(上手くやってくれたようだ。ここまでやってくれれば充分!)
(即座に距離を詰めて男の首を抉ろうと拳を突き出した)
(だが。 次の瞬間には。 近くの樹に叩きつけられていた。)
ッ……が、…う…ぁッ……!
(視界が揺らぐ中、男の方を見つめる。そこにあったものは)
(少女の背中からいつの間にか赤黒い細い管が伸びている。管の先には球体がついていて)
(その球体には牙のある口のみがあった。どうやら、あれが自分を弾きとばしたらしい。)
ド ク ン
(脈動するような音。それと共に球体が肥大し、その凶暴な口を開いて少女の体をその内に納める。)
(赤黒い球体が蠢き、何かを形作る。蜘蛛のような六つの鋭利な足。それに支えられた不釣り合いな小さな胴体。)
(その肩からは胴体の1.5倍ほどの太さと大きさを持った腕が形成される。)
(エイリアンを思わせる刺々しい頭部が現れ、顔は球体と同じく口しか無い。)
(そして胴体からは先ほどの少女が両腕と両足を埋め込まれるようにして浮き出、)
(裸のまま目を閉じ、頭を垂らしているその少女を守るようにして水晶のようなドームが出現する。)
【続くよー】
「アテが外れたなァ!奥の手だって言ってんだろーがァ!
これぞ俺の組織が開発した技術!!まだ試作段階で失敗も多いがこいつは成功作!
偶然異形と合成された人間を入手し、その技術をなんとか真似した結果がこいつだ!
人の姿をしたやつがインプットしたトリガーの発動によって異形となる!
こいつァキくぜぇ?何せヒトの姿をまざまざと見せつけるからなァ!」
(引き倒されたままべらべらと喋る男。)
(顔に張り付いた異形を振り捨てて、鞭を解こうとしているらしい。)
…くぁ……あいか…なんとか、あの子を助けよう…!
けど、難しいと思ったら…あいかだけでも逃げるんだよ……!
…いいね!?
(ふらつく頭を振って、頭を無理矢理たたき起こす。)
(あんな体にされた子を、見捨てることなんてできない。けど。)
(傍らの少女を危険な目に逢わせることもできない。)
>>554-555 …いろはさんっ!?
(これで終わらせることが出来る………そう思っていたが故の驚きだった)
(何が起きたのか、男、そして少女の方に向き直る)
……何………、一体……あれは………???
(見慣れぬ光景に言葉を失う)
(少女の背中から伸びる細い管とその先の球体の存在)
(いろはさんが叩きつけられたのはあの球体の仕業なのだろう)
く……っ、
(対して、自分は水鞭を締め上げて男の身動きを封じることに専念しており)
(いろはさんに対してサポートをすることが出来ない)
(本当に出来ないことは無い、しかし、今彼女の足を引っ張ることだけは避けたかった)
(水鞭をそのままキープしつつ、少女へと改めると、さらに禍々しいものへと変化していく様子が見えた)
………………そ、そんな、、、
(今までの異形とは格が違うと見ても良いだろう、しかし、今の自分なんかが立ち向かえる相手なのか)
(寒気と恐怖心が体を包み込む………、今まで以上の危機感を覚えた)
(しかし、怯えた心に響く男の声、そしてなにより、いろはさんの決意がわたしを奮い立たせる)
………きっと、わたし達で助けましょう、
あんなロクデナシの好き勝手にはさせたくありませんっ!!!
(目つきを変えて冷静に男を見据え、水鞭で捕らえている男をさらに締め上げる)
(甘いと思われるかもしれないが、殺す様なことはせず、ただ思い知らせるかのように絞め痛みを与えて)
わたしは………………あの子を助けるまで、逃げませんっ!!!
(裸となって浮き出た少女を見据え、やはり水鞭を維持したまま身構える)
「ぐぁがが…がぁ……!ふははは、俺を殺しても拷問しても意味は無いぜぇ…?!
おら『ユキ』、ぼさっとしてねーで応戦しゃーがれ。」
(呼気が漏れる口を開閉して、その腕を振りあげ鞭を切断せんと思い切り振り降ろす。)
(更に、六本の足を不気味に動かし一気に距離を詰めていろはを狙う。)
(横っ飛びで太い腕をかわして、思い切り背中を蹴り飛ばし)
あいか!そっちのやつを殺しちゃったらこの子を一旦元に戻す方法もわからなくなる!
とにかく動きを止めてからじゃないと話ができないよ!
それに、多分だけど……あいかを護りながらは難しいかも…。
(ぎちりと足を動かして立ち上がり、近くの樹を一本引き抜く。)
(両腕を使い、それを愛華に向かって投げ飛ばして更に突撃を開始する。)
(投擲されたそれを横から蹴りつけてなんとか軌道を逸らすが)
(異形の方は愛華に向けてその巨大すぎる腕を正に振り降ろすところであった)
あいかッ!!がんばりすぎちゃダメ、逃げてッ!
>>557 ………
(無言のまま何の抵抗も無く、水鞭は切断された)
(しかし、切断されて効力を失うかと思われた水鞭は蛇の様に男を縛り続け、継続して身動きを封じる)
(術者である当人は手元に握っていた水鞭を親指で支えつつ、前に差し出して手を広げ力を男に絡む"水縄"へと送り込む)
……………暫く、黙っていてくれますかー?
(怒りを押し殺した声で男を一瞥して、異形と化した少女に臨戦態勢をとる)
いろはさんは………自分の出来ることに専念してください、
わたしは………大丈夫ですから!
(わたしに向かって投げ込まれた樹木はいろはさんが制したが)
(代わって異形はその"腕"をわたしに向かって振り下ろしにかかる)
………んんんっ!
(左手を上に構え水の壁を作り出し、その腕の勢いを殺すと、並みの動きで減少した腕の速度に対応して回避)
やあああああっ!!!
(水壁が衝撃を受けてしぶきを上げる中、そのしぶきの向こうにある腕に向かって改めて水鞭を作り振るう)
(水鞭は見るものが見れば、まだ幼い龍の姿からだんだん成長していく様に力が増していくように見えたろう)
(そして、しぶきを受け力を増す水鞭はわずか先にある異形の腕を引き裂き、喰い千切り、その存在を無き物とした)
(男が静かになる。どうやら力が強すぎて気を失ったようだ。)
(片腕を食いちぎられた異形は苦しみの絶叫をあげる。それに伴い少女の片腕にも裂傷が刻まれる)
あいかっ、やりすぎるとこの子にもダメージがあるみたい!
もう少しだけ力を抑えないと!
(足を払って異形の体を地に倒れさせる。更にもう一方の腕の中程を思い切り殴りつける)
(何度も、何度も、何度も。機能を停止させて無力化させるべく。)
(殴りつけることに集中しすぎて、異形の口から放たれる糸に反応できず)
しま…っ……くっ!
(絡めとられ、腕に捕まれ捕獲されてしまう。)
(異形はそのままいろはと少女を同一直線上に掲げ、人質として扱うようだ。)
あいかッ!あたしに構わないで!この子にダメージを貯めるの!
(しかし、異形はそのまま口から毒液を吐き出して愛華を狙う。)
(同時に糸も吐き出し、体を絡めとろうともする。)
>>559 ………!?
(どうやら、随分厄介な異形らしい)
(いろはさんの声で少女の腕の裂傷を確認すると、一旦水鞭を引き戻し)
(そして改めて異形へと振るいかざす)
(攻撃の主体は"腕"に)
(残る五本の腕の動きを水鞭で制しながらダメージを貯めていく、そんな最中だった)
いろは……さんっ!
(迂闊だった、腕に攻撃を集中していたため、口から放たれた糸にまったく気づかなかった)
………はあっ、ん!
(僅かな隙を異形はついて攻撃を仕掛けてくる)
(ギリギリ何とか回避して、水鞭を振るい続ける)
(出来るなら、そこに気絶して転がっている男のように縛り上げて身動きを取れなくしたいものだが)
(そこまで出来るほど力を出し切れそうに無い)
(もし出来たとしても、その後力尽きて、異形の餌食となってしまうだろう)
……………………、
(考えろ……、考えて考えて、考え抜いて、この状況を打開するんだ!)
(未熟なわたしだけれど、あきらめなければきっと、希望は見えてくるはず)
!
(とっさに水壁を作り、毒液を防ぐ)
(しかし、糸は一点で水壁貫き、反応が遅れた腕のみを捕らえた)
【そろそろ時間も時間ですし凍結にさせていただきますねー】
【また避難所で都合のよい日をお知らせいただければと思いますー】
【今夜はこんな遅くまで本当にありがとうございましたー、ごゆっくりお休みくださいー】
【スレをお返ししますねっ】
562 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/04(月) 13:11:32 ID:akjd2icE
曇天
563 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/05(火) 22:53:28 ID:OArbUedU
不浄
【氷華とのロールにスレをお借りするわ】
えぇ、もし良かったらまた作ってくれるかしら?
(ころころと表情を変える氷華をどこか面白そうに見つめながら)
もう…謝らなくていいのよ。本当に気にしないで?
ミスは誰にでもあることでしょう。
(しょんぼりして謝る氷華に、優しく声を掛けて)
────え、お風…呂…?
(突然入浴の準備を始めた氷華を見て戸惑う)
あ、あの、私、お風呂は…いいわ。
もう直ぐ消灯時間になってしまうし、部屋に戻って何とかするから…。
(遠慮がちに首を左右に振って、席を立とうとしない)
(普段から肌の露出を最小限にしていることもあり
他人と一緒に入浴というのはどうも気が引けるのだ)
【この後の展開を考えたのだけど…】
・前回までの打ち合わせ通り、大浴場に行く
・お風呂行かないで部屋で着替え→脱いだら勢いであんなことやこんなことに
(退室しようとするけど壁が出現して逃げられず)
【…とか色々。氷華は何か考えていた展開とか、あるかしら?】
【お借りいたします】
えぇ、先輩なら大歓迎ですよ。
料理は他の人に食べて貰って初めて作った気がしますし。
(他人に必要として貰える事は一番嬉しいらしく)
はぃ…、でもごめんなさい先輩。足元よく見てませんでしたし…。
(涙目になって謝っていて)
ええ、お風呂ですけど?(それが何か?といった表情で)
えー、でも紅茶被ったままだと匂いついちゃいますし、髪も痛んじゃいますって。
消灯時間が近いから行くんですって。私の部屋とかお風呂の近くは見回りあんまり来ませんし。
(霞の手を取って半ば強引に連れて行こうとする)
【お風呂で良いんじゃないかなぁって思います】
【部屋で着替えても紅茶臭が…!】
【この前言ってた壁あってもテレポートの話ですけど、壁あって向こう側見えなかったら】
【うまくテレポートできないと思うんですよね。】
【霞先輩の能力のレベルによりますけど】
【お風呂上りに何としてもパジャマを着せてみせます…!】
ほら、言ってる傍から謝らないの。
私は気にしていないんだから、そんなにしょげないで?
(涙目の氷華の頭に「ぽん」と手を置いて、子供をあやすかのようにして)
とにかく…、服は濡れてしまったけど、私も氷華も怪我しなかったんだもの。
むしろ良かったじゃない。
だから、ね?元気出しなさい?
(それからわしゃわしゃと頭を撫でる)
いやでも、着替えも持ってきてないし、やっぱりいいわよ…。
その、後で自分で入りに行くからっ…あ、ちょっ…氷華っ!?
(氷華の読めない行動に振り回されるがままに、結局大浴場まで移動することに)
【それじゃあこのまま移動しちゃいましょう】
【んー…どうかしらね。目的地まで全力疾走しているわけじゃないから、
壁にぶつかるとか、妨害されるっていう考えがそもそも無いわけで…。
それを言いだしたら校舎内ですら移動できないこともあり得るわけだし】
【まぁ…能力議論は始めたらキリがないから、その辺は話の流れとノリに随時合わせるということで】
>>566 ふぇ…?は、はい、先輩。
(撫でられて落ち着いたらしい)
お恥ずかしい所をお見せしちゃいました…。(頬をポリポリと恥ずかしそうに掻いて)
そういって先輩は行かないのはわかってるんです。
着替えならありますから行きますよ!
(風呂の用意を片手に、霞の手を引いて大浴場へ)
時間ギリギリだけあって誰も居ませんね。
(そう言って恥ずかしげも無くパジャマと下着を脱ぎ捨てて)
背中と髪の毛お詫びに洗わせてください。(懇願するように)
【そういえば学校で跳んでましたね】
【能力の壁で干渉されて、計算が狂って落ち着かないと跳べない!とかどうですか?】
ふふ、いいのよ。
氷華が笑顔に戻ってくれればそれで、私は満足だから。
(恥ずかしそうにしている氷華に、安心したようにため息を一つつく)
着替えって、そんな、氷華の服は小さいからきっと入らないわよ
…って、氷華っ、人の話は最後までちゃんと――
(そのままずるずると大浴場まで引っ張られていく)
(脱衣場には人の気配はなく、浴室の方からも物音一つ聞こえてこなかった)
(どうやら誰もいないようだ、と胸を撫で下ろす)
そ、そうね…。良かったわ…。
これで混み合っていたら、流石に引き返そうと思っていたから…。
(諦めた様子でそんなことを言いながら、自分も濡れた部屋着を脱いでいく)
(自分の体にアイスティーのほろ苦い香りを感じながら、タオルで体を隠して浴室へ向かう)
(洗い場の椅子に座ると、メガネを手の届くところへ置いて、体を洗おうとする――が、氷華に話しかけられて…)
お詫び?…な、なにもそこまで気を遣わなくてもいいのに…。
まぁ…いいわ、それじゃあお願いしてもいい?
(座ったままじっとして、氷華の行動を待つ)
(周りが湯気で曇っている上に、メガネを外しているため、下手に動けないようだ)
【んー…細かい設定はこれからじっくり練っていくとして、そうね、とりあえず今回はそんな感じでやってみるわ】
>>568 先輩の為に作った服がありますから!(だから安心しろと言わんばかりの顔をして)
(見えない角度ではほくそ笑んで居るのだが)
お風呂は人居たらのんびり出来ませんからね。(霞と対照的に体を一切隠さずに)
お湯かけますねー。
と、その前にタオル取っちゃってください。
濡れたら身体拭けなくなっちゃうじゃないですか。(もっともらしい事を言ってタオルをはぎ取ろうとして)
【私が落ち着かせないから実質壁越えは阻止させてみせます!】
【遅くなりましたが今晩もよろしくお願いします】
>>569 氷華の作った服?
…ていうか、いつの間にそんなもの作っていたの?
(一瞬、「手作りです!」と言っていたあの黄色いパジャマが思い浮かぶ)
(いや、まさか…ね、と考えて苦笑するが、氷華の自信満々な態度が逆に不安を煽る)
え、あ、あぁ…ごめんなさい。っ…自分で取るから、ま、待ちなさい氷華っ。
(どこか渋々と体を隠していたタオルを取ると、手を伸ばして濡れない位置へ置く)
えっと…氷華も洗わないといけないし、私のは適当でいいわよ?
消灯時間回っちゃったら困るし…。
(大浴場から氷華の部屋までが近いのが幸いだが
流石に時間も時間なので、体の前の方を洗いながらそんなことを言って)
【…ま、私もそうなると思ってたけど…(苦笑)】
【えぇ、こちらこそよろしくね。時間は何時までなら問題無い?】
>>570 先輩のスタイルはある程度見たらわかりますし、作っちゃいました。
プレゼントするつもりだったんですけどここで使うとは思いませんでしたよ。
(悟られないように急に真面目な顔になって)
どうせならしっかり洗っちゃいます。
じゃあ髪洗いますね。(そう言ってお湯をかけて)
霞先輩、髪綺麗ですね。
サラサラで指楽に通りますし。
(そう言いつつ髪を洗い終えて)
次は背中をお流ししますね。
(そう言って自分の身体に石鹸を泡立てて伸ばして)
動かないでくださいよ。えいっ。(そう言って霞の背中に抱き付いて身体をスリスリと動かして身体を洗う)
(前に回した腕は霞の胸へと伸びて)
【星治さん(壁)+私による妨害は完璧の筈…!】
【一時半くらいですかね】
>>571 そ…そう、どんなものを作ってくれたのかは知らないけど、嬉しいわ。
(黄色いパジャマが脳裏から離れず、顔が引きつる)
(氷華のような小さい子が着る分には可愛らしいが、自分が着るとなっては話は別だ)
(どうか普通の服でありますように、と内心強く願っておく)
だ、だから時間が無いって…――んっ…。
(頭からお湯を掛けられて、会話が途切れる)
(お湯が目に入らないようにと反射的に目をぎゅっと瞑る)
…そう?氷華のその長い髪もなかなかじゃないかしら?
そんなに長いと、毎日の手入れが大変そうね。
(視界が悪いので、氷華に身を任せて自分はじっとしたままで)
えぇ、お願いするわ。
………氷華?――ひゃっ!
(背中を…と言いつつなかなか洗い始めない氷華を不思議に思っていると
氷華に抱きつかれ、驚きのあまり悲鳴にも似たような声が上がり、肩がびくっと跳ねる)
ちょ、ま、まって氷華っ、悪ふざけはやめなさいっ…!
おかしなこと考えっ…ないで、普通に洗…ひゃうっ――ちょっとどこ触ってっ…!?
(胸にまで手を伸ばしてこられ、流石に我慢ならない様子で狼狽えながら、氷華の腕のなかでもがく)
(しかし体についた泡のせいでぬるぬる滑って、脱出できない)
【乙葉…あとで覚えてなさい…!(ゴゴゴゴ…】
【了解よ。それじゃああと1レスずつくらいで凍結にしましょう】
>>572 …?霞先輩どうしたんですか?(白々しく気付いていないフリをして)
(霞が着ている所を想像してにやけが止まらず)
急げばモーマンタイです!(知ってる言葉を適当に言って)
もう慣れちゃいました。だから扱いには自信ありますし、安心してください。(そう言って地肌を優しく刺激して)
効率的な洗い方ですよ、先輩。 (そう言って霞の胸の頂点を探し当てて弄り)
(全身を使って洗っているうちに刺激されたのか胸の頂点が固くなってしまい、霞に擦り付ける形となる)
んっ…。先輩ぃ…。
(甘い声が漏れてしまい、照れ隠しに指を霞の下腹部へ滑らせる)
(これらをしている間も身体を擦り付ける事は止めずに)
>>573 モーマンタイって…あなたねぇ……、んっ…ふ、ぁ…。
(平静を装おうとしても、ふるふるっとくすぐったそうに体が震えてしまう)
(小さく漏れ出てくる声も、反響して広い浴場に響いていく)
こ、効率…的…?
氷華の体も洗えるからなんて、そんなこと考えてるんじゃ…あっ!
や…、ひょうかっ……そこ…だめ…だったらぁっ…。
(胸の天辺についた小さな蕾を刺激されると、「くすぐったい」だけでは済まない快感に苦しそうに身悶えて)
んんっ…、ひ、氷…華っ…?
っは…ぅ、あなた、…自分が何してるかっ…分かってるの?
ふざけてるのならっ…やめないと…、あ…んっ…本当に怒るわよっ…。
(下腹部に入り込んでくる氷華の手首を掴む)
(弱々しく蕩けそうな声で、氷華を叱咤しようとする)
【そろそろ凍結ね。お疲れさま】
【次回はいつにする?私は今日と明日の夜なら22時以降空いてるけど、氷華はいかが?】
【氷華…もう寝てしまったかしら?トラブルじゃないといいのだけど…】
【それじゃあ…解凍の返事は避難所にお願いするわね】
【私はこの辺でお先するわ。ごめんなさい】
【スレをお返しするわ】
相沢…
【遅くなって申し訳ありません】
【レスが入れたつもりが消えてしまいました】
【それに気付くのが遅れてしまいました】
【申し訳ありません】
【場所お借りしました】
気付かないわけないだろw
うたた寝してただけのくせにw
【昨夜はすみませんでした】
【今晩もお借りいたします】
>>574 日本語で言うと問題無いってやつですよ。うりうり。
(そういうとわき腹の辺りへ指を滑らせて優しく擽って)
あんまり声出したら誰か来ちゃうかもしれませんよ?
(擽る勢いを強めて)
ええ、効率的です。
違いますか?(顔を肩のところから出して、顔を並べる形となって)
(追い討ちを掛けるかのように、耳朶を咥えて)
ふざけてると思います?
冗談じゃなかったらどうするんですか?先輩。(真意を読ませない無表情さで迫って)
(霞の言葉は馬耳東風とでも言わんばかりで)
(掴まれた腕を伸ばすことは諦めて、指先だけを秘所へと伸ばして、爪先を触れさせる)
なーんて、冗談ですよ!(普段どおりの笑顔を浮かべて何事も無かったかのように振舞う)
私も髪洗ったら湯船に浸かるので先に浸かっててください。
(そういうと隣のシャワーの前に座ってシャワーを頭に掛けていて)
【今晩もよろしくお願いいたしますね】
【スレをお借りするわね】
ひょう…かっ…あっ…や、やめっ…ひうっ…!
………っ、く…ぅ…。
(擽られると声が上擦ってしまうが、「誰か来ちゃうかも」の言葉に)
(顔を真っ赤にして、必死で声を抑えようとする)
違いますかって………、あぁっ…!
こ、効率的以前の問題があるでしょうがっ…!!
(耳たぶに触れた氷華の潤った唇の感触に、ぞくぞくと首筋が震え上がっていく)
(いやいやするように、慌てて顔を左右に動かす)
冗談じゃなかったら…?……………っ!!
も、もうっ…いい加減にして。
これがふざけている以外の、何だって言うのよ…!
(秘所に硬質のものが触れる)
(それが氷華の爪先と分かるより先にその刺激に反応して、体が一瞬強ばる)
…………………え、っと。
………………。
(いつも通りの氷華を見ると呆気にとられたような顔で暫し動けず)
(やがてコクコクとうなずいて、自分の体についた残りの泡を流していく)
(最早どちらが先輩なのかわからない光景だ)
【えぇ、こちらこそよろしくお願いするわね】
【この後の展開的には…何かして欲しいことあるかしら?】
【仕返しとか仕返しとか、それとも仕返しとか?(微笑)】
>>580 ――〜〜♪(鼻歌を歌いながら擽りを続ける)
(必死で声を抑えているのを把握して、完全に漏れるか漏れないかの瀬戸際を狙って)
急いで欲しそうなのは霞先輩だったじゃないですか。
(まるで、原因を作ったのはそちらだとでも言わんばかりの態度を取って)
(離れる間際に耳たぶを甘がみして)
――……?どうかしました?
(素知らぬ顔で身体を洗っていて)
霞先輩、まだ泡ついてますよ。
(そう言うとシャワーを向けて泡を落としていく)
私も洗い終えたので一緒に浸かりましょ。
(腰が引けているような霞の手をゆっくりと引いて転ばないように、湯船へと導いていく)
【えぅ…。じゃ、じゃあ、真ん中の仕返しでお願いします(びくびくとして】
【お風呂からあがれば、着せ替えのお時間ですよ(にやにや)】
………え、あ…、な、なんでも、ないわ。
(先程までの氷華の態度は一体なんだったのだろう
と考えていたら、思ったより時間が過ぎていたようだ)
(氷華にシャワーをかけられて、ふと我に返る)
め…眼鏡眼鏡――…と。そうね…まだ少し時間もあるし、ほんのちょっとだけなら…。
っ、あの…氷華、一人で歩けるわよ…。
(手を引かれるとそのまま湯船へ二人で向かっていき、体を湯に沈める)
ふぅ…それにしても、まさかこんなかたちで二回もお風呂に
入ることになるなんて、思っても無かったわ。
(氷華の隣に座って、ぽつりと呟く)
(アイスティーの件を気にするなとは言ったものの、先程の彼女の悪戯を考えると
さすがに何もせずに黙っているというのも、なんだか損した気分だ)
――ねぇ、氷華。
少しだけ、こっちを向いてもらってもいいかしら?
(隣にいる彼女に向かって、微笑を浮かべてそう告げる)
【真ん中の…ね。どれも一緒だと思ったら実は三択落ちっていう…――まぁ、了解したわ】
【えぇ、全力で拒否させてもらうわ(きっぱりと】
>>582 (霞の挙動不審さに悪戯成功か?とほくそ笑んで)
無理しないでください。ふらふらじゃないですか。
(そう言って一緒にゆっくりと湯船に漬かって)
ふぅ――……、お風呂は良いですね。
匂い取れたかな?(自分の腕をクンクンと匂って)
はい?何ですか、霞先輩。
(呼びかけられて振り向いた)
(表情と声色に若干の違和感を感じたものの、先ほどの罪悪感から逆らえずに)
【敢えての真ん中を撃ち抜きます】
【とはいう、着るものがタオルに私の制服のブラウススカート】
【それにパジャマしかないんですけどね!(風呂の用意参照)】
もう…氷華ったら。
犬じゃないんだから、そんなに真面目な顔で匂いを嗅がないの。
(自分の腕の匂いを確かめている氷華を見て、やれやれとため息をついて)
――………んっ。
(氷華が振り向き終えるか否かのうちに、既に手が動いていた)
(氷華の腕を引いて体を前のめりにさせると、その体を空いている手で抱き留めてそのまま唇を奪う)
ん…ふ、………ふぁ……んん………。
(軽めのキスにしようかとも考えたが、結局やめることはなく
氷華の唇に自分のを這わせたまま、舌先で彼女の唇を擽るように舐める)
(手は彼女の小さくすべすべな背中を、ゆっくりと撫で回して)
【まだ口の中まで行ってないから、ぎりぎり粘膜同士じゃない…かしら】
【氷華が良ければこのままもうちょっと深いキスも、と思ったけど…
そこまでしちゃったら、きっと乙葉くんの能力が消えてしまうわよね】
【うう…だったらタオルで部屋までテレポートするわよ…(ムッっとむくれて)】
>>584 だって紅茶の匂い付いたら取れませんし。うん、大丈夫でした。
霞先輩も取れてますか?
(霞の腕を取ろうとして)
……?
(霞に引き寄せられて唇を奪われて、現状が理解出来ずにポカンとしてしまい)
……!??(まさか、霞からそんな事をされるとは思わずに混乱して)
…んぅ…、ん…ん、はふ…。
(しかし、こちらも仕返しと言わんばかりに、霞の舌へと自らの舌を伸ばす)
(くすぐったさと、背中を撫でられて力が抜けて、瞳がとろんとなっている)
【星治さんとの接触が強力だったので、同じぐらい深くなるか、期限切れぐらいじゃないと大丈夫だと思います】
【だから、霞先輩を味わっちゃいます】
【それを妨害するのが私の役目!詰んでますよ!】
ん…む…、んぅ…んっ?
………はぁ……ちゅ…ん、んん…。
(熱っぽい吐息を交えながら、勢いに任せて深い深いキスを堪能する)
(すると氷華も下を絡めてきたので一瞬驚くが、もう後戻りはできなかった)
(舌を絡め、時折口腔内へ侵入したりして――――)
ふ…はぁ………。
(やがて満足したのかゆっくりと口を離す)
(するとそこには、すっかり瞳を潤ませた氷華がそこにいて)
あ…えっと………、ちょっとやり過ぎた、かしら…。
ほら、氷華しっかりして。もう上がるわよ?
ぼーっとしてると…くすぐるわよ。
(何事も無かったかのように背中をぽんぽんと軽く叩いて、氷華に声を掛ける)
【そ、そう…。それじゃあこんな感じで。あとは上がっちゃっていいかしらね】
【そういえば…今日も1時30分くらいまででいいのかしら?】
>>586 ん、はぁ…、ちゅ…んっ…。
(霞からキスされたのは予想外だったが望む所なのか、積極的に舌を絡めて)
(力が抜けたのか霞にもたれかかって、身体を委ねた状態で)
せ、先輩、やめちゃうんですか…?(とろけた顔を傾げて)
あ、はぃ…。
(ふらふらになりつつも脱衣場へ向かい)
(その時、就寝時間の合図が鳴り響いて)
【今思ったらお風呂セットに自分の下着すらありませんでした】
【つまり、霞先輩には逃げ道はありませんよ】
【今晩は一時ぐらいでお願いします】
【明日、今日より少し早いので】
…あら、それって…もっとして欲しかったってこと?
ちょっとした仕返しのつもりでやっただけなのに、…どこまでいけない子なのかしらね?
(とろけた顔で首を傾げられると、まるで子供に甘えられて
困り果てた時ように、やれやれと肩をすくめて氷華の頭を撫でる)
(ふらふらと歩き出す氷華を、くすりと笑いながら追って脱衣場へ戻る)
っ………い、今のチャイムってもしかして、消灯…?
(スピーカーから聞こえて来た、聞き慣れた音を耳にするなり、焦り出して)
ひ、氷華っ、ゆっくり着替えている時間は無いわよ。
急いで着替えないと、――――って聞いてる、氷華?
(隣でふらふらしている氷華に声を掛ける)
(ここから自室までテレポート…と考えたが、よく考えると距離が遠すぎて不可能だった)
(ならば一度氷華の部屋に飛んでから着替えてしまおうか、と考えるが
ぼーっとしている氷華にはなかなか自分の声が届かない)
【能力を使う、以外にはね】
【分かったわ、それじゃあ私はこれで本日最後のレスにするわね】
そーですね…。もっとして欲しかったのかもしれません。
霞先輩に叱られちゃいました…。(えへへ、と照れたように笑って)
(ふらふらとしていてチャイムに気付かずに)
…呼びました?
洗濯に出しちゃいましたし、着るものがこれだけしかありませんけどどっち着ます…?
私の責任ですし先輩が好きにしてくれて構いませんよ。
(そう言って例のパジャマか自分のブラウスにスカートを取り出して)
(タオルは濡れていて使い物にならなさそうで)
【ありがとうございます】
【私は、明日というか今日の23から1時なら大丈夫です】
【霞先輩がドSなら両方取られちゃう事に気付きました!】
【因みにパジャマはズボンじゃなくてワンピースタイプです】
【それじゃあ明日23時にまた避難所で待ち合わせをお願いするわ】
【………私がドのつくSですって?思い切って転身しようかしら…。運気(?)も上がるかも知れないし】
【氷華のブラウスじゃ、きっと小さいと思う。だから半強制的に黄色いのになってしまうのよね…】
【それじゃあ今日はお疲れさま。また今夜会いましょう】
【おやすみなさい、氷華。ノシ】
【スレをお返しするわね】
【了解しました】
【こちらこそお願いしますね】
【その辺は霞先輩の思うがままですよ】
【両方着ない、片方着る、両方着るですね】
【お疲れ様です、おやすみなさいませ】
【スレお借りいたしました】
592 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 15:58:54 ID:QUaeKj4u
四時
594 :
名無しさん@ピンキー:2010/10/07(木) 21:48:08 ID:QUaeKj4u
来ない
……ああ。こちらの準備は完了した。協力者も到着。
あのゲスはこちらで叩く。とにかく雑魚を逃がさないようにしっかり包囲しろ。ただし、あいつが来たら逃げて良い。で、場所を伝えろ。
…ああ、健闘を。
(携帯電話での会話を終えると、呼びつけた少年……水鏡 恭弥に向きあう)
さて、待たせたな。
(三日前)
(さる組織から、一人の異能者が脱走した)
(その異能は、有能ながら反社会的行為…有り体に言うと人体実験がひどく目立ち、扱いに困る存在だった)
(彼を放置した場合の被害は甚大ではないとした組織から、「十三天梯」にその処分の依頼が来たのが二日前)
(そして同日、近いエリアに駐屯していた紫に司令が下り、その紫は協力者として恭弥を呼んだ)
(タテとするのは、ゆりかから請求されている銃器周りの代金だ)
(…最初は押し付けたものだったとはいえ、金がかかるという事は、使っているという事でもある)
(現在位置は、市街地からはやや外れた所にある、ちょっとした公園の入口である)
(幾日かの調査、そして攻防の末、彼の異形がここに潜伏している事が明確になったのだ)
敵の名前は…<<鉱石愛好者>>。フェティシズムに溢れてるな。
年齢は四十二、外見も年齢相応。身長は俺より少し高い程度。体格は痩せ気味。メガネ着用。
名前の通りの石マニア。……だが、扱う石が悪かった。
(そう言うと、懐から乳白色に輝く小さな石を取り出し、かざすようにして見せる)
この石は死んだ人間の額に植わって、身体を乗っ取る。乗っ取りついでに身体能力も上げて、その上<<愛好者>>の意図通りに動く。
喋る事はないが、動きは生きている人間とほとんど変わらん。暗闇では薄く光るから、見間違える事はないだろう。
乗っ取る事ができるのは死んだ人間だけだ。薄情なようだが、乗っ取られてる奴を見つけたら好きなように行動を奪え。
<<愛好者>>を確保できればそれで良い。生死も不問。
相手は生きた多くの人間にこの石を埋め込んで、生きたままに発狂死させた正真正銘の悪人だ。遠慮するなよ。
【待たせた……! こんな感じでだ】
【括弧内の事情はおおよそメールで伝えた事にしてくれ。では、よろしく頼む】
待つのは慣れてますから。
(もう一度メールを確認して情報をおさらいする。
何かと借りばかりが多い紫から頼まれては断るわけにもいかない。
それに――今回の「ターゲット」は自分としても許すわけにも、いかない。
こちらも紫に向き直ると説明を聞きながら手の中の石を不審げに見やって――露骨に顔を顰める)
遠慮はいらない、殺しても構わない、要は始末しろってことですか。
(バックサイドホルスターから銃を取り出すとスライドを引き、セイフティは掛けたままだが、
いつでも臨戦態勢に入れるように左手に握って)
生きた人間にって…その手の人はどこにでもいるもんですね。狂ってる。
(冷たい怒りと、強烈な嫌悪と、沈んだ殺意で表情を満たして)
乗っ取られてる人はもう死んでる、死んでる人は殺せないから「行動を奪え」ですか。
(おかしくもないユーモアに皮肉に頬を歪めて)
この手の仕事って、よくあるんですか?
それと、二手に分かれて探します?それとも一緒に捜索したほうがいいんでしょうか?
そのあたり、僕は素人なんで紫さんの指示に従いますよ。
遠慮なんか――今の僕のどこをひっくりかえしてもしませんから、そこは信用してもらって大丈夫です。
(落ち着いてこちらに確認事項を伝える紫に、口数多く答える。
「人」を狩るのは初めてではないが、慣れているわけでもない。
やはり興奮か緊張か、怖気づいているのか?
普段どおりの態度で接することが出来ない自分に苛立ちを覚えて、それが表情にもかすかに表れてしまって)
【それではよろしくお願いいたします】
その通り。
生殺与奪は一任された。精神方面に問題がある異能相手にはよくある事だ。
死体が確保できればそれで良し。
(そう言うと、乳白の鉱石を懐に仕舞う)
(事務的、処理的な話し方をしている紫も、こういう事案に関しては、躊躇をするタイプではない)
(正義感、と言う価値観がまったくない訳でもないのだ。一応)
ああ、こういう世界の研究者にたまに現れるタイプだな。
人知れずディープな所まで足を踏み入れるから、善悪の観念が薄れるんだろう。
……ふん。
遠慮なんてされても困る。全力で行くぞ。
(やや興奮気味なのは、こういう場に慣れていないのか、己を発奮するためか)
(とはいえ、それを真直ぐに指摘して意識を萎えさせる事もあるまい)
捜索は一緒にだ。
既にこの公園は包囲されている。逃がさない事はあまり考えなくて良い。
…うっかり死なれてゾンビが増える方がよほど面倒だ。
(冗談めかし、軽く肩を竦める)
どのくらい死体を持ち込んでるか分からないが、死体の足止めは俺の方が適任だろう。
お前には<<愛好者>>本人を頼みたい。
それと、一応確認しておくが……不知火はいるよな?
――そういう人を、知ってます。
知っていました、かな。
(紫の「善悪の観念が薄れる」の言葉に、ウィンドブレーカーの上から、
鎖を通して素肌につけたハート型のブローチを握るように、胸の辺りに手をやって…)
他人がどう言おうと止まらないし、言葉を聞こうともしないんでしょう?
(銃のセイフティを落とし、両手で握りなおしてぐいと持ち上げていつでも撃てるようにして)
僕の方で死体を止める時は、例えば額の石を無理矢理引きずり出す、とかでも大丈夫ですか?
相手はおそらく痛みも感じないんでしょうから、それこそ足を斬りおとすとかのほうが有効そうですけど。
(互いの死角をカバーするように動くべきか、と思い、慣れないながらも紫とは反対側を注意するようにして)
本人の方が僕担当、了解しました。それじゃ足止めは任せます。
見つけ次第発砲して、それでもダメなら不知火で始末をつけますよ。
それに――不知火なら分かりませんけど、僕だってまだ死にたくもありません。
素敵な恋人でも見つけて青春を謳歌するまで、死んでも死に切れないじゃないですか。
(ブラックユーモアを刺激されたか、そんな場合でもないのに軽口を叩く。
目は油断なく辺りをさぐって――)
仕留めそこなうことだけはありませんから、と言っておきます。
(銃を目の高さに掲げ両手を真っ直ぐに伸ばし、視線の移動と銃口の先を動かすのを一致させる。
体の軸を意識して、やや大仰でぎこちなないが久遠ゆりかに教わった基本を忠実に実践して)
その<<鉱石愛好者>>の名前は?
(それほど重要なことではないのかもしれないが、一応確認してみようとして)
その通り。
言葉で止まらなければ、足を叩き切るしかないという事だ。
(言ってから、立ちはだかるとか罠をかけるとかいくらでも方法はあるか、と思う。思うだけだが)
ああ、大丈夫だろう。石さえなければ死体は動かない。
それができるのであれば、その方が労力は少なくて済むだろうな。
ただし、抜いた石は可能であれば持っておくか、捨てるにしても見つけやすい所にしてくれ。
清掃班が泣きを見る。
……フフ。頼もしいじゃないか。
(こちらから言うまでもなく、相互で視野をカバーするような動きを見せる恭弥)
(今のところ、彼の緊張は良いように働いているようだ)
とにかく、無理はしない事だ。焦らず、熱くならず。行くぞ。
(右手の手袋を脱ぎ、義手を露にして歩き出す)
(普通に歩くよりは少し速い程度の歩調で、あまり力も入っていない様子)
<<愛好者>>の名前は分からん。分かっていれば教えている。
……何故そんな事を? ………っと。
(舗装された歩道に、整然と植えられた並木道。街灯は、手配があったのか、点いているのと消えているので半々といった所)
(そんな中、行く手を阻むようにぼんやりとした白い光が揺れるように近づいてくる)
(が)
(右手を差し出し、人差し指、中指、薬指を同時に射出すると、ワイヤーがそれらの首に絡みつき)
ふん。
(紫が鼻で薄く笑うと同時に、左手を右腕に添え、電流を流す)
(それだけで、眼前の三体は容易く倒れてしまった)
……何の話だっけ? ああ、名前か。
名前を知ってどうなる、という話だったな。
(話を続けつつ、変わらぬ歩調で倒れた三体の元に迫り、確かめるように蹴飛ばして)
………行動は不可能らしい、と。
この調子で行くぞ。
(淡々と告げ、再び歩き始める)
まあ、石を引き抜くような無茶な真似は不知火の時しか出来ないと思いますが。
(普段の様子と何も変わらない紫を見て、少しだけ頭が冷える。
金属質の、一体何で出来ているのかもよく分からない義腕が一瞬街灯に鈍く光を反射して――
すぐに目を戻す。会話をひそひそと続けながら)
どうなんでしょう?自分が殺すはずの人の名前なんか知らないほうがむしろいいのかな…
(そのあたりはどうとも決めかねる。つい外に向けた意識を切った次の瞬間には――)
…!
(初めてみるワイヤーの動きに思わず息を飲んで、紫が相手を無力化するのを見守ることしか出来なかった)
なるほど…それなら確かに複数相手でも手間取ることはなさそうですね。
それなら僕もなるべくスマートに…
(人を、殺すのか?そうだ、その為に来たんだ、と自分に言い聞かせて表情を改める。
ためらったり迷っていたりする場合でもないし)
相手に殺されるだけの理由があるんだ、っていうのを確認したかっただけです。
…そういえば電気、なのかな、もっと派手でしたけど、電撃を使う異能の別の人を、そういえば僕知ってますよ。
(一度腕を振るうように大きく動かし、体のこわばりを解すようにしてから、
もう一度辺りを見回し、それでも無駄口は止まらなくて)
………
(三本の指を巻き上げつつ、ちらりと恭弥を見遣り)
無理にやれとは言わん。
効率を考えればさっき言った配分が正しいが、別に逆でも支障はないんだ。
相手が数で攻めて来る可能性がある以上、銃に頼るのは少々不安だが、な。
いざとなれば不知火もあるし、そうでなくてもお前ならある程度いなせるだろう。
ボクシング部……別に、辞めたら記憶を奪われるって訳でもないだろう?
【操作ミスにより途中書き込みった!】
【まだ暫し待たれよだ】
………
(三本の指を巻き上げつつ、ちらりと恭弥を見遣り)
無理にやれとは言わん。
効率を考えればさっき言った配分が正しいが、別に逆でも支障はないんだ。
相手が数で攻めて来る可能性がある以上、銃に頼るのは少々不安だが、な。
いざとなれば不知火もあるし、そうでなくてもお前ならある程度いなせるだろう。
ボクシング部……別に、辞めたら記憶を奪われるって訳でもないだろう?
休部だったか? 何があったかは知らんが。
殺されるだけの理由、な。
(ともすれば一方的で暴走しがちな観念だが、今そこに踏み込むべきではないだろう)
もっと派手な電撃の異能。
……伊織か?
(その名、いや苗字を呟くだけで、幾つかの過去が脳裏を去来し、思わず舌打ちし)
そいつの事は良い。別に大した存在じゃない。
(少々不自然に、焦りや苛立のようなものを含んだ声で強引に話を断ち切り)
……!
(まるで、そのタイミングを見計らっていたかのように)
(うっすらとした光が正面から五つほど、更に道の脇、木立の向こうからも右から二つほど、足音を潜めて迫ってくる)
(そしてその奥からも、少しずつ、しかし止まりなく、揺らぐ光が追加されて)
………打って出てきたか。
人数を少なくした甲斐があったぜ。
(そう言うと、少し小走りに前に出る)
ここからが本番だ。正面第一陣を散らしたら俺は側面を守る。銃と義手の両方が使えるからな。
性格的に、奴は正面から来るはずだ。死体を処理しつつ、逃がさんようしっかり注意しててくれ。
(そう言うと同時、先程の要領で正面の五体を瞬時に処理し、歩道から木立に踏み入る)
(恭弥の正面には、倒された五体を踏み越え、更に多数の、額を薄く光らせる死体が歩み寄って来て)
【長くなった、済まん!】
【そして次スレに移動するとしよう】