ツンデレっ子2

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952月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 19:32:52 ID:FEahdiY9
う、ん……っ。
(痛みさえ伴うような力強い抱擁に、文哉の大きな喜びを感じ取り)
(改めて自分を抱きしめてくれる男の子の思いを感じ、幸せな気分にひたる)
(涙の混じったような声さえも、今は彼の気持ちを表す大事な鏡に思え)
(警戒さえしていた自らの心と体を、じっくりと解してくれた優しさに感謝して)
(そっと、文哉の耳元で同じ言葉を返してみる)
あり、がと。
(細い腕では、相手と同じような力で抱擁することはできない)
(それでも沸きあがる幸福感を伝えたくて、精一杯強く抱きつく)
(まるで、頬から感じられる熱に飛び込んでいくかのように)

(胸を意識するような挙動に、時々羞恥から来る抵抗をするも)
(一方で、そんな余裕などないはずなのに母性が文哉を可愛く見せる)
(とはいえ前を完全にはだけられると、相手に手を引かれていることを再確認し)
(しおらしく上目遣いで彼を見上げながら、時々ぴくんと妖しく震えて目を瞑る)
ん……あ……。
(おへそからわき腹にかけて指が滑ると、くすぐったさとは違うむず痒さが生まれ)
(声を抑えるように、片手を戻すと人差し指を横にして唇に当てる)
でも……胸、そんなに大きく、ないよ?
(少し気にしているのか、くぅんと子犬が鳴くように呟く)
953月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 19:34:19 ID:FEahdiY9
【いえ、どうか御気になさらず。私は22時半頃までなら大丈夫です】
【文哉さんのご都合に合わせて時間をお決めください】
954河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/19(水) 19:54:58 ID:XNPpiZ7T
(二人揃って抱き締め合っている最中、小夜に包まれているようにも感じる)
(その感覚は自分より小さな身体の小夜から与えられる、大きな安心感から来る物なのか)
(ともかく、幸せで安らげる瞬間なのは間違いなく、温もりが落ち着きを取り戻させてくれた)
(お礼の言葉に頷き、お互いに満たされている事を目を閉じて感じながら)
(今までにない、満たされた気持ちと幸福感を堪能する)
小夜の、いい匂いがする……。
(小夜の香りを一杯に吸い込めば、顔の直ぐ傍らのサラサラの髪から覗く小夜の耳に)
(意識しないままに零れた言葉が囁きとなって、掛けられて)

(悩んでいるのか、気にするような呟きに小さく笑いが漏れて)
(失礼だったかな、と思いながら、耳元に囁いていく)
別に大きいから好きってわけじゃないから。
好きな娘なら、全部ひっくるめて好きになれる……いや、否応なしにそうなる。
俺は小夜の胸だから、好きで……これからも好きになってく。
(気にしないでいい、と言い聞かせるような声音で言いながらそっと手を伸ばす)
(胸を覆う清楚な下着の上から、壊れ物か繊細な細工を扱うように手が近付き)
(柔らかな胸を、ふわりと覆うように広げた手が触れ、被さっていく)
(そして、くすりと笑って、上目遣いに見つめる小夜にゆっくりと――)
それに、俺は最初からこのくらいの方が好きだったから。
(ちょっとした秘密を教えるように、悪戯っぽく笑いながら言って)
955河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/19(水) 19:59:16 ID:XNPpiZ7T
【最初に聞くべきだったのでしょうが、ロールを楽しみにしていたので】
【記憶の片隅に追いやられてしまっていて…申し訳ありませんでした】
【では、キリ良く21時までにしましょうか】
【あまりに長いと、やはり小夜さんも疲れてしまうでしょうから】
【そこまで行ったら、また凍結にしていただけると幸いです】
956月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 20:17:59 ID:FEahdiY9
(文哉の言葉で、初めて自分の髪が鼻先をくすぐっていたことに気付き)
(触られるのとはまた違ったような……けれどもよく似たくすぐったさを覚える)
(体温、肌触り、声、匂い。伝わってくる文哉の全てをいっぱい感じ)
(特に、耳元やわき腹といった敏感な場所からの刺激が加わると)
(首をすくめたり腕をぴくぴく震わせたりして、体を走る微弱な電流に耐える)
文哉君、のも……すごく、あったかい。
(鼻腔に届く空気は、心地よいのに言葉で表すのが難しくて)
(ただ一言、抱きしめてくれる文哉の温もりで形容してみる)

ん……ほん、と?
(弱い耳元で優しい声をかけられ、とろけながら)
(聞こえてくる誠実な思いに、嬉しそうに目を細める)
(すっぽりと手のひらが胸を覆うと、ふうっと小さな吐息が漏れて)
(文哉には、段違いに速くなっていく鼓動がより直接的に伝わる)
そう、なの?
(好みを教えられると、隠そうとしても頬が緩んでしまう)
(まるで、子どもの頃に誰かと小さな悪戯をしたような)
(ちょっぴり恥ずかしい、二人だけの秘密がくすぐったい)
(五本の指が控えめな胸を包む布を擦るたび)
(はあ、ふうと不規則なため息が軽くその手にかかる)
957月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 20:22:49 ID:FEahdiY9
【いえ、私こそ文哉さんのお時間を聞いていなくて……】
【優しい文章に夢中になって、つい忘れていました。すみません】
【お気遣い、ありがとうございます。では21時まで】
【はい、私からお願いしたいくらいです】
【文哉さんさえよければ、ぜひ最後までお願いします】
958名無しさん@ピンキー:2007/09/19(水) 20:41:08 ID:XNPpiZ7T
(小さな身体の、小さな反応。それが可愛らしくて、笑みを漏らす)
(そして、その可愛らしい反応をもっと見たいと、睦言を囁いていた口を開き)
(ふ……と形の良い耳に、熱い吐息を吹き掛けた)
(繰り返し吹き掛けられる息は僅かに覗く項、首筋を息が軽く撫ぜていく)
(そうして戯れている最中、温かいという囁きが聞こえると)
ああ、小夜も温かい。
こんなに小さい身体なのに……俺の方が包まれてるみたいに。
(唇が耳に触れる距離で言葉を返して、答えを返し終わるとゆっくりと耳を食んだ)
(温かい口内に耳が迎えいれられ、濡れた舌が愛撫する度にちゅぷ…という音)
(普通なら分からない音も近い距離だからこそ大きな音となり、耳を苛み)

こんなことで嘘は言わない。
小夜の全部をひっくるめて、好きになる。今はまだ知らないことも多いけど――
(耳元が敏感なのを知ってか知らずか、弱い吐息すらも耳をくすぐり、愛撫する距離で)
(本当だ、と言葉で保証しながらの胸への愛撫)
(早い鼓動を感じると、笑いが漏れて、それがまた耳への愛撫の元となる)
(布の下の柔らかい胸が、ゆっくりと、淫らに形を変えられていき)
そう。だから、小夜の心配は杞憂だぞ?
(布越しの柔らかさを感じ取る行為は、小夜の肌の滑らかさを知ると)
(その布を取り払い、直接触れたいという思いを高め続けることになる)
(その思いが臨界に達したのか、瞬間、円を描いて撫でていた手の平が下へ落ち)
(下着を微かに持ち上げると、肌と布の間に入り込む)
(柔らかさが飛躍的に増したように感じられる中、軽く指を曲げて胸の形を変えさせ)
(ゆっくりと、急がずに快感を引き出そうと焦れったいくらいの速さで胸を捏ねる)
(下着の下、そっと侵入した指が胸を歪ませる光景は喩えようもなく淫らだった)
959河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/19(水) 20:46:15 ID:XNPpiZ7T
【はい、最後までお付き合いさせていただきます】
【その、小夜さん可愛いので、最中の反応によっては何回か行為を繰り返すかもなので……】
【その時、もう駄目と思ったらこちらを使ってとめてくださいね?】
【多分、次の小夜さんのレスで凍結ですね。今日もありがとうございました】

【あ、次の予定を決められるのなら決めた方がいいかも知れませんね?】
960月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 21:07:17 ID:FEahdiY9
(明らかに先程までとは違う、意図的な耳への悪戯に気付き)
(困ったような顔をして、反応を押さえ込もうという反応を見せる)
やふっ あっ
(時折、表面を這うような横風が首筋に不意打ちをかけ)
(一々反応してしまうことが恥ずかしく、小さく頭を振る)
ん……文哉、君が。ぎゅって、包んで、くれるから。
(震え始めた声で返すと、強弱のついた風が文哉の耳にもかかる)
(吹かれれば吹かれるほど、意識がそこに集中されて)
(よけいに人為的なそよ風から受ける刺激が強くなる)
(そんなときに、直接的に水音を聞かされてしまい)
(卑猥な音が、鋭敏になった自身の聴覚に働きかけて)
(ぞくぞくっという痙攣とともに、体に行為の準備をさせてゆく)

ふみ、や、君。
(ずっと腕でそうしてくれたように、しっかりと抱きとめてるような)
(文哉の言葉を聴いて、治まった筈の涙が少し目に溜まる)
あ、りが、と。だい、すき。
(耳と胸への愛撫に酔いながら、心の奥底に取っておいた王子様への言葉を呟き)
(布越しに……次いで直接胸を求めてくる手を大人しく受け入れ、淫猥な光景を見つめる)
(触覚、味覚、嗅覚、聴覚と続き視覚までもがこれから起こることの予感を受け)
(五感に反応して身体の芯に宿った疼きが、焦らすようなゆっくりとした愛撫で強められる)
あ……んっ
961月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 21:11:27 ID:FEahdiY9
【ありがとうございます。とっても嬉しいです】
【はい……何回でも、喜んでお相手させていただきますね】
【こちらこそ、素敵な文章をありがとうございました】

【ええと……私のほうは明日も空いています。ただ、金・土曜は予定が入っていまして】
【明日の都合が悪い場合は、日曜以降ということになってしまいます。申し訳ありません】
【ただ、私自身はいつになってもお待ちしておりますので】
【文哉さんもご予定がある場合は仰ってくださいませ】
962河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/19(水) 21:19:05 ID:XNPpiZ7T
【そう言ってもらえると救われます】
【小夜さんの文も可愛くて、つい没頭してしまいました】
【改めてになりますが、お付き合いしていただき、本当にありがとうございます】

【明日は日が変わる頃から用事があり、日中にも少し休んでおかないと難しいので…】
【申し訳ありませんが、日曜以降にお会いさせていただきたいと思います】
【日時が決まりましたら、ここか楽屋裏にてお教えくだされば、お返事しますね?】
963月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/19(水) 21:26:09 ID:FEahdiY9
【いえいえ、そんな。文哉さんに釣りあう文章を書けているか心配なくらいですのに……】
【可愛いって言ってもらえて、小夜みたいにやかんになりそう。。】
【こちらこそ、本当にありがとうございます。ぜひ最後までご一緒させてください】

【わかりました。そういうことでしたら日曜以降に……】
【はい。予定が決まりしだい楽屋のほうに書き込ませていただきますね】
【予定のあう日に、またお会いしましょう。今から、次が楽しみです】
【それでは、あまり雑談が長くなるといけないので、今日はこの辺りで失礼します】
964河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/19(水) 21:28:16 ID:XNPpiZ7T
【はい、お疲れ様でした。それではこちらも…】
【また次もよろしくお願いします。それでは、落ちますね】
965月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 13:00:33 ID:bCLi/liZ
【凍結解除のため、待機させてください……】
966河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 13:00:53 ID:KPNYw3cr
【続きのレスを書きながら待機してますね】
967河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 13:02:21 ID:KPNYw3cr
【凄いニアミスでしたね。こんにちは、今日もよろしくお願いします】
【今続きを書いていますから、少し待ってくださいね?】
968月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 13:08:15 ID:bCLi/liZ
【こんにちは。20秒差でしたね】
【ありがとうございます。こちらこそ、よろしくお願いしますね?】
969河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 13:17:43 ID:KPNYw3cr
(耳への愛撫にぴくんと震えて、漏れる吐息で反応を返されるのが嬉しくて)
(そして、反応を抑えようとするのがいじらしくて、余計に吐息の愛撫を優しくする)
小夜、可愛い…。我慢しなくても大丈夫だから、声聞かせて?
(囁きと共に押し出される吐息も耳をくすぐり、意図的に吹き掛けた時とは若干弱く)
(それが強さと弱さとなって、単調さを消しながら耳を優しく刺激していき)
……包んで、抱き締めて。小夜の温もりを、もっと感じたいから。
きっと、これからも離さない……。
(ねっとりと、複雑な形をした耳を舌が這い、唾液を塗っていく)
(ただ這わせるだけでは触れられない場所は舌先で押し広げ、満遍なく触れて)
(かと思えばちゅ、と耳たぶを吸って、舌を絡ませ――そして甘噛み)
(出来る限りの事をして、色っぽく扇情的な小夜の姿を、更に引き出そうとしていく)

(途切れ途切れながら、その言葉の重さと込められた想いは良く分かり)
(抱いている小夜を決して離すまいと力を込めながら、想いに釣り合う言葉を紡いでいく)
……愛してる。絶対に、離さない…!
(こうして抱き合っていて満たされる気持ちはあれど、想いも募るばかりで)
(もっと感じたい、もっと小夜が欲しい――逸る気持ちを抑えながら、小夜の身体に触れ続ける)
(下着の下、慎ましい膨らみは吸い付くように手に馴染み、自分専用ではないかと思うくらい)
(そのしっとりとした肌の中、撫で回す手の平に先端の突起は擦られ、押されて)
(そうしている間に下着は自然と捲れ、愛撫に歪む白い膨らみは外気に晒される)
(そして、淡い色の突起を目でも見付けると――きゅ、と優しく摘み、軽く捻った)

【お待たせしました。今日もよろしくお願いします】
970月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 13:38:21 ID:bCLi/liZ
(耳からの波のある刺激に翻弄されて、瞑った瞼がぴくぴくと震える)
(震えるような感覚が一吹きごとに与えられ、囁き声さえもが体全体に響く)
(弄りつくされた耳は、腫れ上がってしまうかのように赤くなり)
(高熱に侵されたように、頬もりんごのような色に染まる)
だ、め。声、出ちゃうの恥ずかしい。
(様々な形を取る文哉の舌に、理性がいろいろな方向から削られてしまう)
(中で疼く本能を押さえようときつく門を閉ざすたび、それは扉を強く叩いて)
うれ、しい……私、も。文哉君のこと、いっぱい感じたい。
(苦しいくらいに早くなった息の下、愛情と安心感を幸せそうに受け取る)

あふっ あっ
(耳からの責めに集中していたせいで、下着がずらされると思わず声を上げてしまう)
ん……ふみ、や、ああっ
(ぷっくりと硬く浮き出た胸の頂上が、擦られるたびに口が小さく開き)
(自分を摘む指を感じ取ると、ついに門は破られて声が漏れ出てしまう)
(押さえようと思っても、堰を切った水が流れ出るように喘ぎ声は上がり)
(いやいやと頭を振りながら、目尻に涙を浮かべて恥ずかしがる)
あ、ああっ 離さないで、ね? 絶対、だよ?
(初めてあげた、性的な欲求から来る艶かしい声に自分で戸惑い)
(文哉に変に思われてしまうのではないか、怖くなって背中を強く抱く)
971河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 14:01:28 ID:KPNYw3cr
(真っ赤に染まった頬に、余程恥ずかしいんだろうな、そう思いながらも)
(懸命に声を上げるのを耐え、それでも行為自体への拒絶は返さない小夜への想いは高まり)
声を聞かせてくれたら、それは小夜が俺の手や舌で、気持ちよくなってくれた。
そう実感できて、俺は嬉しいから……無理強いは、しないけど。
(無理強いはしない、その言葉とは裏腹に、愛撫が止まる気配はない)
(その事に気付いてはいても、火が入った心を止められるはずもなく)
(ちゅく、という水音を耳元で響かせた舌を首筋に向けてゆっくりと下ろした)
(浮き出た鎖骨のライン、そこを唇で吸いながら、舌先でくすぐっていく)
(何度かの内に一度、強く吸い付いて痕を残して――)
(それはまるで、小夜に自分の物という印を付けるかのよう)
(繰り返し、繰り返し舌と唇が首筋を這い、吸って淡い跡を残していって)

(半分脱がされ、制服をはだけた小夜の漏らす、妖しくも可愛らしい声)
(それをもっとと求めて、羞恥から頭を振る小夜に構わないまま、突起に愛撫を繰り返す)
(摘み、指の間で転がすと、軽く爪先で引っ掻いて硬い刺激を残し、先を穿つように指を使う)
(しかし、小夜の恥ずかしがる様子を無視している訳でもなく――)
小夜の綺麗な声、もっと聞かせて……。
他には誰もいないから、俺に小夜の全部を感じさせて、欲しい。
(甘く睦言を囁いて、羞恥ごと小夜を蕩けさせてしまおうとしていく)
(静かな図書室に響くのは、甘い声。それが耳に心地よくて)
分かってる、絶対に離さない。ずっと、小夜の側にいる……。
(不安からか、抱き締めてくる小夜は小さな身体で抱擁を求めているようにも感じられ)
(言葉の通り、華奢な身体が折れそうなほど力強く抱き返すと、そっと唇を触れさせた)
(安心できればいい、安心させたいと想いを込めて、触れるだけの口付け)
(それが繰り返し、小夜の唇に降らされて――)
972月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 14:27:03 ID:bCLi/liZ
嬉しい、の? 嫌いに、ならない?
(文也の言葉で、ほっとしたように少し肩の力を抜くけれど)
(恥ずかしいと言うことに変わりはなく、押さえたような声が漏れ続ける)
(主人にすがる子犬のような目つきで文哉をじっと見つめて)
(唇が首筋へと降りてくるにつれ、視線をうつむけていく)
ふみ、く、んあっ あ、ああっ
(痕が残るほどの力強い刺激に、快感から来る涙声が幾度か響き)
(廉恥心のためにたまっていた涙の雫が、押し出されて頬を伝う)
(長い時間を過ごしてきた図書室で起こっている、非日常的な出来事)
(こんな姿で、こんな声を上げている自分を意識すると、恥ずかしくてたまらない)

(引っかくような愛撫で、ちょっとだけ痛みの混じった刺激を受けて)
(涙腺だけでなく、口元までもが少しずつ、少しずつ開いてしまう)
(小さな体に見合った、もともと高かった声はよけい上擦ってきて)
(本棚の間という狭い空間の中、いやらしさを笑っているかのように反響する)
(それが、まるで言葉による責めを受けているかのような錯覚を起こし)
(煽りに煽られた羞恥心のせいで、頭の中も焼け付くように熱くなる)
でも、そんな……ふ、あ、ふうっ
(自分の状態を認識するだけで理性がぐらつくほどなのに)
(文哉の甘い囁きで、冷静な判断力はいとも簡単に溶かされていき)
(妖精の誘いにのったような、夢遊病になったようなとろけた表情で)
(沸きあがる熱に抗う意志を手放し始めてしまう)
聞こえ、ちゃう。
(舌だけがうわ言のように呟くけれど、唇をふさがれるとその呪縛も消えて)
(離さないという頼もしい言葉と腕、優しいキスにとろりともたれかかる)
ん、んんっ
973河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 14:55:39 ID:KPNYw3cr
(童女めいた、あどけなくすら感じる問い掛けに小さな笑い声を漏らしながら)
(まるで子供にするように、抱き締めていた腕から力を抜いて頭を撫でて)
嫌いになるどころか、俺は逆に好きになると思うけど。
だから大丈夫、安心して、声を聞かせて?
(見詰める顔に上目遣いに微笑みかけながら、言い終わるとまた首筋を吸う)
(涙滴を撫でた手指で拭いながら、強く、弱く、時には舐めるだけにして、首筋を責める)
(そうしながら脚がゆっくりと曲がり、屈むようにして膨らみに顔は近付いて)
(もう少しで、麓に舌が触れる。その距離で肌をチロチロと舌でくすぐって見せた)
(そして、屈み混むに連れて小夜の体勢をゆっくりと崩させていく)
(立ち続けだと、きっと辛いだろうから。片手は支え、片手は愛撫し)
(そっと、彼女を本棚を背の支えにさせて座らせようとして)

(反響して四方八方から聞こえる嬌声は、やはりその口から漏れるのが一番綺麗に思える)
(洗い息遣い、指が動く度に漏れる快楽を堪える声を引き出すため)
(快楽に抗おうと言う意思を、胸に与える悦楽で押し流してしまおうと)
(胸の先端を責める指は激しさを増し、動きも忙しなくなる)
(捩り、捻り、扱きながら小夜の胸元にある唇からとろりと唾液を零れさせ)
(小夜の肌を伝ってきたその滴で指を濡らすと、ぬるりとした感触で指は覆われ)
(その滑った指で突起を扱くと、ぬるぬるとした感覚の中に感じる)
(小夜の隆起した突起の、硬い感触が何とも言えず、淫らで――)
いいよ、聞かせて……?
(囁きながらも容赦なく続く愛撫は、胸だけで達する姿でも見たいかのように、執拗)
(口付けを切り上げてから、背を抱いた手も、下り始めて)
(形の良い二つの丘、小夜の臀部に、スカートの上から触れて、撫でた)
974月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 15:25:55 ID:bCLi/liZ
(笑顔と髪を撫でる力加減から、なんとなく文哉の心境を察し)
(今まで感じてきた恥ずかしさとは違う、純な照れが表情に混じる)
(それに対して拗ねたくなるような衝動に駆られつつも)
(一方でその子ども扱いを快く思ってしまう自分がいて、つい笑顔になる)
う、あ。文哉君が、そう言って、くれるなら。
(とろんとした目で、見上げてくる笑顔をじっと見つめ返して)
(心の底からわきあがる恋心を、背中から頭へと上がる手に乗せる)
(胸へと近づけられる文哉の髪を、はにかむような表情で撫でながら)
(硬く尖った先端に触れられる予感に、ぴくぴくと痙攣が始まる)
あ、あああっ
(数分にも感じられる一瞬の後で、無意識下に待ちわびた舌の感触が届くも)
(焦らすようにして微妙に外れた部分をなめられると、ねだるような声をあげる)
(求めるたびに体の力が吸い取られ、文哉の導きに素直に従って座り込む)

(体を支える力が要らなくなると、いよいよ全神経が文哉の責めに集中し)
(ぽろぽろと文哉が拭ってくれた頬を再び濡らしながら、胸からの刺激に悶える)
(唾液の、ぬるりとしたどこか卑猥な感触が指で広げられると)
(体中を疼きが支配して、さっきまで舐められていた首筋がじんじんと熱い)
ん、で、も、ああっ 文哉君に、聞かれるの……はぁぁっ
(直接触られている乳首は言うにも及ばず、麻痺するほどの疼きが駆け巡る)
(どうかすると逃げ出しそうになるきもちよさ。でも、もう脚には力が入らなくて)
(力の抜け切ったお尻を撫でられると、膝がぶるぶるとはっきり震えだす)
(快楽という名の拷問に責め立てられ、背筋を反り返らせて喘ぎ続け)
ふみ、や、くん……ふみ、や、くん……!
(体を包む高熱に耐え切れず、助けを求めるように何度も名前を呼ぶ)
975河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 15:53:06 ID:KPNYw3cr
(多くの笑みと、少しの照れと、羞恥。複雑に絡み合ってはいるものの)
(その表情が一応は穏やかな微笑みであるのを見ると、ほっとした)
(恐怖や拒絶を溜め込んではいないかという心配は、大人しい性格上、やはりしていて)
(それが、撫でてくれる優しい手と、蕩けて下がった目と笑みに払われて)
ありがとう、小夜……。
(色々な想いを込めてのお礼の言葉を紡ぐと、再び顔を胸元に埋める)
(舌を這わせる場所は、懇願のような声に押されて徐々に膨らみの麓へ上り行く)
(滑らかな線を描く斜面をつつ…と唾液の線を引きながら、当てられた唇は上って)
(寄り道のように時々白い肌を吸いながらも、ついに先端の突起を口に含んだ)
(口内の暖かさ、ぬるりという感覚、舌の蠢きが一挙に小夜へと襲いかかって――)

聞かれるのは恥ずかしい?
でも、聞きたい。小夜の可愛い声。表情も、見たい……。
小夜の全部を知りたいんだ。
(片方は口が直に唾液を塗り、もう片方は唾液に濡れた指が触れる)
(白く膨らんだ肌の先端、両方の淡い色の果実を濡れた感触が攻め立てていく)
(精緻に動く指先と、緻密さが少し失われているが柔らかさに富み)
(そして時折、歯が優しく噛んで硬さも与えてくれる口、双方が差を教えるように、蠢いて)
もし恐いなら抱き締めて、爪を立ててくれてもいい。
縋って力を込めれば、多分少しはマシになる、から。
(喘ぎながらもか細く名を呼ばれると、そっと言い聞かせるように呟いて)
(そして、尻から前へと手が回り込み、太股を撫でていく)
(急くことなく、ゆっくりと、スカートの内側へ手が潜り――反応を伺い)
(その後で気を落ち着けるため深呼吸して、指が脚を撫ぜながら逆上っていく)
……この先に行ったら、きっと俺は戻れないから。
恐かったら、ここまででいい。でも後悔しないんだったら――
(細い脚の付け値、下着と肌の境目に指が触れると動きを止めて)
(最後の確認のつもりで囁き、最後に一拍置いて、小夜が欲しい…と繋いだ)
976月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 16:05:57 ID:bCLi/liZ
【文哉さん、ごめんなさい。とってもいいところなのですが家族に呼び出されてしまいました】
【外に出かけるようなので、申し訳ありませんが今日は続けられそうにないです】
【せっかく時間を合わせてくださったのに、本当にごめんなさい】
【……こんなことをして身勝手なお願いですけれど、また会っていただけると嬉しいです】
977河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/09/23(日) 16:09:22 ID:KPNYw3cr
【ええ、もちろん大丈夫ですよ。では、また楽屋で連絡しますね?】
【お疲れ様でした。ではまた今度、よろしくお願いします】
978月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/09/23(日) 16:14:15 ID:bCLi/liZ
【はい、私からも必ず伝言を入れますね?】
【お優しい言葉と素敵な文章、ありがとうございました】
979名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 23:39:27 ID:gwVMbZpu
保守
980河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 14:03:46 ID:YJTWJtUH
【ロール再開のために小夜さんを待たせていただきますね】
981月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 14:07:42 ID:wR6L5meS
【お久しぶりです、文哉さん。お待たせいたしました】
【たびたび連絡が遅れてしまい、申し訳ありませんでした】
982河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 14:13:13 ID:YJTWJtUH
【いえ、こちらも連絡が遅れましたから気にしないでください】
【これで980に到達してしまいましたから、新スレを立てた方がいいかもしれませんね】
【先に試してみますが、駄目だった時はお願いしてもいいでしょうか?】
983月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 14:16:31 ID:wR6L5meS
【ありがとうございます。至らないところばかりですみません……】
【はい、わかりました。準備をしてお待ちしています】
984河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 14:22:50 ID:YJTWJtUH
【ホスト規制で無理でした、一応テンプレート置いておきますね?】

ふん!こんなスレよく来る気になるわね!もう3スレ目よ!
でも、ここまでいったのもみんなのおかげだから、一応、お礼を言っとくわ。
……ど、どうもありがとう…。

このスレは最初ツンツン、進むに連れてデレデレしていくキャラのスレです。
ツンデレの男の子はダメですか?って質問があったのでこのスレタイにしました。

過去スレ
ツンデレっ子2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1129916903/

ツンデレな女の子
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1125145648/l50

【と、こんな感じでしょうか。……再開前にお手数をおかけします】
985月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 14:30:43 ID:wR6L5meS
【テンプレまで用意してくださって、本当にありがとうございました】
【立てられましたので、URLを貼っておきますね?】

ツンデレっ子3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/erochara2/1191648557/

【いえ、何から何までさせてしまって申し訳ないので……】
986河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 14:34:59 ID:YJTWJtUH
【お疲れ様です。では、憂いもなくなりましたし……続きにしましょうか】
【改めて、よろしくお願いしますね】
【では、続きをお待ちしてます。焦らずにゆっくりとどうぞ】
987月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 14:38:11 ID:wR6L5meS
【はい。こちらこそ、よろしくお願いします】
【ではお言葉に甘えて……文哉さんとしてると、ついあれもこれも描写したくなってしまって】
988月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 14:40:06 ID:wR6L5meS
(穏やかな文哉の呟きを聞いて、優しい気持ちに包まれ)
(こくり、と気恥ずかしそうに小さく頷くと、胸に埋まる頭を撫で回す)
(胸元をくすぐる髪や、谷間を縫う湿った息から広く浅い刺激を受け)
(その中心を這い回る舌に対する反応が、より大きくなっていく)
優しい、から……信じ、て、る。
(浅い呼吸の下で途切れ途切れに伝えると、頂へと上ってくる刺激に目を瞑り)
(焦らすような遅さのせいで、いつ流れるかわからない電流の予感に震える)
(そして、待ちわびた刺激が来ると声にならない吐息を漏らして縮み上がり)
(ピンと張り詰めている神経に与えられる快感の洪水を、受け止めきれずに泣き続ける)
(文哉の口の中で生物のように動く舌は、次の一手を全く予想させてくれなくて)
(感触が妄想を呼び、その妄想がより淫猥な気持ちを助長させていく)
あ、あ、ふっ ああっ

(焼け付きそうな頭に響く文哉の声は、真っ赤に腫れ上がった羞恥心をかきまわし)
(自制の効かない喘ぎ声が漏れるたび、裸の自分を見られているような錯覚に陥る)
(口唇と指。左右の微妙に違う刺激を受けて、どちらもが欲しいという欲求に囚われ)
(左の果実は右の……右は左の刺激を意識し、小さな胸に際限なく邪な願いを溜め込む)
怖く、なんか、ないよ。
(でも――と続けようとした言葉は恥じらいが唇に包み、いやいやと振られた頭が代わりに語る)
(お尻から脚の内側へと指が移動してきても、その気持ちには変わりがなくて)
(あんなに嫌悪していたはずの行為を、含羞を押し退けてまで身体が欲して)
(心も、こんな状態になってまで自分を気遣ってくれる相手を強く求める)
後悔、しない……文哉君と、なら。
(潤んだ目でやっと出会えた王子様の唇の動きを追いながら、震える両手を滑らせて頬を撫でる)
(触れられてすらいないというのに、指の軌跡の延長線上にある秘められた部分はすでに熱い)
989河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 15:08:47 ID:YJTWJtUH
(胸へ愛撫している最中に頭を撫でられると、幼い子供に立ち返ったかの様に感じられ)
(優しい手付きが嬉しくて、心地良さそうな吐息を深く吐き出す)
(その吐息ですらも熱く湿って、小夜の肌を滑り、撫ぜる様に刺激して)
小夜の方が、優しい。
俺を受け止めようとしてくれてる……
(信じてる、その言葉を裏切ってはならないという思いが、強く湧き上がり)
(優しく、優しく……しかし丹念で淫猥に、小夜が欲しいという欲望と)
(大切にしたいという願いが混然となった動きを続けていく)
ん、んっ、ちゅ……ん…
(舌先で嬲る様に先端だけを往復して何度と掠らせ、次には小夜の舌と同じ様に――)
(主張している突起に舌を深く絡ませて、ねっとりと、唾液を塗り付ける)
(微かな刺激だけで焦らし、次には満たす様にじっくりと……緩急を付けて)
(かと思えば、舌ではなく唇を。軽く挟み込んで、舌とは一風違う張りのある感触で扱き)
(時には、赤ん坊のする様に優しく吸い立て――考えつく限りの行為を施して)
(小夜の快感を、後から後から際限なく――頂点に向け、呼び覚まそうとしていく)

(濡れた唇と赤い突起が離れる音は、小さくても良く聞こえる音)
(離れれば当然舌や唇が常に這い、吸っていた突起への刺激が絶えた)
(上目遣いに見詰める顔に恥じらいが色濃い事に、少しだけ笑って)
でも――恥ずかしい?
それとも、気持ちいい……のかな、小夜…。
(そして、囁きと共に吐き掛けられる吐息が淡く、果実をくすぐる)
(恥じらう顔が可愛くて、もっと見たいと――ほんの少しの意地悪さから来た問いだった)
――分かった。俺も、後悔はさせない様にするから。
(一瞬、喜びに吐息が詰まる。表情を引き締めて、真摯に言葉を紡ぎ)
(そして、後戻りが出来なくなるだろう一歩をゆっくりと踏み出していく)
(頬を撫でる手は優しく、大丈夫だと導いてくれている様で)
(そのせいか、迷いなく――清楚な下着の内に秘められた、小夜の淫花に指先で触れた)
990月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 15:46:19 ID:wR6L5meS
(より優しく、より丁寧になった愛撫に精神的な喜びと肉体的な悦びを感じ)
(このまま永遠に抱かれていたいと……そんな気持ちさえ、わきおこってくる)
(湿り気を含んだまとわりつくような快感に、体は虜になってしまい)
(蔓に巻かれ、沼におぼれてしまったような感覚の中で、ただ喘ぎ続け)
文哉くんが、大切にしてくれ、る、から――んあっ
(根元から刺激されたり、先端をくすぐられたり、唇が取って代わったり)
(刻々と変化していく刺激のせいで、身体が慣れてしまうことはなくて)
(蜜のように甘く粘り気のある責めが、ときに苦しいほどまでに襲い来る)
(胸を吸いたてられると、たまっていた情欲も一緒に吸い出されそうで)
(何より、丹念に自分を愛してくれる文哉への想いが膨れ上がうr)
(月影小夜という存在全てが、河西文哉を丸ごと想い、慕い、望んで)
(身体に収まりきらない恋心と愛欲が、涙や汗、声となって漏れ出て)

あっ。
(それらを押さえ込もうとしていた理性の鎖が、完全に切れる直前)
(突然刺激を絶やされて、思わず揺れる瞳でねだるような視線を送ってしまう)
(どうにかすると言葉で求めてしまいそうな自分が怖くて、唇に手をやり)
それ、は。
(続けられない呟きを飲み込むと、伸ばした指先で蓋をする)
う、ううっ……!
(でも、どれだけ封じ込もうとしても一度開いた口をふさぐのは不可能で)
(意地悪な気流が先端を撫ぜると、びくびくっとわかりやすく全身が痙攣してしまう)

(再開を待ちわびる胸への刺激がお留守になっているまま)
(今度は、もっとも弱い部分に触れられてしまって)
〜〜〜〜〜っ
(一瞬、不安感が首をもたげるけれど、文哉の優しい言葉にすぐ癒され)
(こくりと頷きながら、散々焦らされて感度の上がった恥ずかしい部分の刺激に耐える)
991河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 16:15:29 ID:YJTWJtUH
(目の前の愛しい少女が、自分に触れられ、愛撫されて悦んでいる)
(これ以上に充足感を得た経験などなく、また、これを越えて満たされる事)
(その時の想像すら付かない。その時は――小夜と繋がる時は、きっと近いのに)
(どんな想いを得るのか怖くすらなってしまい、それでも止まらず)
それは、小夜が大切だから自然になってるんだけどな。
……乱暴になんて、絶対扱えない。
どこか儚くて、壊れてしまいそうなイメージもあるんだろうけど。
(舌の愛撫は止まっても、吐息の悪戯は声が漏れる度に小夜を苛む)
(身体の跳ねる様子には気付いているのに――意図的に、吹き掛ける)
(口から紡がれる音が変わる度、微妙な差異が吐息に生まれ、予測不能な刺激を送る)
(時に弱く、時に強く、果実ではなく白い肌を滑っていくこともあり)
(白い肌をしっとりと濡らす汗に気付くと、小夜の匂いを一杯に吸い込む、深呼吸)
(吸い込まれる空気に先端は冷やされ、再び吐息に温められ…温度差すらも小夜を責める)
(小夜を縛る理性の縛鎖に、強烈過ぎる刺激という大鉈を振るう事はなく)
(糸鋸を一度ずつ往復させるかの様に、じっくりと切れ目を入れて)

(求める目に見るだけじゃ分からない、と言って意地悪をしたくもなったが)
(そこまでするのは偲びなく、安心させる様に微笑みかけると)
(ゆっくりと口を寄せる――逆の胸、舌の感触を味わっていない先端に)
(既に指は移り、散々に舌でその味を確かめられた方を捏ね回していた)
(そして、軽いキスを突起に施してから同じ様に口内に誘うと愛撫を始め)

大丈夫……小夜に酷い事は、しないから。
(一瞬の陰りを見逃さず、短く励ましの様な呟きを漏らすと)
(下着の上から触れただけで止まっていた指を、ゆっくりと上下させる)
(いきなりに直接触れられては恥ずかしいだろうと、慣れさせようというのか)
(刺激を送るよりは触れられているという感覚を強くしようと、指が掠る様に往復する)
(もどかしい浅い刺激を何度も、何度も……その度に、産みながら)
992月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 16:45:04 ID:wR6L5meS
だいじょぶ、だよ。
そこまで弱く……ない、から。
(壊れてしまいそう、と言われてとろりとした目で文哉を見つめ)
(一生懸命安心感を与えようと、不器用に微笑む)
(気遣いが嬉しくて嬉しくて、力の入らないわりに表情は崩れず)
(改めて、自分を抱いている青年の優しさと誠実さを実感する)
あんんっ んっ
(でも、そんな中にもどこか意地悪な部分が混ざっていて)
(吐息によるもどかしい悪戯がなされるたび、優しい苛めに声を上げる)
(矛盾する二つの態度の間で振れつつも、恋慕だけは揺るぐことがなくて)
(声にはならないものの、好き、好き……と何度も唇が動く)
(強くなったり、弱くなったり、外れたり、集められたりと先の見えない愛撫に)
(愛撫という寄せ波に揉まれている小船のごとく、好き放題翻弄されてしまう)
(少しずつしみこんでくるような、じわじわと責めてくるもどかしい愛撫のせいで)
(切れ目の入った理性の鎖は引っ張られ、自らの重みで崩壊し始める)

(どうかすると、溜まりに溜まった情欲を声に乗せてしまいそうになってきた)
(その欲求を抑止しようとする感情を、敢えて名づけるなら不安感かもしれない)
(けれども、それは怯えや不快感につながるような嫌なものではなくて)
(ただ、理性が完全に崩れて自ら求める姿を想像すると恥じらいのあまり狂いそう)
ん、ふみ、んっ
(その感情を発散しようとするかのように、頬を何度も撫で回していたために)
(胸に再び顔が近づくと、瞼で塞がれた視覚より先に、肘が愛撫の再開を知らせる)
(待ちわびた、左右逆の愛撫をより大きな喘ぎ声で歓迎するけれど)
(一方で、さらに入れ替わった……もとの愛撫を求める思いもあって)
(自分ですら知らなかった、秘められた強い欲望がさらに廉恥の炎を煽る)

(そんな自分を、宝物のように扱ってくれる文哉の存在がとても温かくて)
あり、あと。
(痺れてきた舌で励ましに不自由な返答を送ると、頬だけでなく耳やうなじも撫でていく)
(体というよりは布地をなでているような弱々しい刺激に、感度の高まった体は鋭敏に反応し)
(性器を触られるという、普段なら考えられないような秘め事さえ、先を求めてしまう)
あ。あああ、あっ
993河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 17:21:33 ID:YJTWJtUH
ありがとう。なら……
(もっと強く求めたい、その言葉を口の中に押しとどめながら)
(健気に微笑む顔を見詰めると、際限なく湧き上がるのはただ一つの感情だけ)
(即ち、愛しさのみで――気を抜けば、気遣いすらそれに流されてしまいそうになる)
(今にも小夜を荒々しく貪り始めてしまうかもしれない、そんな危機感すら覚え始めて)
(しかし、唇の微かな動きが目に入れば音はなくとも、想いは読み取れて)
(そんな事はできないと、崩れ始めた自らを律する心をまた、強くする)
(いつ完全に砕け散ってしまうか分からない、頼りない自制の心を)

(口が二つあれば、こんなもどかしい想いはさせないで済むのに――)
(嬌声の中、ほんの僅かにある求める声。舌での愛撫は、必然的に片方へ集中する)
(その求めに応じてあげたいと願うも、出来ず――代わりに今ある快感を、更に強く)
(そう思ったのか、優しい愛撫を徐々に激しく、強く移り変わらせていく)
んふ、ん、んちゅ……はふ、ん、れろっ…
(赤児の様に一心に吸う行為は、舌も併せた淫戯へと変わり)
(吸いながら突起の先端を尖らせた舌先で抉る様に穿ち、唇で挟んだ突起を引っ張る)
(指は行為自体は変わらずとも、優しく摘む指先はキュッと強く捻り上げ)
(爪で挟み、硬い感触と共に転がしたり、爪でやはり突起の先端を穿ったりと)
(敏感な場所に突き刺さる鋭角な刺激を多くしていく)
(使われていなかった歯も漸く動き、甘く噛んできゅうきゅうと乳首を締め上げ)
(小夜の理性が崩壊寸前なのを知ってか知らずか、激しく攻め立てていく)

小夜……布越しでも、熱いよ?
(妖しくも魅力的な高い声に、指の往復は加速していく)
(布から、その下の肉の花――誘う様な声に責める対象は変化して)
(敏感な器官と布を擦れさせ、押し付けた指の動きをより強く伝えて)
(そうしながら無意識にぽつりと呟いたのは、小夜の羞恥を煽る様な言葉だった)
嬉しい……小夜が、感じてくれているのが。
(続けて、紡がれる言葉。自然に流れるそれは、押さえきれない想いの奔流の様で)
994月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 17:53:06 ID:wR6L5meS
(強くなり始めた愛撫に、文哉の心のうちを何となく感じ)
(それでもなお優しさを忘れない彼に、神々しささえも覚える)
(一方で、理性の崩壊と戦っているのは同じなのかと実感すると)
(急に、出会ったばかりの男の子が身近に感じられた)

あ、んん、ふあっ……!
(だんだんと激しくなってくる愛撫に、声だけでなく身悶えも抑制できず)
(背は弓なりにそり、脇は締められて胸を寄せ、肩と肘もぎゅっと縮められる)
い、痛っ
(爪や歯を押し付けられると、ぴりっと痛みが走るものの)
(とめどなく押し寄せる肉感の中、それは熱の中に溶けて消え)
(再び顔を覗かせた苦痛や乱暴な行為に対する警戒心も)
(今までの優しい愛撫から生まれた信頼が、やんわりと包み込む)
はあっ あ、んっ
(母性をくすぐるような胸を吸う姿と、大人の階段を上るような卑猥な舌の遊戯)
(その矛盾のせいで、理性だけでなく本能の部分までもが混乱してきて)
(洪水のように流れてくる官能を、さばききれずにまともに受けてしまう)
(限界まで切れ込んでいた鎖に強いとどめがさされ、混乱の中で弄ばれる)

だって、そんなっ
(秘められていた部分を侵食する指に、敏感に反応してしまっていることを)
(最も求め、それでいて最も知ってほしくない男の子に指摘され、顔から火が出そう)
(頬を包んでいた手を戻して顔を覆い、いやいやと小さく頭を振るも)
(身体のほうはいよいよ鎖を脱ぎ捨てて、意思に反して脚を割ってしまう)
あ、あああ、や、あ、ああっ
(文哉の紡ぐ、熱い、感じているといった言葉を否定することもできず)
(白いショーツには恥ずかしい染みが浮かび、それを隠すことすらかなわなくて)
(ふるふると震える腕で耳まで染まりそうな顔を覆ったまま、小さな子どものように駄々をこねる)
(控えめな動きで左右に首が振られるたびに、ショートカットの黒髪がふわりと浮いた)
995月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 18:04:29 ID:wR6L5meS
【六時半頃までとおっしゃってましたけれど、時間は大丈夫でしょうか?】
【もし続けられない場合は再凍結ということになりますけれど……】
【よろしければ、また続きをお願いしたいです】
996河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 18:18:34 ID:YJTWJtUH
(痛みを訴えられると、体を小さく跳ねさせて――欲望に流されていた自分に気付く)
(それでも、溢れ始めた感情を抑えられず、爪を使わない様に……もし使っても、軽く)
(そう心掛けながら、快楽に堪えるためか、縮こまった小夜の身体を指と口で解きほぐす)
……ごめん、小夜。
(謝罪の囁きは、離れたくなく、止めたくないが故に舌で責めながらで)
(その唇の動きと口内に籠った息が、突然に舌とは違う刺激を送った)
(堪らなく切なさを掻き立てる、声。もっと聞きたいと想いながらも)
(唇を合わせたい、小夜とキスをしたい、今直ぐに――相反する願いも抱いて)

いいんだ。小夜が悦んでくれてるのは俺も嬉しい。
(強い恥じらいを抱きながらも開かれた脚、ゆっくりと胸への愛撫を止め)
(代わりに秘裂の指を、深く押し込む……下着の上から、湿り気を強く感じながら)
(くちゅり――その音が小さく、これほど静かでも聞き落としそうなくらいな大きさで響き)
(続けて指が蠢いて、微かに沈んだ指が表面を掻き回していく)
(連続して、卑猥で小さな音が響き渡って――染みの面積を広げさせて)
……小夜。んっ……
(激しくなる秘部の指、それに反して胸からは手と口は離れていた)
(可愛い顔を隠す小夜の手に自分の手を重ねると、真っ赤な顔を露にさせ)
(流れる様に顔を寄せると、再び唇を奪い去る)
(安心させるため、そして小夜との口付けを求めるが故の行動だった)

【今日はこれで時間、ですね。また凍結でも、大丈夫でしょうか?】
997河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 18:23:02 ID:YJTWJtUH
>>995
【リロードミス、ですね…すいません】
【もちろん、こちらからお願いしたいくらいですよ】
【明日も大丈夫でしたら、お付き合いお願いできますか?】
998月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 18:24:46 ID:wR6L5meS
【わかりました。はい、こちらからお願いしたいくらいです。】
【文哉さんとご一緒させていただいていると、つい時間を忘れてしまって】
999月影 小夜 ◆Pvr/7zSuZs :2007/10/06(土) 18:27:27 ID:wR6L5meS
【すみません、私もミスをしてしまったようで】
【はい。五時ごろまでしか時間が空いていませんけれど】
【文哉さんさえよければぜひ明日も会いたいです】
1000河西 文哉 ◆cmTLUAMz.Q :2007/10/06(土) 18:33:20 ID:YJTWJtUH
【ありがとうございます。では、明日もよろしくお願いしますね】
【詳しくはまた、楽屋で連絡させていただきますね】
【そろそろ行かなければ……今日もありがとうございました、お疲れ様です】
【お先に失礼しますね】
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