レズ物で道具を使うのは邪道だと思わんかね!!その３

前スレが容量制限に達し、書き込み不可能となりましたので、
新しく立てさせていただきます。

改めて。

レズ物は指と舌こそ至高!!
バイブもローターもペニスバンドもふたなりも邪道だ!!
そう思う方,あるいは反論のある方の熱い語り、
また、関連作品の紹介をよろしくお願いします。

マンガの話題も当然歓迎されるところではありますが、
既にレズマンガスレが存在するため、そちらを参照した方が有効と思われます。

前スレまでは創作が大きなウェイトを占めていましたが、
今スレも発表の場としてご活用下さい。

前スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1044626200/
初代スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1013759661/

関連スレ
レズマンガ大王 2.1
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/erocomic/1062771908/
百合カプスレ＠エロパロ板
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059798364/

初２ゲット！

急遽スレを立てました。
前スレの最後の投稿にレスしようとしたら、既に500kbに達していたため、
書き込めなかったので……
前スレの保存をしていない方は早めにどうぞ
加えて、暫くは皆様保守にご協力下さい。
新スレ立ったことを知らせるためにageておいた方がいいかも。

ということで、前スレ517さま。
ｲｲ！！（*´∇｀*）
ローションかと思ったら、ハチミツですか！
何て美味しそうなホットケーキ(笑)
攻め受けも逆転してきた感がありますが、どうなるかﾜｸﾜｸです。

乙ー。
このスレもお宝スレになるといいなあ。

でも、一日経って伸びてないとスレ落ちするみたいだし、
この調子だと間違いなく落ちますねｗ

前スレが書き込めない状況なので、誘導自体が出来ず、
新スレ立ったこと知らない人が多いんだろうなぁ……

取りあえず朝の保守。

前スレが尽きたのが休日前で良かった……
つーことで、保守目的でＳＳを書けた端から投下。

オリジナルではないです。

海外のレズ物限定アダルトサイトの小説コーナーで、
サンプルとして無料公開されていた短編小説を
無理矢理翻訳してみますた。
完全に自己流翻訳なんで、ご勘弁を。
短い話なんで、今日のうちに何回かに分けて投稿するうちに終わると思います。
これで何とか生き残ってくれるといいなぁ……

つーか、余りにも急な事態に、何とか急遽ＳＳを仕上げようとしたのですが、
いきなりオリジナルが投下出来る筈もなし、
以前読んだこれならちょうどいい長さかも、と思って、
必死こいて検索して、
サーバー見つけても既に小説コンテンツ自体死んでたんで、
ウェブアーカイヴまで引っぱり出してきて、
ようやく書いております。
よってソースの提示が出来ないんですね。申し訳ない。
ウェブアーカイヴで見つけたのは、以下の通りになっています。
ttp://web.archive.org/web/20021008010331/http://lezlove.com/preview2/private_lessons.html

Private Lesson
by Traci Cutler

ブレンダ・リヒター(Brenda Richter)は、同性のクラスメイトからごく普通に好かれもすれば嫌われもする少女の一人だった
−だが、ブレンダを羨まないクラスメイトはいなかった。

ミシェル(Michelle)はそうではなかった。
ミシェルは、ブレンダを初めて見た時から、彼女の丸みを帯びた完璧な肢体、雑誌の表紙すら飾れそうな容姿に敬服していた。
ブレンダは常に自信に溢れた、だが周囲を和ませる空気をまとっていた。
一見矛盾するかのような形容も、彼女を羨む他の少女には、理解出来ないものではなかった。
ブレンダの貫くような緑色の瞳、長くなびく、軽くウェーブしたブロンドの髪、絹のような、汚れない肌……
それらを持ち合わせて自信を持たず、また周りを引き付け魅了しないということなどあり得ない。

ミシェルは自分を卑下する必要のある少女では全くなかった。
長身でセクシーなブレンダより１７センチも背が低く、
ブルネットで、子犬を思わせるおとなしい顔立ち、輝く茶色の瞳、膨らみがありつつもスレンダーな、魅力的な肢体を持つ彼女は、
「可愛い」という形容がよく似合った。
男子生徒は、いつも彼女の跡について回っており、熟練した彫刻家が彫り上げたような、豪奢な尻の半球に視線を送っていた。

だが男を相手にすることを考えた時、彼女はいつも上手にキスする方法を何とか知りたいという想いに取り憑かれててしまうのだった。
男の子とキスする時、彼氏と額と額をぶつけてしまう不安がどうしても拭い去れなかった。
他の女の子たちはくすくす笑いと共に「キッスのレッスン」などという冗談を交わし合っていたが、
ミシェルは彼女らにはキスに関する相談をする気にはならなかった。

だが……
……ブレンダになら……
「レッスン」というのも悪くないアイデアに思えた。

夜、寝床でミシェルはふと呟いてしまうことがあった−
「ブレンダ……あの……私……相談したいことが……」
「あのね、ブレンダがリサにレッスンをしてあげたって聞いて……」
それに噂に聞いた話が続くのだった。

みんな不思議に思わない？
キスのレッスンをしてもらったことある？
背が高くて、経験のある人と。
そういう人のところへ行って頼む？
そんなことする勇気のある子はいないと思うけど、
女の子はいつも互いに観察し合い聞き耳を立て合って、ヒントを掴もうとしているの。
どんな風にか、とか、誰とか、とか。
本当のことは絶対に秘密だけど。
誰もが知りたがっていることを認めないけど……
誰もが知りたがっていること。

ある晩、バーバラの家でお泊まりパーティ。
ブレンダが席を外したため、話の話題は何とはなしに彼女のことになった。
話の流れから、ミシェルは思わず「キスのレッスンを女の子にして欲しいわぁ」と口走ってしまった。
場の空気が緊張し、芯のない笑い声が響いた。

ミシェルは栗毛がかった髪を背中へ流し、密かに慕っているトミー・レイラーへと視線を送った。
このフットボールの人気者と過ごせる機会かもしれない
−ブレンダが帰ってきて彼に近付く前に限ればの話だが……

気まずい空気から逃れるように、彼女は出来るだけ目立たないように場を離れ、トミーの方へと少しづつ近付き、彼の様子を窺った。
広い邸内では、まだだいぶ距離がある。
中庭に出て、横目にトミーが他の男の子と話しているのを見つめ、
何を話しているのか必死に聞き取ろうとした時、ミシェルの肩に何か暖かいものが触れた。

「ハイ」
甘い声が背後からした。
ミシェルが振り向くと、ブレンダが笑いながら立っていた。
庭のプールにいくつもりだったらしく、水着姿に着替えていた。
いつもながら輝かしいばかりの肢体だった。

「ハイ、ブレンダ。何の用？」
「今聞いてきたんだけど、レッスン受けたいんですって？」
エメラルド色の視線がミシェルに注がれる。

動転したミシェルははっとなって、答えようとしたが適切な言葉が見つからず言葉を濁した。
「レッスン……うん……レッスンを……」
さっきの会話の中で何を言ったか必死に記憶の糸を手繰りつつ、不器用に同じ言葉を繰り返してしまう。
すると、ブレンダは、そっとミシェルの手を取った。
ミシェルはブレンダを正面から見つめ……胸が高鳴るのを覚えた。
「ちょうどいいわ。正直………パーティはつまんないし、泳ぐ気にもならなくなっちゃった。ミシェルはどう？」

途端に「レッスン」という言葉の重さがのしかかってきた。
「キッスのレッスン」！
顔が紅潮するのが感じられる。

だがミシェルが返答する前に、ブレンダはしっかりとミシェルの手首を握り、彼女を中庭の照明の当たらない一角へと連れていった。
「さぁ」
ミシェルは、植え込みを通り過ぎ、煉瓦の壁の近くの木陰に連れてこられた。

＞１さん
スレたて乙です。

＞初代410さん
作品の紹介と翻訳ありがとうございます。
ものかげでの女の子同士の「キスのレッスン」、ドキドキします。この先の展開が非常に
気になります。それと新作や貴枝/碧の続編も期待しています。

＞前ｽﾚ517さん
いいですね。
恋愛の初期のころって、こんなふうにドキドキするいっぽうで、相手の気持ちがすごく気
になって不安な感じなんですよね。
でもそれがだんだん打ち解けていけるときの主人公の喜びが伝わってきました。
あと、エッチのとき、いろいろなもので身体がベトベトした雰囲気がかなり淫らっぽいです。

ミシェルは最初は抵抗しようとしたが、頭がまともに働かず、何と言って断ればいいのか分からなかった。
まあいいや、断らなければならない理由も、今じゃダメな理由もないから。
トミーはもうちょっと遅れてもあそこにいるだろうし、他の子たちもお相手の男を探すのに忙しいだろうから気にすまい。

ミシェルは、先生に従う子供のような気分で、ブレンダの跡を追った
−事実、これからブレンダに「レッスン」してもらうのだから、自然な反応だ。

ミシェルは、前を行くブレンダの尻の優雅な曲線から目を離せないでいた。
ミシェルのそれに劣らず見事であり、股下の割れ目を覆う赤い布から伸びる細い腰紐のみで肌と切り離されている。

木陰で立ち止まると、ブレンダは早速レッスンを始めた。
「まず彼に口火を切らせるの。あなたは口をちょっとだけ開ければいいの。
後は彼が始めるのを待つだけ。いい？」

「う、うん。分かる……」ミシェルは神経質に答える。

「オーケー。じゃまずやってみましょ。
ちょっとだけ口開けてぇ、はい、ちょっとこっちにもたれかかってね、
うん、そう、バランス崩さないようにね。
私が男役よ、いい？」

「男役」というのに相応しかった。
ミシェルの身長１５７センチに対し、ブレンダは身長１７４センチある。

ミシェルは息を大きく呑み、頭をわずかに傾け、唇を半開きにした。
ブレンダの顔が次第に近付いてきて、ミシェルは接近してくる口をどきどきしながら見守った。

（あのブレンダ・リヒターの唇が……私の唇に……キスしようとしてる？）

ミシェルは両手を降ろした姿勢で身じろぎもせずに立ちつくし、
ブレンダはその手をミシェルの肩に置いてその口でしっかりとミシェルの口を塞いだ。
体重の移動は、ブレンダのたっぷりとした乳房を揺り動かし、
辛うじて細いビキニのみに覆われている乳房の素肌の部分が、ミシェルのそれと触れ合った。
薄いビキニの下で、ブレンダの乳首が硬さを増しているのが肌で感じ取れた。

ブレンダの口は……神々から送られた果実の味がした。
最初はコーラの刺激的な味が残っており、次第に温かい甘さが流れ込んできた。
彼女の唇は柔らかく、ミシェルの唇を支配しようとするかのように呑み込んだ。

ミシェルはそのテクニックに集中し、ブレンダの舌を待った。
それは優しくミシェルの口腔に侵入してきて、ミシェルの舌に挨拶した。
ミシェルもそれに応え、舌を突き出した。
ミシェルの舌がブレンダの舌の上を擦れ合うように滑っていき、

ミシェルは快感の電流が身体を走り、血管が洪水のように脈打つのを感じた。
この感覚はミシェルを完全に打ちのめした。
今までにも男の子と不器用なキスを二、三度交わしたことがあったが、
女の子とキスするのがこんなだとは想像もしていなかった。

ブレンダは突然に口と口の結合を解き、ミシェルに微笑みかけた。
「リラックスして」ブレンダはミシェルの素肌の肩を心地よく撫で下ろした。
「良かったわ。後はリラックスすればいいだけ。もう一度いきましょう」
ミシェルはただ頷く以外何も出来なかった。
胸の中では、心臓がとんでもない早さで脈打っている。
身体の中で無数の火花が弾け飛び、まるで満天の星に満たされた夜空になってしまったようだ。

今度は、ブレンダはミシェルの前腕を取って引き寄せた。
身体が長身の少女に引き寄せられていくと、自然と唇が半開きになる。
再びブレンダの唇がミシェルのそれを内側に閉じこめ、ミシェルは反射的に自分の腕をブレンダの首へと回していた。
美しい金色の錠がふわりとミシェルの手の上に下りる。

ブレンダは腕をミシェルの腰へと移動させ、ほとんど気がつかないうちにミシェルはもっと身体を密着するのを余儀なくされていた。
二人の身体−胸、腹、太股が触れ合う。
ミシェルは、他の女の子の舌が再び温かく、優しく自分の口の中を探検し始めると、口が溶けていくのを感じた。

喉から子犬のような鳴き声が漏れてしまう。
校内一の美少女の腕に捕らわれフレンチキスを交わしているのだと思うと、急に恥ずかしくなってきたが、
それでも喉の奥からの呻きで自分がこのキスを愉しんでいることを何とかブレンダに伝えようとした。
ミシェルの恐怖や不安は、ブレンダが彼女の背中に触れ、暖かく円を描くように愛撫を始めると、たちまち蒸発して消えてしまった。

ミシェルは何とか冷静を保つよう自分に言い聞かせたが、ブレンダは、間違いなく、自分が漏らすくぐもった呻きだけではなく、
ハンマーのように鳴り響く自分心臓の音もちゃんと聞いており、自分の胸が鼓動して彼女の胸に繰り返し叩きつけられているのを感じている筈だった。
ジェットコースターに乗っている時の気分に似ていなくもない、荒々しい波の寄せ引きが胸の中で繰り返されている。

ミシェルがそんなことを自覚する一方、ブレンダは丁寧にミシェルの唇を貪っている。
ビキニ姿の他の女の子の、暖かく柔らかい抱擁の中にいることは、ミシェルをほとんど裸でいるような気分にさせ、
股間の盛り上がりに湿り気と急激な熱を生じさせつつあった。

ミシェルは、どうして良いか分からなかった。
このキスをいつやめればいいの？
やめるのだとして、私から？それともブレンダがやめてくれるまで待つの？
ブレンダがやめると言うならともかく、「先生」がいいと言うまで「レッスン」が続いたとしたら？

ミシェルは、取りあえずは息継ぎのため、キスを解こうとした。
ミシェルの胸は興奮に波打っていたが、その時、ブレンダは信じられないことをした。

背の高くセクシーなブロンドの少女は、その手をブレンダの背中に這わせていき、ミシェルのビキニのボトムの中へと入れた。
ミシェルがたじろいでいると、ブレンダの細い指はミシェルの尻の曲線に合わせて滑り始め、ゆっくりとマッサージを始めた。
膝に力が入らなくなってくる。
興奮がますます高まり、ミシェルはいっそこのまま空中に消え入ってしまいたいとすら願った。

ミシェルはようやくキスを解いたが、両腕はまだブレンダの首に絡めたままだった……
突然ミシェルは顔をブレンダの優雅な首許に埋めて静かに溜息をついた。
この美しい少女とたっぷりとキスを交わしたばかりの唇は、まるでそれ自体が意志を持っているようかのように動き、
ブレンダの首に、次いで耳の下にキスを送った。

ミシェルはブレンダの優しい微笑みを感じ、彼女のもう片方の手が自分の髪を優しく撫でるのを感じた。
ブロンドの美少女は依然もう片方の手をミシェルのビキニの下で動かしており、許可を得ることもなく、彼女の秘所に触れた。

「とってもいい気持ちだわ」
ブレンダは低い声で囁きながら、ミシェルの髪を撫でた。

その言葉は暖かい毛布のようにミシェルの心を包み、このままブレンダの腕の中へとミシェルをとろけさせてしまうかのようだった。
ミシェルはまた軽く呻いて、とうとうこの美しいクラスメイトの虜になったことに気付いた。

最早気持ちを取り繕う必要はなかった。

互いに了承する気持ちが波のように二人の間に伝わる−言葉によらない、本来ならあり得ない陶酔……
ミシェルの興奮がどんどん高まっていくのはもう隠しようもなく、彼女はそんな状態でもう一人の少女の腕の中に身を委ねているのである。
ブレンダの愛撫は、このブルネットの少女の肌の触れる箇所の全てを自分のものとしていくようだった。

ミシェルはブレンダの意のままとなり、二人ともそれをはっきりと認識した。

何とか保守したいなぁ………

それを確かにしようとするかのように、ブレンダは指を、
偶然ではなく明らかな意図をもって、ミシェルの性器の秘裂へと伸ばした。
ブレンダの爪が小さく襞になった薔薇のつぼみを撫でた。
ブレンダはそれを根本に到るまで、小刻みに、ゆっくりと揺り動かし、
ビキニのボトムの中に閉じこめられた、シロップのような果汁の釜を掘り出した。

「あらあらぁ」ブレンダは笑いを漏らした。
「私の生徒さんは、新しい授業に興奮気味のようね？」
ミシェルは、恥ずかしさと半ばパニック状態にまで到る興奮のために真っ赤になり、
だがそれでも、何とかこの新しい欲望の領域へと飛び立とうとした。

「はぁぁぁ、ブレンダぁぁぁぁ………」
ミシェルは興奮に震える声で呻いた。
もう何も隠すことは出来ない。
小柄な身体は興奮のため活き活きと輝き、全身に湿り気を帯び始めていた。
ミシェルは漠然と自分の顔をブレンダの美しい肩に埋め、その尻をブレンダの身体に押しつけているのに気付いていた。

もうどうでも良かった。
このブロンドの女神への崇拝の気持ち以外には、もう何も考えられなかった。
ミシェルはブレンダの瞳を見上げると、腰を一旦持ち上げ、股をブレンダの開かれた太股の間へと滑り込ませた。
小さな三角形の布で覆われたのみの二人の性器が重なり合う。

ミシェルは、自分が美しい女狩人の罠に落ちた野生の獣であるかのような錯覚に捕らわれた。
次第に身体のコントロールが効かなくなっていく。
ミシェルは快楽に身体を逸らせた。
頭が後方に振られ、髪が背中の上で波打つ。

ブレンダはミシェルを抱き締め、ミシェルは大きく口を開けて喘ぎ声をあげた。
上を向いたミシェルの顔を自分に向き直らせ、ブレンダは再びミシェルの唇にキスした。
ミシェルの口をしっかりと奪い、ミシェルの柔らかい唇を絹のような舌でこじ開けていく。

経験の浅いミシェルには、余りに刺激が強過ぎた。
ブレンダの手はミシェルの丸く膨らんだ尻の上に貼り付き、ミシェルの秘所は水着のボトムからはみ出し、まさに彼女を貪っている美しい女王に擦り付けられていた……
絶頂がミシェルの若い肉体の奥から弾け出ようとして、彼女の正気を奪う。

ミシェルは足をブレンダの滑らかな太股にがっしりと固定し、絡み合う唇と唇に負けじと、激しく擦り付けた。
ついに唇がブレンダのそれから解放されると同時に、激しい喘ぎが漏れた−
絶頂の歓喜に打たれ、ミシェルは感激に咆吼した………

前スレ517でつ。
前スレでは、あんなことになってしまって、ごめんなさい。(^^;
うp終えたときにどうしたらいいのかわからず、パニくってしまいました。_|￣|○
まさかあんなに早く500KB超えてるなんて気づかなかった。

>>1さん
スレ立て、乙ーです。
助かりましたー(^^;

ブレンダはミシェルを抱き締め、ミシェルは身体をぴくぴくと震わせながら
満足げな笑みを浮かべてブレンダの腕に抱かれるままになっていた。
ミシェルはブレンダの乳房に顔を埋めて荒い息をつきながら、自分の人生が永遠に変わったことを感じていた
−他の女の子に対する欲情を、恥ずかしげもなく、晒してしまった………

ブレンダはまたミシェルの髪を優しく撫で始め、そして囁いた。
「ミシェル……とっても良かったわ…………このことは秘密よ」

このことって？
「キスのレッスン」のこと？
それとも……我を忘れて、ブロンドの美しいクラスメイトの腕の中でイッちゃったこと？
こんなことになるなんて。夢にも思わなかった
−ブレンダはまるでミシェルの心を読んだように、言葉にならない質問に答えた。

「あなたが私の”かのじょ”になったことは……誰にも秘密よ("No one will know... that you're my girl")」

そのひと言にミシェルは背筋が震えるのを感じた。
瞬く間に心臓と秘所がとろけだした。この秘密の園での出来事の意味を完璧に理解したから……

「あなたの”かのじょ”……」

ブレンダの胸の中で呟きながら、ミシェルはこの言葉の持つ新しい意味を受け容れようとしていた。
ブレンダを見上げ、その言葉を胸のうちで反芻すると、心の底からの陶酔が訪れた。
ブロンドのクラスメイトは優しく頷き、自分の唇の上に人差し指を置いて「秘密よ」のジェスチャーを繰り返した。
そしてミシェルは、自分の運命を見出したような表情で、そのひと言を繰り返した。

「ブレンダの”かのじょ”……」

ブレンダはミシェルの膝が震えているのを感じ、ミシェルの横に回って彼女を支えた。
そして壁に備えてある煉瓦のベンチを指し示す。
「座りましょう」

ミシェルは脱げかけたビキニを直し、ベンチに腰掛けた。
だがその間も視線はブレンダの目に釘付けになっていた。
長身のブロンドは、片手を腰にあて、もう片手を子供を扱うようにミシェルの顎にかけて、彼女の前に立っていた。

「これからは私に何かして欲しいことがあったら、私のところに来て、そう言うのよ。他の人には言っちゃダメ。分かった？」

ミシェルは、まるで自分を所有物のように思っている少女を見上げ、背筋に震えを覚えた。
交わす言葉のひとつひとつが、ブレンダが冷酷に要求する服従者の役割を確認するものだった。

「はい、ブレンダ………」
「いい娘ね………」

思考力もないままに、ミシェルは腕をブレンダの腰に絡め、ブレンダの下腹、ビキニのボトムの腰紐の少し上辺りに顔を埋めて抱きついていた。
頬をブレンダの肌にすり寄せ、ほど近い下に位置する秘宝の温かさを感じる。
夢がどんどん広がっていく
−ブレンダのために”いい娘”でいたい……
ブロンドの少女も、ミシェルの頭をまるでペットのように撫でている。
触れ合った二人の若い肌が、互いの柔らかさ、暖かさを確かめ合う。

しつこく保守する！

>21
>前スレ517さま
良かったー。気付いてもらえた（笑）
気付いてもらえないとどうなるかと不安でした（笑）

即死判定を避けるにはどのくらいのレスが必要か良く知らんのですが、
一旦投下はここまでにしておきます。
あるていどは、小分けした方が良さそうですからね。
あと一回か二回の投下で終わりそうなので、
スレ立て後二十四時間以内の間に……ということですね。

ぎゃー、410師匠の邪魔しちゃった！(^^;
重ね重ねすみばせん。

うあああ、ヘマばっかり。。。_|￣|○

私の聞いたところでは、30ぐらいこえると、
だいたい即死を免れるって話だけど、
どうなんでしょうか

あらためてようやく今、本スレを読んでます。
私めのヘマのせいで起こった突然の事態。
皆様の温かいフォローに、感謝です。

ああ、それにしても、新スレの保守って、初めてダー。
どきどき

ブレンダは少し身体を後退させ、腹からミシェルの頭を離した。
口調が、気持ち厳しい調子を帯びる。

「さぁて、ミシェル……」
ブレンダは、自分の太股に付着した、透明な汚れを指し示した。
「あなたが汚したのよ、分かる？綺麗にしてちょうだい」

ミシェルは真っ赤になった。「あっ！ごめんなさい、ブレンダ！わた……」

「跪いて、きれいになさい。さあ」

「はい、ブレンダ」
ミシェルは頷き、ブロンドの少女の前に跪いた。
ブレンダは手を使って汚れを拭き取り始めたが、すぐにブレンダはミシェルの頭を掴んで押し戻した。

「口を使ってきれいにするのよ、ミシェル」
「え…………すいません。すぐに………」
ミシェルはブレンダを見上げ、すぐに眼前のブレンダの太股に向き直った。
そして自分自身の愛液を舐め、吸い始めた。
ミシェルの頬が、彼女を捕らえた女狩人の秘所を擦り上げる形になる。
湿っぽく、甘ったるい、麝香のような匂いが鼻をつき、ブレンダの興奮が伝わってくる。
新たな感情の脆さがミシェルを呑み込みつつあった。
ゆっくりと、従順に太股を舐めつつ、ブレンダの顔を何度も見上げて、反応を窺う。

初代410さん、にわか翻訳とはいえ、さすがでつ。

しかし、漏れはひとめに触れない中庭の奥？の木陰に連れて…という時点で、
虫さされは大丈夫だろうか？
なんてこと、心配してしまいますた。(苦笑)

「”いい娘”ね」
ブレンダが新たに命じた。

「ボトムを脱がせて」

ミシェルは、ブレンダの赤いビキニのボトムを取り外し始めた。
入り交じった不安と欲情に、ミシェルの心臓は再び激しく脈打ち始めた。
足からボトムが抜け落ちてしまうと、ミシェルの眼前に、よく手入れされたブロンドの陰毛に覆われた性器が露わになった。
ミシェルはブレンダの足首を取り、ボトムを取り去ると、ベンチの上へ彼女を誘った。

ブレンダは微笑むと、片足を持ち上げ、前に跪くミシェルの肩にかけて、ベンチに座った。
ミシェルは期待に息を荒くしながら、ブレンダの深い緑色の瞳を見つめた。
支配者たる少女は指をミシェルの髪に差し込み梳きながら、

「キスのレッスンがとても上手に出来たから、ご褒美をあげないとね。
ミシェルは私を欲しい、そうよね？」

跪いたブルネットの少女はほとんど言葉を失いかけたが、何とか
「は……はい、ブレンダ………」
と呟いた。

ブレンダは無言でミシェルの顔を自分の性器へと引き寄せた。
ミシェルは鼻と口を暖かく滑らかな肉に押しつけられ、呻き声をあげた。
ミシェルは奥深くまで舐め、ブレンダの愛液でミシェルの顔はびしょびしょになり始めた。
二度目に息継ぎのために顔をブレンダの股間から離した時、
ミシェルは自分の鼻と上唇とブレンダの美しい性器との間に甘い汁の橋が架かっているのに気付いた。

ブレンダを少しでも喜ばせようと、ミシェルは必死になってブレンダの身体を貪り味わった。
陰核を吸いあげ、秘裂を舐めあげ、舌で秘所を底へと底へと深く掘り下げ、溢れ変える愛液に溺れた。
ブレンダは腰をミシェルの顔に打ち付け、快楽の叫びをあげた。

そしてついにベンチの上で、その完璧な肢体を弓なりに逸らせて、激しく身体を震わせながら、悦びの絶頂を爆発させた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁン！」

ミシェルはブレンダの股間にそっと女王の愛液でコーティングされた顔をもたせかけ、一息ついた。
ブレンダは、ミシェルの頭を愛撫しながら、

「あなたは誰のもの、ミシェル？("Whose girl are you, Michelle?" )」

ブロンドの少女は静かに尋ねた。パーティの喧噪が遠くに聞こえた。

ミシェルは、自分がブレンダの奴隷へと堕ちたこの夢のような一夜に心奪われつつ、何とか答えようと疲れ切った口を開いた。
ブロンドの陰毛が濡れた舌の上に貼り付いていた。

「私はブレンダの”かのじょ”です("I'm your girl, Brenda." )………」

三十分後、二人はパーティに戻った。

何事もなかったかのように、ブレンダはプールへ飛び込み、ミシェルは出来るだけ平静を装うよう努めた。
自分も泳ぐことにしてプールに入ったが、そこで背後から呼びかける声がした。
振り向くと、バーバラだった。

「あんたたち、ずっとどこ行ってたの？」
「えっ………うん、ちょっと……気分が優れなくて。ちょっと横になってたの」
「へぇ」バーバラはそう言いつつ、友人を訝しげに見つめた。

ミシェルは作り笑いをして、水の中に潜った。
再び水面に浮上した時、ミシェルは気がつくとブレンダの姿を目で追っていた。
プールの向こう側のブレンダと視線が合い、ブレンダが優しく微笑みかけてくるのが見えた。
｛了｝

ぬ、思ったより短かったな。これで保守出来たのだろーか。

ともあれ、私のなんちゃって訳はともかく、
話はなかなかいいでしょ？
思春期揺らぎ系で、
かつラストでは個人的に好みの支配・非支配関係の捻りが加わるという。
日本でいう「百合」にかなり通じる世界でありつつ、
それにエロと多少の屈折を加えた感じなのが好きでして。

多分ブレンダﾀﾝには、何人もペットがいるんだろうなぁ(笑)

ぼちぼち即死回避できたかな

410さん、乙ー！
そのプールがっプールの水がっ……

>多分ブレンダﾀﾝには、何人もペットがいるんだろうなぁ(笑)

うううむ、うらやましいような、許せないような……

ほしゅ〜

410氏、おつかれですー。

なんか、洋物レズってＳＭ系の一端って雰囲気ありますね。
あの辺りが日本と根本的な意識感の違いでしょうか。

そういや最近、ギャルガシャを買うと百合っぽく飾ってしまう自分がいる。
みなさんはどうしてます？

ttp://yotsuba.s22.xrea.com/cgi-bin/img-box/img20031215184944.jpg

ギャルガシャ？
ガシャポンのこと？

37>
ガシャポンフィギュアですね。
ちなみに＞36の画像は「じおらまあずまんが」の魔改造だと思われ。

>>36
俺も飾ってる！
同じのが出てきたら保存用としてカプセルのままとっておく。
他の人はどうしてんだろう？

>>36
俺もだ。特にお座り系は並べるだけで絵になるのが多い。
エヴァガシャのアスカ＆レイはあからさま過ぎだが萌える。

>36
百合ブーム到来かという昨今の日本ｵﾀフィクション界の様相を見ていると、
海外のレズものはそう見えてしまう気もします。
海外でも、日本のジャパニメ／マンガが受けるようになっているようですが、
その辺りで微妙に違ったりもしてるのでしょうかね。

個人的な印象ですが、ＳＭとまではいかなくとも、
貴枝／碧のような主従だったり、姉／妹だったりといった
ある種の上下関係を持ち込むタイプの作品は
寧ろ日本に多いような気がしますけど。

上記作品のように友人関係が発展した末…というようなものが
海外は多いんではないでしょうか。
向こうはリアル系の比率が高いので、
対等の友人同士でデキてしまう展開が多いと感じます。

つーか、日本と米国とかの決定的な違いは奴らは奴隷制度を持つ狩猟民族って
所ですかね。
あの辺りの物の考え方は根強いから文化的にも日本人の感性とはずいぶん
格差がありそうだし。

関係あるかどうかしらないけど、海外のＢＤＳＭ及びラバーフェチビデオは
９割がレズ物ですね。しかも濡れてもいないヴァギナやアヌスに
極太双頭バイブを突っ込めるのは世界広しでもあの辺りの
民族だけでしょう('A`)

にしてもマリみてがアニメ化とか同性愛者が普通に出てくる一般作品アニメが
増えてたりする昨今、日本でも同性結婚とか認めたりするのかな。
サンフランシスコにいた時はレズとゲイだらけの区画があって
見た目に楽しめたけど。

よくわからないが、アチラはセクシャリティと政治的なもの、繋げて考えるんですかね。
先日集英社文庫の『彼女たちのエロチカ』というのを読んだのですが、
これは女性のための官能小説として米国で発売された短編の翻訳もので、
そのわりになぜか中身半分くらいがレズビアンものです。道具も使ってます。
女性のためと銘打ってて、レズビアンものが多いというのも、ちょっと「？」
ノンケ女はこういうポルノ小説を望んでるのか？と小一時間…(ry
いや、レズ萌えとしてはうれしいけど。
でもこの短編集、なんか２ちゃんのSS読んでる気分になります。(藁
道具モノが多いのが難点だが…、

>42
>海外のＢＤＳＭ及びラバーフェチビデオは９割がレズ物ですね

確か昔読んだモノの本には、
米国では男が女を虐待するポルノは、
女性団体からの圧力に晒されやすいので、
制作者側も、極力、女による女の虐待ものにシフトさせる
というふうに書いてありました。

何か根本的にずれてるような気もしますが、
レズスキー的には……(・∀・)ｲｲ!

皆様に多大なご迷惑をおかけしました前スレの517ですが、
スレも止まり気味のようだし、
また保守かねて、続きをうpしてもよろしいでしょうか？

(・∀・)ｲｲﾖｲｲﾖｰ

じゃんじゃんやってちょーだい

毎度どうも。
ヘタレ文にもかかわらず、感想や励ましをありがとうございます。
もうちょいですので、しばしおつきあいくださいませ。
では、いきまつ。

My Story 2

目が覚めたら、すでに昼もだいぶ過ぎていた。
体を動かそうとすると、くいっと引っかかる。
彼女の腕が私の腕に絡み、もう片手は私の首を巻き、足にいたっては私の片足に絡んでいるのだ。
ふぅ。まったく、この女は。
まるで子供のように片時も私の体から離れようとしない。
肌に触れると気持ちいいと言っては、ベタベタとどこか触れてくる。
肌がキレイとほめられて悪い気はしないが、しかしこうも四六時中触れられていては、たまったもの
ではない。その触れる手が心地良いこともあれば、欲情を煽ることもあるが、鬱陶しくてかなわない
こともある。
静かに彼女の手をほどき、起き上がろうとすると、彼女が気がついたようだ。
「…どこいくの？」
まだ覚めてきってないせいか、かすれた声で聞いてくる。
「トイレ」
「すぐ戻ってきて？」
「うん」
寝ぼけまなこの彼女は再び寝入ったようだ。
用をすませ、キッチンでのどの渇きを潤し、しばらくぼーっとする。
自然と、昨夜のことが思い起こされる。
あんなに乱れた彼女は初めてだった。
いつも攻められてばかりいるので、今度こそなんとかしたいと常々思ってた。
たまたま一週間以上逢わず、最後の電話での彼女はイライラした口調と欲求不満丸出しだっただけに、
もしかしたらとは思っていたが、こうもうまくいくとは思ってもみなかった。実のところ、もっと
変態ちっくなプレイも考えておいたのだが。

取り乱した彼女の切ない表情、眉間のしわ、荒々しい息、滑らかな肌、甘い蜜の味、びしょびしょに
濡れた腿、濡れた床…を次々思い出す。
思わず唾を飲み込む。
失神されたときは焦ったが、勝利感を味わえたのも確かだ。
あの高揚感を再び味わいたいと切に思う。
どんどん自分が変わっていく。
エッチなことに貪欲になり、いやらしく淫らになっていく。
待ち合わせ場所で待ってる間も、彼女が目の前に現れてからも、レストランで一緒に食事してる間も、
この部屋へ向かう道中も、ずーっと彼女とのセックスのことばかり考えている。
彼女の裸体を思い出し、よがる彼女の顔を思い出し、喘ぐ彼女の声を思い出し…。
今もだ。
ベッドルームに入れば当人がいるにもかかわらず、こうして思い出し、細かに描いてる。
そんな自分に嫌悪を感じつつも、己の変化を楽しんでいる自分もいることに気づき、ますます戸惑う。
その戸惑いも、いざ彼女とのセックスを前にすれば、一瞬で粉砕する。
もっとああしたいこうしたいと思う欲求不満スレスレの快感。
私はこんなにも好色な女だったのか。
自分がこんなにも「女」に飢えてたとは思わなかった。
女？
そうではない。「彼女」に飢えているのだ。

前スレ517さん乙〜。
自分がこんなにも「女」に飢えてたとは……ってフレーズ、
淫らでｲｲｯ!!
（ホントは「彼女」に〜なんですけど、ｽﾏｿ）
あと甘えん坊でつね、こないだまでの主人公ｻﾝ。

スレ立ち上がりから快調でいいなあ(´∀｀)

前スレ、ミラー依頼してきました。

で、そのミラー
ttp://ruku.qp.tc/dat2ch/0312/21/1044626200.html

ベッドで寝ている彼女を再び目にしたら、またもや欲望がふくらんでくる。
足もとの毛布から潜り込み、彼女の股間をめざす。
いきなり寝起きにクンニリングスを始めたらどんな反応してくるかな。
舌なめずりしてる自分。
あー、これじゃエロ親爺だなー。
心の中で苦笑する。
彼女の匂いが充満している中、彼女の両足をそっと開く。
自分はＴシャツにショーツをはいてるが、彼女は下着は何もつけず、ぶかぶかなXLサイズのＴシャツ
だけを着て寝ている。だから下半身は剥き出しのままだ。
だらりとのばした両足の間に入り、まっすぐ股間を目指す。
閉じられた大陰唇を指で開き、まだ包皮に覆われてるクリトリスへ直接パクつき、吸い付いた。
いつもなら大陰唇周囲から中心に向かってまんべんなく愛撫し、たっぷりの唾液と愛液にまみれてから、
わざと音立ててクリトリスを吸うのだが、今はその逆から始めている。
乾いていた陰唇が次第に潤ってくるのがわかる。
「……ふ…くぅん」
夢うつつの彼女は、自分が今何をされているのかわかってないだろう。しかし、無意識ながらも体を
開いてくるところはさすがだ。
体が目覚めつつある中、ぼんやりした快感を感じ始めてきたのか、身じろぎの仕方が切なそうになって
きている。
包皮はまだ剥かず、ゆっくり周囲を舌でチロチロ舐めまわし、クリトリス中心からだんだんと周囲へと
愛撫を広げていく。
舌先を細めて、クリトリスから膣口へと舐めていき、何度か往復する。彼女はクリトリスはもちろん
だが、この膣とクリトリスのちょうど間あたりがお気に入りなのだ。膣前庭というところである。イク
というほどではないが、絞り出るような微妙な快感がいいというのだ。そこを突つき、舐めまわすと、
愛液もいっそう溢れてくる。
膣内にも舌を差し入れ、内部から愛液を掻き出すように動かす。
もう一度彼女のお気に入りを責めたてる。

ようやく彼女も自分が何をされているかわかってきたようだ。
彼女の長い、切なげなため息が聞こえた。
すかさず彼女のもっとも敏感な場所に舌を刺しつらぬく。
彼女は切なげに両手でシーツや毛布を掻き乱し、ついに声をあげてきた。
「ああっ！……あん、…はぁん、……！」
舌の動きと連動して聞こえてくる彼女の声。
あいかわらずいい声している。
この声が聴きたくて、愛撫してるようなものだ
順番に、小陰唇から大陰唇へと周囲へ愛撫を広げる。当然、彼女にとってはそれはすでにもどかしい
状態になってるはず。ゆっくり、たっぷりと責めてあげる。彼女が震えている。
「ああん！……ねえ、もっと！」
そうしてもう一度、周囲から陰核をめざし、ゆっくりと徐々に責める。
彼女は両足を思いっきり開いてくる。
腰や腿を撫でていた手を止め、膣に指を入れ、新たな動きを与える。
「ああっ！……あっ！あっ！」
舌だけではなく首ごとリズミカルに刺激を与えると、彼女は両腿を私の首に巻きついてきた。
「あ………、ちょっと、ちょっと待って、お願い！止めて！」
快楽ゆえの懇願かと思っていたら、どうやら様子が違うようだ。本気で私の動きを止めようとしている。
ずり上がり、ベッドヘッドにもたれる感じで、起き上がってきた。
「……なに？どうかした？」
毛布から顔をのぞかせて、彼女の様子をみた。
「だめ。このままじゃ、ホントに漏らしちゃう。…トイレに行かせて」
目をうるませ、頬を染め、必死に息を整えながら、訴えてきた。
「あはん…」
寝起きなのだから、当然だろう。

>54
乙−。

>前スレ517
乙ー！

どうなるの、どうなるの、これから？
やめちゃうの？やめないの？
ていうか、やめないですよね？
これから更にどう責めるのか楽しみです。
個人的には言葉責めｷﾎﾞﾝ

＞前スレ517さん
乙です〜。
あいかわらずエロ充満してますね。
今回は半分寝てたからあれだけど、ふたりのキャラの違いをさらに
強調してくれるとなおうれすいです。せっかくの視点変更ですからね。
毎回読んでますからガンガッテくださいな。

>53-54さんも乙！

さて、どうしたものか。
いつも情事の後は愛液や汗でシーツがぐっしょりだ。ヘタするとシーツの下まで濡れてしまう。だが、
彼女はシーツの下に防水シートを敷いていることを私は知っている。感心してしまうほどに、用意の
いい人だ。
意地悪な気持ちがムクムクともたげてくる。
「このまましちゃえば？」
スカトロの趣味はないが、彼女が恥ずかしがるなら、それもまた官能がより刺激される。
すぅっと腰骨を撫で、再び陰唇への愛撫を再開しようと手を潜り込む。
尿意が更に敏感になるようにわざと膣内から尿道のほうを刺激する。
「あっ！ちょっと！…ひどい。……あっ！……いやっ、ダメっ！ダメだって言って…る……！」
両手で私のＴシャツを掴みながらもがく中、私は彼女の腰を撫で上げ、Ｔシャツの中に潜り込み、
ゆっくりと乳首をつまみ、愛撫する。
堪えるように下唇を噛み、彼女の体がぶるると震える。
強引にやめさせるか、このまま愛撫に身を委ねるか、彼女が真剣に格闘してるのがわかる。
そんな表情に思わずキスをしたくなり、私は深く熱く口づけをする。彼女も応える。
戸惑い迷っている彼女の顔をもっと見ていたいが、何よりも自分がそろそろイキたくなってきた。
すでに己の股間はぐっしょり濡れている。ショーツを脱いでから始めるんだったと後悔しつつ、
脱ぎ捨てる。
思いっきり彼女の両足を広げ、自分の陰唇を重ねる。
ゆっくり動かしながら、意地悪く彼女の目を見つめる。
うるんだ瞳で私を見つめ返し、切ない懇願の表情が曖昧に揺らぐ。
どっちの意味の懇願だろうか。

「や、イヤ……、やめて。……う、うん、…ダメ」
「…本当に止めてほしい？」
動きに少しずつ加速つける。
エッチでイヤらしい恍惚な顔とかろうじて覗かせている理性の顔がないまぜに歪んでいる。
あまりのエロさとその征服欲からくる快感に、思わず息が荒くなってしまう。
「ダメ、止めて。お願い…」
そう言いながらも、彼女の両手はしっかりと私の臀部を掴んでいる。私の動きを助けるように。
まったく、なんていい女なんだ。
もはや自分も止められないところまで来ている。
「あっ！ああっ！…ダメ！　漏れちゃう！…出ちゃうっ！」
そんな彼女の言葉にもますますそそられ、体の芯がふくらみ、快楽が昇っていく。
「ああっ！　あっ！あっ！………ああああっーーーーーーっ！！」
「はっ、はっ…、あっ…、うっ、くっぅ……！」
彼女がイッた声に遅れて、自分もイッた。
両足がピンと突っ張り、体がぶるぶる震える。
途端に陰唇あたりが生温かいものに包まれる。
ピクッピクッ、ぶるっ！
イッたための痙攣なのか、排尿後の震えなのか。
彼女はすすり泣きのようなため息をつき、顔を真っ赤に染めていた。
さぞかし大きな羞恥にまみれていることだろう。
怒っているだろうか。
なだめるように、優しくキスをしてあげる、彼女の大好きなキスを。
再びセクシーな気持ちが沸き起こってきたところで、彼女が口を離してきた。
そしていきなりパチンと私の頬を叩いてきた。もちろん、痛くはなかったが。
真っ赤な顔をして私から離れ、そばにあったタオルを腰に巻き付けながら、部屋を出ていった。

やらピー!!
最初は悪だくみしてたくせに、逝かされたあと
顔をはたくとこなんて可愛い彼女でつね。

しばし呆然とし、ベッドに倒れ込む。
背中あたりにヒヤリとしたものを感じた。
ああ、シーツを交換しなくちゃ。
けれどすぐには起き上がる気になれない。
しばらくはこのけだるい達成感を味わいたい。
恥じらう彼女の顔を思い出し、ついニヤけてしまう。
たった今みせた彼女の姿をもう一度思い描きたいのに、背に感じる冷たさがそれを許さない。
大きな深呼吸をし、さっそく飛び起きて取りかかる。
シーツをはがし、防水シーツを処分し、ウォークインクローゼットの奥から替えを取り出して、
ベッドメイクし、整える。もちろん、新しい防水シーツも忘れない。
我ながら、手慣れたものである。自分の部屋でもないのに。
やがて、空白の間ができると途端に、彼女への妄想が忍び寄ってくる。
振り乱す髪、濡れた瞳、彼女の声、かすかに開いた口から覗く舌、すぅっとのびた首筋…。
自分で自分の体をなぞりながら、彼女の体を思い出す。
ふくらんだ胸、なだらかに落ちていく腹部、イヤらしさを思い起こさせる陰毛…、そして彼女の……。
気がつくと、手にしているシーツで股間をさすっている。
はーっ、どうかしてる。

着替えを済ませ身だしなみを整えてからリビングに行くと、彼女はソファに座りながらぼんやりと
テレビを観ていた。
怒ってる？
やはり、やりすぎただろうか。
ふっと苦笑してしまう。
慣れないセックスプレイに怒ってすねるのはいつも私のはずだった。それをどうにかなだめるのは彼女
だったはず。それがこの週末は立場が完全に逆転している。もちろん、それは狙いではあったが。
女扱いに慣れている無邪気な彼女はあの手この手で私を溶かしてくれるが、あいにく私には今の彼女を
溶かすテクニックなど持ち合わせていない。
そっと近づき、彼女の様子をうかがいながら、尋ねる。
「怒ってる？」
返事はない。
後ろ髪で彼女の表情はまったく見えないが、なんとなく想像も出来る。
「……ごめん」
あいかわらず返事はない。
ここで帰ったりしたら、さすがにマズいだろうか。
ヘタするとこれっきりになりそうな気もしないでもない。
連絡はいつも彼女からだし、彼女の押しの勢いでここまできたようなものだ。
初めの頃は恥ずかしさや戸惑いもあったが、今や彼女への欲情が押さえつけられないほどに大きく
ふくらんでいる。遠慮がないほどに、彼女を欲する自分がいる。
彼女のご機嫌をうかがわなくてはと思いながら、こうしてる間にも再び彼女との情事を思い起こして
いる自分。
濡れた唇、みだらな目つき、震える肩、艶やかな肌…。
後ろ姿の彼女に忍びより、再び交わしたい欲求がくすぶっている。
突然、彼女が振り返った。

一瞬、自分の気持ちを読まれたかのような錯覚を起こし、うろたえ焦ってしまった。
彼女に気づかれただろうか。
「……ねえ？」
彼女が呼びかける。
「どうしてこっちに来ないの？」
無意識に緊張してたらしい。彼女の言葉に緊張が解けたことを感じる。
おそるおそる彼女の横に座ると、彼女はすかさず私に触れてくる。
自分の頬を私の頬に擦り付けてくる。
うわ、ちょっとくすぐったい。
しがみつくような勢いにたじろぐと、彼女はじっと私を見つめてきた。
「知らなかったわ。あなたが……」
「？」
突如、彼女の目つきがあやしく変化する。
「あなたが、あんなにエッチだったなんて……」
「ーーー！」
かぁっと赤らんでくるのが自分でもわかる。
さっきまであった自分の優位さが彼女に渡ってしまったようだ。
またもやこれまでのように彼女の手のひらの上で踊らされているような気分。
私の変化を嗅ぎ取った彼女が興奮していくのが見えた。みるみるに顔が上気していくのがわかる。
私の中の快楽への飢えはあっさり彼女に見透かされ、彼女は熱っぽく私の肌をなでまわしてくる。
うなじから口へとキスをし、否応なしに情欲を煽られる。
「ダメ……、もう……帰らなきゃ……」
そう、帰らなくては。一人暮らしの私にだって生活がある。そうそういつまでも情事にふけってる場合
ではないのだ。一週間分の洗濯や掃除をしなくては……。
「帰る？………こんな状態なのに？」
せっかく着替えた服を揉みしだき、ジーンズをおろし、ショーツの上から私の不安をかきたてる。
「ずぅっとやられっぱなしのまま、帰すわけないじゃないの」
その言葉に、心の中で笑った。
そうこなくちゃ。それでこそ、彼女だ。

というわけで、とりあえず書き上げた分はココまでです。
読んで下さいまして、どうもありがとうございました。
まだ続きがあったんですが、いつまでたってもエロにならないので、ボツ。_|￣|○
エンディングだけはイメージあるんですが…。
煮詰まったときにはまたうpさせてください。

乙です〜。
>いつまでたってもエロにならないので
ていうかエロシーンのみだったような気がｗ。
漏れ思うに前スレ517さんのセックスと心理描写は、すごいと思います。
きっと羨ましい経験談ではとさえ疑ってしまいます。
エッチデートのワンシーンをクローズアップするのが前スレ517さんの
得意なスタイルのように思いますが、２ｃｈではあまり見ないタイプの
レズＳＳですね。
だから逆に今度は、ストーリーだとか、設定だとかの非エロ部分での
エロさを読んでみたい気がします。
読ませてもらっておきながら、わがままな読者でスミマセン。
またお願いします。

年齢差＆容姿ギャップ萌えなので、堪能しますた。
あえて年齢高めに設定してるのも新鮮でよかったです。

これといって瑕が見当たらないので誉め殺しモードでｗ

「やっぱりサンタさんっているんだね」

　お隣の里佳ちゃんが得意そうに言った。
　もう六年生にもなって、まだサンタを信じてるなんて本当に可愛らしい。
　ゆうべは、最悪にもお父さんの出張がイブと重なってしまった里佳ちゃん母娘と
バツイチのうちのママとあたしとで合同パーティーしたのである。
　だからそのサンタだってうちのママだったのに。うふふ。
「よっぽど夜更かししてたんだね。じゃあ、そのサンタ……美人じゃなかった？」
　すると里佳ちゃんは、何故か急に目のまわりを赤らめた。
「うん……でもあたし、見ちゃったの……サンタさんとうちのママが
　仲良くキスするのを……それもママったら裸で……」

　今度はわたしが顔から火が出るかと思う番だった。うちのママと里佳ちゃんのママが
レズだったなんて……。
　確かにこのところふと気づくと、ふたりが潤んだ瞳を熱く見つめ合っていることがよくあった。
　ゆうべだって、「ママたち、ちょっとお料理作ってくるね」と言ってキッチンに行った
きり、簡単な野菜サラダをひとつを持って戻ってくるまでにやけに時間が長かった。
　言われてみれば、あの後のふたりは、やたら艶っぽい目つきをしていたような気がする。

　人妻と未亡人。母親同士のレズビアン……。

　わたしはそれを考えただけでたちまち妖しい気分に包まれてしまった。
「ね、ねえ……ママとサンタさんたち、他にどんなことしてたの……」
「えっとね、サンタさん、帽子とお髭はそのままでヌードになったの……うん。やっぱり
女だった……ふたりとも綺麗な裸だったから、あたし、すごくエッチな気分になっちゃっ
た……」
　里佳ちゃんはますます赤くなる。
「そ、それでっ……」
　立ち話しながらわたしは、里佳ちゃん同様、太ももをくなくなと摺り合わせていた。
女の子の身体の中心が熱くてたまらない。
「うんとね、しばらくソファで抱き合っていやらしく身体を触りあってたんだけど、その
ままパパとママの寝室にいっちゃったの……
それからずっと変な声がして眠れなくって……」
　里佳ちゃんは、それっきり恥ずかしそうにうつむいてしまった。
　自分が彼女の年には、とっくに女の子の独り遊びを知っていたことを思い出すと、彼女
の愛らしい沈黙の理由がなんとなくわかった気がした。

　わたしは火照った身体を慰めたくてたまらなくなった。だが家にはいま、ママと里佳ち
ゃんのママがふたりきりなのだ。
「ママたち、ちょっと大事なお話があるの……２〜３時間ほど席を外してくれる？」
　こうして自分がここにいるのも、なぜだか朝から念入りにお化粧をしたママたちに追い
出された形なのだ。
　いまごろはきっと……。
　さかしまに絡み合う主婦同士の淫らなレズビアン絵巻をうかつにも思い描いてしまい、
わたしはいやらしいほどパンティの内側を熱いもので濡らしていた。
「あん、あたし……なんだかまたっ……」
　すると突然、里佳ちゃんが腰をもじもじさせだした。ゆうべの女同士の妖しい営みが甦
ったのかもしれない。
(か、可愛いっ……)
　彼女が艶ぽくしなまで作るのを見ると、お隣の小学生の女の子がこんなにも美少女だっ
たかとあらためて気づき、わたしはたまらなく胸苦しい気持ちになった。
　同性愛。美しいママたちが愛しあってしまうのも無理はないとわたしは感じた。

　ママたちがしてるんだもん……娘たちだって……

　自分に都合良く言い聞かせると、わたしは里佳ちゃんの小さな手を握った。朝まで自分
のアソコを触った手を。
「ねえ、わたしたちも里佳ちゃんのお部屋に行かない？女の子同士の気持ちいいこと、し
てみよっか……」
「う、うん……」
　甘えるようにしなだれかかってくる美少女の腰に手をまわすと、わたしたちは子ども部
屋の鍵を内側からかけていた。


おしまいm(_　_)m

小学生という時点で萎え…。(つД｀)
せめて高校生以上をｷﾎﾞﾝﾇ〜
母親同士のには漏れは萌えるんだがなあ…。
サンタクロースコスチューム！(；´Д`)ﾊｱﾊｱ

さかしまに絡み合う主婦同士の淫らなレズビアン絵巻

どう考えても小学生の表現力じゃないだろこれｗ

語り手は小学生じゃないようだが、相手は小学生だろ

女子高校生ものが読みたいなぁ
甘々らぶらぶエロエロのｗ

ＯＬと女子小学生とかのムチャな年の差ものが読みたいなぁ
普通だとギャグにしかならなそうだけど、シリアスで、葛藤とかもあって。
構想（妄想）だけはあるんだけど、文章にできん…

ちょっと間があいてしまいましたが…。
読んでくださいました皆様、そして感想をくださった方々、
お誉めの言葉をありがとうございました。
しばし誉め殺しされて(((((((((⊂⌒〜⊃｡Д｡)⊃ｺﾞﾛｺﾞﾛしてますた。

>>67さん
今まで投稿した分を合わせてもエロシーンに辿り着かなかったんで、
さすがにこれじゃなーとボツにしてしまったんですが、
そういうことならということで、勇気いただきました。
続きをトライしてます。

今夜の実況は　こちらで

千年の恋 ひかる源氏物語
http://live5.2ch.net/test/read.cgi/liveanb/1072561195/

にゃおーん

待って、ネコ。
自棄になったとき、次の新キャラがヒロインへの恋に落ちるための
大切な必然ネタ、ひとつ使っちまったんだ。そこでつっかえてる。
何か考えるからさぁ。
それに自分でも書きたいと思ってる。だけど勘も大事にしたいんだ。
一話なんかは、自分でもよくすらすらと書けたものだとﾋﾞｸｰﾘする。
でも考えて書こうとすると必ずｼﾊﾟｰｲするタイプなんだよ。
おおまかなあらすじは出来てるし、ハイライトシーンもそこそこ書いて
はあるよ。自分は他のみんなみたいな上手な愛撫はまるで書けないから
書かないけどネタで勝負する。逃げない。約束するよ。もう少し待ってね。

前スレにあったファンタジーものは？

年越しSEX

ほぉら？こんなになってる
ほらほら。。。
アン・・・×１０８
うっ。。。。

−終わり−

憧れの理恵お姉さま｡
と言っても自分と同じ学年だが｡
いつも見るたび違う美少女を連れ歩いている｡
とっくにこっちの気持ちに気付いているくせに､こうして
同じトイレから出てきたりして見せ付けては焦らすばかり｡
もの欲しそうなこちらの視線に気がついて､クスッと笑ってから
まだ息の弾んでいるその下級生に言った｡
｢由梨さん……あのお姉さまにアソコ貸してさしあげなさい……｣
言われた少女はこっちを見るなり､たちまち赤くなった｡

―落ちなしｽﾏﾀ―

憧れの理恵お姉さま｡
と言っても自分と同じ学年だが｡
いつも見るたび違う美少女を連れ歩いている｡
とっくにこっちの気持ちに気付いているくせに､
こうして同じトイレから出てきたりしては見せ付けては焦らすばかり｡
(立ったままで合わせあったのかしら……)
もの欲しそうなこちらの視線に気がついてクスッと笑ってから
まだ息の弾んでいるその娘に言った｡
｢由梨さん……あのお姉さまにアソコ貸してさしあげなさい……｣
言われた少女はこっちを見るなりたちまち赤くなった｡

―落ちなしｽﾏﾀ―

わたしの名はアームドベース・オーキス。
親友であり肉親であり姉妹であり、そして恋人でもあるステイメンちゃんには
アオちゃんと呼ばれている。
わたし達はいつもいっしょ。基本的に二人で一人。
いつも仲むつまじく抱き合ってるわたし達を他の人々はデンドロビウムとか
言っているけど、ステイメンちゃんは気に入ってるみたい。
そんな二人なのに、最近、ステイメンちゃんがわたしに冷たい。
この前、アナハイムさんちに行ってから、わたしを意識的に避けてる節がある。
ノイエちゃんとケンカした時もそうだったけど、たまにわたしから離れて
一人でどこかに行ってしまう。
「ちょっと行ってくるね」
行き先も告げずにいなくなると、わたしは困る。
そして、必ず悲しい気分になってしまう。
この腕の中にあなたがいないだけで、
心ごと持って行かれた喪失感がわたしを苛める。
寂しいよ、ステイメンちゃん。
いつもこんなに想ってるのに、どうしてわたしを独りにするの？
それとも、他に誰か好きな人ができたの？
もしかして、ゼフィランサス姉さん？ それともサイサリス？
……どっちでもいい。そんなことがあるワケがないもの。
きっと……だから早く帰ってきて、ステイメンちゃん。
わたし、何時までもここで待ってるから……

地球―――
「あれ、ステイメンちゃん、いつもいっしょのアームドベースちゃんは？」
「あの子、地上に降りられないからお留守番。重力アレルギーなの」

たまにはネタ振り。

レズエロで重要なことと考えていることに、
「美しい女体と女体が絡み合う」ということがあると思うのですが、
自分の場合、そこらへんを突き詰めていくと、
脳内で女体をオブジェ化していく作業をしているのです。

こういう感じの女がこういうポーズを取ってて、
それにああいう感じの女がこう絡んで、次のシーンではこうなって、みたいな感じで、
年齢や容姿や（着衣の場合は）服装も対比を意識して、
で、実際にＳＳを書く時もそういう過程を文にしていく（笑）のですが、
他にこういう方はいらっしゃいませんか？

んで、既にひとつのオブジェである女体に、
別のオブジェである「道具」が付随してくるのが、
道具描写が好きになれない理由なのかな、とか考えてみたり。

>>86
レズビデオとの対比で書かせてもらいます。
確かにビデオなんかで観ているときは、美しい曲線に囲まれた女体同士の絡みあう
シルエットだけで抜けるときがあります。
でも、例えば、ものすごくエロいビデオの愛撫やセックスをそっくり文章に
起こしたとしても、動く画像の迫力には絶対にかなわないような気がします。
86さんも脳内のビデオ（？）を文章化するわけだから同じ理屈ですよね。
いや、もちろんそれだけでもめちゃくちゃエロく書く達人もいらっしゃるから不思議
なんですが…。要は艶ぽく書ける描写力のあるなしだと思います｡

あるいは体位が複雑になってくると、画像なら「あ、これね…」とお馴染みのものでも、
文章で描こうとすると、ものすごく説明的になってしまうように思います。
かと言って「仏壇返しの体位で…」とズバリ書いてしまえば何となく興ざめですよね。

ならば、自分が書くとすれば、文章でしかできないこと。映像化が難しそうなシチュ
だとか設定、ストーリーにたよりがちになってしまいそうです。
あるいはセリフですね。セリフだけはもともとが文章なのだから、ライターに負けない
ものが書けるかもしれない｡

何故二人はからみあっているのか？
バックグラウンドのディテールに萌えるんだよ。

ただそのやり方だと、出来上がるものは奇をてらったものにしかならないのが弱点なのですが…。

でも、86さんは無から絡みのイメージを生み出すんだからすごいですね。
自分の場合はそのへんの妄想力がゼロなんです（泣）。

偉そうに書いてしまいましたが､あくまで自分みたいな素人レベルでの話ですからね｡
上手な人のレズＳＳは､映像よりはるかにエロいと思いますし､
自分はそっちの方が好きです｡
ですので､難しそうですが86さんのおっしゃるイマジネーションの方法､ぜひ訓練してみます｡
ヒントありがとうございました｡
あと無駄にレス数を浪費してすみませんでした｡

絡み合う女体をオブジェというふうには見てませんねえ、漏れの場合。
どういうわけかAVやマンガではあまり萌えられない。
というより、自分の「好み」の女優や線や絵かどうかに重視してしまうようで、
好みじゃなかったらその時点で萌え対象からはずれます。
だから文章だと脳内でどんどん「好み」の映像を作れるので、
自分にとっては文章こそが最高なわけで。
SS書くときは何かの文章から起こされた映像的な妄想がヒントになり、
やがてそれをいかにして文章化するかが課題になり、
しかしエロい文章や比喩がヘタくそだから、
ストーリーやシチュエーションで誤魔化してしまう。

自分は、行為者が持っている禁断への背徳意識が最大のツボなので、
「ビジュアルとしての女体×女体」というのは
レズの絶対必要要件じゃないですねー。
もちろん凄まじくエロい絡み合う女体ビジュアルには
何度もヤラれてきてますがｗ

絡み合うビジュアルがいかに美しくても、逆に所帯じみてても、
ヒロインがタブーな存在に触れている意識が必須だなー。自分の場合。
それが不安や戦慄とともにあっても、
あるいは満足と幸福感とともにあっても。

まあ道具も「安直に使われ過ぎているから」敬遠してるだけで、
絶対駄目というわけでもないﾔｼの声ですけど。
個人的好みはこんな感じー。

誰かSSを書いてくれる神はいないものか・・・

神待ち

保全

んあ？

SS待ちの合間に、たまには小説ネタを…。

以前「雲南の妻」を紹介させてもらった者ですが、
アレ以来、似たようなものはないかと探してみたら、
キワモノとしてではなく純文学系ないしエンターティメント系の作家には、
数多出している作品の中で１つか２つほど百合ものを出してる例が
けっこうあるみたいですね。
それも読んでみないとわからないような、ひっそりとした感じで、
あからさまに百合とか同性愛とかのように宣伝やあらすじに出てないほど。
谷崎の「卍」は有名ですが、
川端康成も「美しさと哀しみと」(←映画にもなってるし)や、
「乙女の港」を出してるようで。私は未読ですが…。
こういった例の作品、他にご存じありませんか？

あ、あと、梶山季之著「苦い旋律」(絶版)はエロも入ってて、
週刊誌連載にありそうな、いかにも典型的な「レズ小説」という感じでした。

>>98さん
いつも情報ありがとうございます｡｢雲南の妻｣は忘れられない作品になりました｡
紹介していただいた作品､興味ありそうなので探してみます｡

で､連載をぽつりぽつりとしか読んでいないので不確実な情報ですみませんが､
最近､週間新潮で連載が終了した､なかにし礼｢さくら伝説｣のエンディングはレズぽくありませんでしたか？
と言っても主人公の男性を含めた三角関係でしたから､当スレ的に邪道ですが､
最終回のエッチに入る前の女同士のやり取りが美しかったように思いました｡

>>99さん
なかにし礼｢さくら伝説｣ですか。
週刊誌連載だったということは、そのうち単行本化しそうですね。
記憶にしっかり刻み込んで、その日を心待ちにします。

そうそう、すっかり忘れていましたが、98で出した作品も、
このスレ的には邪道系かもしれません。(^_^;

瀬戸内晴美(=瀬戸内寂聴)の「女徳」という小説に、アメリカに渡った女主人
公が寄宿制の女学校で、富豪の娘の不良少女とレズ関係に陥るエピソードがあ
ります。
その他は男女関係ばかりですし、このエピソードも含め、全体に人間関係ドロ
ドロの小説ですが、情報まで。
新潮文庫版は、今でもamazon等で手に入るようです。

>>101さん
またまた情報ありがとうございました｡
その題名といい､シチュといい､面白そうですね｡ぜひ探してみます｡
自分には､これといった物件はとりあえず思いあたりませんが､見つけしだいまた報告します｡
しかし一般文芸の場合､エロ小説と比べてさらに過程がしっかり描かれているし､
性的表現も遠回しな比喩や婉曲が､かえって脳内妄想のはばを広げるところがいいですね｡

>>101さん
おお、瀬戸内寂聴ですか。なるほど。私も探してみます。
ありがとうございます。

>>102さん
>しかし一般文芸の場合､エロ小説と比べてさらに過程がしっかり描かれているし､
> 性的表現も遠回しな比喩や婉曲が､かえって脳内妄想のはばを広げるところがいいですね｡

そうそう、そうなんですよ。
官能小説でもレズものは少ないし、あっても邪道系だったりしてますしね。
（あまり知らないというのもありますが…w ）
「マリみて」のおかげなのか、百合小説もなにやら増えてきそうな気配ですが、
読者層や登場人物の年齢層が低めだからといって、その文章までもがそうであっていいとは
限らないわけで…。
骨のある作品のほうが、かえって萌えます、漏れ的には。

村上春樹「ノルウェイの森」とか「スプートニクの恋人」とか。

仁川高丸「微熱狼少女」とか。

保守あげついでに




小説面黒いな。興奮した

SSもしくはネタ待ちながら、保守

ううう、みんな、どこいっちゃったのー？(つД｀)

ＳＳは元旦以来無し、スレの内容も十日程無し。自然的終焉か。

終焉なんてそんな寂しい事言うなよ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

保守

「んっ…んぷっ…」
放課後の静かな部室に、さっきから悩ましい鼻息まじりに柔らかい舌が粘っこく擦れあう音が響いている。
体操部の先輩と後輩。
長椅子に腰掛けて抱き合った佑子と由美が、小一時間ほど前から感情のこもったディープキスに没頭しているのだ。
「由美、しあわせ…だって、こんなお姉さまをずっと探してたんだもん…」
息苦しさに唇を離した由美が甘えるように佑子と頬を摺り寄せた。
「うん。あたしだって由美みたいな可愛い妹が欲しかったのよ…絶対に離したくない」
ひとときでも口が離れると切なくなり、佑子もすぐに由美の小さな舌に吸いついていく。

ふたりが姉妹の契りを交わしたのが一年前。
こうして他の部員の目を盗み、お互いの気持ちをキスで確かめあうのがふたりの日課であった。
だが佑子は幸せすぎてふと恐くなることがある。
(あたしたち、いつまでこうしていれるのかしら…)
女の子だもん。いつかは別々に嫁いでいくかもしれない。
由美との甘い口づけに再び没頭しているのに、佑子の身体はわずかだが不安に震えていた。
「んはぁ…」
息継ぎしてキスを解くと銀色の糸が伸びる。
由美は悪戯っぽく目で笑うと、舌をチロチロさせてその糸を切ってみせた。
そして佑子の心を見透かしたように言う。
「でもさ、姉妹に別れなんてないよね…恋人や夫婦に別れはあるけど、姉妹はいつまでも姉妹だもんね…」
にっこりと笑い、どこまでも愛くるしい由美。
佑子は思わずセーラー服の胸に由美を抱き寄せた。
「う…うん。そうだよね…あたしもそうだって信じてる。お互いに支え合って頑張ろうね…」
部室の窓から差し込む夕日が、隙間なくぴったりと身を寄せあうふたりの少女を赤々と染めていた。



（つまらなくてゴメンよ）

>>111
神がｷﾃﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!!!!
つまらないなんてとんでもない！めちゃくちゃ良かったです(*´Д`)

うわ、レスあった。うれしい。
＞112さん
あんな短いお話でしたが気に入っていただけて良かったです。
以前にも話題になったとは思いますが、百合の姉妹愛というと自分的には
恋愛も超えた（？）精神的な強い結びつきを連想します。まあ、物語の中
だけかもしれませんが、百合ってエロ抜きでもそういうところに惹かれますよね。

普通にいいと思うよ
ストレートなエロに走ってない辺り、創作文芸板の百合スレぽい

>>113
うん、すごくいいです。
できれば次作もｷﾎﾞﾝﾇ

保全

とりあえず、保管始めました。のんびりと。
http://lilych.fairy.ne.jp/

>>117
乙です

「レズ物で道具を使うのは邪道だと思わんかね!!のみなさん」
なにげにﾜﾛﾀ

>>117
乙〜。good!!

>>119
なんのことだろう？と、まだ見てないページを探したら見つけた。
ここまでまとめていただきましたか。お見事っ！＞117

保守

ちょっと長めなストーリーの場合,
SS職人の皆様は、書きながらうpしてるんでしょうか。
それとも全部書き終えてからうpしてるんでしょうか。
参考までにお聞かせ願えればと思いまして、、、(__;

>122
長くなるな、と思えば、ある程度書いてから。
それでも、完全に完成してからのうぷになることはないですが。
六、七割くらいまできたらもういいかな、と思って投稿してます。

>122
「ﾘｱﾙﾀｲﾑで書きながら投稿するのか」ってことだろうか、
「完成品になったものを投稿するのか、
半分書いたら投稿、また半分書いたら投稿って形式だろうか」
ってことだろうか。

前者なら、そんなことはしないよ。
その回投稿する分は完成させてから投稿する。
考え考え書いては投稿して、他の人の書き込みや投稿を
何十分や何時間も邪魔したら大変だ。
「投稿は、メモ帳等で書き終えたあと、コピペで貼っていくこと」
ってちゃんと注意書きがあるスレも多いよ。

後者なら、量によるんじゃないかなあ。
連載ものSSを書いてる人の場合は、
できたらできた分から投稿、って感じだと思うよ。

>122
アルバム作りで言ったら、各曲のサビの部分だけ先に書いてしまう感じ。
後先のことは深く考えずに、こんなキャラも出したい、こんなエッチも書きたい
とか思いながら、盛りあがるシーンや、各キャラごとの名場面を先に作ってしまう。
そしたら全体のストーリーにつじつまを合わせるように曲順を考えて、曲のあいだを
うまく埋めていったら設計図のできあがり。
あとは頭からきちっと書き直していき、週一ぐらいでＵＰ……
などと簡単に思ったが、現実は甘くなかった(´･ω･`)。

レスをありがとうございます。
ちなみに、>>124さん、後者の意味です。曖昧で失礼しました。

なんだか皆さんの場合はほとんど、完成してからというわけじゃないんですね。
自分の場合、過去に投稿したSSは全部、完成してから分割して投稿してました。
出来上がった後に手直したくなったりすること多しで、
だからといってそれはそれでキリないですけど。

実は今書いてるのが、相変わらず行き詰まってしまったので、
いやー、もー、どうしよーか、みたいな…。
だらだら長いのをうpしてもしょうがないから、最後まで書き上げてから、
削れるところを削って…と思ってたのに、全然そこまでいかないというか(w

というわけで、まだまだ途中ですけど、思い切ってうpしようと思いますた。

初代スレ410師匠〜、貴枝＆碧シリーズの続き、まだー？ﾁﾝﾁﾝ（AA略）

なーんてこと言ってる間があったら、自分の続きをさっさと完成させろよってか…(w
ちょっと気晴らしに、こんなの作ってみますた。ｴﾛはないですけど…。
いわゆる二次創作ってヤツですか。
自分は長いこと二次創作というものに興味ありませんでしたけど、
いざ読み手から書き手になると、これもまた楽しいものだと知りますた。
貴枝＆碧シリーズ作者の初代410さま、そのファンのみなさま。
しばしのお目汚しのほどをお許しを。

貴枝＆碧シリーズがわからない方は、前スレ、前々スレを読んでいただくか、
117さんのサイトをご覧下さい。

〜高校生活〜

その子を初めて見かけたのは、まだ桜も咲いていない春のことだった。
スーパーで親から頼まれた買い物をしているとき、その子は店内に不馴れな様子で何かを探しながら
同じ場所をぐるぐる回っていた。困り果ててるようなので、うっかり声をかけてしまったのだ。
一見地味で暗そうな子だったが、地獄に仏と言わんばかりにほっとした顔を見た時、この子の笑顔を
見たいと思った。
手にしているメモを見せてもらうと、それはちょっとばかり高級な紅茶の銘柄だった。通常の陳列棚
ではなく、ちょっと離れた専門店にだけ置いてあり、しかも店頭には出されていない特注品だった。
そう教えてやるが、不安げな顔につられてしまい、一緒にその店へ案内してあげた。
歩きながら、彼女が最近雇われたばかりの住み込みメイドだと知って驚いた。どうみても自分より年
下にしか見えないのに。
それと、ずいぶん味にうるさいご主人様だなと思ったものだった。
だが、屋敷の場所を知って、それも無理もないかもしれないとも思った。その屋敷の主は、めったに
姿を現さない女主人で、近所でも変わり者という評判だった。昔を知る者が語る往年の華やかさが信
じられないほどだ。自分も子供の頃は華やかな屋敷の記憶にあるはずなのだが、思い出せないほどに、
すっかりなりをひそめている。
別れるとき、彼女が雇い主とうまくやっていけることを願わずにはいられなかった。

次に会ったのは、高校の入学式のときだった。
新入生を案内するための受付係をしてる時に彼女を見かけたのだった。
親子揃っての生徒がほとんどなのに、彼女だけは１人だった。
彼女も私に気づいたようで、微かに挨拶をしてきた。
そのときに彼女の名前を知った。
ーーー葉山碧。

以来、互いに姿を認めると、簡単な挨拶ぐらいはするようになった。
たま〜にスーパーでも見かけることがあり、少しばかりの会話もするようになった。おかげでおつか
いを頼まれるのも疎んじることもなくなった。母親はそんな私に驚きつつも喜んでいるが。

ある日、スーパーの陳列棚の前でぼんやり突っ立っている碧の姿をみかけ、軽くポンと肩を叩いて声
かけてみた。そうしたら、こっちがたじろぐほどに大きな反応をみせてきて、かえってびっくりして
しまった。
その日の彼女は、妙にオドオドしており、何を話しかけてもあいまいな返事をするばかりで、上の空
だった。
何かあったのだろうか。
何でもないと気丈に答える彼女の様子を心配しつつ別れたが、ふと冗談半分によぎったことが、気に
なった。
屋敷の主人に手込めにされるメイドの図…。
いや、でも、まさかね。何よりもあそこの主は女なんだし。

彼女の様子が気になりつつも、その頃から所属している部活動が忙しくなり、彼女に会うことも少な
くなった。校内でたまに見かけることはあっても、店で会ったときのようにおしゃべりすることはな
く、少しばかり寂しい気もする。
なんとか彼女を身近に置くことは出来ないだろうか、なんてことを考えてしまう。

数カ月後、学園祭が終わってようやく時間が出来たある日、久しぶりにスーパーで会えた。
彼女の様子もいまや学業とメイド業との両立に慣れたようで、すっかり落ち着きはらっていた。

そんなこんなで淡々と月日が流れ、新学年を迎えたある日、思い切って、クラブ活動を誘ってみた。
案の定、メイドの仕事を理由に断ってきたが、しかし、なんとなく諦めきれなかった私はねばってみ
る。週に一度でもいいからと。
「そりゃあ、学費も全部出してもらってる恩義があるというのもわからないでもないけどさ、週に
一度ぐらいだったら許してくれるんじゃないかなあ。学校行事だっていろいろあるんだし。そんな
にガチガチ仕事ばっかりじゃせっかくの高校生活も楽しめないじゃない？　なんだったら、あたし
があなたのご主人様とやらに掛け合ってもいいのよ？」
「いえ、とんでもない。……たぶん、ご主人様は言えば許してくれると思うんですけど」
「だったら…」
「でもっ…私が」
「は？」
「私が、ご主人様のおそばに…いたいんです」
恥ずかしそうにうつむく碧。
そうまでして女主人を慕っているということに、驚きを禁じ得なかった。
「ふーん………。碧は…、ご主人様が好きなんだね」
思わずこぼれた私の言葉に、碧は顔を上げて驚いてきたが、すぐに頬を染めてうれしそうに、そして
しっかりと答えてきた。
「はい」
その時の碧の顔と言ったら……。
私の中には、見たこともない女主人に対して、嫉妬心が芽生えた。
いったいどんな女性なんだろう。見てみたいものだ。

やがて、その願いはあっさりと叶った。
三者面談シーズン、碧のその日に彼女の姿が見えた。
部室の窓からは校舎から門に向かう姿がよく見える。
そこに居るだけで自然とそちらへ視線が移ってしまうような、大人の色香がこっちまで漂ってきそう
な、実に印象的で美しい女性だった。
隣に並んで歩く碧の幸せそうなことと言ったら…。
彼女、そして碧の姿に、完敗させられた。
別に勝負していたわけでもないし、勝ち負けの問題ではないのだろうが、彼女にはかなわないという思いだけが、私を打ちのめす。
碧は永久に、私のものにはならない。
ちぇ……。
クサった私は、そこらへんのイスに八つ当たりをし、もう一度毒づく。
ちぇーーーーーーーっだ……。

ちょっとびっくりで、凄く嬉しい！です。

この主人公ちゃんの気持ちは、貴枝や碧の知るところではない訳ですよね。
今までずっと貴枝や碧の視点から話を書いてきたので、
こういう風に貴枝や碧が見られてきたんだ、という風に思うと興味深いです。
主人公と貴枝、碧の距離と、私と前スレ517さんの距離が一致している、というか。

ちょっとこれは二次創作ならではの感慨ですね。

新作は……書きたいと思いつつも、なかなか踏み切れず……
貴枝と碧オンリーの話はちょっとネタ詰まりっぽいし、
書くとすればやっぱり美冴絡みかなぁ……

>117さん
遅ればせながらご苦労さまです。
拙作なぞを保存していただいて、感謝に堪えません。
(本当はすぐにレスしようと思ったンすけど、当時はサーバー規制が重くて)
まだ2chのそこここに良作ＳＳが潜んでいると思うんで、
これからもがんばってください。

↑
いかん、ハンドル落ちてた……

＞前スレ517さん
ＧＪ！！
碧/貴枝を別の角度で、しかも別の人が書くなんて
面白いですね。
貴枝ﾀﾝのおそばにいたいと言って、赤くなってる
碧ﾀﾝがすごく可愛かったです。

>>初代スレ410さま
喜んでいただけてホっとしました。ありがとうございます。
今回のは第三者からの二人という形ですけど、実はまだ続きがありまして、
続きのほうはモロ貴枝＆碧本人登場なので、はたして二人のキャラクターを
把握してない自分が、あの二人をこんなセリフこんな動きをさせてしまって
いいものだろうか？とかイロイロ思ったり。
そのくせ、生意気にも書いたりしてますが、どうぞお許しを。

新作を煽ってますけど、まあ、一ファンの勝手なお願いということでご容赦を。(^^;
負担に受け取らないでいただけるといいですが。
だけどいつの日かまたシリーズor外伝?ものが出てくるのを楽しみにしてます。

>> 134さま
お褒めの言葉をありがとうございます。
貴枝＆碧萌えの私としては、こんなときはどうしてるんだろうとか等々、
あれこれ想像してるうちに、今回のようなネタが出来ました。

しかし、二次創作というのは、ある意味、自作より大変ですね。
元々の作品のイメージを壊さないようにと、気を使ってしまいます。
一時、どうしてもギャグタッチになってしまう貴枝像を想像したことも…。(^^;
ヘタすると、こんな貴枝＆碧はイヤだになってしまいまつ…。(w

たとえばこんな貴枝さん？

碧　「御主人様、砂糖は・・・２杯でよろしいですか？」
貴枝「碧ﾀﾝﾊｧﾊｧ」

おうどんを吹き出してしまいましたわ

>136
いや〜、ありなんじゃないでしょうか（笑）

2ch用語は使わないにしても、胸の裡では、
＞ご主人さま、ご主人さまはなんでそんなにお綺麗なんですか？嗚呼………
とか
＞碧………本当に可愛い………大好き！
とか言い合ってる仲です。ニュアンスはほぼ同義かと（笑）
実際に露子さんは少女貴枝にﾊｧﾊｧしてたし＜それもどうか

>>初代スレ410さま
むしろポイントは、どれだけ貴枝の姿を脳内デフォルメしたかによるのではないでしょうか。(w;

ありえねー、ありえねーよ！

……という脳内ツッコミは、思いっきり鳴り響いているんですが。
続きを投下させていただきまつ。
お気に召さなかったらごめんなさい。(^_^;

「モデル？」
貴枝は思わず碧を見つめた。
めずらしく碧のほうから相談があると言うから何事かと思えば、今度は美術部のモデルを頼まれたと
いう。絵画コンクールの課題に出すためとか。
よりによって、モデルだなんて。
ついこの前あんなことがあったばかりだというのに。よりによってモデルなど引き受けたら、今度も
また何をされるかわかったものではない。
そうそう同じようなことがあるとは思えないが、心配の種ではある。
さりとて、せっかく碧が高校生活らしき話を見せてきているのに、それを潰してしまうのもどうかと
思う。
貴枝は念には念をと、依頼をしてきた生徒のことを根掘り葉掘り訊ねるのであった。
名は森下薫。
３年で美術部の部長であるが、今は２年に座を譲ってるそうな。美術部顧問自ら推してるというなか
なか将来有望な生徒らしい。
驚いたのは、知り合った経緯であった。
むろん、碧もことさら自分に報告するほどのことではないだろうから咎めだてすることでもないのだ
が、そのようなことがあったことを今初めて知ったというのは、貴枝としても複雑な気持ちである。
それに碧もどうやらその上級生に対して、少なからず好感を抱いてるようだ。
自分に対する情とは違ったものとはわかっていても、微かに芽生える嫉妬は否めない。
貴枝は憮然とする。
碧は、貴枝がクールに無表情を装っていても、あまりいい気してないことを察知した。
やはり断ったほうがよさそうだと判断し、この話はなかったことにしようとすると、意外なことに
貴枝は承知してきた。
「その代わり……」
貴枝はこと細かに報告することを義務づけた。

こうしてしばらくの間、碧はいつもより帰りが１時間ほどばかり遅い日々が続いた。
碧の話によれば、薫は碧を何かポーズをつけてじっとさせるということは要求してこないらしい。
碧をスケッチしてるかというとそうでもなく、ただただ、碧と話をしている、いや碧にいろいろと訊
ねているだけだという。
学校での生活の話が主で、クラスメートの話や好きな科目や嫌いな科目、担任や教科教師たちのエピ
ソード等々、メイド業をしている碧からは伺い知れないほど、多彩な話を碧から聞き出しているので
あった。
やはり、モデルは口実で、本当は碧自身が狙いなのではないかと、貴枝は思えてきた。
貴重なお茶の時間も半減していることだし、やめさせようかとも思ったが、しかし意外な副作用を
生み出していた。
報告と言いながらもその仔細な語りは、碧の学校での様子が垣間見えてきそうなほどで、貴枝自身、
碧がそれなりに高校生活を楽しんでいることを知る機会でもあり、図らずも、このことがきっかけで、
ふたりの間の会話が増えたのだった。
それだけではない。
碧が夜伽を要求する日が増えてきたのだ。

碧は薫との会話中、じっと碧を見つめてくる薫の熱い視線に戸惑っていた。
楽しい時間ではあるのだが、同時にドギマギしてしまうのだ。
そしてまた、そんな自分に貴枝に対して後ろめたさを抱いてしまう。
いや、後ろめたい気持ちだけならまだいい。
そのうちその熱い視線に欲情を感じ、やがて惑わされる己に恐怖し、早くご主人さまに抱かれたい、
抱かれて静めて欲しいと願うのだった。
そんな気持ちが高揚した日は、貴枝に奇数個の砂糖を要求するのだった。

当然、貴枝はそんな碧の心理を見抜けないわけがない。
碧をそのように動揺させてしまう薫の存在が気になりつつも、そしてそんな碧と薫の関係に嫉妬を
感じつつも、それすらも快感に利用してしまう貴枝は、いつになく燃える碧をさらにあおり立て、
昇華させるのだった。

とりあえず、いましばらくはこの状況を楽しみ、様子を見ることにした。

半月あまりほど過ぎた。
学園祭が終わった後では、実質、部を取り仕切ってるのは２年だというのはどこも同じだ。だから
薫も本来は部に顔出すものではないのだが、コンクールに出品することが決まり、例外的に部室を、
それも隣接している美術部顧問用の個室を使わせてもらうことになった。
現役の美術部員たちは先輩の邪魔をしないようにと、めったに入室してくることはない。
ふたりの語らいは隣室には聞こえないものの、何か楽しげに会話していることは伝わる。
当初は好奇の目で見られていた碧だったが、部員も碧も互いに居ることに慣れてきた。
モデルをと言われながらも、一度とて、クロッキーブック１枚すら自分を描いてた絵を見せてくれた
こともなく、スケッチしている薫の姿さえ見たことないのが気になるが、碧はそれでも薫との会話を
楽しみにしていた。半端ながらも課外活動らしき雰囲気を味わえてることも楽しんでいた。

今までずっと碧とおしゃべりするだけだったが、もうだいたい碧の姿を見なくても描けると薫は思う。
毎日、碧が帰った後、スケッチブックに碧を描いては、足りないところを次の日に補い…。
単純に見たものを描くこと自体は薫にとってはさして難しいことではないが、見えないものをも映し
出し描こうとするとき、スケッチすることよりも、対象と深く関わることが大事なのだった。そう
やって、制作するのが薫のやり方だった。
碧を絵にすることは本気である。
けれど、これを口実に碧と接する機会を増やそうとした下心があったのも確かだった。
お嬢さま学校であるここの生徒にはない魅力が碧にはある。
本来ならもうキャンバスに取り組まなければいけないのだが、碧の中の何を描こうか、薫はまだ迷っ
ていた。
こうして目の前に碧がいると、絵のことは忘れてしまいたくなる。
今日は碧が慕う女主人の話を聞いてみた。
碧はこれまでの表情とは打って変わり、頬を染め照れながらも誇らしげに、女主人のことを語るの
だった。
チクリと痛みが走る。
碧が慕う女主人にはかなわないことはわかっていたし、碧が自分のものになることもないということ
もわかっている。
それならば、自分にしか出来ないことを、自分だけの碧を…。

薫はふと碧の頬に手をそえ……、気がつくと、碧の唇に自分の唇を押し付けていた。
初めはおそるおそると、しかし、碧が抵抗してこないことをいいことに、次第に強く押し付け、吸い
ついた。
「……んっ、んん」
碧ははっと我に返り、薫を押しのけた。
陶酔しかけた自分にうろたえた碧は、部屋を出ていこうとした。が、薫が呼び止めてきた。
「………明日からはもう来なくていいよ。今までありがとう」
薫の真意を察する余裕などない碧は挨拶もそこそこに部屋を飛び出していった。

思わず夢中になってしまった。
自分から応じてしまった。
とっさに貴枝を思い出した。
ああ、ご主人さま、ごめんなさいっ！
この前の出来事は不可抗力のことだったが、今度ばかりはそうはいかない。
言い訳のしようもなかった。
自己嫌悪にかられながら帰途に向かう碧の姿を、部室の窓から薫が追いかけているなど、碧の知るよ
しもなかった。

貴枝は、無表情のまま書斎の椅子にもたれ、碧には何も言わなかった。
碧にとって貴枝の沈黙は永遠の針地獄にも思えた。
不思議と貴枝は、この状況を楽しんでいた。もちろん碧の行為に怒りも嫉妬も感じている。あとで
たっぷり罰を与えてやろうとは思っている。が、なんとなくこんなことになるのではという予感と、
また、碧が自分を裏切ることはないという確固たる信頼が、貴枝に余裕を与えていた。
でもそれを碧には察しさせない。
碧には無言でいたほうが効果があることを貴枝は知っていた。
さぁて、どうしようかしら。

え、エロいですね……
一体、薫さんと会話しながら何を考えているんでしょうか、碧ﾀﾝは(笑)
そして、この後貴枝はどんなお仕置きを据えるのでしょうか、
非常に楽しみです。

はうあ〜、人大杉のせいでwebブラウザからは見られなくなってるぅ｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
大急ぎで専用ビュワー用意したけど、連続投下できるのかいな。前やったときは失敗したので、、、

>>初代スレ410さま
え、エロいですか？(^_^;
それはきっと脳内補完でエロく仕上げてくださってるからですよ、たぶん。
当方、もっと短くまとめるつもりだったんだけど、うまくいかなくて…。
なんか駆け足になっちゃってます。

保守

ふぉっしゅ

「薫さんてどんな方なのかしら。一度、連れてらっしゃい」
貴枝からそう言われたものの、碧は少々ばかり躊躇してしまう。
貴枝に対する気持ちは変わらないながらも、薫に対する自分の好意的な感情は、自分でもわからず、
貴枝に対して後ろめたい気もする。しかし今はそれよりも、薫が自分より貴枝に、貴枝が薫に関心を
抱いてこられたら、どうしようという思いだった。
いったい自分はどちらに嫉妬してるのだろう。
だが薫はその翌日から部室には現れてこなくなった。
他の部員に尋ねると、制作に集中したいとかで、自宅で描いてるそうな。
碧は正直、ホッとした気持ちと、残念に思った気持ちとがないまぜだった。

そのまま薫を捉まえる機会がなく、数週間が過ぎたある日。
貴枝が突然、碧に外出の用意をするように告げてきた。
さして深く考えなかった碧は、ご主人さまとひさしぶりのデートだぁと心内に喜びながら、貴枝の後
を着いていくと、とある百貨店の催事場に連れてかれた。
何やら絵画の展覧会の様子。碧は何も知らずに、展示されている絵をながめつつ貴枝に従うと、いつ
の間に周囲の観客が自分に視線を向けている？
ふと、貴枝が足を止めた。
貴枝の視線を追いかけると、そこには……、碧の絵があった。
いや、薫が描いた碧だった。

貴枝は驚がくした。
そこに描かれているのは、まぎれもなく碧なのだが、同時に、自分の知らない碧でもあった。
ーー題「高校生活」
碧の表情。
それは「ご主人さま」の前でも「お母さま」の前でも決して見ることのない、年相応で、微妙な、
愛らしい表情だった。
技巧的に稚拙な部分はあるものの、少女の高校生活の表情を余すところ無く映し出されている点を
評価され、入賞した作品だった。

碧は自分がこのように描かれ、またこのような公の場に展示されてることで、真っ赤になっている。
周囲の観客も、その絵のモデルが彼女だと気づいて、ジロジロみている。
「学校での碧はいつも、こんな顔してるのね…」
「し、知りませんよぅ」
「これでは、ますます薫さんに会ってみたくなったわねえ」
ええーっそんなーっ。
つぶやくように言う貴枝の言葉に、碧は動揺してしまった。
「なにも碧のお気に入りの薫さんを、取って食いやしませんよ」
「ご、ご主人さまぁ」
シャレになりませんよぅ、それ〜。

ある日、スーパーでようやく薫を見つけることができた。
碧が声をかけると、薫はあっけらかんとした表情で笑っている。
てっきりこの前のキスのせいで気まずい思いをしてたのかと心配したが、取越し苦労だったんだろう
か。ともあれ、碧は絵の入賞を祝った。
「もう！　出来上がったことも、入賞してたことも、全然教えてくれないんですもの、びっくりしま
した。だいたいですネ。モデルになってあげたのに、出来上がりを一度も見せてくれないなんて、
ひどいです」
碧はわざとプクーッとふくれたフリをした。
「あはは、ごめんごめん。うーん、あれが出来上がったのは提出日直前だったもんで、教えてあげる
暇なかったのよ。そのかわりと言っちゃなんだけど、あの絵、もらってくれる？」
「え？　いいんですか？」
「もちろん」
ぱぁっと明るく笑う碧の笑顔に、満足感を味わう薫だった。

そうして数日後、貴枝は薫を見ることができた。
笑顔が魅力的で快活な娘だった。
「いらっしゃい。碧が大変お世話になったそうね」
「いえ、お世話になったのはこっちのほうです」
少々凄みを込めたつもりだったが、それに動じずニッコリと微笑む薫の度胸に、貴枝はむしろ好感を
持てた。いや、すでに貴枝も薫のことを気に入りつつあるのかもしれない。
そして、二言、三言と話をし、やがて気がつくと、普段人に話して聞かせることのないことまで話し
ており、自分でも思いもよらぬほど楽しげに薫と談笑してることに、貴枝は内心苦笑した。
なるほど、これでは碧が参ってしまうのも無理はない。
なかなか話術の巧みなお嬢さんだこと。
耳を傾けている薫のその瞳は、「あなたは私にとって特別なひと」だと思わせてくれるのだ。それが
また心地良い気分さえなる。
おそらく本人の知らないうちにいろいろなことを聞き出すのがうまいのだろう。

「…祖父が子供の頃、おそらくあなたのおばあさまだと思うのですが、お屋敷のお嬢さまにたいそう
憧れていたそうですよ」
「あら？」
「もっとも遠くから見てるだけだったそうですけど。結婚式の花嫁姿を見たとき、あまりの美しさに
感動して、天女さまが遠くへいってしまったと、泣いて帰ったそうです」
「まあ。ふふふ」
「ふふふ。……私も遠くから見てるだけで終わるというのは、祖父に似てるのかもしれません」
意味ありげな言葉に貴枝はチラっと薫をみたが、薫は頓着せず碧の入れたお茶を飲んでいた。
碧はそんな二人を、蚊帳の外にいるような気分でチラチラ交互に眺め、ハラハラしていた。

それから薫は持ってきた絵を見せた。
広い会場で見た時とはまたひと味違った味わいが感じられた。
案の定、碧は恥ずかしがっている。
「ほんとによろしいんですの？」
「ええ。ぜひ」
「……どこに飾ろうかしら。ねえ、碧？」
どういうわけか、貴枝はいつものクールなトーンではなく、優しい口調になっている。
これも薫のおかげだろうか。
「ええ〜！」
「…うーん、書斎に飾ろうかな。碧が学校に行ってる間、碧がこんな顔してるんだなーって、眺めて
いようかしら」
「ご、ご主人さまぁ〜、恥ずかしいから、やめてください〜」
ふたりのやりとりに、薫はクスクス笑っていた。

やがて、薫が帰る時間になった。
めずらしく貴枝が玄関まで見送りを買って出たことに、碧は驚いた。
「そうそう、絵のお代金、払わなくてはね」
玄関で靴を履き終えたところを、いかにも今思い出したように貴枝は言ってきた。
「いえ、けっこうです。もういただいたようなものですし」
ーーー碧のキスで。
だが貴枝は薫の言わんとしてることを理解した。
「それじゃあ、お釣りをお返ししなくちゃ」
「は？」
薫が何事かと訊ねる前に、貴枝は薫のうなじに手をあて、いきなり薫に口づけをしてきた。
あまりの突然のことに碧は唖然とした。

あ、あ、あ、ああーーーーーーーーーーー！！！

そのキスは、とても情熱的にも見え、長い長いキスにも思えた。
唇が離れたとき、薫はあまりのことでクラクラし、ふらついてしまう。
魅惑的な微笑を薫にむけ、そっと薫のそばから離れた。
「また遊びにいらっしゃい」
「……は」
それはつまり、私の碧に手を出すなというサインだと言うことが、薫にはよくわかった。
呼吸を整えるのが精いっぱいだった。

居間へ戻ろうと碧とすれ違うとき、貴枝は碧のほうを一瞥した。
碧は真っ赤に頬を染めつつ、貴枝に対して恨めしげな視線をぶつけていた。
「なんて顔してるの。みっともなくてよ」
しれっとした顔で言うその口調は、すでにいつものクールな貴枝に戻っていた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」

これが、貴枝からの罰だった。
貴枝が薫にキスをする。
貴枝が誰かとキスをするのも、薫が貴枝とキスをすることも、どちらも碧には堪え難い。
どちらにも嫉妬をおぼえるからこそ、罰になり得たことだった。

薫を送り出し居間に戻ると貴枝はお茶の催促をしてきた。
新たにいれなおしたお茶を出すと、貴枝はいきなり「お砂糖、いくつにする？」と尋ねてきた。
碧は先ほどの出来事で頭がいっぱいである。
ムキになった声で「四つ！」と答えた。そして付け足すように「お願いします」と。
そんな碧の様子のあまりの可愛さに貴枝は笑いをこらえてる。
ふふふ、今夜が楽しみね。


〜終〜

いや、いいですね。

拙作との何よりの違いは、
直接的なエロ描写を絶妙の間合いで回避していることで、
とても上品かつ焦らしの効いた(笑)内容になっているのがいいです。
どうも自分はエロの絡みからプロットを組み立てるもので、
自分のキャラがこういう風に動くのを見るのはとても新鮮でした。
楽しませていただきました。

またオリジナル／二次を問わず、新作を期待しております。

ありがとうございます。
お世辞でもそこまでホメていただけると、もうフワフワです〜
自分もまずエロありきで書いていますが、
いやー、貴枝＆碧のエロはさすがに書けませんよ。(笑)

描きたいのは萌えな数シーンだけだったりするのに、
そこへ至るまでの説明にダラダラしてしまうので、
もっと簡潔に描けるようになれたらと思ってます。

ともあれ、初代410さま、ならびに読んで下さいました皆さま、
おつきあいどうもありがとうございました。

ほしゅ

鈴木忍著『全寮体験、みんなでたべて』(青土社)はいかがでしょう。
ちょっとエロいライトノベルかと思いきや、おもいっきしエロ！
女子高生の、これでもかというほどしつこく濃ゆ〜いほどエロです！
18禁じゃなくていいのか？と思うほどにエロエロ〜
しかも、男出ません。道具もなし。(2巻以降はどうか知らないけど)
いやー、驚いたね。
ひょっとしてココ的には周知の本だから話題にも出なかったんでしょうか。

>>158
情報ｻﾝｸｽｺ

ところで遅まきながら漏れも百合姉妹vol１＆２を買いました。
広告も無く細かいところまで読むところがあって、確かに作り手の情熱は伝わってきました。
でも、う〜ん……。
ただでさえ百合モノ（ノン・アダルト）ということで、エロなしだから盛りあがり場所に欠けるうえに、判で押したように学園モノで、しかもみなどこかで聞いたことがあるようなストーリー。
読んでいてもどこかドラマチック感に欠けるんです。
自分は、ソフト＝平凡とは違うと思います。
それに百合っていうのは、必ず学園モノでなければならないんでしょうか。
このスタイルだと作者が違っても、似たり寄ったりなのはどうしても否めないので、せめてＳＦとかファンタジーとかミステリーとか、いろいろなジャンルをおりまぜて欲しかったと編集者に言いたいです。それだってじゅうぶん少年少女が好んで読むジャンルのはず。
同人誌感覚から抜け切れない百合姉妹、今のままだったらvol３が出ても自分はもう買わないと思います。好きな人いたらスマソ。

>>158
個人的にはﾊﾞﾄﾙﾛｲﾔﾙ的描写が多いのと、ｸﾝﾆ描写が薄いので、使用感はｲﾏｲﾁｗ

>>159
自分はさしたる期待もなく買ったので、可もなく不可もなくでしたが、
概ね159さんの意見に同意ですね。
おそらく百合姉妹の方向性がまだ定まらないのでしょう。
読者層も誰を対象にしているのかも曖昧なので、内容もそこらへんチグハグでしたね。
そういう意味では今後どうなるか期待しているところです。


>>160
バトルロイヤル的描写って？

バトルロイヤルってことは
乱交か！？
(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>161さん
でしょでしょ！それになんとなく「マリみて」ブームの便乗ぽく感じませんでしたか？
しかも百合の恋愛をブームなんだから普通なんだよー、みたいにミョーに明るく
開き直っているところが？？？でした。
でも貴重な専門誌なので、ぜひ頑張って欲しいところですね。
個人的には、森永みるくサンの絵柄が可愛らしくって好みですた。

少女小説を含めて百合ものは昔からあったんでしょうが、
最近のは「マリみて」便乗でしょうねえ。
学園ものが多いのはそのせいかしら＞百合姉妹
（まあ、マリみてはマリみてで、好きだけど）

もしも百合姉妹のエロバージョンが出たら…、
あー、でもなんか自分の願うものとは違う方向になりそうで、
つまり官能小説にありがちな勘違いレズエロな世界になったら、
それもなんか嫌だなあ。
レズエロつっても、漏れが望むのはもっとこう、ピュアでっ！ ←ムキになる

森永みるく、漏れも好みでした。
別スレではあざとすぎるみたいな評も出てますけど、自分は気にならなかったし、
むしろアレが一番よかった。１も２も。
おかげで森永みるくの新刊出たと知るや、即買ってしまいますた＞「メア」
あと紺野キタも好き。
スレ違いネタだけど、まあ、大目に見て下され。

2巻は道具アリですた。_|￣|○

なにっ！？

作者の興味はレズっていうよりオンナへの恥辱＆調教プレイ（チンコ以外での）に向いてるみたいだから、
萌え度はｲﾏｲﾁだったな。擬似ﾁﾝｺも出てくるし。

なんだとっ！？

んでもまあ、あとがきを読む限り、今後もレズものオンリーで男を出してくることはなさそうだ…。

この時代、そんな姿勢を貫くってすごいなあ。
許してくれる出版社も神だ。買い支えねばならん気がしてきた。
でも、売ってない…

そこでネット通販でつよ。
漏れはそうしますた。(；ﾟ∀ﾟ)=3 ﾑﾊｰ

>>169
まじかっ！？



書店にいそがねばっ！！

レズもの小説って、道具は邪道なんて路線でいくと、やっぱ、エロが広がらないんですかね。
次々道具アリばっかなのがさみしいでつ。(つД｀)
いや道具使ってもいいけど、疑似ﾃｨﾝｺはいらねーってのは、少数派ですか、そうですか。_|￣|○

やっぱﾃｨﾝｺ状のモノをガスガス突っ込まんと男脳的に満足でけんという読者が多いのかもね。
それって「女同士でしか味わえない快楽」とは違うような気がするんだけどな〜ｗ
漏れは激しいクンニ描写のひとつもあれば、十分ﾇｹますがｗ

>>174
禿同

漏れも、手マンとクンニで、イケます。(￣＾￣)

レズものに道具は、やはり使い方しだい、見方しだいですね。
前にも話題にあがった「ナイトドリームス」シリーズの一場面で
氷のディルドゥがあそこの熱でだんだん細くなっていくところなんか
にくい演出と思いますた。
女同士が契る場面でもケジメがつくので使った方のがいいような気もします。
あとは男目線、女目線……いろんな見方で楽しむのが面白いですよね。
野郎が登場してもダシ扱いされてたりするとけっこう萌えてしまいます。
とにかくいちばん萎えるのは、いまでもたまーに見かけるけど
彼氏にふられたヒロインをレズっけのある女友達が、
「そんな男のことなんか忘れさせてあげる……」
とか言いながらレズの世界に引き込んでいくパターン。
単純に男の代用品なのは許せません！！ｗ

「そんな男のことなんか忘れさせてあげる……」といいつつ、
擬似チンポ突っ込みまくりとはどういうやねん！
やってること同じじゃんかｗ

なんだと！？

そんなこと言ったら
新婚夫婦のまぐわいも陵辱ﾚｲｰﾌﾟも性器の摩擦とはどういうやねん！
やってること同じじゃんかｗ

ていうかチミの話、ちょっとずれてないか？
ま、いいけど。

皆さん、レズエロ（レズプレイ）そのものに萌えるの？
それともそこに至るまでのシチュ込みのエロに萌えるの？

俺はどっちも。

バックにあるシチュエーションを想像させるような作りになってれば、
いきなりレズエロでも全然かまわない。
台詞棒読みの素人ドラマ延々観せられるくらいなら、むしろそっちの方がいい

妄想かきたてる作りになってれば、
まったくレズエロなくても全然かまわない。
女の子の親友同士がお互いを意識しあってたり、
目が合うとあわてて視線をそらしたり…
むしろそっちの方がいい

ちなみに、自分は空腹のときはエロだけでも萌えますが、
そうでないときは、やはりシチュエーションに萌えまつ。
特に切ない描写なんかあったら、なおのこと。

保守代わりのネタふりなので、もちょっとツッコんでうかがいたいですな。

ただのレズエロだったら、いろいろあるけれど、
この「道具を使うのは邪道」というこのスレの住民ならではの、
道具無しにこだわる理由などもぜひ伺いたいです。
道具、特に疑似ﾃｨﾝｺなんかを否定するのは、
極端に言うと、男性性を否定するわけでしょ？
つまりレズ萌えする男にとっては自分を否定に等しいのでは？と思ったり。
これってヘンかな…。

レズ萌えする女性っているのかな(^^;
ま、広い萌え世界には、それなりにいるんだろうけど…。w
女性はどう思うんだろう？

>>177さんの言ってることも、道理あるよなって思うんでつよね。
>>176さんの言う、女友達が男を忘れさせるというシチュまではいいんですが、
そこで疑似ﾃｨﾝｺはないだろうって思うんですわ。w
だから、女同士ならﾃｨﾝｺ抜きでこそ、女の快感だろ？
とか想像しちゃったりで、萌えまつ。

１スレ初期からの住人だけど、自分はそんなに道具有り無しには
こだわらないタイプです。レズスレだから常駐してる、というぐあいで。
少数派だな。きっと。

道具に萎えるとしたら、
こだわりもとくになく、あまりに安直かつルーチン的に多用されてるからですね。
「もうお腹いっぱい(´Д`)ﾉ」みたいな感じ。
これには同意してくれる人も多いんじゃないかなー。
ふたなりなんかもそうですね。
「とりあえずやっとけ」みたいな、安直な多用がされてるので…。

逆に、ちゃんと、同性どうしというところにこだわりがあって
そういったものを使う際にも作者なりのこだわりが良く描写されてるなら
逆に「ご馳走さま(´∀,` )」になります。
特別必要はないし欲してもいないけど、美味しくいただきます。

＞極端に言うと、男性性を否定するわけでしょ？
＞つまりレズ萌えする男にとっては自分を否定に等しいのでは？と思ったり。

これはそうは思わないかな。
アナルに萌える人が必ずしもスカトロも同時に好きなわけではなく、
そういった人にとって、アナルHシチュを楽しむ際
それにスカトロ描写が付随していた場合、
それは非常に余計なものです。
そのぐらいのレベルのことじゃないかな。
（アナルをレズ、スカを道具に変換して読んでください）

＞そこで疑似ﾃｨﾝｺはないだろうって思うんですわ。w
＞だから、女同士ならﾃｨﾝｺ抜きでこそ、女の快感だろ？

攻めが男だろうが女だろうが、開発された膣になにかを挿入してしごけば
だいたい気持ちよくはできるんですから、本人の身体に付いているものだし、
女同士だって膣をいろんな使いかたして全然構わないと思うです。

　女どうしの行為にﾃｨﾝｺ（疑似ﾃｨﾝｺ）はとくに必要なものではない
　でも、中には使う♀♀カップルがいたって構わない

自分はそんな感じかな。

いや、でもこれはもうちょっとみんなで突っ込んだほうが面白くなるかなあ。

＞女性はどう思うんだろう？

百合レズ系スレで、男どうしで「現実の女はこうらしいよ」という話をすると
必ずハンパな知識と思い込みで荒れるので、この話題はやめたほうが良さげ。
実際の女性がレス書く以外は突っ込まないほうが無難。
（それも、「女はこうです」じゃなく「私個人はこうです」と言ってもらえるのがベター）

ひとつだけ書いとくと、レズゲー「アトラク＝ナクア」は、
女性のエロゲーマーが好きな作品として名をあげる定番作品ですよ。
燃えて泣ける良作ノベルゲーだし。

確かに801系スレで「現実の男はこうだよ」って話をするほど萎えることはないもんなｗ

>>183
そういう人は多いかもね。
女の子に過剰なほど清らかで美しいモノのような幻想をいだいてる。
で、本人＝男ってエロ根性の固まりなわけでしょ？
だから穢れを知らない女の子がスケベ野郎にアンアン言わされるところなんか見たくない。
だったら女の子同士でアンアン言いあってて欲しい。
とうぜんレズものに男が登場するなんてもってのほか。
ﾃｨﾑﾎﾟの代わりも使って欲しくない。
「ご主人とくらべてどう……？うふふ」もダメ。
レズ潔癖症っていうのかな。
つまりあくまでレズ好き男から観た視点や考え方。
でももし漏れが女の子でレズだったら……使うかも知れないなぁ(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>188
まあ概ね同意だけど、女の子に過剰なほど清らかで美しいモノのような幻想をいだいてる。
ってのはちょと決め付けすぎかと。
別に他人のﾁﾝｺなんか見たくねーってくらいだよ。
どうせ見るなら絵面的に綺麗な方がいいじゃん

>>185
アナルとスカトロの例はなるほどと思いますた。
言われてみれば、けっこう割り切ってますよね。

> 攻めが男だろうが女だろうが、開発された膣になにかを挿入してしごけば
> だいたい気持ちよくはできるんですから、本人の身体に付いているものだし、
> 女同士だって膣をいろんな使いかたして全然構わないと思うです。

気持ちよさのツボ狙いとしての道具ですかー。
確かに舌と指じゃ届きませんしねー。w

ただ、漏れの場合、道具を使うシチュが出るとついその使用前後のことが
浮かんでしまって、萎えてしまうんですわ。
つまり、衛生面を考えて、使う前にコンドームをかぶせるとか、
使った後に洗ったりするとか、そういうファンタジー抜きの生活感が
透けて見えてしまって、だめぽ。｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡
萌えは萌えとして、フィクションとして、とわかっちゃいるんだがー。w

>>186
>>188
実は女性住民が書いているってオチはありませんか。(^_^;（もーそー）

>>189
禿同
さらに好みのタイプだったり、萌え属性の子だったら、なおのこと。

＞女の子に過剰なほど清らかで美しいモノのような幻想をいだいてる。
そういう人はいる。
これは、正確には「自分の頭の中の“女の子たち”には」だね。
現実に道歩いてる女の人にではなく。
女に縁遠いけど、妄想たくましいタイプにはあることだと思う。
大槻ケンヂもそんなこと書いてたな。
（大槻は百合スキーじゃなくて単にオナニストとしての述懐だけど）

ついでにそういう“女の子たち”は、実は現実の女の子たちより、
妄想の持ち主のほうに近い存在だよね。
女性向けジャンルの「美形キャラ」が、時に、
タキシード着てコスプレ的にきざな男言葉のセリフ吐いてるけど
書き手のその女の子自身の内実そのまんま、みたいに見えるｔことがあるように。

俺が女の子を書いても、だからもちろんその中身は
「レズエロﾊｧﾊｧなちょっと変態入った欲望マンタンの男(ﾟ∀ﾟ)」でしかないんだけど、
自分は逆にそれも書いたものの中に上手く落とし込んで、
キャラを少し生々しく人間らしく書くネタにならねえかなあ、とか思ってるかも。
それに過去見てきた創作上の女性キャラや
現実の女性の素の喋りなんかを足して混ぜ合せて、「女の子」を書く。
スープと、具材や味付けの関係って感じ。
変態ばかりが強く走り過ぎてｗおおむねうまくいってないと思うけど。

＞実は女性住民が
女の人が出てくる時は、たいてい自分で「女ですが」とか「私は」とか言って
出て来るかも。

＞つまり、衛生面を考えて、使う前にコンドームをかぶせるとか、
＞使った後に洗ったりするとか、そういうファンタジー抜きの生活感が

ええー？　そういうの萌えない？ｗ

　Ａ「あとでわたしが洗うから、へーき、へーきだよお」
　Ｂ「だって、こっちは見たのも今日が初めてなんだよ！？」

　Ａ「こっち側がＢのほうね。きめたから。マジックで名前書いておくから」
　Ｂ「書くなあ！　にっにおいも嗅ぐなあ！！」
　Ａ「ひっひっひ。Ａのえっちな香り……香しいかおり……」
　Ｂ「窓から投げ捨てるよ！？」　Ａ「ああああ」

　とか言いながらＡが部屋にいない時、それを取り出して、
　フクザツ、神妙な顔でじっと眺めたりするＢ。
　意外と端正な字で縦に並んで書かれた自分とＡの名前に見入る無言のＢ。
　誰も見てないから、ちょっとだけ臭いも嗅いでみてしまったりするＢ。

真面目に引くぐらい不潔だったりしたらさすがにアレですが。
こういう線引きはおもいきり人によるね、きっと。
ほんとに好みは人それぞれですな(´ー`)

＞変態ばかりが強く走り過ぎておおむねうまくいってない
と、書いてるそばからこれかよ……俺よ……

ﾜﾛﾀ

> ＞実は女性住民が
> 女の人が出てくる時は、たいてい自分で「女ですが」とか「私は」とか言って
> 出て来るかも。

ふふん(藁
こういうところで、わざわざ女だって書いてもロクなことない。ネカマと言われるのがオチ。
「女ですが」「私は」なんて言葉使わずに、ふつーにカキコしたことありますが、なにか？

それは、>>190の言うような>>186的荒れ場や
>>188のレズ潔癖症的な書き込みをしてたってことでしょうか…

ご想像におまかせしますわ

せっかく盛り上がっていたのに、邪魔してしまいましたね
なんで >>195なことを書いてしまったのやら
きっと魔が差したのよ
女のレズ萌えなんて、萌えヲタからもリアルからもキモ扱いされて邪険にされるんですもの…(つд∩)ｼｸｼｸ
もうこんなこと書かないから安心して

ついでにいうと、自分が道具無しにこだわる理由
んな道具使うくらいなら、生ﾁﾝｺとやれよって思うからでつ

まあ、その前から止まってたし

ハイ・ハイ・ゼアー！
道具使うなって気持ちはわかる
おれも長い間セルフバーニングにサポートグッズを使うのはノーグッドだと思ってきたからな
ところがサムデイ、モノはためしと片栗粉Xをビティーってみたら
こいつがグブリ話なんだが最高にイカしたホラーショーだったんだよこのくそマレンキーなヤーブロッコ！
そんなわけで俺はボルシーなインアウトインアウトをスルーシュしてやろうと思ったって寸法さ
道具無しにこだわるのもいいが、サプライズ訪問にラズードックってのもライト･ライト･ライト
たまにはハメを外してハメてみるってのもホラーショウだぜドルーグ
乱筆乱文、誠に恐縮アピー・ポリー・ロジー！

何を言っているのかわからん

the clockwork orenge

>>200
要約すると

１ オナニーに道具を使うのは邪道と思ってたけどふと片栗粉Xをつかったら感動した
２ １の経験からいろいろ試すようになり道具アリのレズも許容できるようになった
３ お前らもいろいろ試してみろ、案外楽しめる

ってことか？
なんかマニアックなスレならどこにでも適用できそうなレスだな（w

じょーだんで言ったのに、>>195-198にｵﾄﾞﾛｲﾀ(^_^;

保守

なんかまた閑散としてきましたね。
保守のつもりで、またSSを投下させていただくとしますか。
エロになかなか辿り着かないので、ますますつまらないかも。。。
でも保守の代わりってことで、よしなに。。。

面白くなかったら、代わりに保守ネタ出して下さいネ。

And their story〜そして、彼女たちの物語

週末の喧騒の中、私はひとり新宿二丁目のレズビアン・バーにいる。
ハッピーマンデーのおかげで連休になる週末なのに、あいにく彼女はいない。
仕事が立て込んでしまい、連休に出勤するハメにならないように平日は逢いたいのも我慢して残業をし、
どうにか用意した週末だというのに、まさか彼女が断ってくるなんて思いも寄らなかったわ。
憂さを晴らそうとバーにきたものの、気分はいっこうに晴れず、顔見知りの女達が次々声かけてくれるが、
それも乗り気になれない。
はぁ、退屈…。

かつて、彼女のあのウブな恥じらいが心地よかった。彼女のあの表情を見たさに、いろいろと彼女をから
かい、戸惑わせ、あの表情を引き出していた。
最近の彼女は私のそんなやり方に慣れてきたのか、私の企みをわかっててか、あまり見せてこない。
その代わり、彼女は新たな表情を見せてくるようになった。
ーーー私に欲望を感じている眼。
別にセックスしているわけではない、ふと気づくのは、彼女が私を視姦しているかのような目つき。私の
体を舐めまわしているかのような燃える視線を感じるのだ。あの視線に気づくと、まるで自分が、突然衣
類を剥ぎ落とされ、剥き出しの裸体を彼女に差し出してるかのような気分になる。弱々しい無防備のまま、
彼女に隅々まで貪り尽くされてるような…。
背筋に走る快感が私を昇華する。
気が付くと私は濡れている。
嗚呼、彼女が欲しい。

久々のSSｷﾀ━━━━━━(･∀･)━━━━━━!!!!
前スレ517さん、続きを正座してお待ちしております。

期待しております。
以前から思うと、のっけからエロい雰囲気を全面に押し出してますねぇ……
いいです。

週末に彼女と逢えないのは何も今日に限ったことではない。今までだって何度かあった。
そんなときはこの界隈にきて、一夜限りの女をひっかけ漁っていた。
彼女を想いながら、彼女を忘れようとしながら。
けれど夜が明けてしまうと空しさだけが残る。
彼女への飢餓感だけが残る。
月日が経つに連れて、その思いが強くなる。
今日とて、彼女に逢えないならと、こうしてバーに来てみたものの、もはやとてもそんな気にはなれない
ほどに憂鬱な自分に気づいた。連休だけあって遠方からやってきたとおぼしき女達が大勢いる。こんな夜
こそ選り取り見取りのはずなのに…。
今はただ鬱陶しいだけ。
彼女でなければ駄目なのだ。
あの肌に触れたい。
あのうなじを吸いたい。
あの声が聴きたい。
私に欲情しているあの瞳が恋しい。
はぁ〜、彼女に逢いたい。

だんだん萌えてまいりました！
続きをよろしこおながいします！

オーナーが物憂げに沈んでる私をめずらしそうに見ている。
いつもの私は女友達の間を泳ぎながらはしゃぎ回っているのだから、無理もない。
でもさすがはオーナー。誰にだってそんな日があると言って、いつもの水割りにいつものつまみを用意し
て、何も聞かずに私をそっとしておいてくれる。
オーナーとはもう長い。今は私を見守ってくれる友人と言えよう。
それだけにここは安心してくつろげられる店だ。
思えば彼女と出会ったのもこの店だったわね。
なんだかずいぶん昔のよう。
えーっと……。そっか、もう半年以上経ってるんだわ。
なんだかあっという間ね。
一人の女にこんなに続いたのって、初めてじゃないかしら。
二丁目界隈の友人らもこのことにはびっくりしているようだ。
行きずりの遊びはあいかわらずとしても、一人の女と続いてることを話すと、大抵のひとは驚いてみせる。
失礼しちゃうわ。そんなに驚くほどのことかしら。
……驚くわね。自分でも信じられないんだもの。
突然、後ろから肩を叩かれた。
「あーら！ひさしぶりじゃない」

昔つきあった女のひとり。ひと月と持たなかった相手だった。
「元気？」
「ええ。貴女も変わりないようね」
「あんたの噂は聞いてるわよ。最近、オバさんひとりにご執心なんですって？」
ケラケラ笑う女がカンに触る。
それに彼女をただの「オバさん」呼ばわりしてることが、気に入らない。
答えずに黙っていると、女は笑いを止めた。
「今夜はそのオバさんと一緒じゃないの？」
「ご覧の通りよ」
「ふーん…」
何か思わせぶり。何が言いたいのかしら。
「……実はさっきまでいた店に、そのオバさんがいたわよ」
「え？」
「それも、男と一緒だったわねぇ」
女は面白がってニヤニヤしているが、急にその笑いを止めてきた。
「へぇ、驚いた。…あなたでも、女のことで動揺すること、あるのね」
女は再びニヤニヤしながら、彼女がいたという店の名を言い残し、私の前から奥へと消えていった。
軽いショックを受けた。
…何に？

その女、むかつく〜！ヽ(`Д´)ﾉ

放置プレイの前スレ517ﾀﾝ、いけず〜！ヽ(`Д´)ﾉ

あ、放置してたわけじゃないですよ、うん(^_^;
昨夜はうpできないのわかってたので、前もって２つ分あげたでしょ、うん(^_^;

ところで新宿二丁目界隈のシチュを出していきますけど、
漏れは、ゲイバーはおろか二丁目すら行ったことないんで、てきとーです。
現実にありえねーってことがあっても、流しといてくださいね。
先に言い訳しときまつ。(・∀・)ﾉｼ

その店は、自分も何度か行ったこともある少し離れたショット・バーだった。そこのオーナーは別に
ゲイ・バーとか意識してたわけじゃないようだが、場所柄、ミックス・バーと化してるようだ。だいたい
雇われマスターであるバーテンダーがオネエ言葉を話すゲイでは、そうなるのも無理はないだろう。
感じのいい店だが、ちょっと遠いので、めったに足を運ばない。
というより、彼女と知り合ったばかりの頃は、よくその店で待ち合わせをしていたものだがーー正確には
その店に行けば彼女を捉まえられるからなのだがーー、直接連絡取ることに馴染んでからは、とんと
ご無沙汰になっている。
男と一緒？
まさか、ね。
言い様のない感情が私を取り巻いてきた。
頭の中は次第にありもしない妄想が渦巻いてくる。
自分が落ち着きを失いつつあるのがわかる。
果たして、私は何にショック受けているのだろうか。
彼女が男と居たということだろうか。
彼女のことで動揺している自分そのものにだろうか。
……きっと、両方だわ。
あの女が面白がって私を観察しているというのも気に食わないが、しかし、いてもたってもいられなくな
り、私はそそくさと店を後にした。

§

「はぁ〜〜」
大きくため息つきながら、思わず顔面をテーブルに突っ伏してしまった。
「ちょぉーっと、アタシの店に来る早々そんなため息つかないでくれる？　もぉ、辛気くさい女ねえ」
「……悪かったわね」
ここは新宿二丁目から少し離れた、とあるバーのカウンター席。
ひさしぶりの来店に顔見知りのバーテンは元気良く歓迎してくれたが、私は席について酒を一口飲み干し、
一息つくや否やうっかりため息をもらしてたようだ。

この微妙な進み具合がﾀﾏﾗﾝな……
前スレ517ﾀﾝ、あなたに焦らされるのが、か・い・か・ん(;´Д｀)

彼女と知り合ったばかりの頃のことを思い出した。
あの頃は、まさかこんな関係になるなんて、想像もしてなかった。
店内は当時とまったく変わっていない。
彼女のことを思い出されるや、急に彼女が恋しくなってきた。
今頃彼女はどうしてるのやら…。
知りたいような知りたくないような…。

「恋人とうまくいってないのか？」
連れの彼が親切にも訊いてくる。たぶん、からかいも含めて。
「…………恋人なんかぢゃないもん」
古くからの友人である彼にはつい甘ったれた声を出してしまう。
彼が答えあぐいていると、バーテンがさえぎってきた。
「あのオンナとはまだ続いてるそうね」
「………なんで知ってるよ？」
「あら、そんなこと、この界隈じゃ誰でも知ってるわよ」
「美人なんだって？」
「そーなのよ。アタシからみてもイイ女って思うのよ、ムカつくわ〜」
「へえ」
「だいたい、この店で毎晩のように会っていたかと思えば、いつの間に来なくなって…。どうしてるのか
と心配してみれば、いつの間にチャッカリくっついてるっていう話じゃないのよ。なんなの、いったい？
心配して損したわ！」
黙っていれば絵になるバーテンダーなのに、これだ。堰が切れたように、オネエ言葉でまくしたててくる。
ひとの話をネタに勝手なことを言っては盛り上がっている。
まったく、ふたりして。いつも私をからかうネタがないかと、てぐすひいてる。
だが、このバーテンと彼の強いプッシュがあったからこそ、あの日私はレズビアン・バーに赴けたのだ。
そして、彼女と出逢った。この巡り合わせに思わず微苦笑してしまう。

うう、直すの忘れてた。(つД｀)

×答えあぐいている
○答えあぐねいている

×てぐすひいてる
○てぐすねひいてる

脳内修正、よろしこ。

>>220
この先が禿しく気になるので
続きも、よろしこ。

私だって彼女がこの界隈ではちょっとばかり知られてる人物だということは、否応無しに知らされている。
彼女とつきあいが続いてる相手というだけで、好奇のまなざしだ。だからこそ、あまりこのあたりには足
を運びたくなかったとも言える。
「不思議よねえ。なんでこんなオンナとあのオンナ、続いてるのかしら」
まじまじと見つめながら、しみじみ語るバーテン。
これは、失礼なと言うべきだろうか。でも私も不思議でならないのだから、反論もできない。

「で、アンタの恋人がときどき浮気してるということは知ってるわけ？」
いきなりふいをついてくる。
まったく、これだから油断がならないのだ。
「なるほどネ、一応知ってるわけ。…と言うより、アタシに余計な口出しをするなと」
「彼女は恋人じゃないよ。彼女だって私のことを恋人だなんて思っちゃいないって」
「恋人じゃない？　あ〜らそお？　ほとんど毎日と言っていいほど一緒に過ごしていながら、恋人じゃ
ないって？　じゃあ、あなた達はいったいなんなの？　恋人同士と言わずなんて言うのかしら？」
からかうように、意地悪半分でしつこく突っ込んでくる。
「さあ？……セフレ、かなぁ」
ちょっと考えてから答える。
「セフレ？」
「そう。セックスフレンドね。それも最高〜のね。むふふ〜」
わざとウットリした口調で聞かせてやる。
こんな言葉がスラスラと出てくるとは自分でも驚きだ。
酔ってるせいだということは自分でもわかる。
「んまー、なんてインモラルな関係なの、アンタたちってば！　毎晩ヤリまくってるのね、いやらしいっ！」
「ホモのアンタがレズのセックス、聞きたい〜？　あのねー、あのねー」
「いやぁー、やめてやめて！　そんなもの聞きたくないわー！　しっしっ、清らかなアタシに近づかない
でちょうだい！」

悪ふざけに笑い転げながらも、自分の言葉に冷めた目を向けている。
……………。
そうなのだ、彼女はあくまでもセフレにすぎない。
恋人と呼ぶには彼女はあまりにも遠い。
彼女が私と逢わない週末には他の女と会っているということを知っている。
彼女が私に対してセックス以外の関心を向けたことなど一度もないということを知っている。
彼女は私が心を開かないことに不満を抱いているようだが、私とて彼女が私に開いてこないのを知っている。
彼女とはただ肌の触れ合いだけで、語らいなど何ひとつないということを知っている。
一番の不満は…………。
突然バーテンダーが私の体を押さえてきた。
何事かと顔をあげると、バーテンが入り口をうながしている。
「噂すれば、影よ」
振り返ると、そこに彼女がいた。

一番の不満は…、彼女が私の名を呼ばないことだ。

§

扉をあけると、ドアホンと共に大きな笑い声が飛び込んできた。
彼女の笑い声だ。
あんな、大声出して楽しそうに大笑いする彼女は見たことない。少なくとも私の前では、彼女はあんなに
楽しそうに笑うなんてことはない。
そして、彼女の服。
私の前では一度も見せたこともないスカート姿。しかも、私がアドバイスするまでもなく、彼女は自分の
体型をうまく活かしたセンスを見せていた。てっきりアクセサリーの類いは嫌いなのだとばかり思ってい
たが、その耳には翠色のイヤリングが光っている。
これらのことは、少なからず、私にショックを与えてくれた。
ええ、それがどうしたというの。
平静にしなくては。

>>223
そんなふうにふたりの関係が小出し小出しだと
やたら気になるじゃないかーヽ(`Д´)ﾉ
名前だっていまだにわからないし。
早く続き教えて、よろしこしこ。

こうまで小出しにしてると、ぼちぼち飽きられてきそうですね。(^^;
先はまだ長いので、いまはどこをどうカットするか、思案しながらのうpでつ。
今度から２コずつ。。。

「こんばんは」
「こんばんは。あなたがここにいるという噂を聞きつけて、来てみたのだけど…」
「そう。…ずいぶん親切なひとがいるのね」
「そうね、めざといと言えばめざといかしら」
「この界隈じゃだれもがあなたを知っている。おかげで私もちょっとした有名人ね」
会って早々皮肉を言うなんて。
「酔っぱらってるのね」
「うん、少しね」
「私もいただこうかしら」
「どうぞどうぞ、よかったらこのボトルキープのお酒、飲んでちょうだい。なかなか減らなくてね〜」
と言うことは、私と会わない日は必ずしもここに来てるわけではないということかしら。
彼女はバーテンダーをうながし、水割りを作ってよこしてきた。
「……どうも」
一口飲んで、かなりいいバーボンであることがわかる。ラベルを見ても確認できた。
ちらっと彼女の連れの男を観察する。
痩せ形の中背、サラリーマン風のスーツ姿で、ネクタイをはずしている。胸のポケットから見えるネクタ
イの柄をみて、趣味は悪くなさそう。そろそろ床屋へ行ったほうがいいのでは？と思えるボサボサな髪。
目の前にあるチーズのつまみを美味しそうに食べている。
印象的なのは、手だった。
とても男の手とは思えないほど、細く長い繊細な手をしていた。
「で、そちらの方は？　紹介してくれないかしら？」
ようやく今気づいたかのように装い、連れの男を見て彼女にたずねる。
彼女は彼の名を言い、私の名を彼に言い、私は彼と目を合わせ、軽く会釈する。いかにも私を知ってるか
のように、見つめてきた。
彼女から何か聞いている？
どんなふうに？
彼女は彼とどんな関係なのかまでは言わなかった。

それで？
私はどうしたいの？
彼女とは今夜は、今週末は何も約束していない。
彼女はこれから彼とどこかへ行くかもしれない。
彼女達は当たり障りの無い雑談をしている。ときどき私にはわからない内容も。バーテンも一緒に加わっ
ての３人はどこか私を寄せつけない空気が感じられた。いかにも彼女らの雑談の輪に入ってるかのように
受け答えしつつも、私の心はほとんどここにあらずだった。
気がつくと、彼女がじっと私を見つめている。
「…なに？」
軽く微笑した彼女は答えず、ぐっと背伸びをし、あくびした。
「さぁ〜て、私はもう帰るね。ちょっと飲み過ぎたし」
「早いな。送ろうか？」
彼が言う。
「………からかってるの？」
全身で彼女の返事を待ってみれば、どうやら冗談らしい？
彼女は軽くいなし、笑った。
そんな様子に私は内心ほっとしている。
彼女は笑いながら化粧室へ消える。
私も帰る身支度をすると、彼女の連れの男が話しかけてきた。
「君は彼女のこと、どう思ってるの？」
「は？」
「彼女は君のこと、恋人じゃないって言ってるけど、君もそう思ってるの？」
突然何を言うのかしら。
答えずに、彼のことを見つめ返していると、男はニッコリ笑ってそれ以上は何も言わなかった。
バーテンも何か言いたげのようだが、彼から止められてるのか、それともこの場を面白がってるのか、
何も言ってこない。
「…それが、あなたとどう関係あるというの？　…あなた、彼女のなに？」
「友達さ、ただの」
「…ともだち？　ふぅん」
ひとつ挑発的な目つきを送り、代金を置き、彼女を待たずに私は店を出た。

すごっくじれったいよ
意地悪ヽ(`Д´)ﾉ

イライラする。
数メートル歩いたものの、結局私は足を止め、彼女を待っている。
あの女の指摘は正しい。
確かに私は動揺している。
かつて、これほど自分を「動揺」させる女がいただろうか。
寝てみたいという女は数多いたし、実際寝てもみた。ある程度のつきあいもしたが、大抵は長続きはしな
かった。女達と別れるときは大抵相手のほうからが多い。自分から別れを切り出す時でもソツなくやり
過ごしてきた。
ひとり気ままな生活をかき乱されるのは迷惑だわ。
けれど、彼女ほど私を体も心もうろたえさせる女はいなかった。
彼女の存在は、自分のこれまでのマイペースな生活を苛立たしいものに変えてくる。
最近目立ってきている感情の起伏の激しさは、彼女が原因だということを否応なく知らされてくる。
自分で制御できない感情などいらないというのに。

数分後、ようやく彼女が現れた。
私に気づくと彼女はニヤニヤ笑い、すれ違い様に話しかけてきた。
「何か言われた？」
「別に…」
「…何言われたか知らないけど、気にしなさんな。眉間にシワなんて似合わないよ」
そういって彼女は私の眉間に指をこすりつけてきた。
そんなに不機嫌な顔してたのかしら、私。
対して、彼女は酔ってるせいなのか、いつもより陽気だ。
私の心は「あの男達とはどういう関係なの？」と問い詰めたい衝動を抑えるのに必死だ。
ただの友達にしては、ずいぶんだこと。
私には見せない笑顔を見せ、私には聞かせない笑い声を聞かせ、私には着てこない姿で現れ、私にはしな
い会話をし…。そしておそらく、彼らはあなたを私から守ろうとしている。
私が彼女を傷つけるとでも？

彼女が私を"恋人"ではないと言っていると教えてきた男の言葉がリフレインしている。
そりゃあ、彼女と知り合ってからも私はあいかわらず他の女とも遊んでいるし、恋人と呼ぶにはセックス
以外の干渉はまったくないけれど。
何か、何かを言ってやりたいけれど、言葉が浮かばない。やがて、代わりに出てきたのは…。
「きれいな手をしてる人ね。男の手とは思えないほど」
「え…？　……ああ、うん、そうね」
私のその言葉に彼女は一瞬こわばり、あの恥じらいの表情をみせ、顔を背けた。
その瞬間、彼女と彼はただならぬ関係だと察知し、私はカッとなった。
息がつまる…。
大きく深呼吸をして、どうにか抑える。
「………あなたも」
私の声に彼女が耳を傾けてくれる。
「あなたも、一部の女にありがちな、最後は男のほうがいいというクチなのかしら…」
気がついたら自分でも思いも寄らない言葉を出してしまった。
はっと我に返ってももう遅い。
だが、私の言葉に対する彼女の表情を見ただけで、私はもう十分に安心できた。
まるで、救いようもないほどの大馬鹿者を見たかのような、あきれた顔を見せ、首を振りながら、私から
離れていく。
「処置ナシね」
小さい声でそうつぶやいてるのが聞こえた。
すぅーーっと不安が解消されていく。
私もゲンキンなものだ。

好きなくせにハッキリしないふたりでつね
ますますモヤモヤしてきましたよ(´･ε･`)

「どこへ行くの？」
「うちに帰るぅー」
「私のマンションに来ない？」
「イヤーっ！」
「どうしてよ！？」
「お泊まりセットも持ってきてない。それに、メイクしてるから、早く帰って、メイク落としたい！」
「それくらい貸してあげるわよ」
「ノンノン！　やぁだよーだっ！」
酔いのおかげでめったに聞けない甘ったれた声が聴こえる。
人通りの少ない裏道とはいえ、両手を広げ、くるくると回りながら、大きな声を出しているのは危なっ
かしくてみっともない。
彼女がくるりと振り返り、私のほうをじっと見つめてくる。
「そういうあなたこそ、他の女と遊ぶ予定でここに来てるんでしょ。私にかまわず、さっさとお店に
行けば？」
ふいをつかれて、言葉に詰まる。
ひょっとしてヤキモチ妬いてくれてるのかしら。
ちょっとだけうれしい気分になる。
正直、彼女のその装い、小柄でグラマラスな眼鏡っ娘にタイトスーツの姿は、思いっきりツボにハマって
いた。店で彼女の姿を最初に目にした瞬間、自分の中の萌えポイントのゲージがあがったのも否めない。
けれど、同時にその装いが、私のためではないということが、その喜びを半減させていた。
だが、欲情と嫉妬がないまぜとなっていた店を出た今はどうでもいい。

ここにいる彼女は私だけのもの。

すっかりそそられてしまってる私は、はしゃぐ彼女を追いかけ、その腕を掴むと後ろのフェンスに
押し付けた。
酔ってうるんだ瞳で私を見上げる彼女にゾクゾクする。
人通りが少ないとはいえ、いつ誰が通りかかるかわからない。
おかまいなしに、彼女のそのつぼみのような唇を吸い付く。
彼女も応じてくる。
いつになく新鮮に感じられる興奮がまるで思春期のよう。
わざとディープにならないように、繰り返し吸い付く。
触れるか触れないかのタッチが次第に激しさを増し、イヤらしい音が聞こえてきた。
高ぶる気持ちで息が苦しくなり、唇を離す。
互いの喘ぐ息が交わる。
私はささやく声で彼女を誘惑する。
「ねえ、このままどこか…、ホテルにでも行きましょう？」
それには答えず、すぅっと彼女の手が、私の腿を撫でてきた。
ゆっくり私の腿を撫でながら、私の中心を目指してくる。
「あっ……」
自分が彼女を欲していたのに、どうも最近はいつの間にか彼女に先手を取られてしまうことが多い。
悔しいと思いつつ、そうされることがより快感になってるようだ。
らんらんと黒光りする目つきで私の表情を観察しながら、彼女は私のスカートの裾をゆっくりたくし
上げ…、気がつけばフェンスに押し付けられてるのは私のほうになっている。
「……やっぱりガーターつけてるのね。誰に見せるため？　この姿で女を誘い出すのも楽しいでしょう。
あなたの下着姿は、すごぉくそそられるものねぇ…」
その吐息がまたうなじを刺激してくる。
ささやき声に嫌味がまじって聞こえてくる。トゲのあるいい方が気になるが、すでに感極まっている私は
彼女の様子に鈍感になっていた。

ちょっぴり興奮してきました(´Д｀;)ﾊｧﾊｧ
またおながいしますよ

ショーツの上から私の敏感なところに触れてくる。そして、焦らしながら核をなぞってくる。ラインに
添ってのその動きは、十分に私をあおってくる。さらに、唇やうなじを小さくついばんでくる。
「あっ……、ちょ、ちょっと、……ぁん」
私も彼女に触れようと手をのばすと、彼女はそれを遮り、私の手を掴んで制してくる。せめての抵抗とし
て、もう片方の手で彼女の背から攻めていこうとするが、私が何か動きをしようとするものなら、彼女は
容赦なく私の鋭敏なところを刺激してくる。
「はっ、んっ、……あっ、……もっと」
もう少しで軽くイキそうなのに、ショーツに遮られているもどかしさが、それを邪魔してくる。
そのもどかしさがかえって快感をふくらませる。
嗚呼、もっと…、肌を触れ合いたい。
もっと…、密着してほしい。
でもこんな場所では大っぴらに出来ないのが悔しい。
男と女なら狭い隙間でもその密着感を味わえるが、女同士ではそう簡単にはいかない。
………もう少し、もうちょっと。
と思ったその時、突然、すっと彼女は体を離してきた。
「は、ぁっ…！」
すうっと冷たい風が全身をかすめる。
息切れにほてってきた体を持て余し、彼女の冷めた動きに驚いて彼女を見つめる。
「…続きは、これからナンパする女にやってもらいなさい」
トンと私を突き放して、彼女はその場を去っていった。
あまりの急な行為に戸惑う。
空疎な寂しさが残った。
彼女の行為に不快と怒りをおぼえたが、しかし、彼女が顔をそむける直前に彼女が泣きそうな表情をして
いたことを、暗がりの中にもかかわらず見逃さなかった。
な、なに？
なぜ？
いったいどうしたというの？

あともうひと息だったのにぃヽ(｀Д´)ﾉ
それにしても彼女､少し様子が変でつね(・〇・)？

§

ダメだなぁ、ホントに飲み過ぎたようだ。
完全に酔ってる……。
久しぶりの彼らとの歓談と楽しい酔いの中を早々に引き上げたのも、彼女がやってきたからだし、このまま
彼女と一緒に…と、そんな下心を抱いていたくせに。
逢いたいと思っていたときに現れてきた興奮と喜びで彼女に触れていたのに、彼女の下着に触れた瞬間、
言い様の無い嫉妬にかられてしまった。
オシャレな彼女はいつもランジェリーものにもお金をかけている。
レースのブラジャーにショーツ、シースルーのキャミソール、そしてガーター…などなど。
上品でセクシーで…、それはそれでそそられることもあるが、下着フェチでもない自分はさしたる関心は
ない。彼女はそれが物足りないようだが…。
いや、それが自分のためじゃないから、無関心を装ってるのかもしれない。
バーテンダーの言葉が頭に響く。
「ときどき浮気してる」
「この界隈じゃ誰でも知ってる」
私と会う約束のない夜に、あんなシャレた格好でこの街に居たということは、すなわち、そういうこと
なのだ。
他の女を誘うために…。

…おもしろくない。

気がついたら、正直にも、彼女を押しのけていた。
くやしい…。
つきあいが続いてる相手だからと言って、それがなんだというのだ。
それでも彼女は他の女を物色してる。

彼女から名前を呼ばれることを、どれほど焦がれていただろうか。
セックスのあの瞬間に呼んでくれたらと、何度願ったことだろうか。
彼女の名を叫び、彼女の声で呼ぶ私の名に浸ることができたら。
だけど彼女は呼ばない。
特定の女を持ちたがらないからだ。
数多いる女たちの間を歩く彼女は名前を覚える気はないらしい。無用のトラブルを招かないためにも…。
彼女が私を呼ぶ時はいつも「ねえ？」とだけ。それだけで事足りているからだ。
いつしか私も彼女の名を呼ばなくなった。

店に入ってきた彼女は真っ直ぐ私を見つめてきた。
ああ、いい女だなぁ。
しみじみとそう思った。
本当に彼女が私だけのものであればいいのに。
彼女を独り占めにできたらどんなにかうれしいことだろう。
でもどうやらそれは無理みたいだ。
しかたない。セックスが出来るだけでもよしとしなくては。
彼女の負担にならないように、彼女に干渉しないように、自分が彼女にハマらないように、心を凍らせ、
距離を置くしかないではないか。

彼等と一緒にいるうちはまだいい。酔いの心地よさにいるうちはまだよかった。
自分の気持ちを忘れていられるし、直視しなくて済む。
でも今、せっかく忘れていたことをすべて思い出させられてしまう。
自分の中の、ドス黒い感情に絡められる日々…。
そんな自分が鬱陶しい。

ぐちゃぐちゃとした混乱の中、駅に着いたものの、このまま真っ直ぐアパートに帰る気にはなれない。
幸い終電までにはまだ時間があるゆえ、しばらくあちこちうろつき歩こうか。
嗚呼、でもひさしぶりのヒールで足が痛い。
少しばかり回り道をし、行きつけの喫茶店に行く。カフェラテ系の店が増える中、ここだけは古くから
続いている正統派の珈琲店だ。美味しい珈琲を飲みたいときはこの店に限る。遅い時間まで開いている
のも大助かりだ。もっともタバコの煙が少々難点ではあるが。
店に入った瞬間、漂う香りにホッとする。
やってきた珈琲が半分ほどになった頃、ようやく気分が落ち着いた。

ぼんやりと何も考えない空白な時間。
心乱されたときはいつも周囲に強大な壁をつくり、独りになって、自分を取り戻すのが常だった。
今もそのことは変わりないけれど、いつの間にか、それだけでは取り戻せない瞬間が訪れていることに
気づいてしまった。
ああ、何週間か前の、入浴中に彼女がやってきたとき以来だ。
はじめは独りの時間を邪魔されたことに憤慨…するかと思っていたのに、自分の心がなぜか彼女の登場を
待ちわびていたことに気づき、内心苦笑してしまった。
そんな自分に、彼女に、あっさり降参している。
またひとつ自分の中の変化に戸惑いが生じる。
ひとつひとつ、そんな変化が増えていくことに戸惑い、受け入れ、やがて馴れてくる。
そんな馴れが、彼女が恋しいと思う気持ちを再び沸き起こさせる。

…………。
どうしよう…。
彼女が好き。
彼女に逢いたい。
逢いたい。逢いたい。

なんだか切ないでつね…
しんみりしますた(´･ω･`)

>前スレ517様
いつもあなたに焦らされている者の一人です（ｗ
続きを楽しみにしてるのでどうかお早い投下を・・・

いつも投下毎のコメントをありがとうございますー。

えーと、別に放置プレイしてるわけじゃなくて、(^_^;
どうもダラダラ感が否めないので、ちぴっと書き直しちう。
しばし、おまちを。(^_^;


代わりにひとつ、ネタを。
ちょっと前に話題に出たので、川端康成の『乙女の港』を借りて読みました。
いやー、あまりの乙女ぶりに驚きました。
マリみての学長時代はこれカーみたいな。
雑音まじりの古い映画をみてる気分ですた。

もやもや…

>>242（前５１７）さん
情報ありがとうございます。
以前どなたかにせっかく教わったのに、川端康成ってことで二の足踏んでいましたが（汗
その『乙女の港』、面白そうなので自分もさっそく図書館で借りてみますね。

ところであまり関係ありませんが、こないだテレビで、日本に烏龍茶を流行らせたのは
ピンクレディだったという話をしていました。まあ、マスコミの作り出した伝説なわけ
ですが、例の『雲南の妻』にもその辺の裏話が描かれていましたよね。
だからあの作品って、おおもとの設定でフィクションじゃなかったんだなーと、
しみじみ思いました。
でもあれを読んだ自分にとっては、
「烏龍茶が日本に定着したのは、大好きな徳子のために一生懸命尽くした英姫のおかげだ！！」
って言いたかったですｗ。
百合モノの良さって、敬愛するお姉さまに献身的に尽くす妹キャラっていうのが
大きなウェート占めてると思いませんか？

くだらない話ですみません。では、連載中の作品の続き、楽しみにしています。

>>244さん

川端康成の『乙女の港』は全集にあったのと、単行本としてと２つありましたが、
できれば、国書刊行会から出版されたほうをお勧めします。
挿絵が中原淳一となっており、ますますもって発刊当時の雰囲気を味わえます。

> 百合モノの良さって、敬愛するお姉さまに献身的に尽くす妹キャラっていうのが
> 大きなウェート占めてると思いませんか？

元々の言葉「エス」が文字通り、シスターから来てるから、姉妹の契りのようなものは、
百合ものレズものとしても、定番みたいですね。

百合モノとして紹介されている作品を知ると、かつて普通に読書してた本の中に
あったりするので、けっこう驚きだったり。

>>245ﾀﾝ
もし既出でなかったら、ついでにそれらの作品も教えて君m(__)m
ともかく百合に飢えております故。

あと、既にこの議論はさんざんなされたかもですが、自分的には
当スレで謳うような‘レズもの’って言うとエロっぽい官能小説
‘百合’だと、胸がきゅんと締めつけられるような恋愛小説てな
感じに自分は読み分けておりますが、いかがでしょう。

どこからが百合でどこからがレズかっていう議論は、
荒れやすいのでなるべく慎重に……。

>>247
当スレ歴浅いくせに余計なこと言ってすみません。
もう何でも言うこと聞きますので許してください。m(_　_)m

書き直したら、やっぱり長くなってしまった。。。もうだめぽ。。。_|￣|○

>>246さん

レズものと百合ものの定義は自分もあいまいです。てか、よくわかんない。
なので、百合ものと言われて驚いた筆頭が、北村薫の『秋の花』(創元推理文庫)
これは「円紫師匠と私」シリーズの３巻めです。
単独で読まれても話は楽しめますが、出来れば『空飛ぶ馬』『夜の蝉』『秋の花』と
順番に読んでほしいです。伏線があちこちにあって、シリーズ全体を読んでこそ、
『秋の花』のクライマックスが、より切なく、際立ちます。
漏れは不覚にもボロボロ泣きますた。
友人らにも薦めまくり、そいつらも泣いたらしい。
百合ものとして脳内展開するのもいいけど、
まずは登場人物の清らかさや、文章の美しさを味わってほしい作品です。

あ、検索とかしたりして予備知識とか仕入れたりしないほうがいいでつよ。(￣▽￣)

カタログをみてみたいみたいと思っていても気持ちと裏腹にパッケージ裏のあらすじが巻数がすすむたび、よろしくない展開になってきたので
ひいてもいた「蛍子」「エンジェルブレイド３」「放課後マニアクラブ」をセール期間に、
何回も借り出されていたかりることができた。
「エンジェルブレイド」の３巻は１・２巻とも学園のアイドルであり主人公の想い人が、二形怪人により危ない目にあいかけギリギリセーフだったのが
３巻では二形怪人からは助かったが♂怪人により手酷いことをされていたのが予想していたとはいえ残念だった。
「蛍子」一巻で１人２巻で二人と徐々に百合登場人物が犠牲になっていった。最後の二人も３巻で犠牲になってしまったのは酷いと感じた。
♂登場人物倒されるの遅いよと一人つっこみをしたのは言うまでもない。「放課後〜」は♂登場人物の中の人が女の人だったのは新鮮であった。
２巻に不安を残しつつ視聴終了。やっぱ、この手のアニメは無理やりにでも中の人は女の人であっても♂が出演してなんぼなんだね

ちょっとスレを読み直しましたすると
飢えている人がいる様子
渡辺純一著「キスキスキス」小学館刊を読んで
みればどうですか？
吉屋信子さんの生涯のパートナーとの書簡のやりとりが記されていますよ

どれも面白そうですね｡自分も読んでみたくなりました｡
貴重な情報ありがとうございます｡

んでは、続き、投下します。
あと20個分ぐらいで終わります。
長くてすみません。

§

「遅かったわね。終電までどこへ行ってたの？」
驚いて私の顔を見つめてる彼女。
ここは彼女のアパートの前。表通りに愛車を停め、彼女の帰りを待っていたのだった。
「どうしてここに？　私はね、問題解決は迅速に、がモットーなの。さっきのあなたは何？　それを
聞きたくて、あれからすぐ…！？」
突然、彼女は私の言葉を遮り、両手を頬にあて、唇を合わせてきた。
あ…。
……………。
……んもう、こんなことしてくれちゃったら、さっきまで問い詰めてやろうとしたことがみんな消し
飛んでしまうじゃないの。
頭の中ではそんなことを罵りながらも、私は両手で彼女を抱き締めている。
嗚呼…。
結局は、逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて…、それでやってきたのだから。
何十回となく彼女と肌をあわせてきたけれど、こうしてしみじみと、愛おしそうに抱き締めたことが
あっただろうか。
ゆっくりたっぷりと彼女を味わい尽くす。
唇を離すと、彼女はじっと目をつむったまま、私を感じてるかのよう。
やがて、にっこりと微笑むと、静かに離れて行った。
うっとりとした時間がたちまち消えていく。

我に返って、彼女を追いかけながら、話しかける。
「あれから自宅に戻って、すぐに車でここへ駆け付けたのよ」
「…わざわざ着替えて？」
私を品定めするかのようにチラっとこちらをみる。
「ええ、そうよ」
「…メイクも落として？」
む…、さすがにメイクを落とすんじゃなかったかしら…。
「ええ、すっぴんよ」
「…あなたでも、そういう格好するんだ？」
白い綿シャツにジーンズ、それにハーフコートを軽く羽織っただけの姿だった。
さきほどの彼女のイヤミもあって、勢いで着替えてきたのだった。
自宅でくつろいでいるときのラフな格好はともかく、こういう普段着で彼女と逢うのは初めてかも
しれない。
「いけない？」
ちょっとばかりムキになった声を出してしまったかもしれない。
「いえいえ、とんでもない。すごぉくイイですよ」
からかってるの？と思ったが、一瞬だけ向けてきた流し目の視線を受け止めた瞬間、ゾクリとした
ものを感じた。その視線はすぐに消えたので気のせいかとも思ったが、背筋のざわつきだけはいつ
までも残響している。

彼女はドアに鍵を差し込み、しかし、身動きをしようとせず、なにかためらっている様子だった。
それで、思い出した。彼女の部屋にはいまだに入ったことがないということを。彼女を訪れること
はあっても、部屋の中には入れてくれず、外かすぐ近くのファミレスで待たせられるだけだった。
これだけの関係になってもまだ入れてくれないのは、残念でもあり寂しい限りだが、しかたない。
私は自分から申し出る。
「よかったら、一緒にどこかドライブにでも行かない？　外で待ってるわ」
「…車」
「え？」
「車はどこに止めているの？　駐車違反になるんじゃない？」
「そうね。だから長居は出来ないから」
「ちょっと離れたところに、100円パークがあるから、そこに止めてくるといい」
そうして彼女は100円パークのある場所を簡単に説明した。
それは、部屋に入れてくれるということ？
「……ありがとう」

100円玉、いっぱい両替しとかないと・・
(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

がるる〜

ああ、やっと投稿できるー(つД｀)

ドキドキする。初めて彼女の部屋に入るのだ。
ノックをし、彼女の出迎え。
わずかの間に彼女はすでに着替えも洗顔もを済ませていた。ちょっと残念ね。
玄関から室内が一望できる間取りのようだが、彼女は簡単な衝立てを置いて、室内が見えないように
している。まずはダイニングキッチン。小ぎれいで、無駄のない、いかにも彼女らしい空間。
小さなダイニングテーブルのひとつだけのイスに彼女はすすめてきた。それで彼女はというと、なん
と小さな脚立を持ってきて、そこに座るという。思わず、微笑んでしまう。
摩りガラスの引き戸の向こうに、おそらくは更にプライベートな空間があるのだろうが、あいにく
そこは閉ざされている。
彼女がいれてくれたお茶をすする。
彼女は頬杖をつき、ポケっと視線を漂わせている。

静かで穏やかな時間。
何しにきたのかさえも忘れてしまうほどに、ゆったりと静かな、落ち着いた時間が流れる。
そう、彼女と一緒にいると、この落ち着いた空間にひたれるのだ。
他人に対して親しげに振る舞いながらもどこかギスギスしたもの、よそよそしさを出していることは
自分でも自覚していた。けれどどうにもならないものだった。他者との関係に対する不安がメイクや
アクセサリーや服装に表れ、気がつくと、それらは自分にとって戦闘装備になっているような…。
なのに、どう？
彼女の前では、何も装わなくてもいい、ラクな気分にさせてくれる。
彼女自身が飾らないひとだからだ。
一夜を共に過ごすときも、彼女の傍らならばぐっすり眠ることが出来る。
こうして彼女の前に座り、この時間を味わった今、自分が何かひとつ、心を決めた気がした。

「…さっきは、その、ごめん。酔ってたし」
先に口を開いたのは彼女のほうだった。
そして彼女は真っ直ぐに私のほうを見つめてくる。
「……私、あなたが好き」
「！？」
「…でも、好きになればなるほど、あなたを独り占めしたくなる。私だけのものにしたくなる。…他
の女といるのが許せなくなる。他の女のためにキレイにしてるのが許せない。…私だけを見てほしい、
私のためだけに傍にいてほしいって思ってしまう」
「…………」
「そんなのは、あなたにとっては窮屈で、迷惑でしょうけど…」
彼女の諦観したような表情に、何か言わなければと思うのだが、言葉が浮かばない。
「いまの私は、そういう独占欲いっぱいの、嫉妬で、醜い気持ちなの…」
そこまで言うと、彼女は視線を落とし、再びお茶を飲む。
彼女はいたって落ち着いた様子で話しているのに、私のほうは心臓がバクバクしている。
彼女とはちゃんと話し合わなきゃと思っていたけれど、まさかこんなふうに、今ここで告白されると
は思いもよらなかったし、何よりも自分が嬉しさと感激でうろたえている。
空咳をしてから、ようやく声を出せた。
「あ…、あの。わ、私も、あなたが好きよ」
「うん？　そうね、そりゃあずっとエッチしてきた仲だもの、私のことは嫌いじゃないってのは、
わかってるよ」
「いえ、そういうことじゃなくて……」
ああ、なんと言ったら通じるのだろう。
彼女は明らかに私の言う「好き」を誤解している。そうさせてるのは、私のせいでもあるのだが。
「…でも、もう無理」
それは、どういう意味？
彼女は目を逸らしたまま。別れの予感がよぎり、ぎゅうっと胸がしめつけられた。
ちゃんと言わなきゃともうひとりの自分がせっついている。

私は彼女の手の上に手を重ね、彼女をじっと見つめた。
「私もあなたが好きよ」
「……うん、ありがと」
もう一度繰り返す。
「あなたが好き」
「…うん」
しかし、視線をそらしうつむく彼女。その顎に手をかけ、こちらに向かせる。そして繰り返す。
「あなたが好きよ」
「………」
「あなたが好き」
頑な彼女…。届くまで何度でも言うわ。
「あなただけを見ている」
「………」
「約束する。もう他の女とは会わない」
「！……」
やっと反応をみせてきた。
そうして私は彼女を真っ直ぐ見つめて立ち上がり、両手で彼女の顔をはさみ、優しくキスをしながら、
繰り返し繰り返し「あなたが好き」と言い続ける。
彼女のとまどいの瞳の中へ、ようやく伝わったとき、彼女の目が涙で潤み始めた。
「あなたの独り占めにしていいわ。だから私もあなたを独り占めにするわよ？」
「ホントに？」
「ええ、愛してる。こんなことを言うのは初めてよ」
「………」
「愛してる…。私はあなたのもの。あなたは私のもの。いい？」
ぎゅうっと抱き締め返してくる彼女の力に、ホっと安堵する。

なんか、こっちまでウルウルしてきました(つД｀)
でもきっと、パーキングが時間超過しそうなうれしい予感が……


(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

涙でくちゃくちゃの彼女から眼鏡をはずしてやり、ゆっくり唇をついばむ。
愛情の確認のような優しいキスを彼女に浴びせる。が、それも次第に官能的になっていく。
もっと愛撫しやすいようにと彼女を立ち上がらせ、首筋に唇を這い、衣服の上から彼女の胸をたぐり、
彼女の吐息にうちふるえ…、両手で彼女のヒップをつかみ、腰を私の下腹部にこすらせるように…、
つい勢い余って彼女を流し台に押し付けてしまう。
ぎゅっと尻をにぎった手をゆっくり腿へ伝い、そのまま持ち上げて、私の足に絡めさせる。
抑えがきかなくなった私は、激しく彼女に吸いつく。
裾から手を忍ばせ、胸をはだけさせ、撫で回し、むしゃぶりつく。
「あっ…、あっ…、はっ……、あん…」
彼女の息も荒くなり、その喘ぎがますます煽り立てる。
もう、彼女をメチャクチャにしたい！
彼女にはずっと火をつけさせられていたのだから。二丁目裏通りでの時から、いえバーで逢ってから。
いいえ、それよりもずっとずぅーっと前から。
くすぶっていた火種が再び勢いを増していくように、情欲を燃やす。
すでに半裸状態にさせた彼女はもはや自分を支えきれなくなってきているようだ。
私は彼女を流し台の上に抱き上げ、浅く座らせる。
「はっ、はっ、…はぁはぁ」
ちょっとばかり一息ついたようだ。が、そんな余裕はもちろん与えず、私は更に彼女を貪る。
あまりの快感にもがき、抵抗する彼女を押さえ付け、全身がわたあめのように、摘み、吸いつき、
かじり、はみつく…。
やがて彼女の淫蕩な部分に、ようやく触れる。
「はぅっ、あっ、あっ、あッ、あああーーっ！！」
めったに声を張り上げない彼女が、大きな声を出してきた。
どうやら達したようだった。
彼女は全身を硬直させ、ガクガクと痙攣したあと、耐えるように私にしがみついてきた。
私はというと、ジーンズに染みるほど濡れているのを感じた。

綿シャツが彼女の汗と涙と涎まみれになるのもおかまいなしに、彼女が落ち着くまでじっと抱き締め
てやる。濡れた吐息が胸にかかるのが気持ちいい。
深夜の遅い時間とはいえ、誰が通るともわからぬ、この古びたアパートでは外に声が漏れただろうか。
にんまりとそんなことを想像しながら、やがて、彼女の息が整った頃。
「…ねぇ？」
「……ん？」
お互い喉の渇きで声が枯れている。軽く咳払いをする。
「いつまでこうしてるの？　ベッドに案内してくれるのを待ってるのに。それとも布団かしら？」
私の肩から顔をあげ、気まずそうに見上げてくる。
「やっぱ、そういう意味？」
「他にどうと？　それともずっとこのままキッチンでファックしてる？」
「いや、そのぉ…」
「なぁに？」
「その、散らかってるし〜」
そのわりにはこのキッチンはキレイに片付いてる。
「だから？」
「し、シーツも替えてないし〜」
「いいわよ？」
「でも、あの、その……」
「この期におよんで、まだ私を部屋の中へ入れてくれないわけ？」
思わず体を離して、腰に手をあて、仁王立ちになる。
「そ、そういうわけじゃないけど…」
上目遣いのその顔はもだえるほどに可愛いのだが、だからといってこのまま大人しく引き下がる私
ではないのよ。
私は厳しく彼女をにらみつけてやる。
彼女は台から降り、もそもそと衣服を整える。
自分の愛液で濡れた台を恥ずかしそうにふきんで拭きながら、時間を稼いでる様子だった。
ふと、なんとなく、彼女は部屋への侵入を拒んでるわけではないような気がした。
彼女の様子をうかがいつつ、思い切って後ろを振り返り、摩りガラスの戸を開けた。

そこは…、モノにあふれている部屋だった。
本棚に納まりきれない本に溢れていた。本だけではなく、コミックに溢れ、ビデオテープやDVDに
溢れ、ゲームソフトに溢れ…。まるで、男友達の部屋に遊びにきたような錯覚をおぼえた。彼らと
の違いは、しいて言えば、ゴミいっぱいの袋やビールの空き缶等がないことぐらいかしら。
要するに、彼女にとって部屋は「聖域」に等しいのだということがわかった。他人に荒らされたく
ない、大切な空間なのだろう。だから頑なに入れてくれなかったのか。
ふふふ…。
緊張が緩んだせいなのか、私は大声で笑い転げた。
「そっ、そんなに笑わないでよう」
「あなたって、引きこもりタイプなのね。部屋の中に居れば何も要らないって思ってるんでしょ？」
恥ずかしそうに立っている彼女が、愛らしかった。
「そ、そんなこと……、まあ、あるかな」
「私と逢わなくても、この部屋の中に居られれば、平気なんだ？」
ちょっとだけ彼女の聖域にジェラシーを感じる。
「そ、そんなこと……、ないよぅ…」
否定の部分が小さくなる。ということは、あるみたいね…。
しみじみと部屋の中を見渡す。
「でも、あなたと知り合ってからは、なんとかしようと思って…これでも減らしたんですけど…」
私が快く思ってないことに気づいたのだろう、あわててフォローしてくる。
「私のために？」
「えっと、前はキッチンも散らかってて…。せめてキッチンだけは人並みにと思って…」
「私のために？」
「ずっと誘わなかったけど、これでもちゃんと招待しようとは思ってて…」
「私のために？」
「…うん」
彼女の返事に気を良くした私は、その気持ちを応えようと、あつぅ〜いキスをしてあげる。

好きな人にはしおらしくなっちゃうんですよね。やっぱり。
アソコにもあつぅ〜いキスしちゃうんだろーなー。
(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

壁際のベッドは寝るスペース分だけ空いている。つまり、半分ほどは本に埋まっている。
ベッドに腰かけ、枕元の本を眺めてみる。その中に、レズビアンの本があった。
「あっ！　それはっ！　ダメ！」
当然、彼女は奪い隠そうとするが、真っ先に彼女の手の届かないところへ挙げた。こんなときは上背
あるのが有利ね。
「こぉんな本を買って、研究してたの。すっけべっ！」
「うるさいなあ」
「なになに？　……ふんふん」
「もうっ、ダメだってば！」
「あら、これ、私たちもやったことないわね。早速やりましょか」
にっこり笑って、まとわりついてる彼女を逆に抱き締めてやった。
「あっ！……んもうっ」
「ふふふ」
少しばかり頭をかがませて彼女の頬や首を唇で撫ぜつける。
「…ねえ、私、ちょっとシャワー浴びたいんだけど」
「ダメよ」
彼女はさっき、一度は達して満足してるかもしれないが、私はまだなのよ。今週は残業続きでずーっ
と逢っていなかったし、バーで逢う前から欲求不満だったし、フェンスの前で煽られ、ようやくこう
して彼女にありつけて、なお足りない。それなのにまだお預けを食らえと言うの？
愛を告白し合ったばかりなのよ、もう一秒たりとも離れていたくないのに。
そんなことをとうとうと彼女に話し、彼女の手を取って、湿った内股を知らしめてやる。
カッと赤面した彼女は、先ほどまでの和んだ表情がたちまち消え、その瞳に情欲の炎をチラつかせた。

§

「もうっ、あとで泣いてわめいても、知らないぞっ」
思わずそう叫んで、私は彼女の手から本を奪い返し、トンと彼女を押して、ベッドに腰かけさせた。
期待でニヤニヤと笑っている彼女が小憎らしい。
そのニヤけた表情を消してやりたい。
ベッドの上に膝で立って、彼女を両腿ではさみ、仰向けに倒してやる。
が、その拍子に脇の積み上げてる本が崩れてしまった。
彼女がまた、ケタケタと笑う。
このヤローと思いつつも、その笑い声に心躍る。
めずらしくすっぴんで、白シャツにジーンズ姿というのは、かえって萌える。
むしろ、こういう姿のほうが好きだ。
漆黒の、まっすぐな髪をすくい、撫でる。
「私のものになるって言ったね？」
「ええ、言ったわ」
「じゃあ、私の言うこときいてね」
「なぁに？」
「感じても、声、出さないで」
「え？」
「こんなボロアパートじゃ、隣に聞こえちゃうもの」
「自分はさっき、大声出したくせに」
そう、あれはまったく自分でも思いもよらなかったというか…、不覚だったというか…。
「うるさいなぁ」
あーあ、さっきまでの甘いムードは何処へやら。
うれしさと恥ずかしさで、なんだかいつもの攻めの調子が出ない。

はぁーーっ。
私はため息とともに彼女の隣に寝そべる。とは言っても、ベッドは狭いので、かなり彼女と密着し
ている。ベッドが狭いとこういうイイことあるものだ。
「なぁに？　さっきのタンカ切って見せたのは嘘なの？」
「そういうわけじゃないけど」
肘で腕を立てて頭を乗せながら、もう片方の手、人さし指で、ちまちまと彼女をいじくる。
顔の輪郭をなぞり、眉をなぞり、鼻をなぞり、唇をなぞり…。
「今まで、何人の女と寝たの？」
「そんなこと聞いてどうするのよ」
「いいじゃない。教えてよ」
「……忘れたわ」
「ふぅーん…。覚えていられないほど多くの女と寝たわけか」
「そんなこと言ってないでしょ」
「…初めて寝た女はどんなひと？」
「……忘れた」
「うそつき」
いつの間に彼女の顔からニヤけた表情が消えている。
その間も手は休めていない。
「本当に、後悔してない？」
「なにを？」
「私を選んだこと」
「してないわ」
「私、すっごく嫉妬深いよ。そのうちキュークツになるんじゃない？」
「さあ、どうかしら。そのときはそのとき。案外、私のほうが嫉妬深いかもよ？」
「ふふふ、そうだったらいいなぁ」

いいなぁ、こういう甘々な雰囲気（ｗ

漏れも好き
それに、彼女のみえみえな意地っぱり
すっごく可愛い

ボソボソとおしゃべりしながらも、手はゆっくりと彼女の体をなぞっていく。
今まで彼女とこんな睦言はしたことなかったし、したいとも思わなかった。ヘタにおしゃべりなどを
したら、プライベートなことまで立ち入ってしまうからだ。代わりに、たぎる嫉妬心を情欲に昇華し
ていた。彼女が私のものとなった今、これまで黙っていた分、言葉があふれてくる。
「連休の予定は？」
彼女が聞いてくる。
「別に…」
「何も予定がないの？　何もないのに私との週末、断ったわけ！？」
「用事はあったわよ、彼と会う約束。あなたも会ったでしょ」
「今日だけじゃないの。それなのに…、んッ！」
ちょうどシャツの上から乳房をなぞってるときだった。乳首に当たってたようだ。ノーブラなのは
とっくに気づいていた。そして、さっきからずっと乳首が勃っていたことも。
「数時間前は色っぽいブラジャーつけてたくせに」
「あなたが難クセつけてたから…」
「そりゃあ、いかにもこれからナンパしますって感じなんだもの。それをムカつかずにいられますか」
「…じゃあ聞くけど、あの男とはどういう関係？」
「…ただの友達だけど？」
「ただのオトモダチにしては、ずいぶん親しげですこと」
「ふぅん、妬いてくれてるんだ」
「悪い？　私にだって嫉妬心はあるのよ」
「……ホントにただの友達だよ。中学時代からだからつきあいは長いけどね」

かすかにある後ろめたさを誤魔化そうと軽くキスをする。が、どうやらそれがかえってまずかった
ようで、彼女の沈黙と視線が痛い。
観念する。
「…お察しの通り、つきあってましたよ、ずいぶん昔の話だけどね」
彼女の無言の追及はまだやめない。
「高校の頃の話だし、今はただの友人だという話以外なにもないのに、いったい何が不満なの？」
「………私より仲良しなのが気に食わないのッ」
笑った。
彼女の手を取り、唇をつける。
「……彼の手、きれいだったでしょ」
あの手で愛撫されるのが好きだった。目をつむり、やさしく触れてくるその手の感触を、女だと想像
しながら、抱かれてたのだ。彼には悪いと思いつつ…。
彼女の手や首や胸を愛撫しながら、そう説明すると、ようやくお許しをもらえたようだ。
すねてた口元が機嫌いい。
「そういうあなたこそ、どうなの？」
「…………」
返事がない。
話をしながら無意識に手は乳房をなぶっていたものだから、彼女は私の言葉よりも、その感じる愛撫
に集中しているようだ。服の上からで、大した愛撫でもないのに、もうその気になっている。それ
ほどに彼女の中は高ぶっている。
じれったくなったのか、彼女は自分でシャツのボタンを外そうとする。すかさず、私はそれを制する。
「ダメダメ。動いちゃだめよ。…しばらくマグロになってなさい」
「…ぅんん、じゃあ早く……して」
「さぁ〜てね」

今はとにかく、彼女を味わいたい。自分のものとして。
指の背で、頬をなで、鎖骨をなで、再び乳房周辺をなでる。
「ほどほどの大きさだと、ノーブラでもサマになるよねえ」
「……なによ、小さいって言いたいの」
「バランス取れてるのがイイって言ってるのよ。ほら、こうして…てのひらに収まる感じがいいなあ」
彼女の乳房を覆うように手を当てる。身動きもせず、ただ静かに慰撫するその手の温もりが乳房に
伝わっていくのがわかる。それだけでも十分に感じてくる。
「私はあなたの胸が好きよ」
私は自分の体が好きではない。背丈に似合わない、大きすぎる胸はコンプレックスのもとなのに、
彼女の言葉ひとつで、そんな気持ちが薄らいで行く。
「うれしいこと言ってくれるじゃん」
ペロリと彼女の頬を舐める。
彼女の唇に触れ、吸い、舌を絡め、堪能する。
「ふふふ、うれしいなぁ。…こんな色っぽくてイイ女を…自分だけのものにできるなんて」
しみじみと言いながら、首筋や胸元に唇で触れる。
勃っている乳首を親指や人さし指で軽くさする。
「…あなたって、本当はお話好きだったのね。今まで…は、ぁン……、何をどう話しかけても…、
あ、ふぅ……、最低限のことしか応えて…、ん…、こなかったくせに…」
「失望した？」
「声が聞けてうれしいわ」
ゆっくりとボタンをはずす。ひとつ外しては、キスをし、またひとつ、ゆっくり外しては、ついばむ。
そのひとつひとつの行為が、わたしのものという想いの確認となる。
わたしのもの、わたしの女という言葉が、とてつもない快感をもたらす。

らぶらぶですなﾊｧﾊｧ

ジーンズのボタンをはずし、ゆっくり焦らしながらジッパーをおろす。
そっと手を忍ばせる。
「…うあ、すごい」
すでに濡れているのはわかっていたが、これほどとは。
直に触らずとも、お漏らしでもしたかと思うほどに、しとどに濡れ、ぬめりに溢れている。
「グショグショだぁ。…こんなに濡れてるなんて」
「さっきからそうだって言ってるでしょ。もぅ、いちいち言わないで…」
「んふふ…」
ショーツの上から手をあてがうだけで、何もしない。目をつむり、私を待ってるその表情をじっと
見つめる。欲情をそそる顔…。
「…ひどぉい。いつまで焦らすのよ」
切なげにうるおう瞳を見せ、彼女は私の手を引っぱり、自分のショーツの中に差し入れる。
私は笑い、ゆっくり指を動かす。
ジーンズの固さが邪魔であまり奥へは届かないが、割れ目にそって上下に動かすだけで、新しい液体
がじわっと出てくるのがわかった。
私の手の動きがもどかしいのか、彼女が腰を動かしはじめる。
少しばかり、指が沈む。
恍惚に口を半開きし、眉をしかめ、私の手に集中してる。
「自分で腰動かしちゃって…、んふ、いやらしいなあ」
「……だってぇ、………あ、ぁふぅ」
かすれ声のその反応にクるものを感じ、自分もようやくその気になってきた。
すっと手を抜く。
「あん！」

のそっと彼女の上に覆いかぶさり、胸をはだけさせ、唇での愛撫が次第に本格的になっていく。
彼女の呼吸も荒くなっていく。
ちゅうっと乳首を吸ったとき、彼女の喘ぎ声があがった。
「ああッ！！」
パッと彼女の乳首から唇を離す。
「あ…ぅん。…やめないで」
哀願する彼女の表情がエロい。
鼻と鼻をくっつけ、言い聞かせる。
「言ったでしょ、声を出さないでって」
「……イジワル」
再び愛撫を再開する。今度は彼女も声を出さないよう、下唇を噛みながら堪えている。
私は満足げにひとりうなずく。
喘ぐ彼女の唇を吸いつく。互いの舌を絡ませ、唾液を絡ませ、一方では両手で彼女の胸を揉みしだく。
唇からうなじへ移動し、耳たぶを甘噛みし、耳の後ろに息を吹きかける。彼女が震える。
「…あ、ふぅ……くっ……ぅん」
「そんなエロい声、今までどれだけの女に聞かせてたの？」
「……知ら…ない」
「ホントに、もう二度と他の女に聞かせないね？」
彼女は答える代わりに、首をコクコク振ってうなずいた。
「浮気したら、承知しないんだから」
「…私を、……殺す？」
「ふふふ、そんな幸せなこと、してあげるもんか」
そうして激しく唇を吸う。

ウエストの、彼女の滑らかな肌を撫でながら、両手をゆっくり下へ移動する。
腹を撫でながら、ちゅっとヘソ周辺をキスをする。
彼女のジーンズとショーツを下ろそうと手をかける。
「ほら、そのイヤらしい腰、浮かせて」
言わなくても、脱がせるのに協力することはわかっている。けれど、わざわざそれを言葉にすること
で、ますます自分を奮い立たせてくる。
そして、わざとヒップが出てくる程度にしか脱がせない。
案の定、彼女は狂おしそうに両足をバタつかせてくる。すかさず、彼女の陰部に手を差し入れると、
再び腰を動かしてくる。陰唇に潜り込ませた手の動きと合わせて腰を動かし、身をよじりながら、
ジーンズを下げていく。もどかしげに恍惚したその表情もたまらなくいい。
そんな光景をニヤニヤと眺め、自分の中の興奮がどんどん膨らんでいくのを、静かに抑える。
自分がこんなにもサディスティックに焦らせることが出来るとは思わなかった。
そのとき、ペチっと肩を叩かれた。
「んもうっ！　ひどいひとねっ！」
涙声になっていた。
さすがにこれ以上はマズいか…。
体を起こして自分の服を脱ぎ、全裸になる。
彼女のジーンズとショーツを彼女の足から脱がし、詫びもこめて彼女に口づけをし、前全身を彼女に
擦りつける。彼女が切なげに私を抱き締めてくる。その力が心地良い。
「どうしたい？　どうしてほしい？」
「早く…イかせて……、お願い…、もっと愛して！」
嗚呼！
もう十分だった。

生々しいｴﾁですね
ゾクゾクっ・・としますた
(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

自業自得とはいえ狭いベッドを恨みつつ、どうにかして彼女の腰を自分の膝の上に乗せる。
のびのびと出来ないかわりに、両膝を屈折させ、まんぐり返しに近い状態にする。それがかえって、
あられもない格好となり、淫らさを演出してくれ、興奮に駆り立てる。
剥き出しに晒した彼女の、期待に震えるその部分にかぶりつく。
「あああーっ！！」
彼女の声に、また口を放す。
すすり声の彼女は理性を呼び戻し、私の頭に絡ませていた両手で、自分の口元を覆い隠す。
再び、彼女に食らいつく。
鼻息とこらえて唸る声が、ますます興奮させられた。
両肩にのしかかる彼女の足の重みが快感をふくらませ、彼女の下腹をもみしだく。
続いて、私は彼女の右足を下げ、左足を持ち上げ、交差して陰唇同士が重なるように合わせた。
彼女の両腿を引きながら、潤い過ぎるほどに潤った陰唇同士をリズミカルにこすり合わせる。
ヌチャヌチャと粘液と空気が混じる音が聞こえる。
「ああっん！　ああっ、はあぅッ！　あん…！　もっと！　…もっと！！」
声を出すななど無理な話。
始める前からすでに沸騰寸前の状態の彼女は、もはや、何も聞こえていない。
だんだんと激しくなっていき、陰核同士が切ない痛みと共に喘ぐ。
彼女を抱き起こし、ますます腰が跳ね上がる。
まだ袖から脱がしてない綿シャツが一緒に揺れる。
振動と共に乳房が揺れ、それがまた快楽の加速へかき立てる。
「あっ…！　あっ…！　はああっ！」
堪えきれず、自分も喘ぎ声が出てくる。
ついに飽和状態を超え、イクその瞬間。
信じられない音が聞こえた。
ーーーーー！！
彼女が私の名を叫び、達した…。

少し遅れて、下半身がふるえた。
妙に半端なイキかたをしてしまい、体と気持ちのズレに戸惑う。
彼女と一緒にはイきそびれてしまったが、そんなことはどうでもいい。
私はぐったりしてる彼女を愛おしく抱き締める。
ひたひたと押し寄せてくる満足感。いや、これが幸福感なのか。
やがて、彼女がピクリと動き出す。
「うん？」
とろんとした瞳でまじまじと私のまなざしを見つめてくる。
「………あなたはイケなかったの？」
「…いいさ。時間はたっぷりある」
「ふふふ、そうね」
彼女の頭を撫で、優しく唇を合わせる。はみかむように…。
イッたばかりでまだ敏感な彼女には、その軽いキスすらも再び興奮させるもののようだ。
脇の下から手をのばし、彼女の背を撫でる。
ビクッと反応してくる。
静まりかけてたものが、再び躍動してくる。
後ろから彼女のシャツを剥がしながら、キスひとつ、言葉ひとつ。
「…愛してる。…愛してる。…愛してる」
彼女の顔や首筋や胸にキスをしながら繰り返し、彼女も同様にしてささやく。
彼女の満足いくように、なすがままにこの身をゆだねる…。

§

窓から差し込んでくる午後の陽射しがまぶしい。
ふわふわとして、これまでにないほど濃密な時間。
結局、私たちは月曜までずっと離れることなく、肌を触れ合いながら過ごした。
無理だと言う彼女を無視して一緒にシャワーを浴びれば、その狭さが再び欲情を呼び起こす。
キッチンでの調理もままならず、茹で過ぎたパスタが残る。
駐車料金に目眩をしつつ、近場へドライブすれば、目的地へ辿り着かないうちに日が暮れる。
途中、大型スーパーへ寄れば、我がままにも程があるとたしなめられつつ、強引にトイレへ連れ込む。
私のマンションに辿り着けば、当然、おとなしくしてるはずもなく…。
まるで盛りのついた犬猫同然だったが、しかし、これまでのような暗黙の、プレイ的な激しさはすっ
かり鳴りを潜め、愛おしくやさしいもの…、そう、恋人同士がイチャついてるような…、そんな貪り
合いだった。
そして、これまでの数カ月分の会話を合わせても足りないほどに、お互いのことを話し合った。
セックスだけにふける夜なら幾度もあったけれど、たくさんの愛しさと睦言の、なんと甘美なことか。
これほどに言葉と体で語り合った時間はないだろう。
これぞ私の求めた時間。

夢うつつの日々から現実に呼び戻されたのは、一本の電話だった。
「この前の彼？」
「うん」
なにやらニコニコと嬉しそう。
ほのかにチラつく黒い炎を感じてしまう。
素直になれない私は、何をどう聞けばいいのかわからず、ダンマリ。
彼女のほうから言ってくれないならと、依怙地になってしまいそうな…。
こんなとき彼女はときどき意地悪してくるということがわかったけれど、ありがたいことに、今は
そうではないようだ。

「私ね、図書館に勤めるのが夢だったの」
彼は私立校の教師をしてるらしく、最近、校内の図書館司書に空きが出たとかで、彼女にどうかと
話を持ってきてくれたそうな。それで面接に行ったのが先日のことだったらしい。
「面接と言ってもそう堅苦しいものじゃなくて、ただのお茶飲みみたいなもんだったんだけど、
これがけっこう盛り上がってね」
それが幸いしてか、あっさりと彼女に決まったそうな。
「まあ、よかったじゃない。おめでとう！」
が、彼女をわがことのように喜んだのもつかの間。
学校名を聞いた途端、私は思いっきり動揺した。
なぜなら、そこは女子高だから……。

「なんですってー！？」
そんな、うらやましい…、いえ、その、…とにかく、そんなところに彼女が勤めるなんて！
いま勤めてる所はオヤジしかいないような環境なので、なにも気にもとめなかったが、女子高となっ
たらそうはいかない。
これから私はずっと、彼女をやきもきしなければいけないのか！
彼女は、女子高生はこんなオバサンに関心持ちやしないよと、カラカラ笑っている。
しかし、彼女が女子高生に関心持ったら？
私の不安に、そりゃいいやと彼女は大笑い。
彼女を疑うわけではないけれど、これまでの自分が自分なだけに…。
嗚呼、いままで幾多の女たちと遊んできたツケが、こうしてやってくるということかしら。

暗たんたるため息と共に、彼女との恋人生活が始まる…。


〜終〜

というわけで、前スレからの「彼女と彼女の話」シリーズはこれで終わりです。
数日おきの「保守」だけが続くよりは…と思って、タラタラと始めましたが、
それがかえってこのスレを占有してしまうような結果になって、申し訳ありませんでした。
ともあれ、長い間、読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
よかったら拙作のご意見ご感想をお聞かせ願えれば、幸いです。

それから、ときどき感想を入れて下さいました方々にもお礼を申し上げます。
そのコメントが励みになりました。
うれしさでニマニマが取れず困ったほどでつ。σ(^^* ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

ちなみに、>>257さんのコメントのおかげで、
それまで駐車料金のことをカンペキに忘れていたということに気づき、
あわてて修正いれたのは、…内緒です。(^_^; ﾊﾞﾚﾊﾞﾚ

他にももっとあ〜んなことやこ〜んなことを２人にさせてみたいとか、
いろいろ脳内ドラマを想像してましたが、未熟者ゆえ、簡潔に描けなくて…。(w
機会があれば、また続編として、あるいは違うカップルで、
ちまちまと書いてみたいと思います。

重ね重ね、みなさま、どうもありがとうございました。

＞前スレ５１７さん
等身大のレズラブ・ストーリー、面白かったです。
愛の感動とエロが合致すると、ほんと、エロエロになりますね。さらさらっと
書かれてるいちゃいちゃするシーンにも妄想をかきたてられます(；´Д`)ﾊｧﾊｧ。
ちょっとしたどんでん返し？で終わるエンディングにはニンマリしてしまいました。
ようやく確実な愛で結ばれたのに、これからはまたハラハラしながら彼女の浮気を
心配しなくちゃならないってことが、きっとスリリングな恋のエッセンスになって
この先もいつまでも新鮮なふたり…っていうのを連想してしまいました。
読み終わっても読者の心に想像する楽しさを残す作品っていいですよね。
お疲れさまでした。

あんた、輝いてるぜ

>>285
乙です。女に恋する女の不安と歓び…心理描写にこだわった今回の作品、
実に素晴らしかったです。次回作も楽しみにしております。

ところでとっくに有名かもしれませんが、びあんの方向けのＨ本？
「CARMILLA　女の子が好きな女の子のためのエロチックブック（vol.1〜4）」
に斉藤綾子さん他のレズ小説や、レズ漫画が載ってるようです。
あとは、ソフト系のグラビア、体験談、座談会etcで構成された内容の本でした。
袋とじもあったのですが立ち読みなのでわかりません（汗。
びあんの方々の世界を覗き見するようなリアルネタですみませんが、
小説情報っていうことでお許しくださいm(_　_)m。

真剣な思いとそれ故に生ずる嫉妬……
切泣なくって、おかしくって、いいですよねぇ。
とても楽しませていただきました。

コメントくださいました皆さま、好意的な感想をありがとうございます。
もう嬉しくて、ニヤニヤが止まりませんでつ。ヽ(*￣▽￣*)ノ

>>286さん
ありがとうございます。
等身大というのはあまり意識してませんでしたが、そう言っていただけると、
うれしい限りです。それにいっぱいホメてくださいましたし。(≧∇≦)
萌えとしてのカップルはいろいろありますが、自分の萌え属性なカップルは
あまりないので、ええい自分で作っちゃえーと、こうなりますた。

>>287さん
照れちゃいまつ。(笑)
ありがとうございます。

>>288さん
ありがとうございます。
ところで、その「CARMILLA」って本、百合本検索の流れで存在を知りましたが、
現物は見たことすらないです。どういうものなのか一度読んでみたいなあと
思いつつ…。買うにはすんげく勇気いりますね〜。
創作内の"彼女"が持ってた本はそういうのかなーとか、想像したり。(^_^;

>>289さん
ありがとうございます。
あれだけ長いのに、出来事はたった一晩でのことなんですよね。(^_^;
読み手の皆さんにうんざりされないかなーと気にしつつ、書いていましたので、
楽しんでいただけて、光栄です。

>>290（前517さん）
その本なんですが、店構えは小さくても品揃えが充実していて
店主にやる気があるような本屋さんってありますよね。町の…。
自分の場合はそんなお店のサブカルチャーのコーナーで発見
しました。あれから買ってみましたが、それなりに面白そうです。
以上、レズ読本・報告ですた。これからもよろしこおながいします。

>>291 さん
そ、そりわ〜、漏れも買えと？(^_^;

てか、たぶん、そのうち買うんだろうなあ、自分。_|￣|○
さすがにコレばかりは図書館から借りるってのは。。。

こちらこそ、よろしこおながいします。

ふぉっしゅ

たまにはネタ。

レズもののカップリングで、あまり見られない組み合わせに、どんなのありますかね。
女子高生同士とか母娘とかはオンライン小説ではけっこう見かけるけど。

軍隊ものとか。
上官殿と一兵卒のｴﾁｰが読みたくなってきました。

大人と幼女もの。
「愛してるぜベイベ」のレズ版（といいつつ元ネタ知らない罠）

おとぎ話もの。
ある日、一機の旅客機が海面に不時着した。女人を目的とする半魚人族の陰謀である。
「……こ、ここは？」
ただ一人助かった美人スチュワーデスが目を覚ましたのは、女だけの竜宮城であった。
「よかった、お目覚めですのね……」
乙姫さまは、はじめて見る人間の♀の美しさに妖しく胸ときめかせていたが、
美しいふたりは惹かれあいやがて激しい恋に落ちていく。
「乙姫さま……わたし、ここに残るわ」
「うれしいっ……」
海の底で咲き乱れる大輪の百合の花。
だがその愛の園にも野蛮なあの半魚人族が攻め込んできたｗ！！

>>292
ttp://www.esbooks.co.jp/search/keyword/keyword?keyword=%83J%81%5B%83%7E%83%89&image_disp_flg=1&out_of_print=1

>>298 さん

はううっ！　そこまで誘惑しますカー！
しかし、高いスー＞カーミラ

ところで、そのリスト本の中に、
『吸血鬼カーミラ』というのがありましたが、
これ、百合な要素あるそうで。
漏れ、昔、読んだことあるんすよね。
そんなシチュあったかなあ？と思い出せないという罠。

２９５さんのネタをおもらいして・・・

大戦が長引き、戦場に女性が駆り出されるようになって久しい。
そんな中で、女性ばかりの第十五歩兵師団、通称、『女狐部隊』
は今日も最前線にあって、儚い乙女の身でありながら、戦っている。
「補給部隊はどこまで来ているんだ？」
迷彩の施されたテントの中で、部隊長のアンナは地図を見てイラついて
いた。戦列が伸び、補給が覚束なくなったために、女狐部隊は窮地に
立たされている。眼前に敵を控え、このままでは孤立無援の状態を
招きかねない今、アンナは補給部隊との折衝を任ぜられていたカリーナ
伍長を問い詰めている。
「申し訳ありません！」
アンナを前にしたカリーナは、頭を深々と下げ、不手際を詫びた。アンナ
はこれまでの戦功で、二十五歳と言う若年ながらすでに部隊長の座に
あり、その貫禄はかなりのもの。それに対し、父親が軍の要職にあり、そ
の七光りで伍長になったカリーナは、まだ十九歳の駆け出し軍人である。
そんな二人が対峙すれば、当然強者と弱者の間柄となる。
「まったく・・・」
ふうとため息をつき、アンナは椅子に深く腰掛けた。机の向こうでは、新米
伍長が肩を震わせながら、頭を下げたままの状態。しかも、今にも泣き出し
そうな有り様が見て取れる。
（素養はあるのだが、この気弱さでは・・・）
アンナはカリーナをそう評価している。軍学校では優秀な成績を収めた
というカリーナは、初陣からくる怯えによって、恵まれた才覚を発揮出来ず
にいた。

「どんな罰でもお受けします」
カリーナがそう言って、顔を上げた。まだ、少女の面影を残す表情には、
愛らしいながらも、芯の通った意思が見える。それを見たアンナは、
「罰は必要が無い」
椅子をぎっと鳴らし、立ち上がった。そして、
「貴様に必要なのは、自信だ」
机越しにカリーナの腕を取り、力任せに引き寄せる。更には、この新米
伍長の軍服を脱がしにいこうとした。
「あ、あの・・・部隊長・・」
目をパチクリとさせるカリーナ。気が付くと彼女は、力強いアンナの腕の
中で抱かれていた。次いで、甘いキスが交わされる。
「貴様との間に、本当の信頼関係を紡ぎたい。嫌か・・・？」
アンナが伏し目がちに問う。見れば、アンナも軍服を脱ぎにかかっていた。
「い、いえ、尊敬する部隊長とならば・・・」
ほうっと溜め息混じりに答えるカリーナ。この時、新米伍長の首筋にはアンナ
の唇が吸い付いていた。そうして二人は、互いに官給品のパンティ一枚と
なった後、じゃれあいながら一つの肉塊となっていった。

「ああ、部隊長・・・」
アンナに乳首を吸われているカリーナが、携帯用の簡易ベッドの上で喘いで
いる。お世辞にも清潔とは言えない汗臭いシーツの上で、カリーナは恥ずか
しげもなく足を高々と上げ、アンナの愛撫に狂っていた。

「処女の蜜壷だな」
アンナの指が、カリーナの女唇を左右に分けている。艶かしい女肉は
同性の愛撫により、おびただしい愛の粘液をぬめらせていた。
「ああッ！は、恥ずかしい！」
アンナの顔はカリーナの下腹へ移動し、うっすらと脂の乗った恥丘を
掠める。鼻息をそこに感じたカリーナは、急所へアンナを招きつつある
事を羞じ、ためらいがちに足を閉じた。すると、
「駄目だ、足を開くんだ」
寝転んだ状態のカリーナの太ももを持ち、アンナは柔らかな恥丘へ顔
を埋めていく。その際、舌を尖らせ、割れ目の最上部にある、小さな突起
物を覆う包皮・・・すなわち、クリトリスの皮を丁寧に剥いていった。
「あうッ！ああッ・・・」
女性のもっとも敏感な場所を舌で掬われ、カリーナが身悶える。左右に
くつろげられた女肉がひくっとしゃくり、じんわりと愛の蜜を滴らせるのだ。
「恥垢の味がする・・・ふふ、甘露とでも言うべきか」
処女宮には、恥ずかしい汚れが付着しており、それらが腐臭にも似た香り
を放っている。それを、アンナは美味とでも言いたげに味わった。
「ううッ！部隊長・・・そこは、イヤッ！」
アンナの舌が割れ目を伝い、尻穴まで来た時カリーナが仰け反った。何と
舌が尻穴を抉るように、皺の一本一本をなぞっている。

「苦味が心地良いぞ、伍長・・・いや、カリーナ」
アンナはそう言って、尻穴をチュッ！と吸った。すると、便意にも似た痛痒感
が、カリーナの腰骨辺りを突き抜けて行く。
「ひッ・・・い、いやァ・・・」
排泄穴を舌で穿られ、吸われるという甘美な快楽に身悶えるカリーナ。その間
に、アンナの指は静かに処女宮を侵してきている。
「こうされると、どうだ？」
人差し指と中指を揃え、アンナは処女穴を優しく嬲っていた。愛蜜がたっぷりで、
指を迎える事に何の抵抗も見せないカリーナは、ただ腰を浮かせ気もそぞろ。
「た、たまりません・・・部隊長・・」
「アンナと呼んでいい」
「ああ、アンナ様・・・」
いよいよカリーナの処女肉がほぐされると、アンナは再びクリトリスを苛めにかかる。
包皮を剥き、敏感な突起の先端を舌先で突付きき、突付いては吸うという艶技を
披露してみせた。勿論、指先は女穴に捻じ込まれている。
「アンナ様ぁ・・・」
ひくひくと女体を震わせ、戦慄くカリーナ。つま先がぴんと伸び、絶頂も近そうである。
「まだ、いかせないぞ・・・ふふ」
アンナは、カリーナの瑞々しい肢体が快楽を得ようとした所で愛撫をやめ、彼女に
馬乗りとなった。ちょうど、顔面騎乗の形となっている。
「あたしのここも・・・舐めてくれるか？」
アンナは自ら腰を前に突き出し、女陰を指で割った。妙齢ゆえ、形は少し崩れて
いたが、女肉は艶かしい色をしている。

「・・・はい」
突き出された女肉を、カリーナは従順に啜った。ちゅるっという、生肉が
唇によって裂かれるあの音がテント内に響き、アンナを狂喜させる。
「オオッ・・・い、いいぞ・・・カリーナ・・」
自ら乳房を下から持ち上げ、アンナは腰を振って身悶える。責めから受け
に転じ、彼女もたまらない快楽を得ているのだ。
「そ、そこ・・ウウッ・・・よ、弱い・・・ん・・だ」
途切れ途切れの言葉の中で、アンナは花弁を舌で捲られるような錯覚を
確かめる。女穴へと続く肉のカーテンを開かれる──その瞬間が、アンナ
にとっては至福の時だった。
「ハアッ・・・ハアッ・・」
恥肉を唇で甘く噛まれれば、アンナはたまらない。息を荒げ、両手を頭の上
で組み、下半身からせり上がってくる愉悦に浸るだけである。
「カリーナ、も、もういい・・・イ、イク時は一緒じゃなきゃ・・・」
クリトリスを恥ずかしげも無く充血させ、乳首を勃たせたアンナは再びカリーナ
の股間へ体を滑り込ませた。互いの陰部を引っ付け、女ならではの愛撫に
挑もうとしているのである。
「アンナ様ァ・・・」
「カリーナ！い、いいッ！」
突き合わせた股間を支点にして、二人は抱き合った。ぐいぐいと腰をグラインド
させたかと思うと、唇を貪りあう。また、自由になった指を尻の割れ目に這わせ、
排泄穴を穿ったりもした。そうして、ありとあらゆる急所を責め合い、終わりの無
い女同士の愛に狂い落ちる。

「アンナ様ッ！」
「カリーナ！」
波のような快感は、急にやってきた。二人はぶるぶると女体を戦慄かせ、
絶頂に向かって互いの急所を激しく責めた。
「うぐうッ！」
目を剥いて絶頂に身を仰け反らせたのは、アンナだった。見れば、カリーナ
の指がアンナの尻穴を深く抉っている。続いて、
「ああうッ！」
カリーナは乳首を激しくしごかれ、絶頂に達した。そうして、頂点を越えた
快楽はそのまま空を突くように伸び、甘い余韻をいつまでも残したのであった・・・

それからしばらくして、前線ではいつも通りの女狐部隊の姿があった。ここ
の所は戦況にも大きな変化が無く、比較的穏やかな日々が続いている。
「異常無し」
そう言って、にこやかにアンナの元へ報告に行くカリーナ。足取りも軽やかだ。
そして、彼女は何やら自信めいたものに溢れ、顔つきも凛々しくなっている。
「ご苦労」
対して、アンナは従来のぶっきらぼうを通していた。部隊長として、甘い顔を
見せる訳にはいかない、そんな雰囲気だった。だが、カリーナから報告を
受け取った時、
「ん」
と、アンナはウインクをして見せた。愛情がこもった、優しい顔で。すると、
「えへへ！ありがとうございます」
カリーナはびしっと敬礼を決め、これまたウインクを可愛く返したのであった・・・

終わり。

>>300−305
隊長！わかりました！
『女狐部隊』は補給がおぼつかなくなったので、自給自足に
切り替えたのでありますね！？甘〜い蜜ならまさに滋養満点！！
それにしてもラスト、アイ（愛）コンタクトを交わすシーン
最高だったであります！

>>300-305
おお、ちょっとのヒントでさくさくお創りになるなんて、すごいです。
お見事。

レズエロ分不足ちう

やっぱ現代の日本のがいいなあ、俺は

ほしゅ

都内の某所にそびえ立つ、『私立マンコスキー女学院』では、今日も
乙女たちの切ない恋心が吹き荒ぶ。凛々しい上級生に恋焦がれる
少女もいれば、友人同士で小さな愛を紡ぐ者たちもいて、その形は
様々。もっとも、少女たちが織り成す恋愛はどれも美麗で、汚らしい
男の欲望とは無縁・・・とも言い切れないのではあるが、それはさて置く。

「あたしは、ノーマルな恋愛がしたい」
と、放課後の教室で、ひとり愚痴をこぼしているのは、山城エリカ。ツイン
テールの髪をひっつめ、若干吊り目になってはいるが、見るも麗しい
十七歳の少女である。彼女は元々、共学の高校へ進学したかったのだが、
『女子高萌え』の父親から強要され、この学院へと入学させられていた。
「しかし・・・何とかならないのかね」
苦虫を噛み潰したような顔で、エリカが教室内を見回している。本来なら、
放課後の今、花も恥らう女子高生の皆様方は、おしゃべりなどに夢中の
はず。しかし、この学院においては、その見解が当てはまらない。何故なら・・
「ああ、ミカ・・・もっと、胸を吸って」
「うふふ・・・サキってば、乳首がとっても敏感なのね」
・・・と、神聖なる学び舎にも関わらず、教室内では生徒たちの大半が甘い
口づけを交わし、抱き合っていたからである。その様子を、エリカは露骨に
嫌な顔をしつつ見るのが、日課となっていた。

「普通じゃねえよ、この学校・・・早く帰りてェー・・・」
エリカは耳を抑え、級友たちが交わる姿を見て見ぬふりと決め、スクール
バスの発車時間を、ただ待ち侘びている。この学院では、どこに行っても
女生徒同士が睦み合う様を見る羽目になるので、ノーマルのエリカは身の
置き場に困っていた。本当は、すぐにでもこの場から逃げ出したい。しかし、
帰宅するにもスクールバスを使用せねばならないので、エリカはひたすら
身を縮めて、時が過ぎるのを待つ・・・のではあるが、
「ああ・・・そ、そこは、だめェ・・・」
「いやらしいコね・・・こんなに濡らして」
などと、級友たちが衣服を着崩し、柔肌をさらしながら愛し合っているので、
エリカは遣る瀬がなかった。
「気が狂いそう・・・トイレにでも行くか」
スクールバスの発車時間にはまだ間があるので、エリカは学内で唯一ひとり
になれる場所へと逃げていく。繰り返すが、花も恥らう女子高生様が、用を
足す場所でしか落ち着けないというのは、苛烈と言わざるを得ないだろう。が、
それもさて置く。

「ふう・・・」
便器に腰を下ろし、小水を放つエリカ。女子高ゆえ、用を足す際には水音を
消すというマナーなど無し。エリカは、その若さを存分に発揮させ、バシャバシャ
と黄金水を放っている。それは、まるで馬のイバリの如く。

「あれ・・・？トレペが、無い」
勢い良く放尿した後、エリカは備え付けのトイレットペーパーが無い
事に気が付いた。ここは女子高なので、常にいくつものトイレットペー
パーが備えられ、拭き放題といえるほどの充実ぶりを見せている。
それなのに、今に限っては予備が見当たらない。
「どうしよう・・・」
ぬれそぼった女陰は小水をしたたらせ、明らかに湿っている。もし、
このまま下着を穿けば、恥ずかしい染みを作ってしまう事になりそうだ。
「仕方が無い。用具室を漁るか」
エリカは便座から立ち上がり、太ももまで下げた下着はそのままに、
中腰となってトイレの個室から顔を出す。無作法だが、下着を濡らさ
ないように、用具室までこの格好で迫るつもりらしい。
「誰もいないな・・・」
短い制服のスカートを腰まで上げ、まろやかなヒップを丸出しにした
まま、エリカはトイレの入り口にある用具室へと向かった。もし、彼氏
とかに見られたら、自殺ものの恥ずかしい姿で。だが、彼女は気づく
べきだった。女子高において、トイレットペーパーが消え失せていると
いうのは、誰かの作為めいた罠であるかもしれない事を・・・

「抜き足、差し足・・・と」
個室を抜け、用具室まであと一歩。と、エリカはヒップをふりふりさせ
つつ、忍び足。下着が足を取り、多少歩きにくかったが、エリカは
何とか用具室の扉を開ける事が出来た。が、しかし！

「エリカ先輩！」
今、ようやく用具室の扉に手をかけたエリカの前に、ひとりの少女が
現れた。見れば、黒く長い髪を腰の辺りまでひらつかせ、見目麗しい
美少女である。
「ゲッ！オ、オマエ・・・榊原！バカ！こっちを見るな！」
尻を丸出しにした中腰姿の自分を見られ、エリカが激昂した。しかし、
榊原と呼ばれた少女は少しも怯まず、
「いやん、先輩、カオリって呼んで〜！」
と、言うや否や、エリカのまろやかヒップへと縋りつく。説明くさいセリフ
から察していただけるように、この少女は榊原カオリという、エリカへ
想いを寄せる下級生である。
「放せ！こ、こいつ！」
「イヤ、イヤ！放さないんだから！」
自分の尻にへばりつく後輩へ、エリカの容赦無い鉄拳が振り下ろされ
たが、何のカオリとて負けてはいない。拳の打点をずらし、ダメージを
最小に抑えつつ、想い人のヒップへちゅうちゅうと口づけを捧げている。
更には隙を見て、『膝カックン』と呼ばれる妙技でエリカの膝を屈させ、
共々、トイレの床に倒れこんだ。そして、尻の割れ目へ舌を這わせていく。
「あ、ああ！な、舐めるなって！バカ！」
用を足したばかりの性器の辺りに、温かな舌の感触が這わされると、
エリカの羞恥が極まった。まだ、小水が残滓として、そこを潤わせている
からだ。

「ああ・・・先輩のオシッコだあ・・・美味しい・・」
はあはあと息を荒げ、カオリはエリカの恥部に未だこびりついている
尿の残滓を舐め取り、甘露の如く味わった。その様は、長らく砂漠を
歩いた旅人が、オアシスを見つけた時にも似て、嬉しそう。
「うッ！ううッ！な、舐め・・・るな・・ってば・・」
同性の舌が女唇を掻き分け、排泄物の名残を味わっている。その
事実は、エリカにしてみれば恥辱以外の何物でもない。ましてや、
彼女は異性とのノーマルな関係を望む、恥じらい乙女なのだ。しかし、
カオリはそんな事もお構い無しといった風情で、
「先輩・・・のアソコ・・・冷蔵庫から出しっ放しの、チーズみたいな臭いが
する・・・先輩、ちゃんと洗ってます？」
などと、エリカの羞恥を更に高めようとする。いい性格をしていると言えよう。
「大きな・・・お世話だ・・この、バカ！」
トイレの床へ突っ伏したエリカは、魔の手から何とか逃れようともがいたが、
今も恥部に付着した恥ずかしい垢を舌でこそぎ取る後輩は、巧みに体を
絡ませ離れない。しかも、
「美味しい・・・美味しいよう・・・先輩の・・マン・・・カス・・」
と、目を蕩けさせ、エリカの恥肉を本格的に味わい始めている。
「オ、オマエ・・・後で、殺すからな・・・絶対！」
恥ずかしい女性の汚れを身勝手に味わい、あまつにさえ美味だと言うカオリ
に、エリカは殺意を抱く。だがそれは、敏感な場所を愛撫され、じーんと甘い
疼きが湧き上がって来た事を隠そうとする為でもあった。

このあさましいほど貪欲な後輩が、先輩に恋焦がれて早や幾月。詳細は
省くが、美しいエリカを見た瞬間に、カオリは恋に落ちていた。それからと
いうものの、カオリは事ある毎にエリカへ纏わりつき、嫌な顔をされるのにも
構わず、求愛している。実は、トイレットペーパーを隠したのも、このカオリ。
エリカが小用に行くのを見計らい、先回りして罠に嵌めたのだ。

「くんくん・・・先輩のココ・・・処女の臭いがする」
「バカ！嗅ぐな！」
まるで言い訳のような説明の間に、カオリがエリカの股間へ顔を埋め、恥臭
に鼻をくすぐらせていた。次いで、太ももに辛うじて引っ掛かっている下着を
強引に脱がせ、当たり前のようにそれの香りも楽しむ。
「ああ、先輩のパンティ・・・貰っちゃお♪」
「バカ！やめろ！そんなもん、何に使うんだ！」
「言っていいんですか？オナニーって」
「黙ってろ！バカ！」
上級生と下級生の間柄を越え、カオリはエリカを蹂躙する。同性に下着を
毟り取られたエリカは、両足を肩で担がれ、ひっくり返ったカエルの如き
惨めな有り様となった。そしてすぐさま、カオリの顔が股間へ埋められる。
「先輩、まんぐり返し。ふふ、赤ちゃんみたいな柔らかい肌ですね」
「い・・・や・・だ・・や、や・・め・・」
カオリの鼻先が、エリカのもっとも敏感な急所をこつん──と突いた。あざ
とくも、カオリはクリトリスの包皮を半剥きにして、そこを狙ったのである。

「ああ〜・・・・・や・・やめて・・」
自分の肉真珠が、カオリの鼻の先端でクリクリと責められている。それが
理解出来た時、エリカは目を細めて喘ぎ声を漏らすばかりとなった。恥毛
が濃く恥肉も豊かなエリカ。そこへ、カオリの鼻息が掠めるだけで、どうに
もたまらなくなる。
「はあッ・・・せんぱ〜い・・」
嫌がるエリカを、血走った眼で捉えるカオリは満足げだった。愛しい先輩の
恥穴を掻き広げ、そこへ舌を差し込めば、もう天にも上る気持ちとなる。
すでにカオリの下着はぐしょ濡れで、恥ずかしい染みをたっぷりと付着させ
ている。まさに、稀代の同性愛者と言えた。

「ああ・・・やだッ！」
舌による愛撫がしばらく続くと、ぶるっとエリカの体が震えた。絶頂の予兆を
感じ取っているらしく、唇が小刻みに戦慄いてもいる。
「先輩・・・イッちゃうんですか？」
恥穴から溢れる蜜を啜っていたカオリも、エリカの変化を感じ取ったらしく、
愛撫を捧げている相手が登り詰める事を歓迎する。そして、エリカが処女宮
を持つ身ゆえに、無茶な行為には出ず、あくまでもソフトな責めを続けていった。
「あああッ！ちょっと・・・本当に、ダメッ！きゃあああッ！」
腰がぶるぶると力を蓄えているように打ち震えた時、エリカは達してしまう。思わ
ず発した言葉も、最後の方は絶叫となって後輩の責めに屈した事を表していた。

それからしばらく後、エリカはスクールバスの中にいた。席を一番後ろへ
取り、その隣にはカオリが子猫のように寄り添っている。
「くっつくな！」
「イヤ、離れない」
むずがるエリカへ、カオリは絡みつく。先ほど、トイレにて先輩を口唇愛撫
により、絶頂へと導いた事で気勢に乗っているのだ。
（こんな奴に・・・イかされちゃったとは・・・）
自分の腰に手を回すカオリの脳天へ、肘を食らわせてみても力が入らない
エリカ。性格に難はあるが、何となくこの後輩が憎めないでいるのだ。それ
以上に、淫らな同性の愛撫が案外いけていた事も、心境の変化に寄与して
いるとも思う。
「今度は先輩を後ろから責めたい・・・後輩と、後背位って感じで・・」
「駄洒落まじりでそんな事されちゃ、かなわないんだよ！いいから、離れろ！」
カオリが甘え、エリカが諌める。そんな関係は、これからしばらくは続きそうな
雰囲気だ。スクールバスの中では、他の生徒たちもそれぞれに手を取り合い、
愛を語っている。それが、私立マンコスキー女学院生の有り方なのだ。

最後に、某お姉さまラブ系を目指したつもりが頓挫し、中途な感じになった
事を追記し、おしまい。

・・・スイマセン。

な、なんつー女学院だぁ〜(;´Д`)ﾊｱﾊｱ

>311-318
>私立マンコスキー女学院
この時点で某お姉さまラブ系から脱線してしまったような気がしますが、
このばかばかしいエロさが大好きです。

>>318
興奮しますた(；´Д`)ﾊｧﾊｧ
こんな風にうむも言わさぬ強引なエロって好きです
しかしそのスクールバスの運転手が事故を起こさないか心配ですｗ

バカエロ(・∀・)ｲｲ!!
こういうの肌に合わない人もいるだろうけど、ことレズ分野においては
あまりこういうあけすけであっけらかんとＨなのはあんまりないんで新鮮。
シリーズ化ｷﾎﾞﾝﾇ

私立マンコスキー女学院においては、薔薇の花が美しさの比喩として
頻繁に使われている。これは、学院創始者である、マジデク・セーナ・
マンコスキー女史（故人）が、こよなくこの花を愛したためで、今も学院内
には野趣味を帯びた薔薇が、美しく花壇を彩っている。そして、いつしか
薔薇は学院を象徴し、誰が決めた訳でも無いのに、各学年にひとりは
いるカリスマ的存在の生徒が、『薔薇の君っぽい人』と呼ばれるように
なった。

「下着が・・・無い」
体育の授業を終え、更衣室に戻った三年Ｊ組の扇春香（おおぎ・はるか）は、
ロッカーに置いたはずの下着が、消失している事に気づく。余談ではあるが、
薔薇の（略）には、学年によって色が決められており、一年がピンク。二年生
が紫。そして三年生が黒・・・と、何となく決められている。春香は、今期の黒
薔薇（略）に選ばれた、中世的な顔が凛々しい女性徒であった。ちなみに、
色の由来は女性の大事な所が年を経るにつれ、変色していく様を表している
らしい・・・というのが、通説となっていた。が、それは余計なお世話と言えよう。
もっとも、当学院において愛を紡いでいけば、自然と淫水焼け・・・
それはさて置き、話は続く。

「ノーパンとは、心もとない・・・」
取り敢えずは制服で身を包んだが、春香は下半身を抜けていく風
に怯えつつ、更衣室を出た。うかつにも、予備の下着は持ち得ず、
授業の前まで穿いていたパンティは、激しい体育による汗染みで、
香ばしい性臭を放っている。だから、二度穿きはＮＧ。春香は体臭が
顕著で、特に股間付近の恥臭には、自信（何の？）があったので、
異臭を漂わせるパンティを穿くくらいなら、ノーパンをよしとする恥骨
・・・ではなく、気骨を持っている。
「あんなものを持っていって、どうするんだろう・・・いや、考えるのは
よそう。というか、考えたくない・・・」
スカートがひらつかないように手で押さえ、春香は階段を上った。
黒薔薇（略）に選ばれてからというものの、同級生や下級生が携帯
電話のカメラで、スカートの中身を盗み撮りしようとするので、春香
は常に緊張を強いられている。ましてや、今はノーパンの身。こんな
時にカメラを向けられたら、非常にまずい事になる。
「購買で、パンティを買うか」
女子高ゆえ、学院の購買には生理用品の類が並べられており、
下着も揃えられていた。春香はそれを頼り、ノーパンの危険から
脱すべく、慎重に歩を進めていく。と、その時、彼女の前を、見知った
一人の少女が通り過ぎようとした。

「山城」
「あ、扇センパイ。こんにちは」
忍び足で歩く春香の前を通ったのは、何とエリカであった。実は、
エリカは二年生の薔薇（略）に選ばれた身分である。もっとも、本人
は迷惑顔で、何度も辞退したのだが、強引に薔薇の君にさせられた
という経緯を持つ。
「センパイ、何をなさってるんです？変な歩き方して・・」
「うむ、実はな・・・」
エリカに問われた春香の頬が赤らんでいる。これは、ノーパンである
事を恥じている訳では無く、紫の薔薇の君っぽい人に、ちょっぴり恋
してるからであった。ああ、生臭い・・・
（エリカ・・・お前を・・抱きしめたい）
パンティを穿いていない事など、すっかりと忘却し、エリカを見つめる
春香。しかし、想い人はノーマルを公言しているので、恋路は非常に
アンバランスな一歩通行の状態。
（あたしは・・・オナニーをする時には、必ずお前のことを思うんだ・・・
一緒に気持ちよくなろうって・・・お互いのアソコを・・・）
淫靡な妄想に耽る春香が、エリカを前にして暴走気味。だが、そんな
気持ちを知る由もないエリカは、きょとんと目を丸くしている。

「センパイ、どうしたんですか？お顔が真っ赤・・・」
エリカが手を振って、意識のブレーカーが飛んだような春香の顔を
覗き込む。だが、黒薔薇の人は、ぷるぷると体を震わせ、エリカを
見つつ凝固したまま。
（エリカ・・・お前が・・・欲しい！）
妄想の中で、春香は優しくエリカを抱いていた。二人はシーツに体を
絡め、美しい朝を共に迎えるのだ。無論、夜明けのコーヒーも一緒に。
（コーヒーの豆はあたしが挽く。ついでに、お前のお豆さんもひくひく
させてやる・・・）
・・・・・という、あさましいような可愛いような光景を思い浮かべ、にや
つく十八歳の乙女。しかも、これまでの妄想時間は僅かに三秒ほど
しかかかっていない。妄想し慣れていると言えよう。
「センパァイ・・・何か変ですよぉ・・・大丈夫？」
舌足らずなエリカの言葉が、耳に心地良い春香。途端に、じくじくと
女が疼き、愛液がゆっくりと秘園から滑り落ちてくる。
（エリカ・・・ああ、エリカ！）
春香はまだ妄想中。ゆえに、股間から足の付け根へ伝い落ちてくる
粘液の存在を感じ得ていなかった。

「あれ・・・？なんだ、これ・・・？」
異変に気が付いたのは、エリカだった。春香の伸びやかな足。
それも、意外に肉感的な太もものあたりに、粘っこい液体が筋を
作っている。それは、エリカにとっても、お馴染みな物・・・
「セ・・・センパイ・・・ジュ、ジュースが・・・垂れてますよ」
今度は、エリカが頬を染めた。春香の足に流れる液体が、恥ずか
しい蜜である事を悟ったのである。すると、
「はッ！」
と、目を丸くして、固まっていた春香が体を揺らす。それと同時に、
少しがにまたになり、自分の太もも辺りを慌てて見た。が、どうやっ
てもそんな粘った液体は、愛の蜜以外にあり得ない。
「こ、これは・・・な」
何か言い訳をしようと、慌てふためく春香。冷や汗をかき、視線が
泳ぐ様に哀れみを感じる。が、しかし、この時、更なる不幸が春香
の身に襲い掛かった。
「あッ・・・いやン・・」
と、エリカが不意にスカートを抑える。校内に吹き込む悪戯な風が、
スカートの裾を巻き上げたのだ。無論、それは春香も同様・・・・・

風は二人のスカートを掬い、それぞれの下半身を露呈させる。
エリカの純白パンティが春香の目に映ったとき、エリカは春香の
豊かな恥毛を目に映した。しかも、ぬめる愛蜜のおまけ（オマ毛？）
付き・・・そして風が抜け、スカートの裾が重力に屈した頃、ようやく
エリカの口が開いた。
「セ、センパイ・・・パンティは・・・どうしたんです？」
「あ・・・ああ・・・実は、盗まれてな・・」
「そ、そうだったんですか・・・はあ」
ガツン！と脳天を鈍器で殴られたような衝撃が、二人に寄与された。
もっとも、エリカには驚愕を、春香には喜びをと、個々に大差があり
はしたのだが・・・・
「ノーパンだったんですか・・・それじゃあ・・・お尻が頼りないでしょう」
まだ顔を赤らめたままではあったが、エリカは小さなポーチから、丸
まった布を取り出した。ちなみに、春香は想い人からノーパンを指摘
され、軽く達していた。どうも、中性的ではあるが、マゾッ気があるらしい。
「これ、どうぞ。新品じゃないけれど、ちゃんと洗濯してありますから」
そう言って差し出されたのは、石鹸の良い香りがするエリカの替え
パンティであった。

「く、呉れるのか・・・？」
春香が差し出されたパンティを手に取ると、即座に頬擦りをかました。
いくら思いを寄せる相手の下着を手中にしたとはいっても、飛ばしすぎ
の感は否めない。が、それはさて置く。
「ええ、ノーパンじゃ、心もとないでしょ？ウフフ」
恥ずかしいのは自分の方・・・とでも言いたげに、エリカが笑った。無理
もない、ドカンと一発、香ばしいものを見せ付けられたのだ。笑って誤魔
化すくらいでないと、正気を保っていられそうにない。しかし、春香はそん
な紫の薔薇の君っぽい人を、潤んだ瞳で見つめると、
「ありがとう・・・大切に『使わせて』もらうよ」
と、意味ありげな事を言いつつ、いそいそとポケットにパンティをしまいこむ。
いや、穿きなさいって！
「さらばだ！愛しの薔薇よ！」
春香が急に踵を返し、廊下を駆け出した。何かを、待ち切れないという感じで。
「あッ！センパァイ・・・お尻が！」
丸出しですよ──というエリカの言葉は届かなかったが、春香は満ち足りた
表情で走っていく。そして、授業が残っているのも忘れ、その足で帰宅した
のであった・・・・・

その晩、春香は生まれてこの方、これほどまでに快感を得た事はない！
・・・と言える自慰に、身を溺れさせた。
「はあっ・・・はあっ・・・ああ、エリカのパンティ・・・可愛いよう・・」
先だって頂いた、愛しい君の下着を何度も眺め、春香は昂ぶった。
指は常に恥部をかきむしり、女肉を蕩けさせるようにほぐしている。
「こんな可愛いパンティ穿いてるんだ・・・エリカったら」
エリカのパンティは、シンプルなピンクのビキニショーツ。バックに
ウサギのプリントがなされた、少々子供じみたデザインではあったが、
春香は大いに満足していた。いや、むしろ、それが萌え度を高めて
いる。
「パンティ欲しがる人の気持ちが・・・やっと分かった・・ああ、こんなに
愛しいなんて・・・パンティ最高！」
今日、自身の下着が盗まれたときは、その気持ちが分からないと嘯いた。
しかし、今ならそれが理解出来る。出来てどうなるものでもないのだが、
今の春香には何を言っても始まらないし、終わらないだろう。
「今日は眠れないよぅ・・・エリカのバカァ・・・そして、ありがとう・・アアンッ！」
天蓋付きのベッドに身を横たえ、春香は数度目かの絶頂を、自らの
指と想い人の下着によって、得た。家が資産家で、大きな自室を持つ
春香だったが、今、手にした小さな下着。それこそが、自分にとっての
宝物となる事を、確信していた・・・・

時を同じくして、エリカの家。春香が淫らがましい自慰に耽溺して
いる頃、エリカはシャワーを浴び終え、下着を手にしていた。追記
すると、彼女の家は、ごく普通の建て売り住宅である。
「お母さ〜ん・・・たまには、セクシーなパンティ買ってよぅ・・・」
エリカの手には、セクシーとは無縁な下着があった。バックにはクマ
さんのプリントがなされていて、どう見てもお子様向けの物。
「子供はそれで十分。色気づくには、十年早いよ」
と、エリカの母が、夕食の天ぷらを揚げつつ一喝している。すると、
エリカは唇を尖らせ、不満顔を見せた。
「友達はみんな、透け透けや、穴あきパンティとか穿いてるのに、
あたしだけ、いっつもお子ちゃまパンティ・・・ちぇっ・・・」
パンティを左右から引張り、クマさんの顔を間延びさせるエリカ。別に
クマへ八つ当たりしても仕方が無いのだが、冒険したいお年頃の彼女
の心情は察して余りある。しかし、それをいつまでも引きずらず、すぐに
気持ちを切り替えられるのが、エリカの美点。
「でも・・・ノーパンよりはいいか」
今日見た、ノーパン春香の恥晒しな姿。あれよりはマシ！と、エリカは
思った。そして、真新しいクマさんパンティに足を通す。そして・・・
「お母さん、ご飯、ご飯。もう、お腹すいちゃって・・・」
と、元気いっぱいに、夕餉の席に着いたのであった・・・・・

おしまい

>>331
今回のはちょっと笑えるエロでしたね。華麗なるお姉さまのくせに奥手…
でも実は超エッチな春香のキャラに萌えますた(；´Д`)ﾊｧﾊｧ
というわけでここまで来たらついでに一年生の薔薇の君を主役にもう一丁！

期待保守

六月の某日、私立マンコスキー女学院内は、夏の訪れを知らせる花が
美しく咲き乱れ、衣替えを終えた女生徒たちを気恥ずかしそうに飾っては、
彩りを捧げていた。歌にもあるように、花の命は短い。しかし、それ故に美し
く生き、また、散る事を許されている。それはまるで、三年間の高校生活を
過ごす、マンコスキー学院生たちの姿を映しているかのようでもあり、切ない。

学内のスロープを、一年生と思しき初々しい少女の一団が歩いている。その
中心には、学内におけるヒエラルキーの頂点、薔薇の君っぽい人・オブ・
ピンクに選ばれた、一年Ｄ組に在籍する鬼龍院綾乃の姿があった。
「鬼龍院さん、そのお帽子、とっても素敵ね」
「ほんとう。品がよろしくてよ」
綾乃を囲む女生徒たちが、ピンクの薔薇の君っぽい人が被っている帽子を
見て、喝采をあげている。すると、綾乃は気分上々といった感じで、
「ありがとう。おばあさまに買っていただいたの。とっても気に入ってるのよ」
そう言って、帽子のつばをひょいと持ち、お愛想交じりに笑って見せた。

綾乃は、名門鬼龍院家の一人娘で、高貴な美しさと繊細さを持つ美少女である。
育ちが良いためか、周りを囲む友人なども家柄の良い者が多く、おおよそ世上
の穢れに触れる事は皆無であった。だが、それは同時に、か弱き心しか持ち得
ない人間を育成してしまうという危惧を伴わせる。

学内のスロープは山の斜面を削って作られていた。その為、山おろしの
風が気まぐれに吹く事が多く、特に、高温多湿なこの時期は、大気が
不安定になりやすい。今も、スロープを滑るようにして、突風が綾乃たちの
間を吹き抜けていこうとしていた。
「あッ・・・風が」
綾乃が小さく悲鳴を上げ、スカートを抑える。風が内股を抜け、スカートの
裾をさらっていく事を防ごうとしたのだ。これは、他の女生徒も同様。しかし、
「ああッ！お帽子が！」
と、女生徒の誰かが叫んだ時、綾乃の帽子は宙を泳ぎ、天使の羽を授けら
れたかのように美しく飛んでいた。そして、純白の帽子は学内にある大きな
桜の木の枝へ、引っかかってしまう。
「ああ！そんな！」
木の枝に引っかかった帽子は、まるで囚われ人のように戒められていた。
祖母から貰った大切な帽子──それが、自分の手に届かない場所へ行って
しまったのを見て、綾乃は涙ぐむ。
「くすん・・・くすん・・・おばあさまから、買って貰ったお帽子が・・・」
帽子は、泣き崩れる綾乃へ意地悪するかのように、微動だにしない。更に
悪いのは、木の向こうに池がある事だった。もし、もう一度突風が吹いて、
帽子が池に落ちれば、悲劇は決定付けられてしまうだろう。

「どうしましょう？」
「先生を呼びましょうか？」
よよ、と泣く綾乃を囲み、取り巻きの女生徒たちが色めきたった。教師を
呼ぼうという意見も出たが、女所帯の学院では引っかかった帽子を取る
為に、木へ登る事が出来る人間などいる筈もない。もはや、帽子は二度と
綾乃の元へ帰る事など無い・・・この場にいる誰もがそう思った瞬間、
「何やってんの？」
と言いつつ、右手に大きな弁当箱を持った美しい少女──当、マンコスキー
女学院で、名誉ある紫の薔薇の君っぽい人に選ばれた、山城エリカが現れた。

「あなた、鬼龍院さんじゃないの。どうしたの？泣いてるけど」
綾乃の事は、エリカも見知っていた。自分と同じく、薔薇の君っぽい人に選ばれ、
ガラスのようなか弱さを持つ少女と認識している。
「お帽子が・・・」
涙を拭いながら、綾乃が木に引っかかった帽子を指差した。そこには、まだ囚わ
れの身となった、少女の頭を彩る装飾品がうなだれている。すると、
「ははあ・・・飛ばされちゃったのか。ちょっと待ってて」
事の次第を理解したエリカが、おもむろにスカートの裾をパンティの中へ入れる
という、珍妙な行動に出た。

綾乃を含む一年生たちが、この紫の薔薇の君っぽい人の動向を、訝しげ
に見ている。そして、エリカが裾を全部パンティの中へ入れ終わると、
「秘技、なんちゃってブルマ」
そう言うや否や、何の躊躇も無く、桜の木へ登っていった。

「きゃあ！」
「あぶない！山城センパイ、およしになって！」
パンティの中へ詰め込まれたスカートは、まるでちょうちんブルマの如く
変貌し、木を登るエリカの足を軽やかにしている。だが、それを見た一年生
は突飛な行動にすっかり驚かされ、目を丸くしてエリカの身を案じた。しかし、
紫の薔薇の人はそれを何ものともせず、
「大丈夫、大丈夫」
そう言って、あっという間に綾乃の帽子を手にする事が出来た。元より、
運動神経抜群のエリカゆえ、木登り如きは朝飯前なのだ。
「あらよっと・・・はい、もう飛ばされちゃ駄目よ」
木の幹を伝って、するすると降りたエリカが帽子を綾乃へ手渡す。泣き崩れた
下級生へ微笑む顔が、まるでガキ大将のようだ。
「あ、ありがとう・・・ございます」
帰ってきた帽子を胸に抱き、綾乃も笑顔でエリカに報いた。祖母から貰った
大切な物を、自分の元へ戻してくれた紫の薔薇を敬い、また愛しむように。

「さて、あたしはドカベンを食すとしますか。こんなに食べちゃうと、ドカッ
と便が出そうな気がするな。だから、ドカベン・・・」
エリカが大きな弁当箱をぽんぽんと叩き、一年生たちに向かってのたまう。
いやしくも、花も恥らう女子高生様がおっしゃられる言葉とは思えないが、
エリカはこれがデフォルト。他の学院生と違い、野良育ちの彼女にしてみれ
ば、無作法こそが普通なのである。そうして、エリカがその場を立ち去ると・・・
「素敵！山城センパイ！まるで、正義の味方よ！」
「ううん、エリカお姉さまよ！お姉さまって呼びましょう！」
華麗なる紫の薔薇の活躍に胸を打たれた一年生たちは、エリカの後姿を見
送りながら、大はしゃぎ。もっとも、エリカ本人はパンティの中へ入れたスカート
を直す事も忘れ、なんちゃってブルマ姿のままずんずんと歩き、それらを知る
由も無い。そして、はしゃぐ一年生たちの中に、一人だけ尋常ならざる視線を
送っている少女がいた。
「お姉さま・・・」
ぽうっと頬を染め、帽子を胸に抱く少女。そう、エリカに難を救われた綾乃が、
誰よりも熱っぽい眼差しで、紫の薔薇の姿を目で追っていたのである。それは、
初心な少女が始めて知る恋だった。しかも、女同士というあまりに深い恋である。
（お姉さま・・・ああ、綾乃はあなた様に恋をいたしてしまいました・・・）
綾乃は心の中で想いを募らせ、愛を紡ぎ始めた。もっとも、下級生の難を救って
やった、綾乃にとっては言わば恩人に当たるエリカにしてみれば、これが災難の
始まりとなるのだが、それはさて置く。

エリカの近辺に異変が起きるようになったのは、それからすぐの事。
「下着が無〜い！」
まず、体育の授業を終える度に、エリカの下着が盗まれた。否、厳密に
言うと、盗難では無い。何故かと言うと、汚れた安物の下着こそ消えは
したが、代わりとばかりに真新しい下着が用意されていたからだ。しかし、
色々恥ずかしい染みなどが付いた肌着を盗まれて、いい気などする訳
が無い。故に、エリカは体育の授業が終わる度に、上記の如く叫ぶ事と
なった。
「ちくしょう、誰の仕業だ！」
元々、同性愛に寛容な校風の学院である。しかも、エリカは紫の薔薇の
人。公然と求愛してくる輩も大勢いて、犯人が誰かも見当がつかない。
仕方が無い──エリカはそう言って、真新しい高級そうな下着を見つつ、
「う〜ん・・・こんな高そうなモン、貰っちゃっていいのかな。まあ、いいや。
取り敢えず着るか」
と、庶民らしくおどおどと下着を身に着けていった。

その頃、綾乃は悦に浸っていた。手には、汚れた安物のパンティを持ち、
股布部分へ鼻をあてがいながら、そこから香る恥臭に酔っている。
「お姉さまのパンティだ・・・えへへ」
可憐な少女は、恋焦がれる想い人の下着を手にした事を喜び、それが
まるで至宝とも言うように、崇めていた。

「ああ、お姉さまの臭いがする・・・」
目を蕩けさせ、綾乃がパンティを啜っている。股布の部分に出来た、恥か
しい女の汚れを口にして、うっとりを頬を緩めているのだ。
「これ・・・たぶん、ウンチの跡だ。お姉さまったら、きちんと拭かなかった
のね、うふふ・・・」
尻の割れ目を覆っていた部分に、黄色い縦筋が染みている事を確かめ、
綾乃は狂気する。それを鼻先まで手繰り、ぷうんと香る汚臭を心行くまで
楽しむと、甘い疼きを下半身に沸き起こさせた。それは、言うまでも無く女
としての喜びである。
「お姉さま・・・綾乃は幸せです・・・ああ・・」
知らず知らずのうちに、自らの女へ指が這う。綾乃は、これまでに自慰など
した事は無く、完全な処女宮を持っていた。だから、過敏な急所を指で弄る
仕草がぎこちない。
「お姉さま・・・ああ、お姉さまッ！」
今、薄暗い女子トイレの個室内に、綾乃は居る。盗みたての下着を味わい、
想い人の笑顔を思い出しながら股間をまさぐり、生まれて初めて味わう自慰
の快楽に包まれているのだ。だが、その想いは募るばかりで、満たされるに
は及ばない。やはり、愛を欲するのである。
「お姉さまに・・・抱かれたい」
はあっとため息をついた後、綾乃は呟いた。すでに心は決めている。エリカに
告白しよう──自慰に狂った少女の目に、確固とした決意が込められていた。

それから数日後、エリカは体育の授業を終え、シャワーを浴びていた。
「ふん、ふ〜ん・・・ああ、気持ちいいねえ」
辺りに級友の姿は無い。級友の大半も同性愛者ゆえ、シャワーを浴びる
時間をずらすのが、彼女の常となっているのだ。隙を見せると、同性から
輪姦される懸念があるので、汗を流すにも一苦労のエリカ。
「シャンプーはどこだっけ」
頭からシャワーの飛まつを浴びているので、エリカは手探りでシャンプー
を取ろうと試みる。すると・・・
「ここですわ、お姉さま」
と、誰かの手がにゅっと伸び、シャンプーをエリカへ手渡した。
「ああ、サンキュー・・・」
麗しい肢体に水をしたたらせ、頭からシャンプーを被るエリカ。今、ここが
自分以外居るはずが無い・・・という事は、すっかり忘却して。
「ひゃー！あわ立ちいいねえ、このシャンプー」
そう言って、ガスガスと頭を洗うエリカの素肌を、背後から誰かが見ていた。
その誰かは、言うまでもなく綾乃である。そして、
「ええ、わたくし専用の、特注ですから」
にっこりと笑い、エリカの背へひたりと抱きついた。

「ギャー！なんだ、なんだ？」
頭から被ったシャンプーが仇となり、エリカに油断が生じた。そこへ、綾乃は
つけこんだのである。用を足す事と同じく無防備な入浴中に、ピンクの薔薇の
君っぽい人は乗じ、想いを遂げようと目論んだのであった。

「お姉さま、好き！」
綾乃がエリカに縋りつき、後ろから乳房を鷲掴む。掴みつつ、柔らかな
膨らみの頂点を指で啄ばみ、力任せに引っ張った。
「いてて！その声は、鬼龍院さん？何するの？放して！」
「イヤ！それと、綾乃って呼んでください！」
シャワー室内で裸の少女が二人、絡み合いを始めた。想いを遂げようと
する美少女綾乃と、抗うノーマルな美少女エリカが、肉弾戦とでもいうべき
争いに突入したのである。
「ち、乳首を引っ張っちゃ駄目！放しなさい！」
「放したら、お姉さまは逃げてしまうでしょう？絶対、放しません！」
身を揺すって抗うエリカの乳首を、綾乃はしかと摘んでいた。そして、肌を
密着させつつ、エリカが願いを受け入れてくれるようにと、乞うた。が、しかし、
「お姉さま、あたしを・・・抱いて！」
「で、出来ないって！女同士なんだから！は、放して！乳首が千切れそう！」
ノーマルのエリカは願いをはねつけるだけで、麗しい下級生の求愛を決して
受け入れようとはしていない。それどころか、摘まれた乳首に込められた力が
強烈で、涙ぐんでいるという有り様だった。おおよそ、麗しい愛を紡ぐ様とは
程遠い。だが、エリカにとっての災難はこれからだった。
「あれ？何をしてるの、エリカ」
シャワー室の入り口が開くと同時に、見慣れた級友が二人顔を出す。それを
見たエリカは、直ちに救いを求めようと、顔をほころばせたのだが・・・

「あ、いい所に・・・ちょっと、この子を何とかして・・・」
自分を抱きすくめている綾乃を指差し、級友に助けを求めるエリカ。
と、そこまではいいのだが、問題は二人の級友の姿である。シャワー
室ゆえ、二人が全裸である事に異論はない。問題は、その二人の
全身に付けられた、キスマークと思しきあざの数々。
「うふふ、エリカもようやく目覚めたらしいわ」
「よかった。これで堂々と誘えるね」
級友二人は手を繋いでいた。繋ぐのは良いとして、危険な感じがする
のは太ももを伝う、粘液の類。そして、口元に付いた恥毛の如きちぢれ
ッ毛・・・
「・・・あ、あなたたち・・・そう言えば・・」
エリカの脳裏に、この級友たちが日頃から人目を憚る事無く抱き合い、
唇を重ね合う姿が沸いてきた。ああ、そうだ、この二人・・・
「レズ・・・キャーッ！」
レズビアンだったよなあ・・・と言い終わる前に、エリカは新たな敵に
襲われていた。しかも、今度は筋金入りの同性愛者二人。
「手と足を押さえて、バンザイをさせるのよ！逃がしちゃ駄目！」
「合点！うふふ、エリカ、この時を待っていたわ！」
級友二人が綾乃を押しのけ、エリカを床へ這わせていく。こうなって
みると、綾乃の方がずっと可愛らしく、穏やかに感じるというもの。
「あ、あのなあ！やめてってばよ！」
シャワー室の端へ追いやられた綾乃が、怯えるように竦んでいる。
そして気が付くと、エリカは二人の級友によって、両手足を戒められ、
大事な所を隠す事さえ出来ないという、哀れな格好となっていた。

続編ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
あいかわらず萌えと下品さのｺﾗﾎﾞﾚｰｼｮﾝｗがＧＪです。
しかも今回は女子校ﾓﾉの王道ともいえる深窓の令嬢！
まるで某有名姉妹作品のような展開のあと、いきなり
なんちゃってブルマｗ

それにしても、この女学院の生徒はパンティフェチがデフォでつか？
そんなの最高すぎですｗ

「紫の薔薇って言われてるのに、全然ピンクじゃないの・・・エリカの
アソコ」
「本当ね。あんまり綺麗だから、思わず食べちゃいそう・・・」
級友二人が、エリカの恥部を指で裂き、形良く色も鮮やかな女肉に感嘆
している。そのうちの一人は中指を立て、女穴の入り口付近をゆっくりと
撫で付けていた。
「いや、ホント・・・勘弁して」
エリカは、級友二人に急所を掻き広げられ、気が気ではない様子。しかも、
処女の秘苑に指まで差し込まれてしまっている。まさに、絶体絶命という
状態だったが、エリカは何とか窮地から脱しようと気勢を上げた。
「お前ら、こんな事して・・・後でひどいぞ！」
まるで、噛みつかんとばかりに吼えるエリカ。しかし、級友たちは少しも怯む
様子は見せず、
「気の強いコね。ますます、気に入ったわ」
「ああ、エリカ。あたしたちを喜ばせちゃって・・・」
などと言い、うっとりと頬を緩める始末。こうなっては、分が悪いのはエリカ。
「ま、まずい・・・犯られる・・・ねえ、鬼龍院さん。誰か助けを呼んできて！」
最早、自力で窮地を脱する事は不可能と悟ったエリカは、部屋の隅にいる
綾乃を促し、助けを乞う。だが、それすらも級友たちの牙にかかっては、何ら
効力を持たない。
「あら、あのコ・・・ピンクの薔薇よ」
「本当だ・・・やだ、こんなチャンス、滅多にないわよ」
レズビアンコンビが、子猫のように竦む綾乃を見て、舌なめずりをする。そして、
「イヤーッ！」
という、綾乃の叫び声がシャワー室内に響いたのであった。

「アッ・・・ウンッ・・ウンッ・・ウウンッ・・」
「アアーン・・・い、いやぁ・・・」
少女二人のうめき声が、シャワー室内の空気を震わせ、淫らなユニゾン
となっていた。ピンク、紫両名の薔薇の君っぽい人たちは共に尻を並べ、
レズビアンコンビの指捌きに悲鳴を上げさせられている。
「シャンプーが、いいローション代わりになってて、いい感じよ」
級友の一人が、エリカの尻を責めていた。中指で女穴を穿ち、親指は肛穴
へねじ込まれ、小指でクリトリスをくすぐっている。まさに、フレミングの左手
の法則になぞらえた絶技と言えよう。
「こっちは堅肉よ。オナニーもした事無いんじゃない？」
次いで、綾乃の女穴をもう一人の級友が愉しんでいた。共に処女ではあるが、
エリカと違い綾乃の女穴は未熟過ぎて、まだまだ堅い。今も、女穴へ中指一本
を差し込まれただけで、悶しきっている。
「お姉さま・・・助けて・・綾乃・・こんなの、いやあ・・」
たまりかねた綾乃が、エリカに救いを求めた。処女宮を無理にこじ開けられる
恐怖が、かつて帽子を取ってくれた勇ましいエリカの姿を思い出させ、自分を
窮地から救ってくれると信じている。しかし・・・
「ご、ごめん・・・あたし、お尻の穴までほじくられちゃってて・・・とても、無理！」
エリカは苦笑いで、綾乃に詫びた。このようになった原因が綾乃にあっても、
敢えてそこを責めない所が優しい。
「睦まじいわね、薔薇のお二人さん。正直、妬けるわ」
エリカの尻を責めていた級友が、ぐっと指に力を込めた。途端、
「キャーッ・・・」
と、紫の薔薇が泣き叫んだ。中指と親指はそれぞれ根元まで埋められ、小指
がクリトリスを押し潰さんばかりに、責めを与えている。

「まったく、案外、薔薇の君同士で普段から乳繰り合ってるんじゃないの？
悔しくてたまらないわ」
今度は、綾乃が責めを受ける。女穴を穿っていた指が増え、中指と人差し指
が束ねられてバイブレーターの役目を果たした。無論、綾乃は悲鳴を上げる。
「イヤーッ！ぬ、抜いてください！」
女穴の中で、中指と人差し指が開いているのを感じ、怯える綾乃。ろくに自慰
もした事がない処女宮が、こんな暴力まがいの愛撫を受けては、それも無理
ない事だった。
「抜いてっていいながら締めてるわよ、このコ。ふふ、才能あるわあ・・・」
指を拒もうとした綾乃の膣口が締まって、逆に暴虐者を喜ばせる。未経験ゆえ
に、必死の抗いが裏目に出てしまったのだ。
「やだ！怖い！抜いてッ！」
尻を振って、指を排出させようとする綾乃の姿を見たエリカは、自分も責められ
ているというのに、
「お願い・・・その子は、帰してやって・・・あたしは・・・どうなってもいいから」
と、気丈にも言い放った。自分を質に、綾乃を解放してやって欲しいと哀願して
いるのだ。だが、級友たちはそんなエリカの切ない願いをせせら笑う。
「バカね、エリカ。その態度が、あたしたちを喜ばせるのよ」
「うふふ・・・健気なエリカって、可愛い。いつもは、ちょっと気が強すぎるもんね」
二人のレズビアンに狂気が宿っていた。健気ゆえ、壊したい。強気を従順に
変えてやりたい──それが、級友たちの願いなのだ。

妖しい指使いで、二つの薔薇を征服したレズビアンコンビは、本格的な
性の饗宴を催す事にした。一人はエリカと、もう一人は綾乃と股間を
せめぎ合わせ、互いの性器を擦り合うのである。要するに貝合わせだ。
「ああ、アソコがクチュクチュいってる・・エリカ、いやらしいわ」
「綾乃ちゃんのココ、お花がとっても小さいのね・・・あたしの好みよ」
レズビアンコンビは、芳醇な二つの薔薇を愛しみ、絶好調であった。本来、
野趣であるエリカと温室の綾乃。それぞれ生まれが異なっても、手活けに
されてしまえば、花瓶を飾る一輪と化す──それは、美しいものの宿命とは
言えないだろうか。

「き、鬼龍院さん・・・大丈夫じゃないとは思うけど、一応聞く・・・大丈夫？」
ズンズンと股間を突かれながらもエリカが問うと、
「え、ええ・・・お姉さま、綾乃は案外平気だったりします・・・」
同じく激しい貝合わせに耐える綾乃が答えた。無理をしてはいるが、エリカ
が思うほどのダメージは無いらしく、取り敢えずは安堵出来る状態のよう。
「お姉さま、手を握って」
「あ、う、うん・・・」
綾乃に乞われるまま、エリカは手を取った。そして、しっかりと握る。
「お姉さまと一緒なら、綾乃・・・怖くない・・・あッ」
そう言って、綾乃がエビ反った。見るからに、絶頂を得ているように腰を浮か
せ、口をぱくぱくと開けては閉め、また開けている。

「あなたもイクのよ、エリカ。ほら、クリちゃんがこんなに膨らんで・・・」
今度はエリカが絶頂を強要され、淫らに責められる番だ。級友の腰使い
が荒れ、クリトリスをやんわりと刺激する指が悩ましくなる。
「ひッ！つ、摘んじゃ、やだあ・・・ああ・・あ・・」
せめて、級友の顔を見て達することは避けたい。その思いで、エリカは綾乃
を見た。見ると、ピンクの薔薇はまさに今、散ったような儚さを見せている。
「あ、綾乃ちゃん・・・」
不意に、エリカの口からピンクの薔薇のファーストネームが出た。知っては
いたが、今までは意識的に苗字で呼んでいた。だが、はずみというか本能の
部分で、綾乃と呼んでしまったのだ。それは、少女の思いを受け止めたに
等しい。
「お、お姉さま・・・綾乃って呼んでくれたんですね・・・嬉しい・・」
ぽろりと随喜の涙を流す綾乃。この瞬間も、少女は女の喜びを感じている。
そして、エリカも遂に絶頂を得た。
「あ、ああッ！あたしも、イクッ！」
この瞬間、二つの薔薇は心を一つとし、存分に昂ぶった。最後に、それぞれ
の薔薇が散らされたこの日、その悲しみに呼応したかのように、マンコスキー
学院内の花が一斉に哭き、散った事を追記しておく。

おしまい。

真面目にやろう→なんちゃってブルマで笑いを→脱線した！→
もう一度真面目に→パンティ好き→再び脱線→シャワーでエッチ→
最後くらいは真面目に・・・

スイマセ〜ン・・・スイマセ〜ン・・・

>>350
ぐっじょぶ！

難をひとつ挙げますと、先にどこか別の文書ファイルにテキストを書いておいて、コピペで
一気に投入したほうがよろしいかと。でないと、>>344のような早まったフライング住民がレスを
付けてしまって美しい流れに水を差します・・・。

>>351
すいませんすいません。作者の方ともどもすいません。
美しい流れに水を差してしまいました。
このシリーズ大好きなもんで、ついコーフンしてフライングﾚｽしてしまいました。
今後はちゃんと終了を見てから書き込みます。本当にもうしわけありませんでした。


と反省しつつ、やはりこれだけは言っておきたい。


「パンティ最高！！」

>>352
「作者の方ともどもすみません」という言い方は作者の方も謝ってるように見えますが？
まあこまかいことは置いといて、最後の二行余計。謝ってるように見えない。半年ＲＯＭってろ。

>>350
すぅー薔薇すぃー！
マンコスキー学院に栄えあれ！


>>351-353
連続投下ゆえに時間を置いていたのではないかと思われ…

そうカリカリせんでも…

同意。そこまで怒らなくてもｗ
投下間隔のこともあるし、ときどきあることだよ。
せっかく楽しいSSが投下されたんだから、スレをぎすぎすさせないで
楽しい空気で行こうよヽ(´ー｀)ノ

マターリほしゅヽ(￣▽￣)ノ

前にも話題になったことあるリアルロマンス文庫で、またレズものが出たらｽｲ

ttp://www.fusosha.co.jp/senden/2004/046460.html

レズ物で菅原道真を使うのは邪道だと思わんかね!!

ごめん。保守だから・・・。

道真…？
天神様…梅干の種プレイか！

…どんなプレイだ(´Д` )

大きな梅干しの種をポロっと口から出す。
実家のおばあちゃんが作った特製の梅干しだから、種だけでも親指大の大きい梅干しだ。
あたしはおもむろに、彼女のアソコに種を埋める。
彼女はあたしの言いなりのまま。

そりゃあね、彼女はまだ女子大生で、遊びたい盛り。
社会人のあたしは彼女といつでも一緒ってわけにはいかない。
それはわかってるわよ。
でも、だからといってあたしの居ない間に他の女の子と遊ぶ……、ううん、ただ飲んで遊ぶだけ
ならともかく、キスマークをつけて帰ってくるっていうのはどうよ。
梅干しのお茶漬けをすすりながら、ムスっと怒っているあたしの前で、彼女は申し訳なさそうに
上目遣いにあたしの様子をみている。
口の中でコロコロと梅干しの種を転がしてるうちに、このおしおきを思い付いた。

「さ、立って。…今日１日、ずっとこのままでいなさいね」
「……そんな」
「落としたりしたら、しょうちしないわよ」

アソコの入口にある異物感に彼女はそわそわ。
ぎゅっと締め付けると、たらりと汁が漏れてくるのが見える。
思わずゴクリとつばを飲み込む。
はっと我に返り、あえて無関心のふりをする。
ふふふ、どれだけ持つかしら。
落としたら、どんなコトしてやろうかな。



………と、こんなプレイを妄想しちゃいますた。(;´Д`)ﾊｱﾊｱ

>360
お姉さまって呼んでいいですか？
梅干一つからこんなレズエロが妄想できるなんて素敵です。

道真は邪道

>>360
お、お姉さま・・入れっぱなしじゃイヤですぅ
ちゃんと続き書いてください

>>362
梅干しの種って道具なのか。なんかワラタ

>>364
>>362をよお〜〜く見てみれ。

みちざねかYO
眼鏡かけてなかったから見間違えた。
そして道真ワラタ

続きなんてなんも考えてなかったけど。orz

うーんうーん、じゃあ、こんなのいかがっすかぁ。

そのまま、食後のお茶をいれるように命じる。
モジモジしながら彼女は湯を沸かし始めた。
動くたびにプリプリとふるわせるお尻がかわいいっ！
もちろん下着などはかせてない。
種を埋める直前にちょっとだけ潤わせたことだし。
雑誌を読んでるふりをしながら、じっと彼女を観察。これがまた楽しいのよね。

「ねえ、許してよぅ」
コトっとお茶を差し出しながら、なみだ声で懇願する。
ちろっとにらんでやる。
「何度も言ってるようにこのキスマークは皆でふざけてつけたんだってばぁ」
ツーンと無視する。
「ふぇえ〜ん」

やがて彼女はガマンしきれなくなったのか、傍のイスに腰掛けた、それも浅〜く。
イスの角がちょうどアソコのあたりに当たるようだ。
下腹部の動きで、締めたり緩めたりしてるのがわかる。
膝の上においてた手が内股へ、少しずつ揉みながら移動していく。
次第に目つきがとろ〜んとしてきている。
自分で気をやろうとしてるのだ。

しかし、そんなこと許せば、おしおきにはならない。
彼女が入れ込みそうになるのを見計らうと、湯飲み茶わんでコトンとわざと音を立ててやる。
ハッと我に返る彼女に、厳しい目つきを向けて諌めてやる。
頬を赤らめ、両膝をギュっと閉じて、手は再び膝の上に置いて、居住まいを正す。
これを何度か繰り返すうちに、とうとう彼女は耐えきれず、右手を両腿の間に差し入れたまま、
自分のクリトリスを刺激し始めた。
息が荒くなり、惚けたように半開きの口が濡れ光っている。
幾度となくその表情を見てきたことか。

あと少しでイク…というときに、あたしはガターン！と大きな音を立てて、立ち上がった。
びくっと現実に返った彼女は、哀しそうに切なげだ。
「あふ……、ねえ、おねえさまぁ、ゆるしてぇ……」
とうとう涙を流してきた。
思わず、あたしはニンマリと眺める。

あたしの微笑みを了解ととったのか、彼女は早速、右手の動きを早めた。
声も遠慮なく出して…。
「あッ、あッ、…ああ〜ん、はッ、はぅッッ、…お、おねえさまぁ〜」
指でクリトリスを刺激しながら、イスの角で梅干しの種の出入りを刺激している。
あたしまで、呼吸が苦しくなりそう。
自分もさぞかし瞳をランランとさせて、彼女を見ていることだろう。

「アッ………、アアアアァァーーーー！！！！」

ビクっビクッ…と、全身を痙攣させ、彼女はイッた。
同時にあたしも息を止め……、やがて、静かに息をはいた。

なんというか、このスレのポテンシャルを見せ付けられたよ

マンコスキー女学院では、
『薔薇は夜に咲く』
と言われているが、その真意を汲み取れる人間は少ない。何故ならば、
それらは寮生活をしている一部の女生徒のみにしか、知る機会を与えら
れないからだ。マンコスキー女学院寮──そこは、遠隔地から当校へ
入学してきた者のために用意された、マンション形式の女子寮である。
男子禁制は勿論の事、寮内は女性と子供以外には無差別に襲い掛かる
ドーベルマンが十頭ほど放たれており、完璧な防犯体制が敷かれていた。

寮内の浴室で、数学教師を務める矢崎幸代がシャワーの飛まつを柔肌に
滑らせ、人心地ついている。幸代は、二十三歳。自身も当校のＯＧであり、
寮生活を経験した過去を持っていたため、学院から寮生を管理する職務
を与えられていた。
「いい気持ち・・・」
ぬるめの湯を肩から流し、乳房の上で手に円を描かせながら体を洗う幸代。
ほどよい肉付きの肢体がどうにもまばゆく、教職にあっては少々お色気過剰
と言えるであろう。が、しかし、マンコスキー女学院は女所帯なので、それを
揶揄する者などはいない。むしろ、幸代の溌剌とした性格と、毅然とした態度
が万人から愛され、教師としての素質を十分に認められていた。

「さてと・・・もう、出ようかな」
寮の浴室は共同で、今は幸代が使用する時間だった。この後は、新陳
代謝の激しい女子高生たちが、むんむんと女臭を撒き散らしながら入浴
する予定である。だが、幸代がそろそろ退出しようと考えた時、
「あっ！先生、入ってたんですか？」
と、浴室のドアをがらりと開け、素っ裸の寮生たちが数人、なだれ込んで
来た。それも、女所帯ゆえか誰一人前を隠そうともせず、揺れる乳房と
ようやく生え揃ったような恥毛をあからさまにし、教師と管理人を兼任する
幸代を見ながら、ばつの悪そうな顔をしていた。しかし、
「いいのよ、あたしも少し長風呂だったかも」
この女教師は別段怒る素振りも見せず、寮生たちを優しく見遣った。
「えへへ・・・先生は、優しくて好きだな」
「うん。それに、とっても美人だし」
寮生たちは幸代を持ち上げつつ、しずしずと近寄る。その仕草に、幸代に
対する威厳と敬愛が込められていた。何しろ当校のＯＧであり、この寮に
おいても先輩である幸代は、寮生たちから見ればまさに雲上の人。しかも、
寮生の面倒見もよいので、自然と好かれてしまうのである。
「おだてても、何も出ないわよ」
寮生たちのおだてにフフッと頬を緩め、微笑む幸代。彼女とて、同じ寮に
住まう身。だから、こういった優しいふれあいは何より嬉しい。ちなみに、幸代
自身も学院生時代に、同性との愛を紡いだ経験を持っているので、素っ裸の
寮生たちを見る目が若干怪しかった事を追記しておく。

「じゃあ、あたしはお先に。みんなは、ゆっくりしてちょうだいね」
幸代は寮生たちの間を抜け、たっぷりと乳肉を揺らしながら、浴室を
後にする。そして、思うのだ。
（可愛いわ、みんな・・・うふふ、先生をちょっぴりいじめて欲しいわね）

幸代の学生時代は、受身の愛によって過ごされた。初めは、上級生
から授かった甘い愛。その後は、同級生や下級生の手遊びによって、
奔放な自分を知る。幸代は体を相手に預ける事こそ女の喜びと悟り、
恥知らずなほど快楽に従順だった。
（愛されたいのよ）
と、幸代は痛烈に思う。それも、一対一の尋常な交わりよりも、自分を
中心とした複数姦を望んでいる。
（可愛いあたしの生徒たち・・・みんなで、先生を愛してくれないかしら？）
内心ではそう思っているのだが、自分は教師であり、寮の管理人でも
ある。その立場から、幸代は常にもどかしい気持ちを抱えていた。

部屋に帰った幸代は、浴室の脱衣場で身に着けた衣服を全て剥ぎ取り、
ベッドへ臥せってしまった。間接照明だけを点け、薄闇の中で恥ずかしい
指遊びに耽溺すべく、声を殺して身悶える。

（うッ・・・ああ、ああん・・・）
自慰の時は声を上げない──それが、幸代の掟だった。目を固く閉じ、
仰向けになったまま足をぴーんと伸ばす。そして、ふくらはぎをベッドの
縁へ預け、受け専だった自分の姿を思い返すのだ。
（ああッ！お姉さまたちったら・・・意地悪ゥッ・・・）
声を上げないと決めたのは、黙せば黙すほど攻める側が張り切ってくれ
たからだった。声を上げまいと頑張っている自分を見た攻め手は、
（幸代ったら・・・逆らうつもりね？いいわ、みてらっしゃいな）
そう言って、絶対に声を上げさせてやるとばかりに、激しい責めを与えて
くれた──毎日のように攻め手が変わり、同性による輪姦が日常だった
幸代。また、それを彼女自身が望んでもいたのだ。
（お姉さま）
寮内には、そう呼べる同性が何人もいた。犯されるのはいつも自分ひとり。
そして、責めは場所を問わず行われ、容赦も無かった。
（ああ、お風呂場での楽しい思い出・・・）
幸代の指が、恥丘から陰裂にまで及び、柔肉を掻き毟っている。今、彼女
は寮内で体験した様々な荒淫を、記憶の溝から刻み返していた。
（お風呂では・・・あたしは、犬だった・・・）
浴室で犬のように這わされ、性器や肛門を悪戯された事。そして、他の寮生
の性器や肛門を舌で清めさせられた事などが、幸代の脳を焼く。

『幸代ってば、犬みたい』
『そうね。あたしたちのペットよ』
湯煙の中で、数人の寮生から蔑まれた日々を、幸代は決して忘れ
ない。いや、忘れられなかったのだ。
『犬なら犬らしく、片足あげて、おしっこしてごらんなさいな』
と、誰かに乞われ、欲室内で放尿までした事もある。その時、幸代は
羞恥で顔から火が出そうになった事を鮮明に覚えていた。
『足をあげてするのは、オスじゃなくって？』
尿を放ち終えた後、寮生がそう言って一斉に笑った。その瞬間、自分
は間違い無く達していた──と幸代は過去を懐かしむ。

（ああう・・・だめぇ・・）
自室での自慰は、最高潮に達していた。体が自然に折れ、横向きにな
っている。受け専の悲しさか、責めから逃げるような姿勢を取る事が、
一番快感を得られると刷り込まれているのだ。
（ううんッ！い、いくッ！）
今際の時が来ても、幸代は無言だった。ただ、眉間に皺を寄せ、唇を
きゅっと結んで下半身を暖める快楽の波が、腰骨の辺りまで抜けていく
のを待っている。穏やかな絶頂が、彼女の特徴だった。

（はあう・・・おおッ・・・ああ・・んッ・・・）
ため息交じりに達した幸代は、太ももをしっかりと合わせ恥部を穿つ
指の感触を最後に確かめた。自身の指ではあるが、こうする事で誰
かに悪戯されているような感覚に酔えるからだ。そうして、絶頂が余韻
に変わった頃、ようやく幸代はのっそりと起き上がり、パンティとＴシャツ
を身に着ける。
「ふう・・・髪がぼさぼさ・・・」
考えてみれば、まだ髪さえ乾かしていなかった。浴室で出会った寮生
たちの艶姿にあてられ、すっかりと忘我の人であった自分が恥ずかしく
感じている幸代。
「この年になって・・・オナニー狂いって、恥ずかしいな・・・」
ドレッサーの前で生乾きになった髪を手櫛で梳き、鏡に向かってお愛想
をする。幸代はそれが日課となっていた。受け専という熱い思いはあって
も、敢えてそれは抑え、教師としての職務を果たし、寮の管理を託されて
幸代は生きてゆく。実は、マンコスキー女学院には、そうした理知者たちが
多数存在し、生徒達の身を常に案じているのだ。ただ、女同士睦み合えば
いいと言う訳ではなく、やはり純然たる理性というものが学院と寮には必要
なのである。
「愛し合いたいけれど、あたしはあの子達の保護者代わりでもあるんだから」
おそらく今、欲室内で賑やかにやっていると思われる寮生たちを思いつつ、
幸代は床についた。そして、ゆっくりと眠りにつく・・・

時を同じくして、マンコスキー女学院寮内の浴室──では、先ほどから
寮生たちがきゃあきゃあと嬌声を上げては、はしゃいでいた。
「あはは！シャンプーまみれにしてやるゥ！」
「キャー！誰？お尻に指入れた人？」
「はーい！それは、あたしですゥ」
舌足らずな声が、欲室内に響いている。見れば、寮生たちはシャンプーを
辺り一面に撒き、その上で泥レスよろしく掴み合っていた。しかも、それぞれ
が乳房やら陰部を責め合い、頬を緩めているという有様で。
「先生も仲間に入ったらいいのにね」
誰かがそう言った。親の心子知らずとでも言うべきなのか、寮生たちは好き
勝手に抱き合い、また唇を重ねて本格的な愛撫に移行する者もいる。
「あたし、先生いじめたーい！ふふ、あの人絶対マゾよ」
目端の利いた寮生が、幸代の秘めたる性格を見抜いていた。さすがは、マンコ
スキー女学院寮生とでも言うべきか。
「うん、あたしもそう思うわ。今度さあ、先生がお風呂入ってる時に、襲っちゃおう
か？ちょうど、ネコの数が足らないし・・・」
「賛成！そうしようよ」
この場にいる寮生たち全員が目をぎらつかせている頃、何も知らない幸代は、
自室で安眠しつつ、
「むにゃ・・みんな、あたしの可愛い生徒たち・・・ふ・・ん」
と、寝言を漏らしていたのであった・・・・・何とも皮肉な思いである。

おしまい

>>377
幸代先生の妄想思い出しｵﾅﾆｰ(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

ところで「おしまい」じゃなくて「つづく」ですよね？
さもないと暴動が起こりますよ！

そうそう、続いてくれなくっちゃ、漏れも暴れちゃいますよ(;´Д`)ﾊｱﾊｱ


幸代先生が教え子たちに輪姦されるなんて……(;´Д`)ﾊｱﾊｱ
きょ、きょーしとしての威厳はっ……(;´Д`)ﾊｱﾊｱ

>377
ＧＪ！
回を重ねるごとにエロくなっていると思いまつ。素晴らしい。

待ってる・・・(・∀・)

こっそりホシュ

レズエロ分、不足ちうにつき、ほしゅ

>>357さんからの情報の、リアルロマンス文庫の新刊
だれか、読んだひと、いる？

もうひとつのもまだ見つからない
(つд⊂)ｴｰﾝ

ほしゅ

ここってオリジナルのみだよね？
百合モノといったら…な、あれとかあれは駄目だよね？

>387
2次創作モノのSSをあげたいってんなら、エロパロ板に百合カプスレが復活してるから、
そっちにGO。

桶です。

ﾏﾝｺｽｷｰ女学園みたく
私立の女子校に通う女の子たちは
みんなレズだと思っていいんですか？(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

男と付き合ってるのはあくまで世間体。
女学園の女の子はみんなレズです。

昔このスレでも話題になっていた大島永遠の薔薇尻が８月２８日発売の単行本に載るってよ！
あれだけの為にうさまん買ってたからうれすい。

マンコスキー女学院生徒はみんなレズだから
着替えの時なんかﾊｧﾊｧしながら周りを見てるんですねえ。
そのまま乱交にもつれこんだり。

ﾏﾝｺｽｷｰの学園祭ってどんなだろう？
レズ喫茶が大はやりとか。

コーヒーや紅茶に入れるポーションは愛液で、ミルクは母乳なんだろうなぁ。

んでもって若い女性しか入れないんだろうなぁ。

ついでにコスプレハブとかやりそう。

きっと紅茶やコーヒーのポーションやミルクに愛液や母乳を使うに違いない。

>>396
なんで女子高生で母乳やねん！？ｗ

個室に仕切られててムード音楽が流れてると思う。
コーヒー券を買ったお客（女子のみ）はウェイトレスの女の子と
心ゆくまで愛のあるディープキスを堪能できるとか。

飲み物口移しとか、女体ケーキとか。

やっぱ、飲み物は口移しでしょ…。

追加料金で下のお口をコップ代わりにとか…。

この日ばかりはお堅い女教師たちも意中の美少女をご指名。
「ね、ねえ・・ちょっと入ってみませんこと・・・？」
「え、ええ・・せっかくの前売り券ですものね・・（ゴクリ）」
教室内からもれ聞こえる愛の声に、通りがかったＰＴＡの母親たちも
吸い寄せられるように次々と入り口をくぐっていく。

「なんだぁ、おばさま達も女の子が好きだったのね？うふふ・・」
「ち、違うわ・・これはその、娘の母親として・・・あっ」
出迎えたのが顔見知りの少女たちだったのに戸惑う母親たち。
うれしそうに駆け寄ってきた女の子たちが、すかさず恋人のように腰に手をまわしてくるのには
さすがにほおを赤らめてしまう。
「んふ・・んふうっ・・」
だが締め切ったカーテンの奥から聞こえてくる情熱的なディープキスの音が、母親たちの官能を
妖しく揺さぶった。よく聴くと、ピチャピチャいう規則正しい湿音もそれに交じっている。
この中には自分の愛娘もいるはず。
「うれしいっ。おばさまがお客様なら特別サービスしてさしあげなきゃね・・」
「で、でも・・」
母親たちは気まずそうにお互いを見やった。
だが少女たちに甘えるように肩に頭を乗せられると、それぞれ個室へと急かされても逆らえない。
甘いリンスの匂い。
ふた組はカーテンの奥へと消えていく。
「ああっ、ああっ……裕美さんすごいっ、ヘンになるうっ」
「先生、遠慮なさらずに合わせてっ、ほらっ、もっと・・！」
個室に入ると、薄い仕切りからは先客たちがギシギシと椅子を軋ませる音が丸聞こえだった。
前の客が残した淫らな匂いが女盛りの官能をさらに疼かせる。
「うふふ。リラックスなさって、おばさま・・。好きよ」
「そんな、ああ・・」
ふたつ並べた椅子に腰掛けあうと、女の子の手がみっちりと脂をのせた腰の曲線を淫らに
這い回る。もう一方の手をそっと握られ、愛の色に輝きわたった瞳で見詰められると、うっとりとして
瞳が潤みだす。
チュッ・・チュバッ・・チュバッ。
いっしょに入室したもうひとりが、はやくも少女との恋を芽吹かせたようだ。
「さあ、おばさま・・あたしたちも時間いっぱい楽しみましょう」
桜色に濡れた唇がそう囁いて妖しく誘うと、その母親もまつ毛を伏せつつ自分から唇を重ねていった。


妄想ｽﾏｿ

(･∀･)ｲｲﾖｲｲﾖｰ

>>401
素晴らしい妄想じゃないか｡

某私鉄に設けられた、女性専用車両──それは、痴漢被害に悩む
女性たちを、不埒な輩どもから守るために図られた、素晴らしい試み
である。だが、その車両が、
『痴漢鉄道９９９９９９（ちかんてつどう・シックスナイン）』
という別名を授かっている事は、意外と知られてはいない。女性専用
車両と銘打っておいて、痴漢鉄道とはこれ如何に？と、思われるかも
知れないが、確かに『９９９９９９』は女性専用であり、男が乗り込もうも
のなら、二秒でたたき出されてしまう仕様となっている。では、何故痴漢
鉄道なのか？それは、今、ホームに滑り込んできた『９９９９９９』車内の
状況を見て、判断していただく事にしたい。

『９９９９９９』は、首都圏と郊外を結ぶ路線。沿線には有名女子校が軒を
連ね、当然の如く利用客は女性ばかり。それも、幼稚舎を始め、小学校、
中学校、高校、大学と、うら若き乙女たちが集う、ある種のパラダイスエク
スプレスである。故に、朝の通勤通学時ともなると、『９９９９９９』はむんむ
んと女臭漂う空間と化し、何やら淫蕩な雰囲気になるのだった。

「い、いや・・・やめてください」
『９９９９９９』内で、メガネをかけた女子大生風の美女が、キュロットスカート
の裾から悪戯な手の侵入を許し、身悶えている。メガネ向こうの目に大粒
の涙をたくわえ、むずがる表情が哀しい。

「黙ってなさいな、お嬢ちゃん」
メガネ美女を泣かせているのは、驚くべき事に見るも麗しいＯＬっぽい
美女である。きちっとしたスーツに身を引き締め、セミロングの髪がふん
わりとたゆむＯＬ美女は体を密着させ、メガネ美女を逃がすまいと目を
血走らせていた。
「ああ・・・」
メガネ美女・・・は、ざわざわと下半身を這いずる同性の悩ましい指使い
に気もそぞろ。どうも、こんなふしだらな行為を受けるのが初めてらしく、
いやいやをするように腰を振り、戒めから逃げようとしていた。しかし、
「お嬢ちゃんのここ・・・すごく火照って・・・ああ、熱いわ、いやらしい娘ね」
ＯＬ美女はメガネ美女の急所を的確に突き、じくじくと疼く女肉の変化を
指先で感じ取る。その後、人差し指と中指を揃えて、ほぐされて花開いた
女穴へ、ゆっくりと埋めていった。
「いやあ・・・」
「ほうら、どんどん入っていくわ・・」
メガネ美女を車内の壁際へ追いやり、背中から体重をかけるようにして、
ＯＬ美女は指で女穴を穿っていく。背後から悪戯を仕掛けられ、逃げ場
を失ったメガネ美女は、ただ、泣き、ひくひくと身悶えるばかり。そして、
女穴を塞いだ指がまた、奥へと入っていく──
「あ───ッ・・・」
何かを無くしたかのように、メガネ美女が叫んだ。しかし、ひといきれを
飲み込んだ『９９９９９９』車内にあっても、誰一人彼女を助けようとはし
ない。それどころか、痴技に堕とされんばかりとなったメガネ美女が悶え
る様を見て、微笑をたずさえていたのである・・・

痴漢鉄道と名づけられたこの女性専用車両は、その名の通り、指先の
魔術に自信を持った兵（つわもの）の集う、戦場のようなものであった。
それも、女性しか乗れない事を逆手に取り、同性愛者ばかりが得をする
仕様となっている。要約すると、女痴漢と『９９９９９９』は、漁師と漁場の
関係に当たるという訳。
「キャーッ！だ、誰か！」
メガネ美女の事はさておき、今度は連結部に近い車両後部で、絹を裂く
ような悲鳴が上がった。見ると、セーラー服を身にまとった美しい少女が、
幾人かの痴漢たちから、激しい陵辱を受けている。
「やめて！あなたたち、女の人じゃないの！触らないで！」
女子高生の名は、前崎逸美（まえさき・いつみ）。沿線に聳える、私立マン
コスキー女学院に通う十六歳であった。逸美は吊り革に腕を通され、尋問
を受けるスパイのような姿で、複数の女性に縋りつかれている。
「この制服、マンコスキー女学院のじゃない？」
「そうよ。ふふ、あそこの子は大半がレズなのに、この子はどうやらノーマル
みたい」
「たまらない！ノーマルな子を、傅かせたいわ」
「それが、醍醐味よね」
逸美に襲い掛かる女痴漢は四人。公にこそなってはいないが、この道では
名の通った、『日本同性愛痴漢連盟四天王』と呼ばれている、業師であった。
「いや・・・あッ！」
スカートの中に手を入れられると、逸美は顔を赤く染め、甘いため息を漏ら
す。すると、それを聞きつけた他の乗客が色めき立ち、四天王と逸美をぐる
りと取り巻き、輪になってこの痴業へのめり込んでいった。
「やだ・・・助けて・・・お願いよう・・」
乗車率八十五パーセントの今に対し、痴漢と無辜な人間の対比は、九対一。
要するに、『９９９９９９』における乗客のほとんどが痴漢であるか、また、淫ら
な指先の悪戯を望む、発展家の方々という事。だから、救いを乞う逸美に向
かって、助けの手を差し伸べる者は、皆無であった。

身動きの取れない逸美の周りに、四天王はそれぞれポジションを取り、
身勝手な淫行を開始した。ある者は可憐な少女の唇を吸い、またある
者は、意外にふくよかなバストへと、魔の手を伸ばしていく。
「ううんッ・・・や・・だ・・・」
同性から口づけを強制された逸美が、顔を振って舌の侵入を拒んだ。
しかし、その抵抗も女痴漢たちのしたたかな責めの前では、ささやかな
ものでしかない。
「ふふん。あたしを拒もうっていうの？まあ、いいわ。今に、舌や唾液を
吸わせて下さいって、言うようになるわよ」
四天王の一人、口唇愛撫の鬼と呼ばれている、神無月遙（かんなづき・
はるか）が、強引に逸美の唇を割って、舌を差し込んだ。遙は逸美の舌
を己の舌で絡め取り、同性同士の淫らな吸引愛撫を開始する。
「んんッ・・・んッ！」
唇を奪われた逸美が眉間に皺を寄せて、強引な口唇愛撫を拒もうとした
が、ちゅうっと舌を吸われた瞬間、不思議なことに彼女の体からは力が
抜けていき、足腰にも力が入らなくなっていった。実は、これこそが口唇
愛撫の鬼と呼ばれる遙の秘技、『濡れる街角』である。
「遙ったら、おいしい所を持っていったわね」
逸美のバストへ張り付いているもう一人の四天王──磯野姫子（いその・
ひめこ）が、口唇愛撫の鬼の妙技に感嘆した。姫子は今、両手で逸美の
乳房を弄び、意地悪く乳首を啄ばんでいる。だが、その動きは決して粗野
なものでは無く、慈しむように、そして、同性愛の素晴らしさを語りかける
ように蠢いていた。

駅をいくつか通過した頃、最初に痴漢されていたメガネ美女は、
幾人もの女痴漢たちの悪戯に耐えていた。
「はあッ・・・はあッ」
ドア近くの手すりにつかまり、尻を突き出した姿勢で、メガネ美女
は女穴を指で責められ続けている。キュロットスカートの裾は完全
に捲られ、太ももにまで淫液が垂れこめていた。
「も、もう・・・許して・・かんにん・・」
背後に複数の女痴漢たちの息遣いを感じ、メガネ美女はわななく。
これまでにも、ずいぶん悪戯をされ、もはや立つ事だってままなら
ないのだ。しかし──
「ふふふ・・・この子、すごく素質あるわよ。許してとは言いながら、
ベッドじゃ積極的になるタイプね。うふッ、おつゆが多くて、困っちゃ
うけどね」
中指を意地悪く女穴の奥まで埋めている痴漢が言った。その瞬間、
「あうッ！」
メガネ美女は何度目かの引導を渡され、達してしまう。痴漢の手を
淫液で濡らし、恥ずかしいとは思いながらも、膣穴を締めずにはい
られない。すると、
「やだ、またいったのね？指が食いちぎられそうよ」
メガネ美女を絶頂に導いた痴漢は、してやったりの笑顔を見せたの
であった・・・・・

その頃、第二の痴漢被害者である逸美は、相変わらず吊り革の戒
めに遭い、身動きが取れないでいた。しかも、彼女はセーラー服を
着崩した姿で、下着が丸見えという有り様。そんな艶姿の逸美へ、
前述の痴漢四天王が蛇のように絡みつき、思い思いの恥行に身
を浸していた。

「あうう・・・はうッ・・・おお・・ん」
もはや、逸美の口からはうわ言しか出ない。四人の痴漢達者が、
全身をくまなく愛撫し、底の無い同性愛の深層へと引きずり込もう
としているのだ。ただ、当たり前の生活を送ってきた逸美は、これに
抗う術など無く、成すがままである。

「あの子、堕ちたわね」
「もう、帰れないわ」
遠巻きに恥行を見守っていた乗客から、羨むようなため息が漏れた。
列車の車輪が軋むたびに揺れる、少女の肢体を食い入るように見つ
めながら───

『痴漢鉄道９９９９９９』
それは、痴漢被害に悩む女性を守るために設けられた、女性専用車
両。だが、その意図に反し、毎日のように淫行は紡がれ、この路線を
利用する女性たちを、新しい世界へと招いているのである・・・・・

おしまい

す、素晴らしくGJ！

普通の輪姦は虫酸が走るほど嫌だけど、レズでの輪姦は大好き…ていうか、萌えるんだよね。

ﾏﾝｺｽｷｰ女学院ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
うおおおお！！女だけの天国行き特急ですね！？
もう女子校生だけじゃなく女の人はみんなこの列車に乗ってもらって
全員レズになって欲しいです(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

>>それも､幼稚舎を始め､小学校､中学校､高校､大学と…

ちっちゃな子供も…やるのかな？
むしろ、幼児数人から絡まれて、無垢な愛撫を受けるという、倒錯的な話キボン。

おおお！！すごいっ！！
女になってこんな風にしてみたい(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

ほしゅほしゅ

萬湖透木待ち。

『痴漢鉄道９９９９９９』
では、今、露出ブームが起こっていた。夏場という事もあり、まこと
涼やかに感じるこの恥ずべき所業は、当路線を利用する女性諸氏
の間で瞬く間に流行し、今や乗客の大半がそれを楽しむに至っている。

もっとも前述した通り、同性愛者ばかりが利用する女性専用車両であ
るが為に、これを咎める者は無く、車内は常にその道の愛好者たちで
常に満員御礼。艶めく女臭で溢れかえるという状況と相成っていた。

「お姉さん、なんで裸なの？」
「あ、暑いからよ・・・ああ・・暑い、暑い」
七月のある朝、露出初心者の相沢ねね子さん（二十五歳・ＯＬ）は、
学び舎へと向かう幼稚舎や小学生たちに囲まれ、いい調子であった。
ねね子は薄手のワンピースを着て乗車したのだが、たちまち同性愛者
たちからの痴漢行為を許し、早々と衣服を剥かれている。しかも、痴漢
からは、
「お子ちゃまたちに、悪戯して貰ってきなさいな。イクまで苛めて貰えな
きゃ、服は返してあげない」
と言われ、周囲を固められていた。今、ねね子は扇形に出来た人の輪
の中で全裸露出を敢行し、通学途中の女児たちの前へガツン！と立っ
ている。

（み、見られてる・・・ああ、みんな・・・あたしを変な目で見てるわ）
車内の乗車率は八十パーセントほど。無垢な女児たちを除いて、残りは
ほぼ同性愛者たちが占めているので、当然のごとくねね子の裸身を見な
い者はいない。それどころか、当節流行のカメラ付き携帯で、露出女を
激写しては、喜んでいるという有り様であった。

「ねえ、お譲ちゃんたち。ちょっといいかな？」
露出行為のはずみをつけてやろうと、女痴漢師の一人がねね子の
前へ進み出て、女児たちに声をかける。すると、痴漢師は身なりの
整った有名幼稚舎や女子初等学校に通う子供たちへ、
「このお姉さん、服が無いの・・・あなたたち、水着でも貸してやって
くれない？電車に乗っている間だけでいいから」
と、言い放った。

（ああ、そんな！）
女痴漢師の言葉を聞いたとき、なな子は軽く絶頂。二十五歳のＯＬで
ある自分が、女児の水着を身に着ける・・・そんな、恥ずかしい事を！
そう考えただけで、たまらなくなったのである。

「うん、いいよ。お姉さん、裸じゃかわいそうだもんね」
気の良い女児のひとりが、通学カバンの中をごそごそとやり始めた。
見れば、有名幼稚舎の制服を可愛く着込んだ頭の良さそうな美少女
である。それ故、人を慮るような躾を受けているのだろう、車内で全裸
となった女を哀れに思い、自分の水着を貸し与える事を快諾したのだ。

「どうぞ、お姉さん」
「あ、ありが・・とう」
幼稚園児から水着を渡されたねね子は困惑した。確かに、貸し与えて
貰えたのは有難いのだが、いかんせん手にした物はあまりにも小さく、
無理して着込めば破りかねない代物である。
（ど、どうしよう・・・か）
ちらりと背に陣取った女痴漢たちを見て、救いの眼差しを向けるねね子。
だが、痴漢たちの答えは冷淡であった。
「着るのよ」

「ああ・・・見ないで」
かくしてねね子は衆人環視の前で、生着替えショーを行う事となった。
もっとも露出趣味がある手前、見ないでと言いつつも、見なされ！と心
の中では思っている。
「き、きついわ・・・ああ」
水着に足を通し、肩を入れようとしたねね子ではあったが、どうやっても
これを着る事は出来なさそうであった。だが、背後の女痴漢どもは水着
を食い締める桃尻の頑張りに満足げで、喝采を送ってもいる。それも、
もっと、食い込ませんかい！と、女児水着にエールを送りながら──だ。

「き、着ました・・・ああ・・」
乞うような流し目を見せつつ、ねね子が呟いた。しかし、着た、とは言って
いるが、女児水着はようやく恥丘の一部を隠すにとどまっており、若草な
どはごっそりとはみ出ている。しかも、陰裂をＶ字に割った水着はせいぜ
い腰の下辺りまでしか布の面積を有してはおらず、当然、乳房は丸出しで
あった。

「いやらしい！こんな、いやらしい姿、見たことがないわ」
女痴漢たちがいっせいに色めき立つ。同性愛者が集う女性専用車両では
あるが、ここは公共の場である。その中で、ねね子は全裸より恥ずかしい
姿で、同性たちからの失笑を買っているのだ。

「あううッ！い、イクゥッ・・・」
ここで二度目の絶頂を得るねね子。女児水着を着込み、嘲笑われるという
憂き目が、彼女の被虐心を燃え上がらせているらしい。

「イヤッ！イッてるわ、このお姉さん」
「あそこからジュースがたっぷりと出てるわ。困ったお方・・・」
ねね子の耽美な露出絶頂を、カメラ付き携帯を持ったギャラリー
たちが囲んでいる。口々にいやらしいを連呼してはいるが、彼女
たちもこの淫靡なショーにめぐり合えた事が、僥倖と思っていた。
実際、ギャラリーの皆さんもすべて同性愛者で、ねね子の艶姿
を見て、下半身を熱くさせている状態なのだ。

「ああ・・・見ないで・・く・・ださぁ・・・い」
ひくひくっと全身を戦慄かせ、のけぞるねね子。何と、彼女は陰部
へ指ひとつ触れてもいないのに、二度の絶頂を喰らい、ノックアウト
寸前であった。特に、彼女の嗜好の琴線を弾いたのは、無垢な女児
たちの視線である。根っからの露出愛好家と言えよう。

「ほら、いつまで着てるの。その子に水着を返しなさいな」
燻る官能でふらつくねね子の体を支えつつ、女痴漢が言う。責めの
手を休めない構えのようだ。
「ああ・・・そうでした・・ごめんなさいね、お嬢ちゃん・・」
ねね子が食い込む水着を返すべく、体をくねらせた。幸い、小さな女
児用水着は大人の女の肢体にも負けず、何とか原型をとどめている。
しかし・・・
「ちょっと待ちなさい。お股の所がべとべとじゃないの」
女痴漢の一人が、絶頂でぬめった水着の股間部分を指差し、眉をひ
そめた。

「そんな恥ずかしいシミがついた水着を、幼稚園児に返すつもり？
きちんと綺麗にして返さないと」
きりりと中性的な顔立ちを持つ女痴漢が、ようやく女児水着を脱い
だねね子を責めるかのように詰め寄った。その気迫に思わず竦ん
だねね子は、水着を手にして呆然と立ち尽くす。

「ああ・・すいません・・でも、どうしたら」
「ちょっと、貸しなさい」
ねね子がどうにも致しかねると、女痴漢は待ってましたかの如く女
児水着を奪っていった。そして、芳しい女臭を放つ、股布部分へ鼻
をつけるや否や、
「・・・ああ、上質なチーズの香りがする・・・」
そう言って、恥ずかしいシミをちゅうっと唇で吸い付けた。

「いやあッ！は、恥ずかしいッ！」
今まで以上に頬を羞恥に染め、両手で顔を覆うねね子。同性が、自
分がつけた恥ずかしい液体を啜っている──そのおそろしく背徳的
な行動に当てられたねね子は、思ったとおり三度目の絶頂をゲット。

「う・・うう・・いいお味・・」
ねね子が恥らうのをよそに、女痴漢は夢中になって女児水着に付着
した、恥液を貪っていた。目を血走らせ、かすかなチーズ臭を漂わせる
淑女の粘液を、まるで甘露にありつけたかのごとく味わっているのだ。

「お姉さんのココって・・・どうして、こんなにぐちゃぐちゃしてるの？」
「あたしたちとは全然違うね。なんか、貝みたい」
「しかも、臭いよ。生臭い」
濡れそぼるねね子の女を見た女児たち数人が、そう言って騒ぎ始め
た。体格差もあって、女児たちの目には、ぬめる女の様子が良く分か
る。しかも、ちょっぴり上ツキで肉厚なねね子の女は、立ち姿勢でも
女唇がはみ出てしまうという、ある意味の豪傑。
「そ・・・それは・・ああんッ！」
無垢な瞳の女児たちから受けた問いで、ねね子はまたもや絶頂を得た。
特に、恥臭を生臭いと指摘された所が良かったらしい。すると、ギャラリー
のひとりがずいと進み出て、
「触ってごらんなさい。そうすれば、違いが分かるかもよ」
そう言って、にっこりと微笑んだのである。

「うッ・・・ううッ・・ふんッ・・・」
揺れる車内では、素っ裸となったねね子が座席に座り、両足を大胆にも
広げていた。その中心へ、ランドセルを背負った女児たちが群がり、それ
ぞれ好き勝手に、痴態を晒す淑女の女を弄り回している。当然、ねね子は
ああ、ああ、と声を荒げて、ただすすり泣くばかり。

「わッ！今、動いた」
「この、ピンクの米粒みたいなトコつついたら、ひくひくしたよ」
「面白いから、もう一度やってみようよ」
小ぶりなねね子のクリトリスを、女児たちがつついては弄んでいた。もっとも
敏感な女の急所は包皮を無理矢理剥かれ、女の理（ことわり）に興味を持ち
始めた女児たちの手によって、さんざんに嬲られている。

「そのビラビラした所も引っ張ってごらん。面白いから」
ギャラリーからこんな声が飛ぶと、女児たちは一斉に花弁を指で
啄ばみ、力任せに引っ張った。その途端、
「ヒイーッ・・・」
という、ねね子の哀しい悲鳴が上がる。被虐心を備えているとはい
え、女児たちの加減を知らない暴力を受けては、彼女もいささか音
を上げざるを得なかった。もっとも、こんな事を幾度か繰り返される
と、女穴を中心にきゅーんと甘い疼きが走り、更なる嗜虐を求め恥
液を漏らしてしまうのだが。

「おもしろーい！お姉さんのココ、ピクピクってなるんだあ・・・」
「それにしても、この臭いおつゆはなあに？後から後から溢れてくる
んだけど・・・」
女児たちは真剣な眼差しで、ねね子の女を観察した。様々な悪戯で、
今やすっかり肉がほぐれた淑女の秘部は、しくしくと涙を流しては嬉
しさにむせび泣く。

「この穴はなあに？」
肉襞が掻き分けられ、本懐を曝け出すねね子の女穴を見て、女児が
誰に問うでもなく言った。すると、ギャラリーの一人が、
「ここは・・・ね。女の子の幸せを感じる場所よ。見ててごらん」
と言いつつ中指を折り曲げ、着座姿勢で上付いたねね子の女穴を、
ずぶり──と穿ってしまった。

「キャ───ッ・・・」
顔を引きつらせ、仰け反るねね子。ギャラリーの曲げられた指が、
的確に感じる場所を小突いたからである。
「ここが、女の子の幸せスポットよ。ああ、随分うぶな反応・・・あまり
ハードな行為が経験ないみたいね・・・」
女が知る指戯。それが、ねね子を泣き狂わせていた。ギャラリーの
言うとおり、ねね子の女には荒淫を重ねた跡が無く、膣内の感触も
純潔に近い。
「ああうッ・・・んん──ッ・・・」
椅子のスプリングを利用し、尻をばたつかせるねね子。真下から突き
上げられるギャラリーの指捌きが、素晴らしく巧みだったからだ。

「お姉さん、エビみたいね」
女児の眼差しがねね子を射抜くと、ギャラリーはひっそりと笑い、
「むしろ、まな板の上の鯉って所かしらね」
と言って笑った。そして、ねね子には幾度目かの絶頂が──
「イクゥッ！」

・・・という事で、痴漢鉄道９９９９９９では、今夏、露出が大ブーム。
もし、女性諸氏がこの路線を利用する際には、くれぐれも着替えをお
忘れ無きようご注進して、おしまい。

>>416-423

最高。幼児の無垢な遊戯で感じまくるというなんて、最高の倒錯シチュですよね。

エロっ！ここまできたらもうレズリンチですね
しかし女性専用車両でこんないやらしいことが
行われてたなんて(；´Д`)ﾊｧﾊｧ

笑えて、エロい。
大満足だす。

Her Personal Maid VOL.8
Temptation or Surrender...

「みどりちゃん、行こ行こ！」
「あ、今行くから待って。」
真梨子の呼びかけに、碧はカバンの中から弁当の包みを取り出しながら答え、
教室の戸口に立つ彼女の許へ駆け寄った。

最近は、昼休みにはこうして真梨子、琴美と連れだって、中庭で食事を取るのが日課に、そして楽しみになっている。
荒々しい一夜を共に過ごしたことで、それをきっかけに真梨子と琴美の縁を取り持つ結果になったことで、
碧は琴美とも友人同士と言える間柄になりつつあった。
階段の近くで、一年生の教室から琴美が出てくるのを待ち、落ち合った三人は談笑しながら中庭へと向かった。
芝生の上に腰を降ろした三人は、それぞれ弁当を見せ合い、碧は次作の卵焼きやチキンソテーを友人たちにお裾分けし、
真梨子はプロのメイドである碧の料理の腕を忌憚なく誉め称えた。
一方で、真梨子と琴美は、互いに自分の弁当を相手の口へと食べさせて、あつあつの「新婚」ぶりを見せつけ、
碧はそれを暖かく見守った。

食事しながらの会話の話題は、年頃の少女たちだけに、自然と恋…いや、セックスの話題に向かいがちだった。
何せ、三人が三人とも互いに肌を許し合ったのだから、今更恥ずかしがることはなかった。
タイプとしては恥ずかしがり屋に属する碧や琴美も、
自分たちの抱える悩みを共有することの大切さを嫌というほど経験しただけに、そういった種類の遠慮はしなくなっていた


−ただ一人だけ、あの夜に貴枝の寵愛を受けた者たちの中から、置き忘れられている者がいたが。
友人に対していちいち気を遣い、誰かを仲間はずれにしたりといった陰湿さを嫌う真梨子は、
鈴香をこの集まりに入れてやりたく思っているのだが、鈴香への警戒心を捨てきれない碧や琴美にも気遣い、
無理を通してまで鈴香を加えることは出来ないでいる。

「……みどりちゃん、やっぱり貴枝さんに押し倒されちゃったりするの？」
「どういうこと？」

十七才の少女同士としては、余りに靡篭な質問だが、真梨子は平然と問い、碧は平然と問い返した。
これが真梨子か琴美でなかったら、真っ赤になって俯いてしまうところだろうが、今の彼女らには全く自然な会話だった。

「だって、メイドさんでしょ？やっぱりご主人さまのお手がついたりしそうじゃない。
家事をしてる最中にいきなり後ろから押し倒されちゃうとか、ご奉仕を要求されちゃうとか」
「まり先輩、最近ちょっとご主人さま気取りなんですよ。私にメイド服着せたいなんて言い出すし」
「えー、だって琴美がメイドさんの格好したら可愛いと思わない、碧ちゃん？」
「うん、絶対可愛いと思う。今度、私の服貸してあげようか？」
「えー、駄目ですよぅ。みどり先輩の服だと、私だとおっぱいが小さくて着れないもん、きっと」
「……で、どうなの、碧ちゃん？」

碧は、暫く答えなかった。

そんなことをされたことはない。
考えてみれば、意外なことと言えた。
随分と淫らな行為を要求され、それを悦ぶように調教されてきたが、それは常にきちんとベッドでの夜伽という形に限られていた。
いわば、貴枝にとっては、メイドに主人である自分の性の相手を務めさせるのは当然のことであり、
即ち碧にとっての夜伽はフォーマルな「仕事」なのだった。
他の日常の所作の中に、セックスが入ってきたことは滅多にない。

「ご主人さまは、ベッドの上と外の区別がはっきりしてらっしゃるから……」

既に、貴枝の屈折した性癖に関しては、当たり障りのない範囲で、何度も説明していた。
夜伽があるかどうかはささやかな符丁から読み取らなければならなかったこと、
以前自分がオナニーをしていたことで貴枝がひどく怒り悲しんだこと、
初めて自分から夜伽を要求したらしばらく全くお情けを頂戴出来なくなり、放置プレイの憂き目に遭ったこと…
それらの経験を通して、ようやく最近になって、夜伽の有無や攻め受けの選択権が碧にも与えられるようになってきたのだが、
それくらい貴枝はセックスということに関しても−いや、愛する者と肌を重ねるという重大事項だからこそ、「お固い」のだった。

「……それってすっごくえっちだよね、はー」
「は？……ええ、そうだよね」

『お固い』などという言葉が頭に浮かんだ矢先だが、実際はそうだ。
決して情欲に流されず、自分ばかりかメイドの性欲までコントロールして夜の生活に臨む貴枝の指針は、
固いように見えてその実余りにも淫らだ。

「私が貴枝さんだったら、絶対にみどりちゃんレイプしちゃうなー。お料理しているところを、後ろからッ！」
そう言って真梨子は碧にがばっと抱きつく。
間髪入れず、心なしひきつった笑いを浮かべた琴美が真梨子の耳を引っ張って、恋人を碧から引き剥がす。
「……いてて、やめてよぅ。ちょっとしたスキンシップじゃない」
「……本当？」
「本当。私は琴美のものだし、琴美は私のものなんだから…じゃ、代わりにメイド姿の琴美を後ろから押し倒させてくれる？」
「それとこれとは」

友人たちのやり取りを微笑ましげに見つめつつ、碧の脳裏には、淫猥な夢想が広がり始めていた
-
日々の家事をこなす最中に、貴枝に後ろから押し倒され、欲情のはけ口にされる様、それを受け容れてしまう自分を。

（ご主人さまにだったら……レイプされてもいい……）
一度芽生えてしまった夢想は、もう留まるところを知らない。
碧の関心事は、早くも如何に貴枝に押し倒されるかということに集中しはじめていた……

どうも、お久しぶりです、あるいは初めまして。

随分昔はこちらの過去スレにＳＳを投下させていただいていた者です。
最近は最近で、色々な作品が投下され盛況な様子で、実に結構なことと思います
（たまには名無しでカキコしてます）。

んで、ここ数ヶ月ほど忙しかったのが少し時間が取れそうになったので、
ちょっとリハビリがてらに短いのを投下してみます。
内容は、貴枝／碧もの偶数回の常で、碧ﾀﾝのエロ願望に歪んだ形で貴枝ﾀﾝが応えるつー、
ワンパターンなアレです(苦笑)。

何かご意見等ありましたら、是非お願いします。
もう飽きたとかでも結構ですんで。

二、三日中に、次回分を投下する予定です。

俺は今神の降臨に立ち会った。

きゃあああ！！師匠ぉー！！！（勝手に師匠にしてるヤツ）
お待ちしてましたーーーっ！！！！！(≧∇≦)

続きｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!
なにげにエロいお三人ですなあ(；´Д`)ﾊｧﾊｧ
今んとこ仲間はずれの鈴香ﾀﾝも激しく気になります

貴枝は、妙にそわそわとした碧の様子に違和感を覚えていた。
落ち着きがなく、ちらちらとこちらの目を窺っては、視線が交わされると逃げるように目を背ける。

何かあったのだろうか？

思い返してみるに、夜伽を禁じて放置プレイを喰らわせているときの様子に近い。
だが、今はそういうことはしていない。
夜伽の交渉権は碧に与えたし、他に何か悩みがあったとしても、今の碧は素直に打ち明ける筈だ。
意志とは裏腹に貴枝を裏切りかけて罪悪感に苛まれてしまったことも何度かある碧だが、
そうした困難な情況も二人で乗り越えてきた今となっては、碧は恥ずかしがらずに相談してくれる筈だ。

「お茶になります……」
「いいわ、あなたもお座りなさい」
「はい……」

紅茶を給仕して、碧は貴枝と差し向かいのソファに座……らない。
相変わらず落ち着きのない様子で、立ったままでいる。

「どうしたの？」
「えっ。いや、なんでもないです…」
慌ててスカートをたくし上げて、碧はソファに腰を降ろした。自分の分のカップに紅茶を注ぐ。
「さっきから妙な態度ね。何かあった？」

貴枝の声音には、わずかに苛立ちが混じっていた。それを感じ取り、碧はほとんどびくりと震え上がった。
「いえ、何でもないです、すみません！」

「何か言いたいことや相談したいことがあるなら遠慮はいけませんよ、親子なんだから」
さりげなく『親子』という言葉を用いたところに、貴枝の自分への気遣いが感じられ、碧は少し気持ちが弛緩するのを覚えた。

「はい、お母さま……あの……お砂糖…」

やはりセックスの悩みか。何か要求したいことがあるのか。
角砂糖で、偶数個なら碧が貴枝を抱く。奇数個なら貴枝が碧を抱く。
それが何度も夜伽とお茶の時間を繰り返すうちに決まったルールだ。
以前は、貴枝が一方的に砂糖を入れて、その数で夜伽の有無を読み取らせていたのが、
互いに歩み寄りを続けた末、自然と碧がそれを決めるようになっていた。

「いくつ？」
「……ひとつ」

つまりは、今夜は受けに回りたいということだ。
貴枝は砂糖壷の中から、褐色の固まりをひとつ取り出し、碧のカップに入れた。
だが碧はカップに手を伸ばさない。しばし無言のままで時が流れたが、

「あ…あの……ご主人さま、おそばに座らせていただいて……いいですか？」

貴枝は首を傾げた。
「……構わないわよ？」

以前の貴枝なら、主人とメイドの立場をはっきりさせるため、隣あって座るなどということには寛容でなかったかもしれない。
だが、今の自分と碧は、母と娘たらんとしている。親子が肩を寄せ合って座って、何の不都合があるだろうか。

碧は、恐れ入ったかのように肩をすくめ、貴枝より小柄な身体を更に縮こまらせるような所作で、貴枝の右脇に腰を降ろした。
そして、ようやく紅茶に口を付ける。

もう何も言うことはない。碧が相談したくないのなら、相談する気になるまで、自分も無言で待つまでだ。
貴枝は、自分もティーカップに左手を伸ばすと、右手をそっと碧の肩に回し、自分の胸元に抱き寄せた。
「あ…ご主人さま？」
「いいのよ、何も言わないで」

碧は、少し安心したのか身体をもたせかけてきたが、それでも身体の緊張は取れていないようだった。
身体を密着させると、碧の鼓動が早くなっているのが却って良く分かってしまう。
今更、このていどのスキンシップにびくびくする間柄でもないのに、どういうことなのか。
碧は、貴枝の肩に頭をもたせかけた姿勢で、ソファの上に半ば身を横たえた。
そんなメイドの肩から背中にかけてを撫で下ろしていると、貴枝は、改めてこの少女への愛情が胸に湧いてくるのを感じた。
静かに過ぎていく甘美な時間を満喫する。

だが、そんな貴枝の態度とは裏腹に、相変わらず碧の様子には落ち着きがない。
上目遣いにちらちらと貴枝を見上げ、何やら物欲しげな様子だった。

貴枝は苦笑しつつ、
「どうしたの？キスでもして欲しい？」
碧は真っ赤になったが、ワンテンポ置いて首を激しく縦に振った。
「………はい

貴枝は敢えて焦らさず溜めを作らず、すっと碧の唇を塞ぎ、すっと唇を離した。
ベッドの上以外ではキスをするものではないと考える貴枝は、
こういう場では例えキスを交わすにしてもセクシュアルにならないようにするのを美学とする。

だが、碧は満足しなかった。
あっさり味のキスは却って碧を焦らす結果になったようで、碧は唇を名残惜しげに半開きにしたまま、視線を貴枝から逸らした。

その様子に、さしもの貴枝も身体の芯で情欲が蠢くのを禁じ得なかった。
愛くるしく、はかなげに欲情と理性の間をさまよう碧の様子は、女主人の理性にも強烈な一撃を加えた。
−ここはもう少し碧の無言の欲求に応えてやるべきだろうか、
それともいつもベッドの上でしているように、もっともっと焦らして碧の煩悶する様を鑑賞して楽しもうか……

少し迷った貴枝だが、どちらも没であるな、と考える。
どちらにしても、女主人然とした今の貴枝には些か淫猥に過ぎた。
今は、女主人ないし母親として、しっかりと碧を受け止めてやらなければ。

碧は、顔を更に赤く染め、首元に手を伸ばしてリボンを緩め、第一ボタンを外した。
貴枝から身を離すと、スカートを持ち上げ、白いニーソックスに包まれた臑を覗かせた。
今度はソックスを脱ぎ捨てる。

「……みど…り…？」

リボンの手をかけた辺りで、はしたなくてよ、と途中まで言いかけたが、そこからの余りのはしたなさに声を失い、身体が固まる。

夜伽以外の場で服を脱ぐような所業は流石に許せない。
碧は、こんなことをする娘ではなかった筈だ。

碧自身、ソックスを脱ぎ捨て、足の生肌を貴枝の前に晒しはしたが、そこで動作が止まった。
羞恥が勝ったか、はたまた貴枝の方から手を出すのを待っているのか。

よろしい。
貴枝は、決然とした表情で碧に襲いかかった。素足になった碧の足を掴みあげる。

「ひゃん！」

碧が、驚きと同時にいくぶん甘えた気色も含んだ声をあげる。
貴枝は碧の両足を開かせ、スカートを一気にまくり上げた−

予想通りだった。
碧は下着を履いていなかった。

顔がひきつるのを自覚し、貴枝は必死に冷静を保とうと務めた。
夜伽の際には、必ず夜伽専用のスカート部が極ミニのメイド服の着用を義務づけ、
尚かつ下着の着用を禁じてはいるが、これは予想だにしなかったことだった。
別に、昼間のメイド服の下にショーツの類を着けていないからと言って、外から見た分には問題がない。
だが、知ってしまった以上、話は別だ。
このようにはしたない行為には、主人としてひとこと言っておかねばならない。

碧と視線を交わすと、そこには明らかに貴枝を恐れている様子と、
期待が叶うか固唾を呑んで見守っている様子とが混在している。

「…さっきから様子が変だと思ったら。どういう意味があって？」
そう答えながら、スカートの裾を戻すのを忘れない。

「えっ……あの……」
俯き加減に目を背け、唇に握りしめた拳の小指を当てた碧は、消え入りそうな、か細い声でぼそぼそと答える。

「……あの…お夜伽をお願いさせて……お願いさせていただくのは……有りですけど……」
「……はい。続けなさい」
「……あの……お夜伽以外の時にも……あの……私、メイドですから……」
ここで長い沈黙が入る。

「メイドよね、だから何？」
「…………メイドですから、ご主人さまの……その…ご主人様のお手が…つく……っていうんですか？」

貴枝は驚愕……を通り越して、呆然となる。

「……はっきり言うと……はっきり言うと……ご主人様に……お夜伽以外の時にですね
……例えば……おっ…押し倒していただくとか……」

貴枝は額に手を当てて、眉間に皺を寄せた。
「あのね……もう一回言ってちょうだい。夜伽以外の時に、何て？」

「ご主人さまに……夜伽以外の時に………えっちなことを仕掛けていただけないかと……」

「それで、さっきからそわそわしてたの？押し倒された時のためにパンツ履いてないの？まぁまぁ」

碧は無言で頷く。
貴枝は深々と溜息をつき、その様子に、碧はますます顔を赤らめ、落胆した様子だった。

「どこでそんな妄想仕入れてきたか知らないけど、全く馬鹿馬鹿しい。
いくら私だって、ピンク映画や小説じゃないんだから、四六時中、あなたを押し倒すことばかり考えている訳じゃないのよ。
碧は、私をそんな目で見ていたのね、ふしだらな娘ッ！」

「えっ……そんな……」

碧がほとんど泣き出しそうな顔になったのを眺め、貴枝は、腹の中で笑いを押し殺すのに必死だった。
実際は、いついかなる時でも碧を視線で愛で、碧を抱くことが出来る自分の幸福を心から痛感しているのだが、
ここは、厳格な女主人の顔を見せておく。
今、こうして碧が動転し悲しみに引き裂かれそうになっている様子が、また、たまらない。
確かにふしだらな娘ではあるが、そのふしだらさ、ふしだらな自分を恥ずかしがる姿、
それを指摘され慌て悲しむ姿、そのいずれもが愛おしい。

「でもね」

碧が本当に落ち込む前に、タイミングを見計らって、その頭を抱き締め、自分の胸に押しつける。
「そんな碧だから、私も好きよ……ああは言ったけど、やっぱり私もえっちだから」
「ふあ……ご主人さま……？」
とびっきりの笑顔でメイドの顔を覗き込んでやる。こんな笑みは碧にしか見せない。
ちょっと意地悪したけど、これで許してくれる……かな？
きっと碧は許してくれるだろう、その自信が貴枝にはあった。

「碧がそんなに私のことを求めてくれてるのかと思うと……」
「ご主人さま……私を……」

手を熱く握りしめられ、碧は熱く潤んだ瞳で女主人を見上げた。
女神の如き優しい眼差しで、貴枝が自分を見つめている。
このように美しく、このように優しい女性が、こんなにも汚れた自分などを愛して、許してくれる……

「いいの。落ち着くまでこうしてなさい」
もう言葉は必要なかった。母と娘はひとつになって、互いの温もりに包まれながら、
静かな甘い時間へと滑り落ちていった……

照れながらおねだりする碧ﾀﾝ可愛い杉(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
そんな時でも冷静を装ってる貴枝さんとのチグハグぶりが
このふたりの魅力ですね

嗚呼、なんて淫乱なんだ…(;´Д`)ﾊｱﾊｱ

444
続き、まだぁ？(;´Д`)ﾊｱﾊｱ

ちょっと前に、梅干しのネタが出てたけど。。。
おかげで梅干しの種を見るたびに、思い出してしまって、困タ。。。orz
夏場ということもあって、ウチじゃ梅干しが大活躍。
んで種がまたデカいんだこれが。w


>>初代410さん
毎度ながら、エロいですね。続きが楽しみです。

三つ編みとツインテールがイタズラで、ふわふわ毛の娘のアソコに梅干しの種を挿入。
んで、えっちしてイクときに潮吹きと一緒に梅干しの種が飛んでいき、
ツインテールの頭に当たって気絶。三つ編みとふわふわが今度はお尻の穴に種を挿入というシチュを想像しました。

４１０　ｷﾀ━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━!!!!!

つづきーーー、まだぁーーーー！？ﾁﾝﾁﾝ AA略

焦らす初代410さんのイケズ…orz
さすが貴枝を生み出したお方だけはある……

夕食が終わり、入浴を済ませた後となっても、昼間の感動の残滓がまだ身体の芯に残っているのが感じられた。
身体にも心にも、貴枝の寵愛を受ける喜びは、碧を至高の快楽へと誘った。
風呂上がりの肌にバスタオルを這わせながら思い返すたびに、頬がにやけてしまう。

(また、愛していただけるかな……)

お茶の際に今夜の夜伽を要求していたが、すぐその後にあのような行為に及ぶことになった。
あれで代わりに今夜の夜伽はなし、というようなことにはならないだろうか？そんなことに気を回す。
快楽のための禁欲を好む貴枝であるから、際限なしのお愉しみという訳にはいかないかもしれない。
お茶の席で抱いてくれただけでも、充分にルール違反なのだ。
その上でまだ夜伽まで要求するのはあつかましいような気もする。
かといって、砂糖の個数で要求する夜伽はルールの範疇なのだから、逆にきちんと守ってくれるかも……

雑多な思惑を抱えつつ、濡れた髪を拭く碧だった。
まぁ、どちらになるにせよ、貴枝の寝室に行ってみることが先決である。
仮のパジャマをまとった碧は、夜伽用のメイド服に着替えるべく、自室に戻った。
部屋の扉を開ける…

「待っていたわ」

眼前の光景の思いがけなさ、そして淫らさに碧は固まった。
自分のベッドの上に、先に入浴を済ませたガウン姿の貴枝がしどけなく寝そべっていた。

ほとんど腰を抜かし、扉に背中を打ち付け、そのままずるずるとへたりこんでしまう。
ワインレッドのガウンの裾から覗く白い足は最もセクシーに見える角度で折り重ねられ、
襟元は胸の谷間が覗けるよう微妙に着崩され、黒髪が枕の上に流れて曲線を描いている。
そのいずれもが碧のハートをきつく打ち据えた。
そして、半開きになった唇には、真っ赤な紅が差されている
−外出時以外は化粧をしない貴枝が、よりにもよってこんな時に。

からかっているようにも、落ち着かせようとしているようにも取れる口調で、貴枝は碧に語りかける。
「今夜の予定は変更よ。碧が私の夜伽の相手を務めるんじゃなくて、私が碧の夜伽の相手をするわ。
さぁ……来て」

碧は、昼間に下着を履いていなかったことを指摘された時以上に取り乱した
−いや、取り乱しはしていなかったが、
何と言っていいか分からず思考停止に陥った状態は明らかに今度の方が重態だった。
「……ええと……あの……ですね！……私がご主人さま……じゃなくて、ご主人さまが私の……」

貴枝はくすりと笑う。この反応を待っていたと言わんばかりだ。

「どうしたの？風呂上がりをベッドの中で待ち構えているような、そんなふしだらな女は嫌い？」
「！えっ……いや、そっ、そんなことは……」
「それとも、こんな魅力のない女は押し倒す気にならない？」
「とんでもない！」

こんな蠱惑的な女性にベッドの上で手招きをされたら、どんな
−「どんな女」と考えかけ、世の女性の全てがレズビアンではないというごく当たり前のことを思い出し、訂正する。

−ただでさえ抗い難い魅力を放つ貴枝がこんなにも蠱惑的な装いでベッドの上で手招きをしてきたら、
貴枝を女神と崇める自分には抵抗のしようなどある筈ない。
正気を保てるかすら怪しい−事実、余りに突然な事態であることの衝撃とも手伝い、明らかに思考が機能していないではないか。

そんな碧を慈しみと諧謔の共に籠もった視線で見つめ、貴枝は更に誘惑を続ける。
枕に頭を預け仰向けになった姿勢で、身体を背伸びさせるようにゆっくりとのたうたせる。

「ねぇ、早く……」

あの厳格で禁欲的な貴枝がこんなことを−その驚愕とその淫靡な美しさに、碧はまたも頭を殴打されたような衝撃を覚える。
脳内に、漫画の表現になって鼻血を噴出して悶絶する自分の姿がオーヴァーラップする。
心臓が重機のように轟音を立てているのが分かる。

自分に落ち着くよう何度も言い聞かせ、碧は何とか立ち上がり、ふらふらとベッドへ向かった。
「ご主人さま……」

まだ事態を呑み込めていないメイドに、女主人は手を差し伸べた
−それは娘に救いを提供しているようにも、相方を誘惑しているようにも見えた。

「今は『ご主人様』じゃないわ。今の私は碧の夜伽の相手。
碧に押し倒されて、欲情のはけ口にされるための女……碧のための娼婦」

『娼婦』−何というはしたない響きであるか！
かくも気高い女主人が娼婦となって自分の前に身を投げ出している。
そのギャップに言い知れない背徳的な快楽を、愛する女主人が自分に尽くそうとしてくれる事実に感動を覚え、
碧は感極まってベッドに駆け登った。
真っ赤に彩られた貴枝の唇の端がにやりと歪む。
その淫らな光景が碧の視界を占め、完全に自制心を焼き尽くした。

碧はデリカシーを欠くのも構わず、自分より大柄な貴枝の身体に抱きつき、首筋にむしゃぶりついた。
あの愛して止まない貴枝の体臭が漂ってくる。
何度も鼻面を貴枝の白い首に擦り付け、そのまま胸の谷間に突っ込む。
ガウンを脱がせないまま、艶やかな貴枝の乳房の肌に舌を這わせる。

「ああ、みど…りぃ……」
のしかかる碧の背中に手を回しつつ、貴枝は低く呻く。
その呻きを封じるように、碧は貴枝の唇を塞ぎ、舌を挿し入れた。
興奮に任せ、貴枝の口腔を荒々しく蹂躙する。
もはや技巧がどうのということは頭になかった。
とにかく、貴枝を抱き、犯し、己の欲情のはけ口とすることしか頭になかった。

（だって、ご主人さまは私の娼婦なんだから！）

え、エロい……

いつもと逆の立場だとどうなるんでしょうね？
それと大人っぽい魅力の貴枝さんが誘うシーン
ゾクゾクしますた

流石に貴枝も苦しくなったようで、息継ぎすべくキスを中断したが、碧はそれも許さず、
顔のあちこちにキスの雨を降らし、涎を鼻先や瞼に塗っていく。
自然に手が動き、貴枝のガウンの帯をほどき始めていた。
ムードもへったくれもなくガウンの前を開かせるが、そこで赤い毛織りの谷間に挟まれた裸身が現れると、
再び碧はその美しさに心を奪われ、一度手を止めた。ごくりと息を呑む。

その様子を見て、貴枝が最初は苦笑気味に、そしてすぐにまた誘うように蠱惑的に微笑み、
ひと言「来て……」と囁いた。

そのひと言が引き金となり、今度は何も覆い隠すもののない貴枝の胸へと碧はダイビングした。
双球の狭間に顔を埋めつつ、右手で乳房を玩ぶ。
左手は迷いなく貴枝の股間へと向かい、早くも貴枝の性器への責めを開始していた。
貴枝の喘ぎが次第に切なくなり、身体が時折快楽にびくりと波打つ。

「もっと良くしてあげます……」
興奮にかすれた声で呟きつつ、碧は舌を乳房から下腹へと這わせていき、股間へと到らせた。
思った以上に激しく感じているらしい貴枝の様子に更に興奮しつつ、碧は貴枝の陰核を舌で制圧した。
押し潰し、転がし、弾く。溢れ出る愛液を啜り、音を立てて秘裂を吸い上げる。
容赦ない責めに貴枝が息を荒くしているのが聞こえるが、手加減するつもりは全くない。
貴枝が絶頂に近付けば近付くほど、激しく舌を動かす−
「ああッ……あぁぁぁぁぁーッ…………はあっ！」

上体を起こした貴枝の身体に力が入ったかと思うと、腰から背中にかけてが痙攣する。
碧の顔に熱くたぎる愛液が注がれる。
そして、潮が引くように貴枝の身体の緊張が解け、脱力する。

貴枝が達したことにより碧もようやく少し冷静になるゆとりが出来た。
貴枝が感じているかもろくに確認せず、ましてや焦らして貴枝の欲情を盛り上げてやるなどということは全くしなかった。
ムードも技巧もない、ドライなセックスをしてしまったことに気付き、恐る恐る貴枝の顔を見上げる。
すると、優しい眼差しで見下ろす貴枝の視線と目があった。

「とっても……いいわ」

「ご主人さま……」

無闇やたらに責めてすいません、と詫びようとして、言葉が途切れた。
一方的に責められた後で疲労しているにも関わらず、穏やかな貴枝の微笑みを見ていると、
またすぐにその顔をよがり狂う娼婦の顔に変えてやりたいという欲望が頭をもたげてきたのである。
こうなると遠慮はしない。
すぐに陰核を右手の指で責め始める。舌で秘裂を擦りあげる。
左手は自分のパジャマとショーツの中へと突っ込まれ、熱く湿って待機していた自分の性器を慰め始める……

「ああッ……はぁぁぁぁ……」
達したばかりで敏感になっている貴枝は、先ほどにも増して激しく身体を震えさせた。
一度絶頂を覚えた身体は、快楽の波動をより早い周期で全身に伝達しているようだ。

碧自身の秘裂も欲情の証を垂れ流していた。
下着が汚れるのも構わず、興奮に任せ、手荒く自分の性器を愛撫していく。
両の手で自分と貴枝それぞれの性器を同時に責めているという快感が、興奮を更に倍加させる。
手の動きはそのままに身体を貴枝の上に添わせて向かい合い、
感じきって恍惚とも苦痛とも取れる表情の女主人の顔を正面から覗き込むとキスをする。

「むむッ………」
「ンッ………！」

興奮を抑え込むかのように、碧と貴枝は互いの唇とへ大きく息を吹き込み、喘ぎ声や叫び声をこらえた。
碧の指の動きが激しさを増し、快感の限界の壁を突き破った。それでも二人はキスを止めない………

どちらかともなくキスが解かれ、二人は疲れ切ったまま脱力し、汗を浮かべた額を寄せ合って動けないでいた。
二、三分ほど経ったか、貴枝がゆっくりと目を開け、碧の瞼にそっとキスした。
睫毛を切なげに震わせる碧に微笑みかけ、唇を塞ぐ。
今度は、碧の目が開いた。
そして、すぐに静かに閉じられ、女主人の舌と唇を愛おしげに受け容れる。

陶酔しきった碧を見つめ直すと、貴枝は碧の両手を取って、こびりついた自分と碧の愛液を舐め取り始めた。
すぐに碧もそれに加わり、女主人とメイドは指を分かち合うように舐め合い、そして再びキスに突入する……

「はぁ……ご主人さま、こんなのって……」
「いいでしょ、たまには？碧が押し倒されたいっておねだりするなら、私も同じことを碧に求めても？」
悪戯っぽく微笑む貴枝に、碧もようやくその意図を察し、自分より大柄な貴枝の身体を抱き締めた。
「もう一度……いい？」

頷きながら、貴枝の両肩からガウンを取り去る。
そして、自分もパジャマを脱ぎ捨てて、女主人と肌を重ね合わせた。

裸の自分の胸にもたれかかり、乳首に舌を這わせはじめる碧の様子を、貴枝は女の悦びと母親の温かさを併せ持った視線で見つめていた……

「……あのー、まり先輩……」
真梨子と碧がなかなかやって来ないので、琴美は二年生の教室を覗き込んだ。
真梨子の姿を見留め、遠慮がちに部屋に入り、真梨子の許へ近寄る。
だが真梨子は唇に人差し指を当て、「しーっ」のポーズを取った。

「起こしちゃうから、静かに！」
囁くような声で、机に突っ伏して眠る碧を示す。
「……どうしたんです？」
「今日は朝からずっとこんな感じなの」
「……それって……」
「……うん。多分……」

見つめ合った目が悪戯っぽい了解を取り交わす。

「うらやましいなぁ……ご主人さまとの愛の夜にすっかり疲れ果てて、オネムなのね、みどり先輩！」
「きっと押し倒されちゃったのね。それで女の身も心も自在に操る手管で！あとは、もう………」

ひそひそ声で囁き合う友人たちをよそに、碧は依然として夢の中で昨日の女主人との愛の行為を反芻していた。
ただ、それは彼女が女主人を押し倒したものであり、
それでいてやはり、女主人の手管に堕ちて身も心も操られた結果であったが……

「ご主人さま……むにゃ……また……今夜も……私の娼婦に……」

……さて、どうか？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

取りあえず、このエピソードはここまで。
……何かまだリハビリ中って感じで、上手くオチない。短めだし……

すぐに貴枝／碧もの以外で一本書く気でいますが、よろしいでしょうか？
以前もやったNight Tripsのパターンで、時期的にもよろしい水着でプールサイドでくんずほぐれつな奴など（笑）

ＧＪ！！
さすが410さんならではの重厚なエロさがすばらしいです(≧∇≦)

早くも次作のアイデアがおありですね。
楽しみにしてます！

うきゃーーーー！(((((((((⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃ｺﾞﾛｺﾞﾛ

にんまり。
さすが上手ですね、410さん
年齢や身分は離れていても、結局
おふたりさんの仲睦ましさに当てられっぱなしｗ

「ぁぁぁぁぁぁ………」
柔らかい肉が呻き声に合わせてうねり、指が張りのある乳房にめりこんで揉みしだく、
あるいは黒のショーツの上から性器を刺激する。
白い肌には汗が浮かび、閉じられた瞼と半開きにされた唇には、例えようもない恍惚が浮かんでいる。

カウンセラーのジェイミー・サマーズとその恋人で助手のトリー・ウェルズは、
目の前のソファに寝そべって「ドリームマシン」に繋がれ、自慰に浸る女を冷静な視線で見つめていた。

「ふふ、凄いわね」
「異常なレベルね。性への欲求が全く止まらない」
「昔の私みたい……」
「……そして、今の私たち、でしょ？」

トリーが、ジェイミーの治療により潜在的なレズビアン嗜好を自覚させられ、
多淫症から解放された−そしてジェイミーと公私に渡るパートナーとなった時から、
二人の目的はトリーと同じ様な悩みを持つ女性に救いの手を差し伸べるというものになった。
ドリームマシンは性的な悩みのカウンセリングに抜群の効果を発揮するという以上に、
トリーの奔放な妄想をヴァーチャルリアリティ化して、二人の愛の日々をより一層淫らなものにしていた。
多くの女性をドリームマシンで治療する際に、レズビアンへの潜在的な願望が強い患者に対しては、
ジェイミーは巧みな誘導で彼女らをレズ行為へと誘い、かつてトリーの夢の中に入っていくことで自分自身の夢を彼女のそれと融合させた過程と同じく、
自分とトリーもヴァーチャルリアリティ内に出現し、患者に直接愛の技を施すのだった。
更に行く行くは、そこで得られたレズ体験をストックすることで、
ヴァーチャルリアリティ内に自分たち用のレズハーレムを築き上げるという遠大な計画を企図していた。
「治療」の際の、二人以外は誰も知らない役得だった。

今、二人の目の前で喘ぐ患者−ポーラは、そんな二人の思惑にぴったりの逸材だった。
かつてのトリーに匹敵するニンフォマニアである彼女は、やはりトリーと同じく際限のない己の性欲に悩まされ、
救いを求めてジェイミーの許へやって来た。
ドリームマシンでのセッションを繰り返すたび、次々と彼女の脳内の淫猥な幻想が画面上に現れ、
それでも彼女は満足することを知らず、妄想から妄想へと快楽の海をどこまでも漂っていく。
彼女が多くの「シチュエーション」をストックに提供してくれることは間違いなかった。
後は、彼女をレズビアンに覚醒させれば良いのだ……

画面ではトリーが幾多の乱れた行為を繰り広げているものの、それを見つめるジェイミー、トリーは落ち着き払ったものである。
それはプロのカウンセラーであるという以上に、彼女らがこの程度の快楽には慣れっこになってしまっていること、
そして画面でトリーが交わっているのが男であることも原因だった−最早二人には、男は用はない。

ジェイミーは、根気よくセッションを繰り返し
−そもそも、何度自慰で達してもまだ飽きたらず、新たな妄想を映像化し続けるポーラの淫猥さがあってのことだが−、
レズ行為のきっかけになるようなシーンが出てくるのを待っていた。
ようやくそんな兆しが見えてきた、と彼女とジェイミーはポーラのそばへと近付いていった。

荒い走査線で画面に映し出されているのは、バスタブで湯に浸かり、自慰をするポーラの姿だった。
自慰をする妄想をしながら自慰をするとは、如何なる淫蕩さか。
ほとんど無限にサイクルしそうな欲情に、流石のジェイミーもあてられるものを覚えた。
だが今は、ポーラのイマジネーションを誘導することが先決だ−彼女の妄想の中に、男がいない間に。

ジェイミーは、ポーラの耳元でそっと囁く……
「あなたの身体、とってもきれいね……」

(喘ぎ声を漏らしながら、画面の中のポーラが両乳房を絞りあげる)

「このきれいな身体が感じているのは、もっときれい……」

(画面の中のポーラが息を荒く乱し、それがバスタブの水に伝わり震える)

「美しいのは、あなたの身体、女の身体なの。感じるのは、女の身体……」

(水に濡れた指がポーラの乳房から腹にかけてを滑っていく)

「女の身体で女の身体を感じてみない？」

(水滴がはねあがり、ポーラの喘ぎに合わせて水面が揺らぐ)

「女の身体で女の身体を感じさせてみるの……そうすれば、あなたももっと感じることが出来る……もっときれいになれる」

(水面が揺らぐ……)

−水面の揺らぎに光が反射し、それを契機に画面に新たな映像が映った。

真昼の豪奢なプールサイドだった。揺れる水面に強烈な日差しが照り返している。
スローなカメラがプールサイドに寝そべる女性を映し出した。

ポーラではなかった。
ほっそりした身体を黒く細いビキニと手袋のみで隠し、サングラスとハイヒールを身に付け、長身の身体をマットレスに横たえている……

次の瞬間には、画面が切り換わり、ポーラが映った。
やはりビキニとサングラス、ハイヒールという格好であり、画面に背を向けてカメラの方を振り返る……

(現実世界のポーラが自分の乳房に指を這わせる)

振り返るポーラの視線がそのままカメラの動きとなったか、再びマットレスの上の女が映る。
左肩を下側に、半身を起こした姿勢で、カメラに向かっている。
長い黒髪は丁寧に梳きあげられ、額が完全に晒されるようにオールバックに流され、うなじで束ねられている。
水着のボトムはほぼ逆二等辺三角形の形で股間を覆い、左右の腰骨より高い位置で細い紐で結ばれて留められている。
トップはというと、ストラップともビキニともいえず、首にうなじから前方へと巻き付けられた極細の紐が胸の前で交差し、両乳房のちょうど真ん中を通り、
その軌道にある乳首をぎりぎり覆い隠して背中へ向かっているという代物で、美しい真円を描く乳房の形の良さを際立たせている。
両手には黒いサテンの手袋をつけている。
中指に通して手の甲から肘までを覆う指抜きのガントレットで、手の甲の黒、指の白、爪のペディキュアの赤が見事なコントラストを為している。
両耳には喉元近くまで届きそうな大振りなイヤリングが飾り付けられ、シェイドタイプのサングラスがその表情を判読し難いものとしている。
カメラは身体の左側を寝かせて横たわる女の顔から胸、背中にかけてをゆっくりと追ったが、
すぐにお預けを喰わすように切り替わり、今度は挑発的に右手を腰に当ててポーズを取るポーラを映し出した。

いま一人の女に比べれば、オーソドックスでおとなしめなビキニだが、それでも乳房を受け止めている三角の布の面積は決して広くはない。
ボトムにも同様のことが言えた。
女の象徴を覆い隠す逆二等辺三角形の布は最小限の面積で、三角形のラインの延長から成る紐が腰を通り、身体のスムースなラインを印象づけている。
その堂々たる肢体で立ちはだかる姿は、誇らしげにも淫らにも見えた。

(現実世界のポーラが大きく息を呑む)

マットレスの女がねっとりとした手つきで、自分の胸から腰にかけてに手を這わせる。
カメラが引いていき、彼女の全身像が映るが、彼女の足許にもうふた組のハイヒールを履いた足が映る−

今度はカメラがゆっくりと上昇していく。

ポーラと更にもう一人の女が身を寄せ合うようにして立っている。
ポーラはもう一人の女の背後に寄り添い、その身体に手を回している。

もう一人の女は、陽光にきらめく艶やかなプラチナブロンドの持ち主だった。
サングラスとハイヒールは、他の二人と同じ装いだが、水着はビキニではなく、より露出の多いスリングショットである。
パチンコを思わせる、Ｖ字の極めて細い紐が身体の前後で両肩と股間を結ぶのみで、横腹や脇、腰は完全に素肌を晒すことになってしまう。
乳房は他の二人と比べても目に見えて大きく盛り上がっており、ただでさえ細い水着の下でこれでもかとその存在を主張している。
サングラスは、フレームと弦が一体化したバイザーに近いタイプのもので、目元の露出が全くなく、他の二人以上に表情が見定め難い。
右手首には髪の毛の色と同じ金の腕輪が光っており、右手の中指には黒い宝石がはまった指輪が鎮座している。
やはりどきりとするような赤黒いペディキュアで爪を彩っており、手首から先の飾り付けも完璧にセクシーだった。
そんなブロンドの女の身体にポーラが後ろから手を回し、ブロンドの女もポーラの腰へと手を伸ばす……

そんな画面の様子に、ジェイミーとトリーは満足げな笑みを浮かべた。いよいよだ……
目の前であられもない格好を晒すポーラがひと際切なく喘ぎ声を漏らすと、淫猥で甘美な悪夢が始まりを告げた……

どうも、初代スレ410です。
Night Tripsの続編、映画(つか、早い話が洋ピンですが)Night Trips2の一シーンのノベライズです。

映画自体が一作目と全然繋がってない話なんで(つか、エロシーンばっかでストーリーそのものがほとんどねぇ)、
今回は前回登場した二人を筆者独自の展開で登場させてます
(つか、一作目も２もカウンセラー・看護婦・患者という配役・シチュは全く変わってねぇので置き換え)。
よって、ストーリー展開や心情描写云々ではなく、純粋にエロい映像を文章で追うという試みです。
個人的には、ここ十年間で最もﾊｧﾊｧした回数の多いレズエロシーンなので、思い入れが非常にあり、
ずっと前から文章にしてみたかったんですが、
極めて画面造りが凝っていて、これを言葉で追っかけるのは何とも至難＆無粋だなと痛感。
それでもこれは文章にしてみたくなるなぁ、という凝りようの映像でもある訳ですが。

つーことで、またご意見などありましたらお聞かせください。

初代スレ410さん
前回はいまひとつシチュエーションが理解出来なかったこともあって
情況を追うことが優先になってあまり読み込めませんでしたが、
今回は「ドリームマシン」という背景をすでに知っているだけに、
溶け込みやすいと思いますた。
このままどしどしエロい描写をおながいしまっす！(・∀・)

>>初代410氏
漁師役も♀でキボンヌ(w

エロいなあ！
初代スレ410さんの文章を読んで、ナイトトリップスを観てみたくなったけど、これってけっこう
古い洋ピンですよね？
アマゾンで入手できないもんかなあ。

初代スレ410さん、古い洋ピンでも新鮮味があっていいです。どんどん初代スレ410さんのペースで書いていって下さい

なんと幻想的でゴージャスなレズビアン・エロス！！
潜在的なレズ願望を引き出して女性をレズビアンへと導いていくなんて
本当に素晴らしいマシンです！！
ポーラが元々どんな女性なのかという説明があると、なおいやらしくなる気がします。

画面がセピア色に染まる。
ぎらぎらした陽光はかなり抑制され、代わりに、女体の白と水着やハイヒールの黒の対比がより鮮明に映える。

プールの間近で、思い思いにポーズを取る三人の女−
マットレスに寝そべる束髪の女−ニーナ。
その近くに佇み、ポーラに抱きすくめられたブロンドの女−ヘザー。
そして、ヘザーに背後から手を伸ばすポーラ。

いずれもが男を−いや、同性を誘うように、唇を半開きにし、己の肌にその手をゆっくりと這わせているが、
サングラスで視線の行方を遮断されたその表情は、何を考えているのか、何を見つめているのか判然としない。
明後日の方向を見つめるその様子は恍惚に浸っているようにしか見えないが、表情自体はサングラスの下に封じられている
−その二律背反は却って淫靡さを醸し出していた。

ニーナは右手を乳房から腹にかけて撫で下ろし、首を物憂げにゆっくりと逸らせる。

ポーラは、眼前に立つヘザーには視線を向けず、「カメラ」の方へ、あるいはいずことも知れぬ方向へ視線をさまよわせつつ、
密着するかしないかの位置に立つヘザーの剥き出しの脇腹から腰にかけてに手を添える。
左手はヘザーの乳房をごく軽く愛撫しつつ彼女の左半身を撫で下ろし、右手はヘザーの腰にあてがわれる。
左手が腰まで降りてくるのを待つと、ポーラの両掌は、ヘザーの股間から両肩へと向かう布の軌跡と併走するように、
ヘザーの腰から脇腹をなぞっていき、肩へと到達する。

ヘザーも、やはりどこを見つめているともつかぬ視線で、ポーラの掌の動きを確認しつつ、
自分も後ろに回した右手をポーラの腰に愛おしげにあてがう。

画面が切り換わった。

そんな三人の姿が微風に揺れるプールの水面に映り、水面から反射した光が大理石の彫刻のように艶やかなポーラとヘザーの肌を照らす。
カメラの動きがゆっくりとハイヒールを履いた足を舐めるように昇っていき、二人の腰の位置までやって来る。
ポーラの両手が再び水着の上ないしその軌跡をなぞってヘザーの身体の上を滑って上がっていき、
カメラもそれに合わせて上昇を続行する。
一方、自分の腿に触れているヘザーの左手の甲をポーラの左手がわずかにかすめ、
ポーラの腰へと回されているヘザーの右手もポーラの右手と触れ合う。
どこを見ているのか分からなかったポーラの視線だが、かすかに俯いたその頭の動きから
ヘザーを愛撫する自分の手の軌跡を、あるいはヘザーの腰から脇腹にかけてを見つめていることが分かった。
両手が触れ合ったのが契機になったのか、ヘザーもわずかにポーラを振りむきかけ、右手で後ろ手にポーラの半身を撫で上げようとする。
自分の右肩の上に位置するポーラの息遣いを感じようとするように、右掌が伸びていき、肩に落ちるポーラの、そして自分の髪に触れる……

画面が切り換わった。

ニーナがその手に日焼け止めのローションの瓶を握った。
白い掌にローションを取ると、右乳房に塗り始めた。
鳩尾から乳首の上を通って横へと抜け背中へと消えている水着では、
乳房も隠れていない部分の面積がずっと大きく、水着を脱ぐこと、あるいはずらすことなく、その乳房の辺縁にローションを塗ることが出来る。
黒い手袋に飾られた掌が乳房の上を動いていき、腹へ到り、臍の周辺にもローションを塗布していく。
そして腰にまで辿り着き、ボトムの腰紐の上からくびれたウェストにローションを塗る……

掌がもと来た道を戻り、それを追うカメラが再び右乳房を映し出すが、
脱いだりずらしたりはしなかった筈の水着がずれており、その軌道から外れた乳首が剥き出しとなっていた……

画面が切り換わった。

デッキチェアに座るヘザーが映し出された。

デッキチェアであれば寝そべるのが普通であるが、ヘザーはその片側に腰を降ろして座っており、両足を揃えた格好で投げ出していた。
両手は後ろにつき、バランスを取っている。]
その格好だと、横からの身体のラインが丸見えとなり、豊かな胸、細く長い手足、均整の取れた腰つきがこれでもかと強調される

−そこへローションを手にしたニーナが寄り添ってきた。
デッキチェアのもう片側に優雅な身のこなしで腰を降ろす。
水着の位置は直されているものの、ほとんど剥き出しに近い豊かな乳房は、この程度の動きでもぷるんと揺れるのがはっきりと分かる。
ヘザーのなでらかな肩に挨拶するように優しく触れつつ、ニーナは妖艶な笑みを浮かべたその唇で
−横顔となったニーナの、サングラスの下の表情が辛うじて垣間見えた−
ヘザーの耳たぶにそっと触れた。
閉じられていたヘザーの唇が半開きになり、わずかに顔がニーナの方を振り向くが、
依然サングラスが彼女の表情を封じ、彼女がニーナの接触に対しどのような思いを抱いているかを伝えない。

ニーナの右手が動く……
まだ触れてはいない、脱がせたりずらしたりはしていない筈のヘザーの水着は、
いつの間にか内側へとわずかにずれており、右の乳首が剥き出しとなっていた。
脇腹から這い上がってきたニーナの右掌が包み込むように乳房を撫で上げ、ローションを塗りつけた。
そして感じ易い乳首に、鋭く尖ったペディキュアの爪の先がつまむように集中したかと思うと、
ドアノブを回すような動きで質感のある乳房を捻りあげる……

画面が切り換わった。
ニーナとヘザーは互いの唇と舌を貪り合う……

画面が切り換わった。

二人は、大股を開きデッキチェアを跨いで腰を降ろしていた。

ヘザーの水着は両サイドとも外側へとずれており、完全に乳房が晒される形になっていた。
余りにも巨大な乳房の脇にひっかかった細い水着は、寧ろ拘束着か何かのようにさえ見えた。
ニーナはヘザーの背中に身体を密着させて座り、その掌をヘザーの胸へと回していた。
執拗な手つきでローションを乳房や腹へと塗っていく。
右手が乳房から降りてヘザーの下腹へと、左手が乳房から上へ昇り喉元へと向かう。
ニーナの愛撫に何の抵抗も出来ず、ヘザーは半開きになった唇から切ない吐息を漏らし、あらぬ方向に視線をさまよわせる
−だが、その恍惚に浸っているであろう表情も、サングラスに覆い隠され、抑制されたものとなってしまっているが。

(現実世界のポーラが夢中になって喘ぐ)
ニーナとヘザーは互いの唇と舌を貪り合う……

画面が切り換わった。

ポーラの胸から股にかけてが大映しとなり、背後から回された手袋をした掌がその上を滑っていく。
粘土をこねるように、弾力のある乳房を玩び、水着に辛うじて隠された股間へと指先が伸びる。
水着の内側の宝石に触れたかと思うと、すぐに掌全体で腹の上を昇っていき、焦らす……

(現実世界のポーラがショーツの上から秘所に指を立てる。それを冷静な目つきで、ジェイミーとトリーが見守る)
画面が切り換わり、ニーナとヘザーは互いの唇と舌を貪り合う……

画面に一瞬ノイズが走ったかと思うと、画面が切り換わった。

ポーラはその細い身体をデッキチェアに横たえ、少し離れた位置のニーナとヘザーを見つめていた
−サングラスでその思惑は隔てられ、二人の女の姿にどんな思いを抱いているかは見た目に定かではないが。

ニーナとヘザーは立ったまま抱き合い、唇を重ね合いつつ、一定のリズムに合わせて身体を上下させ、互いの身体をゆっくりと擦り合わせていた。
二人のキスは激しく甘かった。
額と額、サングラスとサングラス、唇と唇、舌と舌、水着と水着、乳房と乳房、肘と肘、膝と膝が何度となくぶつかり合う。
互いの腰に回された腕がパートナーの背中を優しく撫で上げ、
量感のある乳房が劣らず量感のある乳房と押しつけられあい、その狭間でもみくちゃにされた水着が本来あるべき位置から追いやられていく。

二人のコントラストは完璧だった。

灼熱の陽光と場違いにすら思える白さの肌に、ストレートの黒髪を束ねたニーナと、
小麦色に灼けた健康的な肌に、軽くウェーブしたプラチナブロンドのヘザー。
ほっそりとした体躯に、真円のような美乳を備え、ツーピースの水着を着たニーナと、
圧倒的なヴォリュームの巨乳と尻を、下手なビキニなど問題にならないくらい露出度の多いワンピースの水着で包んだ
−いや、包んでいない。どうにか無理矢理引っかけた、くらいが適当か−ヘザー。
異なるセックスアピールを持つ二人の女が、互いの魅力に惹かれ合い、自然と唇を重ねているように見えた。

太股が互いの股に差し込まれた形になり、相手の太股の上に跨って腰を上下させる。
水着に覆われた性器が太股に擦り付けられ、鋭い官能が腰から脳天にまで突き刺さってくるが、
同時に、その上下運動は自分の太股で相手の股間をも擦りあげており、相手にも同じだけの快感がはね返る。
そしてもちろん、動くのは自分だけでなく、パートナーも、なのだ。
淫猥なリズムに合わせ、快楽が合わせ鏡になって増幅していく。

高ぶる思いを文字通り目と鼻の先のパートナーにぶつけようと、ニーナとヘザーは夢中でキスを繰り返すが、
顔をほぼ密着させていても、それぞれのサングラスに阻まれた二人の視線は決して交わることなく、互いの思いを目で伝え合うことも出来ない……

おおっ、意外とレスが多い。

>471
ああ、あったですねえ、そんなシーン……すごく短いので忘れてました(笑)
男の出ているシーンを全部女に置き換えると、それはそれで猛烈にエロくなるなぁとも思いまつ。
ナイトトリップス4の「アラブの金持ち男三人の前で、女三人がレズらされる」シーンを、
鑑賞している方も女に脳内変換してですね……とか（笑）

>472
見るだけなら、普通に今でもレンタルに置いてあると思いますよ。
前スレッドの292で簡単に説明してあります。

あと、去年くらいに、何故か今頃になって、
Night Tripsの1と2は国内の会社がＤＶＤを出したようで、
検索していたら偶然見つけてしまって驚きました。
あまりその手の店を頻繁に覗く方ではないので、
実物は見たことないんですけど。

アマゾンには、昔誰かが出品した跡だけありますけどねえ

とりあえず、いよいよ佳境の水着で抱き合ってﾊｧﾊｧな辺りなんで、
じっくりお楽しみください。

デッキチェアに寝そべるポーラはその手を脇腹から股間へと這わせていき、水着のボトムに右手の中指と薬指を突っ込む……

最初は二人は互角に快感を与え合い、受け取り合っていたが、次第に攻守の差が顕れてきた。

−ニーナがより積極的で、巧妙な手管を持っていたのか。
それともヘザーがより淫楽に脆かったのか。

大きく喘ぐヘザーの背中をニーナが抱き締める。
標準より遙かに大きいヘザーの尻の割れ目から両肩へと渡されたＶ字の橋が、標準よりぐっと細い腰のために、
彼女の背中にくっきりと影を落としており、ニーナの赤い爪と黒いサテンの手の甲がその下の絹のような肌を悠然と滑っていく。
ヘザーの腰に回されたニーナの左手が、ヘザーの尻に食い込んでいるスリングショットのＶ字の基部へと巧みに滑り込み、
指と指の間に水着を引っかけて、尻を揉む動作と共に、水着をぐいと引き上げた。
同時に、右手もヘザーの尻へと回り込み、赤い爪を弾力のある尻にめりこませ、
激しく撫で回しながら、両手で尻全体をきつく押しつける−自分の太股へと。

強烈な快感に抵抗するように、ヘザーは腰をくねらせるが、
水着を後ろから引っ張り上げられているため、却って股間への刺激は増してしまう。
強烈な刺激から逃れようと、思わずヘザーは腰を下方へぐっと落とそうとしたが、
逃すまいとニーナはヘザーの股に差し込んだ太股をより深く突っ込んだ。
逃げたと思った先にも相変わらずニーナの甘い太股が待ち受け、ヘザーは快楽に震えつつニーナの太股の上を滑っていく羽目になる。
尻の割れ目でも水着を玩ばれ、ヘザーは狂おしく喘いだ。

上下運動のリズムに身を任せたためか、それとも下へは逃れられないと悟ってか、ヘザーはより背伸びをして、腰を上へと持ち上げた。
ニーナの太股とヘザーの股間の間に隙間が出来、一瞬だけヘザーは執拗な責めから解放されたかに思われた……

−が、ニーナは平然と尻を愛撫していた右手を前へ回し、自分の太股とヘザーの股間の間に出来た隙間に潜り込ませた。
そして、ヘザーの蟻の戸渡りをそっと撫で上げつつ、股間の正面から尻へと右手を伸ばしていった。
尻の割れ目で水着を玩んでいた左手と右手が出会い、二つの掌が水着をきつく引っ張り上げる。
左手が水着を後ろへと引っ張り上げていき、右手が再び蟻の戸渡りを戻っていきながら前へとたぐり寄せる。
股間にスリングショットが食い込む。

淫らな身体を自らの水着で罰せられ、ヘザーはニーナの腕に抱かれた姿勢で腰を深く落としていった
−無理に背伸びした姿勢がいつまでも保つ訳がなく、更に靴の高いヒールと身体を痺れさせる快感が爪先立ちすることを困難にしていた。
上下運動のリズムに従う以上、より高く上へ逃れた後は再び深く下へと沈み込まなければならない。
ニーナの膝の上を滑り降りつつ、また、ニーナの股間を擦りあげつつ、ヘザーの腰は崩れ落ちていった。

水着をたぐられつつ、溢れ返る快感に耐えかねたヘザーの腰は、横へとわずかな逃げ場を求め、切なげにくねった。
丸く柔らかい尻が淫らなリズムに合わせて踊る様は、余りにもエロティックだった……
その間もずっとヘザーの唇はニーナの舌と唇の侵略を受けているのだ。

ずっと二人の交歓を鑑賞していたポーラは、そのスマートな長身を起こしてデッキチェアより降りると、二人へと歩み寄った。
ついに、というべきなのかもしれないが、サングラスで守られたその表情からは、ポーラの真意を窺うことは出来ない……

画面が切り換わった。

ポーラは、ニーナの背中に自分の身体を密着させ、彼女の太股から腰、背中にかけてに手を這わせながら、
二人が身体を擦り合わせるリズムに合一し、自らも身体を上下にくねらせていた。

ニーナは、身体の前面をヘザーのそれに押しつけつつ、背中にポーラの身体が触れ、
耳元に半開きになったポーラの唇から吐息が漏れるのを感じていた。
緩やかだが確実に欲情を煽るポーラの愛撫を堪能しつつも、ヘザーを責める手を決して緩めない。

ヘザーは、息も絶え絶えとなりつつ、ニーナの責めによって豊かで淫らな肉体が歓喜の声をあげるのを満喫していた。
一連の責めにより、身体の右半身−といっても右肩から右乳房、股間に到るまでの距離を、
乳首をぎりぎり覆い隠すのみのごく細い幅でしかないのだが−を覆っていた水着が脱げ落ちてきていた。
だらしなく垂れたスリングショットは肩からずり落ち、右腕の肘に引っかかっていた。
露わになった右乳房に容赦なくニーナの手が伸び、寧ろ快楽に狂った自分の方からニーナの胸へと押しつける。

既に何度となく乳房同士を押しつけられあった末、やはり紐でしかないニーナの水着のトップもすっかりずれ落ちており、
乳房の真ん中、乳首の位置を通って首から胸、背中に巻き付いていたのが、
今では、首からまっすぐに下降して両乳房の狭間へと落ち込んでおり、ただ乳房を縁取るのみと成り果てていた。
互いの背中や腰や尻だけでなく、乳房までも愛撫の対象に加わり、
二人は夢中で互いの双球に手を伸ばし、その柔らかさを堪能した。
その間も腰は淫らに上下して互いの股間を互いの太股へと、
既に手を添えている乳房を乳房へと押しつけていき、唇と唇も愉悦を交換し合う。

すっかりこの戯れに夢中のニーナとヘザーだが、それはサングラスの貼り付いた顔からは窺い知ることが出来ない。
そしてニーナの背中というＳ席に位置するポーラは、サングラスの下からクールですらある視線を送り、
二人の女が互いを貪り合うのを見つめる。

三人の女がリズムに合わせ、身体を密着させて身体を擦り合わせる様を、カメラがゆっくりと下から上へと舐めていく。

ハイヒールに収まった足から始まり、見事な曲線を描く太股が交差して擦り合い、互いの手が絡みついた腰へと到り、
淫らにうねるヘザーの背中とニーナの乳房が映し出され、サングラスで飾られた三人の顔へとゴールインする。
極細の水着しか身に着けていない三人が身体を重ね、ひとつのリズムに合わせて互いに身体を押しつけ合っている様子は、
横から見るとほとんど身体のラインを覆い隠すものがなく、不気味な美しさを持つ肉色の波のように見えた……

画面が切り換わった。

ヘザーはマットレスに大股を開いて座っていた。
乱れに乱れた水着はきちんと元の位置に戻っていたが、すぐ脇に屈み込んだニーナ
−こちらは水着は胸の谷間に落ち込んだままで、乳房は完全に晒されている−がヘザーの股間を覗き込むと、
躊躇なく股間を覆うスリングショットのＶ字の基部をひっつかみ、乱暴に捻り上げた。
ヘザーの性器に狂おしい炎が走り、下方から引っ張られた水着が中継地である乳首にも刺激を与える。
ニーナは剥き出しのヘザーの腹に掌を当て、ゆっくりと上へと撫で上げていく……
と、そこには水着に食い込まれ形を変える柔らかい乳房があった。

と、カメラはすぐにもっと上へと向かい、ニーナとは反対側から屈み込んできたポーラの顔がヘザーの顔へと近付くのを映し出した。
責められて尚サングラスのおかげで表情が崩れないヘザーの顔に、
サングラスでキメて憎たらしいほどにクールに振る舞うポーラの顔が近付き、わずかにヘザーより早く舌を出した。
ヘザーも舌を出して応え、二人の舌がタッチする。
キスにまでは到らない、手短で淫らな挨拶……

い、いやらしい
読んでるだけでムラムラしてきました
今から元ネタ探してきます

はう〜
続きはまだっすかー

期待ほしゅ(・∀・)

画面に一瞬ノイズが走ったかと思うと、画面が切り換わった。

マットレスに寝そべって、はしたなく大開きになったヘザーの股が大映しになり、そこにニーナがすがりついている。
ニーナは、スリングショットを強引にずらし、剥き出しになったヘザーの性器に左掌を執拗に這わせ擦り上げていた。
一方、右掌はヘザーの左腿を抱え込み、手袋の先から覗く指が太股に巻き付くように貼り付き、色っぽく蠢く。
深紅の爪が柔らかい小麦色の肌に食い込む。

ヘザーの手が興奮のあまりに自身の乳房を手荒く玩び、腹から腰にかけてを滑っていく。
うねるヘザーの白い腹は、まるでそれ自体がひとつの性器のようだ。

画面は切り換わり、肝心のヘザーは全くカメラから消え、まさにヘザーを責めているニーナの顔がアップとなった。
ニーナの口は半開きに、時には喘ぐ時のように大きく開かれ、熱い吐息をヘザーの感じ易い性器に吹きかけていく。
その口の動きはひどく淫らだが、顔の上半分はサングラスに覆われ、表情を露わにしない。
その二律背反が……却って淫靡さを醸し出していた。

ノイズと共に、画面が切り換わった。

ヘザーのＭ字に開かれた股に顔を埋め、ニーナは舌をねっとりと動かしていた。
完全にヘザーのスリングショットのＶ字は角度を崩し、性器が露わになっていた。
よくもこのような細く幅の狭い水着で覆い隠せたものだと思えるほどの、
高く膨れ上がった性器、濃い陰毛が水着の真横に顔を覗かせていた。
そこをニーナは、容赦なく舐め続け、キスしては吸い上げ、人差し指でなぞり、息を吹きかける。
そのたびにヘザーは狂ったように喘がされ、たまらずに自ら水着の前をはだけてニーナ同様深紅に彩られた爪の先端を乳房に這わせてしまう。
下半身でも股間からずらされ、上半身でも胸からはだけた紐状の水着は肌に食い込み、ヘザーの身体の柔らかさをより強調しているようだった。
ニーナは、ヘザーの興奮が高まってくると、今度は性器を無視し、太股の付け根にキスを繰り返す。
直接的な刺激に慣れたヘザーは、一気に頂点まで登りつめるのを拒否され、焦らされる苛立ちにますます乳房を激しく揉みし抱いた。

一方、ニーナはまるで甘いキャンディを舐めている子供のように、夢中になってヘザーの腿の上で唇と舌を動かす。
そんなニーナの顔がアップになっていく。
斜め後方の角度から映るため、サングラスの下で陶酔のうちに閉じられた瞼が確認出来、
うっとりと動く舌と共に、この女の美しさを余すことなく伝えていた……

画面が切り換わった。
デッキチェアに寝そべるポーラはその手を脇腹から股間へと這わせていき、水着のボトムに右手を丸ごと突っ込み、性器に触れる……

ヘザーの手が腹を滑り、股間へと伸びていくが、ニーナの舌の責めはそれを寄せ付けない気迫を誇っていた。
手は虚しく来た道を戻り、腹から乳房にかけてを慰める他ない。
かと思うと、またニーナは責める対象を性器から太股に変え、ヘザーを焦らす。

(現実世界のポーラが夢中になって喘ぎ、ショーツの上から自身の性器を慰める)

責めと焦らしの繰り返しにヘザーはすっかり翻弄され、上空から照らしつける太陽と下半身を犯すニーナの愛技に焼き尽くされようとしていた。
嗚咽するように喉を上下させ唇を開閉させて喘ぐヘザーだが、やはりそんな淫らな口とは裏腹に、
サングラスに覆われた顔の上半分には、快楽の痕跡は窺えず、その異様なコントラストがまた更に淫猥な情景として画面に映る……

ノイズと共に、画面が切り換わった。

マットレスの上に寝そべるヘザーの上に、身体の上下を逆さまにしたニーナが覆い被さり、
二人は水着の上から互いの股間に顔を突っ込み、夢中で舌を動かしていた。
ニーナの細い腰がヘザーの顔の上に乗り、腰と背中が、立ったまま抱き合っていた時と同じリズムで、上下を繰り返す。
ニーナの全身で顔面から腹にかけてまでをマッサージされ、ヘザーは文字通り押し潰されそうなほどの快感を味わっていた。
少しでも応えようと、必死に水着のボトムの上からニーナの性器にキスを送り、ニーナの滑らかな背中に手を這わす。

ニーナはというと、ずらしたヘザーのスリングショットの脇から大きく開いた秘裂へと容赦ない責めを仕掛けていた。
指で秘裂を大きく開かせ、竪穴のようなそこに舌を挿入し、唾液を流し込む。溢れる愛液がそれを受け止め、混じり合う。
両股の付け根に巻き付かせた掌が淫らに動き、感じ易い内股の肌を優しく揉む。

ニーナの白い背中に垂れた、ポニーテールの髪が激しい動きに合わせて揺れ、そこへ背中を愛撫するヘザーの掌が触れる。
水着越しに股間に感じるヘザーの舌の動きに刺激を覚えつつも、その快感を責めへの燃料として、舌の動きを更に激しくしていく。
全身を貫く快感に背筋を張りつめさせ、ヘザーは息も絶え絶えとなりつつあった。
しかも顔の上には、ニーナの腰が覆い被さっている。
荒い息がニーナの股間を湿らせていき、負けじと突き出される舌が水着の上から唾液を染み込ませていく。

一方で、ニーナは巧妙な手つきでスリングショットを引き寄せ、蟻の戸渡りに紐を食い込ませ、ヘザーの肛門から性器にかけてを擦り上げる。
かと思うと、太股の付け根に執拗なキスを送り、秘裂に舌を這わせる。
そんな彼女の背中を何度もヘザーの掌が撫でていく。

画面が切り換わると、ニーナの下半身からは−脱いだり脱がせたりする画面はなしに−水着のボトムが消えていた。
ヘザーの顔の下半分の真上に丸々とした白い尻が盛り上がり、淫猥なリズムを刻んでわずかに上下していた。
股間へのニーナの責めにすっかり放心しているヘザーだが、
それでも舌を突き出し、ニーナの尻を両手でしっかりと押さえ、自分の口の前へと固定しようとしていた。
ニーナの股間が上下運動の過程でヘザーの顔に近付くたびに、ヘザーの舌がニーナの性器を刺激する。
一瞬だけの刺激だが、自らの刻むリズムに合わせて襲ってくると、

ニーナはヘザーが味わっているのと等しい快楽を感じ、シックスナインでしか得られない悦びにうち震えた。
身体をなまめかしく上下させてヘザーの口や乳房や腹に身体を擦り付けていき、内股や性器をより大きなストロークで舐めていく。
きちんと後ろに撫でつけ、束ねていた髪が乱れはじめ、右耳にぱさりとひと房の髪が落ちる。
それを合図にしたかのように、ニーナはヘザーの左腿に左手を改めて絡め、
同じくヘザーもニーナの背中を愛撫していた左手を移動させ、自分の太股に向かい、ニーナの手と一瞬だけ触れる……

現実世界のポーラが今までになく、大きく喘いだ。

画面が切り換わり、セピア色だった画面がフルカラーに戻った−
プールの際ぎりぎりに立つポーラは、ハイヒールとサングラス、ネックレス以外は身に付けない全裸となっており、
同じ格好−サングラス、ハイヒール、手袋、腕輪、指輪といった装身具のみ−のニーナとヘザーから奉仕を受けていた。

先ほどまでペット同士が戯れるのを眺める感覚で、ニーナとヘザーが絡むのを鑑賞していた筈が、気がつくと、自分自身が責められている。
何が起こったか分からず驚く間もなく、ニーナの手と舌が両の乳房を愛撫し、
ヘザーが、股の間に座り込み太股に取りすがった姿勢で性器に舌を伸ばしてくる。
二人の舌が卑猥に自分の上下の急所を舐め上げてくると、ポーラはサングラスの下に快感を押し隠しつつも、
身体を軽くのけぞらせ、手持ち無沙汰に右手を頭の後ろに伸ばし、髪をかき上げる……