>>312 ……無論、初めてだ。
なるほどな……。
美香子の論で言えば、俺が道具として美香子の口を使っていたつもりが、逆に玩具として俺が遊ばれていたというわけか。
……だがそんな戯言では、今の俺は、足りないな……。俺はお前を従わせてみたい。
(旧知のわりに、行為に及んでからお互いを確認し合うおかしな関係だが、今はそんなことはどうでもいい)
(真意の読めない笑みに、冷静さを崩した形相は霞の向こうにある美香子の本心を無理矢理暴き立てたい衝動に駆られる)
(……この笑みの奥に思い切り射精したい)
ああ……美香子の言う通り、限界で今にも出そうだ……。
……もう一度、口の奥まで受け入れてくれるか?
(節くれだった怒張の裏筋が美香子の顔の感覚に引っかかり、混合液で汚していく)
(美香子の先の猥語通り整った顔の凹凸はすべからくオマンコとして、怒張によって綺麗な部位を塗り消すように擦りつけ)
(顎の方には睾丸が当たる。先っぽを撫でられると射精を堪えてきゅっと窄んだ睾丸が重々しく揺れて)
……では逆に言えば、羞恥に値しているというのに俺の言葉で服を脱ぐ時は、美香子が俺に本当の意味で従う時だと言う訳だ。
貴重な話が聞けた。コミニュケーションはここまでだ…………口を開け、美香子。
(片手が美香子の後ろ髪の大束を持ち上げ、かき上げるようにしてうなじを出させる)
(今度は髪を持ち手にして咥えさせる気になって、せっつくように勃起した肉棒を顔から下ろして穂先を唇に突きつけ)
(ずくずく痛いくらい疼く亀頭を弄っている美香子の手には、真実射精間際なことが伝わるかもしれない……)