ジョジョの奇妙なバトルロワイアル2nd

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1名無しさんはクールに去るぜ
このスレはジョジョの奇妙な冒険のキャラクターを使ったバトロワをしようという企画です。

まとめサイト
http://www10.atwiki.jp/jojobr2/

したらば
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/8085/
前スレ ジョジョの奇妙なバトルロワイアル2nd議論スレ
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1208089530/


2名無しさんはクールに去るぜ:08/05/14 00:43 ID:TwpRZD7w
投票によって選ばれた参加者は以下の通り。

【第一部:ファントムブラッド】11/11
○ジョナサン・ジョースター/○ディオ・ブランドー/○ロバート・E・O・スピードワゴン/○ウィル・A・ツェペリ/
○エリナ・ペンドルトン/○ジョージ・ジョースター1世/○ダイアー/○黒騎士ブラフォード/○タルカス/○ワンチェン/
○ジャック・ザ・リパー

【第二部:戦闘潮流】10/10
○シーザー・アントニオ・ツェペリ/○シュトロハイム/○リサリサ(エリザベス・ジョースター)/○スージー・Q/
○ドノヴァン/○ストレイツォ/○サンタナ/○エシディシ/○ワムウ/○カーズ

【第三部:スターダストクルセイダース】15/15
○ジョセフ・ジョースター/○モハメド・アヴドゥル/○花京院典明/○J・P・ポルナレフ/○イギー/
○ホル・ホース/○ラバーソール/○エンヤ婆/○J・ガイル/○ンドゥール/
○オインゴ/○マライヤ/○アレッシー/○ダニエル・J・ダービー/○ヴァニラ・アイス
3名無しさんはクールに去るぜ:08/05/14 00:43 ID:TwpRZD7w

【第四部:ダイヤモンドは砕けない】12/12
○東方仗助/○空条承太郎/○虹村億泰/○広瀬康一/○山岸由花子/○岸辺露伴/
○矢安宮重清/○トニオ・トラサルディー/○川尻早人/○片桐安十郎/○音石明/○吉良吉影

【第五部:黄金の旋風】15/15
○ジョルノ・ジョバーナ/○ブローノ・ブチャラティ/○グイード・ミスタ/○レオーネ・アバッキオ/
○パンナコッタ・フーゴ/○トリッシュ・ウナ/○サーレー/○ホルマジオ/○プロシュート/○ペッシ/
○ギアッチョ/○リゾット・ネェロ/○ティッツァーノ/○チョコラータ/○ディアボロ

【第六部:ストーンオーシャン】 15/15
○空条徐倫/○エルメェス・コステロ/○F・F/○ウェザー・リポート/○ナルシソ・アナスイ/
○エンポリオ・アルニーニョ/○ロメオ/○グェス/○サンダー・マックイィーン/○ラング・ラングラー/○ケンゾー/
○ヴィヴィアーノ・ウエストウッド/○ミュッチャー・ミューラー/○ドナテロ・ヴェルサス/○エンリコ・プッチ神父

【第七部:スティール・ボール・ラン】 10/10
○サンドマン/○マウンテン・ティム/○リンゴォ・ロードアゲイン/○マイク・O/○オエコモバ/
○スカーレット・ヴァレンタイン/○ブラックモア/○フェルディナンド/○ミセス・ロビンスン/
○ベンジャミン・ブンブーン

【残り88人】
4Classical名無しさん:08/05/14 00:54 ID:2fkNNkkQ
>>1
乙乙乙
5Classical名無しさん:08/05/14 01:34 ID:nYJ/2a66
ZZ
6Classical名無しさん:08/05/14 01:37 ID:2Q4.84Os
>>1乙の世界
7Classical名無しさん:08/05/14 06:43 ID:7bFGHupk
君がッ!喜ぶまでッ!>>1乙するのをやめないッ!!
8Classical名無しさん:08/05/14 17:12 ID:nYJ/2a66
地図マダー?
9Classical名無しさん:08/05/14 19:57 ID:1CQ5.iAw
前スレの最後の流れに吹いたww
10地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/14 20:34 ID:UgViulVg
>>8
あちょっと
今夜中くらいには
11Classical名無しさん:08/05/14 20:38 ID:/o.7WWsw
>>10
乙!
なら今夜日付が変わった瞬間に予約合戦に入れるかな?
12Classical名無しさん:08/05/14 20:41 ID:Yt7vJPS.
あれ、OPって投下されたっけ?
13Classical名無しさん:08/05/14 20:47 ID:idGckQrE
>>12
NO!NO!NO!NO!
14Classical名無しさん:08/05/14 20:54 ID:TwpRZD7w
>>11
まずはOPが投下されてからでしょうねえ・・・・・・
あと、すみません、 前スレで血管針四天王とかジョージさんとか(トニオさんとかは別の人みたいですが)
埋めAAをやったのは私です。自重できずすみませんでしたあ。
15Classical名無しさん:08/05/14 21:01 ID:/o.7WWsw
>>14
AAは「吹いたwwww」と言わざるをえない

OPは失念してた、すまん
16Classical名無しさん:08/05/14 21:07 ID:TwpRZD7w
>>15
噛んじゃった噛んじゃった!!たまげたかあ〜〜〜〜〜〜
過去ログとかってwikiに保存するんですか?
17Classical名無しさん:08/05/14 21:16 ID:T2Qj7QWQ
OPは地図が無くても書けそうじゃね?
18Classical名無しさん:08/05/14 22:01 ID:fCJk/nXs
OPは早い者勝ち? いくつか案出して投票?
19Classical名無しさん:08/05/14 22:06 ID:TwpRZD7w
>>18
やっぱり後者じゃないでしょうか。
20Classical名無しさん:08/05/14 22:12 ID:/o.7WWsw
>>18
木でOP投下、金で投票だと土日で予約・投下ラッシュに行けるかもね
急だから木・金でOP投下でもいいかもね
21Classical名無しさん:08/05/14 22:59 ID:TwpRZD7w
そういえば3部の面子、ディオとして出るDIOと フォーエバーと4部時間で出る
承太郎以外OVAで出てるスタンド使い全員出てるなwwwww
22Classical名無しさん:08/05/14 23:18 ID:u0tooJuo
十一年前に死んだ仲間と再会する4部太郎とか
今から妄想してジワッときてる
23地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/14 23:51 ID:UgViulVg
どこにマップ画像あげたらいいかな
24地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/15 00:31 ID:y1noH9fs
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/
みんな長いこと待たせてごめん!
ななしに戻りたいところですが、見づらい部分など
もう少し調整できそうな気がするので、いいのができたら差し替えるかもしれません
以下ちょっとだけマップの説明

C-8政府公邸
噴水があります
建物の中にはふかふかのベッドもあります

D-2鉄塔&幽霊部屋
鉄塔のどこかが幽霊部屋につながっています

D-4スペースシャトルの模型
露伴の家が下敷きになっています

F-4トイレ
立派できれいなトイレ

E-7ネアポリス駅
フィレンツェ行き特急が止まっています
発射時刻は駅構内に書かれています

D-9、E-9、F-9マナキック海峡/E-9サン・ジョルジョ・マジョレー島
水面が凍っていて、島の教会まで歩いていけます
ただし氷が薄いので徒歩以外は危ない

I-7リンゴォの果樹園
磁石が使えません

こんなとこかな…残りのあやふやなとこは書き手さんに全部お任せします
質問とかダメだしとかあればお願いします
25Classical名無しさん:08/05/15 00:32 ID:bfhWjYSQ
一応ここでここでいいんじゃないですか?
>>22
五十年前に死んだ仲間と再会する3部ジョセフも妄想したらウルッときたよ。
しかし承太郎はもう○部太郎で定着してきたなwwwwwwww
26Classical名無しさん:08/05/15 00:43 ID:bfhWjYSQ
         . -―- .      やったッ!! さすが◆rOwVJ6/pbM !
             /       ヽ
          //         ',      おれたちにできない地図作りを
            | { _____  |        平然とやってのけるッ!
        (⌒ヽ7´        ``ヒニ¨ヽ
        ヽ、..二二二二二二二. -r‐''′     そこにシビれる!
        /´ 〉'">、、,,.ィ二¨' {.  ヽ     _ _      あこがれるゥ!
         `r、| ゙._(9,)Y´_(9_l′ )  (  , -'′ `¨¨´ ̄`ヽ、
         {(,| `'''7、,. 、 ⌒  |/ニY {               \
           ヾ|   ^'^ ′-、 ,ノr')リ  ,ゝ、ー`――-'- ∠,_  ノ
           |   「匸匸匚| '"|ィ'( (,ノ,r'゙へ. ̄ ̄,二ニ、゙}了
    , ヘー‐- 、 l  | /^''⌒|  | | ,ゝ )、,>(_9,`!i!}i!ィ_9,) |人
  -‐ノ .ヘー‐-ィ ヽ  !‐}__,..ノ  || /-‐ヽ|   -イ,__,.>‐  ハ }
 ''"//ヽー、  ノヽ∧ `ー一'´ / |′ 丿!  , -===- 、  }くー- ..._
  //^\  ヾ-、 :| ハ   ̄ / ノ |.  { {ハ.  V'二'二ソ  ノ| |    `ヽ
,ノ   ヽ,_ ヽノヽ_)ノ:l 'ーー<.  /  |.  ヽヽヽ._ `二¨´ /ノ ノ
/    <^_,.イ `r‐'゙ :::ヽ  \ `丶、  |、   \\'ー--‐''"//
\___,/|  !  ::::::l、  \  \| \   \ヽ   / ノ
27Classical名無しさん:08/05/15 00:46 ID:bfhWjYSQ
・・・・あとこれは流石にワガママなんですが・・・・・
せっかくトニオさんが参加してるのにレストラントラサルディーを削ったのは勿体ないかなあ・・・なんて・・・・
すみません。
28Classical名無しさん:08/05/15 00:51 ID:9hfhuTNE
何?>>27。トニオさんのお店がないって
逆に考えるんだ、ないなら繁華街にSSで作ってしまえばいいのさと
考えるんだ
29Classical名無しさん:08/05/15 00:57 ID:siEg6A7c
赤い線路どうなってんの?
何処に続いてんの?
30Classical名無しさん:08/05/15 01:00 ID:bfhWjYSQ
あとすみません、俺の目が悪いだけかもしれませんが
サンタ・ルチア駅がサンク・ルチア駅になってません?
31地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/15 01:18 ID:y1noH9fs
>>27
>>28ってことで…ごめんね

>>29
色分けの説明忘れてた
赤い色になってるところは、他の部から持ってきた建造物
濃い緑色のところは、その土地や街ごと
意味はあんまり変わんないけど
赤い方は日本の田舎の風景にまったくそぐわない
ミスマッチな感じを楽しんで欲しいなと思ってる

で、赤い線路は5部から持ってきた線路です
線路がここで途切れてるのか、続いてるのか
特急に乗車したままはしっこまできちゃったら、は書き手さんにおまかせします

>>30
ウヒョーやらかしたー
誤字訂正しておきます
ありがとう
32Classical名無しさん:08/05/15 01:23 ID:tZKI334w
どんぐらい広いのかわかんね
33Classical名無しさん:08/05/15 02:05 ID:bfhWjYSQ
更に更にどうでもいい事なんですがディオの館は三部から持ってきたんなら
DIOの館でいいんじゃにですかね?どうでもいい事ですいません。
34Classical名無しさん:08/05/15 02:11 ID:CFhS2/kg
予想以上にクオリティ高くてビビった
1マスの広さはわりと適当でもいいんじゃないかな
音の聞こえる範囲だとか移動速度だとかはどこのロワでも敢えてズボラにしてるわけだし
35Classical名無しさん:08/05/15 06:46 ID:9ttRIY36
乙です!
後の細かいしたところは書き手さんに任せてそれを随時MAPに追加で書いてけばいいんでないですか?
しばらく(上記の案で言ったら最後までですが)まだ忙しくなりそうですが頑張ってください!
36Classical名無しさん:08/05/15 15:13 ID:gEnIlfV.
地図乙です。

気になったところ……D−5の「承太郎のいた刑務所」は、3部冒頭のあの場所でしょうか?
だとしたら「刑務所」でなく「留置所」、要は警察署内の施設のはず。
建物としても外から見た感じとしては「警察署」になると思います。
前に入れる建物の候補を並べた時に気付けず、申し訳ないのですが。

あとは、人名が頭についている施設・地形が、
実際に参加者に配られる地図の上でどうなっているのか気になるところです。
いや、書き手や読み手としては「誰々の〜」という表記は分かりやすいんですけどね。
ただ参加者の手元でも同じ表記なのかどうかは考えておかないと、序盤の考察に影響を与えるかと。
37Classical名無しさん:08/05/15 15:16 ID:bfhWjYSQ
オウガーストリートの表記ですが原作に沿うなら食屍鬼街と書いて上に振り仮名でオウガーストリートと書いた方がいいんじゃないですか?
38Classical名無しさん:08/05/15 17:30 ID:Ampmv.qs
質問です。

地図は参加者にも配られるものだと思っているのですが、その場合参加者に配られた地図に記載されている施設名はどのようなものなのでしょう?
>>24のまま、『リンゴォの果樹園』や『スト様の繁華街』のような名称で載るのでしょうか。
はたまた、『果樹園』『繁華街』と載るのでしょうか?
39Classical名無しさん:08/05/15 19:13 ID:tZKI334w
そもそも施設名を記載するのか
40地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/15 21:17 ID:VbLpyGK2
>>32>>34
前回の地図をトレースしたので、どのくらいの縮図なのかわかりません
>>34なんかいろいろありがとう

>>33>>37
表記はそのほうがよさそうですね
あとで修正しておきます

>>35
いい案ですね
話が進んで細かい部分が出てきたら、どんどん書き足してみます
ありがとう

>>36>>38>>39
>気になったところ……D−5の「承太郎のいた刑務所」は、3部冒頭のあの場所でしょうか?
そのとおりです。「留置所」に修正します。
あと、すっかり配られる地図のこと考えてなく
どこに何があるかわかりやすく、だけしか頭にありませんでした
基本は変えずに、配布用のシンプルな地図を新しく作ってみようかと思うんですがどうでしょうか
施設名…記載してもよさそうなとこと、あえてしないほうが面白そうなものがありますよね
とりあえず配布用地図はすぐにできると思うのでつくってきます
意見あればお願いします
見せしめにジョルノあたりしなねえかな
41地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/15 21:18 ID:VbLpyGK2
また上げたごめん
42地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/15 22:20 ID:VbLpyGK2
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index2.html
配布用地図出来ました
43Classical名無しさん:08/05/15 22:36 ID:3npPAeWo
opマダー?
44Classical名無しさん:08/05/15 22:54 ID:9ttRIY36
人にものを頼む態度じゃあないな
書き手氏だって忙しいんだろ

ってか結局参加表明した書き手氏は何人いて、それで序盤足りるのか?ってのが未だ把握できてないんだが
45Classical名無しさん:08/05/15 22:55 ID:bfhWjYSQ
>>43
落ち着け、落ち着くんだそういうのはやめようぜ・・・・・まだ慌てるような時間じゃない。
>>42
乙です。でもスト様の繁華街を繁華街に直したのはわかるんですがリンゴォの果樹園はわざわざ果樹園に直す必要なないんじゃないですかね?
46Classical名無しさん:08/05/15 23:18 ID:Uwb.Gn8k
リンゴの果樹園ですね、わかります。
47Classical名無しさん:08/05/15 23:21 ID:bfhWjYSQ
>>46
いや、スト様の繁華街はスト様と戦った場所でただの繁華街だからあれだけどさ、
果樹園の方は一応リンゴォさん住んでたし、って事で・・・・・・
48Classical名無しさん:08/05/15 23:27 ID:tZKI334w
繁華街じゃなくてニューヨークじゃね?
49Classical名無しさん:08/05/16 00:29 ID:mLEwAgeM
書き手として参加したいが、初めてロワに参加するのでちと不安…
ロワの暗黙のルール書いてある場所知っていたら教えて下さいな
(番外編SSや修正版はどこに投下すればいいとか)
50Classical名無しさん:08/05/16 00:32 ID:WSWVy9mI
>>49
ふむ、今と昔じゃ随分変わってきてるからなあ……
1stの頃は最近のものより昔の者を取り入れてたが、今回はどうなることやら……
修正作はしたらばが一般的になったけど、2用したらばってもうあったっけ?
51Classical名無しさん:08/05/16 00:33 ID:q0MtKhs6
元は果樹園で、リンゴォが待ち構えてただけだから住んでたんじゃないような気もする。
ほんとのところどうなんだろう?
自分は「果樹園」だけでもいいんじゃないかと。
52Classical名無しさん:08/05/16 00:36 ID:gnyZYr/o
>>51
確かにそうかも・・・・
ややこしくするくらいなら果樹園にした方がいいかな・・・・・・?
53Classical名無しさん:08/05/16 00:38 ID:TZOo03u.
大統領の命令であそこで待機してたんだろう
ジャイロが来るまではガウチョみたいのを呼び込んでは男の対決をしてたと
54Classical名無しさん:08/05/16 00:38 ID:wWpcacGg
>>49
4年くらいROMってたからよくわからないな。
まとめwiki、パロロワwiki、したらば、テンプレを全部読んでわからなかったら皆答えてくれるよ。
ほんとに全部読んだの?

>>50
1stと一緒じゃ駄目なのかい?

駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目だァ〜ッ!
55Classical名無しさん:08/05/16 00:54 ID:mLEwAgeM
>>50>>54
レスありがとうございます。
>>54さんみたいに、「ここを読めばルールはわかるよ!」みたいなマニュアルを教えて欲しかったんです。
とりあえず読んでみて、また分からないことが出来たら質問しますね。
とりあえず登場人物たちを魅力的に書けるように練習します!
56Classical名無しさん:08/05/16 20:55 ID:gnyZYr/o
鉄塔の幽霊部屋って、6部の屋敷幽霊の事ですか?
57Classical名無しさん:08/05/16 21:33 ID:OFGnBFUU
鉄塔ってスーパーフライ?それともただの鉄塔?
58Classical名無しさん:08/05/16 21:35 ID:H7BH9/0E
マナキックじゃなくてマキナックじゃね?
59Classical名無しさん:08/05/17 00:39 ID:PrpOL31M
土曜日キター
60Classical名無しさん:08/05/17 08:03 ID:5P7ONf.s
・・・とりあえず「OP書いてるよ」って人いないかな?
61Classical名無しさん:08/05/17 11:39 ID:mcU1BjYk
書き手候補ではないが、待ちきれずに自分で書いてみたら、中学生が書くケータイ小説みたいになったw
書き手さんってすごいな・・・
62Classical名無しさん:08/05/17 12:03 ID:vzAbuw2s
あんまり煽るな、楽しみなのはわかるがそういうのは失礼だぜ?
63Classical名無しさん:08/05/17 15:09 ID:3Dj8VguQ
>>61
ガッシ! ボッカ! アタシは死んだ。

でなければ大丈夫だと思うけど…
そういう文章の書き方を載せてるサイトとかもあるよ?
64 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:07 ID:gjFL8enE
「無」から「有」は「生まれない」という表現がよくされる。
――だが、それは「かつて」の話だ――――
現代の物理学ではまったくなにもない「無」=「絶対真空」の中で、「素粒子」という超とてつもなく小さい粒子が突然発生する事が証明されている。
そしてその「素粒子」はエネルギーに変身、化ける事ができる。
エネルギーになって突然発生したり、突然消えたりするそうなのだ。
「引力」とか「質量」もこれが原因らしい。
つまり「無」から「有」は生まれ、「無」とは「可能性」の事だというのだ。
この「素粒子」は宇宙の彼方の理論や話ではなく、この地球上の日常でも満ちあふれるように行われている出来事だ。

そう、つまり何事にも「はじまり」があるのだ。
そう、「はじまり」が……。
そしてその「はじまり」は静かにゆっくりと近づいていた。
「……そろそろだね…。」
その男の呟きがまるで合図であったかのように、蝋燭に一斉に火が灯る。
男は満面の笑みを浮かべ、火の光りに照らされたものたちの顔を眺めた。



◇   ◆   ◇
65 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:07 ID:gjFL8enE

え〜っと…落ち着け、落ち着くんだ仗助君。
そうだ、このイカした髪型を整えながら落ち着こう。
湿気が多いから厄介だな、いまいちきまらないぜ……。

え〜っと、たしか俺は今日いつも以上に朝早く目覚めたんだな。それでいつも通り億康と康一と一緒に学校に行った……。
「おはよう、仗助君、億康君。今朝はずいぶん早いんだね。」
「まぁな。ところで今日鈴美さんの墓参りに行かねぇか?最近行ってなかっただろ?」
「あと帰りにトラサルディーに寄ってかねェーか?久しぶりに食べに行こうぜッ!」
それでその日は帰りに重ちーの墓参りに行ったんだよな、途中で花を買ったから間違いねェー。
うん、そうだ、思い出してきたぞ。
それでついでにトニオさんとこに寄ってくことになったんだが、康一の野郎が由花子とデートがあるって言い出して……。
「ごめんね、二人とも…。食事はまた今度にしようね…。」
「そーゆーことなら仕方ねぇな。ま、頑張れよ康一!」
「……」
億康が泣き始めやがって面倒だったんだよなァ〜〜。
しかも!せっかくのトラサルディーの料理がッ!
あの岸辺露伴のヤツ、ごちゃごちゃ突っ掛けてきやがって、楽しい食事が台無しだったぜ!
「いいだろう、かかってこい、東方仗助ッ!こんどこそあの火事のときの借りをかえしてやるッ!」
「おう、やってやろォーーーじゃねーかッ!」
「喧嘩なら表でヤッテくだサイ!」
「ンまぁ〜いっ!」
それで帰ってからもうまくいかなかったんだよ、おふくろもなんか怒ってたし。
そうだよな、それでリビングでうとうとしちまったんだ。
そう、確かにリビングで寝ちまったはずだよなァ?
なら……なんで俺は今、おふくろに起こしてもらって見も知らない場所にいるんだ………?!



◇  ◆  ◇
66 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:08 ID:gjFL8enE
怪しげな蝋燭の光りを背に男は立っている。
少し高く据えられた舞台のような場所から人々を見下ろす様はまさに、いまこの状況をよくあらわしているだろう。
神は人と同じ地には立たず、創造主は天から見下ろすのみ。
男の顔には造られた笑顔を貼り付けられている。いかにも小馬鹿にしたような笑顔が。
「いや、さすがに90人もの人がいると緊張するなぁ〜。
きっとテレビに出てくる相撲の力士もこんな気分なんだろうなぁ…。」
その口調はまるでゴミ出しの日にたまたまゴミを出しに来た人が、隣人とかわす挨拶かのようで。
「そういえばまだ自己紹介がしてなかったね。
はじめまして、そして久しぶりだね!僕の名前は荒木飛呂彦、君たちをここに呼んだのは、今から君たちにゲームをしてもらうためです!」
それでいてまるで政治家が行う街頭演説をするかのようにはっきりしていて。
「ルールはシンプルです。シンプルがいい!僕のやりたいようにやらせていただきました!
たった一つのシンプルなルールです…。」

「君たちには独りになるまで“殺し合い”をしてもらいます!」

そして狂気と優越がこめられていた。その声には……。



◇  ◆  ◇
67 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:10 ID:gjFL8enE
(…なにを言っているんだ…、この男は?…殺し合いをしろ?ゲームだとッ?!)
J・P・ポルナレフは沸々と湧き上がる怒りを抑えられなかった。ただ、今目の前にいるこの男を叩きのめしてやりたいということで頭がいっぱいであった。
「殺し合いを促進させるためにも君たちには首輪がつけられています!爆破条件は次の三つです。
首輪に大きな衝撃を与えたり無理に取り外そうとしたとき。僕が指定する『禁止エリア』に止まったと。そしてもう一つ、ゲーム開始から『24時間』の間に誰も死亡しなかったとき。」
驚愕の呟きや恐怖の悲鳴がこだまする中、ポルナレフはそれでも荒木をにらみ続けていた。
(首輪がどうしたッ?!やつに命を握られている?!関係ないねッ!!)
自分がどうやってこの場に来たのか、この男の目的は何なのか?そんなことはもうどうでもよかった。
ただ彼は自分が「白」のなかにいるというのは確信していた。この荒木という男は「黒」。
「正しいことの白」の中にいるという事実が今のポルナレフを突き動かしているのだ。

「……ところで君たちの中で船を造ったことがある人はいるかい?」
しかし荒木がしゃべり始めたと同時にポルナレフはぴたりと身体を止める。。
「すごいよねぇ〜、あのどでかい鉄の塊が工場で造られ水に浮くんだよ?
職人の力を感じるよね!中でも組み立てのときの美しさにはたぶんみなんも感心するよ!」
(この男…ッ!わかっている…!俺たちが足掻くことも反乱を起こそうとしていることも、すべてわかっていながら“あえて”野放しにしてやがる…!)
その余裕あふれる言葉、飄々とした態度に焦りと恐怖さえ抱く。
「造船は大きく分けると8つの段階に分かれているんだ…。生産設計、加工、ブロック組立、ブロック搭載、進水、艤装、試運転、引渡…。その過程でね、起工式・竣工式・進水式っていう三つのしきがあるんだ…。とくに進水式はローマ時代から続けられているんだ…。」
荒木はこつこつと上品な靴音を立てながら、だんだん興奮してきたのだろう、その場で歩きながら話している。
68 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:11 ID:gjFL8enE
「現在では進水式ではシャンパンなどを船体に叩きつけるんだけど、これは18世紀前半に赤ワインのボトルを船体に叩きつけた事が起源とされているそうだよ。
1811年に、当時のイギリス皇太子ジョージ4世が軍艦の進水でその役目を婦人にあてることに決め、西欧ではこれが伝統として確立したんだって。」
話の間に参加者の顔色を伺いながら講義をしていた荒木は目的の人を見つけたのだろう、ぴたりと立ち止まり右手をゆっくりと持ち上げた。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

「ローマ時代には進水する船を清めるためにワインが使われ、バイキングは奴隷などを生贄として神にささげて、船の進水を祝ったと言われている…。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

「さてこのゲームの開始を祝ってあなたには同じように生贄になってもらいましょうか。東方朋子さん?」
「え…、どういうこと…?わ、私が…?!」

あげられた右腕に力が込められる。開いていた手のひらが閉じられる。
「い、いやぁあああああ仗助ぇぇええええ―――――――――――――ッ!!」
「おふくろぉおおおおお―――――――――――――ッ!!」



◇  ◆  ◇
「…どうかな?首輪の威力もわかっただろうし、さっそく君たちにはゲームを開始してもらうよ。
あ、そうだ。それぞれにはデイバッグが配られるよ。ま、くわしくは中を見てくれ。
それじゃあ、みんなの健闘を祈って!」
絶叫と恐怖は一瞬のうちに消え去った。ただひとつそこに一人を失った悲しみの影を残して。

69 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/17 22:15 ID:gjFL8enE
すまない、また勢いでオープニングを書いてしまった。
70Classical名無しさん:08/05/17 22:20 ID:hnIvoSPY
ついに始まりか?
71Classical名無しさん:08/05/17 22:22 ID:vzAbuw2s
最高にっ!!乙でッ!!ありますっ!!
メインキャラが選ばれた中ナランチャ辺りみせしめになると思ったらまさかの朋子さん!!
4部連中に与える影響大だなあ、ひょっとしたら他にもOP書いてる人がいるかもしれませんし、もう少し待ってから投票でOP決定ですかね。
72Classical名無しさん:08/05/17 23:49 ID:yq9gNf.k
最大限の乙を送りたいんですが構いませんね!
今度は母ちゃんが見せしめか・・・
つーか荒木はどこまで余裕ぶっこいてるんだw
投下されて間もないし、予約合戦は明日日付が変わってから(月曜0時)ってことでいいかな?
73Classical名無しさん:08/05/17 23:52 ID:vksjAUOQ
>>69
乙!
だが、承太郎一行参加前のポルポルでネタ作ってた俺涙目w
74Classical名無しさん:08/05/18 00:04 ID:CBgbCBYs
他にOP書いてる書き手はいますかね?
もしいなかったら・・・・・・・・
  ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  明日の0時からっ!
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  予約合戦
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  開始で構いませんねっ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}
75Classical名無しさん:08/05/18 00:14 ID:fhoO6dT6
フーゴ!頭、頭ー!
76Classical名無しさん:08/05/18 00:38 ID:aKSc3tSc
やっぱいくつか作っておいたほうがいいかなー?
俺の力量じゃ1つ作るのでイッパイイッパイ…

うん。問題作なんだ。イキナリで済まない。怒らないで><
77Classical名無しさん:08/05/18 04:05 ID:7tCHJvJI
オーノーだズラ
似たようなOP書き始めてたズラ
書き直すか書き進めるべきか…ッ
78Classical名無しさん:08/05/18 09:30 ID:xZxzOwu.
vsvs
79Classical名無しさん:08/05/18 11:56 ID:CBgbCBYs
>>77
大丈夫、進軍あるのみだ!!君の信じる道を進め!!
80Classical名無しさん:08/05/18 12:05 ID:B98UWL6E
俺も一応OP書いてますよっと
81Classical名無しさん:08/05/18 12:08 ID:IgijvcGE
何と!!!
82Classical名無しさん:08/05/18 12:39 ID:SuaaKCC6
期待しますが構いませんね!
83Classical名無しさん:08/05/18 12:52 ID:CBgbCBYs
         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  あなたたちの執筆ッ!
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}
84Classical名無しさん:08/05/18 15:53 ID:B98UWL6E
ちなみに制限時間とかはありますかね?
85Classical名無しさん:08/05/18 16:04 ID:aKSc3tSc
うーん…どうだろう?OPは他に書いてる人もいるみたいだし、最低でも月曜までは…
投票の事も含めると、本編は水曜以降になると思う。
86 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:46 ID:m0amGXy6
 目が覚めていたのか、眠っていたのか、それすら分からない。
 気が付くと、薄暗いホールかどこかの中で、あたしは長椅子に座っていた。

 数メートル前方の舞台にはスポットライトが当たっていて、見たことの無い俳優が、にやにや笑いながら演技をしている。

「これから君達に、殺し合いをしてもらうよ」

* * *
87 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:47 ID:m0amGXy6
「ゲームの殺し合いだよ。ゲームってのはルールが必要だよね。
まずはその首輪! それは犬っころの首輪と違って、爆発物なんだ。大きな衝撃を与えたり無理に取り外そうとすると、爆発する。
そして、僕が指定する"禁止エリア"に止まっても爆発。
あと何だったな……。……そうそう、ゲーム開始から24時間、つまり丸1日経ってもの間に誰も死亡しなくても爆発するんだ」

「……ふふっ、厄介だろう? でもね、勝者――つまり、たった1人の生き残りの首輪は外してあげよう。
ちょいと邪魔者を蹴散らすだけで、勝利の美酒と、自由を手に入れられる。面白そうだとは思わないかい?」

* * *
88 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:48 ID:m0amGXy6
まだ頭がぼんやりしていて、舞台のお芝居に集中はできない。
そもそも、お芝居なんて見に来たかしら?

あたしは混乱しつつも、記憶の糸を必死に手繰り寄せた。
確か、あの人と一緒にニューヨークに行ったのよね。なのに誰も迎えに来ないから、あの人が痺れを切らせて、みんなを探すことになったはず。
そしたら、雨の中で誰かの葬儀をやっていて……。
――気が付いたらここにいた。
って、それじゃあ辻褄が合わないわッ!

あ、分かった。JOJOの仕業ね。あの人のイタズラよ、そうに決まってる。
イタズラっ子みたいな顔をして、オロオロしているあたしの顔を、笑いながら見ているんだわ、
きっと……。

* * *
89 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:49 ID:m0amGXy6
「君たちは、"これは夢だ"と思っている。そうだろう? だが、これは現実だ。
嘘だと思うなら、頬でも尻でもつねってごらんよ」
 
独白だけの劇って珍しいわね、と思いながら、辺りを見渡してJOJOの姿を探す。
客席は薄暗くて、他の観客の顔までは見えない。JOJOったら、飲み物でも買いに行っているのかしら……。
 
その時、あたしの隣に誰か座っているのに気付いた。
「JOJO……?」
小声で名前を呼ぶと、その人があたしを見た。JOJOの瞳と輪郭が煌めいて見えて、あたしは心の底から安堵した。
文句の1つでも言って笑って許してあげようと思った矢先に向こうが口を開いた。

「あんた誰?」
……違う。JOJOじゃない。だってその人を良く見ると、あたしと同い年くらいの女の子だったんだもの。
「確かにあたしはJOJOだけど……なんでその事知ってるの?」
エッ、これがJOJOですってェ!? あ〜ん! JOJOが女の子になった!
ショックを受けたあたしを大して気にした様子も無く、彼女は身を乗り出した。
「ねえ、あたしの名前を知ってるってことは、あたしをここに呼んだのはあんた?」

* * *
90 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:50 ID:m0amGXy6
「フ〜ゥ、やれやれ」
男は、わざとらしく溜め息を声に出し、あたし達――あたしと、あたしをJOJOと呼んだ見知らぬ隣の女を見た。
「女性ってのはお喋りだねェ〜。キャンディーでも舐めるかい? 口全体に味が広がるキャンディーだよ」
男と目が合い、あたしは思わず目を逸らせた。気まずかった訳でも、むっとした訳でもない。
"キャンディー"。
本来は甘いお菓子を指す言葉のはずなのに、何か嫌な予感がした。
全身の血管が逆立つのを感じる……。寒くも無いのに、あたしは剥き出しの腕をさすった。
じっとりとかいた手の汗が、肌に張り付く。

「特に君と、あともう1人には効果絶大なんじゃあないかな。――もっとも、もう1人は元々無口なんだけどさ」
舞台の端に、1人の女の人が現れた。

 ――悪い予感が、最悪の状態で当たった――

* * *
91 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:51 ID:m0amGXy6
「ママ……!」
JOJOが小さく、しゃくり上げるような悲鳴を上げた。その尋常じゃない様子に、あたしは、つられて舞台を見る。
少し前屈みになり、自分の胸を抱きかかえるようにして女性が立っていた。
ひどく怯え、この距離でさえ、彼女の恐怖とパニックを感じ取ることが出来る。

「そうだよ。君の大事な大事なママだ。……ほうら、黙らざるを得なくなっただろう?」
JOJOを真っ直ぐ見据え、俳優が言った。
――俳優じゃない。悪魔のような笑みを湛えているこの男は、普通の人間じゃない。
女の人に向き直り、男は静かに、鳥肌が立つくらいに優しい声音で囁いた。
「子どもが粗相したらさァ、誰が責任取るんだろうね?」
 彼女は、鷹に睨まれた野兎のように、がたがたと震えながら後ずさった。

JOJOが呟いているのが聞こえる。お願いお願い、やめて、神様……。
男が手を掲げると、女の人の体がゆっくりと浮き上がった。彼女は甲高い声で叫び、暴れたけれど、真っ直ぐ天井へと昇っていく。
 
「見せてあげなよ。子どもにさァ…」
「ママあああああああああああ!!!!」

* * *
92 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:52 ID:m0amGXy6
隣でJOJOが顔を覆って泣き崩れた。
 男は、さも楽しそうに笑いながら呟いた。

「愛してその人を得ることは最上である……
 愛してその人を失うことは、その次によい」
93 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 16:58 ID:m0amGXy6
※スージーQはゲームのルールを殆んど聞いていませんでした





>>86-92
ってなわけでID違うけど>>77でした。結局書き進めましたよ。ありがとう、>>79さん。
主に「怒り」よりも「恐怖と絶望」をテーマに書いてみました。
「母親が殺される」という点で>>69さんと被ってしまいました。すみません。
94Classical名無しさん:08/05/18 17:04 ID:eN/K7XT2
      /             ヽ
     /  : な ・         |
     |   : い ・  乙 ・     |
     {   : か ・         |
      ゙i    :   じ ・     }
      `ヽ   :   ゃ ・    /
   ,-='"´ヾ\ :   あ ・  /
   ⌒T^ヽヾミリr‐-、,_  ,-='⌒\
  ヾ、 ! iミ、ヽ、゙" /ノノ_/|// _ノ´ノヽ
  ヘ,=、,,_ヽ、   ^ト、,_二=、,, /‐|
  "^___,,,ノ`     `ヾ-=、ノ 彡  ,ィ
   (彡‐'´      ,、==、、  } -彡'
     ,、r==、     !"r‐、ヽ  `i",ィ'
  ゝ  ソ r' 。i      ヽ゚,シ   }_シ
  {   、`ーノ /⌒ヽ  ̄    レ⌒ヽ
  ノ    ̄      _,,ィァ   //^} }
 ヽ、    ト─=ニニ‐ノ    iヽ / ノ
  、{、i,    ``'ー─‐‐'´,    i-‐'/
 、`ー-i,    `ー‐      /ー'´
  `'ー‐'ヘ          /
    r'~`!`'、,ー、,,___,/-/-v'⌒ヽ,r-、
 -‐'^, -'ヽ  `'=---┬''~´/‐-リ r==、|
  '´    \ □] i| □ノ  /ヽ,ー‐' |
        ゙──┴‐'~ /   `ーイヽ
登場キャラはスージーと徐倫、見せしめは承り妻でおk?
95 ◆4TVCWBLT0c :08/05/18 17:17 ID:m0amGXy6
>>94
その通りでございます
96Classical名無しさん:08/05/18 17:29 ID:CBgbCBYs
う〜む、このお母さんみせしめと重ちーをうまくあわせればかっこいい重ちーのプロットが錬れるかもしれん。
少し書いてみようかな。
97Classical名無しさん:08/05/18 17:32 ID:aKSc3tSc
>>94
康一の顔がムカツクwww
あと誰かいる?いないなら明日投票かな…
98Classical名無しさん:08/05/18 17:38 ID:B98UWL6E
>>97
もうチョイ待ってください
99Classical名無しさん:08/05/18 18:11 ID:B98UWL6E
どのような世界にあってもにも絶対のルールと言うものが存在する。
東方仗助のクレイジーダイヤモンド、このスタンドには爆発で木っ端微塵になった少年すら再生させた実績がある。
しかし、その再生力をもってしても不可能な事がある。
生命力を与えるスタンドであるジョルノ・ジョバーナのゴールド・エクスペリエンス、
これですら既に死に体であったブローノ・ブチャラティを中途半端に蘇生させる事しかできなかった。
スポーツマックスのリンプビズキットは死者を蘇らせることができるが蘇った死者には理性が残っていない、
これは吸血鬼の産んだ屍生人も同様である。
つまり如何なるスタンド、いや如何なる能力でも“死者を生者として生き返らせる事はできない”これがこの世界にある絶対のルールの一つである。

しかしこの部屋には、『ある人』から見れば死者であるという者が多数存在している。
この部屋の主は、薄く笑いながら自らの出番を待ち望んでいた。
この不可能を可能とした男は一体何者なのだろうか?
少なくとも今、この部屋で眠っている『死者』にも『生者』にもこの疑問に答えられるものはいない……



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
100Classical名無しさん:08/05/18 18:12 ID:B98UWL6E




「あーあー、よし声は通るみたいだな。では!!皆さん!!おきてください!!」

その声で目が覚めた俺が最初に見たものは薄暗い部屋と、のろのろと起き上がっていく多くの人々だった。
その次に見たものは薄く発光しながら2Mほど宙に浮いている男の姿である。
やれやれ……アイツが俺達をこの部屋へ飛ばしたスタンド使いか?
遠目からの判断であるが、本体はどうみても普通の男にしか見えない。
しかし80人、いや90人を一つの部屋に押し込めるスタンド使い、奴のスタンドパワーは間違いなく強大なものだろう。
その上この部屋はおそらく奴のホームグラウンド、本当にへヴィな状況になっちまったようだな……
とりあえず攻撃を仕掛けてくるようすがないので、スタープラチナで奴の様子を観察してみる。
東洋人らしき顔つき、しかし年齢が読み取れない。
若者のような気もするが、実は50ぐらいはあるかもしれないと思わせる不思議な顔立ちだった
ニヤついた口元が気に障るが、奴の目に比べたらまだマシな方かもしれない。
空中から俺達を見下しているあいつの目、それはDIOが俺達を見る目と似ていた。
そう、あの目は俺達を圧倒的に下の存在として見下している目だ。
さて、どうしようかと思ったが奴の能力は不明、だったら何らかの動きを見せるまで様子を見たほうがいいだろう。
そう思い、スタンドを前面にだして何時でも時を止められるように準備しておく。
だが、次の瞬間奴が言った言葉は俺の予想の遥か斜め上を行っていた。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
101Classical名無しさん:08/05/18 18:13 ID:B98UWL6E



「それでは、皆さんがおきたようなので僕の目的を言いますね〜
 僕の目的はたった一つ、皆さんに殺し合いをしてもらう事です。」
ずっと企んでいた悪戯が成功した子供のように興奮を隠しきれない様子で男は切り出した。
「そういえば自己紹介をしてなかったね。僕の名前は荒木飛呂彦。
 君たちの言葉で言うんなら、所謂“神”って存在かな?」
先ほどの『殺し合い』というキーワードによって凍りついた参加者を無視している辺り、荒木は相当興奮している。
それでも、自己紹介を終えた後のざわめきを無視する事はできなかったらしい。
「は〜い、皆さん静かにして下さいね。」
その言葉と共に上げられた荒木の左腕、そしてその左手の先が完全に天を指したとき、参加者の首に違和感が走る。
恐る恐る自分の首を触る参加者達。
しかし、その指が自分の首へと届く事はなかった。
指先が感知したものは金属の冷たく滑らかな感触。
それを感じ取った参加者達が再び動揺し出すと、荒木は底抜けに明るい声で話し出した。
「言っとくけど、その首輪は爆弾入りだから触るのはお勧めしないよ?」
その言葉を聞いた参加者が慌てて首輪から手を離すが、荒木は構わず話し続ける。
「この殺し合いのルールは単純、どんな手を使ってでも最後の一人になる事さ。
 当然、優勝しないとここから帰れないから、家に帰りたい人は頑張ってね〜。
 あと、食料や武器の入ったディバッグも君達に支給するからうまく使ってくれ。
 ちなみにこの首輪なんだけど、爆発する条件は
 ・無理に外そうとする事・指定された禁止エリアに入る事・24時間誰も死ななかった事
 だからよろしくね。」


そこまで言うと荒木は一人の男を指差した
102Classical名無しさん:08/05/18 18:13 ID:B98UWL6E


「ちょっとそこの君。」
「わ、私か?」
「あぁ君だウィルソン・フィリップ上級議員。」
恐怖で震えながらも返事をする上級議員に対して荒木は淡々と返事をする。
「君にやってもらいたいことがある。
 この銃であそこに浮いている黒い服でオレンジの帽子の少年を撃ち殺して欲しいんだ。」
銃を受け取りながらも躊躇する上級議員に対して荒木は優しく諭す。
「さぁ、早く撃ち殺すんだ。」
「で、でも……。」
「聞き分けが悪い人だ、撃てといったら撃て!」
そういいながら上級議員の体をスタンドで宙に浮かべる荒木。
その行為から自分の死を連想した上級議員はいそいそと銃を構える。
少し離れた位置からは仲間であろう者達がが少年の名前を必死に叫んでいた。
ナランチャと呼ばれている少年も声は出るらしく必死に抵抗を続けている。
その姿に罪悪感を感じつつも、まずは一発。
運が悪い事に少年の腹部に当たっただけで、少年は悲痛な叫び声を上げる。
それを振り切るかのように2発3発と撃ち続け、いつの間にか少年はグッタリと動かなくなっていた。
そこまでやって、上級議員は怯えた顔で荒木に問う。
「こ、ここまでやったんだから私の命は助けてくれるんでしょうね?!」
「だめだね。君には大切な役割がある。是非ともゲームスタートの狼煙を上げて欲しい。」

その死刑宣告と共に宙に浮いた上級議員の首輪が爆発して上級議員の首が転がる。
それと共にかき消されるように姿を消していく参加者達。
103Classical名無しさん:08/05/18 18:16 ID:B98UWL6E



その中で最後に空条承太郎が考えた事は、少年や上級議員の死や荒木への怒りではなかった。
当然そのような思考もあったのだが、『ある者』を見てしまってそれどころではなかったのである。
普段からクールであった彼が我を忘れてしまうような事、それはいたってシンプルな疑問。



(死んだはずの花京院がなぜこの場にいる!!?)
その疑問と共に部屋から承太郎の姿は消えていった。


104Classical名無しさん:08/05/18 18:48 ID:CBgbCBYs
乙でありますっ!!
ナランチャアアアアアアアアアアアアアアアア
議員んんんんんんんんんんんんんんんんんんん
みせしめ2人ですね。
そして承太郎視点、花京院やアヴドゥルは彼にとっては10年前に死んだはずの仲間だからなあ〜〜
だから今回マーダーも充分だし、花京院やポルを肉の芽状態にするのはシチュエーション的にもったいないかなーなんて・・・自分勝手ですね、すみません。
105Classical名無しさん:08/05/18 22:15 ID:CBgbCBYs
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/11394/
2ndのしたらば借りてきた、あんまり期待しないでくれ。
106Classical名無しさん:08/05/18 22:22 ID:aKSc3tSc
         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  あなたの迅速な行動ッ!
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}


えーとあと一人か二人くらいかな?

とりあえずナランチャアアアアアアアアアアアア
107OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:33 ID:TUTeOUGI
涙はもう流れなかった。
いや、流してはいけなかった。
ぼくには“やらなければならない事”ができたのだから―――

*  *  *  *  *  *  *
108OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:33 ID:TUTeOUGI
時間を少しだけ過去に移そう。


ぼくは夢を見ているのだろうか?それとも、夢を見ていたのだろうか?
確か……ぼくは今さっきディオの脳天を“幸運と勇気の剣”で切りつけたはずだった。

だが……今のこの状況はいったい何なのだ!?
ぼくが目を覚ました“そこ”は知らない場所だった。どことなくぼくの家にあったダンスホールに似ている。
ぼくはなぜそんな場所の床で眠っていたのだろう?驚きと不安からあたりを見回す。
するとどうだろう、その場に眠っていたのは僕だけではなかった。暗くてよく見えないが、まだ誰も目を覚ましていないようだ。
そんな中、ぐるりと視界を一周させると暗闇の中に一点だけ明かりの灯っているところがあった。
目を凝らしてよく見ると、燭台のような明かりのもとで一人の男性が本を読んでいた。
相当に古い書物なのだろう。傷だらけの表紙が遠くからでもよくわかる。男性がページをめくる時におきたパリパリと言う音だけが妙にあたりに響いた。

いったい何が起こったのだろう?
…頭の中が混乱してる
「勇気の剣」…「ダイアーさんの無念」…「目の前の男性」…「波紋」
…「ディオ……「ディオ」……「古ぼけた本」…「血」
「石仮面」!「ツェペリさん」「敵」!
「未知の能力」!……「未知の敵」!
まさか……そんな……彼はディオの…!?

必死に頭の中を整理しているとその男性と目が合った。
だがその瞳には怒りとも喜びとも受け取れない不思議な光があった。にらみ合う、と言うよりは見つめあうと表現した方がいいのだろう。
やがて男性がぼくから目を逸らしふう、と息をつきながら持っていた本をぱたんと閉じた。
するとどうだろう、大きな音ではなかったがその音ひとつで周囲で眠っていた人たちが同時に目を覚ましたのだ!

*  *  *  *  *  *  *
109OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:34 ID:TUTeOUGI
「おはよう、みんな起きたかな?気分はどうだい?」
恐ろしいくらいに落ち着いた声だった。
周囲の人たちは自分の身に何が起こったのかを把握できずに黙りこんでいるようだった。
そんな様子を見かねたのか、男性が続ける。
「……なぁんだ、みんな黙っちゃって。どうした?気分が悪いのかい?
あ、そうか僕の事を紹介してなかったから質問のしようがないのか。気付かなかったよ、ごめんごめん。」
頭をポリポリと掻きながら、悪戯がバレてしまった子供の言い訳のような口ぶりでその男性が弁解する。
「それじゃあ改めて。僕の事は荒木飛呂彦と呼んでくれ。君たちをここに集めたのは僕だ。
何故集めたかって?それは君たちに僕のやりたかった事を実行してもらうためだよ。
僕のやりたかった事、それはね……。今から君たちに殺し合いをしてもらうって事さッ!!」

両手を大きく広げ天に向かって叫ぶように話した荒木と名乗る男性は、自分の演説の感想を聞くかの如く周囲を見渡した。ぼくもその動作につられるように周囲を見回してみる。
口に手を当て息をのむ女性。混乱を隠せないという表情をする男性。おそらく荒木に対してであろう、今にも飛びかかりそうな怒りの形相で身を震わせている人。
ぼくと同じようにあたりを見回していてぼくと目が合った人もいる。どの人たちも自分の置かれた状況に混乱しているようだった。
そんな様子を見て自分の思惑通りだとでも言わんばかりの表情で荒木は話を再開した。
「ふんふん。まぁ実感できないってのは分かるよ。まぁそのうち嫌でも理解することになるから。それじゃあルールを説明しよう。
まずは大まかなルールなんだけど……殺し合いに大したルールなんてないよね。単純明快。最後まで生き延びればいいのさッ!
そして次に皆の首に―――」

「待てッ!!!」

*  *  *  *  *  *  *
110OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:35 ID:TUTeOUGI
荒木の“ルール説明”を遮るほどの大きな声で叫びながら立ち上がった男性。
ぼくはその人を知らない訳がなかった。
だけどなぜ貴方が生きているのですか!?まさかディオの手下に……ッ!!?
ぼくの混乱と疑念をも遮るかの如くその人は続けた。
「君は人々の生命をなんだと思っているのだッ!!
殺し合いをするだとッ!愚かな事を言うもんじゃあないッ!!
私達の生命を弄ぶことにどれほどの意味があるッ!!」
その声を聞いたぼくの心は大きく動いた。
その「息遣い」は… その感覚は…
「あなたは―――」
そう荒木が口を挟むも、それすらも振り払いその人は叫ぶ。
「人の姿をした悪魔になど誇りある我が名を教える必要なし!」
やはり――“父さんのものだ”。
それが屍生人であろうとなかろうと、こうしてまた父の声を聞けるとは思ってもいなかった。
思わず父さんの元に泣いてかけて行きそうになった。
しかし……その望みは叶わなかった。その後の荒木の言動がぼくを恐怖で呪縛したからだ。
「いや――あなたの名前は知っているよ。ジョージ・ジョースター。
あなたには“以前、世話になった”からね。あ、いや……こっちの話だから気にしなくていいよ。
そう、あなたならこの女性を知っているんじゃあないか?」
そう言って荒木が空中に視線を移す。他の人たちも同じように虚空を見上げていた。

*  *  *  *  *  *  *
111OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:36 ID:TUTeOUGI
「あーあ、どこまで話したか忘れちゃったよ。えーと、何だっけ?
……そうだ首輪だ。みんなの首には今首輪がついてるんだけど、その訳を説明しようと思ってね」
父さんは空に浮かぶ女性に目を奪われ荒木の声など耳に入っていないようだった。
そしてぼくも―――
「お……おまえは……――」
父さんがゆっくりと言葉を紡ぐ。だが荒木はそれを許さなかった。
「あー、今は僕が喋ってるんだよ?ちょっと黙っててくれないか?」
そう言って父さんに向けてスッと掌を向ける。だがそれを単純に“その動作で次の言葉を遮る様に促す”としか考えていなかったぼくは大きな勘違いをしていた。
荒木が手を向けて数舜した後に父さんが小さなうめき声をあげて跪いたのだ。
「他のみんなも動くなよ?本当は僕が殺してやってもいいんだが君たちは大事な参加者なのでね……――それじゃあルールに戻ろう。
ぼくの首輪には主に3つの制限があってね。まず、叩いたり無理にはずそうとしたりする事は禁止。次に僕が定める【禁止エリア】に入ることも禁止。最後に、この殺し合いが停滞しちゃって24時間以内に誰も死ななかった時。
これらの制限に引っ掛かった時は―――こうなるよ」
言い終わるのが早いか否か、空中に浮かぶ女性……母さん。その細い首に巻かれている首輪が――どん、と鈍い音を立てて爆発した。

母さんは父さんよりも前に、ぼくが生まれて間もなく死んでしまった。そのはずの母さんが目の前に現れた―――そして、僕の名を呼ぶこともなく、また……死んでしまった。
その声でもう一度「ジョジョ」と呼んで欲しかった。微笑みかけてほしかった。その手でぼくを抱きしめてほしかった。
だが―――それもすべて叶わぬ望みとなってしまった。
112OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:36 ID:TUTeOUGI
張り詰められていた力が抜けきったように宙に浮いていた母さんの体が地面に落ちる。そして、それを見た時に僕はそれが屍生人でも幽霊でもない本物の母さんだという事を否応なしに理解させられた。
なぜなら――投げ出された左腕、その薬指に鮮やかな装飾を施された指輪がはめられていたから。そしてそれは今僕が左手小指にはめているものと寸分違わぬ物だったから――

もはや誰も動かなかった。いや、動けなかったのかもしれない。
でもそれすら今のぼくには関係なかった。深い悲しみと怒りと……何もできない自分への自責の念で心がいっぱいだった。
ぼくの身体は指一本動かすことはできなかった。それなのに涙だけはとどまることなくぼくの頬を伝わり、地面に小さな染みを作っては消えていった。

「さて、と。とりあえずルールはそんなところかな?……あぁ、支給品の事を言っていなかった。
みんなにはこれから一つずつデイパックが配るんだけど、食料だの武器だのという類はそれを使ってね。まぁ必要ないって人は捨てちゃってもいいけどね。
―――そんなところかな。あんまりダラダラしててもしょうがないからね。よし、それじゃあみんな頑張って!
OPEN THE GAME!ゲームを始めよう!」

*  *  *  *  *  *  *
113OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:37 ID:TUTeOUGI
涙はもう流れなかった。
いや、流してはいけなかった。
ぼくには“やらなければならない事”ができたのだから。

荒木の最後の言葉と共にぼくたちのいた部屋は光に包まれ、次の瞬間にはぼくはどこかの道の上に一人立ち尽くしていた。
ふと視線を落とすと荒木の言っていたデイパック――黒い布袋が鎮座していた。
それを見た瞬間、体中の血液が沸騰するような感覚を覚える。いつだったかエリナの名誉のためにディオに殴りかかったあの日のような感触だった。
荒木を許すことは出来ない。
父を攻撃し、母を殺して見せたのだ。
仮に父も母も偽物であったとしても今の僕に彼を許すことは出来ない。
ぼくの目の前で、母の姿を破壊したのだから。
決意を込めてデイパックをつかみ取る。

紳士として恥ずべきことだが、正直なところ今のジョナサン・ジョースターは……
恨みを晴らすために荒木飛呂彦!きさまを殺すのだッ!

自分の心にそう誓いを立ててぼくはこの戦いを止めるべく、大きな一歩を踏み出したのだ。


【メアリー・ジョースター 死亡 残り88人】
114OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:39 ID:TUTeOUGI
OP書かせていただきました
最初はジョージさんが見せしめの予定だったんですが参加者からはまずいなと言う事でジョージ妻です。
自分の作品もOP議論に参加させてもらえれば光栄です。。
115OP ◆yxYaCUyrzc :08/05/18 22:44 ID:TUTeOUGI
早速誤字orz
>>112
デイパックが配る を デイパックを配る
だった……
116Classical名無しさん:08/05/18 23:00 ID:K2Bbu5As
なんというOP祭り
117Classical名無しさん:08/05/18 23:11 ID:B98UWL6E
まとめ

1部母→みせしめ
2部母→参加者
3部母→無害
4部母→みせしめ
5部母→息子に愛されてない
6部母→みせしめ


俺もホリィさんにしときゃよかったorz
上級議員にしたせいでナランチャまで道ずれだよヽ(`Д´)ノ
118Classical名無しさん:08/05/18 23:21 ID:aKjxGX2A
むしろあんまり知られてない母がやられるより
ナランチャや上院議員みたいなメジャーキャラが
やられた方がインパクトあったぜ
119Classical名無しさん:08/05/18 23:33 ID:7tCHJvJI
ガビーン
120Classical名無しさん:08/05/18 23:41 ID:KFUl8/NQ
>>117
コテつけようぜ
121Classical名無しさん:08/05/18 23:41 ID:KFUl8/NQ
トリップと間違えた
122 ◆/N8q5ODajQ :08/05/18 23:58 ID:B98UWL6E
鳥テスト
123Classical名無しさん:08/05/19 00:01 ID:vUejoqG6
今から投票?
124Classical名無しさん:08/05/19 00:06 ID:dny9vXhw
>>123
だからあせるなって。
125Classical名無しさん:08/05/19 00:09 ID:dny9vXhw
まだPOを執筆中の方はいるでしょうか?
できれば名乗りを上げていただけると幸いです。
126Classical名無しさん:08/05/19 00:09 ID:Gj0k7wZQ
まとめ
◆Y0KPA0n3C.氏 >>64-68
◆4TVCWBLT0c氏 >>86-93
◆/N8q5ODajQ氏 >>99-103
◆yxYaCUyrzc氏 >>107-113

これで投票すんの?
127Classical名無しさん:08/05/19 00:19 ID:vUejoqG6
>>124
サーセン
恐い本読んでたから気が動転してた

必要あれば一日延ばしてもいいかもね
128Classical名無しさん:08/05/19 00:35 ID:HB8MB9Rk
>>119
俺はアナタのも待ってるよ?
129 ◆/N8q5ODajQ :08/05/19 00:42 ID:heoXqy0w
>>128

氏はIDは違うけどすでに投下済みだぜ?
130Classical名無しさん:08/05/19 01:41 ID:HB8MB9Rk
>>129
ナンダッテー

今日一日の間に何も投下されなければ火曜日投票?
131Classical名無しさん:08/05/19 01:57 ID:dny9vXhw
>>130
だからあせるなって。
余裕持っていこうぜ。
132 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 02:32 ID:dny9vXhw
え〜っと、勝手にジョジョロワ2ndのしたらば管理人になってしまった者です。
スレを幾つか立ててみました。
フーゴ(いらない)なスレ、フーゴ(忘れてる)なスレがあったらご連絡ください。
133Classical名無しさん:08/05/19 03:12 ID:HB8MB9Rk
修正(と指摘)スレ、毒吐きスレ、なんでもあり、支給品希望

          ・ ・ ・ ・ ・
このくらいだよ、おにいちゃんッ!!!


ニコロワによぉーーーッ
誤爆しちまったんだよぉーーッ
134 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 04:33 ID:dny9vXhw
>>133
一応、修正、その他のSS関連は一時投下という名目で統合する事にしました。
毒吐きは・・・・・注意書きとか必要かもしれません、したらばだと嫌でも目に入っちゃいますし・・・・
なんでもありは・・・・・・立てた方が良さそうですね、ありがとうございます。
支給品希望は・・・・・・
1甘いの3個
2パンティ3枚
3すし
さぁどれ?
135 ◆PU9YxOvRdg :08/05/19 06:51 ID:2oMpFGKc
私も今がんばってOP書いてるんで時間がかかるかもしれませんが
ちょっくら待ってくれると嬉しいです。
136Classical名無しさん:08/05/19 11:16 ID:HB8MB9Rk
>>134
ロードローラーだッ!

>>135
『がんばった』なら使ってもいいッ!
嘘です。普通に待ってます。
137Classical名無しさん:08/05/19 20:16 ID:XTywWk7M
>>135
期待してます!がんばってくださいッ!

>>134
【部】
【キャラ】
【スタンド】
【台詞】
【場面】
【ポージング】
【その他】

したらばにみんなが語れる場をつくれたらなぁ…と思い、某所より引用してきました。
使ってくれたらうれしいです。
138Classical名無しさん:08/05/19 20:29 ID:lA2JznF.
支給品って前回は1個だけだっけか
今回はさらに参加者多いし、ジョジョ関連の支給品も限りがあるしね
一個でいいと思う
139 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 20:42 ID:dny9vXhw
>>137
それって、したらばでロワとは関係なく本編を語る場と解釈して結構でしょうか。
140Classical名無しさん:08/05/19 21:08 ID:TZxeS56o
別にジョジョに関係のない支給品も出していいじゃん。
俺は三つがいいな。話に広がりが出るし
141 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 21:13 ID:dny9vXhw
>>140
そんなセッコの角砂糖みたいに・・・・・・・・・
まあ関係ないにしても首輪探知機とか拡声器とか詳細名簿とか
定番の物だけにした方がいいと思います。
142地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/19 21:27 ID:bsw1wAEg
>>56
そのとおりでございます
>>57
ただの鉄塔です
近くに薬草とか生えてるかも
>>58
指摘ありがとうございます
修正しました


http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index.html
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index2.html
色分けしてあるマップに、どこの部からか簡単に加えてみました
字だらけで見づらくなってますが、初見の人でも
少しはわかりやすいんじゃないかと思います
誤字やもっとこうしたほうがいいよってのがなかったら
とりあえずこれで地図完成とさせていただきます

OP職人さんお疲れ様です
ワクワクしてきた!
143 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 21:43 ID:dny9vXhw
>>142
色分けマップの方ですがフィレンツェ行超特急はフィレンツェ行き超特急。
マイクOはマイク・O、アクセルROはアクセル・ROだと思います。
144 ◆x0A8sCOhf. :08/05/19 22:14 ID:dny9vXhw
あと、サン・ジョルジョ・マジョーレ島がサン・ジョルジョ・マジョレー島になってます。
145Classical名無しさん:08/05/19 23:36 ID:vUejoqG6
ちぇー
また携帯からカキコ&閲覧できなくなってるわ…
祭りになったら不便だあね〜
146Classical名無しさん:08/05/19 23:59 ID:w47rD24I
>>145
携帯版ミラーから入れば見れるよ。
俺は今携帯から。
147Classical名無しさん:08/05/20 00:04 ID:tYDUPGWY
オーノーズラ!
sage忘れちまったズラ。
148Classical名無しさん:08/05/20 00:19 ID:Mg0Njprg
>>147
オーノーズラ。お前もうおしまいズラ。全身に波紋が流れちまってるズラ。
149Classical名無しさん:08/05/20 00:47 ID:R8yJlkPw
>>141
いや……でもロワに出したら面白そうな道具とか武器とかあるしさ…やっぱり。
勿論ジョジョ色を消すつもりは全くありませんよ。出来る限りジョジョ本編から出そうとは思ってる。
150Classical名無しさん:08/05/20 00:54 ID:Mg0Njprg
このスレの平均年齢が幾つかは知らんが、平日の昼以外はじわじわ伸びるな。
151Classical名無しさん:08/05/20 18:18 ID:LiUiuMwo
>>135
いつごろ投下できそうですか?
がっつくようだが・・・教えてくれないか?
152Classical名無しさん:08/05/20 21:09 ID:aOnvkWGs
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
153Classical名無しさん:08/05/20 23:53 ID:dVMCQB3s
>>146
必死で探してミラー見つけた
教えてくれてd

>>149
自分は1つがいいな…
1つだからこそ支給品の当たり外れや、どう使うかの戦略要素が大きいと思う(死んだキャラの貰えば支給品増えるんだし)
じゃなかったら支給品の数自体もランダムにするのはどうだろう
上限3つで
154Classical名無しさん:08/05/21 01:10 ID:ilk57YB.
うん。俺もランダムで上限三つがいいな。
三つ出したい人は出して、一つがいい人は一つにする。そんな感じで
155Classical名無しさん:08/05/21 06:46 ID:qWzIpN5E
よくよく考えたらその辺もはっきりさせずにOP投下だったんだな
あとはヘブンズドアーとクレイジーD他回復役の制限もきちんとした決着はついてないんじゃない?
俺的にはどちらも制限なしでいいと思うがね。CDなんかそれが能力なんだし
156Classical名無しさん:08/05/21 07:13 ID:kmXT4qsY
なくていいよ
原作でも「本体は治せない」とか「不意打ちを食らって書き込む精神力も残ってない」みたいな
打開要素はあるし
157Classical名無しさん:08/05/21 09:40 ID:DlZTjPQc
前スレで「なんでもかんでも決めなくていい」って事になったと思います
158Classical名無しさん:08/05/21 16:01 ID:WB9akfjY
支給品三つなんてのを続けてるとネタ切れしないか?
159Classical名無しさん:08/05/21 16:54 ID:xPn.x0IY
ねんがんの じょじょAGOをてにいれた!
さいふが ほわいとあるばむになった!
160Classical名無しさん:08/05/21 17:26 ID:DlZTjPQc
>>158
前ロワのテキーラや角砂糖みたいに、ジョジョに登場・関係した日用品でも良ければ
大丈夫だと思いますよ
ただちょっと死者のアイテム管理が大変かもしれませんね
161Classical名無しさん:08/05/21 19:15 ID:mqoBm/fg
前回は1枠しかないのに「ポケットティッシュ」とかで無駄に消えたのが多かったしね。
アイアンボールボウガンとかも大小別々に出てきそうだ
162Classical名無しさん:08/05/21 19:58 ID:NORfaCbA
最初は一つしか出てないのに中盤の戦闘中に後付け的に強力アイテムが出てくるのは萎える
163Classical名無しさん:08/05/21 20:04 ID:znOv94RM
ネタ切れおこすよりかマシ
164Classical名無しさん:08/05/21 20:08 ID:xa29uZlA
>>162
そんなのは「なんで最初に登場した時そのアイテムに触れてないんだよ」って言って没にすればおk
常識的に考えて出せるのは最初の書き手が出したアイテムだけ
165Classical名無しさん:08/05/21 20:16 ID:5e4Hn4fs
登場話で支給品全部決めろってのもアレだけどね
数個なら不明支給品あってもいいんじゃないかと思うよ俺は
166Classical名無しさん:08/05/21 20:20 ID:13O7U4x6
何か理由があってバッグの中身を確認できなかったとかだったら不明でもいいと思う
平たく言うとズガンされたキャラのアイテムとか
167Classical名無しさん:08/05/21 20:21 ID:xPn.x0IY
>>164
それはねーよ。
それくらい書き手さんの自由だろーに。
あなたにその意図はないかもしれないがそれはさすがに何様のつもりですかと。
いや、ごめん、争う気はない。言い方は凄く悪いがそいうのはあんまり言うのはやめた方がいいと言うかなんと言うか・・・・・
168Classical名無しさん:08/05/21 20:24 ID:pOuafukI
まあ積み重ねてきた展開を何の前触れもなく出てきた超アイテムで崩されるようなことがなければなんでもいいよ
169Classical名無しさん:08/05/21 20:27 ID:w35smHW.
前回はそういうの多かったな
まあ俺はそういうのもロワの味だと思うが
嫌がる人もいるだろうね
170Classical名無しさん:08/05/21 20:28 ID:xPn.x0IY
まさか・・・・・ここにも読専様が現れたのか・・・・・・・・?
植物の様に平穏に、なんら荒れる事なく雲の数でも数えながら見たいのに・・・・・・
そんな・・・・・・
171Classical名無しさん:08/05/21 20:31 ID:5V8LFPtY
むしろ駄書き手じゃね
大した事ない書き手ほど自分の出した伏線が破られるのには敏感だしな
なんで文才ないのか考えろよ(ワラ
172Classical名無しさん:08/05/21 20:32 ID:j9v/kCW.
何も起きてないのに争うのはやめるんだ
どうせロワスレは始まったら散々抗争することになるんだしな
173Classical名無しさん:08/05/21 20:34 ID:DlZTjPQc
サーセン
174Classical名無しさん:08/05/21 20:35 ID:xPn.x0IY
>>171
だからそういうのやめよーぜ。
もう少しで開幕なんだし、ひょっとすると少年漫画繋がりで某から飛び火しただけかもしれないし
今から支給品や書き手さんに難癖付けるのはお門違いだ。
我が人生の師匠吉良良影も言ってるぜ。争いは平穏の邪魔をするだけだ。
175Classical名無しさん:08/05/21 20:41 ID:u5vUglU.
まあ支給品云々以外にも書き手なら当然守るべき事ってのはあるしな
主役級は序盤では殺さないとか
超展開は書かないとか
空気読んで欲しいってのはある
176Classical名無しさん:08/05/21 20:44 ID:wjc2LLPo
そんな事いうと反逆してジョルノをズガンする奴が出るぞ
まあ俺だけど

現状ってOPの候補待ち?
177Classical名無しさん:08/05/21 20:48 ID:mqoBm/fg
実際に起こってもいない問題を仮定して牽制すんのはやめよう。
個々の事例ごとに判断すべき話だ。
それに、その手の牽制は大概逆効果にしかならないよ。
178Classical名無しさん:08/05/21 20:53 ID:ilk57YB.
一般人が鬼のように武器を装備してスタンド使い殺すとかね。
支給品が複数あると色々展開広がると思うんだけどなぁ。まあ逆も然りだけど…

まあ、支給品の数も自由って事でいいんじゃね?一応、上限三個ってことで。
三個なのは他ロワの支給品の数がだいたいそれぐらいだから。深い意味はない
179Classical名無しさん:08/05/21 20:54 ID:xPn.x0IY
>>175
主役級は序盤で殺さない?ふざけんな。
つまりお前は歴代ジョジョがみんな集まって主催者倒さないと駄目ってか?
ラストマーダーはラスボスじゃないと嫌ってか?自分は書かないくせに理想の展開じゃないと文句言うってか?ふざけんな。
自分のルールに従わないと嫌ってか!?ああん!?このド低・・・・・・
すまん。言い過ぎた、ライダーロワとか某のせいで疑心暗鬼になってた。悪かったよ。
ペッシも言ってたよな、疑心暗鬼は心の弱さだって、マンモーニでごめんな。
>>176
後は◆PU9YxOvRdg氏だけだと思う。氏が投下された日の0時から投票開始かな?
180Classical名無しさん:08/05/21 20:58 ID:mqoBm/fg
3個くらい枠があると、衣類を混ぜる余裕も出てくるんだよね。
まあ今は、4部の学校制服とか、6部の看守の制服くらいしか思いつかないけど……
この辺は元の服が汚れたり破れたりしてから出てくるとオイシイ種類のアイテムだ。
181Classical名無しさん:08/05/21 21:01 ID:V0h43Sbk
言い過ぎたとか言いながら
それを消さずに書き込みボタン押してんのな。予防線張ってんじゃねーよ
182Classical名無しさん:08/05/21 21:02 ID:5e4Hn4fs
お前らとりあえず落ち着けよ
素数でも数えろ
183Classical名無しさん:08/05/21 21:02 ID:wjc2LLPo
フル装備ロメオ

E:THE・WORLDのスタンドDISC
E:ペットショップ
E:エイジャ赤石仮面
184Classical名無しさん:08/05/21 21:03 ID:xPn.x0IY
>>180
各キャラの好物とかいいかもね、どこの占い師とは言わないけどすし(何故か変換できなかった)
とかどこのギャングスターとは言わないけどプリンとかどこのイギリス野郎とは言わないけどチューインガムとか(イギーにあらず)
185Classical名無しさん:08/05/21 21:04 ID:eU5WjCEs
支給品にDISCってありなのか?
186Classical名無しさん:08/05/21 21:05 ID:unAKe9fs
アリじゃね?
ロワに出てないキャラ限定だろうけど
187Classical名無しさん:08/05/21 21:08 ID:mqoBm/fg
>>185
あ、それは大事かもしれない。
書き手に任せていい領域……なのかなぁ。けっこう議論になりそうだけど。
個人的には……作中に明確に出てきたモノは議論抜きでアリだろうな、と思ってる。熱湯とか。
188Classical名無しさん:08/05/21 21:19 ID:qWzIpN5E
小説キャラのスタンドをディスクにして…はアウトだよな。
前に他作品の支給品がって言う議論もあったくらいだし。。
189Classical名無しさん:08/05/21 21:51 ID:LmOb0Log
エンプレスのDISC装備してあぼーんですね、わかります!
190Classical名無しさん:08/05/21 22:01 ID:Bc4E5knE
個人的にDISCはどうかと思うんだが、パロロワにおける支給品には「愛用の武器配布用」って意味合いが強いし・・・
191Classical名無しさん:08/05/21 22:04 ID:vR5ySUq.
1stではだめだったんだよね?
ダイアーさんがマジシャンズ・レッドを持つことさえもNGにされたほどだし
192Classical名無しさん:08/05/21 22:50 ID:mqoBm/fg
まあ、1stそのまんまで行く必要もないけど……
「ディアボロの大冒険」になるのはちょっと違うとは思う。
あと、スタンド限定であっても、投票落選者の安易な復活手段としての利用とかね。
193Classical名無しさん:08/05/21 22:51 ID:x1IyxSvA
大抵、面白ければ、何でも1回目は通しでいいとは思うんだよ。
だけど、それに便乗して、大して面白くもならないのに、後の書き手が次から次に出してさ。
んで、指摘すると、あの時は認められたじゃないかと逆切れする。
そんな流れを防止するには最初からやらないってことになっちゃんだよね。
194Classical名無しさん:08/05/21 22:51 ID:V0h43Sbk
出せないキャラはスタンドDISCで〜ってのもグダグダだなあ・・・
使いこなせないのが前提だしね。
「ウェザーの記憶DISC」とかならまだわかるけど
195Classical名無しさん:08/05/21 22:53 ID:xPn.x0IY
そもそも必殺抜き取り神父が参加者として参加してるわけだし止めた方が良くない?
そういうのってオリジナルアイテムみたいで好きじゃないなあ、個人的には。
196Classical名無しさん:08/05/21 23:10 ID:7zI.clWc
せめてDISKは作中に出てきたやつだけだな
プッチに頑張ってもらいたい
>>176頑張れ期待してる
197Classical名無しさん:08/05/21 23:17 ID:xPn.x0IY
作中に出てきたってなると6部のそれもほんの1部しかないな。
寧ろMAPの倉庫のトラクターのタイヤにDISCしこたま入ってるとか言う原作と一緒なんてどうだろう。
数少ない自殺パンティーも参加者だしな〜・・・・
198Classical名無しさん:08/05/21 23:20 ID:Bc4E5knE
正直に言うとそこまでしてDISCを出す旨みがわからないんだよなあ
他ロワみたいに「一般人に戦力を与えるため」っていうのもしっくりこないっつーかなんつーか、彼らは別に前線に出ることを期待されたわけじゃないだろうしさ
折角各々の個性を反映してるようにも思える本人のスタンドが影薄くなるのも正直悲しい
199Classical名無しさん:08/05/21 23:22 ID:LmOb0Log
ところで石仮面と石の矢は?まだ決めてないと思うんだが。
SSの内容が変わるから誰かおせーて。
200Classical名無しさん:08/05/21 23:25 ID:xPn.x0IY
矢はさすがになしでしょう、石仮面は・・・・・・・DISCと一緒で一般人パワーアップみたいで好きじゃない。
某所で石仮面被った東の城はどうなったよ?
201Classical名無しさん:08/05/21 23:25 ID:vR5ySUq.
石仮面と矢は俺としてはまずいんじゃあないかなと思う
特に矢。一般人に刺さったならオリジナルスタンド登場!
ジョルノが刺して、レクエイム化してなかったことにもできるし
どんな都合いい展開になるか分からんよ
というか矢も荒木もってたでよくね?
202Classical名無しさん:08/05/21 23:25 ID:Bc4E5knE
仮面は微妙だが矢はやっぱまずいんじゃないかなあ
レクイエムが元の能力と無関係なシロモンだからオリジナル能力のバーゲンセールになりかねないし
203Classical名無しさん:08/05/21 23:29 ID:Bc4E5knE
>>200
東の人やDIO様より先にロワ自体が死にました

>>201
じゃあむしろ荒木のスタンドをレクイエムtってことにして何でもござれな能力でいいんじゃね?
弓矢を破壊なり強奪なりすれば同じ土俵に引きずり降ろせるってな感じで
204Classical名無しさん:08/05/21 23:30 ID:mqoBm/fg
石仮面は、まあ効果も明確だしオリ能力産む怖れもないし。
グレーゾーンではあるけど、全面禁止ではないだろうとは思う。
よほどお話工夫しないとブーイング喰らいそうではあるが。

それに対して、弓と矢はな。
適性ないと死ぬしオリ能力生み出しかねないし、危険じゃないかな。
少なくとも支給品で簡単に入手するのはマズい。
205Classical名無しさん:08/05/21 23:35 ID:V0h43Sbk
石仮面は顔にかぶって血を浴びるって状況じゃないと作動しないし
ハンマーで殴っただけでぶっ壊れるな
206Classical名無しさん:08/05/21 23:39 ID:mqoBm/fg
>>203
荒木のスタンドがレクイエムである可能性は、1stでもジョルノが考察してたな。
なんとなくで流れちゃったけど、「今度はそれが真相」の可能性は残されてる。
ま、実際に話が動き出してからかな。この辺の話は。
207Classical名無しさん:08/05/21 23:40 ID:xPn.x0IY
一般人吸血鬼やスタンド使い吸血鬼なんてほぼオリキャラじゃね?
208Classical名無しさん:08/05/21 23:55 ID:mqoBm/fg
>>207
他の部分で元の個性を発揮できれば問題はない。
ロワが進めば、色々な変化をする人はどうしたって出るから。その極端なケースと見れば。

ただまぁ、難しい一手であるのは確か。下手にやれば元の個性が吹き飛びかねないし。
だから安易な全面賛成は出来ない。上手な話を考えてくれ、としか言えない。
ま、支給品で当たったからって、いきなり被って人間辞めようとする奴はほとんどいないと思うがw
209Classical名無しさん:08/05/21 23:59 ID:DLnIKY4U
扱い辛いことは確か
210Classical名無しさん:08/05/21 23:59 ID:xPn.x0IY
1部2部連中・・・・・・屍生人、吸血鬼、柱の男、事情を知らない人たちいがいは間違いなく破壊
3部連中・・・・・・旅の人々はジョセフから聞いてるかもしれない、DIOの部下達もしかり
4部連中・・・・・・ジョセフに聞いてるかも、主人公サイド
5部連中・・・・・・知らない。
6部連中・・・・・・プッチはDIOから聞いてると思うし主人公サイドは承太郎から聞いてるかも
7部連中・・・・・・石仮面なんてありませんよ。
211Classical名無しさん:08/05/22 00:15 ID:ASYtr0xE
石仮面ってカーズが作ったんだよな…確か。
石仮面作成→エイジャ拾う→究極生命化…
いや、なんでもないっす。
212Classical名無しさん:08/05/22 15:27 ID:gRc7CHQo
石仮面被ってオリキャラ化とか絶対認めないから
俺が見たいのはそんなんじゃない
213Classical名無しさん:08/05/22 16:10 ID:AJ5GdG2k
自分は無しでいいと思う
214Classical名無しさん:08/05/22 17:34 ID:ObKfXYgc
>>211
流石にカーズでも十分な材料と時間は必要だろうw
ロワやりながら片手間で作れる代物とは思えない。

……ま、支給品に入れるかどうかについては、
これだけ非難があってなお出す書き手がいるならお手並み拝見だな。
まあ、生半可な考えなら出さない方が無難だろう。

どの辺に判断ラインがあるんだかいまいち不明な「オリキャラ化」って単語もよく分からんし、
「オリキャラ化するから禁止」って理由で禁止にはされたくないんだけど……
逆に言えば、それ以外に石仮面を擁護する理由なんてないし。
215Classical名無しさん:08/05/22 17:37 ID:VZUKWQSI
>>214
多分アヌビス神と同じ感覚で言ってるんだと思う、能力によっては没個性になる人もいるからねえ・・・・・・
216Classical名無しさん:08/05/22 18:00 ID:qcvefZgo
DISCについてだけど、記憶DISCだけでも結構重要なアイテムになると思うぞ。
例:承太郎のDISC
3部・4部・6部キャラの人物関係・能力なんかがわかる
なりすましorなりすまし見破りができる
承太郎の経験を戦闘に生かす(銃をゲットした後に虫喰い戦の再現とか)
等々・・・

スタンドDISCはさすがにキツイかな・・・
使用できる明確な条件が無いと無理だろ。
何枚か先に出すのを決めておいて裏で使えるキャラを決めておくっていうのはどう?
例:クレイジー・ダイヤモンド
使用可能キャラ アレッシー リンゴォ

でも議論が面倒。
217Classical名無しさん:08/05/22 18:06 ID:VZUKWQSI
>>216
俺もスタンドDISCはやめたほうがいいと思う。便利アイテムになりそうで嫌だ。
でも記憶系はいいかもね、オインゴとかラバーソールとか変身系と合わせるとパーフェクトなりすましマーダーになるヨ
218Classical名無しさん:08/05/22 18:08 ID:ObKfXYgc
>>216
>>185-198
ちょっと上の議論くらい読もう。
まあ原作でも出てきた「6部承太郎から抜いた記憶DISC」は面白そうだけどね。
219Classical名無しさん:08/05/22 18:08 ID:AJ5GdG2k
>>216
>何枚か先に出すのを決めておいて裏で使えるキャラを決めておくっていうのはどう?
議論も面倒だし、面白味もあんまりないような気がする

スタンドDISCじゃなくて、ヨーヨーマッとかチープトリックみたいに、
スタンド自体を支給でいいんじゃないかな
プッチが出場していなければ、ありかもしれないとは思うけど
220Classical名無しさん:08/05/22 18:58 ID:ASYtr0xE
原作で出てきた6部承太郎の記憶ディスクは面白そうだね。
確かに原作でアレだったオインゴに陽が当たるかも…
3部以降(5部は少しだけど)のキャラの情報源になるのもベネ。
221Classical名無しさん:08/05/22 19:03 ID:VZUKWQSI
2部以前もありだ。2部終了後のリサリサ先生なんかが入れたら1巡するまでの世界をほぼ全てを把握する事になるぞ。
222Classical名無しさん:08/05/22 19:07 ID:Hyp1QF7c
ジョセフが入れたらホラー漫画になるね。
自分の死にそうなヨボヨボの顔を見せられるんだから!
223Classical名無しさん:08/05/22 19:09 ID:VZUKWQSI
ジョナサンが入ry
224Classical名無しさん:08/05/22 22:32 ID:o7FfENJk
ところでいつまで◆PU9YxOvRdgを待つんだ?
正直早く始めたいんだが・・・
もう7〜8話書き溜め貯まってるし
225Classical名無しさん:08/05/22 22:35 ID:0I7VMCic
誰か言い出さないかと思ってたよ
予約も三日ルールだしそろそろ投票に入ろうぜ
226Classical名無しさん:08/05/22 22:36 ID:4.KLgbyU
日曜くらいまでは待った方がいいと思うけど・・・
時間がかかるって事は良作率も高いし
227Classical名無しさん:08/05/22 22:39 ID:KGHHLWLI
もう今日の0時まででいいんじゃね

228Classical名無しさん:08/05/22 22:39 ID:mr9dJcwU
135 名前: ◆PU9YxOvRdg [sage] 投稿日:08/05/19(月) 06:51 ID:2oMpFGKc
私も今がんばってOP書いてるんで時間がかかるかもしれませんが
ちょっくら待ってくれると嬉しいです。


三日ルールに照らし合わせるともうアウトだな
今日いっぱいで打ち切って0時から投票?
229Classical名無しさん:08/05/22 22:42 ID:AJ5GdG2k
>>225
◆PU9YxOvRdg氏はそれ知らないんじゃね?>3日ルール

というか、投下する気があって待たせてると言う自覚があるなら、途中報告して欲しいな。
レスも付いてるんだし
230Classical名無しさん:08/05/22 22:46 ID:vyrO5hpY
今日か明日中にレスなかったら始めてもいいんじゃない?
231Classical名無しさん:08/05/22 22:47 ID:GL1O/0/.
つかOPも決定してないのに本編書き溜めもどうかと
232Classical名無しさん:08/05/22 22:49 ID:XRhVF19o
投票用テンプレ

◆Y0KPA0n3C.氏 >>64-68
◆4TVCWBLT0c氏 >>86-93
◆/N8q5ODajQ氏 >>99-103
◆yxYaCUyrzc氏 >>107-113
233Classical名無しさん:08/05/22 23:25 ID:vng6c/RY
0時からでいいのかな?
それとも明日?
明日っていつ?
234Classical名無しさん:08/05/22 23:32 ID:VZUKWQSI
OPぐらい我慢しよーぜ、そこまで目くじら立てる必要はない、
もう少し◆PU9YxOvRdg氏を待とーぜ、折角書き上げたのに見てみたらOPが決まってたじゃ
可哀想すぎる。
235Classical名無しさん:08/05/22 23:34 ID:4XUY8Gfc
明日って今さッ!

と言いたい所だが
>>230にも書いてあったように
1日◆PU9YxOvRdg氏の連絡を待ってからでもいいんじゃないか?
236Classical名無しさん:08/05/22 23:38 ID:VZUKWQSI
ひょっとしたらリアルが忙しいかもしれないだろ。失礼な話だぜ。
237Classical名無しさん:08/05/22 23:56 ID:vng6c/RY
別に待つのはいいんだけど、無期限ってわけにもいかないし、先に投稿された4作品と間が開くのもどうかな、と思う
明日にするか一週間待つか…
238Classical名無しさん:08/05/22 23:57 ID:VZUKWQSI
もうちょっと待とーぜ。
239Classical名無しさん:08/05/23 00:04 ID:5cGVUrVE
じゃあ
「もうちょっと」じゃなくて
厳密にいつまでと決めてくれ
240Classical名無しさん:08/05/23 00:15 ID:9yg5B9Ew
>>239
氏のSSが完成するまでさ。
俺はいつまでも待つよ。
241Classical名無しさん:08/05/23 00:22 ID:4Z6ipOK2
今のうちに4つの内1つを投票で決めてそれと氏のSSで決戦投票するのはどうだ?
242Classical名無しさん:08/05/23 00:23 ID:iY2xSOhU
いやいやw
243Classical名無しさん:08/05/23 00:56 ID:B9uKy5Mo
ぶっちゃけ待つ必要ないだろ
待ってくれって宣言しといて途中報告にも来ないんだし
さっさと投票に入って始めようぜ
俺以外にも本編書きたくてウズウズしてる奴いるだろ?
244Classical名無しさん:08/05/23 00:59 ID:eKQECg3Y
散々待たせてこんなレベルかよって叩きたいからもう少し我慢しろ
245Classical名無しさん:08/05/23 01:00 ID:9yg5B9Ew
俺だって書きたいが我慢くらいなら出来る。
待ってあげようぜ。
246Classical名無しさん:08/05/23 01:03 ID:Ie9mAGpc
まあこれだけ待たせて並みのOPだったらアレだなw
プレッシャーかけるようで悪いがw
247Classical名無しさん:08/05/23 01:05 ID:8Gma53cs
>>243
アラヤダこの子カワイイわッ!
248Classical名無しさん:08/05/23 01:07 ID:Q44ymT1k
流石に今日来なかったらアウトで
明日の0時から投票始めようか
上手くいけば日曜には本編始められるし
249Classical名無しさん:08/05/23 01:11 ID:QogA9Tjs
あと二ヶ月くらいは待ってもいいんじゃなかろうか
夏休みの時期にあわせて始めれば本編もポンポン進むだろうし
250Classical名無しさん:08/05/23 01:16 ID:w/bsepJE
じゃあ今日までって事で

開始後の予約ラッシュ戦争・・・
楽しみだ・・・
251Classical名無しさん:08/05/23 10:17 ID:t9dkJlag
>>249
夏忙しいのでわたしにも夏休み下さい><
252Classical名無しさん:08/05/23 16:54 ID:TqyDnoz2
>>249
夏休みをとる為に私には仕事をください><
253Classical名無しさん:08/05/23 17:02 ID:9yg5B9Ew
働けば・・・・・働くほどよお・・・・・・・「多忙」がお前らに追いついていくのさ・・・・・・・
byセ○コ
254 ◆PU9YxOvRdg :08/05/23 18:48 ID:xqhpNZF6
突然目が覚めた。
頭痛が激しく、しばらくの間何も考える事が出来なかったが。
とりあえず一つ考えてみた。
此処は何処だろうか?
規則正しく並んだ長イスと中央に通路がある。壁にはステンドグラスがある。
教会のようだが、それにしては少し広かった。
前方には一段高くなった場所があり、そこには男が立っていた。
東洋人だろうか?年齢の分かりにくい人相だった。
「えーと、こういう時はどうやって始めればいいのかなぁ。」
その男が話し始めた。
「そうだな、まずこのゲームの趣旨から話そうか。」
子供が満点のテストを母親に見せるときのような笑みをたたえながら続ける。

「このゲームでは君達に、殺し合いをしてもらうよ。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
255 ◆PU9YxOvRdg :08/05/23 18:49 ID:xqhpNZF6

「えーと、次は・・・、うん、自己紹介をしよう。僕の名前は荒木飛呂彦、このゲームの主催者だ。」
その男は続ける。
「何ていうか、僕は君達より一段上、つまり「神」ってとこかな」

殺し合い?神?こいつ頭がイカレてるんだろうか?
「ルールは簡単。さっきも言ったけど、君達は互いに殺しあってください。・・・そうだ、首輪についての説明もしなくっちゃあな。」
俺の首に付いている物の事だろうか?周りを見ると他の人間にも付いていた。
「この首輪は、爆弾になっている。無理やり外そうとしたりすると爆発する。僕の指定する「禁止エリア」に入った時はもちろん、
24時間誰も死ななかった場合も爆発する。要するに、『頑張って殺しあってください』ってことだね。」

突然、荒木とかいう男は宙に視線をやった。その方向を見ると何かが浮いていた。
「君にはやってもらいたい仕事があるんだけどいいかな?」
浮いているのは20代ぐらいの若者で、耳にはアルファベットの「T」と「D」の飾りが付いていた。
「スタートの合図になってほしいんだ。まぁ・・・駄目って言ってもやるんだけどね。さようなら、テレンス・T・ダービー君」
爆発音の直後に床に首が転がった。
「さぁ、ゲームをはじめよう!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
256Classical名無しさん:08/05/23 18:54 ID:CxfFSIaE
まさかこれで終わり?
散々待たせといてこれ?
待たせてたことに対するレスもなし?
257Classical名無しさん:08/05/23 18:56 ID:9yg5B9Ew
まあ落ち着け、取りあえずこれで今日の0時からOP投票だ。
258Classical名無しさん:08/05/23 19:13 ID:aBegLVw.
これはひどい・・・
259Classical名無しさん:08/05/23 19:21 ID:QbzdY60w
……ま、ちゃんと来ただけ良しとしよーぜ
とにかくこれで投票開始できるんだな
260地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/23 19:26 ID:GwErtlEo
261Classical名無しさん:08/05/23 19:47 ID:xOgd8yJ.
先生、ジョジョファンとして紳士淑女的な態度を取るように努めたいです
262Classical名無しさん:08/05/23 19:57 ID:9yg5B9Ew
どのOPにも様々な利点があるな。
例えば◆Y0KPA0n3C.氏のOPだと4部連中に与える影響もあるだろうし、ジョセフも3部からの参戦だから朋子さんの死で何らかの反応があるかもしれない。
◆4TVCWBLT0c氏のOPだと承太郎や除倫に何らかの反応があるだろうし
◆/N8q5ODajQ氏 のOPだと5部連中に大きな影響を与えるな、そして曲がりなりにも護衛チームが全員参加した事になる。
◆yxYaCUyrzc氏のOPだと“以前、世話になった”という言葉がジョルノや花京院の様な考察キャラの判断材料が増えるし。
◆PU9YxOvRdg 氏は・・・・・・いつかまた頑張ってくれ。腕を磨いて。
263Classical名無しさん:08/05/23 20:01 ID:PQVF3WX.
>>262

◆/N8q5ODajQ氏は5部よりも承太郎なk(ry
264Classical名無しさん:08/05/23 20:25 ID:kbdJB2wA
お前らさすがにかわいそうだろ…
内容は置いといて、折角書いてくれたのに文句言うのはひどい
265Classical名無しさん:08/05/23 20:29 ID:eNBBPFxs
とにもかくにも投票だ……
266Classical名無しさん:08/05/23 20:41 ID:9yg5B9Ew
0時からね。一応宣言はしとくか。投票しますよーみたいな。
267Classical名無しさん:08/05/23 20:44 ID:FoZP4GpM
せめてなんか一言あったらなあ
268Classical名無しさん:08/05/23 20:52 ID:9yg5B9Ew
ここは是非必殺ビチグソ集計人の前スレ>>588にご登場願いたいなwwwwwww
269Classical名無しさん:08/05/23 21:07 ID:9QFFl/ts
まぁまぁ、俺も人の事言えた口じゃあないが自分が他人に褒められる技量をもってから人の批判しようぜ。
書き手の人たちが普段どういう生活してるんだかも分かんないんだし
270Classical名無しさん:08/05/23 21:13 ID:DJgH7sgw
まぁ、よく言われるが
「読み手が100人いても話は進まない。しかし書き手は一人で話を進められる」

そう厳しいこと言わないどこうぜ?
271Classical名無しさん:08/05/23 21:16 ID:IakVjJcw
そうそう、気に入らなきゃスルーが基本だよ
まあ一言くらいあってもいいとは思ったけどね
272 ◆PU9YxOvRdg :08/05/23 22:16 ID:xqhpNZF6
次に気が付いた時は道路に立っていた。両脇には少し変わった家が立ち並んでいた。
ただ、今、重要な事に気づいた。殺し合いだとかのせいで今まで混乱していて気づかなかった。
どうやって此処に来たか、「此処に来る前」の事を考えた。

だが、俺にはそれが「出来なかった」

何故なら

此処に来る以前の記憶が無かった。

しばらく呆然としていたが、立ち尽くしていても埒が明かないので、身に着けていたネクタイを調べてみた。書いてあったのは、

D´ARBY

ダービー・・・か?俺の名前だろうか?何かのブランドの可能性もある。
そういえばさっきの若者もダービーって言われていたな。身内・・・か?
ただ、今この状況がヤバイってのは確かだ。
これからどうするか・・・。身を隠せる場所を探さないといけない。

――――俺はネクタイを絞め直し、歩き始めた。
273Classical名無しさん:08/05/23 22:30 ID:eNBBPFxs
ん?
274Classical名無しさん:08/05/23 22:32 ID:9yg5B9Ew
――――時は止まった――――
275Classical名無しさん:08/05/23 22:42 ID:2/LnsE7A
(;^ω^)・・・
276Classical名無しさん:08/05/23 22:55 ID:IakVjJcw
・・・予約と投下の開始時について話し合っとくか?
明日OP投票だし、個人的には明日投票締め切りと同時に予約開始がいいと思う
それから集計にかかる時間と決定したOPに合わせて内容を修正するのにかかる時間を考えて1時から投下可能がいいんじゃないかと
「まだ未完なので投下は明日以降になりそう」って人は予約時にその胸を伝えて、予約時にそれを宣言しなかった人から順に投下していけばいいんじゃないだろうか
投下後6時間で次の予約をOKを推す
277Classical名無しさん:08/05/23 23:00 ID:9yg5B9Ew
大体は賛成だが、同時に予約開始はやめた方がよくない?
ひょっとするとSS書きたいのに集計してるおせっかい焼きで可哀想な書き手さんが出るかもしれん。
278Classical名無しさん:08/05/23 23:02 ID:2/LnsE7A
>>277
キャラ決めの時より集計の労力は少なく済むだろうしその心配はないと思うぞ
279Classical名無しさん:08/05/23 23:32 ID:t9dkJlag
wktkして参りました
>>272
残り時間少ないですが、全部投下できそうですか?
それだけでも教えて下さい。あなたの名誉回復のためにも。私は応援していますから
280Classical名無しさん:08/05/23 23:50 ID:eNBBPFxs
後9分
281Classical名無しさん:08/05/24 00:07 ID:9v5Lhwpg
投票始めるか

◆Y0KPA0n3C.氏 >>64-68
◆4TVCWBLT0c氏 >>86-93
◆/N8q5ODajQ氏 >>99-103
◆yxYaCUyrzc氏 >>107-113




【◆4TVCWBLT0c氏】
282Classical名無しさん:08/05/24 00:08 ID:DGDq9q1.
【◆Y0KPA0n3C.氏】
283Classical名無しさん:08/05/24 00:09 ID:h0lfUgOM
【◆4TVCWBLT0c氏】
284Classical名無しさん:08/05/24 00:11 ID:jAMRWRn.
【◆4TVCWBLT0c氏】
285Classical名無しさん:08/05/24 00:14 ID:iodiHxsg
【◆Y0KPA0n3C.氏】
286Classical名無しさん:08/05/24 00:15 ID:dXAMJ/hU
【◆/N8q5ODajQ氏】

結局予約開始はいつからなのかも並行して決めようぜ・・・
287Classical名無しさん:08/05/24 00:15 ID:r6zNVOEs
【◆4TVCWBLT0c氏】
288Classical名無しさん:08/05/24 00:22 ID:Udass78Y
【◆4TVCWBLT0c氏】


>>286
OP投票が終わり次第でいいんじゃね
289 ◆PU9YxOvRdg :08/05/24 00:30 ID:RHY2hrx2
散々人を待たせといてこんな駄作投下して本当すみません。
期待して下さった皆さん、そうでなくても待って下さった皆さん。
本当に申し訳ないです。
どうもすみませんでした。
290Classical名無しさん:08/05/24 00:35 ID:1.USSygk
【◆4TVCWBLT0c氏】
291Classical名無しさん:08/05/24 00:39 ID:1NMydRQk
うわぁ…悩むわ。起きてから決めよう。
292Classical名無しさん:08/05/24 00:44 ID:iodiHxsg
>>289
駄作かどうかはともかく
連絡が全く無かったのはどうかと。


だが

         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  あなたの勇気ある投下ッ!
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}

嫌味じゃなくね。
次の投下お待ちしています。
293Classical名無しさん:08/05/24 01:06 ID:DAvIHkic
【◆yxYaCUyrzc氏】
294Classical名無しさん:08/05/24 01:07 ID:Q9F5JhXM
【◆/N8q5ODajQ氏】
ナランチャアアアアアアアアアアアアア
295Classical名無しさん:08/05/24 01:24 ID:uom6dq/M
【◆/N8q5ODajQ氏】
ならんちゃ(笑)
296Classical名無しさん:08/05/24 01:33 ID:zsrcAYDY
【◆yxYaCUyrzc氏】
ジョナサンがゲームに乗るのを期待して
297Classical名無しさん:08/05/24 01:52 ID:a3zhmDFU
【◆4TVCWBLT0c氏】
298Classical名無しさん:08/05/24 02:29 ID:6ms0TRtY
【◆/N8q5ODajQ氏】
299Classical名無しさん:08/05/24 02:48 ID:UrRPVv4s
【◆yxYaCUyrzc氏】
 ナランチャ死亡にも惹かれたが、上院議員の手を汚させたのは微妙に蛇足と感じた。
300Classical名無しさん:08/05/24 04:04 ID:ybGDM2LQ
【◆/N8q5ODajQ氏】
301Classical名無しさん:08/05/24 08:18 ID:AJYY3Ugk
◆4TVCWBLT0c氏
悩んだ末に。
302Classical名無しさん:08/05/24 08:38 ID:v5k2an6U
【◆/N8q5ODajQ氏】
303Classical名無しさん:08/05/24 08:54 ID:USsWX3qM
【◆4TVCWBLT0c氏】
304Classical名無しさん:08/05/24 11:12 ID:dXAMJ/hU
そういえば作中の時間は朝からでいいのか?
305Classical名無しさん:08/05/24 11:25 ID:xGNMkCgM
朝からだったら吸血鬼が瞬殺w
深夜0時からじゃね?区切りいいし
306Classical名無しさん:08/05/24 12:39 ID:NSbOUdbQ
【◆yxYaCUyrzc氏】
307Classical名無しさん:08/05/24 12:41 ID:e0nzNw8Y
【◆4TVCWBLT0c氏】
308Classical名無しさん:08/05/24 14:46 ID:BnRW3gp2
【◆Y0KPA0n3C.氏】
309Classical名無しさん:08/05/24 15:26 ID:Zgc2gWZw
【◆yxYaCUyrzc氏】
310Classical名無しさん:08/05/24 15:31 ID:.9Z9IMxY
yxYaCUyrzc氏に一票
311Classical名無しさん:08/05/24 16:05 ID:.vbTNcuU
【◆/N8q5ODajQ氏】
312Classical名無しさん:08/05/24 16:56 ID:1NMydRQk
【◆/N8q5ODajQ氏】
313Classical名無しさん:08/05/24 16:59 ID:oxrhZyHM
すげぇ
314Classical名無しさん:08/05/24 17:00 ID:oxrhZyHM
【◆4TVCWBLT0c氏】
315Classical名無しさん:08/05/24 17:24 ID:Q9F5JhXM
【◆/N8q5ODajQ氏】
316 ◆/N8q5ODajQ :08/05/24 17:56 ID:OYxz6Ijc
とりあえず途中経過
1位【◆4TVCWBLT0c氏】11票
2位【◆/N8q5ODajQ氏】9票
3位【◆yxYaCUyrzc氏】6票
4位【◆Y0KPA0n3C.氏】3票

ちなみに自分にとうひょうはありd(ry
317Classical名無しさん:08/05/24 18:31 ID:Q9F5JhXM
ありに決まってるだろ、まさに自慰投票!!なんてね☆
318Classical名無しさん:08/05/24 18:33 ID:e0nzNw8Y
>>317
ところでお前二回投票してるぞ
319Classical名無しさん:08/05/24 18:39 ID:Q9F5JhXM
>>318
手が滑った、魂だけは取らねーでくれ。
320Classical名無しさん:08/05/24 18:42 ID:oxrhZyHM
接戦だなぁ
321Classical名無しさん:08/05/24 19:02 ID:9fIIFCwg
【◆4TVCWBLT0c氏】
322Classical名無しさん:08/05/24 19:33 ID:xS5Tjuyg
【◆/N8q5ODajQ氏】
323Classical名無しさん:08/05/24 19:44 ID:Vl4SWEh2
99-103氏
324Classical名無しさん:08/05/24 20:08 ID:phB8nSWI
【◆Y0KPA0n3C.氏】
325Classical名無しさん:08/05/24 20:51 ID:I7KdIACI
【◆Y0KPA0n3C.氏】
326Classical名無しさん:08/05/24 21:42 ID:Y8IGUYfs
【◆4TVCWBLT0c氏】
良作ばかりで迷ったが。
書き手さん方、頑張ってください。
327Classical名無しさん:08/05/24 21:45 ID:CWsafkl6
そういや投票の期限決まってたっけ?
328Classical名無しさん:08/05/24 21:46 ID:e0nzNw8Y
0時
329Classical名無しさん:08/05/24 21:51 ID:Q9F5JhXM
0時のおやつは角砂糖だねっ
330Classical名無しさん:08/05/24 21:56 ID:zsrcAYDY
俺のおやつは甘いの三k(ry
331Classical名無しさん:08/05/24 21:58 ID:Q9F5JhXM
いやS(ry
332Classical名無しさん:08/05/24 23:45 ID:zdj26bWY
序盤の予約期限はどれくらいにしとくよ?
24時間くらいか?
333Classical名無しさん:08/05/24 23:47 ID:1.USSygk
とうとう始まるのか……
334Classical名無しさん:08/05/24 23:48 ID:riMejf8I
【◆/N8q5ODajQ氏】

>>332
早すぎだろ。書き溜めてない奴は士ねと。
335Classical名無しさん:08/05/24 23:49 ID:Prv7jFaY
【◆4TVCWBLT0c氏】
336Classical名無しさん:08/05/24 23:58 ID:Q9F5JhXM
2分前。
【◆4TVCWBLT0c氏】14票
【◆/N8q5ODajQ氏】15票
【◆Y0KPA0n3C.氏】6票
【◆yxYaCUyrzc氏】5票
抽出だと微妙な違いで票にずれが出るだろうし紙に鉛筆で1票1票書くという古くさい方法で集計してるから間違ってたらごめんよ。
337Classical名無しさん:08/05/24 23:59 ID:z0J1ZNgc
【◆4TVCWBLT0c氏】


滑り込み〜
338Classical名無しさん:08/05/24 23:59 ID:XclpfMUI
【◆4TVCWBLT0c氏】
339Classical名無しさん:08/05/25 00:00 ID:GbIvZ89k
【◆yxYaCUyrzc氏】
340Classical名無しさん:08/05/25 00:00 ID:lOzZU3bY
んじゃ予約は三日でおk?
まだ八割しかあがってないけど予約させてもらうぜ?
341Classical名無しさん:08/05/25 00:01 ID:NJaHXdwg
>>339
アウト。
342Classical名無しさん:08/05/25 00:01 ID:hX3L4NF2
>>339
おしかったな
343 ◆y4mQ2Bc4Gs :08/05/25 00:01 ID:SeomMYeg
とりあえずディオ・ブランドー予約〜
344 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 00:01 ID:UR5eqPJQ
結果発表〜
【◆/N8q5ODajQ氏】が圧勝…ではなくて

1位【◆4TVCWBLT0c氏】16票
2位【◆/N8q5ODajQ氏】12票
3位【◆yxYaCUyrzc氏】6票
4位【◆Y0KPA0n3C.氏】5票

となりました。
初登場のスージQと前回は悲しい結末を迎えたジョリーン
おそらく対主催となるであろう女性陣の活躍に期待したいですね!!

私に入れてくださった方も入れてくれなかった方も
投票をグラッツェ(ありがとう)!!
345 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 00:01 ID:QJeWRwWQ
早人、エンポリオ、ジャック・ザ・リパー予約します
346 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 00:02 ID:UR5eqPJQ
トニオさん、マックイーン、ポルナレフ予約で。
集計人が予約とか少しずるいっすかね?
347Classical名無しさん:08/05/25 00:02 ID:NJaHXdwg
予約こっちじゃね?
管理人さん涙目すぎるだろwwwwww
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/11394/
348 ◆wKs3a28q6Q :08/05/25 00:02 ID:lOzZU3bY
リゾット・ネエロとF・Fを予約したいんですが構いませんねッ!
予約ッ!
349Classical名無しさん:08/05/25 00:03 ID:c86L/L7w
気が早いぜwwやる気満々だな
350Classical名無しさん:08/05/25 00:05 ID:lOzZU3bY
携帯から予約合戦する人用URL↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/otaku/11394/
351 ◆BRxsUzTn5A :08/05/25 00:06 ID:XgdT3vfY
予約は書き込めない時でいいんじゃね
じゃあ、フーゴ予約するかなあ
352 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 00:09 ID:UR5eqPJQ
避難所でポルナレフを予約されてたんで
ポルナレフをウィル・A・ツェペリに変更しますがかまいませんね!!
353Classical名無しさん:08/05/25 00:11 ID:XgdT3vfY
予約専用ぶっちゃけ必要なかったんじゃあ…
予約荒らしとかくるんなら別だけど
とりあえずどっちで予約するのかはっきりせんとな
354 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 00:11 ID:UR5eqPJQ
重ね重ね申し訳ありません
避難所で作者様がポルナレフを取り下げたので
ツェペリさんは取り消しでポルナレフを使います。

OPが予想以上に好評だったので少し舞い上がっていたようですので
ケツの穴にツララをブッさしてクールになってきます
355Classical名無しさん:08/05/25 00:12 ID:NJaHXdwg
こちらでも言っておきますが、予約の分ポルナレフを削って重ちーだけにさせてください。
◆/N8q5ODajQ さん、申し訳ありません。
356 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 00:16 ID:UR5eqPJQ
>>335
どうかお気になさらずに。
予約でそちらがお先に出したので私は文句をくける権利がありません。
むしろ、ポルナレフを譲ってくれた事に感謝しています
357Classical名無しさん:08/05/25 00:54 ID:A/.FoEz.
予約の日数とかってどうなってたっけ
358Classical名無しさん:08/05/25 00:55 ID:L3GDElIA
予約専用スレがあるんだし、そっちを優先したほうが良いんじゃないだろうか
本スレに書くと無駄にスレ使っちゃうし、投下の妨げになる可能性もある訳で…
どちらにせよ早めにどっちかに統一しないと、途中加入の人も困るんじゃないかな
359 ◆MxJhD84ahg :08/05/25 02:24 ID:Fu.zv1YQ
一応こっちでも宣言しとく
アレッシー、エリナ、ミスタ予約します!
360 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 03:13 ID:NJaHXdwg
うう・・・・・・・小説書くのって難しい・・・・・・
内容自体は短いんだけどなあ・・・・・
ところで、ミスタに予約入りましたけど、銃はどうするんですか?
前回もジョンガリ・Aで結構議論しましたけど、やっぱり禁止ですかね?
361Classical名無しさん:08/05/25 03:16 ID:SeomMYeg
支給品のほかにってことなら禁止かと
適当な銃を支給品にするとかその辺の石を投げてピストルズするとかお勧め
362 ◆yxYaCUyrzc :08/05/25 06:50 ID:uJKPdX0w
OP決定ですね、集計人の方お疲れ様です。
◆4TVCWBLT0c氏、おめでとうございます。他の書き手さん方もお疲れ様でした。どれもいち読み手として楽しく読ませていただきました。
そして俺の作品に投票してくださった方々ありがとうございます。

予約ラッシュには参加しませんが他の書き手さん方の迷惑にならないように適度に書きすすめるとします。
1stのようにタイトルを統一性のあるものにしようかな〜なんて考え中だったりw
363Classical名無しさん:08/05/25 10:00 ID:Rqf.uNRE
>>362
>タイトルを統一性のあるものに
期待せざるを得ない
364Classical名無しさん:08/05/25 10:21 ID:OiwdWjFo
「弾丸」操作のピストルズに石じゃどうにもならんのじゃないか
ブチャの体パーツを押す力もないわけだし
まあ「スゴ味」でなんとかってことはあるけど
365Classical名無しさん:08/05/25 10:25 ID:Bfc3Zlhs
氷を運ぶくらいは出来るし
投石の軌道を変えるくらいは出来そう
366 ◆4TVCWBLT0c :08/05/25 11:14 ID:ra5urvn.
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはそろそろOP出揃ったかな〜と思って来たら 
いつのまにか投票が終わって、しかも自分が書いたものが選ばれていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何が起こったかわからなかった…

というわけで、いろいろ混乱しております
集計して下さった方、投票に参加された皆様、お疲れ様です
自分に投票して下さった皆様、ありがとうございます
ジョジョロワ2ndのOPを飾ることが出来、とても光栄です

のんびりしていたため、まだ構想が練り上がっていないので、現時点では予約はしません
(無責任で大変失礼で申し訳ないです)
ですが、支給品について書くのを忘れてしまったため、修正、
もしくはOPの続き(支給品に触れる程度)を書きたいと思っています

もし「徐倫やスージーQを予約したい!」という方がいらっしゃいましたら、お先にどうぞ
特に伏線はありませんが、>>93にもあるように【※スージーQはゲームのルールを殆んど聞いていませんでした】
ということは念頭に置いて頂けると嬉しいです
書いていない部分、例えば徐倫の時間軸についてなどはご自由にどうぞ

書き逃げにならないために、お礼と書連絡のみの長文で失礼します
367 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/25 13:58 ID:3Qar/MPg

         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  OPを飾られた◆4TVCWBLT0c氏に!

      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}


また同じくOPを書かれた◆/N8q5ODajQ氏、◆yxYaCUyrzc氏にも敬意を表するッ!
自分のSSに投票してくださった方、ありがとうございました
今後もこのジョジョの奇妙なバトルロワイアルが成功することを祈って…
368 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 19:19 ID:QJeWRwWQ
できあがったので、したらばの一時投下すれにおいておきます。
文句とかツッコミとか色々お待ちしております。
369 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 19:19 ID:QJeWRwWQ
sage忘れた…俺ってマンモーニッ!
370 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 19:57 ID:UR5eqPJQ
投稿乙です!!

いきなりですが支給品は結局1〜3個でよろしいのでしょうか?
371 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:03 ID:NJaHXdwg
それでいいんじゃないですかね?
自分も早く書き上げなきゃな。
372 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 20:03 ID:QJeWRwWQ
だと思ってました。勝手に決めちゃえ〜が主流だったみたいなので、ほんとうに勝手に決めました。
373Classical名無しさん:08/05/25 20:17 ID:uJKPdX0w
乙。
ジャック死んだら残り87かと。
豪華支給品ラッシュで中盤から後半で尻すぼみにならない事を祈る。
374 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:18 ID:NJaHXdwg
仮投下に落とした理由はやっぱりあれが大集合し過ぎだからですかね?
サのつく人とかマのつく人とかアのつく人とか。
375Classical名無しさん:08/05/25 20:19 ID:.zYOvRWo
>>373
ちょwwwまだ読んでねーのにwwww
376Classical名無しさん:08/05/25 20:19 ID:Fu.zv1YQ
仮投下乙
問題はないと思います。豪華支給品ラッシュだなあとは俺も思ったww
感想は本投下の時にとっておきますね
377 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:22 ID:NJaHXdwg
早人の奇妙な冒険〜愉快な人外達with野球帽
378Classical名無しさん:08/05/25 20:29 ID:c86L/L7w
仮投下乙!
一般市民大活躍にwktkしてきましたよっと
ネタバレっぽくなっちゃうから、感想があんまし言えねーやww
379 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 20:31 ID:QJeWRwWQ
>>373
1stでも出てこなかったモノが多かったですし、いいかなー?と。
よくよく見れば微妙な支給品ばかり(役に立つのは実質二つ)なので、他の方が困りはしないと思います。

>>374
それが大きいかも。というか支給品が参加者をウニョラーするのはどうかと思いまして。
1stで恐竜がオオアバレなんて事はなかったぜ!

>>377
そっちにすればよかった…! 今からタイトル変えちゃダメですかね?

本音を言えばガキ二人で犬、猿、雉の桃太郎をやらせたかっただけ。
ダニー?フォーエバー?なんの事です?
380 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:44 ID:NJaHXdwg
タイトルは書き手さんの自由だと思いますよ?
まあほんのジョークでしょうけどwwwwww
ところで重ちーって漢字読めませんけどヘブンズ・ドアーと凄みで読める様になったでOKですかね?
不安になってきた・・・・・・ズボン濡らしちまったよ・・・・・・
381Classical名無しさん:08/05/25 20:46 ID:zGdIAiCo
アメリカ人のジョリーンとイタリア人のブチャが話せたりするのは荒木の力で納得できるけど
重ちーが漢字読めるようになるのはなんか違う気がする
キャラ変の領域に入ってるっていうか
382 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:49 ID:NJaHXdwg
やっぱそうなりますよね・・・・・・・
となると7部と5部と3部の一部以外まったく名簿読めねえよ重ちー・・・・・
383Classical名無しさん:08/05/25 20:50 ID:UI3zu0dY
重ちーだから仕方ない
384 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:51 ID:NJaHXdwg
重ちークオリティですかwwwwww
385Classical名無しさん:08/05/25 20:52 ID:gFfthGCw
重ちーにはよくあること
386Classical名無しさん:08/05/25 20:53 ID:OVlcNOg6
重ちーイギーと同等wwww










    平   仮   名   振   っ   て   ん   じ   ゃ   ね    ?





387 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 20:55 ID:NJaHXdwg
じゃあ、友人(仮)が2人ともいるのにわからないって事になりますね。
だめだこりゃwwwwww様々なご意見、ありがとうございます。
388Classical名無しさん:08/05/25 20:57 ID:QJeWRwWQ
そーいやイギーってどうするんだろ…イギーなら読んでしまいそうな気もするが。
ペ…ペットショップ?
389 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 21:00 ID:UR5eqPJQ

マックイィーンで書いてるけど、
やつの性格が微妙だから不自然になってるかも\(^o^)/
390 ◆MxJhD84ahg :08/05/25 21:04 ID:Fu.zv1YQ
投下します
グイード・ミスタの人生観は生来、シンプルに生きる、というものである。
眠る事を楽しみ、ワインやチーズの味を楽しむ。
カワイイ女の子を見れば罵られようが声をかけ、逆に気に入らない人間がいれば気の向くまま殴り倒す事も日常茶飯事だ。

そんな単純な性質を持った彼であったが、さすがにこの異常事態には参った。
ミスタはギャングとはいえ、ある程度の正義感は持ち合わせている。
無論、あの男に素直に従うつもりなど毛頭ない。むしろゲームに反逆してやろうと思った。
しかし、彼には反逆の方法が分からないのだ。問題はこの首輪である。

ミスタは夜の住宅街をふらふらとうろつきながら、冷たい首輪を弄った。

この首輪を巻かれている以上、自分達に反逆する手段は残されてはいない。
ブチャラティなら外せるかも、と考えてはみたが、あの用意周到な男がそんな所に気づかないとは到底思えない。
方法は分からないが、なんらかの手を使い、スティッキー・フィンガーズを封じているのだろう。
そうでなければブチャラティを参加させるわけがない。ミスタでもそれくらいの事は推測できる。

「あ〜あ……面倒臭い事になっちまったぜ……」
暗闇の中、ミスタは一人呟いた。

これからどうするかという展望が全く思いつかない。
どうすれば殺し合いを破壊できるか、自分はまずどう動けばいいのか……

彼がこれほど悩むのは珍しい。シンプルな性格、これまで生きてきたほとんどの場合悩む前に事を済ましてきた。
彼が悩むという事実、それは今の状況が『シンプル』ではないという事を暗に物語っている。
悪役はあのへらへらしている男だ!さあ、さっさと殺しに行こう!といった単純な状況ではない。
事態はもっと複雑だ。

「どうすれば殺し合いを破壊できるかわからねぇ……どうすりゃいいんだこの場合……誰が敵なのかわからねえからな」

これまでに何度も自問してきた事柄を再度確認してみる。
どうすればいいのか分からない。シンプルなミスタにとっては重大な問題だ。

(とりあえず、ブチャラティ達と合流した方がいいだろうな……)
彼の不毛な思考は、結局こういった形で幕を閉じた。

それにしてもここはどこだろうか、地図はないのか?ミスタはふと思った。
まだデイパックの中身を確認していない。このデイパックは気づいたら自分の隣に落ちていた。
あの男がゲームを円滑に進めるために武器でも入れて全参加者に配ったものなのだろう。
とにかく確認してみる事にした。地図が入っているかもしれない。

ミスタは立ち止まり、抱えていたデイパックの中に手を突っ込んだ。こつんと固い物に指先が触れた。

そしてミスタの後方でも、コツンといった奇妙な足音が────

「誰だ!」
ミスタはデイパックの中の固い物を取り出しつつ、後方を振り返った。
固い物は抜き身のナイフだった。刃を触って怪我をしなかった事は僥倖と言わざるを得ない。
ミスタはナイフをちらりと見て気づいた。これはナランチャのナイフだ。

ミスタの後方には、奇抜な髪形の男がおどおどした様子でこちらを見ていた。

「お前つけてやがったな!?」
ナイフを構え、一応ピストルズ達も出現させ、戦闘態勢に入る。

『おいミスタ!なんだよこいつ!面倒くせえから撃っちゃおうぜ!』
「いや、事態はそう簡単なもんじゃねえぞNO2!」
ピストルズの軽口に勢いよく返す。

「おい!お前目的を言え!」
ミスタは男に向かって声を張り上げた。

男はミスタに見つかった時から徹頭徹尾、沈黙を貫いている。しかし男の眼球だけは細かに動き回り、落ち着きがない。
よく見ると身体も細かに震えている。まるで何か悪い事をしたかのように。
この状況に怯えているのか?そうだとしたら、いやそうだとしても、何故俺を尾行した?

しばらくミスタもまた口を閉じ、沈黙する。それからたっぷり5分間の静寂。

いっその事、俺以外の参加者が全員極悪人なら良かったのに……そうすれば悩む事なんてない。
自分以外をぶち殺せば済む話だからな……だが実際はそうはいかない。
参加者の中にはブチャラティ達もいるし、危険な人間ばかり揃っているわけではないらしい。
このデスゲームが面倒臭い根本の原因はきっとそれだ。色んな人間が揃っている。だから俺はシンプルに動けねえ……

「おらいい加減話せ!言っておくが俺は殺し合いに乗ってない、怯える必要はない!」
「こここここここここ怖かったんですよ。こんな状況ありえないじゃないですか。だからつい尾行してしまいました、へへ」

男がへらへらと笑いながら言った。瞳は未だに忙しなく動いている。ペコペコと謝るようにしている。

「……くせえな……尾行する理由にはちょっと足らねえんじゃねえかおっさんよぉッ!?」
「わ……私も無我夢中でして……」
男の表情に明らかな焦りが浮かんだ。

ミスタは、納得しきれないところもあるものの、男のうろたえっぷりを見てナイフを下げた。

「俺はミスタだ。お前の名前は何だ?」
「あ……アレッシーでございます……」

ミスタはアレッシーがゲームには乗っていないととりあえず納得し、情報交換を始めた。
これまでに会った人間はいない。デイパックの中には色々入っている。
適当な情報を交換しあったが、ミスタはブチャラティ達の事については何も教えなかった。
アレッシーは怪しい。いつもなら怪しいというだけでとりあえず殴ってみるミスタだが、この状況でそんな軽率な行動をしては駄目、な気がする。


情報交換の後、とりあえず二人で歩き回ってみる事にした。この街は暗い。真っ暗闇だ。
遠くに街灯が一つある程度。町の中心部に行けばかなり栄えているらしいが、今いる町の外れは田舎と呼んでも差支えないだろう。

アレッシーはミスタと話し合った後になっても、未だに挙動不審である。
人の顔色をちらちら窺ってくる。ミスタにはそれが凄く煩わしい。一発ぶん殴りたいところだが、我慢しなければならない。

唐突に、アレッシーが語りだす。
「ミスタさん……私はですねぇ……自分よりも弱いものをですね……こう何と言うか」
「……何だ?」
一瞬だけ、アレッシーの瞳に光が灯ったように見えた。
「虐めるのが好きなんです……Sって奴かもしれませんね……いえいえいえいえ自分でも変態な性格だって分かってますよ、ふへへ」
「────お前まさか殺し合いに乗っているのか?」

ミスタの一言にアレッシーはこれまでで最大の狼狽を見せた。必死に首を振り否定する。

「そそそそそそんなわけないですよ……ただ私の性格をね……語りたい気分なんですよ」
そんなアレッシーを見て、ミスタはほんのちょっとだけ引いた。
アレッシーから目を離し正面を向き直す。アレッシーとあまり関わりたくないので早足で彼の前を歩く事にした。
もうすぐ街灯に差し掛かるところだ。

ミスタは考える。

アレッシーは悪い人間ではないのかもしれない。確かに限りなく怪しい人物ではあるかもしれないが、少し異常な性質を持つだけの普通の人間。
そんなところなのだろう。いつもなら有無を言わさずアレッシーを殴っていた。


ん?あの街灯嫌に高いな。近づけば近づくほど大きくなっている気がするぞ?
うわ……よく見ると周りの建物とかもやたらでかい。何なんだこの街?異常だろうどう考えても…… まさか……

「アレッシー、スタンド攻撃だ!」
ミスタは叫びつつ、ナランチャのナイフと手榴弾を取り出した。

以前アバッキオから聞いた鏡の中に連れ込むスタンド能力。それに似た類の能力かもしれない……
異常な空間を作り出すスタンド。銃を持たない自分は戦えるのか?

「ぐあッ!」
ミスタは後方から何者かに頭を押さえつけられた。必死に首を回し、敵の姿を確認する。
「お前……!」
そこにはアレッシーが清々しい表情で立っていた。腕に少しずつ力を込め、ミスタを潰そうとしてくる。
「巨大化、する……スタンド能力だと……! ぐっ……しゃあ!」

ミスタは全身に力を込め、アレッシーに向かってナイフを振るった。
ナイフはアレッシーの手にかするに留まった。しかしアレッシーの拘束はほんの少しだけ緩んだようだ。
ミスタは必死にもがき、アレッシーから逃げようとする。しかし『大人』はそんなに甘くはなかった。

「いってえなァァッッ!!」
アレッシーの蹴りがミスタの腹に直撃した。ミスタは血反吐をまき散らしながら吹っ飛び、巨大化した町の地面に倒れた。
さらに、アレッシーが迫る。ミスタは立ち上がろうとしたが、足に力が入らない。頭まで霞がかったような状態だ。
それほどまでにアレッシーの蹴りは、大人の蹴りは重かったのだ。

アレッシーは朦朧としているミスタの髪の毛を帽子ごと掴み、無理やり引き上げた。
髪の毛が何本もぷつぷつと音を立てて抜けたが、アレッシーはそんな事などどうでもいい。
息を荒くして、非常に楽しそうな表情をしている。

「おいミスタ、お前に対してこんな事してるがよ……俺は本当に殺し合いに乗っていないんだぜ。
ただな、さっきも言ったように俺は弱い者いじめするとスカッとする性格なんだ……ふへへへへへへへ
殺し合いとかいう馬鹿げた状況の所為で疲れちまった俺の心を癒すためにもよ……ミスタ、俺のいじめに付き合ってもらうぜ。
そうでもしないとストレスで精神衛生上よろしくねぇからな……生き残るとか以前に俺は快感を味わいたいんだよ。
んーー、俺ってえらいネェーー」

アレッシーは持ち上げたミスタを地面に叩きつけた。
苦痛に顔を歪める。銃さえあればどうとでもなる。しかし、ミスタの支給品には銃など入っていなかった。

『ミスタァァーーーーーーーッ!』
ピストルズが叫ぶ。

「フヒヒ、弱そうなスタンドだネェーー」
アレッシーがデイパックから木刀を取り出し、ミスタに切っ先を向ける。


くそ……やっちまったぜ……いつもどおり、いつもどおりに行動すればこんな事にはならなかった。
一目で怪しい奴と分かってたじゃねぇか。いつもの俺ならその時点でとりあえず殴り飛ばしていた。今回はそれをしなかった……
それはどうやらミスだったみたいだ。いつもどおりシンプルに、やっぱり──

「シンプルがいい!俺は俺の思った通りに行動するぜ!」
「今更何わけわからん事をッ!」
アレッシーがミスタの頭に向けて木刀を振り下ろした。唸りを上げて迫る木刀。
しかしミスタは冷徹な瞳で、ゆっくりと地面に落ちていた小石を放り投げた。

無論、ピストルズに向けて────

『イィィハァァァァァ!!』

ピストルズは小石をパスし、アレッシーの木刀を握りしめた手を射抜いた。

「ぎゃあああああああああ」
アレッシーが悲鳴を上げる。木刀の狙いは狂い、ミスタのすぐ隣の地面に激突した。
「痛い痛い痛い痛い痛い痛いィーーーーーッ!畜生ガキのくせして」
アレッシーは痛みに悶えながらも、再び木刀を構える。
しかし、アレッシーの思惑とは裏腹に、ミスタは……

「よぉ……」
ミスタは……元の姿に戻っていた。
本来アレッシーのスタンド、セト神が子供に変えた人間は、本体であるアレッシーが気絶しない限り元には戻れないはずなのだが、
ミスタはしっかり元に戻っていた。
涙目になったアレッシーは、この奇妙な出来事について考えるよりも前に、ミスタに頬を思い切り殴り飛ばされた。

「ぶきゃあッ!」

先ほどのミスタと同じように、アレッシーは地面にぶちのめされた。
荒木が仕掛けた制限。それにより、セト神の持続力は若干弱体化させられたようだ。
当然、アレッシーはこの事実に気付けない。

ミスタは蹲るアレッシーを見下し、静かな表情のまま、思い切り蹴った。
何度も何度も蹴り続ける。殺す気はないが、とりあえず借りを返さなければ気が済まない。
アレッシーは無言で、ダンゴ虫のように体を丸めて凌いだ。

ありえないありえない〜〜〜こんな事になるなんてひどすぎるぅぅぅ

まさに因果応報。誰もミスタを止められない。


「何をしているんですかッ!?その人から離れなさい!」
否、一人いた。英国の立派な淑女、エリナ・ペンドルトン。いや、彼女は結婚したので正確にはエリナ・ジョースターなのだが

エリナは手に重そうなマシンガンを持ち、ミスタを威嚇した。
ミスタの首筋に一筋の汗が流れた。彼女は明らかに自分を敵視している。
彼女はどこから見ていたのか、その様子を見れば簡単に推察できる。
398Classical名無しさん:08/05/25 21:16 ID:dQ4rUZq.
 
おそらく彼女は俺がアレッシーを蹴りまくっているところを偶然見かけたのだろう。
ヤバい……ヤバイ展開だ。俺には拳銃がない。言わば裸の状態だ。
いくら小石で攻撃出来るとはいえ、マシンガン相手では到底歯が立たないだろう。小石は狙いが付けにくいしな。
クソッ……!だが知らねぇ!俺は何も悪い事してねぇぞ……

「あっ、あ〜そこの女の人……俺を、疑ってんのか?」
出来るだけ冷静な声を出そうと努める。
「まずはそこにいる男の人から離れて下さい!話はそれからです!」

「いいか?七面倒な誤解が広がるといけないからはっきり言っておくぜ? 俺は殺し合いには乗っていない。
あんたみたいな美人さんなら無条件で護衛するような優しい人間なんだがなぁ〜〜ハハッ」
試しにおどけてみる。エリナの顔は相変わらず硬直したままだ。
「はは……は…………なあ、そのマシンガン危ないから下げてくれないかな……? 
俺だって、あんたみたいな美人さんを殺したくはないんだぜ?」

「ヒィッエエェェエエェ!!助けて下さいマドモアゼル!この男はひどいひどい極悪人なんですぅぅ!」
アレッシーはエリナに、自身の負傷した手を見せつけた。

「見て下さいこの手の傷を!貫通しています!もうまともに何かを握る事なんて難しいでしょう!
そしてこの全身に着いた汚れ!このアホが私めの体を蹴りまくったのでございます!お願いだから助けて下さいィィィ」

「て、てめえよけいな事を……!」
ミスタは思わずアレッシーの胸倉を掴んだ。この時、アレッシーはミスタだけに見えるように、薄く微笑んだ。
「ヒヒヒヒ困ったなあミスタ ぼくちゃんえらいネェーー」


「ブガッ!」
「はっ!」

気づいたら、体の方が先に動いていた。ミスタはアレッシーを殴っていた。グーで

さすがに、こればかりはまずい事をしたかもしれない。俺は、どうも頭より体の方が先に動いちまうからな……
だ、だがシンプルに生きるってこういう事だろ!

何やら『ゴゴゴゴゴ』という擬音が背景に流れているような雰囲気の中、ミスタはゆっくりと振り返り、エリナの顔を覗いた。

「今すぐ、その人から離れて下さい!」
「お、おいちょっと待てよ」
「今すぐです!でなければ、撃ちます!」
撃つという単語に、ミスタは勿論、アレッシーもびくりと震えた。
この女、持っている武器がどんなもんなのかちゃんと分かっているのか?

「撃ちますってあんた……おい、落ち着けよ。それ撃って、人に当たったら死ぬぜ?確実に……」
「離れなさいッッ!!」

エリナは引き金を引いた。豪快な炸裂音と共に、鉛玉が次々と発射される。
エリナはマシンガンの衝撃に耐えきれず、逆に振り回される。
地面、壁、様々な所に弾痕が出来上がる。エリナは、元から当てるつもりはなかったのだろう。
見当違いの方向にばかり弾が飛んでいく。しかし、彼女は銃に振り回されているのだ。
いつこちらに弾が飛んで来てもおかしくはない。

「ヒィッエエェェエエェ!!」
アレッシーは悲鳴を上げながら逃げ出した。逃げ脚だけは速い男だ。

あのクソ野郎を追いかけてもう一度殴りたいところだが、どうするんだ俺は!?

エリナはおそらくマシンガンの余りの衝撃に気が動転しているのだろう。
未だに撃ち続けている。ミスタはそんな彼女を可哀そうな目で眺めつつ、走りだした。
走る方向はアレッシーとは逆の方向。ここでアレッシーを追いかけてしまえば、さらに後ろからエリナがマシンガンを持って追いかけてくるだろう。
それくらい想像できる。

走る走る──全力疾走で──


「はあああああああ……」
色々と散々な結果に終わったミスタは走りながら、深い深い溜息を吐いた。
とにかくエリナの誤解を解きたいところだが……さてどうすべきか……

シンプルに行動。このデスゲームでは難しい事なのかねぇ……

【C-2・1日目 深夜】
【アレッシー】
[時間軸]:不明
[状態]:顔面に殴られた痕、右手負傷、地面を転がり蹴られたのでドロドロ
[装備]:木刀
[道具]:不明支給品残り0〜2
[思考・状況]
1.とにかくマシンガンとミスタから逃げる
2.ゲームに乗るつもりは今のところないが、明らかに自分よりも弱い奴がいたら虐めてスカッとしたい

※セト神の持続力が弱体化しているようです。アレッシーに何らかの異常があれば解除されるみたいな
402Classical名無しさん:08/05/25 21:21 ID:dKrLMNoU
 

【D-2・1日目 深夜】
【グイード・ミスタ】
[時間軸]:とりあえずイルーゾォ戦の後。どれくらい後なのかは不明
[状態]:健康
[装備]:ナランチャのナイフ、手榴弾
[道具]:不明支給品残り0〜1(あるとしたら武器ではないようです)
[思考・状況]
1.エリナの誤解を解きたいな
2.アレッシーうざい
3.あれこれ考えずシンプルに行動するつもり。ゲームには乗らない



しばらくマシンガンを乱射し、気づいた時にはもう、誰もいなかった。

「…………」
エリナは漸く平静を取り戻し、自身のやらかしてしまった暴挙を思い出し、項垂れた。

今まで銃など握った事もない。まさかこれほどの衝撃があるとは思いもしなかった。
マシンガンで威嚇。言葉にすれば簡単な事だが、女性の腕力ではそれも一苦労のようだ。
エリナは溜息を吐く。

しかし、このまま一人落ち込んでいても仕方がない。エリナは気合を入れ、アレッシーが走って行った方向に、同じように駈け出した。
ひとまずあの人と一緒に行動するべきだろう。人が簡単に、無慈悲に死ぬ。こんな状況だ。いつどこで悪漢に襲われるかもわからない。
一人で行動するのは私にとっても、あの人にとっても危ないはず。

「とにかく、あの人を追いかけないと……」
エリナは初めジョナサンを探しながら町を彷徨っていたのだが、ひとまずそれは後回しにしアレッシーを追いかける事に決めた。
スカートの裾を持ち上げ、決して速いとは言い難いスピードで、彼女は走る。

【C-2・1日目 深夜】
【エリナ・ペンドルトン】
[時間軸]:ジョナサンと結婚後
[状態]:健康
[装備]:サブマシンガン(残り弾数不明)
[道具]:不明支給品残り0〜2
[思考・状況]
1.アレッシーを追いかけ、共に行動する
2.ミスタを悪人として認知
3.ジョナサンを探して、殺し合いを止められないか話し合う

※C-2辺りでサブマシンガンの轟音が響き渡りました。
405 ◆MxJhD84ahg :08/05/25 21:24 ID:Fu.zv1YQ
投下終了
セト神弱体化に問題があるようでしたらいつでも修正します。
406Classical名無しさん:08/05/25 22:16 ID:lOzZU3bY
GJ!
ワキガお前何してんだwww
エリナがアレッシーに追いついたら消えそうだが、そうじゃない場合同時に二人によって誤解フラグが広がる可能性があるんだよな……
407Classical名無しさん:08/05/25 22:29 ID:S1lDiPdc
子供のミスタはスタンド使えない筈じゃ…。
「子供の時からのスタンド使いじゃない者が若返っても、
本来の性能ままスタンドを使える」っていう制限?
流石に制限しすぎなんじゃなかろうか。
408 ◆4TVCWBLT0c :08/05/25 22:33 ID:ra5urvn.
乙です
アレッシーの憎たらしさというか、嫌らしさが出ていていいですねww

あと連絡ですが、したらばの「一時投下スレ」にOP追加(修正)投下しました
何か問題があったら教えてください
(追加が蛇足に思う方もいらっしゃると思ったので、あちらに投下しました)
409 ◆MxJhD84ahg :08/05/25 22:36 ID:Fu.zv1YQ
ああそうかミスッタわ。子供ミスタはスタンド使えないか。失念してたすいません。修正します

アレッシーが気絶しない限り子供化が続くなら、奴の性格上大量に子供が出来そうかなあと思い、
『セト神は本来よりも簡単に解除される』っていう事にしたんです。
410Classical名無しさん:08/05/25 22:39 ID:ZtLkE5QQ
>ミスッタわ

(#^ω^)ビキビキ
411 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 22:45 ID:NJaHXdwg
ミスタだけにミスッタですね!!あはは!!
412 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:01 ID:QJeWRwWQ
乙です
修正がんばって下さい。

なんかツッコミこなかったから今から投下します。
支援よろしくおねがいしますね。
413 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:02 ID:QJeWRwWQ
悪夢の中で目を閉じると別の悪夢に替わるように、先程までいた場所とは全く別の世界に居た。
ガタンッゴトンッと揺れる部屋の中で、そこがすぐに列車のコンバート内だと気付いて溜息を吐く。

あの血の臭いに満ちた場所から離れられた事に安堵する一方、
この殺し合いに巻き込まれた自分は、嫌でもアレ以上の惨状を目撃する事になる。

いや、もしかして……自分がああなるのかもしれない。
窓の外を流れる暗い景色を見ながらそう思う。

手を首に当てると冷たい感触がかえってくる。
これこそが、悪夢のゲームに参加している証なんだ…

早人は一般人である。あの恐ろしい殺人鬼、吉良吉影の無敵の能力『バイツァ・ダスト』を破ったのが早人だとしても、
早人は一般人以外の何者でもない、むしろ小学校に通う子供である。
スタンドなんて見えすらしない……
早人はこのゲームに於いて、圧倒的弱者であった。

「…………誰もいない」

だけれども早人に死ぬつもりなど毛頭なかった。
あの荒木のスタンド能力は確かに恐ろしい。
吉良吉影よりもずっとずっと邪悪なモノ……スタンドに詳しくない自分でも、それはわかる。
だけど、どんな邪悪な能力でも弱点は必ずあるはずだ。
実際、バイツァ・ダストだって破れたのだ。
きっと……きっとどこかに、あの謎の能力を破る鍵がある。

ただし、それを解く前に自分が死んでしまっては仕方がない。
きっとこの会場にいる者達の中には、少なからず殺人に乗るヤツもいるだろう。
そいつ等から逃げ延びなくては……
414 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:03 ID:QJeWRwWQ
その為に最も重要なモノを開けるのが早人には怖かった。
中にある『支給品』こそが早人のこのゲームにおける命運を決めるものになりえるのだ。
子供でも使えるような強力な武器があれば、それだけ助かる確率は上がるが、
逆にデザート・ファルコンなんて大人でも扱いに困る武器が出ても、早人には使えない。
猫に小判を与えても猫には価値がわからないし、豚に真珠を与えても豚には見合わない。
だが、いつまでもそうしている訳にはいかない。

客室から廊下を見たが誰も居ない。
この列車には自分以外の人も乗っているだろうか……
そしてその人はゲームに乗っているのか乗っていないのか?


恐る恐る、バッグを開けると……

食料、飲料水、懐中電灯、地図、
鉛筆と紙、方位磁石、時計、デイパック、名簿

……紙キレ三つ。


ざんねん! はやとの めのまえは まっくらに

「諦めないッ! 絶対に諦めるもんかッ!」

ならなかった。


ハズレ支給品でも、まだ何か書いてあるかもしれない。
あのふざけた荒木の態度からして、もしかしたら別の支給品の隠し場所でも書いて……
415 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:04 ID:QJeWRwWQ
「わあああああ!!!!」
『わあああああ!!!!』



 あ…ありのまま 今 起こった事を話すよ!

『僕は紙を開いたと思ったら刀が出てきて叫んだ』

 な… 何を言ってるのか わからないと思うけど
 ぼくも何が起きたのかわからなかった…

 ついうっかり叫んじゃったよ…

 拡声器で集まれ人殺しとか
 そんな大それた事じゃないけど

 何にしろ列車に他の人達が乗ってたら気付かれるだろうな……

「しーッ! しーッ!」
『うるせえッ! このガキ、テメエが叫ぶから驚いちまったじゃねーかッ!
 ……まあいい、ジョースターを殺せ! ポルナレフをブッた切れ 承太郎をまっぷたつにしろッ!
 おまえは達人だ…剣の達人だ 誰よりも強い なんでも切れる! DIO様をお守りしろォッ!』
「?」
『さあ守れッ!はやく守れッ!はやくDIO様のところに行けッ!』
「……」
『ガキ…なぜ言う事を聞かないッ! このアヌビス神を握ったやつは誰だって支配されるはずだッ!』
416 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:05 ID:QJeWRwWQ
この刀…日本刀とは違うみたいだけど… ものすごく 五月蝿いッ!!
まちがえてテレビの音量をマックスにしてしまったようにッ!
こんなのをずっと持ってたら「マーダーさん、子供が支給品持って歩いてます」と宣伝してるようなもんだ!

耐え切れずに座席に突き刺し、手を放した。
するとギャンギャン騒いでいた刀は急にシーンと静まった。

「あれ…静かになったぞ?」

聞こえるのは相変わらず列車のガタンゴトンという音で、それ以外には何もない。
先程までの猫に吠える犬のような騒音も全く無い。


覚悟を決めてもう一度、その指先で刀の柄に触れる。

『見捨てないでーッ ヒイイイイイ 寂しいよーっ』

つい先程とのギャップに早人は顔を顰める。
どうやらこの刀は、握っている間しか声を聞くことができないらしい。
確かに、最初の願いどおり、強力な武器が手に入った。
だけど……
こんな刀に命を預けなくちゃいけないのか?
どんなに強力な武器でも(確かにこれならば身を守れるけど)ものすごく疲れる……
もしかしてその時の気分で罵られたり泣かれたりするのだろうか?

流石に咽び泣かれては早人も気分が悪いので
「あまり騒がないでよ」と約束をして握っている事にした。
417Classical名無しさん:08/05/25 23:10 ID:ke3yvKF6
しえん
418 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:11 ID:QJeWRwWQ
『す…少しみっともないところを見せてしまったな。
 我が名はアヌビス神! 冥界の神を司るスタンドッ!』

やっぱりこの刀はスタンドなんだ…!
握っている時だけ、刀の表面に犬の頭をした男のビジョンが見える。

ものすごくどうでもいい話だけど、童話に出てくるマヌケな狼のイメージにそっくりだ。
鋭い歯を見せ付けるように大きな口を開いているけど、逆にそこが馬鹿っぽい。

『このスタンドの使い方、知りたいか? 知りたいよなァ〜ッ?
 単なる刀と思うなかれ! その無限の力を知りたければさっさと言う事をきいて
 うわ窓から投げないでヤメテェーッ!!!』

あまりにも偉そうでイラついたので、つい。
そう、ついつい窓から外に投げたくなった。

結局アヌビス神が『おとなしくするから捨てないで』と必死に懇願する事になった。
なんでも以前、大きな川に捨てられてひどく寂しい思いをしたからだと言うが…

『ゼェゼェ… あ〜… この刀の使い方だったな。
 能力はなんと三つ! 【切る】【切らない】【覚える】 だ!
 おまえにこの沢山の能力を使いこなせるかな〜〜〜?』

「おまえじゃなくて、ぼくには早人っていう名前があるんだ!
 【覚える】はともかく… 【切る】と【切らない】は普通の刀でもできるじゃないか」

『い〜や違うねッ! 【切る】とは…絶対に切る事ができるからだッ!
 そして驚くなかれ、【切らない】とは鉄だろうが木クズだろうが人だろうが、刃がすり抜けるという事だッ!』
419 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:13 ID:NJaHXdwg
しえ〜ん
420 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:16 ID:QJeWRwWQ
刃がすり抜ける…それが意味する事は……

『例えばおまえがこの窓ガラスをメチャメチャに斬ろうが、
 「斬りたくないな」と思えば刃はガラスをすり抜けるッ! 斬りたいものだけを斬れるッ!
 そして最も強力な力…それが【覚える】だ!
 一度斬っても切れなければ、この刀はその硬さを【覚える】!
 次には絶対にマップタツにしてやるぜッ!』

どうやらこの刀は早人が思っていたより更に強力なものらしい。
代価として、自分にしか聞こえない声でギャーギャー騒がれるわけだが……
それでも、もしかしたらこの刀が状況を打開してくれるかもしれない。
ところで、自分の首についている首輪を斬ると……
爆発するか。諦めよう。

支給品はまだ二つある。




ゴンッ ゴンッ
『ノックしてもしもぉ〜し?』

「ひッ!?」
『ドアから離れろ、ガキ!』

突然のノック音と声に支給品を確認する作業は中断した。
さっきの声を聞いた他の参加者が来たんだ!

早人はアヌビス神を構え、部屋のドアから離れる。
窓際まで下がって、ドアの覗き窓を見ても誰もいない。
421Classical名無しさん:08/05/25 23:18 ID:UkkZd0OY
 
422Classical名無しさん:08/05/25 23:20 ID:hUP7bBCA
 
423 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:21 ID:QJeWRwWQ
心臓が早鐘のようにドキンドキンと打つ。
こんなに緊張してたらそれだけで心臓麻痺とかで死んでしまうのではないだろうか?
どうしてドアの窓に誰も見えないんだろう?
いや、それより前に……
なんで躊躇いもせずにドアをノックできるんだッ!?

さっき大声をあげたのは自分で、確かに子供の声だ。
大人なら軽く捻るだけで殺せるかもしれないし……
それでも、さっきの大声がもし子供が殺人鬼に襲わた断末魔だったら?
なんで悠長にドアノック(しかもトイレ用の)なんてできるんだッ!

『気をつけろォ〜 よっぽど腕に自信があるヤツみたいだからな』

警戒したアヌビス神が忠告する。
そんなのはわかってる。
相手は油断しているのか、油断したフリをしているのか……
警戒心が無いように見せかけてこちらを襲うつもりかもしれない。


だけれども……

『いいかッ、相手があのドアから一歩でも踏み込んで来たら叩っ斬れッ!
 このアヌビス神ならできるッ! ガキ、お前にならできるッ!』

「いやだ…」

もし、本当にマヌケなくらいお人好しの参加者だったら?
こちらの警戒心を解かせようとして(逆効果だけど)くれていたとしたら?

『何を甘ったれた事を言っているッ! ここは殺人ゲームの盤上だぞ!
 こっちが殺される前にアイツを殺しちまえ! 構えろッ!』
424 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:22 ID:QJeWRwWQ
そして、このドアの向こうにいる誰かを殺してしまったら……
ぼくは荒木の思うツボってヤツなんじゃないのか?

「ぼくは絶対にゲームには乗らないッ! 絶対に屈しないッ! 絶対にだッ!」

『……』

きつく言うとアヌビス神は言い返してこなかった。
単にぼくを心配してくれたのかもしれないけど、殺すわけにはいかないんだ。


『返事がないので入ります』


『返事がなかったら普通スルーするだろうがァ〜!』

あ、アヌビス神がものすごくまともな事を言ってる。
相変わらず、ドアの窓には誰も見えない。

ギィッ と軋んだ様な音をたててドアは開いたが、誰もいない。


…と思って目線を下に下ろしたら

怪奇! 妖怪ブサイクオニ!!


「うわああああああ!!!」
425 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:23 ID:QJeWRwWQ
早人はこのゲームで二度目の大声をだしてしまった。

『ガキ! そんなに死にたいのかッ! このゲームに乗ってるヤツを他にも呼ぶ気か?』
「だ、だって!」
『落ち着け! ただのスタンドだ!!』
「ス…スタンド!」

『はい、わたしはヨーヨーマッ DアンGのスタンドで、今のだんな様はエンポリオ・アルニーニョ様です』

「ちょっと待ってよヨーヨーマッ! 何でぼくの名前まで教えちゃうんだよ!」
『エンポリオ様、最初に自分から名乗るのは礼儀ですよ?』
「だからって……」
『他の参加者にナカマになってほしいんでしょ? じゃあ、自己紹介しないと』
「で…でも……うぅ……わかったよ」


早人の位置からは見えないけど、このミドリオニの様子からみて、
この車両の後方の連結部のあたりに誰かがいるみたいだ。
声だけから判断すれば、早人と歳の近い子供だ。

よくはわからないけど、彼もまた支給品に苦労させられる人間のようだ。
426 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:24 ID:QJeWRwWQ
 ※  ※  ※


相手が子供とわかってからはトントン拍子に話が進んだ。
隠れていた男の子はエンポリオ・アルニーニョ。
彼は気付いたときには列車の一番前の車両にいたらしい。

軽く自己紹介を済ませた早人とエンポリオは、暗い列車内を最後尾の方まで探していく事にした。
本当は音など立てずにすぐにこの電車から降りなくてはいけないのだが、
まだもしかしたらゲームに乗っていない参加者が車内にいるのではないか?と思ったのだ。
懐中電灯の強い光だと相手を驚かせそうなので、ライターの小さな光を頼りに歩いていく。
ヨーヨーマッが先頭を歩いて、武器を持った早人、エンポリオと後に続く。

「驚いたよ。いきなりヨーヨーマッが紙から出てきたから。
 しかも紙から出した時にはイキナリ出てくるもんだからさ、顔にぶつけちゃったんだ。
 おかげで叫ばずに済んだんだけど、アレはアレで嫌だったなぁ」
「ぼくなんて刀が紙から飛び出してきたよ。避けなかったらもしかして死んでたかも……」
「そんな死にかたヤダなぁ」

エンポリオが言うには、バッグから出てきた紙はスタンドに関係があるものらしい。
恐らくは紙にモノを閉じ込める能力で、似たような能力はよくあるようだ。
彼自身もスタンド使いであり、それは「モノの幽霊」を使う事だとか。
モノの幽霊が何なのかはよくわからないけど、オレンジジュースや拳銃、パソコンまで使えるようだ。
リュックサックの幽霊にモノを入れてしまえば、幽霊ごと小さくして持ち運べるらしい。便利な話だ。
実際に彼の分のデイバッグをアヌビス神で切り裂いたら、彼はデイバッグの幽霊を取り出した。
手は塞がっていないほうがいいし、戦闘向けではないけど彼のスタンドが少し羨ましい。
427 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:24 ID:QJeWRwWQ
紙からでてきたヨーヨーマッについての説明も聞いた。
1.主人(今はエンポリオ)を守る。
2.主人の命令には絶対服従、でもヨーヨーマッが死ぬような命令はきけない。
3.ヨーヨーマッは攻撃できない。能力も制限されている。
4.常に主人の半径20メートル以内にいなければ消滅する。
5.主人変更の命令があれば主人は変わる。ただし変更対象人物の同意が必要。
6.主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化される
7.本体の名前はDアンGで、ヨーヨーマッが規則を破ったり消滅すると、彼は荒木に殺される。

前々からスタンドには沢山の種類や効果があるらしいとは知っていた。
確かに「何でも爆弾にする」という能力に遭った事がある。
だけど、スタンドそのものを見ることになるとは思わなかった。

これは前に仗助あたりから聞いた話だけど、スタンドはスタンド使いにしか見えないらしい。
だが、早人は一般人であり、決してスタンド使いではない。

まだ奇妙なところはあった。エンポリオの元居た場所についてだ。

エンポリオの居た『世界』は2015年。
そして早人が居たのは1999年……

16年もの差があるのだ。

なぜ、未来人であるエンポリオと過去人である早人が同一の世界にいるのか?
これはタイム・パラドックスだ。

「もしかして……ぼく達、本物じゃないのかも」

仄暗い闇の中に揺れるエンポリオの表情が不安に曇る。
信じたくもないが、過去の人物や事象を出現させるスタンドがあり、
その効果と似たようなモノであれば、こんなゲームも再現可能らしい。
428 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:25 ID:QJeWRwWQ
「それじゃあ、ここからは絶対に出られないって事?」

『それは無いんじゃないですかね〜?』

一番前を歩いていたヨーヨーマッが横槍を入れる。

『記憶や人物を再現するスタンドだとするでしょ?
 だとしたら、人物は再現できてもスタンドは再現できないと思います』

「な、なんで?」

エンポリオは頭にハテナマークを浮かべ、早人はそもそもエンポリオの話についてくるのがやっとだった。

『スタンドは、どうやったって記録できないんですよ。
 スタンドのヘアヌード写真集を作ろうとしても無理ですって。
 私もビデオやカメラには映らないの』

「そういえば…そうだったね」

エンポリオの友達、エルメェスとジョリーンがヴェルサスと対決した時、ヴェルサスはスポーツ・マックスを『再現』した。
だが、そのスポーツ・マックスはスタンド使いでありながら、死者を操る能力、リンプ・ピズキットを発動しなかった。
そこが沢山の死体がある病院であるにも関わらず、だ。

スポーツ・マックスを殺したのはエルメェスだったし、自身のスタンドでゾンビとして蘇ったスポーツマックスを斃したのもまたエルメェス。
彼からすればエルメェスは最も殺したい相手であるはずなのに、スタンドを使わなかった。

本当は「使わない」のではなくて「使えなかった」んじゃないのか?

『コイツ、意外と頭がいいんだな……』
429 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:26 ID:QJeWRwWQ
刀に映るアヌビス神がヨーヨーマッを見て呟く。
頭が悪く見えるのは外見による印象付けだろうか?
その本質は巧妙な戦術家なのかもしれない。

「じゃあ、ぼくたちは本物ってことでいいのかな?」
「多分、そうなる。ぼくもバーニング・ダウン・ザ・ハウスは使えるみたいだし」

「よかったぁ〜」

フッ

早人がこぼした大きな溜息で、ヨーヨーマッの持っていたライターの火が消えてしまった。

「あ、ごめん」

『大丈夫ですよ』

ガチッ ガチッ シュボッ



急いで火をつけたヨーヨーマッの目の前には

「Uuurrrryyyyy!!!」

目つきとかポーズとか格好とかがイッちゃってる上半身裸の大男だった。
いつのまにこんなに近くにッ?

またライターの火が消えて、エンポリオが急いで懐中電灯で照らす。

「う、うわぁっ」
430 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:27 ID:NJaHXdwg
支援の奇妙な冒険
431 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:27 ID:QJeWRwWQ
『ガキ、構えろッ!』

アヌビス神に言われるまでもなく、早人はその男――のいた場所を切り払った。

「いない!?」
『上だ!』

ズバシュッ!

確認する前に刀を上に振る。
嫌な振動が刀越しに伝わり、ボトリと大きな右腕が落ちてきた。

『やった! 勝った!』

この男……天井に張り付いてたんだッ! 忍者みたいにピッタリと!
しかし、大きなダメージを与えた筈なのに、大男は平然としている。

「さ、殺人者だ! やっぱりこの電車にはまだ人がいたんだッ!」
『だんな様、おちついてくださいな。こんなゲームですからねェー。
 乗ってしまうヤツも出てくるでしょう。これからもゴロゴロ会うと思いますよ?
 この手の輩にはね』

いちいち気に障るような声でヨーヨーマッはエンポリオを落ち着かせようとする。
丸腰のエンポリオでは、この男相手にはすぐに殺されてしまうだろう。

『早人様も後ろに下がっててください。あんまり前に出てるとあの鋭い牙でガブリと食べられますよ』
「そんな事言ったって…」
『大丈夫ですよ。見たところ、噛み付き攻撃しかできないみたいですし』

そういうヨーヨーマッこそ武器を何も持っていない。
それともスタンドの能力で応戦する気か!?
いや、能力も制限されてるって言っていた気がする。
432 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:28 ID:QJeWRwWQ
『馬鹿! オイ、いくらスタンドでも何の用意もなしに…』

「血管針攻撃ッ!」

ほら言わんこっちゃない。
天井から飛び掛った大男は全身から針金を突き出し、ヨーヨーマッにそれを突き刺した!

「あれれれれアイタタタタァ〜〜〜きもちィィィ!!!」

効いてない…?
ダメージを全く受けてない?

ヨーヨーマッを助けようとしたけれど早人は何となく「助けにいってはいけない」と感じた。
あれ? なんでぼくは立ち止まってるんだ? ヨーヨーマッを助けなきゃ……
いや、助けに行ったらぼくが殺される
あの男が怖いのか? いや違う。 あの男はもう怖くない。
でも怖い。
アヌビス神はもうあの男には負けない。

『動くな!』

アヌビス神が鋭く吠える。

早人はエンポリオを自分の後ろに庇い、刀を構え続ける。

ヨーヨーマッにあの男の攻撃は通じていない。
むしろ気持ちいいと身悶えしているくらいだ。
物理攻撃の効かないスタンド、これほど恐ろしくて頼もしい盾は無い。
433 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:29 ID:QJeWRwWQ
この大男、ジャック・ザ・リパーも驚愕の表情を浮かべている。

別にヨーヨーマッは何もしていない。ずっと身悶えているだけ。
そう。何もしていない。攻撃をしていない。

それが恐ろしい。

何もしていないにも関わらず、ジャックは動けなかった。
まるで万力で締められるように、幾重もの鎖で縛り付けられるかのように。

右腕が自分の頭をガッチリと捕まえている。

腕?

自分の右腕なら、さっき小僧に斬り飛ばされて床に転がったはずだ。
では、この腕は誰の右腕…?

『おまえ……!再点火を見たな!
本当ならチャンスをやるんだが……向かうべき2つの道を……!!
チャンスとは…おまえが向かうべき2つの道。
ひとつは、生きて選ばれる者への道。
もうひとつは!! 死への道……!!
だが、今はチャンスなどない……!
再点火したのだ!死んでもらうぞッ。』

この仮面の黒尽くめの怪人はいったい何時からここにいたのだろうか?
いや、それよりもこの怪人に、自分が殺される事の方が重大だ。

不気味な仮面の口の奥がギラリと光った。

ブシュッ
434 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:30 ID:QJeWRwWQ
「GYYYAAAAA!!!」

あっけなく、殺人鬼ジャック・ザ・リパーの出番は終わった。
大きな体が糸の切れた操り人形のように床へと落ちる。

だが、幕はまだ下りない。



早人の感じた違和感の正体ッ!
それはポルポのスタンド、ブラック・サバス!!

『おまえ再点火したな!』

『ウシャーッ!』

ブラック・サバスがヨーヨーマッにつかみかかり、あの攻撃をしようとした。
有無を言わず、アヌビス神でヨーヨーマッごとブラック・サバスを切り裂く。
ヨーヨーマッは斬らないようにしていたが、この未知の敵は別。

『手応えアリッ! やったッ! 勝ったッ! 仕止めたッ』

「…消えた!?」

ガタンゴトンと響く列車の振動以外、何も聞こえない。
あの黒い影はもういない。
残っているのは、さっきの影に殺された殺人者の死体……

懐中電灯で左右に並んだ座席を照らしても、どこにも気配はない。
435 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:31 ID:QJeWRwWQ
「うわぁぁ!!!」

エンポリオの悲鳴が聞こえて振り向くと、ブラックサバスに絞められたエンポリオがもがいていた。

『なんでだ!? 今、確かに斬り殺したと思ったのにッ!』
アヌビス神が狼狽する。
確かに、さっき斬ったはず……


『おまえも再点火を見たな!』

またブラック・サバスの口の奥に刃物がギラリと光る。
さっき、大男はあれで頭を貫かれて死んだんだッ!

「間に合わないッ!」

『だんな様ぁ〜!』

ブシュッ

もうだめかと思ったけど、ヨーヨーマッが思いの他素早く動いた。
ギリギリでエンポリオの頭を自分の腕で庇い、既の所で致命傷を避けた。

「エンポリオから離れろォ〜!!」
『ウシャシャシャッ!』

二度目のアヌビスの猛攻を受けて、またブラック・サバスは消えた。

「エンポリオ、怪我してない?」

「だ、大丈夫。首を掠っただけ……あいつものすごい力だ……絞め殺されるかと思ったよ」
436 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:32 ID:NJaHXdwg
これは支援だ、過去に打ち勝てという、支援と俺は受け取った
437 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:32 ID:QJeWRwWQ
耳を澄ませても、あの黒い影の足音は何も聞こえない。
一体どこに隠れた?
いつのまにエンポリオの後ろに回りこんだんだ!?

「あいつは……ゲホッ 再点火がどうのって言ってた……
 ライターの火をつけたからアイツが来たんだ……
 あいつは多分、遠隔自動操作のスタンド!
 遠隔自動操作には物理攻撃がほとんど効かない……
 パワーやスピードはあっても、精密な動きや頭を使った行動が苦手なんだ!
 どこかに行動や攻撃のパターンがあるはずだよ!
 絶対に何かしらの弱点があるんだ!」

『あぁ〜確かにわたしと似てますね。だとしたら、相手をパターンにハメれば倒せるんじゃないですかね?』
『どこが似てるんだよまぬけッ! アッチの方がマトモなデザインしてるじゃねーかッ!』

パターン…

最初にアイツは大男を殺した。なんでだ?
次には近くにいたヨーヨーマッを攻撃しようとした。
その次はエンポリオの背後から…

皆の中心にいたぼくは狙われていない。
じゃあ、中心でなければ?

コツ。 コツ。 コツ。
エンポリオとヨーヨーマッから数歩離れてみる。

「早人くん……?」
438 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:33 ID:QJeWRwWQ
そう、皆の中心に居たら襲われない……
エンポリオとヨーヨーマッが心配してこっちを見てる……


「うわ! 出た!」

バッと後ろを振り向けば、エンポリオの照らす懐中電灯の影の中! アイツはいたッ!
影の中から体が浮き出ている。 コイツは影を利用して移動しているんだ!

最初に大男が襲われたのは、エンポリオが照らしたから!
ヨーヨーマッが次に襲われそうだったのは、影が大男と接触していたから!
エンポリオが襲われたのは…ぼくが照らしたからだッ!

『ウシャシャァー!』

アヌビス神が三度目の攻撃を当てて、またブラック・サバスを闇にかえす。

「エンポリオ! 光だ! 懐中電灯をヨーヨーマッに当てるんだ!」
「わかった! でもなんで!?」
「アイツは濃い影の中を移動してるんだ! 強い光でヨーヨーマッを照らせば、アイツはヨーヨーマッだけを攻撃する!」

『うお、まぶしっ』

「ごめん、ちょっと我慢してよヨーヨーマッ!」
『はい、だんな様』

ぼくとエンポリオは懐中電灯の照明をヨーヨーマッに合わせた。
車両内は拡散した光で若干明るくなっているけど、ヨーヨーマッの後ろには濃い影ができている。

『おまえ……! 再点火したな!』

ヨーヨーマッの影から、ブラック・サバスが浮かび上がる。
439 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:34 ID:QJeWRwWQ
『しましたよ、もしかしてアレあんたのライター?』
『死ね』

ブシュッ!

ヨーヨーマッを掴んだブラック・サバスはそのままヨーヨーマッの頭を串刺しにする。
が、

「あヒィ〜〜脳みそがとろけるくらい気持ちイィイー! も、もっと!」

ヨーヨーマッには物理攻撃が効かない。
何度射しても、何度射しても変わらない。
これがあの影の攻撃のパターン!
相手が死ぬまで! 攻撃を! やめない!

ヨーヨーマッには攻撃が効かないから、実質、ブラック・サバスはこれで無効化できたのだ。

「でも…このままじゃ、いつかは懐中電灯も切れちゃうよ…朝までこのまま待つの?」
「大丈夫だよ。アヌビス神があるから」

『任せとけッ!』

あいつはどうして影の中しか移動しないのか?
多分、その中でしか移動できないからだ。
それは何故?
あいつは影の中に「いなくてはならない」からだ!

もし、今からヨーヨーマッの影が消えたら…アイツはどうなる?
440 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:36 ID:QJeWRwWQ
「影がなくなるまで切り裂け! アヌビス神ッ!」

『ウシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
 ウシャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!』

上下左右に切り裂く!
本当ならこんな事はできないはずだけど、ブラック・サバスのスピードについていけるアヌビス神ならできる!
影は物体が大きくなければ映らない!光の拡散作用で、影が薄くなってしまうからだ!

『キィィィモチィィィィ!』

ヨーヨーマッが小さな粒になるまで切り裂き続ける!

ヨーヨーマッには悪いけど、こいつを倒すためなんだ。ゴメン。
物理攻撃は効かないみたいだし、問題はないと思う。


そして影は……なくなった!
441 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:37 ID:QJeWRwWQ
急に影が無くなり、懐中電灯に晒された事で、ブラックサバスは急に悶え苦しんで、
そして……

『ぎゃあああああああああああああ!!!!』


後には何も残さず、消えた。

ガタンッゴトンッという規則正しい音がずっと続く。


「……倒したの?」
「……うん」

「「やったああああ!!!」」

今、一つの難関を突破したんだ。
手放しでそれはすごく嬉しい!

『でもまだゲームははじまったばかりですよ?』
「それを言わないでよ」

早くもヨーヨーマッは元の形に戻りはじめている。
本当にタフなスタンドだ。
エンポリオは本当の事を言われて、少しむくれている。


『優勝にしろそれ以外にしろ、先は長いな』
「そうだね。 ……もう人を殺せって喚かないんだね?」
『さっきので充分だった。それに……その、なんだ。
 ガキなら俺をナイル川に捨てたりしなさそうだからな』
「ガキじゃないよ。早人だよ」
442 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:37 ID:NJaHXdwg
支援したなら使ってもいいっ!
443 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:37 ID:QJeWRwWQ
結局、完全にゲームに乗らないという事は無理だったのかもしれない。
けれど……何にしろ、これは1歩なんだ。前へ進むための1歩だ。

「早人くん、これ見て!」
「なに…あ!」

さっきの影(サバス)に殺された男(ジャック)の支給品袋はほとんど手付かずの状態だった。

「そういえば、このライターって何だったんだろう? エンポリオの?」
「うん。紙に入ってたけど、普通のライターだと思ったんだ。まさかスタンドのスイッチだなんて誰にもわからないよ」
「支給品はよく調べてから使わなくちゃいけないね……」

『コレはいざという時に便利かもしれませんよ?点火するだけで勝手に敵を攻撃してくれるから』

「「絶対使いたくない!」」
444 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:38 ID:QJeWRwWQ
  ※    ※    ※


エンポリオの首筋の止血を済ませ、用心しながらもついに列車の最後尾車両にたどりついた。
結局、あれから誰にも会わなかった。

『クックックック』

「鳩だね」
「うん、鳩だ」

二人は鳩の扱い方に困っていた。
エンポリオの残りの一個、早人の残り二個、ジャックの三個。
その全ての支給品を広げてみたものの、どれもこのゲームにおいては微妙なものだった。

第九のDISC、歪な形の鉄球、鳩とレターセット、ノートパソコンの幽霊、オレンジ一個、イタリア料理沢山

ハレルヤのDISCなんて何に使うんだろうか?荒木の趣味か?正直、いらない。
この鉄球はなんだろう……なんとなく、投げる武器のような気がする。
オレンジについては爆弾だと簡単にわかった。毒見役のヨーヨーマッがペロリと口に入れ、数秒後に爆発したからだ。
頭がコナゴナに吹き飛んだと思ったけど、すぐに再生していた。本当にタフだ。
ノートパソコンについてはわかる。早人もパソコンくらい触っていたし、そもそもこのパソコンはエンポリオのものだ。
自分の道具を回収できてエンポリオは非常に喜んでいたけど、これは役に立つんだろうか…?
イタリア料理は何の変哲も無いイタリア料理だった。
持ち運べそうにもないので、これはすぐに食べた。
ものすごくおいしかったけど、持ち運べないのはやっぱり痛かった。
エンポリオが幽霊にして持ち運ぶらしいけど……食べ物ではないね。
一緒についてたナイフとフォークのセットだけでもいいかもしれない。
445 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:39 ID:QJeWRwWQ
そして最後の問題、この鳩。
紙には
  サヴェッジ・ガーデン作戦だ!
  このゲームに参加している誰かに手紙を送れるぞ!
と書いてあっただけで他には何もなかった。
とりあえずレターセットが一緒についていたから、伝書鳩の類だとは思う。

「参加者名簿、もう見た?」

エンポリオが真剣な顔で訊ねてきた。

「まだ」とだけ答えて、そのページをめくってみた。


ジョセフ・ジョースター、東方仗助、空条承太郎、虹村億泰、広瀬康一、
山岸由花子、岸辺露伴、トニオ・トラサルディー、川尻早人……

自分の名前のほかに、知ってる名前が沢山あった。
吉良吉影を倒すのに協力してくれた人とその仲間たちだ。
全員、スタンド使いだったはず。

このゲーム、意図的にだろう。
スタンド使いが多く参加している。
支給品としてもスタンドが含まれているし、これは間違いない。

そして……

……吉良吉影
446 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:40 ID:QJeWRwWQ
世界で最も見たくない名前が載っている。
自分の住む杜王町に隠れていた殺人鬼、その名前。
早人の父を殺し、父になりかわっていた悪人。

だけど、彼は。

「……なんで、死んでるハズの人間が参加してるんだ?」

「そう、死んでるハズの人間が沢山いるんだ」

エンポリオの表情は困惑を超えて戦慄している。

「ディオ・ブランドー、空条承太郎、空条徐倫、エルメェス・コステロ、F・F、
 ウェザー・リポート、ナルシソ・アナスイ、 ドナテロ・ヴェルサス、……エンリコ・プッチ。
 全員死んだ人間だよ。ここにいるはずがない人物ばかりだ、もう存在するはずが無いんだ!
 プッチ神父がみんな『置いてきた』んだから! どう頑張ったって参加できるはずがないのに!」

エンポリオが何を言っているのか早人にはさっぱりわからなかった。
だけど、聞こえた。

「空条承太郎が……死んだ?」

仗助は「最強のスタンド使い」って呼んでた、早人もなんとなくだけど物凄く強いという事は知っていた。
なのに……死んだ? 未来人のエンポリオが、死んだところを見ていた?

それはこのゲームにおいて何を意味するんだろうか?

真っ暗な未来だろうか?
それとも……?
447 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:41 ID:QJeWRwWQ
窓からどんどん流れていく線路が見える。空には星が瞬いている。

この恐ろしいゲーム会場でも、同じように星は輝くんだ。
どんな過酷な運命でも、その黄金の精神ならば……
全てを打開できるはず。


手紙を出す相手はもう決まっていた。
恐らく、このゲームに最も反発するであろう人。
全てを破壊しながら生きる人間のなかにあって、唯一『直す』ことができる人物。
吉良吉影を倒したあの人!


  仗助さんお久しぶりです。早人です。
  ぼくは今――


「ところでここ、どこ?」

エンポリオが気まずい顔で地図を指差した。
「メチャクチャだよ、この地図。ふざけてるよ」

そこに書いてある地名はほんとうにひどかった。

ナイル川の上流にヴェネチア運河?
ナチス研究所にコロッセオ?
何より気に入らないのが、この地図が杜王町を改造したものらしいという事だった。
荒木は何を考えているんだろうか……思考が全く読めない。

次にこの列車が停まる場所はサンタ・ルチア駅らしい。
別の参加者が来る前に、さっさと降りて隠れた方がいいだろう。
448 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:42 ID:QJeWRwWQ
  仗助さんお久しぶりです。早人です。
  ぼくは今からサンタ・ルチア駅に隠れようと思ってます。
  もしよければ、会いませんか?
  エンポリオという仲間ができたのですが、彼からとんでもない事を聞きました。
  空条承太郎さんの事についてです。お返事待っています。


「これでいいかな。行け!」

サヴェッジ・ガーデンを列車の窓から送った。
バサバサと飛んで行き、すぐに姿は見えなくなった。
ちゃんと届くだろうか? もし仗助さんが死んでたりしたら、どうなるんだろう?

でも、それは考えても仕方の無い事だと思う。
今はただ、運命を打開する以外に何もないんだから。

「承太郎さんに手紙を送らなくてよかったの?」

まだ難しい顔をしているエンポリオに話しかけたけど、
「どうすればいいかわからない」と答えただけだった。
最愛の人達……でも、もう既に死んだはずの人達。

エンポリオは元の仲間とどう接していいかわからなかった。
アイリーンとして徐倫は生まれ変わっていた。
では徐倫がいる今、アイリーンはどうなってしまったのだろう?

「ほんとうに……おねえちゃんなの?それとも、他人なの?」

既に死んだ敵や味方、彼らはいったい何者なのか?
それはまだわからない。
449 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:42 ID:NJaHXdwg
サヴェッジ・ガーデンじゃなくてサヴェジ・ガーデンだと思いますよ。
支援。
450 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:42 ID:QJeWRwWQ
列車はゆっくりと速度を落とし始めた。
これから先、何が待ち受けていようと、絶望に屈したりはしない。

彼らはこのゲームで、何を見るのだろうか?


【H-3 サンタ・ルチア駅/一日目・深夜】
【川尻早人】
[状態]:おなかイッパイ、すこし怖い。
[装備]:アヌビス神
[道具]:支給品一式
[思考・状況] 基本行動方針:荒木を倒したい。殺し合いにはのらないけど、マーダーは仕方ない。
1.サンタ・ルチア駅に隠れて仗助を待つ。
2.他の知り合いにも会いたい。でも一応警戒。
3.吉良吉影を最大限警戒。ディオ・ブランドーとプッチ神父も警戒。
4.死んだ人達にはどう接すればいいんだろうか?
5.エンポリオを信頼する。
6.ヨーヨーマッすげえ。
7.アヌビスを信頼する。大事にしたい。
8.ライターを警戒、緊急時には仕方ない?
9.荒木の能力を解明したい

※吉良吉影撃破後からの参戦です。
※アヌビス神を装備しました。
ブラック・サバスと戦いましたが、攻撃は失敗しているので攻撃力は上がってません。
ただし、当てることには成功しているので、スタンドのスピードAまでには対応できます。
※アヌビス神の声は早人にしか聞こえません。
451 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:43 ID:QJeWRwWQ
【エンポリオ・アルニーニョ】
[状態]:首筋に怪我(止血済み)、おなかイッパイ、すこし怖い。
[装備]:オレンジ爆弾の幽霊(攻撃力無し)、ジャイロの鉄球、ナイフ&フォークの2セット。
[道具]:デイバッグの幽霊、支給品二式、ノートパソコンの幽霊、鳩のレターセット、第九のDISC、ポルポのライター、イタリア料理の幽霊
[思考・状況] 基本行動方針:仲間を集めて荒木を倒す。
1.サンタ・ルチア駅に隠れて仗助を待つ。
2.皆に会いたい。でも一応警戒。
3.プッチ神父を最大限警戒。ディオと吉良吉影にも警戒。
4.死んだ人達にはどう接すればいいんだろうか?
5.早人を信頼する
6.ヨーヨーマッ強すぎ。でも名前をベラベラ言わないで……
7.自分も武器がほしいけど……うーん?
8.ライターを警戒、緊急時には仕方ない?
9.荒木の能力を解明したい

※一巡後の世界、アイリーン達と会った後からの参戦です。
※バーニング・ダウン・ザ・ハウスの能力で、デイバッグの幽霊、イタリア料理の幽霊、オレンジ爆弾の幽霊を作り出しました。
エンポリオが死亡もしくはスタンドを封じられた場合、これらは消滅します。
ノートパソコンの幽霊は支給品ですので普通に使えます。
※幽霊の武器では参加者を傷つけられません。
※第九のDISCを頭に挿すと、CDコンポのようにハレルヤを歌います。
 死体にも有効らしいです。ふつうのCDとして使う事もできます。
 ホワイト・スネイク製なので柔らかく、壊れません。
※ポルポのライターに点火するとブラック・サバスが出現します。
ブラック・サバスは再点火をみた人物全員を殺害しようとします。
石の矢ではなく普通の弓矢が口内に入っています。スタンドにも刺さります。
452 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:44 ID:QJeWRwWQ
【アヌビス神(支給品)】
[状態]早人が装備中、ブラック・サバス程度のスピード、ヨーヨーマッを斬る程度のパワーを出せる。
[装備]無し
[道具]無し
[思考・状況]基本行動方針:一人になりたくない。
1.早人を守る。
2.川が怖い。
3.できれば戦いたい。が、早人に死なれたら困る。
4.倒せないスタンドの存在にショック。
5.ヨーヨーマッに少しの恐怖感。
6.DIO様を守りたいけど、早人のが大事に扱ってくれそう。
7.早人、見捨てないでーッ!
8.あのライターから出てきたスタンドとはもう戦いたくない。
9.何で早人を乗っ取れないんだ?

※ナイル川に沈められた後からの参戦で、川に対して恐怖しています。
※制限により、握った相手を操る事ができません。
※握った相手には逆らえません。誰が握ってもその命令を聞かなくてはなりません。
※それ以外の能力は原作通りです。
453 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:44 ID:QJeWRwWQ
【ヨーヨーマッ(支給品)】
[状態]だんな様を自動で守る。が、攻撃は行えない。
[装備]無し
[道具]無し
[思考・状況]基本行動方針:だんな様を守る。
1.だんな様(エンポリオ)を守る。
2.だんな様が言ったので早人も守る。
3.だんな様には絶対死なれたくない。
4.死にたくない。
5.だんな様の世話をする。
6.爆弾をまた食べたい。
7.切り刻まれたい。
8.串刺しにされたい。
9.DアンGには絶対死なれたくない。

※徐倫に会う前からの参戦です。他の参加者との面識はありません。
※頭にアンテナがついてますが、DアンGと交信できません。
※ヨーヨーマッは攻撃できません。能力も完全に封じられています。
※主人の命令には絶対服従します。しかし、命令を曲解して受け取ることもあります。(ヨーヨーマッなりの善意かもしれません)
※ヨーヨーマッを殺すような命令には従えません。
※ヨーヨーマッは常に主人の半径20メートル以内にいなければなりません。
※主人変更の命令があれば主人は変わります。ただし変更対象人物の同意が必要。
※主人変更の命令をされた時、次の主人候補がヨーヨーマッの視界に入っていなければ命令は無効化されます
※ヨーヨーマッの主人が死んだ時またはヨーヨーマッが規則を破った時ヨーヨーマッは消滅します。(荒木によってDアンGが殺される)
454 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:46 ID:NJaHXdwg
しえん
455 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:47 ID:QJeWRwWQ
【ジャック・ザ・リパー死亡】
【残り87人】


タイトルは『早人の奇妙な冒険〜愉快な人外達with野球帽』です。
これにて終わりです。

>>449
HAHAHA
先に言っておくれよジョーニィ



なんでこんな長くなったんだろう…最初の話なのに…
さるさん規制がこなくてほんとうによかった。
456Classical名無しさん:08/05/25 23:49 ID:.VK5IZ..
投下乙
なんといういきなりの対主催者キッズ
序盤の考察組かな?
そしてヨーヨーマッつええええ、今回もばりばり活躍しそうだw
457 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:51 ID:NJaHXdwg
乙であります。
意外な組み合わせですねwwwwww
そしてリパーwwwwww貴重なゾンビィがあああああああああああああああ
それでは、私も重ちー投下しようと思います。
氏の小説に比べると余りにも短く、貧弱貧弱ゥです、すみません。
ところでアヌビス神の刃先ってやっぱりARAKIの力で戻ったんすかね?
沈没後ですから。
458 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 23:52 ID:UR5eqPJQ
投下いっきま〜す☆
459 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:52 ID:NJaHXdwg
誰かの「ママ」が死んだ…………
彼、矢安宮重清が最初に考えたのはそんな事だった。
彼は考える、あの荒木を野放しにしたらきっと自分のパパとママも殺されると。
他の人達の大事な人たちも殺されるかもしれないと。
だから、しばらく彼は考え、結論を出した。

「オラが……」

──それは──

「パパや……」

──小さな決意──

「ママを……」

──けれど──

「守るど! 」

──大きな勇気──

そして少年は歩き出す、この地獄から抜け出す為に。

「これなんて読むんだど!? 東方…………とうほう? 」

──その道程は、些か不安かもしれないが──

460 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:52 ID:NJaHXdwg

【G-3・1日目 深夜】
【矢安宮重清(重ちー)】
[時間軸]:「重ちー」の収穫終了後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:不明支給品一式
[思考・状況]
1.大事な人達を守りたい。打倒荒木。
2. 仗助、億泰と合流(いないかもしれないとも考えている)
3.ゲームに乗った人は倒す。
[備考]
※ 重ちーは漢字が読めません。なので、名簿を見ても仗助、億泰が参加している事に気づいていません(いるかもしれないぐらいには思っています)
※ 自分の名前は読めるので、自分の両親が参加していない事には気づきました。
461 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:55 ID:NJaHXdwg
投下終了いたしました。本当に短くてごめんなさい。
タイトルは、『小さな誓い』です。
462 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 23:56 ID:UR5eqPJQ
間が悪くて申し訳ありません。
今から投下しますが、序盤から無駄に長いのでお願いします
463 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 23:57 ID:UR5eqPJQ
はぁ、死にて〜。
皮肉な事に、この殺し合いの場でM字の剃り込みを入れた男『サンダー・マックイィーン』が初めに考えた事がこれである。
そして、彼はその考えに忠実に行動しようとしたのだが死ねるような環境がない。
飛び降りれるような高い建物もなければ車や電車がありそうな様子もない。
仕方がないのでディバッグを漁ってみると出てきたのは紙、それを空けると布袋、更にそれを開けると―――

なあ、あの男は俺に殺し合いをしろって言ったんだよな?
なら殺傷能力のあるものが普通くるよな?
じゃあ何だよこのおもちゃは?
はぁ〜ホントに俺ってついてね〜な…

猫のヌイグルミと血糊が出てきた。
紙の中に布袋が入っていた事には多少驚いたが、
自分にも相手を道ずれにする能力があるのでそのような異能が他にもいるのだと自己解決する。
他に自殺に使えそうな道具がないか探すものの、出てきたのは食料と地図、名簿のみであった。
食料も地図も今から死ぬんだし関係ね〜、わざわざ荷物を持つのも面倒だし置いて行くか。
そう考えて自殺に使えそうな道具を探し繁華街をうろついていると一軒のレストランを見つけた。
レストランなら包丁が置いてあるはずだな。
そう考えて『レストラン・トラサルディ』と書かれた看板を見つつドアを開け中に入る。
狭い店内にはテーブルが3つしかなく、繁盛してないのだろうか?とよけいなことを考えさせられる。
そう思っていると自分の鼻が送ってくるスープの香りに心を奪われた。

「あ〜うまそうな臭いだな〜、こんなのをいつも食ってる奴がいるのに
 俺は刑務所の飯を羽目になっちまってるんだよな〜〜?
 なんでこんなに不公平なんだ?死にたくなってきた……」

俺が不平不満をぼやきながら自殺に使えそうな刃物をさがしに厨房へと向かう。
しかし俺が厨房に入る前に、その声に反応したのか厨房から一人の男がやってきた。


☆      ★       ☆
464 ◆BGBx2CZJts :08/05/25 23:57 ID:NJaHXdwg
ポルポルは俺のナイト!!支援!!
・・・・・・ごめんなさい。
465 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 23:58 ID:UR5eqPJQ


トニオ・トラサルディは自分の幸運を喜んだ。
なぜなら今いる場所が自分のレストランであるからだ。

会場で見た東方仗助や虹村億泰達は殺し合いを止めるために尽力するであろう
しかし何の戦闘能力も無い自分にできることはホンの僅かしかない。
だからこそ、自分の得意分野の料理で殺し合いを止める為に頑張っている人をサポートしたいと考えた。
トニオは自分の料理に絶対の自信を持ち、その料理は自信を裏切らない味である。
しかも、トニオには料理に混ざり病気を癒すスタンド『パール・ジャム』の使い手だ。
これなら精神的にも、肉体的にも皆さんをサポートできる。

そうして料理を始めたトニオであったが、急にドアを開ける音がしたので調理を中断して警戒する。
今もっている道具は包丁のみだ。
緊張しながらも警戒を続けていると、男の声で「死にたくなってきた」というのが聞こえた。
その声をきいてトニオは男はゲームには乗ってないと判断する。
しかし油断はできない、何故なら男は「死にたい」と言ったのだ。
この状況下、絶望して自殺してしまう人がいないとは限らない、
いや、それどころか十分すぎるほどにありえる話である。
トニオは哀れな犠牲者を止めるために厨房から出た。


☆      ★       ☆
466 ◆7d53oKGJP2 :08/05/25 23:58 ID:QJeWRwWQ
>>457
実をいうとドゥービーさんでやりたかったのに投票で落ちたなんて事はなかったぜ!
流石に支給品のかませ犬はカワイソスだったと思うけど、これは彼の仕事だと思いました。
刃先に関してはARAKI神だと思いますが、そこも考察に含めていただくと美味しく召し上がれるかと。

どうでもいいけど支給品が死亡フラグだらけな気がする…
ここまで自重しない支給品だらけならディアボロのデスマスクも入れてやれば良かったッ!

>これなんて読むんだど!? 東方…………とうほう?

   こ   れ   は   ひ   ど   い
467 ◆/N8q5ODajQ :08/05/25 23:59 ID:UR5eqPJQ


「死ぬ前に私の料理を食べませンカ?」

妙に片言なコックが俺に話しかけてくる。
この殺し合いの中で死ぬ前に食事をしないか?なんて聞かれるとは思わなかったので拍子抜けしながらも
「あ、あぁ食わせてもらおうか」と答えておく。

「では、席に腰掛けて少しお待ちくだサイ。」

そう言い残して、再び厨房へ戻っていくコック。
不思議な人だと思う。
なぜこのようなゲーム下でも自分を見失わないのだろう?
そんな人と自分を見比べて………死にたくなった

有限実行を地で行った男である。

先ほどは気が動転していて気が付かなかったがここにはベルトがある。
これで首を吊れば死ねるだろう。
と、ベルトで輪を作って首を括ろうとした瞬間―――――


「何やってるんですカーーー!!?」


店内にトニオの絶叫が響き渡る。



☆      ★       ☆
468 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:00 ID:EUzi5nJY



「何であんな事やろうとしたんですカ!?答えてくだサイ!!」

非常に驚いたトニオがマックイィーンを問い詰める
「いや、こんな状況でも精一杯の行動をしているアンタを見てつい。」
「と、いうことはあなたは魔が差して自殺しようとしたって事ですネ!!?」
「そういう事になるかな?気分が滅入ってたんだよ。  
 でも、もう大丈夫。命の大切さきずいたよ。絶対にこんな事はしない。」
「そうですカ…とりあえずこのハマグリのズッパ(スープ)でも飲んで落ち着いてくだサイ。」

そう言うと、急に泣き出すマックイィーン。
「オレッ、オレッこんなに人に優しくされたのは2回目だ。ありがとよ…え〜っと」
「トニオ・トラサルディーです。」
「ありがとうトニオさん。オレはサンダー・マックイィーンっていうんだ。」

自己紹介を終えた直後、唐突にマックイィーンはフォークを持って自分の喉を突き刺そうとする。
それにギリギリ気が付いたトニオがとっさに腕を出して、マックイィーンの喉を守る。
トニオの右腕にフォークが深く突き刺さる。
「な、何やってるんですかトニオさん!?」
「うぅっ、何をやってるカ?それは私のセリフでス!!何でそんなに死にたがるのデスカ!?」
「だってオレがトニオさんに何か食わせてらっても恩返しできねぇし……」
469 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:00 ID:EUzi5nJY
そう言った途端にトニオさんがブチ切れた。
「私が金やチヤホヤされるために料理を作ってるとおもってるのデスカ!?
 私は『お客さんに喜んでもらうため』に料理を作っている『お客さんに喜んでもらうため』ただそれだけのためデス。
 単純なただひとつの理由だが、それ以外はどうでもいいのデス!」

トニオさんのあまりの気迫にオレは押し黙る。
「いいですか!?あなたは色々と深く考えてますが、それは逆なんデス!
 私の事を本当に考えているならこの料理をよく味わって食べて下サイ!!」

そういわれてオレはスープ(ズッパだっけ?)に手をつける。
本当に旨い。流石はさっきあれほどの宣言をした人の料理といった所か。
オレは黙々とスープを口に運ぶ。
トニオさんは何故オレのようなクズにまで優しいのだろうか?
そんな事を考えながら食べ続けるオレ。
暖かいスープのせいかオレの心は少しずつ落ち着きを取り戻してゆく。
そしてスープを完食した俺は先ほどの疑問をトニオさんに問うた。
「なぁ、トニオさん。」
「ハイ、何でしょウ?」
「何でトニオさんはオレみたいなクズに優しくしてくれるんだ?」
「それは……なんででしょうネ?
 それでもこれだけは言えマス、マックイィーンさんは決してクズなどではありまセン。」
「なんで!?なんでそんな事が言えるんだよ?」
その言葉を皮切りにオレは今までの体験を吐き出した。
自殺しようとした女を事故で撃ち殺した事、そして送られた刑務所で自分がやった事
自分の罪を全て話した後、マックイィーンは再び涙を流した。



☆      ★       ☆
470 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:02 ID:EUzi5nJY


「マックイィーンさん、もしあなたが人の喜ぶ顔が見たいというなら私のレストランで働きませンカ?
 当然この殺し合いが終わってからになりますけどネ。」
オレが泣き止んだ後に、提案してくるトニオさん
「オレを雇ってくれるんですか?こんなオレを?」
「えぇ、当たり前じゃないでスカ。」
そういって微笑むトニオさんは神様の様に見えた。
オレは?オレは生きてていいのかな?
人生に光が差した気がする。
しかし、俺の中の暗闇はこの程度の光では完全に消えないらしく、ネガティブな考えを発信し続けている。
内心、葛藤しているオレの様子を知ってか知らずかトニオさんが話しかけてくる。

「そういえば、マックイィーンさんの話の中に出てきた能力は『スタンド』という名前で
 実は私も持っているんでスヨ。」
「えっ?」
オレは一瞬、トニオさんにもオレの様な下種な能力があるのか?と期待する。
しかし、その期待はあっさりと裏切られてしまう。
「私の能力は“パール・ジャム”と言う名前で能力は『病気を直す』事デス。」
「そ、そうなんですか。」
そういってオレの手のひらを観察しだすトニオさん
「ちょっと失礼しますネ。
 え〜っとこれは、どうやらあなたは胃炎気味デスネ。
 さっき食べたばかりですがまだ食べられますカ?」
「えっ、あ、だ、大丈夫です。」
「では料理を作るのでちょっと待ってて下サイネ。」
そう言って厨房へと再び戻るトニオさん。
471 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:02 ID:EUzi5nJY
トニオさんの能力を聞いたとき、自分の中の劣等感が湧き上った。
自分は人を道ずれにするという便所のネズミのクソにも劣る能力。
しかしトニオさんの能力は人を癒す能力。
天と地ほどにも違うこの差に再び死にたくなって……

ギリギリで押しとどまった。
(オレは絶対生き残って、トニオさんの元で幸せになる)
そう心の中で呪詛の様に繰り返す。
そうでもしなければ自分の心の暗い部分に押しつぶされてしまいそうだからだ。



☆      ★       ☆
472 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:03 ID:EUzi5nJY



そうこう考えているうちにトニオさんが帰ってきて、料理をテーブルの上に置く。
これはオレも見たことがある、確かこれは…

「リゾットでございます。」

オレが思い出せなかった料理名を言ってトニオさんは満面の笑みでこっちを見てくる。
その笑顔に若干気後れしながらもリゾットを口に運び

「うんま〜い!!」

絶叫した、それも思いっきり。
しかし、そんなことを気にしていられない位この料理が美味しいのだ。
さっきのスープも絶品であったがそれどころの話ではない。
オレは行儀が悪いのを自覚しながらも、皿に口を着けて米を書き込んでゆく――――


パァン



そんな小気味のよい音がした。
腹に違和感がする、というか胃袋が腹から飛び出している。
そう思いながらオレはトニオさんを見た。
トニオさんは相変わらず笑顔を絶やさない―――――



☆      ★       ☆
473 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:05 ID:e4rpP2BI
んまあああ〜〜い支援
474 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:05 ID:EUzi5nJY


【最強のシェフと最凶の囚人】
【E-5(レストラン・トラサルディ)・1日目 深夜】

【トニオ・トラサルディー】
[時間軸]:本編終了後
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:不明(まだディバッグを開けてません)
[思考・状況]
1.マックイィーンを励ます
2.対主催の皆さんに料理を振舞う

※レストランにある食材に関しては後の作者様にお任せしますが
 少なくとも10人が1食できる程度の量はあります

475 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:06 ID:EUzi5nJY


【サンダー・マックイィーン】
[時間軸]:エルメェス戦中
[状態]:精神的に不安定
[装備]:無し
[道具]:無し
[思考・状況]
1.あれ……?
2.オレはトニオさんの下で幸せになる

※マックイィーンは一応死ぬのをやめようと考えてますが、
 まだ非常に不安定な状況です
※マックイィーンは『ハイウェイ・トゥ・ヘル』の能力を把握しています
※マックイィーンのディバッグは放置E−5に放置されてます(支給品は猫袋のみ)
※トニオさん達は地図と名簿を見てません

☆      ★       ☆
476 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:07 ID:EUzi5nJY


時間は少し遡る。
銀髪を立てたヘアースタイルの男『J・P・ポルナレフ』
DIO討伐の旅を経た彼が荒木のゲームに乗るはずが無く。
現在、打倒荒木のための仲間を集めるために一本の剣を携えて繁華街を歩き回っていた。
しかし、彼の足取りは荒く動作に落ち着きが見られない。
「クソッ、花京院、アヴドゥル、イギーだとっ。」
旅の途中で散ってしまった仲間がゲームに参加している。
その事実が彼の心を揺さぶり続けているのだ。
それにもう一人
「Jガイルッ!」
歯を食いしばりながらつぶやくのは妹の敵の名。
引導は渡してやったはずだ、なのに奴はこの場にいる。
ならば再び俺が地獄に叩き込んでやる!!
そう決心して、ポルナレフは歩く―――――




何分歩いただろうか?、目の前にレストランが飛び込んでくる。
ちょうど腹も減ってるし、支給品は節約したい。
そう考えた彼がレストランの中に入ると―――


目の前に内臓が飛び出している男と、それをみてニヤついているコックの姿があった。


☆      ★       ☆
477 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:07 ID:EUzi5nJY


【E-5(レストラン・トラサルディ)・1日目 深夜】
【J・P・ポルナレフ】
[時間軸]:本編終了後
[状態]:混乱
[装備]:LUCKとPLUCKの剣
[道具]:不明(戦闘や人探しには役に立たない)
[思考・状況]
1.目の前のコック(トニオ)を敵と認識
2.仲間を集める
3.死んだはずの仲間達に疑問
4.Jガイルを殺す


478 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:08 ID:e4rpP2BI
マッククイィーンじゃなくて、サンダー・マックイイーンじゃありませんでしたっけ?
違ったかな?支援!
479Classical名無しさん:08/05/26 00:08 ID:/09WRMFU
トニオさん素でこええwwwww
480 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:09 ID:e4rpP2BI
岸辺・トラサルディー・露伴
481 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:11 ID:EUzi5nJY
あれ?マックイィーンの名前どこかミスた?
482 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:13 ID:e4rpP2BI
マックイィーンじゃなくてマックイイーンだった気がします。違ったら・・・・・ごめんなさい。
死のう・・・・・・
483Classical名無しさん:08/05/26 00:16 ID:/09WRMFU
>>3ではマックイィーンになってる。

人は恥のために死ぬのだ…
484 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:18 ID:EUzi5nJY
◆BGBx2CZJts さんミスの指摘ありがとうございます
コミックを確認したところ
マックイイーンでした。素で勘違いしていた模様です。


これは私の不注意でしたが、>>3もマックイィーンとなっている様なので
次のスレからはテンプレを修正お願いします。
485 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:19 ID:e4rpP2BI
でもそこリゾット・ネエロがリゾット・ネェロになってるんですよ。
リゾットだけwikiで直しましたけど・・・・・もし俺の勘違いだったら・・・・・・
駄目だ、やっぱ死のう。
486 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 00:23 ID:e4rpP2BI
え〜っと、わと、レストランの方のトサルディーと人名の方のトラサルディーの一部がトラサルディになってると思います、俺の目が悪いだけかもしれませんが。
もし違ってたら・・・・・ああああああああああ俺は最低の人間だあああああああああああ死んでお詫びをおおおおおおおおおおおおおお
487 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 00:25 ID:EUzi5nJY
orz
絶対これだと思い込んでましたよorz=3

ああああああああああああ恥ずかしいいいeいいeいいe!!!!!
488Classical名無しさん:08/05/26 00:27 ID:/09WRMFU
>>486
ヘイッ! パンティあげちゃう☆
ジャンプ雑誌そのものが誤植のカタマリだから困る。

何をするだぁーーー!!!
489Classical名無しさん:08/05/26 00:27 ID:ZIITeodE
なんだぁこの流れ?
490Classical名無しさん:08/05/26 00:40 ID:Akl0u32c
たぶん凄味
491地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/26 00:58 ID:67Fvrxi2
書き手の皆さんお疲れ様です
当たり前なんだけど、作ったマップの中でキャラクターが動いているのを見ると
本当に感動してしまって泣きそうです

http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index.html
◆/N8q5ODajQ氏のssで出てきた【レストラン・トラサルディー】をE-5に追加しました

参加者の現在位置マップを作ってみました
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index3.html
◆7d53oKGJP2氏の【川尻早人】【エンポリオ・アルニーニョ】
◆BGBx2CZJts氏の【矢安宮重清】
◆/N8q5ODajQ氏の【トニオ・トラサルディー】【サンダー・マックイィーン】【J・P・ポルナレフ】
以上のキャラクターを書き込んでいます
ssが投下され次第随時追加していきます
◆MxJhD84ahg氏のは修正とのことなので、現在地は保留とさせていただきます


さっそくなんですが絵板でOPの2人を描かせていただきました
楽しかったからまた描くもんね
492 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 01:01 ID:e4rpP2BI
乙でありますっ!!
ああ・・・・なんという事だ・・・・マックイィーン症候群が地図職人様にも・・・・
493地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/26 01:07 ID:67Fvrxi2
>>492
やらかした^∀^
修正しときます
コピペこわいねぇー
494Classical名無しさん:08/05/26 06:52 ID:CxGERXDg
誤字訂正
道ずれ→道連れ(みちづれ)
気ずく→気付く(きづく)
人名等の訂正もそうだがこっちもね。

最後になったが乙。3人組がどうなるか期待。
495Classical名無しさん:08/05/26 09:58 ID:GudzAx1E
みなさんお疲れ様です

横槍すみません
>>463
>そう思っていると自分の鼻が「送ってくる」スープの香りに心を奪われた。
は、「送られてくる」の方がいいと思います
496Classical名無しさん:08/05/26 10:59 ID:z9AABesc
感想が追いつく気がしない件
ラッシュってすごいね!

マックイイーンの今後に期待したいが、誤解フラグでろくでもないことになる悪寒w
497 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 12:53 ID:Rz6NOK9I
どうも、ゴッジ神父です

数々の誤字が見付かって恥ずかしい限りですが、原因は投下ラッシュで私が勝手に焦ってしまったからです。
帰宅後に植物の様に平穏な心で推敲して避難所に再投下しますのでよろしくお願いします。



498 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 14:58 ID:e4rpP2BI
ジョンサン予約したいんですが・・・・・昨晩投下したばかりですし、駄目ですかね?
499 ◆MxJhD84ahg :08/05/26 15:18 ID:3Ces8pwo
修正をしたらばの一時投下スレに投下しました。確認してください

>>498
自己リレーでさえなければいくら予約しても全然大丈夫ですよ
むしろロワ的には凄くいい事かと。やっぱ投下が続くと楽しいですしね。
500 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 15:31 ID:e4rpP2BI
>>449
ありがとうございます。
一応こちらでも、ジョナサン・ジョースター予約させていただきます。
501Classical名無しさん:08/05/26 17:27 ID:QHB.jea6
書き手の皆さん乙です〜
ところで、エンポリオに入ったウェザー・レポートのDISCってその後どうなったんだっけ?
原作が今手元にないんだが、対プッチ神父戦の後に抜けてないならまだ使えるんじゃ?
502Classical名無しさん:08/05/26 17:35 ID:/09WRMFU
>>501
抜けてるハズ。
そもそもエンポリオはスタンド使いだから、ウェザーのDISCはすぐに抜けちゃう。
このDISCは支給品として駄目だろうな…ウェザーいるし。
503 ◆PU9YxOvRdg :08/05/26 19:27 ID:szP5FDbo
なんかもう色々と自分の糞っぷりに呆れてきたんで読み手に回った方がいいですかね?
もう駄目だ・・・死のう・・・。
504Classical名無しさん:08/05/26 19:30 ID:z9AABesc
予想外に再現がむずくて死にたくなってきた……
好きなキャラ故に自信がない……ぐああああああ
505 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 19:39 ID:e4rpP2BI
頑張れば凄味でなんとかなりますよ。
信念さえあれば人間は成長できます。
LUCK(幸運)とPLUCK(勇気)を持って進めば書き手にだってミスター長編にだって生物界の頂点にだってなれますよ。
頑張ってください。私は応援しています。未熟な過去を乗り越えるんです!!
506Classical名無しさん:08/05/26 19:48 ID:GudzAx1E
>>503
自分で糞だと思うもので他の人を楽しませることが出来ると思いますか?
実は私>>279ですが、連絡が無いのはどうかなと思いましたよ
投票の人数をご覧になれば分かるように、このスレはたくさんの人が見ています
投票に参加しなかった人もいるでしょうから、それ以上の人数がいるでしょう
見ている人、待っている人がいる、いい意味でも悪い意味でもそれを忘れないで下さい

>>504
好きなキャラは他の書き手さんに書いてもらう方が楽しかったりしますよ
修正のための指摘(批判でなく)もしやすいですし
と言うわけで皆さん、期待してますよ。ニヤリ!
507 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 20:06 ID:e4rpP2BI
自分で作った料理を食べるより人に作ってもらった料理の方がおいしいという理屈ですね。
508 ◆wKs3a28q6Q :08/05/26 20:18 ID:z9AABesc
「仮投下」とは………………不安の心ではないッ!
「仮投下」とは!! 暗闇の荒野に!! 進むべき道を切り開くことだッ!



危険球ではないんだ……オレは仮投下をやめるぞ、JOJOーッ!
本投下を始めたいんですが構いませんねッ!
509Classical名無しさん:08/05/26 20:21 ID:GudzAx1E
あ、別に>>506は嫌味じゃないです
ちなみに自分も書き手です

>>508
どうぞどうぞ
人の死に涙を流さなくなってどれだけの月日が経っただろう。
多くの命を奪ってきた俺は、いつしか死に何の感慨も覚えなくなってしまった。
ジェラードが死んだ時も、ソルベが死んだ時も、悲しいとは思わなかった。
ただ静かな怒りを胸にボスへの裏切りを決め、黙々と情報を集め始めた。
奴らを悼み振り返る事もせず、ひたすらに前だけを見つめてきた。
そして得た。ボスの娘の情報をッ!
ようやくオレは掴んだんだ、自由と栄光を手にするための片道切符を!
ボスを裏切り、麻薬ルートを占拠する――簡単なことじゃあない。五体満足で成せることではないだろう。
だからオレはあいつらに『命令』はしなかった。手伝ってくれと『願う』こともだ。
だが、あいつらはオレについてきた。誰一人降りず、皆が命がけのギャンブルで「コール」したのだ。
何も感じなかったと言えば嘘になる。
長年一緒にやってきた部下が共に来ると言ったのだ、心強いに決まっている。オレは奴らを信頼しているからな。

だが……あらゆる面で信頼していたオレの部下は、誰一人としてオレの元には戻らなかった。
ポルポの葬式にブチャラティが来ていないことを突き止め、最初にブチャラティ達を追ったホルマジオ。
死体すら見つからなかったというイルーゾォ。
ギアッチョの報告によるとメローネが死体を発見したというプロシュートとペッシ。
そのメローネとも連絡が取れなくなったと報告が入り、その報告を行ったギアッチョもとうとう連絡がつかなくなった。
……涙は出ない。こうなる可能性があることは、あいつらも分かっていたはずだ。
あるのは憎悪と、冷たい殺意。
涙は流さないし、墓を造って手厚く弔ってやる気もないが、あいつらはオレの大事な部下だ。
リーダーとしての責任は最期まで果たす。

確かにあいつらは負けたかもしれない。ブチャラティ達に敗れ去った無様な負け犬だと罵られても、それを否定など出来やしない。
だがッ! 『俺達』はまだ負けてはいない! オレはまだ生きている……オレはまだ、ボスへの到達を諦めてはいない……
『暗殺チームは、まだ負けていない』のだッ!
511Classical名無しさん:08/05/26 20:25 ID:TB2rvjdU
投下すると思ったときにはッ!
すでに投下しているんだッ!投下した、なら使っていいッ!

支援
512Classical名無しさん:08/05/26 20:26 ID:/09WRMFU
そう、このSS…一味違うのね。
513 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 20:28 ID:e4rpP2BI
支援すると心の中で思ったならっ!その時既に行動は終わっているんだ!
オレは勝つ。ボスを倒し、組織を乗っ取る。暗殺チームに勝利をもたらす!
それがオレのあいつらに出来る唯一の事であり、オレなりの餞別だ! あいつらを『負け犬』ではなく、『勝利者』にするために!
オレは立ち止まらない!





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





(……新手のスタンド使いか)
ありのまま今起こった事を整理しよう。
『オレはサルディニア行きの飛行機に乗っていたと思ったらいつのまにか降りていた』
あいつらが聞いていたら「何を言っているんだかわからねーぞボケたのか」と言われそうだが、オレも何が起きたのか分からなかった……
三十路手前で痴呆症だとか居眠りしてたらサルディニアだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてない。
もっと恐ろしいスタンド能力の片鱗を味わったぜ……
(奴の能力は人間ワープといったところか……? 精密性と連射性はそれなりに高そうだな。
 あの場で女を浮かせていたが、あれは“空中のある地点に延々ワープさせている”とも取れなくはない。
 それならあの場が薄暗かったのも「連続ワープで『位置がブレる』事に気づきにくくするため」と説明がつく)
断定は危険だが、奴の能力はそれが可能であることにまいだろう。
オレは暗殺者だ、付近の座席は警戒のためしっかりと見ていた。あそこに荒木はいなかった。つまり奴の射程は少なくとも5メートル以上!
そしてそれは同時にこの場はあの時飛行機が飛んでいた位置からそう離れていないという事だ……超近距離型でもない限り、そう遠くまでは飛ばせないだろうからな。
おそらくこの島はサルディニア行き航空機の航路上にあるのだろう。泳ぐのは無理だが、生還が絶望的な場所ではない。
1週間とは言わないが、10日もすれば船ぐらいは通るだろう。
それはさておき、やはり荒木を殺るのなら最後の一人になり接近できるようになってからだな。そうでなくては荒木を射程に入れる前にどこかへ飛ばされてしまう。
そうなってしまっては勝ち目がない。
まずは近付かなくてはいけないのだ。
(まずは支給品とやらの確認をしておくか)
一般人に負けるつもりもなければ奴の与えた道具で奴を倒せるとも思わないが、手持ちの情報は把握しておくに越したことはない。
それにオレにはまだ『先』があるのだ。荒木を殺した後に、サルディニアでボスの秘密を暴くという暗殺チームとしての最後の任務が。
傷を負う可能性が減るのならば、使えるものは使ってやるさ。
「これは……『ボヨヨン岬の岩の欠片』……?」
紙を開いて出てきたのは、間の抜けた文字が書かれた岩。
添付の説明書によると、一度だけ衝撃を跳ね返してくれるらしい。
これは奴の配下のスタンドだろうか? だとしたら過度な期待はしない方がいいだろうな。
そもそも両手で抱えなければ持てないサイズなのだ、はっきり言ってコストパフォーマンスが悪すぎる。
「……まだあるな」
岩をデイパックにしまう際、もう一つ紙を見つける。
またデカい物が出てきたら持ち運べなくなるが、その時は要らない方を放棄すればいいだろうと考え紙を開いた。
「……フォーク?」
開かれた紙から出てきたのは、先端がちょっぴり血に濡れていること以外は何の変哲もないフォーク。
添付された紙切れには『フーゴがド低能もしくはクサレ脳みそを刺したフォーク』とだけ記されている。
どうやら先端の血はド低能もしくはクサレ脳みそとやらのものらしい。無論聞かない名だ。放送禁止用語な気がするが、誰かのあだ名だろうか。
通常なら射程距離と殺傷力が恐ろしく低い刃物でしかないのだろうが、磁力を操る自分にとってはそうじゃない。
自身の体に反発するよう磁力を操作すれば、慣性に従い射程外の相手まで飛んで行ってくれる可能性がある。何せスタンドで作った刃物ではないのだからな。
勿論メタリカの射程圏内から離れるほど威力は減るし過度の期待は出来ないが、射程距離を偽るためのブラフなど色々な用途に使えるだろう。
このフォークは大事に持っておく事にしよう。

「……待てよ? 『フーゴ』……この名前、どこかで……」
何かが引っかかる。この名はどこかで聞いたことがあるはずだ。
それも、何か重要な名前だったはずだ。思い出せ、この名前は、確か……
「……フーゴ。パンナコッタ・フーゴかッ!」
思い出した。パンナコッタ・フーゴ。
オレ達の追っていたブチャラティチームのメンバーで、確か外見に似合わず短気な奴だとの情報を受け取った気がする。
このフォークを配った人間はパンナコッタ・フーゴを知る人物ということか!?
だとしたら、まさか……
「いるッ……ブチャラティも、ミスタもアバッキオも! ブチャラティチームの連中も、この殺し合いに参加しているッ!」
慌てて取り出した名簿を見、衝撃を受ける。
どうやらこれはただの殺し合いではないらしい。
ブチャラティチームの奴も、トリッシュもここにいる。
おそらくこれにはパッショーネが深く関わっているのだろう。
その証拠に……
「ホルマジオにペッシ、プロシュートにギアッチョ……」
死んだはずの部下が、ここにいる。
とは言え、死んだ人間は生き返らない。小学生でもわかることだ。
つまりアイツらは死んでなかったということになる。おそらく、ブチャラティ達に敗れボスに捕らえられたのだろう。
そしてこの悪趣味な殺し合いはオレ達への処刑法というわけだ。
ブチャラティ達も反旗を翻したと聞くし、奴らも俺達と共に処刑にかけられているのだろう。
ソルベを生きたまま輪切りにする男だ、みせしめとして殺し合いをさせてもおかしくはない。
これ以上の氾濫を防ぐためとはいえ、わざわざ島を貸し切るのにはさすがに驚きを隠せないがな……
「だとすると、あの荒木という男は親衛隊の一人か?」
……いや、それはない。瞬間移動だなんて危険な能力を持つ男を手元に置き続けるほど、ボスの器は大きくないはず。
俺達に縄張りを与えないよう、力を持つと厄介な人物には徹底して地位を与えない奴だからな……
おそらく自身の正体を知る親衛隊には“反逆されても困らない奴”を置いているはずだ……信頼できてなおかつ反逆する力のないペリーコロのような奴をな……
だとすると、考えられる可能性は一つだ。

『 荒 木 こ そ が 、 オ レ 達 の 追 い 求 め て い た ボ ス の 正 体 』

おそらくこの推理に間違いはないだろう。
そうでない場合、少なくともオレにはギアッチョ達が生きている説明をすることができない。
ここに名のないイルーゾォは、能力的に監禁が困難だったため消されてしまったのだろうか?
プロシュートとペッシの亡骸を目撃したというメローネは、ひょっとすると奴らに騙されたあと用済みになったとして始末されたのかもしれない。
どちらにせよ、二人の生存に期待はしない方がいいだろう。
悼むのはボスの――いや、荒木の首を取ってからだ。
荒木の正体がボスだと分かり、この場に部下がいる以上、「最後の一人になって荒木を殺す」という案は却下だ。
忌々しい首輪を再び外し、部下とともに荒木を討つ!
そうなると協力者が必要だ……メローネがいない今、首輪をどうこうできる人間がチーム内にいるとは思えない。
利用するだけ利用してポイというのが定石だが……それをやられて反逆を企てた身だ。出来れば理念を共にする仲間として暗殺チームに引き入れたい。
「……仲間、か」
荒木に反逆するであろう人物に、心当たりがないわけではない。
それもそいつのチームの実力は折り紙つきで、仲間に出来ればこれ以上ないほどの戦力になるだろう。
「ブローノ・ブチャラティ……」
奴を仲間に引き入れるか?
メローネとイルーゾォを殺したチームの頭を?
仲間の死を悲しむ間も惜しんでようやく得たボスへの手がかり・トリッシュを利用することを許さないであろうあの男を?
「できるわけがない……そんなこと、できてたまるかッ!」
部下の死に涙を流す代わりに、仇に対する怒りの炎を燃やし続けた。
何があっても振り返らずに、目標を追い続けた。
それはどんな事態にあっても変わらない。ここが殺し合いの場だろうと、ボスの正体が判明していようと、オレは変えるわけにはいかないッ!
「娘奪取計画は遂行する」「ブチャラティ達も殺す」
『両方』やらなっくっちゃあならないのがつらいところだが、それが先に逝った仲間に出来る唯一の弔いだ。
オレはやり遂げてみせる! 誇り高き暗殺チームのリーダーとして!





 ☆  ★  ☆  ★  ☆
518 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 20:41 ID:e4rpP2BI
あれ?なんで1stの康一君がこんな所に・・・・・・
支援!





ありのまま今起こった事を話すぜ。
『神父と命のやり取りをしていると思ったら大人数での命のやり取りを強制された』
何を言ってるのかわからねーと思うが、あたしだって何が起きてるんだか分からなかった。
ただ、今はとりあえず徐倫達の名が名簿にあることを喜ぼうと思う。
ここに名前があるってことは、あの時徐倫はちゃあんと生き延びたってことだ。
体張ってDアンGを殺った甲斐があるってもんだ。
「ってよくねえーーーーーーーーーーーッ!!」
確かにひとまず徐倫の無事は確認できた、それはいいことだ。
ボロボロだった体も何故だか治っている。これも素直に喜べる。
だが殺し合いに徐倫と一緒に放り込まれたって言うのはちょいとヤバい。
名簿に目を通してみたが、神父のやろうの名前まである。つまり荒木は神父よりも強いってことだ。
それもヤバいが、何より……
「徐倫が神父に会っちまったら……」
徐倫だけじゃない。
エルメェスもウェザーもアナスイも、誰一人としてホワイトスネイクの正体を知らないんだ。
顔見知りの神父ってことで、あっさり奴を信用しかねない。
もしそうなったら、うっかり奴に背中を見せようものならば、間違いなくその場で始末されるだろう。
「クソッ、徐倫にこの事を伝えねえと……」
徐倫は大切な友達だ。こんな所で死なせやしねえ。
とりあえずまずは支給されたものを確認してみよう。もしかすると、徐倫達と再会するのに役立つ物があるかもしれない。
えーっと、私の支給品は……と、加湿器? これちゃんと使えるのか?
もう一個あるみたいだけど……なんだこれ、マスクか?
それにしても悪趣味だな……まぁいいや、とりあえず使えそうにないし、デイパックに戻しておこう。
「オレは、おまえに…………近づかない」
「はっ!」
何だ今の!?
背後から聞こえてきたはずなのに! 振り返ってみたら居やがらねえッ!
「出てきやがれ、クソッ」
どこだ、どこにいやがる!?





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





行動を始め、最初に見かけたのは頭の悪そうな女だった。
――いや、悪“そう”ではなく、悪“い”だろう。
こんな殺し合いの場で大声を出すとは……おそらくチンピラ崩れの鉄砲玉だな。
コイツは使えそうにもなく、いずれ敵に回る可能性がある女だ。今ここで始末しておく。
521 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 20:49 ID:e4rpP2BI
支援。
(……こいつ、スタンド使いですらないのか?)
わざわざ声をかけた理由。それはズバリ、『敵の存在を認識させ、スタンドを出させるため』だ。
こいつ自身が絵に描いたようなクサレ脳みそだとしても、スタンド自体は荒木打倒に役立つ可能性が大いにあるからな。
だが、奴のスタンドは一向に現れない。スタンド使いですらない雑魚ということだろうか?
小さすぎて見えない場合やオレのように体内に潜むタイプである可能性もあるが、その場合戦闘になると厄介だ。奴が仕掛けてくる前に始末する方が得策だろう。
(くらえ、メタリカッ!)

 ・ ・ ・ ・ ・ ・

「…………!?」

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

(メタリカ! メタリカッ! メタリカアァァァッ!)

 ・ ・ ・ ・ ・ ・

(な、何だ? 何が起きている!?)
お、落ち着け……素数を数えて落ち着くんだ……
1……2…………ん? そういえば1は素数だったか? いや、そんなことはどうでもいい。
今重要なのはッ! 目の前の女に! 『スタンド能力が効いていないという事』だッ!
確かにオレはメタリカを繰り出しているのに、ハサミどころか縫い針一本出て来やしない。
おかしい、明らかにおかしい。仮に恐ろしく貧血気味の人間なのだとしても、血液が無いという事はないはず……
まさか、これが奴のスタンド能力か!?
……ありえない、とは言い切れない。奴から隙が一気に消えたし、只者ではないのだろう。
考えたくないが、奴は『オレと同じタイプのスタンド能力』を――つまり、『磁力を操るスタンド』を持っているのかもしれない。
SF小説じゃあないんだ、少なくとも「奴が血液の流れていない人間以外の何かだ」と考えるよりはよほど現実的だろう。
523 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 20:51 ID:e4rpP2BI
タイトルの元ネタはマン・インザ・ミラーとパープルヘイズかな?
支援!
(だが……どうする? 操作した鉄分を正常に戻すという事はかなりのやり手ということになるが……
 引くか? いや、それはない。何も得ぬままおめおめ逃げ出すなどありえない。
 だがどうする? このままだと互いに相手の磁力を打ち消すだけの千日手だ。しかし同属のスタンドなら手を組む旨みも少ないが……)

ボッ!

「……何ィ!?」
急に振り向いた女の指先から弾丸が発射される。これも磁力の応用なのか!?
弾丸は頭巾の玉を掠めたようだ。
衝撃でよろめき、『迷彩がズレて』しまう。体に描いているだけだから急激な動きに迷彩がついてこられないのが難点だな。
それはともかく、この女……侮れないぞ……
「何故、オレがここに居ると分かった」
迷彩を解除し口を開く。最も、死ぬ前の冥土の土産を聞きたいわけじゃねえ。
鉄分を操作し、奴が対処に手間取りそうな場所を探すためのお喋りだ。
カミソリで頭を吹き飛ばせるとは思わないが、足先から針を突き出させるくらいなら出来そうだしな。
奴から喋る余裕が消えたら、その箇所を中心に叩くッ!
「あ? 分かってねーよ。ただ逃げてないならこの辺りにいるんだろうし、辺り一面に撃ちまくればいいかって思っただけだ」
何……だと……?
「まあ、あたしと戦り合う気なら背後から来るだろうとは思ってたけどよ」
何なんだコイツはッ……一撃でオレに当たらなければ辺り一面に撃ちまくるつもりだったと言うのか!?
誰が来るかも分からないというのに……頭脳がマヌケか、よほど自分のスタンド能力に自信があるのか……
闇に潜んで確実に仕留めることを基本とする暗殺者には理解できない思考だ。
「んじゃ、スタンドを出してもらおうか。姿を消すオメーのスタンドをよォ」
……なめやがって。つまりお前はこう言いたいんだな? 『お前のスタンドは姿を消す事ぐらいしか優れていない』と。
よほど自分の磁力操作に自信があると見える。だが、慢心はしないことだな。付け入る隙はそこに生じる。
「…………」
俺は黙って唇を噛む。そこから滴る血を舌で舐めると、その舌を女へと突きつけた。
「喧嘩売ってんのか、テメー!」
「……違う、よく見ろ。これが『姿を消すことしか能のない』俺のスタンドだ」
自嘲めいた皮肉を返しながら、舌に付いた血からメタリカを発現させる。
磁力使いであることはもうバレているのだ、スタンド能力を隠しておく意味はない。
それならばむしろ、偽りの情報を与えた方がいい。結果の方は期待できないが、何もしないより遥かにマシだ。
「オレのスタンドは『口内に潜むタイプ』……身を守る力もなければ、腹をぶち抜くことも首を飛ばす事も出来ない貧弱なヴィジョンだ」
嘘の基本は真実を混ぜること。
スタンドをガードに使えない事も、メタリカのビジョンは殴打も腹パンも出来ない貧弱なヴィジョンと言う事も真実だ。
だが『口内』という所は「嘘」だ。これで奴は千切った体の一部に警戒心を持たなくなる。
「……ふうん、弱そうなスタンドだな」
殴るぞ。
……いや、ここは我慢だ。見下される事に長年耐えてきたオレには、こんな小娘の戯言を我慢するくらい朝飯前じゃないか。
もっとも、隙が出来次第この分の『清算』はきっちりしてもらうがな。
「まあいいや。それよりお前、あたしと一緒に行動しないか?」

!?

……何を企んでいる? 少なくとも荒木の手のひらの上で踊る気はないようだが……
「姿が消せるんなら、神父を倒し損ねてもDISCをくすねて逃げる事が出来るかもしれないからな。その時には徐倫に情報とDISCを渡す役目を引き受けてくれ」
「神父? 誰だそいつは」
敗走する可能性を考えねばならない相手という事は、コイツの敵対者なのだろう。
もしかしたら神父とやらのスタンド能力も、この女は知っているかもしれない。
「ん? ああ、グリーン・ドルフィン・ストリートの教会の神父だ。ホワイトスネイクっつースタンドを使う野郎だ」
「グリーン・ドルフィン・ストリー……まさか、アメリカの水族館か!?」
「だったら何だっつーんだよ」
526Classical名無しさん:08/05/26 21:01 ID:TB2rvjdU
支援
水族館の神父と敵対しているだと? もしかしてこいつは水族館にブチ込まれてたのか?
組織がアメリカにまで進出しているなんて聞いたことがないが……
もしかしたらコイツは組織の人間でなく、ボスが乗っ取ろうとしているアメリカの組織の人間で、アメリカのギャングへの見せしめ代りに参加させられているのか?
……本人に聞くのが早いのだろうが、答えてもらえるわけがないので聞かないでおく。
それよりも聞いておかねばならない事はたくさんある。
確実な暗殺とは相手の情報を把握することから始まると言っても過言ではないからな。
「……何でもない。続けてくれ」
「えーっと、どこまで話したっけ? まあいいや。それより徐倫だ。お前、徐倫を見なかったか?」
「徐倫……? どんな奴だ?」
徐倫。目の前の女の知人なのだろう。
奴から徐倫とやらの情報を遠慮なく引き出させてもらう事にした。スタンド能力まで喋ってくれると有難いんだが……
「私が一々知り合いの特徴を話すより、お前が会った人間の特徴を話してくれた方が早いんじゃあないのか?」
やはりそう甘くはない、か……
だがまあこれは想定内だ。そう簡単に仲間の情報を口にするほど迂闊な奴はそう居まい。
「……生憎だが、オレが出会ったのはお前が初めてだ」
そして、他人の情報を簡単に信じるほどのマヌケもそう多くは居ないだろう。
嘘を嘘と見抜けない人間に、ギャングをやっていくのは難しい。
ならしょうもない嘘をついて疑心を与え、それがバレた時に反感を買うよりは、情報を引き出すためにも正直に受け答えをし相手が口を滑らせるのを待った方がいい。
(もしかすると、コイツを利用すれば水族館にブチ込まれた連中を引き込めるかもしれない……)
探し人の存在を隠すならともかく、わざわざ偽りの探し人をでっちあげるメリットは皆無である。
少なくとも神父と徐倫の二人の事を、この女は知っているッ! この女は『嘘は言っていない瞳』をしている。
二人分のスタンド能力の情報なら、多少の手間暇を賭ける価値はある。
そして何より、『水族館』というキーワードも適当に口にしたようには見えなかった。
コイツを使えば、水族館出身の有能な部下が手に入るかもしれない!
「そうか。あたしも誰にも会ってないし、時間がもったいないからさっさと移動しようぜ」
……まだ仲間の誘いに乗った覚えはないんだが。
まぁいい、ここは素直にコイツの誘いに乗るとしよう。
コイツがいれば様々なメリットがありそうだし、情報も集めやすくなりそうだからな(チームメンバーのみでの情報収集には限界があることは反逆後に嫌というほど思い知らされた)
それにどうやら奴に弱点はないらしく、体内から刃物を出すのは出来そうにない。
コイツを殺るにしても隙を見て“外”から鉄製の物以外でやる必要がありそうだ。
つまり、どの道今のオレには『メリットがありそうだしコイツと組む』か『無様にも肉弾戦を始める』かしか選べないわけだ。
その二択なら、答えは考えるまでもない。
「そういやお前、名前は?」
女はデイパックを担ぐと、間抜け面で問いかけてくる。
それにしても、人の支給品や知人について全く尋ねないとはな……愚かにも程があるぞ。
もっとも、支給品に関してはこちらも秘密にしておきたいし、話題に出すことはしないのだが。
「……リゾット。リゾット・ネエロ」
ここで下手な嘘はつかない。名簿があり、今後何人にも会う可能性がある以上、偽名などハイリスクローリターンだからな。





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





リゾット・ネエロ。これは偽名じゃないだろう。
頭巾だか帽子だかの玉に掘られた文字も『リゾット』だしな。
……まぁ、名前入りの頭巾をかぶっておいて偽名を名乗るバカはいないだろうし、偽名を使わなかったからって信用できるわけじゃないんだけどさ。
(コイツ、裏切ったりしないだろうなぁ? 神父の事は知らないみたいだけど……)
裏切られる可能性を考えると、コイツを徐倫に会わせたくはない。
だが、もしコイツが信頼できる人間で、なおかつ他者をも透明化できるとしたら、神父打倒に大きく貢献できるはずだ。
もし自分しか透明にできないとしても、強力な武器さえ持たせれば役に立つはずだ。
(逆に考えりゃ強力な武器を持って反逆されたらヤバいんだよな……とりあえず使えそうな武器が手に入るまで様子を見るか)
近付いて来ながらもアイツは武器を構えなかった。
無力化したかったにせよ殺す気だったにせよ、素手で(多分絞殺する気だったんだろうな)戦おうとする理由なんざ一つしかねぇ。
『リゾットはロクな武器を持ってない』
あたしにだって分かる。これは間違いないだろう。
にも関わらずあたしに武器をよこせって言わねえのは、あたしを信頼してないからか、はたまた頭が良くないからか。
しかしどうすりゃいいんだ、あたしは?
コイツが敵じゃないっつーなら信頼関係を築くためにも武器を見せるくらいした方がいいのかもしれないけど、敵だった場合は牽制として武器は隠し通した方がいいからなぁ〜〜〜……
「……とりあえず、ヤバい人物の情報を交換したい」
リゾットの提案に頷き、歩みを止めずに情報交換を始める。
とりあえず私が知っている『徐倫達の敵』の名前を教えておいた。
どうせ敵なんだから能力も教えても問題ない気がしたけど、よくよく考えれば敵のスタンドの詳細を私はほとんど知らないんだった。
間違った情報を口にするのも何だし、素直にケンゾーのスタンドとホワイトスネイクについて知っている事だけを教えておく。
「……あたしの知ってることはこのぐらいだな」
「そうか……まあいい、敵対者の能力をイマイチ把握出来ていないのはオレも同じだ」
わざわざデイパックから名簿と筆記具を取り出し歩きながらメモを取っていたリゾットが、今度は敵対する人物の情報を渡す番だ。
「まずは荒木。奴はオレの部下を惨殺した事のある、ギャング集団パッショーネのボスだ。能力はおそらく『人間ワープ』」
「な……ッ!?」
コイツ、あの荒木の知り合いなのか!?
……敵対しているってのが本当なら、コイツは仲間にした方がいい。
だが、もしコイツが“敵対者を装った腹心”だった場合、コイツを仲間に入れるのはマズい。
だが……どっちだ? コイツは荒木側なのか!?
クソッ、あたしじゃ判断がつかねぇッ!
「……もっとも、奴の能力を詳しく知っているわけじゃあないがな。ただ、奴の信頼する部下の名前は知っている」
「……そいつもこの殺し合いに参加してるっていうのか!?」
「……ああ」
クソッ、刺客までいるってのかよ!
徐倫は大丈夫だと思うけど……空条承太郎辺りはヤバい!
DISCを抜かれて廃人状態な時に襲われたらどうにもならねぇ!
……徐倫のママは荒木の野郎に殺された。徐倫は泣いてた。
これで承太郎まで死んだら、徐倫は再起不能になってしまうかもしれない。
それだけは何としてでも阻止してやるッ!
「複数人いる荒木の部下を束ねる男の名は、ブローノ・ブチャラティ。オカッパの男だ。奴の能力は――」





531 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 21:11 ID:EUzi5nJY
支援!その素敵な好奇心が俺を行動させたッ!!
532 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 21:13 ID:e4rpP2BI
見ろ!自分のSSがゴミのようだ!!
支援!このすばらしいSSにっ!!
【I-07 果樹園/1日目 深夜】

【真っ黒雑炊微生物添え】

【リゾット・ネエロ】
[スタンド]:メタリカ
[時間軸]:サルディニア上陸前
[状態]:正常、頭巾の玉の一つに傷
[装備]:フーゴのフォーク(ポケットに隠している)
[道具]:ボヨヨン岬の岩の欠片、支給品一式
[思考・状況]:
1.荒木(=ボス)を殺害し自由を手にする
2.トリッシュを捕える。ブチャラティチームの連中は皆殺し
3.首輪解除に役立ちそうな人物を味方に引き込む
4.暗殺チームの仲間と合流
5.ブチャラティチームとプッチの一味は敵と判断
[備考]
1.ボス=荒木だと思いこんでいます
2.F・Fのスタンドを自分と同じ磁力操作だと思いこんでいます
3.F・Fの知るホワイトスネイクとケンゾーの情報を聞きましたが、徐倫の名前以外F・Fの仲間の情報は聞いてません

【F・F】
[スタンド]:フー・ファイターズ
[時間軸]:DアンG抹殺後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:加湿器、メローネのマスク、支給品一式
[思考]:
1.徐倫達に会ってホワイトスネイクの正体を教える
2.承太郎のDISCを奪還する
3.勿論荒木は倒す
4.ひとまずリゾットと組んで行動し、リゾットを信用していいか見極める
5.ブチャラティチームとプッチの一味は敵と判断
[備考]
1.リゾットの能力を物質の透明化だと思いこんでいます
2.承太郎はDISCを抜き取られ廃人化した状態だと思いこんでいます
3.リゾットの知るブチャラティチームの情報を聞きましたが、暗殺チームの仲間の話は聞いてません
535 ◆wKs3a28q6Q :08/05/26 21:16 ID:z9AABesc
投下完了!
支援ありがとうございましたッ!
僕は敬意を表するッ!



……一応ググったから大丈夫だと思うけど、FFって鉄分持たないよね……?
536 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 21:18 ID:EUzi5nJY
投下乙でした。
この不安定なコンビがどうなるかが楽しみです!!

追記ですが、前に投下したSSの修正版をしたらばに上げておきましたのでよろしくお願いします。
537Classical名無しさん:08/05/26 21:21 ID:TB2rvjdU
投下乙ッ!
僕はッ!このSSにッ!敬意を表するッ!
リゾットの開始早々の考察、そして部下に対する厚い信頼…。FFのジョリーンへの心配…。
そして誤解から組むことになった二人。
危機が迫るブチャラティ!

濃厚な一話でした。GJ!
538 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 21:22 ID:e4rpP2BI
投下乙でした。
リゾット・・・・・前回は時を超えるまで突き止めたのになあ・・・・・
前回の康一君もそうだけど、参戦時期って大事だなあ・・・・・・
それにしても、こんな素晴らしい書き手さん達の間で私はあんな短編しか書けなくて・・・・・
みっともない・・・・・・あまつさえ採用までされちゃって・・・・・・
最低だ・・・・・・・
539Classical名無しさん:08/05/26 21:30 ID:/09WRMFU
>>535
赤くない(ヘモグロビンがない)し、水で増えるから鉄分もいらないハズ。

>落ち込んでるらしい全員
パ ン テ ィ あ げ ち ゃ う☆
540Classical名無しさん:08/05/26 21:35 ID:z9AABesc
>パンティ
死にたくなった…
541Classical名無しさん:08/05/26 21:39 ID:EOfURJHU
鉄分いっぱいのプラムの果樹園でメタリカ使ったらどうなるんだろう
542Classical名無しさん:08/05/26 21:43 ID:FcwW7NJI
半径20mカミソリスプラッシュ
543Classical名無しさん:08/05/26 21:44 ID:z9AABesc
あ、忘れてた
>>536、仮投下乙!
そろそろwiki収録始めるべきなんだろうか……?

>>541
答え・作者がリゾットの現在地を変える
544Classical名無しさん:08/05/26 21:46 ID:Akl0u32c
投下乙
対主催チームかなこれは
しかしいろいろ情報がかみってそうでかみあってないな
545Classical名無しさん:08/05/26 22:14 ID:/09WRMFU
>>543
wiki編集が追いつかない件について。
規制されたりしないかな俺。
546 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:19 ID:0x3JhunQ
ディオ・ブランドー投下します
547超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:21 ID:0x3JhunQ
時は、深夜零時を数秒廻り。
月の光も届かない、とある屋敷の内奥の一室。
中世貴族のそれを思わせる意匠の椅子に、一人の青年が座っている。


部屋に広がる深い闇。
時の流れに例外なく飲まれたその屋敷の内奥には、一切の螢光がなく。
ほう、ほう、ほうと。
くぁ、くぁ、くぁと。
夜鳥のしわがれた、驚々(おどろおどろ)しい啼声が響いている。

椅子に腰掛けた青年は、身を包む闇に同化するように押し黙り、臆せずそれを受け入れていた。



青年は首を僅かに傾げ、ぎょろりと見開いていた目をゆっくりと閉じた。
同時に、足から頭へと両手を体に這わせ、異変を探す。
左手は左腰の辺りで、右手は首筋で止まる。
548Classical名無しさん:08/05/26 22:23 ID:GudzAx1E
ダンケ支援
549超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:23 ID:0x3JhunQ
 


「……」

右手を首から離し、左腰の脇、椅子と体に挟まれるようにして置かれたディパックを掴む。
そして青年は無言で椅子から立ち上がり、暗闇に慣らした目で部屋を見回し、扉に歩を進める。


ぎぃぃぃぃ、と音を立てて扉が外側に押し開く。
部屋の外、長く続く廊下には、何本もの照台に掛けられた、蝋燭に火が燈されていた。
急な光に目を窄ませながら、青年は廊下に壁を預け、ディパックから紙切れを数枚取り出した。

「地図と……名簿か」

青年……ディオ・ブランドーはボソリと呟くと、天を仰ぐように顔を上に向け、自分が夢を見ているのではないと理解した。



550超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:24 ID:0x3JhunQ
 



食料。飲料水。懐中電灯。地図。鉛筆と紙。方位磁石。時計。名簿。
床に並べられた、ディパックに納められていた物品。
ディオはそれらを一瞥し、まず地図に手を伸ばした。

「……なんだこれは?」

地図に目をやり、ディオは不思議そうに呟く。

(アフリカのナイル川と一緒にあの有名なローマのコロッセオがある……それは複製、或いは俗称としても……何か妙だ)

その地図は、ディオに何やら歪な物を感じさせた。

地形の構成がどうこうではなく。
              .....................
この地図に対し、何か超自然的に継ぎ接ぎされたような不自然な印象を、ディオは覚えていた。

(現在地は……この建物を出て、辺りを探索すればわかるか)

ディオは地図をディバックの中に放り戻し、名簿に手を伸ばした。
551超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:27 ID:0x3JhunQ
 

「……フン」

自分が知る者は三名。

ジョナサン・ジョースター。
エリナ・ペンドルトン。
ジョージ・ジョースター1世。

(ジャック・ザ・リッパーといえば……近頃噂の殺人鬼だな。ジョースターという姓を持つ者がいるが……偶然か?)

名簿を隅から隅まで見ながら、名前を暗記していくディオ。

(とりあえず一番にすべきことは……この三人のうち誰かと合流することだな)

(ジョナサン……ジョジョには七年間友人面を続けてきたし、エリナという女は七年前に引っ越していったが、
 このディオの顔くらいは覚えているだろう。ジョージに至ってはおれを信用しきっている! こいつらはかっこうのカモさ!)

邪悪な薄ら笑みを浮かべるディオ。
しかし、それはすぐに消えた。

(とはいえ……この状況! 殺し合いだと!? ふざけたことを……)

つい数分前、この殺戮ゲームのルールを語っていた男の顔を思い出し、ディオは怒りを静かに燃やす。

(コイン一枚の特にもならん……このディオにとって不利益にしか転ぶまいこのゲーム!
 もし……もし仮に! ここでジョージに死なれでもしたら! いままでの青春を賭けたおれの企みは、全て無駄になる!
 理想は計画の邪魔になる恐れがあるジョナサンをここで上手くして消し、ジョージと共にここを脱出することだが……)

552超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:29 ID:0x3JhunQ
 

ディオは唾を吐き捨てると、荒々しく名簿をディバックに投げ込む。

(……それだけではない。おれ自身の命も当然安全とは言えん。
 あの女が死んだとき、おれはその死に様ではなく、周囲にいた参加者らしき連中の顔を見ていた……多くの連中が、
 驚きこそしろ、『死』に対しては慣れているようなツラをしていた。中には、ニヤニヤと楽しそうにしている奴さえ……
 まあ、あのジョジョのように直情的で……正義漢ぶった……虫唾が走るツラで怒っていた、利用しやすそうなのもいたが)

もしや、このゲームに集められた人間は、殺人を日常的に行う異常者なのではないだろうか?
じわじわと心に侵入する恐怖を払いのけ、ディオは残りの物品を調べ始めた。




(懐中電灯、時計、方位磁針……これらには特に仕掛けはない。とはいえ、あの男が参加者の反逆を予想しないと
 楽観するのは危険だな……盗聴の可能性は捨てきれんか)

食料に目を向け、一考するディオ。

(毒……はないだろう。殺し合いをさせるのに、そんな物は持たすまい。こちらは心配しすぎる事もないか)

パン、水……次々とディバックに戻していくディオの手に、果物が当たった。
それは、オレンジ。
553Classical名無しさん:08/05/26 22:29 ID:Xk2KnmpE
554超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:30 ID:0x3JhunQ
 

「三つ……か。フン」

しみったれたデザートだ、と呟き、一つ掴んで皮を剥き、果実を口に運ぶ。
その甘味と配合されたビタミンCは、多少動揺していたディオに心の平穏をもたらす。

(とにかく……見せしめの際に見た参加者共の表情から、ある程度連中の危険性を量り……死なぬよう、どうとでも転べるよう、
 上手く立ち回らねばいかん……いままでの人生での常識は……全て捨てねば)


ただし、プライドは捨てん。
そう呟くと、ディオは残りのオレンジをディバックに入れ、慎重に、静かに、屋敷の出口を探し始めた。

ディオはまだ知らない。
このゲームの見知らぬ参加者が、彼の常識をどれだけの規模で超えているのか。

ディオはまだ知らない。
このゲームの見知らぬ参加者のどれほど多くが、自分に対して、どのような、情熱的で一方通行の感情を抱いているのか。
555Classical名無しさん:08/05/26 22:31 ID:uqgpMYAQ
556Classical名無しさん:08/05/26 22:32 ID:7P8De9ec
人 間 や め て な い ッ !
557Classical名無しさん:08/05/26 22:32 ID:z5DAyjvQ
しえん
558超実践的帝王学 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:33 ID:0x3JhunQ
 


【C-04 DIOの屋敷/1日目 深夜】

【ディオ・ブランドー】
[時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了直後(1巻)
[状態]:僅かに緊張
[装備]:なし
[道具]:オレンジ、爆弾仕掛けのオレンジ、支給品一式
[思考・状況]
基本行動方針:なんとしても生き残る。
1.ジョジョ(ジョナサン)、エリナ、ジョージと合流、利用
2.生き残る。ゲームには不用意には乗らない
3.なるべくジョージを死なせない、ジョナサンには最終的には死んでほしい
4.安全な他人を利用する
5.オレンジおいしいよオレンジ
[備考]
1.見せしめの際、周囲の人間の顔を見渡し、危険そうな人物と安全(利用でき)そうな人物の顔を記憶しています。
2.支給品の説明の但し書きがなかった為、オレンジの中に爆弾が仕掛けられている事を知りません。
559Classical名無しさん:08/05/26 22:33 ID:/09WRMFU
俺は支援するぞJOJOォーッ!!!
560 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:35 ID:0x3JhunQ
投下終了です
短くてごめんなさいお(´;ω;`)
オレンジおいしいですお(´;ω;`)
561 ◆/N8q5ODajQ :08/05/26 22:35 ID:EUzi5nJY
>>558
爆弾入りオレンジは支給品で既に出てますよ
562Classical名無しさん:08/05/26 22:36 ID:z5DAyjvQ
まさかの一般人
563Classical名無しさん:08/05/26 22:37 ID:TB2rvjdU
>>561
逆に考えるんだ、荒木が面白がってもう一セット入れちゃったって考えるんだ
564Classical名無しさん:08/05/26 22:37 ID:FcwW7NJI
一般ディオナイス
565 ◆7d53oKGJP2 :08/05/26 22:40 ID:/09WRMFU
>>560
>爆弾オレンジ
なんかサーセン(´;ω;`)

自分の屋敷で「ここどこだ」はひどすぐるwww
566 ◆5Nm.X290ko :08/05/26 22:41 ID:0x3JhunQ
>>561

しっしまったぁ!
修正して一時投下スレに落としてきます

>>565

ごめんなさいお(´;ω;`)
幽霊だとばかり思ってましたお(´;ω;`)
567 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 22:42 ID:e4rpP2BI
まさかのヒューマン・・・・・
おじさんびっくりだあ!!
あなたのSSが短いというのなら私のなんかSSですらありませんよwwwww
とにかく乙でした。
568Classical名無しさん:08/05/26 22:43 ID:oefqmA9A
一部の時代って盗聴技術あるっけ?
569Classical名無しさん:08/05/26 22:46 ID:z5DAyjvQ
それ以前に懐中電灯ってあったっけ?

570Classical名無しさん:08/05/26 22:47 ID:.hxsU0c6
>>568-569
19世紀だからそのくらいあるだろう
ないとしても凄み(ry
571 ◆BGBx2CZJts :08/05/26 22:48 ID:e4rpP2BI
その、試合終了直後って事は・・・・・その・・・・・やっぱり・・・・ラガーマンの・・・・・
格好・・・・・?
572Classical名無しさん:08/05/26 22:49 ID:APgPM3z6
一部って19世紀なのか
1500年くらいかと思ってた
573Classical名無しさん:08/05/26 22:52 ID:uvqMYkqA
二部からいきなり近代的になるからな
まあ大方シュト公のせいだが
574Classical名無しさん:08/05/26 22:53 ID:pYUyVExw
そういやシュトロハイムってフル装備なのかねw
575Classical名無しさん:08/05/26 22:54 ID:Akl0u32c
ディオまさかの一般人
これは今までにないディオが見れるのか!?
トリッキーすぎるぜ
576Classical名無しさん:08/05/26 22:54 ID:GudzAx1E
>>569
ttp://contest.thinkquest.jp/tqj1998/10157/history/nenpyou.htm
ここによると、まだないようですね
577Classical名無しさん:08/05/26 22:54 ID:Akl0u32c
>>574
弾くらい持たせてもいいんじゃね?
スタンド使いごろごろいるし
578Classical名無しさん:08/05/26 22:55 ID:FcwW7NJI
改造済みシュトロが出ると決まったわけでもないぞ
579Classical名無しさん:08/05/26 22:56 ID:uIdiCOWQ
>>578
カミソリで斬られてちょっと嫌な顔してた頃のアイツが見れるかもしれないのか…w
580Classical名無しさん:08/05/26 23:00 ID:CxGERXDg
乙。人間やめてないとは思わなかったから良い意味で予想を裏切られた。
最初だからむしろこのくらい短い方がサクサク進む。
いきなり考察しっぱなしじゃあしょうがない気もするしね。
あとどうでもいい指摘だが、BR会場には生物は存在しない=夜鳥の鳴き声は聞こえない、なんじゃない?
1stのロッズはまぁ例外的ではあるが…
581 ◆wKs3a28q6Q :08/05/26 23:18 ID:z9AABesc
うおおお、まさかの人間ディオ様!
未来の君が嫌って程敵対フラグを巻いちゃってるぞ……
そして>>571のせいで吹いた



>>533の現在地を【I-07 果樹園】から【D-02 森の中】に変更します
……緑の部分は木でOKですよね?
582Classical名無しさん:08/05/26 23:55 ID:AWK.uZ2k
さすがに普通の服に着替えてるだろう・・・
紳士が汗とドロまみれのユニで家までは帰れんw
583 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 00:07 ID:HMzkxSDo
でも、「直後」ですからねえ・・・・・・終わった後じゃなく「直後」ですよ。
でもどっちでしょうかね。
584Classical名無しさん:08/05/27 00:13 ID:CIWfR8J.
>>561
>>568-9
>>570
>>580

諸氏の意見を踏まえて一時投下スレに修正版落としてきました


……ラガーマンの格好だと問答無用で撃たれるよNE!
585 ◆5Nm.X290ko :08/05/27 00:14 ID:CIWfR8J.
酉忘れてた
586Classical名無しさん:08/05/27 00:16 ID:O168Ve9s
一般人ディオ様キター!!流石5Nm.X290ko氏!俺達にでき(ry
でもディオ様、波紋もスタンドも何も使えないから一番弱いんじゃ・・・
587地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/27 00:28 ID:DBRI6Nxc
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index3.html
現在位置マップに
◆MxJhD84ahg氏の【アレッシー】【グイード・ミスタ】【エリナ・ペンドルトン】
◆wKs3a28q6Q氏の【リゾット・ネエロ】【F・F】
◆5Nm.X290ko氏の【ディオ・ブランドー】
以上を追加しました

>>581
地図の薄い緑の部分は本来の杜王町の土地が残っている、と思ってください
D-2ですと、鉄塔のそばなので森もあるのではないかと思います
588 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 00:35 ID:HMzkxSDo
はっ!直後が終了後になっている・・・・・
という事はあの緑色のベストみたいな格好か、危険が一つ減ったYO☆
・・・・まあ人気者(良い意味悪い意味両方)なのはかわらないけどNE☆
589Classical名無しさん:08/05/27 00:38 ID:DmpnQpug
エリナの姓はペンドルトンなの?
>>404で結婚後から参戦となってるけど
590 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 00:40 ID:HMzkxSDo
無理に変える必要もないいでしょう、エリナ・ジョースターですけど
エリナ・ペンドルトンの表記で充分だと思いますよ?
591 ◆7d53oKGJP2 :08/05/27 00:41 ID:BWnbPsZw
ごめんなさい、やっちゃいました。
一時投下スレに置いといたんですが、これは怒られそうwww

だがやるッ!
592Classical名無しさん:08/05/27 00:44 ID:wrSMvqeU
地図の人、乙なんだぜ!

そしてボスの扱いは「あ、かぶった」と言わざるをえないw
593 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 00:46 ID:HMzkxSDo
こwwwwwwれwwwwwwwwは
594 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 02:24 ID:HMzkxSDo
もう少しで書き上がりそうなので、3時半頃、ジョナサン・ジョースター投下しようと思います。
595 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 02:59 ID:Cn5TwYzQ
投下するSSが出来上がったのですが、(投下して)構いませんねッ!?
596 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:02 ID:Cn5TwYzQ
返事聞いてないけど、投下します。
597ノーモア!絆なき人生 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:03 ID:Cn5TwYzQ
波が静かに揺れる海。パンナコッタ・フーゴは独りただずんでいた
辺りに誰もいなかったことは彼にとって好都合だったのかもしれない。
彼は苦悩していた。

ヴェネティアのサン・ジョルジョ・マジョーレ教会でブチャラティたちと別れ、彼らを振り返らずに歩いていた。
だが、とたんにあたりが暗くなったかと思うと、あの大きな部屋の中でフーゴは目覚めたのであった。
そして、あの部屋で起きた出来事を目の当たりにし、訳の分からないままに海辺に飛ばされたのであった。
しかし、このような圧倒的なる展開よりも、デイバッグから取り出した名簿を見た時の方がフーゴの苦悩をより深いものにしていた。

「ブチャラティ……ミスタ……アバッキオ……ジョルノ……トリッシュ!!」

もう一生会えなかったのかもしれない。かつて分かれた仲間たちがここにいる!
普通の人だったら飛びあがってわずかな希望とするだろう。
しかし、彼は違っていた。悩ましい顔を一向に崩してはいなかった。

「でも……今更どんな顔してブチャラティたちと会えと!?」

組織を裏切ることを決意した彼らとは決別したのだ。何故なら、彼らブチャラティたちが戦っている相手は
あまりにも巨大で、あまりにも無謀すぎる相手だった。
イタリアの巨大ギャング組織、パッショーネ。身寄りのない者、ワケありな者たちがこの組織に入団し
任務をこなすことによって報酬をもらう。組織を裏切ることは生活の糧をなくす。
それだけじゃない。危険人物としていついかなる時も逃げ回れなくてはいけない。
道端を歩いている時に銃弾が直撃したり、寝室で寝ている時に突然爆弾を投げ込まれることだってありうるのだ。
特にパッショーネのボスは自分の秘密を最も守る人物だ。正体をつかもうとした者は容赦ない制裁を受けている。
組織に刃向うことなど絶対にあってはいけないのだ。さもなければ孤立の道を歩むからだ。
だから、フーゴはブチャラティの誘いにはのらなかった。組織なくては生きてはいけないからだ。
しかし、一度組織を裏切った自分をもう一度仲間としてブチャラティたちは認めてくれるのか?
今までのように接してくれるのかもしれないが、それでもフーゴは仲間と合流することをためらっていた
598ノーモア!絆なき人生 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:03 ID:Cn5TwYzQ

「僕がブチャラティに会うことは、組織に反逆することと同じことッ……!」

もはや彼らはパッショーネの構成員じゃあない。組織に仇なす敵だ。彼らと合流することは同時に
組織を裏切ることになる。そんなことは絶対にダメだ。彼にとって組織は欠かせないものなのである。
たとえ、娘を手にかけたという事実があったとしても……!

「それだけじゃない、ブチャラティたちの他にも暗殺チームの名があるぞッ!」
暗殺チームのメンバー、プロシュート、ペッシ、ホルマジオ、そしてリゾット。
ギアッチョ、メローネ、イルーゾォの名が無かった。しかし、暗殺チームのリーダーであるリゾットを除き、
全員死亡したはずだった。なぜこんな所に名があるのか?

「まさか……始末したんじゃあなくは仕留め損ねたッ……!?」
実際に戦ったイルーゾォを除き、フーゴ以外の他のブチャラティチームが暗殺チームの相手をし、始末した。
フーゴは彼らの死体を実際に見たわけではない。本当は死んだと見せかけて生き残っていてもおかしくない。
もしくは……

「ブチャラティたちが意図的に『逃がした』……!いや、そんなことはない……はず」
当初はボスの娘を守るのが目的のブチャラティチームと、ボスの秘密を探る暗殺チーム。お互いの目的は対立していた。
しかし、あの教会の事件でブチャラティは組織に反逆した。もしかしたら裏でブチャラティと繋がっていた……?
最初から組織を裏切る気で……?そう思ったフーゴだが、即座に首を横に振りその考えを消し去った。
それなら始めから暗殺チームと戦うことはしないし、何しろ長年付き合っているブチャラティが自分以外に隠し事などするはずがない。

「もうその考えはやめよう、もう彼らと僕とは全くの無関係なんだ」

ブチャラティたちにめばえた疑念紛らわすため、フーゴはデイバッグを再び漁ってみた。
名簿の他にも懐中電灯や食料があったが、そこに一つ大きな「何か」があった。
中から取り出すとフーゴは戦慄した。白い顔がこちらを睨んできたのだ。
599ノーモア!絆なき人生 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:04 ID:Cn5TwYzQ
「うっ……おえっ……」

よく見ると誰かの顔の型をかたどった型番のようだ。
フーゴの記憶の中で全く覚えのない顔だったが、何故か汗がいきなりスポンジからにじみ出るように湧き出て、吐き気を催した。
何か知ってはいけない者を知ってしまったかのようなそんな気がした。
フーゴは即座にそれをしまい、深呼吸で整える。どうにか食べたものが逆転せずにすんだようだ。

「ひとまず、ここから離れよう。いつ誰が襲ってくるか分からないからしな……」

フーゴは立ち上がり、砂浜を歩き始めた。
しかし、フーゴは知る由もないがこの海辺はボスの故郷をかたどった海である。
そしてその性か知らないが、ボスのデスマスクを見ただけで吐き気をもよおすほどの
悪寒にさらされたのは偶然なのであろうか。


仲間を捨て、ボスの秘密も知らずの内に入手してしまった。
フーゴにとって、彼の頼れる人物はもはやどこにも存在していない。




600ノーモア!絆なき人生 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:04 ID:Cn5TwYzQ
【サルディニア海岸・D-9/1日目 深夜】

【パンナコッタ・フーゴ】
[時間軸]:ブチャラティチームとの離別後(56巻)
[状態]:苦悩と不安、ブチャラティたちにわずかな疑い、精神的不安定
[装備]:なし
[道具]:ディアボロのデスマスク、支給品一式
[思考・状況]
1.辺りを散策して、気分を紛らわす。
2.組織の人間、ブチャラティたちとは会いたくない
3.暗殺チームが生きている……どういうことだ?

[備考]
名簿と、基本支給品、不明支給品を確認しました。地図は確認してません。

【支給品紹介】

【ディアボロのデスマスク】
アバッキオが死に際にボス・ディアボロの顔をムーディ・ブルースで顔の型をとったもの
ボスの正体を知る上で重要な手がかりである。
601 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 03:20 ID:Cn5TwYzQ
これにて投下終了です。
そして間違い修正

×暗殺チームのメンバー、プロシュート、ペッシ、ホルマジオ、そしてリゾット。
ギアッチョ、メローネ、イルーゾォの名が無かった。しかし、暗殺チームのリーダーであるリゾットを除き、

○暗殺チームのメンバー、プロシュート、ペッシ、ホルマジオ、ギアッチョ、そしてリゾット。
メローネ、イルーゾォの名が無かったが、暗殺チームのリーダーであるリゾットを除き、

他にも
ツッコミどこ、疑問点などありましたらフォークを使ってこのド低能が!!
と罵ってください
602驚愕のジョナサン ◆BGBx2CZJts :08/05/27 03:25 ID:HMzkxSDo
乙です。
フーゴは離別後だとキャラの立て方が面白そうですね。しかもサルディニアにボスのデスマスク・・・・・・
素晴らしいブラックジョークですね。
では自分も、ジョナサン・ジョースターを投下させて頂きます。
603驚愕のジョナサン ◆BGBx2CZJts :08/05/27 03:25 ID:HMzkxSDo
ジョナサン・ジョースターは混乱していた、殺し合いをしろと言われた今の状況、そしてなにより今自分がいる場所に。

何故なら彼が今いる場所は数ヶ月前にディオとの戦いで全焼したはずのジョースター邸なのだから―――――。

そして更に彼を混乱させる事になるのは、参加者名簿に載っている彼の知人達の名前―――――





「そんな……莫迦なっ!? 」

僕は混乱していた、名簿に記された名前を見て、記されるはずのない名前に対して。
スピードワゴン……大事な友人……死なせるわけにはいかない。
エリナ……君までこんな所に来てしまったのか……一刻も早く保護せねば。
ストレイツォ……彼は強い波紋戦士だ、合流するに超した事はないだろう。
ワンチェン……ディオに毒薬を売り渡した売人、まだ生きていたのか……しかし彼はもう人間ではない、ディオの手により屍生人となってしまった、倒すしか無い。


ウィル・A・ツェペリ、ジョージ・ジョースター1世、ダイアー、黒騎士ブラフォード、タルカス、そして……ディオ・ブランドー。
「彼らは死んだはず! 屍生人となったのか!? それではディオの名前がある事が説明できない……まさか…………」
604驚愕のジョナサン ◆BGBx2CZJts :08/05/27 03:27 ID:HMzkxSDo

―――――あの荒木という男が蘇らせたのか?―――――

「90人近くの人間を一箇所に集めるような奴だ、ひょっとすると死者を蘇らせるようなことも?そんな莫迦な、傷や病気を癒す波紋でもそんな事はできない! やはり屍生人なのだろうか!? しかし―――――

頭の中で同じ事を何度も何度も繰り返したジョナサンは、幾度も幾度も考えた末ようやく結論を出した。

「どちらにしろ考えている時間はない、今は夜、屍生人や吸血鬼が活発に動き回れる時間帯だ、今こうしている間にも誰かが襲われているかもしれない、早く行かなければ……」
そう思い、外に出ようとしたジョナサンはある事に気づく、デイパックの存在に。

確認だけでもしようと思いデイパックを開け、中を調べる。
中には食料や方位磁石等が入っていた。これで生き延びろということらしい。
更に中を調べていたジョナサンは、数枚の紙を見つけた。興味本位で数枚の内の1枚を開くと、彼はまたもや驚愕する事になる、何故ならその紙からは……

605驚愕のジョナサン ◆BGBx2CZJts :08/05/27 03:28 ID:HMzkxSDo
「……………ダニー……………」

―――――7年前に焼き殺されたはずの愛犬が出てきたのだから―――――


【C-2 ジョースター邸内部/一日目・深夜】
【ジョナサン・ジョースター】
[時間軸]:エリナとのハネムーンでアメリカに向かう途中の船上でワンチェンと遭遇する直前
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]: 不明支給品1〜2
[思考・状況]
 1.ディオの殺害
 2.死んだはずの人達が屍生人ならば誰かに危害を加えてしまう前に倒す、もし違うならば……
 3.スピードワゴンの捜索、エリナの保護
 4.吸血鬼、屍生人の殲滅

[ダニーについて]
※ダニーは主人(今はジョナサン)の命令を守ります。
※主人の変更は出来ます、それには現主人が次の主人の名を言い、その相手にも同意を得て貰う必要があります。
※首輪が着いています、禁止エリアに入れば無論爆発します。
※以上の事が支給品に同封されてある説明書に書いてあります。
606驚愕のジョナサン ◆BGBx2CZJts :08/05/27 03:31 ID:HMzkxSDo
以上です。修正点、誤字、その他諸々焼却炉にでも放り込んで教えてやってください。クサレ脳みそなもので。
ダニー?ジョースター邸?なんのことです?
607Classical名無しさん:08/05/27 03:33 ID:Cn5TwYzQ
投下乙
ダニーがモノ化!?ジョナサンにとってはサプライズなプレゼント…なのか?
時間軸との変化でこちらも混乱しそうだな
608 ◆7d53oKGJP2 :08/05/27 09:27 ID:BWnbPsZw
ダニー使わなくてよかった…!
609 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 14:00 ID:HMzkxSDo
ダニーモノ化の件ですが、最初は利口な猟犬と主人の触れあいファイル1とか作ろうと思ったんですよ。
でもさすがになにも制限しないとまずいと思って妖怪ブシサイクオニみたいに有効距離定めようと思ったんですけど
何か攻撃くる→ダニー怯えて逃げる→爆発
になる事に気づいたので今度は首輪をつけて参加者とおなじような扱いにしようと思ったんですがそれだとフリーダム過ぎるのと
何か攻撃くる→ダニー怯えて逃げる→運悪く禁止エリアに入っちゃったワン→ボギャア
になりそうだったので涙を5リットルくらい飲んで機械同然にしました。
きっとARAKIと首輪の呪いが解ければ元に戻りますよテヘ☆なんちゃって☆
>>608
本当にラッキーです。きっと私にはポコロコが憑いてるに違いありません。
610Classical名無しさん:08/05/27 18:56 ID:oB2EUeos
>>545
wikiって規制とか無かったよな確か

もうwikiに入れていいんじゃないの
修正とかが無ければだけど
611 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 19:00 ID:HMzkxSDo
夜・・・・・・・・我らジョジョロワ住民の時間がやってきやしたぜ!!
WRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!
612Classical名無しさん:08/05/27 19:37 ID:DQ3qXcj2
ところでまだ全然出揃ってないが、
すでに登場したキャラを再登場させても良いかな?
613 ◆PU9YxOvRdg :08/05/27 19:40 ID:pE5yDDi6
>>505
ジョニィとジャイロみたいに少しずつ成長出来たらなと思ってます。

>>506
これからは皆さんに出来るだけ迷惑をかけないようにしたいと思います

お二人とも何か構って頂いてありがとうございます。

とりあえずリベンジみたいなカンジでSS投下したいんですが、
今日明日は投下できそうもないので木曜日投下したいと思います。
614 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 19:40 ID:HMzkxSDo
大丈夫でしょう。前回なんか早朝まで放置プレイされた挙げ句ズカンになった可哀想な
ラスボスもいますし。
ディオ一般人か・・・・・その発想はなかった。自分も人間をやめる前のスト様でネタ作ってみようかな?
615 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 20:03 ID:HMzkxSDo
>>613
はい!頑張ってください!プレイボーイ2人ですよね?
wktkして待ってます!
616Classical名無しさん:08/05/27 20:09 ID:oB2EUeos
……みんなトリ付けてると、読み専名無しの俺が浮いて見えて仕方ないぜ
617 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 20:14 ID:UgBm3TFg
ンドゥール予約します。
618Classical名無しさん:08/05/27 20:25 ID:wrSMvqeU
>>616
鳥なしで書き込みしてる書き手の俺が社交性に欠けてるように見えそうで困る

>>617
そういえば予約って結局どっちでするのがいいんだろう?
こっちにしたら予約キャラで雑談できるってメリットがある代わりに展開予想を自重するとそこで雑談が止まりかねないってデメリットがあるが
619 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 20:26 ID:HMzkxSDo
>>617
了解です。一応予約スレの方にも書き込んだ方がいいと思いますよ。
620612 ◆flqW0mzZYI :08/05/27 20:50 ID:DQ3qXcj2
>>614
他に依存がなければ、
貴方の使った重ちーとペッシを予約してやりたいんですが構いませんね!!
621Classical名無しさん:08/05/27 20:51 ID:0o1vAom.
鳥なしの書き手がここにも。
予約合戦ほどではないが色々と構想中
…と言うよりタイトル考案の方が大変だorz
622Classical名無しさん:08/05/27 20:59 ID:Cn5TwYzQ
>>616
まぁ案ずるな
最初はこんな鳥だらけでもしだいに減っていくものなのさ
623Classical名無しさん:08/05/27 21:05 ID:oB2EUeos
とりあえず予約状況をリストにしてみた
したらばの予約スレしか見てないんでどっか抜けてるかも
05/25(日)
◆Y0KPA0n3C氏.:ロメオ、ブラックモア、ウェザー・リポート
05/26(月)
◆BGBx2CZJts氏:ジョナサン・ジョースター
◆TVLOEafTP2氏:虹村億泰、ヴァニラ・アイス
◆PU9YxOvRdg氏:ホルホース、シーザー
◆/N8q5ODajQ氏:ダニエル・J・ダービー、チョコラータ
05/27(火)
◆4TVCWBLT0c氏:マライヤ、花京院典明
◆7d53oKGJP2氏:ディアボロ
◆wKs3a28q6Q氏:ギアッチョ、吉良吉影、ダイアー
◆iWsXXvK.9U氏:ンドゥール
624 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 21:11 ID:HMzkxSDo
>>620
重ちーとペッシか、偶然だな、ジョジョ魂って知ってます?いえ、なんでもないです。
いいと思いますよ。
>>623
一応・・・・・投下・・・・・したんですけどね・・・・・・短すぎて印象薄いかな・・・・・
625Classical名無しさん:08/05/27 21:17 ID:oB2EUeos
>>624
ごめんなさい。ごめんなさい。
626Classical名無しさん:08/05/27 21:22 ID:3zSvEWrM
あーん!重ちーとダニーまで被った
くすん・・・美形薄命だ・・・

>>620
どうぞどうぞ
627Classical名無しさん:08/05/27 21:23 ID:3zSvEWrM
>>626のどうぞは「他に異存なし」の意味です><
628 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 21:29 ID:HMzkxSDo
>>626
ごめんなさいごめんなさい。両方とも私の犯行(執筆)です・・・・・・・
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
629Classical名無しさん:08/05/27 21:33 ID:Cn5TwYzQ
お前さっきからよぉ〜『ごめんなさい』『ごめんなさい』って
そんな言葉は俺達書き手の中では必要ねーんだ
『ごめんなさい』と思ったその時スデにSS投下は終了しているんだッ!
『フヒヒwサーセンwww』なら使ってもいいッ!





とか言いつつ、ネタも何も思い浮かばない俺
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
630 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 21:54 ID:HMzkxSDo
今気づいたんですけどロッチューwwwwwwwwww
631 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:11 ID:UgBm3TFg
投下します。見苦しい文章かもしれませんが、
どうか、お付き合い下さい(__)
632 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:13 ID:UgBm3TFg
殺し合いに参加させられた。
普通ならこういう場合怯え、周りを探索したり、身を隠したりするのが普通だろう。
しかし、俺は『何も出来ない』というのには、語弊があるかもしれないが。
『目が見えない』俺には周りがどんな場所なのかも分からない。
それに下手に動くと危険に晒される畏れもある。だから俺は此処に佇むことにした。
といっても、荷物の確認や、周囲の簡単な確認はしたが。
幸い、俺の愛用品の聴覚補助に用いる杖が、すぐ側にあった為、確認は容易だった。
どうやら、此処は果樹園のような場所なのだろうか。
草木が生い茂っていることがわかるだけなので、定かでは無いが…
そして次に、側にあった荷物の確認をする。バッグの中はごちゃごちゃしていて、手触りだけじゃよく分からないが、
食料のパンやペットボトル、方位磁石のような必要最低限の物しか入っていなかった。
それでも注意深く手探りを続けると、奥に数枚の紙切れがあるのがわかる。
何故、紙が?と不思議に思ったが、罠や何かしらの危険の可能性もあるので、とりあえず紙切れはそのままにしておいた。
一通りの確認をし、周囲に物音や、怪しい気配が無いのを判断し、俺は近くのきりかぶに腰をかけ、
自分の身に起こっている、この異常な状況の整理を始める。
633 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:16 ID:UgBm3TFg
(殺し合い…一人の勝者が決まるまでのデスゲーム。この俺に殺し合いをしろと?…どうかしているあのアラキとかいう奴

恐らく100人規模の人間があの場にいただろう。どういう規準で集められているのかは想像出来ないが、
『あの若い女の母親を呼ぶ叫び声』から察するに、老若男女、様々な人間が参加しているのかもしれない…

そして、『アラキの存在』大人数を一ヶ所に集め、俺れたちの行動を制限できる程の絶対的な力、この首輪もそうだろう…恐らくあいつもスタンド使い…

この殺し合いに何か目的があるのだろうか…、それとも、ただの自分の娯楽の為か…どっちにしろ本当に狂っているな、あの男…)


数分考えたところで、意識を頭の中から外に移し、もう一度耳を澄ませ、身の安全を確認する。
私は目が見えないのだ。『いつ・何処で・誰が』私に殺意を向けているのかもしれない、この状況。
普段よりも注意深くなるのも当然だ。そして再び意識を頭に戻す。

634Classical名無しさん:08/05/27 22:19 ID:Cn5TwYzQ
このSSに支援したいんですが、構いませんねッ!?
635 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:19 ID:UgBm3TFg
(さて、これからどうするか…、このデスゲーム始まって、まだほんの少ししていないが、
何処か別の場所で殺し合いが発生している可能性は高いだろう。だから必要以上に動くのは危険だ。

まずは身の安全と有力な情報の確保が先だ。
その為には、まず誰かと遭遇することが重要だろう。場合によっては戦闘の覚悟をしておかなければならないが…

しかし俺は動けない、ということは……
今、俺に出来ること、それは、この場で待機することだ。)


これからの行動方針を決めた俺は再三、周囲の様子を確認する…依然問題無し。

(スタンド使いが参加しているということは、あの方…DIO様も此処に来ているのだろうか…

「死ぬのは怖くない、しかしあの人に見捨てられ、殺されるのだけは嫌だ」

もし来ているのなら、DIO様の為に全身全霊を尽そう。
この身朽ち果てるまで…)
636 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:21 ID:UgBm3TFg
【I-7 リンゴォの果樹園前/一日目・深夜】
【ンドゥール】
【時間軸】:ジョースター一行と戦う直前
【状態】 :健康(目は見えないが、聴覚は常人以上)
【装備】 :聴覚補助に用いる杖
【道具】 :不明支給品1〜3
【思考・状況】
1.現在地で待機し、人との遭遇を待つ。
2.身の安全と有力な情報の確保。
3.もしDIOが殺し合いに参加しているのなら、DIOの為に全身全霊を尽す。
【備考】
1.目はスタンドで治療可能です。
2.支給品は他の書き手さんにおまかせします。
637 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:26 ID:UgBm3TFg
投下終了しましたが、改行が変で、すいません…
今、パソコンが使えない状況にあるので、携帯で投下しました。
誠に申し訳ありませんが、wikiに編集するときは、
どなたか、改行の部分の修正、見易くお願いできないでしょうか…
破棄してもらっても構いません。
見苦しい文章で本当に申し訳ありませんでした。
それでは失礼します。(__)
638Classical名無しさん:08/05/27 22:30 ID:Cn5TwYzQ
投下乙
盲目のジョンガリも前回頑張ってたからこっちもがんばってほしいなぁ
しかし、ゲブ神。水のあるとこしか使えないんだっけ
範囲せまそうだが大丈夫かな
639 ◆iWsXXvK.9U :08/05/27 22:30 ID:UgBm3TFg
題名は「ンドゥールの覚悟」でお願いします。
640 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 22:30 ID:HMzkxSDo
乙です。
ンドゥールかっけeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
9柱神で一番好きなんですよンドゥール!!あなたの主人は・・・・・参加してるんだけど・・・・・その・・・・・
とにかく乙です。あと、そう自分を卑下なさらずに、文章力なんか俺の2人の5倍くらいありますよ。ディオもビックリでした。
あと、ンドゥールの1人称原作でもバラバラなんですが、俺か私どっちかに統一した方がいいと思います。
図々しくてすみません。
641 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 22:33 ID:HMzkxSDo
うわあ・・・・我ながらなんて日本語でおKな文章・・・・・・・
鬱だ死のう、誰か1人くらい巻き込んで(ニヤリ)
642Classical名無しさん:08/05/27 22:34 ID:0o1vAom.
>>638
地面にしみ込む描写があるからアスファルト以外なら平気なんじゃない?
逆に海の上なんかで発現したら巨大化なんてことに…
643 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 22:39 ID:HMzkxSDo
確か最初は自由自在に形を変えられる水のスタンドで水分を取り込むとパワーアップするんじゃありませんでしたっけ?
アンジェロもブラックモアもウェザーもびっくりですね。これでスクアーロもいたらウォーター5とかできますよwwwwwww
644 ◆BRxsUzTn5A :08/05/27 23:03 ID:Cn5TwYzQ
ゲブ神を避けたと思ったら、クラッシュの2段攻撃か
あ、これいいかも

あとジョリーン、イギー予約です
645Classical名無しさん:08/05/27 23:08 ID:R4RrcTss
>>644
なんという予約数!
俺はまだ2本目をシコシコやってるというのにお前ときたら
646Classical名無しさん:08/05/27 23:13 ID:zRy6PeDY
自分はまだ一本も書いてないぜ…

ンドゥール…
地図も名簿も見えないんだな…
点字にしてやれよ荒木!
647 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 23:15 ID:HMzkxSDo
「予約」のカウントダウン
1日前
◆Y0KPA0n3C氏.:ロメオ、ブラックモア、ウェザー・リポート
2日前
◆BGBx2CZJts氏:ジョナサン・ジョースター
◆TVLOEafTP2氏:虹村億泰、ヴァニラ・アイス
◆PU9YxOvRdg氏:ホルホース、シーザー
◆/N8q5ODajQ氏:ダニエル・J・ダービー、チョコラータ
3日前
◆4TVCWBLT0c氏:マライヤ、花京院典明
◆7d53oKGJP2氏:ディアボロ
◆wKs3a28q6Q氏:ギアッチョ、吉良吉影、ダイアー
◆BRxsUzTn5A氏:空条徐倫、イギー

そして時は動き出す・・・・・・
648Classical名無しさん:08/05/27 23:16 ID:R4RrcTss
BRxsUzTn5A氏とBGBx2CZJts氏を素で間違えた件
649Classical名無しさん:08/05/27 23:18 ID:juGYBJhI
微妙に紛らわしいなw
650 ◆BGBx2CZJts :08/05/27 23:24 ID:HMzkxSDo
ウヒョー間違えた〜自分自身でも存在自体をスキップしていた、なんということだ・・・・・
「予約」のカウントダウン
3秒前!(3日前)
◆4TVCWBLT0c氏:マライヤ、花京院典明
◆7d53oKGJP2氏:ディアボロ
◆wKs3a28q6Q氏:ギアッチョ、吉良吉影、ダイアー
◆BRxsUzTn5A氏:空条徐倫、イギー
2秒前!(2日前)
◆TVLOEafTP2氏:虹村億泰、ヴァニラ・アイス
◆PU9YxOvRdg氏:ホルホース、シーザー
◆/N8q5ODajQ氏:ダニエル・J・ダービー、チョコラータ
1秒前!(1日前)
◆Y0KPA0n3C氏.:ロメオ、ブラックモア、ウェザー・リポート


そして時は動き出す・・・・・・
651Classical名無しさん:08/05/27 23:30 ID:Cn5TwYzQ
どうしよう、まぎらわしいって声あるから鳥変えるかなあ
652Classical名無しさん:08/05/27 23:38 ID:HMzkxSDo
大丈夫ですよ。頭のBしか共通点ありませんし。
653Classical名無しさん:08/05/27 23:40 ID:juGYBJhI
平常時に酉を出してレスをしなければ万事おk
654 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 01:54 ID:hdHQyvQE
ディアボロのSS、もう投下したと勘違いしてたよ(´・ω・`)
なんか色々とサーセン。ついでにSSの内容がモロにアレでサーセン!
だが後悔はしてねえ!反省はしてる! 反省した俺は強いぜ… 今から投下します。
655 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 01:55 ID:hdHQyvQE
一万回と二千回以上は死んでいる。
八千回過ぎた頃から考えるのをやめた。
一億回と二千回後も死んでいるだろう。

と思っていたが、そうはならなかった。
あのジョルノ・ジョバーナのゴールド・エクスペリエンス・レクイエムに殺された後、
ディアボロは延々と死に続けた。「死ぬ」という結果に辿り着けないディアボロは「死ねない」。
誰もが恐れる「死」を、ディアボロは永遠に続ける事になっていたのだが……

いつもと様子が違うと思ったら、荒木と名乗る人物に殺し合いをするように告げられる。
訳もわからぬうちに、ディアボロはまた別の場所に飛ばされた。

「……ここはどこだ? 今度はどこから攻撃が来るんだ!?」

「?」

いつまで待っても攻撃はこない。
もしかしたら、ディアボロはあの無間地獄から抜け出したのかもしれない。

試しにキング・クリムゾンを発現させてみた。
随分久しぶりに自分のスタンドを見て、ディアボロは感動すらしてしまった。
今は眠っているようだが、ドッピオの人格までいる。

「これは……チャンスなのか? もう一度やりなおせるのか!?」

この殺戮の場に呼ばれて、ディアボロは非常に幸福な気持ちだった。

もし、今死んだら自分はどうなるんだろうか?
またレクイエムの力に飲み込まれるのか?
それとも、もしかして……あるべき結果に収まる事ができるのだろうか?
656 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 01:56 ID:hdHQyvQE
ディアボロはこの場所を知っている。
トリッシュを殺し損ねた、サン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会だ。

「行こう……真の幸福を目指してッ!

 ……いや、慎重になるべきだ」

有頂天だったディアボロは冷静になるよう、自らの心を戒める。

さきほどの部屋で……娘、トリッシュの気配を感じた。
この会場のどこかに、確かに「居るッ!」彼女は私を恨んでいるだろう。
恐らくは…な。

デイバッグから名簿を取り出し、やはり忌々しい名前が載っているのを確認する。
J・P・ポルナレフ、ジョルノ・ジョバーナ、ブローノ・ブチャラティ、グイード・ミスタ、レオーネ・アバッキオ、 パンナコッタ・フーゴ、トリッシュ・ウナ、
サーレー、ホルマジオ、プロシュート、ペッシ、ギアッチョ、リゾット・ネェロ、ティッツァーノ、チョコラータ、ディアボロ

思いっきり自分の名前が載っている。
これでは偽名も使えないではないか!

荒木の言っていた支給品を確認してみたが、奇妙な紙の中にピッツァしか入っていなかった。
他にも必要な物はあるようだが、自分はジョルノ達から逃げ切れるのか!?


何はともあれ、ボスの不思議な冒険はこうして幕を上げた。


ディアボロはネアポリスのピッツァを食べた!
ディアボロの満腹度が104に上がった!
657 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 01:57 ID:hdHQyvQE
【E-9 サン・ジョルジョ・マジョーレ島の教会/1日目 深夜】

【ディアボロ(ドッピオ)】
[時間軸]:レクイエムジョルノに殺された後
[状態]:満腹度(104)、ものすごく嬉しいけど不安
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
基本行動方針:とにかく生き残る。
1.ジョルノには絶対殺されたくない。
2.5部のメンバー全員とポルナレフに会いたくない。
3.危険そうならなんとしても逃げる。
4.絶対に無理はしない。
5.普通に死ねるならそれでもいいや。

※満腹度云々はジョークです。
※支給品はネアポリスのピッツァでした。他にはありません。
658 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 01:59 ID:hdHQyvQE
これで投下完了です。
>>623で名前が無かったら忘れてた。
659Classical名無しさん:08/05/28 02:00 ID:ehVGojC.
投下乙
なんというディアボロの大冒険w
だけどやり直しは一回だけなんだよね〜
前回と同じくらい殺害数を稼いでもらいたいです
660 ◆BGBx2CZJts :08/05/28 02:15 ID:nWvC053A
投下乙です。
なにやってんだボスwwwwwwwwある意味死んでないからルール違反にはなってないがwwwwwwww
それと今更ですが、ダニーの参戦時期はジョナサンと遊んでる途中(靴投げてた奴ね)です。
661Classical名無しさん:08/05/28 17:38 ID:G4IzeCuU
投下乙です
しょっぱな3行吹いたwwwwwww

>[時間軸]:レクイエムジョルノに殺された後
とありますが、そうなるとドッピオはいないんじゃないでしょうか
662Classical名無しさん:08/05/28 17:58 ID:nWvC053A
>>661
ARAKI神が死亡直前の時間軸からドッピオの精神を連れてきて、ディアボロの精神に溶接させたとかどうですかね?
663Classical名無しさん:08/05/28 18:11 ID:F8hn.vrI
ディアボロ自身の時間軸とドッピオの時間軸が食い違うと死者蘇生参加禁止ルールに抵触しないか?
664Classical名無しさん:08/05/28 19:51 ID:F6xN1qIo
いっそドッピオなしでもいいと思う。名前欄のカッコ内外すだけでしょ。
665 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:05 ID:UtOPTdVU
お待たせしました。
ロメオ、ブラックモア、ウェザー・リポート 投下します。
666Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:07 ID:UtOPTdVU
勢いを増してきた雨粒を顔に受けながら僕はそこにいた。風もうねりどうやら今夜の天気は荒れる様子だ。道路に寝転んでいるせいだろうか、アスファルトから温かいものがジンワリと服に広がっていくのがわかった。
(つくづくぼくは雨と縁があるのかもしれないね……。こんな雨の下にいるとろくなことが起きない気がしたんだよ…)
ぼんやりとしていたらふと脳裏にあの日の光景が移った。
急ブレーキ、眼鏡、血まみれたフロントガラス。
(そう言えばあの日も雨だったなぁ……、除淪を裏切ってしまった日…。忘れもしない、あの事故の日……。)


◇  ◆  ◇


ポツリポツリと屋根を叩く雨音。風が吹き、雨とともに周りの緑を揺らしている。
J-3の閑静な住宅街の上空は雨雲に覆われ、音一つない世界に雨音というひとつの単調なメロディを刻んでいた。

そこに一人の青年がいた。
彼は「一般的」に言ったら「奇妙」で「稀」な体験を何回もしている男だろう。
ガールフレンドを乗せ、運転中に人をひき殺す。
弁護士に手を回し、自分には罪がかからないようとりはかる。
そのガールフレンドが脱獄してくる。
間違いなく彼は特殊な経験をしたと言えるだろう。だからだろうか、彼は驚くほどこの異常な状況に適応した。近くの民家に飛び込むように入り、バタンと扉を閉めると彼は腰が抜けたようにその場に座り込んだ。
青年の名前はロメオ。姓については必要ないだろう、ここには記さない。ロメオは混乱しながらも今の状況を把握しようと、頭をフル回転させていた。
(いったい何が起こったんだ?!…頭の中が混乱してる…「自動車事故」…「弁護士」…「法外な弁護料」…「事故死」…「徐倫」……「脱獄囚」…「脱獄した徐倫」!「荒木飛呂彦」…「殺し合い」…「女性の悲鳴」!)
目を回しそうなほどに、今まで人生の中で一番速く、パチパチと火花が出そうなほど高速回転した彼の脳が出した結論は“とにかく今この現実を受け入れるしかない”というシンプルな思考だった。
「と、とりあえず武器だ。武器武器武器…」
玄関であるにも関らず、かれはガサゴゾと自分の荷物であるデイバッグをあさり始めた。
なかにあったものは「食料」「飲料水」「懐中電灯」「地図」「鉛筆と紙」「方位磁石」「時計」「名簿」「一枚の紙切れ」。
667Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:08 ID:UtOPTdVU
武器を期待していた彼は絶望した。何の力も持たない自分が丸腰で88人ものサバイバルゲームで勝ちぬけるだろうか?いや、できない。しかし落胆しながらもなにか貴重な情報が書いてあるかもしれないと思い直したロメオはとりあえず紙を手にとってみた。
しげしげとそれを眺め中に書かれてあるであろう文字見ようと紙を広げた瞬間、

銃が出てきた。

「ッ!?」
この超非科学的事実を目の当たりにしたロメオは思わず出てきた銃を放り投げてしまった。その拍子にデイバッグからはらりと一枚の紙が落ちた。
とりあえず銃を拾った彼はしげしげとその銃を眺めた。見た目はただの銃、少し型が古いがごく普通の銃だ。これが紙に入るなどとても思えない。だが、
(殺し合いが起きるんだから、いまさら銃がなんだ!紙から銃ぐらいでてくるよ!)
…強引ながらも納得した。
そしてデイバッグから落ちたもう一枚の紙を、なんだろう、と思った彼にその紙はたったひとつのシンプルな事実を突きつけた。
その紙は参加者名簿。
参加者名簿のなかの一人の名前、空条徐倫。

彼のなかでカチリと歯車の音が響いた。
例えるなら運命の歯車、かれは確かに今ひとつの決断の元に立たされていた。
なにも急かすものはいない、雨音と時計の秒針が彼を待っていた。
刻々と進む秒針、降り続ける雨。

カチリ


◇  ◆  ◇


バン、という音とともに大慌てで、まるで終電を逃したらもう家に帰れなくなるサラリーマンのように、急いで一人の男が家から飛び出してきた。
彼は地図を片手にキョロキョロと周りを見渡し今の現在地を確認していた。
ロメオはひとつの決心をしていたのだ。
“徐倫に会う、会って自分の過去を清算する”。たとえ彼女が自分を許してくれなくたってかまわない。いまさら自分の罪は償えないことぐらいわかっているのだ。
668Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:09 ID:UtOPTdVU
しかしそれでも彼はこの道を選んだ。
何故か?やはりそれは…

荒れる呼吸を整えたロメオにふいに声がかけられたのはその時だった。
「スィませェん、傘をお持ちでしょか?」
この場に似使わないほどの間の抜けた声とその内容に振り返ってみると、なんとも奇妙な男がいた。
レインコートのような黒いマントを着込み、髪の毛が一束まとめられて、これまた不気味な仮面のうえからはみ出ている。
ロメオがとっさに思ったことは“目の前のこいつはなにものだ?”ということより“いつの間に自分の背後に回ったのだろう”ということだ。答えが見つからない疑問を抱きながらもただひとうわかったことがあった。
“こいつはヤバイ奴”ということだけはロメオにもわかったのだ。
震える手で先ほど荷物を確認したときに紙から出てきてデイバッグにしまった銃を掴み、ジリジリと後ろに下がっていく。
「聞こえなったんですか?スィませェんが、傘をお持ちでしょか?」
「あ、あんたは誰なんだ?」
「あぁ、スィませェん…。私の名はブラックモア、第23代アメリカ大統領ファニー・バレンタインの下で働くものです。詳しくはいえませんが、“何でも屋”ってことで重宝していただいてもらってます。
特に1890年に始まったSBRレースではいくつかの任務を行いました。もっとも、最後のものは失敗に終わりましたが…。」

(1890年…?第23代アメリカ大統領ファニー・バレンタイン?いかれてるのか、この状況で…?)
彼の中で警戒が最高潮に達した。どうやらこいつは姿や気配だけでなく、頭までいかれているようだ。
「す、すみません…。傘は持ってません。急ぐことがあるので僕はこれで失礼させて…」
いろんな意味で危険人物だとわかった今、こいつと話している必要も無いし余計な時間を過ごす暇も無い。
適当に話を切り上げて地図の中央部に向かおうと背を向けた瞬間、

口が自分の手首に噛み付いていた。


◇  ◆  ◇


そう、確かに自分は死んだはずだ。ルーシー・スティール、ジャイロ・ツェペリ、ジョニィ・ジョースター。三人を追い詰めてこの身体が朽ちる前に、大統領に遺体を運ぶはずだった。
だが…だが、やつらに倒されてしまった。無様にも、誰一人始末することもかなわず、裏切り者の情報ひとつ残すことなく。
669Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:10 ID:UtOPTdVU
(だからこのゲーム、仮にここが死後の世界であろうと、どこであろうと今度こそ“遺体”を我が物にするッ!
そして世界の中心となる国の大統領、彼に捧げるのだッ!
この身体、全身全霊を尽くしてッ!)

ブラックモアはこの決意の元、市街地を歩き回っていた。そして見つけたのが慌てて扉から飛び出てくるロメオだったというわけだ。
(情報は必要だ…。味方も大切だ…。このゲームをひとりで勝ち抜くことは難しいなど一目でわかる。そう思ってこの男に話しかけたのだが、とんだ期待はずれだ…。)
口は堅いし、スタンドを出して身を守るそぶりも見せない。それどころかデイバッグの中に手をつっ込んでいるところを見ると武器を頼らないと生きていけないほどなのだろう。
利用価値がないと判断したブラックモアは自らのスタンド『キャッチ・ザ・レインボー』を発動、ロメオをしとめることにした。
「うわあああああああああああああああああああああ!!」
だがロメオも簡単には死ぬわけにはいかない。もう片方の手に掴んでいた銃をブラックモアにところかまわず撃ってくる。下手な鉄砲、数撃てば当たるの理論だ。
が、ブラックモアが反撃を予想してないはずもなく、自分の周りの雨粒を固定、ロメオの放った銃弾はブラックモアの左腕を掠めるだけにとどまってしまった。それどころか反射した銃弾はかれの左腹部を打ち抜いた。
玉切れとなった銃をいまだ打ち続けるロメオにブラックモアは一歩一歩近づいていく。ロメオは自分の傷跡を押さえ陸に打ち上げられた鯉かのようにパクパクと口を動かし、その場に倒れこんだ。
ピタリと腕を伸ばせば手が届く位置まで近づき、地面に這い蹲る虫でも見るかのようにブラックモアはロメオを見つめグイッと顔を近づける。
「ここで貴方を殺すのは簡単ですが、チャンスをあげましょう。ひとつ…ごくつまらない質問に答えてください…。この中にあなたの知っている名前はありますか?そいつは“スタンド使い”ですか?」
ロメオの手から銃をもぎ取り、スタンドで「雨粒」を中に込めながらブラックモアは尋ねる。
二人をの間にしばしの静寂が流れる。
風が吹いた。
670Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:11 ID:UtOPTdVU
「…誰が…お前なんかに…」 ガァァアンッ!
銃撃、右肩に咲く赤い花。
「スィません…まだ今少し命だけは完全にとらないでおいてあげました。あなたに“二秒”あげましょう。」
横たわる彼に当たる雨粒。横殴りになりつつなる雨。傷跡から流れ出る血が彼の身体を赤に染めていく。
「……………」
「質問はすごく簡単でたったのひとつだけです。“誰か知り合いはいないですか?”」
口の中に広がる鉄の味。ゴボッと言う咳とともに吐き出される血。刻々と彼の身体から命が、魂が離れていく。
「しゃべりましょうよ…しゃべれば助かりますよ…話してください…」
揺れる思い。しかし脳裏に映る過去の痛み。
(自動車事故のとき、自分はなにを恐れたんだ?徐淪の有罪が決まったとき、自分はなんで罪悪感陥ったんだ?)
目の前の男が持つ拳銃。引き金ひとつで、たった親指ひとつ曲げるだけで自分は死ぬ。
(徐淪の名前を見つけたとき、自分はなにをしようとしたんだ?今、僕はどうすればいいんだ?…まだ僕は……徐淪のことを“愛している”のかッ?!)


つむぎだされる言葉。それが彼の答えだった。
「このゲームで勝ち残るなんて期待してなかったさ。僕は臆病者だからね。守りたかっただけなんだ………。今度こそ徐淪を…………。」

ダンッ!


◇   ◆   ◇
671Classical名無しさん:08/05/28 21:16 ID:ymWP.2o.
しえん
672Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:16 ID:UtOPTdVU
一人の男がいた。
一人の女のため、自分の過去を、後悔を繰り返さないために生きた男が。
一人の男がいた。
一人の男のため、自分の全身全霊を賭けて、そしてこれからも賭ける男が。

男は歩みを止めない。デイバッグをふたつ抱え、雨のなかを男は傘もささずに歩み去って行った…………。



【J-3 住宅街北部/1日目 深夜】
【ブラックモア】
[時間軸]:原作死亡直後
[状態]:左腕にかすり傷
[装備]: 一八七四年製コルト
[道具]:支給品一式×2(デイバッグ二つ)予備弾薬(12/18)不明支給品1〜3(本人は確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:優勝する。
1.なんとしてでも優勝する。そのためには情報と味方が必要。
2.遺体を捜す。
3.名簿にある“ツッペリ”“ジョースター”“ヴァレンタイン”の名前に注目。
4.傘が欲しい…。

※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。“ツッペリ”“ジョースター”“ヴァレンタイン”の名前に警戒と疑問を抱いてます。
※ロメオの支給品は一八七四年製コルトと予備弾薬でした。他にはありません。
※ブラックモアがほかの七部の参加者をどのぐらい知っているかは不明です。
※ブラックモアがどこに向かっているかは次の書き手さんにお任せします。
※このゲームで勝ち抜くには味方と情報が必要と思ってます。


◇  ◆  ◇
673Classical名無しさん:08/05/28 21:17 ID:ymWP.2o.
支援
674Classical名無しさん:08/05/28 21:17 ID:621jPuqs
支援をするんだよー!
675Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:22 ID:UtOPTdVU


風に乗って音が聞こえたと思ったら…なるほどな……。ここで戦闘があったってわけか。
相手はスタンド使いか?しかし傷は三ヶ所、それも全て銃弾。左脇腹、右肩、頭蓋骨……。争った様子は見られないな…。服がほとんど乱れてない。先手必勝で狙撃されたのか?
とにかくこいつを殺したヤツがここらをまだうろついてるわけだ……。
「君がどういう人物だったかは知らない…。しかし…」チラリと目を右手に向ける。犯人の衣服だろうか?黒い糸を数本掴んでいる。
「君の執念は確かに伝わった…。」
悔しげにあけられていた瞳をゆっくりと閉じてやる。深く握り締められていた右手をこじ開けて糸を預かる。そうしてやると男が微笑んだ気がした。
必ず君を殺したやつを見つけよう…。たとえそれがどんなやつであろうと見つけて、そして敵をとってやるよ…。
「墓は作ってやらないぞ…。そいつが逃げ切ってしまうからな…。」
ウェザー・リポートは歩き出した。その背中にひとつの約束を背負って…。

君のために涙を流そう。例え君を思う人が気づかなかろうが。
人が泣くには君を知らなすぎようが。かわりに天は泣くだろう。この雨の下、逝ってしまった君を想って……。

676Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:23 ID:UtOPTdVU


【J-3 住宅街中央部/1日目 深夜】
【ウェザー・リポート】
[時間軸]: 12巻、脱獄直後
[状態]:健康
[装備]: なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜3(本人は確認済み) 黒い糸数本
[思考・状況]
基本行動方針: とりあえず殺し合いには乗らない。
1.とりあえずこの男を殺したやつを探す。相手次第で始末する。
2.仲間と合流する。
3.襲ってきた相手には容赦なく反撃する。
4.エンリコ・プッチ、ラング・ラングラーの二名に警戒
5.ラング・ラングラーは再起不能のはずだが…?

※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。
※黒い糸はブラックモアの服からちぎりとったものです。
※この雨が偶然なのか、ウェザー・リポートの能力かどうかは不明です。
※J-3の住宅街中央部にロメオの死体が放置されています。
※ウェザー・リポートがどこに向かっているかは次の書き手さんにお任せします。



【ロメオ死亡】
【残り86人】
677Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:26 ID:UtOPTdVU
投下完了です。
誤字、脱字、矛盾点、修正点があったらご指摘お願いします。

途中の雨粒を弾丸に込めるシーンが少し微妙ですが、いきおいでやってしまいました。
激流に身を任せすぎました…。

だって、あそこでデイバッグあさって弾薬探すのダサいもん…。
678Classical名無しさん:08/05/28 21:35 ID:ehVGojC.
投下乙
ロメオやっぱり死亡かw
ブラックモアとウェザー、天候を操る者同士の対決はあるのか
679Classical名無しさん:08/05/28 21:37 ID:nWvC053A
投下乙です。
お、俺のロッチューがあああああああああああああああ
死んだああああああああああああああ
でもかっけeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
徐倫が一部徐淪になってるのと状態表のツェペリがツッペリになっているので報告致しました。
あとブラックモアの参戦時期なんですが・・・・・少し上のボスのSSの下を見るとわかりますが死亡後からの参戦は禁止なんですよ。
死亡直前、鉄球が当たる直前、鉄球が当たった瞬間、等にした方がいいですよ。
680Classical名無しさん:08/05/28 21:38 ID:621jPuqs
ブラックモアは晴れだと無力だから
ウェザーとの相性は最悪だよね
681Classical名無しさん:08/05/28 21:44 ID:az.iAlKI
夜はフーゴの時間
ウイルス消えない
682Classical名無しさん:08/05/28 21:45 ID:ZoVe3csk
街灯ぐらいでも消えちゃうウィルスだからな
路地裏とかじゃないと
683Shape of my heart ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:46 ID:UtOPTdVU
>>679
アッー!!
すみません、気づきませんでした…。

修正についてなんですが修正したものは一時投下スレにあげたほうがいいんでしょうか?
wikiに収録されたときに修正するって手もあると思うですが…
特に自分の場合はほんと、すこしだけなんでそこんとこはっきりしてないんですけれど…

あ、あと次の予約とったらまずいですか?
修正した後に予約したほうがいいですかね?
684Classical名無しさん:08/05/28 21:51 ID:nWvC053A
誤字はwikiで直せばいい範疇ですし、状態表だけ一時投下に落とした方がいいと思います。
尚した後に予約でしょうかね?
685 ◆Y0KPA0n3C. :08/05/28 21:55 ID:UtOPTdVU
助言ありがとうございました。
時間軸を

原作死亡後→ジャイロの鉄球が当たって吹っ飛んだ瞬間
に修正します。一時投下スレにあげておきました。

それではこっちでも、念のため 空条承太郎 予約します。

686Classical名無しさん:08/05/28 22:54 ID:j0q/LFI6
あーん!ロッチューが死んだ!
お前は漢だったよ……


そういや天気はエリアごとに変わるのだろうか?
687Classical名無しさん:08/05/28 23:07 ID:lqOqukN6
>>685
乙です
承太郎期待!

ところで、いま書き途中なんですが、
まだバトルしていない(=スタンド使っていない)キャラの能力制限を備考欄に書いちゃ駄目ですかね?
厳密に、ではなく大雑把なものですが…
それとも一時投下スレに一回投下した方がいいでしょうか…(内容自体には関係ないです)
688 ◆iWsXXvK.9U :08/05/28 23:19 ID:s9ooMhA6
修正ver投下しときました。
あと、原作読んでて思ったんですが、
ンドゥールの聴力とか色々、ちょっと規制したほうがいいような…
だって、4km先の音を聞きわけられて、
射程距離も同じぐらいあるなら、
こいつ別に待機しないでも、適当に狙撃してればよくね?と…
自虐的になってしまいましたが、皆さんどうでしょうか…
とりあえず原作20巻見て、判断お願いします。
689Classical名無しさん:08/05/28 23:28 ID:9wkUDPcE
4kmっていうのは他に人っ子一人いない砂漠だからできる事であって
狭いエリア内に大量の人間がうろつき雑音が響きまくる状況では
聞き取れる範囲もだいぶ狭まるだろう・・・くらいの書き手の自己判断でいいんじゃね?
690 ◆7d53oKGJP2 :08/05/28 23:35 ID:hdHQyvQE
>ディアボロ自身の時間軸とドッピオの時間軸が食い違う
あ!ホントだ! 某アレでボスが普通にドッピオ呼んでたからボケてました。すみません。
問題の一行と名前の修正だけですが、仮投下スレに置いておきます。
691 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 00:02 ID:DO8qvaDw
一応こちらでも報告おば、容赦しない人、ストレイツォ予約します。
相も変わらず短編になりそうですが、精一杯書かせて頂きますのでよろしくお願いします。
692 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 00:27 ID:EyWohRro
もうすぐ書きあがります。
が、推敲に時間がかかりそうなので上げるのはもう少し後になりますね〜
693Classical名無しさん:08/05/29 00:49 ID:9ODyQGHM
ダービー好きなので楽しみにしています!
時間差支援
694地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/29 01:02 ID:ViqkKOxo
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index3.html
◆BRxsUzTn5A氏の【パンナコッタ・フーゴ】
◆BGBx2CZJts氏の【ジョナサン・ジョースター】
◆iWsXXvK.9U氏の【ンドゥール】
◆7d53oKGJP2氏の【ディアボロ(ドッピオ)】
◆Y0KPA0n3C.氏の【ブラックモア】【ウェザー・リポート】
以上を追加しました

エリナとジョナサンがすごく近くですね
再会できるといいなあ


ひとつ提案をしたいのですが
生き物がいない、ライフラインも通ってないのがロワのルールではあるんですが
別の部から持ってきた建物や土地だけは電気、ガス、水道等が使える、というのはどうでしょうか
ここは電気が通ってる、ここは通って無いってのは最初に書く書き手さんにお任せで
でないと超特急走りませんもん
695Classical名無しさん:08/05/29 01:07 ID:2d5.iEVo
>生き物がいない、ライフラインも通ってない
そんなんありましたっけ?
音石オワタ\(^o^)/
696 ◆deggScNisI :08/05/29 03:05 ID:gCEhYcFI
マイク・O、ラング・ラングラー 投下します
697ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:06 ID:gCEhYcFI
浅黒い肌に目元には白い刺青。羽織ったコートと色だけは合ったサボテンのようなズボン。
なかなか表現しがたい容姿の男。彼の名前はマイク・O。
だが名前や見た目などどーでもいい。彼は今驚愕し、そして焦っていた。
それは何も突然殺し合いに参加させられた事やアラキヒロヒコの事とかではない。
死んだはずのサンドマンやブラックモア、リンゴォの名前が名簿にあるとかそんなチャチな事ではない。
何より重要で、何よりヤバイ事なのは…

「何故貴女の名前があるです!スカーレット・ヴァレンタイン大統領夫人ッ!」

(落ち着け、イカレた世界だがまずは落ち着けって世界だ…
 そう、確か大統領の警備していた『バブル犬』が破裂して、急いで駆けつけていた途中でここに連れて来られて…
 気が付いたらこのあのアラキとか言う男…あ、いやここら辺は省略しようって世界だ。
 重要な事はそうではない…死んだはずの奴らが生きていよーが死んでいよーが、そんなのはどうでもいい世界ってやつだ…)

そう、重要な事はそんなことではない。大統領護衛警備のマイク・Oにとって最も重要な事は…

「大統領夫人。貴女は必ずこのマイク・Oが御守りします…」

大統領夫人は立場上狙われやすい。そんな人が殺し合いオッケーな世界にポンと放り出されれば…
放っておけばすぐにでも、消される。

(させはしない…そんなことなど、この私がさせはしない!)

支給品の確認もろくにせずマイク・Oは動き出す。そのためにはまず…

(ここから脱出しなければな)

マイク・Oは個室トイレの中にいた。何故かご丁寧に鍵まで掛かって。

          *   *   *
698ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:07 ID:gCEhYcFI
(なんだかえらくイカれたな所だな…)

ビルの屋上に男はいた。目元まで覆われた帽子にゴーグル。そして異様な手足。
男、ラング・ラングラーは考える。何故この場に連れて来られたのか。

(えーっと、アラキ…ヒロヒコだっけか?あいつは確か殺し合いがどーたらって言ってたな…
 まさか俺だけスタンド使いって事はねーだろうし…どうしたもんかな)

名簿を改めて確認して、悩む。
エンリコ・プッチ、自分に素晴らしいスタンドをくれた恩人。
空条徐倫、自分が倒すべき相手。
だがこの状況はプッチが仕組んだ物とは考えづらい。プッチが仕組むならわざわざ表に出てくる意味がわからない。非合理だ。

(ほんとーに殺し合いって言うなら…プッチ神父は敵に回したくねーよなぁ。
 なんだかんだであのDISCの能力は凶悪すぎる。負ける気はしねーけどよー…万が一ってのがあるぜ)

放り出された場所から特に動く事もなく、ラングラーは今後を決められず悩んでいたのだが…
地上を誰かが歩く姿を見つけ、心を切り替える。

(知らねー奴だな。幸いアイツは歩道。好都合だ…まぁ、歩道を歩いていた事を不運に思ってくれや)

歩道を歩く男を少しカワイソーに思いつつ、ラングラーは唾を垂らし、落とした。

          *   *   *
699ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:08 ID:gCEhYcFI
謎の小部屋(トイレ)からの脱出に不覚にも5分ほど手間をかけ、マイク・Oは外へと抜け出していた。

「さて…大統領夫人をどう探すって世界だが…」

歩道を歩きながら今後を考えていたマイク・Oの目にありえない建物が飛び込んだ。

「…コロッセオ…ローマ…それにしては、チグハグだな」

異様な光景に呆然とするマイク・Oの肩にピチョン、と何かがついたのだが気づく事はなかった。
気を取り直し再び歩みを進めているのをビルの上から誰かが眺めていた…

          *   *   *

違和感に気づいたのは歩き始めてからどれほどしてからだろうか。
デイパックが『浮かんだ』のだ。
この現象にマイク・Oも驚く。だが中に何か変な物が入ってはいないはず。
とすれば、これは――

(どうやら、気づかぬ間に攻撃を受けていたようだな…)

辺りを見回すとビルの屋上から屋上へ、まるで劇画のキャラクターのように身軽に移動する男が見えた。

(恐らくはあいつがこの攻撃の正体か?しかし物をプカプカさせるだけというは、なんとも不気味だな…)

ともあれ敵なら容赦はしない。自分には大統領夫人を護るという使命があるのだから。その使命を邪魔するのなら…
周りを見渡し、都合が良さそうなシャッターを見つける。どうやらブリキ製のようで、とても都合が『良い』

「ぷぅ〜〜〜〜っ!」

とりあえず3枚。マイク・Oは息を吹き込んだ。

          *   *   *
700ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:09 ID:gCEhYcFI
なるべく離れすぎないように、注意して『追跡』してたつもりなのだが…

「ばれちまってるみてぇだな…」

ビルの屋上からラングラーは愚痴る。ちょっと顔を出してみると地上の『獲物』はこちらを睨み続けている。
追跡をしたのは単純に自分自身の射程距離から逃さないためだ。距離が離れすぎるとせっかくの自分のつばの効果がなくなる。
しかし…言い方を変えればあの黒人は既に『始末』できているようなものなので…
ラングラーはこれ以上は近づかず、かといって離れもせず、屋上でノンビリしていた。

「まっ、そうやって睨みつけてなよ…そうやってる間にもどんどん無重力は進行するんだか…ら?」

ふと空を見上げると異様な鳥が3羽『浮かんで』いた。羽ばたきもせず、その姿はまるでバルーンアートのような…
もしかしたらあの黒人の攻撃なのかもしれない、だが。

「物プカプカさせるだけなんてくだらねー能力だな」

そうラングラーが笑った時だ。まるでその笑い声に反応したかのごとく鳥が1羽破裂し、シャッターがギロチンのごとくラングラーへと落ちてきたのだ!

701ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:11 ID:gCEhYcFI
「なっ!?」

咄嗟に転がりギロチンを避ける。屋上へと突き刺さったシャッターを見て相手を見くびっていた事に気づく。

「チッ、『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』!!」

スタンドを発現し両手首から金属片を発射し、残りの2羽の鳥を破裂させる。破裂し、バラバラになったシャッターの破片が辺りに散らばった。
改めて黒人を見ると次々と先ほどと同じ鳥を生成し、こちらへと向かわせてきていた!

「もうちょっとのはずなんだ…何もすんじゃねー!『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』!!」

生成されたばかりの鳥達へと金属片を発射し、破裂させる。鳥だけではない、黒人も狙いのうちだ。
何発か脚に命中したようで、黒人は脚を引き摺りながらラングラーがいるビルと丁度向かいあったビルの中へと逃げ込んだ。

「なるほど…そうやってビルの中に入って俺の『射撃』から逃れる、だが俺を逃がす事も決してしない」

相手の行動から思考パターンを探る。そして、ラングラーはニヤリと笑う。

「けれどオレとしてはその行動は物凄く好都合だぜっ!そろそろ息苦しくなってくるころだ!」

双眼鏡等がないので細かい状況までは把握できないが、それでもわかる。
向かいのビルの中で様々な物がぷかぷかと浮かぶ様子が。

          *   *   *
702 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:19 ID:DO8qvaDw
このSSを支援したいんですが構いませんねっ!
703ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:20 ID:gCEhYcFI
(『バブル鳥』のシャッターのギロチン。あれでケリがつくと思っていたが…)

1羽めのギロチンを回避され、追撃の2羽3羽のギロチンを行なおうとした所で破裂させられたのを感じた。

(何か…拳銃のようなものを持っているようだな)

手に届く範囲のシャッター全てを『バブル鳥』に変え、再び屋上の男へと仕向ける。
『バブル鳥』を一気に生成したせいだろうか、心なしか呼吸がしづらい。
追撃の『バブル鳥』は屋上の男へと近づくことさえ許されず、空中で破裂した。
それだけではない、流れ弾がいくつかマイク・Oの脚に着弾した!

「っ!思っていたよりも正確な銃撃…まずいか」

とりあえずビルの中に身を隠し銃撃から逃れる必要がある。マイク・Oは素早くビルの中へと逃げ込んだ。
ビルの中で呼吸を整えようとするが、整えようとすればするほど苦しくなる。

(水でも飲んで落ち着こう…)
704ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:20 ID:gCEhYcFI
バックの中に水があったことを思い出し、バックのジッパーを開けた所中身がすべてぷかぷかと浮かんだ。

「ど、どうなってるんだ!?」

名簿や水の入ったペットボトルに食料、折り曲げられた紙。全てがぷかぷかと浮かんでいた。
マイク・O自身も気が付けばぷかぷかと浮かんでおり、どこが床でどこが天井かわけがわからなくなっていた。
ぷかぷかと浮かぶ姿は自分のスタンド『チューベラー・ベルズ』を彷彿とさせる…

「血が…止まらないっ!」

銃撃された左足から血が噴出すように流れていく。確かに深い傷ではあるが、これは異常だ。
この状況を作り込むことがあのビルの屋上にいた男の狙いだったのだ!相手をせずにすぐさま逃げるべきだったのだ!
あと1分もしないうちに完全な真空状態となり、マイク・Oは沸騰するだろう。
マイク・Oは自分の意識が朦朧としていくのを感じた…

(大統領夫人…申し訳…ありません…)

          *   *   *
705ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:21 ID:gCEhYcFI
「ははっ!慌ててやがる!」

チラチラとしか見えないが、それでも黒人がぷかぷかと浮かぶ自分に慌てふためく様子が見て取れる。
そして出血もダラダラと流れるものから噴出すようになり黒人の始末もそろそろ完了しそうな事が見て取れた。

「ま、あんな鳥ぷかぷか浮かばせるようなスタンドじゃぁオレには勝てねーよ。
 勝ちたいんなら空気とか操れる奴でもいねーと無理なんじゃねーか?お前にはもう無理な話だがなぁーっ!」

ラングラーは向かいのビルの中で死んでいくマイク・Oをあざ笑う。
そう、無敵なのだ!『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』は相手を無重力へと誘うスタンド。
時間をかければ真空状態にもできるし、そもそも屋外で無重力状態の相手を空へと打ち上げればそれで御終いなのだ。
自分の『つば』をかけなければいけないという条件の難しさはあるが。それでも尚、このスタンドの魅力は衰える事はない!
仮に倒す手段があるとすれば…空気を操るスタンド。『ストレイ・キャッツ』や『ウェザー・リポート』等ならまともに張り合えるか。
あるいは真空でも平気な者。しかしそんな奴はもはや人間ではない。
最強となると言いすぎとなるだろうが、それでも間違いなく強力な部類のスタンドだろう。
そしてそんなスタンド使いを倒すとなればそれこそ不意打ちや暗殺しか手段がないが…

「はっ!オレの顔を見た奴全員『つば』吹っかけてやんぜー!それこそ徐倫だろーとプッチだろうとなー!」

この殺し合い初めての獲物を仕留めたラングラーはハイとなり、ついには大きな笑い声まで出してしまう。
こんな状況でそんな目立つ行動をとる事がどれだけ危険か、ラングラー自身わかってはいたが、自信が彼を強くした!
706 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:24 ID:DO8qvaDw
   ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  こいつのSSを支援したいんですが
       
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}
707ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:25 ID:gCEhYcFI


――唐突だが…誰だったろうか、『相手が勝ち誇ったとき、既にそいつは敗北している』という言葉の発言主は――


「ウゥ〜〜ッ」
「な、何だ!?」

屋上に突如鳴り響く唸り声。それも一つではない。
二つ、三つ…全部で六つはあるだろうか。

「ど、どこにいやがる!姿を現しやがれ!ぶっ殺すぞ!」

スタンドを発現させ屋上をキョロキョロと見回す。だが、いない。
正確には『いる』のだが、ラングラーには見えていなかった。ほんの少し、視線を上に向ければもしかしたら見つけられたのかもしれないが…

パン!
パン!

パン!
パン!

銃声等よりも軽い、まるで風船が破裂したような音が四つほど鳴った。
ネジや金属片、どれも小さく、だが鋭利なそれらは全て正確にラングラーの首に着弾し…

わけがわからないまま…ラングラーは首を押さえながら、死んだ――

          *   *   *
708ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:28 ID:gCEhYcFI
(…どうやら上手くいった世界って感じだな…)

自らのスタンドが破裂させられたのを肌に感じ、
そして床に叩きつけられた事でマイク・Oは自分の作戦が上手くいった事を確信した。

マイク・Oが取った作戦とはっ!

ビルの屋上の敵に打ち込まれた弾丸。これがただの金属片、それも充分凶器となりえるネジ等が含まれていたのは幸いだった。
そして着弾した弾数の多さ。これも幸いした。全部で『7つ』、マイク・Oの左足に埋まりこんでいた。
それら全てを『チューブラー・ベルズ』で膨らまし、『6つ』だけ『バブル犬』にする。
そして1つだけのただの風船は軸とし、6つの『バブル犬』を軸の風船に括りつけた。
そして向かいのビルの屋上へと狙いを定め軸の風船に穴を開ける!
そう、まさにジェット風船のように軸の風船は向かいのビルの屋上を目指し、6つの『バブル犬』を屋上の男の近くへと輸送したのだ!

そして輸送が終われば今度は攻撃なのだが、無重力化の為『バブル犬』たちもぷかぷかと浮かんでおり
素早く動かすことはできず、せいぜい泳がせるしかできない。
そこで死力を振り絞り『バブル犬』を3匹2チームへと分ける。2匹は弾丸、そして1匹は『射手』。この2チーム。
この金属片には屋上の男の臭いがついており、その臭いを記憶している『バブル犬』は例え無重力化であろうと屋上の男を逃しはしない。
後は射手の『バブル犬』が弾丸要員の『バブル犬』を破裂させ、屋上の男へと奇襲の一撃!というわけだ。
709ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:30 ID:gCEhYcFI

しかし賭けではあった。
『バブル犬』がそもそもこの無重力化でまともに動かせるか?
屋上の男に逃げられないほどの勢いを果たして弾丸要員の『バブル犬』は出せるのか?
そもそもこの攻撃で仕留められるか?金属片の予備は無く、まさに一発勝負の賭けだった。
だが、様々幸運も味方し、マイク・Oはその賭けに勝ったのだッ!!

マイク・Oとラングラーの勝負を分けたのは何だったのだろうか、それはマイク・O自身にも分からなかった。
やはり幸運か、はたまた志の違いなのだろうか…

(大統領夫人…必ず、御守りいたします…ですから、少しだけ…)

マイク・Oはそのままビルの内部で眠りについた――
710 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:30 ID:DO8qvaDw
これは支援だ、過去に打ち勝てと言う、支援と俺は受け取った。
711 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:36 ID:DO8qvaDw
しえん
712ぷかぷか ◆deggScNisI :08/05/29 03:38 ID:gCEhYcFI
【F-4 南部ビル内部/1日目 深夜】
【マイク・O】
[時間軸]: 13巻、大統領の寝室に向かう途中
[状態]:睡眠中。左足に銃撃による傷が複数。全身に疲労。
[装備]: なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜3(未確認)
[思考・状況]
基本行動方針:大統領夫人(スカーレット・ヴァレンタイン)を護る。
1.大統領夫人を命を賭けてでも護る。
2.自分の身は護るが自分から襲ったりはしない(下手な逆恨みで大統領夫人を危険に晒さない為)
3.襲ってきた相手には容赦なく反撃する。
4.大統領夫人を襲ったりしないのなら別に誰かに協力するのもやむを得ない。
5.できるだけ大統領夫人と共に脱出したいが無理そうなら大統領夫人を優勝させる為最後の二人になったら自決する覚悟。
6.どういうわけか死人ばかりだが気にしない。大統領夫人を襲うつもりなら元同僚でも容赦しない。

※名簿はチェック済みです。一通り目を通しました。
※F-4のどこかのビル屋上にラング・ラングラーの死体が放置されています。

【ラング・ラングラー死亡】
【残り85人】
713 ◆deggScNisI :08/05/29 03:40 ID:gCEhYcFI
なんとかギリギリ…◆BGBx2CZJts氏の支援もあって…貼り終えたよ…
誤字脱字、矛盾点、ご指摘…よろし…

どうして『規制』なんてかけるのよぉ〜〜っ!
714 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:40 ID:DO8qvaDw
お〜つ〜で〜す〜。
マイク・Oがかっこいいとはどういう事だっ!!かっこよすぎるぜ!!
そしてラングラアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!お前がもっとツバを吐く姿を見たかったよ・・・・・
715 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 03:42 ID:DO8qvaDw
頑張った!!あなたは頑張ったっ!!
ただ時間帯が悪かっただけDすっ!!
深夜っすからね、寝る前に覗いといて良かった・・・・・
716Classical名無しさん:08/05/29 06:57 ID:zvziX/Qw
投下乙。ズガンではないキャラの死亡も多少必要だと思ってた頃合いのSS、良いと思う、GJ。

>>694,695
超特急を走らせないと早人&エンポリオのSSが成立しないしな
それは“電気なし”ルールにして◆7d53oKGJP2氏に修正してもらうか
それとも“杜王町以外電気あり”にして他のパロロワと差をつけるか、だな
今まで電気なしにが当然だと思っていたから少々複雑な気分ではあるが。
音石は電線移動だけなら大丈夫なんじゃないか?
717Classical名無しさん:08/05/29 09:09 ID:biXI0xTs
マイク・Oかっこえええええ!
マイク・Oが倒れた後ラングラーが調子こいた時「マイク・O死ぬな!こいつを殺せぇぇぇ!」と思ったのは俺だけじゃないはずだw
ていうか両方とも相手のスタンドを「物浮かすだけのスタンド」っつってたのに吹いたw
似た者同士の対決とか見るとまさにジョジョキャラの祭典って感じがするなぁ……



電車は電車内で自家発電してるとか……
電気ないのに列車走らせてる他ロワはどうしてるんだっけ?
718Classical名無しさん:08/05/29 10:26 ID:9ODyQGHM
乙ですー
ハラハラしながら読みましたよ

矛盾というか、
支給品未確認なのにバッグが浮いた時に「中に変なものは入っていない」と判断するのが引っ掛かりました。
719 ◆deggScNisI :08/05/29 10:52 ID:gCEhYcFI
>>718
ろくに中身確認してないはずなのに確かにおかしいですね…>>697のとこちょこっと修正したの一時投下スレにあげておきます。
マイク・Oは確認『していた』。ただ紙を開いていないだけっ。それが真実…!
720 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 12:26 ID:HWbNpaA.
あたしはSSを持って参りましたの
投下してもよろしいかしら? ムホ
721Classical名無しさん:08/05/29 12:54 ID:Ibkrh.J.
wktkする
722 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 13:02 ID:DO8qvaDw
支援の覚悟はできているっ
723Classical名無しさん:08/05/29 13:10 ID:gCEhYcFI
『支援する』と思った時には、その時既に行動は終了している!
724一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:17 ID:HWbNpaA.
まただ。
また自分がいる場所が変わっている。
花京院は重苦しい悪夢から目が覚めたような気分でいた。そう、夢から覚めたような――これは現実なのだ。
花京院は自分の顔をまさぐった。思い出すだけでも、ぞっとする。若い女の悲鳴と、彼女の母親の血の臭い。
そして、水のスタンドが、文字通り目前に迫ってきた瞬間のことを。
「ある意味、助かったと言うわけか…」
その代わり、殺し合いのゲームに連れて来られてしまった訳だが――。

辺りを見回すと、自分が気味の悪い街中にいるらしいことが分かった。物陰から今にも何かが飛び出してきそうだ。肌寒さすら感じる。
一刻も早くここから立ち去ろうとして、ふとあの男の"名簿"という言葉が頭に浮かんだ。
現状を把握するためにも、デイバッグを開ける。

* * *
725一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:17 ID:HWbNpaA.
なるほど、名簿には名前がずらずら並んでいる。ざっと数えて80人以上はいるだろう。
自分の名前のほかに、ジョセフやアヴドゥル、ポルナレフ。会って間もないイギーの名前まであった。
両親の名前が無かったことに安堵したが、花京院は2つの違和感に捕らわれた。
1つは、死んだはずのエンヤ婆とJ・ガイルの名前があること。
そして――承太郎の名前が妙な位置に書いてあること。
花京院は自分の名前にそっと触れ、その指をずっと下方にある"空条徐倫"の名に滑らせる。
そして、名簿中央付近の日本人の名がいくつか並んでいる部分をなぞった。
そこに、なぜか承太郎の名前がある。

自分の名前の付近に知っている名がある。他の人間は知らない。
つまり、これは関連性がある人間の名が並んでいるということだろうか?
血縁であるジョセフと承太郎は離れて暮らしていたし、他の仲間はそれまで承太郎と会って間もない。
そして、この名簿の中でも数少ない日本人だが、自分は転校してきたばかりだ。
承太郎の名が自分やジョセフと離れた日本人の名の中ににあるのは、承太郎がこの"東方仗助"らと何らかの関係があるからかもしれない。例えば高校の学友だとか、近所の人間だとか…。
しかし、だとすると、このジョースターの姓を持つ人間や、空条徐倫という名は…?

* * *
726一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:19 ID:HWbNpaA.
考えながら姿勢を崩したとき、デイバッグからチャプンという音が聞こえた。
思わず身を引くのと同時に、自分の喉がひどく渇いていることに気が付いた。
飲料水を取り出そうとしたが、「いや、待てよ…」と手を止めた。
「ひょっとしたら、毒が入っているかもしれないな…」
あの荒木という男は、"殺し合い"のゲームだと言った。しかし、自ら女性に手を下したり、爆発する首輪を強要している。
奴はただ、"殺し合う姿"よりも、"死ぬ姿"を楽しんでいるのかもしれない。
だとしたら、荒木が参加者を殺すための罠を仕掛けている可能性は、十分に考えられる。

慎重に荷物を確かめると、紙が入っているのに気が付いた。
何かの資料かと思い、そっと開くと、何の変哲もない布きれが入っていた。
怪我をした際の止血に使えるかもしれないと考えたが、これにも毒が塗られていないとは言い切れない。
とりあえず、今は必要ないので仕舞っておこう。

地図を見、現在地を確認する。名前と雰囲気から判断するに、"食屍鬼街"だろう。
とりあえずここを抜けるとしよう。途中で他の参加者に会えるかもしれない。
ジョースターさん達や、ゲームに参加しない人間なら良いが、もし襲ってくるような人間に遭ったらその時は…。

* * *
727一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:20 ID:HWbNpaA.
「あれは花京院じゃないのさ…。目を怪我して入院したって聞いたけど…?」
歩き出した花京院を、目を細くして物陰から見ている人物がいた。

「まったく、どうなっているんだか…。あのビチグソどもを追い詰めたと思ったら、自分が追い詰められていた。そして――」
タバコを咥えなおし、マライヤは髪を掻き上げた。
「運の良さを、せいぜい喜ぶことね」
自分に対してと花京院に対して皮肉を言い、不満そうに周囲を見渡す。
ここには古臭い木造の街並みが並んでいるだけで、鉄製の物はあまり見当たらない。

マライヤは地図を広げ、口の端を歪める。
「見れば見る程ふざけた地図だこと…」
とにかく、武器になる鉄製の物が必要だ。自分のスタンドが、直接攻撃や防御に優れていないことくらい分かっている。
丸腰状態の今、襲われたら一溜まりもない。
磁力を利用しようにも、目立っては罠を張れない。広い場所で、且つ隠れられる場所となると…。
"繁華街"の文字に目が止まる。ここなら、鉄で出来た、持ち運べる日用品も数多くあるだろう。

マライヤは喉を鳴らして笑った。もし誰かが側にいたら、猫がいるのかと思ったかもしれない。
728一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:21 ID:HWbNpaA.
【G-6 食屍鬼街(オウガーストリート)/1日目 深夜】
【花京院典明】
[時間軸]:ゲブ神に目を切られる直前(目、顔に傷なし。恐怖を乗り越えていない)
[状態]:とても喉が渇いている。周囲を警戒。慎重になりすぎて、疑り深くなっている。
[装備]:なし
[道具]:ジョナサンのハンカチ(ジョナサンの名前入り)、支給品一式。
(※残りのランダム支給品は、有るのか無いのかさえ気付いていません。あるとしたら1つだけのようです)
[思考・状況]
1.早くこの薄気味悪い街から出たい。
2.仲間と合流しなければ…
3.安心して飲める水が欲しい。

※水のスタンド(=ゲブ神)の本体がンドゥールだとは知りません(顔も知りません)
※マライアには気付いていませんが、周囲に誰かがいる可能性は考えています
※支給品を確認しましたが、ジョナサンの名前、残りのランダム支給品の有無には気付いていません。
水や食料、肌に直接触れるものを警戒しています。
※4部のキャラ全員(トニオさん含む)を承太郎の知り合いではないかと推測しました。
現在は名簿の並び順、死人が参加していることは頭から離れています。
※現在移動中です。(どこに移動しているかは不明)
729一髪の幸運と不安 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:23 ID:HWbNpaA.
【G-6 食屍鬼街(オウガーストリート)/1日目 深夜】
【マライヤ】
[時間軸]:ジョセフとアヴドゥルに押し潰される直前
[状態]:気配を極力消している。自分が不利である現状に、少々の苛立ちを感じている。
[装備]:リサリサのタバコ(咥えているだけで、火は点いていません)。
※ポケットの武器は没収されたようです。
[道具]:リサリサのタバコ、支給品一式。(残りランダム支給品0〜2)
[思考・状況]
1.死にたくないので、一人でも多くの参加者を陥れたい。(特にジョセフとアヴドゥルには、たっぷり"お礼"をしたい)
2.そのために、ここよりかは鉄が多いであろう繁華街で罠を張る。
3.ガチで戦っても勝てないので、なるべく他のスタンド使いに見つかりたくない。
4.ステキな男がいたら協力してあげなくもないかな…なんて思ったりして。ウフフフ。

※マライヤはゲームに乗りました。ステキな男が現れても、協力する気はあまりありません。
※ジョースター一行、九栄神の顔と名前は知っています。(他のキャラは知っているのかどうかは不明)
※支給品の中身を確認しました。
※現在【E-5 繁華街】に向かっています。マライヤは繁華街を1989年のものだと思っています(1930年代のものだとは夢にも思っていません)
※ マライヤは、まだ下記の制限に気付いていません。
◎バステト女神は磁力のスタンドです。
磁力の強さは、経過時間に比例し、標的と本体との距離に反比例します(これは原作のまま)。
◎ バステト女神の磁力は本来(原作)よりも強くなるためには、やや時間が掛かります。
(あくまで「やや」です。短時間でで磁力が強くなったアヴドルより、コンセントに触れて一晩経ってから
徐々に磁力が強くなったジョセフに合わせる程度に考えてください)
◎ マライアの首輪にバステト女神の制限が掛けられているので、有効範囲は"1エリア以内(マライヤがいる場所と同エリア内)"です。
磁力を帯びた相手が隣のエリアへ移ってしまえば磁力は消えます。
730 ◆4TVCWBLT0c :08/05/29 13:24 ID:HWbNpaA.
ちょいと長くなりましたが以上です
支援してくださった皆さん感謝!

問題があったら指摘してください
731 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 13:33 ID:DO8qvaDw
投下乙です。
うわ〜ん花京院が恐怖乗り越えてな〜い、しかしさすが花京院、名簿の謎に早くも気づきつつある・・・・
そしてマライヤwwwwwwwwお礼ってどういうことだwwwwwwwジョセフ〜〜アヴドゥル〜〜〜逃げて〜〜〜〜〜
やっぱりDIOの愉快な手下達にとってはDIOでありディオ・ブランドーではないですからね、駄目だ、ご奉仕マーダーがワンチェンしかいねえwwwwwww
732Classical名無しさん:08/05/29 13:55 ID:gCEhYcFI
投下乙です
花京院がなんか、なんだろう、何か嫌な予感がする
マライヤは今回磁力操れるのが多いからなぁ…磁力対決かあるいは磁力コンビか、そういうのも見てみたいような
733 ◆7d53oKGJP2 :08/05/29 14:13 ID:2d5.iEVo
リゾットと組んだらエラい事になるwww
何?マイク・Oが自分の攻撃で自滅する?

>>716
どうなんでしょうね? ライフラインアリのロワはいくつかあったハズですが。
何にしろ電気を使う状況なんてほとんど無かったので変わらないんですけどね。
某ロワで列車が走ってましたが、あれたしかSLなんですよね…
書き手が勝手に決めろ〜を地でいったので、本当に勝手に決めた次第です。

んもう…だから先に設定とか制限とか決めておこうって言ったのにぃ(´・ω・`)
734Classical名無しさん:08/05/29 14:48 ID:biXI0xTs
なんという花京院……一目見ただけで分かってしまった。これは間違いなく鬱フラグ。
そしてマライヤさんktkr!
磁力が有効な奴がたくさんいるだけ期待だぜ!
言われるまで気付かなかったけどマイク・Oも磁力食らったらヤバいんだよなw
リゾットはFFとみたいに相手の能力をよく知らないままマライヤと組んだらややこしいことになりそうだw
735 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 15:24 ID:DO8qvaDw
マーダーの数(候補含む)当社比
全体の約1/2
736 ◆PU9YxOvRdg :08/05/29 17:23 ID:BbMduVLo
もしかしたら今日中に投下できないかも・・・。
一応頑張りますがもしできなかったら
すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません
737 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:25 ID:EyWohRro
「『投下』をさせるなあああああ!!」

「いいや、限界だあげるね!!」

738 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:26 ID:EyWohRro
さて、これからどうしたものか?
久しぶりに自分の能力を開放しようとした矢先にこんな場所へ連れて来られたのは不快だ。
     
      
・ ・ ・これが殺し合いのゲームの場でなかったらの話であるがな!!
 

そう、現在は冷静な表情を保っているが内心はうずうずしている。
早く人を殺したい!早く人の苦しむ表情を見たい!!
先ほど名簿を見たが自分を含め88人もの人がこの場で殺し合いをやっているらしい。
しかもこの場には、ボスから殺害命令が出ているブチャラティチームの面々がいる。
その上俺の支給品はビデオカメラと48時間分のテープ、そして拳銃だ。
荒木はなんて気が利いている奴なのだろう!
奴の正体や、この殺し合いについての疑問などとっくに頭から飛んで行った、
今の俺にある思考は『いかにこのゲームを楽しむか?』その一点である。
唯一の不満は俺も参加者ではなく、主催者として荒木と共に参加者の苦悶の表情を見たいということだ。
まぁ、自分で表情を“加工”してやるのも乙なものであるからその辺は気にしないでおこう。
739 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:27 ID:EyWohRro

そこまで考えてふと気が付いた。
『荒木は俺たちの行動を観察しているのではないか?』
よく考えれば当たり前のことであろう。
参加者を会場に置いて、「後はご自由にやってくださいね」
これではあまりにお粗末すぎるではないだろうか?
つまり、荒木は確実に俺たちを観察する方法を持っている。
その方法がスタンドか機械であるかは分からないが、おそらく荒木には俺たちの行動が筒抜けなはずだ。

普通の人間ならここまで考えたところで驚き、怯えるはずだ。
しかし、この狂人は全く別の方向に感情のベクトルが向いた。

荒木は俺たちを観察しているならその情報は確実に荒木の手元に残る!
優勝して奴と会った時にその記録をくれと要求できないだろうか?
いや!確実にできるはずだ!
あぁ、本当にこのゲームに参加できてよかった!
ゲームの最中は私が絶望を振り撒いて、ゲームが終わったらセッコとこのゲームの記録を見よう。
この俺も、流石に殺し合いというシチュエーションで人の絶望を見るのは初めてだ!
さて、この参加者達はどんな絶望の表情を見せてくれるのかな?


緑色の悪魔『チョコラータ』が深夜の海岸を闊歩する。
その姿は、まるで自分がこのゲームの支配者であるといっているようであった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
740 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:28 ID:EyWohRro


さて、これからどうしたものか?
荒木のスタンドやらが気になったが、今はそれを考察する時ではない。
自分のスタンドは正直なところ戦闘向とは言い難い。
この殺し合いで生き残れるか?と聞かれたら間違いなくNOだろう。
仕方ないので支給品を漁ってみる。

こ、これは!?

ディバッグの中に入っていた支給品を見て私は自分の幸福に感謝した。
『写真つき名簿』数ある支給品の中でも当たりの部類であろう。

更に漁ってゆくとテキーラとコップを見つけた。

私は今の支給品と自分のスタンド能力を考慮して、生き残るのに最善の手を考える。
そして私は一つの答えに辿り着いた。
いつも道理にやっていくのがベストである。

そう、私の作戦は『支給品を餌にして相手の魂と支給品を奪う』事である。
多少危険な賭けになるが、とりあえず有力な武器を手に入れるためにはこれをやるしかないのだろう。
741 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:29 ID:EyWohRro

しかし、まさかDIO様が参加しているとは思わなかった。
普段とは違う格好をしていたがあの顔は間違いなく彼のものだ。
それに空条承太郎、奴は一気に年を取った気がする。

まぁ、そんなことを気にしていても仕方がないか。
そちらに関しては暫く保留して、今は武器を得る事に専念しよう。
どこへ行くか?
それは愚問だ。
今私がいるのは厚く氷の張った海。
つまり必然的にむこうの海岸へと向かう事になる。
こうして私『ダニエル・J・ダービー』は寒さに震えながらも海岸を目指して歩き出した。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
742 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:30 ID:EyWohRro


先に気が付いたのはどちらだか分からない。
しかし、先に声をかけたのはダービーの方であった。
「おい、そこの君。」
怪訝そうな顔でダービーを見るチョコラータ。
「なんだ?」
ぶっきらぼうに返しつつも相手への対応を考えるチョコラータ。
このまま戦闘を行ってもいいが、相手の能力が分からないのに下手に行くのは得策ではない。
不意打ちをせずにわざわざ話しかけてくる奴が殺し合いに乗っているとは考えにくい。
そうしてチョコラータの脳は『様子見』という無難な判断を下した。


「いや、すまないね。
 実はこのゲームに参加させられたのはいいんだが、私のスタンド能力は少々特殊でね。
 仕方がないから何か自衛のために武器が欲しいんだ。
 しかし、普通に武器をよこせと言っても君は応じないだろ?
 だから少々賭けをしたいんだ。どうだい?」

「賭けをしようと言われて大事な支給品をホイホイ賭ける馬鹿がいると思うか?」

「そういうと思ったよ、しかし私の支給品を見れば考えが変わるんじゃないかな?
 あ、そうそう。私を殺して支給品を奪おうとはしない方がいい。
 私のスタンドは特殊といったが、その能力は私が死ぬ瞬間に私を殺した奴への恨みをエネルギーを元に発現して
 小型のブラックホールのようなものを作るというものだ。
 発現したらまず半径50Mは消し飛ぶかな?こればっかりは死なないと分からないな。」
743Classical名無しさん:08/05/29 19:32 ID:8zUok33g
支援
744Classical名無しさん:08/05/29 19:33 ID:/Nw/wKuo
支援ッ!
745Classical名無しさん:08/05/29 19:34 ID:9ODyQGHM
きたあああああ!
支援ッン〜!
746 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 19:34 ID:mv6r/TkA
規制?食らったのでしたらばに上げますので
誰か代わりに投下して下さい

747代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:45 ID:WR.bIDMc
口からでまかせである、しかしチョコラータには心当たりが痛いほどあるのでその嘘を見破る事はできなかった。

(こいつっ!?カルネと同じタイプのスタンド使いか!!チッ、厄介な相手だな)

心中の焦りを必死で隠してポーカーフェイスでダービーに再度質問をするチョコラータ。

「で、そのとっておきの支給品は何なんだ?」
「ふふふっ、私の支給品はこれさ『チョコラータ君』。」
748代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:47 ID:WR.bIDMc
自分の名前を呼ばれた事に一瞬驚いたものの支給品を見て納得する。

「『顔写真付きの名簿』か…なるほど、確かにこれは便利なアイテムだな。」
「そうだろ?で、どうだい?私の賭けに乗ってくれるのかい?」

ダービーを殺す事を考えるチョコラータ、しかし死んだら発動するというスタンドの存在が彼の心の中を揺さぶり続ける。
自分が既にダービーの掌に乗せられかけているという自覚はある。
しかし、少々危険な賭けに乗ってでもあの名簿には手に入れるだけの価値はあるのではないだろうか?
自分の支給品は拳銃とビデオ。
これと『顔写真付きの名簿』を比べてみる。
拳銃を失った分は『グリーンディ』で補えばいいし、ビデオも荒木が撮っている物があるはずだ。
乗る、俺はこの賭けに乗るぞ!!

「よし、じゃあその賭けに乗らせてもらおうか。」
「グッド!!」
ここで最も重要な事を思い出す。どうやら俺は相当焦っていたみたいだな。
749代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:47 ID:WR.bIDMc
「ところで、この賭けのルールの方はどうするんだい?」
「ルールは至ってシンプルさ。チョコラータ君、君は表面張力を知っているかい?
 今からコップにテキーラを注ぐから、そこに一人一枚ずつ交互にコインを入れていってテキーラが溢れたら負け。簡単だろう?」
「分かった、ついでにコインとカップを確認させてもらってもいいか?」
「あぁどうぞ、好きなだけ確認してくれ。。」
そう言って、コップとスタンドが出したコイン大のチップをチョコラータに渡す。
当然私の能力を明かしてない今はコインはディバッグの中でこっそり作った。

「いきなりだがチョコラータ君、私はギャンブルと言うのはプライド、富、名誉といった自分の『魂』を賭けているようなものだと思うのだよ。
 どうだい?君は『君の魂』を賭けてくれるのかい?」
「あぁ、俺は自分の『魂』を賭けよう。」

よし!これでコイツの魂は私の掌の上だ!!
内心ほくそ笑みつつ、私は水平な岩の上にコップを置き、テキーラをなみなみと注いだ。
さぁ、ギャンブル開始だ!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
750代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:49 ID:WR.bIDMc
一枚目、まだまだ余裕のあるチョコラータは普通にコインをテキーラへと落とす。
二枚目、ダービーも余裕を見せて、躊躇なくコインを入れた。
こうして交互に三枚、四枚、五枚、六枚と入れていって、四回目のチョコラータの番が回ってくる。

そこで今まで沈黙を保っていたダービーがふと声を掛けてきた。
「すまないねチョコラータ君、実は君に大きな嘘をついていたんだ。」
いきなり何だ?
この状況で賭けを中断するなんて提案はありえないはず、では一体ヤツの狙いは何なんだ?

「いや、私のスタンド能力なんだがね、実は死んだら発動する能力なんてないんだよ。
私の真の能力は賭けで負けた相手をコインにすることなんだ。」
何だそれは?ブラフのつもりか?
いや、この発言はヤツのメリットには成りえない。
何故なら私がヤツを殺していないのはヤツの能力が厄介過ぎるからだ!!
このタイミングで言ったら、相手が乗っているやつだった場合間違いなく殺される!
なら何故このタイミングで?

「今君は私を殺そうと考えてないかい?」     
!?こちらの考えを読まれている!!
いや、落ち着け!ヤツは勘でいったに過ぎない。
「私を殺すのも有りだが、 それはオススメしないね。
私のスタンド『オシリス神』はゲームを途中で降りた場合も相手の負けだと認識してしまうんだが、
私に危害を加えたときも『オシリス神』は君がゲームを降りたと判断してしまうんだよね。
つまり君が無事に帰りたいならこのゲームで私に勝つしか無いのだよ!!」
自分の嘘を自白しつつも新たな嘘を重ねるダービー。
しかし、すっかり焦ってしまったチョコラータはこの嘘を見破れずにーー
751代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:50 ID:WR.bIDMc
はっ、はめられた!糞っ、どうする!?
とにかく落ち着け、落ち着いて入れればまだ一枚はギリギリ入る!
だが後二枚入ると思うか?いや、入るわけがない!!
よし、入れてやる!入れてやるぞ!!
「チョコラータ君、大丈夫かい?随分手が震えているよ?」
「黙れっ!!気が散る!!!」
落ち着け!これで勝ったら名簿が手に入る。
そしたらこいつをブチ殺して少し休もう。
名簿を見ながらそいつらの顔が苦痛に染まるのを見るのも乙だな。
こう考えた途端に俺は自分が驚くぐらい冷静になった。

七枚目は一瞬水面を揺らしたものの、それはすぐにおさまる。

「ほぅ、驚いた。中々やるのだねチョコラータ君。」
自分のピンチが分かっていないのか、ヤツが悠長に俺に話しかけてくる。
今は言わせておいてやる!貴様がテキーラをコップから溢れさせたときが最後だ!!
752代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 19:50 ID:WR.bIDMc
そう思っていたのにダービーは八枚目のコインをアッサリと入れた。
(なにいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
あの状態から入れただとぉ!?         
ヤツめ!一体どんなイカサマを使ったんだ!!?)  
(食糧のパンにテキーラを染み込ませた。
初めてなので加減を間違えてしまったがパンの吸水力は完全に覚えた。
…しかしこいつの精神力は侮れない。少し揺さぶりをかけるか。)

「チョコラータ君、一つだけいいことを教えよう、『バレなければイカサマではない』わかったかね?」
「き、貴様ぁ!!」
ここへ来て、自分がイカサマをしたことをあっさりと白状するダービー。
よくよく見れば、まだコイン一枚位なら入りそうな気がする。
しかし入れたところで何になるのだ?
俺が入れても奴は再びイカサマをしてコインを入れるのだろう。
そうなった場合、どちらが負けるかは明白な事だ。
何とか、何とかして奴のイカサマを止めなければ……

「少し、少し時間を貰えないか?」
「あぁ、結構だよチョコラータ君。
 しかし時間が経てば酒が蒸発するなんて期待をするんじゃないよ。」
753代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:03 ID:WR.bIDMc



どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?
どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?
どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?


負けたら?    


『死』だ


死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないもっと殺したい死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない人の苦しむ様を見たい死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
754 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 20:04 ID:mv6r/TkA
代理人さんありがとうございます支援
755代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:06 ID:WR.bIDMc



ふふふ。
彼の心は夏場に放置されてすっかり腐りきったトマトのように、今にも崩れそうじゃないか。
とりあえず拳銃を手に入れることには成功しそうだな。

にやけたいやらしい顔を見せるダービー。
しかし、彼は見た。
先ほどまで憔悴しきっていたダービーの顔が変化したのを。
彼の目が、腐ったドブの様な色をしながらも不思議な光を放っている事も――――




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
756代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:08 ID:WR.bIDMc


暗く落ちていったチョコラータの心。
彼の心は後一歩で敗北を認めてしまうという所まで追い詰められている。
だが、それでも彼の心は敗北の道を選ぼうとはしなかった。
この執念が実り、彼の頭の中に言葉が響き渡る。
その言葉はチョコラータの心の闇を吹き飛ばし、彼の心に再び黒い炎がともった。


勝利を確信したチョコラータは細心の注意を払いつつ、8枚目のコインを入れる。
水かさが増し、水面が危うげに揺れる。
それでもチョコラータには不安というものが一切なかった―――

コインが沈んで暫らくした後、水面は元の静けさを取り戻す。

(本当に大した精神力だよチョコラータ君。
でも精神力では物理的限界を突破する事が不可能なのだよ!!)

ダービーが慎重に、自分のコインが入った後は塵一つ入らなくなるような絶妙な量を吸い取るためにパンの大きさを調節する。
そして彼がパンでテキーラを吸いつつも、9枚目のコインを投下しようと自分の右手を『上から下に』動かした瞬間―――


突如彼の右手に激痛が走り、ダービーはコインを落としてしまう。


(し、しまった!!)
彼がそう思ったときには既に手遅れで、彼の手から離れって言ったコインは重力にしたがって……
見事にテキーラに着水してテキーラをコップの外へぶちまけさせた。
757代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:09 ID:WR.bIDMc
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


チョコラータがこの土壇場でひらめいた事、それは
『イカサマの種が分からないなら、いっそイカサマは無視しよう』というこどであった。
しかし、次にイカサマをされたら負けるのは火を見るよりも明らかである。
だからチョコラータはダービーがどのようなイカサマをしても彼が失敗する方法、
つまり、グリーンディで相手の手からコインを落とさせるという手段を選んだのだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「さて、どうやらこの賭けは俺の勝ちらしいな。
では名簿を渡してもらおう。」

負けた瞬間ダービーは自分の死を確信した。
しかし、チョコラータは自分を殺さないらしい。ダービーはその事に安堵する。
(どうやらこいつはゲームに乗っているわけじゃないらしいな……本当に助かった)
彼はこの悪魔に対して勘違いをしている。
彼は『殺さなかった』のではなく『殺せなかった』のだ。

だがそれに気が付かないダービーはチョコラータに名簿を渡す。
すると、チョコラータはスタンドを発動させてダービーの右腕を掴み――――


     無理やり捻じ切る形でダービーの右腕をもぎ取った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
758代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:14 ID:WR.bIDMc
チョコラータがダービーに出さなかったのには理由がある。
ダービーの言った『ゲームの終了』のタイミングが、酒を零すまでか
相手に支給品を渡すまでか今一判断し辛かったということだ。
ゲームで勝ったのに魂を奪われてしまったら馬鹿らしい。
そう思ってチョコラータははっきりとゲームが終わるまで待ち続けたのであった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ダービーが無くなった右腕を左腕でおさえて床を転がる。
しかし、腕を切断した割には出血が少ない。
何故ならグリーンディの黴が傷口に張り付いて止血しているからだ。
そして緑色の怪物がダービーの左足を……無理矢理引きちぎった!


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
やめてくれ!いっそ殺してくれ!!


断面についた黴が彼の肉を徐々に侵食してゆく。
チョコラータは嬉々とした様子で、自分のディバッグからビデオを取り出して撮影を始めた。
759代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:15 ID:WR.bIDMc
その歓喜の表情を見てダービーはぞっとする。
自分の主DIOにも十分な闇があった。
だが、DIOは溢れるカリスマという光でその闇を覆い隠していた。
しかしこいつにはそれが無い。
こいつから見えるのは吐き気を催す様な邪悪のみだ!

そう思った瞬間自分の右足が喪失した感覚。
そしてその断面に異物が纏わりつく感じがして数秒後。
彼は切断の痛みと、傷口を抉られる痛みを同時に味わう事になる。
激痛のなかで彼はふと思った。

何故自分は死ぬ所か気絶すらできないのだろうか?

だがその疑問に関して彼がこれ以上考える事はできなかった。
ついにチョコラータによって残った右腕も奪われてしまったからだ。


こうして天才ギャンブラーダービーのギャンブル人生は終わってしまった。
なのに、それでも彼の人生が終わりを迎える気配は全くない。
いや、チョコラータが終わりを迎えさせてくれないのだ。
――気絶さえ許されない地獄が終わりを告げたとき、ダービーは既に人としての原型を失っていた。
それでも彼は死ねないし、気絶もできない。
760代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:16 ID:WR.bIDMc
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「さよなら、偉大なギャンブラー。
 結局君のイカサマは見破れずに終わってしまったな…
 だからそれに敬意を表して『命だけは』取らずにいたよ。
 
 くくくっ、はっははははははははははははっははははははははははははははははああああああ。」

嫌味たっぷりにいい捨てた後、ダービーのディバッグを持って笑いながらダービーに終わりを告げた悪魔。


彼は行く、この殺し合いを楽しみながら堂々と。
次の獲物を求めて―――――――



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761 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 20:16 ID:DO8qvaDw
  ,ノ^ヽ、    _...  -――――- ..__
  r'゙ニ=-`ヽ>rィ´/_〃_∠__/ ,. ‐''"  _´"ニ=- .._
 ,.、_ ̄⌒ Y´ ,. ‐''"´ ̄´~"'''''‐ニ_ー<´   _ - ‐`丶、
 辷-三{}ニ/ _ -‐ ニ..,,_‐-   `,>`'<_ニ,,二,,_―_\
 ` ̄r┴_'゙ _/            /    /´  ´"'' -ニ__\
、__ _厂r‐''" ,.ニ、= ...__     _=     /           `ヽ.ヽ
ー「7''" ̄/   ヽ ̄´´""''''ー、f   _,/               ', j}
_ニ|/'-、/   ー-、 ヽーー---/´   {ー-===._-、       ,.  V
 7堰@ヽ (乙入 ヽ_,..r''′     ヽ._  \ヽ、   /     |
__(/、 一ヘ  く            、⊥エェ_,_ヽ. `く´ ノ    |
ニイ、)ー-、/〉 {/             /´ >,`‐゚‐' Y,`-イ ′    ノ|
  { ミ:ー_人_,/〕ヽ      /    '゙ _^ニ=、′!、  / j
  ∨厂    ,/   }      |    ´"/´´¨   !ヽ,∠ニ=ァ'
  ノ,/    /′   l        |     i{         「ージヌー
/     :!    U      !       ヾ        ',゙`'/`
       {    U      |         ,.  ''"  V
      ,l    !      |          /´      >
    /      ト、     {        `ーニ ̄_ ィ´
 、 /          l \        ー=_:::ニニ,二,⌒ン
  \       /!   \      、``ー-ニィ/
   \     〈 ヽ.   \     `ー- 、.ノ   『支援した』
      \    }  `丶、  \         /     なら使ってもいいッ!
        \,,ノ      `>、ヽ、   _/
       ,r''__\_       /ヽ ` ̄ ̄
     //(9}/::ヽ    /::::::ヽ.._... --┐
    /,.イ,ニY〃::::::::〉ーく:::::::::/        {
    / ヒ:シ//ヽ_/::::::::::::::Y´         `、
762代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:18 ID:WR.bIDMc
【C-10 無人島/1日目 深夜】

【チョコラータ】
[時間軸]:本編登場直前
[状態]:最高にハイ
[装備]:ミスタの拳銃、
[道具]:顔写真付き参加者名簿、チョコラータのビデオカメラとテープ(テープは原作になし)
    支給品一式(ランダム支給品はなし)×2
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを楽しむ
1、さてどこに行こうか?
2、適当なところで休んで名簿をチェックしたい
3、優勝して荒木にロワの記録をもらう
※チョコラータの進路は後の作者様にお任せします。
※グリーンディの制限に関しても後の作者様に(ry
※参加者が荒木に監視されている事に気が付きました(というよりはは彼の都合のいい妄想です)

【ダニエル・J・ダービー】
[時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了直後(1巻)
[状態]:満身創痍
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:できればもう死にたい
1、イタイイタイイタイイタイイタイ
2、痛みでまともな思考ができない

※ダービーの傷は半日放置されたら死ぬ程度のものです
※会話が可能か? 
 五感がまともに働くか?は後の作者s(ry
763Classical名無しさん:08/05/29 20:19 ID:GcDtL69.
支援にAA使うのはやめたほうがいいと思うぜー
支援
764 ◆/N8q5ODajQ :08/05/29 20:21 ID:mv6r/TkA
代理人さんお疲れ様でした〜
本当にありがとうございます
765代理 ◆flqW0mzZYI :08/05/29 20:22 ID:WR.bIDMc
終了。タイトルは「ゆるぎないものひとつ」
所々改行が違って申し訳ない。
あと自分のSSを落とせなくなったが、後悔はしていない。


ところで…何だ、その……

>>762【ダニエル・J・ダービー】
>[時間軸]:大学卒業を目前にしたラグビーの試合の終了直後(1巻)
何やってんすか、ダービーさん!
766 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 20:23 ID:DO8qvaDw
サーセンwwwww
ところでダービーの状態表の時間軸ですが、ディオの状態表のコピペっすかね?
767Classical名無しさん:08/05/29 20:23 ID:GcDtL69.
投下・代理乙

ちょっと細かいけど、>>755の下から2行目の「ダービー」って「チョコラータ」じゃない?
あと状態表のダービーのとこ、時間軸が……と思ったら速さが足りなかったようだ
768Classical名無しさん:08/05/29 20:24 ID:mv6r/TkA
時間軸は、本編初登場前にしておいて下さい
769Classical名無しさん:08/05/29 20:35 ID:2d5.iEVo
誤字やら何やらが結構あるかも。
こーゆーのって全部指摘したほうがいいのかな?

ところでこのカビはクレイジー・Dで治せるのか?
770Classical名無しさん:08/05/29 20:42 ID:mv6r/TkA
誤字の方はバンバン指摘してください
何か自分の文章だとミスに気付きにくいんだよな……


黴はCDでもキツイかもな
771 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 20:44 ID:DO8qvaDw
ジョバーナくん(15さい)が腐ってる部分ぶった切って腕とかはやせば万事解決さっ。
772Classical名無しさん:08/05/29 20:44 ID:PTYWYRdg
蒸し返しますが、ライフラインはどうするんでしょう?

トニオさんが作ったハマグリのズッパ(スープ)は火が無いと作れないのでは?
深夜だから街灯が無いとラング・ラングラーはマイク・Oが黒人かどうか判断できないのでは?

とかとか問題があるような気がします
773 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 20:46 ID:DO8qvaDw
もう普通にありでいいんじゃないですか?ARAKIの力と言うことで。
そうしないと何も出来なくなる変態ギタリストが一人出ちゃいますよ。
774Classical名無しさん:08/05/29 20:52 ID:zvziX/Qw
しかもそのギターもエレキギターと言うオチだw
775Classical名無しさん:08/05/29 21:03 ID:OnChid96
>>772
理由:「凄味」
776 ◆BGBx2CZJts :08/05/29 21:05 ID:DO8qvaDw
期限通りに行けばガオン対決が見れるのか〜、楽しみだな〜
777Classical名無しさん:08/05/29 21:13 ID:PTYWYRdg
>>775
納得
778Classical名無しさん:08/05/29 21:15 ID:GcDtL69.
とりあえずOPをwikiに入れたいんだが
タイトルはそのまんま「オープニング」でもおk?
779Classical名無しさん:08/05/29 21:25 ID:biXI0xTs
これは超GJ!
どっちが勝つかまるで分からないからものすげードキドキした
ゲス最低だよゲスw


>>772
もうライフラインは「民家にはなし」でいいんじゃないだろうか
ライフラインがほしければレストランみたいな特殊な建物を押さえるしかない、って感じで
あと町中の街灯みたいなのはありで


>>778
作者さんの返答待ちだなぁ
個人的には分かりやすいしそれでいいと思うが
780Classical名無しさん:08/05/29 21:25 ID:zCAGqzR.
たぶんいいと思う
氏もなんも言ってなかったと思うし

プロローグはどうするんだ?
781Classical名無しさん:08/05/29 21:26 ID:PFVJ0VqM
投下とか必要なとき以外、鳥をつけるのはやめてほしいな……
782Classical名無しさん:08/05/29 21:41 ID:rZKkWJQw
 
783Classical名無しさん:08/05/29 21:41 ID:9ODyQGHM
投下乙です
代理さんも乙です

だだだダービー兄いいいい!!
すごく…グロいです…
784Classical名無しさん:08/05/29 22:05 ID:2d5.iEVo
このストレイツォ、容赦せんッ!

いつも道理じゃなくていつも通り? この辺どうだったかな…
辞書で調べたら、「通り」は状態を表す言葉だったからコッチだと思う。

あと>>739の14行目、一人称が「私」になってる。
この人に一人称を変える癖なんてありましたっけ?
俺にはあるから困る。
785Classical名無しさん:08/05/29 22:15 ID:9ODyQGHM
>>784
あ、それ指摘し忘れてました>いつも道理

「いつもの通り(とおり)」が元の形なので、「通り」が正しいです
ちなみに、「なるほど、どうりで〜という訳だ」という場合の「どうり」は、「道理」が正解

駆け出しの国語教師が出しゃばってサーセンw
786Classical名無しさん:08/05/29 22:30 ID:DO8qvaDw
鳥消しました、ド邸能でスマソ
787Classical名無しさん:08/05/29 22:34 ID:2d5.iEVo
ああああド低脳とか自虐してるヤツ見たらフーゴのAA張りたくなるぅぅぅ
788Classical名無しさん:08/05/29 22:53 ID:80RL3R3w
俺としては「能」って誤字に突っ込みたい
789Classical名無しさん:08/05/29 22:55 ID:hhJ46dxI
俺は「邸」の方かな…
790Classical名無しさん:08/05/29 22:59 ID:2d5.iEVo
>>788-789
君達の精神に暗黒を見た。
791Classical名無しさん:08/05/29 23:05 ID:DO8qvaDw
邸はジョースター邸の書き過ぎ&一発変換で間違えてしまいました。サーセンwwwwww
しかし能が誤字?誤字だって?原作読み直せコルァ!!(急に強気)
792Classical名無しさん:08/05/29 23:10 ID:OnChid96
>>788-789
国語の教師かおめぇらはよぉーッ!
793 ◆deggScNisI :08/05/29 23:36 ID:gCEhYcFI
>>772
>深夜だから街灯が無いとラング・ラングラーはマイク・Oが黒人かどうか判断できないのでは?

言えねぇ…『そういや夜だったね、普通に昼の話のつもりで書いてたw』なんて口が裂けても言えねぇ…
794Classical名無しさん:08/05/30 00:19 ID:s3PPXl2g
そもそも真っ暗だったら、
名簿の文字が読めないような気がする
795Classical名無しさん:08/05/30 00:20 ID:EhelmKLg
と、したらばにOPタイトルの件の書き込みがあるな
携帯厨だからコピペできないんで、誰か代わりに頼みます
796Classical名無しさん:08/05/30 00:21 ID:019luXU6
ライフラインあるでFAかな?
電車の中は真っ暗らしいけど。
そもそもライフラインあって困る事はないなぁ…
797代理:08/05/30 00:25 ID:vz4sKCl2

89 名前: ◆4TVCWBLT0c 投稿日: 2008/05/29(木) 23:55:59
    すみません。
    本スレ書き込めないので、こちらをお借りします。
    もしこのレスを御覧になった方は、お手数ですが本スレにコピペしてください。
    お願いします。


    wiki管理人様へ
    OPのタイトルは、そのままだと味気ないので、
    “OP〜終焉の胎動〜”
    でお願い致します

    タイトルの連絡のみで失礼します

だそうです。
798Classical名無しさん:08/05/30 00:25 ID:EhelmKLg
ライフラインが民家全部にあるとなると、「水の支給の意味がなくなる」と「みんながみんな民家に立てこもろうと思えば立てこもれる」ってのがあるかな
地図に載るような大施設と町中のライフラインに絞っとかないと、考察ターンに入ってからはち合わせさせる理由づけが面倒になる



とここまで書いてて気付いたわ
そういや「スタンド使いは引かれ合う」なんていう便利な言葉があったんだな
799Classical名無しさん:08/05/30 00:31 ID:019luXU6
>>798
浄水場に毒を放り込みたがるヤツもいるでしょうよ?
チョコとかチョコとかチョコとかチョコとか
800Classical名無しさん:08/05/30 00:32 ID:lXZBYu3Q
灯りがあるって言っても電気じゃないんじゃね?
列車の動力は石炭とかだろうし
801Classical名無しさん:08/05/30 00:37 ID:s3PPXl2g
荒木が任意で(気紛れで)ライフラインいじれるってのはどうかな
エリア範囲でならライフラインの有無の矛盾を何とかできるかも
万能すぎるか
802 ◆BGBx2CZJts :08/05/30 00:37 ID:v1UI7y12
気分はほんのり絶望色、皆さん如何お過ごしでしょうか。容赦しない男、ストレイツォ、これから投下させていただく所存であります。
803Classical名無しさん:08/05/30 00:38 ID:lXZBYu3Q
この支援シツォ容赦せん
一人の男がいた。男の名はストレイツォ、チベットの山奥、老師トンペティの元で波紋法を習得し、屍生人や吸血鬼を相手にしたこともある波紋戦士だ。
そしてトンペティの死後後継者となり、多くの弟子達を鍛え、自らも鍛錬に励んでいた。
しかし、50年という長い月日が彼を変えてしまった。
波紋法を持ってしても止められない「老い」に危機感を持っていた彼は老いれば老いるほどに吸血鬼、ディオ・ブランドーの力に憧れるを感じるようになった。
そして彼は次第にこう思い始めるようになる……


―――――若返りたいと―――――


―――――他人を踏みつけてでも永遠の若さを手に入れたいと―――――


彼はその野望のために石仮面を被ることを画策する、そして時はきた。
メキシコにある石仮面に縁があるとされる「ある物」の話をかつてディオの野望を共に打ち破った「協力者」のロバート・E・O・スピードワゴンから聞き、弟子達と共にメキシコを訪れ、スピードワゴンと再会し………


―――――彼の意識は、そこで途絶えていた―――――

「あの荒木とかいう男め……やってくれたな……」

彼、ストレイツォは激怒していた、口調こそ穏やかだったが、そこには明らかな怒りが込められている。
「私の計画をよくも……よくも……」
その怒りたるや噴火に例えればとっくに噴火して宇宙まで放逐されて考えるのをやめるレベルである。それほど彼は激怒していた。
しかし、心の中でとても人には言えないような罵詈雑言を吐き続け、彼の怒りはようやく収束を迎える。とは言っても、主催者への怒りは全く消えていないのだが……
「まあいい、あの男は必ず殺す。私の気が収まらないからな」

――――――――――そして彼は――――――――――

「そして必ずや元の世界へと戻り……」

――――――――――邪悪な野望に身を燃やす――――――――――

「石仮面の力を手に入れる!」

――――――――――その眼は、とても邪悪だった――――――――――

【D-7/1日目 深夜】
【ストレイツォ】
[時間軸]:本編開始直後。
[状態]:健康。
[装備]:なし。
[道具]:不明支給品1〜3、本人は確認済み。
[思考・状況]
1.優勝、脱出、いかなる手段を使っても元の世界に帰還し、石仮面の力を手に入れる。
2.襲ってくる輩には容赦しない。
3.1の為に対主催、マーダー、どちらのスタンスでも取れるようにしておく。
4.最終的に荒木は殺す。
5.他の参加者の支給品にもしも石仮面があるならば被る、その場合は優勝狙いにシフト。
[備考]
※名簿をまだ確認していません。


投下終了致しました。誤字、修正、その他ツッコミ。もしあるようでしたらお願いします。
808Classical名無しさん:08/05/30 00:52 ID:M3GXf3WE
乙!
こりゃスト様もツェペリさんに喝を入れてもらう必要があるな
809Classical名無しさん:08/05/30 00:57 ID:SqmC3tn2
老スト様かこれは
老いた体に波紋、どこまでいけるかねぇ
810Classical名無しさん:08/05/30 02:23 ID:EhelmKLg
まさかのジジレイツォ……
果たして老いた状態でどこまでやれるのか……

しかしディオ様といい仮面かぶった奴はみんな一番弱い時期から参加してるなw
811 ◆4TVCWBLT0c :08/05/30 11:20 ID:GAJsD5K2
やっとこさ・・・解除されたぜ

>>795>>797
気付いてくださってありがとうございます
wiki管理人様、連絡が遅れて申し訳ありませんでした

>地図職人様
今更ですがイラスト拝見しました!(OPイラストの方と同じですよね?)
エリナの肩の艶が堪らな・・・オオホーン、美しすぎます


あと、一応、こちらでも報告しますね
【エリナ、アレッシー】予約します
812Classical名無しさん:08/05/30 12:30 ID:cWK007Rg
投下乙で早速申し訳ないが、誤字発見しますた
四行目の「憧れるを感じる」→「憧れを感じる」
たった一文字ww国語教師か俺はww

ていうか今回は乗ってる奴が多いな
マーダーが多くなる予感がする、楽しみだ

813 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:08 ID:c3gsBoL2
JOJOー!俺の投下だッ!受け取ってくれーッ!
814 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:10 ID:c3gsBoL2
あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!
「俺は唇から輪っかを外したと思ったら首に輪っかを付けられていた」

何を言ってるか分からないと思うが俺も何がどうなったのか分からない。
これはワムウやカーズの能力による幻覚だろうか?
いや、たぶん違うだろう。
ワザワザ死にかけの俺に(今はピンピンしているが)こんな事をする意味が無い。
解毒剤入りのピアスを取り戻すためならこんな事をする必要も無い。
それに、幻とか催眠術だとかそんな物じゃあないもっと恐ろしい物の片鱗を感じたぜ。

カーズ達の能力で無いなら荒木とか言うあの男の能力って事になる。
やつも柱の男か吸血鬼なのか?
だが、柱の男や吸血鬼の能力はあくまでも肉体操作だ。
これはそういう類のものじゃあない。とすると、何か別の超能力ってことか。
参加者の中にそれについて詳しい奴がいるかもしれない。まずは、そういう人物を探すか。
____________________________________________________________________________________________________
815 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:11 ID:c3gsBoL2
ただ、荒木は殺し合いのゲームだと言ってたな。
俺は乗る気は毛頭無いが・・・。何人かこのゲームに乗っている奴もいるかもしれない。
リサリサ先生とJOJOが心配だ。
JOJOはともかくリサリサ先生は大丈夫だろうがな・・・・。

ん?足元に何かあるな。これは・・・デイバッグか?そういえば、荒木は「支給品」とか言ってたな。
罠かもしれない、しかしそんなことは承知の上だぜ。
中身は・・・食料だとか水とかそんなのだな・・・。地図やコンパスまである。ん?奥に紙切れがあるな。
紙切れを調べようと思ったが、その動作は中断せざるを得なくなっちまった。

銃弾が飛んできたからだ。

とっさに避けたが、危なかったぜ。
反撃のシャボンカッターを叩き込むために、銃弾の飛んできた方向を向こうとした。
が、今度はその動作も中断せざるを得なくなってしまった。

今度は逆の方向から銃弾が飛んできたからだ。

くっ!敵は複数人で攻撃しているのか!?

避けきれないッ!指先に一点集中の波紋だッ!
何とか叩き落したが、クソッ!どこから銃弾が飛んでくるか分からないってのはヤバイぜッ!
まずはこの状況から脱出しなくてはッ!!
__________________________________________________
816Classical名無しさん:08/05/30 18:11 ID:SqmC3tn2
817 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:12 ID:c3gsBoL2
デイバッグを抱え、膝だけで跳躍し、敵の銃の射程距離外と思われる所まで脱出する。
しかし、どこから攻撃が来るか分からないって状況は変わらない、敵に仲間がいるかもしれないからだ。

だが、攻撃が来る場所が分からないってのは、可能性が多すぎるからだ。

なら、銃弾の来る方向を「一つ」にすればいい。

飛んでくる銃弾を叩き落としながら路地を曲がる。
その道は三方を高い塀で囲まれていた。

つまり、「行き止まり」

だが、これでいい。これで銃弾の来る方向は「一つ」になったッ!

これなら銃弾の来る方向は制限され、こちらに銃弾を撃つには俺から見えるところから撃たなくてはならない。
姿さえ見せれば何人だろうとシャボンカッターを叩き込んでやるぜッ!

だが、俺の予想は外れた。

銃弾は「曲がって」来た。左右両方から。
_____________________________________________________________________________________________________
818Classical名無しさん:08/05/30 18:12 ID:GAJsD5K2
支援!
819 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:13 ID:c3gsBoL2

銃弾が曲がってくるだとッ!?
だが幸い、入ってくる方向は決まっている。何とかこの間に敵を探す方法を考えなくてはッ!
それに、銃弾が曲がるなら相手が一人って可能性も出てきた。
だが容赦なく銃弾は向かってくる。このままじゃあいつか当たっちまうッ!

ん?足元に黒いものが・・・デイバッグか。無我夢中で走ってたから気付かなかったが・・・。

そうかッ!デイバッグ!中には「水」がッ!
バッグから水の入った容器を取り出し波紋を流す。出来ればワイングラスが良かったんだが仕方ねえ。

波紋は腕を伝わりッ!体を伝わりッ!そして地面を伝わるッ!
敵は案外近くにいた。

「喰らえッ!シャボンカッター!」
思い切り放ったカッターは塀を貫通し、飛んでいく。

「ギニャアアッ!!」

どうやら・・・当たったみてーだな。
____________________________________________________
820 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:14 ID:c3gsBoL2
クソッ!何で俺の居る場所が分かったんだッ!銃弾の軌道も居場所がバレないように調整したのにッ!
「隠者の紫」みてーに索敵能力のあるスタンドか?
しかし、足に喰らっただけだが大声出しちまったぜ、我ながらみっともねー。
やっぱり、パートナーがいないと俺って駄目なんだろうか・・・。
だが、それよりも今のこの状況を何とかしないといけないみてーだな。

「てめー、仲間は何処だ?」
路地を歩いて頭にバンダナを巻いた男が近づいてくる。どうやら俺に仲間がいると思ってるようだな。
ここは警戒させるためにも嘘を付いておくか。

「まだ2、3人あんさんの頭蓋を狙って・・・」
「いや、仲間がいないのは知っている。」

だったら何で聞いたんだ!嫌味なヤローだぜッ!
バンダナの男が話しかけてくる。

「てめーは女の子にもいい加減な事ばかり言ってるだろ。違うか?」

「うるせーッ!『皇帝』ッ!」
目の前の男に向かって「皇帝」で銃撃する。だが、さっきと同じ円盤状の物で弾かれた。どうやらパワーは互角みてーだな。

だが、このままじゃあヤバイ!こっちが2発撃つ間に相手は3発ほど放てるッ!これじゃあ圧倒的に不利だ!
今度は逆に俺が奴の攻撃を銃弾で防御しなくちゃあならねえ。

だが、一発防御しきれず手に喰らって、「皇帝」を落としちまった!

「しまったッ!」

_____________________________________________________
821Classical名無しさん:08/05/30 18:16 ID:v1UI7y12
支援
822 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:17 ID:c3gsBoL2
奴が銃を落としたッ!
「勝負は付いたな・・・おっと、その銃を拾うんじゃねーぞ。」

俺は奴に近づいていく。この距離ならもう銃を拾う隙も無い。

「とどめだッ!シャボン・・・」
だが、やっぱりこの動作も中断せざるを得なくなった。

奴の背後から俺の首めがけて銃弾が飛んできた。

「さっき、最後に撃った銃弾を、俺の背後で回転させておいた。どうやら油断したようだな。ヒヒヒッ」
とっさにガードするが間に合わねえッ!ガードに使った腕ごと首にヒットした。
なんとかガードしたが・・・首をやられて・・・呼吸が・・・整わねー・・・・。
だが、それを奴に悟られてはまずいッ!体に残ってる波紋を搾り出して・・・
「シャボンカッター!」
______________________________________________________
823 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:20 ID:c3gsBoL2
ニャニィーーーーッ!?奴の攻撃が俺のわき腹を切り裂やがったッ!
首に銃弾当てたのにまだ戦えるのかッ!?スタンドでガードした素振りもねー!
しかしこうなるとヤバイッ!俺の方もかなりダメージを喰らってる!
しかもこっちは奴の能力を完全に把握してねーッ!まともに戦えば仮に倒せても共倒れだ!
なら、俺がやる事は一つ!奴の体勢が整う前に・・・

逃げる!

すぐに俺は横の路地に飛び込んでダッシュした。相手が追いかけてくる素振りはない。
やれやれ・・・俺はこれからどうすりゃいいんだ?

【D-4/1日目 深夜】
【ホル・ホース】
[時間軸]:「皇帝」の銃弾が当たって入院した直後。
[状態]:右手首と左腿に浅い切り傷。わき腹に深い切り傷。(傷口には波紋効果による火傷)
[装備]:なし。
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜3(未確認)
[思考・状況]
1.とりあえず逃げる。
2.一緒に戦えるパートナーが欲しい。
3.女は見殺しにできねー。
824 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:21 ID:c3gsBoL2
[備考]
※ホル・ホースの悲鳴が近くの参加者の聞こえた可能性があります。

【シーザー・アントニオ・ツェペリ】
[時間軸]:ワムウから解毒剤入りピアスを奪った直後。
[状態]:外傷は無し。呼吸困難(波紋の呼吸ができない程度)
[装備]:なし。あえて言うなら石鹸水。
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜3(未確認)
[思考・状況]
1.荒木やホル・ホースの能力について知っている人物を探す。
2.ゲームには乗らない。
3.リサリサ先生やJOJOと合流する。
4.女の子がいれば助ける。

[備考]
※石鹸水はコスチュームの一部です。もしそれが駄目なら支給品ということで・・・。
825Classical名無しさん:08/05/30 18:29 ID:.A65AHcw
>>824
投下乙です!!

石鹸水は前回は支給品としてでたので今回もそうした方がいいと思いますね
826 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:32 ID:c3gsBoL2
時間が無くて焦ってしまったので後半が少しやっつけですが何とかできました。
>>825
わかりました。
訂正したら・・・どうすればいいですかね?
827 ◆PU9YxOvRdg :08/05/30 18:34 ID:c3gsBoL2
あ、それと題名は「銃はシャボンよりも強し」です。
828Classical名無しさん:08/05/30 18:41 ID:.A65AHcw
>>826

どうでしょう?
したらばの修正スレに投下するほどのものではないので、
このスレでその辺について言及してれば大丈夫だと思います
829Classical名無しさん:08/05/30 18:42 ID:l3nGyozQ
>>825
前回と差をつける意味合いでも
別にコスチュームの一部でもいいと思うな
830Classical名無しさん:08/05/30 18:50 ID:WkEsPa4U
そんなところで差別化をはからなくてもいいです
831Classical名無しさん:08/05/30 19:01 ID:v1UI7y12
普通に石鹸水が支給品だったでいいんじゃないでSか_
832Classical名無しさん:08/05/30 19:25 ID:UjehZTYo
投下乙です。
やっぱりホルホースはコンビじゃないと力を発揮できないようで……

石鹸水ですが、
・コスチュームの一部
・支給品
・出さないで、シャボンカッターを波紋カッターにして修正する(使える…よね?)
のどれかでしょうか。正直、いきなり石鹸水が支給品はラッキーすぎると思うので、修正するなら3番目だと思います
833Classical名無しさん:08/05/30 19:38 ID:s3PPXl2g
シャンプーか何かが支給品で、
飲料水使って石鹸水にしたってのはどうですか?
834ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 19:54 ID:Zcqq0qDs
今から投下してやりたいんですが!
構いませんね!
835Classical名無しさん:08/05/30 19:56 ID:3NtsKlVk
え、シーザーはエンペラーが視認できるの?
836Classical名無しさん:08/05/30 19:58 ID:Kwo.4QXk
>>835
ロワ特別ルールですが何か?
837Classical名無しさん:08/05/30 19:59 ID:3NtsKlVk
ええー
じゃあ早人もスカーレットも皆見えるのか
838Classical名無しさん:08/05/30 20:00 ID:v1UI7y12
>>834
かまいませんよっ!
839Classical名無しさん:08/05/30 20:02 ID:s3PPXl2g
ルールも読まずに楽しもうとは、はて面妖な

>>834
支援します
どうぞ
840ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:02 ID:Zcqq0qDs
男は物陰から少年を見張っていた。
ターゲットはいかにもアホ面をさげた学生。
男の名はペッシといった。バッショーネを裏切った元暗殺チームの一員である。

(ちくしょう…、どうなってんだよ!アイツらのスタンド能力か?
 アイツらの仲間にこんな能力を使う奴がいるなんて聞いてねぇぞ!
 兄貴ィ! どこ行ったんですかい!? …いねーのかよォオッ!)

ペッシは焦っていた。
彼はネアポリス駅のプラットホーム、プロシュートの兄貴と共にブチャラティ達をはさみ撃ちにする予定だったのだ。
そして列車の中から1号車に向かい……、気づくと薄暗いホールにいた。
後は知っての通りだ。
わけのわからない男がいきなり女を殺し、『殺し合い』を始めろと言う。
そして今、自分は『ここ』に飛ばされていた。

与えられた名簿の中には、プロシュートの名があった。
他にもリーダーのリゾットやギアッチョ、そしてホルマジオ……。
ペッシにとっては心強い面々だ。(ただホルマジオはヤられたと聞いていたが。)
だが問題はそれだけではないのだ。名簿にはブチャラティたちの名前も入っていた。
ペッシはブチャラティたちの顔を写真が穴のあくほどながめたが、彼らはペッシの顔を知らない。
このゲームでブチャラティたちが自分を刺客だと認識するのは不可能だ。
しかし!万が一!自分の正体がバレたとしたら…!!


(あ〜くそッ。どうしよう〜どうしよう〜。オ…オレ…ど…どうすれば…?

 それによぉ、コイツはどうするんだ?
 ブッ殺しちまうのか? 俺が? 一人で?
 ああ〜どうすりゃいいんだよぉう。兄貴、教えてくれよ、兄貴ィ。)
841Classical名無しさん:08/05/30 20:02 ID:v1UI7y12
塾長自重wwwwwww
842ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:04 ID:Zcqq0qDs
(おまえ!そこで、なにしてるど!?
 いいか!おまえッ!動くんじゃねーどッ!」

思案するペッシを現実に引き戻したのは、アホ面の少年の声だった。
少年は真っ直ぐ自分に向かってくる。間違いない。奴は自分に気づいているッ!!

(…どういう事だっ!?何でオレの居場所がバレてんだッ!)

ペッシは混乱した。
なぜバレた!? ちゃんと隠れてたはずだ!
いくらオレでも、あんなアホそうなガキに見つかるわけがねえ!

         ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

だが…、『それ』はペッシの足元にいた。
数体の『ハーヴェスト』がペッシを取り囲んでいたのだッ!

「!! ぜ…ぜんぜん気がつかなかった! 何だぁ、このアリンコみてえなのはッ!? 
 それも1匹じゃねぇッ! こ、コイツもスタンド使いだッッ!!
 ち、チクショウッ! やるしかねぇッ! ブッ殺してやる! ビーチ・ボーーイッッ!!」

   シューz____________ッ!

『ビーチ・ボーイ』の『針』は一直線にガキに向かうッ!
いきなりスタンドで攻撃されると思わなかったのか、
奴はただ自分に向かってくる『針』を呆然と見ていることしかできない。
843ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:05 ID:Zcqq0qDs
(よしッ! くらいついたぜッ!)

「ば、馬鹿にするんじゃないどッ! こんなのでオラがやられるわけねーどッ!」

アホ面のガキがそんなことを騒ぎ出す。
だが関係ねぇ。このまま釣り上げてやるぜッ!!

ビュンッ!!

ペッシはそのまま釣竿を引っ張る。
その刹那、100kgはありそうな少年の体が宙を舞った。
そして少年はそのまま地面に打ちつけられ……、ることはなかった。

「こ、コイツ……!」

少年と地面の間に、さっきの『アリンコ』がいた。
地面に激突する瞬間、『ハーヴェスト』たちが重ちーの体を支えたのだ。

ドドドドドドドド……………

「…舐めるんじゃねーど。 オラの『ハーヴェスト』は無敵だど。
 お前なんかに負けるはずないどッ!!」

『ハーヴェスト』は、ますます増殖を続けていく。
その数は、10体…20体…30…40…50……、…もう数え切れねえッ!
844ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:07 ID:Zcqq0qDs
「ち、ちくしょーッ!
 何だッ、そそそ…その数はッ!?  だがもう遅せぇ!
 今『針』はおまえの心臓にまで到達するところだーッ! このままブッ殺してやるッ!!」

ペッシは腕を振り下ろし、『針』を重ちーの心臓へと潜り込ませる。
これでもう終わりだ! コイツはこのまま死……、


…その瞬間、ペッシは『ある事』を思い出した。
(あれ…?そういや俺…)ドクン
(初めて…人を殺っちまうのか?)ドクンドクン
(プ、プロシュート兄ィ、オ、オレどうすれば…!)ドクンドクンドクン!!


『針』の動きが一瞬止まる。それは本当に『一瞬』の事だ。
もう『針』は心臓に到達した。あとは『トドメ』を刺すだけなのだ。

ドスゥ!!


…そして頭に響く鈍い音がした。
845ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:10 ID:Zcqq0qDs
「あひィィィえええやややああああ!! お、オレの目玉があああぁぁぁッッ!!!」

あまりの痛みにペッシは止めを刺すのも忘れ絶叫した。
そう『ハーヴェスト』がペッシの目玉を殴りつけたのだ。

「うわあああああッッ。なんて事をしやがるんだああああ!
 く、クソッ…! 早くトドメを……、『ビーチ』……。」

だが、もうすでに遅かった。

「なっ、ど、どうなってんだ…このッ…!! は、離れやがれ…!」

無数の『ハーヴェスト』たちが、ペッシの動きを封じる。
そして、腕をとり…足を払い…体を倒し…全身を覆い………、

「(ヤバイ)ハァハァ、オ、オレたちはもう、あとには…
 オレたちのチームは(ヤバイヤバイ!)…娘を手に入れ…
 オレは…オレたちは『栄光』をッ(ヤバイヤバイヤバイ!!)…!
 ・
 ・
 ・
 うわあああアアアアああああああぁぁぁぁ!! 兄貴ィッ!
 やっぱりオレじゃ駄目だああぁぁぁ! プロシュート兄貴ィッ!助けてくれよおおおぉぉッッ!!!!!!」


大声でプロシュートの名を叫びながら…、ペッシの意識は途絶えた。
846Classical名無しさん:08/05/30 20:10 ID:s3PPXl2g
支援!
847ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:11 ID:Zcqq0qDs


矢安宮重清は後悔していた。
そして今、彼は自分を襲った男の最後の言葉を思い出していた。

「こ、コイツは、最期に『兄貴』と言ってたど…。
 つ、つまり…。コイツにも、パパがいて…、ママがいて…、兄ちゃんがいるんだど…。
 コイツを倒すと…、コイツのパパやママや兄ちゃんを悲しませてしまうんだど。

 オ、オラは…とんでもない事をしてしまう所だったど!」


848ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:12 ID:Zcqq0qDs
目を覚ますと、空はまだ暗かった。
どうやら自分が気を失ったのは一瞬のことだったらしい。
周囲を見渡すと、まだそこには『アリンコ』たちが取り囲んでいた。

「ひ、ひィィッ! て、テメーッ! 何のつもりだッ! オ、オレは何も知らねーぞ!」

思わず少年を威嚇する。
だが少年の様子はさっきまでとは異なっていた。

「一つ質問するどッ!
 お前、このゲームで『殺し合い』をするつもりかどッ?」

予想外の質問にペッシは考える。
そういえば、これから『どうする』のか、自分は全く考えていなかった。

あの男は、『殺し合え』と言った。そして『勝者』だけが『自由』を手にできると。
「オ…」
ならば自分は、男の言うとおり『殺し合い』を始めるべきなのだろうか?
「オ、オレは…」
プロシュートや他の暗殺チームの仲間を殺し…、自分だけが『勝者』になると……。
「オレは…兄貴と…」
いや、そんなことは! オレには、あ・り・え・な・い!! そうだッ!『オレたちのチーム』は栄光をつかむんだッ!!

ペッシは心の底から叫んだ。
「オレは! 兄貴と! チームの仲間と! 荒木をブッ殺すッッ!!!」
849Classical名無しさん:08/05/30 20:14 ID:.A65AHcw
支援
850Classical名無しさん:08/05/30 20:14 ID:v1UI7y12
支援だどっ!
851ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:15 ID:Zcqq0qDs

(はあ〜〜。
 兄貴…、勝手に仲間なんて作っちまってやっぱ怒るだろうなぁ…。
 でもよう、許してくれよぉ。兄貴ィ。 
 オレは兄貴と違って、覚悟が足りねぇからよお。一人じゃ不安なんだよお〜。)

オレは、コイツとチームを組むことにした。
初めはコイツからの提案でだったが、オレもそれを受け入れた。
コイツの名前は、『矢安宮重清』というらしい。
言いにくいので、コイツが言うようにオレも『重ちー』とあだ名で呼ぶことにした。


「あん…これはなんて読むんだ? 『じょうじょ』…?」

そして今は情報交換をしている。
コイツは漢字が読めねぇらしいので、オレが参加者の名簿を読み上げてるってわけだ。
(ん、ところでオレって漢字読めたっけ?…まあいいか。)

今まで挙げた名前で重ちーの知ってる奴は、『ジョセフ・ジョースター』のみ。
しかも会ったこともないうえに、ヨボヨボのじじいって話だ。

(はああ〜。よりにもよって、『仲間』がこんな『マンモーニ』なんてよぉ…。
 知り合いもほとんどいねえみたいだし、字すら読めねえなんてよぉ。)

だが嘆いてもしょうがねえ。チームになったものは仕方ねぇんだ。
気を取り直してオレは名簿の読み上げを続けた。
852ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:16 ID:Zcqq0qDs
「いや…、これは『助(たす)ける』って読むのか? ってことは、東方仗助(トウホウ・ジョータス)?」
 …残念ながら、重ちーの反応はない。続けて名前を読み上げる。

「空条承太郎、虹村億泰…」 
「億泰だど!」

重ちーがひときわ大きな反応を見せる。
どうやら『仲間』らしい。馬鹿だが強力なスタンドを使うって話だ。
(…まあコイツに『馬鹿』って言われるくらいだ、期待はできねーけどな。)
あと空条承太郎も知ってるそうだ。ただこっちも面識はないみたいだが。


ひとしきり情報交換を終えた後、オレたちはこの場を離れることに決めた。
おっと、だがその前に重要なことを忘れていたぜ。

「チームを組む以上大切な事を決めなきゃならねえ。
 どうやらテメエの方が年下みてえだからな。
 いいか! 今からテメエは弟分! オレが兄貴だッ!」

オレは重ちーに向かい宣言した。
853ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:17 ID:Zcqq0qDs

「うしし…。わかったど。」

(…コイツ本当にわかってんのか?)

「あ、そうだ。
 これあげるど、ペッシ。友達の証だど。」

「だ〜ッもうッ! 呼び捨てにするんじゃねえ!
 …って、お前その小銭どこから出したんだ? 拾ったのか?」

「バッグの中の紙から出てきたど。
 まだ2枚入ってるけど、残りは後のお楽しみだど。」

「!! 紙が入ってるなんて、ぜ…ぜんぜん気がつかなかった!」

オレたちのロワイヤルが始まった。
854ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:20 ID:fRV/zQP2
「うしし…。わかったど。」

(…コイツ本当にわかってんのか?)

「あ、そうだ。
 これあげるど、ペッシ。友達の証だど。」

「だ〜ッもうッ! 呼び捨てにするんじゃねえ!
 …って、お前その小銭どこから出したんだ? 拾ったのか?」

「バッグの中の紙から出てきたど。
 まだ2枚入ってるけど、残りは後のお楽しみだど。」

「!! 紙が入ってるなんて、ぜ…ぜんぜん気がつかなかった!」

オレたちのロワイヤルが始まった。
855ペッシ、兄貴になる ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:20 ID:fRV/zQP2
【G-3・1日目 深夜】

【2人のマンモーニ】

【ペッシ】
[時間軸]:ブチャラティたちと遭遇前
[状態]:左目に痛み(幸い眼球には異常なし)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品(数不明)
    重ちーが爆殺された100円玉(爆弾化しているかは不明。とりあえずは爆発しないようです。)
[思考・状況]
1.チームの仲間(特に兄貴)と合流したい
2.荒木をブッ殺す
3.ブチャラティたちをブッ殺す(でもできれば会いたくない)
4.娘(トリッシュ)を手に入れる


【矢安宮重清(重ちー)】
[時間軸]:「重ちー」の収穫終了後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×2
[思考・状況]
1.大事な人達を守りたい。打倒荒木。
2.億泰に会いたい
3.ゲームに乗った人は倒す。
4.ブチャラティたちは悪い奴
[備考]
※ 重ちーは漢字が読めません。
※ 重ちーは仗助がロワに参加していないと思っています。
856 ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:22 ID:fRV/zQP2
すまない…二重をやっちまった…。
857Classical名無しさん:08/05/30 20:31 ID:v1UI7y12
乙!!
駄目だ、笑いが止まらねえwwwwwwww
重ちーとペッシのママっ子コンビのこれからに期待大だぜ!!
ところで、重ちーをかっこいいと思ったのは俺だけか?
858 ◆/N8q5ODajQ :08/05/30 20:38 ID:.A65AHcw
投下乙!
ペッシの対主催化に期待してますよ〜

話がガラリと変わりますが、
たった今したらばで私に対する批判があった事を確認しました。

しかし、荒らしではなく一読者ののまじめな意見であると判断したので
この件に関しては“アドバイス”としてこれからもSS書きを続けたいと思います。


作者としては至らない私ですがどうか生暖かい目で見守っていてください。

859Classical名無しさん:08/05/30 20:43 ID:IzAsQn5g
857
まあ、重ちーは頭さえよければかなり強いからな。
頭さえよければ。
860Classical名無しさん:08/05/30 20:53 ID:019luXU6
野生の勘だけは猫草並に強いからね。
徐倫みたいな凄みが加わればスタプラでも危うい。
861 ◆flqW0mzZYI :08/05/30 20:54 ID:hCIHv/Jc
>>858
こんな恥晒しでも投下できるんだから、気にしなくて良いよ。
少なくとも俺は今まで投下された話でトニオさんの奴が一番好き。
862 ◆wKs3a28q6Q :08/05/30 21:07 ID:EhelmKLg
>>827
投下GJ!
荒木吸血鬼説ktkrwwww
ホルホルは相棒を見つけられるかしら?
……しかし見事に町中に密集しちゃったなあ。
すでに密集してるってのに、展開的に俺のも町中ですが構いませんねッ

>>855
マンモーニコンビktkr
ペッシよりも重ちーの方が頼りになりそうだから困るw





遅れてすみません。
ギアッチョ、吉良、ダイアーさんを投下します。
863Classical名無しさん:08/05/30 21:09 ID:.A65AHcw
ダヴィイイッ!!  
864Classical名無しさん:08/05/30 21:15 ID:v1UI7y12
ダーイーアー!
865Classical名無しさん:08/05/30 21:21 ID:WkEsPa4U
ダイアーさん終了のお知らせ
体に痛みを感じない。もし失敗していたのなら、確実に体に受けているであろう痛みを。
「………………」
ふふ、やった、やったぞ、私はあの窮地を脱したのだ!
必死なあまり「いいや! 『限界』だッ! 押すねッ!」などと叫んでしまったが……ふふ、もうあそこまで必死になる日は二度とこない。
私のバイツァ・ダストは無敵なのだッ! 恐れる事はない……同じ過ちを繰り返さぬよう、慎重にあいつらをブチ殺せばいいだけの話だ。
今度こそ、確実に……
「フ……フハ……フハハハハハハハハハ」
私は嬉しくてつい高笑いをしてしまった。これでようやく、私に平穏が訪れるのだ!
「戻ったぞ……」
私は目を開けあたりを見渡す。
さあ、平和な平和な杜王町の平穏な朝よ、私を出迎えてくれッ!

「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

何だこれは? 真っ暗じゃないか……
どうなっている? 私は一日をやり直しているはずだろう?
もしかして私はバイツァ・ダストの能力を見誤っていたのだろうか?
例えば、『一時間ほど時を戻す』でなく、『挽回可能な時間まで時を巻き戻す』とか……それならば何日のかは分からないが深夜に戻されたのにも説明がつく。
時間が分からないので少々不便だが、平穏な暮らしを得た代償だと思えばこのくらい……
「これから君達に、殺し合いをしてもらうよ」

「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

な、何だアイツは? 私はあんな男知らないぞ。
クソッ、分けが分からないッ! それともこれは夢なのか!? だとしたらどこからが夢だ?
「君たちは、“これは夢だ”と思っている。そうだろう? だが、これは現実だ。嘘だと思うなら、頬でも尻でもつねってごらんよ」

「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

痛い。普通に痛いッ!
何故だ、つねった太股が痛いじゃないかッ!
867Classical名無しさん:08/05/30 21:24 ID:SqmC3tn2
というか3人とも終了なおしらせ
868Classical名無しさん:08/05/30 21:28 ID:v1UI7y12
ギアッチョダイア〜バラバラ
吉良さんもバラバラ
バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ
バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ
クソッ、落ち着け、落ち着くんだ吉良吉影!
冷静に状況を分析しろ、そうしなくちゃ平穏は掴めないッ!
そうだ、これは演劇か何かだ、そうに違いない。
だとしたらここで騒いで警備員に来られたら厄介だな、静かにしていよう。
「フ〜ゥ、やれやれ。女性ってのはお喋りだねェ〜。キャンディーでも舐めるかい?
 口全体に味が広がるキャンディーだよ」
ほら、何やら囁いていた女が注意されている。
どうやらここは劇場で間違いなさそうだな。
やれやれ、これでスッキリした……おかげでもう爪を噛まなくても済みそうだ。
「ママ!」
喧しい餓鬼だな。舞台を見るときは静かにしろと習わなかったのか!?
しかも立ち上がるだなんて非常識な……

「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

一瞬思考が停止した。
マナーのないガキを睨みつけてやろうと振り返り、見てはならないものを見てしまった。
(バ、ババババババカなッ! 何故あのガキがここにいるッ!?)
悪夢の始まりを私に告げた、おかしな頭の忌々しいチビガキ。
あの時、確かに爆破したはずだ……それが何故ここにいる!?
バイツァ・ダストで奴に会う前まで戻ったということか!?
「ママあああああああああああ!!!!」
背後から炸裂音が聞こえ、次いで首筋に生暖かいものを感じた。
手で触れる。液体であることが分かった。
目の前に指を持ってくる。指についた液体は真っ赤であることが分かった。
臭いを嗅ぐ。やはり血液で間違いないことが分かった。
振り返り、先ほどまで浮いていた女を見る。作り物ではない本物の死体であることが分かった。
荒木が笑い、何かを呟く。奴が“ヤバい”人間であることが分かった。
その後、一瞬の浮遊感を経て目に映る景色が汚らしい部屋へと変わった。これは夢ではないことが分かった。





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





「麻薬を止めさせるために……『麻薬止めますか?それとも人間止めますか?のキャッチコピー』の……『麻薬止めますか?人間止めますか?』……ってよォ〜〜。
 『人間止めますか』ってのは、わかる……スゲーよくわかる。麻薬は人を狂わせるからな……
 だが、『麻薬やめますか?』って部分はどういう事だああ〜〜〜っ!? そんな気軽にやめられたら問題視されるかっつーのよーーーーーッ!
 ナメやがってこの言葉ァ、超イラつくぜェ〜〜〜ッ!! 一度やる前に止めなきゃ、やめられるわけねえじゃあねーか!
 やめさせられるもんならやってみやがれってんだ! チクショーーッ。
 どういう事だ! どういう事だよッ! クソッ! 『あなた、ご飯にする?お風呂にする?それともア・タ・シ?』みたいに軽く尋ねるって、どういう事だッ!
 ナメやがってクソッ! クソッ!」
支給された麻薬を手に、ギアッチョは苛ついていた。
折角ミスタを倒してボスの手掛かりを掴んだだと言うのに、気付いたら殺し合いに巻き込まれていた。
栄光が遠ざかったのもムカつくが、何をされたのかさっぱり分からない事に腹が立つ。
「オレをナメてんのか!? ふざけやがって、チクショー!」
拉致するほどの余裕を見せた荒木は、完全に自分を見下している。
その事に対する溜まりに溜まったフラストレーションを、近くの建物へ叩きつけた。
しばらくの間殴り続け、ようやく平静を取り戻してから名簿を開く。
871Classical名無しさん:08/05/30 21:38 ID:ETSXZBYA
支援したなら使っていいッ!
「ああ!? なんだこりゃ……プロシュート達の名前まであるじゃねえかッ!」
ギアッチョはメローネを信頼している。イカレてはいるが、大事な所で嘘を吐くような奴ではない。
そのメローネが「死体を見付けた」と報告してきたのだ。間違いなくプロシュート達は死んでいる。
イルーゾォやメローネなら「生きていたのか!」で済んだのだが、生憎このメンツではそうもいかない。
「ふざっけんじゃねぇぞ! クソが、侮辱しやがって!」
だからギアッチョは考えた。
ここに書かれたプロシュート達は偽物だと。
一人なら偶然同名なだけだと思えたかも知れないが、ここまで死人の名前が出てくるとわざとやってるとしか思えない。
「見てやがれ、荒木の野郎〜〜〜〜ッ!」
故に『その偽物は荒木の用意した連中』と考えるのが妥当であり、『誇り高く死んでいった本物の為にもブチ殺すべき存在』なのだと。
「このゲームを勝ち残るのは俺かリゾットだ! どっちになるか今はまだ分からねえが、どちらにしても『俺達暗殺チーム』がブチ殺してやるぜ!」
ギアッチョのスタンスは単純明快。
『トリッシュを捕らえてボスの秘密を吐かせ、自分かリゾットが最後の一人になるまで参加者を殺す』
ボスは徹底して己を隠す性格だ、そんな人間がここに連れてこられてるとは思えない。
だから、ギアッチョにとって当面の問題は『自分達が捕らえる前にトリッシュが殺される事』だ。
ブチャラティチームのメンバーも来ているようだから簡単にはくたばらないだろうが、万が一死なれでもしたら今までの苦労がパアである。
かと言って闇雲に探し回っても時間の無駄だ。
「ホワイト・アルバムッ!」
スタンドを発言させ、近くのデパートに手を触れる。
「生憎だがよォ〜〜〜、気配に関しちゃ暗殺者のテリトリーなんだよ! テメェがそこで様子を見てる事は分かってるんだぜェ」
触れた部分を急速に凍らせ、分厚い壁越しに徐々に内部までを凍らせていく。
ギアッチョに躊躇いなど欠片もない。
ギアッチョの中で、勝利を得るための『殺り方』はすでに出来ているのだ!
873Classical名無しさん:08/05/30 21:41 ID:pYJvcooo
君がッ 投下し終わるまで 支援するのをやめないッ!
874Classical名無しさん:08/05/30 21:43 ID:SqmC3tn2
支援





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





「クソッ……私にどうしろと言うのだ!」
手にした名簿を思わずクシャリと握りつぶす。
折角ピンチを切り抜けたというのに、平穏な日常を取り返せそうだったというのに、殺し合いなどという平穏の対極にあるものに巻き込まれてしまった。
酷い、酷すぎる。この吉良吉影が何をしたと言うんだッ……!
私はただ静かに暮らしたいだけなのにッ!
「そもそも……バイツァ・ダストは成功したのか? 承太郎達は何処まで知っている?」
目下の問題、東方仗助とその仲間達。
奴らが私の正体を知っているなら、何としてでも爆破しないといけない。
だが、もしも私の事を知りもしないのだとしたら、自ら仕掛けるのは自殺行為だ。
無理せず放っておくのが一番。
ちゃんと殺したあのガキが生きていたんだ、その可能性も0じゃあない。
私は、どうしたらいい?

「……とりあえずは支給品とやらを確認しよう」
デイパックから中身を取り出し、一つ一つ並べていく。
不味そうなパンに水の入ったペットボトル、筆記具にコンパス。それらを先程つけた皺を伸ばすために広げた名簿の上に置く。
「なんだこれは……」
876Classical名無しさん:08/05/30 21:47 ID:SqmC3tn2
支援ッ!
877Classical名無しさん:08/05/30 21:48 ID:pYJvcooo
あんたの名前『支援』……?
デイパックに入っていた折り畳まれた紙切れ。
それを開くと、大きな音を立てて小洒落たシュガーポットが砕け散った。
破片の隙間から真四角の角砂糖が顔を覗かせる。
どうやらこの紙は開くと中から支給品が出てくるらしい(エニグマと言ったかな、確かそんなようなスタンドを使う奴がいた)
それにしても殺し合いで角砂糖をよこすとは……毒でも仕込まれているのだろうか?
「ふむ、説明が書いてあるな」
紙切れに書かれた説明書を隅から隅まできっちり読む。
適当に流し読みをすると後から「そんなの聞いてない!」なんて叫ぶ羽目になりかねないからな。

「……本当にただの砂糖のようだな」
しっかりと読み込み、裏面や小さな文字、薄い文字といった詐欺紛いの説明書きもないことを確認。
どうやら口に入れても問題なさそうだな。
ポケットからハンカチを出し、他の角砂糖の『上』に乗った綺麗なものを包んでいく。
地面に落下した物を口に含みたくはないが、水を消費し尽くしたとしてもこれさえあれば唾液で何とか凌げるかもしれない。
起こりうる災いに備えておくのは平穏を得るための大切な一歩だからな……砂糖を包んだハンカチはきちんとデイパックに入れとかねば。
「キラークイーン! 『角砂糖』を爆弾に変えろッ!」
地面に残された、『地面に触れて汚れてしまった角砂糖』のひとつを、キラークイーンで爆弾に変える。
「……5つほどポケットに入れておくか」
ポケットティッシュの中身を出し、空になったケースに角砂糖を詰める。それをポケットに入れ、いつでも取り出せるようにしておく。
抜いたティッシュで残りの『汚れた角砂糖』を1枚につき2〜3個包み、デイパックへとしまっておく。
爆弾にした角砂糖は念のため手元に置いておいた。
これで最悪承太郎達と戦闘になっても、奴の射程外から攻撃を加える事ができる。
879Classical名無しさん:08/05/30 21:51 ID:s3PPXl2g
もいっちょ支援!
880Classical名無しさん:08/05/30 21:55 ID:SqmC3tn2
支援
「……ここに居ても仕方がないな」
平穏を得るためにも、自分のスタンドは隠しておきたい。だが、勿論ここで死にたくもない。
ならばどうする? 簡単だ、誰かを利用すればいい。
私の正体を知らない、お人好しのスタンド使いもこの中にはいるはずだ。
何せスタンド使いは引かれ合うものであり、スタンド使いには広瀬浩一達のようにお人好しが多々いるからな。
さて、そんなわけでさっさと移動するべきなのだろうが……
「ええい! やはり気になる。ちゃんと片付けねば……」
一枚のCDを聞き終わったら、キチッとケースにしまってから次のCDを聞くように、壊したシュガーポットの後始末はキチッとしなくては落ち着かない。
勿論「東方仗助が『破片』を活かして私を追いつめたトラウマがあるから」というのも大きいが。
とにかく、持ち運びに不便だし(カチャカチャとうるさそうだし、慌てて取り出そうとすると自らの指を切りかねない)破片は全て爆破しておこう。
一枚一枚爆破していては切りがないので、一ヶ所に集めてから角砂糖爆弾で爆破してやろうと思う。
「………………」
だから広い集めた欠片を地面に置いた。音が鳴らないようゆっくりと地面に置いたんだ、確かに。
なのに何故だ? スイッチを押そうと腕を上げて見てみたら、“破片が明らかに減っている”じゃないかッ!
い、一体他の破片はどこに……

カチャッ……

「………………?」

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

何だ……?
“何故私の手にシュガーポットの欠片が貼り付いている”……?
「これは、一体……」
破片を掌から離そうと引っ張ってみる。
「…………」

ペリッ……

「……何?」
掌から離した破片を見る。
“そこには『私の掌の破片』までもが付いていた”
「な、何ィィーーッ!」
私の掌がッ! シュガーポットに貼り付いてやがるッ!
いや、おかしいのはそれだけではない!
“何故さっきから私の吐く息は白いんだ!?”

歯がカチカチと鳴り始める。まるで極寒の地にいるようだ。
「クソッ、どこのどいつか知らんが、スタンド攻撃していやがるッ!」
思い出したかのように皮のめくれた掌から血が吹き出す。
五体満足なまま静かに殺し合いを終えたかったというのに……忌々しいッ!

883Classical名無しさん:08/05/30 22:01 ID:TxggnyJ.
支援
884Classical名無しさん:08/05/30 22:02 ID:SqmC3tn2
支援するんだよぉーーーッ!ジョジョ!
885Classical名無しさん:08/05/30 22:07 ID:zeY1MKrw
しえんしえん
886Classical名無しさん:08/05/30 22:08 ID:LpZKyHWk
支援
辺りを見渡す。
どこだ? どこから攻撃している!?
「かかったなアホが!」
外から誰かの叫び声が聞こえる。
窓の外を見ると、厳つい男が奇妙な衣装を身に纏った奴へと攻撃をしかけていた。





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





三つの気配がここにある。
一つは彼、ギアッチョのもの。
残りの二つは……
(中の奴は気配を消す気がないみてぇだな。おそらくはド素人だ。もう一つの方は素人じゃあないみていだが……
 だとしたらどちらから殺るべきかは考えるまでもねえよなあ〜〜〜ッ!)
狙いは決まった。
『角』の向こう側から様子を窺っている方の陰だ。
ホワイト・アルバムを発動させて奇襲に備える。
(建物の陰なんていう近い場所にいるってのもあるが、まずはお前からやらせてもらうぜッ!)
デパートに手を添え、デパートを急速に冷やしていく。
相手が凍りつくにはかなりの時間を要するだが、牽制には十分なる。
事実、ギアッチョの冷気での牽制を受け、男は姿を現した。
彼は名はダイアー。
長きに渡る厳しい波紋の修行を乗り越えた自慢の肉体で戦う戦士である。
888Classical名無しさん:08/05/30 22:10 ID:RgVYWofI
おれは支援をするぞ!ジョジョーッ!!
889Classical名無しさん:08/05/30 22:12 ID:v1UI7y12
支援!支援!支援!
「我が名はダイアー。貴様、何やらおかしな術を使うようだが、この殺し合いには乗……」
「おいオメー、トリッシュって女に会ってねえか」
「…………」
ダイアーは殺し合いを止めるつもりであり、ギアッチョは娘の捕獲を最優先にしている。
だからこそ互いにすぐには手を出さない。
もちろん両者共に隙は無いが、『いつでも防御が出来る』というだけのダイアーと違い、ギアッチョの方はホワイト・アルバムによる冷却を進めている。
そのため、もうしばらく後にゆっくりと冷やされたデパートの中に居るもう一つの気配――吉良吉影は二人の戦闘に気付くこととなる。
「……会っていないな。私が会ったのは貴様が最初だ。次は貴様が質問に答える番だぞ」
若干腹を立てながらもダイアーは質問に答える。
『人を捜している』ということは即ち『殺し合いをする気がない人間』と判断したからだ。
息を潜めていた自分に気付き、今も隙を見せようとはしないギアッチョを、荒木打倒の戦力になると判断したのだ。
だがしかし、当然ながら彼の算段は崩れさる事になる。
先ほども記したように、今こうして互いに手を出さないでいるのは互いに聞きたい事があるからである。
つまり、“攻撃を自重する理由が、もうギアッチョには存在しない”のだッ!
「答えてやるぜ……答えは『テメーをブチ割る気』だ!」
叫ぶと同時にギアッチョは体を前方に倒し、足の裏から刃を生やす。
そしてラスト一周を迎えたスピードスケート選手のように、ダイアーに向かってタックルをかました。
「チイッ………おもしろい動きじゃねーか………それがお前のスタンド能力か?」
だがしかし、その体はダイアーには当たらない。
ギアッチョが体をぶつけたのはダイアーの作り出した残像である。
勿論残像は体当たりでは怯まないし、体に組み付いて凍らせることも出来やしない。
「フン! だがな……超低温は『静止の世界』だ……低温世界で動ける物質はなにもなくなる。全てを止められる!
 オレの『ホワイト・アルバム』が完璧なのはそこなのだ!
 爆走する機関車だろうと止められる! 荒巻く海だろうと止められる!」
ギアッチョが吠える。
これ以上時間をかけると計画が狂う。
ここにいるのはあくまで『3人』なのだ。
目の前の奴への対処に無駄な時間はかけられない。
「ましてや、ちょいと分身して見えるだけのオッサンを止めるくらいわけねえんだよ! その気になりゃあなあーーッ」
再び突っ込もうとするギアッチョだが、ダイアーが飛び上がるのを見て動きを止める。
ホワイト・アルバムの優れている点は防御力。相手の攻撃を通さない事は勿論、こちらに触れようが拳銃で遠くから攻撃しようが『防御がそのまま攻撃になる』点において、ホワイト・アルバムは完璧なのだッ!
ならばここで自らダイアーに仕掛ける意味はない。
ダイアーが攻めに転じたのなら、ギアッチョはそれを防ぐだけでいいのだ。それだけで、ダイアーへの攻撃を果たせるのだ!
「そんなねむっちまいそうなのろい動きでこのギアッチョが倒せるかァーーーーーー!?」」
ダイアーの蹴りをあっさりと両の腕で防ぐギアッチョ。
そのままダイアーの足を掴んで“直”をお見舞いしようとし………

バシィーーン

「!」
ギアッチョの腕が、ダイアーの足により広げられた。
「ヌゥ……」
体が動かせなくなるほどではないとはいえ、冷気が体を蝕んでいるはずなのに……
予想外のダイアーの動きに、ギアッチョは思わず唸り声をあげる。
その隙を歴戦の戦士が見逃してくれるはずがなかった。
「かかったなアホが!」

ガッシン

大股おっぴろげたダイアーが、その腕を胸の前でクロスさせる。
ギアッチョはというと、特に何をするわけでもなく冷気の放出を続けながらダイアーの動きを眺めていた。

 「  稲  妻  十  字  空  烈  刃  !  」

稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)
ダイアーが長い年月をかけて編み出した、彼が誇る最強の奥義である!
――この殺し合いに放り込まれる直前、ジョナサン・ジョースターに試した時は模擬ゆえか手刀を十字に組んでいなかった。
したがってその欠点は頭突きやふくみ針などの攻撃に弱いこと。
だが十字空烈刃はその欠点をおぎなって攻守において完璧なのである。
これをやぶった格闘者はひとりとしていない!
893Classical名無しさん:08/05/30 22:28 ID:zeY1MKrw
これは明らかにガシャンフラグw&支援
894Classical名無しさん:08/05/30 22:29 ID:TxggnyJ.
支援
895Classical名無しさん:08/05/30 22:29 ID:v1UI7y12
な〜んだ、原作通りか、支援。
896Classical名無しさん:08/05/30 22:30 ID:SqmC3tn2
支援!!
897Classical名無しさん:08/05/30 22:32 ID:Om3HxX1g
さらばダイアー

支援
898Classical名無しさん:08/05/30 22:33 ID:019luXU6
ダイアーさんのAA探すか…

バシバシバシバシ

だがしかし! それはギアッチョとて同じこと!
彼は『こんな事態にならなければ起こっていたはずの未来』でジョルノとミスタに敗れてはいるものの、『現時点』では無敗である!
ダイアーの稲妻十字空烈刃と、ギアッチョのホワイト・アルバム。
共に無敗の必殺技のぶつかり合いを制したのは……

ピッタアアーッ

ホワイト・アルバムッ! この戦いを制したのは、ギアッチョのホワイト・アルバムだった!
ダイアーの体にヒビが入り、ついにその腕が動作することを止めてしまう。
「無駄無駄無駄無駄ァーッ! まだ理解しねーのかッ! どんな攻撃だろーと『超低温』は触れればストップできるッ!」

ピッキイ〜ン

「う……う、動かん!?」
ギアッチョの言う通り、ダイアーはもはや指一本動かせなかった。
ダイアーは『静止の世界』に捕らわれてしまったのだ。
だが、ダイアーは決して喚かない。命乞いをすることも、何が起きたのだとパニックに陥ることもだ。
ただ彼は懸命に脳から信号を送る。
己が最も信頼出来る『苦行を乗り越え鍛え上げられた肉体』が、己の信頼に応えて動いてくれると信じて。
「ブチ……われな……」

ドバァァァン

しかし現実は非情である。
ダイアーはとうとう指一本動かす事なく、股おっぴろげてストレッチでもやってるかのような格好のまま、その身をギアッチョに砕かれた。
肩に掛けられていたデイパックが地に落ち、そこに首だけになったダイアーが落下する。
ダイアーを冷たい目で見下ろすギアッチョは、もはやダイアーには何の関心もなかった。
せいぜい「変な動きをしてきたオッサン」程度だろう。ギアッチョにとっては、スタンドで抵抗しなかった者は須く雑魚なのだ。
900Classical名無しさん:08/05/30 22:34 ID:ETSXZBYA
支援
901Classical名無しさん:08/05/30 22:34 ID:TxggnyJ.
ああ……やっぱりw
支援
902Classical名無しさん:08/05/30 22:35 ID:v1UI7y12
南無・・・・・・
903Classical名無しさん:08/05/30 22:36 ID:Om3HxX1g
予約時から皆が期待してた展開にWWW
904Classical名無しさん:08/05/30 22:38 ID:SqmC3tn2
ダイアーさん今回いつものダイアーさんだw
「……やはり逃げるか」
特別耳がいいから足音をしっかり聞いていたというわけではないが、ギアッチョには吉良吉影が撤退した事が分かっていた。
プロの暗殺者でいうところの『気配』や『殺気』を読むスキルのおかげで分かるのだ。
「凄み」と言い換えてもいいかもしれない。
とにかく、吉良の気配が遠ざかる事に感づいた一瞬、ギアッチョに大きな隙が出来る。
そして――首だけになりながらも、ダイアーはその隙を見逃さなかった。
「!!」
一瞬の事で、ギアッチョには何が起きたのか分からなかった。
視界が一気に真っ黒になる。
だが、次に聞こえてきた言葉で、だいたいの事情は察する事が出来た。
「フフ……い…イカ墨入りのスパゲッティは、く、黒か……ろう………フッ」
意外! それはイカ墨ッ!
デイパックの上に落下したダイアーは、死力を尽くして自身に支給された『ネーロ』の入った紙をギアッチョに向けて飛ばしたのだ!
確かにダイアーはバラバラに砕かれてしまったかもしれない。
だがしかし! 彼は最後まで屈する事なく死力を尽くした!
彼の『黄金のような魂』は、決して砕けなかったのだ!
「見ッ……見えねえ…………ぬぐえねえッ!!」
全ての物を凍らせるホワイト・アルバム。それは顔に飛んできたスパゲッティですら例外ではない。
カッチカチに固まったスパゲッティは擦れど擦れど剥がれない。
906Classical名無しさん:08/05/30 22:41 ID:v1UI7y12
,   //丿ノヽ   ヽ 「フフ……い…イカ墨入りのスパゲッティは、
( / ノノ_::ノ  ノノ,,  彡 く、黒か……ろう………フッ」
\|ノノ  ::  ___,"r´ヽミ
ミ/ .  ,._//;; ヽ,ノ\ミ
ゝ|、 ,),ヾ;;;  ̄;;;;;; ) ヽ \
  ( ,/,)ヽ;;;ヽ;;;  ,\  )
   .`´, ;; |,,ゝ 丿  /
    \、 /ノ  .|;;;;
      .`ー、ヽ;;/;;;;;;;;;
         `-´ ̄`----
「チィッ……だが、まあいい……もう一人の方は“計画通り、ちゃあんと逃げた”みたいだしな……」
リゾットのメタリカと違い、ギアッチョのホワイト・アルバムは『戦闘』には向くが『気付かれないように戦う』事には向いてない。
その代わり『能力に気付いても打ち破れない』のがホワイト・アルバムの長所だとギアッチョは思っている。
だからギアッチョは“スタンド能力を隠す事をやめた”
敢えて己のスタンドの強さを見せつけ、素人と思しきスタンド使いを逃走させる。
逃げた者はこう思うだろう。「ヤバい氷使いがいる。誰か強そうな人を連れてこなくちゃ」と。
(それこそが俺の狙いッ! これで俺は『動かずとも他人に会える』! リゾットとトリッシュは別だが、他の野郎は出会い次第ブチ割ってやるぜ……!)
大人数が襲ってこようが問題ない。
むしろまとめて消せるのなら大歓迎だ。
ジョルノやミスタといったブチャラティチームのメンツが混ざっていれば願ったり叶ったり。
「俺の勝ちだぜェ……視界が塞がっちまった時に、アイツが逃げずに襲ってきたら面倒だったが……奴は逃げた! 俺は賭けに勝ったんだッ!」
ダイアーの決して砕けぬ戦士の心は、最期にギアッチョの視界を封じようとした。
遠ざかる気配に気付き、その者を逃がそうとしたのだ!
だが、その行為は無意味なものとなってしまった。
ギアッチョは元から吉良を追う気がなく、また吉良を「決着がついた隙を突いて襲ってこなかったから、殺人鬼ではない」と評価したものの、吉良吉影は骨の随まで殺人鬼だ。
ダイアーの『誇り』は砕けなかったが、受け継がれる事も決してない。
908Classical名無しさん:08/05/30 22:44 ID:v1UI7y12
その・・・・・やっぱり・・・・・・ネーロは・・・・・口から・・・・・その・・・・・・
909Classical名無しさん:08/05/30 22:44 ID:9Svtj1fI
ダイアーさんカワイソス(´・ω・)支援
「『賭けに勝つ』……ってよォ〜〜。『誰々に勝つ』ってなら、わかる……スゲーよくわかる。そいつを打ち負かしたんだからな……
 だが、『賭けに』って場合はどういう事だああ〜〜〜っ!? 賭けを打ち負かしたのかっつーのよーーーーーッ!
ナメやがってこの言葉ァ、超イラつくぜェ〜〜〜ッ! 戦う相手は、賭けそのものじゃねえじゃねーか!
 『賭け』って名前の奴がいたら連れてきてみやがれってんだ! チクショーーッ。
 どういう事だ! どういう事だよッ! クソッ! 賭けに勝つって、どういう事だッ!
 ナメやがってクソッ! クソッ!」

ガシャン

イライラをぶつけるように、ギアッチョがダイアーの頭部を踏みつける。
視界を戻す意図とスタンドパワーを節約する意味とがあり、彼は今スタンドを解除している。
そのためダイアーの頭部は踏み抜かれはしなかった。
ただ、何度も何度も蹴りつけられ、顔面の形は歪んでいった。
スパゲッティ臭い男の足で、趣味の悪い顔面に無理矢理整形されていく。
ストレス発散の足蹴は未だに収まらない。
何度も何度も蹴りつけられる。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、―――





 ☆  ★  ☆  ★  ☆





まったく、何なんだあの猫耳スーツのスタンドは!?
デパート内にいた私まで冷やすとは……広域に攻撃が出来るタイプか?
まぁいい。あんな奴には関わらない方が得策だ。
あんなド派手なスタンドを使ってるなら、勝手に危険人物を呼び寄せて潰し合ってくれるだろう。
わざわざリスクを犯してまで爆破しにいく必要がない。
私の姿はもちろん、キラークイーンの能力は一切見られていないのだからな……
必要なのは『平穏』なのだ。
そのためには信頼を得られそうな奴を作った方がいい。うまくいけば時間を止める承太郎だろうと倒すことが出来るかもしれないしな。
さあ、どちらに向かおうか……



殺人鬼はもうしばらく走り続ける。
命の危険と正体がバレる危険から遠ざかり、今度こそ平穏を手に入れるために。



【ダイアー 死亡】
【残り84人】
912Classical名無しさん:08/05/30 22:48 ID:Om3HxX1g
死んだ後もこれかよダイアーさん(´・ω・`)
【D-05 デパート周辺/1日目】

【吉良吉影】
[時間軸]:限界だから押そうとした所
[状態]:若干のストレス
[装備]:爆弾にした角砂糖、ティッシュケースに入れた角砂糖(爆弾に変える用・残り5個)
[道具]:ハンカチに包んだ角砂糖(食用・残り6個)、ティッシュに包んだ角砂糖(爆弾に変える用・残り8個)、未確認支給品×0〜2個、支給品一式
[思考・状況]:
1.お人好しのスタンド使いの庇護の元で静かに暮らしたい
2.自分の正体を知る者がいたら抹殺する
3.承太郎達への対処を決めかねている
4.危険からは極力遠ざかる(2を果たすためなら危険な橋でも渡るつもりではある)
[備考]:バイツァ・ダストは制限されていますが、制限が解除されたら使えるようになるかもしれません

【ギアッチョ】
[時間軸]:サンタ・ルチア駅でDISCを手に入れた直後
[状態]:イライラ、スタンド解除中、臭い
[装備]:なし
[道具]:麻薬一袋、未確認支給品×0〜2個、ダイアーの未確認支給品×0〜2個、支給品一式×2
[思考・状況]:
1.トリッシュを捕らえ、ボスの秘密を喋らせてから殺す
2.逃がしてやった吉良が誰かを連れてくるのを待つ
3.自分かリゾットが優勝する気だが、ラスト2人になるまで「どちらが生き残るべきか」を考えるのは止める
4.リゾット以外は皆殺し。ジョルノとミスタをはじめとするブチャラティチームのメンバーとプロシュート・ペッシ・ホルマジオの名を語る偽物は絶対にブチ殺す
[備考]:ボスがこの殺し合いの場にいるとは思ってません
914 ◆wKs3a28q6Q :08/05/30 22:52 ID:EhelmKLg
投下完了しました
ただでさえ携帯厨で貼るのが遅いというのに、原作のパロをやろうとしたら改行規制に引っかかりまくりアホみたいに遅くなったことを深くお詫びします



ていうかAA早すぎワロタ
915 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 22:53 ID:65Qz0G7w
投下乙です
そして俺も投下します
916Classical名無しさん:08/05/30 22:54 ID:EhelmKLg
うげっ、私のせいで後を突っ返させてすいませェん……


お詫びに支援したいんですが構いませんねッ
917Classical名無しさん:08/05/30 22:54 ID:SqmC3tn2
投下乙
バイツァ制限つきなのかー。
マンダムのちょっと長い版と思えばいいのかな
ライダーなロワでは時間とびまくりだから問題ないかな

そして前作では生還し、マーダーもこなしたダイアーさん
ここにきてあっさり死亡!何だこの落差は
918Classical名無しさん:08/05/30 22:54 ID:v1UI7y12
,   //丿ノヽ   ヽ
( / ノノ_::ノ  ノノ,,  彡 く、黒か……ろう………フッ」
\|ノノ  ::  ___,"r´ヽミ
ミ/ .  ,._//;; ヽ,ノ\ミ
ゝ|、 ,),ヾ;;;  ̄;;;;;; ) ヽ \
  ( ,/,)ヽ;;;ヽ;;;  ,\  )    「フフ……い…イカ墨入りのスパゲッティは、
   .`´, ;; |,,ゝ 丿  /       く、黒か……ろう………フッ」
    \、 /ノ  .|;;;;
      .`ー、ヽ;;/;;;;;;;;;
         `-´ ̄`----
919Classical名無しさん:08/05/30 22:54 ID:SqmC3tn2
問題なく、支援!
920Classical名無しさん:08/05/30 22:55 ID:WkEsPa4U
>>918
やめろwwww
921笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 22:55 ID:65Qz0G7w
C−10。
鬱蒼とした木々が海風に吹かれざわざわと音を立てる。
そこはおよそ人が乗り込めるような環境ではなかった。
だが……そんな森林の奥深くに一軒だけ、小さな木造家屋が存在していた。
所々に群生している食用の野草、ニワトリか何かを飼っていたのだろう、穀物が入った皿が無造作に投げ出された庭。
そこはまるで、今さっきまで人が生活していたかのような空間であった。
そして現在――その家屋では本来そこで生活していた人物とは異なる人間が、闇夜の一室で休息を取っていた………

*  *  *  *  *

エンリコ・プッチはこの現状に対し意外にも冷静だった。
彼の基本的な行動理念はどこにいたって変わるものではない。
それは実に単純な内容だった。だが彼はそれをちっともつまらないとは感じなかったし、むしろ喜ぶべき事柄として考えていた。
だから彼は「荒木が何をした」だの「なぜ自分がここにいるか」だのと言った事には一切関心を持たなかった。持つ必要がなかった。
いや――彼が関心を持った事柄が一つだけあった。だがそれは荒木に関する考察でもゲームでの立ち回り方でもなかった。
「空条徐倫……。あの場に浮いていたのは徐倫の母親だったのか。
ならば彼女は今、あの男――荒木と言ったか、あれに対する大いなる怒りと正義感を持って奮闘していることだろう。
私が手を下しに出向くまでもないだろうな……」
自分の独り言に嫌気がさしたのか、そこまでしゃべったプッチはふう、と息をつき立ち上がる。
同時に少し離れた場所に放置してあったデイバックのもとに歩み寄り膝をついた。
そして、ごそごそと中に収められていた物を床に広げて支給品の確認を―――
「邪魔するぜ」
―――止めざるを得なくなった。

*  *  *  *  *
922Classical名無しさん:08/05/30 22:56 ID:v1UI7y12
,   //丿ノヽ   ヽ
( / ノノ_::ノ  ノノ,,  彡
\|ノノ  ::  ___,"r´ヽミ
ミ/ .  ,._//;; ヽ,ノ\ミ
ゝ|、 ,),ヾ;;;  ̄;;;;;; ) ヽ \
  ( ,/,)ヽ;;;ヽ;;;  ,\  )    「フフ……い…イカ墨入りのスパゲッティは、
   .`´, ;; |,,ゝ 丿  /       く、黒か……ろう………フッ」
    \、 /ノ  .|;;;;
      .`ー、ヽ;;/;;;;;;;;;    3度目のトライ、本文は笑いすぎてキーボード
         `-´ ̄`----      が打てなさそうだから誰か頼むよ〜。
923笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 22:56 ID:65Qz0G7w
この家の中に誰かがいるのは分かっていた。
普段はカーズ任せで滅多にやる事ではないものの、触れた壁の温度差で室内の状況を把握するくらいは朝飯前である。
自分の“流法”と“種族”に確固たる自信を持つエシディシは躊躇うことなくドアを開けた。恐怖などあろうはずもない。
「邪魔するぜ」
返答を待たずに乗り込んだそこには十字を模した青い服に身を包んだ男が一人――振り返るような態勢で硬直したまま、だがその眼には警戒の光を宿しながら――こちらを見つめていた。
だがそんな状況を目の当たりにしながらも、荒っぽい性格の持ち主であるエシディシは男が言葉を選んでいるのを待ちかねて自分から続けることにした。
「ん……どうした?こんな状況で先手取られて身動きも取れないか?少しは対応したらどうだ」
若干威嚇気味た口調になってしまったが言ってしまったものは仕方ない、少しだけ筋肉の緊張を緩め返事を待つ。
すると男は警戒の眼差しこそ変わらなかったもののゆっくりとこちらに向き直り大きく肩をすくめて溜め息をつく。
「あぁ……いらっしゃい、と言っていいものか……。荷物の整理をしていたんでね。来訪の準備もろくにしていないんだ」

予想外の返答に眉が持ち上がる。
「ほう……襲ってこないのか?俺が殺戮を求める獣だったらどうする気だ?」
変に言い回しをする必要はない。率直に質問する。思いのほか返答はすぐに返ってきた。
「あいにく刑務所の教戒師でね。殺人鬼なんか嫌と言うほど見ているんだ。
それに、仮に君が人殺しだったら背後からいきなり襲ってくるだろう。違うかい?」
相手の冷静さと先を見越しているかのように余裕を込めるセリフ遣いがジョセフ・ジョースターを彷彿とさせ少々苛立つ。
だがそんな中――エシディシはこの男の話にもう少しだけ付き合ってみたい、とも心のどこかで思っていた。
長い長い生涯の中でも目の前の人間のようなタイプとの出会いが初めてだったからであろう。
「……確かにそうだ。もっともな意見だな――面白い奴だ、名前は?」
「人に名前を聞くときは自分から名乗るものだろう?まぁいい……私はエンリコ・プッチ。プッチ神父と呼ばれている」
「そうか。俺の名はエシディシ。人間は俺達の事を“柱の男”とか呼んでいたな」
924笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 22:58 ID:65Qz0G7w
面白い人間とは言えどの道消す相手だ。何も嘘を言う必要はない、と単純な自己紹介をする。
会話が途切れ、またも二人の間に沈黙が流れようとしたが今度は神父の方がすぐにその沈黙を断った。
「柱の男、か……なかなか面白い自己紹介だな。それで、ここに入ってきた目的は?」
神父――プッチと言ったか――も自分に気遣いをすることなく質問してくる。その態度に思わず口元が笑みを形作る。
「太陽光に弱い体なんでな。貴様に立ち去ってもらいここを根城にする」
率直な質問には率直な回答がいいというものだ。またも嘘偽りなく目的を告げた。
「太陽アレルギーか……同じ体質の友人がいるんだ。結構いるものなのかな?
……と。話が逸れたな。それに対し何か私にできることは?」
プッチの言葉にぴくりと反応したが驚くようなことではなかった。大方“食糧”の事を言っているだろう。まさか人間と馴れ合うものがいたとは……
だが、深く考え込む必要もない。思考を会話の方に戻し、再度告げる。
「出て行けと言った。嫌だと言うのならこの俺が直々に消してやっても構わない」
これで出て行かなかったら容赦なく“血液”を流し込んでやるつもりだった。
だが――理由はエシディシ本人にも理解は出来ないが――こうして話をするうち、先程まで感じていた苛立ちはどこかへ消え失せてしまっていた。
血液を流すつもりだったものの、本当に俺はこの男を襲うのだろうかと疑問に思ってしまう程にエシディシの心境は揺らいでいたのである。
「そうか……仕方ない。荷物をしまったらここを出ることにしよう」
そんな思考を遮ったプッチは一寸の抵抗もなくあっさりと要求を飲む。その態度にもはやエシディシの好奇心はくすぐられる一方だった。
そして同時に―――消えた苛立ちに代わるように流れ込む血液が頭を冷やし、冷静な思考ができるようになってきていた。
やがて、ある一つの結論に辿り着く。ここでコイツを逃がすのはなかなか惜しい、と。
925笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 22:59 ID:65Qz0G7w
「……フ、お前――つくづく面白い奴だな」
「なにが?」
思考の末に出した言葉に対する神父の即答ぶりに少々驚く。だが――“事を進める”には何の問題もなかった。
「抵抗しないのか?俺はもしかすると貴様が後ろを向いた瞬間に攻撃しようとしている殺人者かそれ以下のヤツかも。
それとも“出て行く”と言いながら実は迎え撃ってやろうなどと言うつもりか?」
それを聞いた神父は、今の言い回しに思い当たる節でもあったのか……ふっと笑みをこぼし、すらすらと返答してきた。
「そうしてほしいのかい?
だが……柱の男――人外の生命か何かかい?そんなウソは殺人者はつかないだろう。たとえ悪魔だってそんなウソはつかない。
きっと本当だからそう要求したんだと思う。迎撃なんかするものか。
それにさっきも言っただろう、君が本当に殺人者なら容赦なく襲ってくるはずだと」
やはり――と言うべきだろうか、この一言でエシディシの思考は完全に一つに定まった。
「なるほど……お前、気に入ったぞ」
一息つきそう切り出すと神父は怪訝な顔をして答える。
「どういうことだ?」
「文字通りの意味さ。俺はお前が気に入った。十分な理由だと思うがな。
どれ―――俺と手を組まないか?」

*  *  *  *  *
926Classical名無しさん:08/05/30 23:00 ID:Om3HxX1g
支援
927笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 23:00 ID:65Qz0G7w
一方のエンリコ・プッチも目の前の男と会話をするうちに“いずれこう言った展開になるだろう”と言う事は予測していた。
そして――本当にそうなるとすれば願ってもいない幸運だった。命令をする部下はいたが、対等な立場として話し合う相手など自分には多くはなかったのだから。
「………内容は?」
やや間を置き冷静に質問する。
「先にも言ったが太陽に弱いんだ。昼間に動けるやつを手元に置きたいのは俺としては当然の発想だろう?
貴様にも当然メリットはある。俺は戦闘術、身体能力、どれをとっても人間どもには及びもつかない強さを持っている。戦闘になったら俺が出よう。」
裸族と言っても過言ではないような奇天烈な服装の男がこうも得意げに話す。2011年の日常では到底信じがたい発言だ。
だが相手の自信に満ちた声色からそれが真実である事をひしひしと感じる。
そして――相手がこれ程の自信家だったという事は予想を超えていたが――これもほぼプッチの予想通りの答えであった。そうすれば次に聞く事はひとつしかない。
「なるほど……それで、他には?たとえば今後の活動方針だ」
恐らく―――こう返ってくるだろう。
「そうだな――昼間は動けないのでな、とりあえずしばらくは動く気はない。カーズもワムウも俺が手伝わなければならないほど脆弱でもないしな」
ほらきた。プッチは予想通りの返答であった事を喜ぶ気はなかったが“相手と利害が一致する”と言う点で喜びの感情が湧き、そしてほんの少し安堵した。
「そうか。それならいいだろう。このゲーム、多く殺した奴が優勝という訳ではなさそうだし無理に動いて傷を負う必要もないという事か。
なかなか切れ者なんだな。その案、乗らせてもらう事にしよう」
928笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 23:01 ID:65Qz0G7w
一息でそこまで言い切ったプッチはエシディシの返答を待つ。
「グッド……契約成立だ。これで貴様は俺の敵にはならんと言う事だ。能力差でも……文字通りの意味でもな。
もちろんその逆も然り。俺は貴様の敵になる事はない。
貴様は俺に対し“ここを根城にしてもいい”と言い出て行こうとまでした。そこまでする相手に対しては俺なりに敬意をはらうと言うのが道理」
意外だった。いくらプッチでもそこまで計算して言ったつもりではなかったのだ。そして――敬意、と言う言葉にも。
「なるほど―――小さな親切心が感謝されて多大な恩恵を受ける、と。そういう事か」
「そういう事になるな。だが―――」
エシディシの言葉を遮って言う。
「馴れあうつもりはないから勘違いするな、だろ?それは私も同意見だ。協力する仲間と信頼できる友人は必ずしも一致はしない」
「――分かっているではないか。だがお互いの力を知らぬことには協力もくそもあったものではない。見せてもらうぞ。その自信を裏付けする貴様の力」
エシディシがにやりと笑いながら言う。だがその質問に対する答えは今すぐに答える必要はない。まず自分がやらなければいけない行動は―――
「あぁ。だが立ち話もなんだ。部屋で話すとしよう。支給品の整理もほったらかしだった」
プッチのとった行動、それは“歓迎”であった。踵を返し室内へと歩き出した。
その背中を見つめながらあぁ、と呟いたエシディシがひょいと自身のデイバックをつまみ上げプッチを追うように歩きだす。

やがて――闇夜の森林に バタン と扉が閉まる音が響き渡った。
929笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 23:02 ID:65Qz0G7w
【C-10 森林奥の家(アブドゥルの隠れ家)/1日目 深夜】
【純白の大蛇と炎の策士 in 魔術師の別荘】

【エンリコ・プッチ】
[時間軸]:JC6(69)巻、ヤドクガエルに“破裂する命令”をした直後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(部屋の中に散らかっています)不明支給品1〜3(本人も確認していません)
[思考・状況]
基本行動方針:ディオのもとへ、天国へ
1.無理に出歩く必要はない(ゲームへの参加方針という意味で)
2.こいつ(エシディシ)は良い奴のようだ。しばらく一緒にいてみよう
3.エシディシと情報交換をしたい

【エシディシ】
[時間軸]:JC9巻、ジョセフの“糸の結界”を切断した瞬間
[状態]:健康、ちょっとハイな気分
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1〜3(本人も確認していません。と言うよりデイバックを開けていません)
[思考・状況]
基本行動方針:生き残る(乗る乗らないは現段階では不明)
1.無理に出歩く必要はない(太陽に弱いという意味で)
2.こいつ(プッチ)はなかなか面白い。しばらく一緒にいてみよう
3.プッチと情報交換をしたい

備考
二人ともお互い「気が合う、面白い」といった理由で手を組んでいるので利用する等の発想は現段階ではありません。
アブドゥルさんの隠れ家はC−10の中央、地図の【人】の字のあたりにあります。
930笠地蔵 ◆yxYaCUyrzc :08/05/30 23:04 ID:65Qz0G7w
以上で投下終了です。◆wKs3a28q6Qさんの投下直後で氏にも読み手さんにも申し訳ない…

マーダー同士手を組む、と言うパロロワの王道的な展開をと思って書いてみました。
なのに二人とも積極的に動こうとしないというwww

誤字脱字、文章の矛盾点等ありましたら指摘をお願いします。

余談ですが今回は「昔話」をタイトルにしようかなと思ってます。
その作品のあらすじや教訓(?)をSS内に取り入れられたらな、と。
今回ならプッチのセリフ【親切心が感謝、恩返しされる】というあたりですかね。
そっちの方でもご意見あったらよろしくお願いします。
931Classical名無しさん:08/05/30 23:04 ID:019luXU6
>>922
できた。
932Classical名無しさん:08/05/30 23:08 ID:SqmC3tn2
投下乙
柱の男と神父のコンビか
結構いけるかもな
933Classical名無しさん:08/05/30 23:20 ID:ETSXZBYA
両者投下乙ッ
さすが◆wKs3a28q6Q氏と◆yxYaCUyrzc氏!
俺たちが書けないようなSSを平然と書いてみせるゥ!そこに痺れる憧れるゥ!

>>◆wKs3a28q6Q氏
ダイアーさぁあああん!
いつもと変わらない吉良の登場にほっとし、ダイアーさんの噛ませっぷりに笑い、
ギアッチョの誇り高い決意に痺れました!
正直予約の段階で前回同様の吉良対ギアッチョだったらどうだろうとハラハラしてましたがいい意味で期待を裏切ってくれました!

>>◆yxYaCUyrzc氏
エシディシとプッチ!これほど相性のいい二人がいるだろうか?!
投下される前から手を組むのか戦闘を行うのかワクワクしてましたがあまりに爽やかなプッチに感動!

僕は二人に敬意を表するッ!
934Classical名無しさん:08/05/30 23:20 ID:EhelmKLg
意外! それは共闘!
何気に非スタンド使いの人外とスタンド使いのタッグは初だなぁ。
これは期待せずにはいられないッ!
序盤から動きまくると早死にしやすいし、この二人は終盤に本気出してきても違和感なく受け入れられそうな『凄み』がある……!
935Classical名無しさん:08/05/30 23:58 ID:pnTs4cfQ
皆良作のSSばっか書くなぁ〜、それに比べて俺なんか…。死にたくなってきた
936Classical名無しさん:08/05/31 00:03 ID:bFzbskC2
皆さんそれぞれ味があって面白いですよ

だから、ねっ!
元気出して!
937地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/31 00:04 ID:MjYOyzno
http://rowvj6pbm.ame-zaiku.com/index3.html
◆deggScNisI氏の【マイク・O】
◆4TVCWBLT0c氏の【花京院典明】 【マライヤ】
◆/N8q5ODajQ氏の【チョコラータ】 【ダニエル・J・ダービー】
◆BGBx2CZJts氏の【ストレイツォ】
◆PU9YxOvRdg氏の【ホル・ホース】【シーザー・アントニオ・ツェペリ】
◆flqW0mzZYI氏の【ペッシ】
◆wKs3a28q6Q氏の【吉良吉影】【ギアッチョ】
◆yxYaCUyrzc氏の【エンリコ・プッチ】【エシディシ】
以上を追加しました

プッチとacdcが小屋の前で話しているすぐそばで、ダービーの手足がもがれているんですね
チョコ先生に写真つき名簿が渡るとはおそろしや…
重ちーがんばれ重ちー

>>929
◆yxYaCUyrzc氏のように、現在地の細かい指定があればしてくださって大丈夫です
特に指定が無ければ、エリアで他の参加者と勝手にバランスをとって配置します
938地図の人 ◆rOwVJ6/pbM :08/05/31 00:10 ID:MjYOyzno
提案したライフラインについてたくさん意見をもらえて嬉しいです
>>779氏と>>798氏の意見みたいな感じで
あとは書き手に任せる、ってことですかね

>>811
嬉しい言葉ありがとうございます
絵板、一人でも描き続けるぜ
939 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:19 ID:PrpZRa7U
遅れてしまって申し訳ございません
これからジョリーンとイギー投下します
940 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:20 ID:PrpZRa7U


「ママ……ママ……うっ…うう……ああぁ……」

道端を点々と灯す街灯の真下、空条徐倫は泣き崩れていた。
その場にしゃがみ、うずくまる彼女の目には涙があふれ出て、止まらなかった。
時折出る嗚咽も今の彼女には止められなかった。

「せっかく……あの「水族館」から脱出したのに……あいつとも会えたのに……」

徐倫はただ、泣くしかできなかった。もはやそれ以上のことはできない状態だった。
長い間機会を待ち、ようやく脱出できた水族館。これからという時に突然巻き込まれた殺しあい。
そこで見たものは変わり果てた姿をした自分の母であった。
何故、自分の母があのような目に遭わなければいけなかったのか。何故自分の母が殺されてしまったのか。
うす暗く照らす街灯の下で徐倫は独り、すすり泣いていた。



 ☆ ☆ ☆ ☆



(まったく、なんだってんだよ一体……殺しあいえをしろとか訳わかんねーよ)

町の舗装された道路を一人……いや、一匹の犬が歩いている。

(ここはエジプトか……にしても雰囲気が違うような……)

白黒の犬が怪訝そうな顔をして辺りをきょろきょろ見回す。

(ホント勘弁してほしいぜ、俺は何の争い事もない平和な一生を送りたいのによぉ……次から次へとトラブル三昧だ)
941 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:20 ID:PrpZRa7U
イギーは不機嫌そうな顔をする。ニューヨークで自由気ままな生活を送ってきたイギーにとって
いきなりエジプトに連れてこられた時、今にも逃げ出したくて仕方がなかった。
そして、今回で人に連れてこられたのは2回目。イギーがうんざりしているのも無理はなかった。


「ママ……ママ……うっ…うう……ああぁ……」

(ん!?あれは……?)

街路を歩いていたイギーは女性のすすり泣く声が聞こえたのを耳にした。
聞こえたほうを見ると、お団子を髪の毛にくっつけたような頭をした女性がうずくまって泣いていた。

(あいつは確か……あの舞台でおフクロを殺されちまったコだっけか……?)

イギーは一瞬、近づいてみようと考えたが、すぐに首を横に振り、その考えを捨て去った。

(やめとけ、関わったらどうなるか分からないぞ、また厄介に継ぐ、厄介事が待ってるに違いない。ここは退散するかな)

イギーはすすり泣く徐倫に背を向け、この場から去ろうと試みた

「そこに誰かいるの……?」

(げっ……!)

徐倫は顔をあげ、気配のした方を見ると、街灯の下に一匹の犬がこちらに背を向け、今にも走り出してしまいそうだった。

「待って、お願い!行かないで!」

(くっ……!)

徐倫は悲痛な叫びがイギーに届き、イギーは走り出そうとした足の速度を緩める
942 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:21 ID:PrpZRa7U

(くそっ……仕方がねぇ。ちょっとだけそばによってやるだけだからな……見捨てるのをやめたわけじゃねぇぞ)

立ち止まったイギーは踵を返し、ゆっくりと徐倫のもとへ近づく。
近づいてきたイギーを徐倫はまじまじと見つめる。

「凛々しい顔つきね……こっちおいで、ワンちゃん」

(ワ……ワンちゃん!?)

妙に一般的な名前で呼ばれたイギーは唖然としながらも彼女のもとへ近づく。
すると、徐倫はイギーを手でつかみあげると胸の中で思いっきり抱きしめた

(う、うわっ!?いきなり何しやがる!!)

突然の徐倫の行動にイギーは思わずもがく

「ごめんね、しばらくこのままでいさせて……」

(嫌だ嫌だ、離せ!離せ!俺はこんなペットみたいなことされるのは大嫌いなんだ!)

必死に抵抗するイギーだが、振りほどくのが無理なのがわかり次第に抵抗するのをやめた。
それだけではない、今イギーの顔は徐倫の持つ、『山』と『山』の間の谷間の中にいるのだったッ!

(あれ?なんだろこの気持ち、なんだか!なんだか!すっごく楽しい事をしてる気がするけど
 犬だからわからないッ……ケハハハハハハハハ)

徐倫はイギーを数分間抱きしめた。小さなぬくもりを感じた。
よく見ると首に自分のと同じような首輪がしてあるのが分かった。
こんな犬まで殺しあいに参加されられているなんて……
徐倫はあの舞台の上でニヤニヤした東洋人の顔を思い浮かべる。
彼女の中で何かがふつふつと湧きあがってきた。
943 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:22 ID:PrpZRa7U
「ありがとう、お前のおかげで少し元気がわいてきた……」

徐倫は抱きしめていたイギーをゆっくり下ろす。ようやく解放されたイギーは即座に徐倫から距離をとる。

(いや、別にそんな……大したことは……してない……したかもしれないけど)

イギーは徐倫に真っ赤な顔を見せつけまいとしてそっぽを向けた。

「あたしはもうくじけない、アラキを倒してママの仇をとる!お前のような小さな犠牲者、あたしのような者をこれ以上出さないッ!」
徐倫は立ち上がり、暗闇が支配する夜空を見る。それはどこかにいるアラキへの対決の意志の表れであった。

(また厄介な事に首を突っ込んじまったなぁ〜……まぁでも……犬好きのやつを放っていくわけにはいかねぇよなあ〜……)
イギーは前足で顔を掻きながらメンドくさそうにしていた。
しかし、


二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。

再び石造りの海に閉じ込められた彼女が見るのはどちらであろうか。



944 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:23 ID:PrpZRa7U
【F-7 町の道路/一日目・深夜】
【空条徐倫】
【時間軸】:「水族館」脱獄後
【状態】 :健康
【装備】 :なし
【道具】 :不明支給品(1〜3)、基本支給品
【思考・状況】
1.これ以上自分のような境遇の人を決して出さない
2.打倒アラキ!
3.あいつ(空条承太郎)、他の協力者を捜す。
【備考】
徐倫はイギーの名前を把握してません

【イギー】
【時間軸】:エジプト到着後、ペットショップ戦前
【状態】 :健康、ほんのちょっぴりのドキドキな気持ち
【装備】 :なし
【道具】 :不明支給品(1〜3)、基本支給品
【思考・状況】
1.また厄介な事に首突っ込んじまったなぁ…まぁいっか
2.徐倫と行動を共にする
945 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 00:24 ID:PrpZRa7U
投下終了です
問題点、疑問点があったらぜひレスを

タイトルは「何度でも絶望するわ! 運命に打ち克つために!!」です
946Classical名無しさん:08/05/31 00:25 ID:zdrxhlgA
乙です!

そういや4部太郎って既婚だから
目の前で自分のワイフ(ちょっと老けてるけど)が殺されるのを目撃した事になるのか・・・
947Classical名無しさん:08/05/31 00:27 ID:mdVgRWnU
>>937
超乙!
順調に出そろってきたなぁ
ていうか絵板なんてあったのか……し、知らなかった……

>>944
犬だからわからない吹いたwww
イギーとジョリーン……前回は二人とも鬱死にだっただけに今回こそは星を見れると期待しとくぜ
948Classical名無しさん:08/05/31 00:32 ID:8kEZ.1oU
投下乙。
なにやってんのイギーwwwwwwwwwww
ところで、 ◆TVLOEafTP2氏はどうなったかな?連絡くらいしてほしい所だが・・・・・
949Classical名無しさん:08/05/31 00:48 ID:p0GzjTkw
アナスィがこの現場見たら間違いなくこういうだろう

「そこの犬!俺と代われ!」と

誰だってそう言う。俺もそー言う
950 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:13 ID:6yibDjqM
投下します。
951Classical名無しさん:08/05/31 01:15 ID:bFzbskC2
支援!
952恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:15 ID:6yibDjqM

……ある。

確かに、ある。

首に嵌められた、冷たい金属の塊……首輪を摘みながら、
これから何をすべきか、私は考え始めた。

まず、私に渡されたものらしい背負い鞄から、出せるものを出してみる。
パン、ボトル入りの水、電灯、地図、鉛筆に紙、方位磁石、小型の時計。
この殺し合いの参加者名簿と、一枚の紙切れ。

参加者名簿をざっと読んでみるが、特に知り合いの名は無い。
『スカーレット・ヴァレンタイン』……
私に依頼を託した合衆国第23代大統領、ファニー・ヴァレンタイン。
その夫人の名と記憶しているが、会った事も会話した事も無いので他人同然だろう。
この状況では、ファーストレディの権威など存在しない。

続いて地図を見るが……『訳が分からない』の一言に尽きた。
『コロッセオ』『ナイル川』『マキナック海峡』などが、
ここでは一緒くたに集められているらしい。
恐らく、あの男――荒木飛呂彦が、より殺し合いを面白くする為に作り出した世界なのだろう。

閉じられた紙切れを開くと突然、奇怪な形状の小型ナイフ――メスが出現した。
物理的に有り得ない現象だが、これも荒木のスタンド能力の一部なのだろうか?
とりあえず、メスはポケットの中に入れておく。

私が“飛ばされた”のは、近代的な街の一角だった。
荷物の整理を終えると、慎重に歩き始める。
953Classical名無しさん:08/05/31 01:16 ID:6yibDjqM

夜の闇は、原始的な恐怖を湧き上がらせた。
襲撃者を知る手段は無い。
攻撃的な人物が近くに潜んでいれば、ほぼ丸腰で歩いている私は格好のターゲットだろう。

電灯で前方を照らしながら数十分ほど進み続けると、列車の線路が見えた。
地図を開き、位置を確認する。
方位磁石や地形、道の形から察するに、恐らく【B-7】の位置だろうか。

私は、地図を背負い鞄にしまい、移動を再開しようとした。

――その時だった。

ゆっくりと、しかし確実に音量を上げながら。
重くけたたましい音が、私の耳朶に響き渡ってきたのだ。

周囲を見回すが、街には闇が広がるばかりだ。
何の音なのか。誰が鳴らしているのか。
全く事態を把握できないまま、『そいつ』は確かに私との距離を縮めていく。

結局、何も出来ないまま。
『そいつ』は近くの角を曲がり、私の眼前に出現した。

『そいつ』の姿を視認した私は、思わず身を後方に引く。

――人の背丈以上もある、巨大な自動機械だった。
それが、その機動力で持ってして、私に急接近していた。

その前部に取り付けられた一対のライト。
放たれる閃光に、一瞬だけ視界を奪われてしまう。
954Classical名無しさん:08/05/31 01:17 ID:6yibDjqM

私のスタンド能力は、直接攻撃型ではない。
持っている武器も、ポケットのメスだけである。
この巨大な物体にダメージを与える手段を、私は一切持ち合わせていない。
もしそのまま体当たりでもされれば、その時点で私の命は終わりである。

思わず近くの塀に背中を貼り付け、私はガタガタと震え上がった。

だがそんな私の恐怖をよそに、機械は……静かに停止した。
煌々と輝いていたライトは消灯し、前部の扉が開けられる。

そして、一人の男が現れた。

「何を、そんなに怯えているんだ……ただの車だろう?
 おっと、その前に言っておくべき事があったな――“私は敵ではない”」

戦闘の意思が無い事を示しつつ、男は私に近づいてくる。

まず、ネックレスの下に巻かれた首輪が目に付いた。私に付けられたのと同じ物である。
つまり彼も、私と同じ『参加者』らしい。
浅黒い肌と顔付き、そして服装を見るに、中東近辺出身の人間だろうか?

男は、奇妙な物体を腕に抱えていた。
縦、横、奥行きの六方向に延びる、奇妙な形の炎。
闇の中で、それから放たれる淡い光が、彼の顔を下から照らしていた。
私は、思わず質問してしまう。

「おい、君が持っている……『それ』は何だ?」

色黒の男は、ニヤリと笑みを浮かべ……楽しげに、解説を始めた。
955 ◆wKs3a28q6Q :08/05/31 01:18 ID:mdVgRWnU
何てこった……今読み返したら推敲したのに推敲前のを投下してた/(^o^)\
お手数ですが以下の部分を修正させて頂きます

>>887
素人じゃあないみてい→素人じゃあないみてえ
かなりの時間を要するだが→かなりの時間を要するのだが

>>899
共に無敗の必殺技のぶつかり合いを制したのは……→共に無敗の必殺技! そのぶつかり合いを制したのは……
股おっぴろげて→股をおっぴろげて

すいませェん……
956Classical名無しさん:08/05/31 01:19 ID:mdVgRWnU
タイミング外しすぎて本気ですんません支援
リロード大事だね
957恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:20 ID:6yibDjqM

「チッ、チッ、チッ!
 この状況で、容易に『スタンド』が見える、などと口走ってはいけないな。
 それは君が『スタンド使い』であるという確たる証拠となってしまうからだ。
 場合によっては、それは命より大事な情報と成りうるぞ。
 まぁ、今回は相手が私で良かったがな……ハッハッハッ!」

「……」

自慢げに説明を続ける男を見ながら、
私の胸に、ある一つの感情が湧き上がった。

いきなり、なんなんだ……?こいつは。


 *  *  *


『モハメド・アヴドゥル』と名乗るその男は、私に語った。
自分に荒木の提唱する殺し合いに参加する意志は無く、
当然、私に対する敵意も殺意も無い事。
そして、荒木と共に闘う為の仲間を探そうとしていた事。

「君の名前は?
 ……ああそれと、生年と年齢も教えて欲しい」

「フェルディナンド。地質学・古生物学者だ。
 『フェルディナンド博士』と呼んでくれ。
 18XX年生まれの、XX歳だが……」

生年を答える意味が分からなかったが、
私は聞かれるがままに事実を話した。
958恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:21 ID:6yibDjqM

「18XX年!?それは本当なのか!?」

アヴドゥルは驚嘆の表情で、私に詰問した。
どうやら彼の驚きの対象は、
私が合衆国古生物学会における若き新星である事実では無いらしいが。

確認の問いに私が頷くと、アヴドゥルは唸った。

「ううむ……。
 『参加者名簿』を初めて閲覧した際、その内容に疑念を持ったものだったが。
 本当に、そういう事なのだな……」

「さっきから、何を言っている?
 私の生年と関係があるのか?」

「私は1989年から、この世界に呼び出された。
 つまり……この街には、『異なる時間に生きる人々が集められている』」

「何だとッ……!?」

そうと知れば、私も驚愕せざるを得ない。
時間の壁なるものを突破し、私をこの場に連れ出したと言う事なのか……あの男、荒木は?

「……いや、考察は後だ。
 とりあえず、私と戦う気が無いのならこの車に乗ってくれ。
 近隣に君以外の生物の気配は見当たらなかったが、念の為だ」

アヴドゥルは巨大な自走車の中に戻り、私に向けて手招きする。
私は慣れない動きで、その扉に潜り込んだ。
959恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:22 ID:6yibDjqM

後に聞いた話だが、この巨大な車はアヴドゥルに渡された支給品らしい。
悪路でも獰猛に疾走し、数十Kmもの距離を燃料補給無しで移動できる。
アヴドゥルの時代では、この程度の自動車は当たり前の存在なのだそうだ。
『スティール・ボール・ラン』1stステージで、あっという間にリタイアした
ドイツ人の自動車をさんざん馬鹿にしたものだが……科学技術の進歩とはすさまじい。


 *  *  *


車内で私とアヴドゥルは、しばらくお互いについて話し合った。
この奇妙で異常な世界に呼び出されるまでの、それぞれの事情を。

――アヴドゥルは1989年、エジプトから。
この殺し合いの参加者の一人でもある、ディオ・ブランドーを倒す為の旅の道中で。

――私は1890年、合衆国から。
大陸横断レース『スティール・ボール・ラン』中に
第23代大統領ファニー・バレンタインから命令を受け、
とある聖人――あのお方の『遺体』を手に入れる為に
ロッキー山脈に向かう途中で……この街に召集された。

お互い、信じ難い話ではあった。
しかし私は嘘を付いていないし、彼の話も口から出まかせとは思えない。

アヴドゥルの仲間達も、この世界に呼び出されているらしい。
名簿を指し示しながら彼は説明する。
「空条承太郎に、ジョセフ・ジョースターさん。
 花京院典明に、J・P・ポルナレフ。そして犬のイギー。
 エジプトまで戦い抜いてきた、頼もしい戦友達だ」
960恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:24 ID:6yibDjqM

――ここまで知ると、私は考え始めた。
SBRレースの参加者であり、
『聖人の遺体』の居場所を知っているというジョニィ・ジョースター。
ジョセフとはもしや、彼の子孫なのだろうか?
ブランドーの姓も、レース優勝候補の一人として記憶している。名はディエゴ。
これもアヴドゥルの宿敵――ディオ・ブランドーとの何らかの関わりを感じずにはいられない。
さらに、SBRレースでジョースターと行動を共にするジャイロ・ツェペリの姓も確認した。
ジョッキーと同じ姓を持つ、三人もの参加者の存在。偶然の産物とは言い難い。

しかし、私はアヴドゥルにこれらの事実を話さなかった。
彼らについての情報を特に知らないという事もあったが、
時間軸の異なる人々が集まったこの状況で、話が混乱するだけだろうと感じたからだ。

我々は次に、それぞれのスタンド能力について情報交換した。
アヴドゥルの能力は『魔術師の炎』。
数千℃もの火炎を自在に操り、敵を焼き尽くすというものだそうだ。
味方として、中々頼りになりそうなスタンドである。
近隣の生物を察知できる『炎の探知機』で私が探り当てられた事も、その時に知った。

アヴドゥルが運転席、私が助手席に乗り会話しているこの自動車だが、
先ほどから一切動かしていない。
方針を決めぬままに走りだしても限りある燃料の無駄遣いだし、
機関部の騒音が周囲に漏れる危険があるからだ。
『炎の探知機』があるとは言え、情報交換中に移動はできない。

「ところで……フェルディナンド博士。
 今さらで何だが、君は『参加』するつもりなのか?この殺し合いに」

運転席から、落ち着いた口調でアヴドゥルが訊く。
答えは分かっているだろうが、一応の確認を求めてきたのだ。
961Classical名無しさん:08/05/31 01:25 ID:8hX2W0xE
スーパー支援タイム
962恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:25 ID:6yibDjqM

私は、馬鹿馬鹿しい、と言わんばかりに手を振った。

「まさか、だろ?
 こんな意味の無い戦いは、無駄以外の何物でもない。
 血で『大地』が穢れてしまうではないか」

「ああ、私も同感だ。
 この戦いを……荒木を、止めるべきだ」

アヴドゥルの瞳は、闇の中でも輝いて見える。
この状況の全ての元凶……荒木への闘志に、燃えているのだ。

彼は、これからの展望を話し始めた。

「いいか、我々がこれから行うべき行動は次の二つだ。
 @荒木と戦う仲間を探し出し、可能な限り頭数を増やす。
 A積極的に殺し合いに参加しようとする参加者の撃破。

 名簿を見る限り、参加者は八十人以上いる。
 荒木の誘いに『乗った』者達の戦闘は既に始まっている――そう考えていい。
 そして私とお前を見る限り、参加者には『スタンド使い』も少なくない」

「死力を尽くしたスタンド戦……か」

私が知る限り、基本的にスタンドは非常に攻撃的な性格を有している。
アヴドゥルの『魔術師の赤』も、攻撃に意図して使えば強力な火器となるだろう。
『ゲーム』が始まってから、既に一時間余りが経過していた。
既に死者が出ている可能性も否定できない。
963恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:26 ID:6yibDjqM

――情報交換もそれなりに済んだ頃。
このバトルフィールドの地図を見ながら、私は彼に疑問を呈する。

「さて……これからどうする?
 我々は『便利な自動車』を持っている。それはラッキーだ。
 だが、むやみやたらに街を走り回る訳にも行かないだろう?」

「それについてだが、人が集まりやすい街の中央部へは、
 人数を増やしてから乗り込むべきだと私は考えている。
 まずはこの周辺を探索して回り、仲間を探そう。
 我々は『探知機』を持っている。これを使えば隠れ潜む参加者も把握できる。
 確実にこちらから先手が打てるというのは、大きな利点だ」

「なるほど。この【B-7】と、その周囲の調査だな。
 とにかく情報を得る必要があるからな……賛成だ」

「よし、行くぞ」

アヴドゥルが頷き、自動車を起動させる。
この頼もしき機械は、再び街を走り出す。

我々の闘いが――今、始まったのだ。


 *  *  *

964恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:27 ID:6yibDjqM
……と、ここまでの私の話を聞く限り、
私はアヴドゥルにホイホイ付いていき、味方になっただけのように思われるかも知れない。

だが、ここに明言しておく。
私の目的は殺し合いの阻止でも、荒木の撃破でもない。
『優勝』。飽くまでも、このフェルディナンド博士の最終目標はそれである。

初めて荒木のスタンド能力を目にした時から、私はその圧倒的な力に恐怖を抱いていた。
そして『未来人』アヴドゥルとの出会いで、それは一層確実なものに変わった。
“一世紀もの時を超えて人々を召集し、殺し合わせる”。
この事実で、荒木と奴の能力の特異性、異常性を理解したのだ。

『圧倒的に次元が違う』――そう、私は直感した。

私自身も、『スタンド使い』だ。
科学の尺では計れない超自然的現象――
それがスタンド能力である事は、我が身を持って知っている。
荒木が自らのスタンドを使い、この異常な環境を作り上げた。
それ自体は、不自然な話ではない。

しかし、その前提を置いても、奴の能力のパワーは常軌を逸していると考えざるを得ない。
あらゆる時代、あらゆる場所から『スタンド使い』を集め、首輪を取り付け、闘獣のように弄ぶ。
この偉大なる『大地』を作りたもうた神に、如何程の能力を与えられたというのか……あの男は?

もし参加者が奴に挑み戦闘しても、『勝率は0%』だと私は考えている。
普通のスタンド使いが何人纏めて掛かっても無駄だろう。能力者としての次元が全く違うのだから。
私から見れば、モハメド・アヴドゥルは命知らずな馬鹿者以外の何でもない。
965恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:28 ID:6yibDjqM

荒木には勝てない。そこまで考えた時点で、私が向かうべき道は一つだ。
『荒木の意志に加担し、優勝を目指す』。
無論、こちらの賭けも危険である事に変わりはない。
だが、奴と闘う道よりは遙かに安全だろう。

アヴドゥルの推測通り、この街で既に戦闘を始めている人間も多いのだろうが――
私からすれば、彼らの思考は短絡的で、間抜けとしか言い様がない。
この『ゲーム』では、『攻撃者』の側に回った時点で、後の生存率が劇的に低下する。
『防衛としての反撃』が正当化されるからだ。
そしてその反撃にも、さらに反撃……と続き、無意味な潰し合いが始まってしまう。
最終的に、両者が確実に損をする結果となる。
見ず知らずの人々が集められたこの環境では、突発的、感情的な行動は自殺行為でしかない。

だから暫くの間、私は殺し合いを止めようとする側に立ち、事態を静観する。
人数がある程度削られ、荒木を倒す為に参加者が一カ所に集結した瞬間。
その時こそが、私が勝ち残る最大で最後のチャンスだ。

……実は、私はアヴドゥルに一つだけ嘘を付いている。
『私の恐竜化能力は人間には使えない』という、嘘を。

それには二つの理由がある。
一つは、私が参加者に対し無力である事を示し、危険な存在だと見られないようにする為。
そしてもう一つ、これが重要なのだが――『最後の手段』を隠す為だ。

我が『スケアリーモンスターズ』は、生物を恐竜に変貌させ支配する能力。
勿論、その対象には人間も含まれる。
今、ポケット内のメスにスタンドエネルギーを込め、隣に座るアヴドゥルを切れば、
彼は私の操り人形になる。それは確かな事実だ。
しかし、今の時点でアヴドゥルに能力を行使するのは好ましくない。
何故なら、私は自らの能力の弱点も把握しているからだ。
966恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:30 ID:6yibDjqM


そう……『超ニガテ』な能力効果の持続力だ。
発動から半日程度で『恐竜化』は解除され、次の発動までには暫しの休息が必要となる。
半日の内に、この街中に散らばった参加者全てを支配下に置く自信はない。

その上、このフィールドに散らばった八十人もの人々の内に
どのようなスタンド使いが紛れているかも分からない。
『恐竜化』が効かない奴がいる可能性も考えられる。
用心には用心を重ねる必要があるのだ。

飽くまでも、『人間の恐竜化』は最後の手段。
私が『攻撃者』である事がバレるのは、ゲーム終盤の『詰み』一回のみが理想的だ。
それまでは、『非力なスタンド使い』としてアヴドゥル達――『反荒木派』に協力し続ける。

私は、絶対に生き残る。
野蛮な力では無く、ヒトの知でもって。
この生態系の頂点に、上り詰めてみせる。


967恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:31 ID:6yibDjqM
【市街地(B-7)(トラック内部)/一日目/深夜】
【スケアリー・マジシャンズ】

【フェルディナンド】
[スタンド]:『スケアリーモンスターズ』
[時間軸]:ロッキー山脈への移動途中(本編登場前)
[状態]:健康
[装備]:メス(ジャック・ザ・リパーの物)
[道具]:支給品一式
[思考・状況]:
基本行動方針:対荒木チームとして活動を続け、最終的に全員をスタンドで操り殺害、優勝する
1.しばらくはアヴドゥルに味方し続ける
2.可能な限り『人間を恐竜化できる』事は隠し通す
3.荒木への恐怖

※フェルディナンドは、
『ジョセフ・ジョースター、モハメド・アヴドゥル、花京院典明、J・P・ポルナレフ、イギー、空条承太郎』
 の姿と能力を知りました(全て3部時点の情報)。
968恐竜博士と、占術士 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:32 ID:6yibDjqM
【モハメド・アヴドゥル】
[スタンド]:『魔術師の赤』
[時間軸]:DIO館突入直前
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式
[思考・状況]:
基本行動方針:打倒荒木!
1.共に荒木と闘う仲間を集める
2.ゲームに乗る参加者は再起不能にする
3.まず【B-7】周囲を探索

※アヴドゥルは、フェルディナンドの能力の対象を『人間以外の動物』だと思っています。


[補足]二人が乗っている車は、大型トラック(3部運命の車輪編)です。
残り燃料はマップを半周する程度です。
969 ◆zQyD4guRRA :08/05/31 01:33 ID:6yibDjqM
投下完了です。
フェルディナンドの『恐竜化』の具体的な手段は原作に描写されていないのですが、
このSSでは直接攻撃(スタンドエネルギーの感染)という解釈を取っています。
また、彼は大統領の部下(リンゴォ等)を知らない設定にしています。
スケアリーモンスターズのゲーム内の能力制限に関しては、以降の書き手さんにお任せします。
970Classical名無しさん:08/05/31 01:35 ID:mdVgRWnU
おお、ステルスktkr!
炎の探知機とステルスマーダーのコンボは凶暴だなあw
しかしマーダー山盛りなのがジョジョロワ2nd。
彼らは無事に反主催仲間を集められるんだろうか……
971Classical名無しさん:08/05/31 01:38 ID:PrpZRa7U
投下乙
なんという真っ当ステルス、こいつは脅威かもしれんな
972Classical名無しさん:08/05/31 01:39 ID:8hX2W0xE
そろそろ次スレ立てた方が良くね?
973Classical名無しさん:08/05/31 01:47 ID:GNL5gZB.
乙です〜
しかし、ウルムド・アブドゥルの名は忘れられてるのかwww
974Classical名無しさん:08/05/31 02:01 ID:mdVgRWnU
即リタイアしてたし記憶に残らなかったんだろw
あれだけ早くリタイアしてたら曙的な意味で名前覚えてる奴がいてもおかしくはないだろうけどw
975Classical名無しさん:08/05/31 03:51 ID:8kEZ.1oU
新スレ立ててきた。
ttp://sports2.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1212171472/
といってもあと一本くらいならこっちでもSS落とせそうだし埋めはまだかな?
976Classical名無しさん:08/05/31 09:57 ID:av7hdmAU
予約ってこっちでやったほうがwktkもしやすいし予約状況も調べやすいんだが・・・
977Classical名無しさん:08/05/31 12:29 ID:bFzbskC2
誰がどのキャラ予約してるのかすぐ確認できるのは予約スレかなー
978Classical名無しさん:08/05/31 17:20 ID:W2dkO.Ko
自分はしたらばのが、すきだなー
979 ◆BRxsUzTn5A :08/05/31 18:40 ID:PrpZRa7U
したらばでもしたけどこっちでも予約報告
アナスイ、マウンテンティムの2人を予約する
980 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:28 ID:GNL5gZB.
ミューミュー、スカーレット投下します
981Classical名無しさん:08/05/31 19:30 ID:xIVZ.sq.
982 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:32 ID:GNL5gZB.
「よし…ここ以外に入口はないようね。」


ミュッチャー・ミューラーは扉を閉め、地下室へと続く長い階段を降りた。
扉にはすでに「ジェイル・ハウス・ロック」を仕掛けてある。
何者かがここに入ろうとすればスタンドを通して感知できるし、確実に能力に囚われる。
しかし、私のスタンドは敵を攻撃することはできない。もしも侵入者がこの「ゲーム」にのっていたら…
思わず身震いする。
…とにかく、私一人では無理だ。誰か信頼できる『仲間』が欲しい。
そう、『仲間』が…

「あ〜ら、お帰りなさい。ねぇ、見て見て!私のデイパック、きれいな宝石が入ってたわッ!キャー!」
「……」

ミューミューは、無意識のうちにグッと拳を握っていた。


     ☆     ★     ☆


この女とは、建物の前でさっき偶然出会ったばかり。
ひどく怯えたその様子から、私に危害を加えることはないと判断したのだが…
宝石のついたペンダントを見て眼の色を輝かせている。現金な女だ…

「…え〜と、スカーレットさんっていったかしら?とりあえず情報を交換しましょう。
私はミュッチャー・ミューラー。グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の看守よ。」
「あら、ごめんなさい。あなた、可愛いらしい名前ね…私はスカーレット・ヴァレンタイン。
ご存知かしら?夫はファニー・ヴァレンタインと言えば分かるかしらね。大統領の」
983Classical名無しさん:08/05/31 19:32 ID:dGyp/zG6
支援しちゃうッ!
984 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:33 ID:GNL5gZB.
ちょっと待て!
思わず、聞き返した。

「誰ですって?」
「ファニー・ヴァレンタイン。第23代大統領の」

こいつ…何を言ってるんだ。
職業柄、イカれた奴なら大勢見てきたつもりだ。しかし、大統領夫人ねぇ…
それも第23代って、100年は前の人間じゃないか。もう少し現実実のある妄想をしてほしいものだ。
こういう奴は相手にしないのが正解なのだが、そうもいかない。ここは信じたフリをしておくか。

「え、えぇ、もちろんよ。スカーレットさん。それより、他の物は入ってなかったの?」

こうなったら自分の身は自分で守るしかない。何か武器があればいいのだが…
自分のデイパックを手に取る。かなりの重量がある。
期待して開けてみると、中からは武器…ではなく、分厚い本が出てきた。

「…なぁに、それ?」
「辞書……かしらね」

それから2人でデイパックの中身を調べたが、やはり武器になりそうな物はなかった。
共通して入っていたのはパン、水、電灯、コンパス、紙切れ…

だんだん苛立ちを感じてきた。こんな物で、どうやって殺し合いをしろっていうんだ!
そのうち忌々しい記憶が蘇ってくる。あたしは空条徐倫を追って、壁の隙間の部屋に入った。
そこで思わぬ反撃を受け、いったん体勢を立て直そうと部屋から出て…

覚えているのはそこまでだった。あとは気がついたら、この「ゲーム」に参加するはめになっていた。


「ねぇ、聞いてる?ミューミュー」
985Classical名無しさん:08/05/31 19:35 ID:kOQtHPSA
支援
986 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:36 ID:GNL5gZB.
スカーレットから声をかけられ、あたしははっと我に帰った。
「あ、ごめんなさい。何かしら?」
「だからね、私ここに行きたいんだけど」

そういって、地図の右上を指さす。そのには『政府公邸』の文字があった。
「ここに行けば、だれか護衛の人がいるかもしれないでしょう?
 きっとブラックモアやマイク・Oが私のこと探しているだろうし…」

…またその話か。
そうね、行けるといいわね、と適当にあしらいつつ残った支給品の紙を広げる。
そこには「参加者名簿」の文字と、数十人分の人名が書かれていた。
下の方には自分の名前、さらにその下には「スカーレット・ヴァレンタイン」の名前が…
え?

「ねぇ、あなたさっき『自分のこと探している人がいる』っていったわよね?名前、なんていったかしら?」
スカーレットはキョトンとしている。
「ブラックモアと、マイク・Oって…」
…たしかに載っている。「マイク・O」に「ブラックモア」。
それまでただの妄想だと思っていたのだが、実在するとは。
何者だ?こいつ…

     ☆     ★     ☆

私の名前の近くにも、何人か知った名前があった。
空条徐倫、エルメェス、グェス。いずれも女囚だからよく知っている。
それにエンポリオ…あの部屋にいたガキか。それから…

ふと、不信感を抱いた。
ケンゾー?それに、ヴィヴィアーノ・ウエストウッド?
987 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:38 ID:GNL5gZB.
彼らは数日前、特別懲罰房で謎の死を遂げたはず。なぜ、ここに名前が?

そのとき、ある考えが頭をよぎった。


もしかしたら、あのとき既に「殺し合い」は始まっていたのでは?
あわてて地図を開く。…あった。
真ん中あたり、「繁華街」の下。

「特別懲罰房」の文字。

やっぱりだ。となれば、あそこで起こっていたのは殺し合いのゲーム。
おそらく、開催に先立ち予行のようなことを行っていたのではないか?
そしてその目論見が成功したので、大規模な開催に踏み切った…


ギリギリと奥歯をかみしめる。自分は気がつかぬうちに、ずっと前から巻き込まれていたのだ。
クソッ!こんなことなら、スタンド能力なんてもらうんじゃなかった。

「スタンド能力者ガ脱獄しようトしたラ、防いで欲シイんダヨ」

それだけのことだったから引き受けたのに、まさかこんなことになるとは…
まてよ?ならば、私にスタンドを与えたのも、ゲームに参加させるため?

そ…そうか!
まだ理解できないことばかりだが、これだけは間違いない。
あのアラキとかいう男、あいつこそが「ホワイトスネイク」の正体か!
988Classical名無しさん:08/05/31 19:42 ID:8kEZ.1oU
リゾット二号の誕生である、支援。
989 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:43 ID:GNL5gZB.

     ☆     ★     ☆

これからどうする?

アラキは「これからゲームを開始する」といった。しかし、実際にはすでにゲームは始まっていたのだ。
となれば、奴が必ずしも本当のことを言っているとは限らない。優勝したら助けてくれるなんて、大嘘かもしれない。
このゲームには参加しない方が得策だろう。身の安全が最優先だ。
最も、戦いたくても戦力が無いので戦えないのだが…

「ねぇ、ミューミュー…私たちどうなるのかしら……?」

ふと見ると、スカーレットが肩を震わせている。泣いている…?
「私、ただルーシーと遊んでいただけだったのよ。それで、眠くなってしまって…
それで、目が覚めたら…なんなの?これ…分からないわ…恐い、とても恐いの…」
「……」

この様子、彼女は本当に身を守る術を持っていないのだろう。そんな人間まで殺し合いに参加させるなんて…
私の心の中には、確かに一つの感情が芽生えていた。

アラキへの怒り。
アラキを倒し、私は生き残ってみせるッ!

そのためにも、仲間は多い方がいい。たとえイカれていても、協力しなくては。
「泣かないで、スカーレットさん。とにかく今は…」
「あーん!スカーレット『さん』だなんて!
 私のことはスカーレットって呼び捨てにして、なじるように!」
「……」


(駄目だこいつ…早く何とかしないと…)
990 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:44 ID:GNL5gZB.
【ナチス研究所地下(F-2)/1日目/深夜】

【ミュッチャー・ミューラー】
[スタンド]:『ジェイル・ハウス・ロック』
[時間軸]:幽霊の部屋から出た直後
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、フーゴの辞書(重量4kg)、不明支給品0〜2(本人は確認済み、武器ではない)
[思考・状況]
1:ゲームには極力乗らない。身の安全を最優先。
2:他のスタンド使いを仲間にして、アラキを倒したい。
3:こいつ(スカーレット)はイカれてるけど、仲間がいないよりましか…
[備考]
※ジェイル・ハウス・ロックを研究所入口の扉に仕掛けています。
※荒木のスタンドを「ホワイトスネイク」だと思っています。



【スカーレット・ヴァレンタイン】
[スタンド]:なし
[時間軸]:ルーシーに眠らされた後
[状態]:健康、動揺している
[装備]:スーパーエイジャ(首飾りとして)
[道具]:基本支給品、不明支給品0〜2(本人は確認済み、武器ではない)
[思考・状況]
1:何が何だかわからない…
2:政府公邸に行けば、誰か助けてくれるかも?
991Classical名無しさん:08/05/31 19:46 ID:k5PguFeU
まさかの対主催ミューミュー!!

非常にGJ!!
992 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:47 ID:GNL5gZB.
以上です。誤字・脱字、ルール違反があれば修正します。
しかし、初めて書いたけどムズい…大統領夫人の性格とかワカンネ

あ、圧迫祭りは後の書き手さんにお任せします(笑)
993 ◆FoU.wbC/ko :08/05/31 19:49 ID:GNL5gZB.
タイトル忘れてた…「S&M」です。
994Classical名無しさん:08/05/31 19:50 ID:PrpZRa7U
投下乙!まさかの対主催ミューミュー!
敵に回るとやっかいだがこちらもマーダー側には脅威か!?
995Classical名無しさん:08/05/31 19:51 ID:kOQtHPSA
投下乙!
スカーレット可愛いよスカーレット!
>(駄目だこいつ…早く何とかしないと…)
ここで声出して笑った
996Classical名無しさん:08/05/31 19:52 ID:8kEZ.1oU
乙です。
主催者=ラスボスと勘違いする奴多いな。
次はなんだ、荒木飛呂彦こそ杜王町を震撼させた殺人鬼?
荒木飛呂彦こそ柱の男の正体?あはは、笑いが止まらないあはは。
997Classical名無しさん:08/05/31 19:53 ID:k5PguFeU
>>996
おい!俺のSSのネタバレすんなww
998Classical名無しさん:08/05/31 19:57 ID:8kEZ.1oU
さて、落ちる前にSS全部wikiに保存しなきゃ。
999Classical名無しさん:08/05/31 20:00 ID:2/yFrqNw
とぅあ
1000Classical名無しさん:08/05/31 20:00 ID:Nmb1sOI.
,   //丿ノヽ   ヽ
( / ノノ_::ノ  ノノ,,  彡
\|ノノ  ::  ___,"r´ヽミ
ミ/ .  ,._//;; ヽ,ノ\ミ
ゝ|、 ,),ヾ;;;  ̄;;;;;; ) ヽ \
  ( ,/,)ヽ;;;ヽ;;;  ,\  )    「フフ……波紋入りの>>1000は、
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