寝ようと思ったが思わぬ志村に目が覚めたからもう一貼り
これでおやす三橋ー
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1189433427/852 流血注意
鮮血が走った。
原因は俺の手の中のもので
俺は肩口から流れる廉の血を見下ろしていた。
「修、ちゃん…?」
廉は呆然と俺を見上げている。
あぁ、やっと俺をちゃんと見たな。
手にはまだ肉を切った鈍い感触が残っている。
俺の手から、ぴちゃん、と床に新しい赤い染みが生まれた。
「う うわぁぁぁぁっ。」
自分の傷口を見て廉が悲鳴をあげた。
俺から逃げようと手足をばたつかせているけど
まだ俺が足に乗っているからそれは無理。
廉は本当に非力。
もう一度カッターを振り上げる。
「ひっ…。」
廉の頬に赤い線。
一筋。
二筋。
あぁ、綺麗だね。
凄く綺麗。
俺の姿をちゃんと映しているその瞳も凄くきれい。
零れ落ちる涙を舐め取ったら少し塩辛かった。
「どう して?ど うし て、修 ちゃ ん・・・。」
どうして?
俺のほうが聞きたいよ。
どうして
お前は俺のものにならない?