたりだな。
「エロありきの話」よりは「話ありきでエロ」を描こうとしてるのが好み。
俺的にはえむあを押しているんだが。
それなりに話を描こうとしているし、
化ける可能性はあると思うのですけれどもねー。
今の連載をきちんとまとめられるかどうかが分かれ目かも。
不定期だけど九龍城砦と平木直利。
単行本でないかな>九龍城砦
狩野蒼穹の淡々とした可愛らしさは何気に捨て難いが
…やっぱ地味かあ
プラス結構好きなんだけどな・・・
巴天舞、ちとせ凛
あと
>>801同じく九龍城砦の単行本待ち
今どのくらい原稿たまってんだろ?
九龍の初期作品の病弱な主の為に身体を売る自動人形の話が好きだった。
コミックス一冊はだせる位は描いているはずなんだが。
おお、皆けっこうプラス読んでるんだな。
しかし文中に必ずと言って良い程「地味だけど…」と入るのがアレですな。
まあ派手な作家が多いとは言えないのは確かだろう。
地味なのがダメだとも思わないけどね。
まあHMとまではいかなくても、いい雑誌になるべく精進してもらいたいもんだね。
なんだかんだ言ってもコアは体力があるように思う。他の出版社だったらもうプラス
は廃刊になってたんじゃないかな・・・。
>他の出版社だったらもうプラスは廃刊になってたんじゃないかな・・・。
いや…プラスは確かにメガストアのように売れてはいないが
君が言うほどひどくもないと思う…。
プラスは立場的にどうしてもメガストアやHMと比較されて
ここやコアマガスレでマイナスイメージで語られがちだけど
(考えてみれば可哀想な立場だな…)上にもあったように
ちゃんと単行本が売れてる作家も複数抱えてる訳だし…。
平均レベルはちゃんとクリアしてるんじゃないかな。
そういやすえひろの「CAGE」も売れたっぽいね。
九龍の単行本は無理かな。
せめて同人活動の有無だけでも知りたい。
消える前にファンレターでも出した方がいいかね。
これまでもそう思って後悔した作家が何人もいるから。
それと同時に読者アンケと単行本化要望を編集部に送った方が。
だけどコアは昔から単行本出し渋るよな・・・。
原稿は充分溜まってるのに本が出てない作家かなりいる希ガス。
それ昔から不思議だったんだけど、なんでコアは単行本あんまり出さないのかな。
少年漫画とかと違って単価高いんだから少部数でもそれなりに儲け出るもんなんじゃないの?
出版事情知らんのでイメージで言ってるが。
少なくとも他の出版社はもっと出してるよね。
単行本は作家によって出したり出さなかったりじゃない?<コア
ゆきやなぎなんかはあっという間に単行本化されたし。
素人の推測だが、ブランドイメージ保持のためにそうしてる気がしてならない。
単行本の部数がどれくらいなのかわからんが、一定の量以下は出さない主義なのかね。
815 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/13(火) 15:14:37 ID:BTMvKTQV
>>812 多分、複雑な内部事情があるんだと思います。
採算が取れる作家でないと出してくれないんだよ…
最低15000部売れる見込みか実績がないとダメなんだわ
担当編集は出版点数が欲しくても営業がGOサイン出さない場合も多々
でもさ、よその出版社だって採算取れないものをあえて出版することはないよね。
にも関らずコアよりは高い比率で単行本出てるように感じるんで出てくる疑問なんだよね。
うーん…もしかしてコアの場合、変に質の良い紙使ったり豪華な装丁にしたり、
読者的にはどうでもいい所にコストかけて採算とれる基準を
無駄に上げてるってことないか?
まあそれらのコストがどれほどのもんか素人には判らんので何とも言えんが…
もしそんな事で好きな作家さんの単行本なかなか出してもらえないんだとしたら
嫌だよなあ…。
819 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 12:20:01 ID:ZaYy1aXa
コアのマンガって売れば売るほど会社が赤字になるってホント?
だから「採算取れる作家でないと出さない」って書いてんべ?良く読め
鬼ノや月野の収益だけでビル立ててるっつーの
担当も年収1000万越えだっての
いやageてる奴はどうかと思うが、
他社と比べてどうなのよ?って疑問は変わらないよ・・・。
コアが確実にもうかっているとするなら、そうでもない他社はGoサインを出す判断
が甘く、商売が下手だってことなのかな。ここでも語られているけど、HM時代から
「単行本出すぐらい原稿あるはずなのになんで出ないんだろ」っていう作家結構
いたしね。
先に詫びときます、長文失礼。
他社がコアより商売がへたなのかどうかは分からないけど、採算の問題は、現状としていつからかコアの経営規模が割と(特にブリッコや初期HMの頃と比べても)大きくなってしまった事(大きくなったからこその、コアの独立だったんだろうし)にも一因があるのではないかと。
会社の規模に実質どれほど差があるのかなんて、関係者でない身としては想像の範疇を出ないのだけど、一応TVCMを流したりしてる白夜が母体(といっても...いいんだよね?)なんでしょうし、同業他社と比べてやはり少し大きいのかな、と。
ワニブックス以上ワニマガジン未満?と勝手な想像。(そんな大きくないか...?。)
出版という括りにあまり捕らわれずに考えれば、会社の規模が大きくなってくれば、ひとつの企画に求めるリターンは(会社が小さい時より)それなりに大きくないとつらいんじゃないでしょうか。抱える社員数も小さな所より多いんでしょうし...。
だから採算の目標設定も他社より高めに設定せざるをえない、とか。
今はどこでもそうだと思うんだけど、バブル前と比べて冒険ができなくなってきてるのでは。
(一般の雑誌でも、単行本をだして貰えない作家さんが増えている、と聞きましたし、出版に限らず製造業一般でもそんな傾向はあるのでは。)
リスクを冒してでもなにか企画を通そうと思ったとして、上にワンマンで冒険の好きな理解者が居るか、自身が過去に皆が駄目だと嫌った企画から利益を生んだ実績があるかしないと駄目なんじゃ...。
さて、経営規模が比較的小さい場合、経営資金が潤沢でない場合は今度はそんな悠長な事もいってられなくなるでしょう。
もし経営が自転車操業状態だったりした場合、粗利が小さくとも、毎月継続して何かしらタマを撃っていかないと当座の資金繰りが滞る事にもなり兼ねない。
たとえ健全な経営状態だとしても、通常は継続して商品を売っていかないと成り立たないのが商売というものでは。
そうしなくともいいコアは、他の雑誌の売り上げや広告収入、売れっ子作家さんの稼ぎ、というものに支えられてるのかなぁ、などと想像してみたり。
824 :
823:2005/12/17(土) 00:40:26 ID:nomoV7Qm
うわ、読みにくっ! すみませんでした。
とりあえず上の書き込みはあくまでコアがちょっと他の所より儲かってるのでは、という想像の上での話ですので...違ってたらゴメンなさい。
>関係者でない身としては想像の範疇を出ないのだけど
今年一番度肝を抜かれた発言だ
チビっ子諸君!
憶測だけで理屈を展開させてる時点で、
MMR並みに信用されないぞ!
ジャッ!
827 :
823:2005/12/17(土) 07:16:05 ID:j+Cml72+
えーと、まぁ出版社勤めとかそういうのではない、という意味だったんですが。
コアの中の人、とか思われてもなんだし、と思って書いといただけで。もしかして825さんには既にそういう認定されてる?
一応、製造業(出版を同列で語るには色々無理ありますが)の商品開発なんかの場合にあてはめて考えてみた訳です。
まぁ、頭悪い人間の考えだから実際どうなのかはやっぱりよく解らりませんですね....。
ちなみに元葉書職人な訳ですが。
828 :
823:2005/12/17(土) 07:23:14 ID:j+Cml72+
>826さん
確かにそうですね...。ROMに戻ります。
プラスは漫画にチカラを入れて欲しいのはもちろんだけど、
読者コーナーにももっとチカラを入れて欲しいよなぁ。
と思うのは俺だけかも知らんが。
発行部数の話なら丁度愚痴スレでも出てるな。
最低15000部(>816)ってやっぱ高めの設定なのか?
>>827 ああ、ごめん。いつもの事情通っぽい人と同一人物と思い込んで読んだせいかも知れん。
だから今回の長文だけ単独書き込みだとしたら完全にこちらの勘違いだわ。
他社の原稿まとめてちょっとあとがき添えて・・みたいな単行本より、コアのちょっと
粋なオマケがついてる単行本のほうが好きではあるけどね。
それがなかなか出ない理由の一つなのかどうかは知らないけど。
>832さん
私がこのスレに書き込んだのは823の文が初めてなのでした。
正直大きな掲示板に書き込むのは苦手(びびりなんです)なので、普段は読み手に徹しております...。
まぁ、したり顔で(そんなつもりじゃないんですが)長文書き込んだりすれば嫌がられるのは当然ですから..自業自得ですよね。
ですので、お気になさらず。
スマンカッタ
だいたいHMネタも出尽して、現状のメガプラスを考えるスレになりつつあるな。
コアスレは雰囲気的にプラスの話題書き込みづらいから、これはこれで面白いが。
上で誰か言ってた、コミメガと比較されて過小評価されやすいというのはあるよな。
パッと見ても激しくクオリティ低いのはそんなに見当たらないし。じゃあなにが悪いかというと特に思い付かないんだよな。
しいて言うならイメージの悪い先入観を持たれやすいこととか…?
と言うか、やっぱり比較しちゃうとクオリティが低い作品が多いのは
否めないんだよね。
あとは新風が吹きこまないと言うか、誌面と作品から古臭さが
臭うのが、最大の要因かと。
>なにが悪いか特に思い付かない
と言うのが現すように、良い点も悪い点も見つからない。
居ても居なくてもいい感じ?特徴が無く凡庸って感じかなあ。
小慣れて そこそこでまとめてる中堅からベテランの作家が多い気がする>メガプラス
クオリティ低く見えるのって、あっさり系の絵が多くて
メガストア辺りと比べるとパッと見のインパクトが弱いせいもあるかな。
話がそつなくても絵の印象でだいぶ変わるし。
あと、好きな人いたらスマンが…峠比呂とか深田拓士とか起用するセンスって
やっぱり古いと思う…。
>>837 神寺読むためにプラスはなきゃ困るんだが。
楽天じゃもう仕事しないだろうし。
ああ、たしかにちと古いと感じる作家の起用は多い気がするな…。
あっさり系の絵柄が悪いとは思わないけど、そればかりの誌面だと淡白すぎるしなあ。
あっさりで思い付くのは鬼魔、すえひろ、神寺あたりか?
HMからではなく、プラスで育てられた作家っていたかな。
>HMからではなく、プラスで育てられた作家っていたかな。
考えてみたら五月五日ぐらいなもんですね。
本当にやる気あんのか編集は。
看板クラスは他誌作家かHM時代からの作家で埋められてるから
プラスデビューの新人が育ちにくい環境ではある
でもそれはコミメガも状況はそんなに変わりはない・・・
>>842 五月五日のみがプラス生まれか…
>>843のいう通り新人が育ちにくい環境ではあるけど、なんとなく編集が育てる気がないようにも感じる。
即戦力になるような同人作家を青田買いしたほうが早いんだろうけど…。
新人育成という点では、ばんがいちのほうが力入れてる気がするな。
たしか同じ編集部のはずなのに、そのへんの指揮は編集長によるのかな。
まあそれでもハイエンド時代のHMよりは幾分マシかなあ。
キューブになったときすんげえ期待したんだけどな・・・。
>>844 新人賞設けてるぐらいだから新人欲しい事は欲しいんじゃないかね。
>>845 キューブの時は、また編集長がNo沢に戻ったんだよなあ。
立ち上がりは豪華布陣でイケそうな感じだったんだけど失速しちゃったね>キューブ
ところで次号のストアは田沼と天竺が載るのな・・・それだけでときめく俺(笑)
田沼はショタじゃなければ期待だな。
天竺はキモくてイラネ。ガロででも描いててくれ。
次号から編集変わるのか?
850 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 10:55:08 ID:zAMvibeY
>>849 ストア班移籍の余波で?
しかしNO沢はなんでそんなに会社から優遇、期待されとるのかね。
よくわからんなあ。
あげちまったスマンorz
>>850 いや、849は次号ストアに天竺・田沼が載ると言うので
次号からストアの編集をプラス班が担当すると受け取っているのでは?
前にもストアに田沼が載ったことある気がしたが。
天竺も田沼も全盛期ほどの勢いは感じられ無いからなあ。
古い読者には受けても、若い読者に受けるかはちっとばかし疑問だな。
コア的にはおそらく若い読者へのアピールよりも、俺のように名前を懐かしがって
買ってしまう香具師をあてこんでの起用なんでないかなあ>天竺、田沼
>>854 多分そうだろうね。若い読者が新たにファンになることはまぁ考えにくいが
その代わり古くからの根強いファンはしっかりつかんでるだろうし
そんな読者層をコミメガにも引き付けようっていう。
何だかんだで10年以上活動してるんだもんな。
実際、看板級の現役HM作家で、ストアでも浮かないのは天竺、田沼ぐらいしか
いないかな。すえひろやりえちゃんだと浮くだろうし、大暮が描いてくれれば一番
違和感ないんだろうけどねえ。
そうか?
実力的に、りえちゃん・末広・田沼は通用しそうだが、
天竺は無理だろ。浮きまくるよ。
天竺は昔は好きだったんだが今の絵柄になってからは正直苦手…
「桜の樹の下でだっけ」、あの頃の絵は最高に好きだったんだが。
今の若い読者が今の天竺をどう思うかはちょっとワカラン。
完全に自分ペースの作家だし。
りえちゃんは、何かイけそうな感じは俺もするな。
859 :
858:2005/12/28(水) 00:49:34 ID:wK8JZaRP
×「桜の樹の下でだっけ」
○「桜の樹の下で」だっけ
>>858 んー、君の言ってる天竺全盛期の作風だとストーリー重視すぎて(すえひろもそう
だが)即物的な今のストアにはなじまないんでないかな。逆に今なら適当にチカラ
抜けててなじむかなと。
もちろん好き嫌いで言えば俺も全盛期の方が好きだけどね。今はなんか妙なコミカ
ルさが出てしまってていまいちのめり込めないよね。
>>860 ああいや、言葉足らずだったけど俺がまず
>>858の上二行で言いたかったのは
ストーリーや作風は抜きにして、あくまで「絵柄」についての話ね。
別に今のメガストア読者にストーリーまで含めて昔の天竺をお勧めしている訳じゃないw
その下二行では作風まで言及してるけど、俺は昔も今も天竺は
「自分ペース」のアクの強い作風だと思ってるよ。それを若い読者が
どう見るか「ワカラン」なあってこと。
ただ、今の絵柄だと昔以上に読者の幅は絞られるだろなあという意味で
俺は857に同調してる。絵柄の印象ってデカイじゃん、やっぱ。
862 :
860:2005/12/30(金) 23:15:04 ID:iJhLHm3p
>>861 あー・・んー、俺的には絵柄も今のほうがストア向けかなと思うんだけどなあ・・
昔の純文学風な絵柄の方が浮くんじゃないかなあ。ま、確かに若い読者がどう思う
かはちとわからんねえ。
ついでに言うと、あくまで俺的イメージだけど、すえひろや山文みたいにハードでも
どこか湿っぽい背徳感が漂う作家はプラス向け、わりとあっけらかんとしてるのが
ストア向けって印象。田沼は昔から後者だし、天竺は昔は前者だったけど今は後者
っぽいので、人選は間違ってないかなと思ったんだよね。
863 :
861:2005/12/31(土) 00:37:55 ID:HaSyx/dK
>>862 >昔の純文学風な絵柄の方が
あ、そういうイメージか…俺は逆に、昔の絵柄の方が一般受けし易い、
今の絵柄の方が、文学的とは思わんけどマニア受けってイメージなんだよね。
まあ人それぞれのイメージかなあ結局。
田沼が後者というのに違和感のある俺がいる。
>>863 どっちにしても受け入れてもらえないっていう可能性もあるけどねえ(苦笑)
意外と新人だと思ってる若い人もいるかもしれん。
>>864 「あっけらかん」と言ってしまうと語弊があるけど、ハードなシーンでも「フィクション
前提(当たり前だが)ですよー」みたいな、非日常的な劇場空間で物語を描く作家
なのだと思うので・・・上手く言えないがアクション娯楽映画みたいな感じ?
ストアで展開されてるありえない系のハードエロでも違和感無くいけそうかなと。
もっとも、漫画として非常に魅力ある作品を描ける作家なので、正直そういう作品
描いてもらうのもったいないけどね・・・。
結局コア編集の移籍話ってガセだったのね。
大体ソースもハッキリしない話だったしな・・・
だけど元々ストア編集部は他所からの掻き集めだし
この手の噂はこれからもちょくちょく立つ気がする
しかしコアスレ見る限り、S田を引き止めたいって要望が
まるで出そうにないのが0子さんの時と違ってドライだわな
>>829 >読者コーナーにももっとチカラを入れて欲しいよなぁ
亀レスだが、HMの読者コーナーがあんなに盛り上がった一因として、O子さんが年配
(失礼!)の女性だったってのが実は大きかったんじゃないかと思うんだよね。
漫画に限らずアダルトジャンルって基本的には女性に隠れてコソコソ展開していくもん
なんだけど(20年前は特にね)、それがああいう気概のある女性に「あんたらなに恥ずかしがってんの!マジでいきなさいよ!」みたいに背中押されるのって、当事の俺にはかなり衝撃的で、ホントにこう、勇気付けられたっつーか、上手く言えないけどそんな感じだっ
た。
今の雑誌の多くが、若い女性(実際は違うのかもしれないが)を起用してライトな感じに
読者コーナーを展開しているけど、口当たりが良くて華やかな感じはしても、読者の信頼
を得るところまでは行かず、それなりなモノにしかならないんじゃないかなあ。
HMメッセージでO子さんは、少々偏執的だったり、オタ臭全開の意見にも真正面から
答えてくれていた。またそういう堂々とした態度が読者の信頼を集めていたんだと思う。
今の雑誌は読者様に逆らえないのか知らないが適当にお茶を濁して逃げてる局面を
よく目にするように思う。それじゃ信頼なんてされないよねえ。
信頼なんて無くても本は買える
でも投稿は集まらないんじゃないかと思われ
そもそもエロ漫画本に投稿が必要なのかと
少なくともHMには投稿は欠かせない要素だと思うけど・・・
現役で読んでた人で、別に無くてもいいって思ってた人いる?
流れ的にはHM以外に対しての話だろう?
ついでにいうと
>>869も俺だが、現状への皮肉半分に言ったことだ。
HMには欠かせなかったろうが、今の時代に果たして必要かは疑問だね。誌上じゃなくてもネットだって何だってあるわけだし。
874 :
868:2006/01/06(金) 22:59:08 ID:3MNoZ+yv
んー、単純に現行雑誌群とかつてのHMの読者コーナーにおける差異を、思いつくまま
挙げてみただけなんだけど、コーナーそのものの存在意義となると確かに.現行のお絵
かき発表会みたいな程度ならネット上でも構わないかもしれないねえ・・・。
とは言うものの、紙媒体に自分の投稿が載るってのはやっぱり特別なものがあるんじゃ
ないかなっていう思いもあるなあ。若い世代はあんまり思わないのかもしれないけど。
ああ、絵の発表か。
ネットを引き合いに出した割に雑誌のサポーター的ニュアンスしか考えてなかった俺って・・・
876 :
868:2006/01/07(土) 21:53:19 ID:UZVrfKHW
えと、あとね、ネット上に文章なり絵なりをうpするのと違って、雑誌の場合、編集者の
選別があるわけだよね。例えばマンセー意見ばかり、上手いイラストばかりを選って
掲載することも、またその逆も、いかようにもコントロールできるわけだけど、その辺りの
センスというか、決して「検閲」にはならない、しかも雑誌のカラーも出せるっていう裁量
に対する「信頼」がHMにはあったと思う。
確かにネット上にも管理者による削除等の選別があるが、そのレスポンスの早さ故に
どうしても検閲っぽくなってしまっているところがほとんどだろうしね。
とはいえ、雑誌の読者コーナーをネット上で上手く展開できれば、それはそれで魅力
あるものになる可能性は充分にあるよね。
しかしまあ、投稿がきっかけで漫画家デビューなんて、今はありえない
だろうね。時代だなあ。
89'12月号をなにげに読んでいたら、おしぐちたかしのコラムで彼は
>前から書いていることだけど、まんがって膨大になりすぎた。
と書いている・・・・あれから15年、膨大になりすぎたとは思わないが、
あのときすでに、危機感を持って漫画に接していた人がいたんだなって、
少し神妙になってみたりする。
あの・・・いまさらこんな事聞くの恥ずかしいんだけど、「0子さん」って「れいこさん」って
読むんだよね?「おーこさん」じゃないよね?でも編集部の「O石さん」は「おおいしさん」
だよね?実は20年近く確信が持てなくて・・・・。
>>879 俺、中期(?)作家ですけど、2006年になってそんなこといわれても…。ずっと「おーこさん」って呼んじゃってたよ…。
えー?編集人・斉藤礼子って裏表紙に書いてあるよ。
ちゃんと隅々まで嫁!
いや、さすがに名前は知った上でね。
他の作家さんも編集さんもみんなそう呼んでたし、ご本人との打ち合わせでもそうだったはずだけど。
なんか当時その辺たずねた覚えがあるような、ないような。
で、実はO子さんの消息を探してこのスレに辿り着いたわけですが、
もし「0子さん」の読みが「れいこさん」だったら俺に探す資格はないのだろうね…。
礼子という名前は知っていたがオレもなんとなくおーこと黙読していた。
読者コーナーで「『れいこさん』と呼ばれて戸惑った」と書いてたような記憶が有る。
「おーこさん」が正しい(?)呼び方だから、
「れいこさん」だと本名の(名字ではなく)名前の方で呼ばれたことになるので、
戸惑ったのだと解釈していたが。
なんだよ俺だけかよ礼子って読んでたの間違っていたのは俺だけかよ自害します。
愛宴で本人にあった時聞いたけど、「どっちでもいいよ!」って笑ってたよ。
簡単なようで意外と答えの出ない疑問だったんだね・・・。
どっちでもいいって言われてもな・・・。
今号ストアの田沼の作品は、今風ツンデレエロスの田沼版という解釈でいいんだろうか。
ちょっとホロ苦い青春テイストをかませてくるあたりは相変わらず上手いね。
天竺はちょっと気合戻ってきたかなあ。
そういや今年の四月で20周年か…コアからはなんのインフォもないんだろうな
890 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 10:39:11 ID:uSBnSzKr
>天竺はちょっと気合戻って
そもそも誌面に戻って来なくていいよ。買って損した気にさせてくれる。
ふと思いついたので、超遅レスだけど書いてみる。
コアの単行本が中々出ない理由。
雑誌を買ってもらうための戦略じゃないかな?
単行本派が増えて、雑誌の売上減少してると言うし。
単行本を出して、雑誌の赤字を即回収しないとやっていけない会社には
出来ない手法だわな。
それと既出だが、ブランドイメージの維持。
一定以上のレベルの物しか、うちは売りません、と。
>一定以上のレベルしか売りません
これだと、レベルじゃない作品を雑誌には載せています、とも受け取られるが?
実際載ってるやん。どこの雑誌でも。
雑誌はそういうもんだから仕方ない。
中を立ち読みできない単行本だからこそ
ジャケ買いしても損はさせないレベルだけ出してますよ
って安心感?みたいな。
>>891 ブランドイメージの件については同意だけど、雑誌を売るための戦略ってのは
どうかなあ。単行本派ってホントに増えてるのかな?何の予備知識も無しに
千円もする単行本買うってのはなかなか冒険だと思うんだけど。
ただ、単価が高いのでブクオフで売るためによく万引きされるという話はよく聞く。
そもそも単行本を発行するにあたって出版社が負うリスクってそんなに高いもん
なのかな?原稿料は支払済みだし、発行部数×印税がかかるけど初めからそんな
に刷らなければいいんじゃないのかと素人の俺なんか思ってしまうけど・・・。
詳しい人教えて。
単行本派が増えているというより、雑誌派が激減してるだけだろう。
増えてるのはおそらくP2P派だけ。
コアは小商いには関心が無いんじゃないかね。
ホットミルクの迷走も上層部が「赤字でなければいい」のではなく、
もっと高い成績を求めたからではないかと推測するレスが
前の方に有った。
はじめにお詫び。長文すまん。
あー、単行本派が増えてるってのは、比率の事で
単行本の販売部数が増えてるって事ではないです。
紛らわしい書き方してすまん。
>>894 予備知識を得るなら、一度雑誌を買うとか立ち読み
ネットの評価チェックで十分ではないかな?
雑誌を毎号買って、同じ内容の単行本まで揃えるのは
信者しかしない行為だと思う。
単行本を買うほどではないが、楽しめる作家が数人いれば
雑誌も買うのだろうけど、好みの細分化のせいで
好きと興味無いの二極化が進み、それも難しい状況。
漫画単行本まで買うのは、作家の熱心なファンが主で
抜きたいだけのライト層は、色々読める雑誌を読み捨て。
だけど、ネットとかの影響で、オカズの選択肢が増え
ライト層は雑誌を買わなくなってきた(仮定)
それを雑誌に呼び戻すのは、多分不可能。
となると、単行本を集める、ファン層に頼るしかない。
雑誌と単行本、両方買ってもらうには
後に単行本にまとまるかわからない不安感を煽るのが
一番効果的だと思う。
その作家のファンは、掲載号を買うしかないでしょう。
・・・と言うのが、俺の予想。
出版社が負うリスク。
まず、一度にたくさん刷った方が、コストダウンになり
利益増、面倒くさくない。これは事実。
1万5千部以下の金額を得る為に、労力を割くより
何もしない方がましって方針なのでしょう。
発行部数は、出版社と問屋が相談して決める。
問屋の意向は無視できない。
売れそうだから、初版を多く刷りたいと思っても
平均的な部数が低ければ、止められたりする。これも事実。
だから、あえて部数を下げる事はしたくないのだと予想。
なにこのブログみたいな読みやすい改行・・・
>>894 予備知識っていう面でいえば、エロ漫画はまだ一般漫画ほど
チェックできる媒体がないから結局ある程度買いあさってみて
審美眼を磨くしかないだろうね。
一般漫画はどこかのサイトなりブログなりの評価で一気に
プチブレイクもあり得るけどエロ漫画ではそこまで影響力のある
サイトはない、というかエロ漫画評価サイト自体メジャーどころの
ない状況だから。
まあそこを補うのが結果的にP2Pになってしまうのかもしれないが。
と言うか、他の出版社と比較してコアの単行本の出し渋りっぷりはどうよ?
ってのがそもそもの疑問だからなあ。
他社もコアと同じぐらい単行本出し渋ってるならこんな疑問は出ないよ。
結局上層部だか営業だかの意向がネックになってるんだろうけどさ。
>>897-898 ふむふむ。単行本まで手を出すマニアに訴えかけるオマケが必要なので、妙に豪華な
単行本を出さなければならない→そんなに多数の作家を網羅する余裕が無い。
とも推測できるかな。
こんな風に思ってたのは俺だけかもしれないけど、俺がHMを毎号買っていたのは、
もちろんエロ目的もあるけど、「HMサークルへの入場券」みたいな意味合いが結構
強かったんだよね。全国エロ漫画ファンの集いみたいなね。
雑誌が読者をひきつけるっていうのは結局そういうことなんじゃないかと思う。
掲載されてる漫画の質だけの話では無いんじゃなかろうか。
>>901 他誌のように結構簡単に単行本が出版される状態と、コアのようになかなか出ないの
では、どちらが健全な状態なのかなっ思うんだよね。
一般誌だとコア寄りのところが多いかな。短編たまってもなかなか出ないよね。
で、結果出してどうすんの?コアなり他社なりになんか運動でもするの?
単行本出して欲しい作家がいるなら編集部だけでなく営業部にも
要望出してみるとか、な。
>>902 >一般誌だとコア寄りのところが多いかな。短編たまってもなかなか出ないよね。
殆どの一般誌は連載物で読者を引っ張ってるんだから同列には語れないかと。
ていうか結局おまいら誰の単行本が欲しいんだ?
めぼしい奴の本はたいてい出てるだろ。
のぞみ侑海の三冊目
とっとと出せ
前にも出てるけど九龍城砦のコミックは確かに欲しいやねぇ。
>>904 >殆どの一般誌は連載物で
そういやそうか・・単純に比較はできないか。
>>906-907 その2人って短編ばっかだから出にくいんだろうか・・・んなことないか・・。
狩野蒼穹も単行本出てるけど、単行本未収録作も多いんだこれが。
殆どレギュラーのポジションだっつうのに。
どこが「たいてい出てる」だゴルァ
結果的に出はしたけどすごく待たされたなあ。
月野のコア1冊目とか稍日向とか。
そのくせRIKIとか結城焔とかたいして
待ちこがれてないのに限ってやけに早かったりする罠。
(双方のファンの方スマソ)
>>910 >待ちこがれてないのに限って
もりやねこのことですか?w
それでも鰐の単行本采配よりは幾分ましかと思われ。
>最初、「ホットミルク」の誌面全体は、明るく明るくってのはすごく意識してたんだよね
>〜 中略 〜 暗いのは駄目だー 〜 中略 〜天竺も載せられるようになったっての
>は、誌面が成熟した時期からだったわけね
O子さんインタヴューより
これって天竺のデビューが遅れたことと多少関係してるのかな?例の規制もあったから
そっちの方がでかいかもしれんけど。
ただ闇雲にいい作家だからって掲載していたワケではなかったんだね。タイミング悪けれ
ば天竺のデビューも無かった(もしくは大幅に遅れた)可能性もあったということか。
最近ブクオフとかでHMコミックスを良く見かけるようになってきた気がする。
多分同年代の香具師が売りにだしてるんだろうな。一抹の寂しさを感じつつ、
つい買ってしまう俺だった。
突然だが、創刊から休刊までの掲載作品の中で、おまいらの最萌キャラを
挙げてみてくれないか?有名無名、名作駄作問わず、グッときた理由も添えて、
在りし日の熱い想いを暴露してみませう。
ちなみに俺の場合
・真澄 (鬼魔あずさ「おじさん以上恋愛未満」)
初めて「萌え」という観念を体で理解させてくれたキャラ。いかにも妄想世界の住人
っぽい設定なのに妙にリアリティを感じさせる。恥ずかしながら、漫画のキャラを
うっかり「愛しい」と感じてしまったのは後にも先にもこれしかない。地味だけどね(笑)
ホットミルクの最萌えキャラといえばベジャミン(ゲルマニウムゾーン)だろ!w
ぬいさん、かなぁ。「魔王の子供たち」って単行本出たんだっけか?
>>915 それどんなキャラだっけ・・すずめみたいな鳥だっけ?
>>916 単行本は知らないけど、確か原稿落としまくって切られたとか、そういう後ろ向き
な話ししか聞かなかったね。実は編集の身内で、それであんなにワガママが通る
んだとか、そういうのも聞いたことあるなあ・・・。
「GO GO WEST」の沙悟浄。
萌えとは言い難いがショタ妖怪に「お姉さんが優しく教えてアゲル」な話で
俺はお姉さんキャラに目覚めた。
田沼当人はお姉さんよりショタが描きたかったんだと思うが。
>>918 >田沼当人はお姉さんよりショタが描きたかったんだと思うが
むしろこの辺りでショタ覚醒って気がする。その後の「SEASON」なら男の子視点で
描かれているから、そういう意図も汲み取れるけどね。
普通?に黒原まき。りえちゃんなんかは絵に萌えていたけれど、固有のキャラ名
って言うと・・・思い浮かばない・・つか覚えてないや。
るりあの「Phantom Shooter IO」に出てきた麻原彰晃。びょんびょん飛んでた。
るりあ好きだったなぁ…
メタルアイとか
2ページとしてシリアスが続かない不真面目さが好きだった>るりあ
るりあってまだ描いてるのかな?
ダーティペアFlashの挿絵以降見かけないんだけど。
まさか後藤寿庵が普通にエロマンガ描くようになるとはね・・・。
長生きすると色んな事がおこるもんだよw
後藤寿庵てまだ現役なのか
秋葉凪樹の作品が好きなのだが、どれがホットミルクで
どれがばんがいちの作品なのか判らなくなっている
>>924 どこで描いてるの?ググッてみたら電光少女って・・・・(汗)
ググればすぐに本人のHPにいけると思うが。<後藤寿庵
そこで仕事情報は見れるよ。
そういえば、この人もショタ描いたりしてるんだな。
田沼を筆頭にけっこうあっちに人材流出してるのかね?
>>928 dクス。見てきた。なんだね・・絵だけ見たんじゃ正直後藤寿庵だってわからない
なあ。もともと画力にモノいわせるタイプじゃないからいいっちゃいいけど。
トシ食うとショタも許容できるようになってくるもんなのかな・・・少なくとも俺は
昔ほど拒絶反応しなくなってきてるけどね。
HM編集部も「ショタキング」ってアンソロ出した事あったよな
あったね。セーラー服モノと同時期だっけか?最近はアンソロも下火なのか
コアは全然出さないね。楽天みたく再録本とか出せばそれなりに売れそうなのにね。
むしろ「ビザールコレクション」の3を出して欲しい。
特化したエロ嗜好に関しては別冊アンソロでっていう流れを当時のコアは
作ろうとしてたのかなって今さら思ってみる。
三次エロ雑誌のように嗜好別に専門誌化していく流れをリードしたかったけど
失敗・・・と。
がんぷって今なにしてんのかな
ちと遅い話題だけど、今号のストアに雑破業が原作の漫画載ってるのな、
あえて使い古された西遊記ネタで来るところが彼らしいといえばそうかなと。
エロ漫画においては、あんまりストーリテラーである必要ってのがないからか
原作と作画が分かれていることは少ないんだけど、あえてやってる所を見ると
コアにもまだ昔気質の編集者がいるってことなのかねえ。
まあ、本スレでは瀬菜モナコのファンタジーエロが叩かれたりしてるので、
先行きは不安だけど期待はしてる。
中途半端ファンタジーはエロ漫画ならではのカテゴリーだと個人的には思うんだ
けどなあ・・・。
スレ読んで、家にあるホットミルクを引っ張り出してみる
今も付き合いある投稿者がいる反面、
「あの人どーしてるのかな?」という人がいたりして
そういや、今日って20周年の日なの?
そういや発売日は毎月3日だったか
O子さんとか「ああ20年経ったんだなあ」なんて思ってるんだろうかね。
意外と息子(娘?)さんが凄腕編集者になったりしてw。
あの・・今さらだけど、西秋ぐりんって女性だよね?
知らないけど女だと思ったことないけど。
たしか江口寿史のアシスタントだったんだよね。
おろ!?・・・いやまあ今まで何の疑念も持たずに女性だって思ってたんだけど、
突然自信なくなってさ・・・ほら、だってキャラとかサンリオ系だしw
江口寿史のアシ・・・想像だにしなかったな・・お騒がせしてすまないが、
真相知ってる人いたら教えてくださいませ。
942 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 22:39:42 ID:GUT6lcz4
男性。>ぐりん氏
昔の江口寿史の身辺日記漫画に登場してた(描かれてた)
のとか見てビックリした記憶があります。
あと何かの雑誌でインタビュー受けてたのも見たけど
やはり男性だったハズ。正確なソース無くてゴメン。
単行本で、江口寿史が描いたコメント漫画で
ふたりで一緒に歩いていて、女の子とすれ違った後に
ぐりんさんが「今、一瞬ほれたかな?」って言うのがあった。
単行本で、誰か他の漫画家(杉作J太郎だったかな?)のコメントで
「石立鉄男に似てる」ような事を描かれてた。
追記
江口寿史以外に、谷岡ヤスジの弟子(アシ?)だった。
同期の弟子にマディ上原がいて、ぐりんさん曰くライバルだそうな。
(マディ上原 下ネタだらけの4コマ漫画家。原律子の旦那。)
漫画家をさん付けで呼ぶのって馴れ馴れしいと思ってたけど、
ぐりんさんの場合は何故かさん付けしたくなる。
ぐりん氏は男性です。体格の大きい人でした。
飲み会に来てた時、お話したことがあります。
なんきん氏と友達ということで、いろいろ教えてくれてました。
おみやげにクリスマスカードまでくれる、やさしい方でしたよ。
946 :
939:2006/03/09(木) 20:40:13 ID:CFc2so86
皆様有難うございます。「体格の大きい」男性なのね・・・。
この際なので、ついでに確認したいんだけど
・やまぐちみゆき
・小本田絵舞
・もりばやしりんご
・白井薫範
・海野やよい
は女性であってる?あってるよね!?
小本田絵舞と海野やよいはそう。
あとは知らない。
白井薫範は作風から男だと思ってたけど違うのかな。
948 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:15:13 ID:FgoPxlTe
・やまぐちみゆき=男
・小本田絵舞=女
・もりばやしりんご=男
・白井薫範=男
・海野やよい=女
>>939=
>>946さんは素直というか純粋な人だね。
949 :
939:2006/03/09(木) 23:43:28 ID:6O/NUaWT
>>947-948 dクス。
つか、今自分でも調べてみたら、「正しいエロ漫画の描き方」で講師役を務めたキャラの
性別がそのまま刷り込まれたっぽい・・・・orz
でも「となみ むか」なんかは男性だって思ってるんだよな・・・真相は知らないけど・・
くだらん話題にお付き合い有難う。
少なくとも当時は純粋な少年だったのさ・・・アハハハ・・・
薫範センセ、サイトを見ればわかるのに
しかし先輩が富成太郎さんとは…
次スレどうする。
確か970〜80以降に24時間以内に書き込みないと落ちるんじゃなかったっけ。
そろそろ話し合っておいた方がいいと思うんだが。
952 :
1:2006/03/12(日) 23:14:49 ID:8Qme7MIE
新たな話題には乏しいものの、コアマガ本スレが不安定なせいか、待避所的
役割も出てきたみたいだし、次スレ立ててもいいかなと。
まだもう少し先になりそうだけど、頃合を見て次スレを立てようかと思うんで、
埋め立て&即死回避に協力お願いします。
その間は若干雑談気味になっても目を瞑るってことで(笑)。
ご意見、ご感想あれば聞かせてください。
スレあれば不意に思い出したことも書き込めるから
次スレ立ってくれれば嬉しいかな。
長く続いた雑誌だから読んでたって人間もかなりいるだろうし、
ネタが尽きたと思ってもこれから先新しく来た人が新しいネタを
書き込む事もあるかも知れない。埋もれてるネタもあるだろうし。
ホットミルクスレは残していいと思う。
個人的には愛宴はどんな雰囲気だったか参加者に語って欲しいな。
俺も投稿者だったけど結局愛宴には参加しなかったんで…
愛宴・・・ど田舎在住の上、未成年だった俺には縁遠い存在だったな。
そういえば愛宴っていつ頃、どういう経緯で開かれるようになったんだ?
俺が読み始めた頃は既に読者ページに写真つきで愛宴の報告とか出てるような頃だった。
言いだしっぺはO子さんからなのか読者からなのか。
もともとはO子さんが地方読者に会いに行く「O子と愛の宴会」っていう
編集部主導の企画があったんじゃなかったか。よく覚えてないけど。
愛宴参加者…っていうか、元主催者です
まぁ普通のバカ騒ぎですよ
0子さんとは、マジな話をした事も何回かありますが
「ウェールズの山」とか「バベットの晩餐会」とかマニアックな映画の話を
印象的だったのが“らんな式わかめ酒”
らんなサン、昔ワカメ酒ってアソコにお酒を入れるものと思ってたそーな
>>958 え?それは実践していたワケじゃないんですよね?>らんな式わかめ酒
O子さんって映画マニアだったのかな?
>>959 え?実践してたっていってたよね?>らんな式わかめ酒
俺も実践した>らんな式わかめ酒
愛宴にも行ってみたかったけど、編集部を一度覗いてみたかったな・・・
「きりしまビル」っていう名前からだけで勝手に5Fぐらいの古い雑居ビルを連想してた
けど、実際はどんなビルだったのかな?
雑誌の編集部というとすごいテンパった空気が張詰めてそうで、怖くて行く気には
なれなかったけどね・・・。
>>962 小さいけど、わりと新しい感じの、きれいなビルだったよ。
編集部より上の階へは上がったことはないので、何階建てかは
分からないけど、5階建て以内ではなかったかと。
>>963 O子さん引退後もこんなにやってたんだ愛宴。というかまだ続いてたのか!?
>>964 あそこ1Fが薬屋さんだったんだっけ?
初めて行った時は、たしかその隣の果物屋でおみやげ買ったんだよな〜w
へええ・・・今でも愛宴に参加しようと思えば可能なのかあ・・・。
やっぱり編集部が修羅場ってたりすることがあったんですか?
つか、3日発売のHMの編集作業は何日までに終わってなきゃならないものだったの
でしょう?そういうのが解ってれば直前は避けたりできたんだよねえ・・・。
>>965 薬屋だったような。何かお店が入ってたね。
>>966 俺が行った時は、脇の応接スペースみたいなところで
メガネで細身長身のにいさんが作業やってて、
「一旦帰る」とか言って去って行った。
「あれがるりあだよ。」って編集の人が教えてくれて、
この数日、ほとんど住んでるとか言ってたなあ・・。
おおー、なんかうらやましいな・・。
中期頃のHMってホントに勢いあったから、きっと編集部の空気も他とは違って
たんじゃないかなって思うんだけど、他の雑誌の編集部にも行ったことあるって人
いるかなあ?
そもそもそういう行動が許されてたのはHMだけだったのかな?
白夜はブリッコの頃から読者見学来てたらしいしね。
女子高生なのに制服のまま来てるコも多かったとか。岡崎京子とかもその一人だな。
よそだと塩山のところも投稿常連はけっこう来てたんじゃないかな?
ポップとかLPなんかも読者交流が盛んだったから、集合の場になってたと思う。
編集部が読者見学を受け入れるってこと自体は、当時はそう珍しくなかったな。
970 :
1:2006/03/30(木) 18:59:51 ID:suIMWgri
>>969 岡崎京子・・・ビッグな名前?が出てきたなあ・・。
読者見学は普通のことだったのか・・・CH系ではとんと聞かないから
その辺りで境界が引かれたのかもね。
ま、読者の数が増えてくると対応しきれないだろうし、やっぱり古きよき時代って
ことになっちゃうのかなw
ところでそろそろ次スレ立てた方がいいのかな?
きりしまビルは狭かった…
コアマガのプラス編集部に見学に行った強者はいないのかな・・・。
正直そんな気にならないが・・。
きりしまも白夜も高田馬場のガード方面だったけど、今は早稲田方面の
ビルなんだよね。>コア
でも入り口がオートロックだから、部外者が見学とか出来なさそう。
というか、今はどこの編集部もそういうノリは無いのかもね。
昔はいろいろと大らかだったってことか・・・。
>972
プラスは好きだが編集部見学したいとまでは思わんかな。
と言うか、結局読者ページを編集者自ら担当してる訳じゃないから
見学したいと思うほどの親しみは持てんのよ。
それはプラスに限らずコミメガでもMujinでもそう。
そういえばホットミルクってあったよなぁ、懐かしい
でもここ読んでると、俺が読んでたのはもう終盤だったなぁ
ところでCH系ってどういう意味ですか?
「コミックハウス」という下請け編集プロダクションが
編集していた雑誌のこと。
コミックハウスもね、猿楽町あたりにあった時は
校了前とかでなければ、まだ見学とかもやってたんだけど
15年前くらいから、もうやんなくなったみたいだね。
まぁよく言えば、作り手もまだ若くて、少し読者とのなあなあ感もあったようなのから
だんだん会社としての体裁が整って、線を引くようになったんだろうな。
CHも見学を許してたのか…なんだろ、やっぱり長く続いているとマンネリ
は避けられないし、適当に人材が入れ替わる方がいいんだろうね。
そういえば、CH内部ではHMのような内乱?があったことはないのかな?
毎月買うようになったのは、更科がコラムで
なんかケンカしてた頃
どういう経緯であんなん載せてたのかまた読みたいな
豚切すみません
15年ほど前にホットミルクに掲載された漫画なんですが
ストーリーは覚えてるけど、タイトル・作者名を思い出せなくて
こういう質問スレってどこかにありますか?
982 :
1:2006/04/04(火) 20:43:29 ID:3egTTE8h
>978
内乱じゃないかも知れないけど、
コミメガの編集長は元CHと何かで読んだような気がする。
984 :
980:2006/04/04(火) 22:27:07 ID:rVzbzVVO
>981さんありがとうございました!
読んだのは15年ほど前の中学ん時ですがシーンを鮮明に覚えてて
もう一度どうしても読みたくて。
内乱って晋遊社編集長追い出され事件みたいなのかw
>>984さんの知りたがってた作品わかったみたいだね。
答えたのは多分ここの住人っぽいけどW。
>>983 うーん本当なのかな・・・そういえばコミメガのやり方ってのは少なくともHM的では
ないかもしれない。作家を使い捨て感覚に扱ってるところはCH的か?
>>985 それはホントにクーデターだね・・・なんだかんだ言ってCHはおそらくエロ漫画業界では
最長老ではないかと思う。だからそれなりに紆余曲折があったんだろうなって想像できる
んだけど、そういうの聞いたことないなあと思って。