【異能】黄昏の学園30【異端】

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1 ◆kyo/P7P7mo
舞台はとある学園、人ならぬ『力』を得た少年少女たちの物語である。
彼らはその力の存在に惑い悩みつつも、同じような『力』を持つものたちと、時には敵として、
時には味方として対峙しながら 力を合わせて様々な奇怪な事件に挑み、その闇を暴いていく。

【ルール】
・煽り、荒らしは華麗にスルー。
・異能が認知されていない普通の現代日本設定なので、民間人やその他能力を持たないキャラハンの参加も可能です。
・スレの性質上、強姦や特殊プレイも可ですが、きちんと相手の了承を得ましょう。
・いくら戦闘モノだからとはいえ、険悪な展開はやめましょう。(過度の確定、相手を無視するロールなど)
・最強設定は勘弁してくださいお願いします。
・能力は使い魔、サーヴァント、念、核金、魔術、法術、変身など基本的になんでもありです。(強力すぎなければ)
・名無しさんも一発キャラでどんどんご参加ください。
・本校は幼等部から大学部まで有しており、留学生との交流も盛んです。

テンプレ
【名前】(読みも)
【年齢】
【性別】
【身長】
【3サイズ】
【容貌】
【能力】
【希望】
【NG】
【弱点】
【備考】

前スレ:【異能】黄昏の学園29【異端】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1279453880/

避難所:【異能】黄昏の学園避難所69【異端】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1281612661/
2nameless ◆FdHN5Mb0fw :2010/08/19(木) 23:08:15 ID:uluIefmG
【とりあえずテンプレ投下、と】


【名前】Nameless/霧原朱音
【年齢】肉体年齢で14歳/17歳
【性別】女
【身長】137cm/178cm 
【3サイズ】実になだらか/89 58 81
【容貌】
nameless:腰まで伸びた薄い黒色の長髪、視力が低下しているため眼鏡が欠かせない。大抵は着の身着のままな姿。
喰らった相手のものをそのまま着ることもあり、丈が合わなくなったりすることも。
霧原朱音:切れ目に長い黒髪、残念ながら登場時はほぼ一糸纏わぬ姿だったりするため、衣類は大抵現地調達。
【能力】
nameless
・身体変化
主に右手を自由自在に変化させて戦う。ときに剣にときに矢に。またあるときは敵を喰らう顎ともなる。伸縮も自在。
・体液操作
自身の体液を自在に操る。この状態では体液を混入させた液体を操る力は失われている。
・存在変換
彼女の体が大きな肉体的、精神的ダメージを受けた際に発動。
自身の肉体を核にして、魂に残った霧原朱音の記憶の残滓から無理やり霧原朱音という存在を合成する。
シード化以前の記憶の残滓から記憶が再構成されているため、それ以降のことは一切記憶にない。
本体の修復が完了するまでこの状態は続く。

霧原朱音
・液体操作
自身の体液を混合した液体を自由自在に操ることができる。
基本的に、生前彼女が有していたそれに準ずる能力である。

【希望】戦闘、会話、他にももろもろ
【NG】殺されなければ、よし!
【弱点】かつての自分の記憶が再起されるような事態に陥ると、行動に支障をきたすことがある。
その他、絶賛精神的に不安定中。
【備考】
かつて滅びた人類の敵対者、シードの残滓を力として利用することを企てた者達の手によって、適応者として用意された体。
しかしシードの意志はすでになく、その器にも意志は残されていなかったため、かつてシードを御し得た霧原朱音の魂が宿されることとなった。
その際、利用しやすくするため過去の記憶は一部を除いて封印されている。
そんな彼女は起動実験の際に暴走。その場に居合わせた者全てを喰らい脱走。
しかし彼女に宿されたシードは不完全であり、液体操作や感染による繁殖は行うことが出来ない。
また、常識を遥かに越える身体能力をもつが、それによるエネルギーを補うことも出来ず、補食という形でエネルギーを補給している。
現在は自分が何物であるのかもわからず、ただ飢えを満たすために異能をもつものを狙い、喰らいながらこの街の夜を徘徊している。
最近ではうっかり過去の自分が再来するような出来事が起こったりして、なにやら波乱の気配が近づいているようないないような……。
3瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/20(金) 00:34:14 ID:kwW4uEjP
>>前レス480
どうぞ、ご遠慮なくー♪
(麦茶を飲み、一息つく先輩を笑顔で見つめて)
………はいっ、じゃあ、よろしくお願いしますー♪
(時間も時間、一人でも大丈夫だが、言葉に甘えることにした)
(自分の分の麦茶を飲み終え、水筒を首にかけて後片付けを済ませる)
(そしてその帰り道、学園生活の話をしつついつもの裏山を後にした)

【容量が埋まったのでお返事はこちらにー………】
【お相手ありがとうございましたー、また機会があればよろしくお願いいたしますー♪】
4前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/21(土) 10:28:24 ID:r7fgEwqg
【名前】前山 馨(さきやま かおる)
【年齢】14歳(中等部三年/8月26日生まれ)
【性別】男
【身長/体重】168cm/58kg
【容姿】
茶色で髪の毛が長い。
サッカー部の副部長で、体つきはいい方。
右の肩胛骨に火傷の跡がある。(能力最大発動時は熱くなる)
微笑むと人懐っこく(犬っぽく?)なる。
【能力】
・火を操ることができる。[常時]
(火の大きさに比例して精神または体力を消耗する。
例えば、マッチやライターの火程度なら増幅するのは容易だが、大火事を抑えようとすると倒れてしまう。
現在、アンジェラ先輩によって一時的にパワーダウン中)
・着火[能力最大発動時]
(自分の両手から火を出すことが可能。
炎は数百度〜数千度の火を出すことができる)
・耐火[能力最大発動時]
(炎の熱から身を守ることができる。自分のみに適用)
・無呼吸[能力最大発動時]
(呼吸をしなくても済むようになる。自分のみに適用)
[※能力最大発動時は長くて30分。その後は一日動けなくなる]
【希望】日常、エロール(要相談)、雑談
【NG】グロ(要相談)、スカ
【備考】
過去に自宅が火災にあい、その際に炎の精霊に見初められ、火傷跡と引き替えに力を得た。
その後、奇跡的に助け出されるも、しばらくは生死の境をさまよう。
そのときはまだ四歳で、当時の記憶はもう曖昧になっている。
なので、何故火傷跡がついているかと、何故泳げないかは、本人は知らない。
日課としてランニングを行っているので、たまに異形と遭遇することも。
【家族】母、義父、義妹:菫(実父、実弟は火事で他界。実父と実弟の面影は既にないため、本人は覚えていない。義妹も、実妹だと思って接している)
【性格】
人懐っこい性格で、どことなく頼られるところがある。
正義感がやや強く、平和のためなら犠牲になってもいいと思っている。
たまに頑固なところが見られる。
最近は自己を犠牲にするところが見られるが、奏先輩にキツく言われたので考え直し中。

【現在の状況】
・アンジェラ先輩に「修行」と称して異形と戦うことを課せられた。
その代わりに、アンジェラ先輩の力で少々パワーダウン中。(能力の最大発動は可能)
・いろはちゃんと同じクラスに在籍中。
・異能として、その手の人にはだんだん認知されはじめてきた。
・久遠先輩、葛森先輩と遭遇した時に大怪我をしたことをきっかけに、寮生活を満喫中
・異形の少女と出会い、奏先輩の支配下の人に保護してもらっている
・最近風邪をひき、妹(菫)に看病してもらった

【投下ついでにちと待機ー、誰か来るといいけど】
5前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/21(土) 11:28:04 ID:r7fgEwqg
【結構な時間になったので、そろそろお邪魔しましたー】
6竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/08/21(土) 12:02:08 ID:KAjraC+R
【名前】竜胆 凍(りんどう こおる)
【年齢】18
【性別】女
【身長】176cm
【3サイズ】計ったこと無い。身長相応。
【容貌】肩まで伸びた白髪、濁った灰色の眼。薄汚れた白基調のセーラー服着用。
身長相応に胸もあるし腰もしまっているが肩幅が広いため
グラマーと言うよりガタイがいい印象を受ける。
中性的な顔立ち。学園にいる間は黒のカラーコンタクトで目の色をごまかしている。
【能力】
魔刃:全長200cm、幅20cmほどの大剣。見た目通りの重量をもつが竜胆にとっては重くないらしい。
霊的武器で触れた相手の存在を吸収するという特性を持つ。外傷はつかない。
存在を喰らい尽くされたものは跡形も残らず消滅する
自我を持ち、他者の存在を喰らうために竜胆をあやつる。

魔刃の呪い:「他者を助けてはならない」という呪いをかけられており
破った場合、魔刃の標的になってしまう。助かるためには他の存在を差し出さなければならない。

時間凍結:触れたものの時間を凍結させる竜胆本来の能力。
空間そのものを対象にはできず、必ず人なり物なり対象が必要。
永久的に対象の時を凍結させることも可能だが外部からの衝撃に脆く
「打ち破る意思」を持った衝撃を受けると容易く凍結状態が解除される。
主な用途は魔刃の封印。呪いの発現条件を満たしても凍結状態は解除される。
対象に触れている時間が長ければ長いほど長く時間を凍結させることができる。
【希望】戦闘、交流、エロ、長考遅レスの許容
【NG】特に無しだけどよくわからないものはわからない
【弱点】
・典型的なパワーファイターであるため、動きが鈍重で攻撃後の隙が大きい。
・凍結の対象にできるのは1つだけ。
・その為魔刃を封印している間は実質無能力。
・対象の時間を完全に凍結させるのには時間がかかる。(短時間なら一瞬触れるだけでも可能)

【備考】
・高等部三年生。魔刃遣い。
・他者を助けると呪いの条件を満たすため、それなりに頭も切れ、運動神経もいいが
成績は下の上。誰かと一緒にいるとたびたび足を引っ張る無能を演じている。
・容姿こそ変わっているが、他人の興味を引くに至らない人間。

・幼少の頃、魔刃と契約関係になり両親を殺める。その事件がきっかけで能力に目覚める。
・両親の死体は残っておらず、失踪扱いになっている。
・魔刃に封印されている存在の
「存在を一兆吸わせれば本来の姿を取り戻せるので、他者との契約は必要なくなる」
という言葉を信じて犯罪者や異形の存在を奪い、殺している。
・口数が少なく、物静かで冷静そうに見えるが
感情を表に出すのが苦手なだけ。実際は直情的で浅慮。
・否定を否定して肯定するしゃべり方をする炭酸飲料ジャンキー

【プロフ投下のみ……】
7霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/08/21(土) 21:08:38 ID:rYU1Azlk
【さて、ではお邪魔しようかね、と】
8名無しさん@ピンキー:2010/08/21(土) 21:16:34 ID:mriEC8VO
お相手規制中だってよ
避難所に戻ってくれってさ
9霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/08/21(土) 21:37:23 ID:rYU1Azlk
む、気付くのが大いに遅れた、では退散だ。
10瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/21(土) 22:44:55 ID:XMs4fJjm
【名前】瑞谷 愛華(みずたに あいか)
【年齢】13 中等部1年C組
【性別】女
【身長】144cm
【3サイズ】71-54-77
【容貌】青みのかかったショートカット 優しい眼差し
【能力】〜水流操作〜
    空気中の水分を集合させ、それを自在に変化させて使用する
    基本的なイメージとしては鞭状にして攻撃する様なもの
    球状にすることも可能(現状は野球ボール程度)
    
    上達すればサイズの変更や硬質化(凍結)して(一例として剣や盾として)扱えたり、
    相手を丸ごと水の牢にして閉じ込めたり出来る模様
    
    最終的には人体の水分を操作できるほどになるがいつになるかは不明
    
【希望】NGを除いて基本的に何でも 但し、性格上戦闘は苦手
【NG】排泄や切断など、他にグロいことはダメです
【弱点】流行(特にファッション)・電子機器(授業で学ぶ程度まで可)・くすぐられること
【備考】基本的に明るいが、能力の発覚以後人付き合いが苦手に
    友達は別なクラスに数名いるが、自分からは声をかけず避けている
    (未熟な自分の能力で他人に迷惑をかけない為で、普通に話しかけられれば普通に返す)
    ただ、異性との付き合いが少なかったためか、男性と話すのはぎこちない
    
    家族を初等部卒業前に事故で亡くして現在一人暮らし 休みの日はバイト三昧との噂
    (あくまでバイト"三昧"というのは噂で、能力を制御しようとほぼ特訓に時間を割いている)
    住居は生活に困らない程度の小さなアパート 料理・裁縫など、家庭的なことが得意
    
    貧乏生活なので、制服やジャージ姿でいることが多い
    能力発覚後は戸惑いながらもそれを受け入れ、現時点で普遍的な生活を送る中でその能力を使いこなすべく、
    日々体力トレーニングや能力を使いこなすための特訓を行っている
    

【プロフ投下で失礼しますねー】
11神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 00:14:39 ID:GUspolkp
昨日避難所にお世話になりましたが、いつの間にか規制が解けていたみたいですね…皆さんはじめまして。


【名前】神代 逢紗(かみしろ あいさ)
【年齢】17(高2)
【性別】女
【身長】165cm
【3サイズ】88-60-84
【容貌・性格】肩くらいまで伸びた黒髪を二つに縛っておさげの形にしている。やや童顔で可愛らしい顔立ちではあるが、聡明で芯の強さを持っている。基本制服であるが神社の娘である為たまに巫女服を着用したりもする。
【能力】念動力(サイコキネシス)…物理的エネルギーを発生させ対象物の動きを止めたり、移動させたりする。
念銃…自分の周りの自由な空間(上下左右問わず)から念で出来た銃弾のような光を放つ。威力に応じて一度に出せる数が変わる。
【希望】雑談、戦闘、エロールなど相談に応じて
【NG】グロスカ、鬼畜、肉体改造など
【弱点】念動力は対象物に手をかざさないと能力の発動は出来ない。
念銃を放つ事が出来る範囲は自身の半径5m以内の空間から。射程距離は10m程。威力が高まれば高まる程放つ際に時間が掛かる。
【備考】
由緒ある神社の娘として生まれる。能力者の一族の中でもずば抜けた才能を持っているが、才能に驕ることはない。基本真面目な性格ではあるが冗談も通じ、気さくな一面も持ち合わせている。争い事は好みではないが、必要とあれば戦う。ぬいぐるみが好き。

【皆さんはじめまして、宜しくお願いします。】
【避難所に載せたテンプレから少し修正しました】
12神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 00:21:06 ID:GUspolkp
【すいません…いい忘れました。避難所にいる方々に挨拶しておきたいので、落ちますね】
【これからも宜しくお願いします。】
13名無しさん@ピンキー:2010/08/22(日) 13:53:20 ID:RVvM4qLo
美乳やね
14前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 18:12:41 ID:moitnM4W
【神代先輩とスレを使用しますー】
【ではでは、書き出ししますので少々お待ちください】
15神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 18:18:08 ID:GUspolkp
【前山くんと使用します】
【書き出しお願いしますね】
16前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 18:20:56 ID:moitnM4W
待てっ……!

(いつものようにランニングしていた馨は、走っているところで異形を見つけた。
足が速いその異形は、全力をもってしてもなかなか近づくことができなかった。
やがて、獣道のようなところへ潜り込み、どんどん山へと入っていく。
いつの間にか、そこは神代家が司る神社の境内へと入っていっていた)

さー、追いつめたぞ……!
(切り立った崖が眼の前にあり、そこに追い詰められた異形が居た。
猿のように身のこなしが軽く、地面を走る異形は、なかなか体力を消耗した。
しかし、いざ追いつめてしまうとあっけない。
食肉ではない肉を焼く異臭が周囲に漂うと、その異形は存在ごと、消滅させられてしまった)

あー、疲れた……。
(ポケットから取り出したライターの口を閉じ、再びポケットへ放りこむ。
そして、どっかりと尻もちをつくと、そのまま地面に寝た。
しばらく体力を回復してから、帰ろうと目論んで)

【はいはい、ではでは宜しくお願いしますー】
17神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 18:31:08 ID:GUspolkp
…んー。ひなたぼっこは気持ちいいものね。…っ…あら…
(神社の境内で一人、お饅頭を頬張りながら休憩中)
(そうしていると、境内に突然侵入してきた二つの気配を感じ取り、立ち上がる)


…この辺り、かな。…ん…一つ消えた。
(崖の近くに来ると、気配の一つが消えて)
(暫くすると、地面に寝ている男の子の姿が目に入ってきて)
(挨拶代わりに能力で小枝を軽くぶつけてみる)

…こんな所で寝てたら、危ないわよ。
(凜とした声が辺りに響く)

【よろしくね。あ、途中夕食で30分くらい抜けるけど、大丈夫かな】
18前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 18:35:28 ID:moitnM4W
(ぱちん、と小枝が頭を叩いたので、何があったのだろうと周囲を見渡し、人影を見つける)
え、あ、いやぁ、迷ったので……ちょっと休憩でも、と思いまして。
そんな、変なもんじゃないので安心してください。
(そう言って立ちあがった少年。
顔立ちはまだ幼げがあるが、背は高かった。
そして、運動用のファッションに身を纏い、ぱたぱたと土を払う)

すみません。
……?
(幼げな顔立ちと、やや成熟した身体のアンバランスさに、目の前に居る相手の年齢が読み取れず、一瞬疑問符が浮かぶ)
ちなみに、入口ってどっちですかね?
ついでに案内してくれるとありがたいのですが……。

【了解ですー】
【その時は言っていただけると助かります】
19神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 18:47:43 ID:GUspolkp
………迷ったなんて、嘘ね。二つの気配を感じて、一つがさっき消えた…あなたがそれを倒したって事よね?
(男の子の顔をじっと見据える)
(その瞳は嘘を付くのを許さないような目をしていて)

入口は案内するけど…あなたは何者かしら?
(巫女服に包まれている身体をぴん、と張らせて透き通るような声で)
【ありがとう。…で早速なんだけど次の返答遅れるね、なるべく早く帰ってくるから】
20前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 18:53:20 ID:moitnM4W
え……?
(瞬時に嘘を見抜かれたことで、逆に無防備に呆けてしまった。
異能のことを隠していたいため、今からどう答えていいかと迷い、眼が泳ぐ。
そして、目線は左下へと向かっていった)

何者、って……ただの中学生です。
ふたつの気配があったなんて、そんな気のせいですよー。
(眼の前の巫女さんに言われると説得力があり、気が引けてしまう。
しかし、異能を知られて引かれてしまうよりも、嘘をつくことの方がまだ小さく思えた)

あ、ちなみに名前は前山馨って言います。
中学三年生で……あっちの学園に通っているんですよー。
(そういうと、自分が通っている学校の方向を指さす。
そして、話を逸らそうとした)

【了解ですー】
【待ってますねー】
21神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 19:31:10 ID:GUspolkp
…………
(目が泳いで、視線があちこち動く様子を黙って見つめている。)

ただの中学生、か。今の中学生は、異形の者を簡単に倒しちゃったりするのかしら?
(少年の顔から目を離さないまま、尋問のように追い詰めていく)

前山馨くんね。中学3年生であっちの学校…
(指差した方向を見やると自分がいつも通っている学校。その事実に気づくと一瞬目を見開き、小さく笑う)

ふふっ…ついでに私の自己紹介もしておこうかしら。私は神代 逢紗。高校2年生で、あっちの学校の高等部に通っているの。
(そう言って同じ方向を指差した)


【ごめんね―お待たせっ】
22前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 19:37:49 ID:moitnM4W
(再び嘘を見破られると、決定的に動揺してしまい、顔を軽く背けてしまう。
完全に、蛇に睨まれた蛙、否、躾を受けている子犬、だった)
ええと……ええと……ご、ごめんなさいっ!
(急に謝ると、両手を合わせ、頭を下げた)
いや、その……滅多にない事ですし、あんまり知られたくなくて……。
だから、嘘をついていました、ごめんなさい、許してくださいっ……!

ええ、中学三年生です。
中学のサッカー部に居ましたが、来年高校進学予定なので、高校のサッカー部に居ます。
高校二年生……ああ、先輩だったのですね。
どうも……。
(高校二年生と言われ、そのスタイルに納得する。
しかし、少し童顔なんだな、と心の端で思ったりして)

……ところで先輩。
気配とか、異形とか……よくわかりましたね……?
(自分は感じることができないそれらが気になったらしく、疑問を投げかける)

【いえいえー、大丈夫ですよー】
23神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 19:48:39 ID:GUspolkp
うん…よろしい。素直に謝る事が出来るってのは良い事よ。…って取って食おうとしてる訳じゃないんだから、そんなに謝らなくていいわよっ

サッカー部なのね。うん、あなたの一応先輩よ。よろしくね。前山くん。
(先程の警戒するような視線から一転して、柔和なほほ笑みを投げかける)


ん―そういうの私は近付いてくると、なんとなく分かるの。あ、遅くなったけど…退治してくれてありがとう。
24前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 19:54:55 ID:moitnM4W
……いや、いざこうなると、本気で取って食われるんじゃないかと思いまして……。
いやはや……。
(しょげた子犬のような体をして、目の前の少年は気を落とす)

そうです、サッカー部なんですよー。
宜しくお願いします、神代先輩。
ところで……そんな先輩がどうしてここに……?
(今は道なき道を走ってきたのだ、後ろから人がついてこれない自信があったため、逆に疑問が増えてしまう。
それと、柔和に見えたその微笑みがまた、幼さを感じさせ、年上とはとても思えなかった)

なんとなく、わかる……ははぁ、なるほど。
(自分ではそういう能力がないため、そう言われると納得してしまった。
そして小さく頷く)
いえいえ、これくらいはどうってことないですって。
なんかあったらまた呼んでくださって結構ですし……。
あ、ついでなので携帯教えます。
(そういうと、ポケットから携帯を取り出し、番号とアドレスを交換しようとする)
25神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 20:08:06 ID:GUspolkp
…私は一体何者なのかしら。そんなことはしないわよ。ふふっ…
(目の前の子犬のようにしょげている少年を見ると、少し可愛いなぁ、と思って)


…ん、ここは、一応うちの神社の敷地内なの。で、気配が感じ取れたから、ここまで追ってきたという訳。巫女服は結構動きにくいから時間かかっちゃったんだけどね。
(微笑みを絶やさないまま、巫女服の裾を持ち上げたりしていて)

ふふっ…ありがとう。でも私もある程度の事は出来るから、大丈夫かな。
…手慣れてるね。いつもこういう事してるの?…あ、挟まっちゃった。
(からかうような笑みを少し浮かべた後、いきなり胸の谷間に手を突っ込む。どうやら首に紐で掛けていた携帯電話が胸の谷間に挟まってしまったようで)
(そこからちらちらと素肌が覗く)
26前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 20:17:12 ID:moitnM4W
……人はみかけによらないというか。
えーと……その……な、なんでもないです……。
(結局はうまい言葉が見つからず、再びしょげてしまう)

神社の敷地内?
へぇ……あ、ここってそういうところだったんですか。
ほう……。
(周囲を見渡すと、確かに神社と言えばかなり風格のある場所だった。
納得したように、目の前に居る巫女服の女性に頷いて)

まぁ……そうですね。
感じることができるなら、何かできるってことですよねぇ。
えーと、結構あそこにはいろんな人が居まして……。
……まぁ、そんなところです。
(人のことをとやかく言わない様に、と言われたことがあり、そこから先は言葉に詰まってしまう。
しかし、目の前の光景に更に息をのんでしまった)
……えっと……。
(あまりそういう免疫がないため、何を言ったらいいかと口を開閉させる。
そして、顔を赤くしてちらりと横を向いた)
27神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 20:29:29 ID:GUspolkp
うん…特にこの辺りはあーいうのが出たりもするから。普段はあまり人も来ないのよ。あ、ちゃんと神社には参拝してくれてる人もいるから、もし良かったらよろしくね。


ま、一応ね。
色んな人がいる、確かにね。私も最近ようやく携帯電話というものを持ち始めたの。中々便利ね、これ。

ん…ああっ、ごめんね?…この巫女服にはポケットがないから、こうやって首に提げるのがいいかと思ったんだけど…だめね。動くと挟まっちゃう。さ、それはそうとして、交換しましょうか。
(そう言うと携帯を差し出す)
28前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 20:36:58 ID:moitnM4W
へぇー……。
あんまり人来ないんですか?
でも……言うほどでもないような……。
あ、後で参拝させてください。
どうせですし……折角だから、ね。

最近携帯を持ち始めたんですか?
珍しいですね、そういう人……。
うちの妹、小学六年生ですが、結構前から持ってますよ。
(珍しいなぁ、と呟きつつ、ちくちくと携帯を操作していく)

ああ、そうなんですか。
ええーと……その、気をつけた方が、良さそうですけど。
……あ、はい。
(交換しようと言われて、赤外線で通信しようと携帯を差し出した。
そして、連絡先を交換しようとする)
29神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 20:44:51 ID:GUspolkp
まあ、神社のほうには人が来てくれるんだけど、外れのこの辺りにはよく何か出るし、道もろくにないから。
うん。ありがとう。何かお礼でもしなきゃね。

そうなの?妹さんは凄いわねぇ。えっと…
(少々ぎこちない手付きで携帯を操作する)

ごめんね。……ん、よし、これでいいのかな?
(通信が終り、連絡先が交換される)
30前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 20:50:17 ID:moitnM4W
なるほど、確かにそうですねぇ。
俺も、ここに来るまでに全然人に会いませんでしたし……。
いえいえ、この程度でお礼なんて。
俺全然何もしてませんしね。

いえいえー。
慣れってもんですよ。
慣れればあっという間にできますから。
(あはは、と苦笑しつつ、連絡先を交換する)

ええ、できましたー。
そしていろいろと騒いじゃってすみません。
(いやはや、と呟きつつ、携帯の連絡先を確かめて)
うん、おっけーです。
で……えっと、迷っているので案内してほしいのですけど……。
(最後に、申し訳なさそうに付け加える)
31神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 20:58:33 ID:GUspolkp
でしょうね…いやいや、助かったわ。あなたが倒してくれなければ、何事か起こったかも知れない。本当にありがとうね。


そんなものかしら。うん。出来た。
(連絡先を交換し終わると、目を輝かせて嬉しそうにする)


迷ってるのね。いいわ。案内しましょう。じゃあ付いて来て。
32前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 21:02:36 ID:moitnM4W
いえいえ、そう言っていただけるとありがたいですよー。
それに、俺ができることと言えばこれぐらいしかないですからねぇ。
あとはサッカーかな。
(あはは、と微笑んだ)

ええ、出来ました。
そんなもんだと思いますよ?
(連絡先が確認できたので、携帯をポケットにしまう。
微笑みを投げかけると、帰ってきた笑顔に一瞬、どきりと心臓が高鳴ってしまう)

わかりました。
宜しくお願いしますねー。
(そういうと、そっと先輩の後ろからついていく。
周囲を見渡しつつ、今自分がどこに居るのか確かめるように)
33神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 21:13:00 ID:GUspolkp
サッカー部に入ってるんだったわね。そっちの方も、頑張ってね。ちなみに私は神社の手伝いとかもあるから、部活には入ってないのよね。


ありがとう。あなたの方こそ、何かあったら連絡してきていいわよ?
(相手がどきり、としているのなど分からず、笑顔のまま)


ん…そうだ。…お腹とか空いてない?もし良かったらお礼も兼ねて何か食べていって欲しいんだけど…
(すたすたと歩きながら前山くんの方を見つめて)
34前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 21:20:07 ID:moitnM4W
ええ、そうなんです。
うちの妹も得意なんですが……いつかテクニックで抜かれやしないかと心配ですよ。
しかし、先輩も大変ですねー。
手伝いってことは……先輩の家が神社ってことですかね?
(神代先輩の姿を見て、ちょっと疑問に思う。
そして、もしかして、と期待感を抱きつつ、そっと尋ねてみる)

ええ、わかりました。
俺の方も、何かありましたら連絡させていただきますので。
(にこにこと微笑みつつ、素直に首を縦に頷いた)

ん……まぁ、腹減っていると言えば減ってますねぇ。
と言われても……御馳走になるほど何もしてないです、よ……?
(思わず小さく唸ってしまう。
確かに異形の退治はしたが、そこまでのことではないと考えると、それは逆に気が引けてしまった)
35神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 21:27:51 ID:GUspolkp
へぇ…妹さんもサッカーしてるんだ。兄妹の仲も良さそうね。

う〜ん、そんなことないわよ。そう、私の家が神社なの。
(期待通りの答えを返して)


ふふっ…よろしくね。私もそうさせて貰うわ。
(同じようににこやかな表情になって)


減ってるのね。嫌なら強要はしないけど、そんなに気を使う事はないわ。今日家には私しかいないし。
(優しく温かい視線を投げ掛けながら、道なき道をかき分けていく)
36前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 21:35:06 ID:moitnM4W
そうですね、仲もいいですよー。
まぁ……おかげでうちの妹は女らしくではなく、男らしく育ってしまいましたが……。
(はは、と苦笑を浮かべる馨。
どうやら、それは悩んでいる様子で、苦い顔が継続してしまう)

へぇ、神社だったんですねぇ。
あ、だからその格好をしているんですね。
しかし……似合ってますね、そのお姿。
(正直、眼のやり場に困ってしまう姿だったが、似合っているというのは正直な感想。
それを、目の前の人に軽くぶつける)

ええと、それじゃ……お言葉に甘えて。
お邪魔させていただくことにします。
すみません、こんなおおごとになっちゃって……。
(押されて結局、嫌とは言い切れずにお言葉に甘えてしまう。
あんまりお邪魔にならないようにしよう、と心に決める)
37神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 21:46:25 ID:GUspolkp
男らしく…か。あはは…それは大変そうね。それで悩んでるって、顔に書いてあるわ。
(苦い顔をする前山くんを楽しそうに見つめる)

ん、そうなの。…似合ってるだなんて、嬉しいなぁ。ありがとう。
(うふふ、と心底嬉しそうに小さく微笑む。その巫女服は胸の辺りが少しキツそうで)


ううん。これくらいなんでもないわ。大したものは出せないけどね。…あ、話してたら着いちゃったわ。
(話し終わると同時に一軒のなんの変哲もない家が目に飛び込んできて)
38前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 21:48:52 ID:moitnM4W
そうですよー。
そろそろ中学生になるっていうのに、どうにかしてやってください!
(心底悩んだ表情を見せる。
そして、ぶつぶつと呟き始めた)


お、ここですか。
……へぇ、神社っていうから、もっと大きな家かと思っていたのですが……。
あ、すみません。
(素直な気持ちを話したところで、言ってはいけないことに気がつき、口を閉ざした。
一見、普通の家と言われても相違ないそれに、ふんふんと頷く)
39神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 22:00:54 ID:GUspolkp
あはは…あなたの妹さんは少しお転婆さんなのかしら?いいじゃない、元気であることはいい事よ。
(ぶつぶつ呟く様子を不思議そうに見つめる)

うん。ここよ。良く言われるわ。でも、この家が大好きよ。私は。さ、入って入って。私はちょっと着替えてくるから、そこに掛けててね。
(入ってすぐ居間に案内してソファを指差して、着替えに向かう)
40前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 22:12:27 ID:moitnM4W
少しどころかかなりお転婆ですよ!
お転婆って言葉じゃ表わしきれないほどです。
はぁ、大丈夫なのだろうか……。
(妹の行く末を案じつつ、ため息を一つついた)

いえ、わざわざ御馳走していただくのに……すみません、失礼なことを言って。
(案内されると、ソファに座って軽く寛ぐ。
しかし、勝手を知らない人の家なのでどこかそわそわしてしまい、大人しくしていることができなかった)
……はぁ……。
(その間に、胸元がきつそうだった先輩の姿を思い浮かべたりして。
今まで、成熟した女性の身体を持つ先輩方は何人も見てきた。
しかし、あそこまで派手に目線を奪われたことはなく、今もどこか気持ちが高ぶってしまっていた)
あー、やばっ、落ち着かないと……。
(ふぅ、と一つ深呼吸をする)
41神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 22:21:00 ID:GUspolkp
そんなにお転婆なんだ。なんか興味が沸いてきちゃった。いつか会えるといいな。
(ため息を付いている前山くんとは対照的な表情をしている)


ううん、気にしてないから大丈夫。ちょっと待ってて。


ん?どうしたの?またため息かな?
(深呼吸している前山くんの隣にすっと現れる)
(先程までの巫女服とは違い、シンプルなTシャツとショートパンツに着替えていて、その上にエプロンを掛けている)
42前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 22:24:00 ID:moitnM4W
あはは、そうですね。
妹も、小学生ですけど同じ学校ですから。
そのうち会えるかもしれませんよ。
(苦笑を浮かべつつ、そんな会話をして)

えっ、いいえ、ため息じゃないです。
深呼吸…………。
(先輩の姿を見て、再び反応が凍る。
先ほどよりも先輩の体型がくっきりと出てしまい、余計に興味をそそられてしまった。
いつも見ているような週刊誌のグラビアのような姿を眼の前にして、生唾をごくりと飲む)
43神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 22:32:49 ID:GUspolkp
妹さんも同じ学校なんだ。それはすごく楽しみね。あ―早く会いたいな。
(無邪気で楽しそうに微笑んでいて)


ん?急に凍っちゃって…どうしたの?私…なんか変かな。
(急に凍った前山くんに顔を少し近付けて小首をかしげる)
44前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 22:36:20 ID:moitnM4W
ちょっ……。
(顔を近づけられると、更に意識してしまう。
腿をぴったりと閉じて何かを隠しつつ、視線がちらちらと動き)
……その……先輩、それ……誘ってるんですか……?
(どう表現したらいいかわからず、歯を食いしばって言葉を捻りだした)
それとも……無意識でやってます?
(真意がわからず、どうしたらいいものかといろいろ迷っている様子だ)
45神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 22:46:53 ID:GUspolkp
ん、なぁに?
(無自覚のまま、様子がおかしい前山くんに顔を近付けてしまい)

誘って…そ、そんな事ないよっ!
(誘って、との言葉にそれまで見たことのない取り乱した表情になり)

…ち、ちょっと無防備だったかな…ええと…
(こちらも迷っているような…そんな表情を浮かべて)
46前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 22:56:19 ID:moitnM4W
(どう反応したらいいかわからず、顔を逸らすことで意識を逸らそうとしていた。
しかし、自分の言葉に神代先輩が動揺したのがわかると、どこかしらの安堵感と、据え膳を食べ損ねた悔しさが心の中で沸き起こる。
ふつふつと煮詰まり始めた感情が、濃い味を形成し始めていた)

ええと……い、いえ。
俺の感違いというか、なんというか……。
ま、まぁ兎に角、せ、先輩は料理の方、お願いします……はい。
(キツツキのように小刻みに頻繁に頷きつつ、また一息ついた)

(そんなことを思いつつ、エプロン姿を見ると、いつか自分も誰かと家庭を持つのか、と思考が走る。
自分が知っているエプロン姿が一番似合う人間はもちろん都ちゃんだが、先輩のような可愛らしい人でも似合うのだな、と変なことを考える。
自分が将来何になっているか、そして隣に居る人物は誰なのか……。
ぼんやりと考えつつ、先輩の姿を眺めていた)
47神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 23:05:57 ID:GUspolkp
あ、ええと…
(前山くんが何処か影のある表情をしたのを見逃さず)
(自分が何かしてしまった事を気にしてか、それまで見せていた聡明で明るい表情が失われて)


う…うん。分かった。なるべく早く作るから待っててね。
(これではいけないと軽く頬を叩く。そうして元の表情を取り戻し、台所に向かう)


はい、出来ました。お腹いっぱい食べてね。
(暫くすると、美味しそうな料理が目の前に並び、食欲をそそる)
48前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 23:11:37 ID:moitnM4W
……ふぇ、こんなに作れたんですか……。
(思わず感心してしまう馨。
寮で温かいご飯は食べているものの、心のこもった手作り料理を食べるとなると、久方ぶりになっていた。
こんなに豪華になると思わず、感嘆の言葉を漏らしてしまう)

では、遠慮なく……。
(箸を持って手を合わせると、頂きますと呟き、料理に手を付けた)
49神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 23:18:36 ID:GUspolkp
ふふっ…沢山食べてね。お口に合うかは分からないけどね。
(美味しそうに料理を食べている前山くんをぼうっと見つめる)
(先程のやり取りが頭に思い浮かんできて)
………ふう。
(エプロンを外して、一つ深呼吸をしてリラックスしようと身体を伸ばす)
50前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 23:22:51 ID:moitnM4W
うまいうまい……先輩、料理うまいですねー。
(ばくばくとご飯をかきこんでいく馨。
F1のような速さで作られたおかずが減っていき、白米もすぐに姿を消した)
いやー、本当においしいや。
何度でも食べたいくらいですよ。
(都ちゃんの料理もうまいらしいが、実際食べたことがないのでわからない。
しかし、いざ食べてみると甲乙つけがたいものになるのでは、と推測した)

ん……どうかしました?
(溜息をついたように見えた先輩に、心配そうな表情を見せて声をかける。
更に、自分だけ食べていることに気がついて)
あ、先輩は食べないんですか?

……って、俺の顔に何かついてます?
(なんだかじっと見詰められたような視線を感じ、自分の口の周りをぺたぺたと触る)
51神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 23:31:47 ID:GUspolkp
そう?ありがとう。いつも作ってるからねぇ、ってそんなに早く食べて大丈夫?よく噛まないとだめよ。
(とまるで母親のような事を言っている間に食べ終えてしまい)


ん、私はいいの。気にしないで。美味しそうに食べてくれるのを見てるだけでお腹いっぱい。


う…ううん、なんでもない。それじゃ、そろそろ片付けようかな。…あっ!
(話を急に打ち切って食器を片付けようと前山くんの元へ。しかし考え事をしながらだったのがまずかったのか、何かにつまずいてしまい、前山くんの上に倒れてしまいそうになる)
52前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 23:38:26 ID:moitnM4W
大丈夫ですって、喉に詰まらせたりとかしないですから。
あはは。
(家を離れて久しい馨には、家族の温かみに触れる機会が少しはあったものの、どこか懐かしさを感じて心が動く)

えーと、ならいいんですけど……って、危ないっ……!
(眼の前で転ぼうとした先輩を支えようと、腕を差し出して身体を受けとめようとする。
頭がぶつからない様に注意しつつ、しっかりと身体を支えた)
53神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/22(日) 23:45:32 ID:GUspolkp
ほんとに―?でも体に良くないよ。お姉さんからの忠告だぞ。
(ちょっとだけ弟が出来たみたいで、お姉さんぶってみて)


あっ…ん、ありがとうっ。
(腕によって体を支えられる。そうする事でなんとか転ぶ事は避けられた。目が合うとなんだか恥ずかしくなってしまう)
54前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/22(日) 23:54:38 ID:moitnM4W
本当ですって。
でも、ちゃんと今度は噛んで食べることにしますから。
(くすくすと微笑みつつ、目の前に居るお姉さんが面白く感じられてしまった)

いえいえ、大丈夫ですか?
慌てないでくださいね……。
…………。
(久しぶりに感じられた人肌。
柔らかく、そして心が温まるそれに、一瞬言葉に詰まってしまう)
……先輩、ちょっと……しばらくこのままでいいですか?
(ちらりと先輩の顔を見て、許可を得る前に抱きついてしまった)
55神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 00:04:21 ID:RubZPIgQ
ん、そうしてくれるならいいわよっ。私もちゃんと噛んでるんだからね。えへへ。
(くすくす笑う前山くんに更にお姉さんぶって)

う…うん。大丈夫。
(抱きとめられた腕に暖かみを感じて)


えっ!?…あ、うんっ…
(抱きしめられると思考が停止する。自然に柔らかい体が前山くんに密着して)
56前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 00:11:08 ID:SrbiJhhB
よかった。
転んで怪我でもしたら大変ですからね。
なんにせよ、先輩が無事ならばよかったです。
(先輩を気遣うような言葉を投げかけるものの、意識は自分に向いていた。
短い髪から漂う素敵な香りに心を擽られ、更に心臓の音が高鳴った気がした)

ん……ごめんなさい、もうちょっとだけ、もうちょっとだけ……。
(もう少しと言う割には、腕に力が籠もる。
無骨な身体が、更に先輩に押し付けられた。
やがて、身体を支えていたと思われた馨は、だんだんと体重を前にかけ始める)
57神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 00:22:09 ID:RubZPIgQ
う…うん。大丈夫よ。受け止めてくれてありがとう。
(体が密着している事でドキドキが相手に伝わってしまいそうに)

んっ…あ、前山くん…っあ。
(自然と声も弱々しく甘いものに。体重を掛けられると、力無くそのままソファに倒れこんで前山くんの下になる形に)
(更に心臓が高鳴り、目が合わせられなくなる)
58前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 00:30:05 ID:SrbiJhhB
いえ……助けないと、どうなるかわからないですし……ねぇ。
(曖昧に返答をしつつ、自分の心臓がどくどくと早鐘を打つ。
頭まで血が回ってしまい、これから先どうしたらいいか、ぼーっとし始めた)

……先輩……。
(先輩の身体に覆い被さるように体重をかけてしまい、一度そこで冷静になった。
自分が今、しようとしていることは何だったのか……。
それを考えると、途端に気持ちがまともになってきた)
……。
(しかし、好みの見た目で、目の前に居る女性がこの姿になっていると思うと……理性が、抑えきれなくなってしまっていた)
……先輩……ごめんなさい……。
(小さく謝ると、先輩の顔を追いかけ、唇を重ねようとする)

【なんだか結構進んでしまっているんですが……このまま進んで大丈夫ですか……?】
59神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 00:39:16 ID:RubZPIgQ
うん、うん。ありがとう…うん…
(うわ言のように返事にならない返事を繰り返す。体が熱くなって、思考する能力も溶かしてしまいそうで)


……はぁっ…
(息遣いが荒くなり始めている。それはこの先の展開を予測してなのか、本人にしか分からない。)
(こういった経験は初めてで。ましてや相手は年下の男の子。今ならまだ引き返せる。そんなことを思っていながらも―)


…………んっ…はぁ…
(薄く目を閉じて、その場を動こうとしなかった)

【私は大丈夫だけど…前山くんは大丈夫かな。私のロール余り上手くないし…】
60前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 00:51:33 ID:SrbiJhhB
(既に思考は止まってしまっていた。
いろいろと便利だから、と寮で生活を始めたものの、家族のぬくもりから離れてしまうことを常に寂しく感じていた。
ある種のホームシックだろうが、それを感じていない馨は、それをぶつける何かを探していた。
そこで、唐突に現れたアクシデント。
それに、馨は思いっきり感情をぶつけていた。
先輩の身体を貪るように抱きしめ、やや長めの髪を押し付ける。
まるで、犬が飼い主にじゃれるように)

……先輩……。
(ぽつりとつぶやくと、そのまま唇にキスをした。
初めて触れる人の唇は柔らかく、そして暖かく、自分の心を満たす何かがあった)

【本当ですか?】
【いや、なんか勝手に先走って申し訳ないな、と……】
【ロールが上手くないなんてことないですよー!】

【あと、このままいっちゃうと本当に襲っちゃいそうなんですけど……】
【多分、先輩が止めないとそのまま突っ走ると思いますです、はい】
61神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 00:59:16 ID:RubZPIgQ
(今日会ったばかりの目の前の男の子に感情をぶつけられて、驚くと同時に、心臓がなりやまないくらい鳴り、こんなにドキドキしたのは初めてかも…と心の中で呟く)


……ん、んむっ…
(唇を重ねられる。柔らかい唇同士が優しく触れ合う)

【いえいえ、楽しくさせてもらってるわ。】
【…いいよ。時間はどのくらいまで大丈夫?】
62前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 01:09:02 ID:SrbiJhhB
(こんなことするなんて、どこか心の中に子供っぽいところがあるのかな、と感じつつ。
心臓の音を伝えるように、逆に身体を押し付けて抱きしめる。
やがて、唇が触れ合うと、啄むように何度も唇を重ね、じゃれついていった)

あ……ん……。
……。
(何かに耐えるように唇を一度結び、再び貪りついた。
何度もキスを重ねていると、だんだんと下半身が反応して来てしまう。
既に、馨は雄へと姿を変えてしまっていた)

……もう……駄目だっ……!
(最後の理性が弾け飛ぶと、先輩のショートパンツに手をかける。
そして、目の前の女性を自分のものにしようとしていた)

【楽しんでいただけているようならよかったですー】
【ええと、あと一時間ぐらいは持つと思いますよ】
63神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 01:16:57 ID:RubZPIgQ
…ふぅ、ん、んむっ…
(体をぎゅうっと押しつけられると、張りのある二つの果実が形を変える。それも興奮を高めさせる材料になり)

ん、あんっ…
(啄むように唇を掠め取られていると、息遣いも、表情も、声色も甘さが滲みでていく)

…っ…はぁ…
(ショートパンツに手が掛けられると体がびくりと震える)

【私もちょうどそのくらいかなー】
64前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 01:26:47 ID:SrbiJhhB
す、げぇ……。
……もう……。
(周囲には居ない女性像に興奮しつつ、更に身体を押し付ける。
そして、手にかけたショートパンツを下ろすと、下着が目に入った。
そのまま、無理矢理下着を下ろし、初めて見る場所に興奮してしまう。
荒い息を繰り返しつつ、勃起したペニスを隠さず、むしろその禍々しさを伝えようと押し付けた)

…………。
(無理矢理足を押し広げ、入口を確かめると……亀頭の先端を押し付ける。
ギラギラと脂ぎった目、そして本能がありありと見えるその行為を包み隠さず、そのままぶつけようとする。
これから始まる性行為に、今までいろいろな期待を抱いてきた。
しかし、それを全て捨て、本能が支配している今、単純に「したい」という欲求しか残っていなかった)
……いきます。
(小さく呟くと、無理に腰を押し付け、先輩の中を抉ろうとする)

【了解です、それまでに終わらなかったらいったん凍結でお願いします】
【先輩のご都合はどうなっているでしょうかー?】
65神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 01:32:49 ID:RubZPIgQ
あっ…ちょっと待って…ね、お願いだから優しく…して。
(下着を脱がされ、秘所が露わになるとそこを手で隠そうとして)

わ…ええと…
(初めて見るそれに少し恐怖感を覚えて目を背ける。)


そ、そんな…いきなりはっ…だめっ、やっ…
(目が潤みはじめていく)

【夜ならいつでも大丈夫かな。】
66前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 01:42:35 ID:SrbiJhhB
……優しく……。
(本能しか残っていなかった馨に、理性が割り込んでくる。
先輩の言葉を聞き、一気に貫こうとしていたそれをやめ、再び唇を重ね、ゆっくり先輩の腰を持ち上げた。
馨の立派な肉杭が処女地を開拓し始め、初めての感覚に心が奪われていく。
唇を触れ合わせるだけだった薄っぺらなキスから、舌を出して絡めていこうとするキスへと、馨の動きが変わる。
左腕で腰を抱え、右手はTシャツの中へと潜り込み、胸を愛撫していた。
教えられたわけでも、教わったわけでもない。
しかし、優しくと言われて、本能が馨をそうさせていた)

先輩……。
……ぁ……。
(包まれる温かさに身を委ねつつ、奥へ奥へと馨のペニスは進んでいく。
快楽に支配された馨の身体は、体重を先輩へとかけつつ、結合を深くしていった)

【了解です、が……】
【しばらくは23時からしか時間が取れないのです……それでもよろしいでしょうか?】
【もしくは、置きレスで進めるという手もありますが……】
67神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 01:50:14 ID:RubZPIgQ
あっ…くぅ…いたっ…ふぁっ…さき、やまくんっ。
(味わった事のない痛みに歯を食いしばりながら、必死に堪える)

…んああっ、ちゅっ…はぁ…くぅ…
(唇を重ねられ、胸が愛撫されると、痛みが少し和らぐような気がして。右手の中の先端が徐々に固くなり始める)


んくっ、入っ…はぁっ…んんんっ!
(暫く痛みを堪えていると、徐々にそれも和らぎはじめていく。)

【23時からなら、火曜日の夜がいいかなあ。それなら時間取れると思うよ。】
68前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 01:59:45 ID:SrbiJhhB
痛い……?
……大丈夫、先輩、楽になって、楽にして……。
(自身も初めてのセックスであるため、勝手がわからなかった。
わかることは、自分の息子を出し入れして、最終的に種を植え付けること。
それだけは、本能で分かっていた)

んん……はっ……ん……。
(キスを繰り返し、胸をいじっているうちにだんだんと先輩の反応が変わってくるのがわかる。
胸の先、乳首が尖ったのがわかると、動きがだんだんと早くなってくる。
神代先輩を、感じさせようと)

入りましたよ……先輩……。
んっく……はっ……。
(挿入した腰を少し動かし、膣の具合を確かめる。
締めつけてくるそれにすぐ射精してしまいそうになりつつ、キスと愛撫は忘れない)

【ではでは、火曜日に続きをしましょうー】
【それでよろしいでしょうか?】
69神代 逢紗 ◆GaFck/oqT2 :2010/08/23(月) 02:08:09 ID:RubZPIgQ
う…うん。大丈夫になってきたけどまだちょっと…ふぁっ…痛いけど…はぁ…大丈夫。
(楽になろうと、深呼吸を一つして気分を落ち着け)

ああっん、む、むねっ…かんじち、ゃうからっ…だ…めっ…
(快感で言葉の呂律も怪しくなり始まる。先端は更に固さを増していき)


んっ!…は、はぁ…んああっ!…す、すごいよ…
(愛撫を重ねられる度にきゅっと中で締め付ける)

【うん。火曜日の23時ね】
【眠気が限界だからこれで落ちるね。今日は本当に長い時間ありがとう。お休みなさい。馨くん。】
70前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/23(月) 02:10:02 ID:SrbiJhhB
【了解です、では続きは火曜日の23時からということで……】
【先輩もお疲れさまでした、そしてありがとうございました】
【おやすみなさいませー】

【スレをお返ししますね】
71瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 20:26:45 ID:ko6zVPoN
【待機してみますねー】
【プロフは>>10にありますー】
72名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:37:13 ID:zzJ6e0FH
【こばわー】
【よかったらあそびまそんかー?】
73瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 20:40:07 ID:ko6zVPoN
>>72
【こんばんわですー(一礼)】
【歓迎ですよー♪】

【名無しさんはどの様なロールがご希望ですかー?】
74名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:43:12 ID:zzJ6e0FH
【雑談〜エロスまでなんでもいいんですが。】
【折角なのでこちらも『異能力者』でやってみようかと…】
【愛華さんの方で何かリクエストはありますか?】
75瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 20:47:35 ID:ko6zVPoN
【そうですねー………】
【現時点では特に希望することはないですよー】

【書き出しはー………、わたしからになるんでしょうかー?】
76名無しさん@ピンキー:2010/08/23(月) 20:56:59 ID:zzJ6e0FH
【書き出しはこちらからしますよー】

【あと名前と鳥(と能力)はあとでつけますねー】

【今回のロールいかんでキャラができたり…orz】

【最初のシチュなんですが、こちらが退治依頼を受けていた魔物を
偶然遭遇した愛華さんが倒した現場に出くわした…みたいな出だしを考えているのですが…如何でしょうか?】

【あ…もちろん夜中ですよー】
77瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 21:03:51 ID:ko6zVPoN
>>76
【了解ですー】

【何でしたらこのまま継続参加してくださいー(マテ】

【シチュはそれで構いませんよー、追加などはロール中にでもお知らせしていただければと思いますー】
【では、今夜はよろしくお願いしますねー♪】
78大槻紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 21:11:20 ID:zzJ6e0FH
【どう育つは愛華さん次第という事で(笑)】

【名前は「大槻紫紋(おおつきしもん)」】
【能力は『磁力操作』と『プラズマ生成・操作』で…】

【では書き出ししますので暫しお待ちください…】
79大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 21:23:12 ID:zzJ6e0FH
…つっ…おっかしいなぁ…確かこの辺りだと思ったんだけどなぁ…
(夜の闇に浮かぶ人影…年の頃14,5歳であろうか…)
(ジーンズに黄色いTシャツ、ジージャンにバンダナキャップを被った少年がそこにいた…)

もう少し…あっちかなぁ……よっと…
(路地〜路地へと移動し、暫く走っていくと…)
(退治依頼の魔物が道端に倒れ、四散し塵になり)
(気づくとそこにはこの場所に不似合いな少女が立っていた…)

【愛華さんは制服でいるのでしょうか?】
80瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 21:33:29 ID:ko6zVPoN
>>79
ふぅ………、なんとか……一人で倒せましたー、
(手に持つ水鞭を消して、一息つく)
(今日もいい時間、いきなり出現した異形に驚きながらも何とか一人で倒すことができた)
(先輩方のサポートばかりだった自分には成長した実感が沸いていたが)
(この力を使い続けていく事の難しさもほぼ同時に感じていた)

………!?
(何かの気配を感じる、見られてしまったのかと振り向きその正体を確認しようとする)

【夜ですと大体特訓でジャージ姿のほうが多いですよー】
【毎日というわけではないので、ご希望でしたら制服でも構いませんがー?】
81大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 21:45:14 ID:zzJ6e0FH
>>80
(その人影…少女がこちらを振り向く…その刹那目と目が合い…)
…やぁ…こんばんわ…

(驚きと落胆の入り交じった溜め息を吐きながら)
…あー…君が…やったの…かぃ……

(無警戒に少女の方へ近付きながら)
あぁ、自己紹介がまだだったね…
僕の名前は大槻 紫紋14歳 、ヨロシク!
(握手をしようと右手を差し出す)


【あーどちらでも。愛華さんにお任せします】
82瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 21:55:13 ID:LrO38fBF
>>81
(中等部のスカートを翻して振り返り、やってきたのが人物であると確認する)
………えっと、こんばんわー……です、
(戸惑いつつも、礼儀として一礼しつつ挨拶)

もしかしてー………、貴方も「異能の力」の持ち主ですかー?
(これまでの経緯から、態度・言葉でやや年上の彼の正体を探ろうとする)
あ、わたしは瑞谷……愛華、ですー………、
(おずおずと、自分も右手を差し出す)
(この人物が何者なのかよくわからないが、取りあえず、敵ではなさそうだ)

【では制服で、お願いしますねー♪】
83大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 22:07:53 ID:zzJ6e0FH
>>82
(差し出された右手をしっかりと握り返して)
柔らかくて暖かい手ですね〜…ってそうじゃないそうじゃない

異能者…う〜ん…まぁ…確かに普通の人とはちょっと違うかなぁ…

二三日前にここらに来たばかりでね…まだ土地勘がなくて…

ま、こんな夜中に君みたいな可愛いコに会えるとわ思わなかったし…ね
(言いながら愛華をじっとみる)

もう少し…ゆっくり話したいけど…時間まだあるかな?

【了解でーす】
【時間ないから明日ねーと言って時間飛ばしてもらってもおけです】
84瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 22:23:18 ID:LrO38fBF
>>83
………!
(手を握られたとき別な意味で身の危険を感じたが、何とかこらえて)

………もしかして、転校生…なんですか?
14って事は、中学生……なんですよねー???
(確かに学園で見かけたことは無い………、年上の彼をやや警戒して見て)

え……ええ、時間なら…ありますけどー………、
時間も時間ですしー、あまり長くは話せませんよー?
(自分としても会話で情報を得られるなら歓迎だ、首を傾げて話を聞こうとする)
85大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 22:35:00 ID:zzJ6e0FH
>>84
(一頻り握手した後手を名残惜しそうに離して)
まぁ…そういう事になるのかな…一応は。
まだ正式な手続きは済ませてないみたいだし…。

(時間ありますよーと聞いて)
…よかったぁ…なら…さ…どこか落ち着ける所があればいいんだけど…
来たばっかで土地勘ないからなぁ……

(暫く考えてた後、意を決して愛華に向いて)
あのー…ちょっと歩くんですけど…愛華さんさえ良ければ…僕の部屋に来ませんか?
86瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 22:57:20 ID:Q1JGFGZX
>>85
ううん………、
(初対面だが、部屋にと誘われて一考してみる)
(彼を信頼してついていくかそれとも、別な場所へと誘うべきか)
(いざ何かあったらと考え付いたときに、たどり着いた答えは一つだった)

えっとー、もし大槻さんが宜しければ…ですけど、少しこの辺りを案内しましょうかー?
誰にも聞かれたくない話でしたらいいところがありますしー………、
部屋に行くのは……、また学園でお会いした時にお時間があればという事でー………
(いい所というのはどうだろうと自分でも思ったが、この先の若干広い公園なら多少の融通は利く)
(初等部のころからよく知っている場所だし、何かあればすぐ対応できる)
(ただ、それを差し引いても、初対面ではさすがに知り合ったばかりの少年の部屋には行く気にはなれなかった)
87大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 23:13:24 ID:zzJ6e0FH
>>86
(会って間もない相手にいきなり誘った事に対して気まずかった感を醸し出しながら)
じゃあ…案内…お願いしようかな…その方が瑞谷さんもいいだろうし…ね!
(気まずい感を振り払うような乾いた笑いをして)

いきなり変な事言っちゃって…ゴメン!
…それと僕の事は『紫紋』でいいよ…「大槻」君てのは…なんか…こそばゆくて…
(照れているのか…少し俯いて頬をポリポリ掻いて)
じゃあ…案内ヨロシクお願いします!
88瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 23:25:09 ID:Q1JGFGZX
>>87
それじゃあ…、案内しますねっ♪
(一先ず、自分の希望通りに公園へ向かうことになり、案内すべくくるりと方向転換し)
わかりましたー………、では、「紫紋先輩」って呼ばせていただきますー
(紫紋先輩に視線を送りトコトコと公園へと向かう)

(それから1分弱歩いた頃、町内でもかなり広い部類の公園へ到着した)
(辺りを見回して人気のいないことを確認して、若干奥にあるベンチに腰を下ろした)
紫紋先輩も、どーぞ
ここでしたらー………会話が誰かに聞かれるのは滅多にないですしー、
騒ぎがあっても………人目につく事が無いのでー
………あっ、飲み物が欲しくなったらさっき通ったところの自動販売機がありますからー
(様はこの場に二人というわけだが、部屋にいるよりは能力的にも幾分自由が利く)
(後は、先輩次第なのだが)
89大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/23(月) 23:39:53 ID:zzJ6e0FH
>>88
(案内された場所は…広めの公園だった)
(キョロキョロと辺りを見回し感嘆しながら)
へぇー自然の多い…いい所なんだね

(愛華に促され、ベンチ―愛華の隣―に腰かける)
さぁて…と…何から話そうか…

(愛華の顔を真っ直ぐ見つめながら)
瑞谷さんがさっき倒した「ヤツ」なんだけどね…
実はアレ…僕が請け負ってたんだよねぇ…
まぁ…それ自体は然程問題じゃないんだけど…
瑞谷さん…一体どうやって…アレを倒したのかなぁって…ね…
(懐から500mlサイズのミネラルウォーターを愛華に手渡す)
90瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/23(月) 23:53:43 ID:Q1JGFGZX
>>89
はい、ここには昔っからお世話になっているんですよー
(自分も辺りを見回し)

それは………「異能の力」で倒しましたー、
頼まれていたー…ってことは、わたしが横取りしてしまったということですねー、
(申し訳ないことをしたかなぁと思いつつも)
どうやってと言われますとー………、わたしの「異能の力」でとしかー
(水のペットボトルを受け取ってぺこりと頭を下げ)
(取りあえず、いつも持ち歩いている水筒の麦茶代わりに飲もうと栓を開く)

この「力」知りたいと言うのなら、紫紋先輩の「力」も教えてもらいたいのですがー?
(相手の事は知っておきたい、例えどんな人物であっても)
91大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 00:07:15 ID:z5Zst0ik
>>90
あぁ…それもそうか……んーと……
(辺りを見回して…空き缶入れを見つけると)
んじゃ…あそこに注目しててね…

(そこに掌をかざす…暫くすると空き缶入れが揺れだし)
(中に入っていたアルミ缶がたちがこちらに飛来し)
(掌に吸い付くように次々と重なる…その数弐十数個…)
(重なると同時に今度は弾き飛ばされるように空き缶入れに戻っていく…)

まぁ…これが僕の今見せれる「力」かな…
…瑞谷さんにわかるかな…
(ちょと得意気になりながら)
92瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 00:27:21 ID:LqGT9MH6
>>91
あ、はいー………、
(どうやら能力は披露してくれる様で)
(水をこくこくと飲みながら、空き缶入れを見つめる)

!!
(まるで電磁石の様に空き缶が紫紋先輩の手に吸い寄せられていく)
(そして、その数を確認する間も無く空き缶は元あった場所へと帰っていった)
これって……"電磁石"ですかー?
すごい、ですー………
(素直に驚いて、感嘆の声をあげる)
(と同時に、今度は自分の番と立ち上がって)

じゃあ、今度はわたしの番ですね♪
(何も無い空中から水を生成し作り出し、それが細長く鞭状に形を変える)
(そして、それをリボンの様にくるくると回して見せ)
………これが、わたしの「力」ですー♪
(紫紋先輩に微笑む)
まだこれ以外にできることはありますけどー……、また縁があるときにでもー
93大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 00:41:54 ID:z5Zst0ik
>>92
電磁石というよりは…《磁力と磁界》の制御・操作かな…
応用次第なんだけど…只の石ころで「レールガン」になったりと…ね

(愛華の一連の動作に観とれてしまい、言葉を失う)
(自分の力を見せた後に愛華に微笑まれ、多少頬を紅くさせながら)
…うん…凄く…綺麗だった……

……じゃなくて!あの!!水を生成させての固定化!凄いですね!!
(あわてふためきながらオロオロしつつ言い訳して)
(小声で)
可愛すぎるじゃねーかよー(ボソボソ)


【そろそろお時間ですかねー?】
94瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 00:46:39 ID:LqGT9MH6
>>93
【そうですねー、そろそろお時間ですー】

【紫紋先輩の次のご予定はいつになりますかー?】
【わたしは大体20時頃からになりますけどー】
95大槻紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 00:52:20 ID:z5Zst0ik
>>94

【明日ならそれくらいにこれるかなー】

【今週はちょっとたてこんでるけど】
【いつもだとそれくらいならオケですよ】
96瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 00:57:55 ID:LqGT9MH6
>>95
【火曜日の20時でよろしいのでしょうかー?】
【よろしければ今日はこれで凍結になりますー】
97大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 01:04:30 ID:z5Zst0ik
【了解でーす!】
【今日の20:00ですね!(笑)】

【愛華さんはロール楽しんで頂けたでしょうか?】
【自分は凄く楽しめました…遅くまでお付き合いありがとうございました(ペコッ)】

【あとでプロフ投下しておきますね…愛華さんのおかげで大部でけた(笑)】

【それではお先失礼します…おやすみなさいませよぃ夢を!】
98瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 01:09:32 ID:LqGT9MH6
>>97
【十分楽しめていますよー♪】
【いえいえ、こちらこそこんな時間までお付き合いいただき感謝していますー】

【新規参加、歓迎ですっ】
【プロフ投下首を長くしてお待ちしておりますねー♪】

【では、今夜はこれで失礼いたしますね】
【スレをお返ししますー】
99大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 02:11:58 ID:z5Zst0ik

転校してきました…ヨロシクお願いします(ペコッ)

…という事でプロフ投下。
【名前】大槻 紫紋(おおつき しもん)
【年齢】14歳 (3月10日生)
【性別】 男
【身長/体重】 158cm/60kg
【3サイズ】―
【容貌】髪は黒で長さは全体的にセミロング。後ろは一本に束ねた三つ編み。
【能力】磁力操作/磁界制御と《プラズマ》生成/制御
今のところ三つの技がある
・『フォースフィールド』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化、防護壁を造り出す。
 重ね掛けが可能で二重三重に造れるが、移動は不可。
・『プラズマセイバー』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化し、刀として扱う。
 (イメージは『ライトセーバー』)

・『プラズマ火球』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》でサッカーボール大で固定化、
 右足にも磁力を宿し、反発力を利用して蹴り出す
 尚、蹴り出す際に「タ○ガーショット」や「ドラ○ブシュート」等言うとか…
 (最近は「ファイアー・トルネード」らしい)

【希望】雑談・戦闘・質問・エロス(・他要相談)
【NG】グロいもの・等
【弱点】
【備考】
最近引っ越ししてきた、ちょっと癖のある少年。
 性格は明朗快活で物事に対して熱く冷静に判断し、行動する(本人談)

裏での顔が「魔物退治」で「依頼」を受けて成功報酬をもらって生活している。
両親は海外で謎の事故死にあっており、…今は単身で
マンション(3LDK・購入済)に住んでいる。
親族にプラズマ好きな教授がいるとかいないとか(笑)
100名無しさん@ピンキー:2010/08/24(火) 13:00:47 ID:zobWnwsY
100
101前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/08/24(火) 15:05:57 ID:di8OeFIU
【神代先輩への置きレスです】
……っ。
(そういう結果論じゃないと言いたかった。
しかし、何を言っても自分が悪いと知っている馨は、それ以上言葉が出ず、唇を噛みしめるのみだ。
本当は、ハンカチで涙を拭われることさえ、同情されているようで嫌だった。
その手を振り払うこともできた。
だが、自分を責める罪悪感は、心から消えず、増すばかりだろうと知っていたからこそ、しなかった)

……俺……えっと……。
先輩の為ならなんでもしますから。
……なんでも言ってください。
命令してもいいですから。
……じゃないと、気が収まらないです。
(具体的に思い浮かばなかった馨は、一瞬戸惑いの表情を見せる。
何か言われるのではと思っていたので困惑するものの、謝罪の気持ちが馨の言葉を後押しする。
出てきた言葉で、馨は改めて忠誠を誓った)
……た、例えば、学校での身の回りのお世話をするとか。
何か見つけたときに、一緒について行くとか。
……どうでしょうか……?
(捨てられた子犬のような目で、そっと先輩の顔を見る)


【お邪魔しましたー】
102瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 21:38:40 ID:j7Jz8dHo
【紫紋先輩、もしかして本スレをご覧ですかー?】
【こちらも覗いていますのでお返事いただけると嬉しいですー】
103大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 21:48:51 ID:z5Zst0ik

【ただいまもどりです…orz】
【ごめーん思ったより仕事が伸びてしまった…】
104瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 21:54:48 ID:j7Jz8dHo
>>103
【お待ちしていましたー】
【それでは、今から書き込みますのでしばらくお待ちくださいませー】
105大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 21:55:59 ID:z5Zst0ik
【はーい…ほんとにごめなさぃ…】
106瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 21:59:59 ID:j7Jz8dHo
>>93
ふむー………、
(取りあえず、何となく理解できたが、核心に迫るところは理解できているか自身がもてなかった)

綺麗………ですかー、ありがとうございますっ♪
(思わぬところで褒められたので思わず笑顔になる)
ここまでくるのに、結構苦労したんですよー?
(くるくるーと水鞭を回しつつ、苦笑してから)
………?
今、何か言いましたかー???
(ボソボソと紫紋先輩が呟いているのを見て気になって)
107大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 22:09:19 ID:z5Zst0ik
>>106
瑞谷さんは努力の人なんだね…尊敬しちゃうなぁ…
(ぼへー…と愛華の事に見とれている)

(今何か言いました?という問いに)
え…?あ…いやいや!なんでもないよ!…うん、何でも…!
(慌てて首と右手を横に振りながら)

それにしても…ほんとに静かだよね…ここ…
(改めて辺りをキョロキョロと見回して)
…なんか…二人だけの世界ですねぇ……
108瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 22:17:12 ID:j7Jz8dHo
>>107
尊敬だなんてー………、そんな事ー……………、
(こういった事にはまだ慣れてないのか、頬を赤く染めて照れている)
(手にしていた水鞭は集中を切らしてしまうため事前に、いつの間にか消しておいて)
そうですかー………、
(慌てる先輩に対し、何だろうと首を傾げつつ)

ええ………、異形もいないみたいですしー、
ここにはわたしと紫紋先輩の二人だけしかいないみたいですー
(キョロキョロ辺りを見回す先輩を眺めつつ、こちらは淡々と答えて)
109大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 22:25:06 ID:z5Zst0ik
>>108
あー…いや…結構アッサリなんですね……瑞谷さんて…

まぁ…出たら出たで僕が始末しちゃうけどね…。
(何気に右手の人差し指を立てて「プラズマ」を球状に生成してクルクル回す)
(「プラズマ」能力はまだ愛華に披露していないという事を本人すっかり忘れている…)
110瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 22:32:36 ID:j7Jz8dHo
>>109
アッサリ………ですかー、
(それは一体何のことだろうと思いつつ、紫紋先輩を見つめ)

そうしていただけると、助かりますー
………それも、紫紋先輩の「力」なんですかー?
(クルクル回る謎の球体を見つめ)
わたしも、水でこんな風に作れますけどー………、
(と、バスケットボール大の水の玉、もとい、水球を作り出す)
(水球は透き通り、それでいて波を打って揺らいでいる)
111大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 22:47:33 ID:z5Zst0ik
>>110
ん…球体って…コレの事……?…って…ああぁぁぁ!
(やっちまった!という表情を顔に出してしまう…)
…………はぁ……そぅ…むしろこっちが「真打ち」さ…。

(愛華が造り出した水球を見て感心しながら)
それで頭かぶされたら間違いなく溺れるな……。
ん……大気中にある水分をも集められるんだ…
じゃあ海にいったら敵無しじゃないですかっ!
(興奮のあまり、プラズマ球を放り投げ、愛華の肩を掴んで軽く揺さぶってしまう)
(当然、放り投げられたプラズマ球は慣性の法則に従い地面に落ちて爆発してしまう)

112瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 22:59:04 ID:j7Jz8dHo
>>111
!!!
………びっくりしたぁー…、真打…って、
やっぱり、これも先輩の力だったんですねー
(大声を上げられてビクッと体を震わせるが、先輩の言葉には納得して)

うう…ん、敵なしかどうかはわからないですけどー………、
力が強化されるかも知れないのは、事実かもしれないですー
………あっ!
(プラズマ球が地面に落ちるのを確認するや、それが爆発し、通常であれば以前偶然作り出した水の壁を出すべきだったが)
(まだ不慣れな上、とっさの事でどうすれば良いかわからず、爆風に巻き込まれ仰向けに倒れこむ)
………んんんっ、
(爆風でよく見えないが何かが上に覆いかぶさり、体を動かせない)
113大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 23:13:07 ID:z5Zst0ik
>>112
……いっ……つぅ……
(自分の不注意とはいえ、危険なプラズマ球を爆発させてしまい)
(とっさに愛華を地面に押し倒して庇い、爆発が収まるのを待つ)
(爆発音が止むまでの間中、愛華の体温や心臓の鼓動を認識してしまう)

…もぅ…大丈夫だと…思うけど…

(愛華の瞳に魅了されたかのように暫く黙ってしまう)
(…落ち着いたのか、ゆっくりと口を開いて…)
ゴメン…ケガはしてない…?
114瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 23:24:24 ID:j7Jz8dHo
>>113
んー………、何とかー……
(何とか怪我はせずに済んだようだが、やっぱり体が起こせない)
(爆風が収まり何事かとよく自分の体に圧し掛かるものを確認してみる)

………!
(紫紋先輩が庇うようにわたしを押し倒していたのだと瞬時に理解できた)
あ、あの、先輩は………大丈夫…ですかー?
(庇ってくれた先輩が怪我していないか、起き上がれないまま心配の声を掛けて)
わたしは大丈夫ですからー、先輩は怪我、していませんかっ?
115大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 23:37:15 ID:z5Zst0ik
>>114
(一生懸命心配してくれる愛華に優しく言い聞かせるように)
うん…まぁ…俺は大丈夫だから……
こんな事はもぅ…慣れっこだし…ね。
心配してくれてありがとう…。

(ようやく起き上がり、両手で土埃を軽く叩いた後愛華に手を差し出して)
(その手を掴んだ愛華を引き起こす…と力が勢い余ってそのまま抱き抱えてしまう…)

(そして……現在……沈黙(煩悩vs理性)中……)


【お時間は何時頃位でしょうかー?】
116瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/24(火) 23:44:01 ID:j7Jz8dHo
>>115
良かったですー………、
(押し倒されている状況を気にも留めず、先輩の無事に安堵の息をつく)
あっ………、すみませんー
(差し出された手を掴み起き上がる、そして………)

………っ!?
(抱きかかえられてしまった、一体何故、どうしてこんな事になっているのか)
(困惑し、そして赤面)
せ、せせせんぱい…っ………???
(さらに腕をぱたぱたさせ、紫紋先輩の背中を叩き慌てふためく)

【後1時間ぐらいですねー】

【本格的な"事"はダメですけどー、撫で回すくらいならー………】
117大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/24(火) 23:55:01 ID:z5Zst0ik
>>116
(沈黙中…沈黙中…沈黙中…)
(愛華に背中を叩かれ我にかえる(理性WIN))

あああ…ごっごっごごゴメン!!
(慌てて引き離して愛華の顔色を伺いながら明らかに動揺を隠せずに)
わ…わざとじゃないから…ほんっとに!ゴメンナサイっ!
(頭下げながら両手を併せて愛華に謝罪するが…)


【弱点:『愛華』がつくのか!?(笑)】
118瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/25(水) 00:04:26 ID:AAvdNvVH
>>117
ふはー………、
(抱きかかえられながら襲われるのではないかと思ってもいたが)
(どうやらそういった事にはならなさそうで一安心、そして開放されてため息をつく)

……………………
(じーっと紫紋先輩に突き刺さるキツーイ視線)
(動揺しつつ両手を合わせて謝罪する先輩を見極めてみる)
本当ーに、わざとじゃないんですよねー????


【それも面白いかもしれませんねぇー♪(ニッコリー)】
119大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/25(水) 00:14:42 ID:RzsuRHbK
>>118
…ハィ…ホントウニ…ワザトジャ…ナイデスヨ……
(もぅ…必死に…というか…愛華のイタイ視線に頑張って耐えて)

瑞谷さんが可愛くて魅力的だからでつぃつぃ……… ぁ…………………………


【愛華さんの許可あればプロフに『瑞谷 愛華』に弱い(逆らえない)ってつけちゃいますよ(笑)】
120瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/25(水) 00:27:59 ID:AAvdNvVH
>>119
………本当ですかー???
(と自分としては珍しく睨みを利かせた所で)
(ぽろりと本音を吐く先輩に目を閉じふぅーと一息ついて)
………変態さんなんですねっ、紫紋先輩って
(呆れてものも言えないとベンチにぺたりと座り込む)


【まあ、ダメとは言いませんがー】
【判断はご自身でどーぞ】
121大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/25(水) 00:36:30 ID:RzsuRHbK
>>120
ぅー……何も言い返せません……
(はぁーと溜め息を吐いてベンチに座り夜空を見上げながら)

どぅしたら…許してもらえますか?…………
(愛華の顔を真っ直ぐに見る)

【そろそろお時間はですねー…】
122瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/25(水) 00:54:06 ID:AAvdNvVH
>>122
………迷惑になりますから、学園では気をつけてくださいね?
(まだわたしだからこれで済んだと言わんばかりだ)

当分、先輩のことは許しません!
よーく反省して、それがわかるようでしたら、許してあげます
あの学園に、転校してくるんですよね?
………見てますからね、先輩の動向!
(そう言ってすっくと立ち上がり、紫紋先輩をちらりと見てからベンチを後にしていった)
(変態な転校生が先輩として学校にやってくることを不安に思いながら、改心することを期待し、自宅へと帰っていった)

【それではわたしはこれで〆にしますねー】
【今後も参加されるのであれば、またロールする機会もありますしー】
【不安ですが、学園でもすぐお会いできそうですのでー】
123大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/25(水) 01:05:15 ID:RzsuRHbK
>>122
(立ち去る愛華の後ろ姿を見送って暫くベンチで呆ける)

許しません!ってか……参ったね…どうも……。
(照れ隠しなのか、頭を掻きながら立ち上がる)

……でもまぁ……アレか…退屈はしなさそうだな……。
(一人ゴチると夜の公園を立ち去りながら)

さぁ〜て……僕も…かえりましょうかねぇ……。


【遅くまでありがとうございました】
【今日は遅れてしまって申し訳ありませんでした!】
【まぁまたあったら弄って下さいな(笑)】
【それでは失礼します…おやすみなさい(ペコッ)…よぃ夢を】
124瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/25(水) 01:06:59 ID:AAvdNvVH
>>123
【見届けましたー】
【それでは改めて、今回はありがとうございましたー♪】
【また機会があればお相手よろしくお願いしますねー】

【それでは、スレをお返ししますっ】
125大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/25(水) 01:59:53 ID:RzsuRHbK
ご指摘を受けたのでプロフを再度投下。


【名前】大槻 紫紋(おおつき しもん)
【年齢】14歳 (3月10日生)
【性別】 男
【身長/体重】 158cm/60kg
【3サイズ】―
【容貌】髪は黒で長さは全体的にセミロング。後ろは一本に束ねた三つ編み。
【能力】磁力操作/磁界制御と《プラズマ》生成/制御
今のところ四つの技がある
・『フォースフィールド』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化、防護壁を造り出す。
 重ね掛けが可能で二重三重に造れるが、移動は不可。
・『プラズマセイバー』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化し、刀として扱う。
 (イメージは『ライトセーバー』)

・『プラズマバレット』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》で固定化した弾丸を撃ち出す。
・『プラズマ火球』…《プラズマ》を生成した後《磁力》と《磁界》でサッカーボール大で固定化、
 右足にも磁力を宿し、反発力を利用して蹴り出す
 尚、蹴り出す際に「タ○ガーショット」や「ドラ○ブシュート」等言うとか…
 (最近は「ファイアー・トルネード」らしい)

【希望】雑談・戦闘・質問・エロス(・他要相談)
【NG】グロいもの・等
【弱点】一部の後輩女子・綺麗なお姉さん(照)・朝礼(笑)
【備考】
最近引っ越ししてきた、ちょっと癖のある少年。
 性格は明朗快活で物事に対して熱く冷静に判断し、行動する(本人談)

裏での顔が「魔物退治」で「依頼」を受けて成功報酬をもらって生活している。
両親は海外で謎の事故死にあっており、…今は単身で
マンション(3LDK・購入済)に住んでいる。
親族にプラズマ好きな教授がいるとかいないとか(笑)
趣味はマンガにゲームにスウィーツを食べる事。
126媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 15:40:22 ID:oy++ZqIP
【ロールの解凍に、スレッドをお借りいたします】

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1282393498/79

(涙でかすんだ視界の先に、ぼんやりとした彼の輪郭を捉えながら、
 体を激しく揺さぶられ自らも腰を振り立てつつ、彼を求めるように手を伸ばす。
 弱々しく、縋りつくように二本の腕を彼の体にまわしてその体を少しでも触れさせようと)
んっ、ぁあっ……、はぁっ、あんっ…!
た、太一朗さんだけの……? あっ、あんっ……、んぁあっ、ぁあっ、んっ、
やぁぅ、ん――、いまは、いまは、わたしは、太一朗さんだけの、雌狗ですからぁっ。
精液、ぶちまけてください……、
あぁっ、その、逞しいエロチンポで、突いて削って、それで、私の奥の奥に……、
あかちゃん、できるところに――、太一朗さんの種、いっぱい、注いでください。
……わ、私にマーキングしてっ? た、種付けして……、精液、くだひゃ……ッ、ぁんっ!
(まるで削らんばかりに奥の奥に叩きつけられる肉棒がくれる快楽。
 軽く舌を出し、だらしのない表情で喘ぎ続けながらも、自ら大きく足をひらいて、
 その足を彼に絡ませると、もっと深く繋がりたいと腰を彼の動きに合わせて蠢かせた)
(結合部からは蜜がしみ出て、突きあげられるたびに隙間からいやらしい汁が飛び散っている)

んぁあっ、ぁあっ、やぁっ……、
はげしっ、おちんぽ、はげしい……わたしのそこ、こわれちゃっ、やあぁ……!
すきぃっだいすきっ、わたしも、たいちろうさんが、好き、好きなのです……ッ、ぁあっ、あんっ、
だめっ、イくっ、いっちゃう、いくいくっ……い、いっちゃ、う、たいちろうさん……、
あっ、いっちゃあっ…ぁんっ!きてる、もすこしで……いくっ、いくいくいくっ……、雌狗のそこ、えっちで逞しいそれで
いっちゃう……、あ、あくめっ、しちゃう……。
(彼に縋りつくようにぎゅううっと強くその体を抱きしめながら、腰を突き出す。
 私の奥にいっぱいだして、とでも言うように彼の胸に自分の顔を埋めて体を密着させながら、
 頭の先からつま先まで、全身を痙攣させ――そして、秘部をひくつかせながら肉棒を食いちぎらんばかりに締めつける)
(ギュウッ、と強い収縮が彼の肉棒を襲った)
127郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 15:57:14 ID:a/qqIftb
>>126
(乱暴に彼女の身体を犯しながらも、彼女の瞳から涙が溢れると指先で拭い)
ああっ―――今、だけは……俺だけの、雌狗だ―――。
だから……、っ、エロチンポで、思う限り、気持ちよくなれば、いいっ…!!
んっ、ぁっ……はぁっ……っ、んんっ…!
(彼女の軽く出された舌に、自身も舌を伸ばし、秘所と同様に嬲っていく)
(二人の間で唾液が垂れ落ちるが、それも構わず、彼女の身体を激しく揺すぶっていく)
(淫らな水音と肉のぶつかりあう音を響かせながら、膣内を乱暴に掻き混ぜて―――)
いっぱい、注ぐから―――、精液で溢れるぐらいに、たくさん種付けするから――っ…!
(ぎゅっと足を絡まされると、より身体の密着度が増して、お互いの胸が擦れ合う)
――――っっ……たくさん、まーきんぐ、する、からっ…!

壊して、やる……俺の、で、たくさんっ……!
俺の―――…、雌狗専用の、チンポで、アクメしろっ……!
イけっ……いけ、いけっ、いけいけっ……!くっ……ぅうっ……!!
(声を絞るのもやっとと言わんばかりに、ただただ彼女の身体を貫くことだけに集中する)
(息をつくのも忘れるほどに、彼女の身体に夢中になっていて、思い切り彼女の身体を抱きしめていた)
(華奢な彼女の身体が折れてしまうのではないかと思えるほどに)
……っ…ぁ、あおい、さんっ、あおいさんっ!!
(そして、強い締め付けと同時に、堰きとめていた箍が外れ―――堤防を瓦解させる鉄砲水のように、
 何度目とも分からない白濁の奔流を彼女の膣内へと叩き込んでいった)
128媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 16:19:47 ID:oy++ZqIP
こわれるっ、こわれひゃっ……ッ、ぁああっっ―――!
いくっ、いっちゃうっ、イくっ、いくいくいくいくっ……―――…ッ、やぁああぁっ!

……はっ、あっ、あぁぁっ、あぁあっ、ぁぁぁぁ……。
(断続的にかぼそい声をあげながら、何度も何度も全身を震わせる)
(激しい射精によって白濁の精液が奥の奥を打ち抜くたびに、それですら達してしまうほど。
 苦しいほどにきつく抱きしめられてもなお、もっと深くというように腰をつきだし、彼を求めている。
 絡ませあった舌は互いの唾液にぬれて、だらりとだらしなくつきだされたまま、犬のように喘いでいた)
せ、せーえき、きたぁ……、
わたしの奥の奥の、あかちゃんできるところに……ざーめん、いっぱいのザーメンきた……、
破裂しちゃう……、きょう、もう、何回も何回も注がれたのに――、
また奥まで満たされたら――、そ、それだけで……あぁんっ……、中で射精されるの、きもちいい…。
たいちろうさんの激しいサドチンポ……、で、雌狗おまんこ、支配されちゃいます……ぁ、あふ。
(夏の夜。互いの汗の匂いと性の匂いを感じながらも、彼女は彼から離れることはしなかった)
(射精している間も、はなさないと言わんばかりに体でも、そして膣でも彼をぎゅっと捕まえていて、
 もはや正気などないように淫らな表情を浮かべては、ひたすらにいやらしい単語を連発してゆく)

いま、触ったらきっともう一回、いっちゃう……、み、見ててください――、太一朗さん……ッ、
あんっ……んっ、だめ、抜いちゃだめですからね――ッ、……っ、んっ、ぁんっ…!
あぁっ、はぁっ……んんっ、ここ、っ、――っ、あぁっ……ひっ……チンポ入れながらだと、凄い感じる……。
(強い締めつけを持続させようと、自分の手を伸ばして自分で自分の肉芽を捏ねまわす。
 弄る間も卑猥な単語を連発しながら、明らかにいつもらしくないほど積極的に彼の肉棒を膣で刺激して)
あんっ、チンポいれたまま、ここ弄るの……しゅ、しゅご……っ、たいちろうさん、たいちろうさんっ、
めすいぬのおまんこ、まだちゃんと締めつけてますか……? あんっ――ッ、…ひくひくってしてるの、分かりますか?
129郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 16:38:33 ID:a/qqIftb
(そう、夏の夜。)
(幾ら夜更けとは言え、幾ら人気のない場所とは言え、夏休みの最中なのだ。
 これだけ狂(みだれ)れば、誰か気づきそうなものだ。だが、実際には、此処にはふたりしかいなかった)
(そう、狂気なのかもしれない。ふたりだけの世界だと錯覚している程に、狂気に自身は溺れていたのだろう。
 彼女を犯した異形への、それを守ることが出来なかった自分への怒り。
 あるいは、それでも自分を見てくれ、此処までに乱れてくれる彼女への狂愛。
 ―――何が、現実で、何が、錯覚なのか、あるいは錯覚さえ現実と思い込んでいるのか、分からなかった)
(だが、溺れているのなら、溺れていたままでもいいと思った。目の前の彼女が、そこにいてくれるなら)

・・・・…はぁ、っ、はっっ……ぁっ……!
(射精したというのに、興奮の熱は冷めやらない。むしろ、加熱していっているようにさえ、思える)
(それが彼女と密着していることによるものなのか、もしくは、夏の暑さのためなのか、それは分からなかったが)
あは……はっ…、あ、ああ……、葵さんは、俺の、だから―――。
(例え、彼女が正気でないにしても、あるいはそう装っているにしても、それにつられるのだろう)
(もはや、すべてを放り出してしまえるほどに、狂えてしまうのだ。――彼女の前では)

ああ……たっぷり、視えてるぜ。葵さんのクリトリスを弄ってるところ……。
すっごくいやらしい……、やっぱり、女の人ってそこを弄ると気持ちいいのか?
俺が、チンポを扱いたように―――。
(彼女の自慰を目の前にして、興奮の熱はさらに加速していく。鬱陶しい夏の暑さなど気にならないくらいに、
 自身の身体は火照っていて、数度精を放ったというのに、その熱はまだ身体に残っていた)
ああ、凄くきゅきゅって締め付けてくる……葵さんのおまんこは、本当に食いしん坊だな?
さすが雌狗まんこ……マスターのおちんぽにちゃんと奉仕してくれるんだな?
(その絶景に見蕩れながらも、手を伸ばして彼女の尻肉を掴んだ。彼女の自慰を手伝うかのように)
130媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 16:53:15 ID:oy++ZqIP
(狂ったようにただ、淫ら過ぎる自分をさらけ出していた。自身の奥にあった以上の淫らさを
 彼に見せつけるかのように、――もはや思考はまともに働かず、欲しい与えたい狂いたい……その思いばかり。
 ただ、彼にこんな自分を見てほしかった。――いや、こんな自分までもを受け入れてほしかったのかもしれない。
 淫らになって、ヘンになっている自分を、もっと彼に見てほしくて、そしてただ、受け入れてほしかった)
(淫らになれば、彼を捕まえていられると思った。――もっと、もっと自分を見てくれるのだ、と)

んっ、……――あっ、見えます、か……?
くっ、くり……く、くり、とり――す、弄ってるところ……、んうっ、あっ、私が自分のここを、
自分の指でくりくり弄りまわして、いやらしいところひくひくさせて、射精チンポ締めつけてるの…、見えますか?
(僅かに頬を赤らめながらも、腰をくねらせながら自分の肉芽を弄る。
 指先でただそこだけを捏ねながら――声が甘くなる度、締めつけが再び強くなって肉棒を絞ってゆく)
わ、わたしは、気持ちいい、です……、じぶんで、自分を慰めるとき、は――、
ここ、いじって……いやらしいこと、考えて――、ま、前は、薬もられてどうにもならなくて、自己処理するときくらいしか
じ、自分で自分を慰めることなんて……はぁっ、し、しなかったのですが……、っ、っあふ、
このごろは、さみしい、と……たいちろうさんが、恋しくて――、……た、たまに、こうやって――ッ、じぶんで…。
(花弁までもがひくひくとひくついてくる。だが、達してしまわないように時折指を休ませて、
 何度も襲いかかりそうになる絶頂の寸止めをくりかえし、彼の肉棒をぎゅぎゅっと締めつけていく)
はぁん……、は、はい――、雌狗だから、マスターのおちんちんに、いっぱい、奉仕するぅっ……あぁぁ!
(尻肉を掴まれただけで、びくんっと体を震わせて、明らかにヘンになったような淫らな笑みを浮かべた)
131郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 17:09:54 ID:a/qqIftb
>>130
(――きっと。自惚れかもしれないけれど。)
(此処まで彼女を淫らにさせているのは、自分の存在だろう)
(彼女が自分と出会わなければ、今回の件だって此処まで心への深い傷を負わなくて済んだかもしれない)
(ただ、そうであれば良かった、とは思わないし、思いたくなかった。そして彼女もそうだと思いたい)
(どちらにしろ、仮定の話で、今起こってしまったことに対する対処方法にはならない。)
(――だから、今の自分が彼女に出来ることは、とことん彼女を淫らにさせ、その事実を忘れさせることだろう)
(あるいは。その彼女を、すべて受け入れることだろう。そして、そうしたいと願った)

……ああ、よく見える。乳首だけじゃなくて、こっちもぷっくりしてるじゃないか。
本当に、見ているだけで興奮してくる―――。
(気が付けば、彼女の秘所で埋もれているそれもすぐにとはいかないまでも、徐々に力が戻ってきているのを感じた)
だから、もっと見せてくれよ。葵さんのいやらしくて、スケベなところを―――。
俺が、いつでも葵さんのその姿を思い出せるように、さ。
(ぐに、と彼女の臀部に指を喰いこませながら、乳房を捏ねる様に揉み解していく)
(彼女の淫らな告白を、ひとつひとつ頷きながら聞いて)
なら、尚更、葵さんのおまんこには、俺のチンポを覚えさせないといけないな。
いつでも、自分を慰めることが出来るように―――、もっと葵さんが、気持ちよくなれるように―――。
(何とも、自意識過剰もいいところだ。実際の彼女の自慰姿など、今この瞬間しか目の当たりにしていないというのに)
(彼女はいつでも此方を気遣う。その言葉さえも、此方を気遣っているのではないかと思うぐらいに)
(ただ、それが真実であれば当然嬉しいに決まっている。口元には嗜虐でもなく愉悦でもなく、単純に嬉しさに満ちた笑みが浮かび)

132媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 17:23:48 ID:oy++ZqIP
……こ、ここも――勃起、するの……、興奮して、きもちいい、と、
少しだけだけど、硬くなって、勃起――するの。……ご主人様の、おちんちんみたい、に。
(恥ずかしそうに目を伏せながらも、そこを弄れば弄るだけ思考が蕩けてゆくのが分かった。
 しかも、それを彼に見られているという倒錯的被支配感――。
 彼がいやらしくなれと言えばそうなる気がしたし、イけといわれればすぐにでも達してしまいそうなほど、
 自身の体が倒錯して、彼の支配を浅ましく求めているのが分かる――本当に我ながら酷い体質だ)

いやらしくて、すけっ……べなところ――っ、んぁっ……ど、どうしたらいいですか?
もっと、いやらしく……、んぁっ……はぁっ、でも、あんまり弄るとすぐに、いっちゃうから……、
イっちゃったら、少しだけ硬くなってきたご主人様のおちんぽに、ご奉仕、できなっ……ぁ……。
(空いている方の手を口元に持っていくと、人差し指をぺろりと舐める。
 そしてそれを潤滑油代わりに、小さな自分の乳房の頂にあてがい、肉芽同様にクリクリと弄り回す)
(膣がふたたびひくひくっと蠢いて、咥えている彼の肉棒を精液ごと締めつけてゆく)
はぁっ、はぁっ………、ぁっ―――、んっ……、
たいちろうさんの、マスターのチンポ覚えて、うぅん……慰めるときは、思い出す、の、です、
貴方のいやらしい言葉も、射精するときの顔も……、あっ、でも、本物だと、やっぱり、すごく、て…ぁっ。
ずっとずっと、繋がってたい……、ちんぽ、好き……だって、雌狗は、マスターのおちんぽ狂いだから……。
(かあぁっと顔を赤くしながらも、両方の指先でくりくりと肉芽と自分の乳首を苛める様を彼に見せつける。
 時折イきかけるたびに、膣がひくひくっと痙攣するが――彼女はその度にぐっと唇を噛んで手を止めるのだ)
できるなら、子宮の奥の奥にまで突きこんで、た、種付けしてほしいほど、わたし、マスターのチンポに狂ってるのです…。
(彼を煽るように、または彼に伝えたがっているかのように、じっとその瞳を見つめて)
133郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 17:43:10 ID:a/qqIftb
(本当に――本当に、自分は卑しい性格だと思う)
(本来なら彼女に『ご主人様』などと呼ばれるような男でもないのに、結局はそれに甘えている)
(それどころか、そんな彼女を、凛として自分の信条に生きる彼女を、もっと淫らに貶めようとしている)
(彼女は自身のことを浅ましいと言ったけれど、本当に浅ましいのは自分の方だったのだ)
(だから。だからこそ。その浅ましさからは抜け出れないし、もっと彼女を貶めたいという欲望が募ってしまう)

好きなだけ弄ればいいだろ?―――誰も止めやしない。
イッてしまえば、また気持ちよくなればいい話だし、何より――今何が、葵さんを気持ちよくさせるのを躊躇わせる?
(最早、此処には『常識』も『倫理』もないというのに。法律もなければ、ルールも、それを活かす社会も存在しない)
(存在とは、それを認知出来る観測者、あるいは第三者がいて初めて意味を成すものだ)
(自身も彼女も、それらを無視している。でなければ、此処までの痴態を曝け出してはいない)
(ならば、今更、そんなことを気にしても無駄だと。―――留めることがあるとすれば、自身の感情だけだ)
なら、幾らでも、俺の言葉もチンポもくれてやるさ。言っただろう?俺は葵さんの所有物だって。
―――だったら、何回でも、何百回でも、葵さんの為に喘いで、葵さんの為にいやらしい言葉を投げて、
葵さんの為に、射精する―――、たとえそれが『変態』だったとしても。

(まぁ、結局は。目の前で淫らに笑みを浮かべる彼女に、心を蕩けさせられてしまったからなのだけれど)
なら、ずっとずっと繋がっていようぜ?葵さんが飽きるまで――、いや飽きても、逃すものかよ。
葵さんが俺のことを見るたびに、発情するぐらいに―――、俺のチンポ狂いにさせてやる。
――俺だって、葵さんの全てを犯したい。葵さんの身体に狂いたいんだ。
子宮の奥も、犯してやる―――。たっぷりと種付けしてやる―――。
(言葉遊び。ただの言葉遊びだ。彼女と自分の興奮を煽るだけの言葉遊び。
 けれど、真剣にその言葉を紡ぎ出せるほど、全ての倫理は麻痺していて、それだけ彼女に狂っていた)
134媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 17:55:59 ID:oy++ZqIP
わ、私が気持ちよくなっても、駄目です――、ご主人様に、よくなってもらわないと、
だめだから……、わたし、それにもう、あんまり持たないから――、気持ちよくなるなら、
も、もういっかい、一緒に―――、太一朗さんと、一緒が良いのです……い、一緒に、イきたい…。
(彼女を躊躇わせるのは『常識』でも『倫理』でもなく、ただの『従属感情』)
(彼を気持ちよくさせるための、彼を興奮させるための自分の痴態なのだから――、という、それ。
 とはいえ、こうして彼の前で自慰をしているだけで酷い快楽を自身が得ているのも間違いではなくて、
 そう思うと、本当に自分の浅ましさが恥ずかしい。だが、そう思えば思うだけ、肉芽と乳首を弄る指は激しくなる)
……へ、変態でもいい――、なんでも、いい、本当は、
み、見ててほしい――、ただ、ただ……太一朗さんを、繋ぎとめたい、だけだから……、
恋以上に、愛以上に……、私はただ、貴方という存在に固執している、のかもしれません……。
(興奮して弄り過ぎたのか、先ほどよりも大きくびくびくっと体を震わせると慌てて肉芽から指を離す。
 はっ、はぁっ、と荒く短い息をついていたが、次第に絶頂の波がひいてゆく。
 イきたい気持ちと、彼にもっと気持ちよくなって、興奮してほしい気持ちがせめぎ合っていて)

お約束したから、――、痴態でも勃起させてみせると、ご主人様とのお約束だから……、
はぁっ、んっ……だから、狂って欲しい――、私の体に、狂って下さい……どんなことでも受け止めるから、
お、おねがいです……種付けして――、ください……っ!
ご主人様の為っていいながら、本当は自分も欲しくてしかたない卑しいチンポ狂いの……、
(クリトリスを弄っていた指を離すと彼の肉棒を咥えこんでいる秘部を指先でわりひらく。
 滲みだす精液と、半分ほど硬くなった彼の肉棒が穴の中に埋まっている様がいやらしく晒されて)
雌狗な場所に、あふれ出る程のザーメン注いで……、種付けしてください、私のご主人様――。
たいちろうさんのことを見るだけで、発情して、お、おまんこを、とろとろにさせる……雌に躾けてください。
135郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 18:16:23 ID:a/qqIftb
―――あれだけ、俺一人にイかせておいて、それかよ?
いや、上等だ。むしろ、お願いしたいぐらいだ。俺も、葵さんと一緒がいい。
(そうに決まっている。どうして彼女と一緒にいると此処まで、欲望が募るのか分からない)
(―――分からないし、分からなくてもいいだろう。きっと、それ自体が理由なのだから)
それを言うのなら、俺だって、葵さんにどれだけ妄執してるんだか。
こんないやらしいことをさせておいて、挙句の果てには雌狗呼ばわりだぜ?
――本当、俺自身の変態具合には情けなくて、落ち込むぐらい溜息が出そうだけど。
まあ、それでも、そんな変態で良かったと思うぜ。葵さんと繋がっていられるのなら。
(それまで、動かさないでいた腰だが、何度も絶頂の波を堪えている彼女を弄るように、ゆくりと動かし始める)
(くちゅりと水音が響き、お互いの性器を濡れさせていく)

(それを言うなら、自分もそうだ)
(彼女の為と言いながら、結局は自身の欲望の為。彼女を求めているのだ)
恋でも、愛でもない。俺は、ただ葵さんに固執してるんだ―――。
(それを恋や愛より最上の感情だと思い込んでいる自身は、やはり、どこか狂っているのだろう)
なら、たっぷり種付けしてやる――。
葵さんが嫌がっても、俺は葵さんに狂う。――いやらしい変態雌狗の葵さんの発情まんこに、
俺の、発情チンポをぐちゃぐちゃになるまでたたきつけて、雄臭いザーメンをたっぷりと注ぎ込んで、お腹一杯になるくらいに―――。
俺を見るだけで、発情しておまんこをとろとろにさせる雌に躾けてやる―――!
(その言葉を皮切りに、それまで緩やかだった腰を激しく突き上げる。緩急など付けている余裕はなかった)
(彼女の全てを狂わせるように。感覚も感情も常識も倫理も知識も。すべての意識を自身に向けさせるように、従属させるように、
 収縮する肉壁を削り壊すように、激しく奥の奥までたたきつける)
――っ、ほら、あおい、さんっ・・・・・・!あおいさんも、腰、振れよ……!
それぐらいの『おねだり』じゃ……俺は興奮しきれないぜ…?
(流石に、数度も射精すれば元気を取り戻すのは遅く、まだ半分ほどしか勃起していなかった。)
(それでも、腰を動かして、彼女を貪っていく)
136媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 18:44:56 ID:oy++ZqIP
……固執、――あなたも、ですか?
わ、私は、本当に、固執してる、郡太一朗という存在に――、兄に固執するのと同様に、固執しています。
好きというよりも、貴方自身にこだわっているのかもしれません……。
(ゆっくりと腰を動かす彼の動きに応じるように緩く腰をうごかしながら、息を僅かに乱す。
 黒色の瞳はどこか落ちつかなさそうに下を向く。髪をかきあげて、黒色の目で彼を見て)
でも、貴方がそれを認めてくれて、それと同じだと言うのなら……、私は、嬉しい―――。
愛でも恋でもないかもしれないけれど、……、私の欲しいものをくれる貴方にただ固執しているだけかもしれないけれど
――その代わり、……私はどんな風になっても、貴方を求めたいと思います……。
(どこか淫らで、そして病んだような笑みをみせた――だが、それも一瞬だけだ。
 激しく突きあげられるその動きに、すぐに体が芝生の上に沈み込み、また揺さぶられる状態に戻る。
 激しい突きの一つ一つが、自分を嬲る言葉のひとつひとつが、自身を余計に彼に縛りつける。
 意識は全て彼に向いて、本来必要なものは全て肉棒に削り取られて、心はひたすらに彼に従属してゆく――)

ぁあっぁっ、まだ、勃起してない、のに……、最後までおっきくなってないのに、
そんなので叩きつけられても、こんなに、感じちゃう……雌狗です、浅ましいメスイヌ、です、わたし――!
(びくびくっと全身を震わせて涙目で彼を見つめながら、頬を赤らめてふにゃけた笑みを見せる。
 卑猥な言葉とは相反するような笑みを浮かべながらも、――彼に命じられる通りに、腰は浅ましく動いていた)
んん、ぁあっ――、はっ、こうですか……犬みたいに、腰、うごかしてるの……、これでいいですか?

っ、あぁあっ――、興奮して、ほしいです……おねだり、もっといっぱいする……
だって、私は太一朗さんの雌狗なのですもの、いやらしくて浅ましくて、半勃起チンポでも感じちゃうような
浅ましいおまんこを持った雌……、だから、もっともっと突いて、奥まで、もっともっとしてほしいのです――、
虐められて従属して感じるようなマゾ雌狗のおまんこ、ふ、ふるぼっきチンポで、壊してほしい…・・。
ちゃんと、太一朗さんのチンポでいやらしくアクメするから――、からぁっ、おねがいっ、…淫乱猟狗に、もっと硬いチンポを、
チンポ下さい――、ご主人様の、太くて硬い、いつものおちんぽ……、おちんぽ、欲しいのですッ…!
(注ぎ込まれた精液は再び溢れだす)
……っ、前の、おまんこじゃなくても、お尻のおまんこでもいいから――お願い、……です。
(彼の手を取るともの欲しそうにその指にしゃぶりついて、黒色の瞳から涙を零しつつ、必死に彼を求めた)
137郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 19:09:03 ID:a/qqIftb
ああ――、そうでなきゃ、こんなことはしない。
俺だって葵さんに固執して、此処まで拘って―――葵さんを壊そうとしている。
他の場所へ逃れられないように、常識も倫理も壊してる。でも、止められない―――。
(ぐぐっと彼女の身体と自身の身体を密着させながら、腰を動かす)
……認めないわけがないだろ。
俺は葵さんに固執して、溺れて―――こんなことをしているんだ。
むしろ、そう思ってくれてるなら、俺は嬉しいと思う。だから、とことん俺に固執してくれよ。
(彼女の笑みに一瞬見蕩れるも、腰の動きは緩めず、少しずつ激しさを増していく)

ああ、凄く可愛い……っ、浅ましくてスケベな雌狗だけど…っ、凄く可愛いっ!
そんな葵さんを見ていたら、俺も、大きくなる……勃起する、っ……!
(彼女の一挙一動に、心の琴線にふれ、言葉の通り勃起しはじめて、再び彼女の肉壁を押し広げようとする)
ああ、そ、そうっ……あおいさんは…、俺のっ、雌狗だから…っ、すごく、似合う…し、興奮するっ…!
(支離滅裂な言葉を連ねながら、彼女の痴態に興奮していることを伝える。彼女が腰を動かすことで、
 単純だった腰の動きに、変化が加えられ、肉棒を刺激される)

くっ……はっ……!
あっ、つっ―――、あおいさんの、めす、いぬ…おまんこが、締め付けてきて……っ!
(彼女の『おねだり』に、興奮を覚えないわけがなく、見る見るうちに彼女の膣内で、勃起していく)
(しばらく腰を動かしていれば、完全にもとの通り、締め付けてくる肉壁を拡げるように勃起しきって熱く滾るそれを叩き込む)
ほら――、あっというまに、ふるぼっきチンポになった……っ!
しっかりと、葵さんを――、淫乱猟狗を変態狗に調教してやるから――、俺のことを忘れられないようにしてやるからっ!
(完全に勃起しきると、さらに激しさを増して、乱暴と言っても良いほどに、彼女の膣内を蹂躙させる)
(彼女の膣内を全て味わおうとせんばかりに、激しく、差し入れして、叩き付け)
葵さんの好きなほうに……注いでやるっ…!どっちが、いいんだっ…! おれ、も、そろそろ……出そう、だからっ…!!

【長いこと付き合ってもらってるけど、時間の方は大丈夫か?】
【もし、用事・夕食等あれば、遠慮なくっ】
138媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 19:22:37 ID:oy++ZqIP
(興奮する、と言われると嬉しそうにへにゃけた笑みをみせながら、浅ましく腰を振り立てる。
 その瞳から幾筋もの涙を零しながらも、その貌は十分に幸せそうな笑みを浮かべて―――、
 止まらなくなってしまったかのように腰を振りたてれば、互いに思いもよらないところを刺激し合う)
……ッ、んぁあっ、あっ―――、大きく、なってる、
ふ、ふる……勃起……ちんぽ……っ、ぁんっ…――はぁっ、んっ、調教してくだしゃ、い……ッ!
変態狗に、わたしを調教してくだひゃ……ッ、っ、ぁああっ、激しっ、激しくてヘンになるっ……!
(どうしても言い淀むその隠語はまだ恥ずかしいらしい。彼がその言葉をすんなり口にすると、
 かあああっ、と一気に顔を赤くしながらも、膣は素直に反応して締めつけが更に強くなる)
(完全に勃起した肉棒が膣壁を削り、抉るその快楽――、涎をたらし、涙と唾液で顔をぐちゃぐちゃにしながら、
 まるで狂ったように腰を振って、ただただ快楽を貪り喰う雌狗の姿がそこにあった)

ん――、はぁっ、ぁあぁぁ……ッ、んんっ!
(激しい差し入れ、突きあげ、叩きつけられる。
 膣奥が壊れるのではないかというほどの激しい交わりだったが、壊れてしまいたいという気持ちさえあった)
(彼の質問がこちらに飛べば彼の首に手を回して上体を起こす。
 互いに座って彼のすがりつきながら、腰を振り立てるような格好になったかと思うと――片手を、自分の臀部に、
 そして、その尻肉の割目の中の窄まりにあてがうと、ゆっくりと自分の指を挿入していった)
んぁぁっ……、あんっ、こっち、に、注いでくださいますか――……だって、ま、まだ、染め直してもらってっ、ぁんっ、
ないからぁ……ちゃんと、指でほぐしておくから……、入れてすぐに、射精して、くださっていいから―――、
変態狗のお尻のなかぁ、ご主人様ザーメンでいっぱいに、みたして、染め直してくだひゃいっ。


【こちらはもう少し大丈夫そうですけれど、後輩さんこそ大丈夫ですか?そちらも遠慮なく】
139郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 19:29:41 ID:a/qqIftb
【……ごめん、そう言っておきながらタイムリミットだったみたいだorz】
【数十分後には戻ってくるけど、凍結なり、置きレスでするなり、都合はつけるのでっ】
【避難所の方に書き込んでいただいておいたら、それに合わせますのでっ】

【申し訳ないけど、お先に行ってきますっ】
140媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 19:38:03 ID:oy++ZqIP
【それでは、んと、9時頃に避難所でも、大丈夫ですか?――多分、今度こそ、〆られると思うので、
 やりのこしが内容ならば今日中にさっくりと〆に向かえるはず、ですっ。でも、何かあれば遠慮なく】

【いってらっしゃいませ。それでは、――ありがとうございました、スレッドをお返しいたします】
141兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/08/25(水) 21:26:04 ID:HUR5vCId
【名前】兵部 晶(ひょうぶ あきら)
【年齢】14歳
【性別】男
【身長】153cm 42kg
【容貌】全体的に髪はショートだがアホ毛があり、もみ上げが長い。童顔。
    基本的に仏頂面でツンツンした様子。
【能力】接触した物体、及びそれに接触していた物体を『回転』させる。
    また己の非力を補う為に、銃器の訓練を積んでいる。
    能力と組み合わせ弾丸の貫通力の向上や、弾道を曲げたりできる。
【武器】深紅色のサックスケース型ガンケース『ハーミット』or
    対異形用複合電磁兵器『ジムノペディ』+S&W M36
【希望】NG以外なんでも
【NG】スカグロ
【弱点】持久力や弾数の関係から長期戦が苦手で、またかなり打たれ弱い。
【備考】中等部二年に属する、鳶色の髪の少年。愛する家族を
    異形に殺され、そこで異形の存在、並びに父親の所属していた、
    警察による対異形組織の存在を知り、復讐のためそれに入る。
    その組織、『S3』におけるコードネームは、『ガンスリンガー』。

    様々な出会いから、大切なのは同じことを
    繰り返させないこととし、その為には何を敵とするべきか、再考しつつある。

    紫 一久とは組織的に協力関係、紅裂 拓兎とは類似した過去を持ち、
    その心を理解しながらも、罪は許せず、断罪をすると誓った。
    自分の心の支えである久遠ゆりかを姉と慕い、恋心を抱いている。
    アンジェラ・トルーマンとは同じ公僕として組織的に協力関係にあり、
    須佐乃水琴は警察に雇われる立場であるため、間接的な同僚。
    また媛名葵も組織的に協力関係であり、彼女個人に対しては強い信頼がある。



【今更ながら、プロフ投下です。>>1さん、スレ立て乙でした】
【投下だけにお邪魔しました、失礼しますね】
142郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 21:47:26 ID:a/qqIftb
【引き続き、スレをお借りします】

>>138

(これだけ倒錯した行為をしておいて、彼女の笑顔を見ると瞬間、嬉しくてつられて笑ってしまう)
(もっと彼女の色んな貌を見てみたい――、それは欲望でもあり、希望でもあった)
――っっ…あおい、さんっ……!
はっ、ぁっ……俺なんて、もう、最初からヘンになってるって……!
もう、なにもかも、分からないぐらいに―――っっ、は、っ……ぁっ……!!
(彼女の言葉と貌、そして膣の感触に、ぞくぞくと興奮と快感は煽られ、自然と腰の動きも激しくなる)
ああ―――、葵さん――、凄く、綺麗だ―――。
(こんな表情を見れるのは自分だけだと自惚れたい。今回の異形にも見せてないと勘違いしたい)
(この貌は、自分だけのものだ――、他の誰にも見せたくない。そんな独占欲が、手を伸ばさせて彼女の頬を撫でた)

っっ―――、ほ、んとに、すごっ………やっ、くぅぅっっ…!
(あまりにも激しい彼女の求める交わりに、それに応えるように、さらに激しく突き上げる)
(当然のことながら、ただでさえ限界を何度も超えている肉棒は、敏感に反応し、その上、射精感も高ぶる)
(だが、それより更に、興奮を煽る光景を目にする)
あおい、さん――――っ!
(危なかった。自分から尻肉の窄まりに指を挿入し解す彼女の仕草に、危うく射精してしまいそうになった)
(今まで此方からそこを弄ることはたくさんあったが、自身から弄りねだることは珍しいことだった)
(故に、それだけ鮮烈なインパクトを受けて――激しく射精感は限界を超えていた)
……わ、わかったっ……くっっ・・・・・・!
(彼女の秘所から引き抜くと、愛液と精液の混合液の糸でつながりつつも、それを指先で肉棒に塗りたくっていく)
さぁ―――それじゃあ、こっちに尻を向けてくれ。たっぷり……葵さんのお尻のおまんこも、犯して、
俺の精液で重ね塗りしてやるから―――!
(ぱちん、と軽く尻たぶをはたきながら、そう言って。
 変態というのなら、ついでに、こうして彼女の窄まりを毎回犯すことになるのは、やはり変態だからか)
143媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 22:07:39 ID:oy++ZqIP
(綺麗だ、と言われて頬を撫でられると、心地よさそうに彼女が目を細めた。
 だが、綺麗といわれるたびに、心の奥で――そんなことはない、なんて否定を口にしたくなる。
 綺麗なんかじゃないよと、否定してしまいたい。謙遜ではなく、綺麗と“誤解”されてその誤解が失望を生むのが怖い。
 ――だが、今この時はそんな言葉を口にすることはなく、ただ激しく体をゆすりながらも、頬を撫でる彼の手に自分の手を重ねる)

(代わりに、だいすき、だと声は出さずに口の動きだけで示して)

―――ッ、……くっ……ぁんっ…!
はぁっ、あっ……ぁああっ―――、は、はやくしてください……抜けたら、寂しい……、
太一朗さんの、それが、体のなかに入ってないと……だめ、なんです――、繋がってないと、満たされ、な…ッ、ん!
(いやらしい汁に塗れて糸を引く肉棒が引き抜かれると、秘部は寂しそうにいやらしくひくつく。
 精液と愛液に塗れた割目は、失くしたものを求めるようにひくりひくりと動いていた。
 だが、軽い音をたててお尻の肉をたたかれると、ビクンッ!と激しく震えて、秘部から精液がぱたたっと落ちる)

……んっ、―――、ぅ。
こうで、いいですか――、かさね、塗り……してください、精液で、重ね塗り……し、て?
(四つん這いになって彼の方に臀部をむける)
(そんな格好をしているせいで、秘部から精液がとろっと零れ出す様もよく見えてしまっていた。
 そろそろと手を動かすと、ゆっくりと自分の尻たぶのところにもっていって――彼が見やすいように割り開く)
(指で少しだけほぐしたそこ――まだ完全に体は準備はできていないが、心は別。
 彼を求めて、こんな月夜に照らされる場で――、芝生と性の匂いを感じながら、ただ彼を求めていた)

【お借りいたします】
144郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 22:21:45 ID:a/qqIftb
(そう、どんな痴態を見せられても、それはマイナスではなくすべてプラスになってしまう)
(どれだけ淫らに、どれだけいやらしく、その痴態を見せ付けられたとしても――だから、つい口走ってしまった)
……っ、それなら、抜けた分だけ、じっくりと俺のを突き込んで、味わって貰うからっ…!
っっ…・・…、本当に、葵さんは、さらりと、殺し文句を言ってくれるよな…っ。
(四つん這いになり、臀部を向け尻肉を開く彼女の様子は、それだけで、興奮は煽られて)
―――っ!もう、限界だ……、葵さんのお尻、犯すっ、からっ―――!
(肉棒をその窄まりに宛がうと、一気に貫いて限界まで奥に肉棒を突き入れる)
(秘所とは違う締め付けと温もりに、それだけでびくんと跳ねて、射精しそうになる。が、何とか堪えて)
いく、ぞ―――っっ…!
(しっかりと彼女の腰を捕まえると、先ほど秘所を犯していたように、激しく肉棒で尻穴を掻き混ぜていく)
(ぐにぐにと排斥しようとする窄まりの動きに逆らうように、奥の奥まで突き入れて、肉壁を削っていく)

はっ、くっ……あおい、さんの、お尻っ…気持ちいっ……!
はっっ、ぁ、チンポがすぐに、爆発しそうっ……精液が、どばどば、出そうっ…!
(何度目とも分からない肉棒への刺激にも、そんな思いがするほど、興奮と快感は高められており)
(彼女の尻穴を拡げようとばかりに、自身の肉棒を乱暴に動かしていく)
(肉と肉がぶつかり合う音が響き、その音はどんどん加速していく)

【それじゃあともう少しだと思うんでよろしくお願いしますっ】
145媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 22:40:34 ID:oy++ZqIP
(無理矢理にその狭い穴をひろげて、一気に突きこまれる肉棒。
 先の異形との交わりで大分ほぐれていたせいか、彼のそれを咥えるのに辛いことは無かったけれど、
 それでも、いいしれない、何度しても慣れることは無いその圧迫感は変わらず、全身を苛んでくる)

(異物を排斥しようと、そこは蠢いて、淫らに――彼の肉棒に絡みついてゆく。
 生温かい肉棒にそこの肉壁はからみつき、入口はきゅっと締まり彼の肉棒の根元を締め上げる)
っ、―――、お、お尻、気持ちいい、ですか……?
んっ、もっともっと気持ちよくなってください……わ、私のお尻で、気持ちよくなって……、
(ゆっくりと自分も腰をゆらしながら、後ろから突きあげる彼の動きに合わせて動く。
 にゅぷっ、といやらしい音をたてながら飲みこまれる肉棒――そして、再びでてきては、
 カリ首にひっかかっていやらしくその穴がめくれあがってしまう。その間ずっと、秘部から精液は滴り落ちて)
……んっ、あぁっっ、んく――ッ、あんっ……、
爆発、してください……、私のお尻のなかで、チンポ爆発させて、……精液どばどばっってだして、
それで、はやく、はやく、染め直してください……ッ、マスターだけのものに、し、してくださいぃ…っ!
146郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 22:55:41 ID:a/qqIftb
>>145
(気が付けば―――無心で彼女を犯していた)
(呼吸することも忘れるほどに、いやらしい音を立てながら、彼女の中を掻き回すように、肉棒で貫いて)
あ、はっ……!あ、ぁっっ、気持ちいいっ…!
あおいさんの、お尻のなか、すごく、温かくて、きゅっと締め付けてきて……!
はっ、はっ……葵さんの、お尻の穴、捲れてる…、すごく、やらしいっ…!
(もう、彼女しか瞳には映し出されていなかった。ただ、ひたすら彼女の媚態を目に焼け付けようとばかりに)
(秘所から垂れ落ちる精液や、肉棒の出し入れの度に捲れる窄まりに、ぞくぞくと嗜虐心は満たされて)

(当然、そんな彼女の肉穴を犯していれば、簡単に限界を超えて、ラストスパートを掛ける)
(肉のぶつかり合う音を響かせながら、びくびくと尻穴の中で堰が崩壊する間近だということを肉棒を通じて伝える)
―――っぁぁっ!あおい、さんっ………っ、もう、おれ、限界っ……!
あおいさんの、お尻の穴に……出すっ、全部っ出すっっ―――!!!
はっ、くっ………ぜんぶ、染め直すっ! おまんこも、お尻のおまんこも、ぜんぶっっ!!
あ、あああ―――っ!あおい、さんっ、あおいさんっ、あおいさんっ―――いっ、くっ……!
いくいく、いくいくいくいく!!あ、あ、あぁっっ、――――っ、ぁああああああああっ!!!!
(最後の最後まで、彼女の窄まりの中を犯しながら、そして、限界を迎えた。
 先ほどよりは勢いは衰えるも、それでも、多量の熱く粘着とした白濁液をたっぷりと注ぎ込んでいく)
147媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 23:06:42 ID:oy++ZqIP
【コピーペーストミス、でした……改めて、こちらこそ宜しくお願い致します】

(互いの肉がぶつかり合う渇いた音が夜の公園に響く。
 地面の芝生をぐっと掴むようにして快楽に耐えながら、獣のようにただただ後ろから揺さぶられる)
ん――、っ、あぁあぁっ、あぁっ、……ッ……ッ、んんんっ!
……はぁっ、びくびくしてる、わたしのお尻の中で、太一朗さんのおちんちん、ビクビクしてる…、
(自分の尻穴の中で激しく震えるその肉棒に、彼の欲望が吐き出される時が近いのだと思い知らされる。
 秘部までもがぴくぴくとひくつきながら、その射精のときをいまかいまかと待ち――、甘い声をあげてよがる)

っ、たいちろうさん、っ、たいちろう、さん、ごしゅじんさまっ、ごしゅじんさまぁあっ…!
わたしの、お尻でイってください、いっぱい精液だして、それで、私のこと、染め上げて、
マーキングして、……お、お尻の穴も孕むくらいに、いっぱいの種子――、いっぱい、くださ、ぁ、ぁああっ……!
(そしてその時が訪れる)
(自分の中で彼が熱く膨らみ、一気に精液が吐き出されるとそれと同時に四つん這いのままに、
 まるで獣ように弓なりにしならせて、全身をぶるるるっと激しく震わせた。
 秘部からしたたり落ちたのは、精液だけではない――白濁の液にまじって、潮吹きのそれが芝生の上に滴り落ちる)
………んっ、――、ふっ……あぁっ……ん。
(弱々しい動きで、ゆっくりと体を前にうごかしていくと、ずりっと肉棒が尻穴から抜けてゆく。
 そして、ぽっかりと空いた穴からはとろとろとした彼の精液が零れ落ちて、それを眺めながら目を細めた)

――――……、ん……。わたし、もうだめ、です――。
(ただ、甘えるように彼の近くにごろりと転がる。腕をとり、指をからめて、荒く息をつきながら彼を見つめている)
148郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/25(水) 23:23:26 ID:a/qqIftb
(射精した瞬間、ふっと意識が遠のきそうになってしまう)
(幾度となく射精を続ければ、当然というべきか―――、それでも彼女の窄まりの心地よさに、
 遠のきそうになる意識が、なんとか繋がる)

――俺なんて、もう、限界。さすがに、もう、出ないって――。
(息も絶え絶えに、そう呟く。などと言いながらも、彼女に再び刺激されれば、元気は取り戻すだろうが)
(指を絡める彼女に、指を絡め返して、ぎゅっと手を握る)
――――まぁ、なんだよ。
忘れろとは言わない。けど、思い出しそうになったら、その度に、俺のことを思い出して貰いたいんだ。
此処までしたんだから、よほどのことがない限りは思い出せないことはない…とは思うんだけど。
(照れくさそうに頬を指で引っかく。散々射精した為か、理性も取り戻したようで、気恥ずかしげに視線を逸らす)
これからも、こういうことが起きるかもしれないし、今回と同じような結果になるかもしれない。
でも、それでも―――、葵さんの心だけは絶対に守りたいんだ。
そりゃ、身体も守れたら一番いいけど――、今の俺には、それが出来ると語るには、まだ力不足だから。
だから、さ。俺は、幾らでも葵さんに刻み付けたいんだ。俺っていう存在を。
(すっと息を小さく吐くと、再び目線を彼女と交錯させて)
……葵さん。俺はどれだけ葵さんが汚れた、汚れているって言っても、
俺は葵さんのことを綺麗だと言い続ける自信があるぜ。葵さんが、俺のことを見ていてくれる限り、絶対に。

【さて、そろそろ締め…に向かうとするか?何かあれば、全然受けつけるけど!】
149媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/25(水) 23:44:23 ID:oy++ZqIP
(指を絡め返されると、満たされたような心地になる。
 体同士での交わりも、もちろん満たされる――だが、それは少しだけ種類が違うのかもしれない。
 ――自分が彼に固執する理由。
 あの日、夜と日常の狭間でぐらついていた自分を引き寄せたあの時に、心が満たされたような感覚を覚えた。
 彼と傍にいると、たびたび覚えるその感覚――恋と愛とは、多分違う。ひとりよがりなそれがほしい、だから傍にいる)
(性的な交わりが与えるのは、その感覚とは少し違う。
 互いの欲に塗れていて、ひたすらに心地が良く……そして、彼を繋ぎとめているという実感をもたらす行為だから)

……もう、大丈夫、です。
―――悔しかったのです、犯されてよがって、私自身の浅ましさをまざまざ見せつけられたみたいで。
もちろん、あの異形がもしまた目の前にきたら、私の手で狩ってやりたいと、思います。
でも、憎しみは感じても恐怖は感じません。悔しさは感じます、あの感覚も多分忘れません――、
それでも、もう大丈夫ですから……、ちゃんと、上塗り、してくださったのでありましょう?
(視線が絡み合うと、ゆっくりと目を細めてから)
けれど、太一朗さん――あまり、上塗りはすぎると、いけないものです。
上塗って覆い隠すことが過ぎると、奥の奥に隠していた本質がどんどん歪んできてしまいます。
だからね、大丈夫。 ……今日、慰めてくれたから――受け止めてくれるって言って頂いたから、
私は同じことがあと何度あっても、大丈夫です。もう、……ちゃんと、自分で受け止められる。大丈夫です。
(どこかくったりとした様子で、絡み合う手を引き寄せると頬にあてがって大きな息を吐きだして)
互いに、互いが……「見ていてくれる限り」とつけてしまう点で、
我々が互いに抱いているものは、やはり恋とか愛とかそういう綺麗なものじゃ、ないのかもしれません。

でも、―――、貴方が、きてくれて……本当に良かった……、傍にいてくれて、受け入れてくれて。


【はい。それでは、ぼっちりぼっちりと〆にむかう感じで――と、思います】
150郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/26(木) 00:08:59 ID:AY6dY85R
―――、そっか、それなら良かった。
そうだな、俺が染め直したから―――、もう大丈夫か。
(自分で口にして気恥ずかしかったのか、思わず苦笑を漏らして軽く首を横に振って)
(彼女の目が細められると、余計に恥ずかしさが募り)
そうか―――……なら、俺がこれ以上何かする必要はないか。
でも、まぁ、こういうことに限らず、何かあれば何でも協力するからな。
本当に危ないこととか、力が必要な場合は、幾らでも俺が協力するからな?
――葵さんが受け止め切れなかったら、俺も、一緒に受け止めるからさ。
(彼女の頬に手が触れると、その感触をじっくりと手に覚えさせるように、そっと吐息を溢して)

―――そうだな。
でも、俺はずっと葵さんが俺のことを見続けてくれると信じてるし、
俺は、葵さんをずっと見続けて行きたいと思う。……葵さんが迷惑じゃなかったらな。
(そう、一番怖いのは彼女の足を引っ張ること。だから、いつでも邪魔になったら、自分を切り離すことができるように)
(だが、それとは別に、いつまでも自分のことを眺めていて欲しいと思う)
……綺麗じゃないとしても、俺はそれを大切にしたいと思うよ。

―――――ああ。
俺も、来てよかったと思う。そして、これからも。
葵さんが必要としてくれるなら、幾らでも、ずっと傍にいるさ。
151媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/26(木) 00:25:08 ID:5HE91pn5
―――あとは、貴方が私の身体も守ってくださるくらいに、強くなったらお願いします。
私が、……そういうところに関しては甘くないのご存じでありましょう?
私よりも弱い人間に、私を守ってほしいなんて言いません。……こ、心はまた、別ですけれど。
だから、あとのことは貴方がもっともっと強くなったときの、楽しみにとっておきたいです。
(自分の頬と手で彼の手を挟むようにして、その手の感触を確かめながら目を閉じる)

今は、……貴方が、受け止めてくれたから。一緒に、受け止めてくれたから大丈夫。
私、つい貴方に―――甘えて、しまいました。
私らしくも無いほどに、………これほどまでに、縋って、恥ずかしい――いや、その、縋ったこと以外も
いろいろと恥ずかしいというかあれですけれど……、でも、本当に、……貴方がいて、良かった。
(照れたように頬をそめながら、身体をごろりと寝がえり打つように転がして彼に更に近づく)
わ、わたしは……、ずっとずっと、貴方を必要としていたい。傍に、いてほしい……、私の、傍にずっと。
私も、綺麗じゃなくてもいいから、――貴方の傍にいるためのこの感情と感覚を、大事に、したい。
貴方が傍にいると言うこの事実を、大事にしたい、と、考えます。
(彼はそう言うけれど、いつ自分が彼にとって不要になるかという不安は消えてはくれない。
 浅ましいから、彼をずっと捕まえていたいと願う。――自分を見ていてほしいと、願う。
 だがその一方で、彼を不幸にしたくないし、自身に縛りつけるよりももっといい道を歩んでほしいという矛盾)

―――私が必要とする、しないに関係なく、
貴方自身はどうお考えでありますか? わたしの感情抜きに、私の傍にいて……心地よい、か?
152郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/26(木) 00:44:15 ID:AY6dY85R
ああ、いつか、必ず強くなってみせる。
……まぁ、今日みたいなことがあっても、俺も悔やみきれないからな。
そうそう近いうちに、自身が納得できるような強さを手に入れたいと思うよ。
(はぁ――、と多少溜息をtきながら、きゅっと彼女の手を握り返して)

俺も男だからさ、甘えてくれるととても嬉しいんだ。
別に今日に限ったことじゃなくて―――本当に、何でも言って欲しいと思う。
ほら、葵さんって、何でも一人で片付けようとするしな。だから、何かあれば、俺を呼んでくれよ?
(彼女が転がってくると、それを受け止めるように、ぐっと身体を抱き寄せて)
・・………うん。
俺も、そうであって欲しいと思う。だから――これからもよろしく、葵さん?
俺も、ずっとこれからも、葵さんとふたりで一緒にいられたらと思うから、さ。
(未来のことは誰にも分からない。分からないが、幸福を願うのは誰だって同じだ)
(そう、今感じているこの幸福を一秒でも長く、続けて行きたいと願うのだ)

……愚問じゃないか?
心地が悪かったら、もっと距離を離してるさ。
俺は、葵さんと一緒にいて心地いいから、楽しいから―――こうして傍にいてもらってるんだろ?
だから、俺は葵さんとこれからも一緒にいたい、そう思うよ
153媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/26(木) 00:59:25 ID:5HE91pn5
……私は、貴方にいっぱい甘えています。
――貴方は気づかないのかもしれないけれど、……いま、こうしているのだって。
(抱き寄せられると嬉しそうにその胸の中に鼻先を埋めた)
はい。
これからも、これからもずっと宜しくお願い致します。……たいちろう、さん。
(ただ、いつまでもこうであればいい、という願いは彼と共にある)
(傍にいて、ずっと同じ道を歩いてゆきたい――可能性としてどんな未来があるとしても)

(傍にいたい、と。そう言葉にしてもらえるのが堪らなく嬉しかった―――、
 だから、頬と手で彼の手の感触を。そして抱き寄せられるがままに、彼の感触を味わいながら)
………じゃあ、傍に、いさせてあげますから――、
――もう少し、甘えてもいいですか? 今日は、……どうしても、貴方と一緒に、寝たい。
(首筋に顔をうずめるようにして甘えながら、ぽつりと零す)
(そのまま瞳を閉じれば、意識を手放してしまいそうだった―――、連れて行って、くれる?
 だなんて甘えた言葉を吐きだしながら、うとうとと瞳を閉じる。心地よい疲労が一気に全身に広がり、
 彼が傍にいると言う安心感が、身体を支配して――ゆっくりと彼女の意識を闇の中へ落としていく)

朝起きて、貴方の顔をみられるというのは――、とても、とても幸せな、こと、だから。
(眠たそうに、ぽつぽつと零しながら――彼女は縋るように、大事そうに、彼に抱きついていた)


【それでは、こちらはこれか次かで〆にと思います】
154郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/26(木) 01:10:01 ID:AY6dY85R
ああ、俺も今日は葵さんと一緒に寝たい。だから――――幾らでも甘えてくれ。
(にっと笑うと、彼女を抱きかかえると、脱ぎ散らかした服を回収して)
―――今日は、じっくりと葵さんの寝顔を眺めるとするか。
(うんと小さく頷くと、いわゆるお姫様抱っこして、彼女の部屋へと向かった)

(後日談、と言うほどでもないけれど、今回の締めくくり)
(結局、部屋に戻ったら戻ったで、じっくりと彼女の寝顔を眺めていたのは、此処に書くまでもないだろう)
(ただ、彼女が微笑むと、此方も嬉しくなり、その日は幸せそうに、ふたりとも笑っていたそうな)

………ま、これからもよろしく頼むよ。葵さん?
俺だけの雌狗で―――、俺だけの『先輩』―――。

(恥ずかしいやら、嬉しいやら。)
(彼女の寝顔を堪能し、彼女と一緒にいられたことで、色々と思うことはあったけれど、やはり彼は幸せだった)
(静かに寝息を立てる彼女の額に唇を落とすと、うとうとと自身も脱力感が襲い、ゆっくりと眠りの世界へと誘われた)


【それじゃ、此方もこれで締めということでっ】
【本当に今回も長いことお付き合い頂いてありがとうございましたっ、十二分に楽しませていただいて、
 お腹がいっぱいですとも、ええ】
【そちらも楽しんでいただけたら幸いだけれど、本当にありがとうございましたっ】
【また機会があれば、どうぞよろしくお願いしますっと】

【そちらのレスを見てから、落ちることにします】
155媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/26(木) 01:50:04 ID:5HE91pn5
(ただ、彼のぬくもりを感じながら――意識を闇の中に落とす)
(頼れる人の感覚、大好きな彼の腕にだかれて意識を手放せば、心地よい闇がそこにはあった)

………あ、ん―――。
(嬉しそうにどこか幸せそうな寝顔)
(部屋について寝息をたてているところに唇がおりると、彼女はどこか嬉しそうな顔をした。
 もちろん、眠っていて気づいていないだろうが、
 眠っているときに、無意識か、意識的になのか――、彼と隣で、そして共にで、嬉しそうに……)

(そして、朝になればまたこの幸せを噛みしめるのだろう)
(大好きなひとが、隣にいるというその幸せを―――)


【レス、一度消えてしまってお待たせいたしました…。こちらも〆、です。】


【こちらこそ、長いこと本当にありがとうございました。私としてもいっぱい遊んでもらってお腹いっぱいです
【本当にお相手していただけて嬉しかったです。また機会があったら宜しくお願い致しますっ】
【それでは、ゆっくりとお休みくださいね……大感謝しつつ、おやすみなさい、太一朗さん。お疲れさまでした】
156郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/08/26(木) 01:59:12 ID:AY6dY85R
【お疲れ様でしたっ、おやすみなさい、葵さんっ】
157藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/08/26(木) 02:12:19 ID:VTLZvLcC

【名前】藤堂 清香(とうどう せいか)
【年齢】16(高1)
【性別】女
【身長】162cm
【3サイズ】89-62-85
【容貌】肩よりやや長めの黒髪で左目の上に黄色のヘアピンを着用。制服はいつも少し着崩して自分なりの着こなし、普段着はシンプルなものを好む。
【能力】「マジック・ブレイカー」
魔力を使いビーム状の衝撃波を放つ。両手両足から出す事ができる。

「マジック・エクスプロージョン」
魔力で生み出した光の球体を時限式(最大30秒まで)で爆発させる。出せるのは1度に3発まで。


「高速詠唱」
前述の「マジック・ブレイカー」を高速詠唱で次々と放つ。ちなみに「マジック・エクスプロージョン」の高速詠唱は不可。
その他近接戦闘用に体術を少々(打撃中心)。
【希望】相談次第だけど基本なんでも
【NG】スカグロ、死亡など
【弱点】・攻撃が最大の防御。防御?なにそれおいしいの?
・使えるのはこの二つの魔術だけ。「エクスプロージョン」の威力は高めすぎると「ブレイカー」が次々と出せない為、やや低めに設定してある。
・動きながら戦うスタイルなので動きを封じられて戦うのが苦手。
【備考】
・体質的に2種類しか魔術の使えない魔術師。まあいいや、と本人は思ってる。魔力自体は高い。
・寝るのが趣味。学校の屋上や公園のベンチなど所構わず寝る。(ρ.-)ネムイ
・性格は適当かつ面倒くさがり屋。攻撃偏重の戦闘スタイルである理由も「早く終わらせたいから」。しかし日常が平穏であることを求めていて、その為なら自分が動く事も厭わない。
・みんな平和に暮らせばいいのにな―と思ってる。そのせいか平和を乱そうとする者には怒りを露わにする。
・お茶をズズズとすすり、お菓子を食べながらゴロゴロするのが至福の瞬間。



【今日はプロフ投下だけ。これからよろしく。そしておやすみ。】
158名無しさん@ピンキー:2010/08/26(木) 15:56:13 ID:OxmdJHZN
アツイ
159紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/08/26(木) 22:16:41 ID:Y/AS9fF7
【名前】紫 一久(むらさき かずひさ)
【年齢】16/高2
【性別】男
【身長】172cm
無駄のない体つきに、やや大人びた顔。昼間は笑顔、夜間は無表情が七割を占める。
右腕は義腕。ただし、肌の色と質感をした装甲をつけているので、一見して義腕とは
分からない。
手ばかりは間接が多く誤魔化しにくいので、常に黒い革手袋をつけている。
【能力】
*身体能力
生身でも、訓練を受けた大人と互角以上に渡り合える程度の身体能力。ただし、若干
足が遅い。
*特殊能力関係
・アンビバレンス
右の義腕。手首から右手を射出できる他、五指も別々に射出する事ができる。有線でそれぞれ10mほど。
右手から電流を流せなくなった。また、右上腕部には「デオニュソス」という変圧機関が搭載されている。
首筋の端子(平時は装甲で隠している)にコードを接続して使用すると、脳の活動を活性化させ、反射神経や思考力を大きく上げる。
・ショックボルト(能力)
左手から触れている対象に電流を流しこむ(義手からは不可能)。使用には痛みを伴い、痛みは威力や相手の大きさに比例。
・刺天改
強固な補強を施した日本刀。電流を流すと刃が裏返り、流し続けるとドリルのように回転する、冗談のような刀。
・他にも様々な武器を小器用に操る

【希望】事前に相談あれば、基本的に何でも
【NG】グロ、ホモ、大きな後遺症(切断くらいならおっけー)
【弱点】
義腕の駆動に常時能力を発動する必要があるので、激しい動き(戦闘等)を長く続ける事ができない。
足が遅い。
勝利が見えると油断する(平時)。
【備考】
対異能組織<<十三天梯>>の特職部隊隊員。コードネームは<<ヴァンブレイス(剣守の篭手)>>。
異形や異能の調査および討伐、捕獲、場合によっては勧誘を行う。また、実戦の中で試作武装のテストを行う事も。
孤児だったところを組織に拾われ、ある異能を模倣した電撃能力を、人工的に与えられる。
適当な性格に見えるが、使命感はかなり強い。でも不平不満は結構こぼす。
昼間は人当たりが良いが、あくまでそれは情報収集のための仮面であり、夜の戦いの最中に現れる残忍・傲慢な性格が本性。
自身がかつて苦しい思いをして能力を物にした経験から、能力を制御しきれない異能に対してすこぶる甘い。年下にも甘い。
<<オートクレール(妖精の麗剣)>>と言われる幼い異能とちょくちょく行動を共にしている。

組織上層部で混乱(再編)があり、自由に振舞う事ができずストレスが溜まっているとか。


【プロフ投下落ちだ!】
160媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/26(木) 22:47:02 ID:5HE91pn5
【名前】 媛名 葵(ひめな あおい)
【年齢】 18歳 / 3年(三年時編入)
【性別】 女
【体型】 身長170cm 全体的にすっとした体型だが、胸もちいさめ
【容貌】 腰下まで伸びるストレートな黒髪。漆黒の瞳。肩に二つ、薄く残った刀傷
      見かけはどちらかといえば華奢。大人しくしていれば淑やかそうにも見ないこともない
【能力】≪受容(レセプター)≫
     → 強い力を自分に同調させて受け止める能力。霊媒体質に近い。
       ちなみに異能などの能力については相手側から移譲された場合のみ、一時的に使用可。
【武器】≪弐式 〔にしき〕≫ (と 暗器各種)
      深凪伝来の霊体武器/刀型。それ自体が意思をもち、“本来は”武器側が使用者を選ぶ形。
      普段は形を持たず、使用時は霊刀として具現化。霊体なので形は日本刀から大剣まで刀型なら変幻自在
     (※現在、これを能力で無理矢理に同調させている)
【希望】 相談次第で雑談、戦闘、日常、エロール etc...(※和姦と欠損は要相談)
【NG】 ハードスカ 過度グロ/特殊系/後に影響が出るのはご相談ください
【弱点】 憑依/暗示/洗脳等の精神干渉を受けやすい 力は所詮女のもの 魔術攻撃耐性が低い
      弐式使用は時に強い疲労感や頭痛、酷いと弐式に意識を乗っ取られるなどの副作用も伴う
【備考】
異形/危険な異能者の狩りを主業とする非合法組織≪深凪(みなぎ)≫に所属。第八席。
≪深凪≫は、場合によっては異能者も異形と見なして狩ることもままあるような狩り組織である。
糸などの暗器多種と霊刀を得物とする事から、彼女の識別名は≪剣糸(けんし/ソードストリング)≫
現在、≪深凪≫は兵部晶の所属する警察の一機関に協力。
アンジェラ・トルーマン/御法川醍醐の師匠とは簡単な不戦協定を結んでいる。

外見や丁寧げな口調とは裏腹に、真顔で冗談や人を喰ったような発言をしたりと奔放な面も。
だがその実、組織で長く育った為に当主に心酔していたり、微妙に世間知らずだったり、多少日本語がおかしかったり。
ちなみに、組織内で彼女の能力は完全特異体質扱い。組織育ちなので、身体能力と戦闘経験値はそれなりに高い。
そんな彼女はこの街で大事な人を見つけ、人と触れ合い、普通の生活に惹かれていったが――。


【プロフィール投下落ち、です】
161久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/26(木) 23:03:38 ID:x1UFZYeM
【名前】久遠 ゆりか (くどう ゆりか)
【年齢】16歳
【性別】女
【身長】147cm
【3サイズ】70/53/76
【容貌】
濃いブルーの瞳。
少し癖毛のグレーにくすんだ金髪ポニーテール。結んだ状態で、胸辺りまでの長さ。
インサイドホルスターを隠す為、フリルやリボンの付いた長袖上着を着用。
制服のスカートの下にペチコート、ドロワーズ。私服はこってり甘ロリ服。
【能力】
MашинаАнгел マシンを掌握する者。触れただけで、機械の操作方法や構造が解かる。
物質の構成・修理・操作・破壊等が可能。データの読み込み・消去も出来るが、苦手な分野。
通常装備:左脇インサイドホルスターに、ヘッケラー&コッホP7M13。バイオリンケースの中にベレッタM93R。
他、自宅には複数の小型、中〜大型銃火器を所有。必要に応じて、持ち歩く。
身体能力は、校舎の2階ぐらいなら、通常装備品込みで飛び降りる事が出来る程度。
【希望】
日常 共闘 戦闘
【NG】
死亡 相談の無いエロール 後遺症
【弱点】
能力使用時は無防備。時間も掛かるので、戦闘中には向かない能力。
対象物の複雑さや大きさ、分野の得手不得手等によって、かかる時間は様々。
銃のメンテナンスや弾丸のカスタムは、約3〜10分程度。破壊された物質の再構成は、少なくとも1時間。
操作方法や構成を理解するのと経験はまた違うカテゴリなので、上手に操縦できるかどうかは別問題。
甘いものですぐ釣れる。現在のブームは、黒みつ味。
容姿は金髪碧眼だが、ロシア語の単語組み合わせ程度と日本語しか喋れない。英語は苦手教科。
【備考】
父は旧ソ連の特殊諜報員で、日本の商社潜入任務中にソビエト崩壊、そのまま帰化する。
ゆりかが10歳の時、怪事件に巻き込まれた父親が他界。
現在所持している銃火器は、すべて父の遺品。
生粋のスラヴ民族だが、生まれる前に両親が帰化している為、日本国籍。
家族構成は、母と弟。ロシアには、両祖父母健在。
父方の祖父から贈られたロシア名は、Julija=Alexeyevna=Kudryavtseva。愛称、ユーリャ。

父を亡くしてから、身体の成長を止めている。
本人は止められていると思っているが、自己暗示みたいなもの。


【プロフィール投下落ち】
162御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/08/27(金) 00:05:20 ID:evC6cSX7
【名前】御木本 正太郎(みきもと しょうたろう)
【年齢】男
【性別】17
【身長】168cm
【3サイズ】計ってみたら83/65/84だったねえ
【容貌】体重50kg未満説が流れるひょろひょろ体型。
    瞑っていると間違われる糸目は自称チャームポイント。
【能力】言語や五感を用いた幻術を操る。
    ・靴底の汚れなど、日常的に体験していそうな状態は一言で錯覚させられる。
    ・行動不能などの高度な幻覚には元になる痛覚や話術による精神操作、多少の運が必要。
    ・記憶については、対象の心からの同意がなければ表層を覗き見ることすらできない。
    ・相手の思考を能力によって読み取ることはいかなる条件でも不可能。
【希望】雑談、日常、戦闘
【NG】排泄物、肉体的または精神的に後遺症が残るロールは要相談
【弱点】相手が絶対の確信を持てば、比較的簡単に幻影は破れる。
    また、体型が示すとおり体力はあまりない。
【備考】余暇は漫画やアニメに費やすオープンオタク。他にも雑学に長ける。
    集中力は目を見張るものがあり、結果観察眼もそこそこ。
    人と関わりたがる一方戦闘にはあまり積極的ではないが
    頼られると嫌と言えずなし崩しで参戦させられる事多し。
    力を持って何もしないというのは居心地が悪く、見回りを兼ねた散歩も多い。
    両親が海外出張で一人暮らし、とどこかで見たような生活を送る。

【プロフのみだよー】
163天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 20:46:35 ID:gyoelLEK
【名前】天羽 都(あもう みやこ) ※愛称はみゃこ
【年齢】13歳(中等部第二学年)
【性別】女
【身長】148cm(寝た状態での測定で正確ではない)
【3サイズ】B75/W52/H76、けっこう着痩せする方
【容貌】
栗色のさらさらショートに赤いヘアバンド、色白で目や鼻など顔立ちが全般的に丸く幼い感じ
制服に長めのエプロン、サイハイソックスに隠された部分は傷跡や手術痕で覆われている
ttp://okms.h.fc2.com/uri/amou.jpg
【能力】
・異能に分類される様々な力の増幅/抑制
都に直接触れている対象の【能力】が増幅したり抑制されたりする。
効果はランダムで強く発揮することもあれば何も起きないこともある。
例:魔法の制御が正確になる、機械の動作が不調になる
・生物が持つ一般的な力の増幅/抑制
都の手料理を食べた者は、異能に限らない様々な力が増減する。
胃に残っている間だけ作用し、効果は都の感情や意志に左右される。
一般的な範疇内であり、生物的限界を越えるようなことはない。
例:マラソンで自己ベストを出す、試験で暗算を間違える
※発動と効果はロール相手の方に一任です。
【希望】日常、怪異との遭遇 ※エロールと戦闘は要相談
【NG】猟奇凌辱、強姦、SM、グロ
【弱点】両足不随で車椅子生活、戦闘能力なし
【備考】
十年前、学園教師である両親と共にどこかから旧校舎の屋上へ転落、
下敷きとなった両親のお陰で命は取り留めたものの後遺症で両足不随となる。
引き取り手がなかったため学生寮の寮母に引き取られて学園へ通っている。
明朗活発、世話好きで少し頑固、まっすぐ真当な性格。
料理部所属で自称エース、義母(寮母)仕込みの料理は学内でも評判。
事件のことは覚えていないが両親の幽霊が旧校舎へ出る噂を知って調べ始めた。
【最近の状況や重要な出来事】
・つい最近まで能力を自覚していなかった。
・憧れていた迫水直と伊織津綺子が付き合っていると知って失恋。
・失恋時に一つ目の能力を自覚したが制御できないのは相変わらず。
・綾香お姉ちゃんがとにかく無事でいることを陰ながら祈っている。
・正ちゃん先輩の自宅に下着を置き忘れた。
・旧校舎で両親の幽霊を目撃、少しだけ母に憑かれた。
・紫からプレゼントされた十字架のお守りに仕込まれた発信機は久遠ゆりかに渡る。
・二つ目の能力を知ったショックで料理できなくなるが、伊織津綺子とのわだかまりを解いて再開。
・大怪我をしたお稲荷様の使いに憑かれている。
・はぐれ退魔刀の暴走に二度遭遇した。
・都の偽物が出現していたが、水鏡恭弥/不知火に退治された。
164天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 20:47:46 ID:gyoelLEK
【ひさびさに待機です】
165瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 21:11:29 ID:C/FroB5f
>>164
【こんばんわですー♪】
【わたしでよろしければお相手になりますがー?】

【プロフは>>10ですー】
166天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 21:16:06 ID:gyoelLEK
>>165
【こんばんはです、年下さんとは初めてのロール!】
【都は夜に出歩かないのでネタの幅が狭いんですが、なにかやりたいことはありますか?】
167瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 21:18:32 ID:C/FroB5f
>>166
【では学園内でのロールはどうでしょうかー?】
【同じ中等部ですし、街中よりはロールしやすいかとー】
168天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 21:24:20 ID:gyoelLEK
>>167
【なんだったら料理部へ誘っちゃいたいとこですが、部活は特訓とかで厳しいんでしたっけ?】
【財政が云々も前に聞いた覚えがあるので、何だかんだで材料費がかかる料理部はお勧めしにくいかもだけど】
【あとは夏休み中の学校内で何かあって偶然いあわせるとか、かな】
【特訓してるとこを見かけてしまうのが楽ですが、昼間や学園内じゃしないよね】
169瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 21:28:38 ID:C/FroB5f
>>168
【そうですねー、時間を裂けない事はないんですが、やっぱり能力が未熟な"今の"ままでは難しいですー】
【偶然、がやっぱり今は一番になりますねー】
【学園内は余程でない限り力を使わないので、それはロール最後辺りに一つ考えてますがー………】
170天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 21:34:07 ID:gyoelLEK
>>169
【夏休みの校舎内、廊下の水道を使おうとしたら蛇口が壊れて水浸しに】
【たまたま所用で投稿していた瑞谷さんがみかけて、なんてのはどうでしょう?】
【この程度のネタの相談にちょっと時間かけ過ぎちゃったけど】
【OKなら出だしを用意するね】
171瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 21:38:14 ID:C/FroB5f
>>170
【了解ですー♪】
【それでしたら、出だしのほう、よろしくお願いしますー】

【では、よろしくお願いしますねー(一礼)】
172天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 21:46:22 ID:gyoelLEK
(今日は部活の日である)
(夏休みは結構練習試合の差し入れとかで活動することが多いけれど、今日は純粋に自分たちのため)
(アイスクリームを作ろう!と集まることになっていたのだけど)

うぅっ、止まらない、ど、どうしよう……

(校舎に入る直前に鳥の落とし物がエプロンへぽちょんと落ちてきて)
(外じゃ暑いからと校舎に入ったすぐにある廊下の水道で汚れを落とそうとしたのだった)
(が、蛇口をひねったらポロッと取れてしまい、大量の水が溢れ出してしまったのだ)
(手で押さえても押さえきれるものではなく、助けを呼ぼうにも周囲には誰もいない)
(携帯で他の部員を呼ぼうと片手を離せば水がもっとあふれてくるから離せなくて)

だ、誰かいませんかー! すみませーん!
あー、部長でもヒロちゃんでも誰でもいいから気が付いて−!

(先生も校舎内のどこかにいるはずだけれど、うるさい蝉時雨が都の呼び声を邪魔するのだった)

【ではこんな感じで】
【よろしくお願いします】
173瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 21:55:04 ID:C/FroB5f
>>172
(自分の力について、調べるようにと奏先輩から課題を受けて数日経った)
(今日は、学園の図書館に用があってきたのだけれど、やっぱり得られる事はあまり無く)
(次はどこ行って調べようかと考え、帰宅しようとしていた時のことだった)

………?
(誰だろう? 誰かが助けを呼んでる声がする………)
(特に用も無かったので気のせいかもしれなかったが、トテトテと声のするほうへとかけていった)

………!?
(見ると誰かが蛇口を壊してしまったようで、あたり一面水浸しであった)
だ、大丈夫ですかー?
(思わず声をかける、もしかしたら手遅れかもしれないが)
174天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 22:03:29 ID:gyoelLEK
>>173
もう、自分でどうにかしなくちゃ……って、ダメ、はまんない!
(たまっている水の中から取れた蛇口を拾ってはめようとするけど全然ダメ、水の勢いで弾かれる始末で)
(紅雲はこうゆうことには手助けしてくれないから最初から声もかけないけど)
(口の中ではモゴモゴと愚痴を言いかけているのは気が付いているだろう)
(そんな時だった)

あ、誰か来た!
(ちらっと振り返ると小柄な少女の姿が見えた)
(見た感じ一年生のようだ)

ダメ! ぜんぜんダメ! まったくダメ!
蛇口が取れちゃって戻らないの!
先生か用務員さんを呼んできて!
(まさか彼女が水を操れるなんてつゆほどにも思わないから)
(ごくまっとうに大人の助けを呼んでもらうようお願いする)
175瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 22:17:38 ID:C/FroB5f
>>174
あ………、ええっと、こういうのはちょっとコツがいるんですよー?
(ムリに蛇口を直そうとする先輩の姿を見て声をかけて)

ちょっと待っててくださいねー………、
(通常なら誰か先生の助けを得に行こうとするものだが)
(少女は蛇口周辺を探り、悟られないよう探っている最中に能力を使い、水の勢いを弱めた)
えっと、今元栓を締めたので今なら元に戻せると思いますよー?
(蛇口の水は通常使う程度以下に抑えられており、今なら誰が直しても元通りに出来そうである)
(それと同時に、床の水が引いていっており、少しの水溜りを残して乾きかけていた)

(そして、"元栓を緩めた"事にして駆け寄って)
だ、大丈夫でしたかー?
(水浸しになってしまったであろう先輩に声をかける)
176天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 22:29:53 ID:gyoelLEK
>>175
え、どうにかなるの?
(どうやらこの少女は自分でどうにかできるらしい)
(こんなこと滅多にあるものでもなし、水道屋さんの子だったりするのかな、なんて思ってると)
(水の勢いが弱まっていく)

そっか、元栓なんてのがあるんだ。
気が付かなかった……あ、でも直らないや。
わたし、そんなに不器用じゃないんだけどな……。
(ずっと水の中で押さえていたせいだろうか、あんまり指に力がはいらなくて自分では蛇口も戻せず)
(苦笑いで愛華を見上げる)
(ちなみに愛華の予想どおり、頭のてっぺんからつま先までびしょ濡れだった)
(真夏じゃなかったらすぐにでも風邪を引いてしまうところだ)
ねぇ、なおせる?
あなた、器用そうだし。
(と、取れた取っ手を差し出して)
177瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 22:48:59 ID:C/FroB5f
>>176
はい、この程度なら何とかー
(普段はこんな事滅多にしないが、日常生活の知識として一応記憶にしておいてはあった)
(だけど、実際には活用した事がない為、正直直せるかどうかは微妙なものであったが)

(とりあえず、先輩から取っ手を受け取って)
えっとー………、
(蛇口に当てて探ってみる、数秒もせずカッチリとはまり、蛇口は一先ず元へ戻った)
後は、こうすればー………、直りましたよ、先輩っ♪
(そして蛇口を閉めて、力の使用を辞める)
(かばんから(普段特訓などでお世話になっている)タオルを取り出し、濡れた顔に当てて)
(そしてにっこりと微笑んで、先輩に向かって振り返る)

………あ!
(向けた笑顔は少し驚きの表情と変わる、"噂"によく聞く有名な先輩が目の前にいたからである)
178天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 23:01:14 ID:gyoelLEK
>>177
(取っ手を愛華に渡すと、今さらながらに指が強ばっていたのに気が付く)
(どうやら自分で思っていた以上に焦っていたようで、指を曲げたり伸ばしたりしながら愛華が直すのを見守って)

ふぅ、よかった、直って。
本当にありがとう、この場を離れて人を呼びにいくのも無責任に思えて悩んじゃったから。
すごく助かっちゃった……?
(お礼をのべると、愛華がびっくりした顔で都を見つめている)
(車椅子の都は目立つから向こうが知っていてもおかしくないが、車椅子なのは声をかける前からわかるだろうし)
(だから都が都だから驚いたのではないと思うが、なら何で驚いてるのかな、と首をかしげ)
ん、なんかおかしいとこ、ある?
(全身びしょ濡れなのは驚くかもだけど、それ以上におかしなことになっているのかと)
(水場の鏡を見てみるけど、自分で見る限りはおかしなところは見受けられない)

(都の中にいる紅雲は廊下を濡らした水がこんなに早く引くなんておかしいと睨んでいるが)
(あまり危険視していないのか都に伝える意志はなく、もちろん都はまだ気が付いていない)
179瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 23:25:49 ID:vZXBoENM
>>178
あー…いえー………、
(恐縮しつつも、一先ず目の前の先輩に確認を取ってみる)
もしかして………2年の天羽都先輩ですかっ!?
(諸事情で部活には入れなくても、憧れの料理部の事は度々聞いていたから大抵わかる)
(そして、そこにいる車椅子の腕の立つ先輩の事も………)

もしかして、料理部の活動で学園に来ているんですかー………?
(もしそうだったら一度見てみたいが、さすがに邪魔になるかと少しためらい気味に)
あ、えっと、良かったら………使ってくださいっ!
(そしてもう一枚のタオルを取り出して手渡す、さながら、憧れの異性の先輩に手渡す運動部マネージャーの様に)

(本人の意識は既に先輩に向けられ、数分後には床は若干の水滴を残して自然乾燥へ移行していた)
180天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/27(金) 23:41:28 ID:gyoelLEK
>>179
(やはり彼女は都のことを知ってるらしい)
(でも学年も違うのに下の名前まで知ってるなんて、運動部の子なんだろうか?)
(話したことはなくても応援に行った試合の選手なら顔くらいは覚えてるが、都の記憶にはない)
(まぁ、一年生でレギュラーの子は少ないし、試合とかには出ていないのだろう)

そう、料理部のエース、天羽都だよ。
(新入生勧誘の時期も過ぎると言う機会も少なくなるので、久しぶりに胸をはりながら名乗り)
うん、今日はアイスクリームを作る予定なの。
夏休みもそろそろ終わりだけど、まだまだ暑いから。
(予備のタオルを持ってるなんて、やっぱり運動部の子なのだろう)
ありがとう、すっごく助かるよ。
これはもう、ちゃんとお礼しなくっちゃね。
あなたの時間が空いてるならアイスをご馳走したいけど、ええと……?
(彼女の名前を聞かなくちゃ、と思いつつタオルを受け取る)
(何となく好意の視線を受けているのを感じてか、気が緩んだ都は受け取る時に愛華の指に触れてしまう)
(初対面の人には気をつけているつもりではあるが、やはり完璧にはいかなくて)

【ちょっとふってみました。乗るか乗らないかは愛華ちゃんにおまかせで】
181瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/27(金) 23:58:12 ID:vZXBoENM
>>180
アイスクリームですかー、この時期にはピッタリですねー……
(うらやましさが倍増する)
(普段お世話になっているアパートの大家さんあるいは隣人住人に分けてもらう以外には)
(自分で作るほかなく、作ろうと思っても材料費が掛かるので、滅多に食べられないのである)

あ、わたしは1年の瑞谷愛華と申しますー♪
料理部に入ろうと思ってはいたんですけどー………、ちょっと、事情があって入れなくてー………、
以後、よろしくお願いしますね、天羽先輩っ!
(憧れの先輩にペコリとお辞儀)

(タオルを手渡そうと指先が触れたその瞬間、少しドキリとして力の一端を"知らずに"発動させてしまう)
(その瞬間、残りの床に残っていた水玉や、水分で出来たしみが一瞬にて蒸発、床は元あったように乾ききった)

よ、よろしいんですか…………???
もちろん、邪魔にならないなら………お言葉に甘えさせてもらおうかなー…なんて、思ってますけどー………、
(すぐに力は抑えられたが、鋭い者は気づけただろう、しかし、当人は自覚なく緊張していて)

【ではこの様にお返ししますー】
182天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 00:19:07 ID:u9BpePFW
>>181
ま、今日はアイスクリームメーカーを使わずにチャレンジだからどうなるか分からないけどね。
(便利な器具を使わないと大変だけど、それはそれで楽しいし挑戦しがいがある)
(まぁ、部長と売り言葉に買い言葉でメーカーを使わないと言い切ったのだけど)
そっか、それは残念。
でも料理部はいつでも歓迎だから、機会があったらいつでも遊びに来てね、瑞谷さん。
(機会があればいつでも勧誘している都だけど、実ることはなかなかなかったりする)
(残念ながら今回もそのようで、でも興味があるってことは可能性はまだあること)
(大学まであるこの学園、なんなら高等部に上がってから入ってくれてもいいのだし)

もちろん大歓迎だよ。
邪魔なんてことないし、助けて貰ったんだもの、遠慮なんか必要ないって。
(そう言いながら受け取ったタオルで顔を拭くが、なんか湿気が多くてさっぱりしない)
(受け取った時はちゃんと乾いていたし、タオルが全部湿っちゃうほど使ったのではなく)
(水を全身に浴びて涼しいくらいだったのに、なぜだかジメジメして湿気が多く感じて)
(暑いんだからそれはおかしくないはずなんだけど……)

……ん?

(ふと気が付くと、床が乾ききっている)
(トイレみたく床に排水溝があるのでもなく、こんな短期間に乾ききるほど暑くはなくて)
(もし乾くのなら都の濡れた制服やエプロンだって乾いてるはずだ)

んー……

(何か妖しい現象でも起きてるのか、けれど愛華の前で紅雲に聞いてみる訳にもいかず)
(見える範囲でおかしなモノがいないか見回してみるが、都の見る限りそういったものは見つからなかった)
183瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 00:36:07 ID:V96efeKB
>>182
料理部の皆さんの努力の詰まったアイスクリームなんですねー………、
(自分自身もお金がないとはいえ作った事はある、その大変さは身をもって知っている訳で)
(それをたまたま知り合ったばかりの自分が頂けるとあっては、感謝してもしきれない)
また、余裕が出来れば是非、入りたいと思いますー♪
(いつになるかわからないが、入るなら料理部と心に決めている)
(そのいつかを心待ちに日々の生活を送っていたりするのであった)

それじゃあ………遠慮なく、お言葉に甘えさせてもらいますねっ♪
(改めて満面の笑み、驚く前以上の笑顔で先輩に頭を下げる)
………天羽、先輩?
どうか………したんですかー?
(頭を上げた時、先輩は何か考え込んでいた)
(気になって首を傾げている)
(変なことでも言ってしまったのであろうか、それとも何か粗相を………?)
184天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 00:47:55 ID:u9BpePFW
>>183
ん、ええと……廊下はもう乾いてるのに、制服は乾かないなぁって。
(言ってから、廊下を乾かした犯人?が近くにいるなら、気が付かない振りをした方がよかったかな、と思う)
(でも言ってしまったことは引っ込められず、何事もない振りをするしかなく)
昼間に打ち水しても、蒸すだけで涼しくならないんだよね。
あー、水を無駄遣いしちゃったから先生に言わなくっちゃ……。
(けど、廊下がこう乾いた状態だと、都がびしょ濡れでも信じて貰えない気がする)

っと、ごめんごめん。
それじゃ、調理実習室にいこっか。
(ちょっと独り言を言いすぎで面食らわせちゃったかなと心配しつつ、廊下の端にあるエレベータを指さす)

【時間は大丈夫かな? わたしはもう少し大丈夫だけど】
【愛華ちゃんがばらしちゃうならもう少し、シラを切るなら向かいながら〆?】
185瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 01:02:10 ID:V96efeKB
>>185
………っ!
(特訓では上手くいかないのに、こういう実戦(今回は実践)では何かと上手くいくのはこれまで通り)
(気づかれないように床もフォローしていたがそれが裏目に出てしまったか)
あ、えと………なんで、でしょうねー………、、、
(動揺は微妙に隠せていない)
それなら、後でわたしが先生に伝えておきますからー………、
(たまたま上手くはいったが、自身も完全に直せたか自信はないし、後々言おうとは思っていたのでここは普通に喋って)

あ……、はい、
それじゃあ………、わたしに車椅子押させてください
(憧れの先輩にお手間は取らせまいと車椅子をエレベーターまで運んで、ボタンを押す)


【時間なら大丈夫ですよー】
【アイスクリームを頂いた後にもう少しお付き合いいただければと思いますー♪】
186天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 01:22:54 ID:u9BpePFW
>>185
そこまでしてもらったら瑞谷さんに悪いもの、壊したのはわたしなんだから。
大丈夫、先生には自分で言うから。
(どちらにせよ今日は顧問の先生もアイス目当てに顔を出す)
(そこでいったん伝えてから、あとで用務員さんに見てもらえばいい)
(愛華になおしてもらったとはいえ、外れやすくなっている可能性だってあるのだから)

ありがとう、その間にわたしは拭かせてもらうね。
(部活の行われる調理実習室へ向かう間、借りたタオルで頭や制服を拭った)


(都が愛華を連れて行くと、やっぱりであるが入部希望かとみんなざわめき立つ)
(生徒の多いこの学園だけど、料理部は十数人程度の人数であり、一クラス分くらいは欲しいなと思ってるからだ)
「ま、私たちはいつでも大歓迎だから、今日は体験入部だと思って気楽にすごしてね」
(とは部長の弁で、馬鹿がお世話になったしねと言って都と言い合いになっている)
(どうやら都は部長をライバル視してるようで、部員をまとめる手際もよければ料理の腕もよさそうだった)

味見はよしっと、できた、完成!
(何だかんだで時間がかかり、いい時間になっていた)
(牛乳ベースのオーソドックスなアイスクリームで、別途用意したベル―ベリーソースやイチゴソースをかける)
愛華ちゃん、ブルーベリーとイチゴと抹茶、どれがいい?
全部がいいなら全部でもいいけど、混ぜるのはお勧めしないかな。
(途中からみんな瑞谷さんから愛華ちゃんに呼び方が変わっていた)

【料理シーンはやっていたらいくら時間があっても足りないからカット!】
187瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 01:49:10 ID:V96efeKB
>>186
………でしたら、お願いしますね、
(自分は首を突っ込んだだけであって、当事者ではなかった)
(先輩がそうすると言うのであれば、止める理由はなんら見当たらない)

えっと、確か、この階でよかったですよねー………
(エレベーターに入り、調理実習室のある階のボタンを押す)
(そして、先輩の拭き終わったタオルを返してもらい、自分の使った分のタオルと共に仕舞いこむ)
(調理実習室のある階につき、そろーっと先輩の車椅子を押しながら、入室する)

(入室した時の料理部の反応は至極全うなもので、予想できた反応だった)
(けれど………やっぱり、なんだか気恥ずかしい)
あ、はいっ!
楽しませていただきますっ!!!
(部長さんは気楽にと言ってくれたものの、緊張してカチカチである)
(でも………、座りながら部長を筆頭に周りの部員の手際や腕は見張るものであった)
(素直に感心して部員の動きを目で追いつつ、自分がもし料理部に入っていたらと想像する)
………わたしも、いつかはー………、
(いつかきっと、入れるといいなー………そう思い、手作りアイスクリームを心待ちにした)

わー………♪
(時間は掛かっても出来たアイスは立派なもので、完成の声と共に思わず拍手を送る)
わたしは………、イチゴソースをお願いしますー
(やっぱり全部味わってみたいとは思ったが、さすがにそこまで贅沢はしなかった)
(オーソドックスなイチゴを選択して、かけてもらう)
(………なんだか入室当初より、親しみを感じる)
(そんなことをおもいながらも、手を合わせていただきますと合掌しスプーンで一口味わってみる)

………美味しいですー♪
(以前自分が作ったアイスとは比較にならない程滑らかで、味わい深かった)
(この辺りは学園の誇る料理部の実力である)
(さらに、みんなでわいわいにぎわいながら食べるアイスの楽しい事)
(今日は来てみて本当に良かったと感動していた)
188天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 01:53:32 ID:u9BpePFW
>>187
【ごめんなさい、今夜はもう限界、レス書けないです】
【凍結してもらえる? 土日であれば深夜じゃなければ再開できるんだけど】
189瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 01:56:30 ID:V96efeKB
>>188
【それでは、今日の21時は如何でしょうかー?】
【それ以外ですと、また平日夕刻になってしまいますがー】
190天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 01:58:58 ID:u9BpePFW
>>189
【それじゃ、土曜日の夜21時でお願いします】
【レスは用意しておくね】
【、、、おやすみなさい】
191瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 02:05:28 ID:V96efeKB
【了解ですー】
【お疲れ様でしたー(一礼)】

【スレをお返ししますっ】
192大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/28(土) 04:35:59 ID:PDeUne7N
【久遠ゆりか ◆Juli/dituoさんとのレスでお借りします】

>>続き

成程ね…知りたい事は知りたい…か…。
虚構で塗り固められた世の中を渡り歩くには必要な事なのかも…ね。

むぅ…確かに…それはそうなんですけど。
(首を傾げながら微笑まれるとポリポリと頬を
人差し指で軽く掻きながら照れて俯いてしまう)

 あ〜…ゴメン…
(彼女に思いっきり指摘されてしまい、頭をグシャグシャっと掻いて誤魔化す)
う〜ん、損はしないと思うな…少なくても僕は…ね。
だって…こんな綺麗な人が仲間になってくれたら僕も嬉しいし…
(照れながらも彼女のブルーの瞳を真っ直ぐに見つめ)

【お待たせしました!】
193久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/28(土) 04:47:50 ID:+iD14ztq
それに、知らないことが命取りになる場合も、大いにありますわ。
――――この世界は、ね。
(照れた様子で俯いてしまう大槻を見て、さらにクスクスと笑って)
(自身とあまり変わらない年頃に見えるけれど、幾つぐらいなんだろう、と)
(少なくとも、「うちの弟"達"」よりかは、純朴そうだなぁ…と思いつつ、見つめる。)

…………っ!?
(まっすぐに見つめられ、青い目を、きょとんと丸くする。)
(そして、まわりをきょろきょろと見渡してしまう。)
………?
ま、まさかとは思いますけれど…綺麗なひと、って…
(眉を顰め、疑わしげな視線で大槻を見つめながら、ゆっくりと人差し指で自分の顔を指す。)
………コレの、こと?

まぁ、いいですわ。
あなたは、ごく変わった趣味お持ちだというのが、よく解かりました。
(珍しいものを見るような目つきで、改めて目の前の少年の姿を見据える。)
(ふぅ、と小さくひとつ溜息をついて。)
わたしの名前は、久遠ゆりかですわ。高校1年生。
………言っとくけれど、本当の名前ですわよ?わたしこれでも、日本人なんですの。
大槻くん、でしたっけ?
まだ、学生さんに見えますけれど……わたしと同じ高校生、とか?
どこの学校ですの?さっきの能力は、なに?
……これに答えてくださったら、あなたの知りたかったことを、教えて差し上げますわよ。
194大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/28(土) 05:05:57 ID:PDeUne7N
>>193
(指を差している本人に向かってウンウンと頷いて)
あなた以外に誰がいるって言うんですか…?もぅ…ホントに…(ゴニョゴニョ)
久遠ゆりか…さんですか…て…え!…日本人て…え?え??(汗)

えと…最近ここらに引っ越してきたばっかでね。昨日転入手続きが終わって…。
(懐に右手を入れて…生徒手帳を取り出して手渡す)
改めて…大槻 紫紋、中等部三年です!ヨロシクお願いしますね…久遠先輩!!
(再び右手を差し出してゆりかの顔を見て微笑む)

【盛り上がってきた所で申し訳ありませんがここで凍結お願いします】
195久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/28(土) 05:08:19 ID:+iD14ztq
【凍結了解ですわ。】

【では、ひとまずは火曜日の夜に解凍予定?】
【もしなにか都合が悪くなれば、お互いに避難所に伝言、ということでよろしかったかしら?】

【あとは、この土日にでも本スレに置きをさせていただいてよろしいかしら?】
196大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/28(土) 05:15:28 ID:PDeUne7N
>>195
【はい、火曜日でお願いします(ペコッ)】
【そうですね。自分は火曜日は休みなので何時〜でも(笑)】

【はぃ、置きレスは構わないのですが…自分が返せるかどうか不安です(汗)】

【自分は楽しかったです!先輩は楽しんでいただけでしょうか…?】

【遅くまでお付き合い有難うございました♪】

197久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/28(土) 05:19:24 ID:+iD14ztq
【解凍前の置きレスは、必ずしも往復をしなければならない、なんてのは無いですもの。】
【だから、解凍まで持ち越しても、何の問題もないのですわ。】

【では火曜日の夜、ということで。】
【8時か9時ごろでよろしいかしら?もし不都合ありましたら、避難所に伝言入れておいてくださいませね。】

【それでは、こちらこそこんな時間までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。】
【おやすみなさいませ、良い夢を…ですわ。】


スレをお返しいたします。
ありがとうございました。
198大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/28(土) 05:23:32 ID:PDeUne7N
>>197
【アドバイス有難うございます】
【それでは来週の火曜日…8時にお願いします】

【それではお疲れサマンサタバサ!お休みなさいませ…よぃ夢を!】
199久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/28(土) 05:24:05 ID:+iD14ztq
【読み返してみれば、肝心なトコが抜けていましたわね。】

【わたしも、すごく楽しませていただきましたわ。】
【大槻くんも楽しんでくださって、幸いに思います。】
【解凍の日も、よろしくお付き合いくださいませね。】


それでは、再び落ち、ですわ。
200名無しさん@ピンキー:2010/08/28(土) 11:46:41 ID:N1Id9GK5
200
201紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/08/28(土) 14:11:12 ID:hC2nNjE+
【さ、て。今日こそ待機と行こう!】
【プロフは>>159だと思う。まあ気軽に声をかけてくれ】
202紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/08/28(土) 15:11:30 ID:hC2nNjE+
【よし、退却する!】
203媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 16:15:35 ID:OQvKBVcc
【水鏡さんとのロールに、スレッドをお借りいたします】
204水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 16:18:02 ID:yorr4EWe
【規制じゃない確認のためもあって一応レスを…】
【ロールにお借りします。もう少々お待ち下さい】
205水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 16:28:41 ID:yorr4EWe
(叔父から手紙と荷物が届いた。ダンボールをあけてみると――)
『恭弥へ
 今年も帰ってこなかったな。元気でやっているか?
 学校も休みなんだから、たまには家に戻ってきなさい。叔母さんも心配している。
 
 そうは言っても頑固なお前のことだからこの夏はこちらに帰省することはないだろう、とも思っている。
 荷物は叔母さんのせめてもの心づくしだ。
 部の仲間と出かけるときにでも着てみるといい』

(他にもいろいろと書かれているのを複雑な思いで読み終える。
 中身を引っ張り出して、今日、キャプテンに誘われたのを思い出す。
 それでも、部に参加していない自分は一緒に行けないから、と断ったものの――)


(キャプテンや部の仲間と顔を合わせないよう、時間をずらして結局出かけてみた。
 紺地の浴衣に巾着を提げ、下駄をからころと鳴らして――
 海老茶の角帯をなんとか思い出して腰に締めることもできた。
 賑やかな様子をすこし戸惑って、それでもぼんやりと顔に笑みを浮かべて夜店を冷やかし、
 口上に誘われてつい気まぐれでくじ引きをすると、微妙なモノを当ててしまったりして――)

【ものすごく見切り発車、なのは毎度のことですが、こんな出だしで。
 本日もよろしくお願いいたします。
 雑踏の中よりはこの後離れた場所に移動して、と思っていますが、
 それも流れ次第でどうにでも、どんと来い、です】
206媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 16:41:51 ID:OQvKBVcc
(――この前、異形に襲われた所為かしらねえ?
 でもぉ、ちゃんと“消毒”してもらったんでしょお? あはは、そんな顔しないでぇ。こわぁい。
 まあ、でも見たところ時間が経てば元に戻るようなものだと思うわぁ。
 アンタ、何処かで術師にでも呪いかけられてたんじゃないのぉ……あ、そだそだ!
 せっかくだからぁ、これ着たらぁ? っていうかこれしか剣糸ちゃんにあう服ないからぁ、うんうん!)
(――それじゃあ、そういうことで定時にあそこの神社で待ち合わせねえ? はい。お小遣ぁい……ぷっくくく)


………はあ。
(大きなため息が人ごみの中にまぎれて消える)
(喧騒の中。白っぽい花をあしらった黒地の浴衣に淡い桃色の帯の少女はそこにいた。
 名は、ヒメナアオイ。普段は18歳にして身長170cmと女性にしては長身めな彼女だけれど、今は小さい。
 背が小さいというよりも――全体的に小さくなっていた。いや、正確には幼くなっていた)

(ずらりと並ぶ夜店を見つめながら、息をつく)
(――こういうところに来たの、初めてだったっけ?たぶん初めてなはずなのだけれど、
 どうしてか、初めてに思えない。むかし、すごく昔にここに来たことがある気がしてならない)
まあ、――思い過ごしでしょう。
(待ち合わせの時間まで大分ある。適当に遊んで来いなんて朱羽は言ったけれど、
 そもそも、遊ぶってなにをするのだろう。そんなことを思いながら、握りしめる一枚の紙幣)

(お腹減ったかも、と思い立ったところで綺麗な紺地がふと視界に入った。
 どうしてか惹かれるようにその浴衣の人物にまで目をやってから――その場で固まった。
 少しだけ雰囲気が違うけれど、彼だった。
 海老茶の角帯も綺麗にとめてあって、浴衣も下駄も彼にとても似合って見えた――水鏡の恭弥のほうだ)
(声をかけるでもなく(そもそもこの格好じゃ無理だが)、思わずぼうっとその姿を見つめてしまった)


【こちらこそ、宜しくお願い致します。大丈夫、無問題です】
【あ……、聞き忘れなのですけれど、中学生くらいか、小学校高学年くらいか、
 小学校低学年くらいか、どのくらいまで退化している方がいいとかありますか?聞くの、忘れておりました】
207水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 16:51:27 ID:yorr4EWe
(夜店の景品で選んだモノを巾着にしまうと、すこし人に酔った気がする…
 後は何も買わずに、からころ下駄を鳴らして人波に逆らうように歩いていく)
ん?こっちは確か…
(そのまま帰ろうか、それとも夜の街をぶらつくかと思っていたところ、寂れた石段が目に入る。
 新しい社殿は奥にはあったから、こちらは別院とか、もう管理されていないのか――
 随分前のことだ、思い出しながら、人気のない階段を上っていく)

(夜店のざわめきに、遠く港も見通せる高台の上に、今はもう誰も寄りつかない寂れた神社があった。
 記憶のまま、ちょっと目を細めて辺りを見渡して、手水を使う。
 賑わいを見下ろすベンチに座って、人いきれに当てられた体を冷まそうと、
 ぼんやりとかすかに聞こえてくるざわめきを聞くともなく、
 放心したような疲れたような、無防備な表情をしていて――)

【リクエストにお応えいただけるのであれば、小学校中〜高学年程度の外見でお願いします】
208媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 17:05:20 ID:OQvKBVcc
(引き留めるわけにもいかなければ、声をかけるわけにもいかない)
(だが――、そういえば、どうして彼は一人なのだろう。部活生ならばこういうものは部活の人と一緒に
 行くものかと思っていたけれども。まあ、別に一緒にいかなければならないわけでもなし、
 彼一人になりたいこともあるであろう。……自分はお腹が減ったのだ、と思い返して夜店に目を向ける)

(たこやき、はしまき、わたあめ、りんごあめ、やきそば――などなど。
 いい匂いの店をぐるりと見渡していたのだが、なんとなくなんとなく気になって仕方がないのか、
 外見としては八、九歳程度の少女は、困ったように唸りながらちらちらとその紺地の浴衣の青年がいる方を見ている)

(ふと、彼が人波に逆らって消えていきそうなのが見えた。
 思わず足がそっちに向いて、いやいや、と首を振る。自分はお腹が減っているし、
 そもそもこの姿で彼を追ってなにになる?無意味なうえにリスキー。まったくもって非生産的行為だ)
―――――…。
(ちゃんと理性ではそう理解していたのだが、浴衣の少女は逡巡の後、人ごみに逆らうように足を進めていた)
(小走りなのはこの体では急がなければ追いつかないからだ。
 慣れない身体でどうにか相手を見失わないように、――そして、たどり着いた寂れた神社)

(ああ、ここは――と記憶を掘り返してようやく思い出す。
 しかし、彼はこんなところでなにをしているのだろうと、そっと覗こうとしたところで――、彼女は、こけた)

【了解、であります】
209水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 17:16:00 ID:yorr4EWe
(ぼうっとしていたから、全く気配には気づかなかった。
 派手な音がしたほうを見ると、どうやら女の子が転んでしまったらしい。
 なんだろう?と思いつつしゃがみこんで、そっと手を貸して)
大丈夫?どこか怪我は――

(そう言ったまま、固まってしまう。
 よく知る人にそっくりな、しかし明らかに別人の幼い風貌に絶句してしまって、
 それでも可愛らしい女の子を立たせてやって)

こっちはお祭りの会場じゃないよ。
石段を戻って、人のたくさんいるほうだ。
(道を間違えたのだろう、としゃがんで目線の高さを合わせたまま、そう話す。
 見れば見るほどそっくりだ、世の中には自分に似た人が三人いるんだっけ?
 そんな風に、媛名葵本人だとは全く気づかないようで)

ここには怖くて悪いお兄さんしかいないから、早くお友達?お父さんかお母さんかな、
それともお兄さん?一緒に来た人のところに行ってあげるといい。
きっと、君を待ってるから。
(こんな幼い子なら一人で来たということもないだろう。
 ついしげしげと、先輩の小さいころってこんなだったのかな、なんて的外れというか、
 ずばりそのもののことを思いながら話しかけて)

君にそっくりな人を知ってる。大きくなったらその人みたいに、君もきっと美人になるよ。
(ついそんなことを口走って)
210媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 17:25:59 ID:OQvKBVcc
(どうしても、小さな身体というのは動きにくい。いつもの感覚で身体を動かすから尚のこと。
 徐々に成長していくのならば問題はないのだろうが、急激な変化ともなると順応が追いつかないらしい)
――――……。
(鼻、打った。そんなことを思いながら、鼻先を押さえて顔をあげたところで
 何時のまにやら彼は近くにして、そしてそっと手を差し伸べてくれていた。
 片手で軽く打ったところを押さえつつ、もう片方の手で大人しく貸してくれているその手につかまる)

………し、知ってる。こっちじゃない、って。
(ぱんぱん、と浴衣を払いながらどうしたものかと考える)
(バレないだろうかという緊張からか、わずかに声を震わせながらもどうにか彼の言葉に受け答えして)
お友達とは、来てない。
お父さんもお母さんも、今日は兄様もいない……、あとで、し、シンセキのお姉さんが、迎えに来るの。
(知り合いのでは不自然だし、同僚のというわけにもいかず、朱羽を適当な親戚ポジションに据えた)
だから、誰も待ってないから大丈夫。
(うん、と一人頷きながら――、次に彼が口にした言葉に対しては、不思議そうに首を傾げてしまい)
……美人、…――。
(自分の幼少期に似ている人、いるのだろうか。誰だろう、とそんなことを考えるが答えは出てこない。
 黒髪の美人というと、頭の中に何人か候補が出てくる――あとで彼の知り合いから絞り込むとしよう)

おにいさんも、危ないよ。
……怖くて悪いお兄さんしかいないなら、お兄さんもおともだちのところ、かえらなきゃ。
211水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 17:44:11 ID:yorr4EWe
(思ったより受け答えはしっかりしている。
 鼻の頭がちょっと赤いのが、また可愛らしくてちょっと微笑んでしまって)
そう?ここは何もないところだけど――
君にそっくりな人に最初に会ったところ、なんだ。
その人のことを話してあげてもいいけど、お姉さんが迎えに来るんだろう?

こう見えてもお兄さん、それなりに腕に自信はあるから危なくても大丈夫なんだ。
けっこう強い…いや、弱いのかな。
(軽く苦笑を浮かべて)
それと、怖くて悪いお兄さんは僕のことだよ。
僕にもお友達がいたんだけどね、みんなの中に、は――
(しゃがんでかすかに開いた襟元から、裸の胸にシンプルなチェーンがちらりと覗く。
 その先には、先生のブローチが下げられて、肌に当たっていて――
 片手でそれを、浴衣の上から鳩尾の辺りを軽く握って、言葉を切ってかぶりを振って)

とても悪いことをお兄さんはしたからね、仲間の部活はやめますって言ってきたんだ。
コーチはそれでも仲間はずれにしないで、お休みにしておくから、
その気になったら戻って来なさい、って言ってくれたんだけどね。
(幼い子に分かるはずもないことを口にする。
 行きずりの他人だからか、なるべく噛み砕いて説明しようとして結局たどたどしい説明になってしまう。
 浴衣もしっかりと落ち着いて似合っている姿に目を細めると、無事なのを確かめ、
 一人再びベンチに戻って座り、少女に背を向ける)

だから君も早く、、迎えが来るまでお祭りを楽しんでくるといい。
(夏の夜の遠い喧騒に目を細めて)
212媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 17:58:54 ID:OQvKBVcc
(――そっくり、と言われて思わずビクッとした。ようやく、彼の言っていることが分かったのだ。
 バレている?いや、そんな風ではないし……、なんていうことを考えながら内心緊張していたのだが)

つよいからって、あぶないところにいたいの?
……お兄さん、危ないところ、すきなの?――怖くて悪いお兄さんだから?
(そんな風に質問をしながらも、僅かにひらいた胸元の中身を見つける)
(素肌の上でちらついている、チェーンとブローチ。自分がどうにも見たことの無いものだった。
 それを握りしめる仕草が、大事そうなそれに見えて、大事なものなのだろうかと推測しながら)

―――やめた……ッ!?
(思わず、跳ねあがりそうになった声をどうにか抑える)
(そんなの、聞いていない。いつかだろう、自分が思いつくかぎりの推測をたてるとすれば、
 ――あの事件から、だろうか。だとしたら、どうしてだろう……、否、彼はなにを、考えたのだろうか)
(引きずっているとは思っていたけれど、そんなことを思いつめるほどだったなど全く気付けなかった)

…………。
(自分に背をむける彼の後ろをてとてとと無遠慮についていって、遠くを眺める彼の隣にちょんと座る)
―――いい。
たのしくないから、いい。ひとりじゃ、たのしくないもの。
……お兄さんは強いから、悪いお兄さんがきてもまもってくれるでしょ?安全なところにいなさいって、
シンセキのおねえちゃん、言ってた。
213水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 18:15:51 ID:yorr4EWe
危ないところは今でも好きじゃないよ。
でも、僕は危ないところを切り抜ければ、その分危ない目に合う人が減るだろう?
(何故そんなに過剰にやめた、の言葉に反応するのか、まったく分からず首を傾げる。
 ついにはちょこん、と隣に座ってしまった子に、まあ一緒にいる分には守ってあげられるか、とも思う。
 先輩そっくりな子に、先輩のことを話すのも、なんとも言えない面白さもあり、
 まさか当の本人に話しているとは気づかないままに)

ひとりじゃ、楽しくないか。僕といても楽しくないかもしれないけど――
(そういえば、とちらりと時間を確かめて一人頷くと)
それじゃ、もう少しお話しながら待ってみようか。
僕がするんじゃないけど、きっと楽しいことが起こると思うから、ね。
(何が起こるかは、内緒にしておくことにして)

わかった、何かあったら僕が君を守るよ。
それは必ず、約束する。
(別に名乗りあうこともないだろう。多分もう、二度と会うこともないはず。
 そんな風に思えば、いろいろ話してもいいかな、と考えた。
 だから、そっと微笑んで)

それじゃ僕は勝手にしゃべるから、退屈しなければ聞いてるといいよ。
その人は、そうだね…やっぱり性格っていうか、物言いに難があるかな。
黙ってればすごい美人なのに、ああいえばこう言うっていうか、口が減らないっていうか、
ひねくれたモノの考え方してるっていうか…
表面上は柔らかいのに、すこし奥に分け入ろうとするとガンと拒絶されるっていうか。
どうにも常識に欠けるところがあってね…それで大分、苦労もしたような気がするよ。
(相手のことを話しているのか、自分のことを話しているのか、どっちだろう、自分でもよく分からなくなりながら、
 別に理解を求めるのではなく、ただ思っていることを口にしていって、すこし考え込みながら)

臆病なところもある、かな。その人にはお兄さんがいてね、
きっとその人だけが今までの寄る辺、その人の全部だったんだと思う。けど――
みんなの中にいるうちに、いろんな大事なものをいっぱい抱えるようになってしまったんだね。
それがいいことか悪いことか、自分で分からなくて戸惑ってるみたいだ。
願いや思いは強ければ強いほどいい、って教えてくれたのも、その人なのに、ね。

【さて、どこまですっとぼけるとうか、いい加減気づくだろ!てのを延々ひっぱりつつ、
 一度このあたりで凍結にさせていただけますでしょうか?
 僕の方は今夜20時以降なら食事その他を済ませて再開可能です。
 先輩の都合に合わせます】
214媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/28(土) 18:22:29 ID:OQvKBVcc
【凍結バッチコーイ、です。それでは20時〜20時半の間で大丈夫でありましょうか?】
【私の方も、その頃には食事諸々を済ませて再開可能だと思いますっ】

【ふふ。「私」に対して「私」のことを話されるというのも、なんとも新鮮なシチュでありまして。
 私の方もいつボロをだすか分からないぞ!ですが、ここまででもとっても楽しかったです。感謝を】
【それでは、問題がなければ定時頃に避難所にて、と。夕方から、ありがとうございました】
215水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/28(土) 18:24:07 ID:yorr4EWe
【ではその時間に、避難所にて。楽しんでいただけたようで何よりです。
 これにて一時撤退、また後ほど、です。スレッドをお返しいたします】
216天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 21:17:02 ID:u9BpePFW
>>187
(ワイワイしながらも愛華が最初の一口を食べる時はみんなの視線がいっせいに集中する)
(今日は自分たちのために作ったのだけど、でもお客様がいればお客様の評価が気になっちゃう)
(誰かに食べて貰うための料理を作る、食べて喜んで貰えるのが嬉しいのが料理部の面々だから)

「イェーイッ!」

(イチゴソースを主に担当した少女が指を立てる)
(気持ちは都とて同じ、おいしいと言われるのはすっごく嬉しい)
(この気持ちが食べた人に影響を与えるのは分かってるけど、今は試合中でも何でもないから気にはしていない)

「今度の大会は何にしよっか」
「前はどうしたっけ? おにぎり中心?」
「ま、やっぱりサンドイッチよりはお米だよね」

(けれど、このあと話題が秋の大会の差し入れをどうするかということに移っていくと都の顔が曇り始める)
(成績に影響が出てはまずいと、運動部の差し入れにはかかわらないという前提で復帰したからだ)
(差し入れ活動が部費獲得に大きな影響があることを分かっているだけに肩身が狭い)
(部員達も気を使っているからおしゃべりの中では都の理由に気が付くのは無理だろうが)
(都が一歩引いているのに気が付くのは難しくないだろう)

(何だかんだで楽しい時間は終わる)
(アイスの手作りなんて時間はすごくかかっても、食べるのはあっという間だから)
(片付けをして解散と言うことになって)
わたし、壊れた蛇口を見てから帰るね。
「わかった、お先ね」
「みゃこ、バイバ〜イ」
(と都はみんなと別れる)
(乾いた床のことも気にはなってるが、また壊れてないかが心配なのが大きな理由で)

【こんな感じで一気にシーンを飛ばしちゃいました】
【ではよろしくお願いします】
217瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 21:17:25 ID:AnUNxe3A
【移動してきましたー】
【ロール解凍にお借りしますっ!】

【今夜もよろしくお願いしますねー(一礼)】
218瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 21:33:47 ID:AnUNxe3A
>>216
(同学年の友人もいない訳ではないので、自分としては想像以上に楽しくアイスをご馳走になれた)
(きっとそれは料理部に所属する天羽先輩も同じなのだろうと思い様子を伺ってみると………)

………?
(どうしたんだろう、なんだか先輩の表情が暗い………)
(料理に失敗した? 違う、それはご馳走になった自分が良くわかる)
(なら…なんで先輩はあんな表情を浮かべているのだろうか?)

(もやもやしたまま、楽しかった時間はあっという間に終わりを迎えた)
(ご馳走になったお礼に少しばかり後片付けを手伝い、片づけを済ませて解散した後、天羽先輩に駆け寄る)

(蛇口を見て帰るという先輩を見て、自分も立ち会ってみる必要があると感じたのだ)
天羽先輩ー、わたしも付き合ってよろしいですかー………?
(やっぱり、一時的とはいえ直したのはわたしである)
(なんやかんや言われても、気になるのは自分も同じなのであった)
219天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 21:47:56 ID:u9BpePFW
>>218
ん、いいけど、愛華ちゃんも心配?

(愛華も付き合うというのは、修理したのが自信ないのだろうか)
(それとも、床の件で思うところがあって、都の様子を伺おうというのか)
(あれは実は特別なことでも何でもないのかもだけど、この街では普通じゃないことが多すぎるから)
(愛華を疑うのは気が引けるし、けど見た目が普通の女の子だからって中身も普通とは限らない)

夏休みじゃなければ先に誰かが気が付いてると思うけど、今は人が少ないもんね。

(まあ、仮に愛華が異能者だからって悪い子だとは限らない)
(都のことを助けてくれたんだし、と思うのはお人好しかもしれないが)
(やはり何でも人を疑うというのは性に合わないから)

じゃ、行こっか。

(エスカレータで一階へ下り、水場へ向かう)
(相変わらず蝉時雨はうるさいが、水が流れている音はなく)

大丈夫みたいだね、蛇口を捻っても問題ないし。

(一度水をな出してまた閉めても、ちゃんと水は止まった)
220瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 22:10:21 ID:AnUNxe3A
>>219
はいー………、また何かあったらご迷惑をかけてしまいますしー
(正直に言って直せたという自信は全くない)
(確認の意味でもここで先輩と一緒に見に行くのは丁度良かった)
(それに………万一にも能力を使った痕跡が残っていては大変であるから)

(そして、元の水場へと戻って来た)
(特に何の問題もなさそうである、が、何事にも万全は期しておくに越した事はない)
その様………、みたいですねー………
(と、先輩が確認した後、自分も確認してみる………)
(数度開け閉めして、大丈夫だと確信して蛇口から手を離そうとする、その瞬間であった)

カランッ!
…バッシャアン!!!
(蛇口が外れ、緩んだ栓からまた同じように水が噴出してくる)
!!!
(今度は自分のせいで蛇口を壊してしまった、後ろには先輩が控えている………)
(このままではまた二人ともに水浸しになってしまう、そう瞬間的に考えて出した答えがこれだった)

………天羽先輩、どこも………濡れていませんか?
(噴出してくる水を水鞭のように操り、さらに水球にして留めていた)
(元ある水から形を形成するだけなので、それ程力を込めずに済む)
(しかし、あふれ出てくる水の量は今までに操った水の許容量を超え始めており)
(これからどうするべきか、悩んでいた)
221天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 22:22:12 ID:u9BpePFW
>>220
(都のあとに愛華も蛇口を確かめている、心配性なのか、念には念をという性格なのか)
(その行いは無駄ではなく、また蛇口がとれて水があふれ出てしまう)

うーん、やっぱり用務員さんに直して貰った方が良いみた…い……?

(噴き出した水がまた都や愛華に降り注ぐと思ったら、水は蛇のように、さらに大きな塊となって)

えと……うん、平気、大丈夫だけど……。
(これはどう見ても普通のことじゃなく、単なる水芸では片付けられないこと)
(水を操れる異能者ってことなのかな、なら床の水も簡単に片付けられるのも納得)
(けど、人のことを言える立場じゃないけど、安易に異能を見せてしまってもいいものなのか)

とりあえず、排水溝に流しちゃった方がいいんじゃないかな。
水がもったいないけど、こんな量じゃペットボトルが何本あってもたりないし。
(どこまで空中にためられるのは分からないけど、いずれ廊下いっぱいになっちゃいそうだし)
(このままじゃ用務員さんを呼ぶこともできない)
222瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 22:38:55 ID:AnUNxe3A
>>221
………そ、そうですよねっ、
(これでもそれなりに慌てていたのだろう、そんな簡単な事も思いつかなかった)
(何とかここまで保ってきた水球からまた水の流れをつくり、排水溝へと送り出す)
……くっ!
(そうしてある程度自由の利く水流のサイズにしてからもう一度蛇口を閉めなおし、何とか事なきを得た)
(今度は、床すら濡らすことなく済んだが………)

(どう考えても力を見られたことに相違はない)
(誤魔化しても無駄、それに、普段は見られないように気をつけていたはずなのに………)
見ちゃい………ましたよね、天羽先輩………、
(本来だったら、先輩と共に水浸しルートが自然な流れであったろう)
(しかし、憧れの先輩を二度も、そして、自分のミスであるならなおさら、迷惑をかけたくはなかった)
………
(どう話を切り出したらいいか、わからない、思わず黙り込んでしまう)
223天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 22:52:22 ID:u9BpePFW
>>222
(水はどんどん増えるし、これだけの量となると簡単にはいかないのだろう)
(愛華の面持ちは真剣で大変そうで、都は一段落するまで見守ることにする)
…………。
(しかし、今まで何人も異能の力を見てきたけど、愛華の力はとても便利そうだ)
(洗濯は洗濯機の方が楽だろうけど、食器の水洗いには役立ちそうだ)
(生活的な力っていいな、なんて思ったり)

うん、見ちゃったね……びっくりしちゃった、わたし。
(見たな〜、な感じではなく、見られちゃった、といかにも失敗しちゃったという感じだ)
(異能を使ってしまったのは不本意だったのだろう)
水を使う人は前にも見たことがあるよ。
あ、その人は人というか、幽霊さんだけど。
(霧原朱音、悪人の幽霊、らしい彼女は初めてであった時に水を操っていた)
ほんとに石を投げれば異能者に当たるって諺をつくってもいいかも。
なんて、わたしだって人のことは言えないけど。

ありがとう、また助けられちゃった。
(何にしろ、今度はびしょ濡れになることはなく、にっこりと笑顔を見せて)
224瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/28(土) 23:18:17 ID:AnUNxe3A
>>223
………、
(先輩は怯える、或いは恐れる事もなく、淡々と返事をくれる)
(こんなパッと出の後輩にさっきと変わらぬ態度で接してくれている)
…!?
(水を使う………能力者?)
(先輩は…、その人と会った事がある………!)
(いつか葵先輩に聞いていた、その人なのかもしれない)
(でも………幽霊って? 異形の間違いじゃ………???)
あ………、あのっ!
(思わず口を開いていた、話したい事もまだ纏まっていないというのに)

えっと…………、そのー………、先輩は……知っているんですか?
この……「力」の事を………、
それに、わたし以外の「水の能力者」の事………を、
(取りあえず、真っ先に聞きたいと思った事から口にした)
(異能の事を知っているのであれば、この態度でいられるのも納得できる)
(まだ、知り合ったばかりのわたしに………こんな事を答えてくれるかどうかはわからないけど)

(ただ、先輩の笑顔には少し気分が楽になった、改めて向き直って、先輩を見つめて)
225天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/28(土) 23:37:35 ID:u9BpePFW
>>224
うん、知ってる、わたしも異能者だから。
といっても、愛華ちゃんみたいに分かりやすいのじゃなくて、触った人の異能が強くなったり弱くなったりするの。
わたし自身には力が働いてるかは分からなくて、制御も何もできないから困ってるんだけど。
(そう、愛華が異能者ならば、まず真っ先に言っておかなければならない注意事項を伝える)
だから、不用意にわたしに触っちゃダメだよ。
使う気がないのに異能が出ちゃったり、逆に力が出なくなっちゃったりするから。
(あと料理のこともあるが、それは後回し)
(どうやら霧原朱音のことを知りたがっているから)

たまたま雨の中に立っている人がいて、それが霧原朱音さんの幽霊だったの。
水の力で食べられそうになっちゃったけど、わたしの異能で暴走して逃げることができて。
(都自身、霧原朱音に悪感情は抱いていないけど、まっとうじゃないのは分かってるし、それは伝えないといけないことで)
その次にあった時には、わたしとは縁がある人に憑依しちゃってたんだ。
その人は霧原さんの大切な人で、憑依したのも本意じゃなくて、悪戦苦闘中ってとこ。
(都はまだ朱音が伊織津綺子から離れたことを知らないから、憑依中だと言って)
わたしは嫌いじゃないんだけど、良い人でもないし、友達になるのは一筋縄じゃ行かないと思うよ?
他の人に知られたら、危ないから関わっちゃダメって言われるような人だから。
(ダメというか、怒られるだろう)
(愛華はまだ都と違って自分の身は守れそうだけど、危険なのには変わらないだろうし)
226瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/29(日) 00:00:36 ID:AnUNxe3A
>>225
………え、っ?
(声を出して驚くところだったが、何とかそれは堪えて)
(それで、思った以上に早く床が乾いたのかと納得できた)
(本来なら、今頃ようやく乾いていて丁度良いくらいだったのに、である)
(そして、先輩自身が"異能者"であるという事も―――)
あ………、はいっ、気をつけますっ!
(とにかく、先輩と接するには気をつけなくてはならないようだ)

先輩の縁のある人に………憑依………?
(確かに"憑依"であれば幽霊と先輩が言うのも頷ける、ただ、それだけで正体は判断できない)
ううん………「異能の力」を操りきれていないという事なんでしょうかー???
………その憑依された人って、どんな人か……名前は分かりませんかー?
(先輩の話を聞く限りでは、本当に一筋縄じゃいかない人らしい)
(でも………知らなくてはいけない、折角掴んだ機会を逃したくはない)
(たとえ、自分の家系とは何の関わりもなくとも、水の異能者として、「霧原さん」の動向は知っておきたい)
(一言も聞き逃すまいと先輩に真剣なまなざしを向けて)
227天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/29(日) 00:19:05 ID:F0shsvRC
>>226
霧原さんの異能は水を操るもので、憑依は幽霊としてだろうから、うーん、どうなんだろう?
その人が霧原さんにとって特別な人だから、思いあまって憑いちゃったのかなってわたしは思ってるけど。
(霧原朱音本人だって理由はわかっていないのだ、素人の都に真の理由なんて分かるはずもなく)
もちろん名前は知ってるし……有名人だから愛華ちゃんも名前は聞いたことがあると思う。
けど、名前を知って愛華ちゃんはどうするの?
その人にあって、その人に憑いている霧原さんと会いたい、とか?
(愛華が朱音の強い興味を持っていることは様子からうかがえる)
(けれど、彼女たちの関係はとても微妙なものだから、簡単に教えていいとは言えない)

霧原さんと最後に会った時、大切な人に大怪我をさせてしまってとても傷付いていた。
二人の関係はとても複雑で、わたしも少し関わっているというか、似ているのかな、そんな感じ。
いま、とてもナーバスになってるから、あんまり会わせたくないというのが正直な気持ちなの。
(愛華が霧原朱音に興味を持つ理由は分からないけど、どんな理由であれ微妙な問題だから)
だから、わたしの一存で愛華ちゃんに教えていいかは決められない。
(きっぱりと都は名前を教えられないと伝える)
228瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/29(日) 00:42:28 ID:WLcXGVU3
>>227
………わたしも、聞いたことがある……人?
(確かに、学園内の有名人は一通り聞いたことはあるが、それだけでも、結構な人数である)
(一人一人調べていくにしたって、どれだけの時間があっても足りはしないだろう)
(その上、自分の身を危険にさらす事にもなりかねない)
……それは…っ、
(言葉を詰まらせる、先輩の言葉は何ら間違ってはいないから)
(その上で、話を聞こうと思っていたから)

わたしは………、自分の事しか、考えていなかったみたいですー………、
(例え知らなかったとはいえ、わたしは「異能」の事を知りたくて、ナーバスになっているその二人に会おうとした)
(自分が"情報"を得るためだけに)
教えていただいて、ありがとうございますー
(ぺこりと頭を下げてお礼を述べる)
(ほんのわずかな事でも、"知る事"ができたのだから)
229天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/29(日) 01:02:14 ID:F0shsvRC
>>228
ううん、わたしだって考えなしのとこがあるし、あんまり落ち込まないでね、ええと……。
(愛華がしょんぼりしている感じを受けて、ちょっと自分のことを話してみる)
中等部じゃあんまり噂にはなってないけど、高等部でひろまってる学園七不思議にね、
旧校舎に教師夫婦の幽霊が出るってのがあるの。
それ、わたしの両親なんだけど、詳細を知りたくて、わたしも見たくって結構無茶をしちゃって。
だから知りたい理由は違っても、そうゆうことを知りたいって気持ちは分かるつもり。
(これは前置きで)

えっとね、その人か霧原さん――二人は入れ替わるみたいに出てくるから二重人格みたいな感じなんだけど、
今度会えたら愛華ちゃんのことを話してみる。
(都は霧原朱音の言葉に元気付けられたことがある)
(愛華がどんな思いであかねに会いたいか分からなくても、彼女にも力になることがあるかもしれず)
それで教えてもいいって許可が貰えたら愛華ちゃんに教える。
駄目だったら本当に教えられないけど、もしかしたら次ぎ会う時には事態が良くなってるかもだし。
(そうあって欲しいと都も願うけれど、現実は都の想像以上のことになっていたが)

……そろそろ帰ろっか。
(閉門の時間にはもう少し余裕があるけれど、もう結構いい時間になっていた)

【そろそろ〆かな?】
230瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/29(日) 01:34:14 ID:CtK4oxvS
>>229
教師夫婦の幽霊……ですか、"噂"には聞いたことがありますけどー………?
(奏先輩の前の課題で知っていた事だったが、ここは敢えて"噂"で聞いたことにして)
先輩の…………両親…っ!?
(まさかそれが先輩の両親だとは思いもよらず、驚きの表情で先輩を見つめる)

………よろしく、お願いしますっ
(さっきより強くは言えないが、頭を下げてお願いする)
…わたしは、良くなっている事を………祈るだけ、なんですねー………
(本当にそれしかない、でなければ、失礼に値するから)

…そうですね、そろそろ頃合でしょうかー、
今日は………本当にありがとうございましたー、アイスクリーム、本当に美味しかったですー♪
確か……、寮住まい…なんですよねー?
(くるっ、と先輩の後ろについて)
よろしかったら、寮までお送りしましょうかー?
(車椅子を押して、門へと向かっていく)

【そうですねー、次辺りで〆にしますー】
231天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/29(日) 01:51:15 ID:F0shsvRC
>>230
そう、わたしの両親なの……旧校舎の屋上で亡くなったんだ。
だからってことでもないけど、あそこは危ない場所だから中に入ったりしちゃ駄目だよ。
あの場所自体が特殊で、わたしの力の影響を受けるくらいのとこだから。
(異能があっても全ての人が夜を歩く人ではない)
(話している限り、愛華は異形狩りをしているようには思えなかったが)
(逆に知らないかもと自分が言われている注意を愛華に伝える)

わたしも、すごく難しい問題だけど、よくなることを祈ってる。
(とはいえ、三角関係で修羅場になったら血の雨が降りそうな三人のこと)
(簡単にいかなくても祈ってくれる人が増えるだけでも嬉しい)

いえいえ、どういたしまして。
料理部はいつもあんな感じだし、たまに料理教室なんかもしてるからまた遊びに来てね。
(部員になれなくても、臨時で人が増えるだけでも楽しいものだから)
そうだけど、よく知ってるんだね、わたしのこと。
うん、送ってくれると嬉しいかな、まだ愛華ちゃんとお話ししたいしね。
(車椅子を押してもらいながら、都はここ最新ずっとこっている油揚げを使った料理のことを話し始めた)

【それじゃ、都はこれで〆にします】
232瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/29(日) 02:07:06 ID:CtK4oxvS
>>231
……わかっています、わたしも、むやみに旧校舎に近づこうとは思いませんからー、
(以前、立ち入ろうとした事もあったが、興味以上の何かを感じて、結局やめてしまった事がある)
(それがどんな感覚であったのかはどれだけ考えてもわからなかったが、現時点では良かったと思っている)

はい、またきっと、顔を出させていただきますねー♪
(いつ機会ができるかは不明だが憧れの料理部である、近いうちにまた行こう、そう心に決めて)
…車椅子や、怪我をしている先輩方は大体、寮生活しているって聞いてますからー♪
(実際、通学に便利ともなれば、健常な学生でも寮生活を送る)
(それくらいは考えずとも分かっていた事だった)

(そして、寮までの帰り道、車椅子を押しつつ料理の事を話題にしながら先輩を送っていった)


【では、これでわたしも〆にしますねー】
【こんな時間までお付き合いありがとうございましたー(一礼)】

【またロールできる機会があると嬉しいですー♪】
233天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/08/29(日) 02:12:29 ID:F0shsvRC
>>232
【〆のレスみました】
【こちらこそ二日間お付き合いありがとうございました、楽しかったです】
【それじゃ、おやすみなさい】
234瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/08/29(日) 02:14:17 ID:CtK4oxvS
>>233
【お疲れ様でしたー】
【お休みなさいませ、良い夢をー】

【それでは、スレをお返ししますっ】
235あおい ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 08:17:00 ID:fyrZlW69
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1281377555/132

――――…。
(小さな手がシュシュを握りしめる)
(頭を撫でられると小さな違和感と、そして絶大なる安心感が心を覆う。
 ――「彼」に撫でられたときと少し似た、でも違う不思議な感覚だった)

…………やくそく。
(小指をさしだして、せがむ)
(ゆびきりげんまん。この街に来てからしった結構物騒な約束の方法。
 ハリセンボンなのか針千本なのか知らないけれど、
 あれは決まり文句で本当は実行しなくていいらしいと知ったのは結構最近だ)

花火終わって、お兄ちゃんが帰ってくるまで待ってる。
だから、帰ってきたらやくそく。
ゆびきりげんまんで、やくそくして。
(空にはまだ少し煙がかかっている。
 最後の大きな花火は今夜の目玉らしいが――少女はかたくなに続けた)

シンセキのお姉ちゃん、まだ来ないから。
……だから、お兄ちゃんが帰ってくるの待ってる。

【水鏡さんへ置きレス、です】
236あおい ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 15:34:36 ID:fyrZlW69
【水鏡さんとのロール再開に場所をお借りいたします】
237水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 15:38:39 ID:whzmvYod
>>235
やくそく…
(指切りか。差し出された小指を見て思い当たる。
 神社の裏手の林の方から、嫌な気配はじわじわと近づいてきていた。
 気配だけでは相手の強さを計りかねる。
 ここも絶対に安全とは言い切れない…一瞬そんな弱気も頭を持ちあげる)

(が、少女の瞳に宿る真剣さと、自分の言葉を思い出して――)
何かあったら必ず君を守るって約束したから、ね。
まずはそれを果たしてから、指切りげんまんだ。
(軽くぽんぽん、と頭を撫でると立ち上がる。
 巾着の中からマガジンを取り出してがしゃり、と装填。
 スライドを引き、ハンマーを持ち上げてセイフティを掛けて)

(安全とは言えないなら、自分が絶対確実に不安要素を排除するまで。
 傷一つさえつけさせるものか、と内心闘志を静かに滾らせて)
花火を見ながらほんの少しだけ、待っていてね。
(安心させるよう、柔らかに笑いかけてから、髪をかき上げ、凛と気合の入った戦闘モードの表情に改める。
 恐れ気もなく神社の裏手のほうにからころと下駄を鳴らし、むしろ大胆に歩いていく)

――――――――――――――――――

(花火の音に紛れ発砲するものの、異形は中々に手強かった。
 結局「変わって」、どうにか浴衣も特に裂けたりすることもなく、異形を屠って)
ふぅ…ま、ざっとこんなもんか。
(袖をまくり、胸元はややだらしなく開いたまま、総髪さながらに乱れた髪を撫でつける。
 全身にぼんやりと揺らめく炎のような、人魂のような紋様を浮かべたまま)
な、僕様ちゃんよ、ホンットに分かってねーのか?
(そのまま元に戻るか、と思われた時、珍しく不知火から問いかけられて)

(すうっと紋様が薄れていって、「恭弥」に戻る)
何が言いたいのかさっぱり分からないんだけど…?
(目をしばたたかせて、意味不明の不知火の問いかけに分からない、と返事をすると)
『おもしれーから教えてやんねー。おら、げんまんが待ってんだろ?ちゃっちゃと戻れや』
(これもまた珍しく、不知火からの返答が帰ってくる)
言われなくても…もう、花火は終わっちゃったかな。
でもさ、異形に下駄をぶつけたって何の効果もないじゃないか。
リモコンがついてるわけじゃないんだから…
(ぶつぶつ言いながら、戦闘の途中で異形にぶつけて散らばった下駄を改めて履いて)

――――――――――――――――――

(落ち着いた足取りで裏手から社殿を回って表側に。
 浴衣の乱れをを調えて、まだいるだろうか?と少女の姿を目で探して)

【それでは本日もよろしくお願いいたします】
238あおい ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 15:51:49 ID:fyrZlW69
>>237
(大きな手――とはいえ自分が小さいから余計にそう感じるのだが――
 に撫でられるとぎゅっと目をつむり、そしてそれを受け止める。
 手が離れてゆけばそろそろと瞳をあけて、片手に銃を持った青年の背中を見送った)


―――――。
(花火にまぎれて、違う音が響くのを聞きながらベンチの上で足をぶらぶらとさせる)
(携帯を取り出して時間を確認しつつ、携帯のカメラを夜の空にむけて構えて――カシャ、とその夜花を撮った。
 こうして保存はしてみたが、やはりカメラで残すより直接見る方が綺麗……に思えて、
 一枚だけとると携帯をしまってから、ふたたび足をぶらぶらとしながら空を見た。心配など、必要ないだろうと) 

(ああ、音がやんだ)
(仕留めたか、もしくは“変わったか”。しかし、恭弥は別にしても『不知火』にはバレていそうだ。
 バレていたら、それを恭弥に告げられたら? ――否、あの性格なら告げなさそうだ、――と、考えつつ。
 最後の一連の花火がそらに輝くのをみつめて、そして――しばらくして、物音の方に目を向けた)

おかえりなさい。
(とん、とベンチから降りて速足で駆けよる)
(子供らしくかけ寄るフリをして、目ではしっかりと身体――というより衣服に裂けた部分はないかなど、探していた)

【こちらこそ宜しくお願い致します】
239水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 16:05:15 ID:whzmvYod
ただいま。
(転ばないように、こちらも下駄を鳴らして駆け寄って、しゃがみこむ。
 本当に何の怪我もなかった。常の戦いと何か違うような、決定的な強さがあった気がする。
 …なんだろう?
 何か、胸の奥にしっかりとした手ごたえがあるものがあったような…
 そんな思いも目の前に少女が来れば過ぎ去ってしまい)

ほら、大丈夫だっただろう?最初の約束は守ったから、次も大丈夫。
待っててくれて、ありがとう。それじゃ…
(しゃがんで目線の高さを合わせたまま、微笑んで右手の小指を差し出す)
ゆびきりげんまん、だ。

ゆーびきりげんまん、うーそついたらはりせんぼんのーます、ゆびきった

(歌いながら、少女と指切りをする。
 ゆびきりが終わる直前、今夜最後の一際大きな尺玉が夜空を彩った。
 相手の瞳に映る花火にすこし見とれて、自然穏やかな表情を浮かべる。
 ふと、名前を聞いてみたい誘惑にもかられたけど――)

親戚のお姉さんはどこに迎えに来てくれるのかな?
もし石段を降りた先なら、また転んだりしないようにその場所の近くまで、手を繋いでいこうか?
花火もお終いだから人も流れてくるだろうし、ちっちゃい子一人じゃ危ないかもしれないから。
(こんな出会いも悪くないだろう。きっとまた会う、と約束もしたことだし。
 その時に聞けばいい。その時まで約束が守れたなら…そう思うことにして)
240あおい ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 16:15:21 ID:fyrZlW69
(――怪我ひとつ、ないらしい)
(彼の場合、怪我は不知火の力で治ってしまうけれど、衣服まで復元することは不可能だ。
 だが、服にはひとつのほつれも無い。つまり、それだけの快勝だった、ということだろうと判断して)

うん。ちゃんと帰ってきた。だから、きっと、大丈夫。
(小指をさしだして、そして相手の小指を絡める)
(小さくなっていることもあり、相手が男性であることもあり、絡めた小指の大きさすら違ったけれど、
 それでもしっかりと強くからめて、ゆびきりをしていく。そして最後の声と共に、絡めた小指を放した)
―――――、おわりかと、思ってた。
(そしてその時に空を彩った色と、その音につられて空を見上げる。
 降り注いできそうな光は、一瞬だけの大華を夜空に咲かせて、そうして余韻を残して儚く散っていった)
……きれい、だった。こんなにちゃんと、花火みたの初めて。
(ふう、とどこか恍惚とした溜息を吐いてから、改めて青年の方に視線を向ける)

シンセキのお姉ちゃんは、そっちのさき。
でも、降りたところまでで大丈夫。わたし、そんなにいつもこけたりしないもの。
……だから、そこの下まで、おねがいします。
(ただ、この身体だと人ごみは辛いな、と思ったのであろう。
 大きな人と手をつないでもらえるのはありがたい、と素直にお願いしてから片手を差し出した)
おにいちゃん、このまま帰るの?
241水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 16:26:32 ID:whzmvYod
またいつでも見れるよ。
今度は最初から最後まで、一緒に見ようか。
お兄さんが約束を守れたら、きっとそうしようね?
(夜空にふわりと消えていく花火の最後の輝きにこちらも目をやりながら)

それじゃ石段の下まで送っていくよ。
しっかり手を繋いでね?
(すい、と左手を差し出す。あまりの身長の違いに、やや腰を屈めながらになったけれど、
 少女の歩みにあわせ、決してせかさないように、ゆっくりと石段を降りていく。
 引っ張り過ぎないように、転んだらすぐ支えられるように注意しながら)

そう…だね。お兄さん、すこし疲れてたのかもしれない。
今夜はこれで、君を見送ったら帰ることにするよ。
(石段を降りきると、人の流れのピークも過ぎたようで、
 これなら小さな子でも流されたりぶつかったりはしなさそうだ、その程度まで落ち着いていた。
 しゃがみこんで手を離すと)

それじゃ、さようならは言わないよ。
また会おうね?
(それでもひらひらと手を振って、少女を見送ることにして)

【先輩のレスをいただいてからもう少し、ガラッとシーンを変えてエピローグにお付き合いいただければ幸いです】
242あおい ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 16:36:24 ID:fyrZlW69
>>241
(きっとそうしよう、との言葉には何も言わなかったけれど縦にこくり、と頷いた)
(差し出された左手に自分の手をかさねて、はぐれないように、
 そして人波に流されないようにゆっくりと歩いていく。こうして歩いていると、
 長身の彼が気の毒になるくらいに気遣ってもらっているのが分かって――、今度何かさりげなくお礼しよう、と
 そんなことを考える――そういえば、あの日に八つ当たりしたお詫びも、まだちゃんとしていない)

……うん。
おつかれさま。
(しゃがみこんでくれたので、視線がかちあう)
(手をそっとはなして、ここまで無事にこられたことにほっとしながら、ようやく人波の少ない場所で
 落ちついた。――朱羽もそろそろ来るだろう、そう思ってあたりを見回してから)

―――また、ね。やくそくしたから、またね。

(手を振った彼に応えるようにこちらからも手を振り返して、待ち合わせ場所へ足をすすめるのだった)




「あらあらぁ、水鏡クンがいたならぁ、あたしも一緒にいけば良かったぁ……あん、もうー!」
(待ち合わせ場所。からかうような言葉と一緒に背後から現れた女を振りかえり、少女は小首を傾げる) 
……石段を降りたころには、既にこちらに気づいておられたでしょう?
「まあねえ。でもお、あたしが行っちゃったらぁ、色々と厄介じゃなぁい? 剣糸ちゃん」

―――貴方なら、適当に嘘をつけましょう。我が諜報長殿。

【了解、ですっ】
243水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 16:50:07 ID:whzmvYod
(人波に少女の姿が消えるまで見送ると、踵を返す。
 からころ鳴らすのもけっこう楽しいな、と下駄でのそぞろ歩きを楽しみながら帰路を辿って…)

――――――――――――――――――

(また別の日。夏休みも終わりに近づいた、いつもと同じ夜。
 廃墟のビル陰で向こうを見透かしては、銃を構えて慎重に、気配の源に近づいていく。
 気配がないのを確かめたはず、なのにビル陰から出てみれば、
 左手に気配を感じてびくり、と反応してしまってから――)

(安堵の吐息を漏らして、銃を地面に向け、肩の力を抜く)
こんばんは、媛先輩。今日も狩りですか?
なら手伝ってもらえませんか?
この先なんですけど、どうにも嫌な匂いが濃くて、一人じゃどうだろ、と思っていたところで…
(そこはかとない違和感、ひっかかり?
 口にしながら何か掴みかけたものがすり抜けていくのも感じ、内心首を傾げたが)

どうも数が多いみたいなんで、仕留めた数が少なかったほうのオゴリで賭けません?
久遠さんに美味しいスイーツのある店も教えてもらったし、
先輩向けのオゴリの準備も万事怠りはありませんよ。
(いつもの、というか懐かしい気もする、戦いの前の軽口がすらすらと口をついて出てくる。
 別に何があったわけでもないのに…今でも暗い気持ちになったり、
 悩んだりするのは変わらないはず、なのに、ほんの少し、胸のつかえが降りたような不思議な心持ちがする)

先輩におごってもらうなら…何にしようかな。
今日の僕、負けませんから。どうです?一口ノってみませんか?
(よくもまあ、口が回ることだ。
 われながら可笑しくなりながら、いつもより体がリラックスしてるようだ、
 そんな風に自分のコンディションを確かめる余裕もすこし取り戻しているのに、もう不審がったりするのをやめることにした。
 三連続で銃をくるくる回し、腕を上下させて曲芸さながらに、最後は見得を切ってみせたりして…
 ちょっとはしゃぎすぎ、軽く上気したけど最後は黙っている、ことにした)
244媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 17:01:28 ID:fyrZlW69
こんばんは、水鏡さん。
愚問というものかと存じます。私が、狩り以外の夜歩きなんてする悪い子に見えるのでありますか?
(普通に狩り以外の夜歩きもする悪い子なのだけれど、
 相変わらずの減らず口で難儀な答えを返しながら、表情は変えずに小首を傾げた)
……あら、私にそのような勝負を挑まれるとは、とても自信がおありのご様子です。
構いません。負けた方がオゴリ、ということにいたしましょう。
―――久遠さん。あの方、確かに美味しいお店とか知っておられそうですから、楽しみです。
デートでも、なさったのですか?
(僅かに唇の端をあげて、腰につっていた圏を手にする)
(乾坤圏――約30センチ程度の金属製の輪状武器――。
 形としては「O」で握る所以外は輪の外側が刃になっているそれは、斬撃を主な攻撃とする)

………ええ、一口といわず何口でもノってさしあげましょう。

それにしても、随分と楽しそうなご様子で。
……なにか、いいことでもございましたか―――?
(まるで曲芸のような流れる動き。ぼんやりとそれを眺めて、上機嫌だな、と首をかしげながら、
 そう尋ねる。―――黙っている彼自身も、掌握できない心の踊りなのであろうか、など思い)
245水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 17:14:29 ID:whzmvYod
…先輩が学園のいい子で生徒の模範ですって、たとえば都ちゃんに吹聴してもいいんですか?
胸を張ってそんな風に断言できます?
(「質問に質問で返す」やり方をしながら、もう一々不思議に思うのはやめにすることにしたつもりで)
ええ、デートしましたよ。
とっても可愛い格好で着たので僕、久遠さんをお持ち帰りしないようにするのに、理性の全部を注ぎ込みましたから。
先輩にも見せてあげたかったな。
(に、したって悪乗りしすぎだ、それでも減らず口は止まらない。
 僕、なんでこんなにはしゃいでんだろ?)

いいこと…いいこと、なのかな?
じゃあそれもベッドしますよ。
僕に白状して欲しかったら、先輩も頑張ってください。競争です。
…この先、あのビルの中です。
(冗談と緊張と、ほどよくリラックスしながらモードを切り替えて)
またおっかない武器ですね…どんな風に使うのか分かりませんが、先輩なら間違いないでしょうし。
(最後に不思議そうに先輩の顔を見て、それでも次の瞬間には表情を引き締めて)

行きます。背中は任せましたから――必ず守りますから。

(そう言うと、恐れ気もなく、銃を構えて突入して――)

【僕の方はこれにて締めにしようと思います。
 返しがあってもなくても、先輩の思いのままに】
246媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 17:19:19 ID:fyrZlW69
【それでは、とっても綺麗に〆ていただいていると思うので、それで〆としていただければ】

【とってもとっても楽しませていただきました。感謝なばかり、であります。たのしかったー、ですっ】
【楽しませていただいたぶん、少しでもお返しできていれば幸い、なのですけれど】
【この度はお誘いくださって、誠にありがとうございました。
 また、機会がありましたらご一緒していただければ、とても嬉しく思います。ありがとうございました、水鏡さん】
247水鏡恭弥 ◆kyo/P7P7mo :2010/08/29(日) 17:22:42 ID:whzmvYod
【またまたこちらの都合で振り回してしまって、それでもお付き合いいただき、感謝感激雨あられ、です。
 こちらも十全と楽しかったです。あおいちゃんをお持ち帰りしないようにするのに理性のry(
 二日に渡りお付き合い、ありがとうございました。こちらこそ、またよろしくお願いします】
248媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/08/29(日) 17:25:08 ID:fyrZlW69
【身長のちっちゃい子だったらお持ち帰りするのですね、なんだやっぱりただのロリk(】

【こほん。こちらこそ、何度も申しておりますけれど、感謝ばかりです】
【数日にわたるお付き合いありがとうございました。それでは、お疲れ様であります。また次の機会を楽しみにしております】

【ありがとうございました。スレッドお返しいたします】
249名無しさん@ピンキー:2010/08/29(日) 18:43:06 ID:W62PWIdH
250竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/08/31(火) 20:04:16 ID:dC3yFt1a
>>6がプロフで待機……】
251竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/08/31(火) 20:22:20 ID:dC3yFt1a
【待機解除】
252大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 21:12:15 ID:NlQZ8WQ1
【久遠ゆりか ◆Juli/dituoさんとのレスでお借りします】

【今宵もヨロシクお願いします(ペコッ)】
253久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/31(火) 21:16:11 ID:wdtVYPPk
【あれ…置きレスしたと思ったら、していなかったですわ…】
【えぇー…信じられない。自分でもびっくり…ほんと、申し訳ございませんでしたっ】

>>194
(驚かれた。)
(まぁ、当たり前の反応ではあるけれど、なんとなくムッとした顔を見せてしまう。)
えぇ、日本人ですわ。
わたしの、どこがどう、日本人に見えないと仰るのですの?
(目の前の少年に罪は全く無い。)
(大槻の素直すぎる反応に、思わず、八つ当たりしたくなってしまっただけのこと。)

(渡される生徒手帳を、ぱらぱらとめくって見る。)
(……生徒手帳って、こんなんだったんだ。)
(初めて見る校則一覧に、眉を顰めてしまう。)
(まぁ、これは中等部の生徒手帳だから、高等部の校則はもっとゆるいに違いない、と)
(勝手な判断をして閉じ、大槻に返す。)
三年って言うと…晶くんよりかは上、かな。
……あ、いやこっちの話ですわ。
(差し出された右手を、まだ若干不審げな目で見て)
………
(そっと指先を絡め、すばやくそれを引っ込めて)

で、あなたはどうして、さっきみたいなバケモノと戦っているんですの?
どこかの組織の方?


【それでは、しょっぱなから失態見せてしまいましたけれど…今夜も、よろしくお願いいたします。】
254大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 21:33:52 ID:NlQZ8WQ1
>>253
【探したけど見つかりませんでした→置きレス】
【おりもビックリですた(汗)】

…えっと……見た目から余すとこなくすべからく全体的に…見えないのですが…(汗)

(渡した生徒手帳をパラパラ捲って見ている久遠は月明かりに照らされて)
(その幻想的な光景に暫く見入ってしまい…話しかけられて我に帰る)

(彼女のこっちの話、という答えに)
…あぁ、そう…まぁ、いいか。

う〜ん…それについていろいろ話すとちょっと長くなるんだよねぇ…
(右の人差し指で頬をポリポリと掻きながら久遠を見つめて)
どこか腰をゆっくり落ち着けて話せる処…ないかなぁ?
できれば…ストロベリーサンデーがおいしい所がいいんだけど…

【こちらこそ、ヨロシクお願いします!】
255久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/31(火) 21:45:44 ID:wdtVYPPk
う………
(尤もな意見である。)
(余すとこなく見えないと言われ、八つ当たりモードが一気に消沈。)
(なんとんく、がっくりと肩を落としながら)
(それでも諦めきれない気持ちを込めて、大槻を恨めしげに、じっとりと見つめる。)

……長く?
(もしかしたら、なにか込み入った組織の人間かなにか、かも。)
(だとすれば、繋がりを作っておくのも悪くはないだろう。)
(それに、ずいぶんと戦いなれているようにも見えたけれど、学年は年下、いわゆる後輩。)
(まだなにも明かさないゆりかに対して、仲間になって欲しいと持ちかけるなど、なんとなく危なっかしい。)
(それとも、そう思わせるのは、何かの罠なのだろうか。)

ストロベリーサンデー?
苺のなにかって、ことですの?
それなら、わたしも食べたいですわね。
でも、時期的に桃やメロンでもよくなくって?
(そういえば、駅前にファミレスとやらが、あったような気がする。)
わたしは…普段お茶と言ったらティーラウンジぐらいしか使ったことが、ないのですけれど…
あの、駅前の、ほら…ファミリーレストラン。
あそこならば、今の時間でも開いているのではなくて?
ストロベリーサンデーが、あるかどうかは、わたしファミレスに入ったこと無いから、わからないのですけれど…
(話しながら、少し後ずさり、後方地面に転がしておいたバイオリンケースを持ち上げる。)

移動、します?
もしお話いただけるのであれば、お付き合いいたしますわ。
256大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 22:06:07 ID:NlQZ8WQ1
>>255
あ…あの〜…ちょっと言い過ぎました…ゴメンナサイ
(まだ恨めしげに見つめてくる久遠をなんとか宥めようと謝罪し)

うん。だってその事を話すとなると…まずは、さっきの「ヤツ」の事から説明しないと納得してくれないでしょ?
(ニコッと悪戯っ子のような微笑みを浮かべながら得意気に話して)
 久遠先輩も甘いものが好きなんですか?やっぱりそうじゃないかと。
 甘いもの好きに悪い人は居ませんからねっ
桃やメロンも確かにいいんだけど…男はやっぱりストロベリーサンデーさっ!
ストロベリーサンデーの美味しさがわからないヤツは悪だっ!
(なぜだか久遠にストロベリーサンデーを熱く語っている)

へぇ〜ファミレスあるんだ…まだ地理に不慣れだからさ…

ホントに!やったぁ!!じゃあ、さっそく移動しよっ♪
(無邪気な子供のような顔をしながら早く行こうっと急かす)
257久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/31(火) 22:24:38 ID:wdtVYPPk
(素直に謝られてしまい、今度はこちらが困った顔をする番で)
あ…いや……解かってるんですの、解かっていますわ。
国籍が日本人ってだけで、見て解かれと言うほうが乱暴ですもの。
……ちょっと、やな思い出があって…八つ当たりしただけですわ。
わたしこそ、ごめんなさい。

(なぜか、甘いもので熱くなっている後輩を目の前に、きょとんとした顔で見てしまった。)
(ゆりか自身も、甘いものにはちょっとしたこだわりと執着があるが、ここまでは熱く語れない。)

………まぁ、悪人だって甘いもの好きな方、いらっしゃいますわよ?
(ふと思い出すのは、紅い髪の先輩のこと。)
(あの人は、甘いものだけではなくて、食全般にうるさそうだなぁ…と、少しだけ思い出し笑い。)

いいですわ、大槻くんの苺にかける情熱も、よく解かりました。
参りましょう。
―――――でもやっぱり、わたしは桃がいいですわ。
(ファミレスって、カード使えるのかな?と、少々の不安はあったが、いざとなれば弟に迎えに来てもらえばいい。)
(バイオリンケースのロングストラップを、ポシェットのようにたすきに掛けて)
(人気の無い路地から、深夜といえどまだまだ賑わいを見せる駅前へと移動を始める。)

(やがて見えてくる雑踏、ネオン、人々の楽しげな笑い声と酔っ払いのくだを巻く声。)
(その間をすり抜け、やってきたのはチェーン店の、よくある普通のファミリーレストランで)

「いらっしゃいませ、何名様ですか?当店は禁煙となっております、よろしかったでしょうか?」
(店のドアをくぐるなり、明るい好青年な店員に、とっておきの笑顔を向けられ)
(少しまごついた表情で、助けを求めるように、先ほど会ったばかりの高配し視線を投げかける。)
258大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 22:51:12 ID:NlQZ8WQ1
>>257
なんか…おかしいですね…さっきから謝ってばっかりで…
(久遠に駅前近くまで案内され、歩きながら話しかけて)

(悪人にも甘いものが好きなのがいる発言を聞いて)

確かにいるかもしれないけれど…そういう輩は「人の不幸」という甘露がすきなんですよ。きっと。
(皮肉を込めた物言いで容赦なく切り返す)

(久遠の少し後を歩きながらあちこちキョロキョロしながら)
(成程、この時間帯でもこれだけ賑やかなのは「さすが」だなぁ、と思いつつ)

(やがて一件のファミレスを見つけ、二人とも入っていく)
(入った途端、丁度ウェイターがおり、とびっきりの営業スマイル久遠に訪ねてきて)
(彼女は慣れていないのだろうか?表情には出さないが…目で助けを求めている気がした)

…えと、二名です。禁煙席でお願いします。

「かしこまりました、こちらへどうぞ」

(案内された席は窓際の角席。久遠と対面する形で席に付く)
(ウェイターがメニューを持ってきて手渡す)
「ご注文が決まりましたらお呼びください」
(お決まりのセリフを言って立ち去るウェイター)

(メニューを広げてひととうり見た後、久遠に一言)
 …先輩は何かきまりましたか?

【座席は窓際の角にしてみました。】
【窓の位置はお好きに決めてもらって結構です♪】
259久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/31(火) 23:07:04 ID:wdtVYPPk
あ…ほんとですわね。
じゃあ、次からはごめんなさいは、無し、で。
だってこのままじゃ、謝罪の応酬になっちゃいますもの。
そんなことしている時間があったら、もっと建設的なお話をしたほうが人生にとって良いってものですわ。
(気づかされて、くすりと笑う。)

……………そういう人もいるし、違う人もいる。
悪人には、悪人の事情があるのですわ。
(人の不幸が好きという言葉を聞き、一瞬、ほんの一瞬だけ、すぅっと目が冷たい光を宿し)
悪事を許すことは出来ないけれど、事情や状況を聞くぐらい、心に余裕を持っていないと。
ちょっとしたきっかけで、闇に落ちるのはご自身かもしれませんわよ?
大槻くんぐらい明るい子だと、心配はいらなさそうですけれど、ね。
(でもそれは、すぐに普段どおりの顔になって、首をかしげながら少しだけ笑ってみせる。)

(視線に気が付いてもらえたらしく、店員が訪ねたことを大槻がてきぱきと応えて)
(案内された場所は、未だ賑わう夜の街が覗ける、窓際の席。)
(奥のソファーに腰を掛け、脇にバイオリンケースを置いてから、辺りをきょろきょろ。)
(どうやら、以前紅裂に連れて行ってもらった喫茶店のように、メニューを手渡してくれるボーイは居ない様子で)
(何度か視線を走らせて、机の上に置かれた、ハンバーグらやオムライスやらの写真が載せられた)
(パウチされた数枚の厚紙と、大きめの冊子がメニューだと気が付き、それを持ち上げる。)
………期間限定。
ハンバーグフェア…
(ぶつぶつと口に出しつつメニューえを繰って、やがてデザートのページに行き着き)
シュゼットとか無いのかしら……あ、でも桃のガレットがありますわ。
でもでも、このキャラメルチョコパフェも、美味しそうー…
ね?大槻くんは、やっぱりストロベリーサンデー?
(色とりどりのスウィーツの写真たちに、思わず表情も綻び、満面の笑みで向かいの大槻を見る。)

【では、わたしは奥の席に座らせていただきますわ。】
【窓はわたしの背中から横にかけて、で、いいかしら?】
260大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 23:26:07 ID:NlQZ8WQ1
>>259
そうだね、そうじゃないと…折角の「話し」も時間切れでできなくなっちゃうからね。
(釣られて同じ様にフフッと笑う)

まぁ…ね。皆が全員そうだとは言わないけれど。
(ふぅっと一息吐いてから暫く考え込むような態度を…そして)

もし、闇の誘惑に負けたら討たれてもそれは仕方ないかな、そういう覚悟はしているつもりだけど…ね。
(少し悲しげな瞳で自嘲気味に語りかける)
久遠先輩にそう言ってもらえるなんて…ちょっと自信がでたかな(笑)

もちろん!この「ストロベリーサンデーW」さっ!
(大槻が差し示したメニューには普通の倍に盛られている「ストロベリーサンデーW」が)

久遠先輩のが決まったら店員さんを呼びますから…
(そして雰囲気がガラリと変わって真面目な顔つきで久遠を見据えて)
…で…まずは何からお話しましょうか?
261久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/08/31(火) 23:35:01 ID:wdtVYPPk
べ…別に、わたしの言うことに、自信なんか持たないでくださいませ。
わたし、そんな風に言っていただけるような人間ではないですわ。
もしかしたら、わたしが甘いもの好きの悪人かもしれないじゃないですの?

(大槻の指先には、見たこともないぐらいに盛られたストロベリーサンデーの写真があって)
(なぜか、対抗意識が意味も無くふつふつと沸いてきた。)
わ、わたしはっ
この桃のガレットと、黒蜜と黄な粉のアイス、あとはキャラメルプリンとアイスミルクティー、ですわっ
(どうだ。と言わんばかりに、ふふんと得意げな顔をして)

ん……そうですわね。
まずは、あなたは何の目的があって、ああいうことをしていらっしゃるんですの?
とても危険なこと、というのは、解かっていらっしゃいますわよね?
それとも、どこかの組織に属していらっしゃいますの?
あと、あの指の光……あれは、あなたの能力―――異能か、なにか?
別に答えたくなければ、ノーコメントでよろしいですわよ。
そのかわり、嘘はつかないで欲しいですわ。
わたし、見ての通りお人よしですもの。すぐに信じてしまいますわ。
(言ってすぐに「冗談よ」と付け加えて微笑む。)
262大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/08/31(火) 23:57:17 ID:NlQZ8WQ1
>>259
【あうあう(汗)返信忘れ…窓の件、それで大丈夫です。】

>>261
(じぃ〜と久遠の顔を見て…やがて「ププブ」と吹き出して)
うん、それはないよ。だってもし久遠先輩がそんな悪人だったらさ、僕は今頃三途の川を渡っているよ。

うああ…それはちょっと食べ過ぎじゃ…太っ(汗)
(最後まで言おうとしたらキツく睨まれ、慌てて店員を呼び出して)
すいません、この「ストロベリーサンデーW」一つと、桃のガレットと黒蜜と黄な粉のアイス、
キャラメルプリンとアイスミルクティーをお願いします。


なんか一気に質問がきたなぁ…それも只の興味、というじゃないですね。
(落ち着いて言葉を一つ一つ選びながら紡いでいく)

危険である事は百も承知、規則や組織と言った縛られるの事は好きじゃない、
指先の光…は何だと思いますか?正解したらココは僕がご馳走しますよ♪
(してやったりというような、悪戯が成功した子供のような顔をして問いかける)
263久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 00:11:09 ID:bbMUVxht
解からないですわよ?
最初は甘い顔をして、美味しいものをたくさん食べさせてから……ってのも、ありですもの。
せいぜいわたしに、食べた鳥の骨でも握らせておくと良いですわ。
まぁ、わたし目は悪くないですけれど。
……ご存知?ヘンゼルとグレーテル。

(大槻が店員に注文を追える様子を見て、ふふん、と再び得意げに)
これで、わたしの勝ちですわよね?
(いったい、何の勝負をしているのやら。とりあえずは、勝ったつもりらしい。)

いいえ。単なる興味本位ですわ。
でも、あなたのお答え次第によっては、また違った対応になってまいりますけれど。
好きじゃないってことは、どこかの組織の人間ってわけじゃないのですわね。
(ふむ、と、指先を唇に当てて首をかしげる。)
たとえば、どこかの組織とつながりがある、とか?
そういうのも一切無しですの?まったくの、個人行動?
指先の光……なぁにそれ?クイズにしては出来が悪いですわね。
(眉を顰めながらも、口元は笑って)
あの暗闇の中だからということを差し引いても、かなり明るい発光体でしたわ。
そして、わたしが感じたあの変な感覚………
………んー、推理は苦手ですの。
発火といった色ではなかったですわね。でも、高温ならありえるのかしら。
それとも電気、帯電…?
わからないですわ、降参。

(首をかしげたところで、店員が注文の品を運んでくる気配を感じた。)
264大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 00:31:08 ID:EgGAy18A
>>263
グリム童話集の中の一つだったような…。
確か仲のよい兄妹がイチゴ摘みに禁断の「魔女の森へ」行く話だったかな?
(こめかみに人差し指をトントンと軽く当てながら思い出そうと)

いや…あの…得意気にされても困るんですけど…。

まぁ…しいて言えば「依頼受付」ってやつになるのかなぁ、うん。窓口は僕自信になるけど。
(ここまで話終わる頃に、先程注文した物が順番に並べられる)
「お待たせいたしました…ストロベリーサンデーWと桃のガレット、黒蜜と黄な粉のアイス、
キャラメルプリン、アイスミルクティーです、ご注文は以上でしょうか?」

…あ、すいません、コレ…もう一つ追加でお願いします。
(しれっと追加オーダーする大槻…注文を受けたウェイターは「かしこまりました」と言って立ち去る)

そうそう、さっきの正解だったね…答えは「プラズマ」…て言ったら信じる?
265久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 00:47:28 ID:bbMUVxht
なんか、可愛いお話になっていますわよ。
もっと殺伐としたストーリーですわ。
母親に、捨てられるのですわ、魔女の森に。
(店員がデザート類を並べる様子を眺めながら、当たり障りのない童話の話をしつつ)
(手はすでにスプーンを掴み、すべてを平らげる勢いの、きらきらとした目で待ち構える。)

………っ
(まずはアイスから―――というときに、目の前の大槻が追加注文をしている。)
(……負けた。とばかりに、がっかりとした表情で、のらくらとアイスを口に運んで)

依頼受け付けって、個人でされているんですの?
そんな話、聞いたことないですわ。
ってことは、お仕事……?
……それって、合法?
(あやしー、とばかりに眉を寄せ、唇を笑わせる。)

ぷらずま?
……テレビとかの?
蛍光灯もプラズマでしたっけ?
あぁ、あとあれですわよね。幽霊はプラズマ、ってやつ?
幼稚園のころかな?プラズマボールって流行しましたわよね。インテリアグッズで。
んー…ってことはやっぱり電気体質、ですの?

(結局、詳しいところは良く解かんないと、問いかけを投げ出して)
(お行儀悪く頬杖をついて、アイスに続いてキャラメルプリンにぱくつきながら)
266大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 01:18:52 ID:EgGAy18A
>>265
あぁ…「真実のグリム童話」のお話でしたか。一般的な話かと…。
…にしても先輩って幸せそうに食べますよねぇ…
なんだかこっちまで影響されそうなんですが…。
(あははははは、と乾いた笑いをしながらストロベリーサンデーにスプーンを差してパクつく)

(突然がっかりした雰囲気を醸し出している久遠を刺激しないように注意をして)

それはそうですよ…だって公にしていませんし、口コミ+暗号みたいなものでやり取りしてますし。
ていうか…「ヤツ」ら退治するのに「合法」とかあるんですか?聞いたことないんですけど。

まぁ…あながち間違ってはいませんけど…。
「雷」「オーロラ」もプラズマですよ。 後…「太陽」も…ですけど。
(ここまで話したところでストロベリーサンデーが半分に。更に食べながら久遠を見て)

先輩の質問を聞いて疑問に思ったんですけど…。

「個人では聞いた事がない」というのは…つまり組織または集団ならば聞いたことがあるって事になりますよね?

「ヤツ」らに対抗しうる組織とかあったりするんですか?

(問いかけながらとか持っているスプーンを無意識のうちに
右手の人差し指を中心にして浮かせてクルクル回してている)
(その回り方は方位磁針のようにゆっくりと揺れながら動いている)
267久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 01:39:53 ID:bbMUVxht
……?
(キャラメルプリン、最後の一口のスプーンをくわえたまま、首をかしげる。)
(影響も何も、自分から見たら充分にストロベリーサンデーを食べる大槻は、美味しそうに見えて)
(本当に好きなんだなぁ…と、じっと見つめてしまう。)

はぁ…口コミと暗号、で。
(いくら口コミと暗号であっても、依頼する人間が居るということは、少なからず世間に出回っている、と言うことで


(いつの日か、どこかの組織に目を付けられるかもなぁ…と、小さく溜息。)

異形を狩るのに、これといって定められた法は無いと思いますわ。
わたしの知る限りでは、ですけれど。
ただ、お仕事となりますと、どなたかに報酬をいただくってことですわよね?
起業とか、税金、とか?
(スプーンを置いて、ナイフとフォークを持ち、桃のガレットに取り掛かる。)
(ホテルのティーラウンジのデザートとまではいかないが、アイスもプリンも甘くて美味しくて)
(―――うん。ガレットも、期待通り。)
(器用にナイフで切っては、フォークで小さく畳んで突き刺し、唇に運ぶ。)

じゃあ、大槻くんは、そのプラズマを扱える能力…って、ことなんですのね?
(深夜の時間帯、ずいぶんと客も少なくなってきたが、一応は少しだけ声を潜めて)

そもそも、この街の夜を歩いていて、組織の人にお会いになっていらっしゃらない。
ってのが、わたしには不思議でたまりませんわ……っと、そういえばお引越しされてきたばかり、でしたっけ?
(はむ、とガレットを口に放り込み、もぐもぐと動かし、飲み込む。)
――ん。
組織については、わたしが知るだけでも幾つか存在していますわ。
でも、大槻くんの仰るとおり、色々と規則とかはありそうですわね。
だから、組織に関しては、そういう人たちに会ったときに、ご本人にお尋ねになったらいいですわ。
わたしもどこの組織にも属していないですもの。
そんな人間が、偏った意見を述べても、なんの足しにもならないと思いますわ。
ただひとつだけ、言えることが……
……異形や異能に関する組織は、様々ありますわ。
なかには、大槻くんにとって不利になるような組織も
夜出会った人間に、易々と心を開かないことですわね。

―――だから、そういう小さな油断が、命取りになりますわよ。
(いつの間にかポケットから出した金属を掌に乗せ、大槻の右手に当てるべく、指で弾き飛ばす。)
(飛んでいったのは、2センチも無いような小さな空の薬莢。)
268大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 02:12:26 ID:EgGAy18A
>>267
えぇ…そうですけど。何か問題あったりするんですか?

まぁ…いろいろです。そこは「守秘義務」という事で…。
当然、公務ではないですから税金ではないですよ。

(丁度ストロベリーサンデーWを平らげる…と、次の同じものがテーブルに置かれる)

(二杯目のストロベリーサンデーWに回していたスプーンを差して)
そう考えてくださってくれば結構です。まぁ…それだけではないんですけれど…。
(ストロベリーサンデーWをパクパクと食べながら話を続けていく)

はぃそうです、この前もイレギュラー的な出来事にあったばかりで…。
この辺って「怪異」的な出来事って多いんですか?

そういう情報を知っていらっしゃるっていう事は…久遠先輩は少なからずとも関わった事があるんですね。

(スプーンをくわえながら久遠の言葉を一言一句聞き逃さないように注意して)
それは…肝に命じておきます…優しい先輩からの助言として。

(久遠のポケットから出された金属に気がついて)
(彼女の指で弾き飛ばされたソレは大槻の右手に引き寄せられるように飛来し)
(吸い込まれるようにピタリと右手の甲にくっつく)

これ…は……?
(困惑した表情を浮かべながら久遠の顔を見つめる)
269久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 02:29:06 ID:bbMUVxht
大槻くんがやっていらっしゃることの、収入と支出の割合にもよりますけれど
基本的に、収入がある人間は税金を納めなければならないのですわよ、この国は。
個人的な取引ですし、赤字ならお目こぼしいただけますけれどね。
まぁ、わたしもそんなに詳しくないですけれど?
それ以前に、大槻くんの商売が税務署にバレなければ、問題ないですし。

(2つ目のストロベリーサンデーに手を付ける様子を見て、やっぱり男の子は容量が違う…と)
(少し悔しい気持ちになってしまう。)
(たまに、極稀に、男に生まれたかったなぁ、なんて思うこともある。)
(別に、ストロベリーサンデーをたらふく食べるため、ではないけれど。)
(再び、なぜだか八つ当たり的な気持ちが、むかっと沸いて来たので)
(ガレットを食べていたフォークを持った手を、大槻のほうへと伸ばし)
(その鋭利な先端で、サンデーに乗った苺を突き刺さんと思い切り、振り上げて―――)

特に組織の人間は、仲良くなればとても親身になってくださる方も多いのですけれど
でも、場合によっては組織の目的を優先されますもの。
充分注意なさってくださいませね。

それは―――わたしの、おもちゃよ。
たちの悪い。
そんなことよりも、それ…癖?
気をつけられたほうが、いいですわよ。
(右手に持ったナイフを使って、礼儀もそっちのけで大槻の右手を指し示して)
(そして、返してとばかりに、右手をそのまま差し出す。)

そういえば、仲間が欲しいとか言われていましたけれど……大槻くんって、ずっと一人なんですの?
誰か、ご自身みたいな能力者にお会いになりまして?
270大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 02:57:33 ID:EgGAy18A
>>269
…じゃあ、大丈夫かな。今までの稼ぎは貯蓄してますから。それにまだ未成年だから…ダメなんだろうか?
(再び思考の海へ入ってしまい、暫く無言のままで)
(次に話かけようとして思考の海から戻って来て次に認識した光景は…)
(楽しみに残していた「ストロベリー」が久遠のフォークによって拉致される瞬間―)
(なす術なくあっけにとられた表情を浮かべつつ…「ストロベリー」の行方を見送りながら…)
…………………十分注意します…久遠先輩のフォークにも……
(じとーっと恨めしそうに久遠に持っていかれた「ストロベリー」を見ながら)

(右手の甲にくっついた空薬莢をマジマジと見ながら)
たちの悪いオモチャですか…
(癖の事を指摘されても慌てる様子を見せる事なく平然として)
(右手を動かす素振りも見せずに、甲から弾かれる様に薬莢は宙を舞って
―久遠の差し出された右手へすっぽりと収まる)

そうですね…こっちに来るまでは1人で活動してましたね…まぁ来てからも1人ですけど(笑)。
…そういえばこの前、ちょと不思議な人と遭遇しましたけど…
どうやら嫌われたみたいで…
(あはははは、と頭を掻きながら乾いた笑いを)


【先輩はお時間大丈夫ですか?】
【自分は大丈夫なのですが。】
【つらくなってきたら遠慮しないで言ってきてくださいね!】
271久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 03:01:29 ID:bbMUVxht
【いちご、ゲットー】
【それでは、今夜はこの辺りで、凍結をお願いしてもよろしいでしょうか?】
【次回ぐらいには、締められるとは思うのですけれど…長々とお付き合いさせて、申し訳ございません。】

【わたしの予定は、明日(本日水曜日)は今日と同じぐらいの時間から開いていて】
【明後日木曜は予定あり、それ以降は木曜になってみないと予定が立てられない感じですわ。】
272大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 03:12:08 ID:EgGAy18A
>>271
【ゲトされたー(泣)】
【凍結承りましたー】
【いえいえ、こちらこそズルズル延ばしてる感で申し訳なく(汗)…】
【自分は楽しんでおります♪先輩も楽しんで頂けていればいいのですが…】
【それじゃ明日というか今日ですね(笑)でお願いします】
【時間は一緒で大丈夫ですか?】
【今日と同じ様に避難所で待ち合わせていきますか?】
273久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 03:16:01 ID:bbMUVxht
【では、今日と同じように。】
【9月1日水曜日の午後8時ごろ、避難所にて。 】
【またなにか急用でも発生しましたら、お互いに避難所に連絡、ということでよろしいかしら?】

【わたしのほうも、楽しませていただいておりますわ。いちごゲット、出来ましたし】

【それでは、お先に失礼させていただきますわね。】
【おやすみなさいませ、よい夢を。】
274大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 03:20:56 ID:EgGAy18A
>>273
【待ち合わせの件、了解です!】
【何かあれば避難所というのも了解です!】

【いちごー!(泣)←某死神代行ではございません】
【遅くまでお付き合いありがとうございます…お疲れサマンサタバサ!】
【お休みなさいませ…よぃ夢を!】
275名無しさん@ピンキー:2010/09/01(水) 12:05:04 ID:P6R5qCuN
本日も真夏日
276久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 19:12:22 ID:bbMUVxht
【大槻 紫紋 ◆qUetENTaKUさんへの置きに、1レスお借りいたします。】

>>270
(柔らかな果肉に、さくりとフォークが沈み込む。)
(そのまま腕を持ち上げると、その赤く可愛らしい物体はゆりかの元へと引き寄せられ)
(薄くなったグロスの唇に吸い込まれ………消えていった。)
ん。
…もぐ……いちごも、悪く…ない、ですわね。
(恨めしそうな大槻を尻目に、もぐもぐと口を動かしながら、香りが良く甘酸っぱい味わいを楽しむ。)
えぇ。
フォークだけじゃなくて、わたしのスプーンにも気を配ったほうがよろしくてよ?
そこの生クリーム、根こそぎ奪われるかもしれませんわよ。

(やはり、磁力を発生させている。)
(なるほど、プラズマとは磁力と深い関係にあるのかな?)
(そんなことを考えながら、飛んできた薬莢を受け取る。)
(普段使っているのは、銅の合金で作られた薬莢のものだが、これはトクベツ。)
(昔、父が射撃訓練に使っていたのを、こっそりと拾った、ロシア製の薬莢。)
(きゅ、と大事そうに握り締め、再びポケットにしまいこむ。)

不思議な、人?
(首をかしげながら、考える。)
(あの学園は、不思議な人だらけで、それだけで言われても、自分の知っている人間なのか知らない人間なのか)
(さっぱり見当もつかずに)
(しかも、嫌われたと聞いては、ますます気になる存在で)

それって、学生?それとも大人?男?女?どんな人?
(矢継ぎ早に質問を投げかける。せめて自分の全く知らない人間かどうかだけでも、特定したくて)


【そして、薬莢は銅の合金であることを、説明するのを忘れておりましたわ。】
【とりあえず、弾き飛ばしたのは、持ち歩いている父の遺品の、ロシア製の古い鉄薬莢ということで】
【わたしが決めた!今決めた。】


置きレスにお借りいたしました。
ありがとうございます。
277久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 20:45:52 ID:bbMUVxht
【大槻 紫紋 ◆qUetENTaKUさんとのロールの解凍に、お借りいたします。】

【では、今夜もよろしくお願いいたしますわね。】
278大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 21:04:44 ID:EgGAy18A
>>276
【久遠ゆりか ◆Juli/dituoさんとのロールでスレお借りします】
【今宵も宜しくお願いします】


>>276
(フォークに捕らえられたイチゴはそのまま拉致され)
(大槻が見守る中、久遠の口の中へと吸い込まれていった…)

そうですね。甘くてちょっと酸味があって…美味しいですよね。
…クリームも中々イケてますよ。
(自分の使用しているスプーンでサクッと軽く掬い)
(ニコニコと微笑みながら久遠の目の前に差し出して)
…よかったら…一口どうぞ?

(弾き飛ばした空薬莢を掌で大事そうに受けて仕舞う様子を見て)
それ…余程大事なものなんですね…なんか…粗末に扱っちゃて…ごめんなさい…。

ええと…確か…女の子で…水を扱っていたんですけど…
(腕を組みながらう〜んと考え込んでしまう)
279久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 21:18:06 ID:bbMUVxht
やっぱりいちごは、フルーツのなかの王様ですわよね。
赤くて可愛いから女王様かしら?
(やがて、もごもごさせていた口が止まって、苺を飲み込む。)

さっきのキャラメルプリンにちょこっと乗ってたクリームも、すごく美味しかったんですの。
同じやつかな?
(フォークで桃のガレットから瑞々しい生の白桃を刺して、大槻のスプーンからクリームを桃で拭い取る。)
(桃の上に乗っかったクリームを、少しだけぺろりと舐め)
…ん、同じクリームみたいですわね。
(蕩ける甘さに、うっとりと口元を微笑ませて、ゆりかの口には少し大きめに見えた桃の欠片を)
(クリームごと、ぱくりと一口で平らげる。)

……また、謝った。
(クスリと笑って、テーブルの下で、スカートのポケットをぽんぽんと叩く。)
大したものでは、無いですわよ。
古いものだから、もとよりぼろぼろですし、それにこんなの、ごみですもの。
……資源ごみ?

女の子………水?
(考えをめぐらせる程でもない、ゆりかの知り合った限りでは、水が扱えるような異能者は、知らない。)
(ただ、まだどんな能力かも計り知れない人間のほうが、多いといえば多いのだが)
女の子ってことは、まだ学生さんってことですわね。
んー……お名前とかは、聞いていないんですの?
(もし大槻がその少女の名を知っていたとしても、さすがに、そこまでは喋らないかも、と思ったけれど)
(念のため、問いかけてみる。)
280大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 21:35:06 ID:EgGAy18A
>>279
女王というよりは…王女っていう感じじゃないですか?
(注文した品々といい、差し出したクリームをおいしそうに食べる様子を見て)
(あぁ、この人も相当な甘いもの好きなんだなーと1人納得して)

(謝った、という指摘を受けて「あ…」という表情を浮かべて)
ほんとですね…さっき言われたばっかなのに…
(釣られるように自分もフフッと笑ってしまう)

う〜ん…鉄製なら…資源ゴミかもですねぇ…
大切に扱っているように見えたので…あ!気にしないでくださいねっ!!

あ〜名前ですか…。
一応聞いたんですけど…。
(ここで先輩が彼女を知っているとは限らないし…逆もまたしかり、か。)

すいません…今すぐには思い出せそうにありません…。
(半分までに減ったストロベリーサンデーWを一口二口パクつく)
281久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 21:46:47 ID:bbMUVxht
いちごは、果物の王女さま。
………大槻くん、意外と詩人?
そのセンス、わたしは大好きですけれど。
(クスクスと笑いながら、桃のガレットを平らげていく。)
(こんな美味しいデザートが深夜営業のお店で食べられるとは、今夜はなかなかの収穫だった。)

大切なのは、そのものではなくて、そのものに付随する思い出……
……なんて感じ、どうかしら?
わたしも詩人になれます?
(気にしないでと言う大槻に向かって、ゆっくりと微笑みながら、アイスミルクティーを口にする。)
(…………どこの農園の茶葉なのだろうか…個性的な……まるで、ペットボトルの紅茶のような味がした。)

(誤魔化したな。)
(大槻の態度を見て、いくら鈍いゆりかでも、ちょっと考えれば解ってしまうほど)
(思い出せそうに無いと言って、サンデーをパクついている様子を見て、目を細める。)
(まぁ、いいだろう。どうしても今すぐに欲しい情報でも無いし、ここは追求しないでおこう。)
(ずず、とストローでミルクティーを吸い込み、テーブルにグラスを置く。)
そういえば、仲間が欲しいって仰っていましたけれど………
それは、わたしを雇いたい、ということですの?
わたし、お金では動きませんわよ。
もし、大槻くんの仲間になったとして、メリットは?
282大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 22:14:54 ID:EgGAy18A
>>281
詩人だなんて…ただ、思った事を考えなしに言っただけですよ…
(センスが好きと言われ、照れながらも「それはない」と自分に言い聞かせ)

同感だと思います…それが例え辛い事であっても…なんて…ちょと生意気でしたね。
(あはははは、と一生懸命笑って誤魔化しながら…久遠の様子を伺い)

(果たして上手く誤魔化せたかなぁ…生まれつき嘘が苦手な自分が恨めしい)
(ここは…上手く誤魔化せた事にしよう、うん…そう思おう、多分大丈夫。)

あ…そうですね…雇いたいとかいうんじゃなくて…
その…あの…「怪異」についての情報を頂ければそれで十分なんですけれど…。
あっ!ほんの些細な事でもいいのですけれど…。
(久遠の顔色を伺うように言葉を選択していく)

一つの情報につき「スウィーツ一品」で如何ですか?
メリットは…そうですね…
(暫く考え込んで…やがて意を決して言い放つ)
先輩が「怪異」遭遇して対処できなくなってしまった場合…
助けになれるかと思うのですが…だめでしょうか?
(久遠の顔を申し訳なさそうな顔をしながら上目遣いで見つめる)
283久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 22:33:57 ID:bbMUVxht
辛いことでも……
(少し考えるように、頬杖をついて、ふと窓の外に視線をやったり)
(気が付けば、もうそろそろ夜明けが近いのだろうか、外を歩く人々が換わってきたような気がする。)
生意気だなんて、思っていませんわよ。
正直者だなぁ…とは、思いますけれど。

情報……
(頬杖をついたまま、視線を大槻に戻す。)
(首をかしげるように顔を傾かせると、少しくすんだ金色が頬に掛かって、青い目が真っ直ぐに大槻を見つめる。)
(なるべく表情がブレないように、曖昧な微笑を唇に浮かべながら)
ひとつの情報につき、スイーツ1品、ね。
まぁ、それで充分メリットではあるのですけれど……
でもわたし、そこいらの甘いお菓子では誤魔化されませんわよ?
ちゃんと、厳選されたもので無いと、満足いたしませんわ。
そちらがそれでも見合うというのであれば、大槻くんに出してもいい範囲内で、情報を提供してもよろしいですわ。

その代わり、助けは無用ですわ。
わたし、夜は基本的に個人主義ですの。
自分自身で対処できなくなったら、潔く死を選びますわ。
大槻くんが、わたしの助けを求めるのであれば、こちらからは協力を惜しみませんけれど。
なんだかあなた、戦いはともかく、危なっかしいですし。
悪い人に、コロっと騙されちゃいそうなんですもの。
(申し訳なさそうな顔に小さく溜息を吐いて、バイオリンケースを少しだけ開き、隙間から携帯を取り出して)
(その煌びやかにデコられた機体を、ぽちぽちと操作して)
携帯、持っていらっしゃる?持っていれば、通信で番号をお送りいたしますわ。

……さてと、もうそろそろ夜も明けそうですわね。
えぇっと……
(きょろきょろと辺りを見渡して、店員と視線が合うと軽く片手を上げ)
…あの、チェックはどこで?
284大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 23:14:41 ID:EgGAy18A
>>283
(頬杖をついて窓の外の景色を見つめる久遠に暫し見とれてしまう)

正直者ですか…まぁ、嘘は嫌いですから。

そうです…現代に於いて情報戦は戦いを左右しますから…。
自分を知り、相手の事を知り、把握しておけばより優位に戦えますから。
(真っ直ぐ見つめてくるに青い瞳ーそれは今自分が試されているように思えて)
その件については大丈夫だと思います。
自由ヶ丘にあるスウィーツ店をいくつかピックアップしてありますから。
(それは自身が実際に歩き回って見つけて来た店…自信を持ってオススメ出来ると自負して)

個人主義って所は僕と一緒なんですね。
(「死」を選ぶ、と聞いて顔色を変え、立ち上がり一気にまくし立てて)
命をなんだと思っているんですかっ!!
あなたにだって…悲しんでくれるはいるのでしょうっ!!
だから…軽々しく死を選ぶなんて…言わないでください…
そんなの…悲しすぎます…よ…
(囃し立てた後…力尽くした様にゆっくりと座って下を俯く…)
(そして…消え入りそうな小声で)
…あんな発言してしまう…先輩の方が…余程危なっかしいですよ……。

(久遠の問いかけに気を取り直して)
あ…は…はぃ…。ありますけど… ちょっと待ってください…。
(ゴソゴソと後ろポケットから黒い携帯を取り出す)
今日は僕にご馳走させて下さい…いろいろお話できたお礼に
(すぐに近くにいたウェイターを呼びつけて会計の旨を伝えている)
(立ち去ったウェイターが暫くすると伝票を持ってきて大槻に手渡す)
…じゃあ…そろそろレジにいきましょうか
(席を立ち上がってレジに向かおうとする…)
285久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/01(水) 23:34:18 ID:bbMUVxht
ふぅん………
(確かに、これだけ甘いものに目がない様子を見ると、男の子とは言え期待できる。)
なるほどねぇ…まぁ、考えておきますわ。
(本心を隠しながら、ニコリと笑って)

…………っ
(大人しそうだった大槻が、突然声を荒げてまくしたててくる。)
(青い瞳を丸く見開いて、きょとんとした表情になってしまうほどに、驚いて)
命をなんだとって……わたしの命は、わたしの持ち物ですけれど。
そりゃあ、ギリギリまでは諦めるつもりはありませんわよ。
でも、生き恥を晒すぐらいならば、死んだほうがマシってところですわ。
(小さな声で言い訳でもするように、ぼそぼそと言いながら視線を落とし、少しの間、考えるように黙りこくって)
…………………
……そうですわね。
ごめんなさい、今のはわたしが悪かったですわ。
わたしだって、大事な人たちがそんな危機に直面したら、その方の体面なんか気にせずに助けに入りますもの。

(今度は、ゆりかが申し訳なさそうな顔をして、大槻を見る番だった。)
…でも、今夜初めて会ったようなわたしに、そんな風に心配をされるなんて……
大槻くんって、いい子なんですのね。

(大槻が取り出した黒い携帯電話に向けて、通信操作をし、無事に番号を交換して)
夜はたいてい、遅くまで起きておりますわ。
日中は学校―――大槻くんと同じ学園の高等部1年、ですわ。
相談事がありましたら、いつでも気兼ねなく電話してくださいませね。
……人生相談なら、よそを当たってくださいませ。

って、ぁ。ダメですわよ。
(ご馳走させてくださいの言葉に、慌てて首を横に振り)
(バイオリンケースに携帯を仕舞い、代わりに小さなカードケースを出す。)
(レジに向かおうとする大槻の背後から、その腕を掴み引き寄せようと手を伸ばして)
ここは、わたしが払いますわよ。わたし、年上ですし。
それに、わたしから情報が欲しいのでしょう?
上手な人は、ここでまた会える口実を作るために、素直におごられておくものですわよ。
286大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/01(水) 23:51:51 ID:EgGAy18A
>>285
まぁ…そうですね。甘いものには…手抜きしませんから。
(してやったり、と何処と無く勝ち誇った顔をして)

いぇ…わかって下さればいいんです…。
誰だって…大事な人を失う事はとても悲しい事なんですから…
(そう語る大槻の表情はとても儚く瞳は悲しげで)
えっ?いい子だなんて…そんな… 僕はただ…
(思いがけない久遠の一言は破壊力があったらしく
大槻の顔色が真っ赤になってしまう)

じ…人生相談ですか……ははは……
(何をいきなり言い出すんだろう…この人は…)

いえ…年上でも、やっぱり女性に払ってもらう訳にはいきませんから。
(ニコッと微笑みながら久遠の顔を見つめ)

そういう事なら、尚更です。僕が払いますから…貸しにしておいてください。
(と掴まれた腕を丁寧に優しく振りほどいてレジ前へ)
287久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/02(木) 00:09:13 ID:i1ayvUvP
(悲しげな大槻の表情を見て、なにか悪いことでも言ってしまったのだろうかと)
(ますます、申し訳ない気持ちになっているところで、いきなり悲しげな顔色が一転、茹蛸のように真っ赤になって)
………?
(なにか、気づかぬうちに彼を辱めるようなことでも発言してしまったのか、と)
(不思議そうな顔をして大槻を見つめながらも、再び反省。)

そうですわ、人生相談。
わたしほど、未来に向かって適当に歩いている人間、そうそういませんもの。
わたしに相談したところで、たいした足しにはならないと思いますわ。
でも、変なものを狩るご相談でしたら、いついかなる時間でも、喜んでお伺いいたしますわ。
(任せてよ、と言わんばかりに微笑んで、自信ありげに胸元をぽふぽふと右手で叩いていせる。)

ぅー……
(レジに向かう大槻の足を引き止められず、悔しげな表情をして背中を追いかける。)
(それでもまだ諦めきれない様子で、大槻とレジの付近をうろちょろとして)
わ、わたし、貸しは平気で踏み倒しますわよっ
(などと、その気も無いようなことを言ってのけたりするが、結局しぶしぶと承知して)
………ありがとう…ごちそうさま、ですわ。

(店のドアをくぐると、すっかりと白んだ空が出迎えてくれる。)
(微かに残る、夜の空気を胸に吸い込み、大きく伸びをひとつして)
ふふ、徹夜しちゃいましたわね。
今夜はありがとうございますわ。
ご自宅は、どの辺りですの。道順はご存知?お送りしましょうか?

【では、そろそろ締めでしょうか】
【なにかやり残したことがあれば】
288大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/02(木) 00:31:49 ID:sMzTRCz5
>>287
(不思議そうな顔でみつめられ、その視線に気づくと慌てて取り繕う)
…え?あぁ!気にしないでください!何でもないですからっ!本当に何でも…。

それじゃあ…その時は頼りにしちゃいますね。改めて宜しくお願いします。
(明るく朗らかに、満面の笑顔で話しかける)

借金を踏み倒されるよりはかわいいものですよ。
それに…携帯番号教えてもらいましたから。

いいえ、これからいろいろお世話になりそうですから…これくらいは…させて下さい。
(会計を済ませ、外へ出る)
(入って来たときの喧騒はどこへやら、空は白々と明るくなって)

そぅですね…僕もおかげさまで楽しかったです。
ありがとうございました。(久遠を見ながら右手を差し出す)

 駅前なので大丈夫です。
それに…先輩もお疲れのようですから。
夜更かしはお肌にわるいでしょうし。
(舌先をぺろっと出しながらからかう様に言い放って)

【はい。こちらは特にはないので次で〆にいくます】
【三日間のお付き合いありがとうございます】
【先輩の方で何か伏線とかあれば遠慮なくどうぞ】
289久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/02(木) 00:45:13 ID:i1ayvUvP
そんなに期待されても、大した働きはできないかもですわよ。
(困惑した表情を浮かべて、大槻を見上げ)

…………着信拒否という機能が、携帯にはついていましてね…
(にやりと悪い笑顔を浮かべ、ぽそりと呟き、すぐに明るく笑って)
嘘ですわ、ちゃんと出ますわよ。
少なくとも、今日のぶんだけは働かなくちゃですもの、ね。
情報ひとつにつき、1スイーツ………うっわ、わたし3つも食べちゃいましたわ。
ミルクティーは、サービスしておいてくださいませね。

(差し出される右手。)
(首をかしげ、少し悩んだけれど、そっと自分の右手を差し出して、大槻の指先に触れる。)
………

ちょ…このっ、言いましたわねっ?
(舌をぺろりと出す大槻に向かって、空で拳を振り上げ)
…ったく、もう。
じゃあ、気をつけてくださいませね。
朝になったとはいえ…この街は、どんな時間でもこの街なのですから。
(軽く手を振り、背中を見せる。)
290大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/02(木) 01:09:22 ID:sMzTRCz5
>>289
そんな事ありませんよ…側にいるだけで…「力」になりますから。
「大切な何か」を守る「力」は時として大きな「力」になりますから。

いいですよ…ミルクティーはサービスしますけど。
…「イチゴ」は高くつきますよ、先輩。
(ニヤニヤとからかうような微笑みを久遠に見せて)

はぃ。先輩も…気をつけて。
わかりました。それでは失礼します。
(背中越しに軽く手を振る久遠に声を掛ける)

先輩…また…一緒に「スウィーツ」食べましょう!


…さて…僕も…帰って備えないと…。

(後の言葉を飲み込んで朝焼けの中,帰宅しながら考える)
(スウィーツ好きなレディからの言葉を噛み締めながら…)

この街にも人の「不浄」が存在するという事…か…

【こちらはこんな「伏線」張りで〆てみました】
291久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/02(木) 01:15:17 ID:i1ayvUvP
【確認させていただきましたわ。】
【綺麗に締まっているので、大槻くんのレスで締めということで】

【今回は、長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございます。】
【大槻くんが楽しめていればよいのですが……】
【よろしければ、また、遊んでくださいませね。】

【次に、大槻くんに会った時は、苺のことを忘れていますように―――と、祈りながら】
【おやすみなさいませ、ですわ。】
292大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/02(木) 01:23:47 ID:sMzTRCz5
>>291
【こちらからお誘いしたあげく引っ張ってしまって…】
【途中レス消えて打ち直してたのは内緒です(汗)】

【自分は大変楽しめました…むしろ先輩が楽しめたかどうかが心配デス…】
【こちらこそありがとうございました(ペコッ)】
【よかったらまたかまってくださると嬉しいです!】
【それでは三日間のお付き合い…お疲れ様でした】
【お休みなさいませ…よい夢を!!】

【スレをお返しします】
293名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 18:49:44 ID:TJWqk0BI
浮上
294霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 19:41:46 ID:/whlLMEE
さぁ、て。随分と速すぎる気もするがね、行動というのは早ければ早いほどよい。
というわけで、今日はこっちに待機と行こう。
295名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 21:36:59 ID:lwB3WkBO
さすがに、いないか。
296霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 21:39:44 ID:/whlLMEE
I<いるよ
297名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 21:45:03 ID:lwB3WkBO
まだいたとは。
あの、よかったら、プロフィール教えてもらえるかな?
298霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 21:47:30 ID:/whlLMEE
まずは>>2を見るんだ。
話はそれからだ。その上で聞きたいことがあるならば、私は一向に構わんっ!
299名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 21:52:14 ID:lwB3WkBO
結構、胸大きいね。
痴漢に、狙われた事ある?
300霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 21:54:33 ID:/whlLMEE
おいおい、お前さん何しに来たんだね。
もーすこし、建設的な話をしたまえよ。

……ま、なくはないが、そんな面白おかしな方々には、それなりに手痛い教訓を味わってもらっているよ。
ちょん切ってやったりとか、な。
301名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 22:03:09 ID:lwB3WkBO
ごめん。デリカシーのない男で。
こんな事、女性にいうような事じゃないよね。(少し落ち込む)
ちょん切るって、また物騒な事するね。
基本的に、悪人には、容赦しないタイプ?
302名無しさん@ピンキー:2010/09/02(木) 22:11:11 ID:lEaA5JIE
意味不明なこと言うので有名なコテも
スルーした方がいい。時間の無駄。
303霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 22:12:57 ID:/whlLMEE
気をつけたまえ、いきなりそれでは私も困るよ。ほんと。

気に入らない奴、つまらない奴、そういう奴には存在価値がない。
存在価値がない奴にどう振舞おうと、そんなこと知ったことかね。
というわけで、ちょん切られても、生まれて来たことを後悔するはめになっても知るものか。
304霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/02(木) 23:02:32 ID:/whlLMEE
さて、では帰る。またね。
305霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 19:30:07 ID:Uv3iqY/4
私が再び華麗に惨状、いや参上。と。
……ま、やるこた昨日と同じ、だがね。
306名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 19:48:30 ID:1ZrG/b3A
こーんばーんわー
今日も今日とて暑いねー

あ、僕、一見さんだけども良いかな?
307霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 19:51:15 ID:Uv3iqY/4
ん、や。こんばんは。
あいにくこちらは雨に風。肌寒くってかなわんね。

ああ、アンタが私にとって面白い相手であってくれるのならば、一向に構わんさ。
308名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 19:55:48 ID:1ZrG/b3A
ああ、暑い日が続くとある日一気にでかい雨が来るよね
極端ったらないよ、全く

それは有難う
とりあえずはここの人と話をしてみて、雰囲気を見たくってさ
自己紹介は居座ることになったら、かな?
309霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 20:05:39 ID:Uv3iqY/4
明日まで降らないでくれるとありがたいんだがね。
週末、雨に濡れて過ごすのはこりごりだ。

……ふむ、まあわからんでもない。
が、居座るにせよ居座らんにせよ、一つの確固とした人格を備えて
どこにでもいる誰かとしてではなく、この私と相対するつもりであれば。
その名もない仮面は剥がして捨てるべきだね。そっちのが色々と気分はいいもんさ。

……ま、雰囲気見るのに話しかけたのがいきなり私、って時点でいかがなものかとは思うけど。
310氷室 心:2010/09/03(金) 20:11:19 ID:1ZrG/b3A
かといって週末に蒸し焼きに成るのも嫌なもんだよね
今時期はそのどっちかだからなぁ

成程、こちらの素性ばかり隠しても失礼か
でも生憎、ここに発表するほどには自分のことをまとめちゃ居ないんだよね
とりあえず今は名前だけで勘弁してくれるかな?

そう?君は悪妙高かったりするのかな?
311霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 20:18:28 ID:Uv3iqY/4
一番嫌なのが、雨が降ってもなお暑い。
蒸すし暑いし外に出ようものならびしょぬれだし、で最悪だ。

結構。これで私は君のことを名前で呼べる。
よもや、それすら決まっていないのでは……などと邪推をしてしまう羽目にもならずに済んだ。

悪名?……まあ、昔は散々やったものだが、今ははたしていかなるものか、ってなとこ。
自分でわざわざ昔のことを喧伝する趣味はない、気になるなら調べればいい。

して、今夜は君はここに何を望んできたのかな?雰囲気を掴むといっても、だ。
こういうことをしたい、そう思ってやってきたのがこの場所だろう。だから、聞こうじゃないの。
312氷室 心:2010/09/03(金) 20:22:44 ID:1ZrG/b3A
最悪だねー、結構高い頻度でそういう事はあるから嫌だよ
マイナスとマイナスかけてもプラスに成らないのが現実だよね

それはどうも
何かを確定させるのはぎりぎりまで待つようにしてるんだ
後悔することが多くってさ

ふーん……君の素性くらいは見せてもらったけどね
まあ興味があるのはいつだって現在なんだよ

そうだね…まずは話がしたくってさ
こうやって話している時点で実は結構満足だよ
313霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 20:31:37 ID:Uv3iqY/4
はっはっは、そうやって待ちすぎて機を逃すのが多い、そういうタイプだね。
それはそれで後悔することになるんだよね。はたしてやって後悔するのと、やらずに後悔するの。
一体どっちがいいのやら、だね。

うむ、ならば結構。正直無駄に長々居座ってるお陰でね、色々積み重なってるものがある。
……まあ、さっくり理解するならば、二つの人格、そして姿を持つ人喰いの怪物。
そんな感じで、覚えとけば言いと思うよ、きっと。
(どうだろうか)

……ふむ、話をするということだけが目的ならば、まずは行くべき場所が違ったようだ。
避難所の方に顔を出してきたらどうだね。ここは割と、雑談ではなくロールの場なのだよ。
こういう楽屋ノリも、そっちの方が出しやすいと思うよ。
314氷室 心:2010/09/03(金) 20:40:24 ID:1ZrG/b3A
厳しいなぁ、でも図星だから言い返せないよ
僕はたいてい、やらずに後悔することばかりなんだけど
やって後悔するより、少しましかなと思ってるんだ

それは……物騒だね
でもまあ、今危険じゃ無ければそれは良いよ

ん、最初からがっつくようなのは苦手でさ、まずは話からかなーって
勿論ロールはしようと思って来たんだけど、君は素性を見る限り、戦闘か会話って感じだったから
ああ、でもそうか…挨拶するならそっちに行くべきだったのかな
315霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/03(金) 20:47:56 ID:Uv3iqY/4
やって後悔することをよしとする奴もいる、やらんで後悔することをよしとする奴もいる。
私は、前者だね。
世の中こんなに面白いんだ、どんなことでも、首を突っ込んでみる価値はある。

ひゃっはっは、何を仰る。場合によっては今すぐにでも危険なのだよ。
それが私、そしてこの場所だ。無論それを避けて生きる術もあろうが、受け入れて生きるほうが何かと楽しいよ。

やれやれ、ロールをするための場所に、ちょっと世間話でもしに来ました。
そんな風に言われて顔出されて、はい喜んでと言えるかね。
一昨日来やがれ、そういわれないだけマシと言うものだよ。

ああ、そうするといい。でもって、私もそろそろ一度席を外そう。
ま、気が向いたらその内来ることにするよ。
316氷室 心:2010/09/03(金) 20:54:08 ID:1ZrG/b3A
好奇心が旺盛なのはちょっとうらやましいよ
僕は多分に臆病なんだろうね、変な方向に

それはそれで刺激的じゃない?
流石に殺されそうになったら逃げなきゃだけど…あ、もう逃げたほうが良いのかな

不快にさせたのなら謝るよ
今度はプロフをきちんと用意してくるべきだね
こちらがへこたれてなかったら、また顔を合わせてくれると嬉しいな
じゃあ、僕もこれ以上恥をさらすのも何だし、席を外しておくよ
317郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/09/03(金) 21:18:54 ID:DxIUp+QB
【名前】 郡 太一朗 (こおり たいちろう)
【年齢】 16歳
【性別】 男
【身長】 168センチ
【容貌】 はねっけのある癖の強い髪型。少々垂れ目。
     髪・瞳とも黒。中肉中背。青と黒のチェック柄のバンダナを額に巻いている。
【能力】 ・無呼吸の瞬き −ゼロ・ブレス−
      集中力を高めて、感覚を鋭敏に研ぎ澄ませる。
      そのことにより、相手の攻撃を見極めたり、(他者から見れば)高速の連撃を与える。
      発動している間は文字通り「呼吸するのも忘れるほど」過度に集中するため、無呼吸になる。
      制限時間は3〜5秒ほど。

     ・不可避の直感
      能力というより、体質。自身にとっての災いが降りかかりそうになる時に限って働く直感。
      殆どの場合において、ほぼ100%的中し、微弱な未来予測と呼んでも良いほど。
      ただし、直感は直感に過ぎず、とても曖昧なもので具体的な事象が分かるでもなく、
      事前に回避することも出来ないので、役立たず。故に、不可避。       

【武器】 切姫(きりひめ) …… 破魔効果のある小太刀。貰い物。
     夜逆(やさか)  …… 無銘の短剣。ただしひたすらに頑丈。
【希望】 基本的には何でも。
【NG】 同性同士
【弱点】 能力発動時は無呼吸になるため、酸素濃度の低い場所では制限時間が更に短くなり、
     あるいは、能力自体が発動できなかったりする。
     また、能力発動後は酸素を取り込むため、隙が大きくなる。
【備考】 高等部所属。家族構成は父 千市・母 百花・姉 十和の四人暮らし。
     部活動は無所属、委員会は見た目に寄らず図書委員。
     性格はテンプレ的な熱血漢。ただし、変なところで悩みやすく、結構打たれ弱い面も。
     勇気と無謀を簡単に履き違える。無力なのに理不尽な不幸に逆らう。 そんな馬鹿。
     短剣(小太刀)と蹴りを主体とした戦闘スタイルで、スピードで勝負するタイプ。

【プロフ投下ついでに、取りあえず22時まで待機ー】
【どーぞ、声をかけてくれ】


>>316
【俺が言うことじゃないかもしれないけど、あまり気にしないでな】
【一見さんなら、分からないこともたくさんあるだろーし、遠慮なく避難所で質問なり雑談なり
 楽しんでもらえたらと思うんだぜー】

318名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 21:28:50 ID:N4ABBl3b
避難所でお声が掛かったようだよ
319郡 太一朗 ◆gphCpRvXtQ :2010/09/03(金) 21:38:52 ID:DxIUp+QB
>>318
おお、本当だ!
わざわざ、知らせてくれて、サンキューな!
一度、スレをお返しするぜー。
320名無しさん@ピンキー:2010/09/03(金) 22:51:38 ID:oNrrpLnM
アツイ
321伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/03(金) 23:12:35 ID:tlyW6uO0
【名前】伊田 満 (イダ ミツル)
【本名】カタナシ
【年齢】17歳
【性別】男?
【体長】1〜200cm(175cm)
【容貌】
妖魔形態:もはや人としての原型を留めていない、もはや肉体のほぼ全てが黒いヘドロ状の物体。
人間形態:ヘアスタイルなど特に考慮していないようなボサボサの黒髪を持つ通行人A。
     以前とは違いちょっとクマがひどいのが気になるご様子。
【能力】名称『ジョーズ』
    自身の体と、それに直接触れた固体・液体に対して『口』を憑ける能力。
    本体が『口』を操作できるものの、その『口』が何処に繋がっているかは謎。
    無機質に憑けた場合射程距離は少し成長して半径20b程、
    ただし、生命体に憑いた場合は対象のエネルギーを吸収して活動する為その限りではない。
    裂傷等の外傷に対しては、傷口を『口』と化す事によってダメージを軽減する事が可能。
    最近、成長して『口』の形状を自身で決められるようになったらしい。

    そのヘドロ状の肉体は、体内を含めた、自身の腕が届く程度の範囲まではある程度操れる為、
    壁にへばりつく、下水移動など更に人間離れした行動が可能。
    『口』の中では蟲型の妖魔を飼育しており、自らの戦術に利用する。

【希望】戦闘
【NG】汚いもの
【弱点】破魔・氷結・電撃に弱い。仮面を破壊されると一部の感覚が無くなる。
【備考】
人を信じる事が出来なかった、ある能力者の成れの果て。
「伊達三月」への想いの為、妖魔と成り果てたその一部が分離、独立し、学園生活に復帰。
元々無気力で、植物のように平穏な人生を望んでいたせいか、
妖魔となっても今現在も積極的に戦闘を行う事はせず、たまに低級妖魔を貪る日々を送っている。

【プロフ投下&こんな時間ですが、少しだけ待機です】
322媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/03(金) 23:17:32 ID:LQnYExy2
【まずはログを読もう、と覗いてみたそのとき、でした】

【こんばんは、伊田さん。よろしかったら、お相手に立候補しても大丈夫ですか?】
323伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/03(金) 23:27:11 ID:tlyW6uO0
【まさかこんな時間に立候補する人も居ないだろうという俺の絶望的観測が脆くも崩れ去ったっ!?】
【と、心中で叫ぶのも程ほどにして、全くもってノームロブレム、喜んでお相手させていただきますね】
【シチュエーションの方は、何かご希望は御座いますでしょうか?】
324媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/03(金) 23:36:50 ID:LQnYExy2
>>323
【今日今このとき、伊田さんの絶望的観測をぶち壊すためだけに生きてきたのです。 嘘ですけれど】

【本当に久々に夜に顔が出せる、と思って覗いたら、で。驚きでした】
【ということで、シチュなのですけれど……戦闘か、日常編か。前はカタナシさんで戦闘でしたので
 伊田さんに会ってみたいなと思いつつ、いくつか案を出してみたいと思います】

【1.カナタシ=伊田さんとは知らずに学園でバッタリ。伊田さんの前でプリント落として束をばらまいてみたりとか】
【2.……伊達さんに何かプレゼント買いにいったりとかしませんか?とかけしかけつつ買い物先でバッタリ】
【3.狩りのときにに人間版の伊田さんに会って会話、場合によっては軽く戦闘】
【4.カタナシさんを見つけて純粋にいつぞやのリベンジマッチ】
325伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/03(金) 23:51:27 ID:tlyW6uO0
【なんという偶然、これは確実に殺傷方面の年貢の納め時フラグ】
【貴重な人間ボディを輪切りにするは勘弁して下さい、という訳で日常編を…】

【…凄く2番が魅力的に感じてしまうのは、俺が俺だからなのでしょう、ええきっと】
【という訳で、2番でお願い申し上げます候、書き出しはどちらからにしましょうか?】
326媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/03(金) 23:55:53 ID:LQnYExy2
>>325
【了解いたしました。……ふふ、なんだかによによ致します。(←)】

【そうですね。貴方が何を買うつもりか、で場所も決まってくると思いますので、
 よろしかったら場所も含めて書き出し、お願いできますか?問題があれば、遠慮なく、と】
327伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/04(土) 00:22:49 ID:9p9veqem
(時は黄昏。)
(灯りの満ちた人気の通りに人々は、最後の締めとばかりに賑やかに流れをつくる、そんな時間)
(場所は、人々の喧騒から少し外れた場所にある、若干時代遅れな玩具屋のショウウィンドウ)
(店先に並べられるのは、実際の動物をデフォルメした色とりどりのぬいぐるみ)
(その、少しばかり埃の積もった彼等の瞳に映るのは人間…いや、正確に言えば妖魔が一匹)

…クマにするか、ウサギにするか、それが問題だ。
(何処かで聞いたような台詞をぼやきつつ、彼等の虚ろなビーズの瞳を見詰め返す)
(そんな事をしたところで、何かが分かるわけではないのだけれど)

(―――ぬいぐるみ。)
(ぬいぐるみ(縫い包み)とは、型紙に合わせて裁断された布を縫合し、)
(綿などを内部に詰め、動物等に似せて成型したもの。)
(癒し効果があり、愛嬌のあるぬいぐるみは、老若男女問わず人気があり、)
(UFOキャッチャーやくじ引きなどの様々な景品としても利用されている。byウィキペディア)
(この場合に重要なのは「老若男女問わず人気があり」という部分)
(まぁ、つまりは「愛しの彼女」にプレゼントをしようかと思ったものの)
(妖魔としての性質なのか、それとも元からこうだったのか、気の効いた物品など思いつくわけも無く)

むー……好きな動物、聞いておけばよかった。
…クマ、ウサギ、クマ、ウサギ、クマ…あ、ネコもあるのか。
(こうして、玩具屋の前で悩んでいると、つまりはそういう事だった。)

【…うう、によによされた…。】
【とりあえず、場所を勝手に決めさせていただいちゃいました】
【不都合がありましたら言って下さいませ。それでは宜しくお願いいたします。】
328媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 00:42:00 ID:iRRkw3wx
>>327
(久々の買い物。日用品だとかそんなものの入った紙袋を抱えながら、軽く肩を回した)
(気づけばもう黄昏時だった。
 人の多い道ではなく、少しだけ人通りの少ない道を通って近道しよう、だなんて、
 普通の女子学生ならば危険なのかもしれないけれど、この女の場合は別だ――夜には“慣れている”)

(と、そこで人通りの少なめな、喧騒からは少し離れた通りに人を発見する)
(すれ違う人は何人かいるのだけれど、あんなに熱心にショウウィンドウを見ているといえば、
 目の前にいる彼しかいなくて。……何が売っているのだろう、と無意識に視線を店にうつす)
―――――。
(こんなところにこんなお店あったのか、だなんて少し驚いた。
 普段はまず帰ることしか考えていないから、まわりなんてあまり見ないのだ。
 今日はもう『仕事』も終わってゆっくりした日だったから、少しだけ心に余裕があるのかもしれない)
…………。
(そこにあるのは可愛らしいぬいぐるみの数々)
(さすがに自分の部屋をぬいぐるみでいっぱいになんておとめチックなことは思ったりしないけれど、
 可愛いものは純粋に好きだ。とくに小動物ともこもこしたものというのは、凄い破壊力だ)

―――――ひつじ。
(だから、彼女も思わず彼の後ろからそこを眺めながら、ぽつりと呟いてしまった)
(彼女の視線の先には、少しほこりをかぶってはいるものの、もこもこふわふわした
 真っ白い毛をした羊のぬいぐるみがいたのである。……もこもこ、と半分無意識に彼女は言葉を続けた)

【問題なし、で、そのまま乗らせていただきました】
【そちらこそ何かありましたら、眠気やリミットも含めて遠慮なく、です。どうぞよろしくお願い致します】
329伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/04(土) 01:17:51 ID:9p9veqem
…クマ、ウサギ、ネコ、イヌ、ヒツジ……ひつじ?
(唐突に聞こえた背後の呟き、思わずつられて視線を左右に巡らせて)
(…なるほど、今まで気がつかなかったが、視線をずらすとそこには確かに)
(白い、雲のようなフワフワもこもこが、展示されていて)

ひつじ、ひつじかぁ…。
(言われて見れば、白いふわふわもこもここそふさわしい気がする)
(「愛しの彼女」、伊達三月。彼女の事を少しばかり思い巡らせる)
(まず思い浮かぶのは、ヒツジのぬいぐるみを受け取って、喜ぶ姿)
(抱きしめて、転がして、枕にして、泣いたり、笑ったり、怒る姿)
(そのどれもが愛しく、可愛くて―――って、今ひつじって言ったの誰だ?)

…………?
(少しばかりの嫌な予感にギ・ギ・ギ、と擬音を立てて、ぎこちなく後ろを振り返る)
(何処かで見たような整った顔と長い黒髪、何処かで聞いたような先程の声)
(何故か記憶が断片的で、はっきりとは思い出せないけれど、危惧すべき存在だった気がする)
(いや、しかし、今もっと危惧すべきは彼女の存在そのものではなく)

…あー、えーと…失礼ですがもしかして、貴女もあのひつじをお求めに?
(ショウウインドウの中に展示された、少しばかり埃が積もったぬいぐるみ)
(現品限りの札が置かれたその中で、ひつじは一匹だけしか残っておらず)
(もし、目の前の彼女がひつじを買ってしまったならば、先程の空想も夢と消える)
(妖魔形態とは打って変わって、人間形態での弱気な自分、どうしてこうなのかと自問しながら)
(恐る恐る、遠回しに買う気があるのかどうかと問いた)
330媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 01:29:34 ID:iRRkw3wx
>>329
(まさか、目の前の青年が自分も知っている少女のいろんな姿を想像しながらぬいぐるみ吟味中とは知らず。
 加えてその青年が自分が昔にこっぴどくやられた妖魔であり、忘れられない相手であり
 そのうえさらに、その時のことを相手がほとんど覚えていない――ことも、この女は知らないわけで)

…………あ、えっと。
ひつじ、でありますか――?
(黒髪を揺らして、小首を傾げる)
(半分くらい無意識だったらしく、口に出ていたのかとでも言うように軽く咳払いしながら、女は首を左右に振った。
 今回はそもそも買うまでのつもりはなかったのだが、
 これだけ怯える小動物のごとおそるおそる尋ねられると、買うつもりでも譲ってしまいそうだった)
いいえ、ただ、その、可愛らしいなと思っただけです。
買おうとまでは、別に……、十全に愛らしいとは、思いますけれど、誠に。
(というか、こんな自分がぬいぐるみってどうなんだろう、とか思わなくも無いわけで。
 クラスの人にもらったぬいぐるみは家にあるが、基本的に自分はぬいぐるみだとかインテリアだとか
 そういう家を飾るようなものを買わない。性格的なものもあるが、そもそも――似合わない、だろうし)
(だから、買うのかというようなことを聞かれるとなんだか気恥ずかしくて、思わずもう一度咳払いした)

ですから、買うつもりなら遠慮なく。
お家にかざったりしても良さそうですし、ぎゅっとしたら柔らかそうですから、良いものだと―――
(思いますよ、と続けようとして改めて青年の顔を見る。青年、いや、そもそも男性なわけで)
……ご自分用、ですか?
(ちょっと意外。そんな目で見るこの女は、結構失礼な人種である)
331伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/04(土) 02:09:02 ID:9p9veqem
…ああ、だったら良かった。
都合のいい話ですが、貴女に言われて気がついたものですから…ひつじ。
(買うわけではないという返答に、心中でホッと胸を撫で下ろす)
(ここではいと答えられたなら、あっさり引き下がってしまっただろうから…我ながら、なんとも気が弱いとつくづく思う。)
(少しばかり緊張が解けて改めて見ると、全体的にすらりとして、粛々とした印象の人だった)
(ぬいぐるみよりも、活花や居合いのようなものが似合いそうな…何か、物騒なものを思い出しかけた気がする。)
やはりこういったものは、女性から見てもらうほうが宜しいです。
俺なんかは全くセンスがないらしく、何故か微妙な顔をされるんですよねぇ…。
(実際、昔奈良の土産で、御当地のマスコット人形などを土産に買った時にも)
(渡した奴から表現できない程の微妙な顔をされた事が、ある。…面白いと、思ったのだけれど。)
(…蘇ってきた微妙な思い出に、思わずタイミングを合わせたかのように咳払いした。)

…や、ちょっと、プレゼントにと。
やっぱり女性は、ぬいぐるみとか可愛いものが好きでしょうから。
本当はもっと、気が利いたものでも贈れたらいいのですけれど…。
(何を贈れば喜ばれるのか、何をすれば楽しんでもらえるのか)
(人間であった時も、人と縁があまり無かった自分には分からなくて)
(照れ隠しに頭を軽く掻き軽く笑いながら、いやはや難しいものです、と言葉を続けた)

…ああ、少し失礼。あのひつじ、早めに買っておかないと。
様子を見ていると、ライバルは多そうですから…ね…?
(…ふと見ると、ひつじが消えていた。)
(ショウウインドウから見える中の様子、店主の老女が、先程のひつじを手に取り)
(プレゼント用の綺麗な包装紙で包み込み、リボンをかけていく―――渡されるのは、小学生ほどであろう少女)
(誕生日プレゼントだったのだろうか、傍らに立つ両親であろう男女と共に、少女の顔は笑顔で満ちていて)

………………。
(何に負けたとも分からぬ敗北感に打ちのめされる伊田の足元を)
(一陣の風が吹き抜けていった。)
332媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 02:21:33 ID:iRRkw3wx
いえ、私もセンスの面ではあまり自身はなくて、――可愛いものを見ているのは好きなのですが、
こう、センスと言われると。実際、シンプルで実用的なものが良いと、そういうものばかり身の周りに置いています。
(事実問題無頓着というか、オシャレが苦手というか)
(実際彼女が今着ている丈の長いワンピースだって、とくに華やかなわけでなく落ちついた装飾も少ないものだ)
……それにしても、プレゼント、ですか。
なるほど、“そういうお方”への、ということですか? なら、特に悩む必要もないかと。
(女性、という言い回しからして
 おそらく家族とかそういうものではないのだろう。ぬいぐるみを送る相手といえば――彼女か、とあたりをつける)
ほら、贈り物って「貴方の欲しいものあげるから教えて」って言われるのも確かに嬉しいですが、
その一方でどれが好きかなってあれこれ考えて悩んでいただけるのが、嬉しい、とも申しますし。
……少なくとも私は、そうやって悩んでくださった方からの贈り物なら、何貰っても嬉しいものですけれど。
(照れ笑いを浮かべる彼につられるようにわずかに柔らかい表情を浮かべる。
 あのひつじなら及第点だろう、と個人的には思うので、早く買ってくると良い、と言おうとして――)

(――――。)

………あ、あの。
(何と、声をかければいいものか)
(だが、ともかく彼の身になってみるととてつもなく切ない気持ちになるのだけは疎いこの女でも分かるらしく。
 綺麗に包装されて他者の手に渡っていったそれと、打ちのめされた感いっぱいの彼を
 交互に見ながら、何を言おうかと口を開いては閉じ――そして)

ぬ、ぬいぐるみなら他にもあります。他のおみせにだって、ひつじくらいございましょう。
(と、言ってはみたものの。なんとなく釈然としなくて口をとじて、また開きなおした)
でも、こう……、やっぱり好きなお方にあげるなら、いちばんのもの、がいいですよね。
では、ぬいぐるみのいちばんが無理なら、べつものものいちばんでは、いかがでしょう?
女性相手ならば、えっと、指輪とか、ネックレスとか、――髪が長い方なら、髪留めとか……。
333伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/04(土) 03:22:26 ID:9p9veqem
……………は、ははは。
大丈夫です、大丈夫、俺なら大丈夫…。
(分かりやすく、ガックリと肩を落として)
(何が大丈夫なのか分からないが、ただただ虚ろに大丈夫、大丈夫と言葉を紡ぐ)
(折角決めたプレゼントがあっさりと消えたという事実、こんな事も時にはあるだろうけど)
(やはり、ショックなものはショックなわけで)

……や、急ぐわけでは…ありませんから…
また今度…何か…よいものを………うう…
(どよん、と目で見えそうなぐらいに暗い空気を身に纏って)
(自分で自分に語りかけるかのように、言葉を呟く)

…一番が良いというのは…それは、そうですが…
……指輪も、ネックレも、お金がありませんし…自分が買えるのは、ヌイグルミぐらいしか…
(低級妖魔を食べている時に襲ってきた退魔師を、脅して奪…寄付していただいた、)
(有り金全…僅かな慰謝料やら寄付金やらを溜めた、プレゼントやらデートの軍資金)
(決してカツアゲとか追剥ぎではありません。気持ち的な部分では。)

…はぁー…………まぁ、仕方ない。
……まぁ、ヌイグルミ程度で妥協しなければいい話ですし…あ、ご心配をかけました。
(最後に大きく溜息を一つ吐き、諦めたように軽く肩をすくめた)
(稼ぐ手段は例によって例によるのだけれど、目の前の女性がそれを知るわけもなく)
(指輪、ネックレス、髪留めにしろ、一番良いものを得ようとすればそれなりの値段はする訳で)
(少しばかり、積極的にならねばそうそう溜まる金額ではないだろう)

…やはり、ぬいぐるみで妥協してしまったのが間違いだったんですねぇ…。
や、もう少しお金を貯めてから、また良いものを探す事にします。
(早速、今日から「稼ぐ」事にした方がよいのだろうか)
(気力もないし、余り目立つような事はしたくないのだけれど)
(目の前の女性が、その対象だとも気がつきもせずにそんな事を考えて)

…と、ちょっと用事があったのを思い出しました。
や、色々とご助言、有難う御座います。…それじゃ失礼。
(軽く会釈をし、くるりと背を向けると)
(そのまま更に人通りの少ない路地へと歩みを進めてゆく)
(空は暗く、既に人気の通りにも人は減り、他の路とてまたしかり)
(人の時間は終わり、ここから先は我等の時間)
(愛する人の笑顔を想う人モドキは、そもままゆらりと夜へと消えた)

【…やっぱり戦闘ロールでササッとやられた方がよかったかなと反省しつつ】
【大変お待たせしました…時間が時間ですから、これで〆、でしょうか?】
【いやはや、リハビリしていかないと…。】
334媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 03:29:31 ID:iRRkw3wx
【いいえ、十分にによによさせていただk……こほん。楽しませていただきました】
【恋する人はかわいいなぁ、とか勝手なこと呟きつつ――もうひとレス〆にお返ししたかったのですけれど、
 眠気さんの大量発生が私に襲いかかってきたこらねろこのやろうとか言ってくるものですから、
 こちらの〆のレスは、明日のうちに落としておく、でも大丈夫でしょうか?】

【待っている分だけ、楽しませてもらっていますから、無問題】
【こちらとしてはとっても楽しかったです、ありがとうございました。
 次があれば伊田さんにも楽しんでいただけるように、頑張りますので、もし機会があったらまたお願いしますっ、です】
335伊田満 ◆JOEATxYv1A :2010/09/04(土) 03:39:08 ID:9p9veqem
【当初の予定ではひつじを買った後、御礼を言って終わる筈だったのですが…はて】
【無理に長引かせるものではありませんね、こんな真夜中までお付き合いいただいて真に有難う御座います】
【〆のレスに関しては、どのような形であれ全く無問題なので、大丈夫です】

【そう言っていただけると気が楽になります…。】
【こちらとしても楽しいロールを有難う御座います】
【また機会がありましたら、宜しくお願い申し上げます】
336媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 03:46:12 ID:iRRkw3wx
【その予定が……どうしてあんな不幸属性を獲得なさってしまったのですか。らしいといえば、らしいですけれど(←)】
【いいえ。こっちもこっちで、十全と楽しかったです。そして、――カタナシでお会いしたときが
 さらに楽しみになったような予感です。それでは、お言葉に甘えて〆は明日に、と】

【そちらも少しでも楽しんでいただけたと仰っていただければ、こちらも気が楽になります】
【こう、私もついつい長いレスを返してしまってっ。つ、次は思わずいっぱい拾わぬよう気をつけます、はい】

【それでは、本当に今日はありがとうございました。たのしかったです。
 どうぞゆっくりとお休みになってくださいね。お疲れさまでした、伊田さん】

【ありがとうございました。では、私の方からはスレッドをお返しいたします】
337紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 13:51:28 ID:7dBKrEGR
【待機と行こう! プロフは>>159だ】
338紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 14:26:08 ID:7dBKrEGR
【場所を移る!】
339名無しさん@ピンキー:2010/09/04(土) 15:43:03 ID:xMvq8PKc
来なくていいよ
340媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/04(土) 16:07:15 ID:iRRkw3wx
……ああ、いえ。
せっかく一番良いと思ったぬいぐるみを見つけてしまったのですから、
他のぬいぐるみではなかなか妥協できないでしょう? と、思いまして。
(顎のあたりに指をやって、不安そうに首を傾げる)
別にそういう高めのものじゃなく、ぬいぐるみでもいいと思うのですけれど。
さきほどにひつじを上回るぬいぐるみを見つけられるならそれで十全。
それに、……ぬいぐるみより安いアクセサリーもありますよ?
相応の素材ではあれど、十分に可愛らしいものが。
(ただし売っているのは女性向けの可愛らしい店だったりするわけだが)
――えと、ですから、その
ぬいぐるみで妥協するなというわけではなくて、ぬいぐるみを買うにしても、
別のものを買うにしても、さっきのひつじくらいに、「これだ」と思うものを
見つけてほしいというか、えっと……が、頑張ってください、というか。
ともかく、質でもなければ量でもなく、――贈る方に、“似合う”ものを、と。
(あまりの落ち込みように見ているこちらまでいたたまれなくなる)
(そして、それと同時にこんなにも悩んでもらえる人がいるということは、
 彼の想い人が羨ましい限りだ、とも思った。
 大事なのだろうな、と少しぼさついた黒髪の青年の顔を見ながらそんなことを考える)

(彼の目元のくまはもしかしてそれを思い悩んだ結果だったりしたのだろうか――と、勘違い)

…………お金ではなく、彼女にあげたい、と一番思うものを。
とはいえ私の意見でしかないので、あれなのですけれど……。
いいえ。私こそ引き留めてしまって申し訳ありませんでした――良いもの、見つかるといいですね。
(会釈に会釈を返し、彼女もまた帰途につく)

(相手があのときの異形ということなど露知らず)
(黄昏どきの帰り途を、彼女は紙袋を抱えながらただ進むのだった)


【置き〆レスです。改めて、ありがとうございました】
【ということで、1レス、お借りいたしました】
341大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/04(土) 19:53:14 ID:plW7qxRV
【ちょと時間早いけれどお邪魔してみますよっと】
【プロフは>>125でございます(礼)】
342大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/04(土) 21:36:18 ID:plW7qxRV
【日本勝ったー!】
【という事で退散しますよっと】

【以下空きです】
343紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 21:40:03 ID:7dBKrEGR
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/5556/1282667098/200-213 の解凍として使用する!】
【何かあれば遠慮無く言ってくれ。よろしくだぜ】

「…ん……?」
(ゆりかの優しい抱擁に甘んじつつも、かけられた言葉の意味はあまり理解できなかった様子で首を傾げ)
(腕が離れゆりかが立ち上がっても、少しの間ぼんやりとゆりかを眺めていたが)
「……………ぅん」
(何とも取れない声を零して、再び視線を落とした)


ん…
(手渡されたケースの中身を見て、軽く息を飲み)
……ふん。どうせこの件だろうとは思ってたが。
いったいこれはどういう趣旨だ。意趣返しのつもりか?
(ケースを懐に仕舞い、睨みつけるように十字架を掲げ見る)
(本来ならばゆりかを直に睨みつけてやりたい所だが、紫にも負い目があったためか、それができなかった)
344久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/04(土) 21:56:32 ID:l1jXdCAB
(ぼんやりとした瞳、はっきりとしない喋り方、感情を感じない空気。)
(でも、ゆりかの知る、どんな「同じような人」よりも、症状は軽い様子で)
(決して許せることではないけれど、<<十三天梯>>の技術力に感謝する想いになってしまう。)

アレね、ちょっと詳しく見ましたけれど、あの燃料電池でしたら……まぁもって2年ってとこですわよね。
これはね、身に着けている間は、半永久ですわよ。
熱交換の発電装置を入れていますわ。
(自身ありげな表情で、紫に近寄って、掲げられる十字架を指でツンと突く。)
中身を殆ど流用していますので、この大きさにしか出来なかったですけれど
一から設計させていただければ、もとのサイズ程度にすることが可能ですわ。
問題は、ネックレス部分に使っている紐ですわね。
現段階のわたしの知識では、鎖にすることは難しいですわ。

……ま、ホントは仕返ししてやろうと思いましたの。
でも、それよりかはもっと、自分に有利になることを考えたのですわ。
賢い女でしょ?
(似合わない不敵な笑みを浮かべて、紫の右腕を拳でトンと軽く叩く。)
この前の、お詫び…ですわ。
ただ……いたいけな少女に、無断で発信機を付けるのは、どうかな?とは、思いますけれど。
彼女をある程度は管理する必要性は、解りますけれどね。

それ、カッコいいでしょ。
そのベースのアクセサリー、高かったんですのよ。
紫先輩に、似合うと思って。
いわゆる、先輩、受け取ってください………って、やつですわ。
本当は、頬染めて放課後にでもお渡ししたかったですわね。
345紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 22:07:53 ID:7dBKrEGR
ねつ、交換……
(告げられる言葉の意味を理解する事はできないが、ゆりかのした事は理解できる)
つまり、何だ。
あれを流用して、これを作った、と。半永久的に働くようにして?
………………
(つくづく、大した技術力。いや、もしかしたら<<十三天梯>>でも可能だったのかもしれない)
(しかしゆりかは組織でなく、個人だ)
………そうか。
(改めてこの小さな少女の力を目の当たりにした気分だった)

…ふん。
(右腕を叩いたその拳を、軽く肘で突き返してやる)
その件に関しては、俺も痛感……というか、まあ、痛い目にはもう遭った。
痛い目っつっても頭下げただけだが…解決済みだ。
お前からの詫びは受け取って当然だがな。一応、お前さえいなければ全て事もなく済んだ訳だし。

………似合うゥ?
(ゆりかの言葉に、思わず声が半音裏返る)
つまり……どういう事だ?
まさか俺にコレをつけてろっつーのか? 二十四時間せっせと働くこいつを?
……そう言って俺がつけてるとでも思うのか?
(それとも何か、自分が気づいていない意味があるのだろうか)
(そんな思索を巡らせつつ、ゆりかをじっと見返す)
346久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/04(土) 22:24:35 ID:l1jXdCAB
(相変わらず表情があまり動かない男だが、最近はそれでも少しは読めるようになってきた。)
(この男、自分のことを少し見直している。)
(ふふんと、ますます得意げになって)
そうですわ。
機械自体が破壊されない限りは、ずーっと動きますわよ。
こちらが指定する材料さえいただければ、小型化の受注も請け負いましてよ。
あとは、側のサイズをそのままに、中身を小型化して、衝撃に強いタイプとか。
ペンダントではなく、バングルなんかでも良いですわね。
発電力を上げる開発が出来れば、先輩の腕にも役立つのではないかしら?

彼女、相当お怒りモードでしたもの。
紫先輩でも、頭を下げることがあるんですのね。
(にやにや笑いをしながら、肘で突かれると、いたぁい。と、わざとらしい黄色い声を出してみる。)
それはでも、自業自得ってものですわ。
それに、おかげで先輩は新しい技術を手に入れたんですもの。
……痛みわけ?

えぇ、似合う似合う。
(疑わしげな視線で、じっと見つめる紫に向かって、無邪気な様子で両手をぽんと打って)
この前、ラウンジ行ったときに言ったでしょう?
アクセサリーのひとつでも付ければ、もっとカッコいいですのに、って。
もしかして…なにか不審に思っていらっしゃる?
(眉を寄せて、紫を睨むように見上げる。)
テスト運行、ですわよ。
現時点で、どのぐらいの衝撃に耐えうるか、誤作動を起こさないか。
体温何度ぐらいで、動作限界なのか、とか。
わたしは技術者みたいなものですもの。試用は、そちらのお仕事ですわ。
別に、いらないなら返してくださいませ。
(紫の疑うような態度に、いかにもムッとしましたと言わんばかりに、ズいと片手を突き出す。)
347紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 22:43:43 ID:7dBKrEGR
………へぇ。
(得意げに連ねられる言葉を一つ一つ記憶する)
なるほどな。これ以上の小型化も可能な訳か。
…ふむ。
(使い勝手は悪くないだろう。駆動限界の心配がいらないというのも魅力的)
(だが一番覚えておくべきは、この機械の性能そのものではなく、ゆりかが"仕事"に対して非常に乗り気である事だ)
分かった。上には伝えておく。
必要になったら頼らせてもらうとしよう。

……そういう事なら、分かった。実験台をさせてもらおう。
(そう言うと、十字架を首からかけ、服の中に仕舞いこんだ)
不審に思って…な。
俺や俺たちが手放しでお前を信用できない事情は、承知の上だろう?
お前がどんなに口で言ったとて、現状が現状である以上、それを覆すのは難しい。
それこそ…アレが死ぬか、アレにお前が狙われるかしない限り、な。
(言葉を区切り、服の上から十字架を確かめ、付け足す)
………お前の技術は、俺も組織もそこそこ以上に評価はしている。
気を悪くするなよ。

一つ聞いて良いか。
(ゆりかから離れ、少女の元まで歩いて行き、ぽん、とその頭に手を置く)
お前の目から見て、こいつはどうだ?
……と聞いても答えづらいか。そうだな。
(軽く腕組みをし、何やら考えて)
…こいつは、脳の感情を司る部分を押さえつけて、その分を能力の処理に回している。
………お前、こいつよりもよほどひどい子供を見てきた、と言ったな。
そういう存在が倫理的に許されないとして、こいつはどうだ?
許せるか?
348久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/04(土) 23:01:52 ID:l1jXdCAB
ま…不審に思われるのは、仕方ないと思っておりますわ。
もともとが、そんなに信用されるような立場ではない上に、先輩の腕は触るわ、発信機はダメにするわ。
でも、それ以上の働きを見せる自信はありますもの。
……失礼。
(手を伸ばし、紫の胸元に下げられた十字架に指先で軽く触れ、目を閉じる。)
ん……発電は無事に開始されておりますわ。
一番最初に通電実験してから、何週間かしら?
電源を落とし長時間経ってからの再起動は、問題ないみたいですわね。


気を悪くはしておりませんわ。
わたし、そこまで子供っぽくないですもの。
(紫をじっと見上げ、小さく笑って付け加える。)
………見た目に、反して。

(歩き出す紫を視線で追いかけ、少女の頭にぽんと手を置く様子を見る。)
………オートクレール?彼女を、どう、って…
わたしの目から見て、可愛いとは、思いますけれど。
(一瞬、なんの話か解からずに、きょとんと見つめていると)
……………
(やがて、凍りつく表情。)
(それにようやく、貼り付けたような笑顔を浮かべて)
…………えぇ、子供も、大人も……この子より、小さな子も見ましたわ。
施術に失敗して、死んでいった子も、何人も………っ
こいつは、どうだ…って、そんなの許せないに決まっているじゃないですの。
症状が軽いから許せる、重いから許せないって、そういう問題じゃないわ。
ただ……仕方が無いこと、ですもの。

先輩は、正直どう思われますの?
……先輩の、本当の言葉を聞いてみたいですわ。
349紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/04(土) 23:26:15 ID:7dBKrEGR
嫌な事を思い出させたか。悪いな。
(しかし、話は止めない。今後のゆりかとの付き合い方を測る、良い判断材料に成り得る)
俺がどう思うかか?
本当の言葉、という意味は分からないが…俺は現状が最善だと考えている。
現在は過去に対応して存在している物だ。過去が変えられない以上、これが最善だ、とな。
……ちなみに、倫理的な罪悪感みたいな物を全く抱いていない訳でもないが。
(瞼を下ろし、言葉を区切り、再び少女の頭に手を置く)
(微かな手の重さに、少女の身体が少しだけ揺れた)

少し昔の話をする。長くなるぜ。
こいつの家族は善人揃いだった。ほんの数年前まで優しい家族に囲まれて、普通に小学生してたんだ。
が、ふとした切っ掛けで……まあ、有り体に言ってしまえば、ちょっと払えない額の借金を負う事になる。
そこで、組織がこの借金の肩代わりを名乗りでた。代償は、こいつの身柄だ。
こいつは当時から、優れた念動力の素質を持っていてな。それに目をつけたらしい。
家族は葛藤した。両親は自分たちで解決しようとしたが、精神的、環境的なプレッシャーも相当でな。
憔悴した両親の背を押したのは、当の本人だった。こいつは自分から、自分の身柄と引換に借金からの解放を言い出したんだ。
――正直、この一連の下り……借金の動きとかな。その辺りにも、俺はある種の疑念を抱かずにはいられないが。
そこは今は論じない事にしておこう。

さて、そうしてこの娘も異能者として訓練の日々に身を投じる事になった訳だが、訓練なんてそう生やさしい物じゃない。
何せ、こいつはそこまでの短い人生の中で、さしたる苦労もしらずに生きてきた。地獄の日々だったろうよ。
そしてある日、こいつは脱走した。まあ、そんなに珍しいことじゃない。
普通なら取っ捕まえてじっくり絞って反省させて…で、終わるだけの話だった。
しかし、こいつの場合そうは行かなかった。そこに、逃げ出したいという意思を助ける、ヒーローが現れた。
――紅裂 拓兎。その人だ。
こいつを追ってきた俺は交戦し、負け、右腕をなくし、こいつも奪われた。
まあ、そんな訳で俺はあのキチガイを追っている訳だ。
(ここまで話し、ふぅ、と息をつく)

ついてこれてるか?
まあ、関係ない話じゃないか、と切り捨てたりはしないで、もう少しだけ聞いててくれよ。
350久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/04(土) 23:44:47 ID:l1jXdCAB
別に、嫌な事ではない……ですわ。
わたしの人生の中で、ひとつの経験による思い出といったところですわね。
確かに良い思いで出は、ないですけれどね。

(紫が教えてくれた言葉は、賛同も出来るし反対も出来る。)
(この少女が無事に生き永らえるには、今の状況が最善だというのは、ゆりかでも解かる。)
(だからといって、感情的には許せることではない。)
(紫の手の下で、微かに揺れた少女の瞳は、変わらず無表情で)

昔の、はなし?
(壁にもたれかかり、首をかしげながら紫の話に聞き入る。)
そりゃぁ、自分から言ったことは、責任は取らなければですわよね。
でも、組織に入れられる前に、ちゃんとした説明はありましたの?
その辺は、疑わしい限りですわ。
まぁ、説明したからといって、こんな小さな少女に全て理解できるかは、疑問ですけれど。
……紫先輩ほどの方が、怪しいと思われているのでしたら、それは概ね正解といったところではなくて?
罠にはまるマヌケも罪だとは思いますけれど、だからと言って罠に嵌めていいと言うわけではないですわよね。
(まだ推測にしかすぎないけれど、それでも、過半数は正解だと思っていても良いだろう。)
(………<<十三天梯>>、思ったとおり一筋縄ではいかない組織だ。)

(紫が息をつくとほぼ同時に、深い溜息。)
はぁ……まぁ、紅裂先輩らしい…ですけれど。
あの方は、情があるのですわ。
色々とあって、変なことしちゃった時代もありますけれど、紫先輩やわたしとは違いますもの。
不幸なことはあったけれど、基本は普通の家庭で育った少年。
素敵なお姉さまに愛しまれて育てられ………っと、喋りすぎましたわね。
今のは、本当に単純にプライベートな話ですので、オフレコでお願いいたしますわ。
ちなみに、お姉さまはもういらっしゃらないので、弱みにもなんにもんありませんから、あしからずですわ。
(両手で鋏を作って、ちょきちょきとアクションを見せる。)

ま…いいですわ。お聞きしましょう。
351紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 00:07:24 ID:D7sBTTUh
説明か…それは傑作だな。
(フフ、と薄い笑みを零す)
この世界の事なんて何も知らずに三十年以上生きてきた人間に、果たしてどれだけの説明が通じるか。
子供相手の説明なんて、もっと馬鹿馬鹿しい。子供は結果よりも変化を求めるものだよ。
苦境に立たされれば、突発的な突破口を探し求める。子供ってのはそういう生き物だ。
(語りながら、どこか遠くを見遣るかのように目を細める)

……フン。やっぱりお前、アイツの事は色々知ってるみたいだな。
経緯はどうあれ、やった事は許されない。分かってるだろう?
…ま、お前からしたらアレは友人だか何だかで、それを悪く言われるのが嫌だとか、どうせそういうレベルなんだろうけどな。
(正直に言えば、紅裂の来歴には少なからず興味がある)
(しかし、今はそれに触れる必要はない。話を続ける)

その情け深い紅裂がこいつの身柄をこいつの望みどおりに救い上げてやったのは、記憶を封じてまったく違う環境に放り投げた事だった。
そう、放り投げる。あれは救うだけ救い、まあ何か縁故があったのかも知れないが、適当に処理して、自分の手から放した。
……が、まあそういうのを見逃してやれるほど、<<十三天梯>>は優しく小さい組織じゃない。
程なくしてこいつは見つかり、再び組織に連れ戻される事になる。
――ちなみにその失踪期間中に、こいつの母親は借金のカタで薬と風呂に沈められて壊れた。
こういう所はヤクザそのものだな。否定も正当化もしない。
(はあ、と大きくため息をつく。今話した事の不快感と、これから話す事の不快感を和らげるために)

さて、その後のこいつの扱いは、正直言って俺も詳しくは知らん。
経緯だけをまとめるなら、こいつは耳と脳に電極をブチ込まれて魔術的な記憶の封印を物理的に解放させられ、
こいつの……こいつとあの狂人の行動によって生まれた結果を惨たらしいくらいにありのまま伝えられ、どうするかを迫られた。
その結果、こいつは自ら脳の感情を司る部分を捧げ、組織への忠誠を誓った。自分の感情という物が恐ろしくなったんだろう、な。
…ところが、その行為に目をつけた奴がいた。どうせ封じるなら、異能の制御に使えばどうだ、と。
その結果、こいつは普通とは比べものにならないスピードで能力を成長させた。俺くらいなら殺せるほどに。
そして与えられた。桂木 奈々華という名前と、オートクレールというコードネーム。
……俺が何年も血反吐を吐いてようやく立てた場所に、こいつはものの数カ月で至ってしまった。
正直憎らしいな。

こいつはこうして、組織内でもそこそこの地位を得た。
こいつの弟は小学校で一般人に混じって普通の教育を受けてるし、父親も一応健康に生きている。
母親も…まあ、いずれは回復するだろう。その見込は出てきた。
これらの結果は、全てこいつが感情を封じられ、能力を発揮した故にもたらされたものだ。
そしてその感情ですら、少しずつ目覚めつつある。能力はそのままに。
………喉が渇いたな。
(ぽつりと呟くと、先程空にしたペットボトルが紫にすっ飛んで来た)
…………
(無言でそれをはたき落とすと、ついでに軽く少女……桂木 奈々華の頭をはたく)
まだまだ融通は利かないがな。

さて、昔話はこれで終わりだ。
…で、どう思う?
(ゆりかの顔を、睨むように見つめる。その変化の少しも、見逃すまいとしているかのように)
感情を封じ、能力を活かす事は、これでも悪い事だと思うか?
……お前は有能だ。そして有能である以上に聡明だから、理屈ではもう分かってるだろう。
その上で、答えを聞きたい。
352久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 00:34:59 ID:52Y5MxSQ
(遠くを見つめるような紫の視線を追ってみるけれど、そこは飾り気のないコンクリートの壁でしかなくて)
(目を細め、少しだけ寂しい気持ちになって、紫を見つめる。)
子供は変化を求める、ね。
………それは、先輩の実体験?

そりゃ、お友達ですもの。
お友達のことは、そこそこ知っていますわよ。
なんでしたら、わたしとオトモダチしてみます?
手取り足取りわたしのこと、色々教えてさしあげますわよ。
ま、わたしなんぞとオトモダチなんて、先輩から見たらまっぴらごめんなのでしょうけれど。
まず、服の趣味が合わない。唯一共通の興味は戦闘だなんて、ね。
(両手を広げて首をすくめ、少しだけオーバーアクションで言い放ってみる。)

なるほど、ね。
紅裂先輩が、この子を手元に置かなかった理由は、解かりますわ。
少し考えれば、手放せば、いずれ組織に見つかると解かるようなことですけれど。
でも、紅裂先輩は、紫先輩が思っている以上に、自分のことを悪人だと、思っていますもの。
だから……この子を手放したのだと、思いますわ。
(少しだけ、少しだけだけれど、ムカムカと胸が焼け付くような吐き気のようなものを感じる。)
(それはたぶん、こんな話が久しぶりすぎて、自分でも忘れていたほどに)
(自分が、幸せにぬくぬくと、まるで普通の少女のように守られて過ごした時間が)
(少しだけ、本来過ごすべき環境の時間よりも、長くな過ごしすぎた、だけ。)
(こういう話に憤りを感じるのは、非常に普通のことだと思うし、普段より、みんな幸せになって欲しい、だなんて)
(夢に見ることも許されないような夢物語を想っている。)
(だからこそ、本来置かれるべく立場を忘れ、そんな幸せ面した自分自身にも、吐き気がした。)

…………
彼女自身が、そうなるのを望んだのだったら、仕方の無いこと。
だけど摩り替えないで欲しいのは、そこまで彼女を追い詰めたのは、<<十三天梯>>、よ。
救ったのも、<<十三天梯>>だけれど。
だけれどそれは、いわゆる思惑通りってやつですわよね。
組織に目を付けられることもなければ、彼女は感情を封じることもなかったし、能力を活かすこともなかった。
わたしも、様々な異能は研究されるべき能力だとは思います。
そういう組織があるのも、悪くないとは思っています。
―――だけど、たとえ異能者であっても、一個人。わたしたちは、何かの所有物ではない。
353紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 01:00:58 ID:6LNNG0Sj
……フン。
探るな、妙な事を。

悪人か。
…アレは本当に自分の事を悪人だと思っているのか?
俺はどうも、アレは自分が悪だという事を……勝手に正当化しているように思えてならない。
罪と向き合わない、偽悪的な人間のように、な。悪である自分に酔い痴れている、とも言うか。
……そういう所が嫌なんだ、アレは。
(かねてより抱いていた紅裂に対する疑問と感情を、ゆりかに投げ掛ける)
(真に望む答えは返ってこないだろうが、それでも少しは代弁してくれるのでは、と期待して)

追い詰めたのは、組織か? ……さっきの借金に関する疑念は抜きにして、だぞ。
確かに最善のケースは、借金のトラブルがそもそも起こらない事だろう。
(たらればは嫌いなんだが、と言い訳がましく付け足し)
それが組織の思惑通りであれ、結果的には多くの人間が得をした。
……アイツさえいなければ、誰一人として傷付かなかったと断言しても良い。
さもなくば、どこかで組織が手心を加えるべきだったとでも?
…さすがに無償で何かしてやれるほど、<<十三天梯>>は慈善団体ではないんだが。


【急にPCが機嫌斜めったので、携帯に移動した】
【ちょっと遅くなる。済まん】
354久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 01:22:21 ID:52Y5MxSQ
別に、探っていないですわ。
探られていると思うのは、心当たりがあるからですわよ?
(口元を片手の指先で隠しながら、クスクスと笑う。)
先輩って、自分に隙が無いことに油断されますわよねぇ……
そういうところ、とっても可愛らしい。
なんて言ったら殴られそうなので、今のは聞かなかったことにしてくださいませ。

さぁ、どうかしら?
わたしは友人として、彼の話を聞き、出来るだけ理解しようと、推測するだけ。
その推測による先輩は、わたしだけのものですわ。
今見えているものを信じて、新たなものを目にしたら、修正して書き換えて。
そして同じように、紫先輩が見て考える紅裂拓兎像は、紫先輩だけのもの。
正解であり不正解。
そもそも、紅裂先輩ご本人だって、そんなこと問われても正解が出ないんじゃないですの?
紫先輩だって、自分自身が何者で、何がしたくて、何を信じて、何を求めて生きてくべきか、なんて。
本当に自分の心の奥底まで嘘偽りなく、揺らぎ無く、自分のこと理解して納得できます?
わたしは、自分のことそこまで理解出来ませんわ。

そう?
だって、結局は紅裂先輩にこの子が出会ったのは、組織がいやで抜け出したから、でしょう?
組織の管理ミス、油断による、結果だわ。
それとも、自分から進言したのだから、組織の訓練や研究が、辛くないと、でも?
一般人のなかで育てられた、まだ我侭盛りの幼い娘が?
この子が、どんなに手に負えない素晴らしい能力を駆使して組織の施設から脱出したとしても
脱出を目論んだのはこの子の罪でも、脱出されてしまったのは、組織の怠慢ですわ。
違います?
まぁ、だからと言って、紅裂先輩の行動が少々軽はずみだったことには、変わりないですけれど。
……能力開発のために、組織がみすみす脱出を見逃した…だなんて、邪推してしまいそうですわ。
なんてね、今のもオフレコでお願いいたしますわね。

【問題ないですわ。わたしはもともと遅いですもの。……威張って言うことでは、ありませんわね。】
【ところでお時間は、何時ごろまで?】
355紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 01:45:40 ID:6LNNG0Sj
ぐ………
(思わぬ返しを受け、思わず呻く)
(何か言い返してやろうかとも一瞬思ったが、泥沼に足を踏み入れる気もしたので)
……ふん。
(眉あたりを不機嫌にするだけに留めた)

別に、そんな哲学じみた深遠な語らいをしてる訳じゃないだろう。
俺がどう思うか、お前がどう思うか。それだけで良い。
それとも……いや。
(話を反らしたのは、"友人"を悪く言われたからか?)
(と続けようとして、止めた)

ハハ、いや手厳しいな。なるほど、組織の怠慢か。一理ある。
……別に、俺もそこまで求めちゃいない。
俺だって、一時はマジで逃げ出してやろうと思ってたしな。結局ここに居続けたが。
わざと脱出を見逃す、か。面白いアングルだが、さすがにリスクリターンが釣り合わないな。
ただの一晩限りの脱走劇なら、あそこまで大事にはならなかった訳だし。

(と、紫の傍らでぼんやりと話を聞き流していた奈々華が、不意に口を開いた)
「じかん。そろそろ」
ん? ………ああ、そうか。
今夜はあっちに帰るんだったな、お前は。
(懐から携帯電話を取り出し、時間を確かめる)
……ってか、良く分かったな、時間。
(薄く苦笑を浮かべ、ぽん、と奈々華の頭に手を置く)

さて、そういう訳だ。今夜はそろそろ戻らせて貰おうか。
(話しながら、ペットボトルやタオルを拾い集め始める)
お前もとっとと帰っておけよ。清掃班が来るからな。


【時間は三時頃を目安にしてくれ】
【何かまだ話す事はあるか? なければ、こちらがもう一ネタ出して〆に向かおう】
356久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 02:07:06 ID:52Y5MxSQ
………言いたいことがあれば、言えば良いのに。
(言葉に詰まったような様子の紫を見て、にっこりと笑う。)
とか、これ以上はやめておきましょ。
とりあえず、不機嫌なお顔も可愛らしいですわよ。ってことで。

人生に、哲学は付きものですわよ。
わたしは、紫先輩がわたしのことをどう思われようとも、割と嫌いじゃないですわよ。先輩のこと。
そりゃ以前は、口の中に拳銃を突っ込んでマガジンが空になるまで撃ってやりたいほど、ムカつきましたけれど。
わたしは、紫先輩が感じたことは否定しない。
他人の心の中身なんて、第三者のわたしたちがどうこう話合うほど馬鹿げた行為はないですわ。
くだらない女子高生の噂話じゃあるまいし。

研究段階で、彼女の可能性を発見したら……わたしだったら、そこまでのリスクを背負ってみますわね。
その場合、紅裂先輩と彼女の出会いは、おそらく想定外だったでしょうけれど。
素晴らしい研究の成果には、大なり小なり犠牲はつきもの。
そのために、駒に出来る工作員だって用意しているんですもの。
…………なんてね。
ふふ…まぁいいじゃないですの。
さっきも言ったとおり、それはわたしの邪推ですわ。
わたしは、たぶんきっと……先輩が思っているよりも、お綺麗じゃないですもの。

(か細い声が、聞こえた。)
(対応する紫は、なんだかんだ言って、世話を焼いているような感じで)
(不謹慎だったかもしれないけれど、まるで兄妹のようで微笑ましく思ってしまった。)
(今夜の収穫―――紫一久は、組織に忠実で有能な戦士であり工作員であるが)
(組織を無闇矢鱈に、盲信しているわけではない、ということ。)

えぇ、先輩たちが出られたら、ちゃんと責任もってロックを直してから、出ることにいたしますわ。
(ホルスターとパーカーを拾い上げ、素早く身につける。)

【了解ですわ。】
【わたしからは、ひとまずやりたいことは一通り済ませましたわ。】
357紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 02:28:24 ID:6LNNG0Sj
ハハハ、以前は嫌われていたか。意識改革ができて何よりだぜ。
……ま、俺もお前の事は随分分かって来た。良くも悪くも。
その上でお前の事は、多少は信用してる。
せいぜい、互いに互いを裏切らんようにだな……クク。

…フフ。
(ゆりかの仮定には、含みある笑みで返す)
ここで生まれる齟齬の原因は、お前が汚れてるからではないな。
問題になるのは、目標、到達点……理想、そして理念だろう。
………それを教える義理はないがな。

…ン。
(片付けの最中、ふと何かを思い付き、奈々華の耳元でひそひそと囁きかける)
(奈々華は無表情で話を聞いていたが、こく、とごく小さく頷くと、ぽてぽてとゆりかに向かって歩み寄る)


「……おねえちゃん」
(声は相変わらずか細く、無機質だが、呼吸するような抑揚も帯びていて)
「ヴァン………にあげた、きらきらの、あれ」
(ヴァン、と言いながら紫を指差し、あれ、と言いながら指をクロスさせる)
「ほしい……かわいい…のが良い」
「…みくつろってほしい」
(そう言って、こくん、と首を傾げた)
358久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 02:44:43 ID:52Y5MxSQ
わたしは、裏切らないですわよ?
少なくとも、ビジネスのパートナーとしては。

なぁんですの?その笑い、やーらしー。
まぁいいですわ。
わたしはわたしで、好きなだけ邪推しますもの。
でも、それを先輩に押し付けることもしないですし、誰かに言いふらすことはないですわ。

(パーカーのファスナーを上げていると、少女が近づいてくる。)
(初めて聞く彼女の長台詞に、目を丸くして)
(そしてすぐに、紫のほうを不審そうな目で見つめる。)
………なにか、変なこと吹き込んだんじゃないですの?
(言いながら、ツインテールを揺らしながら、ぽふぽふと頭を優しく叩いてやる。)
(困ったような視線を少女に向け、少し笑って)

ん、解かりましたわ。
かわいいの、ですわね。
(愛らしく首をかしげた様子を見て、頭から頬に手を滑らせ、慈しむように撫でて)
(そして、視線を紫に戻す。)
…………ねーぇ、ヴァン?この子に物を、あげてもいいんですの?
支給品以外のものを手にして、ブレるとか無いですわよね?
それなら、できたら、お仕事のときは着る必要ないですけれど…
折角こんなに可愛いですもの、お洋服もいくつか見繕ってあげたいですわ。
もちろん、銃のメンテキットのように請求はしませんわよ。
……あ、あとそれから。
水鏡先輩が、ホルスターが欲しいって言われたので、わたしのツテで通販しましたわ。
それは、払ってくださいませね。
メンテキットと合わせて、日本円で1万八千。
359紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 02:59:49 ID:6LNNG0Sj
吹き込んだとは人聞きの悪い。ただ、少しおねだりのコツを教えてやっただけだ。
お前の事をお姉ちゃんと呼んでおねだりしてみろ、としか言ってないぜ、俺は。
…まあ、コミュニケーションの練習だと思って、付き合ってやってくれ。
(苦笑を浮かべる紫に対し、奈々華は変わらずの無表情だったが)
「………ん」
(頭から頬を撫でられると、どこか気持ち良さげに目を細めた)

……お前はそう呼ぶな。
服を見繕うのは構わんが…サイズは大丈夫なのか?
さすがに外出の許可は取れないぞ。
(そう言って、顎に手を当て二人の少女を見比べ)
………まあ、大丈夫か。ほぼ同じだし。
(合点したように呟いた)

いちまんはっせん。
……いちまんはっせん。
(心なしか気色が引いた顔で、懐から財布を取り出し、覗き込み)
…………
……報酬は……スイス銀行に振り込めば良いな?
…どうしても現生が欲しいなら、そいつに払わせてくれ。
二万持ってるだろ。後で建て替えるから。
(紫の言葉に応じ、奈々華はポケットからくちゃくちゃに皺ついた紙幣を取り出す)
(計十二枚のそれらには、全て首里城が描かれていた)
360久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 03:16:45 ID:52Y5MxSQ
(紫の苦笑を眺めつつ、溜息。)
ま、いいですわ。
お付き合いいたしましょう。

……って、なんでよー?ヴァンのけち。
ねー?ケチですわよねー?
(紫に向けて、べっと小さく舌を出し、後半は奈々華に向けて同意を求めるよう首をかしげる。)
……か、重ね重ね失礼なひとですわねっ
(見るからに自分より年下の少女と見比べられ、憮然とした表情を浮かべて見せる。)
(普段より口の減らない女ではあるが、3割り増しで大げさな行動。)
(奈々華が、見ている。これも、コミュニケーションの練習の一環になるのかもしれないと思って)

いちまんはっせんえん。
(紫の言葉を、鸚鵡返しに繰り返してやる。再び奈々華の頭を撫で撫でして)
バックサイドが欲しいっておっしゃいましたの。
こちらの妹分も強くて可愛らしいですけれど、弟分も勉強熱心で、なかなか見込みがありますわね。
最近は、ちょこっと落ち込んでいるみたいですわよ。
でも、理由がアレならば……紫先輩の助言は、逆効果かもですわね。

……………
(奈々華が差し出した皺くちゃのお札群を見て、小さく笑って)
(お札を持った小さな手を、そっと押し返す。)
先輩、見てよ。
これ全部2千円札ですわよ?
この子……集めているのかしら?思ったよりも、自我が残っているんですわね。
……やっぱり、すごい技術ですわね。
(そう言って、奈々華を見つめて、ゆっくりと優しい口調で)
これは、あなたのお金でしょう?
ヴァンに言われたからって、出しちゃダメですわ。

ま、いいですわ。
すぐにお金が欲しいわけではないですもの。
わたしがネックレスを準備するまで、せいぜい節約なさってくださいませね。

【時間は、大丈夫ですの?わたしは、平気ですけれど…】
【もう少しで締められそうな流れですので、残りは置きでも可、ですわよ。】
361紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/05(日) 03:22:24 ID:6LNNG0Sj
【うむ………後少しだから〆られるかと思ったが、少々無理だったようだ】
【あと二往復くらいか? 置きレスで頼みたい。良いだろうか】
362久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/05(日) 03:26:50 ID:52Y5MxSQ
【了解いたしましたわ。】
【だいたい、そんな感じですわね。二往復ぐらい。】
【それまでに、もし時間が合って避難所でお会いできれば、解凍でも良いですし。】

【それでは、本日は長時間お付き合いいただき、ありがとうございますわ。】
【あと少しだけ、お付き合いくださいませね。】

【おやすみなさいませー、良い夢を、ですわ。】
363前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/09/05(日) 18:54:35 ID:8jlaz06a
【待機しますー】

【プロフは……>>4にあります】
364前山 馨 ◆KAORUResv. :2010/09/05(日) 20:03:13 ID:8jlaz06a
【ぬーん、反応なしー】

【そろそろ落ちまする ノシ】
365大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/05(日) 20:04:11 ID:D3jrdvu/
【ちーっす!相方まだ決まってないなら…僕で良ければどうですかぃ?】

【いちおークーリングオフは効きますよ(笑)】
【あ、プロフは>>125ですだよ】
366大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/05(日) 20:09:31 ID:D3jrdvu/
【ぬ…一足遅かった…か】
【折角だから便乗してこのまま待機してみょうかの?】
367名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 21:46:45 ID:4+OcHAhj
落ちたら?
夕方からずっと居座ってるなんてイメージ悪い
368名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 21:53:27 ID:OPIe/EN9
>>367
そういう奴の方が性格悪い
毎日やってるわけじゃないから、いいじゃん
大槻も気にするな
369名無しさん@ピンキー:2010/09/05(日) 21:57:48 ID:uh4JA2xX
越境は正直あれだけ言われても仕方ないと思うし
反省するか空気読めと名無しは思ったが

文章スタイルとか待機についてとかは
ちょっと難癖が酷過ぎると思うんでそこらへんは大槻もキニスンナ

あと名無しが擁護するならキャラハンに向けて喋ってやれ
名無し同士でいいあわれるほうがよっぽど困ると思う


以下普通の流れ推奨
370大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/05(日) 21:58:30 ID:D3jrdvu/
【よし、撤収】
371名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 12:20:51 ID:TklUM757
ダメだこいつ 早くなんとかしないと
372竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/09/06(月) 20:36:12 ID:z+WKM8I0
【待機……する……プロフは>6】
373名無しさん@ピンキー:2010/09/06(月) 21:23:55 ID:TklUM757
不人気
374竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/09/06(月) 21:35:49 ID:z+WKM8I0
【くーるにおち……】
375藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/06(月) 22:18:55 ID:eMumimg7
【待機するぞ】
【プロフは>>157
376藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/06(月) 23:18:48 ID:eMumimg7
【では、落ちる】
377伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/06(月) 23:30:29 ID:tlGPm5fR
【名前】伊織津綺子(いおり つきこ)
【年齢】17 高等部2年E組
【性別】女
【身長】168センチ
【3サイズ】85−58−87
【容貌】ショートカット、切れ長で涼しげな目元、きりりとした大和撫子
【能力】電気を起こし、放つことができる。
    稲妻を起こして攻撃するほかに、微弱な電流で治療行為なども可能。
【弱点】放出する電力量に比例して、体力の消耗がある。
    大きい電力を発するためには充電が必要なので、短時間での連発はできない。
    逆に弱い電力は意思に関係なく発してしまうことも多く、しょっちゅう精密機械を壊す。
【希望】バトル 日常ロール エロール※・グロ展開は要相談 バトル以外は多少の確定はOK
【NG】相談なしのエロール・グロ:ROMの方への警告も含めまして事前のご相談をお願いします
    過度の確定:特にこちらの考えや反応までを強制的に決められるのはNGとさせてください
【ロール】 一行20〜40字で15〜30行前後 7〜15分ほど 日常動作レベルの軽度の確定あり
    背後があまりにも馬鹿なので長文レスが書けません…
    置きレスもできますので長文でやりたい方、お時間のない方もお気軽にお申し出ください
【備考】高等部2年。陸上部のエース。ハイジャンプの学生記録を持っている。
    一見淑やかな優等生であり、クールでストイックなアスリートとしても知られているが、
    素の性格は素直で恥ずかしがり。育ちはいいが謙虚で努力家。
    厳しくしつけられたので、少し頭が固いところもある。
    兄を異能に殺されており、それがきっかけで退魔の世界へ足を踏み入れた。

*現在の状況
・恋人である迫水直と組んで退魔を行っている
・武道家である祖父と叔父に迫水の能力と退魔のことを知られている
・妖魔にレイプされた記憶を御木本正太郎によって封印され、表面上忘れている。
 迫水と御木本の二人は真実を知っている。
・兄の仇である「仮面の電撃異能者」は実は紫一久であるが、そのことはまだ知らない。

※ロールの状況により、ご希望に添えないことがあります

【規制解除確認を兼ねてプロフ投下のみです】
378霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 20:38:11 ID:I1Y0LGI3
………さて、では。今宵こそ我が、時間だ。
またまた待ちぼうけ、とはなりたくないけどねぇ。
379瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 20:52:08 ID:6A3D9/Rb
>>378
【こんばんわー】
【わたしでよろしければお相手になりますがー?】
380霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 20:58:50 ID:I1Y0LGI3
おおう、ありがたい。どうにも最近色々と縁遠くてね、ちょっと飢えていたところだ。
さて、ではどういう話としよう。何かネタがあるかね?
まずはあれば聞かせてもらう。なければ私がネタを振ろう。
何、同じく水を操るもの同士、いくらでも弄りようはあるともさ。
381瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 21:04:50 ID:6A3D9/Rb
【ううん………、あなたの事を探してはいるんですけど、】
【実際にはまだ名前も知らないんですよねー………】
【夜の街を彷徨っている先輩にひょっこりと遭遇してしまうというのはどうでしょうかー?】
382霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 21:18:01 ID:I1Y0LGI3
うん、実にシンプルで最初の出会いとしては申し分ない。
だが、欲張りな私はそこにもう一つの要素を加えてみることにしよう。
私は実際狙われている。過去の所業のお陰で、おまけに戻ってきていることも知られて。
だから、私はある日襲撃を受けた。傷つき、倒れそうなところに現れる君。

私を助けた、水を操る能力者。
……どういう状況になるかも、そして共闘の理由としても、きっと十分だと思う。
383瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 21:21:42 ID:6A3D9/Rb
【わかりましたー】
【大まかな流れはそれで構いませんー】
【それでしたら書き出しをお願いできますかー?】
384霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 21:23:57 ID:I1Y0LGI3
おーけー、任せておくれ。よろしく頼むよ。
385瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 21:25:23 ID:b7PJ+0nE
【それでは改めて、よろしくお願いしますー♪(一礼)】
386霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 21:49:11 ID:I1Y0LGI3
ええいっ!私が一体何をしたっ!恨みを買うような真似は……まあ、一つや二つどころじゃないが。
それでもなあ、こんな奴らに、追われる筋合いはないぞっ!
(夜も深みを帯びてくる、そんな時間。今宵この時この夜に、霧原朱音は追われていた)
(それは起こりうる当然の事象、それをそう思えていないのは、この場においては彼女のみ)

っ、ヤバっ……!!
(何とか逃げて隠れた物陰、しかし息をついたのもつかの間のこと)
(咄嗟に飛び退いた彼女の、ほんの数瞬前まで彼女がいたその場所を)
(無数の黒い球が打ち抜いていた。アスファルトやコンクリートなど、まるで意に介さないかのように貫いて)
野郎……なめん、なっ!!
(応じて放った液弾は、同じく生じた黒い壁に阻まれた)
(一瞬で生成されたそれは酷く重く、そして硬い金属質の何者か)

(それは時に球、時に棍へと姿を変えて、その質量を持って彼女を打った)
(斬撃でも刺突でもない、確実にダメージとなり得る方法で)
(そして彼女の反撃も全て、その黒い盾が阻んだ)
……ん、っとに。やりづらい。げほ、っ。
(全身に無数の打撲痕、そして深い損傷を受けて尚、血の一滴すらも流すことは許されず)
(それは、彼女が持つ力。その性質を知り尽くした上で、その弱点を突くものだった)
(彼女はとてもとても悪い意味で有名だった。だからこそそれを知るものも多く)
(その復活を知り、対応を練るものも多かった……そして、今夜の敵はそういう手合いだった)

(そして、彼女だけがその全てを知らず。そして彼女は絶体絶命だった)
(追い詰められ、腕は砕かれマトモに動かず。尚も敵は迫り来る)

「これがかつての人類の天敵?……それが、この程度?呆気なくて拍子抜け、欠伸が出そう」
「でも、いい。どうやって生き延びたのか知らないけれど、これで終わり」
(それは少女の姿をしていた。その手に、人の頭ほどの大きさの黒い塊を抱いて)
(もはや、命運は決したかに、思われていた)
387瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 22:10:33 ID:rO0D7WmM
>>386
(今日はいつもより遅い特売があった為、特訓を程ほどに街中をお散歩していた)
(葛森先輩の一件以来、力の使い方に迷い、どうすればいいか悩んでいた事もあり)
(あまりいい気分の散歩にはならなかった)

………あれ?
(もうかなり遅い時間だ、そろそろ家に帰ろうかと思ったその時、何らかの物音を聞く)
(近辺については結構知っているが、こんな時間に物音が立つほど賑やかな場所じゃない)
……なんだろう、
(ほんの少しだけ、胸騒ぎを感じて………現場へと駆けつけていった)

………な、何………?
一体………貴方たちは何をしているんですかっ!?
(見たものは地に何かの塊を抱えて倒れている少女、そして少女を追い詰めている何者かであった)
(見たところは何か喧嘩でもしているのではないかと思っての掛け声であったが)
(まさか"異能"がらみの出来事である事を想像すら出来なかった)
388霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 22:28:20 ID:I1Y0LGI3
(そこへ現れた乱入者。彼女にとっても、相対する少女にとっても見知らぬ顔)
(恐らくは、偶然迷い込んだ何者か。ただそれだけであったなら、状況を変えるには至らない)

(少女は一瞬、現れた愛華の姿をじろ、と眺めて)
「あなたには関係のないこと」
あんたにゃ、関係ないことだ。……はは。
(霧原朱音はそう告げた。そして相対する少女も同じくそう告げた)
(言葉が重なり、ちょっとだけおかしそうに笑って)

「これで終わり、シード。潰れて、死んで。……惨めったらしく」
(小さな声でそう告げて、無慈悲にそして手馴れた仕草で、彼女−霧原朱音−に止めとなるべき一撃を)
(その手の巨大な黒球を放り投げた)
……やな、こった。
(敵との相性は最悪。このままでは勝ちの目は限りなく低い)
(ならば打つ手は、一つ)

(傷だらけの体を無理やり動かして、避ける。そして再び跳躍。とにかく距離を……)
(そこまで考えたところで、彼女の体を再び無数の黒球が打ち据えた)
(不安定な体勢で攻撃を受けて、バランスを崩して倒れ伏す)
っぐ、くぁ……っ。

「逃げられると、逃がすと、思うの?私はお前を殺しに来た」
「その術をもって、ここにきた。……侮るな、バケモノ。この私を」
(その瞳に隠し切れない怒りを滾らせて、再び彼女の命運を握ってそう告げた)
389瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 22:44:49 ID:rO0D7WmM
>>388
関係ないって………、確かにそうかもしれませんけど…っ、
でも……だからって、見過ごす事なんてできませんっ!!!
(確かに自分は第三者だが、今この場で起こっている事を見過ごす事は出来ない)
(毅然とした態度で目の前の少女に言葉を放つ)

シード………?
(球を放り投げる少女のその言葉には聞き覚えがあった)
(以前葵先輩に出会った時に耳にした単語、では何か"異能"に関わりがあるのか?)

(気づいたときには、ひたすら攻撃を受け、倒れこんだ少女の前に庇う様に立ちふさがっていた)
もう、やめてくださいっ!!!
これ以上は…………警察を呼びますよっ!!!
(両腕を広げ、うめき声を上げて苦しむ少女を庇う)
(態度から察するに多分攻撃の手を緩めはしないだろう、でも、自分としてもここは掴んだチャンスを逃したくは無かった)
(例え、どの様な立場の少女であったとしても―――)
390霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 23:03:53 ID:I1Y0LGI3
「……そう」
(霧原朱音を庇って立つ愛華の姿を、じろ、と睨んで呟いた)
「なら、あなたも私の敵。それを庇うなら、あなたは人類の敵」
「あなたがしようとしているのは、それだけの大罪。それが分からないというのなら」
(少女は掌を突きつけた。その掌に浮かぶ無数の黒球)

「あなたも、ここで潰れなさい」
(事も無げに、それは放たれた)

っざけんな。
(ただの人間であれば抗う術もなく、もし何らかの術を持っていたとしても、それを行使する暇すら与えずに)
(彼女は立ちはだかった。その背に無数の黒球を浴び、尚も立っていた)
(愛華庇うような形で、立っていた)
何しに来たんだか知らないが。私を狙うのは、まあいいさ。
……ほんっとーは、いま一つ納得いかないんだけどさ。
でも、私を助けようとしたってだけで、そんな下らない理由でこの誰とも知らない女を殺すつもりかね。
よくもまあ、んなつまらないことができたもん、だねぇ?
(痛みも焦りもなくはない、だけれども、それを越える何かに突き動かされて、彼女は立ち上がる)

あんたもあんただ。こんなどう見ても普通じゃない状況に、よくも首を突っ込んだもんだよ。
……何も見なかったふりして、このまま帰るといいよ。死にたくなけりゃね。
分からない?あいつも私も普通じゃない、だから、これは脅しでもない。
(あくまで、何も知らない、力もない。そんな相手を想定して言葉を告げる)
(助けたのは気まぐれ。自分を助けたから死ぬ。それが気に食わなかっただけ)
391瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 23:27:40 ID:rO0D7WmM
>>390
人類の……敵!?
(人類の敵とはどういう事なのか、しかしそれを差し引いても、殺し合いを黙認するほどお人よしではないつもりだ)
大罪………が何、人を殺そうとしている貴方の方がよっぽど大罪じゃないっ!!!
(想定したとおり、容赦なく黒球が襲い来る)
(シードと呼ばれた少女が何を起こしたか、詳しくは知らないが、目の前で誰かが死ぬなんて我慢できない)
(それ以上に、聞きたいことが沢山あった)

………!
(覚悟を決めて身構える、そして黒球を力でどうにか防ごうと両手を突き出したその瞬間だった)
な………っ!?
(先ほどまで後方で庇っていた少女が今度はわたしを庇ってくれていた)
(驚きの表情を彼女に向ける、そして、自分を庇ってくれる少女に声を掛ける)

………シードって、貴方と何か関わりがあるんでしょうか?
(一旦自分を庇ってくれた彼女の言葉を隅において一言、尋ねる)
(じっと少女を見つめ、答え如何によっては態度を変える、そんな表情で)
(ただ、どんな答えであったとしても、この場は何とか納めたいとは思っていて)
392霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/07(火) 23:39:05 ID:I1Y0LGI3
……知らん。聞いたこともない。
向こうは、そのつもりじゃないようだけど。……っ。
(力が抜けて膝を突く。立ち上がれたのはもはやほとんどやせ我慢)
(これ以上戦えるか、と言われればそれは難しい)

それに、知ってどうする?知ってどうなる?
今あったばかりの見ず知らずの相手のために、わけも分からず命を投げ捨てる気か?
……折角拾った命だ、せめて死ぬまでは大切に使えよ。
(体内に循環する血液。その流れを操り、そして体を無理やりに支えて立ち上がる)
(もはや言うことはない。どこまで戦えるかも分からない。それでも、今は戦う時だから)

相手をしてやる。今度こそ、死ぬまでな。
(無残に潰れた腕を食い破り、赤い刃が顕現した。それをマンホールへと放り投げる)
(するとそれは静かにしみこんでいき、現れる。より巨大な質量を持つ水として)
(それは彼女の身の内に宿りし力。彼女自身は知らずとも、それはシードと呼ばれた力)

「そう、その力。それは、あってはならない」
「人類の天敵、シード。お前を……狩る」
(高まる殺気、そして黒と水、それぞれの質量がぶつかり合った)
393瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/07(火) 23:57:47 ID:rO0D7WmM
>>392
………そうですか、
でも………、ここで貴方を死なせるつもりはありませんからっ!
(ついに目の前の少女は膝をつく、これ以上は本当に話す余裕もなさそうだ)

(意を決し、改めて攻撃を仕掛けてくる少女に対峙しようとする)
(すると、自分を庇ってくれていた少女が腕を食い破る)
(そこから何の理屈かは知らないが、その赤い刃はしみこんでいき、より大きな質量を持った水が出現した)
………!
(ここで確信する、自分が追い求めている"わたし以前の水の異能者"であると)
(ならばもう、ここで躊躇っている訳にはいかない)
(どうにか話を聞くべく、右手に水鞭を作り出して応戦体制を整える)

例え………、あってはならない力だとしても、それで人が殺し合いをしていい理由にはなりませんっ!
止めさせて頂きます、それが、"異能"の力関わっているなら尚更ですっ!!!
(水鞭を振るう、黒い何かを操る少女の動きを止めるべく)
394霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/08(水) 00:02:23 ID:Mf+hEwIr
【では、今日のところはこの辺りにしておこう】
【明日、またできれば続きをしたいところだ。それ以降となるとまた応相談だがね】
【とりあえず明日、早くて夜の8時くらいからいけるはずだ】
【返事をくれると嬉しい、では今日のところはこれで、だ】
395瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/08(水) 00:05:31 ID:BmwZVO2G
【では、その時間に避難所でよろしくお願いしますー】
【今夜はお疲れ様でしたー】
【またよろしくお願いしますー♪(礼)】

【それでは、スレをお返ししますねー】
396名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 00:10:55 ID:B0gpJ4qT
397名無しさん@ピンキー:2010/09/08(水) 16:38:21 ID:B0gpJ4qT
ええんか ええのんか
398瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/08(水) 20:40:10 ID:jLZKSaE/
【ロール再開に参上ですっ】
【今夜もよろしくお願いしますねー(礼)】
399霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/08(水) 20:58:18 ID:Mf+hEwIr
な……っ?
「何……っ!?」
(驚く声は、二つ)
(ただの乱入者だと思われていたその少女は、異能の持ち主であった)
(それ自体は、珍しくともありえないことではないのだろう、だが)
(そこに現れたものもまた、水を操る能力者であった。となれば)
(容易くその状況は、ある推論を想起させることとなる)

「………そう、あなたも。いや、お前も、そうだったのか」
「お前も、シードの手先。やはり増殖していた。でも、関係ない」
(その手を掲げて、無数の黒球を生み出した)
「全て、私が潰す」
(散弾のようにそれを放つ、振るわれた水鞭はそのいくつかを弾いて飛ばす)
(しかし、だけれども、その全てを弾くには至らずに)

っ、だらぁっ!!
(飛来する、その残された黒球さえも、彼女の振るう刃が打ち砕いた)
……私は、お前が何なのか。シードとかそういうものと関係があるのかも、知らない。
だが、ここで死ぬつもりもない。……だから、お前に私を助けるつもりがあるのなら。
(潰れた腕で、ひしゃげた指で、それでも何処か優雅に乱れた髪を払って)

力を、貸せ。……あいつを潰すよ。
(状況は完全に変わった。ならば今は逃げを打つべきときではない)
(戦う時だ、そう、決めた)

【では、今日もよろしく頼むよ】
400瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/08(水) 21:29:55 ID:/ZVE8tM4
>>399
わたしは………シードなんかじゃない、
でも、シードが何なのか、それを知りたい、知らなくちゃ………いけないのっ!!!
(聞いてはくれないだろう、しかし、シードと呼ばれる彼女を助ける理由は述べる)
(そして、黒球を水鞭ではじきつつ、襲い来る者の身動きを封じるべく振るい続ける)

(やはり力量や経験は違った、黒球を弾き切れずいくつかは残り、それが自らに襲いくる)
………っ、
(左手を前に出し、水壁を作り勢いを殺そうとしたその刹那)

……!
(シードと呼ばれた少女が残る黒球を打ち砕いた)
(思わず見とれる………、身体は既にボロボロなのに、その姿が何故かとても美しくて)

わかり、ました………、
(戦うしかない……だから今、わたしはこうして対峙している)
(本当にそうするべきなのか少し悩みはしたが、一先ず、この場を収めるには撤退してもらうしかないと考えて)
401霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/08(水) 21:57:44 ID:Mf+hEwIr
ああ、そうかい。それなら私らの用件は大体同じなようだ。
シードってのが何なのか。でもって、何だって私らが狙われるの、か。
……気になって、おちおち寝てもいられないってのね。
(一つ、大きく伸びをして。再び敵へと向き直る)
(今度こそ、その目に確かな闘志を宿して)

「二人なら、勝てると思う?シードを、お前たちを潰す者である、この私に」
「聞け、シード。お前らはもう人類の天敵では、ない。……ただの、害虫」
「害虫駆除は、私の仕事」
(そして、迫り来る)

(戦いは続く。交錯する液体と黒。即席とはいえコンビネーションは悪くない)
(ただ、欠いているのは決定打。防ぐことはできる、反撃することもできる)
(それでも、相手の防御を貫く力が足りない。それほどまでに、あの黒い壁は堅固だった)

……意気込んではみたものの、そろそろ私の体力も限界。
なのに向こうは、随分と元気そうじゃないか。……参ったねぇ。
(一瞬の隙を突いて、二人そろって何とか距離を取る。やがて追い詰められるだろうが、時間はそれなりに稼げるはずだ)

なあ、あんた。見たところ……私とあんたの力は、似ているようで何処か違う。
(だから、この即席の相棒に話しかけた。何も知らずに戦っていては、どうにも具合が悪かった)
私の場合は、簡単に言えば自分の体液を媒体に他の液体を操る。そういう力。
でも、あんたのそれはまるで何もないところから水を生み出している、ようにも見える。
……もし、そうなら一ついい手があるんだ。乗る気はないか?
(と、問いかけた)
402瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/08(水) 22:21:50 ID:g0iWY3eF
>>401
天敵でも………害虫でも、なんでもないっ!
わたし達は………生きるために戦うのっ!!!
(共闘する彼女とのコンビネーションは意外なほど息が合う)
(しかし、それでも、相手自身に攻撃を仕掛ける事は出来ずにいた)

………くっ、
(水鞭に更に力を込め、強化してみるが状況は一向に変わらない)
(持久力は自信あるが、このまま手負いの彼女を抱えて戦い続ければ、いずれ力尽きてしまう………)
…どうすれば……っ、
(出来る限りの考えを巡らせる、しかし、この状況を打開するアイデアは思い浮かばない)

(どうするべきか共闘する彼女の様子を見てみる、まさにその時だった)
……いい手………ですか?
…わたしに、出来る事であれば………なんでも、
(どうやら、何か対策法を思いついたらしい、良い案を思いつかない自分はその手段に頼る事にした)
(攻撃を水鞭で薙ぎ払いつつ、提案を受け入れる準備をする)
403霧原朱音 ◆FdHN5Mb0fw :2010/09/08(水) 22:42:31 ID:Mf+hEwIr
生きるために、か。……へへ、悪くない答えだが、人間様が戦うんだ。
もう少し、面白おかしな理由の一つや二つ、欲しいとこだがね。
(しかし実際、命がかかってみればそうも行かない)
(命を懸けた戦い、それに感じる高揚感は嫌いじゃない。だけれども、それだけでは足りない)
(……と、理屈を捏ねるのは後でもできる。今なすべき事、それは生き残ること)

もちろん、あんたの力がどの程度のものか、ってのによるがね。
あいつの生み出すあの黒い金属。硬いし重いし、正直嫌になる。でも、壊せなくはない。
単に硬いだけ。その強度を上回る衝撃を与えれば、砕くことはできる。
ただ、それだけの大技噛ますには幾分か時間が必要でね、残念なことにそれだけの時間があれば
向こうは自分を守る壁を強化するだけの時間に、十分に事足りる。
(つらつらと、聞くだけで絶望してしまいそうな内容を告げていく)
(それはあくまで事実であるだけ、余計に質も悪い)

……例えば、だ。私の攻撃にあわせて、その水の質量をあんたの力で文字通り水増しする。
質量さえあれば、後は私の力でどうにか操作して、手痛い一撃をブチ込んでやれる。
あいつが十分に守りを固める隙を与えずに、一瞬で、最大の一撃をぶち込んでやるんだ。
(軽々しく言うものの、それができる保障はない)
(確かに何もないところから水を作り出しているようには見える。けれどもそれはその手の触れる範囲においてのみ)
(自分の手すらも触れないところで、何もないところから大量の水を創造し得るか)
(それが、唯一の懸念だった)

ダメなら、他の方法を考えるさ。……もしみつけられたらなっ!
(背にしていた壁を突き破って、人の頭ほどもある黒球が迫る)
(咄嗟に刃を盾にそれを防いだ。超硬度、そして質量、さらには速度)
(その全てを兼ね備えた黒球と、水の盾がぶつかり合い、僅かな均衡が生まれ)
(しかしそれも即座に食い破られて、再び彼女の体に深く、黒球がめり込んだ)

ぐ……っ、がは、げほっ。……ぅぐ、時間がない、できるならやれっ!
(その手に生じた赤い針。純粋に彼女の血液によって生み出されたそれは、反撃のための起爆剤)
(もちろん、それが起爆させる火薬たる愛華の能力が、彼女の期待に沿うものであれば、だが)
(その起爆剤を、敵の少女目掛けて打ち放った)
404瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/08(水) 23:10:40 ID:8FJ8s+dD
>>403
………あれを上回る衝撃…、
(確かに時間を掛ければそれなりに強化は出来そうだったが、対して相手も相応の対応が出来そうだ)
(ならばどう、相手の対応を上回るか、続きを聞く)

………!
(共闘する彼女が提案した事は出来なくはないが、完全にモノにしたわけではなく不完全な技だった)
(しかし、状況は予断を許さず、未だ攻撃の手は緩まない)
(そして、相手に攻撃を仕掛けるには、"瞬時に大量に"水を作り出さなくてはならないという事)
(本当に出来るのか、攻撃を薙ぎ払い続けながら困惑する、しかし………)

………あ…っ、
(目の前で共闘する少女が攻撃を受ける………)
…っ………あああああああああぁぁぁっっ!
(そうだ、やらなきゃ…いけないんだっ)
(赤い針に準じるように相手目がけて水球を作り出す)
(いつもより早く、大きく、重くっ………)
(懸命に水球を作り出す、いつも以上の…いや、まだその先の……未知の力を―――)

(そして………水球は何秒もかからず、敵対する相手の頭上に出現する)
(ともすれば、それはプールの水を全て注ぎ込んでも足りないほど………)
405瑞谷 愛華 ◆kO59iqwB7g :2010/09/09(木) 00:14:14 ID:x+UjTf1A
【落ちちゃいましたかー?】
【一旦スレをお返ししますねー】

【避難所にてお知らせ、お待ちしておりますー】

【それでは、失礼しますー】
406大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 00:23:52 ID:PplbiVlw
【藤堂 清香 ◆mBCag4G81c】さんとのロールでスレをお借りします(礼)
407藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/09(木) 00:28:21 ID:3JOYr7l7
(陽も西に傾いてきて、徐々に暗くなり始める)
(そんな中、とある森を抜けた所にある場所で一人の少女が倒れこんでいた。
服は泥で汚れ、辺りは石、いや岩や木が砕け散っていて)


あー…疲れた。
(そうぽつん、と呟く。
その表情はかなり疲弊しきっていて。
大の字になってその場に伏せている)

…もう、ちょっと。
(そうして軽く目を閉じると、疲労の余り、すーすー、と寝息を立て始めてしまい)

【大槻と使用する。よろしく】
408大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 00:38:11 ID:PplbiVlw
>>407
あー参ったぜ…まさかの緊急依頼って…全く…
(だいぶ陽も暮れて間もなく暗くなりつつある森道を進んでいく)

…夕方だっていうのにまだ暑いからなぁ…ヤダヤだ…
(冷えたミネラルウォーターを飲みながら更に歩いていく…)

…ん?…あんな所に…人が…倒れている?!
(慌てて倒れている少女の元へ駆け寄り、抱き起こす)
おぃっ?しっかり!大丈夫ですかぁっ??
409藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/09(木) 00:46:55 ID:3JOYr7l7
(何やら声が聞こえ始めてきたが、快眠の為取りあえず無視していて。
しかし、少年も寝てるだけ、とは思ってない。
ので、その声は段々と大きくなる)

ん…ふぁ、…
何事だ。
(ボロボロの服に、木や岩が砕け散っているこの状況。
何事か、と聞きたいのは相手のほうだろうが、そんなことはおかまいなしに)


…暗くなってきた。
私寝てたのか…
…………で、君は?
(寝ぼけ眼を擦りながら、ようやく状況を把握し始めて)
410大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 00:56:56 ID:PplbiVlw
>>409
あ…。
(倒れていた、のではなくただ寝ていたのか、と認識するのに約五秒)

いや…あなたが倒れていたと思っていたので…
(少女の周りを改めて見回すと…岩や木が散乱していおり)
(何かあったのでは…と推測等をしてみるが)

あぁ…寝ていたのですか…あ…は…はは…ははは…
(頭を軽くポリポリと掻きながら目を泳がせて)
あ…僕は…通りすがりのものですけれど…。
411藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/09(木) 01:04:18 ID:3JOYr7l7
倒れていた、か。
ふむ、あながち間違いではないかもな。
その位、今日はしんどかった。
(立ち上がって汚れを落とすように服をぽんぽんと払って)


思わず、な。
普段なら、睡眠を邪魔されるのは気分が悪いが、流石に今日ばかりは感謝しないといけないか。
ここで朝まで寝るのはまずい。夕飯が食べられないからな。
ありがとう。
(頬を掻く少年の方に向かって意外にも礼を述べる)


ふむ、通りすがり、か。
普通の者はこんな所、通りすがらないだろうけど。
412大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 01:18:33 ID:PplbiVlw
>>411
はぁ…そうなんですか…。それは…大変でしたねぇ…。
(他人事−事実そうなのだが−の様に相槌を打つ)

あ…いぇ、いいですよお礼なんて。それにまだ暖かいとはいえ、
こんなところで寝たら風邪引きますし…ね。
(礼を言われた事を嬉しく思い、ニコニコと顔に出す)

え…?いや…通りますよ…結構というか、かなり通りますって。
(普通は通らないと指摘され、慌ててその事を否定しようとするが)
(ふと、ある事に気づいてそれを確認してみる事に)
じゃあ…あなたはなぜ、「普通は通らない所」で寝ていたのですか?
(散乱している岩や木等周囲をざっと見回しながら尋ねる)
413藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/09(木) 01:29:36 ID:3JOYr7l7
まぁ、これだけは習慣、のようなものだからな。
その分、普段はだらけているわけだ。
(汗で張り付いた髪を払い、落ちかけてきた夕日を見つめる)


風邪か、その心配はないな。何故なら…
なんとかは風邪ひかない、っていうだろう。
…そんなに嬉しいか?
(ニコニコしているその少年を疑問に思い)

通らないだろう。
「普通」の人は。
「普通じゃない」人が通るのは「普通」かも知れないが。
なにせこの辺りは、色んなのが出る。

私、私は…修行、というか、実験、というか。
これらは、その名残だ。
(と、汗を拭いながら、木や岩を指差して。
何も隠すつもりがないような、そんな雰囲気を身に纏っている)


【済まない…始めたばかりだが、急に眠気が来てしまった。不覚】
【凍結、して貰えないだろうか?】
【もし良いのなら、私の都合は金曜日からならいつでも大丈夫だ。】
414大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 01:33:14 ID:PplbiVlw
【了解です!ではココで凍結にしましょう】

【自分も金曜日なら…20:00頃から桶ですよ】

【待ち合わせは避難所でよろしいですか?】
415藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/09(木) 01:38:05 ID:3JOYr7l7
【悪いな】
【それじゃ金曜日の21時に避難所で】
【済まないが限界だ。これで落ちる…おやすみ。】
416大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/09(木) 01:40:12 ID:PplbiVlw
>>415
【お疲れ様でした〜】
【おやすみなさいませ(礼)ノシ】
417兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 21:45:47 ID:y76DHsHF
【待機しますね。プロフは>>141にあります】
【どなたでも、お気軽に声をかけて下さいね】
418御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 22:24:58 ID:HdHvVCfB
【御木本正太郎が現れた!】
【ロールしてほしそうにしている】
【相手をしますか?】

【>はい いいえ】
419兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 22:33:43 ID:y76DHsHF
【 はい>いいえ】 ピッ
【とやって、涙目の先輩も可愛らしいと思いますが、
 今夜はとってもロールをしたい気分なので、お願いできますか?】
420御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 22:37:13 ID:HdHvVCfB
【ぐはう、あんまりやー!?】

【ううう、小悪魔くんめ……まーまー冗談はこっちのほーにおいといて】
【時間帯と正ちゃんの遅レスがあるんできつそうなら無理しないでねん?】

【だいじょーぶなら、よろしくお願いします】
【今回が僕らの初顔合わせになるんだねー、あんまり実感ないけど】
【お昼に会うのと夜に会うのとどっちのほーがいいかにゃー?】
【兵部くんの気分次第で時間帯も場所も変えてくれたまへ】
421兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 22:43:22 ID:y76DHsHF
【いえ、僕は今夜は遅くまででも大丈夫なので。先輩こそ
 スイマーさんが登場なさったら、すぐに仰って下さいね?】
【うーん、じゃあお昼にしましょうか。夜の共闘でも構いませんけど】
【放課後、島田さんを探しに裏山に来た僕とたまたま遭遇ですとか。
 もちろん先輩に案がありましたら、遠慮なくどうぞ、です】
422御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 22:50:45 ID:HdHvVCfB
と、相談に移るってことで【】省かせてねん。
遅ればせながら僕のプロフィールは>>162だよー。

ふむ、お昼だねん。ありがとうだよ。
んー……考えてはいたけど、それも面白そうだ。
悩んじゃうねえ、良かったら一緒に悩んでくれたら。なんて。

・お昼休み、購買に向かう人並みに飲まれた兵部姫を正ちゃんが華麗に救出
・忘れ物を返すべく天羽さんを探していたところに、兵部くんと遭遇
・放課後、卯月さん関連で調べ物をしていた僕が高い本棚に届かない兵部くんを発見!
・りっか探しの放課後の散歩で、帰宅途中の兵部くんに出会う
・りっか探しの夕焼けを背にした散歩で、お仕事モードに入った兵部くんに出会う

裏山にしても、どっちの兵部くんと顔を合わせるかでかなり違うだろーからさー。
423兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 22:58:38 ID:y76DHsHF
>・お昼休み、購買に向かう人並みに飲まれた兵部姫を正ちゃんが華麗に救出
ダウト、です。たそがくもやしーズの片割れが何夢を見てるんですか?
(↑もう片割れが何か言っている!)

まあそれはともかく。では、2か5でどうでしょう。
4と5なら、5の方がさり気なく話を持ち出しやすいと思いまして。
あ、ちなみに5でお仕事モードではありますけど、島田さんを即殺する気はありません。
424御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 23:06:04 ID:HdHvVCfB
はっはっは、人波に飲まれた際は身長が物を言うのだよ身長が。
上から見渡せば兵部姫など一発で見つけられますともー。
(とふんぞりかえる平均身長以下)

2か5だねん……2なら好感度が上がりやすそう。
5の場合は上がるにしろ下がるにしろ変動値が大きくなりそう?
始まる前の憶測にすぎないけどー。

ふむう、銃を壊されたとはいえりっかを見逃してるわけだからねん。
まーそもそも、正ちゃんはその経緯を知らなかったりして……。
もし話してくれる気ならば、その会話に入る前の選択肢が今後の展開を決めそうだー。

と、話してみたらどーやら5の方が話が膨らみそうだねん。
とゆーわけで夕焼け小焼けの邂逅にしないー?
色々決めてもらっちゃったし、どちらにしても書き出しくらいは用意するからさ。
425兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 23:12:23 ID:y76DHsHF
…この際姫という呼称は置いておくにしても、見つけたところで
人波の中から助け出すぐらいの力が先輩にあるだろうかいやないっ(即反語)

忘れ物の中身を見たら、内容次第では異形並に冷たい視線を送ってしまいそうですけど(←)
では5ですね、了解しました。
一般人に異形を絡んだ話はしませんので、僕が島田さんの容姿で目撃したかどうかを聞いた時に、
踏み込むか見守るかが分かれ目になるかもしれませんね。
書き出しに関しても了解です。僕でも先輩でも、選択はお任せしますよ。
426御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 23:16:15 ID:HdHvVCfB
ちょ、ちょっとくらいは悩んで?
ほんのちょっとでいいから、ね!?

は、ははははー5を選んで置いて良かったよ。うん。
それじゃ書きかけたんで、僕からにしてもらってもいいかなん?
色々ありがとーだよ、よろしくお願いします。

兵部くんが言ってくれた通り、眠くなるまでってことでー。
もう少々お待ちくださいませ。
427兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 23:23:52 ID:y76DHsHF
御木元先輩。虚勢を張るのは、お止めなさい。
自分の力量を弁えるのも、大事なことですよ?(暖かい笑みで)
はい、それではのんびり待ってますので、ごゆっくりどうぞです。
428御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 23:33:13 ID:HdHvVCfB
こんばんは〜、だんだん日が暮れるのも早くなってきましたね。
ええ、ありがとうございます。僕も暗くならないうちに戻りますよ。
(同じアパートのお婆さんに挨拶し、歩き出した糸目の青年こと御木本正太郎)
(お気楽のほほん、長生きしそうという見た目とご近所の方々の評に反して)
(のっぺりした顔の奥には、ここ数カ月の間ずっと焦燥の念が渦巻いていた)
(親しくしていた少女、島田六花と音信不通になってもうどれくらいになるだろうか)

(美少女アニメオタクの御木本には、現実の女性に距離を取られた経験だって幾度もある)
(趣味に引かれただけなら、いつもの事と諦めつつバレンタインに憂鬱になる日を続けていただろう)
(が、彼女とはすぐにでもと再会の約束をして別れたのだ。あの笑顔に、混じり気は見当たらなかった)

……暗くならないうちに、ね。
(あんなに楽しみにしてくれていたのに、何かあったのじゃないだろうか)
(人に害なす異形や、治安のよろしいとは言いにくい街に暮らす犯罪者)
(夜の戦いを知る御木本は、不安要素にも"普通の"人々より詳しい)
(日暮れが近づき、闇の領域が広まって行く空を見上げながらふっとため息)
(その夜の帳を追い求めるように、自然と長くない脚は裏山へと向く)

(構い続けるとうんざりされてしまう、という生徒会長のアドバイス通り待ってもみた)
(逆に、散歩や異形退治を増やして積極的に島田六花の姿を追い求めたりもした)
(それらは実を結ばず、隣の空いた肩を残暑を払うような冷たい山の風が撫ぜる)

――ああっと、と、と!?
(悩んで前への注意が疎かになっていたようだ。気付けば足がテープに引っかかっている)
(KEEPOUTと公権力様が宣言する黄色い通せんぼ――逆らう気などなかったのだけれど)

へぶうっ
(もやし青年の運動神経では体勢を立て直せず、痩せた身体は盛大につんのめって地面へと倒れた)

【とーお待たせしました、改めまして。よろしくお願い致します】
【いーんだいーんだ……ロールで逞しいところを見せてやr】
【み、みせられたら、いいな。ははははは】
429兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/09(木) 23:52:30 ID:y76DHsHF
【…大変申し訳ありません、投稿の前に書いたレスが消えてしまいました】
【ただいま一から書いてますので、すみません、もう少々お待ち下さい】
430御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/09(木) 23:58:50 ID:HdHvVCfB
【とと、ごめんごめん。正ちゃんのお返事も同じことになっちゃった】
【もしかしてなんか重たくなる原因でもあるのかにゃ】

【ゆっくり待ってるから、気にしないで焦らずどうぞー】
431兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 00:04:42 ID:tHKkqSdp
………今日も空振りか。

(深紅色のサックスケースを背負った少年は、一人呟いた)
(目標とする人型の異形には、今日も出会うことはできず。
 人型の異形といえば、最近は黒上いろはにも遭遇できていない)
(あるいは、どちらも自分のような異形狩りに殺されてしまったのだろうか。
 有り得る話だ。むしろこの街で、長生きできる異能者や異形の方が珍しい)

(それは本来『ガンスリンガー』なら、望んでいるべきこと。
 だが知らず知らず、晶はその右手を握りしめていた)
(まだ私は死ぬわけにはいかないと言った、ジャージ姿の少女。
 唯一と思われる人間の友人を殺された、その友人の姿を取る獣)
(それらを詳しく知ることなく、ただ叩き潰すことだけが正しいのか。
 どうしてもそうは思えず、こうして行動に出ているのだが。
 周囲も暗くなってきた。夏も終わる。今回はここらが潮時だろう)

――――。

(そんな晶の耳に届いたのは、鈍い音と気の抜けた悲鳴。
 思わず上体をかがめつつケースのストラップを握り、音源を見る)
(そこに倒れていたのは一人の青年だった。足元を見るに、
 自分が張っておいたテープに足を取られたのだろう)
(効率的に異形を探すために、組織から借りたものだが、
 今にして思えば目標を警戒させるだけだったかもしれない)
(何より、彼のようにテープを無視する者がいるようでは、
 あまり意味がないな――――そう思いながら、声をかける)

………大丈夫ですか?



【大変お待たせしました。それではよろしくお願いします】
432御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 00:25:13 ID:cQjG9aGt
あったたた……。
やーやー、恰好のつかないところを。
このとーりぴんぴんして――。
(転んだところを見られたという羞恥心はすぐに違和感に覆い尽くされる)
(声は、立ち入り禁止と指定された区域の内側から近づいてきていた)
(警察関係者か、と顔を上げれば目に飛び込んできたのは可愛らしい少年)
(手帳持ちには見えないが、部外者にしては随分堂々と返って来ている)
(侵入の常習犯……なら大きな荷物を背負って雑木林に入って行くだろうか)

と、手を擦りむいちゃったかな。
申し訳ないけれど水かなんか持ったらくれないー?
化膿しちゃったら後が酷いからさ、あははは。
(愛くるしい容姿で補正がかかっているかもしれないが、敵意は見えない)
(こちらを気遣ってくれているようだし、ちょっとばかり甘えてみようか)
(もともとの人に関わりたがる性質と情報を求めている現状が重なり)
(御木本正太郎のおともだちアンテナは絶賛大開放中であった)

やーしかし、このテープ低いとこに貼ってあるよねん。
目線の高さにしてくれればいーのに、なんだかトラップみたいだよ。
君ももしかして、気付かずに入っちゃったとかー?
(せっかくこんな珍しい場所で人に出会ったのだ、何かの縁かもしれない)
(整理がついて再び湧いてきた気恥ずかしさを誤魔化すようにトーク開始)
(もし彼が特殊な事情の持ち主だったらそれはそれで話が合う可能性もある)
(そして島田六花や卯月ひのわについて何か知っているなら万々歳だ)
433兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 00:39:48 ID:tHKkqSdp
………それなら良かったです。

(平坦な声を返しながら、静かに相手を観察する)
(細い目は瞳を見せず、感情が読み取り辛い。
 先程の鈍臭い動きはこちらを油断させるためのフェイクか?)
(手の傷を見る限りでは、そうではなさそうだが。
 だが目的のために、身を削ってまで演技した可能性も、否定できまい)

…………。

(水を求める青年。言葉に違和感はない。道理も通っている。
 接近させるための口実?だが、もし本当にただの怪我を負った青年なら)
(逡巡は、ほんの一瞬だった。カバンの中から、ミネラルウォーター―――
 この前のお墓参りで使い残ったもの―――を取り出すと、
 青年の方へ近付いていき、どうぞ、と手渡した)
(もっとも、いつでも発砲できるように準備はしていたが)

………いえ。こんなものが貼られているなんて、何かの事件かな、なんて思いまして。
ここでよく会う知人がいたので、注意を促そうかと。

(目線の高さに張れなくて悪かったな――――内心そう
 毒づきながら、適当な嘘を口にする。違和感は特にないだろう)

あなたは、何故ここに?
434御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 00:54:05 ID:cQjG9aGt
(ほんの一泊、相手が異能と関係のない人間なら気にすることもない間が空いた)
(年下と見て急に敬語を解いたからかなとか、あまりの鈍さに呆れたのかなとか)
(いくらでも理由の見つかりそうな、ほんの短い間だ……彼が"普通の"人ならば)

やーやー、ありがとうだよ。
今日は冷えてるけど、まだ暑さが返ってきそーって天気予報で言っててさ。
うちの台所のバイ菌さんも張り切っちゃって困るよほんとー。
(これから友達になりたいと考えている相手に、こんな思考をしたくなかったけれど)
(これまでの経験上、相手が昼間の人間か夜にも関わる人間かで対応は違ってくる)
(まして誤解の末に敵と認識されたら、お互いにとって不幸な事になるだろう)

そかそか、奇遇だねん。僕も裏山で縁に恵まれててさ。
やー、今日来たのは散歩がてらだけれどー。
その時のことを思い出してかな、自然と足が向いちゃった。
(似た者同士と認識されるか、あるいは特殊な事情のある人物同士の邂逅と解釈されるか)
(御木本が深紅のケースを片目の隅に置いているように、彼もこちらを探っているらしかった)
(どちらにでもとれ、なおかつ嘘いつわりのない返事をしながら傷を洗っていく)

ここで出会う人、楽しい人が多くてさー。
(水を渡してくれた少年の、身長コンプレックスを刺激しているとはつゆ知らず)
(むしろ、そのコンパクトサイズを微笑ましいなどと評価しているところだった)
(ぴょんと一本立った髪に、あどけなさを十分残す顔。笑っていたら可愛いだろうに)
(無機質な声音とどこか鋭さを感じさせる視線に、皮とは違う性質を感じ取る)
435兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 01:12:41 ID:tHKkqSdp
風が過ぎた後ですからね…。とはいえ、夏ももう終わるでしょう。
その返りさえ乗り切れば、恐らく悩まされることはなくなるはずです。

(饒舌な人だ。不快感はない。むしろ、その言動は自分の
 事を話して相手の警戒心を解こうとする、親しみのような
 ものを感じる。それも、会ったばかりの自分のような無愛想な人間に。
 日常で接するなら、とても望ましい人物だろう)
(何だろう、この雰囲気は。どこかで、会ったような――――)
(いや、それはいい。この人付き合いの上手そうな青年だからこそ、
 警戒しなければならない。油断すれば、すぐに気を許してしまいそうだ)

裏山に縁がある、ですか。確かに珍しいですね。
僕は学校が近くなので、よくここも訪れるんですが。

(学生服の黒い袖を伸ばし、返されたペットボトルを受け取る。
 それを自然な動作でカバンにしまいながら、その言葉の真意を計り始めていた)
(もし、彼があのジャージ姿の異形に接触していたら。
 それも異形と知らずか、あるいは承知の上か)
(どちらにせよ、異形と親しくなれるような人間ならば、危険性はないかもしれないが)

ひょっとしたら、僕の知り合いもご存知でしょうか。
ジャージを愛用している、高等部の女の子なんですけど。

(まずは、これで反応を伺う。無理に隠そうとするならば、
 彼は彼女の存在を知っており、その正体も見ているのかもしれない)
(正太郎と違い、晶は嘘をつくことに躊躇いはなかった。
 目的のためには、必要とあらば何でもする。少年の基本理念だった)
436御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 01:35:27 ID:cQjG9aGt
うん、四季の移ろいに期待するよー。
夏は夏で好きなんだけどねん、安売りが重なっちゃうと困るんだ。
今買っとかないと損だってつい考えちゃうのだよねん。
傷んでお腹に入らないのが一番もったいないのにさー。
(頭の半分では夏の終わり――果たせなかった夏祭りの約束を悲しみつつ)
(もう半分は言の葉をスラスラと紡いで、目の前の少年と自然に会話している)
(場の会話と感情や回想の分離は、幻術師としての修練が可能にしたものだ)
(彼がもし異能に関係するなら、そこに引っかかって警戒気味なのかもしれない)
(いっそ何も知らなかった頃に戻れたら、とついため息をつきたくなる場面だった)
(身についたこの二面性のせいで、銃を向けられたことすらあるくらいなのだから)

ほほう、ならヤブ蚊対策はしといたほーがいいよー。
僕なんか最初は油断してて、腕がぶっくり腫れちゃったんだ。
て、そんなに抜けてはなさそうだねー君。
(へらへら笑いつつ、まだ名の知らぬ少年にちょっぴり注意してみる)
(もっとも、御木本自身の虫対策は別の意味合いが大きいのだけれど)
(その銃口を突き付けた相手というのが、蟲使いだというのだ)

――!
(そんな気の抜けた会話を続けていたが、新しい話題に息を呑んだ)
(ジャージをよく着る、というだけでは一個人に辿りつくところまで行かないが)
(最も知りたい情報の一つの可能性があるというだけで、すぐ表情に出る)

もしかして、同じ子かな。ちょうどジャージの女の子を探してたんだ。
髪が長くて君みたいに髪がちょこっと立っててね、とっても良い子ー。
(嘘偽りなくと誓ったばかりだ、正直に打ち明けて話し始める)

やー、探すっていっても僕の勝手な思い込みかもしれないんだけどさ。
会う約束をしていて、それが果たされないままかなり経っちゃったって話。
(よく会うという言葉と知り合いという言葉。それが結びついているかどうかは不明だ)
(が、例え1回会ったきりであろうともらえる情報は入手しておきたい。関係ないのだ)

僕はあまり女の子に好かれないからねー。
嫌われたとはっきり分かるなら諦めもつくんだけどねん。
あはは、かっこ悪いでしょう。
(純粋な照れと、彼が普通の学生であった場合の保険)
(――島田六花にとって有害な存在ではないという主張を兼ね)
(少々自虐気味に話してみる)
437兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 01:56:47 ID:tHKkqSdp
あなたも一人暮らしなんですか?…珍しいですね。
でしたら腐る前に料理して、近所やクラスの方にお裾分けなどいかがでしょう。

(言葉から察するに、買い物も料理も自分一人で行っているようだ。
 この若さで――――まあ人の事は言えないのだが)
(自分が夜の世界に踏み込んだ切欠は、家族を失ったことによる。
 青年も同じ境遇だとは決めつけてはいないが、珍しい環境は、
 彼もまた夜に足を踏み入れている人間だという可能性を、少しだけ上げた)

ヤブ蚊…ですか。
確かに蚊が感染症を持っていた、なんて話もありますし、
警戒するに越したことはないでしょうね。ご忠告、ありがとうございます。

(青年の親切な心遣いに、丁寧な返答と小さな礼を返す)
(そして得られた、はっきりとした反応。間違いない、彼はあの異形と遭遇したことがあるようだ)
(しかし、彼は隠そうとはしなかった。むしろ自分から、
 その異形の情報を晒してくる。やはり、自分が『ガンスリンガー』だとは知らないのか?)

恐らく、共通の知り合いのようですね。
………とってもいい子、ですか。

(そういえば、自分のクセを二本にしたような頭だった。
 彼に悪気はないのだろうが、それでも思わず自分の頭のてっぺんを押さえ、無言で睨み付ける)
(ともかく、彼は言葉からしてあの異形と仲がいいようだ。
 もし青年がその正体を知らない場合、バラすのは、両者にとって望ましくないかもしれない)

………僕も最近、彼女とは遭遇していないので。
元気にしていたらいいんですけど。

(会う約束をしていて。彼女の言葉をまた思い出す。
 死ぬ訳には行かない。血まみれで横たわる体、それを放置した自分。
 そして約束を果たせなかった現在。少しだけ、胸が凍てついた)

………………ひょっとしたら、死んでしまったのかもしれません。
行方不明者も多いでしょう、最近では。

(女の子に好かれない、とは別に思わない。むしろ男女問わず
 好かれるタイプに思えた。確かに異性としては見られにくいタイプかもしれないが)
438御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 02:19:08 ID:cQjG9aGt
もってことは、そうなのかな?
やー、親が二人とも海外に出張しててさー。
(下宿なら似た境遇として話も盛り上がってくれそうだが、この街は物騒だ)
(何があったか分からない以上、和やかな内容をすぐに語るものじゃない)
(肉親を異能や異形に害された……という人にはこれまでいくらか会ってきた)
(命を奪われたり、遠方への入院で引き裂かれたりと辛い話も知っている)
(こっちは大丈夫だよー、と相手を心配させる可能性だけは塞いでおいた)

ああ、ごめん。もしかして髪のこと気にしてた?
僕は可愛いと思うんだけど……て、君の年頃で可愛いは禁句か。
(感情の現れで出て無機質な表情が崩れると、ますます愛らしさが増す)
(うんうん、なんて年長者ぶって頷きつつ聴覚はすぐに研ぎ澄まされる)

あはは、遭遇なんておおげさな。
こんな山の中じゃ確かに遭遇って言えるけどー。
学校でも会ってないの?
うん……笑顔のよく似合う子だからね。
(髪に続いてからかうフリをしつつ、ちゃっかり追加の質問をくっつけた)
(御木本正太郎が会えないというだけなら、避けられているという可能性も残る)
(だが、この少年もそうであれば二人の間の問題以外の原因が考えられるのだ)

っ!
(と、ここにはいないともだちのことを考える比重が大きくなっていたこともあり)
(続いた言葉にびくりと肩が跳ね、深く息を吸ってなんとかそれ以上の反応を抑えた)
(死んだかもしれない、との冷たい言葉に少年の顔を見やればどこか憂いを帯びている)
(――いや、先ほどの睨みから元の無表情に戻ったギャップでそう感じるだけだろうか)
(図りかねたが、沈黙を長引かせてはせっかく出かかった彼の心が引っ込んでしまう)

そんな不吉な事言っちゃいけないよー。
日本の警察は優秀なんだから、何かあったらそれらしき痕跡だって見つかるさ。
(引っ越しや心変わりの先に、死んだなどという可能性をいきなり持ちだしたこと)
(死という重い言葉にも大きな動揺は感じられず、表情の変化も僅かであること)
(行方不明者を意識しつも恐れる様子を見せずに人気のない山へと来たこと)
(これだけ状況証拠があれば、切り出さないほうが不自然に思われるかもしれない)

…………そりゃあ、この世ならざる者にでも襲われたってゆーなら話は別だけど。
(そんなものいるわけないかーと引き返せる範囲ではあったが、夜側に一歩踏み出した)
(憂いが本物ならば、彼は異形や人の死に接して辛い思いをしてきたのだろうか――)
439兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 02:42:11 ID:tHKkqSdp
中々に、自由奔放なご両親ですね。

(両親は共に健在と聞けば、小さな笑みを浮かべる。
 少なくとも彼の一家は、ここの闇に飲まれたりはしていないようだ)
(それが青年の心遣いによるものとも知れず、安心したように少し息を吐いた)

………いえ、別に。

(気にしてないと言えば嘘になるが、気にしているとも
 素直に言えないのが、思春期特有の悩み。自分の場合は、このトップの変なクセだ)
(大切なあの人は、男は見た目ではないと言っていたけど、
 やはり見た目も重要だろう。何かこの、動物の耳のような毛は、
 あまりカッコ良くない気がする。今度、バッヂの付いたハットでも探してみようか)
(と、思考が逸れかけた所に青年の神妙な声が聞こえ、我に帰る)

僕は中等部ですから。校舎が違うので、なかなか会う機会もないんです。
…先輩は、違う学校の方なんですか?

(むしろ、彼があそこの学校の生徒だったなら、
 彼の方が会う機会に恵まれているはずだろう。それを
 こうしてわざわざ訊ねるのは、別の学校の生徒なのか、会える機会が極端に少ないのか)

(そして、晶の冷たい言葉に揺れる正太郎の体)
(青年にとって異形は、いや、あな異形の言葉からして異形にとって青年も。
 互いに、とても重要な存在なんだろう。人と異形の間に
 そんな関係を築けたのは、スゴいことだと思う)
(――――だからこそ、その関係をぶち壊した原因の一つが
 自分かもしれないと考えると、更に心がひんやりと冷えていった)

………そうでしょうか。

(自分が警察に所属しているからこそ、彼らの能力は
 よく分かっている。無能力者としては、人間として非常に優秀な
 人材の集まりだろう。しかし、それは昼の世界においてのみ)
(人間を食らう異形にかかれば、痕跡を見つけ出すのも困難だ)

(そして、彼の一言。十中八九、決定的だ。彼もまた、夜の世界の住人だ)
(ぴたりと体の動きが止まり、ゆっくり正太郎へ体を向ける)

――――それは、異形のことですか?



【すみません、そろそろ凍結して頂いてもよろしいでしょうか】
【ちなみに僕は今夜でしたら、割とすぐにでも解凍できます】
440御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 02:56:47 ID:cQjG9aGt
【おおおおおごめん、【】に気付かずにそのまま書き出してたよ】
【夜遅いのに申し訳ないー、凍結了解だよ。遊んでくれてありがとう】

【明日はちょっと夜更かしできないんだけど、早い時間からは無理かな?】
【20時くらいからなら始められる代わりに午前1時くらいが限界になると思う】

【やー、設定から何から我がまま言っちゃってごめんね】
【楽しい時間に感謝だー】
441兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 03:01:05 ID:tHKkqSdp
【了解しました、それでは今夜の20時にお会いしましょう】
【いえ、こちらこそ様々なシチュエーションを用意して
 頂き、感無量です。また今夜も楽しい時間を過ごせたら、と思いますね】
【それではお休みなさい、御木元先輩。また後で。ノシ】
442御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 03:03:37 ID:cQjG9aGt
【重ね重ねありがとうー、それじゃ20時に避難所で】
【ちょっとでもお役に立てたなら幸いだー】
【うん、今から17時間後を楽しみにしてるよ】

【おやすみい、ひょーぶくん。また後でねー】
443名無しさん@ピンキー:2010/09/10(金) 15:17:18 ID:O35FgCFq
真夏日
444御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 20:17:11 ID:/8MwjG8X
そーそー、電話で惚気話をしたりするんだよー。
連絡くれるのは嬉しいけど、実の息子にそれはどうかと思うねん。
(とりあえず、笑みを浮かべてもらえたのでちょっと肩を竦めてみた)
(今度は彼のためというわけではなく、頭痛の種に対する愚痴である)

んーんー、僕もあそこに通ってるよ。
ただ学年は違うみたいだからねー、マンモス校なだけに探すのも一苦労だ。
(裏、いや裏山の裏だから表というべき学び舎の方角を見やって答えた)
(実際には2年と1年や2年と3年ではなく、2年と学外の存在なのだが)
(六花が彼に明かしていないのであれば勝手に教えてはいけないだろう)

(そうして、自然を戻しながらちらりと中等部という後輩くんの表情を窺った)
(思考を深めながら会話していた彼だったが、沈黙がどんどん長くなっている)
(はじめは、幻術師としての観察眼がなければ気付かない程自然だったのに)
(六花の話題が出てからというもの加速度的に舌の拘束が強くなったようだ)
(死んだかもと言いながら、彼もあの純朴な少女を心配してくれているのか)
(あるいは、何かを知っていて喉元にそれが引っかかっているのだろうか)

君は"異形"派かー、また共通点みっけだねん。
他に妖魔とか、怪異って言い方してる人もいたっけ。
……。
(そうして、自分も黙り込んだ。こんなあどけなさの残る子も夜の世界にいるのかと)
(今までも敵味方問わずもっと幼い相手が戦っているのを見た。理由も聞いてきた)
(が、簡単に慣れるものではないし慣れられる人間になりたいとも思っていない)

――といっても、僕は散歩のついでに遭遇した色んなものに対処してるだけなんだ。
あんまりディープでクールな人ってわけじゃないんだよー見た目に反してー。
(流れが止まり、淀みかけた空気を押し返すように二言三言付け足す)
(バックグランドがないと申告しておけば、無用な警戒を招く事もあるまい)


【兵部晶くんとのロールに使わせてもらうねー】
【今日もよろしくだよー、何か気になったら教えてねん】
445兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 20:36:25 ID:tHKkqSdp
ふふ、仲睦まじいのは、良いことでしょう?
僕の父親も、母親のみならず、家族全員の写真を持ち歩くような人でしたから。

(そこまで言って、はっと理解する。目の前の青年に誰の影を見ていたのかを)
(この柔らかい口調は、父親のそれに似ていたのだ。
 いつも周りの事を気遣う、家族の調和を大切にしていた父に)
(とは言え、事あるごとにその写真を取り出しては近所の
 ご婦人に自慢しているような、家族に激甘な親バカと比べるのは失礼だろう)

(それにしても。この前の奏の兄といい、自分は今でも常に
 家族の影を求めているのだろうか。もう亡くしてから、一年近く経つというのに)
(未だ、水晶のように脆い心だ。自嘲するように口元を歪めた)

ええ、確かにあそこはとても巨大な所ですから。
一人や二人、いなくなったところでクラスメート…精々学年が騒がしくなるくらいでしょうか。
………あの人と、仲はよろしいんですか?

(だからこそ、異形の存在が表沙汰にならないとも言える。
 特に不可解な損傷を負った死体などは、遺族へ見せる事が出来ない場合
 S3が処分していると、隊長が言っていたのを聞いたことがある)

一番通りがいい呼称のようですから。異形狩りという、専門の人間もいるようですし。

(頭に思い浮かべるのは、黒髪の剣糸。自分よりも圧倒的に
 キャリアは長い。異形狩りと言えば、真っ先に連想するのは彼女だ)

………全くの見た目通りですが。
いえ、そんなことより。

(短く息を吸うと、青年と正対するように体を動かし、瞳を真っ直ぐに合わせた)

――――人間と異形は、分かり合うことができると思いますか?

(彼は知っているのか。あのジャージ姿の少女の正体を)
(知っているなら、伝えなければならないことがある。知らないなら、その方がいいだろう)



【はい、よろしくお願いします】
446御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 21:07:39 ID:/8MwjG8X
おおう、漫画に出てくるよーなパパではないか。
(だったという言葉をきっかけに、続きは飲みこんで話題を切り替えることにした)
(辛い顔をしていない以上、あからさまに避ければいらぬ不快感を与えてしまうが)
(御木本家の日常を長々と話してもまた、彼を良い気分にはしないだろう)

漫画といえば、あの学校もフィクションみたいだよねー。
幼稚園から大学までなんてかなりレアなんでないのん?
あの子とも物語みたいな出会い方したっけ。
残念ながらロマンス物じゃーなかったけど。
(へらりと笑って、照れを抑えながら一つ一つの思い出を頭に浮かべる)
(手料理をごちそうしたこと、服を買いに行ったこと、散歩に行ったこと)
(誕生日を祝ってもらったことや、夏祭りへ一緒に行くと約束したこと)

けど、幸せだった。少なくとも僕は、たくさんの元気をもらったんだ。
(気付けば肩の力が抜け、ふっと自然な笑顔を浮かべ空を見上げていた)
(雑木林の合間から見える狭い青空。まるで今の六花と自分のようだ)
(断片的にしかわからない様子に一喜一憂して、手を伸ばしても届かない)

ああー、生業にしてる人もいるんだっけか。
業界人ではないからねー、どれが多いかなんてわかんなくって。
ありがとうだよ、今度から僕もまずは異形ってゆーことにしよう。
(視線を戻せば彼は、いくらか柔らかい表情を浮かべているように映った)
(気を抜いているわけではない、しかしどこか安心が混じっているようだ)
(きっとその異形狩りさんは、目の前の少年にとって頼れる人なのだろう)
(以前顔を合わせている、とは知らずに二人の仲が続きますようにと祈った)

ええ、ニヒルでハードボイルド路線狙ってるんだけどなあ。
3割くらいはじょーだんだけどねー、はははははー。
……そんなアマチュアさんの、甘ちゃんの意見だから参考にはなんないだろーけど。
(発せられた問いかけが、今まで頭を占めていた六花の姿すら引き出しへと戻した)
(その問いこそ、御木本正太郎の現在に――そして原罪に繋がるものなのだから)

そりゃー、「人間」と「異形」の枠組みがわかりあうのは無理さ。
だって異形の9割方は、人間は襲うわ共食いわするはだからねん。
話せばわかる、の前に話すことのできないのだって過半数いる。
逆に異形にとっては、人間はテリトリーを脅かす外敵だからー。
例え害意がなくても異形ってだけの理由で滅する人もいる。
やっぱり話そうにも話せない相手だろうねー。
(10年は廻らせたであろう問答を、整理しながら吐き出して行く)
(一つ一つ切れ目なしに、順番を間違えないようにすらすらと)

だからこそ、話せる者同士が出会えたら大切にしなきゃいけないと思ってる。
異形だろーといい異形はいるし、人間だろーとやな人はいる。
割合が違うからって、生まれだけで全部を拒絶してたら悲しいじゃん。
そう、もったいない――友達になれるかもしれない相手を殺しちゃうなんて。さ。
(無表情になっていないだろうか、糸目が開いてしまっていないだろうか)
(語り終わってからふと気になって口端を持ちあげ、2〜3度小さく頷いた)

ユダヤとアラブだとか、アフリカの紛争だとか、人間同士ですらできてないけどねん。
僕は……諦めたくはないな。人間に生まれて人類を嫌悪することはできないや。
447兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 21:32:57 ID:tHKkqSdp
…漫画なんかじゃないですよ。現実に、いたんですから。

(彼にそんなつもりはないのだろうが、何となく自分の話を
 否定された気がしてしまい、少しばかり眉をしかめる)
(実際に会ったことのない人間からすれば、そんな感想を
 抱くのが普通だろうか。仕方ないだろう。兵部家変わり者
 代表は姉だと思うが、兄や父も普通の人間から見れば変な人なのかもしれない)
(それに、彼に対して理解してもらう必要もあるまい。
 どうせ、これから殺し合う可能性もあるのだから)

まあ珍しいでしょうね。
この街の学生は、大抵あの学園に所属しているのではないでしょうか。
………………。

………あの人のこと、好きなんですか?

(話に相槌を打ちながら、ふと何かを思い出すような
 仕草を見せる。きっと、あの異形の少女と過ごした季節を振り返っているのだろう)
(自分の勘違いかもしれない。ただその表情には。
 そして幸せだったと語る彼の言葉、その中には
 普通の友人では収まらないものがありそうな気がして、訊ねてみた)

いえ、あまり深く踏み込まない方がいいのは事実でしょう。
逆に言えば、その言葉を扱う場合は、それなりに異形の世界に
足を踏み入れていると見做されても、おかしくありません。
お気を付け下さい。

(青年の言葉に、残りの5割はジョークで、2割は勘違いだと
 付け足そうか迷ったが、止めた。青年がここに来て、初めて威圧感のようなものを纏ったから)
(本当に重要な時にだけ見せる父親の顔にも、似ていた。押し黙り、耳を傾ける)


――――――。


(そして、感じる。この人は、とてもキレイな人なんだと。
 見た目の話ではない。心が、曲がることなく真っ直ぐに育っている)
(しかも綺麗事だけの正論ではなく、現実をしっかり見据えている)
(この人を、これから僕は)

……………あなたは、素敵な人ですね。
(不意に、少年が青年に背中を向け、歩き出した)
(ゆっくりと歩みを進めながら、首だけ彼へと回し、言葉を紡いでいく)

だから、あの異形の少女とも親しい―――――そういうことですか?
448御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 21:54:51 ID:/8MwjG8X
ああ、ごめん。気を悪くしたかい?
僕は漫画やアニメが大好きだからさー。
ついつい、褒め言葉みたいに使っちゃうんだ。
君はあんまり読んだりしないー?
(自己紹介をしようという相手に、背景とセットとなる言葉をかけてしまった)
(一般人から見たら、サブカルチャーの認識はこんなものかと残念にも思ったが)
(嫌な思いをさせたことは表情からわかり、胸を痛めながらまず素直に詫びた)
(少年が胸に抱いた、先の感情にはまだ気付かない。落差のせいだと思い込んだ)

んえあ!?
(母校の話を続けようとした矢先、思いもよらぬ言葉をかけられて素っ頓狂な声を上げる)
(好きかという問いは以前にも発せられたが、対応は全く進歩せずまたも赤面してしまった)

いいいいや、好きとかそーゆーのとは違うよ!?
や……らいくではあるんだけどねん。
らぶとは方向性が変わっちゃうんじゃないかにゃ。
気持ちの強さでは、負けないつもりだけどー。
(山の冷たい空気に助けられ、なんとかかんとか頭を冷やしながら言葉を紡いだ)
(恋愛が恥ずかしいという年頃は過ぎたが、六花との関係はやはり違うものだと思う)
(彼女は自分にとって大切な――大切だけれど、なんなのかは考えたことがなかった)
(友情とか恋愛とか、そういった言葉で表せるだろうか。"島田六花と御木本正太郎"は)

ご忠告、ありがとーだよ。
関わりたくないのが本音だけど、僕もまー力がないわけじゃないから。

――――――。

人が殺されても知らんぷりー、とゆーのも精神衛生上良くないから。
命は大切だけど、心だって同じくらい大切なんじゃないかにゃ。
(問答の始まりと終わり、二つに分けて礼を言った)
(親切にしてくれた、無表情を解いてくれたと喜び)
(彼の腹の底を探ろうとする動きがすっかり緩んでいる)
(友達も信じられない世界なんて悲しい、という信条で)

あっはっは、なんだったらファンにでも……。

…………………………。
……………………………………………………。

(今、彼は何と言ったのだろう)

んっと、違う子の話?
それとも同じつもりで違うジャージちゃんの話をしてたかな。
(異形の少女と聞かされてもイメージが結びつかず、首を傾げた)
449兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 22:13:36 ID:tHKkqSdp
人並みには読んでいます。漫画は嫌いではないですよ。

(やはり、彼とて侮辱するつもりはなかったのだろう。
 確かにあまりスポーツが得意そうには見えない。学業で力を発揮するタイプなのか)
(何にせよ、フィクションはフィクションだときっちり理解して、
 楽しんでいるつもりだ。もっとも、日常的にこんな血まみれのファンタジーに
 身を置いている人間の言葉だ。あまり説得力はない)

………ふむ。

(腕を組みながら、赤面する先輩を冷静に見る。
 照れ屋なのか、あるいはそういった感情に疎いほど幼い一面があるのか)
(が、言葉を聞くにつれ、またそういったのとも違うような気がしてきた。
 事実を誤魔化しているようには見えない。本当に、純粋な友人なのか?)
(とにかく、彼女は青年にとって、とても大切な『人』。それだけは確実だ)

成る程、あなたは知らないのでしたか。
あの人の姿を取る異形の正体については。

(やはり人間と異形の格差を気に病んでいたのだろうか。
 ここまで親しい人間に言わなかった理由など、それしかあるまい)
(だが彼なら、その正体を告げても問題ない。そう勝手に自分は判断した。
 もっとも、既に彼女が物言わぬ体に成り果てている可能性もあったが)
450御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 22:40:54 ID:/8MwjG8X
やー、僕は人並みの何倍も読んでるものだから。
良かったら今度何か貸そっか、小説もあるよー古いのから。
(とマシンガンオタトークに入り込みそうになって、いかんいかんと口をつぐむ)
(布教モードに所構わず入ってしまえばそれこそ"漫画に出てくる"オタクだ)
(萌え語りを抑えて赤面からも抜けだし、ようやく心拍数は平常値に戻った)
(さて和やかに……というのはどうやら話の流れが許してくれないようだ)

っとーつまり、君はあの子が。

ジャージ姿で
亜麻色の髪を長く伸ばして
アンテナが二本立っていて
あどけない顔で
声も甘くって
大きなシャベルを持っていて

(誤解や、ないとは思うが悪意の紛れる余地は徹底的になくしておきたい)
(形容詞を並べ、一つ一つ時間を置いて反応を見ながら確認する作業に入る)
(よほどのそっくりさんでなければ、人違いではないと思えるくらい細かく詰め)

これくらいの背丈の子の正体が異形だと。そう言ってるわけだねん?
(最終確認を取るなり、それっきり木偶のように黙ってしまった)

また――は――のか。
(呼びかけにも問いかけにも答えない御木本が返したのは、たった一言だけ)
(写真を語っていた少年のそれに似た、歪んだ唇はまたもぴたりと静止する)
(会話する相手のいる状況で無礼に当たる程の沈黙が、思考の再開に要ったようだ)

あーいや、こっちの話。教えてくれてありがとーだよ。
けど、しばらくは忘れさせてもらってもいいかな。
あの子が自分から言い出すまで、変わらず接したいから。
(その言葉に偽りはない。異形だからという理由で奇異の視線を向けるつもりはなかった)
(エルフや天使、魔族の出てくる恋愛ゲームをこなしていたという理由もあったのだが)
(過去、その偏見がどれほど愚かな事か身を持って体験したのだから)

君からも、僕が知ったって良ければ言わないでくれるかい?
(沈黙の理由は、別の所にある。だが、会ったばかりの相手に話そうとも思えなかった)
451兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 23:00:22 ID:tHKkqSdp
…そうですね、機会がありましたら。オススメのものなど教えて頂けますか?

(成る程、彼は昨今話題の、所謂オタクなのだろうか。
 個人的にこの表現は侮蔑にも使われるようで好きではない)
(そもそも漫画やアニメの知識が詳しいのは、馬鹿にされることでも
 何でもないだろう。音楽やファッションに造詣が深くて
 賞賛されることはあっても、それらに詳しいというだけで、
 引かれるのは変だと思う。そういえば、彼はあまり女の子に
 好かれないと言っていた。これが理由なのだろうか)
(とにかく、彼個人は人間として良い人であることは分かった。
 この青年と仲良くする光景など、現時点では想像も付かないが――――笑顔で頷いた)

ええ、その通りです。
ジャージ姿で。
亜麻色の髪を長く伸ばしていて。
…アンテナが二本立っていて。
あどけない顔で。
甘い声で。
大きなシャベルを持っている。
その少女は、人間ではないと言っているんです。

(想定外の沈黙。彼ならあっさりと受け入れると思っていた。
 先程の、異形とも友人になれるとの発言は口先だけだったのか?)
(―――――――――違う。その唇は、その言葉は、あの異形の
 少女へと向けられてはいない。ここではないどこかに、独白するかのよう)

……………。了解しました。

(事情は知らないが、これ以上彼を混乱させるのも良くないだろう)
(そんな所に、彼女は自分が見殺しにした可能性がある、
 なんて言えるはずがない。やり合うのも覚悟の上で距離を置いたのだが)
(仮にいずれそうなってしまうとしても、それはまたの機会だ)

………卯月ひのわ、あるいは奏永久という女性を知っていますか?
片や僕と同じ中等部二年生、もう片方は高等部一年生の少女です。
452御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/10(金) 23:18:21 ID:/8MwjG8X
あはは、待たせてごめんねー。
参ったなー、深夜アニメの見過ぎで寝不足かなん。
(白々しい言い訳だと自分でも思う。が、これは誤魔化すために言ったものではない)
(そういうことにしてくれと。立ち入らないでほしいと懇願に近い依頼を投げたのだった)

ありがとう、知らせてもらって僕としては助かったけどね。
きっと本人の口から聞くのが、正しい形だと思うからさー。
(状況が許すなら、そのまま蹲って半時ほど目を瞑っていたい心境になっている)
(けれど、続けて名前を出されれば否が応にも頭の回転を復活させられた)

卯月さんのほうなら知ってるよ。同級生だったんだね。
彼女とも仲良くさせてもらってるんだよー。
あの子と卯月さんも会ったら良い友達になりそうなんて、勝手に思ってたり。
(最も欲しい情報その2、卯月ひのわの名前が出てきたのだ)
(もっとも彼女自身とは本当に良い友達で、問題は父親だが)

確か、親御さんが忙しくされてるんだよねん。
一回顔を合わせたきりだねー、挨拶したいのに。
(とはいえ、名を出されただけであの科学者のことを根掘り葉掘り聞くのは性急過ぎる)
(もとよりこの少年が知っているかどうかもわからないのだ、さらりと撫でるだけにした)

奏さん……のことは知らないかな。
その二人がどうかしたのかい?
はて、もしかして二人も異形だったりするのー?
(今度は沈黙もなしに問いかけてみせる。あの銀髪の少女はそうでないと知っているからだ)
(異形が異形の父親に人体――異形体実験をされて寿命を縮められるなんて聞いたことがない)
453兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/10(金) 23:37:25 ID:tHKkqSdp
…深くは訊きません。誰にも大なり小なり、事情はあるのでしょう。

(青年の意図を察し、こくりと頷く)
(だから、そんな風に明るく振る舞わなくてもいいと言外に述べる。
 他人に対して気遣いをしている余裕があるなら、自分の心を落ち着かせた方がいいと)

はい、別のクラスですが。僕も何度か、彼女と遭遇しています。
学校では、なかなか会う機会はないようですけれど。

………いえ、父親の話は聞いたことがありません。

(あの銀髪の少女と彼知り合いだったようだ。これは手間が省けた)
(それにしても、父親に挨拶したいとは。ただの友人が言うには不思議な言葉だ。
 あるいは彼女、ひのわの方を異性として愛しているのか?)
(もしくはその父親にも何らかの、青年にとっての懸念材料があるのか。
 この糸目の彼は、見た目に反して聡明だという事も分かっている)
(僕にそんな台詞を呟くことで、何らかの情報が得られたら。
 この不自然な言葉にそんな意図が込められていても、おかしくはあるまい)

いえ。まず卯月ひのわは、かの異形の少女と友人関係にあります。
消息を辿るなら、彼女から話を聞いてみるのも有効かもしれません。
次に、奏永久は《奏》家という巨大な組織の当主を務めています。
《奏》は人間と異形の共存…少なくとも、善良な異形を保護する方向にあるようです。
情報は元より、異形の少女を見つけ出した際には、何かの役に立つかもしれませんね。

(言いたいことだけさらりと言うと、再び足を外へと向ける。
 そして立ち入り禁止のテープを乗り越えた。後で組織の人間にでも回収させるとしよう)
454御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/11(土) 00:05:55 ID:oUYYiIBY
やー、ありがとう。もっと録画を使うことにするよ。
(少年の気遣いにいくらかほっとした表情を浮かべて、話を打ち切った)
(が、心まで安楽にする暇はないようだ。御木本は言葉を重ねることになる)

そう、学外でかー。
ほらー卯月さん守りたくなるような子じゃない?
夜には色々と危ない存在もいるわけだし、心配でー。
と、本人に聞かれたら困らせそうだからこれも内緒で。
(もう深刻な響きは残っておらず、本当に冗談のつもりなのか軽く合わせた)
(気がかりがなければ、愛くるしい彼女のことを語り明かす勢いだったのだが)

ん、そっか。漫画の事を話したら面白そうにしてたから。
もしリクエストが被っちゃったら君に貸す時困っちゃうねー。
(本当に知らないか、警戒されたか。いずれにせよ、焦り過ぎた)
(彼が卯月ひのわ嬢本人にまで疑惑の目を向けることになっては悪い)
(真実をベースに理由付けすると、どさくさに紛れて貸出すことを宣言した)
(情報をくれたことには深く感謝しているが、それだけでは友情と言えまい)

ああ、そうだったんだ。
気が合いそうだなーて印象は当たってたのだねん。
……ありがとう、ほんとに。色々と助かったよ。
なんだか目の前の霧が晴れた気分だ。
(かの学者についての情報を得られなかった一方、六花探しには光が見えた)
(彼が戦闘まで想定しているとは知らず、近づいて行って握手を求める)

て、あれ。もう行っちゃうのかい?
水までもらっちゃって、お世話になりっぱなしだなー。
まだ自己紹介もしてないや……君って言い続けるのもなんかそっけない。
名前を聞いてもいいかい? 僕は御木本正太郎、同じ2年生だよ。
ははー、といっても高等部なんだけど君と話してると後輩とは思えないや。
(読み合いや語り口から感じ取るに、彼は自分以上に頭が回るようだ)
(小さくて可愛い――口は災いの元――頭にどれだけ中身が詰まっているのか)
(半ば感心しながら、再度引っかからないように気をつけてテープを跨いだ)
455兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/11(土) 00:33:52 ID:xcSv7ioK
(テープを越え、差し伸べられた手を握り返すと、頷いた)

御木元先輩ですね、覚えました。僕の名前は兵部 晶です。
…それなら僕が勝手にした事ですので、お気になさらず。
そもそも礼ならば、彼女を無事に見つけてからにすべきでしょう。

(手を離すと、最後にこの目の前の青年をじっと見上げる。
 この街では珍しい、夜の世界に望まざる招かれ方をしながらも、
 屈折することなく、素直に育ってきたような青年を)
(ただあの沈黙には、それに至る理由がきっとあるのだろうが―――。
 共存できるかという問いに、あんな立派な答えを出せるだけでも、凄いものだ)

(なのに、先程から自分はどうして親しくしようとせずに、
 突き離した態度を取るのか。初対面の警戒心や、戦闘に入ることを
 想定していたというのもあるが、何よりも罪悪感があるからだろう)
(そもそも彼と戦う理由などない。少なくとも今は、
 あの異形の少女の命を狙っているわけではない。なのに、何故それを説明しようとしないのか。
 直接危害を加えなかったからと言って、その命を奪おとしたことに変わりはないからだ)

(そんな自分が、彼女の大切な人間である彼と仲良くしようなど
 おこがましい。今更の弁明など、もってのほかだ。だから、彼が
 かっての自分の行為に怒りを感じたなら、その感情を受け止めるべきだ)
(だが、彼がそれを知るのはもう少し後になりそうだ。もっとも、少女が生きていればの話だが)

………彼女と会えたらいいですね。
それではさようなら、御木元先輩。

(去り際に、ほんの少しだけ寂しそうな笑顔を見せると、少年は振り返らすにその場を去った)

(因果な仕事だ、異形狩りというのは。あの媛名葵も、何度もこんな思いをしてきたのだろうか)
(だが、構わない。自分にはあの人さえいればいい。それだけで、生きていけるのだから)



【では、何もなければ僕はこれで〆にしますね】
【先輩の反応を見てから、落ちることにします】
456御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/11(土) 00:57:36 ID:oUYYiIBY
ひょーぶくん、か。そーかいー?
学食で会ったらアイス奢っちゃいそうな勢いなのにい。
無理にごちそうはしないけど、一緒に食事でもできたらいいね。
んーん、結果にかかわらず道を示してくれたんだからさ。
進む方向は、見つけられた。それだけでありがたいよ。
(差し出された小さな手を握り返し、大きな希望をもらったと伝える)
(……指や掌の筋肉に比べて手首がかなりしっかりしているようだ)
(剣や槍を振りまわすタイプではないのだろう、少しほっとする)
(おせっかいでしかないが、華奢な少年の近接戦闘は心臓に悪い)

(父親を過去形で語り、漫画のようなという評価に彼にしては強い反応を見せた兵部くん)
(彼がこの闇へと踏み入った切っ掛けは穏当なものではないようだが、温もりは失われていない)
(少なくとも、こうして歳の離れた初見の相手に色々と気をまわしてくれる優しさを持っているのだ)
(傷ついてほしくない。これからも関わって、友情を育んでいければと思いたくなる相手だった)

(彼の立場も過去の行いも――内に秘めたる彼の悩みも、知る由もなかった)

ありがとう、君も元気でー。
はははーそんな言い方したら、もう会えないみたいだよ。
(ただ、憂いを帯びた表情を見せる少年の背中へと遠回しな言葉を投げかける)
(また会おうと直接言っても逆効果になりそうだ、とそのまた逆の言の葉を)

――また。
(小さな背中は遠ざかり、点となって消えゆく。陽が沈んだ事もあり、視界は悪かった)
(唐突に全身から寒気が湧き、自らの肩を抱いて貧弱な二の腕を幾度かさする)
(まるで、あの日のようで。手を伸ばしても届かない場所へと、誰かが離れて行きそうで)

また、僕は頼りにならなかったのか。
(御木本正太郎は、否、御木本正太郎の片目は泣いていた)
(左右非対称の涙腺の働きで、痩せた頬が半分だけ濡らされる)

(あの少年に語れば目の前でこうなっていただろう)
(人との距離に苦しんでいるのに、別れが救いになった)

【とー、最後まで待たせちゃってごめんね?】
【僕もこれで〆だよー】

【やーやー、僕のストーリーばかりで申し訳ない】
【楽しんでもらえたなら良いのだけれど……】

【とっても充実した時間だったよー、二日間ありがとうございました】
457兵部 晶 ◆oWbpNIMs9M :2010/09/11(土) 01:03:03 ID:xcSv7ioK
【いえ、遅レスに関しては僕もなのでお気になさらず】
【そして、ようやく先輩のストーリーが動き出したみたいで
 「やっとか!」という感じですね。むしろもっとがっつんがっつん
 さらけ出しちゃっても良かったんですがっ】
【僕こそ晶があれこれ考えてしまうことになり、動き辛くなかったかと少々不安です】
【それでは二日間に渡るお付き合い、ありがとうございました。
 そういえばシリアス要素一切無視で、女装時の僕に遭遇という
 六番目の選択肢もあったなぁ、なんてふと思いながら、失礼しますね。
 お休みなさい、御木元先輩。ノシ】
458御木本 正太郎 ◆MikiUuyalc :2010/09/11(土) 01:09:42 ID:oUYYiIBY
【そう言ってもらえると助かるよー】

【あはは、これ以上やっちゃったらひょーぶくんを置いてけぼりにしちゃうよ】
【ロールは二人で楽しむものだからねん、可愛い後輩と絡めて嬉しいにゃ】

【だいじょーぶだいじょーぶ、もともと相手の考えを推理する性格だから】
【次の機会があれば、その時も遠慮なく思考しちゃってくださいなー】

【それじゃー僕もお……なにいいいい!?】
【あー正丹.exeのバカバカバカッどーして6番を表示しないんだ!(←)】
【くう、夜枕を濡らしつつさよならだー。おやすみい、ひょーぶくんノシ】

【とー、忘れるところだった。スレッドをお返ししますねん】
459名無しさん@ピンキー:2010/09/11(土) 10:33:08 ID:bzUvUUs/
460紫 一久 ◆aYx5IIasQU :2010/09/11(土) 14:28:24 ID:LVFk392T
>>360
何故も何もあるか。気味が悪いだろうが。
お前に分かるように言ってやると、俺を"ヴァン"と呼ぶのはお前を"ゆかりゃん"とか呼ぶのと殆ど同じだぞ。
こいつの場合は…まあ、色々あってその呼び方を許してはいるが。
(やれやれ、と小さく首を振りつつ肩を竦める)
(普段より心なしかリアクションが大きいのは、彼女なりの気遣い、なのだろうか)

……恭弥を弟分にした覚えはないぞ。
いや、それを言ったら別にそいつも妹分という訳ではないんだが。
落ち込んでいる、か。一応、俺も聞いてはいる。
いずれ話でも…って、何だその言い方は。
(ゆりかの物言いに、不機嫌そうに踵を鳴らして)
俺を全く空気よめない奴とでも思ってるのか。
任せておけ。お前が次会った時、恭弥は汗と硝煙の匂う好青年になってるだろうよ。
(冗談めかして言った直後、ふっと目を細め、小声で付け足す)
………もしくは、お前の手配がいらない状態になっているかもな。

ああ……やっぱり持ち歩いてたのか。
確か、二歳…だが、三歳だかの誕生日プレゼントに、二千円札を貰ったらしい。
それ以来、金を貯めては二千円札に換えてたらしいが……持ち歩いてたのか。
(そう言うと、ゆっくりと奈々華に歩み寄り)
………それは私室に置いておけ。
持ち歩く現金は、支給された物にしろ。
良いな?
(含み聞かせるように言うと、奈々華はこくり、と首を傾げただけだったが)
…これは大方、了承の合図だ。
(苦笑しつつ言って、またも肩を竦める)

ああ…まあ、分かった。用意しとく。
(再び携帯電話を見て時間を確かめ)
本格的に時間が迫ってる。そろそろ行くぞ。
(奈々華に告げると、部屋の隅に立てかけてあった剣がふわりと浮かんで、同時に奈々華も歩き出す)
お前も、痕跡残さないようにしろよ?


【本当に! 本っ当に待たせた!】
【置きレスさせてもらう!】
461竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/09/11(土) 19:52:29 ID:JX+ou4Z2
【プロフは>>6……】
【待機してみる――提示できるシチュはこちらかそちらの狩に遭遇】
【あとは夢ネタがひとつ。こっちは軽いコメディノリ……】
462竜胆 凍 ◆5komEqYA0I :2010/09/11(土) 20:50:41 ID:JX+ou4Z2
【おち…………
463伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:03:36 ID:FYWOD+nz
【こんばんは。しばらく待機いたします】
【プロフは>>377に。どうぞよろしくお願いします】
464藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 22:17:51 ID:KWjtK6La
【こんばんは。はじめまして、になるかと】
【もし良ければ、私とロールして頂けないだろうか?】
465伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:19:24 ID:FYWOD+nz
【こんばんは。こちらでは初めまして】
【プロフをざっと拝見いたしました】
【本日はどんな路線をご希望でしょうか?】
466藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 22:24:48 ID:KWjtK6La
【こちらでは、だったな】
【ん…今の所希望は特には無いかな。あなたの希望に合わせてやってみたい。】
467久遠ゆりか ◆Juli/dituo :2010/09/11(土) 22:27:53 ID:5/MSVQtL
【打ち合わせ中、大変失礼をいたします。】
【置きレスをひとつ、置かせてくださいませ。】

>>460
気味が、悪い?
(きょとんとして、首をかしげる。)
なるほど………紫先輩って、意外とシャイなんですのね。
紫先輩がそう呼びたければ、ゆかりゃんでも……ユーリャ、とでも、お好きにどうぞ?
わたしは、どうしよっかなー?
ヴァンは駄目って言われちゃいましたもの。かずちゃん、とでも?
………突然閃きましたけれど、かずっち、なんていかがかしら?
(そして、奈々華のほうへと向き直り、にっこりと笑う。)
あなたは、ななちゃん。
オートクレールも、カッコいいですけれど、ななちゃんが呼びやすいですものね。
わたしは、ユーリャ、よ。名前、ゆー りゃ。

空気よめない奴は、なかったんですの?
水鏡先輩は、もともと好青年ですもの。先輩とは違って、さわやかなスポーツ青少年、ですわよ。
……硝煙、は。
(フイ、と視線を外し、小さく溜息を漏らす。)
本当は、水鏡先輩には……夜に関わるのは、止めて欲しいのだけれど…な。
不知火がいるから、そうはいかないのかしら。
普通に学生されていたほうが、きっと似合いますのに。
(困ったような笑顔を浮かべて、紫を見つめる。)
水鏡先輩も、紫先輩も紅裂先輩も……わたし、も。
自分で選んだにしろ、選べない立場に居るにしろ
理由はそれぞれだけれど……ほんと、どうしようもない人種、ですわよね。
……って、わたしの手配がいらない状態って、どういう状態ですの。

ふふ…やっぱり、集めてるんだ。
(紫が奈々華に指示する様子に、うんうんと頷き、奈々華が首を傾げるを見て)
お部屋で、大事にしまっておかなきゃ、駄目ですわよ?
……か、かわいいですわね。

えぇ、了解ですわ。
ロックみたいなものを解除する時には、最初の状態も漏らさず記憶しておく。
基本ですもの。
まったくの元通りにして、閉めさせていただきますわ。
……っと、ねぇ紫先輩。
(歩き出す二人を追いかけるようにして、後ろから声をかける。)
なんで、ななちゃんに、ヴァンって呼ばれているんですの?

【いえいえ、大丈夫ですわ。】
【それでは置きをさせていただきます。】
【先輩のお返事次第ですが、次が締め、かな。】


【お借りいたしました。ありがとうございます。】
【お二人へ、心からの感謝とエールを。】
468伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:30:30 ID:FYWOD+nz
【対立路線でガチバトルでもしたい気分ではありますが、設定上難しいでしょうか】
【でなければ、何らかの形でそちらの異能を知るような話ができたらと】
【そちらは能力を使うような場面、というと狩りですか?】
469藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 22:34:41 ID:KWjtK6La
【ガチバトル→和解…みたいな形なら何とかなるかと】
【私の方は戦闘でも大丈夫】
【うん…そんな感じ】
470伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:41:28 ID:FYWOD+nz
【こちらは基本的に妖魔狩りなので、人の姿をしていたら襲うことはありません】
【そちらが人を襲っているように見えれば別ですが…】

【プロフを良く拝見しましたが、能動的に動かれる方ではないのですね】
【となると、ありきたりですがどちらかが戦闘中に行きあう、というパターンぐらいしか…】
【アイデアが足りなくてごめんなさい】
【そんな感じでいかがでしょう】
471藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 22:47:41 ID:KWjtK6La
【まあそうなるな…となると難しいか】

【…恥ずかしながら】
【じゃあ私の戦闘中に行き当たる、というのでよろしいか?】
【いえいえ、とんでもない。】
【ええ、それで行きましょう】
472伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:49:05 ID:FYWOD+nz
【ではそちらの戦闘中にこちらが後から入りますので】
【書き出しをお願いしてよろしいでしょうか?】
473藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 22:52:07 ID:KWjtK6La
【了解。少々お待ちを】
474伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 22:54:00 ID:FYWOD+nz
【よろしくお願いします】
475藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 23:01:46 ID:KWjtK6La
はぁ、はぁ…
(月明りが差し込む薄暗い森の中、少女の荒い吐息が静かに響く)
(そして、「何か」の鳴き声がその後に響く)

…きりがない。
(異形、を追って森の中に入ったはいいが、それは罠で。
中には仲間、と思われるものが何体も待構えていた。
ある程度の数は倒したものの、依然として数はまだ残っていて。
一つふぅ、とため息をついて、相手の攻撃を避ける為にその場を離れる)

…………っ。
(小さく呟いた後に手から放たれたそれは異形の身体を捉えて。
異形は、小さな呻き越え、とともにその場で息耐える)

ふぅ…
(しかし、流石に疲労の色が色濃く見えて。
それを狙うように異形達はじりじりと動いている)

【お待たせ…よろしく。】
476伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 23:10:43 ID:FYWOD+nz
…あ……?
(意識が戻った時、傍らにパートナーの姿は無く、一人、小太刀の中に立ちつくしていた)
(───“刀”を持って)

(抜き身を月明かりにかざし、じっと一文字の銀の輝きを見つめる)
一体私に、何をさせたいの?
(退魔の意思を宿した一振り)
(それがとある方向へと強力な指向を示した)
…そっちに、居るのね?

(けもの道を駆け抜ける)
(夜の眷族として、夜に蠢く者を狩る者として)
(やがて木立ちの奥に人影が見えた)

(劣勢に立っているらしい女の影)
(そして姿こそ見えないがひしひしと迫る魔の気配)
(小太刀から月光の下へ足を踏み出しつつ、声を張って問いかける)

そこに居るのはどなた?
相手は──何者?
(一閃させる刃の軌跡は、月光の残像となって虚空に弧を描いた)

【改めてよろしくお願いします】
【それと、どんな妖魔なのかを描写していただけるとありがたく】
477伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 23:11:51 ID:FYWOD+nz
【ひどい誤字…】
【二か所ある「小太刀」は「木立ち」の間違いです】
【意味不明すぎるので、訂正をお願いします…】
478藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 23:22:12 ID:KWjtK6La
(体躯こそ小柄だが、鋭い爪と、すばしこっい動きに苦しめられて。
更に何体も同時に攻撃してくる為、避けるのにも一苦労。
息を吐いて再び仕切り直し、といった所に凜、と響く声が聞こえて。
その声で、声の主が只者ではない事を感じ取り)
…私はどうでもいいが…こいつらは…うーん、何者だ?
(余り芳しくない状況の中でも、とぼけた様子でそう答えて)

あなたこそ、何者だ?
(闇の中、一瞬目を凝して声の方を見つめる
すると、きらり、と剣の光が目に入る)
479伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 23:33:16 ID:FYWOD+nz
…待って。
(刀に…あるいは刀に宿った退魔の意思に語りかける)
(一体いつのころからか、退魔の意思を宿し、人に取りついては異能を切って益々妖力を増した刀は)
(妖魔の気配に逸り、こちらの脳髄を鷲掴みにせんばかり)

魔物は私が引き受けます。だからあなたは、逃げて。
(魔に襲われる人がいた場合の決まり文句)
(片手で抜き身を前方に構えながら、もう片手で携帯電話を耳に当てる
(一度だけ握りしめるように押し込むキーは、恋人への連絡先)
(コールするだけで、こちらが彼を呼んでいるのが伝わるだろう)

さあ、私が相手よ。かかっていらっしゃい!
(見えざるところに蠢く大量の小鬼たちへ声を張って立ちふさがる)
(一方で、それらに襲われていたらしい少女の前へと走り出て)
この刀は魔を屠る刀。そして私はその使い手。魔を、刈る者。

(問いに答えて刀を構えなおす)
(八双にひきつけた刀身の、鈍い光は月の反射ばかりではない…)
480藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/11(土) 23:45:43 ID:KWjtK6La
(さて、どうしたものか。
各個撃破していくか、それとも、一か所に誘いこんでまとめてやるか――
頭の中で戦略を構築していると、再び声が掛かって)

…いきなり面白い冗談を言うな。
私が撒いた種だ。
面倒くさいけど、逃げるなんて、有り得ない。
(鈍色の光を放つ刀身の方に向けて鋭い視線を送る)
(そして退魔の気を纏った女性が目の前に燦然と現れる)

…格好いい台詞だな。
今度、私も何か考えておくか…
(顎に手を当てながら、感心したようにそう発言する。
しかし、その身体は、いつでも動き出せるように、準備を始めていて)

【誤字は気にしないで。私もあったから…】
481伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/11(土) 23:53:17 ID:FYWOD+nz
撒いた、種?
(少女が語る言葉を、オウム返しに訊きかえしてしまう)
(被害者だったはずの彼女は、脳内でたちまち危険人物へと昇格する)

こいつらを呼んだのは、あなたなの?
(今や周囲の魔物どもと同じぐらい、気の許せない存在になった相手を見る)
(髪を止めるヘアピン。黄色いヘアピンが、なぜか強く印象に残る)

(ビリビリとしびれるほどに妖気を放つ刀身に)
(小鬼たちもうっかりと飛びかかっては来られないらしい)
どこから来たの、おまえたち?呼び寄せられたの?
(だとしたら、呼び出した本人はどこに……?)

(疑念を振り払い、今は小鬼に集中すべきだと)
(自分に言い聞かせて刃を振るう)
早くここから出ておいきなさい!
482藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 00:06:21 ID:rGoLhw2B
ああ…だから、私は逃げない。
(そう呟くと、いつ小鬼が襲いかかってきてもいいように、辺りを警戒して)

…こいつらを好き好んで呼ぶ程、私は趣味悪くない。
一匹を追ってここに来たら、お仲間が待構えていた、という訳さ。
全く…私より頭いいじゃないか。


…………………
(妖気をとめどなく放つ刀身を見ている。
これでは小鬼達は彼女に近付けない。
そうすると、狙ってくるのは自分だ。
ならば…と考えた所で、死角から一匹の小鬼が飛び出してきて)

…くっ。
(鋭い爪から放たれた一撃を反応が遅れながらも、すんでの所で交わす。
しかし続いてもう一匹の小鬼が襲いかかってきて――

……っあ!…くっ…っぅ…
(先程の一撃から爪を警戒した。しかしそれは罠で。
がら空きになったみぞおちに、すばしっこさを生み出す一因の、発達した足で放たれた蹴りがまともに入る。
その衝撃で、近くの木に身体ごとたたき付けられる)
483伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 00:18:47 ID:7NUYdF31
追ってきた?……こいつらが何なのか、わかっていて追ってきたのね?
(心臓がバクバクして、頭の中には警報が鳴り響いている)
(彼女は、異能だ)

あなたが人外の力で魔を斃すというなら、お手伝いします
(そうでなかった時のことはあえて口にせず)
(待ちかねて震える刀を構えて、小鬼の一軍へと駆け込み、身を躍らせて飛び込む)
たあ…っ!

(後は刀を振るい、斬って斬って斬りまくるばかり)
(鬼の体を切り裂くときの快感)
(骨を砕き、肉を断つ感触が、理性を眠らせ、闘争本能を膨れ上がらせる)
(そして……魔力に飢える刀を振るう。切り裂き、断ち割り、打ち砕いて)

あなた、大丈夫?!
(木に叩きつけられたと思しき少女を振り向けば、一体の小鬼が再びそちらへ蹴りを入れようとしている)
させない…っ!
(その小鬼を脳天から叩き割る勢いで刀を叩きつけ)
(より強い魔力を感じてビンビンに震えている刀を、少女に向けて)
あなたは誰?本当は、何者なの? 答えて!
484藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 00:30:54 ID:rGoLhw2B
ああ…分かってるよ。
ほっとくと面倒くさそうだから、な。
(ピリピリと震えるような雰囲気をやんわりと受け流して)

…ああ、私一人充分、て言えたらいいが、そうもいかないみたいだな。


くっ…随分な扱い、だな。
私…は、ただの魔術師…だ。
こんな感じに。
(そう言って彼女に向かって左手をかざす。
その先には、興奮した彼女に襲いかかろうとする一匹の小鬼がいて。
左手から光が放たれると、その小鬼を一瞬にして屠る)


…っ…さっさ、と片付けて帰るか。
(そう言いながら立ち上がると、辺りに殺気が噴出する。
その目は、スイッチを入れ替えたかのように鋭さを増す)

…離れて。
(何らかの言葉を小さく紡いだ後、光の球体が現れる)
485伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 00:39:11 ID:7NUYdF31
魔術師…?
(聞き返した時に閃光がはしり、思わず手を上げて顔を覆う)
(感じたのは光と、熱)
(一瞬にして小鬼が炭化するほどの)

……何、いったい……?
(握りしめた刀の柄から、少女を斬ろうとこちらの脳髄を絞りあげるような欲求が伝わってくる)
(退魔刀が欲するような力。それが殺意となって少女から噴出する)

あ…っ
(闇に慣れた目に、再びまばゆい光球が現れた)
(すさまじい熱を放つそれを、構えの緩んだ刀とともに、見守る)
486藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 00:51:47 ID:rGoLhw2B
…ふぅ、これは…まずいか?
(目の前の少女の持つ刀から、殺気が噴出す。
自分の事を斬ろうとする意志がありありで。
一旦距離を取る意味でも、光球を放った)


いいから離れて!
(突き飛ばすようにして無理矢理そこから引き離して。
自身は後ろに引く。
そうすると小鬼がそれに引きつけられるように追ってくる――)


よし…
(小鬼が球体に近付いた瞬間、指を鳴らすと、小規模の爆発が起きて、何匹かの小鬼がそれにのみこまれた)

…だいぶ、減ったか。
(二人の共闘?により、小鬼の数もだいぶ減ってきて)
487伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 01:01:07 ID:7NUYdF31
何を…!
(突き飛ばされて思わずその場に尻もちをつく)
(そうなれば、ただ事の成り行きを見守るよりほかなく)
(小規模な恒星のごとき光球を直視できず)
(肘をかざして目を守りながら、飛び込む小鬼たちを見ていると)

…!…
(爆発が起き、思わず耳を抑える)
(一瞬、爆風に煽られ、すさまじい熱を感じるが)
何を考えてるの?!ここは森の中なのに!
(だが、幸いにして今の爆発が燃え広がる様子はない)

……ぃやあーっ!
(すかさず手前側に居た小鬼を切り捨て、熱で焼けただれた体で逃げ出すもう一体を後ろから切り裂く)
…っ!……はっ…、たあっ…!
(さらに体を翻し、剣で小鬼たちを薙ぎ払って)
(こちらが小鬼と格闘している間、光球を放った少女も同じく小鬼を屠っている気配が)

……これで……全部……?
(あたりに静寂が戻り、呟くように問いかけた)
488藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 01:08:08 ID:rGoLhw2B
ああ…そう、みたいだな。
…さっきは、突き飛ばして済まなかった。
(鳩尾への一撃が効いていたのか、その場に、がっくり膝をつく)

…怪我はない?
(先程までの鋭い気配とは一転、薄い表情ながらも気遣うような視線を向ける)

くぅ…はぁ…
(小鬼の鋭い爪などで身体や服は傷付いている)
(膝をつきながら、かなりの殺気を感じた刃に視線を送り)
489伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 01:20:05 ID:7NUYdF31
いえ、お気になさらずに
(済まなかったと言われれば、肩で息をつきながら答える)
(だが、その場に膝をつく少女に手を貸す気にはなれず)
(抜き身を下げたまま、目を眇めてその姿を眺めるばかり)

お陰さまで、こちらは何ともありません
……あなたはそうではないようね?
休んでいた方が良くはなくて?
(こちらを気遣う様子に、首を振りながら静かに答える)

(一歩、二歩、抜き身を下げ持って少女の方へと歩み寄る)
ふつうは、魔物を見たりしたら逃げ出すわ。
あなたはそれを負ってきて、とりあえず全滅させた。
それは、なぜ?
(目の前に立ちふさがるように立って、少女を見下ろす)
(彼女が魔を狩る様子を見た以上、何ものなのか確認しておきたかった)
(すなわち、敵か味方か。敵になりうる人物か、そうではないのか…)
490藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 01:30:49 ID:rGoLhw2B
………………
ふふ…相当警戒されているみたいだな。
(今の自分の状態で、彼女とやり合うのは厳しいだろう。
先程の小鬼との戦いを目にしただけで、それは分かる)

…このくらい、つばでもつけとけば治る。
…治ればいいなぁ。
(明らかに自分を警戒している彼女に、目線を送る)


…ほっとくと、面倒くさいから。
ほっとけば、一般人も危険に晒す事になる。
見つけた以上、そうすれのが当然。
(鋭い刀身を前にしても、表情を変えず、そう言い放つ)


【眠気が来てしまった…そろそろ締めか凍結をお願いしたい】
491伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 01:40:06 ID:7NUYdF31
ええ。あなたのお力は警戒するに足るほどだと思いますから。
(苦笑する相手に、こちらは気を許さずに答える)
(まして妖魔と同化しつつある恋人にとっては……)

そう……です、か。
(だが彼女の答えを聞き、少しばかり固い表情が和らいだ)
私も同じ気持ちで退魔をしています
こんな力を持って生まれたからには、少しでも人のために力を使わなくては。
(片手をかざし、指先にパチリと青白い火花を散らして)

これからも、きっとお会いすることでしょう。
あなたのお志が変わらないのなら。
……だから、お体は大切になさいませ
(と、ポケットからばんそうこうを取り出して、身をかがめ、彼女の手元へと)

(そのまま木立ちの中へと歩み去る)
(生い茂った木々の間に伸びるけもの道)
(そのどこかで、迎えに来たパートナーに出会うだろう)
(そこで、たった今出会った光球を操る魔女の話を語って聞かせるに違いない)

【ではこちらはこんな感じで〆とします】
【そちらのレスを確認してから落ちますね】
492藤堂 清香 ◆mBCag4G81c :2010/09/12(日) 01:55:59 ID:rGoLhw2B
…そうか。
…そんなに気にしなくても、いいと思う。
(警戒心を緩めない彼女にこれまた苦笑い。
彼女もまた、何かを抱えている――
そんなことを思いながら、一つため息をつく)

…あなたほど、高尚な志はないよ。
私はただ、みんなが平穏に暮らせればいい。
それだけ。
(パチリ、と光った手をながめながらぼんやりそう呟いて)


…私も、そう思った。
なんだかあなたとは、また会いそうな、そんな気がする。


(手に貼られた絆創膏を暫く眺めた後、ようやく立ち上がり、木立ちを抜けようと歩き始める)

…いてて、…こんな格好みられたら、心配されるな。
(帰ったら、自分の帰りを待つ妹に何処行ってたの!やら何してたの!などと言われるだろうな、と考えつつ、家路についた)

【これで締め、だ】
【今日は本当にありがとう。良い時間を過ごす事が出来た】
【それでは、一足先におやすみ、またいずれ。】
493伊織津綺子 ◆IorinFNlA2 :2010/09/12(日) 01:57:29 ID:7NUYdF31
【見届けました】
【今日は声をかけていただいてありがとうございましたー】
【またいずれ、よろしくお願いいたします】
【お疲れさまでした。おやすみなさいませ】
494名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 02:00:38 ID:wXCrapL0
495天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 09:00:35 ID:kNKluSSl
【おはようございます(ぺこり】
【朝から待機はひさしぶり、プロフは>>163にあります】
496大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 09:14:04 ID:XcMBRCPT
【あ!おはようございます】

【自分でよければお相手いかがでしょうか?】

【プロフは>>125です】


【今ならクーリングオフも可ですが…(汗)】
497天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 09:20:45 ID:kNKluSSl
>>496
【おはようございます、大槻くん】
【クーリングオフは買ってからだから、今なら押し売りお断りとか?(←】

【冗談はさておき、大槻くんは同学年なんだよね】
【わたしと兵部くんは同じクラスだけど、大槻くんは違うクラスになるのかな?】
【単純に学園内で出会うか、学外で出会うかだけど、後者なら多少ネタがなくもなく、です】
498大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 09:29:24 ID:XcMBRCPT
【そうだった…orz】
【えと…実は3月の早生まれの設定なので学年は一つ上という(笑)】
【で、「転校」という形でこの街に来たといふ】

【天羽さんのイメージが「リリカルなのは」の八神はやてな感じがするのは気のせい(?)】
【(↑わかる人いるのか!と一人突っ込み)】
499天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 09:35:56 ID:kNKluSSl
>>498
【あ、都も3月28日生まれです】
【ロールで誕生日以降をすることはほとんどないので13歳にしてます】
【はい、外見としては八神はやては一番大きい元ネタです】

【特になければわたしから書き出しをしようと思うのですが、なにか確認ありますか?】
【こちらは大槻くんが通常目に見えない存在が見えるのかどうかだけど、見鬼の力はないですよね?】
【まぁ、わたしに無理矢理取り憑かされているお稲荷様の狐が見えるかどうか何ですが】
500大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 09:45:46 ID:XcMBRCPT
>>499
【やっぱりそうだったのか…知っている自分が(ry】
【「霊感的な力」は殆ど皆無なのですよ(どちらかというとヤマ感)】
【裏稼業が裏稼業だけに…です(汗)】


【あとは…特にないかな】
【じゃあ書き出しお願いします】

【何かありましたら途中で指摘お願いします】
【そして500げと】
501天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 09:49:48 ID:kNKluSSl
>>500
【わかりました、ではちょっと待っててね】
502大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 09:53:18 ID:XcMBRCPT
>>501
【まってまーす】
【改めて宜しくお願いします(礼)】
503天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 09:55:27 ID:kNKluSSl
(最近時間があれば行っているのがこの街にあるお稲荷様の社巡りである)
(全国に何万とある稲荷神社はこの街にもたくさんあって、一つ焼け落ちたくらいで皆無になったりはしない)
(社にお参りしても、都自身には社を守る使いの姿が見えたり声が聞こえたりはしないけれど)
(都に憑いている白狐、紅雲には見聞きできて、失った力を回復したり情報収集したりしてるようだ)
(もっと早くすれば良かったものだが、紅雲的には自分の社を守れなかったのが恥ずかしくて顔を出せなかったらしい)
(が、一緒に社を守っていた同胞、紅空を完全に失ったことで踏ん切りがついたようだ)

んー、困ったなぁ……。

(今日は日曜日と言うこともあり、街の中で女子寮から一番遠くにある稲荷神社に来ていた)
(そこはちょっとした境内もあって稲荷の社としてはたぶん大きな方なのだろう)
(なので境内の手前に三段の階段があり、それが都の行く手をふさいでいる)
(たった三段の階段でも、車椅子の都には自力で超えることのできない大きな壁だ)
(手段を選ばなければ、車椅子から降りて這っていけば行けなくもないが)
(日曜日だから私服、制服でも同じだけど、白いワンピースで土の境内を這うのは色々と勇気がいる)

誰かいないかなぁ……。

(少し先の通りまで行けば人通りがあるが、社が面している道は人通りがまったくなくて)
(ここまで来て諦めるのも嫌だけれど、自力ではどうにもならず途方に暮れていた)

【ではこんな感じで】
【よろしくお願いします(ぺこり】
504大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 10:12:31 ID:XcMBRCPT
>>503
はぁ〜ふぁ…う〜ん…くぅ…
(大欠伸をしながら街中を歩いて散歩を満喫中…)
しっかし…この街って…ホント…次から次に…いろいろ起こるよなぁ…
(一人ブツブツ文句垂れながら食べ歩きでもしようかなぁ…と考えている…と)
ん…?へぇ〜…こんな所に「道」なんてあったのか…
(興味か好奇心からなのか…来たばかりの自分はこの街についてまだ知らない事もある)
(ならば地形も把握しておかないと後々マズイよなぁ…と脇道に入る)

……?……
(暫く歩いていくと「社」の前の階段で途方に暮れている車椅子の少女が目に入った)

【こちらこそ、宜しくお願いします(礼)】
505天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 10:22:23 ID:kNKluSSl
>>504
(途方に暮れて、右を見て左を見て、社の中を覗いて、また右を見ると、今度はこちらへ歩いてくる人がいた)
(都と同じ歳くらいの少年だった)
(迫水直のように大柄ではなく年相応の体格だけど、車椅子ごと都を階段の上まで持ち上げることはできるだろうか)
(それに帰る時は逆に階段の下へ降ろして貰わなければならず、お参りにも付き合ってもらわないといけない)
(でもここまで来て諦めるのも嫌で、ダメ元でお願いしてみるしかない)
(都は少年の方へ車椅子を向けると、近づいてくるまでじっと見つめて)

あの、すみません。
いきなりなお願いで申し訳ないのですが、もし時間があったらわたしをこの神社の境内まで運んで貰えますか?
(と、こちらの方へ歩いてきた少年に頭を下げる)
506大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 10:38:41 ID:XcMBRCPT
>>505
>>505
(車椅子の少女がこちらに気付き声を掛けてくる)
(なんでもこの上の神社に用があるらしい)

あ〜……と……僕でよければ…いいですよ。
(周囲を確認すると…成る程、自分しか今いない訳か…と納得する)
(しかし…どうやって運び上げるかが問題なのだが…)
(…仕方ない、か…やっぱりアレしかない、か…)

…うん、ちょっと…ゴメン…文句とかは後で受け付けるから…
(暫く考えた後…現状で出来る最良の方法…)
(彼女の膝裏と背中に腕を回し…いわゆる「お姫様抱っこ」というやつで階段を上がる)
507天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 10:55:31 ID:kNKluSSl
>>506
ありがとうございます。
よかった、自分だけじゃ中に入れなくって困ってたんです。
(時間に余裕のある親切な人のようで、快く引き受けてくれた)
(あとはどうやって都を境内まで上げるかだけど、境内の中に木の板でもあれば)
(スロープ代わりになって、あとは押してもらうだけで済むのだけど)
(なので、ちらっと境内の方を見た時に)

ふぇっ!?
あ、文句というか、その、お参りしたいので、その間中こうしてるのは大変じゃないですか?
それと、すっごく申し訳ないんですが、背もたれの袋の中にお供え物があって……。
(お供え物のお稲荷さんを取り出すには、持ち上げた都を一度戻さないと取り出せない)
(それはさておき、何かおかしなことは起きていないだろうか?)
(もしも彼が異能者だったら、都の力が働いていたら普通じゃないことが起きてるかもしれない)
(異能が弱まる方向にも働くことがあるから、実は何か起きてるけど見た目何も変わらないってこともあるが)
ちゃんと先に言っておけばよかったですね。
(まさか、いきなり抱き上げられるとは思ってなかったけど、それは言っちゃいけないことだ)
508大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 11:11:18 ID:XcMBRCPT
>>507
あ〜…そうなんだ…まぁ、別に大変じゃないんだけどね。
ほら…いちおー…男子だからさっ!
(ニコニコと微笑みながら天羽を見る)
それに…困ったときはお互いさまって言うじゃないですか…。

 あ、それなら…お供え物は…このまま君が抱えて持って行けばいいんじゃないかな?
(上がった階段を再び降りて車椅子まで戻っていき)
(お供え物が入った袋を天羽に取って貰おうと体勢を低くして)
さぁ…どうぞ…。他に忘れ物がなければ…もう社まで行っても大丈夫かな?
509天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 11:24:35 ID:kNKluSSl
>>508
大変じゃないって、ずいぶん鍛えてるんですね。
(単純に男の見栄とも思えないし、実際にひょろっとした感じではない)
(たぶんクラスメイトの兵部晶よりは体は強そうだ)
それじゃ、お願いします。

それじゃ、すぐすませますから。
(ぱぱっと手を伸ばして車椅子の背もたれから包みを取り出す)
(都はずいぶんと小柄で軽い方だけど、抱えて姿勢を低くするなんてやはり力があるようだ)
(年齢的にウエイトリフティングはなさそうだから器械体操部とかに入っているのかも)
はい、これだけであとは大丈夫です。

(社の境内は幅1mほどの参道が続いていて、左右は銀杏の木が整然と並んでいる)
(10m程いった奥に小さな社があり、狛犬の代わりに狐の像がおかれているので)
(そこが普通の神社ではなく稲荷神社の社だとわかる)
510大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 11:40:34 ID:XcMBRCPT
>>509
 へぇ〜こんな場所があるなんて…ね。
(少女を抱えながら周囲をキョロキョロしつつ銀杏の並木道を歩いていく)
実は、この街にまだ来たばかりで…まだいろいろと覚えている所なんですよ。
(黙ったまま歩いているのが気まずいのか、何とか会話をしようと自分の近況を話し出す)

(社の前には狛犬でなく狐の像が目に入ってくる)
あ…ココって…「お狐様」だったんだ…
全く気づかなかったよ…もう…普通の神社だと思っていたし。
それにしても…立派な造りだし、境内も広くて綺麗なんだね…。
511天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 11:57:28 ID:kNKluSSl
>>510
この街へ引っ越してきたんですか?
ここも結構大きくて色々あるから覚えるのは大変なのかな。
(ずっとこの街で暮らしてきた都には分からないけど、繁華街もあればちょっとした山なんかもあり)
(来たばかりの人は色々と覚えるのは大変なのかもと思う)
あ、そうそう、わたしは天羽都といいます。
この街で一番大きな学校のXX学園中等部二年です。
(ここまでしてもらって名乗らないのは失礼だと)

ここがこの街で一番大きい稲荷神社です。
普通、稲荷神社って小さな社しかないことが多いから珍しいんじゃないかな?
(よく見れば絵馬やおみくじが結びつけられていて、今はたまたまいないようだけど)
(普通の神社のように神主がいる神社なのかもしれない)
ええと、お供え物を置きたいので、社のところまで行ってもらえますか?

(しかし、お供え物はともかく、この姿勢で二拝二拍手一拝はできるのだろうか?)
(会釈程度には頭は下げられるけど、失礼に思われたりしないだろうか?)
(なにしろ、この社にも守護する狐がいて、大きいところだからそれなりの位の使いがいるのだ)
512大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 12:22:20 ID:XcMBRCPT
>>511
まぁ…そうなんだ、うん。ちょとイロイロあって…ね。
(何かを隠しているような言い回しをしてはいるが、それとなく話題を流して)

えっ!?じゃあ同じ学校なんだ!
最も…中等部の三年なんだけどね…。
僕は大槻 紫紋、一昨日転校してきたんだ。改めて宜しく!
あ、それと僕の事は名前で呼んで欲しいな。
同年代に名字で呼ばれるのは慣れてないから…さ。

そういえばそうだよね。
確かに普通なら街の商店街の片隅とか、通りの並びとかが多い気がするし…。
(ただの稲荷神社にしては立派過ぎるなぁ…と思っても口には出さず)

あ…うん、わかった。じゃあ…行くね。
(天羽を抱えてしっかりとした足取りで社の方へと向かっていく)

あ〜…今さらなんだけど…身体辛くない?大丈夫??
やっぱり…車椅子の方がよかったかな??

ほら、参拝するときにこの体勢のままでいいのかなぁ…て…。
(申し訳なさそうな表情で天羽の様子を伺っている)
513天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 12:47:55 ID:kNKluSSl
>>512
一昨日ですか、それじゃほんとに来たばっかりなんですね。
こちらこそお願いします。
(抱き上げられたままの姿勢でちょこんと頭を下げ)
それじゃ、紫紋先輩ですね。
わたしも学校の先輩をさん付けするのは慣れてなくって。
(慣れてないというよりもポリシーみたいなものだ)
(初等部の頃はさん付けだったし、先輩と呼ぶのは何となく初等部の子供じゃないぞという感じなのだ)

京都の伏見にある稲荷神社は総本山というか、大元だからすごく大きいみたいです。
東京にもここより大きな神社があるそうだけど、この辺ではやっぱり珍しいんじゃないかな。
(きっと願掛けして商売が大成功した人とかが立て直したりしたのだろう)
(稲荷神は商業や農業の神様と紅雲から教わったので、都はそう思っている)

いえ、大丈夫ですよ。
先輩こそわたしを抱えたままで腕が痺れたりしませんか?
(社の方に腕を伸ばして稲荷が入っている包みを置いて)
こうしてしまっている理由は見れば分かりますし、心がこもっていれば大丈夫だと思います。
(今さら道路まで戻って出直すのは紫紋に悪いし、都の都合はもうここの使いは知っているはずだし)
(実際紅雲の方は都のお参りに関わらず、敷地内に入れれば都を介さず狐同士で話ができるらしい)
(だから、自分ができる範囲で心を込めてお参りすればいいと思う)

(できる範囲で頭を下げ、手を叩き、また頭を下げて参内する)
(この間にも紅雲とここにいつ使いの狐との間で何かしら話が行われているのだろうけど、都には分からない)
……っと、それじゃ、紫紋先輩も一緒に食べますか?
(なぜかお供えした包みをまた手元に持ってきて、ニコッと笑う)
514大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 13:18:51 ID:XcMBRCPT
>>513
うん、それでおっけー。僕の場合はね…同世代の連中には
名字で呼ばれても気がつかない事が多いのですよ。
名前で呼び慣れちゃってるから…まぁ、その方が気楽でいいんだけどね。

それに…京都は昔から色々と曰く有りがちな話しも多いし…ね。
例えば…鬼が出たりとか、ね。
まぁ…今も昔も「怪異」が起こる最大の要因は…
誰しもが持っている…人の「不浄」が原因なんだけど…ね。
…って何辛気臭い話ししちゃているんだろうね…あはははは。
(一瞬、思い詰めた暗い表情を何とか笑い誤魔化す)

僕は大丈夫、天羽さんの方こそ…負担にならなければいいなぁって心配だったからさ。
(天羽がお供え物を置きやすい様に体勢を調整して)
そうだね。どんなものでも真心込もっていれば、気持ちは必ず伝わるからね。(天羽の一連の動きに邪魔にならないように気を使い)
(一緒に頭を下げ、参内して…驚いた顔を浮かべる)
(天羽の手には…先程お供え物として置かれた筈の包みがある)
…って…え…?それは…さすがに…マズイのでは…?
(言った途端…お約束の様に腹の虫が嫌味の様に鳴り出す)
…あははははは……頂きます……
(余程恥ずかしかったのか…照れて俯いてしまう)
515天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 13:37:26 ID:kNKluSSl
>>514
(鬼が出ると言えばこの街も変わらないのだけど)
(古い都である京都に出るのはは古式由来な日本の怪異だけど)
(ここは古今東西和洋折衷から宇宙人まで何でも出てくる闇鍋な場所だし)
……ふじょう?
(トイレのこと、ではないだろう、たぶん穢れている、という意味)
ううん、辛気くさくはないと思いますし、その話はちょっと気になります。
わたしは結構変なことに巻き込まれたりするんですが、そうゆうのってやっぱり理由があるのかな、って。
例えば日頃の行いが悪いとか。
(ちょっとおどけながら言ってみるけど、実際に思っているのは、不浄というのは異能のことなのか、と)

ここはそうでもないけれど、毎日お掃除をしたりする人がいない社とかだと、置きっぱなしは腐っちゃいますから。
気持ちを込めてここで食べることによって、神様にも一緒に味わってもらうんです。
こうゆうのって宗派とかもあるみたいだけど、わたしはそう聞いています。
(というか、都の場合はそれが紅雲の力になるからなのだけど、紫紋にそれを話すわけにはいかない)
(オカルト的なことは知ってるみたいだけど、それが夜を知っているとイコールではなく、単なる趣味だってこともあるから)
とは言っても、さすがにここだと座る場所もないですし、いったん車椅子まで戻りましょうか?
(抱きかかえられているから腹の虫の鳴き声はよく聞こえ、照れた顔も間近で見えたけど)
(からかうことはせず単にニッコリとして)
516大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 13:55:21 ID:XcMBRCPT
>>515
そう…「不浄」…人が抱く負の感情…
嫉妬、恨み、妬み、欲望…そういった感情が集まると「連中」は出てくるのさ…
っと、今の話しはカット…でね。
(ちょっとおどけた表情で天羽に話し掛ける)

へぇ…そうなんだ…。でもさ、巻き込まれても誰かしら助けてくれる人がいるなら…いいよね。
に…してもさ、日頃の行いが悪くて巻き込まれるっいうなら…
僕の場合は毎日毎日が命懸けになってしまうな…多分。
 かくいう「妖」っぽいのにも遭遇しちゃったしね…
ホント…コノ街は何か呼び込んでいるんじゃないかって思ったよ。

まぁ…生物は早めに処理しないと後々大変だしね…。
そうだね、そうしようか。
(天羽を抱え直すと来た道をそのまま引き返そうとして)
あ…もうお参りは大丈夫?やり残しとかはない??
ないなら…このまま戻るけれど…。
517天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 14:14:35 ID:kNKluSSl
>>516
(紫紋の上げた負の感情が自分にはないなんて口が裂けても言えない)
(普段はそんなに意識しないけれど、自分の足がなんでこうなのだろうと思う気持ちは少なからずある)
(誰かに言われたが、人が思うより自分のそうゆう気持ちは小さいようだけど、皆無ではない)
そうですね、いつも誰かに助けて貰っているから、今日もそうだけれど、
逆にそれは日頃の行いがいいからって思うのは思い上がりなのかな?
(難しいことは分からないけれど、世の中色々なことで釣り合いが取れているのかも、と)
あやかしって、妖怪の妖?
紫紋先輩もそうゆうのを見ちゃったんですね。
学園内にもよくデルって場所もあるし、もしかしたら昔何かあったかもですね。
戦国時代の古戦場とか武者の幽霊が出るとかテレビの心霊特集とかでやってたし。
(旧校舎だって色々な血生臭い事件とかがあって、それが理由でああなったのか)
(それとも、もっと古くから何かあってそれが事件を呼び寄せたのか分からない)
わたしもそうゆう場所に近づいて怒られたことがあるけど、先輩も興味本位で行かない方がいいですよ。
(たぶん、いずれ旧校舎のことは噂で聞くだろうから、一言注意して)

やり残しはないです。
あとはこれをありがたくいただくだけ。
包みの中身はもちろん稲荷寿司なんですが、わたしが作ったんです。
油揚げもこの街一番ってのを使ってるし、とても美味しいですから。
(抱きかかえられているから胸ははれないけど、自信をこめて自慢して)
518大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 14:31:18 ID:XcMBRCPT
>>517
そんな事はないよ。世の中悪い事もよい事もフィフティフィフティだし。

 それに…助けてくれた人達って言うのは…何らかの縁があったから出会えたっていうのもあるからね。

まぁ…見たというかなんというか…。見掛けざるを得ないというか…うん。
(個人で「妖」を退治して稼いでいる…とはさすがに言えず)
ははは…うん、気を付けるよ…。
まあでも…嫌でも巻き込まれたら…しょーがないよなぁ…

へぇ…手作りなんだ…それは感動だなぁ。
女性の手料理なんて初めて頂くなぁ…。
どんな料理でも…愛情さえ込もっていれば美味いと思うけど。ちがうのかな?
519天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 14:46:15 ID:kNKluSSl
>>518
あ、わたし、料理部に入ってるんです。
小さいときから料理が好きで、ずっとしてきたから自信あるんですよ。
なんてたって料理部のエースなんですから。
(自称ではあるけれど、名乗るだけの実力はもっていると思うからこそ)
(そして、手料理が初めてという紫紋の言葉は受け流す)
(普通、母親がいれば手料理は食べたことがあるもので、何かしらの事情があるのだろうと察して)
(まぁ母親のは数に入れないという不届きな考えかもしれないけど、それはおいておく)
それは、料理を作った人と食べる人との関係もあるんじゃないかな?
例えどんなに下手でも食べる人への気持ちが込められていて、食べる人がそれに気付ける人なら美味しいと思うだろうし、
それをまったく関係ない第三者がつまみ食いしたら不味いって正直に言うと思う。
すごい上手な料理のプロなら、相手が誰だって美味しいと感じさせる料理を作れるかもだし、
食べる人がとても余裕がなくて、何を食べても味を感じられないとかいう人もいるだろうし。
(両手の人差し指を立てて絡ませ、関係とか色々あるよね、と)
まぁ、これは料理の師匠である義母さんの言葉なんだけど。

【ええと、まだ車椅子には戻ってない、でいいのかな?】
520大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 15:03:17 ID:XcMBRCPT
>>519
そうかぁー…それは凄いなぁ。
僕なんかむしろ食べる側だからなぁ…
あ、でも食べる前には感謝している、かな。
他の生き物もそうなんだろうけどさ、
大なり小なり…命を分けて貰っているってついつい考えちゃうんだよね。

あ〜確かにそれはあるかも。
好きな人の手料理なら尚更…もう味がどうこうじゃないっとかっていう話なんだろうな…。

(そうこう積もる話しを色々している内に階段までついて)
(車椅子にそっと優しく天羽を座らせる)
 はぃ…お待たせしました…お姫サマ♪
(そのまま車椅子を押しながら歩き出していく)

さて…どこで食べようか…駅前までいけば、場所あるんだろうけれど…。


【今到着してこれから移動するトコロです!】
【描写不足で申し訳ない(泣)】
521天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 15:19:19 ID:kNKluSSl
>>520
紫紋先輩って、真面目なんですね。
ううん、違うかな、ちゃんと育てられている?
えと、言い方は変だけど、感心してるんです。
(家庭にもよるのだろうけど、命を分けてもらっているなんて考えている子は多くないと思う)
(たぶん、ちゃんとした家庭でちゃんとした仕付けを受けているお坊ちゃんじゃないかと)
(それは悪い言い方ではなく、それを紫紋に教えた人がすごいと思っていて)
(ただ手料理うんぬんのことがあったから上手に伝えられなくて)

お姫さまって、先輩ってば……あ、ちょっと待って!
食べるのはここでです。
持ち帰ってじゃなくて、社が見えるとこで、神様がみてるとこで食べるんです。
(紫紋が車椅子を押し始めたので、慌てて振り返って紫紋を止める)
人に見られるとお供え物に手を出してる不届きものに見られちゃうけど、
ここで食べることによって、神様に美味しいですよって一緒に食べてもらうイメージなの。
(これは紅雲が憑いている故の特別なことで、変だと言われても仕方ないのだけど)
522大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 15:32:04 ID:XcMBRCPT
>>521
なんか…僕の事を珍獣か何かと思っていたりしてる?
(何か色々エライ解釈されているなぁーと考えつつ)

 あぁ…ここで食べるのかぁ…ってこれじゃ…社見えないしね…
(何やら思案している…がやがて意を決して)

天羽さん…車椅子にしっかり掴まっててもらえるかな?
(そういうと天羽を車椅子に残したまま階段を上がっていき)
(両手を車椅子に向けて何やら集中し出す)
うまく…いって…くれよ…
(やがて車椅子ごとだか…少しずつ浮き上がり出してくる)
523天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 15:46:14 ID:kNKluSSl
>>522
わ、わたしの言い方が悪いだけで、褒めているんです。
珍しいとは思ってるけど、珍獣だなんて失礼なことは思ってないですから。
(慌ててアタフタと否定して)

いつもは社の前で食べてますからね。
まぁ、ここでも鳥居は見えますし、いいんじゃないかな?
(と包みを開いていなり寿司を出そうとしたら)

……先輩?
って、あ……えぇっ、浮いてる!?
(超能力、PK、念動力というものだろうか……なんにしても、これは異能だ)
紫紋先輩って、異能者、だったんだ……。
(つい最近この街へ引っ越してきたばかりの異能者、やはりこの街は異能を引きつけるのか)
(それよりも紫紋が簡単に異能の力を都に見せたのが気になる)
(異能の力ってそう簡単に見せちゃならないもののはずで、確かに都は普通じゃないものに遭遇したと言ったけど)
(さっき出会ったばかりだけど信用されているのか、それとも前は開けっぴろげなとこで暮らしてたのか)

「気持ちは嬉しいけど、神社の中で無闇矢鱈に力を使うのってどうなのかな?」

(と、そこで都の口を使って紅雲が紫紋に小言を言う)
(行儀が悪いと言うことで、紅雲は紫紋の行いをあまり気に入っていないようだ)
524大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 16:04:10 ID:XcMBRCPT
>>523
 ははは…冗談だよ、冗談…。
 なんかついついからかいたくなってしまったんだよ…ゴメン

(少しずつ浮き上がった車椅子を階段上…境内まであげると)
(そのまま降ろして天羽の様子を伺う)
…これで、よし…と。繊細に扱う事はあまり慣れてないから…大丈夫だった?
…?!
(先程の天羽と明らかに口調に多少の驚きはあるが)
天羽さん…じゃないよな…誰だ…お前…?
(少し緊張しながら強い口調で問い詰める…が…)

…なんてね…気にしない事にするよ。興味もないし…ね。
(強張らせていた表情を簡単に崩して)

力っていうのはさ…困っている者や弱い者がいた時に
有効に使わないでいつ使うんだい?
それに…これは別に見られて困る力じゃないし。
他に何かあるかい??
525天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 16:24:15 ID:kNKluSSl
>>524
(紅雲が都の口を使う時にする口真似はかなり上手だから気付かれないことの方が多いけれど)
(どうやら紫紋は感が鋭いようだ)

……そうですね、先輩の考えは良いことだと思います。
ただ、緊急なことでもなかったから、先に言って欲しかったかな。
ここは神社の中で神聖な場所だし、教会の中で念仏を唱えたら気を悪くする神父さんだっているかもだし。
(話した方がいいのか、ちょっと悩んで)
わたしには、潰れてしまった他の稲荷神社を守っていた、神様の使いの狐さんが憑いてるんです。
そして、この神社にもちゃんと神様の使いがいて、お稲荷様が祭られていて。
そこで先輩が力を使ったから神前で失礼だって怒ってるみたい。
(紫紋を非難してるように聞こえるかもしれないが、都的には紅雲が直接話すよりは)
(間に立って荒波が立たないよう、自分なりに言葉を選んで)
先輩が階段の上にあげてくれたのはとても感謝してます。
ただ、怒ってる人が――人じゃないけど――いるって知ってくれれば……。
ええと、先輩、気分悪くしてます?
526大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 16:42:04 ID:XcMBRCPT
>>525
んー…まぁ…軽率ではあったかな…とは思うけど。 確かに…人の縄張りで暴れられたらいい気分はしないよね…うん。

でもさ…僕みたいな体格の人間が車椅子ごと持ち上げて階段を上がるのも…ねぇ。
(その様子を想像してしまい―それはそれでオカシイだろうと結論づける)

いや…仮に話したとしてもさ…信じる信じない以前に不安がらせても…アレだし…。
(恥ずかしいのか照れているのか、目線を合わせずに頬をポリポリと右人差し指で掻いて)

確かに―いい気分はしなかったよなぁ…
(奉られている社の方向へ視線を向けて)
ゴメンなさい…悪かった
(頭を深々と下げること約三秒)
さて…じゃあ…社近くまで行こうか
(車椅子の背後に回って押し出して…ゆっくりと歩き出す)
527天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 17:01:42 ID:kNKluSSl
>>526
でも、わたしだったから良かったけど、宙に浮いたら怖がって大きな悲鳴を上げちゃう子もいると思う。
お婆さんが車にひかれそう、とか緊急事態はしかたないけど。
一番いいのは力を使ってるのを気が付かれないように使えればいいんだけど。
(それは、やっぱり難しいことなのだろうと思う)

(紫紋が頭を下げるのにあわせて、都も一緒に頭を下げる)
(元々は都を助けようとしてのことだから、関係なくもないことだから)
お稲荷様、お騒がせしました。

(押してもらいながら、もう一つ大事なことを紫紋に話す)
紫紋先輩、さっきわたしを抱きかかえてた時、先輩の力に関して何かおかしなことはありませんでした?
わたしにも異能とよばれるものがあって、それは触れている人の異能を強くしたり弱くしたりしちゃうんです。
意識せずに勝手に発動しちゃうし、必ずじゃないけど、知らないと余計に事故の原因になったりするから。
(はぁぁ、とため息をついてから)
だから、わたしに触れちゃったりした時は気をつけてくださいね。
(知り合いが異能者ばかりってことはないけど、気をつけなくちゃいけない人が増えるのは少し気が滅入るな、と)
528大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 17:15:22 ID:XcMBRCPT
>>527
まぁ、ね。でも僕の場合は…多分大丈夫だと思う。
あぁ…そういう場合は「引き寄せる」からね。

さっき使ったのはのは「磁力」だし。

(天羽からの自身の力の話を聞かされて)
それは…また凄いなぁ…。
でも、それは使いようによっては最強の切り札になるよね。
相手が弱体化したり…仲間がパワーアップしたり…
天羽さんなら、手料理でもある意味「異能」だとは思うけどなぁ…
可愛くて料理ができて…将来いいお嫁さんになるね、きっと…うん。

(そうこう話し込んでいる内に社の前について)
さぁ、着きましたよっと。
529天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 17:32:46 ID:kNKluSSl
>>528
磁力って、磁石の磁力のこと?
電気を使う人は知ってるけど、磁石の力って変わってるね。
理科の実験みたいに砂鉄がバリバリってくっついちゃったりするの?
(だいぶ勘違いしてる都はとんちんかんなことを聞いてしまったり)

うーん、それはどうかな?
ぜんぜん制御できないから、強くなるか弱くなるかはわたしにもまったく分からないの。
運良く助けになることもあるし、その逆に足を引っ張っちゃったこともあるし。
相手を弱体化なんて、わたしじゃ近寄る前にやっつけられちゃうよ。
(車椅子の手摺りをなでて、普通の人のようにはいかないと)
(スポーツ用の車椅子もあるが、それも体育館とかで使うからこそで)
うっ、それは……あはは、えーと、わたし以外に料理上手を異能って言っちゃうのはよくないですよ?
異能ってくくりにしちゃったら失礼だから。
(料理が上手になるのはセンスもあるけど、やっぱり努力だから)
(そう表現されると、まるで異能だから上手と聞こえかねない)

(社の前について、改めて膝上に置いた包みをとくと、そこには透明なパックの中に稲荷寿司が三つ)
紫紋先輩の言葉、実はあんまり間違ってなくて、わたしのもう一つの異能は料理に関すること。
わたしの手料理を食べた人は、わたしの気分の影響を受けて力が強くなったり弱くなったりするの。
(パックの蓋を上げて、紫紋の方に差し出して)
もしも料理上手が異能のおかげなんて言われたら、きっと怒ってどんなことになるか分からないかも?
(なんておどけて言ってみる)
530大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 17:55:53 ID:XcMBRCPT
>>529
そう、「磁力」。まぁ…今、天羽さんが想像している以上の事が出来ると思うよ。
血液に含まれる鉄分にも作用出来るし
地磁気ちょっと刺激を与えるだけで地殻変動起こせるみたいだし…。
 まぁ…今の僕のだと…精々10tトラックを片手で受け止めたり持ち上げたり
引き寄せたりするのが関の山なんだけど…ね。

(車椅子の手摺を撫でながら独白している天羽さんを見て)
大丈夫だよ…そんな事も全部含めて…きっと守ってくれる人が現れるさ。

(説明を受けながら差し出された稲荷寿司を受け取って)
でも…なんだかんだ言って…最後には込められた「気持ち」なんだよね…きっと。
(言いながら貰った稲荷寿司をパクっと食べて口の中で味わう)
!…うまい…凄いおいしいよ…これ!!
531天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 17:58:06 ID:kNKluSSl
>>530
【お夕飯とかの時間なので、いったん凍結にしてもらえますか?】
【お風呂もあるし、9時くらいに再開とか】
532大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 18:03:14 ID:XcMBRCPT
【了解です】
【では九時にまたということで】
【何かあれば避難所にカキコしてくだされば】
533天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 18:04:33 ID:kNKluSSl
>>532
【はーい、それじゃまた夜に】
534大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 18:06:41 ID:XcMBRCPT
>>533
【では後程〜ノシ】

【一旦スレお返しします】
535天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 21:09:56 ID:kNKluSSl
>>530
血液の方はなんか健康に良さそうだけど、それどころは精々なんて表現にはとどまらないような。
怪獣はともかく実際にいた恐竜くらいはやっつけられそう。
(隙屋量子と一緒にリンクスに襲われた時、旧校舎にいた目に見えない巨大な舌を持つ怪獣)
(あれくらいなら都の力でパワーアップしなくても倒せそうだ)
って、地殻変動なんて天変地異で先輩が天災扱いになっちゃいそう!
(どこまで嘘か本当か分からないし、口ぶりから試したことはなさそうだけど)

あはは、どうかな?
まずは自分の力を自分で制御できるようにならないと。
(自分の力が原因で誰かに迷惑をかけて、そのことからも守ってもらうわけにはいかない)
(自分で自分を守りきれなくても、自分自身でなくちゃ守れないことだってあるから)

そう、不安とか心配とか弱気な気持ちもたぶん悪い結果につながると思う。
さっき紫紋先輩と異能のことでちょっとギクシャクしちゃったのも気持ちがもやもやしちゃってる。
きっと先輩がなんにもないところで転んじゃったりしたら自分のせいかと思うくらい。
(普段から比較的強気な都だけど、異能に関してはそうでもなくて)
ま、そんなこと関係なく味に関しては自信満々です。
(なので紫紋の感想には自慢げに胸をはる)

【ではあともう少し、よろしくお願いします(ぺこり】
536大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 21:11:07 ID:XcMBRCPT
【天羽都 ◆oB0aPf5pqIさんとのロールでスレをお借りします】
【改めてよろしくお願いします(礼)】
537大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 21:32:09 ID:XcMBRCPT
>>535
あははは…まぁね。確かにその通りなんだけど。
恐竜もその気になれば持ち上げたり出来ると思うよ…血液に「鉄分」が含まれていれば…だけど。

地殻変動はさすがに試せないから…でも「地磁気」に影響与えるくらいなら…
軽い地震くらいなら起こせたりするけど。あ、もちろんビル一棟とかだけどね。

そこは…僕も一緒だなぁ。まだまだ修練が足りないけれど…何よりも…実戦に勝る経験はないからね。
かといって…毎日毎日「怪異」に会うのもゴメンだけど。
(本気なのか冗談なのか分からない言い回しをしながら稲荷寿司−二個目−を頂く)

そんな風に考えたらダメだよ。僕らはまだ子供なんだし…もっと周りに頼っていいんだよ。

それでも…それでも本当に頼れる人がいなくて困っているんだったら…
(一息吐いてから…天羽の目線に合わせて真剣な眼差しで見据えて)
どんな小さな事でもいいから…僕を頼ってくれればいいさ。
538天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 22:00:24 ID:kNKluSSl
>>537
さすがに地震なんて起こせても起こしちゃダメですよ?
人がいる街中はもちろんのこと、山奥だって鳥や動物たちを驚かせちゃうし。
(人を助けるために力があると言ってるくらいだから、大丈夫だと思うけど念のため)
(とりあえず、紫紋は都が会ったことがある異能者の中でも大規模な力を持つ者だというのはわかった)

じっせんって、実際に行うの実践? それとも実際に戦うの実戦?
(異能がある=夜を歩く人、異形と戦う人ではなく)
後者だったら、もちろん前者でもだけど、なるべく気をつけてくださいね。
特に戦うなんて命がけのことなんだし。
(そうゆう人たちの活躍で少しでも平和があるというのは分かるけど)
(知ってる人が危険なことをしてるのはとても心配で、さっきあったばかりの紫紋だって同じだから)

それはそうだけど、子供なのと異能者なのは別なんじゃないかな……たぶんだけど。
(異能の犯罪は法律では裁けない、だから問答無用で狩る者だっている)
(学園の生徒でもそうゆうことに携わっている者もいて、彼らは都と違って厳しくて)

…………。
(自分を見据える紫紋の瞳をまっこうから受け止めて)
先輩、なにげに格好いいこといいますね。
(ちゃかすのではないけど、そう言ってもらえるのは単純に嬉しいからクスッと笑って)
悪い異能者に利用されないかとか、わたしのこと、心配してくれる人はたくさんいます。
わたしの我が儘や無茶も聞いてくれたりする大切な人たちです。
でも、そうゆう人たちは人たちでとても大変で、わたしの方が心配することもあって……。
(水鏡恭弥や兵部晶、久遠ゆりか、などなど、色んな人の顔が脳裏に浮かぶ)
だから、紫紋先輩に頼りたいことがあったら、遠慮なしに頼んじゃいます。
わたしのことも、わたしの大切な人たちのことも。
もちろん、その逆、先輩だってわたしにできることがあればどんどん頼ってくださいね。
(ここで知り合ったのが何かの縁だから)
539大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 22:26:57 ID:XcMBRCPT
>>538
さすがに…ね。そんな事はしないしするつもりもないよ。
ていうか…したら折角購入した駅前のマンションが塵になってしまう…
(−脳内変換中−地震を起こして自分の購入した部屋が無惨な姿に…)

ん〜…しいて言えば…両方…になるのかな。
まぁ…今に始まった事でもないから…ね。
でも…心配してくれてありがとう。
(真剣に心配してくれている天羽に笑みを浮かべる)
異能っていうのがどういう定義でくくられているのか分からないけれど…
特殊な力を持っていても子供は子供さ。
人生経験で遥かに上回る大人には敵わないよ…。
いい意味でも悪い意味でも…ね。
(そういった経験でもあるかの様に…また戒めているかの様に淡々と語っていく)

……やっぱ…柄にもない事はしない方がよかったかな…
(恥ずかしいのか後悔なのか…照れながらそれを誤魔化す様に頭を掻いて)

……うん、わかった…。じゃあ…約束する。
「君にとって大切な人が現れるまで…僕が君の盾となって守る」って…
(言い終わってから頭から湯気が出て顔がボンッと真っ赤に)
540天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 22:53:44 ID:kNKluSSl
>>539
(年若い子供が犯罪を犯した時、逮捕されるのではなく保護される、らしい)
(そして夜の世界では異能があれば子供でもする側に回る)
(それは単純に異能者の数が少ないからと思っていたけど、紫紋の話で少し違う面もあるのかな、とも思って)
少し年上の先輩でもすごく大人に感じることは多いし、力を持つ人は特にそうなのかな?
逆に昼間の経験が少なくなっちゃってる、って思う人もいるけど……ええと、ごめんなさい、上手に言えない。
(少しだけ、子供の異能者がずるがしこい大人に扱き使われている、という想像が浮かんだけど)
(想像は想像で、ただそうゆう大人がいたら嫌だな、と)

柄じゃないってことはないと思うけど、そうゆうことを言える格好良さってあると思いますよ。
(もちろん口だけじゃ駄目だし、たとえ上手にできなくても最低限実行しなきゃだけど)
先輩、顔が真っ赤。
それに父親が娘に言う台詞みたい。
(父親だったら大切な人が現れて渡さん、かもだけど、父の記憶がない都の想像はそんなもので)
それじゃ、わたしに大切な人が現れなかったら、ずっと先輩が盾になっちゃうから現れるよう祈ってくださいね。
(クスクスと笑いながら、都は最後に残った稲荷寿司を口にした)

【疲れがたまってきて頭が回らなくなってきたので、都はこれで〆にしたいと思いますが】
【先輩は何かやり残しはありますか?】
541大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 23:16:38 ID:XcMBRCPT
>>540
ん〜…ちょっと難しい話になっちゃったね。
ていうか…初対面の人に話す事じゃないよね…ゴメン…
(自分でも何を話しているのだろう…こんな話する柄でもないだろうに…と自嘲して)

そう言って貰えるとなんか助かる…あ、助かるってこういう時に言う言葉じゃないよな…
(あんな発言したのは失敗だったのかと表情に出そうになるが)
(慌ててそれがバレないように体裁を繕う)

なーんか軽くからかわれている様な気がするのは気のせいか…?

はぁ〜おいしかったょ、稲荷寿司。ごちそうさまでした。
あ…とコレ…渡しておくよ。何か困ったら連絡くれれば飛んでいくからさ。
(渡したのは携帯の番号とアドレスの書かれたメモ用紙)

さて…じゃあそろそろ戻ろうか。家まで送っていくよ。
(車椅子を再び押しながらゆっくりと通りまで送っていって)
(二人の姿は街の雑踏の中に紛れて消えていった…)

【こちらも特にないのでこれで〆にします】
【朝から長時間に渡り濃いロールをありがとうございました】
【自分は凄く楽しめましたが…都さんも楽しんで頂けたのならいいのですが】
【また一緒に遊んでいただけたい、と是非お願いします】

【どうも…お疲れ様でしたー!(礼)ゆっくりお休みくださいませ…】
542天羽都 ◆oB0aPf5pqI :2010/09/12(日) 23:19:15 ID:kNKluSSl
>>541
【こちらこそ長いロールにお付き合いいただきありがとうございました。またロールしましょうね】
【では、お先に失礼します、おやすみなさいませ】
543大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/12(日) 23:21:33 ID:XcMBRCPT
>>542
【お休みなさいませ…よいゆめを!!】

【スレをお返しします】
544名無しさん@ピンキー:2010/09/12(日) 23:44:36 ID:wXCrapL0
O2
545隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 12:27:03 ID:MMNoiTJX
【須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCIさんとのロールを解凍させてもらうよ】
546須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 12:28:19 ID:3oW7mbub
ははっ。おばーちゃんになるまでにゴールできればいいんだけどね。
そんくらいになっても走り続けよう、なんて覚悟……あたしにはきっとできないな。

(なにがそこまで彼女を駆り立てるのか。
 競争心か、対抗意識か、それとも無限というのがそこまで輝かしいものなのか。
 一刻も早くの「終わり」を求めている自分にはない、心の強さを持っているのだな、と思う)

もう陣地とかめんどくさいからお互い好きなの食べようよ。ほら、食べたいものばしばし並べちゃお。
……ははは、むかしからある力なのに、いままでそういうことをしようと思った奴がいないと思う?
意外と経絡系……気が巡る……神経みたいなもの?は、デリケートなんだ。
あれだ、ペースメーカーとか人工臓器とか、身体に機械を入れるだけでまともに使えなくなる。
――ま、いくら解析されようとこれ自体に明確な対策が立てられてないことは自慢なんだけどね。
(掌を振るう。「外」への応用が効くようなものでもないのだ、と。
 それこそ理論では適わない人体の神秘、科学の踏み入ることのできない領域――とでも。)
それに、あたしが現在進行形でいろいろ困ってるのに、
リスク背負ってすすんで人助けってのもなんだかなー。……ま、質問に答えるくらいならいいけど。
(ぶーたれてみる。半分は冗談だ)

単純なことだよ。あたしが欲しいものは、安息、安住……。
世界を平和にしようだなんて考えてない。ただ、剣から離れた生活、いや人生がほしい。
そのときのために……あたしの「未来」のために、「リンクス」は邪魔になる。
(目を細める。表情が消える。瞳から熱が失せる。
 刃のように。手で触れるもの以外も、たとえ宇宙のむこうにあるなにかも。
 なにもかも斬り裂く……それだけの「可能性」を秘めた心魂を覗かせる。
 そう、未だ見果てぬ布都流の真髄は、それを決して机上の空論で終わらせないものであるから)
だから、近い将来。
そいつを、「リンクス」という危険性を排除すること――それを誓ってもらう。
あたしもそれを可能とするだけの手立てを見つけるし、あんたの目的も手伝おう。
あたしにその余裕があれば、あんたを守るよ。
……守ってくれるんでしょ?あたしのこともさ。
(笑う。試すように――そう、普段ならなんの迷いもなく出来ることだった。
 しかし、胸の奥に罪悪感が芽吹くのはどうしたことだろう、と……思いながら)

【じゃ、今日もよろしく!】
547隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 12:55:17 ID:MMNoiTJX
よしよし、では焼けた端から食べていこう。
ホルモンなんかはよーく焼かなくちゃだから、カルビとかロースが狙い目だな。

(焼肉、ご飯。焼肉、ご飯と口に入れ、よく咀嚼しながらも、その合間に会話をこなす)
(特に興味のある話題については、食と同様にエネルギーを費やす価値がある)
(咀嚼している間は、須佐乃さんの言葉に耳を傾け、その意味を考える)
(今なお、解析されていない神秘的なエネルギー)
(それは人体の持つ、可能性の大きさを表しているのか)
(それとも、人知の限界を表しているのか――)

うちの研究者たちが聞いたら、研究意欲をそそられそうな話だね。
不可能であればあるほど、それを可能にしたくなる。
少なくとも、見てみたいとは思うだろうなぁ。ふ、ふ、ふ。

――ああ、その辺『ホイル』は、相互協力が基本の組織になっているからね。
何か協力してもらったら、こちらもキミの都合に対して協力を惜しまない。
もし、何かキミの方で困ったことがあるようなら、遠慮なく相談して欲しい。
退魔仕事の助っ人、とかだったら、わりといけるつもりだよ?
戦闘タイプの異能者は、我々の仲間にも少なくないからね。

……安息、平和、ね……。
ふむ。そうか……キミは、それを望んでいるのか。
だとしたら、それは限りなく、私の目的とと近いものだ。断る理由は、ない。

(もしかしたら、この須佐乃さんと私の内面には、似通ったところがあるのかもしれない)
(それも、根っこに近い、奥の奥の部分で……)
(だれにも脅かされることのない、平穏な人生を……幸せな人生を)

『リンクス』は排除する。今は向こうの攻撃に対処しているだけだが、アレを無力化する方法もないではない。
方法は単純、無限の命を手に入れることだ。
こちらが、絶対に傷つけられない無限の存在になれば、向こうはこちらに手出しできなくなるし……。
無限の命を向こうにも与えて、奴の目的を達成させてやれば、地球に手を出す理由は完全になくなる。
それまで、物理的な意味でキミを守ることは、『ホイル』とこの隙屋量子が誓おう。

(彼女の目を正面から見据える。彼女の笑顔を)
(とても可愛らしい。こういうものが失われることは、人類にとっても、無限にとっても損失だろう)

……さて、ここでキミの命を守るための手立て、第一弾を渡しておこう。

(そう言って、懐から一冊のメモ帳を取り出す)

こいつは、これまでに『ホイル』が遭遇した『リンクス』の刺客一覧表だ。
外見、能力、予想される弱点、強さのランクなど、詳細に記されている。
敵を知れば百戦危うからず……もし、奴らと遭遇したときのために、これを持っておくといい。

【はい、よろしくだよ】
548須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 13:15:38 ID:3oW7mbub
拝領した。ま、進んで探すようなことはできないけど、迎え撃つくらいはしとくよ。
あたしがあちらさんのお眼鏡に叶ってしまっていたら……最悪だけど、干渉される可能性が高いんでしょう。

(受け取ったメモに軽く目を通して、その情報量に難しい顔をしたあと、肩を竦めてから、
 とりわけ聞き分け良く、受け入れる。この数では流石に任せきるのも酷だと判断したのだろう)

はっは、あたしはあんまり上から信用されてないから、
あんたらにとって張り合いのあるお仕事になるかはわからないけど……内密な協力なら歓迎するよ。
ま、あんまり……仕事してるときのあたしは、見られたくないかも、ね。
(ポケットから、警察手帳をちらり、と見せる。どういう身分なのか、そういえば明かしていなかった)
……なんかほんとにすごいことになってんだねー。
リンクスがどうか、ってよりも、こっちのほうが信じられない。
(研究者やら、組織やら。全容の把握しきれない『ホイル』の、
 およそ中核に近い部分、あるいは中核そのものに量子が座している、とは、とても思えない。
 末端の構成員に過ぎない自分、大抵の人間は、たとえどんな野心を持っていてもそんなものだと、
 水琴は思っていたのだ。もっとも、そこまで他人に興味を覚えることもなかったのだが――)

でも、もし。
あたしが契約不履行と判断した場合は……わかってるね。
(言い終えたあと、焼き上がったカルビを口に入れて咀嚼する。
 反論は、その点においては許さない、という意思表示でもあった。
 その期日は決して1日2日、1年や2年ではないだろうが、水琴がまだ未来を語れるうち……ということ。
 須佐乃水琴は、隙屋量子の隣より、すこし後ろ……量子が見据えるものごと、まとめて断てる位置に、ある)


――で、さ。こんどの中間どう?
終わったあと、またここに来ない?こんどは、何人か誘ってもいいし。
普通じゃないやつらばっかりだっても、一緒にご飯食べて楽しいやつくらいはいるんでしょ?
(そして何事もなかったかのように、日常的な、常識的な雑談を振った。
 狭まっていた世界を広げるように)
549隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 13:40:42 ID:MMNoiTJX
お眼鏡にかなっていたら、というか。
異能とか妖魔とかの実在を「知ってしまっている」時点で、襲撃を受ける可能性がある。
そういう能力を持っている奴が、敵にいるんだ。
条件に合致する人間を、まとめて閉じ込めてしまう、地引網みたいな奴がね。

ま、こっそりとアルバイトでもしていると思えばいいさ。
あるいはそうだね、友達の宿題を手伝って、代わりに別の宿題を手伝ってあげてる……ぐらいにさ。
さすがに退魔仕事も、公務員みたいにアルバイト禁止ってことはないだろう?

(と、冗談半分に言って……見せられたものは、黒光りする手帳である)
(思いっきり、公務員さんの象徴である)

……いや、驚いた。キミ、そんな身分を持っていたのか?
そうか……だったらなおさら、『ホイル』はキミとつながりを持ちたがるだろうな。
警察機構とのつながりは、まだ手に入れていなかったから……。

(よく焼けたジューシーなホルモンをかみかみしながら、口元を手で隠してつぶやく)
(公的機関に知り合いがいるのといないのとでは、組織の活動に大きな幅が出る)

もしかしたら、『ホイル』のトップ『ビッグ4』と話をしてもらうことにも、なるかもしれないな……。
あるいは、キミがつながっている、警察のもっと上の人を紹介してもらうか。
もしかしたら、警察組織を介して、我々の知らない新たな組織と接触できるかもしれない……
――ま、組織同士の会談は、いずれ日を改めた方がいいだろう。こういう、プライベートではなくてね。

ふふ、恐ろしい予感をさせないでおくれ。
大丈夫、契約が履行されないことはないはずだ。
もし履行されないとしたら、それは私が死んだ時。
死ぬつもりはないし、目的を達成できないまま、老いるつもりもない。
きっとたどり着く……キミにもきっと、永遠の平穏を……無限をプレゼントしてあげる。

中間、か……。

(レバーを咀嚼しながら、うんざりした表情にシフトチェンジ)

英語以外は何とかするつもりだ……英語以外は……アレはホント、どうすればいいのやら……。
そうだね、たぶん補習を二回ぐらいこなした後になると思うが、ぜひご一緒しよう。
『ホイル』にも、友人付き合いのできる奴らはいるよ。外国人もいるが、キミはその辺大丈夫?
そうそう、キミの友達も見てみたいな。誘える人がいたら、ぜひ誘っておいてよ。
今度は私がお勘定を持つからさ……『ホイル』の経費で落とせば、それで済む。

(朗らかな、友人同士の語らい)
(こういう「表」のつながりも、私は愛している)
(何でもない表の世界を存続させるために、私の裏面――『ホイル』はある)
550須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 13:52:32 ID:3oW7mbub
地元警察の署長さんくらいまでだったら喜んで紹介するよ。
どのみちあんたらみたいな活動をしてたら、ちかいうち、あたしを介さなくても関わってくるとおもうからね。
あたしは上の人に、ホイルって組織――の、噂話をそれとなく吹き込むだけ、だよ。

(須佐乃水琴は組織に属してはいるが、組織人ではなく、あくまで個人兵力である、と。
 そうして雇われている身なのであった。ある程度の自由、なけなしの権力……である。
 言えば裏街道の人であり、上へ前へと向かっていくような隙屋量子とは、天と地ほどの違いもだ)

……。

(無限をプレゼント。その言葉には応えずに、微笑みだけを返しておいた。
 頭のいい量子には察されるかもしれない、と思ったが、頭が紡ぐべき言葉を導き出してくれなかった)

英語が通じるなら、だいじょぶ。それももちろんプライベート、でしょ?
そりゃいいことを聞いた。なんかあんた個人のお財布からじゃないってのがシャクといえばシャクだけど。
……しかしまぁ混んできたね。さすが週末。今度は平日に来よっか。

(もくもくと箸を進める。こちらも結構な大食らいである。消費した分を補っているだけなのだが。
 そうして見渡す目線には、もう殆ど埋まっている席。もしかしたら待合席も埋まっているかも。
 その大体が、男女二人連れ、である。まぁ――血縁だのただの友達だの、のほうが珍しいのだろうが。)

……うん。
551隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 14:14:33 ID:MMNoiTJX
うん、できるだけ、キミの仕事の内容をわかっている人……。
つまり、異能の存在を知っている人を紹介してくれるとありがたい。
どうせ吹き込むなら、喜んで接触したくなる吹き込み方をしておくれよ?
警察とつながりが欲しくはあるが、警戒されたりはしたくないからね。

(ご飯もだいぶ減ってきた。でも、まだまだお腹には入りそうだ)
(前へ前へと進む。それが私のポリシー。焼肉においても、それは同じ)

(タレをつけたタンをゆっくり噛みしめる。須佐乃さんの微笑みには、あえて何も返さない)
(私の望んでいるものと、彼女の望んでいるものに、何らかの齟齬があったとしても、それを指摘する必要はない)
(私はおそらく、人生観において、ある種の極点にいる)
(究極的な安心、安全な人生を望んでいて、そこに向かっている)
(しかし、多くの人というのは、そこまで極まった人生観というのは持たないものらしい)
(これまで、何人もの人間を『ホイル』に勧誘したが、断られたことも多くある)
(長生きは望んでも、無限とまで望む人は、あまりいないようなのだ)
(須佐乃さんは、どうだろうか。――極か。否か)
(だが、どちらにしろ、彼女との約束を守る上では、代わりがない)
(彼女が平穏な人生を送れるよう、我々はサポートする。守る)
(無限は、彼女にとってはその副産物でいいはずだ……取るか、取らないか、選べるオマケ……)

……英語やないねん……全員、日本語ペラペラやねん……。

(どこか遠い中空を見ながら、ションボリと言葉を続ける)

おかげで連中から英語習おうにも、ほとんどわからないし……使っても口語英語だから、テストに使えないし。
もちろん、プライベートで来させるよ。調査は調査、遊ぶ時は遊ぶ時だ。
金は、節約するに越したことはないさ。それに、三人以上で食べ放題とか、高校生の財布じゃきつすぎる。

(通りがかりの店員さんに、お茶を一杯注文して、そのついでに周りを見る)
(確かに、混んできている。家族連れもいるが、男女ペアはもっと多い)
(あらら、あっちにいる人たちなんか、肉を「はい、あーん」させ合っているぞ。大胆だねぇ)
(苦笑しながらそれを見て……私はちょっとした悪戯を思いつく)

須佐乃さん須佐乃さん。はい、あーん♪

(肉を持った箸を、焼き網越しに須佐乃さんに近づける)
(こういった戯れも、友達の特権といえようか)
552須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 14:31:48 ID:3oW7mbub
まっ、一教科くらい落としたって補習受ければいいでしょー。
あたしなんて出席日数が進学に足りるかどうかだし、それに比べれば軽い軽い、心配してもしょうがないって。

(掌をふらふらと振る。未来を嘱望するわりに、将来にはそこまで貪欲ではないのかもしれない。
 人並みに夢や憧れはあるが、それを現実的に見る余裕もいまはないのだが――)

なんかすっごいお金ありそうな感じがするんだけど……。
そのお財布にきらきらしてるカードとか入ってるんじゃないのー?
高校生っつったって、ねぇ……まあ、いろいろ忙しいんじゃそうかもしれないけど。

(なにやら納得いってないらしい。ある程度お金も好きにできるのでは?と見ているのだ。
 それこそ好きなもの食べたり、色んなものを着たりと。
 そういうことにまったく無頓着とも思えないのだ。同時に自分がそこまで金を自由にはできないとも語る。
 羨ましいなぁ――とか、顔に書いてあるぞ!)

んっ。

(目の前に突き出されるお肉。にこにこと和やかな量子。
 それにちょっとだけ驚いた顔をしてから、すこしものを考えて。
 差し出された手首に、そっと指を絡めて支え……ゆっくりと唇を開く)

……、……あー、ん。
 
(熱いものを恐がるように薄く開いたものを奮わせながら、少し冷まして、口に含む。
 もぐもぐと咀嚼しながらも、指は離さない。その脈拍を捉えるように優しくホールドしたまま。
 肉を嚥下してみれば、閉じていた目を開いて、そっ……と囁きかける)

いいの?
……これから。

(えっ)
553隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 14:51:45 ID:MMNoiTJX
(どうやらお互いに、学業に関してはアレなようだ)
(お金に関しては……これは、個人的には「普通」としか答えられない)
(昔、強盗をやっていた頃には、わりとたくさんのお金を持っていたが)
(最近はその収入も途絶え、組織構築のためにいくらかの出費をしたこともあり)
(財布の中身は、健全にいち高校生が持てる程度となっている)
(もちろん、『ホイル』を介して、ある程度の額は引き出せるが……)
(これがもしかしたら、マネーロンダリングという奴かもしれない)

まあ、財布の中にあるカードなんて、TUT○YAのポイントカードぐらいと思って頂こう。
それよりどうぞ、美味しいお肉だよ?

(お肉をつまんだ箸を差し出すと、須佐乃さんは、素直にこれを口にしてくれた)
(ただし、こちらの手に手を添えて、小鳥のようにそっと口を開いて……)
(肉を口に収め。ゆっくり咀嚼して……その間、ずっと手は触れ合ったままで……)
(しっとりとした彼女の手のぬくもりに、同性であるというのに、ちょっとドキドキしてしまったのは内緒だ)

(肉を飲み込んだ、彼女の口が。私以外の誰にも聞こえない、小さな声で囁く)
(えっ)
(いいのって、何がだろう? これから、何がいいと言うのだろう)
(文脈からすると、何か許可を求めている感じである)
(何か、彼女がすることに対しての許可……あるいは、私たちが何かすることに対しての許可)

(想像してみる。何の許可を求めているのか)
(今、私が「あーん」したことの流れからすると……ははーん、わかった。お返しをしようというのだな?)
(きっと彼女も、私に「あーん」しようとしているのだ)
(そういうことはまったく嫌ではない。彼女のことを気に入っているし、先にやったのは私なのだから)

(私は、私の手を握る彼女の手に、さらにもう片方の手を添えて)
(彼女の目を見つめ、愛でも囁くように、やさしくこう言った)

キミのお望みのとおりに。キミのしたいこと……私も、望んでいないではないからね?
554須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 15:13:27 ID:3oW7mbub
――――。

(その返答は須佐乃水琴にとってまるで想像の埒外だった。
 話の流れから最後に行った問いは、まるきり冗談で行ったものなのである。
 やにわに瞠目し、言葉を失ってから、温もりにつつまれた手をそっと離すと頬杖をついた。)

いやあの……そうだったんだ、あんたも?
う、うん、いや……そうじゃないとは言い切れないことだったんだけど、まさかね。
あー、でも、偏見とかないんだよ。あたしもほら、うん、いろいろあったし。

(急にぎこちなくなってしまう。箸が停まった。
 まさかの事態である。いつぞやのあれからというものの、性差というものへの頓着を
 相手の意識に関わらず取り去られてしまった水琴ではあるが、
 すこし婉曲な冗談を、まさか、ばっちり本気だと取られてしかも受け入れられるとは。
 ――もちろん、量子のほうと認識のすれ違いが起こっていることは、気づきようもない)

ま、まぁ、ふたりで焼肉ってそういうことなんだよね、失念してた。
次は別んとこにしよう。そういうつもりじゃなかったっていうか、ただ食べたかっただけで、その。

(掌に顔をうずめながら、一人でぼつぼつと呟き続ける。
 大人と子供の違い――のようなものを、突き付けられたような気がした、誤解である。
 ちらり、と視線だけを仰ぎ見て。その顔は焼肉の熱気だけでは説明がつかないほど赤く)

……やっぱ、ホテルとか、いくの?こういうときって。
555隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 15:37:20 ID:MMNoiTJX
…………?

(なにやら、呆気に取られたような表情の須佐乃さん)
(今の返事に、何かおかしいところがあっただろうか? 軽く首を傾げる)

私も……何かな?
まあ、私からやったことだしね。特にそんな、不自然なことじゃないだろう?
うん、偏見を持つようなことじゃない。わりと、誰でもやっているんじゃないかな。
私のクラスメイトでも、やっている子たちを見たことがあるし。

(「はい、あーん」は、どちらかと言うとこっ恥ずかしい行為に入るだろう)
(こういう公共の場所でやるのは、確かにちょっとためらわれるかも知れない)
(須佐乃さんにしてみれば、差し出されたお肉を食べるのは、付き合いで大丈夫としても)
(自分もそれをするのは、ちょっと……というところがあるのだろう)
(たとえ、自分からしていいかと訪ねたとしても……)
(その後でやっぱり恥ずかしい、そう思ってもおかしくはない)

ん、まあ焼肉といえば、そういった流れになるよね。(お互いにあーんしやすい食べ物だしね)
いやいや、別にいいじゃないか。ここ美味しいし、次もまたここにしようよ。
次は、友達を連れてくると約束したばかりだし。
私たちと似た年頃の女の子を連れて来るから、その後もみんなで一緒に楽しもうよ?
(普通に遊ぶ的な意味で)

(手のひらで顔を隠している須佐乃さん)
(隠れていない耳とかが、なぜか赤い。あーんが、そんなに恥ずかしかったんだろうか)
(そんな彼女の口から、更なる良くわからない質問が飛び出す)

(食後に遊びに行くとしたらどこか、という質問かな?)ホテル……? いや、そんなのは大げさだろう。
キミと戯れるなら(普通に遊ぶ的意味で)、私かキミか、どちらかの部屋でいいんじゃないかな。
いつもと違うことをしたいなら、学校のそばの山にでも行って、青空の下でとか。(普通にハイキング的な意味で)
ゲームセンターのプリクラの機械にも、一緒に入りたいし(普通に写真撮る意味で)
文芸部の部室にも招待したいな。大丈夫、私以外誰も来ないところだから。(深い意味はまったくない)

……それよりキミ、大丈夫かい? 顔が、風邪ひいたみたいに赤いようだが。
焼き網の熱で、のぼせたかな。少し火力落とそうか?

(心配そうに、彼女の顔を覗きこむ)
556須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 16:03:59 ID:3oW7mbub
えっ、いや……だっ……
だってうそでしょ、そんな、え、えぇー……?

(いとも容易く口に乗せられるえげつない現実に、今度は頭がついていかない。
 先までの余裕も強みもどこへ行ったか、とうとうのこと、自分と隙屋量子の――
 まさしく『格』の違いを見せ付けられているかのようだった。)

そ、そりゃ、もう高校生だし、そういう風に遊ぶのは、でもさッ……。
ふつうの友達でしょう。だからなんだ、女同士でだって、そのいきなりは、うん――。

(しどろもどろに弁解(勝手に)するも、そのことごとくが自分に跳ね返ってくることである。
 自棄な精神から落ち着いてからと言うものの物思うことが増え、
 ある程度は真っ当な――人間らしい――思考形態を得てきているとは思う。
 が、しかしだ。この同級生はいかんせん『進みすぎている』!
 部屋やホテルならまだしも、外だと?複数人だと?――格上ッ!!)

ッ……――わかった。

(顔を寄せられて、のけぞって遠ざかるものの。
 期待と信任を勝手に感じて、とうとうのこと覚悟を決める。
 いやはて、もともと子を宿すことの出来ない身体。どのように使おうと、
 平穏無事に生きる目的を達すれば誰に咎められることもあるまい。頷く所作は静かなものであった)

隙屋……遊ぶのは次の機会にしよ?
それまでに色々勉強しとくから。あんたを満足させられるように。
幸いにも、そういうのに詳しそうな友達がいるんだ。
大船にのったつもりで、任せておいて。

(艶も、男も女も知らぬまま大人になったつもりでいたことが間違いであったのか――。
 妙な静けさを湛えた表情で鷹揚に頷くと、メニューを開いた。
 気を取り直して。なにかとりかえしのつかないボタンのかけ違いをしたまま。)
557隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 16:30:27 ID:MMNoiTJX
(おやおや? どんどん須佐乃さんの顔が赤く、仕草は混乱に近付いているぞ?)
(「はい、あーん」や、女の子同士で遊ぶことをここまで恥ずかしがるなんて)
(この子、もしかしたら私が思っているより、ずっとずっとウブなのだろうか?)

普通の友達だからこそ。相手のことをさらに知るために、一緒の時間を過ごしたいと思うものさ。
女同士とか、性別なんか関係がないよ。仲良くしたいと思う気持ちがあれば、ね?

(慌てる彼女を、微笑ましく見つめる)
(思春期を迎えた妹のいるお姉さんって、こんな気分なんだろうか)
(闇を覗き込む世界で長く育ち、それなのにこんな純な心に育った彼女は、やはり貴重だ)
(きっと彼女なら、私の仲間たちとも仲良く遊ぶことができるだろう)
(純粋な心を持った女の子は、誰からでも好かれるものだ……私はそう信じている)

ほう? 勉強と?
それはそれは。やり方がわからないなら、私が手取り足とり教えてあげてもいいんだけれど。

(ごく普通の遊びにも、あまり詳しくないのだろうか)
(そうかわかった……退魔の仕事に捧げた青春という奴だ)
(彼女はこれまで、遊ぶ時間をほとんど持てなかったのだろう)
(長い人生、楽しむこともなく、ただ仕事のためだけに生きる、それは辛い道だったに違いない)
(安息と安全を求めても不思議ではない……なんという、過酷な境遇なんだ)

(しかし彼女は、そこから脱しようとしている)
(遊び方を学び、楽しむことを楽しもうとしている)
(普通の、幸せな青春を取り戻そうとしているのだ)
(これは……断言してもいいだろう……良い兆候だと思う)
(私は、それを応援せねばならない。彼女が自分の意思で始めようとしていることを見守る)
(手は出さない。……彼女が自分の力で、それをつかめるように……)

ああ、楽しみにしているよ。キミと、どんな楽しい時間を過ごせるか、今から楽しみだ。
今日のキミより「大人」になったキミは、どれだけ魅力的になるんだろうね?

(こうして……私たちの会話は、一種の結論に達した)
(そこに齟齬があったことに気づく者は、この場にはいなかった……)

よし、もう少々食べて、ビビンパといくか。
お互い、体が資本だからね。遊びのためにも仕事のためにも、精力はしっかりつけておかないと。
というわけで、店員さーん! カルビ、ホルモンをもう一皿。あとユッケも!

【これはもう、勘違いしたまま締めの方が美しいよね……(・ω・)】
【後は何か、お互い伝えておくべきことはあるだろうか?】
558須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 16:38:28 ID:3oW7mbub
……そうだね。今日は色々と衝撃的だったから。
これからのことも考えて、しっかり英気は養っておかないとなぁ。

(続けざまに注文されるものについて、『食べ放題』の埒外にあるお高いメニューがある気がしたが
 あえてスルーしておいて、うなずく。
 ただの調査のために呼び出したようなものだったが、良い意味でも悪い意味でも、
 思わぬ方向に運んだ会食だったと思う。ふたたび動き出す箸のスピードとペースがそれを物語るだろう)

それは――お互い様だよ。
あんたよりもあたしは子供かもしれないけど、将来はどうなるかわかんないから。
でもま、いいほういいほうに転がっていってほしいとは、だれだって思うことだよね。

(そして、新たに舵を取る転機にもなったことだし、と。
 あくまで目先のものを追い続ける自分に対して、途方もない目的を届くと認識して追い求める少女は、
 どれだけの影響を己に与えてくれるのだろうか、と思いを馳せて――)


……こども、かぁ。

(溜息はとても青かったようです)

【覚悟しとくことだね(´ω`)はじまるぜぇ…すごいことがな…】
【というわけで、長丁場のお付き合いありがとう、こっちはこれで締めにさせてもらうよ!】
559隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 16:44:34 ID:MMNoiTJX
【そして進行方向が少しぶれた。アレな方向に(・∀・)ニヨニヨ】
【そちらの締めできれいにまとまっていると思うし、こちらもこれで締めにするよ!】
【たっぷり食べて情報交換できて、その上コメディオチまでできて大満足だー♪】
【こちらこそ、付き合ってくれてありがとう。楽しかったよー】
560須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 16:46:12 ID:3oW7mbub
【なにやらアレな方向に転がり落ちていきそうな気がするけど、それがロールの醍醐味ッ…】
【てなわけでお疲れ様ッ。またあそぼう!】

【それではスレをお返しします】
561隙屋量子 ◆zlYDW7WYY6 :2010/09/13(月) 16:47:48 ID:MMNoiTJX
【次が恐ろしいぜフゥーハハハァー】
【というわけで、お疲れさま! こちらもスレを返すよー】
562須佐乃 水琴 ◆MIKOlshTCI :2010/09/13(月) 20:11:47 ID:3oW7mbub
563名無しさん@ピンキー:2010/09/13(月) 21:37:34 ID:HxbkvHsw
テス
564媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 21:51:39 ID:clFB2JYz
【水琴さん、次スレ立てお疲れ様です。ありがとうございました】


【平日のこんな時間ですけれど、――そっと、こっそり待機させてください】
【プロフィールは>>160にあるので、参考にでもしていただけたら幸いです。
 シチュエーション戦闘でも日常でも殺伐でもその他でも、相談次第で、です】
565大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 21:59:55 ID:YbUYN1LE
【こばわー】
【一手お相手お願いします!】

【プロふは>>125です】

【今ならもれなくクーリングオフも可能っす】
566媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 22:09:23 ID:clFB2JYz
【一手――将棋とか囲碁とか、あまり得意では無かったり致します】
【そしてこうも早くお相手がみつかると思っていなかったので、遅れてすみません】

【……クーリング、オフ?】
【大槻さんが連日ロール続きでお疲れでなければ、お相手頂ければ嬉しいです】
【シチュエーションにご希望はございますか?】
567大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 22:18:03 ID:YbUYN1LE
【お気遣い感謝!です】

【いくつかあるのですが…】
【以前避難所で話した事のあるネタなんですが】
【保護対象としての「妖」と此方が狩る対象としての「妖」がブッキングした】
【ここ最近謎の人体発火現象が続発して疑いを懸けられている】

【この二つあるのですが…】

【先輩の方で何かありますか?】

【あとプロフは新スレの方を参考にしてください…すみません(汗)】
568媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 22:26:06 ID:clFB2JYz
【いいえ、です。そちらこそ立候補下さってありがとうございます】

【1については貴方が異形を狩る方ならば、少し難しいかもです。
 私のプロフを見て頂いたら分かると思うのですが、私も異形を狩る側なので滅多に保護はしないかと
 ――ですけれど、例外が必要なら作ります。別所からの依頼、とか】
【2については、まず前提としてここ最近「謎の人体発火現象」が続発していて
 たまたま貴方が能力を使って異形を丸焦げにでもしているところを見て、それから――という感じでも大丈夫ですか?
 もしくは、こちらが既に貴方のことを調べあげていて、でも問題なしです】

【他は――そうですね、避難所の流れ的には「3.大槻さん、私と不倫してくださいますか?」
 って聞くところなのかもしれませんけれど……ふふ、冗談です。上二個のどちらか、で】
【小競り合いか戦闘なら1、殺伐的話しあいメインなら2になると思います】

【プロフは了解。では、私の方も新しいスレの方を参照していただければ幸いです】
569大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 22:37:11 ID:YbUYN1LE
【となるとやはり人体発火ネタが一番しっくりきそうですね】

【展開としてはそれも面白いですね】
【別パターンとしては犠牲者が現場にいる状況で
真犯人を取り逃がした現場を先輩が目撃または遭遇するとか】
【その場では軽く戦闘するのですが自分が逃げます】
【その際生徒手帳を落とし(お約束!)翌日大変な事に…みたいな(笑)】


【不倫は…いろんな意味でシャレになりませんから(汗)】
570媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 22:44:01 ID:clFB2JYz
>>569
そして【】はのけます、ね。

シチュエーションは了解、です。では――書き出しの前にどう致しましょう?

1.最初から後日編までみっちりやってしまう
2.最初の出会い編だけやっておいて、続きは次回のロールにまわす
3.後日編はプロローグ的にさくっとすませて後日から始める。
  その場合、学校で私が貴方を尋ねるところからもあり、夜に再び貴方を尋ねるもあり、であります

……ふふ、もう。お茶目な冗談でありますのに。
お互いに絶対に選択しないからこその、です。
それに、私だって貴方の相手を選ぶ権利はきちんと尊重致します。(おかしそうに笑いながら)
571媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 22:44:41 ID:clFB2JYz
3について。さくっとすませるのは出会い編ですね。つまり、後日編から始めるということでっ。
572大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 22:52:20 ID:YbUYN1LE
おなじく【】省略

おもしろそうなのは「真犯人」を取り逃した所で
遭遇っていうのが面白いかも、と個人的に思っていたり。
つまるところ…2のパターンですかね。


怖い…コワイですよ…カテジナさん(←イミフ)

となると書き出しは自分からの方が自然な流れですね(笑)
573媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 22:56:13 ID:clFB2JYz
>>572
了解です。時間も時間ですから、
全部みっちりだと結構かかってしまいそうですし私もその方が、ありがたいかもしれません。
それでは、それこそさっくり邂逅だけ編ということで、
――お言葉に甘えて、書き出しお願いできましたら、嬉しいです。

……むう。お茶目な冗談でありますのに、怖いところなど。笑うところです。(←)
先に。今夜は宜しくお願い致します、大槻さん。
574大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 22:58:58 ID:YbUYN1LE
では書き出し致します故暫しお待ちを。

あと確認なのですが、先輩の「霊刀」の刀身は「霊力」という事でよろしいのでしょうか?
575媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 23:01:12 ID:clFB2JYz
刀身――というよりも、全部が全部霊力の塊である状態、と解釈していただければ。
凄くファジーに説明するなら、霊力の塊を練り練り粘土のように練って刀にしている、ということで。

ですから、斬撃に乗せて霊力を飛ばして軽い衝撃派くらいなら放てますが、
結構力を使うので、あまり連発は致しません。
576大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 23:21:14 ID:YbUYN1LE
【では改めてよろしくお願いいたします(礼)】

(この街の夜とは正に「不浄」の集まりでもある)
(人の心の奥底にある負の感情−妬み・恨み・嫉妬・欲望−が「奴ら」を呼び覚ませる)

クッ!遅かったか!!
(断末魔の叫びさえ出来ずに燃え尽きている犠牲者)
(足元には犠牲者の両足しか残されおらず…おそらく犠牲者は女性であろう)
(焼け焦げたブランド物のハンドバッグが痛々しく目に止まる)

あれかっ!…逃がすかよっ!!
(赤紫色した「ソレ」を見つけすかさず「バレット」を五発程撃ち込む)
(…がそいつは嘲笑うかの様に撃ち込んだ「バレット」を全てかわし)
(壁の角に黒い霧となって吸い込まれていった…)

……逃げられたか……!!!
(…警戒しろ!気を抜くな!と本能が訴えている!)
(…まだ…終わっていない!!)

【お待たせしました!】

【現場は建設中のビルのやや広い資材置き場に面した道路って事でお願いします(ペコッ)】
577媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/13(月) 23:31:38 ID:clFB2JYz
(――連続人体発火事件)
(このところこの街でそういうものが続いているらしい。まともな一部だけを残し、
 被害者の全身が焼失しているのだという。……その事件が公表されているのか、
 それとも警察の方でマスコミにいかないように止められているかは知らないが――どちらにしろ「自分の分野」だった)


(人もいない夜。
 建設中のビルやら資材置き場やらが並ぶその道路で何かが光輝いたのを見た。
 黒く動きやすそうな服に身をまとった女は、髪を仕舞い込んでいる帽子をかぶり直した)
(長い髪も今は帽子の中。あまり豊満とはいえない体つきからして、パッと見は男にも見えそうである)
―――――。
(そして、その女が少年を見つけたのは、丁度彼が追っていたそれが消えてしまってからだった)

(少年の足元には、事件被害者と似通った状態になっている何か)
(焼け焦げたブランドバック。色々なものが焦げるときの、あの、何とも言えない匂い)

………やったの、貴方″?

(軽く肩を回しながら、黒衣の女は首を傾げた)


【こちらこそお待たせいたしました】
【容量もみつつ、宜しくお願い致します……場所も了解です】
【何か問題があったり、質問などあれば遠慮なく仰ってください。では、宜しくお願いします】
578大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/13(月) 23:53:17 ID:YbUYN1LE
>>577
(刹那−人の気配を感じ取るのと声が掛かかったのはほぼ同時で−)
(声の主を見定めようと周囲を確認しながらゆっくりと向き直る)
(そこにいたのは−黒衣を纏った−声からして女性であろう−者がいた)

…あ〜と……参ったね…どうも……
(警戒をしつつ次の一手を考える)
(焼け焦げた犠牲者、取り逃がした赤紫色の「奴」、そしてココにいる自分)
(もはや…弁解や言い逃れは出来ない雰囲気だな…これは)

違うと言えば…信じてくれますか?
(相手の目を−呑まれない様に−真っ直ぐに見つめて)
(右手を後ろに隠して「バレット」をチャージ左手に「磁力」を纏いつつ)
(相手の動作を注意深く…見逃さないよう観察している)


【右手の「バレット」もそうなのですがプラズマ色は青白なので】
【隠しているつもりでもバレバレです(笑)】
579媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/14(火) 00:07:42 ID:OqRfh/Y+
>>578
(まだ少し暑さの残る秋。夜は少しは涼しいが、それでも秋に相応しくない暑さ。
 ――皮手袋をした右手で首元をひとつ開けるような仕草をしながら、女は傾げた首を戻した)
……信じないことも、ない。
でも、その冷静ぶりを見ると、何とも言い難いところ。
下手につくろうこともできない馬鹿か、諦めの良い馬鹿か、――場馴れしている目撃者か。

いくらでも想像はできましょう。
ですが、どちらであるにしろ何にしろ……私は私に牙をむくなら、むきかえす。
まあ、この状況においては――、
“無理矢理”にでも貴方にお話を聞こうとしている私は、
貴方に既に牙は見せずとも、唸るくらいはしているかもしれませんけれど。

(黒色の目で少年の瞳を見返す)
(こちらを真っすぐ見ている少年の目には、一般人ならぬ意思の強さが垣間見える。
 犯人か、目撃者か、共犯者か――何にしろ、異能者、異形……常ならぬ存在に代わりはないと思った)

……まずは、貴方の能力でそれが可能か否か。そこが問題でしょう。
(彼の後ろに見える僅かに見える青白い光)
(霊力か、もしくは――電気? ただ何にしても厄介そうなものであることは違いない。
 ひとつ溜息をついて、彼女は左手をかざすと――手首を翻し、手品のように一本のダガーを取りだした。
 戦闘意思表示。とはいえ、それは霊力の産物でなく、彼女が所有している暗器。つまり鉄)

【了解です】
【これか次かで容量になると思いますので――アドレスは>>562に、と】
580大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/14(火) 00:27:58 ID:T3qdAJAF
>>579
いいえ、どれも「ハズレ」ですね…
(右手にチャージした「バレット」を一発彼女の足元に撃ち込む)
(青白いビー玉サイズの弾が地面に着弾と同時に吹き上がる土砂)
(その間に資材置き場から面した道路へと走り向かう)

僕は…どちらかというと「ヒト」は専門外ですので…
あなたには悪いのですが…このまま逃げさせて貰います!
ここで捕まると後々面倒くさくなりそうですから。
(彼女の行動に気を配りながら考える…逃走ルートは完璧に確保したはずだ)
581媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/14(火) 00:41:38 ID:OqRfh/Y+
>>581
(放たれる青白い発光体。その輝きの所為でわずか大きく見えるそれ。
 本来の弾ならなかなか視認しにくかっただろうが、「ソレ」は指先から放たれた瞬間すぐに見えた)
(半分反射的に足をひいて、数歩跳ぶように下がる)
(自分を狙われていたら避けられたか分からないが、足元を狙われた――らしい)

――――ッ、
(吹きあがる砂煙にわずか目を細めながらも、この女もこれでも猟狗)
(声の方向に突っ切ってその土煙を抜けると、男を見つける。
 次に何をするか、少なくとも相手は頭のキレる人物のようだ――それならば、
 頭の良い人間なら、おそらくこの状況において最上の逃走ルートをはじき出す、はず)
あら、逃げなければこじれないお話もあるかと存じます……ッ
(懐に突っ込んだ彼女の手が取りだしたのは一対の圏)
(乾坤圏――約30センチ程度の金属製の輪状武器――。
 形としては「O」で握る所以外は輪の外側が刃になっているそれは、
 投擲された瞬間から真っすぐと彼の腰から下の部位を狙い、銀色の牙で宙を裂きながら飛ぶ)

(だが一対のうちのひとつは、違う場所を狙っていた)
(道路へ出る出口の近く。絶妙なバランスで置かれ重ねられている資材へ向かい、
 ―――丁寧にバランスよく並べられたそれに思いっきりぶつかり、ぐらりとその資材の山をぐらつかせる)
(そのまま倒れればどうなるか、想像は容易なはずだ)


582大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/14(火) 01:07:23 ID:T3qdAJAF
>>581
!っ…あれを抜けてくるなんてっ!!
(普通は怯むか足止めになるはずの−所謂目眩ましによる時間稼ぎ)
(その目論みは脆くも崩れ去り−ならば次の手立てを…!!)

(さすがに振り向いている余裕なんてものはないはずなのだが…)
逃げていなくても…拗れるときは拗れるんですよっ!!
(反射的に振り返り思わず相手の問いに答えてしまう)
(瞬間、何かが投げ放たれた…わずかな月明かりがソレを映し出す)

 …仕方…ない…か…

(左手を思わず解放、自分の前に「フォースフィールド」を展開)
(自分に向かってきたソレは「プラズマのフィールド」によって防がれ…蒸発する)

(しかし…資材置き場に向かったソレは気付いた時は遅く…衝撃により崩れ出す)
…うわぁ……マジですか……。
583媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/14(火) 01:19:47 ID:OqRfh/Y+
(声をかけるのは、声が聞きたいから)
(――視界の悪い状況で頼りになるのは聴覚だ。
 振りかえってくれた彼の方向に向かって投擲も、返答があればより正確さは増す)

――――…ッ。
(だが、次の瞬間。自分の黒色の目に映った光景に、
 砂煙をあげられたとき以上に、女はどこか怯んだ様子を見せた)
(何かの壁が自分の圏を阻み、あろうことか「焼失」させた――あれは、蒸発、か?
 だとしたらとんでもない熱量だ。
 ――そして、今回の犯人になりうるだけの能力。もちろん、犯人と断定はしていない、が)

(――この少年を下手に深追いすると、おそらく痛手を負う)
(場合によっては退くこと、そして逃げ切られる可能性も視野にいれておかなければ。
 そんなことを考えながら、じり、と足をすべらせて地面を踏みしめて地面を蹴った)

残念ですけれど、……マジですよ?

(逃げ場はなくなったわけでない。ただ、自分は最短ルートを潰しただけ)
(崩れ落ちた資材は丁度出口の前に雪崩れたが、
 もちろん、まばらに崩れたので通れるところが一切ないわけではない)
(これは、足止め――。とはいえ、この短時間で得た感触として、この少年もただでは止まるまい。
 どうにも頭の回転がいいうえに、場馴れしているような印象を受ける。
 そんなことを思って鋭く見据えながら、じり、と距離をつめようと、足を一歩踏み出した
584大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/14(火) 01:44:48 ID:T3qdAJAF
>>583
(まさか…こんな方法でこのルートを潰してくるとは…想定外だなぁ…)
(かといって「フォースフィールド」張ったままでは移動できない…)
(足止めするつもりが見事にされてしまった…か…ふぅ…)

…結構危ない事をするんですね…おねーさんって…
(左手をフリーに−『フィールド』を解除したらしく−動かしながらの
現状での周囲の状況を確認…入口は建築資材が散乱、目の前に
…いらっしゃいます、か…)
そりゃ…僕も綺麗なおねーさんになら捕まってもいいんだけど…
(上を見上げる…月明かりに照らし出される建築途中の建物−無骨な鉄骨−いける)
でも…今はダメなんだ…ゴメン…
(左手を上にあげながら申し訳なさそうに顔を俯かせる)
(次の瞬間…吸い込まれていく様に建築途中の建物…地上から約10m先の鉄骨…に掴まっている)
585媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/14(火) 01:54:36 ID:OqRfh/Y+
>>584
このような格好をしていて、綺麗かどうか、分かるのですか?
(女性らしい髪はしまわれている。帽子もかぶっているため目元も暗いだろう。
 こんな姿で綺麗と分かるのか、とでもいうように小首をかしげ首元をのボタンをしめる)
残念ですけれど、私は泥塗れて相手を追う猟狗ですから。
貴方を捕まえるその手は綺麗じゃなくて、基本的に泥まみれです。
綺麗なお姉さんを御所望なれば、貴方が犯人だった場合に尋問の方を―――…ッ!?
(「綺麗なお姉さんに手配するくらいしかできませんけれど」)
(そんな軽口は最後まで言わせてもらえなかった。
 気づいた瞬間には、まるで彼は飛ぶように上へ上へ――そうして)

――――…。
(空中浮遊。否、……それならばとうにやっているだろうし、建物側に逃げることもない。
 ならば何の能力だ。あのかなりの熱量の障壁、青白い光――、
 電気使い?だが、それだけでは今の光景は説明できない――全く、「異能者」は何でもありだ)

くっ―――ッ!
(この女は基本的には諦めが悪い)
(だが、さすがにこの距離では、そして相手の位置では分が悪いと判断したのだろう。
 先ほどの圏があれば狙えたかもしれない、だが、この手にあるのはスローイングダガーだけだ)
(それでも、その人影に向かって鋭いダガーを投擲する。もちろん、入り組んだ鉄骨に阻まれ、届くことは無い)
586媛名 葵 ◆YJKujNK4t6 :2010/09/14(火) 01:56:06 ID:OqRfh/Y+
【と、全然さきほど申したときよりもってお恥ずかしい限りですが、
 そろそろ次スレ――で、しょうか? 一応、最後近くに誘導をぺたり、としなおしておきます】

次スレの案内

>>562http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1284376235/
587名無しさん@ピンキー:2010/09/14(火) 01:59:49 ID:/FCfVFlk
テス
588大槻 紫紋 ◆qUetENTaKU :2010/09/14(火) 02:19:57 ID:T3qdAJAF
>>586
【新スレに落としてきましたよー】
【といってみるニダ】
589媛名 葵 ◆YJKujNK4t6
【拝見いたしまして、今レス作成中でした。
 まだ書けるようですから、一度移動の挨拶を。――レスはもう少々お待ち下されば嬉しくっ】

【というわけで、次スレに移動です】