【異能】黄昏の学園34【異端】

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1名無しさん@ピンキー
舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら 力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。

【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定なので、民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(過度の確定、相手を無視するロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです。
・同時進行、ロール割り込み、自作自演はマナー違反です
 マナー違反をしても明確なペナルティが架せられることはありませんが、
 繰り返していると見えないものを失っていくという自覚を持ちましょう。

テンプレ
【名前】(読みも)
【年齢】
【性別】
【身長】
【3サイズ】
【容貌】
【能力】
【希望】
【NG】
【弱点】
【備考】

前スレ:【異能】黄昏の学園33【異端】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1288452477/

避難所:【異能】黄昏の学園避難所80【異端】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1290907239/
2大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/12/09(木) 01:47:02 ID:toNC9iW+
【新スレ立てお疲れさまでございます。】

【プロフを若干修正しつつ、投下だけさせて頂きます。】

【名前】大槻 紫紋(おおつき しもん)
【年齢】14歳 (3月10日生/中3)
【性別】 男
【身長/体重】 158cm/60kg
【3サイズ】―
【容貌】髪は黒で長さは全体的にセミロング。後ろは一本に束ねた三つ編み。
【能力】磁力操作/磁界制御と《プラズマ》生成/制御
今のところ四つの技がある
・『フォースフィールド』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化、防護壁を造り出す。
 重ね掛けが可能で二重三重に造れるが、移動は不可。
・『プラズマダガー』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化し、短剣(二刀流)として扱う。
 (イメージは『ライトセーバー』)
・『プラズマバレット』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化した弾丸を撃ち出す。
一度の戦闘につき28発した撃てない
・『プラズマ火球』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》でサッカーボール大で固定化、
掌に磁力を宿し、反発力を利用して撃ち出す

『《磁力》』…今現在できるレベルとしては
・10tトラックを片手で操る事が可能
 ・血行促進させたり悪くしたりも可能
(血液中に含まれる鉄分に作用する為)
目に見える相手限定/複数(2〜3人)可能

【希望】雑談・戦闘・質問・エロス(・他要相談)
【NG】グロいもの・等
【弱点】一部の後輩女子・綺麗なお姉さん(照)・朝礼(笑)
【備考】
最近引っ越ししてきた、ちょっと癖のある少年。
 性格は明朗快活で物事に対して熱く冷静に判断し、行動する(本人談)

裏の顔が「魔物退治」で「仲介者」を通して「依頼」を受け、成功報酬のみをもらって生活している。
両親は海外で謎の事故死にあっており、…今は単身で
マンション(3LDK・購入済)に住んでいる。
趣味はマンガにゲームにスウィーツを食べる事。
特に最近はファミレスチェーン店『Josef』の「ストロベリーサンデー」がお気に入りらしい。

【以上、投下落ちであります!】
3名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 07:13:04 ID:k2OTr4lj
大槻の前科は主に越境.確定.最強.割り込みなど。
大槻最大の特徴は悪いことした自覚がないこと。
4名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 12:40:54 ID:8uz4Lisk
158cmで60kgってけっこうなデブだよなw
5郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 18:24:22 ID:QWcKY4lz
……ど、どういう理論だよ、それ!
我慢ができないから、我慢できないって言ってるのにっっ…!
はっ……ぁ、くっ……!……んっ、ぁ…!
(袋を揉みしだき、ねっとりと言葉を妖艶に囁く彼女の声に、快感は高まる一方、
 それを解放できないというもどかしさに、熱は高まるばかりで全身が燃えるように火照っていた)
あ、のな……だから、さっきから、我慢できないって…いってるじゃない、かっ…!
ぁっ、ふ…、だって、あおいさんに、揉まれるの、気持ちよくて…、でも、ぉ…っ!
(自分から強請るように押し付けるそれを指摘され、気恥ずかしくなりつつも、彼女にそれを刺激される
 心地よさを否定することはできなかった。突き出した舌を舐められると、たらりと唾液を垂らして零す)

ひっぁ……!だから、がまんできないんだってぇっ…!
いやらしい…ちんぽから、びゅくびゅくって、射精したいっ…あおいさんのなかに、射精したいっ…!
あおいさんに、きんたまを、っ、揉まれながら…ったくさん射精したいっ、ちんぽみるく、ぶちまけたいっ!
へんたいでも、なんでも、いいからっ!ださせて、くださいっ…!
あおいさんの、おまんこのなかに、っ…ちんぽみるくっ…ださせてぇ、くださいぃっ…!
(媚びるように、女のように喘ぎながら、目じりに涙を浮かべながら。そう、懇願しておねだりする)
(浅ましく彼女のそこへ突き立てたいかのように、腰を揺すりながら、肉棒はびくびくと跳ねて)

【結局前スレには書き込めなかったのでこちらで】
【それじゃ、こんな感じでよろしくっ!いきなりアレな感じになってるけどっ!】
6郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 18:26:51 ID:QWcKY4lz
【名前】 郡 太一朗 (こおり たいちろう)
【年齢】 16歳
【性別】 男
【身長】 168センチ
【容貌】 はねっけのある癖の強い髪型。少々垂れ目。
     髪・瞳とも黒。中肉中背。青と黒のチェック柄のバンダナを額に巻いている。
【能力】 ・無呼吸の瞬き −ゼロ・ブレス−
      集中力を高めて、感覚を鋭敏に研ぎ澄ませる。神経の反応も過敏になり、一時的に運動能力が上昇する。
      そのことにより、相手の攻撃を見極めたり、(他者から見れば)高速の連撃を与える。
      発動している間は文字通り「呼吸するのも忘れるほど」過度に集中するため、無呼吸になる。
      制限時間は3〜5秒ほど。

     ・不可避の直感
      能力というより、体質。自身にとっての災いが降りかかりそうになる時に限って働く直感。
      殆どの場合において、ほぼ100%的中し、微弱な未来予測と呼んでも良いほど。
      ただし、直感は直感に過ぎず、とても曖昧なもので具体的な事象が分かるでもなく、
      事前に回避することも出来ないので、役立たず。故に、不可避。       

【武器】 切姫(きりひめ)
       :無呼吸の瞬きの要領で、集中力を注ぐことで能力を引き出し、霊的なエネルギーを裂くことが出来る小太刀。
        また、かなり不安定だが他者の傷を癒す能力もある。
     夜逆(やさか)
       :無銘の無骨な短剣。ただしひたすらに頑丈。不思議なことに刃こぼれひとつしない。
        家の倉庫から出てきた物。名前は自身で考えたもの。

【希望】 基本的には何でも。
【NG】 同性同士
【弱点】 能力発動時は無呼吸になるため、酸素濃度の低い場所では制限時間が更に短くなり、
     あるいは、能力自体が発動できなかったりする。
     また、能力発動後は酸素を取り込むため、隙が大きくなる。
【備考】 高等部所属。家族構成は父 千市・母 百花・姉 十和の四人暮らし。
     部活動は無所属、委員会は見た目に寄らず図書委員。
     性格はテンプレ的な熱血漢。ただし、変なところで悩みやすく、結構打たれ弱い面も。
     勇気と無謀を簡単に履き違える。無力なのに理不尽な不幸に逆らう。 そんな馬鹿。
     短剣(小太刀)と蹴りを主体とした戦闘スタイルで、スピードで勝負するタイプ。

     ある可能性のひとつとして、10年後、異形とそれを討つ機関の排除を目的とした
     ≪三千世界≫と名乗る武装集団を結成する。その組織の数名は、現代に時間跳躍している。

【ついでにプロフ投下ーっ】
7媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 18:36:08 ID:jHmLFHu5
>>5
本当に我慢できなかったら、……あとはもうヘンになるしかないでしょう?
だから、我慢ができない、と私に訴えられているうちは、まだ大丈夫です。
(無茶な論だ。分かっているけれど、それをいけしゃあしゃあと口にする)
(彼の火照った体を撫でながら、軽く触れ合わせる程度にそこを彼のそれと擦り合わせる。
 ぬるぬるに濡れそぼったそこは、そんな些細な刺激さえも敏感に捉えて体に伝えて)
……あらあら。
そんなに、射精(だ)せないのが苦しいのでありますか?
――いま、女の子みたいにすごく可愛らしい顔をしていらっしゃいます、太一朗さん。
もしかしたら、そういう素養もあるのかもしれません。
(そんなことをさせるところは(今のところは)ないのだが、
 彼の目じりに溜まった涙を舌先ですくい取り、ちゅ、と目じりに唇を落とす)
(愛しそうに彼の媚びるような喘ぎとおねだりをききながら、本当にくちゅ、と音を響かせるように
 自分の腰をゆらすものの、決して中に深くいれようとはせずに)

……かわいいです、とても愛おしいです。
でも、先ほどはドレスを精液まみれにしたい、って仰っておられましたのに。
まったく、移り気なお方です――こちらと、そちら……どちらがいいのですか?
(手でハンカチごと彼のびくびくと跳ねるそれを撫で上げながら、尋ねる)
(耳に声を注ぎ込むように、唇を近づけて話ながら――)
ナカとソト、まずはどっちを真っ白に染めたいのですか?
外に出すなら、……これを沢山いじめながら、そのハンカチを取って差し上げましょう。
中に出すなら、そうですね……、私の一番奥の奥にとどいたときに、それを取って差し上げる。

【スレッド、お借りします】
【私も、プロフ用意しないと、と思いながら――こちらこそアレな感じですけれど、宜しくお願いします】
8郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 18:47:44 ID:QWcKY4lz
>>7
…それは、そうだけどっ…!
(簡単に言ってくれるものだ。だが、与えられる刺激は確実に心を蝕んでいくほど心地よく、
 それに従属してしまいそうなほどに、それを受け入れてしまっている)
分かってて言ってる、だろ……!?
(どうすれば効果的なのか、少なくともそういうことを彼女に教えた朱羽からなら聞いているはずだ)
(そうでなくても、これだけもがいていたらわかりそうなことだ。つまり、喘いでいる自分を眺めて彼女は愉しんでいるのだ)
別にっ……、そんなことはどうでもいいからぁっ…!
はくっ……ぁっ、は……、あおい、さんっ…!

そんな、ふうに、されたら……だれだって、まようだろ…!?
(これだけ煽っておいて何を言うんだ、と言わんばかりに非難めいたようにじっと眺めて)
(だが、確かに本能的に彼女の中に出したいという欲求と、彼女を穢したいという卑しい欲求が同時に存在している)
(どちらを、と聞かれたらどちらも、と答えたいところだが―――)
……あおいさんを、よごしたい…っ。
あおいさんのドレスを…、おれので、まっしろに、そめたいっ…!
はっっ、ぁっ、本当に……、げんかい、なんだってっ…!
(きゅっと根元を締め付けられた肉棒は、卑猥にびくびくと跳ねては、解放を求める。)
(それを見るだけでもどれだけの快楽が与えられ、それが解放できずに悶えているのかが分かる)

【こちらこそお願いします。…リミットは21時でよかったんだっけ?】
9媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 18:59:29 ID:jHmLFHu5
>>8
迷っている貴方が可愛らしいのですもの、仕方がありません。
(楽しそうに。それはそれは楽しそうに、にっこりとほほ笑んでみせる)
(下でそれが苦しそうにビクビク跳ねているのがちゃんと分かっているというのに、
 それすら愛おしそうに見つめながら、しっかりと彼の言葉を聞くと―――)

はい、承りました、ご主人様。
(触れさせていたそこを離す)
(下着をズラしてもと通りにしながら、改めて彼の目の前に座ると、小首を傾げて)
ドレスにかけたい、のでしたでしょうか?
いかがしたらよろしいでしょう……そうですね、きっといっぱい出てきましょうから――。
(裂け目が入ってところどころ素肌の見えている黒のタイツ)
(それをまとった足を、不意に彼の袋に触れさせる。
 お互いに座り、向かい合った格好で、にこ、と微笑むと片足のつま先で彼の袋を、激しく押した)
こう、やって、足で……したら、いいでしょうか?
(そしてもう片方の脚でビクビクしている竿をぎゅっと擦る)
(楽しそうにそうしながら、やがて両足でそれを挟み、激しく上下に左右に扱きあげて)
……はい、とっても可愛かったです、太一朗さん。
(空いた手を下に滑り込ませて袋を揉んでいたが、その手を離し、
 両足で肉棒を挟んで固定すると自分の方に少しだけ傾けさせて、そっと指先でハンカチを緩めた)


【はい。すみません、急に用事が入ってしまって――21時過ぎに出ないと、間に合わないので】
【時間がこう、細々とで申し訳ないです……本当に】
10郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 19:14:31 ID:QWcKY4lz
>>9
あのなっ………!
(言いたいことはたくさんあったが、こんな状況では何を言っても説得力がなく、
 言葉を探してみるが、結局見つからず、薄く口を開いたがそれだけに終わってしまった)

……はぁ、はぁっ……、あつい…っ…。
たっぷりと、あおいさんのドレスにかけたい……っ!
(まるで熱にうなされるかのように呻きながら、悶えていると不意に足で激しく強く袋を押されて)
んひっ…!は、あっっ…あ、おいさんっ…!
(普通であれば、屈辱を強いられそうな行為だが、それをしているのが彼女だと思うと、
 それだけで倒錯的な興奮を覚えて、被虐的な快感に変えてしまう)
もっと、踏んでっ……あおいさんの、足で、ふくろ、ふんで…ぇっ…!
(ぞくぞくとした背徳感に、喜悦の表情を浮かべて、びくんと浅ましく肉棒を反応させる)
ひぃぁっ……!あ、はっ……、ひっ…!
ちんぽ、あおいさんの、足で、扱かれてる……っ、きもちひい…っ!
はぁ、ぁ、ちんぽが、壊れるっ…おかしく、なるぅっ…!もっと、扱いてっ…!
(どんどん射精感は高まり、足の裏へ、その熱と脈動を伝えながら、喘ぎの声を漏らして)

【了解…と、少し飯を食べてくるので、次のレスは少し遅れますっ…】
11媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 19:26:18 ID:jHmLFHu5
>>10
……そんなに、此処を踏まれるのが気持ち良いのですか?
私にはないものですから、想像もつきません――ああ、こちらも、ではありますけれど。
(要望通りに袋を踏めば、足の裏からその感触が伝わってくる)
(中の胡桃を足先で転がしながら、
 急に踏みつぶすようにギュッと足先を押しつけて、ぐりぐりと踏みつけてその感触を楽しんだ)
いやらしいの、踏まれるの、好きですか?
(次は踵で袋を弄りながら、足先をその肉棒の根元に当て、
 反対側の脚で挟むようにして、肉棒と袋を同時に弄り回し――ふふ、と愉悦の笑みを浮かべる)
ほんとうに、逞しいのに可愛らしいちんぽです。
太一朗さんそのもののようですね……こんなに私の足の間でびくびくして。
(もっと扱いて、との言葉に応えるように激しく擦り合わせる。
 踏みつぶす、と言うほどまで行かない一歩手前くらいで力を加減して
 足の間で棒を転がすように、ぐりぐりと転がしては、時々足先でそれを撫でまわしていく―――)

(そうして、そっとハンカチを取り去った)
(彼に巻きついていたそれをくちに咥えて、それと同時にまた激しく足を動かす。
 根元を両足で挟みこむようにして、ぐっと強く押しながらいやらしい音を立ててそれを扱きあげた)
(素足とストッキングの感触が混ざり合い、それに擦れる)

【了解、です。いいえ、このような時間にお願いしたのは私でありますから、
 どうか、喉につまらせないように、ゆっくりと――いってらっしゃいませ】
12郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 19:51:17 ID:QWcKY4lz
>>11
(本当に、壊される。理性も、常識も、世界も。――ただ、残されるのは彼女の存在のみ)
(激しく、肉棒を扱かれ、袋を押されると、その度に喘ぎ声を漏らし、限界へと近づいていく)
(限界が近づくにつれて、喘ぎ声は切羽詰りはじめ、呼吸も荒くなっていく)
…すき、……、葵さんに、されることが、すべて、すきなんだ…。
どんなに、いやらしいことでも、どんなにはずかしいことでも…っ。
(とろんと瞳が蕩けながら喘ぎつつ、与えられる刺激はどんどんエスカレートしていく。)
(それに比例していくかのように、肉棒の動きも過敏になっていく)
……っ、かわいくなんかない……はっ……くっ…!
ぁっ、……だっ……、ぁっ、いじわるっ……!
(絶妙な力加減で肉棒を刺激する彼女を、恨めしそうに睨み付けながらも、頬は赤く紅潮しており、
 それが、どれだけ快楽を与えているのかが見て取れる)
はぁっ、ぁっ……んっ、くうう……、はっ、あああっ!

…あ、あおい、さんっ……ひっ、あぁっ!だ、めっっ……!
もっ、もぅ、ほ、ほんとに、だめっ……っ!で、出る……!
ちんぽから、でるっ……!ちんぽみるくが、でるぅっ―――っっっ!!
あ、あっ、ああああっ…はひっ、ひぃ、ひぃぁぁあああああっ!!
(擦り切れるような喘ぎ声を漏らしながら、とうとう絶頂を迎える)
(ようやく迎えられた開放感に、いつも以上にだらしない表情を浮かべながら、白濁液を放つ)
(滾りに滾った白濁液は、まるで鉄砲水のようにいきおいよく、その先―――彼女のドレスへとたっぷりと降り注いでいく)

【お待たせしましたっ!】
【んん、出掛けないといけないなら、準備とかもあるだろうから、今日は早めに終わっておくか?】
【取りあえず、明後日の昼からならいつでも空いているから。都合が悪ければ日曜日も空いてるので、
 まあ、そのあたりは先輩の都合に合わせたいと思いますがっ】
【……しかし、先輩のせいで、新しい性癖に目覚めそうじゃないかっ(←】
13媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 20:10:30 ID:jHmLFHu5
>>12
(可愛らしい声も、とろけきったその表情も)
(自分も目を捉えて離さない。
 ……こんな感情は初めてだった。こんなに愛しいと感じて、こんなに欲しいと感じることなんて
 切望にも、渇望にも似た感情が心に生まれる。こんなに彼が無防備さを見せてくれているのに)
(まだ、もっと、この愛しい人の姿を見たいと思うし、彼にもっと自分を求めてほしいと、そう思う)

………ぁ。
(思わず、言葉を失う)
(小さく開いた唇から声を漏らした頃には、飛び出て来た白濁の精液が服にかかっていた。
 広がる雄の匂い。わずかに、飛び散る飛沫が顔についた)
んっ、ん……あ、す、凄いです。
こんなに、いっぱ……い―――ひゃ……ほら、ドレス、こんなになってしまいました。
(さらけ出した胸元はもちろん、その下の腹部にも、そしてスカート部分にも白濁の液が伝う。
 それを手で広げるようにして、その匂いをドレスに沁み込ませていく)
―――すっごく、すっごく、かわいかった。
ちんぽみるく、こんなにびゅくびゅくだして、そんな顔してイっちゃうなんて、反則です。
(頬を赤く染めて、どこか恍惚とした表情で彼を見つめる)
(そっと体を動かすと、精液まみれのドレスで彼に抱きつき、
 そのいやらしく無防備な表情を目に焼き付けようと、両手で顔をつつんでから)
すごく、すごくかわいい……大好き、好き――
もう、好きすぎてわたし、おかしいです……たぶん、貴方よりずっと、ヘン、です。
(そして何度も何度も唇を重ね、愛おしそうに頭をなでる)
(かと思えば首筋に舌を這わせて、――自分の、というように所有印をつけた)


【お帰りなさいませ】
【そう、ですね……それでは、あと2、3レスを目途くらいに、おねがいしても宜しいでしょうか?
 すみません。ありがとうございます――こちらから、続き、お願いしましたのに。
 何だか急にぽこぽこ予定が入ってしまって……本当に、申し訳ありません】
【それならば、たぶん、土日でお願することに、と。また、帰ったら改めて避難所に連絡しますね】

【……………めざめればいいと、おもうよ?(←)……だってたいちろうさん、かわいいんですもの】
14郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 20:29:07 ID:QWcKY4lz
>>13
(焦らされていた欲望が解放されて、しばらく呆然と惚けていたが、
 その自分の吐き出した欲望を、惜しげもなく掌で塗り広げて染み込ませていく彼女の仕草に目を奪われる)
だって、あまりにも、気持ちよかったから……それに、あおいさんに焦らされてたし…。
(頬を赤く染めたまま、うっとりと呟きだらしない表情のまま、彼女を見つめ返す)
(ドレスを自分の欲望で染め上げていくその光景は予想以上にいやらしいものだった)
反則なのは…あおいさんの、方だろ……?
(精液塗れのドレスを肌で感じようとしているのか、ぎゅっと彼女を抱きしめ返したまま)
おれなんて……もう、さいしょから、ヘンだよ…。
もう、他のことなんて考えられないくらい、あおいさんのことが、好きで、好き過ぎて……。
…もっとヘンになりたくなるぐらい、ヘンなんだ…。
(もう彼女から離れられない。もっと離れられなく、なりたくなるぐらいに。)
(プライドも、意地も、理性も、常識も、彼女の前ではすべてが無駄だ。それらをすべて捨ててでも、彼女と一緒にいたい)
(完全に彼女に溺れきっている。だが、それでもいい。そうでいたいと思うくらいに、彼女に壊されていた)

(ん、と小さく声を漏らしながら彼女の唇を首筋に受ける)
……はぁ、ぁ。……もう、本当に。
(とことん、自分は彼女に惚れきっている。どんなことをされてもいいと思うぐらいに。
 ……これを俗に言うヤンデレとでもいうのだろうか。とか、そんなどうでもいいことを考えながら)
あおいさん、もっとヘンになろ?
(恍惚とした笑みを浮かべながら彼女を再び抱きしめると、そのままゆっくりと押し倒す)
(ドレスの下に手を突っ込むと、しゅるりと彼女の下着を下にずらす)

【それじゃここらで取りあえず凍結にしておくか?】
【いやいや、昨日はこちらの都合だったし、こうして葵さんと一緒にいるだけで十二分の時間を得られたし】
【……まぁ、そっちの方でエスカレートしていかないよ、な…?】
15媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 20:37:42 ID:jHmLFHu5
>>14
【はい。それでは、今宵はここで凍結、で】
【今宵も楽しかったです。それに、お会いできて嬉しかった、ありがとうございます(ふかーく一礼)】

【……たいちろうさんが、かわいすぎるから、いけないの】
【これだって貴方の調教のたまもの、といえばそうやもしれません。なんて
 こんなことするのも躊躇わなくなったのも、貴方のおかげ……あなたを、だいすきすぎる、せい。うん(視線そらして)】
【まあ、3割の冗談は置いておいて。また、連絡させていただきますね、ありがとうございました】

【1さんにも、遅ればせながらスレたて感謝です】
16郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/09(木) 20:44:08 ID:QWcKY4lz
>>15
【7割が本気かよっ!】
【ん…それじゃ、お疲れ様っ!それじゃまた、次回も楽しみにしてるぜーっ!】

【スレをお返ししますっ、と。今更ながらスレ立てありがとうなっ!】
17媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/09(木) 20:50:32 ID:jHmLFHu5
>>16
【ふふ、全体的に冗談です】
【はい。私も次回を楽しみに致しております。お疲れさまでした】

【それでは、ありがとうございました。こちらからもスレッドをお返しします】
18名無しさん@ピンキー:2010/12/09(木) 21:07:18 ID:Ie2BsH2L
さいなら
19迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/09(木) 22:37:50 ID:de7eSpyE
【新スレありがとう。ロールにお借りします】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1290490180/72 の続き】

気持ちいいんだね?
クリトリスをシコシコされてお汁垂れ流しになっちゃってるよ
ほら…指入れてあげるから、エッチな声だして、イヤらしいお顔で、イっちゃって
(押しつけてくる腰の動きに合わせて指を肉の狭間に潜り込ませる)
(駐車場で恋人自身がして見せたように、サンゴ色の突起を擦りながら)
(同じ手の別の指を、蜜を滴らせる花びらの中心に埋める)

津綺子、自分でしちゃうぐらいだから
こんな風に一緒にいじるの好きなんだね
ぐちゅぐちゅ、ってかき混ぜるの…
(恋人が行ったはしたない行為を言って聞かせると同時に)
(股間を掴み上げでもするかのように指の付根まで深々と沈めて)
(二つの敏感な急所を容赦なくこねくり回す)

あ、く…待って、津綺子、そんなに…
そんなにしごいたら、俺も、でちゃう…
(恋人を攻めながら、恋人に攻められ)
(同じように喘ぎを漏らし、それでも手を休めず)
(お互いの股間に溢れた淫水が、お互いの掌の中で卑猥な音を響かせる)

【お待たせお待たせ、今夜はこんな感じからよろしく】
20伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/09(木) 22:54:38 ID:Ao/S4rdJ
あ、やぁ…ぁ…っ……見ちゃいや、感じてる…とこ……んぁ…あ…っ……
あぁっ、ゆびダメっ…!ゆび、いれたら……あぁんっ……ああ、あ……
(いつしか自分から足を広げ、じゅくじゅくと果汁を滴らせる果肉をさらけ出す)
(恋人の指が淫芯を捕らえてこすり、同時に熱く熟した果肉へと挿入されれば)
(のけぞって乳房を弾ませ、恥丘を跳ねあげて身悶えた)

あぁ…んっ……直さん、激し…ぃ……っ
そんなに…激しくしたら……あぁ、イく……ぅっ……
クリが、イっちゃう、直さん、直さんにエッチにいじくられて
はしたないスケベ豆が、イっちゃいますぅぅ………っ!
(中から、外から、一番敏感な部分を容赦なく攻め立てられて)
(あっという間に最初の絶頂へと上りつめる)
あぁ……あ……っ……

(日頃のたたずまいからは想像もできないほどに激しく悶え)
(恥丘をせり上げるようにしてクリトリスを露出させ、高い絶頂を極める)
(でちゃう、という恋人の切羽詰まった声には応えられず)
(軸をぎゅ、っと握りしめたまま、上下にしごくことすらできない)

はぁ、はぁ、はぁ、はぁ………
(荒い呼吸に喉を鳴らして、まだ体の奥では貪欲に恋人を欲している)

【改めましてこんばんは】
【こちらもこんな感じで…今夜もどうぞよろしくお願いします】
21迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/09(木) 23:19:53 ID:de7eSpyE
んっ…津綺子、イった?
(強く握られわずかに走った痛みに少しだけ顔をしかめる)
(それを隠すように恋人の顔の脇に唇を寄せて、聞くまでもなく明らかなことを尋ねると)
(名残惜しそうにゆっくりと、まだ余韻にヒクついている肉襞から指を引き抜く)

ほら、見てごらん、こんなにいっぱい…
津綺子のエッチなところから、エッチなお汁たくさん出ちゃったよ
(根本はおろか掌まで蜜にまみれ明るい照明を照り返してヌラヌラと光る手を)
(呆然と焦点のあっていないような恋人の目の前に掲げて見せつけ)
分かる…?全部、津綺子のだよ…
(二本の指で作ったVサインを閉じたり開いたりすると)
(絡み付いた蜜がニチャニチャと粘っこい音を立てながら指の間で糸を引く)

(そうして甘く卑猥に語りかけながら、津綺子の両足の間---拡がってできたスペースに入り込み)
(はち切れそうなほどにいきり立った---自分でもそう思うほどに硬くなっている---自身の幹を)
(濡れそぼって次の凌辱を待ち受ける恋人の花園に擦り付ける)
22伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/09(木) 23:31:29 ID:Ao/S4rdJ
はぁ、はぁ、はぁ……あぅん……
(胸を弾ませ、額の生えぎわに汗を浮かべまでして)
(頬のあたりに恋人の唇をかんじると、小さく喘ぎを漏らす)

……ぁ……
(朦朧とした視界の中に、恋人の指がうつる)
(次第に焦点が合ってくれば、それはぬらぬらと濡れているのがわかって)
(何かを挟むような手つきで指がついたり離れたりするたびに)
(その間にかかるきらめく物の正体を知ると)

……っ!!
(いきなり顔から胸元までゆであがったように真っ赤になって)
(腹筋だけで体を起こし、両手を伸ばして恋人の手を捕まえようとする)
う…ううう……っ
(何も言えずに、恋人の目を睨むような、懇願するような、複雑な表情で見つめて)
(何か言おうとすればするほど、舌が硬直する)

はう…っ…
(その恋人の指を濡らした粘液にまみれた部分へ、熱い肉塊が押し付けられて)
(半身を起こした姿勢でのけぞってしまう)
あ、こすっちゃだめ、直さんっ……ソコ…イったばかりだから…っ!
(ぽすん、とあえなくベッドの上にひっくり返ってしまい)
(仰向けで恋人を見上げながら、ほとんど泣き声で懇願する)
23迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/09(木) 23:51:43 ID:de7eSpyE
自分のお汁見るのは、恥ずかしい?
(羞恥を与えた指先は、あっという間に津綺子の手の中に隠されてしまう)
(睨むような、懇願するような、どことなく恨むようにさえ見える恋人の視線に対して)
(どこ吹く風とばかりに微笑みを返す)
(ただそれは甘いだけではなく、目論見通り羞恥を与えたと満足げな、被虐の悦びが美恵隠れして)

こすっちゃダメなんだ…じゃあ、どうしたらいいのかな…?
こんな風に、津綺子のクリをこすっちゃいけないなら、どうしてほしいの?
(恋人の制止を聞き届けながら、腰の動きを止めようとしない)
(幹の全長を使ってむき出しの宝珠をほじり出して押し潰し、表面を磨く
ようにより強く擦りつけ)
(それでいて、わざとらしく首を傾げ、どのような行為を求めるのかと尋ねたりする)
24伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 00:02:20 ID:Ao/S4rdJ
………。
(優しげな目もとに、してやったりと言わんばかりの笑みを浮かべる恋人は)
(それはもう、吸いこまれそうなほどに魅力的で)
ずるい……。
(ただもう、その一言しか言えない)
(彼は指先一本で、思いのまま、こちらを狂わせてしまえる……)

だ…って……、こすったら…ぁん…感じて……私だけ…何度も……んぁっ……
(目尻に涙の粒をきらめかせながら、愛しい青年を見上げる)
(彼が与える快感は、もうどんどん大きくなって、もっと強く激しい愛撫が欲しくなる)
(彼が欲しい、その固く熱い物を埋め込んでほしい、一つになりたい、と)
(ほとばしる熱い生命のエキスで、たっぷりと満たして欲しい)

もう…意地悪しないで……おねがい、直さんが欲しいの……
直さんと……セックス、したいです…っ
25迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/10(金) 00:34:27 ID:DkJM427k
(恋人の願いに愛しさがこみ上げてくる)
(被虐の悦びを圧倒する、純粋な想い---目の前の少女を愛したい、心も体もひとつになりたい)
(それは肉体の要求する欲望を遥かに凌駕する、心からの想い)

うん…俺も、津綺子とセックスしたい…
津綺子とひとつになりたい体も…心も…いいよね?
(胸に溢れる想いが微笑みとなってこぼれ、被虐者は消え去り恋する一介の高校生が現れて)
(直接な言葉も恋人の羞恥心を煽るためではなく、ただ自然と心からの願いを伝えただけ)

ん…津綺子、いくよ…
(自分自身の根元に手を添えて割れ目の中心に狙いを定め、軽く穂先を食い込ませ)
(涙を浮かべた津綺子の瞳と見つめあいながら、じわり、と腰を前に進める)
26伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 00:47:04 ID:/QMDRxf/
ん…
(愛しい声が問いかける言葉にうなずくと、つーっと涙が目尻からこめかみへ流れ落ちる)
(ついさっきまで、恋人の囁きに、惑乱しながら首を横に振るばかりだった)
(こちらの欲望を煽りたてる熱い囁きに、体は反応し、心は乱れるばかりで)
(それがさらに快感を鋭く強くしていたけれど……)

私も、直さんと一つになりたいです……
(今は彼の言葉に、素直にうなずける)
(そして、頷いた瞬間に、胸の奥がキュウッと熱くなる)
(こんなにも真摯に自分を求めてくれる青年に、全身で恋している……)

(瞳を見つめ交わしたまま、恋人がゆっくりと体を繋いでいく)
あ…ぅ……っ…
(彼そのものの形のまま、入口を押し広げられると、一瞬息を飲んで)
(滑らかに張り詰めた亀頭が、もう何度も耕されてねっとりと蕩けた粘膜へ食い込んでくる)
んはあぁぁ…っ……
(吐息交じりにかすれる声を漏らし、内膜がみっちりと肉棒を包んでもてなす感触に陶然となる)

あ、奥…まで……おねがい……一番奥まで、直さんを……
(恋人の逞しい肩を掴み、指を立ててのけぞりながら)
(彼が開発したポイントを張りだしたエラが通過するたびに、背筋をぴくん、と震わせる)
27迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/10(金) 01:14:11 ID:DkJM427k
はぁ…ぁ…津綺子、すごい…
熱くて、溶けちゃいそうだ…スゴく、気持ちいい…
(これまで幾度も貫き、異形の陽根で拡げたにも関わらず、そこは緩む気配をまえず)
(侵入させた自分そのままの器官は包むように迎えられる)

ん、いくよ…動くね…
(暫くの間、挿入しただけで動かず、襞に包み込まれ吸われる感触を楽しんでから)
(ぐっと腰を前に突き出して一番奥に届かせると、先端をピッタリと嵌めて)

ここ?ここがいいの?
いいよ、たくさん突いてあげる
(「ここ?」と聞くたびにコツンとノックし、恋人の反応を確かめて)
(引き抜いては押し、押しては引いて、そこをつついては)
(グリグリと腰で円を描いては奥を抉って)


28伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 01:26:38 ID:/QMDRxf/
直さんが…入ってくる……あ、固い、すごく……反りかえってて…あたる……ぅ
(もう脳裏に浮かぶ言葉がそのまま口をついて出る)
(何も考えられない、愛しい恋人のすべてをただ感じるだけ)
(動くね、と宣言されれば、期待に全身の肌が感度を増して)
んあっ…ああ、あぁぁ……っ……
(ぐい、と一番奥を突き上げられ、反らした胸の頂点まで、ピーンと固くなる)

あぅ、そこ、そこが……ああっっ、そんなに、かきまぜないでぇ…っ
いい、あぅんっ…イイの、そこ、すごく……あぁ……あ……
(恋人は巧みに己を操って、胎内をブラッシングしたかと思うと)
(粘膜を練り上げるように腰をグラインドさせて)
(その動作一つ一つ、腰が砕けそうなほどの快感をもたらす)

はぅっ…あ、あぁっ……や、すご…い……あぁ……
ホントの直さんの形、感じますぅ…っ……
全部、直さんの形になって……気持いい……ぴったり、ハメられてる……っ
(自分からも腰を小刻みに振り始め、恋人にすがりつく指には更に力が入る)
29迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/10(金) 01:53:01 ID:DkJM427k
は、ん、く…ぅ…津綺子…
気ゅってしまって、グネグネ絡みついてくる…
(反り返る形で恋人の形を矯正すると同時に)
(型がとれるほどに柔らかく、全体を締め上げられて)

あぁぁ…スゴくいいよ…
津綺子、気持ちいい?俺の、感じてる?
(艶かしく響く声に煽られ、その声を自分があげさせていると思うと)
(背筋を震わせるほどの快感が駆け巡り)
(もっと声をあげさせようと、送る腰に力がこもり)

はぁ、はぁ…津綺子…今度は津綺子が、俺を愛して…
(少女を首にぶら下げたまま、両手で恋人の腰を持ち上げる)
(そうすると挿入の角度が微妙に変化して、別のポイントを刺激して)
(腰を送り続けたままで、恋人を持ち上げると)
(そのまま、今度は津綺子に腰を跨がせて、自分が後ろ向きにベッドに倒れる)
30伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 01:56:37 ID:/QMDRxf/
【それでは本日はこのあたりで凍結をお願いできますでしょうか…】
【多分次辺りには、締められるのではないかと…(汗】
【ご都合&ご要望などありましたら…】
31迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/10(金) 02:03:31 ID:DkJM427k
【うん、凍結了解】
【そうだね、そろそろ締めを視野に入れないと…いつまでも続けちゃいそうだ(汗】

【要望は…ここまで来たら特には。後はもう流れるままに】
【で、解凍だけど、土曜の夜でどうだろうか?22時から22時半の間で】
32伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 02:07:54 ID:/QMDRxf/
【】外します

こういうナチュラルなおつき合いも楽しくて
本当にいつまでも次から次へと……
というか、いつもにも増してマグロ度が進行していてっ…
していただくばかりで本当にごめんなさい
次回は一生懸命ご奉仕いたします!

では一日間をおいて11日ですね。レス作って避難所に行きます。
33迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/10(金) 02:14:25 ID:DkJM427k
【】無しー
いや、こう攻め受けハッキリ分かれてしまえば、それも仕方ないことかと
俺は別に気にならないしね
でも、まぁ、されるのも好きだし、次回は期待してる…なんて書くと偉そうに見えちゃうな

ではでは、土曜の夜に避難所で
今夜もお相手ありがとう。先に失礼させてもらうね
お疲れさま&おやすみなさいませ
34伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 02:15:10 ID:/QMDRxf/
お疲れさまでした。
では私もプロフを貼って失礼します
35伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/10(金) 02:16:26 ID:/QMDRxf/
【名前】伊織津綺子(いおり つきこ)
【年齢】17 高等部2年E組
【性別】女
【身長】168センチ
【3サイズ】85−58−87
【容貌】ショートカット、切れ長で涼しげな目元、きりりとした大和撫子
【能力】電気を起こし、放つことができる。
    稲妻を起こして攻撃するほかに、微弱な電流で治療行為なども可能。
【弱点】放出する電力量に比例して、体力の消耗がある。
    大きい電力を発するためには充電が必要なので、短時間での連発はできない。
    逆に弱い電力は意思に関係なく発してしまうことも多く、しょっちゅう精密機械を壊す。
【希望】バトル 日常ロール エロール※・グロ展開は要相談 バトル以外は多少の確定はOK
【NG】相談なしのエロール・グロ:ROMの方への警告も含めまして事前のご相談をお願いします
    過度の確定:特にこちらの考えや反応までを強制的に決められるのはNGとさせてください
【備考】高等部2年。陸上部のエース。ハイジャンプの学生記録を持っている。
    一見淑やかな優等生であり、クールでストイックなアスリートとしても知られているが、
    素の性格は素直で恥ずかしがり。育ちはいいが謙虚で努力家。
    厳しくしつけられたので、少し頭が固いところもある。
    兄を異能に殺されており、それがきっかけで退魔の世界へ足を踏み入れた。

*現在の状況
・恋人である迫水直と組んで退魔を行っている
・陸上の学生記録は天羽都の能力によって出した不正なもの
・妖魔にレイプされた記憶を御木本正太郎によって封印され、表面上忘れている。
 迫水と御木本の二人は真実を知っている。
・兄の仇である「仮面の電撃異能者」は実は紫一久であるが、そのことはまだ知らない。

※ロールの状況により、ご希望に添えないことがあります

【お疲れさまでした。おやすみなさい】
【スレをお借りしました。ありがとうございました】
36名無しさん@ピンキー:2010/12/10(金) 17:21:03 ID:weMTnNl+
パイ乙
37白峰 譲 ◆MceSlbr5bs :2010/12/10(金) 20:54:35 ID:h7z1K7/e
>>1お疲れ様。ありがとう。

【名前】白峰 譲(しらみね ゆずり)
【年齢】16(高1)
【性別】女
【身長】150cm
【3サイズ】70/56/74
【容貌】襟足が長めの黒のショートボブ。身長相応にやや幼顔だが、その表情はいつも堅い。
    目は漆黒だが、能力発動中は藍色に光る。
    制服以外ではスカートを滅多に履かず、たまに男の子に間違えられることがある。
【能力】〈氷鎧-Ice Armor-〉
    氷を体に纏ったり、攻撃手段にしたりすることができる。形は剣や斧、鎧、盾など自由自在。
    普段でも、物質を冷やしたり凍らせたりすることが可能。
    自分で解除、自然解凍、破壊されない限りは効果は持続する。
    感情の爆発などで能力が暴走すると周囲のものまで氷らせてしまうことがある。
【希望】日常、戦闘、エロール(人間、人外問わず)
【NG】大怪我〜死亡、大スカ、同意の無い設定変更(肉体改造など)
【弱点】鋭利な物、高熱(能力発動時のみ)
【備考】幼い頃、海外で異形に襲われ負傷してから能力に感染する。
    その後能力に目をつけたある組織に捕獲され、ロシアで実験や戦闘訓練などを受けさせられた。
    12歳で逃げるように日本へ帰国し、縁あって学園近くの「雀屋食堂」の夫婦に居候させて貰っている。
    部活は無所属でクラス委員。放課後は主に店の注文取りや出前を手伝う。
    異形や不審な異能者と戦いながら、何のために能力を活かすべきか模索中。
    良くも悪くも少し機械的な性格だが、無感情ではない。

【投下のみでおちるね】
38竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 21:13:21 ID:RqRxiDkf
いちおつ…………
【解凍に…、お借りするわ………】
39藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 21:17:59 ID:haQdcV65
………………
(その事実を聞いて、流れる沈黙)
(少しの間を置いて、静かに口を開く)

…両親を大事に思ってたなら、それは先輩のせいじゃない、魔刃のせい。
その事実があっても…私が見て来た竜胆凍、という人は、何も変わらない、から。
(力が込められた腕から離れることはしない)
(ただただ受け入れて先輩の感触を感じる)

大丈夫…万が一そうなっても、私が止めるから。
…それに、私は先輩の事信じてる。
(胸元から顔を離し、か細い声ながらも、しっかりと力強く、灰色の瞳を覗く)

…ん、知りたい。
…先輩も…私の事…知っていいよ?

【ん、今日もよろしく】
【それと>>1おつ】
40竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 21:35:26 ID:RqRxiDkf
違う……あれは手段、アレを手にとったのは間違いなく私の意思
たかだか誕生日を祝ってくれなかっただけで、私は簡単に二人を拒絶したの
よく考えて、二人がなんのために忙しく動き回って………なんのために………
誰を、育てるために…………そんなこと……そんな簡単なことに
思い至るだけだったのに…………!
(静かな言葉に返す、抑揚こそないがはっきりと後悔の念が篭った声)
(乏しい表情は、なんの色も見せず、ただ汚泥のような瞳が揺れる。)

私、は…………清香に……なにもしてない
なのに…………なんで、私を……わたしのこと…………
気にかけて…………くれるの?
(言いながら剣を振るい、タコをつくるざらついた指先で清香の顎をなぞり)
(唇を軽くおし、その感触を確かめ……)
41竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 21:36:23 ID:RqRxiDkf
【……こんかいも、よろしく】
42藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 21:48:17 ID:haQdcV65
………辛かったんだね……
でも、これだけは言える。
…先輩の両親は、あなたを育てる為に一生懸命だった、つまりその位あなたを好きだった。
先輩だって、同じ位好きだったはず…
そうだったのに…憎むべきは…魔刃…絶対そう。
(歯を食いしばり、怒気が表情に滲み出て)
…気に病むな…と私が言える立場じゃないけど、少なくともご両親は、先輩に幸せになって欲しい…はず…


なにも………してない、なんて事はない。
…先輩こそ、どうして私なんかを………あっ…ん。
(顎に指が触れる、続け様に熱を持った唇に触れられると小さく声を出して)
43竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 22:05:01 ID:RqRxiDkf
ちがう、違う…………そうやって逃げちゃダメ………
だって、私はあの時思ったから………「そんなお父さんとお母さんなんか消えてしまえ」……って
だから……私があいつを憎むのは、清香を悲しませたこと
許さないのはそれだけ……
(いつ拒絶されても可笑しくない、そんな本性をさらしているのに)
(清香はまだ自分を気遣って……)
…………ほんと、に――脳ミソ、ないの?
(ざらついた指先で、髪をそこにある脳ミソが本当にあるか確かめるように撫でて)

なにもしてない。
それなのに清香は私を見てくれた。思ってくれた………
私、それに………こたえたくて………でも
どうしたらいいかわからなくて……
(小さく声をあげるその存在が本当にそこにいるのか?)
(それを確かめるように首筋を撫で、肉質な胸元に手を伸ばすべく
(襟元のボタンを緩めていって――)
44藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 22:18:38 ID:haQdcV65
…それでも、そう思ったとしても、私は、………
(そこから先には、言葉が詰まって)
(何も言えなくなる、そんな自分が悔しくて)

……たぶん…どこかに、置いてきた、と思う。
(髪を撫でられると、気持ち良さそうに目を閉じて)

…もう応えてくれた。
…私達を、救ってくれた…本当に、ありがと。
いや、それだけじゃない、先輩は知らないけど…たくさん…貰ってるから…
…先輩は、どうして私を…っ…
(ボタンが一つ一つ、外されていく)
(薄紫のシンプルな下着、それが徐々に顔を出す)
45竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 22:34:07 ID:RqRxiDkf
そ――だから…………清香は、こんなことされても………へいき?
(徐々に露になっていく下着、変わらぬ表情――)
(ボタンを外す手をみぞおちの辺りで止めると、開いた襟元に手を差し込んで)
(柔らかな乳房を両脇から寄せて、上げて、解放してと繰り返す。)

だからあれは……自作自演とかわらない……、だから……
気にする必要――ない。
(面と向かって礼を言われるのが気恥ずかしくて)
(手慰みに清香の胸を弄ぶ……)
…………清香は、私に興味を持ってくれたから――わたしの悪を、否定してくれた、から……
46藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 22:45:57 ID:haQdcV65
…あっ…は、ん、はずかしい…けど…せ、せんぱいに、なら、へいきっ…
(それまで平静を保っていた表情が、徐々に崩れ始める)
(下着を豊かに押し上げるそれが形を変える度に、声を漏らして)

んっ、…そんなっ…あっ…はぁ…
…あ、わたしっ…
(返答も言葉にならないくらいに、感じ始める)
(弄ぶ先輩の手によって、自分がおかしくされていく)

…あっ…そう。…ん…嬉しい…
(息が荒くなり、鼓動も高鳴る)
(朱に染まった表情は更なる刺激を求めるかのようで)
47竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 23:03:23 ID:RqRxiDkf
…………ふぅん
(初めは必要以上に目立つその部分への興味だけだったが)
(ただ寄せて上げるだけのこういで敏感な反応を見せてくる)
(清香の反応に、更なる興味が沸いて)
…………気持ちいいの?清香の柔らかくて、すべすべ……
これ、こうされて……
(大きい方だと思っていた自分の手のひらでさえ、つかみきれない)
(弾力にすぐれた柔肉を直接さわろうと乱暴にブラをまくりあげる)

私は…………こういうこと、気持ちいいと思ったことないから。

(幼いころからこの道に身を費やしていれば、敗北し)
(凌辱の対象となることもある。その時に似たようなことをされたが)
(その時はただ、痛いだけだった)
(今の清香の反応は新鮮だった。)
48藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 23:17:41 ID:haQdcV65
…っん、はぁ、…
(まるで玩具のように双球を弄ばれる)
(それだけでもう、いつもの調子は崩れる)
(敏感に反応する様は、女である事を自覚するのに充分で)

…え、ふぁっ…んくっ…そ、そんなこと、ない…
(素直に「気持ちいい」と言うのはなんだか恥ずかしくて)
(ブラがまくり上げられる。ぷるん、と張りのある乳房が露出する)
(先端の蕾は、既にピンク色をして勃ちあがっている)

ん…せんぱいに、されてるから…いい…
…せんぱいだから…
(火が出る程熱を持った顔を手で覆う)
(体は快感を逃がすようにくねらせて)
49竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/10(金) 23:34:19 ID:RqRxiDkf
(張りのある肌が誘うように揺れると、本能的にその尖端にくちをつけ)
(勃ちあがったそれを舌で転がしながら、下から掬うように乳房を持ち上げる)

…………ちゅ……ふ
清香……声、可愛い…乳首も、こんなに硬くして…………
こりこりする………私にされて………そんなにいい?

(顔を覆う清香を見て、唇の端がわずかにつり上がる)
(清香が身をくねらせるのを見るとぱっと清香を弄り回すのをやめて)

…………清香、は――あんまり、こういうの好きじゃない?
やめた方が………いい気がする。
(その気もないのに表情を変えずそんなことをいうと)
(口と手を離して、さももうおしまいと言うようにして)
50藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/10(金) 23:48:52 ID:haQdcV65
んんっ、…あ、そこっ…めっ…
(口を付けられたそこは、口の中で固さを増し、充血したように色付いていく)
(漏れてくる声も、階段を一段昇った、喘ぐようなもので)


ふぁっ…んくっ、そんなこと、ないからっ…ひっ…ああっ…
(既に快楽を感じている事はばれている。それなのに、意地になって首を横に振る)

……え?
な、なんでやめ…あっ。
(突然、愛撫が中断される)
(熱を持った体は、勿論まだまだ欲している)
(しかし、自分の羞恥心が邪魔をして中々言葉が出てこない)

…………………
……き、き、気持ちいい…から、して、ほしいっ…
(しかし、熱を持ってしまった体が選ぶ選択肢は一つ)
(言い終えた後で、恥ずかしさが込み上げて、再び顔を覆う)
51竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/11(土) 00:01:19 ID:lzGVHLgm
でも、「そんなことない」だし………
私は……痛いことしか知らないから、清香を…………壊しちゃうかも……
(理性と悦楽との間で葛藤する清香をみると首の後ろあたりが泡立つような感触がした)
(理性を押さえ込み、ようやく言葉が絞り出されると、二の腕辺りに)
(寒気に似た感触が走って……)

どこをどうされると、どう気持ちいいの?
清香はどこをどうしてほしいの?
(少しだけ冷えた視線を顔を覆う手の指の間から投げ掛ける。)
(清香のもつ羞恥を見透かすように火照った箇所を見つめ――)

【う、ん……眠気が、きた…………凍結、だいじょうぶ?】
52藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/11(土) 00:07:02 ID:I69gaDd8
【ん、大丈夫】
【…先輩の都合は?…私は12日と13日の夜空いてる】
53竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/11(土) 00:08:22 ID:lzGVHLgm
【じゃ、12日の19時とか、だいじょうぶ?】
54藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/11(土) 00:12:05 ID:I69gaDd8
【…20時からなら大丈夫だと思う】
55竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/11(土) 00:13:50 ID:lzGVHLgm
【じゃ、20時でおねがい…………】

【眠気が…………おしてきた…………】
【今日はぷにらせてくれてありがと】
【お先に、しつれいする――】
56藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/11(土) 00:18:09 ID:I69gaDd8
【了解、12日の20時で】
【もっと、ぷにっても…いいよ】
【おやすみなさい、私も落ちる】
57迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2010/12/11(土) 06:51:04 ID:1dTiJYpo
【名前】迫水 直(さこみず ただし)
【年齢】19/3年生(2回目)
【性別】♂
【身長】188cm/80kg
ほとんど脂肪のない筋肉質な体躯。着痩せするタイプ
【容貌】短く刈り込んだ黒髪、日に焼けた肌、わずかにタレ目
【能力】妖魔寄生体宿主
体内に寄生する妖魔の力により身体能力が向上している
・増幅された新陳代謝による異常なまでの回復力
・常人の数倍に達する筋力と瞬発力、持久力
・皮膚・骨格・筋肉が変質して西洋甲胄に似た姿(220cm/150kg)に変身、更に能力が増幅される(身体の一部だけを異形化させることも可能)
・以上の能力にはエネルギーとして膨大な量の食料を必要とする(普通の食事よりも妖魔の血肉の方が補給効率が高い)
また食事は、寄生体の破壊衝動を満たす代償行為でもある

イラストを書いて貰いました
http://www.100gazou.com/sinzou/bbs.cgi?check_img=465&type=jpg

【希望】NGに抵触しなければ大概のことは
【NG】後遺症の残る身体的・精神的ダメージ、衆道
【弱点】
・直情径行
・能力の暴走
【備考】
・3年次に妖魔感染の影響で留年した元野球部のエース。現在2回目の3年生
・穏やかな性格だが、己の信条に合わない事を拒む頑固で狭量な部分を持つ
・恋人である伊織津綺子とともに、夜毎妖魔狩りを行っている
・対妖魔戦闘の経験はある程度積んでいるものの、基本は勘頼り&荒削りな戦闘スタイル
・闘争に喜びを感じる寄生体の感情を受け入れたことで同化がわずかに進行
制御しやすくなった反面、常に微弱な妖気を発する程度に半妖魔化している

【プロフ投下落ち】
58名無しさん@ピンキー:2010/12/11(土) 11:48:41 ID:I/OoN8lV
ほす
59郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 19:07:01 ID:nMgaeKHq
【しばらくロールに借りるぜっ】
60媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 19:08:44 ID:9WN7Gvyl
>>14
(恍惚めいた表情も、とろけるような笑みも何もかも。
 いつもの快活とした青年の姿からはかけ離れていて、可愛いと同時に愛おしい。
 自分が彼をこうしたというのなら、きっと自分はとても幸せ者なのだろう。
 ――そして、もっともっと彼を、壊したいとも思うのだ。いつも彼が言うように)
私が反則手や搦め手を使うのは、いつものことでしょう?
(ああ、もしかして彼はいつも自分と似たことを考えているのだろうか)

これ以上にヘンに――……っ、ん。
(柔らかなベッドに背中が沈み込む)
(乱れたベッドのシーツに黒髪がちらばり、耳元で光るのはシルバーイヤリング。
 そしてさらけ出された胸元には銀の指輪。
 チェーンに通されたそれは、彼にもらったものだ。指に通さず、いつも持ち歩いている)
……ん、やぁっ……。
(白濁が混じり、ところどころ白く汚れたドレス)
(その中で蠢く手が破れたストッキングの隙間から、下着を掴んでずり下ろすと、
 見えはしないだろうが、――とろとろに濡れている秘部が僅かに見える)
っ、脱がすなら、全部、脱がせてください……した、の。
(いつもの下着ならば別だが、今日は両サイドを紐で止めるタイプの下着だ。
 紐を外してしまえば、破れたストッキングの隙間からでも抜き取ることができるだろう)
ヘンに、……ヘンに、なりたいです、から。
もっといっぱい、太一朗さんに触れてほしいし、染めてほしいし、汚してほしい……。
好きだから、大好きだから――だから、……本当はいつだって、こうしていたいのです。
(頬を赤らめ上にいる彼を見つめる。
 肌蹴たシャツの襟を掴むと、ぐいっと下にひっぱって――奪うように唇を重ねて)


【ロールにスレッドをお借りいたします】
【というわけで、今宵も宜しくお願い致します。何かあれば、いつもどおり遠慮なく、と】
61郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 19:27:11 ID:nMgaeKHq
>>60
……卑怯。
(分かってるのだ。どんな言葉を用いたところで、本気で彼女を拒むことはない。
 それらはただ今の状況を受け入れている自分を正当化しているにすぎないのだ)
(もちろん、それは建前に過ぎない。本当は、彼女の全てを貪りたい。そして受け入れたい)
(理性も常識も彼女の魅力に蝕まれた今となっては、否定の言葉もただ今は言葉遊びなのだ)

……嬉しいな。こうして、身に着けてくれているのは、さ。
(胸元にぶら下がる銀の指輪に触れて、愛しそうに目を細める)
やっぱりこうして俺が贈ったものを身に着けてくれていると、「俺のものだ」っていう気になるよ。
(みっともない独占欲。けれど、それを隠すことなく言葉にして)
…や、こういう中途半端なのもそれはそれで、いやらしい感じがするだろ?
(などと軽く笑いながら、ストッキングの破れ目をさらに大きく広げていく。それがまるで彼女の心を犯すようでもあり、
 ぞくぞくとした黒い欲望が満たされていくのが、実感できる)
俺だって―――、ずっと、葵さんと一緒にいたい。
好き、大好き。だから、俺はもっと、葵さんを穢すんだ。
(他の誰でもない、この自分が。)
(不意に唇を奪われると、軽く驚いたように目を大きくさせるが、すぐに細めて、舌を潜りこませる)
(口腔、舌、歯、唾液、すべてを蹂躙するかのように、貪り、息が苦しくなるぐらいに何度もしゃぶり尽くす)
……ん、は………。さて、と………。
(その後も何度も啄むようにキスしながら、腰回りのストッキングを完全に破り捨てて、下着を露わにさせる)
(無遠慮に指をそこへ捻じ込ませると、ぐりぐりと抉るように敏感なそこを何度も撫でつける)

【途中で夕食に落ちるけど、その時はすみませんがよろしくですっ】
62媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 19:43:58 ID:9WN7Gvyl
>>61
私が卑怯だなんて。そのようなことはとうの昔に、ご存じのはずでありましょうや。
(彼の指先が指輪に触れると、どこかくすぐったそうに目を細めながら)
……リボンは、なかなか、着飾る機会がないのでつけられなくて。
狩りにつけていったらきっとすぐに汚れてしまいます――でも、これなら服の中に入れておけるから。
「貴方のだ」っていう証拠。
(指にはつけられないけれど、こうして持っているだけで彼を感じることができる気がする)

っ――……はぁっ…、はい、もっと穢してください、ご主人様。
(唇が離れた合間合間に言葉を重ねるが、最終的にはそれすら全てくぐもった声に代わる)
(口内の全てを蹂躙していく彼の舌に身をゆだね、
 ただ為されるがままにしゃぶりつくされる。唾液を呑みこんでは、また舌を絡めあって……)
(顎をつたい、不格好なベルトの首輪がついたその首に、唾液が零れることさえ厭わない)
……ん、ぁ……んっ……。
(甘い啄ばむようなキスの合間、ビリッという音がする)
(先ほどまで生地につつまれていた部分がさらけ出されるのが、彼の手の動きで分かって――、
 もはや機能を果たさないまでに破り捨てられたタイツの中には、黒の下着)
(レースの紐で両端が結んであるそれは、彼女はあまり普段は履かないタイプのものだ)
っ、――――ひぁっ、んっ……あっ、ぁぁっ……!!
(びくんっ、と跳ねるように彼女の体が反応する)
(目を見開いたかと思うと、すうっと細まり――、撫でつけるその刺激だけで身をよじる。
 指先はぎゅっとシーツをつかみ、そこに皺を深めていく)
あ、ぁん……ッ、……ッ、―――あ、指……、ッ、んん、っ……たいちろうさんの、ゆび…。
あっ、ぁっ……ん、……ふ、……ゃんっ、……だ、だめ……っ、……ぁ、ああッ―――。
(顔をそむけるようにしてその感覚に耐え、薄く空いた唇の隙間から声を漏らす)


【それについても、了解であります。そのときは、どうぞゆっくりとなさってきてください】
63郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 20:01:30 ID:nMgaeKHq
>>62
本当に、葵さんは―――……。
(どうしてここまで自分を嬉しくさせてくれる言葉を紡いでくれるのだろう)
(きっと彼女は何も意識はしていないだろうが、彼女の紡ぐ一言一言が、嬉しくさせる)
(そんな言葉に、どうすれば応えられるのだろう?)
ま…何度も言ったけどさ。俺は、葵さんの“所有物”だから、さ。
(独占欲と独占“されたい”欲。それらが、彼女と日々を過ごす度に強くなっていく)
(そう、今こうして彼女に壊されたいと思っているほどに、彼女に所有されたいのだ)

(彼女が普段履かないような妖艶な雰囲気を醸し出す黒の下着)
(それが一層、彼女の淫靡さを際立たせている。本当に、しゃぶりたくなる程に)
………本当に、可愛いな。葵さんは。
いや、俺はボキャブラリーに乏しいから、同じような言葉の繰り返しになるけどさ。
でも、何度でも繰り返したくなるんだ。……こんなに可愛い葵さんを眺めていたら。
(指先を下着の中へと潜りこませると、その濡れそぼっているそこへ指先を埋没させていく)
(指先に濡れるそれは、心地いい温かみを感じさせて、ゆっくりと指を差し抜きさせる)
(自分の行動で、感じ、よがる彼女を見るだけで欲望は満たされていく。…と同時に、もっとその先を見てみたいという欲求が生まれる)

(ふと思い出したように、自分のスーツの上着を手繰り寄せると、ポケットからバンダナを取り出す)
(いつも自分の使っているそれを、彼女の目に被せて括り、目隠しをさせる)
…ちょっと意地悪してみようかな。さっき、存分に焦らされたお返しにさ。
(そう言うと、露わになっている乳首を軽く摘み、捻る)

【と、そういうわけで、ちょっと夕食に落ちてきまっす!葵さんもその他用事等あれば遠慮なくっ】
64媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 20:23:07 ID:9WN7Gvyl
>>63
先ほどの貴方の可愛さには、負けてしまいます。
……、それに、そのように何度も何度も言われていれば、くすぐったくも、なってしまいます。
だいたい、このような姿を、かわいい、などと―――…っ、ひゃ、ふ……ッ
(秘部を撫でていた指が離れ、その頃には息も少し乱れている)
(彼の言葉に反発するように頬を赤らめながら言葉を返していたが、
 指先が中に潜り込むと言葉の途中で声を跳ねあげさせ、――びくっと体が震える)
んっ、あ、……ッ、ぅ―――。
なか、太一朗さんの指がはいって、……んっ、はぁっ……あ、ぁ、……ん。
(差しぬきするたびに、ねちゃり、といやらしい音がする)
(中の肉襞は彼の指にまとわりつき、その形を確認するかのようにきゅう、と締めつけていく。
 シーツを掴む手の力は強まり、びくびくっと体を震わせて反応する回数も徐々に増えて―――)

たいちろう、さん……?
(彼が何かやっているのを少しかすんだ視界にとらえて、名前を呼ぶ)
(しかし、目の前を覆う布にびくっと肩を震わせて、わずかに身をよじり、抵抗するが――)
なにも、みえない、……これ、貴方のバンダナ、ですか?
っ、……何を、するのですか――これじゃ、貴方の顔、みえな……ッ、ひぁあっ……!?
あっ、だめ、だめっ……こんな目隠しのまま、弄ちゃ、ぁ、……―――ひゃぁんっ…!!
(体が、少しだけくの字にまがる)
(ぷっくりと膨らんだそれをつねられた瞬間、彼の指を咥えているそこがひくひく痙攣した。
 そしてそのままぐったりと脱力。……あいた唇の隙間から、か細い声が漏れる)

あ、ぁ……っ、そんな…――こ、こんな、胸だけ、で……――…っ。
(それだけで達してしまった。彼の与える刺激は、少しだけで全神経を支配する)
(しかしそれにしても何時もよりも何倍も敏感で耐え性のない自分の体に、本人自身困惑したように呟く)


【いってらっしゃいませ。私も、用事が入った時はお言葉に甘えて言わせていただきます】
65郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 21:00:08 ID:nMgaeKHq
>>64
こうしてると、何だかいつもとは違う感じがするだろ?
(もちろんこういうことは彼女にとっては、経験があるだろうことは知っている)
(だが、敢えて、いつもの自分との行為との差異について指摘しながら)
―――まったく、本当に、葵さんはいやらしくて、可愛いな。
ほら、こんなにも濡れてる。……俺に触られてこうなってくれたんだって思うと、嬉しい。
(優しい声でそう声を掛けながら、濡れた指先を頬に擦り付ける)
(その指先を離すと、その掌を彼女の剥きだしになった臀部に触れさせる。しゅるりと紐を解き、
 彼女の下着を剥ぎ取る。露わになった臀部を優しく撫でまわしながら、ふ、と小さく笑い)
そう言えば、さっき、葵さんは、俺が本当に此処が好きだって言ってたけど、
それって俺だけの話なのかな?
(ぺちぺちと軽く彼女の尻たぶをはたきながら、その谷間を指先でなぞる)
…確かに、俺は葵さんのお尻好きだよ。柔らかいし、肌がすべすべだし。
でも、本当にそれって俺だけだと思う?
(そう言うと、彼女を四つん這いにさせて、後ろから彼女の尻肉へ舌を這わせて舐める)

……もちろん胸も好きだけど。
葵さんが気にするほど、小さくな…………いや、それはさておいて。
敏感だし、素直だし?そして、何よりも可愛らしいしさ。
(指先でその先端を弾きながら、捏ね回す。まるで、搾乳でもするかのように、控えめな乳房を、
 荒々しく揉み解しては、きゅっと強く摘み)

【お待たせしましたっ!】
66媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 21:23:48 ID:9WN7Gvyl
>>65
ちが、う……っ、ん――……ッ、違う、けど……っ、ふぁんっ…。
(達したそこに入っていた指を引き抜かれると、またびくびくと体を震わせる)
(頬に擦りつけられたものが何かは見えなかったけれど
 それでも鼻についたその匂いは、――自分の浅ましさを示すものだというのは感じられた)
――――ッ。
(四つん這いにされた体、紐をとかれた下着)
(優しい手つきだが、目の前に何も見えないせいでこの先どうなるかの想像がつかない。
 それが不安と興奮がないまぜになった感情を助長させる。
 腕をぷるぷると震わせながら、熱い息を吐きだした――尻肉を叩かれると、そこが軽く赤らむ)
そんなの、あなたくらいに、決まっています。
そうです。……他に、誰がいるとおっしゃられるのでありますか、ばか……っ、ん、ひゃっ。
(達した敏感な体を優しく嬲られると、唇から甘い声が漏れる)
(生温かい舌の感触に、いやいや、というように髪をゆらして首を左右に振ると、首輪も一緒に揺れた)

………っ、ひぅっ、あんっ、……ぁんっ!
びんかん、で、すなお……ッ、ちがう、今日は、ちょっと……ッ、おかしい、の…。
(切なさそうな声を出しながら、胸を揉みほぐされる)
(小さなそれが彼の手の中でもみくちゃにされて、乳首をつままれ捏ねまわされては、
 あまったるい声が彼女の唇から漏れ、先ほどと同じように体がふるふると震え始めてしまう)
ひっ、ぁっ……あっ、……も―――っ、……ッ、……やぁあっ……。
(ビクビクっと体を震わせる。彼の手が触れている、触っている、自分を蹂躙している。
 そう思うだけで体がいつもより熱くなり、――それを目隠しが助長させているような気がして)

【お帰りなさいませ、であります】



67郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 21:42:16 ID:nMgaeKHq
>>66
ふぅん?まぁ、確かに他の誰かに好きになられても困るけど。
……それじゃ、他の誰かにも気に入って貰えるよう、頑張ってみようかな?
(尻肉に這わせていた舌を谷間に沿って滑らせる。唾液を塗りつける音が卑猥に響きながら)
ん、おいしい。
(そのまま、窄まりを探るように舌と唇を動かしながら、一方で空いている指先は再度秘所を探る)
(その溝を行ったり来たりと這わせながら、時折ぐりっと強く押し込んで、分泌液を掻きだすように引っ掛ける)
……葵さんを独り占めできるなら、馬鹿でもなんでもいいさ。
他の誰にも渡さない。……渡したくない。二度と、他の誰にも渡したりするもんか。
(ふと異形のことを思い出して、ぎり、と強く歯噛みしながら、何度も彼女の下半身を愛撫する)
……変態でもなんでもいい。葵さんが俺から逃げられなくなるのなら。

おかしい?…おかしいっていうなら、俺はとっくにおかしくなってる。
だって、あんな姿を見せた後だからな。
俺だけえっちな姿を見せ続けるってのも、不公平だろ?
ここからは、たっぷりと葵さんのえっちな姿を見せて貰わないとな。
(きゅっと何度も乳首をいたぶるように抓んでは、指先で捏ね回し、刺激を繰り返し与えていく)
ほら…どこをどうされてるんだ?何が嫌なんだ?
はっきりと言ってくれないと、俺だって止められないぜ?
68媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 21:59:57 ID:9WN7Gvyl
>>67
……っ、ひっ……あ、―――ッ、ぁ……。
矛盾、しています。困るのに、気に入ってもらえるように頑張るのであります、か?
あっ……、ひゃん―――!
(首をそらせて、声をあげる)
(谷間を這い、窄まりを探るように彼の舌と唇がそんなところを這っているということを
 視覚ではなく感覚で感じる。聴覚もまた、いつもより数段敏感にその卑猥な音を聞きとって)
っ、ふぁあっ……あっ、あぁっ…―――ッ!!
(強い気持ちが籠っているように聞こえる言葉に何か言い返そうとして、
 それもままならず甘い声をあげるだけ。秘部から溢れる愛液が、とろとろと彼の指に絡む)
―――こんなんじゃ、逃げられ、な、ぁ……ッ、はぁっ……ッ、んっ……っ、ぁんっ!
おかしい、の、からだも、こころも、ぐちゃぐちゃで――っ、ひ、ぁっ……やあっ…!
(秘部や窄まり、そして乳首を弄られれば、そのまま頭が沸騰してしまいそうだった)
(熱い体を持て余すようによじり、快楽を与えられる度に、言葉が言葉にならず鳴き声として漏れウr)
っ、ちがう、の、いやじゃ、な……ぁ、あっ、――ッ、
きもちよく、て……おかしっ――あ、また、またすぐ、いっ――い、っちゃう、の……!!
こんなに、イきやすい、のに……そんなに虐められたら、本当に、イ、イき狂っちゃい、ます……。
太一朗さんの、指と、舌だから、すぐっ――こんな、こんなに、きもちよく、感じッ……ぁああっ…ひゃっ…!
乳首さわられて、おまんこ指でいじられて、おしり、舐められたらまた、イ――いっちゃ、う……!!
69郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 22:19:56 ID:nMgaeKHq
>>68
……本当に、俺ってヤツは。
(苦笑する。どこまで彼女を穢してしまえば気が済むのだろう)
(求めれば求めるほどに、更に泥沼にハマってしまう。だが、それでも歯止めを掛けられないのは、
 与えられる快楽よりも何よりも。――こうして可愛らしく彼女が喘いでくれるからだ)

ほら、イッちゃえばいいだろ?
何度でも何度でも。俺が葵さんを気持ちよくさせる。
気がおかしくなるぐらいに、葵さんが俺から離れられなくなるように。
(ぐちゅぐちゅと激しく秘所の中を指先でかき混ぜつつ、さらに指をもうひとつ突き入れて円を描くように掻き乱す)
……ほら、遠慮なく気持ちよくなればいいんだよ。
(そう告げると、直接窄まりに唇をおしつけると、はしたなく強く啜るように、窄まりを吸う)
んんっ、ふっ………はぁっ、んっ、んんんっ……!
(とどめに、と言わんばかりにぐりっと強く指先を奥まで突きこんで、窄まりにも舌を突き立てた)

(そして果てる彼女の姿を、目に焼き付けるようにじっと見つめる)
(ぞくりと心を震わせる。どうしてここまで彼女は自分の心を惹きつけるのだろうか。凄く、愛しい)
……こういう時の葵さんって、素直じゃないよな。
なかなか、本当のことを聞かせてくれないというか。ぎりぎりまで、それをはぐらかそうとするしな。
でも、それがあるからこそ、今のような葵さんが見れるわけだけど。
(しゅるりと彼女の目を覆うバンダナを取り除くと、彼女の果てた表情を嬉しそうに眺めて、頬を撫でる)
(そして、愛しげに唇を吸って、目を細めて彼女を見つめる)

【かなりの時間付き合って貰ってるけど、大丈夫か?】
【こちらは楽しませて貰ってるけど、不具合等々あれば、遠慮なく言ってくれよ】
【もしアレなら、キリがいいところだし、締めにも持って行けるけど】
70媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 22:36:49 ID:9WN7Gvyl
>>69
……っ、む、無理です、もう、我慢、できない―――。
そんなに、したら、おかしっ……も、もう――……っ、からだ、おかしく、なっちゃ
そ、そんなにしたらぁっ……こんな、こんなの、も、う、だめえっ―――……ふぁあぁ!!
(気持ちよくなれという言葉と共に、激しく責め立てられるとひとたまりも無かった)
(彼の触れたところ全てから電流がかけたように快楽が体を巡り
 大きく体を跳ねさせたかと思うと、力尽きたようにそのままベッドに突っ伏す)

(びくびく、と震える体。唇は中途半端にひらいて、そこからまた声が漏れる)
(立て続けに二度も達してしまった。
 入れられてもいないのに――彼に触られている、と思うとそれだけで体がおかしくなる。
 目隠しをされているせいもあるのか、彼の声を、その感触を、刺激を、何倍にも感じてしまう)
……っ、……ふ、……ぁ。
(ようやくバンダナを抜き取られて、彼の姿を見つけることが出来た)
(涙ですっかり潤んだ目で彼を見て、なされるがままに唇を奪われ――、
 縋るように彼に手を回す。感じやすい体は、本当にこうして触れているだけでヘンになりそうだった。
 いや、違う――きっと、こんな風になるのは彼相手だからだろう。彼の全てが、自分をヘンにする)
………っ―――、めかくし、……たいちろうさんが、みえないの、さみし、かった。
(むう、というように彼をみるが、その目はどこか甘く潤んだまま)

………だから今度は、ちゃんと、見える、格好で――して、くださいませんか?
ちゃんと、今度は、素直になりますから……だから、その、―――……私の、なか、に。
(自分の頬を撫でてくれる優しい手に甘えるように、その手を捕まえている)
(素直になるといったわりには、欲しいという言葉を口にできず……くいくい、とシャツをつかんでひっぱって)

【こちらは、大丈夫です。太一朗さんこそ、大丈夫ですか?】
【私も楽しませてもらっています。ぎゃ、逆に何かあれば、本当に遠慮なく仰っていただけたら】
【〆については……えっと、その、うー……。た、太一朗さんに、おまかせ、しますっ】
71郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 22:58:52 ID:nMgaeKHq
>>70
……本当に、葵さんは殺し文句を言ってくれるよな。
(彼女の一言一言が、心をくすぐる。彼女の声が、言葉が、ひとつひとつ染み込む)
(少しだけバツの悪そうな表情を浮かべて、ぽんと彼女の頭を撫でると)
意地悪してごめん。でも、すごく興奮した。
(彼女の身体を抱きしめて、耳元で呟くと、彼女の耳たぶを軽く食んで)

葵さんって、俺にとったら媚薬みたいなものなのかもな。
……だって、俺なんて葵さんと出会う前、こんな自分がいるとは思わなかったしな。
葵さんといればいるほど、どんどんおかしくなる。……でも、もっとおかしくなりたいと思うんだ。
(だから、と呟くと、彼女の髪に触れると髪の房にキスして)
…ん、分かった。
でも、どうして欲しい?分かってるだろ?
俺ははっきり言って貰わないと分からないって―――。
(意地悪く笑みを浮かべると、彼女の首筋に指先を滑らせて)

汚れたドレス姿の葵さんもいやらしくて、綺麗だけど……、そろそろ、いつもの葵さんも見せてほしいな。
(つまりは、ドレスやタイツを脱げと遠まわしに言いながら、じっとその肢体を目に焼け付けようとばかりに、
 凝視して、自分はと言うと小さくん、と考え込むように呟いて)
………んー、そういえば。
(どこからかマジックペンを取り出して)
あ、気にしないで気にしないで。
(ひらひらと手を振って笑うと、再度じっと彼女を眺める)

【こっちは大丈夫っ。じゃあ、遠慮なく行動を起こすので、もし遠慮してほしかったら、そこらへんの描写は省くなり、
 【 】で伝えてくれればいいのでっ】
【葵さんが断らないと、俺はどこまでも自重しませんヨ?】
72媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 23:15:17 ID:9WN7Gvyl
>>71
……む、う。
目隠しされていると、凄くヘンな気分です。前にされたときはそうでも、なかったのですが、
次にどこを触られるのか、とか……色々、分かんないし、身体、敏感になりますし―――。
でも、貴方が見えないのは、駄目です。……だめ、です…。
(耳にかかる吐息と、耳たぶを噛むその刺激に、びくんっと小さく体を震わせながらも、
 寂しかったという言葉を体現するかのように、そして甘えるように、ぎゅ、としてから)
おかしくなりたいなら、なりましょう?
さっき、一緒にもっとヘンにっていったのは、太一朗さんです。……だから、だから。
(首筋に滑る指先がくすぐったくて、そして今から口にしようとする言葉が恥ずかしくて、
 ―――うう、と言い淀んでから、精液塗れになった服をぎゅっと片手で掴む)

…………、ッ――気に、します。
(ドレスを掴んだまま、目をしばたかせる)
(本当にどこからか取り出したそれは、――この場に必要なもの、とは思えなくて。
 逆にそれを凝視しかえしながらも、ようやくというように、精液まみれのドレスに両手をかけて)
み、見過ぎでしょう。
……あまり、見なくても、いまからいっぱい、見るのでしょう。
いっぱい、このからだを、へんにしてくださるのでしょう?
(顔を赤くしながらゆっくりとドレスを脱ぐ、露わになるのは今まで隠されていた腹部だ。
 精液にまみれた服をぎゅっと抱きしめながら、精液の染み込んでいるところを舌先で舐める)


【承り、ました。――と、とりあえず、とりあえずっ。
 私としてもいけそうなところまで頑張ってみます。もしものときは遠慮なく言わせていただきますので】
【…………へんt(ry】


73郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/11(土) 23:19:54 ID:nMgaeKHq
【っと、ごめんっ。ちょっと野暮用で1時間ほど抜けてきます】
【もし、時間がないようだったら、凍結にして貰えればいいので、本当にごめんっ!】
74媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/11(土) 23:28:35 ID:9WN7Gvyl
【了解であります。気をつけていってらっしゃいませ】
【そう、ですね。それでありますれば、一度こちらは空けておきましょう。
 帰ってきてそちらに余力があるようでしたら、避難所に一言書き込んでいただければ幸い。
 余力がない場合でも、そうしてもらえれば、一時間後には見ているように致しますので】

【それでは、一旦お返し、です。お疲れさまでした、いってらっしゃいませ】
75郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 00:37:01 ID:l3CRR3X+
【お待たせっ!……と言いたいところなんだけど、そろそろ眠気が襲ってきてるので、
 取りあえず凍結にさせてください。明日の夜19時からで良ければお願いします】

【今日もありがとうございましたっ、おやすみなさいっ】
76媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 01:02:41 ID:fDcrgQBj
>>75
【すみません……避難所の方だと思ってそちらをチェックしていました】
【――19時ですか……うぅん、そう、ですね。
 明日はどのくらいまでお時間とれる、でしょうか?
 後輩さんが長く取れないようならば、……もしかしたらここらで〆にした方がいいかもしれません。
 すみません。今日あといく分か進められたら明日を使って〆にもっていけるだろうと思っていたのですが
 ……この流れだと多分、明日だけ終わらないでしょうし、
 私は来週、あまり時間がとれないかもしれません、ので――本当に申し訳ありません】
【これ以上そちらを拘束するのも忍びないですし、他のこともあるでしょうし。
 それでも大丈夫とのことならあれですけれど、――ともかく、御一考くだされば幸いです】

【すみません、こちらの都合で本当に申し訳がないです……】
【それでは1レスお借りしました。失礼いたします。改めて、スレッドをお返しいたします】
77名無しさん@ピンキー:2010/12/12(日) 01:08:25 ID:zM91d/68
77
78郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 06:27:41 ID:l3CRR3X+
>>76
【明日…というか今日は、眠気次第ってところかな。たぶん1時〜2時ぐらいまでになると思うけど】
【こちらは十二分に楽しませて貰ってるし、時間を取れないというのを承知で、長引く分にはこちらは全然構わないけど】
【俺としてもあまり先輩を拘束するのもアレなんで、そこら辺の判断は先輩に任せるよ】
【……本当に先輩といると、際限がなくなっちゃうし。こう楽しんでいる的な意味で?】
【まあ、そういう意味でも、俺に付き合って貰うと、本当にどこまで伸びるか分からなくなるので決定権はそちらに譲りますっ。】

【一言落ちっ】
79媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 16:37:55 ID:fDcrgQBj
【昨夜に引き続き、場所をお借りいたします】
80郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 16:38:21 ID:l3CRR3X+
【それじゃ続きを書き出すのでお待ちをば】
81郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 16:55:43 ID:l3CRR3X+
>>72
……だな。
俺も葵さんの顔が見えないと、物足りない。
やっぱり、葵さんの感じた顔も、可愛い顔も、見てみたいし。
でも、さっきのはさっきので……こう、凄く興奮した。
(彼女の頭を撫でながら、さっき見れなかった分だけ見る、と言わんばかりにじっと眺めて)
……ん。そうだな。
もう、後悔しても遅いぜ?ここまで来たらとことん付き合って貰うし、逃すつもりもないから。
とことん、葵さんにもヘンになってもらうから、な?

見ても見たりないくらいだぜ?
普段、葵さんの裸なんてそう滅多に見れるもんじゃないし。
(頻繁に見れたらそれはそれで問題だが)
―――こんなに綺麗な葵さんの姿を眺めないで、いつ眺めるっていうんだよ?
それとも、俺が頼んだらいつでも見せてくれる?
(そんな言葉を投げかけながらも、一切他を見ようとはせず、じっと全身を隈なく眺める)
(…と、精液の滲んだ服を舐める彼女はとても扇情的で、思わず頬を赤らめてしまう)
……………。
時々だけどさ、葵さんって俺よりもえっちなときあるよな。
(そこがとても魅力的なんだけど、と呟くと露わになった腹部にぺろりと舌を這わせて、臍を舌で穿る)

【お待たせしましたっ、それじゃよろしくですっ】
82媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 17:08:38 ID:fDcrgQBj
>>81
……目隠しされていると、それはそれで全部支配されている気分にはなります。
何も見えない不安を与えるのも、感触で安らぎを与えるのも貴方次第になるのですから。
(何も見えないと、なかなか自分から行動が起こせない)
(それゆえに、全てが手さぐりになる。相手に圧倒的なアドバンテージが渡るも同然なのだ)
するなら、徹底的に。
本当の本当に、今以上に、ヘンにして、くださいませ。
(頬を赤らめながら、近くにその服を置く)
(座りこんだその裸体は、ところどころ長い髪に隠されてはいるもの、彼女を包むものは他にない)
(ゆえに、彼が向ける視線はダイレクトに伝わってくる気がして――みられたところが、じんっと熱くなった)
……いつでも、は、見せません。
基本的に大抵の場合はひんむいておいて、滅多に見れないと仰られますか。
(溺れすぎていると思うほどに、近頃は体を重ねてしまっていると思う)
(いけないと分かっているのに、この足はどんどんと彼という底なしの快楽に沈んでいくのだ)

―――あなたより、ですか?
んっ……このようなことをなさる貴方より、とは――一度、客観的に自分を、
見つめ直す必要性があるのかもしれま、せ……ぁ、……んっ、おへそ、くすぐったい、です…っ。
(彼が腹部を舐めだすと、手を後ろにやって体をのけぞらせるような体勢になる)
(視線を少しだけ下におろせば、自分の腹部を赤い舌で嬲る彼の姿がすぐそこにみえて)
………ん、ぅ――。
(小さな刺激だと言うのに、既に二度も達したというのに――そこがまた、とろとろと蜜を溢れさせた)


【こちらこそ、宜しくお願い致します。夕食などなと、中断凍結のときは遠慮なく】
83郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 17:24:46 ID:l3CRR3X+
>>82
――本当に、綺麗だ。
(彼女の機嫌を取る世辞でもなければ、決められた定型文でもなく。
 心の中からぽつりと漏れ出た本音だった)
(先ほどまで淫蕩な痴態を見せていたのかと思うぐらいに――均整の取れた身体は、彫刻のようでもあった)
(だが、彼女は生きている。控えめな胸もその鼓動に上下している。白い肌も熱を持っている)
(ならば、彫刻像よりもよっぽど魅力的なのは、言うまでもなかった)
……意地悪。
だって、葵さんが見せてくれないんだから、ひん剥くしかないだろ?
(子どもが屁理屈をこねるように唇を尖らせる)
でも―――、やっぱりそれでも足りないんだ。幾らでも見ていたいくらいに。

葵さんの仕草がとてもえっちぃ時があるんだよ。
俺はそれを見て、興奮する。―――これで、葵さんを見るなって言う方が無理だって。
(唾液で肌をコーティングでもするかのように、臍から下腹部へと延びて、とろとろと溢れる蜜を啜り取る)
(まるでスイカにかぶりつくように、その源泉に口を覆わせて、大きく音を響かせながらそこを啜り吸う)
んんっ、んっ、ん―――…は、おいし………。
もっと、飲みたいな……葵さんの、ジュース。
(とろんとした瞳を見せながら、上目で彼女の顔を覗き込みながら、再度、そこを啜っていく)

【そちらこそ、何かあればっ】
84媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 17:36:54 ID:fDcrgQBj
>>83
(綺麗と言われる度に、くすぐったい気持ちになる。
 そもそも、純粋に褒められ慣れていない。褒められるその言葉は、夜の世界に置いてはすべて、
 社交辞令か皮肉であると今までそう思っていたし、それがきっと事実だったから)
(でも、――例えそれが世辞だとしても、彼に言われると本物に聞こえるから、困るのだ)
……脱ぐ脱がないに、意地悪も悪くないもありません。
それに、――お、大人しくひん剥かれているのですから、……それで勘弁してくださいませ。
(彼相手だからこその、従順さだと彼は知っているのだろうか?)
(腹部を舐める彼の頭の上にそっと手を置いて、熱い息を吐きだす。ああ、だめだ。
 今日は本当に、すぐに、身体が熱くなってしまう。こうして触れ合うだけでも、――体が溶けそうだ)

ッ―――、ひゃ、ぁ。
(へそから下へと下がってきた舌が、蜜の溢れだす割れ目をなぞる)
(びくんっと大きく肩をふるわせて、彼の頭が足の間に入り込んでくれば必然的にその足はひらかれていく。
 大股をひろげた形で、びくびくと体をふるわせながら、その刺激にただ喘ぐだけだ)
ひぅっ、……あっ、吸って、る、……そんなの、吸っちゃ、……ッ、んんんぁっ…!
そんないやらしいおと、たてないでください……っ、ふぁっ……ひゃうっ……!
(彼がそこに、しゃぶりついている)
(それの光景が目の前に現実として見えるだけで、もはや頭はとろとろに蕩けさせられる。
 彼の頭を太腿で挟み、柔らかな肉でその頭を包みながら――時折ぐっ、と挟む力がこもって)
っ、……仕草がえっちで可愛いのは、あなたの、ほうです。
(とろんっとした瞳を上目遣いにしてそんなことを言われて、反応するなと言う方が酷だ)
(ぞわぞわと這いまわる快楽は、薬のせいなのか、自分の性(さが)なのか――何時もより倍加していて)
(びくびくと体を震わせ甘い声をあげながらも、彼女は下腹部に手を伸ばすと、そっと肉芽を包む皮をむく。
 そして、もう一つの手を――ぷくり、と膨れた肉芽に触れさせて、少しだけ捏ねる……、とろりと零れる蜜を増やす為に)
85郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 17:56:32 ID:l3CRR3X+
>>84
…意地悪。
(もう一度言ってみた。もちろん、彼女が最大限譲歩しているのは分かっている。
 ここまでしてくれるのは自分だからだという自惚れもある。だからこそ、もっと彼女の奥底を引っ張りだしたいのだ)
(彼女の欲望と熱と、魅力を。―――ともあれ、それに勝るのはやはり自身の欲望だったりするのだが)
まぁ、それもそうだな。ここまでしてくれてるんだから。
…此処からは俺の番だな。これだけ美味しそうな食事が前に並べられていたら、食べない理由がないし。
(この綺麗な体をめちゃくちゃにしたい。――彼女を愛しく思う反面、そのような欲望が湧いてくる)
(抑え込もうとしても、それは際限なく湧いて出てくる。そしてそれを受け止めてくれる彼女に甘えているのだ)

本当に、いやらしくて――、可愛い。
ほら、もっと可愛い葵さんを見せてくれよ。……これだけ高級なホテルなら、防音もしっかりしてるだろ。
葵さんの可愛い鳴き声、もっと聞かせて欲しい―――。
(嫌と言う程に、枯れる程に、彼女の蜜を啜り取っていく。だが、際限なくそれは湧いて出てきて)
……んふっ、あおひはんの、あし、柔らかい。
(太腿に触れることはあっても、こうして挟まれるのは初めてだ。彼女の肌のぬくもりと柔らかさが、直接伝わって)
まくらよりも、ずっと心地いいや。……んっ、ふっ………。
(そんなことを口にしながら、今度は舌も使ってその秘所の表面を愛撫する。時折啜っては、ごくりと喉を鳴らして呑み込み)
お互い様だよ。俺だって、あおいさんがえっちじゃなかったら、此処までならないよ。
………あは、いやらしい。もっと、そこ捏ね回してみて。
(自ら肉芽を弄る彼女の仕草に興奮し、思わず彼女の指ごとそこを舌で舐めあげる)
(と、同時に、指先を彼女の後ろの窄まりに埋没させて、内壁を削るように指を差しいれさせる)

【と、ちょっと夕食に落ちてきますっ。1時間以内には戻ってくると思うのでっ】
86媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 18:25:56 ID:fDcrgQBj
>>85
(彼に、拗ねたように「意地悪」と言われてしまうと思わず言葉が詰まってしまう)
(可愛らしいと思う反面、ズルいと思う。
 そんな風に言われてしまったら、――そんなの、つい希望に答えたくなってしまうではないか。
 彼はズルイ。純粋なくせして、時々計算高い気がする。いつもは精悍な顔をそんな表情に変えるのは、ズルい)
…………だめ。だめ、です、からね。
(かろうじてそんな言葉を吐きだすが、もしかしたら説得力はないかもしれない)
(頬が熱いのも瞳が潤んできているのも自分でも分かっている。
 こうして口にする否定は、いったい何に対するものか――本当はもう、自分でも分かっていない

っ――……んんっ……、
(唇をきゅっと噛み締めて堪える声)
(だが、それも彼にはお見通しなのか、彼を挟んでいる太腿の間から「聞かせてほしい」という
 言葉が聞こえる。彼には何でもお見通しなのだ。――いや、知らないうちに、言い当てているのだろうか)
っ、っ――だって、声、……ッ、っ、ぁんっ……、
抑えないと、っ……っ、ひゃんんっ、こんなんじゃ、すまな……ひゃふっ……あぁんっ!
(抑えていても漏れだす声を必死に堪えてこれだというのに、その箍を外せと彼は言うのだろうか。
 そんなことできない、と思っているのに彼に言われると徐々に声量があがっていく)
はぁっ、あんっ……あっ、舌っ、そんなところ、舐めたら……太一朗さんの舌、ぞくぞくす、るの…。
ひゃ、ぁああっ……はぁっ、あんっ……。
(啜る音と、それをごくりと飲み込む音、それに視覚まで犯されて……瞳がどんどん蕩けてくる。
 焦点の定まらない目で彼の頭をみつめながら、唇からただ甘い声をあげて)
っ、―――ひぁああっ!?
あんっ、だ、だめ……たいちろうさんっ、たいちろうさ、んっ――たいちろうさんっ、……!!
そこいじられたら、おかしくなるっ……また、いっちゃ、あっ……たいちろぉ、さんっ、たいちろうさん、……!
………くりとりすと、お尻と、おまんこ、一緒には、だめぇっ……――!!
(甘い声で彼の名前を何度も呼びながらも、ゆっくりとその肉芽を捏ねまわす)
(ただし限界は近いのだろう。今日で三度目だというのに、――本当に今日はいとも簡単に
 そこまで上り詰めてしまいそうになる。お尻の穴に入った指を捉える肉壁も、しっかりその指にまとわりついた)


【了解です。ゆっくりしてきてください。私も、ゆっくりめにー、ですから。遠慮なく】
87郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 18:54:03 ID:l3CRR3X+
>>86
(――狼狽える彼女もまた可愛い)
(本当に、こんな歯の浮くような言葉が思い浮かんでくるのだから世話がない)
(自身に苦笑しながら、愛しげに彼女の表情を眺める)
……なら、葵さんが自分からそうしたくなるように、仕向けるしかないか?
(小さく笑いながら、冗談を口にして)

だから、気にしなくてもいいだろ?
――何を躊躇ってるんだ?ここには俺しかいない。その俺が葵さんの声を聴きたいと思ってるんだ。
他の誰に聞かれるでもなし。――知ってた?俺は葵さんのすべてが好きなんだ。
葵さんの弱いところも、仄暗いところもひっくるめて。もちろん、声も。
(本気でそう思っているのだから、本当に世話無い。恋は盲目と言う言葉が身に染みて分かる)
…だって、美味しいんだから、仕方がないだろ。
葵さんはお腹がぺこぺこで、目の前にケーキを置かれていて、食べるなって言われて我慢できる?
……ああ、いや、葵さんなら我慢できそうだな。
(でも、自分は違う。彼女のように堪え性があるわけでもない。特にそれが、こと目の前の女性となると)
…何度でもイッちゃえばいいだろ?その分だけ俺は、興奮するし。
何度も何度も。葵さんがとろとろになるぐらいに、たっぷりと。
(彼女の快感を増長させるかのように、きつくむしゃぶりつくそこに吸い付く。それこそ、頬を窪ませる程に強く)
(窄まりを穿る指先も一本から二本へと増やし、その穴を拡げるようにこねくり回し、内壁を引っ掻く)

んっ、んんっ―――んぅ、ぅぅぅうんんっ!んぅうっ!

(そして、止めにと言わんばかりに、強く啜りあげたあと、その肉芽を軽く歯に当てる)

【お待たせしましたっ】
88媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 19:13:44 ID:fDcrgQBj
>>87
だって、……そうだったとしても、―――っ、ふぁああんっ……!
ひゃあっ、あっ……だって、こんな声、いや、です……っ、ひゃんっ……、はぁっ…!
はぁっ、あんっ……だめなの、やだぁっ……、こんなところ、本当は見られたく、なぁ、あんっ……ッ!
みせたく、ないのに……っ、でも、見せるとしたら貴方が、いいって……はぁっ、あっ、…んんっ。
すごく、矛盾しているん、です……ひゃあ……あんっ、ふぁっ……。
(唇の端から零れ落ちる唾液に構う事も出来ない)
(だらしなく唇を半開きにして、潤んだ目を細めてぶるぶると体を小刻みに震わせるだけだ。
 彼の言葉にまともに受け答えできるほどの余裕は残っておらず、
 何か訴えるのもただ目で訴えるか首を動かして彼に伝えようとするしかできずにいて)
っ、―――ッ、ぁあああっ、
たいちろうさん、たいちろうさんたいちろうさん、たいちろうさぁんっ……!!
もう、さんかいめなのに、だめなの、…だめ。――だめぇっ…!……ッ、そんなに、したら、
いっちゃう、こんなに、敏感なの、おかしいのに……はぁっ、我慢できなくてイっちゃ、う……ッ!
(しゃぶりつかれると自然を腰がうく)
(腰を軽く突き出すようないやらしい体勢になりながら体をかるくのけぞらせてぶるぶると首をふる。
 しかし抵抗は長く続かない。二本入った尻穴はきゅうと彼の指を締めつけ、舌の触れるそこもひくつきはじめて)

ひゃあぁぁあっ、もっ、もうっ……――たいちろうさぁっ、ああっ、ぁぁあっ……!
(クリトリスに歯が当たった瞬間、全身に電流が走ったかのような快楽が走る)
(目をみひらき、彼の触れている全ての箇所からかけあがる快楽に翻弄される。
 甘い声を、惜しげもなく零して、びくんびくんっと断続的に体を跳ねあげさせながら――)
も、やらぁっ……、ひゃめっ……ぜんぶ、だめっ、ぁんっ……
触られたまま、だと……っ、だめっ、だ、めえ……い、いきっぱなしに、な、ぁあっ……!
(これ以上刺激を与えられたら本当におかしくなる、と訴えて、思わず腰を逃がすようにひいた)


【お帰りなさいませ。丁度良いタイミング、でした】
89郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 19:32:49 ID:l3CRR3X+
>>88
俺は葵さんの声も顔も、もっと聞きたいし見たいし、好きだぜ?
(今日この部屋に入ってから、何度彼女に好きと言っただろう)
(それでも言い足りない。幾ら言葉を連ねても、言葉が足りない)
……見られたくない?何で?
俺はいやらしい声を挙げる葵さんが、可愛いと思ってるのに?
(もちろん、理由は恥ずかしいからだろう。だが、彼女の可愛らしい姿を見ているうちに、もっとその姿を引っ張り出したくなる)
我慢しなくって良いって。…それに、俺が見たいって言ってるんだから、遠慮することはないって。
やらしい葵さんを見るたびに、とても興奮して、さ。こんな時間がいつまでも続けばいいのにって、思ってる。
(既に一度射精したそれは先ほどよりも硬く勃起しており、びくんと震えていた)

葵さん……やっぱり、可愛いや。
ほら、逃げちゃダメだって。俺なんかマシだろ?
葵さんなんてイキたくてもいかせてくれなかったんだし。焦らしてたのよりはずっとましだと思わないか?
(意地悪く呟く。焦らされたのを、それなりに根に持っていたらしい)
(窄まりを弄っていた指先を引き抜くと、軽く尻肉を叩き、ぐいっと自分の顔へと引き寄せる)
(そして、痛みを与えない程度に軽く肉芽を噛んだ)
90媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 19:52:10 ID:fDcrgQBj
>>89
(好きという一言が、彼が何度口にしたか分からないその言葉が
 どれだけ自分の心に入り込んで、心をぐちゃぐちゃにしていくのか彼は知らないのだきっと、
 だからこんなに、自分が麻痺してしまいそうになるくらいに甘い言の葉をささやいてくれる)
ふ、あぁっ……あぁっ、ふっ、やぁあっ…!
(涙目で彼を見つめながら、ぶんぶんと横に首を振る)
(こんなに何度も絶頂に追いこまれたら、おかしくなる。前後不覚に陥りそうになってしまう。
 このままヘンになって、本当に彼の言うこと全てを聞き入れて、心も体も彼に隷属してしまう)
(――だけれどそれもいいのかもしれない。そう思っている証拠に、涎をたらす唇は僅かに笑みの形だ)

っ、……も、イってるから、やだぁっ……ッ、もう、もぉ、りゃめっ……、
ごめんなさぁ、いっ……ひゃ、ぅっ……い、意地悪して、ごめんなさい、ゆるしてくださ、ぁあっ……
やだぁっ、やらぁっ……かわいいからって、たいちろうさん、いじめてごめんなひゃ……あぁあっ、
もう、ゆるしてくりゃひゃ……っ、ふにゃっ……んんんっ、これ以上いったら、こわれ、こわれちゃあっ…!
(びくびくびくんっ、と未だに体を震わせる)
(彼がしゃぶっていたそこはひくひくとひくついていて、身体同様に痙攣を繰り返している。
 いつもより数倍増しに体が敏感になっているのは、もはや言うまでも無く明らかだった)
きもちよくて、とけちゃう……っ、……あぁあ、も、う、からだ……へん、になって、
おかしっ、ぁああっ……気持ち良すぎて、くるしいの……っ、おねがっ、許してくださ、い……ッ、
ご主人様にいじわるして、ごめんなさ、ぁあっ、あんっ……ごしゅじんさま、ごしゅじんさま、
だめなめすいぬをおゆるしくだひゃ、はぁっ………ひゃあんっ―――ぁあ…ぁぁあぁんっ!!
(瞳から涙を零しながら懇願していたが、彼がその敏感な目を噛んだ瞬間に、
 甘ったるい声で叫んだかと思うと身をそのままベッドに倒して身悶える。
 彼がそこにいるということは分かっているのに、そこから熱い潮を吹き、彼の顔をふとともできつく挟む)
(その間もいやらしく体を跳ねさせて、どれだけの快楽を感じているのかを見せつけるように)
91郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 20:14:08 ID:l3CRR3X+
>>90
(もし、他の誰かを好きになっていたのなら、此処まで狂ってはいなかっただろう)
(此処まで彼女に対して狂えるのは、彼女が彼女だからだ)

…許すも許さないも、何を許すって言うんだ?
我慢して悶えるよりも、イッて悶える方がいいと思わないか?
気持ちいいだろ?――嬉しいな。葵さんが俺でここまで気持ちよさそうにしてくれてるなんて。
だから、言ったじゃないか。葵さんを壊したいって―――。
(秘所を啜り、肉芽を噛み、陰毛を指先で弄る。彼女の下半身を、快楽で支配しようとばかりに)
(溢れる愛液を一滴も零さないようにと、舌と唇を忙しく動かしながら、彼女の股間をしゃぶりつく)
……葵さんのここをしゃぶるのを止めろと言うのなら、やめられないな。
だって、こんなに熱くて美味しいんだから。止める理由がないだろ?
(舌を秘所に潜りこませながら、太ももに挟まれる心地よさに頬を紅潮させて)
(身体がベッドに倒れると、それに食らいつくようにしつこく股間をしゃぶり、吐息を荒くさせて)
……はぁ、はぁ……ほんと、いくらしゃぶっても足りない。
葵さんの身体が、もう、本当に、いやらしすぎて、美味しくて、堪らない…!
(砂漠に垂らせる水のように、その欲望はつきない。もっと淫らな彼女を見てみたいという欲望が)
(熱い飛沫が吹くも、それを大きく口を開いて、ごくりと呑み込む。それだけでは足りないとばかりに)
……んっ、は、はぁ、んんっ……ほら、葵さん、もっと、もっと……!喘いで、くれ…っ!
92媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 20:33:44 ID:fDcrgQBj
>>91
っ、〜〜〜〜っ、こんなのじゃ、狂っちゃ、ぁああっ、イき狂ってしまいま、す…っ!
きもちいいの、太一朗さんが私のこと、気持ちよくっ、ぁあっんっ、ふゃあっ……ッ。
でも、気持ち良すぎて、いきっぱなして、ぁああっ、だめぇえっ……も、もう、何回も、何回も、イって…!
おねがいしますっ、なんでもいたしますからぁっ……ごしゅじんさま、ごしゅじんさまっ
このままじゃ狂っちゃう、こわさないで……こ、壊れちゃうの、本当に、イキ狂う雌犬になっ、ひゃんっ!
(もはやその肉芽に触れられるだけで、軽く達してしまうほど)
(ベッドの上で激しく身悶えながら、彼の頭を挟み、柔らかい太腿を両側から押し付ける。
 全身が性感帯になったかと感じられるほどに、下腹部からせり上がってくる快楽の波は耐えない。
 もう何度いったか分からないまでにぐずぐずにされてしまう……、
 しゃぶりつきくらいつかれるその秘部は、唾液と愛液でどろどろに濡れてしまっている――)
……ふぁああっ、ぁんっ、きもちよくて、狂うッ…!
狂ってしまいます、おかしくなる、はぁっ……ぁんっ、あはっ、太一朗さんの舌ぁっ……!
お、おまんこずっとひくついて何回イってしまったか分かりませ、んっ……ふゃっ…!
イきっぱなし、になっちゃ……ぁああっ――!
(吹きだす飛沫までを呑みこまれ、それを感じれば蕩けた表情のままに頬を赤らめてしまう。
 しかし、止むことのない責めに体はひたすらに痙攣を続けて、
 今や爪先をベッドに沈みこませる形で、いやらしく腰をうかせ――彼にそこの全てを晒していた)

もお、無理です……むりっ、ふぁんっ……!
あああっ、きもちい、たいちろうさん、きもちよすぎるのですっ……たいちろうさん、たいちろうさん、ごしゅじんさまぁっ!
もう、おねが、あああぁっ、くるっちゃ、あぁんっ……あはっ、おまんこイきすぎて壊れちゃうぅ…!!
クリも虐められて、イきくるういやらしい雌犬になっちゃうっ……太一朗さん専用のおまんこ、また、またぁあ、あくめしちゃぁ…!!
(そして彼の言葉通りに、いやらしい表情をさらしたまま――確実に、壊れてゆく。
 舌をだらしなく見せながら、いやらしい言葉……そう、彼に教えられた言葉を、唇で紡ぎ何度か分からない絶頂へ)
……もおっ、だめえっ、とめてくださぁあっ、……だめ、ごしゅじんさまにイかされる雌犬に、
ご主人様専用おまんこ、いきっぱなしで、……っ、ふぁぁっ、ごしゅじんさまの、雌犬くるっちゃ――んんっ!
(近くにあった精液塗れのドレスをたぐりよせると、その端を噛む。
 いやらしいそれを咥えてこの快楽に抗おうとしたのかもしれないが、もはやそれも意味をなさない)
(びくんっ、とひと際激しく体を跳ねさせたかと思うと、一気に体を弛緩させて――だらしない顔を晒す)
93郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 20:52:45 ID:l3CRR3X+
>>92
焦らされて焦らされて狂うよりは、よっぽどいいだろ?
何回も何回もイッて、そのだらしない顔を見せてくれよ。…凄く可愛い顔をさ。
そう、葵さんは俺の雌犬。他の誰でもない、俺だけの大切な人だ。
壊れろ、壊れてしまえ――っ、他の何も欲しがらないくらいに、俺だけを求めるぐらいにっ!
(手を伸ばして、乱暴に尻肉を掴むと激しく揉みしだき、蕩けきった秘所を、まだ飽き足らないのか舌で内壁を擦り)
それに、俺なんか、とっくに壊れてる。もう、葵さんのことしか考えられないんだ。いま、こうして葵さんと一緒にいることしか。
一度壊れ始めたものは、止めることはできない。俺の理性も何もかも壊れてるんだ。
だから、葵さんも狂って壊れてしまえばいいんだ―――。
(きっとそれは勝手な自分の言い分。けれど、それは同時に願望でもあり、それは彼女をより淫らに変えていきたいという欲望)
(その痴態を一瞬たりとも見逃すことなく、その目に焼き付ける。それだけ彼女の痴態はいやらしく、欲情を煽るものだった)

いくらでもアクメしろよ。
……その度に、俺はその葵さんの顔を覚えるから。
ずっと見ていてあげる。どれだけ葵さんが狂うのか、どれだけ葵さんが壊れていくのか。
(そして、何度目か分からない彼女の絶頂。だらしない表情を見せる彼女のそれを、携帯電話のカメラで写す)
…これからは、葵さんのいやらしい汁を飲ませて貰おうかな。水代わりに。
(冗談なのか本気なのか分からないことを呟きながら、彼女を解放して、秘所や窄まりを苛んでいた指先を唇に加えて吸う)
……うん、美味しい。

さて……なかなか素直にならない葵さんにはお仕置きかな。
(そう呟くと先ほど取り出したマジックの蓋を取り外し、下腹部の辺りにペンを走らそうとさせる)
94媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 21:11:49 ID:fDcrgQBj
>>93
わかんな、もう、どっちが苦しいかなんて、わかんなっ、ぁああっぁっ――…!!
たいちろうさん、たいちろうさんったいちろおさぁんっ……!!
(下腹部から這いあがるおぞけは快楽以外のものも含んでいる気がした。
 恍惚とした快楽と一緒に、ぶるるっと体が震える……、絶頂と違う体の対応に、ぐっと必死に堪えて)
……っ、ふゃあぁっ、ぁあっ、ぁっ
わたしも、もう、太一朗さんしか考えられない、あなたと、いっしょに、えっちなことして
へんになって、おかしくなって、いっしょにいることしか、考えられ、ぁああっ……んんんっ…!
っ、でちゃ、う―――、…ッ、ふあぁっ……ぁっ、あ…。
(そして軽くまた達する)
(彼がカメラで撮っているのをうつろな黒い目でみつめるが、それを止めることもしない。
 達した快楽に酔ったまま、曖昧な笑みを浮かべて、ただだらしなく宙を見ているだけなのだ)
――お汁、いっぱい、のむのですか?
……あはっ……んんっ……いやらしいの、いっぱい、飲んでください……。
(彼がその男らしい指を、まるで自分で苛めたあとを舐めとるようにして吸うのをみて、
 ぞくぞくとした快楽に身を震わせて、頬を赤らめたままに、とろんっとした表情を見せた)

(下腹部に何かが触れても、それを咎めることはしない)
(まずひとつの箍は外れてしまったようで、だらしなく足をひらいたまま、
 いまだに快楽の余韻に打ち震え、――彼の一挙一動をうっとりとしたような顔で見つめているだけなのだ)
95郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 21:30:44 ID:l3CRR3X+
>>94
………本当に、可愛いな。
本当に可愛い、可愛すぎて、ホント、気が狂いそうだ…っ。
(今、自分はどんな顔をしているだろうか。ここまで欲望を露出させておいてなんだが、
 彼女を怖がらせてはいないだろうか。制御できない欲望を表情に出していないだろうか)
(だが、そんな刹那の迷いなどどうでもよくなるぐらいに、彼女の蕩けた笑みは、何よりも可愛かった)
(欲望とは関係なく、素直にシンプルに可愛いと思ってしまった。そう思う自分はとっくに狂っているのだろう)
うん、…葵さんが嫌がっても、飲むから。これだけ溢れているんだから、幾らでも飲ませてくれるんだろ?
(そう言いつつも、マジックで彼女の下腹部へペンを走らせる。『専用の雌犬』、と)
…ほら、これで俺のものだっていう証がひとつできた。
でも、ここにひとつ葵さんに書いてもらいたいんだよな。俺の名前を、さ。
(こんこんと、軽くペンの柄尻を『専用』の横の辺りを叩いて)

…ま、その間に俺は、葵さんをもっと気持ちよくさせてもらうけどな。
出来たら言ってくれよ。
(そう言うと、今度は下半身から上半身へと視線を移して、手を伸ばし彼女の乳首を軽く捻る)
(かとも思えば、優しく乳房全体をマッサージするように、手を滑らせて)
……やっぱり、俺は葵さんのおっぱいが好きだな。
ほら、見てみてくれよ。俺のチンポだって、葵さんのエッチな姿を見て、硬くなってるんだぜ?
(マジックを握らせた反対の手で、自身の肉棒を握らせてその熱を伝える)
だから、もっと、魅せてくれよ。葵さんのエッチな姿をさ?
96媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 21:45:51 ID:fDcrgQBj
>>95
ん、ふぁっ―――……ッ。
(下腹部をペンが滑る度に、びくんっと体を震わせながら甘ったるい声を上げる。
 きゅっという音とともに、ぬるいペン先が肌の上をすべり、白い肌に黒い線を描いていく)
……ん、ん……、はぁっ、ぁんっ……
せんようの、めすいぬ?……たいちろう、せんようの、雌犬――。
(状態をゆっくりと起こして、下腹部に書かれた文字をなぞる。
 かあっと顔を赤くして、彼が書けといった言葉を含めて復唱しながら、――しばしの逡巡。
 それでも、彼のそれを握らされて、乳首や乳房を弄られると、一気に蕩けた顔になる)
ひゃんっ……ぁああっ、書きます、
ちゃんと、書きます……ん、ちんぽ握って弄りながら、ご主人様専用の、印、つけるから……。
(彼の硬く熱い――そして思わず入れてほしいと懇願したくなるような雄々しい肉棒を握り、
 うっとりと扱きながら、きゅっ――と黒いペンを肌の上にはしらせていく)

太、一朗……。
(きゅ、きゅっ――と、一文字ずつ、丁寧にその身に書いていく)
(黒い字が彼の名前を綴り、そうして白い肌にこの体が彼のものだという証を刻んだ)
太一朗専用の、雌犬、です…。
(ほんのりと頬を赤らめたまま、見てくださいというように首を傾げる。うっとりとした表情のままに)
97郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 22:06:29 ID:l3CRR3X+
>>96
良く出来ました。葵さんは良い子だな。
(まるで飼い主がそうするように、彼女の頭を撫でて、淫らな文字が描かれたそこへキスする)
そう、葵さんは俺専用の雌犬。大好きな俺だけの――大切な、ヒト。
(改めてその文字を眺めると、びくんと彼女の握る肉棒は跳ねて、今にも射精しそうなほど張り詰めていた)
まあ、ちゃんと身体を洗えば、落ちるだろうし。…落ちにくくはあるけど。
そんなところ、俺以外の誰にも見せるわけないだろうから、問題はないだろ?
(例外として、そういう“仕事”の時には困るだろうが、最近はしていないと言っていたし、
 <<深凪>>としての任務にも支障を来さないだろう)

……さて、と。もうひとつ、壊れて貰おうかな。
(まだ、彼女の淫欲を引き出そうとするそんな自分のいやらしさに苦笑を浮かべる)
(どこまで貪欲なんだと笑いながら、それを止めるつもりはさらさらなかった)
(熱く潤う彼女の秘所に、しっとりと吸い付く窄まり、そしてそれらに蕩ける彼女の表情。
 どれを取っても、惹かれてしまう)
(彼女に肉棒を握らせたまま、彼女の頬を撫でて可愛がるように愛撫しつつも、その握らせている手に
 擦りつけるように、腰を動かしていく)
……さて、このまま出させて貰おうかな。葵さんの手、気持ちいいし。
(とろとろに蕩けた秘所を前にしても、そのまま腰を動かして、そちらに向けようとする気はないらしい)

【大分長い時間付き合って貰ってるけど、大丈夫か?こちらは全然大丈夫だけどっ】
98媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 22:18:21 ID:fDcrgQBj
>>97
……太一朗専用の、雌犬。
私は、ご主人様専用の狗奴隷です。太一朗さん専用の、……精液狗、なの…。
(頭を撫でられると、とろんとした目のままにそこにキスを受ける)
(褒められてただ嬉しいとしか感じることはできない。
 彼が与えてくれるもの全てを受け入れたい、と思ってしまう――いや、本当はそれ以上を求めたい。
 いまこうして握っている肉棒が跳ねれば、思わずそれにしゃぶりつきたいと思ってしまうのだ…)
落ちなければ、いいのに……そうしたら――誰にも、分かるのに…。
わたしが、太一朗さんの雌犬だって……んん。たしかに、誰にも見せません、ですけれど。
(彼の言葉で言われてみればそうだ、と思ったのだろう。≪深凪≫でそのような仕事があっても
 本当にそれは稀で。下手をすればしていないも同然の頻度……いや、学校に潜入してから極端に減った)

……こわれ、て?
(彼の言葉にきょとん、としたように首を傾げる)
(全ての様をここまで無防備にさらけだせるのは、目の前にいるのは彼だからだ。
 本当はその男らしい体にぎゅっと抱きついて甘えたいのだけれど、
 自分の手の中で動いている肉棒を喜ばせてあげたい、そして与えてほしいという肉欲もある)
んっ、はぁっ、……手で、だすの、ですか?
(そう言われて少し寂しげに眉をさげる。いやらしく魅力的で蕩けそうな雄の匂いに、
 自分の雌の部分が――そう、あれだけ達したにも関わらずまたすぐに熱を持っていて)
……んっ、んんっ――……はぁっ、いやらしくて、たくましい、――です。
たいちろうさんの、ちんぽ……おっきくて、かたくて……、しゃぶりたくなる、いやらしい――…肉棒。
………いつも、私のいやらしい穴にいれて、――私をいっぱい気持ちよくしてくれる、絶倫ちんぽ
(かあっと顔を赤くして、いやらしい言葉を言うのも自分の体を求めてほしいからだ。
 ちらちら、と彼を見るが具体的なことはいえずに、――腰を擦りつけてくる仕草に応える)
(こうして手に擦りつけてもらえるのも、一方では――嬉しかった)
いやらしい、……いやらしい言葉、もっと私におしえてください、ごしゅじんさまぁ……。


【太一朗さんが大丈夫なら……まだ大丈夫、だと思うので――そちらこそ、限界のときはいつでもっ】
99郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 22:44:01 ID:l3CRR3X+
>>98
なら、落ちるたびに、俺が書くよ。俺のモノだって証を。
(まぁ、いつもの彼女にそんなことを言えば、どれだけ白い眼で見られるか分からないが)
(だが、本当に淫靡な彼女を見てしまえば、そんな迷いすらあっという間に霧散してしまう)
(その証拠に彼女に握らせている肉棒はびくびくと何度も跳ねて)
……俺も、そうしたいけど。
でも、俺はこうして葵さんがそうしているってことだけでも、凄く興奮するんだよ。

…葵さんはどうしたい?
俺は葵さんに扱いてもらえるのならどこでも。葵さんの手も気持ちいいし、な。
(その存在を主張するように彼女の手に擦りつけるようにしながら、呟く)
(びくびくと跳ねるたびに濃い雄の匂いを撒き散らしながら、彼女に押し付ける)
……そう、俺のちんぽは葵さんのいやらしい雌穴に入れたくて仕方がないんだ。
分かるだろ?どれだけびくびくしてるのか、興奮しているのか―――。
………ほら、どうしてほしい?
このまま葵さんの掌を俺のチンポザーメンでぐちょぐちょにさせたらいいのか?
それとも…葵さんの、いやらしい穴にぶちこんで、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて――。
俺専用のおまんこやケツ穴に変えたらいいのか?
(どっちがいい?と言葉には出さずに、そう質問しながら、より強く掌に押し付ける)
…幾らでも教えるさ。こういう時でもないと、教えられそうにないけどな。
(普段の彼女ならひっぱたかれても仕方がないところだが。強請る彼女の姿にぞくぞくと嗜虐心が肥大化していく)
(それに伴い、びくんと大きく肉棒は跳ねて)

【了解っ。展開的には大丈夫か?色々とアレな感じで進んでるけどっ】
100媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 22:57:11 ID:fDcrgQBj
>>99
じゃあ、……消える前にまた、えっちな交尾、してください……。
……それか、私のおなかに、子供ができて、貴方のって証ができるまで――
今日は、いやらしくて濃い――精子がいっぱいのざーめん、そそいでください…。
(へにゃけた笑みと一緒にそんなことが言えるのは、それこそ「普段」と違うからだ。
 いつもよりも従順に、いつもよりも敏感に、いつもよりも素直に――完全に箍が外れている。
 その証拠に肉棒を弄りながらも、主人に甘える犬のように彼にすり寄っていったのだから)
………私の体に、種付け、して……ごしゅじんさま。
A01(エーワン)のお腹に、……あかちゃんできるまで……、ご主人様の精子、欲しいの…。
(頬を赤らめたままに彼を見上げて、しゅしゅっとその肉棒を扱いていく)
(びくびくと震える肉棒が愛しくて、本当は咥えこんでしまいたいのだが、手で――と言われてぐっと堪える。
 じゅん、と熱くなる下腹部にいっぱい入れて突いてほしいけれど、それもぐっと堪えていたが)

あぁっ、ぅ――…んんっ、
かき混ぜていやらしいおまんことケツ穴にも、してほしいです、でも……。
(扱きあげる肉棒が手から離れない。この体すべてを、精液にまみれにしてほしくて仕方がない)
(ああ、おかしいのだ、自分は。ぼんやりと、そんなことを思うけれど、もはやどうにもならない。
 ただただ、彼が愛しい、彼が欲しい、彼を犯したい、犯されたい、ぐちゃぐちゃにして、一緒に溶けたい)
手に、だしてほしいの……
チンポザーメンでぐちゃぐちゃになりたい、飲みたい……ご主人様の、せーしぃ…。
(薬漬け、というと分かりやすいかもしれない)
(しかし、彼女の場合は確かに薬が入っているが――いわゆる快楽におぼれている状態だ。
 イかされて、イかされて――その所為でもはや前後不覚になり、ただ欲望のままに彼を求めている。
 だから、凛とした姿の片鱗もない。……落としたのが彼なら、引き戻せるのも時間を除いては彼だけだ)


【……何だか完全に吹っ切れているというか、なんかもう本当に毒を食らわば状態というかっ】
【もすこし理性があるくらいのほうが、いい、ですか?……希望があれば、ききたいです】
101郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 23:18:15 ID:l3CRR3X+
>>100
ああ、もちろん――。
……まぁ、俺だったら子どもが出来ても、たくさんえっちはするだろうけどな。
これだけえっちな葵さんを俺が放っておくわけないだろ?
(彼女の淫蕩に蕩けた笑みに、心を奪われそうになる。もっともっと彼女の貌を見てみたい。
 箍が外れていても、その先を見てみたい。もっと彼女を見ていたい)
ああ、幾らでも種付させる。いや、俺が葵さんに種付けしたいんだよ。
葵さんの中に、幾らでも、いつまでも、チンポをぶち込んで、葵さんが中毒になるくらいに……っ。
(と、彼女の手が動き始めると、言葉が詰まりはじめる。ほんの少し扱かれただけだというのに、それだけで先走りが溢れて)

えーわん…?
(聞きなれない言葉に、首を傾げる。言葉の前後からすると、彼女のことなのだろうけれど)
……っぁっ……は、で、でも……?
(遡る射精感を堪える。少しは耐えられると思っていたが、予想以上に淫蕩に積極的になった彼女には敵わない)
わ、かった………けど、っ……これじゃ、すぐに、出る、かもっ…!
あおいさんの、てのなかに…たくさんっ…、いやらしい葵さん…の、中に、チンポミルク、ぶちまける…!!
(彼女を自分が壊したように、自分もまた、彼女に壊されているのだ。
 先のことが見えず、目の前の快楽と興奮に食らいついているような、そんな状態)
(だが、後悔はなかった。このまま、蕩けてしまえばいいとさえ思った)
ほら…っ、ちゃんと、おねだり、してくれよ…?じゃないと、ザーメン、出せない…ぞ?
(嘘だ。今すぐにも限界が近づいている。それでも強気にそんなことを言えるのは、それもふやけた笑みの彼女がいるからだ)

【いや、理性があるのもないのも、うん。その、凄くえっちぃし、可愛いと思うっ!】
【此処まで来て若干の理性を残すというのもそれはそれで、えろいし、このまま最底まで落ちる葵さんも見てみたい気がっ…】
【贅沢なんだろうな、こういうのって。……ということなんで、葵さんに任せます】
【もし判断に迷うようなら、このまま、ということで】
102媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/12(日) 23:30:25 ID:fDcrgQBj
>>101
……ごしゅじんさま、きちく?
(彼の言葉にこてん、と首を傾げてそんな問いかけ)
(子供ができてもエッチする、という言葉を妊娠してもえっちする、という意味でとったのか、
 それとも子供が生まれてからもえっちするととったのか――どちらにしろ、最終的にはへにゃっと笑う)
もう、こんなにチンポ中僕なのに……。ううん、ご主人様、中毒……。
(肉棒を扱きあげながら、指先を蠢かせる)
(時に親指で亀頭をぐりぐりと押して刺激したり、裏筋を徹底的に擦ったりして)
ん、……出してください、ご主人様。
ご主人様の雄の匂いに、雌犬はくらくらして、おまんこが……きゅんってなります。
そんな雌犬の手の中に、美味しいチンポミルク、ぶちまけて……精子がいっぱいつまった、
濃厚ざーめん……わたしの、てに、出してください――ご主人様……。
(今度は両手で挟んで、その手を互い違いに動かすことで肉棒を擦りあげる。
 唇の端から零れ落ちる唾液は、餌を前にして飢えている犬のようにも見えたかもしれない)
おねだ、り?
(ん、と頬を赤らめながらも、じいいと彼を見つめて)

ご主人様の濃厚精液、いやらしい雌犬にめぐんでください。
……いやらしくて仕方ない雌犬に、真っ白ザーメンぶっかけて、どろどろにしてください。
わたしの、からだ……その精液だけでニンシンしちゃうくらいに、いっぱい、たくさん、
この雄々しくて、しゃぶりつきたくなるチンポからびゅくびゅくでてくる、ざーめんくださいぃっ!
(うっとりした顔でひたすらにいやらしい言葉を並べたて、肉棒を掴み、頬ずりした)

【じゃあ、えっと、んと……と、とりあえず流れるままに流れてみようと、存じますっ】
【あまりやったことない領域、でもあるので……まあ、その、暖かい目で見て下さって、
 それでもって何かあればまた遠慮なく仰っていただけたら、とっても幸いであります…っ】
103郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/12(日) 23:50:24 ID:l3CRR3X+
>>102
……そう言われると、立つ瀬もない…けど、
でも、それくらい、葵さんが魅力的だってことだよ。
それに、そういう意味でいうなら、俺はとっくに葵さん中毒だよ。
俺が初めて―――、葵さんに告白したあの日から、ずっと。
心も体も、全部。葵さんに向けられてたんだ。
(指先で肉棒を弄られるその感覚に、時折ぞくりぞくりと感じながら、彼女の髪を撫でる)
(器用に指先で肉棒を操られ、その度に肉棒は彼女の手の中で跳ねる。爆発寸前だと言わんばかりに)
じゃ、じゃあ…たっぷり、出すよっ…、何度も、何度もっ…!
あおいさんに…俺だけの雌犬に扱かれて、気持ちよくなってるチンポから、たくさん…っ!
ドレスだけじゃない…、葵さんの髪も、胸も、おまんこも、全部……真っ白に染め上げられるぐらいにっ!
はぁっ、はぁっ……ぁ、ぁあっ!で、出るっ…!
葵さんの手の中に、たくさん、出るッ…! 勃起チンポから、たくさん…、ザーメンみるく、ぶち、まけるっ…!
っぁ、ああ、あああああっ……!!
(後ろに手をつき、彼女が先ほど見せたような腰を突き出すような形になり、卑猥にそそり立ったそれから、
 爆発するような勢いで、熱く滾った白濁液が辺りに撒き散らされる。撒き散らされた瞬間、雄臭いその匂いが、
 一気にむわっと広がり、ふたりの鼻腔に届く)

【そちらこそ、何かあれば、遠慮なくっ。こーいうことがしてみたいとかなんとかあれば。
 こちらばかり我儘聞いてもらってるのも、アレだしなぁ。まあ、何かあれば遠慮なくっ】
104媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/13(月) 00:07:07 ID:zGhs9xu+
>>103
―――――ッ。
(押しを突き出すような卑猥でいやらしい格好をされると、思わず目を見開く)
(そんないやらしい格好を彼が自分の前でみせてくれているのだという妙な優越感と、
 激しく甘い愉悦に浸ったその瞬間、熱く滾ったその白濁が、自分めがけてぶちまけられて)
………いやらしい、匂い。
いやらしいご主人様の絶倫ちんぽから、びゅくびゅくっって、ザーメン発射、されました…。
すっごく、どきどきしました……匂いだけで、私、ざーめん狂いになっちゃいます……。
(そそり立った雄々しい肉棒から吐き出されるそれは、その量も匂いも言うことない。
 多量にいやらしい匂いのする彼の精液を浴びながら、嬉しそうに目を細めて―――)

(顔に、身体に、飛び散ったその精液をそのままに拭うことはしない)
(むしろ、彼の肉棒から垂れている残りを指ですくうと、自分の乳首のさきっぽや、
 まだまだ精液にまみれていない場所にぬりひろげていこうとして――最終的に、その指を咥えて舐めた)
(愛おしい。精液の匂いと、愛しい人が達したその姿だけで、彼女の秘部はとろとろに濡れて、
 そしてもはや彼しか見えないように、精液塗れの体で彼に抱きついていく。
 愛おしい、という気持ちを前面に押し出すほどに彼に溺れて、――とろとろに蕩けた様を、彼に見せている)
……ご主人様の、精液のにおい、……すごく、すき。
一緒に、ざーめんまみれに、なりましょう……からだ全部、まっしろに染め上げて、
どろどろになりましょう……わたしの、わたしだけの――A01だけの、愛しいご主人様……。
(精液に塗れた指先で彼の乳首を探り当てると、そこにちゅうちゅう、とまた吸いつき始める)
(髪からは白い精液が垂れ落ち、顎のあたりにも一筋白い雫が伝って零れた)

【はい、了解であります。…そのときは十全とおねだりさせていただきます、ですはい】
105郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/13(月) 00:27:48 ID:Hktpkkgk
>>104
……はぁ、っぁ……、そう、だな……っ。
あおいさんが、いつでも、ざーめん狂いになってもいいように…。
もっと、もっと、あおいさんに、おれのチンポとザーメンを染み込ませないとな…っ。
(息も乱しつつも、卑猥な言葉を紡ぐ彼女の声に、耳に傾けて)
それを言うなら、俺はあおいさんがえっちな言葉を口にする度に勃起してしまうって。

(射精後の倦怠感に身を任せていると、吐き出した白濁液を乳首や肌に塗り付けていく彼女の姿を見て、軽く目を見開く)
(あまりに扇情的な仕草に、自然と自慰する時のように自身の肉棒に手を添えて軽く扱く)
(無意識のうちの行動だったが、恥ずかしがる余裕もなく、ただただそれに見とれていた)
(そうしていると、彼女に抱きしめられて、ぬるりと精液がふたりの身体の間で広がるのが感じられた)
あおいさん……んっ……そうだな…。
あおいさんもおれも、ザーメン、だらけに…まっしろに、なって……どろどろに溶けて…っ…。
(愛しそうに彼女の髪を撫でていると、乳首を吸われぴくっと肩を震わせる)
ふっ……んっ、これじゃ、まるで俺があおいさんに、授乳させてるみたいだなぁ…。
(恍惚とした表情を浮かべながら、乳首の先から垂れる精液ごと吸う彼女に愛しさを感じながら、
 精液を染み込ませるように彼女の髪に指先を通す)
えーわん…?
それって、もしかして……。
(彼女のことだろう。しかし、今まで聞いたことがない単語だ。……少なくとも<<剣糸>>の渾名が付く前の、
 推測して、彼女が義兄と慕う人物に会う以前の彼女の名だろうか。
 彼女の義兄と会ったことはないが、彼女の話からして、記号のような名前で呼ぶような人物ではないだろう)

……あおいさん…、いや、A01って呼べばいいのか?
あおいさんは、どうして貰いたい?
(少しだけ困惑していたが、どちらにしろそれは“媛名葵”だと思った。たとえ、彼女に自分の知らない過去があったとしても、
 それも含めて今の彼女を形成しているのだ。だから、それを含めて彼女を好きになりたいと思った)
106媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/13(月) 00:50:56 ID:zGhs9xu+
>>105
(彼が自慰しているのに気づいたら、きっと抱きしめたりしなかったのに)
(じっとその様を見つめながら、猫のように擦り寄って甘えていただろう――けど今は、
 抱きついて、自分と彼の体に精液をぬりつけて、彼に撫でてもらうことに夢中になっていた)
いっしょに、どろどろになろ?ご主人様……。
(吸いたてていた乳首から唇を離す。
 こうしているのは、彼が今宵「甘えるときは吸いついてもらうことに」と言ったのを覚えていたからだろう。
 それこそ、彼がいうように授乳させているかのような格好すら厭わないほど、彼女はとろけていて)
でも、ミルクがでるのは、こちらでしょう?
(今度は先ほど彼が扱いていたその肉棒を咥えて、それこそ乳首を吸うように亀頭に吸いつく)
(残滓を吸いだし、それでもなおちゅうちゅうときつく吸いたてて……)

……A01は―――。
(きょとん、としたように首を傾げて、―――肉棒に吸いついていた顔をあげる。
 自分が口にしている言葉の意味を、理解していない、自覚していない様子で、ん?と唸って)
えー、わん……は、エスイーツーセブン、と……同じだから、
私は、わたしは、猟狗で、剣糸で――でも、媛名葵、で、いまはご主人様の、雌犬。
(ぼんやりした顔、彼の肉棒に頬ずりしながら、彼を上目に見つめる)
ご主人様が呼びたい呼び方でいいけれど、……貴方に先輩って呼ばれると、私だけ、みたいな気がする。
人殺しでもなくて、異形狩りでもなくて、……ただの、高校生みたいになれた、きがする、のです…。
でも、わかんない……葵って呼ばれるのも、すき……私の、名前だから――…なまえ、わかんない…。
(わかんない、ともう一度つぶやいて、ぼんやりとした表情を見せる。
 それから、んーと犬のように鼻を鳴らすと、彼の下腹部に甘えるようにじゃれついて)
私が何かなんて――今は、太一朗専用の雌犬、……だから、ただ、――貴方に溺れてたい。
107郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/13(月) 01:06:22 ID:Hktpkkgk
>>106
……うん。
(甘い誘惑。それに抗う理由もなかったし、遠慮する理由もなかった)
(乳首を吸い甘えてくる彼女の髪を撫でていると、不意に肉棒を吸われて、びくっと肩を震わせる)
んっ、くっ…出したばかりだから、敏感になってるな……。
俺の、チンポ……美味しい?
(キツく吸いたてる彼女にそう問いかけながらも、吸われる度に小さく嬌声を漏らしてしまう)
っ……は、……ん、よく、分からないけど……なら、先輩。
こういう時だけど、俺も先輩って呼ぶと何だか、“いつも通り”って感じがする。安心するっていうか。
そうだな、葵さんは俺の先輩で、俺専用の雌犬――、俺も先輩に溺れてるんだ。
……そして、もっと葵さんと溺れていたい。
(じゃれついてくる彼女の髪を手に取ると、残り滓を擦り付けるように肉棒に絡ませて軽く扱く)

先輩、俺のチンポに奉仕してくれる?
…まだ、出したりないんだ。先輩のおまんことケツまんこにも、出したい。
もっと、たくさん……先輩が俺の精液でおぼれるぐらいに、たっぷり出したいんだ。
(そう言うと、ぐいっと腰を突き出してその萎えている肉棒を、彼女の鼻柱に押し付ける)
108媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/13(月) 01:15:23 ID:zGhs9xu+
>>107
たいちろうさんの、ちんぽ、美味しい……。
(それに頬ずりしながら、ぺろりと竿を舐めて、美味しいともう一度呟く)
(鼻先をくっつけたりして遊んでいたが、「先輩」と呼ばれるとはにかんで彼を見てから)
……ん。いいの。
わたしも、わかんないから……あなたもわからなくて、いいの――。
私が今は貴方の雌犬で、いつもは先輩で、……って、それだけ、知っていてくれれば、いいの。
もっと、私に、溺れて……ううん、一緒に、溺れよう、……太一朗。
――あなたは、どうやって呼ばれるのが、好き?
(髪の絡みついている肉棒の先端をつつきながら、問う。髪の感触が、肉棒に擦れて……)

ごほーし、いたします。
だって、私は……貴方専用の、雌犬――ご主人様にご奉仕するのが、喜びです。
(鼻先を肉棒で押し上げられたまま、上目に彼を見る)
(逆に鼻先を押し付け返して、犬のようにぐりぐりとしながら、やがてぱっくりと咥えこむ)
……んっ、ふっ……。
おまんこと――け、けつまん、こ……にも、いっぱい出して、溺れさせてください…。
(二つ目の言葉は言い淀んだが、わずかに顔を赤くして結局は良いきり、彼のをペロペロなめる)
(ちゅ、ちゅぷ…、としゃぶりついては舐め――口を離したかと思えば、次は下の袋ろ舐める。
 大きな袋を唇で食みながら、胡桃一つ分だけ口に含んで――今度はそれを吸いたてたりして)
109郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/13(月) 01:28:51 ID:Hktpkkgk
【ごめんっ、うとうとしかけてた…!眠気が来てるみたいだから、凍結させて貰ってもいいか?】
【取りあえず、木曜日が休みなんで、水曜の夜か木曜なら朝から大丈夫なんで、先輩の都合に合わせる!】
【そのどちらも難しそうなら、また予定を見合わせるんでっ】
【本当、付き合わせて悪いな。ほんと、こちらとしては楽しませて貰っているどころか、暴走してるんでっ】
【ありがとーございますっ。】
110郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/13(月) 01:30:01 ID:Hktpkkgk
【ああ、夜でいいなら月・火曜もオッケーなんで。
 まあ、そのあたりは先輩の都合次第と言うことで】
111媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/13(月) 01:34:45 ID:zGhs9xu+
【十全と、了解です……私もここらが限界で、あります。
 ――今日はこんな時間まで、随分と長くお相手下さって、本tにありがとうございました】

【楽しんでもらっているなら何よりです。その、こ、こちらとしても十分に楽しませてもらっています】
【というわけで――水曜の夜か、木曜の朝とのことなのですけれど
 水曜の夜のそれこそ夜中からか、木曜の朝方から12時くらいまでが今のところ可能な時間で
 す、すみません……っ、また私の方も調節してみます。
 とりあえず、明日の夜は時間がとれるはずなので、明日に予定が分かれば連絡を、と】

【こちらこそありがとうございました。それでは、お疲れ様です。
 どうかゆっくりお休みくださいませ、後輩さん】
【ありがとうございましたこちらからはスレッド、お返しいたします】
112媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/13(月) 01:36:49 ID:zGhs9xu+
>>110
【あ、っと、りろみすっ……21時半くらいからでいいなら、月曜も大丈夫だと思います】
【ともかく、また明日の21時前にできれば連絡をいれますね】

【こちらの都合に合わせてもらって、すみません。今日も、とっても、とっても楽しかったです。
 あ、ありがとうございましたっ。では、改めておやすみなさい、――良い夢を、たいちろうさん】
113郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/13(月) 01:39:10 ID:Hktpkkgk
【了解っ。それじゃ、俺もこれで落ちるな。おやすみ…葵さん】
【スレを返すぜーっ】
114名無しさん@ピンキー:2010/12/13(月) 13:01:24 ID:jYMj79WI
114
115御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/12/13(月) 20:55:13 ID:Bf2JTv0e
【名前】御木本 正太郎(みきもと しょうたろう)
【年齢】男
【性別】17
【身長】168cm
【3サイズ】計ってみたら83/65/84だったねえ
【容貌】体重50kg未満説が流れるひょろひょろ体型。
    瞑っていると間違われる糸目は自称チャームポイント。
【能力】言語や五感を用いた幻術を操る。
    ・靴底の汚れなど、日常的に体験していそうな状態は一言で錯覚させられる。
    ・行動不能などの高度な幻覚には元になる痛覚や話術による精神操作、多少の運が必要。
    ・記憶については、対象の心からの同意がなければ表層を覗き見ることすらできない。
    ・相手の思考や感情を能力によって読み取ることはいかなる条件でも不可能。
【希望】雑談、日常、戦闘
【NG】排泄物、肉体的または精神的に後遺症が残るロールは要相談
【弱点】相手が絶対の確信を持てば、比較的簡単に幻影は破れる。
    また、体型が示すとおり体力はあまりない。
【備考】余暇は漫画やアニメに費やすオープンオタク。他にも雑学に長ける。
    集中力は目を見張るものがあり、結果観察眼もそこそこ。
    人と関わりたがる一方戦闘にはあまり積極的ではないが
    頼られると嫌と言えずなし崩しで参戦させられる事多し。
    力を持って何もしないというのは居心地が悪く、見回りを兼ねた散歩も多い。
    両親が海外出張で一人暮らし、とどこかで見たような生活を送る。

>>1乙だよー、プロフィールだけ置かせてねん】
116藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 21:10:57 ID:t8EZ1Aog
…分かった、その気持ちはすごく、嬉しい、ありがと。
だから、今は…あきらめる。
ん、私も…好き。
(上目遣いになるような形で、先輩の瞳を覗き込みながら思いを口にして)
(額にキスを落とされるとむず痒いような表情をする)


ん…くぅ、ああっ、はぁ、うんっ――
(体の各所を刺激されながら、先輩の体にしがみつく)
(最初に感じた不安感も、先輩に抱き締められれば徐々に薄まって)

わ、わたしもっ…そばにいたいっ…はぁ、んっ!ふぁっ…
(刺激が快感に変わっていき、吐く息も上げる声も激しいものに変化する)

【凍先輩と場所を借ります】
117竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 21:27:44 ID:IcforQjK
(片腕の指を使い、慣らすように菊座を刺激。時折、親指で前の方も弄って)
(溢れる涙を何度もキスで拭う、震えを押さえ込むようにぎゅっと力をこめて――)

ん…………居て、いっぱい、声………聞かせて
私に、清香を感じさせて………

(かかる吐息の熱さや、耳につく艶のある声を聞くと)
(菊門を緩めるように小指だけ、次に薬指だけ、と順番に入れて)
(解していき………)

清香…………だいじょうぶ?痛かったらいって…………
止まらないけど…………考慮はするから………

(言いながら慣らし続けて、抵抗が緩くなったところで)
(中指と人差し指の二本を菊門に挿入れていき――)

【解凍に、借りる…………こんやも、よろしく――】
118藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 21:39:53 ID:t8EZ1Aog
あっ、うん、すごいっ…ま、前もされたら…ひぁっ…
(徐々にそこもほぐれていき、時々前核を刺激されれば更に快感が高まって)


ん、いるよ、たくさん…はぁっ、わたしっ…かんじてっ。
せんぱいの指、あついっ。
(前から泉のように溢れる液、吐息の熱さ――限界が近付いてるのは誰の目にも明らかで)
(口はだらしなく開き、表情も淫らなものに)
う…うんっ、あ、ゆっくり…っ!
ち、ちょっと…んっ。
(痛みのような異物感を感じる。先輩を心配させたくまいと、痛い、との言葉は飲み込んで)

だいじょうぶっ…つづけて。
119竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 21:54:09 ID:IcforQjK
うん…………清香の熱……移ってるから………
可愛い顔………もっとよく見せて、私の顔…………見て………

(時に円を書くように、時に指を鍵状にしながら、注文通り、ゆっくりと)
(清香の菊座を刺激して)
(空いてる手を使って、清香の顎をもちあげ、こちらを向かせる。)

清香……いまから、手を離すけど……
私は居るから。ここに…………居るから……だから、しっかり捕まって
前と後ろ同時に…………する

(言葉を飲み込むいじらしい姿に恥ずかしがったりとか、痛がったりするのとは)
(違う魅力を感じて、胸が高鳴っていく――)
(愛しく思うその額にもう一度口づけをして、両手を使い)
(清香の女性の部分を攻め立てる。)
(菊門を拡げ、緩急をつけて腸壁を擦り、陰核と陰唇を擦るように表面に指を這わせ――
120藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 22:06:02 ID:t8EZ1Aog
…ん、ほんとに…?
あ、ふぁっ、ん、せんぱいの顔見ながらだと、安心す…んっ!
(ゆっくりと、しかし確実にほぐされていく菊座)
(先輩の顔を見ながらされれば体の奥から熱く快楽を感じる)

…え…うん、分かった。
ん、捕まってる、離さない。
あふ…ひぁっ!あ、一緒にされたらっ!
おかしくなるっ…!
(両の手で二つの女性の部分を弄ばれる)
(それは、耐えるにはあまりにも難しい位の責め)
(これまでの刺激も重なり、すぐに限界が近付いて)

…はっ、あ、もう…わたしっ…あ、めっ、なんか、きそうっ…!
(掴む手の力が一層強くなって)
121竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 22:14:35 ID:IcforQjK
(唇が触れそうな位置で額を合わせ、目を合わせ、互いの表情をみつめあう。)
(子供のように自分にしがみついてくる仕草と、それでいて快楽に溺れる倒錯的な顔が
(とても魅力的で――――)
ん、清香が…………イクとこ、ちゃんと見てる。見てるから…………
声も、なにも抑えなくていいよ………

(言ってから、それを後押しするように首筋に痕がつくほど強く、キスをして――)
122藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 22:24:56 ID:t8EZ1Aog
(先輩がこんなに近くに感じられ、心と体、両方が繋がっているかのような感覚を覚える)
(ぎゅう、と力を強めるのに比例してその時は近付いていく)


あっ…わたひっ…もう、いっ…ちゃっ…ひぁっ、はぅ、ああああっ!!
(首筋に強い力が加わる)
(その瞬間、体がぴん、と張り詰め一番大きな声を出し、絶頂を迎えた――)
(そして、体をぐったりと投げ出す)
123竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 22:36:33 ID:IcforQjK
(一際大きくて、艶っぽい声が響くと自分の首にかかっていた
(清香の手から力が抜けて、清香の体が投げ出される。)
(その体が床を打つ前に清香の体を支えて、ぐったりと脱力する)
(目尻にキスをする――――)

…………お疲れさま――かわいかった……
えっちで、可愛くて…………
(そんなことよりも自分にすがってくれたことが何よりも嬉しかったが)
(そこは黙っておくことにする――なんだか気恥ずかしいから)
ベッドとシャワー…………どっちに運ぶ?

(指先についた清香の感じた証を舐めながら、首をかしげて………)
124藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 22:46:00 ID:t8EZ1Aog
(脱力した体が優しい手に支えられる)
(キスを落とされて、徐々に正気を取り戻していく)
(乱れた髪やそこら中を濡らした愛液が、如何に快楽に溺れたかを表して)

はぁ…はぁ…き、気持ち良くて、おかしく…なった…
…ううっ。
(普通なら反論している所だが、どうやらそうする元気もないようで)
(先輩の体に包まれながら見せる表情は、無表情なりにとても嬉しそうで)


ん…取りあえず、シャワー、で。
っ…汚いよ。
(見せつけられるように自分が達した証を舐められ、恥ずかしそうに俯く)
125竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 23:02:34 ID:IcforQjK
んっ…………おいしいよ?
もうちょっともらいたいくらい………ね、なんて…………
(恥ずかしそうな様子の清香の下半身に手を滑らせ)
(もう一度菊座に指をいれ、掻き回す。絶頂期直後のささくれだった)
(神経を逆撫でるように――)

(――そんなイタズラをしながら、所謂お姫様だっこで)
(清香を抱えあげると、廊下にでて――)

…………どういけばいい?

(あられもない姿のままの清香を抱き、廊下をいく。)
(欲望をぶつけるだけぶつけて、それでも嬉しそうにしてくれた。)
(大事な、大事にしなくちゃならない存在を見て、不器用に微笑む。)
(――これからやるべきは、自分が解き放ってしまったモノを処理すること。)
(その前に今は、一時だけの幸せな気分に溺れることにした――――)


【こっちは、これで…………〆】
126藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 23:13:46 ID:t8EZ1Aog
…そんなわけっ。
…凍さんが望めば、いつだってあげるけど…んっ!
な、なにを…
(完全に油断していた所にからかうような一撃)
(虚を疲れたからか、再びあられもない声を上げる)

ち、ちょっと…服…
…三咲が寝てますように。
(妹にこの格好を見られたら何と言われるか、いやその前に再び気を失ってしまうのではないか、と柄にもなく心配して)

お風呂はそっち。
あ…ふふっ。
(風呂場の方を指差しながら顔を上げると)
(不器用な、しかし優しい微笑みを浮かべた先輩がそこにはいた)
(釣られて微笑みながら、少し腕の中でまどろむことにした――)

【こっちもこれで〆】
【本当に長いこと、ありがと…言葉じゃ言い切れないくらいすごく楽しめた】
127竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 23:18:04 ID:IcforQjK
【……こっちも、いぢめさせてもらって、満足】
【楽しくて…………清香可愛い…………だった】

【こっちこそ、お礼言い切れない…………長い期間、ほんとに、ありがと】
【お疲れさま、またいじめさせてくれると………うれしい…?】
【それじゃ、お先に失礼するね…………おやすみ】
128藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/12/13(月) 23:22:36 ID:t8EZ1Aog
【ん、それなら良かった…良かった?】
【ん、こちらこそ、だよ。改めて本当にありがと】
【ま、まぁ凍さんが望むなら…少しくらい】
【ん、おやすみなさい。私も落ちるね】
129竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2010/12/13(月) 23:39:59 ID:IcforQjK
【名前】竜胆 凍(りんどう こおる)
【年齢】18
【性別】女
【身長】176cm
【3サイズ】計ったこと無い。身長相応。
【容貌】肩まで伸びた白髪、濁った灰色の眼。薄汚れた白基調のセーラー服着用。
身長相応に胸もあるし腰もしまっているが肩幅が広いため
グラマーと言うよりガタイがいい印象を受ける。
中性的な顔立ち。学園にいる間は黒のカラーコンタクトで目の色をごまかしている。
【能力】
魔刃・輝夜:竜胆凍に内包された霊刀。「五難題」という特殊能力を備える本体。
そのものはちょっと丈夫なごく普通の刀で折れたりするが自己再生する。

難題之弐・火鼠の皮衣:刃部分が炎と化し、身を守る衣となる。相応の熱を持っていて
鉄を溶かしたりとかもできるが、別に実体剣などで受け止められる。
防御以外の用途は今のところそのまま殴ったり蹴ったりするのみ

藤姫感知:吸収された自分の存在を通して魔神・藤姫(真名・アスーレゥル・ベリアル・ブレイズ)を感知する
      
【希望】戦闘、交流、エロ、長考遅レスの許容、炭酸飲料受付中
【NG】特に無しだけどよくわからないものはわからない
【弱点】
・典型的なパワーファイターであるため、動きが鈍重で攻撃後の隙が大きい。
・難題の燃費が悪く、ガス欠になりやすい
・火鼠も自動防御というわけでもなく、炎と炎の合間に隙間があるため
そこを狙われた攻撃は防げない
・炎は炎で焼けないため、炎による攻撃も防御不可
・水分による連続攻撃(小雨程度ならば蒸発させられるがその域を超えると消える。)

【備考】
・高等部三年生。晴れて魔刃使いにランクアップ。
・他者を助けると呪いの条件を満たすため、それなりに頭も切れ、運動神経もいいが
成績は下の上。誰かと一緒にいるとたびたび足を引っ張る無能を演じていた。
・現在は呪いこそないものの、変に頼られるとどうしていかわからないため、相変わらず無能を演じている。 理由が変わっただけ。
・容姿こそ変わっているが、他人の興味を引くに至らない人間。

・幼少の頃、魔刃(現・藤姫)と契約関係になり両親を殺める。その事件がきっかけで能力(蓬莱の玉の枝)に目覚める。
・両親の死体は残っておらず、失踪扱いになっている。
・魔刃に封印されている存在の
「存在を一兆吸わせれば本来の姿を取り戻せるので、他者との契約は必要なくなる」
という言葉を信じて犯罪者や異形の存在を奪い、殺し続けてきた。
・口数が少なく、物静かで冷静そうに見えるが
感情を表に出すのが苦手なだけ。実際は直情的で浅慮。
・否定を否定して肯定するしゃべり方をする炭酸飲料ジャンキー
・現在、藤姫を滅ぼすために街の至る所を出歩く。相変わらず「人殺し=悪」だが思うところがあるらしい。
・藤堂清香が「嫌いじゃない」ではなく「好き」。藤姫に狙われている清香を守り抜くことも目的の一つ。
・現在、凍が「火鼠の皮衣」を、藤姫がそれ以外の難題を所持

【プロフ投下、羞恥に悶えながら――おち……】
130兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/12/14(火) 01:53:27 ID:6KSlSsy5
【名前】兵部 晶(ひょうぶ あきら)
【年齢】14歳
【性別】男
【身長】153cm 42kg
【容貌】全体的に髪はショート。アホ毛があり、もみ上げが長い。大きなツリ目の童顔。
    基本的には仏頂面で、他人に対してツンツンした様子。
【能力】接触した物体、及びそれに接触していた物体を『回転』させる。
    また己の非力を補う為に、銃器の訓練を積んでいる。
    能力と組み合わせ弾丸の貫通力を向上させたり、弾道を曲げたりできる。
【武器】深紅色のサックスケース型ガンケース『ハーミット』or
    対異形用複合電磁兵器『ジムノペディ』
【希望】NG以外なんでも
【NG】スカグロ
【弱点】持久力や弾数の関係から長期戦が苦手で、またかなり打たれ弱い。
【備考】中等部二年に属する、鳶色の髪の少年。愛する家族を
    異形に殺され、そこで異形の存在、並びに父親の所属していた
    警察による対異形組織の存在を知り、復讐のためそれに入る
    その組織、『S3』におけるコードネームは、『ガンスリンガー』。

    様々な出会いから、大切なのは憎しみによる復讐ではなく同じことを
    繰り返させないこととし、その為には何を敵とするべきか考え、
    少なくとも全ての異形を殺す必要はないと思いつつある。

    紫 一久とは組織的に協力関係、紅裂 拓兎とは類似した過去を持ち、
    その心を理解しながらも罪は許せず、彼を救うため断罪をすると誓った。
    天羽都はクラスメート、そして黒上いろはの過去に関する断片的な情報を得ている。
    またその情報、及び写真を瑞谷愛華に渡した。
    久遠ゆりかに対しては想いを告げ、彼女の弟に対し、その宿命から彼女を解放すると宣言した。
    奏永久を当主とする奏家とも手を結び、須佐乃水琴は警察に雇われる立場であるため、間接的な同僚。
    また媛名葵も組織的に協力関係であり、彼女個人に対しては強い信頼があって、大切に思っている。

    現在はマンションにて、紅裂拓兎から貰った、うさぎと名付けた白猫と一緒に暮らしている。
    また姉と慕う久遠ゆりかからのプレゼントを大事にしており、
    その内の一つ、女の子の服を時折着ては、出かけているようだ。



>>1さん、スレ立てお疲れ様でした。プロフ投下だけして、失礼しますね。ノシ】
131名無しさん@ピンキー:2010/12/14(火) 17:24:32 ID:27LUNjQm
ハラヘタ
132白峰 譲 ◆MceSlbr5bs :2010/12/14(火) 20:48:53 ID:TJAO2N5t
【……こんばんは、待機してみるね】
【えっと……、参考までに>>37を見て貰えると、嬉しいな……】
133白峰 譲 ◆MceSlbr5bs :2010/12/14(火) 21:17:32 ID:TJAO2N5t
【ちょっと早いけど、落ちるよ。お邪魔しました】
134媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/14(火) 23:06:55 ID:OOg3BJjs
【ロールにスレッドをお借りいたします】
135郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/14(火) 23:09:50 ID:2yj1b2Lh
ああ……、葵さんも、もっと俺を束縛してくれ。
葵さんから離れられなくなるぐらいに、強く、きつく―――。
(射精して萎えたばかりというのに、その肉棒は秘所が擦れる度ひくっと反応する)
(身体は熱を持ち、冷めることはない。さらに過熱し続けていく。彼女の貌が、声が、肉体が、心も体も支配していく)
うん……俺も、葵さんと一緒にいられるぐらいに、強くなるから。
他の誰にも邪魔されないように、頑張るから―――。
(啄むように何度も唇をおしつけて、キスを繰り返す。唇が触れると、まるで蕩けるような感覚さえ覚えて)

……ああ、やめるもんか。
というか、俺が止められそうにないし、さ―――。
……ん、は、んんっ……、本当に、俺って、どうにかなっちゃうかもな。
いや、まったく……、ずっと葵さんと溺れていたい……っ。
(彼女の身体を求めるように手を伸ばしては軽く背中に触れさせて、抱く)
(その間も、力を失った肉棒は、徐々にながらも再び活力を取り戻し始めていく)
(自分のことながら、恥ずかしく思いつつ、されどそれを止めるつもりはなかった。
 今更、彼女に対して欲望を隠すような真似は出来ない。抑制などできるはずもなかった)

【お待たせしましたっ、それじゃよろしくお願いしますっ】
136媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/14(火) 23:26:39 ID:OOg3BJjs
>>135
(唇に触れられると、啄ばみかえすように彼の唇を食んだ)
(甘い感触にただ酔いしれるばかりで、夢中になって啄ばみかえしている間は
 ひどく幸せな心地になる。そのまま自分と言う存在が、とろとろに蕩けてしまうのではないか、と思う)
――……ちゃんと、私のこと、捕まえていてください。
わたしも、あなたのこと、頑張って、捕まえているから……。
(キスの合間にそんな言葉を落としながら、再び軽く唇を重ね合わせる)

わたしはもう、どうにかなっています――ご主人様……。
だから、貴方ももっとどうにかなってください……ケダモノみたいな、ご主人様になってください。
わたし、なんでもするから――ご主人様の希望を、叶えたいから……いやらしいことでも、
どんなことでもする、から……ゆって、ごしゅじんさま……。
(体を抱きしめられると、ほっとしたような安堵したようなそんな表情になる)
(濡れそぼった秘部を肉棒に押し付けて、小刻みに腰をゆらしながら、
 だんだんと熱くなる体を彼の体に押し付けて、尖りきった胸の先端をすりつける)
…………ぁ、…――ぁぅ……、
ご主人様の、おちんぽ……おちんぽ、ほしいです、……ごしゅじんさ、まぁっ……。
(ひくつく秘部はもはや耐えられないという程にとろとろと蜜を垂らす)
(入れてほしい、突いてほしい、掻きまわしてほしい――奥に、沢山注いでほしい。
 そんな気持ちが体中を支配して、ただ淫らに腰をゆすり、必死になって彼に熱い体をすりつける)
どうしたら、すぐに……勃起ちんぽに、なる?

【こちらこそ、宜しくお願い致します】
【……い、いいのでしょうかなんというかっ。何かあれば遠慮なく。リミットなども同様に、です】
137郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/14(火) 23:47:17 ID:2yj1b2Lh
>>136
いや、葵さんも言ってただろ?
ヘンになるって言っている内はまだ、余裕があるって。…いや、余裕があるわけじゃないな。
どんどん堕とされていくんだ。もう、本当に…何にも考えられなくて…そこで終わりかと思ったけど。
次の瞬間には葵さんにどうしよう、とか、こうしよう、とか考えちゃうんだよ。
……ああ、俺、葵さんの為なら何でもできそうな気がする。
(たとえ、彼女がどれだけ淫猥になったとしても。それを嬉々として受け止めるだろうし、さらにその先を望むだろう)
(…欲望に際限はない。理性と言う言葉を忘れてしまったように。彼女を求め続けるだろう)

…葵さんの乳首、尖ってるな?
俺、葵さんの乳首、大好きだぜ?こんなにエッチに勃起しちゃってさ。
…俺が相手でこんなに気持ちよくなってるんだって、主張してくれるしな。
(擦り付けられる彼女の乳首を指先で捕まえると、きゅっと引っ張り、集中的に虐めぬいていく)
……俺も、葵さんのおまんこが欲しい。
ん………今でも十二分に、刺激的だけど、な?
ほら、見てみろよ?俺のちんぽ、さっきまで萎えてたけど、もうここまで元気になってるだろ?
(ちらりと自身のそれに目線を配ると、確かに勃起とまではいかないまでも、先ほどより力を取り戻しており)
ほーら、頑張れ、葵さん?
(先ほどのマジックを取り出すと、蓋を取って彼女に手渡す)
……今度は俺に書いてみる?俺は葵さんのものだって。それとも、自分にもっと書いてみる?
いやらしい雌犬だ、って?

【いいんじゃないんでしょうかっ!俺がそう仕向けたんだしっ】
【リミット、か。ううん、本当は長く続けたいところなんだけど、0時半が限度、かな。ごめんっ】
138媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/15(水) 00:05:18 ID:tFrZuLxj
>>137
……っ、んん、う。
(自分の言葉を言い返されて、思わず言葉につまって唸ってしまう)
(何でもできそうだ、という彼の唇にもう一度唇を重ねることで「私も貴方の為なら」と
 いう気持ちを行動で返して――、ただそのまま、彼に溺れていくだけなのだ)
っ、―――ぁっ、ふ、ひゃうっ……!
あんんっ……ひっ、ぁっ――そんなに、しちゃ、だめ……乳首、んっ、感じ、ちゃ――ッ!
(虐められる乳首からまるで電流でも駆けたのではないかと思うほどに、快楽が走る。
 びくんっと体を跳ねさせる様から、彼女が感じていることは明らかだ。その蕩けた顔も、同じく)

んっ……はぁっ、……で、も、
――太一朗さんの、いっぱい勃起したちんぽは、もっとおっきくて、逞しいから……、
太一朗さんが気持ちよくなってる証だから……もっとおっきく硬くなったおちんぽ――欲しい、の。
だって、今入れたら、私だけ、先に……気持ちよくなっちゃうから……んっ、あふっ!
(お尻の穴に入り込んでいたペンをずぶっと抜かれて、体をのけぞらせる。
 甘い刺激に何事かと彼を見てから――かぁっ、と顔を赤くして、何度か口を動かしてから)
……そんな、書くの、ですか?
(赤くしたまま表情をうつむかせると、耐性を改める。
 彼の肉棒と秘部を擦り合わせるように彼にまたがって、ペンを持った手でその腹部をなぞり)
―――どっちでもいいけれど、……自分じゃ、書きにくい、から……それに、
ごしゅじんさまに、私の体には書いてほしい――でも、私自身に書いてほしい言葉があれば、
書くから――言って下さい、私のご主人様。
(彼の下腹部にきゅっとペンをすべらせる)
(肉棒の方にやじるしを書いてから、その上に「太一朗さんの雌犬専用のおちんぽ」と書き綴った)



【い、いいのですかっ】
【それでは、リミットについてはそのように次くらいになりましょうか】
139郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/15(水) 00:27:40 ID:BR+YQoEL
>>138
……本当、葵さんの乳首なら幾らでも吸っていたいくらいだって。
葵さんに似て、可愛い乳首だよな。どうして男と女でこうも違うもんなんだか。
(彼女は自分のそれを可愛いと言ってくれたが、やはり自分から見れば、それは違うんじゃないかと思う)
(乳首に触れるたびに、声を漏らす彼女が愛しくて可愛らしくて。――乳首や秘所だけではない。
 彼女の存在すべてが、媚薬そのものだ。少しでもその味を知ってしまえば、抜けられなくなる。
 麻薬よりもよっぽど危険だ。危険だと思っていても、それがどうでもよくなってしまうくらいに――)

お褒めに預かり至極光栄。……まあ、流石に立て続けに射精したら、なかなかなぁ。
(流石にそこら辺は人間だ。むしろ、ここまで持ったのは彼女が相手だからだろう)
……ん、俺は十二分に気持ちよくさせてもらってるけどな?
まあ、葵さんに気持ちよくされるのは、俺としちゃとても嬉しいし。……よっと。
(敢えて乱暴に尻穴からペンを引き出して、ペロリとふたの部分を舐めとって)
……ん。言っただろ?葵さんは俺の所有物で、俺は葵さんの所有物だって。
まあ、正直に言えば、俺も葵さんのものだっていう証拠が欲しいんだよ。
(その証拠は、人から見ればおかしいものかもしれないけれど。それでも彼女が自分の残す痕はどんなものでも残しておきたい)
んっ、ふふ、葵さんも結構、大胆なことを書いてくれるよな。こりゃ、洗わずに残しておかないと。
(擽ったそうにしながらも、嬉しそうに笑って、まるで宝物を触るかのように優しい手つきで、自身の腹部を撫でて)
……それじゃ、こういう風に書かせて貰おうかな。
(そう言うと、マジックを受け取り、彼女の胸の間にペンを走らせて「太一朗専用雌犬」と大きく書いて)

【と、それじゃこんな感じで凍結おねがいしまっす。んー、次回は木曜日の朝でいいか?
 それとも別の日にする?】
140媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/15(水) 00:30:13 ID:tFrZuLxj
【はい。十全と承りました。むしろ、こちらからも宜しくお願い致します】
【うぅん、そうですね……次だと、やっぱり日曜日になってしまいそうです。
 それでもよければ日曜日に。木曜日は12時くらいまでになってしまいますし、
 せっかくのお休みなら、朝ゆっくりなさった方がよろしいのではないですか?ご希望があれば遠慮なく】
【想定外に今日昨日お会いできましたし、太一朗さんが日曜日でもと仰るなら私は日曜日でも十分、です】
141郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/15(水) 00:40:47 ID:BR+YQoEL
【今予定を確認してきました】
【木曜日でもいいけど…まあ、12時から用事があるなら、ゆっくりできない…か?】
【日曜日だと、また夜勤なんで、月曜の夕方以降が都合がいいかな?】
【葵さんの都合もあるだろうけど…そこら辺はまた都合をつけるんでっ】
142媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/15(水) 00:44:43 ID:tFrZuLxj
【すみません。十二時から夜までお仕事――で、ありまして】
【ですから、木曜ならばまあ、9時から始めても三時間くらいですから……後輩さんの気が向けば、で】

【日曜日は夜勤ですか、頑張ってください。私は日曜は休みだったのですが――月曜日の夕方は、
 すみません……22時過ぎくらいまで帰れないと思います。予定、合わなくて、申し訳ないです】
【ともかくまた月曜以降のことでも連絡をいただければ、嬉しく思います】

【それでは、どうぞリミットも過ぎたのでお休みください。お疲れ様です、お付き合いに感謝を】
【今日も楽しかったですし、お相手していただけて嬉しかった。お休みなさいませ】
143郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/15(水) 00:48:23 ID:BR+YQoEL
【それじゃ、取りあえず、木曜の6〜9時ぐらいまでには、それ以降の予定を確認しておく】
【先輩さえ都合がよければ23時からでもオッケーだし。そこはまた予定次第ということで】
【本当にこちらこそお付き合い頂いてありがとうございます。本当アレな展開ですが、
 楽しんで頂いているのかどうなのかっ……こちらはいわずもがな十二分と】
【それじゃお疲れ様でしたっ。おやすみなさいっ】
144名無しさん@ピンキー:2010/12/15(水) 14:46:12 ID:ziJV6Wue
145兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/12/16(木) 21:46:22 ID:k86HLNA+
【こんばんは、待機にお邪魔しますね】
【プロフは>>130にありますので、参考にして頂ければ幸いです】
146兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/12/16(木) 22:37:52 ID:k86HLNA+
【スレをお借りしました、失礼します。ノシ】
147伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/16(木) 22:39:38 ID:sVe67pME
【こんばんは。お相手よろしいですか?】
148 ◆IorinFNlA2 :2010/12/16(木) 22:40:48 ID:sVe67pME
【あうっ、遅かったですか…】
【私も落ちますので…以下空室です】
149久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/17(金) 00:58:28 ID:PcLrNeeY
【名前】久遠 ゆりか (くどう ゆりか)
【年齢】16歳
【性別】女
【身長】147cm
【3サイズ】70/53/76
【容貌】
濃いブルーの瞳。少し癖毛でグレーにくすんだ金髪、背中中央辺りまでの長さ。
基本、赤と黒のシュシュでポニーテールに結んでいる。
インサイドホルスターを隠す為、夏でもフリルやリボンの付いた長袖上着を着用。
制服のスカートの下にレースのペチコート、ドロワーズも完備。私服は甘ロリ服。
【能力】
MашинаАнгел マシンを掌握する者。触れただけで、機械の操作方法や構造が解かる。
物質の構成・把握・修理等が可能。弾丸を銃に装填した状態で、威力の加減加工等。
ただし、能力を使っても車両船舶等が 上手に操縦 できるかどうかは、別問題。
通常装備として、左脇インサイドホルスターに、ヘッケラー&コッホP7M13。
いつも持っているバイオリンケースの中は、ベレッタM93Rを一式。
F1手榴弾内蔵ミニテディベア、通称レモンちゃん1匹。
他、自宅には複数の小中〜大型銃火器を所有。必要に応じて持ち歩くことも可。
【希望】
日常 共闘 戦闘 等
【NG】
死亡 相談の無いエロール 後遺症
【弱点】
能力の行使に時間がかかるため、戦闘中に異能はあまり役に立たない。
単純なメンテナンスや、弾丸のカスタムは、約3〜10分程度。
銃器を破壊されても再構成可能だが、数十分〜1時間ぐらい必要。
甘いもので釣りやすい。現在のブームは、ホットショコラ。
容姿は金髪碧眼だが、ロシア語の単語程度と日本語しか喋れない。

【備考】
父は旧ソ連の特殊諜報員で、日本の商社潜入任務中にソビエト崩壊、そのまま帰化する。
ゆりかが10歳の時、謎の怪事件に巻き込まれた父親が他界。 異形を退治しながら、父の仇を探している。
現在所持している銃火器は、すべて父の遺品。
生粋のスラヴ民族だが、生まれる前に両親が帰化している為、日本国籍。
家族構成は母と弟。ロシアには、両祖父母健在。
ロシア名は、Julija=Alexeyevna=Kudryavtseva。愛称、ユーリャ。
父を亡くしてから、身体の成長を止めている。本人は止められていると思っているが、自己暗示みたいなもの。

【今更ですが>>1さんはスレたてありがとうございます。】
【本日は、プロフ投下だけさせていただきます。】
150名無しさん@ピンキー:2010/12/17(金) 10:24:12 ID:Z5IEtUjX
150
151名無しさん@ピンキー:2010/12/18(土) 03:03:19 ID:hxuzqazn
152水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/12/18(土) 13:36:39 ID:h9MI1QZh
【名前】水鏡 恭弥(みかがみ きょうや)
【年齢】17歳/二年次
【性別】♂
【身長】T180/W59(ライト級)
【容貌】髪はやや長め、癖毛が多少収まり悪く裾は跳ねて気味
 瞳は薄い茶色、体形はかなりのひょろ長、少し面長

【能力】戦装束「不知火」:左手の人差し指で唇をなぞることにより、
 全身に揺らめく炎または人魂のような呪術的紋様が浮かび上がる
 「不知火」時限定能力:「ハレ」と「ケ」
  「ケ」の右手から放つ波動で物質・エネルギーを腐食・減衰させ、破壊する
  「ハレ」の左手は逆に物質・エネルギーを活性化・賦活することができる
 「不知火」時は霊的・物理的防御力が大幅にアップ、運動能力も常人を超えたものになる
 気配や異形の臭いには敏感で、霊体や幽体を感じ、会話することも可能
 発動時ほどではないが、不知火を纏っていなくても異形や妖魔、人の「匂い」を嗅ぎ分けることが出来る

【希望】 NG以外
【NG】理不尽な死

【弱点】「不知火」持続時間は少しずつリミット増大中ではあるが制限もある
 能力全開なら10分程度、全く「ハレ」も「ケ」も使わなくても1時間程で霊的スタミナ切れを起こす
 スタミナ切れ後は強制的に刺青状の文様は解除され、立っているのがやっとなほどに消耗する
 また、連続使用も不可能、最低24時間は霊的スタミナを回復させないかぎり、再度「不知火」を纏うこともできない
 遠距離・中距離攻撃の手段は皆無、接近戦オンリーに特化している
 常態では平均的高校生男子よりは運動能力がやや上な程度
 動体視力は発達していて、攻撃をかわす・いなすのだけは得意    

【備考】アマチュアボクシング部所属(現在自主休部中)、普段の性格は温厚で、誰にでも丁寧な言葉を使う
 若干手足は長く、体重もあいまってガリガリ、筋肉はボクサーらしくそれなりに締まってついている
 両親とは物心がつく前に死別、兄弟姉妹なし、現在は寮生活

 不知火発動時は完全に別人格となり、恭弥自身の意思で言動をコントロールすることはほぼ不可能
 近接戦闘技術・体術に長けた「オレ様」キャラになる。人を勝手に愛称をつけて呼ぶ癖がある

 現在、紫一久から借り受けたオートマティックハンドガンcz75(後期型)を所持。
 最近の事件の影響から「右手」の破壊力は増大、人程度の大きさまでなら「破壊」することが可能に
 ただし「右手」の能力を発動すると硬直の隙が出来るのは相変わらず

【プロフ貼り落ちです】
153久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/18(土) 22:27:46 ID:cD+t0o0O
【少しだけ、待機ですわ。】
【プロフは>>149
154伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/18(土) 23:12:25 ID:5U2pJ8EK
【こんばんは】
【意外にも表では初めてお会いするかと思いますが】
【よろしければお相手させていただきたく】
155久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/18(土) 23:19:20 ID:cD+t0o0O
【こんばんは、ですわ。】

【ほんと、意外ですわね。】
【では、まずは軽く邂逅といったところかしら?】
【ぱっと提示できるのは
 1:わたしが先輩が異形と戦っているところを発見→様子見をして、その後雑談。
 2:先輩が学園内で、校則違反制服甚だしい後輩を発見。
なにか、他にご希望がありましたら、ご提示いただければ喜んで、ですわ。】
156伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/18(土) 23:22:03 ID:5U2pJ8EK
【多分私は久遠さんのことは、顔ぐらいは覚えていると思うのです】
【きっととても目立っておられると思うので…】
【というわけで、1のパターンで参りましょうか】

【ちょうどこちらは前のロールで機械系の魔物と戦って、その後謎の組織の人を見かけたりしているので】
【そのネタで行ってもいいでしょうか】
【謎の組織の方々が、そちらの関係者だった、みたいな感じで】
157久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/18(土) 23:28:16 ID:cD+t0o0O
【まぁ…確かに目立ちますわね。】
【では、1のパターンでお願いいたしますわ。】

【組織は…わたし、実は自分の国の人間をよく知らなくて……】
【でも、ロシア系の人種にしていただければ、ピンとくるとは思いますわ。】
【日本人にして、ピンとこないまま終ってもそれはそれで良し、ですし】
【その辺は、伊織先輩におまかせしてしまってもよろしいでしょうか。】
158伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/18(土) 23:33:01 ID:5U2pJ8EK
【今、久遠さんは完全にフリーランスなのでしたっけ?】
【とりあえずモブとして謎の人々を出してみましょうか】
【覚えがある無しはそちらにお任せしますし、覚えがある事になさった場合、モブは勝手に動かしてくださいませ】

【そのあたりも含めまして、こちらから書き出してみましょうか】
【他にアイデアやご要望などありましたら】
【なければ、少々お時間くださいませ】
159久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/18(土) 23:36:56 ID:cD+t0o0O
【えぇ、実際に働いているのは弟で、わたしは子供の頃にもらった肩書きだけ持っているという】
【流れにまかせた感じ、ですわね。】
【なにがどう転ぶのかわからないロールは、大好物ですわ。】

【そうそう。わたしの本日のリミットは2時程度ですわ。】
【凍結ありならば、解凍は週明けになります。】

【それでは、よろしくお願いいたします。】
160伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/18(土) 23:40:34 ID:5U2pJ8EK
【リミット諸々、了解いたしました】
【では少々お時間をくださいませ】
161伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/18(土) 23:51:54 ID:5U2pJ8EK
(建築途中で打ち捨てられたマンション。違法建築が発覚して施主は逃亡したとか)
(そうした場所には往々にして、出る)
(怨念──とまでは行かなくとも、欲や思惑が濃く入り混じり、膠着している土地には)
(ソウシタモノ、が)
(出る)

……くっ…!
(巨大な人型──だがどう見ても「オズの魔法使い」に出てくる機械人形のような、不格好なロボット)
(3メートルもあるだろうか、その粗雑な出来の腕に捕らえられて体が浮き上がる)
わざわざお前の懐に入る理由が、わからないの?
(メリメリと掴まれた腕が握りつぶされそうなほど、力を加えられるが)
(その機会の腕を掴み返して、思いきり発電する)

「グガ、ガガガガガガ───………!! ガギ!ぎぃ、ぃぃぃ…」
(耳障りな声──というよりは、音を立てて、機械が止まる)
(こちらの発電は直接接触していたために、音を出さずに済んだ)
(機械の腕が離れ、解放されると大きく呼吸をして)
雷が鳴るとうるさいと、苦情が入るのよ

それにしても、こんな妙な物を見かけるのは、これで二度目……
(動きを止めた機械の化け物へとどめを刺そうとした時に、工事現場へ車が入ってくる音がした)
また、あの時の連中?!

(以前、迫水直と無人の地下駐車場で機械の魔人を斃した事がある)
(その時も、すぐに何かの組織の人間らしい連中がやってきて、壊れた機械を検分していたのだった)
まずい、隠れないと……

【お待たせしました。まずはこんなところでいかがでしょうか】
【やりにくいところがありましたら、どんどん蹴ってしまうなり変えてしまうなり、していただけたらと】
【今夜はどうぞよろしくお願いいたします】
162久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 00:12:39 ID:Cc2Xomot
(嫌な、音が聞こえた。)
(冬の夜、凛とした空気を濁すような、戦いの音。)

(たったったっ、と、小さな足音をたてながら、駆ける。)
(目指すは、街灯りも届かない、放置された建築現場。)
(こういった場所は、アレの巣窟になりやすいのだ。人じゃない、なにか、の)
(走りながら、すっかり冬装備となった、ボアの裏付きうさみみパーカーのジッパーを下ろして)
(ホルスターから鈍い艶の拳銃を取り出し、ぐっと握り締める。)

(無骨な、そしてちゃちな出来栄えのロボットらしきモノが、少女を持ち上げている。)
(慌ててサイトにロボットの頭を捕らえ、撃ち抜こうとして―――)
――――っ!?

(崩れ落ちるロボット、解放された少女がなにやら呟いている。)
いまのは、なに…?
あなた、何者なんですの?
……もしかして、異能――
(答えを貰う前に背後からヘッドライトに照らされ、少女から目を離し、車へと振り返る。)

(眩しさに目を細めながら、車を見つめつつ銃をホルスターに仕舞い込む。)
(あの車には、見覚えがある……)

「ユーリアお嬢さんですか?これを壊したのは?」
(車から降りてきたのは、薄茶色の髪にサングラス、スーツ姿の長身の男だった。)


【では、せっかく伊織先輩にネタを頂きましたので、覚えのあるパターンで。】
【先輩のほうこそ、どんどんとばっさり切っちゃうなり訂正なり、してくださいませね。】

【改めまして、よろしくお願いいたしますわ。】
163伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 00:25:10 ID:ARUdm/uo
誰?!
(人の声がした。それも、女性…いや、少女の声)
(振り向いて闇に目を凝らすと、工事現場に入ってきた車のヘッドライトがまともにこちらに向く)
…っ…!
(眩しさに目を細め、手をかざして顔をそむける)
(声をかけた人物は、強い光にシルエットも潰れてしまって定かではない)
(だが、車のドアを開ける音に続いて降りてきた人影が語る言葉は、はっきり聞こえた)

ユーリア、お嬢さん…?
(ということは、本当に女性なのだ)
(ヘッドライトがまともにあたる角度から少しずれ、シルエットの人影を見定める)
(数人の男性らしい人影、そしてその中に、小柄な少女らしい姿)
(ヘッドライトを浴びて頭の周囲にオーラのように光のラインが見える)
(ポニーテールにしている髪のごく細かいおくれ毛が、光っているのだ)
(彼女がヘッドライトの光線の中へ)

あ…!
(それは学園で時折見かける外国人の少女だった)
(留学生も比較的多い学校ではあるが、それでもやはり金髪碧眼は目立つ)
(しかも彼女は、着るものでも目立っていた)
(同じデザインの制服の群れでは、彼女の「改造」服は嫌でも目につく)

(同じ学校の人間を夜の世界で見かけると言う驚きで、身を隠す余裕がなくなってしまった)
(黒づくめの服装ではあるが、壊れたロボットの傍らに立ちつくしたまま)
(彼らがこちらを見ればすぐに見つかってしまうだろう)
164久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 00:44:13 ID:Cc2Xomot
ち、が……
(言いかけて、口を噤む。)
(自分ではないとすれば、あの倒れたロボットの傍に佇む少女だと、言っているようなものだ。)
(今は、ライトの輪から外れて、その表情は闇に溶け込んでいるが)
(先ほど一瞬見た姿は、自分とそうかわらない年頃の少女だったはず……)
(一瞬だけ戸惑いの表情を浮かべて、ちょこんと首を傾げてみせる。)

――なぁに?アレ。
出来の悪い……不恰好だし、変なの。
(淡いピンクのふんわりとしたワンピースの裾を揺らしながら、くすくすと笑う。)
(サングラスで視線は見えなかったが、その態度に、男は憮然とした表情を浮かべた。)
(男の背後では、同じような格好をした数人の男が、スーツケースを開き、なにやら操作している。)
(飛び交うのは、ゆりかには耳慣れた異国の言葉。)

「あなたの弟さんが、きちんと働いてくれれば、もう少しマシなものが作れただろう。
 信号に乱れが生じたので、慌てて駆けつけてみれば……完全停止、ですか。」
(最初に声をかけてきた、リーダー的な振る舞いをしている一人の男が、倒れたロボットに近づいていく。)
(そして、ついにその少女の姿に気が付き、おや?といった風情で、足を止めた。)

「………ユーリアお嬢さんの、お友達で?」
―――っ
そ――そう、お友達、ね。
(慌てて男を追い抜き、黒尽くめの少女のもとへと駆け寄り、そのしなやかな腕を捕らえようと手を伸ばす。)
(少女が異能者なのか、それともたまたま居合わせた一般人なのか、わからない。)
(でもここで、この少女がもし背中を見せたら最後――たぶん、始末されてしまう。)
165伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 00:52:21 ID:ARUdm/uo
……。
(彼らはこちらへやってくる)
(少女は車が到着する前からいた。一体いつからいたのだろうか)
……いつから、見ていたの……?

(声に出さずに吐息だけで呟き、全身を緊張させる)
(頭の中では疑問と善後策がグルグルする)
(この場を何と言い逃れるべきか、どんな嘘をつくにせよ)
(少女がいつからこちらを見ていたか分からない限り、整合性のある言いわけはできない)
(男の一人が問いかけてきた)

え、あ、あの……っ
(何と答えようかと頭が真っ白になったところで、驚いたことに少女がこちらの手を掴む)
(男の言うことを肯定しながら)

と、友達、です。同じ学校の
(とっさに口裏を合わせ、少女をまともに見た)
(見間違いはない、確かに学校でよく見かける子だ)
……伊織、と申します
(そう自己紹介して、後は目顔で少女に訴える)
(自分はあなたを知っていると)
166久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 01:10:25 ID:Cc2Xomot
(仲の良い友人同士のように、手をきゅっと繋ぐ。)
(思ったよりも華奢で細い手だったが、どこか硬さを持ちながらも美しいしなやかさを感じる。)
(まるで、戦う人間の手―――)
(見つめられる視線を感じて、軽く顔をあげて見返す。)
(伊織の訴えたいことに気づいたのか気づかないのか、ピンクパールグロスの唇をにこりと笑わせ)
(再び、スーツの男を見上げる。)

お友達のいおりちゃん、同じ学校ですわ。
それに、わたしはここでは「ユーリア」じゃないですわ。
ゆりか、久遠ゆりかよ。
パパとママがくださった大事な名前、ですもの。
(そこまで言うと、改めて、手を繋いだままの少女に視線をやる。)
(彼女が同じ学校と言うから、ついそのまま返答してしまったけれど)
(至近距離から見つめる少女の顔は、涼やかで凛とした雰囲気を纏った瞳をしていた。)
(形の整った唇は綺麗で、とても夜を生きる人間には見えなかった。)
(それにこの顔……どこかで、見たことがある。……気がする。)

(伊織と名乗る少女をじっと見つめるゆりかを見て、男はフンと鼻を鳴らしてみせ)
(伊織をジロリと睨むと、革靴の足で倒れているロボットの胴体を蹴り、ボディを一回転させる。)
――まぁ、いいでしょう。
外的な傷は無し、と。
と言う事は、コレを壊したのはゆりかさんではありませんね?
伊織さん、でしたっけ?
ゆりかさんのお友達であれば、コレを壊したとしても一度だけは大目に見ましょう。
その代わり、どうやってコレを壊したのか教えていただけませんか?
167伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 01:20:23 ID:ARUdm/uo
(ユーリアと呼ばれた少女が、こちらの手を握る)
(その手にすがるようにして、こちらも握り返す)
(今はユーリアの善意だけが命綱だった)

くどう、ゆりか……
(その名を脳裏に刻む。パートナーに伝え、自分でも調べるために)
(……この状況を生きて逃れることができたら)

これは、あなた方の物なんですか?
(男にロボットを壊しただろうと詰問され、質問で返す)
一体何なんですか?これ……突然襲いかかってきて、とても怖い思いをいたしました。
(呼吸を整え、ポーカーフェイスを保ちながら、ゆっくりと言いかえす)
(嘘が下手で声が震えてしまうが、この状況なら怪しまれないだろう)
勝手に、壊れました。
私は何もしておりません。勝手に私を捕まえて持ち上げたかと思うと……
(もはやそう言い張るしかない)
(背筋を伸ばし、精いっぱいの虚勢を張って、真っすく男を見返す)
嫌な音を立てて止まってしまいました。
168久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 01:38:32 ID:Cc2Xomot
「勝手に?」
(訝しげな口ぶりで、男は伊織に聞き返す。)
「コレに伊織さんが襲われたのは、謝ろう。
 でもまぁ、万が一殺されそうになっても、ゆりかさんが一緒ならば大丈夫でしょう。
 ただ、勝手に壊れたとは……そんなはずは、ない、ありえないの、だが―――」
(男の手がスーツの懐に入り、闇に溶けるような黒い銃を取り出されて)
――ガンッ
(至近距離でロボットの腹部に弾丸を撃ち込むと、鉄の装甲が歪み)
(そこに銃口を差し込んで、てこの原理でこじ開ける。)

(伊織の震える声、握り返してくる手。)
(大丈夫だからと伝えたくて、ぎゅっと強く握る。)
謝ろう。って、なんですの?あなた、態度でかいですわよ。
わたしのお友達なんですのよ?
その態度は、わたしに向けたのを同じ、と考えさせていただきますわ。
いつから、わたしにそんな偉そうな口がきけるようになったんですの?
(わがまま娘そのものといった様子で、ロボットの内部をペンライトで照らしつつ眺める男の背後から)
(早口でまくしたてる。)
(挑発しているように見えるが、これが祖国に対するゆりかの普段の調子だ。)
(疑われないためにも、普段どおりを装うしかないだろう。)

「それは失礼いたしました。伊織お嬢さん。
 後ほど連絡先を教えていただければ、ドレスでもお好きなブランドのバッグでもお送りいたします。
 いきなりコレが襲い掛かったのは、それでご勘弁を。」
(にこやかに言いつつ立ち上がり、男は二人の前に立った。)
「まぁ、謝罪とコレとは別ですね。
 電気系統がすべてショートしております。
 この焦げようだと、持ち上げられていた人間も感電しているはずなのですが?」
(にこやかな口調のまま、男は銃を向け、銃口で伊織の顎を持ち上げようとする。)
169伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 01:47:03 ID:ARUdm/uo
(男とゆりかのやりとりを聞きながら、平静を装うので精いっぱいだ)
(もっとも、日頃からあまり感情を表に出すのは得意ではない)
(黙って澄ましている──つまり日頃の態度を取り続けるだけだ)

…!…
(ガンっ、と至近距離で銃弾の音がすると、ビクッとしてしまう)
(手の平に嫌な汗がにじみ出て、ゆりかにもそれが伝わってしまっただろう)
(やがて男がこちらへ向き直り、謝罪の言葉を口にすれば)

どういたしまして。そのようなお詫びをしていただくには及びません。
無事に家に帰してくれればそれで……っ!
(顎先に触れる冷たい銃口)
(思わず指先に小さく放電してしまう)
(それは少し強めの静電気のように感じられるだろうか)
170久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 02:04:01 ID:Cc2Xomot
――ッ
(ぴくりと肩を震わせ、眉を寄せる。)
(微かな、でも確かに、まるで真冬の夜、ドアノブに触れたときのような)
(そのゆりかの僅かな表情を、男は見逃さなかった。)
「どうしました?ゆりかお嬢さん。
 どこか、具合でも悪くされましたか?」
(男の声はあくまでも冷静で、眉を顰めたゆりかを心配しての言葉ではないことは、誰の目にも明白。)

いおりちゃんに、なにすんのよ!
そんなもの、向けないで。
わたしの、お友達よ。
(銃口を伊織に突きつける男を、ゆりかは睨み上げて声を荒げた。)

「そうですね。
 ゆりかお嬢さんは、あくまでも私共より上位。
 私共の目の前で、"もしも"不慮の事故が起こって、お嬢さんのお友達がお亡くなりでもしたら
 私は現場監督として、始末書ものですね。」
(ぐり、とさらに伊織の顎に銃口を食い込ませる。)
「伊織お嬢さん、隠し事は身のためではありませんよ?
 外傷はないが、中身の電気系統がスパークしているとなると
 先ほどのあなたの被害状況が本当であれば、あなたはとうにお亡くなりか危篤状態になっているはず。」
171伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 02:09:16 ID:ARUdm/uo
【…というところでリミットでしょうか】
【再開は来週ということでしたがご都合はいかがでしょうか】
172久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 02:12:14 ID:Cc2Xomot
【と、もうこんなお時間でしたわね。】
【平日の夜でしたら、概ね空いておりますわ。】
【伊織先輩は、何曜日の何時頃がご都合よいかしら?】

【また、なにかあれば避難所に伝言を残させていただきたいと思います。】
173伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 02:17:09 ID:ARUdm/uo
【今のところ、火曜日以降でしたらいつでも】
【まずは火曜日の22時ということでいかがでしょうか】

【それなら置きレスなどはせずに、すぐに再開もできるかと】
174久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/19(日) 02:20:10 ID:Cc2Xomot
【了解いたしましたわ。】

【今宵はお付き合いいただきまして、ありがとうございます。】
【いおりちゃん、という響きがなにげに気に入ってしまいましたわ。どうしましょう。】
【とても楽しませていただいております。】
【また、火曜日によろしくお願いいたしますわね。】

【それでは、おやすみなさいませ。よい日曜日を。】
175伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/19(日) 02:23:35 ID:ARUdm/uo
【いおりちゃん】
【十全です】

【ではではこちらも火曜日を楽しみにレスを用意してまいりますね】
【お疲れさまでした。おやすみなさい】
176東神 梓 ◆tVm2ArA3CA :2010/12/19(日) 20:55:28 ID:xz+1lmps
【名前】東神 梓(とうじん あずさ)
【年齢】18(高3)
【性別】女
【身長、スリーサイズ】165cm、87-58-85
【容貌】腰くらいまでのストレートの黒髪。右側にひっそりと白の細いリボンを着用。
涼しげな目元でやや釣り目、肌は白い。
【能力】俯瞰
人や物体などを高い所から見るような視点を持つ(全体が見える)
「東神流操弦術」
東神家に代々伝わる弦術。
対象を切ったり縛ったり弦を纏めて叩き付ける、相手の攻撃を防いだりと用途は様々。
切れ味、弦の強度は調節可能。
弦の本数は自由自在。ただし増やせば増やす程調節に労力を要する。
【弱点】
・前述の通り弦の本数を増やせば増やす程扱いが難しく、神経をすり減らす為体力を消費する。
・非物理的なものには効果がない。
【希望】雑談、戦闘、など相談次第
【NG】猟奇、死亡などこれも要相談
【備考】
現在、東神流操弦術唯一の使用者。
比較的落ち着いた物腰。
良く言えば達観、悪く言えば客観的で冷めている部分がある。
学業は普通。しかし古文、歴史はに良い成績。
小さい頃に家柄からか舞や琴などを学んだ。かなりの腕前だったらしく、それが戦闘に活かされていたりもする。
ちなみに機械音痴。携帯も今の所持っていない。
【今更だけど>>1乙ね】
【少し待機させてもらうわ】
177名無しさん@ピンキー:2010/12/19(日) 21:31:16 ID:WKU70Kmq
東神さん東神さん 避難所で奏さんが声かけてますよー
178東神 梓 ◆tVm2ArA3CA :2010/12/19(日) 21:34:10 ID:xz+1lmps
【あら、伝えてくれてありがとう】
【行ってみるわ、それじゃあこれで落ちるわね】
179名無しさん@ピンキー:2010/12/20(月) 00:07:46 ID:5k/c5UxQ
待って〜
180水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/12/20(月) 00:07:53 ID:Qw7AmBvK
>>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1287492752/915

本当にごめん、あいつバカだから…今度失礼なことを言ったら遠慮なく突っ込みいれて構わないから。
(「あいつ」、と不知火のことをさも嫌そうに、そして申し訳なさそうに口にして)
白峰さんか。僕は水鏡で、さっきの奇声を上げてたのが不知火、ってことになる。
まあ、二重人格みたいなものだと思ってもらえれば、大体あってるから。
あれが僕の「異能」なんだよ。
ところで白峰さんの家はどのあたりだろう?

(氷の太刀を使っていたときとは目の色が違っている。
 やや硬い表情、そして幼さを残した顔立ちに背丈もあいまって、
 あまり戦闘向きには見えないが、それは見た目だけのようだ。
 先ほどの容赦のない太刀筋を思い出して、侮ることはせず)

質問ばかりで済まないけど、さっきの氷の刃を出すのが君の能力なのかい?
力の使い道、か…確かにこの街の夜は、歩けば異形に遭遇しない日はないくらいだけど、
自分の身を危険に晒してまですることだろうか?
それにこんな時間に出歩いて、ご両親が心配するんじゃないかな?

(相手の歩幅に歩くペースを合わせて、心持ちこちらが前に出るようにして、
 辺りを警戒しながら歩く。なにかあれば少女を庇えるように、慎重にあたりに気を配りながら、
 ちらりと振り返ってその目の色を窺う。
 それほど重い口調でもなかったが、問いかけは真剣だ。
 薄い茶色の瞳でまっすぐに、少女の漆黒の瞳を見据えたまま、質問をして)

【白峰さんへの置きレス、即撤退です、お借りしました】
181兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/12/20(月) 22:08:56 ID:WgUHuW9E
【こんばんは、今日も少々待機させて頂きますね。ちなみにプロフは>>130にあります】
182兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/12/20(月) 22:53:03 ID:WgUHuW9E
【お邪魔しました、失礼します。ノシ】
183郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/20(月) 23:08:08 ID:FSo/ocG/
【先輩とロールにスレを借りますっと】
184媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/20(月) 23:11:19 ID:E35LNWrB
【後輩さんとスレッドをお借りいたします】

>>139
……っ、ひゃうっ――……ん、ぁ……。
(かたく尖った桜色の乳首を捏ねまわされる度に、
 瞳を甘く潤ませ、濡れた唇から甘い声を漏らす。彼の指先が嬌声を支配しているかのように
(甘く潤んだ瞳もまた、口ほどに物を言う。
 彼が自分の尻穴に入っていたペンを舐めれば、恥ずかしげに細められるのだ)

わたしの、っていう、しょうこ……太一朗さんが、私のっていう証拠…?
(指輪も、首輪も)
(ある意味では「彼のもの」という証なのかもしれない。
 でも、そういえば自分はそういう形で自分のものという証拠をあげたことはない。
 ――あるとしたら、首筋や鎖骨に刻む紅い所有印くらいだろうか)
―――これは、れっきとした証拠、です。
(そして、今ここに書きこんだそれだ)
(明らかに倒錯しているけれど、それを倒錯していると感じることも出来ないままに
 今度は自分の胸に刻まれるその文字に、酔い知れるだけ――)
上にも、下にもかかれているなら、
こうしたほうが、分かりやすくはないでしょうか?
(熱っぽい目で彼を見て、その手からマジックを受け取ると
 下腹部に書いてある「太一朗専用の雌犬」という文字の後に「おまんこ」という文字を加える。
 今までなら口にするのも躊躇うような淫語を、今の彼女は躊躇いもなく書きつづって)
こんなにいっぱい、書かれてしまいました……。
(胸に大きく書かれた文字を指でなぞって示しながら、もう片方の手で下腹部の文字をなぞる。
 嬉しそうに笑うと、ゆっくりと体を倒して――文字の書かれた胸を、彼のそれに触れさせて)
専用の胸で、ぱいずり、する?
(へにゃ、とした笑顔でそう尋ねるのだ)


【後輩さんが気遣って下さっているにも関わらずのこの流れ(←)】
【……え、遠慮なくこう、挿入とかまで持っていってくださって構いませんのでッ。
 後輩さんこそ無理遠慮なさらず。私もしませんし――めーいっぱい楽しませていただきます】

【というわけで、今宵も宜しくお願いします】
185郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/20(月) 23:28:41 ID:FSo/ocG/
>>184
……怖いのかもしれない。
葵さんがふと突然いなくなるのが。…だから、繋ぎ止めておきたい。
こういうのが異常っていうのは分かってるんだけどさ。
(彼女の仕事柄、そういうことが起きてもおかしくない。
 そうでなくても、彼女は自分に心配に掛けない為に、思い詰めたり背負い込むような節がある。
 だからこそ不安で、彼女を束縛したいとも思うのだ)
本当に――、俺は狂ってるのかもしれない。いや、狂ってるって言ってるうちは狂ってないのだろうけど。
でも、……俺はそんな葵さんが好きで好きでたまらないんだ。もっと、もっと葵さんを――。
(みずから、マジックを走らせる彼女の仕草に、目を奪われ、当然の反応のように肉棒がびくんと硬くなる)
…綺麗だ。本当に。
(淫らな文字に支配される彼女の肢体。それを真剣に綺麗だと思ってしまうあたり、
 正常な判断は出来ていない。あるいは、そもそもそれこそが、自身の感覚なのか)
いや、葵さんだから、か。
(これが他の誰かならこうは思わないだろう。たとえ、以前に持っていた“そういう”種類の本に載っている女性でも)
(彼女だからこそ、ここまで自分が“壊れる”ことができるのだろう)

してくれるのか?
…もちろん。葵さんの可愛いおっぱいで、俺のちんぽを愛でてくれよ。
(本当にこのヒトは自分を籠絡させる術を知り尽くしている。ここまで簡単にころりと誘惑されてしまう。
 吸い込まれるように、そうするのが当然であるかのように、勃起しはじめている肉棒を、その淫句の描かれた胸の間に擦り付ける)

【いや、本当に、どこまでも自重できないので、展開を変えたいときは遠慮なく無理やりにでも変えてくれたらいいんで!】
【このままいくと、下手をすれば何度も何度も葵さんを…し続けてしまうと思うんでっ】
【こちらこそ、よろしくお願いしますっ】
186媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/20(月) 23:42:09 ID:E35LNWrB
>>185
………夜にいる人間は、いずれいなくなるのは運命(さだめ)です。
猟狗ともあれば、幸せな家庭などは望むものではありません。幸せなど、遠いものです。
――でも、それなのに、貴方は私にこうして幸せな今を下さるのです。
わたしは、とても感謝しています。
この街に送りだしてくれた義兄さんにも、私と出会って下さった貴方にも、……幸せは今をくれる、全てに。
(胸に擦りつけられる肉棒の動きに合わせて自分も上体を動かす)
(胸にすりつけられるそれは、挟むとはいかないまでも擦りあげられるようではあって。
 息を乱しながらそうしていたけれど、しばらくするとゆっくりと胸を離して――その場に仰向けになった)

――ご主人様、……跨って、私の胸に、こすりつけて、くださいませんか?
(小さな胸のふくらみを両手であつめて、小さな谷間を作る)
(恥ずかしそうな表情と、いやらしい文字の書かれた肢体は何ともアンバランスな状況を作り出した。
 それは結局は、ただ彼に自分を求めてほしいからこその、いやらしい行為。
 ただただ彼がどうしたら自分を求めてくれるのか――結局はそんな、浅ましいことを考えてしまうのだ)
(それほどまでに、彼に求めてほしい。そしてそれは裏返せば、彼を求めているということ)
……ちいさいけど、頑張って――太一朗さんのちんぽ、愛でるから……。
またがる、ほうが……私のこと、繋ぎとめて、支配しているっていう気が、致しませんか?
(私は、支配されている気がする、と付けくわえて熱っぽい目で彼を見る)
それで、……入れたくなったら、いつでも――こっちにいれて、いいから……。
(仰向けに寝転がった体勢で足をひらき、いやらしく濡れた秘部を見せつける)

ぜんぶ、支配して――私を繋ぎとめていただきたいです、ご主人様……。
(不安だと、怖いという彼の言葉を聞いて、彼女が応えられる精一杯)
(此処にいるから、繋ぎとめてくださいと、そうねだるように……ただ熱っぽい目で彼を待っている)


【了解、であります。それではちょっと自重してこのようn…え、自重していない?】
【ともかく、こう誘惑というかそういう風なことをしているのは私ですから、なるべく私が自重するように、と】
【というわけで、何かありますればいつものようにっ】
187郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 00:06:48 ID:71kW4ECG
>>186
そんな運命なんて、破り捨ててしまいたいもんだけどな。
……それを口にするには、俺はまだ弱い。だから、強くなりたい。
葵さんの口から、そんな言葉が出てこさせない程に、強く。
なら、せめて、今の俺に出来ることは、少しでもその幸せな時間を長く葵さんにあげたい。
葵さんが俺にそうしてくれるように、さ。
(刹那的な幸せより、恒久的な幸せをあげたい。それがどんなに小さくささやかなものだったとしても)
(直接的な感触の心地よさもあるが、それ以上に彼女の乳房に欲望を押し付けている状況自体に視覚的な快感も交じり)
――ほんと、葵さんは俺を“こういう意味でも”幸せにしてくれるよな。
(彼女と一緒にいるだけで幸せだというのに、――ここまでされたら、幸せなんて言葉では言い表せない)
(彼女の一挙一動が、箍を確実に破壊していく。それを彼女は自覚していないのだろうけど)
(柔らかな感触が離れてしまうと、視線をそちらに向けて)
……え、あ、ん、うん……。
(あまりにも淫らな誘い文句。彼女に言わせるのはともかく、彼女からの自発的なそんな誘いは珍しく、
 ほんの一瞬あっけにとられてしまう)
(彼女の口にした言葉の意味を把握すると、かぁっと顔を赤くさせながら、彼女の身体に跨る)

葵さんに溺れていくっていうのが、どんどん実感できる。
実感できるなら、それは止めるべきなんだろうけど―――、全然止めれそうにないや。
…ああ。本当に、葵さんを独占して、支配してるって思える
(肌が擦り切れてしまうのではないかと言う程に強く彼女の胸の狭間に擦り付けて、その度にびくりびくりと跳ねる)
(熱は加速度的に熱く滾ってくる)
……っ、ホントに、葵さんはっ!
(愛しい。狂おしいほどに愛しい。どうして彼女は自分にそれを向けてくれるのだろう)
(不釣り合いだろうに。でも、それでも彼女を求めることを止めることが出来ない)
(気が付けば、射精感はどんどん高まり、跳ねる感覚は短くなっていく)
……はっ、はぁっ、あおい、さんっ、あおいさんっ…・…!!

【ええい、どうとにでもなれっ。こちらの箍も外れかけてるけど、気にしない方向でっ!】
188媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 00:18:28 ID:vCdR7V/K
>>187
少しでも長く、それはとても素敵な事でしょう。
私にとっては一瞬の幸せでも、十全にすばらしいものなのです、から……んっ……。
……あなたは、刹那的な幸せ(それ)だけでも私にとってどれだけ素敵な事かを、ご存じないのでしょう。
(彼が跨ってくると、どこか期待を込めた目で見つめ、微笑む)
(貴方は分かっていません、とからかうような笑みだ。
 そうだ、今のこの幸せが、他人を好きになって傍にいられるという幸せが自分にとってどれだけ大きくて
 どれだけ奇跡的で、それだけ凄いことかなんて、きっと彼は分かっていないのだろう。
 だから彼は、これ以上なんて――そんな恐れ多いものを「あげたい」とそう言ってくれるのだろう)

当たり前、でしょう?
(今までのとろけた様子を残しながらも、いつもの飄々とした性格も覗かせて笑った)
わたしに溺れてほしいと思って、こんなに、がんばって……太一朗さんに、求めてほしい、って
ご主人様に支配してほしいって、身体でおねだり、して……んっ……はぁっ、あ……、
太一朗さんの、ちんぽ……胸に擦れて、熱い……、すごく、すごく、熱い、です――っ…。
(彼が胸を激しく擦りつける度に、唇の隙間からいやらしく甘い声を漏らしながら、自分も上体を僅かに動かす。
 そうして彼が自分を求めてくれているのを実感する度に、嬉しくなってしまう。
 彼が愛おしい、愛しい――そんな気持ちがどんどん膨らめば膨らむほど、身体がもっと貪欲になる)
……ご主人様。
(片手を擦りつける肉棒に当て、手と胸で擦らせる形にしてから)

―――……濃厚なちんぽみるく、あなたの雌犬に、……かけて――?
189郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 00:35:19 ID:71kW4ECG
>>188
……それ以上を望むのは贅沢か?
たとえ、贅沢だとしても、俺はそれを叶えてあげたいんだ。
まぁ、それは俺の独りよがりなのかもしれないけれど。
(でも、彼女にはもっと知ってほしい。日向の世界を。
 彼女が一人の女の子として生きるそんな世界を。それは、贅沢な欲望なのだろうか)
…まぁ、俺の我儘なんだろうけどな。
でも、いつか。いつか、葵さんと肩並べられるぐらいに、その背中を守れるぐらいに強くなれたその時は。
(もっと、この幸せを味わって欲しい。自分がそうしたいように)

…それこそ、当たり前だろう?
葵さんがここまでして、俺のことを誘ってくれてるんだからっ…!
これで勃起しないなんて嘘だ。…本当にっ、際限なく、射精しそうなぐらいにっ…!
(息はどんどん乱れて、動きが早くなる。病み付きというのはこういうことを言うのだろう)
(目の前の彼女しか何も考えられない。ただただ、目の前の彼女を貪るように肉棒を擦りつけて、跳ねて――)
…っ!それ、殺し文句っ…!
あお、い、さんっ……、あおいさんっ、出るっ!で、出る……っっ!
(――そして、最後の一言が引き金となり、射精した。何度目かの射精だというのに、勢いはあまり減退せず、
 彼女の胸の間から顎を穿ち、熱いどろっとした液体が彼女の肌に張り付いた)

190名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 00:40:51 ID:91h5dlbB
190
191媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 00:48:01 ID:vCdR7V/K
>>189
(贅沢か?と問われたら、贅沢だと答えるべきなのだろう。
 けれど、彼の表情を見たり、その声音を耳にしていたらそう答えることができなかった。
 ――彼が与えたいと言ってくれているものを、贅沢だからと切り捨てることも出来ない気がして。
 だからだた、微笑んだ。そう思ってくれるのは嬉しいと、そう伝える為に、微笑んで――)
きっとわたしは、あなたのそういうところも、……大好きなんだと、思うの。
(――くすぐったそうに、そう口にしてから)

……はぁっ、――んっ……
際限なく射精してくれたら、ぁ……っ、わたしのこと、いっぱいどろどろにしてください、
顔も、首も、胸もからだもおまんこも、おしり、も……っ、んっ、どこも、貴方の色にそめてもらうん、ですっ…
太一朗さんの精液にまみれてないところがないくらい、髪も、あなたので、どろどろ、に―――っ、ひあぁんっ。
(そして熱いほとばしりが顎をうつ)
(雄臭く、どろりとしたそれが顎にかかり、そらした拍子に顔にもふりかかった。
 首筋や頬、鼻先をそめる白い液体の匂いに――思わずくらくらと酔ってしまいそうになる。
 彼のそれだと思うと、ただ愛おしいとしか感じない。そう、そしてもっと染めてほしいとも……)
たいちろうさん、……ほら、―――あなたの、ざーめんまみれ、です…。
(見て、というように彼の腕をひっぱって、彼の意識をこちらに向けさせようとする)
(それから舌を出すのは――お掃除させて、というおねだりだ。
 彼の肉棒の先端から垂れているその残りまでもが欲しいという、いやらしく貪欲なおねだり)
……わたし、太一朗さんに監禁されたら――三食ぜんぶザーメンでも、文句いいませんよ?
(明らかに蕩けた表情と、いやらしい卑猥な言葉で、――浅ましく、主人を誘った)
192郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 01:10:44 ID:71kW4ECG
>>191
(心も、身体も、彼女ですべてがどろどろに融かされてしまいそうだ)
……はぁ、はぁ……葵さんに、言われるまでもなく、きっと、全部俺の色で染めると、思う…っ。
(彼女が求め続ける限り、それに答えようとするだろう。そして、彼女を求めるだろう)
(彼女を精液で染めていけばいくほど、それに限りがないと実感してしまう。まさに底なし沼。
 しかも、喜んで片足を突っ込んでいるのだから世話無い)
(頬にかかる精液を指先にとって彼女の頬に塗り広げていく。自分の匂いを染みつけるかのように)
……あおいさん。
(腕を引っ張られ、よりまじまじと彼女を見つめる。白濁に塗れる彼女の表情は、淫欲に蕩けていても可愛いと思った)
(だからこそ、もっと彼女の貌を見てみたいと思ってしまうのだが。
 妖艶な笑みを浮かべて、舌を出す彼女に欲望が答えないわけがなく、気が付けば白濁に塗れたそれを彼女の唇と舌先に触れさせる)

…おいおい、監禁って俺を犯罪者にするつもりか?
(実質犯罪者扱いされても仕方がないことを多々しているが)
でも、葵さんがそれを望むのなら、幾らでも。ああいや、こういう言い方はズルいよな。
俺も、葵さんを監禁したい。三食全部俺のザーメン漬けで、外も内も全部俺のザーメンで塗れさせてやるっ…。
(もちろん、今はそんなことが出来る状況ではない。)
(しかし、万が一にもそういうことが可能だと言われれば、躊躇なくその選択肢を選ぶだろう)
(欲望を刺激させる彼女の言葉に、無理やり、彼女の唇へその肉棒を押し付けて)
……なら、葵さんも俺を監禁してみるか?四六時中ずっと一緒にいられるぜ?
193媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 01:22:34 ID:vCdR7V/K
>>192
……いいえ、共犯者にするつもりです。
それに、合意の上の監禁であれば――良いのでしょう?違法性は阻却されるはずです。
(唇と舌に触れる肉棒を舐め、精液の残滓を舐めとる)
(少し口にするだけでもっと欲しいと思えるのだから、本当に自分は彼に狂っているのだろう。
 唇で亀頭を軽く擦って、舌が届く範囲をいやらしく舐めまわす行為を、こんなに夢中になってしてしまうのだから)
監禁、してもらえたら、いいのにって――…おかしい、ですよね。
駄目って分かっているし、無理ということも分かっているのに……私、このごろ、自分が本当は
どうしたいのかが、よく分からなくて……、三食貴方のザーメン漬けのザーメン塗れにもなりたいし、
でも、猟狗でもいたい――ぐちゃぐちゃで、我侭、です……わたし、は。
(ぐいっと唇に肉棒が押し付けられると、躊躇いも無く口を開く)
(そして軽く唇で挟み、ちゅうちゅう、とその裂け目に吸いついて通り道の残滓までも吸いとって)
んっ……ふっ……ぁ―――、
ご主人様を、監禁……?
……それって、すごく、素敵――太一朗さんを、監禁できたら、
そうしたら、一生、私だけのものに、するのに……誰にも、目を触れさせないところで、
ずっと私だけ、見ていてもらえるのに……それで、好きなだけ、ザーメン搾り取るのです。
いつでも、あなたの淫蕩な表情や、いやらしい声をきいて――四六時中、貴方に触れていられるのに。

(明らかに、病んだと言われても仕方ない。狂愛に近い言葉の数々)
(彼の肉棒を口に入れてしゃぶりながら、合間合間にそんな言葉を吐きだしていく。
 しかし、それはいつも口には出さないだけ――だったのかもしれない。ずっと前からこう考えていて
 でも、そんなことは口にしてはいけないと理性が歯止めをかけていた、心の底の欲望なのかも知れない)

……ん、は、ぁ……んっ……、たいちろうさんのざーめんの味、……ん―――、
こんな濃いの味わったら、……雌犬のいやらしいところ、びちょびちょに、濡れちゃ……ん。
194郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 01:41:01 ID:71kW4ECG
>>193
はは、そうだな。
本当に、監禁してもらいたいよ。葵さんに。
(真面目な口調で、とんでもないことを口にする彼女に、嬉しそうに微笑む)
(それだけ彼女に思われていると思うと、純粋に嬉しく思えてしまうのだ)
……俺も我儘だよ。葵さんに監禁して貰いたいと願いつつも、いつもの俺でもいたい。
我儘だな。でも、やっぱり、それだけ俺は葵さんのことが好きなんだよ。葵さんとは離れられなくなってるんだ。
(冗談でもなく、本気で。もし彼女が目の前から消えたと想像するだけで、ぞっとしてしまう。
 もしかすると、それは異形との戦いで自身が命を落とすよりも、恐ろしいことかもしれない。いや、それ以上に)
……ぁ、は…、はぁ…、我儘、だけど……、俺も葵さんも本気でそうでいたいと、思ってるんだ。
おかしいかも、しれないけど、俺はそれが嬉しいんだ。葵さんがそう思っていることが。俺がそう思っていることが。
(本当に、真剣に、自分は彼女に対して狂っている。しかも、それを肯定してしまっている)
(残滓を啜り取られ、ぶるりと腰が震えてしまう。暖かい口内に収まったそれは、吸い付かれるだけで、
 何度も射精してしまえるのではないかと疑うほどに、敏感になっていて)

なら、いつか、葵さんが俺を監禁出来るように。俺が葵さんを監禁出来るように。
……せめて、一人前にならないとな。
猟狗でもいたくて、監禁もできるとなると―――、そうだな…

―――…一緒に住めば、それも出来るだろ?

(狂っているプロポーズだとは思った。)
今はまだ無理かもしれないけれど。俺は今まで以上に葵さんと一緒にいたいんだ。
一秒でも長く。ずっと一緒に。
(それを叶えられるだけの収入は自分にはない。それを叶えられるだけの強さもない)
(でも、それを叶えたいという想いだけは確かにそこにあった。それもまた強い欲望だった)

葵さん、いつになるか、分からないけれど、
―――その時は、俺と一緒に住んでくれるか?
返事はしなくてもいい。叶えられるかどうかも分からないからな。
ただ―――、それが俺の欲望なんだ。
(そう呟くと、彼女の濡れているそこを無遠慮に指先を埋没させて掻き混ぜる。ハチミツを掬い取るかのように)
…さ、どうして貰いたい?葵さん?
195媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 01:59:38 ID:vCdR7V/K
>>194
じゃあ、私も――これは、それだけ貴方のことが好きだ、ということなのでしょうか。
私も、太一朗さんも、お互いを縛りつけたくて、仕方ないけれど
その一方で「いつも」の自分も棄てられなくて……、我侭で、でも、お互いにお互いが欲しくて、
お互いに欲しがっていることが、嬉しい……ああ、これってとっても――ん……倒錯、しています。
(彼の肉棒と唇の間にとろりとした唾液の糸を垂らしながら、唇を離す)
むかし、……あなたが、私の知らないところで、異形に殺される夢をみました。
そのときは、本気で――貴方の家に忍び込んで、貴方を攫って、危なくないところに監禁しようかと思いました。
…………駄目だって、分かっているのに。
――おかしい、ですよね……でも、こんなにおかしくしたのは、貴方なのであります。
(指先でつん、と肉棒をつついたところで、彼の言葉にゆっくりと視線をあげる)
(何を言っているのかすぐには理解できなくて、しばらくは、目を瞬かせて――そうして)

あ、……ッ――、……ぁ、う………。
(顔を真っ赤にして、口をぱくぱくと動かす)
(精液塗れのままに、恥ずかしそうに目を動かすその様は、なんともアンバランスだったかもしれない。
 あれだけ淫猥なことをしていながら、どうしてもその言葉が恥ずかしく、嬉しいもので)

――――……ッ、…!
(なんともいえないような、そんな切なそうな表情で彼を見る)
(本当は言葉を返してあげたい。でも、ちゃんと約束してあげられるのだろうか、そんな不安。
 断定できるだろうか、そんな葛藤――そこで、彼が「返事はしなくていい」と言えば、ゆっくり、口を閉じて)
……っ、ふ、ぁ……ぁ……ッ。
――いれ、て……萎えたままでも、いいから……太一朗さんが、ほしい。
たいちろうさんと、いっしょに、……いっしょに、なりたい――いっしょに、して、ください……。
(さっきの返事の代わりと言わんばかりに、積極的に貪欲に彼を求める)
(懇願や切願にも似た、そんな切ない声をだして、腰を浅ましく揺らし――両手を伸ばして彼を抱いた)
たいちろうさんと、いっしょに、……いっしょに、なりたい――!
196郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 02:20:30 ID:71kW4ECG
>>195
俺は誰にも殺されたりはしない。
殺されないように、強くなる。俺も、葵さんを残してどこかに消えたりはしたくないから。
もちろん、俺なりの“正義”ってヤツを貫くためにも。俺は、まだ強くならなくちゃいけないんだ。
――悲劇を殺すためにも。
(何においても、自分の行動原理はこのふたつである。彼女と“悲劇への怒り”。
 あまりにもかけ離れているそれらだが、共通項はひとつ。強くならないと、守れないということだ)
ああ、俺も倒錯してるんだよ。……たぶん、葵さんとこういう関係になった日から。
それを言うのなら、俺をおかしくさせたのは、葵さんだよ。
葵さんだから、此処まで狂えるんだ。だから―――、
(もっと一緒にいたいんだ、と告げる。冗談でもなく、言葉遊びでもなく、真剣に)

…ま、一介の高校生が口にするには、まだ早い言葉だろうけどな。
でも、いつか―――…葵さんの答えを聞けるように、頑張るよ。
(それだけ呟くと、彼女の髪を撫でる)
……うん。俺も葵さんと一緒になりたい。
でも、おかしいよな。これだけ出してるのに、まだ今日は一度も葵さんに注いでないなんて。
…それだけ葵さんに絞られたってわけだけど。
(軽口を叩きながらも、扇情的な姿に彼女の秘所に肉棒をゆっくりと埋没させていく)
(萎えている為か、スムーズに入らなかったが何度も滑らせていくうちに、硬く勃起し始めて、ゆっくりと挿入していき)
……っ…、。本当にいつも、思うけど、葵さんの…ここっ……すごいっ…!
とろけて、しまいそ……うっっ……!
(それだけでも射精してしまいそうだが、ゆっくりと腰を動かし始めていく)
197媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 02:40:30 ID:vCdR7V/K
>>196
―――……、いっしょ、に…。
いっしょに、いたい――わたしもっと、一緒に、いたいよ……、たいちろう、さん……。
(きゅうっと強く彼を抱きしめたままに、小さく呟く)
(彼をかき抱く手は、まるで迷子になった末にようやく親を見つけた子供のように、
 がむちゃらに目の前の彼をもとめ、離したくないとただひたすらに彼を求めているかのように)
―――ん、……は、ぁっ、
いっぱい、ください……なかにはまだ、一回も出してもらってないから、だから……。
……いっぱい搾り取ってもまだまだでてくるいやらしくて、えっちなザーメン、くださいませ。
(秘部に擦りつけられるそれが硬くなっていくのを感じながら、
 それだけで頬をそめて恍惚とした表情を見せ――……彼の肉棒に蜜を絡みつける)

んっ……ふ、ぁあっ――…あ、はいって、くる……あつい、太一朗さんの、それ……。
(ゆっくりと入りこんでくる肉棒の感触に、ぶるりと震える)
(彼のそれを咥えこむそこは、ぬるりとしていながらも執拗に彼の肉棒に絡みつき、
 まるでそれを食らうかのように、淫靡に蠢いてそこを呑みこもうとうする……)
っ、――……いなく、ならないで、くさだいね……、
やくそく、してください――しなない、って……お願いです――、今だけじゃなくて、
こんなことする勢いの約束じゃなくて……おねがい、きゅうに、私の前から、消えない、でください……。
んっ、ふ、ぁっああっ……んっ……、わたしの悲劇をつくるとしたら、それは……んっ、あなた、なのです、
あなたが、きゅうにいなくなったら、それが悲劇なので、す……ひゃうっ……!
(腰を動かされる度に、いやらしい音を立てながらそれを咥えこんでいく)
(だがその淫靡さとは裏腹に、彼女の瞳からはぽろりと雫が零れ落ちていく。
 ――ずっと言えなかった言葉。夜に生きる以上は、そんなこと望めないと知っていたから。
 ずっと言わなかった、願い)
198郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 02:44:00 ID:71kW4ECG
【ごめんっ、そろそろ眠気が来たみたいっ……!】
【次回だけど、明日の夜・明後日の夜なら大丈夫なんだけど、そちらはいかがでしょうかっ】
【いや、本当に長引いてしまってすみませんですっ】
199媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 02:47:37 ID:vCdR7V/K
【了解です。明日の夜であれば、22時半もしくは23時からになってしまって……】
【明後日の夜であれば、20時以降から――なら、大丈夫だと存じます】
【いえ、こちらこそ、長引かせているのはむしろこちらの所為と申しましょうか……ッ】

【というわけで今宵もありがとうございました。ゆっくり、お休みになられてくださいませ】
【今日も楽しかったです。こんな時間までお付き合いに感謝を】
200郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 02:51:51 ID:71kW4ECG
【じゃあまた明日23時頃からということでっ!】
【明後日は22時頃からになると思いますがっ…】
【それじゃ、今日もお付き合い頂いてありがとうございましたっ、おやすみなさいっ】
201媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 02:54:08 ID:vCdR7V/K
【了解です。ゆっくりとおやすみくださいませ、後輩さん。良い夢を】

【それでは、スレッドを使わせていただきありがとうございました】
【お返しいたします】
202郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 23:01:24 ID:71kW4ECG
【昨日に引き続き、スレをお借りします】

>>197
………うん。
(一緒にいたいという願望は、自分も彼女も同じだ。なのに、どうしてそれが難しく感じられるのだろう。
 答えは分かっている。今、自分たちのしていること――異形狩りがいつ命を落としてもおかしくないからだ)
……。
(だから、それを願う気持ちは自分も、おそらくは彼女も強いはずだ。
 その願いを叶えたい。――どんなに儚い願いであろうとも)
ああ、此処まで来たら、幾らでも葵さんの中に注ぐよ。
葵さんが俺のちんぽの形を覚えるぐらいに、俺のザーメンの味を覚えるぐらいに。

俺はいつだって本気だぜ?
消えない。消えたくない。
―――俺は、正義のヒーロー見習い、だぜ?ヒロインの前から姿を消すなんて、ヒーローとして失格だろ。
だから、葵さんの前から消えないように、もっと強くなる。絶対に。
(まるで自分に誓うように、小さい声ながらも力強く呟いて)
……でも、その言葉、そのまま葵さんに返すぜ?
葵さんも……目の前からいなくなったら、一生葵さんを恨むからな。
地の果てまで追いかけてでも、首輪を掛けて引っ張って帰るからな。
(真剣に呟く。それがどれだけ難しいことだとしても、それが本音だ)
(こぼれる涙を舌先で舐めとりながら、内壁を擦りあげるように強く腰を動かす)
(ゆっくりとだが、確実に彼女へ刺激を送るように肉棒を擦りあげて。
 擦りあげる度に、熱と硬さを勃起は取戻し、彼女の膣内へと肉棒は遠慮なく侵入していく)
203名無しさん@ピンキー:2010/12/21(火) 23:11:09 ID:ivL+ethY
同時進行屑野郎の正義は女口説くための正義だろ
204媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 23:15:24 ID:vCdR7V/K
>>202
それでも、ヒーローだからこそいつか姿を消すかもしれません。
……貴方はきっと、それが誰かを守る為なら自分の命を時に投げうとうとなさるでしょう。
いいえ、後先なんて考えずに、突っ込んでゆかれるに、……決まって、いるのであり、ま、す――。
(徐々に自分の中で硬くなっていく肉棒の感触に、ぶるりと体を震わせ、
 声をとぎれとぎれにさせながら、ぎゅうっと彼の片手首を掴む。そして涙目で睨みつけた。
 ……舐めとられる後からあとから、堰をきったように零れだす涙。
 自分も似たようなことをしているくせに、こうして流れる涙も口にする言葉も、とても我侭なものだったけれど)
――わたしは、消えるとしても、急には消えません、もの……。
世界から消えるのではなく、貴方の前から消える時は……そう、です、ね……ッ、ひ、ぁ……んっ、
あなたに、よほど愛想が、つき、たか……んっっ、あぁ……それか、不本意ながら消える、ので、しょう……
そのとき、は――ちゃんと首輪かけて、連れ戻して、それで、かんきん、してぇっ……あっ、一緒に、すん、でくだ、ひゃ……あっ!
(徐々に体積を増す彼の肉棒の動きに、だんだんと彼女の顔が快楽に染まる)
(堪えるような表情で、シーツを強く握りしめた)

……ん、ぅ――あっ、あ……。
かたくて、あつい……たいちろうさんの、ちんぽ――私のなかっ、擦れ、てぇっ……!!
あぁあっ、あっ、あ……だめっ、……っ、――わたし、わた、し……たいちろう、さ、ぁ……ッ…!
(両手で顔を隠すようにクロスさせて、ぶるりっと体を震わせる)
(彼の肉棒を咥えこむそこは、まるで絶頂が近いことを示すようにひくひくとひくつき、蠢いた)

【引き続き、場所をお借りいたします】
【というわけで。こちらこそ、今宵もどうかよろしくお願い致します(一礼)】
205郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/21(火) 23:32:17 ID:71kW4ECG
>>204
だから、突っ込んでも自分の命が守れるぐらいに、強くなりたいんだ。
…言っただろう? 葵さんが猟狗としての自分が捨てられないように、
俺にも捨てられないものもある。だからこそ、“捨てることがないように”強くなる。
今はまだ、叶えられないかもしれないけど。いつか、きっと。
(夢物語――とは言わないけれど、それぐらいに叶えることが難しい話だ。自分も彼女も)
(ただ、難しいだけで、不可能というわけではない。希望はいくらでもある。あとは、そこに向かう為の努力をするだけだ)
…前者はともかく、後者は許さないからな。
不本意だろうがなんだろうが、―――それだけは絶対に。
(子どもっぽい駄々だとは分かっている。でも、やはりそれが彼女への願望なのだ。嘘偽りのない、願い)
……っ、ふっ……、ん、……ああ。その時は、絶対に。
俺も葵さんもどこにも逃げられないくらいに、お互いに、縛り付けてやる。…それが、おれっ、の…っ!
(幾度も射精した為か、敏感になっており完全に勃起しきる。熱く滾るそれを彼女の膣内に叩きこんでいく)
(今までとはまた異なる直接的な快感に、身震いしながら、ぎゅっと瞼を閉じて、彼女の秘所を掻き混ぜていく)

あお、い、さん……、あおいさんっ……かお、みせて…っ!
(彼女の腕を取ると、貪るように唇を押し付けて、なお激しく彼女の中を掻き混ぜていく)
はぁ、ぁ、んっ、はぁ……、ぁ、く!俺も、だ、め、かも……っ!
あお、いさん、あおいさんっ……!俺の、俺の……大切な…っ、っっ―――!!
(そして彼女の名を呼びながら、幾度目かの絶頂を迎える。彼女の内壁の中で何度も跳ねながら、
 熱い白濁液を叩きこんでいく。それでも肉棒を締め付けるその感触に、ぞっと背筋が震えて、腰が砕けそうになった)

【リミットは1時半〜2時ぐらいになると思うけど、よろしくっ】
206媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/21(火) 23:52:45 ID:vCdR7V/K
>>205
……っ、あっ―――ッ、あぁああっ……んっ……ッ!
んっ、……じゃあ、約束です――縛りつけてくれるって、やくそ、く……ッ、ひゃあっ……ぁ…。
ふっ、んんっ……あ、ふっ……んんんっ!!
(顔を隠していた腕をとかれ、唇が押し付けられる)
(上で貪り合う間にも、下でも繋がりあってお互いの快楽を高めていくばかり。
 激しく自分の内側を突き上げ、かき混ぜるその肉棒の動きに、もはや限界にまで追い詰められてしまって)
っ……ふ、あぁあっ……たいちろうさんっ、たいちろう、さっ、あぁあっ、あぁんっ―――!
(熱い白濁が注ぎ込まれた瞬間、彼女の体が大きく跳ね上がる)
(びくびくっとまるで痙攣するかのように断続的に体を震わせながらも、
 熱くかたい肉棒を膣は締めつけたまま、その最後の一滴までをも搾り取ろうとして――奥が膨らむ)

(あとは、もはやその快楽に蕩けるだけだった)
(彼のそれを注ぎ込まれて迎える絶頂はやはり何よりも鮮烈で、何よりもつよく自分を酔わせる。
 その瞳はもはや恍惚と宙をみつめ、唇の端からはいやらしく唾液をこぼし――そんな絶頂姿を彼にさらして)
もっ……、だめ、です……
こんなに気持ちよく、て……こんなに、いっぱいそそいでもらって……あついのぉ、いっぱい……
わたしがはらむくらいにぃ、ざーめんいっぱい……もう、だめ……きもちよすぎ、てぇ……。
(とろんとした顔で彼をみて、――放っておけば、そのままその意識はブラックアウトするだろう)
207郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 00:12:42 ID:0OJCd+/q
>>206
………はぁ、ぁ、はぁ、はぁ……、ん、はぁ…。
(立て続けに射精し続けたせいか、倦怠感がどっと押し寄せる)
(だが、苦笑を浮かべて、彼女の前髪を手で払い、じっと蕩ける笑みを眺める。
 きっと今の自分の表情は、彼女と同じぐらいかそれ以上にだらしなく蕩けてしまっているだろう)
幾ら食べても、食べ飽きないな。葵さんは。
(そして、額に唇を押し付けて離すと、再びマジックペンを取り出すと、彼女の臀部に「好き」と小さく書く)

……ほんと、搾られきったって言うのに、
何度でも何度でも、俺はあおいさんを犯したくなるよ。
…あおいさんに監禁されたら、食事も睡眠も惜しんでずっと葵さんと繋がっているだろうな。
(脱力感も交じって気の抜けたような笑みを浮かべながら、ゆっくりと彼女の肉壁を削っていたそれを引き抜く)
(そして彼女を四つん這いにさせると、上から覆いかぶさるように片腕でぎゅうっと抱きしめて身体を密着させる)
(出して萎えたばかりのそれを臀部の谷間に擦りつけて)
(――きっと、精液が出なくなっても彼女を犯し尽くしたくなるだろう。どこまで行っても欲望は途切れることがない)
(そんな自分に苦笑しながら、ぺろりと彼女のうなじを舌先で舐る)
……あおいさん、だいすき。
(顔が見えない代わりに、耳元で囁いて)
(快楽が更なる快楽と欲望の呼び水となり、そして、夜は更けていく―――)


【さて、ここらで後日談に移行するか?】
【もちろん、このまま続けてもいいけど、随分と付き合わせているのでっ…】
【残りはまた違う機会にたっぷりさせてもらうとして!】
【どちらでも行けるようにしたので、後日談に移るならぱっと変えて貰っても!
 このままいくのなら、このまま続けて貰ったらっ!】
208媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 00:24:28 ID:lTzOOMEP
>>207
(甘く額に触れる感触、臀部をくすぐるような感触)
(それらをぼんやりと享受しながら彼を見つめていたが、与えられた言葉におかしそうに笑って)
……じゃあ、きっと絞りきられていない、の、でしょ、う……。
んっ、抜くの、です、か……っ、ひゃふっ――んっ、んぅっ………!
(肉棒を抜かれるとそこからどろりとした白濁液が流れ出す)
(そのまま力の入らない体を四つん這いにされて、――ああ、彼は未だ満足しないというのだろうか。
 こんなにもトロトロに蕩けている自分を彼はまだどうにかするというのだ。
 ……けれど、それを拒まない自分は、やっぱり壊れているのかもしれない)

わたしも、……だいすきです、たいちろうさん。
(甘い言葉とは裏腹に、ただひたすらに淫猥な交わりを)
(その後どれだけ交わったのかは覚えていない。
 ひたすらに互いを貪り合うことに必死で数なんて覚えていないし、何をしたかも定かではない)
(精液に、体液にまみれあう。そしてどちらかが力尽きるまで――ずっとその日は、獣のように交わった)



――――。
(そして、問題の次の日)
(ようやく意識を取り戻した彼女が、自分の状態に気づいて一度目の絶句。
 激しい交わりの余韻ともいえる体のだるさを抱えながら、シャワールームで鏡を見て二度目の絶句。
 顔を真っ赤にして何とも言えない様子で蹲っているその頃――彼の眠るベッドルームで電話の音が鳴った)

(ベッドの横に置いてあるナイトデスクの上。ホテル備え付けの電話である)


【そうですね、悩んだのですけれど――……きょ、今日こそ私から、自重ッ】
【ということで、私の後日談をサクッと。たぶん、私の分は1、2レスで終わると思います。十全と】
209郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 00:36:05 ID:0OJCd+/q
>>208
(流石に一度眠りを挟んでしまえば、多少の理性は戻ってくるわけで)
……………。
はぁぁ…流石に、やりすぎたよな。俺……。
(いくら彼女が魅力的だとはいえ、歯止めが効かなすぎだ)
(お陰様でまだ脱力感が残っており、今日が休みで良かったと心底思う)
(ついでに言えば、気恥ずかしさがどうにもぬぐえない。ここで彼女と顔を合わせば、会話すらできないだろう)
(……まあ、それでも、彼女の裸ひとつ見てしまえば、再び襲ってしまうかもしれないが)

(彼女の姿は見えない。水の音が聞こえるので、シャワーを浴びているのだろう)
(…彼女に書かれた淫猥な文句を見て、恥ずかしそうにしながらも満更でもなさそうにだらしなく鼻の下を伸ばしていると、
 電話が部屋に鳴り響いた。シャワーを浴びている彼女に変わって、電話に出た)
はい、もしもし?
(ルームサービスでも頼んだのだろうか?そう思いながら、電話の向こうに声を掛ける)

【了解ですっ!】
210媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 00:44:13 ID:lTzOOMEP
>>209
(ちなみに、この電話に出なかったことを彼女はまた後悔することになる)

『ほう。やはりこんな時間までいるということは――、
 郡くんだった、か?
 ――…ふふ、キミが出たということは、今あの子はいないか、……シャワーということか』
(電話越しに聞こえたその声は、あの女のもの)
(そう、パーティの裏の主催者である女。紅のドレスに身を包んだ不敵な女性だ)
『ああ、すまない。もしもし、――紅露です。
 電話する時はこうやって返すべきだったか。
 さて、昨夜は楽しんでくれただろうか?きちんとクローゼットの中身は使ってくれたか?』

『……それにいろいろと、彼女も乱れただろうし、いらぬことも口走っただろう』
『あれは媚薬というよりは……まあ、自白剤のようなものだ。
 口にしたくないことまで、隠していることまで口にしてしまう薬といえばいいだろうか。
 どうだったかな?新作なんだが、彼女はいつもよりキミに従順だったか?』
211郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 00:54:12 ID:0OJCd+/q
>>210
……は?
(朝の寝起き、しかも激しい情事の後のせいか、頭の中ははっきりしていなかった)
(だから、その声が聞き覚えのあるものだとぼんやりと分かっていても、それが誰かはすぐに思い出せなかった)
あ…紅露さんか。……部屋を借してくれたことは感謝するよ。
あ、やっぱりアンタか!いや、まぁ…それはそれで、使わせて貰ったけど…っ。
はぁ……一体そこまでして、何がしたかったんだ?
(電話を掛けてまで、自分たちをからかいたかったのだろうか?呆れたように溜息をついていると、
 自白剤、というワードに、一瞬表情を険しくさせる)
…まぁ、俺も葵さんにああいうことをしておいて、文句つけられる立場でもないけどさ。
下手すれば、俺はアンタを敵だとみなさなきゃならなくなる。

それをアンタに言う義務はないだろ?
(随分楽しませて貰いましたと言うわけにもいかず、それを隠すためにもむっとしたように意識して語気を強くして)
俺たちは薬を盛られた側なんだから。……で、なんでそんなことをしたんだ?
まさか本当に、わざわざ朝から俺たちをからかう為だけに電話をかけてきたのかよ?
212媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 01:01:38 ID:lTzOOMEP
>>211
『……ふ、ふふ』
『なるほど。これは可愛い仔犬くんだ。
 彼女が可愛がりたくなるのも分かるよ。いやいや、そういう趣味だったのか、あの剣糸(ソードストリング)は』
(呆れたような声音から、むっとしたような語気を含んだ声音に代われば
 それに対して紅露はおかしそうに電話の向こうで笑い声を洩らす。朱羽同様葵同様、不躾な女である)
『失敬。
 ……ああ、だが私はキミには薬は盛っていないよ。キミはゲストということだったからな。
 下手な手出しをすれば怒られてしまう。
 何されても自己責任自己管理の問題で済む彼女の方にしか薬はもっていないから
 キミは自分の乱れ具合は酒の力か素養だとおもって、遠慮なく安心してほしい』


『言っただろう。新薬だと』
『効果のほどを聞きたくてね。しかし、その様子だと……なかなか良い効き目だったようだな』
(電話の向こう)
(バスローブ姿の女は、電話のコードに指を絡めながら笑っていた)
『それはそれで使わせてもらったし、ああいうこともしたのだろう』
『……そもそもここは彼女にとってはそこまで安心できる場所とも言えない。
 身体の安全は保障されていても、情報の安全は保証していないのでね――そんな場所で体を許すくらいだ。
 彼女も完全にぶっとんでいて、自分の欲に忠実であったという何よりの証拠だ』

『他にも何か話さなかったか?……彼女の身の上とか、……ふふ、そうだな』
『彼女の義兄のこととか、その生い立ちとか――まあ、薬が入ったとはいえそこまでは……と。
 ん、なんだ。ああ、もうそんな時間か。それでは、協力に感謝しよう、郡君。
 あの毒蝶がきていたらこうはいかなかった、キミがいてくれて助かったよ。……切っていいか?』
213郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 01:16:46 ID:0OJCd+/q
>>212
………。
(口を噤むしかなかった。何かを喋れば二倍にも三倍にもなって、返ってくる)
(だが、返事しないわけにもいかない。ため息交じりに、かぶりを振って)
…俺のことはどうでもいいんだよ。色んな意味で放っておいてくれ。
(どうしても昨夜のことを思い出してしまう。恥ずかしい。
 もちろん監視カメラがない限りは、向こうはこちらの様子など知る術がないはずなのだが)
(それとも、それだけ、自分は分かりやすい性格をしているのだろうか?)

わざわざ葵さんで試す必要がないだろ。
一歩間違えれば、俺はアンタを殺しに行ってたかもしれない。
(冗談ではない。たかが薬の効き目を確認する為だけに、彼女に薬を盛ったというのか。
 受話器を握る拳の力を強くするが、ここで怒っても仕方がない。ため息にすることで、怒りを逃がして)
…とことんあんたって人は、俺の苦手なタイプらしい。絶対にそりが合わないだろうな、アンタとは。

さてな。話していたとしても、それをアンタに話すと思うか?
特にそんな話を聞かされた後じゃあな。
(実際彼女もそれを聞き出そうとは思っていないのだろう。いくら自分が分かりやすい人間とはいえ、
 ここまで面と向かって言われてしまえば、当然警戒する。それが見抜けないはずがない)
……ま、壊れてるのは俺の方かもな。
(ぼそりとひとり呟く。目を覚まし、理性も取り戻した。――だが、昨夜さんざん口にした通り、彼女への独占欲は全く消えてなかった)
(やれやれと自身を情けなく思っていたが)
…俺が朱羽さんに怒られそうだけどな。まったく、憂鬱なことになったよ。
ああ、さっさと切ってくれ。アンタとはあまり話したくないもんだな。
214媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 01:27:12 ID:lTzOOMEP
>>213
『必要性はないさ』
『だが、そこに丁度良いものがいれば――使うに決まっているだろう。
 君は……君がいままで抱いていた女がいる世界をどうにも誤解しているようだ。
 こんなことは日常茶飯事だ。
 使われたくなければ気を張れ、死にたくなければ気を配れ。そして常に、何が使えるか気をめぐらせろ。
 今回は彼女が使われたかもしれないが、彼女も同様に周りを「利用」している。
 ……この程度で殺す、と言われてもな――ふふ、いや、本当に君は可愛らしい仔犬…いや、子猫か』

『だが、そういう駆け引きも苦手なら打算も見えにくいところにでも惹かれたのだろうか』
『人と言うものは自分にないものを求めがちだからな。
 ……いやいや、娘を嫁に出すような心境だ。とはいえ君がそのままでは嫁にだせないし
 そして彼女もいまのままでは君に釣り合わないだろうが……と、分かった。分かっているよ』
(女の隣で誰かが急かしているらしい)
(少しばかり声量の落ちた声がして、それから元の音量に戻る)
というわけだ。
『……まあ、あの毒蝶は情報は命、のレベルで動いているからな――甘んじて怒られるといい』

『じゃあ、また別の形で会いたいものだ』
『困った時は私を訪ねてきてくれても構わない。
 このホテルにくれば私に連絡はとれる。キミの名前を覚えていれば、キミの名前で私に連絡がいくようにしておこう』
『……そろそろ風向きが怪しくなってきた。キミは彼女以外にもしっかりと人脈を作っておいた方が良い。
 ――彼女が君の手を離れた時、キミがただの一般人ならばキミ一人ではなにもできないだろうからね』
『キミが彼女の手を離したら、彼女は組織を使える。だが、キミにはそれがないんだ。よく自覚しておくことだ』
(そして、不躾に電話が、切れた)


【というわけで、こちらの後日談は以下、であります】
【お時間大丈夫ですか?あとは、後輩さん編ということで……お好きなように展開を、とっ】
215媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 01:30:00 ID:lTzOOMEP
【っ、ラスト一文】

『キミが彼女の手を離したら、彼女は“君の行方を探るのに”組織を使える。だが、キミには〜

【ですね。すみません。“”の分を補充しておいていただければっ】
216郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 01:33:12 ID:0OJCd+/q
【ごめん、そろそろ眠気も迫ってきたことなんで、凍結ということでいいか?】
【たぶん次回か…最悪次々回にはまとめられるようにするんでっ】
【で、此方は昨日も言った通り明日の夜22時頃からと25日の夜が空いてるんだけどどーかなっ?】
217媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 01:35:00 ID:lTzOOMEP
【承りました】
【ここまできたら長引く分には無問題、ですし、楽しませてもらっていますから遠慮なくっ、であります】
【そして私の方なのですけれど、恐らく明日は――22時半くらいからなら、大丈夫とかと思います。
 25日はまた23時ごろまで時間が取れそうになくて……いかがでしょう、か?】
218郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/22(水) 01:43:27 ID:0OJCd+/q
>>217
【それじゃ明日の22時半からでお願いします】
【今日もどうもありがとうございましたっ!お疲れ様でしたっ!】
219媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/22(水) 01:50:45 ID:lTzOOMEP
【こちらこそ。ありがとうございました】

【それではスレッド、お返しいたします】
220伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/22(水) 02:07:37 ID:7G9AwALi
【久遠ゆりかさんへ置きレスさせてくださいませ】

>>170
やめて。
(顎に銃口が食い込むと、何ともない顔をするのは不可能だった)
(険しい表情で男を睨み、拒否の言葉を口にする)
どうしてこんなことをされなくてはならないの!?
私が一体、何をしたとおっしゃるのですか!
(魔の力を備えた機械人間を彼らが作り、作動させたと言うのなら、こちらは被害者だ)
(理不尽な思いはホンモノだった)

死んだり、危篤状態になったりしてたまるものですか。
(目を細め、男を睨みつけながら久遠ゆりかからそっと手を離す)
(この男が本気だとしたら、自分の正体を隠していることに意味はない)
どうしてそうならなかったか、お知りになりたいとおっしゃるなら──

(すばやくゆりかから離した手で男の腕を掴み返し、発電する)
(電力は小さいが、一瞬で相当強力なスタンガンほどの電圧をかける)
人にものを尋ねるときは、それなりの態度という物があるでしょう。

【短いですが、置きレスです】
221名無しさん@ピンキー:2010/12/22(水) 21:58:02 ID:J2srE5z/
222↓
222大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/12/23(木) 22:39:07 ID:lB4y80wC
【久方ぶりに少し待機などしてみまする。】
【プロフは>>2を参照していただければ、と。】
223大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/12/23(木) 23:25:46 ID:lB4y80wC
【それでは…撤収】
【スレを返します】
224名無しさん@ピンキー:2010/12/24(金) 12:54:42 ID:PTAjkDUW
225久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/24(金) 20:56:45 ID:3o3ODiJV
【伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 さんへ、置きレスです。】

>>220
(手に触れていた、暖かかったものが離れる。)
(驚いた表情を伊織に向けると、その細い手は銃を持った男の手を掴んでいて)

いおり、ちゃ……っ
「――――ッ」
(男が銃を手放し、伊織の足元にゴトリと落ちる。)
(素早く手を引いて、伊織の手を振り払う。)
(攻撃は、寸でのところでかわしたつもりだったが、一瞬だけ伊織の方が早かった。)
(痺れるような痛みに、もう片方の手で撫でさすりつつ、男はサングラスの奥の瞳で伊織を睨む。)
(直撃を受けていたら、これだけでは済まなかったはずだろう。)
(計器類を見ていた数人の男たちが、驚いてこちらに視線を送っている。)
(一人は銃を持ち、こちらへ向けようとして)
(それを、サングラスの男が手を振って制止する。)

「はは……成程――いわゆる異能者、ですか。
 まぁ、そうだとは思っていたのですけれど。」
(痛みで顰めた眉の顔が、唇だけ笑う。)
(ゆりかは、足元に落ちた拳銃を蹴飛ばして)
(黒い鉄の塊は地面を滑り、放置されたままの建材にぶつかって止まった。)
もう、いいでしょう。
それともなぁに?わたしたちと、やり合いたいわけ?
見た感じ、研究チームみたいですけれど。
あなた――名前、知らないけれど。死にたい、の?
(男は唇を噛みながらも、もう戦意は無いことを証明するかのように、両腕を軽く上げる。)

いおりちゃん、帰ろっ
(再び伊織の腕を掴み、この場から離れようと、手を伸ばす。)

「異能者……の」
(ゆりかが背を向けると、男も素早く手を伸ばし、伊織の髪に触れようと、して)
(その短めの艶やかな髪の数本を、指に絡め取ろうと―――)


【髪を奪われる奪われないは、先輩にお任せ。】
【もしも奪われたら、先輩の出来の悪いクローンを作るかもしれません。】
【不出来なクローン体いおりちゃんキャラは、先輩のロールで自由に使っていただいてもOKですわ。】


【お借りいたしました。ありがとうございます。】
226名無しさん@ピンキー:2010/12/25(土) 00:15:24 ID:7oivOEl6
226事件
227郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/25(土) 11:16:43 ID:e+Jd13uz
【置きレスに借ります】

まあ、葵さんがそう言うだろうと思ってたよ。
これまでも何度も考えてきたことだ。もし、葵さんと敵対することになったら―――と。
(そう、こういうことになることは予想外のことではなかった。もともとは“利用し、利用される”関係だったのだ)
(いつ、その関係が壊れ、敵対しなければならない状況になるか分からなかった。
 その状況を想定していないほど、彼も間抜けではなかった。だからこそ、苦笑を浮かべる程度には余裕があった。
 ―――内心、穏やかではなかったが)

いいや、誰がそんなことを言った?
俺の正義は、“悲劇を殺す”ことだ。そんなの、悲劇にしかならないじゃないか。
そして、その対象は俺の家族でも、葵さんでも、例外じゃない。
もし、あいつの話が本当で、父さんと姉さんが<<深凪>>を“削ぐ”のなら、俺はそれを阻む。
―――葵さんもそうだ。俺の家族に手を出すのなら、それを全力で阻む。
俺は、葵さんに戦うという選択肢以外を選べるように、躾ける。
(話し合いでどうにかなる問題ではなく、ひとりで解決できる問題ではない。
 だが“戦う”というのは最低最悪の最後の手段だ。もちろん、それも頭には入れている。最後の最後にはそれも仕方がないだろうと)
(しかし、それで諦めてしまっては、残りの可能性をすべて潰してしまうことになる)

正直信じられない話だし、まだピンとこない。
でも、それが本当なら、これは俺一人がどうのこうのできるもんじゃない。
(ふと朝の電話の内容を思い出す。まさかあの女はこうなることを見透かしていたのではないか、とも思える。
 なぜあの男がこのホテルにいたのか。それも含めて考えれば、色々と推測することが出来る)
(だが、問題は此処からどうするか、だ。その為には彼女を手放してはいけない気がした)

―――帰さない。

(彼女の手を掴んだ)

葵さん、力を貸してくれ。――俺には、葵さんの力が必要なんだ。

【お借りしましたっ】
228媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/25(土) 23:13:39 ID:JC8CsJ9d
>>227
―――……ッ!
(掴まれた手を振り払おうとして、その直前で腕が止まる)
(ゆらゆら揺れる黒色の瞳が、彼を見ている。下手をすれば泣き出しそうに見えたかもしれない。
 だが、それでもまっすぐに彼を見つめていた。言葉を連ねる彼の、その真意を問おうとするかのように)

とんでもなく、甘い言葉にございます。
どうして、“貴方ごとき”が―――夜で暗躍する『調整者』を阻むことができましょうや。
夢物語を口にするだけでは、もはやすまない事態です。
     ・ ・ ・
―――郡さん。
貴方のご家族に、『私の主』が狩られてからでは、もう、遅いのでありますよ。
そんなに、甘くはないのです。手遅れになってから動くのでは、それでは、遅すぎるのです。
……悠長なことをいっていられるほどに、甘い世界ではありません。
(冷たく、ただ無感情に言葉が放たれた)
(いつのまにか、その黒い瞳は冷ややかな夜の色に塗りつぶされていて――その目で彼を見つめる)
貴方が一人でどうのこうのできる、問題ではありません。
ですけれど、私が貴方の力になれる問題でもありません。
私は、貴方の敵側にたつことしか、できません――戦う以外の選択肢を選べないから、だから、猟狗、なのです。

(これまでは、前までと違う)
(前は、「誰かを狩る」ことをどうするかだった。
 今は違う。「誰かを狩らなければ、自分の当主の身が危ない」かもしれないのだ。
 この二つには大きな差がある。自分の主人に危険が及ぶのか、及ばないのか――
 前者たれば、全力の排除が必要であると、彼女は考えているし、それは≪深凪≫の考え方だった)

……貴方の傍にいて、何になりましょう。
貴方の傍にいれば、――我が当主を殺そうとする敵が、一人消えるのでありましょうか?
(自嘲めいた笑みは、≪剣糸≫としてのもの)


【スレッドをお借りいたします】
【何時もの通り、何かありましたら遠慮なく仰っていただけば、十全に重畳です】
229郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/25(土) 23:29:16 ID:e+Jd13uz
>>228
甘い言葉っていうのは、十二分に承知済みだよ。
でも、だからと言って、最良の方法を投げ出して、最悪の選択肢を選ぶのが、最善だというのか?
確かに、現実は理想だけじゃ何も変わらない。理想に力があるわけじゃない。
(静かに深呼吸をして、真正面から彼女の視線を受け止めて)
だけど、それでも俺が求める正義はそこにあるんだ。

―――媛名葵。アンタ、俺に言ったよな?

信念を貫く覚悟を持てって。――なら、今がその時だ。
ここで選択肢を選び間違えたら、とんでもないことが起きる気がするんだ。
…俺の悪い予感は、よく当たるんだ。気味が悪くなるぐらいにな。
(吐き捨てるように、視線を伏せながら呟く。一瞬諦念の色が瞳に浮かぶが、かぶりを振り)
アンタがどうするかは関係ない。アンタはそれを貫けばいい。
だけど、覚悟しておけよ。俺は、どちらも諦めない。……言っただろう?
アンタが俺から離れるときは、地の果てまで追ってまでも首根っこを?まえてやるって。
残念だけど、確かに今の俺じゃアンタを説得できるほどの力も言葉も持たない。
だから、全てが手遅れになる前に――、絶対に、アンタを繋ぎ止めてやる。必ずだ。
(強気な物言いの裏にどこか僅かな寂しさを感じさせたが、それでもその瞳には強い意志が宿っていた)

もう一度言う。俺は諦めないからな。
覚悟しておけよ。俺は執念深い男なんだ。―――再び掴まえた時は、もう容赦はしない。
その時こそ、本当に俺だけのヒトにしてみせる。監禁だってしてみせる。
(そこまで言うと、ふう、と溜息を零して、小さく苦笑してみせた)
……まったく、こんなことなら、このホテルに留まるんじゃなかったな。
さ――、行けよ。このことを、報告しなきゃならないんだろ?

【スレをお借りします。りょーかいっ!…と言いつつも、もう締めに向かえそうな感じだけどなっ】
230媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/25(土) 23:52:24 ID:JC8CsJ9d
>>229
手の届かない最良の方法など、机上の空論と同じにございます。
……夜と言う場は、いわば互いの正義のぶつかり合う場です。
各々の正しいと思うことをぶつける場所――、救済者に正義があるのと同様に、破壊者にも正義がある。

――私は、私の選択肢を、貫かなければ、なりません。
(自分の片腕を抱くように、もう片方の手で腕をつかむ)
(小刻みに震える体。その震えを抑え込むように、ゆっくりと彼から視線を外した。
 その仕草は、本当はどこか迷っているようでもあった。
 これが正しいのか、けれどこれ以外の選択肢など見つけられない。放っておいたら当主に害が及ぶ。
 害が及んでからでは、遅いのだ。――それでは、大事なものを守れないのだから)
……そうでなければ、私は猟狗としていられません。
(自分に言い聞かせるように、言葉を連ねた)

二度目が、あるでしょうか。
私は、――あまり、待っていられません。
貴方の家族に動きがあれば、……即刻、動かせていただきます。
逆に完全に貴方がたを潰せる布陣が敷き終えたときも、同様にございます。
(「行けよ」と言われると、黒髪を揺らして俯く)
(掴まれた腕を振り払うことはせずに、だらりと力を抜いたまま)
……手、離して、ください―――。
(自分からは、振り払えなくて。懇願じみた声を小さく搾り出すので、精一杯だった)

…………タクシー、つけてありますから。
それで帰っていただければ。料金は先に、払ってあるので――……っ……、
今日は、ありがとうございました。


【はい。もう少しではありますが、お風呂に行かれる時も遠慮なく】
【……私たちのロールはいつも、甘い時と殺伐のときの落差が激しいですよn( いえ、私のせいなのですがっ】
231郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/26(日) 00:04:11 ID:4wV9Whuk
>>230
……だけど、理想の無い正義はただの暴力だ。
だから、俺は何と言われようとも、その“甘い言葉”を貫き通すさ。
俺はそれが不可能だとは思わない。

ああ、知ってる。
今更何を言ってるんだ。葵さんがそう動くことは予想がついてる。
――どれくらい、“君”と付き合ってると思うんだ?
(君、と呼んで気恥ずかしそうに視線を逸らしたあとで、苦笑を溢して)
これ、預かっておいてくれないか?俺のお気に入りのヤツなんだ。
(そう言うと、バンダナをしゅるりと外して、彼女の手に無理やり握らせる)
――いつか、それを取りに行くから、それまで預かっておいてくれ。
俺の理想が、正義が、間違いじゃなかったって証明出来たとき、それを返してくれ。
(垂れる前髪を掻き揚げながら、苦笑交じりながらも明るい笑顔を浮かべて)

上等だ。そんなの余裕過ぎるぐらいだぜ?
(強気な物言い。だが実際は、そこまで時間がないということが分かる)
……必ず二度目はあるさ。俺を一度でも好きになってくれたなら、信じてくれ。
俺を先に帰らせる気か?……帰るって言ったのはそっちだぜ?
(正直、彼女と一秒でも長く一緒にいたかった。ここで別れれば、こうして一緒にいることは随分先になるだろうから)

【了解っ!でも、それが先輩のいいところっ!】
232媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/26(日) 00:23:33 ID:SiILXIqd
>>231
――予想がついているなら、何より。
……今日、ここに泊らなくてもきっといずれはこうなっていたことだと、存じます。
あの男が今日此処に来なければ、きっと次の日にまた会いに来たでしょう。
私と貴方が一緒にいるところを狙って……、踊らされていない気も、しないことはありません。
ですけれど、それが事実であれば、本当ならば、……やはり、貴方の知っている私の選択肢は変わらないのでしょう。
(自嘲するように笑った時、片手に無理やりに握らされたそれ)
(最低限、特にあまり人前では外さないそれが外されて――、
 日常的な、二人きりでもない場面でその姿を見るのは新鮮な一方、なんとなくもの寂しかった)
…………、っ――、受けたまわりました。
ならば、あなたもこれを預かっておいてください。
(そっと彼の手から自分の手を外すと、首からあるものを外す)
(チェーンに通されたシルバーリング。彼からもらったものだが、それでも今は彼女の一番大事なもの)
わたしの、いちばん大事な物、ですから。
なくさないで、預かっておいてください。――…いつかまた、私の大好きな人に、つけていただくのです。
(震える声。それでも、泣き出しはしなかった)
(僅かに目を伏せて、恋しそうに寂しそうに、呟いただけ。もちろん、この結果は自分のせいなのだが)

(息をすって、吐き出す)
(彼の肩に手を置いて、唇をその耳元に寄せて)

―――No quiero perderte. ......... Confio en ti. 
(あなたをうしないたくない。……あなたのことを、しんじています)

(伝わらないメッセージ)
(信じてくれと言った言葉に頷く代わりにそう言って、ゆっくりと耳から唇を離した)

ならば、タクシーのところまで――お見送りさせてください。


【毎度申し訳ないですっ。……ありがとうございます、太一朗さん】
233郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/26(日) 00:38:10 ID:4wV9Whuk
>>232
結果は収束する……ってことか。
…いずれ訪れる結果なら、それを乗り越えなくちゃな。
俺は、何も諦めちゃいない。諦めちゃいけないんだ―――。
(淋しげにそう笑うと、彼女からチェーンに通されたシルバーリングを手渡されて)
……分かった。いつか、必ず返すようにするよ。
だから、俺がコイツを持っていくのを、忘れないで待っていてくれよ。
ま、自分で贈ったものを自分で持っているっていうのも、何だか変な感覚だけど、な。
(そう呟くと、彼女がそうしていたように、チェーンを首に掛けてシルバーリングを揺らす)

外国語はダメなんだ。葵さんが何を言ったのかは分からない。
…けど、分かった。俺は葵さんが、俺のことを信じてくれているって信じているから。
だから、こう言っておくよ―――、ありがとう、って。
(静かに笑いながら、そう言うと椅子から立ち上がり、彼女の腕を引っ張る)
……仕方がないな。俺は先に帰りたくないっていうのに。
それじゃ、タクシー乗り場まで御一緒させてもらおうか?
(苦笑交じりに、彼女の手を取ると、エスコートするようにホテルの玄関を出て、すぐ近くのタクシー乗り場へと向かう)

それじゃ…また。いつか、必ず、俺はアンタに会いに行くからな。
―――それを忘れないでおいてくれ、葵。
(最後の最後に、彼女の名前を寂しそうに呼び捨てると、強引に彼女の唇を奪って、タクシーに乗り込んだ)
234媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/26(日) 00:53:18 ID:SiILXIqd
>>233
……それが、私にとって一番大事なモノなのです。
(手渡せる大事なものなんて、それ以外に持っていない)
(そもそも何かを持つ性質でもない。
 嗜好品だってアクセサリーだって、自分の思い入れのあるものだなんて――彼がくれた物以外はないのだ)
わたしが、大事にもっていたいもので、手放したくないモノなんて、多くはないのです。
(だから、きっとまた彼がそれを――はめてくれるなら。今度はずっと指につけていられるように。
 そんな願いはおこがましくて、我侭と知っているけれど。こっそり望むくらいなら、なんて思って)

――女の我侭を聞き届けるのが、男の子の仕事です。
(彼女も彼と同じ。本当は自分から帰りたくない)
(もちろん、他の理由もあるのだけれど――それでも、「いつもらしく」そんな言葉で手を預ける)
(タクシー乗り場までの道が、もっと長ければいいのにと思った。
 だけれど、そう思う時に限って、その短い道のりはさらに短く、手に感じるぬくもりはこれ以上なく恋しい)

(タクシーの運転手と二言三言交わして)
(空いた扉と彼を寂しそうに見比べて、名残惜しそうに手を離した)

(きっとしばらくこうして時間を共にする事は、ないのだろう)
(あったとしても今のような時間は過ごせない。狩りの場か、校内でのちょっとしたひと時くらいだろう)
……いつでも、会いに来て下さって構いません。
いまのところ、私の敵は貴方の家族であって貴方ではないのですから――などと、
申し上げても致し方ないことは存じ上げているのですけれど。
……風邪とか、ひかないように気をつけ……―――んっ……!
(いつもの軽口も軽口にならない)
(精彩を欠いた言葉を連ねて、最後には捻りも無い言葉をかけようとしたところで、唇を奪われて)

こんふぃーお、えん、てぃ。
(タクシーに乗り込んだ彼にむかって呟く、先ほどと同じ言葉)
(信じているとこんな形でしか口にできないまま――、たいちろう、と開いているドアに向かって呼びかけて)

どうぞ、お元気で。……ちゃんと、太一朗の言葉を、覚えていますから。

(タクシーのドアがしまる。一歩後ろに足を下げて、小さく窓越しに手を振った)


235郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/26(日) 01:10:19 ID:4wV9Whuk
(未練がましく、最後の最後まで彼女を見続けた。しばらくもすれば、あっという間に彼女の姿は消えてしまった)
……くそ。
(運転手には聞こえない程度に小さく呟く。もっと彼女に納得させられるだけの力と言葉があれば。
 こんなことにはならなかったのではないだろうか。自分の無力さを痛感させられながら、シートに身を預けた)
ぼやいてばかりも、いられない……か。
まずは、あいつが言っていたことが、本当なのかどうなのか、確認しなきゃな――。
(そう言って取り出したのは、携帯電話。そのディスプレイには、姉の名前が表示されていた)



(一方、その頃―――、ホテルの一室)

「あれで良かったんですか?やれやれ、本当に貴方は何を考えてるのか、分かりやせんや」
……仕方がないだろう。彼女には悪いが、この方が“あいつ”の為にもなる。
(室内で外を眺めながら話をしているのは鳳と――スーツ姿の男だった)
「まぁ、今のままではきっと狗の嬢ちゃんに甘えてしまうでしょうしねぇ?…リーダー?」
(煙管を吹かせながら、にやりと笑ってその男を眺める。男は、10年後の郡太一朗だった)
…“魔女”のおかげで、未来と過去の道は繋がった。
俺たち以外もイレギュラーの存在が紛れ込むかもしれないが、それは問題ない。
あとは、彼女を仕留めるだけだ。
(コン、と軽く窓ガラスをノックしながら、階下を眺める。そこにいるであろう彼女のことを思いながら)
「ですが、“こちら側”の“現当主”も追ってきているようですがねぇ?…情報は不確かではありやすが」
――大丈夫だ。まずは様子を見る。過去の他の連中も気になるところだからな。
「それじゃ、行きやしょう。他の連中とも合流しなければなりやせんし、そろそろバレる頃合いでさぁ」
十二分に分かっているさ。さ、行こう―――。
(そんな会話のやりとりをしながら、二人は部屋を出た)

【それじゃ、こっちはこんな感じで締め……かな?何かあれば、遠慮なく言ってくださいなっ】
【“未来の彼女”云々についても、そちらが思うように処理して貰えばいいのでっ】
236媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/26(日) 01:13:54 ID:SiILXIqd
【せっかく綺麗なので、それで〆にしていただけるのが嬉しいです】
【……色々なものをぜいたくに拝見できた気がして、十全にほくほくです。本当にお付き合いに感謝を】
【すっごく、すっごく楽しかったです。甘いのも、殺伐なのも……本当に、感謝してもしたりないくらいです】
【毎日、遅めの時間からになってしまったり、年末のお忙しい時でしたのに時間をあわせていただいたり
 そちらにも、本当に深く感謝を。これからどうなるか分かりませんが、そちらも楽しみにしています(一礼ッ)】
237郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/12/26(日) 01:19:48 ID:4wV9Whuk
【こちらこそ、長い間お付き合い頂いてありがとうございましたっ!】
【これからも、どうぞよろしくお願いしますっ!】
【また機会があれば、色々とやってみたいと考えているのでよろしくです】
【それではどうもありがとうございましたっ、おやすみなさいっ!】
238媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/12/26(日) 01:28:19 ID:SiILXIqd
【おやすみなさいませ。どうか、佳い夢を】
【本当に改めて、ここまでのお付き合いに感謝を――ありがとうございました、スレッドお返しいたします】
239伊織津綺子 ◆QW8.AqU3S. :2010/12/26(日) 02:02:03 ID:S3adypxl
【久遠さんへの置きレスにお借りします】

>>225
………。
(異能者かといわれて肯定も否定もしない)
(ゆりかが銃を蹴り飛ばし、男を挑発するのを見れば、少し緊張して身構える)
(身構えた姿勢でゆりかに腕を掴まれ、引きよせられた瞬間……)

触らないで!
(男の手が伸びて来て襟足のあたりに触れる)
(身をひるがえしてその手を振り払った)
異能であろうとなかろうと、私にうかつに触れたらどうなるか、今その体で思い知ったばかりではありませんか?

(男はそれ以上、こちらへ何かしようとはしてこなかった)
(なぜなら…彼は求める物を手に入れていたからである)
(その手には、数本の抜け毛が絡みついていた)

(男の意図など伺い知れようはずもなく、久遠ゆりかに引きずられて行く)
くどう…さん?
あの、彼らとお仲間なんですか? あの人たちは、一体……
(さっさと前をゆく金髪の少女に、今さらのような問いを発した)

【というわけで、髪の毛をそちらへお持ち帰りいただきますー】
【短いですが、あまりそちらの動きに干渉することもできないので…(汗】
【クローンでも解析でも、なんでもやっちゃってくださいませ】
【十全と乗らせていただきます】

【置きレスにお借りいたしました】
240名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 11:34:16 ID:7X2NnENJ
有馬
241久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/26(日) 21:19:18 ID:rbdTeAw3
【伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 さんへ、置きレスです。】

>>239
「それは、失礼。肩にゴミのようなものが見えたもので。」
(憤懣の様子で手を振り払う伊織に向かって、男は再び軽く手を上げてみせる。)
(その片手は、なぜが拳が握られて、唇の両端が吊り上っていたけれど―――)
(建設現場を出ようとする際、ちらりと振り返ったゆりかも、その片手には気づくことが出来なかった。)

―――仲間。
えぇ、吐き気がするほどに仲間、だわ。
(声を荒げ嫌悪に満ちた表情で、応える。)
…あぁ、ごめんなさい。
別に、いおりさんの言葉に苛立ったわけじゃないですのよ。
肩書き的には、仲間、ですわね。
それを実感して、ちょっとムカついちゃっただけですの。
最近、異形の多い日本のこの街に来て実験を行っているチームがいると聞いていたのですけれど…
でも、あぁやって外で出くわすのは初めてですわ。
(建設現場から徐々に離れ、街灯に照らされた歩道に出ると、するりと繋いだ手を離して)
(伊織を振り返り、申し訳なさそうな表情をしながら、腰を折って深々と頭を下げる。)

わたしは、一切関与の無いこととはいえ、一応は仲間ですもの。
いおりさんに、心から謝罪申し上げますわ。
改めまして、わたしの名前は久遠ゆりか、よ。
久しぶりの久に遠足の遠、ゆりかはひらがなですわ。
わたし、いおりさんのお顔…どこかで拝見したことあるような気がいたしますの。
同じ学園だけれど…えぇっと、もしかして先輩になるのかしら?
わたしは高等部の1年ですわ。


【ネタふりしていただいた上に、色々と話に乗っていただいて、ありがとうございます。】
【この調子ですと、あと1、2レスで締めれそう…?な、感じですわね。】
【なにか伊織先輩にやりたいことがあれば、どどんと。】

【置きレスにお借りいたしました。ありがとうございます。】
242名無しさん@ピンキー:2010/12/26(日) 21:26:22 ID:7X2NnENJ
記念
243久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/26(日) 22:30:27 ID:rbdTeAw3
【伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 さんとの解凍にお借りいたします。】
244伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/26(日) 22:42:42 ID:S3adypxl
>>241
(姿に似合わぬすさんだ口調が思いがけなくて、じっと見つめていると)
(久遠ゆりかはすぐに詫びの言葉を口にした)
(しんしんと冷える冬の深夜、心の底まで荒んでしまいそうな乏しい街灯の明かりをたどりつつ)
(ゆりかがお人形のような金色のポニーテールを跳ねあげて頭を下げる)
関与しておられないのなら、頭を下げていただく謂れもありません。
どうぞ、もう頭を上げてください。
(ゆりかの口調には、どこか懐かしく安心できるものがある)
(中学まで在学していた名門女子大の付属校には、そんな話し方をする少女たちがたくさんいた)
(豊かで温かな家庭に、身も心も満たされて育った少女たち特有の匂い)
(久遠ゆりかも、そういう匂いを持っている)
(なのに……彼女はこちら側──夜の側の人間なのだ)

会ったことのないお仲間がいらっしゃるとは、大きな組織でいらっしゃるのですね
誰が、何のためにそんな組織を動かしているのですか?
(淡々と聞きたい事を真正面から口にした)
(媛名葵、紫一久も、それぞれに自分たちにとって危険な組織の構成員だ)
(久遠ゆりかの所属先が何を目的としているのか、そこは押さえておかなくてはならないポイントだ)

【お待たせいたしました】
【しばらく、久遠さんの周辺についてお話を伺うかと思います】
【こんな感じで、今夜もどうぞよろしくお願いいたします】
245久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/26(日) 22:55:44 ID:rbdTeAw3
大きな……
(困ったように首をかしげる。)
(大きいと言えば大きい。なんせ相手は、組織というよりも国家なのだから。)
(けれど、いくら伊織に迷惑をかけたとは言え、そこまで易々とは教えられない。)

んー……会ったことがないのは、わたしがほとんど顔を出さないから、だと思いますわ。
何のために、あんなことやっているのかは、わたしも解からないんですの。
(これは、ほぼ事実。)
(現役世代の一族の人間として、肩書きだけは持たされているけれど)
(あちらの国とは、ゆりか個人では父が死んでからは全くと言っていいほど接点は無い。)

(淡々と言葉を連ねる伊織の様子を見て、こういう荒事には慣れているな、と思った。)
(綺麗な少女ではあったけれど、先ほど見せた能力らしき行動。)
(サングラスの男が怯んだアレは、いったいなんだったのだろう。)
あの……
さっき、の…伊織さんの能力って……?
(思い切って、聞いてみることにした。)

【こちらこそ、よろしくお願いいたしますわね。】
246伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/26(日) 23:10:31 ID:S3adypxl
申し遅れました。伊織津綺子と申します。2年E組です
私、あなたのお顔だけは覚えておりました。
(何かと目立つ本人は、その事を自覚している場合コンプレックスに感じていることもある)
(久遠ゆりかが目立つ容姿だったから覚えていた、とは、はっきり言わずにおく)

何のためなのかわからない…というと、あの、
その都度、個別の命令があるだけで、なぜそれをするのか説明はない、ということですか?
異形を殲滅するため、とか、研究して能力を再現しようとするとか、
そういう組織の目的は全然知らされていない、と?
(そういう運営方針の団体だってあるだろう)
(しかしそれは、トップがとても非人間的で目的を選ばない人物であるように思えた)
(そういうトップが率いる組織が、異能者を敵視していたりすると…)
(自分たちにとっては危険極まりない)

私の能力?
(尋ねられれば、少々逡巡する)
(やれることが単純なだけに、あらかじめ知られていれば避けるのは難しくないからだ)
大したことではないのです。
あれはただ、ちょっと電気を流しただけで──
(片手を上げ、指先にパチリと火花を散らす)
スタンガンのようにも使える、ということ。
(他にもできることはある、とほのめかす)
(それを久遠ゆりかがどう受け取るか──)


247久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/26(日) 23:22:56 ID:rbdTeAw3
わたし、を?
2年生の、先輩が?
こんな綺麗な先輩に、顔を知られているなんて光栄ですわ。
伊織津綺子先輩…伊織先輩……
(うつむき、その名を覚えるように、何度ももごもごと繰り返して)
(顔をあげて、にっこりと笑う。)

いいえ。
(伊織の質問に、首を横に振って答える。)
わたし、本当に肩書きだけで……その肩書きも、家柄的なもので付けられているだけですもの。
訓練は、それなりに受けましたけれど、わたしに直接命令はきたことないですわ。
弟なら、あちらで仕事をしているので、いくらかは知っているかもとは、思いますけれど……
わたしはさっぱり、ですの。
きっと、普段の行動が悪いから諦められていますのよ。放蕩娘だって。
(くすくすと笑いながら、パーカーのポケットから白いぽんぽんの付いた手袋を取り出して)
まぁ、わたしの知る限りでは………お金を沢山出すほうに、つく?
そんな感じ、ですわ。
だからきっと、今夜のアレも、どこかの異形退治用かなんかの注文品じゃないかしら?
それの試験運用、といったところですわね。

(伊織が上げた手を見つめると、冬の澄んだ空気に火花が煌いた。)
わぁ……綺麗っ
(左手だけ手袋を装着した手を、ぽんと打つ。)
(他意は無かった。本当に、綺麗だと思ったから。)
スタンガンのように、も?
電気……電流…あの人と、同じ……?
(ぽそりと、聞こえるか聞こえないかの小さな声で呟く。思い出したのは、紫一久から受けた手首の痛み。)
248伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/26(日) 23:34:44 ID:S3adypxl
弟さんがいらっしゃるの?
弟さんも、組織のお仕事を?
(弟、というからには高一のゆりかよりも年下なのだ)
(それほどの年少者をも、夜の世界に駆り出している組織)
ああ、大きな声では言えないようなお仕事を、お金で請け負っているんですね
(ようやく納得がいったような声を出す)
(この世では、どうやら本当にお金で買えないものは無いらしい)
(異能の力でさえも)

そう…異能、などと、あの方たちが言うほどの力ではないのです。
(スタンガンと言ったゆりかの言葉に大きくうなずいた)
(要は絶縁されてしまえば、もう手も足も出なくなるようなものであって)
(そんなことを、あまりゆりかの組織に知られたくはない)

あの人…とは?
(自分が知る限り、自分以外の発電能力者は「黒山羊の仮面」の男だけだった)
(その正体が紫一久だとは、まだ思いもよらない)
どなたか、同じことができる人をご存じなんですか?
249久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/26(日) 23:46:43 ID:rbdTeAw3
弟さんも、と言うよりも…弟が、ですわね。
わたしはお仕事、していないんですの。
お金をたくさん出してくれて、自分のとこの不利益にならないような相手だったら
たぶん、なんでも請け負うんじゃないかしら?
(幼い頃に見てきた、国の様子、父親の仕事、今の弟。)
(頭の中にめぐらせては、苦々しい表情を浮かべる。)

ううん。
そんなこと無いですわ。だって、そんなに綺麗なんですもの。
素晴らしい力だと思いますわ。
(夜の街灯の薄明かりの下、微かに、でも確かに輝く、美しい火花をもう一度見てみたいな。)
(なんて、呑気なことを考えつつ微笑む。)

あの人、は。
えぇ、わたしがちょっといたずらしちゃったときに、バチっとね。
(思い出し、手首をさする。)
アレも、微弱なスタンガンみたいな感触でしたもの。きっと、伊織先輩と似たような能力ですわね。
尤も、あの人は能力がなくとも戦える人みたい、ですけれど。
わたしの………
(そこまで言って、眉を顰めて、極めて非常に微妙な微妙な顔をしながら)
大切な先輩、ですわ―――― 一応。
(台詞と表情がちぐはぐだった。)
250伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/27(月) 00:02:42 ID:CcWPuDgR
あなたは、弟さんのお仕事を余り良くは思っていらっしゃらないのね?
(夜目にも白いゆりかの横顔を見詰めつつ、苦々しい様子を見れば)
(よほど自分の属する組織が嫌いなのだろうと思う)

ああ、これは……
(綺麗だと言うゆりかの笑顔に、ふとこちらの口元も緩む)
(パチリと再びプラズマを閃かせて)
気を抜いているとすぐ放電してしまうから…ひとには静電気が強いって嫌われる事が多いのだけれど。
機械を故障させてしまうことも多いし…ああ、それはさっきご覧になったのでしたっけ
(まさに機械人形を壊したからこそ、あれほどしつこく詰め寄られたわけで)

大切な、先輩……
(そう言われて思い出すのは、自分にとって何者にも代えがたい恋人)
(彼を思っているときに、自分がどんな顔をしているかなどは思いもよらないが)
(少なくとも、今ゆりかが見せているような、いわく言い難い嫌悪の表情ではないだろう)
(立ち入ってはいけない、と人としての配慮が出来る部分が囁く声がしたが)
(名前を訊かなくては、と自己防衛本能というかエゴの部分がせっつく声に負けた)
その方は学校の方なのね?お名前を伺ってもいい?
251久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/27(月) 00:14:53 ID:eh9GOd9Z
本当は、やめさせられるのなら、辞めさせてあげたい。
けれど……こればっかりは、どうにもならなくて………
(こくり、と頷くと、そのままうつむいてしまう。そのまま、両手でスカートのレースを弄くりまわす。)
(伊織の優しい声と丁寧な口調は、とても安心できる感じがして)
(つい、甘えたような態度を見せてしまった。)

っわ、また光りましたわ。
(随分と年端の行かない子供のように、思わずぽふぽふと拍手をして)
静電気が強い……そう考えると、大変な能力ですわね。
(むむ…と、考え込んだ顔をする。)
(静電気が強いとなると、伊織の柔らかそうなさらさらとした髪の毛は、どうやって維持しているのだろう。)
(お手入れの秘訣を、聞きたくなってしまった。)
先輩、シャンプーとかは?
トリートメントとか、どんなもの使っていますの?
(質問が唐突過ぎるが、全く気にしないのがゆりかだった。)

ぅー………
(微妙な表情のまま、唸り声をあげ頷く。)
大切な先輩…色々気に食わないけれど……
アレはあれで、仕方ないっていうのは、それなりに解かっている、から……
(ぶつくさと、独り言で文句を言っていると、伊織の問いかけにぱちくりと青い目を瞬かせる。)
名前?聞いても、面白いものではないですわよ?
んー…伊織先輩に、名前を言ってもいいか伺ってからじゃない、と…
わたしとは違うところですけれど、あの人も一応は組織の人間ですもの。
わたしの判断では、名前を口にすることは出来ませんわ。
252伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/27(月) 00:32:57 ID:CcWPuDgR
(スカートのレースを弄びながらうつむくゆりかの様子に、こちらも胸が塞ぐ)
(不良少年を更生させたい、と言う話ではない)
(それだって楽な事ではないだろうが、夜の世界に関わってしまった事とは重さが違う)
(あるいは、二度と陽のあたる側へは戻れないと言う深刻さの度合いが)

お仕事を辞めたとしても、弟さんも、あなたも、もう闇の世界に関わらずにはいられないわ
一度この世界の仕組みを知ってしまったら…闇は、向こうからやってくる

(それは実感だった)
(どれ程、ヒトとして健全な生き方を望んでも、もうそこへは戻るべくもない)
(振りかかる火の粉を避け続けて、もっと深みへはまることだってあるのだ)

シャンプー?
それは……あまりこだわらないのだけれど、合宿所にあるのでも、男性用でも……
(陸上部の部室にも備え付けのリンスインシャンプーがあり)
(もちろん、恋人の部屋で彼の愛用する銘柄を借りることもある)
母がエステサロンをやっているので、主にサロンのシャンプーで…
ヴァンテアンていうブランド、ご存知? 美容院なんかで良く使っているのだけれど、あれを。
(唐突な問いにもいちいちまともに答えてしまうあたり、人のいいところでもある)

色々な組織に、それぞれの思惑があって、関わっているのでしょうね…
(名前は言えないと言うゆりかの表情は、不可解なほどに微妙ではあった)
(その人物そのものよりも、その人物へ寄せるゆりかの気持の方に興味がわいたが)
(それこそ、立ち入りすぎている上に自分には何の関係もない事だ)
これ以上はお尋ねしません。
その方を…大切にして差し上げて。

今日はありがとうございました。
私はここから独りで帰ります。あなたも、お気をつけて
(見慣れた街並みにやってくれば、一度立ち止まって丁寧に頭を下げる)
(今日、ゆりかの善意に出会わなければ、どうなったかわからない。それは事実だった)

【ではこちらはこのレスか、次のレスで〆とさせていただきます】
253久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/27(月) 00:56:21 ID:eh9GOd9Z
(伊織の台詞に、髪の毛を揺らし顔を上げる。)
(一瞬、泣きそうな顔をみせるが、それはすぐに笑顔になって)

解かっていますわ…
もし、今の仕事から抜け出せたとしても…この世界からは、もう、抜け出せない。
それでも、弟には、それなりに普通の人としての幸せも得て欲しいと思うのは
きっと、わたしのわがままなのかしら?
(首をかしげて、伊織の表情を見る。)
(この綺麗な少女も、この世界から本当は抜け出したくて、逃げられなくて)
(そんな想いを抱えているのだろうか。)

だ、男性用!?
(驚いた表情を浮かべる。父親の物のでも、使っているのだろうか…)
ヴァンテアン!知ってますわ。
女優さんとかも、使ってるやつ!
このあいだ読んだ雑誌に…ほら、水曜の夜にやってるドラマのヒロイン役の可愛い人。
あの人も使ってるって……
って言うか、先輩のお母さまってサロンを経営されていらっしゃるの?
だからかなぁ?先輩のお肌も髪も、すっごく綺麗なんですもの。
(こんな話題を女の子と話すのは、いつぶりだろうか。どこか、わくわくと胸が躍るような気持ちになってしまう。)
(友人なんて存在、とうに諦めたというのに。)

思惑、は……ほら、わたしは単純ですもの。
みんなが、幸せになればいいなあ…なんて、そんなのーてんきなことしか、考えていないのですわ。
伊織先輩は、なにか思惑ある、の?
(目を細め、伊織を見上げる。)
(こんな時間にあんな場所を歩いていたぐらいだ。人には言えないような、なにかがあるのだろう。)
なんて、伊織先輩が困るようなことは聞きませんわ。
(くすくすと笑いながら、とんとん、と爪先をアスファルトにぶつけて)

ぅ、ぇ………大切に…したいような、したくないよーな。
あ。そうだ、このお名前だったら教えて差し上げられますわ。
中等部の兵部晶。困ったことがあったら、あの子に言うといいですわ。
もちろん、わたしでもいいですけれど。

こちらこそ、一緒にいてくださってありがとうございますわ。
(どうやら、自宅の方向が、お互いここで分かれ道のようだ。)
(お辞儀をして、黒い衣装が闇に溶けていくのを、ひらひらと手を振って見送る。)
――― 一人で、国の人間に会う、なんて…冷静でいられなかったかも、ですもの。
さてと、わたしも帰ろーっと。
(んー、と夜空に向かって伸びをして、程なくして見えてくるだろう自宅へと夜道を急いだ。)

【それでは、わたしはこれで締め、ですわ。】
【髪の毛の件は、複数体作れると思いますので、もしよろしければご自由に先輩のロールでお使いくださいませ。】
【またいずれ、先輩のクローン体と伊織先輩とわたしで共闘、なんてのも楽しそうですし】

【今回は、お付き合いいただきありがとうございますわ。】
【途中、スケジュールを見間違えてしまい、ご迷惑をおかけいたしました。】
【懲りていなければ、また、遊んでくださいませね。】
254伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/27(月) 01:02:44 ID:CcWPuDgR
【リミットですので、どうぞお先に落ちてくださいませ】
【私はせっかく兵部くんのお名前をいただいたので、もう一レス入れさせていただきます】
【本日は本当にありがとうございました!】
【あやふやなお約束で申し訳ありませんでしたが、お相手いただけて本当によかったです】
【お疲れさまでした。おやすみなさいませ】
255伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/12/27(月) 01:16:06 ID:CcWPuDgR
何が幸せかなんて、私には分かりませんけれど……
弟さんは弟さんなりに、きっと幸せに出会うのではないでしょうか。
普通だからと言って、幸せになるとは限らないのですもの
闇の底にだって光が射すこともある、と……
(夜の世界で出会った恋人は、斃すべき存在を内部に宿している)
(それほどに危うい自分たちであっても、確かに幸せはある──)

サロン、と言っても、スポーツクラブに併設しているんです。
あまりセレブの方がいらっしゃるような所ではないのですけれど……
××町のスポーツクラブ・イオってご存知ですか?
そこは父が経営しているスポーツクラブなんですけれど、そこのショップで買えますから
良かったら、これをお持ちになって
(なぜか持ち歩いている父の名刺の裏に、お友達をよろしく、と走り書きして渡す)
(シャンプーのセットぐらいはただで渡してもらえるだろう)

ひょうぶ、あきら? 中学生の子ですか?
その子に、困ったことがあったら……
(唐突に別の名前を告げられ、また目を見張ることになる)
(フリーランスの自分たちが思っているよりもずっと、夜の世界に関わる組織は多いらしい)
(無知は命の危険につながるこの世界で、フリーでいることの困難さを痛感した)

(この日の邂逅は、新たに訊いたその名も含めて、大きく意味を持つ出会いとなっていた)
(ゆりかの属する「組織」、兵部晶、そのどちらも今はまだ、姿が見えないけれども──)

【ではこちらはこれにて締めとさせていただきます】
【あらためて久遠さんにはお礼とお詫びを】
【本当にありがとうございました】

【これにてスレをお返しいたします】
256久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/12/27(月) 01:20:43 ID:eh9GOd9Z
【空気読まずに待っているのが、わたしクオリティ!】
【いや…お言葉に甘えて、寝る準備させていただきつつ、だったので実質待っていたわけではないのですわ。】

【改めまして、今回はお付き合いいただきましてありがとうございます。】
【復活されたと言っても、まだ薬が効いていたり病み上がりだったりだと思いますので】
【寒い日が続きますから、どうかご自愛くださいませね。】

【それでは、おやすみなさいませ。】
【もしかしたら、また避難所でお会いするかも、ですけれど…一応】
【来年もよろしくお願いいたします。良いお年を、ですわ。】


【スレをお返しいたします。】
257名無しさん@ピンキー:2010/12/27(月) 23:38:29 ID:5fHFVo6e
258名無しさん@ピンキー:2010/12/28(火) 22:55:33 ID:vxLAzNU8
……
259名無しさん@ピンキー:2010/12/30(木) 11:44:41 ID:Is6db6a9
………
260尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2010/12/31(金) 19:05:27 ID:17TTeDfj
【名前】尖 戒奈(とがり かいな)
【年齢】16
【性別】男
【身長】175cm
【3サイズ】――
【容貌】短めな髪を跳ねさせている。もみ上げ長め。
人によってはキツい印象を与えるかもしれない程度に目付きが悪い。
体つきは身長相応に筋肉も脂肪もついていて若干手足が長い。

【能力】
・光刃
刃物を媒体として光の刃を作り出し、それを操る能力。
作り出される刃はだいたい全長100cmの日本刀型。
威力は媒体の殺傷能力などに応じる
刀など刀剣類を媒体にすれば高威力の刃を作り出せる。

【希望】なにかしら護衛させてもらえるとありがたい。
【NG】欠損、死亡、スカ
【弱点】
・能力使用時に刃物が必要
・遠距離戦

【備考】
高等部一年男子。幼い頃両親を異形に殺され、姉と二人きりの生活を強いられる。
その際に両親を殺されたことよりも、自分と姉を守ってくれた
守護者(ガーディアン)を名乗る者のことが強く頭に残り、歪まず育ち
他人を守る守護者(ガーディアン)に強い憧れを抱くことになる。
また、姉からの調きょ……教育の成果で、女性に対する高い免疫力(非常に鈍感)と
常に紳士的に振る舞う心がけをもつ。

戦闘スタイルは我流。変則的な体捌きと担ぐように構えたり
引き気味に構えて光刃を隠し、間合いを誤魔化したりする戦い方をする。

【はじめまして。プロフィールを投下させてもらうよ。】
【暫し待機させてもらいます。】
261尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2010/12/31(金) 20:36:27 ID:17TTeDfj
【それでは、待機解除です。皆様よいお年を。】
262紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2010/12/31(金) 23:56:10 ID:ONfTRyct
【名前】紅裂 拓兎(べにさき たくと)
【年齢】十七歳
【性別】 男
【身長】 183p 83kg
【容貌】 半端な長さの赤茶色の髪・右耳にリングピアス(10mm)
      紅いコートを好んで着る。 特に冬場。 
【能力】
・珪素の支配…珪素を生成して支配する能力。能力の用途は多岐に渡る。
・体術…あらゆる格闘技の技を節操無く使う。 
・感知…魔力の流れを漠然と感知できる。
     (主に人間と人外の区別に使用するが完璧ではない)
・魔術・・・『Timewalk』自分自身の時間の流れを加速させる。
      『Lunatic』相手の運動神経を一時的に混乱させる。有効射程は6メートル程度。

【武器】 トンファー・小型拳銃
【希望】戦闘・交流・その他
【NG】 猟奇・排泄
【弱点】
・魔王の加護(魔力供給・再生能力など)を失っているので
 肉体的には鍛えた常人程度の強度しかない。
・魔術と異能の同時使用ができない。
・『Timewalk』は一度の戦闘に二度までしか使用できない。
 無理に使用すれば行動不能になる。また使用後に反動があるので反撃が確定する。
・『Lunatic』は同じ相手に一度しか通用しない。二度目はどんな相手にでも無効化される。

【備考】
元魔王の契約者。悪人。日中は軽薄に笑っているが最近は自分でも
制御し難いほど不安定な精神状態にある。芯が無いのでその場の勢いで
行動することも多々ある。基本、年下には甘い性格。
気に入らなければ善人でも殺すし気にいれば極悪人にも手を貸す。
人間・異形で差別はしないが区別もしない。人の名前を覚えない悪癖がある。

※現状
《虚影会》に反旗を翻し、奏永久と協力して事に当たっている。
久遠ゆりかから小型拳銃をプレゼントされたが、射撃のセンスが壊滅的なので
本当に護身用でしかない。

【規制とけてたのでプロフ投下落ち】
263名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 10:10:05 ID:kZNssyQ4
264天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/01(土) 11:35:37 ID:ZTKLelX6
【名前】天羽 都(あもう みやこ) ※愛称はみゃこ
【年齢】13歳(中等部第二学年)
【性別】女
【身長】148cm(寝た状態での測定で正確ではない)
【3サイズ】B75/W52/H76、けっこう着痩せする方
【容貌】
栗色のさらさらショートに赤いヘアバンド、色白で目や鼻など顔立ちが全般的に丸く幼い感じ
制服に長めのエプロン、サイハイソックスに隠された部分は傷跡や手術痕で覆われている
ttp://okms.h.fc2.com/uri/amou.jpg
【能力】
・異能に分類される様々な力の増幅/抑制
都に直接触れている対象の【能力】が増幅したり抑制されたりする。
効果はランダムで強く発揮することもあれば何も起きないこともある。
例:魔法の制御が正確になる、機械の動作が不調になる
・生物が持つ一般的な力の増幅/抑制
都の手料理を食べた者は、異能に限らない様々な力が増減する。
胃に残っている間だけ作用し、効果は都の感情や意志に左右される。
一般的な範疇内であり、生物的限界を越えるようなことはない。
例:マラソンで自己ベストを出す、試験で暗算を間違える
※発動と効果はロール相手の方に一任です。
【希望】日常、怪異との遭遇 ※エロールと戦闘は要相談
【NG】猟奇凌辱、強姦、SM、グロ
【弱点】両足不随で車椅子生活、戦闘能力なし
【備考】
十年前、学園教師である両親と共にどこかから旧校舎の屋上へ転落、
下敷きとなった両親のお陰で命は取り留めたものの後遺症で両足不随となる。
引き取り手がなかったため学生寮の寮母に引き取られて学園へ通っている。
明朗活発、世話好きで少し頑固、まっすぐ真当な性格。
料理部所属で自称エース、義母(寮母)仕込みの料理は学内でも評判。
事故の記憶はないが両親の幽霊が旧校舎へ出る噂を知って調べ始め、様々な事件に巻き込まれる。
それらのことから事故の原因が自分の能力ではないかと疑って悩んでいる。
【最近の状況や重要な出来事】
・つい最近まで能力を自覚していなかった。
・憧れていた迫水直と伊織津綺子が付き合っていると知って失恋。
・正ちゃん先輩の自宅に下着を置き忘れた。
・旧校舎内で両親の幽霊を目撃、少しだけ母に憑かれた。
・隙屋量子に都の力を制御できる助力をしたいと申しだされた。
・異形に襲われた稲荷神の使いの狐、紅雲を保護している。

【あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。】
【プロフ投下落ちです】
265名無しさん@ピンキー:2011/01/01(土) 22:15:32 ID:kZNssyQ4
……
266尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/02(日) 11:15:22 ID:4ItfCOg6
【こんにちは、あけましておめでとうございます】
【本年もよろしくお願いするとともに待機させていただきます。】
267名無しさん@ピンキー:2011/01/02(日) 12:44:37 ID:yc9mo6OO
………
268尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/02(日) 13:21:36 ID:4ItfCOg6
【待機解除です。ありがとうございました】
269名無しさん@ピンキー:2011/01/03(月) 00:27:15 ID:GGqJlOGJ
270紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2011/01/03(月) 20:34:47 ID:u7MIbqrd
【名前】紫 一久(むらさき かずひさ)
【年齢】17/高2
【性別】男
【身長】172cm
無駄のない体つきに、やや大人びた顔。昼間は笑顔、夜間は無表情が七割を占める。
右腕は義腕。ただし、肌の色と質感をした装甲をつけているので、一見して義腕とは分からない。
手ばかりは間接が多く誤魔化しにくいので、常に黒い革手袋をつけている。
【能力】
*身体能力
生身でも、訓練を受けた大人と互角以上に渡り合える程度の身体能力。ただし、若干足が遅い。
*特殊能力関係
・アンビバレンス
右の義腕。手首から右手を射出できる他、五指も別々に射出する事ができる。有線でそれぞれ10mほど。
右手から電流を流せなくなった。また、右上腕部には「デオニュソス」という変圧機関が搭載されている。
首筋の端子(平時は装甲で隠している)にコードを接続して使用すると、脳の活動を活性化させ、反射神経や思考力を大きく上げる。
・ショックボルト(能力)
左手から触れている対象に電流を流しこむ(義手からは不可能)。使用には痛みを伴い、痛みは威力や相手の大きさに比例。
・刺天改
強固な補強を施した日本刀。電流を流すと刃が裏返り、流し続けるとドリルのように回転する、冗談のような刀。
・他にも様々な武器を小器用に操る

【希望】事前に相談あれば、基本的に何でも
【NG】グロ、ホモ、大きな後遺症(切断くらいならおっけー)
【弱点】
義腕の駆動に常時能力を発動する必要があるので、激しい動き(戦闘等)を長く続ける事ができない。
足が遅い。
勝利が見えると油断する(平時)。
【備考】
対異能組織<<十三天梯>>の特職部隊隊員。コードネームは<<ヴァンブレイス(剣守の篭手)>>。
異形や異能の調査および討伐、捕獲、場合によっては勧誘を行う。また、実戦の中で試作武装のテストを行う事も。
孤児だったところを組織に拾われ、ある異能を模倣した電撃能力を、人工的に与えられる。
適当な性格に見えるが、使命感はかなり強い。でも不平不満は結構こぼす。
昼間は人当たりが良いが、あくまでそれは情報収集のための仮面であり、夜の戦いの最中に現れる残忍・傲慢な性格が本性。
自身がかつて苦しい思いをして能力を物にした経験から、能力を制御しきれない異能に対してすこぶる甘い。年下にも甘い。

組織上層部で混乱(再編)があり、自由に振舞う事ができずストレスが溜まっているとか。
271紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2011/01/03(月) 20:35:36 ID:u7MIbqrd
【メリークリ…あけましておめでとう!】
【プロフ投下ついでに待機といこう】
272紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2011/01/03(月) 21:33:35 ID:u7MIbqrd
【待機は一日一時間、という事で今日は撤退しよう】
【改めて、今年もよろしく頼む】
273御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 21:44:10 ID:BPOU4Sl8
【名前】御法川醍醐(みのりかわ だいご)
【年齢】 18 高等部三年
【性別】 男
【身長】 178センチ 75キロ
【3サイズ】 いらなくない?
【容貌】 短髪を軽く茶髪にしているほかは、一見品行方正。
【能力】召喚士。最近学園を騒がしている魔物の何割かは実はこいつのせいw
【希望】日常ロール、戦闘、エロール
【NG】スカ、汚系、死亡、洗脳
【弱点】呼び出す能力は超一流だが従わせる能力がイマイチ。
    召喚には呪文と印が必要な為、口や手を封じられると召喚できなくなる。
    敵が女だと、よほどひどい目に合わない限り反撃しない。
【備考】生徒会長。ケンカっ早いが親分肌で人望はある。
    すべての女性は皆美しいと本気で思っているので、
    生徒だろうが教師だろうが女に対しては挨拶代わりにくどき文句。
    口が上手いので相手を言いくるめるのは得意だが、
    軽いという評判も広まっているのでナンパの成功率が高いとは言えない。
    現在は親元を離れて召喚士の師匠宅に下宿中。
    師匠は人間国宝級の邦楽家。ちなみに同居している他の弟子は全員女性。
274御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 21:45:24 ID:BPOU4Sl8
おーい、紫芋、まだいるか?
いたら遊ぼうぜ

居ねえんだったら、代わりに待機させてもらおう。
ブランク長いもんで、お手柔らかに頼むぜ
275兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 22:13:11 ID:eoR8MCfs
【こんばんは、御法川先輩。こちらでは初めまして、ですね】
【よろしければ、お相手いかがでしょうか。プロフは>>130にあります】
276御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 22:17:13 ID:BPOU4Sl8
【よう、明けましておめでとうさん】
【初めまして、だな】

【なんか希望はあるかい?】
【平和?にお話、共闘、タイマン、なんでもやらせてもらうぜ】
277兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 22:20:46 ID:eoR8MCfs
【はい、明けましておめでとうございます】
【うーん…僕には、特にこれといった希望はありませんね。
 日常会話なら、こちらが何らかの頼まれ事で生徒会を
 訪れる、とかでしょうか。共闘の場合、やはり夜に遭遇する事になりそうです】
【タイマンは、今のところ戦う理由がなさそうなので、多分ない気がしますね】
278御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 22:26:46 ID:BPOU4Sl8
【そうだな、俺が使役しきれねえ召喚獣をやっちまってくれてもいいし】
【お前さんの猫をいじめたと言われてバカバトルやってもいいんだが】

【シリアス路線なら、お前さんたちの仕事の邪魔をしにいくか】
【でなきゃ、お前さんたちが調査?しようとしていた案件が、実は俺らの仕業だった、てのは?】
【すでにその調査とやらが終わって、俺に釘を差しに来てくれてもいいな】
【その場合、生徒会室で表面上は学生同士の会話をよそおって…てなとこから始めるか】

【もちろん、ドタバタする展開もどんとこいだ】
279御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 22:27:46 ID:BPOU4Sl8
【しまった、猫じゃなくて兎だな】
【兎の方が俺の呼び出したヤツより強かったりするのも面白いが】
280兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 22:33:47 ID:eoR8MCfs
【ふふ、紛らわしくてすみません。うさぎの事なら白猫で合っていますよ?】
【そして色々なシチュエーションの提示を、ありがとうございます。
 でしたらシリアス路線の折衷案で、こちらの組織の人間が、
 御法川先輩が、召喚したものと共にいた所を目撃、
 真偽を確かめるために、生徒会室へ赴く、というのはどうでしょうか】
【ちなみにその場合、ちょろっとその召喚したものの外見なんかを教えて頂けたら嬉しいです】
281御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 22:39:47 ID:BPOU4Sl8
【それで行こうか】
【外見はいかにも幻獣らしくこの世離れした奴が良いか?】
【それとも宇宙人かなんかみたいに、一応人間らしく見えるが人間じゃなさそうな連中?】
【ただ一緒に居ただけより、会話してた方が良いと思うんで】
【外見の希望を聞いたらこっちでそんなヤツのアイデアをだすから】
282兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 22:42:59 ID:eoR8MCfs
【そうですね…個人的には、どちらでも大丈夫ですよ?
 ちなみに前者なら、晶の警戒レベルが後者より厳しくなります】
283御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 22:51:53 ID:BPOU4Sl8
【何を呼び出そうか迷っちまったが、余り凝ることもねえやな】
【世にも醜い痩せさらばえた女、口には大きくはみ出した牙】
【背には鴉のような黒い翼】
【手足のつめは猛禽の鉤爪】
【鳴き声は狂気をもたらすハーピーでどうだ】

【そっちが訪ねて来てくれるなら、書き出しを頼んでもいいかい?】
284兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 22:54:20 ID:eoR8MCfs
【ハーピーですね、了解しました】
【それでは書き出しますので、少々お待ち下さいね】
285兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 23:04:34 ID:eoR8MCfs
(場所は学校、時間は放課後。晶は深紅のケースを背負いながら、
 静かに学園の中、高等部を校舎を歩いていた)
(目立つのは好ましくないので、基本的には登下校時以外は
 ケースを持ち歩かないようにしている。ただ、今回は状況が状況だった)

(組織の人間が、異形を目撃したのだという。それだけなら、
 外見などの特徴を知り、自分が探して処理すればいい)
(だが、そこには隣に少年らしき人間がいたという。しかも、
 その異形と言葉を交わしていた。更に調査を進めれば、それは
 自分が通う学園の、生徒会長に酷似しているらしい)

(よって組織の命令もあり、晶は生徒会室を目指していた。
 反発する理由もない。いざという時のために、武器を用意しておくのも忘れない)
…失礼します。

(コンコン、とその一室をノックする。今も生徒会長がいてくれたらいいが。
 一人でいてくれたらベストだが、そこまでは望むまい)



【お待たせしました。それでは、よろしくお願いしますね】
286御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 23:14:03 ID:BPOU4Sl8
ったく……いててて…
(俺は三学期の開始早々、生徒会室でボヤいていた)
(生徒会長たるもの、新学期の最初の朝礼にはバリッとしたところを見せなきゃならん)
(が)
(今の俺は首にぶっといギプスをはめ、眼帯で片目を隠すという、怪我人の姿)

おう、誰だい、開いてるから入ってくんな
(誰かがドアをノックする)
(俺は出来そこないのロボットのようにぎくしゃくしながらドアへ体を向け)
(不機嫌な声を隠そうともせず、入室を促した)

なんだ、引っ越し屋か?
(ドアの曇りガラス越しに、赤い荷物を背負った人影が見えた)
(その赤いモノがなんなのか、すぐには見当がつかねえ)

【こっちも待たせちまったが、まずはこんなところからよろしく頼むぜ】

287兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 23:27:35 ID:eoR8MCfs
(ややぶっきらぼうだが、堂々とした声で招かれた。その声の主は、生徒会長なのだろうか?
 自分は中等部なので、彼とは接点があまりない。噂だけなら
 こちらへも尾ひれを付けて泳いでくるが、少なくとも声だけでは分からない。
 ドアを開き、姿を確かめ――――仏頂面な晶の顔に、少しだけ訝しむような表情が浮かんだ)

(ここはひょっとして病室なのでは、そう錯覚してしまいそうな
 姿の生徒会長が、そこにいた。眼帯で片目は隠れていたものの、
 あの顔立ちは間違いなく資料で見たそれだ。多少の怪我では、その伊達男ぶりには影響しないらしい)
(それはともかく、深々と頭を下げて一礼)

…中等部二年、兵部 晶です。吹奏学部に所属しています。
部活動に関するお話で、部長から伝言を預かってきたのですが。
…出直した方がよろしいでしょうか?

(表面上は怪我をいたわるような素振りを見せながら、釣り目がちの
 瞳をやや細め、じっと会長の姿を観察する。もう『調査』は始まっているのだ)
288御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 23:41:09 ID:BPOU4Sl8
(入ってきたのは中等部の制服だった)
(ちょっと意外だったが、まあ、来ちゃいけねえってもんでもねえ)
おう、中等部の子か、よく来てくれたな、まあ、入ってくれよ
こんなナリで済まねえが、ちょっとやらかしちまってよ。

ふうん、吹奏楽ね。キミはラッパの担当か
(持っているケースはラッパの形をしている)
(俺はそんなに楽器に詳しいわけじゃねえが、あれが管楽器だってことぐらいは知っている)
中等部の吹奏楽部に、俺らが何か関わりがあるとも思えねえが…
合同演奏会でもあるのかい?
高等部の吹奏楽部へ連れてってやろうか
(真正面から中学生にしても小柄な子を見て、精いっぱい愛想よくするが)
(いかんせん、ほとんど頭が動かせねえと、態度がしゃちほこばっちまって、やりにくいったらありゃしねえ)

(実はハーピーの猛アタックを喰らってこんなことになっちまったわけだが)
(それについては師匠から、こってり説教されていた)
(なにしろかなりオープンな環境──シャッター街と化したとはいえ、商店街の真ん中だったからだ)
289兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/03(月) 23:52:00 ID:eoR8MCfs
僕達は時々高等部とも合同で練習をするので、その縁があるんですよ。
部長の人選に関しては、僕の知るところではありませんが。
…はい、僕はサクソフォーンを担当させて頂いています。

(以前もこう言って、鬼塚蝶子と接触したことを思い出す。
 ちなみにそんな事実があるのかどうかは、半ば幽霊部員と化している
 自分には全く分からない。だが、この超巨大高だ。
 各部活動の、細かな活動にまで目を光らせている人間はいまい。
 こうして物怖じもせず話していれば、大抵の人間はそうなのかと頷くだろう)
(ただ気にかかるのは、この目の前の怪我人は、その膨大な
 人間を育てる高等部の長といえる存在だという事だが)

新しい楽器を発注したいとの事で、特別予算を頂けないかとの事です。
具体的な品物や、その値段など詳しい資料はこちらにまとめてあります。

(プリントを手元の鞄から出し、ふと思い出したように辺りを見回す)

…今は会長のみ、なんでしょうか?
290御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/03(月) 23:59:57 ID:BPOU4Sl8
予算?聞いてねえぞ
(聞いていたとしてもそうカマすが、この件は本当に聞いてねえ)
(それでも出された紙に手を伸ばす)
(頭を固定したままで)

キミ、中等部だろ?中等部の部活の予算を
なんで高等部生徒会から出すんだよ
中等部にだって生徒会があるじゃねえか
他に部費だってもらってるはずだぜ?
(とりあえず正論を並べ立てて、ぎくしゃくと紙を受け取る)
(首が回らねえと、こんな動作も滑稽なほどに困難だぜ)

おう、今は俺だけだ。
ってか、当分俺だけだな
なんだ、会計を呼ぶか?
(きょろきょろする中学生に向かってさっと携帯を取り出す)
(──はずだったが、よいしょ、よいしょ、とケツのポケットを手さぐりして、ようやく取り出した)
291兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 00:13:26 ID:sFOnWSiS
ですから、高等部の部活動に関するお話です。
僕は資料を渡すよう、そしてその必要性を説くように頼まれただけですから。
仰る通り、中等部に関することでしたらそちらへ向かわせて頂きます。

(そういう設定だ。勿論調べれば幾らでもボロは出る。
 が、この場では分かるまい。それなりに確信を抱いているが故の、強行手段)

(動き辛そうな会長へこちらから出向き、直接渡す。
 その中にはもっともらしい嘆願書のような文句と、
 カタログのとあるページをプリントしたものなどがまとめてある)
(結果に関しては、どちらでもいい。元々そんな事実など存在しない。
 仮に彼が不思議に思い、逆にこちらを調べようとしても、一般人なら何も分からないはずだ)

いえ、結構です。
やはりこういった事なら、会長の一言が必須だろうと部長が言っていたので。

(当分来ない、か。これは好機だ。目標のそばで
 直立不動の姿勢を保ったまま、ちらりとギプスに目を動かす)

…大変そうですね。暴漢にでも襲われましたか?
292御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 00:24:53 ID:RC29G3Vb
ちっ、回りくどい奴らだぜ。
中学生に使いっぱしりなんかさせねえで、てめえらで来やがれっての
(大方、すでに超過予算の申請をしているが、それがなかなか通らねえんで業を煮やしたか)
(そんなところだろうと見当をつけ、書類一式を受け取って)
(一応眺める振りをしながら、片目でもう一度目の前のボクを見返し、ブチブチぼやいた)

最終的に予算を承認するのは俺の責任だが
俺の裁量で使える金ってわけじゃねえんだぜ?
生徒会の定例会で、他にもわんさと出ている追加予算の申請をだな
いちいち検討して、雀の涙みたいな予算枠を割り振るわけよ
楽器なんざ、高えだろうが
来年度の当初予算でなんとかならねえのか

……と、こんなことをキミに言っても仕方ねえか
(何しろ相手は使いっぱしりだ。高等部の部員ですらねえ)
(可愛そうになって、書類を脇へ置く)

おう、ありがとよ
冬休み中にちょっとした事で痛え目にあったが大した事ぁねえ。
(用が済んだってのに動こうとしねえ中学生に、ちょっと妙だと思い始めた)
(妙だってんなら、この落ちつきっぷりも珍しいが、それは舞台度胸ってやつだろうか)
(ようやく俺は、相手へ関心を向け、回転椅子ごとそっちへ体を向けた)
293兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 00:42:44 ID:sFOnWSiS
僕の個人的な予想としては、やはり会長に直接物申すのが恐れ多いので、
代役として僕を使ったということでしょうか。

(どうやら今は納得してくれたらしい。少なくとも、表面上は)
(彼の名前―――確か、御法川醍醐、と言っただろうか。
 何やら格式の高そうな名前だ。その威勢の良い立ち振る舞いは
 別にせよ、実家はかなりの名家である、なんて噂がまかり通るのも、頷ける)

成る程…それでは少し厳しそうですね。
本来、その当初の予算枠でやりくりするのが部活のあるべき姿なんでしょうが…。
何やら幾つか出の悪い楽器があるらしく、卒業式を控えている今、
音質をベストな状態にして演奏をしたいと言っていました。

(そういったシステムになっているのか―――ふむ、と興味深そうに聞く。
 こういった事情は、部長かあるいは生徒会にでもならないと分かるまい。
 仕事のある自分には、一生関係のない事だろうから)

それなら良かったです。何せ、最近は物騒なお話をよく耳にするので。
…何やら、怪物が現れたなどという都市伝説も時折。
会長は、こんなお話をどう思われますか?

(大きな瞳を真っ直ぐに向け、見上げる。さあ、どう動くか)
294御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 00:55:42 ID:RC29G3Vb
恐れ多いってか、直接攻撃するのにてめえで来るのが面倒臭えから
とりあえず後輩を寄こしたってとこだろ
恐れてんじゃなくて、ナメてんだよ……痛て
(ちっ、と舌打ちして首を回そうとしたところで違えた筋に障っちまった)

(妙に物わかりが良い中学生に、俺は目を据える)
(俺が中坊だったころ、こんなに話の分かる奴だったか?)
誰でもキミみたいに物わかりが良いと、話が早えんだがな。

都市伝説……ね
(さっきからこの坊主に感じていた違和感が、ぐっとレベルアップした)
(こいつは本題に入った)
(綺麗な大きな瞳を向ける中学生に、なぜか俺はそう感じる)
(何をバカな事を、と一蹴しちまうのが普通の上級生ってもんだろうが)
(このもやもやの正体を見極めてからでも遅くはねえ)

都市伝説は都市伝説さ。
そんなもんが怖くて こ の 学校へ来られるかい
(この、学校)
(あえてそう言った意味を、こいつはどう受け取るか)
キミ、名前は?
(俺は予算の話と打って変わって、本腰を入れたと言うことを露骨に示す)
295兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 01:10:29 ID:sFOnWSiS
(さて、万が一彼がシロだった場合、この嘘がバレるまでは、
 高等部の吹奏学部へ風当たりが強くなりそうだ。もしそうなったら、
 ひっそりと心の中で謝罪しておくとしよう)

(あの眼帯やらギプスやらは、やはり飾りものではないらしく、
 時々痛がる様子を見せる会長。件の異形と会話後、和解できなかったのだろうか?)
(組織の人間は一般人で、異形を確認後は深入りしないよう、隊長が
 命令を出している。会話の後までは見届けられてはいないのだ)

ですが僕とて、去り行く彼らを精一杯送り出したいという、在学生の気持ちも分かりますから。
とはいえ、今のお話を聞いてしまっては無理強いはできません。
後はあなた方の判断に委ねたいと思います。

(空虚な言葉を重ねながら、後ろ手に、背中のケースに触れる)
(人の姿を取る異形、人に化ける事ができる異形を自分は何匹も知っていた。
 揺さぶられ、唐突に襲ってくる可能性もなくはないだろう)

…さて。
この学校でなくとも、都市伝説はどこにでも存在するものでしょう。
まさか都市伝説が形を成して、この学校にあるというのでしたら、話は別ですが。

(―――――知っている。恐らく、あちら側の世界を。
 一般人という可能性は、低くなった。後は、正体を探るだけだ)
(向こうも、こちらを警戒するようになったらしい。改めて名前を訊ねてきた)

兵部省の兵部に、水晶の晶。兵部 晶です、御法川先輩。
296御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 01:25:08 ID:RC29G3Vb
……。
あとで吹奏楽部から予算申請が出ていたかどうか、
もう一度確認しとくとするぜ。
(片目だけで華奢な少年を見つめ、目を細める)
(それは疑っている目つき…もしくは、相手を見定めようとする目つきだ)
(俺はお前の言葉を信じていねえと、態度に露骨に出したわけだ)

で?
用事は済んだんだろう、ひょうぶ……あきら君?
(身を乗り出してデスクの上で手を組んだ)
(…と言いてえところだが、顎が上がった体勢のままで、格好がつかねえ事夥しい)
それとも本当はわざわざ学校の怪談話をしに来たか。

(よいしょ、と席を立ち、デスクを回り込んで相手の前に立つ)
(ゆっくり歩くのは首が痛えってのもあるが、間を取るためでもある)
(俺が小柄な兵部晶の前に立つと、完全に見下ろす体勢になる)
(……首を真っすぐにしたまま、目だけで見下ろすのは格好がつかねえが)

俺は小学校から足掛け12年もこの学校に通ってんだ
大概の怖い話は知ってるぜ?
二度と学校に来れなくなるほどヤバい話を聞きたいか?ん?
(デスクに片手をついて体を支えるのは、何も首が痛いからじゃねえが)

297兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 01:40:40 ID:sFOnWSiS
―――――。

(この言葉に、更に警戒心を露わにする会長。恐らく、から99パーセントの確信に変わった)

ええ、構いませんが。あなたに接触する為の嘘でしたので。

(ここまで来れば、夜を知るものなら怪しがるのは想定内だ。関係者かどうか
 調べるための前置きは、最早意味を失った)
(サラリと真顔でバラしながら、こちらへと近付く大柄な姿に、更に視線を上げていく)
(元来接近戦は大抵の相手に不利だが、この体格差なら悪くない状況だ)

では前置きの用事は済みましたので、本題へ移りましょうか。
数多の女性を口説く、その唇から語られる恐怖話にも興味はありますが、それはまたの機会に。
…僕が最近耳にした都市伝説は、高等部の生徒会長が、鳥女のような化け物と会話していたと。

………何か弁明はありますか?
298御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 01:53:25 ID:RC29G3Vb
(嘘、と聞いて、俺の顔から表情が消える)
(ヤバい相手に関わるな、と師匠からはみっちり釘を刺されているわけだが)
(こうして向こうから突っ込んで来やがる場合は、どうすりゃいいんだ)

……てめえ…
(俺がこんな怪我を負った状況を、見ていたヤツがいる)
(俺だ、とはっきり確認できる人物で、なおかつこの世ならぬ存在の事を知っている奴)
(この小坊主は、そいつの手先だってことか)

何をどう見間違えたか知らねえが、俺は鳥女とのんびりお話なんかしちゃいねえ
なんで俺がてめえに弁明しなきゃならねえんだ
(こいつが何をどこまで知っているにしろ、俺と友達になりたくて来たわけじゃねえだろう)
(むしろ、その逆って可能性の方が高い気がするのはなぜなんだろうな)

俺は、鳥女と──
(俺がしゃべっていたんじゃ、召喚の呪文は詠唱できねえ)
(こいつが俺が何者なのかを知っていたら、そして俺に危害を加える気だとしたら)
(俺は絶対絶命だ)

戦っていたんだよ。
299兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 02:08:21 ID:sFOnWSiS
(はっきりと、表情を消すことで逆に動揺を表す茶葉の少年)
(この後に及んで誤魔化そうとは、流石にしないらしい。
 軟派な評判がよく流れる彼だが、口調や態度は反するように男らしいのかもしれない)

さて、本当でしょうか?
見間違いなら、弁明はしっかりとした方が良いかと。
濡れ衣を着せられるのは困るでしょう?

(そして会長は、その鳥女と戦っていたという。 確かにそれならこの怪我も頷ける、
 後の展開を知らない自分達には、それを否定する事はできない)
(だが、それを肯定する事もない。もし異形と敵対する雰囲気を
 露わにしていたら、組織の仲間はこうまでして自分に調査をさせるのか。
 何らかの、友好的な雰囲気があったのではないか――――?)

(鳥女と戦っていた可能性も頭の片隅に入れつつ、ひとまずは異形の仲間と仮定し詰問する)

では、あなたの力を見せて頂けますか?
化け物と戦うなら、なんらかの人ならざる力が必要でしょう?

(数歩後ずさり、距離を開きながら訊ねる。異能だけでは
 人間か、はたまた異形の力かは判断できない場合が多い。それでも参考にはなるかもしれない)
300御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 02:17:32 ID:RC29G3Vb
だからなんで俺がてめえに弁明しなきゃならねえんだ
弁明なら師匠にさんざっぱらしてら
見てたんなら、俺がハーピーに襲われて、目玉をくりぬかれる寸前だったのも知ってるだろうが!
(俺は拳をデスクに叩きつけた)
(そしてその拳を中学生に向け、指を突きつける)

いいか小僧、人に物を言う時は、自己紹介しろって教わらなかったのか
俺に何の力があるかだと?
てめえで勝手に調べやがれ。
俺らは何も隠しちゃいねえ。みせびらかしてもいねえけどな
(それはある意味本当だ。わざわざ言いふらしゃしねえが、隠してもいねえ)
(召喚ってのは、実はかなりポピュラーな技術でもある)

てめえこそ何者だ
どこから来て、俺をどうしようってんだ
(俺は腕組みをしてデスクにケツを乗せた)
(こうなりゃ腹をくくるしかねえ)
(本当に俺が危なけりゃ、師匠が骨を拾ってくれるだろう)

301兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 02:32:26 ID:sFOnWSiS
(女を口説くのが上手な男は、演技上手だと姉が言っていた。
 久遠守弥を見ていたら、何となく理解できる気がする)
(果たしてこの男のそれは、本物なのだろうか?それとも演技なのか?)
(そしてまた、それとは別に、気になるワードも出てきた)

…師匠?その道の先生がいるのか?

(俺ら、と言う辺り、何らかのコミュニティを形成しているらしい。
 知性のある異形は、群れない事が多い。何らかの組織を
 作るにせよ、その存在はひた隠しにするはずだ。異形の存在が
 一般社会に受け入れられないことなど、分かっているだろうから)
(現在、心の中では人間の可能性が6、異形が4といったところか)

調べて分かるようなら、ここへは訪れません。
またあなたが人間かどうかも確証が持てないので、礼儀も必要ないかと思っています。

(公安の人間が調べて、詳しい事は分からなかったのだ。
 だが調べる方向性が違っていた可能性もある。その醍醐の組織の事を、こちらは知らなかったのだから)

…僕はただの化け物殺しです。
あなたが化け物であった場合処理をして、そうでない場合は特に何もする事はありませんよ。
302御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 02:43:32 ID:RC29G3Vb
【すまねえ、ちょっと落ちかけてた】
【凍結してもらっていいか?】
【次は8日以降になっちまうんで、面倒だったら破棄でも仕方ねえと思ってる】
303名無しさん@ピンキー:2011/01/04(火) 02:45:09 ID:RSVb1Gyk
眠い
304兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 02:45:54 ID:sFOnWSiS
【いえ、こちらこそ無理をさせてしまい申し訳ありません】
【でしたら凍結にしましょうか。それ以降で、また御法川先輩のご都合のいい日を仰って下さい】
305御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 02:47:57 ID:RC29G3Vb
【ありがとう。久しぶりに人と話せて嬉しかったもんで、ちょっと夜更かししちまった】
【とりあえず8日の夜、22時ぐらいにどうだい】
306兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/04(火) 02:52:23 ID:sFOnWSiS
【いえ、こちらこそ。ノープランのまま申し出たのに、楽しいロールにして頂き、とても感謝しています】
【それでは8日の22時に、避難所でお会いしましょう。予定の変更などありましたら、また仰って下さいね】

【本日はありがとうございました、御法川先輩。また8日も、よろしくお願いします。ノシ】
307御法川 醍醐 ◆DaigoSmCh. :2011/01/04(火) 02:54:43 ID:RC29G3Vb
【おう、了解だぜ】
【日が開くんで、他にロール相手がいたら、遠慮なくやってくれ】
【普通ならマナー違反なんだろうが、こっちも無理にまたせてるしな】

【それじゃ、俺はこれで帰らせてもらう】
【お疲れさん。おやすみノシ】
308媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 16:24:42 ID:kYfgGQ2B
【名前】 媛名 葵(ひめな あおい)
【年齢】 18歳 / 3年 ※三年時編入
【性別】 女
【体型】 身長170cm 全体的にすっとした体型でパッと見は華奢、胸もちいさめ
【容貌】 腰下まで伸びるストレートな黒髪。漆黒の瞳。普段はあまり表情豊かではない。
【能力】 ≪ 受 容 (レセプター) ≫
        強い力を自分に同調させて受け止める能力。霊媒体質に近い。
        異能など他者の能力については相手側から移譲された場合のみ、一時的に使用可。
【武器】 ・ 弐 式 (にしき)
        深凪伝来の霊体武器/刀型。真名は 『弐ノ完式 夜乃刀(ニノカンシキ ヤノト)』
        それ自体が意思/人格をもち使用者を選ぶのだが、葵はこれを能力で無理に同調させている。
        普段は無形。使用時は霊刀として具現化。霊体ゆえに形は日本刀から大剣まで刀剣なら自在。
      ・ 暗 器 各 種
        各種の糸、各種ダガー、針、圏、チャクラムなどなどの、各種暗器を使う
【希望】 NG以外、相談次第 
【NG】 ハードスカ 妊娠 (※和姦と欠損などは要相談)
【弱点】 憑依/暗示/洗脳等の精神干渉を過度に受けやすい 魔術耐性が低い
      純粋な力比べは鍛えた男には勝てない 弐式と能力使用は時に強い疲労感や頭痛などを引き起こす

【備考】 異形/危険な異能者の狩りを主業とする非合法組織≪深凪(みなぎ)≫に所属。
      糸などの暗器多種と霊刀を得物とする事から、彼女の識別名は≪剣糸(けんし/ソードストリング)≫
      外見や丁寧げな口調とは裏腹に、真顔で冗談や人を喰ったような発言をする。
      しかしその実、組織で長く育ったために当主に心酔しており、微妙に世間知らずで、たまに日本語がおかしい。
      組織育ちなので身体能力と戦闘経験値は常人以上。組織の建前上、能力は完全特異体質扱い。
      そんな彼女はこの街で大事な人を見つけ、人と触れ合い、普通の生活に惹かれていったが―――。
      未だに組織と日常のどちらを手に取るのか決められずにいる。このごろ偏頭痛が悩み。

      ≪深凪≫は、兵部晶の組織と協力関係にあり召喚士(御法川醍醐)とは不戦協定を結んでいる。


【プロフィール投下落ちです】
【いまさらですが改めて、>>1さん。スレ立て有難うございました】
309尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 16:55:19 ID:Tz2Y4nWW
【待機にお邪魔します。>>260がプロフです】
310媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 17:40:42 ID:kYfgGQ2B
【こんな時間に、他にも人がいらっしゃるとは――と、驚きながら、出戻り失礼します】

>>309
【初めまして、尖さん】
【よろしければ立候補させていただきたいのですが、いかがでしょうか?】
【こちらのプロフィールはすぐうえの>>308にあります】
311尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 17:51:02 ID:Tz2Y4nWW
>>310
【こんばんは、初ロールが貴女のような麗しい先輩であるのならば】
【拒む理由などありませんよ。】
【こちらからよろしくお願いします。】

【こちらから出せるシチュエーションとしては貴女の狩りに俺が乱入……】
【そんな感じのオーソドックスなものを希望します。】
【勿論、日常てきなシチュでも構いませんが――なにせこちらは特に思い浮かぶシチュエーションがなくて。】
312媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 17:58:04 ID:kYfgGQ2B
>>311
【うる……、…ありがとうございます。ふふ、麗しいとは、出会い頭にそんなに褒められるの初めてです】

【シチュエーションについては、そうですね】
【初ロールでもありましょうから、もしも尖さんにやりたいことがあればそれを、と思います。
 やはり、能力を拝見させていただくには貴方の提示してくださったシチュが一番……でしょうか】
【希望があればお聞きしたいので、何なりと仰っていただけると、うれしいです】
313尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 18:05:46 ID:Tz2Y4nWW
>>312
【初対面であれど女性と顔を合わせたのならばまず誉めろと】
【姉からきつく言いつけられていますので。】
【言うなれば、当たり前のことをしているだけ、ということになります。】

【ありがとうございます。気立ての良い女性はとても好ましい。】
【それでは俺から一つ我が儘を言わせてもらいますと】
【多少、貴女のことを格下に――護衛対象として扱ってしまうことを許してほしいと思います。】

【こちらの希望は以上です。あとはそちらから質問があればお聞きしようと思います。】
314媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 18:15:17 ID:kYfgGQ2B
>>313
【なるほど、……ふふ。貴方の個性(キャラクター)がよく分かって素敵、だと思います】
【と、その続きはロールで見せて頂くことにして、……子細、了解致しました】

【貴方が私をどう扱うかにつきましては、問題ありません。そこは貴方の自由にしてください】
【ただし、それに対して「私」がどう受け取ってどう反応するかは――また別問題である、ということで】
【こちらというか【】というか、中の人としては問題ありませんので、遠慮なく、と】

【そう、ですね。質問は、いまのところは――また途中何かあれば【】で失礼させていただきます。
 そちらも何かあれば、いつでも遠慮なく聞いてください】

【ということで、すみませんっ。長くなってしまいましたが書き出しは私……の方が良いでしょうか?】
【敵のタイプに希望がなければ、適当に獣型でもだそうと思います】
315尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 18:20:52 ID:Tz2Y4nWW
>>314
【貴女も中々誉め上手ですね。ええ、その方向でお願いします。】

【俺から書き出しても確定が多くなりそうですし、よろしくお願いします。】
【普通に考えれば媛名先輩の体格では立ち向かえないようなタイプですと】
【すんなり入りやすいです。お手数ですが、お願いします。】

【それでは、何かあるようでしたら【】で連絡をしたいと思います。】
【よろしくお願いします。】
316媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 18:25:02 ID:kYfgGQ2B
>>315
【なるほど、……了解いたしました。十全と問題ありません】
【いいえ、そうして言っていただける方が書き出しやすいですから、有り難いです】
【それでは、書きださせていただきますのでしばしお待ちくだされば、幸いと】
317媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 18:40:37 ID:kYfgGQ2B
(日も暮れた。風も身を切るように冷たい)

(――街外れに寂しくそびえていたのは、今は使われなくなった廃工場だった。
 広く大きなその場所は、昔ともあれば忙しく働く場であっただろうに、
 今や住み着くのは鼠や虫、そうして――自分にむかって牙をむく、その異形くらいだ)

………――ッ!
(ゆうに3メートル以上はあるであろうというその獣は、熊のようにも見える。
 しかし、青みがかった体毛にまるで狼のような鋭い牙が生えそろっていて、爪も同様に長く鋭い。
 大口をあけた口からはだらりと生ぬるい唾液が零れ、鎖骨のあたりにかかる――それに対し、女は顔をしかめた)
(近くにあった鉄パイプを噛ませてどうにか持ちこたえているものの
 自分も鉄パイプもこのまま押し切られるのは時間の問題だ――、まったく今日はツイてない)

(鉄パイプを手放し、その一瞬に霊力で武器をつくりだそうとする)
(しかし、その大きな図体に反してその獣の動きは素早かった。
 青白い霊力の光をまとった女の右手に気づくとそれをさせまいとするかのように飛びかかってきた)
(その想定外の素早い動きに、なすすべもなく――女の体が地面に押し付けられる)
ッ……いっ。
(冷たい地面を背中に感じながら必死に抵抗するも、肩を押さえつける太い腕には叶わない。
 巨体で覆いかぶさり、口をあけて大きな牙をみせるその異形は――勝利を確信したかのように雄たけびを上げた)



【それでは、このような感じで……何かあれば、遠慮なく、いってください】
【どうかよろしくお願い致します】
318尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 18:54:26 ID:Tz2Y4nWW
(夜、姉の遣いでコンビニに行った帰り)
(それはちょうど人気のない路地に差し掛かったときのことだった。)
(――思い起こされる記憶。怯える自分、その自分を懸命に支える姉。)
(目の前に迫るおぞましき――牙。)

(何故今になってそんなことを思い出したのかわからない。)
(ただ、俺――尖 戒奈にとってよくないことが起きている。)
(それがどこで起きているかわからないはずなのに俺の足は駆け出していた。)

(――その「俺にとって嫌なこと」が起きている場所はすぐそこだった。)
(ちょうど女性が押さえつけられている場面。再び記憶がフラッシュバックする)
(姉さんがいう、何がなんでも守らなくてはいけない存在が。)
(いままさにその醜悪な牙に刻まれようとしていた。)

………のォっ!!
(短く叫んで駆け出す。手に握っているのは小刀。)
(決して刃渡りは長くなく、柄も片手で十分につかめる長さの工作用の小刀。)
(それを咆哮をあげる口の上、こんな武器とも言えない道具でも効果がありそうな)
(眼球を狙いつきだす。)
(救わなくてはならないのは押さえつけられている女性。)
(その太い前肢が上がった瞬間に抱き抱えて逃げようと体を動かす。)
319媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 19:04:53 ID:kYfgGQ2B
(見た目は熊のようなのに、あげた叫びはまるで狼のようだった)
(ここは街外れだ。近くには人気もなければ、元工場の周りと言うことで民家も少ない。
 たとえ今の叫びが聞こえた人がいても、犬か何かかと思われるかもしれない。
 ――つまり、人が来る確率は限りなく低い、ということだった……のだけれど、救いはその瞬間に現れた)

(人の叫び声と、痛々しい獣の呻き声)
(そして肩を押さえていたその重みがなくなったと思ったすぐあとに、ふわりと体が浮く感覚)
―――…っ、なにを。
(誰という質問よりも、自分を抱き抱えたその行為に驚いてそんな声を漏らしてしまう)

(眼球を突かれた異形は、目を押さえてのたうちまわっている。
 しかし、やがてはこちらを向いて襲ってくるだろう。
 しかも怒りに染まったままで、だ。このまま逃げたとしても追ってくるに決まっている。
 そして、こんなものが人前に出てしまっては終わりだ。だからこそ、ここで仕留めなければならない)

っ、ありがとうございます、助かりました。
大丈夫ですから、おろしていただけますか?
助けていただいた礼は、また改めて――その小刀だけで立ち向かえる相手ではありません、
ですから、あとは私に任せて、貴方だけ先に……ッ、……追ってきますッ!
(少年に抱きかかえられたまま、叫ぶ。
 ようやく痛みに慣れたその獣は、涎を垂らしながら牙をむき、こちらに飛びかかってきたのだ)
320尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 19:22:54 ID:Tz2Y4nWW
(二転、三転。痛みで暴れ狂うやも知れない獣を警戒して転げ回る。)
(ようやく獣の射程圏外に逃れたと思い体を起こし――)

いえ、お気になさらず。綺麗な髪や服を泥まみれにしてしまい申し訳ない。
それよりも無茶は言わないほうがいい、俺が小刀一本なら貴女は丸腰だ。

(見たままを指摘して飛びかかってくる獣をギリギリのところでかわす。)
(その獣が眼球を傷つけ、武器を持つ自分ではなく、先程集中させた)
(霊気を警戒して、腕の中の女性を狙っていることなど思いもしない。)

……はっ !くっ………!!
(息を切らせながら、身体を動かし、間合いをとる数メートル距離をとったところで)
(その女性を下ろして――)
逃げるのは貴女です。無論、俺も逃げますけど………何か言いたいことがあるようなら
生きて再会できた時にでも。
(言い聞かせるように微笑みかける。)
(そうしてからまた獣に気を配り――)
321媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 19:24:16 ID:kYfgGQ2B
【ごめんなさい。電話がかかってきて、少しだけ長引きそうで……15分ほど、お待ちいただけますか?】
【本当に申し訳ありませんっ】
322尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 19:31:07 ID:Tz2Y4nWW
【女性を待つのは光栄なこと、と言われていますのでお気になさらずに。】
【15分と言わずとももっと時間をとっていただいて結構ですよ。】
【それでは、お待ちしております。】
323媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 19:49:27 ID:kYfgGQ2B
>>330
(彼に抱きかかえられて転げまわりながら、獣の気配を追う)
(しかし、自分の一声で彼は獣の攻撃をかわしてみせた。
 自分を抱き抱えている青年は、身のこなしも軽い。
 それに、そもそもあの獣に臆すことなく向かっていく様も、眼球を狙いついた腕前も―――
 ――恐らく、少しくらいは夜を知っている人間だ、ということである。なるほど、異能者なのだろうか)

……服や髪くらい、洗えば済むものであります。貴方の体は洗ってもなおりません。
(心配か警告か、そんな言葉を口にする)
(片手に霊力を集めながらも、微笑む彼をみてその姿が誰かにか重なった。
 ――人を庇ってばかりいる場合ではないだろう、とその思い浮かんだ相手に言うように彼にも言いたくなって
 少しだけ笑ってから、大きく息を吐きだす)

勝算がない勝負は別にしても。
残念ながら、獲物を目の前にしてすごすごと逃げられるような性質ではありません。
(服についた汚れを払いながら、左手に意識を集中させる)
(片手が青白い光をまとったかとおもうと、それが刀の形を為し――彼女の手に握られたのは、
 本物であれば彼女では持つのも精一杯だろうとおもえる、2メートル程の大剣であった)
ということで、できればご一緒させていただけませんでしょうか。
小刀ひとつより小刀と大剣の方が、まだ勝算は高まるものであると存じます。

それに、私はこれでもそれを生業にしている人間です。
まあ、こうしてファンタジーの産物みたいな異形が実際に存在していても臆さないのですから、
貴方もこういうものには慣れて――おられるのでしょうか。それとも、異能者ですか?
(など言っている間にも、攻撃対象を二つに増やした獲物は、二人を交互に見て唸っている)
……お話は、ここをくぐりぬけてからじっくりと。
324媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 19:50:11 ID:kYfgGQ2B
【大変お待たせいたしました】
【いいえ、それでもお待たせしてしまったのですから……謝らせてください】
【尖さんも何かあれば、遠慮なく。それでは、ふたたび宜しくお願い致します(一礼)】
325尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 20:14:18 ID:Tz2Y4nWW
獲物――とは、これは随分と………
(食べるのか?見かけによらずワイルドですね、見かけの清楚さとのギャップが)
(堪らなくいいです――などと言おうとして。)

(女性の手に輝く剣が現れる。)
(それはまるで自分の光刃のようで、一瞬言葉を失ってしまう)

(次に意識を取り戻したのは質問が飛んできた辺り。)
いや、ああいった手合いに会うのは二度目です。ただ――――
(再び思い起こされる。怯える俺、健気な姉――強く残る背中。)
(そう自分は背中を見せる立場に憧れていた。そうなりたいと思っていた。)
(だから、その背中が放った言葉を口にする。)

俺は…………守護者(ガーディアン)だ。貴女を、護衛(ガード)する。
だから、その剣はしまってもいいです。
(その言葉とともに彼は力強い背中で自分と姉を守ってくれた。こんどは俺が――)
(そう意気込み前に踏み出す。二つに獲物が増えた以上)
(あいつは先に前に出た方から仕留めようとするはず。)

(――そこからだ。そこで仕留める。そこで仕留めて、後ろの女性を護衛(ガード)しきる。)
(姉さんも言っていた。女性は敬い、大事にしなくてはならないと。)
(だから俺は信念(オモイ)を剣(チカラ)に――)

(――小刀を獣の腹向けて振るう。誰がどうみても小刀を当てるには遠すぎる距離。)
(しかし、当たるはずのない距離で振るわれた小刀は光を帯び、その刃を伸ばす。)
(鋏よりも包丁よりもずっと攻撃的な、一振りの刀となって獣に襲いかかる。)

【それでは、慎んで。その謝罪を受け取らせてもらいます。】
【こちらこそ、よろしくお願いします。】
326媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 20:30:28 ID:kYfgGQ2B
しまってもいい、とはどういう――。
(ガーディアン?二度目ということからして、組織名ではないのだろう)
(だとすればそれこそ、「守護者」の文字をあてる「ガーディアン」ということなのか?
 つまり、守る者ということだろうが――それならばどうして、自分を守ってくれるのだろうか。
 ――彼の過去を知らない彼女としては、ただ不思議に思うだけで)

――――ッ!
(彼が一歩先に出た)
(なるほど、何があっても私に戦わせてくれるつもりはないらしい――そう気づくと
 「守られている」という珍しい感覚になんともくすぐったい気持ちになると共に、猟狗としてもどかしい)

(獣は唸りながら先に動いた戒奈めがけてその牙を振るう)
「グアアアアァアアアアア!!」
(涎を振りまきながら大きな口をあけて、彼に噛みつこうとしたが――彼に届く前に、
 光の一線がその獣の腹に傷をつける。
 届かないはずなのに、まるで刀のような鋭利な攻撃に異形は困惑したように叫びごえをあげる)
(かなりのダメージを与えたはずだ。
 それを証明するように、異形は先ほどよりもひどくのたうちまわり、痛みに転がっている)

……なるほど、そういう能力、ですか。
(自分と似ているのだろうか)
(でもおそらく、少し違うのだろう。細かいことについては、あとでじっくり聞かせてもらおうか。
 そう思って彼に言われたとおりに、≪弐式≫を解除。淡い光の粒として大剣が弾けたのを見届けると――)
それの弱点は、額です――ッ!
毛がはえていて見えはしませんが、眉間のところにもう一つ目があります、それを捉えてくださいッ!
(これの退治を依頼してきた「あれの元飼い主」からの情報を、彼に伝える)
(そこをピンポイントで狙うのは難しいかもしれないが――何となく、目の前の青年に賭けてみたくなったのだ)
327尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 20:31:44 ID:Tz2Y4nWW
【失礼、所用により中座させていただきます。】
【30分ほどかかると思いますので、一旦休憩させていただきたいです。】
【再会時間は任せます。すみません、失礼します。】
328媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 20:47:03 ID:kYfgGQ2B
【と、すみません。リロードミス、でしたっ】
【了解いたしました。食事時でもありましょうから――いろいろとゆっくり済まされてきてください】
【再開時間については、……そうですね、1、2時間後ではいかがでしょうか?】
【22時すぎか、22時半くらいでくらい。何か都合があれば、避難所にご一報いただけると幸いです】

【再開場所もそちらで、と。それでは、私もこれで失礼いたします】
【ありがとうございました。スレッドお返しいたします(一礼)】
329媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 22:24:53 ID:kYfgGQ2B
【再び、スレッドをお借りいたします】
330尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 22:27:52 ID:Tz2Y4nWW
>>326
(撒き散らされた涎の一部が顔にかかる。酷い臭いだと思うとともに)
(あの女性に、これを、あの清楚な顔へかかるかもしれないようなに会わせたとなれば)
(姉に三度は殺されかねないな、などと思って必要以上の緊張を殺す。)

(腹への攻撃は効果があったらしく、自重を支えきれないほどにバランスを崩し)
(四肢をのたうち、咆哮を上げて転がっている止めを指すならば)
(腹を大きく抉り、内蔵を掻き出すべきか、それとも首か――と迷っているときに)
(声がかかる。先程と違い、自分が前にでることを納得してくれたような感じのする)
(その声が獣の弱点を告げた。)

眉間――の目ッ!!
(復唱しながら駆け出し、思い切り顎を蹴りつけ頭を固定する。)
(前肢による抵抗が衣服に、時に皮膚に傷をつけていく。)
おぁ……俺は……護衛(ガード)するんだ!!
(必死に叫びながら額に向けて光の刃を伸ばす。)
(不安定な体勢からの抵抗とはいえ、体格差が体格差だ。)
(成功させなければ次はないようなもの――)

【それでは、再びお借りします。】
【改めて、よろしくお願いします。】
331媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 22:46:36 ID:kYfgGQ2B
(――けれど彼女は、完全に手を出すことを辞めたわけではなかった)
(根っからの猟狗気質なのだ。
 自分の賭けの勝率を上げるだけの小細工くらいは――せずにはいられない性質なのだ)

(彼が弱点に向かって駆けだしたと同時、懐から取り出したのはスローイングダガーだ)
(10本近くの銀色の刃が、異形にむかって飛んでいく。
 それなりの遠距離から、切っ先が異形の脚に、腹に――そして器用に彼を避けて、首に入る。
 その痛みで、わずかながら異形の意識が戒奈から逸れて……)


(最後に、叫び声があがった)
(光の刃は見事にその熊の眉間――三つめの目を突き刺し、その命を削ぐ。
 異形は悲惨な断末魔をあげながら、その巨体を地面に投げた。そしてそのまま、動かなくなった)

……―――お疲れさまでした。
(ゆっくりと足を進めて、彼に近寄る)
(横たわっていた異形の死骸は不思議と徐々に小さくなって……最後に仔犬程のサイズになった。
 熊に刺さっていたダガーは抜け落ちて、地面に落ちる。それを一本一本拾い上げながら)
お怪我は、ございませんか?


【こちらこそ、もうしばし宜しくお願い致します】
【これからの展開にご要望があれば、遠慮なくっ……と】
332尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 23:03:46 ID:Tz2Y4nWW
(――コイツラは倒すとこうなるのか。いや、今回だけか?)
(そんなことを考えながら子犬サイズになったその熊をみて)
(それから、抜け落ちたダガーナイフを見る。)

(――気づかなかった。体格差にしては抵抗が薄いとも)
(押さえた顎から不自然な痙攣が伝わってくるとも思ったが)
(まさか護衛(ガード)すると決めていた女性に守られていたとは。)

いえ、怪我はありませんよ。お陰さまで…………
(拾い上げられていく自分を助けてくれた投擲用のナイフを)
(自分の未熟さの証を見つめて、せめてもの見栄に)
(いくつか引っ掻き傷を作った足を後ろに引き、応じる。)

そちらこそ、怪我は?
男の傷は勲章ですませられますが、女性のはそうはいきません。


【では次辺りから夜についてさわりだけでも聞かせていただきます。】
【言い忘れましたが、日付が変わる辺りがリミットとさせてください。】
333媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/04(火) 23:19:43 ID:kYfgGQ2B
お陰さまで――?
……いいえ、これは気をひく程度のもので、抵抗を抑え込めたわけではありません。
貴方の初撃のダメージが大きかったのでしょう。これを倒したのは、貴方です。
(足をひいたのを見て、黒髪をゆらして首を傾げる)
(破られたであろう衣服も、穢したであろう足も、全ては自分を護衛(ガード)した結果なのだ)

私の方に、怪我はありません。
……お礼が、まだでした。
今宵は本当にありがとうございました。貴方のおかげで、危ないところを救われました。
(ゆっくりと前に向かって頭を下げる)
(これは本音だ)
(あの時は本当に危なかった。猟狗のプライドとして死にはしなかっただろうと言いたいけれど
 そうだったとしても大けがは免れないのは確実だ。実際問題、彼は紛れもない恩人)

二度目、と仰られましたか。
それでこの動きは――大したものです。
正直、私はこれを生業としているゆえに、これでも長年こういうことをしてきましたが、
しかし、――まったく、才能と言うものは、あるのですね。……貴方は異能者、で宜しかったですか?
(少しだけ羨望の籠った言葉。羨ましそうな響きをもった声が廃工場に響く)
(そしてようやく全てを拾い終えると、軽く肩を回してから)
……貴方とお話をしたいのですけれど、お時間ありますか?

【リミット、内容についても了解であります】
334尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/04(火) 23:47:58 ID:Tz2Y4nWW
お褒めいただき光栄です。それに、俺が何故「お陰さまで」という言葉を使ったか
ご理解いただけているようで。
しかし、俺は全く気づきませんでした、貴女のような方からの助力に気づけなかったのは
不覚です。それに俺は貴女の声が聞こえるまで検討違いの場所に
狙いを定めてましたから。
(笑みを浮かべ、ナイフを回収するのを見届けると小刀を鞘に納めてポケットに突っ込む。)

どういたしまして。とは言え俺も助けてもらった部分があるので………
ありがとうございました。貴女のような麗しい女性に助力していただけるなんて光栄です。
(同じく頭を下げ返して)

どうしても忘れられない背中があったので。あれに追い付くにはどうすれば良いか
それを考えるのに必死だった――その結果です。
(けれども、初めて実践で守護者(ガーディアン)を名乗って)
(護衛対象から誉められるのは、素直に嬉しかった。自分が凄く大きくなれた気になれる。)
いのう、しゃ…………ですか?
(生業というと幼い日の自分と姉を助けた守護者(ガーディアン)と同類ということか?)
(そういう職業があって。それでその人たちは俺みたいなのを異能者と――)
すみません、言葉の意味を理解するだけの知識が今の俺には無いです………
ですから、こちらからお願いしてもいいでしょうか?
いろいろとお聞かせ願いたいです。
(言ってから考える。ボロボロのズボンと異臭を放つ上着。)
(それらを身につけたまま自分が入れる適当な場所を。そして提案する。)
よろしければ俺が住んでいる所にご案内使用かと思いますが………
335媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 00:01:48 ID:kYfgGQ2B
>>334
逆をいえば、私はあれだけしかできませんでした。
それに――、今回の異形(あれ)については、私があらかじめ弱点を「元飼い主」から聞いていたので。
(あれ、といいながら異形を指し示して、ゆっくりと左右に首を振る)
(しかし――、同じく頭を下げ返されると、なんとも言えない気持ちになってしまう。
 基本的に、なんというか、彼女という人間はこんな真っすぐに褒められ慣れていないのだ。だからくすぐったい)
麗しい、などと……なんというか、その、くすぐったい、です。
申し上げたのでお分かりかと思いますが、私は所詮「あれら」を狩る猟狗。血まみれわんこさんです。
(肩をすくめてそういうのは、わずかでもくすぐったさから逃れようとして、だ)

忘れられない背中、ですか。
……なるほど、――貴方にはよい目標がいらっしゃるようです。
(そうして、少し遠くに放っておいたコートを取りに行ったところで、彼の声に振りかえる。
 異能者という言葉を知らない。
 ――なるほど、本当に「夜」との遭遇は二度目なのだろう。初々しさを感じながら)
私としては、構いません。
しかし、――そうですね、一つだけ申し上げてもよろしいでしょうか?
(あたたかそうなコートを羽織ってしまえば、見た目もどこにでもいそうな少女に早変わり。
 改めて彼に近寄って小首をかしげると、わずかに唇の端をつりあげて)

夜に出会った女を、早々信用するものではありません。
何を考えているか分からないのですから――、もしかしたら危険人物かもしれませんよ?

それでもよければ、ご一緒させてください。……とはいえ、いいのですか?家になんて。
私は貴方が寒くないのならどこでも構いませんから、気になさらないでください。
(言ってから飄々とそんなことを尋ねた)


【ここらがリミットでしょうか……すみません、凍結をお願いできますか?】
336尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 00:06:45 ID:7//U6gD+
【ええ、前述の通りです。】
【そちらから申し出ていただいて有り難いくらいです。】
【是非、よろしくお願いします。】

【こちらの希望は21時以降でしたら大抵は合わせられると思いますので】
【日にちはそちらの都合のよい日を……と思います。】
337媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 00:11:16 ID:KDu0Sz/h
【いえ、今宵はこんな時間までお付き合いいただき、こちらこそありがとうございました】
【とても楽しかったです】
【こう、何とも至らない部分もあったかと思いますが――もうしばし、宜しくお願い致しますっ】

【ということで、21時以降、ですか……そうですね】
【明日えっと、水曜日ですね。それでであればとりあえず、21時半くらいには時間が取れると思います】
【いかがでしょうか?】
338尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 00:16:35 ID:7//U6gD+
【いえいえ、こちらの希望通りかつ合わせやすいレスをいただいた上】
【我儘も聞いていただいていますから。】
【俺の知らない、貴女が至らなかったと思う部分を差し引いても】
【俺には楽しい時間でしたよ。】

【ハイ、では5日の水曜日21時に避難所で待ち合わせという形でいいでしょうか?】
339媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 00:18:53 ID:KDu0Sz/h
【そう言って頂けると、……こちらとしても嬉しい限りです。ありがとうございます】
【ふふ。なんというかこう、本当に褒め上手であられるというか、くすぐったいというか
 是非お姉様のちょうきょ……教育っぷりを拝見して見たいものであります】

【はい、それではその時間に避難所で待ち合わせで】
【もし遅れるときは連絡させていただきます】
【それでは、こんな時間までありがとうございました――おやすみなさい。良い夢を、尖さん】
340尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 00:24:30 ID:7//U6gD+
【姉さんのですか…………確かに今回の俺は下手打ったな――】
【ご期待に添えるよう頑張っていきます。】

【此方もそれに習わせていただきます。】
【万が一ギリギリになっても問題はありませんので、遠慮せずに。】
【それでは楽しい時間を頂けたことに感謝を――おやすみなさい、お疲れさまでした。媛名先輩。】
341名無しさん@ピンキー:2011/01/05(水) 13:02:19 ID:gQuU9aTr
チネ
342郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/05(水) 19:51:25 ID:UkRCyy/8
【一時間ほど待機してみるんだぜ。どなたでも気軽にどーぞ】
343郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/05(水) 20:50:28 ID:UkRCyy/8
【撤退〜】
344媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 21:30:21 ID:KDu0Sz/h
【昨夜に引き続き、ロールに場所をお借りいたします(一礼)】
345尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 21:30:31 ID:7//U6gD+
謙虚な人なんですね。貴女は女性としてその容姿に自信を持っていいです。
誉められて尾を振るう猟犬は知れど、はにかむ愛らしい猟犬を俺は知りませんから。
(血まみれ、のあたりには彼女なりに事情があるのだろう。)
(それを否定はしない、が。こちらにも事情があるのだ……無知という事情が)
血にまみれていようともわんこはわんこです。
(だから、馴れ馴れしくもその頭を、それこそ犬にするように撫でようと)
(手を伸ばして――)

(確かに、今思えばあの背中を追いかけていたからこそ、今の自分があるのかもしれない。)
(薄情かもしれないが、両親の死を割り切り、あの時そうされたように)
(自分も誰かを守りたいと思えるようになれたのかも。)
…………失礼、気が利かないで。
(女性に上着を取りにいかせるなど、愚にもほどがある)
(コートを身に包んだ彼女もまた……)
なるほど、先程の凛とした雰囲気もですが、今の素朴な雰囲気も
悪くない、似合ってますよ。
(そして降りかかる忠告……にしては些かタイミング的に)
(意地が悪いと思った。そんな言葉を聞きしばらくキョトンとしたあと)
(応じるように笑みを作る。)
女性の本性が「騙すこと」ならば、その本性に触れられることを
光栄だと思いますので。慎んでお受け致しますよ。
(実際問題として、例え彼女が危険人物だとしても俺が守るべき)
(信念は変わらない。姉さんから言われた通り守り抜くべき女性だ。)
………男の甲斐性というものです。
エスコート、させていだきますよ。
(その信念は少なくとも、自分のために動いてくれた女性の否定的な言葉だけで)
(揺らぐようなものではない。)
体の構造上、男の俺の方が寒さには強いですよ。それに、実はいうと
御使いを放り出して来てしまったので。しかし、貴女からの話も聞きたい。
両方取れる良い手段というだけですから。
(そういいながら手をとるべく差し出し、爪先を家路に向ける。)

【ロールの解凍にお借りします。】
【――失礼、いまいちだらだらとしすぎましたので適度に切っていただいても結構です。】
【次辺りに俺がばっさりやりますので】

【それでは今宵もよろしくお願いします。】
346媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 21:54:41 ID:KDu0Sz/h
はにかむ愛らしい猟犬、ですか。
――いささか、人に慣れ過ぎてしまったのかもしれません。尻尾を振るのは主人にだけで良かったのに。
(自分は何時の間にそんな顔をしていたのだろうか。
 そんな風に気を抜けるようになってしまった自分がいることに、思わずため息をついた。
 ああ、本当に随分と絆されてしまっているらしい、この心地よい日常に――そんなことを考えていたが)
それでも、頭を撫でてほしいと思える主人は――
(手が伸びてくるとそれを見つめ、そっと自分の手で彼の手首をそっと制して)
――わたしにとっては、……たった、「ひとり」です。
(目を僅かに細めて、そんな嘘をついた)

そこまで気がつかれても、逆に私としては困ります。
何と申しましょうか、貴方にとっては当たり前でも――私は慣れないものでありますから、
ほら、逆に女性が困ることをなさるのは紳士としていかがなものでしょうか?
(「というわけで」、なんて意地悪な言い方をしながら、ポケットからゴム手袋を取り出す。
 そしてバックの中からカンが二本入るくらいの小さなクーラーボックスを取り出すと、
 その中にあるビニール袋に、先ほどの異形――既にネズミ程の大きさになっていた――をつめ、クーラーボックスへ)
こういうことをする女を、あまり女性扱いなさらなくても。慣れていないから、くすぐったいのです。
貴方の紳士さは別にむけるべきでしょう。
「騙すこと」さえ本性として受け入れる甲斐性と懐の広さには、ひかれるところはありますけれど。
(小首をかしげれば、黒髪が揺れる)
(少しばかり高い位置にある鋭い彼の目を見返して、次にその差し出された手をじっと見て、
 しばらく悩んだ後に、反対側に首を傾げてから――)

それでは、不束者ですけれど宜しくお願い致します。
(悩んだ結果、その手に荷物――「獲物」の入ったクーラーボックスではなく、
 別のものが入ったカバンを差し出して、軽く会釈をしてみせた)


【次で切ってくださる、とのことなので、つい……すみません】
【バッサリとそちらで切ってもらえたら十全です。一気に移動していただければ、と】
347媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 21:55:13 ID:KDu0Sz/h
【と、……ごあいさつ、切れてしまいました】

【こちらこそ、改めて宜しくお願い致します(一礼)】
348尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 22:07:29 ID:7//U6gD+
(彼女との対話で学んだことは、まだ自分の知らないタイプの女性がいること)
(やはり、自分はまだまだ無知だということ。)
(授業料のひとつとして差し出した手の中の重みは受け取っておくことにした。)


(――暫く歩くこと数分、電柱の影に置いておいた買い物袋を確認する。)
(割りと無我夢中だったがこの程度は頭が回ったらしい………中身は無事だ。)
(姉さんの機嫌が悪くならないことを祈る。)
すみません、飲み物が温くなることもなく、荷物は無事でした。
それでは、こちらに………
(そこからの道のりは単純、そして長くなかった。)
(程なくして五階建ての特にこれといって変わったところはない)
(ありふれたマンションにたどり着く。)
――こっちです
(そこに入るとそのまま階段を昇らず、廊下をいき、一階のとある一室の前で止まる。)
(表札に「尖」の文字がある扉の前で振り返り)
ああ、申し訳ありません。名乗ってなかったですね。
とがり、かいな…………「尖」るに戒律の「戒」奈良の「奈」です。
以後お見知りおきを、そち――――
(らは?と彼女の名前を聞こうとした瞬間、俺の体は吹っ飛んだ。)
(人身事故にでもあったかのように軽々と。)
(――そして「ああ、何かあるたびにこんなことされれば」と)
(不意にあのとき誉められた体の動きの正体がわかった気がした。)

「カイ!あんたコンビニにいくだけで何時間かかってんの!!」

(開け放たれた扉の奥、夜も遅くに威勢の良い声を響かせる女性が立っている。)
(今しがた、俺を吹っ飛ばした姉だ。)
(彼女は玄関マットの上、俺がぶっ飛ぶ前に立っていた場所から手の届かないような位置に)
(仁王立ちして、二人を迎え…………)
349媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 22:24:12 ID:KDu0Sz/h
(なるほど、彼はおつかいの荷物を放って来てくれたのか。
 荷物がなくなったりしていたら、むしろ自分が肩代わりするべきだったろうなんて考えながらも
 とりあえず無事だったことに安堵。そんなこんなで、彼の家――マンションへと向かう)

(本当に、お邪魔していいのだろうか)
(――なんて猟狗にしては良心的な考えだと思うが、
 こうして初対面の女性――しかも暗器を振りまわす女を――いとも簡単に受け入れる彼に
 わずかながらの不安というか心配というかお節介に似たそれを感じつつも、付いていったのだけれど)

尖さん、ですか。
ああ、そうでした。すみません、ご挨拶をまだしていなか―――、

(それは、彼の部屋の前に来た時だ)
(飛んだ。それはもう綺麗に隣にいた彼がふっとんだ。
 そしてその現象を前に思わず飛んでいった彼を受け止めるとか心配するとかではなく、
 ぶつからないように避けた上に、彼よりも彼をふっ飛ばした対象をすぐ確認した自分は、大変白状だと思う)
(――そして「カイ」という呼び名。どことなく似ているような雰囲気から
 家族か彼女かどちらかであろう、なんてあたりをつけた。しかし、だ――あの距離からどう飛ばしたのだろう。
 そういう意味で、この女性に興味を持ったのは内緒だ)

……ええと、すみません、こんばんは。
初めまして。愛媛の「媛」に、名前の「名」、向日葵の「葵」で――ひめな、あおい、と申します。
(女性に向かって一礼)
(そして、吹っ飛んだ戒奈の近くに寄ってから状態を軽く見つつ)
こちらの戒奈さんに、危ないところを助けていただきまして、それで遅くなってしまったのです。
彼が遅れた責任は私にあります。どうか、ご容赦を。
(この女性が「異形」を知っているかは分からない。彼が隠しているかもしれない。何も分からない。
 だから一応は、そうしてぼやかして挨拶をした)
350尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 22:48:29 ID:7//U6gD+
(俺が確保しきれなかった媛名先輩の手荷物は綺麗に弧を描き、彼女のもとへ。)
(そして俺は壁に叩きつけられて、意識が混濁とする。)

「姉さん、いつも言ってるよね?!女の子待たせちゃいけないって!たとえ姉さん相手でも……」

(……怒り心頭といった風の姉さんは、そのままサンダルをつっかけ――)
(――俺以外に女性がいることを、その女性が名を名乗ったことを確認して。)

「――あら?カイが女の子を連れて………ええ、なになに?えっと何ちゃんかしら?葵ちゃん?!こんばんは。」
「カイ!女の子連れてくるなら言ってくれれば姉さん殴らなかったのに……」
お……ぐ…………
(どうやら何か勘違いしている姉さんは俺を殴ったらしい。)
(物理的に考えて姉さんが手を伸ばして届く距離ではないのに。)
(さらに俺に詰めより、胸ぐらを掴む。)

「ああ、いいのいいの。家の戒奈はこの程度じゃびくともしない教育してきたし。」
「葵ちゃん見たいなイイコを助けたんなら――って」
(ぞくり、と俺の背筋に悪寒が走る。)
(長年こんなことを、こんな教育をされて学んだこと――)
(ひとつは女性を大事にしなければ痛い目を見るのは自分。)
(もうひとつは最近ではあるが攻撃が繰り出される際の気配。)

「――あんた、女の子連れて歩くのになんつー匂い漂わせてんだぁあああああ!!!」

(再び俺の体が宙に浮く。何をされたかまたしてもわからない。たぶん投げだと思う。)
(これから、有効射程や何をしたかわからない攻撃の強力さを学び。)
(それらを覆うような戦闘スタイルと相応の体捌き、反応速度を手に入れたようだ。)
(――そして俺は頭から落下、コンクリートの床とキスをした。)

「ごめんなさいね、うちの弟。気が利かなくて……今、お風呂に放り込むから」
「アレの部屋にはあたしが案内するから、遠慮なんかしないで。さぁさぁ。」

(とりあえず犬神家のようなポーズをとらされた俺のことを後回しにして)
(半ば強引に媛名先輩を部屋に通そうと言うつもりらしい。)

【寸劇のせいでひどいことになりました。申し訳ないです。】
351媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 23:01:34 ID:KDu0Sz/h
(手荷物とクーラーボックスを持ったままに、あらあらというように目の前の女性と戒奈を見る)
(「姉さん」といっていることからして、恐らく彼女は彼の姉なのだろうと理解。
 しかし、結構バイオレンスな家庭もあったものだ。
 これが尖家の躾なのだろうか、なるほど、色々な「家」というものがあるものだ――学習した)
……そう、ですか。
あの、でも、足に怪我をしていらっしゃるようなので、その、手加減を――。
(自分が口を挟むのも無粋かもしれない、とは思ったのだけれど一応。
 しかし、そんな声が届くことも無く、言っている間に彼がふっとばされた。二回目だ。多分投げられた)

(もしかして、あのパワーが彼女の異能なのだろうか)
(そんなことを分析しつつ、首から地面につっこんだ戒奈が存命なのを確認。
 首がつよいんですね、だなんて思いながら、脊髄とか――とか、色々考えながらも)

いいえ。私も、その――というか、あまり良い匂いではないでしょうし。
(あの獣と対峙。つまりは、狩りの後と言えば汗もかいているだろうし色々な匂いも移っているだろう。
 心配するように服を嗅ぎ、左右に首を振ってから)
ですから、どうぞお構いなくと……。
(あやうく目の前の女性に押し切られそうになりながらも、地面に突っ込んでいる戒奈をちらちら見て)

むしろ、ご家族団欒のところを申し訳ありませんでした。
(手荷物と一緒に飛んできたコンビニの袋を差し出す)
(なるほど、戒奈のあの体さばきはこうして会得されたものではないか。そう納得した瞬間だった)

【いいえ、こちらとしては貴方のキャラクターというか、色々見せてもらえて楽しいです】
【貴方と深くかかわっている方でしょうし、色々と絡みどころ満載ですし】
【個人的には存分に、と存じます。……くっ(←笑いをこらえている)】
352尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 23:21:42 ID:7//U6gD+
(どうやら、心配やフォローを入れる媛名先輩に感銘を受けた姉さんは)
(人懐っこく笑みを見せて)

「――ああ、足が弱点ね。ホント葵ちゃんって気が利くわー」
(それは違います。姉さん。と突っ込みたくなる一言を発して)
(天井を向いた俺の足は容赦なく蹴りつけられて)

痛いですよ、姉さん。
「口が利けるなら大丈夫よ」
「男が汗まみれになった上に乾いた唾みたいな匂い漂わせたら問題よ。」
「それに比べ、葵ちゃんはナチュラルな臭いだし大丈夫。匂いフェチの男を増やせるわ!」

(セクハラです姉さん。と言う前に立ち上がり)
何を勘違いしているか知りませんけれど、姉さん。一旦部屋に入ってて
貰えませんか?すこし、媛名さんとお話ししたいことがあるので。

初対面の男の部屋に女性をあげるわけにもいかないでしょう。
媛名さんも戸惑ってます。
(首を押さえながら、差し出されたコンビニ袋を受け取った姉と媛名先輩を見比べ)

リビングでいいでしょうか。扉があった方が安心できるのであれば
俺の部屋になってしまいますが…………
(視線を向けて確認をとる)
353尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 23:22:59 ID:7//U6gD+
【一言、ありがとうございます。】
【甘えてばかりで申し訳ない。】
354媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/05(水) 23:33:22 ID:KDu0Sz/h
―――匂いフェチ?
(これでもそれなりの変態は結構身近で見てきたつもりだったけれど、
 それはさすがにまだ未経験である。自分が当主の煙草の匂いがすると何となく安心するのと
 似たような感じなのだろうか。頭のなかに「?」を浮かべているうちに、弱点を攻撃された彼が起きあがった)

……御無事のようで、何よりです。
(あれだけ痛めつけられておいてそれを「御無事」と表現してしまうのがこの女である)
(自分と姉を見比べる戒奈を見返しながら、彼の提案にゆっくり首を振る)
私としては、どちらでも構いません。
お姉様に聞かせても問題ない話であるのならば――つまり彼女も出会ったことがあるなら
リビングでも玄関先でもどこでも……他人の家ですから、安心度なんてどの部屋でも変わりません。
(安心できない場所に放りこまれて危ないことがあっても切りぬけますよ、
 なんていう小さな牽制。一応、この女とてホイホイついて言っても多少の警戒は残しているらしい)

それに、本当に初対面の女ですから。
それをあげてもいいのかは、よくお考えください、尖さんのお姉様。
(そして、彼女に許可を求めるのは――つまりこの女が戒奈<姉、という強さの公式を頭の中で勝手に作ったからだ)
355尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/05(水) 23:58:19 ID:7//U6gD+
姉さん曰く、あの程度ではびくともしない鍛えられ方をしていたので。
ご心配お掛けしました。
(まだ、膝ががくがくと揺れているが、なるべく真っ直ぐに立ち。)
それは………
(口ごもる。姉さんに聞かせていいのか?
「父さんと母さんを殺したやつらと同類がいる」
などといったことを……だが、当の姉さんは一瞬だけ険しい顔を見せた。)
(そのあとはいつもの姉さんだった……)

「なんか、堅苦しい話みたいだから………パス。」
「姉さん、もう寝るわ……部屋は勝手に使っていいわ、カイのでもリビングでも。」

(あからさまなまでにわざとらしく、即答。)
(牽制など歯牙にかけぬような、警戒するに値しないと言うような態度で部屋に入っていく……)
(その際に小さく、媛名にだけ聞こえるような「来ちゃったか……」という声が届く。)

………媛名さん、いいですか?
許可もおりたようですので、リビングで。
(寄り道はいくつもしたがこれでようやく本題に入れる。)
(…………あの背中と、それを見るに至った原因となる生物のことが。)

【そろそろ、凍結をお願いしてもいいでしょうか?】
356媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/06(木) 00:01:27 ID:Zgk5vUeC
【了解です。それでは、ここで凍結をお願い致します】
【明日であれば、22時半からくらいしか時間が取れないので……金曜日はいかがでしょうか?】
【金曜であれば、恐らく21時から時間が取れると思います】

【土日は、まだ少し分からなくて。他に都合のいい時間を仰っていただければ、十全です】
357尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/06(木) 00:06:03 ID:iBaraMFA
【それでは、7日金曜日の21時に解凍でお願いします。】
【こちらも土日は未だわからないので、ご安心を――というのもおかしいですかね。】

【例により、都合の変更などありましたら避難所に書き込もうと思います。】
【これで、いいでしょうか?】
358媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/06(木) 00:08:03 ID:Zgk5vUeC
【7日金曜の21時で、了解いたしました】
【そして土日についても。……ふふ、いいえ、安心させていただきました、十全と】
【それでは、私も変更は同様に。明日、できればこちらに置きレスでも落としておこうと思います】

【それでは、今日はありがとうございました】
【お姉様も拝見させていただけて、とっても楽しかったです……ありがとうございます】
【多分、次くらいで〆られると思うっ、のですが……すみません、ついつい長引かせてしまって】
【お付き合いに感謝しております。楽しい時間をありがとうございました、尖さん】
359尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/06(木) 00:14:24 ID:iBaraMFA
【こちらこそ、上手く絡んでいただけて楽しかったです。】
【お気になさらないでください。どう考えても俺が素直に】
【外で対話という選択肢をとらなかったのが原因ですから。】
【拙いリードに付き合ってくれただけでも感謝です。】
【お疲れさまでした。媛名先輩……おやすみなさい。】

【俺はこれで失礼します。】
360媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/06(木) 00:17:06 ID:Zgk5vUeC
【尖さんさえ大丈夫なら、こちらは長引くのは無問題ですから
 だから、楽しませて下さってありがとうございます――と、言わせてくださいませ。
 というよりもこう、つい長引かせてしまうのは基本的に私の悪い癖というか。(咳払い)
 そして、貴方に楽しんでいただけたなら何よりです。お疲れさまでした、おやすみなさい】

【ありがとうございました。スレッド、お返しいたします】
361名無しさん@ピンキー:2011/01/06(木) 07:55:59 ID:ftkuignY
朝だ
362迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/06(木) 21:49:02 ID:XG7+acd6
【ロールにスレをお借りします】
363大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/06(木) 22:18:47 ID:Co325rMb
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc先輩とのロールにスレをお借りします】
【今宵も宜しくお願いいたします】

http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/otaku/5556/1292900553/137 の続きより
…端からみたらとても「ヒト」には見えないですよね…。
 …敢えて言うなら「ヒト」と「異形」のハイブリッド種…といった感じ、ですか。
(悪びれなく思った事をストレートに言ってしまい、慌てて)
…あぁ、すいません…見ず知らずの人に不躾な事を…。
(軽くペコリと頭を下げる)

(「俺が殺った」という言葉を聞き表情に一瞬緊張が走る)
(この街にに来てからというもの…こんな「出来事」ばかりやけに遭遇している…類は友を…とは思いたくないのが正直な所だ)
まぁ…一度「餌場」になってしまったらそれ以降の対処や除去となるとそれなりの組織とか資本がないと難しいでしょうから。
それに…個人レベルの力では普通ならどうしようもありませんかし…ね。
(ふぅ…と溜め息を吐きながら「ヤレヤレ…参ったね」と言わんばかりに肩をすくめる)

ええ…と、まぁ…昔…の事を…少し…思い出してしまうんですよ…。。
(月明かりに照らされる夜空を見上げながら感傷的になってしまい…)
…あ…すみません…なんか勝手に話しちゃって…。
(改めて「ヒト」と名乗ったモノの顔―正確には特徴的な青白く光る瞳―をしっかりと見据えている)


【お待たせしました。】
【今日に限り回線が上手く繋がらない場合がたまにあるので最悪の場合避難所に一報入れますので…スミマセン】
364迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/06(木) 22:56:39 ID:XG7+acd6
そうだな…ま、真っ当なヒトには見えないよな…
ハイブリッドなんて言い方だったらカッコいいんだけどね
純粋なヒトでないモノは異形と見なす者もいる…
(直接な、気分を害すのに十分な紫紋の言葉にも腹を立てることなく)
(肩を竦めながら己の右腕をしげしげと眺めてから)
(改めて紫紋へと視線を向ける。こちらも十分に不躾に、相手を見定め値踏みするように…)

この街にはこんな「餌場」が幾つも幾つもある、それこそ至るところにな
組織は、所詮組織の都合でしか動かないよ
だから、個人の力でやっていくしかないんだ
(先日パートナーとともに排除した機械人形を思い出す)
(全ての組織が異形を殲滅する任を帯びてる訳ではないと言う明確な証拠だ)
君はどうなんだ?
この「餌場」に対処するために来た組織の人間なのか?
それとも俺と同じ、ただの物好きなのか?
(異形の死体を見てもさして驚いた様子を見せないことから、目の前の少年が「こちら側」の住人であることは明白)
(あとは、彼が組織の人間であるか否か、それが重要で)
(返答によっては、こちらも取るべき行動を変えなければならない)

昔のこと…?あぁ、いや、話さなくてもいい
君が話したいと言うのなら止めはしないが、俺はあまりいい聞き手ではないぞ
(月を見上げる紫紋の表情はその一瞬だけ年相応に見えたが)
(再び向けられた視線は、ころらを射るように鋭い)
(睨み合うようにして目を逸らさないまま、視線が交錯する)

【な…長くなってしまった。待たせて申し訳ない】
【面倒くさかったら蹴っ飛ばしてしまってくれ】
【とにかく、今夜もよろしく】
365大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/06(木) 23:38:33 ID:Co325rMb
>>364
…世の中には「人の皮を被ったバケモノ」ってのも存在してますよ。
…要は「自分の心」の持ち方というか…在り方がブレなければ問題ないんじゃないですか?
現にアナタはその気になれば有無言わさずに僕を襲えたハズなのでは?
(悪戯っ子がよく見せる「してやったり!」という屈託のない表情を見せる)

!?…そんなに多くあるんですか!!
(額に右手をピシャリと叩き当て「あちゃー」と言いながら天を仰いでから)
…たくっ…この街には一体幾つの組織(ダークサイド)が闊歩してるのやら…
(と…小声で相手に聞かれない様な独り言を溢す)

…それはまぁ…仰る通りだとわ思いますけどね。

僕ですか?………そうですねぇ…
(うーん…と腕を組みながら暫く考え込んでいる…やがてポンッと軽く手を叩いてから)
ただの…好奇心を人より持ち合わせている「請負人」とだけ言っておきます。
(言い終えると相手の出方を伺いつつ警戒も同時に少し緩めて)

そうですね…あまり人が聞いて愉快な話しではないですし…。
(少ししんみりとした面持ちで話したかと思った次の瞬間、開き直ったかのように明るく)
どうせ聞いてくれるなら聞き上手な女の人がいいですし!…ってそんな女(ひと)いませんけどっ!!

…えー…ところで…アナタはこれからどうするんですか?
僕の「仕事」はもう終わったので後は報告するだけなんですが。
(懐に手を入れて携帯を取り出そうと)

【いえいえ、マターリと雑煮食べながら待ってましたから大丈夫すよ。】
366迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/07(金) 00:11:49 ID:DoSvgRBF
油断させておいていきなりバッサリ…なんてってことを企んでるのかも知れないぜ?
とは言え、俺にはそんなことつもりはないんだが
(屈託のない笑顔を見て、警戒レベルを一段階下げる)
(それでも、自分の言った事を相手が企んでいないとは限らない)
(油断なく紫紋から視線をはずさなままで)

「請け負い人」…なるほど、では君は「仕事」としてここに来た訳か
(組織の人間に会うのはこれで三人目。しかも以前会った二人とは「業種」が違うようだ)
(異形の殲滅組織、異形を利用しようとする組織、そして異形退治を請け負う組織)
(恐らく自分の知らない組織がまだ幾つもあるのだろう)
(そのことが、この街の夜の闇がどれだけ深く暗いかを示しているようで)
(額を押さえ天井を仰ぐ紫紋と同じように、月を見上げて深いため息を一つ吐き出して)

俺か…?俺はもう少しここに残るよ
この臭いに引かれて新手が来ないとも限らないからね…
(そこまで言ったところで携帯を取り出した紫紋の姿にはっと気づいたように)
そうか、君の「仕事」を奪ってしまったようだね、すまなかった
そのかわりと言ってはなんだけど手柄は君が独り占めにしてくれて構わない君は「餌場」に巣食う異形を殲滅した、俺とは会っていない
そんな風に報告してくれるとありがたいな






367名無しさん@ピンキー:2011/01/07(金) 00:36:03 ID:i3rRqszA
雑煮w
368大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/07(金) 00:49:48 ID:IOxylTUb
>>366
…アナタにはそんな事出来ないと思いますよ。
もしそんな気があったのならそのチャンスはいくらでもあったハズですよ?…違いますか??
(こちらを見ている「ヒト」に問いかけて)

まぁ…そんなようなものですね…。
と言ってもココの敷地内の現在の状況の調査だったんですけど…ね。
まぁ…これで一応は報告できそうなので…むしろ感謝したいくらいですよ。
(話し掛けながら段々と近付いて)

…ですか…わかりました。あぁ…それと僕の今回の「仕事」は退治ではなく…あくまで「現地の建物を含む土地の調査」ですから。
それに…ココには浮浪者の類を含む「不法侵入者」は誰一人見かけませんでしたよ…。
(ニィッと悪戯っぽく微笑みを浮かべて顔を見る)

いろいろとお話し出来て楽しかったですよ…
(右手を出そうとするが…)
(途中で引っ込めて左手を改めて差し出し直す)
…こんな街の夜ですから
…縁があれば…また会う事もあるかもしれませんね。
(その時は敵か味方かはわかりませんけれど。と言いながらはにかんで見せ)
大槻 紫紋っていいます。

369迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/07(金) 01:14:28 ID:DoSvgRBF
すまない、ありがとう
(言外に自分のことは報告しないと言う紫紋に素直な感謝を伝える)
(彼の言うハイブリッド---半妖の身としてはなるべくなら目をつけられたくない)
(そして彼は、自分をヒトとして見て接してくれた。そのこともありがたく思いながら)

あぁ、俺も色々と話ができて楽しかった
狭い街の中、またどこかで会えるだろうね
(差し出された左手を握り返して)
俺は迫水、迫水 直
すぐそこの、××学園の3年だ
君…大槻くんは…?
(この街にある学校は自分の通う学園だけではないのだが)
(みたところ中高生の紫紋に、もしやとおもいながら尋ねる)

【うぐぅ…すまない、急速なスイマーさんの攻撃に耐えられそうもない】
【あと一往復くらいで〆れるとは思うのだけど、凍結をお願いできるかな】
370大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/07(金) 01:19:34 ID:IOxylTUb
>>369
【凍結了解です。後1〜2レスで終わりそうですから先輩が問題なければ置きレスでも大丈夫ですよ】
371迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/07(金) 01:25:49 ID:DoSvgRBF
【そうだね、あと少しだし置きレスにしよう】
【何か面白そうな展開を思いついちゃったら、その時に相談ってことで】

【では、悪いけど先に落ちさせてもらうね】
【今日もありがとう&お疲れさま、おやすみー】
372大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/07(金) 01:31:21 ID:IOxylTUb
>>371
【了解しましたー…面白い展開…布石の予感ががが】
【こちらこそ…今夜も遅くまでお付き合いありがとうございました】
【お疲れ様でした…おやすみなさいませ】
【皆様に千の祝福と万の感謝を…】

【スレをお返しします】
373郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/07(金) 15:00:52 ID:/Cznmtxb
【こんな微妙な時間だけれど、しばらく待機してみます、と】
374郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/07(金) 15:58:17 ID:/Cznmtxb
【撤退〜】
375大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/07(金) 18:42:52 ID:IOxylTUb
【迫水 直 ◆mkbuDdznjc先輩への置きレスで1レスお借りします】

>>369
なら…迫水先輩、と呼ばないといけませね。
僕も同じ学園ですし…もっとも、中等部へ転入してからまだ間もないですけれど。
そうなると…夜だけでなく昼間も会えるかもですね。
(これまでの緊張感が嘘の様な笑顔を浮かべながら握手を交してから)

あぁ…そうだ!折角ですから…
(懐に携帯をしまってから手帳を取り出してから何やら書き込み)
(そのメモ用紙を迫水先輩に渡す)
…僕のアドレスを含めた連絡先です。何かあれば何時でもどうぞ。

あ…あと…これも…どうぞ。
(同じ様に懐から差し出されたのは「特賞」と熨斗のついた一通の封筒)
…この前雑誌の懸賞に面白半分で応募したら当たってしまった「伊豆温泉旅行ペア宿泊券」です。
自分よりもこの街に永くいられる迫水先輩の方が一緒にいける知り合いが多いでしょうし。
それに…中学三年生と一緒に行く相手なんて…保護責任者しかいないじゃないですか…。
(何故だか悲壮とも寂しいとも言える「気(オーラ)」が背中から駄々漏れで)

えー…まぁ…そんな訳で……
(気を取り直しながら改めて迫水先輩に向き直って)
これから色々とお世話になるかも、…ですね。
その時は一つ宜しくお願いしますよ?先輩!


【という事でこちらはこのレスか…次のレスで〆、でお願いします】
【…そして…多少強引ですが…先輩が使える爆弾的伏線を張ってみる…(そして張り逃げっ!)】


【ありがとうございました。スレをお返しします。】
376紅裂拓兎 ◆QiSi/P5T2Q :2011/01/07(金) 19:01:24 ID:JJDWXBAE
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1290490180/333の続き

『キヒヒッ!なんとでも言いな!
 今の俺は最高に気分がいいんだ!』
(ゾブリ!両肩から尖った何かが突き出る。蜘蛛の脚に相当する部分だろう)
(残りの四本も、いずれ出るのだろうか。笑う口からは剥き出し牙。恐らく毒の牙だろう)
(虫には完成された機能美があるが、人間の醜悪さがそれを打ち消し禍禍しい印象を醸し出している)
『アッハッハァ!おい、そこのお前。お前にずたずたにされた俺の×××も再生したぜぇ!
 これでその女を散々犯し抜いてやるよ、蜘蛛の餌になってるお前の前でな!』
(蜘蛛男の意思と連動するように、ガチガチと大蜘蛛が牙を鳴らしている)
(絨毯のように地面一帯に広がった小蜘蛛たちも少しずつ近づいてくる)

こういう時は纏めて薙ぎ払う方がいいんだが。
キミは得意かな、そういうのは。殺虫剤があればいいんだけどね
(下卑た妄想を口走る蜘蛛男に醒めた眼差しを向けて、やる気になった白峰に問う)
(ちらりと目配せすると、彼女の両目が蒼く光っていた。力を使う時に付随する現象らしい)
まーあ、やってやれないことはないだろう。
キミは、細かいのを蹴散らしてくれ。
(彼としてはやる気も何もないのだが、それでもやるしかない)
(体内で魔力を精錬し、ぐるぐると駆け巡らせて、どの武器を使うか思案する)
(一匹ずつは大したことはない。しかし群れになって掛られると厄介だ)
(巨大蜘蛛も放ってはおけない。あの大きさなら獅子や虎も噛み殺すだろう)
(何より、人間の知恵と異形の力を合わせ持つあの蜘蛛男である)

――剣千陣。
(ゆるりと指を振り、それに合わせて珪素の粒子が煌めき集い形を成す)
(殺意を秘めた三十数本の水晶の剣が宙を舞い、狙いを定める)
(大蜘蛛と蜘蛛に向けて殺意の照準をセットする)


【置きレスに借りました】
377媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/07(金) 21:32:21 ID:unaGe7M+
>>355
(部屋に入っていく彼の姉の背中をじっとしばらく眺めていた。
 もちろん、その彼女の呟きも聞こえていた。
 出過ぎた考えかもしれないが、耳にしたその呟きひとつで、『夜』に対する彼女の認識が理解できた気がした)

お好きに。
(それこそ、お好きにだ)
(自分はどこなりとて構わないし、組織のことに関わらないと判断したならば
 そして組織に害があると判断しない限りは何でも構わない。他人の家となればなおさらだ。
 どこで玄関先だろうがリビングだろうが、こちらから場所を指定する必要もない)
(自分を気遣ってくれる間もなく、自分はどこでもいい。
 けれども、もっと他のことを考えるべきなのではないか、と思ってしまう)
私をあげる場所よりも、
…………私は別のことを一考するべきだとは存じますけれど。
(彼の姉が消えていった部屋のドアを一瞥してから小さく小さく呟く。
 お邪魔します、と彼女は挨拶をすると、少々無遠慮に尖家の中に足を踏み入れたのだった)


【ロールに場所をお借りいたします】
【短めではありますけれど、……このように。宜しくお願い致します】
378尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/07(金) 21:32:45 ID:n7tpaZPr
【ロールの解凍にお借りします。(礼をして)】
379尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/07(金) 21:54:46 ID:n7tpaZPr
【このリロミスを見逃していただくことで、遅刻のことはチャラといきましょう。】
【ええ】
【こちらこそ、よろしくお願いします。】

……姉さんは、親父もお袋もいなくなったあと
一人で俺を育ててくれたんです。その姉さんが同席しない意思を見せたんです。
だから…………それまでです。
(さほど長くない、リビングに続く廊下をいく。)
(わかっている。俺の尖 戒奈の姉は頭の良い女性だ。)
(ここまで両親なしで俺を育ててくれた大恩もある。)
(――ならば、口にした通り姉さんの行動に関与するべきじゃない。)

(リビングに続く扉は開け放たれている。それを潜ると)
(大して広くはない部屋の中央に炬燵。角にテレビが備え付けられている)
(どこにでもありそうなリビングルームの風景――壁紙や照明は洋式で)
(備え付けられているものは和風というアンバランスさはあるが。)
適当にかけて待っていて下さい。今、お茶を淹れます――そしたら、教えてください。
いの……うしゃ、でしたか……それのことを。

(兼食卓ともなっている炬燵から少し視線を上げればハンガーにかかった女物のスーツ)
(――そして××学園の高等部男子制服がある。)

(暫くしてほうじ茶、それからお茶請けの煎餅を乗せた盆をもってきて)
380媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/07(金) 22:14:56 ID:unaGe7M+
【それはありがたいことです、と少々のってみたり】
【……すみません、一言入れれば良かったですね。まったくと、気がききませんで――宜しくお願いします】

(その同席しない意思はなにゆえか、と)
(問うべきところはそこではないのだろうか、と思うけれど。
 関与しないではなく、彼女のその行為は――彼の決定の結果なのだからと思うけれど。
 それはきっと無粋なのだ。きっとそれは、口を出していい領域ではないのだろうと思う)

(通されたリビングで、言われたとおりに座る)
(炬燵の近くに正座して、ゆっくりと視線だけ動かしてまわりを見る。
 洋風と、和風の入り混じった少しだけアンバランスさを感じる部屋――少し不思議な感じがする)

……ありがとうございます。
(ほうじ茶の匂いがすればそちらに視線をむけて)
(座ったままに軽く会釈をすると)

それで、「異能者」について聞きたい、のでしたでしょうか?
(お茶を置かれる前に、つらり、と話を始める)
異能者というのは、……まあ、「異」なる「能」力を持つ「者」。超能力者などとも呼ばれることがあるかもしれません。
とはいえ、それがどこまでを指すかについて範囲は様々です。人によって違うこともあります。
私がお話する「異能者」と別の方が話す「異能者」の定義は異なる可能性があります。
どうか、それを前提としてご理解ください。
381尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/07(金) 22:27:34 ID:n7tpaZPr
………異能者。
(配膳をしながら言われた言葉を繰り返し、お茶請けの煎餅を中央に置く)
(それからキッチンに近い方へ媛名先輩の位置と対角になるように陣取り)
俺や、媛名さんだけじゃない………まだまだこの辺りには異能者がいるってこと、ですか?
そして、その人たちを定義付ける人たちもいて――失礼。
人と能力は愚か、定義すらも異なると……頷くところですね。
理解しました。続きを……
(俺の光刃、彼女の大剣……他の異能はなんなのか。)
(思わず挟んでしまった口を閉ざし、彼女を見据える。)
382媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/07(金) 23:03:40 ID:unaGe7M+
【すみません、急な電話で遅くなってしまいました……ッ】

>>381
……言ってしまえば、そういうことです。
貴方が気づかないだけで、――小説の世界の中の出来事は、“現実の夜”に起きています。
その証明が貴方自身でしょう。
―――貴方がいるのだから、他にわらわらいてもおかしくないとは思いませんか?
他の人間が貴方の本性に気づかなかったように、貴方も他の異能者の本性に気づかなかっただけ、と
お考えくだされば幸いと存じます。
(ありがとうございます、と礼を述べながら美味しそうなほうじ茶に手をつける)
(両手で湯呑をもち、ふー、と息を吹きかけながら)

私が今からお話しするのは私の定義ではありますが、
つまり異能者というのは、至極簡単に申し上げれば、人ならぬ力をもつ者ども、の総称と言えます。

さて、特に私が解釈が異なると言ったのはここからです。……あくまで、私の解釈としてお聞きください。
その異能者でも、色々種類はあります。
先天的異能、「家の中で代々受け継がれている血族的なもの」や「学ぶことや修行をすることで得られる力」など。
先天的異能は簡単に言えば生まれ持って不思議な力をもっている方々、といっていいでしょう。
生まれついたころから、能力を使う術を持っている方々のことです。
中には異能がでやすい血でもあるのか、家代々で異能を持っている方々もいます。
それが「家の中で代々受け継がれている血族的なもの」です。
その多くはそれこそ「そういう能力をもつ家」として、成長していることもありましょう。
もちろん、家柄に関係なく突発的に異能を持つ方もいらっしゃいます。
また、生まれ持って能力をもっていたとしても能力の開花が遅いこともあるでしょう―――
そして、中には……人工的に異能を植えつけられた方もいらっしゃる、と聞き及びます。
(これは少なくとも自分の見解だ。異能者の全てを研究しつくしているわけではない。
 ゆえに、これは自分たちが「狩る」うえでの一定の基準。――狩り対象か否か分ける為の、カテゴリ)

最後に、学ぶことや修行をすることで得られる力、ですが
いうなれば――そうですね、修験者をご存じでしょうか?あんな感じです。
もしくは、よく聞く魔女。魔法使い。……確かに一定の素養を必要とはしていても、
修行すること学ぶことによってつけることのできる力―――
私どもは基本的に彼らを「異能者」ではなく「術師」とお呼びいたしております。
もちろん、そこらの定義はあいまいです。どれが異能者でどれが術者か、人によっては異なりましょう。
ある魔女は自分を「術者」と呼び、ある魔法使いは自分を「異能者」と呼ぶかもしれません。その程度です。

……あまり上手いこと説明出来ている気が致しませんが――大丈夫、でしょうか?
383尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/07(金) 23:30:54 ID:n7tpaZPr
けれど、アイツが現れてあの人に助けられてからの八年間。
俺は見ることはなかった、その裏で…………やはりにわかには信じがたいですよ。
(とは言え、見てしまった。自分以外にも自分と似たような力を行使する存在を。)
(しかも、自分と違い、媒体を必要とせず自分が作り出すものよりも)
(大きな剣を作り出すものを)
俺のコレも、光る玩具の剣を振ってたら出てきたものですから。
(そんな偶然がそうそうあるものなのか――いや)
俺の常識は通用しない存在……それがおれ自身もそうとなると
ちょっと複雑です。

十二分に理解しました。言葉の選びは貴女の魅力のひとつですから。
あなたらしく、また、分かりやすい説明でした。
極論を出すと異能には天才と秀才がいる。それらには違った呼称を媛名さん達はつけている。
(眉間に深い谷を作り、うなずいて見せ)
それでいいんでしょう?

異能者については十分です。
そこで気になったんですけど…………人工的、という言葉をつかいましたよね。
――作られるのは「異能者」だけなんですか?
その、さっき………媛名さんを襲っていた異形何ですが。
「モンスターハンター」というゲーム。俺、未だ学生で、それで
クラスメイトがそれをやっているのを見るんですけど。
それに出てくる敵に似ていて、そんなことを考えながら動いてたら
攻撃方法も同じだったのか、上手く攻撃がよけれてたんですが…………
(ただ弱点は違ったし、眼を潰したところでアイテムなどもらえなかった。)
(……当たり前と言えば当たり前なのだが。)

【お気になさらずに。電話のほうは大丈夫なのでしょうか?】
【こちらに時間が裂けないようなら、破棄や凍結を考えていただいても構いません。】
384媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/07(金) 23:46:15 ID:eWxGAb9G
【誠に申し訳ありません……どうにもごたごたしてしまって】
【こちらからお願いしたにも関わらず本当に申し訳ないのですが今宵はここで凍結にしていただけませんでしょうか?】
【本当に申し訳ありません……もちろん、お待たせしているので凍結でなく破棄でも。
 尖さんの都合の良い方を選んでいただけたら幸いです。すみません】
385尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/07(金) 23:53:44 ID:n7tpaZPr
【ええ、では凍結をお願いします。】
【始めに言った通りです。待っていた女性は笑顔で迎えるものですから。】
【不定期にごたつくようですから、そちらの都合を優先させた方がいいでしょうか?】
【とはいえ、近い日空いている日ですと俺は土曜日の18時頃からと日曜日の一日中になってしまいますが。】

【そちらの都合を教えていただけると幸いです。】
386媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/07(金) 23:59:42 ID:unaGe7M+
【とりあえず、できた分だけでも投下を……】

>>383
――常識を捨てろとは申しませんが、
出来る限りで貴方の常識をつくりかえて頂く方が良いであろうとは存じます。
実際、実に突拍子もないお話です。……一気にご理解いただくより、「実物」を見て徐々に体感した方がよいでしょう。
(ほうじ茶に口をつけて、「美味しい」と呟いて)
……私は基本的に他人に説明するのは、あまり得意ではなくて。
ですけれど、貴方の方がうまくまとめて下さったようで何よりであります。
ものすごくざっくりいってしまえば、そのような感じですが――まあ、そこの区別は
つけてもつけなくても、相手が望めば呼称を変えてさしあげればいいだけだとは、存じますよ。
(自分のように狩るか否かの分類として名称をつけているのでなければ、そこの境界はあいまいでいいはずだ)

――そして、貴方のご推察通りです。
人工的につくられるものは、異能者だけではありません。
先ほどのバケモノも人工的なもの、です。
とはいえ、多くのバケモノは……おそらくは「天然もの」であるとは思いますけれど、
貴方のご推察通りに、それこそ人工的なバケモノも存在します。……実験の産物、とでもいいましょうか。
……それに、「異能者」が理性を失えば――結局は力を振るい死をもたらすただのバケモノになりえます。
そのようなバケモノを総称して――我らは……「異形」と呼んでおります。
これには幽霊のようなものを含む場合もあれば、先ほどのようなバケモノを含む場合もあり、
それこそ妖怪、妖魔などと称されてきた類を含むこともあります。
そのゲーム……そうですね、ゲームのモンスターというとしっくりくると思われます。
同じです。同じようなものです。
ただ違うのは、攻撃を食らえば痛いし、致命傷を食らえば貴方が死ぬ、ということです。
(死体はゲームみたいに消えていくのもあれば、消えないのもありますけれど、と小首を傾げ)
387媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/08(土) 00:02:19 ID:jNkA0vCI
【誠に申し訳ありません、今しがたようやく落ち着きまして――不甲斐ないです】
【……ありがとうございます。すみません、せっかくお相手をしていただいているのに……
 と、あまり謝るのもいけない、でしょうか――ですから、やはりありがとうございます、と】

【それで、こちらの方なのですが――すみません、私が時間が取れるのが明日の22時半過ぎ】
【日曜は、時間がとれるか分からなくて……ほ、ほんとうに、不甲斐ないです】
【その間に置きレスできるときはこまめに置きレスをさせていただこうと、思います】
388尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/08(土) 00:08:21 ID:YS/f+cqq
【そうですね、そんなに謝らなくとも俺は怒りませんから。】
【ですからそのお礼だけ受けとりますね、どういたしまして。】

【それでは明日明後日は媛名先輩の用事にしっかり備えていただいて】
【またそちらの都合がつきしだいということで。】
【連絡の方、お待ちしています。】

【それまでは置きレス――無論、置きレスで〆るつもりで構わないので。】
【そういう方向でお願いしていいでしょうか?】
389媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/08(土) 00:15:16 ID:jNkA0vCI
【……こう、怒られると申しますよりも、なんといいましょうか
 自分が情けない、というか、申し訳ない、といえばいいのでしょうか――……
 せっかくの初ロールでしたのに、長引かせてしまってもいますし……本当にありがとうございます】

【なるべく都合をつけて、早めに連絡できるように致します】
【置きレスは細かにできるとは思いますので、置きレスで〆られたならそれで〆に。
 遅くとも来週には時間がとれるはずですから――、終わらなければその時に、と】

【今宵もお付き合いに感謝いたします。
 ありがとうございました、尖さん。こちらの都合でどたばたしてしまいましたが、
 とっても楽しかったです。本当に、感謝を】
390尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/08(土) 00:27:11 ID:YS/f+cqq
【それに関しては俺も初ロールなのを良いことに貴女に甘えきっていますので。】
【少なくとも、貴女のお相手である俺は、貴女にお相手していただいてとても楽しい。】
【反面、やはりやりにくいかな、と不安になるところもあるので】
【「破棄」という言葉を先に持ってきたり、早めに切り上げたいようなことを】
【言ってしまってます。それで決定は貴女任せなどと卑怯なことをしてしまい申し訳ないです。】

【と、俺は俺で後ろめたいことをしているので。】

【ええ、それでお願いします。】
【こちらの方こそお付き合いに感謝します。その言葉を聞けてとても嬉しいです。】
【お疲れさまでした。急な激務などでお体を壊さぬように。】
【俺も楽しかったです、お付き合いありがとうございました。】

【それでは、俺はこれで失礼します。】
391媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/08(土) 00:31:51 ID:jNkA0vCI
【……ふふ、本当にお優しいお方です。ありがとうございます】
【やりにくいなんてことはもちろんありません。
 むしろ、個人的には貴方の動きやすいように動いてくださるのが、私にとって一番やりやすいことです。
 ということですから――本当に、ありがとうございます。何度もになってしまいますが、今宵は楽しかったです】

【そちらもどうか、寒くなっていますので身体を壊しませんようお気をつけて】
>>386に続きをいただけたときは、なるべく早くお返しできるように致します】
【お疲れさまでした。おやすみなさい、尖さん】

【これにて失礼いたします。ありがとうございました、スレッドをお返しします】
392尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/08(土) 01:24:19 ID:YS/f+cqq
>386
まるで常識的なシチュエーションで非常識な目にあったかのような言い方をなさるんですね。
いえ、媛名さんは常識を塗り替えられてしまった、とか?
(何気なく呟きをもらしてから)
ほうじ茶は香ばしい香りが独特のお茶ですからね。なるべく沸騰したてのお湯を使い
短めに抽出するのがコツです。こんな一般的に美味しいお茶を入れる方法とされるものが
通用しない場合もあるんですね…………
得意でない分、わかってもらおうという努力が見えていましたね。
補足のほうもありがとうございます。
(媛名先輩の言葉を信用するなら、呼称を区別されることを望むものもいる)
(それが女性である場合もあることだ………)

異形…………
(これが親父とお袋を殺し、俺を目の前の女性と引き合わせた。)
それから異能者。
(俺であり、俺と姉さんを救った守護者(ガーディアン)。)
(それらを知るきっかけとなった目の前の女性。)
…………それは
(俺も例外じゃないんですか?と聞こうとした口を結ぶ。)
(異能者は異形に成り果てる場合もある。それは俺も同様だ。)
(俺が狂えば、彼女やそれに似た存在が、さっき俺が――――)
(あまりに鮮烈なイメージにここでかんがえるのはやめる。)

…………ありがとうございます。
やはり、あいつらのせいで命を失う人がいるんですね。
(あの日の両親のように。なら、俺はソイツラから護衛(ガード)する。)
(あの時の自分のような人間を増やしたくない、などということを言うつもりはないが)
(守護者(ガーディアン)を名乗った自分が無視できることではない。)

【媛名先輩への置きレスにお借りしました】
393名無しさん@ピンキー:2011/01/08(土) 11:34:40 ID:IDihtvSW
避難所にある置きレス専用スレでやれ
394天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 20:36:48 ID:OedZpmLM
【今年初待機です】
【プロフは>>264に置いてます】
395郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 20:47:49 ID:bP68Pv34
【俺で良ければお相手お願いしまっす!】
396天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 20:53:43 ID:OedZpmLM
>>395
【こんばんはです】
【こちらこそお願いします】
【いくつかネタはあるのですが、先輩はなにか考えてますか?】
397郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 20:54:49 ID:bP68Pv34
【そうだなぁー…俺はまた図書館で雑談ロールでも、とも思ってたけど、
 何かあるなら、そっちを優先してもらったらいいぜ?】
398天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 21:01:40 ID:OedZpmLM
>>397
【実際にロールしきれるのかなぁ、とかはありますが、考えてるネタはこんなのです】
【難しいなら図書館かな?】

ネタ1 白昼の大怪獣!
真っ昼間、旧校舎壁面にステルスで普通は見えない異形を発見。
一般生徒たちがいて大立ち回りで退治できない、どうする?

ネタ2 一人足りない!
黄昏時にバスが裏山のトンネルを通ると乗客が一人減ってしまうらしい。
単なる噂なのか、ホントのことか、本当なら原因は?

ネタ3 マッチ売りの少女
クリスマス以来、街では放火が多発していて、現場にはいつも幼女の影が。
「もえてるあいだはね、ママがわたしにやさしいの」
399郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 21:04:54 ID:bP68Pv34
>>398
【そうだな、折角なんで俺は3を選ぶぜ!……でいいか?】
【書き出しはそちらに任せても大丈夫か?】
400天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 21:06:46 ID:OedZpmLM
>>399
【一番扱いが難しいのを選びましたね!】
【書き出しを用意しますのでちょっと待っててくださいね】
401天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 21:25:55 ID:OedZpmLM
(クリスマス以来、この街では放火としか思えない不審火が相次いでいた)
(普通、放火は夜中が多いけれど、この放火はいつも昼間に行われていて)
(火事から逃げ出せず焼死してしまう被害者がたくさん出ていた)
(なぜか火事の直前から気を失って、助かった者はみな幼女の出てくる夢を見ていた、らしい)
(最後のは噂だったが、実際に巻き込まれたという生徒がそう力説する場面も見られていた)

(そんなある日の放課後、郡太一郎はその不審火に遭遇した)
(ガラス張りで歩道から店の中がよく見える喫茶店で、店の奥から火の手が上がっているのが見えた)
(煙が建物から漏れはじめているのに、店のマスターもウエイトレスもぼぉっと突っ立ったまま)
(客である学校帰りの生徒もティーカップやケーキに刺したフォークも持ったままぼぉっとしてて)
(何も話さず、目は開いているのに何も見ていないような、まるで夢でも見ているような、不思議な光景で)

(そんな客の中に、見知った車椅子の少女がいた)

【お待たせしました】
【ではこんな感じで】
【描写不足はあると思うので何かあったらどんどん聞いてください】
402郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 21:52:18 ID:bP68Pv34
>>401
やれやれ……またかよ。
(年も明け、学校も始まった頃のある日のこと、授業も終わり一人学校から帰っていた。
 いつもの帰り道、ショッピングモールの家電量販店の前に差し掛かった時、
 ちらりとウィンドウ越しに並べられていた商品のテレビを眺める)
(テレビの中で、キャスターがニュースを読み上げていた。その内容は火事――それも不審火のものだ。
 去年のクリスマス以降、立て続けに起きている火事。もともと冬は空気が乾燥しやすい為、火事が多いのは分かるが、
 それにしても、あまりにも多すぎる。その不自然さから、当然放火を疑う専門家もテレビの中ではよく見かけた)
しかし、ただの人間に此処まで出来るもんかね?
(放火だとしても、警察だってバカじゃない。これだけ連続で事件が発生しているのに、逮捕出来ないというのも不自然だ。
 ならば、考えられるのは二つ。警察の人間が起こしている事件――とこれはすぐに否定できた。
 それにしては事件が公になりすぎている。警察の人間が起こすメリットも考えられない)
(消去法で残ったのは、この事件に関わっているモノが、異能者か異形だということだ。
 そういうことであれば、警察が梃子摺るのも頷けるというものだ)

死者も出てる……いい加減に止めないと、手がつけられなくなるかもな。
(何かを目的とした放火ならば、その際限はある。だが、これだけ多くの火事を起こしていても、
 まだまだ止む気配はない。目的が分からない限りは、この火事騒動はまだ続くだろう)
(小さく憂鬱げに溜息を吐き出すと、再び歩き出した。
 紅露と言ったか。彼女は言っていた。今のままでは何をするにも限界があると。
 自分には今まで知り合ってきた“夜”の人間たちと違い、バックには何もない。当然何かが起きた時、それを解決する手段は限られる)
………そこら辺、考えておかないとな。
(自分の親と“彼女”たちの問題もある。……考えるだけで、頭が痛くなってきた)

(と、そんなことを考えている内に、ふと違和感を覚える。――煙の匂い)
……? ……なっ!
(周囲に目を凝らしてみると、良く通う喫茶店の中から僅かにだが、火の手が上がっているのが見えていた)
(それだけならば、店員に消火を任せればよかったのだろう。だが、店員も含め、店内にいた全員が身動き一つしないのだ)
何をボウッとしてるんだ、あいつら!
(何よりも先に、身体が動いた。それが当然の反応であるかのように。
 鞄を放り投げて、乱暴に出入り口の扉を開けた。煙は徐々に蔓延しつつある。このままでは、火に巻き込まれるどころか、
 煙を吸って一酸化中毒で倒れるのが落ちだ。持っていたハンカチで口元を覆いながら、店内を見渡す)
…な…天羽!
(と、よく見知った顔がそこにあった。すぐさま駆け寄り、軽く肩を叩く)
おい!しっかりしろ!―――何があったんだ!?

【お待たせっ、こちらこそよろしくなっ】
403天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 22:14:40 ID:OedZpmLM
>>402
(今日、この喫茶店へ入ったのはたまたまだ)
(クラスの友達と一緒に学校を出て、「ちょっとお茶しない?」と話が出て)
(ファーストフードよりはケーキの美味しそうなこっちのお店だよね、と通りの反対側にあった店に入って)
(不審火が多発していたのは知ってたけど、まさかこの店がターゲットになるとはゆつにも思わず)

(太一郎が都の肩を叩いたとき、一瞬だけ、ふわっと都の髪が白くなったように見えた、が)

『入ったっ!』

(我に返った――ように見えた――都が一言叫ぶと同時に、バンッとテーブルを乱暴に叩く)
(ティーカップがひっくり返ってテーブルを濡らし、ケーキが皿ごと床に墜ちる)
(それと同時に、店の中の人間がみんな我に返った)

「えっ、火事!?」
「けほっ、けほっ、なにこれ!?」
「きゃぁぁぁっ!」
「アチッ! アチッ! アチィッ!」
「て、店長! ひひひ火が!」

(背中に火が移っていた店長がカウンターから慌てて飛び出し、ウエイトレスがそれを消そうとボトルの水をかける)
(都と一緒にお茶をしていた少女たちはビックリして椅子から転げ落ちたり)
(立ち上がっりそこねて太一郎にぶつかってしまったり、大混乱になってしまう)

『落ち着け! 間に合うから順番に外へ!』

(都の口から出ている声は都のものだけれど、普段では考えられないようなしっかりした口調だった)
(今はぬいぐるみに憑依している狐、紅雲が一時的に都の身体を借りて事態を収拾しようとしたのだ)

『皆を先に外へ!』

(丸い瞳に強い光を込めて都を操る紅雲が太一郎に指示し、ハンカチを口に当てる)
(混乱している他の者を先に出した方が、車椅子の都には安全だとの判断だった)
404郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 22:30:38 ID:bP68Pv34
>>403
……!天羽?
(普段の彼女とは全く違う毅然とした口調と態度に一瞬戸惑ったが、
 それこそぼぅっとしている暇はない)
仕方がない、か!
(今は兎に角、逃げ惑う人間たちを優先させた方がいいだろう。
 混乱している客や店員たちを誘導し、外へと逃がす)

(――しばらくして、自身と天羽を除く全員の避難が終わった)
もう一度聞くぜ、いったい何があった?
こりゃ、ただの火事じゃないってことぐらいは、分かったけどよ。
(火は完全には消火しきってはいないが、店員たちが消防を呼んでいる頃だろう。
 火の勢いも弱まりつつある。――が、安心は出来ない。
 “ただの火事じゃない”のなら、これで済むとは思えなかったのだ)
みんな、ボゥッとしちまってさ。……まるで、催眠術に掛けられたみたいだったぜ?
(実際に催眠術を掛けられたことはないが。だが、そう思ってしまう程に、店内の人間は、様子がおかしかった)
(“夜”のことについて認知している天羽は、当事者だ。何か分かることがあるかもしれない)
(周囲に警戒しながら、そう尋ねた)
405天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 22:48:34 ID:OedZpmLM
>>404
(とりあえず、先に背中が萌えてしまった店長以外は怪我人はでず、外へ逃げることができた)
(ウエイトレスが消防に電話して、それほど酷い火傷ではなかった店長が消化器を店の中へ向けている)
(都と一緒にお茶をしていた少女達は道路に抱き合いながら座り込んで店の中を呆然と見つめていた)

……あ、郡先輩。
(外に出て、やっと太一郎に気が付いたという感じの都が、まだ寝ぼけたふうに答える)
わかんない、です……おしゃべりしてて、アケミたちとしてたのに……いつの間に、女の子と……。
「……そ、そう、私もだよ」
「え、きぃちゃんとみゃこも?」
アケミときぃちゃんも?
(都と同席していた友人らしい少女たちが都に同意する)
「幼稚園児くらい、だったかな?」
「なんか、ちょっと髪や服がボロボロだったような」
えと、なんか、わたし、ママって呼ばれてたような……。
「そう、そうそう、私も!」
(他の客達はわからないが、都ら三人の少女は皆同じような白昼夢を見ていたようだ)
(不安そうな面持ちで、膝上に乗っていた狐のぬいぐるみを抱きしめながら都は太一郎を見上げ)
(ちょっと視線を外して友人らを見て、また太一郎に視線を戻す)
(明らかに怪現象なのだが、それ故に友人らがいるこの場でどこまで話していいのかな、と)
(視線で太一郎に訴える)
406郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 23:04:04 ID:bP68Pv34
>>405
……小さな女の子、か。
(白昼夢――、果たしてそうだろうか?この目で見た光景が幻ではないのだとしたら、
 彼女たちが口する“幼稚園児”とやらも、もしかしたら、存在(い)たのかもしれない)
…ま、放火だったら、警察が犯人を追うだろ。
お前たちは、警察に聞かれることを聞かれたら、さっさと帰れよ。
火事に限らず、最近は物騒なことが多いしな。“そういうこと”に巻き込まれる前に、な。
(とん、と軽く友人たちの背中を叩いて、促す。詳しい話を聞くためには彼女たちを遠ざける必要があるだろう)

(彼女たちを追いやると、天羽を野次馬から連れ出して、少し外れたところで話を聞くことにした)
で、お前も見たんだな?その幼稚園児とやらを。
……ここのところの一件、もしかしたら、その幼稚園児が絡んでるかもしれないな。
複数の人間が、同じ夢を見ることなんてそうざらにはないだろ?
いい加減にそいつを止めないと、繰り返し起きるぞ。この事件……。
天羽も知っているだろ?去年のクリスマスから続いて起きている火事の事件。
……ニュースでやってるし、新聞にも載ってるしな。
何か心当たりはないのか?
407天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/08(土) 23:29:13 ID:OedZpmLM
>>406
(「なに、この人?」という感じではあったけれど、都の友人達は二人を解放する)
(都も本来なら警察の事情聴取みたいのを受けないとと思うが、事態が事態である)
(普通の警官に話しても信じて貰えなさそうだし、どうせ話すなら後でクラスメイトの兵部晶に話した方が早いだろう)

(その場から離れるときに、ススがエプロンに付いていたのに気が付く)
(思っていたよりも危ない事態だったらしく、背筋が凍る思いだった)
(肝が太い都だけど、怪異現象と違って普通の危険は素直に怖いと思ってしまう)

見たのは、夢の中で、です。
夢の中でわたしはその子のママになってて、ホットケーキを作ってあげてて、
その子も「ママおいしい」って、とっても喜んでて……たぶん、同じ子なんじゃないのかな。
(都もこれが普通の火事じゃないってことに同意する)
(心細そうに狐のぬいぐるみを抱きしめながら)
火事に巻き込まれて死んじゃう人もかなり出てますよね、逃げ遅れた人が多いって。
あんな夢を見せられちゃうんなら、たしかに逃げるどころじゃないのかも。
わたし達だって、もしも先輩がいなかったらどうなってたことか……。
(抱いていた狐のぬいぐるみを目の前に持ってきて、ぬいぐるみと見つめ合いながら)
心当たりは……同じ臭いがしてたような、臭いというか、気配というか、前にも同じようなのを感じたことがあって。
(都ではなく紅雲が感じたこと、以前、授業中に都と前山馨を幽体離脱させた鏡と同じ気配)

……あ、先輩はコレ、見えます?
(都は抱えていたぬいぐるみを太一郎の方に向けた)
(多少の霊感があれば感じられるし、霊視の力があればぬいぐるみに憑依している白い子狐が見えるはずだ)
(ここは実際に気配を感じた紅雲をまじえて話した方が早いから、太一郎に確認をとる)
408郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/08(土) 23:42:39 ID:bP68Pv34
>>407
………。
この様子だと、他の奴らも同じ夢を見ているかもしれないな。
異形か、あるいはそのほかの何かか……俺には分からないが、“そういう類”のものだろうな。
(“夜”に触れる前ではきっと自分も信じられなかっただろうが、様々に経験してきた今となっては、
 それがごく当たり前の予測だと思う。でもなければ、説明のつかない方が多い)
…とにかく、早くそいつを掴まえないと同じ事が起こる。
どこの誰だか分からないが、他の誰かを殺していい理由なんてないはずだ。
(がりがりと頭を引っ掻く。異常だらけだ。この火事自体も、その夢の話も。
 寸前で避難出来たからいいものの、あのままでは大惨事になっていただろう。本当にそうならなくてよかった)

……同じ匂い?気配?
それは、今も感じるのか?
(もし、感じるのであれば、すぐにでもひっ掴まえてやる。そう言わんばかりに、尋ねて)
…うん?ぬいぐるみ?
んん……、なんか、おかしいな。そのぬいぐるみ。
ぼやけているっていうか、他の何かが張り付いているというか。
(言われてみて、改めてそのぬいぐるみへ視線を向ける。そのぬいぐるみだけぼやけて見える。
 白い靄がかかっている。そんな風にも見えて)
…それがどうかしたのかよ?
409天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 00:06:08 ID:+Q6S2OMT
>>408
あの女の子……えと、名前は……名前は、そう、ユウカちゃん。
漢字はわからないけど、ユウカちゃんからは悪い感じは受けなかったけど……。
でも、火事で死んだ人がいるのも事実だし、わたしも、もしかしたら、だし。
(幼い少女が犯人だとは思いたくないけど、何かしら関わりがあるはずで、それが気を重くする)
異形なのか、悪い異能者が犯人なのか、どっちにしても、どうにかしなくちゃ。
(都にできることは少ないだろうけど、自分や親友の命が脅かされたのだから、とやかく言ってられない)

今っていうか、感じたのはわたしじゃなくて、この子の方だから。
(太一郎に見せたぬいぐるみを膝の上に戻す)
このぬいぐるみには、わたしの守護霊が憑いてるの。
紅雲くんっていう、お稲荷様の使い。
悪い霊じゃなくて、ちゃんとした神様の使いだから心配しないで。
(これが兵部晶だったら、いきなり取り上げられて燃やされてしまいかねない)
(でも郡太一郎はまだそこまで過激ではないと思うから紅雲を紹介する)

『ま、小娘のゆうとおりじゃが、我は正一位稲荷大明神の使いである紅雲じゃ、お主の頭に直接話しかけておる』

(太一郎の頭に、甲高い幼稚園児のような声が響く)

『今はお主と小娘にしか聞こえぬはずじゃから、変な反応はせぬようにの』
『郡太一郎、お主のことは小娘から聞いておるぞ、短刀一本で妖怪と渡り合うとか』
(勝手に教えちゃったけど、いいよね、と都が口を挟み)
『で、微かじゃが気配は残っておる、気は進まぬが辿ろうと思えば辿れるはずじゃ』
『あまり良くない気じゃ、穢れじゃの、故に近寄りたくはないのじゃが……』
410郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 00:18:39 ID:YeRI15Rj
>>409
(一瞬厳しい目で天羽を眺めていたが、小さく溜息を吐き出して)
……分かったよ。そいつが犯人かどうかはさておいておこう。
だけど、どちらにしろそいつが何らかの形で絡んでいるのは事実だ。
でなきゃ、そんな夢なんか見せないだろう?
…取りあえず、そいつに聞けることを聞こう。犯人かどうかは、それで分かるはずだ。

…………もう、何を言われても驚きやしねーよ。
(再度溜息。何となくそんな気はしていたのだ。あの時机を叩いた天羽も、そいつが絡んでるのだろう)
(“夜”の世界に首を突っ込んでから、常識では考えられないことばかりだ。
 今ではそれが“常識”になってしまった)
分かったよ。ちゃんとした自己紹介はまた今度にしておこう。
そっちはそっちでこっちのことを知っているようだし、まだのんびりと話が出来るっていう雰囲気でもなさそうだからな。

……仕方がねぇ。取りあえずそいつを辿って行こう。
火事を起こすようなヤツなんだ。“良くない”のは当然。
虎の子を手に入れるのなら、虎の巣に飛び込まなきゃならない…って言うだろ?
(ピッと人差し指を立てて、苦笑を浮かべて)
それに、“夜”の世界を歩いているんだ。危険は元より承知。
このまま放っておいたら、ヤバいんだろ?なら、誰かがやらなきゃいけないことだ。
………さ、頼むぜ。首根っこひっ掴まえてやろうじゃねえか。

【悪い、そろそろ凍結してもらっていいか?】
【明日の夜なら空いてるんだが、大丈夫かな?】
411天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 00:21:40 ID:+Q6S2OMT
>>410
【はい、分かりました】
【明日の夜なら大丈夫です、何時くらいにしますか?】
412郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 00:27:23 ID:YeRI15Rj
【20時半ぐらいからでいいか?】
【それ以降だったらいつでも大丈夫なんで】
【それじゃ悪いけれど、お先に失礼しまっす。ありがとうございましたっ】
413天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 00:28:34 ID:+Q6S2OMT
>>412
【了解でーす、それじゃ八時半に】
【おやすみなさい(ぺこり】
414迫水 直 ◆mkbuDdznjc :2011/01/09(日) 01:36:20 ID:RlbpuVAn
【大槻くんへの置きレス】

>>375
あぁ、そうだね…大して気にはしないけど、君の呼びやすいように読んでくれればいいよ
しかし…それにしても……
(握手しながら交わした笑顔を曇らせる)
(皆の通う学舎に集う異能者のなんと多いことか)
(旧校舎やその裏山と言った、謂れのある場所がすぐそばにあるのが関係しているのだろうか?)
(目の前の少年に尋ねてどうにかなるものでもない疑問を押さえて口を閉じる)

あ、あぁ…それなら、俺もあとで送っておくよ
(渡されたメモを一瞥すると大事そうにポケットへしまって)
(次に差し出された封筒に目を剥いて驚く)
待ってくれ、そう言うものは…
(「ご両親にプレゼントするのが先だろう」)
(断ろうとする台詞が途中で止まる)
(保護責任者---何故そんな言い方をするのだろうか?)
(ほんの少しだけ話題になっていた「昔のこと」が関係しているのだろう)
(そう考えれば、大切なものを失った少年にかける言葉はなく)
……あぁ、分かった、ありがたく有効に使わせて貰うよ
ありがとう…
(受け取ったチケットを先に渡された連絡先のメモと同じポケットにしまって)

…こっちこそ、どこかで君の世話になるかもな
その時はよろしく頼むよ
じゃあ、またな
(帰途につくために紫紋に背を向け)
(黒い装甲が澄んだ音を立てて砕け散り、むき出しになった右腕を挙げ、別れの挨拶を送る)

…………
(建物の外に出て冷たく冴えた月明かりに全身を照らされながら)
(携帯をポツリポツリと操作して耳にあてる)
(無性に大切な人に会いたい気分だった)

【こんな感じで俺も〆にしよう】
【爆弾は受け取った。何かの機会にありがたく使わせてもらうかも知れないし】
【使わないかもしれない(←】
【ともかく、お相手ありがとう。また会える時を楽しみにしてるよ】
【では、お邪魔しました】
415媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/09(日) 01:56:25 ID:qGiuch+i
>>>392
私の体験……もないことはない、のですけれど、
多くは貴方のような方に何度かお会いしたことがある所為、でしょう。
一度こうした説明をして別れたあと、再び会った方に言われたのです。「夢じゃなかったのか」と。
……ですから、常識を変えるのは徐々に体感してもらうのが一番だ、と。
(相手にとって夢のようなことを一気にまくし立てても駄目だと気づいたあの日、である)
(自分の説明が宜しくないのも分かっているのだけれど、
 今回においては目の前の青年がとても物分りが良いことに助けられた、本当に)

――――。
(彼が口をひらいた続きを言及はしない)
(きっと想像したのは良いことではなかっただろうし
 ここで言葉で釘をさしておくよりも、本人の想像に任せる方がよほど釘をさしたことになるだろう、と)

そういうこと、です。
とはいえ……人間の自然破壊故に住処を追いだされたそれが街に下って来ることもあります。
人間の住宅開発の所為で、封じられていた悪しきものの封印が解けることもあります。
一概にどちらが悪いとはいえませんが――
それでも、大半の理性の無い異形は「殺すこと」「食らうこと」を常としているの確かです。
何の罪のない人間が、行方不明になったり、この世から存在ごと消されたり、理不尽な死を遂げてもいます。
(ほうじ茶の湯呑をことん、と炬燵の上に置いてから)
……そして先ほど述べたように、「人間が人を殺す異形を作ること」もあります。
今宵貴方があったのは『それ』です。実験動物のなれの果て。
生きものを喰らいて凶暴性と大きさを増す、異形。
造った者どもは――『暴食獣(ブラッディグラットン)』などと、呼んでおりましたけれど。
それで私は、そういうものを含めた「異形」を狩ることを生業としております。
生業というよりは、そうですね……そういう「組織」に属しているという方が正しいかもしれません。


【尖さんへの置きレス、です】
416大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2011/01/09(日) 09:17:30 ID:LeiMzNM9
【1レスお借りします】

>>414
【レス確認致しました。先輩の方で綺麗に〆て頂いたのでこちらは先のレスで〆、という形にさせて下さい。】
【おかげ様で自分は楽めましたが先輩も楽しんでもらえたかどうか些か不安ですが…。】
【お相手して頂き、こちらこそ…感謝感謝です!是非また遊んでやって下さい…ありがとうございました。】

【スレをお返しします】
417尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/09(日) 10:34:11 ID:hSJF9Cz0
>415
ああ、言われてみれば…………
(確かに夢のような話だった。)
(それをそう思わなかったのは今回は八年前のことが)
(八年前は守護者(ガーディアン)を名乗る背中が印象的だったからだと思う。)
お気遣い、ありがとうございます。これで無駄に混乱せずに済むと思います。
今まで無かった体験が今になって急に、でしたけど
(くわえて、この女性の正しい判断のおかげで、混乱する道理はないだろう。)

物事の善悪は、あとです………死んでしまえばそれすらも問えません。
人には理性があって、問えば善悪を理解できますから。
だから俺は命をできる限り護衛(ガード)します。
(善悪――それを誰かに押し付けられるような偉い人間じゃない)
(俺がつけられる善悪は俺の行動の善悪だけ。だから俺は俺の善いと思った行動をとり)
(悪いと思った行動を阻止する。)
今回、仮に貴女が自分勝手に「人を殺す異形を作った奴」に加担しているのだとしても
それを悪と言い切るだけの知識が俺にはありませんから。
組織…………――名称とかあるんですか?
(組織という単語に、眼をするどくし、さらに深く眉間に谷を作る。)
(彼女が所属する「組織」に名称があるのならばひょっとすれば)
(「守護者(ガーディアン)」を名乗る組織があるのかもしれない。)
(そう思って媛名先輩を見据え、問い掛ける。)


【置きに1レスお借りしました。】
418郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 20:34:00 ID:YeRI15Rj
【しばらくスレを借りますっと】
419天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 20:35:06 ID:+Q6S2OMT
>>410
うん、女の子のママになる夢を見せる意味も、直接聞ければそれが一番だし。
(起きていることを考えれば、犯人が単なる怪獣みたいな異形とは思えないし)
(本当のことがすんなり聞けるかはともかく、夢の内容には何か意味があるとしか思えない)
(何かしらのメッセージが込められてるなら話は聞けるはずだ)
とにかく犯人を見つけなくっちゃ。

(太一郎が紅雲を受け入れてくれてホッとする)
(これからのことを考えれば仲良くできるのが一番だ)
紅雲くんは口悪いけれど仲良くしてあげてね。
『うむうむ』

(話している間に、消防車のサイレンが近くで聞こえるようになっていた)
『追いかけるのはやぶさかではないがの、飛び込むのはお主の仕事じゃ』
『我の第一は小娘を守ること、可能な限り手助けはするが、荒事は期待するでないぞ』
(太一郎に紅雲のぬいぐるみを預けて都は帰るというのが無難ではあるのだが)
(犯人がこの付近にいることを考えると、別れた都が先にまた巻き込まれるというのを紅雲は恐れた)
『気配は店の裏側から漂っておった、火のひろまり具合を見るに、裏口にでも放ったのであろう』
裏口の方は消防士さんが来ちゃってるんじゃないかな、もうサイレンがそこまで聞こえてるし。
『多少、遠回りしても大丈夫じゃろう、ここでもまだ感じられるくらいじゃからの』
(紅雲の指示で都が指さした方向には人通りの少ない裏道があった)
こっちよ、郡先輩、行きましょ。

(気配を追う間、都と紅雲が以前感じた同じ気配について語る)
魔法の鏡、なのかな、その手鏡を見ると魂が身体から抜け出ちゃうの。
『その間は身体に何をされても抵抗できん、犯人はいかがわしい目的じゃった』
(その犯人も単なる人間で鏡は貰ったもの、詳しく問い詰めてはいないから由来は分かっていない)
(はっきりしてるのは、その魔法の鏡と同じ邪な気配が今も感じられると言うこと)

(五分程度歩いただろうか、ちょうどスーパーの裏側に出た)
あ、郡先輩、あそこ、あの子です。
(スーパーの裏側には折りたたんだ段ボールをたくさん積み重ねた台車があって、その横には少女がしゃがんでいる)
(少女の手には火の付いたマッチが握られていて、いまにも段ボールへつけられそうだった)
『いかん、早く止めんと!』

【今夜もよろしくお願いします】
【前半はざっくり切っちゃってください】
420郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 20:52:10 ID:YeRI15Rj
>>419
ハッ、元より承知!
第一、誰かに頼るのなら、最初から頼んでるさ!
それに、また火事に巻き込まれでもしたら、それこそ元も子もない。
(紅雲の言葉にそう返しながら、軽く肩を竦ませてみせ)
ま……守りたい誰かが傍にいてくれた方が、逆に安心するもんだしな。
(それは天羽と紅雲に限ったことではない。――そう、自分と“彼女”も同じようなものだと思った)
誰かを失う恐ろしさってのは、俺も十二分に知っているつもりさ。
ま――、そういうわけだ。紅雲、アンタも無理はするな。
自分の身ぐらいは守れるつもりだ。

(そうは言ったが、相手が火を使うとしたら多少厄介なことになる。
 先ほどのように火が回っているような場所は、煙と酸素濃度もあり、息苦しくなる。
 ともなれば、自分の能力が殆ど封じられてしまっているのも当然だった)
……いや、ま、何とかなる。何とかしてみるさ。
(考えるのは後だ。今は、その“気配”を追わなければ――手遅れになってからでは遅い)

(そんなことを考えていると、天羽の誘導でその“気配”の下へと辿り着く)
…本当に小さな女の子だったんだな。
見た感じ、放火して楽しむ………って感じではないけどな。
いや、見た目によらず…って言葉もあるけど。―――ってっ!
(紅雲の言葉にハッとなる。気が付けば、手元にあったナイフを段ボールへと投げる。
 投擲用ではないが、軽い段ボールを吹き飛ばすぐらいのことはできる。目論み通り、火を点けられそうだった段ボールは飛ばされて)
……ストライクッ!よーし、そこまでだ!
おいたが過ぎる子は、おしりぺんぺんだぜ!
421天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 21:02:21 ID:+Q6S2OMT
>>420
「きゃっ!」
(目の前で段ボールが吹き飛ばされて、驚いた幼女はその場で尻餅をつく)
(マッチ箱と火の付いたマッチも地面に落ち、ふっと消えた)

「……っ」

(尻餅をついた少女が泣きそうな顔でこちらを見る)
(が、すぐにマッチ箱を持って立ち上がり、太一郎らの反対側へと逃げ出した)
(驚かせてしまったことを含めても、そう簡単には止まってくれなさそうだ)

待って、お姉ちゃんたちの話しを聞いて!
『あの箱じゃ! 早く取り上げぬと命にかかわるぞ!』
422郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 21:13:12 ID:YeRI15Rj
>>421
ああもう!まったく!
鬼ごっこか!? ……これが命がけじゃなかったら、遊んでやるんだけどな!
(段ボールに突き刺さったナイフを拾い、握りしめながら女の子の後を追う)
(小さく息を吸った後、一気に息を吐き出すと、足に力を入れて跳躍。
 ―――ドン、と路面に着地すると幼女の行く先を塞ぐ)
やれやれ……これじゃまるで俺が悪役じゃないか。
とはいえ、あまり、容赦出来る状況でもないんでな。
(紅雲の話によれば、彼女の持つマッチ箱が原因らしい。……しかし、どうしたものか。
 一度驚かせてしまって、話を聞くだろうか。いや、もちろん、それは彼女が直接的な犯人ではないという前提においてだが)

…天羽、任せた。
(幼女の動きだけには注意しつつ、説得は彼女に任せることにした。
 自分か彼女か、話し合うとすれば、どちらかと言えば彼女の方が適役だろう)
423天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 21:37:58 ID:+Q6S2OMT
>>422
(しょぜん幼女の足では逃げることは叶わず、追いついた都と太一郎に挟まれてしまう)
(他の第三者に見られて通報でもされたら、完全な変態犯罪者扱いだろう)

「…………ぐすっ」

(幼女は今にも泣き出しそうで、マッチの箱を握りしめながら立ちすくんでいる)
わ、わかった、やってみる。
(都はゆっくりと幼女に近寄って、手を差し出す)
ユウカちゃん、だよね。
そのマッチはとっても危ないんだよ。
だからお姉ちゃんにわたしてくれる?
(ゆっくりと、なるべく怖がらせないように優しく語りかけると)

「だめ、これがないと、ユウカはママはやさしくしてくれないの」

やさしい、ママ?
ユウカちゃんのママは、ユウカちゃんに火を付けなさいって言ったの?

「ううん、サンタさんがね、このマッチでひをつけるとママがやさしくしてくれるって」

(だからダメ、と幼女はかたくなに胸元でマッチ箱を握りしめ、渡そうとしない)
(夢の内容から察するに、優しいママというのは夢に取り込まれた都たち犠牲者のことだろう)
(何者かがこの幼女にマッチ箱を渡してそそのかしたのだ)
『あの火は幼女の魂を燃やしておる、これ以上は命にかかわるぞ』
(紅雲が都と太一郎にささやく)

ユウカちゃん、火を付けたときのママはね、ユウカちゃんの……本当のママじゃないんだよ。
火を付けるのは悪いことなの。
悪いことをしたらママは怒るでしょ?
だから、お姉ちゃんにそのマッチ箱を渡して、お願いだから。
(どう言うか迷ったけれど、都が言われたなら従うであろう言葉を言う)
(けれど)

「……うっ、ぐす、ふぇぇぇぇ〜!」

(幼女は都の言葉で大泣きしはじめてしまう)
(また駆けだして逃げる様子はないが、マッチ箱は握りしめたままだ)
(都は困ったように太一郎を見る)
424郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 22:00:10 ID:YeRI15Rj
>>423
(説得を天羽に任せて、彼女たちの話に耳を傾けていた)
……サンタさん?
こりゃまた、ファンシーな……。
(ぼそりと呟く。夢見ているのは女の子の方ではないかとも思ったが、
 “それ”が異形だと考えればその疑問もあっという間に解消できる)
……やれやれ、つまり、そいつの意志か何かがそのマッチ箱に作用しているってわけか。
(だとしても、直接的な原因は目の前の少女にあるということになる。どうしたものだか)
はぁぁ……単純な殴り合いなら、解決方法も単純なんだけどな。
どうにもこういうのは苦手だ。
(やれやれと頭を掻きながら、泣きじゃくる少女を見下ろす。どうあやしたものか)

……はぁ、俺に期待するなよ。
どうなっても知らねーぞ?
(ため息交じりに少女の前にしゃがみ込むと、彼女の頭に手を置いて)
……いいか、良く聞くんだ。
その火は、おまえも他のみんなも不幸にするんだ。
おまえの母親がそれを望むと思うのか?そしてお前自身はそれでいいのか?
425天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 22:19:27 ID:+Q6S2OMT
>>424
(幼女は頭を触られても逃げなかったが)

「ぐずっ、うぅぅ、ママにおこられるの、いやぁ」
「でも、ママは、ひっく、ひをつけないと、やさしくしてくれない」

(幼女には本当の母親と、夢に取り込まれて母親にされている人達の区別がついていないようだ)
(母親に怒られたくない、優しくされたい)
(放火が悪いことと認識してるのは定かではないが、太一郎の言葉から怒られると思っている)
(けれど、幼女は放火しないと母親に優しくされないとも訴えている)

……これって、よくニュースになってる、アレ、なのかな?
(たまに親が子供を虐待して逮捕された、なんてニュースをみることがある)
(考えられないことではあっても、実際に起きていることだ)
(もしそうなら、虐待されている子供に付け込んで放火をさせた犯人がいることになる)
(それもサンタクロースに化けて、クリスマスプレゼントとでも言って渡したのだろう)
ひどい……ねぇ、ユウカちゃん、そのマッチを使わないのは、良いことなんだよ?
マッチを使わなければ、きっとママもやさしくしてくれるから。
(車椅子から落ちるギリギリまで乗り出し、幼女を抱き寄せる)
(まだマッチ箱は掴んでいるけれど、手を添えてあげれば離しそうだった)
426郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 22:37:47 ID:YeRI15Rj
>>425
………児童虐待はそんな簡単な問題じゃないさ。
(そっと溜息をつく。子を実際に持ったことのない子どもの自分たちがどうこう言える立場ではない)
それに、それが本当に起きていたとしても、それが実際の原因じゃない。
原因は…………。
(言わずもがな、だろう。少女の口にした“サンタ”。そいつが、今回の原因―――)

………やれやれ。だから言っただろう。
俺にはこういうのは合ってないんだって。
(子どもと接するのがこんなに難しいとは思わなかった。夢、は遠いかもしれない)
(言葉を紡ぐのは得意ではない。だから、代わりに少女の手を軽く握りしめる)
子どもでも決めなきゃいけない時がある。――本当に、その火をつけて、お前は幸せなのか?
お前が決めるんだ。母親もサンタも関係ない。―――ユウカ、お前が決めるんだ。
(彼女の背中を後押しできるような言葉になっただろうか。自分にはこれが最大限の言葉だった)
427天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 22:53:20 ID:+Q6S2OMT
>>426
…………。
(こんな幼い子にそこまでの選択ができるのか、選択をさせるのか)
(自分たちだってまだ大人にはほど遠いけど、年上の自分たちが手助けするべきじゃないのか)
(あくまでも幼女に選択させようとする太一郎に、都は疑問の目を向ける)
(ユウカがマッチ箱を持つことを選択するのなら、その意志を尊重するとでもいうのだろうか?)

「し、しあわせって、なに?」

(ユウカの手の中からマッチ箱がこぼれて、太一郎の手の中に落ちる)
(手放すことが幸せだと思ったと言うよりも、都と太一郎の雰囲気に気圧されたという感じの方が強く)
(小さな肩を震わせたまま、その場にうずくまった)

ユウカちゃん……先輩、わたしたちに何かできないのかな?
(マッチ箱を手放させれば終わり、じゃないだろう)
(真犯人を突き止めることもあるけれど、幼女自身が付け込まれた原因をどうにかしないと)
428郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/09(日) 23:16:25 ID:YeRI15Rj
>>427
――子どもでも、良い悪いの分別をつけなくちゃ、ならない。
“子どものしたことだから”で、済ますのか。お前は?
誰かが、教えなくちゃいけないんだ。愛を注ぐだけが――愛情じゃない。
甘やかすだけが愛情じゃない。――だから、決めさせるんだ。
この子が、ひとりの人間だと認めて。この子自身が、幸せになりたいのかどうか、決めさせるんだ。
(だから、この子次第だ、と言い切る)
それに、俺たちは未熟だ。
それを忘れて、無遠慮に、無思慮に、無責任に、手を掴んで、引っ張り上げるわけにはいかない。
……だからこそ、この子の意志が必要なんだ。「どうしたいのか」を。

出来ないな。お前が言う“虐待”の問題については。
ニュースでやってるほど、簡単じゃないんだ。虐待ってのはな。
専門の施設――…児童相談所だって手をこまねいているんだ。
ましてや、俺たちみたいなガキがどうこう出来るわけがないだろ。
(自分だって聞きかじった程度だが、それだけ“それ”は難しい問題なのだ)
(簡単に“助ける”と言うことは出来るだろう。だが、それを言葉にするには、それだけの責任を持たなければならない)
……悪かった。
(言い過ぎたか。彼女が“助けたい”という意志は本気なのだ。それを無碍にするような言葉を紡いでしまい、面目なさそうに謝る)
俺たちに出来ることがあるとすれば……そうだな。
(そっと溜息をつく。本当に限られている。自分たちに出来ることは)

……コネを使うことだな。
俺の知り合いに、警察に通じている組織の人間がいる。
そいつを通じて、目を光らせるぐらい……かな。お前はどうだ?そういう知り合いはいないのか?
429天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/09(日) 23:52:38 ID:+Q6S2OMT
>>428
それは、そうだけど……。
(決められるのか、決めたことが悪い方への選択ならどうするのか、修正させるのか)
(わざわざ選択させたのに、それを変えさせるのは傷付けることにならないのか)
……難しいな。

(太一郎の言葉がグサッと突き刺さる)
ううん、先輩の言ってることは事実なんだし。
わたし達にもどうにかできるんなら、あんなにニュースにはなってないんだろうし。
(自分の異能だってどうにもならないのに、まだ義母に育てられていて独り立ちもできてないのに)
(他人の親子関係をどうにかしようなんて、思い上がりなのだ)

コネ?
うーん、いないこともないけど、クラスメイトで警察関係者の子もいるし。
他は……難しいかな?
(組織とか聞くと、夜の関係ばかりで、関わらせない方がいいに決まっている)
(兵部晶は悪徳地上げ業者の検挙に協力してくれたくらいだから大丈夫そうだけど)

『まずは先に医者へ見せた方が良かろう』
『今日は二度もその呪具を使って弱っておるし、虐待を受けた跡が見つかるならそこから話が進むこともあろうて』

(困っている都に助け船を出したと言うよりも、しゃがんでいる幼女の具合が悪そうなのに気付いた紅雲が口を挟む)
あ、顔色が悪くなってる!
郡先輩、駅の反対側にある病院にわたしの主治医の先生がいるの。
外科がメインだけど小児科もあって、そこなら話を聞いてくれると思う。
(具合が悪そうなユウカを抱きかかえて、すぐにでも病院へ連れて行ってあげたい)
(けれど、都にはそれができなくて、歯がゆい)
430郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/10(月) 00:05:52 ID:9Oji3/ea
>>429
もちろん、それは俺の持論だ。
お前がそれが間違っているというのなら、それを俺は否定しない。
だけどな、俺たちは万能なんかじゃない。……歯痒いことだけどな。
(この子を助けたくないわけがないじゃないか。だが、その意思を通すには、力不足だ)
…これが、俺のやり方だ。やれる範囲で、出来る限りのことをするしかない。
それ以上のことをするのは、分相応じゃない。
(肩を竦ませる。この少女とはどうも相性が悪い。
 困らせるつもりはないのだが、考え方のベクトルがそれぞれ別方向に向かっているのかもしれない)

ま、俺が提示できる手段はそれぐらいだ。
あとはお前が選べ。その子をどうしたいのか。
……………。
(無意識のうちに、“彼女”へメールを打つ。
 “狩り”とは全く無関係だが、情報網の多い彼女のことだ。何かしら、役立つ情報をくれるに違いない)

…そうだな。分かった。
それからどうするかは、そこで決めよう。
(少女を背負うと、歩きだし)
案内は頼んだぜ、天羽。
431天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/10(月) 00:43:12 ID:txCvb1/P
>>430
やれる範囲で、できる限りのことをする、か。
(できないことはいっぱいあって、都の両足のことだってそうだ)
(歩いたり走ったりはできないけど、車椅子で移動することはできる)
手の届かない範囲に手を出して、もしかしたら奇跡が起きて……なんて考えるのは危険ですよね。
(ユウカの母親に正面からぶつかれば、もしかしたら思いが届くかもしれない)
(それはやっぱり可能性の話で、こじれてもっと悪くなる可能性だって大きくて)
(そこまでするのは、もうこの子の為じゃなくて、自分の思いだけなのかも、と)

えっと、ここからなら、一度大通りに出た方が早いです。
(太一郎を先導するように車椅子を進める)
証拠みたいのが見つかったら、病院から児童相談所とか警察に話がいくかもだし、
なじみの看護師さんにこそっと気になるって話してみようと思います。
(何度も入院して手術を受けていた病院で、今も定期検診を受けていて仲の良い人は多いと話す)

『そうそう、その呪具じゃがの、間違っても燃やして処分しようなどと思わぬようにな』
『いっぺんに魂も霊力も持って行かれてしまうからの』
『使用者の命を糧に、望みを叶えたかのように魅せる呪具、といったところかの』
(幼女からマッチ箱を受け取った太一郎に紅雲が注意を促す)
『それを処分できる者も限られておる……そうじゃな、お主は《深凪》を知っておるか?』

【病院について〆かな、と思ってるのであともうちょっとなのですか】
【体調が厳しくなっちゃいました】
【凍結すると次が来週末になっちゃうと思うので、それまでに置きレスで終わらせたいなと思うのですが】
【どうでしょうか?】
432天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/10(月) 00:54:24 ID:txCvb1/P
【ごめんなさい、待ってるともっと悪くなりそうなので先に落ちます】
【本当にごめんなさい、、、】
433名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 01:18:51 ID:pd7O6lIq
お大事に
434郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/10(月) 01:27:24 ID:9Oji3/ea
【ごめんっ、眠気にやられてたみたいだっ】
【それじゃ、あとは置きレスで進める…ってことで】
【今日はどうもおつかれさまでした、おやすみなさいっ】
435名無しさん@ピンキー:2011/01/10(月) 18:39:05 ID:pd7O6lIq
風邪か?
436郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/10(月) 20:59:54 ID:9Oji3/ea
>>431
……ま、天羽の言うとおり、虐待なんだとしたら、俺も許せないけどな。
そんな理不尽、許してたまるもんか。
けど――、それだけじゃ、何も解決出来ないんだと思う。
(小さく憂鬱そうに溜息を零して、髪を掻き乱す)
俺たちに、それだけの力と手段があればいいんだけどな――…。

ああ、そうしてみてくれ。
……残念だけど、今のところ、彼女にしてやれることは、それぐらいしかない。
俺たちよりも専門家の人たちの方が、確実に彼女を守ってやれるだろうからな。
(本当に、ままならない。為したいことがそこにあるというのに、手を出せないというのは)
まぁ……本当に虐待だとしたら、その人たちも動いてくれるだろうしな。

……ふぅん。
分かったよ。まあ、もっとも――、俺は“マッチ売りの少女”じゃないからな。
自分の望みぐらいは、自分の力で叶えてみせるさ。それこそ、命を張ってでもな。
――その方が、叶えた時の達成感があるだろう?
(苦笑気味に笑って、小さく頷いて)
何でその名前を……? ああ、いや…知っていることは知ってるけどさ。
(意外に<<深凪>>の名前って知られてるんだな、と思う。…少しだけ“彼女”のことが心配になった)
そこに、そういう専門家がいるのか?

【置きレスに借りました】
437尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 21:25:33 ID:w82HCtz6
【解凍のためにお借りします。】
438媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 21:25:49 ID:Bjmim1ht
>>417
善悪、でありますか――。
なるほど、貴方にとっての善悪がどのようなものかは、追々見せて頂きましょう。
そしてそれが私の行動方針とぶつかるならそのように、否であればそのように、というだけです。
……悪だと思われたときは、どうぞ女でも刃を向けてください。
(黒い目を細めて、僅かに小首をかしげたりしたあと)
(組織、という言葉に鋭く反応した彼の様子に疑問を感じながらも――)

名称、ですか?
(まっすぐと見てくる彼を見つめ返しながら)
何か、探しているものでもおありでしょうか。
そのようなお顔をなさるということは、それなりに大事なものかと存じますけれど、
いちおう、うちの組織に名称はございます。
……ですけれどその前に、貴方の探しているものの名称をおっしゃってください。
そちらのほうが、話は早いとは思いませんか?
(逆に方に、首を傾げて)


【スレッドをお借りいたします】
【お待たせいたしました――どうか、今宵も宜しくお願い致します(一礼)】
439尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 21:39:18 ID:w82HCtz6
ええ、遠慮なく。いかせてもらいますよ
(とはいえ、俺にとって女性に刃を向けること自体が悪なので)
(正直、刃を向ける機会なんか一生来ないでもらいたいと切に願わざる得ない。)
そうですね、お察しのとおりです。
こういう界隈があるって、媛名さんが言っていたので………とある人も同じようなことをしているんじゃないのかって。
俺と同じく、守護者(ガーディアン)を。俺と違って正式に守護者(ガーディアン)を名乗っている人を見つけたくて。
それで、組織ごとに名称があるのならば、この名前を俺が名乗り続けてれば
いずれ会えるんじゃないかと思いまして………
(さすがに、組織のこととかになれば彼女も警戒心をあげるのか、妙にとぼけたような態度をとる。)
(その際、過剰なまでに首をかしげるのは癖なのだろうか?)
もちろん、貴女のことを詮索するつもりでも、貴女の所属する組織の名前を聞きたいわけでもないです。

夜の女性は危険だそうですから。
(言葉を返すようにそう言いながら、薄く笑みを作った。)

【此方こそ、お待たせしました。(深く礼)】
【それではよろしくお願いします。】
440媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 21:49:45 ID:Bjmim1ht
>>439
なるほど、そうですか。
――守護者(ガーディアン)を名乗るもの、その者たちによる組織、ということでしょうか。
理解はできました。しかし、少なくとも私はそちらについては存じ上げません。
とはいえ、私の情報網にひっかかっていないだけ、という可能性は大いにあるのですけれど。
……その人がそもそも単体で行動しているのか、それとも組織で行動しているのかも不明なのでしょう?
確かにそれらが組織であれば、同じ名乗りをすることで気をひくことができるかもしれませんが。
(そのような組織、耳にしたことがあっただろうか?)
(似たような行動方針の人物や組織が浮かばないことも無いのだけれど、
 「守護者」と名乗るものについては、明確な心当たりはない、というのが本当であった)

なるほど、良い心がけにございます。
(彼が返した言葉に一瞬だけきょとん、としはしたものの、
 その言葉は彼の思考力の早さや、すぐ気づくことのできる性格を表しているように感じられて
 口元に手をやると、わずかに笑ったのだった)
(思わぬダークホースである。あまり敵にまわしたくないタイプの人種だ、とも思う)

それで――それ以上に何かないようでしたら、お暇を、と思いますけれど
……貴方は、今後どうなさるのですか?
441尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 22:08:06 ID:w82HCtz6
何しろ八年も前のことですからね………その人の名前も、あの名乗り以外の会話も
覚えてないというのが本当のところです。
(当時八歳、ついでに両親が死んだ直後にTVのヒーローのように現れて)
(俺と姉さんを救っていった――この事実が大きいので一部の記憶に捏造がある可能性も高い。)

俺の感想ですと、危険な女性――というよりも、気の利く女性といったところですけれども。
なんだかんだと言って、俺に対して親切ですよね。今だって俺が「探している」といっただけで
心当たりを探ってくれた。
(だから、そろそろ帰宅するという趣旨の言葉を発した彼女を見てから立ち上がる。)
――そうですね、さしあたっては貴女を送っていこうと思います。
もちろん、貴女の忠告を聞いたうえで、貴女の忠告通りに動きます。
………貴女は夜にあったばかりの女性を信用するなと言いました。ですから、俺はそれに従い
貴女のことは信用しません。
信用しない相手の言葉を聞く必要はないので、俺は俺の信念の通り動きますよ。
夜道を女性一人で歩かせるなど男のすることではないので。
442媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 22:26:20 ID:Bjmim1ht
親切でしょうか?
(そう言われて、少しだけだが意外そうな表情をつくって)
売れる程度の恩は売っておくに越したことがない、という考えなのかもしれません。
親切、と呼べるほどのものではありませんよ。
それにもし、それが私の敵対組織であれば――今とは別の対応を取ったかもしれません。
(物騒な対応を、と付け加える)
(そして立ち上がった彼を見上げて、再びきょとん、とするハメになった)

……ここで普通にお断りしても、貴方は聞いて下さらないでしょうし
かといってそれをやりこめるのもまた労力を用しそうです。
(可愛らしくお願いします、と言えないのがこの女である。
 そういうところも可愛らしくないのだろうが、この女にしてみれば可愛さなど知るかというところなのか)
(立ち上がると、彼を黒い目で見てから)
それであれば、途中までお願いたしましょう。
……そして、私がお聞きしたいのはそういうことではないとご存じでしょう、に。
(コートに手をのばしながら)

――今後、夜というものに積極的にかかわっていくか否か、ということです。
女性や人類を守るのも大事ですけれど、貴方の傍の人を守るのが優先ではないでしょうか。
貴方を育ててきてくれた女性が、それを望むか否か、とか。
443尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 22:49:44 ID:w82HCtz6
ええ、俺からすれば親切です。
仮定の話ではなく、いまこの場で俺にしてくれたことは親切でしたから。
恩を売ってくれたのであれば、三倍にして返すのが礼儀です。
(意外と表情豊かに立ち回る媛名先輩――たぶん本人はそんなつもりはないんだろうが)
(妙な愛嬌を感じてしまう。媛名先輩自身に何かあるのだろうか?)
買いかぶりすぎです。
俺はそこまで先のことを考えられる男ではないので。
(コートを取ろうとしている手に先んじて、手を伸ばして)
(媛名先輩に手渡す。)
どうぞ。

俺と姉さんは八歳違いです。俺が八歳の時、姉さんは十六歳…………けれど学園は大学部まで通って卒業しました。
そして、俺も今まで問題なく学園に通ってこれています。
――……これは俺の勘も多分に入ってますが、姉さんは俺よりもはるかに早く「夜」にかかわっているんじゃないでしょうか?
(そうでなくては、命を賭けて非合法な報酬でも受け取りでもしない限り、この生活はおかしい。)
だとすれば、俺は俺が一番に守らなくてはならない女性に守られ続けたことになります。
………だから俺は貴女達のいる世界に足を踏み入れようと思います。
(そういいながら玄関に向かって行き――)
444媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 23:03:54 ID:Bjmim1ht
ありがとうございます。
(自分の手の先で取られたコートを目で追った結果、彼にいきついた。
 自分のそれを手渡してくれる行動に何か慣れないものを感じながらも、それを受け取って)

(手にそれをかけたまま立ち上がり、彼を追って玄関へ)
お姉様がそうやってしたのだとしたら、
それは貴方を守ろうとした結果なのでありましょう。
夜という世界は命など簡単に潰えるような、そのような世界にございます。
……必死になって貴方のお姉様が守ってきたものを、貴方は簡単に危険にさらそうとするのですか?
もちろん、それ以上の気持ちがあるのも分かります。
ですけれど、――貴方にとっての「たったひとりの血のつながった方」なのであれば
せめて彼女の意見も、聞いてさしあげるべきなのでは、と……。
もちろん、いらぬ言葉ではありましょうし、出過ぎた言葉ではありましょう。
ですけれど、―――好きな人が夜を歩くのを、理性では理解できたとしても、
感情では、それをそうそう良しとできないと思うのであります。
445尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 23:22:42 ID:w82HCtz6
(先に靴を履き、媛名先輩が外に出るような格好になるのを待って)
(扉を開く、先に外に出た後で、媛名先輩が扉をくぐるのを待ち――)
………それについては、さっき言った通りです。姉さんが語らないのであればそれまで。
俺がたどりつくか、姉さんに認めてもらうしか方法はないんです。
姉さんにとって俺が「たった一人」ならば俺にとっても姉さんが「たった一人」です。
(だから護衛(ガード)しなければならない。何に否定されても、護衛対象自身に否定されたとしても。)
…………媛名さんは、本当にやさしい人ですね。
こんなことを言っても、貴女は否定するでしょうけれど――――もしよろしければ、です。
貴女が売った恩を恩を返すという形で、貴女の感情の捌け口にならせてもらえませんか?
話を聞くだけでも、だいぶ違うと思います。こんな戯言を言った男がいることを頭の片隅の中に置いておいてもらえると助かります。
(扉を閉め、媛名先輩を送る道を歩むころには何故か俺のことではなく、媛名先輩自身が)
(自分の体験を語っている気がして、そんなことを言った。)
446媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 23:37:11 ID:Bjmim1ht
――――…。
(彼の申し出に、僅かに瞳を鋭くさせる)
(けれど、その言葉で察することができた。今自分がどれだけ揺れていて、
 どれだけ無防備に事を話し、どれだけ感情を表に現し、どれだけ――猟狗らしくないのかを)

……貴方のご察しの通り。
私はそれを否定致します。頭の片隅におかせていただいても、私はそれを否定致します。
私は、貴方に吐き出せる感情は、持ち合わせておりません。
(目をふせ、淡々とした声音で言葉を吐きだす)
(彼の優しさは分かるけれど、それでも出来ないことはある。
 そうだ、自分は吐き出して楽になれるようなことなんてない。ないのだ、だから揺れる必要もない。
 自分に言い聞かせるように、前だけ見た)

私は、余計な詮索をする方は、好きではありません。
などとは、勝手な言葉だとは存じ上げておりますけれど――……その優しさだけ、ありがたくいただきます。
(まだ冷たい風が吹く道を、コートのえりをあわせながら進む)
(明るい光や街灯が増えてきたところまでくると、白い息をひとつ吐き出して)
ここらへんで、構いません。
これ以上に危ないということはないでしょう。この人ごみですから、……ここまで、で。
447尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/10(月) 23:48:54 ID:w82HCtz6
そうですか。それじゃ、俺ももう一つおせっかいを…………
媛名さんは血に塗れてはいるでしょうけれど、どうしようもなく人間です。なぜならば
犬は撫でられる人を選ばず、ただその手に尾を振るだけですけれど
貴女は自分の意思で撫でてほしい人を選んでいる。
(別れ際、人ごみの方に向かう媛名先輩を見つめながら言葉にする。)
(冷たい風にジャケット一枚羽織っただけじゃ無理があったな、などと考えて)
どうか、人として生きられる道を探すのもいいと思いますよ。あなたの魅力はきっと変わらない。

(そう言って彼女の姿が消えるまで、ネオンと人ごみの中で見分けがつかなくなるまで)
(その場から離れず見送って)

【このあたりで〆、ですね?】
448媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/10(月) 23:57:09 ID:Bjmim1ht
……犬とてそれくらい、選びますよ。
彼らだって飼い主以外に尻尾を振らないことだってあります。
相手がどれだけ優しいか否かを見極めてからようやくと尻尾を振るのです。
しかし、そうであっても本当の主人がその人を噛めといえば噛む――それが犬と言うものです。
(左右に首を振ってから、振りかえらずに告げる)
私は猟狗として生きる人間。
それでいいと思っています。そしてそれを辞めようと思えば辞められる立場にいる。
私の飼い主はいつだって言えばその首輪も何もかも捨て去って下さるでしょう。
ですけれど、それを拒んでいるのは私です。……主人から離れられないのは、私の方なのです。

猟狗であろうとするのは、私の意思です。

――――ここまで、ありがとうございました。
(好きな事を好きなだけ言って)
(そして最後にようやく彼を振り返る。言葉を口にすると、気分は軽くなった気がした。
 頭を下げて、黒髪を揺らして礼をしたあと、そのまま人ごみの中に消えていく。
 ――尖 戒奈
 その名前をしっかりと記憶に刻み、彼女は夜の町の中へ消えていった)


【私の方はこれで〆に、と】
【そちらに後日談などあればそちらを見届けて、と思います】
449尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/11(火) 00:19:51 ID:69oBXd52
(この意思の固さ、はっきりと自分の考えを言ってのけた声音。)
(自分に言い聞かせなければ、別々の望みの間で押し潰されるとでもいうのだろうか?)
(そんな悲痛さを感じてしまって――)
…………お疲れさまでした。
(「どういたしまして」などと返すには何も足りないと思えて)
(俺は当たり障りのない言葉をその背中にかけた。)
(――本当に自分が知らなかった世界に入ってしまったんだな)
(そう思う瞬間で、彼女から放たれた礼に少しだけ安堵した瞬間だった。)


――「だから、なんつー匂い漂わせたまま女の子送ってんだあああああ!!」

ぶげっ!?
(家に着いた俺を向かえたのはそんな怒号。そして正体不明の衝撃。)
(キリモミ回転して床に叩きつけられた俺は)
(姉さんが起きていたこととか、夜のこととか、明日の朝食のリクエストとか。)
(様々なことを聞きそびれ、それでもなんとか今宵起きたことだけは記憶に刻み付けつつ)
(意識を手放すのだった。)
【それではこのような感じで。】
【長期間にわたりお付き合いいただき、またお忙しい中お時間を作ってくださりありがとうございました。】
450媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/11(火) 00:22:44 ID:LhUi9QLN
【最後の最後まで、ありがとうございました。今回でしっかりお姉様のファンです(←)】

【というわけで見届けました】
【こちらこそ、落ちつかぬ中色々お待たせすることも多く、申し訳ありませんでした】
【そしてそれにも関わらずお付き合いありがとうございました。とても、楽しかったです】
【お付き合いに感謝を。また、機会があったら遊んでいただけると、とても嬉しく思います】
451尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/11(火) 00:32:25 ID:69oBXd52
【そう言って頂けて光栄です。姉さんも媛名先輩のような方にそのような評価を頂けて喜んでますよ。】

【お粗末様でした(深頭下げ)】
【こちらこそ、かなり甘えさせていただきました。お陰さまで随分楽しい時間になりました。】
【お付き合いいただき感謝します。お疲れさまでした。】

【それでは俺はこれで失礼します。お休みなさい。】
【忙しかったあとで気が抜けると体調を崩しやすいと聞きますから、気をつけて。】
【それでは、お先に失礼します。】
452媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/11(火) 00:33:57 ID:LhUi9QLN
【最後まで、お気遣いに感謝を】
【お疲れさまでした、おやすみなさい、尖さん】
【それでは、私もこちらはこれで失礼致します。ありがとうございました、スレッドをお返しいたします】
453名無しさん@ピンキー:2011/01/11(火) 00:35:23 ID:wQC2wY2c
454天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/11(火) 23:47:51 ID:/fJzBzd6
【郡先輩への置きレスです】

>>436
マッチ売りの少女?
あぁ、そうですね、火を付けたら幻想がみられるなんて童話の話みたい。
(太一郎の言葉を聞いて、確かに有名な童話ににてるなぁと思った)
(けれど、あの童話の結末は少女の死――不吉だし、それだけ紅雲が呪具と呼ぶマッチから悪意を感じる)
ユウカちゃんも最初からそう思えるようなら良かったのに……。
(自分がユウカちゃんくらいの頃はどうだったかな、と思う)
(サンタクロースに怪しい道具で誘惑されるなんてなかったけど、そこまで分別はついてなかったと思う)
(辛いことはあっても、義母や病院の人、女子寮のお姉ちゃんたちに守られてて)

『《深凪》には世話になっておっての、最近も危険な刀の始末があちらへ回っておる』
『この際じゃし、まとめて押しつけて構わんじゃろ』
(紅雲の身も蓋もない発言に苦笑いする都)
『このような呪具を作るようなモノがまともとは思えん、他にもばらまいていると見て間違ってはないじゃろうて』
『そやつを闇から追い立てるのこそ《走狗》の領分じゃろう』
(媛名葵に直接言えば文句の一つ二つは言われるだろうが、それは直接会えばのこと)
『その呪具を《深凪》に渡すついでに、根っこを断つよう伝えてくれんかの』
(やりたくない事を押しつけられて喜んでいる紅雲の姿が都には容易に想像できた)

(話しているうちに病院へついて受付で話をする)
(すぐに診察を受けて、そのまま集中治療室へ収容される)
(思っていたよりも容体が悪かったようだった)
……救急車を呼んでた方が良かったのかな?
(とりあえず放火のことは話さず具合が悪そうなのを見つけて連れてきたこと、身元は分からないことは病院へ伝えたが)
(虐待されている可能性については伝えるどころではなくなってしまった)
(紅雲はもう大丈夫なはずじゃ、と二人に伝えるが、そう言われてもなかなか安心できるものでもなく)
…………。
(かといって、今は祈るくらいしかできず)
455名無しさん@ピンキー:2011/01/12(水) 00:41:29 ID:Bvs1QyOC
456郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2011/01/12(水) 01:10:21 ID:0qqLwDoo
>>454
まあ、そのあたりは仕方がないのかもな。
(天羽の言うように、虐待に遭っていたのなら、縋るべき存在も無く、それだけ付け込まれる心の隙間があった)
(誰か彼女を守る存在がいたのならば、また話は違っていたのだろうけれど)
…今、天羽に会えたことを良しとするしかないだろ。
(もし、このままマッチを擦り続けていたのなら、それこそ最悪の状況になっていただろう。
 それだけは避けられたことを前向きに考えてもいいのかもしれない)

……ま、それこそ、専門家に任せないと危ない仕事だしな。
(“彼女”に負担がかかるとは限らないが、“彼女”に係る組織に負担を掛けるのはどうも心苦しく、
 仕方なさそうに溜息をついて肩を竦ませた)
やれやれ、他人事だな。ま、実際他人事なのかもしれないけど。
俺たちは俺たちのやれることを、全力でやるだけだ。
さて、な。伝えたところで、素直にうなずくかどうか分からないぜ?
(苦笑する。今のところ、“彼女”とは穏やかな関係ではない。――少なくとも“彼女”からしてみれば。
 自分がいきなり“彼女”にこの話を持ちかけて、快く受け入れてくれるだろうか)
でも、一応は伝えておくさ。

火事騒ぎで、あの一帯は混んでた。
実際、救急を呼んだところで、時間は掛かっただろうしな。
これが最良の判断だったと思うぜ? 過ぎたことを考えても仕方がない。
(やれやれと首を振る)
虐待については、お前の方から後で話しといてくれ。俺が話すよりは、よっぽど聞き入れてくれるんだろ?
なら、あとはお前に任せた。―――俺は、俺のやれることをやる。
(彼女の心の隙間に付け込んだ黒幕。そいつを見つけ出してやろうじゃないか)
まずは、情報収集からだな。じゃ、任せたぜ、天羽。
何か分かったら、連絡するからよ。……これ、俺の携帯のメルアド。何かあれば、いつでも連絡寄越してくれたらいい。
(そう言うと、手帳を取りだし、その一ページを破ると、乱暴に自身のメルアドを書き殴って、天羽に手渡した)
それじゃ、またな。紅雲、ちゃんとそいつを守ってやれよ。
(そう伝えると、その場を後にした)

【置きレスにひとつ借りたぜー。】
【こっちはこれで締めってところかな。あとはそちらに任せるぜ】
457天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/13(木) 21:32:19 ID:ioeTcPej
【郡先輩への置きレスです】

>>456
『他人事じゃよ……と言い切れぬところもあるがの、巻き込まれ娘のことを考えると』
(二度あることは三度ある、ということわざのように、また都が呪具に遭遇するかもしれない)
(ちょっとでも可能性がなくせれば、この先全癒して都から離れても多少は安心できるだろうと)
それは、わたしからもお願いしてみる!
タダでお願いするのは虫のいい話かもだけど、媛名先輩が一番安心できるし。
(水鏡恭弥と不知火は強いけれど個人であり、兵部晶と警察は呪いとかには向いてなさそうで)
(紫一久なんかは悪いことおきそうだし、都としても媛名葵が的確だと思う)
(法外なお金は払えないけど、個人的にお礼する方法はいくらでもあるはずだ)

(結果的にどちらが早かったかは誰も分からないし、間に合ったのだからよしとするべきなのだろうが)
(幼女の顔色の悪さを思い返すと、すんなりと太一郎の言葉を受け取ることはできなかった)
(しかし今となってはどうしようもなく、病院の先生に任せるしかない)
……そう、ですね。
わたしも、わたしのできることをしなくっちゃ。
ここは主治医の先生も馴染みの看護師さんもいるから、それとなく話してみます。
一番いいのはわたし達のすっごい勘違いだけど、何かあるなら話しを聞いてくれると思うから。
(あんな小さい子が放火をしちゃうような理由なんて、あっちゃいけないはずだから)
(早くユウカちゃんがお母さんと優しい時間がすごせるように、みんながどうにかしないと)
はい、容態とか、わかったら連絡しますね。
今日はありがとうございました。
『うむ、気をつけるんじゃぞ』
(メモを受け取り、紅雲と一緒に太一郎を見送る)

(その日、都がいる間にはユウカの母親は現れなかった)
(ユウカに虐待の証拠があったかは教えて貰えなかったが、疑わしいことは看護師に伝えることはできた)
(そこから先、第三者である都が深い事情を聞くことは難しいだろう)
(それでも働きかけていれば、いずれきっと改善するだろうと信じて、明日もユウカのお見舞いに行こうと決めた)

【では都もこれで〆です、お相手ありがとうございました(ぺこり】
【ユウカちゃんの経過や黒幕のサンタのお話しはまた別のロールということで】
458名無しさん@ピンキー:2011/01/14(金) 16:04:33 ID:KAZGTcgB
459竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/14(金) 20:46:48 ID:7Onuf7q1
【今年初待機……】
>>129がぷろふ………提示できるシチュは主に藤姫関係――】
460竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/14(金) 21:53:17 ID:7Onuf7q1
【おち……】
461名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 07:03:49 ID:bYsQ+ZDn
シチュエーションが限定されすぎている。
だから誰も声かけられない。
462名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 12:50:02 ID:RpMKoiOg
いらない子
463天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/15(土) 13:02:57 ID:gr4oUwKc
【待機します】
【プロフは>>264です】
464天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2011/01/15(土) 14:30:03 ID:gr4oUwKc
【落ちます(ぺこり】
465奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/01/15(土) 21:15:00 ID:Jmcv87NC
【名前】奏 永久(かなで とわ)
【年齢】 16
【性別】 女
【身長】 162cm
【3サイズ】 B94(68)W58H86
【容貌】
艶やかで癖のない漆黒の髪(長さは膝裏まで達するほど)。右目黒、左目茶(カラーコンタクト着用で黒)。奏鬼眼発動時、睫毛のみ銀色、瞳が金色に。
奏鬼眼発動中、感情が極端に昂ぶると髪も銀髪になる。ゆったりとした服装を好む。
女子にしては長身だがかなりの細身、ただし胸は除く。当主モード時は凛々しく見えないこともない。
【能力】
奏鬼眼:第五十二代奏鬼眼継承者≪奏宗家当主≫の証である額に一つ、両目に各一つづつ顕現する金色の眼。
     立ち上るオーラが鬼の角のように見える。
     「癒し」の力を発揮する目。体液などを介して異常を治癒する能力(異常と認識されないものは癒せない)
三つの奏鬼眼から流れる力に永久の身体が耐え切れないため、体液に「癒し」が付加されるのみとなった。
     最近霊術を経由しないと、効果がなくなってきた。
生命の流れや感情などを視覚的情報としてみることも可能(かなり大雑把で正確性には欠ける)
     左目の奏鬼眼のみ完全に閉ることができず、視力がほぼない。
     
その他:身体能力こそ常人並だが「凪」と名づけた状態を作ることにより、ある程度の攻撃を受け流すことが可能。
     霊術や内気功をメインに扱い、試行錯誤の最中。

【武器】
弧狼&堕天:霊的な文様が刻まれたバレル部分が長い銃と巨大な折りたたみナイフがくっついたような二つの可変武器。
        トリガーがなく、打つ意思を引き金に弾丸を吐き出す。トンファー、銃、トンファーブレードとして運用可能
        霊術を強化するために用いる。     
                     
【希望】気分次第ですがまぁ、主に雑談戦闘などを望みましょう。
【NG】排泄物を強調したスカトロは勘弁してもらいたいです。損傷は治っちゃうこと前提なら。理不尽な死亡。(和姦は要相談)
【弱点】    
・奏鬼眼(攻撃されると威力に比例して思考に霞が掛かる。)  ・吸血など体液を奪う攻撃方法 
・まったくの無機物 ・左側からの攻撃 ・物理的攻撃力が低い  

【備考】
兄を取り戻し、老人達の反対を二人で押し切り晴れて第五十二代奏鬼眼継承者≪奏宗家当主≫の肩書きを手に入れた高等部一年生。
兄を取り戻す際、奏鬼眼を全開にした影響で左目が変色、さらにほぼ視力が失われる。
奏鬼眼の出力もいままでよりも抑え気味なため、物理的攻撃力が低下、それを補うために霊術を扱うようになる。
おもに「癒し」を込めた符術や武器を媒介とした霊術を操る。威力は低め、むしろ補助霊術などのほうがメイン。
現在、≪奏≫の体勢を変えるために「鬼の身体を持たぬものの為の武術の開発」「抹消された当主候補の救済」などを目的として右往左往する。
人のために人を生かし異形を殺し、異形のために異形を生かし人を殺し、人と異形の共存を目指す。
けれどぶっちゃけ主な当主の仕事は兄である従矢任せである。最近銃を使い始めた。
奏鬼眼を全開にできるのは生涯であと2回ほど。
行動力が無駄に高い。しかも傍若無人な性格も持つ。善意を押し付けに行く傾向有で無駄に前向き。

【>1さんお疲れさまですっ】
【今更ながらプロフ投下で待機でありますっ】
466名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 21:17:26 ID:Rbc69uEd
冗長なプロフ選手権やったら一位取れるんじゃね?
三分の一にしてもまだ長いレベル
467奏 永久 ◆ONICNlGmhA :2011/01/15(土) 22:15:38 ID:Jmcv87NC
【たいきかいじょです〜】
468名無しさん@ピンキー:2011/01/15(土) 22:21:55 ID:baNlhAmQ
いいんじゃね?
ロール自体が全体的に冗長だしここ。
469葛森 利香 ◆eOqEZEQIEE :2011/01/15(土) 23:03:00 ID:TqJfyqJZ
【名前】葛森 利香(クズモリ リカ)
【年齢】17
【性別】女性
【身長】149p
【3サイズ】禁則事項(本人談)
【容貌】
 黒髪のショートカットで少し日に焼けた肌。。
 靴下の代わりに足の甲と足首の辺りに布を巻いている事が多い。(地面に肌を触れさせたいため)
 護身用の道具(昼は拳銃やスタンガン、夜は鹵獲したライフルや自家製の武器を所持)やメモ帳、鉛筆を常にベルトにつけている。    
【能力】
・小型の蟲を生み出し、操ることができる。
・虫の力を借りる事が出来る。(蜘蛛の糸や蝶の羽、毒や耐性など体に付属させる)

・逃げ足が速く、柔術もかなりの腕。(ただし、能力とは関係なし) 

【弱点】鳥、トカゲ(これらが相手だと能力は一切使えない。彼女自身もこれらは怖いらしい)
【希望】NG以外
【NG】 死亡、グロ、スカ
【備考】
 高等部の文芸誌同好会員。会が週1回発行する会誌のインチキオカルト部門を担当している。
 ただし、ネタは近年発生している本物の異形であり、常にそれらを撮影や取材をし、それを改変して記事を書いている。
 取材の域は、現場から警察や暴力団、退魔機関の一部など様々であり、いい意味でも悪い意味でも顔を覚えられる事がある。
 本人曰く、「面白そうならそれでいい」と、はた迷惑な思考の持ち主。
 元は蟲を祭る神社の娘であったが、姉殺しの為に妹によって家を追い出さている。 現在は友達の家の庭に居候している。
 現在、一部で妹による工作が行われている模様。戸籍上も追い出した日に死亡、認識が異形で殲滅指定など、多岐にわたって活動してるとかしてないとか。そのため、武装を強化したとの事。

【とりあえず、投下】
【と少しだけ待機】
470葛森 利香 ◆eOqEZEQIEE :2011/01/15(土) 23:32:38 ID:TqJfyqJZ
【落ち】
471名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 02:27:26 ID:zIb7NgVm
残念
472尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/16(日) 12:24:20 ID:hxFwoCCs
【待機しますプロフィールは260です。】
473尖 戒奈 ◆J8yhkhix9w :2011/01/16(日) 13:48:06 ID:hxFwoCCs
【落ちます】
474名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 17:45:52 ID:zIb7NgVm
アンカー付けろや
475竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/16(日) 20:29:23 ID:PobnINWI
【待機…………>>129がぷろふ】
476竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/16(日) 21:51:26 ID:PobnINWI
【おち】
477名無しさん@ピンキー:2011/01/16(日) 22:23:11 ID:zIb7NgVm
うむ
478名無しさん@ピンキー:2011/01/17(月) 16:09:32 ID:t9XyaFJ/
いらんな
479瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 20:30:17 ID:iqNtD38T
【名前】瑞谷 愛華(みずたに あいか)
【年齢】13 中等部1年C組
【性別】女
【身長】144cm
【3サイズ】71-54-77
【容貌】青みのかかったショートカット 優しい眼差し
【能力】〜水流操作〜
    空気中の水分を集合させ、それを自在に変化させて使用する
    現在:鞭状・球状・壁状(マット3〜4枚の衝撃吸収力)・糸状(鞭状態からの力収縮)
    
    この先硬質化(凍結)して(一例として剣や盾として)扱えたり、
    相手を丸ごと水の牢に閉じ込めたり出来る模様
    最終的には人体の水分を操作できるほどになるがいつになるかは不明
    
【希望】NGを除いて基本的に何でも 但し、性格上戦闘は苦手
【NG】排泄や切断など、他にグロいことはダメです
【弱点】流行(特にファッション)・電子機器(授業で学ぶ程度まで可)・くすぐられること
【備考】基本的に明るいが、能力の発覚以後人付き合いが苦手に
    友達は別なクラスに数名いるが、自分からは声をかけず避けている
    (未熟な自分の能力で他人に迷惑をかけない為で、普通に話しかけられれば普通に返す)
    ただ、異性との付き合いが少なかったためか、男性と話すのはぎこちない
    
    家族を初等部卒業前に事故で亡くして現在一人暮らし 休みの日はバイト三昧との噂
    (バイト"三昧"というのは噂で、能力を制御する為ほぼ特訓に時間を割いている)
    住居は生活に困らない程度の小さなアパート 料理・裁縫など、家庭的なことが得意
    
    貧乏生活なので、制服やジャージ姿でいることが多い
    能力発覚後は戸惑いながらもそれを受け入れ、「夜」の世界を生きていくためにその能力を使いこなすべく、
    日々体力トレーニングや能力を使いこなすための特訓を行っている
    
    未来の自分に何かがあり、その先の自分が何か画策しているが、詳細不明
    
<能力現状>葵先輩との共闘で集中すれば相当量の水流で異形を撃退する事が可能である事が判明
    しかし、その後のトレーニング上ではまだまだものに出来ずにいる
    
    基本の水鞭は並みの異形程度なら通用する
    
    空気中から生成した水は基本的に相手からの衝撃を緩和する
    なので、一点集中などで打ち破られることが弱点
    まだ純水に近づけられる程度で、電撃の類はやはり防ぎきれない
    炎系統の攻撃に関しては性質上自身に通用しない
    (隙を衝かれればその例にあらず)
    
    特訓中に操りきれず失敗し、水浸しになってしまうことがまだある
    
    日々のトレーニングのおかげで能力は2時間程度まで継続して使えるようになった
    体力維持の方法に関しては自分なりに研究している模様


【プロフ投下ですっ】
【しばらく待機させていただきますねー】
480瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 21:50:12 ID:iqNtD38T
【落ちますねー】
481媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 22:54:37 ID:F0jsKlaQ
【日も変わるような時間ですから――こーっそりと、ちょっとだけ待機させてください】
【プロフィールは>>308。参考にして頂けると、幸いです】
482瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 22:59:30 ID:iqNtD38T
【壁┃_・)ジー】
【そろそろ電源を落とそうとしてたのですがー………】
【葵先輩発見ですー】

【というわけで改めて立候補させていただきたいのですがー?】
483媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 23:01:44 ID:F0jsKlaQ
【こんばんは、瑞谷さん】
【そちらに問題がないようなら、立候補大歓迎です】
【こんな時間であれど、待機は諦めずしてみるもの……と学んだ瞬間でありました】

【シチュは前回お話をいただいたの、でよろしいのでしょうか?】
484瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 23:05:32 ID:iqNtD38T
【ある程度遅くなっても調子が悪くなかったら大丈夫ですー】
【それでは改めて、お相手よろしくお願いしますねー(礼っ)】

【はいー、前回避難所でお話したネタでよろしくお願いしますー】
【何かあれば途中【】で言っていただければとー】
485媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 23:06:57 ID:F0jsKlaQ
【了解です。それでは。えっと―――】

【私が早朝徘徊(語弊)しているところから書きだそうと思いますので、
 少々お待ちいただければ幸いです。……このような書きだして良い、のでしたよ、ね】
【こちらにも何かあれば【】で、と。それでは、少々お待ち下さい】
486瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 23:08:58 ID:iqNtD38T
【はいー、では書き出しをお待ちしておりますねー】
487媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 23:11:05 ID:F0jsKlaQ
(寒さは増すばかりだった。夜もしんしんと冷え込むが朝もまた格別に寒い。
 指先が凍るのではないかと思ってしまうほどに冷たい空気の中を進みながら息を吐く。
 白い吐息がくゆるのを目でみつめながら――軽く肩を回した。今日は「朝帰り」なのである)

(ロングコートを着こんでいても、寒いものは寒い)
(特に寒さは苦手なので尚のことだ。早く帰って温まろう。
 お風呂に入る時間はあるだろうか――と、学校に行く時間から逆算しているその時だった)

………。

(こんな早朝に、見覚えのある姿をみつけたのは)


【それでは、このような感じで簡単に。宜しくお願い致します】
488瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 23:19:48 ID:iqNtD38T
>>487
(まだまだ朝は寒い、けれど今の自分ではこんな事ぐらいしか"バイト"を認めてくれない)
(日もやっと明けかけた早朝に自転車を押しつつ家々を回る少女がいた)

―――まだまだ、寒いなぁー………
(白い息を吐きながら、自転車のかごに入った新聞を各家々に配って回る)
(乗れないわけではないが風は冷たく、配達する家々の間隔が短いため歩いていた)
(つぶやきながらも手を動かして新聞をポストへ送り)
(ちょっと離れた別な家へ向かおうとしたそのときであった)

………もしかして、葵先輩……ですかー?
(見知った人の姿が見えた)
(日の光が後光のように差してきてちょっと見づらいが、その姿を判別するに苦労するほどではなかった)
489媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 23:26:39 ID:F0jsKlaQ
>>488
(震えるような寒さの中、少女は自転車を押して進んでいた。
 その小さな体を身にさらしながら、である。
 見た限りそれは――どうやら新聞配りをしているように見えた。手伝いだろうか、と首を傾げる)

こんばんは――、というよりも。
(後ろを振り返れば日が昇り始めていた)
(ゆったりと明るくなり始める空をしばらく見つめてから、彼女の方に向き直る)
もう、おはようございますの時間でありましょうか?
……このような時間から、お手伝いでありますか。だとすれば、偉いことです。
(風が吹けば、マフラーの隙間を埋めるように手を添える。
 こんな寒さの中、少女が一人で新聞配達をしている様は何とも健気と言わざるをえない)

(風に吹かれた冷たい黒髪を指先で直しながら、小首を傾げて問いかけた)
490瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/17(月) 23:43:57 ID:iqNtD38T
>>489
………おはようございますー、葵先輩っ♪
(キュッとブレーキ音を立て葵先輩の目の前で自転車を止める)
(ハンドルに手をかけたままぺこりと軽く頭を下げて)

あ、えと………、お手伝いでは…あるんですけどー、
実は…………アルバイトなんです、
(やや言うのを躊躇って間を空け、結局口にする)
大家さんに紹介してもらったんですけど、早起きできますし丁度いいかなーって
ただ、この時期は結構辛いんですよー………
(白い手袋の上から手を擦る仕草をして温める素振)
でも………他にも牛乳とかもらえてますし、させて頂けるだけでもありがたく思ってますー♪
良かったら、葵先輩も…新聞を読みませんかっ?
(もちろん本気で購読を誘っているわけではないが、勧誘して購読してもらえれば給料も上がるわけで)
(ニコニコと微笑みながら先輩を見つめる)

そういえば先輩は………また異形退治とか…ですかー?
(以前出会ったときは"夜"だった)
(先輩も能力者であることから、大体の活動時間は推測できたのだが)
(まさかこんな早朝にお目にかかろうとは思いもよらなかったわけで)
491媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/17(月) 23:53:17 ID:F0jsKlaQ
……アルバイト、ですか?
(そのお年で、という言葉は呑み込んだ)
(記憶によれば目の前の彼女は高校生にもなっていなかったはずである。
 その彼女がアルバイトをしているとなれば――恐らくそういう家庭事情があるのであろう。
 深く聞くのも躊躇われて、そう考えることにした。まだ、彼女の過去を知らなかった)

(白い手袋の上から小さな手を擦る仕草は何とも寒そうだった。
 彼女が新聞を入れた家に子供がいれば、きっと寝ているだろう。彼女と同い年であっても)
――そうでしたか。
私が新聞をとると、新聞受けが取り忘れた新聞でいっぱいになりそうですから
購読はできませんけれど……、今度、知り合いに聞いておきましょう。
(逆に小首を傾げて目を細める)
(はあ、と息を吐けばまっしろに染まって消えていった。白くくゆって、消えていくのだ)

……まあ、そのようなところです。
結局こんな時間になってしまいました。――まあ、貴方もこのように
早く起きて働かれておられるのですから、私もしっかり働かないと、ということでしょうか。
(近くに自販機があるのを見つけた。ああ、あれならば――とポケットの小銭を確認して)
何か暖かいものでも、いりますか?
ポケットに入れておいても、カイロ代わりくらいになるかもしれません。少しは。
492瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 00:08:11 ID:u8uC4G7t
>>491
………アルバイト、ですっ♪
(ニコニコ笑顔で返事をする)
(先輩は家の事情をまだ知らないだろうけど、別段ここで言うことも無く)

そうですかー………、
ではでは、もしそんな方がいたら教えていただければ幸いですっ♪
(先輩は普段は新聞を読まないのだろう、購読はどうやらしてもらえなさそうで)
(まあ予想通りだったが、誰かを紹介してもらえる機会が増えたのは喜ばしいことだった)

先輩は………深凪…のお仕事をしていたんですよね、ご苦労様ですー
(今一度頭を下げる、今度はさっきよりもやや深く頭を下げ)
えと………、それじゃあ、コーンスープをお願いしますっ
(先輩に奢ってもらう事に少し迷って躊躇ったが、やっぱり寒いので温かいものは欲しく)
(自販機をちらりと見て比較的安い値段のコーンスープを選んだ)

あの………これ…っ、良かったらもらって下さい
(奢ってもらってばかりなのも気が引けたのか、粗品のタオルをかごから出して差し出して)
493媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 00:18:08 ID:uYRQI0eZ
コーンスープで、良いのですか?
(自分の分と彼女の分のお金を投入して、目当てのものを探す)
(自分にとっては缶ジュースひとつなのかもしれないけれど、
 こうして稼いでいる彼女にしてみればそれも違う視点からのものなのかもしれない)
(そんなことを考えながら、コーンスープの隣にあったホットココアのボタンを押した)

(缶は熱く、注意してそれを拾って)
―――…ありがとうございます。
良いのですよ。私が暖かいものを飲みたかっただけでありますから。
しかし、もらって良いのでしょうか?
(粗品ではないのですか、と尋ねるように小首を傾げる)
(きっと悪いと彼女は思ったのかもしれないけれど、
 アルバイト先のものを自分に渡してしまって彼女が困らないだろうかと
 少しばかり不安もよぎるのである。
 彼女に渡そうとしたコーンスープの缶を逆に差し出したまま、そこでとまってしまった)
494瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 00:32:00 ID:u8uC4G7t
>>493
はいっ、コーンスープでお願いしますっ!
(改めて確認され、そして先輩は自販機にお金を入れる)
(先輩は自分の選んだコーンスープの隣にあるココアを選んだ)
(けど、自分の選んだスープよりちょっと値段は高かったが、先輩は気にしない様子で)

……ありがとう、ございますー
(止まった手に差し出されたコーンスープ受け取る)
(手袋の上からカイロのように温もりを感じて暫く手の上で転がしつつ)
はいっ、これ位なら自分の裁量で配っても大丈夫だからって、
ときどき余っちゃうこともあるくらいですから、そうなるよりは……って
(自分もたまにその恩恵を受ける、これくらいならと躊躇うことなく先輩に手渡し)
("大丈夫"と意味する笑顔を先輩に向ける)
(袋に入っている白いタオル、ビニールが太陽の光を僅かに反射して先輩に向かう)
495媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 00:38:31 ID:uYRQI0eZ
>>494
そうでしたか。……それであれば、良かったです。
ありがとうございます――任されているということは、信頼をされているということでしょう。
(きらりと朝日が反射して光る)
(冷たい空気は肺の中まで冷やしてしまいそうなほどで
 その冷たさは身を切るようであるけれど、この朝の清冽さはやはり良いものだと感じる)

(そんなことをしていたときだった)
(背を向けていた自販機から変な音楽が流れて、ぴよんぴよんと騒ぎ始めたのは)
――――?
(不思議そうに振り返れば
 自販機についている液晶画面に文字が書かれていた。何事かと思ってそれを読み上げる)

あ、たり?もういっぽん、ぷれぜんと。ぼたんを、おして、ね。

(それを読んでからようやく合点がいった)
(なるほど、噂に聞いたことはあったがどうやらあたりつき自販機らしい。
 気づかぬうちに当たっていたのだろう。――しかし、噂でなく本当にあるとは)
(そんな小さな感動を覚えつつ、ココアを手の中で転がして)

私は、もうあとは家に帰るだけですから。
瑞谷さん、何か他に欲しいものはありませんか?お仕事のお供に。
496瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 01:19:05 ID:qej02JE6
>>495
………信頼、されていれば…良いんですけどー、
(まだまだアルバイトを始めて間もない上、まだ中学一年)
(本当に信頼されるためにはもっともっと頑張って続けていかなくてはならない)

………?
な、何事………ですかー???
(先輩が自販機に向き直ったのを見て何事かと目線を送る)
(すると、なにやら自販機はディスプレイに"あたり"の文字を示している)
あたり……ですかー、よかったじゃないですか葵先輩っ♪
(普段滅多にお目にかかれない自動販売機のあたりに自分も少し喜びを覚える)

えっと、わたしはもうコーンスープを頂いてますしー、
……それに、このあたりは先輩のお金で当ったものですから、先輩が選んでくださいっ
(もう既に貰っているのにも拘らず、これ以上貰うのは申し訳なく)
(それにまだ配達が残っている、時間もそろそろ惜しかった)
あの、また今度、ゆっくりお礼させてもらえればうれしいですっ!
(そして、3度目となる礼をする)
(その後日の上がった方角へ自転車を押して、配達の続きへと再出発した)

【トラブルで遅くなってすみませんっ】

【この後、未来のわたし………参上ですっ】
【少し時間が経った表記をしていただけるとありがたいですー】
497媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 01:26:38 ID:uYRQI0eZ
>>496
そう、でしたか。
(一本の飲み物はありがたいが、二本となるとかさばるだけである)
(個人的には本当にあたりがでる自販機を見られただけで満足な部分もあり、
 この先またしばらく寒い思いをする彼女がもっているほうが、よっぽど良いと思ったのだけれど、
 何と言うかまだ、自分は相手の気持ちをなかなか察することはできないらしい)
と、御引き留めしてすみませんでした。
気をつけて、行かれてください――頑張ってください、瑞谷さん。
(去りゆく背中に手を振って見送る。
 小さな背中は、吐き出した白い息が消えるころには、その向こうに消えていた)



――――、メール、です。
(暖かい缶を入れているのと反対側にあるコートのポケット)
(マナーにしていた為気づかなかったが、それにメールが入っていた。
 誰からだろう。サブディスプレイは「Eメール一件」としか表示してくれないからその時点では分からない)

(まあ、緊急性があれば多くは電話でくるだろうから――とゆっくり携帯を開こうとした)
(彼女と別れて少し時間が経っていた。
 今いるのはマンションの近くの公園。こんな時間ではやはり人気も無い。
 しかし、通勤のサラリーマン一人いないというのも、なんともおかしなものだ――妙な静寂、であった。
 まるで、ここの空間だけ切りとられたかのような、おかしい静けさだ)


【トラブル、大丈夫ですか?】
【そして、了解です】
498瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 01:41:53 ID:BRuEIapk
>>497
(葵先輩が中学生の瑞谷愛華と別れてやや数分経ったか)
(先輩が休む公園には見たところ誰もいなさそうに見えたが、実は既に一人何者かが身を潜めていた)


………………葵、先輩か、
(先輩からやや離れた位置の木陰から呟かれた言葉)
(この"時代"に戻ってきてようやく体も馴染んできた所だった)
(先輩を遠めに見つめたまま様子を探る)

……少しだけ、お相手してもらおっかな、
(そして、先輩に向けて殺気立った視線を送る)
(ちょっと離れてはいるが、それに気づかぬ先輩ではなかろう)
(不用意に近づかれぬよう能力で作った罠も自身の周囲にだけ張っている)
(近づけば皮膚を切り裂く"水の糸"を―――)


【復旧したので大丈夫ですよー】
【どの位の時間までお相手大丈夫でしょうかー?】
499媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 01:49:14 ID:uYRQI0eZ
(メールの相手を確認しようとした瞬間)
(何とも言えない違和感。このまとわりつくようなおかしな静けさがどうにも落ち付かず
 名前を確認する前に携帯を閉じてしまった――そして、自分につきささるような視線を感じる)

…―――。
(殺気、というには何だか一歩足りない気がする)
(恐らく本気で殺すつもりはないのではないかと感じられるような、そんな視線。
 意図的な敵意、意図的な殺気。
 むしろ自分の居場所を知らせようとするかのような、そんな気配を孕んだ視線)
(本能に従う異形ではなかろう。彼らは、いつだって「本気」で自分たちを喰らいにくるのだから)

(だが大方の位置は分かるほどの、存在感は只者ではないだろう)
(ちらりとそちらに視線をむけて足を止める。
 まわりには、誰もいない。自分に視線をむけてくるもの以外の気配は――ない)
(すう、と冷たい空気を吸い込む)
(そして吐き出すと同時に、忍ばせていたスローイングダガーを一本取り出すと、
 公園の中にある一本の木――視線の発信源だと思われる木陰の近く――にむけて投擲した)


【十全に重畳です】
【時間は、そうですね……できるところまで。瑞谷さんにあわせられたら、と】
500 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 02:03:05 ID:BRuEIapk
>>499
(先輩の投げたダガーは自分の背にした木に突き刺さる)
………冷静ね、やっぱり
(ふぅ、とため息をつきフードで顔を隠したまま姿を見せる)
(丁度日の光が当たらないような位置にいるため、声色とシルエット以外に詳しいことは分からないだろう)

今の先輩は………"彼"の事をどこまで知っていたかしら?
(これは今の"時間"に対する疑問の言葉)
(決して先輩に向けた言葉ではなかったが、聞こえるくらいの声ではあったろう)
(そして、葵先輩より若干背の高いくらいの女性は少しだけ考える素振りを見せ、やめた)
………ま、いっかー、
そんなことより………、少しだけお相手して頂けないかしら?
(後手に構え、姿を表したまま木陰から声をかける)


【それじゃあ、いけるところまでお願いしようかしら………♪】
501媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 02:09:11 ID:uYRQI0eZ
>>500
(女が勢いよく手を引くと、木に突き刺さったスローイングダガーが手元に戻る。
 もちろん、念動力でもなんでもない。
 ただ、ダガーの柄に糸がくくりつけてあり、それを彼女が引いただけのこと。見えにくい、鋼糸を――)

―――彼、ですか?
(わずかに眉をひそめるが、目の前に現れた女性はこの問いに答えるつもりもないだろう)
(フードを深く被っていて、顔は見えない。
 自分より背は高いくらいだろうか。
 おそらく凛々しい立ち姿をしているであろうその女性に向かって、真っすぐに黒い瞳をむける)
……お相手というと、何のことでしょうか。
わたし、できれば早く帰りたいところであるのですけれど……、
それに、今はようやく日も昇った頃です。あまりドンパチするのも近所迷惑でしょう。
(視線はそちらに固定したまま、淡々とした声音で言葉を紡ぐ。
 軽口をたたきながらも、警戒はしている。いつ、仕掛けてくるか分からない。そんな感じがしたのだ)
502 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 02:23:24 ID:BRuEIapk
>>501
……ん、そうねぇ"異能"同士、帰る前に少しだけお相手してくれれば…って、
そんなことを考えていたりするんだけど……
そんなに時間も取らせないし、ダメ、かしら?
(表情は見えずともクスクス微笑みながら、くぃ、と後手のまま右の指を引く)

(そして、音も立たぬまま辛うじて目視できる程度の"水糸"が先輩の腿を切り裂きにかかる)
(1・2……いや、複数本の糸がいつの間にか足下に仕込んであり)
(それは女性指を動かしたことで、先輩に狙いを定めて襲い掛かってきた)
"先輩"のなさる心配は無用ですよ………、
音もそんなに立ちませんし、なにより戦った証拠も"気づかれません"から♪
(女性は後手の構えのまま"先輩"にからかう様に声をかける)
(この時代ではまだ初見なので、そんなことを言われる所以は無いだろう)
(どんな反応を見せてくれるか嬉々として待って)
503媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 02:32:20 ID:uYRQI0eZ
――――。
(異能同士、という言葉にほんの僅かに片方の眉が上がる)
(自分は異能者も狩る≪深凪≫という組織の一員であるので、
 建前上「異能はない」で通しているからだ。≪弐式≫について異能と見る見解もあるかもしれないが
 それでも、彼女は何となく“異能”に強調を置いた気がした。まるで自分の受容能力を知っているかのように)

………ッ!
(彼女の指先の仕草をみて、思わず身をひくことができたのはこの女自身も糸を弄う所為かも知れない)
それは、死体は綺麗に処理しますの意でありましょうか。
もしくは――、貴方の武器は武器として残るようなものはない、の意味でしょうか。
(足元から襲ってくる糸をすんでのところで避ける。
 避けるだけで精一杯。反撃に転じることなどできるわけがない――
 蛇のように、まるで意思をもつかのように鮮やかな動きをみせるそれが、
 糸ではなく水だと気づいたのは、足元をそれが掠めてからだ。
 わずかな痛みと、空いた隙間から入り込んでくる冷たい空気が、より自分を冷静にさせる)

私、貴方のような方に「先輩」呼ばわりされる覚えはないのですけれど、
どこかで先輩後輩関係になったことが、ありましたでしょうか?
(高等部三年ともなれば、先輩と呼ばれることは多いが、
 それでも、目の前の彼女のような人は記憶にない。自分より背の高い女性は知っている。
 でも、それは彼女の声ではない。彼女の声を、自分がそうそう聞き間違えるとは思えない。思いたくない)
504 ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 02:50:23 ID:3WbqTaUl
>>503
………さあ、
どっちの意味に捉えてもらっても、構わないとは思っているけど?
(クスッとフードの中で笑みを浮かべた後、そう告げる)
(答えても良かったのだが、しかしそれでは面白くないと言わんばかりの態度だ)

あの時見せてもらった力は間違いなく"異能"のもの
あれで私は救われた、そして………「夜」を知った、
(両の腕を前に出し指を操り人形のように動かし始める)
(そして数を増やした"水糸"は容赦なく先輩を追い詰めていく)

………わからない、かしら?
それじゃあ………、これでわかって貰えるといいんだけど、
("水糸"の操作を左手に写し、空いた右の手で"水鞭")
(あの日自分と先輩を救う切欠となった思い出の"水鞭"を作り出し、先輩の体にぐるぐると取り巻く)
(そして一陣の強い風がフードを飛ばし、青みがかかった黒いショートの髪がなびく―――)
505媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 02:57:57 ID:uYRQI0eZ
私はただの猟狗にございます。
鼻がきいたとしても、存じ上げぬ方の匂いまでは突き止められません。
(みせた、ということは出会ったはずだ)
(しかし――どうだろう。弐式を見せた相手だとしても、だとすれば記憶に残っているはずだ。
 だがどうしても、彼女とポジティブマッチする記憶はひとつも出てこない。
 なんとなくひっかかるものはあるのだが、――今の現状ではそれの可能性も低くて……)

(そのとき、目にうつったもの)

(彼女自身に該当する記憶はなくとも、彼女が生成した武器には見覚えがあった)
(自分を取り巻こうとするその鞭から逃げだそうと身をかがめ、体を引きながら――
 飛ばされたフードの中に隠されていたその髪、顔立ちを見て、息を呑んだ)
(見おぼえがない、というわけではない。
 だが、どちらかといえば――自分の知っている人物に「似ている」というような顔立ち)

……瑞谷さんの、―――ご親族の方でしょうか?

(だとしても、自分にこうしてふっかけてきた意味は分からない)
(彼女をそのまま“成長させた”ような容姿の女性を前に、――警戒を露わに睨みつける) 
506瑞谷愛華 (23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 03:14:03 ID:3WbqTaUl
>>505
そ、だったら仕方ないわね………、
(存じぬと告げられ寂しそうに声のトーンを落とすとフードは飛ばされる)
("能力"を見せた相手は自分以外にもいるはずだ)
(だとしたら、わかってもらえないのも合点がいくのだが)

いいえ、"今の時間の"私にはもう家族と呼べる人はいないわ………
"今"から………一年とちょっと前に、事故死………扱いで殺された
一人っ子だった私は、大家さんに助けられて生活して……そして「夜」を知った
(比較すれば濁った目の表情に入るだろう)
(暗い、笑顔の消えた表情で淡々と"自らの過去"を告げる)
私は………瑞谷愛華、
そうね………今から10年後、の………、未来の私…そう言っておいた方がいいかしら?
葵……先輩♪
(口を吊り上げてうすら笑う、そして水鞭と水糸で先輩を取り囲みつつ見つめて)
507媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 03:24:42 ID:uYRQI0eZ
(この女が知っているのは、あくまでも現在の瑞谷愛華の“匂い”なのである)
(寂しげな声でそう言われたとしても、現時点で彼女に対して思い当たることはなかった。
 いや、思いあたりはあったのかもしれない。だが、素直にそれをすることはできなかった――)

(時間軸が違う、なんて答えは「あの一件」で十分だと思っているが故に)

―――――っ。
(だが、その意に反して答えはそれであった)
(知らなかった瑞谷愛華の過去を聞かされると同時に告げられた名前は、
 あまり肯定したいものではない。
 未来など言われても前ならば突拍子もないと笑っただろうが――今は違う、あり得ると知っている。
 現実に10年後から「彼」が飛んできたというのなら、「彼女」が飛んでくることだってあり得るはずだからだ)

…………そのような身の上ゆえのアルバイト、でありましたか。
こうもすんなり信じる自分も如何なものかとは思いますけれど、
――実際に実例を見たことがあるせいでしょうか、私、その言葉を信じてしまいそうです。
(しまいそう、というのは信じたくないという一念も込めた言葉だ)
(自分を取り巻く水に目をやり、注意を払いながらも――その「今」の彼女とは違って
 どこか闇に塗れた瞳を見返す。「葵先輩」と呼ぶその呼び方は、彼女のものだがその笑顔は別物に見えた)

それで、未来の貴方が私に何用にございましょうか、瑞谷愛華さん。
未来の私が……、貴方に何かしら粗相でも?
(――こう言ってみて何だがしていそうな気もする。
 だが、そのしわ寄せが「今の自分」に来るのは堪らない――なんて冗談めかして口にする)
(しかしながら、実際の状況は剣呑だ。触れれば皮膚を裂くであろうそれらが、自分の周りで渦巻いているのだから)
508瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 03:37:33 ID:3WbqTaUl
>>507
………本来なら、私はこんな所にいるべき人間じゃないそれ位は理解してきているつもり、
そして、未来を大きく揺るがすようなことをするべきではないと………
(空を見上げ、すぐ視線を戻す)
(ここにやってくる前に決意したこと、それは今自らが口にしたことを破る出来事)

先輩は……「三千世界」、知らないって事はないわよね?
彼らの力を借りて、私もここにくることができた、………"絶対領域"さんの力を借りて―――
(今している事は彼への冒涜となるのだろうか)
(彼の望みの詳しくは自分の理解するところではないが、目の前の先輩に出会うことは違いなさそうだった)
(そんな先輩を自らの力で傷つけようとしているとわかれば、どんな報復にあっても不思議ではない)

…………私も、目的があってここに来たの
葵先輩に会ったのは………挨拶くらいはしておきたかったから、そんな程度よ?
(そう、ここで葵先輩に顔を見せたのはほんの悪戯心からだ)
(未来の私も本人に出会ったことはあるが、あまり会話を交わすことはしなかった)

【そろそろ凍結をお願いできないかしら】
【私は大体平日20時以降、日曜日は21時頃で再開できるんだけど…】
509媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 03:41:05 ID:uYRQI0eZ
【こちらからもお願い致します】
【そして、予定がまだ分からなくて――明日であれば、23時頃になってしまうかもしれません】
【とりあえず、明日置きついでに23時には連絡を入れようと思います】

【そう長引かないとは思うのですが、もうしばしのお付き合い宜しくお願い致します(一礼)】
【今宵はこんな時間までありがとうございました。とても楽しかった、です】
510瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 03:44:36 ID:3WbqTaUl
>>509
【了解よ、予定がわかったら教えてくれると幸い】
【決まらなかったら置きレスの進行でも大丈夫だし】
【決まったら、その日にまとめてでも】

【こちらからお願いしたことだし、できる限り迷惑はかけないつもり】
【今夜は楽しませてもらったわ、感謝してます…葵先輩】
【またお時間のあったときに、よろしくお願いしますね?】
511媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/18(火) 03:49:52 ID:uYRQI0eZ
>>510
【いえ、こちらもなるべく早いうちに時間をつくれるように致します】
【夜遅くからでも可能ならば、結構時間はとれるのですが――ともかく、それも含めて明日連絡を】

【いいえ、今まではこちらが長引かせている部分もあったな、と思いまして】
【そういう意味での「そう長引かないという言葉だとお受け取りください」】
【こちらこそ、感謝をです。――それでは、おやすみなさい。どうか良い夢を、瑞谷さん】
512名無しさん@ピンキー:2011/01/18(火) 03:50:42 ID:LWnyLS+T
513瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/18(火) 03:54:14 ID:3WbqTaUl
>>511
【現実のほうが大事だし、無理はしなくても大丈夫ですよ?】
【私の方もこれくらいの時間までなら大丈夫ですから、後は日時だけ】

【長引かせてくれるなら、私も最後まで先輩に付き合ってもらいたいと思っているし】
【お互い様で良いんじゃないかしら】
【それじゃあ、後は避難所で連絡を………】
【お休みなさいませ、葵先輩(礼)】

【スレをお返ししますね】
514竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/18(火) 20:05:06 ID:gK2+rcGv
>>129がぷろふ……待機】
515竜胆 凍 ◆n81Qx4w0s. :2011/01/18(火) 21:03:23 ID:gK2+rcGv
【おち……】
516久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 21:33:04 ID:iqvGV/uw
【兵部 晶 ◆oWbpNIMs9Mさんとのロールに、お借りいたします。】
517兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 21:52:27 ID:r8G/ykw6
(すっかり日が沈み、夜らしい景色となった、静かな公園)
(ここはかって、彼女に心を助けてもらった場所。苦しみから
 逃れようと、感情を捨て機械となろうとした僕に、自分を取り戻させてくれた)

(その公園の片隅にあるブランコに座りながら、ぼうっと夜空を眺めている晶)
(背中には、いつも通りの深紅のケース。格好は学生服に、
 今年の冬新しく買った、赤に五線譜や音符が記されたマフラー)

………ふう。

(両手に息を吐き、ぎゅっと握り締める)
(今夜はそれほど寒くなくて良かった。彼女と会話をしたい
 だけなら、休日にでもどちらかの部屋でいい。あるいはカフェやレストランでも問題ないだろう)
(ただこれから彼女と話す事は、可能な限り他人に
 知られたくないもの。それはお互いにとっても)

(だからいささか無礼だとは思いつつも、こんな時間に、こんな場所に彼女をメールで呼び出した)
(『今夜、会えませんか?
  あの日の夜、僕に約束してくれた場所でお待ちしています。』)
(これから僕たちがどうなるかは、分からない。
 最悪、二度と彼女からは会ってくれなくなるかもしれない。
 それでも逃げ出す事はできない。彼女の命を、救う為には)



【お待たせしました、ゆりか先輩。それではよろしくお願いしましね】
518久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 22:04:53 ID:iqvGV/uw
よかったぁ
やっぱり、この場所で間違ってなかったですわね。
ま、わたしが間違えるはずも、ないですけれど。
(真っ白い、雪うさぎのようなうさみみのコートをきっちりと着込んで)
(冷えた夜の空気に晒され、指先が赤くなった手を振りつつ)
(珍しく厚底の、白いブーツをぱかぽこ言わせながら、ブランコに座る小さな影に駆け寄った。)

お待たせ、しちゃいました?
(ブランコに座る少年の傍らにしゃがみこみ、その表情を覗き込むように笑顔で見上げる。)

メール、嬉しかったですわ。ありがとう。
それ、新しいマフラー?可愛いですわ。
なんの曲かしら?
(指先で音符をなぞりつつ、鼻歌のようにリズムを刻む。)
(こんな時間、こんな場所に、いったい何の用で呼び出したのだろうか?)
(もしも、仕事で手伝って欲しいことがあるのならば、遠慮せずに気軽に言って欲しいのに)
(なるべく気楽な雰囲気を作ろうと、楽しそうな笑顔を絶やさずに)

どうしたの、こんな時間に。
どこかお茶でも飲める場所に入る?


【こちらこそ、よろしくお願いいたしますわね。】
519兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 22:18:30 ID:r8G/ykw6
こんばんは、ゆりか先輩。急にお誘いして、すみません。
…今日はうさぎさんですか。ふふ、可愛らしいですね。

(聞き慣れた、今はこの世で一番安心できる可愛らしい声に、視線を下げる)
(ゆりかの愛らしい姿に、ふと家にいる小さな白猫を思い出した。
 可愛らしいさでは、この少女の方が上―――なんて言ったら、怒られるか)

いえ、僕も今来た所ですから。
はい、先日買い物に行ってみた所、気になってつい買ってしまいました。
僕も演奏してみたんですけど、短くて分からなくて…。
なんだか聖歌のような雰囲気でした。

(ぎゅ、とマフラーの端を掴み、ゆりか先輩に見せる。
 すると、先輩の指が微かに赤くなっているのが目に入る)

…ごめんなさい。できたら、そういった場所でゆっくりとお話できたらいいんですけど。

(彼女の手を、そっと握る。手の中には、ポケットの中に入れていたホッカイロ)

先輩が、この場所を覚えていてくれて良かったです。
…でしたらあの夜、先輩が僕に約束してくれた事も覚えていますか?
520久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 22:29:57 ID:iqvGV/uw
…晶くんのほうが、可愛らしいですわよ。

ん…よかった、晶くんをお待たせしなくて。
あ、晶くんも演奏されるんですの?
やっぱり、サックスかな?
今度、聴かせて……
(暖かな…暖かすぎる手が、冷えた手に触れてくる。)
(驚いて触れ合う手を見ると、小さなカイロが握られていた。)
(微笑み、兵部の顔を見つめながら首をかしげる。)

あったかい、ですわね。
以前、学校の先輩にもカイロを貸していただいたことありますわ。
わたし、そんなに寒そうに見えるのかしら?
こう見えても、寒さには慣れていましてよ。
……でも、ありがと。

もちろん、忘れたりしませんわよ。
わたしは晶くんの姉ですものね。
晶くんは、わたしの大切な弟、ね?
(カイロが触れる手とは逆の手で、兵部の茶色の髪の毛を撫でる。)
どうしたんですの?
なにか、相談事?
521兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 22:39:02 ID:r8G/ykw6
ええ、中身はこうして無骨な武器ですが…。
普段から持ち歩くなら、多少はサックスも使えた方が説明する時に便利ですから。
先輩が今度、また遊びに来てくれた時に奏でますよ。
とはいえ、期待は禁物ですよ?あくまで人並み程度、ですから…。

(彼女が笑ってくれれば、自然と自分も口が緩む。
 ゆりかの手にホッカイロを残し、そっと手を離した)

…こんな場所でお話する事になると思っていましたので、準備しておいただけですよ。
でもその細い体や白い肌では、寒さに弱そうに見えても仕方ありませんね。

(頭を撫でられ、気持ち良さそうに目を細める。
 が、やがて視線を落とし、ポツリポツリと語り始めた)

………あの夜約束してくれた事。僕が望むなら、ずっと一緒にいてくれるって。

僕は、とても嬉しかった。

(再び、ゆりかと視線を合わせる晶。その表情に笑みはない)

あの言葉、本当、ですか?
522久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 22:51:53 ID:iqvGV/uw
じゃあ、わたしはバイオリンを持ってまいりますわ。
セッションするなら、どんな曲がいいかしら?
ふふ…楽しみですわ。
(手の中に残されたカイロ。)
(これでは、兵部の方が冷えてしまう…と、押し戻そうとしたけれど)
(カイロの暖かさよりも、兵部の気持ちのほうが暖かくて)
(その発熱する小さな袋を、きゅっと握り締めた。)

そんなに、細くはないと思うけれど…
(カイロを握ったまま、コートに包まれた自分の腕を伸ばして眺めてみる。)
(短いが、身体付き相応の見慣れた大きさ。)
確かに、色の白さは仕方ないですものね。
すぐに赤さが目立っちゃいますの。
今も、鼻が赤くないか心配……
(恥かしそうに、カイロを持った手で口元から鼻を隠すようにして、眉を少しだけ寄せてみせる。)

(気がつけば、兵部の視線が下に落ちて、心なしか声のトーンも落ちているような気がした。)
(なにか悩み事でもあるのかと、少し心配な気持ちになりながら、じっと兵部の声に耳を傾ける。)

ん……?
(ぽつりぽつりと紡がれる、言葉。)
(再び視線が合った兵部の表情からは、すっかり笑顔が消えていて)

ずっと……
(見つめてくる兵部の視線から逃げるようにして、夜空へと青い瞳をむける。)
そうですわね。
晶くんが、姉を必要としなくなるまで、ね。
523兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 23:02:51 ID:r8G/ykw6
それなら、適当なものを見繕っておきますよ。
サックスとバイオリン…なかなか難しそうですけど、
まあ楽曲なんて星の数ほどもあるんですから。
…きっとあるでしょう。先輩は、その場で奏でられますか?
最近は演奏してなくて、腕が落ちていたり、なんて事はないですよね。

(小さく笑い、からかうように見上げる。その実、
 果たしてその機会が訪れるかは分からない―――なんて事を思いながら)

いえ、やはり同年代の方に比べれば、まだまだ小さく細いですよ。
本当…まるで先輩だけ、成長が止まっているかのよう。
お気になさらず、仮にそうだとしても、夜の暗さでそこまで目立ちませんし…。
何より、そんな所も可愛らしいので、僕は好きですから。

(視線を逸らすゆりかに、少し悲しくなる。ああ、やはり彼女は自分の体の事を知っているんだ、と)

ねえ。僕は、家族なくしては生きられないんだよ、お姉ちゃん。
いずれ永い眠りについてしまったなら、どうして僕のそばにいられるの?
524久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 23:20:02 ID:iqvGV/uw
わたしは、大丈夫ですわ。
晶くんこそ、しっかり慣らしておいてくださいませね。
(兵部の可愛らしい、からかうような笑いに応えて)
(若干胸を張り気味にふふんと鼻を鳴らすと、くすくすと笑う。)
(夜風は冷え込むばかりだったけれど、こうやって冬の夜空の下で喋るのも悪くはなかった。)

(今、目の前の少年はなんと言った。)
(単なる話題の一環、高校一年生と言うには小さめなゆりかを、少しからかっての言葉だろうか。)
もう…晶くんは、褒め上手さんですわね。
(笑おうとしたけれど、笑顔はなんとなく上滑りした作り物でしかなくて)
(強張ったような表情で、兵部を見つめた。)

いずれ―――
(彼は、いったい何の話をしているのだろうか。)
(知るはずが無い、知られるはずもない。)
(ぱちぱちと瞬きをして、空から視線を下ろし兵部を見つめる。)
(驚いた表情すらも出来ずに、今自分がどんな表情を浮かべているのかも解からない。)
(ただ、目を丸くして、何度も小さな瞬きを繰り返して)
(息をすることすらも忘れていたのか、ふぅ、と深く白い息を吐いた。)

―――人は誰しも、いずれは永い眠りにつきますわ。
死の翼は、誰の上にも等しく覆いかぶさるものですもの。
525兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 23:29:34 ID:r8G/ykw6
――――ゆりか。

(少女の小さな手を掴み、体ごと引き寄せる。彼女に対する自分の扱いにしては、いささか乱暴だ)
(けれど、耐えられなかった。彼女はどうして、こうもひた隠す?
 言動からして、もう僕がそのリミットを知っているのは明白なはず)
(だから、そんな強張った顔も、ありきたりな言葉も、聞きたくなんかない)

分かってる、僕は永遠を望んでなんかいない。
でも二十を待たずして亡くなる命なんか、あまりに理不尽だろう?

………どうして。どうして、僕に言ってくれなかったんですか。

(悲愴を露わにした顔を間近にして、声を絞り出すように晶が言う)

誰から、あるいは何から。どうやって、どんな風に聞いたか言わなければダメですか?
それとも、僕と二度と会えなくてもこの話はしたくないんですか?
526久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/18(火) 23:43:13 ID:iqvGV/uw
(珍しく乱暴に引き寄せられ、抵抗することも忘れて)
(かくんと、壊れたおもちゃのように力なく、兵部の身体にもたれかかった。)

なくなりは……しない。
(ふるふると、首を横に振ると、夜風で冷えた髪の毛が揺れて、頬にあたる。)
むしろ、その逆……ですわ。
わたしの命は、永遠に……ただ物言わず、ずっと―――
(ぼんやりとした表情で、兵部を見つめ返す。)
―――わたしはそれを、幸せだと…思っていますわ。

(こんなとき、どんな表情をしたらいいのだろうか。)
(今まで経験してきた、どんな対応も当てはまらない。)
(この可愛らしい少年に告白された時でさえも、自分なりの表情が自然と出せたはずなのに)
(今はただ、ぼんやりと見つめ返すことしかできなくて)

誰から聞いたとか、訊きたいけれど…でも、言いたくなければ言わなくてもいい。
だって、それは過程であって、今はその知った結果のお話をしているのでしょう…?

晶くんが、こんな嘘をついたわたしとは、二度と会いたくないと言うのならば
それも、仕方が無いことだと……思ってる。
悪いことをしたのは、わたしですもの。
でも、ね。
わたし、晶くんを騙そうとか…そんなつもりじゃ……
(言いかけて口を噤み、うつむく。)
(カイロを握っていないほうの手で、兵部の身体をぐっと押し返し、その腕から逃れようとして)
……そんなの、ただの言い訳よね。
ごめんなさい。
527兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/18(火) 23:55:10 ID:r8G/ykw6
何もできず、何も感じない。そんな植物のような人間になる事に、なんの意味があるんですか?
それのどこが、幸せだって言うんですか…っ!

(逃れようとする彼女を、更にぎゅっと強く抱きしめる。絶対に離すまいとするように)

ええ、そうです。そんな事は重要ではない。
僕にとって重要なのは、あなたの気持ちだ。
そんな生き方を、あなたが心の底から望んでいるのかどうか。

(それでも、そんなに申し訳なさそうな顔と声をされて
 しまっては、つい拘束する力も弱まってしまう)
(ふるふると今度は晶が、力なく首を振った)

…それは勿論、初めて知った時は傷つきました。
あの時の言葉は、それを知っていたから。だから
そんなに軽い気持ちで、あんな言葉をかけてくれたのかと。
僕が支えにして立ち直ったものは、そんな脆いものだったのかと。

………でも、今はそんな事はどうでもいい。
あなたの言う通り、そんなものは過程に過ぎないんだ。
今ここにいる僕は、久遠ゆりかを愛しているという結果がある。
だからそんな生き方、僕は認めない。

…何故あなたは、成長したくない、なんて願ったんですか?
528久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/19(水) 00:09:37 ID:CP1rKvmI
(抱きしめてくる腕は、コートを通しても痛いほどに食い込んで)
(でも今は、その痛みすらも気づかないほどに、頭が混乱していて)

(不意に、兵部の抱きしめる腕の力が弱まり、少しだけ二人の隙間を広げるように身を背後にずらす。)
(振り絞るような兵部の言葉を、ただ黙って目を閉じ聞いて)

認める認めない、じゃなくて……
これは、持病みたいなもの、ですわ。
そんな風に言ってしまうと、本当に病に苦しむ方々には失礼千万な発言になってしまいますけれど。
晶くんが、どこまで知っているのか解からない…けれど。
いずれは、なんらかなの形で、この能力を終らせなければならない。
それがたまたま、わたしの代だっただけで。
だから…わたしは……
(何故、成長したくないか、と問われて)
(だいぶもとに戻りつつあった表情が、再び停止する。)

なぜ………って、それ、は……その……
(揺さぶられる。気づかされる。)
(あぁ、だから恋とか愛とかは嫌なんだ。)
(感情が強いほどに弱みになるけれど、それは同時にどんなものにも負けない、凄まじいエネルギーとなる。)
(少しでも、時間が欲しいと思ったから。早く大人になれば、早くに終わりのときが来る。)
(だから……だから。)
―――それは、まだ…言えない………
529兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/19(水) 00:24:09 ID:8MshYLK1
…………………。
それは、不治の病ではないでしょう?
僕が知る限りでは、あなたが願うから、体の時が止まってしまうのだと。
ですから、あなたがそう願う事を止めれば、再び時計の針は刻み出す。
眠りにはつかなくなるかもしれないと、僕は知りました。

…では、質問を変えましょう。

(そっと、彼女の体に回した手を離した)
(額を押さえ、ゆっくりと息を吐く。感情を吐き出したせいか、
 少しは楽になったか。これで多少は冷静になれる)


何故、あなたの力を終わらせなければならないのか。
祖国に利用されるのが一族の本意ではない、とは聞きましたが。
また、何故それがあなたの代なんですか?

(まだ、彼女はそうしたいとは言っていない。
 自ら願っているとは、言っていない。そこに、僕は賭けるしかない)
(だから、彼女の心が知りたくて、こんな言葉でも口にする)

………言えない、とは。
あなたは僕の想いを知ってもなお、永遠の別れを選ぶと、そういう事ですか。
530久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/19(水) 00:37:36 ID:CP1rKvmI
(ようやく、兵部の腕から解放されて)
(少しだけよろめきつつも、隣にあった空のブランコに腰を下ろす。)
(ギィと金属の擦れる音がして、微かにお尻の下が浮遊感と共に揺れる。)
(そのまま、足首を軸に微かにブランコを揺らしながら、夜空を見上げた。)

そう……アリョーシャ、ね。
晶くんに、そんなことを言ったのは。
(ブランコに揺れたまま、ふっと微笑を漏らして兵部に視線を移す。)
(頬に冷たい空気をあてて、ようやく落ち着いてきた。)
(冷静になって考えると、答えはひとつだった。)
(いつ二人が、そんな事を話す機会を得たのかは解からないが)
(母親や、ましてや祖国の一族が兵部にそんな話をするわけもなく)

わたしのパパとママはね、大恋愛だったの。
パパの一族に反対されて、反対されて。
でも、赴任先の日本で、わたしが産まれた。
本当に終らせるのは、政府の仕事が本格化したパパの代だったのよ。
でも、パパとママは、自分たちの愛情というエゴで、次の代を生み出してしまった。
わたしは、それを感謝している。
この世に生まれたこと、色んな人に出会って、沢山の感情を抱いて。

………その質問は、少し意地悪ですわ。
(ブランコを止め、困ったような顔をして兵部を見つめる。)
晶くんは、どうして欲しいの?
531兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/19(水) 00:51:48 ID:8MshYLK1
(手を離しても、この場を去ったりはせず、ゆりかは隣のブランコに座った)
(会話をしてくれる意思はあるらしい。少しだけ、安心する)

…僕が詰め寄って、無理矢理訊いたんですよ。
彼が言ったというと、まるで彼のせいのようですから、それは否定します。

(もし―――もし自分の説得に失敗しても、彼とゆりかの
 仲が悪くなってしまうのは嫌だ。かけがえのない、家族なのだから)

(彼女の話に、耳を傾ける。―――何だか恋愛小説にできそうなほど、
 ロマンチックで素敵な話だ。親族に逆らってでも、
 好きな相手と結ばれる事を望む。現代版ロミオとジュリエット、そう言えなくもない)
(国家の任の為、近親相姦という手法で異能を作り出してきた
 自分達の家系とはある意味正反対か。もっとも、それでも自分の家族が
 この世のどこの家族よりも幸せだったと思っているが)

(どうしたいのか、と聞かれ、ゆりかの方を見る。そんなの、当たり前のように決まっている)

僕は、そんな呪縛からあなたを解き放ちたい。
言ったはずです、僕はあなたを愛していると。一生そばにいたいと。
…ですが、あなたが真にそんな死に様を望んでいるなら、僕にはどうにもできません。
あなたを生かす事が、あなたの不幸になっては意味がありませんから。

…もう一度訊きます。あなたは、どうしたいんですか?
532久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/19(水) 01:05:22 ID:CP1rKvmI
優しいね、晶くんは。
そんな晶くんだから、大好きなのだけれど。
たとえ、晶くんが問いただしたとしても、あの子ならいくらでも逸らかすことは出来たはず。
言いたかったから、言ったのでしょう。
あの子も……なにを、望んでいるのでしょうね?
(仕方ない子たち…と呟きながら、兵部から視線をそらして)
大丈夫、ですわよ。
こんなことで、わたしはあの子を叱ったり怒ったりはしないですわ。

別に、その終り方を望んでいるというわけではないけれど……
それでも、わたしに任せられた一族としての使命と思えば、それは光栄なことだと思いますわ。
わたしが一番にそう思っていなければ、パパとママが……
―――っ
(つい口がすべり、ぎゅ、と唇を噛み締める。)
……パパは、最期の最期まで、わたしのことをどうにかしいたいと、一族に隠れて色々としていたみたいですわ。
だから、きっとパパが死んでしまったのも、わたしのこのことに関係があるはずですの。
誰がどうして、どうやって、パパの命を亡きものにしたのか。
そして、パパは一族に抗うために、どんな方法を探していたのか。
それを探しだすまで、わたしは自分がどうしたいのか………解からない。
533兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/19(水) 01:22:35 ID:8MshYLK1
…事実ですから。

(そう、それは疑いようのない本当のことだ。仮にゆりかの
 言う通りだとしても、あまり望んで口にしたようには見えない。
 あれは、自分が力ずくで聞き出したようなものだと思っている)
(だから、守弥を怒ったり叱ったりはしないと言われると、安心した)

…望んではいない、と。

(ぐ、と拳を握り締める。知らず知らず、小さく笑みを浮かべていた)
(自分と彼女は、完全にすれ違ってはいない。未だ同じとは言い難いが、それで希望は十分に持てる)

…あなたには悪いですが。
一族としての使命だとか、光栄なことだとか、そんならしくない、
自分を納得させるような台詞は、僕の耳には届きません。

(現にこうして、彼女は僅かなスキから弱音を吐いてくれた。
 成る程、やはり彼女の両親もまた、ゆりかが一族の使命に従う事を良しとしていなかったらしい)
(かくいう自分の大切な両親もまた、自分が死ぬまで
 役目を僕に離さなかった。全く、どこの親も、結局はそういう事なんだ―――)

成る程、了解しました。
となると、あなたの父親の痕跡を辿る必要がありそうですね。

(顎に指を当て、ふむ、と考え出す。しかしロシアの
 エージェントの足跡を辿るとなると、並大抵の事ではあるまい。
 その筋に知り合いを作るか、あるいはゆりかに内緒で、彼女の母親に接触するか)
(傍らにいる彼女の事も気にせず、晶はただ淡々と思考を進めていく)
534久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/19(水) 01:27:33 ID:CP1rKvmI
【もう少しいけるとは思ったのですけれど、あと30分くらいが限界っぽい感じですわ。】
【凍結をお願いしても、よろしいかしら?】

【わたしのほうの予定は、水曜以外だったら大丈夫だとは思いますけれど】
【水曜日の夜以降に、きっちりとした予定が出せるとは思いますわ。】
【晶くんは、いつ頃だったら大丈夫です?】
535兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/19(水) 01:33:28 ID:8MshYLK1
【了解しました。でしたら、僕は20日木曜日の、22時以降を提案しますね】
【それ以降でも、日曜日以外なら、恐らく22時には顔を出せると思います】
536久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2011/01/19(水) 01:35:29 ID:CP1rKvmI
【承知いたしましたわ。】
【では、おそらく木曜日で大丈夫だとは思いますが、明日の夜に避難所に伝言を入れさせていただきますわね。】

【今宵はお相手を頂きまして、ありがとうございます。】
【また、よろしくお願いいたしますわね。】

【それでは、おやすみなさいませ。良い夢を……】
【ちゃんと暖かくして寝なきゃ駄目ですわよ。】
537兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2011/01/19(水) 01:41:09 ID:8MshYLK1
【はい、それではそのように。今夜はロールの申し出に
 乗って頂き、ありがとうございました。またよろしくお願いしますね】

【全くもう、先輩はそんな事を言ってばっかりです。そんなに寝相悪そうに見えるんでしょうか?】
【なら、先輩が見ていて…は以前に言った気がするので、なら先輩が、その体で暖めてくれますか?】
【…なんて。はい、お休みなさい。お疲れ様でした。ノシ】
538名無しさん@ピンキー:2011/01/19(水) 05:35:34 ID:FmeDLrHZ
539瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/19(水) 21:07:24 ID:J2ZRUm4+
【ロール解凍にスレをお借りします】

>>避難所735
それはそうよ、私自身の目的の為に………彼らを利用させてもらった…だけだもの、
借りは………できちゃったから、私の目的に支障ない程度なら…何でもするけど?
(借りを返すことはないかもしれない)
(けれど、何度か"絶望"を味わった自分にはもう何をされようと決意を揺らがされる気はしなかった)

話してもしょうがないとは思うけど、
先輩が望むのなら………私自身の目的は話しても良いわ、「三千世界」さん達の目的は知らないけど…
ただ、これを話しても……先輩にはできれば関わってほしくない事なんだけど、ね?
(水糸・水鞭で先輩の周囲を取り囲んだままため息をつき、動向を探る)
(いざ動きを見せようものなら、仕掛けた側とはいえ此方だって身を守るために動く)

直接的に……関わることじゃない、けれど、余計な障害は排除しておきたい………、
………葵先輩は、私の目的の障害となりえる人、「深凪」としてじゃなく「一個人」として…………、
"今"の葵先輩には…大人しくしていて欲しいの
(事情を話して協力してくれるかどうかはわからない)
(何せ自身がこうなるまでは親しく付き合ってくれた"夜の仲間"の一人だから)
(協力してくれる可能性もなくないと思っているが、"今現在"の先輩ではそれも薄い望みの様だった)


【では、今夜もよろしくお願いしますね、先輩♪】
540媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/19(水) 21:28:48 ID:wPlh7ukZ
>>539
なるほど。貴方がたと彼らの関係については把握致しました。
……把握―――いたしました。
(ゆっくりと目を閉じて言葉を繰り返したのは、脳内の情報を整理するためかもしれない)
(まだ冷たい朝の空気を吸い込みながら、ゆっくりと瞳をあけた)

私が望むのならば、ですか。
貴方に願われようと、それが私が「阻止するべき」だと考えたらそう行動します。
私の行動原理は、「深凪の猟狗足るため」それだけにございます。
――関わるか関わらないかは、私が決める。
(静止。片手に暗器を持ったままではあるが、唇以外は動かさずにいた。
 自分の周りで動く水のそれではなく、目の前にいる女性をただ漆黒の瞳で見つめながら)

余計な障害を排除したいというのなら、そうなさってください。
(それでも――、正直にこうして心のうちを明かしてしまうのは甘さなのだろうか)
(先に聞きだしておいてから、不意討って邪魔をするという手段をとれないのは弱さだろうか。
 昔だったら、迷わずそうしたのに。――それが出来ない自分は、本当に猟狗たりているのか)

"今"の私も"未来"の私も、自分の好きにしか動きません。


【こちらこそ、宜しくお願い致します】
541瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/19(水) 21:53:32 ID:H8f1zJW2
>>540
………いっそ、「私は"絶対領域"さんの愛人です」なんて言った方が話としては面白かったかしら?
(嘘をつく意味が無かったので純然たる事実を話したが、素直に飲み込まれた)
(若干間を空け、今更ながらの嘘を呟きながらも先輩を見つめる)

それじゃあ………ここで葵先輩に話す必要は、無いようね……
知られてしまったらそれまでだけど、
"今の"葵先輩にならまだ私でも太刀打ち出来そうだし、何とでもなるわ
その方が…"都合良い"ものね、「深凪八席」さん?
("都合良い"敢えてその言葉を強調して先輩の立場を嘲笑する)
先輩はそうして、自分の気持ちを「深凪」中心にして動いてきた………、
少なくとも"今現在は"そうしている、………大切な"彼の事"もそうして―――
("絶対領域"ならぬ、"郡太一郎"その人を指しているわけだが)
(自分のことを話すよりは、"彼"の事を話すほうが面白い反応を見られそうだ)
(ただそれだけの事で話題を切り替えにかかる)

ええ……、遠慮なくそうさせてもらうつもりよ?
先輩だけでも厄介だったのに、他の人にも邪魔されちゃ敵わないわ………

("自分の好きにしか動かない"と聞く、それから、またクスクスと笑って………)
………本当に、"自分の"好きに動いているのかしら?
"今の"葵先輩はとてもそうには思えないんだけど……?
542媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/19(水) 22:13:07 ID:wPlh7ukZ
愛人よりも、恋人の方が信憑感は出ましょう。
愛人と言うのは、他にお付き合いしている方がいらっしゃったときに出てくる定義です。
……まあ、どちらに致しましても、私に関係のあることではありませんので、特に面白くもありませんけれど。
(眉ひとつ動かさずに言いきれるのは、意地かもしれない)
何ともでもなるとはまた。
何とでもなるのであれば、今のこの時に私を始末しておけば良いのではないでしょうか。
…………それとも、私に言ったら邪魔されそうなことを、お考えでしょうや。
(それであれば斬り伏せる、と言わんばかりの瞳で見据える)

私は、深凪を中心に――そうです、当主を中心に動いてきました。
そして、そうするべきでそう有りたいと考えております。
……誰のことを、どうしたとしても、それは私の選択以外に他なりません。
私が決めたことです。誰でもない、私が責任を負うべきことです。それも全て覚悟しております。

私は、――私の好きに動きます。
だから、ですから……「彼」を理由にして、≪深凪≫に背信することなど致しません。
彼を理由にして、彼に責任を負わせて、背くことなど絶対に致しません――
(手が震えたのは、何を堪えてのことだっただろう)
(感情ひとつもあらわさないその貌のままに――否、必死にその状態を保ちながら)
ゆえに、私の行動はすべて私の好きに動く結果で、その責任は私が負います。
543瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/19(水) 22:38:20 ID:H8f1zJW2
>>542
ふうん…………、
それじゃあ、将来は既に"彼とは"分かれているつもりなのね?
"彼"は私が見る限りでは"想っている人がいるだけ"の様に見えたけれど………、
(敢えて絶対領域さんとは言わず、"彼"と言う、どの程知っているかは自分にはわからないから)
だとすれば、本当に"彼が"可愛そう………、先輩の気持ちもあの日まではわからなくなかったんだけど、
"彼"に同情もしたくなるわ
(ここで何度目となるか、目を逸らしてため息をつく)

それじゃあ……折角力を貸してくれた「三千世界」の皆さんに申し訳ないもの、
けれど、先輩の言うことも一理あるし…ここで身動きを取れなくするくらいには、って……
(水鞭を持つ手に力が入る)
(左の手に操られる糸もさっきまでとは比べ物にならない"力"が込められ)

それはそれで先輩の決意、私がどうこう言うべきではないことなのかもしれないわ、
でも、本当に葵先輩はそれでいいのかしら?
………かけがえの無い、大切なものを……、
(未来はその先幾通りあろうとも、過去は一つに集約されている)
後悔………しないと、貴女は言い切れるの?

葵先輩は、責任という言葉で………後悔を押し殺そうとしているようにしか見えないわ!
(今までより、さらに強く言葉を強調する)
(キッ、と先輩を睨み、返答次第によっては―――)
544媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/19(水) 23:14:47 ID:wPlh7ukZ
その“三千世界の長殿”の話によれば、そのようだ、と。
彼自身の見解です。……実際に、現在とて「恋人」なのかは判断に迷いますし、
今現在においても――『郡』と≪深凪≫は、決して友好関係にあるとは、言えません。
……貴方はそもそも、私と彼の一体、何をご存じでありましょうや。可哀そうと語れるほどでしょうか。
(暗に、土足で入ってくるな、とでも言いたいのだろうか)
(この物言いが既に、感情的なものだと口にした本人は気づいていない)

見動きをとれないようにしたいなら、どうぞそうなさってください。
私はそれに全力で抵抗させていただくまで。
(周りで、彼女の武器の気配が鋭くなるのが感じられた)
(状況は相変わらずに剣呑。
 その力の存在だけで、触れてもいないのに皮膚がちりっとするような―――)
後悔、するかもしれません。
後悔するかもしれなくとも、私はそれを覚悟で今の選択肢を選びます。
どのような結果を伴ったとしても、それを貫く覚悟を……、
少なくとも今の私にとってこれが、――これが、為すべき、覚悟をして貫くべき……、選択です。
(どうしても、僅かに間をとってしまった。それでも、どうにか言いきって)
……彼の家族が≪深凪≫の敵たりえるなら、私はその彼と近い関係になるべきで――――


(言いかけた彼女の口を、後ろから伸びてきた白い手がふさいだ)


「―――そこまでにして、いただけるかしら。あまり、≪私≫をいじめないでくださる?」
(まるでそれは影が意思をもったように)
(葵の影の中から這い上がってきたかのように、その女は現れて、葵の体に後ろから手を絡める)
――――…ッ!
(葵が驚愕の表情を浮かべたそのとき、後ろにいた女の手刀が葵の首に当たる。
 困惑した表情からゆっくりと力が抜けて――『現代の』葵の体が、地面に横たわった)

「……ああ、もう。厄介な体だわ――これじゃ、私がまるで異形みたいよ……まあ、今はもう似たようなものかしら」

(着崩された着物。腰下まで伸びる長い髪)
(けれどその姿はどこか黒みがかっていて)
(まるで影から実体になりきれていないような―――、そんな姿でけだるそうに呟いた)
545瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/19(水) 23:35:10 ID:XuBt1knb
>>544
………そうね、私自身もあまり詳しく言えることでもないし、関係ないかもしれない、
だから"今"、第三者としての立場で貴女の意見を聞こうと思ってただけなんだけど?
(先輩自身はもう普段の落ち着いた先輩ではないのはわかった)
("今現在のわたし"だったら見分けはつかないだろうが、長く見てきた"私"なら手に取るようにわかる)
("私"の先輩のイメージが間違いだったとしても、少なくとも今は動揺してきているはずだ)

貴女は………"哀れ"ね、"彼"と同じくらい……………哀れでしょうがないわ、
("今の意志を貫く"それを聞くや目を閉じ言葉を継げる)
(そして水鞭を振り上げ、先輩を"傷つけようと"するため左手の水糸で身動きを制限しつつ)
(最終的には水鞭で先輩の足を取り囲み、身動きを封じるつもり……だった)

――――――!!!
どうして………ここへ!?
(目の前で"現在"の先輩が自らの影…いや、何者かに口を塞がれ、そして寝かされた)
(自らも同じ時間軸から来てるわけだが、まさか目の前の彼女も此方へとやってきていたとは………)
"貴女"は、………本体なのかしら?
それとも、何かの術を使った………影か、分身?
(思わず水糸・水鞭を解き警戒心を最大にして問う)
(目の前に現れた彼女が本物であれば、例え力を増した"私"でも敵うことは無いだろう)
546 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/19(水) 23:55:42 ID:wPlh7ukZ
>>545
本体、ということはそうね。
そうといえばそうだわ。そしてそうでないといえば、そうではない。
(煙管を取り出すと、だるそうに髪をかきあげながらそれを咥える)
(煙をくゆらせながら、姿の黒みがかったその女は――
 武装を解き、警戒心をあらわにする女性をみて、唇の端をつりあげた。言葉遊びは今より酷い)

……まあ、そんなに長い時間いられるものでは、ないのだけれど。
貴方たちをこっちに送った魔女を見つけて八つ裂くついでに、
過去へ渡る方法を吐かせようと思っているのだけれどなかなか見つからないのだもの、
まったく困るわ……。
だから、仕方なしに別の方法を試みているのだけれど――駄目ね、あの魔女、腕は本当に確かね。
他の人間じゃ、これが今のところ精一杯よ……まだまだ、贄がたりないかしら。
――ああ、ほんとうにこまるわ。はやく"あの人"を追いかけて、私が構ってあげなければいけないのに。
ふふ、……今の女が嫌だからって、その女の過去の状態を求めるなんて――酷い男と、思わないかしら?
(地面にずるりと着物の裾を引きずりながら、ふーと煙を吐き出す。その唇は笑みの形のまま)

で、相談……なのだけれど。
今の私を傷つけるのは、得策ではないのではないかしら――?
貴方が何をするかはまだ聞かせてもらっていないけれど……きっと「私」は貴方のお手伝いができるもの。
(近くにあった鉄棒に腕をもたれかけさせながら、小首を傾げる)
お話次第では、役立つどころでない働きをするかもしれないわ……
わたしが、貴方の願いをかなえるために、その茨の道の露払いをしてあげてもいいのよ。
……あげてもいいなんて表現、恩着せがましくてお嫌かしら。
だったら、貴方の理想と目標のために、この私が尽力するわ――こちらのほうが、響きが良い?
547瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g :2011/01/20(木) 00:22:05 ID:gFsbyv7G
>>546
………そんな説明じゃ、わかるものもわからなくなるわよ
(異形のごとく影から生えてきた彼女はまどろっこしい言葉遣いをして、煙管を取り出す)
(煙管………もとより煙草の類は好かない)
(右手で鼻・口を軽く押さえながら、睨み見て)

魔女さんは、本当………彼らの力を借りなければ私も出会うことはできなかったわ、
その"彼ら"が此方にいる今、貴女は用意にこちらに来ることはできない、
だから、何かの術を使って"意識"は送ることができた………そんな程度じゃないかしら?
(自分なりの分析でしかないが、あながち間違いではないだろう)
(ともあれ、目の前の彼女は本物ではないと、これで少しだけ気が楽になる)
………そうね、"昔"の彼女を追おうだなんて、未練がましいにも程があるわ
(ケホケホとわざと咳をして、態度を示す)
(こういった類の煙は、ここ数年間で長く接触してきたがほとほと嫌気が差しているのだ)

………此方に来れない貴女に何ができるというのかしら?
それに………未熟な"この時代のわたし"なら"私"一人で何とかなるわ、また誰かの助けを得てない限りはね
(これだけでも少しのヒントとなってしまうのだろうか、まるでわかってほしいかのように彼女に話し掛ける)
…何もできない、訳ではなかったわね、
今もこうして、"葵先輩"を止めてくれたんですもの………邪魔してくれなかったら、それでいいの
"また"あの日みたいに、お世話になることは無いわ……、私はもう、一人で十分だから
誰かを………巻き込みたくは無いの
(ふと"数年前"を思い返す)
(消し去りたい悪夢……地獄の様な過去、あの日の出来事を根から無かったことにするために、ここにいる)
(あの日から自分は"人"ではなくなった、いられなくなった)
(たくさんの命を奪い、傷つけ、破壊して………………そして私はまだ存在している)
(全てはあの日から、力を知ろうと求め「夜」に踏み込んだ自分が起こした事)
(そんな事に、必要以上力を求めるようなことはしたくなかった)
548 ◆YJKujNK4t6 :2011/01/20(木) 00:36:07 ID:+Oxi3s4y
(かり、と軽く煙管の元を噛む)
(そして煙管と抜くとふー、と遠慮なしに目の前に吐き出した)
あら、煙はお嫌いかしら。
……これもまだ完全に実体化していないから、そう匂いがきつくはないと思うのだけれど。
(指先で目の前の煙を弄びながら、片手の指の間に煙管を挟んで)

貴方の言う通りよ。意識だけといえば、意識だけ。
半実体化とでもいえばいいのかしら――……まったく、本当に困ったものよ。
ちなみに――、魔女はそちらへは渡っていなかったと思うけれど?
……渡ったのは、三千世界のものたち。"現世"から"過去"に彼らを送ったのが魔女なのではなかったのかしら。
(彼女もこちらに来ているの?それとも貴方の思い違い?と、笑いながら煙管を前に突き出す。
 まるでけほけほと咳をしているその様を楽しんでいるようでもあり)

来られない、だなんて。うふふ、酷いわ――…来られないことはないわ、もう少し時間がいるだけよ。
そして、私としては「貴方が過去の貴方を殺す」つもりなのだとしても
それで何が変わるのかしら、とは思うけれど……あの人にしたってそう、同じよ。
この過去を変えたって新しい未来ができるだけ、そしてその未来に『私たち』はいないのに。
まあそれでも、……貴方がそうしたいというのなら、貴方の方の味方になってあげてもいいの。
言ったでしょう?
私は手伝うというよりも、貴方の露払いをするだけ……貴方の邪魔をするものの邪魔をしてあげる。
(目を細めて甘く微笑む)
……誰かを巻き込みたくないなんて、嘘よ。
そうでなかったらどうして、そこで転がっている私に「挨拶」なんてしにしたのかしら。
あなたこそ、本当はどうしたいの?どうしてほしいの?

                 ・ ・ ・
……ふふ、迷っているのはどちらなのかしら?
549瑞谷 愛華(23) ◆kO59iqwB7g
>>548
…………っ、
(いよいよ目の前の煙はからかう様に私を通り過ぎていく)
(既に警戒……ではなく嫌なものを見る目つきに変わって)
同じよ、そんなもの………所詮は煙草じゃない、何が良くてそんなのを吸うのか、理解したくもないわ

ええ、確かに此方に来たのは私と「三千世界」の人たちだけよ、送ってくれた魔女は残っている………、
けれど、そうそう魔女は見つかりはしないでしょう、
私はそんな事をしてまで、貴女には来てほしくはない、関わってほしくないの………っ
(それはどうだろうか、少しだけ言葉を震わせて右手で握りこぶしを作る)

私は………、あんな想いをするくらいなら、する……くらいなら…………っ
(彼女の言う通りだ、例え自分が存在しなくなったのだとしても代わりの未来は幾らでもある)
(その世界が平和となるか地獄となるか、進化するのか退化するのか………わかりはしない)
……………、
(目に自然と涙が浮かぶ、私は………どうしてほしいのだろう)
(決意を揺らがされる)
(だから、だから来てほしくはなかったのに、また……甘えてしまいたくなる自分が、まだ残っている)
…私は、私の目的を遂げるために、ここにいるの
先輩には、邪魔をしてもらいたくなかった………、ただ………それだけ…よ、
("葵先輩"と立場が逆転してしまったが、言葉に覇気はない)
(ようやく搾り出した言葉は力なく、顔を俯かせて彼女にはようやく聞こえるくらいだったろう)