【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきり】第39部
1 :
ユスーポフ侯:
池田理代子著「オルフェウスの窓」
に登場する男装の麗人ユリウス・フォン・アーレンスマイヤ
その他魅力的な男性キャラの面々について語っテくれ。
なりきりやSS、
もしもこれをしていたら萌えルってことを
書いてもOK!
時にはエッチなリア語りも、SSのヒントになルかもしれネエぜ。
○コテハンさんやレスへの誹謗、中傷は慎み、不満があれば最悪板へドぞ。
○コテハンさんに対しての過度なリア追求は、本人の露出願望を見極めテ行いまショう。
○必要以上の自分語り、過度な自己主張は荒らしを呼び込ムかもよ?
○教えてちゃん、かまってちゃんは変質者の住人達から歓迎を受けまス。
○980踏んだ方が次スレを。1000いくまでに誘導スレを貼りましょう。
○基本sage進行 (小文字、半角でメル欄にsage)
関連スレ
ロシア支局(そうだ、ロシアへ行こう)
http://2ch.ru/beta/v/kareha.pl/1202658311/l50 ※住人達の談話室兼避難所。投稿日時はモスクワ標準時で表示されます。
<オル窓>なりきりスレの不満(ペトロパブロフスク要塞)
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1203658905/ Let's go to the Petropavlovsk Fortress!
,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,
[,,,|,,★,|,,] >>*** [,,,|,,★,|,,]
( ・∀・) ∧_∧ ( ・∀・)<ユスーポフ侯とロストフスキー大尉殿がお待ちです
⊂ 〈V〉+つ○(l|li゚Д゚li)○⊂ 〈V〉+つ
/___:|__| 丿 ノ /__:|_|
(__)__),,,,,(,/(,/ (__)__)
オルフェウスの窓でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156160098/ オルフェウスの窓でエロパロ 【2】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189763878/ オルフェウスの窓でエロパロ 【3】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198761375/ 推奨動画 (3つ並んでいるサンプルの右)
http://www.clubseventeen.com/ 過去スレを見たい人はこれを使ってみてね
http://www.23ch.info/
★★★このスレの主要メンバー紹介★★★
ダー担さん・・・レオ(本家)、青年Д、ダー、他。
ここの萌えの中心であり、住人たちの心の拠り所。
細やかな気配りの反面、イタズラ大好きで住人の肝を冷やし、楽しませる。
スレ繁栄の為であれば手段を選ばない。
「いつ消えるかわかンねぜ、あしかラず」
クラ担さん・・・クラウス(アレクセイ)、レオニー怒、ケレンスキー他。
ロシア関連の知識が深い、アイデアと実行力の熱血漢。
軍事板に出張して喧嘩するのが趣味。ダー担さんと共にSS神職人。
ここの世話人的存在で、ロシア支局スレ主でもある。
「アレクセイ?悪いけどそんな奴には興味ねえんだ」
イザ担さん・・・イザーク、ユリウス、オレ様レオ、ズボフスキー他。
中途半端と亀レスが持ち味の、ここのマスコット的存在。
レ怒様に萌えるあまり、誰も成し得なかったユリ役を完璧にこなす。
不満スレの管理人だが、降ってわいた大騒動をキョトンとして見ている事も。
「ぼ、僕だけが知らなかったのか・・。迂闊だった・・・orz」
関東軍さん・・・関西人ばかりの中1人の東京人・・・でした(現在関東人増殖中)
ウナギのように掴み所が無く、都合の悪い質問をされると喘息持ちのボケ老人を装って逃走。
バレエファンでもある。
「後ろに道がある限り、逃げ続けますじゃ」
スリコギさん・・・ここの最年長住人でリア読者。
住人達が腹の中で思っている事を率先して発言、
時には荒らしにネチネチと説教し、住人一人一人に濃い愛情をそそぐ。
「ちょっとあんたたち!逃げる気じゃないだろうね?」
関西さん・・・ベルスレからやってきた親善大使的存在。
宝塚歌劇に精通し、白人男性と同棲の経験からスレ一の色香を放つリア読者。
時々思い出したようにオスカルになりきる。祖国フランスの情勢が悪化したため、急遽一時帰国中。
「私は、バラの花びら等、食べないぞ」
13万字さん・・・オル窓の神に憑依され36部〜38部に大長編SSを連載。ただ今中断中。
現在、SSを完成させるべく執筆活動に励んでいる。
早ければ2ヶ月後(9月)に連載再開あり得るかも・・?
RONさん・・・13万字さんにオル窓の神を憑依させた功労者。
ブラックスになりきって13万字さんの帰りをひたすら待っている。
その愛らしさと柔軟なレスに、皆から可愛がられている。
葱坊主さん・・・短編便乗、アレク煩悩etcコテを変えながら、最終的に葱坊主に落ち着く。
次々と新しい発想でいとも簡単にSSを落としていく。
粗忽者さん・・・誤爆・アンカーミス等、毎日何かをやらかし、地味に大本営を攻撃する勇敢なボリシェビキ。
同志アレクセイに憧れている。
短編職人さん・・・葱坊主さんと共に、SS職人として住人を楽しませてくれる。
何を聞かれても口を割らない、ロストフスキーのような強靱な精神力の持ち主でもある。
>>1 あああああ!!!ユスーポフ侯!!!
見事なスレ立てでございました。
スレ立てと同時に重複スレを避ける為の、見事なレスさばき・・・!
GJでございました。乙でございました!!
侯・・・ありがとうございました・・・・(深く頭を垂れながらポタポタと涙を落とす)
>>1 貴方にはいつもフォローしてもらってばかりだ・・・。
ありがとう、レオニード・・・。
(
>>9もコレも書き逃げ〜wレス不要ですよーw)
11 :
ズボフスキー:2008/07/10(木) 17:51:01 ID:???
民衆は迷わずについてきているだろうかな。
不満スレが、あやまたず住人を導く道標となればいいんだがな・・・
12 :
ズボフスキー:2008/07/10(木) 18:10:18 ID:???
俺としたことがアレクセイの台詞を引用してしまったな・・・w (自嘲)
>>2-11 徹夜での孤軍奮闘、本当に乙でした!
(寝てないんじゃないですか?さっきも不満スレにずっと待機されていたように即レスでしたし・・w)
バックハウスのソナタが聞けない・・・ニコ動の祟り?WMPが起動しないのは何故?
いじり回してたらもうこんな時間、今日はあきらめようorz
ところで、ロシア人ピアニストには「レオニード」という名前の人はいないんでしょうか?
ボリス、スタニスラフ、エフゲニー、ウラジーミル・・・と、悉くハズレorz
さて、今夜も「ブラックスの冒険inユス邸」、フレー、フレー!
>>13 朝方寝たので大丈夫ですよ〜w
夜更かしに慣れたので、変な時間に寝てもなんともないようです^^
慣れってすごい・・・
ありゃ、起動しませんでした?どうしてなのでしょうかねぇ・・・
>ところで、ロシア人ピアニストには「レオニード」という名前の人はいないんでしょうか?
>ボリス、スタニスラフ、エフゲニー、ウラジーミル・・・と、悉くハズレorz
レオニードという名前ならばかっこよくあって欲しいな
前スレで話題になってたХворостовскийさんみたいな風貌を希望w
15 :
代打ユリウス:2008/07/10(木) 18:40:05 ID:???
>>前スレ992
レ、レオニー怒!!
僕はそんなつもりじゃ・・・・・(赤くなる)
それにしてもどうして僕はこの犬を・・・
よくいる犬種だから?いや、違う・・・・
この犬を見ていると心がざわついて・・・(ブラックスを穴のあくほど見つめる)
(どなたか代打の代打お願いしますwご飯落ち)
16 :
レオニー怒:2008/07/10(木) 18:41:45 ID:???
>>1-8
前回に引き続き今回も大本営移転は円滑に行われず
スパイの侵入まで許してしまったようだが、
ともあれスリコギスカヤ、ロストフスキーの両名、ご苦労であった。
特にロストフスキー、徹夜での粉骨砕身には感謝するぞ。
夜に備えて暫く休むがよい。
(では一旦落ちる)
17 :
RON:2008/07/10(木) 19:02:00 ID:???
昨夜の午前2時前頃、スレの引っ越し作業が始まったようで、何も出来ない
(本スレを立てるのとは訳が違いますからね、このスレは!)私は、不義理にも挨拶もしないで
早々に眠ってしまったのでした。
そして今、PCを起動して「不満スレ」を拝見しながら・・・・「おや・・・まぁ・・・。(汗)」
イザ担さん、徹夜されたのですね・・・・。
本当になんと言えばいいのか・・
御苦労さまの、有難うございましたです。
ですが、メンバー紹介の欄に私のコテがあるのを発見!!
青ざめております。
私は、人さまが苦労して書き上げたSSを、なんの苦労もせずに読むのが
大好きなRON(もとへ)ROM専なのに・・・
こんな私がこのスレに貢献できる自信もなく、狼狽しております。
18 :
ブラックス:2008/07/10(木) 19:13:57 ID:???
(クラ担さんも徹夜だったんですね・・・(汗)お疲れ様です。)
>>15 ユリウスに見つめられて照れる。
そして頬を赤らめる・・(しかし、地黒なので誰にも気付かれない。)
クゥ〜ンクゥ〜ン
ユリウスにスリスリする。
(御大のBBSで、センセが不妊治療に苦しんだ話が・・・)
>>17 >こんな私がこのスレに貢献できる自信もなく
既に十分貢献してる。プレッシャーを感じる必要なんかないぞ。
いままで通り、のびのびと楽しく遊ぼうぜ。
(ちょっとメシ落ち)
>>1
何故あなたが借り出されたのです?
あなたがスレ立てなんて・・!!
おまけに代行スレに頭を下げに行くなんて!!
・・・あの坊主のさしがねだわ・・
あなたは私の夫ですのよ!だのに・・
アデール(書き逃げ)
スリコギさんカッコイイ!お見事ですw
そして・・イザ担さんホントにホントにお疲れ様です
テンプレGJ!!!
(お仲間を書き足してくれてるんだろうなと思ってましたw
私の変更のお願いも叶えていただきありがとうゴザイマス)
レ怒さまも、早起きのみなさまも、お疲れ様でした。
23 :
葱坊主:2008/07/10(木) 22:50:03 ID:???
《迷信》
ロシアで長年暮らしているうちに、ユリウスは、この国の人々が異様に迷信深いことに気がついた。
あるとき、召使の一人が、自分の故郷の、一風変わった悪魔祓いの能力を持つ男のことを話してくれた。
その男はほとんど口もきけない全くの白痴なのだが、彼が悪魔憑き患者の胃を拳で殴りつけたり、
樽に詰め込んだりすると、悪魔を祓うことができるのだという。
また、レオニードに連れられてオペラ劇場に行ったときに、社交界のご婦人連の会話に耳を傾けていると、
ユロージヴィ(聖白痴)、治癒者、透視能力者、占星術師などに関する話が耳に入ってくる。
「××大公夫妻のところで、ある魔術師が、先代の皇帝アレクサンドル3世の亡霊を呼び出すことに成功した」
「○○を助けるかもしれない、奇跡を行うイコン」
「▲▲大公妃は、パリからきた心霊術師を出入りさせている」
ユリウスは、あるときユスーポフ家の執事に尋ねてみた。
「ねえ、レオニードはなぜ、あんなに迷信や神秘主義を嫌っているの?」
「若様はもともと理性的で意志の強いお方です。そのようなものに溺れるのは意志薄弱で愚かしい人間だと
おっしゃっておいでです」
「それだけ?」
と聞くと、執事はしばらくためらってから、
「実は、先々代のユスーポフ侯夫人――つまり、若様の祖母に当たるお方ですが――この方は、
予言者や祈祷師、呪い師、ユロージヴィを信じ、そのためにご次男を生後3ヶ月で死なせておしまいになりました。
ご次男が熱病にかかったとき、夫人は医者に見せることを許さず、そのころしばしば呼び寄せていた祈祷師の
指示に従われました。そのため、赤ん坊は死んでしまったのです。しかし、それでも夫人は新しい予言者や
祈祷師を呼び入れることを止めようとはなさいませんでした。
そして若様の母君は祈祷師の出入りを嫌い、姑と不仲になりました。
若様はもともとあのようなご性格の上に、祖母君のこの行いのせいで、ますます神秘主義をお嫌いになるように
なりました」
「そう・・・」
24 :
葱坊主:2008/07/10(木) 22:51:17 ID:???
ある夜、ユリウスはレオニードの部屋で、
「ねえ、社交界のご婦人方には、神秘主義に傾倒している人が多いんだね」
と言ってみた。レオニードは、
「ふん・・・馬鹿な女どもは、すぐにああいったまやかしにひっかかるものだ」
と答えた。そのとき彼は、ラスプーチンのことを思い浮かべていた。
「・・・ぼくも・・・オカルティストに催眠療法をかけてもらえば、記憶を取り戻すことができるかな?
あるいは、吹雪の夜に脅えることがなくなるかもしれない・・・」
「何を言っている!おまえまでがそんなことを考えているのか!?」
レオニードは思わず怒って大声を上げたが、彼女が涙ぐんでいるのを見ると、気を取り直して、
「そのような迷信に頼る必要はない。この邸でゆっくり養生して、記憶が戻るのを待つのが一番よい。
吹雪の夜が不安なら、わたしの部屋に来ればよかろう」
「・・・うん・・・そうだね・・・」
ユリウスを見ているうちに、記憶がなくて、自分が何者かわからないということは、想像以上に
人間の精神を不安にさせるのかもしれないと思った。
なによりも、レオニードは、本当はユリウスがどこの誰であるか知っているのに、そのことを隠して、
彼女を欺いているのだ。そのことに対する良心の咎めが、怒りをおさめさせた。レオニードは
気を取り直して、
「今夜はもうおそい。休もう」
と言った。
25 :
葱坊主:2008/07/10(木) 22:52:37 ID:???
その夜、ユリウスは悪夢を見た。何か恐ろしいものが後ろから追いかけてきて、彼女はそれから
逃れようとして、息を切らせながら必死に走っていた。すると突然、彼女の目の前に黒い悪魔が
現れた。彼女は悲鳴を上げて目を覚ました。
目を開けると、レオニードの黒い瞳が彼女を覗き込んでいた。
(あ・・・夢だったんだ)
と思って安心したが、悪夢にうなされたせいで身体には汗をかき、まだ恐怖感が残っていた。
彼に、
「ひどくうなされていたが・・・悪い夢を見たのか?」
と聞かれたので、
「うん・・・そう・・・」
と答えた。
しばらくして、レオニードが彼女の額の汗をぬぐってやると、ユリウスのほうから抱きついてきた。
息づかいが変わっている。彼女のほうから求めてくるというのは珍しいことだったが、不安感を
鎮めてほしいという気持ちが理解できたので、夜着の前を大きくはだけると、真っ白な裸身が
薄暗い中に浮かび上がった。
レオニードはユリウスの胸の谷間に顔を埋め、乳房を揉みしだき、薔薇色の乳首をつまんだ。
彼の手と唇が、彼女のウェスト、腰、尻、太腿、下腹部と下がっていき、最後に指がユリウスの
泉に沈み、それを迎える蜜の豊潤さを確認した。
レオニードのものが押し当てられると、ユリウスは背中を反らし、腰を上げ、股をさらに大きく開いて
彼が突いてくるのを待った。
彼女の身体の中へものが入ってくると、ユリウスは声を上げた。一瞬、あの黒い悪魔の顔が
浮かんだが、まもなくそれは消え、レオニードの動きとともに性感が上昇し、いつの間にか
彼女の声はああ、ああ、という泣くような高い声になっていった。
二人の肌を打ち合う音が大きくなり、レオニードの動きが速さを増し、息が荒くなってくる。
ユリウスの中で、レオニードのものが熱くなり、脈打ち、精が注ぎ込まれるのを感じ、
彼女自身も絶頂感へと誘われた。
その夜は二人とも、互いを求め合い貪り合って狂った愛欲の嵐に身を任せ、明け方近くになって
やっと眠りについた。
26 :
葱坊主:2008/07/10(木) 22:53:54 ID:???
朝になって目覚めたレオニードは傍らのユリウスの寝顔を眺め、その涙のあとをぬぐってやった。
もしユリウスに本当のことを打ち明けてやれば、彼女の精神も少しは安定するかもしれない――
しかしそれはできない相談だった。
(わたしはこの女を愛していながら、この女の心を救ってやることはできぬのだな)
そう考えながら、ふと脳裏にアレクサンドラ皇后のことが浮かんだ。
姑の皇太后とは折り合いが悪く、社交界の受けも悪く、おまけに息子である皇太子の血友病に
悩まされている皇后。
(皇太子殿下が血友病でさえなかったら、あのクソ坊主もここまで宮廷で幅を利かせることは
なかったであろうに・・・)
記憶を失ってから、精神的に不安定になり、吹雪の日には脅えてレオニードにすがりつくように
なったユリウス。けれどレオニードにとっては、彼女は憩いの港のようなものだった。
ユリウスやリュドミールを相手にしているときに感じる幸福感は、アデールと一緒にいたときには
ついぞ感じたことがないものだった。
(わたしは自分の意志と理性の強さに、自信を持ちすぎていたのかも知れぬ・・・女などに心を
動かされるとは・・・)
THE END
>>23-26 おうおう葱坊主、お前のSSからとうとうおれの名前が消えたじゃないか、
いいぞいいぞ最高だ、GJGJ!
(エロ部分の割合もさらに増えて、七夕の願いも叶いつつあるぜ)
しかしまあ、よくも次々と書けるもんだ。
お前は恐らく○○に足元を掬われたりしないんだろうな。
一本をどのくらいの時間で書いてる?まさか1時間以内か?
28 :
レオニー怒:2008/07/10(木) 23:35:02 ID:???
>>18 (ブラックスに手を掛けて)
そんなに気に入ったのならうちで飼ってやってもよいが、
こいつには飼い主がいるかも知れぬぞ。
この毛並みからすると野良犬ではなかろう。
(ブラックスに例の詰問する口調で)
お前はどこから来たのだ?
>>18 いや、徹夜じゃないよ。3時にPCを閉じて4時前には寝るといういつものパターン。
それよりイザ担さんが心配。
多分今、○○落ちしてるんだろうけど・・・w
30 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/10(木) 23:49:00 ID:xElZFIWt
おぉ…
第39部が立ち上がってます…w素晴らしい連携プレイですね。
本当にお疲れさまでございました。
皆さん睡魔と闘ってませんか?
>>23-
>>26 葱坊主さん、息もつかせぬ投下ぶり。
ついていくのがやっとです…
とは、ウラハラに毎日、期待してしまいそうです。
>>30 あがってる・・あなたは・・もしや・・・wwww
>>23-26 ホントに次から次へと・・GJ!!
1つのキーワードで1つのSSが書けてしまうんですね!
で、アレクというキーは喪失した・・とw
32 :
葱坊主:2008/07/10(木) 23:59:06 ID:???
>>27 まさか!何時間もかけて書いてますよ。
ロシア関連でエロネタといえば、フルイスト派の乱交があるけど、まさか
ユリウスを乱交に参加させるわけにはいかないし…
33 :
RON:2008/07/11(金) 00:00:36 ID:???
>>23-26 葱坊主様
またまた素晴らしいSSを御馳走さまです!
迷信・・・そうなんですよね。あっちの(どっちだ?)本を読んでいると
「神がかり女」とかいうのがよく出てくるんですよね〜
神がかり女・・なんだか違和感を感じる言葉で、他に適当な日本語訳はないものかと。
34 :
30:2008/07/11(金) 00:03:07 ID:???
>>31 もしや…で…す…(ToT)
ね、葱坊主さん!
アレクはまた登場するんですよね(懇願!)
35 :
ブラックス:2008/07/11(金) 00:05:17 ID:???
>>28 クゥ〜〜ン・・・←情けない声
怯えた表情でユリウスの胸元に顔を埋める。
36 :
RON:2008/07/11(金) 00:08:23 ID:???
>>34 こんばんは。
あなたが、噂の?
ひょっとしてずっとペトロパブロフスク要塞に閉じ込められていた方ですか?
37 :
葱坊主:2008/07/11(金) 00:11:17 ID:???
>>33 >神がかり女
呪術師、巫女といってもぴったりこないですね。
ロシアにはフィン人やタタール人の影響でシャーマンも存在していたとか。
ブラヴァツキー夫人やソロヴィヨフといったオカルティストを生んだ
国でもありますしね。
38 :
Д:2008/07/11(金) 00:11:41 ID:???
>>1 おお...お疲れサマ!!
なンてスマートなスレ立て...相変わらず寡黙な候!w
イザ担も昨夜は災難ダったな...。
一ヶ月越えのアク禁、携帯不通ぎみ(←どうだ、いじけ要素たっぷりだろ?w)の俺のとばっちりデも食らったか?
今日はいつ落ちテもいいぜ!
きっトみんな無事に来てくれルはず...安心しろよ!
夜中まで、まタ早朝から書き込みしタ住人達もお疲れ様!
葱坊主、今回もGJ!!
その内(時数が)13万字を超すか...なンてワクワクしテるの俺だけかナ??
オカルトといえば、
アレクサンドラ皇后が実行してたまじない
「夜、月の光を浴びながら沐浴すれば男児が授かる」ってやつ、
月の光を浴びながら○○○すると・・・に変えるとエロ・・ ガツッ・∵
>>36 こんばんは〜
はじめまして…そ、粗忽者です。
誠にお恥ずかしい限りです。
RONさんのなりきりっぷりと
知識の豊富さには楽しませさせていただいてますw
PCクラッシュのため携帯からですが時々お邪魔させてくださいね。
41 :
Д:2008/07/11(金) 00:17:20 ID:???
前スレの超絶技巧の話題...
「イスラメイ」もそうかナって感じるし、
リストの
「メフィストワルツ」とか...。
アク禁解除になっタら、どこかに貼りマスw
あト、ラフマのエチュードなンかも相当難しそうダよな。
もしかして、ウィキに載ってルかも知れナイが今は見れンw
>>36 こんばんは〜
はじめまして…そ、粗忽者です。
誠にお恥ずかしい限りです。
RONさんのなりきりっぷりと
知識の豊富さには楽しませさせていただいてますw
PCクラッシュのため携帯からですが時々お邪魔させてくださいね。
>>35 もしかして・・君も・・ドコから来たのか・・
覚えて・・ないの?(ブラックスをぎゅっと抱きしめる)
レオニード・・
僕・・この犬の世話をしたい。誰かの役に立ちたいんだ・・
>>34 やっぱり(はぁと)
代打の代打はこれにて・・
続きはきっと○○帰りの○○担さんが・・・w
45 :
アレクセイ:2008/07/11(金) 00:21:26 ID:???
>>40>>42 同志粗忽者、脱獄してきたと思ったらいきなり
ageた挙句に連投しやがって。
周りは憲兵と私服警官だらけなんだぞ、ちょっとしたミスが命取りになるから
十分に注意しろ!
46 :
Д:2008/07/11(金) 00:22:34 ID:???
>>39 来れてよかっタな〜...!!いやホントwそしてお疲れサマ!
お前もあっチでなりきりの練習なンて言わずに、
したいようにしテみてネ!
(俺と一緒デ携帯繋がりにくそうダな。同情しあいっこしようぜw)
47 :
42:2008/07/11(金) 00:23:55 ID:???
>>42 すみません誤爆でした。
あぁ〜自己嫌悪でつぶれそうだ…w
今夜はこれにて失礼いたしまする。
48 :
Д:2008/07/11(金) 00:25:21 ID:???
>>39 そうなンだ?!詳しい!!
ロシアやドイツの産み分け?ジンクスを調べても面白そうダね!
ごめンさっきのレスはアンカミス。
39→40デスw
49 :
アレクセイ:2008/07/11(金) 00:25:35 ID:???
>>41 おう、頼んだぜ、楽しみにしてる。
ピアノ素人の担当にはなるったけ「難曲」じみて聴こえるやつがいい。
50 :
クラウス:2008/07/11(金) 00:27:38 ID:???
>>47 そういえば既にスレ中毒患者の匂いがするぞお前!
52 :
RON:2008/07/11(金) 00:32:54 ID:???
>>47 あ・・・行ってしまわれた・・・・。
>なりきりっぷりと
↑
滅相もございません。
私なんて、このスレにいらっしゃる他のなりきりさん達に比べれば、まだまだ10分の1人前でございます。
ドカ!!!たまった荷物をまとめて置く。
>>17 テンプレの人物紹介は前にクラ担さんが言ってたように、
住人の自己満足ですからw気にしない気にしない・・w
スレ立て作業も、手際が悪かっただけで本来はそんなに大変でもないのですよ^^;
>>22 (夜毎の数レスなりきりに癒されます・・GJ!w)
>>29 人を○○中毒末期患者のようにぃ・・・!!(怒
それにしても、毎日4時前就寝でよく体が持つものだ・・・・
PC閉じてから就寝までの空白時間は○○タイムですね、わかります。w
>>26 葱坊主さん、今夜もGJです!
エロ部分がやたらと脳裏に焼き付いて・・。ハァハァしとります・・。
>>38 いじけ要素・・・w(本当は密かにいじけてるんじゃないのー?w煽り)
では今夜はいつ寝落ちするかわかンねぜ、あしかラずwということでw
皆さんはぐれることなく来られて良かったw
短編職人、KYN他も待ってますからね〜!
54 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 00:37:34 ID:???
>>43 犬の役に立ちたいだと?それはまた・・
(自分を過小評価している、と言いかけたが止めて)
・・どうもこの犬は我々が話している事を聞いている節があるな。
見ろ、嬉しそうな顔をしているぞ。
(ブラックスの顔をつつく)
>>52 お前のおかげデ、動物アレルギーがコロっと治っタぜ。
代打まで現れテ、しかも埋もれそうナ亀返レスにも、
くるくると柔軟に対応しテくれルし、
ウジウジしない明るいとこに救われテる(かなりw)
56 :
代打ユリ:2008/07/11(金) 00:38:15 ID:???
>>43 も、もう一度・・?
だ・・めだよ・・・
今やったばかりで、体力が・・・・
ぁあっ・・・・・・だ・・め・・っ・・・
粗忽さん・・・wwwおやすみなさい(旬を逃して一人笑う)
58 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 00:43:37 ID:???
>>56 お前は後で食べるという事を学んだ方がよいぞ。
先延ばしにされればそれだけ・・ゴホンッ 何でも無い。
59 :
ブラックス:2008/07/11(金) 00:44:21 ID:???
>>54 ハッハッハッ♪←舌を出して嬉しそう
自分の顔をつついているレオニードの指先を舐める。
(舌先でチョロチョロ・・・←蛇みたいなので却下)
ペロッペロッ
>>59 (ブラックスエロい・・・wドキドキ)
61 :
RON:2008/07/11(金) 00:49:42 ID:???
>>55 私はダー担さんの“動物アレルギー”については未だに何の事だか???なのですよん。
秀樹・・・ではないのですね?
62 :
RON:2008/07/11(金) 00:52:50 ID:???
>>60 そんなぁ・・・年端もいかない犬ッコロですのに・・・
何の下心もありませんことよ。おっほっほほほ(←な、何キャラ?)
63 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 00:53:27 ID:???
>>59 ふむ、やはりわかっているようだな。賢いやつだ。
ではお前とリュドミールで世話をしてやるがいい。
ただし、夜は所定の場所に寝させるのだ。寝室に連れて入ったりしてはならぬ。
二人共約束を守れるか?
64 :
ダー:2008/07/11(金) 00:58:38 ID:???
>>61 知らなくていいんだ。
とにかく、お礼を言いたい気分だったのさ。
(ドイツからユス邸に国際電話)
65 :
クラウス:2008/07/11(金) 01:02:17 ID:???
ボソ(そう言えばあいつのなりすましAA、最近すっかり見かけなくなったぜ)
(国際電話混線w)
66 :
RON:2008/07/11(金) 01:04:55 ID:???
>>64 国際電話・・・有難うございます。
そうですか、知らなくていいんですか・・・そうですか・・・・・。
(い、イカン!また例の歌謡曲が頭の中をぐるんぐるん!幻聴か?)
今日は割りかしよク繋がるナ...
ビューアっテ一年デ数千円だっけ?
規制解除スレに書き込もうト思っても弾かれタ...。
68 :
代打ユリウス:2008/07/11(金) 01:07:44 ID:???
>>63 レオニード、本当に・・・!?
うん、約束は守るよ。寝室には入れない!
よかったね、リュドミール!(二人で嬉しそうに笑う)
ボソ(代打しないつもりがなりきりの誘惑に負けた・・orz)w
69 :
イザーク:2008/07/11(金) 01:09:06 ID:???
>>65 そんなことを言うと余計にブラックスが混乱しますよ!w
(国際電話乱入)
スタスレで得た情報
今夜26:09〜26:55 NHK総合
探検ロマン世界遺産
「北の都 皇帝たちの夢〜ロシア・サンクトペテルブルク」
72 :
ダー:2008/07/11(金) 01:10:26 ID:???
>>66 ははっ!
君はドイツとロシアしか知らないくせに、日本の歌謡曲や俳優に興味があるんだなw
(ラルクのhideはドイツ人ぽいっテ言われてタようだが、
そうかナ?やっぱスレチだから却下w)
73 :
ブラックス:2008/07/11(金) 01:12:05 ID:???
>>68 (ところがボクには足があるんだワン♪前脚だって結構器用なのワン。
ドアノブだって・・・分からないワン?)←不敵な笑み
74 :
ヴェーラ:2008/07/11(金) 01:14:06 ID:???
>>68 おにいさま!ユリウス、リュドミール、
いつまで待っても朝食においでにならないと思ったらこんなところで・・・
・・あら、その犬は何ですの?
>>70 サンキュ!ビデオとルぜ!!
>>71 ありガとう!
じつは兄にビューアなンかするからPCがおかしク(ネットも出来なくなル)って言われ、
ずっト前ビューアを解約?かなんかされられタ。
俺には一部始終がわからナイが、とにかく2ちゃんするナの一点張り...
アク禁つづきはそのためか...
(kYなレスごめン)
76 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 01:23:40 ID:???
>>74 (自演)
うちで飼う事になったのだ。
>>73 (ブラックスの不適な笑みに気づき)
器用そうな前脚だな。それにこの体形・・・
詰まった下水管の掃除をするのはどうだ?
(前脚をぎゅっと掴む)
77 :
ブラックス:2008/07/11(金) 01:25:56 ID:???
>>76 キャイ〜ンキャイ〜ン
ひしっ・・とユリウスにしがみつき震える。
【業務連絡】
誰かブラックス目線レオユリエロSSをおながいします、
繰り返します、誰か・・
79 :
75:2008/07/11(金) 01:30:47 ID:???
なりきり中に失礼!
みなさンは、リアの会話で思わずオル窓に出てくるセリフを、
言っテしまったりしまスか??
俺は、最近では例によっテ兄に2ちゃんやめろと言われた時に、
「あなたにはわかるまい」みタいなことを思わず...w
他の住人や、職人さんにも聞きたいナ!!
80 :
RON:2008/07/11(金) 01:31:16 ID:???
>>70 (教えて下さって、有難うございます。DVDへの録画予約をしてきました。
サミット参加記念・・・って、オイオイですが以前のTBSのとは、また違う内容で
ある事を期待して。)
81 :
自演:2008/07/11(金) 01:35:42 ID:???
ダー担さんはウザがられてるのに気がついてないのかな?
みんな本当に扱いに困ってるよ。
(てことで、楽しんでネ!おやスみ!w)
>>79 台詞は全く無いけど、前にも言った通り喋り方が警察みたいだって・・。
「軍人」という発想が無い親には「警察」なんだろうなあ。。
>>77 (ブラックスの前足が薄いブラウスの上から胸に食い込み、
それに気づかれてやしないかと顔を赤らめながらレオニードをちらりと見遣る。
レオニードの表情に特に変化は見られなかったのでほっと胸をなで下ろした。)
>>74 (
>>76と同時に言う)
この犬をね、レオニードが買ってもいいって。
そうだ、僕たちも朝ご飯がまだだったね。
ヴェーラ、この子にも何か食べさせてあげるものはないかな・・・。
今夜のユリ代打担
私も今日はこれで・・w
>>70の、テレビつけながら寝ることにしますw
紹介dです!
(不満スレの司令官殿に濡れ・・おなすみなさいw)
>>79>>81 私は・・どうだろ・・?思い出してみようっとw
おやすみなさいw
>>78 読みたい読みたい読みたいぃぃぃ・・・・・
86 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 01:50:49 ID:???
>>84 では私もこれで失礼する。
担当は女役が苦手なのだ。
明日、
>>83続きのヴェーラ役は誰かに任せるとしよう。
87 :
RON:2008/07/11(金) 01:51:54 ID:???
>>78 (家政婦は見た!もとへ ブラックスは見た!!のような展開に!?)
(では、犬っころは柱の陰からじーっと覗かせて頂く事にします♪
乱入なんて、絶対にしません・・・。)
じゃ、みんなTV見ようぜ!RONもロムってる奴らもお休み!
>>87 >じーっと覗かせて
(そうそう、わかってるじゃんその調子!)
>>51 ど・・どうも(照)
>>72 hide 確かに外人ぽいけど北欧っぽいかなと思ってました。顔は好き。
>>75 確かに、IEがつながらなくなるとか落ちちゃうってのがありました。
ビューアーをアンインストールしてもっかい入れるとかで
直るみたいですよ。(←明らかにPCに不案内w)
>>75 どうだろう・・考えてみますw
>>81 あ・・もう寝てしまった・・
てか、なんでいじけてるんですか〜!w(今日はヨク繋がってるんですよねw)
てか・・てか・・皆さんテレビ見に・・じゃ私もw
おやすみなさ〜い
(ブラックスは見た!!に期待)
91 :
RON:2008/07/11(金) 02:03:41 ID:???
o( _ _ )o...zzzzzZZ 皆さん、お休みなさい。
92 :
90:2008/07/11(金) 02:16:48 ID:???
>どうだろう・・考えてみます
は
>>79へのレスです・・安価間違い・・orz
>>53 >(夜毎の数レスなりきりに癒されます・・GJ!w)
ど・・どうも(お礼するのが恥ずかしいので・・いつもスルーしがちですみません)
>>91 今日も大貢献!
よしよし・・(あっコテがブラックスじゃなかったw)
おやすみなさい〜
探検ロマン世界遺産、知らなかった・・・orz皆さん揃って御覧になれてよかったですね(ショボーン)
>>20 >レオニード・クズミン
まず、クズミンという苗字に萎え、「いるにはいるが・・・・・・」の消極さに厭な予感がしましたが、わりとマトモだったので、とりあえずホッ。
知る人ぞ知る、、、日本国内ではCDも出てないってことですかね〜。
それよりも、ご紹介のガヴさんの映像にぶっとびますた。この人本当にクラシックピアニスト???
見た中で一番姿勢が悪いし、ペダル踏む時、ピアノを蹴っ飛ばしてませんか?(コレ、実はお笑い動画だった、ってんじゃないでしょうね?)
>>23〜
葱坊主さんGJ!!
既出ですが、少しずつエロくなって萌え度もアップして逝く・・・。今夜のオカズはこれにしよう♪(皆さんお(ナ)疲れ様でした!)
>>78 便乗便乗、どなたかお願いします!
(朝、二人が目覚めると布団の上に犬が眠っている!呆気にとられて、ただ犬を見つめるばかりのレオユリを妄想してワロスw)
>>79 「あにはからんや〜のためにはあらず」ですかねw
ブラックスはユス家の犬になったんですね〜。
ま、あのままドイツにいても、クラウスに変なものを食べさせられるだけですから、ロシア暮らしのほうが幸せでしょう。(決め付け)
今夜もユス家でブラ君が巻き起こす騒動に期待していますw
94 :
ヴェーラ:2008/07/11(金) 18:04:28 ID:???
>>83 あら!そのワンちゃんも朝食に参加するんですの!?
(ブラ君に)うふふっいやだわ、こんなに小さいのに一人前だと言うの!?
でもなかなか楽しそうですわね、おにいさま。クスッ・・
95 :
RON:2008/07/11(金) 19:00:41 ID:???
N○Kの『探検ロマン世界遺産』録画したDVDを、昼間にゆっくりと観ました。
(ス、スリコギさん。出来る事ならお貸ししたいです・・・。)
以前放送されたT○Sの世界遺産(2週連続)より良かったです。
約150もある噴水には感心するような仕掛けがあるし、運河にかかるたくさんの橋にも
いろいろな細工が施されていて、本当に街全体が芸術作品ですね。
お散歩しながらこれらを見て回るだけで、かなり楽しめそう・・・
なのにレオニード、ユリを軟禁して殆どこれらを見せてあげていないんですね・・・。
ひどい!やっぱり私はアレク派だわ!!
皆に薄っぺらい薄っぺらいと蔑まれても私はアレクの味方です。
(あっ、粗忽さんがいたじゃない!私は一人ではないのだわ〜。)
世界遺産、本当に良かったんですけれど、庶民の暮らしている地区とか
ボリシェビキのアジトの跡とか、そ〜ゆ〜ところも映して欲しかったです。
96 :
ブラックス:2008/07/11(金) 19:10:28 ID:???
>>94 ボクは『ウハー(魚スープ)』が飲みたいのワン!(おねだり犬ブラックス)
97 :
Д:2008/07/11(金) 19:25:45 ID:???
>>95 見るの楽しみになっタ!
サンキュ!
>やっぱり私はアレク派だわ!!
お前の勇気あル発言に嬉し泣きシてルROM住民けっこういルと思う!
アレクファンもまタ来てほしいよネ!
>>90 サンキュ!2ちゃんはイロンナ意味で怖いナ...w
>>53 >本当は密かにいじけてるんじゃないのー?
俺の興味が新参たちに移っていっタから
さみしいの...?
ごめンなァ.....><
(煽り返し)
(うーン...俺にまともに相手しテくれル住民の懐の大きさにホントなら感謝しなきゃ、かもなw)
>>94 ウ゛ェーラねえさま!
ブラックスのために今からウハー作ってもらえるように
料理人さんに頼んで作ってもらってよ。
>>96 よしよし、ブラックス。
今日は僕とユリウスの真ん中で食べようね。
席だって用意してあるんだ!
99 :
短編:2008/07/11(金) 19:46:18 ID:???
書き下ろし(誤字脱字、改行変なのは御容赦を)
世紀末パリ〜イザーク〜
名高きパリのオペラ座でリハを終えたイザークは、
少し外の空気を吸いたくなって、外へ出た。
香水と葉巻と高価な皮の香りに満ちたオペラ座と違って
そこにはイザークが慣れ親しんだ市井の匂いが満ちていた
肉の臓物を煮た香りと安物のワインと腐りかけた野菜の匂い。
彼は過去を想起させるその匂いを憎んでいたけれど、
彼が初めて愛し、知ったアマーリエの魔力のように、その匂いは彼を捉えてもいた。
アマーリエが彼に提供した、あの肉体の魅惑・・・・
忘れねば、と彼は首を振った。セーヌ河畔まで歩いた彼は、都市のありとあらゆる匂いを
抱えたその川を見下ろしながら、彼の鼻腔は故郷のあの清冽な川の匂いを嗅ぎ取ろうとしていた。
対岸に、夜目にも鮮やかな金髪の女性が、嬌声を上げているのを捕らえた彼は
金髪を見るたび、振り返る癖を克服したばかりだったので、
自分がかした掟にさえ背く自らの無力さに再び打ちのめされてしまい
異邦人たる彼の安全な隠れ家、ホテルガルニエに戻った。
「おかえりなさいませ、ヴァイスハイト様」
彼の居室には、彼のために諸事万端を整える執事がいて
部屋には彼の好きなレーゲンスブルグの赤いバラとその香りに満ちていた。
赤いバラのなまめかしさは、彼にいつも一人の乙女を連想させた。
修道院付属の男子校で紅も指さないのに、赤い唇をして
彼とその青春を支配した、ユリウス。
あの日、彼の腕に瞬時とどまりはしたが、往く春を追うように
飛び立ってしまった、かよわくも残忍な彼の運命の恋人。
「イザーク・ヴァイスハイトの演奏は静謐ながら至高の情熱をはらんでいる」
彼をそう表現したパリ・マッチの新聞記者は慧眼だった。
新進気鋭の演奏家として脚光を浴びたイザークが、その脚光に甘んじることなく
更なる高みを目指しているのは、彼を殉教者に選んだ芸術の神々のため、ではなく
彼のエウリディケをもう1度、見出すためだった。
世界に響け、僕の音色、僕の名前。彼女の耳に届け!
誰知るでなかったが、この思いが、彼の音楽への原動力だった。
そして、彼のその願いは、彼が知らない場所で密かに叶えられていた。
ラジオから流れ出た、クロノスが持つような思いハンマーで奏でられた『皇帝』
彼の青春の嫉妬・苦悩・愛・尊敬、その全てだった二人が
その演奏をパリから遥か遠いロシアで聞いていた。
歩行さえおぼづかず、地獄から現世に連れ戻されたばかりの病み疲れた
けれど、現世への情熱を少しも失わぬ、ストラディバリを愛し愛された男は
吹雪がそのまま差し込むような粗末な小屋で
鮮血の色をした故郷に咲くバラも、自らの名前すら遥か彼方に置き去りにした
緑の目の乙女は、豪奢な侯爵の館で侯爵の膝の上で。
<END>
100 :
RON:2008/07/11(金) 19:58:37 ID:???
>>99 短編さん♪
お元気そうで良かったです。(筆も進んでいるようだし)
短編さんの作品って、『物語』みたいな雰囲気があります。
13万字さんとか葱坊主さんのもそうですけれど、文章の流れに個性があって面白いです。
>緑の目の乙女は、豪奢な侯爵の館で侯爵の膝の上で。
↑
素晴らしい〆方ではありませんか!
溜息モノのブラボ〜です♪
101 :
ブラックス:2008/07/11(金) 20:05:39 ID:???
>>98 >席だって用意してあるんだ!
・・・嬉しいけれどボクは床の上で十分なのだワン!
(と言いつつ、チビなのでテーブルに顔が届かない事を気にしている・・)
ウハーを食べさせてくれるのなら文句はないのワン!
102 :
Д:2008/07/11(金) 20:31:48 ID:???
>>99 最後の〆、俺もすごくいいナって思っタ。イザもアマーリエも魅力的に移ルのは、短編の手腕なンだろうナ!ユリ手放しテしまっタ二人の男のすたれタ感じがgoo!!
そしテ勝ち組レオが際立っテる!物語外の人物なンてちっトも気にならナイから、まタ書いてネ!!GJ!!
(この後またアレク叩きにならなきゃいいが...w)
>>101 あ、ありガとう!
まさか返信もらえルなンて...(嬉)
(気をよくシタので勝手に...w)
>>101 それなら、僕とユリウスの膝の上と、
どっちがいい?
おにいさま、ブラックスも一緒にいいよね?
(枯れ木も山の賑わいw)
104 :
RON:2008/07/11(金) 20:41:41 ID:???
>>102 >この後またアレク叩きにならなきゃいいが...w
な、なんですって!? (-"-;)
(誰が何と言おうと私はアレクの味方です (ToT)・・・そうだ!短編さんの腕にかかれば
薄っぺらいアレクもきっと魅力的に!!)
105 :
RON:2008/07/11(金) 20:51:19 ID:???
(ダー担さん♪
私、ちょっと野郎の世話をしなくてはならなくなったので、ちょっと席をハズしますね〜)
106 :
Д:2008/07/11(金) 20:56:22 ID:???
>>104 >誰が何と言おうと私はアレクの味方です
おお、かっこいい...その調子!!
短編職人の小説は、二人の男が失ったものの大きさ、を思い起こさせル感じダw
喪失感がダイレクトに伝わっテくる!
>>105 はーイ!
じゃ、俺も落ち!
107 :
粗忽者:2008/07/11(金) 22:11:53 ID:???
短編職人さんのSSが〜
後でゆっくり読ませていただきますね。
昨夜の亀レスです。
>>46 なりきり…チャレンジしていきまぁす(自爆しない程度に…)
ダー坦さんは携帯なのに素早いレスですね。
>>52 いや、いや!
無邪気さがあふれてて素敵ですよ〜
またアレクに会えるといいね、ブラックス!(アレクに抱きしめてもらえるなんて…うらやまし)
>>50 な、なんのことだ…!?
(釣り堀シーン…好きだなぁ、クラウス!
そなんですよ…w
そう言う貴方は…?)
sageは必ずチェックするよう気を付けますね!
では、SS読んできま〜す。
108 :
粗忽者:2008/07/11(金) 22:36:52 ID:???
SS読んできました。
イザークの想いが音なって
距離を越えた感じが伝わってきました。
原作より深くて響きました!
ありがとうございます。
昨晩のN*K…見逃した。。。(T_T)
109 :
レオニー怒:2008/07/11(金) 23:23:42 ID:???
110 :
アレクセイ:2008/07/11(金) 23:31:33 ID:???
>>107 釣堀だと?何を言ってるんだ、あれは川だぞ。
(おれの担当は掲示物を引き剥したおれが好きだと言ってるぜ)
同志粗忽者、昨日はsage忘れに連投という失態を演じてくれたが
今日は妙に慎重にしてるじゃないか。
111 :
アレクセイ:2008/07/11(金) 23:39:55 ID:???
>>104 >短編さんの腕にかかれば薄っぺらいアレクもきっと魅力的に!!
おおそうか、好きだと言いながらやはりお前もおれを薄っぺらな男だと思っているんだな。
RONも同志粗忽者も、そんなにおれが好きならユリウスになりきってみろ。
ちゃんと真面目に相手してやるぜ。
(クラウスなら真面目になれないが・・)
112 :
粗忽者:2008/07/12(土) 00:09:03 ID:???
>>110 同志アレクセイ
はい、同志達に迷惑はかけられませんからね、慎重ですよ。
(いつまで持つやら…
その分さらに亀レスです。)
5ヶ条なる目標立てたんです。
少しは同志として役に立てるよう努力していきますよ。
でもっ!!また、やらかしてる。
川でしたわ。(笑)
掘って、なんかしょっぱいですw
掲示物ひっぺがし!いいですよね〜性格まるわかり
でもどのシーンも好きで選べないっ!!
>>111 お、お相手はRONさんで…
わたくし、なりきりの修行中の身ですから〜(関東軍さんに習って、逃げ)
113 :
アレクセイ:2008/07/12(土) 00:12:30 ID:???
>>93 >この人本当にクラシックピアニスト???
あれでもオル窓の連載が始まった時にチャイコフスキー国際コンクールで優勝したんだ。
まあ、クラシック作品を弾く事で何とか「本当に逝っちまう」のを踏みとどまれてるようだが・・・。
探検ロマン世界遺産、残念だったな。
おれもスタスレを見なかったら見逃してたよ。向こうの見知らぬ同志に感謝だ。
ペテルスブルクは日本と違って真夏でも木々の緑の色が春の色だぜ。
赤や黄や緑の建物と相まってそれは美しいもんだ。おれも生きて再びこの街に足を(以下略
スリコギも同志粗忽者もテンプレのバーチャルツアーで我慢してくれ。(あれは結構いい線いってると思うぜ)
114 :
RON:2008/07/12(土) 00:13:01 ID:???
>>111 >やはりお前もおれを薄っぺらな男だと思っているんだな。
↑
これは、あの、その、言葉の綾と言うもので・・(汗)
>そんなにおれが好きならユリウスになりきってみろ。
↑
私にあの、儚いユリが務まるとでも!?
>>112 >関東軍さんに習って、逃げ
そんなところばかり習われても・・困りますじゃ(恥)
>お、お相手はRONさんで…
ほぉぉ・・(ニヤニヤ)
(こんばんは)
116 :
RON:2008/07/12(土) 00:19:54 ID:???
>>112 あら、粗忽さん!こんばんは〜♪
私は犬の姿でアレクのベットに潜ったり、抱き締められたりしているので
もうそれで満足なのです。
粗忽さんはまだアレクに抱擁してもらっていませんよね?
なので貴女がユリウスに変身してアレクに抱きしめてもらって下さいね。
いい夢が見られますよ〜
117 :
アレクセイ:2008/07/12(土) 00:30:06 ID:???
>>112 待てと言ってるんだよこの野郎!
誰もいきなり共同をやろうなんて言ってないぞ、
普通にユリウス気分になっておれと話せばいいんだ。
>5ヶ条なる目標立てたんです。
おお、いい心がけだ。お前はおれよりも立派な革命家になるだろう。
おれと違って地区委員会の議長にだってなれるさ。
>>116 おうおう!法要・・違った、抱擁だとォ?
抱擁だったらおれなんかよりもっと剥いてる、じゃなかった、向いてる奴がいるぜ!
今夜も皆さんお揃いで・・♪
>>99 短編職人さんGJでした!
まさかイザークが出てくるなんて、かなり驚きました!
イザークがユリを思って弾き続けてくれてたら素敵だ。
私としてはイザは結婚せずにずっとユリの影を追っていて欲しかったな。
そのほうが芸術家ぽくてカコイイ。
最後の段落泣けるじゃないですか・・ウルっときてしまいました。
(今夜は眠い・・皆さんおやすみなさい!wよい夜を・・・ イザ担)
119 :
粗忽者:2008/07/12(土) 00:56:31 ID:???
みなさん、こんばんは〜
>>113 そうか、春の色なんですね〜
お話聞けただけでも満足です。
>>115 いいえ、習いますじゃ(スミマセン)
アク禁から解放されたのですか?
>>116 私はコレでも革命家を目指す者ですから。。。(逃げの口実w)
アレクとは男同士になっちゃいますぅ(オエッ)
そんなのはイヤでしょう?
>>117 共同なんて!
そんな恐ろしいこと考えてないですよ〜w
ユリ気分でお話…
ユリって…
女の子ですよねぇ〜
山に籠って修行してきてもいいですか。。。(気弱…)
イザ坦さん、お疲れですね。
私もそろそろ…
120 :
アレクセイ:2008/07/12(土) 01:22:00 ID:???
>>119 >山に籠って修行してきてもいいですか。。。
いや、山はいかん。ベルリン川で水垢離だな。
>>118 担当も今夜はやたら眠いそうだ。
変な病気に罹ったかと思って疲れたらしい(ロシア支局参照)
おまけに宵の口から「ブラックスは見た!」を書くならどういう風に・・・と考えてると
速効我慢できなくなっちまって(ry
>>115 関東軍もダー妄想で頑張ってくれ。ダータン戻って来なかったな。
お前のこった、どうせまた夜中に独り言を言いに現れるんだろうが・・・。
じゃ、おれもこれで。
121 :
ブラックス:2008/07/12(土) 01:27:30 ID:???
・・・・・そして(今夜も)誰もいなくなった。
仕方がないワン。
久しぶりに遠吠えでもするか・・
え〜っと月はどこだワン、月は?
「アオ〜〜〜ンオンオン アオ〜〜〜〜ンオンオン アオ〜〜〜〜・・・」
>>79 「あなたがこんなにしたのよ〜〜〜〜」
とかだったら、カッコイイですねw
考えてみたけど・・思い当たらない(薄っぺらい生活w)
亀のあげくコレかい・・トホホ
なんか・・・リアでも〜ですじゃ・・って言いそうでコワい・・。
>>99 あ・・無事39部へ到着ですねw
>アマーリエが彼に提供した、あの肉体の魅惑
おおおw さらにユリの存在が手の届かない精神そのものって感じがしてきますね。
金髪の女性を対岸に見るってのも象徴的な感じが。
皆さんと一緒で最後がイイ!
お互い分かっていけどつながってるみたいなトコが。
GJでした。
>>119 >アク禁から解放されたのですか
今日もプロバ自体はアク禁ですw(専ブラのおかげででセーフ)
5ヶ条をウッカリしてしまうのを期待してマスww
>>120 >夜中に独り言を言いに現れるんだろうが・・・
お・・お見通し(恥・・)
>>121 よしよし(今日はコテがブラックスだ!w)
おやすみなさ〜い
皇帝の旋律〜レオニード〜
「どうした?なぜそんなに震える?」
彼の首に廻されたひんやりしたユリウスの腕の戦慄が
ラジオから流れ出る皇帝の曲と呼応してることに気がついた彼は
彼女の耳朶を通じて、彼女の何かを呼び起こそうとしているその演奏から
守るように彼女の耳をふさごうとした。
しかし、彼女は、彼に抗議するように首を振って
「お願い、この演奏を聞かせて」と彼に懇願はしたが
実際のところ、彼女は自分の膝下にいる誇り高き侯爵に命令したのだ。
弱しく見せながら実は強かな彼女のその擬態が、彼を不機嫌にさせたのだろう、
彼は指の中にある貝殻のようなその耳に歯を立て、彼女は口の中で悲鳴を押し殺した。
彼女はラジオから流れる旋律と、自分を膝の上に抱く男の腕の心地よさに
手放しで犯され、混乱していた。
彼は彼女の耳朶に舌を侵入させたかと思いきや、すばやく退却させ
「いや・・!いや・・・!待って」
彼女が彼のやりように抗議して混乱する様を楽しんだ。
やがて彼女は彼の首から腕を放して彼を押しやろうとしたが
本気で彼から逃れようとしない証拠に、彼女の手は
彼の熱さを隠そうともしない場所に落ちて行き、いつの間にか彼女の手首を捉えた彼の手に導かれるままに
ピアノの象牙の鍵盤に老いてこそふさわしい細い白い指で彼自身を包みこみ
握り締めた時、押し殺されたうめき声が侯爵の口から漏れた。
氷の男の唇から漏れた吐息は、熱く苦しげでいて官能に満ちていて
それがまだ少女のようなか細さを残した彼女を大胆にした。
目前にある勝利を確かなものにしようとするように、彼女は顔を彼の胸にうずめると、
彼の軍服のボタンをひとつずつ噛みちぎった。野蛮で淫猥でそして美しいその眺めに
侯爵は生まれて初めての降伏の予感を感じて、その心地よさに全身を浸したくなる
衝動を感じた途端、彼は自分の胸を包む整然と並ぶ皇帝の印璽を模したボタン
〜軍人の矜持〜を、彼女が口に含んだと思うと無情に床に散らしていく様に
殺意にも似た憎悪を覚えた。
彼はユリウスの顔を上向かせると唇に指を進入させ彼女の舌を捉えると指で押した。
「嘘吐きの背信の女め」
「売国奴の娘」
「テロリストの女」
ロシア語で彼の膝をしたたかに濡らす彼女をロシア語で罵倒しながら
彼は部屋中に満ちた皇帝の旋律のリズムに合わせて彼女を貫いた。
「ああ・・・きっと
そう、この皇帝を演奏してるピアニストは・・・・・
レオニード、あなたのような黒い目して」
彼女の瞳の緑が更に濃くなるのを彼は驚嘆して見つめながら
「お前の心の一部でも占めるなら」
占めるなら、奇跡の調べを奏でるその指を切り落とし
その黒い瞳をえぐり、お前がその亡骸を抱いて嘆くことも出来ぬ程灰にしてしまおう
侯爵の若い四肢は彼女の中でそう宣言していた。
>>123 キャラが完全に崩壊してる、何とも凄い妄想ですね。読んだら体に毒が回ってきました。
失礼しました、124は言いたい放題の住人Sです。
短編さんのSSはご自分が書きたい筋書きの話に、オルキャラを無理にはめ込んだような気がします。
言ってみれば、「名前替え」を読んでる感が。皆さんはどうお感じになりますか?
スリコギさんのズケズケ言いキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!!
名前替え感=キャラの別人感は確かに私も感じるw
他の人のSSは原作から派生してるけど、
短編さんは別の進化体系から来てオル窓とミックスさせてる・・・、そんな感じかな。
おっと、短編さん真夜中に乙でした。
by126、スリコギさんの分も代理でw
128 :
RON:2008/07/12(土) 12:06:27 ID:???
え〜と。誰もいない真昼間にコソコソ・・・
今日の朝日『赤be』ベルばらKidsにクラウスとイザークの3頭身姿を発見!
きゃ〜ぁ♪
(解説の絵はミモザナイトのロマンスの合奏シーンです)
イザークはあれでいいとして、クラウスはもっと可愛く描いて欲しかったなぁ。
まぁ、掲載されただけで好しとしよう・・・。
>>128 イザークはちゃんと面影があるけど、クラウスの顔はクラウスに見えないな〜。
>まぁ、掲載されただけで好しとしよう・・・。
(んだんだw)
朝日新聞を取ってない住人のために;
タイトル「ユリウス??」
1.イザ(オスカルに)「ユリウス! あ・・・! ごめん人違いです」
2.クラ(同)「おいっ ユリウス 俺だ クラウスだ! おっと― すまん!」
3.クラ「イザーク みつかったか!?」
イザ「いや どこにもいません」
4.オスカル(茂みに隠れていたユリに)「行ったよ」
ユリ「ありがとう!2人のレッスンがあんまり厳しくてエスケープしたんだ」
131 :
RON:2008/07/12(土) 12:31:18 ID:???
>>123 短編さん、こんにちは。(コテに「酔いどれ」がついている!!)
酔った貴女も魅力的です。うふふ♪
スリコギさんの言われる「キャラ崩壊」
・・・確かにレオ様はユリを罵倒したりはしないでしょうね。
イザークの『皇帝』を聴いているユリの反応が、それほどまでにレオ様を狂わせた?
野蛮で淫猥で美しいユリ (野蛮・淫猥と美しい・・って普通は同列に置けないけれど)
激しい嫉妬に狂うレオ様
『イザークの皇帝』が、ふたりの箍を外してしまった!?
これはこれで、面白い。
この作品は暑くてグテ〜ッツとしている私の脳みそへの強烈なカンフル剤になりました。
132 :
Д:2008/07/12(土) 12:38:35 ID:???
>>129 おお...!面白い動画見つけタな!!
グッジョブ!
俺もキーシン好きダな!
ブーニンの昔の演奏、繊細で(演奏もなンかエロく見えルしw)大好きなンだけど、
これはいつのだろう...
アシュケは、過去デ話題になっテたけど、
冒頭アルペジオだな。
やっぱ、手が小さい...?
同じ小柄っぽくテ正統な感じの人にツィメルマンがいるけド、
彼のも見てみたイな。
>>126 だから昨夜、感想を書いてなかっタんダな...w
>>126 イザの話は好きダけど、
123はさすがに、二人のキャラ違うんじゃ...っテ思った...w
(自分は書けないくせにごめンな、短編。
あ、デもコテどおり、短編自身が昨日は酔っぱらっテて、何かの手違いでユリでなク自分のリアの姿を書いちゃったんだよ、そうだ、そうに決まっテる〜〜〜www
オ○ニー乙〜〜〜www)
(酔いから覚めた短編の言い訳が早く見たい〜w←性格わるっ)
>>119 早くお前のアレクが見たいぜ!
デも、アレク担を叩きまくると宣言しタ住人が...w
デも大丈夫!RONユリがいル..!!
「音楽への思いをぶつけた作品」
5月10日付けの4コマ「オルフェウスの窓」で登場したオスカル似の「もう一人の男装の麗人」子とユリウスが、
今回は聖ゼバスチアン音楽学校の学友イザークとクラウスとともに再登場です。
現在、池田理代子さんは声楽家としても活躍されていますが、
6歳でピアノを始め、高校1年までは音楽学校への進学を目指していたそうです。
そんな音楽への思いをぶつけた作品がこの「オルフェウスの窓」です。
作中でイザークとユリウスはピアノ、クラウスはバイオリンを学んでいます。
イザークは「近い将来かならずピアノ界を震撼させるだろう帝王の指」と評されるほどの才能の持ち主です。
クラウスも「バイオリン科一の奔放で天才的な弾き方をする」とされています。
そんな2人の天才に囲まれたユリウスは、与えられた才能の差にたたきのめされ、
「真剣にピアノをひくことのじぶんの生きざまを投影させてみたことがあったろうか」と反省します。
天才たちのスパルタ教育から逃亡した彼女に、救いの手をさしのべたオスカルなのでした。
>>132 >だから昨夜、感想を書いてなかっタんダな...w
うん、当たってる。あれだけ別なものにされると、GJも感想も言えない。
ケチつけるのもなんだから、ゆうべは黙ってた。
スリコギさんに触発されて「後だしジャンケン」・・・・・。
>オ○ニー乙〜〜〜www
確かに、自分が書きたい単語・表現・文章最優先で、読まされるほうは萎えるwwww
(例の底の浅いナントカ、に倣い←性格わるっ)
135 :
RON:2008/07/12(土) 12:53:44 ID:???
>>129 ほんとうに、どうやって発掘されているんでしょうか・・・?
お陰様で、ラクして珍しい動画にありつけ、感謝です。
私、この曲はアシュケナージ・キーシン・ラフマニノフ・バサリー・・・と、4人の
CDを持っているのですが、個人的にはバサリーのが好きなんですよね〜
それにしても聴き比べは楽しい。(CDの量が膨大になるけれど。)
>わがガヴちゃんのは入ってないけど、ちなみに彼の手は13度ハァハァ
↑
羨ましすぎです。13度って!!!!
>>135 お気に入りのバサリーのラフマ、良い動画があるなら紹介して下さ〜い!!
(↑自分で探さないクレクレ厨)
ニコ動、「クラシック聴き比べ」で検索すると色々面白いのがありますよ。
137 :
RON:2008/07/12(土) 13:05:23 ID:???
(あっ、洗濯機が呼んでいる。行かねば・・・。)
>>136 探してみるけれど、期待しないで下さいね。私は検索ベタ(汗)
あらまあ、反論と私叩きになると思ってたら、賛同されてるじゃないですかw
>オ○ニー
まさにそれですね、ダー担さん、的確な表現乙〜〜〜www
フィルターも掛けられないSS自重〜〜〜www
クラ担さん、「代理」どうもです。(みなさんいつも有難うございますw)
RONさんこんにちは!
・・・て、もう誰もいないの?
アオ〜〜〜ンオンオン アオ〜〜〜〜ンオンオン アオ〜〜〜〜・・・
(いるよ、これから落ちるとこだけど)
>フィルターも掛けられないSS
プ・・・確かにww
>>139 お出かけですか?それとも遅い昼食?ゆっくりしてきてね!!!
(独り言)
あ〜あ、はやくレ怒ユリ共同、再開しないかな〜。
>>141 (独り言にレス)
二人とも○○中患者でスミマセンね^^〃
原作キャラのイメージから逸脱しないよう十分気をつけます。
143 :
酔覚め短編:2008/07/12(土) 15:24:28 ID:???
レオ&ユリは、予想以上に反感買ったみたいですね。
Sさんご指摘の名前替えはしたつもりはないけれど
毒のあるレオユリを書いてみたかったのは事実です。
清冽な乙女とストイックで頭がキレで金持ちでハンサムで軍人貴族の関係の
保護し保護されるだけではない、おどろな部分を書いてみたくて。
筆力不足で、皆さんを酔わせる毒ではなく、嘔吐を誘う毒になってしまって
失礼しました。
あのレオユリは、短編のオ○ニーじゃまいか、非難されたのはチョット意外でした。
ココって、読み手も書き手も萌えという言葉でゴマかしてはいるけれど
オル窓のオ○ニストが集う場所だと思ってたので甘えが出たようですw
最後にRONさん
毒をまぶしたレオユリ、否定しないでいてくれてありがとう。
144 :
Д:2008/07/12(土) 17:06:16 ID:???
>>143 正直な気持ちサンキュ。時間がとれタら、ペトロバウロフスク(不満スレ)を見テネ!
短編職人さんのことが、なんだかとっても好きになりました・・・w
やった、さすがスレの主ダー担さん!事態収拾をみごとにやってのけるッ!
そこに痺れるッ!憧れるゥ!
欺瞞オ○ニスト集団代表S
147 :
葱坊主:2008/07/12(土) 19:56:52 ID:???
【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきり】第38部の、321-326で投下した、
《シベリアのアレクの命を餌にしてレオがユリに迫る》の続きを書いてみました。
■■■■■
アレクセイたちシベリア流刑囚は、鉄道で護送され、途中から行き先ごとに分けられ、馬車に乗せられて
監獄まで護送されることになった。
森の中の道を馬車が進んでいくと、途中で武装した集団が現れた。
「わあーっ!」
「反逆者のやつらだ!!」
「囚人を奪われるな!!ねらっていたんだこいつら」
馬車の周りの騎兵や衆人を護送する役目の看守たちを倒すと、その中の一人が、
「さあ急いで同志!」
と言った。
「きみたちは・・・!?」
「きみたちを官憲から奪い返すために働いている。もう心配はいらないぞ」
それをきいてアレクセイは、
「同志たち・・・おれたちを逃がすために活動してくれていたのか・・・!」
と、感激で胸がいっぱいになった。
仲間に救出されたアレクセイは、いったんシベリアの農家に仕立てたアジトで休息を取った後、
汽車でペテルスブルクまで帰ってきた。
ペテルスブルクに帰ってきたとき、アレクセイの心は喜びにあふれた。
(ペテルスブルク・・・もはや二度とこの街に帰ることは叶わないと思っていた・・・)
同志の一人が、アレクセイが隠れ住むアパートを用意してくれたので、そこに落ち着くことになった。
しばらくの間は、ペテルスブルクに戻れた喜びに浸っていたが、そのうちふと、ユスーポフ邸で会った
ユリウスのことを思い出した。
(ユリウス・・・あいつはどうなったのだろうか・・・いまごろ、ドイツに強制送還されているだろうか・・・)
148 :
葱坊主:2008/07/12(土) 19:57:17 ID:???
アレクセイは、再び同志たちとともに地下活動を開始した。
そんなある日、ユスーポフ邸に潜入して情報を手に入れていた同志の報告の一部として、
「あの邸には一人のドイツ人女性が軟禁されている」
という話を聞いた。
(な・・・ユリウス・・・あいつ、まだあの邸にいるのか・・・!?)
ある日、ユリウスがレオニードの部屋の前を偶然通りかかると、
「囚人護送馬車が・・・!!そ、それでは・・・」
というレオニードの声が聞こえた。
ドアの外で聞き耳を立てていると、
「はい・・・アレクセイ・ミハイロフを含む革命家たち数名を取り逃がしました」
というロストフスキーの声が聞こえた。
(クラウス・・・きみは逃げることができたのか・・・!)
立ち聞きしていたユリウスの胸が騒いだ。
(クラウスが脱走できたのなら・・・また再会できるかもしれない・・・)
そう思って喜びにひたっていると、
「誰だっ!?」
と声がして、レオニードがいきなりドアを開けた。
そこに青ざめた顔のユリウスが立っているのを見て、
「・・・聞いていたのか・・・」
と、彼女を冷たい眼で見据え、
「おまえは自分の部屋へ戻れ」
と命じた。
149 :
葱坊主:2008/07/12(土) 19:57:48 ID:???
ユリウスはユスーポフ邸の長い廊下を歩きながら、まだ胸の動悸がおさまらなかった。
クラウスが終身刑になったとき、これでもう彼に再会する希望は絶たれたと思っていたが、
彼は無事に逃げることができたのだ。
その後数週間、レオニードは非常に多忙になり、軍部にずっと詰めたきりになっていたので、
ユリウスはじっくりとクラウスのことを考えることができた。
(もしクラウスがペテルスブルクに戻ってきているのなら、また再会できるかもしれない・・・
ああ、なんとかしてこの邸を逃げ出すことができたなら・・・)
ユリウスにとって、愛してもいない男に抱かれる毎日は苦痛以外の何ものでもなかった。
あのときはクラウスの命を助けたい一心で身体を投げ出したけれど、彼が自由の身に
なった今は、無理にユスーポフ侯に身を任せる必要もないわけだった。
そのとき、
(仮にこの邸から脱走して、クラウスのもとにたどりつけたとして、ユスーポフ侯に抱かれた
ぼくを彼は受け入れてくれるだろうか・・・?もし彼がぼくを“汚れた女”と見て、受け入れて
くれなかったとしたら・・・?)
という考えが浮かんだ。しばらくの間、悩んでいたが、
(もし彼がぼくを受け入れてくれなかったとしたら、それでもいい。とにかく、今の虜囚の
ような状態に比べれば、どんな境遇でもましだ)
と考え、クラウスのもとに行こうと決心した。
(邸の警備が手薄になったときがあれば、隙を見て逃げ出そう・・・)
レオニードは、軍部から邸へ帰る馬車の中で、あれこれと思いをめぐらしていた。
(アレクセイ・ミハイロフが脱走したとすれば、革命家どもへの対策も、新たに練り直さねば
ならんな・・・)
ふとユリウスのことを思い出し、彼女をどうしようかと考えた。
(あの女を餌にして、アレクセイ・ミハイロフをおびき出すという手もあるな)
150 :
葱坊主:2008/07/12(土) 19:58:17 ID:???
アレクセイは、革命運動の合い間に、“ユスーポフ家に軟禁されているドイツ人女性”
について同志に尋ねてみた。
「ユスーポフ邸に潜入したわれわれの同志にも、くわしいことはよくわからないらしい。
彼女がユリウスという名のドイツ人女性であること、ある日、街で市街戦に巻き込まれて
負傷し、ユスーポフ侯の部下によってあの邸に運び込まれたことくらいだ」
(ユスーポフ侯はなぜいつまでもユリウスを自邸に軟禁しているのだ?ふつうなら、さっさと
ドイツに強制送還しそうなものだが。あいつをおれたち革命家の仲間だと疑っているのなら、
官憲に引き渡して取調べを受けさせるだろう。いったい何のために・・・)
彼の脳裏に、聖ゼバスチアンで過ごした日々がよみがえった。
(おれはあいつに対して自分の正体を隠していたが、考えてみれば、おれのほうもあいつの
ことをほとんど知らないんだな・・・なぜ男のふりをして音楽学校に入学していたのかも、
あいつが育った環境がどういうものだったのかも・・・)
いっそのこと、ユリウスをユスーポフ邸から脱出させようかという考えが頭をかすめたことも
あったが、
(おれ自身、官憲に終われる身だからな・・・たとえユリウスと一緒になっても、安定した
生活など与えてはやれない)
151 :
葱坊主:2008/07/12(土) 19:58:52 ID:???
その夜、久しぶりに邸に戻ったレオニードは、以前と同じように彼女を求めようとしたが、
ユリウスはきっぱり拒否した。
「もうあなたに抱かれるのは嫌だ!もうこんなことはやめにして!」
しばらくの間、レオニードは冷ややかに彼女を見つめていたが、やがて、
「・・・それは、アレクセイ・ミハイロフが脱走したことを知ったからか?」
と尋ねた。ユリウスはしばらくして、
「・・・そうだよ。彼こそが、ぼくの唯一愛する人なんだ。こんな状態が続くのは、拷問と同じだ」
「おまえがやつのもとへ行ったからとて、やつがおまえを受け入れてくれるとは限らんぞ。
他の男に抱かれたおまえを、あやつは拒否するかもしれぬ」
「仮にそうなったとしてもかまわない。ぼくはどうせ、故郷を出るときに何もかも捨てて
きたんだ。ぼくに残された唯一の希望である彼が受け入れてくれなければ、そのときは、
絶望の中で死ぬだけだ・・・」
「・・・・・・」
ユリウスのアレクセイ・ミハイロフに対する恋慕の情の強さを見せつけられ、さすがの
レオニードも驚いていた。
(この少女のどこに、これだけの意志の強さが潜んでいたのだ・・・?)
彼はしばらく彼女の顔を見つめていたが、不意に彼女の腕をつかんでぐいと引き寄せ、
その身体を軽々と抱き上げると、寝台のほうへ連れて行き、その上にどさりと投げ出した。
「な・・・!ユスーポフ侯!」
彼女の反応など気にとめず、レオニードは彼女の服を一気に裂いた。服の裂け目の間に、
輝くような白い肉体が現れた。彼の手が無造作に乳房をつかみ、果実でも?ぐように
荒々しく揉みしだいた。
「やめて・・・!そんなことをするくらいなら、いっそぼくを撃ち殺して・・・!」
今まではネチネチと言葉でいたぶられることはあっても、こんな暴力的な扱いを受けたのは
初めてだった。
「あの男への貞節を守るつもりか・・・?ふん・・・」
ユリウスは彼を引っ掻いたり、膝で蹴ったり、唾を吐きかけたりして滅茶苦茶に抵抗した。
さすがにレオニードの顔にも怒りの表情が浮かび、彼女の両腕を折れそうになるほど掴むと、
ユリウスの身体の上に荒々しくのしかかった。
男の逞しい肉体の下に組み敷かれ、彼女を傷つけようとするかのような荒々しい愛撫に
必死になって耐えた。
レオニードが彼女の中に入ってきたときには、痛みで悲鳴を上げた。彼は、まるで自らの
苛立ちをぶつけるように、激しく突いてきた。
次の朝、寝台の上で眼を覚ましたとき、レオニードの姿は消えていた。身体のあちこちに
痣のあとがあるのを見て、みじめな気分になってすすり泣いた。
《続く》
エ、エロい・・・・エロ度がさらに増してる・・・葱坊主さんGJ!!!
153 :
アレクセイ:2008/07/12(土) 21:27:36 ID:???
>>147-151 葱坊主、お前のSSから追放されたはずのおれが早々に復活したのは、
RONや同志粗忽者その他、おれのファンのためか?
そんな気配りにGJ、散りばめられる原作のシーンと台詞が今回も効果的だぜ!
>(おれはあいつに対して自分の正体を隠していたが、考えてみれば、おれのほうもあいつの
>ことをほとんど知らないんだな・・・なぜ男のふりをして音楽学校に入学していたのかも、
>あいつが育った環境がどういうものだったのかも・・・)
これはあいつの記憶喪失のためにおれが一生知り得なかった事だが、
妾の子ということで、推察は出来ていたかも知れんな。
続きは、原作のようにユリウスを餌に誘き出されて、あいつの前で蜂の巣か?
おっさんの高笑いが聞こえそうだぜ。
次回を楽しみにしてる。
>>153 >妾の子ということで、推察は出来ていたかも知れんな。
1部のクラウスは、何でもお見通しっぽくてかっこよかったなぁ・・
>>141 胸が・・速い・・・・(心拍数異常数値)
(ガンガリマス!!今週中に・・・と宣言してみる。ドキドキ・・)
(
>>142 うわーん、フォローありがとうございます。
○○しないでポンポンレス落とせるようになりたい・・
葱坊主さんのように。。)
クラ担さん、ハネムーン症候群はすぐに治りましたか?
あれ、手を下に敷いて寝てしまった時の痺れの強烈版のようですね〜。
ルックJTBの《くつろぎの旅》とかいうパンフレットのロシアツアー、
見るたびに行きたくてのたうってしまう・・。
ユスポフ邸でディナー食べるなんて。羨ましすぎる・・。
興奮で食欲も滞りがちになるだろうなw
100万か・・手が出ない・・・。
葱坊主さま!
SSありがとうございます〜
しかも、アレク復活!!
続きがめちゃくちゃ気になります。
そうですね、アレクはユリの事を知らないんですよね。
知っていてくれたら…w。
短編職人さん。
SS夜中にお疲れさまでした。
何か憑き物がいたのでしょうか?
レオ様の嫉妬が…怖かったです。
また、いろいろな短編を楽しみにしてますね〜。
読ませてもらうばかりの私で申し訳ないです。
皆さん、たくさんの知識・才能があって私は目が点です。
ただ、ぼやぁ〜としてるしか無いぃ〜(涙)
粗忽
158 :
レオニー怒:2008/07/12(土) 22:03:51 ID:???
159 :
レオニー怒:2008/07/12(土) 22:07:18 ID:???
>>155 ふっ、色気のある病名だな。
まだ治らぬ。2割ばかり軽快した気はするが・・。
1週間は覚悟の上だ。
>>158 新スレおめでとうございます!!w
今あるスレはなくなっちゃうのかな・・
保存しとこう・・・
ユスーポフ邸でディナーにコンサート!
なんと、羨ましい…
やはり一度は行きたいですね〜。
シベリア鉄道からってのも素敵かも…w
163 :
レオニー怒:2008/07/12(土) 22:53:14 ID:???
>>154 横からだが、
>今週中に・・・と宣言してみる。ドキドキ・・
それは私も楽しみだが、お前の事だ
また例の地獄の快楽とやらに足元を掬われて・・・
164 :
アレクセイ:2008/07/12(土) 22:58:01 ID:???
>>162 同志粗忽者、PCが直ったらお前もロシア支局に来い。むこうで待ってるぜ。
RONも是非来てくれ。
165 :
ヴェーラ:2008/07/12(土) 23:05:48 ID:???
>>109 ブラックス、あなた用のウハーが来たわよ、
どこで食べるの?リュドミールの膝の上かしら?それともユリウスがいい?
あらおにいさま、そんな目をなさらないで。ブラックスが怯えてしまいますわ。
>>161 そうそう、それですw
これにペトロパブロフスク要塞入場観光がついていたら完璧なのに。
>>162 OPで、ヴィヤトカ経由・列車正面衝突体験もご用意しております・・・(各自保険に加入下さい)
(あ、ヴェーラさん♪)
イザーク〜ウィーン〜
結わずに肩に垂らした金髪の男装の女
新進気鋭のピアニストのリクエストはいつも同じ。
「ふふっ、わかりやすいお人だこと」
マダムは丁重に彼を特別室に通しながら密かに嗤った。
金髪の男装の女性が髭をつけて彼の前に立った時
イザークは無言で利用料を払って娼館を出て行ってしまい
マダムは詫びの印にと、今日は娼婦をイザークの好みそのままに
白い絹のブラウスにシスターリボン、黒い上着を着せてみた。
「ああ」とイザークは呟いた。わかっていることなのに、目の前にいる女は
彼の青春を支配して今も尚彼の心を占める彼女そのものではないのだ。
思い知ってはいたけれど、彼女を壊してしまうかもしれない恐怖に慄いた彼が
恐る恐る腕に捕らえた彼女は、その彼の恐怖を利用して
彼の魂を奪ったまま、彼の腕から飛び去ってしまってしまったのだ。
「なぜ僕は」彼の体の上で揺れる金髪を更に激しく揺らしながら
イザークは呟いた。
彼女の羽を切り、その美しい首に鎖をつけた首輪を通してでも
彼の魂を揺さぶった彼女を腕の中にとどめておくことを躊躇してしまったのだろう。
白い顔に赤い唇をして、英雄ジークフリートの面影を追って
彼の胸を締め付けたクリームヒルトは、レーゲンスブルグの彼の部屋のあの窓辺で
ほんの一瞬ではあったが、確かに彼のものだったのに。
あっという間に彼の腕から飛び去った彼女は、もう一人の運命のオルフェウスと
冥府で出会っているのだろう。ならば、とイザークは彼の上で更に激しく揺れる女の金髪を掴み
「君は必ず僕に会う。きっとだ」そう叫んだ。
>>167 (短編さん、続きありますか?
最後の文のイザに笑いましたw痛い男だな〜w
アマーリエの時に痛い台詞言ってたから、この台詞はあり得そうだなぁ・・orz)
>>159>>163 レオニー怒・・少し楽になったようで良かった・・・
毎日僕に腕枕をしているからだね・・?
ごめんなさい・・・僕のために・・・・・(勘違いの涙。スルーをw)
>また例の地獄の快楽とやらに足元を掬われて・・・
(ため息をつき目尻に涙を浮かべる)
貴方に希望のシチュを聞かれるだけで、こんなに・・・
どうして僕は我慢ができないんだろう・・・
>>128>>130>>133 ベルばらキッズ紹介ありがとうございます。
図書館でまた見てみます・・w
しかし、出てくるのは嬉しいですが、
御大が爆弾発言するのではないかと怖い怖い・・w
>>79 (亀ですが)
母親相手に、たまにヴェーラっぽい口調かな〜。
(お兄様をお母様に変える感じでw作中の言葉まんまを使ったことはないですがw)
「あなたには分かるまい」って言った後の兄さんの反応はどうだったか気になるw
華麗にスルー?w
172 :
RON:2008/07/13(日) 00:07:21 ID:???
>>147-151 葱坊主さま。
アレク一筋のユリ、良いです〜♪
でも、この続きにかなり残酷なものを用意されています?
怖いなぁ・・・
怖いけれど興味あるなぁ・・・
あぁ!
173 :
RON:2008/07/13(日) 00:13:09 ID:???
>>164 誘って頂きまして、有難うございます。
で、早速行って来ました。
なんだか涼しそうな処ですね〜
>>165 ボクは床の上でじゅうぶんなのに・・・
本当にいいのかワン?
分かったワン!
そんなに言ってくれるのならユリウスの膝の上がいいんだワン♪(ムフフ)
174 :
RON:2008/07/13(日) 00:25:48 ID:???
(連投、すみません。こんな事をしているからスレの消耗が早いのかも?)
>>167 短編さん、今夜は『ほろ酔い』ですか?短編さんの好きなお酒は何でしょうね?
イザーク、彼にとってやはり理想の相手はユリウスだけですよね。
苦労して働きかけなくても、自分の事を一番理解してくれる・・・
>彼女の羽を切り、その美しい首に鎖をつけた首輪を通してでも
↑
これを出来ないところがイザークの長所なのか?それとも短所なのか?
ユリにフラれてからのイザークは危なっかしくて見ていられませんよね。
>>164 同志アレクセイ!
ロシアスレ新しくなったのですね。
お疲れさまでございました。
ありがとうございます。
お言葉に甘えて
おじゃまさせていただきます。(見ることは出来るのですが
携帯からはカキコできない…
ま、確実に何かをやらかしてるんでしょ。。。)
(前スレロシアの1000…吹きました。笑)
ベルばらkids〜見たいですね。
クラウスの3等身だけ想像つかない…w
>>147-
葱坊主さん、続き楽しみにしてますね!
178 :
アレクセイ:2008/07/13(日) 00:44:11 ID:???
>>176 同志粗忽者、ロシア支局は携帯からは書き込めねえんだ。
お前のロシアデビューはPCが直ってからだな。
むこうにはアサリという原住民がいるが、数ヶ月に一度しか姿をみせない上に
こっちにはもう半年来ないな。
テンプレには載っていないが古い仲間だ。
179 :
レオニー怒:2008/07/13(日) 00:52:02 ID:???
>>173 (運ばれてきたスープを見て)
ウハーか。
そんな庶民のスープを欲しがるとは観光客気分の犬だな。
料理人もさぞ呆れていただろう。
180 :
ブラックス:2008/07/13(日) 00:57:32 ID:???
>>179 ハッハッハッ・・・
(早く食べたくて舌を出している。舌の先からヨダレがボトボトと落ちている。)
181 :
レオニー怒:2008/07/13(日) 01:34:35 ID:???
>>180 (ヨダレを見て眉間に皺を寄せる)
早く食べさせてやらぬか、見苦しいぞ。
(ユリウスorリュドミール役、ブラックスの面倒を見てやってくれ)
今日も夜中に関東軍が来る確立は70パーセント↓
げほげほ
びっくりしてお茶をこぼしてしまいましたですじゃ..
(PC開けてないので、出てくるつもりなかったんですが^^;
SSは後日読みます〜)
>181
(ブラックスのヨダレを見て若干引き気味)
ご・・ごめんよ。遅くなって・・さあ食べて。
(ブラックスの前に皿を置くと、
ガツガツと食べ始めスープが
ユリウスに飛び散る)
ブラッ・・ク・・ス!(怒)
(おやすみなさい)
(カキコした後、寝むてしまた。><
誤爆しなくてよかった〜)
>>178 同志、了解しました。覗きで伺います。
(自分のせいでない事に胸をなでおろす。
PCはどぉやら死亡らしいです…(ToT)
アサリさん。お噂?はかねがね。。。。
お好み焼き(広島)美味しそうに食されてましたね〜。
関東さん、遅くまでお疲れさまです。。。。w
>>180 明日はご飯にありつけますように…
と思ったらユリウスが。。。GJです!
よかったね、ブラックス♪
皆さん、おやすなさーい
ベルばらkids、そのうちレオ様も出るんでしょうかね〜?
でも黒目が小さい3頭身というと、「ハイスクール奇面組」の主人公みたいになるのかな?コワイ
>>154 今週中って、そんな大口叩いてダイジョーブですか?
じゃ、もし出来なかったら、代りに○○報告の詳しいのをおながいしますねw(変態)
>>147〜
葱坊主さん、続きのキチーク度アップに期待w
何故キチークならおkなのか?それはエンターテイメントだから・・。
連載時、アレク脱獄の回での御大のコメント。絵はナイフフォークを持った御大とアシ。
↓
もう少しでアレクセイの蒸し焼きができそうで、みんなで舌なめずりしながら待ってたの!
アシ「アレクセイの樽詰めボロぐるみ蒸し焼き・ウォッカ味!」
御大「うえっ、まずそう・・」
>>186 ハイスクール奇面組、画像ぐぐった。眉毛がナイ、コワイ。
188 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:54:33 ID:???
>>151の続き
次の夜、レオニードがやってきたときには、ユリウスはもう彼を拒まなかった。
抵抗しても痛い目にあうだけだ、ならば人形のように横たわったまま、じっとしていよう――
そう考えて、ユリウスは彼の愛撫にもできるだけ反応を示さないように努力した。
レオニードは、ひととおりのことを終えた後、白けた雰囲気を漂わせて出て行った。
(このまま、彼がぼくに飽きて寄り付かなくなってくれればいいのに・・・)
数日後、ユリウスは、邸の中の人々が忙しそうに立ち働いているのに気づいた。
明日は、宮廷の公式行事に、ユスーポフ家の人々がそろって出席しなければならない
日なのである。この日ばかりは、ふだん不在がちなアデール夫人も戻ってきて、レオニードと
夫婦ともども宮廷に出る。その準備にみんなが追われていた。
(チャンスだ・・・明日、警備の隙を見て逃げ出そう・・・)
その日、ユスーポフ邸の表玄関には馬車が何台も用意され、レオニード、アデール夫人、
ヴェーラは仕度をして乗り込み、召使たちと警備兵はみなそちらへ集まっていた。
(助かった・・・裏口には誰もいない・・・)
そのおかげで、ユリウスはそっと邸から出ることに成功した。
189 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:55:05 ID:???
ユスーポフ邸からの脱出に成功した後は、囚人がはじめて外へ出たときのような
気分だった。
(クラウス・・・!やっとぼくは自由になれたよ・・・!)
取りあえず、辻馬車に乗り、ユスーポフ邸とは逆の方角の、下町のほうへ向かった。
下町で辻馬車から降り、近くの食堂に入り、お茶を注文して、これから先どうするかを
考えていた。
(クラウス・・・脱走に成功した君は、この街のどこかに身を潜めているのか・・・
もしそうなら、どこかでばったり再会することができるかもしれない・・・
君にぼくを捨てさせたものとは、あのすばらしいバイオリンの才能を犠牲にさせた
ものとはいったい何なのだ?どんなことをしても、君を探し出してみせる・・・)
あれこれ考えごとに熱中しているうちに、時間がどんどん経っていくのにも気が
つかなかった。
不意に、彼女のそばに巡邏の兵士が立ち、
「おい、ここで何をしている」
と聞いてきた。
ユリウスがフランス語で、
「何?」
と聞き返すと、兵士は舌打ちをして、しばらくすると上司らしき人物を連れて
戻ってきた。彼はフランス語で、
「おまえはここで何をしているのか?」
と尋ねたので、
「お茶を飲んでいます」
と答えると、
「茶を飲むのに、3時間もかかるのか?」
そのとき、給仕がユリウスのほうを見ていて、目が合うと視線をそらせた。
(この男が、ぼくのことを不審人物として密告したのか?)
「誰を待っている?」
「別に誰も待ってはいません」
「パスポートか、身分証明書を見せろ」
「・・・・・・」
「パスポートも身分証明書も持たない外国人が、ここでいったい何をしている?おまえはスパイか?
それとも非合法活動の秘密連絡係か?」
190 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:55:41 ID:???
ユリウスは知らなかったが、ロシア帝国の国家警察局には密告を担当する秘密の協力者が
存在していたのだ。彼らは必要に応じて召使、門番、新聞の売り子、鉄道員などに変装し、
不審人物を通りや列車の中や劇場やレストランで監視することに専念していた。
また、ロシアでは、貴族・名誉市民・承認・聖職者は、無期限の身分証明書を与えられている。
町人、職人、農民は、期限つきの身分証明書を交付される。税金を滞納すると、取り上げられる。
今のユリウスは、パスポートも身分証明書も、どちらも持たない身だった。
ユリウスが警察の部屋に入れられ、取調べが始まったとき、恐怖で全身から血の気がひいていった。
狭い部屋で、後ろ手に縛られ、鞭で打たれ、棒で殴られた。
「お前は何者だ?スパイであることを自白しろ!」
「違う!」
髪の毛をぐいとつかまれ、口の中に布が押し込められた。そのせいで強烈な吐き気を
覚えたが、布のせいで吐き出すことができない。胃から逆流する吐物が、行き場を失って
鼻孔から流れ出た。
もしユリウスが本当にスパイであれば、すぐになにもかも白状していただろう。しかし、
いくら拷問に掛けられても、本当に何もしていないのだから答えようがない。苦痛から逃れる
ために、でたらめな答えを言おうかと考えたとき、
「こいつを独房に移せ」
という声が聞こえた。
191 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:56:14 ID:???
レオニードたちが冬宮から戻ってきたとき、執事が青ざめた顔で、
「あの・・・若様・・・あの娘が逃げ出してしまいました・・・」
と告げた。
「なんだと・・・!」
彼はただちに憲兵隊長や国家警察局本部に連絡して、ユリウスに該当するような
人物が勾留されていないか調べさせることにした。
2日後、レオニードのもとに連絡が来た。
「それらしき人物がみつかりました。女性、金髪、年齢は十代後半、しゃべるフランス語に
かすかにドイツ語訛りがあるということです」
レオニードは、ペテルスブルクのフォンタンカ河岸通り16番地にある国家警察局の本部に行き、
長官に面会し、ユリウスの釈放を要求した。
「閣下、現在あなたが監禁しておられるあの娘を、すぐに釈放していただきたいのです」
「ほう・・・」
この長官が、ラスプーチン派の者であることを、レオニードも知っていた。彼は、今この場で
レオニードと敵対しても利益がないと判断したらしく、
「もちろん、貴殿の要求には喜んで応じましょう」
そう答えて、彼は手続きをとったが、途中で、
「ところでユスーポフ侯、いったいあの娘は何者なのですかな?」
と聞いてきた。
「政治上の理由で、それにお答えすることはできません」
彼は残念そうな表情をしたが、ふいにレオニードに対して嫌がらせをしたくなったらしく、
「わたしはあの娘が拷問を受ける様子を窓から見ていたのですがな、鞭の一撃のもとで
身をねじったときにしなやかにたわんだ腹部、金髪をわしづかみにしてぐいと後ろに引いた
ときののけぞった白い喉、苦しげな喘ぎのもれる口、それらはなかなか刺激的な見世物
でしたよ」
レオニードは、目の前にいる相手を殴り倒したくなる衝動を必死にこらえた。
192 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:58:30 ID:???
独房の中では、外部の状態がどうなっているのか、まるでわからない。扉の下の
小さい受け口から食事が差し入れられたが、拷問の痛みでぐったりと横たわっている
ユリウスには、口をつける気さえ起こらなかった。
暖房がないので、氷の中にいるようだった。時間の感覚が狂い、独房に入れられてから
どのくらい経ったのかわからなくなった。
(ひょっとしたら、永久にここに閉じ込められたままなのだろうか・・・)
意識が朦朧としたままユリウスが横たわっていると、錠前の鍵を回す音がし、扉が開き、
看守とともに何人かの人物が入ってきた。
そのうちの一人を見て、ユリウスは、
「ユ・・・スーポフ侯?」
と呟いた。
彼の顔は青ざめ、恐怖心がうかんでいた。やがて彼はユリウスを毛布にくるんで抱き上げ、
独房の外へ連れ出した。抱き上げられただけで、身体のあちこちがひどく痛んだ。そのうち、
彼女は苦痛と疲労で意識を失ってしまった。
193 :
葱坊主:2008/07/13(日) 19:59:46 ID:???
ユスーポフ邸に連れて帰られたユリウスの姿を見て、ヴェーラは思わず悲鳴を上げた。
身体のあちこちに打撲傷と鞭の傷があった。ロシアに来てすぐ、街中で流れ弾に
当たったが、あのときよりも苦痛は激しかった。
ヴェーラが医師を呼ぶ声、召使たちが部屋の中でささやきあう声、医師が周囲の者に
指図する声などがぼんやりと聞こえた。
「若旦那さま、身体のあちこちに怪我をしておりますが、幸い命に別状はございません」
医師がそう述べると、
「そうか・・・」
と、ひとまずレオニードは安堵したものの、自分自身のうかつさを呪った。もっと邸の
警戒を厳しくしておくべきだったのだ。
傷だらけで独房に横たわっているユリウスの姿を見たとき、彼は心臓が凍りつきそうになった。
ユリウスを独房から連れ出して馬車に乗った後、なるべく衝撃が身体に伝わらないように、
ずっと彼女を膝の上に横たえていた。
(まさかこんなことになるとはな・・・それにしても、愚かな娘だ・・・以前、ここを逃げ出したところで
行き着く先はペトロパブロフスク要塞の中だと言っておいたのに・・・)
彼女の病室に様子を見に行くと、ヴェーラがそばについていた。
「かわいそうに・・・十代の女の子にこんなことをするなんて、警察のやり方はひどすぎますわ」
「自業自得だ。わたしが忠告しておいたのに、この女は懲りずに脱走を企てた」
そう言いながらも、兄の声がかすかに震え、心中では激しく動揺していることを、
ヴェーラは見抜いていた。
《続く》
>>188 葱坊主さんGJ〜!!!
何というか、13万字さんのSSを読んだ時のような、続きの気になる感があります!
どうなるのか予想がつかないです。
次回も楽しみにしていますね!!!
追加
レオニード、動揺してどんな態度に出るんだろ・・・w
ワクワクします。
>>186-187 ハイスクール奇面組・・・懐かしい。
どんなだったっけと思って私もググったら毒が回った・・w
レオ様が一堂零・・・orz
ほんとそんな感じになりそうだから辛い・・・w
>御大「うえっ、まずそう・・」
アレクセイが不憫だ・・・・ヒドイよ御大・・・
今日は皆さんお疲れですねw
ここ数日なりきりで楽しませて下さった皆さん、GJ!!
>>186 >じゃ、もし出来なかったら、代りに○○報告の詳しいのをおながいしますねw(変態)
《おかみさんに相談》
あの人(住人Sさん)、いつも私に変態的なことばかりやらせようとするんです・・。涙
byガリーナ
うふふ
住人Sさんとダー担さんの公開オ○ニーまだかなぁ。
200 :
RON:2008/07/13(日) 23:41:43 ID:???
>>188-193 葱坊主さん
やっぱり、かなり残酷なものを用意されていましたね。(T_T)
そんな気がして怖かったんです。
怖かったんですけれど、続きが気になって気になって・・・
なんだか大長編の予感(むふふ♪)
この続きを行き着くところまで是非お願いします。
201 :
葱坊主:2008/07/13(日) 23:48:22 ID:???
>>200 えー、ユリの拷問&投獄ですが、これでもかなり描写をソフトにしたんです。
参考にした資料にはもっとエグい描写がありましたが、ユリがかわいそうなので
表現をやわらげました(汗
>>199 恥じらう二人の公開オ○ニー、萌える。
私からもリクします!(ここは何のスレだw)
皇女アナスタシア生存説の本読んだんですが
革命後、皇帝一家の銃殺から一人命をとりとめた彼女は
連行された先々で「コイツは皇帝の娘だ」とさらし者にされ
衆目の前で顔が変形するほど顔を殴打されていたと
共産党幹部から彼女を診察するように言われ
まさか皇帝の娘とは思わず皇女を診察した医師が証言してました。
204 :
RON:2008/07/13(日) 23:54:46 ID:???
>>186 レオニードを3頭身にしたら・・・(想像中)
アランの3頭身姿を初めて見た時の衝撃が、再現されてしまいした。(泣)
205 :
RON:2008/07/13(日) 23:58:34 ID:???
>>201 >資料にはもっとエグい描写
↑
ほんまですか?(本当ですか)
人間ってどうしてこんなに残酷になれるのだ!?
皇帝一家惨殺の場にいたと自称する兵士によると
皇后アレクサンドラ、皇女たちは銃殺前に兵士たちに輪姦され
地下室で銃撃を受けた、とも。
自分は皇女アナスタシアだと名乗りを上げたA・アンダーソンは
銃撃を受けたものの死ななかった自分を、兵士の一人が助け
彼に連れられて逃げ、彼の子を産んだものの、追っ手が迫り
命からがらロシアを脱出したと証言しているんですが
真実は謎のまま。ただし、このA・アンダーソンの耳紋は
映像に残る皇女アナスタシア本人の耳紋と見事に一致してるとか。
>>203 かわいそすぎる。
もし実話だとして、この話に限らずこんなことする人の心理状態ってどんななんでしょうね?
208 :
RON:2008/07/14(月) 00:05:27 ID:???
ケレンスキーは「ロシア革命はフランス革命のように復讐はしない」
そう言って、実際皇帝一家は軟禁状態とはいえ待遇は良かった。
けれどレーニンは・・・
(こんばんは)
そういや、この17日未明は皇帝一家惨殺から90周年になるんだね。
皇女の中で三女のマリアは
金髪碧眼の美人。
彼女だけでも助けていればなぁ。
>>188-193 葱坊主GJGJ!
短期間の内に構成力がみるみるアップしていくのは、
SSを書くのがこれが初めてだからか?
(それとも前から何か書いていたのか?)
もうひとつ質問だが
オル以外でそこそこ熱中した漫画があるなら教えてくれ。
RONや同志粗忽者にも同じことを聞きたい。
(今日は頭の中が霞んでどうにもならん。愛想の無い文章で悪い)
>>203>>206 筆跡も一致するらしいし、生存説を信じたいんだけど
ここのところそれを否定する証拠ばかりが出て来てたよね。
DNA鑑定とか遺骨発見とか。英国王室の陰謀か?ナンテネw
214 :
おかみさん:2008/07/14(月) 00:51:24 ID:???
>>198 それがどうしたって言うんだい。
お前の○○報告はうちの看板じゃないか。
215 :
RON:2008/07/14(月) 00:53:59 ID:???
>>212 私の中学のOGに竹○恵○という漫画家さんがいるんです。
実家も近所なので何度かお話をしたことも・・・
なので、彼女の作品は好きです。(でも「風と木の・・・」はあまり好きではない)
>>211 アナスタシアのほうが清楚な感じがして好きだw
(みんなおやすみ〜)
>>215 (誰もいないと思ってお休みを言ったら・・w)
○宮○子といえば、「地球へ」を友人から借りて途中まで読んだよ!
キースと例のMな部下(?だっけ)がレオユリっぽかったね。
(風と木・・・真面目なBL系は全然駄目で手も出ないorz)
でも本人と知り合いなんだ、裏山!
今度こそお休みなさ〜い。
218 :
RON:2008/07/14(月) 01:07:11 ID:???
o( _ _ )o...zzzzzZZ お休みなさい。
(明日も暑くなるんだろうか・・・?)
おやおや〜、皆さんもう夏バテですか〜、私も今日は(も)眠いです。
>>188 葱坊主さんGJ!軽い気持ちで読んでたら、拷問という重い話になってきましたねェ〜。史実を混ぜ込むのは最近のこのスレのトレンドでしょうかw
続き、楽しみに待っております。
>>198 なんだって、○○報告は嫌だと!?末期患者のくせに、それが住人に対する態度か!ビシッバシッビシッ (変態おやじ激昂)
>>199>>202 公開、とは、○○実況のことですか?折角ですが、途中でキーボードに向かうと、妄想が逃げて白けますんで・・・。
>>214 あのう、コテは「マダム・コルフ」のほうがよろしいんじゃ?(揚げ足取りw)
>>210 私が読んだ本には、皇后と皇女たちは全員生きていて、処刑も白軍の士気を挫くためのでっち上げだった、と書いていましたね。
(20世紀のミステリーですよね〜。御大はこの話を書きたかったのかも知れません。)
>>215 竹○さんの漫画には、クライザコンビみたいなのが出る話があるそうですね。黒髪短髪&白(?)髪長髪の・・・。
タイトルもどんな話かも知らないけど、やっぱ音楽学校でピアノとバイオリンだそうでw
皇帝一家が処刑されたと言われる場所は
20世紀には現存していて
トイレに向かう廊下には
ラスプーチンとアレクサンドラが卑猥な体位で交わってる絵が描いてあったとか。
皇女たちはトイレに行くにも、監視役の兵士たちに告げねばならず
兵士たちはわざとどこへ行くのか何しに行くのかを尋ねては皇女たちを困らせ
一家の持ち物を盗み、金をとって一家の食事の様子を庶民達に見せ
アレクサンドラを卑猥に謳った歌を大声で歌う嫌がらせを繰り返した、
私の本にはそう書いてありました。陰湿で陰険なボリシェビキ。
>>220 私の本は「ロマノフ家の最期 」。BBCの記者が書いたものでした。
>>221 私の本のタイトルも「ロマノフ家の最期」
ニクソンの盗聴を暴いたWPの記者が書いたものでした。
>>222 アンナ・アンダーソンが最後に「本当は虐殺など無かったのです、でも今はそれ以上言えません!」って言ってなかったですか?
224 :
RON:2008/07/14(月) 17:59:51 ID:???
う〜〜〜〜っ暑い!むしむしQですわっ!!
>>219 >クライザコンビみたいなのが出る話
・・・そうなんですよ。
金髪のスペイン人のヴァイオリニスト(カタロニアの貴族で、スペイン内戦の闘士)が、
ウィーンで病弱な天才ピアニストと運命的な出会いをする・・てなストーリーのが。
私が中学生だった頃、読みました。
この天才ピアニストは確か10歳頃?『皇帝』でデビューするんですよ。
(物置からマンガを引っ張りだせば、詳しい事を思い出すんですけれど、所詮スレ違い)
私は一昨年、くたばっていたときに「オル窓」を初めて読んだのですが、実はびっくりしました。
(どっちがパクったのでしょうね〜♪)
>>224 すいません、その漫画のタイトルを教えてくださいませんか?wikiの記事を読みたいので・・・w
S
>>225 横ダけど、
「協奏曲」だっタと思うぜ!
>>223 言ってましたね。
大衆の前で彼女が何度も見せてきた唇に手をやるしぐさの後、でしたっけ。
228 :
RON:2008/07/14(月) 18:06:58 ID:???
>>226 あれ?『変奏曲』だったような気が・・・
>>226 あらっダー担さん、こんばんは〜!
有難うございます♪
S
>>230 >じゃあ、同じ本を読んでるんですねw
あら嫌だw
232 :
Д:2008/07/14(月) 18:11:58 ID:???
>>224 ロン毛の、エドアルド・ソルティっテいう男は、
性格も男らシかっタよな、たしかw
俺も、数年前に本屋で文庫版立ち読みシて、
クライザに少しかぶっテ見えタから気になっテた...w
デも、エドナンは将来一男一女(ニーノとフィルだっけ)をもうけテ、
息子のほうは、彼と違って引っ込み思案のいじめられっこだっタような...
それにしテも、○宮○子と話したっテ、
すごいナ!ここの住人は一体...
関西は天海○希や真矢○きと...!
現在『ロマノフ家の最期』は絶版
皇帝ニコライはロシア正教会に列聖されたそうですが
彼と妻の最後は謎のまま。
その本には地下室の虐殺後の皇女と皇后の目撃談も載っていて
皇女たちは藁の上で休み、一人の皇女(タチアナ?)は
口笛を低く吹きながら、監視役の下級兵士を冷たい目で見ていた・・・
その後彼女達がどうなったのか。レーニンは運命に任せたのでは
そう著者は結んでいましたね。
>>231 何が嫌なんですか、喜びなさいよw
(なんだかあの本読んだら、寝込んじゃいそうになりましたっけ。ショックで)
S
236 :
RON:2008/07/14(月) 18:16:24 ID:???
>>232 ダー担さん、やっぱり『変奏曲』ですよ・・・
話した・・すごいと言われても、実家が近所なだけですよ。
人口の少ない地方都市ですから・・・
それも、もう○十年前の事・・・
237 :
RON:2008/07/14(月) 18:18:30 ID:???
ダー担さん、私の亀レス236をお許し下さい・・・
>>234 口笛はオリガ皇女じゃなかったかしら・・・。
(ああ、時間が。皆さんスイマセン落ちますorz)
S
>>235 >あの本読んだら、寝込んじゃいそうになりましたっけ。ショックで
全員抹殺したはずなのに、皇女の少なくとも一人は生存してるかもしれないことに
ものすごくショックを受けたんですね。わかります。
上に知られると、あなたは一家ごと嬌声収容所ですものね。
>>236>>237 そンな丁寧に謝られタら、
フ○担(俺と11日間の共同をしタ担当)を思い出すじゃネか!w
それはまぁおいといテ、
いまの蒸し暑い時期、気候からしてオルにフィルターかけられナイな...
>>238 少しかぶっテうれしかっタぜ!
じゃナ!
241 :
アレクセイ:2008/07/14(月) 18:26:19 ID:???
おっ、盛り上がってるなこんにゃろめ!
(ただいま〜)
おれの担当も「ロマノフ家の最期」読んだぜ。結構滅入ったな。
>>239 スリコギスキーはユロフスキーだったのか!
(おれのお袋と同じ名字だぜ、しかもトボリスク。御大は何を考えてるのか知らんが・・・)
242 :
アレクセイ:2008/07/14(月) 18:30:30 ID:???
アナスタシア皇女関連では柘植久慶著「皇女アナスタシアの真実」も面白かったぜ。
(少々、フィクションを事実のように書いていて「?」だったがw)
243 :
Д:2008/07/14(月) 18:31:53 ID:???
>>188-193 実は昨夜読んだンだけど、
ショックで感想がつけられナくて今になっタ、ごめン...w
速攻毒がまわっテしまったが、なンとか回復w
デも長編になりそうな予感に期待させテもらうぜ!
GJ!!
>>199>>202 お前らさては男ダな...?
もし公開すルとしタら、○○○買って、
女神板とやらにムービーでうPしテやるぜw
>>241 滅入るのか..
じゃ、読まナイw
>>242 この夏の一冊にしよう...w
当時の記録フィルムで、皇帝の取り巻きの軍人たちが素っ裸で
ネヴァ河?で泳いでるのを見たことある。
思わず変な光景を想像しちまったが・・・。
(YouTubeにあるかも知れん)
(今からちょっくら寝てくるぜ)
245 :
粗忽者:2008/07/14(月) 19:49:25 ID:???
>>186 御大とアシさんに弄ばれるアレクセイ…涙
>>188-
葱坊主さん、こうきましたか。。。
3人のこれからの展開が気になります。
気持ちを落ち着けて次回を待ってます。
>>212 ベルばら〜オル窓と読んで、どっぷりとはまったので…w
比較的最近になってから、日*処の*子(山*版)とか見ましたけど。
史実と創作の絡んだ話は好きみたいです。(ベル&オルの刷り込みでしょうか?)
史実との違いを知っていく(浅いけど…)のも面白い。
皆さんは、オル窓以外にありますか?
>>224 イザクラなんですか〜Wikiってみよ。
>>234 「ロマノフ家の最期」私も読みました。確かに滅入る。
ロシア革命の資料をみると辛くなります。
アレクがこれに関わってたのか…ってマジ泣きした遠い過去を思い出しましたw
(こんばんは。皆さん、お揃いで…?
あれ、ゴハン落ちかしら?)
246 :
葱坊主:2008/07/14(月) 19:54:23 ID:???
>>212 青池保子の『アルカサル―王城』、あしべゆうほの『クリスタル・ドラゴン』、
山岸涼子の『日出処の天子』etc…
247 :
葱坊主:2008/07/14(月) 19:55:29 ID:???
>>193の続き
ある日、アレクセイは仲間から、
「同志アレクセイ、ユスーポフ邸に軟禁されている例の女性だがな、いったんあの家を脱走したんだが、
途中で警察に捕まって拷問を受けたらしいぞ。結局、ユスーポフ侯が身柄を引き取って連れ戻したらしい」
「なんだって・・・」
(あいつが・・・警察で拷問を・・・!なんてことだ、このような事態を恐れていたからこそ、おれはあいつを
突き放してきたというのに)
「それで、彼女の容態は?」
「身体のあちこちに怪我をしているが、命に別状はないらしい」
アレクセイはほっとして、同志に礼を言って別れたが、自分のアパートに帰る道すがら、
(やっぱり、おれとあいつが一緒になるのは無理なのか・・・いつ警察に捕まったり、シベリア流刑に
なるかわからないような生活をあいつにさせるわけにはいかん・・・)
と考えていた。そして、ユリウスが警察の取調べでどんな扱いを受けたかを想像すると、胸を
抉られるような思いがした。
今ごろ、心身ともに傷ついて寝込んでいるであろう彼女を見舞って、慰めてやることもできないのだった。
数週間後、やっとユリウスの傷は治って、寝床から起き上がれるようになったが、身体の傷よりも、
精神的なショックのほうが大きかった。
同時に、自分がいかに世間知らずだったかも思い知らされた。レオニードが迎えに来てくれなければ、
再び拷問を受けるか、ずっとあの独房に入れられたままだったかもしれないと思うと、今でも
身体に震えが走った。
同時に、なぜクラウスが自分を突き放してきたかという理由もわかったような気がした。おそらく、
彼はユリウスにはこのような危険な活動は耐えられないと考えたのだろう。
ユリウスを国家警察局から取り戻して以降は、レオニードも彼女の部屋に近寄らず、彼女の
傷が完治し、精神的に立ち直るまでそっとしておくつもりでいるようだった。
ヴェーラはそんな彼女を心配そうに見ていたが、ある日彼女はレオニードに、
「お兄さま、一度ユリウスをクリミアに保養に連れて行ってあげてはどうかしら」
と提案した。
「ん・・・?」
「気候のいいところでゆっくりと保養すれば、彼女の回復も早まるかもしれませんわ」
レオニードはしばらく迷ったが、あれ以来いつも元気のないユリウスの姿を思い出し、
「よかろう。あれを連れて行くがいい」
と言ってしまった。
248 :
葱坊主:2008/07/14(月) 19:56:04 ID:???
クリミアにあるユスーポフ家の別荘に到着したユリウスは、この地の温暖さと澄み切った
空気に驚いていた。
(ペテルスブルクではついぞ味わったことのない感覚だ・・・)
目の前には黒海を臨むことができ、付近には色とりどりの花々が咲いている。
ユスーポフ家の別荘の近くには皇帝一家の別荘であるリヴァディア離宮もあった。
ここの空気は彼女の身体をふんわりとやわらかく包み込むようで、緊張感が
しだいにほどけていくのを感じた。
別荘のテラスに座って、外の景色を眺めながら、
(ぼくはこれからどうすべきなのだろう・・・)
と考えていた。
殺人を犯して逃げてきた以上、ドイツに帰る気はない。とすればロシアに留まるしか
ないわけだが、なんのあてもなく彼女がクラウスを探しに行っても、この間のような
ことになるに決まっていた。
(では、このままユスーポフ家に軟禁されたままでいるのか・・・)
クラウスに対する恋慕の情はいまだ消えてはいない。できることなら会いたいと
願っている。しかし、以前の拷問の体験で、この国にやってきた当初のような
強い意志が弱まっていた。
(とりあえず、いまはあまり思いつめないようにしよう。元気になってから、ゆっくり
考えればいい)
リュドミールと一緒に馬に乗ったり、彼が摘んできてくれた花を部屋に飾ったり、
美しい風景を眺めたり、ヴェーラが用意してくれたこの地方特有の珍しい料理を
食べたりしているうちに、少しずつ彼女の精神は健全な状態を取り戻していった。
ペテルスブルクに戻ってきたとき、彼女の肌の色艶はだいぶよくなり、精神状態も
かなり回復していた。
あの事件以来、レオニードが彼女の部屋を訪れることはなくなっていたので、
(彼はもうぼくに飽きたのかな。それなら嬉しいけど・・・)
と考えていた。
貴族の中には、バレリーナ、女優、ダンサー、高級娼婦などを愛人にしている
者も多い。別宅を与えて一緒に暮らし、子供まで生ませる。
現皇帝のニコライ2世も、アレクサンドラ皇后と結婚する前は、バレリーナと
交際していた。
(ひょっとしたら、彼は誰か新しい女性を見つけたのだろうか・・・だとすれば、
ぼくの部屋にはもう来ないかもしれない)
そう考えると、ユリウスは気分が軽くなった。
249 :
葱坊主:2008/07/14(月) 19:58:09 ID:???
そのころ、アレクセイたちの革命運動も、新しい問題に直面していた。
ひとつは資金の問題である。
第一次ロシア革命までは、革命運動の資金はブルジョワや急進的なインテリ
ゲンツィアから出ていた。だが流血の1905年に、ロシアの暴動の残酷な実態を
見たインテリゲンツィアたちは慄然とし、資金の提供を中止してしまった。
困ったボリシェビキは、資金を得るために、戦闘隊による略奪を擁護した。
1905年にテロリストたちが殺した人数は223名、それが1907年には1231名に
なっていた。革命家たちの党の資金の必要が大きくなるほど、殺戮と収奪が
増えていった。
その後、まがりなりにもドゥーマ(国会)が開かれたことで、革命家や自由主義者
たちの間でもこの問題にどう対応するかで意見が分かれていた。
第一回の選挙では、カデット(立憲民主党)が187議席を獲得して圧勝した。
メンシェビキは17議席を獲得し、エス・エル(社会革命党)と武装蜂起を支持する
ボリシェビキは選挙をボイコットした。
一方、極右組織の「黒百人組」は、ドゥーマが開設されると、これをユダヤ人の
意のままに操られる道具だといいふらした。
「神から祝聖されたロシア皇帝専制に代えるに憲法と議会をもってせんとする
努力は、ユダヤ人、ポーランド人、アルメニア人ら吸血鬼の輩の使嗾によるものである!
わが国のすべての受難、すべての不幸の根源はユダヤ人である。裏切り者を屠れ、
憲法をうぶせ!」
こんな内容のビラが街や村にばら撒かれた。
そして、1906年にはピョートル・ストルイピンが新首相に任命された。
彼が就任してから3年間に、3769人の反体制派が処刑された。
この時期、ロシア全土にテロが澎湃として湧き起こり、政府の要職にある役人は
うっかり劇場にも行けないような事態となっていた。
ストルイピンの自宅にも爆弾が投げ込まれ、大勢の使用人と、彼の二人の息子が
負傷した。首相自身は幸運なことに難を免れた。
アレクセイは、自分のアパートの部屋で、ストルイピンについて考えていた。
(やつはなかなかのやり手だな・・・あいつはテロルや反対派に対しては
断固とした態度を貫き、労働組合が解散させ、多くの雑誌と新聞、書物を
発禁処分にした。その一方、やつが進めた土地改革によって、革命運動への
支持が以前に比べて弱まっている。レーニンが言うように、奴の改革が成功すれば、
ロシアにおける暴力革命の可能性が無くなるかもしれない。おれたちにとっては
非常に厄介な事態だ)
《続く》
250 :
逃亡者:2008/07/14(月) 20:48:57 ID:???
短編様
私信を監獄スレのほうに発信しました。
気がついたら読んでください。
>>247-249 私は夏バテで、頭がとろけているというのに・・
葱坊主さんの頭はますます冴えていきますのぉ(驚愕)
アレクもなんだか、どんどん良くなって
アレクふぁんはさぞ喜んで・・
(あ、でもユリとの確実な距離があるから喜んでばかりはいられないかw)
GJですじゃ。
(ホントに大作ですね。凄い)
>>250 ・・・・!!!
252 :
忠犬ブラ公:2008/07/14(月) 21:27:03 ID:???
>>250 ・・・・!!!!!!!!!!!!
待ってたのに、・・・行かないでワン(涙)
253 :
RON:2008/07/14(月) 21:35:51 ID:???
>>247-249 ほんとうにアレクがどんどん良くなって・・・(嬉)
ユリとの距離はあるけれど、レオの所にいた方がいろんな意味で賢明なので文句はありません。
原作に描けていなかった「革命家アレク」の姿を見る事が出来て良かったです。
(続きを楽しみにしています。)
254 :
アレクセイ:2008/07/14(月) 21:50:52 ID:???
>>247-249 >ロシアにおける暴力革命の可能性が無くなるかもしれない。おれたちにとっては
非常に厄介な事態だ
おおついに来たか!リアル革命家アレクセイだな!
このまま暗黒化の道を辿るのか?
どうなるかわからんがますます期待してるぜ、葱坊主GJ!!
255 :
アレクセイ:2008/07/14(月) 22:05:54 ID:???
>>245>>246 「日出処は」2,3年前に読んで嵌りかけた。(御大バージョンは手に取ったこともないが)
「アルカサル」は面白そうなんだが、重そうで中々手が出ねえ。読んだらきっとのめり込むだろうよ。
しかしここの住人には「ロマノフ家の最期」読者が多かったんだな。
担当は夏に読んだんだが、心の芯から寒々としたぜ。
シベリアを移動させられる一家に感情移入しちまって、心が彼方に飛ばされたような気がしたもんだ。
(同志粗忽者、PC逝っちまったそうだな。ご愁傷様)
256 :
アレクセイ:2008/07/14(月) 22:08:00 ID:???
>>250 お前にはやられっぱなしだな、13万字。
この調子でたまには来てくれ。ブラックスもあんなに喜んでるじゃないか。
(元気そうでなによりだ)
>>238 オリガかタチアナ、どちらかが
英国皇太子エドワードの許婚に、って言われてたんだよね。
もしも、さっさとその縁談を進めていたら
ロマノフの血は英国王室に残っていたかも。
私も「日出る処」ちょっとはまりました。(御大のは読んでない)
なんでもイイからもうくっついちゃえばイイのに・・
と涙した記憶がw 山岸○子は心理描写が凄いですよね。
あ・・そのあと「アラベスク」も「妖精王も」読みました、みんな文庫ですが。
大人になってから、萩尾○の「トーマの心臓」を読んで、こんな話が・・とビックリしました。
コミックスで持ってたのは清水○子の「月の子」。好きだったな。
「ロマノフ家の最期」は読んだことないのですが、私が読んだ本は
遺体にまでひどいことしてましたよ・・・大半の内容は忘れましたがw
関東
259 :
粗忽者:2008/07/14(月) 23:58:54 ID:???
>>247 葱坊主さん。
連日の投下お疲れさまです。
うん、ユリがユスーポス侯のもとにいるのは何故か安堵。。。
アレクは…うぅ〜複雑〜〜どうなるの?
次回も期待してお待ちします!
>>250 13万字さん…!!
>>255 嵌りかけた…
嵌らなかったんですね。
(はい〜PCお逝きになられました。
モニタとキーボードが虚しく机に居ます。(T_T)
誰か私をロシアへ連れてって〜)
>>255>>258 私も御大のみてません。
トーマの心臓は周りが騒いでいた記憶があります〜
スレ違いですが、
バレエは数年前に「ルグリの輝ける仲間」(?)を観たっきりです。。。w
>>259 >ルグリの輝ける仲間
(まじですか?ルグリが一番好きな男性ダンサーなんです。その仲間達公演は昨年が
ファイナルで、ルディエールというお相手がこの公演の為に復活してくれて・・
(この二人のカップルが私の中では永遠ですw)、二人のオネーギンを見て泣きまくり
ました。50過ぎてるのにルディエールのかわいかったこと・・)
以上スレチスミマセン 関東
遅くなりましたがPCのご冥福をお祈りしますw
261 :
粗忽者:2008/07/15(火) 00:48:46 ID:???
>>260 ルグリ…そうでしたか。。。
精悍なお顔だった記憶が…
詳しくなくて申し訳無いです。
(スレチは、私がロシアに行けないのが悪いんですよ。ごめんなさいね。
PCありがとう。机にお花手向けてます。)
そいえばブラックスは、お腹いっぱいになったのかな…?
生*中の方々はくれぐれも身体を温めてくださいね。
(おやすなさーい)
262 :
RON:2008/07/15(火) 00:53:14 ID:???
今日は、家の事がごたごたと長引いて、やっと私が自由になれる時間が・・・
と思ったら、もうこんな時間!
あーあ(と、掲示板でぼやいてみる。)
誰もいない・・・
でも暑くて吠える気にもなれない・・・
今夜も熱帯夜か?
梅雨も明けていないのに!
263 :
RON:2008/07/15(火) 00:55:03 ID:???
>>261 と、のろのろキーボードを打っている間に、粗忽さんが眠ってしまわれた・・・
あ・・吠えてくださいw ここで聞いています(関東)
265 :
ブラックス:2008/07/15(火) 01:06:37 ID:???
>>264 えっ・・・いいんですか?ではお言葉に甘えて。スーーー(深呼吸)
「アオ〜〜〜ンオンオン アオ〜〜〜ンオンオン アオアオ・・・」
>>265 よしよし、今日もお疲れだったね、なでなで。ぎゅ〜っ。
(乗ってくれて、ありがとうゴザイマス、大好きですw)
>>266 ボクに「お疲れ」なんて言ってくれるのは、貴女くらいです。(嬉涙)
このクソ暑い夜に、毛皮で覆われたボクを抱きしめてくれて、ありがとワンです!
イザ担さんは・・執筆活動中なのでしょうか・・?
ブラックス、暑くて寝苦しいけど、明日の為に一緒に寝よう!
(う、やっぱり毛が・・あついw)
みなさま、おやすみなさ〜い。
269 :
ブラックス:2008/07/15(火) 01:33:21 ID:???
わーい♪今夜は関東さんの腕の中でネンネだワン!
(シッポをフリフリ・・・)
では、お休みなさい o( _ _ )o...zzzzzZZ
271 :
クラウス:2008/07/15(火) 01:36:05 ID:???
おう、みんなお休みー!
イザ担は執筆中か、はたまた○○中か・・・
どっちも頑張れよ!
>>219 >変態おやじ激昂
あの作中の客、おやじと言うよりジジイじゃないですか?
まあ、あなたからすりゃ「おやじ」に見えるかも知れませんけどww(煽り)
日本にある、皇帝ニコライと皇后アレクサンドラのために
作られたオルゴールの音色
聴いた方はいますか?
亀になっタけど、「リアで言っテしまった作中のセリフ」に、答えてくれタ住人サンキュ!みンな案外言ってなかっタんだナw
>>274 あの日は、第一楽章聴き逃したンだが、
左手ガンガン、右手のアルペジオ聞こえなイじゃん...w
でもコメ通り、ラフマP協上手い日本人っテ、
誰かいルかなぁ?
276 :
葱坊主:2008/07/15(火) 20:31:34 ID:???
流れ豚切りスマソ。
その日、レオニードの乗った馬車は、冬宮からの帰りに、××運河のそばの通りを
走っていた。そのとき、若い男が、馬車を目指して駆けてきた。男は小さな白い包みを
持っていた。彼はさっと手を振り上げた。
耳をつんざくような爆発が起こり、白い煙の雲が馬車を包んだ。後続の馬車に乗っていた
ロストフスキーが血相を変えて駆けつけてきた。
「ヴェーラ様!大変です!ユスーポフ侯が!」
めずらしく動揺したロストフスキーの声が聞こえてきたので、ヴェーラをはじめ、ユスーポフ家の
人々が階下へ降りていくと、ホールに血まみれのレオニードが、担架に乗せられた状態で
横たえられていた。
ヴェーラが青ざめた顔で、
「お兄さま!」
と叫んで駆け寄り、召使たちがあわてふためき、すぐに医者が呼ばれた。
医師がレオニードの手当てをしている間、やっと落ち着きを取り戻したヴェーラが、ロストフスキーに、
「いったい何があったの?くわしい話を聞かせてください」
と言った。ロストフスキーは、
「ユスーポフ侯が冬宮からこの邸へお帰りの途中、××運河のそばを通っているときに、爆弾が
投げつけられました。侯の馬車の御者と、そばにいた護衛の兵士は死亡いたしました。」
「わかりました。ロストフスキー大尉、ご苦労様でした。今日はもう下がってかまいません」
そう言ってから、ヴェーラはレオニードの病室に向かった。
医師に、
「怪我の状態は?」
と聞くと、
「ご安心ください、お命に別状はありません。ただ、全治するには数週間かかるかと・・・」
それを聞いたヴェーラはほっとしたが、レオニードがかすかに眼を開けて、
「ヴェ・・・ラ?」
と言った。
「おにいさま、よくご無事で」
「ああ、わたしとしたことが油断したものだ・・・まさか、あんなところにテロリストが潜んでいたとはな」
「あまりしゃべるとお身体に毒ですわ。完治するまで、ゆっくりお休みになって」
そう言って、彼女は部屋を出た。
部屋の外に出ると、ユリウスがそこにいて、
「ヴェーラ、ユスーポフ侯の容態は?」
と質問してきた。
「命には別状ないわ。完全に治るには数週間かかるようだけど」
「そう・・・」
「もうおそいわ、今夜は寝みましょう」
といって、その日は各自、自分の部屋へひきとった。
277 :
葱坊主:2008/07/15(火) 20:32:10 ID:???
今回の傷は、軍人であるレオニードにも、さすがにこたえた。ひどい高熱に悩まされ、体中が
切り刻まれ、焼けた鉄を押し付けられるようだった。
レオニードが昏睡状態にあるとき、ユリウスはこっそり彼の部屋へ様子を見に行った。
彼女は、これほどの痛みに耐え続けるこの男の勇気と精神力が信じられなかった。
ときおり、彼は痛みに耐えかねて低く苦しげに呻いた。
ちょうどそのときヴェーラとリュドミールが入ってきたので、彼女は席をはずすことにした。
ある日、医師がヴェーラのもとへ来て、
「ヴェーラ様、若旦那様はもう大丈夫でございます。あと数日もすれば動けるようになるかと
存じます」
と述べた。
「そうですか・・・ありがとう、先生。リュドミールにも知らせてやらないと」
ヴェーラがリュドミールの部屋に行く途中、偶然ユリウスと行き会った。
「あ、ユリウス・・・お兄さまの容態が峠を越したの。あと少しで治るらしいわ」
「そう・・・よかった。これでヴェーラもリュドミールも一安心だね」
そう言って、彼女はリュドミールの部屋へ向かうヴェーラを見送った。
278 :
葱坊主:2008/07/15(火) 20:32:35 ID:???
その日の夜、召使に、レオニードが眠っているということを確認してから、好奇心に
駆られてユリウスは彼の病室に入り込んだ。
椅子を引き寄せて、ベッドのそばに座ると、レオニードの寝顔をつくづくと眺めた。
ユリウスが彼の寝顔を眺める機会があったのは、彼が怪我で寝込んだこの数週間が
初めてだったのだ。
いつも毅然として、めったに笑い顔さえ見せないこの男が、無防備な様で横たわっているのを
見ていると、不思議な感覚に襲われた。
すると、不意に彼が眼を開けたので、びっくりして彼女は椅子から立ち上がった。
「ああ・・・おまえか・・・では、幻ではなかったのだな」
「なにが?」
「熱にうかされているとき、おまえがそばにいる夢を見た。幻覚だと思っていたが・・・」
そういいいながら、レオニードは腕を伸ばし、彼女の手をとった。そして、
「ユリウス・・・来てくれ」
と言い、突然彼女を引き寄せ、抵抗しがたい力で抱きしめた。ユリウスが驚き、
「ユスーポフ侯・・・なにを・・・!第一、あなたはまだ傷が・・・」
とうろたえて答えると、
「今、わたしの力になれるのは、おまえだけだ。傷のことなら心配はいらぬ」
といって、彼女の唇に接吻をした。
ユリウスは、なぜか彼を拒むことができなかった。心の中で、(はやくこの男から逃げ出せ)
と叫ぶもう一人の自分がいたが、なぜかさしたる抵抗もしないままベッドの上に
横たえられていた。
・・・そのとき、レオニードは、いま自分が生きているということを、ユリウスの肌の温もりで
確かめたかった。彼女を抱いている間、死から生還できたのだということを実感できた。
身体を動かすと、あちこちの傷が痛んだが、それよりも彼女を抱きたいという欲求のほうが
はるかに強かった。彼にとって、現在のこの場に、ユリウスの肉体しか存在しなかった。
女の肉体に対してこれほど燃えたのは、初めての経験だった。彼女の身体の隅々まで
味わい、やがて彼女の中で果てると、この上ない満足感を感じながら、体重を預けた。
二人ともしばらくの間、息をはずませて横たわっていたが、やがてユリウスはそっと
立ち上がり、衣服を身につけて部屋の外へ出て行った。
279 :
葱坊主:2008/07/15(火) 20:33:18 ID:???
ユリウスは自分の部屋へ戻ると、長椅子にがっくりと背をもたせかけた。
自分は、なぜあの男に身を任せてしまったのだろう・・・傷ついている男が
かわいそうになったからか?いや、あの黒い眼には強い力がこもっていて、
圧倒されてしまった・・・突然引き寄せられたとき、拒むことができなかった・・・
(ぼくはこの国に来てから、なんとさまざまなことを体験したことだろう・・・
まだ3年しか経っていないのに、20年もの歳月が過ぎたように感じる・・・
でも、ぼくのなかでクラウスへの想いはいまだ消えていない・・・
彼と一緒になって、この国の大地に朽ちるのが、ぼくの夢だ・・・)
ユリウスは、心の奥で暗い絶望感と良心の呵責を感じていた。
傷が回復したレオニードは、以前と同じように軍務に復帰したが、ふと
ユリウスのことを考えることがあった。
(わたしは、なぜあのとき、あの娘に自分の弱みをさらけ出してしまったのだ?
第一、ユリウスは“敵の女”なのだ。あの娘の心からは、いまだアレクセイ・
ミハイロフへの想いが消えてはいない・・・)
おそらく、大怪我をしたせいで一種の種族維持本能が働いたのだろう、
そう思ったが、それでも彼女に対する感情について、完全に納得する
ことはできなかった。
《続く》
>>276-279 思いもよらない展開になったが、
それにしても、ああ、何ていい雰囲気なんだろう。心理描写もくすぐる・・・。
本当に次から次へと事件が起こり、息をつかせないな。
葱坊主、GJGJ、カーク・ハローシャヤ・ラボータ!
281 :
クラウス:2008/07/15(火) 20:54:24 ID:???
>>275 >ラフマP協上手い日本人っテ、誰かいルかなぁ?
・・・・・・・。
そうだ、RONに聞いてみるのはどうだ?
もしかして道が開けるぞ、あいつに・・・ (←記憶なんだ、違ってたらすまん!w)
こんばんは!葱坊主さん、今から読んできます(いつもどうもです!)
>>267-269 レオニードが大ケガとか、萌えました・・・w
それで心がぐらっと行ってしまわないで、
やっぱりアレクがいいと思ってるユリが可愛くていい・・・・
GJGJGJ〜〜〜!!!
284 :
イザーク:2008/07/15(火) 23:10:28 ID:???
こんばんは・・・・。
>>281 ラフマの上手な日本人ですか・・・
「小山実稚恵」さんくらいしか思いつかないです・・・
彼女は(いまどき珍しく)留学経験のない和製ピアニストですが、なんというか大陸的というか
日本人離れしているというか・・・とにかくスケールが大きいです。
286 :
RON:2008/07/15(火) 23:54:01 ID:???
>>276-279(←おぉ!こんな所にお薬が!!神よ、感謝いたします。)
葱坊主様、こんばんは。
お陰様で少し元気が出てきました・・・・。
快調に筆が運んでいるようで、素晴らしい。
どんどん面白くなる流れにも、ワクワクしています。
(それにしても、レオ様は大怪我をされている身で・・・種の保存ですか!?す、スゴイですね〜。
やっぱり彼はタダ者ではない!!!)
>>274 なんだか、船酔いしたみたい・・・w
コメントがあったから持ちこたえました。N○Kで見てた人・・・偉い・・
>>276-279 今日もGJ!!何故毎回雰囲気の違う見せ場が・・新聞連載できそうw
どうしてこんなに次々ストーリーが展開していけるのか・・不思議の域です。
>>284 枯れた花ってタイトルだけで、詩の中にでてこないのですね。
GJです。この歌手のひと(白い歯がまぶしい)若くして亡くなったんですね。
で・・
>>283 アンカーw
私とブラックスの熱い抱擁になってマスw
288 :
レオニー怒:2008/07/15(火) 23:56:32 ID:???
>>285 我々はもう慣れてしまっているが、そなたにはやはりショックが大きかったのだな、RON。
そして恐らくあの反逆者の仲間だという粗忽者も関東軍もな。
最低看守の言う通り、私も大暴動を誘発する前に制圧出来て良かったと考えている。
レオ様の怪我の傷口にさり気に触ってみる、とか・・・w
291 :
レオ:2008/07/16(水) 00:07:05 ID:???
>>287 中村紘子って見せ場見せ場で突拍子も無い不協和音を響かせてるorz
ニコ動、ちゃんと第二楽章、第三楽章もあるんだよ。
あの演奏に拍手する観衆って、優しいよね(耳が悪いのか?w)
294 :
レオ:2008/07/16(水) 00:11:08 ID:???
>>285 早速音源を探してきたぞ。
ラフマニノフは見当たらなかったが、好みの水の戯れとカンパネラだった・・・音に曇りが見当たらぬ。
規制で貼れないのが残念だ・・。
(サンキュ!)
(ブラックスが元気に出てきて良かった^^)
296 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 00:15:54 ID:???
(同志粗忽者が縮こまっていないか心配だぜ)
>>287 >私とブラックスの熱い抱擁になってマスw
本当だ・・!ほ、抱擁にもGJ・・!(苦し紛れ)
>この歌手のひと(白い歯がまぶしい)若くして亡くなったんですね。
そうなんですか。何も調べんと手当たり次第貼り付けたんだけど、勉強になった。
ありがとうございますw
>>296 (そうだな・・。あいつが立ち直るのをゆっくり待ってやろう・・。
少し理解し難い事態だとは思うが、真の闘士なら乗り越えてくれるだろう。
もし腑に落ちないことがあれば遠慮無く聞くといいぞ・・。)
300 :
ダー:2008/07/16(水) 00:26:33 ID:???
>>284 やぁイザーク、ご苦労様♪
よく探し出したね。
そうなんだ、ドイツの春は遅く5月1日からなんだよなぁ。
妹さんの具合は、どうだい?
(シューベルトの声がわりは、16歳の終わりと遅めなンだってナ。
ユリが退学届けを出しタのも一緒ぐらいかナ...これ以上居たらホントに危険だっタかもね...)
301 :
レオ:2008/07/16(水) 00:28:37 ID:???
>>298 あれはどこへ行ったのだ?
リュドミールは?
(オロオロ・・オロオロ・・)
302 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 00:33:24 ID:???
>>299 ああ、あいつこそ立派な同志になるだろうぜ。
雀ヶ丘ならぬ5か条の誓いとやらを持ち出したり、
おれなんかとは端から心がけが違うからな。
304 :
名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:40:27 ID:n4jfBIDb
>>298>>303 (横からじと目でブラックスを見る人物)
ブラックスに嫉妬してるんだ・・・あんなふうに飛び込んでいける胸が欲しくて・・・
ああ!!焦がれるほど欲しくて・・・・!!!
上がったorzごめんなさーい・・・
306 :
レオ:2008/07/16(水) 00:41:12 ID:???
>>303 どこを舐めているのだ・・?
腹が減っているのか?
(疎ましさにも同情が混じる)
308 :
ブラックス:2008/07/16(水) 00:43:44 ID:???
309 :
イザーク:2008/07/16(水) 00:45:46 ID:???
>>300 ダーヴィト・・!
妹の具合は・・まだ良くないんだ・・・。
ちょっといろいろあって寝込んでいるようなんですが、
栄養のある物を食べさせているので、きっと大丈夫です。
いつもダーヴィトには気に掛けてもらって・・
ありがとうございます。
フリデリーケ(落ち込んでる方々)・・
早く元気になってまた市場で働いてくれるね?(病気でも働かせる鬼兄w)
310 :
レオ:2008/07/16(水) 00:49:46 ID:???
311 :
ブラックス:2008/07/16(水) 00:51:43 ID:???
312 :
ダー:2008/07/16(水) 00:54:31 ID:???
>>309 イザーク、
君は病み上がりの妹をもう働かせるのかい?
(原作にサッと目を通し、一瞬眉をひそめ・・)
いや、妹さんはもう働かなくてもよくなるんだ・・・。
君も、金に困ることもなくなる。
ピアノに集中おし・・・。
313 :
レオ:2008/07/16(水) 00:55:42 ID:???
314 :
ブラックス:2008/07/16(水) 00:58:36 ID:???
>>313 (願いを聞いてくれると言うので、喜んで吠える)
アオンオンオンオンッ♪
316 :
レオ:2008/07/16(水) 01:09:09 ID:???
>>314 ・・・それだけでよいのか?
(ブラックスのテンションを不思議に思いながら、横目で彼を見やる。)
317 :
ブラックス:2008/07/16(水) 01:12:08 ID:???
>>316 お願いと言うのは・・・ボクをシベリアンハスキーみたいな、恰好の良い犬にして欲しいのワン!!!
>>276-279 すっごく幸せな気持ちになっタ...!!
レオ怪我しテるのに(しかもユリが組み伏せられテるw)大丈夫?っテ思ったが、
怪我の心配も去ることながら、
欲望を思わず受け入れテしまうユリに萌えた...
レオ幸せそうダよ...
ショッキングな話の後には、それを埋めあわせルような幸せを与えてくれル葱坊主の配慮にも感激しタぜ!
心からグッジョブ!
319 :
レオ:2008/07/16(水) 01:22:38 ID:???
>>317 (く・・・頭痛が・・)
それには、品種改良を繰り返さなければならないであろう。
どの道、お前の代では不可能だ。
自分の容姿がそれほど憎いか?
弟のリュドミールもかつては、巻き毛を嫌がっていた時期があったが、
今はあいつ(ユリウス)と同じだと言って喜んでいる。
320 :
粗忽者:2008/07/16(水) 01:24:40 ID:???
(皆さん寝る時間ですが、こんばんは〜)
>>288>>296>>299 同志!ご心配いただき、畏れ入ります。
いろいろ考えてたら独り反省会になってしまいました…w
自分も気持ちを新たに努力して参ります。
(未だにベルリン川から出られないけど〜)
(やばい、レオ様は同志じゃない…!)
>>302 それは…疑わしいものですね。
ヤツは根っからの粗忽者ですから。
>>320 心配したんだ・・・
心臓がちぎれるほど・・
(リハビリ中のユリ)
来てくれテよかっタ...!
今日はうまく言葉がまとまらナイけど、
元気な姿を見せてくれテ、ありがとうナ!!
Д
322 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 01:30:47 ID:???
>>320 おう、同志粗忽者、無事で何よりだ。
あとは無線通信機(PC)を何とか手に入れて工作活動に本腰を入れねばな・・・。
323 :
ブラックス:2008/07/16(水) 01:33:11 ID:???
>>319 品種改良!?
(あ〜んなコトやこ〜んなコトを想像し、怖くなる。)
キャンキャンキャンクアン・・・オンオン・・・オンオン・・・
(レオといた部屋から飛び出して、廊下を猛ダッシュする・・・・。)
324 :
ブラックス:2008/07/16(水) 01:34:11 ID:???
325 :
粗忽者:2008/07/16(水) 01:36:36 ID:???
>>267-269 葱坊主さん〜
レオ様にはユリが必要なんですね。
ユリウスの揺れてる気持ちがせつないです…w
展開の早さに眼が回ります。
次回も楽しみしています。
ありがとうございました。
326 :
レオ:2008/07/16(水) 01:41:34 ID:???
>>323 (真実を伝えたまでなのだが・・・)
どこへ向かおうというのだ?
一歩外へ出れば、ついた足が地面から離れんばかりに道は凍てついているぞ。
(そう言ってみたが、ブラックスは廊下の先の訪問者に気を許し、
体を擦りつけていたので安堵し、
ふぅと息をつくと、調べものにとりかかる。)
RON、サンキュ&お疲れ!
327 :
クレクレ厨:2008/07/16(水) 01:42:51 ID:???
記憶ありバージョンで、ユリが完全にレオ様に心を奪われていく話を誰か・・・。
328 :
レオ:2008/07/16(水) 01:44:53 ID:???
>>327 ほざけ。私に女をその気にさせる才覚があるとでも思うか?
329 :
粗忽者:2008/07/16(水) 01:45:40 ID:???
すみません、葱さまを読んでました。(息ギレ)
>>321 ありがとうございます。
あのう、ダーヴィト先輩
質問があるんですが…
ロシアスレへの参加(レス)をしたいのですが、
PC爆破のためロシア書き込みができません。
どちらへお返事したらよいでしょうか?
不満スレ?大本営?
>>322 只今、軍資金集めに奔走中です。
強盗、略奪…w(お小遣い貯めます)
ブラックス〜
今日は甘えん坊さんだねぇ〜
330 :
RON:2008/07/16(水) 01:45:54 ID:???
>>326 (こちらこそ、付き合って下さって光栄です。)
レオ様もお疲れでしょうに・・・
調べ物はほどほどになさって、今夜はゆっくり体を休めてくださいね。
>>328 いいえ、あなたは何もしなくても向こうから転がり込んでくるというわけですよ。
女心と秋の空ですな。
(4部ダーは「ですな」って言ってるね)
332 :
ダー:2008/07/16(水) 01:52:33 ID:???
>>329 やぁ、どうしたんだい?
君は・・・っと、ピアノ科の5年生だね?
ロシア支局はね、クラウスというバイオリン科の学生が運営しているから、尋ねてごらん。
ほら、あそこだ。
(PC、大変だっタな。
今クラ担が居なければ、静けさが戻った不満スレに...と言っておこうかw
今夜は時間も遅いし、いつだっテいいンだぜ。)
333 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 01:54:56 ID:???
>>330 RON犬..かわいいよ..RON犬
はーイ!
お言葉に甘えまース!
今日はゆっくりレスを交換できテ嬉しかったゼ!
じゃ、ナ!
Д
335 :
RON:2008/07/16(水) 02:00:44 ID:???
>>329 粗忽さん、PC 悔しいですよね。
私の前のPC(XP)も、ハードが逝かれてお陀仏になりました。
(電源ランプは点くのに、ハードランプは消えたまま。液晶画面も真っ暗で
何も映らない。)
マメにバックアップをとっていたのですが、「PCのハード」にバックアップをとっていたので
意味がありませんでした。トホホです。
今はビスタを使っているのですが、もちろんバックアップ先は外付けの物に換えました。
私はアナログな脳をしているので、苦労します・・・。
336 :
レオ:2008/07/16(水) 02:03:43 ID:???
>>331 ほう・・・何もしなくてもそのような幸福
(と言いかけて我の口を疑う)
・・余計な世話を焼くでない!
あの女とは義理とてありえぬ。
あいつは私の顔を見ると、途端に反発心に満ちた表情に変わるぞ。
私に対してなど、嫌悪しかなかろう。
むろん、私もだ。
わぁ〜
憧れの先輩たちからお返事だぁ〜(夢にでてきますように。)
では、明日レスします。
あらら、こんな時間です。
ホントに皆さんお疲れかと…
おやすみなさいませ〜
>>338 いや、こっちこそ名無しのクレクレ厨に化けていたもんで・・・。
もう2時だな、そろそろ寝るか?
340 :
ブラックス:2008/07/16(水) 02:09:00 ID:???
ユス邸の廊下で出会った粗忽さんにスリスリしていたら、睡魔に襲われ眠くなる・・・
・・・・o( _ _ )o...zzzzzZZ (お休みなさい)
341 :
粗忽者:2008/07/16(水) 02:10:46 ID:???
RONさん〜
そーなんですよ、PC!
でも私も外付けなので大切なものは難を免れましたよ。ホッ…
不調反応はあるけど突然ウンともスンともなので…恐ろしいです〜
それでは〜
342 :
レオ:2008/07/16(水) 02:16:19 ID:???
>>339 ユリウス、ドイツ訛りでもない耳慣れぬ語句などいったいどうしたというのだ?
何があったのか分からぬが、
私はもう休む。
何か不安であれば・・入るがよい。(ユリウスがベッドに入って来るのを見越して、声かけをする。)
>>338>>340 そなた達もご苦労であったな。
343 :
ユスユリ:2008/07/16(水) 02:23:00 ID:???
>>342 夜の間だけ、僕はあなたを独り占めできるんだね・・・。
(ベッドに入りレオニードに体を寄せる)
(みなさんお休みなさい)
ロシア支局の木枯らし聴いて、やっと船酔いから覚め垂直に立ってる
感じがいたしますじゃ・・w
あ〜でも寝ないと・・
みなさま、ホントにお疲れ様でした。おやすみなさい、良い夢を。
皆さん遅くまでお疲れ様でした〜!
私も
>>274の中村紘子の演奏を第三楽章まで聞いてお疲れです・・・orz
やっぱりこの人の演奏は変だったんですね〜。「おいババアやめろ」に笑いました。
>>276 手負いのレオ様セクシー、GJ!
原作で、貧血で倒れるシーンが好きなので、妄想の中ではよく彼を病気にしたり、負傷させたりしておりました。
こうしてSSになると、いっそう現実味を帯びてきて、読んでいて嬉しいです。
ブラックスはこれでここの3人のレオ様にこってり相手をしてもらった事になるんですね、裏山!
今夜は粗忽者さんとの絡みになるんでしょうか?w楽しみです。
>>327>>328 私も関西さんも、クラウスを激愛してたのにレオ様にあっという間に心を奪われたリア読者ですので、ユリが心変わりしても何の不思議もないですw
でも、「コロッと」というのではSSになりませんよね、何か葛藤とか大事件とか別れとかが無いと。
レオ様死亡(誤報)にユリがパニクるとか。(ベタですよね)
346 :
葱坊主:2008/07/16(水) 19:57:25 ID:???
ある日、レオニードは、ユリウスに、これからは新聞・雑誌・書物を自由に読んでいいし、
彼女が望むなら家庭教師もつけてやる、そして誰か護衛つきなら外出も許可すると
言い渡した。さすがにユリウスも驚き、
(どういう風の吹き回しだろう・・・)
と考えたが、ユスーポフ邸に幽閉されている毎日は退屈の一語に尽きたので、
ありがたくその許可のとおりにすることにした。
(ぼくはこの国について、ほとんど何も知らない・・・政治も、社会も、文化も、風俗習慣も・・・)
そして、ロシアに関するあらゆることについて、貪るように学び始めた。
「ユリウス!」
リュドミールの呼びかける声が聞こえたので、思わず振り返った。
「何?」
「レオニード兄さまがね、来週オペラ劇場に観劇に行くんだけど、そのときユリウスも
一緒に連れて行ってあげてと頼んだら、『よかろう』と言ってくださったんだよ」
「オペラ劇場・・・」
そんなところに行くのは、レーゲンスブルクにいたとき以来だった。レオニードが
一緒だということに少しためらう気持ちがあったが、それよりも久々にオペラを
楽しみたいという気持ちのほうが強かった。
当日のオペラ劇場には、着飾った貴顕淑女が集まっていた。今日上演されるのは、
アントニン・ドヴォルザークの『ルサルカ』だと、リュドミールが教えてくれた。
347 :
葱坊主:2008/07/16(水) 19:57:52 ID:???
《水の精ルサルカは王子に恋をし、彼と一緒になるために人間になりたいと願う。
魔女のイェジババに頼んで人間に変えてもらうが、それは引き替えに声を失う
とともに、もし王子が彼女を裏切るようなことがあれば、その時は二人で水の底に
沈まねばならないという条件付きだった。
あえてその条件を飲んで人間の姿になったルサルカは、王子に連れられて城へ向かう。
しかし王子は一言も口を利かないルサルカに失望し、外国の王女に恋をし、結婚の約束
までしてしまう。
傷ついたルサルカは、森の湖に帰るが、魔女のイェジババは、
「王子の命を奪わなければ、おまえは救われない」
と告げてナイフを渡すが、いまだに王子を愛しているルサルカはそれを捨てる。
最後に王子がルサルカのもとへ来て許しを乞うが、裏切られたからには、
ルサルカは、王子に死の接吻をしなければならない。そして王子は、ルサルカの
死の接吻を受け入れて、彼女の腕に抱かれながら死んでゆく。王子は命と引き換えに
呪いから解き放たれるが、ルサルカもまた、運命から逃れることはできず、王子の亡骸と
ともに湖の底に沈んでいく・・・》
オペラを観終わった後、ユリウスは、
(命と引き換えに呪いから解き放たれるルサルカと王子か・・・まるで、オルフェウスの窓で
出会った恋人たちみたいだな。ぼくとクラウスも、運命から逃れることはできないのか・・・?)
と考えていた。
348 :
葱坊主:2008/07/16(水) 19:58:23 ID:???
アレクセイたちの悩みの種の一つは、国家警察局が革命組織の中にスパイを浸透させて
くることだった。レーニンがつくった秘密組織(戦闘隊)について、ボリシェビキの一般党員は
何も知らなかったにもかかわらず、国家警察局の側は知っていた。
ボリシェビキのペテルスブルグ委員会や、ドゥーマ(国会)で選出されたボリシェビキの議員の
中にもスパイがいた。その議員は、あるとき議員を辞任し、国家警察局から与えられた
六千ルーブルの金を手にして、国外へ逃亡してしまった。
また、多くのボリシェビキたちはメンシェビキとの再統一を望んだが、レーニンは断固として
それに反対した。レーニンは、規律正しく教義の上でも純粋な一枚岩の、筋金入りの
革命家のエリートだけが、ロシア人民を約束の地に導くことができると考えていたのだった。
このころ、ストルイピン首相の政治的立場も微妙なものになりつつあった。
彼は左翼から憎まれていた。なぜなら、彼がドゥーマの野党を容赦なく弾圧していたからだった。
また彼は右翼からも憎まれていた。彼の土地改革は古い共同体にこだわる農民たちの反発を買った。
彼は反ユダヤ主義者たちを軽蔑し、ユダヤ人居住区を廃止しようと提案したが、(これはニコライ2世の
容れるところとはならなかった)そのせいで教会のタカ派の憎しみを買った。その上、彼が
バルカン紛争へのロシアの介入に断固反対したことで、ニコライ大公もストルイピンのことを
快く思っていなかった。
349 :
葱坊主:2008/07/16(水) 19:58:50 ID:???
アレクセイは、
(ストルイピンにとっての敵がだんだん増えつつある・・・もしやつが失脚したら、やつの改革も
頓挫するだろう。ストルイピンが失脚すれば、あとは無能な連中ばかりだ。そうなれば、
皇帝の専制体制は糸の切れた凧のようになるはずだ)
と考えていた。
ときたま、ユリウスや聖ゼバスチアンで過ごした日々のことを思い出すこともあった。
(ユリウスはまだユスーポフ邸にいるのだろうか。イザーク・・・あいつはいまごろピアニスト
として成功しているだろうか?兄貴のストラディヴァリも、いまごろどうなっているのやら・・・
聖ゼバスチアンで過ごした数年はおれの青春の静かな安息の日々だった・・・忘れられない
佳き日々だった・・・)
アレクセイのまぶたに、いくつかの幻影が浮かんでは消えた。レーゲンスブルクに咲き乱れる
赤い薔薇。野外コンサートでベートーベンの“皇帝”を弾ききったあとのイザークの顔。
ユリウスの光り輝く金色の髪・・・
(おれの生きる道は革命にしかない。子供のころ、兄貴に連れられてあの丘に登り、誓った
ときから、おれの進むべき道は決まっていたのだ)
と決心し、過去の思い出を振り切った。
《第一章 終了》
350 :
葱坊主:2008/07/16(水) 19:59:20 ID:???
これで第一章は終了です。
長々と垂れ流した妄想に付き合ってくださったみなさん、ありがとうございます。
明日からはこれまでのように、短編をちょこちょこ落とすという生活に戻りたいと思います。
第二章も、いつか機会があったら書きたいと思っているのですが、アレクを
魅力的に描くという最大の難関を突破できるか、正直言って自信がありません(涙
十三万字さんあたりなら魅力的なアレクをSSのなかに登場させてくれるかな〜〜
あと、もしわたしの長ったらしい妄想投下で迷惑した方がいればお詫びいたします m(_ _)m
351 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 21:57:59 ID:???
>>346 なんと、これは第一章だったのか!
このまま行くと、ここではめずらしい歴史もの長編SSになりそうだな、
また新しい展開に期待を込めてGJGJ!
>アレクを魅力的に描くという最大の難関を突破できるか、正直言って自信がありません(涙
ああ、ストレート過ぎる男だからな。普通すぎて(叩きになるから以下略だw
なりきりも、クラウスよりも素のままでいけて楽だぜ。
凡人をSSの中で動かすのは楽なような、面白味に欠くような・・・。
葱坊主、お前が楽しみながら書ける事を祈ってるぜ。
>>345 >「コロッと」というのではSSになりませんよね
おれの担当もその「コロッと」だ。
陽が昇り月の光が薄れて行きやがて見えなくなるような、そんな感覚だった。
(おれが月、ユスーポフのおっさんが陽の光)
実体験を元に心変わりを描くのは無理だな。
353 :
アレクセイ:2008/07/16(水) 22:24:33 ID:???
今夜未明が皇帝一家が「処刑」されて90周年だが、
おれが必死で護ろうとした機関紙プラウダは今、インターネットの世界に羽ばたいている。
マリア皇女とアレクセイ皇太子の遺骨が本人のものであるというDNA鑑定結果を
ロシア最高検察庁が認めた、という記事(らしい)が見えるぞ。
http://www.pravda.ru/news/3/ (更新が早いのでページが移動するかも知れん)
同じくプラウダの記事から。
この皇太子とアレクサンドラ皇后の写真は初めて見たぜ。
ニコライ二世が写真マニアだったから一家の写真が沢山残ってるんだ。
http://www.pravda.ru/photo/report/romanovs-7072/2/ (下の≪ Предыдущее фотоまたは
Следующее фото ≫をクリックすれば他にも何枚か見れる)
だがプラウダも今や日本の「○スポ」化してて、
UFOや超常現象の記事がメインになってるようだorz
354 :
ブラックス:2008/07/16(水) 22:36:40 ID:???
>>345 >ブラックスはこれでここの3人のレオ様にこってり相手をしてもらった
犬はお得だワン♪
スリスリしたりペロペロ舐めたり、一緒のベッドに入ったり・・・
もうルンルンなのだワン♪
355 :
粗忽者:2008/07/16(水) 22:42:28 ID:???
>>346-349 葱坊主さん〜
第一章お疲れ様でした。
原作との交差がなんともたまりません。。。
やっぱり離れてても心は繋がってるんだ(;_;)嬉しい
第ニ章…続くということですよね。
待ってる時間も楽しいので期待して待ちます。
アレクは…、葱坊主さんの思うまま描いてください。
どんなアレクでも受け止める覚悟はありますから!
楽しみにしてます。
(こんばんは〜)
356 :
粗忽潜入者:2008/07/16(水) 22:48:59 ID:???
>>340 うわ…っ…
顔中ヨダレだらけだ!
こ…これは、たしかリュドミールぼっちゃまのワンちゃんじゃないか?
ブラックスぅ〜、何処から紛れ込んで来ちゃったのかなぁ〜?
(いけない!ユス邸に密かに潜入したのに目立たないようにしなければ…)
357 :
RON:2008/07/16(水) 22:52:10 ID:???
>>346-350 葱坊主様
>アレクを 魅力的に描くという最大の難関を突破できるか、正直言って自信がありません(涙
な、泣かないで下さい・・・。
葱坊主さんのアレク、素敵ですよ。
これまでに出会ったどのアレクよりも、革命家っぽい?し、ユリのことを
たまにしか思い出さない・・・なんて痺れるではありませんか!(何のこっちゃ!?)
「第2章」が葱坊主さんに降りてくる事を祈りつつ、これからも
ちょこちょこ落として下さるという短編を楽しみにしています。
358 :
ブラックス:2008/07/16(水) 22:57:01 ID:???
こんばんは〜 今夜も蒸し暑いですね(汗)
>>356 ハッハッハッ・・・(シッポを振って嬉しそう)
短い脚で小躍りしながら威勢良く吠える
「アオン オン オン! アオン オン オン!!」
359 :
粗忽潜入者:2008/07/16(水) 23:08:11 ID:???
ブラックス〜
よし、よし、良い子だね。
このお屋敷で見たことをすべての教えておくれ!
見たこと、すべてだよ!
(任務を遂行しなければ…)
(ユスーポフ侯が廊下を通りかかったので慌ててブラックスを放す)
(あづいでず〜)
360 :
粗忽者:2008/07/16(水) 23:14:16 ID:???
>>353 鑑定結果認めたんですか?
と言うことはこれで全員…
でも謎が多すぎて何を信用していいのか混乱しますw
皇后と皇女たちはペルミ方面に逃げた…とも云われるし。
私も写真の多さに驚きました。マニアだったんですね。
同志!
プラウダが「○スポ」とは!?時代ですか…
361 :
ブラックス:2008/07/16(水) 23:15:21 ID:???
>>359 「ワンワンワンがオンオンオンで、キャンキャンキャンがクゥンクゥンなのだワン!」
ペルミその後を読むと
あの地下室での銃殺が事実であった方が
皇女たちにとっては良かった、とさえ思います。
363 :
看守さまへ:2008/07/16(水) 23:21:37 ID:???
看守さま
ここにロシアに送り込めない囚人がおります。
要塞で面倒みて戴けますでしょうか。
(粗忽者です。ロシアスレのレスを不満スレに書き込みしてもよいでしょか?)
(すみませんチョッと消えます)
364 :
要塞司令官:2008/07/16(水) 23:30:15 ID:???
>>363 看守は今ニコ動鑑賞中だ。私が許可しよう。
(
>>363に強制的な身体検査を施した後)
よし、書き込んでいいぞ。
ペトロパブロフスク要塞はいまや政治犯で溢れかえっているが、
まもなく新しい檻房の建設に着工する予定だ。
残り少ないからといって遠慮をする必要はないぞ。
仕事に励んでくるがいい。
>>364 し、司令官殿!!
私に代わり素早い対応、感謝致します!
ではまた鑑賞の任務に戻らせて頂きます(敬礼!)
(船酔い動画、声を上げて笑いました〜ww)
367 :
要塞司令官:2008/07/16(水) 23:46:39 ID:???
>>366 ふっ、素早い対応と言ってもそなたとほぼ同着だったではないか。
私も青年Д紹介のブーニンで口直し中だ。
(し…身体検査だって、僕が何をしたというんだ…!)
看守さま、並びに司令官さままで〜
おくつろぎの所、畏れいります。
行ってみます〜
ありがとうございます。
>>361 失礼しました、若様。
リュドミールぼっちゃまの犬が、私どもの部屋に来ておりましたが…
いかが致しましょう。
370 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 00:31:19 ID:???
>>369 目を離せぬ奴だな・・・。
仕方ない、私が預かっておく。
(レオニードに引き取られるのが嫌そうなブラックスに)
誰の所へ行きたいと言うのだ。
それとも散歩か?
371 :
ブラックス:2008/07/17(木) 00:39:18 ID:???
>>370 タッタッタッタッタッ (5歩あるいて振り返り、レ怒様を見る)タッタッタッタッタッ(また立ち止まり振り返ってレ怒様を見る)
372 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 00:52:03 ID:???
>>371 散歩か・・・・。
(自分とは如何にも不釣合いなダックスフント。
連れて歩いている自分の姿を思い浮かべて苦り切った表情になる)
では今回だけだぞ。ただし庭から外には一歩も出てはならぬ。
よいな?
(そう言いながらユリウスかリュドミール、あるいはヴェーラを見かけたら
その場で押し付けようと考える)
373 :
ブラックス:2008/07/17(木) 00:58:53 ID:???
>>372 ユリウスの姿を発見し、尻尾を振ってダッシュする。
「オンオンオン〜♪」
(ユリウスの胸を目掛けて飛び掛かる。)
レオ様が連れていて似合う犬
・ドーベルマン
・シェパード
・ボルゾイ
他には?
375 :
RON:2008/07/17(木) 01:02:25 ID:???
>>374 だ、ダックスフント!! (←言いながら落ち込む・・・・。)
376 :
RON:2008/07/17(木) 01:04:47 ID:???
>>374 シベリアンハスキーなんか似合いそうですよ・・・(イジケながら言う)
377 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 01:05:49 ID:???
>>373 (ブラックスがユリウスの方へ行ったのを見て安堵の笑み)
では後は頼んだぞ。 ♪
(ユリウス役、今夜は居るか?)
レ怒様はブラックスを追ってユリウスの傍に行かないの?
379 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 01:21:56 ID:???
380 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 01:32:02 ID:???
どうでもよい訂正だが
×ブルドック
○ブルドッグ
ブルドックではソースだ。
今夜は例の逃げ足の速い老人を見掛けぬが・・・。
>>373 あはは・・・くすぐったいよ、ブラックス!
今日は動画三昧をしていたらこんな時間になってしまったんだ。(お陰でまだSSも読んでないorz)
元気にしていたかい?
ふふ・・レオニードに構ってもらっていたんだね。
>>377 あの・・・・
ねえ、レオニード・・お願いがあるんだ。
この間寝室には連れて行かないって約束だったんだけど・・・
今夜はブラックスと一緒に寝てもいい・・?
け・・毛なら落ちないようにするよ・・!
だから・・・!!
382 :
RON:2008/07/17(木) 01:36:41 ID:???
>>379 ユスーポフ公爵の犬・・・
狼型の恰好の良い犬じゃなかったんですね〜 意外です。
(でもフェリックスさんには小型犬が良く似合いますね。)
>>379-380 カワイイ肖像画ですね〜。ユスポフ公にぴったりw
老人はまた夜中にこっそり現れるんでしょうか・・ガクブル
言いそびれてましたが昨夜も皆さんGJでした〜w
関東軍さんも声には出さなかったけど昨日のドタバタに疲れたのかな?
(たぶん的はずれだけど言ってみる)
384 :
ブラックス:2008/07/17(木) 01:43:20 ID:???
>>381 眠そうなブラックス
ふぁ〜〜〜と、大きなあくびをするとユリウスの腕の中でウトウトしだした。
(お休みなさいなのワン)
385 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 01:43:45 ID:???
>>381 (一気に不機嫌になる)
犬と一緒に寝たいとは・・・何故だ!
>>384-385 だって・・貴方はこのところ任務に忙しくて・・・
・・ううん・・いいんだ。
貴方が何と言おうと、今日はブラックスと寝るって決めたんだ。
おやすみなさい、レオニード。
(ブラックスを抱きながら、さっさと寝室に向かう)
(すごい亀レスごめんなさい・・。RONさん、おやすみなさい)
あら、皆さんもうベッドへ。。。
おやすみなさーい
後は、関東さんに任せた!
よろしく…w
388 :
386:2008/07/17(木) 02:22:56 ID:???
(またコテつけるのも忘れてるし・・。
クラ担さん、もう「おやすみ」で締めて下さって結構ですので・・。
返レスも結構ですからね〜!w)
>>387 お疲れ様でした〜w最近ミスしてませんね?w
あんまり気を張ると疲れてしまうので、気楽にどうぞw
(ミスしないと粗忽呼ばわり出来ないじゃないか・・ブツクサ)
389 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 02:26:07 ID:???
>>386 (仕事を終えて深夜、寝室に入って来ると予想通りにユリウスがブラックスを抱いて寝ている)
『寂しい思いをさせてすまない』
(金色の髪にそっと手を触れると・・・、以下続く)
390 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 02:28:40 ID:???
では後は関東軍に任せるとしよう。
RON、イザ担、粗忽者、ゆっくり休むがよい。
(お休みなさいw)
>>350 物語が、まるで前からあった設定、前からあった話のようにス・・っと
頭の中に入り込んできました^^
人の頭の中は覗けないから、他の人が作られるSSって本当に先がよめなくてワクワクさせられます。
また続きの第2章楽しみにしていますね!
ちょこちょこ落とされる予定の短編も!
うへ・・・任され・・た
すまんのぅ・・来ただけで・・何も目を通しておりませんのじゃ・・
今日もみなさまGJですじゃ(←読んでないくせに)
それでは・・
みなさまの強さと優しさと頭の回転のよさに今日も憧れと感謝をしつつ・・
おやすみなさいませ・・
う・・けほ・・ばたっ
オル窓第3部の連載が始まった時に、月セでは「ロシアの民芸品プレゼント」という企画がありました。
ロシア人形を抱く御大の写真を中心に、マトリョーシカ、コサック人形(少年・中年デブの2種)、ポットカヴァーの人形(少女・中年女の2種)、
木製ニワトリのおもちゃ、マトリョーシカのボールペン、・・ショールもあったかな?(ウロ)
私は「ウクライナの笛」が当たりましたw
でも今持っているロシアングッズといえば、琥珀製品ぐらいですね。箱にЯナントカと書いてあります。
(以上微妙にスレチw)
また別の時期にはポシェットのプレゼントもありましたよ。
何の事はない、ナイロン製で、フタの部分にレザー風の素材が縫い付けてあって、そこにアレユリイラストと御大のサインが印刷されてるだけのものでした。
カラーイラストを額装したものも。
背景が白樺林を馬で疾走するアレクの例のイラストと、もう一つはエジプト風コスプレのやつでした。
こうしてレスを書いていると、クラユリファンだった高校時代の気分に戻りますw30年経ったんですねェ、あれから・・・。シミジミ
ボクは夢の中でユリウスの声を聞いたんだワン。
「一緒に散歩に来て欲しかったのに」って、半分泣き声だったワン。
抱っこしてくれてたユリウスの腕がボクを離したみたいだけど、すごく眠くてボクはそのまま眠っていたんだワン。
そしたらユリウスの辛そうな「ああっ」っていう大きな声で目が覚めたんだワン。
びっくりして横を見たら、レオニードって呼ばれてる男がユリウスの両足を広げさせて、
お腹の下のほうについている大きくて長いものでユリウスの脚の間を突き刺していたんだワン。
ボクが時々ご褒美にもらう大きな骨よりもっと大きかったワン。
レオニードって呼ばれる男は何回もそれをユリウスに突き刺して、
その度にユリウスが苦しそうな声を上げるから、ボクは怖くなって全然動けなかったんだワン。
あんなに痛そうなのにユリウスが逃げないのは、両脚を捉まれているからなのかなと思っていたら、
ユリウスは逆に男にしがみ付いたんだワン。わけがわからないワン。
ベッドは無茶苦茶揺れて、ユリウスのおっぱいもおんなじように揺れてたワン。
怖いから、ボクがベッドから飛び降りようとしたその時、男はユリウスから離れたんだワン。
ボクがホッとして見てると、男は自分が突き刺して怪我をさせたユリウスのそこを舐め始めたんだワン。
そしたらユリウスが気持ち良さそうな声になって、ボクも嬉しくなったけど、
でもまただんだんと泣きそうな声になっていったんだワン。
「お願い」って言ってるのに男は「まだだ」って言ってちっともやめてあげないんだワン。
男がやっとそこを舐めるのをやめたのはユリウスが腰を持ち上げるようにビクビクって体を震わせた時だったワン。
ボクはユリウスの汗の匂いが変わったのがよくわかったワン。だってボクは犬だもん、鼻が利くのが自慢なんだワン。
その時、レオニードって呼ばれてる男がこっちを見てボクと目が合ったんだワン。
男がおかしそうに「見ているぞ」って言ったら、ユリウスがすごく恥ずかしそうな顔をしてボクを見たワン。
でも、ボクが見たのはそこまでなんだワン。
ボクはすぐに男に隣の本がいっぱいある部屋につまみ出されちゃったんだワン。
中から「だから言っただろう」っていう男の声と「ごめんなさい」っていうユリウスの小さい声が聞こえてきたワン。
ボクはユリウスがまた男にいじめられるのかと思って体を硬くしてたけど、中から笑い声とキスの音が聞こえてホッとしたんだワン。
だけど、しばらくしたら中からはまたユリウスの苦しそうな声と体どうしがぶつかるような音が聞こえ始めたんだワン。
ユリウスの声はだんだん大きく高くなっていって、「レオニード」って叫び声が聞こえたと思ったら急に静かになったんだワン。
そうしたらボクの敏感な鼻は、今まで嗅いだことの無い匂いを捉えたんだワン。
春真っ盛りの庭で遊んでて、クリの木がある方へ行ったときに感じた匂いによく似てたワン。
ボクは人間のことがよくわからないんだワン。
レオニードって呼ばれてる男はユリウスをいじめてるのか可愛がってるのかも、
男のお腹の下にあった上を向いてるあれは何だったのかも、ちっともわからないんだワン。
あ、そう言えばレーゲンスブルクにいた時にボクの飼い主さんが校長をやってる学校の学生ふたりが
ボクに食べさせようとしたものってあれと同じだったのかな、きっとそうだワン。
だったらあの男もユリウスにそれを食べさせようとしてるのかな、知りたいワン。
だからボクがいつか大きくなって人間の言葉が話せるようになったら、ユリウスに色んな事を聞いてみるんだワン。
はやく大きくなりたいワン。
〜おしまい〜
(ミハユリさんのSSを参考にさせて頂きました。
RONさん、ブラックスをアホSSに勝手に使ってゴメンなさいm(_ _)m)
>>394 >箱にЯナントカと書いてあります。
Янтарьだと思うぜ。ロシア語で琥珀。バルト海の海岸で拾えるらしい。
(拾い尽くされててもう無いかも知れんが)
397 :
レオニー怒:2008/07/17(木) 19:53:56 ID:???
>>393 やはり来ていたな、関東軍。
そなたの生活時間はここに来るようになって激変したのではないか?
(今から仮眠だ。一旦落ちるぞ)
398 :
ブラックス:2008/07/17(木) 20:43:23 ID:???
>>395 ウ〜〜〜〜〜〜ッグルグルグル ウ〜〜〜〜〜〜〜〜ッグルグルグル
>学生ふたりが ボクに食べさせようとしたものってあれと同じだったのかな、きっとそうだワン。
↑
(笑いました。涙が出ました・・・・。)
>>395 GJ!GJ!
ワロタw そしてエロい〜〜w
ブラックス役得〜〜!
(初めRONさんが書いたのかと思って、本気でガクブルしましたよw)
イザ担さんはアク禁なんですね。ご愁傷様です・・
>>397 レ怒様。ご心配ありがとうゴザイマス。
昨日は・・まぁ前の日暑かったのでw 寝不足で・・
レ怒様にならって仮眠してみようとしたら・・
本気で寝てしまったんです(トホホ)起きたら午前1時だった・・・
>>398>>399 おう、二人とも来てたんだな。
RON、「ブラックス言葉」マジで難しいな。普通の言い回しが出来ねえんだから困ったぜ。
次からはお前が書いてくれ。
関東軍、本気で寝た後は眠れなくなるだろう。
そんな時はどうしてる?オル妄想で○○か?(セク質ww)
>>400 年寄りなので性欲が減退しておりますじゃw
てか・・昨日はまだまだ寝られた・・
翌日の着る服考えて・・ぱたっと・・
妄想する間もなかったっすw
>>395 ブラックス、よく偵察してくれたね。次も頼むよ。
これで同志に報告ができる!
(アレクセイに何を報告する気だーっ!!)
GJです〜!
私もRONさんかと思って震えきました〜
おもろい〜w
>>401 いや、本当に歳を取るとクラ担みたいに眠れなくなりますのじゃ。
ぱたっと寝られるのは若い証拠、うらやましいのお、ふぉっふぉっふぉっ・・・
(↑どのキャラだこいつ)
>>402 粗忽者はオル妄想で抜いたりはしないのか?
(あいさつも抜きでセク質ww)
イザ坦さん、アク禁〜w
関東さんはアク禁は直ったのですか?
アク禁って移るの?*理みたいに…
未経験だわぁ〜、調べてみよ。
>>394 当選されるなんて。。。
流石です!?
しかも、大きな誌面でオル窓を見れたなんて…裏山〜!
ロシアスレの どばっち! に声出してワロタw
腹痛いよ〜(こんな夜更けに…)
406 :
RON:2008/07/18(金) 00:55:30 ID:???
みなさま、こんばんは〜♪
私が
>>395を!?
まさか!!!
10年頑張っても無理ですよ〜
クラ担さんは、「ブラックス言葉は難しい」なんておっしゃいますけれど、
実はちょちょいのチョイの楽勝だったことは
皆さんの感想が証明してくれています。
クラ担さん、本当におもしろいです♪
407 :
粗忽者:2008/07/18(金) 00:55:40 ID:???
>>388 うふふ…必死です〜
だって、昨日の不満スレ(ロシア独り語り)を
大本営に危うくまた誤爆るとこでした。。。w(苦笑)
でも、前よりリラックスしてますよ〜(それが危ない…)
きっと、また、必ずやらかすので其のときをお楽しみにぃ。。。
>>406 RONはオル妄想で○○は・・・
(↑ほとんどセクハラおやじww)
409 :
ブラックス:2008/07/18(金) 01:04:06 ID:???
>>408 「アオン、オンオン?アオアオングング・・・」
>>409 (しまった、RONは逃げるのが上手い関東人だという事を忘れてたぜ)
411 :
粗忽者:2008/07/18(金) 01:17:03 ID:???
>>404 ・・・・?
目を反らす。。。(〃_ _)
さて、不満スレに独り語りに逝かないと。。。
>>405 アク禁はとりあえず昨日解除されたらしいですw
あれ・・みんな逃げたんですかのぅ
私の専売特許ではなかったのですのぉぉ・・w
413 :
アレクセイ:2008/07/18(金) 01:36:46 ID:???
>>411 Чувствуй себя как дома、товарищ!!
チューヴストヴイ シビャー カーク ドーマ、タヴァーリシ
(ゆっくりして来い、同志!!)
414 :
RON:2008/07/18(金) 01:37:05 ID:???
>>412 専売特許だなんて!
同じ関東モノ同士じゃないですか(私はエセかもしれないけれど・・)
お仲間に入れてください。
>>414 ほほ、ではあなたはいまから仲間よ
その代わり、イザとなったら私をかくまうのよ〜
(私は誰なんだ・・w おやすみなさい)
416 :
RON:2008/07/18(金) 01:50:18 ID:???
>>415 有難うございます。
わーい、関東さんのお墨付きをもらったぞ〜!
これで、正々堂々と逃げられます♪
(おやすみなさい〜)
関東勢たちお休みなさーい!
418 :
粗忽者:2008/07/18(金) 01:59:48 ID:???
>>415>>416 あっ!RONさん抜け駆けっ…!
関東軍さま
是非、私も 『逃げ』 の許可をくださいませ〜(懇願…w)
(おやすみなさい〜)
419 :
同志粗忽者:2008/07/18(金) 02:07:44 ID:???
>>413 同志アレクセイ、何だか戻って来ちゃいました。
(流暢なロシア語だ。いったい、何処で学ばれたんですか?
私は既にアルファベットすら怪しいです〜)
(今度こそ、おやすみなさい)
420 :
アレクセイ:2008/07/18(金) 02:28:43 ID:???
>>419 同志粗忽者、おれの担当は中学時代おれに萌えすぎて
リアでおれになりきっていたんだ。
ロシア語は独学だ。大半は忘れてしまったが・・・orz
アルファベットは忘れてないから、ロシアのサイトを検索するのに便利だぜ。
(お休み!)
ダ-タン「海の日」に本年度上半期流行語&新語大賞忘れずに発表シロ
>>395 クラ担さんGJGJ!!www
面白くてエロい、さすがです!ブラックスと目が合ったレオ様〜笑い声とキスの音が聞こえた、の流れが最高ww
(今夜のオカズはこれを元にした妄想で決まり!)
何だか、こういうSSが投下されると和みますねェ。ちゃんと内輪ネタまで入れてあるサービス精神にカンパーイ!
>>396 >Янтарь
それが、筆記体なので最初の文字しか読めないんです・・・orz4番目はaっぽいからそうなのかなぁ・・・。
>>405 >当選されるなんて。。。流石です!?
そりゃもうハガキ5枚ぐらい出しますから。しかも数日おきに出して、強力なテレパシーも送るので、たまには当選しますよ。(^^; ボリボリ
>>421 私の推薦は「召還」(嗤)
不満スレの973さんこと一般市民さん、あなたの好きな男性キャラは誰ですか?w
オル窓との出会いはいつ?
それから、キャラをオカズに抜 ガツッ・∵
>>422 スリコギさん、あの時・・・・あなたの怒った顔がとても綺麗に見えたのです。。。
425 :
Д:2008/07/18(金) 19:51:09 ID:???
>>423などを見て→(・・・吐くわけがない・・・←リハ中)
ちょwクラ担生○中で○求○○だからっテ、
手当たり次第にセク質しすぎ!w
相手を見てものを言えw
それはそうト、
>>395GJ!!すっごく笑っタぜ!!!
語尾の「ワン」を外すとリュドの語りにも見えル・・・w
>>421 21日(月)ナ!OK!!
(新語、誰かお願いしまス・・・)
>>422 召喚・・・
ノミネートの「憑き物」「13万字」に勝てるかよ・・・呆
不満スレ、ロシア支局で一般市民に返レスしタみンな、
お疲れサマです。
(みンないい人だ...)
426 :
Д:2008/07/18(金) 19:53:38 ID:???
葱坊主、こないだただ一度だけ、
お前が雑談に入ってきテくれた時、
すっごく嬉しかったンだぜ。
まタ、時間あっタら何か話題ふっテくれよナ!
>>418 あれから一晩考えたのだけれど・・・
許可は・・・あげないw
やはり関東勢が増えた今・・
生贄が・・必要ですわ
(またヘマをやらかされたら、私の足元が危ないですしw)
それにあなた、ロシア語を学びたくて泣いたそうじゃないの。
その情熱があればアレクセイへの愛を語るのも造作ないはずよ!
さあ つ
>>404 どうしても納得が出来ないのであれば、RONさんの申し出が
一足早かった・・ということでご理解くださいな・・
ですから、新しくこちらへいらっしゃる一般市民さんが
関東人だった折には・・生贄は・・・ニヤリ
(まるごとネタでありますw スルーを〜)
みなさん、ロシア支局に13万字さんがいらっしゃっていますよ!
429 :
クラウス:2008/07/18(金) 21:17:40 ID:???
>>425 ダー担お帰り!
>生○中で○求○○だからっテ、
手当たり次第にセク質しすぎ!w
ああ、ゆうべはソレと帰宅直後にSS書いた疲れですっかり頭が沸いちまっていたんだ。
(だからもう今夜あたり解禁するつもりだ)
新語は・・・・、ちょっと考えてみる。
>>427 関東軍か?どうしたんだ、今日は早いじゃないか。
お前の相棒はまだのようだな。
ペトロパブロフスク>979
同志粗忽者、おれの学習歴もそんなもんだぜ。動詞や名詞の変化さえ覚えられなかったからな。
430 :
葱坊主:2008/07/18(金) 21:36:56 ID:???
>>379 アレクセイ皇太子はスパニエルを、アナスタシア皇女はキャバリア・キング・
チャールズを飼っていたそうですよ。
>>430 ロシア貴族の間では小型犬が流行っていたのかな。
それにしても噛み付かれる可能性が無いとは言い切れないのに、
よく両親は飼うのを許したね〜。
ロシア貴族はダックスフントには興味なっかたのかワン?
433 :
葱坊主:2008/07/18(金) 22:06:09 ID:???
かわいい〜!耳がw ブラウンの成犬の色が深くて素敵ですね〜。
すごく高そうですが・・w
ブラックス、落ち込まないでおくれよね・・君はそのままで素敵だよ(ププ)
>>433 >飼っていたみたいです。
それはロシアに因む犬だから??
436 :
Д:2008/07/18(金) 22:29:52 ID:???
>>433 本当??どうもありがトう!
>>434 やぁ♪
(お前、さては○ザ担に憧れてルだろ?w
表記、キャラ被ってきテるぜw
返レス予想:「みんなそうじゃないですか〜、すばらしい人です、憧れるに決まってますじゃ〜」(←なりすまし下手だナ)
みんなそうじゃないですか〜、すばらしい人です、憧れるに決まってますじゃ〜
By本物
>>437 コピペなんてあんまりじゃないですか・・・
手抜きすぎませんか・・?私への敬意をもっと自分の言葉で示して欲しいですね・・ププ
>>438 あら。あなたのわたくしのなりすましに敬意を示したんですのよw
>>427 あ…うぅ…っ
生け贄なんすね。(涙)
(仕方無い、新たな関東人が来るの待ち伏せしよ…っwトボトボ帰る。。。)
アレクセイ妄想は…
(ベルリン川に水垢離行ってきます。。。)
(皆さん、こんばんは。
関東さん、アク禁直ってヨカッタ)
441 :
RON:2008/07/18(金) 23:23:57 ID:???
こんばんは・・・。
関東さん、ブラックス代打 有難うございます。
(今日はリアで法事!しかも私が施主でこの時間まで親戚の接待だったのワン)
あっ、コテがRONなのにワンだなんて、暑さでとうとうイカれてしまったわ!!
それから
>>434 ガーーン!!今日の疲れにトドメが・・・。いじけてやるぅっo(TヘTo) クゥ
>>422 強力なテレパシー
ラスプーチンみたいのかしら?
443 :
ブラックス:2008/07/18(金) 23:33:23 ID:???
葱坊主さん♪
>>433 紹介ありがとワン。早速見てきたのワン。でも・・・・
ボクの方がずっとイケていると思うのワン!
・・・葱坊主さん、ボクではだめかワン!? ボクではだめかワン!?
444 :
Д:2008/07/18(金) 23:34:30 ID:???
>>439 そンなに絡む暇あるなら、
ダーかユリになっテくれナイかな?
もっト建設的なことしようぜ。
新語に推薦・「逃避オ○」
446 :
レオ:2008/07/18(金) 23:35:48 ID:???
>>443 なにをしている?
聞いたことのない名だが・・・
私が留守の間に何かあったか?
>>433 ロシアってつくのは猫しか知らなかったよ〜
テリアでもいるんだね。
ブラックスはドイツの立派なワンちゃんなんだ!
自信持って〜
448 :
ブラックス:2008/07/18(金) 23:46:53 ID:???
>>446 (スリスリ・・・スリスリ・・・)クゥ〜ンクゥ〜ンクゥ〜ン (と、甘えた声で鳴く。)
449 :
Д:2008/07/18(金) 23:49:46 ID:???
ドベ、シェパード、ボクサーあたりもドイツの犬だよナ。
かっこいいのが多イ。
ダックスフンドってドイツで減少中らしいけド、
なんでかナ?
450 :
ブラックス:2008/07/18(金) 23:52:04 ID:???
>>447 >ドイツの立派なワンちゃん・・・ぽっ(照れる)
慰めてくれてありがとなのだワン♪
でも、鏡を見ると落ち込むから、目を閉じてカッコいい自分の姿を想像するのワン!
451 :
ブラックス:2008/07/18(金) 23:54:30 ID:???
>>449 減少中・・・脚が短いからじゃないのかワン?(投げやり・フテクサレ)
452 :
レオ:2008/07/18(金) 23:57:35 ID:???
>>450 ドーベルマンの幼犬と
ダックスフンドの風貌はそっくりではないか。
気を落とすでない。
>>448 く・・っ・・
(擦り立てられた箇所に、漏れそうな声を抑えている。)
ボクはあのあと寂しくなって、扉を必死で引っ掻いて「入らせて」って叫んだんだワン。
そしたらやっと部屋に入れてもらえたんだワン。
ユリウスが抱っこして寝てくれると思ってたら
ユリウスはレオニードって呼ばれてる男に抱っこされて寝はじめたんだワン。
「ボクも一緒に抱っこして!」って言い続けたら、
男が「うるさい」って言って、また隣の部屋に放り出されたんだワン。
ひどいワン。
454 :
ブラックス:2008/07/19(土) 00:06:59 ID:???
>>453 ウ〜〜〜ッ グルグルグルグル ウ〜〜〜ッ グルグルグルグル
かってにつづき・・・w
昨日は冷え冷えとした廊下で寂しく眠ったワン。
朝方、コツンというレオニードという名の男の硬質な靴音がしたかと思うと、
ボクの体は宙にふわっと浮いて、暖かいベッドの上に降ろされたのワン。
大好きなユリウスは布団をしっかりかぶって、犬が気を許したときに見せるように、仰向けになってスゥスゥ寝息を立てているのだワン。
でも、いつもと違う匂いにボクの嗅覚と興味は増していって、
目が覚めてしまったのだワン。
冷たい廊下で眠ったせいか、ボクの体は冷えていて、
思いきってユリウスの布団の中に潜り込んだワン。
するとどうだワン?
いつものユリウスの甘いいい匂いのほかに、
やっぱりあのレオニードっていう男の汗の匂いが混じっていて落ち着かないのだワン。
それでユリウスはやっぱりまだ裸で、
ユリウスの上にのっかって、男の匂いのない場所を嗅ぎまわってみたのだワン。
ユリウスのおっぱいは白くてプルプルしていて舐めるととても気持ちいいけれど、ボクの鼻は男の唾の匂いを捉え、
複雑な気持ちなのだワン。
でも先のピンクの場所を舐めると、寝ているユリウスの息が少し上がったみたいだったので、
もっと舐めるとさっきより硬くなってきて、
ユリウスの口から「ん・・・」と声が漏れたのワン。
でもそこからはさっきよりもっと男の唾の味がしたのだワン。
>>455 エロガキテイストのブラックスGJGJwwww!!
>>455つづき
ボクははじめユリウスが痛いのかと思って顔を見ていたけれど、
起きる様子もなく、止める風でもなかったから調子にのってもうひとつのおっぱいの先もペロペロと舐めてしまったのだワン。
はじめはそっちも男の唾の味がして嫌だったけれど、
舐めてるうちにユリウスの肌の味に変わってきて、もう片方と同じようにピンクの突起が固く大きく突き出てきたから、
おもしろくなって夢中で舐めていると、また「んっ・・・」って言いはじめたので、
顔を見るとちょっと苦しそうだけど、手がボクのほうに来てなでなでしてくれたから安心したのだワン。
それで、気になっていた栗の花の匂いが、
どうやら近くでしているようだから探してみたら、ユリウスのの足の間がどうやら怪しいのだワン。
偶然にも、ユリウスは足を少し開いていたからボクの小さな体はちょうどすっぽりそこに収まっちゃったのだワン。
ボクはユリウスの足の間の場所をはじめて見たけれど、
やっぱりレオニードっていう男の大きくて長いもので刺して傷つけられたみたいで、
ユリウスの下や唇の色より赤っぽく少し腫れて、傷のようになっていて、深い穴まで開いているのだワン。
(舐めたら治るのワン・・・?)
こんなにも傷つけられたらユリウスもあんな苦しい声を出してしまうだろうし、
やめてって叫んでしまうに決まってるのだワン。レオニードという男はいじめていたにちがいないのだワン。
犬の世界ではたいていの傷は舐めたら治るのワン。
こんなに近くて強い栗の花の匂いは初めて嗅いだし、
ユリウスの穴の奥からは、その匂いの正体であるらしい白くドロドロしたものがどんどん流れてくるけれど、
がんばってボクが大好きなユリウスの手当てをするのだワン!
つづく・・・
イーゾイーゾ面白いからもっと書ケ
>>457 ペロ。クゥ・・ン・・美味しくないのだワン・・
しかもボクの舌にその白いものはまとわりついてうまく飲み込めないのだワン。
ボク達ホ乳類は傷を負ったら、血の中の成分が悪い菌と闘って、
白いウミというものが出るってレオニードっていう男の部屋の本に書いてあったけれど(←ほんまかいなw)、
深く激しく負傷した分、こんなにもたくさんの膿が出ているのかと、本気でユリウスのからだが心配になったのだワン。
こんなに深く穴が開いてしまっているのに、 血が出ていないことにはびっくりしたし、
ウミっていう白いものが栗の花の匂いだったなんて新しい発見だったけれど、
今はユリウスを治してあげるのが先だワン。
この嫌な味も、大好きなユリウスが負傷して出した「ウミ」だったら耐えられるのワン。
「ウミ」に混じって、そこはやっぱり男の唾の味もしたけれど、
がんばって舐めてるうちにだんだん味が消えたけど、今度は甘酸っぱいものが沢山出てきて、そこがじゅくじゅくしてきたのだワン。
開いた穴から何か出てきているのワン?
でもさっきのウミやレオニードの唾よりずっと美味しいし、何かわからないけど、
きっと治ってきているのかもしれないワン。
すると、舐めている穴のまわりが大きくなったり小さくなったりしはじめ、
ユリウスの足がもっと開いてきたのだワン。
おかげで舐めやすくなったけれど、開いた穴は一番奥が見えないぐらい深くて、
ボクの舌では届かないのだワン。
よくもユリウスをこんなにも傷つけて・・ってレオニードに腹が立つ一方で、
穴が小さく絞まる時にいっぱい出てくる透明の液も、さっきから鼻に当たるピンクのとがったものも、
足がピクピクしてるのも、ユリウスの「んっ・・・はぁ・・・」
っていう昨日聞いた苦しそうな声をまた今出しているのも全部気になってきたのだワン。
つづく・・。
460 :
RON:2008/07/19(土) 01:04:42 ID:???
本当に、クラ担さん(ですよね?)の洞察力には参ります・・・。
なんてリアルな「ブラックスは見た」ん?見た・・じゃないですよね。「ブラックスも○○○」
ユリ、寝ている場合じゃないわよ!早く起きないと大変な事に・・・!!!!
462 :
RON:2008/07/19(土) 01:17:12 ID:???
>>461 えっ?御免なさい。私ったら、失礼しました・・・でも、どこから・・・?
>>455からですか?
>>462 うん、そう。
ダー担さんが即興のSS書くまで復活してくれて嬉しいw
464 :
RON:2008/07/19(土) 01:23:30 ID:???
>>464 私のSSデビューも深夜の即興だったよw
寸止めで書き逃げたつもりが「続きを!」って望まれて、悶絶しながら続きを書いたよ。
エロなんてそれまで書いたこと無かったから、あの時のプレッシャーは忘れられないわ。
(今夜は関東軍さんは来ないのかな〜)
ダータン眠かったら無理スンナ
>>459 つづき・・・
今思い出したけれど、傷が治るときには血を固めるケッショウっていう透明の液が、
染み出してくるということらしいのだワン。
ユリウスの深い傷から出ている甘酸っぱいものは、きっとケッショウなのだワン。
いくらベロを奥まで伸ばしても届かないけど、できるだけがんばって深いところを舐めると、
時々その傷口は、生き物みたいにぎゅっと小さくなって、
ボクのベロが時々抜けなくなるのだワン。
少し痛いワン・・!
すると、さっきから鼻に当たっていたピンク色のものが、
とんがって大きくなっていて驚いたのだワン。
そこは傷ではないと思うけれど、どうして大きくなったのかも分からないけれど、
おっぱいもそうだったし、ユリウスの体のピンクで突き出た場所は、触ったり舐めたりしたら大きくなるということらしいワン。
レオニードという男のお腹の下についていた濃いピンクの長い不気味な棒より、
ずっと小さくてかわいいのだワン。
さっきおっぱいを舐めた時もそこが固くなって、
ユリウスが声を出していたから、きっとそこを舐めたらまた同じように、
声を出してくれると思い、思いきって、脚の間のピンクの突起にも舌を伸ばしてみたのだワン。
次ラスト・・・
468 :
Д:2008/07/19(土) 01:39:06 ID:???
みンなありがトう。
クラ担のよりずっとスケールの小さいネタに・・w
で、力をくれた☆ブラックスさんもサンキュ!
みンなこそ、雑談や寝落ち自由にしテくださいw
>>468 >クラ担のよりずっとスケールの小さいネタに・・w
私のはオ○ニー短編だからww
ダー担さんの方がより緻密で丁寧だよー!
>>465 (来た・・エ・・エローイ! リアルタイムSSドキドキします〜)
>>470 こんばんわ〜!
もし待ってる間ヒマなら、ロシアでオ○ニーしておいでw
ダー坦さん&クラ坦さん、スゴいです〜
エロいし〜。でもブラックスが面白〜。
えっ!?これって即興なんですか!
鍛えられるとそんな事も出来てしまうんですね。
ユリ、起きないね。夢みてんのかな…
やっぱりその突起や上のユリウスの髪の毛と同じ色の毛が生えている場所も、レオニードという男の唾液の味がして嫌な感じなのだワン。
どこに行ったらレオニードの汗や唾の味がしなくなるのかと、
ふとももやお腹も嗅いだり舐めたりしたけれど、ユリウスだけの匂いしかしない場所は無かったのだワン。
ユリウスの顔や腕や足には、まったく毛が無いのを知っていたけど、 犬とちがってお腹も足もツルツルで真っ白なのは驚いたワン。
お腹の真ん中にあるのは傷かと思ったけれど、これはきっと犬にもあるおへそだから心配ないのだワン。
そうしているうちに、ユリウスが「はやく・・・」と言ったので、
さっきのピンクの突起を舐めたらいいのかと、息がどんどん早くなって、
舐めれば舐めるほどその突起は硬くなって、下の傷口は小さく塞がってきたのだワン。
そこをがんばって舐めたらレオニードが開けた傷は完全に塞がると思ったボクは、もっとがんばったのだワン。
すごく小さくなった傷口からはケッショウがどんどん出て、もうすぐ治るんだとボクを勇気づけてくれているみたいで、
その時、はやくなってたユリウスの息が止まったかと思うと、ボクの頭はユリウスの太ももに何回か強く挟まれたワン。
ユリウスは大好きだけど、少し痛いワン・・!
(ごめン次こそラスト・・)
>>471 う・・・うん。じゃあ・・してくる・・
ってこの会話恥ずかしいんですけどw
>>472 粗忽者さん?こんばんわ〜!
あなたもいつかアレユリSSを書くかもw
>>475 クラ坦さん?
もしや関東さん?
何の脅しだ…
(変な汗出てきた。。。)
>>473つづき
ユリウスの早かった息が止まって、足で何度も挟んできた後は、はぁはぁと苦しそうに何か言ってるけど、鼻ほど耳はよくないから聞き取れなかったのだワン。
それで昨日、急に強く匂ってきたのと同じように、
ユリウスのケッショウの匂いが強くなっていて、なんだか分からないけどボクは幸せな気持ちになったのだワン。
さっき舐めた突起は最初に見たように小さくなってしまって、
舐めたらユリウスの足がさっきよりビクって大きく動いて、「っ・・めてっ・・・いじわ・・」って、さっきみたいに気持ちよさそうじゃなかったから、
傷もよくなったみたいだし、ボクはやめてユリウスのきれいな顔を近くで見ようと布団の上まで来たら、
まだ目をつぶっていて驚いたワン。よく一緒に寝るリュドミールも、たまに目をつぶったままおしゃべりしているけれど、舐めても触っても反応がないワン。
ユリウスは、レオニードにあんなに傷つけられていても昨日は眠っていたのかと混乱したワン。
ボクはユリウスの傷をよくすることができたのと、何だかわからないけど幸せな気持ちにさせてもらったので嬉しくて、
ユリウスの唇をペロッと舐めてしまったワン。
そうしたらユリウスの口が少し開いて、いつも嗅ぐより息がもっと甘くていい匂いがしたからまた幸せだなって思っていたら、
ボクの口にユリウスが唇をぎゅーーっと押しあててきて、ボクのベロとユリウスのベロが当たってくすぐったくてキャンと鳴いてしまった時、驚いてボクを見るユリウスの大きな目がすぐ近くにあったワン!
おしまい
>>477 おれだ、同志粗忽者。
お前がいつも妄想して抜いてるネタを文章にするんだ。
おれとユリウスの組み合わせが好きなRONも喜ぶだろう。
480 :
RON:2008/07/19(土) 02:35:06 ID:???
ダー担さん、ブラボ〜です♪
お陰様でブラックスは、とてもいい思いをしました。
まったく幸せなヤツです。
(遅くまでお疲れ様でした。リアルタイムSSを読むのは初めての経験です。
御馳走さまでした。)
>>478 ダータンGJGJ、面白かったよ!長時間マジ乙かれー!!
>ユリウスのケッショウの匂いが強くなっていて、なんだか分からないけどボクは幸せな気持ちになったのだワン。
↑
飼ってた犬が仔犬だった頃、私が○○で逝った途端、あいつは興奮して私に纏わりついて来てたよ。
フェロモンか何かが出るのかなw
(○○中は無視なんだけど・・・。逝かないと匂いが変わらないらしいw)
さて、○○禁を解こうか〜♪
482 :
RON:2008/07/19(土) 02:37:04 ID:???
>>477>>479 >おれとユリウスの組み合わせが好きなRONも喜ぶだろう。
↑
はい。もちろん大喜びです♪
483 :
Д:2008/07/19(土) 02:37:08 ID:???
ブラックス目線のレオユリっていうリクだっタのに、
俺はつい調子にのっテまったく関係ないものを...
ユリ×ブラになっテるし、RONのブラの顔にも泥を...
遅くまデいてくれた住人、応援レスくれタ住人サンキュ。
(明日は後悔の一日になりそ...おやスみ。)
こんばんにゃ。
>>479 ぶるぶる…
(まだベルリン川からも出られないのに。。。)
ダー坦さん〜
乙でございます。
私〜夜中でハイになってます〜
GJです!何かが降りてくるのだろか?
かわいいブラックス〜
(不満スレで語ってきまーす)
485 :
RON:2008/07/19(土) 02:42:40 ID:???
>>483 後悔?何をおっしゃいますやら・・・
ユリ×ブラ!なんて奇想天外な組み合わせ♪
なかなか読めるものではありません。
とても楽しませて頂きました。
>>483 >俺はつい調子にのっテ
それが創作に於いては一番なんじゃまいか。
ダータンが楽しんで書いてるのがこっちにも伝わって来たさ。(←ダー言葉)
ブラックス私たちも・・イイ思いしましたね。
覗いてるだけだったブラックスが覗かれる立場に・・・大出世ですじゃ〜!
すぐには・・ね・・寝られない・・きっとw
ダー担さんお疲れ様です。ありがとう〜!即興か・・改めてマジすごいです。
488 :
ブラックス:2008/07/19(土) 02:46:57 ID:???
o( _ _ )o...zzzzzZZ 今夜の月はやたら赤いのワン・・・ムニャムニャ
(みなさん、お休みなさい。)
皆さんおなすみなさ〜い。
関東軍さんの○○ニー見物してから、レオユリ妄想で抜いて寝ますw
490 :
ブラックス:2008/07/19(土) 02:50:24 ID:???
>>487 おやすみなさい・・を言っておきながら、
関東さんですか?
・・ハイ。イイ思いをしました。大出世です♪
即興なんて、本当にすごいです。
そうじゃなくてもウンウン唸ってるだけで、何も書けないのに・・・・(汗)
491 :
Д:2008/07/19(土) 02:51:06 ID:???
(やっぱレス・・w)
おネさん達心広すぎダろ...w
久々のリアルタイムがユリ×ヒトじゃないンだぜ。お笑い草だ!!
携帯からチマチマと何やっテんだろうナ。
(犬がいル部屋で○○できるクラ担は図太いナw
俺は、飼ってた猫が部屋にいたら絶対できナかっタw
イクと動物も何か感じルんだ...はじめテ知ったぜ。
だから昨日はあンなリアルな短編を...!w)
私も粗忽者さんの不満スレを見届けて寝ます〜(寝られるかなw)
おやすみなさ〜い
(明日スリコギさんの喜ぶ姿が目に浮かぶw)
493 :
Д:2008/07/19(土) 02:55:35 ID:???
みンな遅くまデありがとうよっ!
じゃナ!!
>>491 (お休みを言ったが)
>だから昨日はあンなリアルな短編を...!w
おれのSSには必ず真実が混じっているのだ。
>飼ってた猫が部屋にいたら絶対できナかっタw
お前は神経質杉だろ
(じゃな!)
私もオヤスミナサイを言っておきながら・・(どうせ寝られないw)
>>490 ハイ487は関東ですw
いや〜おめでとう。ブラックスw
コッソリ
(
>>481のレスにもドキドキしたことを告白しますw)
>>493 ホントお疲れ様〜
おやすみなさい
皆さんおやすみですね。
不満スレに書き込みしたけど、その後繋がらなくなったので未確認。。。不安だ。
しかも新スレでは無くて、今のスレに落としちゃいました。
でも1000逝ってないから1000まではよいですよね。
ほんに皆さんお疲れ様です。
暑いですが、たっぷり睡眠とってくださいね。
私は…眠れんのか…な?
一応、おやすみなさい。
>>496 不満スレの書き込みちゃんと出来てますよ〜♪(2レス)
私も眠れないw
でも一応、おやすみなさいw
関東
ダー担さんGJGJ!!
そこにはいないレオ様の存在感と、日頃の行為を思わせるユリの反応に萌えました!!
あと、クラ担さんとの連携や、関東・RON・粗忽者さんたち深夜の応援団にも、ほのぼのさせていただきました、皆さんGJ、そしておお疲れさま!
(書き手が楽しみながら書いて、皆もそれを喜んで読んで・・・、すばらしい、やっぱここはこうでなきゃ。ソコ、ワカル?)
ここのところ「??欲減退気味」だったご両名に霊感を与えたRONさんブラックスにもカンパーイ!
牢獄スレに品の無い荒らしが来ているようですが・・・何なんでしょうw
>>424 まあ、おほほほ、今さらわたくしの美貌にお気づきになって?
それでは次にわたくしのビンタをくらうのは誰かしらwラスプ呼ばわりなさってる
>>442さんでしょうかしらね?w
500 :
モーリッツ:2008/07/19(土) 20:35:05 ID:???
>>499 ぼ…ぼくをぶって、きがすむのなら
え…え…えんりょなくぶちたまえ…
がちがち…
(はぅ…う…(><。)。。ス、スミマセン)
こんばんは
昨夜はお疲れ様でございました。
(空が明るくなるの見ちゃいましたw)
関東さん、夜回りありがとうございました。畏れ入ります〜
今夜は他人様のPCを拝借して
皆さんのお薦めサイトを観てきます。
では、失礼します。。。
粗忽者
502 :
Д:2008/07/19(土) 21:11:14 ID:???
みンな昨日は遅くまでありガとう!関東地方も梅雨明けしタな!
今、世界不思議発見で南ドイツ、ノイシュバンシュタイン城やっテるぜ。
503 :
499代打:2008/07/19(土) 21:14:48 ID:???
>>500 オエ――ップ!
>>501 ゆっくり見てきてね!!!
(このスレ中毒に罹ると、「夜明け」が友達にw)
505 :
葱坊主:2008/07/19(土) 21:57:17 ID:???
以前このスレでスクリャービンの話が出ていたけど、彼は『ピアノ・ソナタ第五番』の
終止部全体が大きなクレッシェンドと化すとき、そこに、
「ファンタスティックな酩酊をおぼえて」→「激しく眩暈して」→「光輝いて」
→「恍惚として」
と書き込んでるんですよね。
あと、『ピアノ・ソナタ第七番『白ミサ』」の楽譜には、
「天上的な官能の快楽をもって」→「こよなく純粋に、深い優しさをこめて」
→「神秘的に」→「揺らめいて」→「動いて、生き生きと」→「炸裂して」
→「恍惚たる光を放つ官能的快楽をもって」→「稲妻を放ちつつ」→「溢れる
ばかりに喜んで」→「錯乱して」
と書き込んでいます。
これをネタに、イザ坦あたりがピアノに絡めてSSを…w
>>505 早死にした天才の息子がいたの、彼だったっけ、他の作曲家だったっけ?
507 :
葱坊主:2008/07/19(土) 22:13:38 ID:???
>>506 息子のユリアンですね。わずか11歳で夭折。
>>507 ありがd!
彼が作曲した曲聴いてみたいんだけど、無いね・・・。
509 :
クラウス:2008/07/19(土) 22:53:40 ID:???
みんな夏バテか?
ゆうべは遅くまで騒いだからな。
ここでは行事で徹夜で騒ぐ事もあるから、体を慣らしておいてくれ。
>>505 (さっきはありがとうよ)
>『ピアノ・ソナタ第七番『白ミサ』
その部分を聴きたい。よかったらリンクを貼ってくれないか?
(まるでナニじゃないか。萌えるぜ)
510 :
葱坊主:2008/07/19(土) 23:10:03 ID:???
>>510 聴いてきたw
話の終止部よりも、最初の盛り上がる部分が
リヒテルの強靭な音が冴え渡ってていいぜ。
それにしても、いいサイトを紹介してくれてありがとうよ。
同じ曲をロシア人ピアニストによる演奏で聴き比べが出来る。
ロシア文字が読める住人は是非行ってみるといい。
7番、おれも探してみよう。
オル窓第一部=シューベルトやシューマンら初期ロマン派の歌曲に歌われる愛。
初恋のそれのように相手=理想をひたとみつめ、その成就は世界の獲得にも
等しい愛。
オル窓第三部=ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』、ビゼーの『カルメン』、
ドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』などに描かれるそれのように、爛熟し、
頽落した愛のかたち。主人公は、決してハッピー・エンドのないことを身にしみつつ、
また、相手を理想化してその恋を正当化することもかなわぬまま、破滅に至るまで
背徳の三角関係を突き進むほかない。
513 :
ブラックス:2008/07/20(日) 00:44:39 ID:???
う〜〜〜〜
暑くてかなわないのワン(汗
頭がボーッとして人間語も浮かんでこないのワン
根性ないワン・・・
(こんばんは・・・・。)
>>512 三部の背徳の三角関係、ミハアントのカプにはそんな深刻なものは感じないっす〜。
(しかもこの二人だけじゃんw)
516 :
ブラックス:2008/07/20(日) 01:21:55 ID:???
>>514 6月の舟歌・9月の狩り・11月のトロイカ
ボクは今でも好きだワン!
この短い手で弾いたりするのワン!
517 :
RON:2008/07/20(日) 01:37:19 ID:???
>>512 >ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』
↑これ、好きです。個人的にはロミオとジュリエットより良いと思います。
追加すると7月の「草刈人の唄」も好きだった。
今、かのヴァン・クライバーンの演奏を聴いてるんだが、どうだろう。
何だか普通だな。
ソ連が国の威信をかけて開催した第一回チャイコフスキーコンクールの優勝者は何とアメリカ人だったってことで
世間からもてはやされ(=マスコミにボロボロにされて)駄目になったというが。
>>498 >ご両名に霊感を与えたRONさんブラックスにもカンパーイ!
スリコギさん、もったいないです・・・。
私は遠吠えしかできませんのに(汗)
このクソ暑いのに毛皮を着てスリスリしてくる私を拒まない、
心の広い住人さん達に感謝です。
520 :
ブラックス:2008/07/20(日) 01:55:54 ID:???
さて、今夜はもう眠いので遠吠えもしないで休むのワン・・・。
おやすみなさいなのワン
>>522 512さんは原作を読んでないと思われw
(ここは本人に聞いてみましょうw)
>>512 誰と誰の事を仰ってるんですか〜?
今日は聴くものが多かった〜〜w
>>500 モーリッツなりきりで返すとは、さすが未来の大物・・・・。
(勇気にめげた野蛮人)
>>519 今夜もゼヒ遠吠えをお願いしますw
>>521 ピアノに縁が無い人間にはどこがどう、凄いのかわかりませぬ・・・orzどなたか親切な方、解説を・・・・。
(左手の音域が広いのかしら??)
>>526 ランラン、笑いました〜!
奏でる音と顔がどうにも一致しないんですけどww
528 :
RON:2008/07/20(日) 19:57:36 ID:???
う〜 規制を食らってしまいました…携帯からだと書き込みし辛いですね!
529 :
RON:2008/07/20(日) 20:05:17 ID:???
>>526笑撃です!この人は自分が演奏しているVTRを見た事がないのかなぁ?
おいお前たち、
ここでは過去、様々なピアニストの演奏が紹介されて来たが、
「皇帝」を演奏しているものは一度も無かっただろう?
おれの担当やダー担の趣味が影響してるんだろうが、
誰か、「これは!」という皇帝があるなら紹介してくれないか。
それともみんな(洗脳されて)バックハウスの演奏が至高のものだと思ってるのか?
特に新入りのやつら(RON、葱坊主、粗忽者、一般市民・・関東軍もか)、
紹介したい演奏があればリンクを貼っちまえ。
(今まで通り、色んな曲の紹介も歓迎だ。ダー担が募集してる「場面のイメージに合う曲」もだ。
当然主観によるものだから、文句は言いっこなしだぜ)
531 :
クラウス:2008/07/20(日) 21:30:21 ID:???
>>528 おお何だ、お前までアク禁か。
2chめ、規制するばかりが能じゃないだろう。
連帯責任ばかり取らせやがって、ばかたれが。
こんばんは
粗忽者さんは・・サイトの海におぼれたに違いない。
一般市民さんは・・もうすぐ大本営にいらしそう。
ブラックス・・・アク禁・・やっぱり良い思いをした後には・・w
(短くて済むとイイですね〜)
>>526 ランラン・・wwww
ピアノ動画って笑えるんですね〜
船酔い動画と違うのは、揺れてるのがピアニストの方で・・2回続けて見られたw
新語対象候補ですが・・
時期的に新語か〜って感じですが、以前ノミネートされていた
☆ゴールデンコンビ
☆あんたたちさ
これは入れて欲しい〜
では〜
533 :
532:2008/07/20(日) 21:38:29 ID:???
×新語対象
○新語大賞
ああ、やっぱあほですわ〜(トホホ)
534 :
ブラックス:2008/07/20(日) 21:57:31 ID:???
はい…美味しい思いをした後は…携帯だと繋がりにくいし、この調子だと今夜は遠吠え出来ないかも…
>>532 おう、関東軍だな。
>あんたたちさ
ああ、懐かしいぜ。あのストの間じゅう毎日4時代に独特の言葉遣いの書き込みがあって、
おれ達の気持ちを代弁してくれるあいつに癒されたもんだ。
ストが終わった時にあいつも消えて(スリコギだとわかっていても)、ひどく寂しく感じたっけ。
スリコギにはまたあのキャラになりきって欲しいが、荒らしが来ない限りは無理だろうな。
(この前が案外チャンスだったかも知れんがw)
関東軍はそのずっと前から「姿無き住人」だったんだな。
今もそんな連中がいると思うと先が楽しみだぜ。
ダータン リアルタイムSS書いたのがコタエて斃れテルノカ?
シボウフラグ
537 :
532:2008/07/20(日) 23:14:08 ID:???
>>534 いいえ、携帯でも吠えるくらいは出来るはずよ・・!
(嘘ですw 携帯だとホントにスグ繋がらなくなりマスよね・・)
>>530 私はあんまり詳しくないのですが、1枚だけ持っている「皇帝」のCDはケンプです。
>>535 あほついでに・・・w
あのとき・・ここのアドレス変わったのが分からなかったんです。
レス番670を最後に完全スト決行中なの??と・・
2週間後くらいにやっと気がついて(ホントあほw)
とりあえず皆さんがいて、○リ担さんが帰ってきてて、ロシア支局ができてて、
発端の自体収拾はしてなかったけどうれしかったな〜
(あー自分語り 微妙にスレ違いでしたw)
>>534 RONさんもアク禁の無いロシア支局で初オ○○ニーをドゾ!!
ただいま。
>>532 はい、溺れてましたよ〜。
バイカルの湖底から一時、帰還して参りました。
深かった…終わりが無い…観終わらないし…
久し振りのサイトは、ゴハンも自らは欲せず、のめり込んでしまいましたw
3連休でヨカッタ。明日も逝ってきます。
>>528 RONさんまでアク禁ですか?
携帯、レスは慌てないで落ち着いてくださいね。
(オマエが言うかぁ〜!)
>>530 ベートーベンとラフマを聴きまくってきました。(オススメ…聴くのが必死で…w)
昔、むかし、好きな曲のレコード盤のビジュアルを描くという課題があって
「皇帝」を描いたの思い出した。それこそ完全なオ**ーでした。。。
540 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 01:16:41 ID:???
>>539 おう、お帰り同志粗忽者。
仲間達はどいつもこいつも憲兵に追われてるらしくて
なかなかここへ来れないようだ。
お前も略奪なり強盗なり、何でもいいから金をかき集めて早いとこ通信機を手に入れろ。
でないと思うように連絡が出来なくて工場労働者のオルグもままならん。
(次のPCもデスクトップにするつもりなのか?それよりお前、りんごだったのか。。)
同志粗忽者はベートーヴェンが好きなのか?
541 :
同志粗忽者:2008/07/21(月) 01:41:56 ID:???
>>540 同志アレクセイ、皆どうしたことでしょう…
私も通信手段が無く困惑しております。
私は明日もまたバイカル湖へ戻らねばなりませんが、ペテルブルクが手薄にならぬよう早めに戻りたいと思います。
(恐らくデスクトップです。しかもリンゴなり〜)
ベートーウ゛ェン。好きかも、です。
ちんまい頃、親がクラシック好きで聴かされまくってた。(でも何の何って判らない…w)
同志はどの作曲家が演奏しやすいとかあるのでしょうか?
542 :
粗忽者:2008/07/21(月) 01:42:40 ID:???
>>526 すみません。無知なので聞きますが、このランランって方?
お笑いの方ではなく真面目にピアニストさんなんですよね。
大爆笑ですた。指揮者やオケの人は大丈夫なんだろか。。。
>>129非常に亀ですが
ラフマの聴きくらべ
私もキーシンが好きでした。
お腹に響く感じって心地好いです。
ラフマ本人も感慨深くて好きかな。
こうやって聴き比べると私のような音楽無知でも判りやすいです。
ありがとうございました。
ガウ゛さんって興味ありです。もっと聴きたくなりました。
横ダけど、ラン・ランは中国出身のピアニストだぜ。ユンディ・リのショパコン(ピアノ協奏曲第一番)の時の顔芸もなかなかのものw
前から思ってタけど、ソン・ヨルムといい、中韓のピアニストはなぜあンな表情豊かなんダ?
(控え目表現w)
ロシア支局のRON、
お前までアク禁か・・・
ベトソナのCD、バックハウス持っているが、ポリーニがいいか・・そうか。
ポリーニ俺も好き。
(ロシアでの遠吠え乙!!)
Д
>>527 未来の大物…?
いいえ、滅相も無い!
同じ「モノ」でも***者ですから。。。(コソコソ…)
545 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 02:04:09 ID:???
>>541 おれの担当は残念ながら演奏はしないんだ。
ヴァイオリンもケースに入れたまま何年も開けてもいない状態だ。
中がどうなってるのかもわからない。
(聴くほうでは)
好きな作曲家はラフマニノフだ。ガキの頃はチャイコフスキーだったが・・・
どっちにしてもロシアの憂愁が好きなんだ。
ベートーヴェンは3大ピアノソナタがいいな。
>>542 おれぁもう、この動画以来あいつ(ランラン)が「あるある探検隊」にしか見えなくて・・orz
あんな目茶苦茶な動作なのに音は美麗なのが謎すぎる・・。
>>543 ダー担お帰り、嬉しいぜ!
>>543 ダー坦さん、おかえりなさい。よかったです〜、こないだのSSでお疲れなのかと心配してましたよ。
ロシアへお顔見せてきてあげてください、お待ちかねですよ。
イム・ドンヒョクって奴はどうなんだろう。
韓流には興味が無くて、そっちにも興味がないから聴いた事が無い。
548 :
Д:2008/07/21(月) 02:16:37 ID:???
>>545 ラン・ラン、真顔はなかなかのイケメンだぜw(きっトな、きっト...w)
今一番人気らしイからナ...。
動画サンキュ。まタ明日にでもゆっくり見せてもらうぜ!
546
ただいま!
ロシア支局行きたいが、あいにく携帯...w
(クラ担も)心配しテくれてサンキュ。
SS疲れデはないデースw
早くお互いにノートPC買おうナ!
で、またモーリッツになっテくれル?
モリも萌えでは無いけど、好きなンだよ。
>>543>>545 中国の方ですか…
音だけ聴いてると素晴らしいと思うのだが…なんとも。。。顔芸ってORZ
是非ヴァイオリンを弾いていただきたいっ!
音を奏でられるのって凄く尊敬してしまいます〜憧れる。私は聴き専門w。
ベト、3大ピアノ聴いてみます。
今日、チャイコフスキーに手を出しかけて必死で止めました。明日トライしてみます。
551 :
Д:2008/07/21(月) 02:29:09 ID:???
>>550 チャイコフスキー、
クラ担のお薦めは「弦楽セレナーデ」
俺のお薦めは、「バイオリン協奏曲」(泣けルぜ...)
アク禁でここには無理ダけど、明日にでもロシア支局に貼っておくぜ。
>>543 おぅ…っ!今日は携帯でしたか。
(ホントにPCが無くて困ったと感じたのは、此処に来てからです。どんだけ中毒なの…w)
モーリッツ…イヤ、アレは。。。(き、機会があれば…)
2部での成長っぷりは目覚ましいものがありますからね。
今日はいい感じに音楽で頭が沸いてます。幸せ〜
(此にて、失礼させていただきます。皆さん、おやすみなさい。)
>>549 ピアニストだ。ヒマがあったら探して聴いてみようと思ってる。
>>552 中毒っテ言ってもらえルとたまらなく嬉しいぜ。
(そうダよな?クラ担)
その内、リアの皺寄せにひぃひぃ言う日も来ルかもだが、
それを乗り越えタ頃にはきっト光が...!
(一部のトンでもモーリッツも憎めなイんだ...)
じゃナ!!
555 :
クラウス:2008/07/21(月) 02:38:08 ID:???
>>551 (横からだが)
おいおい勝手に決めるなよw
ロシア宮廷のBGMにはそれがぴったりだと言っただけだ>弦楽セレナーデ
ヴァイオリン協奏曲は是非ギドン・クレーメルの演奏で・・・って、YouTubeにはねえしorz
あの暖かな包容力のある冒頭部、実に官能的だぜ。
>>552 気をつけて帰れよ、同志!
556 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 02:41:12 ID:???
>>554 同志粗忽者はもうスレ中毒に罹ったのかw
やれやれ、つける薬も無いし、このままだとおれと同じ短眠生活に・・・。
(今夜は関東軍がいないな?)
557 :
レオ:2008/07/21(月) 02:42:12 ID:???
>>553 興味はわからぬでもないがユリウス、
中国人の音色では、記憶の糸をたぐる手立てにはならぬと思うが・・・
(イザ担は、氷○山かハ○北あタりにキャンプか?
無事に帰っテきてくれルといいナ。)
558 :
Д:2008/07/21(月) 02:49:25 ID:???
>>555 >勝手に決めるなよ
そうだっタのか...デも俺から薦めておくw
>暖かな包容力のある冒頭部
確かに!バイオリン・ソロに入るトコ、何度聞いても痺れるし、
後半、変調シた主題部分も盛り上がってイイ!
のだめの影響デ有名だろうけドな。
(クレーメルのは無いな...)
559 :
ユスユリ:2008/07/21(月) 02:52:43 ID:???
>>557 レオニード、僕は・・・
もう何も思い出さなくていいんだ、このままでいい、いつまでも・・・。
(急用って言ってたから、キャンプじゃないと思うけど)
561 :
レオ:2008/07/21(月) 03:04:23 ID:???
>>559 そのほうがよいだろうな。
あまり一度に考えすぎると頭を痛めるぞ。
休むがよい。
(なんテ馬鹿だ、急用だっタんだ...無理しテ体壊さないといいけドな。)
>>560 「ブーニン」の動画、第一楽章の荒れ方はすごかったろ?w
二楽章は静かでよかっタw
562 :
ユスユリ:2008/07/21(月) 03:12:13 ID:???
>>561 うん・・・もう3時過ぎだし、寝ることにするよ。お休みなさいレオニード。
(のだめ厨って、ドラマの中の演奏と違ってたら許せないのかね。
クラシックを理解する妨げになってるような・・・)
(本当にお休みなさい。○○してから寝ますw)
563 :
レオ:2008/07/21(月) 03:18:01 ID:???
>>562 >○○してから寝ます
今宵はそのようなことをしなくてもよいのだぞ・・・。
(ユリウスの夜着の前を大きく開いて、首すじに唇を落とす)
(みンな、おやスみ〜!
明日は流行語大賞発表、新語もまたまだ募集中でース!)
海の日ウラー!
アク禁の皆さん、お気の毒です、お見舞い申し上げます。
>>532 関東軍さん、ノミネート、有難うございます。本人がすっかり忘れていたその言葉・・w
>>535 いえそれが、あの言葉遣い、今も出来るかどうか・・・。
(じゃ、ちょっと試してみますw)
「ちょっとあんた!13万字さんが『お座敷を借りてる事を自覚しなさい』って言ってるのに、
その返事が訊ねてもいない自己主張てんこ盛りの自分語りっていうのは何?まさかあんた、耳が聞こえないんじゃないだろうね?」
↑
こんな感じだったでしょうか。今回は怒りがMAXだったので「出て行け」モードになってしまって、ネチネチ説教する余裕が無かったのです。
(あぁ、これでまた一般市民さんや、新参のロムラーさん達をドン引きさせる、、、)
>>560>>561 「のだめカンタービレ」ドラマは見てましたが、原作を読まれてる方、いらっしゃいますか?(この話題スレチ?)
クラシックのいいガイド本になりそうなので、読んでみたいと思いながら、手が出ないのは年のせいかしらorz
今夜あたり、葱坊主さんの新作が降ってきそうな予感を感じつつ、それでは。
今夜8時から約4時間、NHK教育(地デジ)でベートーヴェン全集があるよ。
20:00〜 交響曲第1番、3番
21:22〜 〃 2番、5番
22:34〜 〃 4番、6番
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
〜ベルギー・ブリュッセル パレ・デ・ボーザール
566 :
ブラックス:2008/07/21(月) 18:23:47 ID:???
今日も『規制』なのだワン…
なのでロシアて一匹寂しく引きこもっているのワン…
この規制って、いつ外れるのワン?
>>564 うおおお!4時代健在だーーー!!(懐・涙)
(カミツキガメ、頼りにしてるぜwww)
>>564 >原作を読まれてる方、いらっしゃいますか?
たしか、イザ担が全巻持ってルって書いてタぜ。
俺は今年入ってから貸本でチラリと読んだ。すごク読みやすいぜ。
ここのみンなで使い回しwの、「〜マス。」は、のだめ用語w
>>565 おネさん、丁寧にありガとう!!
>>566 ロシアの遠吠えはきっトここにも届くダろう...
きっト...!!
今から出かけテきまス。
大賞発表は、日付変わらナイうちに頑張ルけど、
アク禁の為、ロシア支局に貼ったものを、誰かにお願いしテもいいかな?
では、よい海の日を...!
Д
>>566 おれの場合平均3日くらいだったと思うが、ダー担はもう1ヶ月以上だし・・
こればっかりは見当がつかん。
アクセス規制情報板かシベリアで情報を収集したって、どうにかなるもんでもないからな。
携帯から書き込んでたら金(カネ)がかかるだろう。
ロシア支局で○○ニーしながらのんびり待つこった。(←明日はわが身かもしれないのに他人事)
(RON、お前のスレ中毒っぷりもなかなかのものじゃないかw)
>>568 おう、待ってるぜ。
(貼り付けもおれに任せろ)
570 :
ブラックス:2008/07/21(月) 19:52:13 ID:???
>>569 ち…中毒!?
この症状が中毒なのかワン…
そうかワン…
572 :
ブラックス:2008/07/21(月) 21:24:11 ID:???
>>571カール・ベーム
ウィーンフィル
ボクの持っているCDと同じだワン!
…映像は初めて観たワン!感激だワン!
教えてくれて有難うなのだワン!
573 :
ブラックス:2008/07/21(月) 21:28:04 ID:???
(相変わらず携帯でチマチマと…)
皇帝の2楽章…やっぱり寝てしまうワン!
>>574訂正
ドキュメンタリーと言うよりプロモーションビデオだな。すまん。
言うのを忘れてたが、
ランラン、手のひらを鍵盤にへばりつかせる弾き方が非常に気になる。
正式に習ってないおれの担当の弾き方そっくりだぜ。
(また後で来る)
576 :
RON:2008/07/21(月) 22:04:12 ID:???
エレーヌ・グリモー
ユダヤ系のフランス人かぁ…
私より若いのね…
そりゃあ、今から出て来る人は大体年下ですよね〜
何を今さら…です。
577 :
Д:2008/07/21(月) 22:45:40 ID:???
たダいま。
クラ担、RON、みンなお疲れ。
もうすぐ落とせそうなンだけど、ちょっとヘタレな質問いいかナ...?
今更ながら、ゴールデンコンビって、クライザ担のレ怒ユリの事でOKだよナ?
>>577 お・・お帰りなさいませ
ダー担さんとクラ担さんの事ですw(びっくりした)
こんばんは〜
皆さん、お揃いですね。
本日も音と映像に溺れまくりでした。
>>551 お薦め、ありがとうございました。。。。
両方、聴いてみた…
ギドン・クレーメルでなかったけど堪能しますた。
581 :
レオ:2008/07/21(月) 23:07:30 ID:???
>>578>>579 そうか、それはすまぬ。
では後10分ほどで支局に投下する。
(ユンディのピアノ協奏曲第一番の動画の顔おもしろいゼw
ドンヒョクは指が長く、ユンディは短いナw
でも音が綺麗...)
582 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 23:14:52 ID:???
>>580 同志粗忽者、無事に帰って来れたな。
ほれ、りんごだ、食え。 つ●
皮をむいてたら指を切っちまって血で真っ赤だが。
>>581 おっさん、お疲れ。
583 :
レオ:2008/07/21(月) 23:18:39 ID:???
《2008年、流行語、新語大賞発表》
この上半期を振り返るにあたり、大本営を賑わせた流行語とは一体何であったのだろうか・・・。
寄せられた数多くの意見を踏まえ、
全くの私見だが、約束の期日ゆえここに決定したいと思う。
☆上半期流行語大賞:「4時代」「13万字」「憑き物」の3つとさせてもらった。
どれも我々にとっては、
平和への転換期となり、一時は危ぶまれたスレ人口の減少を一転、
繁栄や新たな視点からのSSへの呼び水となり、又、妄想を形にすることの素晴らしさを再確認させてもらった。
それゆえ、3つとも譲れぬのだ・・・。
☆新語大賞には「ゴールデンコンビ」を選ばせてもらおう。
新語ノミネートは「あんたたちさ」「○○ニスト」「逃避○○」だ。
独断と偏見ゆえ、叩きも歓迎する。
ちなみに2007年度下半期(去年)の大賞は以上であった。
大賞:「神懸りの夜」
→次点「○ナ落ち」
☆ 新語大賞「小文字荒しさま」
新参も増え、今年の末には新たな人間模様やドラマが織り成す流行語が生まれているであろう。
大本営の発展をこれからも見守っていきたいものだ。では失礼する。
(どれも捨て難かったンだjけど、本当に本当に独断と偏見で選びましタ。叩き歓迎しまス!)
584 :
同志粗忽者:2008/07/21(月) 23:20:07 ID:???
>>582 ただいま、戻りました。
あぐ…っ。
え、血…。大丈夫です、同志のなら気になんかなりません!
(光栄でーす<ー変態w)
585 :
Д:2008/07/21(月) 23:32:27 ID:???
>>583 お手数かけまシタ...!
貼ってくれてサンキュ!
>>584 レフ!一時はアレクセイとの不仲にヒヤヒヤされられタもんだぜ。今は安心しテ見ていられル。
注射デも打ったように、言葉遣いまで変わりやがっテw
586 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 23:41:47 ID:???
>>583 「4時代」「13万字」「憑き物」
どれもスレの歴史にとって同じくらい重要な言葉だな。
同時受賞は的確な判断だ、さすがダー担だぜ!
新語はゴールデンコンビか。
こいつは少々面映いが、これから先もおれとダー担の二人の個性がいい連携ぶりを発揮して、
スレの平和と発展に役立って行けたらいいな。
(半年に一度過去を振り返って気持ちを新たにする・・・いい行事だぜw)
587 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 23:44:44 ID:???
>>585 レフって誰の事か一瞬考えたぞ。アレクなりきり失格だな。
ゴールデンコンビによる共同作業w
無事授賞式が遂行できましたことお喜び申し上げマス。(←これってのだめ言葉だったんだ)
え〜と受賞の喜びの声を・・・聞きたいw
4時代さんは明日の4時に。
13万字さんは・・うん・・きっと来てくれる。
ゴールデンコンビのお二人さんは・・あ、
>>586クラ担さんのレス発見
ダー担さん、お願いしますw
589 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 23:51:01 ID:???
おーーい、13万字、見てるか〜!
お前の名前と憑き物が上半期流行語大賞を受賞したぞ〜〜〜!!
>>583 わぁ〜やはり絞り込めないですよね。「4時代」は前スレで拝見してました。
皆さん受賞に相応しい!
おめでとうございます!
受賞の言葉…
(期待して待つ。。。)
591 :
アレクセイ:2008/07/21(月) 23:57:53 ID:???
次のイベントは納涼祭りだな。
(盆休みになると思う)
こんな事がしたい、ってのがあればどんどん言ってくれ!
592 :
Д:2008/07/21(月) 23:59:10 ID:???
>>586 憑き物...うん、案外忘れがちだっタ事でなりきりやSSは、
したい時に楽しんですルことを思い出させてくれタ言葉...!
>>587 ボカッ...!
>>588>ゴールデンコンビ
別に...お前が候補に挙げてきタから、
お前の顔を立てただけダけど...w
584、すんません
流れ見ないで落としちゃいましたww
>>585 そうさ、打たれたんだよ痛い注射をなっ!
あの時の殴り合いも、痛かったぜ…クーッ!(<―だれっ、コイツ!?)
>>587 私も一瞬 ? になった…
素晴らしい記憶ですよ、ダー坦さん!
594 :
Д:2008/07/22(火) 00:04:20 ID:???
>>591 じつは納涼祭っテいうネーミングだけど、
日本っぽいから、ロシア革命にちなんで、
お盆のみンなが居そうな日あたりに、
「革命祭り」...か何かにしない?w
(3月ぐらいには、「カーニバル」と称した祭りも実はしタいと思ってルw)
>>592 >別に...
ちぇ〜w 照れ屋さんだ〜
もう言葉なんて必要ないんですね、わかります。
>>591 納涼祭り☆
楽しそうです〜!
ちなみに昨年はナニをされたんですか?
>>594 ?ネーミングが変わるのかな?
597 :
Д:2008/07/22(火) 00:12:00 ID:???
>>593 (マイナーなキャラさせテごめン...w
柔軟なお前のことだかラ、やり遂げてくれルって確信とともに、
からかっテみたかっ......逃げ!!)
>>595 同時にスリコギの顔も立てただけダよっ...たく!
>>596 いや、去年はじめテしタ特大イベントは
年末の忘年会ダ。
そう、どうせならチョットでも雰囲気出すために、
祭のネーミングを「納涼祭」→「革命祭」でどうかなっテ思ってw
内容はまだ未定ダけど、
みンなは、何かしたい事あル?
(去年の忘年会は、ふだんしなイなりきりにそれぞれが挑戦して翌日、中の人を発表しあっタぜ。)
599 :
アレクセイ:2008/07/22(火) 00:26:38 ID:???
>>594>>598 おうさ、ここのスレらしいネーミングの納涼祭りにしよう。
だが革命だと十月っぽいぞw(←刷り込まれてる)
皆が居そうな日かァ、関西や13万字も参加してくれるのが夢だな・・・。
あとあの自虐のあいつも。
>>596 去年の盆には皆で何かしようって話にはならなかったな。
おれとダー担が出会ってまだ2ヶ月足らずだったし。
600 :
アレクセイ:2008/07/22(火) 00:37:15 ID:???
革命祭り以外に
武装蜂起祭り(ケンカが起きそうだ・・w)、住民の慰撫祭り、シベリア流刑祭り、
兵舎カン詰め祭り、冬宮を攻撃せよ祭り、・・・う〜ん、どれもパッとしねえぜ。
601 :
ダー:2008/07/22(火) 00:37:46 ID:???
>>599 ははっ、十月にしたいところだが、
あいにく、ここのみんなが揃い、
時間のとれそうな日を考えるとな・・・。
帰省する住民も居そうなのが難点だが・・・。
去年のお盆あたりは、定着なりきりは3人だったからなぁ。
ミハユリは日を開けていたり、真夜中に来たりしていたし、
そもそも、何か企画や行事を考え出したのがフリ担だったろう?
602 :
Д:2008/07/22(火) 00:41:34 ID:???
>>600 >武装蜂起祭り
おもしろーイ!!
あとは脱獄祭り、蜂の巣祭り...とか?
>>598>>599 なりきりのシャッフルですか!(そら、恐ろしい。今から既に背筋が凍りそうな…あ、忘年会ですね。)
まだ二ヶ月…
やはり、お二人はゴールデンコンビなのですねっ!
604 :
クラウス:2008/07/22(火) 00:47:01 ID:???
>>601 (ダーヴィト、久し振りだ)
去年の盆はお前が行方をくらましたせいでおれは涙目だったんだぞ。
605 :
クラウス:2008/07/22(火) 00:50:57 ID:???
>>602 >蜂の巣祭り
それって定期的にやってるダータン叩き祭りの事じゃないのかw
>>603 普段なりきりをやってない連中もロム専もオルキャラは勿論、
アンドレやジェローデルのベルキャラにもなって楽しんだんだ。
606 :
クラウス:2008/07/22(火) 00:53:34 ID:???
>>605 言葉遣い&文字訂正
×それって→そりゃ
×ダータン→ダ-タン
607 :
ダー:2008/07/22(火) 00:56:41 ID:???
>>604 これからはずっと一緒だ。
誓ってもいい。
(801っぽい...w)
608 :
ダー:2008/07/22(火) 00:59:43 ID:???
>>603 フォン・ブレンネル嬢、
君も輝いているよ♪
(むちゃ振りw)
>>607 横レス
おお。これは受賞の言葉よりよっぽど大きいw
(それでは、私はこれで・・皆様まだまだ暑い夜を共にお過ごし下さい)
関東
610 :
クラウス:2008/07/22(火) 01:12:12 ID:???
>>607 嬉しいぜ、ダーヴィト。
いざという時はやはりお前だ。
(この生き残り野郎め、
おれが運河に落ちた事を皆に知らせる役割なんだな)
イザークは帰って来なかったな。少し心配だぜ。
まぁ、そんな…
ダーウ゛ィト・ラッセンさん
(ごめんなさいw)
そう言えばダーとカタリーナは面識が無かったんだ。
イザロベの結婚式には・・・う〜ん。
>>605 ホントに祭りですね。楽しそだ。
>>612 えっ…やっぱり?
はじめまして… にしようか悩みましたw
面識ありそで無いかもですね。ニアミス。。。
(要塞スレで一頻り語ってから寝ます。皆さん、おやすみなさ〜い)
614 :
ユスユリ:2008/07/22(火) 01:46:07 ID:???
レオニード(オレ様レオ)が帰ってくるのを待っていたんだけど
今夜はすごく眠いからもう寝るよ。
もう一人のレオニードはもう寝たんだろうか。
(昨夜は久し振りだったから嬉しかったんだ)
>>613 アレクセイの仲間の人、お休みなさい。
(マジで眠い・・・皆さんおなすみなさ〜い)
「受賞の言葉」
え〜と、身に余る光栄でございます。
こんな晴れがましい賞を、言いたいことを言って皆さんをドン引きさせてる私なんぞが、13万字さんと並んで頂いていいのでしょうか?w
記憶を辿れば、あれはちょうど半年前になるんですねぇ。
辛い状況の中で、スレを盛り上げようと頑張っておられた関西さんに、名無し住人から心無い言葉が浴びせられ、
責任を感じたクラ担さんがすっかり落ち込まれて・・・。
私はもう腹が立つやら情けないやらで、毎日犯人に文句を言い続けずにはいられませんでした。
あの事件が私を、ただの「揚げ足取りおばさん」から「スレのカミツキガメ」に変身させたのかも知れません。
これからも微力ではありますが、皆さんのお役に立っていければいいなと考えております。
有難う御座いました。
(礼)
新語は「ゴールデンコンビ」ですか。
ダー担さんの受賞の言葉w
いやいや、お二人の深い絆には、いつも痺れ憧れておりますし、何より、「これみよがし」が匂ってきて最高ですw
住人S
>>567 もしも、あの夜中と明け方のお二人の書き込みがなかったら、「4時代」が復活していて、
それに彼女が噛み付いて、それを見たお二人のどちらかが「退去勧告」をなさっていたかもしれませんねw
今日はロシア支局が繋がらなくなっているので、ここと要塞スレしか覗けません。
「のだめ」、レス有難うございます、皆さん読んでいらっしゃるんですね〜。(焦っております)
イザ担さんは、戻っておられるのでしょうか?
617 :
RON:2008/07/22(火) 19:28:19 ID:???
>>616 そうなんです!ロシアに繋がらないのです。
規制を食らっている私の居場所だったのに…
これは神が私の『中毒』を治させようと計らっておられるのか?
(携帯での書き込みは性にあいません(>_<))
618 :
ごあいさつ:2008/07/22(火) 19:40:00 ID:???
うう、こないだうっかり覗かなかったらこんなおびき寄せられるように
舞い戻る事も無かったのに(涙)。
お邪魔させていただいてなんですが、今日だけ!今日だけですからね。
ご挨拶にうかがってるだけですにゃ!
ええとまずは先日来お騒がせしたお詫び・・・はもういいですね、
栄えある流行語大賞をスリコギさまと分かちあう名誉を与えていただいた事に
御礼申し上げます。
身に余る光栄でございます。
これを励みにますます妄想に・・・いや、それはちょっと。
そして流行語大賞よりも、新語大賞「ゴールデンコンビ」のお二人には
末永い幸福を寿がせていただきます。
どうぞ、いつまでも、いつまでもこの板でお幸せに・・・!
(あれ?なんか言いたい事とニュアンス違うような。
レオニー怒としてはイザ担さんとカポーなのですよね・・・?)
↑結局この板のこと何も理解してない事を露呈。
619 :
ごあいさつ:2008/07/22(火) 19:41:30 ID:???
え〜とお詫びと御礼のため、何か手土産・・・と思いましたが短編組でないので
ワケあって「お蔵入り」したブツしかございませんでした。
ボツになるだけあってどれもキズあり商品。
そんなものでも良ければ、投下させていただきます。
しばらく飼い主(っていうか、私、いつ校長先生に・・・?ボーゼン)
を呼んでおられたRON様、先日の騒動でもご心労をおかけしました。
お詫び?によかったらお選びください。
候補@
1章レオご無体場面の「微妙に少しだけ具体的バージョン」。7500字。
ええと、すべて「あいまい表現」で通してきましたが、実は最初は少し具体的に書いてまして。
でも書いてて自分でもレオが嫌いになりそうになり(つまり単に陵辱もの)、
キャラのプライバシーを尊重する事に方針を切り替え、PCから削除した描写です。
それがあら不思議、書いた覚えがないのに書き足されてデータが復活。
実に不思議だ。3章は濡れ場ナッシングなので飽きがきたもう一つの人格でも書いたのでしょうか。
しかも途中で体力・気力が消えたらしくて結局「あいまい表現」で終わってますよ。
毒度40%尻切れトンボ度60%。
候補A
2章でユリがせっせと封筒を運び出してる頃の出張・・・じゃない任務中のレオ。1000字弱。
構成上削った部分ですが、まったく何も起こらないです。
ここだけ取り出して読んでも意味ないだろ度80%。
候補B
3章、グルシエェンコフ(アナのことをチクってきた秘密警察の人です)の朝食風景。700字弱。
本当にただそれだけ。
候補C
1936年ベルリンでのマリア(ユリ娘)とユーベル。+α。約1700字。
イメージが動かざること山の如しなアレクにつきあうのがいやになり、逃避から逃避。
短編にすらなっておりません。若い二人のほんとにヒトコマ。
シベリア度120%。
ここまで書いて気がつきました・・・。
ロシアスレ繋がらないのですよね。
RONさまお手数ですが、番号だけで結構ですよ。(っていうかどれもいらないという
可能性も・・・。その際は0(ゼロ)で!)
(本当にどれもイマみっつくらいの○○ニーブツですから★
620 :
ごあいさつ:2008/07/22(火) 19:56:34 ID:???
ええとこの間にごあいさつを続けておこう。
こないだの騒動時にレスを下さった皆様
その節はお返事もしませんで、失礼いたしました・・・。
お騒がせしたの過分なお言葉、本当にありがとうございました。
お一人お一人ではなく失礼ですが、ここで改めて御礼もうしあげます・・・。
関西様
ROMされてますでしょうか?いつもすてきな感想、ありがとうございました。
レスから漂う女性らしさにいつもうっとりしておりました。
リアが一段落されたら、ぜひまた戻ってこられますように・・・。
私如きが言う事でありませんが、皆さんお待ちだと思います。
粗忽者様
フレグランスは私もディオリッシモがスタートだったので、いい年になってもやはりあまり大人っぽいものは苦手なのです。
今まで一番好きだったのは10年ほど前のディオールの「リメンバー・ミー」という限定版ですが復刻されず・・・。
一昨年買って気にいってたフラゴナールの練り香水もいつの間にか日本撤退。(涙)。
最近はもうボディショップのヴェリーク、つけてるんだかつけてないんだかわかんないのをパシャパシャしてま〜す。
621 :
ブラックス:2008/07/22(火) 19:59:39 ID:???
13万字校長先生!!!
待っていたワン(ToT)
ずっとずっと待っていたワン…
見てよ、ほら!待ちくたびれて首がこんなに伸びたのワン!
短足首長のダックスフントなのワン!
でも帰って来てくれただけで感激なのに、こんなにたくさんのお土産が〜!!
嬉しくて遠吠えしそうなのワン!
…では、お言葉に甘えて選ばせて頂くのワン!
迷いに迷った挙げ句…候補1と2と3と4でお願いしますワン!
(犬は選ぶ事は苦手なのワン…)
622 :
え〜っ:2008/07/22(火) 20:10:04 ID:???
>>621 マ、マジ?ぜんぶ読むの?
サー(青ざめる音)。ほ、他の方がどう思うか。
そういう切り替えしがあったか・・・。
「一つだけ」って書くべきだったのね。
叩かれたら擁護してくださいよ・・・。
じゃあ準備しつつ順次落としますわ。
(順番は逆にしよう・・・。)
623 :
一時帰省中:2008/07/22(火) 20:15:40 ID:???
え〜と。Cから。
※シベリア級です。怒らないで。頼む。
久しぶりのトン。(こんなに早くすることになるなんて・恥)
1936年 ベルリン
カフェで一緒に腰掛けているのは2週間前にひっかけたなかなか色っぽい女だった。
彼女は婀娜っぽく、足を高々と組み直しふんと口をとがらしてぼやいた。
「あなた本当にあの手の女に目が無いのね。ああいう、金髪ですらっとして足が長い女。それなら最初からああ
いうタイプに声をかければいいのに。」
彼は苦笑して黙っていた。こんなに短い付き合いの女にまで言われるとは、自分も相当露骨なのだろう。党にし
ても彼にはいつもその手の女をあてがってくる。だがみな勘違いをしていた。彼はむしろ性的にはブルネットの
小柄でふくよかな女が好きだった。まさしく今ぼやいてみせた目の前の女のような。「あの手の女」はいつまでも
彼をとらえて離してくれない人生の迷妄のようなものだ。だが今、ようやく彼はそれから解放されようとしてい
た。
そろそろ時間だ。もうすぐ彼女が来る。
ものすごい勢いで言い争いながらその若い二人は歩いてきた。
あなたは奔り過ぎよ!あんな2楽章があるものですか、全てぶちこわしだわ!
ついて来れないからって文句言うなよ。君のは矯めてるんじゃない、のろいだけだ。亀だ亀!それとも親父の真
似をして弓に鉛でもいれてるのか?文句を言うならやってみせてから言えよ。それで台無しなら僕も納得するが、
やれもしないで批評家面なんてよくも恥ずかしくないもんだな。
なんですって、そんな風に独りよがりだからバックハウス先生にも破門されたのがわからないの?
冗談じゃない、破門なんかされちゃいない。バックハウス先生は僕をアメリカには行かせたくないだけさ。何か
僕がしでかすとでも思ってるんだろう。だがな、大体僕たちがウィーンを追い出されてベルリンくんだりまで来
る羽目になったのは、君の!その!男前な性格のせいなんだからな。
カフェの前の公道で立ち止まり、見物人を気にもせず、ついに本格的にののしりあいを始めた二人。どこからか
ゴングの音が聞こえてきそうだった。腰に手をあてて「さあ、今からよ」と言わんばかりに闘志をみなぎらせて
いる少女。輝く長い髪を流行を気にせず無造作に後ろで一つに束ね、色気の無い男物のツィードのスーツと白い
シャツを身にまとっていた。だが彼女はおそらく何を着ていても、その美貌によってというより、あふれる気概
と生気で人の目を惹きつけずにはいれなかったろう。
彼がこの17年間、追い求めてきた少女。マリア・フォン・アーレンスマイヤ。
彼女が目と鼻の先にいる。
625 :
ブラックス:2008/07/22(火) 20:19:18 ID:???
>>622 ここの住人さん達が13万字校長を叩く訳がないのワン!
みなボクに親切で、エサをくれたり遊んでくれたりするのワン!
だが彼は声をかけるつもりは毛頭無かった。この数日間遠くから見守り、あるいはこのように手を伸ばせば触れ
られるほど近くにいても。
マリアはふとその年嵩の男に目が留まった。どうもここ数日、自分の周囲で彼を見かけているのは確かだ。人の
視線には慣れっこだが、彼のそれは様子が違う。よし、いい機会だ、そっちがこちらを見るのは勝手だ。では今
日はこちらから声をかけてやれ。素知らぬ顔で近づいていきなり不意をついてやる。「やられっぱなし」ほど彼女
の性に合わないものは無かった。まだ何か言い募ろうとするユーベルを遮るようにマリアは言った。
「とにかく中に入りましょう。ベッティーナおば様を待たせるわけにはいかないわ。」
「なんで『おば様』なんだ?」とカフェのテーブルの間をすり抜けながらユーベルは言った。「仮にも婚約者の母
親だ、『お母様』でいいだろう。」あてこすりを聞き逃した振りでマリアは「きっとまたいろいろおみやげを持っ
てきてくださるわ。マリア・バルバラおばさまのお小言の長い手紙、ダーヴィトおじ様のしゃれた短い手紙と小
切手、ベッティーナおば様は絶対に私を宝飾店か小物屋に連れ出される筈だから、あなたはその間、小さな愛し
い恋人からの手紙を誰にも邪魔されずに読めるわけね。」
「フリデリーケの事をそんな風に言わないでくれ。君に何の関係がある。」
ユーベルとしゃべりながらその男の隣を何気なく通り過ぎる振りで、マリアがいざ振り返り皮肉の矛先をその男
に向けようとしたその寸前、後ろから誰かが彼に声をかけて、マリアは空振りをした。
「失礼、ユスーポフ氏でいらっしゃいますね?」
声をかけてきた相手は灰色のスーツを着込んで明らかに同業者だった。彼は微笑んで立ち上がった。
なんとCはこれで終わりという。
いいんかいな、この調子で続けて・・・。いいんですか?
とりあえずご飯食べてきます・・・。
628 :
RON:2008/07/22(火) 20:31:52 ID:???
>>627 ええっ!
終り〜!!?
あのう〜続きが気になって心臓が速いんですけど…
629 :
ブラックス:2008/07/22(火) 20:40:09 ID:???
マリアの男前な性格はアレク似なのワンね…
このユスーポフ氏って!!!
やっぱり気になるのワン…
……ボクも餌を食べてこようっと!
何か美味しいものが落ちていたらいいな〜
(携帯、繋がりにくいです。GJが亀になる可能性、大ですm(_ _)m
630 :
レオニー怒:2008/07/22(火) 21:03:13 ID:???
>>618−
ほう!めずらしい客人が来ているではないか。
受賞のスピーチの為とはいえ、舞い戻るにも多大な勇気を必要としたであろう。
そなたの勇気と心遣いに乾杯だ。
だがそのように「今日だけ、今日だけ」と、自分に言い聞かせる如く連呼しなくてもよいぞ。
却って、足が抜けなくなっている自らの姿を喧伝する事になっていることに気づかぬか?
>リメンバー・ミー
今のそなたに相応しい名だ。
(13万字さん、嬉しいです。wktkしながら待っています)
631 :
レオニー怒:2008/07/22(火) 21:06:10 ID:???
>ロシア支局
新参の諸君は初めての事態に戸惑っているであろう。だが、ロシア支局に関しては度々ある事なのだ。
過去においては不通が三日間に渡った事もあったゆえ、今回も再開はいつになるかわからぬ。
規制中のRON、イザ担には気の毒だが、焦らずに再開を待つことだ。
冷静に大本営とペトロパブロフスク要塞だけを見つめて・・・。
こんばんは〜
スリコギさんの受賞の言葉が〜
昨日の様子ではいつでも4時代の復帰はできそうでしたよ〜
(もちろんナイ事を願いますがw)
そして・・13万字さんもw
思ったより早いごあいさつ・・w さては毎日覗いていますね(煽り)
お土産も携えてくれて〜
>>621 >候補1と2と3と4でお願いしますワン
よしよし、よくやったよブラックスw
その回答で大正解!!
>>624>>625 マリアの性格w パパゆずりなのですね。
ちゃんとしゃべってるユーベルも不思議だw(バックハウスと袂を分かったのか〜)
(ダーヴィトおじ様という響きに懐かしさを感じる人・・いますよねw
正確にはダーおじ様か)
充分読み応えアリです〜。GJ!!!
(わ〜い、まだまだ読めるんだw)
ロシア支局ホントにどうしたんですかね〜
イザ担さん〜!
関東
633 :
アレクセイ:2008/07/22(火) 21:12:22 ID:???
>>619 >イメージが動かざること山の如しなアレクにつきあうのがいやになり、逃避から逃避。
おうさ、わかるぜ、よくわかる。
それも一種の逃避○○に違いない。
634 :
アレクセイ:2008/07/22(火) 21:25:39 ID:???
>>615 >「これみよがし」
wwww
なるほど、ダーヴィトの野郎それで・・・。
>>621>>632 ブラックス、関東軍、
授賞式の後は豪華なご馳走の並ぶパーティーだな!
もうひと言だ。
13万字が連投規制をくらうことを避けるために、
ROMっている誰かが投下の途中でレスを挿んでやって欲しい。
(内容は「こんばんは」等、一言でいい)
あ、食事とお風呂から帰ってきたら関東軍さまとクラ担さまが。
ペコリ。
>>630 勇気・・・。いえ、私には誇りも勇気もありませんわ。
あるのは見栄だけじゃあるまいか。
>>632 さすがにあれ以来はちょっと気になって。でも週末は見てなくて
昨夜見て焦りました。辞退しとくべきだった(汗)。
ええと候補B
これは冗談だったんですが・・・。まあ、あまりにも説明的なので本編からは削るつもりなのでいいですね・・・。
3章、本来アレクとユリの話でレオは「背景」の筈だったんですが。
なんちゅうか、その。少なくとも中盤は、これ、レオとグルシェンコフの話だったけ?
という有様に。なんということだ。これはその余波です。
トン
637 :
朝食:2008/07/22(火) 21:37:35 ID:???
グルシェンコフはゆっくりと朝の菓子を味わっていた。彼は大の甘党だったが、一種ゆがんだ快楽主義から、
その好物を味わうのは朝の1度だけと決めていた。口中でクリームの脂の粒子と、その中で一体となった砂糖の
濃厚な甘みを楽しみながら彼の頭の中は様々な案件を処理していた。この神に向き合うのにも似た、純粋な時間
で行う判断が最も明晰だった。
顔色の悪いメイドがカップに紅茶のお代わりを注いだ。彼女は生まれついてのオシで、まだいとけない少女の頃
から彼に仕えてきた。(こいつはあとどれくらい保つかな?)とグルシェンコフは彼女の耐久度を推し量った。
昨夜は少しやり過ぎたかもしれない。だが彼女はさすがにそろそろ彼を退屈させてきた。この無口(当たり前だ)
と従順が反転して彼を襲う事は無さそうだ。もう少し気概があるかと思ったが。それでも長くもった方なのだが。
少々残念だが仕方無い。また次の奴隷を探さねばならない。従順で、口が堅く、彼を退屈はさせない誰か。
そして頭の中でもう一度ユスーポフについての報告書をさらった。何かが動き始めている。ラスプーチンから
は相変わらず彼に対する不快感を表されていたが、グルシェンコフはのらりくらりとそれをかわしていた。彼が
あんなにもユスーポフを意識するのはおかしな話だ。直接的にラスプーチンに危害を加える計画を練っている者
や、皇帝に影響力を持っていてなんとか彼を排除しようとする人間はいくらでもいるのに。そう、ラスプーチン
にさしだす山羊のネタは他にいくらでもあった。ユスーポフはグルシェンコフの獲物で、時期と理由は自分が選
ぶ。彼はその愉しみを誰にも渡す気は無かった。たとえ皇帝自身に求められようとも。
す、すみません、これだけなんですよ。B。
あ、書き忘れが。Bは1916年時点。
え〜と、次、A。1910年秋。
これも、「構造的にありえん!」ってこのスレの人には言われそうですが・・・。
とりあえず、RONさんに捧げますわ。これは。
トン。
640 :
アレクセイ:2008/07/22(火) 21:50:17 ID:???
雲がすごい勢いで奔っていった。もう秋も終わりだ。目の前に広がる原野はただ荒涼としていた。どこまでも見
晴らしが良すぎて、ここで野戦をすればかえって膠着状態に陥りそうだ。もっともここまで敵を迎え入れるなど
あってはならない事だが。(だが備えは必要だ。)レオニードは背後にいる技師長に振り返って「どうだ。」と問い
かけた。「3、4日はかかると思います。」
「わかった。焦る事は無い。」そう答えて後は技師達に任せ、彼はその足で廃屋に入った。かつてはこの地方の地
主の館だったものだが、数年前に頻発した暴動の一つで略奪され今は打ち捨てられていた。近くの集落にも誰も
いない。だが幸い雨風がしのげる程度の部屋は残っており、技師達の作業スペースはここで十分まかなえそうだった。
荒れた廊下を通り半ば破れた扉を開いて、元はサロンらしき部屋に入ったレオニードはある物を見て足を止めた。
窓は破られ、壁紙は垂れ下がり、残された家具は破壊されるか打ち倒されている。どの部屋も似たり寄ったりだ
ったが、彼の足を止めさせたのは、中央に残されたグランドピアノだった。破れた窓から入る黄金色の光の筋が
埃の粒子を輝かせながらピアノに射していた。近づいてみると内部は無残に壊されていた。全て破壊するには大
きすぎると思われたのかもしれない。鍵盤にそっとふれてみると意外な事に音を出した。だがそれは鈍いくせに
ひどく狂った音階だった。
レオニードは一瞬、目の前にあの金色の髪がゆらいだような気がした。今回のこの長い任務は将来のドイツとの
対戦に備えたものだ。それがいつかはわからないが。2年後、5年後、10年後。その時は必ずやってくる。彼女
は敵国の内部にいながらにして故国との戦いを見せつけられるわけだ。だが。
(それが何だ。)自分の中でそう言う声がした。その捨て鉢な響きを厭い、レオニードは手の甲で鍵盤を払った。
無様で狂った不協和音が鳴った。
こんな所に来てまで。
彼は一瞬目を閉じ、妄念を振り払った。為すべき事、検討すべき事は文字通り山のようにある。(助かることに。)
またそんな皮肉な声を聞き、さすがに苦笑して彼は扉のほうに向き直った。その拍子に不用意に左手の先が鍵盤
にふれ、突然明瞭な音が鳴り響いた。たった一音の美しい音。それに不意打ちにされ、その残響が消えてもなお
レオニードは虚ろな部屋に立ち尽くしていた。
Aもこれだけなんですよ・・・。
いや、ほんとすみません。RONさん、捧げられてもお困りでしょう(笑)。
@の準備に少し20分〜30分くらい?時間がかかると思うので
ご歓談していただけたら幸いです・・・。
(も、もちろん叩いてくださっても(涙)。)
643 :
業務連絡:2008/07/22(火) 22:03:45 ID:???
>>640は無しだ、ロシア支局が復活した。
「バイカル湖」まで行かなくてよいぞ。
644 :
レオニー怒:2008/07/22(火) 22:09:06 ID:???
>>642 何を言っている、相変わらず素晴らしい出来ではないか。
(私も暫く外す。住人諸君、その間の事は宜しく頼んだぞ)
>>637 この朝食の場面だけでグルシェンコフの気味の悪さが充分伝わります(コワい)
>>641 レオ様の心理に沿ったピアノの描写が素敵でRONさんに捧げるのにあっておりますじゃ。
(流石です)
>>642 まあ、あなた、本当は物理的に叩いてほしいだけなのではなくて・・?w
そいじゃ〜 「パシーン!!」
(あの。@の準備、ゆっくりでいいですからね。どうせ皆さん宵っ張りなんですからw)
>>643 ☆祝 復活!!
646 :
言い訳:2008/07/22(火) 22:29:44 ID:???
ヴェ、ヴェーラ、気合注入ありがとう。
では@ですが・・・ううむ、十三万字は性描写は「あいまい表現」が売り?なので。
別の人が書いたんでしょう、きっと(姑息世界一)。
それに読んでみた所本当におとなしいもんですよ。期待されてたら申し訳ないから言っときますが。
でも前半少し毒含有&キャラ崩壊と思われる方もおいでかも。その方には謝っときます。ごめんなさい。
実はレオはユリにこんな仕打ちをしておりました。ばかな男だ。トホホ。
トン
647 :
別の人:2008/07/22(火) 22:30:38 ID:???
もみあっている内に部屋着はいつのまにか引き裂くように取りさらわれてしまい、いまや残骸が足元にたぐま
っているだけで、ユリウスは肌を覆うものもないまま冷たく固い床に、組み伏せられてしまった。ユリウスは羞
恥と屈辱で息もできなかったが、彼女の両手を床に押さえつけたレオニードは動きをとめて、彼女の露わな姿を
じっと見下ろすと、「きれいな体をしていたのだな。」とつぶやいた。それを聞いてユリウスは背筋が冷たくなっ
た。今の今まで心のどこかで、レオニードが思いとどまってくれると、彼がそんなひどい事をする筈が無いと思
っていた。だが今の言葉で彼が引き返す気など無いこと、完全に只の牡になっている事を覚らされて恐慌をきた
したユリウスは悲鳴をあげ、死にもの狂いでもがき始めた。
だがその抵抗はレオニードの中にある何か残虐な部分に火をつけただけだった。普通の女ならもう全てあきら
めて身を委ねるような有様になってもなお、決して彼を受け入れまいとする頑ななまでの拒絶。ユリウスがまだ
男を知らないなどと思いもよらない彼にとって、それは先ほど彼女に感じた愛おしさを真っ向から否定されたの
も同然だった。そんなに奴がいいのか?いまだに?言葉に出してそうなじれないだけに、理不尽な怒りが駆り立
てられ、彼の行動は惨さを増した。感じた愛おしさの分だけ、彼女を滅茶苦茶にしてしまいたかった。
なおもあがこうとする彼女の両手を、手首に痣ができそうな位強く片手で束ねて頭上に固定してしまうと、
レオニードは彼女の両肢を割り開き何の愛撫も加えず、全く濡れていないのを承知で強引に彼女の中に何本かの
指をねじこんだ。今まで何物もそこに受け入れた事の無かった彼女はショックとありえない痛みに思わずのけぞ
り、叫んだ。そして恐怖に満ちた目でレオニードを見つめた。信じられないと言わんばかりに驚愕と怯えに固ま
ったユリウスの表情にレオニードは更にひどく残酷な気持ちをそそられ、わざと乱暴に、その狭さを楽しみなが
ら彼女の内部をかきまわし、「暴れるともっとひどい事になるぞ。それとも自分で動きたいのか?」と顔を寄せて
耳元で声の調子だけはひどく優しくささやいた。
ユリウスはがっくりと瞳を閉じ、頭を床に落とした。そんな脅しをかけられずとも、もはや彼女の体はその数
本の指でしっかりと縫いとめられ、恐怖のあまり身じろぎさえかなわなかった。やがて彼女を充たしていた指が
前後に、彼女の思いもよらない動き方を始め、十分に彼女を嬲り悲鳴を歌わせた後、やがて一本の指を中に残し
たまま、他の指はその周囲をまさぐり始めた。レオニードは彼女の表情を、反応の一つ一つを見逃すまいともう
片方の手で彼女の顔をしっかりと押さえつけた。苦しげにひそめられた眉、涙を滲ませて震えるまつげ、血が出
そうなほど噛み締められた唇から、彼の指の動きにつれて抑えきれず漏れる声。なんとか彼の手から逃れようと
あがくはかない動き。自分が彼女にひきおこす全てを味わいつくしたかった。
一方ユリウスは彼が今、抱くというよりなんとしても自分を穢そうとしている事を未体験なりに感じ取り、恐
怖と絶望に涙ぐみながらも最後の意地をふりしぼって、自分を冷たく見下ろす黒い瞳を睨み返そうとしたが、彼
の指が自分の知らなかった頂にふれた瞬間、思いもよらぬ鋭い快感に腰が跳ね、はずむような声が漏れてしまった。
そのまま鋭敏な部分をなぶるように撫で擦られてユリウスの下肢は意思とは関係なくびくびくと震え、彼女は自
分でも聞いたことの無いような声をあげ続け、自分の内部から何かがにじみ出るのを感じた
648 :
別の人:2008/07/22(火) 22:32:35 ID:???
それを確かめたレオニードは蔑むような笑みを浮かべると、最後の指を抜き取り、さらに彼女を残酷なまでに
割り開くとゆっくりと体を重ねてきた。そして彼自身が押し当てられた時、それでもまだユリウスは最後の抵抗
を、いや懇願、哀訴を試みた。震える手で彼の腕をつかみ、必死に彼を見上げながら、きれぎれに「・・・レオ
ニ・・・・ド、やめ・・・お願い、お願いだから・・・、やめ・・・て、あなたがそんなこと、お願いだから・・・
いやだ、レオニード、レオニー・・・ド、いや・・・!レオニード・・・!」、強張りを押し当てられながらの哀
願は、最後は悲鳴に近いものになってしまった。
レオニードはそんな彼女を、涙を流し口元をわななかせて自分に哀願する彼女をじっと凝視していた。彼女の
両手は震えながらもすがりつくように必死にレオニードを掴んでいて、その爪が食い込む感触を意識した瞬間彼
の表情はひどくゆがみ、ひっつかむようにしてユリウスの上半身を持ち上げ彼女の顔を両手で掴むと、強く激し
い口づけをした。彼の舌がまるで口中も犯そうとするかのように深く差し込まれ口蓋を蹂躙し、それが彼の答え
だ、もう逃れる術は無いと悟ったユリウスは目の前がすっと暗くなり、絶望のあまり全身の力が抜けてしまった。
涙が一筋流れるのと同時にはらりとその両手が彼の腕から滑り落ちて、彼女がようやく諦めた事を察したレオニ
ードは、それでも優しく扱ってやる気になど毛頭なれず、ユリウスの上体を床に横たえると、細い足首を力任せに
握り肩に担ぎ上げ、彼女が鋭く息を吸い込むのを聞きながら、ねじりこむような強引さで一気に身を沈めた。
彼女の内部の抵抗で、彼が事実に気がついた時にはもう遅かった。ユリウスは文字通り身を引き裂かれる痛み
に四肢を硬直させて絶叫し、顔をそむけた。レオニードは急いで彼女の顔を引き戻し、かすれた声で「ユリウス?」
とささやきかけたが彼女の顔は痛みとショックで蒼白にひきつれ、まぶたは固く閉ざされ決して彼を、いや何で
あれ、見る事を拒んでいた。レオニードは激しく自分を罵りながらも体は引き返せず、そのまま彼女を陵辱した。
最初は彼自身さえ痛みを覚える交合だったがやがてなめらかに身は動き出し、それはユリウスの流した血の滑り
によるものだった。だがレオニードの意識は自らの快感よりも、こわばり、背けられた彼女の表情だけを追って
いた。彼は今、自分が何か大事なものを取り返しがつかないほど傷つけ、破壊している事を意識していた。これ
だけの快感の中、体はもうこれ以上は不可能なほど彼女と深く繋がっているのに、彼女自身は固く閉ざされて彼
の手が届かないところにいるようだった。
649 :
別の人:2008/07/22(火) 22:34:01 ID:???
彼がやや冷静さを取り戻した分、交わりは長く続き、逆にユリウスの苦しみを引き伸ばした。固い大理石の床
の上で、ユリウスはただ翻弄されていた。実際のところ男の体と行為について確たる知識を持っていなかった彼
女には、文字通り体が割られたかと思うような最初の痛みも、信じられないような痛みにもかかわらず自分の内
部がめり込むように押し込まれた男のもので押し広げられ満たされてしまう事も、それに続く抽送も、痛みの中
に時折まじり始めた不思議な感覚も、起こっている何もかもが受け入れ難い衝撃だった。自らの全てをさらされ、
踏みにじられる屈辱と絶望に耐えかねていっそ気を失う事を望み、それが無理ならむしろこの晩秋の冷え切った
大理石の床の冷たさと、それに擦られる腰骨と背中の痛みに意識を集中させていたかった。だがいつのまにか腰
にはレオニードの腕が回されていて、ささやかなその願いさえかなわなかった。やがて訪れた最後の瞬間、レオ
ニードはユリウスの上体を抱き寄せ、強く強く抱きしめた。そしてユリウスは初めて男の体が自分の中で膨張し、
弾けて精を吐く事を知り、その未知の感覚、この最後の駄目押しに思わず彼の胸板を空しく打とうとし、哀しい
叫びをあげた。その部分は自分の意思とは関わりなく、何度も跳ねるそれを包み込み、どくどくと流れる熱いも
のを痛みと、それまで知らなかった感覚で受け入れている。これはもう致命的な段階の変化だ、取り返せない、
自分は、この体はもうあらゆる意味で、今、完全に、完膚なきまでに犯され、レオニードのものになってしまっ
たと彼女は一瞬薄れ掛けた意識の中で思い知らされていた。
涙を流しながらぐったりとなってしまったユリウスをレオニードはなかば繋がったまま静かに床の上に横たえ、
血の気の失せた彼女を見つめていた。彼女はまた面を背け、両腕で顔を固く覆ってしまった。だが誰かその時の
彼の表情を見る人がいたら、果たしてどちらが傷ついた側なのか判断に迷ったかもしれない。やがて彼は腕の間
からのぞく彼女の頬の涙を親指でぐいと拭きとると身を離し、彼自身が先ほど近くに打ち捨てたユリウスの部屋
着を手に取り優しく彼女を拭いてやった。鮮やかな血の色と彼の体液に濡れたそれを無造作にまた床に投げ、面
を覆っていたユリウスの腕を静かにどけて彼はその顔を引き戻し、じっと見つめた。お互いの瞳がユリウスの涙
越しに見交わされたがそこにあるのは一種の昏い、索漠とした了解だけで、今度はレオニードがそれに耐え切れ
なくなり、彼はそっとユリウスを抱きしめた。まるで壊れ物を抱くように。それはあまりにも遅きに失していて、
既に彼らの間では何かが、今まで培ってきた何かが、これからありえたかもしれない何かが致命的に失われてい
たが、彼はそれでも彼女に触れずにはいられなかった。最初からやり直す事など叶わないとはわかっていても、
心はもう無理でもせめて体だけでも歓ばせてやりたかった。彼女の体はまだ震えていたが、彼は唇で軽くその肩に
触れた。夜はまだ長かった。
650 :
別の人:2008/07/22(火) 22:36:48 ID:???
もう全て終わったと思ったのにレオニードが服を脱ぐ気配に、ユリウスは慄いた。なんとか体を起こそうとした
ところをそっと抱きとめられ、気がついたら彼の胸の中にいた。初めて触れる男の素肌や筋肉質の四肢が自分の
それに絡みつく感触に、先ほどの陵辱とは違った意味で彼女の感覚は混乱し、まだ力の入らない体で、なんとか
彼を押し返そうともがいた。だが長いこと冷たい床に横たわって冷え切っていた体は無条件に人肌の温もりを喜
び、肌は彼の体から伝わる熱を歓喜して求めるようだった。
だがこれからまた同じ事を繰り返されるのかとユリウスは恐れ、逃れようとあがいたが、彼の手はそっと肩から
背中、腰を優しく撫でさすってきた。それはまるで興奮しかけた馬か犬を撫でるようなさりげなさで、ユリウス
は結局動物がなだめられるように、その手の感触に身を委ねてしまった。くまなく体を密着させられた上で時間
をかけてそうされているうちに段々強張っていた肉体に血がまた巡って来るのをおぼえ、ユリウスは小さい吐息
をもらし、一瞬体の力が抜けた。何にも隔てられずに触れ合う素肌の感触は、初めてなのになぜか故郷に帰った
ような懐かしさと心地良さで彼女を覆い始めていた。彼女の体がほぐれかけた事を知ったレオニードはさらに柔
らかい触れ方に変えた。触れるかどうかの瀬戸際で全身をくまなくまさぐられ、ユリウスは嫌悪感よりもどこか
くすぐったいような、ぞくそくする感じに体が覆われ、彼の腕の中で小さく身悶えを繰り返した。さっきまであ
んなに恐ろしかった肉体にこんなにもあっさりからめとられ、肌を合わせている自分が信じられなかった。だが
彼と自分の体がからみあって互いの体から発散される熱が一種の膜を作って彼女の体を熱くし、早くも汗ばみか
けさえしていた。
彼女の表情から硬さがとれ、その体に火が点りかけていることを充分に確かめてレオニードは次の段階に移った。
彼女の全身を知りたかった。このしなやかな体の何もかも。表面の肌や爪も、隠されているあわいから生まれる
彼女の匂い、彼女が秘密にしている部分、彼女自身がまだ知らない感覚、彼女が何を悦ぶのか、弱いのはどこな
のか、彼女の内奥部がどのように息づくのか。何もかも手に入れたかった。触れられて初めて彼女は知るだろう、
肉体がいかに独自の言葉と文法をもっているか、その前では観念も理性もあまりにも無力である事を。そう、
恐らく愛すらもその前では無力だ。
この時までレオニードは本気で女を愛した事など無かったのに、ふとそんな思いが胸をよぎった。
だが彼女の肉体の滑らかさはどうだろう。女の体など結局みな同じなのに、なぜ今夜はこんなに駆り立てられて
しまうのか、彼にはどうしてもわからなかった。そして今まで何年も共にいながらなぜ彼女に触れずにこれたの
かも今となっては不思議だった。一瞬また抑制を失いかけ、彼はユリウスの美しいがまだ固さを残した乳房を掴
んだ。ユリウスが息を吸い込む気配を感じ、レオニードは己に苦笑してそっと手を緩めると、そのまま手を彼女
の背中にまわし、首筋に唇を触れた。一瞬肩をこわばらせたユリウスをなだめるようにもう片方の手で後頭部を
支えて、その重みと金髪の感触を心地良く味わいながら頭をのけぞらせると、もう一度首筋と、そして鎖骨をレ
オニードはそっと吸った。いやいやをするようにユリウスは首を振ったが、その頬は一気に紅潮した。
レオニードの熱い吐息が耳元をくすぐり、耳たぶのうしろに唇が触れた時、ユリウスは思わずぴくりとしたが、
そのまま舌が今唇が触れた部分に当てられさらに身をすくめた。そうすると胴にレオニードの腕がからまり上体
が抱き起こされて、彼の唇が胸元をこすった。
(連投規制防止用閑話休題)
夏休みを取った職場の人が、ロシアに行って来たと
白夜で26時まで観光決行(ツアーなのに)
まだ、お話聞くチャンスがないのですが、上司の隙をみて訪ねたところ
○物価が高い
○パンがものすごくまずい
○ビザのいらない急成長の中○民国の皆さんがわんさかきてのっとられそうw
だそうです。
652 :
別の人:2008/07/22(火) 22:37:51 ID:???
「あ・・・」と思わず声が漏れた時、もう片方の手が彼女の内股をそっと撫で、さっき傷つけた部分に触れた。
ユリウスははっと身を強張らせたが、彼の手はすぐ離れて腿を軽く撫で下ろすに留まって彼女を安堵させた。
だがすぐにまた唇がのど元にあてられおとがいを吸い、彼女を呻かせると身に両腕がからみつき、唇がふさがれ
た。それはひどく優しい口付けで、だが上半身はしっかりと抱きしめられてしまっているのでユリウスは逃れる
事ができず彼の唇と舌が優しく、次第に深く自分のそれを貪るのをいつしか目を閉じて受け入れ、いや味わって
いた。そうされているうちに段々と体は一層熱く、彼の唇が離れる度に彼女から漏れる吐息も浅く、早くなって
いった。時折目を開くとレオニードの瞳が先ほどとは全く違った優しさと暖かさで注がれていて、ユリウスもご
くごく間近にあるそれしか見えなくなってしまった。
やがてレオニードは抱きしめていた両腕をゆるめ、両手で彼女の顔をはさむと、また口付けし、そっと上体を倒
していった。さっきはあんなに辛かった床の冷たさが、彼女の今の熱くなった体には無性にありがたかった。
レオニードのくちづけはどんどん深いものになっていき、横たわったまま彼らは激しくくちづけを交わしていて、
彼を押し戻そうとしていた筈の彼女の両手も気がつけばいつしか彼の肩にすがりついていた。さすがに息切れし
て一瞬唇が離れ、ユリウスが吐息を漏らすと、レオニードの舌が彼女の喉を舐め下ろし、胸元まで下がっていっ
た。そして彼女の乳首が捉えられた時、ユリウスは大きく呻いた。舌で愛撫された後、優しく吸いたてられ、よ
うやく唇が離れたら舌ではじかれてまた舌と唇でついばまれ・・・その快感にユリウスは胸元からなんとか引き
離そうとレオニードの頭をつかみ、「レオニード、やめ・・・、レ・・・」と呻いたがそれはさっきの無惨な懇願
とは違い、初めて彼女の手に触れるレオニードの髪の感触と同様、二人の距離を縮めるものでしかなかった。レ
オニードは自分に触れた彼女の指の感覚に、不覚にも一瞬信じられないような幸福感と安堵感をおぼえた。そし
て舌を離して同じ部分をそっと甘噛みしてやると彼女の手に力が入り、彼女が感じている事を伝えてきた。
ユリウスの意識はいまや激しく混乱していた。あんなにも自分を傷つけた男の肉体に自分の体はこんなにもあっ
さりと屈服しようとしている。こんなにも異質な、自分とは何もかも違う身体にどこもかもがぴったりとよりそ
ってしまう。女の体ってみんなこうなのか?こんなにも簡単に抱かれた男のものになってしまうのか?時折そん
な怒りに似た自分への問いかけが心に沸き起こるのだが、それも彼が与えてくる快感にさらわれがちだった。自
分でも彼に体を開きかけているのは明らかで、あと少しで全面的に屈服してしまう予感がした。今でさえ、彼に
しがみつきそうになるのを必死の思いでこらえている。こんな浅ましい事になる位なら、最初の時のような惨さ
の方が、自分を閉ざしていられただけむしろましだった。なぜ、こんなある意味さっきよりもむごい仕打ちを彼
は自分に加えるのか。レオニードは彼を憎む自由さえ与えてくれないつもりなのだろうか。そんな言葉が脳裏を
よぎった刹那、レオニードが彼女の脇腹を軽く噛み、彼女が思わず跳ねるように身をひねり声をもらす間に、頭
を下半身へと滑らせてきた。ユリウスは最初の時の無理やり与えられた鋭い快感と指の感触を思い出し、彼の巧
みさから逃れる事意外何も考えられなくなったが、体はまるで水ででもできているように力が入らなかった。
653 :
別の人:2008/07/22(火) 22:39:27 ID:???
膝を軽く曲げたまま開かせられた両脚の間に彼の頭が寄せられて、彼女は羞恥で死にそうだった。彼の唇が内腿
の柔らかい部分に触れ彼女をおののかせたが、恐れとは逆に膝の内側のほうに愛撫は滑っていき、一瞬彼女を安
堵させた。が、膝頭を軽くかじられて思いがけない感覚に足が撥ね、油断した分、声を上げてしまった。もう何
をどうしても無駄だった。彼が誘導する通りに自分はきっと応えられさせてしまう。こんな快感、決して望んで
などいないのに拒むことが許されない。
ついにユリウスは泣き出してしまった。輝く髪を乱れさせたまま手で自らの顔を覆い、彼女はその夜三度目の懇
願をした。「もうやめて、レオニード、お願いだから、もう、やめて。」
レオニードは、今度のこの呻きには胸の中が彼女への愛おしさや哀れみ、欲望の入り混じったもので一杯になり、
彼女の頬の涙をそっと吸い取ると耳元でささやいた。
「駄目だ。」そして心の中で続けた。欲望がどういうものなのか、お前はまだ、何も知らないのだから・・・。
そして彼女の手を取ると、泉のようになった彼女の女の部分に触れさせた。指先に触れた己の思いもよらない有
様にユリウスは熱いものに触れたように驚きの声を挙げて手を引っ込め、恥じて身を固くした。レオニードはそ
の動揺に乗じて一気に攻めに入り、それから先はユリウスはもう、彼に溶かされていくだけだった。与えられる
快感は逆に拷問のようで、羞恥のためやめることを懇願していた筈の呻きがいつのまにか「レオニード、レオニ
ード、レオ・・・」とひたすら彼の名をうわごとのように唱える、甘くかすれた呟きに、そしてむせび泣きに変
わってしまった事にさえユリウスは気づけなかった。その連呼は明らかに無意識なだけにどこまでも甘く彼の心
に浸み込んできた。同時に今まで知らなかったその甘美さこそが、自分が今弱みを持ってしまったのだという苦
い自己認識を生み、レオニードの誇りをじわりとだが、切り裂いていった。彼もまたこの夜からは地図も無く、
方位もわからないその先の世界へ歩みだしかけていた。
13万字さん ウラー!!
え〜と、以上です。
>>651さん、ありがとうございました。
長いだけ、おまけに「そこ」で終わりかい!という怒声が聞こえてきそうですが・・・。
まあ、あの、人間イタすことはそう変わりないということで、お許しください。
私はどうもエロとメロとを秤にかけりゃ、わたしゃやっぱりメロが好き。
という人だったようです。最後まで読まれた方、お疲れ様でした・・・。
「別の人」だなんて自虐なタイトル付けなくても。
>>655 お疲れ様でした!
これから読んで来ます。
良作ほど、皆落ちてしまってGJレスが長時間付かないもの。
どうか、誰も戻って来ない事に手ごたえをお感じください。
クラ担
658 :
葱坊主:2008/07/22(火) 22:57:47 ID:???
13万字さま、GJGJGJGJ!!!!!
ひさびさにもどってきていただけるとは…
しかも「お蔵入り」の部分…
そのまま書いてもよかったんじゃないかと思うぐらいです。
レオ様こんなことしてたんですね…
今までユリの欺き方はちょっとひどい、今後レオが救われるようなエピソードがあればなぁ…と思ってたけど、なんか消えちゃいました。
やっと正気に戻れました。
まず、これだけは言っておきたい!
「キャラは崩壊してないです!!GJGJ〜〜!!!」
レオ様の心の振幅にもリアルさがあり、
>今まで培ってきた何かが、これからありえたかもしれない何かが致命的に失われていたが、
↑ここが二人の間に起きた事を的確に表していて最高です!
私的には最初からこれを入れていたほうが作品の完成度が上がったと思いますがw
(エロ大好き人間の意見)
13万字さんに魂を揺さぶられ、余韻を味わいながら
先ほどコレを聴きました。
ショパン「ノクターンNo.2、Op.9-2」
http://jp.youtube.com/watch?v=J8pNzlhxnwY&NR=1 (イム・ドンヒョク・・・彼も鍵盤に手のひらを貼り付けて弾くのが気になる)
クラ担
>>659 そうなのでございます・・・。
レオは不憫ですが、まあ、自業自得のきらいも無きにしもあらずだったのでございます。
>>661 最初にユリに愛を告白してからにすればよかったのに・・・
アデールに対してもそうですが、プライドと矜持が高すぎるのが災いして
幸福を取り逃がすレオ様w
自業自得(泣)
もっと違うふうに愛せてたら、ちゃんとユリの心も手に入ったかもしれないのに…
>>661 なんだか悲しい気分に…
この時(からレオが出張から帰って来るまで)の2人の関係にはあたたかいものはあんまりないんでしょうか?
13万字さん〜GJ!!
凄い・・私まで体に痛みが走った気がして・・逃避○○・・え〜○○の中身は風呂ですw
温まってまいりました〜。つか熱いw
こうなるしかなかったのか〜?こうなるしかなかったような〜・・
と、アホな私にはそんな浅い次元で思考がグルグル。で、衝撃は深い。
複雑な感覚に抉られていますw
何にだか分からないけど、ただ感動していることだけは分かるってのが
私にはヨクあってw アホゆえにそれで思考は止まるので感動したと言う表現しか
出来ないのをお許し下さいw
受賞後の思わぬ贈り物w 13万字さんのレオユリの世界、堪能いたしました。
感謝!!
関東
>>660 あ、ありがとうございます。
クラ担さんにそうおっしゃっていただけると・・・(安堵の涙)。
ノクターン、聴いてきました。ほんとうに手、ぺったんこですね。
子供の頃、「お椀!お椀!」とあんなに言われてたのは一体★。
>>661 ほんとにねえ・・・。
でも、そんなに計算して書き出したんじゃないんですが(なにせ憑き物&妄想だから・・・)
ユリとレオが関係を持つとしたら(自分解釈&妄想では)
@記憶喪失状態のユリは子供同然なのでレオは手を出せない
Aレオは愛を告白して相手を待てるようなタイプ・器ではない。
そもそもそういう愛し方を知らんだろう。
(自分妄想レオはモスクワ鎮圧までが材料)
Bだからたぶん衝動的な勢いがないとダメ
Cでも基本的には二人の間に信頼関係が無いとダメ。
(でないとユリが本当におかしくなってしまう。)
というのが基本にあったような。
というわけで心の準備ができずに始まってしまったお二人でございました。
>>662 >この時(からレオが出張から帰って来るまで)の2人の関係にはあたたかいものはあんまりないんでしょうか?
すみません、無いです。キッパリ。お互い気持ちはあるんですが延々すれ違いを重ね、こじれて出張前の大喧嘩?まで。
だから2章でユリが(笑顔も涙も見せなくなっていた)という描写を入れました。
結局ユリがレオを心から受け入れられるようになるには「死」が視野に入ってくるぐらい崖っぷちまで行かせないと
本妄想では無理でしたん。
ごめん、レオ。でもあんたが悪かったの・・・。
(自己満足トーク、失礼・・・。)
こ、これは二次創作ダもんなっ...
二次創作ダもん.......振り回されナイからナ!!(喝)
13万字、お帰り!!
(みンな、お疲れサマ!では読んできマス!)
Д
667 :
656:2008/07/23(水) 00:41:53 ID:???
文末に「w」を付けるのを忘れていました。
そのせいでキツイ感じに・・・。すんません・・・。
ではもう一度。
「別の人」だなんて自虐なタイトル付けなくてもw
>>665 13万字さん、あらためて受賞おめでとうございます。
時々遊びに来て下さいねw
騒乱のイベントもありますので。
670 :
RON:2008/07/23(水) 00:58:48 ID:???
先ずは『1910年晩秋』の御礼を!
こんなに綺麗な作品を頂いて…光栄です!
プリントアウトします!
たった一音の美しい音…
私の心もその部屋に立ち尽くしてしました。
671 :
ブラックス:2008/07/23(水) 01:18:19 ID:???
じゃあボクはロシアに引きこもっているのワン…
>>664 ありがとうございます・・・!
>>658 最近麻薬のように聞いてる脳があまあまに溶けそうな
http://jp.youtube.com/watch?v=XC2Bk8f8plU&feature=related で、いろいろな葱坊主が沢山・・・!
でもこれを聞いてるとドクトルジバゴのいろいろを思い出して、逆に
妄想イメージが逃げてくのでもうやめます(笑)。
Дさま、イザ担さま、お帰りなさい。
ええといろんな意味で呆れられるかと思いますが、お許しください〜。
あとご挨拶してないのは・・・、あ、アサリさま、初めておめもじ仕ります〜。
どこかのスレでお会いできますように・・・。
スリコギ様の感想も怖いとこですが・・・。
明日、いや今日からはまたROM専だから怖くない・・・?(嘘)。ブルブルガタガタ。
RONさんは、あ、
>>670、ありがとうございます。携帯で大変なのにわざわざこちらに・・・(涙)。
どうぞ無理なさらず・・・。そう、ロシアでどうぞゆったりお過ごしください。
なぜなら私はもう寝落ちしようとしております。
すっかり健全な生活に戻ったいま、もう限界でござります。
本日は急な乱入にお付き合いいただきありがとうございました・・・。
またいつか・・・。zzz・・・。
しかしまあ、13万字さんを追い詰めてしまうアレクって一体・・・。
御大もさぞ困りながら3部を書いたんだろうなあ・・・・。
>>672 ああ、これこそオル窓に出会った当時、憧れたロシアのイメージ・・・!
素敵な動画の紹介GJ!
(映画の冒頭、少年ジバゴが母親の埋葬に立ち会いながら白樺の梢を見上げたシーンが一番好き。
枝葉が風にザアッと揺さぶられて・・・・・、と、自分もロシアの空を見上げる遠い目w)
13万字さんお疲れ様でした、おやすみなさーい!
クラ担
>>672 >明日、いや今日からはまたROM専
ロム専ってことは
これからもしょっちゅう覗いてくれるって事だな。
毎度ありぃ〜。
昨日は来れなくて…でも一寸だけ。。。なんて軽い気持ちでROMったら!!!
13万字さん〜〜!
凄すぎてやられました。そんな隠し弾ありですか!
レオさま…悔やみきれない思いと愛しい思いが何処にもいけなく、もどかしさでいっぱいです。せつない…。
読み続けていくうちになぜだかレオさまに「抱かれたい…」って声が聴こえてきて。。。放心状態。(何だったんだろ、アレはっ!)
とにかく感動しました。前後の話が繋がったのもあってその後のストーリーの二人の描写を思い返しさらに納得です。
全部続けて読み直してみたいっ!
ホントに素晴らしい贈り物をありがとうございました。
この後またゆっくりと堪能させていただこうと思います!
お蔵入りって何ですか?4作品ともアリですよ〜!
ところで、5章の続きありますよね!気になるw〜〜(足ジタバタ…)
ROMでなく…また、直ぐ来てくださいますよね!ねっ!
待ってますよ〜(お願いばかりしててwごめんなさい)
支離滅裂ですね。眠いのに興奮してて。。。でも眠い。。
けど読みたい。再読しに逝ってきます。
粗忽者
13万字さん、お帰りなさい&受賞おめでとうございます!
断片SS、GJでした!!
(えーっと、頭の中がまとまらず、文章になりそうに無いですが)
陵辱、と仰いますが、陰惨さは微塵も無くて、レオ様の逆上っぷりがむしろほほ笑ましく感じました次第です。
(「手踏み付け事件」をリアルタイムで読んだ時の感覚に近いです)
その直後の「しまった」という部分も、すごくいいです。
これが13万字さんの逃避○○なら、アレクの存在も捨てたもんじゃあないですね。
大長編を書くときに出る、切れっ端、反故のたぐいは全てここにお捨てください。貴方にとっては不必要でも、美味しくいただく路上生活者がいるのですw
あ、そうそう、「去る」を撤回してロムラー宣言、私からも有難うを言わせてくださいませ。アサリさんと同じ感じの、貴方は立派なここのメンバー。
(全部をリクしたRONさんGJ!)
>>676 粗忽者さんこんばんは!
>レオさまに「抱かれたい…」
ホラホラ、レオ様ファンに宗旨変えの兆しが早くも・・・w(クラ担さ〜ん、やっぱりですよ〜〜〜!!)
>>666 ダー担さん、言葉を失ってらっしゃるw(いい意味で)
>>640 お〜っ!なんとひわいにも美しい友情であろうか!(よりにもよって「バイカル湖」だなんてワロスww)
>>632 ええ、もちろん4時代復活(=スト)なんて、あってはなりませんw
住人S
678 :
ブラックス:2008/07/23(水) 18:51:45 ID:???
スリコギさん、お疲れ様ですなのワン!
ボクは今日もアク禁なのワン(;_;)
犬の指で携帯の操作は難儀なのワン…
(本当は13万字校長先生に感想を書きたいのワン…)
仕方ないからロシアで鳴いていることにしたのワン………
《シベリア流刑》(エロ要素なし)
モスクワ蜂起を鎮圧して帰ってきたレオニードは、アレクセイが官憲に捕らえられたことを
ユリウスに告げた。彼女は衝撃を受けて、レオニードに、
「ユ、ユスーポフ侯・・・彼はこれからどうなるんだ・・・?」
「おそらく、死刑は免れないだろうな」
「死刑・・・」
頭の中がぐらぐらした。
(ああ・・・クラウスが・・・ぼくがこの国まで彼を追ってきたことは、すべて無駄だったのか・・・)
そのまま気が遠くなって倒れ掛かったユリウスを、レオニードはあわてて支えた。
次の日、レオニードはユリウスを自分の部屋へ呼びつけた。何事かと思ってユリウスが
彼の部屋を訪れると、
「そこへかけろ」
と彼は言った。
「アレクセイ・ミハイロフのことだがな・・・わたしはやつを死刑から終身刑に減刑するよう、
上部に助命嘆願を出しておいた」
一瞬、ユリウスは何を言われたのかわからなかったが、やがて彼の言葉の意味がわかると、
喜びで涙があふれた。
(ああ・・・クラウス、君の命は助かったんだ・・・)
しばらくは感動で声も出なかったが、ふとわれに返ると、ひとつの疑問が湧いてきた。
「ユスーポフ侯・・・なぜあなたは、彼の助命嘆願をしてくれたんだ?」
「ふん・・・わたしは以前、おまえにアレクセイ・ミハイロフに会わせてやると約束したであろう」
数週間後、ユリウスとリュドミールは、レオニードに連れられて、“市民権剥奪の儀式”を
見に行った。
高い絞首台の上に、政治犯がひとりずつ登らされ、官憲が判決を読み上げていった。
「ニコライ・ペトロフ。ペトロパブロフスク要塞に監禁ののち死刑!」
次がアレクセイの番だった。
「アレクセイ・ミハイロフ。ペトロパブロフスク要塞に監禁ののち終身シベリア流刑!」
と判決が読み上げられた。群衆の中からざわめきが起こり、彼は階段をのぼって
絞首台にあがると、冬宮の方角をキッと見据えた。
彼の姿を見てリュドミールが騒ぎ出し、馬車の外へ出て行ったので、ユリウスも
続いて出て行こうとすると、レオニードに止められた。
「離してくれ・・・!」
「行ってどうする?それより今生の別れなのだ。あの男の姿をしっかり目に焼き付けておけ」
「・・・!」
亜麻色の髪をなびかせながら、階段を降りてくる彼の姿を見て、涙が止まらなかった。
ユスーポフ邸に帰ってから、レオニードは、シベリア流刑の制度についてユリウスに説明してやった。
「シベリア流刑者は、四つの種類がある。
まず、重罪を犯した懲役囚。そしてこれも重罪犯である強制入植者。この二つに属する者は、
市民権を剥奪され、死ぬまでシベリアに留まらなくてはならない。やつらは東シベリアの
鉱山や監獄で酷使される。
次に、追放刑というのがあるが、これはいくらか軽い処分だ。追放先は西シベリアで、
市民権は留保されており、刑期が終われば行動は自由になる。ペテルスブルクや
モスクワに戻ることも許される。
シベリアに行く者には、もうひとつ、流刑者に付き添って、自由意志で行く妻や子供たちがいる」
その言葉を聞いて、ユリウスは、
「ぼくも彼に付き添って、シベリアへ行きたい!」
と叫んだ。するとレオニードは、
「家族が付き添っていけるのは、三番目の追放刑になった者たちだけだ。アレクセイ・ミハイロフは
重罪を犯した懲役囚として監獄に入る。監獄では女囚は看守に暴行されることもあるぞ。
第一わたしは、皇帝陛下から正式におまえを保護するよう命令されている。ロシア皇室の
隠し財産についての秘密を握っているおまえを、この邸から出すことができると思うか?」
ユリウスはがっくりと膝をついた。
その日の夜、ベッドに入ってからも、一晩中泣き明かした。
(ペテルスブルク市内で偶然クラウスに再会できたときには突き放され、とうとう彼は
シベリアへ終身流刑になってしまった・・・いったいこれからぼくはどうすればいいのか・・・)
殺人を犯して逃げてきた以上、ドイツには帰れない。とすればロシアに留まるほかないのか。
(ロシアに留まるということは、このままこの邸に幽閉され続けるということだ・・・)
暗鬱な気持ちになりながら、
(ぼくは、生まれたときから父にさえ認めてもらえなかった人間だ・・・この世に生まれてきた
こと自体が間違いだったのか・・・ぼくの前には永久に光は現れないと・・・?)
682 :
葱坊主:2008/07/23(水) 19:10:14 ID:???
アレクセイたちシベリア流刑者は、まず列車でモスクワまで護送される。政治犯も、
一般の犯罪者も、一様に灰色の囚人服を着せられ、庇の無い帽子をかぶせられた。
囚人服の背中には、菱形の黄色い布が目印に縫い付けられていた。足首とベルトを
つなぐ足枷の鎖が、しじゅう、音を立てた。
列車に詰め込まれる囚人は、100人あまりいた。女囚やいわゆる《自由意志で行動を
ともにする者たち》も少し混じっていた。
アレクセイはそれを見て、
(もしおれが追放刑になった囚人だったら、ユリウスはついてきてくれただろうか・・・?〉
とふと思い、
(何を考えているのだ未練がましい!〉
と考え直した。
列車がモスクワに到着すると、その先は、少し離れた駅から出るニジニ・ノヴゴロド行きの
列車に乗り継がねばならない。他の地区から来た囚人の集団とそれに同行する家族たちを
つめこんで、汽車はモスクワを離れた。
三日がかりでニジニ・ノヴゴロドに着いた。この街には、タタール人をはじめとするロシア人
以外の民族の姿が、ペテルスブルクよりはるかに多い。
ここから囚人たちは船に乗せられた。浮き桟橋の前に整列するよう、監視のコサック騎兵に
追い立てられた。桟橋の前に200人近い囚人が整列した。隊列を少しでも乱すと、監視兵の
怒号が飛ぶ。ようやく乗船開始の命令が降り、みなが桟橋を渡り始める。足枷の鉄鎖の音が
ひびく。
下甲板の獄房は、上下二段の寝板が、中央に頭をむけた形で両側に並ぶ。枕も毛布もない。
寝台とは呼べない代物だ。
4日目にペルミに着くと、山岳鉄道に乗り換え、ウラル山脈を越え、エカテリンブルクに向かう。
エカテリンブルクに着くと、エタープ(流刑者用中継宿)で一夜を過ごした。
ここからは徒歩である。担当官の「整列!進め!」の号令で、灰色の集団は歩き出した。
街道を鉄鎖を鳴らしながら囚人の隊列は進みむ。途中、馬車や隊商とすれちがうこともある。
十露里ほど歩くと、小休止を許される。3日目に、囚人たちの隊列は立ち止まった。
そこには大きな白い石柱が立っていた。
(ここがヨーロッパとアジアの境界か・・・)
アレクセイは思った。囚人たちが、すすり泣きながら、ヨーロッパ側の土を手ですくい、
布にくるんでいた。囚人たちの中には、石柱のそばに行き、別れの言葉や人の名前を
釘やナイフで刻み付けるものもいた。アレクも石柱に短い言葉を刻んだ。
〈さらばだ、ユリウス〉
THE END
683 :
葱坊主:2008/07/23(水) 19:14:53 ID:???
申し訳ありません、またも679-681に、“葱坊主”の名前を入れ忘れてしまいました orz
クレクレ君で恐縮ですが、どなたかポーランドの画家アレクサンデル・ソハチェフスキの
描いた、「ヨーロッパへの別れ」という絵の画像を貼ってくれる方はいませんか?
ヨーロッパとアジアの境界を示す標識柱の傍らで、シベリア送りの囚人たちが
ひざまずき、嘆息し、絶望の涙を流しているという作品です。
「アレクサンデル・ソハチェフスキ」、「ヨーロッパへの別れ」・・でググっても無く、
「ポーランドの画家」でwikiっテもその人の名前が出てこなかっタ...
力になりタイが、どうしたラいいだろ...
ごめんナ。
(葱に相手にされたくテ取り入ろうと必死なДより)
(SSサンキュ!!読んでくるゼ!)
686 :
葱坊主:2008/07/23(水) 19:58:10 ID:???
>>684 いいえ、こちらこそ厚かましいお願いを…
ところで、ニジンスキーは『牧神の午後』で、牧神が水浴びに来たニンフたちを
見て発情し、彼女たちが去った後に残されたショールの上に横たわりオ○ニー
するという振り付けが、パリで物議をかもしましたっけ。
687 :
684:2008/07/23(水) 19:58:17 ID:???
あっ、アンカーは
683宛てデス!
688 :
葱坊主:2008/07/23(水) 20:01:46 ID:???
>>685 おおーーーーーーーーーーーっ、これです、ありがとうございます。
ネット上でいくら検索しても見つからなかったんです!
ソハチェフスキ自身、帝政ロシアからの独立を目指した一月蜂起(1863年)に
参加してシベリア送りになった人物です。
689 :
レオニー怒:2008/07/23(水) 23:52:50 ID:???
690 :
アレクセイ:2008/07/24(木) 00:03:24 ID:???
>>676 おいw
(やっぱりな、と言っておこう)
691 :
アレクセイ:2008/07/24(木) 00:13:33 ID:???
>>679-682 葱坊主GJ!
>さらばだ、ユリウス
原作のおれだと読者を引かせた例のベートーヴェンの言葉丸写しを刻みそうだな。
そういえばおれの担当は昔、おれが囚人として髪の毛を片側半分剃られるかも知れんと
本気で心配しながら読み進んでいたんだぜ。
(少女漫画だからそこまでやる筈はないんだが、ファンってやつは心配性なんだ)
その石碑、TVなんかでよく見かけるが、Google Earthでは確認できるだろうか。
692 :
レオニー怒:2008/07/24(木) 00:15:23 ID:???
>>686 バレエに興味があるのか?
それならここではなくロシア支局で関東軍と熱く語るがいい。
動画があれば紹介したまえ。
>>677 一番親しい男、信用し、それなりに憎からず思っている男から強引にされるのって萌えかもw
さかしまに山より水のあふれ来し 驚きおして我は抱かる・・・ってのがあるもんね。
>>693訂正
×驚きおして
○驚きをして
(連投 糸冬 了 )
>>691 あの石碑はエカテリンブルクEkaterinburgとチュメニTyumenの間にあるそうで。
696 :
アレクセイ:2008/07/24(木) 00:30:57 ID:???
>>695 ありがとう、後で探してみるよ。
見付けられたら座標を貼ってやる。
697 :
葱坊主:2008/07/24(木) 00:34:23 ID:???
>>692 いえ、バレエに関してはまったくの素人です。
たまたまロシア関連ということで話題にのぼせましたが (^^;)
698 :
アレクセイ:2008/07/24(木) 00:40:44 ID:???
シベリア鉄道というのは枕木の数だけ犠牲者が・・・テラコワス
こんばんは
地震のあった地域の方怖かったですね。東○も結構揺れました。
葱坊主さんGJです。
記憶があったら、物凄く辛いシーンですね〜。
(完全ユリ視点の感想で、アレク関係なしですねw)
>>697
そんなあなたに無理やりw
牧神の午後
http://jp.youtube.com/watch?v=uFRUK2SVeQc バレエ好きにも?な内容です・・w(多分全部見るのは辛いと思いマス)
(クラ担さん、ニンフ役がピエトラガラだと思う〜)
このダンサーの牧神去年見たんですけど物凄い眼力で、失神しそうでしたw
もう50代半ばだというのにスタイルもそのままでした。
>>699 アメリカの大陸横断鉄道や、旧日本軍がつくった泰緬鉄道もそうだったお。
702 :
RON:2008/07/24(木) 01:03:38 ID:???
>>700 こんばんは〜
あの揺れは地震だったのね!
我が家だけが揺れているのかと思いました〜
>>700 地震があったのか、知らなかったぜ、ありがとうよ。
震度6強か・・・。
あの大柄で荒削り(ダイナミックともいうがw)なオデットのピエトラガラかァ。
ちょっくら見てくる。
(50歳・・・プリセツカヤ並みになるかもな)
>>701 クワイ河マーチを・・・(←俗物)
704 :
RON:2008/07/24(木) 01:13:45 ID:???
>>679-682 葱さま!
ご馳走様です。携帯なので感想が書き辛いです。(PCでも大して変わりませんが…)
アク禁が解けた暁には亀レスを書き込みさせて頂きます〜
705 :
葱坊主:2008/07/24(木) 01:17:30 ID:???
>>700 見ました!凄い!
ちなみに1912年に『牧神の午後』がパリで初演されたときには、『ル・フィガロ』が、
「観客はあの常軌を逸した見世物に、憤慨しているに違いない…卑猥で野獣的な
動きを見せ、露骨にみだらな身振りをする、好色な牧神」
と書き立てています。一方で、ロダンは『ル・マタン』で、
「ニジンスキーが踊った役の中で、もっとも注目すべきものは最新作の牧神の
役である、もはやそこには跳躍はなく、半意識的な獣のような身振りとポーズしかない。
彼は横たわり、肘をついて寝そべり、膝を曲げて歩き、伸び上がり、前進し、
後ずさり、時にはゆっくりと、時には痙攣のように、角張った動きを繰り広げる…
私はこうした高貴な努力全体が理解されることを希望している」
と書きました。
ディアギレフもこの作品が古典バレエの規範を外れていることと、動物的な
エロティシズムの匂いに驚いていたようですけどね。
>>700 見てきたぞ。
牧神は少年という設定なのか?若い血気盛んさにむしろ好感を覚えたくらいだ。
ニンフのたおやかな動きと対象の妙も面白かった。
(背景の絵、シーレか・・)
すまん、50歳って牧神のほうだな。
>>702 >我が家だけが揺れているのかと
結構長く揺れましたケドw
>>705 あ、観ていただけたw
私だって歴史に残る作品だから・・と言われなければ
大混乱すると思いますよw 当時の上流階級の方々にはさぞかし・・
天上的な世界の反対ですもんね。跳躍で有名になったニジンスキーなのに。
>>706 最初に一人でいるところとか、あのニンフへの露骨な興味の示し方とか・・
子供っぽいですよね。牧神だから・・いくつか分かりませんがw
少年でしょうね〜
>>707 そうですw
フランス人の父とベトナム人の母を持つハーフでエキゾチックな人です。
>>707 舞台美術はレオン・バクストというロシア人だったと思います。
710 :
709:2008/07/24(木) 02:11:58 ID:???
アンカー
>>706の間違いでした・・
地震で目が覚めたんですが・・寝ないとw
では、皆様お休みなさ〜い
関東
眼力、もう少しいい画質で顔を見たいもんだ。
ダー担とイザ担と同志粗忽者を待っていたんだが、来ないようだな。
粗忽者は心変わりを恥じて今度はネヴァ河で水垢離か?w
>>710 おう、おれもそろそろ寝るかw
712 :
Д:2008/07/24(木) 23:26:45 ID:???
>>711 昨日は帰っテこず、遅くまでごめんナ!!
同志粗忽者も姿を現さないケド、
どうしたっテいうんだろナ...
スリコギも災難だっタし、アク禁くらってル住人も多いし...。
みンな元気で支局に集まっテるぜw
(イム・ドンヒョクと13万字紹介のの動画見タぜ。
すごく丁寧なノクターンだし、手が真っ白で綺麗だな。
ロシアの風景も、美しいぜ。)
こんばんは
皆さん、ロシアかしら?
私は要塞スレにお邪魔してました。
>>711>>712 昨日は14時間睡眠してしまって来られなかったw(ρ.-)
動画の嵐ですね。また週末にバイカル視察に逝ってけなければ。。。
(追いつかない〜)
(一旦落ちます)あ、粗忽者です
誤爆してたらゴメンナサイ!
714 :
Д:2008/07/25(金) 00:03:32 ID:???
>>686 >パリで物議をかもしましたっけ。
ごめン俺、バレエ鑑賞には暗いんダw
関東軍とかの影響で最近興味出てきたとこw
>>713 おお...元気だっタか!
PCもきっトお前の不運を背負って身代わりに...
そのおかげでお前は今元気でこうして...
715 :
アレクセイ:2008/07/25(金) 00:14:59 ID:???
>>711 ダー担、おれはショパンの「別れの曲」がたいしていいと思わねえんだが、
感動出来そうな演奏を知っているならまた紹介してくれないか?
(ガヴリーロフ、あいつはショパンに向いてない)
>>713 同志(なのか?今や)粗忽者、
14時間睡眠だと?(呆)
おれより11時間も多く寝やがって、目ん玉腐っちまうぞ!
>>715 >別れの曲
とりあえず弾くと、ピアノしテない人達に受けがいいナ。(メジャーってことで、か?)
俺もショパンはけっこうマイナーな曲に感動したりスるからナ...w
ポリーニのも、サラっと流してる感じでイマイチだっタ。
RONあたりならいい弾き手を紹介しテくれるかも?
ガウ゛リーロフって例えば何に向いてルの?
俺の勝手な想像では、プロコあたり?
(バテ気味なンだろう?いつ寝落ちしテもいいぜ。)
>>715 アレクセイ…!
時をつなぐ記憶の糸がどんなに断ちきれているとしても
僕が君を愛さなくなるなんて…
心変りなんかするはずがないじゃないか…!
(3時間睡眠…大丈夫ですか?ちゃんと眠ってくださいね。)
718 :
クラウス:2008/07/25(金) 01:00:15 ID:???
>>716 >別れの曲
何だお前も好きじゃないのかよw
ガヴは「重戦車ピアニスト」だから「しっとり系」は全滅だな。
具体的に何に向いてるかと聞かれるとおれも困る。
おう、プロコやスクリャービンは合ってるぜ。(が、おれの好みの作曲家ではないorz)
バッハなんか意外と面白く聴かせるらしい.
葱坊主紹介のサイトにラフマP協2番がある。(おれの持ってるCDとは違う音源だが)
例のサビの部分の「語尾」(?)に、ホロヴィッツゆずりの独特のアクセント付けがあって面白いぜ。
719 :
Д:2008/07/25(金) 01:10:23 ID:???
>>718 葱の動画の紹介サンキュ。
まタゆっくり聞いてみルぜ。
スクリャービンはキーシンの演奏に痺れタけど、
あまりメジャーでないのは、
子どもにも弾ける、エリーゼのために、みたいな簡単な曲が無いからかナ。
ユリウス(?)お疲れ!w
アレクとお幸せに...!
と言いつつ俺は...
>>714 そーだったんですねw
身代わりになってくれた…ホントは私が爆破されてたって事ですね!orz
(チョッと気が楽になった…)
721 :
アレクセイ:2008/07/25(金) 01:11:59 ID:???
>>717 ・・悪かった・・・。
だが、ここに来た者達がどんなに早く心変わりするか・・・・嫌と言うほど見てきている。
お前は例外だと言い切れないのがこのスレの恐ろしいところなんだ。
それよりユリウス、よくベルリン川から帰って来てくれた・・・!
(抱きしめる)
(長く寝たいんだが4時近くにならないと寝れないんだよorz)
722 :
レオ:2008/07/25(金) 01:12:50 ID:???
ユリウス、暑さで眠れないのか?
夜着が暑苦しいか・・・?
ボソ(同志粗忽者のユリウスのコテがイザ担ユリ風に「ユリウス(粗)」だったら困るw)
724 :
ユスユリ:2008/07/25(金) 01:23:33 ID:???
>>722 ・・・・・・・・。
(もっと熱くされそうで返答が出来ない)
725 :
クラウス:2008/07/25(金) 01:29:20 ID:???
アレクセイ、もう僕の気持ちを疑うなんてしないでくれるね…
でも体を壊してしまわないか心配だよ…
無理はしないでほしいんだ。
(どうやら上書き機能がないみたいです私。レオさま、ごめんなさいベルリン川に帰りますっ!)
アク禁、PC爆破、スクーターあぼーん・・・一応厄払いをしとく。
△ △
塩 塩
729 :
レオ:2008/07/25(金) 01:38:32 ID:???
>>724 私が側に居ては暑いばかりだな。
すまなかった。
(窓を薄く開けると踵を返し、振り返らずに退室する。)
730 :
クラウス:2008/07/25(金) 01:40:10 ID:???
>>727 封印だと?
ばかたれ!いい加減自分のなりきりの才能に気づかねえか。
731 :
RON:2008/07/25(金) 01:40:18 ID:???
おこんばんは〜
>>715>>716 『別れの曲』ですか……
私、バックハウスのショパンのエチュード集を持っているんですけど、ホロヴィッツよりいいですよ……
>>728 お祓いだ。。。!
ありがたや〜、ありがたや〜。
厄がおちますよぉに…
3スレと住人さんに更なる繁栄がもたらされますように。。。
733 :
ユスユリ:2008/07/25(金) 01:50:27 ID:???
>>729 (出て行ったレオニードの後姿の残像に)
ち・・違うのに・・・・。レオニード・・・。
(彼に乱れさせられるのが恥ずかしい半面、それを期待していた自分に気づき呆然)
734 :
Д:2008/07/25(金) 01:55:25 ID:???
>>725 ダーに似合うチェロ...前からふっテくれテたのにごめンな。
エルガーのチェロ協奏曲の冒頭なンかも好きだ。
でも本当は、無伴奏のソロで見つけたいが、まダこれといっタのがないぜ。
>>726 GJ!!すっごく上手い...!!
>>731 おおっ!
最近お前も昼夜逆転しテるみたいダなw
バテるなよ。
バックハウスか...サンキュ!
735 :
粗忽者:2008/07/25(金) 02:08:47 ID:???
>>730>>734 ・・・・・ゴ・・ボッ(水垢離中byベルリン)
>>731 RONさん〜こんばんはw
携帯、無理しないでくださいね〜(私は親指が変形しそうですよw)
736 :
クラウス:2008/07/25(金) 02:10:35 ID:???
>>734 >無伴奏のソロ
なぜピアノ伴奏がついたら駄目なんだ(わからん奴だw)
>>731 ホロヴィッツよりいい、って何やら消極的だな。
(携帯組、破産しないように気をつけろw)
737 :
粗忽者:2008/07/25(金) 02:29:26 ID:???
皆さんはバレエとクラシックに夢中かなw。ゆっくり楽しんでくださいね。
昨日あんなに寝たのに…スミマセン、お先に失礼させていただきます。
皆さんもムリしないでくださいね、夏バテにならないよぉに〜〜(要塞によってから眠ります)
おやすみなさーい
>>737 おやすみなさ〜い
携帯から、超GJでした!ユリウス素敵w
私はもうトロクて流れに・・
ロシアではひどい○○ーをしかも誤爆してしまった・・orz
739 :
RON:2008/07/25(金) 02:48:30 ID:???
関東軍さん、夜中までみんなからの質問攻めの返信&○○○ーお疲れさま!
みんなを質問の鬼&バレエ中毒にさせる説得力と、
猛暑にも勝る熱い語り、作品に対する思い入れがすっごく素敵だったよ!!
そんな関東軍さんのダーウ゛ィトなりきりや、SSがまた見たいな・・・。
(関東軍さんのレスは、いつもふんわりした優しさが滲み出てる・・・)
遅くまで盛り上がった住人さんたちもお疲れさま!
アク禁組さん達、早く解除になりますように・・・。
(バレエ中毒になりかけ&クレクレ厨化)
741 :
葱坊主:2008/07/25(金) 19:59:58 ID:???
>>741 いたいた、来るのを待ってたんだ。
葱坊主にちょっと教えてもらいことがあるんだ。
ニコライ二世の時代に、有名な皮肉屋のフランス大使がいただろう。
そいつの名前がどうしても思い出せないんだよ。
>フィギュアスケート
アイスダンスより男子シングルが好きだ。
(高橋選手は同郷なんだ)
プルシェンコなんかより余程表現力があると思ったヤグディン(「仮面の男」。「グラディエーター」もあったか)、
古いところだとウルマノフが印象的だった。
両方とも名前がアレクセイだなw
743 :
葱坊主:2008/07/25(金) 20:29:40 ID:???
744 :
742:2008/07/25(金) 20:33:30 ID:???
おっと、露仏ペアのアニシナ&ペーゼラは好きだった。
>>743 おお!早速ありがとうよ。
パレオログ・・・そんな名前だったのか。
そう言えばそうだったような・・・。
(よっぽど激しく忘れてるらしい、ピンと来ないorz)
(動画もありがとう、今から見てくるぜ)
746 :
Д:2008/07/25(金) 21:12:32 ID:???
>>741 スケートではないけド、
小学生の時バルセロナ五輪で知った、
ロシアの体操選手、ボギンスカヤっていう人が印象的だっタ。
後でロシア支局に動画貼っておくぜ。
>>742 こんばんは。
夏バテ、少しは軽減しタかい?
747 :
葱坊主:2008/07/25(金) 21:21:08 ID:???
>>746 ボギンスカヤ、わたしも覚えてます。あとはシュシュノワ、オメリヤンチク、
ユルチェンコも。
748 :
Д:2008/07/25(金) 21:23:39 ID:???
>>747 体操選手にしテは大柄なンだよね。
小菅真理とかすっごく小さかった記憶が...
>>746 よう、ダー担!
>夏バテ
心配させて悪かった。
明日は土曜日だってことで元気になってるぜ。
体操、ホルキナって奴もいたっけ。
>>749 よかっタよかっタ!
ホルキナはかわいらしイ、
ボギンスカヤはエキゾチックで個性的な印象的ダ。
>>750 ボギンスカヤは大柄でクールでプライドが高そうで、
おまけに三白眼だったか?
大柄なほうが演技がダイナミックに見えていいよな。
曲飛行する飛行機だって軽量機より
全長22メートルの「鶴」のほうが迫力があって見栄えが・・・(←そこに持っていくかw)
753 :
Д:2008/07/25(金) 21:54:27 ID:???
>>751 おおっ、サンキュ...!
やっぱ個性的で大胆でおもしろい!クラウスの演奏のよう...?
>>752 おそらクそうだろうナ。
そこに持っていってよしw
754 :
葱坊主:2008/07/25(金) 22:23:45 ID:???
《思想》 (エロ要素なし)
第一次ロシア革命が終結し、ドゥーマ(国会)が開かれた後も、相変わらず政府要人の
暗殺は続いた。モスクワ蜂起の鎮圧者ミン将軍が銃撃され、アプカテル島の
ストルイピン首相の別荘には爆弾が投げ込まれた。
ある日、レオニードは、ユリウスに、これからは新聞・雑誌・書物を自由に読んでいいし、
彼女が望むなら家庭教師もつけてやると言い渡した。
ユリウスはレオニードに、
「政治というからには、革命家たちの思想について学んでもかまわないの?」
と尋ねてみた。レオニードは、
「かまわぬ。おまえもいつまでも子供のままでいるわけにはいかぬ。そろそろ政治について
学んでもいいころだろう」
と答えた。
(いったい、どういう心境の変化だろう・・・)
と思いながら、ユリウスは彼の顔を見つめていた。
レオニードの許可がおりてから、ユリウスはユスーポフ邸で、ロシアの政治や歴史について
貪るように学んでいた。
とくに彼女が知りたかったのは、クラウスを革命の道に進ませた思想についてだった。
それらを学べば、彼に少しでも近づけるような気がしたのだ。
フリードリヒ・エンゲルス、カール・マルクス、ミハイル・バクーニン、セルゲイ・ネチャーエフ、
ウラジーミル・レーニン、レフ・トロツキーなどの著作を片っ端から読んでみた。
思想家によって多少の違いはあるが、彼らの考えはおおむね次のようなものだった。
「プロレタリアは既存の大勢を破壊し、共産主義を建設する。一斉蜂起の後、労働者たちが
一体となって、私有財産のない明るい未来の建設を始める。所有という枷を失った
人々は自由になり、男女関係のかたちも変わる。共産主義が普及すれば階級闘争は
なくなり、世界から戦争も消滅する。革命を成功させるためには暴力手段や武力闘争も
辞さない。革命の後、世界はその咽喉をしめつけていたくびきから解放され、新しい時代の
夜明けが来る」
755 :
葱坊主:2008/07/25(金) 22:24:18 ID:???
彼女は一度、家庭教師に質問してみた。
「先生、祖国を愛し、人々を苦しみから解放したいと願っている革命家たちが、なぜ
テロルに走ってしまうのでしょう?」
彼は次のように答えた。
「ユリウス様、『むかしから愛は独裁君主と言われている』というソクラテスの言葉を
ご存知ですかな?愛は善を欲するものですが、その愛がいつの間にか悪に奉仕する
こともあるのです。これらの思想は、彼らの虚栄心や野心に訴え、あるいは正義感や
専制を憎む気持ちにも訴えます。これらに取り憑かれた人間には、節度や懐疑主義への
訴えが、臆病さや気弱さに見えてしまうのです」
「ねえ先生、先生はドミートリィとアレクセイのミハイロフ兄弟をご存知ですか?
ドミートリィは皇帝への反逆が露見して処刑されたとか・・・」
「もちろん知っています。この国では有名な事件ですからな」
「名門貴族の家に生まれた彼らが、なぜ革命運動などに・・・」
「わたしの知り合いにきいた噂では、どうもドミートリィは、ミハイロフ家に出入り
していた家庭教師から革命思想を吹き込まれたらしい。だとしたら、その家庭教師も
罪なことをしたものです」
「彼はなぜそんなことを・・・」
「こういう類の知識人は、自分自身の情熱を制御できないのです。そして若者たちの
うちの聡明で勇気にあふれる者たちを発奮させ、政治活動に転じさせます。わたしの
知っているある事件をお話しましょう。
あるとき、革命家たちが、パヴロフスク軍学校で学ぶ一人の青年をオルグすることに
成功しました。
『パヴロフスク軍学校が、君に何を約束してくれるというのだ?提供されるのは、
地方から来た縁故もない若い士官が追いやられる遠方の部隊、日々の退屈な
軍事教練、トランプ賭博、放蕩、大酒といったところだろう。革命家の生活は
まったく別だ。そこには、地下のアジトや秘密の暗号といった危険に満ちた生活と、
未来の勝利への信仰がある。その未来の勝利が、きみを栄光の高みへと運んで
くれるのだ。民衆の解放というきわめて高潔な目的が、きみを学友たちより一段
高い存在にしてくれる。若者にとってこれより重要なことがありうるだろうか!?』
こうやって革命思想を説かれるうちに、彼は“同志”のひとりになりました。
そして軍でスパイ活動をしているうちにそれが露見して処刑されましたが。
若者というのは、往々にしてこういう情熱に取り憑かれやすいのです」
「・・・ぼくには、革命家たちの思考というのがいまだによく理解できません」
「・・・ユリウス様、愛は人を狂気に引きずりこむものなのです。恋人への愛だけではなく、
祖国への愛、人々への愛、知恵への愛。」
756 :
葱坊主:2008/07/25(金) 22:24:56 ID:???
家庭教師が帰った後、レオニードが偶然、ユリウスの勉強部屋を訪れた。机の上に
積み重ねられた書物を見て、
「ふん・・・社会主義者や革命家どもの著作か・・・」
といった。ユリウスが、
「ユスーポフ侯、あなたはこれらの著作を読んだことがあるの?」
と聞いてみると、意外なことに、
「読んだ」
という返事が返ってきた。彼はしばらく葉巻を吸いながら部屋の中を歩き回っていたが、
やがて、誰に言い聞かせるともなく、次のようなことをつぶやいた。
「わたしとやつらとの間には隔たりがあるのに、わたしはこれらの思想家に心惹かれるのを
感じる・・・やつらは相互に異なっているから、惹かれかたはさまざまだが。だが心惹かれる
からといって、それがやがて愛に変わることだけは決してない。あたかもわたしは、
気高い精神をよりよい力のために用いてくれとやつらに懇願したいかのようなのだ。
偉大な精神が愛の対象となるのは、精神の中で働く力そのものに高貴な性格が
宿っている場合だけだ」
「・・・!」
レオニードが、こんなふうに心中を吐露するのはめったにないことだった。
ユリウスが呆然としていると、彼はさっさとドアを閉めて出て行った。
(※レオニードの最後のセリフは、カール・ヤスパースがハイデガーその他の
思想家たちについて述べていることのパクリです)
THE END
757 :
Д:2008/07/25(金) 22:43:37 ID:???
>>754-756 今回もすごいナ...!
まだまだ続きそうデ楽しみダぜ。
葱GJ!!
ちょっと聞いてみタかっタんだけド、
シベリアスレや、叩きスレにもたくさん書き込んでルよね?
もしかシて、13万字のように 、
今、リアの交遊関係から何から、完全に断絶させテ、オル一筋なの...?
(つまり、次から次へと斬新なSSが思いつけルことが羨ましいっテことデスw)
(どうか、スルーしないで..!w)
758 :
葱坊主:2008/07/25(金) 22:54:41 ID:???
>リアの交遊関係から何から、完全に断絶させテ、オル一筋なの...?
いえ、そんなことはありません、これでも一応仕事はしていますw
(自宅でPCを使ってする仕事だとだけ言っておきます)
交遊関係は…親戚と、近所の人ぐらいしか付き合いがないですね。
759 :
Д:2008/07/25(金) 22:57:44 ID:???
>>758 おお...返事が!ありガとう!!
(なンか異様に感動しテいる。)
その親戚も、オル窓を知ってル?
>>754-756 葱坊主GJ!
夏バテの煮えた脳みそには最後の部分が解り難かったぜ。
その「愛」は文字通りの「愛」ではなくて
聖書の「汝の敵を愛せ」の愛、(大体、愛した時点で対象は敵ではない)
つまり「尊重し大事に思う」の意味で解釈すれば、
ユスーポフのおっさんの言ってる事がが解りやすいかもな。
ところで例の石碑、まだ見つからねえorz
(お二人さんごゆっくり。風呂落ちしてくる)
761 :
葱坊主:2008/07/25(金) 23:17:36 ID:???
>>761 >ブレオブランジェンスキー連隊
歌詞も見て来たぜ。
セミヨノフスキー連隊と並ぶ連隊で、
発端はブレオブラジェンスコエ村とセミョーノフ村から集まった少年達の、
「戦争ごっこ」らしいナ。
(以前、セミヨノフスキーをググッたら、まさにここのなりきりスレ一件だけがヒットしテ笑ったぜw)
Д
>>760 さすが解釈がちがう..w
革命家を尊重するバージョンのレオ...
新しいナ。
(ごゆっくり♪)
亀ですが…
フィギュアも体操も好きっ!絶対にみてしまうんですよ〜。
ボギンスカヤ!懐かしい。気迫バリバリの余り笑わない子だった記憶が…(うろ覚えw)アトランタとかでしたか?
露国と米国との手に汗にぎる接戦があったのも…強烈な印象か残ったけど、いつの事だったかしら。。。?
葱坊主さん、ホントにたくさんの作品が降りてくるのですね。続き楽しみに待ってますね〜
(こんばんは。皆さーん、がんばって夏バテ乗り越えましょうねぇ〜。ふぅぅ…携帯、繋がり憎くいw!アンカー付けてないです、ごめんなさい。)
粗忽者
765 :
RON:2008/07/26(土) 00:46:29 ID:???
(いまだアク禁解けず……(T_T) )
こんばんは〜です。
>>754-756 葱さま
原作でのレオ様は、「馬鹿な革命家共」の様な事を言っていましたが、葱さまの聡明なレオ様は、自分とは違う価値観や思想を受け入れなくとも、認めていたのですね…。
素敵です!
766 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 00:51:32 ID:???
よし、イザ担以外は全員来たな。
ところでお前たち、
オリンピックで日本の次に応援する国は勿論ロシアだろうな?
(関東とダー担はドイツか?)
おっとすまん、関東軍がまだだった。
あいつ、ゆうべの○○ニー三昧で疲れちまったかw
>>767 (只今、帰還いたしましたw)
葱さま(便乗w)
ユリウスに家庭教師をつけたり、革命思想について興味を持ったりしても
無問題な、心の広いレオ様ですね。GJ!
私もフィギュアスケート好きです。
いっとき転倒するのが見たくなくて、アイスダンスが好きでしたw
体操と新体操はオリンピックのときだけ見ますw 名前まで覚えてる人はいないですが・・
>>740 ええええ(滝汗)
>>766 ドイツw
>>765 RONさん、アク禁に負けないでね〜っ!
>>766 同志、当然じゃないですか!
(無意識のうちに常にロシアをチェックしてます。)
イザ坦さんと関東さんは暑さでお疲れ…w大丈夫でしょうか?
若しくは宵っ張りだからコレからかな…
770 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 01:27:10 ID:???
同志ウラジーミルの遺体をメンテナンスしている様子がネットで見れるが、
写真で見るそれはまるでミイラだな。
だが照明の技術でむごい現実は誤魔化され、生きて眠ってるかのように見える。
「世界不思議発見」の黒○徹子を見ていてそれを思い出した。
771 :
RON:2008/07/26(土) 01:27:28 ID:???
>>769 励ましのお言葉、有難うございます!
ところで貴女は粗さまですか?
>>768 あ、関東さん!いらしてた…
おかえりなさーい。
昨日は**ニーお疲れさまでした。
私もアイスダンス好きですよ。
フィギュアも体操もバレエが基本と言われますよね。
粗忽者
773 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 01:32:52 ID:???
>>768 (これで本当に全員揃ったな)
遠まわしなあいつがあれほどはっきりと言ってるんだ。
よほどお前にダーなりきりをやって貰いたいらしいぞ。
774 :
粗忽者:2008/07/26(土) 01:38:59 ID:???
>>710 レーニンの…ってモスクワのレーニン廟にあるのですよね。
見たいような怖いような…
(もしも可能ならどちらのサイトか教えて貰えますか。こっそりみたいかも…w)
ト*トちゃんで思い出されるって…orz
>>711 RONさん!そうですよ、粗忽者です。
トロっちいレスでごめんなさいね。携帯は大丈夫かい?
775 :
RON:2008/07/26(土) 01:43:43 ID:???
>>774 >携帯は大丈夫かい?
それが…もうすぐバッテリーが切れそうです。(>_<)
もうロシアに籠っています………
776 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 01:47:55 ID:???
777 :
粗忽者:2008/07/26(土) 02:02:50 ID:???
>>775 うん、うん、そうだね。ムリしないで〜
パケ代も気をつけてね。私の今現在の料金は8万ですよ。定額だから平気だけど、恐ろしいw
私は充電しながらやってます。でも、夜の間にしっかり充電しきれてなくて夕方には電池切れちゃう始末でつ。。。。
>>775 同志、恐れ入ります。
週末に拝見してまいります。我々の偉大なる指導者ですよね。(お手数掛けました。怖くはないですよね。。。)
778 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 02:09:54 ID:???
>>777 >怖くはないですよね。。。
もう古い遺体だから生々しさはそれほど無いと思うぜ。
イタリア・オーストリア国境付近のアルプスで見つかったアイスマンほどではないが。
イザ坦さんもいらっしゃいましたね〜(こんばんはー。アク禁、お疲れさまです。)
ところでダー様はいずこに…?
>>778 薄目からはじめて見ます。ドキドキ(ありがとぉございます)
アイスマンって雪男?(すんごい無知…)
チョッと要塞行ってきます。
780 :
アレクセイ:2008/07/26(土) 02:35:04 ID:???
>>779 >アイスマン
温暖化で融けたアルプスの氷河から一人の男の遺体が見つかったんだ。
最初、遭難した登山者だと思われていたが、所持品がどうにも理解に苦しむものばかりで
よくよく調べると5000年前の人間だということがわかって大騒動になったってわけだ。
(気をつけて行って来い。おれは先に寝るぞ)
あ、同志アレクセイ
どぞおやすみください。
アイスマンって5000年前の方…すごい、地球って。。。w
解説ありがとうございました。調べてみます。
(北海道の大雪山で遺体と遭遇した知り合いがおります。。。)
一番の宵っ張りは私だったみたいですね。
なんて時間…おやすみなさいませ。
スリコギさん、
筋肉痛の具合はどうですか?
今日は休みかな?
お大事に・・・。
《ある朝の別れ》
「今回の任務はかなり長引くだろう。2ヶ月ぐらいはこの邸に戻れぬな」
「行かないで・・・あなたがいないとぼくは・・・」
レオニードはしばらくユリウスの髪をかきあげながら彼女の顔を見つめていたが、
やがていきなり彼女を部屋の中央の丸テーブルの上に押し倒すと、ズボンと下着を
脱がせ、ブラウスのボタンをひとつひとつはずしていった。
ブラウスの前を大きく開くと、彼はユリウスの下腹部に顔を埋め、それと同時に
左手を伸ばして、彼女の乳房に這わせた。指先で微妙に、乳房の先端に触れると、
たちまち乳首が凝固して、ユリウスは「ああっ」と声を上げた。一方、レオニードは
右手の指を彼女の蜜の壺に浅く沈め、探るように動かした。再びユリウスの甘い
声が大きくなった。
彼は指の動きを止めると、彼女のピンク色の突起を捉え、柔らかくそれを吸った。
ユリウスは無意識のうちに、背中を弓なりにさせて、腰を浮かせようとしていた。
レオニードはじらすように弱く触れる一方で、適当にアクセントを持たせる。
彼女のそれをそそり立たせるような感じで、彼の舌が回転を始めた。
レオニードがその行為を続けるうちに、彼女の声が高くなっていき、最後に、
「お・・・ねが・・・はや・・・」と言った。
ユリウスの身体の中心に、レオニードのものが押し当てられる。ユリウスは背中を
反らし、腰を上げる。そして彼のものを指で支える。
ユリウスは脚をさらに大きく開いて彼が突いてくるのを待った。レオニードが彼女の
腰を手でつかみ、一気に突いてくる。彼女の身体の中へ彼のものが入ってくる。
レオニードは自分のものを根元まで入れると、ユリウスの腰を抱え上げ、上体を
引き寄せて向かい合わせた。そして下から突き始めた。
ユリウスは声を上げた。彼女の身体の中で彼のものが上下に動いているのが
わかる。彼は動くたびに荒い息を吐き、それがユリウスの喉元に吹き付けられる。
レオニードが体重をかけてきたので、ユリウスはそれを受け、仰向けの姿勢に戻った。
彼は彼女の膝の裏に腕を回し、そして再び挿出を始めた。
レオニードの動きが速さを増し、息が荒くなってきた。ユリウスは声を上げ、彼の動きに
合わせて身体を揺らした。肌を打ち合う音が次第に大きくなっていった。
ユリウスが喘ぎながらレオニードの顔を見ると、彼は彼女の中に自分のものを
入れたまま、放つ最後の一歩手前で自らの快感を逃すまいと、眉間に皺を寄せたまま
硬直していた。次いで彼が「うっ・・・」と声を上げ、彼が果てるのと同時に彼女も
絶頂に達した。
レオニードが彼女から身体を離し、服の乱れを整えている間も、ユリウスはまだ
立ち上がることができなかった。彼が部屋から出て行った後、彼女は、雲の中に
漂っているような気分で、
(ずるいよ・・・あなたは、いつもこういう方法でぼくを黙らせて・・・)
と考えていた。
馬車の中で、レオニードはユリウスと、これまで関わりのあった女たちの
ことを考えていた。
ロシアでは、裕福な家で男の子が青年になると、美しくて純潔な娘を小間使いに
雇い入れたものだった。
この時代には性病が多くの若者たちを破滅させたからである。
飲酒、同性愛、娼家が、近衛士官たちの生活の一部になっていた。
もっともレオニードはそれらの遊びを一通り経験すると、すぐに飽きてしまった。
彼にとって女たちとの情事は一時的な火遊びにすぎなかった。
束の間の愛を交し合ったあと、レオニードの心の中にそれらの愛は何の痕跡も
留めなかった。
女たちの目には、彼は名門貴族出身の凛々しい士官と映っていたであろう。
けれどそれらの女たちはレオニードにとって、どんな意味も持ちはしなかった。
これらの女たちのひとりが自分の人生に、何らかの関わりを持ってくるなど
信じられない。彼にとって女への関心は純粋に官能の領域内でのことだけだった。
妻のアデールに対しても、皇帝に命じられた政略結婚ということで、義務的に
床をともにしていただけだった。
けれどユリウスは、それまで知っていたのとはまったく違う世界をレオニードの
前に開いて見せた。見も心も愛する女と熱く燃えるということが、こんなにも
甘美で、激しいものだとは・・・
THE END
(今、寝起きなんだ、文章が変だったらすまん。合計13時間寝た。
同志粗忽者の睡眠病が感染ったらしい)
>>783 エロネタいいぞいいぞGJGJ!
時代背景を語る時と違い、エロには何となくぎこちなさがあるのが却って葱の匂いがして
読むこっちにはそれも萌え要素だ。
エロ度が毎回急カーブを描いて上昇してるってのもますます期待を大きくさせるぜ。
(しかし多産だな、時期が時期だけにバテないようにしろよ)
ちょっと質問してもいいか?
葱坊主はおれをよくSSに書いてくれるが、おれとユリウスのエロはどうだ?書けそうか?
レオユリ以外無理か、それとも全能で、他のキャラのエロもあるいは将来ってこともありそうか?
もうひとつ、
もしも、万が一だ、共同をやるとしたら、どっちのパートを受け持ちたい?
(晩メシも風呂もこれからなんだ、悪いが書き逃げさせてもらう)
>>728 スリコギのスクーターがあぼーんしたのはワシの呪いのせいかも知れぬのう。。
ワシは自分のために道を開くために右手にスリコギ(w)を持ち、自分が通った
あとを消すために左手に箒を持って、すり鉢に座って移動するのじゃw
>>786 >時代背景を語る時と違い、エロには何となくぎこちなさがあるのが
あはっ、ヤパーリわたしがエロ描写が苦手だってこと、わかります?
>しかし多産だな、時期が時期だけにバテないようにしろよ
今回は以前書きためておいたのを投下しただけなので大丈夫です。
>おれとユリウスのエロはどうだ?書けそうか?
レオユリ以外無理ですw
>共同をやるとしたら、どっちのパートを受け持ちたい?
あえてやるならユリですかねえ…
789 :
Д:2008/07/26(土) 23:12:21 ID:???
葱GJ!!やっぱり最後に歴史になぞらえテるのが葱らしイ!w
俺からも質問いいかい?
一、2ちゃん歴はどのくらい?
ニ、オル熱再燃はいつ頃からで、今回で何度目?
>>787 (ん?と思って、思い出すのに手こずっタ...)
ロシアの昔話に出てくる人か。
三男と“青い目”が最後はめでたくゴールインw
(記憶ウロw)
13時間睡眠お疲れサマ!
頭痛くないか?
>>789 一、2ちゃん歴はどのくらい? >5年。
ニ、オル熱再燃はいつ頃からで、今回で何度目? >2度目。最初に読んだのは
厨房の頃で、2年ぐらい前に古い本の中から取り出して読み返して、今年に
なってから再度ハマった。
>>788 (おお、早速の返事ありがとうよ)
>ヤパーリわたしがエロ描写が苦手
苦手でも楽しんで書いてるのがわかるから、すぐに上達するに決まってるぜ。
おれの担当は最初、露骨な単語が書けなかったが、
共同でレオ役を務めてくれたダー担がちゃんと書いてきたので勇気をもらったんだ。
とは言え今でもキーを打つ指は躊躇してる。(そうは見えないだろうがw)
>レオユリ以外無理
そうか、葱の腕と職人魂をもってしても無理か。
(いや、おれとしては大歓迎なんだぜ。レオユリ以外食わないからな)
ところで、書いてるとムラムラッと来て ガツッ・∵
>>790 ああ、頭は痛くないが、顔が非常にむくんでるぜ。
しかもあんなに寝たのに頭がちっともスッキリしないんだから不思議だ。
(今週はマジで毎日3時間しか寝てなかったからツケが来たんだと思う。
ここでお休みを言ってからも寝ずにあんな事やこんな事をやってるからなw)
794 :
同志粗忽者:2008/07/27(日) 00:37:47 ID:???
こんばんは〜
>>783 葱坊主さん、GJです〜!
たまにはエロって…なんだか、アレク復活やらエロやら皆の期待してるものを次々と応えて頂いてるようで、ホントにありがとうございます。
(どなたですか?アレク期待してないとか言ってんのは…私は期待してるんだもーんっ!)
>>791 横ですが、オル窓って何で再燃するんでしょか?不思議です。
>>786 睡眠病が感染って…
ププッ。。。同志、目は腐ってませんか?
(昼夜逆転…徹夜されたんですか。。。?)
795 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 00:45:40 ID:???
>>794 おう、同志粗忽者。
徹夜・・・毎日寝るのは4時を過ぎる頃だから、
昼夜逆転の素地は出来上がってるな。
これで仕事に行かなければまずい事になる。
だがそういうお前こそゆうべは遅くまで起きてたじゃないか。
寝るのが遅くなったのはやはりここに来るようになってからか?
796 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 00:50:00 ID:???
そういえば葱坊主のユリウス妊娠バージョンSSはあれで完結なのか?
続きを禿げしく読みたいんだが。
797 :
同志粗忽者:2008/07/27(日) 00:56:14 ID:???
同志、今日は以前に仰ってた隅*川に流れついたと言われる金塊(?)を捜しに行ってきました。
大きな爆発音がしたので一瞬身を隠しましたが、
日本では花火というモノらしく夜空を美しく照らしておりました。(人、人、人…何処から集まってくんだか。)
金塊は…途中から忘れちまいました。。。orz
>>795 3〜4時間睡眠でよく身体持ちますね。心配です。
私は朝めっちゃ機嫌悪い奴ですが…夜になると元気だね。ってよく言われます。
ココに来る前から宵っ張り〜w
(川臭いのでサッパリしてきますね。)
798 :
RON:2008/07/27(日) 00:58:14 ID:???
こんばんは〜!(アク禁続いています…)
>>783-785 葱さま、ご馳走様でした〜!
ところでアレユリは駄目なんですか(;_;)
アレクは小僧みたいで素敵ですよ〜
ダメなんておっしゃらずに、是非是非アレユリを……(私は雑食です。)
799 :
粗忽者:2008/07/27(日) 01:04:33 ID:???
>>793 あんな事やこんな事…
気になる〜w
ロシアにRONさん発見〜
こんばんはぁ。
(あぁ、お風呂。。。)
>>796 あ…わたしもコロリと忘れてました。
アレクがユリがユスーポフ邸にいることを知りながら爆破するというストーリーが
不評を買ったのでボツにしたんです。
>>798 未熟な(失礼!)アレクと処女のユリがどうやっていたすのか、チョト想像が
つかないので…
801 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 01:14:50 ID:???
>>794>>797>>798 おい、金塊のことを忘れただと?ばかたれめ、革命家なら花火じゃなくて火花(イスクラ)を見ろ!
(宵っ張りは体質なのか。革命家はともかくここに向いてるぜ)
葱坊主の2ch歴が5年ってのは長いな。
同志は何年だ?RONは今年からか?
おれはまだ1年半だ。
愛犬が死んでネット中毒になったんだが、
2chに来た切っ掛けは「光市母子殺人事件」を色々調べてる時に
弁護団一人一人の経歴はこちら、というリンクを踏んだら飛ばされた先がここの「少年犯罪板」だったってわけだ。
「うわーっ!悪名高い2chだ!犯罪が!ウィルスが!」ってあの時は無茶苦茶緊張したぜ。
802 :
RON:2008/07/27(日) 01:17:57 ID:???
>>799 あら、粗(あら)さん!こんばんは〜
↑
この呼び方、いかがですか?
隅田川、ご苦労様です。私は人混みが苦手です…それでも昔は行ったけれど。花火が終わった後からが地獄でしたね…
脱出するのに、スゴい時間がかかりました。
でも川臭いって、一体どこから観たんでしょうね?
803 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 01:22:33 ID:???
>>800 おお何だ、忘れてたのか。
思い出してくれたなら、言った甲斐があったってもんだ。
(不評?それはおれを書く者の宿命だ。気にするな)
>アレクと処女のユリがどうやっていたすのか
あのなぁ、おれとあいつは作中では曲がりなりにも夫婦だったんだぜ!
(と、アレクなりきりとして立場上一応抗議)
このスレしか見てない奴が原作読んだらびっくりするだろうよ。
805 :
RON:2008/07/27(日) 01:26:50 ID:???
>>800 >想像がつかない…
葱さま、貴女の豊かな脳ミソならば!
諦めないで是非、想像して下さいませ!
で、降りてきたらいつもの様に気前よくSSにして御馳走して下さいね!(懇願)
806 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 01:29:23 ID:???
あ、葱!
ユスーポフ公がアンナ・アンダーソンに「お前達のせいだ!」と掴みかかったエピ、
詳しい事を知ってたら教えてくれ。
今まで読んだ本には載っていなかったんだ。
>>806 >ユスーポフ公がアンナ・アンダーソンに「お前達のせいだ!」と掴みかかったエピ
そのエピソードについてはわたしも知りません(申し訳ない)
808 :
RON:2008/07/27(日) 01:37:39 ID:???
>>801 2ちゃん歴……
3年前に病気の情報収集をしたのが始まりです。
でも携帯での書き込みなんて、今回のアク禁のせいで初めてです。
>>807 葱が知らないってことは・・・誰も知らないんだろうな。
(いや、こっちこそ自分で調べずに人に聞こうという横着人間だから)
>>808 >病気の情報収集
それで・・・ためになる情報は得られたのか?
(書き込みにくければ、ロシア支局に書いてくれればいいぞ)
2時を回っても関東軍が来ないな・・。
花火大会に行ってくたばってるのか?
>>800 私も雑食ですよ〜
アレクユリw…皆さんどして?もし、もし可能なら…葱坊主さん!待ってます!
>>801 イスクラ…やばっ、そうですよね!革命家にあるまじき行為だぁ…orz。ネヴァ河に沈めてください。(アレクに「ばかたれ」って言われたくてわざとヘマしてるかもしれんw粗忽者)
2ch歴は4ヶ月か。。。な。
オル窓熱がフツフツと沸いて来て、サイト見てたら本スレとなりきりに遭遇…
何も判らず飛び込んでしまいました。(無謀な奴ですwそして皆さんには迷惑極まりなし…)
(同志の2ch歴はもっと長いと思ってました。愛犬がきっかけだったのですね。お花を…)
>>802 アラ…魚…ムニエル…
ブラックス、僕のこと食べようとしてるの?!(ま、不味いよ…)
呼びやすいので呼んでくださいなぁ〜(自分でも訳わかんないの〜)
花火は帰りが地獄でした!歩けない、進まない、ぶつかる、足痛い。
なぜか身体がベタベタでしたよw(今はサッパリ〜)
ホントだ、関東さんいらっしゃいませんね。
最近、大本営での夜回りも…寂しいよw
中国の花火と爆竹〜ありがとうございます。
明日はサイト巡り、見てきますね。
813 :
ブラックス:2008/07/27(日) 02:25:45 ID:???
>>811 粗さんから石鹸の香りがするのワン!
ボクも洗って欲しいのワン!
それにしても粗さんはスゴいのワン……
携帯でこれだけの文字を打つのは大変なのワン……
(ボクは犬の指だから苦労しているのワン…)
>>804 動画、見てきたぞ。
中国の花火は小さめだな。テンプレのネヴァ河クルーズの花火もセコいがw
下のやつ、頭の真上で足元で・・
爆竹の束を火の中に投げ込んだのには笑ったぜ。
>>811 おう、戻ってきたな。
(江戸っ子は熱い風呂に入るというが)
2ch歴4ヶ月か。
それにしてはここに馴染むのが早かったじゃないか、なりきりの才能がそうさせるのか・・。
ダー担も言ってるが、早いとこPCを手に入れて本格参加してくれ。
816 :
あら、粗。:2008/07/27(日) 02:40:26 ID:???
>>813 お陰様で親指変形中ですよw
でもダー坦さんの方が速いし、リアSSですよ!恐ろしい指の持ち主です。
(私は誤爆しないようにメールに一旦、書き溜めしてまーす。)
817 :
RON:2008/07/27(日) 02:42:25 ID:???
有難うございます!
でも、その長いURLを直接入力するのですか?
ゴメンなさい……私、アナログ脳なのでサッパリ???なのです。
818 :
ブラックス:2008/07/27(日) 02:47:48 ID:???
>>816 >メールに一旦、書き溜め
意味が分からないのわん……(ToT)
メールに書いたのを転送するのかワン?
RONさん
コピーできないかしら?
URLをコピーして携帯にメールしてみる?
できるのかにゃ?ごめんね〜私も穴ログだよぉ
ごめんなさい説明下手〜
PCにあるURLをコピーしてPCメールから携帯メールへ送る。
携帯メールに届いたURLからサイトへ飛べると思う。。。
どーだろか?
その時、携帯のお気に入りとかにURLを登録しておくと次から楽チン。
821 :
RON:2008/07/27(日) 02:57:49 ID:???
>>819 携帯にメールした後からが、分からないのです〜
携帯メールに送信された本文のURL、クリック出来ないし……困った…
>>821 クリックできない…
ありゃ。困ったな。。。
携帯メールのURLはコピーできるかな?
コピーできるならURLダイレクト入力にペーストして飛んでみる?
ゴメンね亀で
823 :
ブラックス:2008/07/27(日) 03:20:06 ID:???
メールの本文をコピー&ペーストしたら飛べたのワン…
でもそこは…全部、漢字のサイトだったのワン…。°・(>_<)・°。
怖いのワン…
>>818 スレの書き込み用に直接書いてると慌ててしまうので、メールに一度書き込みしておいて保存してるの。
ソレを投下する直前にコピーしてスレ書き込みにペーストしてるんですよ。(だから亀レスが多いし、まとめてのお返事も多いのです。特に要塞用は書き溜めですw)
うわぁ〜スゴイ時間だよ…
携帯ロシアのURLはまた明日ね。
ホントに説明ヘタピでごめんね。
要塞に行ってから眠ります。皆さん、おやすみなさーい
826 :
RON:2008/07/27(日) 03:37:12 ID:???
>>825 私こそ遅くまで付き合わせて本当にゴメンナサイです。
では、お休みなさい……
RONさんへ
携帯から大本営見ることはできますか?
見れるようであれば第39部のレス番号
>>158 クラ坦さんの貼ってくれたロシアのURLがあります。
ソコからなら必ず飛べるはず。。。。と、願う!
トライしてみてね〜
829 :
Д:2008/07/27(日) 05:38:48 ID:???
み、みンな朝までお疲れサマ...!
今から寝ルのか...?
(俺も一年前はこのスレができタ興奮で、すごく宵っぱりだっタ。)
俺は、携帯から寝っ転がっテ葱に質問しテたら
いつのまにか寝てしまっテ...
葱、返信サンキュ!
5年っテ長いナ!
俺はこの夏で2年(クラ担より半年ぐらい早い)、きっかけは、あいのりスレの過去ログをどうしテも見たい、が始まりダったぜ。(しょうもない動機w)
オル再燃は、初読から数年しかタっていなかっタが、
アレクとユリや話の結末がトラウマになっテたから、
それをみンなどう思っテるのか...って思って、
なンとなくサイトとかを読みあさってルうちに、
パロスレが立ってるのを見付けテしまい、
予定外だがパロを書いてみタくなって...が始まりデす。
葱は、2ちゃん用語も顔文字も巧みダし、歴長いのかナとは思ってタ。
本スレやシベリアでも書き込みにすごク特徴あルから、なンとなくいつ頃来たのかもわかっテたぜw
PCでの仕事の方手間に、オルスレに書き込みできルなんて羨ましイが、
体だけはこわさないようにナっ!
宵っぱりじゃ無さそうダし、今のトコは大丈夫かな?
>>829 おう、ダー担じゃないか。お早う、と言いたいが
おれは今から寝るんだ。じゃあな!
>>828>>830 書き込みに失敗したと思って連投しちまった、すまんorz
半分寝てるらしい・・・・。
833 :
814続き:2008/07/27(日) 05:53:26 ID:???
ロシアのURLへ飛べたら、
そのままジャンプ をクリックで見れますからね〜。
ダー坦さん、クラ坦さん!
おはようございます。
(私、完全な中毒ですね…ヤバイ)
834 :
Д:2008/07/27(日) 05:56:19 ID:???
RONへ
俺は、携帯だと前スレの段階で貼られたURL(オルなりきり第○○)を踏んだ後、
すぐ画面メモに保存しテる。
そシたら、次から画面メモ欄から簡単にここに来れるぜ。
もしくは、携帯2ちゃんのトップページで、
PINKっテところをクリック(携帯ダと、2ちゃんとPINKにきっちり分かれテる。)
して、出てきた板名たちの中からキャラサロン(だったよナ...?)をクリックし、
ここのスレ名(「オル」、だけデも十分ヒットする。)を入力。
いずれにしテも、一度来たら画面メモかブックマークに保存したラ、簡単だゼ。
(PCから携帯にURLを送るのは知らなかっタ...目から鱗ダw)
それから、アク禁は今年入ってから運営の対応遅れテるみたいだから、
長期化の覚悟いると思う。
俺も50日越えたぜ...><
(もし、求めてる内容と違うレスしテたらごめンな。)
じゃ、みンなゆっくり寝てくれ。
今夜はイザ担、関東軍帰ってくるかナ?
(関東軍のことダからどうせ今頃ダー似の男に....
で、突かれル回数が3の倍数と3のつく数字の時だけ...)
じゃナ!
835 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 06:04:34 ID:???
>>833 何だまだ起きてたのか!( ゚д゚)ポカーン
中毒もえらい事になってるな。体壊すぜ!
(お休みー)
あっ、RONが見たかったのはロシア2ちゃんの携帯だっタんだナ...!
失礼...!
それなら、粗の言ってくれた方法か、
URL貼られた時点で踏んで、速攻画面メモ保存が有力かな。
寝惚けテたから上のは読み流しテね。
みんな、じゃナ!
Д
837 :
Д:2008/07/27(日) 06:41:01 ID:???
>>828-835 まだいタのか....呆
>アラン・リックマン
好きだ〜・・!(スレチだけどハリポタのスネイプ先生最高!)
>私、完全な中毒ですね…
コテの誰もが通った道w
お前は、共同欲をくすぐられル女だナ...
へっへっへ...w
みンな早く寝ろよ。
家族が心配すルかも知れネぜ。
>>812 >大本営での夜回り
そんなの・・やりようがありませんですじゃ・・
(だって皆さん朝まで・・・ホントお疲れ様ですw)
粗さんや・・・花火大会・・老人にあの人混みはありえませんのぉ。
私は花火帰りの集団といかに遭遇しないで活動するかに心血を注いでおりますじゃ。
RONさん・・(横ですが)eメールの本文中のURLに飛べない機種があるようです。
>>158のもしくは
>>824のアドレスをクリックしても飛べなかったら・・・
直接入力しかなさそうですが・・漢字のサイト?私は携帯だと大本営がホント繋がらないです・・
葱さま・・
>>783-785 Es schmekt sehr gut!!(ごちそうさまで〜すw) GJ!!
これで、スリコギスカヤ様の精神・体力・精りょ・・ゴホゴホ・・が回復することでありましょう。
>>834 >関東軍のことダからどうせ
ダーヴィト・・君はまたそんなことを!じゃあ・・何かい、どこからか僕を覗いていたとでもいうんだね?
(も・・妄想乙・・もうw)
>>830 全然普段映画を観ないので、アラン・リックマンを知らなかったんですが(恥)
かっこいいですね。声が甘い〜。
映像もすごくキレイで、すんなり入り込めます〜。これから2)を観てきます。
イザ担さ〜ん お疲れでなければ・・富○話して下さいね。期待してマス
SS堪能して動画見てたら遅くなってしまった〜、あせっ
>>783 葱さん、だんだん良くなる法華の太鼓、GJでした!
次回作はぜひ、その「2ヵ月後」をお願いしますw(「妊娠」の続きもよろしければ・・・。)
いつか共同も是非wお相手のレオ様はどなたかな?
>>787 この魔法使いの婆め、よくも〜!!バサーッ(塩)
(明日、大金と引き換えに新車が来ます。でも朝はまた自転車・電車通勤・・・orz年のせいでまだ足が痛いまま。ペダルこぐの苦痛・・)
>>828 すごい綺麗な映像ですね、それで映画でもないのに豪華な宮殿ロケ!300年祭の式典にいるタキシード(?)の男性がユスーポフ公でしょうか?
でも、「鼻血」、怖いですね、命が流れ出ていくのを止められない、、、皇后もラスプしか頼る人がいなかったんですねぇ。
皇帝は気が弱そうな役者さんでピッタリ。皇帝は37歳ぐらい、私よりかな〜り若いのかぁ、フーン…
それにしても皆さん朝までお疲れさまでした!クラ担さんはともかく、新人の方々、頼もしい限りです!(ダークラさん両名の寝惚けっぷりもw)
クラ担さん、あと2週間でお盆休みですヨ。このままだと、完全に昼夜が逆転ですね。(SSしっかり頑張ってくださいね〜w)
住民の皆さん、今回は色々お声かけ有難うございました、感謝感謝でございます。
皆、本当にいい人たちばかりだ、うんうん。(頷く)
S
840 :
RON:2008/07/27(日) 19:20:17 ID:???
(しつこくアク禁中…)
皆さん、まさか徹夜ですか?
>>827 有難うございました!その方法で携帯からロシアに行けました!
そうですよね…
なんで思い付かなかったんでしょう?
あぁ〜頭、固い(∋_∈)
841 :
RON:2008/07/27(日) 19:40:04 ID:???
……携帯でロシアに行きたい!
この件で、粗さんだけでなく関東さんやダー担さんにも気遣わせてしまいました。
皆さんの親切に有難うです!
842 :
RON:2008/07/27(日) 20:10:52 ID:???
>>828 クラ担さん、この映画、面白いですね〜
なんだかラスプーチンのイメージが……
これはアイデンティティーの崩壊です!
まとめてキチンと観てみたいです。
>>828 >アラン・リックマン主演の「ラスプーチン」
いい動画をうpありがとう!
アレクセイ皇太子と4人の皇女たちが遊んでいるシーン、原作にも似たような
場面があったな〜〜
844 :
Д:2008/07/27(日) 23:05:09 ID:???
>>839 よぅ、スリコギ...!!
大本営に復活ウラー!!
新車が来るまでの辛抱ダ、レオ様から与えられタ試練ダと思って熱中症に負けず、耐えろヨ...!
(ところで、レオ様もひどい筋肉痛に悩まされタことあルかな??
だとすればどの箇所...?)
>>828 見たぜ...!ぜひスクリーンで見たいよ、ありガとう!
あンなかっこいいラスプなら、思わずひれ伏しテしまいそうダ...w
止まらない鼻血...怖いな。
(俺も真夏になルとよく鼻血を出すンだけど、
一時期は怖い病気を疑ったりシたぜ...)
(隅○川の花火か...
スケールはぜんぜん違うけど、俺も今日、
木○川の花火行ってきタ!
今日はさすがに徹夜組の出が遅いナw
関東は帰ってくるなり、あっちでひとり○ッチしテた けド、
イザ担も無事に帰ってくルかな?)
暑さの中倒れてしまい、ダー様に抱えられて、
「ば・・・かぁ・・」
って言われたい。
846 :
レオ:2008/07/27(日) 23:22:26 ID:???
>>841 >携帯でロシアに行きたい
そのほう、皆がその理由を知りたがっておるぞ。
むろん、私もだ。
いや、それは聞かぬほうがよいのかも知れぬな。
847 :
粗:2008/07/27(日) 23:25:01 ID:???
>>840>>841 RONさん、繋がってよかったです!
私も気付くの遅かったんです、ごめんなさいでした。
>>834>>838 ダーさま、関東さまもありがとう!
携帯ってなぜか繋がらなかったりとややこしいですね。
(昨日の夜からレス番号やアンカー符がほとんど未来番号なのは私だけでしょうか?
なのでトンチンカンな番号でもご了承くださいな…)
>>828 ラスプーチンと戯れる…
変な想像しちゃったじゃないですかぁ。。。
美しく素敵な映像をありがとうございます。続きを禿げしく希望です。
アラン・リックマン、マジ若い…不思議。ピチピチしてるw
(明け方。。。お疲れ様でございました。
私は5時過ぎに眠りましたよ。。。
でも昼間のサイト巡り中「シベリア鉄道…」で夕方まで爆睡。><)
848 :
レオ:2008/07/27(日) 23:32:13 ID:???
>>847 粗忽よ・・無事に舞い戻ってきて何よりだ。
レス番号の件だが、正しく表示されているように見受けられるが?
何を躊躇しておる?
あれ(ユリウス)は・・・?
849 :
アレクセイ:2008/07/27(日) 23:32:22 ID:???
「ラスプーチン」
怪我さえしなければ出血は大丈夫だと思っていたら、
ガキはよく鼻血を出すことを忘れてたぜ。
リラックスさせて血圧を下げ、出血を止めてるってのも目から鱗だったが、
アレクサンドラ皇后に感情移入したのは今回が初めてだ。カワイソス
>>839 本当にまずいぜ>昼夜逆転
SSは・・・そうだな、盆休みには完成させたい。
ダー担、同志粗忽者、コンバンワ!今朝は乙カレーw
ユス邸の廊下でローラースケートやってレオ様に怒られたい。
>>850 じゃあ、ダー様の部屋のベッドでポンポン跳ねて、
「こらっ♪」
って言われたい。
852 :
レオ:2008/07/27(日) 23:48:58 ID:???
853 :
852:2008/07/27(日) 23:54:09 ID:???
×時もな
○時もだ
おなかいっぱいなのに残しちゃいけないと、ゴハンを必死に食べてるところを
ダー様に「無理して食べなくていいんだよ」って止められたいw
>>852 レオ言葉、「時もな」でもいいんジャマイカw
856 :
覗き変態:2008/07/28(月) 00:05:17 ID:???
やっぱブラックスになって「見学」がいいな。
>>854 それいい!!
でも、ダー様の手料理だからとねばってみるw
するとどうかな?
(ダーファン痛いよ..ダーファン)
>>855 ま、まァなっ!w
私は、鼻の粘膜が弱く鼻かむ度うっすら出血。
あと整理になるとなぜか鼻血が・・w(これでは体から血が無くなる〜って焦った)
ビタミンCを毎日飲みまくったらよくなりました〜
859 :
ユリ…ウス:2008/07/28(月) 00:23:28 ID:???
>>835 ユスーポフ侯、あなたは酷い人だ…僕へのこの手紙はいったい誰に宛てて書いたものだというの…?
(只今、戻りました〜
ユ、ユリウスは…暑いからベルリン川に。。。
レオ様の付けてくれたアンカーは
>>847 で未来になってるの…w皆のも未来の人とお話してる〜ま、いっか?
ごめんなさい亀亀レスだわw)
>>857 >ダー様の手料理だからとねばってみる
(そ。それだったら)
「た・・食べるっ。残さず食べれるからっ!とってもおいしいよっ」
涙目で食事を続けますw
861 :
アレクセイ:2008/07/28(月) 00:28:02 ID:???
>>859 同志粗忽者、おれに向かってユスーポフ侯とは何だ。
(こいつますますあやしいぞ。
おれのファンだという事で簡単に信用しすぎたのかも知れん)
862 :
レオ:2008/07/28(月) 00:33:55 ID:???
>>858 それは深刻であったな。
私の担当はおもに温度の問題であり、唇を流れ、顎を伝うさらりとした感触でようやく気がつくほどに、
不意な出血だ。
のぼせから来るらしいが、頻度の高さに悩まされていた。
室温の高い部屋に居ても同様だった。
処方はまったく同じだ。
863 :
ダー:2008/07/28(月) 00:38:30 ID:???
(
>>860のスプーンと皿をひょいと奪う。
手の届かないほどの高さまで上げてしまい)
僕は幸せものだ。
もう十分さ♪
ありがとうな。
アレクセイ…ひどいよ
>>853 だってコテがレオだぉ。。。
あ・・
(お皿に手を伸ばすも、届かず諦める)
僕こそ・・ホントに幸せなんだよ。
・・ありがとう。
866 :
アレクセイ:2008/07/28(月) 00:57:17 ID:???
>>864 おれもだんだん解らなくなってきたぞ。
おれに向かってユスーポフ侯とは何だ、と言ったのは
お前の
>>859のレス「ユスーポフ侯、あなたは酷い人だ…云々」の宛て先が
>>835のおれの「何だまだ起きてたのか!( ゚д゚)ポカーン」になっていたからだ。
おまけに
「
>>853 だってコテがレオだぉ。。。」
レス番
>>853のコテ、よく見ろよ、「852」だぜ?
867 :
ダー:2008/07/28(月) 01:06:25 ID:???
>>865 (今度はその手首を、ひょいと痛くないほどの加減で掴み、動きを軽く封じると、
皿をテーブルの向こう側へ置き)
ついているよ。
(唇の端についたソースを指先でそっと拭う)
もう少し、幸せにしてもらってもいいか?
(軽く掴んでいた手首を徐々にユリウスの肩のあたりまで降ろし、
指先を絡めるように繋ぎ直すと、
ユリウスの目の高さに、自分の目を合わせた。)
ユリウス・・・
>>859のアンカーが
>>835になっていてよ。(835はアレクセイ・ミハイロフなのよ)
おそらく
>>853(これが兄よ)の誤りね。
で・・肝心の
>>847の未来レスとは
>>848のことを言っていると思うのですが・・
勘違いではw(お手上げ)
あなたはまだ銃弾の傷が癒えていないのよ。お気になさらないことね。
(携帯で大変ですねw)
869 :
レオ:2008/07/28(月) 01:09:48 ID:???
870 :
レオニー怒:2008/07/28(月) 01:11:50 ID:???
871 :
粗:2008/07/28(月) 01:18:24 ID:???
853?
アレクセイ〜、レオさま〜、クラ坦さん〜、ヴェーラさん〜、関東さん〜
もぉ何がなんだかわかりません〜
だってアンカー符が皆ちがってるのです。。。
ぐすん…ごめんなさい。皆を混乱させちゃいました。
>>867 僕は唇のソースを拭われて、恥ずかしくなって顔を伏せた。
ややあって顔を上げてみると目の前にダーヴィトの顔が迫っていて・・
目をそらしたかったけれど・・吸い寄せられるようでそうすることができなかった。
もう少し・・?
少しだけなら・・
873 :
870:2008/07/28(月) 01:19:36 ID:???
ボソ(ダータンの揚げ足を取ったらバチが当たって、今カミソリで指を切ったorz)
874 :
レオ:2008/07/28(月) 01:20:03 ID:???
>>870 起床後、二十時間を経過しているからな、
仕方があるまい。
(と、逃げるw)
875 :
レオ:2008/07/28(月) 01:22:29 ID:???
>>873 ユリウスッ・・早まるな・・!!
(まさかリ○カじゃナイだろうナ...
それとも毛を剃ってタの?←失礼w)
876 :
アレクセイ:2008/07/28(月) 01:23:16 ID:???
>>871 気にするなユリウス。
どいつもこいつもお前の「謎解きゲーム」を楽しめて喜んでるんだ。
>>873 かみそりで〜!すぱーっと〜〜ひいい
わーん。気をつけて下さい!!でも何故いまカミソリを・・?
>>871やけっぱちダ、かわいい...w
かなりウケる..!wがんばれ〜無理するな〜w
>>872 おおっ...こっチもかわいい...w
ようし、待っていろよ。
(大口を叩いてみるw)
Д
879 :
ダー:2008/07/28(月) 01:36:31 ID:???
>>872 もう少だけ?
それじゃあ、もう少し君の顔を近くて見ていたい。
(笑みを浮かべ、顔を少し斜めに傾けながら、
ユリウスの整った鼻筋や睫、左右に分かれた前髪の間から覗き見える白い額、 薔薇のような唇に視線を走らせていく。
徐々に赤みを帯びていく頬にも勿論気付き、それを楽しみながら、少し意地悪な問いかけをしてみる・・・ )
どうしたんだい?
呼吸が早いよ。
食べ過ぎて苦しいのかい?
ごめんな。
作りすぎたよな・・・。
>>875 ○カって・・・○の中には何が入るの?
>>877 靴が足に合ってないのか指の横が少し角質化するから
時々手入れするんだよ〜。
ちょっと手が滑って(手の)人差し指を切っちゃったんだよ〜。イテーヨー
881 :
粗忽者:2008/07/28(月) 01:39:38 ID:???
私は何をやってるのだろか…
やはり粗忽者ですね。
落ち着いてレスします。ごめんなさい。(明日、PCから見てみる謎解き。。。w)
本日、お先致します。
(流れ切ってしまってすみませんでした。ペコリ)
クラ坦さん?カミソリで…?
大丈夫でつか〜?
バンソコどぞっ つ#
>>880 ○スカだ。
(○スト○ットの略。)
演技デもない。
ごめン。
>>880 再レス。
刃物使う時は、画面から完全に目を離せヨ。
それか、高くつくけどオーダーメイドにするか、
買い換えて、足を大事にシロ。
とりあえず、お大事にな。
(血がとまらなかっタら、グリゴ...)
884 :
アレクセイ:2008/07/28(月) 01:50:22 ID:???
>>881 おお、気が利くな。 つ♯
まあ、おれも相当の粗忽者だからな。似たもの「同志」仲良くしようぜ。
>>882 それが出来る奴って痛覚が無いんじゃないのか。
おれはこれっぽっちの傷で伊丹を感じてる・・・。
>>883 アレクセイはアレクセイでもおれは血が止まるアレクセイだから
大丈夫だw
(靴、見た目の格好良さ優先だからつい・・)
885 :
レオ:2008/07/28(月) 01:52:55 ID:???
>>881 携帯電話のせいで、粗忽者にされてはひとたまりも無いな。
そなたは徹夜ゆえ、幻覚を見ているのかもしれぬぞ。
目を大事にしたまえ。
(というコトにさせテもらうぜwじゃナ!)
>>879 さらに少し近づいた、ダーヴィトの瞳の視線が当たっている場所が、鮮明に分かる。
視線が動くたびにその場所が震えるみたいだ。
彼の顔のすぐそばにある、自分の吐息も震えてくるのが分かり
悟られるまいとした矢先に、それを指摘されてしまった。
・・うん。苦しい。
それは、消して食べ過ぎのせいではなかったけれど。
僕はそういって彼から体を離した。
(遅くてすみません。もう2時ですね。この辺りが私の限界かもw)
×消して
○決して
あほだ〜w
>>886 グーッジョブ...!!
すごく楽しかっタぜ...!
うん、今夜は寝よう!
本当ありがとうナ!
(続きは...ひょとしタらあるカモねw)
>>884 そろそろ落ちまース!
アレユリの成就も祈ってルぜ!
RONもイザ担も、みンなおやスみ〜!
>>884 ちゃんと足専用の削る道具使わなきゃだめですよ〜
いろいろ出てますから!!
私一度、足があんまり痛くって靴全部買い換えたことがありマス。
無理してはいけません。今はローヒールしか履かないw
>>888 私こそ・・ありがとうございました〜
では私も・・・お休みなさい〜
(イザ坦さんは明日くるかな?
あとの同志コンビさん!明日は・・もう今日だけど・・月曜ですよw)
>>889 おうおう、なンかイザ担チックな口調だナ。
心配だもンな、わかル。
>ローヒールしか
4センチぐらいヒールあルほうがなンか落ち着く...(ピンヒールじゃあない)
もちろん私見ナw
じゃナ。
>>886 関東軍いいぞいいぞGJGJ!これが本格共同の第一歩だぜ。
>>888 ダー担、よかったな〜。
(アレユリ?踏み込んだ関係はおれの場合無理だぜ)
>>889 >専用の道具
いや、手近なもので間に合わせる性格なんで・・・
血が出ない限り、靴は履き続けるんだ。(無謀)
歩き回るわけじゃないし、まあ何とかなるさ♪
(みんなお休みー!)
昨日は混乱しまくりでごめんなさい。
謎解き解明!&見苦しい言い訳(要塞の方がよいかな?)
携帯表示のレス番と文中アンカー符が全てPC表示と異なってました。
(レス番→過去番号へ、アンカー符→未来番号へ)
(昨夜のラストのPCレス番は892ですよね。携帯だと879なのですw。)
昨夜のやり取りをPCと携帯を見比べたら???一体、誰に何のレスをしとるのやら…orz
しかも、レス先が偶然にもアレクやレオさまだったのでクラ坦さんは何を言ってる??ですよね。(ごめんなさい(ノ_<。))
(カキコ番号と表示番号が違うので自分も信じられなくなってパニりました。恐るべし携帯。。。)
ホントは、
>>859は
>>848レオさまにお返事だったんだけど…
(全ての番号が違ってて大混乱の大元でした。スルーしてっ!)
皆さまを混乱させちゃって、すみません〜平にご容赦を…
アレクセイ、ヴェーラ、レオさま、お気遣いありがとうございました。グスン。。。
(あ〜スッキリ。真っ昼間に失礼しました。)
クラ坦さん、ケガはいかがですか?
角質化ならヤスリが安全ですよ。(症状によるけど…)身近な物で…<気持ちはわかる!
靴は腰痛や頭痛、肩凝り、背骨、骨盤の歪みになるから気をつけてくださいね。
お大事に…
894 :
アレクセイ:2008/07/28(月) 19:43:00 ID:???
>>893 同志粗忽者
謝る事はないぜ。原因がはっきりわかってよかったじゃないか。
(だがお前の携帯には何故そう表示されるのか、また新たな謎だな。
レスが13個分消えてるって事か?)
指の怪我は大した事ないから安心してくれ。(みんなアドバイスありがとうよ)
スリコギが来てないのは新車をいじってるからだろうが
ダー担イザ担、荒れ気味の天気の中、無事でいるか?
(また晩に来る)
895 :
同志粗忽者:2008/07/28(月) 19:59:39 ID:???
>>894(たぶん…)
同志アレクセイ、ありがとうございます。。。w
暗号文みたいでした。
解読はできてませんが、要塞や叩きとかは正常みたいです。
(こんばんは、おかえりなさい〜。皆さん、元気にいらっしゃるといいのですが…今日は大人しく要塞にいますね。)
896 :
葱坊主:2008/07/28(月) 20:30:25 ID:???
897 :
RON:2008/07/28(月) 21:00:02 ID:???
(アク禁継続中…)
>>896 葱さま
写真館サイトの紹介、有難うございます!
ところで、以前書いてらした「ユリ妊娠バージョン」、不評だったので止めた…の様な事を言っていたけれど、
ひょっとして私のレスが気に触ったのでしょうか…?
もしそうであるなら、犬の戯言です!
どうか御勘弁をm(_ _)m
で、是非続きを読ませて下さい。
厚かましいイヌっころより…
898 :
葱坊主:2008/07/28(月) 21:23:09 ID:???
>>897 また機会があったら書こうかと思います。
ところで、ヨゼフ・フィルスマイヤー監督『スターリングラード』という
ドイツ映画がありますが、見終わった後、オル窓と同じくらい重た〜い気分に
させてくれます。
個人的にはジュード・ロウ主演のハリウッド映画よりも、こちらのほうが
傑作だと思っているのですが。
899 :
閲兵式:2008/07/28(月) 21:55:27 ID:???
>>756の続き
ある日、ヴェーラが、
「ねえ、ユリウス、来週の日曜日に、練兵場で閲兵式が行われるのだけれど、わたしたちと
いっしょに見に行ってはどう?たまには外の空気を吸うのもいいでしょう。お兄さまだけでなく、
皇帝陛下やロシア陸軍の華やかなパレードを見ることができるわ」
と声をかけてきた。
ヴェーラとリュドミールとユリウスが、閲兵式の当日、皇帝の大テントの左手にある、
一般用の席に着いたとき、練兵場では全近衛兵が集まっていた。突然、
「陛下だ・・・!」
という叫びが聞こえ、馬に乗った皇帝が、練兵場の隅に現れた。彼を見ると、
音楽が鳴り響き、
「神よ、皇帝を守りたまえ」
という歌声が聞こえた。ニコライ2世は、連隊の前面へとギャロップで進んできた。
皇帝は、近衛騎兵の白い軍服を着て、双頭の鷲を頂いた兜をかぶっていた。
皇帝の後ろには儀仗兵が続き、どの連隊の前でも皇帝が挨拶し、連隊の側も
それに答えた。
後ろにアレクサンドラ皇后が6頭立ての無蓋の軽四輪馬車に乗って続いた。
一般席の前に到着したとき、群衆が彼女に敬意を表した。皇后は真ん中の
大テントの中に席をとった。彼女の周りには他の皇族、高官、大臣、廷臣たちがいた。
ニコライ2世の馬が止まると、祝砲が鳴り響き、閲兵式が始まった。
まず軍楽隊の後からコサックの護衛隊の赤い隊列が動き出した。次に歩兵が
密集隊形で続いた。最初にプレオブラジェンスキー連隊とセミョーノフスキー連隊、
それからパヴロフスキー連隊が来た。緑色のラシャを着た他の歩兵連隊が、
標兵の小さな旗で区切られて行進隊形で現れた。皇帝の前を通るときに、
彼らは行進の歩調を取るのだった。次に、砲兵隊が錬鉄の音を立てながらやってきた。
遠くで命令の声が響き渡ると、騎兵がやってきた。銀の胸甲の重騎兵、金の胸甲騎兵、
黄色の胸甲騎兵、青の胸甲騎兵、槍に連隊旗をつけた皇后の槍騎兵、飾り毛の
ついた兜の先が風に揺れている擲弾騎兵、金で刺繍した赤い上着に青い半ズボン、
肩には黒い毛皮のコートを引っかけた皇帝の軽騎兵、鶏頭色の上着を着、赤い槍を
手にした皇帝のコサック、明るい青い上着を着た皇位継承の大公のコサック・・・
900 :
閲兵式:2008/07/28(月) 21:56:00 ID:???
ヴェーラがこれらの連隊について、ユリウスに説明してくれた。
「髭を生やした背の高い男はプレオブラジェンスキー連隊に、背の高いブロンドは
セミョーノフスキー連隊に、獅子鼻の男はパヴロフスキー連隊に、そしてすらりとした
痩せた男は近衛重騎兵隊や近衛騎兵隊に、背の低い褐色の髪の男は驃騎兵隊に
入ることになっているの」
「あっ、姉さま、あそこにお兄さまがいるよ!」
リュドミールの誇らしげな声がしたので彼が指差す方向を見ると、皇帝の近衛連隊の
中にレオニードの姿があった。
彼のすらりとして背が高く、それでいて逞しい体格、端正な顔立ちは近衛連隊の
なかにあっても際立ち、ユリウスですら思わず見惚れてしまうほどだった。
ユリウスたちのいるところからずっと離れた席で、アデール夫人もこの閲兵式を
眺めていた。彼女はもともと皇帝の命令でレオニードと結婚したのだが、
政略結婚とはいえ、婚約した当時は自分の将来の夫が衆に優れた男である
ことに、いささかの喜びと誇らしさを感じないでもなかった。
(まだ結婚する前にも、わたしはこうして閲兵式であの人の姿を見たものだわ・・・
でもいまやあの人の心はわたしから離れている・・・)
アデールは昔のことをさびしく思い出していた。
901 :
閲兵式:2008/07/28(月) 21:56:34 ID:???
閲兵式が終わって、邸へ帰る馬車の中で、リュドミールが興奮した口調で
兄のことを自慢していた。ユリウスも、ロシア陸軍の閲兵式のあまりの
豪華さに圧倒されていた。レーゲンスブルクやフランクフルトのようなドイツの
地方都市しか知らない彼女には、ロシアの劇場や宮廷は非常に東洋的で、
豪奢に思えた。
その日の夕食の席で、リュドミールはやたらはしゃいで、兄に話しかけていた。
「ねえ、兄さま、今日の閲兵式の兄さまは素晴らしかったよ!ほかのどの軍人よりも!
ユリウスもそう思うでしょう?」
そう聞かれて、ユリウスは思わず、
「うん、そうだね、リュドミール」
と答えていた。レオニードはユリウスのほうをちらりと見たが、すぐにリュドミールの
ほうを向いて、
「ふん・・・近衛兵の軍服はほかの連隊より豪華だからな」
と言った。不思議なことに、ユリウスはこれまでレオニードを男性として意識した
ことはなかった。彼女にとって彼は、あくまで自分を軟禁している敵でしかなかったのだ。
しかし公平に見て、彼が男性としてかなりの魅力を持っていることは認めざるを得なかった。
レオニードの胸板や横顔を見たとき、なぜか顔が赤らむのを感じた。
THE END
戻って来たぜ。
実は晩メシ食ったら体調が悪くなって(クリームコロッケで胃がムカムカ)、
さっきまでノビてたんだ。夏バテが珍しく胃に来たらしい。
>>896 写真、全部見てきたぞ。
ローザ・ルクセンブルク、「女史」といった感じの写真しか見た事が無かったが、
(紹介のサイトの)横からの姿を見ると「女の身でありながらよくぞ・・・」という感慨を禁じえないぜ。
その「スターリングラード」、少尉(違ってたらすまん)は中々のイケメンだったが、
見始めて一時間で挫折した。
(地下下水道のドブにorz・・の辺り)
葱に恐らく「なぜ?そこからが面白くなるんですよっ!!」と言われそうだがw
少年兵の名前はアリョーシャだったな。
余談だが「風と共に」は二時間二十分で挫折だ。
(主人公に興味皆無のまま我慢してそこまで見続けたおれを誉めてくれ・・・)
>>899 今夜もGJ!
この手の妄想、よくしてるぜ。
観衆の中にユリウス達の姿を見つけたレオニードが誰にも気づかれなかったけれども一瞬、
家庭人の顔に戻る・・という誰でも思いつきそうな話で申し訳ないが。
葱さま、「スターリングラード」って観てみたいのですが中々探せない。。。やっぱハリウッド版はヘタレなんかな…
>>899-901 SSありがとうございます。精悍なレオさまと軍隊の威厳溢れる描写を想像してしまいます。(乏しい知識で必死…w)
すごく細かな描写がありますよね。たくさんの文献など読まれてるのでしょうか。
ユリに何か変化が訪れてる…ドキドキします。
続き、期待してます。ご馳走さまでございました。
904 :
同志粗忽者:2008/07/29(火) 00:22:39 ID:???
>>902 同志、おかえりなさい。
夏バテでしょうか?
あまり無理なさらず、睡眠は特効薬みたいですよ。
ロシアの***ーサイトへいってらっしゃ〜い。
906 :
粗:2008/07/29(火) 01:14:39 ID:???
>>905 うぉ〜、帝政ロシアのカラー!ご馳走が目の前に!観たいぃ〜〜拷問だぉ〜〜
(携帯からチマっと見える画像が余計に腹立たしい。PCのバカッ…)ふて寝しちゃる。
溺れないでね〜皆さん、おやすみなさーい。
葱殿今日もGJですじゃ・・次から次へと・・
この猛暑のなか、創造の泉は枯れることを知りませんのぉ・・
チラッとしか出て来ないのに・・アデール殿が不憫でかわいそうに思えましたのぅ。
>>906 そこのフテ寝の粗殿〜
謎解き・・お疲れ様ですじゃw
ちいとも・・解けてませんがの〜w(不思議ですね)
>帝政ロシアのカラー!
とっても綺麗ですじゃ・ですじゃ・ですじゃ〜(煽りw)
では私もこれで・・みなさま、おやすみなさいませ。
>>905 百年前のものだと「騒乱のペトログラード」的な写真や映像ばかりだと思っていたが、
こんなレビターンの絵のような風景がちゃんと写真に残っていたとは!
圧倒的な現実感で、写真の世界に吸い込まれそうになっちまったよ。
ロシアは美しい。トルストイが家を出た気持ちがわかったぜ(←勝手な解釈)
だが・・・家にあるカラー写真、35年以上昔のものは完全に変色してるのは何故だorz
909 :
ユスユリ:2008/07/29(火) 02:07:00 ID:???
みんな早くアク禁が解けて帰ってきておくれよね。
アレクセイの同志の人も、
一日も早くPCを買ってそんな遠くから手紙を書かなくていいようになるといいね。
ふっふっふっ・・・
これは皆わしの呪いじゃ。
アク禁もPC爆破もスクーター破壊も怪我も、
神を怖れぬ不届き者の受ける罰なのじゃ〜!
ほほう、まだ何の厄災も受けておらぬ物書きが一人おるようじゃのう。
さて、このわしに帰依する気が無いとすれば
おぬしにはどのような天罰が下るのであろうのう?
ふっふっふっ・・
>>905 >カラー写真
う〜ん、ドストエフスキー的なモノトーンの世界とはあまりにも違う・・・・。感動です。
サイトを調べたら、写真を拡大して見れる所があって、そうすると確かに「古色」が確認できますた。
でも、ここまで変色しない色素って何を使ってるんでしょうか?
みんなみんな・・・アク禁で逝ってしまった・・・orz
そうだ、ロシアへ逝こう。
913 :
ブラックス:2008/07/29(火) 19:28:15 ID:???
灰汁出し、したいのワン…
みんな、ボクはロシアで寂しく待っているのワン…
915 :
アデール:2008/07/29(火) 22:39:24 ID:???
だめだわ…!!た…たすけてレオニード!!ああっッ
だめよ!!この男には毒などきかないんだわ…!!
916 :
アレクセイ:2008/07/29(火) 22:47:39 ID:???
同志粗忽者、仲間はロシアに集結してるぞ。
とにかく早くPCを手に入れるんだ。
(速効新車を買ったスリコギスキーのように)
お前にとってPCは日常に不可欠のものになりつつあるはずだろう。
ところでリンゴってのはスクーターより高いのか?(←無知)
>>915 美しいのう・・・いつ見ても美しい。
怖れることは無いのじゃ、アデール姫
そなたも亭主殿がアク禁とあっては何かと寂しかろう、
わしがそなたの身も心も満たしてやろうではないか、ふっふっふ・・・・
918 :
ユリウス:2008/07/30(水) 00:49:11 ID:???
みんな、ロシアへ逝ってしまった…
そうだったのだ…
昨夜のあのはりつめた空気は!!
ひそやかにさめた一点で…
真実を克明に僕はみていた
こうなることを不思議な確かさで予感していた…
>>916 クラウス…!!
どうして僕をおいていっちまうことができたんだ…!
(ただいまぁ〜!皆さんロシアへお集まりですね。
ごゆるりとお楽しみくださりませ〜
ゴハン…お腹へつた。)
>>911 「スターリングラード」!!
わぉ☆心やさしい方、貴方に祝福が舞い降りますように…
ありがとうございます。(週末にいただきますね。)
ユリウス様・・おかわいそう(涙)
ゲルトルート
あなたの力でどうしようもないときは・・
最後でいいから思い出してくださいね
りんごは買ってさしあげられませんが・・よい病院を紹介しますわw
カタリーナ
922 :
ユリウス:2008/07/30(水) 01:36:32 ID:???
>>920 知っていたのか…あの時か…!
お腹がならないように必死に隠してきたのに…
(食べたから寝れません。。。w色気なさ過ぎ…orz)
923 :
クラウス:2008/07/30(水) 01:40:23 ID:???
>>919 >どうして僕をおいていっちまうことができたんだ…!
腹を壊してるんだ。便所くらい行かせろ。
>>916>>921 アレクセイ、カタリーナ嬢
ありがとう…何故だろう、涙がとまらないんだ。。。
(PCですが、何故か現金一括を考えてました。アホですね。
りんごはメモリを積むので見積り中なんですw
ところでスクーターっていかほどするものなの?<無知無知)
925 :
アレクセイ:2008/07/30(水) 01:53:17 ID:???
>>922 わたし・・何も知らないで、ずっと・・ずっと
ユリウス様はお腹がいっぱいなのかとばかり思って・・
だって、こんな時間に・・食べたら・・(太りますよ〜)
では、わたし・・これで下がらせていただきます。
(みなさんおやすみなさ〜い)
927 :
ユリウス:2008/07/30(水) 01:54:59 ID:???
>>923 ごめんよ、わがままを言ってしまったね。
(大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。お腹出して寝ちゃダメですよん。)
928 :
アレクセイ:2008/07/30(水) 02:05:09 ID:???
>>927 心配いらん。
油っこい物を食いすぎただけだ、疲れている・・(暑さで)
そういうお前こそこんな時間にメシを食って寝たら胃がもたれるぞ。
2時か・・・今夜もこれから要塞に行くつもりか?(すでに行ってるな)
おれも一緒に行ってやりたいが、今から任務があるんだ。
また明日会おう、元気でいろよユリウス。
929 :
ユリウス:2008/07/30(水) 02:19:17 ID:???
>>926 ゲルトルート…
マリア・バルバラねえさまのところへ話しに行くか…
そうだろう…
いくらお腹が空いてるからって…!でも我慢できなかったんだ。
(おやすみなさーい)
930 :
ユリウス:2008/07/30(水) 02:36:11 ID:???
>>928 アレクセイ、きっとね。
明日も会えるよね!
きっとだよ…あ…
アレクセイ…
(うっ、泣ける。。。
任務、気をつけていってらっしゃい。)
931 :
白夜:2008/07/30(水) 23:38:14 ID:???
ある日、ユスーポフ邸に、ユスーポフ家の親戚筋に当たる貴族の青年たちが
集まった。レオニードとヴェーラは彼らと楽しそうに会食したが、ただひとつ、
ユスーポフ邸のある一角にだけは近づかないようにと申し渡しておいた。
その日は白夜で、ペテルスブルクの空はいつまでも薄明るかった。
キリルは手持ち無沙汰なまま、ユスーポフ邸の庭を散策していた。
ふと気がつくと、レオニードから禁止された一角にいつのまにか自分が
来てしまったことに気づいた。
(これはマズイ)
そう思って引き返そうとすると、こちらに面した部屋のフランス窓が開き、
中から一人の女性がバルコニーに出てきた。男装をしていたが、
彼女が女であることははっきりわかった。
彼女は庭を眺めていたが、キリルの姿は向こうからは樹木の陰になって
見えないので、彼はその女性の姿をじっくり観察することができた。
彼女は男装をした上に、髪は普通の女性のように結い上げたりせずに
自然に流していた。彼女の美貌にキリルが見とれていると、レオニードが
姿を現した。
そのうちレオニードが彼女に何か話しかけ、二人で室内に入っていった。
その後、自宅に戻って数日たった後も、彼はユスーポフ邸で見かけた
美女の面影が忘れられなかった。
(レオニードがぼくたちにあの一角に近づくことを禁じたのは、そういう
わけがあったのだな。若い男が彼女を見て、妙な気を起こさないようにと・・・)
彼女の姿ばかり瞼の裏に浮かぶので、
(何を考えているのだぼくは・・・だいたい、社交界にも、ダンサーにも、高級娼婦にも、
美しい女は大勢いるではないか。なにもレオニードの愛人に想いを寄せなくても・・・)
そう思ってペテルスブルクの夜の生活に繰り出し、レストランやナイトカフェや
ジプシーの店で楽しい夜を過ごした。バレリーナをはじめとする芸能人たちも
個室に招いて食事をした。
ペテルスブルク社交界の花形で、人気の高いサロンの女主人のところにも
顔を出した。
そうやって遊んでいながらも、いつか見た美女の面影がちらつく。
932 :
白夜:2008/07/30(水) 23:38:46 ID:???
それから半年ほど過ぎたあと、再びユスーポフ邸に招かれる機会があった。
食事の後、サロンでみんながお喋りに興じていたが、キリルは隙を見て
そっと抜け出した。
(何を馬鹿なことをしているんだ、ぼくは・・・)
と思いながらも、足を止めることができなかった。
以前、庭からみたときに、彼女の部屋はこの棟の2階の×番目の部屋
だろうと見当をつけていたので、その部屋の前で立ち止まった。
(今ならまだ引き返せる)
と思いながらも、その部屋の扉をノックしている自分がいた。
「どうぞ」
と女の声が返ってきたので、胸をときめかせながら部屋に入った。
「失礼」
と言いながら部屋に入ってきたキリルの姿を見て、彼女は驚いたらしかった。
「あなたを驚かせてしまって、申し訳ありません。でもご安心ください、怪しい者
ではありません。ぼくの名はキリル・ニコラエヴィチ。
レオニードやリュドミールの従兄弟に当たる者です」
ユスーポフ家の親戚と知って、彼女は少し安心したらしかった。
「この椅子に座ることをお許しいただけるでしょうか」
「かまいません、どうぞ」
キリルが彼女の座っている長椅子の一番端に座ると、
「何の御用で、こちらへ・・・?」
「ぶしつけだとは思いましたが、以前、リュドミールからあなたの噂を聞いて、
どうしてもお会いしたいと思いまして・・・」
「そう・・・」
会話を続けながらも、キリルは目の前の女を見て、
(自分がこれまで知っていた女たちとは、何と違っていることだろう)
と思っていた。
社交界の貴婦人や高級娼婦たちは、たいてい豪奢に着飾って化粧をし、
男のお世辞に笑い、ときには男に口説かれて媚態を示すものだが、
この女にはそういうところはほとんどなかった。
男装をし、コルセットもつけず、髪は自然に流し、化粧もまったくしていない。
男を意識したところもなく、彼女自身、男であるかのように振舞っている。
「ペテルスブルクの社交界にはお出にならないのですか?お目にかかれたら
嬉しいのですが」
「ときたま、ユスーポフ侯やリュドミールにオペラ劇場に連れて行ってもらう
ことはありますが・・・それ以外はとくに出歩くことも・・・」
「それは残念だ。一度、貴族の館で催される仮装舞踏会に出席なさると
いうのはいかがです?」
「そうですね・・・ユスーポフ侯の許可があれば・・・」
「リュドミールから聞いたのですが、あなたはピアノがご趣味だとか?」
「そうです」
「どのような曲がお好みですか?」
「ショパンを・・・」
「リムスキー=コルサコフ、スクリャービン、ラフマニノフといったわが国の
作曲家についてはご存知ですか?」
「名前だけは聞いています。でも、彼らの曲はまだ実際に聴いたり、弾いて
みたりしたことはありません」
「それならちょうどいい、今度、ぼくがこの邸に、彼らの作品の楽譜を持ってきて
さしあげますよ」
「・・・・・・」
一瞬、ユリウスは、レオニードやヴェーラの許可も得ずにそんなことをして
いいのかと思ったが、この邸にじっとしているのは退屈だし、なにより
音楽の話を一緒にできる人が現れたことが嬉しかった。
「ええ、それではお言葉に甘えて・・・お願いします」
933 :
白夜:2008/07/30(水) 23:39:32 ID:???
数週間後、キリルはいくつかの楽譜を携えて、ユスーポフ邸を訪れた。
「お約束の楽譜です。ぼくが気に入っているのは、スクリャービンの
ピアノ・ソナタですね」
ユリウスはそれを受け取ると、さっそくサロンのピアノに向かって弾き始めた。
弾いていくうちに、
(この音楽は、いままで弾きなれた曲とは違う・・・)
という思いにとらわれた。
妖しく激しい揺らめき。まるで木枯らしに葉を舞い落としていく樹木の、血の色に
染まった身もだえのよう。混淆された響きの美の極限で、情熱の妖しさが揺らめき、
人を夢と法悦に誘う音楽。
ユリウスがピアノを弾く姿を、キリルはじっと見つめていたが、そのうち、彼女が
一種の恍惚状態に誘われているように思えてきた。
普段は少年といっても通るくらい、中性的な容姿の彼女なのに、このときばかりは
奇妙なエロティシズムを感じさせた。
やっとのことで曲を弾き終わると、彼女はまだ音楽の余韻に浸っているようだったが、
やがてキリルのほうに向き直ると、
「ありがとう。こんなに音楽に陶酔したことは、ここ数年はなかったものです」
と言った。
「いえ、このぐらい、お安い御用ですよ。あなたがお望みなら、これからも御用を
務めましょう」
それからキリルは、ペテルスブルグ社交界のゴシップや催し物について、
面白おかしくユリウスに話して聞かせた。
ユリロフという名の億万長者がクラブの歌手にシャンパン入りの風呂を
つくってやったこと、バレリーナのマチルド・クシェシンスカはニコライ2世の甥である
アンドレイとセルゲイ・ミハイロヴィチ大公の恋人であること、ネフスキー大通りの
《プロスペクト・パレス》で開かれた美術品の品評会のこと・・・
キリルの話すゴシップが、まったく嫌味のない調子なので、ついユリウスも
話に引き込まれて笑ってしまった。これほど心の底から笑ったのは、聖ゼバスチアン
時代、イザークたちとつきあっていたとき以来、ほとんどなかったのだ。
(そういえば、彼は雰囲気もどことなくイザークに似ているな・・・純粋で、世間ずれ
した感じがあまりない・・・貴族の子弟なら、そうとう遊んでいるだろうに・・・)
ある日、邸に帰宅したレオニードに、女中頭が、
「あの・・・若旦那さま、折り入ってお話したいことが・・・」
「なんだ?」
「キリル様が、若旦那さまのお留守に、しょっちゅうこの邸を訪ねてきています。
あの方のところに・・・」
「・・・・・・」
“あの方”というのがユリウスのことだと気がついて、
「いったい、あいつはなにをしに来ているのだ?」
と尋ねると、
「一度、サロンであの方がピアノを弾き、その演奏にキリル様も耳を傾けていらっしゃいました」
「それだけか?」
「ときどき、あの方の部屋で二人っきりで話しています」
934 :
白夜:2008/07/30(水) 23:40:22 ID:???
「作曲家のスクリャービンですがね、彼は病気にかかって容貌が損なわれることを
ひどく気にしているんですよ。そのせいで、細菌感染への恐怖に取り憑かれ、
強迫神経症かと思えるほど身辺の衛生にこだわっているんです」
「男性なのに?そこまで気にする必要はないと思いますけどね」
「彼は稀代のスタイリストなんです」
ユリウスが声を立てて笑うと、キリルは、
「ペテルスブルグにはたくさんのクラブがありますが、貴族会(ブラゴロドノイエ・
ソブラニエ)というクラブには著名な音楽家を迎えることがあって、ここは女性も
入ることができます。そのほかに女性が入れるクラブには、サンクト・ペテルブルグ
芸術協会、ダンス協会などがあります」
「そのほかのクラブは女人禁制なのですか?」
「そうです。帝室ヨットクラブ、英国クラブ、新クラブ(ノーヴイ・クルプ)、河川ヨットクラブ
などは男だけの世界です」
「それはひどい。女性も入れてあげればいいのに」
「いわゆる“新しいタイプの女性たち”の中にはそういうことを主張している人も
いますね。でもまだ彼女たちの主張が社会に受け入れられるには時間がかかるでしょう」
キリルは、ふとユリウスが自分の顔を真正面から見つめていることに気づいた。
「どうなさいました?」
「いえ・・・あの・・・」
しばらくためらってから、
「あなたは昔、ぼくが知っていたある男性に似ています。顔かたちというより雰囲気が。
彼はピアニストだったのですが。もっとも、彼は貴族の出身ではなかったし、あなたほど
快活ではなかったけれど」
「それは光栄です。で、そのピアニストはあなたの恋人だったのですか?」
「いいえ、恋人ではなく友人です。でも、ぼくたちは素晴らしい青春時代をともにしました」
「・・・・・・」
しばらく沈黙が続いてから、キリルが、
「失礼な質問ですが、どうかお許しください。あなたは、レオニードの愛人なのですか?」
と尋ねてきた。ユリウスはびっくりして目を丸くし、
「いいえ、とんでもない!あなたはそんな誤解をしていたの?ぼくたちは恋人でも何でも
ありません!どちらかといえば敵・・・」
そこまで言いかけて、彼女ははっとして口を閉じた。
935 :
白夜:2008/07/30(水) 23:40:58 ID:???
レオニードは足音を立てないよう注意しながら廊下を歩き、ユリウスの部屋の前まで
たどり着くと、鍵穴からそっと中を覗いた。
二人は長椅子に腰かけ、キリルがなにか話しかけるたびに、ユリウスが笑う声が
聞こえた。彼女がこんなに明るい調子で笑うのを聞いたのはめったになかった。
自分でもなぜかわからないながら、二人に対して激しい怒りを感じた。
(あの二人はわたしの留守中に、この邸で何をしているのだ・・・?)
そう思った次の瞬間、大きな音を立ててドアを開けていた。
ユリウスとキリルの二人は、驚いて長椅子から立ち上がりそうになった。
レオニードの冷たく突き刺すような視線に怯え、言い訳の言葉すらも出てこなかった。
「キリル・・・わたしはおまえに、この一角には近づかないようにと申し渡しておいたはずだ。
なぜこの部屋に入り込んだ?」
「レ・・・レオニード・・・」
キリルが何と言っていいかわからずにうろたえていると、
「もうよい、さっさとこの部屋から出て行け。今後おまえにはこの邸への出入りを禁じる」
キリルが青ざめ、うなだれて部屋から出て行き、扉を閉めた。
レオニードはそれを見とどけてからユリウスに近づき、次の瞬間、彼女の頬を片手で打った。
ユリウスが悲鳴を上げて倒れかかり――そのとき、彼自身、自分の行動が信じられなかった。
自分が女を殴ることがあるなどと考えもしなかったのだ。アデールが彼を怒らせるようなことを
言ったときでも、いつも何も言わずにその場を立ち去るだけだった。
長椅子に寄りかかった彼女を見ながら、口では心にもないことを言っていた。
「おまえは、根っからの淫売なのだな。アレクセイ・ミハイロフを追いかけてきたといいながら、
わたしの従兄弟にまで手を出すのか?」
もちろん彼自身は本気でそんなことを考えていたわけではなかったが、ユリウスはびくりとして、
「そんな・・・そんないかがわしいことは何もしていないよ。ぼくたちはただ、話をしたり、
ピアノを弾いたりしていただけで・・・」
「そんな言い訳が通用すると思うか?ならばなぜ、あいつはわたしがいないときを見計らって
この邸に来ていたのだ?」
「・・・・・・」
しばらくして、彼女のそばに近寄ると、憤怒の感情を抑えてユリウスの顎に手をかけ、
上向かせた。彼女の目に涙があふれているのを見ると、内心でうめいた。
この少女は、どうにもならないほど美しいのだ。愛してならないときでも、愛さずには
いられないのだ。突然、レオニードは、彼女と従兄弟の間に何があったのか知りたくない、
知らないほうがいいと思った。ふいに疲労感を感じ、ユリウスに、
「よいか、もうあいつとは二度と会うな」
と言って部屋を後にした。
一方、ユリウスは、自分の部屋の長椅子にぐったりと横たわっていた。レオニードに
平手打ちされた頬に手を当てながら、
(確かに軽率だったかもしれない・・・いくらキリルがユスーポフ家の親類だといっても・・・)
彼女は自分がなぜ彼にあんなにあっさり心を開いてしまったのかを考えていたが、
結局、彼がイザークに似ていたからだということに思い当たった。
(イザーク・・・彼に対しては、クラウスのような熱い想いを抱くことはなかったけれど、
それでもぼくは彼の存在に癒されていたのだな・・・よく「聖イザーク」とか「清廉潔白居士」
とか言って彼のことをからかったっけ・・・)
《続く》
936 :
アレクセイ:2008/07/31(木) 00:31:59 ID:???
937 :
ユリウス:2008/07/31(木) 01:09:55 ID:???
>>936 アレクセイ、遅かったんだね。帰れないのかと思って心配したよ。
無事に帰ってきてくれて…ありがとう。
前に話してくれた「ドクトル・ジバゴ」だね。
あのシーンはあなたの幼い頃をを思い浮かべたりしてたんだよ。
(原作は読んだけど映画は観てないんだ。紹介サイトで映像が原作と繋がって幸せな気持ちになったよ。
チャップリンの娘さんには驚かされたな。)
***ーレスだからあっちか?
そんなこと無いよ。好きなところで…///
(こんばんは。日付替わってますね。ロシアのみなさんトコと葱さまSS読んできます。)
938 :
粗:2008/07/31(木) 01:30:33 ID:???
>>931 葱さま、GJです〜!
新展開ですね。ピアノからイザークに繋がる描写が自然でいいです。
しかし思い出したのに、からかってたっけ…って、イザーク!
微笑ましいやら可哀想やら。。。でもユリウスがドイツを想うのって何故かうれしいなぁ〜。
ありがとうございました。
939 :
アレクセイ:2008/07/31(木) 01:38:19 ID:???
>>937 ガキ(と言っても中学生だが)の頃に観た時はラーラしか目に入らなかったが、
大人になるとソーニャ(チャップリン)の良さがシミジミ伝わって来るぜ。
ユリウスお前・・・・・!ああ、原作読んでいたのか・・・!
(おれは買っただけでそのまま・・orz)
940 :
アレクセイ:2008/07/31(木) 01:55:17 ID:???
>>931 これは前回の「閲兵式」の続きってことだな?
葱は多作だからどれとどれが繋がってるのか混乱するぜ。
(自分でもわかってなかったりしてな)
941 :
ユリウス:2008/07/31(木) 02:10:43 ID:???
>>939 文章で読んでしまってから映画を観ると…orzってこともあるだろ。
だから怖くて観れなかったんだ。。。
でもドイツでの記憶がなくなってしまった今なら観れそうな気がするよ。
(TSUTAYAに無かったけど…orz)
アレクセイ…
まだ、調べものがあるんだよね。寒くないように暖かくしておくれよ。
隣の部屋で静かに眠るね。おやすみなさい。
(お隣、要塞に行って眠ります。)
942 :
アレクセイ:2008/07/31(木) 02:44:57 ID:???
>>941 そうだな、確かにあの映画は全然ロシアに見えんorz
建物も室内も服装も、生活感もまるっきり駄目なうえに
シベリアの景色も今ひとつ違うようだ(カナダでロケ)。
その点は覚悟しておいたほうがいいぜ。
ジバゴとラーラの娘の不細工な顔にも卒倒だ。
>まだ、調べものがあるんだよね。
(おれの場合「調べもの」じゃなくて「仕事」だ。(←細かい))
お休みユリウス、風の音が怖いなら呼べばいいぞ。
おのれ物書き女め、
このわしの呪いの効果がすぐに消えるとは食えぬ奴じゃ。
まあよい、祈祷をさらに強めるだけの事じゃ。
今に見るがよい、おぬしのPCは病を患い程無く発狂するであろう、
ふっふっふっ・・・
944 :
ブラックス:2008/07/31(木) 19:30:24 ID:???
わ〜い♪
アク禁、解除されたのワン♪
>>944 おめでとう!!ブラックス!!
(こんばんは 関東)
946 :
レオニー怒:2008/07/31(木) 19:47:32 ID:???
>>944 多分日頃の行いがよかったのだろう。
ダー担イザ担はまだか?
盆の納涼祭り(仮称)までに解除されればよいのだが。
葱殿〜白夜GJです!!
粗さんと同じ感想だw ドイツ時代と切り離されないのがうれしい〜
イザークの若干オチ的な扱いも・・ww
続きも楽しみです〜
948 :
ブラックス:2008/07/31(木) 19:55:47 ID:???
>>946 アオアオアオアオ・・・・ハッハッハッハッ・・・・
(嬉しくてそこらじゅう走り回っている)
レ怒さまの懐かしい匂いがするのワン!!!
(レ怒さまの胸をめがけて飛びつく)
会いたかったのワン〜〜〜♪
949 :
ブラックス:2008/07/31(木) 19:57:46 ID:???
>>945 関東さ〜ん!!!
ペロペロッ ペロペロッ
950 :
レオニー怒:2008/07/31(木) 20:21:23 ID:???
>>948 (興奮したブラックスにヨダレを軍服の胸にベットリ付けられ、眉間に皺を寄せる)
ふん・・・厄介者が帰ってきたのだな。
(だが突き放そうとはせず、目を覗き込んで)
よいか、扉の外で吠え立てて邪魔をしてはならぬぞ。
951 :
ブラックス:2008/07/31(木) 20:26:57 ID:???
>>950 アオ〜ンオンオン!! アオ〜ンオンオン!!(大きな声で返事する)
952 :
アレクセイ:2008/07/31(木) 20:37:09 ID:???
>>912 今日は来てないスリコギへ。
亀だが
>ここまで変色しない色素って何を使ってるんでしょうか?
この写真は「再現」だ。
青・緑・赤の三色のネガは百年経った現在、もう完全に黒く変色しちまってる。
そいつを撮影してPCでそれぞれの元の色に戻し、
3枚を重ねて画面上で合成したものがこれらの「画像」ってわけだ。
(説明が下手ですまん。わかったか?)
ブラックス〜アク禁解除おめでとぉ〜
お帰りなさいだね!
(こんばんは〜。今からロシアみてまいります〜 粗)
954 :
ブラックス:2008/08/01(金) 01:12:29 ID:???
>>953 アラさん〜〜〜!
ワンワンワン(飛びつく)ペロッペロッ・・・・・
よし、よしっ♪くすぐったいよ〜
心なしか痩せてない?
ロシアではあまり食べてなかったのかな?
(会えたね〜)
956 :
ブラックス:2008/08/01(金) 01:35:56 ID:???
>>955 クゥンクゥン・・・・(うるうるの目でみつめる)
957 :
ユリウス:2008/08/01(金) 01:45:12 ID:???
アレクセイ、今夜は帰ってこれないみたいだね。
無事にいておくれよ。
明日は配給で、朝早くから並ばなくちゃいけないんだ。
何か美味しいご馳走をつくって帰りを待とう。
ブラックス、一緒に寝てくれるかい?
(短時間滞在でした〜。今日はお先しまぁす。普段の書き込みが使えません。グスッ。。。皆さん楽しんでね〜)
958 :
ブラックス:2008/08/01(金) 02:03:05 ID:???
>>957 では、お言葉に甘えてユリウスの懐で眠るのワン♪スリスリ・・スリスリ・・・
おっと、その前に・・・
「アオオ〜〜〜〜ンオンオン アオオ〜〜〜〜ンオンオン・・・・・」
ユリウス、夜中に大声で吠えて御免なさいなのワン・・・
けれど、大本営での遠吠えは本当に久しぶりで、吠えながら悦に入ってしまったのワン!
スッキリしたところで眠るのワン
o( _ _ )o...zzzzzZZ
(ユリウスのぬくぬくの胸元に入って眠りこける・・・)
959 :
ユリウス:2008/08/01(金) 02:10:14 ID:???
久しぶりに本遠吠えできてよかったね…ブラックス。
ふわふわして気持ちいいな。ロシアの香りがする。。。
スヤ、スヤ…
わしの力を思い知ったか物書きの女よ、
わしの呪いは覿面じゃ〜!
わーっはっはっはっ
はっはっはっは・・
>>931 (そろそろ10万字超え?)
葱さんGJ!
続きはいつ解除になるかわからないアク禁明けですか、トホホ。
>>952 な〜んだ、そうですか、復元なんですね!
印画紙が100年プリントだったとばかり、、、(有難うございましたw)
S
962 :
ブラックス:2008/08/01(金) 19:20:04 ID:???
>>960 早くみんなの呪いを解いて下さいなのワン〜(懇願)
解いてくれないとボク、噛みつきますワン!!(脅
963 :
レオニー怒:2008/08/01(金) 22:36:16 ID:???
964 :
ブラックス:2008/08/02(土) 00:34:03 ID:???
ウウ〜〜〜〜ッ ウウウ〜〜〜〜〜〜ッ オンオンオン!!!!
わーはっはっはっはっ
祟りじゃ祟りじゃ〜、八つ墓・・ウォホン、
この聖者に逆らう者はみな地獄へ落ちるのじゃ〜〜っ!!
呪われるがよいスレ住人、今更許しを乞うても無駄じゃ、
わーっはっはっはっはっ
はっはっはっは〜
(八つ墓村→「津山三十人殺し」でwikiるがよいぞ)
966 :
ブラックス:2008/08/02(土) 01:49:45 ID:???
>>965 ウウ〜〜〜〜ッ ウウウ〜〜〜〜〜〜ッ
・・・・・・・・・・ダッ(飛び掛かる音)ガバッツ
ウ〜〜〜ッ がぶっつ!!!!!!
967 :
ブラックス:2008/08/02(土) 01:55:44 ID:???
(続き)
ペッ、まずい〜〜のワン
>>967 ブラックス様!!
どうしたんです、こんなところで!
(酷いヨダレだ、何か悪いものを食べたに違いない。
ユスーポフ侯は・・・この犬の死をはどのようにお嘆きになるだろう・・・、
一度も口に出しては言われなかったが私にはわかっていた。
侯は深い思いを掛けておられた。
私にはこの犬を見殺しにする事など出来ない・・・・・)
さあブラックス様、これを・・・!
(炭の粉をむりやり飲ませる)
969 :
アレクセイ:2008/08/02(土) 02:34:24 ID:???
ユリウスのやつ、遅いな・・・
まさかあの男の所へ・・・・?
いや、そんな筈は無い。そんなはずは・・・
だが、あいつはあの男と何年も暮らして
レーゲンスブルクの頃とは全くの別人になっちまってるわけだし、
滅多に帰ってやれないおれなんかより・・・
(悶々)
970 :
ユリウス:2008/08/02(土) 07:47:54 ID:???
>>969 カチャッ、た…だいま。。。
アレクセイ!帰っていたの、早かったんだね!
食糧の配給のあと親切な住人さんにつかまっちゃって、断りきれなかったんだ。
遅くなって、ごめんよ。
心配…してくれてたの?
そんな、僕がいったいどこに行くっていうの…あなたのところ以外に!
(きゃー!朝から、鼻血でた。。。幸せですっ!イザ担さん代打してくれてありがと!
おはようございます。サイト巡り…終わりがなくて〜嬉しいやら、助けて〜やらwwwまた逝ってきまぁす。)
>>936 ジバゴの冒頭シーン…
ユーラが小説より幼いからか、アレクにかぶりまくりっ!…w。
小説では空をみつめた後、泣きじゃくってた気がしますが、
映画の呆然としながらも空をみつめる彼は深く印象付けさせられます〜
(やっぱ、全部観たい〜映画!)
ジバゴだけで数時間…再生、そして再生。。。スパイラル〜
>>967 勇敢なブラックスに乾杯〜!
えらいっ!!皆のアク禁解除と共に、きっとご褒美がまってるよ!
(昨日はロシアに大本営、要塞と大活躍だったね、お疲れさま〜。)
>>968 ロス君、GJ〜!
貴方が助けてくれるとは…(朝から大爆笑〜!)
>>81>>82バイカル湖
亀野郎で、すいません。
バイカル湖にメッセージございま〜す。お立ち寄りくださいませ〜 粗
973 :
ブラックス:2008/08/02(土) 19:15:12 ID:???
>>968 ・・・・、・・・・・・・・・?
クゥンクゥン・・・・?
こ、ここは・・・どこだワン!?
974 :
レオニー怒:2008/08/02(土) 23:26:27 ID:???
>>973 気が付いたか、ブラックス。
まだすぐには動けないだろうが・・・
安心しろ、我が家だ。
お前があのクソ坊主の屋敷近くで倒れているのを
ロストフスキーが見つけて連れて帰ったのだ。
975 :
ブラックス:2008/08/03(日) 01:49:32 ID:???
>>974 救ってくれてありがとうなのワン(涙
あれ?おかしいなぁ、足元がフラフラするのワン・・・
ち、力も出ないのワン・・・
今日は遠吠え出来ないのワン・・・
(クラ担さん、お母様お大事になさって下さいね。クラ担さんも無理しないで
御自分のお体も労わってあげて下さい(^з^)チュッ )
976 :
リュド君:2008/08/03(日) 02:10:30 ID:???
>>975 ブラックスッ!!
ひどいよ、どうしてこんなことになったの?
にいさま、誰がこんな…
可哀想に…僕が看病するよ。
助けてくれて、ありがとうロストフスキー。
安心して、おやすみブラックス…明日にはきっとよくなるよ。
(遅くまでお疲れ様です〜 バイカル湖で会えなくて残念だったよ クスン)
977 :
レオニー怒:2008/08/03(日) 02:22:40 ID:???
>>975 礼はロストフスキーに言うがよい。
軍医の話では回復にはまだ暫くかかるということだ。
力が入らぬか?
ではまた点滴をしてもらうか?
(短い前足に巻かれた包帯を指差す)
>>976 >誰がこんな…
それは私にもわからぬ。
リュドミール、ブラックスを看てやるのはよいが
日課を疎かにしてはならぬぞ。
(皆さんお疲れ様です。(*´3`)チュー)
978 :
RON:2008/08/03(日) 19:38:52 ID:???
>>976 >バイカル湖
待っててくれたワン?
行けなくて、ごめんなさいなのワン・・・・
昨夜は僕が噛みついたお坊さんの毒が回ったみたいで、歩けなかったのワン・・
979 :
RON:2008/08/03(日) 19:40:30 ID:???
978
あ〜〜、コテがRONなのにワンワンと・・・
980 :
ブラックス:2008/08/03(日) 19:44:22 ID:???
>>976 (目が覚める)
クゥン クゥン〜
ペロペロペロペロ・・・・・
(リュド君のほっぺをなめる)
981 :
旅行:2008/08/03(日) 19:55:44 ID:???
流れ豚切りスマソ
>>935の続き
その日、レオニードはユリウスに、
「次の休暇には、私はおまえを連れて、ロシアのあちこちを見せてやる。ずっと
ペテルスブルクだけにいたら退屈するだろう」
と言い渡した。
「え・・・」
一瞬、ユリウスはとまどった。まさかレオニードがこんなことを言い出すとは予想
していなかったのだ。
「どうした、行きたくはないのか?」
「ううん、ペテルスブルク以外の街を見られるのは嬉しいけど・・・」
彼女がまだ戸惑っているのを見て取って、
「ペテルスブルクだけを見ていては、ロシアを本当に知ったことにはならんぞ。
ここはロシアの中でも最もヨーロッパ的な街だからな。・・・それに、おまえはアレクセイ・
ミハイロフが命がけで愛した祖国がどんなところか、知りたくはないのか?」
「・・・・・・」
(初雪はまだだ、初雪はまだだ、だのに行くのか・・・!?君を惜しむ人がこんなに
いても、それでもなおロシアは君を呼んでやまないのか!?)
そう思いながら必死で駅まで走ったあの日・・・いまでもはっきりと思い出すことが出来る。
君があの素晴らしい才能を犠牲にしてまで愛した祖国・・・
「行くよ」
そうレオニードに向かって答えた。
ユリウスは青の一等車に乗り、鉄道の窓の外に広がる景色を眺めていた、平坦な
風景が、どこまでも続く。時々遠くに、木造の家からなる村が現れる。白樺や樅の
木も見える。そろそろモスクワに近くなったのか、隣のコンパートメントでは人々が
動き出している。レオニードが彼女に、
「そろそろ降りる準備をしなさい」
と言った。
駅から出ると、レオニードとユリウスは辻馬車に乗った。
「どこへ行くの?」
と尋ねると、彼は、
「クレムリン宮殿だ」
と言った。
馬車はトヴェルスカーヤ通りを進み、城壁の中に入ると、ヴァシーリー・ブラジェンヌイ
聖堂が見えてきた。
(あれがそうか・・・!)
とユリウスは思った。旅行記の挿絵などで見たことはあったが、実物を見るのは
これが初めてだった。
(なんだか、パイナップル・カボチャ・タマネギで出来た屋根がちぐはぐに聳え立って
いるように見える・・・)
ドイツ人であるユリウスの目には、その聖堂は病的な夢想の産物のようにも見えた。
均整や調和といった古典主義的原理とは対極にある激情の乱舞。
「ここは赤の広場という。“赤”は、ロシア語では“美しい”と同義語だ」
レオニードが言った。
赤の広場を通り過ぎた後、市内の高級ホテルの前で馬車は止まった。
御者に料金を払い、ホテルに入ると、鏡やシャンデリアや赤い絨毯で飾られた
豪華なロビーが目の前に広がっていた。レオニードから、
「明日はウスペンスキー大聖堂とボリショイ劇場へ連れて行ってやる。疲れたであろう、
今夜は早く休みなさい」
と言われて、自分の部屋へ行き、早々に床に就いた。
982 :
旅行:2008/08/03(日) 19:56:16 ID:???
次の日、レオニードにつれられて、歴代皇帝の戴冠式が行われたウスペンスキー
聖堂に入ると、中が薄暗いことと、カトリック教会と違って彫刻がまったくないことに
驚いた。暗い堂内に蝋燭の炎がゆらめき、金色のイコンが灯りに照らし出されて
浮かび上がり、独特の神秘的な雰囲気を醸し出していた。
レオニードが正面を見て、
「あれをイコノスタス(聖障)というのだ」
といった。カトリック教会の場合、聖餐式が行われる祭壇があるはずのところが、
高い障壁で覆われていた。そしてイコノスタスにも聖人の画像が描かれている。
(同じキリスト教会でも、カトリックとロシア正教ではこうも違っているのか・・・)
それからいったんホテルに戻り、夕方になって劇場へ行く準備をした。
レオニードとユリウスが劇場に着くと、もうはや盛装した男女で埋まっていた。
ボリショイ劇場は、ペテルスブルクのオペラ劇場がヨーロッパ的で洗練されて
いるのに対し、ロシア的な豪華さと重厚さを漂わせていた。
ロシア帝国の黒い鷲のマークの付いた赤と金色の服を着た案内人が、二人を
先導して桟敷席まで案内した。
この日の演し物はバレエで、8時に始まった。レオニードは幕間に、シャンパンと
お菓子を持ってこさせた。彼はユリウスに、ペテルスブルクとモスクワの二都市は、
芸術の分野でも対抗意識を持っているのだと教えた。
「ペテルスブルクでは、モスクワの芸術家たちは安易な効果のために伝統を犠牲に
しているといわれているがな、モスクワではペテルスブルクの芸術家たちは優雅さと
感情を犠牲にして技巧に走りすぎているという非難を浴びている」
バレエの舞台を見ながら、
(イザークは、今頃ウィーンで音楽の勉強に励んでいるのだろうか。彼はもうデビュー
しただろうか?)
と考えていた。
(彼がピアニストとして成功すれば、そのうちロシアにまで名前が聞こえてくるかもしれない)
ホテルに戻ってから、レオニードは、
「明日は、ユスーポフ家が所有している、モスクワ郊外の領地へ連れて行ってやる。
おまえにロシアの農民がどういうものか見せてやろう」
と言った。
今度は馬車に乗り、モスクワ近郊にあるユスーポフ家の領地へ行った。
そこにはユスーポフ家伝来の館があるとのことだった。
館に着くと、荷物を降ろし、一晩泊まってから二人で遠出をした。
村は全部似通っていた――玉葱型の鐘楼のある小さな教会、井戸、ガチョウ、
ほこりを立てている雌鳥、生垣の背後で大きな黄色い頭を立てているヒマワリ、
あり継ぎで接合した、麻くずで隙間をふさいだ数軒の丸太小屋。
男たちは木綿のシャツに麻やウールのズボンを着て、ブーツを履いていた。
貧しい農民は、ブーツの代わりに樹皮で編んだサンダルを履いていた。
女たちは刺繍の施された服を着て、頭には簡単なスカーフを結んでいる
者もいた。
983 :
旅行:2008/08/03(日) 19:56:50 ID:???
館に戻ってから、レオニードが聞いてきた。
「おまえはロシアの農民を見てどう思った?」
「そう・・・とても善良で、素朴な人たちに見えたよ」
「ふっ、確かにな。しかしロシアの農民には、もうひとつ別な面がある。
おまえは私の邸に閉じ込められていたから知らなかっただろうが、
1905年には、地主の屋敷が次々に農民たちによって焼き討ちにあった。
これについて、“イルミネーション”という悪意に満ちた冗談が流行語に
なったほどだ。ロシアの暴動ほど恐ろしいものはないぞ。意味もないし、
容赦もない。ロシアの農民はふだんは温厚で従順なくせに、ときには
狂ったように凶暴になるのだ・・・」
「・・・・・・」
ユスーポフ家の領地にいて、のどかな田園風景を見ていると、ペテルスブルクの
喧騒や社交界が別の世界のことのように思えた。
「皇帝陛下はな、本当はペテルスブルクがお好きではないのだ。陛下がお好み
なのは、辺境のペンザの所領だ。国家評議会の議員であるオボレンスキー公も、
政界の権謀術数を嫌っておられる。昔気質の貴族の中には、ペテルスブルグの
政治生活より田舎の地主の生活のほうが合っているという人物がよくいる。
大臣職は一見有力なポストに見えるが、実際は幾多の計画、会議、議論の
積み重ねに過ぎない。
首都の最上層部で成功するには、権力を好み野心的でなければならない。
政治もこのレベルになると絶え間ない抗争だ。争いを好み、わざを会得して
他の人間や組織に自説を強要することに喜びを見出すような性格でなければ
とても務まらない」
「ユスーポフ侯・・・あなたはペテルスブルクの生活にうんざりすることはないの?」
ユリウスがそう質問すると、レオニードはふっと笑って、
「わたしは軍人だ。軍人としての責務を果たすまでのことだ」
と言った。
実のところ、レオニード自身も政界の野心、裏工作、嫉妬、瑣末さには反感を
抱いていたのだが。
「ユリウス、おまえにはなかなか理解しにくいことかもしれぬがな、専制君主の
地位というものもなかなか疲れるものなのだ。ロシアでは、君主は愛されるよりも
恐れられなければならない。さらに、君主や政治家の仕事はとても複雑で、
年々ますます量が増えていく。軍人や外交官も、今では巨大な官僚機構の
中の歯車とならざるを得ない」
その館に数日間滞在している間、ユリウスがある部屋に入ると、
その部屋の壁には300枚もの女性の肖像画がかかっていた。
あまりの数の多さに圧倒されてぼんやり見ていると、ちょうどそこに
レオニードが入ってきた。
「なんだおまえ、こんなところにいたのか」
「ユスーポフ侯、ここの肖像画は・・・?」
「これらはな、私の曽祖父ニコライ・ユスーポフの愛人たちの肖像画だ」
「・・・!!」
ユリウスが一枚一枚肖像画を見ていくと、その中に、ヴィーナスとアポロが
裸同然の姿で一緒にいる絵があった。
「この絵だけ古代の神々を描いたものだね」
と彼女が言うと、彼は、
「これはヴィーナスとアポロに扮したエカテリーナ女帝とニコライ・ユスーポフを
描いたものだ」
と言った。ユリウスが驚いて、
「じゃあ・・・あなたの曽祖父は、エカテリーナ女帝の愛人だったの?」
「さあな。今となっては誰にもわからぬ」
984 :
旅行:2008/08/03(日) 19:57:26 ID:???
ユスーポフ家の邸宅からいったんモスクワへ戻って、今度はニジニ・ノヴゴロドへ
行くと告げられた。
「モスクワから急行列車で11時間ほどのところにある街だ。ここの定期市は
東洋と西洋の商業が混じっている。」
列車が街に到着すると、ホテルに荷物を預けてから、辻馬車を雇って旧市街を
通り、丘の上に登ると、ヴォルガ川とオカ川が合流してくっきり浮かび上がった
三角形の土地の上に定期市が見えた。沖仲士の群れが沼地でうようよしていた。
レオニードは、御者に発進するように命じた。辻馬車は急な坂道を下り、市へ
入り込んだ。
定期市では茶、皮、毛皮、ペルシア絨毯、アラビア馬、ウラルの鉄、カシミヤ、
カスピ海の干した魚など、アジアから来た物産が並べられていた。
ホテルへ戻ってからレオニードは、ロシア帝国を形成している多様な民族
についてユリウスに説明してやった。
「大ロシア人、小ロシア人、白ロシア人、ポーランド人、リトアニア人、ラトビア人、
フィン人、エストニア人、アジア系のタタール人、トルキスタン人、トルクメン人、キルギス人、
バシキール人、ブリヤート人、ツングース人、カフカス系のチェルケス人、グルジア人、
ミングレル人、ヘヴズル人、カバルダ人、オセット人、チェチェン人、レズギン人、
アルメニア人・・・」
「ロシア帝国の中でフィンランド大公国だけは独自の憲法を持ち、自治を享受している。
コサックはロシア社会の中で法律、特権、そして自治を持った独自の階層を形成している。
帝国の北部や東部の遊牧民に対しては、ロシアの主権を認めさえすれば、他のことは
ステップの古い習慣に従って彼らの好きなようにさせている」
ここでふと、ユリウスは、
「ユダヤ人についてはどうなの・・・?」
と聞くと、一瞬、レオニードは表情を固くし、
「彼らは、特定の地域、つまりヨーロッパ・ロシアの西部および南西部の諸県にしか
住むことを許されていない。自由に住居を変えることもできない。しかし第一ギルドの
ユダヤ商人、高等教育施設で学業を終えたユダヤ人、そして『社会生活に必要な』
職業に就いているユダヤ人は例外だ。その上、ユダヤ人が土地を所有したり、
国家公務員になったり、市会議員の選挙に参加したり、公教育施設に入ったり
するのには厳しい制限が加えられている」
(やっぱり、ロシアでもユダヤ人問題は複雑なんだな・・・ドイツ帝国にもポーランド人や
ソルブ人やユダヤ人などの民族がいるが、ロシア帝国の諸民族はそれをはるかに
上回る多様さだ・・・)
ユリウスは頭が混乱しそうになりながら思った。
帰路につく列車の中で、レオニードが、
「今回の旅行ではおまえにモスクワと、その郊外にあるユスーポフ家伝来の領地、
ニジニ・ノヴゴロドを見せてやったが、これだけではロシア帝国の半分も知った
ことにはならぬぞ。たとえばシベリアだ。毛皮を求めて、ロシア人が東へ東へと
進んでいったものだが・・・どこまでも続く広大無辺の大地。森林と原野・・・・・・」
そう語りながら、レオニードの眼はどこか遠くを見ているような表情になった。
(クラウスも、ときどきこんな眼をしていたっけ・・・)
不意に、彼がユリウスからずっと遠く、手が届かない存在になったような
錯覚に襲われた。
するとなぜか、不安な気持ちになった。
《続く》
985 :
RON:2008/08/03(日) 20:21:52 ID:???
>>981-984 葱さま〜♪
ラスプーチンの呪い、解けたんですね!
思ったより早く済みましたね〜(私は11日間でしたよ。)
良かった良かった!
『旅行』まるで取材に行かれたかのような細かい描写!
旅のガイドブックをみても書いていないような事がわんさかで楽しいです。
自分も仮想旅行した気分でワクワクしましたよ〜。
(葱さまの本棚を覗いてみたくなりました。)
986 :
葱坊主:2008/08/03(日) 20:39:27 ID:???
>>985 ラスプの呪い、いったんは解けたんですけどまた復活するかもしれません(鬱
原作ユリはアホだの何だのと叩かれているので、記憶喪失にならずに、ロシアの
社会や政治について学んでいくユリウスというバージョンを書いてみましたが、
どうやったらユリをこのままでレオに惚れさせることができるのか… (-ω-;)ウーン
>>986 葱、GJGJ!おれも二人と一緒に旅をしたぜ。
ところであの時代すでに「特急」まであったのか。
サンクト−モスクワ間の線路の2ヵ所の出っ張りは、
ニコライ1世が定規で地図に一直線を引いた時指に当たってそうなったもので
「この通りに鉄道を敷け」の命令通りに建設されたそうだな。
皇帝がどれだけ怖れられてたかという事を如実に表してるぜ。
>どうやったらユリを (-ω-;)ウーン
なに、大丈夫だ。お前だっておれが好きだったんだろう。
自分の心変わりを参考にすればいい。
じゃ、ちょっくら、スレ立てしてくる。
988 :
RON:2008/08/03(日) 21:07:41 ID:???
>>986 >原作ユリはアホだの何だのと叩かれているので
叩きスレとか、その前のスレとかで・・・・
ユリの事を誹謗中傷する人は、彼女の何が気に入らないんでしょうね・・・。
私はユリの育った境遇や、置かれた環境を考えると、あんな状況の中で
よく耐えたなぁ・・・・偉いなぁ・・・・
という風にしか思えません。(涙
>どうやったらユリをこのままでレオに惚れさせることができるのか
期待していますよ〜♪
(あっ、私はアレクファン・・・でも、気になさらないで下さいネ。
前にも言いましたが、私は雑食なもんで。エヘヘ )
>>980 少し良くなったみたいだね。
よかった、心配したよブラックス!(優しく抱きしめる)
ユリウス(イ)が心配するといけない…彼女が戻るまでに元気になろうね。
今日はにいさまもヴェーラねえさまもお出掛けなの?
(こんばんは〜 昨日慌てて(代)つけるの忘れてました。
葱さま解除オメ〜!後程、読ませていただきまする 粗)
おい、おれまでアク禁か?
あ、書き込めるじゃないか。
スレ立てようとしてはじかれたのは何故だ?もう一回試して来る。
駄目だったら他の奴ら、頼むぜ。
992 :
RON:2008/08/03(日) 21:18:22 ID:???
>>990 クラ担さん〜、
>おい、おれまでアク禁か?
笑ってしまいました。
なんて面白いレス!!・・・・て、笑っている場合ではありません。
ラスプーチンの呪いがクラ担さんに降りかかりませんように!(祈
スレ立て、御苦労さまです!
やはり駄目だった。
ERROR:新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。
またの機会にどうぞ。。。
だそうだorz 誰か出来る奴頼む。これからここにテンプレ等書き込むから、
コピペしてくれればいい。↓
【キャラ萌え】オルフェウスの窓【なりきり】第40部
(>>1のテンプレは今と同じ)
>>2以下は次の通り
過去スレ
第39部(前スレ)
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1215676288/ (以下22までのアドレスをコピペしてくれ))
>>3
(6〜21のアドレス)
>>4
関連スレ
ロシア支局
【酷寒】そうだ、ロシアへ行こう【ロシア支局】
http://2ch.ru/beta/v/kareha.pl/1215867596/1-1000 ※住人達の談話室兼避難所。投稿日時はモスクワ標準時で表示されます。
前スレ
http://2ch.ru/beta/v/kareha.pl/1202658311/l-1000 ペトロパブロフスク要塞
<オル窓>なりきりスレの不満 最低生活2日目
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1216389786/ 前スレ
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/tubo/1203658905/ Let's go to the Petropavlovsk Fortress!
,,,,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,
[,,,|,,★,|,,] >>*** [,,,|,,★,|,,]
( ・∀・) ∧_∧ ( ・∀・)<ユスーポフ侯とロストフスキー大尉殿がお待ちです
⊂ 〈V〉+つ○(l|li゚Д゚li)○⊂ 〈V〉+つ
/___:|__| 丿 ノ /__:|_|
(__)__),,,,,(,/(,/ (__)__)
オルフェウスの窓でエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156160098/ オルフェウスの窓でエロパロ 【2】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1189763878/ オルフェウスの窓でエロパロ 【3】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1198761375/ 推奨動画 (3つ並んでいるサンプルの右)
http://www.clubseventeen.com/ 過去スレを見たい人はこれを使ってみてね
http://www.23ch.info/
>>5−7の資料集はそのままでおk
>>8はこれで頼む。
★★★このスレの主要メンバー紹介★★★
ダー担さん・・・レオ(本家)、青年Д、ダー、他。
ここの萌えの中心であり、住人たちの心の拠り所。
細やかな気配りの反面、イタズラ大好きで住人の肝を冷やし、楽しませる。
スレ繁栄の為であれば手段を選ばない。
「いつ消えるかわかンねぜ、あしかラず」
クラ担さん・・・クラウス(アレクセイ)、レオニー怒、ケレンスキー他。
ロシア関連の知識が深い、アイデアと実行力の熱血漢。
軍事板に出張して喧嘩するのが趣味。ダー担さんと共にSS神職人。
ここの世話人的存在で、ロシア支局スレ主でもある。
「アレクセイ?悪いけどそんな奴には興味ねえんだ」
イザ担さん・・・イザーク、ユリウス、オレ様レオ、ズボフスキー他。
中途半端と亀レスが持ち味の、ここのマスコット的存在。
レ怒様に萌えるあまり、誰も成し得なかったユリ役を完璧にこなす。
不満スレの管理人だが、降ってわいた大騒動をキョトンとして見ている事も。
「ぼ、僕だけが知らなかったのか・・。迂闊だった・・・orz」
関東軍さん・・・関西人ばかりの中1人の東京人・・・でした(現在関東人増殖中)
ウナギのように掴み所が無く、都合の悪い質問をされると喘息持ちのボケ老人を装って逃走。
バレエファンでもある。
「後ろに道がある限り、逃げ続けますじゃ」
スリコギさん・・・ここの最年長住人でリア読者。
住人達が腹の中で思っている事を率先して発言、
時には荒らしにネチネチと説教し、住人一人一人に濃い愛情をそそぐ。
「ちょっとあんたたち!逃げる気じゃないだろうね?」
関西さん・・・ベルスレからやってきた親善大使的存在。
宝塚歌劇に精通し、白人男性と同棲の経験からスレ一の色香を放つリア読者。
時々思い出したようにオスカルになりきる。祖国フランスの情勢が悪化したため、急遽一時帰国中。
「私は、バラの花びら等、食べないぞ」
13万字さん・・・オル窓の神に憑依され36部〜38部に大長編SSを連載。ただ今中断中。
現在、SSを完成させるべく執筆活動に励んでいる。
早ければ9月に連載再開あり得るかも・・?
RONさん・・・13万字さんにオル窓の神を憑依させた功労者。
ブラックスになりきって13万字さんの帰りをひたすら待っている。
その愛らしさと柔軟なレスに、皆から可愛がられている。
葱坊主さん・・・短編便乗、アレク煩悩etcコテを変えながら、最終的に葱坊主に落ち着く。
次々と新しい発想でいとも簡単にSSを落としていく。
粗忽者さん・・・誤爆・アンカーミス等、毎日何かをやらかし、地味に大本営を攻撃する勇敢なボリシェビキ。
同志アレクセイに憧れている。
アサリさん・・・ロシア支局原住民。大潮の時にしか姿を現さないため皆から珍重されている古参住人。
広島県出身でありながらカキではなくアサリを名乗る。
>>996 おおアサリ、引き受けてくれたのはお前だったのか!
ありがとうよ、助かったぜ。
(いつも格好よく現れるな、こんにゃろめ。1部のおれみたいじゃないか)
998 :
粗:2008/08/03(日) 23:21:40 ID:???
スレたてお疲れ様です〜!
御二人とも御苦労様でした。
葱さま〜GJです!
本当にて旅してる気分になれました。
ユリがロシアを知ることで心にもいろんな変化が起きそうですね。
どんな変化であれ、前を見ているユリがうれしい。
既にクラウスとレオさまが重なっているし…
ありがとうございました。
毎度毎度いただくばかりで申し訳ないです。
(アンカー無しですみません。更にはバイカルで名前…ごめんなさい〜!粗忽につける薬を…)
999 :
RON:2008/08/04(月) 00:42:46 ID:???
こんばんは〜
ここのスレを立てるのは本当に大変そうですね・・・
『貼る』ものがたくさんあるし、一度書き込んでしまったら後からは消せないし。
修正も出来ない。
クラ担さん、アサリさん、お疲れ様でした。
いいのワン?
犬っころのボクがこの39部を〆ても・・・?
コホン(あらたまる)
え〜では、記念すべき1000レス目をボクの遠吠えで締めたいと思いますワン。
「アオ〜〜〜〜〜ンオンオン、アオ〜〜〜〜ンオンオン」
このスレと住人さん達に永久に幸あれなのワン!!!
では、三三七拍子〜〜〜
ワワワン ワワワン ワワワワワワワン!!!
ワワワン ワワワン ワワワワワワワン!!!
御唱和、有難うございましたなのワンm(_ _)m
1001 :
1001:
⊂⊃ /~~\ ⊂⊃
...............,,,,傘傘傘::::::::傘傘傘.............
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
( スレッドも立てようか?
。o ○\_____________/
∧∧ヘヘ. / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
( ノ ) 。o○( 「も」って何よ、「も」って?
/ | \ \_______________/
@__ノ(___ノ
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。