(13)
私は夢を見る……
怪物との間に出来た子供を私が出産する夢……
そのあまりのおぞましさに目を覚ました私の前にあるのは、より凄惨な現実……
私が意識を失ってなお構うことなく私の身体を蹂躙しつづける魔物。
もう何回注ぎ込まれたかわからない。男は最初の数回を見届けたあと出ていってしまい、もうこの部屋にはいない。
目を覚ました私はすぐさま快感の波に押し流されていく。
そして何回かの絶頂を繰り返した後、再び意識は闇の中へと落ちていく。
次に目を覚ましたとき、この光景が全て一夜の悪夢だった事を祈りながら……
その繰り返しが幾度続いただろうか。
幸か不幸か触手から放出される白濁液は人が生きていくための最低限の栄養は含まれているのか
餓えや渇きに苛まれることはなかった。
そんな事が続き、もはや遺跡に足を踏み入れてから何日が経過したのかもわからなくなっていた頃再び男が部屋に入ってくる。
それを合図に私の身体から離れていく魔物。
そして男が声をかけてくる。
「どうやらさすがに魔物相手では交配は無理だった様ですね。お疲れ様でした」
何を言っているのかよくわからない。わかるのは私に快感を与えてくれるものが離れていってしまったということ。
「おねがぃ……もっと、もっとぉ……」
「おやおや、随分と気に入っていただけたようで。ところで協力していただいたお礼に一つ提案があるのですよ。
あなたの願いを一つ、叶えてさしあげようと思うのですがいかがでしょうか?」
「ねがい……かなえる……?」
朦朧とする頭で男が言っている事を理解しようとする。
「ええ、もちろん私に死ねと言われても困りますが、たいがいのことでしたら大丈夫ですよ。村に帰りたいのでした帰してあげましょう」
(ねがい……わたしの……ねがい……)
その時私の頭に浮かんだのは幼馴染の少女。
「わたしの……ねがいは……」
つづく?
第2話終了です。
相変わらずの人外で芸がなくて申し訳ありません。
今回はそれに加えてお漏らし&羞恥と個人的趣味を全開させています。
第3話については視点を変えて女戦士側でいければと思っています。
ではでは、拙い物ですが少しでも読んだ方の心に引っかかってくれれば幸いです。
申し訳ありません。(7)が丸ごと抜けていました。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
恭之が出張から戻った日、弥生はこころなしか沈んだ表情をしていた。恭之の好物が並んだ夕餉のときに
も、弥生の表情は冴えない。
「どうした? 留守中になにかあったのか?」
心配してそう尋ねる恭之だったが、弥生はその顔をまともに見ることができなかった。
「いいえ、ひとりだったから、のんびりし過ぎちゃっただけ」
さりげなさを装って答える。こんなことじゃいけない。恭之さんにあのことを悟られてしまう……弥生は
精一杯陽気にふるまおうとした。
「恭之さん、背中流しましょうか?」
弥生は風呂へ向かう恭之にそう声をかけると、返事を聞かずに後に続いた。
「弥生、どうしたの? めずらしいじゃない」
恭之は訝りながらも嬉しそうに笑った。
「だってしばらくひとりだったから寂しかったんだもの……」
珍しく甘えた声で話す弥生に、恭之は振り向いて思わず弥生を抱き締めた。
「だったらたまには一緒に入ろうか」
恭之の笑顔に、弥生は後ろめたいものを感じていた。
その夜、弥生は夫婦の営みで初めてエクスタシーに達した。唇を噛み締めて声をもらすまいと耐える弥
生を見て、恭之は
「かわいいよ、弥生」
とささやき、長旅の疲れもあってか、そのまま寝入ってしまった。一方の弥生も、浩文とのことや留守中
の出来ごとを気付かれなかったことに安堵のため息をもらすと、やがて寝息をたてはじめた。
ごく普通の日常が戻ってきたと思っていた弥生にふたたび危機が訪れたのは、それから半月ほどたった
ころだった。そろそろ大学へ戻る準備をしようと外出していた弥生が帰宅すると、恭之が珍しく先に戻っ
ていた。
「さっき、親父の秘書の片山さんから電話があったんだけど、あした親父の誕生日なんで食事に来ないか
って。俺は明日大事な接待で遅くなるから、丁度いいから親父のところでごちそうになってくれば」
弥生の目の前が真っ暗になった。わざと恭之の不在の日を狙って誘ったに違いない。
「どうしたの、弥生。気分でも悪くなった?」
「ごめんなさい恭之さん。私……ちょっと熱っぽい感じ。風邪でもひいたかな」
「……大丈夫? それはよくないね。じゃあ、親父には俺から断わっておくよ」
「ごめんなさい、せっかくのお父様の誘いなのに……」
「いいよいいよ、気にしないで」
恭之は疑いもせずに弥生の身体を気づかっていた。弥生の心がちくりと痛んだ。
翌日、恭之が出勤した直後、片山から電話がかかってきた。
「お身体の調子がよろしくないそうで、先生も心配しておられます。こちらにいい医者がおりますので、
これからお迎えにあがりますが」
「……結構です。休んでいれば直りますから」
「そうでしょうねえ。もともとどこも具合など悪くないのではないですか」
「そんなことはありませんっ」
弥生は声を荒げたが、片山は意に介することもなく、平然と続けた。
「では、すぐにお迎えにあがりますので、したくの方よろしくお願いします」
弥生は必死でこの窮地を逃れるすべを考えていた。ここに居てはいけない。ここにいる限り、あの卑劣
な男の手から逃れることはできないのだ。弥生は急いで身じたくを整えると、恭之にあてて
「しばらく実家に居ますから心配しないで」
とメモを残し、マンションを後にした。
SOTさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
それに、作家の皆さんも賑やかで楽しくなってきました。
第3話の前の気分転換ではありませんが死神少女の話を1つ。
相手が怪物ばかりというのもなんですので、今回は人間の男(霊ですが)による輪姦を予定しています。
とりあえずは最初の1節だけ。
>>688はかちゅのNGワードに引っかかったために(7)だけが表示されなかった事による勘違いでした。
今日の分を書き終えたら回線切って吊ってきます。
――死神のお仕事――
(1)
「到着っ、と」
私は“扉”を抜けた先の地面に足をつく。
周囲を見渡してみると、現在自分が立っているの海に面した断崖絶壁の上をはしる道路。
その道路を挟んで海と反対側には林が広がっている。
時刻は夜、海に向かって吹く風を全身に感じる。
膝に届くくらいまで伸ばし頭の両サイドで結んだ金色の髪が風になびく。いわゆるツインテールという髪型。
子供っぽいって言われることもあるけど、この髪は数少ない私の自慢の一つだった。
そんなことを思いながら私は眼下に広がる海を眺める。
私の故郷である霊界には、そもそも海というものがなかった。
(初めて見たときは吸い込まれそうでちょっと怖かったけど……)
今では全てを包み込んでくれるような夜の海が大好きだった。
「ちょっとちょっと、ぼけーっとしてないでさー」
足元から声が聞こえる。変声期を迎える前の、少し高めの男の子の声。
「わかってるよ。さっさとお仕事しなきゃ、でしょ?」
下ろした視線の先にいるのは一匹の黒猫。名前はクロ、ちょっと口うるさいけど大切なパートナー。
クロに向けた視線を自分の右手側に移す。そこにあるのはもう一つのパートナー、柄の長さだけでも私の身長以上はある大鎌。
私は鎌を握る手に少しだけ力をこめる。
死神、恨みや突然の事故によってこの世にとどまってしまった魂を霊界へと運ぶ存在。
今日も私のお仕事が始まる。
(2)
「それで、今回の最初の相手は?」
そう尋ねるクロに対し、私は腰につけたポーチからメモ帳を取りだし今回の仕事内容を確認する。
ちなみに私が着ているのは膝丈の黒いワンピース、そしてポーチの色も黒。
何年か前、まだ死神に成り立てだった頃にクロはどこから持ってきたのか、全身をすっぽり覆うような黒いローブを私に見せてそれを着ろと言ってきた。
私はそれを拒否した。なんでそんなかわいくない物を着ないといけないのか、と。
すると、いたって正論な私の意見にクロは逆ギレし、死神の様式美がどーとか訳わかんないことを言いはじめたのだ。
口喧嘩から始まった戦いは、やがて取っ組み合いへと発展した。
その戦いの結果、お互いが譲歩する形で一つの決まりができた。
――服の種類そのものは自由、ただし身につける物の色は黒に統一する事――
いまでこそ、この黒い服も気に入ってるけど当時は不満たらたらだったっけ。
そんなことを思い出していた私を現実に引き戻すのは、やっぱりクロの声。
「ちょっとぉ、またぼーっとしてるけど大丈夫なの?」
「あ、ああ、うん、大丈夫。えーとね、最初のお仕事は……」
「しっかりしてよ。霊が抵抗してきたら力づくで押さえ込まないといけないんだから」
そう、恨みを持って死んだ者はその恨みを晴らそうとし、事故や災害などで死んだ者は自らの死を受け入れられず現世にとどまろうとする。
それを刈り取るのが、この死神の大鎌の役目。
正直戦うのは怖いし苦手だけど、放っておけば力をつけた霊は無関係の人々さえも巻き込んでいく。だから私はそうならない様に鎌を振るうんだ。
「えーと、最初の相手はこの林の奥で……」
そこまで読み上げたところで私は眉をしかめる。途中で止まった声をいぶかしむ様に見上げてくるクロ。私は嫌悪感からくる声の震えを抑えながら言葉を続ける。
「数人の男性に連れ込まれて暴行された挙句殺害された女性の霊……」
第2話 忍者兄妹現る
ここは九来邸、世界屈指の規模を持つ、九来財閥の総帥の屋敷である。
麗らかな、午後の昼下がり、一人の少女がのんびり昼寝をしている。
彼女の名前は小夜、この屋敷でメイドとして働く、18歳の少女である。
傍らには愛刀の『月黄泉』が置かれている。そんな彼女に近づく影があった。
その影は武人たる小夜に全く気配を感じさせずに彼女へと忍び寄る。そして。
「うふふ、お姉さまの寝顔、可愛い〜。じゃあ早速・・・・んんんんんん!!・・・・ぷはぁ」
寝ている小夜に熱いキスをする。この少女の名前は愛、以前、小夜に助けられて以来、すっかり小夜に
懐いてしまっている。
しかも小夜以上に積極的な性格の為、小夜もタジタジであった。
アレだけ濃厚なキスをされたと言うのに、全く起きる気配ない。
「ふっふっふっふっ・・・・どうやら、先ほどのお薬が効いているみたいね・・・・」
実は昼食に睡眠薬を盛っていたのであった。
「では、今度はこっちを・・・・ああ、お姉さまのオッパイは柔らかくていいな〜」
愛は、ムニュムニュと、服の上から小夜の胸を揉みしだく。
「ん!!・・・・・うんんん・・・・」
それに微かに小夜が反応する。それに気をよくした愛は、小夜のメイド服の胸をはだけ、ブラを外し、
直接胸を揉み始める。
「あああ・・・・この感触・・・今度はこの可愛い乳首を・・・いただきま〜す、んんん・・・・ちゅうちゅう・・・・」
揉んでいた手を止め、小夜の可愛らしいピンク色の乳首を吸い始める。
「ん!・・・んん!!・・・・あっ!!・・・・」
寝ていても、やはり弱点を攻められている為か、反応が激しくなる。
「・・・・ちゅうちゅう・・・・ぷはぁ・・・やっぱりお姉さまのオッパイは美味しいな〜。次はいよいよ・・・・」
愛は、遂にといった表情で小夜のショーツに手をかける。その時。
「う・・・うううんんん・・・・(ドゴッ!!)」
「げふっ!!・・・・・ふ・・・不覚・・・・(ガクッ)」
寝返りを打った小夜の足が、愛の延髄にクリーンヒットする。愛はそのまま昏倒してしまう。
それから2時間後・・・・
>>697 「・・・う・・・ん?・・・・あれ・・・私・・・寝てた・・・・?」
ボ〜ッとする頭で辺りを見回す、そして自分の格好に気がつく
「・・・・あれ?・・・なんで・・・服脱いでるの・・・・?」
自分の胸がはだけている事に気づく。更によく見ると、足元には愛がうつ伏せで伸びている。
「・・・・愛?・・・・なんで愛が・・・・」
まだ、ボ〜ッとしているようだ。するとそこに声をかけられる。
「やっと目が覚めたようだな。若が読んでいたぞ、小夜」
そこに立っていたのは、一樹、お庭番の筆頭の男である。
「・・・・一樹?・・・・・・!!!!!!」
目の前の一樹にやっと目が覚める。
「ちょっと、いつからいたのよ?」
「一時間程前からだが」
「何ですぐ起こさなかったのよ!!」
「何度も起こした。だがまったく起きなかったから、こうして待っていたのだ」
「待っていたって・・・・!!!!まさかずっと見てたの!?」
やっと自分の今の格好に思い当たり、急いで服を直す。
「見てたって、何をだ?」
「何をですって!?決まってるじゃない、私のオッパイ見てたんでしょうが!!」
「・・・・ああ、そんな事か、別に気にするな」
「気にするなって!!気にするのは私の方よ!!このバカ!!」
「別に、見られて気にする程でも無いだろ」
「なっ!!それじゃまるで私の胸に全く価値が無いみたいじゃない!!これでも美乳だし感度だっていいん
だからね!!なんだったら試してみる?」
さらっとトンデモ無い事を言ってのける小夜、しかし一樹は。
「馬鹿を言うな、大体俺には結花がいる」
あっさりフラれてしまう。
「・・・・なによ・・・・そりゃ私は結花ちゃんみたいにオッパイ大きくないし、性格だってあんなに良くないし・・・
料理だって得意じゃないわよ・・・だからって即答はないでしょ・・・」
その言葉に小夜は何故かやけに落ち込んでしまう。
「・・・・大体、小夜、お前男に興味はないだろうが」
>>698 「・・・・確かにそうだけど・・・・もっと気を使ってよね・・・・私だって女の子なんだから・・・・」
更に深く落ち込んでいく小夜。
「ああ!!分かった。謝る、胸を見たことは謝るから、機嫌直してくれ」
「・・・・ホントに?・・・・じゃあ・・・キスして」
「・・・・へっ?」
いきなりの申し出に一樹は変な声を漏らす。
「だから、キスしてくれたら許してあげる。でも嫌ならいいのよ・・・・結花ちゃんには、一樹に襲われたって言っ
ちゃうんだから」
「なっ!?いや、それはとてつもなく困る」
一樹の顔が青くなる、一樹の恋人で義妹(一樹は養子に入った)の結花は普段はおっとりしていて、非常に人当た
りの良い、可愛い娘なのだが、一樹が他の女の子と仲良くなどしようものなら、手が付けられい程、泣き叫んで
暴れるので、ほとほと手を焼いているのである。
「ならね?ほら」
小夜が目を閉じて顔を少し前に差し出す。
「・・・・」(仕方が無い、背に腹は変えられない)
そして二人は唇を重ねる。
「ん・・・・ぷはぁ・・・・うん、許してあげる」
「・・・・・」(ううう、すまん、結花、お兄ちゃんは・・・)
小夜は、満足したらしく、いつもの笑顔に戻る。
一方の一樹は、げっそりしてしまう。
「・・・・そういえば、若が呼んでいると伝えに来たんだったな」
「あ!そうだったわね、じゃっ!私行くわね」
「ああ、それ程急いでいるわけではない、とは言っていたが」
小夜の後姿に声をかける、すると。
「あっ!そう言えば、私ね〜男の人とキスしたの、初めてだったんだよ〜!」
「・・・なに〜〜〜〜!!」
とんでもない発言を残して小夜は去っていった。
その場には放心状態の一樹と、気絶したままの愛が残された。
>>699 所変わって、広志の部屋の前。
「(コンコン)失礼します。旦那様、お呼びですか?」
ノックをして部屋へを入る。
「待っていたよ小夜さん。でも、随分時間が掛かったね、何かあったのかい?」
「えっ!?い・・・いえなんでも・・・」
「そうかい?ならいいや、君に頼みたいのは、こっちの仕事だよ」
広志はそう言って、一枚の紙を見せる。
「!!分かりました。で、目標は?」
その紙を見て、小夜の表情が変わる。
「ああ、最近爆破事件が頻発しているよね。それに使われている爆弾の出所についての事なんだが・・・・」
広志は説明に入る。
「・・・・つまり、その少女が爆弾を作らされていると」
「ああ、君の任務はその少女の救出と組織の壊滅、もちろん黒幕の企業なりがあるだろうけど。そちらはこっちで
何とかするよ」
「分かりました。では、ただいまより任務に入ります」
「頼んだよ、小夜さん」
彼女の裏の顔、それは一樹たちと同じお庭番としての顔である。
お庭番には主に二つの任務がある。
一つは屋敷及び九来財閥要人の警護。
そしてもう一つが、今回のような、闇の組織の壊滅である。
前者は普段から行なっている事とはあまり変わらない。
しかし後者は違う、そういった組織は殆んど背後に何かしらの企業が付いているものである。
何故そのような事をするのか?それは非合法な実験や新製品のテストを行なっている事を、表に出したく無いからである。
もちろん全てが必ずしも悪いと言うものでもないが、中には今回のように人の命に関わるような事もある。
それらを潰す事こそがお庭番の真の任務なのである。
>>700 「ここね」
小夜は例の爆弾の製造元へ到着する。
「あらあら、さすがに目立たない作りですけど、警備は中々のものみたいね」
そして、ゆっくりした足取りで建物の入り口へと向かう。
「ごめん下さいまし。ここの親分さんに呼ばれて参ったのですが?」
「あ?なんだ、親分デリヘルでも呼んだのか?」
「さあな、でも、かなりの別嬪さんだぜ」
「ああ、なんだ嬢ちゃん、俺らの相手もしてくれよ」
「(ムカッ!)あら、お仕事でしたら構いませんが。親分さんのものをつまみ食いしてもよろしいのですか?」
「おお!!確かにそりゃマズイな、ほら、通んな」
「はい。では、失礼致します」
極上の笑みを浮かべると門番の一人はうっとりしてしまったようだ。
「・・・ちょっと待て!!」
「はい?何か?」
小夜が振り返ると、もう一人の門番が銃を構えている。
「その、腰に差しているのは、なんだ?」
腰の物を指差す、もちろんそれは、小夜の愛刀『月黄泉』である。
「あら?そう言えば、そのまんまだったわ。うふふふ・・・気付かなければ痛い思いもしなくて済んだのに・・・お・馬・鹿・さん」
小夜がにやりと笑う。
「な・・・なんだてめえ。これが見えないのか?」
手に持った銃を向ける。
「・・・それがどうかしたの?」
「・・・まあいい、おい、こいつは二人で頂いちまおうぜ」
惚けている、もう片方に言う。
「・・・・お!そうか、へっへっへっ・・・動くなよ〜〜」
どうやら、小夜を生け捕りにして喰ってしまおう、という事らしい。
「ぷっ!馬鹿ね〜」
>>701 そして、小夜の手が一瞬動く。
「う・・・動くんじゃねえ!!」
「あら、もう終わったわよ」
「へ?・・・あれ・・・」
ドサッ!!っと小夜を捕まえようとした男が倒れる。
「あっ!おい、どうした!?・・・あっ・・・」
手に持っていた銃が真っ二つになる。そしてその男も、そのまま倒れる。
「殺しはしないわ。あんた達の血で『月黄泉』が穢れるのは嫌だから」
そう言い残し、建物の中に入って行く。
建物の中はシ〜ンと静まり返っていた。
「あれ?誰も出てこない・・・」
侵入者があったのだ、いくらなんでも、誰も出て来ないというのはおかしい。
「う・・・うう・・・」
するとなにやらうめき声が聞こえてきた。
「ちょっと、何があったの?」
「あ・・・あんた誰だ?・・・まあ・・・いい・・・黒ずくめ男がいきなり・・・(ガクッ)」
「あら?ちょっと、黒ずくめって?・・・ダメだわ、気絶してる」
どうやら、自分以外にも侵入者がいるようである。
「まあ、誰だか分からないけど、さっさと女の子見つけて帰りましょ」
建物の奥へと進み、女の子の居ると思われる部屋の前へとたどり着く。
「残ってるのは、この部屋だけね」
「待て!!」
小夜がドアノブに手をかけようとした時、突然何者かが声をかけてくる。
「!!誰!?」
声のした方を振り返ると、突然何かが飛来してくる。
それをあっさりかわし、反撃に移る。
>>702 ちょっと、誰だか知らないけど、いい度胸ね!!」
「なっ!?くっ・・・・」
攻撃を全てあっさり返され、相手は動揺し始める。
「ならば!!」
大量の手裏剣が飛んでくる。
「はっ!!」
それをバック転でかわすが、そのうち一本が掠め、スカートに破れ目ができる。
「うおっ!!」
その隙間から、白いものが見えたらしく、相手は凄まじ動揺を見せる。
「これで、お終い!!」
もちろん、そんな大きな隙を見逃すはずもなく、小夜の刀が一閃する。
「ぐっ!!」
それをまともに横っ腹に食らい、相手は倒れる。
「ふう、どうやら、こいつが私以外の侵入者ね。どれどれ、どんな顔なのかしら・・・(ゴソゴソ)・・・おお!!」
黒いマスクの下から現れたのは、かなりの美少年であった。
「あらあら・・・これはなかなか・・・男の子にしておくのが勿体無いわね・・・って・・・まあ・・・」
先ほど見えた下着の為か、ズボンの前が膨らんでいる。
「ふふふ・・・たまにはこんな遊びもいいかも・・・(ゴソゴソ)」
そう言うと、少年のズボンを脱がせ始める。
>>703 「あら・・・見た目通りで可愛らしい・・・」
下半身を裸にされ、少年の未成熟なモノが姿を現す。
「へえ〜こうなってるんだ・・・(ツンツン)」
指で、少し顔を出している先端を突付く。
「・・・あっ!・・・」
すると、それがピクピクと反応し、少年も声を上げる。
「・・・おお!!・・・面白い(ニヤリ)・・・それ(サワサワ)」
今度は手で全体を撫で回す。
「う・・・ああっ!!・・・」
さらに強い反応を示し、先端から、透明な液体が滲み出てくる。
「ほうほう、これが女の子で言う愛液見たいな物なのかね?・・・それ(シュッシュッ)」
手で、上下に擦る。
「あ・・・うぐっ!!(ピュッピッュピュッ)」
「うひゃ!!」
あまりの、快感に射精してしまう。そしてそれが小夜の全身に降り注ぐ。
「うわっ!!なにこれ・・・(クンクン)・・・生臭っ!!」
「ハァハァハァハァ・・・・う・・・・ううんんん・・・あれ・・・僕・・・!!!」
どうやら、今の射精で目が覚めたようである。
「もうなによ・・・臭くて堪んないわ」
初めての精液の臭いに、堪らなくなり叫んでいる。
「・・・お姉さん・・・誰ですか?」
「ああもう・・・って、あら?目が覚めたのね」
「あの・・・もしかして・・・僕を倒した人?」
「ええ、そうよ。それにしても、あなた何しに来たの?」
「え・・・それは・・・助けに・・・」
「そう、じゃあ私と目的は同じなのね」
「えっ?お姉さんも!・・・ごめんなさい!!いきなり襲いかかったりして」
どうやら、この少年も目的は同じなようだ。
>>704 「まあ、気にしなくて良いわよ。それより、また大きくなってるわよ?」
「え?・・・うわ〜〜〜〜〜!!」
自分が下半身裸である事に今ごろ気が付いたらしい。かなり慌てている。
「まあまあ、ここはお姉さんに、任せなさい。ね?・・・チュッ!」
慌てる少年の唇を、無理やり奪う。
「む・・・んんんん・・・ぷはぁ・・・」
「うふふ、どう?落ち着いた?」
「ハァハァハァ・・・あ・・・はい・・・」
落ち着いたというよりは、むしろ、トロケテしまったようだ。
「そう、じゃあ今度はお口でしてあげるわね・・・あむ・・・ちゅ・・・ちゅ・・・」
「うあっ!!・・・お・・・お姉さん・・・あああ・・・」
「ん・・・・ちゅぱ・・・ぷはぁ・・・ごめんなさいね・・・男の子はよく分からないのよ・・・あむ・・・ちゅ・・・」
少年の袋を優しく揉みしだきながら、丁寧にモノを吸ったり舐めたりする。
「うあああああ!!お姉さん・・・僕・・・もう・・・ダメ・・・」
もちろん、こんな事をされるのが初めてだった少年は、早くも限界に達する。
「あむ・・・ぴちゃ・・・ちゅぱ・・・いいわよ・・・私の口の中に・・・んん・・・」
「あ・・ああ・・・もう・・・うわああああああああ!!(ドピュドピュドピュ・・・)」
少年はあまりの快感に、腰をふって思いっきり、小夜の口の中に射精する。
「むぶ!?・・・・・・(コクコクコク)・・・ううう・・・あんまり美味しくない・・・」
先ほどよりも、さらに大量の精液が放出されたが、小夜はそれを全て飲み込む。
「ハァハァハァハァハァ・・・・あ・・・お姉さん・・・ごめんなさい・・・」
「・・・ウゲ〜・・・あら?いいのよ、気にしないで。それより、やっと収まったみたいね」
さすがにあれだけ放出したので、少年のモノは縮んでいた。
「あ・・・はい・・・・」
どうやら、余韻でフラフラなようだ、しかも腰にまで来ているらしく、うまく立ち上がれない。
「しょうがないわね。とりあえず、私が中の女の子を助けてくるから、ココで待ってなさい」
「はい、お姉さん」
少年を外に残して、小夜は部屋へと入る。
>>705 「誰!?」
「怪しいものじゃないわ。貴方を助けに来たのよ」
「本当に?」
「あら・・・まあ・・・」
暗がりから現れた少女は、先ほど廊下で会った忍者少年に瓜二つの顔立ちであった。
「あの・・・どうかしました?」
「いえね、廊下であった子にそっくりだったから」
「えっ!?それ・・・多分私の双子の兄です・・・」
「なるほど、だからそっくりなのね。まあそれより、早く脱出しましょう」
「あ!はい・・・」
「そうだ!その前に名前言わなきゃね。私は小夜、よろしくね」
「あの・・・私は・・・真由(まゆ)と言います」
「そう、真由ちゃんね。じゃあ、いきましょう」
そして、少女の手を取り、廊下へ出ると。
「なんだ、侵入者がいるって言うから、どんなのかと思ったら、女か、それもトビッキリ上玉の」
「お姉さ〜〜ん。捕まっちゃいました〜」
複数の男たちに囲まれていた。しかも少年は捕まってしまっている。
「えっと・・・そこの醜いあなた!!」
ビシッ!!っと、ここのリーダーらしき男を指差す。
「ああ!!誰が醜いだ!!」
「あんたよ、あんた!!死にたくなければ、少年を解放して道を開けなさい!!」
これだけの人数、しかも人質まで取られているというのに、とてつもなくでかい態度である。
「バカ言うんじゃねえ!!これだけの人数、女の細腕で何とかでいるかよ!!」
「・・・そう・・・ならいいわ・・・おまえたちはこの名刀『月黄泉』の名の元に・・・黄泉路送り決定!!真由ちゃん」
「はい」
「少しの間、目を閉じててね」
「目をですか?分かりました」
>>706 真由が目を閉じたのを確認すると、小夜の姿が消える。
「なっ!?ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そして、次の瞬間には全てが終わっていた。
「(チンッ!)ふう、お終い!!真由ちゃん、目を開けてもいいわよ」
「あ・・・はい・・・」
真由が目を開けると、既に建物を出た後であった。傍らでは兄が気を失っている。
「あれ・・・あの人たちは?」
「まあ、子供はあまり知らないほうがいい事だってあるわ」
「・・・・・」
よく見ると、小夜の服に赤黒い染みが付いている。
「ところで、貴方たち、行く宛てはあるの?」
「・・・いえ、里には暫く戻れません」
「里?」
「はい、私たち兄妹は、ある忍の末裔なのですが。修行に出たら、お役目が終わるまでは帰れないのです」
「そう、なら、私の勤めているお屋敷に来ない?あそこならもう、狙われたりはしないと思うわよ」
「本当ですか?ありがとうございます」
「じゃあ、帰りましょうか」
「はい!!」
こうして、九来邸に新たな仲間の忍者兄妹が増えますます賑やかになるのであった。
第2話 終わり
708 :
名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:12
遅ればせながら…
SOTさんキターーー!
続きを楽しみに待ってまつ。。
709 :
名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:17
おおお!SOTさんがいらしていた!
や、弥生の運命は…気になる気になる…
お待ち申し上げております!
ヤヨイタン(;´Д`)ハァハァ
ヤヨイタン(;´Д`)ハァハァ
一緒に逃げるんだ、ヤヨイタンと!
>>696 (3)
「うーん……厄介そうな相手だね。それで、事件があったのはいつ?」
「えーと、1ヶ月くらい前みたい」
私はメモ帳を見ながら答える。それを聞いてクロは少し考えているようだ。
「1ヶ月か……、それなら多分リンでもできると思うけど……」
霊の強さはそれが持つ想いの強さに比例する。
そして霊の場合、恨みや悲しみなどの負の感情は時間の経過によって薄れていくという事はまずない。
時が経つにつれて恨みは恨みを呼び、悲しみは悲しみを呼ぶ。
災害などによって命を落とした特別な恨みを持たない霊ですら、時が経てばこの世界に住む人々、ひいては世界そのものへの憎悪がまして悪霊化するケースさえある。
故に死んでから経過した時間は霊の危険度を探るには重要な情報なのだ。
「まあ基本的に出来る範囲の仕事しか割り振られないはずだからやろっか」
「う、うん……」
そんな会話を交わしたあと私達は林へと足を踏み入れる。
まるで霊の存在に怯えているかのように虫の声一つしない林の中を足元に注意しながら歩いていく。
やがて一際大きな木の下へとたどりつく。根元には誰かが供えたのだろう、花が1輪置いてある。
「しっかりね、リン」
クロがかけてくる声を聞きながら、私は一回深呼吸をすると準備に入る。
首からかけている紐を引っ張るとワンピースの襟元から指を3本合わせたくらいの大きさの六角水晶が姿を現す。
その場にいる霊を実体化させる死神の仕事道具の一つ。
それを目の前に掲げながら念じると水晶から青白い光が周囲に向けて放たれる。
その光を浴びて木の根元に現れる一人の女性の姿。
(4)
それは目を覆いたくなる姿だった。
腰まである長髪は乱れ、衣類にも所々乱れがある。
そして胸から腹部にかけて一面が赤黒く染まっている。
その時、それまで俯いていた顔がこちらを向く。
怒り、悲しみ、絶望、恨み、恐怖……
あらゆる負の感情を凝縮したようなその表情に私は思わず目を閉じてしまう。
「ばかっ! なにやってるんだっ!」
クロの声に慌てて目を開けると既に女性の霊が目前まで迫ってきていた。
「きゃっ……」
かわす事すら出来ずに両肩を掴まれ、そのまま仰向けに押し倒されてしまう。
その瞬間掴まれた肩から女性の記憶が流れ込んでくる。
複数の男によって手足を押さえ込まれ身動きすらできないまま、前戯もなしで見知らぬ男のモノが体内へと入ってくる。
続いて胸へと伸ばされた手は、女性に対する労りなど全く感じさせず荒々しく揉みしだく。
痛みに泣き叫ぶ口にすら男達は容赦せず、別の男のモノが進入してくる。
もはや声を出す事すら出来ず痛みと嫌悪感に耐えるしかなかった。
やがて一方的に満足した男達は懐からナイフを取り出し……
「リンっ!」
クロの声に我にかえる。多分女性の記憶を見ていたのは外の時間では一瞬。
それでもあまりに悲惨な光景を目の当たりにして体が動かない。
肩を掴む手には徐々に力が加わり激痛が走った。
(5)
視界の隅から黒い物体が凄い速さで向かってくる。クロだ。
クロはその勢いを緩めることなく私にのしかかる女性に体当たりをかける。
十倍近くはある体重差をものともせず女性を弾き飛ばすクロ。
クロは着地するやいなや、そのまま地面に倒れる女性に飛び乗り押さえ込む。
わずかにクロの身体が光を帯びているのは霊力を全開にしている証。
死神の使い魔であるクロは、並程度の霊を凌駕する力を持っている。それでも決定打にはならない。
実体化した霊に最後の一撃を与えられるのは死神の大鎌のみ。
「早くっ! そんなに長くはもたないっ!」
その声に慌てて立ちあがり、倒れたときに落とした鎌を拾い上げるとクロと女性の元へと駆け寄る。
女性は必死にクロをはねのけようと身体を動かそうとしているが、クロの力によってわずかに身じろぎする事が精一杯の様だった。
その姿が先ほど見た光景に重なり、また身体が固まってしまう。
「なにやってるのっ!?」
さっきより切羽詰ったクロの声が聞こえる。このままだとクロまで……
私は必死になって鎌を両手に持ち最上段に構える。
見下ろした先には恐怖に歪む女性の顔。
私は目を固く閉じ、鎌を振り下ろす事にだけ集中する。周囲のすべての音が遠ざかっていくような感覚。
「はやくっ! って、うわぁ、なんで目を瞑ってるのー!?」
クロが何か言っている。たぶん早くしろとかそんな感じのことだと思う。
私は覚悟を決めると思いきり鎌を振り下ろす。
「ごめんなさいっ!」
「うわっ! なに謝って、て、だめ、その軌道はだめっ! やめてぇーーー!」
鎌の先端が霊を貫く手応え、その直後に刃先が地面に突き刺さり止まる。
恐る恐る目を開くと鎌に貫かれた霊の輪郭が崩れはじめ、無数の糸のようになって刃に絡みつきながら吸い込まれていく。
やがて全てが刃の中に吸い込まれると私は安堵のあまり地面にへたり込んでしまった。
(6)
「こわかったぁ……」
思わず口を突いて出る言葉。反射的に、こんなことを言ったらクロに怒られると思い両手を口に当てる。
しかし予想に反してクロからの言葉はない。
恐る恐る目を向けると、クロは地面に刺さった鎌のすぐ横で全身の筋肉を弛緩させ地面にべったりとはりついている。
たぶん霊力を放出しすぎて疲れてるんだろう。
そんなことを思っているとクロが少し顔を上げ言葉をつむぐ。
「こ、こわかった……」
その言葉を聞いて、私は思わず吹き出してしまう。
「ぷっ、あはは……。なーんだ、クロも怖かったんじゃない」
ちょっと嬉しくなって言った私の言葉に対し、クロは顔を跳ね上げこちらを睨んでくる。次の瞬間
「このぉ、バカぁーーーーーー!!!」
怒鳴られた。
「も、もう……そんなに大きな声出さなくても聞こえるよぅ……」
「ななな、なんで鎌を振るときに目を瞑ってるのさ!!」
「だ、だってぇ……怖かったし……」
「ボクに当たったらどうするのっ!? 敵の動きを封じてるボクもろともなんて、漫画じゃないんだよっ!?」
「でも……私、目を瞑った状態だと絶対狙った場所に当たらないからクロを狙えば……」
「がっ……こぉのぉ、大バカぁーーーーー!!!」
また怒鳴られた。
「だから、そんなに大きな声出さなくても……」
「だいたい霊を怖がる死神がどこにいるのっ!?」
「ここに……」
反射的に答えた私をクロは凄い形相で睨みつける。うぅ、こわい……
そして始まるクロのお説教。
(7)
クロのお説教は始まると長い。
なにやらクロの頭の中には死神の明確な理想像があるらしく、私がいかにそれと掛け離れているかを延々話し続ける。
死神たるもの並み居る悪霊をバッサバッサと切り捨てろとか、死神たるもの感情を抑えろとか、死神たるもの使い魔を労われとか。
挙句の果てに、もっと顔をドクロっぽくとか空を飛べとか、どこで仕入れてきたか知らないけど現実ばなれした死神像を語り始める。
そして毎回最終的には、黒猫だからクロなんていう安直なネーミングは知性の墓場だとかなんだとか、訳のわかんない結論に達する。
以前1度だけネーミングと死神云々は関係ないんじゃないかと口を挟んだ事がある。
その日はお説教が5割増になった。
それ以来、私はお説教が始まるとひたすら聞き手に回っている。
何度も言われた続けた言葉、それでも聞いているうちに私の気分は落ち込んできて目には涙がたまっていく。
そして言いたいことをあらかた言ったクロは私の目にたまる涙に気付いて慌てる。
「わわっ、泣かないでよ。ボクだってリンのことを思って言ってるんだからね」
「う、うん……」
うなづく私。それでも涙が零れそうになる。
クロはそんな私の肩に登り目じりに溜まった涙をペロペロと舐め始める。
ちょっとざらついた舌がくすぐったい。
もう何度も繰り返したいつものやりとり。
がんばろう、せめてクロに心配かけなくても済むくらいに……
そろそろ、容量がやばいよ。
512KBでパンクだっけか。
スレ立て挑戦してみます。
>>717 テンプレかけますか?
まだ第二章で、保管サイトのアドレステンプレにないから忘れずに追加してね。
即死防止のためにも、どなたか新スレへのネタ投下お願いします。
小上臈を従えて現れた瀧山は、
「新規召出しとなったのはその方か。お役のご沙汰じゃ」
というと、懐から書付を取り出し、
「武州江戸浅草御蔵前片町与左衛門娘きく改メちづ、其方儀、御台様付き御小姓を仰せ付けらる」
ちづは、平伏したまま、
「有り難き幸せに御座ります」
「面を上げ、ちづ。さて、御小姓と申せば御台様のお側近くに仕えるお役ゆえ、とくとその方を検分せねばならぬな。まずは、女改めからじゃ」
ちづはどうしていいものか分からず、きょとんとしていた。
「女改めと申しておるのじゃ。分からぬか。一糸まとわぬ裸になって女子の印を見せよ。愚図愚図するでない」
ちづは瀧山の剣幕に震える手で帯びを解き、一枚一枚着物を脱いでいった。だが、恥ずかしさに湯文字だけは外すことができなかった。
「どういたした。ちづ。早ようとってしまいなされ」
ちづは両手で乳房を隠しならが、
「お許しくださいまし……」
「なりませぬ。これは大奥の掟、しかと女の印を改めねばなりませぬ」
数え十四歳になったばかりの生娘ちづは、黙ったまま首を振って嫌々をした。
「ええい、小娘の分際で生意気な、それ」
と改め役を勤める瀧山が命じると、部屋の後ろに控えていた御使番衆がさっと進み出て、ちづを組み伏せてしまった。ちづは、畳に顔をつけ、膝をついて尻を高く上げた姿勢のまま身動きができない。
「ふふふ、ちづ、女改めの儀、しかと執り行うぞ」
滝山はちづの湯文字をむしりとった。
「ここを見せるのがそんなに嫌じゃと申すのは如何の訳じゃ」
「ご、後生でございます……かんにん……」
「ちづ、もう丸見えぞえ」
「い、いや……」
滝山は扇子でちづの尻をピシリと打ち据えると、
「騒ぐでない」
「ごむたいな……」
「ちづ、口答えするとは、その方、生意気じゃの。こうしてくれる」
と言うと、瀧山は扇子の先でちづの肉芽をなぶった。
「い、痛い……お許しください」
「ふふふ、痛くなるはこれからじゃぞ」
瀧山は「例のもを」といって張り形をもってこさせると、ちづの鼻先にもっていった。
「しかと見ろ。これでそちの陰門を検分したすぞ。毒針なぞを隠しておるやも知れぬからな」
「け、決してそのようなことは御座いません、お許しくだされ……」
「ならぬ。さあ、ちづ、この張り形をしゃぶっておけ」
「い、嫌でござります……」
ちづは頑なに拒み、瀧山がいくら張り形を口に近づけても、口をひらこうとしなかった。
「親切で張り形をしゃぶっておけと申しておるのにの……乾いたままの張り形では肉がひきつれて痛い思いをするぞ、ちづ。よいのか」
おぼこ娘で何も知らないちづは、
「かまいませぬ」と強情をはった。
「それでは始めるぞ、ちづ。これは雁首の大きな張り形じゃからな、陰門に何を隠しもっていようとも、掻き出してくれるからの、ふふふ……」
瀧山は張り形をちづの秘所にあてがった。
「覚悟はよいか」
ちづは健気にも、
「御存分に検分くだされまし」
それを聞いて瀧山は張り形をちづの幼い陰門に突き立てた。
「ひぃ……」
「どうじゃ、少しはこたえたか」
「い、痛い……」
ちづは、取り乱すまいと唇を噛んで、幼い体に突き刺さった異物の痛みを絶えていた。
「中に隠し物があるやもしれぬ。どれ、掻き出してみよう」
そう言うと瀧山は張り形をゆっくりと引き抜いた。最初の挿入で傷ついたちづの肉壁をえらのように張り出した雁首が情容赦なく擦りあげていく。
「うぐぅ……」
「何も出てこぬな。しかし、一度きりでは等閑の誹りを免れぬ。それ、もう一度じゃ」
「お、おやめ下さいまし……な、何も隠して……」
「だめじゃ。水戸殿が間者を放ったとの風聞もある時節柄、念には念を入れぬとな」
瀧山は再び張り形を突き入れた。
「ぎぇええ……」
そして、こねくりまわすようにして張り形を引き抜いた。もう、ちづは気丈に絶えることはできなかった。泣き叫び、畳に脚をバタバタと打ちつけた。
時代劇キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
「なんじゃ、はしたない。じっとしておれぬのか」
「も、申し訳ございません……」
瀧山は、
「それ、もう一度じゃ」
と張り形を捻りこんだ。
「ひぃ……痛たたた……」
ちづは、また足をばたつかせて泣き叫んだ。
「足をばたつかせるなと申しておるのに。云っても分からぬのなら、犬馬のよ
うに打擲して分からせるよりないのお、ふふふ」
「も、もう、お許しくだされ……ち、ちづはもう……」
「ならぬ。こうしてくれるわ」
瀧山はちづの丸い小さな尻に激しい平手打ちをくわせた。
「あっ……」
と叫んでちづはのけぞった。その拍子に張り形がぽとりと畳に落ちた。
「なんという不調法。許しませぬぞ」
瀧山は腕を笞のようにしならせてちづの尻を打ち始めた。
「それ、こうしてくれる……えい……こうじゃ……こうじゃ」
ちづの真っ白な尻に紅葉を散らしたように滝山の手形がつけられていく。
「あっ、痛い……後生でございます、お許し下されまし……」
打擲は十数回に及んだ。瀧山は一息いれると、
「ちづ、許して欲しいか」
「はい……」
「許して欲しいとな……ふふふ、しからば、陰門に張り形をくわえこんだまま、わらわの打擲を十回耐えてみよ、さすれば、許してつかわす」
再び張り形に貫かれるかと思うと、ちづは恐怖に縮みあがった。秘所は破爪の痛みで焼け付くようだった。だが、むごい仕打ちはおかまいなしに進められた。
張り形が膣口にあてがわれると、あらためてその大きさ身震いする。瀧山はちづの幼い体にゆっくりとその張り形を根元まで沈めていった。
「よいな、張り形を落すでないぞ。それ、一つ」
痛む陰門を必死に閉めて張り形を落すまいと歯を食いしばるちづの右尻を平手
打ちが見舞った。
「二つ」
今度は手の甲が左の尻に打ちつけられた。
「うぐっ……」
張り形が抜けはじめたのを感じて、ちづは、尻をすぼめて何とか持ちこたえようとした。瀧山は手を頭の後ろまで振り上げ、阿修羅のような形相でちづの尻に叩きつけた。
「三つ」
「うっ……」
ちづは必死だった。菊座を引き絞るように力を入れてこらえた。気を緩めれば、張り形はずるずるとすべり出してしまう。
「ちづ、張り形を落すでないぞ。落せば始めからやり直しじゃ。それ、四つ」
手の甲のごつごつしたところが、左の尻を打った。
「ひぃ……」
ちづの秘肉は張り形の重さに耐えかねて、ぽとりと落してしまった。ちづは畳
に突っ伏し、泣きじゃくった。
「ふふふ、やり直しじゃ。ちづ、尻をあげなされ」
「ご、後生でござります……お許しを……」
「ならぬ。出来るまでは何度でもやり直しじゃ」
ちづはしゃくりあげながら、ゆっくりと尻を上げた。瀧山は、畳に落ちた張り形を拾い上げると、再びちづの男を知らぬ幼い体に突き立てた。
ちづるの尻を打つ音が部屋に響く。ひとつ、二つ、三つ、四つ……
だが、何度やっても五回まで行く前に張り形は空しくちづの陰門から滑り落ちてしまう。
「ああ、お願いで御座ります、かんにん……ち、ちづはもう……」
「もう、いかんと申すのか」
「こ、これだけはお許しください……他の折檻なら……」
「ほほう、他の折檻なら如何なるものも甘んじて受けると申すのか」
「は、はい」
「よかろう。他の折檻にいたそう」
「ありがとうござります」
お慈悲を願って叶えられたのかとほっとした顔を見せたちづに向って瀧山は、
「ふふふ、その方の希望で折檻の仕方を変えるのじゃから、そのぶんきつくなるぞ」
「瀧山様、む、むごう御座います」
「むごいとな、ふふ……これも大奥の掟よ。何も分からぬ娘を大奥の女に仕込むには度重なる折檻にしくはない。今日はその初めぞ」
瀧山は張り形を拾い上げると、
「それ、しっかりしゃぶるのじゃぞ」
先ほどで懲りているので、ちづは必死に張り形にしゃぶりついた。血の味が口に広がったが、厭う余裕などちづにはなかった。
静かな部屋にぴちゃぴちゃと張り形に舌をからめる音が響く。
「犬が水を飲んでいるようじゃな」
「はて、お下品な」
小上臈たちは目引き袖引きちづを笑った。
瀧山は、
「下品な音をたてるでない。こうしてくれるわ」
と張り形をちづの喉の奥まで突き入れた。
「うぐぐぐ……ごほほ……」
ちづが苦しそうに咳込むと部屋中の女たちが声をあげて笑った。
先生! 神様がいっぱいです(;´Д`)ハァハァ
瀧山は手の跡が幾重にもついているちづの尻を眺めながら、
「唐紅とはこのことか、見事に紅葉が散ったようじゃ。ふふ、紅葉が散ったあ
とは、菊を散らしてやろうかのう」
ちづは、菊を散らすという言葉の意味を図りかねていた。
「ちづ、この張り形はそちの体のどこに納まるのかな」
「ま、まさか……お、おやめくださいまし、瀧山さま……」
「ほう、嫌か。別の折檻を所望するとな、ふふ、かまわぬぞ。もっときつい折
檻になることは分かっておろうな」
「そ、それは……」
「女の体は女が一番知っておる。女をいたぶる責め折檻ならこの大奥にいくら
も伝わっておるぞ。いろいろ味おうてみるか……」
「お許しください。他の折檻などとは決して申しませぬ。どうぞ、ちづの菊を
散らしてくださりませ……」
菊座に張り形をあてがわれただけで、ちづは恐怖のあまり総毛だってしまった。
「ふ、太い……無理でございます……このように太い物……入りませぬ」
瀧山はちづの訴えなど意に介せず、
「力を抜いた方が身の為じゃぞ」
そう言われても、ちづは尻をすぼめて張り形を拒もうとしてしまう。
「迎え入れる気がないなら、無理にこじ開けるまでよ、ふふふ」
張り形の雁首はぐいぐいとちづの菊座を押し広げて行く。ちづは焼き鏝を当て
られたような熱さを尻の中心部に感じた。つづいて鈍痛が体の心まで伝わって
くる。
「い、痛い……あぁぁ熱い……」
張り形は容赦なく菊座を蹂躙し腹中深く侵入した来た。ちづは眼を見開き、口
を半開きにしたままはあはあと荒い息をしていた。