# 震源…地震が起こったところ。(詳しく言うと断層破壊の開始点)
震央…震源地のこと。地表の震源真上にあたるところ。
地震…地面にたまった歪を解消するために断層が動く(破壊する)現象。
地面が揺れる現象は「地震動」として使い分けます。
>>186 震度階級はここを参照してください。簡単な震度階級関連解説表+αです。
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/eq/1134145493/136-139 # 震度が大きくなるにつれ揺れの強さを示す速度「kine」と加速度「Gal」の値は急激に大きくなります。
あと計測震度値はミスっているので補足あり。
建物被害
http://www.susono.com/~new/nsvc/siryo/manual/b-2.htm 基本的に震度5強以下の低震度ではたいしたことありません。
建物の倒壊は普通ないですし、万に一つ倒壊するにしてもその前に逃げちゃえばいいです。
ですが、震度6弱以上の高震度では状況は一変し、
倒壊する建物が出るような中で私たちは全く身動きが取れません。
>>183 マグニチュードは地震の規模を表す値です。一つの地震に対して1つだけ与えられ、
例えば兵庫県南部地震はM 7.3とか、スマトラ沖地震はM 9.4とかいったように使われます。
地震の規模は「断層運動の大きさ」あるいは「震源域の広さ」と言い換えても構いません。
震度は地震の揺れの程度を表す値です。一つの地震に対して観測点の数だけ与えられ、
例えば兵庫県南部地震の震度は鷹取で7、大阪で4、東京で2、
スマトラ沖地震の震度はアチェで5強、タイのプーケット島で2、日本では0といったように使われます。
一般に、震度は震央で最も大きく、そこから同心円状に小さくなっていきます。
例:
http://quaker.fc2web.com/images/eq06/tokyo_hn05.gif マグニチュードの大きさと震度の関係は厄介です。
まず、マグニチュードの大きさだけでは震度と関係づけられません。
地震が地下のどのくらいの深さで起こったのか、観測点からどのくらいの距離で起こったのか
(地震波は伝わる距離が長いほど減衰します)といった情報が必要だからですね。
これに加えて観測点の地盤の状態(やわらかいか固いか、液状化しやすいかなど)の情報、
これがマグニチュードと震度を関係づける上で最低限必要です。
ですから、単に「マグニチュードが大きいほど震度が大きい」というのはとんでもない誤りで、
こんな事いえるはずがないですね。
ところで、地震で記録された震度の最大値を「最大震度」といいます。
「一般に、震度は震央で最も大きく、そこから同心円状に小さくなっていく」ため
多くの場合で最大震度は震央付近で記録され、「震央から最短」という距離の情報を含みます。
加えて「震源が浅いほど揺れが強い傾向がある」ことからマグニチュードと関連づけて
「マグニチュードが大きいほど、あるいは震源が浅いほど最大震度が大きい」傾向があるといえます。
ですがこの傾向は先ほどの兵庫県南部地震(M 7.3)の最大震度は7、スマトラ沖地震(M 9.4)の
最大震度は5強という事に合っていません。震度を決める決定的な要素はまだあるんです。
それが「地震(断層運動)の開始から終了までにかかる時間」。
同じ規模をもつ地震でも、ゆっくり起こるか一瞬で起こるかで揺れの強さは異なります。
(人が真上にジャンプして普通に着地するか、地面を蹴り飛ばすように着地するか
といった違いです。)スマトラ沖地震は長い時間をかけてゆっくりと断層が動いたため
たいした揺れにはならなかったんですね。
このように、地震の揺れ(地震動)はめっちゃ厄介です。
マグニチュードはそれを決める一つの要素に過ぎず、
「マグニチュードが大きいほど最大震度が大きい」という傾向も大雑把なものです。
マグニチュード6.0で最大震度0の地震があれば
マグニチュード5.0で最大震度7相当になる地震もあります。(長文失礼)