レズ物で道具を使うのは邪道だと思わんかね!!その4
1 :
名無しさん@ピンキー:
3 :
初代スレ410:2005/04/26(火) 21:54:04 ID:WvocyJ6j
即死回避
うわお、急なのでびっくり。
とりあえず、即死回避をば。
即死回避のために、何かネタふりでもしようか。
即死回避しながら・・・。
好きな(萌える)レズシーンはどんなのありますか?
オレは貝合わせシーン(≧∇≦)
でもリアルはあまりしないらしいから、コレ、男の幻想らしい。orz
即死回避
萌えるシーンは乳首やクリを舌でふるふると弄るようなシーンかな
「・・んんあああぁあぁあぁぁんんっ!!!」みたいな反応があるとベスト
アニメなんだが、くりぃむレモンの「POP CHASER」で、
マイがリオのお腹にほお擦りするシーンが(萌え的に)すごく好き。
10 :
1:2005/04/27(水) 06:23:56 ID:L9OzALqc
みなさんありがとうございます。
板ちがいですが、
列車事故すごいことになっていますね。きっと月曜休みの子なんかはお姉さまとかに逢いに行く途中で事故に巻き込まれて
お楽しみがなくなってしまったかと思うとなんかもう、すごくかわいそう。。。。
みなさん、列車に乗るときは車両編成の前後は避け、列車の中でも真ん中あたりに乗りましょう。
レズを長くやっているとクリトリスが伸びるそうです。当然、口で吸ったり、指でなでることによってのことと思いますが。
でも、そんなクリトリスにすごく萌えちゃう。
オッパイ同士押し付けるようにムニュムニュこすりあわせるてのかな。
これでローション垂らしてヌルヌルなら言うことない。
ディープにならない程度の執拗なキス、キス、キス!
萌え〜
15 :
11:2005/04/27(水) 21:25:09 ID:L9OzALqc
>12
どっかで見たんだけどレズの長い女の子はクリが長く(実測4cm位)なるってのをよみました。
で、レズの長いクリの長い子が。。。って。
そこで
>12それはレズに限らなさそうだが(w
っていう「それ」というのは
@レズに限らずクリはみんな長くなる
A長いクリはレズに限らずみんな好き
の@でしょうかね。
でも、「ちゅぱちゅぱなでなで」が継続的に続くのはやはり、レズかと。
レズレイプ、調教で最初は拒絶するも女調教師が与える快楽で次第に・・・
調教師も屈服させる事よりも恋愛感情へ傾いてゆく・・・
また〜りといってますな。
>>15 オナニーが多いor激しいと、クリがでかくなるという話もありますし w
いつの間に、IDが出てくるようになったんですね
なんだか連続カキコ、しづらいなあ w
旧スレ113氏のソニア&エレナのSS続編キボンヌ
碧
貴枝
美冴
鈴香
薫
真梨子
琴美
露子
天使
幸恵
不本意ながら保守の為30までカキコしました 初代410さん、すみませぬ・・・
もう大丈夫?
GW中に神様来て下さいm(_ _)m
降臨待ち
神として降臨したいが…今ほど文才が無い自分を恨んだ時はないぞよ _| ̄|○
410様・570様お待ちしてます。
35 :
前スレ517:2005/05/02(月) 10:17:54 ID:GH1UHVEC
あらら〜、いつの間に。
GW中になんとか1編書いてみようかとガンバッテみますが、
あまり期待しないでください。
>>3さん
ひさしぶりに師匠410さまのお名前を見かけますた。(*゚∇゚*)
私は期待してます。待ってますから。よろしく。w
36 :
34:2005/05/03(火) 17:19:12 ID:Q7DcyRzJ
>>35 あ〜数字まちがえてた。517様すいませんm(_ _)m
反省してお待ちしております。
37 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:08:18 ID:0hAGHGsZ
Her Personal Maid番外編
My Obsession
どうしたんだろう?
己に問いかける鈴香の胸の内は、不安の嵐に乱れていた。
後輩−というより「子猫」である理恵が茶道部に顔を出さなくなって、三週間にもなる。
学校を欠席している訳でもないようで、一年生の教室まで直接会いに行ったりもしたのだが、
理恵は、すいませんでした、そのうち出ます、と弱々しげに呟いただけで、依然部を欠席し続けている。
新入生が部活をサボるに任せていては、部長である鈴香としては、他の部員に示しがつかない。
きちんと彼女が何故部に出ないのか理由を聞き出し、
部に出るなら出る、退部するなら退部するとはっきり決めさせる必要があった。
だが、それ以上に、理恵が何か悩みを抱えているのでは、そしてその悩みの原因が自分なのでは、という思いが、
鈴香に理恵への干渉を余儀なくさせていた。
38 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:10:16 ID:0hAGHGsZ
理恵が自分に思いを寄せているのは分かっている。
だが、理恵は五人いる、茶道部一年生の一人として、鈴香に愛されているに過ぎない。
いつまで経っても、鈴香にとって唯一の恋人にして相愛の関係になれないでいることは、
理恵に不安と嫉妬を覚えさせているに違いなかった。
鈴香自身、五人の子猫たち全員に「お預け」を喰わせているだけに、
そのことは良く承知していたし、多少は罪悪感も覚えていた。
子猫たちが寄せる真摯な想いを、決して受け容れない。
何故なら鈴香の想いもまたかの佳人には決して受け容れられることはないのだから……
そんな屈折した付き合い方を後輩たちに強い、
甘く優しくはあるが肉の触れ合い以上に踏み込まない刹那的な関係を愉しむ……
互いに自由に対等に愛し合える関係ではなく、その点では心が通じ合うことの決してない、
とても寂しい関係なのだが、届かぬ思いを抱えた者同士がそれを感じ合い確かめ合いながら愛撫を重ねていく、
せめて身体だけでも慰め合うという意味では、互いに対等で相手の気持ちを良く察し合う関係と言えた。
だからといって、こんな関係が辛くない筈がない。十代の少女には尚のことだろう。
こういった修羅場がいずれ巡ってくるのは、鈴香も最初から覚悟していたし、
ここを乗り越えてこそ、自分の指導者としての器量も全うされると考えていたから、
鈴香は理恵と対決して、何とか彼女を救ってやりたいと考えていた。
場合によっては自分が傷つくこと、今まで続けてきた曖昧な付き合い方に変更を余儀なくされることもあるだろう。
だが、それとていつまでも避けることが出来るものではない…
39 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:11:31 ID:0hAGHGsZ
再三の説得にようやく応じ、理恵との話し合いが持たれることになった。
二人は放課後居残って、学校の中庭で芝生の上に座り、
理恵が何故部を欠席しているのかという理由を告白することになった。
最初、理恵は非常に気まずそうな様子で、口が重かったのだが、いざ理由を口に出してみると、
それも道理というべきで、理恵が厄介なトラブルに足を突っ込んでいるのが明らかになった。
あの…ですね……寂しかったんです。
そう……お姉さまが私だけを見てくれないのならって思って…
出会い系で紹介された女の人と……
はい……年はずっと上の女(ひと)です……三十才くらいのひと……
え……はい……四回くらい会いました……
その……はい……しました………ごめんなさい…
私も好きなのはお姉さまですけど………
その人の方が上手かった…ううん……凄かった……
お姉さまより焦らすんです……
縛られて、動けないところを……全身舐められて…くすぐられて…
でもイカせてもらえなくて……
凄い辛かった……
……でも、良かったです……
お姉さまとするよりも気持ち良かった…ごめんなさいっ……
もう会わないようにしよう、終わりにしようって思うんですけど……
40 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:15:04 ID:0hAGHGsZ
寵愛する後輩が浮気を働いていたというのに、鈴香の心には不思議なほど怒りの感情が湧いてこなかった。
寧ろ、痛いほど理恵の気持ちが理解出来た。
鈴香自身、茶道部に入り立てだった頃、
自分たち新入生を無理矢理玩び処女を散らした先輩たちを憎らしく思いながらも、
彼女らが身体に刻み込んだ快楽には逆らえず、気がつくと女の園に入り浸るようになっていた。
そして、その頃と同じ体験を、愛するあの人とその女主人からも受け、
その体験の後では、もう元の自分に戻れなくなった。
だからこうして、想いはあの人に託しつつも抱くのは理恵たち、という屈折した性癖へと到った訳だが、
理恵も自分と同じ様な辛い体験をすることになるのかと思うと、胸が痛んだ。
そして、その原因は、やはり自分にある。
「理恵ちゃん、いい?理恵ちゃんは、気持ちの整理がついてるの?その人が好きなのなら…」
「そんなことありません!好きなのはお姉さまだけです!」
予想通りの答え。自分が本当に好きなのが「あの人」だけなのと同じだ。
そんな自分に、理恵にこんなことを言う資格はないのだが…
「気持ちは私に、身体はその人に向いているってことね?」
理恵は無言で頷いた。彼女も、自分のこの質問は予期していたことだろう。
41 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:17:15 ID:0hAGHGsZ
「私たちが部でしている遊びがそもそも良くない……のは分かっているわ。
でも、大人のひと相手に遊ぶなんて、本当に良くない。
この後面倒なことになったら、どうするの?相手が女だからって油断は出来ないでしょう?」
はっとなった様子で、理恵は頭を巡らせた。その手のトラブルは、女同士ということで意識してこなかったらしい。
「苦しませてごめんなさいね。理恵ちゃんが私を好きなのは分かってるのに……」
鈴香は悲しげな表情で後輩の頭を抱き寄せた。理恵は涙で瞳を潤ませて、鈴香の胸の上で啜り泣いている。
後輩を預かる身としての責任感を痛感しつつ、鈴香は理恵を抱く手に力をこめ、
「私がその人に会って話してあげてもいいのよ」
「え?」
理恵は少し逡巡しているようだった。
鈴香の本心としては、理恵が独力でその女との関係を断ち切ることを期待していたのだが……
「いっしょに……会ってもらえますか?」
「ええ」
42 :
初代スレ410:2005/05/03(火) 20:29:51 ID:oHoNaJrO
連続投稿規制がきつくなってるじゃん。五回までだって……
保守の役には立ちませんでしたが、遅ればせながら投稿。
今回は番外編で、貴枝と碧の出番はありません。
期待していた方、申し訳ないです。
ちびちび書いていきますんで、生あったかく見守っていただけると嬉しいです。
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
44 :
前スレ517:2005/05/04(水) 01:09:14 ID:X3ibiMO/
>>42さん、もとい、初代スレ410さまー
お待ちしてましたー。(≧∇≦)
番外編!
その名もなき年上のオンナと二人はどうなるんでしょうかっ
期待してますっ!ヽ(〃∇〃)ノ
45 :
初代スレ410:2005/05/04(水) 23:17:51 ID:IqufcaJU
待ち合わせ場所の喫茶店。
理恵は緊張しているようで、随分と身体を固くさせている。
落ち着きなさいなと笑いかけながら、鈴香は努めてクールに振る舞っていた。
本当は、鈴香もそれなりに緊張しているのだが、自分まで自制を失ってしまっては元も子もないから、
理恵の前で弱みを見せる訳にはいかなかった。
それに貴枝という、「怖い大人の女」を知る身としては、
あの体験を上回る凄絶な事態にはならないだろう、という確信があった。
四、五分ほど待ったところで、理恵がびくりと震え上がった。
背の高いスーツ姿の女性が入ってきて、店内を見渡している。
その視線が鈴香たちに止まると、その女性はかつかつと近付いてきた。
「ごめんなさい、待たせたようね」
二人の正面に座りながら、女性は明るい声で囁いた。
ベージュ色のパンツスーツの上下に、喉元の鮮やかな青のスカーフ、胸元のポケットに収まっているサングラス。
活動的な印象を与える服装であり、口調だ。
わずらわしい印象を与えない程度の、抑えたメイクが、上品である。
にこやかな笑みを浮かべているが、理恵に、ついで自分に注ぐ視線に、
猛獣が獲物を狙う時のような殺気が一瞬だけ走ったのに、鈴香は背筋に冷たいものが走るのを感じた。
「理恵ちゃん、元気だった?そちらのお嬢さんとは、初めてね。よろしく、樫原です」
46 :
初代スレ410:2005/05/04(水) 23:19:37 ID:IqufcaJU
理恵は無言で頷き、鈴香も作り笑いを浮かべながら、ぺこりと会釈した。ここで負ける訳にはいかない。
「はじめまして、白沢と申します。遠藤とは部の先輩後輩で…」
「そう聞いてるわ」
鈴香は、腹の裡で理恵との打ち合わせを反復していた。
自分との関係をどこまでこの女性に明かしているかを思い出す。
一応、自分と肉体関係があることは既に知られているらしい。
それは弱みを握られていることになりかねないことだが、鈴香はその点はそらとぼけて、押し通すつもりでいた。
あくまで清純な後輩を食い物にするのを先輩の立場からやめさせる、という絵図だ。
目の前の紅茶に一口つけてから、鈴香は話を切りだした−
如何に理恵が困惑し悩んでいるか、
また自分にとっても、かけがえのない後輩の苦悩する姿を見るのが如何に辛いかを得々と語り、
相手の罪悪感を煽る一方、大人との火遊びに手を出した後輩の愚かさを適度に責めもし、
若気の至りということで話を丸く収めることにも期待する。
自分でも呆れるほど、流暢かつ饒舌な迫り方で、鈴香は目の前の難敵に舌鋒を仕掛けた。
相手は薄笑いを浮かべて、ブラックコーヒーを啜りながら無言で鈴香の話を聞いていた。
その自信ありげな態度に、鈴香は相手が予想以上に手強いのを感じたが、ここで臆する訳にはいかない。
「……お願いです。どうかもうこの娘に手を出さないで下さい。
どうしても聞いていただけないというなら、お互い困ったことになるかもしれませんわ」
もちろん、学校や警察の力を借りることは避けたい。
自分たちの関係までが周囲の大人の知れるところとなれば、大変なことになる。
あくまでブラフだ。
47 :
初代スレ410:2005/05/04(水) 23:20:49 ID:IqufcaJU
だが相手の態度は変わらなかった。余裕のある笑みを浮かべ、
「あなたが理恵ちゃんをとても気にかけているのは分かったわ。
でも、今のあなたの話には、落ちているところがなくて?
この娘は、あなたの気持ちが自分に向かない不満から私に走ったのよ」
「何のことでして?同じ部活の先輩として、この娘の…」
平静を装う鈴香だったが、相手は容赦なかった。
「蔦女(つたじょ)の内幕くらい、知ってるのよ。卒業生に知り合いがいるもの。茶道部のことも聞いているわ」
鈴香の顔がこわばる。理恵に到っては、涙目になってしまっている。
何とか後輩を守らなければ、と鈴香は必死になって声を喉から押し出した。
「………どうしても遠藤を諦めてはいただけないのですか…」
「そうね……」
樫原は、少し考えた後で、
「理恵ちゃんには席を外してもらえない?あなたと二人だけで話し合いたいわ」
理恵は不安そうに鈴香の方を見つめた。
最初は、理恵が自分の意志で相手との関係を絶つことを望んでいた鈴香だったが、
正直現在の状況では、理恵がいない方が話がスムーズに進みそうだ。
二人だけなら自分ももっと激しく相手に食い付いていけるだろう。
48 :
初代スレ410:2005/05/04(水) 23:23:06 ID:IqufcaJU
「……遠藤さん、いい?」
取りあえずこの修羅場から逃れられるという安堵と、
そこに先輩だけを残していく罪悪感がない混ぜになった表情で、理恵は首を縦に振った。
「あ、はい……お姉さ……先輩。後で携帯に……」
「分かってるわ。それじゃ」
席を立ち、店を出ていく理恵の背中を、鈴香は無言で目で追った。
「ちょっと気が小さいのが気にかかるけど、いい娘よね」
樫原が呟いた。
鈴香は、何故彼女が理恵を帰らせたかを不安に思いながらも、より積極的に樫原にぶつかっていくことにした。
「お願いですから!あの娘のことは諦めてください!
確かに私たちが高校生同士でしていることだって
世間から見たら誉められたものじゃないのは分かっていますけど、私はあの娘が…」
樫原は、掌を掲げて、鈴香を制止した。そして、コーヒーをぐっと飲み干すと、
「本当のところを言うと、私はね、それほどあの娘に執着している訳じゃないの。
あの娘はあなたのオンリーになれないのを悩んで私に身体を預けちゃったけど、
私もあなたと同じで、特定のパートナーを持たない主義なの。
ただ、セックスフレンドかペットを複数持っているだけってことで、
言い方は悪いけど、あの娘もその一人でしかないわ」
美冴タン、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!
ドキドキ。鈴香タンがんばれー。
また、焦らし戦法ですか…。orz
52 :
初代スレ410:2005/05/07(土) 20:25:27 ID:ljCzZrDu
鈴香は、胸が悪くなるような思いに駆られた。
理恵の真摯な思いを踏みにじるような物言いに怒りを覚え、
だが、自分自身もそんな彼女と大差ない真似をしているため、何も言い返せないことに自己嫌悪も覚える。
自分と樫原の両方への怒りが、鈴香の胸の裡をどす黒く染めた。
「私がペットに求めるのはまずは身体の関係だけど、それにはまずいじって面白い娘であることが第一でね。
理恵ちゃんのような、自分を上手く主張出来ない娘はいいわ。
可愛いし……いじめ甲斐もかばい甲斐もある。
理恵ちゃんの主張の弱さは、守ってあげなきゃとも思わされるし、逆に苛々してますますいじめたくもなる。
分かっていただけるかしら?」
分からなくもない気持ちである。
後輩を可愛がりもし責めもし、更にはかの佳人に対しては全くマゾヒスティックになり、
といくつもの性癖が、鈴香の中にも同居している。
それらは決して反撥し合う訳ではなく、分かちがたい面も強く持つのだ。
「でもね、あなたはもっと面白いかも」
ティーカップを握る鈴香の手に震えが走った。
(まさか……)
「あなた、理恵ちゃんを守るため必死になっている。素敵だわ。
とても主張が強いように見える。でも、本当はどうかしら……」
53 :
初代スレ410:2005/05/07(土) 20:27:28 ID:ljCzZrDu
「な……何を言ってるんです?」
笑いとばそうとするが、頬がひきつってしまう。
いけない。弱みを見せてはいけない。
「理恵ちゃんとあなたとは、当然あなたが「責め」なのよね。
理恵ちゃんをいじめもし、かばいもする。
でも、どうなの?本当は、あなたも誰かにいじめられたい、あるいは、かばってもらいたいんじゃないのかしら?」
声が出ない。
「本当に好きな人に責められたいと思っているけど、
それが叶わないので後輩を責めるのを代償行為に……してるんじゃなくて?」
読まれている。
理恵から既に引き出しているであろう情報と、ほんの数分の会話のみで、完全に自分の本性が知られてしまっている。
陰湿な笑いを浮かべる瞳が自分の心の奥底までを見通しているようで、思わず鈴香は目を背けた。
逃げ出したい。
だが、それは敵わない。
理恵のため……
いや、既に自分の心はこの女性に囚われているのではないか。
この女性にいじめられ、ペットにされてしまうことを望んでいるのではないか。
伏し目がちに樫原を見つめ返す。眼前の意地悪げな微笑みが、どこかで見たものに重なる。
(貴枝さま……)
完全に敗北したあの魔女の微笑みが思い出され、
鈴香はあの時以来の危機に自ら足を踏み入れてしまったことを後悔した。
54 :
初代スレ410:2005/05/07(土) 20:30:18 ID:ljCzZrDu
「あなた、理恵ちゃんを救うためなら何でも出来る?」
言わないで。
理恵を救うためなら何でもする。
高校の先輩と後輩の関係という常識的な関係の範囲内なら、そうだったろう。
明らかに相手が次に提案してくるであろうことは、それを逸脱しているに違いない。
……だが、自分にはそれを拒むことは出来まい。
何でもする。この人の命じることなら何でも。
ふと気がつくと、鈴香は背筋と……股間に冷ややかな湿り気を感じていた。
「彼女を手放す代わりに、あなたは私のペットになるの」
逆らえない……
心の底ではそれは分かっているが、まだ理性の残る意識はそれに抵抗を示し、震える唇と舌を動かした。
「お……断らせていただきます」
「ふーん?どうして?」
樫原は勝ち誇った笑みを崩さない。
「…あ…あの娘を……あの娘と私が入れ替わるだけでは……全然意味がないし……」
それは確かにそうだ。
そんなことは決して理恵は喜ばない。
だが……今の鈴香には理恵のことよりも目の前の女性の方が気にかかるようになっていた。
55 :
初代スレ410:2005/05/07(土) 20:33:05 ID:ljCzZrDu
「なら、好きになさい。話をこれでおしまい」
涼しげに言い放つと樫原は席を立とうとした。
「あ……」
思わず立ち上がり、その後を追おうとしてしまう。瞳が熱く潤んでいるのが分かった。
樫原が思わせぶりにゆっくりと振り返った。その唇には、悪魔のような笑いが浮かんでいた。
「どうしたの?」
ダメだ。こんなこといけない。
「は……はい…あの……」
「どうしたいの?私にどうして欲しいの?」
ダメ。絶対に。結局理恵を裏切ることになる。そして、愛おしい佳人をも……
「わ……私を樫原さんの……」
「私の?」
嫌だ。こんな人の……になるなんて、嫌で……
でも。
なりたい。なってしまう。
「…………ペットに……」
56 :
初代スレ410:2005/05/07(土) 20:37:21 ID:ljCzZrDu
蚊の泣くような声。
樫原はその笑いに勝利の確信を滲ませ、テーブルの上から飲み物の代金のレシートを取った。
「それじゃ、お会計は私が持つわね。それから………」
そっと鈴香に手を伸ばし、鈴香の手を取り、引き寄せる。
人形のように硬直している鈴香は、新たな主人の腕の中に収まった。魔女が耳許で囁く。
「これからはペットらしく、私のことは美冴さまと呼ぶのよ、いい?」
ペットは力無く首を縦に振った。
_____________________________________
今日はここまで。遅筆で申し訳ないです。
まだ存じてない方がおられるかもしれないので誘導。
前スレで517さんが短編を投稿済み。沈没前にチェックするべし。
きゃー!
ついに、美冴と鈴香の物語がー!!(≧∇≦)
ああ、どれほど待ちわびていたことか。わくわく。
今後が楽しみですぅ。(*゚∇゚*)
初代スレ410さま
わざわざ拙作の案内の言葉をどうもありがとうございます。(^_^;
エロもない小話ですが…。
58 :
初代スレ410:2005/05/08(日) 21:26:10 ID:Ht2oU8IE
美冴は早速鈴香を自分のアパートに誘った。
清潔な印象のリビングに通された鈴香は、恐怖と快楽への期待に頭を煮え立たせ、
美冴の一挙手一投足から目が離せないでいた。
「まずは味見といきましょうか」
美冴はソファに身体を投げ出すと、どうしていいか分からないでいる鈴香に向かって手を振り、
「さ、ペットになった証を見せてもらおうかしら」
自分の意志で、主人に身体を差し出せということだ。
どうなってしまうのか分からないという恐怖を快楽への期待が抑え込み、
だが余りの快楽に正気でいられるだろうかという恐怖がまた生じる。
更に理恵や碧にこのことが知れたら、という恐怖までが加わる。
だが、心とは裏腹に、手は喉元のリボンを取り去り、ブラウスのボタンを外しはじめていた。
ジャケットもブラウスもスカートも脱ぎ、下着とソックスだけの格好になるが、
美冴は、顎に手を当て膝を組んだ格好で、無言のままだった。
これでは勘弁してもらえないらしい。
鈴香が完全に裸身を晒した格好で立ちつくすと、美冴は、満足げに笑みを漏らした。
「ようやくペットらしい格好になったわね。上出来よ。さ、いらっしゃい」
59 :
初代スレ410:2005/05/08(日) 21:28:25 ID:Ht2oU8IE
手招きに従い、ソファに近付き……自然と美冴の足許に跪く。
意識せずとも、女主人と並んで座ってはならないという気持ちが働いていることに、鈴香は自分自身でも愕然とした。
既に性器が湿っているのを感じ、この妖艶な女性に屈従することに興奮を覚えている自分に気がつく。
美冴の形の整った指が伸びてきて、鈴香の髪に、次いで唇に触れた。
鈴香は瞼と唇を半開きにして、うっとりと女主人の愛撫に身を委ねた。
美冴は、長いソファにその長身を横たえ、意味ありげに右足を挙げて目配せを送った。
鈴香は、黒のストッキングを履いたままのその足を手に取り、足首に、次いで親指にそっとキスした。
(こんなことを……こんなことをして差し上げたいのは碧さまだけなのに…)
屈辱や愛する人を裏切っているという気持ちが疼く一方で、
そんな行為に及んでいる、そんな目に遭わされているという気持ちが欲情を煽る。
ストッキングを通して女主人の体臭が伝わってくるが、
今の鈴香にはそれは恐ろしく甘美なものに感じられてしまい、夢中になって足の指をしゃぶった。
美冴が再び微笑み、足を引いた。
子供が取り上げられた飴玉を追うような視線で、鈴香は美冴の足の軌跡を見つめ、そして女主人の視線とぶつかった。
美冴は無言で手招きしてくる。
魔物に魅入られたように呆然となり、鈴香はソファの上へと這い上がった
−そうしてしまえば、確実に魔物の餌食となるのは分かっているのだが、抵抗することが出来ない。
60 :
初代スレ410:2005/05/08(日) 21:30:13 ID:Ht2oU8IE
女主人の胸元までやって来たところで、美冴の指が鈴香の顎に伸びた。
美冴の顔が近付いてくる。
(!!)
心臓がどくんと鳴る。
たかがキスでこれほど興奮し、脅え、欲情したことがあったろうか。
念願叶って碧と愛し合った時のキスでさえ、これほど複雑な思いに絡め取られることはなかった。
愛しているという訳ではない相手に唇を与えてしまうという危機感、碧や理恵を裏切っているという罪悪感、
ついにこの魔女のものになったという烙印が施される恐怖と快感……
恐怖と期待にもう目を開けてはいられず、鈴香は初めてキスに望む処女のようにきつく目を閉じた。
柔らかい唇が右目の瞼に押しつけられるのを感じ、鈴香は驚いて目を開けようとした。
予期していた唇へのキスではなかった。
鈴香が驚いて身を引きかけた瞬間、それを狙っていた美冴はひと足先に両手を鈴香の頭の後ろに回し、
逃れる獲物を捕らえていた。
驚きで開きっぱなしになった鈴香の唇に、美冴の舌が割って入り、鈴香の舌を押さえこんでしまった!
完全に先手を取られた。
一から十まで女主人の掌で踊らされていたことを痛感し、鈴香はまたしてもエゴが揺るぎ、
それを快感と感じている自分に気がついた。
その快感にキスの快感が加わり、鈴香の心身を不気味に、だが暖かく包む。
61 :
初代スレ410:2005/05/08(日) 21:31:48 ID:Ht2oU8IE
かなりの時間に及んだキスが終わった。
このキスで自分が全く別の存在に生まれ変わってしまったのを感じる。
どうすればいいのか尋ねるように、あるいは、女主人の気持ちを確かめるように、鈴香は熱く潤んだ瞳で女主人を見つめた。
美冴はというと、先ほどにも増して唇の端を歪ませ、悪魔のように微笑んでいる。
「ふふ…」
再び後頭部に手が回され、鈴香は再度のキスに応えた。
今度は舌が唾液を口の中に送り込んでくる。
たっぷりと唾液を鈴香の口に含ませると、美冴は鈴香の顔から離れた。
鈴香はごくりと唾液を飲み干した。
胃の腑に落ちていった女主人の唾液が、エゴをぐずぐずに溶かし去っていくのを感じる。
そんな鈴香の心理を彼女の様子だけから察したようで、美冴は勝利の微笑みを浮かべた。
鈴香の裸身に手が回され、ソファに仰向けに寝かされる。
のしかかってきた美冴の舌が鈴香の喉元から耳たぶにかけてを這い始め、
右手の指が脇の下から乳房の縁を、左手の指が腰から太股をくすぐり始める。
執拗な愛撫が開始され、乳首や性器そのものを微妙に避けて指が鈴香の若い肌の上を何度も往復する。
早くも焦らしが始まった。
62 :
初代スレ410:2005/05/08(日) 21:35:09 ID:Ht2oU8IE
鈴香は陶然とした目つきで、美冴の愛撫に身を委ねていた。
もっと強烈な快楽を欲しいという気持ちと同時に、
こうして女主人に焦らされていいように玩ばれていること自体にも悦びを感じてしまう。
マゾヒスティックな快楽というだけでなく、自分がマゾヒストであるということそのものが快楽に繋がってしまうのだ。
そして、自分をそんな気持ちに易々と追い込んでしまう美冴の魔性に、改めて畏敬の念を覚えないではいられなかった。
せめていくらかでも反撃しなければとも思い、鈴香は自分からも手を伸ばすのだが、
美冴は悠然と鈴香の手を払いのけ、一方的に責めてくる。
多少なりとも美冴に触れることが出来ても、スーツすら脱いでいない美冴に対してはスキンシップを取ることが出来ない。
タチ役としての実力の違いもさることながら、
徹底して相手の肉体を責め苛むことを好む女主人の本性に触れた思いで、鈴香はますます圧倒されてしまう。
「ぁぁぁ……ご……ご主人様ぁ……」
「ふん、何てはしたない声をあげるの」
言葉責めがハートと性器にずきりと響く。その瞬間を見逃さず、美冴の指が陰核に触れた。
「あンッ!」
暫し鈴香の秘裂をまさぐった後、美冴は鈴香の愛液で汚れた左手の指を鈴香の顔の前に突きつけた。
鈴香は従順に舐めてみせる。
「自分の味はどう?やっぱりはしたない味がするのかしら?」
そう呟きながら、美冴の右手は鈴香の性器への愛撫を再開する。
上下両方の口を襲う耐え難い快楽に、鈴香の理性は限界へと近付きつつあった。
「〜〜〜ッ………」
美冴の指をくわえたまま、鈴香は達する。
流れを邪魔しちゃイカンかなと思いつつ… (;´Д`)ハアハア
さすがの焦らしテクに… (;´Д`)ハアハア
続きはまだですか・・・_ト ̄|○
うそ、今夜も無しですか…。_| ̄|○|||
お願いですから、へびの生殺しはヤメてください…。しくしく。
67 :
初代スレ410:2005/05/13(金) 09:47:14 ID:nVj0Whlq
すんません。出張行ってて、止まってました。
明日には投稿します。
どきどき…(*゚∇゚*)
70 :
初代スレ410:2005/05/14(土) 22:35:02 ID:2E4+GVir
意外と早くイくことが出来たことに、鈴香は少し拍子抜けした。
貴枝の気が遠くなるほどの焦らしに苦しめられたことを思うと、思ったより早く救済が訪れたことに安堵を覚える……
「いかがかしら?」
見上げると顔のすぐ上で美冴が微笑んでいる。
先ほどまでのサディスティックな笑いとは違い、いくぶんかは穏やかな印象だが、
それでも優しい笑みとも不気味な笑みとも取れる含みがあり、鈴香は安心していいものかどうか、
再び不安が気持ちの端をかすめるのを覚えた。
「………素敵でした、美冴さま」
荒い息の下で返答する。
欲情が収まると、少しづつ理性が回復してくる。
この女性の所有物になったという事実が思い出されてきて、理恵や碧を裏切ったという罪悪感や、
これからペットとして、社会的立場という意味ではなく心の自由を奪われるという恐怖や屈辱が芽生えてくる。
こういった不安は貴枝に犯された時には覚えなかったものだ。
だが、美冴はあくまで曖昧な笑いを崩さず、扉を指で示した。
「さ、シャワーを浴びていらっしゃい。身体をきれいにしたら……もう一度よ」
笑いに含まれるもののバランスが、わずかに悪意の方へ揺れた。
ぶるっと鈴香は身じろぎしたが、逆にその悪意は鈴香の意志を奪った。
最早この笑みに逆らうことは決して出来ないだろう……
「……分かりました」
71 :
初代スレ410:2005/05/14(土) 22:36:59 ID:2E4+GVir
美冴は着替えを終え、鈴香が待つリビングへ入っていった。
目の前で無力に鎖に繋がれている鈴香を見下ろしていると、自然と笑いがこみ上げる−
鈴香は顔にはアイマスクをかけられ視界を塞がれ、両手首と足首には革の枷を取り付けられた上、
手足の枷と枷を金具で繋がれ動けないでいる。
更に足枷には鉄のバーが渡され、足をM字の姿勢に固定され、閉じることも立つことも禁じられている。
口にはボールギャグが噛まされ、声を出すことも出来ない。
徹底して奴隷の自由を奪っておくこと、その上で主導権を握っているのこちらであることを思い知らせることが重要だ。
裸身ではなく、かねてペットのために用意しておいてある極薄の黒いレースのストッキング、Gストリングのパンティ、
ガーターとガーターベルト、そしてバンブラを着せてある。
ごく薄い生地のパンティの下に、かすかに秘所が盛り上がっているのが視認出来る。
カップ部のみを覆うブラの上で乳房が淫らに上へと押し上げられており、
まだ歳若い筈の鈴香をより大人びて、より淫らに見せていた。
鈴香にシャワーを浴びさせている間に、美冴は部屋を手早く片づけ、器具を準備し、次のプレイに備えた。
彼女があがると今度はこの格好を強要して部屋に転がし、自分がシャワーを浴びにいき、放置プレイを決め込んだ。
今までしたことのないこのような姿にされ、手足を拘束され、視覚も封じられて、しかも女主人はいなくなってしまう。
さぞ不安と期待の両方に苛まれたことだろう。
72 :
初代スレ410:2005/05/14(土) 22:39:40 ID:2E4+GVir
美冴は、シャワーを浴びながら、オナニーをした。
先ほどは鈴香を一方的に責め、彼女に自分を愛撫させることはなかった。
だがその間もこの愛らしい少女が切なく喘ぐ姿に欲情を覚えていることは間違いなかった。
その思いを解放することなくぐっと抑え、心理的な興奮を満喫するのがタチの醍醐味だが、
より屈折した美冴は、プレイが一段落したところで初めて欲情を解放し、己に快楽を許した。
そこでも、あくまで鈴香に自分に触れることは許さず、彼女を放置している間に、自分で慰めるのみだ。
屈折した勝利の悦びを堪能し一度達したところでシャワーを上がると、
髪を整え、化粧を改め、そしてドミナトリクスに相応しい衣装を身にまとう。
そして、ついに囚われの姫君を拷問すべく、その前に立ちはだかったのだ。
鈴香は美冴の気配を感じ、さかんに顔を左右に振り、ギャグの下で言葉にならない呻きを繰り返している。
くっくっくという含み笑いのみを響かせ、美冴は鈴香の顎をつまみ上げた。
笑い声のみは聞かせてやるが言葉は口にせず、鈴香の不安を煽る。
鈴香の両手に手を伸ばし、手枷と足枷を繋ぐ金具を外してやる。
両手だけは自由になった鈴香の肩と背中に手をかけ、起こしてやる。
そしてのままひっくり返す。
鈴香は両手を床についた、四つん這いの格好になった。
さて、主人の姿を拝ませてやるとしよう。
ギャグを、次いでアイマスクを取り除く。大きく息をつき、鈴香は目を開けた。
73 :
初代スレ410:2005/05/14(土) 22:41:22 ID:2E4+GVir
鈴香が驚嘆のまなざしで自分を見上げ、
そしてその視線がすぐに畏怖と欲情に占拠されるのが分かり、美冴は満足を覚えた。
6インチもの高さのあるピンヒールを持つ、太股までのブーツ。
乳房を晒け出して細い腰を更に引き締めるコルセット。
指先からすらりとした二の腕までを黒く染めるグローヴ。
首のチョーカーと、チョーカーから乳房の谷間をくぐってコルセットに繋がれたストラップ。
そのいずれもが艶々と黒光りするエナメルである。
手にはその存在を誇示するかのように、乗馬鞭を翳す。
化粧もシャワーを浴びる前とは異なり、ぐっと翳りを強調した、濃いめのメイクを施してある。
征服者の微笑みを浮かべ見下ろす美冴の視線と、
屈服した者の恐怖感と卑屈な悦びを宿して見上げる鈴香の視線が交差し、主従は互いの地位と心理を確認した。
言葉に出す必要はなかった。
今やこの少女が完全に自分に魅了され、自分の与える恐怖と快楽に逆らえなくなっているのを確信し、
美冴は鞭で足許を示した。
「さぁ、舐めなさい。上手に出来たら、ご褒美をあげるわ」
「は……はい…」
さ、さすがだ、美冴タン!(;´Д`)ハアハア
今週も待たされ焦らされ…の日々を過ごさねばならぬのでしょうか。orz
待てば海路の〜
78 :
初代スレ410:2005/05/18(水) 19:38:44 ID:1tmOleFo
鈴香は美冴のブーツの爪先にキスをした。数度に渡りキスを繰り返し、舌を這わせる。
美冴が爪先を持ち上げると、鈴香は従順に靴の底を舐め、ヒールをしゃぶった。
鈴香はうっとりとした表情で、美冴のブーツに頬ずりをし、美冴の足首に抱きついた。
ここが狙い目か。
「何をするの」
美冴は無情にも足を引いた。
支えを失い、下半身が動かない鈴香は、前へと倒れ込んだ。
「ペットが自分の立場を弁えていないようね。誰が手を使っていいと言った!」
もちろん、これを誘導するために鈴香の手を自由にしたのだ。
だが、鈴香は目に見えて恐慌した。
その表情から読みとれるのは、女主人を怒らせたことに対する自責、どんな罰を受けるのかという恐怖、
そしてほんのわずかの期待、といったところか。
「上手に出来たらご褒美をあげると言ったのを覚えているわね?
でもあなたはペットとしてあるまじき粗相をしでかした。だから、ご褒美の代わりに罰を与えてあげる。ふふ……」
くつくつと笑いながら、美冴は鞭を振り上げた。
鈴香が背筋をこわばらせるのが分かる。
構わず鞭を振り下ろす。
もちろん、ペットの美しい身体に傷をつける意図はないので、力はかなり加減はしてはいるが、
鞭の先端が鈴香の尻に命中すると、やはり鈴香は悲鳴をあげた。
79 :
初代スレ410:2005/05/18(水) 19:40:32 ID:1tmOleFo
「ッ痛!」
もう一度鞭を振るう。
「ッ………!」
鈴香は必死になって唇を噛み、声を漏らすまいと努力している。そして、
「……ありがとうございます、ご主人さま……」
と、痛みと欲情で熱く潤んだ声で呟いた。
「そう、いい娘ね……」
予想以上に、この娘は、どのような反応をすればどのようなご褒美ないしお仕置きが返ってくるかを理解している。
見込んだ通りに、主人に屈服すること、主人に罰せられることも愛されることも両方とも好きなのだろう。
「さ、もう一度よ」
再び美冴が足を突き出すと、鈴香は、今度は両手を背中に回して組み、
上体のみを逸らせて、犬のように美冴のブーツに舌を這わせた。
健気に自分に奉仕する少女の姿を見ていると、美冴も欲情が高ぶってくるのを抑えられない。
鈴香の背中に手をかけ、上体を起こしてやる。
そして、膝立ちになった鈴香の顔の前に股間を押しつけた。
待ちわびたように、鈴香は女主人の性器への奉仕を始めた。
80 :
初代スレ410:2005/05/18(水) 19:43:09 ID:1tmOleFo
切ない刺激が美冴の身体を駆け抜ける。
それなりに経験のある鈴香のことであるから、女性器への奉仕もツボを心得ている。
美冴は息を呑み、歯を食いしばり、快感をぐっと堪えた。
欲情に全てを委ねきらず、少しでも愉しみを長く持続させようとする。
その間ずっと鈴香は健気に舌を動かし、女主人の快楽に寄与しようと努めている。
快楽が増すほどにこのペットへの愛情も膨れ上がってくるのを感じ、美冴は鈴香の頭を掴んで囁いた。
「……そう、いいわ……本当にいやらしい娘ね……そんなに、おまんこを舐めるのが…好きなのね……ぁぁぁ……」
達する寸前で、美冴は鈴香の頭を押し戻し、ペットの顔を見下ろした。
鈴香もすっかり興奮しているようで、涙と唾液と女主人の愛液とで顔をぐちゃぐちゃにして荒い息をついている。
「……美冴さま……」
鈴香が熱い視線で見上げてくる。
思わずこのまま抱き締めてやりたくなるが、
美冴はぐっと堪え、あくまでドミナらしい態度を保ったまま、邪悪な笑みを繕った。
「さぁ、今度は私の番ね」
そのまま無情にも鈴香を押し倒す。
足を開いた格好のまま寝転がった鈴香は、すぐさま両手を頭の後ろで組み、
奴隷らしく主人に全てを委ねていることを示した。
言葉に出して指示する必要さえない。
ほんの数時間でここまで従順に調教出来るとは。
如何に鈴香が他の女性に服従することを強く望んでいたか、自分と彼女が似合いの主従であるかを意識し、
美冴は屈折した悦びが心を満たすのを覚えた。
81 :
初代スレ410:2005/05/18(水) 19:47:15 ID:1tmOleFo
会心の笑みを浮かべながら、美冴は鈴香の顔に再びアイマスクをつけた。
女主人の顔が見られなくなる恐怖感に鈴香は一瞬身震いしたが、それも最初のうちだけだった。
極めて薄いパンティに染みが出来ているのが分かる。
美冴はくつくつと笑うと、下着越しに鈴香の股間にブーツのヒールを押し当てた。
「はぁっ!」
鈴香が激しく身体をくねらせる。
その淫らな様子が愛おしく、美冴はますます笑みに邪な翳りをにじませ、鈴香の股間を踏みつけ続けた。
鋭く尖ったスティレットのヒールは下手をすると鈴香の肌を傷つけかねなかったが、
美冴は慎重に、だがあくまで容赦なく、鈴香の股間をぐりぐりと攻め立てた。
染みが次第に拡がっていく。
「足で踏まれてどろどろになるなんて、ますますはしたない娘だこと。そんなに私のブーツがいい?」
「は……はい!美冴さまの足……御足が大好きなんですっ……
もっと…もっといやらしい私を踏みつけて下さいませ……」
アイマスクの下で、真剣な表情で鈴香は懇願してくる。
今度はその可愛い顔を犯してやろう。
美冴は再び鈴香の顔に靴のヒールをつきつけた。
目こそ見えなくされているが、唇にヒールが当たっているのを感じた鈴香は、従順にそれを舐め出す。
鈴香の頬を撫でるように靴のエナメル地を押し当ててやると、
鈴香は顔のみならず全身をくねらせて女主人の足の感触に陶酔していることを示した。
82 :
初代スレ410:2005/05/18(水) 19:51:43 ID:1tmOleFo
そのまま鈴香の顔から首へと足を滑らせていき、乳房を軽く踏みつける。
ヒールの尖った先端を注射針のように乳首の先端に押しつけ、じわじわと力を加えていく。
柔らかい乳房が変形していき、切なげに鈴香は喘ぎ声を堪えた。
このまま続けると本当に乳首にヒールが突き刺さると思える寸前で足を引き、下腹へと足を向かわせ、
臍から腰にかけてを愛撫し、最終的にまた股間へと戻ってくる。
足の甲で蟻の戸渡りを撫で上げると、鈴香の身体のくねりはいよいよ激しさを増し、腰を浮かせて上下させだした。
いわゆる「足コキ」の姿勢となり、美冴のブーツに鈴香は夢中で股間を擦りつける。
もはや喘ぎ声を抑えようともせず、鈴香は快楽に没入していた。
「はあっ……ぁぁぁぁ……あっ……みさ……えさま……はあっ……あし……ああ…あし……いいっ……」
美冴はすっと足を引いた。
興奮の高みへと登りつめつつあった鈴香のエンジンに急ブレーキがかかり、表情から恍惚が消えた。
驚きと失望がそれにとって変わり、瞬く間に恐怖へと塗り替えられる
−また焦らされる、あるいはもっとおぞましいことに罰を受けるのかという恐怖に。
いや、あるいは期待に。
バシッ。
鞭がM字に開かれた鈴香の太股に命中した。
「ああぅっ!」
再び痛打が、太股を、股間を、乳房を襲う。
美冴は高らかに笑い声をあげていた。
苦痛と快楽の両方でこの少女を完全に圧倒しているという事実が、
美冴の心身に爆発的なまでの快楽をもたらしている。
直接触れてはいないものの、自分の性器も恐ろしく熱く濡れ、脈打っているのが分かる。
ぢょ、ぢょしこーせーの鈴香タンが、こんなにも淫らだなんて…。(;´Д`)ハアハア
すごい!ゴクッ。もしかして今までで1番エロいんでないかい?
85 :
初代スレ410:2005/05/20(金) 20:00:31 ID:nquSf2HL
現在、道具を作品に登場させるか否かというところまで来ております。
以前(Vol.7 2スレ目)も鈴香らによる碧のレイプ寸前というところで、
出すだけでしたが、バイブを出しましたが、
あんな感じです(いや、もうちょっとハードかも)。
それでも挿入描写は避けたいとは思ってます。
道具を使う派の鈴香&美冴のやり取りだけに、一応書きたいと思っているのですが、
スレ趣旨的にどうかとも思いますんで、
皆様のご意見を窺いたく。
>>85=初代スレ410様
そう言えばこのスレは一応「道具を使うのは邪道」なんでしたね。
個人的にはバイブ使うのには全然OKですねぇ。
というかこの流れだったらバイブ使っても全然自然だと思いますけどね。
>>85 = 初代スレ410さま
このスレの趣旨で、なし崩しに道具容認にならないことを祈りつつ、
> 道具を使う派の鈴香&美冴のやり取りだけに、一応書きたいと思っているのですが、
ということで、今回のこの話に限り容認に一票投じたいと思います。
てゆーか、もうなんだってイイですぅ〜。(;´Д`)ハアハア
早く続きを〜。(;´Д`)ハアハア
88 :
初代スレ410:2005/05/22(日) 20:36:28 ID:+oAMvIkG
鈴香は、最早快感ではなく痛みに顔を歪め、叫び声をあげていた。
美冴は暫し鈴香に悲鳴をあげさせ、そして…
「静かになさい!」
鈴香の顔の前に屈み込むと、その口に忌まわしい封印を捻り込んだ。
先に用いたボールギャグとは異なり、表面がエナメル張りの、男性器をかたどった器具である。
「むぐぅぅぅっ……」
くぐもった喘ぎをあげる鈴香にせせら笑いをむけ、美冴は、
「せいぜい良く濡らしておくことね。後で、それで犯してあげる」
この言葉が、またしても、征服されることに対する鈴香の恐怖感と期待を刺激したようで、
目と口を塞がれた状態で、鈴香は必死に身体をくねらせた。
それは、言葉でも視覚でも女主人とコミュニケーションが取れない中で、
せめて自分の気持ちを表現しようとしてのことだったのかもしれない。
事実、そんな無力な鈴香の姿を見ていると、
美冴もまたこの美しい少女をを征服したという快感をふつふつと感じてやまない。
肉体面での快楽は自らに禁じ節制しているが、それ故に精神的には絶頂の快楽を延々と味わい続けている。
いや、ひょっとしたら、このまま続ければそれこそ責めているこちらの方が達しかねないほどに興奮を覚えている。
理恵とのトレードは成功だった。
まだまだ経験の少ないであろう理恵には調教にまだかなり遠慮があったが、
わずか二つほど年上なだけの鈴香は、既にマゾヒストとしての下地が出来上がっている。
初回からこれほど濃厚な展開になろうとは。
89 :
初代スレ410:2005/05/22(日) 20:39:48 ID:+oAMvIkG
再び執拗に鈴香の股間を踏みつけ、そして鈴香に添い寝するように寝そべり、
右手でペニスギャグを掴んで鈴香の口を引っかき回す。
一方で左手で鈴香の左の乳房を愛撫し、鈴香の右の乳房には自分の剥き出しの胸を押しつける。
アイマスクの下から涙が流れ落ち、哀れな呻き声がペニスギャグの下から漏れ出た。
乳首が固く尖っているのが、エナメルのグローヴ越しにでも感じられる。
美冴は、鈴香の口からペニスギャグを引き抜くと、くっくっと笑いながら、ペットの下半身へと回った。
「さぁ、心の準備はいい?」
鈴香が身体を震わせるのを見計らい、美冴は鈴香自身の唾液で濡れた淫具を彼女の秘裂に押し当て……
________________________
鈴香は、美冴の唇の感触を首筋に覚え、薄れかけていた意識が再び引き戻されるのを感じた。
「まだまだよ、まだまだ。今夜中に十回は逝こうね、さぁ……」
女主人はそう言って抱きついてくる。
何度目になるか分からないキスが交わされ、鈴香は無抵抗に受け容れた。
鈴香だけが服を引き剥かれ、一方的な愛撫で責められたソファでのプレイ、
拘束された上に鞭で打たれブーツで踏まれ、挙げ句に擬似男根で貫かれたリビングでのプレイに続き、
3ラウンド目は順当にベッドの中でと相成った。
延々と攻め抜かれた末にようやく一回逝かせてもらうだけだった今までとは違い、
今度は矢継ぎ早に間断なく責められ、何度も達せられている。
既に五回も達し、もうへとへとなのだが、美冴は元気いっぱいで指を、舌を、股を絡めてくる。
90 :
初代スレ410:2005/05/22(日) 20:41:35 ID:+oAMvIkG
かつて貴枝に拘束され、延々と責められた時は、徹底的な焦らしに遭い、
責められる苦しさと焦らされる苦しさの両方を味あわされたが、
美冴の場合は、先ほどまでのプレイはそのようなものだったが、今は何度も何度も逝かされ、休む暇を与えられないでいる。
が、頭が快楽で真っ白になっていしまいそうな忘我の体験ということでは、どちらのプレイにも共通しているものがある。
あの貴枝と碧に責められた時に匹敵するほどの快楽を経験することになるとは思わなかった……
「はあっ……みさえさ……ま……私にも……ぁぁぁ…私にも…」
「私にも、何?」
「私にも……少しは………ご……ご奉仕させてくださ……」
「だめ。まず十回逝ってからね」
「ぁぁぁぁぁっ!」
美冴の舌が執拗に鈴香の股間に押し入ってくる。
慣れっこになっている筈なのに、その快楽には抗いようがない。
こうしている間にも、また一度達する。
先ほどまでとは違い、今は美冴も鈴香も裸身となっている。
だが、美冴は、決して自分を責めさせようとせず、徹底してタチ役に徹している。
これも貴枝と近いものを感じさせる。
貴枝は最後に自分を逝かせる時に奉仕を要求した以外は、鈴香には全く身体に触れることを許さなかった。
それはもちろん、貴枝が肌を許すのは碧のみだという意志の現れでもあったのだろうが。
不思議と思考が貴枝と碧のことに及んでしまう。
計り難い快楽を体験しているというのに。
いや、快楽に次ぐ快楽に溺れているうちに、身体が完全に思考から独立して快楽を貪るようになってしまい、
寧ろ思考だけが身体の外側から犯されている自分自身を見つめている感じか。
うきゃー!(((((((((⊂⌒~⊃。Д。)⊃ゴロゴロ
あまりのエロさに、身悶え…。(;´Д`)ハアハア
鈴香タン。ガンガレ〜。それにしてもエロい。ハアハア
410タンGJ
94 :
初代スレ410:2005/05/27(金) 20:45:08 ID:fskJPDJB
美冴の責めが強烈であればあるほど、貴枝と碧に責められた時のことを思い返してしまう。
明らかに、貴枝と美冴の雰囲気には通じるものがある。
貴枝には二度と抱いてもらえないというきついお仕置きをもらうことになったが、
美冴の玩具と成り下がった今は、貴枝にも匹敵する技巧の持ち主にいつも愛してもらえることが出来るのだ。
至福の境地ではないか。
だが、その代償として魂をこの悪女に売り渡してしまったという念も拭い去ることが出来ない。
理恵を救うためにしたこととはいえ、
逆に鈴香の心の中のヒエラルキーでは彼女はじめ一年生たちの存在はすっかり影の薄いものになってしまった。
いや、今までも、本当に慕っているのは碧であり、心の中では貴枝や碧に責められるのを望みつつ、
一年生たちを責めていたのだが。
そうしてみれば、こうして美冴に責められる一方で、理恵たちを相手にする時は責める側に回るというのも悪くはない。
寧ろ、タチとネコの醍醐味をそれぞれに味わうことが出来る結構な関係ではないか……
95 :
初代スレ410:2005/05/27(金) 20:46:25 ID:fskJPDJB
いや、違う。
理恵たちを責める一方で貴枝や碧に抱かれたがっているのとは違う。
貴枝と碧に蹂躙され、責めることを好んでいたのがすっかり受けの快楽に目覚めてしまったが、
あの晩碧と愛し合った時は、心も身体も素直に相手に向けて解放し、対等に愛を交換することが出来た。
あれ以来、もう二度とは碧と愛し合えないことを認識しつつ、理恵たちを抱いている。
心を碧に預けることが出来たからこそ、対等に愛し合えたのだから、
理恵たちにはやはり対等に愛し合うことを許していない。
となれば、美冴とも対等には愛し合えまい。
美冴はこちらを一方的に責め苛むだけで、心も対等の関係になろうなどとは思っているまい。
もちろん、美冴にしてみても、あくまで自分をペットとして選んだのであって、対等の関係になるなど寧ろ疎ましがるだろうが。
きつく目を閉じて碧のことを思い浮かべる。
肌をくすぐる指、乳首を転がす舌、唇を閉ざす唇……そのいずれもが碧であったら……
もう二度とは愛し合えないかもしれない碧の代替を求めて、
鈴香は必死に今自分が碧に抱かれているのだと思いこもうとした。
それは碧のことを想いながら理恵たちを抱いているときと全く変わらなかった。
(ああ……碧さま……愛しております……)
対等に愛し合える相手を求める鈴香タン
彼女も普通に夢見る乙女だったんですね 。・゚・(ノД`)・゚・。
97 :
初代スレ410:2005/05/31(火) 20:35:14 ID:1mr6++by
美冴の手が止まった。
「……あ……美冴さ…ま?」
「気持ちいい?」
温かさといたずらっぽさがいり混じったあの微笑みを浮かべ、美冴は人差し指を立ててみせた。
「はい。とっても……」
「いい表情をしてたわ、とても切なそうで…」
鈴香は困惑を隠せない。何故いきなりこんなことを聞いてくるのか。
美冴に抱かれながら碧のことを考えていたことに負い目も覚え、どぎまぎしてしまう。
「理恵ちゃんのことを考えていたのかしら?」
近いが、違う。少し口ごもるが、相づちだけ打っておく。
「……それとも……」
「あ……」
休憩は早々と終わりを告げ、美冴は再び鈴香に背後から覆い被さってくる。
唇が背中をゆっくりと滑っていき、指が股間にまとわりつく。
「他の誰か?」
「え?……あは……いいです……」
指が陰核に触れたかと思うと内股にまで後退を繰り返し、少しづつ刺激を送り、鈴香を焦らす。
と思うと、首筋を甘噛みされる。切ない喘ぎが漏れてしまう。
「私のテクがそんなにいい?それとも……他の誰かの方が?」
またしても、ぱたりと手が止まる。
98 :
初代スレ410:2005/05/31(火) 20:37:00 ID:1mr6++by
「え……そんなことないです。美冴さまの方が…」
やめないで。中途半端なままにしないでください。
焦燥が上気した顔に浮かび、女主人に向き直ろうとするが、美冴はそれを許さない。
背中に張り付き、鈴香の四肢を押さえ込んでしまっている。怪しげなくすくす笑いが耳許に響く。
「理恵ちゃんのために私に身体を投げ出したんだから、理恵ちゃんの方が私よりも好きなんでしょう?」
「違います!美冴さまの方が…」
もはや理恵よりも美冴の方に魅かれてしまう。もうこの魔力からは離れられない。
「最後まで言わせて。でも、理恵ちゃんよりも私よりも……好きな人がいるんでしょう?」
「!」
全身を痺れさせていた快楽が瞬時に消し飛んだ。
「あら、図星」
美冴が愉快そうにころころと笑う。
またしても衝撃が走る。誘導尋問だったのか。
「あなた、本当は受け気質なのに、理恵ちゃん相手には責めだったのよね。
欲求不満をそういう形で昇華してる女は、あなたの他にも何人か見てきたわ。
だからこうして私に責められて気持ちよくなっちゃってるけど……」
呆然としている鈴香の隙を見逃さず、美冴は責めを再会した。
耳たぶを舐めあげられ、喉元を愛撫される。
ゆったりとくすぐられると身体に力が入らなくなり、抵抗出来なくなってしまう。
99 :
初代スレ410:2005/05/31(火) 20:38:27 ID:1mr6++by
「……やっぱりいたのね。本当に責めて欲しい相手が?」
「あっ……みさ……えさま……いじわ…るしないで……」
「その女と私とどっちがいい?」
「………」
ダメだ。
たとえ嘘でも美冴の方がいい、美冴に抱かれたいとは言えない。
碧への想いが汚れてしまうように思える。
確かにテクニックでは美冴の方が上だろうが、こればかりは揺るがない。碧への愛だけは……
「どうなの?」
愛撫が止まった。
美冴の指が首筋の血管をぐいと押さえ込み、鈴香の手を後ろ手に荒々しく引き寄せた。
甘い空気が一変して暴力的なものに変わる。
「!やめて!」
「どうなの?どっちがいいの?」
くすくすと不気味な笑いが背筋に響く。
恐怖が身体を支配し、硬直させる。たとえ嘘でも美冴がいいと言わなければ……
(……ひどいことされるかも)
「どうなの?」
無情な問いかけ。
困惑が鈴香の身を駆け抜けるが、次の瞬間には、鈴香は身体の硬さを上回る決然とした口調で、返答した。
「…あの人の方が……好きです」
そして、すぐに、「……美冴さまには申し訳ありませんが……」と付け加えた。
恐怖は否定出来なかったが、碧への想いが上回った。
これで少々手荒い仕打ちを受けることになろうと、構わない……
美冴は含み笑いを漏らすと、鈴香の髪を掴んで、ぐいと彼女の顔をシーツに押しつけた。
そのまま背中に張り付き、指を尻から蟻の戸渡りへと這わせてくる。
「そう、それなら十回では済まさないわ。私の方がいいと言うまで、逝かせ続けてあげる」
「あぅぅぅぅぅっ……」
すぐに快楽が戻ってきて、鈴香の身体を食い荒らし始めた。
抵抗することは出来ない。既に美冴と美冴が与えてくれる快楽に対して抗うことは出来なくなっている
……だが、碧への想いを否定することはもっと出来ない。
鈴香は再び脳裏の中で、自分を犯す美冴の指を碧のものになぞらえ、この責め苦に耐えようとした。
必死に彼女の名前を頭の中で繰り返し呼ぶうち、いつしか小声で呟きはじめていた。
「んんん……みどりさま……みどりさま…」
何度目かになるが、美冴の愛撫が止まった。
また自分の心が折れたか確認するのだろうか、
はたまた快楽責めの合間の焦らしないし苦痛の時間だろうか、と恐る恐る女主人の方を振り向くと、
美冴は憮然とした面持ちで何か考え込んでいる様子だった。
「……今何と言ったの?」
「……何でもないです」
視線を合わせるのを避ける。
佳人の名前を知られたくはない。だが、美冴はそれを薄々察しているようで、
「今あなたが言ったのは、ひょっとしたら、私よりも好きだっていう人の名前?」
「………そうですよ、それが何か?」
美冴は一旦完全に沈黙したが、これもまた何度目かの不気味な笑いをくっくっと漏らし始めた。
まさか、佳人に対して何か危害を加えるようなことを企んでいるのだろうか?
不安になってきた鈴香は、碧に関することはこれ以上、絶対に美冴には漏らすまいと心を固めた。
だが、そんな決心を裏切るかのように、美冴は鈴香の考えを上回ることを口にした。
「みどりというと、葉山碧さんのこと?水上の家でメイドをやってる?」
「えっ!」
どうして知っているのか!
まさか……碧もまた……
もはや美冴は含み笑いに留まらず、哄笑していた。
そしてひとしきり笑い終えた後、一転して穏やかな口調で、
「そうなの、碧が好きだったの。
分かったわ。いい娘だものね。それなら……
いいでしょう。私より碧がいいというのも認めます。
でも、あなたの身体が私のものであるのは変わらない。いいわね?」
この美冴の態度は却って不気味さを増していた。
碧についてこの女性が何を知っているというのか?そして、この発現の意図はどこにあるのか?
だが、今は頷くより他にない。
碧に累が及ぶのを避けることさえ出来るのなら、自分が美冴のものになることなど容易いことであるし、
事実、そう思ったからこそこうしている。
美冴は優しく鈴香を抱き寄せ、耳元で悪魔のように囁いた。
「そう、いい娘ね。
よぅし、それじゃ私のものになったご褒美として、いつかあなたと碧をえっちさせてあげることを約束するわ。
分かったわね?」
「えっ!」
何という約束か。
美冴は碧の何を知っているというのか、ましてやそんな約束が出来るのは一体どういう理由によるのか。
「……美冴さま、一体みど……葉山さんとどういう……」
質問は許されなかった。
美冴のキスが鈴香の口を塞ぎ、何回目かの愛撫が再開された。そのまま押し倒される。
「さ、まだ十回には先が長いわ。その後で……教えてあげる」
そして甘美な地獄が再び口を開け、鈴香を呑み込んでいった……
−同じ時刻、水上邸。
貴枝と碧は既に夜伽を終え、甘美な疲労を共有しながら抱き合い、睦言を交わし合っていた。
母と娘も同然の二人の会話はいつも暖かな空気を漂わせるものであったが、
快楽を分かち合った直後だけに話題もそちらの方向に流れがちであった。
「ねぇ……ご主人さま…美冴さまと白沢さんをくっつけちゃいません?」
碧は以前から思っていたことを提案した。
以前、自分と貴枝の両方がそれぞれの許に外泊し、公認の「浮気」を働いた関係の相手同士だ。
自分と貴枝の間にこの二人が入ってきたことで、
女主人との関係に微妙な齟齬が生まれているのではないかという危惧が碧にはあり、それがこの提案をさせるきっかけとなった。
またもう一方で、自分を愛していながら自分が手に入らないでいる鈴香をみているのが辛く、
彼女にも幸せになって欲しいとの想いもあった。
だが、貴枝の反応は芳しくなかった。
「うーん……それはどうかと…… 鈴香さんの身を思うのなら、やめておいた方がいいと思うけど」
少し意外な気がして、碧は、
「えぇ、どうしてですか?似合いそうな雰囲気だと思いません?」
貴枝は苦笑して、
「美冴はお金持ちのお嬢さんが大嫌いだから、そんなことになったら、
彼女は私を相手にしたときよりも酷い仕打ちを受けるでしょうね」
「うっ……」
碧は(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルした。
何せ美冴に初めて受けた仕打ちの恐ろしさと言ったらなかった。
あんな目に遭うのだとしたら、鈴香のために良かれと思ってした提案だが、逆効果にすらなりかねない。
恐ろしく、そしてそれ故に甘美な記憶に触れてしまった碧を貴枝は優しく抱き締め、額にキスを施した。
母と仰ぐ女性のぬくもりに、すぐに碧は落ち着きを取り戻し、貴枝の胸の中に安らぎとまどろみを見出していった……
______________
以上でございます。
以後、次回Her Personal Maid Vol.9-bへと続きます。
つっても、まだネタが練れてないんで、どういう展開に持っていくか、いつ頃投下出来るかは未定です。
鈴香と碧がどんなエロい目に遭うかしか考えてません(笑)
一旦は休憩を取らせていただきますので、517さんか他の職人の方の登場を切に祈ります。
…なぜ、なぜこの場で(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルが…
うう、うわーん!!
やっぱり初代スレ410さんは、焦らしの鬼だー!。・゚・(ノД`)・゚・。
こんな、ヘビの生殺しのメにあわせるなんてぇ〜!(>_<)
堪能させてもらいました。お早いお帰りをお待ちしてます。
貴枝&碧&美冴&鈴香の4Pの日がくるんですねっ!!(;´Д`)ハアハア
ほ
し
ゅ
う
p
悶々
悶絶
悶死
ほしゅ
ほしゅ
保守
保守
>119
ん〜紹介してくれんのは有りがたいけど、直リンはどうかと思う。
悪意がなくても晒してるのと一緒になっちゃうし。
今後は検索用のキーワードのみにしといた方が無難でないかな。
求む、レズ&百合分
初めてこのスレに来たのですが、オリジナル文を投稿するスレですよね・・・?
僭越ながら、こちらに投稿してもよろしいですか?
是非投下して下さい。
正座してお待ちしてます。
126 :
1:2005/08/03(水) 12:49:28 ID:Mr3qbyYK
千代はマンションの重い扉を閉め後ろ手に鍵を掛けると、我慢出来ないと言うように
佳奈を抱きしめた。一人暮らし用の狭い玄関は二人の汗ばんだ体を柔らかく包む。
点け放しにしていた冷房でそこは寒い程だったが、べたつく肌の重なるのは少々気味
が悪く、興が冷めた。しかし千代はますます強く佳奈を抱き寄せたし、又佳奈もそんな
千代を見下ろしながら突き放そうとはしなかった。
「会いたかったわ」
ふと顔を上げた千代は、佳奈の茶色の濃い瞳を見詰めながら喘ぐように言った。「ずっ
と会いたかったわ。」
それから千代は顔色を無くしたような真顔を崩し、人懐こい顔でにっと笑うと靴を脱ぎ捨
てて部屋へ佳奈を案内した。千代は仄暗い廊下から、部屋を見回している佳奈を見て
皮膚を突き破るような喜びを感じている。佳奈は物珍しそうに視線を彷徨わせていたが、
やがて丁度良い場所を見つけると、肩から提げていた大きな綿の鞄をそこへ寄せた。
「涼しいわ、生き返るよう。・・・」
「汗を掻いて気持ち悪いでしょう。お水を浴びてらっしゃいよ、その間に飲み物を用意し
てるわ」
そんなら借りようかしら、佳奈は鞄をまさぐって、綺麗な色をした小振りの壜をを幾つも
床に並べてゆく。佳奈に使わせる洗い立てのタオルを手に持ったまま、その壜の群れを
千代はまるで魔法が詰まっているかとでも言うように、不思議な面持ちで見ていた。何が
入っているの、と聞く千代に、佳奈は一々丁寧に教えていく。「これが化粧水でしょう、そ
してこれが乳液・・・。そんな大した事じゃないのよ、私は肌が弱いから。」
127 :
2:2005/08/03(水) 13:30:19 ID:Mr3qbyYK
「佳奈、肌が綺麗だもの。私には出来ないわ、こんなにたくさん。目が回っちゃうわ。」
「私は必要に迫られてるだけよ。付けなかったら肌ががさがさになるの。ほら、もうこんな
ににきびが出来て。嫌になる」
ここに、と青竹のように精錬な爪が指し示す彼女の白い頬には、解るか解らないか程の
赤いにきびがある。千代は小さく首を傾げると、顔を寄せてそこへ唾液を乗せた舌を這わ
せた。千代の絡みつく腕の中で、佳奈は首を竦めて体を硬くした。
「いやだ、何してるの。」
「・・・潮の味がする。」
「嫌。だからお風呂に入るのに。」
素直に解いた千代の腕から、佳奈は擦り抜けて行った。甘い感傷を味わいながら、千代
は紅茶の缶を探して台所に立つ。「佳奈、アールグレイ飲めるのかしら・・・。」冷たい缶の
角を指でなぞりながら千代はふと、アールグレイが飲めないと言って笑っていた遠い昔の
友人の事を思った。背の低い、浅黒い肌の彼女は巻き毛を綺麗に束ねて、沈黙と重圧の
セーラー服が華やいでみえた。
がたん、風呂場で音がして千代は過去の夢から覚めた。手の中には蔦の絡まったよう
な柄の紅茶の缶がある。台所から今の大きな窓が見え、向かいの大きなビルが太陽の
光を照り返してきらきらしている。
――遠くに来たわ。私、とても遠くに来たわ。
出し抜けにそう思った。頭上を青空が物凄い速さで流れていくのを千代は感じた。
128 :
3:2005/08/03(水) 22:22:58 ID:Mr3qbyYK
食卓に紅茶と焼き菓子を置いてぼんやりしていると、シャワーの止まる音がした。千代
は殊更に何でもない風を装って、下らない旅行番組を映しているテレビに目を向けた。
山間の温泉街を歩く浴衣姿の女性に、千代は佳奈を重ねる。温泉もいいかもしれない
と思った。
「ねえごめんなさい、何か着る物を貸してくれる?持って来なくて。」
振り向いた千代は、薄く開いた風呂場の扉から佳奈の濡れた頭や、腕や、腰の括れや、
骨盤の辺りの優しいふくらみを見た。いつもベッドで彼女が見せる、美しい体だった。
袖口に藍で唐草模様の描かれた上品な柄の綿の薄い寝巻きを渡しながら、千代は佳
奈のしっとりと濡れた、橙に照らされて艶かしい腕に指を這わせた。
「きれいね」
じゅっ、とそこを吸うと佳奈は小さく感じたようだった。ばか、寝巻きを受け取った佳奈は
そう言って笑うと扉を閉めた。千代の瞼の裏に佳奈の肢体が鮮烈に焼き付けられる。
丈の少々短い寝巻きで出てきた佳奈と交代で今度は千代が風呂場に入り、佳奈は椅
子に腰を下ろすと紅茶を一口飲んだ。暫くすると、風呂場からくぐもった水音が聞こえ始
めた。肌触りの良い寝巻きから千代の匂いがして、脳が痺れたようになるのを佳奈は一
人恥じている。・・・
129 :
4:2005/08/04(木) 02:46:19 ID:2GmrewPV
「ああ、すっきりした。」
千代は頭にタオルを載せたまま風呂から出てきた。儚げな肩の細く高い佳奈とは違い、
はち切れんばかりの肉感的な体が薄い布越しに匂うようである。
「お菓子、食べた?ここのお菓子は余り甘くなくて、私好きなの。・・・」
「ええ、ひとつ。美味しかったわ。この香ばしいのは、胡桃なのね」
「ねえ、テレビで温泉の話をしているのよ。ほら。素敵だと思わない。私、佳奈と行きたいわ。」
佳奈はそれまで、あちこちに本が積み重ねられている部屋をずっと見渡していて、テレビの
内容を知らなかった。千代の視線を辿ると、確かに画面の中で浴衣の女性が船盛りに舌鼓を
打っている。テレビの画面は、強い西日のせいで半分も見えなかった。
「そうね、行きたいわね。冬がいいわ。雪に埋もれて、二人だけで。・・・」
「あのひとの食べているおいも、どうしてあんなに綺麗なのかしら。私がすると、直ぐに煮崩れ
してしまって。」佳奈はテレビを見たが、既に芋も、それを食す女も金色の光に飲まれている。
「そりゃあ、旅館の出すものと、千代が作るものとは違うわよ。それでお金を取っているんだから。」
「私ねえ、そのおいもを煮たのを、お隣へ御裾分けに行ったの。私のお友達はお隣へ御裾分
けに行って、お付き合いを始めたのですって。写真も見せてもらったわ。だから私も、お隣さん
といい仲になれるかもしれない。」千代は目だけで笑って、佳奈を見詰めた。
「千代ったら酷い。酷いわ。」
佳奈は麻を織った小豆色のソーサーの端を弄りながら、鼻が埋もれる程頬を膨らませた。
俯き、唯頬を膨らませて黙ってしまった佳奈の、まるで幼児のような仕草に千代の笑みはます
ます深くなる。彼女の胸の内に愛しさが染み渡り、どうしようも無くて、腕を伸ばして佳奈の指を
握ったが、佳奈は頬を膨らませたまま手を引いてしまった。
130 :
5:2005/08/04(木) 12:06:19 ID:2GmrewPV
「嘘よ。私には佳奈しか居ないったら。ばかね。」
溢れる程の幸せを感じながら、千代は席を立って佳奈を後ろから椅子ごと抱きしめた。
シャンプーの清潔な香りが、佳奈の頭に押し付けた千代の鼻腔を擽る。「ばかね」
指先で顎を導くと、佳奈は素直に上へ顎を逸らした。千代はその椿の花弁のような肉厚
な唇へ、自分の唇を落とす。一度、二度、柔らかな肉を軽く啄ばむと、今度は佳奈の頬
を掌に包んで濡れた口へ舌を差し込んだ。佳奈の口腔はひんやりとしていて、千代は夢
中になって歯列や上顎を撫でた。佳奈の指が千代の腕へと縋る。
「・・・・・・」
名残惜しげに舌を残しながら唇を離して、千代はうっとりしながら佳奈を見下ろした。睫
毛の細かな繊維を震わせて見上げ、それでも斜めに睨め付けながら頬を膨らませる佳
奈に、千代は思わずころころと笑い声を上げた。
「そんな顔も可愛いわよ」
「私がいるでしょ、千代のいじわる。酷いわ」
ばか、と口の中で呟く佳奈に、千代はさも心外だと言うように大きく目を開いて見せた。
千代は佳奈の細い肩を抱きしめながら、頬や額や首筋に次々に唇を当てていくと、佳奈
の呼吸は直ぐに切なく忙しくなって、千代の豊かな胸へ頭を埋めた。千代は耳元で囁く。
「ここでするの。」
「いや・・・・・・。ベッドがいい。」
言った傍から佳奈は耳まで朱を上らせ、顔を千代の胸に押し付けて嫌、嫌と言った。そん
な佳奈を抱きしめベッドに行きながら、千代は「何て可愛いのかしら」と佳奈の指に口付け
る。
潮の味はせず、皮膚の艶かしい匂いが口に広がった。
うわあああ!
ageてしまった・・・・!!すいません!
132 :
6:2005/08/04(木) 16:06:41 ID:2GmrewPV
寝台に腰掛けた佳奈は、団栗のような愛らしい目で千代を見上げている。千代は親指
の腹でみずみずしい唇を撫でた。うっとりと閉じられた瞳とは反対に、薄く開かれた唇か
ら濡れて光る舌が、稚拙な動きで指を舐めている。千代は感動で胸が痛くなるようだっ
た。優しく肩を撫でていた手をゆっくりと落としていき、清々しい綿の感触を楽しみながら
胸のふくらみを優しく包んだ。佳奈はぴくりと体を震わせる。千代の手の甲に、麦の穂の
ような日差しが遠く投げている。
指の方が余ってしまう程小振りで愛らしい乳房は佳奈の悩みの種だったが、千代はこ
の上なく気に入っていた。「嫌だわ、小さくて。本当に・・・」といつもの呟きを零す佳奈に、
千代は想いよ伝われとばかりに口付けた。
「私は大好きよ。柔らかくて、可愛い。・・・」
「あ」
千代の貝殻のような爪が布地越しに佳奈の乳首を優しく掻いて、佳奈は小さく鳴いた。
「大好きよ・・・」
「あぁっ」
後ろから抱え込むようにしていた千代の肩に後ろ頭を押し付けた佳奈の、白い歯が艶か
しかった。千代はまるで生まれたての子猫を扱うような慎重さで、ゆっくりと着物の下へ
手を滑り込ませ、滑らかな肌を楽しみながら直に乳房の丸みを指先に感じてゆく。小さい
とは言え、たっぷりとした脂肪の感触は千代を毎回感動させた。千代は乳房を掌に収め
てゆっくりと押し潰し、捏ね、それから乳首の愛らしい蕾に爪を立てて行く。佳奈は乳首
を弄られる度に声をあげ、身悶えた。
>125さん
流れるようなリズムの文章、大人な雰囲気のやりとり、
凄くいいです!
このまま行っちゃって下さいー (;´Д`)
134 :
7:2005/08/05(金) 03:18:03 ID:6ro7pxX1
横たわった佳奈はもう殆どその裸体を千代の前に晒し、上着は鎖骨の辺りまで捲くり
上げられている。柔らかく重ねられた長い睫毛に、千代は佳奈の自分に対する絶対の
信頼を感じて、その幸福に酔った。彼女の佳奈の頬を何度も撫でるのは、その感謝と愛
情に他ならなかった。佳奈の唇はぶどうの粒のように潤っていて、千代は誘われたよう
に唇を落とし、佳奈を深く味わう。首から胸元へと流れた千代の柔らかな指は、切なげに
上下する胸に円を描いていった。
「あ・・・あ・・・あ・・・」
佳奈は腰の奥に渦巻く快感を逃しきれずに、百合の根のように白く張りつめた体をくねら
せ、立てた膝を摺り合わせる。千代も、早く佳奈の腿の柔らかさを味わいたかった。ふと
千代は佳奈の下肢に目をやって、そこに窓から差し込む茜色の影の延びているのを見
た。それは日が死に絶えようとする断末魔であった。遠く、トラックや自動車の次々にア
スファルトを噛んでは遠ざかってゆく。
千代が膝を割る前に、佳奈は足を開いて彼女を待っていた。ゆるりゆるりと腿の内側を
撫でられ、体の内側を焦がす炎は煽られてちろちろと彼女の胸の奥を焼く。そこはもう痛
い程だった。
「濡れてるわよ」
囁かれ、佳奈はすすり泣くような声で嫌、嫌と言うしか無かった。
久々にきたら新作が。
乙ですm(_ _)m
136 :
8:2005/08/07(日) 03:13:22 ID:Y/0YTFLB
千代は佳奈の、既に泉のようになったそこへ慎重に中指を埋めて行く。どこまでも粘液
のそこは、切ない程熱く、狭く、淫蕩に千代の指に絡みついた。千代の神経は、その全て
が佳奈の快感を引き出すため、その愛の作業のために糸のように張り巡らされていた。
糸は佳奈の透けるほどに白い肌や、仄かに色づいている乳首や、堪らなく戦慄かせる腿
に柔らかく纏わり付いて愛撫する。根元まで指を入れてしまうと、千代は半分乗り上がっ
た体勢で佳奈の顔を覗き込んだ。
「温かいわ。佳奈、とても可愛いわよ。」
薄らと開かれた佳奈の瞳は既に千代を見てはいないかのようだ。その癖、ほっそりとした
指は悲しい程の力で、そこにあるのを確認するかのように千代に縋りついた。「佳奈、とて
も可愛い。」千代は悲しみを噛み締めるように微笑んで顔でそう呟いた。佳奈はそれで、安
心して瞳を閉じたようだった。
「千代、ああ、千代。」
気違いのように名前呼ぶ声は千代が眩暈を覚える程甘い。佳奈は何度も重い瞼を持ち上
げてはそこに千代の姿を探した。千代は佳奈の髪を撫でてやったが、佳奈の奥を犯す指
の感じる繊細さに比べると、その細い毛筋すらまるで藁束のように思えた。千代は中指の
腹で、ゆるりゆるりと中を掻き混ぜる。
佳奈は与えられる快感に従順だった。見上げるとそこには自分を見守っていてくれる千
代が居て、それが佳奈を酷く安心させた。腰の奥に渦巻く甘い痺れに全身が支配されて、
突き抜けるような快感に脳を揺さぶられる。
「千代、千代、あっ」
全く知らない内に目頭の濡れる感触がして、佳奈の声はますます高くなる。
――泣いてるんだわ、私泣いてるんだわ。
遂に声は音を無くし、佳奈はぎりぎりと体を絞った。千代の指をキュウと締め付け、ぶるぶ
ると震えると涙は頬に筋を作りながら流れてゆく。ふと濡れた睫毛を抉じ開けるとそこは暗
く生温く、佳奈は千代が自分の涙を吸ったのだと知った。
「潮の味がする。」
千代の笑顔は全くそよ風のようだった。
佳奈は殆ど乱暴に腕を回し足を巻きつけて引き寄せ、千代を抱きしめた。重なった肌
から佳奈の燃えるような愛を感じた。
「苦しいわ」
漸く緩められた腕の中で、覗き込んだ瞳は既に闇に沈んでいて色は判らない。千代は
黒い宝石のようにきらきらと光る濡れた目を、そこに何か重大な秘密が隠されている気
がして熱心に覗き込んだ。好き、好きよ、佳奈がうわ言のように繰り返しては手首に口付
ける。「佳奈」無邪気に見上げる彼女に、千代は何度も唇を落とした。
うつらうつらと夢を見て、ぼんやりと千代は辺りを見回した。まだ夢の中にいるようだ。
佳奈の胸で、胎児のように手足を丸めて眠っている。仄かに触れた所が温かく、健やか
な寝息は逆に佳奈の頭を明晰にしてゆく。夜の狂騒的なざわめきはこの積み上がった
本さえも眠る暗く青い部屋で、遥か彼方の出来事だった。佳奈は空腹を感じていたが千
代を起こすのは申し訳無いと思えば、空腹も遠ざかるようであった。腰が重い。
「千代」
千代は生きた石である。佳奈はそっと千代の頬を撫でてその柔らかさを確かめる。
夢の中で千代は佳奈の知らない男に抱かれていて、佳奈はそれがそう遠くない未来の
千代の夫だと思った。千代は男の逞しい腕に縋り艶かしく愛の言葉を呟きながら、「佳奈
の体はとてもよかったわ。あの頃は良かったわ。」と冷めている。
それで佳奈は満足して、再び眠りについた。
了
>124
独特の雰囲気にやられました。GJ!
保守
ほしゅ
クラシックギターで、♀同士がデュオ曲の練習中、
「ここちょっとわかんないだよねー」という相方に
答えて、後ろから抱きしめるように指導する、なんて
絵になりませんか、そうですか。
なる
保守してみます
保守保守保守
HBK「保っ守ーと
ほ
保守保守保守
何かネタはないか〜?
保守
保守
保守
ほし
まだ発表出来るほど書き進めてない&構想固まってないのですが、投下します。
やっぱりスレが枯れてると気になるし。
ネタとしては、貴枝/碧/美冴/鈴香の4人プレイ、今までになくSM色濃いめの予定です。
最終的には毎度ながら結構な長さになってしまうと思うのですが、
無理せず、ぼちぼち書いていくつもりですので、長い目でお付き合いいだたけると幸いです。
「碧……お願いがあるんだけど…」
貴枝は、ティーカップの上に落としていた視線を真向かいに座るメイドに向けながら、言った。
「何でしょうか、ご主人様?」
女主人が出来るだけ声に感情が露わにならないよう務めているのを察し、
碧は「お願い」とやらが軽からぬものであることを感じた。
当然、碧にもその緊張と不安が伝染する。
クールな女主人と二年強になる時間を過ごしてきたため、多少は感情を抑え、物事に動じない姿勢を吸収してきた碧ではあったが、
何よりも愛する女主人自身の態度が緊張を孕んだものであるとなれば、なかなかそうはいかない。
不安が表情に出てしまうのを感じつつ、碧は貴枝の返答を待った。
「単刀直入に言うわね。浮気してきていいかしら?」
碧の身体が固まった。
ショックに目が丸くなり、やがて悲しみ、怒り、嫉妬といった感情がじわじわと湧いてくる。
「はい」とも「ダメ」とも言えない。そんな選択肢が頭に浮かんでこない。
碧は必死に頭を落ち着かせようとした。
貴枝は、ソファを立ち上がると、碧の隣にやって来て、優しく肩を抱き寄せた。
「落ち着いて」
「は…はい」
これは魔法のように効いた。
母の腕に抱かれると、自動的に安心が胸のうちに拡がっていく。
碧が落ち着くのを暫く待ってから、貴枝は、
「私が『浮気をする』という以上、相手は決まってる。それは分かるでしょう?」
碧は、無言で頷いた。
自分が鈴香と一晩だけ浮気するのを許してもらうため、貴枝にも浮気を許可せざるを得なくなった。
当然、その相手は、自分が鈴香との関係にひと区切りをつけなければならなかったのと同様に、
貴枝にとってもその関係を清算しなければならない相手−腹違いの妹、美冴ということになる。
貴枝は、美冴と寝てくるとはひと言も言わなかったが、充分分かることだった。
「…美冴さまとでしたら」
貴枝はため息をついた。
「……それが微妙でね。美冴絡みには違いないんだけど。手伝って欲しいんだって」
「…何を、です?」
「奴隷の調教を」
_________________________________________
美冴は、鈴香との約束をどうやって実現するかについて、頭を捻っていた。
自分の奴隷に加わった鈴香は、可愛くて、被虐性が強くて、淫乱で、
それでいて普段はそんな様子とはほど遠い良家のお嬢さまである。
美冴好みの奴隷と言えた。
その鈴香が碧に心の底から懸想しており、彼女と対等の関係になりたがっているということを知った時、
その願いを叶えてやろうと思った。もちろん、自分と貴枝を巻き込んだ形で、である。
何も鈴香が可愛くて、碧との縁を取り持ってやろうというのではない。
それもあるが、あくまで二の次だ。
本来の目的は、貴枝を驚かせてやりたいといういたずら心によるものだ。
貴枝には、家に泊まりに来られた際、一本取られた。お返しをしないで黙っている美冴ではない。
碧と鈴香をくっつけるなどということは、貴枝が許しはしまい。
だが、自分と貴枝の浮気が「アリ」であるなら、碧と鈴香の浮気も「アリ」ということになる。
上手く仕組めば、貴枝を巻き込める筈だ。
美冴としては、貴枝の策によりまんまと「婚約」させられてしまったが、逆にこれを利用すれば、と、そう考えた。
「何のご用?」
美冴に呼びつけられ、待ち合わせの喫茶店にやって来た貴枝は、口調こそいつものクールなものだったが、
実際は多少の緊張と苛立ちを覚えているようだった。
陰謀好きの妹がわざわざ呼びつけるということは、何か企んでいるに決まっているのだから。
もっとも、それは貴枝自身もそうなので、人のことは言えないのだし、
そうして「婚約」を取り付けた今となっては、寧ろ美冴の策に敢えて乗ってみて、関係を良好にしていきたいという気持ちもあるようだが。
まさに、美冴はそこを突くつもりだった。
「ちょっとね…何を頼む?あ、注文お願いしまぁす」
「ダージリンを。それで?」
「まぁ、慌てないことよ、姉さん。改めて。わざわざおいで願って、恐縮ですわ」
美冴は、姉を焦らすように、本題に入るのを避けた。
世間話や絵の話、株式の話などで牽制して、主導権を貴枝に渡さないまま時間をやり過ごしていく。
貴枝は忍耐強く、空虚な話題につきあっていたが、
静かに神経を尖らせている姉の隙をつくのは無理とみた美冴は、さっさと本題を切り出すことにした。
「それでね、ちょっと貴枝にお願いがあるんだけど。奴隷の調教を手伝ってくれない?」
貴枝の美しい眉間に似合わぬ皺が走った。
表情を殺すことの得意な貴枝であるが、ここははっきりと拒否の意志を示そうとしているようで、冷たい視線で妹を睨み付け、
「そんな下らない用件のために、わざわざ呼びつけたの?」
姉が眼前で怒るのを面白そうに、美冴は、
「下らなくはないわ、私たちのような女にとっては。そうでしょ?」
「もうあの世界からは足を洗ったもの…それだって、あなたと出くわしたせいだし」
女性専門SMクラブで、偶然貴枝と美冴が出会ってしまったのは、互いに非常にライヴァル意識
−そしてタチ役としてのプライド−が強かった二人の競い合いを更に激しい次元へ押し上げた。
腹違いで、大きく異なった環境で育ち、互いに疎ましく思いつつ、同じ血を引いていることを意識させられずにはいられない相似が近親憎悪となり、
二人のライヴァル意識を煽っていたのだが、まさか同性愛者で攻めを好む気質まで同じだとは。
となれば、どちらがタチとして上手か競わずにいられなくなるのが道理だったが、
愛する人を失って失意の日々を送っていた貴枝は、ひと時の快楽のみを求めて入ったクラブの、
閉鎖的な空気にうんざりし、既にこの道から抜けたがっていた。
疎ましい腹違いの妹の存在は、それに拍車をかけた。
ついに直接対決を行った末、貴枝は自ら敗北を認め、さっさとこの世界から去った。
人一倍プライドが高い貴枝が、敢えて自ら身を退いたということは、
貴枝が如何に自分自身の好きになれない部分に於いて自分に似ている妹を疎んじていたかということでもある。
そして、勝利したにも関わらず、憎い貴枝に勝ちを譲られた美冴は、却って火に油を注がれ、姉への憎しみを強くしていた。
そうした関係に変化が訪れたのは、最近のことだ。
貴枝に碧という伴侶が出来て、ようやく貴枝の内面に平穏が訪れ、それを壊そうとした美冴は、逆に碧と貴枝に慰められる結果になった。
それがついには、先日の貴枝の押しかけ婚約宣言にまで到り、貴枝は長く続いた妹との冷戦に終止符を打てると感じていたのだが、
美冴はあの閉鎖的な空気に再び自分を引き戻す気だという。
閉じた関係と空気は、碧とだけでたくさんだ。
碧以外の女とは、例外中の例外である美冴を除いては、寝たいとも思わないし、
碧と自分の関係も、美冴や露子、あるいは鈴香たち碧の特別な友人を除いては晒そうとも思わない。
プライヴェイトとはそういうものだ。
だが、その「プライヴェイト」の範疇に、美冴はぎりぎり入り込んでいる。
例外中の例外ということで、肉体関係も持った。
碧とは血の繋がらぬ「母娘」だが、美冴とも半分だけ血の繋がっている「姉妹」である。
その関係を盾にとって、「婚約」まで取り付けたのだが。
「ふふ。貴枝ねぇ、私たち結婚するのよ。あなたと碧の関係はそのままで。なら、あなたも私とペットの娘たちとの関係は容認してくれるのよね?」
「それは異存ないわ。でも…」
「私たちのプレイに関わる気はない、って言いたいんでしょ?でも……私があなたと碧に絡むってことは…」
「それもダメ」
と言った貴枝ではあるが、実は美冴との「婚約」は三人で愛し合う機会を持てたら、という期待を含んでいたのも事実だった。
あの感じ易い碧を、自分一人ではなく、自分に匹敵する責めの技を持つ美冴とのタッグで滅茶苦茶にする…
妄想するだけで血が滾る。
キタキタキター!!!!熱い展開ですな。
それにしてもホントに人いなくなったなあ…。
目の前で、美冴がくすくすと笑っている。
心中を読まれたようで、貴枝は表情に出てしまったかもと少し焦った。
美冴は、なおも食い下がる。
「…ほんとに?」
貴枝は、暫し無言で通したが、やがてもったいをつけて、
「まぁ、あなたがどうしてもっていうなら、碧次第では、場合によってはね」
あくまで美冴が志願した、という形にして、主導権を自分が握っておく必要がある。
だが、美冴は諦めなかった。
「だったらさ、ついでってことで、私たちのプレイにも参加してよ、ね?」
貴枝は、紅茶をぐっと飲み下し、虫を払うように手を顔の前で振った。
「だから、それは勘弁して。馴染みのある訳じゃない人を相手にするのはパス」
「ふーん、あ、そう…」
美冴は身を引いて、椅子に深く身を沈めた。両掌を合わせ、暫し指先を見つめている。
紅茶の味を見ている貴枝との間に、暫し無言なままでのやりとりが展開されたが、突然、
「分かったわ。じゃ、私たちのプレイにあなたが参加するのも、あなたと碧のプレイに私が加わるのもなしってことで」
「え?」
貴枝は、思わずティーカップを取り落としそうになった。
それから、しまった、と思う。だが、もう遅い。
「え、じゃないわよ。あなたは無理に私たちのプレイに割って入る気がないんでしょ?
だから私もあなたと碧のお邪魔はしないってことで」
腹のうちを読まれた。
いつかと思っていた碧、美冴との交歓がふいになる。
無言のままでいるのはまずいので、何か言わなければ。かといってあからさまに多弁になってもいけない。
冷静を装いつつ、打開策を練りつつ、貴枝は口からアドリブの台詞が流れ出るに任せた。
「ええ、構わないわ…最初からその気はなくってよ」
実際、碧との関係に更に美冴を加えることを望みつつ、
美冴とその愛人との関係に巻き込まれるのは嫌だ、というのは不公平といえば不公平である。
だが、自分と碧も、自分と美冴も、そして恐らくは碧と美冴もかなり親密で、
お互いの気持ちを言葉ではなしに理解出来る関係である。
『言葉ではなしに』とはまさしく肉体関係を持つということに他ならない訳だが。
だが、そこには肌の触れ合いを通して、直接心を通い合わせ、ついに一つの心に溶けあえるという自負を、貴枝は持っていた。
その点、美冴とその愛人の関係は、自分と碧のようなものではなく、
徹底して肉欲のみの関係であったり、支配と被支配の関係であったりする。
相手と対等に心を通い合わせることが苦手で、
どうしても相手を快楽や権威で支配することでしか愛せない屈折した心理の持ち主であることは貴枝と美冴に共通した心理であり、
それが二人の近親憎悪の原因にもなってきたのであり、そこからひと足先に脱して、
(一応は主従という支配・被支配の関係でありつつも)心も通い合う仲になった貴枝と碧に、
美冴が嫉妬を覚えるところなのだ。
その関係にひびを入れようとするのが、美冴の狙いなのだろうか?
「そうね…私にはそんな気はないけど」
美冴と碧と三人で寝たい、という気持ちがより膨れ上がってくるのと同時に、美冴が何を企んでいるかに関心が出てきた。
「あなたが今どんな彼女とつきあっているかはちょっと関心が出てきたわ」
美冴の方が少し表情を緊張させる番だった。
「対等にいくのなら、私と碧の関係にあなたも絡まないし、あなたとあなたの彼女の関係にも私も絡まない。
だけど、あなたは碧のことを知っているのに、私はあなたの彼女を知らないのはちょっと不公平よね」
主導権を握らせないことが先決と見た貴枝は、ひとまず自分の願望は棚上げすることにした。
「別にあなたは私と碧に付き合う必要はないけど、私はあなたのペットに会ってみる必要があうと思うの。
まずそれからよね、どうするかは」
美冴は一瞬だけ顔をしかめたが、すぐににんまりした。
一筋縄ではいかない姉の反撃に苦慮させられつつも、やはり美冴も全てを思い通りに運ぶのは棚上げして、
取りあえず貴枝を自分とペットの関係に巻き込むことを優先させるつもりのようだ…
________________________________________________
碧は、無言で貴枝の説明に耳を傾けていた。
その内容は、貴枝との愛の日々を過ごしている碧にとってですら淫らと感じられるもので、思わず唾をぐっと呑み込んでしまう。
「調教の一形態としてね、他の女王さまの見ている前で調教されるというのがある訳ね。
他の女王さまに預けられ、完全に『もの』として扱われていることを覚えさせられるプレイもあるんだけど、
私は碧以外とはしないっていうことを徹底させたので、なら見ているだけでいいって。
第三者、それも他の女王さまに見られながら調教されるのが好きなマゾの子っているから、そういうことらしいわ」
「あ…あの、それって…放置プレイになるんでしょうか…」
貴枝はくすりと笑った。
「そうね、寧ろ私が放置される形になるのかしらね」
「あ、そう言えばそうなんですよね…」
少しでも碧を安心させようと、貴枝はその点を強調した。
「私は美冴の連れてくる子とは一切絡まない。触らない、触らせない、服も脱がない…
というか、和服の似合う美人に冷たい目で見られながら調教されたいっていうのが、そのマゾの子の希望らしいの」
凄い趣味の人もいるものだ、と碧は思いかけたが、自分にしたところで、貴枝に関してはあまり大差がないだろう
。貴枝にならどんなことをされても感じてしまう、欲情してしまう、許せてしまう。
見たこともない美冴のペットに、嫉妬を感じなくもない。
貴枝と心の底まで骨がらみの関係になった今の自分には、
逆に見たこともない第三者としての貴枝に調教を見学されるなどという経験は、もうしようがない。
…でも、それはひょっとしたら、自分と貴枝のプレイを美冴に見学してもらえば、
自分にも同じ心理を経験出来ることなのではないだろうか?
…いや、寧ろ、これは自分に対する新手の放置プレイ
−見えないところでの他の女との関係を許容させて、自分の嫉妬心を煽ることが目的なのではないか?
何せ碧を切ない気持ちに追い込むためのあの手この手をいつも練っている貴枝のことである。
(見ているだけなら…)
貴枝が他の女に触れるというのでないのなら、構わないかもしれない。
ご主人さまと美冴さまの仲のためにも、ここはひとつ折れよう…
碧はそう思い、貴枝の「浮気」を了承した。
貴枝は、ありがとう、と言いつつ、碧の額にキスした。
浮気の承認を埋め合わせるためのスキンシップはどこかそらぞらしく思え、碧はここは逆襲するチャンスだと見た。
貴枝にきつく抱きつき、ソファに押し倒す。
「えっ…みどり…」
「もし…私を忘れるようなことがあったら…」
碧の左手が着物の上から貴枝の乳房を押さえ付けた。
帯に右手がかかり、ほどき始める。抵抗する間もなく、碧のキスに唇を塞がれる。
紅茶の味が残るキスを味わい、優しく着物を剥ぎ取られ、貴枝はメイドの嫉妬混じりの思わぬ行動に役得気分を覚えていた。
この感触に比べれば、他の女など問題にもならない。
きっと迷わず碧の許へ帰ってこれる
…そう確信出来た貴枝は、裾を割って露出した乳房に食い付く碧に優しい視線を注いでいた…
きゃー!(≧∇≦)
ひさしぶりの貴枝&碧シリーズ!!(;´Д`)ハアハア
>碧はここは逆襲するチャンスだと見た
碧、成長しましたなぁ。。・゚・(ノД`)・゚・。カンルイ
その晩、貴枝は美冴の招きに従い、風呂敷包み持参で彼女のアパートを訪れた。
仕事の関係でどうしてもアパートを借りざるを得ないという事情もあったが、
同時に、母に気を遣う美冴は愛人を実家に連れ込むような真似はしなかった。
文字通りの美冴の「愛の巣」へ足を踏み入れるとあって、貴枝は珍しく少し緊張していた。
美冴を一度待合い場所に呼びだし、案内させる。
美冴の愛人はまだやってきておらず、貴枝は持ってきたティーセットを用意しお茶を淹れて、暫し妹を前に静かな時間を過ごした。
美冴も緊張している様子だったが、同時に興奮と期待を覆い隠している様子が感じられる。
やがて、チャイムが鳴り、二十代前半の女性が訪ねてきた。
仕事帰りのOLらしいその女性は、奈津美といった。
「こちらが私の姉…水上貴枝さんよ、ご挨拶なさい」
ソファに座る貴枝の前にひざまずき、奈津美は深々と頭を垂れた。
「はじめまして、貴枝さま…本日はどうかよろしくお願い致します」
貴枝は無表情な相好を崩さず、無言のまま、ただ少し会釈するだけで挨拶した。
主人から奴隷に挨拶する必要はないが、最低限の礼儀は弁える貴枝らしく、
また、そんな優雅な様子、にこりともせず、何ひとつ言葉を口にしない冷たい様子の両方が、
美しい貴婦人に支配されることを望む奴隷の感性には魅力的に響いたらしい。
美冴は、奈津美を立たせ、その服を脱がせ始めた。
一切自身で脱ぐことを許さず、ゆっくりゆっくりと焦らしつつ、彼女の衣類を剥ぎ取った。
下着まで脱いでしまうと、既に奈津美の肌にうっすらと汗が浮かんでいるのが分かった。
明らかに興奮を覚えている。
奈津美に黒のストッキング、4インチヒールのパンプスを履かせ、首には奴隷の身分を示す革のチョーカーを着けさせ、
目にはアイマスクをかけさせると、美冴はリビングを退出して、自分の着替えとメイクにかかった。
その間もずっと両手を背中の上で組み、じっと膝をついて女主人を待っている奈津美の様子は従順という他なく、
それを間近で眺める貴枝は、その姿に碧と同じものを見出していた。
主人という訳ではない人間と二人きりにされ、裸で放置されているというのはひどく不安な気分だろうが、
それが女主人に課せられたプレイである以上黙って従う、
寧ろ女主人ではない人間に裸身を、女主人の意のままにされている様子を見られることに屈折した快感を覚えているこの女性に、
親近感のようなものすら覚えていた。
碧をこんな目に遭わせたらどんな気分がするだろう。
自分の命令であれば何でも従うであろう碧に、こんなことをさせたら……
ここで美冴の思惑に自分がはまりかけているのを感じ、貴枝は慌ててその発想を却下した。
それとこれとは別である。紅茶をカップに注いでひとくち啜り、気分転換する。
そして、リビングの戸が開いて、ドミナトリクスが姿を現した。
今日の美冴は、ハイネックのヴェストとコルセットが一体になった深紅のレザースーツを素肌の上にまとっていた
−ヴェストとしてはごく細く、首に絡むようになっている襟から胸にかけてを覆いつつ、乳房の狭間を大きく開けている。
背中は肩から胸の裏にかけては完全に露出しており、コルセットを兼用したハイレグのボトムを鳩尾から股間にかけて装着し、
その両サイドにヴェストの内側を紐止めして、ヴェストの背面に身体のラインが出るようにしてある。
そして、ボトムの紐止めの最下部からはガーターが下へと伸びている。
手袋は同じ色のレザー、ガーターで止められた赤のストッキングに股丈・6インチのヒールのブーツという格好だった。
手には、当然のように乗馬鞭を手にしている。
貴枝は美冴の好みが黒のエナメルであることを知っていたが、今日は赤のレザーが主体である。
これが奈津美の好みに合わせたものだと気付いた。
白い肌に黒の威圧感も魅力的だったが、赤も驚くほど蠱惑的で、貴枝は我知らず血が騒ぐのを覚えた
−着てみたい。
長い間、覚えなかった欲望である。
美冴は、貴枝に構うことなく、奈津美へと歩み寄ると、アイマスクを取り外した。
期待に潤んだ瞳でドミナを見上げる奈津美の視線は、既に従順な奴隷のそれだ。
奴隷の顎に手をかけ、ゆっくりと首を下に降ろすよう示し、美冴は右腿をつと上げた。
ストッキングに包まれた太股に、奈津美は静かにキスをし、そのままストッキングからブーツへと唇を這わせていった。
ついに床にまで到り、尖った美冴のブーツの爪先を、ヒールを舐める。
ひとしきり隷従の証を立てさせて、満足したのか美冴は指を鳴らして合図した。
再び膝立ちになった奈津美の肩に手をかけ、立ち上がらせると、美冴は用意しておいた手枷を取り出した。
二度目の合図に、奈津美は慣れた様子で半回転し、背中をドミナに晒した。
背中の後ろで組んだ両手に、美冴が手枷を架け、金具同士を連結する。
そして、奈津美の首のチョーカーに犬に用いるような首縄をつけると、そのまま縄を手にして奴隷を姿見大の鏡の前に誘った。
高い靴のヒールに足を捕られることも、美冴に遅れることもなく、奈津美は滑らかに姿見の前に進んだ。
そこには若々しい、張りに満ちた肢体を持つ女奴隷自身が映っている。
「ふふ…本当にあなたは可愛いわ、美しい。美しくて、若くて…」
美冴は、女奴隷の背中に密着し、耳元で囁きかける。
髪を優しく梳きあげ、背中にレザーに包まれた自分の乳房を優しく押しつける。そして…
ビシッ!
鞭の音が静かな空気を破った。
若く瑞々しい奈津美の背中の肌に、乾いた鞭の一撃が走った。
レザー姿のドミナに魅入られたかのように唇を半開きにするのみで、今まで終始無言だった奈津美が、
初めて表情を変化させ、苦悶に顔を歪め、苦々しい呻きを漏らした。
「美しくて、若くて、そして淫ら。
さぁ、もっともっと淫らにしてあげるわ。どんどん美しく淫らになっていく自分をじっくり眺めなさい」
そして、美冴は再び鞭を振り下ろした。奈津美は拘束された両手を頭上へ差し上げ、背中を無防備にして鞭に晒した。
美冴は、二度、三度と、今度はかなり手加減して背中を打った後、少し間を空けて、奈津美の太股を狙った。
奴隷に背中を明け渡させておいて、他の箇所を責める。美冴の手管は、手練にして陰湿だった。
そうした手管は、貴枝にはそれほど魅力的には映らなかった。
貴枝自身にマゾヒズムの性癖が薄いということも大きいのだろうが、さりとてサディズムにも与したくないというのが本音だった。
女の身体を責めるのは貴枝も何より好んだが、それは快楽によってだ。
苦痛を与えるのは好きではないし、美冴にしたところで、これは半分は演技だ。
本当に力をこめて打ったのは背中、太股それぞれへの最初の一撃のみで、あとはすぐに痛みが引く程度のものでしかない。
女体の美しさを愛でるという点で共通するものを持つ貴枝と美冴は、本気で女体に傷を残すような真似はしないのだった。
かつて、会員制のクラブにいた頃、貴枝は責めの一環として鞭や蝋燭も一応使いはしたが、
指や舌で喘がせるほどの高いレベルの満足を覚えたことがなかった。
だが、美冴は、適度な苦痛が快楽をより増すスパイスとなるという考え方の持ち主だったし、貴枝よりかは、相手に苦痛を味あわせることを好んだ。
もっと正確に言えば、相手を傷つけたくないという愛情と、
相手が快楽や苦痛にのたうつ姿を見たいという矛盾した想いの中に自らを置くのを好んでいるのである。
そうした気持ちは、貴枝も碧に抱くものであるから、美冴の屈折した心情も理解出来なくはない。
だが、眼前でそうした光景が繰り広げられていると、やはり自分はこうしたプレイを碧とはしたくはない、と改めて思ってしまう。
先ほど、美冴のボンデージ姿に羨望を覚えたのは否定出来ないが。
気持ちを鎮めるために、貴枝はお茶を注ぎ直し、口許へと運んだ。
そして、このプレイに備えて持ってきたあるものを使う機会が巡ってくるか思案し、風呂敷包みへと目をやった。
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ある物ってなんだドキワク
神キテター!(゚∀゚)!
美冴の責めは、苦痛から快楽へと移行し始めていた。
依然、両手を上げさせたままの奈津美の背中にしなだれかかり、美冴はねっとりと舌を奴隷の首筋に這わせ、
痛む背中を優しくくすぐり、指を脇の下から乳房へと移動させていく。
鏡に映る自分の表情が、苦痛から悦楽へと豹変していくのを、それをすぐ横で意地悪げに女主人が眺めているのを、
奈津美は羞恥と卑屈にとろけた目つきで見つめていた。
美冴は、奈津美の差し上げられた両手へと手を伸ばし、それを下げさせた。
そして、手枷を解いてやり、今度は彼女の左右の手を自分のそれで取った。
美冴の左手が奈津美の左手を乳房へ、美冴の右手が奈津美の右手を股間へと誘導した。
硬直した掌が、柔らかい肌や粘膜に触れていく。
ただ女主人の誘導に身を委ねている奈津美は、指を動かしたりはせず、鈍い快感にもどかしそうに身をよじらせている。
もちろん、それを意図した上でのことだろう。美冴は、意地悪く、
「どうしたの?せっかく身体を慰めさせてあげてるのに、気持ちよくない?」
「は…はい…」
奈津美は、何かを恐れているようだった。
勝手に指を使って、美冴の怒りに触れるのを恐れているのか、
それとも完全に調教された今、
自分で自分の身体に供給することすら女主人の意志に反するのではないかと思うようになってしまっているのか。
美冴が奈津美の両手の中指を取り、立てさせた。
許可が出たので、奈津美はおずおずと右手の中指を秘裂に挿入し、左手の中指を乳房の柔肉へと突き立て始めた。
美冴はくすくす笑いを漏らしながら、奈津美の背中を離れ、貴枝の方へと近付いてきた。
隣の椅子に腰掛ける妹へ、貴枝は落ち着いた様子で、紅茶を淹れ、勧める。
女主人の監視と指導から解放され、あるいは見放され、
奈津美は安堵と不安を同時に覚えた様子だったが、一度火がついた身体は止まらない。
律儀に指一本しか使わないままではあるが、その動きは激しさを増していく。
美冴はと言うと、その必死さを嘲笑うように、貴枝に奈津美への目配せを送っている。
貴枝は、努めて沈黙を守り、視線を伏せたままティーカップを傾けた。
「くっ……はぁぁぁぁ…」
奈津美が脱力し、しゃがみ込んだ。
女主人がそばにいない寂しさに気まずいものを覚えているようで、
身体が達したにも関わらず、満足とはほど遠い表情を浮かべ、鏡から目を背けるように俯いている。
それを遠巻きから存分に眺めた上で、美冴は乗馬鞭を玩びながら、つかつかと奴隷の元へと歩み寄り、
「いい格好ね」
蔑みの言葉に、奈津美は生ぬるい快感に浸されていた身体が熱くなるのを覚えたようだった。
同時に、だらしなく果てたこの姿を罰せられるのではないかという恐怖による冷たさも。
美冴は、奈津美の顎に手を添え、しゃがんだ姿勢のまま、一回転させた。
奈津美と貴枝が向かい合う格好になる。
「さあ、今度は貴枝ご主人さまにあなたのいやらしいところを鑑賞してもらいましょうね…」
美冴は、今度はロープを持ち出した。
きつすぎず、緩すぎない頃合いを見計らい、奈津美の首から両乳房にかけて、ロープをかけていく。
かなりのボリュームがある奈津美の乳房が、よりいびつな形になってロープの中で張りつめていた。
そして美冴は、再度奈津美にアイマスクをつけさせて、くすくす笑いと共に貴枝を振り返った。
今なら奈津美は何も見えない。誰に責められているかも分からない。混じらないか。
そういう意味だ。
貴枝は再度風呂敷包みに目をやった。
手をそっと上げ、合図だけ美冴に送ると、貴枝は、ついに荷物に手を伸ばし、風呂敷をほどき始めた。
美冴は、奈津美の顔を愛撫し、耳たぶを噛んだりしながら、時折、奈津美の許を離れ、また戻りを繰り返している。
奈津美を焦らすとともに、貴枝といつでも入れ替われるようにしているのだ。
貴枝は風呂敷の中からアルミフォイルの包みを取り出すと、それを開いた。
美冴の目が点になった。
貴枝が取り出したのは、おにぎりだった。
美冴は、軽く舌打ちした。
貴枝の「奇策」に一瞬だけ女王としての威厳を崩されてしまったためだ。
幸いに、目隠しを施しているため、そんな姿を奴隷に見られることはなかった。
貴枝をきつく睨み付けながら、美冴は再び奈津美の脇に戻り、また愛撫を開始した。
奈津美の喘ぎが響く中、冷静な表情を崩さないまま貴枝は握り飯にかぶりついた。
これは碧に作ってもらったものだ。
碧の愛情がこもったおにぎりを食べて、気持ちが揺れるのを落ち着かせようと、自分に言い聞かせる。
そして、同時に…
貴枝は、半分になったおにぎりを手に立ち上がり、奈津美へと歩み寄った。そして、
「激しく責められて、お腹が空いたんではなくて?」
奈津美の顎を持ち上げると、空いた口におにぎりを押しつけた。
「をごっ…」
奈津美の唇の周りや鼻の頭に飯粒が貼り付き、奈津美がむせ返る。
だが奈津美は、どんな責めを受けているのか即座に理解したようで、
一瞬の混乱の後、素直に貴枝の手からおにぎりを食べ始めた。
それは主人に餌を与えられている犬のような姿だった。
美冴は、姉の行為を慎重に見守っている。
姉が自分の奴隷に手を出し、多少の調教を施すのは許すつもりではいた。
だが、やはり自分も予想しなかった方法で責めるとなると、対抗意識が燃え上がってくる。
食べ物を使うのというのは、正直言って、好きなタイプの責めではない。
貴枝にしたところで、特にそうしたプレイを好んだという記憶はないのだが、趣味が変わったか。
色々想像を巡らせる。
おにぎりが掌から消えてしまうと、貴枝は美冴に目配せした。
肩を並べた貴枝と美冴は、飯粒を顔に貼り付かせている奴隷を見下ろす格好になった。
貴枝は、かがみこむと奈津美の頬についた飯粒を舌で舐め取った。
奈津美はわずかな驚きを顔に浮かべたが、依然女主人たちのなすがままになっている。
もう一度貴枝は、飯粒を舌で舐め取った。そして、美冴に目配せした。
意図を察し、美冴は微笑んだ。
「今のは、誰の舌だったかしら?」
「え…」
アイマスクの下の奈津美の顔が困惑に、そして恐怖に歪む。
「私の舌を見分けることが出来なかったら…お仕置きよ」
そう言って、今度は美冴が飯粒をひとつ舐め取った。
かなり時間を置いて、奴隷は返答した。
「……ご主人さま……です」
二人のドミナは無言だった。
正解であっても何も言われず、奴隷は不安を拭うことが出来ない。
今度は、貴枝が舐める。奈津美は、
「…ご主人さま………ですよね?」
美冴は邪悪な微笑みを浮かべ、鞭を奈津美の乳房に振り下ろした。
「ダメな子ね」
「ッ痛!」
目に見えて脅えている奈津美を見下ろす美冴の表情は、奴隷とは裏腹に、歓喜に輝いている。
それを横目に、貴枝は、妹の嗜好の異常性を改めて痛感していた。
自分も相当の屈折した性嗜好の持ち主だという自覚があったが、このような嗜虐性はない。
ハァ――――(*´Д`)――――ン!!
やはり今度も週末まで放置プレイされるんでしょうか。(;´Д`)ハアハア
また時間を置いて、美冴が飯粒を舌で頬から取り去る。
回答せざるを得ない奴隷は、覚悟を決めたようで、返答した。
「…ご主人さまです」
正解なので、何も起こらない。
四度目。これも美冴。また、奈津美は当てた。
五度目。美冴に促され、貴枝が奈津美の唇すれすれに舌を這わす。
このままキスして慰めてやりたいという気持ちが湧いてくるが、碧への操を誓っていることを思い出し、堪えた。
「…貴枝さま?」
また正解。
早々と二人のドミナの舌の感触を見分けることが出来るようになった奈津美の、
奴隷としての感覚の鋭敏さに、貴枝は敬服する思いだった。
恐らくは、碧も、自分と他の女の舌を見分けることくらいは容易いだろうという自負が浮かんできて、
ならば不思議なことでもあるまい、と己に言い聞かせる。
貴枝は、美冴に合図して、飯粒が残っているうちに、次のプレイに進むことにした。
貴枝は、奈津美の頬に残る飯粒をつまみ上げた。
そして、先ほど鞭で打たれたばかりの、奈津美の右乳房へと近づける。
興奮して勃起している乳首の先端に飯粒を載せると、貴枝は美冴に目配せした。
美冴は、乳首を飯粒ごと舐めた。
飯粒を舌先と硬くなった乳首との間で潰す。
美冴は、今度は自分で飯粒を奈津美の顔から取り、同じ作業を繰り返した。
今度は、乳首にキスするように触れ、舌先で飯粒を転がし、ゆっくりゆっくりと唾液で溶かしていく。
「はぁぁぁ…」
繰り返すうちに、飯粒と唾液の粘り気で、奈津美の乳首と美冴の舌の間に糸が引くようになった。
乳首に口で触れるにしても舌や唇や歯の使い方に色々なヴァリエーションを持つ美冴ではあったが、
その間にこのような介在物を置くと、意識してしまった奴隷の感度は更に増してしまい、
その熱く濡れた身体と等しく淫らな粘り気が乳首を包んでいく。
貴枝のアイディアと美冴のテクニックの融合が、見事に奴隷をいつも以上の興奮に押し上げていた。
果たして、どこまで昇るのだろうか。
こらえきれなくなりつつある奴隷の唇に、美冴がキスした。
柔肌に縄をくいこませ、目隠しをされたまま、女奴隷は押し倒され、ドミナの愛撫に激しく喘ぎ始めた。
貴枝は、椅子へと戻り、その光景を遠巻きに眺めた。
美冴は奈津美の乳房に頬ずりしつつ、姉を振り返り、再度混ざらないかという意思表示をしたが、
すぐに貴枝があくまで三人でのプレイを拒否するつもりなのを見て取り、
姉に自分と奴隷の睦み合いを見せつける方向に専念しだした。
妹の執拗かつ精妙な責めの技を観察させられ、貴枝はぐっと行為に割って入りたい気持ちを抑えた。
美冴とその奴隷の関係に混ざる気はないと宣言はしたが、こうして目の前で展開されると、やはり血が騒いでしまう。
だが、碧との約束がある。
わずかに奈津美の乳首を舐めはしたが、あれがぎりぎりの許容範囲だ。
こうして見ていると、美冴のタチとしての技量には敬意を払う貴枝ではあったが、
やはり痛みを与える道具を用いる点が好きになれない。
今も奈津美が目隠しされているのをいいことに、時折鞭による一打を与えて、
責めのヴァリエーションのひとつとしている。
女体を責めることを得意とする点で似通う姉妹ではあったが、
苦痛や暴力で相手を屈服させるのは貴枝の嫌うものだった。
それが眼前の二人への感情移入を妨げ、混ざりたいという欲望への歯止めとなっていた。
……だが、その一方で、縛られ、目隠しされ、鞭で打たれてよがる奈津美に、
不思議と親近感を覚えるのも事実だった。
碧と似ているということもある。
鞭で打つということを除いては、事実、自分も碧を相手にこうした責めを行っている。
だが、それより何より、自分と美冴が関係と持つとしたら…
それは極めて屈辱的な考え方だった。
だが、貴枝は、自分が美冴にこうされるのを多少ながら望んでいるのを認めざるを得なかった。
かつてタチ役として優位を争ったくらいの間柄であるから、
自分も美冴も責められることより責めることを好む性質であり、特に、そうして張り合う仲であるからこそ、
この相手に屈することだけは絶対に嫌だと固く念じてきていた筈だった。
だが、そうした頑なな気持ちがほぐれてきた今、美冴にだったら責められても良いという気持ちが芽生え始めていたのだ。
それは、以前は一方的に玩ぶばかりだった碧に、最近では自由にこちらを責めさせるようになってきたこととも符合している。
そんなことを夢想しながら茶を啜る貴枝の目の前で、奈津美は被虐の歓喜に一層激しく喘いだ。
その姿は、淫らになればなるほど、輝かしく、美しくなっていくようだった…
目隠しの下で、貴枝は次にどこに触れられるか分からない不安と期待におののき、次の愛撫を待った。
「いかがですか、ご主人さま?」
碧の舌が鳩尾から乳房の狭間にかけてをじっとりとなぞる。
舌はなかなか乳房の上までは這い上がってこず、縄に縛り上げられ盛り上がった貴枝の乳房は、焦燥と期待に切なく上下する。
「はぁぁぁ…みどりぃぃ……みどりさま…大好きです…」
美冴のアパートから帰宅した貴枝は、日頃の冷静な表情を必死に保ちつつ、碧にお茶を用意させ、
二個−即ち偶数個の角砂糖を碧のティーカップへと入れた。
抱かれたいと言う女主人の意思表示に、碧は、貴枝が調教プレイ
−いや、実質は美冴とその女奴隷による放置プレイによって、すっかり興奮させられてしまっていることを知った。
愛する女主人が、肌の触れ合いはほとんどないにせよ、他の女性との変態関係に足を踏み入れてきたというのは、
待っている間に碧に複雑な想いを抱かせたし、すぐにでも自分と抱き合って身体と気持ちを鎮めたいという貴枝の心情も良く理解出来た。
だが、縛ってくれ、とまで貴枝が言い出すとは思わなかった。
今、着物の裾を胸元で割った格好の貴枝は、乳房の上下から背中へと縄をかけさせ、手も後ろ手に縛られ、
目隠しを施されて、メイドの愛撫に身を震わせている。
貴枝が、美冴の調教プレイに参加したことでマゾヒズムに染まって帰ってきたようで、碧はショックを受けていた。
以前、自分を人質に取った美冴の責めにも屈しなかった貴枝が、と思うと無理もない。
だが、自分を置き去りにしていた女主人への報復が可能になると思うと、
こうして貴枝を一方的に責めるのも悪くない趣向だった。
そう、貴枝自身、メイドをほったらかしにして浮気してきた身を罰せられたがっているのだ。
その気持ちは理解出来た。
ならば、屈辱と懲罰とともに、快楽と許しを与えて差し上げなければ…忠実なメイドである碧は、そう考えた。
最初は、貴枝は男装した碧に責められることを望んだ。
ならば、その希望は飲めない。
不貞な女主人は、本来なら仕えられるべきメイドによって罰せられなければならないのである。
それに、あの男装姿での責めは、美冴に学んだモードである。
美冴流のやり方で貴枝を責めるのは、まさに美冴と浮気してきた貴枝を罰することにはならないばかりか、
浮気を肯定することであるように碧には思えた。
「浮気を働いた者が、罰する相手を選べると思います?」
碧は、日頃慕ってやまない女主人を嘲笑い、メイド姿のまま貴枝の寝室を訪れ、
貴枝の身体を半脱ぎの上から縄にかけた。
今の碧には、そんな酷薄な責め役が自然に板に付いており、自分でも驚くほどだった。
それほど、今の自分が浮気をしてきた貴枝に対して嫉妬を覚えているのを自覚し、
碧は奇妙な自己陶酔と自己嫌悪をふたつながらに覚えた。
貴枝自身から学んだ指技で、はだけた着物の裾から貴枝の股間に指を滑らせ、溢れ出る淫蜜をすくいとる。
それで貴枝の胸に落書きをする。「みどりのもの」と書くつもりだったが、既に肌に汗がにじんでいるため、
貴枝が身体をすくませるため、とても読めるような字にはならない。
だが、意図が伝わったのだろうか。
「みどりさま…お願い、私を碧のものにして!もう一度……みどりのものにぃぃぃ…」
貴枝の熱い声が、碧の心の芯に響き、許しの感情を一気に噴き出させた。
まだまだ貴枝を責め苛みたいという気持ちと、貴枝を許して抱擁を交わしたいという気持ちが戦う。
だが、次の瞬間には、碧は貴枝の唇を塞ぎ、縄の中の女主人を抱き締めていた。
「さぁ、このキスで……私のものになるのですよ、ご主人さま!」
目隠しをされたまま、唇を構える貴枝の予想を裏切り、碧は貴枝の下の口にキスした。
強烈な刺激が陰核に走る。
メイドの優しい舌の、荒々しい愛撫が、女主人の最も弱い部位を蹂躙し、どこまでも甘い罰を下した。
歓喜の絶叫を上げ、貴枝はこの日初めて達した……
(*´Д`)イッチャッタ…
キャー ヽ(〃∇〃)ノ
189 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/06(火) 20:54:57 ID:UgA1YXa+
orz
がーん。続きがうpされてないっ!_| ̄|○
碧は次第に不安が拡がっていくのを感じていた。
あの日以来、貴枝は週に一度ほど美冴のアパートへ出かけていた。
何しろ、美冴は五、六人はペットを所有しているので、ペットを婚約者にお披露目するという名目上、
一晩のプレイでは終わらないのである。
女主人の浮気を見過ごさなければならないのは、碧にとって辛いことだった。
だが、それだけではない。
碧に複雑な思いを抱かせていることを貴枝も当然自覚しており、罪悪感を抱いていた。
それが、日々の貴枝との夜伽にも影響してきたのである。
貴枝は決して美冴とペットとのプレイに混じらずに帰ってきたが、それでも浮気してきた罪悪感は拭えず、
また目の前で濃厚なプレイを見せつけられてきて、いつも帰宅すると最初の晩のように碧に一方的に責められるのを望んだ。
そうした意識は日常の範囲にも及び、碧が貴枝に抱かれる日が確実に減っていた。
または、貴枝が碧を抱く時も、その罪悪感が責めの鋭さを些か減じていた。
それが不満なのだ。
貴枝を責めるのも快感ではあるが、碧は決して責めを好むタイプではない。
貴枝自身の意向・教育によって責めの技量も向上してきているが、本当に好きなのは
貴枝のようなタイプの女性に愛され、責められる方であり、ひたすらに責める側にはなりたくなかった。
そして、貴枝がまさか自分に飽きてきて、それが故に美冴との倒錯的な関係に手を出したのでは、と心配してしまうのである。
そんな碧の思いは貴枝にも伝わっているらしく、貴枝は「自分が浮気をしているんだから、碧も」と、
何と鈴香との関係を許してくれさえした。
だが、まさか貴枝に飽きられているのではという危惧を抱いている碧には、その言葉は寧ろ残酷なものに聞こえた。
「絶対にしません!私はご主人さま一筋です!」
「君 君足らずとも臣 臣足れ」という姿勢で、碧は頑固に貴枝の申し出を拒否してきた−昨日までは。
貴枝の気持ちを楽にするためにも、いっそ自分も…そんなことを思った。
昼休みになり、碧の足は自然と隣のクラスへ向かった。
とりあえず、鈴香に相談してみるだけでも…
相談相手としては、真梨子の方が素直に打ち明けることが出来るのだが、
貴枝の秘密に関することを第三者に漏らすことは出来ない。
だが、鈴香とは既に一度貴枝公認の浮気として関係を持っている。ならば…
「……白沢さん、ちょっと…いい?」
「はい?」
鈴香は素直に応じ、二人は教室を出た。
憧れる碧が自分から声をかけてきてくれ、心の裡では快哉をあげ、胸をときめかせているだろうが、
そんな素振りはおくびにも出さず、あくまでいつも通りに優雅に振る舞う鈴香である。
決して自分とは愛し合えぬことを痛感し、自分への愛を心に秘めつつ、後輩たちを愛でている態度と同じく、
その演技は、真実を知る者には意地らしかった。
「あのね、鈴香。ちょっとお願い…相談があるんだけど…」
「なぁに?」
二人きりになると、互いの呼び名は名前のみに変わった。
一度愛し合い、”姉妹”になると誓った日から、「白沢さん」「葉山さん」という他人行儀な呼び方は、
人目のあるところだけに留めていた。
もっとも、その時にはもう二度と愛し合えないかもしれないという辛い危惧があり、
それ故に、呼称だけでももっと親密になろうという思いから名前で呼び合うようになった、
というのが本当のところであるが。
それは名前で呼び合う親しい友達になる、ということであると同時に、
セックスなどしたりしない、普通の友達になる、という意味でもあった。
「落ち着いて聞いてね……ご主人さまがね…」
まず自分を落ち着かせねばならない。息を整え、簡潔に言い切る。
「ご主人様がね、また私以外の方と関係を持たれることになってね、だから私にも浮気の許可が出たの」
「!」
鈴香の顔色が変わった。それはそうだろう。まさか二度目はないと思っていた、
だが切望していた自分との再度の関係が可能になるかも知れないのだから。
碧はそう考える。
ここで、自分と浮気しないか、と切り出せば、彼女も大喜びで乗ってくるだろうが、
果たしてそれが自分に、貴枝に、そして鈴香にとって良いことなのだろうか?
誤解を与えない言い方、まずはいきなり浮気を誘うのではなく、相談するという形を取らねば、と自分に言い聞かせる。
「私もまだどうしたらいいか分からないの…鈴香は…その…私ともう一度…」
鈴香はごくりと唾を呑み込んだ。目に見えて動揺している。
「碧と…出来るの?」
碧は赤面しながら頷いた。
自分が言い出したことながら、何ともはしたないことのように思える。
暫し、沈黙が二人を支配したが、碧は必死に頭を落ち着かせようとした。
鈴香の気持ちを確かめることは必要だが、
かといって、浮気するかどうかを鈴香の意志に丸投げするような卑怯な真似は許されない。
「私はご主人さまがどうあれ、自分から浮気するのはいけないと思っていたんだけど……
ちょっと我慢出来なくなってきたの…その……ご主人さまは別に私に冷たくなったとかじゃないけど……
えっちがぬるくなってきて…」
ああ、もう何を言っているんだろう。碧はそれ以上続けられなくなり、俯いてしまう。
一方で、鈴香は想像を超えた事態に何とか気持ちを落ち着かせようと、胸を押さえて深呼吸していた。
「……ねえ、私、浮気してもいいのかな。浮気してもいいって言われているんだから……
ううん、本当は良くないっていうのは分かっているんだけど……もしね、もし浮気をするんだったら、鈴香と…鈴香?」
鈴香は、何かを思い詰めたような表情になっていた。
先ほどまでの混乱した様子はなくなり冷静さを取り戻しているが、何故か非常に暗い、深刻な顔つきになっていた。
こんなことを尋ねる、持ちかけるべきではなかったか、と碧は己の浅慮を責めた。
「あの…ごめん!変なこと聞いちゃって…」
碧は詫びようとしたが、鈴香は碧から視線を逸らして、
「ごめんなさい、私、出来ない。」
「え?」
鈴香は、感情のこもらない声で淡々と呟いた。
「葉山さんとは浮気出来ない…今のところは」
碧の目が丸くなった。
口がぽかんと開きっぱなしになり、先ほどまで混乱していた頭が空っぽになる。
だが、すぐに新たな混乱が戻ってきた。
鈴香が不思議なほどきっぱりと浮気を断ってきた。ずっと自分を懸想してきていた鈴香が。
それだけではない。呼び方も、「碧」から「葉山さん」に戻っている。
いいのです、えっちがなくとも遅れても・・・
お体に気を付けて、続きを心待ちにしております
でも気になる、お姉さまー(つД`)
えっちがぬるくなってきたって……。
もぉ、碧ったら…。(;´Д`)
∧_∧
( ・∀・) ミドリ・・・
oノ∧つ⊂)
( ( ・∀・) オネエサマー
∪( ∪ ∪
と_)_)
「 ぬ ふ ぅ 」
水上家の貴枝・美冴はその日も同時に達した。
二人の相手を務めたメイドの身体には
無数のキス痣が残り、心を折られた者もいる。
誰がそれを咎められるだろう。
この姉妹こそ
女子高生・鈴香のプライドを両断するほどの技前を持つ
このスレ最強のタチ役なのだ。
「姉者、そろそろ嫁を貰って、碧を安堵させてやってはいかがかな」
「私とおまえ二人の相手をする嫁だ」
「あの…気を悪くしないで欲しいんだけど……今は、葉山さんと浮気出来ない理由があるの」
何の理由があるというのか。
反射的に心の中で問い返す碧だが、ショックの大きさが勝り、実際に言葉にはならず、
ただ口をぱくぱくさせるのみだ。
鈴香は、何とも言えず辛そうな口調で繰り返した。
「今は、なの…勘違いしないでね、私、葉山さんのことは大好き。
でも、ちょっと理由があって、今は浮気出来ないの。
いつかまた…みど…葉山さんとえっち出来ることもあるかもしれないから、その時に…
ごめんなさい!」
鈴香は背を向けて、足早に去っていった。
碧は、愕然としてその背中を見つめていた。
貴枝が美冴との浮気に走っていることも不安だったが、
その不安を解消するつてとして頼った鈴香までもが自分に背を向けた。
呼び方まで「葉山さん」に戻り、明らかに距離が空いてしまった。
貴枝も鈴香も、あんなに自分を愛してくれていたのに。
碧は俯いた。
だが、今度のそれは悩みや羞恥によるものではなく、絶望がさせる仕種だ。
(罰があたったんだ…
ご主人さまを裏切って、浮気なんかしようとしたから、鈴香にまでそっぽを向かれちゃった…)
拭い難い疲労感がのしかかってきて、碧はがっくりと肩を落とした。
過度の混乱は却って碧の思考を冷却し麻痺させていき、
碧は鈴香が「浮気出来ない理由がある」といったことを失念していた…
碧の許から走り去る鈴香は、必死に口に手を当て、漏れ出る嗚咽を抑えようとした。
だが、ついに嗚咽が溢れ出、目からは涙が滴り落ちる。
何という残酷な仕打ちだろう。
ついに碧が自分と寝たい、と言ってくれた。ずっと待っていた二度目の逢瀬が可能になる。
だが、それを断らねばならないとは。
何とご主人さまは残酷なことを命じるのだろう。
美冴は、碧と自分を愛し合わせてくれると約束した。
だが、それはあくまで碧、鈴香、美冴、貴枝の四人が結ばれるという形にならなければならない、
というこだわりが美冴にはあった。
故に、美冴は鈴香に、もし碧が関係を持ちたいと申し出てきても断るよう言い聞かせていた。
これは、貴枝と自分の関係が碧と貴枝の関係にも影響し、碧が一種の欲求不満に陥ることも予期してのことだった。
その予期は見事に的中した訳だ。
これは鈴香にはひどく辛い命令だった。
碧ともう一度愛し合いたいとずっと願ってきたというのに、
それを碧が言い出してきた時には断らなければならないというのだから。
美冴からの支配力より碧への愛情の方が勝るのは確かだから、
思いに任せて碧に身を委ねてしまいたい、という葛藤がわだかまる。
美冴は、碧、貴枝との四人での饗宴を約束してはくれたが、
今眼前に訪れた碧との機会を自ら蹴らなければならないといういうのは余りに辛い。
そして、それにより碧に嫌われてしまったのではないか、傷つけてしまったのではないか、という不安が心をよぎる。
自分が辛い思いをすることで碧が救われるのなら、いくらでも耐えるが、
これにより、自分と碧の両方が、いや、自分以上に碧が傷つくことになったとしたら…
青ざめた顔で、鈴香は携帯電話を取り出した。
意を決して、美冴へのメールを書いてみる。
碧から浮気の申し入れがあったことを報告するとともに、何とか関係を了承してもらうよう嘆願してみよう−
だが、携帯のウィンドウに、予想を覆すものが映っていた。
メール着信のメッセージに、届いているそれを開封してみると、それは果たして美冴からのものだった。
ドミナからペットへの新たな指示だ。
息を呑んで鈴香は文面に目をやった。
そこに書かれていたことは…
_______________
その晩も、貴枝は美冴とのプレイに望んだ。
美冴との関係を持って以来、微妙に碧との間がぎくしゃくしてきているので、貴枝はどうも気乗りがしなかった。
だが、今夜は、美冴が貴枝に最後の奴隷を紹介するという。
これが一段落すれば、また碧との仲も円滑なものに戻るだろうし、
今度は美冴に対してこちらの言い分を通すことも可能になる−即ち、自分、美冴、碧の三人でのプレイだ。
自分が美冴とそのペットの関係につきあったように、今度は美冴を自分たちの関係に付き合わせることが出来る。
美冴と碧も、互いに好意を持っているだろうから、拒むことはない筈だ。
今夜は、いままでとは違い、美冴から待合い場所には行かないから、アパートに来い、という連絡があった。
以前、待合い場所に陽動され、その隙に自宅で碧を犯されかけた教訓から、
貴枝は必ず美冴を落ち合って、共に彼女の部屋へ行くようにしていた。
家に残す碧には、充分に注意するよう言い聞かせ、貴枝は美冴のアパートへ向かった。
気持ちがうち解けてきた今、以前ほどの美冴への不信感はなくなっており、
それほど疑心暗鬼にならなくとも良い、という気分になっていた。
何せ、相手の愛人を紹介され、そのプレイを見学させられているほどなのだから、今更ではある。
そういった効果があるのなら、付き合いでやっているこのプレイへの見学参加も悪いことばかりではないのかも、
貴枝はそんな風に思った。
( ゚Д゚)ポカーン
( ゚д゚ )
(*´Д`)モットホシイノ
貴枝は、アパートの呼び鈴を鳴らした。
近付いてくる足音に向かって名乗ると、向こう側から妹も返事をしてきて、錠が開けられた。
「いらっしゃい、姉さん。もう準備出来てるわ」
ガウンを着た美冴が迎えに出た。
見てみると、ガウンの下から覗く足許は、黒いエナメル地の、ハイヒールのブーツに収まっているのが分かる。
これで待合わせに来なかったのか。
納得するとともに、貴枝はわざわざ今夜だけそのような処置を取った美冴の態度をわずかながら訝しく思った。
だが、そう言った疑惑を捨てることを心に留めたばかりだった貴枝は、意識して疑念を振り捨て、部屋へと上がった。
リヴィングでは、既に奴隷の女が床に座らされていた。
正座して、背中に回した両手首を重ね、神妙に座っている。
身体を動かすことも喋ることも禁じられているであろうことは、ひと目見て分かった。
既に衣服は剥ぎ取られており、
身に付けているのはエナメル製の膝丈のハイヒールブーツとチョーカー代わりのネックレスのみだった。
顔には、アイマスクをかけられており、表情は読みとり難く、若いということは分かるが、正確な年齢は判然としない。
髪型は、艶やかな黒髪をミディアムボブのおかっぱに切り揃えている。
ひと目見て、碧を彷彿とさせられないではいられない髪型である。
浮気を働いている現実を思い出させられ、ちくと良心が痛み、貴枝は美冴に渋面を向けた。
言葉には出ずとも意図は察したらしく、美冴はくすくす笑っている。
美冴もガウンを脱ぎ捨て、ドミナの衣装をまとった美しい肉体を姉の前に晒した。
今夜の美冴は、コルセットとボトムがワンピースになったエナメルのスーツ姿だった。
ベルトできつく胴を締め上げるコルセット部から三本のストラップが
剥き出しになった両乳房の合間と両サイドに張り渡され、首を飾るチョーカーへと伸びている。
逆に、コルセットから下方の、股間を覆う三角形のボトム部へには、ストラップではない、ごく細い布地が伸びている。
コルセット部とボトム部がセパレートになり、それをストラップが繋いでいるのではなく、あくまでワンピースなのだ。
黒いぬめぬめとした布地の狭間に、臍を中心とする下腹が白い肌の空き地を覗かせていた。
急角度のハイレグとなったボトム部からは、バニーガールが着用するような網タイツが腰骨の位置から下を覆い、
美冴の完璧に整った腰、尻、太股にぴたりと貼り付いている。
腰骨よりも高い位置まで網タイツが来ているため、エナメル地で区切られた下腹の白さがより際立って見えた。
靴は左右非対称である。
左足は股丈のブーツ、右足はアンクルブーツであるが、ヒールの高さは合わせてあり、立ち姿に違和感はない。
いや、寧ろ左右非対称のブーツは、網タイツが優雅な股と臑のラインにぴったりと貼り付いた右足と、
その中に欲望を深く秘めているかのような左足のコントラストを誇示し、見る者の心を奪った。
両腕に身に付けるものも左右非対称だった。
右腕は、肘を少し過ぎた辺りまでを覆い、二の腕の内側をストラップで締め上げる、指抜きのロンググローヴを着用している。
一方で、左腕は手首から先のみを飾るもので、やはり指ぬきで掌に貼り付く網の手袋に、
黒いヴェルヴェットの手甲と手首を覆う白いフリルの飾りがついている。
長く黒い左足と右腕、網で身体の線を強調した右足と左手、淫らな想像をかきたてられる美しさだった。
姉を挑発するように、または誘惑するように、美冴は指先をぺろりと舐めた。
今宵の美冴もまた、抗い難い魅力と支配力を持つドミナだった。
毎回毎回のプレイに付き合わされ、次第に支配者としての美冴の姿に引かれていくのを感じている貴枝は、
今まで以上に今夜の美冴の服装に暗い羨望を抱いている自分を認識し、内心落ち着かなかったが、
表情だけは我関せずを装った。
同時に、美冴の服装のどこに惹かれるのかというと、
この美しくも威圧的な美女に屈したいという、いつもの貴枝らしからぬ欲望からか、
逆に自分もこのような服装をして他の女性を支配し征服したいという欲望からか、貴枝自身にも判然としなかった。
最近の美冴と関係を持っている罪悪感の故に、
知らず知らず碧に激しく責められることを望んでしまう心理からすれば前者であるだろうし、
かつて会員制クラブで美冴と女王の地位を争っていた頃の血が騒ぎだしたのだとすれば後者だろう。
「さて、こちらのお嬢さんに紹介していただけない?」
貴枝は、正座して女主人が挙動を開始するのを待っている裸女を視線で指し示した。
美冴は、笑みに含まれる悪戯っぽい表情を一層輝かせ、
「そうね、『みどり』ということにしておこうかしら。ね、似てるでしょ?」
流石に、貴枝も不快な表情を隠さなかった。
自分をからかうだけならまだしも、碧までもネタに持ち出されては流石に看過出来ない。
子供のように、ぷいと貴枝は顔を逸らし、紅茶を淹れに座を離れた。
美冴は、姉の様子をおかしそうに眺めている。
ただ一人、女主人とその姉のやり取りから置き去りにされ、
女奴隷は困惑した様子で、それでも勝手に質問したりするような真似はせず、じっと不動の姿勢を保っている。
貴枝が席に就き、ティーカップに紅茶を注ぎ始めるのを横目に眺めながら、美冴は奴隷の調理にとりかかった。
座っている女の前に立ちはだかった美冴は、
何も見えない、喋ることも許されず跪いている女奴隷の顎に手をかけ、自分の左股にその顔を誘った。
ひんやりとした感触のエナメルに唇が触れ、女奴隷はドミナの意図を察し、改めて美冴のブーツの股の部分にキスした。
そして、背中で手首を組んだ姿勢を崩さず、上体を逸らせる格好で唇を美冴の太股に滑らせていった。
赤い唇が艶々とした黒いエナメルの上を這っていく様は、余りにも淫らで、
貴枝はごくりと唾を呑み込みそうになるのを紛らわせるため、紅茶をひと口含んで飲み下した。
以前、碧を人質に取られた際、自分も美冴のブーツに対し同様の奉仕を強要されたことがあったが、
あの時の屈辱が蘇ると共に、この光景に惹かれてやまない自分にも気付く。
美冴のブーツにキスさせられるあの屈辱をもう一度味わいたいのか、
それとも自分もあのような格好をして他の女にこのような奉仕をさせたいのか。
例えば、碧に…
>203
シグルイネタ分かってくれる人イターヽ( ・∀・)ノ
>181-182の乳首に米粒も涎小豆米粒バージョンからヒントを得ました(笑)
一回の書き込み5レスを越えると、容量規制が働くので、書いてて結構鬱陶しい。
書くスピードが遅くなっている言い訳にはなるけど、
読んでくれてみなさんを焦らすことになっちゃって申し訳ないです。
もう少しでターニングポイントに差し掛かるので、ゆっくりお付き合い下さるとありがたいです。
お年玉くだたい(・∀・)
御年賀はまだですかー?(≧∇≦)
女奴隷のキスは臑を下り、ブーツの足の甲、爪先にまで到った。
まさに主人に服従を誓う奴隷のポーズを取り、女奴隷はブーツにキスし、爪先を愛おしげに舐め続けた。
暫く奴隷を見下ろしていた美冴だが、忠誠の証を存分に立てさせて満足したか、
手にした乗馬鞭を奴隷の頬へと触れさせ、合図を送った。
女主人に話しかけることも、女主人の顔を見ることも許されていない奴隷は、
女主人に言葉をかけてもらうこともないのだ。
だが、それでも美冴の意図を読み取った女奴隷は、奉仕を止め、上体を起こして元の姿勢に戻った。
くつくつと笑いを漏らし、美冴はその指を奴隷の唇に押し当て、口の中へと押し込んだ。
従順に女奴隷は指をしゃぶり、太股から指へと奉仕の対象を変えつつ、
相変わらずドミナへの忠誠の厚さを貴枝に見せつけている。
自分も、碧との絆を美冴に見せつけてやりたいものだが。
そんな夢想を美冴の手招きが破った。
妹の意図を察した貴枝は、そっと女奴隷へと近付き、かがみこむとその唇に人差し指を添えた。
新たに唇に触れた指を従順にくわえこんだ。
しばらく赤ん坊のように指を吸った後、奴隷は口を開け、奉仕を中止した。
アイマスクで隠れた顔からは表情は図り難いが、どうやらこの指が美冴のものではないことに薄々感づいたらしい。
戸惑う様子の奴隷に、美冴は、
「どうしたの、ご主人様の指が分からない?」
ますます困惑する様子の奴隷に、自分の指をくわえさせる。
そして、すぐに指を引き抜く。
今度は貴枝の指が奴隷の唇に割って入る。
以前奈津美にしたように、どちらが主人のものかを当てさせることはしないものの、
女奴隷は交互に二人の女主人の指を味あわされ、自然とその違いを嗅ぎ分けようと必死になっているようだった。
美冴もしゃがみこんでくると、指を奴隷の口から引き抜きざま、半開きになった唇に食い付いた。
一瞬驚いた様子の奴隷だが、すぐに首から上を熱っぽく逸らし、激しい接吻を開始した。
美冴は巧妙な舌使いで奴隷をリードし、相手の感じる部位を適格に刺激しつつ、
自分も奉仕し返そうとする奴隷の矛先を外して焦らしてもいた。
一方でテクニックと立場で劣る奴隷の方も、必死に女主人を愛そうともどかしげに身をよじらせ、
舌をくねらせている様が意地らしかった。
長くねちっこいキスを一旦終えると、美冴は隣にしゃがみこんだ貴枝に無言で目配せした。
指に続いて、今度は…
ダメだ。
キスは出来ない。この唇は碧のためのものだ。
そっけなく首を横に振る貴枝に対し、美冴は少し考えた末、ふふっと艶っぽい笑いを漏らした。
そして、髪をさらりとかきあげると、貴枝の右手を取り、左肩に手を回した。
「え?」
思わぬ虚を突かれ、貴枝は気がつくと無抵抗のうちに唇を奪われていた。
一瞬混乱した貴枝だったが、すぐに落ち着きを取り戻した。
元々美冴とこうなることは自分から望んだことであるから、これは構わない。奴隷を放置するのが目的か。
だが、これで興奮させられてしまい、そこに奴隷と二人がかりで襲われてしまわないかだけが気がかりである。
ぎりぎりで碧への操を義理立てしている身としては、美冴以外の女性に触れられる、
または美冴以外の女性の唇や性器に触れることは避けたかった。
だが、美冴の攻撃的であると同時に甘美なキスに、
このまま呑まれてしまいたい、いっしょに燃え上がりたいという欲望が疼くのも否定出来なかった。
冷静に計算を働かせ護身の策を練るのと、執拗な美冴の舌の攻撃を防ぐのに意識が分断され、
貴枝はこの状況を愉しみつつも懸命にクールネスを保とうとした。
ふと胸に触れるものがあった。
目を開けてみると、美冴の手に導かれた奴隷の手が置かれていた。
ぎくりとしてキスをふりほどいたが、美冴はさっと貴枝の背後に回り込んで、両肩を押さえ込んでしまった。
「!ちょっと!放して!」
「ふふ、姉さんが慌てるなんて珍しい。可愛い…」
うなじをねっとりと舐めあげられる。思わずびくりと身を震わせた。
「やっぱり!これが最初から目的だったのね、この…」
「ふふふふ、分かってるじゃない。なのに、なんで毎週通い続けたの?
本当は、私…と私のペットと浮気したかったんでしょ?碧の目を盗んで」
ちと痛いところを衝かれ、貴枝はわずかに怒りを覗かせかけた。
だが、妹の性格をよく理解する貴枝は、敢えて抗うことをやめ、身体を脱力させた。
力ずくで抵抗すれば美冴を喜ばせるだけだ。
努めて醒めた表情を繕い、呆れを示す溜息を漏らす。
「…結局こういう真似しか出来ないのね。いいわ、好きになさい。あなたには私と碧の気持ちなんか…」
確かに美冴ひとりを相手にするのであれば、これでどうにかなったかもしれなかった。
また、例え美冴に犯されたとしても、さして貴枝の誇りや貞操は傷つくものではない筈だった。
だが、目の前に鎮座している異分子が動き出すとなれば、話は別だった…
「だそうよ、『みどり』。さぁ、ご主人さまにキスして差し上げなさい。お待ちでいらっしゃるわ」
奴隷は、目の見えないままおずおずと手を差し伸べ、眼前に捕らわれているドミナの姉の顔を探し始めた。
再び貴枝の顔に恐慌が走った。
そうだ、美冴に何をされようと構わないし、美冴の思惑を逸らすためなら何でも出来るが、
美冴の奴隷が関わってくるとなると話は別だ。
美冴となら浮気出来るが、美冴の奴隷とは触れ合う訳にはいかない。
碧への裏切りになってしまう。
抵抗を再開するが遅かった。
美冴に背後から頭を固定され、うなじを舌でくすぐられる。
力を集中できないでいる間に、奴隷が唇を重ねてきた。
その柔らかい感触は禁断の快楽を注ぎ込んできた。
貴枝は身をこわばらせる。
耳元で美冴のくすくす笑いが響く。
(*´Д`)ドキドキドキドキ…
奴隷の舌が侵入してきた。
反応してはならないと頭が警告を発したが、奴隷の手は着物の上から乳房をまさぐった。
かすかな快感が漏れ出てしまう。
その反応を逃さず、奴隷はより舌を積極的に挿し込み、貴枝の舌をいいように蹂躙する。
タチの誇りがなすがままにされている屈辱を許さず、反撃を試みかけるが、
相手の愛撫に愛撫で返せば碧を裏切ることになってしまうように思える。
逡巡する貴枝を嘲笑うように、美冴も背後から腰帯に手をかけ始めた。
本当に二人がかりで犯す気か。
「さぁ、姉さん、愉しむのも良し、あがくのも良し、お好きにどうぞ」
帯を緩められた。
着物の肩からわずかに肌が露出し、すかさず美冴の唇が吸い付いた。
器用に両足を貴枝の下半身に絡め、押さえ込む。
奴隷の手が胸から腰に降りてきて貴枝の上半身を支え、抱き留めつつ押さえ込むが、あくまでキスを解除しようとはしない。
貴枝の全てを唇から吸い取ろうとするが如き勢いだ。
貴枝はかっと目を見開いた。
生来、気位の高い彼女が、このような辱めにおめおめと甘んじているのには自ずと限界があった。
キスをやめなかったことを後悔させてやる。
貴枝の舌と口腔が奴隷の舌を捕獲し、激しく揉みしだいた。
驚いた様子で、奴隷の方から唇を離したが、貴枝は逆に攻め入った。
目隠しをされている奴隷を捕捉するのは容易かった。
腕を伸ばし、奴隷の後頭部を抱き止める−気がつくと、美冴は貴枝の腕を解放していた。
二人がかりで自分を犯すことよりも、自分を挑発・発憤させ、奴隷に反撃させることが目的だったか。
脳内のまだ冷静な箇所に、美冴の動機の分析が浮かび上がったが、既に身体は止まらなかった。
いつもの貴枝であれば、ここで碧を裏切ることになるという罪悪感故に、身体が自由になったところで止める筈だった。
あるいは、美冴の思惑に自分が乗せられていることを自覚する筈だったが、
美冴の奴隷如きにここまで好き勝手をされたという屈辱が判断を鈍らせていた。
貴枝は、勢いに任せて奴隷をフローリングに押し倒した。
身体をくねらせるようにして、奴隷の裸体に押しつけ、奴隷の乳房を自分の着物の表面で擦り挙げる。
指が下腹から股の付け根の間を往復しはじめる。
強引なキスでねじ伏せる。
アイマスクの下で、顔を快楽と恐怖に歪めている奴隷を見ていると、
久しくこのような力ずくのプレイに及んでいなかったことを意識し、興奮してくる。
碧相手には、決してしないプレイだが…
時にはこのような荒々しい迫り方もいいかもしれない。
形成は逆転し、奴隷は貴枝の舌を恭しく受け容れ、口の中を犯されるに任せていた。
美冴に調教されているだけあって、より上手の女性になすがままにされるのは嫌いではないらしい。
少し落ち着きが戻ってきたので、貴枝も責めの手順をいつものじっくりとしたものに変え始めた。
性器へのタッチはごくかすかに織り交ぜるくらいにして、下腹や太股、腰を愛撫のみする。
キスを時折唇から鼻の頭や喉元へと移す。
普通なら瞼の上にもしてやるのだが、アイマスクのためそれは出来なかった。
耳たぶを甘噛みしてやる。
奴隷は、かすかな呻きを漏らした。
その時、貴枝は奇妙なデジャ・ヴにも似た感覚を覚えた。
以前、この女を抱いたことがなかったか?
耳たぶに鼻息を吹きかけつつ、奴隷の体臭を嗅ごうとする。
これは…どこかで覚えがあるような気がする。
手を乳房にめりこませ、乳首を押し上げるように擦りあげる。
この感触も、以前味わったことがあるものではないか?疑問が頭をもたげてきた。
「…うっ…」
だが、疑念を打ち消すように、背後から美冴が奇襲をかけてきた。
妹のキスをうなじに受け、貴枝は集中を乱される。
左手で奴隷の乳首を玩びつつ、貴枝は右手を背後の美冴に回し、頭を引き寄せるとキスを求めた。
美冴はすっと目を閉じ、素直に受け容れた。
三人の女が、愛の技により奇妙にも美しく繋がる。
「さぁ、三人で愉しみましょう、私の『みどり』と…」
美冴は優しさとからかいを共に滲ませた声で囁くと、姉を寝そべる奴隷へと誘った。
−そう、美冴と碧と、三人で愛し合うのが夢だった。
貴枝にとって、この二人が最も愛しい女性たちだ。
そのためには、公平さを保つために美冴の愛人とも関わることになって、こうしている。
そして、目の前の女性は、碧を思わせないではない容姿だ。
これは…碧、美冴との逢瀬のヴァーチャルな予行演習だ。
貴枝は、自分をそう納得させた。
姉妹は同時に『みどり』の両の乳首に吸い付いた。
何の合図もなく同時に、である。
思わず貴枝は苦笑しかけたが、こうなると美冴に技量で劣る訳にはいかなくなってくる。
慎重に舌の上で『みどり』の乳首を転がしつつ、横目で美冴の挙動を見やった。
美冴は、左手首を飾るフリルで『みどり』の乳首を擦りあげて刺激し、時折舌を添えている。
右手を『みどり』の口に突っ込み、先ほど同様にしゃぶらせている。
ならば…
貴枝は、あくまで口唇による乳首への責めを中断させず、そっと右手を『みどり』の股間へと這わせていった。
既にいいようにあしらわれ続けてきたその性器は、たっぷりと潤いを湛えていた
。急ぎすぎず、緩すぎない速度で、指を秘裂に鎮めていく。
ひっ、という『みどり』の呻き声を、美冴が指をくわえさせることで、抑え込んだ。
貴枝は、指を同じリズムで動かし、奴隷の性器の中を耕した。
同時に同じリズムで、舌先で乳首を刺激する。
心得たもので、美冴も同じリズムに併せて、繰り返し『みどり』の耳たぶを甘噛みする。
一定のリズムによる責めに乗せられ、『みどり』は次第に息を荒げていく。
そのテンポが速くなっていき、責めのリズムのそれを越えた。このまま達する−
そう思った瞬間、貴枝は指を秘裂から引き抜いた。
すかさず『みどり』の顔を見やると、呆気に取られた奴隷が上体を起こそうとするのが見えた。
ふふ、と含み笑いを漏らし、美冴は『みどり』の唇をキスで塞ぎ、
あくまで奴隷が疑問や不満を言葉に出来ないようにする。
キスにより『みどり』が再度とろけ始めると、貴枝もまた邪悪な笑みを浮かべ、
大きく開かせた奴隷の股間に陣取り、蟻の戸渡りを繰り返し舐めあげた。
性器と肛門の間を何度も舌を往復させつつ、決してそのどちらにも触れはしない。
『みどり』が切なげに喘ぎ声を抑えようとしているのが聞こえる。
なかなか可愛らしい態度ではないか。
少しずつこの美冴の愛奴でしかない筈の、この女性に感情移入し始めていることに気付き、
貴枝はちと碧への裏切りを働いている事実をもう一度認識した。
と同時に、こうして間近にこの女性の性器を見ていると、
やはりこれを以前見た、愛撫したことがあるような気がしてきた。
そんなことがあるだろうか。
ここ何年かで、自分が碧と美冴以外に、行為に及んだ女性と言ったら…
美冴が、嗜好を中断させた。
ずっと性器の寸前で愛撫を止められ焦らされるばかりだった『みどり』だが、
美冴の指が直接『みどり』の股間まで降りてきて愛撫を始めていた。
今まで保たれてきた妹とのチームワークが乱れ、貴枝は些かの苛立ちを覚えた。
だが、構わない。
貴枝は、秘裂に割り入っている美冴の指ごと、『みどり』の性器をしゃぶり始めた。
貴枝の舌と美冴の指に同時に攻め立てられ、『みどり』はとうとう喘ぎ声を堪えきれなくなり始めた。
荒い息をつく奴隷に、征服者の歓喜を覚える貴枝だが、
その一方で、やはり『みどり』の喘ぎが聞き覚えのあるものであることを認識していた。
そう、この興奮している時の体臭、体つき…
「!」
「はっ……んむっ…んんんんっ…んんん………」
貴枝が『みどり』の正体に気付くと同時に、『みどり』は、声を出さないよう美冴に指をくわえさせられ、
くぐもった叫びをあげながら、貴枝の唇に陰核を捕らえられ絶頂に達した。
汗と愛液にまみれ、『みどり』は白い肌を震わせている。
貴枝は、呆然となって目の前でぐったりとなっている女性−いや、少女を見下ろした。
(まさか…)
今、自分は碧への裏切りを働いた。
その罪悪感も大きい。
だが、それ以上に深い、思いもしなかった罠に自分は陥れられたのではないか。
背中を汗が伝うが、それは先ほどまでの激しい行為によるものか、それとも冷や汗か。
美冴は、あの小悪魔のような笑みを浮かべ、貴枝に目をやりつつ、奴隷の元へと這い寄った。
「良かったわね、大好きな『碧』になれて……
ずっと念願だった、碧の代わりに貴枝さまに愛していただけて」
美冴は、『みどり』を助け起こし、アイマスクを取ってやり、そして頭髪を頭から外した。
切り揃えたミディアムボブの黒髪のウィッグとヘアネットの下から、栗色がかった豊かなロングヘアが流れ出した。
アイマスクの下で涙を充血した瞳に貯めて、鈴香が女主人の腕の中に頭を横たえ、
快感と羞恥と…畏怖により、切なげに肌を震わせ、おののいていた。
キタ――――(゚∀゚)――――!!!
ドキドキわくわく、どうなるのどうなるの?(;´Д`)ハアハア
224 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 23:53:04 ID:1bRZ7S0v
いんじゃないの?
衝撃と怒りに、視界がかっと赤く染まったかに思えた。
貴枝は目と口を見開き、無言で目の前の妹とその奴隷を睨み付けた。
美冴の思惑に乗り、敢えて彼女と彼女の奴隷と関係を持ったが、その奴隷がこの少女だったというのか。
かつて碧を犯そうとした、しかしながら碧が自分以外に唯一気にかけているこの少女だと。
鈴香は、以前碧を犯そうとした。
故に、自分は罰を下した。
徹底的に、どちらが支配者でどちらが奴隷なのかを身体に染み込ませてやった。
その上で、もう二度と抱いてはやらない、と宣言した。
だが、今抱いてしまった。
「最初から…最初からこういうつもりで…」
つかみかからんばかりの勢いで、貴枝は美冴に迫った。
だが、美冴は掌を挙げ、姉を制した。その表情からはからかいの色は消え、姉と話し合う意志が窺えた。
「お願い、まず私たちの話を聞いて」
不思議なほど簡単に、貴枝は自制心を取り戻し、怒らせた肩をすくめた。
決して美冴のしたことを許す訳ではないが、
常に何とか出し抜こうとしている腹違いの姉を実にうまうまと罠にかけることが出来たのだから、
いつもの美冴であれば勝利に鼻高々といった態度になる筈なのだが、
今の美冴は心なしか神妙で、そして切実な態度なのだ。
それが、貴枝の気勢を削いだ。
気持ちを落ち着けようと貴枝は深呼吸し、座り込んで着物の乱れを直した後、鋭い目つきで美冴を睨み付け、
ひと言、「話しなさい」
「貴枝、あなた、私の申し出を最初に受けたのは…何故?
いいえ、言わなくていい。
私と碧とで三人で関係を持ちたかったから、
そのために対等に私と私の奴隷とも関係を持って欲しいというこちらの申し出も受けた。そうでしょ?」
貴枝は、憮然と頷いた。
「その気持ちは分かる。
私もね、四人で愛し合いたかったの。貴枝と、碧と、この娘と、私とで。
この娘をペットにして、偶然この娘が碧にとても焦がれているのを知って、そう思うようになったの。
この娘も、私とはいつも関係を持っているし、もちろん碧とは是非にも愛し合いたいし、
あなたのこともとても尊敬している…惹かれている。分かるでしょ?
あなた、碧とこの娘の浮気も許可したんですってね。優しいのね、やっぱり。
碧はあなたを誰よりも大好きでしょうけど、
あなたに置き去りにされてるこの娘のことも気遣っているし、慰めて挙げたいと思っている。
あなたへの操があるから、絶対にあなたの許可がなければそんなことはしないとはいえ、だけど。
でも、それはあなたが許してくれれば…
言い換えれば、あなたも更に加わる形になれば、碧は他の女とも寝ることが出来る。そうじゃなくて?
この娘ともそうだろうし、あなたさえ許すのなら私とも…」
それはそうだ。
既に碧は自分を責める技を美冴に学びに行ったこともあるくらいで、美冴にもかなり気を許している。
美冴と身体の行為に及んだのは三人で絡んだ時の一度きりしかないが、
貴枝がそうするといえば従うだろう−そして、貴枝はそれをこそ求めている。
「つまりは、私も碧も、そしてこの娘も、他の三人と同時に愛し合うのに抵抗がないということよ。
だけど、あなたは違う。
あなたは、私が四人で愛し合うのに劣らず、三人で愛し合うのを熱望してる。そうでしょ?
でも、あなたは私と碧と寝たいだけ。この娘を関係に入れる気はない。
寧ろ、絶対に入れない気でいる」
疲れたように、貴枝は嘆息を漏らした。
そして、再び美冴に向き直ると、一転して皮肉な笑みを唇の端に貼り付け、
「そうよ、この娘は碧に手を出した。私の碧を痕物にしようとした。その報いを受けるのは当然でしょう」
貴枝の強い語気に、鈴香は身体をびくりと震わせる。美冴は、腕の中の奴隷を優しく抱いてやりつつ、
「そう、それは分かっている。
だからこそ、こんな回りくどい芝居を仕組んだの。
まず最初に、あなたがこの娘を抱いたという既成事実を作る。
絶対にあなたがこの娘を抱くつもりがないというなら、誰かも分からない、単なる私の奴隷として抱かせる、というね。
そして、それは上手くいった−少なくとも既成事実は出来たわ」
その言葉に、貴枝は苦い敗北感を感じた。
まんまと美冴の策にはまっていた。
だが、貴枝の頑なな心は解きほぐされなかった。
「それが、どうしたの。
私がこの娘と一度寝たからといって、私がこの娘に心を許すとでも?
既成事実と気持ちは別のもの」
「そうね、気持ちはそうかもしれない。
でも、あなた碧と鈴香の浮気を許していたんでしょ?
この娘の気持ちはともかく、この娘を思いやる碧の気持ちは酌んであげていた訳じゃない。
だから…碧を思い、かといって碧が自分と愛し合えば裏切ることになるあなたのことを思う、この娘の気持ちも…」
美冴の熱弁を、いつもの美冴以上の残忍さで、貴枝は切って捨てた。
「分かるわ、知ってるわ。だからこそ。
だからこそ、この娘は碧に近づけさせない」
美冴は、自分にも通じる姉の残酷さを感じ、背筋に冷たいものが走るのを覚えた。
何人もの女と寝て平気な自分もまた残酷な女だろうが、全く反対に、碧だけを深く愛する貴枝は、
その碧を犯しかけ、それでいて碧の同情を得ている鈴香に対して徹底した残酷さを発揮している。
姉の情念の深さに理解の追いつかないものを感じ、美冴は言葉を失った。
だが、美冴の懐で震えている鈴香は、違った。
ゆっくりと身体を起こすと、想い人の女主人に向き直った。
「……貴枝さま、私が碧さまにしたことは決して許されることではないと思います。
許していただこうとは思いません……
それに…それを、一度だけ碧さまとの浮気を許していただけたことは、
本当に感謝してもしきれないほどだと…思います……」
震えながら視線をそらせながら、裸身の鈴香は心細げに訴えた。
「碧さまと愛し合いたいという気持ちは、今も変わっていません。
碧さまは大好き…でも、それが許していただけないのなら、仕方のないことだと思います。
碧さまと一対一で愛し合うのは諦めようと思います…」
貴枝は冷笑を浮かべて、鈴香の言葉を遮った。
「だけど、四人でするのだけは許して欲しい、私にも加われ、と?都合の良いことね」
今度は美冴が助け船を出した。
「それは違うわ。碧は話していないようね…」
「何のこと?」
「あなた、碧にこの娘との浮気の許可を出したんでしょ?」
「そうよ、それが何か?」
「…碧は、この娘と浮気したいって申し出たのよ、
で鈴香は断ったの。
心の底から恋焦がれている碧との逢瀬の機会を、自分から」
貴枝が眉を寄せた。暫し考えてから、
「嘘を」
「嘘じゃないわ
……嘘じゃないけど、まだ全部は説明してないか。
いい?私はね、四人でするのを最終目的とする以上、それまでこの娘と碧が寝るのを禁じていたの……
というか、私たちのプレイにあなたが付き合う以上、
あなたはきっと碧にも浮気の許可を出すに決まっていると読んだから、碧がこの娘と関係するのを禁じておいたの。
その方が、いざ四人でする時の愉しさが増すでしょうし、
それに碧とこの娘が浮気しちゃえば、二人をくっつけるために私が絵図を書いたようになるものね……
姉さんを怒らせたくなかったのよ。私もその程度には臆病だわ」
ドウナルノー?
貴枝には、どこまでが美冴の真意か分からなかったが、一応は理屈として通ることである。
悪意を持って自分を罠に陥れるのであれば、碧と鈴香がくっつく方向に持っていくのが一番いいし、
事実、今の今まで自分は罠にはまっていたのだから。
そして、もし美冴と鈴香がそのような策を採っていれば、自分がどのような激しい、冷酷な復讐に出たかも。
「分かる?鈴香は私に命じられたからとはいえ、敢えて碧とは寝なかったの。
それは私に服従しきっているからではなくて、あなたを気遣ったから…
この娘は、あなたから碧を奪えば、あなたも、それに碧もどんなに傷つくか分かっているのよ…
まぁ、こうして碧からあなたを引き離すようなことをしちゃった訳だけど。
だから、お願い、碧とこの娘のためというのではなくて、四人全員で心を通じ合わせるために…」
貴枝は、美冴と鈴香から視線を逸らした。気まずさという以上に、何とか頭を落ち着かせようとしている。
「…少し時間をちょうだい。お茶でも淹れるわ」
貴枝は手を洗いに流しに立ち、美冴も鈴香をシャワーを浴びに行かせた。
貴枝が黙々とティーセットに向かう姿を、ドミナの衣装からガウンに着替えた美冴は気遣わしげに見守った。
手と頭に染みついた習癖というのは馬鹿にならないもので、お茶を淹れていくうちに、
貴枝の様子は不思議なくらいに落ち着いていき、美冴は言葉や表情にこそ表さないものの、いたく感心した。
先ほどのような緊張感や困惑はかなり薄れ、貴枝は美冴をテーブルへ招き、姉妹は熱い紅茶を呑んでため息をついた。
安堵か、疲労か、これから結論を出さなければならない気重さ故か、何にせよ二人は同時にため息をついた。
一瞬の沈黙の後、おかしさに美冴はくすりと笑い、貴枝は不快そうに妹に目をやったが、すぐにつられて笑い出した。
美冴は無言でお茶のおかわりを求め、貴枝は注いでやった。
そして、鈴香がまだ浴室から出てこないのを確認しつつ、
「分かったわ。四人で…することにしましょう」
美冴は目を輝かせた。
「分かってくれた?……ありがとう…」
自分でも貴枝にこんな言葉を口にするとは思ってもいなかったが、自然と感謝の言葉が口をついて出た。
奸計で姉を陥れるのに成功したという満足感は、貴枝のひと言によって素直な歓喜と感謝にとって代わられた。
「確かに…碧とあの娘の浮気を許し、碧にもあなたと私の浮気を許可してもらっているんだから、
この四人で寝てはいけないということはないでしょうね。
私があの娘…白沢さんを嫌っているというのだけがネックなんだから、私が折れればいいだけのこと。でも…」
貴枝は眉を寄せて、紅茶を呑み下した。
「……碧を裏切ってしまったという気持ちだけは、ちょっと拭えないかな……」
「どういうこと……?」
「あの娘と寝ないというのは、私が言い出したこと。
私が許可を出しても碧はあの娘と寝なかった−
もちろん、それは白沢さんの方が拒否したのだし、それもあなたが指示したからではあるけど。
でも、私の方が先にあの娘と寝てしまった……」
額を押さえて、さて困ったというポーズを取る姉を見て、
美冴は、すぐに次の悪戯のアイディアが浮かび上がってくるのを感じた。
紅茶を口に含み舌の上で転がしながら、策を練る…
今日のプレイに劣らず、刺激に満ちた遊戯になるに違いない。
妹がいつもの邪悪な笑みを浮かべているのを見て、貴枝はまた不安が募るのを覚えた。
何か言いたげな姉の機先を制して、美冴は、
「ふふ、姉さん、いいことを考えたの。姉さんが碧を置き去りにして、私たち二人としたのがまずいというなら…」
__________________________
遅くてごめんなさい。
まだストックが溜まってないので、もうしばらくお待ち下さい。
次はようやく碧の出番です。
焦らしプレイなのねー(*´Д`*)マツワ
こ、こんな展開になるとは…。
焦らされて焦らされて…。はう〜。
>>234 もぉそれは、初代スレ410さんのお得意技ですからー。(≧▽≦)
バスの席に就く碧は、着替えの入ったボストンバッグを見下ろしながら唇を軽く噛みしめた。
鈴香の家へ向かうところである。
鈴香からとうとう泊まりに来て欲しい、という誘い−つまりは、一時日延べにされていた浮気の了承が得られた。
貴枝に許可を取り付けにいった碧だが、本心では、浮気を禁じてもらうことを期待していた。
貴枝が浮気を許さないというなら、自分も本意ではなく、貴枝以外の女性と寝る必要はなくなる。
だが、貴枝はさんざん他の女たちとの逢瀬を重ねてきた自分との釣り合いを取って欲しいと言い、
積極的に鈴香との外泊を奨めた。
愛する貴枝に他の女と浮気してこいと言われ、碧は何とも複雑な思いだった。
一方で、貴枝との関係が依然ぎこちないものであるのも悩みの種だった。
美冴の愛人たちへの顔見せが完了し、これでまたいつもの貴枝との愛の日々が戻ってくると思ったのだが、
何と貴枝はすっかり碧を夜伽に呼ばなくなっていた。
いよいよ美冴たちとの関係に溺れた貴枝が、自分に飽きてきたのか、考えるだけで血も凍るほどの不安を覚える。
一方で、これが次にまた予想外の責めを仕掛けるための準備期間として、
それまで放置プレイを喰らわされているということも、貴枝の性癖からすれば大いに有り得そうだった。
後者の方であることを切実に祈りつつ、碧は日々を過ごし、お茶の時間には偶数の角砂糖を所望して、
いま一つ乗り切らない貴枝の身体を抱いた。
こういう時に、貴枝を燃え上がらせることが出来ない自分のテクニックの至らなさが恨めしい。
かくして、碧はついに鈴香の誘いを受け容れることにした。
浮気を働いたという点で立場が対等になれば、貴枝ともまた反りが戻るだろうと期待してのことだった。
そして、そんなことのために鈴香の気持ちを玩ぶような行為に、これはこれで罪悪感を覚える碧だった。
だからこそ、出来るだけ鈴香の希望を入れてのプレイを、と碧は鈴香にどんなプレイをしたいかリクエストを受け付けることにした。
これも、女主人から思わぬプレイを要求されることはあっても、自分からすることはないのに比べ、
対等の「姉妹」である鈴香とは、お互い話し合ってどんな風に愉しむかを決めることが出来るという自由な空気があり、
それも鈴香との関係に新鮮さを感じ、それを受け容れる気になった理由の一つだった。
そして、鈴香がリクエストしたのは、今抱えているバッグの中に入っている衣装だった。
本来は貴枝とのプレイに於いてしか身に付けない筈の衣装…
バス停を降り、白沢邸へ向かう。
今夜も泊まり込みになる以上、夕食を作るつもりできた。
夕食の材料とともにバッグを抱え、碧は家の呼び鈴を鳴らした。
返事があり、中へ入る。
「いらっしゃい、碧」 快活な表情の鈴香が迎えに出た。ラフなジーンズ姿である。
明るい笑顔によりいくぶん気分が華やぐのを覚え、碧も素直な笑みを返した。
「お邪魔しまぁす」
家へあがると、碧は以前と同じように奥の小部屋でメイドの格好に着替え、居間で待つ鈴香の許へしずしずと現れた。
「お嬢さま、それでは晩ご飯の準備にかからせていただきます」
二度目ということで鈴香も慣れたようで、「ええ、お願いするわ」と頷き、そして自分も台所に行き、
今夜だけは自分のメイドとなった碧が食事の準備をするのを、じっくりと目に焼き付けるように、愛おしげに見守った。
そんな鈴香の自然を背後に感じ、碧は出来るだけ態度に現さないよう気遣いつつも戸惑いを禁じ得なかった。
そんな折り、携帯電話が鳴る音がして、鈴香が「ちょっとごめんなさいね」と、
室外へ出ていき、碧は安堵のため息をわずかながら漏らした。
そのまま鈴香は暫く帰ってこず、碧は料理に集中した。
ほぼ料理が出来上がり、そこで鈴香がまだ戻っていないことを意識した碧は、廊下へ出て、
「お夕食でございます、お嬢さま」と呼んだ。
居間へ戻っていたらしい鈴香がやってきたが、その態度はかなり変わっていた。
何故か青ざめた表情で、緊張がその目に見て取れる。
思わずどうかしたのかと尋ねかけ、碧は、また自分と今夜のひと時に挑むことを意識しているのだろうと考えた−
同時に、自分も初めてそれを意識し、顔を赤らめた。
以前と同じように、夕食はぎこちない空気が漂った。
碧には、鈴香の態度は何かを隠しているように思えた。
そうなると、碧自身も貴枝に対して浮気を働いているという罪悪感をつい思い出してしまう。
食事の後のお茶の時間になっても、鈴香は無口なままだった。
鈴香は、二度ほど電話をかけに席を立ち、そのたびにどこかピリピリした空気をまとって帰ってきた。
このままでいいのかと疑念が膨れ上がるのを感じる碧だが、今更後戻りは出来ない。
風呂を入れ、鈴香に先に入ってもらった。
いよいよ夜伽の時が迫っている。
不安と期待と、そのそれぞれから発する緊張を味わいつつ、
碧は刻一刻と時間が経過していくのを待ち、鈴香が風呂をあがると自分も入浴した。
丹念に身体を清め、湯からあがると、脱衣所に鈴香からの伝言が残されていた。
先に寝室で待っています、というものだ。
またも顔が赤らむのが感じられる。
よく貴枝には夜伽があることを示す符丁として、湯上がりの脱衣所にメッセージ代わりのスカーフを
放り込まれていたりするが、それを思い起こさせられる。
身体を拭いた碧は、バッグを開け、衣装を取り出した。
メイド服ではあるが、先ほどまで着ていたものとは違い、スカート部は極端に短く、乳房の部分を覆う布が欠けている。
ごくりと唾を呑んだ。
貴枝との夜伽ではいつも着ているこの服が、改めて実に淫らなものであることを認識する。
今まで貴枝に抱いてもらう際にしか着ないようにしてきた服である。
もう既に貴枝とともに鈴香を責めた時点で、鈴香の目にこの姿を晒してはいるので、
今更恥ずかしいということでもない筈なのだが、やはり羞恥の念は抑え難いし、
それにこのような恥ずかしい格好をするのは貴枝のためだからこそという思いもある。
それを鈴香の願いを聞き入れて、この格好で彼女との夜伽に臨むのだから、
今夜の碧には鈴香は特別な存在であり、今夜という夜も特別なものであると言えた。
それを再認識すると、碧は深呼吸し、脱衣所の戸を開けて廊下へと出た。
そう、今から私は鈴香お嬢さまのもの。ひとときご主人さまのことは…考えないようにしよう。
もっとー
鈴香の寝室へと廊下を歩いていく。
まさかこんな格好で他人の家を歩き回ることになるとは思わなかった。
スカートの裾を思わず押さえ、そもそもこの格好をしたのは自分の意志なのだから全く意味がないことだと気付く。
それでも、その下の身体に触れるのは、鈴香の手であって欲しい…碧はそう思った。
鈴香の部屋の扉をノックする。
「お嬢さま、準備出来ました」
返事はなかった。
わずかにためらった後、碧はもう一度ノックを繰り返した。
それでも返事はない。
途端に不安が湧いてきた。
まさかこの期に及んで、夜伽はなしなどということを言い出されたら?
いや、あり得ない。
ずっとこの日を待ってきた鈴香が…
その時、ドアノブがかちゃりと回り、扉の向こう側から開いた。
室内の照明は、室内灯は消されているようで、ベッドの頭の読書灯の光が漏れてきた。
「おじょう…」
何があったのかと声をかけようとした碧は、眼前に立っている人物を見て絶句した。
鈴香ではなかった。
まずその女性の着ている黒い衣装が目に入ってきた。
そのエナメル製のキャットスーツは、女性の驚くほどにスリムな体躯を完璧にトレスし、強調していた。
首・手首・足首から先を除いては、完全に肌をぴったりと包み込み、
その細くも女性的な起伏に富んだ体型をぬめぬめとした光沢を持つ黒に染める衣装だ。
背は高く、加えて6インチもの高さのある、これもエナメル張りのピンヒールを履いているため、
碧を見下ろす様は、極めて威圧的だった。
髪の毛はうなじで束ねた上で、三つ編みにしており、サソリの尾を思わせる形になって、背中へ垂れていた。
衣装と対照的な白く美しい肌の顔には、これもひと際目立つ赤いルージュの口紅が薄ら笑いを浮かべている。
だがその本当の表情は、黒いシェードグラスに阻まれ、碧には窺うことは出来なかった。
その右手に玩ぶのは携帯電話だが、左手に握られているのは、風貌の威圧感を倍増する玩具−乗馬鞭だ。
碧は、腰を抜かす程の衝撃を覚え、同時にこの光景に妙なデジャ・ヴを覚えた。
そして、今、目の前に立つドミナが誰であるかに気付いた−
くつくつと笑いを漏らしながら、美冴はサングラスを外した。
「こんばんわ、ご機嫌はいかが、碧?」
碧は口をぱくぱくとさせた。
何故美冴がここにいて、何をしているのか、何故そんな格好をしているのか、尋ねたい疑問は山ほどあったが、
口に出そうにも衝撃が余りに大きすぎ、言葉にならない。
美冴は、くるりとターンし、読書灯のみが灯る部屋の奥へと戻っていった。
不慣れな者であれば立っていることも困難であろうヒールで、美冴は華麗なターンとスムースな歩行を見せつけた。
ターンする際に捻られる腰の動きを、完全に肌に貼り付いたエナメル素材の衣装がトレスしようとし、
生じた皺が逆に美冴の腰の優雅な細さを強く印象づける。
我知らず、碧は美冴の異常な美しさを食い入るように見つめていた。
ベッドの上に腰を降ろした美冴は、気軽な調子で碧を手招きした。
もちろん、状況が状況だけに気を許すことが出来ない碧は、暫し固まったままである。
「そんなに固くならないで。取って食う訳じゃ……
いや、食うつもりなんだけどね。でもね、その前に説明しておかないとね」
碧は、思い出したように片手で剥き出しの乳房を隠し、
もう片手でマイクロミニのスカートの裾を必死で押さえると、恐る恐る部屋へと入った。
だが美冴が示すように、彼女の横に座るのは避け、立ったままでいる。
美冴は軽く嘆息すると、
「ふむ、まあいいわ。説明させてもらうわね。
何故鈴香の部屋に私がいるか、そもそも鈴香はどこにいるのか、でしょ?」
ようやく声が喉から飛び出た。
「そうです!」
だが、そのひと言の後が続かない。悪戯っぽい視線で美冴が見つめてくると、途端に言葉が萎縮してしまう。
「ふふ。実はね、ここ最近になって、鈴香ちゃんは私のペットになったの。
身も心も、というと嘘になるけど、少なくともあの娘の身体は私がいつも美味しくいただいているわ」
美冴は、『身体』という箇所を、意味ありげに念を押すように強調した。
一方、碧は突然の美冴の出現に衝撃を受け、混乱してしまったが、
その理由が明かされるや新たな衝撃に襲われていた。
鈴香が美冴の−自分の女主人の妹のペットになっていたというのか?
何という数奇な巡り合わせなのか?
そんなことが有り得るのか−
……そして冷や汗が背筋に滲む。鈴香が美冴のペットであると言うことは…
そんなことが有り得るのか。あっていいはずがない。
碧の心を読んだかのように、美冴は邪悪な笑みを浮かべた。
「だから…分かるわね?
貴枝は、私と私のペットと浮気をした。
つまり、私と貴枝と鈴香は三人で愛し合ったの」
「い…いやっ…」
貴枝が、自分をさし置いて鈴香と寝たなんて。
貴枝と他の女の浮気は自分も了承したことという事実は、碧の頭から消えていた。
激しい嫉妬の炎が脳裏を焼き焦がす−それは、貴枝と鈴香の両方に向けられたものだった。
以前、貴枝が家に薫を招いた際にも、似たような嫉妬を覚えたものだった。
貴枝を薫に、薫を貴枝に取られるのではないか、という不安が同時に生じ、非常に危うげなバランスの上に立たされたものだった。
結局薫は、自分とも貴枝ともただ一度のキス以上の肉体的接触は持つことなく、
少々苦々しい思いをさせられたものの、貴枝は上手く「あいこ」の関係に持ち込んでくれた。
だが今回は、既に貴枝は鈴香と寝てしまったという。
美冴の口調が気遣わしげなものに変わった。
「貴枝を恨んではダメよ、私が仕掛けたことなんだから。
私はね、鈴香をペットにして、あの娘の身体を手に入れた。
でも、あの娘の心は、ずっとあなたを向いているわ。
分かる?鈴香は私の奴隷に堕ちても、ずっと一途に碧のことを想っているのよ。
だから、私もあなたとあの娘をくっつけてあげたいと思った。
もちろん、あなたと貴枝を引き裂くことなんて出来ない…
そこまでするつもりはないし、例えそうだとしても出来るとは思えない。
だから、私は、貴枝に、私とそのペットの娘たちとのプレイを申し出たの。
『将を射んとすればまず馬を』という奴で、予想通りに、私たちとの浮気を許可してくれたあなたに、
貴枝も、あなたと鈴香の浮気を認めてくれた。これで、鈴香とあなたが愛し合う土台は出来た訳」
碧は呆然とした。
一連の貴枝の浮気は、全て自分と鈴香を愛し合わせるための計略の一環だったというのか。
この計略に、どこまで鈴香自身が噛んでいるのか。
美冴の言葉とは裏腹に、鈴香が自分と貴枝を引き裂こうとしたのではないかという疑念も湧く。
「そして、もうひとつ妙味がこの計画にはある。
貴枝はなかなか鈴香をあなたに近づけさせないから、それをどうやって崩すかということでね、
あなたと鈴香の浮気を了承させるだけでなく、単なる奴隷というふれ込みで、なし崩しに貴枝と鈴香を愛し合わせてみた訳。
ふふ、なかなか熱く燃え上がったわ」
鋭い痛みが胸を刺す。
自分をあれほど愛し、自分から出来るだけ鈴香を遠ざけようとしていた貴枝が、
如何に貴枝に阻まれようと自分を懸想してくれていると思っていた鈴香が、
自分の知らぬところで抱き合っていたという事実は、碧の胸を激しい嫉妬の炎で焦がした。
憮然とした顔つきで、厳しく下唇を噛みしめる碧を見て、美冴は、
「納得いかないでしょうね。そこは、鈴香に直接聞いてみたら?」
そう言って、美冴は携帯電話を開き、ボタンを押した。そして、そのマイク部に向かって呟く
「こっちはいいわ。上がってらっしゃい」
すぐに、階段を上がってくる音が響き始めた。近付いてきた足音は、碧の背後にまで達した。
「失礼致します、ご主人さま、碧さま」
振り向いた碧は、驚愕に目を見開いた。
先ほどのエナメルスーツ姿の美冴にも口から心臓が飛び出るほど驚いたが、
今目の前に立っている鈴香の姿に比べれば物の数ではない。
鈴香は、碧と同じメイドの格好をしていた。
柔らかいロングヘアの頭の上にはホワイトフリルのカチューシャが載り、
腹部と喉元の付け襟の間が空洞となり乳房を晒すようになっているメイド服をまとっている。
スカートは恐ろしく短く、わずかに身体を動かしただけで股間が見えてしまいそうだ。
足元は清潔感のある白いニーソックス。
鈴香は顔を赤らめ、俯きつつも、手や股間を庇いたい気持ちを抑え込むように、手を背中で組んで立っていた。
「この娘はね、ずっと碧に恋焦がれる余り、自分も大好きな碧になりたいと思うようになっちゃったの。
だから、私がメイドの『みどり』にしてあげたの。そうよね、『みどり』?」
「…はい、ご主人さま」
羞恥と、どちらかと言えば、あまり鈴香らしからぬ−いや、碧らしい−控え目さをこめて、鈴香は頷いた。
「そうね、『みどり』が二人いてはややこしいから、鈴香に戻りなさい−
で、碧。さぁ、鈴香に聞いてみたら?貴枝と寝たのは本当かって」
碧は、またも呆然としていた。
だが、今度は怒りではなく、感動がもたらす麻痺によるものだった。
確かにアブノーマルな趣味による格好かもしれない。
だが今、鈴香がこうして乳房も太股も晒した格好で自分の前に現れたということは、
彼女が如何に自分を想っているか、如何に全てを与え、全てを見せようとしているのかを物語っていた。
自分も、今夜だけは全てを鈴香に与えるつもりで来ていたし、
それを示すものとして鈴香に要求された通りにこの服装で臨んだ。
それを鈴香も同じ服装で…
「嗚呼、鈴香…」
碧は、鈴香の手を取って握りしめた。
鈴香は、感極まって涙ぐみ、碧の肩に顔を委ねた。
「みどりさまぁ……」
碧は鈴香の背中を優しく叩いてやった。
「いいの、碧と呼んで。今の私たちは対等の……姉妹だもの」
涙の下で笑顔を浮かべ、鈴香はこくこくと頷く。
「うん……碧」
つーことで、>247を以て今回一番書きたかったシーンにようやく辿り着きました。
これでもう満足…とか言ってられませんね(笑
次回からいよいよ(碧×鈴香)×美冴展開に入ります。
今回放出した分、またこつこつ書き貯めに入りますので、ゆっくりお付き合い下さると幸いです。
スグキタ―――(*´Д`*)―――!!
パン!
甘い空気を破るように、美冴が掌を打ち合わせた。
驚いた碧と鈴香は(鈴香は驚きだけでなく、脅えの表情も色濃く浮かべ)、
ドミナが、サングラスをかけながら立ち上がるのを見守った。
「残念だけど、それはなし。
いい?鈴香は碧に全てを捧げるつもりでメイドになった。碧も然り。
同じ気持ちだから二人は対等、というのは認めましょう。
でも、友達として対等、というのは違うんじゃなくて?」
碧は美冴が何を言っているのか呑み込めないでいた。
美冴は、鈴香へと不気味な笑いの矛先を向けた。
「いいこと?鈴香、あなたは誰に仕えるメイド?」
「ご主人様です」鈴香は即答し、だがすぐに慌てて言い直した。
「ご主人様と……碧さまです」
そういうことか。気付くと同時に、碧にも美冴の質問が飛ぶ。
「碧、あなたのご主人さまは誰?」
貴枝、と答える訳にいかない苦々しさをぐっと堪えつつ、碧は慇懃に返答した。
「……美冴さまと鈴香さまです」
「そう、それでいいの。
碧は私と鈴香に仕えるメイド、鈴香は私と碧に仕えるメイド。
二人は互いに仕え、互いに奉仕するメイド。
どちらもメイドで、どちらもご主人さま。いや、お嬢さまかしら。さ、鈴香も碧も、互いにご挨拶なさい」
くすくす笑いながら、美冴は二人のメイドを見守った。
碧は神妙な顔つきでおじぎをして、
「鈴香さま…どうかよろしくお願い致します」
鈴香も、慌てて碧に倣った。
「碧さま…しっかり努めますので、どうかよろしくお願い致します」
メイド同士が差し向かって頭を下げあっている様子はなかなかに滑稽で、
美冴は愉しげににやにや笑いを浮かべている。
どちらからということもなく、二人のメイドは顔を近づけて目を閉じた。
互いの腕が互いの首に絡まり、唇と唇が重なり、鈴香と碧はひとつになった。
キスは最初からたっぷりと熱を含んでいた。
二枚の舌は、互いの口腔の中をせわしなく移動し、互いに受け容れ合い、せめぎ合った。
衣服の狭間で剥き出しになっている乳房と乳房が押しつけられ合い、太股と太股が擦れ合う。
鈴香は、既にこれだけで秘裂が湿り気を帯びてきているのを感じていた。
ずっと階下で控えているうちから興奮により張りつめていたところを、この格好で碧の前に現れた時点で、
既に濡れ始めており、ついに碧と抱き合えた今、最初の瞬間から情熱と欲望は最高潮に達していた。
今までの鈴香であれば、単純に情欲に押し流されていたかもしれないが、
ネコとして美冴にさんざん鍛えられたことによって、貴枝にも似た、自分の欲望を抑制して、
より長く熱く快楽を持続させていく手際を、
興奮している自分自身の肉体を一歩離れた意識で見つめる視点を、身に付けていた。
碧をその腕にかき抱く歓喜を一杯に享受しつつ、自分と碧の状態を醒めて観察もする。
自分の熱さに比べ、思わぬ状況にいきなり放り出されたためか、碧はまだぎこちなさが残る。
より碧をきつく抱き寄せ、首に回していた手を碧の背中へ、腰へと降ろしていく。
スカート部の上から尻を撫であげると、碧はキスを中断し、少し恥ずかしそうに身を竦めた。
その様子が鈴香のハートを痺れるほどに打つ。
首筋に鼻面を押しつけ、喉元から耳にかけてを執拗に舐めていく。
スカートの下に手を伸ばし、予想通りにスカート一枚の下は肌が剥き出しとなった尻に指を這わせる。
蛇を思わせる動きで、指が蟻の戸渡りからゆっくりと前進していく。
性器の端に鈴香の指が辿り着くと、碧はびくりと身体を震わせ、鈴香の身体にしがみついた。
乳房が更に強く押しつけられる。
その機を逃さず、鈴香はもう片方の手で自分と碧の乳房を同時に揉みしだいた。
碧の手も伸びてきて、二人は互いの乳房を愛おしげに擦りあげ始めた。
キスがより熱を帯びて再開される。
舌と舌、乳房と乳房、太股と太股の摩擦が、共に加速しだす。
切なげな喘ぎ声が漏れ始めた。
「んんん…」
だが、再度の拍手が甘い空気を打ち破った。
甘い夢から引き戻され、鈴香も碧も抱き合った姿勢のまま、美冴に向き直った。
碧の方は何故美冴がこのタイミングでこんなことをするのか良く分かっていないようだったが、
日頃から美冴の支配下にある鈴香は怯えを含んだ表情を浮かべた。
メイド同士での挨拶に夢中になり、ドミナへの挨拶が遅れた…
色っぽく足を組んでメイドたちを眺めていた美冴は、赤い唇を歪め、鈴香の悪い予感が見事に的中したことを示した。
「さぁ、メイドたち、ご主人さまへのご挨拶が疎かになっていなくて?」
流石に、碧も気付いた。碧は身を固くして頭を下げた…
が、鈴香はもっと徹底していた。
すっと跪き、両手を背後に回して組み合わせ、上体のみを逸らし、土下座のポーズを取った。
そして、ベッドの縁に腰掛ける美冴の足許まで這っていき、眼前の美冴の足に顔を近づけた。
黒いエナメルの靴とやはり黒いキャットスーツの狭間に、一際白さを強調された素肌の足首が覗いている。
鈴香は目を閉じると、従順に美冴のパンプスのエナメル張りの足の甲にキスした。
そして、そのまま靴を舐める。
日頃から貴枝に仕えるメイドをやっている碧は、自分以上に素早い反応で女主人の要求にメイドとして対応する鈴香に
−そして女主人に対しそこまでして服従の意志を示す鈴香に驚いた。
自分でも、枝に対してそこまではしない
−いや、貴枝の要求も相当にエロティックなものであるから、人から見れば大差ないことをしているのかもしれないが、
最早それは碧にとっては日常であるから意識したことはなかった。
だが、今こうやって眼前で主従の儀式を見せつけられると、衝撃を隠せない。
そして、自分もこれをしなければならないのか、ととまどいを覚える。
確かに、美冴の美しさには抗い難いものがある。
思わず膝を屈してしまいたくなるものがあるのは否定出来ない。
だが自分には貴枝という女主人がいる。
その貴枝にすらしたことのない、要求されたことのない服従の意志の表明をしなくてはならないというのか。
いや、出来ることなら、これは貴枝にこそしてみたい。
美冴と、美冴に跪く鈴香の美しさに心揺さぶられたからこそ…
だが悩んでいる暇はなさそうだった。
今はメイドとして女主人に服従と忠誠を示す場面だ。
美冴は悪戯っぽい笑いを絶やさず、色香を振りまくような手つきで碧を手招きした。
碧はおずおずと美冴に近付き、その手を取ると手の甲にキスした。
これなら、充分に目下の者からの挨拶となる。
咄嗟に機転を利かせてくれた美冴に、碧は感謝した。
美冴さまのイケズ(´д`*)
>255
×自分でも、枝に対してそこまではしない
○自分でも、貴枝に対してそこまではしない
失礼しました
美冴は、組んでいた足を戻し、足を大きく開いた。
それを合図に、鈴香は美冴の足許へのキスを次第に上へとずらし始めた。
ほっそりとした白い足首に軽くキスし、頬ずりし、
そのまま足首から臑にかけてをぴっちりと包むエナメルに舌を這わせる。
桃色の舌が黒い光沢を放つ臑を昇っていき、まるでなめくじが這った後のように唾液の軌跡を残し、光沢を更に増す。
ドミナの美しい脚線美を舌で味わおうとするかの如く、
鈴香は半ばうっとりとした表情で美冴の太股を舐めあげていき、そしてついに開かれた美冴の股間へと辿り着いた。
肌に密着しつつも関節の表面までは再現していないエナメルは、
開かれた股の両側に引っ張られ、皺ひとつなく曲線を描いている。
この下に秘められている女主人の美しい性器を思い描きながら、
鈴香はあくまで丁寧にキャットスーツの上から女主人の股間を舐め続けた。
頭の上で淫らな囀りが聞こえ始めた。
何かと思って上目遣いに見上げてみると、小鳥を掌に止まらせるように碧のキスを手の甲に受けていた美冴が、
そのまま碧の顔を自分の前に持っていき、キスを施していた。
自分より一足先に、女主人の寵愛のキスを与えられた碧に、鈴香は不思議な嫉妬心を覚えた−
そう、これは碧自身も味わったであろう嫉妬の感覚だった。
碧が何より愛する貴枝が自分や美冴と寝てくる。
貴枝を自分に取られたようにも、自分を貴枝に取られたようにも思い、心穏やかではなかったろう。
そして、今美冴は、自分を一方的に奉仕だけさせておいて、自分に見せつけるように碧に甘い接吻を与えている。
碧と美冴双方への嫉妬心と、二人から仲間外れにされたような疎外感を覚え、鈴香はちと苦々しいものを覚えた。
上に気を取られ、知らぬうちに鈴香の舌での奉仕は疎かになっていた。
美冴は奴隷に一瞥すらくれず、片手で鈴香の頭を自分の股間へと押さえ付け、両股で挟み込んだ。
自分の立場を思い知らされた鈴香は、大人しく奉仕作業に戻った。
嫉妬と孤独とそれから生じる自己憐憫が、既にこのようなプレイをさんざん施され、
マゾに堕ちた鈴香の情欲を更に煽る。
股間から改めて愛液が染み出すのを覚え、自分の指で慰めたいのを必死に堪えつつ、
背中で組んだ両手をぐっと握り合わせ、鈴香はただ舌を動かし続けた。
その必死の奉仕も、エナメルの第二の皮膚に阻まれ、女主人の性器には決して届かない。
美冴自身、エナメルの上から感じるもどかしい感覚を拾い上げるのみに留め、
欲情を一気に爆発させずに抑制する状態を愉しんでいるのだろう。
ひとしきりキスを終えると、美冴は両の手を目の前と股間のメイドの顎に添えた。
足も開き、鈴香の顔を解放してやる。
「二人ともとても良く出来たわね。さぁ、ご褒美をあげるからベッドに。そう、並んで寝そべって」
待ちかねたご褒美に、いそいそと鈴香はベッドにあがり、言われた通りに寝そべった。
身体が鈍い熱を含み、女主人の愛撫をひとときも早く心待ちにしている。
碧も、並んで身体を横たえた。
意識が美冴の方に行っていた鈴鹿だが、まだ少し不安そうに自分を見つめている碧に気付き、
彼女を安心させようと微笑みを投げかける。
今度は、それが美冴の存在と身体に根を張る欲情を忘れかけさせたが、美冴はそれを許さなかった。
「ひっ……!」
「っん!」
鈴香と碧は同時に、短い悲鳴をあげた。
ごく短いスカートの中に美冴の指が侵入してきていた。
女主人の指が二人の感じ易い陰核をぐっと押さえこみ、秘裂へと割って入った。
早速美冴の指がその怪しい魔法を発揮しはじめ、鈴香は肩を揺らして喘ぎ始め、
その眼前で同様に喘ぐ碧の顔を間近に観察することになった。
大好きな碧がこのように切なくも淫らに…
そして、きっと今の自分も同じような顔をしているに違いないのだ。
この意味でも、美冴は自分を碧と「同じ」にしてくれた。
淫らな感動とでもいうべきものに貫かれ、思わず鈴香は碧の顔にそっと手を添えた。
涙を顔に浮かべながら、碧も熱に浮かされたような瞳で鈴香を見つめ返した。
二人の唇が結ばれ、互いの熱い思いを唾液に乗せて交換する。
美冴に共に愛されつつ、碧と愛を交わす−鈴香にとって、至福の喜びだった。
眼前で展開される光景を、サングラスの下で狡猾な笑いを浮かべながら見守っていた美冴は、手を止めた。
途端にキスした姿勢のままで鈴香と碧が固まる。
くすくす笑いを漏らしながら、美冴は指を引き抜いた。
おずおずと鈴香はキスを中断した。
碧は荒い息をつきながら、美冴の視線を避けるように鈴香の首にすがりついた。
鈴香は怨みがましい視線を女主人に向け、しばらく逡巡した後、
「……お願いです、ご主人さま、最後まで……最後までイかせてくださいませ…」
イヤン(*´д`)チョウキョウ
泣き出しそうな声で懇願した。
ただにやにやと笑うのみの美冴だが、その表情は、その言葉が聞きたかった、と言っていた。
美冴は、立ち上がると部屋の隅に置いてあったバッグを持って戻ってきた。
鈴香は背筋に鳥肌が立つのを覚えた。次のゲームの始まりだ。
「今度こそ心いくまで愛し合わせてあげるから安心なさい。さぁ、これを着けてあげるから、手を出しなさい」
美冴はバッグから革製の拘束具を取り出した。
鈴香も碧も同時に息を呑んだ。
だが、既に鈴香は美冴に逆らうことが出来なくなっていた。
大人しく両手を差し出す。
美冴は革製の手枷を鈴香の両手首に取り付け、そして今度は足を出させると太股にも革の枷を巻き付けて留めた。
続いて碧にも同様の処置を施す。
不安げな様子は拭えないが、何としても寸止めにされた身体と心の欲求を早く満たしたいという思いには逆らえないようで、
碧も拘束を受け容れた。
「次はこれ」
美冴が次に取り出したのは、革とエナメルから成る下着のようなものだった。
形は明らかに所謂パンツだが、ごく小さな三角形のエナメルの布地を
革製のストラップで腰に巻き付け締め付けるようになっている。
更に小さいストラップと金具が表面に並んでいるが、
最も特徴的なのはその股間に当たる部位が、切り取られたかのように、ないということだった。
流石にこれは鈴香の予想をも上回るものだった。
だがドミナの命令に背けるはずもない。
顔を赤らめ−だが、碧とのキスの中で達しかけていたため、見た目からはほとんど判別がつかない−
鈴香は、言われるままにクロッチレスのパンツを履いた。
少し心配になってきて碧の様子を窺いかけるが、自分を頼りたいのは碧の方だろうと思うと、ぐっと堪える。
躊躇いがちに、碧もスカートの下にパンツを履き、ストラップを締め始めた。
二人が性器を覆わない下着を履き終えるのを待ち、美冴は、
「さて、鈴香から聞いているけど。
あなたたちは、シックスナインが大好きなんですってね。
ううん、お互いが相手の時しかシックスナインをしない。
碧は貴枝とは、鈴香は私とは、シックスナインをしない。
するとしたら、お互いが相手の時と決めている。そうね?」
「はい…」
恥ずかしそうに俯き、碧は首を縦に振った。
「では、今からシックスナインをしてもらいます。
今度は邪魔しないから最後まで愉しみなさい
…で、どちらが下になるかを決めて」
「あ、私が下を…」
「下です…」
鈴香と碧は、同時に答えた。思わず顔を見合わせる。
暫し無言でお互いの思いを推し量った二人だったが、鈴香は頷いて合図した。
それを受けて、碧は、
「私が下です…」
サングラスを降ろしていたずらっぽく笑う目を覗かせつつ、美冴は、手で碧に寝そべるよう指し示した。
そして、また何かをバッグから取り出した。
「頭をあげて」
碧に指示すると、美冴は碧の頭からフリル付きのカチューシャを外し、代わりにエナメルで出来たそれを被せた。
あっという碧の叫びも虚しく、黒いエナメルが碧の顔を覆ってしまった。
それはエナメル製のマスクだった。
顔の上半分、目元までを覆っている。
鼻から下は露出しているので呼吸の弊害にはならないが、
目は完全に隠れてしまうので、目隠しとして機能することを目的としたマスクだ。
これもストラップと金具が表面に並び、美冴はそれを慎重に少しづつ締めていき、碧の頭にマスクを密着させていく。
碧は取り乱しかねないところを、じっと堪えている。
美冴は、大丈夫だから、とこの時ばかりは優しい声をかけて、
碧の首を軽く抱き締めてやり、マスクを装着させた碧の頭を寝かせた。
鈴香は、いよいよ美冴の意図を察し、背筋が震えるのを覚えた。
今までにないおぞましい行為を碧と交わす恐怖が与える寒さと、
途方もない快楽を得られるという期待が与える熱との両方に、だ。
美冴は、鈴香の頭からもメイドの身分を示すカチューシャを外した。
そして、シックスナインの姿勢を取るよう手で促す。
催眠術にかけられたように、鈴香は美冴の指示に従い、慎重に碧の顔を跨いだ。
膝立ちの姿勢を保ち、まだ股間を碧の顔には降ろさない。
神聖な儀式を生贄の処女に施す巫女のように、美冴は同じマスクを鈴香の顔にも被せた。
暗闇が鈴香の視界を支配し、女主人の指がマスクのストラップを引き締めていくのが感触のみから伝わってくる。
マスクを被せ終わらせると、美冴の両手が肩にかかり、鈴香の身体を下へと沈めさせた。
鈴香は、体重を一気に碧にかけないよう注意しつつ、腰をゆっくりと降ろしていった。
「碧、手を出して。そう、それでいいわ」
碧の下半身へと美冴が移動したのが分かる。
碧の手を取った美冴は、碧の手首の枷の金具を、すぐそばに位置する鈴香の股の枷の金具に取り付けた。
碧の両手首がそれぞれ鈴香の股に固定される。
そして、今度は美冴の手は鈴香の腰と碧の顔の狭間へと伸びた。
かちゃかちゃと音がして金具と金具が留められていく−自分のパンツの金具と、碧のマスクの金具が。
碧が恐慌に陥った。
碧が身体を激しく動かそうとする。
だが、逃れようにも、上半身−両手と顔を鈴香の下半身−両股と股間に固定されているため、動きようがない。
パンツとマスクで接続された碧の顔が動いたため、上の鈴香は敏感な箇所を碧の唇で撫でられ、身を震わせた。
始まった、と思った。
美冴は、今度は鈴香の前に回った。
鈴香は従順に自分から碧の股間に顔を埋め、シックスナインのポーズを取った。
美冴は、鈴香のマスクの金具を碧のパンツの金具に固定していき、
それが終わると鈴香の両手を取ってその手首の枷の金具を寝そべる碧の太股に持っていき、股枷に連結した。
「さぁ、存分に愛し合いなさい」
美冴に言われるまでもなかった。
碧と鈴香は、シックスナインの形に固定され、既に互いの性器を激しく舐め、啜り始めていた。
そうするしかなかった。
シックスナインを愉しむなどという心の余裕は、鈴香にも碧にもなかった。
鈴香は、何とか碧に体重をかけまいとするのだが、
下半身が碧の上半身に、上半身が碧の下半身に固定されている状況では上手くいかない。
膝を立てて碧にかかる負荷を減らしたいのだが、膝を動かそうにも碧の腕がついてくる。
腰を浮かそうとすると、碧の頭がついてくる。
肘を立てようにも、碧の足がついてくる。
そのたびに、頭が揺れ、口許に押しつけられている碧の性器を刺激してしまい、腰を碧の口に押しつけてしまう。
碧も、自由になるためにもがいても、感じてもがいても、積極的に鈴香に奉仕しようとしてもがいても、結果は同じ。
ただ鈴香の性器に刺激を与えることに繋がるのみだ。
二人のメイドは、ただひたすらにシックスナインを愉しむ以外になかった。
今までにも美冴に拘束プレイを強いられてきた鈴香だったが、
これほどきつく、これほど強烈に感じる拘束のされ方はなかった。
拘束される辛さと裏腹に、ただ快楽に没頭するしかなく、
かといって、相互奉仕を止めることは出来ず、オーバードライブした快感はほとんど苦痛に変わっていた。
シックスナイン特有の、愛し愛される合わせ鏡の快楽を体感すると同時に、
その快感は苦痛へ、苦痛は快感へと目まぐるしく移り変わっていく。
鈴香と碧は、快楽の永久機関の一部と化していた。
既に美冴に責められ充分高められていただけに、鈴香は瞬く間に達した。
だが、休む余地はない。
達したばかりで敏感になっている性器を碧の口から離すことが出来ず、引き続き碧の奉仕を受けてしまう。
二度目の絶頂を迎える。
その狭間に、碧も一度達したが、鈴香は碧への奉仕を休むことが出来ないし、
また達して疲弊している筈の碧も鈴香への奉仕を休めない。
手足を緊張させた姿勢のままで、鈴香はただひたすら口を動かし、性器への碧の舌の愛撫を感じ続けた。
こうして手足の動きも視覚も封じられていると、自分が口と性器だけの存在になったような気がしてくる。
そんなことを思うと、ますます汗と愛液が身体の芯から噴き出してくる。
ふと気がつくと、ベッドに美冴が上がってきているのが分かった。
くすくすという囁きめいた笑いがマスクに覆われた耳元にふりかかっている。
何かされるのかと意識したが、すぐに股間に碧の愛撫を受け、どうしようもなく身体をのたくらせてしまう。
そんなメイドたちの様子を眺めながら、美冴は、
「ふふ、いい格好ね。二人同じ格好で、同じところに顔をつっこんで、同じようにのたうって」
不思議なことに、マスクで視界を封じられ、手足を相互に拘束された今、
口許に感じる碧の性器と、自分の性器に感じる碧の唇と舌だけが鈴香の世界の全てだった筈だった。
それが、突然そこに美冴の挑発めいた囁きが加わった。
視界を封じられ、口と股間が異常に敏感になっているのと同様、耳も鋭敏になっているのか。
あるいは、美冴にさんざん犯され抜いた日々の中で、身体が極限の快楽を味わい続けているのに、
妙に意識だけは覚醒してしまい、責められている自分を醒めた視線で見下ろしていることに慣らされてしまった故か。
だとしたら、まさに美冴の調教は、この日のこのプレイのためにあったのではないか。
「まるで蛞蝓(なめくじ)みたいね、手もない、足もない、顔もない。ただねばねばになって、のたくるだけ」
耳が鋭敏になっていると、言葉もより感性にリアルに染み込んでくるようだった。
「蛞蝓」という単語が、異常に生々しく鈴香の脳裏に響いた。
ちょうど、自分の不自由な状態に思いを馳せ、それがますます興奮を煽り快楽を増幅しているところだっただけに、
それを「蛞蝓」と形容されるのは、強烈だった。
本来なら不快を感じる形容である筈なのに、ある種のおぞましさを体験させるプレイを強要されてきたし、
今現在もさせられ、それに快感を覚えるようになっている鈴香には、その単語は興奮を誘うものとして響いた。
「知ってる?蛞蝓って、性別がないのよ。
ううん、敢えていうならどちらもメスということかな。
お互いの性器に性器を突っ込んで愛し合うの。
ちょうど今のあなたたちみたいにね」
そんな…
愛しい碧との行為を蛞蝓のセックス呼ばわりされるのは不快だったが、
それは同時にマゾヒスティックな興奮をも呼び覚ました。
気分の高まりにすぐに身体が追いつき、鈴香は激しく背筋が痙攣するのを感じた…
「んぐっ…んんーっ…んんんんっ………」
鈴香は何度目かの絶頂に達し、そのもがく肢体に押し潰された形で繋がれた碧も、
動かせない腰を必死に持ち上げようとし、鈴香の顔を揺り動かした。
感覚はほとんど麻痺しはじめていたが、それでもじんじんという熱い刺激が鈴香の股間に響く。
にゃめだりゅまー
この後、貴枝も加わるであろうと思うのだが、いったいどこまで濃ゆくなっていくのでしょうか。(^^;
鈴香の体重を全身に受け、碧は押し潰されたカエルのような格好で、あさましく快楽に身を浸していた。
鈴香の愛液が口と鼻に絶えず滴り落ち続け、何度もむせ返った。
そのたびに鈴香の性器に激しい震動を与えてしまい、それが鈴香からの返礼となって自分の性器に返ってくる。
そんなことの繰り返しだった。
意識を克明に保てないまま時間が過ぎていくように思えたが、突然太股に手が触れるのに気付いた。
枷から鈴香の手首を外している。
同時に、手首の枷の金具も外され、鈴香の足が持ち上がった。
すぐに鈴香は腰を浮かし、負担になるのを中止してくれた。
ほっとすると同時に、意識がはっきりしてきて、太股と手首の枷が同時に外されているのに気付いた
−鈴香は、自分に拘束されていたのだから外せる筈がない。
とすると、一人は美冴だとして、もう一人は?
身体に手が回され、抱き起こされる。
背中をもたせかけられ、後頭部でマスクを留めているストラップと紐がほどかれていく。
「ふぅっ……」
疲弊した顔つきで、碧は深くため息をついた。
後ろから回された手が濡れタオルで、涙と涎と鈴香の愛液でどろどろになった顔を清めてくれ、
更に持ち替えたブラシで乱れた髪を梳り始める。
ぼうっとなった目つきで目の前を見つめていると、美冴が鈴香のマスクを外し、顔を拭いてやってるのが目に入った
−とすると、今自分の世話をしてくれているのは?
驚いて碧は振り返ろうとした
−が、背後から回された手が頭を掴み、碧を正面に向かせた。
そして、耳元にそっと息を吹きかけた。
さんざん鈴香と愛し合った後だというのに、また身体がじんと痺れ、熱くなった。
そして、マスクが外されたことで、外気が胸に入ってくる。
馴染みのある匂い。
こんな風に自分を感じさせることが出来るひとは世界に一人しかいないし、この体臭は他の誰かと間違えようもない。
その誰かが背中から離れた。
碧は振り向きかけたが、ぐっと堪えた。
これはどういう意味なのか?
最初から、美冴、鈴香と示し合わせた上でのプレイだったのか?
だとしたら、先ほどまでの行為も浮気ではない
−あるいは、浮気だとしても「公認」だったということか?
だが、ほんのついさっきまで鈴香と愛し合っていたという事実は、
碧を愛するひとに正面から向き合わせるのを躊躇わせていた。
そして、羞恥の炎が全身を駆け巡る−
(見られた…)
鈴香とあられもなく性器を舐め合う淫らな姿を見られていたのかと思うと、恥ずかしさで全身が煮え立つ思いがする。
ベッドに落としていた視線をあげると、目の前で鈴香を抱き締めている美冴と目が合った。
美冴はあの悪戯っぽい笑みを浮かべ、ベッドサイドから拾い上げた碧のカチューシャを手渡した。
そうだ、これを忘れてはいけない。
碧は、ブラシを通された頭にカチューシャをつけた。
メイドの身分を示すフリルが再び頭を飾る。
そして、気付く範囲で、出来る限り服装の乱れを改めた上で、碧は背後を振り返った−
貴枝は、既にベッドから降り、立ちつくしてメイドを見下ろしていた。
その姿は、碧に今夜三度目の衝撃を与えた−美冴のボンデージ姿、鈴香のメイド姿に劣らぬ衝撃だった。
貴枝の衣装は、美冴が数多く所有しているであろうコスチュームに劣らず、大胆なものだった。
レザーやエナメルのようなボンデージ衣装に用いられる素材ではなく、レオタードのような素材ではあるが、
その色が黒であること、貴枝の肌にぴったりと貼り付き、そのスタイルの良さを際立たせていることは変わらない。
首から手首、ハイレグとなった股間までを覆うワンピースであることはレオタードと同じだが、
ボンデージ衣装に見られるものと同じように、首許の真下から下腹にかけて「衣服」としての布は大きくえぐれ、
貴枝の美しい乳房から形の良い臍に到るまでを堂々と晒していた。
それは、夜の闇の最中に大きく白い谷間が裂けているようだった。
更に、衣装の空白部を金のチェーンが飾り付けていた。
乳房の真下、空白部の両端にチェーンが渡され、嫌が上にも乳房の存在感をアピールしていた。
同じように第二、第三のチェーンがその下にも張られているが、一番上のチェーンに対して平行ではない。
三段階に張られた右側のチェーンは、左側へは一番上の高さに集約して留められ、
一番上のチェーンのみ平行に、二番目、三番目は左右非対称となって、貴枝の腹の上に波を描いている。
刺繍の入った黒のストッキングが太股から臑をカヴァーし、
足は、美冴の物と同じと思われる、エナメル張りの6インチ級のスティレットヒールのパンプスへと収まっている。
髪型は、右側の前髪を額の上に落としつつ、うなじで束ねられ、貴枝の知的な容貌を際立たせている。
そして、メイク−最近は、時折、碧に「奉仕」する際には、化粧してベッドに入ることもある貴枝だが、今夜はひと際妖艶だった。
薄いベースは頬骨の高い貴枝のスマートな容貌を強調し、
目許にも、マスカラと睫毛の調整により、うるさくない程度でありながらぐっと翳りを濃くする細工が施されている。
唇は、碧との夜伽では鮮やかな紅い紅で飾るが、今夜は心を震わせるほど暗く悩ましい紫だった。
妖艶な化粧に相応しくというべきか、貴枝は碧を無表情に見下ろしていた。
愛情を素直に表すのでも、殊更に意地悪に悩ましげに迫るのでもなく、ただメイドを睥睨していた。
メイドの浮気を発見して怒っているのかと碧は戦慄を覚えたが、
かといって怒りや悲しみ、不快の表情もそのクールな瞳には一切見られなかった。
日頃はクールでありながら、ベッドではとても優しく、とても淫らに迫ってくるいつもの貴枝とは違う。
こんなにも貴枝がクールで支配的に見えたことはなかった。
明らかにいつもとは違う接し方で貴枝が自分に臨んでいることが分かった。
貴枝に対して絶対の信頼を寄せている碧ではあるが、これは流石に碧を不安にさせた。
何をされるのだろう?
そして同時に、今までになく近寄り難く、今までになく女主人然としている貴枝に、思わずひれ伏したいという欲望も湧いてきた。
今の貴枝が女主人であるなら、やはりメイドである自分は今まで以上にメイドに徹しなければならないのではないか。
それがドミナトリクスと奴隷の関係に到るとしても。
ほんのひとかけらの笑いか言葉を期待して、碧は貴枝の紫色の唇を見つめるが、そんな生温い救いは与えられる筈もなかった。
そして、碧は、貴枝の爪も同じ色で染められ、磨かれていることに気付いた。
この爪で感じ易い性器をかきむしられたら、この唇でキスを授けられたら、どうなってしまうのだろう−
碧はふらふらとベッドから降り、貴枝の足許に跪いた。
もうこの計画に最初から貴枝が関わっていたかどうかなどは気にしていなかった。
鈴香、美冴と浮気してしまったことを素直に詫びたいという気持ちと、
許されるにせよ罰せられるにせよ、それを快楽の刻印として我が身に刻まれたいという欲望が、碧を支配していた。
碧は、貴枝のハイヒールの表面にキスし、服従の意志を示した。
「ご主人さま、私はご主人様の信頼を裏切ってしまいました…私はダメなメイドです。どうか罰して下さいませ…」
自然にそんな言葉が出てしまう自分に驚く。
これが結局プレイの一環で、この言葉を自分に吐かせるために全てこの状況が設定されたのだとしても、
この言葉は今の碧の、今の貴枝に対する本心だった。
そして、気付く
−まさに先ほど鈴香が美冴に対して示して見せた奴隷としての恭順の姿勢を、自分も実行しているではないか。
自分も、貴枝にですらここまではやらない、と思った。
自分も貴枝にここまでしてみたい、と思った。
だが、今こうして実際にしている。
背筋を言いようのない暗く甘美な、戦慄と快感がない交ぜになった感覚が走った。
(*´・ω・`)オシオキ?
待ってました!貴枝タン!!(≧∇≦)
貴枝は、碧が自分の太股を抱き締め、愛おしげに臑から股にかけてに頬ずりするのを冷たく見下ろした。
許しを乞うべく、必死に自分への愛情と忠誠を表現しようとする碧の様子に、貴枝は切なく甘い炎が胸に灯るのを感じた。
このまま碧を抱き返してやり、許しのキスを与えてやりたいところだが、ぐっと堪えて厳しい表情を保つ。
許してやるのも具体的な罰を与えるのもまだ先で、少し放置してみるつもりだ。
これは貴枝自身にとってもなかなか厳しい放置プレイだ。
はっきり感情を露わにする訳にも、積極的な責めに走る訳にもいかないのだから。
普通に責める時や放置プレイを施す時以上に演技力が要求されるかもしれない。
美冴に借りた衣装をまとい、化粧を施され、一種の自己暗示効果で、
今の自分はかなりの部分まで冷酷な女王になりきっている。
冷酷さといっても、裏切りを働いたメイドに直接鞭を振るうというタイプではなく、
言葉さえかけずただ見下すだけ、という類の冷たさだ。
許してもらえないのだろうか、それならいっそ早く明確に罰して欲しい、
という思いを背中から滲ませ跪いている碧を見ていると、許してやりたいという気持ちと、
これを盾に思い切り淫らな行為を要求したいという気持ちが湧いてくるが、これを抑える。
しかも、それを美冴が背後から意地悪げに見つめていると来ている
(女主人に許してもらえるかどうかで心を細らせている碧は、ほとんど美冴、鈴香の存在を意識はしていないだろうが)。
これほど碧にとって辛い放置プレイはないだろう。
同様に、貴枝自身にとっても辛いことだ。
何もしてもらえない、何もしてはならない、身体は密着していながら、
どちらもがこのような厳しい制限を課せられるプレイも珍しいだろう。
そして、これを乗り越えた時の快楽も…
頃合いを見計らった貴枝は、人差し指を碧の眼前に突きつけた。
意図を察した碧は指先にキスし、そのまま指をくわえてしゃぶり始めた。
何とか自分の愛と忠義を分かってもらいたいという気持ちと、
女主人の美しさと威厳に惹かれ自らかしづきたいという欲望が入り交じり、
一心不乱に指を舐める碧の表情は少しずつとろけ始めていた。
自分の太股にすがる碧の腕が次第に脱力していくのを感じ、
貴枝は自分の碧に対する支配力を確認し、満足を覚えた
−だが、漏れそうになる笑いをぐっとこらえる。
あくまで冷徹なドミナを演じきらなければ。
それでこそ罰せられることを望む碧の期待に本当に応えることになるし−
ベッドの上で、美冴は鈴香の手枷・股枷を繋ぎ、手足の自由を奪った。
そして、うつぶせに転がすと、背後から股間に指を侵入させた。
愛する碧が自分など眼中になく女主人に跪くのを見せつけられつつ、
自分も背後から責められ、悲しみと快楽の狭間で鈴香は悶え苦しんでいる。
そんな鈴香を、碧を、貴枝を、順に見つめ、美冴は微笑んだ。
−そう、美冴に負ける訳にはいかない。
美冴と鈴香のペアに、自分と碧の絆が負ける訳にはいかないのだ。
例えそれが、支配力の強さという絆であるとしても。
存分に指をねぶらせた末、貴枝は碧の唇から指を引き抜いた。
うっとりと閉じていた目を開け、碧は気遣わしげに女主人を見上げた。
無言を保ち、頷くようなこともせず、貴枝は左手を腰に当て、右手を傾げた太股の上に置き、メイドの反応を待った。
碧は、ついさっきまで舐めていた指が腰に据えられているのを見つめていたが、
これも自然に身体が動いたというように、目の前にある貴枝の股間にキスした。
ごく薄いレオタード素材の布越しに、碧は女主人の性器に奉仕を開始した。
薄いとは言っても張りがある布地は、ある意味では固く、この下にある性器への感触はかなり減じられていたが、
それでも貴枝には、碧がいつも自分に奉仕する、
あるいは自分を責める時と全く変わらないように舌と唇を動かしているのが分かり、静かな感動を覚えた。
次第に碧の唾液が布に染み通り、布地の舌の性器に貯えられつつあった湿り気と混じり始めた。
黒い布地に染みが出来てきたが、それを感じ取ったか碧も一度奉仕の手を休めた。
それでも貴枝が何も言わないのを見て取ると、
碧は大胆にも股間の布地をずらし、性器を露出させ、直接奉仕を始めた。
衣装のチェーンがかちゃかちゃと音を立てて揺れる。
衣装の空白となっている、素肌の腹の箇所に碧の掌が触れる。
焦れた余りに許可を得ることなく激しい奉仕に走ったとも、気持ちの高まりに自然に従ったとも取れる行為だったが、
貴枝は碧のこの行動をやはり無言のうちに許容し、碧の舌の動きに神経を集中した。
タチとしても腕を上げている碧のテクニックもさることながら、
このシチュエーションは貴枝を大いに興奮させ、燃え上がらせていた。
メイドを支配し奉仕させる立場でありながら、一方的にメイドに攻め立てられなければならない、
責められながらも女主人の威厳を守るため、一切脆いところを見せる訳にはいかないこのシチュエーションに。
貴枝は喘ぎ声を漏らすまいと歯を食いしばり、腰や太股を掴む手に力を込める。
不安定なハイヒールの足許がふらつくのを必死に耐える。
貴枝は、気高い牝狼を思わせるかすかな唸り声をあげた。
碧は貴枝の高ぶりを巧みに感じ取り、それに合わせた一定のリズムを作って舌を動かし続けた。
加えて、指も添えて秘裂にねじ込んでくる。
貴枝の太股をぎゅっと抱き締め、露出した自分の乳房を擦り付けてくる。
激しさを増す奉仕に、貴枝は、このまま愛するメイドの手で達したいという願いと
決して達する訳にはいかないという女主人としての威厳の狭間で悩み…
碧が奉仕を中断した。
どうしたことか、と貴枝はメイドを見下ろしたが、碧は俯いて深々とため息をついた。
息を荒くしている碧の様子を見て、貴枝は責めていた碧の方が達したことに気がついた。
以前も、初めて碧に責めさせてみた際、碧は自分を逝かせたものの、
その感激と興奮で自らも達してしまったが、あの時と同じ心境だったのだろう。
ハァ――(*´Д`*)――ン
キタキター!!!!!
(;´Д`)ハァハァ
鈍い快感の火照りが残る中、碧は、貴枝の期待を裏切ってしまったという罪悪感を一層募らせていた。
美冴・鈴香と関係したばかりでなく、自分の愛情・誠意を奉仕という形で伝えることで詫びようとするも、
興奮に耐えきれず達してしまった。
愛する人との行為でありながら、自分だけ実質的にオナニー同然に、
一人だけ勝手に達してしまったということは、何とも情けない気分を碧に味合わせていた。
貴枝に正面から向き合うのが少し躊躇われるが、何とか碧は顔を上げた。
先ほどまで自分の奉仕で高められ、今にも爆発しそうだった女主人の表情は瞬く間に冷却しており、
顔こそ赤らみ息もまだ荒いものの、碧を見下ろす視線はクールなドミナのそれであり、左手を腰に、右手を太股に当てて厳然と仁王立ちする姿勢もそのままだった。
その威厳溢れる姿に、達したばかりだというのに、碧は改めて欲望を覚え、かしづきたいという衝動に従いたくなった。
だが、それでは折角向き合った視線を逸らすことになる。
「……ご主人さま、申し訳ありません。碧は我慢出来ませんでした……どうかお好きなように罰を……」
暫し貴枝は無言を保ったが、ふいにしゃがみこんで碧の肩に手を置いた。
そして、全く表情を変えないまま、メイドの顔を引き寄せキスする。
「!」
無表情なままに、温かい言葉のひとつもなく、ただキスを与えるだけだったが、それで充分だった。
優しい唇の感触が碧の不安を瞬く間に拭い去った。
そうだ。今までにも何度もこのキスで慰められてきたではないか。
まだ屋敷に来たばかりの、夜伽の仕事にも、同性との戯れにも何の経験もなかった頃も、
いつもは冷たい貴枝の、ベッドでの優しい愛撫が、必要なことを全て教えてくれ、不必要な不安を取り除いてくれた。
愛を語るには言葉よりも肌と肌の触れ合いの方が雄弁であることを教えてくれたのは、他ならぬ貴枝だった。
碧は夢中で貴枝のキスに応えた。
舌と舌のもつれ合いがこれほど官能的であると同時にこれほど心温まるものとは思ってみたこともなかった。
だが、すぐに貴枝はキスを解いた。
一瞬碧は不安に襲われたが、すぐに貴枝の真意に気付かされた。
貴枝は右手の人差し指を突きつけてきていた。
碧は愛する女主人の指を呑み込み、乳首にすがりつく赤ん坊のようにちゅうちゅうと吸った。
そのままキスが再開される。
貴枝の指にふたつの唇が吸い付き、そのまま重なり合う。
暫し貴枝の指の味を堪能した後、今度は碧が仕掛けた。
碧は人差し指を貴枝の眼前に突きつけた。
すぐに意図を察して貴枝はキスを解き、碧の指をくわえた。
貴枝と碧は互いの指をくわえ合い、吸い合った。
鈴香は、愛し合う碧と貴枝を嫉妬と憧憬の入り交じった視線で見つめていた。
その間も性器を背後から美冴の指で貫かれ、快感に浸され続けている。
碧と愛し合っている貴枝への嫉妬、愛する碧と尊敬する貴枝の行為を間近に見る喜び、
それでいて畏怖する美冴に言いように玩ばれる屈辱、それら全てが、
ネガティヴな快感と言うべきものを刃物のように鈴香の心に突き立てていく。
碧の姿を眼前にしながらその身体に触れることが出来ない悲しみから、
あるいは悲しみと喜びが混濁した複雑な思いから逃れようと、鈴香はこのまま快楽の波に乗り、
少しでも早く、激しく達しようと、剥き出しになった乳房をベッドのシーツに擦り付けた。
だが、ネコの心理をコントロールすることにかけては、やはり美冴はずば抜けた技量を持っていた。
鈴香の悶えが激しくなってくると、指を抜いてしまう。
手持ち無沙汰になった鈴香がもじもじとし始めるとまた指技を再開し、またすぐに中断する。
延々と焦らされ、鈴香は心身共に疲弊していった。
目の前で碧が達する頃合いを見計らって、美冴は鈴香の手枷を股枷から外した。
せめて碧が達するのと同時に逝きたかった鈴香だったが、
無念がる権利など奴隷には与えられていないことは良く分かっている。
美冴は鈴香を背後から抱き締めると、貴枝に目配せした。
この後どんなプレイが!?
ドキドキ
碧と互いの指をしゃぶり合い、甘い世界に浸っていた貴枝は、交歓を中断し、碧を立たせベッドに誘った。
四人が同時に上がり、少々手狭になったベッドの上で、新たな儀式が始まろうとしていた。
愛情と欲望と気遣いを宿した視線で、鈴香は碧を見つめたが、碧は気まずそうに視線を逸らした。
鈴香の気持ちは純粋に碧に向いていたが、すっかり貴枝の虜に戻ってしまった碧は、
鈴香の熱い視線と向き合うのを恐れているようだった。
愛する碧にそんな態度を取られ、鈴香は、
複雑に混じり合った気分に占めるブルーの色合いがぐっと濃くなるのを覚えた。
同時に、碧を傷つけてはいけないから、ここは自分が身を引かねばならないという思いも…
だが、それを見透かしたように、美冴は鈴香を抱き起こし、膝立ちの姿勢にさせた。
貴枝も碧に同じ姿勢を取らせる。
美冴は、いつものくすくす笑いを漏らし、次なるプレイを宣言した。
「さぁ、メイドたち、お楽しみの時間よ。
さっきは互いのパンツになるプレイだったから、今度はたっぷりキスを愉しませてあげる」
鈴香は、そのひと言だけで鈴香の意図を半ば察知した
−つまり、シックスナインの格好で、互いの股間に互いの頭部を固定する拘束プレイを体験した訳だが、
今度はキスをする格好で…
貴枝と美冴は、碧と鈴香を膝立ちの格好で向き合わせた。そしてその両手を取る。
「いい?」
美冴は鈴香の左手を背中に回させた。
正面で、貴枝も碧に同じ格好を取らせた。
期待と不安がまた頭をもたげ、鼓動がペースを早めて脈打ち始める。
美冴が鈴香の、貴枝が碧の右手を取った。
ドミナの手に導かれ、メイドたちの右手が互いの背中へと回される。
背面の、腰の位置に置かれている鈴香の左手に、碧の右手が重ねられた。
碧の背中でも、鈴香の右手と碧の左手が出会う。
ドミナたちは−貴枝はクールな表情で、美冴はサングラスの下でいたずらっぽい笑いを絶やすことなく−
メイドたちの手首の枷を繋げ始めた。
かちゃりかちゃりと音がするたびに、二人のメイドたちの自由が失われていく。
同時に、二人の絆
−ともに愛し合い、ともにそれぞれの女主人の意のままに玩ばれ、愛し合わされる者同士の絆が深まっていく…
碧の背中で、碧の左手と鈴香の右手が、鈴香の背中で、鈴香の左手と碧の右手が繋ぎ合わされた。
片腕のみで互いに抱き合った二人のメイドは剥き出しの乳房を密着させる姿勢を余儀なくされた。
興奮と感動で鼓動が極度に早くなっているのが分かる
−自分の鼓動も、相手の鼓動も。
こうなると最早止まらない。
鈴香は、眼前の碧の唇に食らいつき
−食らいつこうとした。だが、意外にも碧の方が早かった。
「うっ…」
碧の甘い唇に唇を塞がれ、困惑と陶酔が鈴香の正気を奪った。
身体を震わせてしまうが、バランスを崩すと碧の身体も釣られてしまう。
倒れこみかけた二人だが、それぞれの背中に貼り付いた貴枝・美冴のおかげで転倒は免れた。
それを良いことに、鈴香は碧とのキスを存分に堪能した。
互いの首に手を回せないのは少し不便ではあるが、これはこれで純粋に唇と舌のみを駆使してのキスを愉しめる。
既に何度もキスを交わした仲であるが、唇を重ねるうちに
どんどん相手のリズムが分かってきて、相互に反応出来るようになっていく。
もじもじと身体を上下させ、乳房を乳房へ擦りつけもする。
鈴香の方がいくぶん身長が高く、手を背中で拘束されキスの姿勢を保ったまま
身体を動かすのに少し苦労するが、そうせずにはいられないほど鈴香の欲情は高まりを見せていた。
何と柔らかい乳房であろうか。
絶妙の弾力を同じく柔らかい乳房で感じ、鈴香は幸福の極みにいた。
乳首と乳首を擦り合わせたいが、手を添える訳にいかないのでこれも難しい。
背後でくすくす笑いを漏らしていた美冴がそっと立ち上がった。
何をするつもりかという疑念を抱く間もなく、鈴香は唇と乳房を動かすことに専念していたが、
美冴と位置を交換した貴枝が背後にそっと寄り添った時には流石に身体がこわばった。
貴枝を尊敬し、碧と貴枝の愛情に嫉妬する以上に憧れている鈴香ではあるが、
貴枝が自分を嫌っているのは良く分かっている。
何をされるのか?
貴枝は、ねっとりと鈴香のうなじを舐めあげた。
「ひ…ひやぁっ……!」
思わず鈴香は碧とのキスを解いてしまった。
ほんの二、三秒の時間差を置いて、碧も同じような悲鳴をあげた。
見ると、碧の背中に魔物のように美冴が覆い被さり、背後から碧のうなじに吸い付いていた。
くすくす笑いが鈴香の背後で響く−今度は美冴ではなく、貴枝の。
今日は全く表情を崩すことのなかった貴枝が笑っているのが、
視覚ではなく聴覚、そしてうなじの肌の触覚から感じられる。
「……ふふ。鈴香さん、よろしくね」
またキスされる。
期待と恐怖に、背中に鳥肌が立つ。
「ひっ……いいえ、こちらこそよろしくお願いしま……ああっ!失礼しました、申し訳ありま…」
取り乱したことを詫びようとしたが、またも貴枝が先手を取った。
背後から忍び寄ってきた手が鈴香の乳房を掴んだ。
美冴も碧の乳房に手を伸ばし、揉みしだいている。
四つの乳首を摘んだ四組の親指と人差し指が柔らかい乳房の肌を引っ張りあげ、乳首と乳首を擦り合わせる。
「あ…」
快感とともに感動のこもった呻きを鈴香は漏らした。
やりにくかったプレイを貴枝たちが手伝ってくれている。
メイドたちの乳首とドミナたちの指が同時に触れ合い、鈴香は自分たち四人がひとつになっていくのを感じた。
思わず、背後の貴枝に手を伸ばしたくなるが、手が拘束されていて出来ないのが残念だ。
「貴枝さま……あ、ありがとうございます……」
「そんなことより。口がお留守よ」
貴枝の示唆を受け、鈴香は碧を見つめ直した。
碧も、同じく潤んだ瞳で見つめ返してきた。
二人は全く躊躇うことなく、改めて唇を重ね直した。
貴枝の手で玩ばれつつ、碧とキスを交わす。
夢が叶った、と心の中で快哉を叫んだ。
余りの鈴香の熱気に碧は些か押され気味で、口腔へと進撃してくる鈴香の舌を素直に受け容れている。
一方、貴枝の指は緻密な動きで乳首へ刺激を与え、または刺激を与えるタイミングをずらせ、
鈴香の快感を確実に燃え上がらせつつも一気に解放させずに持続させている。
唇では碧を責めつつ、乳房は貴枝の思うままにされている…嗚呼、夢が叶った。
296 :
名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:36:42 ID:xobQp2Na
ほ
(*^ω^*)
突然、乳首の感触に変化が起きた。
貴枝の指が乳房から離れたと思うと、すぐに感触が戻ってきた。
美冴の指が乳首をきつくつまみ上げた。
同じく、鈴香の乳房を離れた貴枝の指は向かい側の碧の乳首を責めていた。
碧の顔の横から覗き込み、美冴は意地悪く笑った。
「ふふ、貴枝の指がそんなにいい?」
美冴は念を押すように、サングラスを外し、挑発的な視線を覗かせながら囁いた。
今までの快感が一気に吹っ飛ぶ。
美冴の美しさとそのテクニックが与えてくれる快楽には心の底から心酔している。
いや、美冴に支配されること自体に悦びを感じてすらいる。
だが、碧のように愛しては、貴枝のように憧れてはいない。
碧と貴枝と愛を交わすことに夢中になっていたが、それがこの恐るべきドミナの目の前であったことに気付き、
美冴はどのような懲罰を受けるか想像し、表情をこわばらせた。
美冴と並ぶ碧の顔も、困惑と畏怖と快楽を交錯させた曖昧な表情をしている。
いけない。碧を心配させてはならない。
何とか碧を慰めようと、鈴香はキスを送ろうとしたが、青ざめた碧は唇が触れ合う寸前まで呆然としており、
それに気付いていないようだった。
そこで、初めて鈴香も気がついた。
碧も自分と同じことを考えていたのだ。
自分と唇を交わし、美冴に胸を揉みしだかれて陶酔している自分を、
貴枝に見つめられていたことに気付き、一気に情熱が冷却されたのだ。
貴枝は相変わらず表情を変えることなく、碧の目の前で鈴香の乳房を玩んでいる。
碧は、貴枝が自分が美冴や鈴香と愛し合っていることに怒っているのか、
それとも自分よりも鈴香を愛撫することの方が愉しいのだろうか、と不安になった。
そのどちらであるとしても、碧には耐え難い。
「あらぁ、どうしたの、碧ちゃぁん?私の指は、そ・ん・な・に!気持ちよくないかしら?」
耳許で悪魔が嘯く。
美冴の指が微妙な動きで乳首をくすぐり、碧の集中を引き戻した。
いけない。
美冴の愛撫に溺れていては…
ようやく得ることが出来た貴枝の赦しを逃してしまう。
碧はもがいたが、腕を拘束されている身では、何も出来ない。
碧が暴れかけたため、バランスを崩した鈴香が身体をより激しく寄りかからせてくる。
乳房同志が押しつけられ合い、堪えきれなくなった鈴香がまた碧の唇を塞ぐ。
鈴香と唇を交わしていながら、それを目の前の貴枝に見せつけている、心は貴枝に委ねたいと願っている。
貴枝にも、鈴香にも申し訳ない思いが碧を支配し、混濁した感情を快感が呑み込んでいく。
きつく目を閉じ、碧はひたすらに唇に感じる鈴香の唇と乳房に感じる美冴の指に神経を集中した。
(嗚呼……ごめんなさい、ご主人さま……鈴香…)
突然、背後から荒々しい手が頭に伸びたかと思うと、碧を強引に鈴香の口から引き剥がした。
「!」
振り向くと、美冴が不気味に笑っている。
このドミナの恐るべき意図を察し、碧は戦慄した
−唇が奪われる。
初めて美冴にキスされた時−貴枝の不在時にベッドの上に拘束され、キスで目覚めさせられた時−の恐怖が蘇ってきた。
もちろん、あの頃の美冴への警戒心は既に消えている。
だが、代わりに、美冴のテクの甘美佐を嫌というほど教え込まれてもいる…
美冴の舌が侵入してきた。
犯されている、と感じるのは久しぶりのことである。
当然無言のうちに合意の上でのことではあるのだが、貴枝・鈴香への罪悪感に加え、
余りに精妙に、執拗に口内で踊る美冴の舌の動きは、そんな気持ちを抱かせるに充分だった。
横目に貴枝・鈴香を窺うが……
更なる衝撃が走った−いや、当然予想して然るべき光景というべきか。
鈴香もまた後ろを振り向かされ、貴枝に唇を奪われていた。
二人のどちらに対してとも判別のつかない嫉妬が、碧の胸中に噴き出る。
美冴は目を細め、再び碧の顔を強引に振り向かせ、より深々とキスを再会した。
抱き合いつつ拘束された二人のメイドは、その顔を互い違いに左右に向け、それぞれ唇を封じられていた。
それでいて、乳房と乳房はキスしており−いや、ドミナの手でキスをさせられている。
たまには、SS意外で愚痴&お詫びでも…
余りに遅々としすぎて「連載」になっちゃいましたけど、開始してからもう5ヶ月ですねぇ。
だらだらしちゃっててすいません。
こう、新鮮みがないなと自分でも思うのですが、
書きたいエロ上の組み合わせがあるとそれだけで書けちゃうんですよねぇ。
このままロー・テンションなまま続けていいもんでしょうか…→実はまだオチが決まっていない
楽しみにしてます。
初代スレなどの話も拝見したいし
410さんも誤字の訂正など後になって気づかれる事があるのではないかと。
将来まとめサイトやBlogが出来るのを楽しみにしています。
え、5ヶ月?そんなに経ってましたか。w
毎回毎回楽しみにしているので、気にもしていませんでした。
そんなわけで、この続きも楽しみにしています。
レスどうもありがとうございます。
>302さん
新規の閲覧者の方ですか?
まとめサイトなら既に作って下さっている方がおられるので、
そちらを参照されると良いかと。
>3の
SSと関連スレッド過去ログを保管していただいているサイト:
百合ちゃんねる
http://lilych.fairy.ne.jp/ です。
>303さん
いえね、本当なら余計なことは言わずに
SSを投下するだけに専念するべきだと思っていたのですが、
気がついたら開始してから5ヶ月も経っているのに気がついて、
だったら多少の発言をしておかないのは却って無礼かも、と思っちゃって。
一回の投下量が減ってきているのでこちらも苦しいところではありますが、
何とか乗り切りたいと思っています。
初代スレ410さま
本スレ読者のレズ分不足にもだえる苦しみから救い出していただくためにも、
ぜひとも最後まで乗り切っていただきたいです。
ああ、貴枝タン、碧タン、美冴タン、鈴香タン…。(;´Д`)ハアハア
碧は、美冴の舌を受け容れつつ、せめて鈴香の乳房の肌の感触だけでも味わおうと身体をくねらせた。
鈴香も同じ気持ちらしく、ぎこちなく身体を上下に揺らしている。
それぞれの背中をドミナが支えてくれているので、腕を拘束された姿勢ではあっても、安定して身体が擦れ合う。
もう股間は煮えたぎるように熱くなっており、既に先ほどのシックスナインで何度も達したばかりだというのに、
太股まで愛液が滴り始めている。
胸だけでは足りず、碧は腰も動かし、太股を鈴香のそれに擦り付けようとした。
腕を使うことが出来ないならせめて、という意識が唇と乳房と、そして下半身を突き動かす。
膝立ちの姿勢のまま、腰が上下する範囲が次第に拡がり始め、スカート部のフレアが揺れる。
首許に貴枝にかじりつかれ、まともに碧の方を見ることが出来ない鈴香ではあるが、
碧の意図を察したようで、やはり同じように腰を激しく動かしだした。
美冴のキスから突然解放された。
思わず碧の動きが止まる。
くす、と碧の耳元で笑うと、美冴は、
「いいのいいの、続けて…今動き易いようにしてあげるから」
背中に回された手首の枷が外される。
同様に、鈴香の背中に拘束されている方の手首も、貴枝が外しはじめた。
ついに碧と鈴香は自由になったが、抱き合った姿勢で互いに
拘束されている一体感が失われたのはどこか名残惜しげなものがあった。
そう考えて、自分が拘束されるのを愛するようになってしまったのに気付き、碧は赤面する。
「さぁ、続きをなさい」
一度中断して躊躇いがちになった碧を、鈴香がリードした。
いつも通りにキスから始め、また身体を擦り合わせていく。
まだどこか女主人に対し遠慮しているきらいがある碧に対し、
鈴香は碧とも貴枝とも美冴とも交わっている今の自分の状況に溺れきっていた。
その快楽の坩堝に碧をも引き込もうと、鈴香はディープキスを繰り返した。
腰も激しく上下を繰り返し、スカートの下から股間が剥き出しになっている。
「ねぇ、碧さま……」
鈴香は熱いため息をつくと、キスを解除し、碧のスカートを強引にまくり上げた。
やはり、熱く脈打っている性器が露わになる。
鈴香は、半立ちになった姿勢のまま、碧の下半身に足を絡めた。
碧は慌てて寝そべり、腰を浮かせてブリッジの姿勢になる。
鈴香はぐいと下半身を碧のそれへとねじ込んだ。
性器と性器がキスするが、すぐにその上に二人のスカートの裾が被さり、それを覆い隠した。
スカートとスカートをキスさせた姿勢で、鈴香は腰を細かく動かし始めた。
碧も上半身を捻り、鈴香のリズムに身を委ねた。
「あんっ……んんんっ……鈴香さまぁ…鈴香さ…」
それ以上は続けられなかった。
そっと忍び寄ってきた美冴の唇が碧の唇を塞いだ。
この姿勢での交歓に最大の歓喜を覚えている鈴香ではあったが、
美冴と碧のキスを眼前にして、この姿勢では碧とキスが出来ないことを見せつけられ、
少し複雑な気分がノイズとなって快楽に浸された脳裏をよぎる。
だが、それを貴枝が拭い去った。
「ふふ、では私も鈴香さんをいただこうかしら、よろしくね」
優しさとわずかな毒を含む囁きと共に傍らに寄り添ってきた貴枝が、鈴香の顔を横に振り向かせ、キスを施した。
キスの甘さもさることながら、碧と浮気を働いている自分に間違いなく嫉妬しているであろう
貴枝からこのような言葉をかけてもらえたことは、鈴香の歓喜を最大限に膨らませた。
上半身を貴枝の腕に抱かれ支えられつつ、下半身を律動させ、碧との結合を更に軋ませる。
その碧も唇と唇で美冴と繋がっており、ここに二人のメイドと二人のドミナはひとつになった。
その歓喜が絶頂となって碧と鈴香を貫き、二人は絶叫して達した……
(*~▽~)キャーッ!
濃ゆい!濃ゆいよ!(≧∇≦)キャー
まだかなまだかな〜(;´Д`)ハアハア
410様の参考にしている画像を見たいです。
そういやみんなは410氏の小説、どんな風に脳内変換されてる?
俺はいのうえたくやデザインで再生されてるヨ。
もしくは水原マサキ絵で。
>>313 美冴様がいのうえ版エスカレーションの美奈子様で
脳内補完されてしまうのは同意。
どうも、最近不調の410です。
本来なら、SSちゃんとあげた上で雑談に加わるべきなんでしょうが…
実は、美冴のSMコスチュームのいくつかは、
ご指摘の通り、いのうえ版美奈子さまのそれを激しく踏襲していますorz
美奈子さまと違って、美冴は髪長いですけどね。
ただ、現在のシーンで美冴と貴枝が着ているコスチュームや髪型、
及びメイドにさせている奉仕の内容は、
以前もSS化したお気に入りナイトトリップからのいただきです
(・貴枝の衣装は、ナイトトリップス2ラスト近くの吸血鬼の女王から、
美冴の衣装はナイトトリップス3のボンデージ女王から)
私は自分ではエロゲやらないで、
画像掲示板をちょこちょこ回るくらいのぬるくてせこい輩なのですが、
確かに好みのシーンから思いついた展開やキャラは結構います。
明確に、貴枝や碧のモデルになった絵とかもあるのですが…
明かしちゃうとまずいような……(苦笑)
キャラ設定画と声さえわかれば、小説の脳内描写も
よりよくなりそうなんですけどね。
ちなみに私の場合、何故か鈴香が亜麻色髪の若干オデコな
デビロット姫風なデザインで脳内変換されてる。…なんでだろ?
登場人物の設定まとめキボン。まとめようにも数年に渡って膨大な量があるから
大変すぎるorz
「ふぅ…」
二人のメイドが気を失い、まどろみについてしまうと、姉はため息をついた。
そんな貴枝の手を取って、美冴は慇懃ながら挑発をこめた笑いを投げかけ、
「やっと二人きりになれたね」
貴枝は微笑み返し、妹が自分の手の甲にキスするのを見守った。
そのまま美冴を抱き寄せる。
互いを見つめる姉妹の視線は挑発の気配をたっぷり含んでいるが、
互いの首筋に絡まった手の感触はあくまで優しかった。
もう言葉を交わす必要はなかった。
自然と、どちらからということもなく、姉妹は唇を重ね合った。
舌を細かく擦り合わせつつ、そっと姉の髪を梳る。
早速、貴枝も同じ事をしてきた。
いつもの対抗意識が芽生え、美冴は貴枝の乳房に手を伸ばした。
乳首を人差し指一本で押さえつつ、唇もよりきつく塞ぐ。
身体をぐっと密着させ、剥き出しになっている姉の胸から腹にかけてを制圧しようとする。
貴枝は少し苦しげに呻きつつも、受け容れた。
殊勝な態度の姉を少し嬉しく、少し物足りなく思い、美冴は舌による責めを執拗にし始めた。
貴枝の口腔へ容赦なく攻め入る。
貴枝の乳首に爪を半ばつきたてるようにしつつ、自分の手をサンドウィッチするように身体を貴枝に押しつけていく。
エナメル地のスーツが隙間なく身体の線にフィットした美冴のボディが、
やはりレオタード素材の衣装に乳房から腹にかけてを除いてはぴっちりと包まれた貴枝のボディへと押しつけられ
不気味に律動している様子は、二匹の黒い雌蛇が絡み合っているようだった。
美冴は唇を離した。
貴枝は驚くほどしおらしく、妹を見つめてくる。
感動が押し寄せてきた。
鈴香も、ある意味、碧も手に入れた。
そして、貴枝も自分のものになろうとしている。
再び貴枝の乳房に手を伸ばし、握りしめる。
貴枝の表情から挑発的な色合いが消え、素直に目を閉じた。
姉が呻きながら恍惚とした表情を浮かべるのを見て、自分の思いが正しいことを確認する。
そう、触れさえすれば貴枝は自分の意のままになる…
感動と興奮を抑えきれず、再び貴枝の乳房に自分の胸を押しつけてしまう。
張りつめた窮屈なエナメル素材の下で乳首が固く尖り、美冴自身も欲情していることを示している。
このまま自分も肌を晒し、姉の体温を直に感じ取りたいとも思う。
一方的に貴枝を責めたいという気持ちと、姉と対等に愛し合いたいという気持ちがせめぎ合い、
いつになく美冴は責めの積極性を欠き、単調に乳房を掴んで揺らすのみだった。
そして、それを不満がる様子もなく、その隙に反撃することもせず、貴枝は妹に身を委ねきっている。
自分が余りにもあっさりと姉を征服してしまったことに美冴は逆に戸惑いを覚えると同時に、
今まで反目し合ってきた自分にこうまで安心して身を委ねている貴枝を見て、
ある種の責任感のようなものがのしかかってくるのを感じた。
貴枝が唇を開いた。
緊張の度合いを高める妹を安心させるように、貴枝は半眼でうっとりと微笑みかけながら、
「……気持ちいいわ、美冴の手」
そう言いながら妹の手を取り、自分の乳房により押しつける。
情熱の持って行き場を唇に求め、美冴はキスを再開した。
姉妹は暫し互いの舌と唇を貪り、乳房を押しつけ合っていたが、貴枝はキスを解くと、
「私も美冴のおっぱいに触りたい……」と囁いた。
どんな強烈な責めよりも甘い衝撃が美冴のハートに響いた。
こんなことがあっていいのか。
何のためのエナメルスーツなのか。
奴隷に直接肌を触れさせないためではないか。
女としての曲線の美しさを見せつけつつ、肌は守る。
ドミナの権利の具現であるこの服を脱ぐのは、抵抗があった。
ずっと憎んできた、そこまで嫌わなくなってからもライヴァル視してきたこの女の要求に素直に従って……
いいや、この女の要求に心を動かされてしまって……
貴枝は、ダメ押しをした。
美冴の両手を取って、自分の両乳房に押しつけた。
心地よい感触が掌から伝わり、目の前では姉が恍惚としている。
自分も姉が味わっているのと同じ悦びを得られ、姉にも今感じている暖かさを与えることが出来る……
無用なプライドはふやけて、どこかへ飛んでいってしまった。
腰へ手をやり、胴体を締め付けているストラップを緩め、喉元からジッパーを下ろす。
女体をかたどった闇が裂けていき、白く艶やかな肌が裂けた谷間の中に覗いた。
首から下腹にかけてのみ肌を覗かせているのは貴枝も同じであり、今姉妹は良く似た姿をしていた。
待ちかねたように、貴枝は美冴を抱き寄せ、乳房と乳房を押しつけ合った。
ずんと甘い刺激が二人を貫くが、それは性の官能によるものなのか、
ついに立場も格好も対等になり得た感動によるものなのかは定かではない。
美冴はサングラスの下でうっとりと目を閉じ、自分の乳房を掴んでもみ上げた。
うねる肉が貴枝のそれに擦り付けられ、愛くるしく変形していく。
我を失うまいとするも、心地よい感触に陶然とならないではいられない。
知らず知らず、貴枝から求められるままにキスを重ねてしまう。
逆に、貴枝の視線は、冷ややかな光を宿し始めていたのだが、美冴は気付いていない。
「ねぇ…脱いで」
再び葛藤が蘇るが、それも一瞬だった。
既に貴枝の「お願い」に逆らえなくなっている。
寧ろ、貴枝の「お願い」を前に葛藤している自分自身の滑稽さを眺めるのが楽しみになっていた。
美冴は、キャットスーツを脱ぎ始めた。
白い肩が露わになり、臍までが露出していた胴体が完全に剥き出しになった。
腰から下まで一気にキャットスーツを引き下ろす。
あたかも黒い蛇が脱皮し、女神に生まれ変わったようだった。
少し恥ずかしげに自分を見つめてくる美冴を抱き寄せ、貴枝は熱いキスを与えてやった。
久々の更新キター\(゚д゚)/
しかしの小説、漫画にしたら何巻くらいになるんだろう・・・・・・
それはどこまで細かく描写するかによると思う。
もし漫画化したら劇画系かレディース系の絵柄の方が雰囲気出そう。
やっぱり理想はいのうえ風かみやび風か山文風?
山文… いいすね(笑)
>劇画系かレディース系の絵柄の方が雰囲気出そう。
今回のエピソード自体が、貴枝/美冴主体なんで、
十代の碧たちが割を食ってる分、そういう印象に繋がってるのかもしれませんが。
大人と少女の両方を描ける漫画家さんだったら、田嶋安恵さんとかが…
(田嶋氏にふたなりでないレズものがないのを非常に残念に思う)
ほのぼの系の絵柄だったら……もうやめとこう(笑)
こう、貴枝&碧の最初のインスピレーションになったキャラ(というか画像)は
流石にちょっと明かさない方が良さそうですが、
鈴香・真梨子・琴美のモデルになったキャラは公開してしまおうかな…
〈以下ネタバレでもあるので、規制の絵のイメージに脳内のイメージを壊されたくない方は
読むのを避けることをお薦めします〉
______________________________
コ・コ・ロ…Uの剣道部3人娘
そういや最近のレズ物ってマリみての影響で百合って感じのばかり氾濫して
ビアン系のようなネチっこい大人の同性愛ってのがめっきり減ったような
気がするな。
ライトノベルではなく官能小説でも完全な百合物って最近出てないし。
>>326 売れないからな、書かせてもらえないんだよ。
実際に厳しいようだし、出版側がそう思っている以上、レズ物はなかなか……。
レズ小説というと、古本で買った『女教師<百合族>』(杉原慧)がタイトルどおり、総レズ
で実用度も高かった。
ある高校の女教師のレズカップルからはじまり、タチ側の昔の女、ネコ側が学年主任
(当然、女でレズ)に無理やり、学年主任が昔のレズ相手と再会・再燃、ネコの方の生徒
が家で、義理の姉&母と3Pレズ……。
328 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:35:14 ID:4upMWUqi
捕手
ライトノベルだが全寮体験はレズを徹底して良かったな。
最近アニメも百合作品増えてきたし出版社は取り敢えず
ビアン雑誌を復活させろと。百合姫だけじゃ欲求不満だ。
ほ
レズ分不足で身悶えしとります・・・ 。・゚・(ノД`)・゚・。
保守
このスレ的には、フィストファックはあり?それとも却下?
ほ
335 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/29(木) 12:01:27 ID:b1Is7EfE
>>333 オレはあり。
若干拡張フェチの気があるので、なかなか燃える。
>327さんの話に出てた『女教師<百合族>』を買って読んでみました。
見事なまでに"レズ小説"でした。満腹〜。(´∀`)=3 ゲプ
やや邪道系ではありましたが。w
こういう小説、もっと出てくれませんかねえ。
保守
ほ
保守
マリス様がミゼル
すんません、例えば凄くマイナーなマンガのノベライズってのはアリなんでしょうか。
俺、綾瀬さとみの「スケッチ」が凄く好きで、これの後日談、誰か書いてくんねぇか、と思ってるんですが、そもそも本体があまりメジャーじゃないし、本体をまず知ってほしーな、とおもってちょっとづつ書いているんすが、これって発表ってのはマズいですよねぇ・・・
ほしゅ
ほしゅ 。・゚・(ノД`)・゚・。
質問です
初代スレにあったOL物ってどなたか続き書いてますか?
インスパイヤされたのでちょっと挑戦したいのですが
勝手にやって良いものやら…
過疎ってるね
俺は
ゴメン途中で送信しちゃった
俺は書きたいなら書いても良いと思う
職人さん少ない事だし増えるのはむしろウェルカム
ご意見ありがとうです。
それではちょっくら書き始めてみたいと思います。
出来るまでにアクセス規制解除されるかなぁ…
ほしゅ
ほしゅがてら書き込みテスト
ほしゅしゅしゅしゅしゅしゅ
神降臨はまだ?
神じゃないけどPCがアクセス規制で書き込めねぇ…
九割がた出来てるのに何故なんだぜ?
ほしゅ
補習
ここみてるひと、どれくらいいるんだろ。
点呼でもする?
しかし過疎だな
>>357さん
やっとでてきてくれたぁ。(/_;)
353さんのうpも待ってるけれどなんだか出来ないようだし。
410さんのは321で終わりなんだろうか。
ホントにすっかり過疎ですなぁ。
書くといったはいいが
WILLCOMなんで規制がかかったりして書き込めない…
どっかにファイルでウプるかなぁ
360 :
名無しさん@ピンキー:2006/11/26(日) 19:07:57 ID:QnUBedwk
>>360 ご親切に有難うございます。
只今推敲&手直し中ですので…あまり期待しないで待ってて下さい。
エロ書くの初めてなんで時間かかってます…
難しいヨー
師走ですね
寒さの中互いを暖め合う二人の女子高生を妄想しつつ保守
今年も残りわずか
レズ分補給不足なりよ〜
367 :
364:2006/12/24(日) 17:54:12 ID:hpfSx9Jd
暖かいレスありがとうございます。
エロいの書くのとか晒すのとか初めてで口から心臓飛び出そうな気分でしたが(今もバクバクしてる)少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
メリークリスマス。
うっかりしてたら職人が来てたとは
その調子でどんどん書いて下さい
あけましておめでとうございます。
未熟者ですが今年は2〜3本up出来たらなぁと思います。
upされるのを待ってますよー
久しぶりに来てみるとものすごくツボなのがキテルー
364GJ!
372 :
364:2007/01/27(土) 18:10:57 ID:FIpLu4us
ありがとうございます。
みんな優しいな…調子に乗って続き書こうかな。
ついでに攻め受け逆転してもOKかお聞きしたいです。
>>372 俺は気にしない>逆転
さあ、書くんだw
>>373-374 御意見ありがとうございます。
まだ展開がどうなるかわかりませんが逆転OKな方向でやってみます。
かたづけものしていたら、昔このスレで拾ったSSらしきもののプリントが出てきたんだ。
ソニアというお姫様と親衛隊長のエレナお姉様、アマゾネス少女のトリー、女戦士イザ
ベラが出てくる話だけど、断片的でストーリーがよくわからんのよね。
けっこうよかったから、もっと読みたいんだけど、どこかにまとまってない?
>>376 百合ちゃんねるには無い?
PC変えたらログどっか行っちゃった…
俺も読みたいなファンタジー物
職人さんプリーズてか今どれくらい職人さん居るんだ?
ないみたい……
サンクス
確かに
保守
市販されてる官能小説でレズに特化した作品増えないかなぁ……orz
test
test
386 :
名無しさん@ピンキー:2007/05/23(水) 00:20:18 ID:GfZnPruG
age
ほ
っちゃん
なんだこのスレタイ。
俺の普段思ってることそのものじゃん
道具使うよりキスのほうがよっぽどいいよな。
ほ
今は亡きアニマガvol・10の表イラストに『おねがいツインズ』の3人が
全員水着姿で出てるんだけど、真ん中のみずほ先生を向かって左側の深衣奈
が、先生の右腕を自分の両腕に絡ませ上に上げさせ、自分の左肩背中で
グリグリと無防備になった90は軽くある先生の右胸(ピンクの紐ビキニ
ブラジャー)を攻め、先生の右胸は次第に内側から外側へとビキニブラジャー
はズレ、半分近く露出しており乳首が顔を覗かせるのは時間の問題だった。
向かって右側の樺恋は、先生の右の首元に両手でぶら下がり、自分の左胸と
先生の左胸とを擦り合せる様にして感じあっておりじゃれていた。
先生の顔は赤らんでおり、いいエロだった。乳房への左肩背中攻めを考えた
人はエライ&エロイと思う。
言っとくけど『おねがいツインズ』は『おねがいティーチャー』の続編
で、エロっぽいけど18禁じゃないんで、
で妄想だけど、その後グリグリで外側へとズレ露になった先生の乳首を
『わぁ、先生の乳首キレイなピンク色〜』と言って、深衣奈は自分が
ずらした先生の右乳首を口に含むと、乳首の根元を歯で軽くカリカリと
噛み、舌先で先生の乳首・乳頭を舐め回した。
元々グリグリ時に左肩背中に擦られ、固くなっていた右乳首は舐められ
ツンと尖り敏感になっていた。
深衣奈は先生の右胸を左手で、ビキニブラジャーの付いている左胸を
右手で揉みしだき、攻めたくじった。
樺恋もソレを見て、先生の左胸をビキニブラジャーの外側から左手を
入れ、ツンと固くなった左乳首を中指先の感触で発見すると、親・中指
で乳首を摘まみ&揉み、人差し指で乳頭部分を爪の部分で引っかかない
様軽く立てて擦った。
みずほは仰け反りアンアンと喘ぎ声を漏らすが、双子の性的好奇心を
煽り余計に弄ばれるのであった。
双子達はみずほのビキニブラジャーを深衣奈が肩、樺恋が背中の紐を
解くと遂に左の乳房も露になった。
双子は露になった左乳房を右と同様に弄び後、互いに見つめ合い、
肯き合うと意を決してみずほのビキニパンティー(ピンクの紐ビキニ)
を 深衣奈が右腰、樺恋が左腰側のヒモを『せーの』で一気に解いた。
心の準備が出来ておらず狼狽するみずほを双子の毒牙が襲う。
ビキニパンティーの紐を双子に解かれ、露になったみずほのオマンコ。
双子は、しばし呆然と魅入っていた。
同性の性器なのだがソレは、弄るのがはばかられる様に思えたからだ。
しかし、内から沸き起こる思春期の性的衝動には勝てず、遂にみずほの
貞操が年下・教え子・同性によって奪われる事になった。
みずほのクレヴァスを横に、先生の右足前側から深衣奈が右手で広げる間、
樺恋は先生の左足前側から左手で、クリトリスを親・人指し・中指で弄り・
弄び後舌先で舐め回し何度もみずほをイカセた。
三回ほどイカサレた頃深衣奈と樺恋は交代し、また3回今度は深衣奈に
イカサレ、遂にみずほは自分の中のものを全て双子の見てる目の前で
出し尽くしイッテしまった。
そして深い眠りへと落ちていくみずほ。
少女セクト読めばいいだけじゃん
朝、みずほが目を覚ますと見た事の無い部屋にいた。
木崎湖の湖畔で双子に弄られ後ここに運ばれたらしい。
自分が全裸である事に気付くみずほ。
薄い布をかけられた状態だ。
『探し物はコレでしょ』とみずほの右腕となりベッドに寝てた深衣奈が、
持ってたみずほのブラジャーを見せる。
『先生がこれからここに来て、オッパイ弄らせてくれるなら返して
あげてもいいよ』と深衣奈。
『探し物はコレですかぁ』とみずほの左腕となりベッドに寝てた樺恋も、
持ってたみずほのパンティーを見せる。
『先生がこれからここに来て、オマンコ弄らせてくれるなら返して
あげてもいいですよ』と樺恋。
そして、『先生、夏休みなんだし若い身空で体を疼かせて悶々してる
んなら私達が気持ち良い事したげる。』と深衣奈は言うや否や、みずほに
飛び掛り、みずほの両乳房を左胸を左手、右胸を右手で揉みしだき、
胸の谷間に顔を埋め左右に振り、乳房に振動を与えると同時に、固く
尖った両乳首を舌で舐めまわす。
『私も先生に気持ち良い事しますぅ』と樺恋もみずほのクレヴァスを
左手で広げ、クリトリスを右手で剥いてクリクリと弄り回し舐め回す。
『気持ちいいでしょ』と深衣奈『気持ちいいですよね』と樺恋。
そして何度となくイカされ、双子から再度同じ質問をされた時、
みずほは、理性でなく疼く体の求めによって、首を頷き双子の性の玩具に
なることを承知した。
少女セクト読めばいいだけじゃん ・・・か。
確かにそうかも知れんが、普通のアニメ・漫画誌にある一見唯の
エロネタを埋もらせるのはヲタとして忍びなかったのだ。
そういうエロネタにも、いやそんなエロネタだからこそいいのが有ると
思うのだ。
安易に業界の思惑に流されると『ハピマテ、はれ晴れ愉快、持ってけ
セーラー服』をオリコン上位に入れるため何枚も買うオタになるぞ。
忠告。
はぁ、391・392・393・395を風見みずほ先生してた
井上喜久子さんに見てもらって深衣奈・樺恋役の声優と69や貝合わせ
とかして欲しいな。もしくは風見みずほ先生に成り切ってオナニー。
アニマガvol・10の表イラストを見ながらスレしました、
エロ漫画家の気分です。
亀頭公園も若野盆地から出て来、『こちら若野盆地亀頭公園前駐在所』
略して『こち亀』のヒラ巡査両津勘吉じゃなかった竹村竹子も
エロ妄想出来て楽しかったです。
皆も唯上げするんじゃなくて何かエロネタ書いたら?
楽しいよ。
399 :
名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 07:13:56 ID:4FLQp9co
むなしくないか?
つーかきめぇ
いいじゃん。好きでやってんだし。
真鍋譲治先生の『ドラクゥーン』全5巻が富士見書房から出てるが、
この漫画も百合少ないが作者は百合好きみたいだ。
帝国に捕まり、その際自分の監視をしてた下半身が蛇タイプの女の子
ミア(ナゼ敵皇女の監視が一人なのか?)を妹から教わった技でイカ
セ共に脱走する皇女ロザリア。(姉妹は百合と言う訳ではない)
2巻ではロザリア攻めミア受け1回なのですが、それ以降はミア攻め
ロザリア受け計2回です。
3巻では砂漠での水浴びシーンでは、やっと見つけた砂漠のオアシスで
二人衣服を脱ぎ飛び込む訳ですがロザリアの後ろから『お姉さまの
カラダってキレイ』と脇の下から手を伸ばしロザリアの両乳房を揉み
しだくミア。
揉まれる内に感じて来、甘い吐息を漏らすロザリア。
ミアはロザリアの前に回りこみ『こんな辺境まで帝国軍はやって
来ませんよ』と言い、唇を重ねあいながらも左手でロザリアの右胸を
揉みしだく、ロザリアの股間部はミアのウロコのある脚(シッポ)
により広げられており、ロザリアの右足にミアのシッポは巻きついて
いる。何ともエロティックだ。
そのままミアのシッポに上下されれば、ウロコのガザガザでロザリア
の男を知らぬカラダ(オマンコ・こっちは普通の人間タイプのカラダ)
は陥落しただろうが帝国軍がやって来、二人は何とか危機を脱する。
惜しい。ロザリアがミアの尻尾でイク所見たかったな。
『ドラクゥーン』4巻では相も変わらず砂漠です。
夜、テント内で女の喘ぐ音がする。
共に全裸のロザリア・ミアだ。
仰向けになったロザリアの股間部に顔を埋め、両手をロザリアの
腰下へ置き、ロザリアの股間をミアは一心不乱に舐めまくっている。
その内少しして『ああっ』と仰け反りイッてしまうロザリア、
何回目なのか?ロザリアちゃんのオッパイがお留守で寂しそうだよ。
どうせなら暇な両手で揉みまくってヤリなよ。
でも、アソコへの攻めを見せ場にしてる訳だからオッパイはお預けか。
放置プレイと言う奴か。そうする事で性感帯の感度が良くなるらしい。
そうしてみると、ミアって蛇タイプなだけあって執拗(=攻め)だな。
ロザリアを性の相手&カエルの様な生きたまま飲み込む獲物と半々に
思っているのだろう。SEXもカマキリや蜘蛛の交尾を連想させる。
初め百合を知らぬ時はロザリアに体を弄られ『女同士の愛』を教わった
後は、妹側にもかかわらず姉になるロザリアのカラダを攻めまくって
いる。
やはり、脱走する為とは言え、愛のない偽りの百合はするなと言う
見本か・・・。
でも、お姉様なのに妹のミアにカラダを弄られるロザリアちゃんは
自分的には◎ですね。
5巻は最終巻なので百合シーンしてる暇ががなくて残念。
ミアちゃんは彼氏が出来、ロザリアちゃんは生涯独身ですが時々
ミアちゃんから受けてた攻めを思い出してアソコを弄ったり、乳房を
揉みしだいたりしてたのかも知れません。
なーんて妄想すると楽しい。
良く練られた誘惑
by Josie Crupper
あたしは鏡を見つめながら溜息をついた。期待に背筋がぞくぞくとなる。
自分がどんな格好をしているか考えると、メガンに−いえ、ご主人様と心の中で訂正する−
ご主人様にどんなにセクシーな服装をさせられているかを痛感して、とても恥ずかしくなってしまう。
初対面の人に、こんな格好で出ていくのには、慣れていない。
あたしは深く息を吸うと、ドアを開けた。
今朝早く、ご主人様から電話があり、ご主人さまのアパートに夕方6時に来るよう言われた。
「何を着ていけばよろしいですか?」
胸がときめく。もう二週間もご主人様と話しておらず、ずっとご主人様からのお電話をお待ちしていたのだから。
「好きなものを着てらっしゃい。用意してあるものがあるから、来たら着替えてもらうわ。
あそこの毛を剃ってくるのを忘れないでね、ジョシー。
いつもは少し毛を残しているけど、今夜はつるつるにして来るのよ。
もちろん、お化粧もきちんと、髪型も、分かるわね、私が三つ編みにしたあなたが好みなのは…」
命令はごく簡単なものだ。
私は買い物と家事を昼までに済ませ、午後の残りの時間を思いのままに過ごした後、
長い時間をかけて入浴し、バスタブの縁に腰かけて足と股間を剃った。
あっという間にすっかり毛のなくなったあそこは、何とも妙な感じがしてしかたがない。
触ってみずにはおれず、手を自分の下腹の肌に這わせる。
子供の頃以来に、毛のなくなったあたしのあそこ。
存分に時間をかけて湯に浸かった後、髪を乾かして三つ編みに束ね、
そして裸のまま鏡の前に座ると化粧にとりかかった。
ご主人さまがお気に入りの、深い赤の口紅を選び、緑色のあたしの瞳を強調する緑と灰色のマスカラを着けた。
五時になったところで、ジーンズを履いてタクシーを呼んだ。
ご主人様は、ドアを開けて迎え入れてくださった。喜びと期待が満面に溢れている。
「んー、いいわね、食べちゃいたいくらい」
ご主人様はあたしを部屋に案内して下さった。
独特の匂いが淫靡な記憶を呼び返し、期待で身体が震え上がってしまう。
ご主人様も、一目見て分かるほどに興奮している。
「今夜は特別の趣向を用意してるの。私の友達を誘惑するのを手伝ってもらうわ。
その娘は他の女に誘惑されている。
そのことをずっと前から私に相談していたんだけど、全然決心がつかないみたいなんで、
こちらが先に食べちゃうことにしたの。
手伝ってね!」
ご主人様は微笑んで、私の手を取ってベッドルームに誘った。
「ワインを開けてくるから、あなたは着替えを」
そう言って、ご主人様はベッドの上に置かれている服の山を指さした。「後で見に来るから」
ドアが背後で閉まると、ベッドの上にある服に目をやる。
どれも買ってきたばかりのものらしい。
シームが入った黒のストッキングに、まだパックから出していない黒いレースのニッカーショーツとブラ。
その下には、青地に白い四角い布が付いたドレスが畳まれている。
取り上げてみた。
ウェイトレスの−いや、メイドの制服のようだ。
短く丸まった袖口、白いレースに縁取られ、深く突き出たスクウェアのネックライン、
大きいボタンで留められているフロントは、ボタンを外すとはらりと落ちるようになっており、
乳房を晒すようになっている。
スカートの内側には三段重ねの白いコットンのレースが並び、ふわりと開くとそれをより短く見せる。
早く着てみたい!
「何か分からないことある?」
振り返ってみると、気が付かないうちにご主人様が入ってきていた。
ドアを開けたところにワイングラスを手に、美しい顔に満面の笑みを湛え、立っている。
「いえ、大丈夫です。ドレスを見ていたところで。素敵」
あたしはグラスを受け取り、気持ちを落ち着かせるためぐいと飲み下した。ご主人様の笑いが大きくなる。
「それを着るとあなたはもっと可愛くなるわ、ジョシー。サラを誘惑するには充分。
もうすぐサラが来るから、着替えてちょうだい。
早くしないと、罰としてサラの目の前で裸に剥くからね」
従わなければならない、反駁は許されない。
ご主人様の愉しみに寄与する意志を確かに示すため、あたしはさっさと服を脱ぎ始めた。
ドレッシングツールに足をかけ、ジーンズをたくし上げるとブーツを脱ぐ。
もう片足のブーツも。
ご主人様に背を向け、ジーンズを下ろす。
尻を付きだし、足をぴんと張って、ベストなあたしを見ていただこうと努める。
ご主人様の手が尻を撫でる。
身体が固まるが、小さく尻を叩いて合図が送られると、着替えを続ける。
ジーンズから足を抜くと、ご主人様に向き直る。
出来るだけアイコンタクトをとり続けながら、あたしはTシャツを脱いだ。
ここまで来て顔が赤くなる。人の前で服を脱ぐのはやっぱり易しくない。
でも、この感覚は…切望していたものでもある。
「可愛いおっぱい」
ご主人様はあたしの胸の谷間に指を差し込んで、なぞっていく。
「気にしないで、ブラを脱ぎなさい」
背中に手を回し、ブラのホックを外すと、全てを晒け出した。
ブラを、既にベッドの上に脱ぎ捨ててあるジーンズとTシャツの脇に放り出した。
ご主人様が乳首に優しく触れるが、気付かないふりをして無視する。ご主人様が微笑む。
ブーツを脱いだ時、いっしょにソックスを脱いでおくべきだった。
どうにかしてセクシーにソックスを脱ぐ方法がないか考え、ちょっと慌てる。しまったな。
ご主人様は、あたしの逡巡に笑いを漏らした。
「あらあら、罰を与える理由その1ね。後でプレイする時、思いっきり恥ずかしい目に遭わせてあげる」
「はい、ご主人様」あたしはおどおどと答えた。
今夜初めて会うサラという人がどんな女なのか、
その目の前でどんな恥ずかしい目を演じさせられるのか気にならざるを得ない。
ソックスを脱ぐと、今度はショーツにとりかかる。
ショーツを脱ぎつつも足はまっすぐに立て、ご主人様に存分に見ていただく。
ショーツもベッドの上に放り捨てると、あそこが剃ったばかりなのを思い出した。
思わず顔が赤くなり、股間を手で隠してしまう。
ご主人様はぐいと近寄ると、あたしの左乳首をきつくつねった。
「手をおどけ、私の可愛い淫乱さん。あなたは私のものであるということを忘れないように。
あなたのおまんこも私のものよ」
ご主人様は今度はあたしの右の乳首をつねった。
だけどあたしは唇を噛んで我慢し、声もあげず、振り払いもしない。
ご主人様の言う通り−あたしはご主人様に自らを捧げたレズ奴隷、ご主人様に何をされても受け容れねばならない。
ご主人様は後ろへ下がると、視線を下ろしていき、あたしの裸のあそこを見つめた。
「片足をベッドに置いて、そう、もっと良く見せて」
あたしはご主人様に言われた通りにする。
ご主人様の冷たい手が熱くなっているあたしのあそこの上を滑っていく。
えっちな汁が滴りだすのを感じると同時に、ご主人様の中指があそこの入り口を軽くいじった。
びくんとなるが、あたしはぐっと堪えた。
あたしたちの視線は絡み合い、ご主人様は濡れた指を舐めると、今度はそっとあたしに近寄ってきた。
あたしたちの唇が触れ合い、互いの口紅の滑らかな感触が伝わる。
ご主人様の手はあたしのあそこへと戻っていき、あたしの痛いほどに脈打つあそこを撫で始めた。
足がふらついてしまう。
入り口のドアベルが鳴り、ご主人様はキスを解いた。
「着替えを済ませて。出てくる時、リボンをしてくるのを忘れないでね。
決して私の命令を拒否するような真似はしないように、いい?」
「かしこまりました、ご主人様」
ドアが閉まり、あたしは何とか興奮して震える身体を鎮めようと深呼吸をした。
ベッドルームの向こうのリヴィングから会話が聞こえる。
あたしはベッドの上の、残りの衣類に目をやった。
ベッドの縁に腰かけ、包装から出したストッキングを広げると履く。
滑らかな足がストッキングに包まれていく感触がとても心地よい。
ゆっくりと、時間をかけてストッキングを履き、
自分が地味なOLから、美味しくもいやらしい、セクシーなレズ奴隷に変身していく感覚を愉しんでしまう。
両足にストッキングを履き終え、立ち上がると、背後の鏡を振り返り、
ストッキングのバックシームがちゃんとまっすぐになっているか確認する。
靴下留めを取り上げると、ストッキングに取り付けていく。そして、また残りの衣類に目を向ける。
レースの、高価でちっちゃな、黒いニッカーショーツ。
足を通しストッキングの上まで持ち上げる。
どれだけの間、これを履いていることになるだろうか。
鏡に映った自分の姿がわずかに視界に入り、あたしは慌てて後ろを向いてしまった。
隣の部屋の会話は弾んでいるようで、笑い声が何度かに渡って響いている。
どんな話をしているのか。それを考えるたびに、また気分があがってきてしまう。
レースの黒いブラは、若干サイズを割り増しして見せるタイプのもので、
ショーツと同じ材質、フィットするサイズのもののようだ。
肩にブラをかけ、背中でホックを留める。
元から巨乳な胸の谷間が更に強調され、中央に寄せて上げられた二つの乳房はより大きく見える。
高まる期待に、いやらしい汁が再び滴りだした。
あたしはショーツの中に手を突っ込んで、いやらしい証拠をぬぐい取ると、その指を舐め取った
−あたしは自分のあそこの味が好き。
メイド服はどう着たらいいのか悪戦苦闘してしまったが、胸元のボタンを外してから着れば簡単だと分かった。
服を頭から被って、鏡に自分を映してみる。
胸元の布が垂れ下がり、あたしの乳房を晒し出している。
胸の部分のボタンを留めていき、布地がブラを覆うが、
それでも胸元から首にかけてのかなりの面積の素肌が覗いている。
ウェストはぐっとタイトで、
フレアになって拡がるスカートの裾はストッキングの最上部を覆ってはいるが、それもぎりぎりだ。
鏡に映る女を見つめる。
ミス・マフェットって感じ?それともイングリッシュなメイドさん?
何にしろとても素敵なドレスには変わりないわ。
着るにはちょっと恥ずかしく、人前に出るとなれば羞恥プレイものだけど……とってもとってもセクシー!
ヒール4インチの、黒いパンプスが鏡の下に置かれているが、
そのすぐ横に何かがあるのに気付き、あたしは拾い上げた。
一組の青いリボンと、それを束ねる金色の鎖だ。
鎖に添えられているメモには、こうあった。
”Property of Mistress Megan(メガン様の所有物)”
感動とともに、あたしは三つ編みの束にリボンを取り付けた。
靴を履くが、途端に身長が10フィートにもなったような感じが襲ってきて、転びそうになってしまう。
あたしは元から身長が高い方だ。
こっちの趣味に目覚めるまではヒールが2インチ以上ある靴を履くことは滅多になかったところを、
家でも訓練して高いヒールの靴を履けるようになってきている。
それでも、この感触は新鮮だ。
あたしはドレッシングテーブルに就いて化粧を確認し、まとまっていない何筋かの髪を修正すると、立ち上がった。
ドアに目をやると、お腹の中でチョウチョがはためいているような困惑と緊張が押し寄せてきた。
出ていく準備は整った。
自力で訳してるの?
自力だよ。
というか、原文自体は非常に簡素で、直訳だと素っ気がなさすぎるので、
かなり色を付けた意訳をしてます。
こちらの妄想とも言う訳ですが(笑)。
原文のあるサイトのURLを前回載せ忘れてしまったが、ここ
ttp://josiecrupper.tripod.com/id5.html 2,3年前に見つけたサイトで拾った小説なのだけど、
今検索してみると作者自身のサイトが出来ていたので、ちょっと驚いた。
では続きいきます。
ナチュラルのブロンドの髪、良好な体型、可愛い容姿を備えたサラは、
学生の頃からいつも男性の目を引き付けてきた。
彼女は友人のメガンと知り合って6ヶ月にして、メガンがレズビアンであることを知った。
それを知った当初は、彼女はメガンとの間に距離を生じかけた。
同性愛者と知り合うというのはサラには初めての経験だった。
だがメガンはいっしょにいて楽しい人物であったし、
サラはレズビアンの可能性のある他の女性と知り合ったことで奇妙なスリルを覚えるようになってもいた。
いっしょに呑む機会を持ち、二人はうちとけて語り合うようになったが、
サラは常に最後の一線を越えてしまわないか、同性との体験を持ってしまうのではないかという恐怖感を抱いていた。
ようやくメガンを恐れているという感覚から脱したサラは、今日メガンのアパートへやって来た。
メガンが他の女性と関係しているというスリルは強く意識していたが。
「ねね、他の女と関係しちゃうとしたら、どんな体験が出来ると思う?」メガンはサラにワイングラスを渡しながら尋ねた。
サラは赤くなりながらワインを口に含むと、「どういう意味?」
「私は他の女を支配して性奴隷にするのが好きなんだけど」
メガンは意地悪げに微笑みながら、「あなたはどう?女の子があなたの命令することに何でも従うのよ」
「何でも?」
「何でも。それとも、サラは、ご主人様の命令に何でも従ってみたい方?」
「メガン!レズの人って普通の恋愛関係を持たないものなの?」
「あら、じゃあ、サラは同性との”恋愛関係”を経験してみたいの?」
メガンのにやにや笑いに、サラはもじもじとしながら
、「いや…したい…のかもしれないけど…でも、あなたとは…メガンは友達だし、友達とそういうのは何か変…
そういうのはなしにしようよ。私はバーで他の女の子に声をかけたりするタイプじゃないの。
そういう性癖を人前で公言したりしないのがいいと思うの」サラは照れ笑いを漏らした。
「それじゃあ、私が今この部屋に他の女の子を連れてきているとしたら、どう思う?」
「ええっ!」サラは不安げにベッドルームへ続くドアに目をやった。
「その娘は私の所有物なの。あなたに彼女を貸してあげてもいいわ……今彼女を呼ぶから待ってて。
その上であなたの気持ちを聞かせてもらうわ」
メガンは友人を見つめながらそう言った。
サラの顔にはスリルの色が広がっている。
サラは足を組み直し、その下にあるものを守ろうとするかのようにスカートを下へと撫でつけた。
「彼女が気に入ったなら、彼女を自分のものにしていいのよ。
あなたの言うことなら何でも聞くから。お尻をペンペンしたっていいのよ」
「ペンペン!」
「ええ。彼女はペンペンされたり、いじめられたり、恥ずかしい目に遭わされたりするのが好きなの。
でも心配しないで。私も本気で彼女を傷つけたり、痛い思いをさせたりはしない。
彼女を愛しているもの」
「私はペンペンされるのなんて、好きになれないわ」そう言いながらサラはひと口ワインを啜った。
ドアの取っ手が下がりゆっくりと開くと、サラは息を呑んだ−
背の高い女性がドアの向こう側からこちらを覗き込んでいたからだ。
唖然となったサラは、グラスを落とさないうちにテーブルの上へ置いた。
室内に響くのは、ドアの向こうの女性のヒールが磨かれた床板に擦れる音だけだった。
女性はドアの前に所在なさげに立っている。
明らかに恥ずかしがっており、火を吹いているかのように顔が赤く染まっている。
サラは、この可哀想な女の前から逃げ出したいという気分から
欲情が一気に噴き上がるまでの、感情の交錯を味わった。
女性は、スカート部の裾が、黒いストッキングの上部をかろうじて覆う長さしかない、青いメイド服を着ている。
美人と言っていいだろう。
長い黒髪は顔の両サイドに束ねられ、三つ編みになっている。
緑色の瞳が不安げに彼女とメガンの間を行き来し、じっと真っ赤な唇を噛みしめている。
「ジョシーよ。」メガンが沈黙を破った。
「サラにご挨拶なさい、ジョシー」
***
わたくしはご主人様からブロンドの女性−サラ様に向き直った。
サラ様はとても美しい方だけど、わたくしに劣らず恥ずかしがっているみたい。
「ごきげんよう、サラご主人様」
サラ様はショックを受けたようで、助けを求めるようにご主人様に目をやった。
「あ、サラはご主人様ではないのよ、少なくともまだね。
これからどうするか決めるの。そうよね、サラ?
ジョシー、冷蔵庫からワインを持ってきてちょうだい。それとグラスも」
わたくしはキッチンに向かって歩き出した。
することが出来たのはありがたい。
お二人がわたくしが高いヒールに苦労しながら歩いているのを見つめているのが感じられる。
出来るだけきちんと歩くよう、最善を尽くす。
ソファからお二人の視線が突き刺さるのを感じつつ、冷蔵庫の中からワインのボトルを取り出す。
必要以上に背中を曲げて、お尻を覆うメイド服の裾が持ち上がるのを見ていただく。
お、いいね
こういうのもありだな
ちと名前にかわいげがないんで、あとで置き換えてみよう
わたくしはワインをお二人のところにお持ちし、グラスに中身を注いだ。
膝をついてワインを注ぐ時、サラ様の視線がわたくしの胸元に行くのを感じ、
自分がいかに露出の多い格好をしているか痛感させられたが、胸を隠したい衝動を何とかこらえる。
「後ろを向いて、ビンをテーブルの上へ置いてくれる?」
わたくしは後ろを向きながら立ち上がり、ビンをテーブルの上に置いた。
メガンご主人様の手がわたくしの太股に触れ、上下に撫でていく。
わたくしはご主人様の方へと少し身体を屈めた。
「触ってみる?」
ご主人様はサラ様に言われているのだろう、
わたくしはもう一つの手が遠慮がちに左の太股に触れるのを待った。
「彼女は…あなたの言うことなら……何でも?」サラ様が囁く。
「そう、何でも。サラは何をさせてみたい?」メガンご主人様は笑う。
わたくしは、お尻を差し出した姿勢のまま、静かに立ちつくし、淫らでいやらしいことをさせられるのを期待している。
「い、いいの!何もさせなくていい!……もう、変なこと言わないで。頭の中がぐちゃぐちゃよ」
サラ様は悲鳴をあげた。
サラ様が感じている不安は分かる。同情してしまう。
それが、わたくしが何をするか命令されること、自分で何をするかの決定権を奪われて、
いやらしいことをさせられるのが好きな理由なのだが。
「ジョシー、立ってこっちを向きなさい」メガンご主人様の命令に、わたくしは従った。
「サラ、あなたも立ってみて」
サラ様が逡巡しながら立ち上がる。
サラ様はわたくしより少し背が低く、特にとてつもないヒールの靴を履いている今のわたくしとは相当の差がある。
「あなたたち二人とも私の言う通りにするのよ、いい?」
「かしこまりました、ご主人様」私は、神経質そうにドレスの裾を指でいじりながら、どもり気味に答えた。
「サラ、心配しなくていいのよ。
私はあなたに、ジョシーとキスして欲しいだけ…してくれる?
あなたのレズビアンとしてのファーストキスを」
サラ様は無言のまま、私に向き直った。
わたくしは少し膝を折り、サラ様の青い瞳を覗き込んだ。
サラ様の唇が半開きになり、目が閉じられた。
顔と顔が近付いていき、唇と唇が触れ合い、
口紅に彩られた唇同士がぴったりと貼り付き合う、あの馴染んだ感触が訪れる。
わたくしの大好きなあの感触
−とっても親しげで、とってもレズ。
「二人ともいい娘ね。いい、キスしたままで、そう、サラ、手を貸してね」
サラ様の手がメイド服の下のわたくしの股に置かれ、
ストッキングの上を留めている靴下止めを遠慮がちになぞるのを感じる。
恥ずかしげに手が移動していき、わたくしのお尻を愛撫する。
その間もわたくしたちのキスは続いている。
メガンご主人様がサラ様の手を導いているのだろう。
手が上がってきて、わたくしの左胸をまさぐり、そしてすぐに引っ込んだ。
「おっぱいは噛みついたりしないわよ、サラ」メガンご主人様がからかうように言う。
「ジョシーの胸は綺麗よ、もっと見てみたくない?」
「ううん、やめておく!」サラ様はパニックを起こしかけている。思わずわたくしも笑ってしまった。
「じゃあもう一回彼女にキスしてみたくは?」
サラ様は無言になり、わたくしを見上げる。
わたくしはサラ様に微笑みかけた。サラ様も笑み返して下さった。
「うん、もう一回ジョシーにキスしたい、けどちょっと休んで、もう一杯ワインを飲んでからにする…
ごめんなさいね、ジョシー」サラ様は恥ずかしそうにソファに座り込んだ。
今度はメガンご主人様が立ち上がった。
「それならその間、私が奴隷をおもちゃにして遊んでいても構わない?
私は彼女をいじくり回したいし、この娘ももっとリラックスさせてあげないといけないみたいだもの」
サラ様は頭を振り、メガンご主人様がソファに座り直して私に下から笑いかけるのを見守った。
「ジョシー、スカートをあげなさい」
言われた通りにする。
ペチコートに飾られた裾をゆっくりと持ち上げると、
観客のお二人の前にわたくしのストッキングとショーツが露わになった。
わたくしは落ち着きなく顔をそむけ、スカートを下ろしたい気分と戦う。
「後ろを向いて、屈みなさい」
わたくしはお二人に背を向け、バランスを保つため少し足を開くと、少しずつ腰を落としていった。
同時に、スカートは少しずつ持ち上がっていく。
メイド服が持ち上がって背中までが晒され、わたくしは内股でバランスを保ちながら立つ格好になった。
「綺麗でしょ?」メガンご主人様がサラ様にお尋ねになる。
「うん…本当に綺麗」サラ様が静かに答える。
「何かさせてみたくない?ショーツを膝まで下ろさせてみるとか。
あなたの言うことなら、ジョシーは何でも聞くわ、そうよねジョシー?」
「はい、何なりと」
「ジョシー……」サラ様の声が続く。
「……ショーツを膝まで下ろして……くれる?私のために……お願い」
「かしこまりました、サラ様。もちろんですわ」
わたくしはショーツへと手を伸ばし、ゆっくり下へと下ろした。
お尻の割れ目が露わになるのを感じる。
わたくしは足をもう少し開き、膝の位置にショーツをひっかける格好で止めた。
わたくしのあそこもお尻も、素っ裸でいやらしい姿を晒している。
手がお尻を撫で始めた。
メガンご主人様だろう。指が既に濡れているあそこに入ってくると確信に変わった。
サラ様はこんなことはすまい−少なくとも今はまだ。
わたくしは小さな喘ぎを漏らした。
「触ってみたくない?」答えはなかった。
「ジョシー、立ってこちらを向いて」
わたくしが立つと、支えのなくなったショーツが足許まで落ちたが、
わたくしはもう一度屈んでそれを膝まで持ち上げ直した−まだ脱げとは言われていない。
わたくしは満足げに微笑むメガンご主人様の顔から
真っ赤になって興奮しているサラ様の顔までを見比べた。
「スカートを持ち上げて、サラにあそこをきちんとつるつるにしているのを見てもらいなさい」
わたくしはスカートを持ち上げた。
剥き出しのあそこを見て、サラ様の目が大きく見開かれる。
「ジョシーのあそこにキスなさい」
驚いたことに、サラ様は立ち上がりわたくしに近付いてくる。
サラ様はわたくしの目をちらりと覗き込むと、ひざまずいてわたくしの裸のあそこにキスした。
感じ易い肌にサラ様の吐息がかかる。
サラ様が舐めて下さるのを待ちこがれたが、サラ様は立ち上がるとソファに戻ってしまった。
「ショーツを脱いでおしまいなさい、ジョシー。もう当分はいらないでしょ。
あそこが寒いようなら、きっとサラが温めてくれるわ。
さ、ワインを注ぎ直してくれる?」
わたくしはワインを注ぎ、自分でも口にすると、音楽をかけた。
音楽に合わせてダンスしポーズを取るよう言われたので、快く従う。
そんな中、サラ様はもう少しアルコールを召し、緊張がほぐれてきた様子。
次第にわたくしがお二人の命令のままになっているのに慣れてきたように見える。
「ジョシー、あなたちょっと厚着だわね。
サラも少し寂しそうだし、ここに来て、サラの膝の上に座って、服を脱がせてもらいなさい」
わたくしはサラ様に歩み寄る。
抵抗を示す気配がないのを見て取ったので、サラ様の両足をまたぐように腰掛ける。
ちょうどわたくしの胸がサラ様の目の高さに来る。
サラ様が照れ笑いを漏らし、わたくしも釣られて笑ってしまった。
わたくしの胸がサラ様の顔に触れると、サラ様はそれを掴んで捻り上げた。
笑いがサラ様の顔から消え、胸を撫でながらわたくしの顔をじっと見上げる。
「ジョシー、あなたは本当にセクシーね」
わたくしは下方のサラ様に微笑みかけた。
「ボタンを外して、ジョシーがどんなにセクシーか自分ので目で確かめなさい」
サラ様の隣に移動しながら、メガンご主人様が告げた。
サラ様の指が大きなボタンをまさぐると、メイド服の胸の部分の布がはらりと落ち、
黒いレースのブラに包まれたわたくしの乳房を露わにした。
「ジョシー、ブラを外しなさい」
サラ様に親しげに寄り添いながら、メガンご主人様が命じる。
わたくしは、左胸のブラを外すと、乳房を持ち上げブラが落ちないようにした。
ブラから乳房を解放する仕種の中で乳首を捻ると、瞬く間に固くなる。
お二人が注視する中、右胸にも同じ動作を繰り返し、
乳首の勃った両の乳房がきちんと並んで晒しものになった。
わたくしは指の間で乳首を転がし、捻りを加えては元の位置に戻る感覚を味わう。
乳房は痛いほどに敏感になっている。
「乳首を吸ってあげて、サラ」
そう命じながら、メガンご主人様は抵抗する様子のないご友人の頭をわたくしの方へと押しつける。
サラ様は貪婪にわたくしの左の乳首を吸い始め、
わたくしも乳房を持ち上げてサラ様に差し出した。
素敵な経験に、わたくしはメガンご主人様の方を見やるが、ご主人様も微笑んで下さった。
「いいわねぇ、二人の女の子が私の言うがままに愛し合うのは。
もう片方も吸うのよ」
サラ様は、必死に義務をこなそうと、わたくしの右乳首に注意を移した。
今やサラ様の手はわたくしの両乳房を捻りあげている。
メガンご主人様がサラ様の胸に触れるのが目に入った。
サラ様は文句を言うことも、命令に逆らうこともしない。
「さて、次はセクシーな飲み物といこうかしら」
メガンご主人様は名残惜しげなサラ様をわたくしの胸から引き剥がしながら言った。
「ジョシー、タオルを取ってきて。それと新しいグラスを3つと、冷蔵庫からシャンペンを」
わたくしはサラ様の膝から立ち上がると、
サラ様に、次いでメガンご主人様にキスし、キッチンへと向かった。
タオル、グラス、シャンペンのビンを取ってくると、
指示された通りにタオルをテーブルの上に敷き、その上にビンを置いた。
シャンペンの栓を抜き、3つのフルートグラスにシャンペンを注ごうとした。
「違うわ。注いではダメ。
ビンをテーブルの上に置いて。
その上へ腰を降ろすようにして、ビンで自分を犯しなさい」
メガンご主人様は、わたくしがショックを受けているのを見て愉しそうに笑った。
サラ様の表情にも明らかに動揺が広がっている。
「ジョシー?私の命令が分からなかった?」
「い、いいえ、ご主人様」
わたくしはどもりながら答えた。
ビンのネックをタオルの端で拭き取ると、テーブルの上にしっかりと置く。
お二人を替わる替わる見比べながら、わたくしはテーブルをまたいで立った。
下に目をやり自分がしていることを目にすると、どうしようもなくセクシーな気分になってくる
−二人の女が見守る中、シャンペンのビンを自分に挿入しようとしているのだ。
わたくしは少しずつ身体を落としていき、スカートの裾を持ち上げ、
観客のお二人にネックの先端がわたくしの性器に入っていくのをお見せした。
ビンは冷たく、ビンが熱くなっているあそこの裂け目に触れると身じろぎしてしまった。
スカートを左手で持ち上げたまま、性器を押し広げ、冷たいビンのネックを中へと入れていく。
居心地がいいとは言い難い体験だ。
だが、わたくしはご主人様の愉しみのために存在しているのであり、
やらなければならないことを与えられるのはわたくしの喜び。
お二人は息を呑んでビンがわたくしのあそこに入り込んでいき、
わたくしの右手がビンを押さえるのを見守っている。
身体を上へと持ち上げる。上下運動をするためだ。
「サラ、ビンを支えてあげて」
メガンご主人様の命令に、サラ様は喜んでわたくしの足許へやってきて、
わたくしがお二人の慰みものとしてビンで自分を犯している間、下でビンを支えて下さった。
ビンのネックがわたくしの性器を出入りする様子を、サラ様は貼り付いたように見守っている。
ああ、何て素敵な体験なのだろう。
ビンの中の圧力が高まっていき、
冷たいシャンペンの奔流がわたくしのあそこを洗ってはビンの中に戻っていく、
あるいはタオルの上にこぼれ落ちる。
メガンご主人様はわたくしを支えて、ビンを抜くのを手伝うと、グラスにシャンペンを注ぐよう命じた。
「んん、レズの味がする(Mmm, lesbian champagne)」
ひと口シャンペンを啜ると、ご主人様は大きく吐息を漏らした。
「私の言う通りにしてくれたわね、嬉しいわ、サラ。
どう、命令された通りにするのが好きになれそうかしら?」
サラ様は特別仕様のシャンペンを一気に飲み干すと、頷いた。
「はい……特にジョシーといっしょなら」
そしてメガンご主人様に向き直り、「それとご主人様とも」
微笑んだ。
「ジョシー、サラのショーツを脱がせてあげてはどうかしら?」
わたくしが膝をついてスカートを持ち上げても、サラ様は何も言わなかった。
そのままショーツに手をかけ、下ろす。
ショーツを脱いでしまうと、サラは期待を込めて、新しい女主人を見つめた。
「主人として言っておきます。
あなたの行動は全て私を喜ばすためのものであることを忘れず、
私のためにどんなパフォーマンスでもこなすこと。いい?
さあ、ソファに座って、ジョシーがあなたのあそこを舐めてくれるわ。
私の言うことにノーと言わないことを身体で覚えるのよ」
「はい、ご主人様」
サラは微笑みながら返答した。
サラはわたくしの手を取ると、ソファに誘った。
サラが座ると、わたくしは彼女のスカートを持ち上げた。
サラが足を開く。
サラのあそこは綺麗に剃られており、ほんのわずかな毛が残してあった。
わたくしは座り込むとあそこを舐め始めた。刺激を伴う贅沢な味を堪能する。
ひざまずいた姿勢で、股間へ手を伸ばし、冷えた自分のあそこに触れる。
指遊びが開始され、クリトリスを玩びながら、ソファの縁に胸を押しつけ、乳首を擦っていく。
天国の快楽だ。
メガンご主人様はサラの隣に座り、彼女にキスすると、彼女のブラウスのボタンを外しはじめた。
サラは目を閉じて、めくるめく体験に身を委ねた。
これでわたくしたち二人はともにメガンご主人様にお仕えする身となったのですが……
この先については、また別の機会に!
__________________
別の機会・・・
も、もちろん別の機会のも翻訳してくださりまするか?
おもしろい
やっぱどっか違う感じはするね
ざっと見、連作短編になってるのかな
とりあえず404乙
楽しんでいただけてなにより。
以前別のサイトにあがってるのを偶然見つけて保存しておいたのだけど、
>415でも書いたように、今回改めて検索し直したら、
作者自身のサイトが出てきて、これ以前以後の話もあったので驚いた。
途中の話を訳してしまったので、前や後の話も読むと、
(こちらの脳内で日本語に置き換える意味での)キャラの性格が変わってしまいそうで、
やりにくそう。
あと、道具使用話が結構あるので、その点もネックですかね。
このエピソードは、道具が擬似男性器ではない&使い方が洒落ているので、
敢えて投稿してみました。
みんな原文なんかわざわざ読まないから、
436の気持ちいいように翻案してくれ!!
オリジナルと変わることを云々言ってるんじゃなくて
今回の短編だけで人物設定を読み取ってたから
ほかで出てくる同一人物が別人になっちゃう可能性があるってことでしょ
そうなると最悪、話まで再構成しなくちゃいけなくなるだろうし
439 :
名無しさん@ピンキー:2007/07/27(金) 23:56:00 ID:RCTudfuC
やっぱりデブスからの手マン、クンニ責め、電気按摩だな
440 :
名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 07:03:40 ID:bwmmXVBV
デブ
ほ
442 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 01:49:44 ID:+XW/0l8Z
ほしゅはほもっぽいから
がしゅ
ほしゅ
444 :
名無しさん@ピンキー:2007/10/29(月) 00:36:25 ID:zGnknVvS
がしゅ
445 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 17:43:23 ID:LJTmUXJx
Intimate Internet Encounter
淫密なインターネット遭遇
実話。
「あなたの手で、スカートをより高く持ち上げなさい、良い娘ね。」
私がためらって、赤面しているのを見て、メグご主人様は落ち着いて、微笑まれました。
「あなたが支配されたいと私に話して、私に服従して、あなたは私の命令に従います、ジョシー。」
私は、予想、欲望と当惑のうずきが私の中を走っていることを感じ、深呼吸をしました。
これは確かに、私がマリオンと別れて以来失っていた、私が捜していたなにかでした。
しかし、私は立ち去るように嘆願する不正と当惑の古い感情と戦っていました。
私はその感情を無視して、スカートをより高く持ち上げます。
そして、ご主人様が私の小さいレースのショーツに目を引かれたので、ご主人様の方を向きました。
「はいメグ、その通りです...」
しかし、ご主人様は私の話をさえぎられました。
「はい、メグご主人様、ジョシー、よい娘になって。私をメグご主人様と呼びなさい。」
メグご主人様は足を組まれ、真っ黒いストッキングのトップを明かすため黒いドレスを下ろされました。
私は股間が湿っていると感じました、そして、私が美しく新しいご主人様の前に立たされて赤面していました、
しかし、ご主人様はあらかじめ彼女のためにポーズをとることを、望まれました。
446 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 17:45:40 ID:LJTmUXJx
その6ヵ月ほど前のことでした。
私はインターネットのレスビアンチャットで、メグと出会いました。
私がそれのようなサイトに行ったことは―私がマリオンとの束の間の激しい関係の後、
私自身、本当にレスビアンのマゾ女だと認めたのち―それが初めてでした。
私は英国の二、三の女の子、アメリカの一人と他に話していました。
そのときメグは、私のプロフィールを見て、私が彼女と同じアムステルダムに住んでいるのを知ったと言って
サイト上に来ました。私たちはしばらく個人的に話しました、そして、もちろん、会話はセックスの話になりました。
私はマリオンがそうであったように、
たいへん親切ではあるが、しっかりしたご主人様によって私の全てを支配されることを夢見ていると認めました。
私は、彼女が私に指示したどんな服装でも着ますと話しました。
私はインターネットを利用して私の最も深い秘密を知らない人にこのように話すことに非常に魅きつけられていました、
そして、メグは自分も興奮していて、私たちがネット上でもう少し「遊ぶ」ことを示唆しました。
彼女が何をするべきかについて私に話し、私がそれに従わなければならないと私に話すまで、私は混乱しました。
447 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 17:47:26 ID:LJTmUXJx
「問題なくて?、ジョシー」
「OK」
私は答えました。特に私がとても欲情していたので、それは、楽しみ以外の、奇妙に聞こえました。
彼女の次の質問は、私を驚かせました。
「あなたは、女子高生が着るような短いスカートを持っていますか? - 理想的なのは細かい格子縞のスカート。
あなたがマリオンご主人様の役に立つと私に話したように、あなたがまるで淫らな女子高生のようにみえるような。
私のファンタジーは服を着ているあなたなの。」
私は、しばらくそれについて考えました。その時はまだ、彼女と会うとは思っていませんでした、
でも私はきちんと調子を合わせたかったです。
私は、マリオンのために穿いていた黒いプリーツのホッケースカートを持っていました。
それは女子高生の時からあって、その時の私は今より小さかった。
それから時が過ぎて、私が大きくなったというわけではありませんが、高校を出てから10年は経ってました、
そして、女の子はよく育ちます。私のお尻は今より少し丸かったですし、
私の胸はBカップからCカップに育っていました。私は続けてタイプし始めました。
448 :
445:2007/11/05(月) 18:06:25 ID:pXklC3An
しまったさげ忘れた
上ででてたサイトの別の話も読んでみたくて
自動翻訳に掛けてみたけど、およそ日本語になってなく
無理矢理日本語っぽくするのに四ヶ月もかかってしまった
先の神翻訳には及びもつかないが、だいたいの話は通じるかな
449 :
445:2007/11/06(火) 17:44:05 ID:dKwEmfeJ
「確かに、私は。黒くて、ひだがつきのスカートを持っています。
あなたは、本当に私が女子高生のような服を着ることを望みますか?
白いブラウスと白っぽいソックス?私は愚かであると思います、
ok、私も本当に魅きつけられています!」
しばらく後で、彼女は待ちきれずににタイプして来ました。
「...もしもし?ジョシー?...helloooooジョシー?...」
メグは私を待って心配していました、しかし、私は私の引き出しと衣装を見るのに忙しかったのです。
私は、この権利を得たかったのです。私はホッケースカートとブラウスを取り出して、机に置きました。
私がPCのモニターに気がついたとき、私は小さな白いソックスを探していました。
「…ジョシー、私は黒いストッキングとサスペンダーベルト―ソックスではなく―が欲しいわ...。
もしもし?ジョシー?...」
450 :
445:2007/11/06(火) 17:44:54 ID:dKwEmfeJ
私は座り、続けてタイプしました。
「あなたは、私が黒いストッキングをはくことを望みますか、メグ?ok、黒いショーツもとブラも、Yes?」
「そうそう、いいわジョシー、私をメグご主人様と呼びなさい、
私たちに、きちんと、誰が誰を支配しているのかわかるように?」
私はこれを見て微笑みました。そして、長いTシャツ越しにすでに立った乳首を弄り、つねるために手を伸ばしました。
「畏まりましたメグご主人様」
私は続けてタイプしました。私はTシャツを急いで脱ぎました、その下は裸です。
化粧室のドアの長い鏡に自分を映しながら立ち上がりました、その時、私自身がさらに濡れるのを感じました。
あなたの淫らな牝犬です、私は鏡の中の自分を見つめました。
私は最もセクシーな黒いレースのショーツを引き抜いて、それをつけました。
そして、それを私のお尻の中で重要であるように引きました。
そして、Tバックが私のお尻を分ける感触を楽しみました。私はおそろいのブラを付けて、ストッキングを捜しました。
私はそんなにストッキングを履かないのでストッキングをつけるのに少しの時間がかかりました。
それが足の上ですべる感触を楽しみ、トップをガーターベルトにとめました。
451 :
445:2007/11/06(火) 17:45:37 ID:dKwEmfeJ
「...あなたは、もう準備ができていますか?...。ジョシー?...」
メグ、おっとつまり、メグご主人様は、再び落ち着かなくなっていました。
「ほとんど」
私は続けてタイプしました。私はブラウスを引っ張って、斜めのストライプ柄のタイで苦労しました。
私はちょうど今どこでそれを得たかしばらく思い出せませんでした。
それは、どうにかこの一式のためにそれらしく見えました。
私がスカートを引っ張って、マリオンご主人様のために最後に身につけた黒いヒールを履く前に
私自身を再び鏡に映して微笑みました。
私は、素早く何本かの深い赤い色の口紅を見つけて、化粧でしばらく時間をかけました。
赤いマニキュアを何本かつかんで、私は再びPCの前に座りました。
私は本当に淫乱でセクシーであると感じながらタイプし始めました。
「メグご主人様、準備してください!あなたが口をとがらせて言うので、あなたの淫らな女子高生はここにいます。」
私が爪を染めていると、彼女はすぐに応えました。
452 :
445:2007/11/06(火) 17:46:13 ID:dKwEmfeJ
「あなたは、何を着てどんな姿なの?あなたの年齢と髪から始まって、あなた自身を説明してください。
それを聞きながら、私は私のあそこで楽しむつもりなので、できるだけセクシーに詳しく説明して。」
「はい、ご主人様。」
セクシー?Ok 、私はセクシーにすることができるでしょう。
「私は28です、そして、長い縮れた赤茶色髪と緑の目です。
あなたがそれらの寸法を望むのならば、身長は5フィート10インチ179cmです、
しかし、私はヒールを履いているのでもっと背が高いです。」
「あなたはヒールを履いている?Hmmmセクシーな女の子、私はあなたに会うことことを楽しみにしています。」
「はい、もちろん履いていますご主人様。私はできる限りあなたを喜ばせたいです。」
私はこれに入り始めていました。
「私のサイズは、35C - 26 - 36です、
そして、私の剥き出しの長く色っぽい足はあなたのために黒いシーム入りのストッキングをはいています。」
「続けて...」
「首とカフスにボタンを付けたパリッとした白いブラウスを着ています、
そして、私のとても短い黒いプリーツのスカートは私が立ち上がるとストッキングのトップと同じ高さになります。」
453 :
445:2007/11/06(火) 17:48:04 ID:dKwEmfeJ
私は立っていて、鏡で私自身を見ました、私は本当にセクシーに見えました。
私はスカートをさらに短くするために上を折り返しました、
鏡に映ったその姿を見て、私の股間はより濡れてきました。
私は赤面し「牝犬」と、私は鏡の中の私につぶやき、それからモニターに注意を戻しました。
「私のためにあなたの髪を三つ編みにしてください。あなたは、化粧をしていますか?」
「はい、ご主人様。赤い口紅といつもより濃い目の化粧をしています。
私は、タイピングの間に爪に赤いマニキュアを塗っています、ご主人様。他に予定がなかったことがうれしいです!」
「あなたの髪を三つ編みにして、あなたが本当に、普通の女子高生より濃い化粧をしていることを確認して、
それから、私に会いに来てください。」
私は、スクリーンを見ました。
「行って、お会い出来るのでしょうか?本当に?」
「そうよ、本当によ、私のマンションに来てちょうだい、
私たちは二人ともアムステルダムに住んでいて、それだけの楽しめるわ。さあ、タクシーを捕まえて。」
メグは住所をタイプしました、そして、私はモニターをじっと見つめたまま立っていました。
これまでは、ただのネット上のゲームでした、突然とても不安になってきました、私は彼女の顔さえ知りません。
私は彼女にこれを話しました。
そして、彼女が私に教えてくれた番号に電話しました。
暖かい色っぽい女性の声が私に答えて、私がこれまでにショーツを濡らしたかどうかを私に尋ね、くすくす笑いました。
私たちはわずかな間話しました、そして、私がタクシーに電話しロングコートを着たので、
彼女はあまり一生懸命に私を納得させようとする必要はなく、
私はタクシー運転手を待たせない為に階段を下りました。
がんばれ445
翻訳口調がかえって萌える
以前訳したものです。
まさか他の方が残りに手をつけるとは思っていなかったので、
とても嬉しいです。
です・ます調になっているのは翻訳ソフトの仕様でしょうが、
確かにこれは燃えますね。
以前の私の訳では、
メイド姿になる前となってからで口調を変えてみたのですが、
こうして全体に丁寧口調な一人称の方が
従順な印象で、いいと思います。
456 :
445:2007/11/07(水) 17:33:16 ID:AHgcHdZd
声援ありがとうございます。
実はです・ます調になっているのは見ず知らずの人のチャットでの会話をイメージしてのことなんです。
つたない文章ですがまあ、ごらんください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
タクシーがアムステルダムの通りを走り抜ける間、私の中を走った千の感情と闘いました。
私は、私のショーツがどれくらい湿っているか確かめるため、私のコートの下に私の手を差し入れました...そこはよく濡れています、悪くありません。
タクシーは都市の北部のモダンブロックで止まり、私は料金を払って降りました。外では冷たい微風が私のコートをたたき、私はコートの襟をたてました。
タクシーが走り去ったので、私は大きな私の心臓の鼓動を聞くことができました。私は、ここで何をしているのでしょうか?
私はコートの下に淫乱な女子高生のような服を着て、初めて会う女性と会おうとして、その女性をメグご主人様と呼びました!
自転車に乗った女性が通り過ぎて我に返った私は、ボタンの列があるドアに向かいました。
私は2Aを押して、建物内でブーと鳴るのを聞きました。
「もしもし?」
私はインターフォンからながれる声を聞きましたが、答えることができませんでした。
私は三つ編みの1つを引いて、逃げ出そうかと迷ってると「もしもし」と、声が聞こえました。
「…ジョシー?あなたなの?」
おお、それは今しかないということです。
「はい、私です...ジョシーです。」
カチッという音がして、ドアが共同廊下に開きました。
ヒールがタイル張りの床で大きく聞こえ、私は小さいエレベーターに乗り、エレベーターのドアが私の前で閉まったので、ほとんど気を失いそうになりました。
457 :
445:2007/11/07(水) 17:36:49 ID:AHgcHdZd
ドアが再び開いたとき、ほぼ同じくらいの年令の非常にゴシックの黒いドレスを着た非常に魅力的な少女の笑顔がありました。
彼女の長いブロンドの髪、青い目と非常に素晴らしい微笑は私を楽にし始めました。
彼女は何も言わず、私の手をとって、彼女のアパートへ招き入れました。
私の心臓はドキドキしていました、そして、私が落ち着いてくると、私は紅潮してのどの渇きを感じました。
その部屋は小さいけれど、綺麗に飾られていました。そして、多くのアパートのように、取り散らかされてはいませんでした。
革のソファーにはもう一人の女性が座っているのを見て私の心臓は飛び上がりました。 私は振り返って、神経質にメグを見ました。
「彼女はジリアンよ、私はあなたが彼女が一緒に遊ぶかどうか、気にしないでほしいの...
彼女は見ているのが好きなのよ、あなたのコートをとってあげてもよくて?」
私はよりぴったりとコートを抱きました、突然とても不安になり、来たことを後悔しました。
私は、1人の女性だけでなく他の人も見ているまえで頭を振りました。
メグは笑いました。
「心配いらないわよ、私たちは噛み付いたりしないわよジョシー、くつろいで。あなたは、あなたのファンタジーで、ただ楽しんで。」
彼女は笑いながら言い、私に1杯の白ワインを手渡すので、私は感謝して受けとり、神経質そうに何口かで飲み干しました。
ジリアンはびっくりして、メグはくすくす笑いました。
「はぁい、慌てないで、かわいい人。ここに座って。」
次にジリアンはソファーの彼女のとなりを軽く叩きました、私は歩き、ソファーの辺りに座りました。
そして、まだ私のコートをつかんだままでしたが、私の胃でワインが結び目を緩和し始めるのを感じました。
458 :
445:2007/11/07(水) 17:38:38 ID:AHgcHdZd
「メグが今朝あなたとのちょっとしたチャットの話を私にしたの、彼女はあなたが何をするべきか、あなたがそれを夢見るために話したいと言ってるわ、いいかしら?」
ジリアンが再び笑いながら言いました。
私は深呼吸をして、戻ってきたメグが、私たちのグラスにワインを継ぎ足したのでなに言えなくて、うなずきました。
「ジョシー、私たちはあなたを傷つけないわ、ただ少し楽しむために私たちはここにいるのだから。」
彼女は下を向いて、私の唇に軽くキスをしました。
「Ok?」
私は彼女の青い目をのぞきこんで、ため息をつきました。「わかりました...」
私は他に何かを言うことができなかったと、とても心配していました。メグは私のグラスからワインを飲んで、ジリアンの隣に座りました。
「さあ、立ち上がって、良い娘ねジョシー、私たちのためにあなたのファンタジーを話して、ok?」
「聞こえないわ、ジョシー。あなたは、私たちのための良い娘ですか?」
「はい、メグご主人様。」
私はどもりました、そして、ご主人様は喜び、ジリアンを握ってくすくすお笑いになりました。ご主人様方がキスし、メグご主人様がジリアンの小さな胸をかわいがるのを、私は見ていました。
私はまだ地獄と同じくらい神経質でした、しかし、私は2人のとてもセクシーな若い女性の前に立たされていることに大きなスリルを感じ始めていました、
ご主人様方に見上げられ続けていることも楽しんでいました、私と遊んでいる彼女たちの間で性的な静的エネルギーをが作られている予感がしました。
459 :
445:2007/11/07(水) 17:41:52 ID:AHgcHdZd
「コートを脱ぎなさい、ジョシー。あなたがちゃんと私に言われた通りの服装かどうか見たいわ。」
正に、これはそれであったと、私は感じていました、そして、私の手がゆっくりとボタンを外し始めました。私は本当に神経質でした、そして、それは簡単でありませんでした。
私は女性に見られていることを感じ、彼女たちが互いにさわっていることに気づいていました。
ジリアンはメグご主人様の足の上に彼女の手をすべらせておりました、そして、彼女が胸をなでまわいている間、メグご主人様はジリアンにキスし続けました。
それはとてもセクシーでした、そして、私は素早く私のコートを脱げずにいましたが、ついに最後のボタンを外し、コートは私の肩からすべって落ちました。
二人の女性が私をご覧になると同時に、私は椅子の上にそれを投げて、非常にセクシーで非常に愚かであると感じながら立っていました。
私が結わいた青いリボンがまだそこにあると感じながら、私はおさげの一つをぐいと引きました。
「背中を見せて。」
御主人様が命令され、私はそれに応じて、ゆっくりターンしました。
「あなたのストッキングをなおしてみせて。」
私はストッキングのトップを見下ろし、それを直しました。
そして喜んで微笑んでいる2人の女性を振り返り、彼女たちに微笑みました。
「あなたは楽しんでいて、ジョシー?」
メグご主人様が笑って仰いました。
「はい、ご主人様。」
私は申し上げ、ご主人様方にまだ背中をむけ続けていました。
「私は、少し神経質になっていますが...はい、私は楽しんでいると思います。」
私が神経質に申し上げました。
「あなたは、とても美しいわ、ジョシー。あなたの足はヒールとストッキングをはいてとてもセクシーで素晴らしいわ、
そして、ブラウスで隠れているあなたの胸も同様にとても美しいでしょうね、でも私たちはそれをもう少し隠れさせるつもりよ。」
私が赤面したので、ご主人様が笑いながら仰りました。そして、誰かが私についてそのように話すのを聞くことは初めてでした。私は、再び彼女から顔を背けました。
460 :
445:2007/11/07(水) 17:44:54 ID:AHgcHdZd
「私たちがあなたのお尻を見ることができるように、ゆっくりと、あなたのスカートを持ち上げなさい。」
私はスカートの後ろのヘリを持ち、前に乗り出しながらそれを少し上げましたが、落としてしまいました。そして、後悔の念が私を襲いました。
「ジョシー...私は、それを下げるようにあなたに言ってないわ。すぐに、あなたのスカートをより高く持ち上げなさい。」
彼女がこれを言った時、ご主人様が前にじりじり進んでいると、感じました、そして、私が振り返るとジリアンが彼女自身の胸にさわっているのが見えました。
そして、彼女が微笑んで私を見上げました。
恐れと常識を押しのけて、私のスカートの後ろ側を持ち上げ、より良くご覧いただけるように少し前に屈みました。
身震いを少しの間静止させた後に、ご主人様は再びおっしゃいました。
「私たちと向き合うために振り返って、あなたのスカートを高く保って、 ジョシー...その通り...そして、ちょっとそこでそのまま待っていて。」
私はスカートを持ち続け、彼女たちが、私のむき出しのショーツと靴下トップに魅惑されて、じっと見つめたので、それは燃え上がって、お二人の女性を見下ろしていました。
「じっとしていなさい。」
私の黒いレースのショーツの方へ私のストッキングの絹の上の線を追いかけて、ご主人様は手を伸ばし、私のガーターベルトの上に爪を走らせました。
爪は服の上をすべって行きました、それが私の膣唇の唇に続いたので、私はあえぎました。
ご主人様は私の目を見上げました。
「ジョシー、あなたは楽しんでいる?」
「はいご主人様。」
私は穏やかに答えました。
「あなたは感じてる?...淫らに?」
「はいご主人様。」
「あなたは、牝犬?」
「はいメグご主人様、そう思います。」
ご主人様の指の爪は、私の股間を上下していました。私の陰毛を剃ってある所を細い生地を通してとても親しげに触れられました。
「私が求めるどんなことでも出来ますか、ジョシー?あなたは、私の淫乱な女子高生おもちゃですか?」
ご主人様の声は柔らかくて暖かく、彼女が私と同じくらい魅きつけられるのが分かりました。
ジリアンは、確かに感じていました。彼女の手はその時彼女のショーツのなかにあり、彼女のスカートは引き上げられ、彼女の足は大きく広がっていました。
461 :
445:2007/11/08(木) 17:46:22 ID:jcJWGi1G
ご主人様の次の命令は私にとってより簡単でした。
「もう一度あなたの背中を私たちに向けなさい、ジョシー、そして、かがんで、あなたのお尻を見せてください。」
私は振り向き、そして、しっかりと足を伸ばしたまま、屈んでひざを掴みました。
「もっと低く、ジョシー。私たちのためにあなたの尻を押し出して...それそれ...
すぐに、私たちのためにあなたのスカートを持ち上げてあなたを出して。」
私がスカートを持ち上げるとジリアンがため息をつくのが聞こえました。
私はご主人様方がご覧になっている有様を想像して、より濡れてきました。
私はお尻が明りに照らされるのを感じました。そして、向こう側ではもう一つのことが続きました。
マリオンが私をお尻を叩いた時から、私はお尻を叩かれていませんでした、
私は、できるだけスカートを広がるように持ってさらに私のお尻さえ押されてそれからそれを楽しんで頂ました。
私は、牝犬だと感じていました。叩かれ続けました、
そして、私は彼女がより激しく私のお尻を叩くことを願い、彼女は突然、私をあえがせました。
「あなたのひざまでショーツを下ろしなさい、牝犬。」
私はよく考えてみる必要はなかったと―私がご主人様方の命令に何でも従う今―知っていました。
私は、ご主人様に私がこれまでに思い描いた最も淫乱なことを命令して頂きたかったのです。
462 :
445:2007/11/08(木) 17:47:18 ID:jcJWGi1G
私は背中の上にスカートを引いて、それから私のショーツの端を探り、ゆっくり下にすべらせました。
ショーツが私のストッキングのトップを通ってすべる前に、しばらく私の尻の折り目に留まっているのを感じました。
私は、ショーツが足首まで落ちるのを止めるために、より広く足を広げなければなりませんでした。
私が、ご主人様方にお楽しみいただくために私の裸の尻と股間を押し出したので、
私は彼女たちの視線を感じました。
そして、私の湿った股間とむき出しの肛門の上を弄るご主人様のタッチでしりごみました。
そして、彼女の手が、私の肛門―私はそれが縮むのを感じました―の上に、
そして、それから私の尻のトップから私の湿ったあそこまで、爪がすべって行きました。
美味しい感動が私の中を走ったので、私の足は振るえました。
私は、それから私の陰唇に指が再び私の足を震わせて私にすべり込むのを感じました。
私は、言われるまで、動かないことを決心していました。
指は数回すべりこみました、そして、彼女は私をそれが欲しくてたまらなくしてから、指を引っ込めました。
「立ち上がって、振り返って。」
私は言われたようにしました、そして、私のショーツは私の足首のまわりまで落ちました。
ご主人様は私の股間にあった指を吸っていらっしゃり、顔を上げて私に微笑まれました。
ご主人様の命令を実行し、ジリアンがメグご主人様の背中をなでたので、
もう一度、彼女自身のショーツの中に手があったジリアンをちらっと見ました。
「さあ、ブラウスのボタンを外して...いい娘ね、とてもいいわ、ジョシー...
タイはつけたままにしておいて。それそれ...さあ、あなたのブラウスの前を開いて...
私たちがあなたに会うことができるように、今のところあなたのタイを肩にちょっとやっておいて...
いい娘ね、ジョシー。あなたは、とてもセクシーよ。
今、私はあなたにそうあなたの胸をあなたのブラの中から持ち上げて欲しいわ、それをまだ支えていて...mmmmm」
463 :
445:2007/11/08(木) 17:49:03 ID:jcJWGi1G
私は中で手を伸ばしました、そして、指で私の左の乳首をつまみブラのカップから引き出しました。
そして、それを支えるためにカップを折りました。
私が女性に示されている胸を見下ろし、私は本当にいけないと感じている私の右の胸にも同じ動きを繰り返しました。
「Mmmm、あなたの乳首で遊んでみせて、ジョシー。私のためにとても激しく。」
私が乳首を弄るを見て、メグはジリアンのショーツの中に手をすべり込ませました。
そして、乳首を引っ張って、彼女たちの喜びのために私の指の間で押しつぶしました。
私は爪を塗っていたことがうれしかったです、私は赤が私の胸の青白い肌によく映えると確信しました。
テーブルの上の私の捨てられたワイングラスを見て、私はそれに手を伸ばし、
各々の乳首の上にまだ冷えているグラスを走らせました。そして、乳首が垂直のままでいて、しわになったので、それを痛ませました。お二人は沈黙したままでした。
お二人は私のショーをご覧になりながら、手がそれぞれ相手のショーツを触ったまま動きませんでした。
私はとても欲情してきて、私のジュースが私の足に垂れるのを感じました。
私はワインを飲んで、グラスを置きました、そして、最後にそれぞれの乳首をつねり、お二人が私を賞賛したので、
私は私の胸を押し出し、なにも言われませんでしたが私のスカートを持ち上げたまま、見ていました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
さて、この後は激しくスレ違いとなってしまうのだがどうしよう。
男子が出てきて三人並べて犯していくんじゃなければ、すれ違いじゃないよ。
ここまでじらしてやめないでご主人様。
465 :
445:2007/11/13(火) 17:46:13 ID:aq2ptw7Z
過疎ってるから多少のスレ違いはいいか
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ご主人様が私に細いガラスの張形を下さいました。
「私がジリアンをもう一度暖めている間、これで一人でオナニーなさい。
その後、私はそれをあなたのおしりに入れます。
あなたは、自分のあそこで私のために予めそれ濡らしておくことができるわ。」
ご主人様は私に笑いながら仰いました。
私が言われた通りにしていると、
ご主人様は床の上でそわそわしているジリアンを引っぱり彼女のドレスを持ち上げ、
顔を彼女の股間に押し込んだので、ジリアンは、ご主人様の股間を一周しました。
これを見てため息をついて、片手でスカートを上げ、細い張形を私自身の湿ったあそこにすべり込ませ、
私はそれが中にすべるのを感じたので、もう一方の手でクリトリスを慰めました。
ご主人様が私に彼女の友人のお尻を見せるためにジリアンのスカートを引き上げたので、私は見ていました。
それから、彼女は乗り出して、ジリアンに何かをささやいて、彼女のショーツを下げました。
私はこれらの2人の素晴らしい女性を見ました。
そして、その一人はすぐにガラスの張形を私のおしりにすべり込ませそうで、私は天国を見つけたと思いました。
しばらくして、ご主人様方は立ち上がり、私の方へやって来ました。
そして、私の身体を弄り始めました。そして、私の胸をすくいました。
私が張形で私自身とセックスし続けたので、私のお尻を感じました。
「私は、その張形をどうすると約束したかしら?」私の耳元で囁くご主人様。
彼女は、私の首にキスする前に、穏やかに私の耳たぶを軽く噛みました。
「ご...ご主人様は、それが私のおしりに入ることになると仰いました。」
466 :
445:2007/11/13(火) 17:52:29 ID:aq2ptw7Z
ご主人様は微笑んで、私にキスなさいました。
そして、彼女の舌が深く私の口にもぐり込みました。
彼女が逃げたので、彼女は彼女から私を締め出しました。
私は、ご主人様のために振り返った時ショーツが床に落ち、
私はそれはもう必要でないと思いショーツから足を抜きました。
ピシャリ!ご主人様が前よりとても激しく私のお尻を叩きました。
ピシャリ、ピシャリ、ピシャリ!
「ショーツを戻して、あなたのひざの回りにショーツを保ちなさい、ジョシー。
私は、ショーツから踏み出すようにあなたに言わなかったわよね?
私はまだそれに出番があると思っているの、分かる?」
「はい、ご主人様」
私は申し上げ、手を伸ばして、私の靴下だけの足の上で、ショーツを私のひざのまわりまで引き戻しました。
私は背中に彼女の手が触るのを感じました。
「さらにかがんで、その椅子をつかみなさい。」
ジリアンはもう一度椅子を引いて、私に微笑みました。
私が椅子に身をかがめたので、ジリアンが私にキスし彼女の舌が私の口の中へ突進してきました。
私は、彼女の香水の香りを感じました。
彼女は私がひるんだ隙に私にキスし続けました--張形が私のお尻に触れていて、
私は、それが押しつづけていると感じ、リラックスして、それを受入れようとしました。
それはゆっくりと私にすべり込み、私はため息をつきました。ジリアンはキスを中断して、
私の乳首の上で一舐めすると私の下に身をかがめました。
私はいっぱいに伸ばした腕の間から、
私の靴下だけの足とこの美しい女性が私の乳首をなめているのを見下ろしました hmmmmm!
467 :
445:2007/11/14(水) 17:30:57 ID:LJ4Fl+2s
張形は再び押し込まれまた引かれ、
ご主人様がそれの滑りを良くするために私の湿った淫裂からジュースを塗りつけると、
より簡単にスライドし始めました。それは、素晴らしく感じました。
その時、痛みを感じて下を見ると、
ジリアンが私の乳首にチェーンが付いた小さいクリップを着けようと苦労していました。
クリップが私の乳首を鋏んで痛みましたが、堪えきれないというほどではなくて、
彼女は、もう片方の乳首でこれを繰り返して、2つのチェーンで引きながら、私に微笑みました。
彼女は、片手で容易に私を支配することができるように、それらを1つのチェーンに接合しました。
私は、脚が砕けてくるのを感じて、再びそれらを真っすぐにするために戦いました、
私のご主人様がこれらの少女として私が欲しかったと決心していて、私は刻々結局愛していました。
張形が私のおしりをすべるので、私はご主人様の手が私の上を弄っていて、
私の尻、私の足そして私の股間を弄っていることを感じました。
結局、指は私の股間に戻りました、そして、彼女の指2本が私に滑り込みました。
一瞬おいて、より大きな何か私に押し込まれました、そして、私はバイブレーターの音を聞きました。
私は、私の乳首の上にクリップ、私のおしりと淫裂の中にバイブレーターと張形を持っていました。
ああ、神さま!これこそ、私の夢みていたとおりのことでした。
468 :
445:2007/11/14(水) 17:35:00 ID:LJ4Fl+2s
ご主人様は私のお尻を叩き、ジリアンは私の胸を叩いてそれを揺らし始めました。
クリップが私の乳首を引っ張ったので、痛みます、
彼女はクリップを取りはずし、火照りを鎮めるために私の乳首を吸いました。
私は長引く嘆きとともにいき、ひどく興奮して幸せなご主人様方によって舐められ、
キスされて床の上へ押し倒されました。
「次は私の番よ。」
ソファーの上で足を広げてくつろいでいらっしゃったご主人様が仰いました、
ジリアンと私はご主人様をイかせるためにあらゆることを始めました。
私は天国にいて、決して去る必要がないことを望みました。
school3.jpg - school3.jpg
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
完結です、スレタイトルに激しく反しているお話を失礼いたしました。
訳し方等、御指摘、御批判お待ちしております。
469 :
名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 20:12:08 ID:BzkMAN82
たしかにスレタイに激しく反しとるな。
SMと道具に逃げなきゃレズれないのは
発想が貧困なんだよ。
翻訳文の雰囲気が残ってたのが、結構よかった。
あとは思い切ってネタだけ借りて自分の文章にしてしまうのもあり、
たどたどしいからもどかしくじれったいままでいくか。
471 :
445:2007/11/22(木) 17:44:17 ID:Tqq9vwPN
感想有難うございます。
>>SMと道具に逃げなきゃレズれないのは
SMも道具もつかわないレズは世の中に良いものがいろいろあるので
私が個人的にSMレズが大好きなのでこの話を訳してみました。
>>あとは思い切ってネタだけ借りて自分の文章にしてしまうのもあり、
ごもっともですが、自分の文章がかけないから翻訳に走ったのであって
ネタだけなら自分の脳内に山ほど…
ところで、昔はあんなに盛り上がっていたこのスレ、
今や住人が三人しかいないのだろうか。
希望があれば他の話も挑戦してみようかな。
ほ
今年こそ、を願って…。
ネタはあるんだけど規制で書き込めない……
475 :
445:2008/01/22(火) 17:58:31 ID:/rwn4lNb
懲りずにまた載せてみようかな
今度は、すれ違いでは無いやつを。
476 :
445:2008/01/23(水) 17:34:32 ID:p89UrogY
ジョシーCrupperの秘密の世界
クラッシュ!
「わたくしのために裸でポーズをとりなさい。」
「すみません。そんなこと出来ません...」
「わたくしのために裸でポーズをとりなさい、さあ。」
私は目の前に立つビジネススーツ姿のエレガントな女性に、状況の若干の言い訳をなそうとしました。
「ですが、私はちょっとあなたの車に衝突して、そして...」
「...そして、貴女は保険に入っていません。貴女はわたくしにそう仰ったわね。」
彼女は私の露骨な混乱と不安を笑いながら言いました。
「貴女は、どれくらいすまないと思うかについて、わたくしに仰いました...」
「...そして、私は損害賠償の代金を払います。」
「...もちろん、貴女にはどんなかたちでも損害賠償をしていただきます。
わたくしは、貴女にどのように支払って頂きたいか説明しようとしていました。
貴女は、貴女の車を運転していましたね。」
彼女は不審そうに、私の15年落ちのフォルクスワーゲンをちらっと見ながらいいました
「警察に無保険で事故を起こしたと示すべき車はどれかしら。」
「いいえ、警察はやめて下さい!」
私は不用意に漏らしました。
「ちゃんと支払わせてください、いっぺんには払えないけれど、私はあなたのためにお金を集めます。」
「ええそうね、でもわたくしはお金が欲しいわけでは無くてよ。
お話ししたように、貴女が支払いたいならば、
今すぐ、わたくしのために裸でポーズをとることよ、お分かり?
でなければ、わたくし達は警察を呼ばなければならないでしょう、
あるいは、わたくしの家でわたくしのモデルになって頂けるかしら?」
彼女はハンドバッグから携帯電話をだしてダイヤルしようとしてみせました。
彼女は私に、昔の学校の校長を思い出させました。
私の胸で心臓が大きく鼓動し、めまいがしていました。
477 :
445:2008/01/23(水) 17:35:39 ID:p89UrogY
熱い日でした。私は、化粧をチェックするためにわずか数秒間、道路から目を離していただけだったのです!
彼女の新品のメルセデスの艶がある銀のスポーティーな車体の前面には、
レオ(私の哀れなVW)から受けた大きなへこみと塗料の小さい緑色の汚れが有りました。
「残念だわ、わたくしはあなたをせかせたくないの。多分これは警察の仕事なのでしょう。」
彼女はダイヤルし始めました。
「いいえ!お願いです。」
彼女は、まるで私が話したことに驚いているかのように私を見ました。
「あなたは、私がそんなことできないと確信してしますが...」
しかし、再びお金を積むポイントは全くなさそうでした、この女性に十分なお金が有ることは明白です。
それは、彼女の猥褻な写真のためにポーズをとるか警察へ行くかの二者択一でした。
「その写真はだれかに見られますか...。私が同意したとして。」
私はどもって言い、猛烈に赤くなりました。
「私はこれまで人前で裸でポーズをとったことなんて無いんです。」
彼女は電話をたたんで丁寧にバッグに戻しました。そして、音を立ててバッグを閉じました。
私を上から下まで見て、彼女は私の不安げな様子に微笑みました。
「わたくし以外の誰も決してその写真を見ないわ、えーと...?」
「ジョシー」
私は深呼吸をして穏やかに答えました。
478 :
445:2008/01/23(水) 17:37:25 ID:p89UrogY
「...あら、ジョシー。貴女は、わたくしをコレクターと言うかもしれません。
写真はわたくし達ふたりとも素敵だと思えるでしょう。
でも、わたくしは貴女に、わたくしのために裸でとても挑発的なポーズをとって欲しいと思っているの。」
「でも、あなたは女性です」
私は漏らし、他にばかなことを言う前に唇を噛みました。
「そうよ、可愛い娘、でも、わたくしは可愛い女の子が好きなの。可愛らしい貴女がね。
さあ、貴女の車をあそこに停めて、家に入って。」
私が私の車を動かす間、彼女は車道にメルセデスをバックさせて、待ちました。
そして、私が車から出てバッグを胸に抱いて彼女の方へ歩いたので、彼女は微笑みました。
私の頭の中で感情が渦をまき、私の足は今にも崩れると脅迫してきました。私は泣きたい気分でした。
彼女は微笑み私に背を向けて、とても立派な家のドアに進みました。
彼女は40代前半に見え、タイトスカートの黒いスーツを着て、
まるで一流大学の教頭か事務弁護士のようでした。
私は彼女がスカートの下にシーム入りの黒いストッキングを履いているのを見ることができました。
ヒールはとても高く、ジャケットの下には白いブラウス、
彼女は非常に魅力的でしたが、私はさらに恐ろしくなりました。
彼女が私のためにドアを開けていてくれたので、私はその美しい家の中に入りました。
「貴女のバッグをそこのテーブルに置いて、わたくしについて来てくださる。」
私は彼女の指示に従いバッグを置いてから、部屋の豪華な家具、写真と至る所に置かれた芸術のオブジェを見まわしました。
彼女は私を巨大な居間に案内して、リモコンで曲を流しました。
部屋は空調で寒く、私は腕をこすりました。
「少し寒いかしら、ごめんなさいね、この家には若干の問題があって...飲む?」
彼女は私の答えを待たずにグラスに白ワインを注いでくれたので、私は感謝して受け取りました。
私は、すぐに半分ほど飲み、彼女が高価なカメラを取り出しているのを見て、
今の状況を思い出して気分が悪くなったので咳き込みました。
そして、ワインの残りを飲み干してからガラスのコーヒーテーブルにクラスを置きました。
479 :
445:2008/01/23(水) 17:40:14 ID:p89UrogY
「不安?」
私がうなずいたので、彼女は笑いながら言いました。
「くよくよしないで、貴女はとても幸運なのよ。
貴女が保険なしで運転していた理由について、貴女は今頃警察に言い訳していたかもしれないわ。
彼らは貴女を尋問し、監禁さえするでしょう。貴女は、免許は持ってる?」
私はうなずきました。
「いいわ。貴女はとても可愛くて、服も素敵よ貴女の魅力をとてもよく引き立ててるわ。
これまでにモデルをしたことがあって?」
私は首を振って自分の服を見下ろし、
私がお尻の上の服を整えたとき、カメラのシャッター音が聞こえ、私は再び真っ赤になりました。
私の十分な胸の谷間を殆ど見せているのは、私の冷えた腕を露出しているかわいいレースの縁と、
えりぐりが深いネックラインの周りに沢山のレースがあるホワイト・コットンの夏のドレスでした。
小さな真珠のボタンは、私のウエストの正面を落ちていきます、それは、私の大好きな服のひとつでした。
カシャッ
「そう、靴は履いたままがいいわね― 貴女の足を綺麗に見せているわ ―
ストッキングをはいていないなんて恥ずかしいことよ...。」
彼女はしばらく考えているようで、私は寒さと恐れから震えながら待っていましたが、
私がいったい何をすることになっていたか疑問に思っていました。
彼女は頭を振りながら言いました。
「いえ、ちょっと服を着たままで楽しみましょうか。貴女は本当にとても可愛いわ。
わたくし貴女の胸が好きよ。」
私は部屋の寒さにもかかわらず再び赤くなり、胸を隠すために腕を上げました。
カシャッ
480 :
445:2008/01/23(水) 17:41:31 ID:p89UrogY
カシャッ
「貴女はどんなショーツを履いているのかしら?貴女のスカートを持ち上げて、わたくしに見せてくださる。」
カメラが再び彼女の眼まで上がり私は凍りつきました。
「あなたに見せるのですか?私の...」
「貴女のスカートを持ち上げなさい、さあ!
貴女は言われた通りにするか、警察に行く以外の選択肢はないのよ、迷うのを止めて、しなさい...今すぐ!」
叩かれてスカートを引っ張られたので私は飛び上がりました。
私は素早くスカートの端を掴み躊躇しながらショーツより上まで持ち上げました。
「ゆっくり、ジョシー、ゆっくりとよ。」
カシャッ、カシャッ、カシャッ
私は、自分がばかのように感じました。
知らない人にショーツを露出させて写真に撮られている間スカートを上げていること。
私は私の足を見下ろして、私の足の白いミュールを見つめました。
カシャッ、カシャッ
「わたくしのために貴女のお尻の上でショーツをより引き上げてくださる、ジョシー...」
私は左手でもう少しスカートを持ち上げ、私の白いレースのショーツをお尻の上でより高く引きました。
「...うーん、良くなったわ。とてもセクシーよ。テーブルに足を乗せて。」
彼女が笑いながらそれに手を振ったとき、私はスカートを上げました。
彼女が次のように言ったとき、私は羞恥で再び赤面しました。
「ターンして...前へ屈んで..そうよ...そして、貴女のスカートを持ち上げて...もっと高く...
貴女の尻を押し出しなさい...」
私は、できませんでした。私はため息をついて、泣きたい気分でした。これは恐ろしかったです。
私はスカートを落と放してグラスに手を伸ばしました、そして、彼女は私に更にワインをつぎ足しました。
彼女は私がどれくらい動揺しているか見ることができたと思います。
481 :
445:2008/01/24(木) 12:46:37 ID:SD3Fhqhp
誰もいない
携帯からセルフ支援
482 :
445:2008/01/24(木) 17:47:58 ID:WGP4hQcc
「ジョシー、わたくしの話をお聞きなさい。
貴女は、悪い状況にあります、そして、貴女は更に悪いことになろうとしているだけなのよ。
貴女は、少なくともそれを楽しもうとすることができました。
貴女は、わたくしが言うようにしなければなりません...どんな事でもすべて。
貴女は、わたくしの車に衝突しました。貴女には保険がありません、そして、貴女は飲んでいました。」
「で、でも...」
私はどもり、急いでグラスを置きました。
「私は、何も飲んでません...」
「いいわ、警察はそれが本当だと分かるかしら?
お聞きなさい、わたくし達のために貴女がするべきことをより簡単にしましょう?
貴女はちょっとした淫らでセクシーな写真のためにポーズをとること、ほかに方法はないのだから、それに慣れなさい。
わたくしは貴女にトップを脱いで、胸をはだけて欲しいのよ...今すぐ!」
私は涙が頬をすべり落ちるのを感じ、渋々小さな真珠のボタンを手探りし始めました。
私は私の胸が自由になること切望して服を押しているように感じました。
「Mmmm、とても可愛らしいわ。貴女、ブラのサイズはいくつ?」
「34(インチ)D」
私はあえて彼女を見ずに呟きました。
私はボタンを外して、彼女を見上げましたが逃れられず、
ため息をついて、ブラを露出させるために服を左右に引き、左のカップを下げて胸を露にしました。
それが露出した瞬間、私の乳首はすぐ硬くしわになり、私を当惑させました。
屈辱の震えを無視して、私は右の胸も同じようにして、
できるだけ見苦しくなくするために順番にブラカップを下に押し込み、乳首を引っぱって持ち上げました。
「胸を張って、貴女が持っているものを誇りに思いなさい、ジョシー。」
私はむき出しの胸を欲情した目でじっと見られると感じ赤面しました。
彼女が手を伸ばして、そっと私の胸をなで、次に赤く塗られた爪で柔らかく、
私のしわが寄った各乳首の上の面の皮膚を引っ張る重さを感じて私は恐怖で息を吸い込みました。
私は、胸を隠したい欲求と戦いました。
「あら、美しいわ、貴女は確かにDカップね。」
彼女が乳首のクローズアップ写真のためにカメラを近付けたのを、私はじっと見ていました。
483 :
445:2008/01/24(木) 17:48:35 ID:WGP4hQcc
カシャッ、カシャッ
私は只そこに立って、胸の下で腕を組んで動けずにいました。
そして、胸を隠したい欲求にさらに強く抵抗しました。
「お願いです...」
「シッ」
彼女が私の方へ屈み左の胸に口を開けたので、私はぎゅっと目を閉じました。
そして、私のとても敏感な勃起した乳首の回りに彼女の口の湿った暖かさを感じました。
私にはどうしようもありません、彼女がもう一方の乳首に同じようにするのも、私は見下ろしていただけでした。
そして、驚くべき衝撃が私の中を駆け巡り、うっとりして、動くことができませんでした。
私があえいでいると、彼女は私の前で起き上がり乗り出して、私の唇にそっとキスをしました。
私は抵抗しませんでした。
「さあ、出来るでしょ?可愛いジョシー。向こうを向いて、かがんでくださる。」
私は言われたようにしました。
ワインが、私の頭まで回ったのにちがいありません。
彼女が私に言ったように、私は従う以外の方法を知りませんでした、
そして、正直なところ、私の一部は求愛を楽しんでいました。私は振り返って、かがみます。
私の胸は自由に揺れ動き、乳首は彼女の唾液が乾き冷たく、膨らんできました。
「もっとかがんでくださる、可愛い人。」
私はかがみ、倒れないようにコーヒーテーブルに手を付きました。
スカートが引き上げられ背中にひっくり返され、
ショーツが私のひざの回りまで引き降ろされるのを感じましたが、私は抵抗しませんでした。
私の後ろでシャッター音が響くのを聞き、高潮して少し気分が悪くなり、
ガラスのコーヒーテーブルに映った自分の姿をじっと見つめました。
私は、それがこの女性が私に注いだワインのせいかそれとも他の理由でかは知りませんしかし...
484 :
445:2008/01/24(木) 17:49:46 ID:WGP4hQcc
彼女は私の左手をとって、私のお尻に導きました。
「貴女のお尻を広げなさい、ジョシー。」
私は、彼女を見上げました、
「お願いです...そんなことさせないでください...」
「お願いです...ご主人様?」
彼女は眉をアーチ形にして、私に微笑みました。
「お願いです、ご主人様。私に求めないでください...owww!」
彼女の手が私に鋭く振り下ろされました。
「...そして、貴女がまだいう事を聞けないというのなら、さらに叩くわよ。」
彼女は私の手を掴み、私の尻の上に押し付けました。
「さあ、良い娘ね、貴女のお尻を広げなさい。思い出して、貴女がわたくしの言う通りにしなければ、
わたくしは警察を呼び、彼らに貴女を飲酒検知器で検査しろと主張することがでるのよ。
保険のない酒酔い運転は、免許取り消しと、恐らく懲役を意味するわ。」
私は尻たぶを掴み、しぶしぶ引っ張りました。
そして、私の肛門がどのように冷気にさらされたか、また、
私のあそこがどれくらい湿っていたかすぐにさわってみました。
「うーん、下の毛は剃っっていたほうがいいわね。とても裸でむき出しの感じで。」
私は、彼女の手が私に陰毛があるかどうか確かめるために私の脚の間を滑るのを感じました。
私は脚を閉じようとしましたが、彼女の手が挟まりました。
「うーん、ジョシーいけない娘。わたくしのために貴女の股間を広げて、お尻をおさえていて。
そして、貴女の足をまっすぐにしていなさい。」
訳がこなれてきた感じ。がんばれ。
486 :
445:2008/01/29(火) 17:28:53 ID:RML7B+N1
<<485
がんばります。
私は彼女の指示に従い、カメラが何度か音をたてるのを聞いていました。
ショーツを床に落とし、靴を脱ぐことができたら、より快適だったでしょう。
それは彼女の好みのハイヒールではないかもしれませんが、
このような不安定なポーズをとるには十分に高かったです。
彼女に腿の内部を愛撫され、私は感じ始めました、そして目を閉じ唇を噛みました。
彼女の手が私のあそこにより近くにまで動き、また離れて私のお尻の一番下を持ちました。
私は、彼女の愛撫をさらに求めて、私の尻を押し出しました。
1本の細い指が私の濡れた膣の抵抗を過ぎて穏やかに入ってくるのを感じました、
私は喜びの低いうめき声をころしました。
指は私の中で数回すべりました。
「貴女のお○んこは濡れて美しいわ、ジョシー。貴女の唇をわたくしのために広げておいてくださる。」
私は彼女の命令に従おうとうとしていましたが、脚が痙攣を始め、
身体を支えるために左手をテーブルに付いてしまい、お尻にびんたを受けました。
487 :
445:2008/01/29(火) 17:29:24 ID:RML7B+N1
彼女の指が私を満たすために戻ってきて、しばらくの間私は激しく犯さました。
彼女の指は私の露出した肌を自由に這いまわりました。
私のむき出しの肛門をくすぐって、からかうように私の尻をつねるこります。
彼女の指が再び入ってくることを期待していましたが、愛撫は止まりました。
「貴女は、本当に淫らで小さなレズの牝犬なのでしょう?ジョシー」
「はい...その通りです...」
「貴女はわたくしが欲しい?わたくしの指でお尻を犯されたい?ジョシー」
彼女の他の手が私の熱く痛んでいるあそこをすべり続けたので、彼女の指の圧力が戻ってきました。
「そうではなくて、ジョシー?」
彼女が主張しました。
「貴女のおしりにわたくしの指を感じたいのではなくて?」
彼女はゆっくり私のあそこから指を引っ込め、後ろの穴を濡らしているジュースをたどりました。
私は無意識のうちにうめいていました。
彼女の手は私の顔に来て、彼女は濡れた指を私の口に押し込み、私は貪欲にそれを吸いました。
「答えなさい、ジョシー。でないと今すぐ貴女の口を犯すわよ。
さあ、わたくしの指が貴女のあそこを犯すのと同じように貴女のお尻に入ることを、
貴方がどれほど望んでいるかわたくしに話して。」
指が私のあそこに戻り、もう一度私を満たしました。
それは、彼女の小指が私のクリトリスをこする間、私の肛門を彼女の親指がくすぐっていたように感じました。
「いいなさい、ジョシー!」
彼女のもう一方の手が私の尻の上に鋭く打ち下ろされました。
ピシャリ!
「ウッ!はい、ご主人様...」
私はうめきました。
「Ahhh、それで、貴女はまだ話すことができるわね。それとも話し方を忘れてしまったかしら。」
私は左の胸がなでまわされるのを感じ、乳首がつねられました。
そして、すぐ何度かきつい平手打ちが続きました。
488 :
445:2008/01/29(火) 17:31:55 ID:RML7B+N1
ピシャリ、ピシャリ、ピシャリ!
「お願いです...あなたの望むことを私にしてください...」
私は、もう気にかけませんでした。
私の一部はこの女性が私にしたことにまだ反感を抱いていましたが、
私の別のの部分は望んでいた役割を見つけました。
私はその感覚が終わらないことを望み、私はそれのために私自身を愛し、そして、憎みました。
「貴女が何を望むか、わたくしに話して下さるかしら。」
「何でも...」
「何でも?貴女は、これが好きかしら?
ご主人様の左手の3本の指が私のあそこを弄り続け、右手の指が私の肛門を弄るのを感じました。
そして、それが旋回して、わずかに押しました。
「はい。」
私はなんとか言いました。
「うまくわたくしにそれを貴女のおしりに入れるよう頼んでみなさい。」
「どうぞ、ご主人様。貴女の指を私のおしりに入れてくださいませ。」
「だめね...」
指は押されましたが、ご主人様はそれを中にすべり込ませることを拒否しました。
「でも、貴女のために2本の指を入れてあげましょう。」
ご主人様の左手が私のあそこから上がっていて、濡れてなめらかになるように手を変えました、
そして、ご主人様の右手が私のお○んこを犯し続け、
2本の濡れた指が私の肛門を見つけて、ゆっくりと押し開いていきました。
私はうめいて、ほとんど倒れかけましたが、自分の足をつかんで身体を支えました。
そして、ご主人様にお尻を押し出し続けました。それは痛くて楽しかったです。
ご主人様の指がほとんど途切れなく私に新しい感覚をもたらしました。
オルガスムが私を破り抜けて、私は叫んで床に崩れました。
ご主人様の指が私の拷問された体から抜かれ、ご主人様が私の前に回ってこられました。
489 :
445:2008/01/29(火) 17:33:25 ID:RML7B+N1
「起きなさい。」
私の髪が引っ張られ、私は跪かされました。
ご主人様は肘掛け椅子に座られ、彼女のスカートを引き上げられました。
ご主人様が速くショーツを脱いで、そして再び私の髪を掴まれたので、私は茫然自失で見ていました。
それから、私は引っ張られ、私の顔がご主人様の湿った股間に押し付けられたので、
私は次に何をさせられるか理解しましたが、私には小さくいいえとささやく時間があるだけでした。
それは、きれいに剃られていて柔らかいピンク色でとても濡れていて、そして、...おいしい!
私は最初はそっと舐めていましたが、次第に興奮して遂に彼女に折り重なりました。
私は片手で自分のの乳首を痛いほど締めつ、もう一方の手で彼女を広げていました。
ご主人様はひっくり返り、お尻を押し出されました。
「私のお○んことおしりを舐めなさい、貴女はわたくしの可愛い牝犬なのですからきちんとできるわね。」
「はいご主人様」
私はご主人様のスカートを上に捲って、
ご主人様の大きく裂けた秘裂と小さなしわを寄せられたアヌスを見下ろしながら申し上げました。
490 :
445:2008/01/29(火) 17:34:19 ID:RML7B+N1
一旦ご主人様と私が満足したあと、私達は服を着て家を出ました、そこで、私はメルセデスが去るのを見て驚きました。
「それは、レンタカーでしたのよ、愛しい人。
二、三日中に電話をしますわ、わたくしが電話したら、喜んで走って来て欲しいの。」
ご主人様は答えを待たずに私にキスなさいました、ご主人様の舌は私の口に潜り込みます。
それから、ご主人様は私を離して仰いました。
「わたくしのための良い女の子でありなさい。」
「はい、ご主人様。」
それが正しい行いだと感じたので、私は微笑みながらお辞儀をしました。そして私の車へ戻りました。
「ジョシー」
「はい、ご主人様?」
「次は、貴女ににわたくしのためにより挑発的な正装をしてくること。」
「はい、ご主人様。」
「わたくしが望むランジェリーの一式に貴女は戸惑うでしょうね。」
「はい、ご主人様。」
「貴女の胸を見せなさい、ジョシー。」
「はい、ご主人様。」
私は躊躇せずバッグを舗道に落とし、ボタンを手探りしてから、
不安げにまわりをちらと見て、私のブラウスを左右に引っ張って、
ノーブラの私の胸を持ち上げました。
私はその時、ご主人様に何よりも喜んで頂くため、乳首を引っ張って立たせ、彼女に私の胸を押し出しました。
「良い娘ね、ジョシー。」
タクシーが止まり、私は素早く胸を隠し。最後の波とともに彼女は去りました。
私は早くもご主人様の呼び出しを待ち焦がれていました。
私は新しいジョシーが生まれたということを知って微笑みました。
終わりです。
GJ!
個人的にはSMは好みじゃないのだが、でもレズ分補給になりますた(*゚∇゚*)
次なるうpを期待してます
保守
ほ
し
ゅ
ほ
昔ここで拙作を載せていただいたものですが、
自分、あまりの多忙さで長いことここを離れていました。
でも今やすっかり過疎してるんですね。
もう誰もいないのかなぁ。
先日、とあるリンク先をクリックしてみたら、自分のSSが出てきてびっくり。
自分でも忘れていたのに。w
また何か小ネタをと思っても、もうすっかり妄想力が枯れてしまいました。orz
ていうか、いつの間にか「Lの世界」なんてものが出てるし(未見だけど)、
百合姫は健闘してるし、…いい時代になったなぁ。w
チェックは毎日してるぜ
女子高生とかが出る百合もののような淡いものでもなく、
オトナと言ってもポルノもののようなものでもなく、
フツーに大人のレズビアンが主人公の恋愛小説が読みたいーーー!
いいね。それ。
というか自分も中学くらいから30代くらいまで延々続く話の
プロットだけ考えて書き出しで挫折しましたw よわ
>>500 おお、同意を得られてうれしい。(涙)
うーん、挫折なさいましたか。
せめてどんなプロットだったのでしょうか。よければお聞かせ願いたい。
うっ
そそんな恥ずかしいこと聞かないでくれーorz
503 :
445:2008/06/04(水) 17:33:34 ID:as3oQwgA
最近はそれなりににぎやかになってきましたね、
SMは好みじゃないと散々いわれたへっぽこ翻訳の第三弾を載せるより
他の方の作品を待った方がいいかな。
>>502 ベテランのマンガ家がデビュー初期の作品を見るようなキモチでしょうか。w
>>503 ぜひぜひ!
506 :
445:2008/06/05(木) 17:25:07 ID:Fa9C7Kmp
>>504 では、はじめて見ましょうか。
The Park
公園
私たちは数週間前にパーティーで出会いました。 私はいつまでもそれを忘れないでしょう。
彼女はとても楽しい少女で、ずっと私を笑わせていました。
彼女には何時も最初からおしゃべりの中心となる話題がありました。 私はすぐ、彼女のおしゃべりが好きになりました。
彼女は私についてすべてを尋ねました。私が何処で働き、自分の時間にどうやって楽しむか。
彼女が唇を舐めてワイン・ボトルに触れながら、私の楽しみに付いて尋ねたとき、
彼女が私の胸を舐めることを想像していると確信しました、それともそれは私の想像だったでのしょうか?
私たちはそのような素晴らしい晩を過しついに、辺りが明るくなってきたころ、
私はほとんど他の誰とも話さなかったことに気づきました。
私は彼女におやすみのキスをしました。
彼女が恋人―彼女が私が望んだすべてであるかどうかわかっていないこと以外の―として
もう一人の女性といるのを好んだというだけで十分でした。
私は、ずっと昔から長いこと彼女の事を知っているように感じました。
私たちは晩夏の陽射しを楽しみながら、お互いをよりよく知るために、次の日の午後町の公園で会う約束をしました。
...........................
507 :
445:2008/06/05(木) 17:25:31 ID:Fa9C7Kmp
彼女はマリオンといい、私より少し背が高く、長く縮れたダークカラーの髪が肩越しに滝のように流れていました。
彼女は美しかったです。短く黒い服を着た彼女には驚くほどたくましい体がありました。
彼女の短いスカートから長くいっぱいに伸びる日焼けした脚、彫刻のように美しい腕。
私が彼女の体に見惚れていると、彼女は私に微笑みました。
私は赤面しました…
「私って魅力的だとおもう?」
彼女は背をそらして、彼女の小さな胸を押し出し、挑発的に足をのばしながら、笑って尋ねました。
「私は貴女に本当に凄く惹きつけられています。」
私が答えると、彼女は横になりほおづえをついて、後に続けました。
「私は貴女に会った最初の瞬間から貴女を見ていました。」
彼女のダークカラーの瞳が私をじっとみつめます。
私は、顔が紅潮するのを感じました。
「貴女を見せて。」
彼女がささやきました。そして、私の目から髪を払いのけるために手を伸ばしました。
彼女はその瞳にあからさまな欲望をうかべ私を見ました。
私の自慢のとてもセクシーな脚は彼女と同じくらい長く、背も同じくらいです。
私たちの違いは胸でした、私の胸はマリオンのようなスポーツ向きの躰と大きく異なりました。
私はそれらをいつも誇りに思っていました。
それらはどんな種類のスポーツにも確実に邪魔な大きさで、少なくとも如何なるオリンピックの競技にも適さないでしょう。
それは今、常にマリオンの目が行くところでした。
「私には貴女の躰の方がよっぽど完璧に思えるわ。私のはちょっと小さすぎるし。」
彼女は私に微笑み、ぎゅっと彼女の胸を握りました、
そして、彼女が私の目に深く見えたので、私は再び赤面するのを感じました。
「私は、貴女の方が美しいと思うの。」
私は答え、すぐに、とても愚かなことを言ってしまったと思いました。
「私の愛しい貴女、貴女の躰は素晴らしいわ。」
彼女が穏やかに言いました。
「私はそれで遊びたいの。そして、頭の先から爪の先まで貴女に触れて、舐めるわ。」
508 :
445:2008/06/05(木) 17:26:18 ID:Fa9C7Kmp
私は今や本当に真っ赤になっていた、
私は過去に一度だけ別の女性と愛し合ったあったことがありましたが、高校時代の友人と手探りでしただけでした。
それはちょうど女子高時代のお遊びのようなもので、私は実際に何をするのか一度も知らないままでした。
「それで、私に貴女を見せてくれるの?」
彼女は再び尋ねました。
「貴女はすでに私を見ています...それとも、貴女は私をもっと見たいのですか?」
私はしゃべりまくりました。そして突然、身体の芯から熱く感じてきました。
「貴女が望むなら...貴女は私が何をするべきか、命じることができます。」
私はささやきました。
マリオンは彼女のプレイメイトの願望を予想していなかったので、今度は彼女がショックを受ける番でした。
「私は、貴女のあらゆる細かなところまで見たいの。」
彼女が穏やかに言いました。
「そして、私は貴女に出会った時からずっと本当に貴女を支配してみたかったと告白しなければならないわね。
私は、貴女が私同様そうされたいと望んでいると感じるわ...そうではなくて?」
彼女は微笑みました。
「貴女は私が貴女に命じた事は全て、どんな事でも従わなければならないでしょう。」
彼女は私の手を取りました。
「貴女にいたずらする時、貴女を決して傷つけないと約束するけど、私は貴女を目が眩むような高みに導くでしょう、
貴女を美味しく食べて、多分貴女をとても辱しめて、翻弄するでしょう、
貴女がほんの少しいけない...または貴女がよいならば。
私は貴女とのプレイで、貴女をエクスタシーの波へもたらします。
そして、貴女の荒々しい欲望を貴女の内側のとても深いところから湧き上がらせます。」
彼女はひざの上へ起きて、私の瞳に深く映りました。
「貴女を鎖でつないで、貴女を叩いて、さまざまな方法で貴女の躰を弄ぶ。」
彼女はギュッと手を握りました。
「貴女はそうされたい?」
私の股間が本当に熱く燃えていて、いつの間にか私は遠い昔の私の幻想の中に入っていました。
私が覚えている限りずっと永いあいだ、私はマリオンのような誰かが私の人生に入って、性的に私を支配するのを待っていました。
私は、マリオンのアイデアが気に入りました、
私のあらゆる行動を支配すること。
私で遊ぶこと、..................私をからかうこと。
509 :
445:2008/06/05(木) 17:26:46 ID:Fa9C7Kmp
私は彼女の美しい顔を見ました。そして、目を合わせていることが難しくなってきました。
私の心臓は、私の耳で強くリズムを打っていました。 彼女は、私の幻想世界の住人だったのでしょうか?
私は、深呼吸する必要を感じました。
「マリオン、私は貴女のおもちゃになりたいです。」
私は俯いて、指輪をもて遊びながら言いました、活動的な私が今までそんな言葉を言ったことはほとんどありませんでした。
今や、私は彼女を見ることができませんでした。
「私は、貴女のおもちゃになりたいです」
私はもう一度つぶやきました...
「...そう...私が悪い子だったら、本当に私のお尻を叩いてもらえますか?」
私の最大の秘密が生まれて初めて共有されたので、私は急いで言葉を紡ぎ出しました。
「ああ、なんてこと」
私はまくし立てました。
「貴女は、私をそのような完全な馬鹿と考えなければなりません。
健全な心の誰が、実際にお尻を叩かれて、罰されたいと思うでしょうか?貴女は、私に腹を立てていますか?」
私は彼女を見上げました。そして、私の緑の瞳は本当にきらめいていた、
そして、私が彼女に信じられないほどかわいく見えるように望みました。
私は、彼女を見つめ、息を殺して、何らかの返事を待ちました。
彼女は不機嫌な表情を作りました。
「私は、貴女がかつていたずらであったなら多くの異なった方法で貴女を本当に罰すると主張しなければならないでしょう。」
私はその時、彼女が実は、私と同じくらい興奮していることが分かり、私の心臓は早鐘を打ちました。
「私は、私たちが、貴女がいったいどれくらい良いおもちゃであるかを確かめるべきだと思うわ...貴女はそう思わない?」
私はうなずきました。
「そう...ジョシー、私に貴女の躰を見せて頂戴、貴女はよい娘で、私のためにそうしてくれるでしょ?」
510 :
445:2008/06/05(木) 17:27:14 ID:Fa9C7Kmp
私は彼女を、その美しい微笑を見ました。そして、このセクシーな女性が私に何を求めているのか考えました。
私は震えました。私はそれが少し甘美な恐れであったかどうか、わかりません、
あるいは、単に私が知っていたものに対する期待だけで、あとに続けなければなりません。
私は周囲をちらりと見ました。
およそ100ヤード離れたところにフリスビーで遊び回る子供たちと、もっと近くの木の下にはキスしているカップルがいました。
反対側には、ふたりの若い母親がうば車を揺らしながら、おしゃべりしていました。
「ここで、立ち上がって服を脱ぐなんてできません。」
私は喘ぎました。
「貴女は、私に何を望むのですか?」
マリオンは、私に微笑んでいました。
「貴女は、とても美しいわ。」
彼女は言いました。
「本当に貴女を味わうために、もっとあとまで待つことはできるけど、
すべての私のものになったはずの、貴女がためらうのはただちょっとじらして罰がほしいということかしら...
私は、そう貴女を縛り、そして貴女のお尻を叩くことになります...そうでなくて?...Hmmmmm?」
「はい、マリオンご主人様。」
私は答え、赤くなりました。
「今のところ、私はそのスカートの中にあるものを見たいわ、さあ引き下げて、
そうすれば、私は貴女の長い脚がどれくらいすてきであるかわかります。 貴女は私のためにそれをしたいでしょ?」
「Uhm、はい。」
私は答えました。そして、この美しい女性が私に求めたことなら何でもしなければならないと感じながら、
身震いを楽しんで、ゆっくり体を起こし座りなおしました。
私はまわりのすべての他人を非常に意識していました、しかし、私は本当に彼女を喜ばせたかったのです。
また、私は信じられないほどこの行為に魅きつけられていました。
511 :
445:2008/06/06(金) 00:05:10 ID:+y94QwZJ
私がシートの上で姿勢をただし、せめて少しでも目隠しになるように自分のバッグを一方に置いて、
はにかんで彼女に微笑みました。
「結構...貴女の欲求は...私の命令と同じであると思います。」
私は、かつてベッドに横たわってあそこを弄りながら夢みていた役割―情愛深いご主人様の気まぐれに果たされる奴隷―
を演じようと決心して、深々と一礼しました。
私はフリスビー遊び回る子供たちに背を向けきちんと座り直しました。
私はゆっくり腿のまでスカートを下ろしました。私の脚がより多く露わにされ、
これで終わりであることを願いながら、マリオンの顔を見ました。
そして、私がただ脚を日に焼いているかだけであるかのように見えることを願いました。
「これで宜しいでしょうか?」
私は足を引き上げ、尋ねました。そして、常にあたりを見まわしました。
そして、脚の全てをこのセクシーな女性にさらしている私のひざの上をスカートがすべるのを感じました。
私はショーツを見られていることを意識して、赤面しました。
「そう、いい娘ね。」
マリオンは穏やかに言いました。
「貴女の身体ができるだけセクシーで美しく見えるように、全ての動作をとてもゆっくりとしなさい、分かるわね?
貴女は私の楽しみのためにこれをしているのだということを覚えておいて。さあ、ゆっくりとショーツを引き下げて… 誰も見ていないわ。」
彼女は、いたずらっぽい笑顔―私が彼女が私を試験していることに気づいている―をしました。
512 :
445:2008/06/06(金) 00:10:27 ID:WyNAYA1p
「私...私...そんなことできません」
私はどもりました。そして、突然、私がもう戻れないところに来ていると感じました。
「私の命令に疑問をはさむ度に三度たたきます。」
マリオンが笑って言いました。
「私は、貴女の保護者、貴女の導き手、貴女のご主人様です。
貴女は私に質問をせず、私を信用して。今から...貴女のショーツを......とりなさい。」
彼女は身を乗り出して、私たちの唇が触れ合い、互いの口紅の滑らかな感触が伝わり、びくんとなる。
「ジョシー、いい娘ね、私が尋ねるので、私のおもちゃを教えてください、
さもなければ私は、立ち上がって、これらの素敵な人々すべての前で服を脱ぐように貴女に命じるでしょう。」
彼女がくすくす笑って言いました。
「貴女は自ら望んで私のおもちゃになったのでしょ?」
私は神経質に赤面したが、微笑みました。
「はいマリオン、もちろんそうだけど、でも...」
「はいマリオンご主人様。」
私の足首を撫でながらマリオンが言いました。
513 :
445:2008/06/06(金) 00:21:45 ID:WyNAYA1p
「はいマリオンご主人様」
わたくしは微笑んで繰り返しました、そして、神経の蝶が私の体の中をはためくのを感じました。
わたくしは最後にもう一度まわりを見回し、できるだけ小さい動きで脚の下にゆっくりとショーツをすべらせました。
それを脚から抜き取り、振りかえって、自分のバッグにしまいました。
ご主人様の方へ向き直ると、剥き出しの股間が凝視されているを見て、今までに初めて感じたように恥じらい驚いて、
胸にひざを引き寄せました。
「貴女のあそこは、信じられないほど美しくて、信じられないほど濡れているわ。」
ご主人様がささやき微笑みました。
わたくしはご主人様の頬がきっと私が感じたのと同じくらい赤くなってるにちがいなくて、
この行為に非常に魅きつけられているのを見ることができました。
ご主人様は深呼吸をしました、
「貴女は楽しんでいる、ジョシー?」
ご主人様の静かでシリアスな声にどんな力も奪われました。
「はいご主人様」
わたくしは答えます。
「わ...わたくしはとても不安で少し戸惑っていますが、これこそわたくしが夢見た事です。」
二人してわたくしの露出した秘所で遊んだので、わたくしはご主人様の目と涼風の感触を楽しみ始めました。
わたくしは、マリオン...わたくしのご主人様に見られたいと思うのと同じだけ、わたくし自身を隠したいという両方の願望を感じました。
「足を広げなさい。私の可愛い子、mmmmmmmm、貴女は私の宝物よ。」
ご主人様の命令に従いわたくしは股を広げました、そしてわたくしの幻想に身をゆだねて、股間に指をやり、
秘所の柔らかい濡れた唇を開きました。
わたくしがご主人様のためにわたくし自身を開けたので、ご主人様は魅入られたようにじっと見つめました。
「これで宜しいでしょうか?」
わたくしは尋ねました。わたくしの声は理不尽な欲求でかすれていました。
「貴女はセクシーよ、可愛い牝奴隷さん。」
ご主人様がささやきました。
「後でそのピンクの秘所を舐めましょう、そして、貴女が幸運なら...私の目の前のこの堅い小さな後ろの穴を舐めて、
私は貴女を犯します。」
514 :
445:2008/06/09(月) 17:24:16 ID:oyUgWVnR
ご主人様は、わたくしがどれくらい欲情しているかを見るためにわたくしの瞳をご覧になりました。
彼女がわたくしにショックを与えたかどうか確認するために。
わたくしは欲情していました。
わたくしは一本の指であそこからお尻まで、きらめく道を撫でました。
「わたくしは、ご主人様のものです、ご主人様が自由に舐めたり犯したりして下さいませ。
わたくしは、ご主人様のどの様な命令にも従います。」
わたくしは微笑んで申し上げました。
それから、さらに後ろに反って、わたくしの指がお尻と秘所の両方に触れているところをご覧に入れました。
わたくしは、ご主人様に何でもどんな事でもされたいと思いました。
「森を通り抜けて帰りましょう。」
「その服の下にあるものを見ることができるような場所を知っているのよ。」
ご主人様はわたくしたちのものを片付け始めました、
わたくしがショーツをバッグから引き出そうとすると、ご主人様がそれを遮られました。
「だめよ、それはそのままにしておいて、貴女があそこを私から隠す前に、私はその湿った天国を味見したいし、
私たちが歩いている間、貴女の裸の濡れたプッシーにそよ風を感じて欲しいの。」
私たちは午後の日差しが射す広場を散歩しました。
ご主人様に、その夜アパートに来るようにと命令を頂き、ふたりは手をつなぎました。
そして、私が待ち望んだ罰を頂きました。
わたくしは微笑んで、ご主人様のどのようなご命令にも従いますと再び申し上げました。
それから、わたくしたちは全世界の前でキスしました。
それは、素晴らしい午後でした。
.................................................
515 :
445:2008/06/09(月) 17:25:16 ID:oyUgWVnR
「今夜8時に、この住所にいらっしゃい。」とのご命令でした。
「来る時の服は...」
彼女は、しばらく考え「mmmmm...靴はピンヒール...黒いストッキングとガーターベルト。」
彼女は、私に微笑みました。
「そして、貴女が持ってるなかで最も小さなショーツとブラ、色は黒ね。短い黒いスカートと白いブラウスとタイがいいわね。
これらを全て持ってるかしら?」
「はいマリオンご主人様」
私はくすくす笑って言いました。それから、私たちは、笑いの発作で笑いころげていました。
「ご命令の服装すべては本当にセクシーだと思います、
でもなぜ、ご主人様はわたくしがこのような服を着ることを望まれるのでしょうか?」
私は尋ねました。
「そうね、貴女が罰されるならば、貴女はそれにふさわしい服装をしていなくてはならないと思わない?
貴女は、そう、とても...とてもいけない女子高生、学校での着るのに相応しくない化粧と服装をしているの。
そんなのはどうかしら?」
ご主人様は赤くなって、私からの応答をまだ待ってくすくす笑いました、
私は彼女が私のご主人様という役割と折合いがついた事が分かりました。
彼女が私を閑静な森の中の閑静で小さな広場に誘うと、私たちの周りは静まりかえっていました。
私は少し戸惑い、向こうの誰かが私たちの方を見ていないか、ちらと見ました。
516 :
445:2008/06/09(月) 17:25:51 ID:oyUgWVnR
わたくしたちの唇と舌が出会い、ご主人様の胸がわたくしのものを押すのを感じ...
一方、わたくしの秘所が露出されました。
ご主人様の手がわたくしのスカートを持ち上げ始め、わたくしは指示されるまでもなく、
今やとても滑りやすくなったそこを触っていただくために股間を広げました。
ご主人様は、穏やかにそっと軽い動きで私の膣のまわりをすべて触って、そっとわたくしのクリトリスを弄りました。
私はあえぎ、次に、ご主人様の二本のスリムな指が私の秘裂に深く届きました。
わたくしの足が崩れ始めるまで、ゆっくり指を働かされました。
ご主人様の手がわたくしから離れ、わたくしの麝香の香りのジュースを飲み干すために濡れた指を口にしました。
「もう一度スカートを捲り上げなさい。」
ご主人様はかすれた声で命令されました。
「私は、貴女を見たいの。」
ご主人様は、わたくしと同じくらい魅きつけられていました。
「私のために貴女のあそこに指を触れて...mmmmmmそう、そうよ。
さあ、私がもっと中まで見ることができるように、貴女自身を広げなさい。」
「はい、マリオンご主人様。」
わたくしは左手で服を持ち上げ、右手でわたくしの股間の濡れた唇を広げ、指を私自身にすべり込ませました。
今やご主人様は跪き、わたくしの指が中に外に動くのを、ご覧になっていました。
「貴女は、私の牝奴隷よ。」
ご主人様は見上げることなくつぶやきました。
「はい、ご主人様。わたくしはご主人様の牝奴隷です。」
わたくしは、周りの樹々以外にわたくしたちを観察する者がいないか、ちらりと見ました。
わたくしは、この美しい顔が私の痛む股間から数インチと離れないところにあるのを見下ろしていました。
そして、わたくしはご主人様のために自分を弄り、またご主人様は御自身のスカートの下に手を持っていかれましたが、
わたくしは自分がご主人様のおもちゃであり、そこを触らせて頂けるように頼める身分ではないことを本能的に知っていました。
517 :
445:2008/06/09(月) 17:26:29 ID:oyUgWVnR
ついにご主人様が立ち上がり、わたくしの手を取り、わたくしの指を口にして、わたくしのジュースを味わいました。
ご主人様のもう一方の手はわたくしの唇に近づき、わたくしは初めてご主人様を味わうために口を開きました。
ご主人様が離れるまでの少しの間、わたくしたちは互いの指をなめしゃぶりました。
「服を脱いで。」
わたくしは振り向き、ご主人様は背中の小さなボタンのを外してわたくしを助けて下さいました、
わたくしは背中を手探りしているご主人様の指を感じました。
「わたくしは服を完全に脱ぎ去る必要が御座いますでしょうか、ご主人様 ?」
と申し上げると、ご主人様は私を振向かせて、再び私にキスして仰いました。
「いいえ愛しい人、けれど私たちが帰る前に、私は貴女の胸に触らずにはいられないの。
残りは今日の夜のために取っておきましょう。」
ご主人様はわたくしの服とブラジャーをウエストまで引き下ろし私の脇で私の腕で押さえました。
わたくしは、乳首が涼しい大気の中で堅くなるのを感じながら触れて頂きたくて胸を前に押し出しました。
ご主人様がわたくしの左の乳首へ口つけるとともに、わたくしは目を閉じました。
濡れて、暖かく感じ、わたくしはうずきました。
わたくしはご主人様が離れるのを感じて、目を開けました。
518 :
445:2008/06/09(月) 17:30:56 ID:oyUgWVnR
ご主人様が手に私の胸の重さを感じて、微笑まれました。
「貴女の胸は素晴らしいわね。」
ご主人様がわたくしの胸を揉み、穏やかに転がしてして仰いました。
「とても大きくて、美しいわ。」
「仰るとおりです、ご主人様。」
わたくしはあえぎました。
もう一度、わたくしはご主人様が触れていることを歓迎して押し返しました。
「今夜貴女と遊ぶのが楽しみだわ。」
ご主人様は私の目をじっと見つめながらわたくしの乳首を捻って引っ張りました痛いほど...でも、なぜか、
同じくらい素晴らしく…わたくしは、ご主人様に支配される喜びにあふれました。
「さて私の可愛いおもちゃ、今夜私のために何になれるか言いなさい。」
わたくしの乳首はご主人様に締めつけられ、引っ張られ続けたので、熱く燃えていました、
しかし、わたくしはまだご主人様の視線を持って、痛みに耐え続けました。
「わたくしは、ご主人様に性的な罰を受けるため、だらしない女子高生のような服を着てお伺いいたします。
わたくしは、きちんと役割を果たすと約束いたします...ご主人様のために。」
ご主人様はもう一度わたくしにキスするとともに、手をわたくしの股間に戻しました、そして、わたくしはオルガスムに達しました。
―わたくしは、わたくしの愛、わたくしの人生...わたくしのご主人様、を見つけました。
519 :
445:2008/06/11(水) 17:20:48 ID:we97pBMu
第2部。
私は鏡の前に座って、自分自身を前にして今夜のことについて考えました。
私は今夜のことに興奮して、本当に信じられない夜と、うまくいけば永く素晴らしい事の始まりであって欲しいと思いました。
それは結局どうにか実現した私のすべての最も深い最も秘密の願望でした、そして、どんなに神経質であったとしても、
私はどんな事をしてもそれを台無しにはしないつもりでした。
私は鏡の中の私自身を見て、私を非常にいけないセクシーな女子学生と想像しようとしました。
それは、簡単でありませんでした。日中、私は銀行のとても汚い空気のなかで働いています、
セクシーさと銀行は私の心の中で一緒になりませんでした、私は私自身を再発明しなければなりませんでした。
私は化粧を始めました。 通常、私が使うよりはるかに多くのアイメイクと非常に濃い赤い口紅。
「牝奴隷さん。」
鏡に映った少女に微笑んで、私はつぶやきました。 彼女は、微笑み返して、そして、投げキスを私に送りました。
私はローブを床に落とし、私の後の洋服だなに振り向きました。
いくつかの黒いストッキングを引き抜いてスツールに座り、
ストッキングのなめらかさとセクシーな着け方を楽しみながら脚に通しました。
次に小さな黒いガーターベルトをつけて、私を美しく見せているストッキングを留めました。
ショーツとブラは美しい黒いレースでした。
私は自分の上で手を走らせ、鏡を見ます… 私はこの新しい女性を観察し、しばらくの間、魅惑されていました。
私は、めったに履かない私の持っている中で最も高くて細く黒いハイヒールに足を通し、再び自分を見ました…
520 :
445:2008/06/11(水) 17:22:25 ID:we97pBMu
ブラウスは簡単でした、さわやかな白いシャツを選びます、
そして、私が引っ越してきたときアパートに取り残されていた、前の住人の所有物だったタイがありました。
スカートにはそれほど自信がなかった。
私は黒く短い巻スカート(中間に大きな安全ピンで結びつけられる)を持っていましたが、
プリーツでグレーのホッケースカートも持っていました。
私は両方を着てみました。そして、鏡の前で屈む練習をして、私がどのように見えるか確かめてみました。
スカートが上がりショーツが露出しやすかったので、私はホッケースカートに決めました。
私は自分の姿を見てくすくす笑っていました、私はすでにとても濡れていました。
私はこれまで、こんなに濃い化粧をしてこのような服を着たことはありませんでしたが、それが好きになりました。
私には、すでにそれだけの楽しみがありました!
ベルが鳴り、私はタクシーに乗り込むため、すぐにロングコートをしっかり身につけました。
..................................................................
..................................................................
ご主人様は、ドアを開けて迎え入れて下さいました。
部屋に入ると、お香の重い香りが甘く漂い、暖炉の小さな炎によって暖められていました。
そこは、溢れる一歩手前まであらゆる種類のものでいっぱいの、小さいけど居心地のよい部屋でした。
非常に親しみやすく、わたくしはすぐにリラックスしました、でも、これは長くは続かない予感がしていました。
ご主人様は、わたくしを抱き寄せディープキスをなさいました。
わたくしは、コートのベルトをゆるめ、ボタンを一つずつ手探りしているご主人様の指を感じました。
コートがわたくしの肩からすべり落ちたので、ご主人様は下って、わたくしをご覧になりました。
「ジョシー、貴女が来る決心してくれてとても嬉しいわ、貴女の服は罰を受ける少女にちょうどよく見えるわ。」
ご主人様がいたずらっぽくわたくしに微笑みささやきました。
「素晴らしいわ。」
わたくしは赤面し、ご主人様の前でこのように服を着て立っていることを信じられないほどきまりが悪いと感じました。
わたくしは、神経質に私のスカートの裾をねじりました。
521 :
445:2008/06/11(水) 17:22:45 ID:we97pBMu
「もし貴女が躊躇せずに言われたとおりするならば、貴女は軽いスパンキングを受けるだけです。
貴女がここでいけないならば、貴女の罰はより悪くなりえます...またはよりよく」
ご主人様は笑いながらおっしゃいました。
それから、彼女の腕でわたくしを連れて行きました。
「貴女がより悪い子であるほど、私たちはより多く楽しめます。」ご主人様がわたくしの耳元でささやきました。
ご主人様はローテーブルの二つのグラスにワインをついでその一方をわたくしに差し出されました。
わたくしは新しいご主人様を観察しました。
ご主人様の緩やかな服は...深いバーガンディ色のバスク、黒いストッキング、
そして、小さいレースの黒いショーツを見せていました。
ご主人様のスリムな首には彼女のイヤリングに合う真珠のチョーカーがありました。
そして、長い手袋も黒で揃えていました。
わたくしたちは互いに見つめ合って立っていました。そして、互いの目で互いをじっくり味わいました。
わたくしはご主人様が差し出されたグラスに手を伸ばして、一度にほとんどのワインを飲んで、震えていました。
ご主人様は、ヒップを踊るようにくねらせて歩まれソファーに座られ、ワインを飲みながらわたくしをご覧になり続けました。
わたくしはまだ座る許可を頂ませんでしたので、ご主人様の正面で立ち続けていました。
「貴女が私の指示に従って、ためらったり、拒絶したりしないことを確認したいの、分かるわね?ジョシー。」
「はいご主人様」わたくしはどもって申し上げました。
「いいわ。さあ、私のために貴女のスカートを持ち上げて、次にスツールの上に足をのせて、ストッキングを真っすぐに直しなさい。
私を喜ばせるためにしている事を忘れないでね、できるだけセクシーになさい。」
522 :
445:2008/06/11(水) 17:24:12 ID:we97pBMu
わたくしは自分がご主人様のために何をするべきか命令されるとても愚かで、しかしとてもセクシーな存在であると感じました。
わたくしは右足を私の側の小さいスツールにのせて、スカートを持ち上げ、ご主人様にわたくしの小さなショーツをご覧に入れました、
そして脚をまっすぐに保つことに気をつけながらもう一方の脚のストッキングを真っすぐに直しました。
ご主人様ができるだけ多くわたくしをご覧になれるように。
わたくしはスツールのの脚を左脚に置き替えもう一度ストッキングでパフォーマンスを繰り返しました。
わたくしは、もう一度ご主人様の微笑んでいる顔をちらっと見ました。
「いいわよ、私の愛しい人。さあ後ろを向いて...そう...そして、前へ屈んで...ゆっくりと...それそれ、可愛いいジョシー。
足をまっすぐに保ってそして、足首を掴んで、Mmm 綺麗だわ。」
わたくしが前方へ屈んだので、スカートが足の上の方に上がります、わたくしがまっすぐに立っていたとき、
それは靴下のトップをおおうぎりぎりの長さでしたので、このように屈むことはショーツを主人様に見られることを意味していました。
わたくしはご主人様にとてもセクシーに見えることを願っていました。
わたくしは、本当に、ご主人様のためにするこの行為に喜びを感じました。
「ああ、愛しいジョシー、貴女はとても美しいわ。
私のために素晴らしいおもちゃになって...さあ...もっと足を広げて、
スカートを更に引き上げて...そうよダーリン、そのまま...良い娘ね。」
わたくしは、ご主人様に喜んでいただき、ご主人様のあらゆる気まぐれに従いたかった...露出して、
わたくし自身をご主人様に開ける。
本当にご主人様の虜でした、そして、わたくしはそれが好きでした。
「すぐに立って、こちらを向いて。」
ご主人様は起き上がり、わたくしの方へいらっしゃいました。
523 :
445:2008/06/11(水) 17:35:48 ID:we97pBMu
「手を頭の上で組みなさい、私の愛しい人。」ご主人様が穏やかにおっしゃいましたので喜んで従いました。
ご主人様は、わたくしの飢えのために非常にすぐにあとずさりしている唇に柔らかくキスして、
わたくしのブラウスのボタンを外して、わたくしのタイをわたくしを誘導するリードであるかのように持ちました。
ご主人様は、ブラウスを脱がせて、床に落しました。
ご主人様の手は、わたくしの重いCカップの胸の上を弄り、興味深そうにそれらを押しました。
わたくしは、乳首が予感で硬くなっているのを感じることができました。
わたくしのブラが床に落ちると、ご主人様はもう一度手を頭の上にやるよう指示されました。
わたくしは、ロープで手を縛られるあいだじっと身を任せていました...そうやって、わたくしは自らを縛めることに協力したのです。
ご主人様は手を伸ばして、赤いマニュキアを塗った長い指でわたくしの右の乳首を摘みました、
そして、痛いほどゆっくりしぼって、引いて、ねじったので、わたくしは痛いほど...唇を噛みしめました。
ご主人様はわたくしの左の乳首で同じことを繰り返し、微笑みました...わたくしの瞳を見つめながら。
「貴女はこれが好き?愛しい人。」
より激しく締めながら、ご主人様が尋ねました。
「はぁぁい、ご主人様。」
わたくしがどもって言いました。
「そして、貴女は現在私の奴隷ですか?貴女は私が要求するすべてをしますか?」
「はい、ご主人様。わたくしは、すべて...貴女のものです、わた...わたくしは、貴女を愛しています。」
わたくしは全ての単語をどもりながら申し上げました。
「私は、貴女の美しく大きな乳房を満喫したいわ、私の最愛のジョシー。
だけど、それには準備ができていなければなりません、できてるにちがいないわね? 私の愛しい貴女。」
「はい、ご主人様。どのようなことでも。」
わたくしはあえぎました。
524 :
445:2008/06/12(木) 17:27:34 ID:RLhacTDr
ご主人様がわたくしの左の胸を叩き、わたくしは悲鳴を上げました。同じように、右の胸も叩かれました。
パシン、パシン、パシン
わたくしの胸はピンクに染まり、小刻みに揺れました。
「ああ、ご主人様、痛みます。」
わたくしは叫びました
「でもね、私は貴女の胸にこうしたいの。ジョシー、私に続けるよう頼んでごらんなさい。」
わたくしは、唇を噛み、ささやきました。
「どうぞご主人様、お望みのままに、でも、どうかあまり痛くしないで...お願いです。」
パシン、パシン、パシン
わたくしの胸は続けて数回叩かれました。
「さて、私の愛する貴女の乳首のために。」
ご主人様はわたくしの左の乳首を引き抜いて、一種のクランプでそれを捕えて締めつけました、
痛みました...ちょっと...うまく、わたくしはわかりました。
ご主人様はわたくしの拷問された乳首に息を吹きかけました、ふたつの胸は熱く信じられないほど敏感に感じました。
実際に、痛みました… しかし、素晴らしく感じました。 何という気持ちの混乱。
それから、ご主人様はわたくしの右の乳首に注意を向けました。
ご主人様は爪でそれらを弾いて、わたくしのなかを貫く喜びの波を送りながら、もう一度私にキスしています、
わたくしは、口のなかに深く押し込まれたご主人様の舌を貪欲に貪りました。
ご主人様は穏やかに、クランプが痛いほどじらしたわたくしの胸を捻り引っ張って、
その上に銀のスプーンでゆっくり金色の蜂蜜を注ぎました...そして激しくそれを吸われました。
それは痛み、安心とエクスタシーの混成でした、そして、わたくしは脚がくずれてきました。
ご主人様は右の乳首にも繰り返し、わたくしはわたくしのご主人様の下される快感にあえぎました。
ご主人様は再びわたくしにキスして、わたくしを縛めていたロープを解くために手を伸ばしました。
わたくしは乳首と手首をこすり、ご主人様の口で蜂蜜を味わいました。
わたくしの胸は、痛いが、素晴らしく感じていました。
わたくしは、ご主人様のお慈悲で絶頂に到りました...わたくしは、本当にご主人様の奴隷でした。
525 :
445:2008/06/12(木) 17:28:19 ID:RLhacTDr
「さあジョシー、もう一度かがんで。まだ終わらないわ。」
わたくしをそっとかがませながら、ご主人様の手が、わたくしの胸の向こう側を撫でながら首まで降りて止まりました。
わたくしは、ご主人様が硬いブラシをもって隣に立つのを感じました。
ご主人様がわたくしのストッキング先端からショーツまで肌をくすぐり続けたので、
わたくしはお尻を押し出しました。
わたくしのスカートが背中まで捲り上げられ、ショーツがゆっくりと下げられました。
「貴女の膝でショーツを支えなさい。私の命令なく下に落としてはだめよ、わかった?」
「畏まりましたご主人様」
わたくしはかすれた声で答えました。
わたくしはショーツが膝の回りに締まるのを感じながら足を広げました、わたくしはこの性的な夢に夢中になっていました。
わたくしはご主人様の手がその遊びを再開するのを感じました。
ご主人様の手はわたくしのお尻の頬の間の湿った、湿ったあそこにより近く、より遠くにすべりました。
そして、ご主人様の爪がわたくしの後ろの穴の周りを撫でまわりました。
わたくしは、わたくしの足が震えるのをご主人様が感じていらっしゃることに対して揺れました。
「良い娘にしていなさい。
脚を伸ばしてお尻を押し出して、これにもたれかかって。」
椅子がわたくしの前に引かれました。
わたくしは感謝して椅子に上体を預け、ご主人様の喜びのためにわたくしのお尻を突き出しました。
わたくしはご主人様のためにわたくしを美しく見せなければならない最高の服を着てこれたと確信したので、うれしかったです。
526 :
445:2008/06/12(木) 17:28:55 ID:RLhacTDr
ご主人様の手はわたくしの上をすべっていました。
そして、わたくしの靴下トップより上からお尻まで、そしてわたくしの腿の肉をつねって、もみました。
ご主人様の手はわたくしの秘裂を弄り、ご主人様の親指がわたくしの肛門に押し迫りました。
「わたくしの手を押し返しなさい、ジェシー、...そう、良い娘ね。」
ご主人様の指はわたくしの肉芽を弄りながら焦らすようにゆっくりわたくしに滑り込みました。
わたくしはあえいで、ご主人様を押し返しました。そして、侵入を歓迎しました。
ご主人様は手を引き抜かれて仰いました。
「さあ、わたくしは、こんな淫らな牝奴隷はさらに五回増やして、貴女は八回叩かれるべきだと思うのだけれど。」
ご主人様の手はわたくしのお尻に激しい平手打ちを再開しました、そして、わたくしはショックから本能的に立ち上がりましたが、
もう一度椅子に伏せご主人様のために素早くお尻を押し出しました。
パシン、パシン、パシン
わたくしのお尻のあらゆる面が、うずきを伴う痛みで、熱く燃えるように感じました。
わたくしの腿は再び震えだしましたが、わたくしはお尻を押し出し続けました。
わたくしは御主人様の命令に従い続けようと決心していたのです。
わたくしはご主人様がわたくしの後でひざまずくのを感じました。
そして、ご主人様はわたくしのお尻と秘裂を犯しながらわたくしのジュースを味わうためにクリトリスに舌を伸ばしました。
527 :
445:2008/06/12(木) 17:29:50 ID:RLhacTDr
「脚を伸ばしたままお尻を押し出し続けなさい、可愛い子。」
わたくしはとどろき渡るクライマックスに来たので、悲鳴を出しました、
そして、ご主人様は満足されるまで、穏やかにわたくしの秘所を吸い続けました。
ご主人様は、立ち上がってわたくしにキスして、それからわたくしが立ち上がるのを手伝って下さり、
もう一度わたくしをご主人様の座わるソファーに引きつけました。
ご主人様が微笑みながら、わたくしにおみ足で御主人様の前の床を指されたので、
わたくしはそこに跪きました。
「私のショーツを脱がせてちょうだい。」
わたくしは手を伸ばして、ご主人様のおみ足の下にご主人様の小さなショーツをすべらせると、ご主人様はお尻を持ち上げられました。
ご主人様は股間が露になるまで椅子に身を沈めて、足を広げピンクの湿った膣を露出させました。
「さあ、私のおまんこを舐めなさい、私の可愛いレズの牝奴隷さん。
上手に出来なければ、再び貴女のお尻を叩くわよ。」
わたくしは、恭しくご主人様の麝香の香りのジュースをかいで、ご主人様の秘裂にキスして、
それから舌を突き出して、ゆっくり折り重なると、ご主人様は満足した声を上げました。
わたくしは天国にいました。
ご主人様はわたくしに長い間ご主人様自身を舐めさせました。わたくしはご主人様の秘裂とお尻に舌を走らせました。
そして、わたくしの指をご主人様のビロードのような秘裂に深く潜り込ませました。
そして、ご主人様はわたくしの顔を股で押さえつけ、ご主人様自身を擦り付けながらイかれました。
ご主人様がくたくたで微笑まれたので、わたくしはご主人様のどんな命令にも従う準備をして
ご主人様の隣に座り、ご主人様の膝の上に頭を横たえ丸くなりました。
..................................................................
終わりです。
お疲れ!
翻訳口調が後半になるとかえってエロく感じてくるのはなんでだろう。
前より訳が柔らかい感じになってるような気がします。
529 :
445:2008/06/17(火) 17:45:38 ID:mXcnu0PH
>>528 有難うございます。
だんだん慣れてきたかも。
これでも、一生懸命翻訳口調から離れようとしたのですが。
他の人の作品も読みたい今日このごろ...
佳奈と友香里の続き書いてるんですがWILLCOMなんでしょっちゅう規制されて書き込み出来ないです。
前回みたいにまたどこかにうpする形でも良いですかね?(まだ出来てないのですが)
よいよい!
待ってるよー!(*゚∇゚*)
>>531 待って下さる方がいらしてくれて嬉しいです。
なるべく早く仕上げるようにしますね。
朝、いつもの通勤風景の中で上総友香里は一人大きく溜息をつく。
あれから先輩である早瀬佳奈の部屋に厄介になったのだが、疲れていてそのまま眠り込んでしまったのである。
目覚めたのは土曜日の夕方だった。
流石に二晩続けての外泊は実家暮らしの友香里にとって好ましくないという事で帰ったのである。
つまり、あれから佳奈とは何も無かった。
問題はそこである。
あんな事があった後に相手にどう接すれば良いのか、経験のない友香里にとっては大きな悩みの種だった。
(2)
「上総さん、おはよう」
不意に後ろから声がかかる。
聞き間違えるはずのない声に友香里が慌てて振り返るとやはり佳奈が立っていた。
「あ……お、おはようございます……」
言葉を交わすだけで佳奈との事を思い出してしまい友香里の頬が紅く染まり、ぎこちない挨拶をしてしまう。
「顔赤いね、風邪ひいた?」
佳奈が友香里に歩み寄り額に手を当てる。
友香里は佳奈とまともに目を合わすことすら恥ずかしいというのに相手はマイペースだ。
「あ……大丈夫です」
友香里は慌てて佳奈の手から逃れる。
佳奈は少し残念そうな表情を浮かべるが「ならいいけど」とだけ言い残しオフィスへ向かう。
(3)
こんな心理状態ではまともに仕事にならない。
普段でもミスが多いのに余計にミスを引き起こしそうだと友香里は思った。
そんな友香里の状態を知ってか知らずか、上司から佳奈と二人での資料室の整理を命じられてしまったのである。
近隣の会社の中では珍しく、ちょっとした図書館並の蔵書を誇る資料室だが、IT化された最近では滅多に使われることはない。
普段は人気もなく荒れ放題になっていると聞いた。
言ってみれば先週のミスの罰みたいなものである。
友香里は渋々資料整理に向かうことになる。
勿論、資料整理の間は佳奈と二人きりだ。
嫌ではないが何だか気まずい気がする。
資料整理の間、微妙な沈黙が二人を支配している。
ふと佳奈が友香里に近づき顔を覗き込む。
直視されるのが恥ずかしくて、思わず視線を逸らす。
途中、佳奈の寂しげな表情が見えた。
「……上総さん、怒ってる?」
「──え?」
的外れな質問に友香里がとっさに返答できずにいると佳奈が矢継ぎ早に問いかける。
「その──やっぱり後悔したのかな、元はと言えば私がキスした訳だし」
「で、でもその後は私が──」
友香里は佳奈の言葉を遮るようにやっとの事で返事をする。
「でも『嫌だ』って言ってたのに止めなかったし」
「あれは……恥ずかしかったからです」
「様子が、その……よそよそしいかなって」
「それは……」
友香里は言葉につまる。
確かに朝から気恥ずかしさで視線も合わせられない状態だ。
「怒ってるなら謝るから──」
「ち、違います、怒ってません」
友香里は誤解を解こうと懸命に説明する。
「先輩を見る度に……思い出しちゃって、恥ずかしくて──」
どんな顔をしてどんな風に話せばいいのかわからない。
その事でどうしようか悩んでいたと続ける。
説明をしている間も佳奈の顔をまともに見続けることが出来ない。
少しでも目が合えば恥ずかしくて逸らしてしまう。
「ホント?」
友香里が目を閉じ恥ずかしそうに頷くと佳奈は大きく安堵の息をつく。
「嫌われたかと──」
普段見せたことのない弱気な表情をしている佳奈を見て、友香里は胸の高鳴りを覚える。
友香里にしか見せない表情なのだと思うとその事がたまらなく愛おしく感じてしまう。
そして、そんな佳奈を離したくないと思うのだった。
数秒のためらいの後に友香里は勇気を出して佳奈に抱きつく。
「か、上総さん……」
「先輩の事大好きなんです……嫌いになんてなりません」
友香里はそう言い切る。
「ありがとう」
佳奈も友香里を抱き締める。
何度か抱き締められているが佳奈はいつも優しく心地よい。
佳奈は友香里にキスをする。
「先輩──!?」
「キスだけ……」
「んっ──」
深いキスを交わす。
「ん……ん」
佳奈は友香里に気を使いながら優しく舌を絡める。
「はぁっ……」
友香里の顎から首筋にかけてついばむようにキスをする。
唇で首筋に触れられる度に友香里から小さな喘ぎ声が漏れる。
「先輩……キスだけって──」
「ごめんなさい……我慢できない」
「……誰か来たら」
「こんな所誰も来ない──」
「で、でも──んっ」
友香里の手が佳奈の服をきゅっと掴む。
「先輩……駄目で──」
言いかけた友香里の唇が佳奈の唇でまた塞がれる。
互いの舌が絡まり合い、時折切ない吐息だけが響く。
慣れていない友香里にとっては息継ぎをする事でさえ難しい。
「やっぱり先輩は意地悪です……」
唇が離され、一息ついてから友香里が呟く。
「だって上総さん可愛いから」
と頭をそっと撫でられる。
子供みたいな扱いだが、意外と悪いものではなく逆に心地良さを覚えてしまう。
佳奈に甘える事が出来るのは自分だけなのだという意識が芽生え、自然と佳奈に強く抱きついていた。
佳奈も友香里を強く抱き締める。
ただ抱き締められている、それだけなのに友香里の胸は高鳴っていった。
(4)
「まだ跡、残ってるね」
佳奈は友香里のはだけた胸元に薄く残っているキスマークを見つけると指先でなぞる。
「──っ!」
友香里はその刺激だけで敏感に反応してしまう。
「くすぐったい?」
佳奈は同じ箇所に細い指先でそっと触れ、また離す。
「あ……」
その度に友香里から切なげな声が漏れる。
「せんぱ……意地悪しないで…下さい」
佳奈は「ゴメン」と軽く謝りつつその跡に口付ける。
「ん……」
ただキスをされているだけなのに友香里の身体は敏感に反応をしてしまう。
「もっと気持ち良くなりたい?」
佳奈は友香里の耳元に甘く囁く。
その囁きで友香里は罠にはめられたような錯覚に陥る。
「もっと……なりたいです」
佳奈になら何をされても構わない。友香里は心からそう思うのだった。
その言葉を聞いた佳奈は満足そうに友香里の上着を全て脱がせると露わになった乳首に口づけをする。
佳奈の唇が友香里の敏感な突起をもてあそぶ。
そのたびに友香里の口から声が漏れる。
唇が徐々に友香里の腹部へと進んで行く。
「せんぱ……くすぐったい……」
佳奈の手は同時に友香里の太股を愛撫し、腿の内側に近づこうとしている。
「あ……」
友香里の秘所に佳奈の手が届く。
そこは週末の初めての時よりもよく濡れていた。
友香里が快楽を覚えた証拠でもある。
「この前より凄いね……」
佳奈が意地悪っぽく言うと友香里は顔を一段と赤らめる。
「──綺麗にしてあげる」
佳奈は言うなり友香里の下着を素早く脱がせ、秘裂に口づけた。
「やっ……先輩、駄目です……ああっ──!」
一番敏感な所を舐め上げられ友香里は嬌声をあげる。
「あ……は──あっ」
佳奈の舌の動きに合わせて声が漏れる。
資料室に響くのはただ淫靡な水音だけだ。
「全然止まらないね」と佳奈がクスリと笑う。
「……だって先輩が、あんっ!」
佳奈は舌を長く伸ばして友香里の秘裂にゆっくりと差し込む。暖かく不思議な感触が友香里の中で蠢く。
「あ…あ……」
もっと奥まで感じたいと友香里は腰を無意識のうちにくねらせてしまう。
その事を目ざとく見つけた佳奈に指摘されてしまう。
「あ……やぁ──どうして……」
友香里は恥ずかしさの余り両手で顔を隠す。
その間も友香里の秘裂からは次々に蜜が溢れ出している。
「感じるままでいいのよ──友香里」
佳奈に名前を呼ばれた瞬間友香里の身体がびくんと反応する。
今までずっと名字だったのに佳奈が初めて名前で呼んだ。
その呼び方も優しく、それでいて何処か小悪魔的な──
「あっ……あんんっ!」
名前を呼ばれただけで友香里は絶頂を迎えた。
しかし、佳奈は手を休めることはしない。
指で友香里の秘芯を弄び、舌は秘裂から溢れ出る蜜を丹念に舐め上げている。
その刺激で友香里はまた絶頂へと誘われるのだった。
(5)
何度絶頂へ追いやられただろう、すっかり疲れ果てた友香里は佳奈に抱きついたままだ。
佳奈も友香里の身体を受け止めて軽くキスをしたり友香里の長い髪の毛を弄んだりしている。
「上総さん髪伸びたよね」
友香里の髪にキスをしながら佳奈は呟く。
呼び方はいつの間にか名前から名字に変わっていた。
「先輩が伸ばせって……」
「え、そんな事言ってないわよ?」
「新人研修の時に髪が綺麗だって──だから先輩に見て欲しくて」
好きな人に見て欲しいから、と頑張って伸ばしたと続ける。
その言葉を聞いた佳奈は友香里を強く抱きしめ深いキスを交わす。
しばらくして唇が離れるが佳奈はまだ物足りなそうだ。
「どうしよう、また友香里を可愛がりたくなっちゃった……」
真剣な眼差しで友香里を見つめる。
名前で呼ばれるとどうも身体が疼く。
しかし資料整理も進めなくてはいけない。
いくら資料整理とはいっても帰って来ない事にいい加減訝しがられる時間だ。
「えと……今夜なら開いてます」
友香里の返した精一杯の答え。
「友香里は──我慢出来る?」
また名前で呼ばれる。佳奈の口から友香里の名前が出る度に友香里は気持ちが高揚する。
もしかしたら佳奈は友香里の気持ちを見透かしているのだろうかと思う位に誘うのが上手い。
「……できません、でも──今夜目一杯可愛がって下さい」
その言葉を聞いた佳奈はクスリと笑って囁く。
──覚悟しててね。
と。
あんまりエロくない……すんません
IDが違うのは繋ぎなおしながらのうpになってしまったので……
ウィルコムの不便な所ですかねー
待ってましたー!
いいよいいよ、エロいよー!GJ!!
544 :
542:2008/07/17(木) 23:44:05 ID:3AxxWzQx
>>543 ありがとうございます。
なんか「続く」みたいな書き方なんで迷惑でなければまた続き書きます。
ぜひ続きを書いてください!o(`▽´)o
ほしゅ
保守。
オリンピックでの選手たちの活躍に素直に感動しようと思っていたのに
外国の女子選手が互いに全力ハグしてるのを見て
それどころではなくなってしまった件
_,,........,,_ ゆっくりうえをむいてね!
-''":::::::::::::::`''\
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::\ ?
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ _____ ______
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 ,'r´ iノ イ人レヽ_ルヽ、 ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 .,'==(ヒ_] ヒ_ン ).==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ /// ///" ヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi O .| .|、i . ||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ i!Y!. 「 !ノ i |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. L」 ノ| .|
( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
_,,........,,_
-''":::::::::::::`''-、
ヽ::::::::::::::::::::::::::::ヽ
|::::::::::::::::::::::::::::::::::\_,. -‐ァ
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,''_,.!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\,_7`-ゝ 、_ イ、
_..,,-":::::_________/:::::::::"'''- ヽ、ン、
"-..,,_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ァ' '"==', i
!ソ二‐::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::二ハ二,;ヒ_ン ).| .|、i .||
`! ミミフゝソ二ハ二`ゝソ二"イ )'///" 「 !ノ i |
,' ノ ノ ) "' i .レ' L」 ノ| .|
ノノ ( ,( ( 、 `、 ,イ| ||イ| /
( ,.ヘ ,)、ソ. . ) ノ 人 ,.) .) (─ ´ルレ レ´
_,,....,,_ _
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ヽ:::::::::::::::::::::::::::::\
|::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ __ ,' ⌒`、 ____
|::::ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄ ̄`-、._ `:
_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==',
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ | |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ | |
`! !/レi' > < レ'i ノ | !Y!iノノ'イ人Mル'ヽ_ル !Y |
,' ノ !'" ,___, "' i .レ' | L.」 (_ヒ_] ヒ_ン_)L」 |
( ,ハ ヽ _ン 人! | | ||.ヽ/// _ ///ノ||. |
,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ルレ ル`ー-‐‐‐-イルリノ
萌えた
保守。。。
続き、まだぁ?
552 :
名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 10:49:23 ID:dLj2KEkb
age
このスレ、3年続いてるのか。
そんなに落ちて欲しくないほどに人気あったの?
最近読んだエロ小説で、本スレにとっては邪道も邪道なんだが、
でもすごく面白かったよ。
越後屋作の『アザミの棘』っての。
某スレでちらっと話題になった"Thirteen Hours"
誰か抄訳してくれ。(;´Д`)ハアハア
>>554 ググッたが、洋物の小説?
尼でも、あらすじも内容紹介もないから全然わからん。
おお、反応が…。w
尼は尼でもcomのほうで。
藍川京の『同窓会』はびみょ〜。
ラストはハッピーエンドっぽいけど、
とにかくヒロインの愛人の存在が邪魔でならん。w
ただ、園華女子高書道部の伝統の設定は、
このスレのSSにあった貴枝&碧シリーズの
女子高茶道部を彷彿させる。w
スピンオフでも出ないかね。wktk
『どろぼうの名人』
ライトノベルながらも萌えた!
そういや小学の頃からという長いつきあいのダチに
それとなく百合萌えの話をしたらドン引きされてしまった…。orz
ネットでは百合萌えの同士のところばっかり見てるから、
なんとなく受け入れられると思っていたが、
現実はやっぱりキモいと思われるんだな……。
>>559 ガンガレ
一般人なんてそんなもんさ
今はレズよりゲイ(BL)の方がメジャーで腐女子とかふつうに居るけど、いつか俺たちにだってメジャーを気取れる日が来る……のかな(ぽつん)。
連投すまそ。
BL漫画はよく本屋や古本屋に本棚一個使用して売られてんのにGL漫画は……BL漫画は「ジャンル→BL」とか表示されてるのにGLはないよな。
もう扱いの差に嫌気がさすや。
>>561 女の子向けとしてTL系に組み込まれているような。あと、一迅社の百合系は?
>>560-561 ありがとう!(>_<)(;_;)
エロジャンルとしてレズものというカテゴリーはあっても少数派だし、
"萌え"の裾野が広いし。
数年前とくらべたらじわじわと増えてはいるけど、腐女子ほどには
至りませんね。潜在的需要も少ないのかなぁ。
>>563 まあ、BLはゲイだけど腐女子にはゲイじゃなくて、男にとってレズの位置づけにないから、
比較はできんわね(ぶっちゃけ性別関係ないし)。
ポルノというものの捉え方からして男女で違うし。
もうね、レズ萌え分がカラカラに不足しててね…。
あちこちの百合SSを読んでも物足りなくてね…。
おれ、どうにかなっちゃいそー。il||li_| ̄|○ il||li
>>564 本スレのSSも、どちらかというと読み手は男と意識してるほうっぽい?
同じレズものでも男女じゃ萌えツボが違うんだろうけど、
どこがどう違うのか、わかりそうでわからない、うまく説明できない。
いろいろググって、いくつかツボなレズエロのSSサイトを見つけたけど、
わずか2、3年でだいぶ増えたですよ。
いい時代になったなぁ。
ここはもう静かに閉じて行くのを待つだけですか…。
さみしいですなぁ。
私作者じゃないけど、My Porsonal Maidのスピンオフ勝手に書いてみようかなぁ。
女子高茶道部の面々にスポット当てて。
>>568 書いて書いて!
正座してお待ちしております。(*゚∇゚*)
私も作者じゃないけど。
410様もすっかりお見かけしなくなりましたけど。
とりあえず保守してみるぽ
571 :
364:2009/03/22(日) 03:10:26 ID:uoRSHqZQ
お久しぶりの364でございます。
続きを書くと言っておいて盲腸やら引っ越しやら色々で放置状態になってしまい申し訳ないです……
今書いている途中なので完成した折りには(ご迷惑でなければ)またうpさせて下さい。
>>571 お、お、おー!?
もうこのスレはただ消えるのみかと思っていました。
盲腸とは…いろいろと大変だったのですね。
戻ってくださって、うれしいです。
もちろん続きをうpしてくださるのを心待ちにしております!!(*゚∇゚*)
364です。
一応完成しましたが、またもやプロバイダ規制でPCから書き込めないという事態になりました……
(今携帯から書き込んでます)
お待ち頂いている方すみませんorz
待ってるよー!(>_<)
(1)
「はあ……」
上総友香里は先輩である早瀬佳奈の家の湯船に浸かり、ため息をつく。
友香里は資料室での佳奈の『覚悟しててね』との言葉を心の中で噛みしめるように反復している。
部屋に入った途端に押し倒されるかもしれない、などと邪な考えが浮かんでいたのだが、実際は普通に夕食をご馳走になり、お風呂を勧められて今の状態になっている。ちなみに佳奈はキッチンで片づけをしている。
別に無理矢理な展開を期待していた訳ではないが、友香里の心の中ではそれなりの覚悟を決めていただけに、拍子抜けといった所だろうか。
友香里にはこの後、どう行動すればいいのかという問題も残っている。奥手な友香里は自分から誘うなんて考えもつかない、というよりはどう誘えば良いのかさえわからない。
湯船の中でのぼせそうな程考えているが答えは出なかった。
いっそ流れに任せよう。そう覚悟を決めて出ようと湯船から立ち上がった瞬間──
「湯上がりに何か飲む?」
「きゃあっ!?」
佳奈が唐突にバスルームの扉を開いた。友香里は慌てて湯船にしゃがみ込み身体を隠す。
「……今更恥ずかしがらなくても」
佳奈は少し苦笑いを浮かべている。言われる通り今更なのだが、何故か恥ずかしい。
「だ、だっていきなり……」
友香里は暖まって上気していた顔を更に赤く染めている。友香里の抗議に佳奈は軽く「ごめんね」と謝り扉を閉め──なかった。
「先輩?」
「……私も一緒に入っちゃおうかな」
佳奈の言葉は、今までに誰かと風呂に入った習慣のない──物心が付く前なら家族と入っていた筈だが覚えがない──友香里にとって予想外だった。
友香里が返事に困っている間にも佳奈はシャツのボタンを外し始めている。
「ま、待って下さい! 私もう出ますから!」
「その体勢で?」
湯船の中にしゃがんだままの友香里に佳奈が意地悪な突っ込みを入れる。
「で、出られません……ね」
友香里の答えを聞いた佳奈は笑いを堪えている。
「上総さんが恥ずかしくないように、私も脱ごうかなって思ったんだけどね」
佳奈はそう言いながらもどんどん服を脱いでいる。綺麗な肢体が露わになる。
服を着ている時は、どちらかと言えば華奢な方に見えるが、実際に目にすると整った──出る所は出ているが、引き締まった所はきっちりと引き締まった──身体である。友香里は思わず見とれてしまう。
「綺麗ですね……」
そんな言葉が友香里の口から思わず漏れた。
その言葉に少し照れた微笑みを返した佳奈はバスルームに入り、シャワーの蛇口を捻る。一緒に入ることは決定された。
(2)
「や……あ……」
バスルームの中に友香里の嬌声が響く。
あれから、シャワーで軽く身体を流して湯船に入ってきた佳奈に抱き寄せられ、今に至る。
「せんぱ──こんな所で──」
決して広いとは言えない湯船の中での情事──佳奈は友香里を背中から抱きしめて、首筋に舌を這わせ、両手で胸を弄んでいる。
「あの時『可愛がって欲しい』って言ってたでしょ?」
佳奈は友香里にそっと囁く。資料室で友香里が精一杯の勇気を出して言った言葉だ。
「で、でもっ……あっ」
佳奈の指が友香里の乳首に触れる。身体が暖まっているせいか、友香里は敏感に反応してしまう。
「上総さん、いつもより感じてる?」
「そ、そんなこと──んっ」
友香里の否定の言葉は佳奈に耳を甘噛みされたことで遮られた。
佳奈は同時に乳房を弄んでいた手を友香里の秘裂へと進める。
ぬるりとした蜜が佳奈の指にまとわりついたのが友香里自身にもわかった。
「凄いね……お風呂の中なのに濡れてるのがわかっちゃう」
佳奈は友香里の秘裂の周りにゆっくりと指を這わせる。
「やぁっ……恥ずかしいです……」
それ程までに自分は感じているのだという事実に対して、友香里は恥ずかしく思い、手で顔を覆う。
「私は嬉しいよ──友香里」
頭の芯に届くような甘い囁き──佳奈に名前で呼ばれると、友香里はそれだけで溶けてしまいそうな感覚におそわれる。
その間も佳奈の手は休まることなく、敏感な友香里の秘芯を捕らえ、刺激する。
「あっ……もう──」
後少しで友香里が気を遣る──その手前で佳奈は動きを止めてしまった。
「……せ、先輩?」
息を切らせながら、不安げに友香里が訪ねる。
「──まだ駄目よ」
佳奈は悪魔のような囁きで友香里にそう告げた。
(3)
二人はずぶ濡れのままベッドの上に場所を移し、佳奈に組み敷かれた友香里は容赦なく焦らされていた。
体中に何度と無くキスをされ、舌を這わされ、愛撫されていたが、友香里の一番大切な場所には一切触れられていないのだ。
直接触れられていなくても二人の肌が擦れあう、それだけでも友香里は敏感に感じてしまう。
身体が熱い──自分の中から止まることなく愛液が溢れ出ているのが自覚出来る。
佳奈の中からもとろりとした蜜が流れ出して太股を伝っているのが友香里の目に入った。
佳奈も感じているのだ、それなのに焦らされている。
佳奈は友香里の内腿に口付け、徐々に秘所の方向へとその舌を進ませて行く。しかし、肝心の場所へ行く手前で止まる。
「先輩、焦らさないで……」
耐えきれなくなった友香里は懇願する。
「じゃあ……どうして欲しい?」
少し上擦った声で佳奈が尋ねる。
「え……」
友香里は一瞬戸惑う。友香里がどうして欲しいか、言わなくても佳奈にはわかっているはずだ。
「ちゃんと言って──」
佳奈はそう言いつつ友香里の内股、秘裂に近い部分にそっと触れる。
「ふ……ぁ」
友香里の口から切ない声が漏れ、快楽を得ようと無意識に腰をくねらせる。しかし佳奈の指には届かない。
「──友香里。どうして欲しいの?」
佳奈のその一言で友香里の胸が高鳴り身体が更に熱くなる。理性さえ何処かに行ってしまいそうだ。
「……き、気持ち良くなりたいんです……だから、もっと触って下さい」
友香里は恥ずかしさを堪え、口にする。快楽の方が勝ったのである。
佳奈は友香里の言葉を聞き、優しく微笑んだ。
「友香里にしては頑張ったかな?」
佳奈は友香里の唇に優しくキスをして囁いた。
友香里が人一倍恥ずかしがり屋なのは佳奈も知っている事だ。佳奈はそれをわかっていてわざと意地悪な質問を投げかけたのだ。
「ご褒美」と、佳奈が友香里の秘裂へと指を這わした。
「あぁっ……あ、あんっ」
甘い喘ぎ声と共に、この瞬間を待ちわびていた友香里の秘裂がひくりと蠢く。
佳奈が指を更に奥へと進めると、溢れ出た愛液がシーツへと滴り落ちた。
「は……ぁ、先輩……もっと」
友香里はもっと気持ち良くなりたい一心で淫らに腰を動かす。
佳奈は友香里の膣内に入れた指を一定の間隔で穿ち、更に膨らんだ秘芯の周りに舌を這わせて、友香里を刺激する。
「あ、ぁ──あっ、あ……は」
佳奈の動きにあわせた喘ぎ声が友香里の口からこぼれ落ちる。
「も……ダメ──っ!!」
友香里はその言葉と共に身体を震わせて気を遣った。
しかし佳奈の行為はまだ終わらない。
佳奈は指をすっと引き抜くと、友香里の片足を持ち上げ、今度は自らの秘所を友香里の秘所へと密着させた。
すでにしとどに濡れていた佳奈の秘所が合わさり──くちゅりと淫猥な音が響いた。
「先輩……」
感じたことのない感触に、友香里は期待と不安で一杯になる。
佳奈はゆっくりと腰を動かし始め、お互いの秘裂を擦りあわせる。
「あ……ああっ……なにこれっ──」
友香里は未知の快楽に衝撃を受ける。
性器同士の激しいキス。互いの愛液が次々に溢れ出る。
「あ、ん……どう? 気持ち良い?」
佳奈は腰の動きを休める事なく友香里を責め立てるが、佳奈自身にも快楽の波が襲ってきている様子で喘ぎ声が漏れている。
「あ、あ、もっと……先輩、もっと! 気持ちい──」
互いの秘芯が擦れあう度に頭の芯まで溶けてしまいそうな感触が友香里を襲い、友香里に理性を失った淫らな声を上げさせる。
佳奈は艶めかしく微笑み、自らの腰の動きを不規則なものに変え友香里の反応を楽しんでいる。
部屋に響くのは淫猥な水音と二人の嬌声だ。
「先輩──私、もう──」
「友香里──私も……」
二人の絶頂が近づいている。
互いに激しく腰を動かし、ただその一点を目指し快楽を貪る。
「あぁっ! い、イクっ!」
先に絶頂を迎えたのは佳奈だった。
友香里に自らを強く擦りつけ、弓なりに身体を反らせる。
「ああぁ──んっ!」
直後に友香里も大きく身体を震わせ果てた。
(4)
数分後、ぐったりとベッドに横たわる友香里と佳奈がいた。
二人が繋いだ片手は指を、もう片方は互いの髪に絡ませ合っている。
「──大丈夫?」
ぼんやりとしている友香里に佳奈が優しく語りかける。
「大丈夫じゃないです……」
友香里は心此処にあらずと言った口調だ。
「い、意地悪しすぎた……かな?」
佳奈は少しバツが悪そうにそう訪ねる。
友香里は首を振りそれを否定する。
「だって、あんな事されたら──私、先輩なしじゃいられなくなっちゃいます」
友香里は佳奈の胸に顔を埋めて細く囁く。
「凄く良かったって事……だよね?」
友香里は無言で佳奈を抱きしめる。友香里は恥ずかしくて言葉にできないのだ。その事を感じ取った佳奈も友香里を抱き返す。
「友香里──大好き」
友香里は佳奈の言葉でより一層佳奈を強く抱きしめる。
その喉からは鳴き声が聞こえてきた。
「友香里? どうしたの?」
「やっと好きだって言ってくれた──」
それは、今までに佳奈の口からは一度も聞いたことがなかった言葉だった。友香里は嬉しくて泣いているのだ。
「……言ってなかった?」
「私、ずっと不安で。遊ばれてるんじゃないかって……」
「す、好きじゃなかったらこんな事しないわよ」
「だって先輩は素敵だから、私なんか──」
友香里の言葉は佳奈のキスで遮られる。
「自分を悪く言わない。ね?」
「でも……んっ」
友香里はまた唇を塞がれる。
「そんな事を言う人には、もっと恥ずかしい事しちゃおうかな」
佳奈は悪戯な笑みを浮かべ、友香里の首筋──弱い箇所──へと舌を這わす。
二人の夜はまだまだ終わらないようだ。
一応完ということで……
拙い出来ですがお付き合い頂きましてありがとうございました。
元ネタを書かれた方、勝手に拝借をして書かせていただきました。申し訳ありません。
少しでも楽しんで頂けたら幸いでございます。
>>584 さん
きゃあきゃあ、かぁいくて、とってもよかったよ〜ん!(*ノノ)
>>585 ありがとうございます。
エロって難しいですねorz
碧たんカムバァァァック!!
ほ
>>364が読みたいorz
PCなら見れるのかな…
Not Found です。orz
この際だから、どなたかログ持ってる方、コピペをうpしてくれませんか〜。
ダメかなぁ〜。(>_<)
こんなところに、こんな作品が投稿されていたとは……
ほしゅ
ほ
最近の若い人はすぐピストンに頼ろうとするとかなんとか
595 :
名無しさん@ピンキー:2009/12/20(日) 14:18:22 ID:QaDmouf2
>>584 あなたは天才だ!すげえスレ見つけてとっても幸せ
596 :
364:2009/12/29(火) 04:40:35 ID:M2EvYN65
忘れた頃に沸いて出る。
Gのような364でございます。
一度は足を洗おうと思ったのですが(データも此処に残っている書き込みだけにしてしまいました)
やはりやめられなくて舞い戻りました。
ご迷惑でなければまたうpしたいのですが良いでしょうか?
(今度は友香里攻め……)
あと、お褒めの言葉を下さった方ありがとうございます。
素直に嬉しいです。はい。
忘れてないです。
迷惑でないです。
非常に良いと思います。
というわけで是非お願いします
>>596 364タン
友香里攻め、まだー?(AA略)
599 :
364:2010/01/20(水) 19:48:37 ID:bFqytUOV
すいませんもう少し待って下さいますか?
なんか規制がかかって書き込めないっぽいようです?
(今携帯からです)
>>599 うわ、すぐに反応いただけるとは思いませんでした。
規制かかってましたかー。残念です。
急かしてごめんね。
お待ちしてます。
ひたすらお待ちしてます。
601 :
名無しさん@ピンキー:2010/03/13(土) 02:54:17 ID:tcevMFA9
こんなスレがあったとは・・・
過疎ってるけど同志が意外と多くて嬉しかった
602 :
364:2010/03/19(金) 21:32:32 ID:pLdYSPWc
KISS&HUG
(1)
「最近、上総の感じが変わった」
昼休み、上総友香里が久しぶりに同期の友人と昼食をとっていた所、唐突に切り出された。
「そ、そうかな?」
友香里本人は変わったつもりはないのだが、彼女には変わったように見えるのだろうか。
だとしたら、思い当たる理由は一つしかない。先輩である早瀬佳奈の存在だ。
佳奈と関係を持ってから三ヶ月ほどになる。今では週に一度は佳奈の部屋に泊まりに行くようになっている。昨夜も泊まって一緒に出勤してきた。
佳奈はいつも優しい。友香里は佳奈に会える毎日が充実していて楽しいのだ。
「さては、彼氏が出来たかー?」
「え? 違うよ──」
佳奈とは恋人同士だと言っても間違いではないのかもしれないが、彼氏ではない。それに流石に「彼女だ」とも言えない。
世間的には認められてきたとはいえ、まだ偏見の目が無くなったわけではない。佳奈との事は世間には秘密にしておかなくてはいけない関係だ。
「その割にはキスマークが……」
「え!? 嘘っ!」
友香里は慌てて心当たりのある鎖骨の辺りに手をやり、隠そうとする。しかし、今日の服は薄手のタートルネックだったので、たとえ残っていたとしても見えるはずがない。そのことに気が付いた友香里は小さく「あ……」と呟く。
「簡単に引っかかっちゃった」
引っかけにうまく乗せられてしまった。友香里は恥ずかしさで消え入りそうな気分になって行く。
「相手は誰? 会社の人?」
案の定、質問責めにされる友香里だった。
603 :
364:2010/03/19(金) 21:33:53 ID:pLdYSPWc
(2)
昼休みも後数分となり、友香里は自分のデスクで大きくため息をついて突っ伏していた。同期からの質問責めをうやむやにして何とか誤魔化しはしたが、相手が同じ会社の人間である事はバレてしまった。
このまま隠し通せる自信がない。元々友香里は嘘を付くのが得意な方ではないのだ。
「──上総さん?」
うなだれている間に、上司との打ち合わせを兼ねた昼食から戻ってきた佳奈に声をかけられた。友香里は慌てて顔を上げる。
「大丈夫? 気分悪いの?」
佳奈が心配そうにのぞき込む。友香里が机に突っ伏していたので体調が悪いのかと思ったようだ。
「ち、違います。同期からの質問責めに遭っちゃって」
「何の?」
「えっと、彼氏が出来たでしょって話になって──」
「ああ、最近更に可愛くなったもんね」
佳奈は友香里が赤面しそうな恥ずかしい事を言う。
可愛くなってるとしたら、それは佳奈のおかげだと友香里は思っているのだが。
「ちゃんとした事が答えられなくて──その先輩との事とか」
「あー、それは……仕方ないかな」
佳奈は指を下唇に軽く当てて、少し困ったような表情で答える。何かに戸惑っているときの彼女の癖だ。
「……ごめんなさい」
「そこは謝るところじゃないよ。私も前にそういうことがあったから」
「前に──」
佳奈の言葉に、友香里は自分でも予想してなかった軽いショックを覚える。「前に」ということは以前にもそういった関係の相手が居たということだ。
佳奈の友香里に対する接し方を考えると、そういった相手が居なかった方が不思議だということは理解してはいたが──正直な気分としては複雑だ。
相手がどんな人だったのか、どこまでの関係で、どうして別れたのか。友香里は知らない誰かに対して嫉妬まで覚えてしまっている。こんな感情は初めてだった。
604 :
364:2010/03/19(金) 21:37:38 ID:pLdYSPWc
(3)
そろそろ就業時間になるというのに、友香里はまだ複雑な気分を抱えていた。
佳奈の昔の恋人──どんな人だったのか。今更それを友香里が知ったところでどうなるわけでもないのだが考えてしまう。
仕事も少し遅れ気味だが、この状態では余計にはかどらない。友香里は一息入れようと、オフィスの入り口近くのコーヒーサーバーへ向かうことにした。
「あ、ちょうど良かった。佳奈いる?」
コーヒーを自分のカップに注いでいると、見知らぬ女性から突然声をかけられた。ネックストラップに下がっているIDカードから同じ会社の人間であることは判断できる。
ただ服装がパーカーとジーンズ、ショートブーツ。そして極めつけに大きなバックパックを背負っている。会社にはおおよそ似つかわしくないラフすぎる格好をしていた。
しかし、上背もあり、簡単なメイクだが元々の顔立ちが整っているせいか、逆に何処か洗練された感じさえある女性だった。
「……ええと、早瀬先輩ですか?」
「早瀬……? そうだ、早瀬! 名字忘れてた」
「呼んできます──あの、そちらのお名前は?」
「秘書課の池上司(いけがみつかさ)って言ったらわかるから」
秘書課よりもヒッチハイクの方が似合いそうだ、友香里は失礼な事を思いながら佳奈の元に行き、来客を告げる。
「司? 今ドイツのはず……」
佳奈は首を傾げながら入り口へと向かう。
「あ、いたいた。久しぶりー」
司はそう言いながら、大胆に佳奈に抱きついた。あげく、ヨーロッパ映画で良く見る挨拶のように、佳奈の頬に軽く口付ける。
二人ともその辺りの女優顔負けの容姿をしているので、本当に映画のワンシーンに見えなくもないのだが、友香里はその一部始終を目撃して、思わず「駄目!」と声を上げそうになった。
605 :
364:2010/03/19(金) 21:38:24 ID:pLdYSPWc
「いつ日本に?」
佳奈も笑顔で平然と受け入れている。振り解こうともしない。そんな佳奈の姿を見てますます複雑な感情になる友香里だった。
「辞令が出て、ついさっき帰って来たんだよー。会いたかった」
「それはお疲れ。あと、もう離れて」
「まあまあ、久々の再会なんだから」
司は佳奈を更に強く抱きしめている。佳奈は困った顔をしてはいるが、無理に引き剥がそうとはしていない。
「こ、ここは会社です! 離れて下さい!」
友香里はたまらずに司に注意する。その注意の中には「会社だから」という理由だけではなく、友香里自身のヤキモチも多分に含まれている。
「ほら、いい加減にして」
友香里の言葉をきっかけに、佳奈も司を押し返す。
「元同棲相手なのに冷たい〜」
司は拗ねたように呟く。
「……え? 同棲?」
友香里は司の口から出た言葉に敏感に反応して衝撃を受ける。
この二人はそういう関係だったのか。こんな形で佳奈の過去を知ることになるとは──友香里はショックを受けて固まってしまった。
「ちょっと! 同居でしょ!」
友香里の様子を見た佳奈が慌てて訂正をする。
606 :
364:2010/03/19(金) 21:39:15 ID:pLdYSPWc
「一緒じゃん?」
「意味が全然違う! か、上総さん。違うからね!」
佳奈は司を押し退け、友香里に向かって諭すように話し始める。
「上総さんが入社した年に廃止されたんだけど、社員寮があってね? 入社当時にそこで同じ部屋だっただけで──」
そういえば、寮があったとの話を聞いたことがある。友香里は少し落ち着きを取り戻した。
「そうそう。空き部屋がなくて。ベッドもなくて、一緒のベッドに仲良く寝てたんだよね」
一安心して気が抜けた所に、余計な追い打ちをかけるような司の言葉が飛び込んできて、友香里の心に深く突き刺さる。
一緒のベッド──普通なら同性同士なのだから何もなかったで済むのだろうが、佳奈が手慣れているだけに友香里は余計な邪推をしてしまう。
「あんたねぇ……」
佳奈が反論しようとした途端、携帯電話の着信音が鳴りひびく。司の携帯のようだ。「ごめん」と断り通話を始める。
「専務に呼び出されちゃった。じゃあね、愛してるよ佳奈〜なんて」
司はさらりととんでもない台詞を放つと、佳奈の唇に軽くキスをしてから、エレベーターホールに去っていった。
友香里はあまりの出来事に衝撃を受けて言葉も発せられなかった。
佳奈の様子を伺うと、「全くもう」と言って苦笑いをしてはいるが、嫌そうではなかった。
──いったい何がどうなっているのか。混乱のあまりに、友香里の涙腺は今にも崩壊しそうだ。
「あ! あの……思ってるような関係じゃないからね」
様子のおかしな友香里に気付いた佳奈が慌てて耳打ちする。
「……そう、ですよね」
友香里の返事はどこか気の抜けたものだった。
607 :
364:2010/03/19(金) 21:43:49 ID:26CB0GhR
(4)
就業時間を終えた帰宅途中、気まずい空気を抱えたままの友香里と佳奈が居た。友香里はさっきから押し黙ったままだった。
佳奈と司が関係があったのかどうかが問題なのではなく──いや、問題だが──あの場面で上手く立ち回れなかった自分に対しても自己嫌悪している。
佳奈と司の二人のやりとりが、あまりにも仲が良すぎて、あまりにも自然な関係に見えた。
自分の知らない佳奈がそこには居た。友香里にとってはそれも悔しい。
これはただの嫉妬だと自分でもわかってはいるのだが──
「あの……上総さん?」
佳奈が友香里の様子を伺うように声をかけてくる。自分でも気が付かないうちに眉を曇らせていたようだ。
「……何でしょう?」
返事に覇気がないのが自分でもわかった。
「……怒ってる?」
「どうしてですか?」
「司の事話してなかったなって。あれじゃあ誤解するのも当然だし」
「……愛してるって言ってましたね」
「司は海外生活が長くて──帰国子女で、長期の海外出張とかも多くて、だからああいう言葉を平気で言っちゃう人で──」
「さっきみたいな挨拶は嫌じゃないんですか?」
「会う度にああだから、私の方が慣れたみたいな面が……」
「寮の部屋が無くて、同室だったんですよね?」
「そう! 部屋が無くて──」
「ベッドも無くて一緒に寝てたんですよね?」
「それは一週間ぐらいだったから──」
友香里は矢継ぎ早に質問をする。友香里だって佳奈を信用していない訳ではない。ただ、二人がとても親密で友香里の入る余地が無いように思えて何処か寂しいのだ。
「……後は先輩の家で聞きます」
どちらにしても屋外でするような話ではない。それから二人はあまり会話を交わさないまま帰路についた。
608 :
364:2010/03/19(金) 21:44:37 ID:26CB0GhR
(5)
二人は気まずい空気のまま佳奈の部屋へ着く。今日は泊まる約束をしていなかったが、半分成り行きのような感じだった。
「やっぱり……怒ってるよね」
部屋に入るなり佳奈が呟く。背中を向けていたので表情はわからないが、会社に居るときの佳奈では考えられない位、弱気な面が声に表れていた。
この佳奈を独り占め出来るのは自分だけなのだという奇妙な優越感が友香里を支配する。
怒ってると言えば佳奈はどうするのだろうか──そんな考えが友香里の頭をよぎる。
「怒ってると思います?」
「それは、黙ってたし……でも、本当に思ってるような──」
友香里は佳奈の腰に腕を回し、背後から強く抱きしめる。
「上総さん……」
「私は──私の知らない先輩が居るのが悔しいんです」
友香里は佳奈の肩にそっと頭をもたれさせる。
「ワガママだってわかってます。でも、先輩を独り占めにしたいんです──」
友香里はそう囁き、佳奈の耳を甘噛みする。そこは何度か身体を重ねているうちに覚えた佳奈の弱点の一つだった。
「ん──や、やっぱり怒ってる?」
弱点を甘噛みされた佳奈は少し上擦った声になっている。背中側にいる友香里からは表情はわからないが、耳は上気してほのかに紅くなっている。
「……ヤキモチです」
そう呟くと友香里は佳奈の首筋に何度もキスをしながら、佳奈のシャツのボタンを乱暴に外した。勢いでボタンが一つ弾け飛んだ。
609 :
364:2010/03/19(金) 21:45:19 ID:26CB0GhR
ブラをたくしあげ、佳奈の乳房をそっと両手で包み込み、揉みあげる。
「あ……んっ」
佳奈の口から甘い吐息が漏れる。
友香里はそのまま佳奈を床に押し倒し、服をゆっくりと脱がせた。
友香里は佳奈の背中に何度もキスの雨を降らす。友香里の唇が触れる度、佳奈が小さく震える。肌が少しずつ熱を帯びてきている。
友香里が背中と腰の境界辺りに行き着いたとき、嬌声と共に佳奈の身体が大きく跳ねた。
「や……そこ駄目っ──」
佳奈が意外な反応を見せる。
「ここですか?」
友香里はわざと佳奈が駄目だと言った箇所を重点的に攻める。舌が這う度、佳奈が大きく脈打つように反応する。
「だ、だから……駄目だって言って──ふ…あっ」
佳奈は顔を伏せて、床に広がった自分の服を握りしめ、自らの反応を抑えようとしている。
友香里はもっと佳奈を乱れさせたい衝動に駆られる。いつもは佳奈が主導権を握っている。友香里の方から積極的になることは滅多にない。
そんな友香里が初めて主導権を握って、佳奈を乱れさせている。そう考えているだけで友香里は頭の芯が熱くなるのを感じる。
──今は私だけの先輩でいてくれる。
その想いが友香里を更に昂ぶらせる。
もっと乱れてほしい──友香里は佳奈のショーツに手をかける。
佳奈も嫌がる様子は見せず、逆に身体を両手と両足で支え、友香里が脱がせやすいようにと配慮している。
ショーツが佳奈の両足の間に落ち、佳奈の秘所が露わになる。大切な所にはまだ触れていなかったが、既に蜜をたっぷりと湛えていた。
「先輩──こんなに濡れてますよ」
友香里はそう言うと躊躇いなく佳奈の秘所に顔を埋め、溢れている蜜を丹念に舌ですくい上げる。
「あっ──んんっ!」
佳奈は友香里の舌の動きにあわせて腰を艶めかしくくねらせる。
友香里が丁寧に舐め上げていても、佳奈の奥からは途切れることなく、とろりとした蜜が溢れ出て、太股を伝って床に小さな水溜まりを作っている。
「あ……あ……」
友香里が舌を動かす度に佳奈の口から甘い声が漏れる。
610 :
364:2010/03/19(金) 22:08:45 ID:yBIdVQEp
すみません久々の投稿で連投の感覚がつかめず
書き込みすぎだとの警告が出ました……
続きはまた日を置いてからという事でご容赦下さい。
馬鹿です……orz
待ってました!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
612 :
364:2010/03/21(日) 23:00:20 ID:Ox2jjoUR
その声に触発されるように友香里の舌の動きが激しくなる。同時に膨らんだ秘芯に指を這わせると、佳奈が一段と大きな嬌声を上げる。
ふと、友香里は全ての動きを止める。
「上総さん……焦らさないで」
動きを止められた佳奈が切ない声で懇願している。しかし友香里には一つどうしても確認したい事があった。
「あの人とは──何もなかったんですか?」
あの人──司の事だ。
答えを待つ間、友香里は佳奈の大事な所には触れず、太股に何度もキスをする。
その度に佳奈の秘所が友香里を待ち望んでいるかのようにひくついている。
「私が……女の人が好きだって事は知ってるけど、本当に何も無いから──」
「どうして早く言ってくれなかったんです?」
「友香里に嫌われたくなかった……嫌われたら私──」
佳奈は涙声だった。佳奈の泣いたところを見たことがない友香里にとっては衝撃でもあった。
──今、佳奈の身体も心も支配しているのは、友香里なのだ。他の誰も入り込むことの出来ない確かな絆がある
「先輩──気持ち良くなって下さい」
友香里は佳奈の秘裂にそっと指を差し入れた、堅く膨らんだままの佳奈の芯にも刺激を与える。
「あぁっ──」
佳奈の身体が軽く跳ね、秘所は友香里を待ちわびていたかのように蠢く。指を出し入れする度に、ぽたぽたと愛液が床に溢れ落ちる。
「あ、あんっ、んっ……つっ」
友香里の指の動きに合わせて佳奈が切ない声をあげ、もっと快楽を得ようと腰を動かす。
「先輩……もっと?」
佳奈の望みに答えるように友香里は指の動きを激しくする。佳奈の声もそれに呼応して激しくなる。
「はっ──ああっ、ん、んんっ。も……駄目──友香里っ」
佳奈は友香里の名前を呼びながら、身体を痙攣させて気を遣った。
613 :
364:2010/03/21(日) 23:01:58 ID:Ox2jjoUR
(6)
その後、二人はベッドに移りどちらからともなく何度も愛し合った。
一度気を遣っていた佳奈は疲れているのか、珍しく友香里よりも先に眠っているようだ。
友香里は佳奈の寝顔を見つめている。
「……佳奈、愛してる」
友香里は眠っている佳奈の瞼にそっとキスをして、囁いた。
名前の呼び捨ても、愛してるも、友香里にとっては普段恥ずかしくて言えない言葉だ。
「ん──ありがとう」
「……え? えええ!? お、起きてたんですかっ?」
眠ってるはずの佳奈が即答したので友香里は驚いた。
佳奈はすっかり眠りに落ちているものだと思っていたので、大胆な言葉がさらりと言えたのだが、まさか起きていたとは思わなかった。
「……友香里は時々大胆になるよね。玄関に入ってすぐに押し倒されるなんて思ってなかった」
「あれはヤキモチで……どうかしてました」
嫉妬に駆られていたとはいえ、思い出しても大胆な行動で恥ずかしくなる。
「妬いてくれるんだ」
しどけない姿の佳奈が誘うような瞳で友香里を見つめる。
「だって……先輩は大事な……」
視線を間近に受けた友香里はそこから先の言葉を恥ずかしくて口に出せない。
614 :
364:2010/03/21(日) 23:03:22 ID:Ox2jjoUR
「大事な?」
「う……」
友香里は赤面して黙り込み、目を逸らす。果たして、大胆なのか慎重なのか、自分でもたまにわからなくなる時がある。
「言えない?」
友香里がちらりと佳奈を見ると、優しく微笑んでいる。
「こ、恋人です! 先輩はどう思ってるのかわかりませんけど、私にとっては──」
友香里の想いが一気に流れ出たような言葉を遮り、佳奈が友香里に口付けをする。
佳奈と友香里の舌が自然に絡まり合う。
何度となく繰り返している深い、深いキス。
「──これが私の答えで良い?」
唇を離した佳奈が友香里の耳元で甘く囁く。
「せ、先輩だけずるいですよ!」
友香里は頬を膨らませる。
「だって、私も言うの恥ずかしいんだもん」
悪びれない笑顔で佳奈がそう言う。
友香里は身体を起こし、佳奈に覆い被さるように抱きつく。
「ちゃんと言ってくれるまで離しません」
「じゃあ言わない──ずっとこうしてたいから」
友香里は自分の行動がいちいち裏目に出てしまい、軽く落ち込む。
今日は辛うじて主導権を握れはしたが、この調子では佳奈には勝てないと思った──勝ち負けの問題ではないのだが。
615 :
364:2010/03/21(日) 23:09:26 ID:Ox2jjoUR
(7)
いつもの出勤風景。当然、友香里と佳奈は二人一緒に会社へ向かう。
夕べの気まずい空気とは打って変わった明るい雰囲気で、下手をしたら人前だということを忘れて手を繋ぎそうになるくらいだった。
視線が合うと自然と笑顔になる。
「佳奈おはよう! あ、昨日のかわいい子も一緒だ」
かっちりとしたマニッシュなスーツ姿の司が後ろから声をかけてきた。
昨日の服装とのギャップに友香里は一瞬誰なのかわからなかった。
「司、話があって──」
佳奈が友香里との事を説明しようと、司を人混みから離れた場所へ引っ張って行こうとした瞬間──
「かわいい子の服が昨日と一緒……その様子だと夕べは仲良く出来た。と」
司は腕組みをして訳知り顔で頷いている。
「「……は?」」
友香里と佳奈は二人揃って間の抜けた声を発した。
「お似合いだもんね。二人」
司はさも当然のようにさらっと言ってのけた。
「待って。……気付いてた?」
佳奈が問いただす。
「佳奈の好み位はわかるよ? この子のヤキモチ妬いてる姿も初々しくてかわいかったなー」
「ということは、わざとあんな言動を?」
「挨拶は元々じゃん。でも他はちょっと大げさにしたかな──同居を同棲とか言ったり、仲良く寝てたとか」
「な、何の為にですか!?」
静観していた友香里も思わず口を挟んだ。
616 :
364:2010/03/21(日) 23:10:43 ID:Ox2jjoUR
「二人の恋にスパイスを──あぐっ!」
司の喉元に佳奈の手刀が直撃した。
「上総さん……司はこういう人だから」
佳奈はこめかみを指で軽く押さえ、眉根を寄せている。
「わ、わかったような……気がします」
友香里はそう答えるしかなかった。
「げほっ──でも、更に仲良くなれたんでしょ?」
司は喉を押さえながらも余計な突っ込みを入れてくる。
「司がややこしい事言うから変になりかけ──」
「結果オーライじゃん! ねー? 彼女ー」
司は佳奈の言葉を遮ると、友香里に同意を求めてくる。
「え? 私ですか? えっと、えっと……」
友香里は答えに窮する。
嫉妬に駆られたとはいえ、佳奈のあんな姿を見られた事は友香里にとって嬉しかったので、頭ごなしに否定もできない。
「上総さん……正直すぎるのも考え物」
「佳奈は彼女のそこに惚れたの?」
また司が口を挟む。
佳奈は一瞬口ごもったが、大きく息をつくと友香里をちらりと見てからはっきりと「──そうね」と言った。
617 :
364:2010/03/21(日) 23:16:45 ID:Ox2jjoUR
ああ、良かったうp出来ました。
規制やらなんやらでなかなか投稿出来なくて心苦しかったのですが一安心ですw
お付合いありがとうございます。心よりお礼申し上げます。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
お粗末様でした。
GJ!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
よかったよー!
この調子でまたよろしくー!!
よかったです!
またお願いします
620 :
364:
>>618 >>619 ありがとうございます。
読んで頂けるだけでもありがたいのですが、
よかったと言われるとまた格別の喜びがあります。
調子に乗ってしまうタイプなのでw
ご迷惑でなければまたうpさせて下さい。