1 :
M7.74:
落ちてしまって随分経つのですが
新スレが立ちそうにないので立ててみました
過去のを引っ張る技がないのですが・・・
作者の皆さん続きをどうぞ!!
2 :
M7.74:2006/02/06(月) 22:28:50.52 ID:VMd1ZmYA
God said the earthquake would come.
3 :
M7.74:2006/02/07(火) 00:14:47.30 ID:FMLxEjCV
hosyu
4 :
M7.74:2006/02/07(火) 11:39:01.06 ID:wdj71dI0
与作「保守?保守ってなんだ?」
5 :
4y:2006/02/07(火) 15:38:30.89 ID:5sxnYXLK
> 山Pと山Pの彼女が最近Hしたんだって。その画像はこれを3箇所に貼ったら↓のァドから見え
> るよぉw私はウソ
> だと思ってやって
> みたら本当に見れ
> ちゃってビックリ
> しました;;
> 本当だからみんな
> やってみてぇ☆H
> の画像ヤバ
> イょぉ♪
> H画像→
http://
6 :
M7.74:2006/02/08(水) 21:27:55.61 ID:SgdFnDI1
昔あった
『嘘の地震速報を書きまくるスレ』の
再掲でもいいのかな?
7 :
M7.74:2006/02/08(水) 21:42:30.37 ID:bx7NDj+o
―あの日空が光った、
―あの日時が止まった、
―陸に響き渡った、生命達の生きた証。
…一体何が起こったんだろう?さっきまで2ちゃんやってて、いつも
みたいに臨時地震板で顔も見た事の無い皆とはしゃいで、…そうだ。
確か山の方に緑の光が光って、それを書き込んだ。皆も見たって報告を
スクロールしていたら揺れて…。とにかく揺れて…。
8 :
M7.74:2006/02/08(水) 22:32:55.52 ID:nVgpPwoM
9 :
7:2006/02/08(水) 23:03:21.23 ID:bx7NDj+o
>>8 いやはや、紛らわしい書き込み済みません。その書き込みを参考にした
只の小説もどきです。
10 :
M7.74:2006/02/10(金) 23:39:39.49 ID:dklsqqxe
続き読みたい
11 :
M7.74:2006/02/11(土) 02:08:15.79 ID:Yyk+uzVb
>>7の続き
そうだ、ラジオかテレビ。震度と被害状況確認しなくちゃ。…でも、
部屋が滅茶苦茶に成っていてラジオは破損していて使い物に成らない。
テレビも吹き飛んでるしリモコンも何処か行ってしまっている。情報を
手に入れる為だ、探さなくちゃ。嗚呼こんなになるのなら日頃から
整理整頓しておけば良かった。痛っ、掌切ったかも。恐らくかつて
戸棚のガラスだった物だろう。後で絆創膏辺りで手当てしなければ。
あ、リモコン有った。電源入れて…あれ?テレビ付かない。そう言えば
部屋の明かりも気絶してた間に消えてる。何だか窓の外もいつもより
暗い。嫌な予感がして耳を澄ませてみた。嘘、電化製品の音がしない。
電気が使えない?
―嫌な予感は的中した。
12 :
M7.74:2006/02/11(土) 20:01:27.88 ID:Yyk+uzVb
>>11の続き
…どうすれば良いんだろう、電気が通らないならパソコンも使えない。
この分だと電話も繋がらないだろう。…電話?そうだよ、携帯電話。
確か机の上に充電中だった。また探さなければならない。ついでに
絆創膏等も探そう、手がジンジンして来た。…先ず絆創膏を見つけた。
貼らなければ。散乱していたティッシュ箱から数枚出し血を拭う。結構
血が出ていたらしいが気にしない様にして絆創膏を貼った。これから
大事な右手、化膿しなければ良いが。直ぐ近くに見知った携帯電話が
転がっていた。電池残量は3つ、これが俺の生命線だった。
14 :
M7.74:2006/02/12(日) 00:01:15.49 ID:+0RC5M25
続き楽しみにしてます
頑張って〜
15 :
書いてる奴:2006/02/12(日) 15:34:47.57 ID:sPz94lul
>>10、
>>14 有難うございます、頑張ります。実は既に結末を考えているので、話を
どう繋げれば良いかと模索中です。今夜からまた再開します。
16 :
M7.74:2006/02/12(日) 23:00:39.91 ID:tVViwcqS
>15 書いてる奴さん待ち
あげ
17 :
M7.74:2006/02/12(日) 23:14:57.39 ID:sPz94lul
>>12続き
良し、実家に連絡しよう。こんなに部屋が滅茶苦茶になる程強かったの
だから、東北地方の家族の居る実家も揺れたかもしれない。…駄目だ、
繋がらない。こんな状況だ、自分と同じ考えをして自分と同じ行動を
している人間が何万人居るだろう?冷静に考えれば解る事だった筈。
i-modeの災害伝言板、も両親は携帯のメールもろくに使えないのだから
宛てにならない。伝言ダイヤル、そうだその手が有った。良し早速、
……番号が分からない。登録するには何番に電話するんだっけ?
18 :
M7.74:2006/02/12(日) 23:34:54.74 ID:sPz94lul
>>17続き
…まぁその内番号を思い出すとして、こうして携帯電話を持っている。
携帯用2ちゃんで情報を得よう。皆がどうしてるか凄い気になるし、
運が良ければ伝言ダイヤルの番号も解るだろう。…ブラックゴートが
重い。…使えない。余りi-modeに繋いでいると電池も消耗してしまう。
兎に角、この部屋に長居している暇は無い。避難所迄行かなければ。
どさくさに紛れて来た火事場泥棒に遭遇してしまうかもしれない。
貴重品に簡単な救急道具、食糧に水、衣服、緊急用の小さなナイフ。
(犯罪目的に購入した訳では無いので悪しからず。)大きめの鞄に
急いで詰め込んだ。
―でも、後で思い知った。自分は2ちゃん通いしているから誰よりも
災害時に対応出来る知識を持っていると思い込んでいるだけだったと…。
19 :
書いてる奴:2006/02/13(月) 00:18:58.82 ID:eaDnCwew
>>16 いやはや、こんな私の書き込みを待っていて下さり有難うございます。
13日の夜にまた続きを書きますので。
20 :
M7.74:2006/02/13(月) 22:33:31.51 ID:eaDnCwew
>>18続き
いつものスニーカーを履き、外へ出る為玄関へ向かう。…所だった。
部屋から出たは良いが、玄関に行く迄の台所に面した廊下には割れた
食器やらガラスやらが散乱し更に倒れた冷蔵庫が行く手を遮っていた。
…仕方が無い、鞄から軍手を出す。だか足下は靴下だ。割れた物が
散乱した廊下をどう歩けば良い物か。
21 :
M7.74:2006/02/13(月) 23:57:50.07 ID:4JyaOcKG
更新乙です
続き楽しみにしています
地震厨房さん・一人で頑張るさん・黒猫さん
復活してますよ〜気がついていますか??
22 :
M7.74:2006/02/15(水) 06:26:24.97 ID:EYZ49fQN
早朝保守
23 :
M7.74:2006/02/15(水) 20:00:10.89 ID:npBakpqY
>>20 あ、今度の木曜の資源回収の時に出そうと纏めておいた食品トレーが
落ちてる。そう言えば昔、幼稚園の工作の授業でトレーでサンダルを
作ったけど、もしかしたら使えるかもしれない。良し、この間特売で
買ったバンダナ2枚で固定して、……トレーが割れた。良く考えたら
幼稚園児は体が軽いからトレーをサンダルにする事が出来たんだよな。
嗚呼、虚しい。どうしよう妙案が浮かばない。では部屋の窓から脱出
しようか?ロープなんて有っただろうか?
24 :
M7.74:2006/02/15(水) 20:30:36.91 ID:npBakpqY
>>23続き
以前テレビで観たがベッドに敷いてあるシーツ、あれを裂いて繋げて
三つ編みにすれば立派なロープになる。結び方は本結びで大丈夫かな?
俺は部屋に戻り作業に取り掛かった。地味で大変な作業だが自分の命が
助かるならやってやろうでは無いか。…そんな事をしている内に、隣の
部屋のドアが開く音がした。もしかしたら今になり漸く出られたのかも
しれない。シーツロープが完成し、窓の外の欄干に縛り付けようと窓を
開けようとした。…先程の地震の所為で窓枠が歪んだのか開かない。
参った。諦めて怪我覚悟でもう一度玄関に向かうか?…ん、あれ?
何かおかしい。何でこの部屋の玄関のドアが悲鳴を上げてるんだよ?
何か外から外国語が聞こえる。
25 :
M7.74:2006/02/15(水) 20:45:22.17 ID:npBakpqY
>>24続き
救助隊なら中に人が居るか、部屋がどんな状況か俺に確認して来る筈。
しかも米軍等が助けに来る事も万が一も無い。ならば、あれしか無い。
火事場泥棒だ。…しかも外国人の。ヤバい、やはり窓から脱出するしか
方法が無い。開け、開け!!…窓が開いた。玄関のドアの隙間から
泥棒達が持っているバールの先が見え隠れしている。ドアが更に悲鳴を
上げている。早く欄干に縛り付けなければ、手が上手く動かない。怖い。
26 :
書いてる奴:2006/02/15(水) 21:00:23.48 ID:npBakpqY
今日はここまでです。危険物が散乱している部屋の話ですが、実は
要らない本を2冊程足に宛て、その状態でバンダナや三角巾で足と本を
包む様に結んで固定すれば簡易靴になります。今回は火事場泥棒を話に
出したかったので無しにしました。因みに食品トレーは自分で実験し、
大人が足を載せると踏まれても平気な部分は残るのですが、歩こうと
踏み切ると割れてしまう事が分かりました。明日また続きを書きます。
それでは(・∀・)ノシ
27 :
M7.74:2006/02/15(水) 23:57:27.42 ID:MzoqIUt2
乙です
待ってますね〜
28 :
M7.74:2006/02/16(木) 23:52:55.23 ID:/Ozpdnga
保守
29 :
M7.74:2006/02/17(金) 00:12:15.30 ID:W99gmQ3/
蝿は常に一番の目撃者よんさま
30 :
M7.74:2006/02/18(土) 00:24:14.24 ID:twGqLpAC
>>25続き
何度も何度も手が滑る、…正直怖い。玄関が段々騒がしくなってくる。
後少し、後少し。…出来た!!急いで鞄を背負い、先程窓に垂らした
シーツロープで地上に滑り降りた。俺が先程まで居た部屋から泥棒達の
話し声が聞こえる。気付かれる前に此処から離れなければ、俺の命まで
取られてしまうかもしれない。…その時だった。
31 :
M7.74:2006/02/18(土) 07:41:59.06 ID:twGqLpAC
>>30続き
自分が気絶した時のよりも激しい揺れが起こった、何なんだ。大地は
何故こんなに怒り狂うんだ?余計に俺は逃げなければ成らなくなった。
滑り降りた先である駐車場の石コロだらけの砂利が履き物をしていない
足にダメージを与える所為でも有るか、上手く動けない。もしかして
伏せた方が良いか?…あ、俺が先程まで居たアパートが倒壊した。
32 :
M7.74:2006/02/18(土) 19:39:19.14 ID:n2JX90b6
保守
33 :
酢だこ:2006/02/19(日) 00:13:17.57 ID:BoJRBIyV
郁美はそうっと目をあけた。
・・・暗い。
目を開けたにもかかわらず、目の前は真っ暗なのだ。
郁美は状況が分からないまま、ぼうっとした頭で考えようとした。
今、私は何処にいるのか、ここは何処なのか・・・。
ゴゴゴゴゴ・・・。
そんな音が聞こえ始めた、と気が付いた瞬間、郁美の体が飛び上がるような
激しい大地の突き上げが起こった。
「ぐあっ・・・・!」
空気をも震わす低音の地響きの中から、何かが崩れる音、ガラスの割れる音
人の叫び声を、微かに郁美は聞いた気がした。
34 :
酢だこ:2006/02/19(日) 00:31:47.39 ID:BoJRBIyV
どれほど大地は揺れていたのだろう。
恐ろしく長く揺れていたように感じる。5分?10分?
さっきまでとうって変わって静寂が周りを支配している。
郁美の耳に聞こえるのは、荒い自分の息遣いと大きく早い鼓動だけだ。
今のは何なの?爆弾?戦争?!でもニュースではそんなことはやってなかったし・・・。
はあ、はあ、と大きく息をしながら郁美は顔を上げた。
このとき自分はうつ伏せになっていたことに気が付いた。砂が顔にかかり思わず手で目をこする。
手が動く事に不思議とほっとしていた。
ゆっくり足を動かし、よつんばいの格好になると、背中と頭が何かにぶつかった。
何かが郁美の上にかぶさっているようだ。
上を見ると暗闇の中にわずかに光の筋がある。郁美は手をかけてその隙間を大きくしようとした。
35 :
酢だこ:2006/02/19(日) 00:46:49.41 ID:BoJRBIyV
それはとても重かった。中腰の体勢で思うように力が入らないので、
思い切って背中で押すと、わずかだが上に動いた感触があった。
「ふんっっ!」
ガコン!ガラガラ・・・。
郁美は舞い上がった粉塵にむせるように咳き込みながら、自分にかぶさっていた
それを確認した。
『××カードローン』。そう書かれた金融会社の看板。いつもは立っているはずのものが
何故下にあり、覆いかぶさっていたのか?
郁美の目は、上手く働かない頭などお構いなしで景色を写真の連写のように写してゆく。
36 :
酢だこ:2006/02/19(日) 01:13:39.91 ID:BoJRBIyV
空はいつの間にか薄暗くなっていた。よく見ると傾いているビルの姿がある。
横断歩道の信号機は電気が消え、路上にある車の上には大きな看板が落ち、べコリと凹んでいた。
私、そういえば・・・そう!取引先に向かう途中だった!会社のビルを出て、駐車場に向かおうとしていて。
それで・・・それで・・・ドーンって
そこまで必至に思い出したときだった。不意に肩をつかまれ、郁美はビクリと体を震わせた。
「おい!あんた!大丈夫か?!」
振り向くと、頭から血を流した男が凄い形相で立っていた。
「・・・・あ、あ、はい。」
郁美が勢いに押されて頷くと、男は周りを見渡し早口で続けた。
「とりあえず、知ってる奴と一緒に何処かの避難所に行ったほうがいい。知り合い近くにいるか?」
「会社が、そこだから・・・」
「そうか。」
「あ、あの!」
37 :
酢だこ:2006/02/19(日) 09:41:09.40 ID:GlTUC/07
郁美は深呼吸すると、恐る恐る男に尋ねた。
少し冷静になった頭の中に浮かんだひとつの答え。そうそれは・・・
「何があったんでしょうか?地震・・・?」
「みたいだな。テレビも、ラジオも今はダメみたいだ。」
そういうと男はガラスの破片やら割れたブロックやらを踏みながら去っていった。
『大地震』
その事実を前に郁美は何をしたらいいのか分からないままでいた。
そ、そうだ、家族に連絡しなくっちゃ!
郁美は同じ都内に勤務している夫と保育園に預けている3歳の娘の安否が気がかりだった。
足元に落ちていた自分のバッグから携帯を引っ張り出すと、震える指でボタンを押した。
・・・トゥルルルルルル
保育園はコール音は鳴るが誰も出ない。今、避難とかで忙しくて出られないだけかもしれない。
郁美はそう自分に言い聞かせて、夫の番号を探す。
38 :
酢だこ:2006/02/19(日) 10:06:21.00 ID:GlTUC/07
回線が混雑している旨を伝える機械的なアナウンスが耳に飛び込んできた。
「郁美!」
と、そのとき同僚の聡子がよろけながらやってきた。
いつの間にか周りには建物から出てきた人がたくさんいることに気が付く。
知っている顔を見て急に安心した郁美は携帯を切ると聡子と抱き合った。
「よかった!郁美外に出て行った後だったから心配したよ!」
「聡子、他の人たちは?」
聡子は眉間に皺をよせ、首を横に振った。
「分からないの。私も丁度1階に降りたところだったから。」
「一旦、会社戻る?」
「今、皆外に出てきているし、このまま避難したほうがいい・・・」
聡子が言い終わるか終わらないかのうちにドーンとまた揺れが襲った。
「ひっ・・・!」
ドンと突き上げるような揺れの後の立っていられない激しい横揺れ。
郁美は頭がどうにかなりそうだと思った。
39 :
M7.74:2006/02/19(日) 10:34:43.10 ID:PJrvXEe+
>>31続き
俺がこの町に来てから住んでいて、それなりの思い出も詰まっている
アパートがいとも簡単に崩れ、倒れていく。周りの住宅、駅周辺のより
背丈の低いビルも、この揺れで止めを刺されたのか陳腐な怪獣映画の
如く壊れていった。電柱も電線をしならせ千切られ、中の鉄筋を晒して
次々と折れた。辺りは建物が崩壊していく鈍い音が響き、粉塵が舞い
何もまともに聞こえず、何も見えなかった。…何て事だ、もしかしたら
俺の様に逃げ遅れて如何すれば良いか悩む人、途方に暮れている人、
避難準備をしている人、誰か知り合いや家族や大切な人を探している人
が建物の中に残っていた筈だ。その人達は…。
40 :
M7.74:2006/02/19(日) 10:50:19.68 ID:PJrvXEe+
>>39続き
考えてはならない気がした、まともに考えたら気が狂いそうだ…。
その内、揺れが収まった。だが空は今も暗く、俺を閉ざしていた。
兎に角、避難場所の近所の小学校へ行こう。でも履き物も無く何とも
頼りない状況の俺が、無事に辿り着けるだろうか?…そうだ、簡易靴。
以前テレビでやり方を放送していた。鞄から燃料になるだろうと思い、
突っ込んでおいたブックオフで2週間前に題名だけに惹かれて購入して
読んで後悔した本2冊、先程食品トレーを固定しようとしたバンダナ、
これて足を固定した。…何であの時に思い出して玄関のスニーカーを
取りに行かなかったんだろう?……考えたら負けだな。
41 :
書いてる奴:2006/02/19(日) 10:54:01.73 ID:PJrvXEe+
いやはや、予告通りに更新出来なくて済みませんでした。その内に
酢だこさんの作品が登場していて夢中になっていたり…。orz
でもまた懲りずに書き込ませて戴きます、それでは。(・∀・)ノシ
42 :
酢だこ:2006/02/19(日) 17:44:11.03 ID:GlTUC/07
揺れの後も不気味な地鳴りはしばらく続いている。
地球が割れてしまうのではないかと不安になるほどだ。
「あーっ!」
周りの人々の叫び声で2人が振り向くと、ビル街のの方から
粉塵の大波が押し寄せてくるのが目に飛び込んだ。
重なる大揺れに耐え切れず、ビルが倒壊したのだ。
2人は人にぶつかりながら道の端に頭を抱えてうずくまるが
ゴオオオオオオオ・・・とコンクリの小さな破片や粉塵は容赦なく2人を飲み込んだ。
ビシビシと体に破片があたる。粉塵を吸い込んではいけないと息を止めているが苦しい。
体にあたる勢いが収まってきたのを確認して袖を口に当て細かく息を吸う。
しばらく2人は動けないでいたが、周りの人々が動く気配を感じどちらからともなく
ゆっくりと立ち上がった。
「・・・郁美?大丈夫?」
「大丈夫。聡子は?」
「うん、大丈夫そう・・・」
この辺の建物はビルが多い。また大きな余震がきたら倒壊するかも知れない。
ここを離れなければ・・・!大きな焦りがでてきた。
「聡子、とりあえずここから逃げよう!」
「そうね・・・。この近くに大きな公園があるじゃない?あそこに避難して、情報を集めることにしない?」
大きく頷くと、郁美はバッグをつかむと聡子と歩き出した。
もしかしたら倒壊したビルは、うちの会社のビルだったかもしれない・・・。
郁美は後ろを振り向き、黄色くもやがかかったようになっている景色を見て直感的にそう思ったが
『今は自分のことだけ考えよう』と自分に言い聞かせ、瓦礫を踏みしめた。
43 :
酢だこ:2006/02/19(日) 20:10:38.68 ID:GlTUC/07
20分は歩いただろうか。目の前に緑の木々が見えてきた。
いつもなら10分ほどで着くはずなのに、足が重く前に出すのもだるいほどだ。
見慣れた景色が一転していた。
人々はほぼ無言で険しい顔をして、同じ公園に向かっている。
舗装された道にはいたるところに亀裂があり、コンクリートが割れていた。
路上には衝突している車が何台もあり、渋滞になっている。
車の中にいる人は懸命にカーラジオに耳を傾けたり、携帯電話を片手に車の周りを
ウロウロしていた。
遠くには煙が何本か立ち昇っており、火事が起こっているのは明白だった。
「うわ・・・凄い人・・・」
聡子がつぶやく。公園の入り口からは人の群れが見えた。
会社が多い場所だけあって、スーツ姿の人が多い。
「あの・・・」
郁美は近くにいた中年の作業着の男に声をかけた。男は携帯ラジオのイヤホンをイライラしたように
外すと郁美の方を向いた。
「すみません、ラジオ、なんて言ってます?」
「何も聞こえねーんだよ。ザーザー言ってばっかりで。」
「そうなんですか・・・」
「あれだな、きっと。アンテナが揺れでやられちまったんじゃねーか。」
男はそういうと、イヤホンをまた付け、空を睨んだ。
郁美は「どうも」と頭を軽く下げ、聡子と人を掻き分け奥へと進んでいった。
44 :
南海フィクション:2006/02/20(月) 19:24:17.07 ID:pTY8KfVS
南海・東南海・東海地震、3連動のマグニチュード8クラス地震から半年が過ぎた。
京阪神地区の大阪湾沿岸部は、想定を上回る5m大津浪により壊滅的な被害を蒙った。
特に被害を大きくしたのが、再起動に手間取り、沖合いへの非難が間に合わなかった
大型船舶がそのまま津浪に流されたことだった。
これにより、船舶の直撃を受けた市街地が壊滅的な被害を受けた他、淀川では
津浪による河の逆流に巻き込まれた船舶が橋梁を次々と破壊し、避難物資の輸送へも
大きな打撃を与えた。
また、兵庫県南部地震よりも顕著に発現した長周期地震動の影響は、耐震工事を
終えたはずの新幹線・高架橋・高速道路、沿岸部のガスタンク等に及び、京阪神地区の
超高層建造物に重大なダメージを与えた。
鉄道の被害では、高架橋の橋脚損傷に加え、津浪による淀川の橋梁の崩落、
塩屋付近のタンカー乗り上げによる山○本線、山○電鉄本線の封鎖など
復旧には大きな時間を要するとされている。
45 :
南海フィクション:2006/02/20(月) 19:25:00.75 ID:pTY8KfVS
本震のP波が観測点によって捉えられた直後の○月○日午前10時57分12秒
気象庁により緊急地震速報が鉄道会社が通知されると、
各社は独自のマニュアルに従い、防護無線発報などの処置による列車停止処置を
行った。
一部は本震到達までに停止できなかった列車も数本あったが、かろうじて
脱線は免れることができた。
この後、午前10時59分07秒、気象庁は大津波警報を関東、東海、近畿、四国、九州
の太平洋沿岸に発表。
続いて、紀伊水道から大阪湾沿岸、瀬戸内沿岸に津波警報を発表した。
JRは、直ちに紀勢本線の停止した各列車の乗務員に避難命令を指令所から発令。
続いて南海電鉄と続いた。一方で、残り在阪各社は混乱、観測された震度5強〜6弱の
揺れに対し、マニュアル規定に基づき、線路の点検などを開始した。
午前11時15分、国土交通省から、ようやく淀川などの橋梁封鎖の指示が入り
在阪私鉄各社は、慌てて保線要員の避難、及び停止車両からの乗客の避難を
行い始めた。
午前11時17分20秒、紀勢線の避難を終えた列車乗務員から指令所に無線があり、
す○み町内で津浪により車両が転覆、そのまま流されたとの連絡が入った。
これが鉄道被害の最初の報告となった。
46 :
M7.74:2006/02/22(水) 15:53:02.37 ID:w0hwUwF1
>>40続き
さぁ、出発だ。通常の状態で小学校迄は徒歩10分、しかし今は悲惨な
有り様。道のりは遠く、周辺には人も居なくて心細く、寒い。でも、
行かなければ。生きなければ。辺りに散らばるガラス片、瓦礫の山、
隣町の空が赤く燃えていた。そう言えば、隣町には海が在って人工島に
発電所が存在していた。出火元は其処だろうか?この町では無くて
少し安心した。……あ、今の俺、凄く嫌な奴だ。
47 :
M7.74:2006/02/22(水) 16:06:56.92 ID:w0hwUwF1
>>46続き
少し早足になる、頭の何処かで『きっと皆も同じ事を考えているんだ』
とドロドロとした物を抱えながら。歩く、兎に角歩く。そんな汚い俺に
天罰だろうか?…俺が唯一知っている小学校への道が、折れた電柱と
随分前から放置されている駐車違反の車2台に阻まれていた。全く以て
どうした物か。車は地震の揺れの所為で大きく動いて丁度道を塞ぎ、
その上に折れた電柱が倒れていて滅茶苦茶な状態だ。このまま無理を
して進むか、少し戻って其の先に行った事のない脇道を選ぶべきか、
その脇道はつい先日変質者が現れたと報道された暗い道。安易には
選べない。
48 :
M7.74:2006/02/22(水) 23:06:31.73 ID:DTRUfNM7
みなさん乙です
新作も登場でますます楽しみです
49 :
M7.74:2006/02/24(金) 23:45:28.67 ID:V/fcXCs9
保守
50 :
M7.74:2006/02/25(土) 00:27:48.20 ID:QwFSRInh
>>47続き
変質者が怖いので別の道を選んだが、それが仇になったようだ
建物の陰に入ったとき、半ば崩壊したプレハブの工場に引きずり込まれてしまった。
あっという間全裸にされた郁美。
変質者「へへへお嬢さん好き者だな。何もしてないのにもう濡れてるぜ!」
そういうと変質者は怒張したペニスを郁美のクレバスにぶち込んだ
郁美「らめっ!」
51 :
酢だこ:2006/02/25(土) 19:18:39.79 ID:+BBHAMGJ
人の間をぬって歩く郁美は家族の事が気になって仕方がなかった。
公園には怪我をした人の姿も少なくないようで、薄汚れてしまったスーツの袖を
血で染めている者や、足を引きずって歩いている者もいる。
自分の家族は一体どうしているのだろう?
怪我をしていないだろうか?娘は怖くて泣いているのではないか?
頭の中がグルグルとそんな考えでいっぱいになった。
ちょっとした芝生の広場に出たとき、そこに娘と同じくらいの子供の姿が見えた。
男の子だろうか。ほっぺに擦り傷をつくったその子は、じーっと真剣な顔をして
母親の足にしがみ付いていた。母親は一生懸命にその子の頭をなで、携帯でなにやら話している。
ふと、その男の子と目が合った。
おびえているような目、ぎゅっと母親のジーパンを握り締めている小さな手を見たとき
郁美は思わず立ち止まった。
胸が苦しくなり、呼吸が止まる。
「郁美?・・・どうしたの?」
郁美が泣いているのに気が付いた聡子は、ゆっくりと深呼吸すると郁美の肩を抱いた。
52 :
書いてる奴:2006/02/26(日) 18:11:40.39 ID:7ezpj7fq
>>50 わぁぁ、最近思い浮かばないので書いてないからって、そんな続きを
作らないでたもー。しかもこちらの主人公は男だからその展開はウホッ
になりまする。
(´・ω・`)
53 :
M7.74:2006/02/26(日) 18:25:04.29 ID:7ezpj7fq
>>47続き
…よし、決めた。俺は引き返して脇道の方に進んだ。…決めた迄は
良かった物の、街灯も少なくて道幅は狭い上に、飼い主に家に置いて
行かれたのであろう犬達の鳴き声がして非常に不気味だ。こんな事なら
普段から近所付き合いをしていれば良かった。いや本当に。…ん?
何か後ろから追ってくる?もしかして、噂の変質者か?物取りか?
「…おい、そこのお前。1人か?」女性の声だ。そんな、最近は確かに
女性の変質者も居たりするが、まさか俺が犠牲者になるだなんて…。
54 :
M7.74:2006/02/26(日) 18:38:36.38 ID:7ezpj7fq
>>53続き
「何を考えているか解らんが、お前聞こえているなら返事をしろ!!」
意を決して振り返る。…勝てるかな?何て思ってたら高校生位の少女が
其処には居た。…あれ?この子、何処かで見た様な。「お前、1人で
避難してるのか?」「う、うん。そうだけど…」取り敢えず頷く。
「小学校の避難所なら、さっきの揺れで崩壊した。別の所が良いぞ。」
俺の先程の苦労は一体…。兎に角落胆した、あんまりだ。すると
少女は俺の足下を見て、何処から拾ったのか鞄から靴を出す。そして
靴を俺にくれた。「さっき拾った、使え。まだ沢山歩くんだからな。」
「有難う。君、名前は?」簡易靴を解き、靴に履き替えながら少女に
尋ねる。「私は………おい、お前、何で私が書いた本を踏み台にして
いるんだ?」
55 :
M7.74:2006/02/26(日) 18:54:08.23 ID:7ezpj7fq
>>54続き
…え?今、何て言った?「君、もしかして『菅谷あさみ』さんなの?」
うわ、凄い怒ってる。そりゃそうだ、こんな事まさか本人に見つかると
思ったらやりはしない。…前に見た事が有ると思ったら、この子は
テレビで見掛けたんだ。「…簡易靴の事は私も知っているがお前は私の
最高傑作を、靴にする位しか価値が無いとでも思っているのか?」
…嗚呼、菅谷さん。折角の美少女なのに眉間の皺が深くて声と表情が
凄んでますけど。怖いですよ。
56 :
M7.74:2006/02/28(火) 20:10:18.74 ID:bF6k7SiY
>>55続き
「まぁ永谷園のお茶漬けでも食べなよ」
よし子は進められるままにお茶漬けを食した。
「日本人なら、お茶漬けやろ!」
一郎は叫んだ。それは心の叫びだった。
地震ですべてを失った今、残されたのは己の体力と知力だけと
言っても過言ではないのである。
「ところで今日は何曜日?」唐突に花子が次郎に聞いた。
しかし、その疑問に誰も答えることが出来なかった。地震の影響で
世界中の人々の頭から、曜日という概念が消えてしまっていたのである。
これが、後の内閣総理大臣、伊藤博文である。
57 :
M7.74:2006/03/01(水) 22:55:38.30 ID:OCOm7EHU
取りあえずあげ
58 :
M7.74:2006/03/06(月) 22:40:55.03 ID:dRBvwXs4
保守
59 :
M7.74:2006/03/10(金) 12:35:24.54 ID:m+QhPIIa
クラ
60 :
M7.74:2006/03/10(金) 13:37:50.77 ID:m+QhPIIa
ノ
61 :
M7.74:2006/03/10(金) 13:45:10.25 ID:TIRrgd1L
ホシュ
62 :
M7.74:2006/03/10(金) 13:57:13.00 ID:m+QhPIIa
ク
63 :
M7.74:2006/03/10(金) 14:02:44.30 ID:TIRrgd1L
イ
64 :
M7.74:2006/03/10(金) 14:04:28.09 ID:1tni4gdV
64
65 :
M7.74:2006/03/10(金) 14:24:17.59 ID:1tni4gdV
65
66 :
M7.74:2006/03/10(金) 14:37:55.58 ID:1tni4gdV
さてさて
>>56のつづき( ・ω・)っドゾー
67 :
M7.74:2006/03/10(金) 15:10:14.10 ID:/WCQZy8p
保守
68 :
M7.74:2006/03/10(金) 15:10:14.60 ID:1tni4gdV
保守
69 :
M7.74:2006/03/10(金) 16:21:24.43 ID:NQ/W/Jx/
ほす
70 :
M7.74:2006/03/10(金) 17:01:18.43 ID:m+QhPIIa
ラニ
71 :
M7.74:2006/03/10(金) 17:09:53.78 ID:9Ll+KaIr
保守
72 :
M7.74:2006/03/10(金) 17:28:49.98 ID:O17bp8f1
73 :
M7.74:2006/03/10(金) 17:47:04.74 ID:m+QhPIIa
カヨヤ
74 :
M7.74:2006/03/10(金) 17:55:52.88 ID:9Ll+KaIr
保守
75 :
M7.74:2006/03/10(金) 18:20:37.52 ID:hQUtj/Xi
保守
76 :
M7.74:2006/03/13(月) 11:37:04.12 ID:LeUh/GSY
保守
77 :
M7.74:2006/03/13(月) 11:38:40.11 ID:XT+Dd0xv
保守
78 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:01:21.29 ID:fn841F+d
↑
79 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:10:17.51 ID:LeUh/GSY
あげ
80 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:12:22.56 ID:lKbTATnK
保守
81 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:20:20.69 ID:fn841F+d
ほしゅ
82 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:20:26.17 ID:LeUh/GSY
保守
83 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:28:02.67 ID:LeUh/GSY
あげ
84 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:34:30.03 ID:fn841F+d
保守
85 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:41:42.07 ID:6+SxtKNZ
あげ
86 :
M7.74:2006/03/13(月) 12:52:08.29 ID:3zgwFE8Z
浮上
87 :
M7.74:2006/03/13(月) 13:08:39.05 ID:BVHbi7Li
保守
88 :
M7.74:2006/03/13(月) 13:23:19.82 ID:3zgwFE8Z
age
89 :
M7.74:2006/03/13(月) 13:23:25.52 ID:fn841F+d
↑
90 :
M7.74:2006/03/13(月) 15:59:25.02 ID:bse3SJPn
保守
91 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:03:04.27 ID:LYpkLlfc
保守age
92 :
◆7Ya61dhE12 :2006/03/13(月) 16:09:12.14 ID:Kf2dhR7+
age
93 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:10:05.84 ID:LYpkLlfc
保守ageです
94 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:15:42.73 ID:bse3SJPn
保守
95 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:15:49.36 ID:48OcAGvH
保守
96 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:16:27.07 ID:LYpkLlfc
またまたage
97 :
M7.74:2006/03/13(月) 16:36:50.39 ID:LeUh/GSY
保守
98 :
M7.74:2006/03/13(月) 17:30:08.71 ID:BVHbi7Li
保守
99 :
M7.74:2006/03/13(月) 19:31:59.11 ID:boIN9W4C
大田区報 2052年度春号
新しく大田区へ引っ越して来た方へ
気象庁による地震予知確定通知が出た場合の行動計画
地震が予知されるようになってから、30年。我が区では、マグニチュード5以上が予想されるときは、近隣のシェルターに避難していただきます。
行政センターの地区ごとに避難シェルターは異なりますので、事前の確認を必ず行ってください。
避難シェルターでは、独居世帯の方は集合エリア、複数人世帯の方々は、個別エリアとなります。
なお、臨海部行政センターの避難シェルターは、羽田空港利用者、勤務者との協同使用となっていますので、大田区民入口から入場してください。
※各避難シェルターは、マグニチュード8、震度8まで耐えるように設計されています。(国土交通省2050年度避難シェルター耐久度要求クリア)
100 :
M7.74:2006/03/15(水) 05:25:49.52 ID:z7I4Pj5G
100 (´Д`)
101 :
賢くなれない ◆BaKAFuFUFU :2006/03/15(水) 07:15:55.05 ID:W4sMHfcW
保守
102 :
M7.74:2006/03/15(水) 20:03:07.14 ID:HNQ6YZE9
VIPPERについての観察と考察
現在2CH内においてVIPPERなるものが大手を振って闊歩している。
ここ数日及びこの数時間VIPPERについて、観察考察してみたので披露する。
第1章VIPPERの成り立ちとその歴史
まんどくさいし、よく知らんので、パス。
第2章VIPPERの種類
VIPPERと一口に言っても多数のタイプがあると思われる。飛車はその特徴からいくつかに分け
考える必要を感じた(耳鳴り4/5くらい)ので、下記の様にタイプ分けして考える事にする。
タイプ1、VIPPERカラス、もしくはVIPPERアホー
他板に突撃して迷惑を掛けるアラシを喜びとする、生きがいとするタイプ。ブーンと共に現れる事が多い。
なかには恐る恐る付いて行くだけだが皆がやっているので自分も同じ事をしても良いと勘違いし
他板に突撃するものも、含む。カラスのように集団でワルサを働き、単独での行動は苦手と思われる。
このタイプは集団行動をとることに生きがいを感じていると思われ、良い事であれ悪い事であれ
「赤信号皆で渡れば怖くない」を実践している、大変ハタメーワクなVIPPERである。
心ある2ちゃねらーはサルモネラ菌同様駆除が望ましいと思っている。しかし2CH運営陣は彼らの習性を利用し、
最速カキコの実験など、利用価値を見出しており、簡単には駆除できそうもない。
このタイプは誰かに煽られて簡単に反射的に行動するのが特徴で、その行動を抑制する対策を考える方が
駆除を考えるより、対策としては有効であろうと考える。また、ニオイの元を断つ必要もある。
ごく最近当板においても、VIPPERカラスの襲撃を受け、対策に大わらわであった事は記憶に新しい。
飛車の巣もそれより以前襲撃を受けている。
タイプ2、VIPPER猫
こちらはVIPPERカラスとは違い、自分もしくは数人の他板におけるVIPテリトリーを主張するタイプである。
各板に立てられるVIP大使館等がその主たるテリトリーとなっている。その他各種の雑談系無意味スレ、
役立たずスレを立て各板の自治にGL4 の削除依頼攻撃を受けているVIPPERも含まれる。
通常はGL4 の削除依頼攻撃で撤退するが(飽きが早い)、たまにしつこく立て続けるものもいる。
VIPではどんなスレを立てても平気なので他板においても同様であると勘違いしていると推察される。
また、発情期には2CH一周などのスプレー掛けまくり行動に出る事もあり、お魚くわえたサザエさんの
如く、あれ、違った、お魚銜えたドラネコの如くサザエさん削除人においかけ回されているのが、
たまに目撃される。このタイプは発作的、単発的行動が特徴的であり、対処方法はGL4 の削除依頼攻撃
でまにあう、良く効く。
飛車は大変な猫好きなのでこのタイプは生暖かく見守ってあげたいと思っている。
103 :
M7.74:2006/03/15(水) 20:03:39.24 ID:HNQ6YZE9
タイプ3 VIPPER鼠、もしくはVIPPERチュー
現在大変な勢いで増殖していると思われる厨房VIPPERの事。全体の何割がこのタイプなのか、運営側も
性格な数字は捕らえていないと思われる。飛車はM5.5〜M6.5じゃなくって、35パーセント位がそうではないか
と推察しているが、日々ネズミ算式に増殖しているものと思われ、その実数は不明である。
もろちん、この中にはVIPPERカラス、VIPPER猫の現役、予備軍が多く含まれる。
VIPPER全体を見ていくと、このタイプの影響力が日々増している事が良く解る。
今後の動向に大変注意を払っておくべきVIPPERの一群、それがVIPPER鼠である。
タイプ4、VIPPER蛸
巣に篭ったVIPPER、自分が大変醜いVIPPERである事を自覚しており、通常、巣から出ようとしないが、
たまに巣から出て他板に出没してもVIP臭がするため、すぐに追い出される。その際スミを吐き出す
タコのように、罵詈雑言、悪態の限りをつくして逃げ出していくのが特徴である。
このタイプは実はVIPから足抜けしたいと考えていると思われ、こちらの対応次第では、普通の住民
に混じって暮らしていく事も可能であろうと飛車は思っている。
タイプ5、VIPPER鳩、及びVIPPER飼い猫
VIP板のみならず他板でも平穏に暮らしているVIPPER。実は実数が一番多いのはこのタイプであろうと
飛車は推測している。VIPPER鳩は、その板に関連する知識も充分持ち合わせていたり、いなかったり、
ではあるが、その板の雰囲気に充分なじみきったVIPPER。もともとは他板出身で住民の少なさで、ヒマを
もてあまし、VIP板に走ったものの同時に出身板でも活躍をつづけている者などを含む。他板では、
ちゃんと活躍しており、その板の主要人物と成っている事もある。コテでのカキコミが多いと思われ、コテを
付けたがる傾向にある。伝書鳩の如く他板とVIP板を行き来している。
VIPPER飼い猫は、VIPPER猫およびVIPPER蛸が立てたスレ、付けたレスが、あるていど当該板の住民に
受け入れられ自然とその板の住民となることが出来たもの。コテなしが多くその板に関連する知識も
多くないが、居心地良く、居候状態で棲みつづけている者などを指す。
その他
上記5タイプに分類したがこれで全てというわけではない。混成型も多く存在するだろうし、
これらの分類に当てはまらないVIPPERもいるかもしれない。混成型のなかでは、タイプ1、2の混成型が
最凶であり、飛車はVIPPER鵺と呼んでおり、もっとも注意を要すると考えている。
上記の分類については、飛車の観察と推察、独断と偏見によるものなので、うのみにされては困る事だけ
は申し添えておく。
104 :
M7.74:2006/03/15(水) 20:07:52.98 ID:HNQ6YZE9
上記は、昨日汎用スレに誤爆したものに、加筆修正を加えたものです。
今後、第3章として、「VIPPER対策」を予定しています。
以上、飛車
。。
゚●゜
105 :
M7.74:2006/03/16(木) 03:09:11.21 ID:PVvSO1T4
保守
106 :
M7.74:2006/03/16(木) 03:30:22.36 ID:cZYWPMZ4
ほ
107 :
M7.74:2006/03/16(木) 03:31:08.72 ID:BaQrp+im
保守
108 :
多民族主義者:2006/03/16(木) 03:53:31.51 ID:qW3NqGnv
固守
109 :
M7.74:2006/03/16(木) 12:53:15.01 ID:bAjxpajP
保守
110 :
M7.74:2006/03/16(木) 12:56:42.79 ID:bIGlvbp/
保s
111 :
M7.74:2006/03/16(木) 13:16:31.10 ID:cZYWPMZ4
ほ
112 :
酢だこ:2006/03/17(金) 01:01:17.07 ID:OXIvcxnO
「ね!」
聡子はそれだけしか言わなかった。なにを言っていいのか分からなかったのだが
今の郁美には、それだけで良かった。
浮かんでくる考えが全て悪いほうに行ってしまう。
娘も、夫も、きっと大丈夫。私も無事なんだから!
郁美は何度も何度も、そう心の中で繰り返した。
ズズズ・・・・
低い地響きがし、また大地が揺れる。一体何度揺れれば許してくれるのであろうか。
あちこちから悲鳴、怒鳴り声が聞こえる。
2人はお互いの腕をがっしりつかみ、揺れが収まるのを待った。
ユラユラゆれる大地。郁美は目を閉じた。
今この身に起きていることを認めたくない頭と、体感している体。
体の感覚がなくなっていくような、軽い痺れに似た感じがする。
113 :
M7.74:
、,_, λ,,
〃゛;;;;;;;;;; λ~`ヽ
〃;;;;;;;;;;;;;;;;; λヾ ヽ
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;从'`ー`ヾ;リ
リ _`リ''"-''"´ `゙'' i
(6`! `~“ ヽ'“´ i
ji!ヽ , '`ー'` ,ノ
/(| ` ヽー≡‐'/
、‐' i ヾ、 `ー-;-'
関東人 [kanton jing]
(1987〜 低能犯罪納豆民族 東朝鮮(日本名:関東地方)
・人口10万人当たりの凶悪犯認知件数(平成10年)
東京都 11.0
福岡県 10.2
千葉県 9.8
埼玉県 8.5
大阪府 7.9
茨城県 7.5
神奈川 7.0
愛知県 5.4
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h11/h11s0307.html